【文芸】安部公房は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう」…ノーベル委員長語る

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1 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★
安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る

 【ストックホルム=待田晋哉】

 ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会のペール・ベストベリー委員長(78)が
21日午前(日本時間同日夕)、読売新聞の取材に応じ、1993年に死去した作家・安部公房が同賞の受賞寸前だったことを明らかにした。

 ストックホルム市内の自宅でインタビューに応じたベストベリー委員長は、安部公房について
「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」と強調した。

 さらに、「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。
井上靖が、非常に真剣に討論されていた」などと他の日本人作家についても、過去の選考の経緯を語った。
近年、受賞の可能性があるとされる村上春樹さんについては、「生きている作家については答えられない」と明言を避けた。

 アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえで、
「数多くの優れた人がいる。私たちは何人かに目をつけている」と述べた。

 また、候補者の小説が、アカデミーの会員内で読めない言語で書かれている場合、
専門家に翻訳を依頼したり、助言を受けたりする試みを続けていることも明らかにした。

賞の選考などについて語るスウェーデン・アカデミーのペール・ベストベリー・ノーベル委員会委員長
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120322-762955-1-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120322-763013-1-L.jpg

■ソース:YOMIURI ONLINE (2012年3月23日15時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120323-OYT1T00710.htm
2名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:47:10.74 ID:IIfFwzSI0
元祖乗り鉄
3名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:47:11.00 ID:pv4Rdxcx0
果たして村上春樹は受賞出来るのか
4名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:47:52.63 ID:QuRKlmjKi
そうならない前に井上靖にあげてください
5名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:47:54.37 ID:URcyfB2E0
そんなさ、「昔君のこと好きだったよ」みたいなこと言われても困るのさ
6名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:47:55.53 ID:+GJi+0g90
三島は信者が狂的なだけで、さほど完成度は高くないからな
遠藤周作とかはどうだったんだろ
7名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:48:13.78 ID:hZdMGg++O
大江なんかにやるんじゃなかったな
8名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:48:25.10 ID:WII14tIq0
砂のやつしか読んだ事ない
内容は忘れた
9名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:01.40 ID:p4gwkWIiP
経済学賞ってノーベルショウじゃないの?
10名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:28.10 ID:n23ohp380
あと1年生きてたら、安部が受賞だったってことか
11名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:28.52 ID:Q/HPYG2g0
これがノーベル賞の壁か
12名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:32.67 ID:AfPIPUQf0
三島は内容じゃなくて文章がウリだから、
海外に持っていったら余裕で評価下がると思う
13名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:37.89 ID:BJHWR/ov0
>>3
ヴォネガットやジョン・アービングってノーベル賞貰ってるの?
14名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:51.47 ID:MCcs3mGZ0
安部公房なんかどうでもいい。それよりなんで反日キチガイの嫌三郎に賞を出した
んだ。日本に喧嘩売っているのか?
15名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:49:52.41 ID:cpWvrqJh0
あっ安部が死んじゃった!
代わりに誰か日本人にやろーぜ
大江ってどう?
しらねーけどそいつでいくか

こんな感じ?
16名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:50:08.28 ID:p4gwkWIiP
>>9
ノーベル経済学賞にのみ賞金に課税が!
いったい何故ですか?
ソース
http://www.otona-magic.net/contents/0000736.html

らしいね
17名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:50:19.83 ID:hnpD7VR+O
同じ時期に読んでたから井上靖と井上ひさしがごっちゃになる
18名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:50:36.70 ID:3pHPly0F0
足フェチの印象
19名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:50:40.21 ID:ysnoFZFP0
結局の所、ノーベル文学賞は翻訳家の手腕なのか
20名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:50:47.56 ID:x9kQO9kK0
文学賞と平和賞は意味なさすぎる
やめちまえ
21名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:01.01 ID:LNyWhZYK0
カンガルーノートは頭に入ってこんかった
22名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:03.27 ID:IP3LM6hr0
>>6
大江が貰った時に、遠藤周作が近かったって言われてたような気がするが・・安部だったのかな?
23名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:22.63 ID:UNya/YeS0
ノーベル文学賞って主観的評価を客観的にするもんだったら、
結果的に選者の主観しかないのよね。
24名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:28.39 ID:CiPUvXKJ0
村上春樹も長生きしないとなw
25名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:31.12 ID:4TW1ccES0
本屋大賞とノーベル文学賞どっちが上なん
26名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:51:51.46 ID:yRFUch5T0
ノーベル賞候補だけは脳死状態でも保存しておくべきだな
27名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:52:01.29 ID:L5uX2W7L0
>>1
> アジアでの受賞者が少ないことについては、

翻訳の壁があるかならな〜
韓国の詩人は、毎年、ノーベル賞の季節になるとマスコミが家の前に集結するそうな
気の毒…
28名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:52:14.17 ID:dHGRkKqJ0
>>21
一番読みやすいやつだろ
29名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:52:22.48 ID:uPNTnmCp0
仕掛けがバレた後に残るものが少ない
30名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:52:35.67 ID:EYFRCpDU0
>>23
文系学問なんてそんなもの
安部公房ってエログロナンセンス=日本アニメ、漫画を小説でやっただけだしな
これがノーベル賞(笑)
31名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:12.74 ID:1ShWOEjU0
いまさらなに?
32名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:13.98 ID:OaH9coe40
あんまりそういうこと言うと某国と同じレベルになっちゃうから、
「もらえなかった・もらえるはずだったノーベル賞」について言うのは控えておこうよ。
33名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:28.68 ID:OBcYxS+T0
とりあえず、何かしら三島について語れば賢そうに見えるぞw
34名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:29.46 ID:P/r1/pG+0
>>12
三島って海外での評価すごく高いよ
色んな作家が三島からの影響を公言してるし
アメリカではジョージ・ルーカスとフランシス・フォード・コッポラの製作で
MISHIMAって映画まで作ってる
http://www.criterion.com/films/588-mishima-a-life-in-four-chapters
35名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:32.83 ID:zwV2eNvR0
これは以前から言われていたな
事実だったのか
井上靖がノーベル賞に近かったという方が驚き
当時発表時期になると記者が井上宅に集まっていたが
「それはない」と勝手に思ってた
36名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:34.18 ID:0Xyt8H2/0
>>1
絶対、嘘。安部の受賞なんてなかっただろう。
37名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:34.15 ID:rMOjOa6q0
>安部公房ってエログロナンセンス=日本アニメ、漫画を小説でやっただけだしな
馬鹿かこいつ
38名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:43.80 ID:ZZrgjcN40
やれやれ
39名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:53:50.96 ID:2RWXvQ4xO
平和賞と文学賞はイデオロギーが絡んでくるよね
アガサクリスティーもスティーブンキングも取って無いって賞の意味ないじゃん
40名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:01.14 ID:BaCktXKD0
ここ数年買って読んでるよ。この人ははずれがない。
その中でも「壁」、「飢餓同盟」、「砂の女」あたりは昭和の傑作と思う。
これが作家なら東京都知事閣下は斉藤美奈子にズタボロに言われて当然と思うわwww
41名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:04.86 ID:8cwR5Sry0
砂の女は怖い
42名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:10.73 ID:7xpD55rF0
ノーベル賞でも文学賞ってビミョーだよね
平和賞よりは少しだけマシだけど
43名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:13.86 ID:gh+93uxd0
去年秘匿期間満了で公開された選考文書で谷崎が候補になってたな
表現力が弱いとかいう理由で落とされた
44名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:16.21 ID:eioU5VEd0
箱舟さくらまる
45名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:36.70 ID:ECVr4hwh0
別にノーベル賞を基準に考えるわけじゃないからどうでもいいけど
大江はないよな、大江はw
46名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:38.18 ID:dHGRkKqJ0
>>37
相手にしなくていいよ^^
47名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:54:56.26 ID:3pHPly0F0
自然科学賞とは貢献度が違うからそういう意見いつもでるけどノーベル賞文学賞を有り難がらなければいいだけじゃん
48名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:55:05.73 ID:DYkuiAn80
記者会見の用意して赤っ恥かいたのって井上靖だっけ
49名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:55:07.85 ID:mTlGhgpt0
阿部は東大医学部出身
おまけに作家で初めてワープロを駆使した
彼の周りはハイテク機器であふれていたらしい
50名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:55:10.92 ID:qnyOeEmM0
やっぱ受賞作品は「砂の女」なんだろうな
51名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:55:12.93 ID:7xpD55rF0
>>41
子供の頃映画見てちょっとトラウマになったわw
52名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:55:20.88 ID:UHAGieyM0
川端康成なんかも貰ってたけど
GAIJINには分からないんじゃないの?
お情けでくれたんじゃないかという不信感がいまだに拭えん
53名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:11.46 ID:eioU5VEd0
名ばかりの平和賞はヤメたらどうだ
54名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:15.00 ID:acYh5lpR0
わけのわからんこと書いている小説より、女郎屋通いの永井荷風散人が
好きだな
55名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:17.99 ID:s2YerOuM0
横光利一は俺の中でノーベル賞
56名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:31.28 ID:rrrGdFTB0
アジアでの受賞者が少ないのは当然じゃねえの?
本書いて暮らせるのって
最近になるまで日本だけじゃない?今もか?
57名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:34.91 ID:sQTUYI/t0
安倍公房といえば燃えつきた地図
58名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:47.38 ID:h5RnzD380
人間が電柱になる小説を読んだことがあるな
理解不能な小説だったけど
59名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:56:59.64 ID:eioU5VEd0
箱男
60名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:57:29.77 ID:ief9uPcgO
谷崎潤一郎にとってほしかった
61名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:57:44.86 ID:eOMcQuR20
候補者の健康を管理する組織を立ち上げろ
62名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:57:45.90 ID:QCvHsH6X0
箱男はわりかし読みやすかった。高1の夏
63名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:57:51.32 ID:wzpEvtPw0
この選考委員ってバイリンガルなのか。
それとも翻訳本を読んでるのか。
バイリンガルならスゴいな
64名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:58:13.16 ID:TqPQbNYTO
砂の女は傑出してるね。
65名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:58:30.11 ID:7sjm4BTy0
安部公房が死去した時、ロシアのニュース番組がかなりの時間をさいて評伝とか紹介してたのを、今でも覚えている。
ヨーロッパでは、三島由紀夫並みには知られた作家だと思う。
66名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:58:49.94 ID:p3T5xsbQ0
ノーベル賞の受賞資格は個人の場合は現在生存している人物である事
ただし受賞決定時までに選考委員会が死亡を認知していなかった場合は例外となる
67名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:58:55.04 ID:8cwR5Sry0
>>51
映画見た見た
岸田今日子だったよね映画も怖かったわ
68名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:58:55.46 ID:eioU5VEd0
砂の女は映画も良かった
69名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:59:04.15 ID:n1pvDoTkP
他人の顔が最高峰だよな?
70名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:59:42.34 ID:EYFRCpDU0
“砂の女”

主人公は砂漠に新種のハンミョウを採集しに向かうが、砂漠の中の村で寡婦が住む家に滞在するように勧められる。
村の家は一軒一軒砂丘に掘られた蟻地獄の巣にも似た穴の底にあり、はしごでのみ地上と出入りできる。
一夜明けるとはしごが村人によって取り外され、主人公は女とともに穴の下に閉じ込められ、同居を始める。
村の家々は常に砂を穴の外に運び出さない限り、砂に埋もれてしまうため人手を欲していた。
村の内部では、村長が支配する社会主義に似た制度が採られている。
主人公は砂を掻きだす作業をしながら、さまざまな方法で抵抗を試みるのだが……。


文系wwww
こんな下らない作り話で“ノーベル賞”かよwww
科学者に申し訳ないと思わないの?
71名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:59:45.18 ID:uPNTnmCp0
コラージュ
72名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 16:59:47.63 ID:BJHWR/ov0
ピアニストのグレン・グールドは映画版の砂の女が凄い好きだったらしい
73名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:00:11.29 ID:2RWXvQ4xO
>53
中国の活動家に贈ったのはワロタな
あれは皮肉が効いてて良かった
基本的に人を助けた人より殺さなかった人を選ぶしワケ分からん賞だな
74名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:00:11.63 ID:Pcyo3XV80
安部作品は国際評価…三島由紀夫は高評価でない
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120323-OYT1T00725.htm

こっちの方がスレが伸びたのではないかと
75名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:00:48.21 ID:ojm/5x6q0
公房は面白いわ
西洋人に受けがいいのも分かる
76名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:00:51.06 ID:dNv8zBMq0
>>49
安部公房がNECと共同開発したワープロ専用機が『文豪』 これ豆な

