“出稼ぎ”ではない!フォルラン目指すは「神様」ジーコ氏
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第3節(18日)、
E組のC大阪はブリラム(タイ)に4―0と快勝。ウルグアイ代表FW
ディエゴ・フォルラン(34)が待望の来日初ゴールを決めた。ついに本領を
発揮した世界屈指のストライカーは“神様”になることを目指しているという。
待望の一発が生まれたのは3―0で迎えた終了間際の後半ロスタイム。
ゴール前の混戦から右足を振り抜くと、ボールはゴール右隅へと突き刺さった。
フォルランは「とにかく決めたい気持ちだった。パフォーマンスは上がっている」
と満面の笑みを浮かべた。
2010年南アフリカW杯の得点王&MVP。推定年俸6億円の
超大物はここまでノーゴールだったが、生みの苦しみから解放された。
今後のゴール量産は間違いないところ。
世界的ストライカーは明確な目標を持ち、日本にやってきたという。
代理人を務める木村精孝氏(54)は「フォルランはプレーで活躍することは
もちろん、日本のためにこれから長いスパンで貢献していきたいと考えている。
いずれ日本で強化のためのスタッフになったり、ウルグアイとの懸け橋になって
さまざまな面で日本サッカーが向上する手助けをしたいという思いを
持っています。それはちょうど、ジーコさんのような存在です」
元ブラジル代表の“サッカーの神様”ジーコ氏(61)はJリーグ草創期の
鹿島に入団し、日本サッカーの発展に大きく貢献。後に日本代表監督も
務めた。フォルランも単なる“出稼ぎ”ではなく、今後はジーコ氏のように、
ピッチ内外で日本サッカーを強化する仕事に取り組んでいきたいと考えている。
移籍後初ゴールを決めると、日本語でサポーターに「アリガトウ!」と叫んだ。
フォルランなら日本サッカー界に大きな足跡を残せるはずだ。
東スポWeb
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/246358/ ≪関連記事≫
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