@@ 明 治 大 正 昭 和 擬 古 (其の八)@@
2 :
( ´∀`)さん:03/04/10 16:51 ID:n4Rfld4Z
2
∧∧
(*゚ー゚) この擦れの雛型(テムプレヱト)を二三御紹介致します。
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
台詞
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
台詞
台詞
―――ヽ――――――――――――――
台詞
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そろそろこの( °Д°)殿謹製 冬用雛型も御用意して御座います。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ_____
4 :
(,,゚Д゚):03/04/10 16:53 ID:G/DgXImI
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < いいスレ。
( ) \_____
| | |
(__)_)
5 :
(,,゚Д゚):03/04/10 16:53 ID:G/DgXImI
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < どこそれ。
( ) \_____
| | |
(__)_)
其の七には既に書き込み出來なくなつて居りましたゝめ、
僭越ながら新擦れを立てさせていたゞきました。
過去の慣習といたしまして下げ進行でゆるりと語り合ひませう。
前擦れ最後の方のレスを噺の流れのために、一應引用しておきます。
763 名前:( ´∀`)さん 投稿日:03/04/10 06:53 ID:AV4ypDWD
言文一致体などに関して私見をば書かせていただきますと、
底本に何を選ぶかによって変わって来るものではありますが、
新潮文庫を例に取ると、
言文一致体のものは新仮名遣いに改める、(賢治など)
文語体のものは旧仮名遣いの儘とする、(鴎外など)
文中著しい当て字などが使用されるものについては、一部現代語に改めて表記する(漱石など)
としております。ですから、引用は底本に忠実であれば構わないと思われます。
-― ̄ ̄ ` ―-- _
, ´ ......... . . , ~  ̄" ー _
_/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
, ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
(´__ : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
 ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: :●::::::::::::::::::::::: : : :_>
,_ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
(__  ̄~" __ , --‐一~ ̄ 夜光の珠も暗中に置けば光彩を放つが、
白日の下に曝せば宝石の魅力を失う如く、
陰翳の作用を離れて美はないと思ふ。
谷崎潤一郎
ヨク洗ヒタ馬鈴薯ヲ加圧式鍋ニテ拾分程蒸シ、冷メタラ馬鈴薯ヲ潰ス。
欧羅巴式浅鍋ヲ温メ油ヲ引キ、牛挽肉、玉葱ノ順ニ強火ニテ炒メ塩胡椒ノウエ火カラ落トス。
此ニ潰シタル馬鈴薯ヲクワヘ、砂糖、醤油ヲ少シバカリ入レ、コネル。
適切ナル大キサニ纏メ、小麦粉、溶卵、パン粉ノ順ニ塗シ
良ク熱シタル油ニテ狐色ニナルマデ揚タレバ美味シク戴ケマス。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ ◇ 欧羅巴ヨリ伝ワリシクロッケ祭ナルモノデス
( ゜▽゜)_ /◇◇
/__|]⊃y__|]⊃ ◇ ◇
/`ー==キ| 彡
∠ニ/_つつゝ
>>1殿
∧ ∧
( ゚Д゚) |!
/ y~|⊃ 乙で御座る!
〜(_|⊃)
>>8殿の引用された前擦れ
>>763殿の意見に僭越乍ら一言
こゝは初代擦れより擬古調で語る場故、それに倣ふのが良いかと思はれます。
現代口語を使ふ擦れは數へ切れぬ程存在しますが、文字れす一つにしても全て舊字體でマタアリ語らふ場なんて他に無いぢやないですか。
過去擦れを拜見しても時代・底本に關係なく「擬古調」を用ゐて來ました。
若し口語で語るならば、恐らく當擦れの獨特の雰圍氣・存在意義は損なはれるでせう。
殘念乍ら素晴らしき「つうる」が有るにもかゝはらず、前擦れ後期は現代口語の書込が増えたのが少し殘念と言へば殘念でした。
擬古調とそれに立脚した繪繪物語を樂しむと言ふのが、この擦れの趣旨ではないでせうか。
やはり小生は擬古調で語り合ひたいと思ひます。
何れにせよ、此の良き擦れがマタアリと續くことを願つてをります。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
(・∀・)ニヤニヤ
∧ ∧
___( °Д°)
(_____ノ
UU UU
>>11殿への確認でありますが、
これは、繪繪中の底本からの引用はともかく、
感想や作者の端書きに關しては少なくとも擬古調でといふ理解でよろしいのでせうか。
底本の現代語調も一度は舊假名への變換をすべきと言ふことでありませうか?
擦れのコンセンサスのために一應は明確にしておきませう。
(・∀・)ニヤニヤ
(・∀・)ニヤニヤ
>>13殿
阿梵された特壹擦れも含め、創作文・底本・感想・端書はほゞ全て擬古調でありました。
若し底本をそのまゝの形で引用するとなれば、現代作家の作品を用ゐる場合に現代口語が溢れかへる事となります。
其れはこの擦れの趣旨に合はないと思ひます故、從前通り書込は全て舊假名遣ひの擬古調がよろしいかと小生は思ひます。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧ ∧
___( °Д°) <左様であれば、この点に於きまして広く皆々様方の御意見仰ぎたく存じます。
(_____ノ
UU UU 如何ならむ。
長い文章の場合、擬古文であると
讀むのに疲れてしまひます
私の無學無教養のせゐかもしれませんが
讀み易いのでぜひ/\現代語にてお續け下さい
作品によるとは思ひますが 宮澤賢治の作品は現代文であらうとも
それほど雰圍氣を壞さずに濟むと私は思ひます
>>17殿
小生も全面擬古調に同意です。
現代口語でやりたいのなら他に適當な板がある筈です。(AA長篇)
私も
>>16殿の意見に贊成ですな
これまで脈々と續いて來た擬古調の傳統を、こゝに來て崩すといふのは如何かと
確かに慣れぬ文體であるので讀み疲れ等ありませう
しかし、現代語で書いてしまつたら舊字體から來る面白さや懷かしさ、マタアリ感が失はれてしまふのではないでせうか
長篇讀後の心地よいマタアリ感は現代語では得られぬ物と思ひますぞ
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
21 :
( ´∀`)さん:03/04/11 16:02 ID:2aOOjJTB
貳番局を見囘しても現代語の板ばかりです。
擬古調を使ふ板はこゝだけぢやありませんか。
なにも最後の聖域まで壞す必要はないと思ひます。
私も擬古調使用に贊成です
22 :
( ´∀`)さん:03/04/11 19:10 ID:L5q0fU9n
私も擬古調使用に贊成です。
基本的には
>>21殿と全く同じ考へでござります。
この擦れは、擬古調で進行していくからこそ意味があると思ひます。
何しろ題名からして「明治大正昭和擬古」ですからね。
擬古調でノスタルヂヰに浸りながら、作品を貼つたり
讀み進んでいつたりしていくのはなか/\(゚Д゚)ウマーですよ。
23 :
( ´∀`)さん:03/04/11 19:14 ID:L5q0fU9n
あ、さうでしたさうでした。
ちよつと質問してもよろしいでせうか。
擬古先生に兄弟や甥、姪はゐないのでせうか?
もし機會があれば、是非そのネタで描きたかつたのですが…
>>23殿
ノスタルヂイに浸れる擬古調は本當にいゝですなァ。
この摩訶不思議な感覺は現代語では味はへぬと言ふ物。
時に、小生の記憶では擬古先生の親族は未だ登場してないかと思ひます。
是非とも新しい仲間の逸話を拜見したいものですなァ。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
25 :
( ´∀`)さん:03/04/11 20:01 ID:L5q0fU9n
>>24 やつと小生の理解者が發見できました。嬉しい限りです。
小生、前擦れでノスタルヂヤと名乘り、駄作を貼り續けた穉拙なAA描きです。
こんな小生でよければ、親族ネタを描いてもよいのでせうか?
26 :
( ´∀`)さん:03/04/11 20:34 ID:64ZgKgOl
>>25殿
おほ、あのノスタルヂヤ殿でしたか!
ピツヽアの話、とても(゚д゚)ウマーでしたぞ。
また樂しい繪繪を拜見できるかと思ふと、今から待ち遠しいですなァ。
先生、美味しいピツヽアの調理本を見つ…
――――――――――v――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚;)∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ―――――――――――――
えゝい、茂名男
あんな汚い食ひ物の話はやめぬか!
思ひ出したゞけでも寒氣がする…
27 :
( ´∀`)さん:03/04/11 20:36 ID:wwceE/D0
28 :
ノスタルヂヤ ◆eaXD6pa7bM :03/04/11 20:59 ID:L5q0fU9n
小生のやうな未熟者が尊敬されるなんて…感涙の極みです。
では
>>26殿の期待に沿へるやうがんがりたいと思ひます。
>>ノスタルヂヤ殿
前刷れでは樂しませて頂きました。
何やら新しい繪繪物語を創作中との事。
こちらでもご活躍大いに期待してますぞ。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
賢治の続き愉しみにしてゐます
文學作品の繪繪樂しく讀ませていたゞいてをります。
文庫や全集・選集(作家にもよりますが)に收録されてゐる作品は
現代假名遣ひに改められてゐることが殆どなので、
連載などの初出や、比較的古い發行の全集ですと舊假名遣ひのものもありますぞ。
ぜひ參考になされては如何かと。
――v――――――――――――――
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
作品は五月五日の端午の節句の頃に貼つていきたいと思つてをります。
今囘は時期ネタで行かうと思つてますゆゑ…。
もし氣が向けば、小生の駄作をマタアリとお待ちください召しませ。
33 :
( ´∀`)さん:03/04/12 18:32 ID:dm7es/CL
柏餠片手にノスタルヂヤ殿の作品を鑑賞ですか。
想像したゞけで涎が…
―――ヽ――――――――――――――
お前は柏餠と作品のどつちが目當てなのだ!
(とは言へ、私も激しく涎が…)
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-、,,;;;、;;,、
(・∀・ };;) 柏餠いゝ!!
~~´
35 :
( ´∀`)さん:03/04/13 01:51 ID:AKTEy5Wj
∩ ∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ;゚Д゚) | < 柏餠が口を利くとは、かの箒星の仕業なるか!?
/ y~|⊃ \_____________________
〜(_|⊃)
★かの箒星とはハレー彗星の事であり、1910年(明治43年)5月19日に地球に再接近します。
まうすぐですね。(((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
36 :
( ´∀`)さん:03/04/13 08:21 ID:RpZCcm11
この擦れも疑古調のみで進行が決まったやうですね
―――ヽ――――――――――――――
つまり、低脳はカエレ(・∀・)といふ事じゃ
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>36 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これ、あなたたち!人を煽つてはいけないと
| 何度言つたら分かるのですか!?
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | .| /ノ人ヽ
∧_∧ |―― ∧∧─―〇| (゚ー゚#)
(; ´∀`) | (;゚Д゚) | ~旦y,~)
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l | |,,,,,,||>
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄| | ノゞ
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\ |\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| (
>>36殿、ここに文章を書いて、
| 是非謝罪の意を表しませう!)
\_______________
皆樣、マタアリ下げ進行だといふことをお忘れなく。…
自治厨ぶつてしまつて濟みません。
(・∀・)これからもにやこうを応援してくださいね(・∀・)
∧_∧
( ・∀・) <おーだんごーまーるまるー
( )
(__)_)
(・∀・)これからもにやこうを応援してくださいね(・∀・)
∧_∧
( ・∀・) <おーだんごーまーるまるー
( )
(__)_)
專門化に齒止めがゝゝらぬと
古文漢文板に逝けと言はれてしまふのではなからうか・・・
初期の擬古文を書かうとする諸氏の
試行錯誤が恋しい
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>40 まあ何とかなるでせう。
「こゝはこゝ、よそはよそ」ですぞ。
42 :
( ´∀`)さん:03/04/13 20:56 ID:WXqSE7LI
>>40殿
その樣な事はありませぬぞ。ご心配無き樣。
擦れを全く讀まづに書き込む厨房なる存在が増えた爲に、今一度當擦れの在り方を論議してゐるに過ぎませぬ。
つうるを用ゐれば容易に擬古文が出來上がるのですから、專門化と言ふ事は有り得ますまい。
擦れには擦れのルール・流れがあります。
前出の諸氏が仰つてしたのもさう言ふ事でせう。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
是はしたり、新擦れができてゐましたか。
皆樣これからも宜しくお願ひいたします。
,,,,Å,,,,,
(( ∬+Å+)
(( 888つっ∠ツツハヾフ
*⌒ゝ-((((:,一彡ミ _、,ミ
/ Oシ 彡ミ v 'vミ
ノ , ___ ツツハヾヾ
く (_ _ノ `ヽ `ヽ`>
`ヽ_))) ヽ_)))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>43殿、長旅お疲れ樣であります。
┌─────────────────
│これ/\、
>>43殿に何かお出しゝなさい
└────v────────────────
│甘いカステヰラでも買つて來ませうか
└───v────────────
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚) .||о__
< |=| >━┳(/ .| .||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 今日は投票所に行つてきた。
< ..y >
(....ノっ)
( これは/\44殿結構なものを有難う御座います。
やはり疲れを取るには甘いものが一番ですね。 )
↓注・ジェスチャア
∠ツツハヾフ
彡 _、,_ミ ,,,,Å,,,,,
* /彡v ' vミ (+Å+∬つ))
(/ ツツハヾヾ ,.888888ノ
(_ | | | ) し(((:))))
(((__(((_人_)))_))) Oシ ヾO
□ ←カステイラ→ □
カステヰラは葡萄牙傳來とばかり思つてゐましたぜ
まさか日本獨特のお菓子だつたとは
いやぁ、勉強になるねェ
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧ ナヤ
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
カステラと言へば、先生、前に某時代劇で
「惡の蔓延るかすていら」と言ふ題の物を見ましたよ。
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
ふむ、江戸時代にはどういふ評判だつたのかのう。
なか/\庶民には手も付けられさうになひと思へるが。
50 :
( ´∀`)さん:03/04/14 21:06 ID:8uYa1Osh
∩
/~ミ||
| | ∧ユ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ ∧∧ ∧∧
|_|( ´∀`) < 是れは美味い _(゚Д゚ ,,)__ _(゚Д゚ ,,)_ _(゚Д゚ ,,)_
/\ ̄ ̄,〉ヽ、.\______ \ y/ // \ y/ // \ y/ //
〈__|⊃▓/__ノ 〈っ ==_cノ 〈っ ==_cノ 〈っ ==_cノ
/ | | (_†________) (_†________) (_†________)
 ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ―――――――――――――
太閤樣、其れはカステヰラと申致候。
阿蘭陀商人が長崎に運んで參り候へり。
( ´∀`)<
>>46殿 道化(ピエロ)と獅子(ライオン)可愛いモナー
∧_∧ わるいこは曲馬団に
( ´∀`) つれていってもらうモナ
( )
| | |
(__)_)
53 :
( ´∀`)さん:03/04/16 01:22 ID:yu9IjenK
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 昨日は珍しく靜かで御坐つたなう
< ..y >
(....ノっ)
‖
‖
∧∧ /ヽ
/⌒ヽ)つ|
i三 |ヽ_/
〜三 |
(/~∪
三三
三三
三三
55 :
( ´∀`)さん:03/04/17 03:04 ID:WUPk3Mi6
もうだめぽ
あぼーん
58 :
山崎渉:03/04/17 08:26 ID:YMOmdFS5
(^^)
59 :
山崎渉:03/04/17 09:54 ID:Dwd5NYh9
(^^)
60 :
山崎渉:03/04/17 10:05 ID:Dwd5NYh9
(^^)
61 :
山崎渉:03/04/17 10:15 ID:Dwd5NYh9
(^^)
62 :
山崎渉:03/04/17 11:02 ID:YMOmdFS5
(^^)
63 :
山崎渉:03/04/17 11:31 ID:Dwd5NYh9
(^^)
64 :
山崎渉:03/04/17 11:33 ID:Dwd5NYh9
(^^)
65 :
山崎渉:03/04/17 11:48 ID:Dwd5NYh9
(^^)
66 :
山崎渉:03/04/17 12:12 ID:YMOmdFS5
(^^)
67 :
山崎渉:03/04/17 13:11 ID:YMOmdFS5
(^^)
68 :
山崎渉:03/04/17 13:17 ID:YMOmdFS5
(^^)
69 :
山崎渉:03/04/17 13:37 ID:YMOmdFS5
(^^)
70 :
山崎渉:03/04/17 13:50 ID:Dwd5NYh9
(^^)
71 :
山崎渉:03/04/17 13:57 ID:Dwd5NYh9
(^^)
72 :
山崎渉:03/04/17 14:43 ID:Dwd5NYh9
(^^)
73 :
山崎渉:03/04/17 15:02 ID:OkkVo0Nz
(^^)
宮澤賢治を楽しみにしております。
だうぞ宜しくお願ひします。
>>74 わたくしも・・・。
作者の方、
>>1にある旧仮名使い変換スクリプトでせりふを變換して
続きを書き込んでくださらぬかのう・・・。
原文ならではの味が損なわれますかしら・・・。
少しお気の毒ですなぁ・・・。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 僅か數日でこの有樣とは…
< ..y >
(....ノっ)
82 :
山崎渉:03/04/20 03:33 ID:UR/KzEIX
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 山崎渉イテーヨシ
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
銀河鐵道の夜にまださよならなんて言はないで・・・
作者氏をまだ待つてゐる
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
>>85 先生、此の刷れも何やらキナ臭くなつて參りましたるね。
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
うむ、世は全體主義の風潮が強くなつてきてをる。
嗚呼、嘆かはしや。我ら言論人は何も出來ぬのか。
先生、レェサァの加藤大治郎選手が亡くなつてしまひましたね…
まだ二十六歳の若さですよ
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
うむ・・・事故の直前に娘さんが産まれたばかりだつたさうだな。
何ともやりきれんなぁ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < ほろほろと山吹散るか瀧の音 松尾芭蕉
___( °Д°) \_________________
(_____ノ
UU UU
89 :
( ´∀`)さん:03/04/23 20:59 ID:G16DJdld
._/__/__/__/__/./,,くノ___ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ_
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┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==
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。。。マタリといきませう。。。
( ゚'∀`。)<こんにちは、シボンヌさんです。妻は今でかけています。
91 :
( ´∀`)さん:03/04/23 21:38 ID:G16DJdld
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┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==
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マタリといきませう。。。
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 なるべくsage進行で願います
< ..y >
(....ノっ)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 迷って来たまんまの猫で居る
___( °Д°) \_________________
(_____ノ
UU UU
昨日晴れたと思ふと今日は雨が降つたり忙しい天氣だな。
――――――――――v――――---------------------
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∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
えゝ。いつも春はこんなものなんですが
黄金週間の休み位には晴れてもらひたいですね
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 象を見せても猫といひ
___( °Д°) \_________________
(_____ノ
UU UU
>>95 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 鳥を見せても猫だつた
___( °Д°) \_________________
(_____ノ
UU UU
「また来ん春……」 中原中也
道下正樹「うぅぅ便所便所」
今、便所を求めて全力疾走したる餘は豫備校に通ふ、極一般的なる男の子
強ひて違ふ所を擧ぐるとすれば、男に興味があるつて事かナあぁぁ
名前は道下正樹
そんな譯で、歸り道にある公園の便所に遣つて來たるのだ
ふと見ると、ベンチに一人の若い男が座つてゐた
ウホツ!いゝ男・・・
さう思ひたると突然男は、餘の見てゐる目の前でツナギのホックを外し始めたのだ・・・!
ベンチの男「やらないか?」
さういへば此の公園は發展場の便所がある事で有名な所だつた
イヽ男に弱い餘は誘はるゝまゝホイ/\と便所について行つちやつたのだ
彼れ?一寸惡つぽい自動車整備工で阿部高和と名乘つた
衆道もやりなれてゐるらしく便所に入るなり餘は素裸に剥かれてしまつた
「よかりしものかホイ/\つゐてきて」
「俺は異性愛者だつて構はずして食つちまう人間なんだぜ」
「斯くなる事初めてなれどもいゝんです・・・」
「餘・・・阿部殿みたいな人好きですから・・・」
「嬉しき事言ふて呉るゝぢやないの」
「其れぢやあトコトン悦ばせてやるからな」
言葉通りに彼れは素晴らしき熟練工だつた
餘はといふと性器に與へらるゝ快感の波に身を震はせて悶えてゐた
然乍ら其時豫期せぬ出來事が・・・
【ブル/\ツ】
「うつ・・・!」
「で 出さう・・・」
「ん?もうかい?以外に速いんだな」
「ち、違ふ・・・餘はさつきから小便がし度くありしんです」
「公園に來たのも其の爲で・・・」
「さうか・・・」
「いゝ事思何時ゐた」
「お前俺の尻の中で小便しろ」
「えゝつ!?」
「お尻の中へですかァ?」
「男は度胸!何でも試してみるのさ」
「きつと良い氣持ちだぜ」
「ほら遠慮せぬ樣入れてみろよ」
彼れはさういふと素肌にまとつたツナギを脱ぎ捨て逞しき尻を餘の前につきだしたる
自分の肛門の中に小便をせしむるなんてなんて人ならん・・・
然乍ら彼れの堅くひきしまつた尻を見てゐるうちにそんな變態じみた事を爲してみたい慾望が・・・・・
「其れぢや・・・やります・・・」
【クン・・・】
【ズ!】
【ズヽ!】
【ニユグ!】
「は・・・入りましたる・・・」
「あゝ・・・つぎは小便だ」
「其れぢや出します・・・」
【シヤアー】
【チユチユー】
「いゝぞ」
「腹の中にどん/\入りてくるのが分かるよ」
「しつかり尻の穴を閉めとかなひとな」
【チユウ】
「くうつ!氣持ち良い・・・!」
此の初めての體驗は自慰では知る事のなかりし絶頂感を餘に齎したる
あまりにも激しき快感に小便を出し切ると動じに餘の陰莖が肛門の尿の海の中であつけなく果てゝ了へり。
「あゝーつ!!」
【ドピユツ】
【チヤツ】
「シヤアツ】
「此の分だと相當我慢してたみたいだな」
「腹ン中がパンパンだぜ」
【はつはつ】
「どうし度い」
「あんまり氣持ち良くて・・・」
【はあ・・・】
「斯くなる事したるの初めてだから・・・」
「ならんな 俺も初めてだよ」
「處で俺の金玉を見てくれ」
「こ何時をどう思ふ?」
「至極・・・大なるです・・・」
「でかいのはいゝからさ」
「此のまゝぢや收まりがつかないのだよな」
【ヒヨイ!】
「あつ・・・」
【ドウツ】
「こんどは俺の番だろ?」
102 :
ウホツ!いゝ男:03/04/29 19:18 ID:B25/+v/7
「あゝつ!!」
「いゝぞ・・・」
「よく締まちて吸ひ付いてきやがる・・・!」
「出・・・出る・・・」
「なんだァ?今出したる計りなのに又出すつてのか?精力絶倫なんだな」
「ちつ 違ふ・・・!!」
「なにイ?こんどはウンコォ?」
「お前俺をバキュームカーとまちがへてんぢやねえのか?」
「しゐましゑえン!」
「せうがねえなぁ いゝよ、いゝよ俺が栓しとゐてやるから此のまゝ出しちまへ」
「クソ塗れでやりまくるのもいゝやもしれぬしな!」
「えーつ!?」
と 斯くなるわけで餘の初めての發展場體驗は糞味噌な結果に終はりたるが故にしたる・・・
あゝ衆道の世界へ走り、公衆の場で風紀を亂すものがゐる。
>>103 否、アスキィアァトで描かれてゐたら其れは其れで神かと(笑
何でも昔の男子校には硬派と軟派と言ふものがあつて
硬派は美少年を主に戀愛對象とするものだつたとか。
―――ヽ――――――――――――――---------
・・・餘はその樣な惡癖には無關係だつたからな。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚;,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これは久々の大作でしたな。(笑)
>>104殿の仰る通り、繪繪まで付いてゐればまさに(略
___
\●/ ))
(・∀・)ノ アッパレ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ひ、平岡くん怖いモナ
∧_∧ ∠___________
(;´Д`)
( ( つ ⊂ ))
〉 〉く く
( (__)(_.)) ...ガクガク
>>107殿「平岡君」とは文豪三島由紀夫のことであらうか。
三島由紀夫も男が好きだつたのは有名なことでしたな。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
大正時代はマァ衆道の文化も華やかしき頃
でも在りますからな。
この発想は実に良しと思ふ。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
110 :
( ´∀`)さん:03/04/30 23:17 ID:Q+AtMP3c
>>97-102の話は壹體何だモナ。
―――y――――――――――――――――――
何でも貳番局で流行つてゐる『糞味噌性技術』といふ
男色趣味漫畫の話ださうぢや。
今流行りの「ウホツ!いゝ男」「やらないか」も
この漫畫が起源ださうぢや。
戰前日本の男色趣味の男子は
かういふモノを見て(; ´Д`)ハァハァしたのであらうか。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚;,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
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|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄
先生、今日も大阪タイガァスは逆轉勝ちですよ
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
うむ、今年は絶對優勝だなあ
∧,,∧ 日本は古来より衆道には寛容な国柄ぢゃからな。
ミ,,゚Д゚彡 古くは日本書紀にも衆道に関する記述があるさうぢゃ。
< ..y >
(....ノっ)
>>111 ∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡 この時期までは、毎年同じ事を云ってゐる気がするなあ。
< ..y >
(....ノっ)
♪ ♪
♪ ∧,,∧ ♪ ♪ ∩ ∧,,∧ ♪
ミ 彡⊃ 六甲おろしに颯爽と. ヾミ ゚Д゚彡 輝く我が名ぞ大阪タイガース
ヽ⊂ΞΞミ 蒼天翔ける日輪の ヾミ⊂ ヾ オウ/\オウ/\大阪タイガース
⊂,,,ΞΞミ 青春の霸氣麗しく. O-、彡)〜 フレ/\フレ/\
し″ ♪ U ♪
115 :
( ´∀`)さん:03/05/01 23:14 ID:kwiecmku
♪ ♪
♪ ∧,,∧ ♪ ♪ ∩ ∧,,∧ ♪
ミ 彡⊃ 鬪志溌剌起つや今 ヾミ ゚Д゚彡 無敵の我等ぞ大阪タイガース
ヽ⊂ΞΞミ 熱血既に敵を衝く ヾミ⊂ ヾ オウ/\オウ/\大阪タイガース
⊂,,,ΞΞミ 獸王の意氣高らかに O-、彡)〜 フレ/\フレ/\
し″ ♪ U ♪
先生、蹴球ヲリムピック代表が見事ミャンマァ國に勝ちましたね 。
ところで、日本代表のエムブレムの鳥は何なのでせうか
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
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|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
日本代表のユニホームの胸に描かれたるエムブレム、3本足の「八咫烏
(やたがらす)」のデザインは、臼杵市出身の彫刻家、日名子實三(1893
〜1945年)が手がけたのだ。
八咫烏は、太陽の中にゐると言はるゝ傳説の鳥で、神武天皇東征の時、
險路を先導したるものとの神話も殘る。日本サッカー協會は、太陽のやうに
輝く未來が導かるゝ事を願つて、戰前から八咫烏を旗章とし、W杯のマスコット
「カラッペ&カラヽ」にも使つてをる。
ビルマつて漢字でなんて書くんでしたつけ?
>>117 ∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ 「緬甸」と書くさうだ
黄金週間中にノスタルヂヤ殿はいらつしやいませんでしたな・゚・(ノД`)・゚・
↑
ドコイッタ!? ∧∧ ∧∧
Σ(゚Д゚≡ ゚Д゚)
く y >
ノノノリl
U U
アレ? ∧∧
Σ(゚,, )
く >
ノノリl|)
U U
124 :
( ´∀`)さん:03/05/07 20:51 ID:qP9Th43k
ふうん・・・
私の母校では軍隊行進曲が校歌でしたよ。
(歌詞は違ひますがね)
未だに蠻カラがゐますよ。
∧∧
(*゚ー゚)
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
| |
|亞ヽフ < ところで、例の擬古調某重大事件から
|゚ー゚)|! .| 職人樣方の作品がまつたく無いのは氣のせゐですか?
|ーi) \________________________
|"」
|/~
>>125 ∧ ∧
( ゚Д゚)∧ 母校が岩手縣立盛岡高等學校だといふのが直ぐに分かるな
∩ヽ/||⌒!つ 羨ましい限りだ
小生の母校は「世界にきおう列強と ならびて進む帝國の〜」
で始まる軍歌調で勇ましい校歌だつたなァ
___
ヽ=@=/
( ・∀・)
( つ
| | |
(__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < なんにもない机の引き出しをあけて見る 尾崎放哉
___( °Д°) \_________________
(_____ノ
UU UU
1/28
┌─────────────―─‐
│貴方、今日は端午の節句ですはね。
|あ、さうだ。
|そろ/\通之助さんのところへ
|行く時間ぢやないですか?
└──v─────────────
/ノ人ヽ ┃
(*゚ー゚) .。 ∧ ∧ ┃
(/っy ) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
[||,,,,,,| ┌──┐ < y > ┃###
| ノゞ (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────ヘ───―───────
│お、さうだつたな。そろ/\出發するとするか。
└────────────────────
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
通之助(つうのすけ)とは、我輩の實の弟の名前だ。
こゝ東京の地で、大工として働いてゐる。
5年程前に大阪出身の濃子(のうこ)さんと結婚し、
今では妻と男女の雙子と4人で、こゝ近邊で暮らしてゐる。
大工と書生では仕事柄あまり會ふ機會は無いので、
今囘は數ヶ月ぶりの訪問になる。
餘談だが、通之助の家の雙子は本當によく似てゐる。
性別は違ふのに、よく見てみないと見分けが付かないほどだ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2/28
\ | /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< かざぐるまかざぐるま!
\_/ \_________
/ │ \
‖ ┌────────────
‖《.├───────────<
‖ └────────────
‖ ____________
‖ /::::::::::::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::):/
‖≪>● )::::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)<
‖ └、:::::::::::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)::)\
‖  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
‖ ┌─────────────,
‖≪ 〕◎ );;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;< ̄
┌───────────────── .‖ └ヽ___________\
│貴方、まう鯉のぼりが上がつてゐますねエ。 ‖  ̄
└────y───────────── ‖
┌────────────────── .‖
│ お、本當だ。もう五月だもんな。 ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
│我輩も子供だつた頃が懷かしく思へるよ。 ││││││││││││││││
└─y──────────────── ││││││││││││││││
∧∧ /ノ人ヽ ││││││││││││││ |││││││││
(,, ゚Д゚) (*゚ー゚) │││││││││││││││││││││││
< y > ( y ) ││││││││.│││││││││││││││
川川|| .|,,,,,,||] .││││││││ │││││││││││││││
U~U U~U ││││││││ │││││││││││││││
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| もうそろ/\だな。通之助の家は。
\
 ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ /ノ人ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚,,) (゚ー゚*) < 雙子は二人とも元氣かしら。
< y > ( y ) \_____________
川川|| .|,,,,,,||]
0~U 0~U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
4/28
\_WWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ をぢさーん!をばさーん! ≪
≫ ≪
/MMMMMM| /MMM| /MMMM、\
|/ |/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お!通太郎とツウ子ぢやないか!
\
Σ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ /ノ人ヽそ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧ ∧ (゚Д゚,,) (゚ー゚*) < マア!ちよつと見ないうちに
(..( *゚∀) (..(*゚∀) < y > ( y ) | 大きくなつて…
ピヨン ピヨン c_,っ.)っ c_,っ.)っ 川川|| .|,,,,,,||] \____________
⌒Y⌒ ⌒Y⌒ 0~U 0~U ウワサヲスレバ ナントヤラ…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| をうをう、擬古兄貴ぢやねえか!久しぶりだな!
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| こらこら、通太郎もツウ子も落ち着きなさい。
| こんにちは〜。いつもうちの亭主が / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お世話になつてをります。 | いえ/\、こちらこそ…。
| さあさあ、どうぞ上がつてくださいな。 |ぢやあ、お言葉に甘えて上がらせていたゞきますか。
\ \
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧ ∧ ∧ /ノ人ヽ
(*゚A゚) (*゚∀゚) (゚Д゚,,) (゚ー゚*)
( y ) <,⊃Yつ∧∧ ∧ ∧ ハァハァ… < y > ( y )
[||,,,,,,,,0 川川 (*゚∀゚) (,*゚∀) =3 川川|| .|,,,,,,||]
し'´ (/~U〜(,__) 〜(,__) U~U U~U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑ ↑
ツウ子 通太郎
6/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| せつかくいらしたんですから、ごゆるりと寛いでくださいね。
| あとでカシワモオチも出しますからねエ。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お、濃子、氣が利くな。
∧ ∧ ∬∬  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /ノ人ヽ
( *゚A゚ 旦旦 ∧ ∧ .∧∧ (゚ー゚*)
(っyっ ̄ ̄ ̄ (゚∀゚*) (゚Д゚,,) ∧∧ .( y ) ∧∧
[||,,,,,,,,,| < Y > ━┳━━━━━┳━ < y > (*゚∀゚) [|,,,,,,,,,,| (,*゚∀) アヒヤヒヤ
U~U ( /つ) .┃ .┃ (⊂/)) 〜(,__) U~U 〜(,__) ヨンデー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
| をばさん、『赤い鳥』讀んで!
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|\
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| ハイ/\。ぢやあ皆さん、
| 向かうで子供逹と遊んでゐますから…
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明 治 大 正 昭 和 豆 智 識 (壱) : 「赤い鳥」
大正七年に、作家鈴木三重吉の手で創刊された兒童文藝雜誌。
前期は大正七年七月〜昭和四年三月まで、
後期は昭和六年一月〜昭和十一年十月まで發行された。
主となる童話は三重吉が、童謠は北原白秋が擔當し、西條八十、三木露風も加はる。
また、子供逹から募集した綴り方、自由詩、自由画(山本鼎指導)を取り入れ、
從來の形式的なものを打破し、子どもの自由な發想をそのまゝ表現する
新しい傾向に變はり、現代の兒童文化の源流となつた。
參考ペエジ
ttp://akaitorisuzu.tripod.co.jp/index.html ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
7/28
┌────────────────────
│しかし通之助、最近仕事の方はどうなんだよ。
│大工といふものはなか/\不安定な職業だらう?
└────────y───────────┘ \
∧ ∧ ∬ ∬ .∧∧ ♪ ウタヲ ワスレタ カナリヤハ
(*゚∀゚) 旦 旦 (゚Д゚,,) ウシロノ ヤマニ ステマシヨカ
< Y > ━┳━━━━━┳━ < y > イエ/\ ソレハ ナリマセヌ ♪
.( /つ) .┃ .┃ (⊂/)) /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ※@
┌──∧────────────────────────
│そんな事言つたら兄貴の方がよほど不安定ぢやねエか。
│書生なら萬人受けする小説が書けないと食つていけないんだらう?
│
|大工の方は順調だい。今なら(・∀・)イヽ!!仕事も入つてるからな。
│漏れの腕を見くびられちや困るねエ! アーツヒヤヒヤヒヤヒヤ!!