>>67>>68
監督が勅使河だもんな

>>30
そうそう
駿の「ぽにょ」をパクったのが、『第四間氷期』な
77名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:01:00.00 ID:bLyRJ2r+0
ノーベル文学賞の受賞者のその後の忘却率は異常
ほとんど失敗している
何が基準なのかさっぱり不明
78名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:01:53.59 ID:wzpEvtPw0
>>72
あの人も変人だよなあ
79名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:01:55.83 ID:7sjm4BTy0
安部公房の作品は、国を超えた普遍性があると思う。
80名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:02.55 ID:aNqenGSB0
ノーベル賞は、自然科学系以外はやめちまえ。他は全部、胡散臭い。
81名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:06.74 ID:UtepAtPn0
かび臭い私小説やニセ自然主義小説が勢ぞろいし、その大半が本屋から消失した
昭和の文学史にあって、安部公房だけは本当に独自の立ち位置を貫いた。
図書館にいくと映画や演劇に関する批評本なんかもあるが、読むと視点が
あきらかに独特で、他の文学者とはぜんぜん違うのがわかる。
82名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:20.45 ID:3Y00O1BI0
まだ教科書に載ってるのかな
他の教科書的なものより教師の力量によって教え方変わってくるよなあ
83名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:25.87 ID:dHGRkKqJ0
>>70
安部公房は
論理力面で理系指数が素晴らしく高いのも人気のある理由の一つなんだよ。

ここにいる人間は、ノーベル賞に価値があるとか話してねーよ。
84名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:37.51 ID:/cHISWTR0
文学と平和と経済は意味ないって学校で教わった
85名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:02:50.53 ID:4No4TYEf0
>>34
その作品は三島の遺族のクレームで日本未公開
86名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:01.07 ID:EYFRCpDU0
『箱男』

ダンボール箱を頭からかぶって徘徊する男の話。
「匿名の市民だけのための、匿名の都市――
 扉という扉が、誰のためにもへだてなく開かれていて
 他人どうしだろうと、とくに身構える必要はなく、・・・」
この世界が持つ無数の「棘」から身を守るため、箱の中に暮らす男。
他人から見られることなしに、相手を一方的に覗く快感に溺れていく。


東工大在籍の俺が一言
「だから何?」
文系のホラ話がノーベル賞?おかしいだろw
87名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:03.27 ID:n1pvDoTkP
オチが分かってから読み返した時、何かが残るタイプの作家じゃないよね
漱石とか、そういう偉人には並ばないわ
88名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:10.03 ID:eioU5VEd0
カミュ、カフカ、日本には安部公房がいたんだぞ
89名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:25.19 ID:2RWXvQ4xO
文学賞と平和賞と経済学賞は賞金の無駄
90名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:27.84 ID:xs9xtx9K0
>>63
今は知らないけど川端康成の時は受賞インタビューで「翻訳で評価されたんだから半分は翻訳家のおかげです」
という動画を見たことがある。同席してた三島由紀夫がほとんどしゃべってて面白かった。
91名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:33.77 ID:YmNJacpt0
> アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえ

そういう意味の質問だったのかね
92名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:03:53.53 ID:CaCPktsu0
:          _-=≡:: ;;   ヾ\
        /          ヾ:::\ +
        |            |::::::| んもー いよいよウリの人間革命が
 キタ━━━ミ|-=≡、 ミ≡==- 、 |;;;;;/ ━!! ウリナラ初のノーベル受賞ニダww
  +     ||/・\| ̄|/・\ |──/\      あと誰かパンプキンにウリのコラム書いてるセヨww
        |ヽ⌒ /  \_⌒    > /
       / /(    )\      |_/ +
    +  | |  ` ´        ) |
       | \/_ヽ/_\_/  /  |
       \ \トェェェイ /ヽ  /  /     +
  +       \  ̄ ̄   /  /
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
  /  /   |工工| ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
/|  / ヽ   三| |   | ̄| ̄ 月 ヒ | |
  | /_ノ \ 口  」  /| ノ \ ノ L_い o o
93名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:04:01.77 ID:L3mwcTwp0
>>85
未公開もなにもようつべやニコニコで見放題だがな。
94名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:04:33.51 ID:L4d3gA/a0
大江なんて、ペン協会のゴリ押しだしな
95名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:08.44 ID:MfsKyCK40
>>94
今は半島の作家をノーベル賞にしようとしてるんだっけ左大江
96名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:08.81 ID:3pHPly0F0
80ノーベル賞を有り難がってるほうをやめてはどうかな
97名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:15.98 ID:Oyf+kQNc0
経済学賞はノーベルとは関係ない
勝手にノーベルと言ってるだけ
正しくはスウェーデン中央銀行賞
98名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:21.47 ID:PnwRtLVS0
文学賞より池田せんせが平和賞盗るのはまだなん?
99名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:32.65 ID:eioU5VEd0
>>86
東工大は原発には詳しい箱男なみの総理を輩出してたな
100名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:34.08 ID:af7sAGVX0
安部はおもしろいな。
純文学として読んでも、ミステリー(?)として読んでも。
文章も比較的平易だから肩ひじ張らずに読めるし。
101名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:37.60 ID:hNkjmeNN0
こういうのは巡り合わせで受賞できかなったからって
作家・作品の評価が落ちるわけじゃない
ボルヘスだってとれなかったでしょ
もちろん貰ってるからといって大江等の評価が上がるわけでもない
102名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:39.06 ID:bLyRJ2r+0
カフカの二番煎じ
不条理ナンセンス文学でみんなを煙に巻いたインテリ好みの高踏作家
一般読者に読まれることのない作家を持ち上げるのはインテリの病理
103名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:48.41 ID:wzpEvtPw0
>>90
ども、ども
104名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:05:52.62 ID:5gs5pI/W0
安部公房って代表作なんだ?
105名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:00.88 ID:TqPQbNYTO
>>70
それ、釣りだよね?
106名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:04.80 ID:fiNQY6oxO
>>52
コロンビアやペルーの人は、マルケスやリョサの受賞について
「どうせ南米の貧しい国だからお情けでくれたんだろうな……onz」なんて発想は持たないだろうね。
107名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:32.89 ID:3pHPly0F0
86ノーベル賞ほしいの?
108名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:36.87 ID:mtq5Ze7g0
砂の女
109名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:39.48 ID:R9uATrHq0
ノーベル賞は予想等で候補に挙がれば外すと言う天の邪鬼な選考があるので、
村上春樹は話題になっている間の受賞は難しい。
110名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:06:40.57 ID:LGSFeeBk0
安部がもらっていればなあ・・・


日本の文学者は「安部公房」を基準にして文学を目指すようになったのに。




大江は中期の大作はたしかに素晴らしいが、自分のアナザーワールドにこだわりすぎて
他の人の目標たり得ない。そしてムラカミ何チャラがでてきちゃったんで、ブンガクの
評価基準すら下がってしまった。望むらくはムラカミがノーベル賞なんてことになりませんように。
111名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:07:06.87 ID:bGIWzA8J0
ノーベル賞を受賞する一番の条件って長生きだよなw
112名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:07:37.54 ID:RtOT8H/I0
経済学賞もいらない


113名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:07:54.08 ID:fB3eq9Gb0
>>108
最高
114名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:08:16.50 ID:3pHPly0F0
金より名誉って科学者は大歓迎だぜ
115名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:08:32.60 ID:c89nRL/w0
翻訳家の力量で変わってきそうなんだが・・・(´・ω・`)
116名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:08:53.99 ID:dHGRkKqJ0
この人って、ブンケーがこびりついた文壇の中で変人扱いだったよな
117名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:09:23.10 ID:em2Io2L90
大江の工作員がまた邪魔したのか
118名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:09:34.61 ID:j8hVPN4Q0
バカチョン発狂wwwwwwwwwwwwwwwwww
119名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:09:56.84 ID:ws81e6my0
日本語を英語に翻訳したら味気ないものになるだろ
120名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:10:38.92 ID:15gV6xgS0
よく知らんが、京極夏彦みたいな作家という認識でいいのか
121名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:11:14.36 ID:7xpD55rF0
>>72
映画観るときも唸ってたりして
122名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:11:52.97 ID:L3mwcTwp0
安部公房
にわかは砂の女をあげる。
中2は箱男をあげる。
通は密会をあげる。

三島由紀夫
にわかは金閣寺をあげる。
中2は仮面の告白をあげる。
通は獣の戯れをあげる。
123名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:11:56.83 ID:dpsxnfsQ0
砂の女はコミケの列待機時に読ませてもらった
おかげで待ち時間がすぐに過ぎてくれたよ
124名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:12:15.79 ID:hNkjmeNN0
トマス・ピンチョンが受賞したら授賞式に出るか興味がある
125名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:12:48.27 ID:UtepAtPn0
>>124
出るわけないじゃん。
126名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:13:34.60 ID:3Pu5HN7/0
【宗教】池田大作は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル平和賞を受けていたでしょう」…ノーベル委員長語る

未来からきました。
本日の聖教新聞のトップの記事がこんなのでした。
127名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:14:31.54 ID:SjvXT8WGO
太宰以上三島未満
紅葉以上鏡花未満
島崎以上漱石未満
星以上芥川未満




そんな作家
128名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:15:05.64 ID:bLyRJ2r+0
こういうものを小説だと勘違いさせるのは問題だと思うなあ
129名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:15:08.35 ID:dNv8zBMq0
>>81
安部公房スタジオで『ウエー』の公演とかに出てたのが、若き日の田中邦衛や市原悦子

でも別役実は、安部公房の演劇を「演劇的な言語機能」よりも「文学的な言語機能」に偏しているとし、「文学者の演劇に対する傲慢」だと批難していた
130名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:16:18.50 ID:AfPIPUQf0
>>119
翻訳家がどんなにがんばっても原文の音の繋がりや、
漢字のチョイス、配列の美しさはなかなか伝わらないだろうね。
131名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:16:19.68 ID:W9xIpoPp0
「もったいない」、「仁義」、「おかげさま」、「いただきます」、「恐縮です」、「縁」
翻訳できない日本語はたくさんある。

優しい日本語 英語にできない「おかげさま」のこころ
http://www.amazon.co.jp/dp/4884695380
132名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:16:41.78 ID:bLyRJ2r+0
文章なら本多勝一「日本語の作文技術」だな


いま僕自身が野間宏の仕事に、喚起力のこもった契機をあたえられつつ考えることは、
作家みなが全体小説の企画によってかれの仕事の現場にもちこみうるところの、この
現実世界を、その全体において経験しよう、とする態度をとることなしには、かれの職業
の、外部からあたえられたぬるま湯のなかでの特殊性を克服することはできぬであろう、
ということにほかならないが、あらためていうまでもなくそれは、いったん外部からの恩賜
的な枠組みが壊れ、いかなる特恵的な条件もなしに、作家が現実生活に鼻をつきつけね
ばならぬ時のことを考えるまでもなく、本当に作家という職業は、自立しうるものか、を
自省する時、すべての作家がみずからに課すべき問いかけであるように思われるので
ある。

ー大江健三郎「職業としての作家」

悪文の代表として挙げられているが本当にひどい
文章だな
133名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:17:41.74 ID:LS7r5LuZO
阿部攻防はいかにも外人受けしそうな構成だったな
134名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:17:56.78 ID:zwV2eNvR0
引揚者だったのにそのことは書かなかったな
135名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:19:05.70 ID:xXtePKxb0
>「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。

日本語でそれが人を指すことなんかほとんどゼロなんだが、どういう翻訳だ
136名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:20:24.59 ID:/Q6hjJML0
なんか読みたくなってきた 流されやすいな俺
137名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:20:43.59 ID:L3mwcTwp0
>>134
処女作の終わりし道の標にってそれでなかったか。
138名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:20:52.64 ID:nhxYqb5E0
だけど、評価する連中の大半は、英語がメインで、他もドイツ語とかフランス語とかだけだろ
日本語を理解できる評価者が少ない

物理・化学・医学なんかは日本語でも功績を認められるかもしれんが
文学は不利というより。おかしい

9割以上が欧米で、日本を初めとしたアジアはほとんど取れない
どう考えても英語メインの賞だろ

ちなみに、94年に大江健三郎が受賞して以降

欧州15
南米1 (ペルー人の初受賞だがスペイン国籍も持っている)
アフリカ1 (南アフリカだが英語の白人)

アジア人や黒人が受賞することは、ほとんどない。
まともな勝負じゃねーよw
139名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:21:06.91 ID:ARnvi4Zn0
>>91
あの国から批判や問い合わせが殺到するのを見越しての発言かしら
140名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:21:13.82 ID:bLyRJ2r+0
結局インテリは物語を恐れてるんだよね
抜群のストーリーテラーで万人を感動させ、考えさせ、興奮させる物語作家を低く扱い
高踏的な大衆から遊離した物を高く評価することで自分たちの権威を守るということを
今でもやってるんだなあ
141名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:21:45.34 ID:M/Qg64p40
安部公房か〜
前に何冊か読んだが全くよさが分からなかったな
また読んどくか
142名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:21:46.33 ID:dHGRkKqJ0
逆グランブルーみたいな話あったっけ?
ずいぶん感傷的な話だったが結構好きだ(´・ω・)
143名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:22:07.18 ID:RER7VEd10

