財団法人デジタルコンテンツ協会は、11月22日と12月6日の両日、アニメーションとCGの制作をテーマにした
連続講座「アニメ/CG業界・高度人材育成セミナー」を東京・新宿で開催する。
セミナーでは、近年変化の激しいアニメーションとCG業界で新たなビジネスモデルを開拓し、
活用出来るような人材のサポートを目指している。
現在業界では、メディアの多様化や視聴行動の変化進んでいる。そこで今回は制作現場に携わる人たちに、
最近のプロデュース事情や制作ワークフロー、メディアの動向などについての情報を提供する。
デジタルコンテンツ協会では、アニメーションやCGの制作現場に携わっている人や、アニメーション、CGを
扱うっている大学や専門学校の教員、研究者などの参加を募集している。
講座のテーマは、第1回11月22日「アニメ制作における環境変化」では、主にアニメーション制作の環境変化
について取り上げる。個人アニメーション研究者の真狩祐志氏と東京工科大学の三上浩司 氏が講師として招かれる。
真狩祐志氏は「クリエイティブと作品をとりまく環境の変化」と題して、近年の個人アニメーション制作の
トピックスを取り上げる。真狩氏はインディペンデントのアニメーション制作の作品や状況に詳しい。
また、三上氏はアニメーション制作のプロダクションに関する問題を、「アニメ制作における技術革新と制作現場の変化」
として取り上げる。ふたつの講座で、日本のアニメーション制作の幅広い状況が理解できることになる。
また、12月6日の第2回では、「アニメ制作者にとっての新領域」と題して、
アニメーション制作のより深い部分がテーマになる。
こちらの講師は株式会社シンクの竹内宏彰氏と有限会社サーカスの松村和俊氏である。竹内氏が
「最先端、アニメビジネス&クリエイティブ」を、松村氏が「アニメーションを作るということの本質」を議題とする。
セミナーの会場は両日とも新宿ハロー会議室、受講は無料である。
定員が60名となっており、ウェブサイトを通じた事前の申込が必要となる。
「アニメ/CG業界・高度人材育成セミナー」
日時: 第1回 2008年11月22日(土)12時半〜17時半
第2回 2008年12月06日(土)13時〜18時
会場: 新宿・ハロー貸会議室
参加費: 無料
対象者: アニメ・CGの制作現場に携わっている方
アニメ・CGを扱う大学・専門学校の教員もしくは研究者の方
受講後のアンケートにご回答いただける方
定員: 60名
【講座概要】
■第1回 アニメ制作における環境変化
12時半 「クリエイティブと作品をとりまく環境の変化」
講師 個人アニメーション研究者 真狩祐志
15時 「アニメ制作における技術革新と制作現場の変化」
講師 東京工科大学 三上浩司
■第2回 アニメ制作者にとっての新領域
13時 「最先端、アニメビジネス&クリエイティブ」
講師:シンク取締役エグゼクティブプロデューサー 竹内宏彰
15時45分 「アニメーションを作るということの本質 」
講師:サーカス代表取締役会長/ドワンゴアニメ事業部顧問 松村和俊
主催: 財団法人デジタルコンテンツ協会
事務局: 株式会社QPR
参加のお申し込み 右記サイトより
http://www.qpr.co.jp/info/20081122/ animeanime.jp
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/11/cg_2.html