└───────────────────────────
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※@ → 明 治 大 正 昭 和 豆 智 識 (弐) : 「かなりや」
『赤い鳥』大正八年五月號に掲載された、西條八十作詞、成田爲三作曲の童謠。
この曲がその後の童謠ブームのさきがけとなる。
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8/28
┌────────────────────
て . │相變はらず濃子さんは「アレ」かい。
∧.そ └────────y───────────┘ \
A゚) ∧ ∧ ∬ ∬ .∧∧ ♪ ウタヲ ワスレタ カナリヤハ
y ) (;゚∀゚) 旦 旦 (゚Д゚;) セドノ コヤブニ イケマシヨカ
,,,,| < Y > ━┳━━━━━┳━ < y > イエ/\ ソレハ ナリマセヌ ♪
U .( /つ) .┃ .┃ (⊂/)) /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──∧─────────────────────────────────
│おうよ。この間も「新しい仕事が入つたぞ。」つて言つたら、
│「キャア!お前さん、すごいわ〜」つて抱きつゐてきて、漏れ、とうたふ失神しちまつたよ。
|まさかあそこまで「アレ」とは、結婚するまで氣付かなかつたぜ。
└─────────────────────────────────────
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| でも善いではないか。
| やんちやな雙子を揃つて元氣に育てられるのは、
| 濃子さんくらゐではないか?
\_____________________
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 當然よオ。
| 濃子は漏れの自慢の細君だぜ。
\_____________
9/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あ、貴方…私の事をそんな風に思つてくだすつてたのね?
| 私みたいな未熟者を、そんな風に思つてくだすつてたのね?
| 『漏れの自慢の細君だ』つて…
| わ、私…今、ものすんごく嬉しいですわ…
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:::∧∧::: コノテンカイハ… \
:::(*TA゚)::: ∧ ∧ ∬ ∬ .∧∧ ♪ ウタヲ ワスレタ カナリヤハ
:::( y )::: (|||゚∀゚) 旦 旦 (゚Д゚;) ヤナギノ ムチデ ブチマシヨカ
:::[|,,,,,,,,|::: < Y > ━┳━━━━━┳━ < y > イエ/\ ソレハ カハイサウ ♪
:::U~U::: .( /つ) .┃ .┃ (⊂/)) /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────∧────────────────────
│の、濃子!!ちよつと待て!落ち着け!!止めろつたら!!!
└────────────────────────────
10/28
\_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ 貴方、こゝが火事にならうとも、 ≪
≫ また彗星が飛んでこやうとも、 ≪
≫ ず〜つと一緒について行きますわ!!≪
/MMMMM| /MMMMMMMMMMMMMMM、\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
|/ ╋¨ ┃┃ | …………………
シュバッ! . ╋ ┓ ┃┃ \ ♪ ウタヲ ワスレタ
ミ .┃ ┻ ・ ・ V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ カナリ……
∧∧∧∧ っ 。バチャ ∧∧
ミ (*TA(゚∀゚;;;)っっ_ [|] つ 旦 (((((((゚Д゚;))))))))))))ガクガクブルブル !!! ナンノオト?
( つ> Y > ━┳━━━━━┳━ < y > タイヘンダ!
),,,,,,,,( /つ) ┃ ┃ (⊂/)))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/|
\_WWWWWW/ |WWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ ギャアアアァアアッアアアッッ!! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMM\
11/28
╋¨ ┃┃
╋ ┓━━━━ ┃┃
┃ ┻ ・ ・
∧∧∧∧ っ 。 ∧∧
(*TA(゚∀。/)っっ_ [|] つ 旦((((((((((゚Д゚||)))))))))))))))))))
( つ> Y > ━┳━━━━━┳━ < y > ガクガクガクガクブルブルブル
),,,,,,,,( /つ) ┃ ┃ (⊂/)))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|
\_WWWWWW/ |WWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ …ア、アヒヤイエ…ィギアァっ!! ゲフッ! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMM\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「アレ」について話し忘れてゐた。
通之助の細君の濃子さんは、相當な怪力の持ち主なのである。
(参考ペエジ:
http://maruheso.tripod.co.jp/aadic/内、「のーちゃん」の項)
結婚するまで、通之助も濃子さんの怪力には全く氣付かなかつたといふ。
うちのかみさんがこんなのではなくて本當によかつた、と今更ながら痛感してしまつた。
そんな事より通之助の奴、……あ!失神してしまつた!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
12/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おまへ!大変だ!
| 通之助が失神してゐる!
\
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
グスン ノ/人ヽマァ!
∧∧ ミ 。 ∧∧ (゚д゚;)
(*;A゚) ミ ガクッ _ [|] つ 旦 (;゚Д゚) ∩ y ) ∧∧ ∧∧ アヒャー…
. ( y ) _ ∩_ ━┳━━━━━┳━ < y > |,,,,,,,,,|] (゚∀゚*) (゚∀゚*)
),,,,,,,,) ⊂| Y⌒ ̄(||。A。)つ .┃ .┃ (⊂/))) U~U (,__)〜(,__)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ V V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| をじさん、氣にしなくていゝよ
\____________
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
| いつもの事だからねエ。アヒヤヒヤ
| では、庭へ遊びに行つてくるね。
\_____________
13/28
では、通之助が復歸せる迄の間、
握り飯ワツシヨイ三人組の頭をのみすげ替へた
柏餠ワツシヨイ三人組が此處を管理しておき候。
體やら顏の向きやらが合つてゐませんが、
何ら問題は御座無候。
其の頃、一方庭の方では、
何やら通太郎とツウ子が話してゐるやうにて候…
柏餠ワツシヨイ!!
\\ 柏餠ワツシヨイ!! //
+ + \\ 柏餠ワツシヨイ!!/+
+
. + 、,,;;;、;;,,‐ -、,,;;;、;;,、 -、,,;;;、;;,、 +
(;;{・∀・)∩ (・∀・∩:) (・∀・};;)
+ (( (つ ノ (つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
14/28
|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| み、皆樣、濟みません…
|| つい力が入りすぎてしまつて…
|\
|  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| :::: ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::( >>)::: (*゚∀゚) < まあ深く氣にするな。 Σ ∧∧ Σノ/人ヽ \WWWWWWWWWWW/
|::( y ):: < Y > | もう慣れちまつたからな。 (,, ゚Д゚) (*゚ー゚) ≫ ≪_
|::::),,,,,,,,):::: ( /つ) \_________ < y |つ ( y ) ≫ ウワアアアン!! >
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 川川| . [|,,,,,,,,,| ≫ ≪ ̄
| U~U U~U /MMMMMMMMMMMM、\
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
______∧___________
/ \
| おほ、通太郎とツウ子が喧嘩してゐるぞ。 |
15/28
‖≪_______________ く
‖ ______________  ̄
‖ |::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
‖≪ )◎ : : : : : : : : : : : : : : |
‖ |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::;;;;\
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
‖ ヒラヒラ
‖
‖
‖
‖
∧ ∧ ‖
(,, ゚Д゚) ウッ ウッ ‖
< つy つ ∧∧ .∧∧ ‖
川川| (゚∀゚#) (∀T*) ‖
U~0 .(__,)〜 (__,)〜‖
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|\
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 通太郎とツウ子!一體どうしたんだ?
\_____________________
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ツウ子がこの鯉のぼりを自分のものだつて言ふんだ。
| 今日は男の子の日なのに。
\_____________________
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 違ふもん! ≪
≫ 惡いのは通太郎だもん!!≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
16/28
‖≪_______________ く
‖ ______________  ̄
‖ |::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
‖≪ )◎ : : : : : : : : : : : : : : |
‖ |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::;;;;\
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .‖
| ださうだが、通之助、一體どうする? . ‖
\ . ‖
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ‖
‖
∧ ∧ ∧ ∧ ‖
(#゚∀゚) (゚Д゚,,) ウッ ウッ ‖
< Y > < y > ∧∧ .∧∧ ‖
川川| 川川 (#T∀) (∀T*) ‖
U~0 U~U .(__,)〜 (__,)〜‖
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|\
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ……………通太郎、ツウ子、おまへら…
\_________________
17/28
======================================================
======================== ∧ ======== ∧=============== \\|///
====================== / λ====== / λ=========== \ /
==================== / λ==== / λ======== \ い /
================== \======== \ ゝ /
================= ○ ○ λ ─ 加 ─
================ ┼┼ | | | ─ 減 ─
================ ││ ├──┤ | / に \
================= ┼┼ │ │ / / し \
================== \_/ / / ろ \
================== \ / / !! \
================/ ̄~~~~~~~\ //~~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ///.|.\\
==============/ \// | ヽ
============/ | // | )
==========/ | / / _____|___ノ
=========く | / / |
==========\ | || |
※ 通之助がつひに雙子に怒り出したるやうにて候。
18/28
‖ |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::;;;;\
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
‖
‖
‖
‖
‖
∧ ∧ ∧ ∧ ‖
((((;;;゚Д゚)))) (# ゚∀゚∩ ウッ ウッ ‖
< y > < Y ノ ∧∧ .∧∧ ‖
川川| 川川 (AT*) (∀T*) .‖
U~0 U~〇 .(__,)〜 (__,)〜‖
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダダツ!!
/|
\_WWWWW/ |WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 擬古兄さんはちよつとよけてろ。 ≪
≫ おい。お前ら。父さんはお前らの喧嘩のために ≪
≫ この鯉のぼりを買つた譯ぢやないんだぞ。 ≪
≫ お前らが揃つて健康に育つ事を祈つて買つたんだ。 ≪
≫ なのにお前らときたら、それも知らずに喧嘩ばかりしをつて。 ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
19/28
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
‖
‖
‖
‖
‖
∧ ∧ ‖ ∧ ∧
(;゚Д゚) ‖ (゚∀゚#)
< y > ∧∧ .∧∧ ‖⊂ Y⊂ >
川川| (*T∀) (*TA) ‖ 川川
U~0 .(__,)〜 (__,)〜‖ U~U
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| さうだ!こんな馬鹿/\しい鯉のぼりがあるから、 |
| 二人が喧嘩することになるんだな! |
|では、この鯉のぼりの柱をへし折つてしまへ!! |
/| /|
\_WW/ |WWWWW/ |WWWWWWW/
≫ い や だ ア !! ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ずばり、これが通之助のやり方なのである。
喧嘩がおきれば、その喧嘩の元である物を壞してしまふのだ。
我輩から言はせてもらへば、たゞ亂暴で野蠻なだけなのだが。
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20/28
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
‖
‖
‖
‖
‖
∧ ∧ ‖ ∧ ∧モウスコシテ オレルカラナ!!
(;゚Д゚) ‖ (゚∀゚#)
< y > ∧∧ .∧∧ ‖⊂ Y⊂ >
川川| (*T∀) (*TA) ‖ 川川
U~0 .(__,)〜 (__,)〜‖ U~U
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
通之助は今、雙子の爭ひの元である鯉のぼりを壞さうとしてゐるのだ。
立派でいかにも高級さうな鯉のぼりをだ。
いくら大工の仕事が上手くいつてゐるとはいへ、
こゝまで大きな鯉のぼりを買ふにはものすごい努力が必要だつたらう。
しかし通之助は、その努力の結晶である鯉のぼりを、
雙子のために壞さうとしてゐるのだ。
我輩にはとても眞似のできないことである。
それにしても、早く通之助を止めなくては!
本當に鯉のぼりの柱が折れてしまふ…
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
21/28
┃ ○ ┃ ┃ .‖
┣━ ━ ┃ ┃ ┃ ‖
┃ ヨ ━━ ┃ ___ ∧∧ ‖
┗━ ━┛ ● ● ⊂[___⌒⊃;゚A゚)⊃ .‖
,,,,、 /| ‖
,,,,,,,,,llllllllll゙゙゙゙゙゜ \_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
_,,,,,,,,,lllllllll。゙゙゙゙。 ≫ ≪
∧/∧/ て ≫ そんな勝手なこと ≪
(l|lД ) そ ≫ させるものですか! ≪
< y > /MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
川川| (*゚∀) (*゚A゚) ‖ 川川
U~U 〜(__,) 〜(__,) ‖ U~U
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
/|
\_WWWWWW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ のの、の、濃子!! ≪
≫ 家にゐたんぢやなかつたのか!? ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
の、濃子さん!?一體彼女は何尺跳んできたのだらう!?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
22/28
‖ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
‖
‖
‖
‖
‖ |ヽヽ ┼─┼ |
∧ ∧ ‖ ├─ / |
(;゚Д゚) ∧∧ ∧∧ │ ノ 。
< y > (..(;゚∀゚) (..(;゚A゚) ___ ∧∧
川川| c_,っ.)っ c_,っ.)っ ⊂[___⌒⊃*゚A゚)⊃ っ
U~0 ⌒Y⌒ ⌒Y⌒ ‖ ⊂| Y⌒ ̄(。A。||)つ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~V V っ
_______________∧__________
/ \
| 貴方、この鯉のぼりが一體幾らしたと思つてゐるのですか!? |
| 貴方の仕事がやうやく軌道に乘つてきて、 |
| それで「通太郎とツウ子の健康を願つて」と言つて |
| 二人で高いお金を拂つて買つた鯉のぼりぢやないですか! |
| これを壞すだなんて!幾らなんでも酷すぎです!! |
| もう「鯉のぼりを壞す」等との言ふのははやめて下さい! |
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 分かつた分かつた! ≪
≫ 分かつたから降りろ!苦しい!≪
|\ |\ ≫ ≪
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ /MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
| お父樣!お母樣!
| 喧嘩はやめて!!!!!!
\_______________
23/28
‖
‖ ボコボコ…
‖从へ从へへ从
( ⌒ ⌒ ⌒ )て
Σ (( *゚A゚)) )∧ そ
∧ ∧ (( ⌒ ( ( ) )∀゚*)ζ
(;゚Д゚) ( (⌒ ( ( ゴゴゴゴゴ…) ..┘
⊂ y⊂> Σ( (( ⌒ ⌒ ) ) )ζつ
川川| ポカッ!!( ( *゚∀゚ ⌒ 。A。;;⌒) ) )
U~0 Σ( ( ( ) ))V ))⌒ )ζ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
____∧_________
痛い!離せ!この手は誰のだ!
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 大體、貴方が鯉のぼりを壞すなんて言ふから!
| 取り消すまで、やめませんからね!!
\___________________
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 二人とも喧嘩はやめて!鯉のぼりなんてどうでもいゝから!
/| \_________________________
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ お、おい。お前! ≪
≫ もうそろ/\お暇するぞ!! ≪
≫ いやあ通之助も濃子さんも雙子も元氣ですなナ… ≪
≫ ではな!!おいお前!早く歸るぞ!!! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
24/28
/ノ人ヽ ∧ ∧
(*゚ー゚) (;゚Д゚)
( y ) < y >
[||,,,,,,| 川川||
U~U U~0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| もう歸つてしまふんですか?まだちやうどお晝になつたばかりなのに。
\______________________________
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あ、當たり前だ!あんな一家總出の喧嘩に卷き込まれちや大變だからな。
| それに、通之助は我輩の弟だ。後日謝つておけば何とかなるだらう。
| その時は馬亜印の柏餠と韮茶でも持つていけば、喜んでくれるだらうよ。
\_______________________________
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| それにしても、濃子さんは相變はらず凄かつたですはね。
| 喧嘩の聲を聞きつけて、縁側から鯉のぼりまで跳んでいつたんですもの。
| それを見たときは本當に驚きましたよ。
\________________________________
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 濃子さんはもともとあゝだからな。
| あれだけ體力があれば、あの家族を支へるのも容易いだらうな。
\____________________________
25/28
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
さ て 、 一 日 經 つ た 次 の 日 …
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
26/28
┌─────────────―─‐
|さて、柏餠と韮茶の包みも持つたし、
|もう準備は整ひましたね。
└──v─────────────
/ノ人ヽ ┃
(*゚ー゚) .。 ∧ ∧ ┃
(/っy ) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
[||,,,,,,| ┌──┐ < y > ┃###
| ノゞ■□ (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────ヘ───―────────────────────
│本當に今日でいゝのか?だつてまだあれから一日しか經つてゐないんだぞ?
│絶對に喧嘩を續けてをるに決まつとる。
│まうしばらく經つてからの方がいゝんぢやないか?
└─────────────────────────────────
┌─ヘ───────────────────
│何をおつしやるのですか。「善は急げ」ですよ。
└─────────────────────
27/28
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( 今日のところは、氣まづい雰圍氣ぢやないかと思ふんだがな…
(
〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
O
∧ ∧ /ノ人ヽ
(゚Д゚,,) (゚ー゚*)
■⊂ > □⊂)
川川|| .|,,,,,,||]
0~U 0~U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
28/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お。馬亞印の柏餠ぢやねえか。俺、大好物なんだよなア。アーヒヤヒヤヒヤヒヤ
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| こらこら、貴方、挨拶よりも先に柏餠だなんて
| はしたないんだからア…ウフフフフ
| イヤア、わざ/\有難う御座います。
| 高級さうな韮茶まで…濟みませんねエ、本當に。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…マウ ナカナホリシテルゾ?
∧∧ ∧∧ ∧ ∧ /ノ人ヽ
(*^A^) (*゚∀゚) (;゚Д゚) (゚ー゚*) ホラ、ワタシノイッタトホリデシャウ?
( y ) <,⊃Yつ∧∧ ∧ ∧ つ■と> □⊂)
[||,,,,,,,,0 川川 (*゚∀゚) (,*^∀) 川川|| .|,,,,,,||]
し'´ (/~U〜(,__) 〜(,__) U~U U~U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あれだけ喧嘩をしてゐたのに、僅か一日でもうこんな状態だ。
やはりこの家族、他とは一寸、否、かなり違ふな…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
おまけ/28
┌───────────────────┐
│ 仲 │
│ │
│ 善 │
│ 美 │
│ き │
│ 武 し │
│ 者 こ │
│ 小 ∧ ∧ ∧∧ き │
│ 路 (*゚A゚) (゚∀゚*) と │
│ ( つy∧∧< Y ∧∧ 哉 │
│ 實 [|,,,,,,(*゚∀゚)川ノl(゚∀゚*) は │
│ 篤 U〜(___) し`J(___)〜 │
└───────────────────┘
(・∀・)良ひ!
160 :
( ´∀`)さん:03/05/11 18:39 ID:Kx9BuHv2
擬古先生の家系圖が氣になり候。
161 :
( ´∀`)さん:03/05/11 19:38 ID:EOhDia6I
擬古次郎さんといふ弟さんがいらつしやつたのでは・・
ノスタルジアさん來ル━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!!
ほのぼのとして良いですね.
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧ ナヤ
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
>>160,
>>162 有難う御座います。
〆切りの一つも守れなかつたこんな糞繪繪描きの作品を譽めてくださるなんて感涙です
>>161 もう弟はいらつしやつたのですか…私が淺はかでした。ごめんなさい
164 :
( ´∀`)さん:03/05/11 21:26 ID:02jnW59Z
ノスタルヂヤさん、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
真に見事な絵絵でしたぞ。
ただ蛇足ながら
「書生」とは「住み込みなどで働きながら學問をする學生」、
茂名男さんのやうな人のことで擬古先生の場合は普通に
「小説家」でよかつたのではありますまいか。
>>165 さうでしたね…以後氣をつけます。
こんな小生に優しく接してくれるなんて…みんな(・∀・)イヽ!!人ばかりですなア
端午の節句に間に合はなかつたことを、心より恥ぢてをります。
あぁ、あそこでフアヰルをうつかりアボオンしてゐなければ…
善哉善哉。楽しゅう御座いました。
ノスタルヂア殿、毎度御疲れ様でございます。
かみ「やつときましたね。おめでたう! この宗教戰爭を かちぬゐたのは きみたちがはじめてゞす
坊主「宗教戰爭?
かみ「わたしが つくつた さうだいな お話の 戰爭です!
神父「どういふことだ?
かみ「わたしは へいわな神道に あき/\してゐました。 そこで佛教を受け入れたのです
神主「なに かんがへてんだ!
かみ「佛教は 神々の世界をみだし おもしろくしてくれました。
だが それもつかのまのこと この教義にも飽きてきました。
巫女「そこで キリスト教‥か?
かみ「さう!そのとうり!! わたしは 第三の宗教が ほしかつたのです!
坊主「なにもかも あんたが かいたすぢがきだつたはけだ
かみ「なか/\ りかいが はやい。 おほくの 佛像が廢佛喜捨により きえていきました。
しすべき うんめいをせをつた ちつぽけな宗教が ひつしにいきぬゐていく すがたは
わたしさへも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを
あたへてくれた きみたちにおれいがしたい! どんなのぞみでもかなへてあげませう
神父「おまへのために こゝまできたんぢやねえ!よくも をれたちを みんなをおもちやにしてくれたな!
かみ「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくつた モノなのです
01「をれたちは モノぢやない!
かみ「かみに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やるつもりですね これも 大正昭和期のサガか‥‥
よろしい しぬまへに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!
>>169 チエンソウで一撃ぢや!
――――――y――――――――――――――
∧ ∧
ミ#゚Д゚ミ┌┐MMMMMM
ミ つ匚廿三∃ #
〜ミ ミ ノ─┘WWWWWW
U ~U
先日、信濃の善光寺で七年に一度行はれると言ふ、
御開帳に行つてきた。
そこで泊つた旅館はモダンな造りであつたな。
福澤諭吉先生も以前宿泊なされたさうだ。
(藤屋のことです)
――――――――――v――――――――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――
左樣ですか。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
――――ゝ―――――――――――――
そこの女將に善光寺の話を伺つたので
丁度良い茂名男にも教へてあげやう。
Μ
/◇\
//[ ]\\
_____/───── \____
ヽ==============================/
\ |= T==T.=== .T==T /
\--+----+---.※---+----+/
_/─────/ 善\─────\_
====================..光====================
\ T T T T T T T T T .寺..T T T T T T T T /
| |┌────────────┐| |
| |│ ● 人 .. ● . .│| |
| |└───── ─────┘| |
↓ 善光寺縁起:あらすじ ↓
1/7
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!. | !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!.. \ | / ...!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!. /⌒\ .!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ー ―(( ◎ ))― ー !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (ヽ∩・∩/) !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! .( ´∀` )
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! / ( つ と ) \ .その昔、印度の月葢長者が
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ( ンつヾ )ヽ 重い病氣にかゝつた一人娘、
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ゚(ω゚ω゚ω゚ω゚ω)゚ 如是姫の命を阿彌陀如來樣に
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヽ.xxxxxxx_ノ .救つていたゞきました。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! |○ ○ ○ ○|
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (~______~)
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ゝ_ノ(_)ゝ_ノ ._____
.(ミ・ミ)
@(()) (´Д`,) <アア・・アリガタヤ
爪゚ー゚) ( 人 >
/::::::::::_ノ⌒⌒⌒`〜、_ ( /つ )
( ̄⊂人:://⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
2/7
. |
.. .\ | /
. /⌒\
ー ―(( ◎ ))― ー 長者はお釋迦樣にお願ひして
(ヽ∩・∩/) <ラヂャ! .龍宮城から頂いた金で、
.( ´∀` ) 一光三尊の如來樣の御像を
./ ( つ と ) \ つくつていたゞきました。
( ンつヾ )ヽ
゚(ω゚ω゚ω゚ω゚ω)゚
ヽ.xxxxxxx_ノ
|○ ○ ○ ○| _____
(~______~) (ミ・ミ)
ゝ_ノ(_)ゝ_ノ (´Д`,) <オナガイシマツ
\\ \\ ( 人 >
// // ( /つ )
\\ \\
ヽ从从从/
。 ※ ※ 。
。 ※ ::: (◎) . :: ※ 。
。 ※ :::: (- -)(´ー`)(- -)::: ※ 。
::: 人 | Å | 人 :::
:::: !!!!!!/,,,,,,,,,ゝ!!!!!! :::
3/7
___________
ヽΞ.||Ξヽ
|Ξ||Ξ.|
~ "" |Ξ||Ξ.|⌒ヽ, ~ ""
~~ "" . .,ノΞ.||Ξノ j| "
. . ..". . ,.... __.、/ || '"' || "" ~~
"" ___.._ヽΞ||Ξヽ |ー^ー-,' . .|| " ~
"" ...... ヽΞ||ΞヽΞ | /| ,,
~" ..|Ξ||Ξ ||Ξ | ,cP i ,,
~~ ' ...| ||Ξ ||Ξノ ,cP /
~"~ '' , (@) ノ, ,cP ,ミ ,,⌒ミ ゙" ~
~" '' .(--)(´`)(--) .,cP ヾ "
~ '' / λ |人| λ ,cP / " ~~
~"'' i゙=======―ィ' ヾ ~ ""
~"'' |"" '' ' --- ー - i / ~,, "
~"'' j、 .,,,,, _i ____ i,ヾミ ゚ ,
゚ 彡⌒〜,, 〜 ,. 〜〜 ミ ~ ~ ,, "
この尊像は後に百濟をへて欽明天皇の御代に我が國へ渡來して
大臣の蘇我稻目がお寺を建てゝお祭りいたしました。
4/7
゙゙〜,,,,,,〜,,,, ゙゙〜,,,,,,〜,,,,ノ ゙゙〜________,ノ,;:,,, ;;;;;; ;;;; , ( ,;:,,, ;;;;;; ;;;; ,,
__,ノ;:,,, ;;;;;; ;;;; ,,) ( ___,;:,,_ ;;;;;; ;;;; ,,
/ |:::::::::::::::::::::::::::::: | i| ゞ,,,,〜,,,,,,〜" ゞ,,,,〜,,,,,,〜"
./;;;;|============| i|===
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | i|:::::::::: /ミ
|T| ̄ ̄ ̄ |T| ̄ ̄ ̄| i|/:::/ iiiiiiiiii
. ..| i|:::/ (゚Д゚,,) <ヌッコワセ!
/| i|/ < y >
./ :| i| .( /つ )
/::::::□====================
./ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|T| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|T|
ミ 彡
iiiiiiiiii iiiiiiiiii 佛教を信じない物部氏たちはお寺を燒き拂ゐました。
( `-´) .| |ガッ ガッ .| | (`-´ ) .しかし、尊像はご無事で燒け跡に殘つたのです。
と )| | | | ( つ そこで物部氏は尊像を叩き壞さうとしました。
Y /ノ 人 人 ヽ |Y
/ ) < > < > ( .|
_/し'//V . (◎). : .V\\`J|_
(_フ彡 (- -)(´ー`)(- -) ミく_)
人 | Å | 人
.!!!!!!/,,,,,,,,,ゝ!!!!!!
5/7
ミ <ナゲステロ! エイ!
iiiiiiiiii
( `-´)つ ミ ミ ミ
/ ⊃ノ
( ノ o0o゚゚ 〜〜〜〜
し´し 。oO \从从/ 〜〜〜〜
o0o゚゚ (◎)
。oO ( ((从 (- -)(´ー`)(- -) 从)) )
。oO ((从从从 ............ 从从从))
。oO ((人人人人人人))
。oO 〜〜〜〜
。oO
(⌒~ヽ /~゙゙ヾ⌒`ゝ-(~´`(⌒(⌒~ヽ~ ~~ 、、
ゝー ′ '" ``"
しかし、燒ゐても叩いても少しも傷がつかないので、
彼らは手の着けやうがなくなり、難波の堀江に投げ込んでしまひました。
6/7
ミ ミ ミミ
ミ ミ ミミ ミミ
ヾ;yヾ;yヾ ミ ミ ミミ ミミ
ゞヾ Yy;ヾヾ ◎) | ;;i /ミ
ゞゞヾヾゞゞ (- (ー`(- ) ) li!;lii!\
ヾ|i|;ヾ ∧_∧ λ|
|i|" (・∀・ ) | <ニョライサマ、オウゴンノワリニカル(r
<y >!!!!
// |
/::::::::::|::::\
−-..-ー−−-..-−-..-ー−−-..-−-..-ー−−-..-−-..-ー−−-..-
その後、如來樣は通りがゝつた信濃の人、
本多善光の前に現れて信濃へ連れて行くやうに、
お命じになりました。
7/7
. |
.. .\ | /
\ ./
:: (◎) . ::
― (- -)(´ー`)(- -) ―
::: 人 | Å | 人 :::
:::: !!!!!!/,,,,,,,,,ゝ!!!!!! :::
iii~
凸( ̄)凸
∧_∧ ∧_∧
(,, ,) (,, ,) ナムナム
⊂ ヾ ⊂ ヾ
( )〜 ( )〜
善光は妻の彌生と一子善佐とゝもに末永く御佛に仕へました。
そして、皇極天皇は御佛のためにお堂を建てることを許されたのでした。
・・・と言ふことだ。
古から榮える譯が判る氣がするお話ではないか。
―――――――――v――――――――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ―――――――――――――――
善光寺はそのやうにして始まつたのですか。
成る程、印度から信濃へ・・・壯大な話なのですね。
*”藤屋”のことを描くのが時代考証的に本筋なのですが、
今年は丁度御開帳の年のため、敢へて善光寺の始まりを
描きました。お目汚し、失禮致しました。
温泉卵殿有り難うございます。
「牛にひかれて善光寺」とはよく聞きますが
こんなありがたい由來があつたお寺とは知りませんでした。
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧ ナヤ
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
182 :
( ´∀`)さん:03/05/13 19:04 ID:drgWzNlT
ノスタルヂヤ殿、温泉卵殿、(・∀・)イヽ!!お話をありがたう御座いました。
この擦れも俄かに活氣づゐて參りましたなァ。
∫_____∫
|l|lllllllllllllllllllllllllll|l|
@:::::::::::::::::::::::::::@
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ヾ==================.ソ ,;:"⌒⌒⌒⌒゙;,..
| iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii | ,;:,,,,'''' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,)
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ヾ=======.//\\ =======.ソ ゙゙〜,,,,,,〜,,,,ノ
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.───./:::::::::::::::::::::::::::::::::\───
ゞ===============================ソ
\.|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii田 田iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|/ /松
.松\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ //::::::\
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ヾ=/\===ソ===============================.ソ /_| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiii|/
/::::::::::\ |ミ iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii田 田 田iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii |/=========./::::::::::::::::::::::::::\
ヾ========ソ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::ヾ===============ソ
|iiiiiiiiiiiiiiiiii||ミ========================ミ ミミ ミ ミミ ::::::::::::::: | |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|
TTTTTTTt iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ミミ ミ ミミ ミミ ミミ. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
|___ ヾ;yヾ;yヾ_口口口口口口口口 ミ ミミ ミ ミミ ミミ ==================ソ
◇◇◇◇ ゞヾ Yy;ヾヾ 口口口口口口口口 ミ ミ ミミ ミミ iiiii| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|
◇◇◇◇◇ ゞゞヾヾゞゞ 口口口口口口口口口 | ;;i /ミ ∞◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇ ヾ|i|;ヾ .口口口口口口口口 | @llヽ .∞◇◇◇◇◇◇◇◇
"""""""""""""""""""|i|""""""""""""""""""""""") li!;lii!\"""""""""""""""""""""
""""""""""""""""""""""" /ノ人ヽ """""""""""""""""""""""""""""""""
(゚ー゚*) < マァ、ハズカシイコト!
カシャッ (つと)
∧∧ .|,,,,,,||]
( ,,゚)■ U U
<:::::::::)つ 〜善光寺御開帳旅行の道中、
llllllllllll 松本での一コマでございます。〜
U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 擬古先生は奧樣と長野まで善光寺參りへ行つてきたのですか。
| 遠方までの長旅、お疲れ樣でした。
| 何でも今年は七年に一度のご開帳だとか。
| あぁ、僕もいつか椎子さんと一緒に行きたいなぁ…
| あ、さうだ。後で御二人の道中の寫眞、僕にも見せてくださいね。
|
| それにしても、かういふ佛樣の話を聞いてゐるうちに、
| 不思議とこつちまで有り難い氣持ちになるのは何故なのでせう?
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
∧_∧ |
( ´∀`) |
__< ! y >
_∧_/~~ ~ノJ
|_| し| ̄ ̄ ̄
185 :
( ´∀`)さん:03/05/16 12:26 ID:N/Va7Dss
擬古先生も黄金週間を利用して旅行なさつたのでせうか。
擬古先生は熱海や箱根、鎌倉なども好きさうですね。
∧∧
(*゚ー゚)
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
186 :
bloom:03/05/16 12:38 ID:UK8t1thH
187 :
( ´∀`)さん:03/05/16 13:07 ID:L844pEx5
善光寺へお参りに行かれる時は善光寺鐵道の御利用を御勧め致します。
小さなかはいい汽車に揺られての旅はなか/\風流でありますよ。
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
>>185 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 他にも日光や伊勢や伊香保…かなり遠方ですが萩も(・∀・)イヽ!!觀光地ですよね。
| いつか擬古先生と奧樣の素敵な夫婦が
| 再び觀光地を訪問できる時が來ると(・∀・)イヽ!!ですなア
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
∧_∧ |
( ´∀`) |
__< ! y >
_∧_/~~ ~ノJ
|_| し| ̄ ̄ ̄
1/12
昨日「少女の友」といふ雜誌の編輯者から、
插繪の描ける人を紹介してくれと頼まれてな。
───v────────────────
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ─────────
左樣ですか。「少女の友」と云ふと
松本かつぢ先生がご活躍ですね。
少女の描画が素晴しぃのですよ。
2/12
やけに詳しいのだな。
さう云へば茂名男は繪心がありましたな?
丁度良い、頼まれてはくれないか。
────────v──────
ヽ从/ /ノ人ヽ
Λ_Λ 。 Λ Λ (゚ー゚*) <モナオサン、イラッシャイ
( ;´Д`) .|| (゚Д゚,,) ~旦y,~)
< ______y__ > ┌──┐ < y > |,,,,,,||>
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) | ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ──────
私がでございますか?
そんな。滅相も無い。
3/12
まづは2、3點描いてみてその中の良さげな繪を
件の編輯者に見てもらふことでどうぢや?
─────────v───────────
/ノ人ヽ
Λ_Λ 。 Λ Λ (゚ー゚*) <ゴユックリ
( ´∀`) || (゚Д゚,,) (つと~)
< ______y__>∫┌──┐ < y >∫ |,,,,,,||>
し|__)_)旦(::::::::::::::::) ( /つ )旦 .| ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ────────────
擬古先生の頼みであれば。
實は女性を描くのは初めてなので、
これから家で描いてきます。
4/12
〜 翌 日 〜
さつそく持つてきましたが、
巧く描けたかどうか・・・・
───v───────
Λ_Λ 。 Λ Λ /ノ人ヽ
( ´∀`) || (゚Д゚,,) (゚ー゚*)
< ______y__ >□┌──┐と y >(|,,,,,,||>
し|__)_)... (::::::::::::::::) ( /つ )( |O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ──────
はう、どれどれ。
5/12
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 。|゜ ┃
┃ ((())).ヽ | |。. |.゚ |.y . ┃
┃ .リ゚ー゚瓜ヽ ゚| | |io i| ┃
┃ /|ノy/;;/)ヽ i|゚ ||゚ /ii 。 ゚|i_/゚ .┃
┃ (;;;ヽ|||;;;;;;/.............\ `ヽoー|i;|y-.ノ... ┃
┃ /::/ 〇\:::ヽ⌒\...........)_ ,;:i´i;ノ...... ┃
┃ |::| | ||:::ヽ /\......) .\ ('';ii'':. . ┃
┃ ./|::| .| ||:::ヽ | 丿 .ノii;;ヽ.... ┃
┃/ しノ | | .||::ソ | ノ ┃
┃〜ヽ (ヾ 丶||::|ノ___ノ . ┃
┃ 〜 \_ヽ.し_ノ... . .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
6/12
なか/\(゚д゚)ウマー!ではないか。
これなら、きつと問題なしぢや。
───v───────────
Λ_Λ 。 Λ Λ /ノ人ヽ
( *´∀`) .|| (,,゚∀゚) (゚∀゚*)
< ______y__ >□┌──┐ < y □ ,,,,,,||>
し|__)_)... (::::::::::::::::) ( /つ )( |O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ──────────────
平安時代の姫樣をモチーフにしてみました。
モデルをしぃ子さんにお願ひしまして。
實はもう一枚・・・・
7/12
これは!!!!!!