゜         ○    ゜
   o 。     ゜゚  ゚ .    o      ○o
        r⌒ヽ  (⌒⌒)  r⌒ヽ/,
     、、;(⌒ヾ   ((⌒⌒))  /⌒) ), ゚ , 。
  、 ヾ (⌒ ファビョ━ l|l l|l ━ン!⌒⌒);;)/. ,
 、\(⌒ゝ(⌒ヾ   ∧_,,∧    ⌒)/)) .,/ ,,
((⌒-丶(;;;(⌒ゝ;; ⊂,ヽ#`Д´> ,⌒⌒);;;;;)))⌒)
 (;;;;(⌒(⌒;;;(⌒\  ヽ   ヽ、  ))⌒));;;;)-⌒))
ゞ (⌒⌒=─   .  (,,フ .ノゝ⊃ ─=⌒⌒)ノ;;ノ;;;::)
((⌒≡=─  人从;;;; . レ'  ;;;从人─=≡⌒)丿;;丿ノ
144名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:22:37.50 ID:UHAGieyM0
>>132
それ回りくどくて冗長だって言いたいんだろうけど
その本自体もぼちぼち冗長だよね
まぁ良著だけどさ
145名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:22:37.91 ID:dHGRkKqJ0
>>140
安部公房を根本的に読み違えてないか?
146名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:22:51.59 ID:fPaIVENE0
なんで?このあいだ死んでからノーベル賞貰ってた人いたじゃん
147名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:23:26.85 ID:l1I0ZW2S0
生きてる間って、分野によっては発表から時間かかるのもあるし難しいな。
148名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:24:02.03 ID:L3mwcTwp0
間接的にソ連の崩壊を後押ししたかもな。安部公房の小説は。
149名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:24:15.60 ID:xNLYyh4o0
「人間そっくり」
「第四間氷期」などはSFとして読んでみて面白かった。
150名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:24:21.26 ID:7sjm4BTy0
大江のお父っつあんこそ、ノーベル賞が必要だったのさ、あらゆる批判から逃れるためにね。

安部公房や三島由紀夫が受賞していないからと言って、作品の価値が下がるわけではない。
151名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:24:22.54 ID:cVVvTiCQO
ボブ・ディランは何時受賞するの?
152名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:24:55.99 ID:dHGRkKqJ0
>>149
第四間氷期 それだ(・∀・)
153名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:25:47.46 ID:LGSFeeBk0
>>134
安部は徹底的に作品から自分を消し去ることを目指したからな。
154名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:27:14.40 ID:tlgNJc+f0
戯曲だけど「幽霊はここにいる」が
おもしろかった記憶があるな。

もう一度読みたいけれど、この本、ほとんど絶版状態じゃないか。
新潮社、お願いだから再版してくれ。
155名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:27:15.69 ID:S44J4g/r0
つーか上から目線で何様のつもりなんだ
天下のこーぼー様相手に
156名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:27:21.60 ID:LGSFeeBk0
>>140
そういう人が演劇にのめり込み戯曲を書くものか?w
157名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:27:59.06 ID:Bnp1criX0
1948年(昭和23年)東大医学部を卒業するが、医師国家試験は受験しなかった。
(卒業口答試験では人間の妊娠月数を二年です、と答えるなどひどいものだったが、結局医者にならないことを条件に卒業単位を与えられた。)

↑ これだけで安部公房の文系馬鹿脳がよくわかる。
158名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:28:07.34 ID:uPNTnmCp0
昔々の取扱説明書みたいなものだったので文庫本もなくなったね
159名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:28:57.12 ID:e2qJ1s0O0
やっぱりキューバの音楽以外は音楽とは言えないよね。
160名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:29:05.24 ID:jG/pZYfz0
それで、大江に賞やったって言い訳にもならんわ、カス
161名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:29:08.71 ID:Ju60gw5D0
一番病んでた頃はカフカと安部公房ばっかり読んでた
162名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:29:36.19 ID:TlB6jN/U0

      ´   ヾ
      ゛ (⌒) ヽ
      ((、´゛))
       |||||
チョッパリが〜、ウリナラのウンコはどうした?!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    / |   ∠|
(゜\./,_ ┴./゜ノ(
 \ \iii'/ /,!||!ヽ
/V,,ニ..,ニ、、 ノ( \
 \ヽY~~/~y} `/~,/  ∧    ∧
   | ,k.,.,!,.,.,r| ,!  く  / `ー一′丶
   <ニニニ'ノ    \/   : : :: :: :::::ヽ
.   ▼   >、/⌒ヽ   |    : : :: :: :::::::::l
─‐⊥‐ッ'-‐y' / i_ ヽ、  : : :: :: :::::::/
      `⌒ー′ | |::|  )゙  ..::::〃:ィ´
         \ | |::|  /" ''  : : ::⌒ヽ  
163名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:29:37.12 ID:vPq4Gztp0
春樹なんかがノーベル賞もらうようになったら、いよいよ文学界も終わりだろ。
164名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:29:54.49 ID:xNLYyh4o0
>>152
大型電子計算機によるエミュレーターで未来予測をするというのはよくあるけど
現在の自分が、エミュレーターによる未来の自分から駄目出しされてしまうってねー、
165名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:30:17.28 ID:NpLKp9ro0
日本人ノーベル賞受賞者・出身地別リスト

湯川秀樹・・・和歌山系京都人 (父親の仕事の関係で東京で生まれただけで、直ぐに京都へ。)
朝永振一郎・・・長崎系京都人 (出生は東京だが両親は長崎出身者。京都で育つ。)
川端康成・・・大阪
江崎玲於奈・・・大阪
佐藤栄作・・・山口
福井謙一・・・大阪 (大阪で古くから貿易商を営む父親の実家で大阪市民として育つ。生まれは出産の為母親が帰郷していた奈良市。)
利根川進・・・愛知
大江健三郎・・・愛媛
白川英樹・・・岐阜
野依良治・・・兵庫
小柴昌俊・・・愛知
田中耕一・・・富山
益川敏英・・・愛知
小林誠・・・愛知
南部陽一郎・・・福井
下村脩・・・長崎(出生地は京都・福知山だが、両親は共に長崎出身。職業軍人の父の配置換えで日本各地を転々。本人も長崎に数年在住で、兄弟親戚は長崎在住)
鈴木章・・・北海道
根岸英一・・・神奈川
166名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:30:48.13 ID:L3mwcTwp0
>>161
自殺した柳田邦男の息子みたいなもんか。
167名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:30:59.22 ID:UtepAtPn0
>>157
本来は文学者なんてそれしかなれない奴がなるべきだしな。三島だって官僚時代に
作成した文章が文学的なものだったのが転向した要因だろ。カポーティーなんて
幼少から近所の道路に日暮れまでチョークで小説をかきつづけて、近隣住人全員が
「ぜったいにアイツは作家になるな」と思ってたそうだし。
168名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:31:21.06 ID:eioU5VEd0
>>140
ちなみにその作家は誰だよ
169名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:34:04.87 ID:/QjYgEsi0
安部公房といえば
かいわれ大根がヒザに生えるって話がよかったなぁ
映像化したら面白くなさそうだけど活字で読むと面白い典型
170名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:34:50.36 ID:vp4wiYVa0
ノーベル文学賞選考員が厳選する翻訳家だから大きく外れることはないだろうけど
それでも翻訳するのは人間なんだから、そこに均一のクオリティは求められないだろうねえ
遠い将来翻訳こんにゃくが開発された時代の人たちは読書が楽しいだろうなぁ
171名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:36:03.53 ID:MwtH4DVr0
中学校の国語の教科書に載ってた鞄が気になってたが
結局授業でやらずじまいだった
172名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:36:05.67 ID:PnwRtLVS0
安倍が候補なら星新一が候補でもおかしくなかったな
173名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:36:11.87 ID:UYuhr1pn0
>>3
好きだったけど、それほどの作家じゃねえようなw
174名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:36:11.65 ID:RMG7wzqO0
安部は分かるが大江は分からない
175名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:36:13.65 ID:3FLBRroJ0
「燃え尽きた地図」はよかった。ロブグリエのヌーヴォーロマンのいいところ
に通じる傑作。
176名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:37:00.82 ID:m+Wf5Q/70
カフカの名前を挙げてるレスがあるけど、
カフカを連想したのはカンガルーノートだけだったな。
177 【東電 84.2 %】 :2012/03/23(金) 17:37:13.97 ID:jyn8kRDt0
178名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:37:42.64 ID:ADxnLxE70
ID:EYFRCpDU0
179名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:37:46.02 ID:UtepAtPn0
カフカが死んだ年に安部公房が生まれたんだっけ
180名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:38:25.62 ID:UwewdcgK0
ノーベル委員てデンマーク人だろ!
お前らそんな偉いんか?ん?って。
よくよく考えたら、デンマーク人が選考しとるんやで?
そんなもん有難がるのは、情けない話だよ
ノーベル取ったいうて
なぁ…偉い先生方は、辞退して
181名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:38:41.34 ID:FYA9EKGx0
安部公房は理三出身の理系だろ
森鴎外や斉藤茂吉とか、やっぱりみんな賢いんだな
182名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:38:59.79 ID:3FLBRroJ0
安部公房自身がカフカについてよく述べていたからね。プラハまで訪ねて
いるし。師匠は石川淳のようだが。
183名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:39:50.66 ID:ccRv5EiH0
「急死しなければ、ノーベル平和賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」

池田なんとかさんも死んだ後に
ある新聞だけではこういうふうに報道されるんでしょうな
184名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:40:47.48 ID:3FLBRroJ0
安部公房と三島由紀夫の合作批評とかやってた時代だもんなあ。
大江健三郎や開高健も参加していたし、日本文学の黄金時代だったかもしれん。
185名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:41:05.71 ID:UtepAtPn0
村上春樹と村上龍の若いころの対談で、日本の文学というのは読む気も
しなかったが、谷崎と安部だけは異端だったと語ってたな
186名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:41:23.61 ID:xNLYyh4o0
「詩人の生涯」は川本喜八郎のアニメがあるね
187名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:42:39.70 ID:3FLBRroJ0
ドナルド・キーンと仲がよかったんだよな。優れた翻訳者に恵まれるかは
国際評価では一番大事なことかもしれん。
188名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:42:57.27 ID:PVXpvoO90
個人的には遠藤周作だな
189名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:42:58.56 ID:n23ohp380
受賞の決め手となるのは翻訳の質だけじゃなく、
(欧米の)文学研究者や批評家の意見や推薦らしい
そういう点ではドナルド・キーンさんのような海外の翻訳者兼研究者を大事にしないといけない
190名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:43:26.68 ID:UHAGieyM0
>>187
ドナルドキーンが最も評価していたのは太宰治なんだけどな
191名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:44:54.57 ID:trih+Nz80
翻訳の壁がなければ大江健三郎の代わりに筒井康隆が受賞していただろう
192名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:45:21.58 ID:ydWMq8ty0
>>122
こんにちは火星人は?
193名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:45:31.07 ID:Kf7FO/Ck0
中上健次も評価高ったと聞いたことがあるが…
ずいぶん昔の話で本当かどうか自信がない
194名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:45:38.82 ID:3FLBRroJ0
>>190
キーンさんはすごいよ。安部公房もキーンと対談するときは日本文学の教えを
こう学生のようだった。
195名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:45:39.10 ID:+OSTOAwC0
ほー
大岡昇平の戦争ものは受けがよさそうだと思ってたけど、全然名前が出なかったのかな。
海外じゃ評価低いんだろか。
196名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:46:59.24 ID:dHGRkKqJ0
この作家経由で、ドナルドキーンのことを知って、ガルシアマルケスのことを知ったよ(´・ω・)
197名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:47:12.23 ID:3FLBRroJ0
>>195
戦争ものでいうと、クロード・シモンが受賞したしなあ。技法も新しくそこも
評価された。大岡さんはスタンダール研究から入ったし、欧米の人も理解しやすい
作品かと思うがね。
198名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:47:15.65 ID:W9xIpoPp0
>>181
森鴎外だけはダメだろw
脚気の原因は感染症であると言う考えに固執し
鈴木梅太郎がビタミンを発見して、明治天皇すらこれを認めたのに
鴎外は生涯、自説を変えなかった。いまで言う医療ミスで、それも死者数万人。
まあ、彼ひとりの罪じゃないけど
199名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:47:19.93 ID:uAxycuXX0
作品を評価する基準ってなんなの?
作品の世界や登場人物に感情移入できる普遍さみたいなので
判断したら刺激の強い作品が強い。
博識をちりばめる度合いで決まるなら、小難しい表現駆使してる作品が強い
200名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:47:58.48 ID:58GSkJ9ZO
ノーベル医学賞ってやたら日本人が少ないような気がするけど何故?
201名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:49:06.29 ID:x67mITMB0
>>3
村上は無理だと思う
カズオ・イシグロはノーベル賞はとると思う
202名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:49:32.02 ID:daRgfoql0
>>132
本人はわかりやすくしようとしているらしい

正確を期そうとして修飾節が多くなり焦点がぼやける好例だと思うが
意外と英訳したほうがわかりやすいのではないかという気もする
203名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:50:09.04 ID:+OSTOAwC0
>>197
レスありがとう。
そっか、新鮮味に欠けると評価されたか、或いは戦争ものはもう食傷されてたかも知れんね。
204名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:51:18.45 ID:sD6cZ6aH0
いままできみふさと呼んでいました
ある女と砂の女もぐちゃぐちゃでした
205名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:52:43.11 ID:daRgfoql0
>>195
あー
全然読み返したことないけど、日本文学のオールタイムベストを一冊選べって言われたら
「野火」選ぶわ、俺

まあ、日本文学の知識もそんなにないけどね。今まで読んだ範囲ならこれ。
206名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:53:26.33 ID:bTwLKjHL0
春樹なんてどうでもいいわ。
安部は最高だろが
207名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:54:20.08 ID:rNWxO9GD0
井上靖は国内だけで盛り上がってて
海外ではほとんど無名だったと聞いたけどな。

安部公房は日本文学専攻の留学生がよく研究してるけど
日本人学生がちっとも読んでいないことに愕然としてた。
208名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:54:25.36 ID:CahjVGY10
日本もなんか賞作って適当に日本人に受賞させてオナニーしてればいいよ
ノーベル賞なんてくだらない・・・ 白人のオナニーに付き合うことはない
209名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:56:11.52 ID:L3mwcTwp0
>>208
やってるじゃん。京都賞とか世界文化賞とかアパ大賞とか。
210名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:56:17.54 ID:uAxycuXX0
他文化からの評価ってのも大事だろ
211名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:56:30.61 ID:3FLBRroJ0
絆や共同体がやたらと喧伝される今こそ、安部公房はそのアンチテーゼとして
読まれるべきかもしれんな。
212名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:57:06.04 ID:bLyRJ2r+0
>>206

俺は小説は物語であるべきだと思ってるから
安部公房みたいなものを持ち上げるインテリの自意識が嫌いだ
本人に恨みはないし
マイナー文学としてこういうものもあってもいいけど
213名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:57:07.29 ID:trih+Nz80
日本人でノーベル文学賞候補に挙がった文学者
賀川豊彦
谷崎潤一郎
西脇順三郎

日本人でノーベル文学賞候補に挙がったと推定される文学者
三島由紀夫
芹沢光治良
井伏鱒二
井上靖
遠藤周作
安部公房
村上春樹
214名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:57:09.90 ID:dHGRkKqJ0
>>211
方舟さくら丸は?( ・ω・)
215名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:57:51.81 ID:S44J4g/r0
>>132
これ3行読んだだけで、5イライラしたわ
216名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:58:03.65 ID:CahjVGY10
>>209
メディアがいちいち取り上げるのが悪いのか
実にくだらない・・・ スゥェーデン>>日本の時点で
どんな賞か分かるってもんだ馬鹿馬鹿しいったらないね
217名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:59:33.12 ID:TG3wNaIt0
砂の女や箱男が面白いと感じるってのはどういうことだろうか?
そっちの方が面白い
有り体に言って変過ぎるお話だと思う
218名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:59:48.84 ID:RbQDHZ6L0
>>207
俺だってリチャードクレーダーマンが本国でまったく売れてなかったことに愕然としたぜ?
219名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 17:59:52.42 ID:xNLYyh4o0
安部公房の作品に物語が無いって?
220名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:00:35.68 ID:3FLBRroJ0
>>214
いいかもね。宇宙戦艦ヤマトを何度もリメイクするよりも。
221名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:00:42.84 ID:9DV/PdPi0
>「生きている作家については答えられない」

つまり安部についても井上についても只の御追従w
ノーベルプライズビジネスに日本人シンパを増やそうとしているだけ
222名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:02:49.02 ID:3FLBRroJ0
>>217
「砂の女」が変すぎるんじゃ「壁」なんてどうなってしまうのか。
223名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:02:51.66 ID:nObdjzQS0
大江は棚ぼただったわけかw
まあそんな気がしてたよ
224名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:03:53.27 ID:c+vYYtNp0
筒井康隆は近いんだろうか
225名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:03:56.16 ID:k3kLbbk+O
ノーベル文学賞なんてある程度政治力で決まるのに決まってるだろ
具体的には各国のペンクラブの持ち回りっぽいところがある
川端康成が受賞したときは日本ペンクラブ会長で国際ペンクラブ副会長だったとき
大江健三郎の場合は日本ペンクラブの会長が大江の盟友井上ひさしで政治的な理由で受賞運動をしていた
ただそれだけのこと
226名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:04:32.05 ID:W9xIpoPp0
>大江健三郎は、安部公房をカフカやフォークナーと並ぶ世界最大の作家と位置づけている。
>自身がノーベル文学賞を受賞したおりには、大岡昇平、井伏鱒二の名前と共に安部公房の名前をあげ、
>もっと長生きしていれば、自分ではなくて彼らがノーベル文学賞を受賞したであろうという事を述べている
227名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:04:43.74 ID:L3mwcTwp0
国内での人気って考慮するもんかな。
海外でうけても自国民にはつまらないものってあるだろ。
たけし映画みたいな。
228名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:05:14.88 ID:dHGRkKqJ0
>>227
たけし映画すきだけど(´・ω・)
229名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:05:56.89 ID:A9iF/pgr0
>>20
ですがノーベルが特にこだわったのがその二つなのです。
230名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:06:31.42 ID:9DV/PdPi0
>>181 昔は経済的社会的理由にて最初のセレクションが厳し過ぎて、旧制高校に入るところが一番難しかったから、今の数I程度で人生振り分けられて居た。
その後ひいひい言いながら現在より難しい教え方だった高等数学入門に臨んだにせよ、競争の母集団が小さく今なら偏差値振分けで絶対文系に行くのが理系に入ってただけw
231名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:06:56.97 ID:3FLBRroJ0
筒井康隆も凄い作家だけどね。レンジがひろすぎて研究や評価が進んでいないんじゃない
かな。翻訳はけっこうされているけどね。
232名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:06:59.86 ID:k3kLbbk+O
>>224
存命の作家の中ではもっともふさわしいと思うけど
日本ペンクラブからはもっとも遠いwww
233名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:07:00.95 ID:qkbH2fka0
開高健は日本の作家はスケールが小さすぎるとか言ってなかったか
234名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:07:02.29 ID:Wlpq7XHL0
安部公房が受賞していたなら…大江健三郎なんて売国者が受賞することも無かったのだな
235名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:07:09.58 ID:TG3wNaIt0
236名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:07:44.77 ID:0tTXXVAk0

でも、安部氏も69(70?)歳まで生きてた訳だし
早死ではないな

ノーベル委員会もさっさと受賞させればよかったのに
ぐずぐずしやがって
237名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:08:18.84 ID:PVXpvoO90
村上春樹はチャンドラーのロンググッドバイの翻訳で

優しくなければ生きていく資格がない

あたりのくだりをどう訳したんですかね
238名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:09:05.33 ID:TG3wNaIt0
>>222
変だね。あれはシュールなのかジョークなのか受け取り方に困る
239名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:09:15.46 ID:3FLBRroJ0
「夜の底が白くなった」なんて翻訳不可能な文章を書く川端康成が受賞した
というのも皮肉だよなあ。
240名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:09:48.50 ID:TG3wNaIt0
>>237
やれやれ
241名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:10:01.39 ID:fGMmjdYNO
文学賞がいちばん身近だけど
それだけに基準がよくわからないなぁ。
シドニー・シェルダンが獲ることは絶対ない
ってのはなんとなくわかるけど。
242名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:10:27.56 ID:lwBNcY69O
何かこういうスレ立つと頭の変なエンジンかかっちゃうオジサンが湧いて来るよな
243名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:10:55.10 ID:a2ft+UZy0
>>225
日本はそうかもしれんがロシアみたいな共産圏じゃペンクラブ
どころか言論の自由なんて無いのにちゃんとパステルナークが選ばれてるやんw
244名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:11:38.32 ID:+io79dsrO
>>229
数学賞は絶対作るなもw
245名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:11:38.46 ID:trih+Nz80
>>243
共産主義体制への嫌がらせ
246名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:11:44.56 ID:32703Svb0
>>195
だよね。あの人の小説はいわゆる日本的じゃないから、海外受けよいのかと思ってた。
「俘虜記」なんて最高だよね。今読んでも普遍的で面白く読める。
247名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:11:59.64 ID:uD6CuWrK0
ちょうど読んでみようかと思ってたとこだわ
砂の女がお勧めなんだろ?
248名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:12:32.33 ID:zwV2eNvR0
文学賞に関してはもうちょい選考内容をオープンにしてほしいわ
候補になっただけでも読む価値あると思う
249名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:12:49.20 ID:2pB+mKDJ0
いま、
村上春樹以外に
ノーベル賞候補に挙がりそうな日本人作家いないの?
250名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:12:55.18 ID:SvdwaHjp0
次の日本人ノーベル文学賞は西尾維新だと確信してる。

笑いたけりゃ笑え。日本語のセンスを持ち合わせていない愚者として哀れんでやる。
わかる人にはわかるだろうが、彼の文学はまさしく日本語の革命だ。
まるで活字が本のページから浮き上がり、ベリーダンスを踊ってるかの如く、妖艶な印象を受ける。

始めて読んだときは衝撃的だった。
鴎外や三島からでさえ、このやうな感動を覚えたことはない。
既に村上春樹などと比べるレベルにはない。
251名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:13:08.69 ID:3FLBRroJ0
NHKは安部公房の「榎本武揚」を大河ドラマにするといい
252名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:13:49.11 ID:qnyOeEmM0
砂の女といえば、毛管現象だよな
さすが理系の安倍
「他人の顔」なんて文系ではきついだろ
253名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:13:55.76 ID:phA20OX20
物理学賞も医学賞も選考委員の主観で受賞者決めてるのは変わらん。
研究成果の貢献度とかにとりあえず優劣つけるのは主観。
254名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:14:08.67 ID:TG3wNaIt0
戦争モノでノーベル文学賞と言えばショーロホフ
子馬が教科書に載っていたね
255名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:14:21.23 ID:a2ft+UZy0
>>236
ドリスレッシングなんて87歳で受賞だから
やっぱり長生きするもんやね
256名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:15:30.29 ID:FjZXeWPY0
257名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:15:54.26 ID:eO7H+/6WO
箱男、最後は中身が医者にかわってる
気付いた時まじショッキングだった。
258名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:16:51.62 ID:dHGRkKqJ0
>>250
君みたいな人をインテリといいます
もちろん馬鹿にしてそう呼んでます
259名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:16:53.42 ID:qkbH2fka0
箱人間って何?
米倉涼子のダンボールハウスガールみたいなもの?

泥棒に入られた。取られたのは二百万円の入った通帳で、
しかもすでに引き出されていた。会社勤め時代に爪に火を灯すようにして貯めたお金だ。
なんとか一年間何もしないで暮らしていける、ようやくそう思って仕事を辞めたっていうのに。
最後に財布に入っていた八万円だけを身につけて、杏の浮浪生活が始まった。
金ナシ、家ナシ、男ナシ。すべてを失くし、ダンボールハウスでの生活を余儀なくされた女の子の
絶対絶命のサバイバル・ストーリー。
260名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:17:02.53 ID:3FLBRroJ0
>>249
西村賢太「えっオレがノーベル賞? これから風俗行こうと思ってたとこだよ」
261名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:18:52.44 ID:V00JFhHsO
砂の女とても面白かった、それしか読んでないけど
262名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:19:12.70 ID:fB3eq9Gb0
>>247
とりあえず砂の女は読んどけ。
263名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:19:29.46 ID:bLyRJ2r+0
トルストイを落としたノーベル文学賞に意味があるのだろうか
264名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:21:08.78 ID:L3mwcTwp0
安部公房の小説って閉鎖空間っていうテーマが反復されるんだよな。
そこがおもしろいっていえば面白いが、ワンパターンなきもする。
265名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:22:12.91 ID:bsx2wUSSP
安部公房はなんかイライラする
266名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:22:23.02 ID:2pB+mKDJ0
安部公房ってヒンヤリしてる
PKディックなんかもヒンヤリしてる
267名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:23:10.23 ID:bLyRJ2r+0
実際には各国語複数訳されていて名前を知られてるアジアの作家となると
数人しかいなくて
その中で持ち回りで選ぶと
倍率はそこらの新人賞より低い感じかなあ
268名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:23:17.60 ID:L3mwcTwp0
砂の女、箱男、密会、燃え尽きた地図、箱舟さくら丸、
できのいいのはみんな閉鎖空間のエロスを描いている。
269名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:23:42.39 ID:PrJ3wek0O
旬の人は関係ない賞だからな
270名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:23:56.72 ID:bU+qErcw0
あの短編、確か『棒』を読んだ時は
何だかよく分からない衝撃をうけたわ
271名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:24:21.36 ID:BemSFCoVO
学生の頃は何年かに一度読み返してたな
初読は中学生の時だったのでオナニーのネタにもなった
272名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:24:49.81 ID:wboO2/Br0
井上靖って生きてなかったっけと思ったけどそれはDVメガネのことだった。
そしてDVメガネも死んでた。
273名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:24:54.36 ID:3FLBRroJ0
東大医学部入ったキャリア捨てて極貧生活へ。作家としての覚悟がちがうよね。
274名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:25:32.01 ID:uQGeRk7X0
>>264
わかる
砂の女が面白くて、箱男とか色々読んだけど他はたいしたことがないというか…
でも砂の女はかなりいい作品だと思った
275名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:25:38.95 ID:KWtlG51J0
>>263
ないね。
276名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:26:18.52 ID:DLzwTAv10
三島のような日本土着か、安倍のようなアバンギャルドか
両極端しか評価されない時代が長かったな。
どちらでもなく評価された村上春樹の功績は大きい。
277名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:26:57.65 ID:SO0+WbxS0
>>273
まぁでもボンボンですし
278名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:27:23.55 ID:JNdbQqzM0
ノーベル賞レベルのやつほどすぐ死ぬから 大江県ザブろうとかそういうクズにおハチがまわってくるんだよな
279名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:27:36.28 ID:qkbH2fka0
ここで、五木寛之と石原慎太郎と故・内藤陳がひとこと↓
280名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:28:26.02 ID:uD6CuWrK0
昔の太宰とか三島とか森とかって
今は東野圭吾とか井坂とかに当たるわけじゃん?