───v───────
Λ_Λ 。 Λ Λ /ノ人ヽ
( ´∀`) .|| (*゚Д゚) .(゚Д゚*)
< ______y__ > ┌──┐ < y □ ,,,,,,||>
し|__)_).. (::::::::::::::::) ( /つ )( |O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
8/12
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ llll . .。|゜... ┃
┃ /lllllllll |. |。. |.゚ |.y . ┃
┃ /. (,゚Д゚,) ゚| | |io i| ┃
┃ /┗v┛ヽ .i|゚....||゚ /ii 。 ゚|i_/゚ .┃
┃ . /ゝ ∩ | | /ノ人ヽ `ヽoー|i;|y-.ノ... ┃
┃ ( | | .| | .(゚ー゚*爪ヽ . ,;:i´i;ノ...... ┃
┃ ヽ__)Ο./ ./|ノy/;;/)ヽ ... .('';ii'':. . ┃
┃ ヽ_| |_| (;ヽ|||;;;;;;/...........\ ..ノii;;ヽ.... ┃
┃ / | /::/〇\:ヽ⌒\.......).... . . ┃
┃ / | | |::| | ||:ヽ /\....)..\ . ┃
┃ | . . | ./|::| | .||:ヽ | 丿 ┃
┃ | . . | / しノ| |.||::ソ | ノ. ┃
┃ |_ | 〜ヽ (ヾ 丶||::|ノ...___ノ... ┃
┃ 〜.\_ヽ.し_ノ.. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
9/12
まさか、まさか?
───v──────────
Λ_Λ 。 Λ Λ /ノ人ヽ
( ´∀`) .|| (゚Д゚#) (゚ー゚*) <マァ ウレシイ!
< ______y__ > ┌──┐ < y □ ,,,,,,||>
し|__)_).. (::::::::::::::::) ( /つ )( |O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────/ヽ───────────────
もちろん先生と奧樣ですよ。
もつともそちらは公表する氣はございませんので
先生に差し上げます。
10/12
餘計なお世話ぢや。
插繪はお預りしておきますぞ。
───v──────────
Λ_Λ 。 Λ Λ /ノ人ヽ
( ´∀`) .|| (゚Д゚*) (゚ー゚*)
< ______y__ > ┌──┐ < y > (|,,,,,,||>
し|__)_)... (::::::::::::::::) ( /つ )( |O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
──/ヽ──────────────
はゝは、先生、顏が紅うございますよ。
では、よろしくお願ひします。
11/12
この插繪は「少女の友」編輯者の目に留まり、
茂名男は插繪作家として活躍することになりました。
一方、擬古先生は・・・・・
∧ ∧ アヒャ 。
(*゚∀゚) .||
< ..y >□. ┌──┐
(....ノっ) (::::::::::::::::)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夜な/\茂名男の描いた夫婦繪をこつそり廣げて
悦に入つてゐるのでありましたとさ。
12/12
実業之日本社から創刊された「少女の友」(明治41年2月創刊〜昭和30年6月終刊)は、
女學生を主な讀者層にした雜誌であつた。
主に、口繪、グラビア、詩、小説、樣々な特輯記事、讀者の投稿欄で構成され、
最盛期の昭和前期には、350ページ前後にもわたり充實した内容が掲載された。
初期の執筆者には与謝野晶子、下田歌子らがをり、昭和期には、吉屋信子、川端康成、
吉川英治、阿部靜枝、田村泰二郎、山中峯太郎といつた人氣作家たちも筆をふるつてゐる。
・・・とのことです。
茂名男に插繪作家の職業を設定してしまひましたが、不都合がありましたら
お手數ですが腦内あぼんしていたゞきとうございます。
――v――――――――――――――――――――――
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>温泉卵殿
いえ/\。そんなに深く氣にする必要は無いと思ひます。
それと、茂名男の(゚д゚)ウマー!な繪を見た瞬間、
先生と奧樣がアヒヤ顏になつてゐるのを見ると思はず笑つてしまひますね。
>ノスタルヂア殿
ありがたうございます。
繪繪描きの先人とも云ふべき插繪作家の話など面白いかと思ひまして。
(實はストーリーを作るのが少々苦手なだけなのです。)
>嗚呼今は亡き善光寺鐵道殿
今も鬼無里に向かふ途中には逐道の跡が殘つてをりますね。
善白鐵道廢止の原因が太平洋戰爭だつたことが物悲しいです。
いろは堂のおやきが食したくなつてきました。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
204 :
(:03/05/17 09:04 ID:2x0nieOf
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( 「銀河鐵道の夜」どころか未だに
「ギコライ堂の鐘 」の續編を樂しみに
待つてゐるなんて言へないよなー
O (
ο 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
。
___∧_∧__
( ・∀・)
――( )―┘、 マツデチ! キャッキャッ!!
‐――┐ ) )――┐ ≡≡∧,,∧ ≡≡∧ ∧
(__ノ__ノ . | ≡≡ミ,,>∀<ミ ≡≡(,,・∀・)
≡≡ミ_u,,uノ ≡≡ミ_u,,uノ
この擦れには初めて書き込みます。
漱石の「吾輩は猫である」の一部を繪々化してみました。
どうぞご感想をお願ひいたします。
また、これは新漢字新假名で載つてゐた文章を舊漢字舊假名へ
寫したものですので原文とはかなり違ふと思ひます。
第五より
―――――泥棒が苦沙彌夫婦を襲つた後のこと――――
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それでは、こゝから這入つて |
| 寢室の方へ廻つたんですな。 |
| あなた方は睡眠中で一向氣が |
| つかなかつたのですな.。 |
\__ __________/
∨\ えゝ。 / ______
 ̄ ̄ ∨  ̄ ̄ ̄ |_____|
巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(,,゚Д゚) (゚Д゚;) .(゚−゚*) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「それでは、こゝから這入つて寢室の方へ廻つたんですな。
あなた方は睡眠中で一向氣がつかなかつたのですな」
「えゝ」と主人は少し極(きま)りがわるさうである。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それで盜難に罹(かゝ)つたのは |
| 何時頃ですか。 |
\__ ___________/
∨\ ・・・・・・・ / ______
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巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(,,゚Д゚) (゚Д゚;) .(゚−゚*) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「それで盜難に罹(かゝ)つたのは何時頃ですか」と
巡査は無理な事を聞く。時間が分るくらゐなら
何も盜まれる必要はないのである。それに氣が付かぬ
主人夫婦はしきりにこの質問に對して相談をしてゐる。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| 何時頃かな。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\ /さうですね・・・ |
 ̄ ̄ ∨  ̄ ̄\_ ____/
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巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(,,゚Д゚) (;゚Д゚) .(゚−゚*) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「何時頃かな」
「さうですね」と細君は考へる。
考へれば分ると思つてゐるらしい。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あなたは夕べ何時に |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 御休みになつたんですか。|
| 俺の寢たのは \_ ________/
| 御前よりあとだ。 | ∨
\_____ _// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∨ | えゝ私の伏せつたのは、 |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | あなたより前です。 |
| 眼が覺めたのは \_ ________/
| 何時だつたかな。 .| |/
\____ __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∨ | 七時半でしたらう。 |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \_ ______ /
| すると盜賊の ∨ |
| 這入つたのは、何時頃になるかな。|
\_____ _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∨ | なんでも夜なかでせう。 |
\_ _______/
∨ |_____|
巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(;゚Д゚) (,,゚Д゚) .(゚−゚*) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「あなたは夕べ何時に御休みになつたんですか」
「俺の寢たのは御前よりあとだ」
「えゝ私の伏せつたのは、あなたより前です」
「眼が覺めたのは何時だつたかな」
「七時半でしたらう」
「すると盜賊の這入つたのは、何時頃になるかな」
「なんでも夜なかでせう」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 夜中は分りきつてゐるが、 |
| 何時頃かと云ふんだ。 |
\_____ _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∨ | たしかなところはよく考へて |
| 見ないと分りませんわ。 |
\_ _________/
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巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
ポカー(;゚Д゚)ーン (#゚Д゚) .(゚−゚;) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「夜中は分りきつてゐるが、何時頃かと云ふんだ」
「たしかなところはよく考へて見ないと分りませんわ」と
細君はまだ考へるつもりでゐる。
巡査はたゞ形式的に聞いたのであるから、
いつ這入つたところが一向痛痒を感じないのである。
| それぢや盜難の時刻は |
| 不明なんですな。 |
\__ ________/ ̄\
∨ | まあ、さうですな。 |
\__ ____/
∨ |_____|
巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(#゚Д゚) (゚Д゚,,) .(゚ー゚;) ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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嘘でも何でも、いゝ加減な事を答へてくれゝば
宜《よ》いと思つてゐるのに主人夫婦が要領を得ない
問答をしてゐるものだから少々焦れたくなつたと見えて
「それぢや盜難の時刻は不明なんですな」と云ふと、
主人は例のごとき調子で「まあ、さうですな」と答へる。
| ぢやあね、明治三十八年何月何日 .|
| 戸締りをして寢たところが |
| 盜賊が、どこそこの雨戸を外して |
| どこそこに忍び込んで品物を |
| 何點盜んで行つたから右告訴及候也 .|
| といふ書面をお出しなさい。屆ではない |
| 告訴です。名宛はない方がいゝ。 .|
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∨
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巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(#゚Д゚)ポカー(゚Д゚;)―‐(゚Д゚;)‐ン ∧ ∧ | |
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| |:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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巡査は笑ひもせずに
「ぢやあね、明治三十八年何月何日戸締りをして寢たところが
盜賊が、どこそこの雨戸を外してどこそこに忍び込んで品物を
何點(点)盜んで行つたから右告訴及候也といふ
書面をお出しなさい。屆(届)ではない告訴です。
名宛(なあて)はない方がいゝ」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 品物は一々かくんですか。 |
/ ̄ ̄ ̄ ̄\__ _______/  ̄\
| えゝ羽織何點 ∨ |
| 代價いくらと云ふ風に表にして出すんです。 |
| ・・・いや這入つて見たつて仕方がない。 |
| 盜られたあとなんだから。 |
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巛@巛 ∧∧ /ノ人ヽ | | | |
(゚Д゚#) (゚Д゚;) (゚−゚;) ∧ ∧ | |
(| |:| |) < y > ( y ) (°Д°; )__ |
O.|:| | 川川|| [||,,,,,,| ヽ____)
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「品物は一々かくんですか」
「えゝ羽織何點代價いくらと云ふ風に表にして出すんです。
――いや這入つて見たつて仕方がない。
盜られたあとなんだから」と平氣な事を云つて歸つて行く。
| || |
| || |
| O || O |
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| これから盜難告訴をかくから、 |
| 盜られたものを一々云へ。さあ云へ。 |
\________________/
主人は筆硯を座敷の眞中へ持ち出して、細君を前に呼びつけて
「これから盜難告訴をかくから、盜られたものを一々云へ。さあ云へ」
とあたかも喧嘩でもするやうな口調で云ふ。
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| あら厭だ、さあ云へだなんて、 |
| そんな權柄ずくで誰が云ふ |
| ∧ もんですか。 |
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| その風はなんだ、宿場女郎の |
| 出來損い見たやうだ。 | ∧
| なぜ帶をしめて出て來ん。 | ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\____________/これで惡ければ |
| 買つて下さい。宿場女郎でも何でも |
| 盜られりや仕方がないぢやありませんか。|
\___∧______________/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 帶までとつて行つたのか、苛い奴だ。 |
| それぢや帶から書き付けてやらう。 |
| 帶はどんな帶だ。 |
\________________/
「あら厭だ、さあ云へだなんて、そんな權柄(けんぺい)ずくで
誰が云ふもんですか」と細帶を卷き付けたまゝどつかと腰を据える。
「その風はなんだ、宿場女郎の出來損い見たやうだ。なぜ
帶をしめて出て來ん」
「これで惡ければ買つて下さい。宿場女郎でも何でも盜られりや
仕方がないぢやありませんか」
「帶までとつて行つたのか、苛い奴だ。
それぢや帶から書き付けてやらう。帶はどんな帶だ」
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※暫時會話文が續くので吹き出しは省略致候。
「どんな帶つて、そんなに何本もあるもんですか、黒繻子と
縮緬の腹合せの帶です」
「黒繻子と縮緬の腹合せの帶一筋――價(あたい)はいくらくらゐだ」
「六圓(円)くらゐでせう」
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「生意氣に高い帶をしめてるな。
今度から一圓五十錢くらゐのにしておけ」
「そんな帶があるものですか。
それだからあなたは不人情だと云ふんです。
女房なんどは、どんな汚ない風をしてゐても、
自分さい宜《よ》けりや、構はないんでせう」
「まあいゝや、それから何だ」
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「絲織(いとほり)の羽織です、あれは河野の叔母さんの
形身にもらつたんで、
同じ絲織でも今の絲織とは、たちが違ひます」
「そんな講釋は聞かんでもいゝ。値段はいくらだ」
「十五圓」
「十五圓の羽織を着るなんて身分不相當だ」
「いゝぢやありませんか、あなたに買つていたゞきやあしまひし」
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「その次は何だ」 「黒足袋が一足」
「御前のか」 「あなたんでさあね。代價が二十七錢」
「それから?」 「山の芋が一箱」
「山の芋まで持つて行つたのか。煮て食ふつもりか、
とろゝ汁にするつもりか」
「どうするつもりか知りません。泥棒のところへ行つて
聞いていらつしやい」
221 :
鈴木宗男:03/05/18 10:16 ID:WivLHZnF
餘はソンド・ミリゥに關してはですね!其の關與は先ほどから言つてるやう
に或は參考人質疑でも言つた通り官房副長官とて行つた時!外務省!
政府!!更には日本側の大使館から此の案件がモイ大統領から出たら、債
務履行といふ事を約束されたるのならば日本政府は前向きに檢討しますとかう
答へてくださいと言はれたるから餘は其の通りに言つたゞけなんです、其れを
もつて何で關與と斷定できるんですか!!其れをヤヴァイだとか嘘つきといふ
表現は何故辻元先生!!此の場で言へるんですか!!餘はですね其れは
お互い政治家とてゞすね行き過ぎがあつてはよろしからざると加之是れはテレ
ビで全國の人が見てるんです!!餘がソンド・ミリゥでゝすねよく鴻池の話
も出ますけども餘は鴻池から頼まれたる事もなければ何もあらざるんです!!此の
點是非とも明確にはつきりしておきたいとかう思つてゐます!!
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「いくらするか」 「山の芋のねだんまでは知りません」
「そんなら十二圓五十錢くらゐにしておかう」
「馬鹿/\しいぢやありませんか、いくら唐津から掘つて來たつて
山の芋が十二圓五十錢してたまるもんですか」
「しかし御前は知らんと云ふぢやないか」
「知りませんわ、知りませんが十二圓五十錢なんて法外ですもの」
| ※※※※※※|| ※※※※※※|
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∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\
| 知らんけれども十二圓五十錢は |
| 法外だとは何だ。 |
| まるで論理に合はん。それだから.|
| 貴樣はオタンチン・パレオロガス | ∧
| だと云ふんだ。 |/ ̄  ̄ ̄ ̄\
\_______∧_____/| 何ですつて? |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\______/
| オタンチン・パレオロガスだよ。 | ∧
\_______/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
| 何ですその |
| オタンチン・パレオロガス |
| つて云ふのは。 |
\____________/
「知らんけれども十二圓五十錢は法外だとは何だ。
まるで論理に合はん。それだから貴樣は
オタンチン・パレオロガスだと云ふんだ」
「何ですつて」 「オタンチン・パレオロガスだよ」
「何ですそのオタンチン・パレオロガスつて云ふのは」
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| 何でもいゝ。それからあとは―― |
| 俺の着物は一向出て來んぢやないか。|
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| あとは何でも宜うござんす。 |
| オタンチン・パレオロガスの |
/l | 意味を聞かして頂戴。 |
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\______/
| 意味も何もあるもんか!|
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「何でもいゝ。それからあとは――
俺の着物は一向出て來んぢやないか」
「あとは何でも宜うござんす。
オタンチン・パレオロガスの意味を聞かして頂戴」
「意味も何もあるもんか」
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| 教へて下すつてもいゝぢや |
| ありませんか、あなたは |
| よつぽど私を馬鹿にして .|
| いらつしやるのね。∧ |
\_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
/| | きつと人が英語を |
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 知らないと思つて惡口を |
| 愚な事を言はんで、 | をおつしやつたんだよ! |
| 早くあとを云ふが好い。\___________/
| 早く告訴をせんと品物が返らんぞ!|
\______________/
「教へて下すつてもいゝぢやありませんか、
あなたはよつぽど私を馬鹿にしていらつしやるのね。
きつと人が英語を知らないと思つて惡口をおつしやつたんだよ」
「愚な事を言はんで、早くあとを云ふが好い。
早く告訴をせんと品物が返らんぞ」
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| どうせ今から告訴をしたつて |
| 間に合ひやしません。 |
| それよりか、オタンチン・パレオロ |
/l | ガスを教へて頂戴。 |
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| うるさい女だな、意味も何も無いと云ふに!l\ |
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| そんなら、品物の方もあとはありません! |
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| 頑愚だな。それでは勝手にするがいゝ。 |
| 俺はもう盜難告訴を書いてやらんから。 |
\_________________/
「どうせ今から告訴をしたつて間に合ひやしません。
それよりか、オタンチン・パレオロガスを教へて頂戴」
「うるさい女だな、意味も何も無いと云ふに」
「そんなら、品物の方もあとはありません」
「頑愚だな。それでは勝手にするがいゝ。
俺はもう盜難告訴を書いてやらんから」
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∧ ∧;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:(-Д-;):;:;:;:;:;:;:;:;:;:;(*゚−゚):;:;:;:;:;:
__( - Д- ):;:;:;:;:;:;:;:< y >;:;:;:;:;:;:;:;:;:( y );:;:;:;:;:;:
_____ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;〜(⊂| );:;:;:;:;:;:;:;⊂),,,,,,,,):;:;:;:;:;:
UU:;:;:;:;UU:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;//:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
/l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 私も品數を教へて上げません。 .|
| 告訴はあなたが御自分で |
| なさるんですから、 私は書いて |
| ゐたゞかないでも困りません。 .|
\_____________/
/l
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ・・・それぢや廢さう。 |
\________/
「私も品數を教へて上げません。
告訴はあなたが御自分でなさるんですから、
私は書いてゐたゞかないでも困りません」
「それぢや廢(よ)さう」と主人は例のごとく
ふいと立つて書齋へ這入る。
細君は茶の間へ引き下がつて針箱の前へ坐る。
兩人共十分間ばかりは何にもせずに默つて
障子を睨め付けてゐる。 ――――――――――
文學作品を繪々化したのは初めてゞす。
なるべく讀んだ時の雰圍氣を忠實に
繪々化した積もりですが、何分初めてゞすので
細かいことは行き屆いてゐないかもしれませんが
許してやつてください。感想もお願ひいたします。
229 :
鈴木宗男:03/05/18 10:22 ID:WivLHZnF
>>228 真に申し訳ございませぬ。お詫びに議員辞職いたしませう。
>205
私も心待ちにしてをります・・・・
續きを描いて見たい衝動もありますが、
物語をどう展開してよいやら。
元作者殿のお心が解れば・・・・
>221
繪繪化なさると樂しいと思はれ。
>\ ・∀・\殿
樂しく拜見させて頂きましたぞ。
臺詞のやりとりが續く場合は、上の繪繪の下に・・・・
(゚ー゚*) あなた・・・
(,,゚Д゚) ん?なんぢや?
(゚ー゚*) 愛してますは。
(,,゚Д゚) ば、ば、ば、馬鹿者。照れるではないか。
(゚ー゚*) うふゝ。
などゝなさるとよろしいかと。
───v──────────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
(;*´Д`)
>>230奥方と擬古氏の会話にハァハァして終いました
このサイトも氣が付けば2周年。
過去に色々な文豪の作品が
繪繪化されてまゐりましたが
まだ谷崎潤一郎の作品は
繪繪化されてゐないやうですね。
―――ヽ――――――――――――――
やはりあの耽美世界は難しいのかもしれないね
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ ・∀・\殿
樂しいお話有難う御座いました。
「我輩は猫である」の世界はいつ見ても樂しいですなー
>>223 γ+ヽ
iiii◎iii | 誰ぞ朕が首を刎ぬる
( #`Д´) _|_ 基督教徒はおらざりしか!
/)|||+|||(\つ
オタンチン・パレオロガスこと
コンスタンチノス拾壱世パライオロゴス
(正式には母方の姓ドラガゼスを名乘つた)
東羅馬帝國最後の皇帝。帝都攻防戰はオスマン朝第七代スルタン・
メフメト貳世の「艦隊陸送」といふ奇策により敗北。奇しくも都の
名付親と同じ名前のコンスタンチノスは降伏を拒否、敵陣に切り込み、
上記の言葉を殘して壯烈な戰死を遂げた。時に西暦1453年、コロン
ブスが亞米利加沿海に到逹する四十年ほど前の話。
なか/\どうして、激しい人生を送つた御仁ですな。
物知りぶつた長文書込平に御容赦をば。
ずれました。速やかに縊らむ。
日本に旅行に來た臺灣人が新型肺炎に發症して
あちこちが大變なことになつてをるな。
___ ______________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧__________
昔西班牙風邪なるものも流行つて
大變死者が出ましたね。
やはり毎日の手洗ひうがひが大事ですね。
長編絵絵を書き込んでも宜しいでせうか?
拾八コマ有るのですけれど
>つ( ゚ー゚) 殿
是非お願ひいたします。
樂しみにしてをりますよ。
有難う御座居ます。
何分初心者ゆえ、下手糞ではございますが……
遠ゐ日の想ひ出
(1/18)
|母さまー!兵隊さんのお話聞かせて!
――v―――――――――――――――
|うふふ、擬古も擬古次郎も……
| まあ、通之助まで!仕様がありませんねえ。
| では、一つ聞かせてあげませうか。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
‖―――――――
‖◎######
/ノ人ヽ #####
∧∧ ∧ ∧ ( ゚ー゚) ∧ ∧ ##
( *゚∀) (*゚д) ( ..Y..) (д^*)##
@(____) (____) .⊂(~__ )(____)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
弐拾年程前かしら。又里村と謂ふ所に、礼子と謂ふ娘が居たの。
その娘は大きな地主の十人兄弟の末つ子で、一番上の兄様とは、弐拾も歳が離れてゐたのね。
(2/18)
大きな家は、それはもう賑やかで、
._/__/__/__/__/./,,くノ___ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ_
==@==@==@==@ /,,くノ__ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ
l」/'' l」/'' l」/'' ./,,くノ__ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ__
┼─╂ . /,,くノ__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/
┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@
┼─╂ l」/'' l」/'' l」/'| l」/'' l」/'' l」/'' l」/'' l」/'' l」/'' l」/'' l」/
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三三三三三三三三三 | ||┣━┷━╋━┷━╋━┷━╋━┷━┫| ||┣━┷━
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. ヒ三f/ . /,∠ 二二( _Y_)(つy⊂)..(.旦Y⊂.)二二二二二二二二二二二二
∠二二二⊂(~.■. )(_/つ)..(_____)二二二二二二二二二二二二
└───────────────────────────
...:::::::::::::,,|;;;;i|,|:フi::::::::::::::::::::::::::::::
...::::::f----イ/:::::::::::::::::::::::○::: f----イ/::::
..q∧ ∧●
|小姉様、待つてー ( *゚ー゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ (..|つ●..|つ○∧∧
∞∧∧ ∧ ∧ |,,,,,,||] ..(゚∀゚*)
(..( *゚ワ) (..(*゚∀) U~U (____)@
ピヨン ピヨン c_,っ.)っ c_,っ.)っ
⌒Y⌒ ⌒Y⌒
父様、母様、お祖母様に跡取りである一番上の兄様一家、三番目の兄様、姉様が四人に礼子、
犬に猫に兎、馬や牛や山羊もいて、皆で仲良く暮らしてゐたのよ
=============================================
林檎と「まかえれ。」を用いて書き込み致して居りますが、
どうも連続投稿規制に当たつてしまう様です。
(3/18)
礼子の弐番目の幸男兄様は、その頃海軍の士官で、横須賀とゐう処に居たのだけれど、
時々、帰つてきては、妹達と遊んでくれる、優しい兄様だつたのですつて。
.____
.ヽ=@=ノ
つ( ゚ー゚)
.< ..T |
.|___|
.|_|_|
(_)_)
勿論、礼子も幸男兄様が大好きで、
∧ ∧
.( ゚ワ゚) ∧∧∞
< .y > (ー゚*)
.(_/つ) (____)@
兄様が帰つて来る度に、あれやこれやと他所のお話をおねだりしたのですつて。
(4/18)
でもね、礼子が八歳になつた頃……
北の海の防衛に出ていた幸男兄様は
.ヽ=@=ノ
( ゚Д゚) M
 ̄ ̄ ̄ ̄U ̄U ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
============================
待つていろ ‖
今助けてやる! ‖
 ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄..∩∩
| ̄| ̄| ひゅ〜
.∧,∧
( ゚-゚)
.U ̄U タスケテー
∧_∧
人人人人人人人人人人人人人人∩( >ワ<;)∩人人人人人
時化で荒れた海に落ちた部下を助ける為に、海に飛び込んで……
(5/18)
幸男兄様の決死の救出のお陰で二人共無事に助かつたのだけれど、
幸男兄様は其の時に引いた風邪を拗らせて、肺炎になつてしまつたの。
|池田中尉、先刻の一等兵は
|無事ですぞ!中尉殿こそ
|早く肺炎を治しませう
__∧.,∧_  ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|.(‖´-`)| ヘ ∧@∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜ヽ、 (´∀` )
||\ ' , `、 ヽ(ヽΩ/ )
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| |__人__|
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. (_(_)
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
____Λ_______
| さうですか……良かつた
しかし海の上の事だから、満足に治療も出来ず、幸男兄様の容態はどんどん惡くなつてしまって
(6/18)
仕方無く、近くの港で兄様は艦を降ろされて、病院に入院したの
_______
/|+擬古山病院+|
//| ̄ ̄ ̄|[][]| ̄ ̄|
/||三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三i三|
/i/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
/i/ | | ̄|| ̄| | ̄|| ̄| | | | | ̄|| ̄| | ̄|| ̄| |
|/ | |_||_| |_||_| | | | |_||_| |_||_| | _,,-'~''^'-^゙-、'~''^'-^゙-、
| |_________| | |_________| ノ:::::::::::::::::::::::::::゙-:::::::::::::::゙-
| |_________| | |_________|_i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::i
| | | ̄|| ̄| | ̄|| ̄| | | | | ̄|| ̄| | ̄|| ̄| | i:::::::::::::::::::;;;;;;::::__,,-''~i、;;;;;__,,''~
| | |_||_| |_||_| |_|_| |_||_| |_||_| ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ/:::::::i |::::::i |
| || ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヾ_:::::::::_,,-''ソ/::::::::::;/::::::::::;/
| ||_||__________________|゙-、_::::: i;;;;//::::::::,-'~/::::::::,-'~
| | |:| | ̄ ̄ ̄ ̄|:| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:| | ̄ ̄ ̄ ̄|:| | | ゙ヽy /_,,-''~y /_,,-''~
| | |:| ||二|二|二||:| | ̄| ̄| ̄| ̄||:| ||二|二|二||:| | | 。 |i::| |ii:|
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___________|:|_|____|:|_|_____|:|_|____|:|_|____!!~_____________
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(7/18)
だけれど、兄様の病氣は悪くなる一方で
‖../
‖~|
‖~\.|嗚呼……
/..〜||……又里に……
/ . ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/
__∧.,∧__
..‖.(´-`||)..‖
||, 〜'⌒⌒ヽ〜‖
../ ' ./.‖
/ / ‖
|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| ./..‖
..|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. /
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
兄様は毎日熱に浮かされながら「又里村に帰りたい……」そう呟いていたのですつて。
(8/18)
⌒ヽ,: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : ::
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). . . . .. .... .. .. ... . .. . . . . .. .. .. .. .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ...
ノ . . . . .. ..... . . . .. .... .. .. ... . .. . .. ... . .. .. ... . .. . . . . .. .... .
) v ,,⌒ヽ
). . . . .. .... ..v .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ... . .. . . . .. ノ ). . . . .. .
ヽ 『あの…… ,,(⌒ ヽ
)⌒ヽ 又里村に帰りたい』 ( "⌒ヽ
,,.,.,...,. ) ソ ,,.,.
;;:;:;::;:;:;:;:;: 人. . . . .. . ... .. .. ... . .. .. ...( ,.,.,.,.;:;:;:;:;:;:;
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,.,, ., .,. ,. ,..,,..,.,.,.,.,,.,.,.,.,, ., .,. ,. ,..,,..,.,.,.,.,,.,.,.,..,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.,.,
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
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V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
(9/18)
丁度其の時、同じ病院に、又里村出身で父様の知己の廻船問屋の旦那様が居て、
| 何と!池田のお坊ちゃんが
| こちらに入院してゐるのですか!
 ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ /□∧
..(‖゚Д゚) ..(゚ー゚*) ハイ
(|_y_|つ..(y[と)]
| ̄. ̄| . |__|
∪~~∪ .∪∪
(10/18)
|幸男坊ちゃん!私が又里に
|連れ帰つて差し上げませう
|ですから、お氣を
|強く持つてくださいませよ
|……お労しい
__∧_∧_  ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|.(‖´ー`)| ヘ ∧_∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜ヽ「/つдT )
||\ ' , `、\y/ )
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| |人__|
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||(_(_)
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
____Λ_______
| ……有難う御座居ます
(11/18)
こうして、幸男兄様は何とか又里村に帰る事が出来たのですけれど
┼┼┼┤ | 幸男……
┼┼┼┤  ̄v ̄ ̄ ̄ ̄
┼┼┼┤
┼┼┼┤ ∧∧ | 幸男兄様〜 ..∧_∧
┼┼┼┤( TДT)  ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (-дー)
┴┴┴┴@(__)───── .<. y >
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .(../つ_)
,. ∧◎ ,....... ∞∧∧.,.,...,.,.,∧.,∧...,.,...,.,.. ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. , ( ´Д),,.,.( TД.).,.,.(´-`||)~) (T ;ミ) < 幸男さん
..,. ( V),.,.,@(___)/⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ`..,, | ヽ \______
,.,.,., | || ,.,. /※※※※※ //,.,.. .( )@
( )) /※※※※※ / /
_______Λ_______
| ゐけません――今夜が山です
其の時にはもう、幸男兄様は……
支援。
(12/18)
┼┼┼┤
┼┼┼┤
┼┼┼┤ |ああ……僕は又里に
┼┼┼┤ ∧∧ |帰つてきたのだな .∧_∧
┼┼┼┤( TДT)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ (-дー)
┴┴┴┴@(__)───── .<. y >
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ニイサマ…… .(../つ_)
,. ∧◎ ,....... ∞∧∧.,.,...,.,..,∧.,∧.,.,.,...,.,.. ∧∧
. , ( ´Д),,.,.( TД.).,.,.(´ー`||)~) (T ;ミ)
..,. ( V),.,.,@(___)/⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ`..,. | ヽ
,.,.,., | || ,.,. /※※※※※ //,.,....( )@
( )) /※※※※※ / /
´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(13/18)
⌒ヽ,: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : ::
⌒ヽ :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : :: :: :: :: :: : : : : :: : :: :: : : :
⌒ヽ :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : : : : : : :: : : :: : : :: : : : : :: : :: :: : : :
). . . . .. .... .. .. ... . .. . . . . .... .. .... .. .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ...
). . . . .. .... .. .. ... . .. . . . . .. .. .. .. .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ...
ノ . . . . .. ..... . . . .. .... .. .. ... . .. . .. ... . .. .. ... . .. . . . . .. .... .
) v ,,⌒ヽ
). . . . .. .... ..v .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ... . .. .. . .. . . .. ノ ). . . . .. .
ヽ 『あの田圃もあの空も ,,(⌒ ヽ
)⌒ヽ ……昔のままだ』 ( "⌒ヽ
,,.,.,...,. ) ソ ,,.,.
;;:;:;::;:;:;:;:;: 人. . . . .. . ... .. .. ... . .. .. .. ...( ,.,.,.,.;:;:;:;:;:;:;
;:;::;:;:;::::;:;:""',.,., ) ノ ,,.,.,.:;:;:;:;:;:;:;::;:; :;: ;:
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,.,, ., .,. ,. ,..,,..,.,.,.,.,,.,.,.,.,, ., .,. ,. ,..,,..,.,.,.,.,,.,.,.,..,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.,.,
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
=====================================================
一度林檎を再起動して居りますので、身分証名番号が
変わつて居ります。
(14/18)
| 幸男にいさま……
 ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ……礼子は何を泣いてゐるんだい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,. ∧◎ ,....... ∞∧∧.,.,...,.,.,∧.,∧..,.,.,...,.,.. ∧∧
. , ( ´Д),,.,.( TД.).._(´ー`||)~) (T ;ミ)
..,. ( V),.,.,@(___)⊂|/⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ` | ヽ
,.,.,., | || ,.,. /※※※※※ //,( )@
( )) /※※※※※ / /
´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(15/18)
ああ、さうだ。礼子にこの間行つた南方の海の話をしてあげやうな……
……少しだけ、眠つたら……してあげるから……
" ."
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." △ .,,゛ .|
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/ ̄ ̄ ̄\\// ̄\ .|
(16/18)
――幸男兄様は、其のまま昏睡状態に陥り、
その日の夜半に、息を引き取つたのよ――
支援
(17/18)
中にはさうやつて、部下の兵隊さんの為に、命を落とした軍人さんも居るのよ……
| 母様、其の礼子という子は、母様でせう?
 ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 幸男つていう兵隊さんは、母様の兄さんなの?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄v ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
‖―――――――
‖◎######
/ノ人ヽ #####
∧∧ ∧ ∧ ( ゚ー゚)∧ ∧ ##
( *゚∀) (*゚д) ( ..Y..) (д^*)##
@(____)..(____).⊂(~__ )(____)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___________Λ______
| あらあら、皆察しが良いのね……
(18/18)
いつか、皆で又里村に行つてみませうね
⌒ヽ,: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : ::
⌒ヽ :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : :: : :: :: : : : : : :: :: :: :: :: : : : : :: : :: :: : : :
⌒ヽ :: : : : : : :: : : :: : : :: : : : : : : : : :: : : :: : : :: : : : : :: : :: :: : : :
). . . . .. .... .. .. ... . .. . . . . .... .. .... .. .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ...
). . . . .. .... .. .. ... . .. . . . . .. .. .. .. .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ...
ノ . . . . .. ..... . . . .. .... .. .. ... . .. . .. ... . .. .. ... . .. . . . . .. .... .
) v ,,⌒ヽ
). . . . .. .... ..v .. ... . .. . . . . .. .... .. .. ... . .. . . . .. ノ ). . . . .. .
ヽ ,,(⌒ ヽ
)⌒ヽ ( "⌒ヽ
,,.,.,...,. ) ソ ,,.,.
;;:;:;::;:;:;:;:;: 人. . . . .. . ... .. .. ... . .. .. ...( ,.,.,.,.;:;:;:;:;:;:;
;:;::;:;:;::::;:;:""',.,., ) ノ ,,.,.,.:;:;:;:;:;:;:;::;:; :;: ;:
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,.,, ., .,. ,. ,..,,..,.,.,.,.,,.,.,.,.,, ., .,. ,. ,...( .)./ |.,.,.,..,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.,.,
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
幸男兄様の大好きだつた、あの村へ……
糸冬
==========================================================
又も林檎を再起動して、身分証名番号が変はつて居ります。
一應、擬古先生の御母堂の幼い頃の話として書かせて頂きました。
勝手に名前をつけまして、申し訳御座居ません。
御母堂の「礼子」は、数字の零を捩つたもの、伯父の「幸男」はあるふあべつとの「U」から来たものと
申し上げておきます。
また、大変ずれまくつてしまゐました……。
見事自決して参ります。
逝く前に……
ノスタルヂヤ様の通太郎、ツウ子兄妹の繪繪を御借り致しました。
お礼申し上げます。
又、規制解除も頂きまして、有り難う御座居ました。
.____
.ヽ=@=ノ
つ( ゚ー゚)
.< ..T |
.|___|
.|_|_|
(_)_)
>>258 有難うございます。
小生のキヤラクタアが貴方のやうな素晴らしい繪繪描きに使はれて、
嬉しい限りでございます。
__
ヽ=v=ノ
/ノ_゚Д゚) <つ( ゚ー゚) 殿と池田中尉に敬禮!
ヽy 。|>
〜 | 。|
∪∪
>ノスタルヂヤ ◆eaXD6pa7bM様
>261様
有難う御座います。
未熟者ですので、精進を重ねて参ります。
英國の蹴球倶樂部に所屬してゐる
日本でも有名なベツカム選手が
骨折したとか・・・
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――------
確か世界蹴球杯の前にも骨折してゐたな
競技の世界は怪我が付き物だからのぅ。
透明悪煩です哉。
削除人殿、誠に御苦労様に御座ゐます。
モララーヲタよ。お前みたいな奴をみると、あの日のことを思い出すよ。
2001年8月25日。2ちゃんが本格的に閉鎖になりかけた日だよ。
転送量が多すぎて、費用が月700万もかかってるって発表されて、「数日中に閉鎖」って予告されてさ、
その日のうちにあっちこっちの板が封鎖されてた日だよ。
あのときのUNIX版の住人、カッコよかったんだぜ。「総力を結集」ってのはまさにああいう状態だよ。
転送量を1/3に削減しないと閉鎖、ってもんだから、新しいプログラム組んでさ、
そしたらほんの何時間かで完成したんだよ。それが聞いてくれよ、目標は1/3だったのに
1/16まで圧縮に成功しやがったんだよ。職人技なんてもんじゃねえよ、神技だよ。
でもよ、そうやって頑張る人がいた一方で、「ボクの肛門も閉鎖されそうです」とか駄スレ立ててたバカも
いたわけだよ。ちょうど、今のお前みたいにな。
だからよ、俺たちは総力を結集して、お前のバカ度を1/16に圧縮しようと思うよ。
ま、それこそ神技をもってしても無理だろうけどな。
266 :
( ´∀`)さん:03/05/26 01:35 ID:ZZvubHYM
つ( ゚ー゚) 殿、素晴らしい物語ぢやありませぬか!!
感動した!
おつと、下げ忘れ失礼致しました
∧ ∧
___( °Д°)
(_____ノ
UU UU
眠ろうとしても眠れず、
ヴェロナァルを頓服したいと思った次第で
御座います。
269 :
山崎渉:03/05/26 14:58 ID:keR6oFsg
(^^)
東北地方で大きな地震が起きたやうだな
___ ______________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧_______________
東北地方は地震が多いですね。
震度6とは大きかつたですね。
住人のみなさんは大丈夫でしたでせうか?
落ち過ぎかと
>>268 くれぐれも、ヂヤアルとの併用はせぬやうに。
273 :
山崎渉:03/05/28 08:53 ID:jz/I1Sg4
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
274 :
山崎渉:03/05/28 10:41 ID:pcsd/Y/J
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
275 :
山崎渉:03/05/28 11:02 ID:V9P6OCXy
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
保守します
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
277 :
山崎渉:03/05/28 13:00 ID:itEZAS/X
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
278 :
山崎渉:03/05/28 13:32 ID:V9P6OCXy
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ <イテーヨシ
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
>>272 お気遣ひ実に痛み入ります。珈琲を五合ばかし戴いてしまったのが
causeであつた模様です。いやはやなんとも。
ところで、ヴェロナァルという薬品には、その因縁の故か、
なんとはなしに背徳的な香りがしてたまりませぬよ。
…オヤ、やはりわたくしが幾分pervertなだけかしら?
――v――――――――――――――――――――――
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
あぼーん
(念には念を、いま一度保守しませう。)
,,,,Å,,,,, ←注・ジェスチャア
∬+Å+)
888つっ∠ツツハヾフ
*⌒ゝ-((((:,一彡ミ _、,_ ミ
/ Oシ 彡ミ v 'vミ 保守じゃ…
ノ , ___ ツツハヾヾ
く (_(_ `ヽ `Y
`ヽ_)))))) !_))))))
だうも荒れてゐるやうだ
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
284 :
まくね助:03/05/29 21:52 ID:fFfUHR7E
285 :
( ´∀`)さん:03/05/31 15:29 ID:yHxBuey0
下がりすぎ
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
もう衣替への季節を迎へ、梅雨入りですね。
―――ヽ――――――――――――――
去年は暑かつたが今年の夏はどうだらう。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
287 :
豆知識:03/06/03 22:21 ID:06cmlRYB
壱(壹、弌)、弐(弍、貳)、参(參)、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ <五月雨を集めて速し最上川 松尾芭蕉
___( °Д°) \__________________
(_____ノ
UU UU
| ∩
|Д`) 誰も居ないみたいで淋しきものにして、
|⊂ 駄作を貼るなら今の内のやうにて候。
|
1/28
||
.___O|| ∧∧
井 井 井 || (゚Д゚,,) カリコリカリコリ……………
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| えゝと、「女は男の手をしつかりと握り」…
\__________________
2/28
||
.___O|| ∧∧
井 井 井 || (゚Д゚;) カリコ…リカ………
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
| 「握り…」…………
\________
3/28
||
.___O|| ∧∧
井 井 井 || (゚Д゚#) カ…………リ…
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| えゝい!ちつとも續きが思ひ浮かばん!
\___________________
4/28
/
おい、おまへ! /ノ人ヽ
一寸その邊を散歩してくる! (゚ー゚*)
其の韮茶なら飮んでおけ! ~旦y,~)
\ |,,,,,,||>
| ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────∧────────
│分かりましたわ。行つてらつしやゐませ。
└──────────────────
5/28
⌒~⌒ ‖~⌒⌒.‖⌒・⌒‖⌒~⌒ ‖⌒..⌒‖
===x===x===x===×===×
∵ ‖ ‖ ∴ ‖ ∴ ‖ ∵ ‖
===x== ∧ ∧==.x===X ===×
‖° (゚Д゚# ) ‖ ¨ ∵‖ ∵ .‖
゙゙′゙″゙′゙゙゙゙゛< y >゙゙′゙゙゙゙゙゙″゙ ゙゙゙″゙゙゙゙
川川||
U~U
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 全く、こゝまで自分に腹が立つたのは初めてだ!
| 早くネタを思ひつかないと、〆切りに間に合はなくなつてしまふではないか。
| さてと、その邊の公園まで行つて、ネタ探しを始めるとするか…
\_________________________________
6/28
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( えゝ『女は男の手をしつかりと握り…』からだつたな。
O ( ウヽム…ちつとも思ひ浮かばん。
ο ( 流石にこの子供逹をネタにするのは無理だらうしなア
。 (
_____∧ ∧__ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(,,゚Д゚) .|
――-< y >―┘、 マツデチ マツテタラ オニゴツコニ ナラナイデチ
─――j川川――┐ ≡≡∧,,∧ ≡≡∧ ∧
U~U | ≡≡ミ,,>∀<ミ ≡≡(,,・∀・)
≡≡ミ_u,,uノ ≡≡ミ_u,,uノ
"~" """ ::: "~""~"
""" ::: "" ″
7/28
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( それにしも子供はいゝなア。毎日毎日樂しく遊べるもんな。
O ( 仕事に追はれることも無く、自由な身だからなア
ο ( かういふ風に遊んでゐる子供逹を見てると、
。 ( 我輩逹が幼かつた頃が思ひ出されるよ…
_____∧ ∧__ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(,,゚Д゚) .|
――-< y >―┘、 チビシイチヤンデチ
─――j川川――┐ ≡≡∧,,∧ ≡≡∧ ∧
U~U | ≡≡ミ,,>∀<ミ ≡≡(,,・∀・) ∧∧ イツシヨニ アソンデモ イヽ?
≡≡ミ_u,,uノ ≡≡ミ_u,,uノ (゚ー゚*) ~゛~
"~" """ ::: "~""~" (__)〜
""" ::: ""モチロンデチ! ″
8/28
擬古次郎、通之助、そして我輩の幼かつた頃が…
∧∧ ∧∧ ∧∧
(*゚Д゚) (*゚∀゚) (゚Д゚,,)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
O
ο
。
_____∧ ∧_ウトウト…
(,,‐Д‐) .|
――-< y >―┘、 ウタデモ ウタオフ デチ ソレガイヽデチ
─――j川川――┐ ∧,,∧ ∧ ∧
U~U | ミ,,・∀・ミ (,,・∀・) ∧∧ ワタシ オウタ ダイスキダワ
ミ_u,,uノ ミ_u,,uノ (ー^*) ~゛~
"~" """ ::: "~""~" (__)〜
""" ::: "" ″
9/28
┌─────────────────
│おい、さつさと何して遊ぶか決めるぞ。
┌────────y──────────────
│庭に落とし穴でも掘つちまはうぜ。アーヒヤヒヤヒヤ
|お父樣もお母樣も叫びながら喜んでくれるな、きつと。
└──────y─────────────────
│通之助、お前は本當に惡戲が好きだな。もし怪我させちまつたらどうする氣だよ。
└──y────────────────────────────────
∧∧ ∧∧ ∧∧
(#゚Д゚) (*゚∀゚) (゚Д゚,,)
〜(__)〜(__) (__)〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これ/\三人とも。もうとつくに日が暮れてゐるぢやありませんか。
| もう遊びはおしまひですよ。家に入つて晩御飯を食べませう。
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
?? /ノ人ヽ
?? (゚ー゚*)
Σ∧∧ Σ∧∧ ∧∧ ?? ( y )
(*゚Д゚) (*゚∀゚) (゚Д゚,,) ?? |,,,,,,||>
〜(__) 〜(__) 〜(__) | ノゞ
??
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ほら見ろ。いつまでもぺちやくちや話してゐるからだ。
\_______________________
11/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ところで擬古、擬古次郎、通之助よ、
| お前逹に聞いてみたい事が有るのだが、善いかな?
| お前逹三人は、大きくなつたら何になりたいのだ?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(゚Д゚,,)
<::::y::::>
┳━━┳
ノ人ヽ
∧∧ (ー゚*)
( ,,゚Д) (y )
〜(__) ┳ ┳(_)っ
|\
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *) |さうねエ。貴方逹も大きくなつたんだし、
〜(__) ┳ | そろ/\何になりたいのか
|お母樣にも教へて慾しいわ。
∧∧ \_________________
(*゚∀)
〜(__) ┳
10/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これ/\三人とも。もうとつくに日が暮れてゐるぢやありませんか。
| もう遊びはおしまひですよ。家に入つて晩御飯を食べませう。
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ノ人ヽ
(゚ー゚*)
Σ∧∧ Σ∧∧ ∧∧ ( y )
(*゚Д゚) (*゚∀゚) (゚Д゚,,) |,,,,,,||>
〜(__) 〜(__) 〜(__) | ノゞ
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ほら見ろ。いつまでもぺちやくちや話してゐるからだ。
\_______________________
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ところで擬古、擬古次郎、通之助よ、
| お前逹に聞いてみたい事が有るのだが、善いかな?
| お前逹三人は、大きくなつたら何になりたいのだ?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(゚Д゚,,)
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ノ人ヽ
∧∧ (ー゚*)
( ,,゚Д) (y )
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( *) |さうねエ。貴方逹も大きくなつたんだし、
〜(__) ┳ | そろ/\何になりたいのか
|お母樣にも教へて慾しいわ。
∧∧ \_________________
(*゚∀)
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.___O|| ∧∧
井 井 井 || (゚Д゚,,) カリコリカリコリ……………
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) お父樣、僕は小説家になりたいと思つてをります。澤山の小説を書いて、
讀んだ人が感動してくれるやうな(・∀・)イヽ!!小説家になりたいです。
(゚Д゚,,) ホヽウ。小説家とは近代的な職業だな。
ところで擬古は綴り方(※壱)が得意なのか?
(,,゚Д゚) まだ學校でしか綴り方はやつてゐませんが、想像してお話を書くのは大好きです。
(゚Д゚,,) さうかさうか。頑張つてくれよ。 では擬古次郎、お前はどうだ?
※壱 ( 綴り方=尋常小學校で行はれた、作文の授業の事 )
13/28
___ ___
ヽ=☆=ノ ヽ=☆=ノ
/ノ_゚Д゚) (´∀`(ヽ
ヽy 。|> <| 。 /
〜 | 。| | 。 |
∪∪ ∪∪
(*゚Д゚) ハイお父樣、僕は兵隊さんになつてお國のために働きたいです。
(゚Д゚,,) はう。擬古次郎は軍人さんになりたいのか。
(゚ー゚*) でも軍人さんは大變だと思いますよ。恐いとは思はないのでせうか?
(*゚Д゚) お母樣、ちつとも恐くなんかありません。
敵國の鐵砲や大砲の彈なんて、幾らでもかはしてみせます。
(゚Д゚,,) 隨分擬古次郎は強い事を言ふなア。では通之助はどうだね?
14/28
\ │ /
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─(゚ ∀ ゚ )─
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@
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(____(;゚∀゚)∩ @. || (・∀・ )
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(/ U || (_(__)
(*゚∀゚) えゝと、俺は…
(゚д゚*) これ/\通之助、言葉遣ひが汚くなつてゐますよ。
(;゚∀゚) おつと…僕は大工さんになりたいと思つてゐます。
大工さんになつて、みんなのために丈夫で住みよい家を澤山建てたいです。
(゚Д゚,,) 通之助は學校の體操の成績がとても(・∀・)イイ!!からな。
大工のやうな體を使つた職業はお前にピッタリかも知れぬなア。
(*゚∀゚) お父樣、そんなに襃めてもらつたら照れてしまひますよ。
(゚ー゚*) 本當に通之助は元氣で、落とし穴を掘る事なんて朝飯前ですからねエ。
(*゚∀゚) アヒヤ/\ヒヤ/\。お母樣の仰る通りですよ。
15/28
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 言ひたい事は全て分かつた。お陰で色々と參考になつたぞ。
| 三人とも意外と自分の夢をしつかりと持つてゐるやうだ。
| この夢を忘れずに、これからも努力していくんだぞ。
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(゚Д゚,,)
<::::y::::>
┳━━┳
ノ人ヽ
∧∧ (ー゚*)
( ,,゚Д) (y )
〜(__) ┳ ┳(_)っ
|\
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *゚Д) |お父樣もお母樣も、貴方逹の夢を
〜(__) ┳ .|しつかり應援してゐますからね。
\_________________
∧∧
(*゚∀)
〜(__) ┳
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ ハ ア ー イ !! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あれから數十年…
我輩逹三兄弟は、望み通りの職業に就いた…
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16/28
∧ ∧
( Д )
<::::y::::>
┳━━┳
ノ人ヽ
∧∧ (ー )
( ,,゚Д) (y )
〜(__) ┳ ┳(_)っ
∧∧
( Д)
〜(__) ┳
∧∧
( ∀)
〜(__) ┳
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
次男の擬古次郎は、望み通り國の爲に戰爭に行き、名譽の戰死を遂げた。
三男の通之助は大工になり、良い嫁さんをもらつて雙子も産まれた。
でも、長男の我輩はどうだらうか。
確かに小説家として名は上がりつゝあるが、
今はかうしてネタが見つからずにそこらじゆうを徘徊してゐる。
幾ら小説家が不安定な職だといつても、程度があるのではないだらうか。
今の我輩は、その『程度』を超えてしまつてゐるやうな氣がする。
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17/28
┳━━┳
∧∧
(,,‐Д) =3
< y >
( ヽつ)┳ ┳
┳
┳
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果たして我輩のやうな根無し草は、世の中に必要とされてゐるのだらうか?
そんな簡單な事さへ分からなくなつてきた。
一體我輩は、どうすればいゝのだらう。
『ぼんやりとした不安』が、我輩を取り卷ゐてゐるやうな氣がする。
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18/28
て
∧∧ そ
( ,,゚Д) ン? コヱガ キコエルゾ…
< y > \
( ヽつ)┳ 貴方!貴方!おまへさん!
奧さん、落ち着いてください!
┳ 大丈夫ですから!
/
┳
19/28
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ノ人ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::……なた……:::::::::……貴方…!!…::::::::::::::::::::
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20/28
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| ………こ、…ここ、…は? :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____∧ ∧_パチ…
(,,゚Д゚) .|
――-< y >―┘、 /ノ人ヽ ___
─――j川川――┐ (゚д゚;) ヽ=@=ノ
U~U | ( y ) ヽ(Д´;)ノ アワワ、オクサマ、レイセイニ…
|,,,,,,||> ( )
| ノゞ / ヽ
""" ::: "" ″
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ あ、貴方!! ≪
≫ やつと氣が付いたのですね!? ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
21/28
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::::::::::::::::::| 全く寢ぼけてしまつて…こゝは私逹の家の近くの公園ですよ
::::::::::::::::::| 「一寸その邊を散歩してくる」と仰ってお出掛けになったきり、
::::::::::::::::::| 夕方になつても夜になつても貴方はお戻りにならなかつたんですから。
::::::::::::::::::| 最初に通之助さんのお宅へ行つて、次に茂名男さんの所へ行つて、
::::::::::::::::::| それでも貴方は何処にもゐませんでした。
|
| それで、「もしかしたら大變な事に」と思つて巡査さんを呼んだんですよ。
| もう私は貴方のことが心配で心配で…ウウウウウウウウ…
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____∧ ∧_
(,,゚Д゚) .|
――-< y >―┘、 /ノ人ヽ ___
─――j川川――┐ (Tд∩) ヽ=@=ノ
U~U | ( y ヽ) ヽ(`Д´;)ノ
|,,,,,,||> ( )
| ノゞ / ヽ
________________∧________
でも良かつたですよ。本當に無事さうで…
良い奧樣をお持ちになつて…貴方は隨分幸せさうな人ですね。
では私はこの邊で失禮させていたゞきます。
22/28
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| 本當に濟まない。いらぬ心配をかけてしまつて。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____∧ ∧_ ウウウ… / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,‐Д-./ノ人ヽ::: < いゝえ。謝らなくてもいゝのですよ。
――-< つ∩(* )::: | 貴方が無事だつたのですから…
─――j川Iヽ( )::: .| 私はそれ以上、何も望みませんわ。
U~U ( /つ::: \_________________
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
『我輩は必要とされてゐる。ちつとも世の中の邪魔なんかぢやない』
さう思ひ直すことが出來た瞬間だつた。
もう絶對に、絶對に弱音は吐かない。
何故なら、こんな我輩を信頼し、心配してくれる人がゐるのだから。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
23/28
∧ ∧
(,,゚Д゚) =3
< つ旦>
(::::ノつ) ┳━━━┳
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あの後、妻は家に歸るなりぐつすりと眠り込んでしまつた。
よほど疲れきつてゐたのだらう。
そして我輩が晝に飮み損ねた韮茶は、
晝時のまゝ、湯呑み茶碗に入つてゐた。
一口その韮茶を飮んでみた。
水のやうに冷たかつたが、まだ/\妻の温もりがあるやうな氣がした。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
24/28
\ │ /
/ ̄\ ミナミナサマ アサデスヨー
─( ゚ ∀ ゚ )─
\_/
/ │ \
次 の 日 …
25/28
||
.___O|| ∧∧
井 井 井 || (゚Д゚,,) カリコリカリコリ……………
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| えゝと、「女は男の手をしつかりと握り」…
\__________________
26/28
||
.___O|| ∧∧
井 井 井 || (。。,,) カリコリカリコリカリコリ
井 井 井|| <φy~ヽ
井 井 井 || ┳━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 「『貴方が無事である事以上のことを、私は望みませんわ』
| と言つて咽び泣いた。」と…
|
| おほ、今日は何故だかどん/\言葉が思ひ浮かぶぞ。
\_________________________
27/28
/ノ人ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ (゚ー゚*) < ハイ、分かりましたわ。
オヽイ、韮茶を淹れてくれ! ( y ) \__________
\ <||,,,,,,,|
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
28/28
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( 貴方、新しい小説の執筆、頑張つて下さいね。
( 私は貴方の事を、しつかり應援してゐますからね。
〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ο
。
/ノ人ヽ
∧ (ー^*)
コ゚,,) ~旦y,~)
y ヽ |,,,,,,||> ― 糸賣 ―
━┳ | ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
320 :
ノスタルヂヤ ◆eaXD6pa7bM :03/06/05 21:25 ID:Wuhj695S
||
∧||∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( / ⌒ヽ < 壹・連續投稿規制に引つ掛かる
| | | | 貳・支援スレに間違つて廿コマ目を貼つてしまふ
∪ 亅|. |
| | | |…と、今囘は失敗續きの投稿でした。
∪∪ |修行が足りませんでした…擬古先生のやうに踏み止まれずに逝つてきます
: \________________________________
:
‐ニ三ニ‐
321 :
ノスタルヂヤ ◆eaXD6pa7bM :03/06/05 21:29 ID:Wuhj695S
參・空白記號代はりに「??」を使つてしまひ、やり直す羽目になる。
↑を插入し忘れました。益々逝つてきます
自称無用の者ではありますが、ほろつときました。
擬古次郎さん、ああ、貴方は・・・・・・
――v――――――――――――――――――――――
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
ノスタルジヤ殿、實に、イイ!!
名作でしたぞ。
――v――――――――――――――――――――――
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
心配してくれる細君のいる擬古氏が羨ましい…
ノスタルヂヤ樣新作お疲れ樣です。
擬古次郎に通之介の兄弟が良いですね。
確か過去に擬古氏の奧樣のミイは
義理の妹だつたといふ設定の話もありましたね。
もしよろしければ今度はさういふ話もお願ひします。
--------------y--------------------------------------
_,.
∧__∧/::::ゝ
((ρゝΦ),二つ
/;::::ノV ノ::::/
. /::/ i ,`ヽ,,
∨し(⌒)ヽ_)
ノスタルヂヤ殿、とてもイイ!!!
ところで揚げ足をとつてしまつて申し譯ないのですが、
「僕」といふのは明治期の書生が好んで使つた今で言ふ若者語
(所謂「ぶつちやけ」「チョー」)等のやうなもので、
年長者には輕薄な物であり語感も汚いとあまり好まれてゐなかつたやうです。
また、「俺」といふ言葉は「我」が轉訛した言葉で、私の田舎では女性も使ふ
(「おら」「おらほ(おらはう)」など)言葉です。
明治生まれの女性は、比較的「俺」を使ふ率が高いといふ經驗があります。
關東、東北の話ですが(關西はどうか分からないのですが「ワシ」等があるので
そちらが使はれてゐるのでせうか?)
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
もういゝ、お前はつまらん、(by秀治)
長文お目汚し申し訳ありませんでした。
> (「おら」「おらほ(おらはう)」など)言葉です。
(「おら」「おらほ(おらほう)」など)言葉です。
チェック怠ってました。すいません。
江戸後期だと、「僕」は学のある人が使う謙譲の表現だったような気がするんですが、どうでしたかな。
>>326 いつも參考にしてゐる資料を見てみると…有りました。
「僕」といふ一人稱は當時は若者言葉だつたんですね。
もつとしつかり調べるべきでした。
となると、幼い三兄弟に相應しい一人稱は、「俺」となつてしまうのでせうか?
一家全員通之助状態になつてしまひますねエ。
∧ ∧
(#゚∀゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
/|
\_WW/ |WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 惡かつたな俺みたいで!ノスタルヂヤよオ!!≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
日記に書くときは「豫」といふ言ひ方もしますね。
日本語は難しいですなぁ
∧ ∧
( ´∀`)∧
∩ ヽ/||⌒!つ
さういへば今年は江戸開府四百年ですな
二百數十年も太平の世が續いたのは凄いことです
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
この間伊藤左千夫の「野菊の墓」を讀みました。
淡い戀心を持つ政夫と民子の會話が良かつたと思ひます。
ーy------------------------------------------------
∧∧
(゚ー゚*)
./y .ノ ポッ
(( / )
333ゲット
捕手
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
牛込海岸あたりで潮干狩りが最盛期ださうな。
昔は稻毛あたりでも潮干狩りができたさうだが・・・
γ⌒ヽ \ │ /
ノ ) , '⌒ ー'⌒ ) / ̄\
丿 ( ( ─( ゚ ∀ ゚ )─ ノ
^^` 、ノ ゝ、_,.-‐ 、ノ \_/ (
/ │ \ ヽ
─ーー─────ーー──ー──-─-ー───---ー
::.............:..::: ... :::::::.::.::.:.:::::.............:..::: ... ...:::::.....:.:::::.....:::::: .::.
.::.:.:::::..... ::::::: .::.::.:.:::::... ..::: .:..:..
. .... ...::.:. ::.. ::: :::::::.::.::.:.:::::.............:..::: ... :::::::.::.::.:.:::::.......
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... ...::.:. ::.. ::: :::::: :.::.::.:.:::::.............:..::: ... :::::::.::.::.:.:::::..
::.::.:.:::::.............:..::: ...........:..::: ... ....::.::.:.:::::..... .:..
::.::.:::::::.::. ;::::::.::.::.:.:::::.............:..::: :..:.:.
、, '' "~^^^""',,... .:,'`""',..,...:.:::::....,,., ' "~' "^^ ""゛' 、,...:.:::::..
゙`' " `'゙~' '゙`'´ `゙´' '゙`' ,.
∧ ∧ (( Φ(・∀・ ) .,、
(*゚ー゚) ゙" 。. ∧_∧
/ OΦーxx、 ,,,∧ // (・∀・ )
〜ゝ._JJヽXXノ ( ・∀) .,.. m /皿と ヽO
 ̄ @__,,,つーミ )) cι'(_(_ つ
,.。 ゙^^^" ''"゛
>328
「僕」と言ふ一人称が出来たのは明治の頃ではなかつたのですか?
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ <保守
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
先だつてさる脚本家が書いてゐたところに拠ると、幕末には「僕」があつたさうですよ。
ミーは何々ざんすと云ふやうな気取つた言葉だつたと書かれていましたが
若者言葉と云ふ意味だつたとは。
「僕」は中國では召使ひ、しもべの意味で、自分を謙遜するときにも用ゐた。
日本では「僕」の訓讀み「やつかれ」が用ゐられ、のちに「やつがれ」と言つた。
奈良・平安時代からは「やつかれ」は男女を問はず自稱の謙遜語として用ゐられたが、
近世になつて、身分のある男性だけの改まつた言ひ方として用ゐられた。
「ぼく(僕)」は明治以降、青年や書生によつて用ゐられ始めた。
「俺」の語源は「オノレ」で、相手のことも自分のことも言ふ言葉として
使はれた。上代・中古には相手を罵る言葉として、中世以降は自分を指す言葉
として用ゐられた例が見られる。
もともと男女の區別なく用ゐられたが、近世以降は男性だけが用ゐるやうになつた。
(山口佳紀編『暮らしのことば語源辭典』講談社)
――――――――――v――――
∧ ∧
___( °Д°)
(_____ノ
UU UU
340 :
ノスタルヂヤ ◆eaXD6pa7bM :03/06/17 14:20 ID:pvC6UZcK
||
∧||∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( / ⌒ヽ <小生の作品に登場した一人稱がきつかけで、
| | | |擦れが若干盛り上がつてきてゐる…
∪ 亅|. |こんな小生でも、少しは貢獻できるものなのですねエ。
| | | \_______________________
∪∪
: ツイデニ ホシユアゲ
:
‐ニ三ニ‐
341 :
( ´∀`)さん:03/06/17 14:27 ID:1BP1IHBA
>>339 成る程。
たしか故・司馬遼太郎先生の小説で、
孝明帝は「お前」の意味で「オレ」といふ言葉を使はれた、
とあつた樣に記憶してをりますが、
それは古代の用法だつたのですね。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
「巫女巫女看護婦」と云ふ「ふらつしゆ」成る物に洗脳をされてしまつて
学業が掌に付かず焦りましたぞ。何せ頭の中で幾度も鳴り響いて居らつしやる
ので、つヰつヰ口づさんでしまふのですから。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
||
∧||∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚∀゚ ) < ミコミコナアス!ミコミコナアス! 生麥生米ミコミコナアス!
| | | | ミコミコナアス!ミコミコナアス! 蛙ぴよこぴよこミコミコナアス!
∪ 亅|. | …すみません、當方もまた洗腦された者のうちの一人です。
| | | \_____________________________
∪∪
:
:
‐ニ三ニ‐
擬古ギココナース?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| >339 成程、上方で言ふ「オンドレ」は、
| 「オノレ」の二人稱用法が殘つてゐるのですね。
\__ _________________
|/ | | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ * *.|
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 由緒正しき言葉遣ひだつたのだな。
\____________________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 嗚呼大正浪漫!!
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
コカコオラといえば、禁酒法時代に酒の代用品として発明された
ものと聞ゐております。酒が禁止されてゐて、コカインが容認されて
ゐたとはなんとも珍妙な時代ですな。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 保守しませう。
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
保全しませう。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
352 :
( ´∀`)さん:03/06/28 17:55 ID:wT6oh/g8
保守
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
今日六月二十八日は今から八十九年前に
第一次世界大戰が始まつた日ださうですよ。
―――ヽ――――――――――――――
その丁度五年後にベルサイユ條約が
結ばれたのであつたな。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
もう七月か・・・
何にもしないふちにこんなに時間がたつてしまつた。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
保守
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
我輩の地元、京都には
「壱銭洋食」なるお古乃美焼が在るぞ。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
359 :
( ´∀`)さん:03/07/02 22:53 ID:Uc2fp+aN
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
の、名前を教えてくださいませ
すんげーカワイイ
>>359 ∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
房擬古と申します。極東板の看板猫でござゐます。
このスレツドではだうゐう位置付けなのでせうかね?
さう言へば我輩はどういふ位置づけなのだらう。
房擬古といふ名前はあれど
その他は特に決まつてゐないやうな氣がする。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>361 語尾は「〜だから。」だったような気が。
,∧,,∧
ミ,,‐Д‐彡 房擬古は犬たり。
(ミ ミ) 此れは動かし難い事實ですな。
ミ ミ
∪ ∪
保守
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
365 :
359:03/07/04 22:12 ID:+O7FA/Oy
>>360氏
ありがとうございます
房擬古は、擬古の兄弟っぽい気がするのですが。
>365
小生には、擬古次郎と通之助という弟が居る。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
氣が付くといつも興味ある話を述べて去つていく
房擬古氏とは一體誰なのだらう。
豫の關係者なのだらうか・・・
___ _________________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚*) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧___________________
彼が誰であらうとお話になる言葉は的をゐてゐますよね。
今月から煙草が値上げで…やれ/\だぜ
―――ヽ――――――――――――――
此れを機に禁煙されては如何かな?澁澤殿
――――――y――――――――――――
| | .|
_、_ |―― ∧∧─―〇|
( ,_ノ`)y━・~~(゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_、_
( ,_ノ`)y━・~~
< ! y >
_∧_/~~ ~ノ
|_| し| ̄ ̄ ̄
↑
澁澤殿と仰るのですか?
とてもワイルドですね。
このスレだと樣々な使ひ道がありさうですね。
俺、澁澤龍彦大ファンなのよ。
「胡桃の中の世界」や「夢の宇宙誌」みたいなエッセイが好き。
文字レススマソ
| ∩
|Д`) つかぬ事を尋ねますが、
|⊂ 椎子さんが女給として働いてゐるカフエーの名前は
| なんだつたでせうか?失念してしまひました…
次囘作の參考にしたいのです……
>>372 分かりました。蝨潰しに探し囘つてきます。
あ、IDが…
∧∧
(*゚ー゚) >370殿、澁澤龍彦良いですね。
< ilYil~/っ 確か三島由紀夫と親交があつたさうですね。
〇i__i ヽ
^^UU^^
嗚呼、言ひ忘れてをりましたがノスタルジア殿
椎子さんネタで何か作品を書かれるのですか?
樂しみに待つてをります。
∧∧
(*゚ー゚)
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
>>376 誠に申し譯御座いませんが、今囘の繪繪は椎子さんがメヰンではありません。
たゞ、椎子さんのカフエーの名前を知りたくて、こゝに書いた次第で御座います。
殘念なことに、過去ログを探してもカフエーの名稱は見つかりませんでした。
もし宜しかつたら、こゝにゐる私逹で何か良い名稱を考へませんか?
>>376 こゝは一つ「カフエー・ノスタルヂヤ」ではいかがかな?
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
「カフェー・ノスタルヂヤ」良いですね。
美味しい珈琲が飮めさうだ。
ところで擬古先生と茂名男が良く行くキャバレー
「バア・ルパン」の他にもありさうだけど
何と言ふ名前なのだらう・・・。
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.___
上二ユ
(´ム ` )
/{|:|} ヽ
,a/l⊂[|二)
| L 」
| |||
| ((二l
>>378-379樣、有難う御座います。
でも、いゝのでせうか?小生のやうな未熟者の名前を
椎子さんの働いてゐるカフエーに冠してしまふなんて。
何だか恐れ多いやら照れくさいやら、複雜な心情です…なんて言へないなア
381 :
( ´∀`)さん:03/07/07 22:04 ID:GyRiKNYV
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
カフエー・ノスタルヂヤ、字面も良く、意味も良く、良いではないですか。
名付のきつかけノスタルヂヤ氏にも因みつゝ、
一般名詞としてもまこと最適だと思ひますよ。
382 :
( ´∀`)さん:03/07/07 22:09 ID:ydVRAIZ2
∧∧
ニダニダニダニダニダ∧_∧ ≡⊂≡ /中 \シナシナシナシナシナシナ
ニダニダニダニダニダ<丶`Д´>つ ⊂ ≡(`ハ´; )シナシナシナシナシナシナ
ニダニダニダニダニタ( つ韓'=フ⊂≡⊂≡三 | シナシナシナシナシナシナ
ニダニダニダニダニダ< <,=フ=フ ⊂≡ Y 人シナシナシナシナシナ…
… レ´ =フ (_) し
四歳兒を裸にして
高所から突き落としたのは
何と十二歳の少年だつたとは。
___ _________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚д゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧_____
\
物騷な世の中になりましたね。
神戸の事件のときも驚きましたが。
その話題では無責任に馬鹿なことを言ふ輩もをる。
他人事だからといつて、そのやうな態度をとる人間にはなりたくないものですな。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
少年犯罪が多發してやれ/\だぜ・・・
―――ヽ――――――――――――――
全くですなァ。今の若者はかうなつたら
かうなるといふ想像力が我々の頃と
比べたら缺けてゐるんでは無いですかね。
――――――y――――――――――――
| | .|
_、_ |―― ∧∧─―〇|
( ,_ノ`)y━・~~(゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十二歳たるならば刑事責任も問得ぬ。
其樣な缺陷の存在せる刑法とは如何な物か…
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
hosyu
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
だうやら今週も梅雨空が続きそうで。
鬱陶しいモノですなァ。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
フゥ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ヽ゚Д゚;)<梅雨時は濕度も高くてやりきれないですなァ
~~ヽ y U \_________________
/~~~ |
U U
391 :
山崎 渉:03/07/15 09:34 ID:c/063NWD
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ __
(;゚Д゚)∧ \/
∩ヽ/||⌒!つ
__∧____________________
ついさつき、袋入り即席拉麺なるものを作つたのだが、
もたもたしているうちに麺がのびてしまつたぞな。
393 :
山崎 渉:03/07/15 14:02 ID:Ap3M0VWV
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
保守
__
____/__|___ ______ ----------------------------------------------
| /_了〃 ゚Д゚) |<長崎本線特急「かもめ」脱線事故につき
| (|〆/|) ) | 明朝から高速乗合自動車便が大混雑の豫測なるも
/ ̄( ( (  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| 死人なかりしは不幸中のさいはひなり
|| ̄ (_(_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || ---------------------------------------------
其れにしても先生、特別急行「鴎」號の大事故には驚きましたね
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
しかしあれだけの大慘事で奇蹟的に死者が出なかつたのは何よりだな。
流石、鐵道省が最新技術の粹を集めて建造した列車だけのことはある。
399 :
( ´∀`)さん:03/07/19 11:49 ID:JjELvIE3
____________
| ◎ ◎ ◎ ◎
| 配 手 別 特
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _
| _,,-―'' ヽ、
| / ヾ ヽ、
| / 彡ノヽ ヽ
| / ,,ノ-~  ̄ ヽ |
| | / へ , 、 ノヾ \ミ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /彡| ノ ヽ | ) | 2ちゃんねらウゼー
| ヽ .| 、_っ | ノ | 氏ねよおめーら!!
| `-| / _ ヽ |_ノ ∠
| .| ノ`-´\ | \____________
| ヽ' ⌒ 丶 丿
| ,ー - ― '、
| /|ヽ___ノ|ヽ、
|____________
| 井 土 国 売
| 反違ニ法持維安治者ノ上
| スト配手別特附ニルタシ
| 供提ヲ報情ル至ニ捕逮
| ハニ者シセ
| 圓 萬 阡 壹 金
| 也物フ與ヲ
| 隊 兵 憲 軍 東 關
400ゲット
最近政治家の汚職が多いな。
___ _________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚д゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧__________________________________
お偉方は自分のお金の區別が付かなくなるんでせうね。
.__
/_★|__ 小官より緊急報告!
/_了 ゚Д゚) 泡鯖が今夜半に大爆撃に遭遇せる模様
(16|〆/|) 鉄板及び軍板等当該鯖所属刷れはほぼ全滅
/|  ̄ | 尚批判要望板ほかqb鯖は先日来消滅した儘放置ゆえ
∪ ∪ 弐番局本部共々指揮系統並びに指揮將校無し
以上であります!
___
|_錨|__
( ゚Д゚) 其処の陸式!
(| /|) 情況を知らせ!
|  ̄ |
∪^∪
・・・。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
.__
/_★|__ 本部より逓傳!
/_了 ゚Д゚) 弐番局泡鯖が復活、
(16|〆/|) 鉄板及び軍板等当該鯖所属刷れも通常復帰
/|  ̄ | 批判要望板ほかqb鯖も恢復すれど
∪ ∪ 再度同様の事態に遭遇しあるとも限らぬ故
今後の動向には重々注意を要す
以上であります!
・・また何とかやつていけさうだ。
___ _________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚д゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧______________
皆が使ふから仕方がないんですけどね。
>402 >403 >405
鐵板も軍板も先日來鯖の障礙續きで大變ですナァ
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
_iニ--,i二i-----,,,,_
/,-----,'´ '''ー--,,,,,__
i'" O) ヽ "''---,,,,,,__i_ii___
.i\[757]/ ̄ ̄"""'''''''---,,,,,,__ ヾoヾr-,`i
i \\// ̄ ̄""""''''''''----,,,""''---,,|l^l|.| | i--,,,,__ __
' i [lllll]V[lllll].二|| ̄""''ーー-----二二ニニ:|l_l.|.Lノ .i. 'i__,, /_★|__
>>407 i -- -- .二|| ,,,,,,,,,,,,___,,--'''ー、 | | i /_了 ;゚Д゚) 全くであります!
[二二[G]二二] `---,,,___//~ヾ/ヾ/ヾ:::::\ ''--- | | i (16|〆/|)
/_ミメ=i=ム彡 ||*=='||*=||\===-:::::::::::| : | |--,,___|__,,i /|  ̄ |
ノ二ノモノ二ノ ゞ_ノ::::::ゞノゞ_ノゞノゞノ::::::;;;;;;ゝ__| |ノ::::i,ノ::::i) ∪ ∪
''' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___
|_錨|__
( ゚Д゚) オイコラ陸式!
(| /|) 無闇に戰亂を擴大するんぢやない!
|  ̄ | 亞米利加相手に尻拭ひさせられるのは海軍と國民なんだぞ !
∪^∪
京都市が百伍拾億圓余もの税収不足ださうでやれ/\だぜ・・・
-------ヽ-------------------------------------------------------
負債総額壱兆圓とは將來が心配ですな。
――――――y――――――――――――
| | .|
_、_ |―― ∧∧─―〇|
( ,_ノ`)y━・~~(゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちょゐと、保守でもしやうぢゃないかい
宮城で大地震が起きたさうだ。
___ _________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚д゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧______________
東北に住んでる皆さん、御無事だったんでせうか…
心配ですわ。
ご無沙汰してをりました。
杜の都での災難、お見舞ひ申し上げます。
皆樣ご無事だとよろしいのですが。
─────v────────────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
保守(・∀・)
保守がてら蕎麥を配逹
|二二|
__ |二二|
l__l )
彡 `Д´)│
| :| |ノ
〉 〉二)
し'│し'
γ'⌒ヽ、
ε=[]二{ ◎ }
ゝ、_ノ
(・∀・) 小父さん、ちょつと保守でもしていきませんか。
419 :
山崎 渉:03/08/02 00:36 ID:094/1vmL
(^^)
420 :
山崎 渉:03/08/02 03:04 ID:tqZAZzZL
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、.∩.. .:: _;.;;.∩‐'゙  ̄  ̄
`"゙' ''`゙ //゙`´´ | |
//Λ_Λ | |
| |( ´Д`)// <五月蠅ぇ、蝦不來ぶつけんぞ
\ |
| /
/ /
__ | | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
(・∀・)y-~~ 一服だうだい?
とりあへず保守
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
424 :
( ´∀`)さん:03/08/04 20:11 ID:y+Z20vg+
,/⌒ヾ
ミ{,,≡,,,彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
}゚ム゚ンク < 保守
_`'ニノ|、_ \______
. ハ '"ソノ ヽ
0し'^iニニとi__}
|| |│ i
|| ノ_」___」
|| 台 台
出て行け
空襲警報は解除されたるやうですな
透明阿凡處理が豫想されますので、
暫くレス番號を指定した書き込みは避けるのが無難ですぞ
─────v────────────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
>>424 ∧ ∧
( ゚Д゚) |! 北歐は諾威王國の畫家、
/ y~|⊃ ムンクぢいさん登場ですかな。
〜(_|⊃)
ムンクの繪と言へばかの有名な「叫び」ですが、
あれは人物が叫んでゐるのではないさうですな。
周圍の風景があげてゐる禍禍しい「叫び」に
件の人物は耳を塞ぎ、苦悶してゐると。
あれはさういふ主題のものださうです
─────v───────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
どうやら透明阿凡處理されたる樣ですな。
/ノ人ヽ
(゚ー゚*)
~旦y,~)
|,,,,,,||>
| ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────∧─────────
│貴方、最近一寸吸ひ過ぎぢやありませんか?
└───────────────────
431 :
梅リカ:03/08/09 11:33 ID:WyAK6xYR
素敵なスレですね。お氣に入りにします。
432 :
梅リカ:03/08/09 11:39 ID:WyAK6xYR
あああああああああ上げてしまひました( ´Д⊂
申し訳ございません。。。かくなる上は吊つてお詫(ry
ところで小父さん、今度代々木レツヾとか謂ふ職業的蹴球團が
できるんださうぢやないですか、
治安維持法には引つかゝらないのですかね、全く豪氣だね。
―――ヽ――――――――――――――
さういへばお前も商大では蹴球をやつてゐたさうぢやないか。
今の東京市長は先輩なんだつて?
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ほしゅ
とりあへず保守
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
高校野球が始まつてゐますね。
―――ヽ――――――――――――――
今年は何處が優勝するのだらう。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この刷れ的には「全國中等學校優勝野球大會」とでも
仰つて戴いた方が宜しかつた樣にも存じますが、皆樣如何?
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
今年の夏は、もうおわつたのでせうか。
─────v───────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
好事家に言はせると、「こみけ」なる祭典に參加せねば
夏は終はらないさうですぞ。
炎天下の中、有明の埋立地に數十萬人が本の賣り買ひに集まるとか。
古本市の化物みたいなものですかな?
─────v────────────────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
>>440 擬古先生も祭に參加されてゐる由
(貳代目652番參照)
拙も一般參加致します
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
私は女性の假装が樂しみですよ ハハ
―――ヽ――――――――――――――
矢張りお前は女子か、しょうもない奴じゃ
どれ、贔屓の組(サァクル)は出ておられるのかな?
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
443 :
名無しさん@4周年:03/08/15 00:06 ID:zXYIbS9q
┌─────────────────
│今日八月拾五日は光復節ニダ。
│チヨツパリは隱忍自重して
│謝罪と賠(略)しなければならないニダ。
│間違つても靖國神社に參拜しやうなどゝ
│考へてはいけないニダ。
│參拜するやうなゑのむは逝つてよしニダ。
└──v───────────────
│(゚Д゚)ハァ?、何寢ぼけたことほざゐてるんだゴルァ。
│靖國神社に參拜するぞ、ゴルァ!
└───v──────────────
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
< `∀´> | ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ ** |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧m∧
(;>−<) 茂名男さんはもう
U§U 私に興味なくなつたのでせうか…?
ノ_○__ヽ
UU
>>443 仁太君を貶めんとするやうな書き込みは愼み給へ。
─────v────────────────
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
446 :
山崎 渉:03/08/15 08:58 ID:XX7ntHoB
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
今年も東北は冷害になるとか。
___ _________/
∨ ||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚д゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______∧______________
また米の値段が上がりますね ・・・
>>444 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 嫌だなア、椎子さんたら、突然縁起でもないことを言はれちやア困るよ。
| 「僕が君に興味を無くした」だつて?そんな事は金輪際ないですよ。
| さア、安心しても大丈夫ですよ。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧m∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(* ´∀`) (゚ー゚*) < マア、茂名男さん…
< y > U§U \_________
川川川 ノ_○__ヽ
(/ ∪ UU
チユツ
∧__∧m∧ キヤツ
(* ´(* )
< つ )
川ノ_○__ヽ
(/ UU
\_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ オイコラ茂名男!お前、一體何樣のつもりだ! ≪
≫ まだ若いのに人前で堂々と、椎子さんと接吻だなんて! ≪
≫ 大概にしろ!みんな見てゐるんだぞ!!早く止めぬか!!! ≪
≫ ≪
/MMMM| /MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
|/
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ?||
∩#゚Д゚)フ (゚ー゚;)? ||о__
ヽ |=| ノ━┳(/ | ??||###
( /つ) ||( )⊃ ?||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゚
O
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この人つたら、何故此處まで必死なのでせう…?
しまつた…訂正致度く存知上候
\_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ オイコラ茂名男!お前、一體何樣のつもりだ! ≪
≫ まだ若いのに人前で堂々と、椎子さんと接吻だなんて! ≪
≫ 大概にしろ!みんな見てゐるんだぞ!!早く止めぬか!!! ≪
≫ ≪
/MMMM| /MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
|/
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
∩#゚Д゚)フ (゚ー゚;) ||о__
ヽ |=| ノ━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃ ||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゚
O
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この人つたら、何故此處まで必死なのでせう…?
ノスタルヂヤ殿良い!!
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
おや?先生、何故蓄音機から陛下の玉音放送が…
───────────────v──────
/ ̄ノ\ /…朕は時運の趨く所、堪へ難きを堪へ、
| τ < 忍ひ難きを忍ひ、以て万世の為に
\_ヽ/ \太平を開かむと欲す。 ∧_∧
‖ ∧∧ (´д` )
| ̄◎ ̄| ∧(゚Д゚ ) く v⊂l ~>
|◎ ◎ | とi⌒||ヽ/∩ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────────────ゝ──────────────
此れはレコード(CD)ぢやよ。我々は陛下の玉音放送を
斷片しか聞いた事が無かつたが、此れは全文收録されてをるぞ。
─────────────────ゝ───────
この放送には色々な意味が込められてゐたのですね…
http://www.fureai.or.jp/~gogatsu/sinkan-gyokuon.html
453 :
( ´∀`)さん:03/08/16 15:03 ID:orFhw/zJ
一寸浮上
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
_
_'~_ ミミ ノ ノ
>>443 /ひ` 3彡\ ( ノ 仁太君なら、夢に迄見た祖國の解放を
/ 匸/ < ) ノ ノ 心より慶賀し乍らも、大陸や南海に散つた
( ( \(⌒ヽ / ( ( 英靈に寄せる日本人の氣持ちをも理解し、
|\_))ノノ\。ノノ 參拜には異議を差し挾まぬと思ふが如何。
| |
∧∧
(*゚ー゚) 澁澤殿に次ぐ澁い伽羅の登場ですね。
< ilYil~/つ御名前など宜しければ教へてください。
〇i__i ヽ
^^UU^^
(・∀・)ぢゃあ、ちょつと保守でもしやうかしら
___
/+ 人
ヾ人>'ヮ')> ) 保守お疲れ樣です。粗茶ですがどうぞ・・・
___ ノ*。 y ヽ__(________
\ ()|ヽ_/ヽメ ノ いゝ! \
\ (| T___) [_] 冒 (・∀・) \
\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>452 ttp://www.shuryosha.net/dl.html こゝで、玉音放送の全文と音聲をダウソすることもできますな。
かうやつて新めて眺めてみますと、この放送の本當の意味を理解することができますな。
――y――――――――――――――――――――――――――――――――――
∧ ∧ イマサラオソイガナツヤスミノジユウケンキュウニイカガ
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
小生は單なる一介の名無しです。突然乍ら今日は保守がてら謝辭を述べさせていたゞきたく存じます。
小生には文字繪や創作の才能は殘念乍らありません。從つて職人の皆樣には何時も感服してゐる次第です。また、此の擦れの獨特たる雰圍氣を保守して來られた皆樣にも、小生感嘆の息無しには居られません。
不思議と此の擦れを見ると氣持ちが安らぎ、心が晴れ晴れとしてくるのです。
小生は未だ學生の身の爲、(特に來る年に受驗を控へてゐる爲、)此の擦れに本意を以て參加することは儘成りませんが、僭越ながら一言御禮を申し上げておきたかつたのです。
此の擦れの更なる發展を心より願ひます。草々。
∧∧
(*゚ー゚) 460殿、私も同意です。受驗勉強頑張つて下さい。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
462 :
( ´∀`)さん:03/08/23 00:16 ID:MmtUEC9K
∧ ∧ このスレに来ると、心が優しくなれるのは何故でしょう?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
あぼーん
|全国に分散する部落の人々よ、団結せよ。 |
|ここに我々が人間を尊重することによって、 |
|自らを解放しようとする運動を起こしたのは |
|当然である。我々は、心から人生の熱と光 |
|を求める物である。水平社はこうして生まれた。|
|人の世に熱あれ、人間に光あれ。 |
\__________________/
∨
∧η∧
(,,・Д・)
ミ )□
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|全国水平社 |
∧ ∧∩ ∧ ∧∩ ∧ ∧ ∩
( ∧ ∧∩( ∧ ∧∩( ∧ ∧
〜(_( ∧ ∧ ∩( ∧ ∧__( ∧ ∧
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_( ∧ ∧
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
「う〜〜っ」
∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧
( ・3・ ) (・3・) ( ・3・ )
( つ⊂ ) (つ⊂) ( つ⊂ )
ヽ ( ノ ( ( ) ヽ ( ノ
(_)し' U U' (_)し'
「ぼるじょあ♪」
∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧
∩ ・3・)∩∩ ・3・)∩ ∩ ・3・)∩
〉 _ノ ヽ _ノ 〉 _ノ
ノ ノ ノ て ,) ) ノ ノ ノ
し´(_) U´ ヽ⊃ し´(_)
ぼんやり保守して見る
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
保守
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
氣が付くと保守してゐる自分が居る
虫の声を聴き乍ら保守して見る
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
厚木飛行場にマッカーサー元帥が降り立つたのは今日だつたのですか。
―――ヽ――――――――――――――-------------------------
あの頃は本當にどうなるかと思つてゐたよ。
――――――y――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
471 :
( ´∀`)さん:03/08/31 20:14 ID:mgsbHLu3
挙げ
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
age
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧
' !i!` シュボッ
i
:
.
∧
(,, Д ) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧_∧! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__( ;´Д`)___< ゆ、夢かっ…!
\〃( つ つ \ \_______
..\⌒⌒⌒⌒⌒⌒.\
\ \
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ∀ ) | ( Д ,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩
(゚Д゚;)/ の、のつぺらぼう!
/⊃/
〜( 、-O
∪
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~ 怪談(くゎいだん)ならば
/ y~|⊃ もう少し前の暑いときにして欲しかつたな。
〜(_|⊃)
∧ ∧
~━y (,, ) まあ今年は夏が無かつたからね。
⊂| \ 秋の怪談もいゝぢやないか。
(___ )〜 處でなに/\のつぺらぼうだつて 。
∧ ∧
(,, Д ) y━~
/ y~|⊃ そいつはこんな奴だつたかい 。
〜(_|⊃)
∧∧
(*゚ー゚) 怪談と言へば小泉八雲ですよね。
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧ ∧ さう云へば、怪談はまだ出て居なかつたやうな。
ミ ゚Д゚ミ∧ 茂名亜童話集にも無いやうで。
∩ヽ/||⌒!つ
∧ ∧
(,, ) y━~ 狢、か…
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
________________________
,ィノリ、ヾ, /
リイノ∀・) < 怪談と言へば森鴎外に「百物語」といふ作品がありますね。
(;,:',i i';,.) \________________________
. |,,_i__|
(;;;;y')')
(・∀・)初書き込みにて候。陛下の玉音放送レコード(CD)つきの本を本屋にて注文ゐた致候へり。
___ ___
__ | )
人 +ヽ. | ./
<(' _'<人ノ | /
/ y*。ヽ .| /
∧∧ o-|ノヽ_/oエ/ /
(゚Д゚,,) / 〈_*lゝ/ ,, --- 、
O’━’O━━━━━o____.γγ⌒ヽヽ
ヽ )つ <__<___ l l O .||
てノ ヽヽ ノ ヽヽ_ ノノ
485 :
梅リカ:03/09/04 22:49 ID:Vz+XyDvb
人力車(・∀・)ゐゝ!
∧ ∧ 矢野捕手の本塁打、天睛れであつた。
ミ ゚Д゚ミ∧ あゝ甲子園に想ひを馳せる・・・
∩ヽ/||⌒!つ
昨年まではシーズン序盤は阪神ファンを自稱してゐても
終盤になるとみな阪神を惡く言つてゐたものですがね。
―――ヽ――――――――――――――
ウム、最下位の年でも甲子園に足を運んで應援する
本當の阪神ファンがあの中には一體どの程度ゐることやら
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何處のチームも優勝すると「俄か」が増えるものですが、
阪神は特にその傾向が強いやうですね。
―――ヽ――――――――――――――----------------
深刻な不況の中久しぶりに明るい話題だからね。
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧ こゝでは保守ばかり流行る
∩ヽ/||⌒!つ
九月になつても暑い日が續きますなあ。
∧_∧
(( (⌒)(´∀`; ) アヂーアヂー
||⊂ y と >
(⌒と⌒__)
 ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄
どうやら巨大な颱風が近づゐてゐるとか。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
今日は乃木大將の日ださうですね
―――ヽ――――――――――――――----------------
1912(大正元)年の今日、明治天皇の大喪の日に、
夫人とゝもに殉死したさうだ。
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄
┌─────────────────
│乃木大将と云へば夏目漱石先生の「こゝろ」を思ひだすな。
└────v────────────────
│貴方もあれだけの素晴らしい作品を
│ 書くことができれば良いのですけれど。
└───v────────────
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚ ) .||о__
< |=| >━┳(/ .| .||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────────────
│・・・ゲフン/\・・・
└────v────────────────
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;-Д-) (゚ー゚ ) .||о__
< |=| >━┳(/ .| .||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
乃木大將の殉死といへば、私は司馬遼太郎の
「殉死」を思ひ出しますよ。
―――ヽ――――――――――――――----------------
「殉死」によれば、乃木大將は後半生は死に場を
求めてゐたやうに書かれてゐた。
実際陛下から直々に「朕より先に逝くな」と
仰有られたと云ふからな。
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄
乃木大將と言へば、森鴎外も
日露戰爭に從軍したんですよね。
―――ヽ――――――――――
陸軍軍醫であつた彼はドイツの學説に傾倒してゐた爲、
脚氣を細菌の仕業として兵逹に麥を與へず
多くの兵を失つてしまつた。
…今となつては結果論なのかも知れないがね。
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄
(壱/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,-Д-) < 貴方はもう忘れたかしら
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\ 赤い手拭ひマフラアにして
| ||三∪●)三mΕ∃ \_______
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,-д-) < 二人で行つた横丁の風呂屋
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\ 一緒に出やうねつて言つたのに
| ||三∪●)三mΕ∃ \_______
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(弐/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,=Д=) < いつも私が待たされた
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
| ||三∪●)三mΕ∃
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(参/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,-д-) < 洗ひ髮が芯まで冷えて
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\ 小さな石鹸カタ/\鳴つた
| ||三∪●)三mΕ∃ \_______
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,=Д=) < 貴方は私の身體を抱いて
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
| ||三∪●)三mΕ∃
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(四/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,=д=) < 冷たいねつて言つたのよ
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
| ||三∪●)三mΕ∃
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(伍/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゜Д゜) < 若かつたあの頃
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\ 何も怖くなかつた
| ||三∪●)三mΕ∃ \_______
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゜д゜) < たゞ 貴方の優しさが
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
| ||三∪●)三mΕ∃
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(陸/質)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,=Д=) < 怖 か つ た
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
| ||三∪●)三mΕ∃
\_.へ--ノ ゚ ゚ ゚
∪∪
(質/質)
此れはまた澁い歌ですねぇ。
 ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | |
∧_∧..|―― .∧∧ ― 〇| /ノ人ヽ
( ´∀`)|## (゚Д゚,,) ##| (゚ー゚*) コンドイッショニ
__< ! y >|##く y >.##| (/ |〉 セントウヘイキマショウヨ
_∧_/~~ ~ノJ##(....ノっ)##| (_ っ
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_________∧________
先日ラヂヲで聞いてな、ふと歌つてみたくなつたんぢや
切なさ、といふものが良く表現された歌ぢやのう。
(番外/質)
以前よりこのスレツドを閲覽させていたゞいてゐるものでございます。
昨日テレビにて聞いたこの歌に胸を打たれ、
非才の身ながらも繪繪として書き込ませていたゞきました。
時代考證等、全く無視してしまつてをります。
お目汚し、誠に失禮いたしました。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
出典 喜多条忠作詞・南こうせつ作曲 『神田川』
甚だ野暮であるとは思ひますが
大字は「壱弐参肆伍陸漆捌玖」であります
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>505殿
あゝ申し譯ない。
まことに
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ <イテーヨシ
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
な自分にたゞたゞ涙。
今後、精進させていたゞきます。
最近「りばゐばる」ブームとかやらで
古い曲が見直されてきたやうですね。
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
歌詞のよい歌はいつまでも殘るからね。
>504殿乙
昨今勘違ひリヴァイヴァルが幅を利かせてやがる…やれ/\だぜ。
―――ヽ――――――――――――――――――――――――
それも尤もですな。曲調を早くし音を割つてこそ今風な名曲といふ
風潮には如何せん感心しかねますな。
――――――y――――――――――――――――――――――
| | .|
_、_ |―― ∧∧─―〇|
( ,_ノ`)y━・~~(゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こゝはとても心が温かくなるスレでございます。
>>1さんには大變感謝してをります。
用件はそれだけでございます。
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ±ヽ
|(酢∀-)
|(∩∩)
∽∽∽(酢)∽ キリキリキリキリ
阪神タイガアスが優勝いたしましたね
―――ヽ――――――――――――――----------------
大阪は2,3日は危険な町になるだらうなぁ…。
――――――y――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>508 澁澤の旦那はいいことを仰るな
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
ロッテ?日ハム?
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~ さういへば
/ y~|⊃ いちばん優勝から離れて居るちいむは
〜(_|⊃) どこなのだらう
>>512 或る意味近鐵でせうな。
日本一には一度もなつたことがない、唯一のチームですから。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>513 しかしある意味近鐵も不遇ですな。
阪神に客を取られ、關西第二位の人氣かと思へば
二位は巨人ですから。
まあそれを言へばヲリツクスはどうなるといふ話になりますが・・・。
あ、申し遲れましたが當方は關西在住です。
巨人が關西人氣二位といふのは當方の體感で、明確な證據をだせと言はれゝばぐうの音もでません。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 最も優勝から離れてゐるちいむは千葉ロッテマリーンズです。
\___ _________________________
━━━━∨━━━━━━━━━━━━
1974年パシフィックリーグ優勝 ロッテヲリオンズ
1981年パシフィックリーグ優勝 日本ハムファイターズ
1991年セントラルリーグ優勝 廣島東洋カープ
,__
B■∧ /
(,,゚Д゚) / 日公が優勝から遠ざかつてゐるのはやはりロース(略
━ ⊂ つ ━━━━━━━━━━━
未だ日本一を取れぬは近鉄バッファローズ
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ちなみに最も日本一から離れてゐる球団は中日ドラゴンズです。
\___ _________________________
━━━━∨━━━━━━━━━━━━
1954年日本一 中日ドラゴンズ
1962年日本一 東映フライヤーズ(現日本ハムファイターズ)
1974年日本一 ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)
,__
B■∧ /
(,,゚Д゚) / 未経験の大阪近鐵バファローズは除いてですが
━ ⊂ つ ━━━━━━━━━━━
__,,,,,,___ >515を見ると、
__| (⌒ヽ:::::::::::'''''-,, 私は悲歎にくれ、
│ |´・\ ::::::::::::::::::ヽ < いつも枕を涙で濡らすのでござゐます。
│Σ ◇ ハ::::::::::::::::::::::ヽ,
│ |、・ ( ) ろってさぽうたぁなる人々も嘆いておられます。
(⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
久々に来たら
あぼ〜んでログが詰まったわい
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
パシフィックリーグではダイエーが優勝しさうですね。
――――――――――v――――-------------------
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――ーーーーーーー
試合の差が「4」である西武もまだチャンスがあるよ。
521 :
( ´∀`)さん:03/09/24 03:14 ID:LHg9/o2d
ほしゅなのでございます。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
我輩は
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
我輩は…
∧_∧
( ´∀`)へ
∩ ヽ/ll⌒iう
吾輩は
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ <吾輩は
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
・・・。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
我輩は犬である。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>523 たぬき…
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧∧
(*゚ー゚) 保守します。
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
巷では高見盛(◎皿◎)といふ力士が大人気ださうですね
――――――――――v――――-------------------
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――ーーーーーーー
相撲人気も復活してくれると良いがなあ
>>528
∧_∧
Σ( ´Д`)へ
∩ ヽ/ll⌒iう
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
茂名さんは放つておいて宜しいのですか?
________ __________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
なに、奴の事だ。腹が減れば歸つてくるだらう。
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
今日も茂名さん來ませんでしたね。
________ __________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
・・・・・・・・・・・・・・何大丈夫だ。
きつと明日あたり來るだらうよ。
僕はね、今度ばかりは許せないよ。
擬古先生が謝つてくれなきや
のこのこと歸れるものか!
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ;´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| . ミ゚Д゚ ミ∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
兄貴の強情は今に始まつたもんぢやないが、
おめぇも相當頑固だなァ
もう本當に困つた人なんですの。
茂名さんがいなくなつて寂しいのは
自分のことだつてわかつてゐるなら
素直に謝ればいゝのに頑固だから。
________________
.V
| | |
| | |
| | |
| |
∧_∧ /人ヽ .| ・
( ・∀・) (゚д゚*) ∧ ∧
__< ! y > ( v。) [二二( ),'ヽヽ
_∧_ /~~ ~ノJ ( |) | /ヽ ̄ |三つ
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
佛の茂名男さんも今度ばかりは
腹が收まらないやうですな。
>>539 僕はね、狸と言はれた事に怒つて居るんぢゃあ無いんですよ。
付け毛で変装してまで僕を馬鹿にしようとする
その悪い趣味が許せないんです。
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ;´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| . ミ゚Д゚ ミ∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
兄貴も悪趣味なことをするもんだ。
∧ ∧ 本當は俺が・・・・ってやつぱり言へない・・・・
ミ,,゚Д゚ミ y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃) しかし、茂名男と兄貴が仲違いしたままと言ふのも・・・・
∧ ∧
( ゚Д゚)∧ 余のをとうとは擬古次郎と通之助だが?
∩ヽ/||⌒!つ
>>542 ∧ ∧ 水臭へなァ
ミ ゚Д゚ミ∧ 義兄弟の杯を交はした仲ぢやねえかよ、兄貴
∩ヽ/||⌒!つ
| | |
| | アラヤダ
∧_∧ /人ヽ .| ・
( ・∀・) (゚д゚*) ∧ ∧
__< ! y > ( v。) [二二( ),'ヽヽ
_∧_ /~~ ~ノJ ( |) | /ヽ ̄ |三つ
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さうゆふ旦那はどうなんでせう。
そろ/\一人目など拵へてはいかゞでせうか
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ ダレモ ボクノコトヲ キニシテイナイ ・・・
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
多くの仲間を半島に殘してきたから思ふんだけど、
些細な諍ひで友を失つてしまふといふのは
とても勿體無い、
一種の犯罪行爲ではないかな?
――――――――――――v――――
,, , ,,Λ_Λ Λ Λ ,,,
,, , <ヽ`∀´> (´Д`;)…ソフカモナァ… ,,
,, , c「 y___ ヽ /□ ヽ ,,
,,, ,,. /⌒ ⌒ ノ /⌒ ⌒ ノ ,,
:; ; (_(__) (_(__) ,,,
,, ,,
,, ,, ,, ,,,
548 :
547:03/10/11 06:05 ID:zBxq9+Ru
∧ ∧
(;゚Д゚) y━~ 茂名男の相槌は「サウカモナァ」が正しかったですかな…
/ y~|⊃ …イヱ、私はあ奴の事など
〜(_|⊃) 微塵も氣にかけてをりませんぞ;
誰か茂名さんとうちの夫を
仲直りさせてくれる方は
いらつしやらないでせうか。
_______________
.V
/人ヽ
(゚д゚*)
( v。)
( |)
∧∧
(*゚ー゚) では私が...
< ilYil~/っ イツゾヤノハンカチーフノオレイヲカネテ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ アノヒトハ イッタイ ドコニ…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ アノヒトハ イッタイ ドコニ…
⊂! y ノ 脱兎落チハイヤモナ・・・
人~~Y
し (_)
さうして何日かゞ過ぎた…
∧∧
(*゚ー゚) 脱兎落ちは免れたやうです。
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
556 :
( ´∀`)さん:03/10/16 10:13 ID:TWaegqv/
あげませう
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ ハナシガ トマッタママ・・・
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧ ∧
(*゚∀゚) そしてお前さんも止まつたまゝだな。
< Y > どれ、ひとつその恰好を木にでも彫り拔いてみやうぢやないか
.( /つ)
ギャアァァァー!! デハ イザホリヌカン
∧∧∧,,∧
(∀゚*)ミД゚,,彡
とと、 ⊂ ミ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ミ ミ ミ〜
 ̄O ̄ ̄O ̄し'ノヽ)ヽ)
__ /|∧∧ ∧,,∧
- ∩#゚∀゚) ニ ミ゚Д゚;彡 オ、オチツキタマヘ
≡ ヽ つ=|二フ - ミ つ ミつ
〜( _,つ 〜ミ ,,つ
-= (/´ (/""
仲違いがこんなにも続くとは
思っておりませんでしたわ。
あの人も頑固だけど茂名さんも。
まつたく、付き合いが長い所為か
変な所ばかり似るんだから。
_______________
.V
/人ヽ
(゚д゚*)
(且。)
( |)
まつたく君のいたづらには呆れたよ
これでは學生時代のままぢやないか
_____ __________
∨
|| ギコハハハ
|| _∧ ∧ ∧
__о|| ゚Д゚) ミ^Д^ ミ
###|| |=| > ∫ ∫ ( У y━ '''''
###|| /つ)旦 旦 (⊂/ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________∧___
退屈でついつい若いのをからかつて
みたくなるんだよ
しかし程々にしたはうがいいぞ
最近は何しても訴へられるから
_____ ________
∨
||
|| _∧ ∧ ∧
__о|| Д-) ミ゚Д゚ ミ
###|| |=| > ∫ ∫ ( У y━ '''''
###|| /つ)旦 旦 (⊂/ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________∧__________
奴さんこれ位で訴へるかね
つふか 漢はもつと強くないと世の中渡つて逝けねえぜ…
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ さておかれた
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
今日、おいしいお菓子をいただきましたのよ。
だけど二人ではとても食べきれませんわ。
茂名様おいでにならないかしら・・・
_______________
.V
/人ヽ
(゚ー゚*)
(且。)
( |)
|| /人ヽモナサマノ ∧ ∧オレノブンハ?