日本の幼稚化の象徴みたいだな
281名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:30:14.66 ID:Oyf+kQNc0
海外に翻訳していかないとだめだな
案外日本で評価されていない作家が評価されたりしてな
282名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:30:15.57 ID:gh+93uxd0
>>249
い、池澤夏樹(震え声)
283名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:31:20.74 ID:pSABKc4S0
ほとんど本を読む習慣がないのだけど、
砂の女ってそんなにオススメなん?読んでみようかな

ちなみにドグラ・マグラとかでようやっと、
この人の文章力あからさまにやべえ!!
とようやくわかる白痴レベルです
284名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:31:40.54 ID:600Z8pmZO
高校の教科書ででてた

朝、窓を見たら空を歩く男と目が合った。

男は主人公を仲間にしようと誘い、空を歩ける薬を差し出す。

迷った主人公だが、自分が普通でなくなることを恐れ、ご近所さんと一緒に男をフルボッコにした。
当時、凄い悲しい気分になった。
285名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:32:10.23 ID:TG3wNaIt0
アマゾン書評でも結構ヒドイこと書かれているな
どうしてここまで評価に差が出るのか
まあ小説なんか読まないのがよさそうだ
286名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:32:24.30 ID:trih+Nz80
>>280
東野圭吾とか伊坂幸太郎は
昔なら橘外男とか海野十三じゃないか
287名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:33:06.59 ID:jx3ZcbQz0
>>263
チャーチルの受賞と、サルトルに蹴られたことも。
288名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:33:17.13 ID:bU+qErcw0
>>282
その人エッセイばかり書いてる気がするんだけど
最近何か書いた?
289名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:33:55.32 ID:qkbH2fka0
読みたくなって青空文庫行ってみたけど、なかった。
亡くなってから十年くらいしかたってないからな
290名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:34:04.44 ID:trih+Nz80
>>249
古井由吉
291名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:37:17.04 ID:SmT8PIcA0
>>249
辻仁成だな。欧州での評価は春樹の比じゃないくらい高いよ。
292名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:37:52.65 ID:xNLYyh4o0
>>283まず「壁 S・カルマ氏の犯罪」、「人間そっくり」などの中篇からおぬぬめ
293名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:37:58.08 ID:bLyRJ2r+0
SF作家はここでも不遇か
ウェルズより影響力のあったノーベル賞作家とかいるだろうか?
294名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:39:14.05 ID:gh+93uxd0
>>288
最近だと『カデナ』とか
最高傑作は『花を運ぶ妹』と『マシアス・ギリの失脚』かな
『静かな大地』の文庫本にサインしてもろうた
295名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:39:50.26 ID:qIJbSp6a0
お勧めはなんといっても『榎本武揚』
296名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:39:50.28 ID:gFpy+vvZ0
授業で空飛ぶ男があったときから
阿部公房はまりまくった大好きだ
297名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:40:46.50 ID:YqQ/PrBKO
高校時代の国語教師が公房と女優の山口果林が恋人関係っていってたんだけど
まじなのか!?
298名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:41:21.39 ID:qkbH2fka0
ノーベル文学賞受賞者の執筆言語

26人 - 英語
14人 - フランス語
13人 - ドイツ語
11人 - スペイン語
7人 - スウェーデン語
6人 - イタリア語
5人 - ロシア語
4人 - ポーランド語
3人 - デンマーク語、ノルウェー語
2人 - 日本語、ギリシャ語
1人 - トルコ語、ハンガリー語、中国語、ポルトガル語、アラビア語、チェコ語、イディッシュ語、
    ヘブライ語、セルビア・クロアチア語、アイスランド語、フィンランド語、ベンガル語、プロヴァンス語
299名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:42:32.85 ID:trih+Nz80
>>298
印欧語以外では日本語がトップか
300名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:42:49.06 ID:3FLBRroJ0
ブックオフにいくと「砂の女」がずらりと並んでいるよ。それ以外の作品は
大書店にいかないと手に入らないだろう。
301名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:43:16.18 ID:dHGRkKqJ0
>>299
チョン三郎カウントするなよ(´・ω・)
302名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:43:24.77 ID:xNLYyh4o0
「友達」はホラーとしても読めるかな
303名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:43:37.87 ID:HLm5bo+M0
三島谷崎みたいに典雅でもなければ大江のように晦渋でもない文章が
翻訳という点では非常に有利だし
扱ってるテーマも普遍的なので
日本文学にとって安部公房が受賞したほうが良かったのかも知れぬ
304名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:44:05.52 ID:DLzwTAv10
>>298
ロシア語が少なすぎる
305名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:44:09.17 ID:xMkBhLS8O
高校の教科書で読んだ「赤い繭」が気に入って、いきなり「砂の女」を読んでしまった
重くてグッタリしたけど面白かったよ
306名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:44:33.62 ID:3FLBRroJ0
安部公房は「おれは文章がうまい」と豪語していたね。そのとおりだと思う。
三島や谷崎みたいな美文調じゃないから目立たないだけで、じつはそうとうにうまい。
307名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:45:36.67 ID:HLm5bo+M0
遠藤周作は東洋人のカトリック作家という点が受けたのだろう
井上靖は歴史物がよく翻訳されてるが、構成なんかは西洋の作家に近い気もする
308名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:47:13.31 ID:/+tL0QeL0
三島の作品群の中で金閣寺はいまいちだと思うんだけどなあ
309名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:47:51.69 ID:/Tc4VpvW0
「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」
310名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:48:25.40 ID:YK0pvS9u0
昔 読んだなぁ
壁 と 無関係な死
が好きだった
311名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:49:05.49 ID:afZSJj7I0
安部公房は『方舟さくら丸』しか読んだことないな。
物語として起伏の多彩をきわめた冒険譚だ。
SF的で面白かった。
312名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:49:43.63 ID:uD6CuWrK0
>>307
ガンジス河だっけ?なんか宗教臭くて興ざめしたわ
313名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:49:50.94 ID:L3mwcTwp0
ドナルド・キーンの鋭い指摘だけど、
公房の作品ってテーマに風土の制約ないから翻訳しやすいかというと、そういうことないんだってな。
風土的な異物は翻訳の物理的な障害になっても、本質的な困難ではない。
逆に日本語独特の論理が文体に入り込んでいる公房の翻訳はむずかしいんだそうだ。
314名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:51:12.56 ID:3FLBRroJ0
>>313
キーンは「砂の女」の翻訳者には同情するといっていたな。あれは専門的な言葉
もでてくるから意外に難物かもれしない。
315名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:51:15.71 ID:/+tL0QeL0
沈黙とかほんとどうでも良いけど
キリスト教の人にとっては重要なテーマらしいからね
316名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:51:30.02 ID:w/no4Bjk0
>>291
真夜中のスイートストリートエンジェルw
317名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:51:43.66 ID:9qvqszML0
死んだら駄目なん?
318名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:51:57.20 ID:7flyxEw90
ノーベル文学賞って。
誰も名前を聞いたことないような詩人とかばっかだろ。

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」くらいかな、
ノーベル文学賞作家で良かったのは。
319名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:52:54.89 ID:3FLBRroJ0
>>317
賞金は手渡しなんで。
320名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:53:10.22 ID:Bnp1criX0
>>298
>7人 - スウェーデン語

は?

笑わせんなよw
321名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:53:12.35 ID:ukut29rs0
「砂の女」以外である程度長いやつだと、「第四間氷期」「人間そっくり」あたりが読みやすいよね。
この三つは誰でも読めると思う。
322名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:53:18.77 ID:L3mwcTwp0
つけくわえると、
他人の顔っていう作品にたいして三島が、「顔をかせ」っていうのはまったく日本的な表現だなって指摘して、
安部公房がまったくそうだって我が事ながら感心している。
323名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:53:48.35 ID:HLm5bo+M0
翻訳者には別の苦労があるんだろうけど
日本人が読む文庫本でも1ページに2つも3つも注釈がつくような作品にくらべれば
やはり外国の読者には受け入れられやすいと思う

三島由紀夫も芝居のほうが評価が高いだろうし
「金閣寺」なんか日本の若い人でさえどのくらい読むだろう
324名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:53:56.15 ID:dHGRkKqJ0
>>318
短編集
『青い犬の眼』はお勧めだね(´・ω・)
325名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:54:57.26 ID:3FLBRroJ0
田中邦衛や井川比佐志あたりは安部公房には鍛えられただろう
326名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:55:38.56 ID:PJsH7ncsO
短編の「公然の秘密」って話が怖かった。

象がカワイソすぐる
327名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:55:41.56 ID:EBlwsrif0
村上はアテウマ
日本国籍じゃないけど日本出身のカズオ・石黒が
獲るよ 獲ってほしい
328名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:57:13.92 ID:3FqX29Tp0
安部公房の書斎写真を見たら、
当時の最新式ワープロ(数百万円?)が部屋の真ん中に置いてあった。
今の時代に生きていてたら、最新型のPCを何台も置いて、モニター3画面とかで執筆してそうだなあw
329名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:59:04.98 ID:qIJbSp6a0
>>326
だが同じ本の「阿波環状線の夢」には爆笑させてもらった
330名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:59:35.95 ID:HLm5bo+M0
あれほど翻訳されながら外国語がとにかく苦手だったというからおかしい
そのくせかそれゆえか、クレオールとかには随分関心があった
331名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 18:59:44.74 ID:bLyRJ2r+0
>>307

遠藤の「沈黙」はグレアム・グリーン「権力と栄光」の物まね
ノーベル賞委員会はグリーンを「ポピュラーすぎる」といって落とした
332名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:00:18.59 ID:DLzwTAv10
ワープロは文豪でしょ。NECのフロッピー書籍で新作が出たこともあった。
333名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:01:21.48 ID:qkbH2fka0
安部公房 渡邊格 対談
http://www.youtube.com/watch?v=sucrv_gzRiY
動画でごわす
334名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:01:24.71 ID:bLyRJ2r+0
>>318

ミラン・クンデラが「百年の孤独」を批判してたよ
俺も賛成
335名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:02:12.55 ID:sUmCVMvz0
安部氏が受賞していた場合、あるいはしなかったことが
大江健三郎のノーベル賞の選考に影響を与えた?
336名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:03:16.11 ID:L3mwcTwp0
しかし機械好きで新しもの好きの公房は、
「わーぷろ(笑)」とか「ふろっぴー(笑)」いわれているのをあの世で悔しがっているんだろうな。
こんなんなら万年筆で書いとけばよかったって。
337名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:03:50.85 ID:uAxycuXX0
心理描写がうまい作家って誰なの?
338名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:04:00.74 ID:HLm5bo+M0
>>335
日本人の順番が漠然とありますからね
339名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:04:43.07 ID:VCn/ACdb0
翻訳者の差も結構ありそうだな
340名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:08:28.48 ID:swFjs9TX0
「けものたちは故郷をめざす」
「終わりし道の標に」
エッセイ「ワラゲン考」「藤野君のこと」
の満州ものも良かった。
341名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:09:32.16 ID:dHGRkKqJ0
日本における南米文学って翻訳者の力量によるものは大きいかもね(´・ω・)
鼓直とか木村栄一とか(´・ω・)

百年の孤独は旧約版のほうが好きなんだよ。新訳は文章が細切れになった感じが残念(´・ω・)
342名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:09:39.22 ID:AOo8DpwG0
>>337
福本伸行
343名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:10:37.88 ID:dHGRkKqJ0
>>340
藤野君だ。
かっかっか って笑う人の名前がどうしても出てこなかったんだよ(´・ω・)
344名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:10:48.44 ID:r6a08te80
筒井康隆の実験小説群は受賞に値すると思う
朝のガスパールは連載当時震え上がったわ
夏にラノベ出版するらしいけどさwwすげえ爺さんだよ全くwww
345名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:11:31.04 ID:+qBZNQiZ0
>>318
JMクッツエーいいよ
「恥辱」おすすめ
346名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:11:46.28 ID:ZZXaVpn70
箱男だっけ、昔よく読んでたわ
347名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:12:02.37 ID:unrm2zI60
公房の評価って密会を境に分かれるよね
俺は密会でドップリはまったけど合わない奴にとっては最低の作品だろアレって
348名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:12:46.53 ID:HGc+rk+p0
そもそも大江って読んで楽しい層が本当にいるのか。
村上も夏目も俺は読んでるときは楽しい。