__о||(*゚ー゚)ブンシカ ミ゚Д゚;ミ
###||( 。且)ゴザイマセン ∫( У y━ '''''
###||(| ) 旦 (⊂/ )
いゝか、茂名男!
今晩にでもお前が頭下げてとにかく先生と仲直りして來い!
――――――y――――――――――――――――――
何ですか藪から棒に!?
―――ヽ―――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
(;´Д`). | .ミ゚Д゚#ミ |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人ヽ
(ー゚*) 茂名さんまだかしらねぇ・・・
(且。)
( |)
∧ ∧
(,,‐д‐) 折角わしが折れてやろうというのに…
< Y >
.( /つ)
だからお前は!
いつまでここにいるのかと(略
――――――y――――――――――――――――――
いや、いざとなると怖いし ツーカナンデボクガアヤマルンデスカ
―――ヽ――――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
(;´Д`). | .ミ゚Д゚#ミ |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 阪神日本一逃した〜
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧∧
(,, ゚Д゚) 茶が旨い季節になつた
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
保守
∧ ∧
(,,‐д‐) 茂名男の奴、一體何処へ…。
< Y > 此のままではまた保守ばかり流行るぢゃないか。
.( /つ)
∧∧
(,, ゚Д゚) 來週は總選擧ぢや
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 僕には選擧權がない…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ ダイエー小久保放出…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ IQ低すぎた…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧ ∧
(*゚∀゚) 此處は何時から貍に泣き言を言はせる刷になつたんだ
< Y >
.( /つ)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ モナオハタヌキヂャナイトイフノニ・・・
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 野球日本代表3戦全勝
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
>>575 ∧∧
(*゚ー゚) 喜ばしき事ではありませんか茂名男さん
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 未だ貳十伍には非ざるので…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 高額の税金なんて納めていないよ…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
>>584 大正14年以前の設定ならさうですな。
∧ ∧ けふの總選擧で昭和初年以來の
( ゚Д゚)∧ 「憲政の常道」が復活するのであらうか
∩ヽ/||⌒!つ
586 :
ニセカト:03/11/09 16:53 ID:DbyotCCy
大日本帝国バザー―――イ
587 :
ニセカト:03/11/09 17:14 ID:DbyotCCy
|
\ _ /
/ \
―(°▽°)― <旅順港閉鎖作戦さいたま〜
\_/
/ | \
588 :
ニセカト:03/11/09 17:15 ID:DbyotCCy
この国は 俺が もらう
やめろ志○雄 やめるんだゴルァ
∧∧
(,, ゚Д゚) ギレン・ザビ閣下に一票入れてきた
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 地元で公明が当選した・・・
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 社民が六人も當選した‥‥
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ∧_∧ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ヽ( ´∀`)〃 < 貴殿はヒトラアの尻尾だな
| /~^ヨ|E^~ヽ、 ヽ\__________
( ̄ <_ノつ ⌒とノ  ̄)
!!! ヽ く ̄て ノ !!!
!!! し' (_) !!!
.Λ__Λ
.( 卍 )
.∧仝∧ .|
((. (` (`llll ´; ) |
ヽ . ) |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|
|=====卍=====|==|
|___________|__|
594 :
ニセカト:03/11/11 17:10 ID:8BujS0rz
満州事変勃発
595 :
( ´∀`)さん:03/11/11 18:16 ID:eQaYhBNJ
満州国建国
△ 満州
◎ 滿洲 ○ 満洲
満洲族の清朝は、前王朝の明が火の属性を持つていた事から、さんずいの文字「清」を王朝の名につかつたのださうで、
満洲も亦さんずいの文字なのださうだ。
大體が州は、洲の略字足り得ぬモノなり。
597 :
ニセカト:03/11/13 15:40 ID:FAGtE0CK
太平洋戦争勃発
598 :
( ´∀`)さん:03/11/13 16:40 ID:KkArBsKq
權利幸cLラヰナ人ニ 自由湯ヲバ飮マセタヰ
オツペケぺ オツペケペツポ ペツポツポ
堅ヰ丄丅甪トレテ マンテルズボンニ人力車
ヰキナ束髮ボンネツト 貴女二紳士ノ扮裝デ
外郶ノ餝リハヨヰケレド 政治ノ恖想ガ缼乏ダ
天地ノ眞理ガワカラナヰ ココロニ自由ノタネヲマケ
オツペケぺ オツペケペツポ ポ
>>ニセカト
こゝはたゞ單語を書き連ねる刷れぢやないから。
それに擧げるのも止めておゐた方がいゝと思ふから
――――――y――――――――――――――――――
刷れを盛り上げやうとする心意氣自體は、素晴らしいのですけどね。
―――ヽ―――――――――――――――――――――――
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`). | .ミ゚Д゚,,ミ |
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l |
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(*゚∀゚) おや/\いつの間にやら仲直りですかい?お二人さん
< Y >
.( /つ)
≡∩∩≡=
≡| | || ≡=
ゴゴゴゴゴ ≡| | || ≡=
≡∧∧∧∧ | | || ≡= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
≡(( ´Д`)///≡= < 先生!地震です!
≡// //≡= \_____________
≡/ / /| //≡=
_≡| | | .| || ≡=
≡\\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\≡=
≡| ||\ \\≡=
≡| ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄≡=
≡| || |||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| ≡=
≡.||| ||| ≡=
∧_∧ 曙K-1参戦‥‥
( ´Д⊂|ヽ 武蔵丸引退‥‥
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
いつになったら仲直りするんだ
流石に謝りに行つて方がよろしきもゝには御座無候か?
________ _______________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
さうだな、疑古燒きでも持ちて行つてやるか。
606 :
ニセカト:03/11/23 15:29 ID:8gAc8rjO
|
\ _ /
/ \
ー(°▽°)ー <ええじゃないかええじゃないかええじゃないか
\_/
/ \
|
∧_∧
(°Д° )<維新の影響がここまで広がつてきたか、よし蝦夷にでも引つ越そふ
___( つ つ__________
607 :
ニセカト:03/11/23 15:38 ID:8gAc8rjO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ /〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■■■
| | <目指すは札幌市。行くぞ新天地
_____| |____
| |
______|____________|_______
| 比羅夫丸 )
| |
|〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜/〜〜〜〜〜〜〜〜
>>ニセカト殿
頼むから、刷れを荒らすのは止めてくれ給へ
609 :
ニセカト:03/11/24 15:49 ID:3lKZag5F
ずれはどうやって直すのでありますか?
>>609 まず上げるのを止めなされ…
ここはノンビリ下げ進行(だつたはず)でありますゆゑ
まづはメェル欄に半角仮名にて「sage」と打ち込むのですな
―――y――――――――――――――──────
左様。つひで、繪繪の乱れを直さんなれば、この板の質問刷れに赴くべし
――――――y――――――――――――────────────
| | .|
∧_∧ |―― ∧∧─―〇|
( ´∀`) | (゚Д゚,,) | メェルノ ショザイヲカキコムノハ アクヨウサレルユエニ
__< ! y >| ( /つl⌒l⌒l | タヾ/\ sageトイレルベシ
_∧_/~~ ~ノJ ( ノつ)| ̄ ̄ ̄|
|_| し| ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あの人つたら、茂名男さんと
| 仲直りなさつたのかしら?
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ノ人ヽ
(゚ー゚#)
~旦y,~)
|,,,,,,||>
| ノゞ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>614 話どころか擦れ自體も全く進んでゐないぢやないか。
616 :
( ´∀`)さん:03/11/29 21:17 ID:egCX6irR
早く仲直りしないかなー
>>611は囘想シーンといふことでフアイナルアンサー?
話の流れに関係なくテンプレ使うのはアリだろ?
職人さん期待します。
∧∧
(,, ゚Д゚) でじたる放送とはなんぞ?
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧ ∧ 「放送」って言う位だから
ミ ゚Д゚ミ∧ ラヂオの親戚なんぢゃないのかい?
∩ヽ/||⌒!つ
| 先生、いろいろ話したい事があるモナ・・・
\__ __________________
∨ | 今年も師走(12月)になったか。走らねば!
\_ ____________
∨
∧_∧ っ ∧∧
( ;´∀`)っ __(,,゚Д゚)
( つy ノつ ⊂|_ y _ノつ
ノノハ|||)) (__-、ノ
し'(_) ダッ //ヽ_っ
== |ノ
>>622 ワラタ
そうだね、師も走る程の忙しさが師走なんだし
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) トホ
| / すゐません、ちよつと通りますよ
| /| |
// | |
U .U
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) トホ
| / すゐません、ちよつと通りますよ…ズレましたよ
| /| |
// | |
U .U
627 :
ニセカト:03/12/04 17:35 ID:IvaWeSSk
∧_∧
(・∀・)<<へへん!ぼくは特高警察の手先だぞ!
∧_∧
(´_ゝ`)<<俺たちも流石に気をつけよう、共産主義者は危険だからな
628 :
ニセカト:03/12/07 15:03 ID:HJlhv1bp
∧_∧
(・∀・)<<滅んで良いね、満州
_____(___)_______
|_____初代総統______|
∧_∧
(○∀○)<<って言ふかお前が滅べ、関東軍
(薄義 )
・ずれている。
・脈絡がない。
・何よりおもしろくもない。
荒らし?
NGワード推奨?
風たちて樹立ちさはぎ
鳥飛びてくれぬ
子らよ待たん
いざかへり
夕餉たきてやすらはん
風立ちて穗麥さはぎ
雲とびてくれぬ
子らよ待たん
いざかへり
夕餉たきていこひなん
宮澤賢治 耕母黄昏 より
好きなのだよ。この詩。
繪繪も付けたかつたけれども、
良いものは作れさうになひのでやめておゐた。
>>629 斯くの如き事にしておけば、問題無く閲覽出來候。
∧∧ カキカキ
(* 。 。)
〜(_ノっ━__
デキタ!!
∧∧
(*゚∀゚) / ̄/
〜(_っ/_/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お母樣!私、ちよつと繪を描いてみたの
| 見て見て!どう?上手でせう !?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
>627-628 (゚A゚*) オ ツウコダ アヒヤヒヤ
一二三 ∧∧ ↓ ( y ) ∧∧
(*゚∀゚)/ ̄/ ノ:::::::::| (゚∀゚*)
一二三 〜(_っ/_/ し`J (__)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おや/\、ツウ子が繪を描いてみたのかい。どれ/\、拜見させて頂きませうか。
\___________________________________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
>>631 殿のお手並みに敬服せる次第で御座候。
| 是れで、問題無く閲覽出來ますぞ
\___ _ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
| / . ( そろ/\誰か擬古の旦那と茂名男を仲直りさせて
|/. ( やつてはくれまいか。このまゝ年を越してしまつては
( 夢見が惡い
〜〜〜O〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
|| ο
|| ∧∧ ∧ ∧
__о|| (,,゚Д゚) ミ゚Д゚ ;ミ
###|| < |=| > ∫ ∫ ( У y━ '''''
###|| ( /つ) 旦 旦 (⊂/ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(,, ゚Д゚) 亜米利加で作られた「らすと・さむらい」なる映畫が人氣ださうな。
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~ 人は何をもつて幸福というのでせうね
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧∧
(*゚ー゚) わたくしは、不孝でさへ無かつたら、それはまう、‘しあわせ’なのでは無かろうか、と思うのです。
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
何處かで聞いたことのある言葉なのだが。思ひ出せない。
637 :
( ´∀`)さん:03/12/10 20:54 ID:rrVZ8ZnS
愈々、大日本帝國軍がイラクに出兵するさうですね。
________ _______________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
うむ、戰死者が出なければ良いのだが・・・
638 :
1/13:03/12/13 22:19 ID:nFGIpK9z
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::
我輩は犬である。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
たぬき…
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧_∧
Σ( ´Д`)へ
∩ ヽ/ll⌒iう
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
639 :
2/13:03/12/13 22:20 ID:nFGIpK9z
茂名さんは放つておいて宜しいのですか?
________ __________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
( ゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
なに、奴の事だ。腹が減れば歸つてくるだらう。
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
今日も茂名さん來ませんでしたね。
________ __________/
∨
||
∧ ∧ /ノ人ヽ ||
(;゚Д゚) (゚ー゚;) ||о__
< |=| >━┳(/ | ||###
( /つ) ||( )⊃||###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧_____________
・・・・・・・・・・・・・・何大丈夫だ。
きつと明日あたり來るだらうよ。
640 :
3/13:03/12/13 22:20 ID:nFGIpK9z
僕はね、今度ばかりは許せないよ。
擬古先生が謝つてくれなきや
のこのこと歸れるものか!
――――――――――v――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ;´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| . ミ゚Д゚ ミ∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
兄貴の強情は今に始まつたもんぢやないが、
おめぇも相當頑固だなァ
もう本當に困つた人なんですの。
茂名さんがいなくなつて寂しいのは
自分のことだつてわかつてゐるなら
素直に謝ればいゝのに頑固だから。
________________
.V
| | |
| | |
| | |
| |
∧_∧ /人ヽ .| ・
( ・∀・) (゚д゚*) ∧ ∧
__< ! y > ( v。) [二二( ),'ヽヽ
_∧_ /~~ ~ノJ ( |) | /ヽ ̄ |三つ
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
佛の茂名男さんも今度ばかりは
腹が收まらないやうですな。
641 :
4/13:03/12/13 22:20 ID:nFGIpK9z
僕はね、狸と言はれた事に怒つて居るんぢゃあ無いんですよ。
付け毛で変装してまで僕を馬鹿にしようとする
その悪い趣味が許せないんです。
――――v――――――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ;´Д`)| ∧∧.****|
__< ! y >| . ミ゚Д゚ ミ∧ **. |
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
兄貴も悪趣味なことをするもんだ。
∧ ∧ 本當は俺が・・・・ってやつぱり言へない・・・・
ミ,,゚Д゚ミ y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃) しかし、茂名男と兄貴が仲違いしたままと言ふのも・・・・
::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
642 :
5/13:03/12/13 22:21 ID:nFGIpK9z
《 承 前 》
⌒~⌒ ‖~⌒⌒‖⌒・⌒‖⌒~⌒ ‖⌒..⌒‖
===x===x===x===.x===x
∵ ‖ ‖ ‖ .‖ ∵ ‖
== ∧_∧ x===.x===.x===x
( ´∀`)‖ ‖ .‖ ‖
゙゙′゙ く y >″゙′゙ ゙゙′゙ ゙゙′゙゙゙゙゙゙′゙
ノノ人 ヽ))
(__(__)
( 公園で賣つてゐる草團子、うまいさうぢやないか。
( ひとつ買つてきてくれんか。
( ――――――――――v――――――――――
( | | |
( ∧_∧ |―――――――◯゙|
( ( ;´∀`).| ∧∧.****|
( __< ! y >| ミ゚Д゚ ミ∧ .*.*.|
( _∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
( |_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ナゼニ モナガ…
ヽ
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
643 :
6/13:03/12/13 22:21 ID:nFGIpK9z
‖⌒..⌒‖⌒~⌒ ‖~⌒⌒‖⌒・⌒‖⌒~⌒
.x===x===x===x===x===.
‖ ∵ ‖ ∵ ‖ ‖ ‖ .
.x===x== ∧_∧ x===.x===.
‖ ‖ ( ´∀`)‖ ‖ .
゙ ゙ ゙゙゙′゙゙゙′゙ く y >″゙′゙ ゙゙′゙ ゙゙′゙
ノノ人 ヽ))
(__(__) 公園の團子屋…最初に行つたのはもう二年前の初夏、
ご馳走になつたつけ、擬古先生に
‖⌒..⌒‖⌒~⌒ ‖~⌒⌒‖⌒・⌒‖⌒~⌒
.x===x===x===x===x===.
‖ .‖ ∵ ‖ ∵ ‖ ‖
.x===..x===x== ∧_∧ x===
‖ .‖ ‖ ( ´へ`)‖
′゙ ゙゙′゙ ゙ ゙ ゙゙゙′゙゙゙′゙ く y >″゙′゙ ゙゙
ノノ人 ヽ))
(__(__) 擬古先生…
大したことでもなかつたのに、つい/\啖呵を切つてしまつて
顏も出し辛いなあ
644 :
7/13:03/12/13 22:26 ID:+Zx6wxrw
‖⌒..⌒‖⌒~⌒ ‖~⌒⌒‖⌒・⌒‖⌒~⌒
.x===x===x===x===x===.
‖ .‖ ∵ ‖ ∵ ‖ ‖
.x===..x===x== ∧_∧ x===
‖ .‖ ‖ ( #´へ`)‖
′゙ ゙゙′゙ ゙ ゙ ゙゙゙′゙゙゙′゙ く y >″゙′゙ ゙゙
ノノ人 ヽ))
(__(__) いや/\、元はといへば先生が…
645 :
8/13:03/12/13 22:27 ID:+Zx6wxrw
_______________
| |~~~~~~|
| →" ./ ┼" サ 麗 秀 味 佳 | .|
| ー ん' .│こ 早. 演 自 作 自.|________|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiii|
┃ | \ダンゴ!ウマイヨ!/┃ |
┃ | o.o.o.o.o ( ・∀・ ) .┃ |
┃ | o.o.o.o.o. ⊂l/ У⊂l) . .┃_ |
┃´ ̄========= ̄草團子8錢 ̄┃__|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 三本、包んでお呉れ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧_∧
廿 .廿 . (´∀` )
く y >
(( 川 ||ヽ
(_) 、丿
646 :
9/13:03/12/13 22:28 ID:+Zx6wxrw
| |~~~~~~|
| →" ./ ┼" サ 麗 秀 味 佳 | .|
| ー ん' .│こ 早. 演 自 作 自.|________|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiii|
┃ | \ショウショウ オマチ!/┃ |
┃ | o.o.o.o.o ( ・∀・ ) .┃ |
┃ | o.o.o.o.o. ⊂l/ У⊂l) . .┃_ |
┃´ ̄========= ̄草團子8錢 ̄┃__|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ア…!
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ (´Д` )Σ
廿 .廿 . く y >
川 |‖|||
(_(_)
;:;:.;:..:;..:..:.
::;:.;.:;..:.;..:..;.
∧∧ ::;.;..:..;...:.;..
ノ (,゚Д゚,) :::::;;;:::;;:
σ く y > ミ
ノノノリl ミ
し'´O ミ
おう、どうしたい。
何だ、買ひ食ひか?
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,゚Д゚) (´Д`; )
く y > く y >t
ノノノリl 川 |‖||| 田
し'´J (_(_)
――――ゝ――――――――――
イ、イエ房さんの頼まれもので…
俺も今しがたフサに、大道藝人が來てるから
公園に行つてみろつて言はれてな
珍しくもないんだが、あんまり言ふから、
隨筆のタネくらゐにはなるかつてんで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚,,)
く y >
ノノノリl
し'´J
xXXx
X Å X
♪ メ / \ メ
ヽ(´Д`;)ノ ア サテ
( へ) ア サテ
く
∧_∧
(´Д` ) 房さんが…?
く y >t
川 |‖||| 田
(_(_)
∧_∧
(´ー` ) …ご心配お掛けしました
く y >t
川 |‖||| 田
(_(_)
650 :
終 :03/12/13 22:30 ID:+Zx6wxrw
今晩はうちの奴、何を奮發したのか
スキ燒きだとか言つてやがつたよ
どうだ、食ひに來ないか
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,゚Д゚) (´∀` )
く y > く y >t
ノノノリl 川 |‖||| 田
し'´J (_(_)
――――ゝ―――――――
…良いんですか
ご、ご馳走になります!
ピユウッ 丿ノ
ノノ ノ
∧∧ σ ∧_∧
(゚Д゚,,) (´∀` )
く y >:: く y >t
ノノノリl : 川 |‖||| 田
: し'´J (_(_)
おゝ寒!
さつさと行くぞ
先生の寒がりはお年のせゐですかねえ
ナニ言ひやがる
エヘヘ…
つひに仲直り話がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━レリ!!!!!
職人さん有難う御座います!
やはり茂名男と擬古先生が一緒にゐるのは良いものですね。
――――v――――--------------------------------
∧∧
(*゚∀゚)
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
良かつた良かつた。
一時は此の儘年を越すものかと危惧してゐたが。
房擬古はしかし謝つてゐないのだな(笑ヒ
小生、
>>632で、擬古先生と茂名男との仲直り話をお願ひした若輩でございます。
認證番號 +Zx6wxrw 殿、見事な繪繪物語でした。房に代はりまして、心より
お禮申し上げる所存でございます。
___ ┃
/ ┏ )))) ┃ ■■
/ ./ ┃ ┃ | ヽヽ .┃\
/ / /┃祝┃ . i 、、 .| ヽヽ |\ ┃ \
/ / \ \┃.・ ┃.__∧ ド ド |ヽ ..|\ . | ┃
/ / \ ┃和┃゚Д゚ ミ
/ / .ヽ┃解┃ ⌒\
/ . ┃ ┃/ /
/┗(((┛ /
/ / ̄ \
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
師走ですね。矢張り先生もお忙しいのですか。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ___________
いや/\ 、さう謂ふ事は全て家内に任せてをるのでな。
655 :
二/九:03/12/14 01:08 ID:E/d5RGwR
へェ、先生は恐妻家だと思つて居りましたが…
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_________Λ___ ,, ─────/!────
何を謂ふか!俺は此れでも…/ あなた、チョット/\。
`───────────
656 :
三/九:03/12/14 01:09 ID:E/d5RGwR
人人人人人人人人人人人人
そ 何だ!五月蠅いぞ! そ
Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ;´∀`) || (#゚Д゚) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__Λ_______________
あゝ先生、何もそんなに怒鳴らなくても…
657 :
四/九:03/12/14 01:09 ID:E/d5RGwR
お前も妻を持つたら此の位の威嚴がなくてはいかんぞ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハ、ハァ… ┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ;´∀`) || ε= (゚Д゚,,). ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
658 :
五/九:03/12/14 01:10 ID:E/d5RGwR
00
〜〜〜〜〜 ━□8
00
659 :
六/九:03/12/14 01:14 ID:wfkKKHzx
∫ 先生はあゝ仰つてゐ度けれど
∫ 私には向ひてゐない氣がするなア…
`〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜'
.x===x===x==○x===x===.
‖ ∵ ‖ ∵ ‖ o ‖ ‖ .
.x===x== ∧_∧ x===.x===.
‖ ‖ (; ´∀`)‖ ‖ .
゙ ゙ ゙゙゙′゙゙゙′゙ く y >″゙′゙ ゙゙′゙ ゙゙′゙
ノノ人 ヽ))
(__(__)
660 :
六/九:03/12/14 01:14 ID:wfkKKHzx
∫ おゝ 、忘れ物をしてゐたぢやないか…
`〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜'
.x===x===x==○x===x===.
‖ ∵ ‖ ∵ 从 o ‖ ‖ .
.x===x== ∧_∧ x===.x===.
‖ ‖ ( ´д` ).‖ ‖ .
゙ ゙ ゙゙゙′゙゙゙′ ゙ く y >″゙′゙ ゙゙′゙ ゙゙′゙
ノノ人 ヽ))
(__(__)
661 :
六/九:03/12/14 01:15 ID:wfkKKHzx
iiii(⌒ヽ ;;;;)/(;;;;;;::::...... )'⌒ヽ瓦瓦瓦瓦
(;;;;;;;;,,,,,,,)iiii////"⌒ヾ::::::... ノ瓦瓦瓦瓦瓦 ヽ人_从人__从人__从人ノ
iiiiiiiiiiiiiiii// ∠ニ(;;;;;;;,,,,,,)''''""入入入入入入 そ そ
\\| レ' /iiii(;;;;;;,,,,,,)-'l |::::.:.:.:. : : : . . . Y⌒YW⌒W⌒YW⌒WY
ヽ i= ./ ..::::::::: |______,ll______,|::::.:.:.:. : : : . . . ヽ人_从人__从人__从人ノ
|= | :::::::::::| ..ll |::::.:.:.:. : : : . . . そ そ
|= | :::::::::::| ::ll ..|::::.:.:.:. : : : . . . Y⌒YW⌒W⌒YW⌒WY
__i≡!____ ___________
i i i i i i i i | | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | | i i i i i i i i i i i i
∧_∧
(; ´∀`) アレッ…?
く y >
ノノ人 ヽ))
(__(__)
iiii(⌒ヽ ;;;;)/(;;;;;;::::...... )'⌒ヽ瓦瓦瓦瓦 人人人人人人人人人人人人人人人人
(;;;;;;;;,,,,,,,)iiii////"⌒ヾ::::::... ノ瓦瓦瓦瓦瓦 そ あなた!何ですかあの口答へは! そ
iiiiiiiiiiiiiiii// ∠ニ(;;;;;;;,,,,,,)''''""入入入入入入 . Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y
\\| レ' /iiii(;;;;;;,,,,,,)-'l |::::.:.:.:. : : : . . . < 御免なさい/\ /\……
ヽ i= ./ ..::::::::: |______,ll______,|::::.:.:.:. : : : . . . \_____________
|= | :::::::::::| ..ll |::::.:.:.:. : : : . . .モナオサンガ イラッシャッタカラ
|= | :::::::::::| ::ll ..|::::.:.:.:. : : : . . . ナニモイイマセンデシタケド
__i≡!____ ∧_∧ __ ダイタイアナタハ …
i i i i i i i i | (∀`; ) .| i i i i i i
i i i i i i i i | iy と > | i i i i i i スイマセン…
i i i i i i i i | ,ノ,ノハ !i レ | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | (_ハ_) | i i i i i i i i i i i i
i i i i i i i i | .| i i i i i i i i i i i i
o
O
,〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~` 、
( …此れが夫婦圓滿の祕訣なんだらうなア…
矢張りミヰさんは強ひですね。
嗚呼擬古先生よ、威嚴は何處へ…
.__
/__|__ 中東の独裁者、定 布施院氏が、拘束されたさうだ。
/_了 ゚Д゚) 此れも壱里塚に過ぎぬ。
(|〆/|) 世界は、まだ/\平和には遠いのである。
/|  ̄ |
∪ ∪
布施院発見、と米国政府が言うて居ります。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
彼は本物なのだらうか。
少なくとも三人の影武者がゐるといふ話だが。
妙におとなしく捕縛されたといふのも腑に落ちぬ。
ずつと寒かつたが今日は幾分か暖かいです。
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧ ナヤ
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
また越前水母が大量に網にかゝるさうです。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
(;´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
温暖化の影響もあるさうだが、
大量發生とは困つたものだ。
ところでこの越前水母
支那の方では食用にもしてゐるらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000011-kyt-l26
電氣ブランと言へばホッピーも
懷かしいですな。
――――――y――――――――
∧ ∧
∫ (,,゚Д゚)、_
旦 ∩´ソ,,ハ⌒)つ,
672 :
ニセカト:03/12/18 15:00 ID:PnsC6vSU
∧∧
(,, ゚Д゚) そふいえば茂名男。ふらいやあとやらが作られて100年目だそうだ。
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
>>672 ((((;゚Д゚)))ガク/\ブル/\
擬古先生今度は脱臼ですか
∧∧
(*゚ー゚) どうやら天氣は荒れ模樣の樣子
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
イヤハヤ、西のほうは特に大荒れでしたネェ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
弾丸列車は関ヶ原が大雪だつたろうから止まるし、
蹴球の天皇杯の、鳥取と岐阜の試合も、
除雪作業で可也大変だつたようだなァ。
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( 今更ながら「タヌ…」と書き込みて
O ( 仲違へさせし者が我とは言い難し・・・。
ο 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
。
___ ▲∧ __
ミ,,゚Д゚ミ .l
―― < ilYil~>―┘、
‐――┐ ) )――┐
△ ...(_ノ_ノ ..|,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
↑ (( )) .....
カエミミ ... ヾ│ノ .......
(( )) .....
(( )) ..... ... ヾ│ノ .......
... ヾ│ノ .......
678 :
kkk:03/12/21 14:54 ID:CaHe09hg
∧∧
(*゚ー゚) らすと・さむらいといえば擬古先生の父、AA斬りバトーサイも・・。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
679 :
kkk:03/12/21 14:57 ID:CaHe09hg
バトーサイさんって、いつ氏んだんでしたっけ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
3年前、自動車にはねられた。
∧∧
(,, ゚Д゚) 皆さん、昨晩の「映像の世紀」は見ましたかな?
(__|=L_) 小生、録画がうまくいかず、がつくり来てる次第。
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あれは何度見ても色褪せぬ内容ですなぁ。
當方、公開された當初に全篇録畫しましたが
再放送の頻度が高いのであまり必要性を感じず。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
けふは天長節ですなあ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
陛下も御年七拾歳、めでたく古稀を迎へられたな。
いゝ所ですね
上げ升
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
685 :
( ´∀`)さん:03/12/27 08:11 ID:nmaIeoAD
東京では初雪が降りし候。
冨士の威容がまた映えること。
めでたし。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
サムイ…
(
( 保守
(_____________________ノ
∧⊇∧。o O
_( ・∀・)_
__∪_∪__
愈々今年も大詰めですねえ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
今年も樣々な出來事があつたな。
先生、矢張り年越しは蕎麦ですねえ ジュルリ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚;) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
(…もしや我が家で食ふ気満々なのか…)
おお、慈圓どの、かたじけない。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚;) … ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_∬_
\≠/ ⊂(・∀・ ) ドゾー
 ̄
690 :
( ´∀`)さん:03/12/31 23:05 ID:4TU2eoXO
おお、今から年越しぞば
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚;) … ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アナ(・∀・)メデタカ!
つひに年が明けましたなァ。正月といへば…。
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
(…もしやお節料理まで我が家で食ふ気なのか…それとも…?)
∧∧
(,, ゚Д゚) 曙が撒布に負けてしまつた
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
煤゚( ;・∀・)オセチ オセーチ
アタフタ アタフタ
(・∀・ ;)≡з
∧∧
(,, ゚Д゚) 慈圓のつくる御節料理とは、是如何に…
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
小泉首相が新年早々靖國へ初詣に行かれたとか…
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ________
彼の戰沒者を弔ふ心は並々ならぬものがあるな
さて、我々も初詣に逝くとするかな
∧∧ しかし、思ふに
(,, ゚Д゚) 内閣総理大臣たるもの、新年は神宮(伊勢)に參拝が
(__|=L_) 常道ではないだらうか…
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
宮城への一般參賀、箱根驛傳とつゞくと、
愈愈正月といふ氣分になりますなァ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ____________
とりあえず平穏に平成拾六年が始まつたようではあるが…
>>698殿
小泉總理以下閣僚は5日に伊勢に參拜するやうですぞ。
!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!
★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★
!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!
!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!
!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!
!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!
!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!
!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!
!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!!★!!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!
!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!%%%%%%%%!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!!!.6|-○-○ |★!!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!
!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!!★!!!!| > |!!!!★!!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!
!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!!★\ ∇ /★!!★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!★!/ \★!!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!
!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★!!!!★!!!| | | |!!★!!!!★!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!
!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!!!!★/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ.!!!!!!★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!
!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!★!!| ○ ○ ○ ○|★!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!
!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!(~_______~)★!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!
!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!ゝ_ノゝ_ノゝ_ノ!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!
!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!
!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!
★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★
!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!!★!!!!!!!!!!!!!
_ .,,_.._
/ ● / 〃
/~ ^ ~
(・∀・)ノ゛
天皇陛下萬歳!
∧∧
(,,゚д゚) |! 今しがた過去露具をば拝見してゐたのですが、
/ y~|⊃ 「長い單語」の話がありましたなァ。
〜(_|⊃) なんでも遺傳子のデヲキシリボ核酸の化學名は、
約20万字で表され、約20萬字で表され、
その長きの餘り現在までに一度も
印刷された事が無いんださうです。
擬古調は始めてゆゑ、間違ひなどはご勘辨を。
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 年越し蕎麦食べ損ねた…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
704 :
698:04/01/04 10:47 ID:uEGQFA9Q
>>699殿
∧∧ なんと。
Σ(,, ゚Д゚) 御教示痛み入りまする。
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
>>703 _∬_
\≠/ ⊂(・∀・ ) イマカラ クエ!
 ̄
∧∧
(*゚ー゚) 蕎麦アレルギィの私は毎年饂飩をいただきます。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧∧
(*゚ー゚) 皆樣そろ/\仕事初めでせうか。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
問題:以下の語句を全て使い、800字以内の意味のある文を作れ
・「お天道様に申し訳ない」「夜なべ」「人聞きが悪い」
・「お足もとの悪いところ」
・「がってん承知の助」「うちの宿六」
・「べっぴん」「おきゃん」「乳母(おんば)日傘」
・「夜もすがら」「そこはかとなく」「たおやか」
・「惻隠(そくいん)の情」「日和見」
・「おたんこなす」「ちょこざいな」「唐変木」
・「来たか長さん待ってたホイ」「感謝感激雨あられ」
・「川の字に寝る」「舟をこぐ」「かまとと」
今まで働かずにいた俺だが、こんなことではお天道様に申し訳ないと夜なべをしながら造花作りを
していた。周囲の者はついに狂ったなどといい、人聞きが悪い。夕方から雨が降りだしたなと思って
いると、松助さんが訪ねてきた。「お足もとの悪いところ、よくお越しくださいました。」と招き入
れると、百本の造花を明日朝に届けて欲しいという。がってん承知の助と引き受ける。つい舟をこ
ぐ事もあったが、なんとか徹夜で仕上げた。
届けに行くと、おかみさんが「うちの宿六ったら、納品日を勘違していたんだよ。」 と
謝る。なかなかのべっぴんで、若い頃はおきゃんで困ると言われていたそうだが、今では落ち着
いている。乳母日傘で育ったのだから、我が儘な女にならないか心配したと、隣が言っていたのを
思い出す。夜もすがら降り続いていた雨も上がり、帰道は、春の気配をそこはかとなく感じさせる。
足を止め、たおやかにそよぐ野の花をながめる。
このような気分であれば、惻隠の情をもって人と接することもできるのだが、などと考えてい
た矢先、怒鳴り声が聞こえてきた。「どっちの見方なんだい。日和見な態度もたいがにおしよ。」
「なにを、このおたんこなす。」夫婦げんかか。ここはひとつつ惻隠の情を持ってと割って入ったも
のの、「ちょこざいな口利きやがって。」と亭主はおさまらない。俺の肩越しに、「この唐変木め、
とっとと出て行け」と奥さんを怒鳴りつけた。「また喧嘩かい。飽きないねぇ、おまえ達。」
と松助さんの声。いきり立っていた亭主は、「来たか長さん待ってたホイ」と大喜び。「いやー、
感謝感激雨あられ。よく来てくれた。うちのかかぁときたら…」あとはまかせて退散しよう。
夜、家族三人「川の字に寝る」。昨日は徹夜で、今晩はゆっくり寝よう。
嫁がかまととぶって「子供ってどうしたら出来るのかねぇ、教えてくれないかねぇ。」と誘うが、
真中に出来上がった子供が寝てるじゃないか。
795文字
轉載なら轉載と書いとくれよ。
元々文化人嵩文筆家嵩に思ひ入れのある言葉を擧げて貰つて
その中から、知つてる知らない等の篩に掛けたと云ふんでしよ。
銓衡の基準は大雑把だなあ。
(體系的なヤツを好み、結局全部讀まず仕舞ひなテメエではあります)
消えゆく言葉を救はうといふ志なら、
消えた言葉を復活させる氣概も無くては筋が通らない。
しかし消えた表現を復活させやうにも、その言葉を知る者がゐない。
知る者、記した書物が殘るならば消えてはゐないのだから。
さて/\、これはどうしたものか
―v――――――――――――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧ 何処ぞの國防長官のようになつてしまつた
∩ヽ/||⌒!つ
人の世は うつりにけりな いたづらに・・・
言の葉も、心に響く力を持たなければ容のみ残しても詮無き事と思ひます。
ーy------------------------------------------------
∧∧ 英々も作られては消へ、作られては消え・・・
(゚ー゚*)
./y .ノ ポッ
(( / )
もう寒中ですな。皆々樣もご自愛下され。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
714 :
( ´∀`)さん:04/01/07 16:11 ID:e8+NadmV
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ、これぞ七草
ちゃんと五七調に成ってをりますこと。昔の人は偉大ですね。
./ノ人ヽ
(゚ー゚*)
七草粥を召しませ。~皿y,~)
.|,,,,,,||>
.| ノゞ
最近、愛蘭土文学を研究しております。
彼の国では緑が絶へると云ふ事は無く、
冬でも常緑の芝生の上に枯葉が積もるそうで…
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Λ_Λ 名に違わぬ国ですなァ
( ´∀`)
< ______y__ >
し|__)_)
>>716 成る程、それで愛蘭土共和國の國家色(ナシヨナルカラア)、
(例・蹴球代表のユニフオヽム)などはみな緑色なのでせうか。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
聖パトリツクが初めて愛蘭土に基督教を布教した際に
緑鮮かな三つ葉の白詰草(かの国ではシヤムロツクと呼ぶ)を手に取り
三位一體を説いたる傳説に由來してるさうにて候。
ーy――――――――――-――――――――――――――――――――
Λ_Λ 女学生曰く、四つ葉の白詰草は幸福の徴とか・・・
( ´∀`)
< ______y__ >
し|__)_)
ナショナルカラァと云へば、
最近不穩な動きを見せたる共産主義者逹が
「赤色」を掲げてゐるのは
彼奴らの總元締めである露西亞は雪が嚴しい爲
「白=雪」は忌むべきもの、「赤=炎」は尊ぶべきものと
されてゐるからだとか。
イヤハヤ、國が違へば色への想ひも變はるものですなァ。
―v――――――――――――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧∧
(,, ゚Д゚) 彼の国からの攻撃のせゐで書き込みが減つた。
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
721 :
( ´∀`)さん:04/01/15 06:25 ID:R8ZyZF6q
文字レスばっかだな
∧∧
(,, ゚Д゚) と、文字レスをする厨房かな
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
前の水曜日にテレビジヨン放送された「トリビヤの泉」にて
「女性に下着をはく習慣が廣まつたのは、昭和初期の百貨店火災が切缺」
との内容がありましたね。
實に痛ましい事だなアと思ひながら見てをりました。
椎子さんがデパアト火災に遭つてしまつたらどうしやうか…
轉落死だなんて居た堪れないモナ。
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
∧_∧ 椎子さん恥かしがつてゐる場合ぢゃないモナ
(; ´∀`) 絶対に受けとめますからサアサア
く つ y つ 絶対に覗き込んだり致しませんからサアサアサアサアサアサア
ノノ人 ヽ))
(__(__)
>>723 >>724 このスレって、そういう類のネタをする場所だったかぇ?
―v――――――――――――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧∧
>>724 (*゚ー゚) 私普段から洋装ゆえ、ご心配要りませんわ。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
>>726 ∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
>>726 …といふことは、普段から和裝のミヰは火事に遭ふと…
大變だ!おい!ミヰ!我輩がしつかり野次馬をよけさせるから、氣にせず下りてこい!
しつかり兩手で命綱を掴んで下りてくるんだぞ!!
アワワワ…
∧ ∧
(;゚Д゚)
< ⊃y⊃
/川从
(/~U
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
この時代、野次馬が写真機持つほど
普及していたのかのう
―v――――――――――――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
∧∧
>>727 (*゚ー゚) でも火事になつたら受け止めて下さいね。
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
732 :
( ´∀`)さん:04/01/20 22:29 ID:7qtisJVJ
■■■けふのニウス(平成拾六年壹月廿日)■■■
帝國陸軍イラク先遣隊、夜のサマワに進駐
帝國陸軍の先遣隊は拾九日午後九時(日本時間廿日午前參時)頃、
イラク南部ムサンナ縣のサマワに到着し、和蘭軍の宿營地に入つた。
當初の行程は八時間の豫定だつたが、約參時間遲れの夜の到着となつた。
先遣隊は和蘭軍の宿營地を據點に、廿日から治安状況の調査を開始し、
週内にも石破國防大臣に現地情勢を報告する。
サマワ到着後、隊長の佐藤正久陸軍大佐は
.__
/__|__
/_了 ゚Д゚) <我々ノ活動ヲ通ジテ、「イラク」國民ト日本トノ關係ガヨリ鞏固ナモノニナルコトヲ希望ス
(|〆/|)
/|  ̄ |
∪ ∪
等と語つた。
先遣隊は拾九日午前拾時(拾九日午後四時)ごろ、クウェートの米軍施設を輕裝甲機動車の隊列を組んで出發、
和蘭軍の裝甲車などに守られてサマワまでの約四百キロを進んだ。宿營地前では、外國通信社を含め、報道陣約百人が待ち構へた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040120it01.htm
イラクの人たちは「自衞隊」の名稱に
戰はない軍隊なのか?と懸念の聲もあるとか…
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃
Λ_Λ 。 Λ Λ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ______y__ > ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________Λ____________
大きな任務ではあるが、何はともあれ隊員の無事を祈らう。
Λ_Λ 小腹も空いて來ましたし、イクラ丼でも食べませうか。
( ´∀`)
< ______y__ >
し|__)_)
今年は、何卒平和な年でありますやうに……
―v――――――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
保守し升
738 :
( ´∀`)さん:04/01/26 17:45 ID:AsWUUV3k
( ゚ Д ゚ ) 『 古賀 潤一郎 よ 、 逝 き て 宜 し ! ! (昭和八年五月八日 東亰朝日) 』
こが じゆんいちろう よ ゆ き て よろ し
下手人たる古賀 潤一郎、高學歴及びスポウツマンなるありもせぬ
イメエジ作りの末、古今未曾有の經歴詐稱せり。
古賀は米國の大學へ留學せるも、眞面目に
單位を修得できづ 周圍の人間の嘲笑(てうせう)を買ふも飽き足らず、
終に大學を中退せり。しかし古賀の智惠は足るものに在らず、
結局(けつきよく) 五年間米國にて不法滯在の罪を犯すに至る。
その直前に情けなくも自からの手により會社を設立せるも、そもそも情報の
食い違ひが見られ、不法滯在の隠蔽工作といふ邪法を用いた懸念あり。
衆議院選擧に立候補する際、この中退せる大學及び全く無關係な大學を
あたかも卒業したかのやうに履歴書で見せかけ、有權者に対する詐欺の
容疑が掛けらるる見込み。
古賀には經歴詐稱以外にも治安維持法違反の容疑(ようぎ)も掛けられ、
警視廳特高課からの追及もさるる見込み。
古賀の御母堂は落涙しつつ「息子のうつけたる不始末を悲しく思へども
潔く死すべき也」と申せり。
社説:
今囘(こんかい)の古賀のやうな下司(げす)下郎(げらう)を人は
「神級燃料」「古賀る」と云ひて馬鹿にす。
このやうなことに陷ればもはや生きていく價値もなし。
もはや不逞滿人・鮮人・土人との比較にもならず。
記者:山田拾平衞
〇王子區赫鋳ャ(おうじくあかばねちょう):現:北区赤羽
〇土人:國際聯盟委任統治領(南洋廳/南洋庁所管)>南洋諸島
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ ケンタで酷い目にあつた。
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
740 :
739:04/01/27 17:59 ID:WJKSEWlO
申し譯ない、ずれてしまつた。
囘線切つて(以下略
741 :
739:04/01/27 18:03 ID:WJKSEWlO
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ ケンタで酷い目にあつた。
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
742 :
739:04/01/27 18:04 ID:WJKSEWlO
荒らしてしまつてすゐません。
しばらく傍觀します。
∧∧
(,, ゚Д゚) 經歴等、誰も見ておらんのに・・・
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 當方、古賀氏に投票したる者にて候。
⊂! y ノ 助兵衞山拓が許せなかりしものに嗚呼…
人~~Y
し (_)
∧∧
>>744 (*゚ー゚) 茂名男さんはちやんと選擧に行つて投票してらつしやるのですね。
< ilYil~/つ ご立派なお心がけ、椎子は嬉しうございます。
〇i__i ヽ
^^UU^^
也派立もにかい
___
ヽ=@=ノ ¶
ヽ( ゚Д゚)ノ
( へ)
く
友人が、メリケンと謂ふ國に行つて來たさうだ。
見るもの悉く奇怪なれど、就中テレビジヨンと呼ばれる機械には驚いたとの事・・・
___ 凝… / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| || ̄ ̄|| <⌒ヽ )) < はてさて、
| ||__|| < 丿 | 何處に人が入りてゐるのか?
| ̄ ̄ ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/ \___________
| | ( ./ /
こんな夢を見た。
腕組をして枕元に坐つてゐると、仰向に寢た女が、靜かな聲でもう死にますと云ふ。
女は長い髮を枕に敷いて、輪廓の柔らかな瓜實顏をその中に横たへてゐる。
眞白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、脣の色は無論赤い。
とうてい死にさうには見えない。
∧∧ ∧∧
(*-。-) (゚Д゚,,)
/'⌒⌒⌒⌒ヽ < |=| >
|┌───┐| (⊂|_)〜
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───┘|
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しかし女は靜かな聲で、もう死にますと判然云つた。自分も確にこれは死ぬなと思つた。
そこで、さうかね、もう死ぬのかね、と上から覗き込むやうにして聞いて見た。
死にますとも、と云ひながら、女はぱつちりと眼を開けた。
/⌒\
γ ∧∧ ヽ
(. (,゚Д゚,) )
大きな潤のある眼で、長い睫に包まれた中は、たゞ一面に眞黒であつた。
その眞黒な眸の奧に、自分の姿が鮮に浮かんでゐる。
自分は透き徹るほど深く見えるこの黒眼の色澤を眺めて、これでも死ぬのかと思つた。
それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、死ぬんぢやなからうね、大丈夫だらうね、とまた聞き返した。
すると女は黒い眼を眠さうに瞠つたまゝ、やつぱり靜かな聲で、でも、死ぬんですもの、
仕方がないわと云つた。
∧∧ ∧∧
(*゚−゚) (゚Д゚,,)、
/'⌒⌒⌒⌒cく ヽ
|┌───┐|(__ノ〜
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───┘|
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ぢや、私の顏が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいつて、そら、そこに、寫つてるぢやありませんかと、
にこりと笑つて見せた。
自分は默つて、顏を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思つた。
∧∧ ∧∧
(*^-^) (゚Д゚,,)
/'⌒⌒⌒⌒ヽ < |=| >
|┌───┐|(⊂|_)〜
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───┘|
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しばらくして、女がまたかう云つた。
「死んだら、埋めて下さい。大きな眞珠貝で穴を掘つて。さうして天から落ちて來る星の破片を
墓標に置いて下さい。さうして墓の傍に待つてゐて下さい。また逢ひに來ますから」
∧∧ ∧∧
(*゚−゚) (゚Д゚,,)
/'⌒⌒⌒⌒ヽ < |=| >
|┌───┐|(⊂|_)〜
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───┘|
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自分は、いつ逢ひに來るかねと聞いた。
「日が出るでせう。それから日が沈むでせう。それからまた出るでせう、さうしてまた沈むでせう。
――赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待つていられますか」
自分は默つて首肯ひた。女は靜かな調子を一段張り上げて、
「百年待つてゐて下さい」と思ひ切つた聲で云つた。
「百年、私の墓の傍に坐つて待つてゐて下さい。きつと逢ひに來ますから」
自分はたゞ待つてゐると答へた。すると、黒い眸のなかに鮮に見えた自分の姿が、
ぼうつと崩れて來た。靜かな水が動いて寫る影を亂したやうに、流れ出したと思つたら、女の眼が
ぱちりと閉ぢた。長い睫の間から涙が頬へ埀れた。――もう死んでゐた。
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':: ,, ,;'
"⌒""⌒⌒""""⌒"""""""""""""""⌒⌒"""⌒"⌒"""
自分はそれから庭へ下りて、眞珠貝で穴を掘つた。眞珠貝は大きな滑かな縁の鋭どい貝であつた。
土をすくふたびに、貝の裏に月の光が差してきら/\した。濕つた土の匂もした。
穴はしばらくして掘れた。女をその中に入れた。さうして柔らかい土を、上からそつと掛けた。
掛けるたびに眞珠貝の裏に月の光が差した。
∧∧
(゚Д゚,,)
/αcくヽ
(_,,,__,,)〜 _,,,wWw
.,,_,,,,_,,.
γ;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
_,,viiwv,,,_ ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
 ̄ ̄
それから星の破片の落ちたのを拾つて來て、かろく土の上へ乘せた。星の破片は丸かつた。
長い間大空を落ちてゐる間に、角が取れて滑かになつたんだらうと思つた。抱き上げて土の上へ
置くうちに、自分の胸と手が少し暖くなつた。
:::::::::: .,;;O;;,,,. :::::::::::
::::::: ..,;∧∧ "'';:.. :::::::::::::::
. ( ゚)∩
/"" ,,フ
. (__,ノ
/
自分は苔の上に坐つた。これから百年の間かうして待つてゐるんだなと考へながら、腕組をして、
丸い墓石を眺めてゐた。そのうちに、女の云つた通り日が東から出た。大きな赤い日であつた。
それがまた女の云つた通り、やがて西へ落ちた。赤いまんまでのつと落ちて行つた。
一つと自分は勘定した。
,,;;;;:,,,..
. ,;;" :::;;;;;;;,..
:. ,;:;" ::::;;;;;;;;;;;,,.
,:;'' ::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,.
γ´⌒`,;;:" ::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,.
ー'''‐'ー―''' :::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,..
. ∧∧
(. .;;;)
/ .;;;| .,,,o,,,
(__,ノ .;;" ";;.
/
しばらくするとまた唐紅の天道がのそりと上つて來た。さうして默つて沈んでしまつた。
二つとまた勘定した。
自分はかう云ふ風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い日をいくつ見たか分らない。
勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行つた。
それでも百年がまだ來ない。しまひには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのでは
なからうかと思ひ出した。
∧ ∧
/ ヽ、__/ ヽ
i o _ o i
i ノ | i
`ヽ、  ̄ ノ
/ \/´ \
/ ___ /ヽ ヽ
\ \ ̄ ̄ ノ
/  ̄ ̄  ̄ ̄;;''''';;
i ,,:;;''"~~ "" ~~"'';;:,,.
i ;;'~ ~'';;
_,,vWwiiv,,_ __,,,,vw,,,_ _,,vwii~wv,,_
すると石の下から斜に自分の方へ向いて青い莖が伸びて來た。見る間に長くなつてちやうど
自分の胸のあたりまで來て留まつた。と思ふと、すらりと搖ぐ莖の頂に、心持首を傾けてゐた
細長い一輪の蕾が、ふつくらと弁を開た。眞白な百合が鼻の先で骨に徹えるほど匂つた。
そこへ遙の上から、ぽたりと露が落ちたので、花は自分の重みでふら/\と動いた。
,:':,ノヘ
':''''::, ,::' '::, ,::'''::'. ,_
':, '' ,,,,, '' ,:'、\ /ヘ
,:' ”” 。':, \ヽ //
;'..,,::'''::, ,::'''::,,..'; ヾ\/
':,:' 。 ヾヽ
∧ ∧ ゚ ヾヽ ;;''''';;
/ ヽ、__/ ヽ ヾヽ,,:;;''"~~ "" ~~"'';;:,,.
i oi ヾヽ ~'';;
i ,i _,,vWwiiv,,_ヾヽ__,,,,vw,,,_ _,,vwii~wv,,_
`ヽ、 ノ ,,;;'''
/ ,,;;;;;ヽ ,,;;'''
/ ,,;;;;;;;;;;;| .,;;;''
/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;| ,,;;'''
自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花瓣に接吻した。自分が百合から顏を離す拍子に
思はず、遠い空を見たら、曉の星がたつた一つ瞬いてゐた。
「百年はもう來てゐたんだな」とこの時始めて氣がついた。
原作 夏目漱石「夢十夜」第一夜
尚、貳段目で使はれてをります「瞠」の字は、原文では違ふ字になつてをります
(『淨』のさんずいがめへんになつてゐる字)
該當する字が見つからず、ひらがなでは雰圍氣が出ないやうに感じられたので
あへて置き換へて使用致しました
∧ ∧
(,,゚Д゚)、_
∩ソ,,ハ⌒)つ
拙き繪々にてお目汚し失禮致しました
>>756 いい雰囲気でございます。
ありがたうございます。
ああ、夢10夜だ。
ちょうど昨日読んだところです。
雰囲気出ていました。
職人さん乙でーす。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧ おや、この作品は以前に讀んだ記憶がありますが。
∩ヽ/||⌒!つ 「モナー童話集」に收録されてゐたやうな。
760 :
757:04/01/30 00:28 ID:924onjGU
小生、この板は初めてにて、よく見てはおりませんでした。
なるほど弐代目すれえっどに、夢拾話の第壱話がございました。
しかし作者が違いますれば雰囲気も変り、弐つの作品を比べ見て、
楽しくもあります。
長く続くスレエッドでもあり、これ有名な作品でもありますれば、
このようなこともままあることなのでせう。
∧__∧
(´∀`∩) 既出でもええぢやないか
(つ 丿 ええぢやないか
( ヽノ
し(_)
素敵です。ヽ(´ー`)ノ有難う。
結構なAAでございました。
今夜もさむいねぇ・・・
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∬
( ,,゚Д)y-=┛
く y i,_ノ
(_/っ__)i⌒i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ 財布の中身はもっと寒い…
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
彡
彡
彡
.∧ ∧ あゝ、不況はいつまで続くのだらう
ヾ(,,゚Д゚),)
人つゝ 人,,
Yノ人 ノ ノノゞ⌒〜ゞ
. ノ /ミ|\、 ノノ ( 彡
`⌒ .U~U`ヾ
最近小金が出來たので内田多聞たる小説家の「阿房列車」
なるものを讀み始めたのだが、独特な雰囲気にて痛快・・・。
ちなみに小生は「りあ高」であったりして、いまいちこの文體に自信がない・・。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>767 急いていたのか作者名を誤り、阿房さを晒してしまい申し訳なく。
×多聞 ○百
「特別阿房列車」ハ珍ニシテ妙デアル。
>>767 阿房は過去スレに抜粋が出てゐましたな
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>769殿
誘導ありがたうございます。
次囘から活用してみたいと思つてをります。
夜通しで百閧讀み切つた所、早朝に自動四輪の
卒業檢定があつたのですが、見事に落ちてしまひ
夜更しをした己を呪つてゐる所です。
(發動機停止し、たいあと共に心も空轉し)
今日の國營放送にて、「その時歴史が動いた」
は興味深き内容のやうで・・・・。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
>>773 縣民なれば存じてをります。 ,,ヘヘヘヘ,,
んが、縣民ゆゑ出掛ける機會が却つて ミ,,´∀` ,,ミ∩
行きそびれてをりました。 つ
>>773 ∧ ∧
(,,゚Д゚)、_
∩ソ,,ハ⌒)つ
蛇足かもしれませんが
この擬古は過去すれにて登場していたもの、
756氏はそこから拾ってきたのでせう。
| ∧
|゚Д゚) ダレモヰナヒ…
|⊂ノ AAハルナラ イマノウチ
|
原作 夏目漱石「夢十夜」 第三夜
いさゝか長いですが、しばし御付合ひ下さい
778 :
壱/拾九:04/02/06 23:18 ID:6AESwBV3
こんな夢を見た。
六つになる子供を負つてる。たしかに自分の子である。たゞ不思議な事にはいつの間にか眼が潰れて、
青坊主になつてゐる。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ ...... :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,.(゚Д゚,,)(д" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
_,,,_,,_..._,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,..ヽ ⊂ ヽ _,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_,,,_
/ ,, 0ノ
し `J
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v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v
自分が御前の眼はいつ潰れたのかいと聞くと、なに昔からさと答へた。聲は子供の聲に相違ないが、
言葉つきはまるで大人である。しかも對等だ。
779 :
弐/拾九:04/02/06 23:19 ID:6AESwBV3
____| ───田圃へかゝつたね |
/ └───────┬─v───┘
| どうして解る? |
\__________ _/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∨ < だつて鷺が鳴くぢやないか
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し `J o γ ⌒ ⌒ヽ
ww人从,,,wwWwwiiilwVvvww从iiiW,,_,/,,人,,iiiww O( 鷺? )w,,,,_,,,从人Wwv,,.,__,,,wWw,,,
ゝ,,,,,,,,,, ノ
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_,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_.._,,_
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780 :
参/拾九:04/02/06 23:20 ID:6AESwBV3
すると鷺がはたして二聲ほど鳴いた。 从从从
≧ !? ≦
YYYYYY
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v v v v v v !! !! >゚*) v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v
v v V v v / V ヽヽ v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v
v V v v V / V v v 丿ヾ V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V
v v V v v V v v V v γ'' ⌒ヾゞ v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v V v v
vV V V V V V V V V ゞ,,,\,,,,,,ノミ V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V
V V V V V V V V V V V V| | V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V
VVVVVVVVVVV;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソソソソソソソソ;;;;;;;;;;;;;VVVVVVVVVVVVVVVVVV
ソソソソソソソソソソソソソソソ;;;;;;;;;;;;.」」 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソ;;;;;;;;;;;;;;;
ソソソソソソ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソソソソソソソ
781 :
四/拾九:04/02/06 23:21 ID:6AESwBV3
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│ ね? |
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v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v
自分は我子ながら少し怖くなつた。
782 :
伍/拾九:04/02/06 23:24 ID:6AESwBV3
こんなものを背負つてゐては、この先どうなるか分らない。
どこか打遣やる所はなからうかと向うを見ると闇の中に大きな森が見えた。
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; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 森ji州YyjiY仆Yji州 ~'''''''''''-
"''"''"ii:ii:ii::ii''"''"''"'"''"'''"''"''"''"''"仆YyyjiYYji州Y"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"
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, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; ,' ; , '
, ' ; ; ' ; , r ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ヽ",';",';") )",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';"
, ' ; ; ' ;( あすこの森ならば・・・ ) ,';/ /; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,
, ' ; ; ' ; , ゝ ,,,, ,,,, ,,,, ,,,,, ,,,, O ノ ( ヽ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , '
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; o' ;ヾ ""'''ヾ,, ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' o, ヽ ヽ ' , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ノ"∧∧ .... )' ;./ ̄ ̄ ̄\ ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' , ' ; , ' ;/ (,, ( ,;;) / < ふふん | ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;/ ヽ つ ,;;;;) /, ' ; \___/ ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ' ; , ' ; ,/ | | ( ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , '\,, し'`:J \ ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
783 :
陸/拾九:04/02/06 23:27 ID:6AESwBV3
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; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 森ji州YyjiY仆Yji州 ~'''''''''''-
"''"''"ii:ii:ii::ii''"''"''"'"''"'''"''"''"''"''"仆YyyjiYYji州Y"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"
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, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; ,' ; , '
",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';") );",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ', / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ /, ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , '│ 何を笑ふんだ │ ヽ ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ;\______/ヾ ""'''ヾ,,' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ヽ ヽ ' , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ノ"∧∧ .... ) ;/ ̄ ̄ ̄\, ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' , ' ; , ' ;/. (Д゚;( ,;;) /, '| ・・・・・・ | ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;/ ヽ つ ,;;;;) /, ' ;\____/; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ' ; , ' ; ,/ | | ( ' ; , ' ; , '; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , '\,, し'`:J \ ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
784 :
七/拾九:04/02/06 23:30 ID:6AESwBV3
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__,,,, -、;;;;;;;;;;;---''''""~ ; ; ; ;~'''| 御父さん、重いかい |,__:::::::::::::::::
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 森ji州YyjiY仆Yji州 \_________/ ~'''''''''''-
"''"''"ii:ii:ii::ii''"''"''"'"''"'''"''"''"''"''"仆YyyjiYYji州Y"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"
",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",'",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",'
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; ,' ; , '
",';",';",';",';",';",/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;",';",';",';) ),';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",';",'
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' │ 重かあない |; , ' ,';/ /, ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; \_____/; , ( ヽ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ; ,
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;ヾ ""'''ヾ,, ' ; , ' ;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ' ; , ' ; ,' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ヽ∧∧ ... ヽ ' , ' | 今に重くなるよ | ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ノ"(,, ( ,;;) )' ; \_______/' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' , ' ; , ' ;/ ヽ つ ,;;;;) / , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' / ̄ ̄ ̄\ , '; , ' ;/ ⊂ | / , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' | ・・・・・・ | , ' ; ,/ `:J ( ' ; , ' ; , '; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ;
, ' ; ; ' ; , ' ; , ' \___/, ' ; , '\,, .,..;.;,:; \ ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; , ' ; ,' ;
785 :
八/拾九:04/02/06 23:33 ID:6AESwBV3
しばらくすると二股になつた。自分は股の根に立つて、ちよつと休んだ。
;;;;;::::::き :::::::;;;;;...... :::::≧
'`"^" ;;;;iiiiiiiiWWww;;;;;:::....>:::::;ゝ ,r''''''ミ,,,,,,,,,
、.... `^'-WWlii:ノノリリk'`"^" ::;ィ'ヾ/レ''" ミ;;;;;;;;;;k;;;;;;;ミ
ろ::::::.... ..:::k |lii: i|;;;;:::::::;;;;;;;;;;:: :≧.// 〃_ ,-':':':'k ///;;;;;;;;k
ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;::::::ゝ/==" ̄ミ;;;;;;;;;;;;k .///,,,,,,,,,,,
ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" /:/ :::`:::V/ //-ミ;;;;;;;::::k
`w:!iiii!w |lii: i! .|i:::| /::/==''" ||,r'┌────────────
|i::| |lii: i! .|i:::| ./::/ //│ 石が立つてるはずだがな
|i::| |lii: i! .|i:::| /::/ .// └──────v──────
|i::| |lii: i| .|i:::| /::/ .// ,,ii''"` イ
|i::| |lii: i| .|i:::| |レ'/ .//"'''" .∠フ ~''",,iiゞ~ ,.j'~
::::::::::::::::: |i::| |lii: i| .|i:::| ii||/ ,,wiiiiwvw,,, |.:│|,.ヾ"∧∧ ...... ,,::ヾ
::::::::::::::::::::::::::|i::|wi゙::::::::::|lii: i|:::WWiii||wW'''''""'''''"wiiWWWiiiwWゞ` (゚Д゚,,)(д" ) ,,iiゞ
`~~~^wwW""`'''Ww,,.,vWWwjj~^~^ ''^~~ ヽ ⊂ ヽ ij从'
. | ,, 0ノ `w
iiilwVvvwwvWWwjjwvjiiijw,,,,_,,,wiijijyywiijij,,,__,,wyyv'''"~"`w;;Yゞ し `J ~;;,,
`jiy ヾ
"'ヾ,,
なるほど八寸角の石が腰ほどの高さに立つてゐる。表には左り日ケ窪、右堀田原とある。
闇だのに赤い字が明かに見えた。赤い字は井守の腹のやうな色であつた。
786 :
九/拾九:04/02/06 23:36 ID:6AESwBV3
;;;;;::::::き :::::::;;;;;...... :::::≧
'`"^" ;;;;iiiiiiiiWWww;;;;;:::....>:::::;ゝ ,r''''''ミ,,,,,,,,,
、.... `^'-WWlii:ノノリリk'`"^" ::;ィ'ヾ/レ''" ミ;;;;;;;;;;k;;;;;;;ミ
ろ::::::.... ..:::k |lii: i|;;;;:::::::;;;;;;;;;;:: :≧.// 〃_ ,-':':':'k ///;;;;;;;;k
ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;::::::ゝ/==" ̄ミ;;;;;;;;;;;;k .///,,,,,,,,,,,
ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" /:/ :::`:::V/ //-ミ;;;;;;;::::k
`w:!iiii!w |lii: i! .|i:::| /::/==''" ||,r'/"´´ `"^"
|i::| |lii: i! .|i:::| ./::/ // / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|i::| |lii: i! .|i:::| /::/ .// '''""'''' | 左が好いだらう |
|i::| |lii: i| .|i:::| /::/ .// \__ ___/ イ
|i::| |lii: i| .|i:::| |レ'/ .//"'''" .∠フ ~''",,iiゞ~ ∨ ,.j'~
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. | ,, 0ノ `w
iiilwVvvwwvWWwjjwvjiiijw,,,,_,,,wiijijyywiijij,,,__,,wyyv'''"~"`w;;Yゞ し `J ~;;,,
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"'ヾ,,
と小僧が命令した。左を見るとさつきの森が闇の影を、高い空から自分らの頭の上へ抛げかけてゐた。
自分はちよつと躊躇した。
「遠慮しないでもいゝ」と小僧がまた云つた。自分は仕方なしに森の方へ歩き出した。
787 :
拾/拾九:04/02/06 23:39 ID:6AESwBV3
r ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ヽ
( よく盲目のくせに何でも知つてるな・・・ )
ゝ ,,,, ,,,, ,,,, ,,,,, ,,,, O ,,,, ,,,, ,,,,, ,,,, ,,,, ノ
o
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wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,.(゚Д゚,,)(д" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
_,,,_,,_..._,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.ヽ ⊂ ヽ _,,,_,,_../ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
0 0ノ < どうも盲目は不自由でいけないね
``J \______________
ww人从,,,wwWwwiiilwVvvww从iiiW,,_,/,,人,,iiiwww人,,,,,___wwVvWw,,,,_,,,从人Wwv,,.,__,,,wWw,,,
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v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v
v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v
v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v v
v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v
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| だから負つてやるからいゝぢやないか
└──v──┬───────────────────
| 負ぶつて貰つてすまないが、
| どうも人に馬鹿にされていけない
ヽ──v ────────────────
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wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,.(,,゚Д゚)(д" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
_,,,_,,_..._,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.ヽ ⊂ ヽ _,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_,,,_
.| ,, 0ノ
し `J / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ww人从,,,wwWwwiiilwVvvww o iiiW,,_,/,,人,,iiiwww| 親にまで馬鹿にされるからいけない │
O \_______________/
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_,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_.| ・・・・・・# |.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_.._,,_
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r ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ヽ
( えゝい、早く森へ行つて捨ててしまはう )
ゝ ,,,, ,,,, ,,,, ,,,,, ,,,, O ,,,, ,,,, ,,,,, ,,,, ,,,, ノ
o
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wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,..(゚Д゚;)(д" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
_,,,_,,_..._,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,..ヽ ⊂ ヽ _,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_,,,_
゙i 0ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
(_/⊃ < もう少し行くと解る |
ww人从,,,wwWwwiiilwVvvww从iiiW,,_,/,,人,,iiiwww人,,,,,│ ――ちやうどこんな晩だつたな |
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'''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"
_,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,._.._,,.._,,,_,,_.._,,._.,__,,,_,,.,,_,,_.._,,_
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人人人人
≧ 何が ≦
YYYYYYY
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wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,.(#゚Д゚)(∀" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
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/ ,, 0ノ < 何がつて、知つてるぢやないか |
し `J \_____________/
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すると何だか知つてるやうな氣がし出した。
けれども判然とは分らない。たゞこんな晩であつたやうに思へる。
さうしてもう少し行けば分るやうに思へる。分つては大變だから、
分らないふちに早く捨てゝしまつて、安心しなくつてはならないやうに思へる。
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wwjij,,.,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywW,,..(゚Д゚;)(д" )wWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWwji
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゙i 0ノ
(_/⊃ =
ww人从,,,wwWwwiiilwVvvww从iiiW,,_,/,,人,,iiiwww人,,,,,___wwVvWw,,,,_,,,从人Wwv,,.,__,,,wWw,,,
'''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"' '''''''""""'''"''"
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v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v V v
自分はます/\足を早めた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| こゝだ、こゝだ。ちやうどその杉の根の處だ│
\_________________/
雨の中で小僧の聲は判然聞えた。自分は覺えず留つた。いつしか森の中へ這入つてゐた。
一間ばかり先にある黒いものはたしかに小僧の云ふ通り杉の木と見えた。
イ ::WwwwW::: :;;;;;iiww::::::: ::::ろ::::: ......;;;;;::::::: き::::::;;;;;wwW'JiiWW
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::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;巛彡き;;;;;;;::::::::;;;;;;;;iiiiWWW`/iiii、wW`::::::ミ:;゛^゛`'kリリノ!、:iilWW-'^` ....、 |i ::iil|
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Wwwvwii彡:;;;;;ii| 、、Z::从 :;;~`'-リリ\|川l :i|. 'Jii: ゝ::::::;;!、!、wiW;;;;;|i :iil|ゝ;;:::;;;;;;;;;;;;;;:::::::::ラ|i ::iil|
|!i川ii:;;;:::;;:;;;;;ii| 巛""ヾ^ソ》:::wiiiiww..|川l :i| |ii: ゝ::::::;;!、!、wiW;;;;;;|i :iil゙ィ;;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;::::::::ラi ::iil|
|!i川ii:;;彡^彳从;;;;;;;;;;;ソ:::::≦ w川|w^|川l :i| |ii: :i| ゛`゛''-iiWリリW!i :iil| k::::;;;゙iJ;;;ゝ,,;;;;ミ |i ::iil|
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::;;;;;;;;;;ミ:::::::/:::::/::::ミミミ彡 川| .|川l :i| |ii: :i| |:::i|. |i :iil| |::i| |i ::iil|
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wiiiWWWiiw:;;;;;ii| "`''ii,, 川| |川l :i| .|ii: :i| |:::i|. |i :iil| |::i| .|i ::iil|
|!i川ii:;;;:::;;::;;;;ii|. ゙ィ`,,ii ゛^~~~´ .|川l :i| .|ii: :i| |:::i|. |i :iil| |::i| .|i ::iil|
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::::|!i川:::;;;:::;;::;;;;;ii|. ∧∧ ......