大江は苦行。
349名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:13:23.31 ID:xNLYyh4o0
ASAHIパソコンで作家とPCやらワープロやらの特集あったときに談話で
ペンで書かないと魂がこもらない?
ペンからしか出てこないなんて軽薄な魂もあったもんだねW
見たいなことをおっしゃってたww
原文はもっと整然としてるんだが
350名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:14:56.29 ID:uAxycuXX0
>>342
その人漫画家じゃん。

心理描写ってのは必ずしも普通の文に頼る必要性はないんだよね。
箱男みたいにファンタジー的な設定で心理描写をするって手法もある
351名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:17:25.94 ID:HLm5bo+M0
大江健三郎も楽しいというのとは違うけど
なんか道化じみたユーモアはあるよね
深刻な顔して読む小説かというと、それもちょっと違うかもしれない
まあ好き好きだと思う
352名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:19:04.17 ID:cdVrEtxS0
周知の事実だったことなんじゃないの?何で今さら記事に?
353名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:19:46.97 ID:HLm5bo+M0
責任者が公に明らかにしたのが初めてだったのかな
354名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:20:24.31 ID:25z3n0Oz0
どうでもいい
ノーベル文学賞って村上春樹が候補に挙がる程度の賞でしょ
355名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:20:39.23 ID:cdVrEtxS0
ノーベル賞は寿命との戦いでもあるのか・・・
戦国武将みたいだな
356名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:22:31.13 ID:IpAYV9QR0
>>354
春樹とか大江はどうでもいいね。
でもこの賞って時々、知られてないけどすごい作家にホントに渡すんだよ
357名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:23:34.64 ID:JA+92STq0
賞は違うけど、亡くなってもらえなかったヘンリーモーズリー思い出した
358名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:24:26.24 ID:3FLBRroJ0
読売の記事をよむと「いや三島も惜しかった」とキーンさんはコメントしているようだな。
当時の委員に三島びいきがいたようだ。
359名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:26:31.87 ID:gz06+AYp0
>>350
そもそも心理描写とか「人間を描く」なんてのはエンタメ小説のやることだから

文学系というのは実は何か別のことをやるもの

諧謔的に言えば、「古池や蛙飛び込む水の音」人類最強の一行文学の一つだが、
心理も人間も別に描かれてはいないw
360名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:27:24.83 ID:xpdIwUue0
三島由紀夫もあの奇行がなければノーベル賞だと言われてた。
361名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:27:58.20 ID:+qBZNQiZ0
凄い小説といえば夏目漱石も絶賛した長塚節の「土」だろ
あれが候補にならないなんてどうかしてる
所詮外国語が読めない毛唐の評価は当てにならんわ
362名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:29:30.31 ID:6QZHEzXI0
井上靖が近かったとは。
海外のほうが評価高いのか?
363名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:30:04.09 ID:HLm5bo+M0
茨城弁はどう翻訳したのかなとかw
364名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:30:48.09 ID:uAxycuXX0
>>359
>古池や蛙飛び込む水の音
この情緒は俺はわかるけど、これが日本の代表的な詩なの?wって嘲笑する外人もたしかいたと思う。
状況を体験しないと体感できない表現ってのはなかなか理解されないと思うよ。
やっぱり心理のような普遍性があったほうがいい。
365名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:31:06.33 ID:r2Y4z/7k0
棒って作品学生の頃読んだけど全く理解できなかった
366名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:31:11.85 ID:dWAJXsez0

箱男、砂の女、燃えつきた地図・・・・
みんな読んだな。安部公房全周とか買ったし。
殆どの作品に通じるのは不条理。

日本版カフカみたいなもんだけど、文体が半端じゃないんでグイグイ引き込まれる。
367名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:33:44.33 ID:Bnp1criX0
散文はともかく、韻文を翻訳でしか読んでない人に何がわかるってんだ?
368名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:33:57.35 ID:5PynL3hWP
このノーヘル委員長は日本語堪能なのか?日本文学、日本文化に精通してるのか?
まあ世界的な文学賞の選考には翻訳や地域の歴史や文化背景への理解度は大事な要員になってくるだろ
369名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:35:19.49 ID:+qBZNQiZ0
>>364
いやいや今では西洋でも日本のHAIKU、WABISABIは
SIMPLISMの象徴として憧れられてるんだよ?
370名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:36:51.41 ID:1EIGkAbr0
>>122
「獣の戯れ」は失敗作だろ
371名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:41:11.02 ID:bLyRJ2r+0
>>359
小説ってエンターテイメントでしょ?
広い意味で
372名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:41:56.98 ID:JlIYhOf00
「人間そっくり」
「第四間氷期」あたりなら
SFにはまってた人間なら読んでるわな
373名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:44:29.82 ID:unrm2zI60
>>370
三島の代表作は午後の曳航と愛の渇きだよな
あと宴のあと
374名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:45:46.28 ID:3FLBRroJ0
三島文学の通は「雨の中の噴水」を愛してやまない。
375名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:46:30.15 ID:Yyn3ae7p0
>>372
デンドロカカリアとかの短編も多かった
376名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:46:55.66 ID:rzMTFvrG0
結局俺たちはなにを読めばいいんだ? アリステアマクラウドを読めばいいのか?
377名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:47:03.63 ID:5PynL3hWP
ノーベル賞以外の世界的な文学賞って何があるの?
378名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:47:45.21 ID:zxeGWHAU0
箱男は涙なしでは読めない
379名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:51:28.40 ID:6kagu0fv0
密会が好きだった
一番面白く読んだのは箱舟さくら丸?かな
380名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:51:43.47 ID:KrHJaRmQ0
谷崎とか安部とか難しそうに見えて、アホでもスラスラ読める不思議
381名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:52:23.92 ID:ydWMq8ty0
>>276
土着といえば中上健次はどういう評価なんだろ
382名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:53:12.35 ID:da+GYGIM0
kobo abe と 井上靖しか 読んだこと無い。

kobo abeは、小説の発明家。 全集30巻は未開封orラップに包んで
「Tha books ob abe] として未来に伝承中
井上靖は新聞恋愛小説まで読みまくったが、「自伝的3部作」は
死ぬまでに(何度目wだよ) 読み直す予定。 ←お前ら!心がキュンとするぞ。
383名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:58:08.88 ID:cgffpoEn0
どんな文章だとノーベル賞的基準の評価があがるんだ。
384名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 19:59:50.88 ID:eO7H+/6WO
ピンクフロイド聴きたくなってくる
385名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:00:10.18 ID:8Q0jJSxuO
筒井康隆がエキセントリックな部分を抑えた長編をもう2、3作も書いてれば、
候補くらいには上がったかもしれんが…

…って、そりゃもう筒井じゃないか…
386名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:03:03.79 ID:2pB+mKDJ0
キーンさんが一番偉いみたいだからキーンさんに文学賞あげたらいいとおもう
387名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:04:15.84 ID:IIMjHtXbO
>>272
それは井上ひさしね(笑)
DVメガネ(笑)
388名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:04:31.05 ID:GjPIp0LI0
砂の女と他人の顔はよかった
最後の方の作品は、同工異曲でもうひとつ
389名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:13:45.52 ID:LM1HXlSW0
韓国人って文芸の才能気の毒な位無いんだよなぁw
390名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:14:17.11 ID:OJBP8yqO0
坂口安吾らと共に無礼派に分類されるんだったかな
391名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:16:47.13 ID:G9KfZT5d0
安部さんの作品を読んで初めて情景が目に浮かぶってのを体験した
チョー面白い
392名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:18:19.54 ID:I+9S/BYs0
>>249
多和田葉子
393名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:18:28.33 ID:G9KfZT5d0
>>86
はいはい
そうですね^^
394名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:18:46.74 ID:GjPIp0LI0
師匠の花田清輝の方が好き
395名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:19:05.88 ID:2vhu6plS0
>>9
あれは正しくいうとスウェーデン銀行賞
396名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:19:12.28 ID:I+9S/BYs0
>>318
カネッティの『眩暈』とか最高
397名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:19:22.94 ID:unrm2zI60
>>390
無頼派じゃなく?
398名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:20:20.68 ID:2vhu6plS0
>>30
社会科学と人文科学を一緒くたにしてる時点で馬鹿丸出しだなお前w

高卒?
399名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:20:43.77 ID:I+9S/BYs0
>>195
J・G・バラードが影響受けてるよ
400名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:21:02.31 ID:V7+aiN2gO
断念中の箱男を読んでみるか
401名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:21:02.92 ID:uW5ar4Cy0
安倍公房といえば「サーカスの馬」だろ
402名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:24:53.66 ID:2vhu6plS0
>>63
翻訳はかなり重要、川端は翻訳者に賞金半分渡した、君のおかげだっつって

大江に関してはもはや大江ではなく翻訳者の作品っていわれてるくらい違うらしいよ
403名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:26:20.21 ID:I+9S/BYs0
>>394
確かに花田は文体も個性的でおもろい
『砂の女』とか「砂漠について」からの借用だもんなぁ・・・
404名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:26:23.67 ID:3FLBRroJ0
箱男になるには、使い古しのドンゴロス三枚と作業用ゴム長靴一足は用意しとけ。
405名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:27:18.41 ID:BemSFCoVO
密会や方舟さくら丸あたりは誰にでも楽しめるのでおすすめ
気に入ったらほかのも是非
406名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:28:29.64 ID:02TRTMSDO
タイヤのチェーンの特許取って無かった?
407名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:33:09.17 ID:zHJjTnal0
ほとんど全部読んだわ
文学とかしこまらなくても楽しめるいい本ばかりだった
子供だったから文庫しか買えなかったけど さくら丸はデカい本買った
408名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:35:10.69 ID:93VQP+RR0
安部公房の晩年の文壇は大江が1番で中上が2番って評価だったよな。
409名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:38:41.55 ID:h1bcLNBb0
箱舟さくら丸に出てきた、国土地理院の航空写真の立体視にハマッた。
410名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:39:32.64 ID:ShR3TKu4O
密会が一番だけど、カンガルーノートも良かった。
411名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:42:58.18 ID:v3cfY3O40
>>86
なんかコンプレックスでもあんのかお前
412名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:44:31.14 ID:cBuIQwW00
安部には受賞してほしかった
ただ、三島も30代からノーベル賞候補になってたのは凄いよ
安部のように70代近くまで生きてれば受賞してただろう

まあ少なくとも、大江みたいなヘボではなく、三島か安部が受賞しただろ
413名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:46:43.05 ID:TzCfJFc90
>>405
「人間そっくり」の方がいいんじゃないの?

「方舟さくら丸」ってもう感覚共有できないでしょ、
今じゃ。
414名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:48:33.40 ID:zHJjTnal0
さくら丸は箱船を作ってるだけで完成してどこかに行くわけでもなく作る様子を読んで楽しむ感じ
YAWARAとかモンスターを書いた漫画家の広げる大風呂敷が好きなら気に入るはず
畳み方はそんなにうまくなくて同じ感じ
415名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:49:44.07 ID:uPNTnmCp0
さすがに柔らはないw
416名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:49:48.58 ID:jg+Y3ihZ0
‘ゆーぷけっちゃ’って本当にいるって思ってた俺が通りますよ。
417名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:50:09.47 ID:Yr8+cN7+0
>>23
>ノーベル文学賞って主観的評価を客観的にするもんだったら、
>結果的に選者の主観しかないのよね。

ほかのノーベル賞だってそうだろw
選ぶのは選者の主観だよ
418名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:50:48.32 ID:baz5enV0O
大江は設定を軸にしたキャラクター小説を開発した人だから、
ノーベル賞を受賞する資格は充分あるんじゃないかな。
419名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:53:15.16 ID:LGSFeeBk0
>>418
ただそれにこだわりすぎたな。

特にこの20年はもう駄作の連続。「森の人」とか「ギー兄さん」とかもういいわ。
誰かが言っていたが自己撞着の極み。



『同時代ゲーム』は意味分らないなりに「こんな巨大な岩山を作れるのか!」と感動したものだが。
420名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:53:19.61 ID:DlC8MlJZ0