::::|!i川ii;;;;:::;;;::;;;;;ii|. @ (Д゚ ,,)(д" )
::::|!i川ii;;;;:::;;;::;;;;;ii| 、l; 从. ヽ ⊂ ヽ
::::|!i川ii;;;;:::;;;::;;;;;ii|::::'゛' - ゙゙~ | ,, 0ノ
:::|!i川ii;;;;vww从iiiW,,, し `J
'''"~^^~~" ~"
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::::::::::| 御父さん、その杉の根の處だつたね |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| うん、さうだ │
\_____/ 思はず答へてしまつた。
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::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::| 文化五年辰年だらう |::::::::::::::::::::::::::::::
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なるほど文化五年辰年らしく思はれた。
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 御 前 が お れ を 殺 し た の は 今 か ら ち や う ど 百 年 前 だ ね ;;;;;;;;;;;;;;;;;
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)
∧ ∧ _ )
⊂("д,,")⊂,,,,⌒⊃ )
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,;;;; )
'''''''''''''''''''''''∧∧ )
( ;;) )
───╋∪ | )
|;;' | )
し`J ) 自分はこの言葉を聞くや否や、今から百年前
○ 文化五年の辰年のこんな闇の晩に、この杉の根で、一人の盲目を
殺したと云ふ自覺が、忽然として頭の中に起つた。
O
o
∧∧ .......
(゚Д゚li)(∀;;;)
ヽ ⊂ ヽ
| ,, 0ノ
し `J
おれは人殺であつたんだなと始めて氣がつゐた途端に、
∧∧ .......::;;;;
(゚д゚li)(∀;;;)::;;;
し ⊂ ヽ::;;;;;;;; 背中の子が急に──
(_(_つ 0)::;;;;;;;;
.....::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
∧ ∧∀;;;)⌒⊃::;;;;;;;; 石地藏のやうに重くなつた。
⊂(-д-li)∪ ̄⌒⊃:::::::::::
∪
イ ::WwwwW::: :;;;;;iiww::::::: ::::ろ::::: ......;;;;;::::::: き::::::;;;;;wwW'JiiWW
;;;;;;;;;;;;;:::::::《::::::::::≧ゝ ......::::::::iiiww:::::::::::::::::iiiii::: :::≧;:::::ゝ....:::;;;;;wwWWiiiiiiii;;;; ゛^゛`'-Wリリ゙i|i ::iil|
::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;巛彡き;;;;;;;::::::::;;;;;;;;iiiiWWW`/iiii、wW`::::::ミ:;゛^゛`'kリリノ!、:iilWW-'^` ....、 |i ::iil|
;;;;;;;;;::ゞ:::::::::ヾ::;;;;;;ゞZ :::::^'k;;;;WWW、.|i: l :iliwWiiiiiiwWii;;:;;;;;;;;;;:::::::;;;;;|i :iil| k:::.. ...::::::ろ |i ::iil|
Wwwvwii彡:;;;;;ii| 、、Z::从 :;;~`'-リリ\|川l :i|. 'Jii: ゝ::::::;;!、!、wiW;;;;;|i :iil|ゝ;;:::;;;;;;;;;;;;;;:::::::::ラ|i ::iil|
|!i川ii:;;;:::;;:;;;;;ii| 巛""ヾ^ソ》:::wiiiiww..|川l :i| |ii: ゝ::::::;;!、!、wiW;;;;;;|i :iil゙ィ;;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;::::::::ラi ::iil|
|!i川ii:;;彡^彳从;;;;;;;;;;;ソ:::::≦ w川|w^|川l :i| |ii: :i| ゛`゛''-iiWリリW!i :iil| k::::;;;゙iJ;;;ゝ,,;;;;ミ |i ::iil|
;;;;;:::::::::::::::彡ミ/ミ彡;;;;;;;;::::巛 川| .|川l :i| |ii: :i| |:::i|. |i :iil| ゝ'kWw!iiii!:w` |i ::iil|
::;;;;;;;;;;ミ:::::::/:::::/::::ミミミ彡 川| .|川l :i| |ii: :i| |:::i|. |i :iil| |::i| |i ::iil|
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:::|!i川ii;;;;vww从iiiW,,, ∪
'''"~^^~~" ~" (了)
おつでございます。非常に面白く、且つ恐ろしく思ひながら
讀ませて頂きました。
かくも面白い作品を拜見でき、感服致しました。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
恐ろしうございました。
以前、テレビジヨンにて同じ物語を見たことがございましたが、
この絵絵の方がはるかに恐ろしうございました((((((;゚Д゚))))))ウハー
お見事な出来です。脱帽しました。
「夢十夜」はAA化に合つたお話が多いですね。
つい先頃甚だ惜しき人を亡くしましたる
其の人はまるで擬古先生の奧方の如き清楚な方で
日本の古風な女性を繪に描いたやうでしたる
病院に行きたる時に白血病が發見され入院し
其儘歸らぬ人となつて了ひ候へる
此の擦れの擬古先生の奧方見て其の人を思ひ出し
何故か悲しくなつて了ひ候へる
――――――――――y――――――――――――――
∧_∧
( ´Д⊂|ヽ
⊂! y ノ
人~~Y
し (_)
長文相濟みませぬ
803 :
756:04/02/08 17:19 ID:s7qkypya
>>802 御指摘ありがたうございます。
今探してみたらあつさり見つかりました
どこを見てたんだ自分…
鬱出汁腦
>>803 ∧ ∧ 氣にする亊はありませんよ。
(,,゚Д゚) y━~ 代替として「瞠」を使つてゐる處に貴方の心配りが
/ y~|⊃ 感ぜられて迚も素晴らしいと思ひます。
〜(_|⊃)
※読みは両方とも「みは-る」でいいんだよね?(;´∀`)
此の刷れ(・∀・)ゐゐ!
「夢十夜」ちやうど今讀んでゐたところなんです。
この話が一番怖いですが
外國船から飛び降りる話も中々怖いですよね。
―――ヽ――――――――――――――ーーー
∧∧
(*゚ー゚)
< ilYil~/つ
〇i__i ヽ
^^UU^^
808 :
壱/九:04/02/11 17:54 ID:xz5AvQbs
貴方、雜誌社の方から御電話ですよ
───────────v────
| | |/ノ人ヽ
|O―――――.|――O|(゚ー゚*)
|## ∧∧# .|# #|( y ~。)
| 、へ(゚Д゚ )#.| ##| |,,,,,,||]
⊂!⌒|| ヽ/∩〉 |# # | | ノ|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─────ヽ──────────
・・・わかつた、今行く
809 :
弐/九:04/02/11 17:56 ID:xz5AvQbs
/
| ハイ、擬古ですが
\
─┐  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄/
__ |). ∧ ∧ /
|]<∩(゚Д゚,,) /────────────────┐
─┘ノ く y ヽ / こちら七誌社と申します |
 ̄ ̄ ====〜 / 先生の御寫眞を頂きたいのですが、 |
U U / 撮影に都合のよろしい日はございますか?|
./ ──────v─────────────┘
/ ∧_∧ (|
/ ,<∩(◎∀◎)[| |_
/ | く <v> ヽ└─
810 :
参/九:04/02/11 17:57 ID:xz5AvQbs
/ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄\
( | ∧_∧ (^^ )=== | )
( | ( ^∀^) ======= | )
( | ====== ======= | )
( |/ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄\| )
ヽ____________ノ
─┐ O
__ |). ∧ ∧ o. 七誌社・・・よく知らないが、
|]<∩(゚Д゚,,) やたらと人の笑つた顏ばかり載せてゐる
─┘ノ く y ヽ 雜誌だつたな
 ̄ ̄ ====〜
U U
(,,゚Д゚) あなたの雜誌へ載せる寫眞は笑はなくてはいけないのでせう?
(◎∀◎) いえそんな事はありません
(,,゚Д゚) 當り前の顏で構ひませんなら宜しいですよ
(◎∀◎) いえそれで結構でございますから、どうぞ
・
・
・
811 :
四/九:04/02/11 17:58 ID:xz5AvQbs
どうも、先日御電話した七誌社の者です
─────────v─────────
| | | .|
| | | ∧_∧ | ||≡==[..|[]|,I..[][]|||
|O―――――.| |(◎∀◎) | ||≡≡....,[]|,[][][]|||
|######|!|(つ【◎】j .| ||[][]|,I..I..[]|,[][][]|||
|######| | |_|_| | ||[]≡≡ []|,I[][][]||
|######| | (_)_) | ||[]∧∧][]|,[][][]|||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)
l⌒l⌒どi)
| ̄ ̄ ̄ ̄|)))
┌──────ヽ─────
│ アゝ、いらつしやい
812 :
伍/九:04/02/11 18:00 ID:xz5AvQbs
御約束ではございますが、 .|
少しどうか笑つてゐたゞけますまいか |
───v─────────────┘
||[]≡≡ []|,I[][][]|| ∧∧
||[][]|,[][][]|,[][][]||| (゚Д゚,,) ハア?
く_]ニ[__>
||||||||
U U
∧_∧ ┌──ヽ───────┐
( ) | このまゝで好いでせう |
( 】 └──────────┘
|_|_|
(_(_)
────────ヽ────┐
いえ、少しで結構ですから │
─────────ヽ─┐
・・・・・・・・・・・・ │
813 :
陸/九:04/02/11 18:01 ID:xz5AvQbs
〜数日後〜
| | | ∧ ∧
|O―――――.|──O| (゚Д゚ )
|# # # ##|# # | く_]ニ[__>
| # # # # | # #| ━━〜
|# # # ##|# # | U U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/´´ ̄ ̄```\. ┌──ヽ───────
( ◇ ) | おい、お茶をくれ・・・
i_i\___,,,,/i_i │ ん、この封筒は?
i_i ┌─┴─────────────────
| 先日撮影にいらした雜誌社の方からですよ
└v───────────────────
/ノ人ヽ
(゚ー゚ ) イマ オチャイレテキマスワ
( y ~)
|,,,,,,||]
| ノゞ
814 :
七/九:04/02/11 18:03 ID:xz5AvQbs
┌───┐
│ ∧∧ │
/'つ (^Д^,,) |
/ └───┘
,,, ,,, ,,, O ,,, ,,, ,,, ,,, ,,, ,,, ,,, ,,, ,,,
o
∧∧
(゚д゚,,) ポカーン
く匚cヽ)
━━〜
∪∪
/´´ ̄ ̄```\.
( ◇ )
i_i\___,,,,/i_i
i_i
──ヽ─────────────
わざ/\作つて笑はせたのか?
816 :
八/九:04/02/11 18:05 ID:xz5AvQbs
なるほど、どう見ても作り物ですね
───ヽ────────────
┃
∧_∧ 。 ∧∧ ┃
( ´∀`) || (゚Д゚,,) ┃〇──‐
< ____匚⊂> ┌──┐ < y > ┃###
し|__)_) (::::::::::::::::) ( /つ ) ┃###
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────────────ヽ─────
なぜそこまで笑ひ顏にこだはるのか
さつぱりわからんな
817 :
九/九:04/02/11 18:05 ID:xz5AvQbs
∧_∧
(◎∀◎)
(つ【◎】j 彼は、その寫眞を載せると云つた雜誌はつひに屆けなかつた。
|_|_|
(_)_)
∧ ∧ 夏目漱石「硝子戸の中」から
(,,゚Д゚)、_ 一つのエピソオドを繪々化してみました
∩ソ,,ハ⌒)つ 何やら現代でも良くありさうな話ですな
支援助かりました。ありがたうございました
>808
なか/\興味深いお話ですな。こゝも、もう八スレ目ですが、
小生、次々に紹介される皆樣の作品を愉しみにしてをります。
これも、遺された多くの文物の恩惠ですね。先人たちに感謝。
そして、AAにしてくれる皆樣方に御禮申し上げます。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
820 :
( ´∀`)さん:04/02/15 20:40 ID:R9Io0CDR
._/__/__/__/__/./,,くノ___ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ___.ノ_
==@==@==@==@ /,,くノ__ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___
l」/'' l」/'' l」/'' ./,,くノ__ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ__ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ___ノ____
┼─╂ . /,,くノ__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__
┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==
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三三三三三三三三三 | ||┣━┷━╋━┷━╋━┷━╋━┷━┫| ||┣━
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. ヒ三f/ . /,∠ 二二二二二二∩ヽ/||⌒!つ 二二二二二二二二二二二二二
∠二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
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。。。マタリといきませう。。。
∧,,,,∧
〈#゚Д゚〉 < バッキャヤロォォう、漏れが近藤勇だっつーの!!
(__|=L_) /|
(_,,_,,_)... | |
彡※※※※ミ..===
.Ll
遲ればせながら
「硝子戸の中」面白く拜見いたしました。
「硝子戸の中」と言へば
しつこく漱石の慾しがつた人の話を思ひ出しました。
小生技術がありませんが
あれも繪繪にすると中々面白さうですね。
―――ヽ――――――――――――――
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
823 :
822:04/02/15 22:03 ID:y30u3Qvp
申し譯無い。
×漱石のを→○漱石の書をの間違ひであつた。
―――ヽ――――――――――――――
∧ ∧
ミ;゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
保守
/ノ人ヽ
(゚ー゚*)
~旦y,~) そろそろ次擦れの時期でございませうか
|,,,,,,||>
| ノゞ
826 :
壱/拾陸:04/02/22 00:14 ID:nqf5Rxsx
お手紙によりますと、あなたはK君の溺死について、それが過失だつたらうか、自殺だつたらうか、
自殺ならば、それが何に原因してゐるのだらう、あるいは不治の病をはかなんで死んだのではなからうかと
樣さまに思ひ惱んでいられるやうであります。
そしてわづか一と月ほどの間に、あの療養地のN海岸で偶然にも、K君と相識つたといふやうな、
一面識もない私にお手紙をくださるやうになつたのだと思ひます。
.___O|| ∧_∧
井 井 井 || ( ´Д`)
井 井 井|| ノφ y`ヽ
井 井 井 || ┳━━━┳
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私はあなたのお手紙ではじめてK君の彼地《かのち》での溺死を知つたのです。
私はたいさうおどろきました。と同時に
「K君はとうたふ月世界へ行つた」と思つたのです。
||
∧_∧ て ||
(´Д`; ) .||о__
┳━━┳ つコ⊂> ||***
|| || (_(_ヽJ .||***
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どうして私がそんな奇異なことを思つたか、それを私は今こゝでお話しやうと思つてゐます。
それはあるいはK君の死の謎を解く一つの鍵であるかも知れないと思ふからです。
827 :
弐/拾陸:04/02/22 00:15 ID:nqf5Rxsx
それはいつ頃だつたか、私がNへ行つてはじめての滿月の晩です。
| | |
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|O―――――.|.───――.O|
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( ´Д`)
/" ヽノ⌒⌒⌒`〜、_
( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
o
γ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ヽ
( 眠れない… 外でも歩いてくるか )
ゝ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,,,, ,, ノ
828 :
参/拾陸:04/02/22 00:17 ID:nqf5Rxsx
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..... .... ∧_∧ .... .... 美美
(∀` ) 美=美
.... iy > .... .... /i;:美=美
.... .... ((ノノリ人ゝ .... .... /i:;/
(__)__) )) /美美
美美\美;:ii/ 、美
美美/ 美w=美
/美='';美''゛゙
/.::i
/ii::/
/:i!i;/
'''' '' ''
829 :
四/拾陸:04/02/22 00:18 ID:nqf5Rxsx
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(Д` )
::......::.. iy >
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r ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ヽ
( こんな時間に人がゐたのか… )
それにしても進んだり、退いたり、立ち留つたり
いつたい何をしてるんだらう?
830 :
伍/拾陸:04/02/22 00:20 ID:nqf5Rxsx
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( ・∀・)
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. (∀` )
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何か落し物をなさつたのですか?
∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
あゝ…いや、さういふ譯ぢやないんです |
自分の影を見てゐたんですよ
( ´Д`) 影?
( ・∀・) えゝ、影といふのは阿片のごときものです
( ´Д`) (突飛な事を言ふ…。)
831 :
陸/拾陸:04/02/22 00:21 ID:nqf5Rxsx
/゙` ``''-、
,i´ ゙l
| .l゙
ヽ、 ノ
`'----‐''
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く y >
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. (_(__)
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( ・∀・) 月の光で、搖れる自分の影を見つめてゐると、
影の中に、自分の姿がだん/\見えて來るのです
姿があらはれて來るに隨《したが》つて、影の自分は彼自身の人格を持ちはじめます
それにつれてこちらの自分はだん/\氣持が杳かになつて、
ある瞬間から月へ向かつて、昇つて行きます…まあ魂とでも言ふのでせうか、
それが月の光を溯つて、なんとも言へぬ氣持で、昇天してゆくのです
832 :
七/拾陸:04/02/22 00:23 ID:nqf5Rxsx
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( ・∀・) 影と、『ドッペルゲンゲル』。私はこの二つに、月夜になれば憑かれるんですよ。
この世のものでないといふやうな、そんなものを見たときの感じ――
――その感じになじんでゐると、現實の世界が全く身に合はなく思はれて來るのです。
だから晝間は阿片喫煙者のやうに倦怠《けんたい》です
( ´Д`) ……
( -∀-) シラノが月へ行く方法を並べたてるところがありますね。これはその今一つの方法ですよ。
でも、ジュール・ラフォルグの詩にあるやうに
『哀れなるかな、イカルスが幾人も來ては落つこちる。』
私も何遍やつてもおつこちるんですよ
さう言つてK君は笑ひました。
833 :
八/拾陸:04/02/22 00:24 ID:nqf5Rxsx
その奇異な初對面の夜から、私逹は毎日訪ね合つたり、一緒に散歩したりするやうになりました。
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|O―――――.|( ´∀`) .|
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|######| |ノ川川 |
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(∀・ )
く y > ┳━━━
(__/つ) .||
月が缺けるに隨つて、K君もあんな夜更けに海へ出ることはなくなりました。
834 :
九/拾陸:04/02/22 00:26 ID:nqf5Rxsx
私があなたのお手紙で、K君の溺死を讀んだとき、最も先に私の心象に浮かんだのは、
あの最初の夜の、奇異なK君の後姿でした。そして私はすぐ、
「K君は月へ登つてしまつたのだ」
と感じました。
||
∧_∧ .||
(´Д`; ) ||о__
┳━━┳ 0コ匚⊂> ||***
|| || (_(_ヽJ .||***
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌――――ゝ――――─
│ やはり、さうか…
そしてK君の屍躰が濱邊に打ちあげられてあつた、その前日は、まちがひもなく滿月ではありませんか。
私はたゞ今本暦を開てそれを確かめたのです。
835 :
拾/拾陸:04/02/22 00:27 ID:nqf5Rxsx
私がK君と一緒にゐました一と月ほどの間、そのほかにこれと言つて自殺される原因になるやうなものを、
私は感じませんでした。
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::. 、、〜'´ . . く y
/~~~~~ゝ
. ∧_∧ (_(_)
( ´Д)
く yi
ノ人リノノ)
(__(__)
でも、その一と月ほどの間に私がやゝ健康を取り戻し、こちらへ歸る決心ができるやうになつたのに反し、
K君の病氣は徐々に進んでゐたやうに思はれます。K君の瞳はだん/\深く澄んで來、頬はだん/\こけ、
あの高い鼻柱が目に立つて硬く秀でゝまゐつたやうに覺えてゐます。
K君は、影は阿片のごときものだ、と言つてゐました。
もし私の直感が正鵠《せいこく》を射拔いてゐましたら、影がK君を奪つたのです。
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しかし私はその直感を固執するのでありません。私自身にとつてもその直感は參考にしか過ぎないのです。
ほんたうの死因、それは私にとつても五里霧中であります。
しかし私はその直感を土臺にして、その不幸な滿月の夜のことを假に組み立てゝみやうと思ひます。
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K君は病と共に精神が鋭く尖り、その夜は影がほんたうに「見えるもの」になつたのだと思はれます。
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肩が現はれ、頸《くび》が顯われ、微かな眩暈のごときものを覺えると共に、
「氣配」のなかゝらつひに頭が見えはじめ、そしてある瞬間が過ぎて、K君の魂は月光の流れに逆らひながら、
徐々に月の方へ登つてゆきます。
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;;;;;;;;;;;; リ~~ハ~~"ソ
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.... .... ....
K君の身體はだん/\意識の支配を失ひ、無意識な歩みは一歩一歩海へ近づゐて行くのです。
影の方の彼はつひに一箇の人格を持ちました。K君の魂はなお高く昇天してゆきます。
そしてその形骸は影の彼に導かれつゝ、機械人形のやうに海へ歩み入つたのではないでせうか。
哀れなるかな、イカルスが幾人も來ては落つこちる。
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K君はそれを墜落と呼んでゐました。
もし今度も墜落であつたなら、泳ぎのできるK君です。溺れることはなかつたはずです。
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ヽ、 ノ
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.... .... .... ....
つひに肉體は無感覺で終はりました。干潮は十一時五十六分と記載されてゐます。
その時刻の激浪に形骸の飜弄を委ねたまゝ、K君の魂は月へ月へ、飛翔し去つたのであります。
∧∧(゙ 原作 梶井基次郎
(,,゚Д゚)゙)
/ つ目 「Kの昇天
,〜,,_,,) ――或はKの溺死」
乙です。
私も梶井基次郎好きです。
844 :
( ´∀`)さん:04/02/22 17:18 ID:yT2rDXu8
梶井基次郎の作品にただよふ「美と狂気」の香を堪能させていたヾきました。
只のデムパではない、あらゆる人間に普遍な「狂気」を描くからこそ
今も広く共感と感動を得られて居るのでせう。
夏目漱石の「夢十夜」も、
約100年も前に書かれたものとは信じられぬほどの豊醇さですね。
「夢」の体裁を取ってはいても、時空を超越した物語はSFのやうでもあるし
ふぁんたじぃを感じさせます。
第一夜の、死んだ女を葬つて百年待ち、百合の花の姿になつて現らはれた彼女と
再会する物語は、究極の純愛小説ですね。
日本の近代文学の黎明期にあつて、かような作品をものするとは
夏目先生は矢張り大文豪です。
AAに仕立て直された職人様方、有難ふございます。
どれも大変素晴らしい出来栄えで、楽しませていただきました。
題材の選択眼が素晴らしいと思ひます。
846 :
842:04/02/22 21:11 ID:f8C6oLpr
感想ありがたうございます。
このところ続けて作品を貼っておりました者です
しかしマタアリとした擦れなのに、急いでやり過ぎたやうに思います
ひとまずこれで一段落です。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
また潜伏します。
煤i゜口゜ノ)ノ なんと、お一人の職人様の手に依るものでしたか。>作品群
ビクーリ致しました。並ならぬご手腕に敬服致します。
またのおいでを、楽しみにお待ち申し上げます。
素晴らしい。感服いたしました。
また勉強させてください。
849 :
( ´∀`)さん:04/02/27 17:07 ID:ArJ8fVaa
すばらし。
850 :
(・∀・):04/02/27 17:59 ID:zaFto0U/
このスレ(・∀・)イイ!
ビン・ラディンが逮捕されたといふ
噂は本當でせうか
――――v――――――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚ )∧***|
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――
亞米利加の外務省は否定してゐるさうだな。
できれば事實であつてほしいものだが
保守
どうやら事實のやうにて候。
大統領選擧にあはせて發表し度いのでいまは否定したるとか。
尤も眞相は藪の中成共。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
國際情勢複雜怪奇也…
マタアリした良刷れ、いつも樂しませて頂いてをります。
ところで、ずいぶん前から「(新)モナー童話集」で
この刷れの登場人物一覽を募集してをります。
そこで小生、僭越ながら草案を作つてみました。が、
何分未熟者故、内容について諸兄のご判斷を
頂ければと思ひます。
∧ ∧
( ゚Д゚) |!
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
以下、草案を貼つておきます。
(草案は現代文で書かれてをります)
登場人物紹介
∧ ∧
___( °Д°)
(_____ノ
UU UU
擬古猫
このスレの主人公(?)
いまだにスレ冒頭に書いてある以上のことは
明らかになっていない、謎の猫。
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
擬古先生
東北から上京した文士。(代表作は「逝国」)
結婚はしているがまだ子供はない。
やや怒りっぽいが愛妻家。(恐妻家?)
もちろん臣民の義務たる徴兵に応じ、戦地にも赴いた。
新しもの好き。
/ノ人ヽ
(゚ー゚*)
~旦y,~)
|,,,,,,||>
| ノゞ
ミヰ
擬古先生の奥さん。古風な日本女性を絵に描いたような
良き妻だが、少女のような一面も。子供の頃、父親の
茂名 十郎によって擬古家に預けられ、父亡き後も
そのまま擬古家に引き取られた。
∧_∧
( ´∀`)
く y >
ノノ川川
(__)_)
茂名男
擬古先生の書生。食べ物に目がない。のんびりとした性格で、
怒りっぽい擬古先生の歯止め役となることもしばしば。
名家である訃沙家の三男だが、本人も周りも特に気にしては
いないようだ。
カフエーで働いている椎子さんを見初め、めでたく許婚同士となった。
∧∧
(*゚ー゚)
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
椎子
フルネームは御前 椎子。カフエーで働き、母一人子一人の家計を
助けている。流行りのモダンガアルで普段でも洋装。可憐な美しい娘。
働いている店の名は「カフエー・ノスタルヂヤ」。
∧_∧
<丶`∀´>
< y ゝ
|=====|
〈_フ__フ
仁太
半島の京城から来た青年。新聞社の校正係として働いており、
日本語にも堪能。実は祖国の独立運動に関係していたが、
運動が露見し、仲間はすべて逮捕され獄死。助かったのは
その場にいなかった仁太だけであった。
この秘密を知っているのは擬古先生だけである。
椎子さんに片思いしている。
___________
ヽ=☆=ノ
(゚Д゚(ヾ
<.| 。 |/
| 。 |〜
∪∪
擬古次郎
擬古先生の弟。子供の頃からの望み通り軍人になり、戦地にて
名誉の戦死を遂げた。
∧ ∧
(*゚∀゚)
< Y >
( /つ)
通之助
擬古先生の末の弟。子供の頃からの望み通り大工になり、結婚して
子供二人をもうける。家庭は破天荒ながらおおむね平和であるようだ。
∧∧ ∧ ∧
(*゚∀゚) (,*゚∀)
〜(,__) 〜(,__)
ツウ子・通太郎
通之助の子供。双子。
性別は違うが、見分けがつかない程そっくり。
∧ ∧ ∬∬
( *゚A゚ 旦旦
(っyっ ̄ ̄ ̄
[||,,,,,,,,,|
U~U
濃子
通之助の奥さん。怪力の持ち主で、時々感激のあまり
夫を力一杯抱きしめては気絶させる。
しかし夫婦仲は良い。
858 :
( ´∀`)さん:04/03/05 15:09 ID:TmmXfLA7
近頃篤と姿を見ぬが
浮雲氏とかぃょぅ氏とかはどうしたものかね。
∧ ∧
( ゚Д゚)∧
∩ヽ/||⌒!つ
859 :
854:04/03/06 00:32 ID:TsEUQ2EW
小生としたことが…素で忘れてをりました、申し譯ない
登場人物を追加致します
∧ ∧
(;゚Д゚)
<φ y >
┳┯┯┯┯┯┳
┃│││││┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´_ゝ`)
(o.{胤} )
■| | |
( ̄.) ̄)
浮雲
出版社「厨房舎」の編集者で、擬古先生の担当。
作品に関する彼の遠慮のないコメントで、擬古先生がよく鬱になっている。
どんな原稿を見ても第一声は「ふうん。」
/ノ人ヽ
j(゚ー゚)ι
|UU|
ノ_□_|
UU
厨房舎の女史
名前が明らかになっていない、厨房舎の女性編集者。
茂名男にダブルデートのだしにされたのがきっかけで、
茂名男の友人のぃょぅといい雰囲気になる。
.♪∧∧
(=゚ω゚) O~~
<i...V...i>
./__|___|
ぃょぅ
茂名男の友人。クロケット(コロッケ)が好物。
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
房擬古
初代スレからテンプレートとして活躍するも、他の人物との
関係は未だ不透明。
擬古先生の友人?
_______________
| |~~~~~~|
| →" ./ ┼" サ 麗 秀 味 佳 | .|
| ー ん' .│こ 早. 演 自 作 自...|____|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiii|
┃ | . . \ワスレル!!イクナイ!!/ ┃ |
┃ | o.o.o.o.o (T∀T ) ┃ |
┃ | o.o.o.o.o. ⊂l/ У⊂l ) ,. ┃_ |
┃´ ̄========= ̄草團子8錢 ̄ ┃__|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | |
私もあまり使はれませんが、末席に加へさせてください。
實は宮澤賢治なんです・・・
――――――y――――――――――――――
/⌒ヽ
⊂ ̄ ̄ ̄⊃ ζ
( ´∀`)―┛
( ) U ( つ ∧ ∧ ナヤ
[[[[|]]]]] (´ー`)_/|
(__)_) UU UU
863 :
854:04/03/07 01:46 ID:3gcltaix
854様、お疲れ様です。
(,,゚Д゚)
∧ ∧
(,,゚Д゚)
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ y~|⊃
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ y~|⊃
〜(_|⊃)
869サソ、ありがd。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 春の嵐。
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 華の嵐。
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 愛の嵐。
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 愛傳説。
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
875 :
( ´∀`)さん:04/04/03 21:10 ID:3edDAcgl
∧ ∧
(,,゚Д゚) あげてみやう
/ y~|⊃
∧∧
(*゚ー゚) ごきげんやう。天童様
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
天堂様のまちがひでした。イヤハヤ。
∧∧
(*゚ー゚) ごきげんやう。天童様
< ilYil~/っ
〇i__i ヽ
^^UU^^
おらあああ!! そりゃ!!
グッチャアアアア!!!!!!! ∧_∧
―=≡三 ∧_∧ \从从/// (´∀` ) 三≡=―
―=≡三と(#・∀・)つ''"´" ∧_ノ;*;''"´"''::;:,( つ 三≡=―
―=≡三 ヽ  ̄ ̄⌒);。0(;;;((⌒ ̄ ̄ ̄_ ) 三≡=―
―=≡三 / / ̄ ̄´"'''⊂;;;#':*,'´''::;;;;::'''"´ ̄ヽ \ 三≡=―
―=≡三 \__); /// W∪∪W \\\ (__) 三≡=―
ヒギイイイイーーーーー!!!
(⌒∧_∧ ,//∧_∧
バキィ!ヽ( ・∀・) :(⌒ミ( //(´∀` )
バキィ!!ヽ l| |l(:;;:( ドガァ!!///ヽ、 _`ヽゴスッ!!
('⌒;ヾ / '/ li| l!グシャァ!!\从从///'ミ_/ヽドゴッ!!
(⌒)y'⌒;ヾ从从(⌒〜∵;)´⌒`つ,;(´(´⌒;"'ボキボキボキッ
(´⌒ー- ;:#∧_;/// 彡(:::゜;。(;;;)、⌒从;;ノ・`⌒);
(´;⌒(´⌒;;' ~ヽと;;;;。#;;、ミ,,:,,;;;ヽ/ノ:#`""^ヾ⌒));
 ̄ ̄(´⌒;,(´,(゙゙゙'゛""゙゙)゙'';"(´⌒;,(´,(´⌒;)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 之も 春の風物詩かな
___( °Д°) \_____________
(_____ノ
UU UU
アヒヤ ∧ ∧
(*゚∀゚) さうかも知れねエなァ
< Y >
( /つ)
出番が少ないので出してみましたw
アヒヤ ∧ ∧
(*゚∀゚) さうかも知れねエなァ
< Y >
( /つ)
ずれていました(鬱
梅
∧∧ 梅ついでに、
(*゚ー゚) 梅酒のサイダァ割りなどいかがでせう。
< ilYil~/っ□
〇i__i ヽ
^^UU^^
∧_∧
( ´∀`) 椎子さん、有難うモナ
く y >つ□
ノノ川川
(__)_)
貴方、そろそろご一緒に次刷れに参りませう
───────────v────
| | |/ノ人ヽ
|O―――――.|――O|(゚ー゚*)
|## ∧∧# .|# #|( y ~。)
| 、へ(゚Д゚ )#| ##| |,,,,,,||]
⊂!⌒|| ヽ/∩〉 |# # | | ノ|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─────ヽ──────────
・・・わかつた、今行く
∧ ∧
(,,゚Д゚) y━~
/ y~|⊃しかし埋まらぬのも気分の良き物では無いのぉ・・・・
〜(_|⊃)
*
∫うい〜
∧_∧
( *´∀) 飮みすぎました〜
く yi
ノ人リノノ)
(__(__)
何氣にこの擦れ、一周年か…
∧ ∧
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
| |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |
.____ | |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |⌒| |
|___| @,==@==@,==@,==@,==@,==@
_______. | .|,,_|,,_|,,_|,,_|
▲ | ┌──-─┐.| _____ . | _____.
□ | | | ̄ ̄ ̄| | | |i─ii─ii─i| , | .||==========|
| | |___| | | ||─||─||─|| . | . ||-|-|-|-|-|-|-|
| └──-─┘.| ||=||=||=|| : | .||-|-|-|-|-|-|-|
| ◎──-─┐.| ||─||─||─|| . |______||=|=|=|=|=|=|=|
| | | ̄ ̄ ̄| | | , '─────' |ili!|ill!|i|ii|l|ii|i!ii|||=|=|=|=|=|=|=|
| | |___| | | |ili!|ill!|i|ii|l|ii|i!ii|||=|=|=|=|=|=|=|
| └──-─┘.| |i|ii|ili!|ill!|i|ii|l|ii|||=|=|=|=|=|=|=|
 ̄ ̄A ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノソソヽ、、 ̄ ̄ ̄ ̄
/_i_ヽ ノ ソ 丿ソゝ、ゝ
},,{ 丿 ノ ノ ノ ) ヽ
T ∧_∧ ノ ノ 丿 リ丿 ソ ソ )
‖ < ヽ `∀> ノ ノ ソ リ ノ ソ
‖ く yi σ ノソ ヽ ソ ソ ソ )
‖ ノ人ヾヽ)) ノ リ ソ ノ ヽ ノ 丿
‖ (( 〈__〈_フ ノ ノ ノ ソ ヽ ソ ノ丿
‖ ノ ノ ノ ノ ソ ノ ノ
‖ ノ丿 ノ ソ 丿:::::::ノ
‖ /:::::::i
‖ ノ::::::::i
、'三`, """""""
久しぶりに過去記録に目を通しましたよ。
擬古先生にもあんな時代があったのですねぇ
――――v―――――――――――――――
| | |
∧_∧ |―――――――◯゙|
( ´∀`)| ∧∧.****|
__< ! y >| (゚Д゚*)∧***|
_∧_/~~ ~ノJ ∩ヽ/||⌒!つ. .*.|
|_| し| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――――ゝ――――――――――――――
五月蠅い!!おまえなど次スレに行ってしまえ!!