安部公房も共産党員だったし、やはり左翼の文化レベルは高いね。
三島くらいだろ、右翼の作家って。

421名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:54:26.92 ID:wxVeE3jl0
砂の女
422名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:57:34.43 ID:IpAYV9QR0
>>420
さっさと抜けたけどね、共産党(´・ω・)
423名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 20:57:39.34 ID:hsP0Fthq0
>>418
あれ書ければ小説家としては卒業でいいじゃん
余生はサヨク爺さんとして持ち上げられたりけなされたりで十分w
424名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:00:03.69 ID:HLm5bo+M0
色々言うけど大江健三郎が受賞後もネチネチ書き続けてるのは偉い
奇矯な政治的言動の埋め合わせになるレベル
425名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:00:46.88 ID:hsP0Fthq0
アンカー >>419の方だった
同時代ゲームのことね
426名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:03:07.91 ID:hsP0Fthq0
大江も三島も政治的信条と創作は分けて評価して欲しいね
もちろん本人の中では分けてないつもりなのかもしれないが
427名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:04:57.25 ID:MCcs3mGZ0
キチガイ極左の健三郎の文章はすっとろくて、日本人には非常に読みにくい。
こいつの場合は英語に翻訳した文章の方が読みやすいという最低の物書きだ。
428名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:16:24.02 ID:FuguoTsg0
北方謙三とか星新一とかも候補者にすべし
429名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:17:26.47 ID:HLm5bo+M0
一番苛烈な大江の批判者は実は本多勝一
文章への批判も厳しい
430名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:17:54.36 ID:G5sM3MhP0
>>373
禁色
ホモじゃない俺が勃起したんだから凄いよ
431名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:20:15.42 ID:9sSrBhqr0
名前があがってる人の作品読んだこと無いけど、今読んでも面白いものなの?
432名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:20:50.24 ID:HLm5bo+M0
禁色もそうだけどユーモア小説とかパロディもののほうが
面白いと思う
深刻なものよりもあとあと読まれるんじゃないかな
433名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:20:55.35 ID:/yEkf9bNO
>>325
安部公房って北の国からの監督もやってたの?
434名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:26:53.85 ID:DlC8MlJZ0

左翼作家

安部公房
大江健三郎
中野重治
大西巨人
埴谷雄高

そうそうたる面子ですな

435名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:30:06.71 ID:xJOtaThW0
ノーベル文学賞は話半分・偉大さ半分でも多いくらい。
業績が目に見える科学分野でさえ、意見がいろいろあるのに
好き嫌いもあるし、翻訳で本当に表現が損なわれてたり逆がないかとか判断できないし、
芸術や文学をノーベル賞みたいな形で評価するのは難しいだろ。

あんまりノーベル文学賞には拘らないほうがいいと思うんだけどね。数ある賞のうちの1個だろ。
436名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:31:08.95 ID:uAxycuXX0
だからノーベル文学賞の選考時の主観ってのは具体的に何が基準なんだろうね
437名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:33:02.30 ID:q3ae8ECD0
亀だけど
>>86
東工大の人間が安部公房も読んだことないとか信じられんwww
お前東工大の底辺だろ
もしくは学歴ロンダの院生か
438名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:36:21.87 ID:DTlTe9QP0
アンカつけないけど、安部公房って東大医学部なんじゃ……
439名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:37:46.24 ID:ZmVjANT40
村上春樹以降の日本の作家でノーベル賞の対象になりそうな人っている?
440名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:38:41.05 ID:uAxycuXX0
医学の知識があると人間描写中心の創作話をつくる上で有利だろうな
441名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:44:38.64 ID:cxULt6bt0
そもそも日本の作品はほとんど翻訳されていないからね。
圧倒的に不利。
442名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:49:55.53 ID:Q/oHri5t0
大江なんかに賞を与えている時点で何の値打ちも無いわ
443名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:54:19.62 ID:daRgfoql0
ニートだのワープアだのブラック企業だのなんて時代に
「R62号の発明」とか読むと
なんか異様なリアリティを感じる

同短編集に入ってる「人肉食用反対陳情団と三人の紳士」の
話の噛み合わなさと事態の重要さ、倫理観の欠落っぷりは今の政治状況そのものかも
444名無しのおネェキャラ:2012/03/23(金) 21:55:51.00 ID:xAj6gh850
>439
多和田葉子かな。短編しかよんだことないけど、ペルソナの衝撃が忘れられない。
アジア人とか差別とか色々考えさせられるし。
445名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 21:59:36.20 ID:DDlv8auT0
この人って何とかって女優の家で腹上死したんだっけ
446名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:01:04.03 ID:n1pvDoTkP
他人の顔読んで、これはキチガイじゃないと書けないと悟ったわ
447名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:02:17.43 ID:FZKASZuX0
砂の女しか読んでないわ

448名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:04:42.28 ID:bLyRJ2r+0
大江の「個人的な体験」とかジョン・アップダイクのぱくりなのにアップダイクはついに受賞しないで
大江が取るとか
www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/IAS/ras/27/aoyama.pdf
449名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:04:52.73 ID:DEIEcybv0
読んだのもう20年以上前であんま覚えてないわ。
箱男が印象に残ってるかな。基本的にぶっ飛んでるよなあ

ノーベル賞受賞可能な内容だったのかあれ・・・
450名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:05:26.78 ID:E+dIZ7Du0
>>430
やっぱ、禁色だよねぇ〜
451名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:06:19.98 ID:TAkp7mBl0
東大医学部出た文豪は

森鴎外と安部公房
452名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:08:19.73 ID:19FWrtxh0
>>442
エッセーと小説は別w
453名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:10:47.16 ID:YLytk+080
>>434
方舟さくらまる読む限り
クサヨ、ブサヨではないね
454名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:12:05.47 ID:tg0LIQxrO
安部ちゃんの小説、戯曲、エッセイほぼすべて読んだ自分のベストは「密会」
455名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:12:42.78 ID:t19d6TXc0
全世界の作家をチェックするとか大変だな
456名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:13:15.69 ID:TAkp7mBl0
思い出した
オレが小学校の時
井上靖の自伝的小説の「しろばんば」の読者感想文書いてコンクールで最優秀賞を取った思い出がある
それから
井上ひさしもノーベル賞候補だったらしい
吉本ばなな
村上龍
これらも村上春樹ほどではないが候補者らしい
457名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:13:58.48 ID:xNLYyh4o0
>>443
「盲腸」とか結末の一行も今は現実味を感じるえ
458名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:15:18.24 ID:LS7r5LuZO
ジェイムス・ジョイスもノーベル賞を受賞していない
459名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:15:39.81 ID:p1yHKUj40
安部に取らすべきだった、大江みたいなサヨキチが取ってしまったのは日本の汚点だろ
460名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:17:28.28 ID:938y3oEW0
大江健三郎の文章は綺麗だと思うけどな。
左翼思想は個人的にも大嫌いだけどね。
安部公房の小説は、感覚的なイメージを無理やり文章化したという印象。
雲を掴むようなことなのに、描写に逃げがなく、緻密で正確。
哲学者っぽいし、サルトルやベルクソンの受賞を考えればさもありなん。
461名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:18:12.99 ID:yBQ1KHqe0
そういや小学生の時に教育テレビで日曜の昼くらいに映画の「砂の女」やってるの見たわ
ちょっとトラウマww
あれ岸田今日子だったと後で知って驚いた
462名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:18:13.26 ID:TAkp7mBl0
三島由紀夫の最後を描いた映画(主演は緒形拳)は日本で未だ公開出来ずにお蔵入り
463名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:18:47.61 ID:6K6JdVGq0
>>420 >安部公房も共産党員だったし
それ若い頃に、除名されて共産党からとっとと追い出されてる。
創作物が共産党の趣旨に合わなかったため。しかし本人はどこがどういけないのか、除名された当時は
さっぱり分からなかったらしい。
例えば『闖入者』とかいうのはいつの作品なんだろう?その除名されたずっと後なのかもしれないが
あれはヤバいだろう。共産圏でもしもあんなの書いたら、すぐに強制収容所送りか死刑だろうな。
464名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:23:33.73 ID:t19d6TXc0
>>461
砂の女は小説で読んだが、映画化されてたのか
鳥取が怖くなった思い出があるなw
465名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:24:46.09 ID:BdAn3X+C0
ノーベル賞って死んだらもらえないのが残念だよね
466名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:25:38.80 ID:yBQ1KHqe0
>>464
なんか白黒だった記憶がある
うちのテレビが白黒だっただけかもだけど
467名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:30:15.67 ID:6K6JdVGq0
>>464 漫画家のえびすさんが大いに認めていた不条理映画。
468名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:31:31.31 ID:nwabqQSR0
>>465
ポール・ヴァレリーが受賞直前に死んじゃって、同じフランスから女性作家が選ばれたことがある。
469名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:33:28.25 ID:P+Lhs7pH0
安部公房の文章は読んでも、頭に背景が浮かんでこないんで
凄い読みづらくて、俺って読解力不足してるんだなって毎回痛感する。
470名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:34:32.92 ID:5b6C6tc/0
韓国人には無縁の話w


471名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:37:49.06 ID:L3mwcTwp0
トータルで密会の評価が高いのはうれしいな。
あれはほんとすきだな。
へんなとろけていく女の子みたいなのとの絶望的なペッチングのシーンとか。
472名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:39:05.66 ID:1M28s50j0
砂の器でワンワールドの世界を表現した事がユダヤ賞の評価を高めたと言える。
473名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:41:29.12 ID:cF4vsHyZO
>>469
さくら丸のカビ臭さや、砂の女の鼻の穴がザラザラする砂埃の感じとか表現が上手いなと思うけどな

風景というより感覚に訴えてくる
474名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:43:05.69 ID:IK13eA790
筒井康隆の受賞まだかよ
475名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:45:00.00 ID:3FLBRroJ0
物故者でも受賞できるなら紫式部か松尾芭蕉が有力候補だろう
476名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:45:30.12 ID:FZKASZuX0
確かに、口の中までジャリジャリしそうでいまだに読み返したくないな

477名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:47:39.13 ID:DlC8MlJZ0
左翼作家

安部公房
大江健三郎
中野重治
花田清輝
大西巨人
埴谷雄高

やや左翼で

大岡昇平
村上春樹


そうそうたる面子ですな

ウヨは三島は別として

石原慎太郎の朕子で障子破る小説とかwww



478名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:49:22.29 ID:FJLCVGji0
安陪はまぁ、分かるかな。
三島はないわ。独りよがりで芸術性の欠片も感じられん。
両村上さんはほとんど読んでないから分からん。

※あくまで個人の感想です。
479名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:49:38.55 ID:ldTSlqBX0
「砂の女」の映画は結構笑える場面もあるよ。
主人公が沼に嵌まって「大きなかぶ」みたいに抜いてもらう場面とかw

安部公房は剣道と水泳と陸上が得意だったらしいな。あと腕相撲も強いとか。
本人が書いたエッセイでの自己申告だけどw
480名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:50:11.68 ID:E+dIZ7Du0
>>462
あれ、三島の遺族が止めたんだから仕方ない
でも、輸入盤あるよ
481名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:51:48.08 ID:TAkp7mBl0
石原慎太郎は元々は左翼だった
三島由紀夫に折伏されて右翼に転向したのだよ
左翼は簡単に右翼に転向する
482名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:53:54.87 ID:4lt416610
無能高齢者集団2ちゃんねらーに「安部公房」なんて言っても
おそらく分からないとおもう。

大江健三郎だって、
「ああ、ノーベル文学賞獲った人ね。作品は知らんけど」
という者が大半だろうし。

                      (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
483名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:53:57.76 ID:nwabqQSR0
三島の奥さんって最期まで旦那がホモだと公式に認めなかったんだよな。
旦那があんな風に死んで奥さんも気の毒だよな。
「女房と子供を残してあんな死に方して、俺が舅だったら怒ってるよ」と深沢七郎が話してた。
484名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:54:08.54 ID:DlC8MlJZ0

>>481

サヨの落ちこぼれがウヨやってるのか

どうりで・・・

485名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:54:24.59 ID:L3mwcTwp0
映画mishimaの音楽がフィリプ・グラスですごくかっこいい。
http://www.youtube.com/watch?v=GVAUnKK1DdQ&feature=related
486名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 22:59:16.90 ID:FJLCVGji0
>>482
高校生ぐらいで、安陪読んでハマッちゃうのはよくあるんだよな
もうちょっと大きくなって読むとまた見方が変わるし、受け取り方も変わるんだけど。
487名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:01:23.74 ID:uR1sykObO
ノーベル賞が相応しいのは大江より開高だろ
488名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:02:05.89 ID:Bnp1criX0
そういえば大江の新しい本が出てたな。
買って読まなきゃ。

大江麻理子の本。
489名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:02:51.16 ID:9XCbPZWVO
三島由紀夫と安部公房は知ってたけど
井上靖は意外
490名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:03:33.64 ID:YLytk+080
大江が死んだって、特設コ―ナーとか一切できないだろうな(´・ω・)
吉本隆明もそうだけど、ブサヨ知識人の見限られ方がすごいよな(´・ω・)
491名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:04:10.99 ID:CjutGrlWO
KAGEROUもあるで
492名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:04:39.58 ID:ldTSlqBX0
「砂の女」は、都会のインテリ気取りの男が
田舎に来て散々な目にあうギャグ小説として読んだ。
主人公の仁木順平って名前は三木のり平のもじりでしょ。これはコメディなんだと思った。
493名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:09:14.95 ID:tQARfiFK0
>>132 これでだいぶ読みやすくなった気がする。


 今僕自身が、野間宏の仕事に喚起力に富んだ契機を与えられつつ考えることは
以下のようなことに他ならない。即ち、もし作家がその職業上の特殊性
――外部的要因から来るぬるま湯に浸かったような特殊性を克服しようとするならば、
是非とも全体小説の企画によって、「この現実世界をその全体において経験しよう」という、
作家ならば誰でもその仕事の現場に持ち込みうるような態度を取らねばならないものであろうか、
ということである。――本当に作家という職業は自立し得るものか?
 ――(例えば一旦外部からの恩賜的な枠組みが壊れ、いかなる特恵的な条件もなしに
作家が現実生活に鼻を突きつけなければならぬような、そんな時のことを考えるまでもなくであるが)
こういうことを作家が自省する時、上で言った問いは、全ての作家が自らに課すべき問い掛けであるように
思われるのである。
494名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:10:24.56 ID:9HgcgWvD0
>>490
特設コーナーできるだろ。
どのくらい売れるかは知らんが。
495名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:10:58.97 ID:vdHwJrl70
ふと思うんだけど、日本語の言い回し、表現力をどう英訳するかによって全然作家の評価も変わってくると思うんだけど・・・?w

表現に関しては、日本語ってのは豊か杉だよな?
496名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:12:22.16 ID:ldTSlqBX0
安部公房は文章自体は簡潔だから
訳しやすいんだろうな。
497名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:13:44.72 ID:4lt416610
大江健三郎は「同時代ゲーム」が最高に面白いが、
2ちゃんねらーには難解すぎて、読解はまず無理。

氏が同作品を高校生向けに書き直したという
「M/Tと森のフシギの物語」をお薦めしておく。

                      (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
498名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:16:01.81 ID:fyZMlIFm0
阿倍って東大医学部なのな。
文学者って医学部卒がやたら多い気がする。
499名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:17:00.56 ID:YLytk+080
>>497
大江のを難しいなんて言うやつは、活字と接する量が少ない子供だけだよ(´・ω・)
ツリかどうかは分からないけど、高校生の坊っちゃん、今のうちにカキコ止めないと
数年後に発狂ものの地雷になるよ(´・ω・)
500名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:18:42.07 ID:wHJ7WUgy0
知らんなあ……
と、思ったら、箱男と砂の女は読んでた。内容に、とんと記憶がないけど。
井上靖のほうが、これでもかってほどに読んでるなあ、俺。
501名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:21:12.76 ID:by7/ojP70
谷崎と安部は別格だな
502名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:21:25.42 ID:jbYBkowkO
でも海外で一番読まれてるのは三島と聞いたぞ

503名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:21:27.09 ID:ldTSlqBX0
ノーベル健ちゃんは
息子アピールとか工作に長けた人間だからなあ…。
安部氏はその辺無頓着そう。
504名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:21:52.53 ID:Pdfvsg6x0
安部公房は一番好きな作家だから嬉しいわ。死後にも与えられるようにできんのかねえ。
505名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:21:54.58 ID:LNXx/eTJO
>>477
「この作家は左翼だからこいつの小説読まない」とか言ってる奴らは、基本的に純文学は読まない人種だろうね。頭が弱いから、せいぜい戦争系のラノベ程度しか読んでなさそう。
506名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:22:18.16 ID:rBDfxYkX0
まあ、安部公房はな
世界基準で見たって異彩を放ってるし

特に旧ソ連圏で評価の高い作家だけど、欧州やアメリカでも評価されてるからな
確か燃えつきた地図はニューヨーク・タイムズの外国文学ベスト5になってるし
507名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:24:00.16 ID:fz31xC130
大江健三郎なんかにやるくらいなら、安部公房だよな、当然。
国内でも国外でも評価は安部公房の方がはるかに上。
508名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:24:14.29 ID:B9CDO2ZL0
大江健三郎はビートたけしが絶賛してるな
509名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:24:29.69 ID:rBDfxYkX0
>>502
三島はどっちかって言うと米英とフランスで読まれてる印象
510名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:24:31.33 ID:84vwSVnE0
>>465 ピューリツァー賞はフィクション部門もあって、死後でも貰えるんだったかな。
規定変わった?以前はそれで貰った自殺した夭折作家が居たはず。
その本人は認められるとは思わず、悲観して自殺したんだって。なんだかなぁ・・。
511名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:25:23.52 ID:maRqP5/i0
安部公房は今読んでも圧倒的だからな。
初期はちょっとプロレタリア臭いけど。
512名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:26:11.25 ID:Pdfvsg6x0
>>507
海外の本屋行っても大江はほとんど置いてないね。安部は必ず数冊置いてあるけど。
村上春樹に至っては10冊ぐらいあったりもする。嫌いだけど。
513名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:26:41.17 ID:rBDfxYkX0
いまだに闖入者がトラウマ
514名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:27:48.79 ID:WMny5/Iq0
20年後の2ch

【文芸】村上春樹は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう」…ノーベル委員長語る
515名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:31:21.95 ID:5d+ofDZv0
ゾラ・イプセン・トルストイ・ハーディは、作品が「唯物的」「理想主義的じゃない」
「反キリスト教的」などの理由で受賞できなかった。初期の文学賞はノーベル自身の
好みと理想主義傾向を基準に決められたから、大物でも落選した。
516名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:31:28.18 ID:72lfgoes0
おー
知ってたこととはいえ証言が直にでてきたのはでかいな
てか
俺が大江は安部が死んだ翌年に与えられたんだから安部への手向けだって言う度に
粘着してたチョソでてこいや
517名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:31:44.09 ID:2pB+mKDJ0
石川淳とか佐藤春夫とか、
まあ誰でもいいけど、
超ド級の扱いでもなく最近の作家でもないポジションの人って
どのくらい海外に紹介されてるんだろ。
518名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:31:49.92 ID:rBDfxYkX0
>>507
そんなこと言ったって死んじまったんだからしゃあねえだろ
急逝だったから、南部さんみたいに死ぬ前にあげようってことも出来ないし
519名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:32:25.71 ID:XlniG78I0
海外でさほど有名でなかった川端が受賞して、なんであれほど有名だった安部公房が受賞しなかったんだって話は昔よく聞いたな。
520名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:32:39.77 ID:loZ0sH9tO
誰?
有名なの?
521名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:32:54.09 ID:84vwSVnE0
>>512 昔は翻訳されて、ちゃんと米国などの本屋に(ごく一部のだが)並んでたらしいよ。大江の小説。
それからソ連時代に、かの地で数十万部くらい売れたか読まれてたとかなどとも言われている。
当時はソ連時代で情報鎖国してたようなものだったので、日本とはいえ西側の情報に飢えてたからなのかもしれないけど。
522名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:33:38.57 ID:NFi38Dg40
死んだのを隠しとけばよかったね
523名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:33:53.02 ID:So+P+wYC0
川端が取ったばかりだから、三島までしばらく回ってこないよな。
井上、三島、安部は、生きていれば大江のところでノーベル賞だな。
大江はごっつあんですノーベル賞。
524名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:34:02.12 ID:swFjs9TX0
>>492
村人達の前で男が女を襲おうとして逆にボコボコにされるところを読んだ時は吹いたわ
525名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:34:40.64 ID:nBsbssS20
ドナルド・キーンがこの前出てた番組で日本文学を象徴する傑作として
安部公房の砂の女と、三島由紀夫の金閣寺を推してたな

砂の女しか読んだことないけど、他に安部公房の必読はどれ?
526名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:35:12.88 ID:84vwSVnE0
>>523 三島は川端より先に死んだとかじゃなかった?
527名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:35:18.02 ID:dzCYbGOD0
村上春樹さんって安部公房の小説についてどう思ってるんだろ?
エッセイでも安部公房の小説読んだとかの記述ないし。
528名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:35:42.47 ID:maRqP5/i0
大江の小説は別に左翼臭なんてないけどな。
セヴンティーンはいまだに読む。
529名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:36:28.91 ID:6kagu0fv0
>>473
さくら丸でトイレに足が引き込まれる描写あったよね?
あの時のうわ…って感覚は凄い覚えているw
530名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:37:13.76 ID:lv0vHGv+0
三島自身が、川端の受賞後「日本人で次にとるのは多分大江」みたいに発言して
なかったっけ?
531名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:38:23.91 ID:rBDfxYkX0
>>519
川端は日本的美意識ってところがうけたって聞いた

大江たたかれとるけど、正直受賞は妥当だと思うよ
三島でも安部でもないとしたら、他に受賞に値する作家って大江以外に誰がいるのかと
532名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:38:36.98 ID:zwV2eNvR0
>>498
渡辺淳一とか渡辺淳一とか渡辺淳一とか
533名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:39:07.90 ID:by7/ojP70
>>525
密会、箱男
534名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:39:17.15 ID:GEI+cqNg0
正統派じゃなくて変わりモノじゃないとアジア人が受賞するのは無理
535名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:39:36.84 ID:4lt416610
村上春樹は、やはり「羊をめぐる冒険」で獲るのかな。
「1Q84」は、後味が宜しくなかった。

                        (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
536名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:40:19.78 ID:maRqP5/i0
>>525
全部といいたいところだが、一つだけ選べといわれたら『壁』。
537名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:40:26.21 ID:kmfRjaUQ0
村上春樹はニューヨーク・タイムズのインタビューで、
戦後の最も重要な作家として三島、安部、大江の三人を挙げて、
一番好きなのが安部、次に大江、三島は一番嫌いだ、と答えている。
538名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:40:55.12 ID:OF5/LnsA0
安倍公房はいくつか読んだけれど
面白かったな。素直に頭のいい人はいるものだと
思ったし、独特な考え方に魅力を感じたよ。
俺が複数作品を読んだ日本人作家の数少ない一人
ノーベル文学賞候補になるのもわかるし、受賞していたと
委員がいうのもわかる
539名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:06.40 ID:dWAJXsez0

大江の文学は
まだ極左化してない頃なのかな

初期ので、猫が流産して泡みたいの股から流れ出てるのを
女子学生が指でぬぐってしげしげと見てるシーンが印象的だったわ

540名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:13.40 ID:vnUgybAnO
笑う月はゲンナリしたなぁ
541名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:41.45 ID:s6wQAY970
>>86
東工大で何を学んできたんだお前は。
542名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:42.79 ID:jbYBkowkO
三島と仲が良かった石原慎太郎のコメントが聞きたい。

晩年は絶縁状態だったらしいが、死んでからは
三島を色々語って本まで出しているし。

小林秀雄や川端康成、安部、と文壇の付き合いもあって、
政治的には正反対の大江とも仲が悪くない。
543名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:52.30 ID:maRqP5/i0
村上春樹はどうなんだろう。
文体は完全にブローティガンを訳した藤本和子のパクリだしあまりいいイメージがない。
544名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:41:56.16 ID:zp2TVsvmO
>>525
箱男、方舟さくら丸、燃え尽きた地図

公房も三島もドナルドキーンの尽力が大きかったんだろうな
545名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:42:06.56 ID:tQARfiFK0
村上が三島を嫌いなのは同族嫌悪な気がする
546名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:42:41.84 ID:dWAJXsez0
>>525

燃えつきた地図
一番読みやすいと思う
547名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:44:08.51 ID:3FLBRroJ0
「燃えつきた地図 」は推理小説じたてだから読みやすいが、推理小説のつもり
で読むと痛い目にあうで。
548名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:44:51.02 ID:72lfgoes0
村上春樹は谷崎や三島や安部などの日本文学の先人の中じゃ
自分は安部のラインだって海外のメディアに言ってたな
非リアリズムだしな
549名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:45:25.69 ID:zp2TVsvmO
燃え尽きた地図は英題が「RUIND MAP」というのもカッコイい。
わざわざ洋書取り寄せて元本見ながら英語の勉強のつもりで読んだわ。
550名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:45:45.05 ID:ZTIOd3Yv0
三島由紀夫がノーベル賞受賞した川端康成のもとに駆けつけた際、
記者の「次は三島さんですね」との問いに「次は大江君だよ」と、当時まだ新進であった大江の名を挙げた。
551名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:45:47.65 ID:YLytk+080
>>548
春樹なんて、ブンケー哲学基盤の思い上がりの典型なのにずうずうしいことこの上ないね(´・ω・)
552名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:46:17.43 ID:3FLBRroJ0
「燃えつきた地図 」の映画版は主演が勝新太郎だっけ。市原悦子も出ていた気がする。
そのうち見てみたい。
553名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:46:34.97 ID:So+P+wYC0
>>526
川端がもらっちゃったんで、そのあとノーベル賞は当分来ないからというのも、
切腹の理由の0.01%くらいありそう。
もちろん、川端がノーベル賞をもらったのは喜んだだろうけど。
554名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:46:50.36 ID:OF5/LnsA0
三島由紀夫ってジュネの影響とかあったんかな?
初期の文体をみると荘厳華麗に彩られた比喩表現の数々は
ジュネの文体に似ている。それに男色の気配を帯びているし
まあ、ジュネの場合は吐き気催すほどの最低最悪の行為、犯罪者・浮浪者・
卑怯者、売春夫、ホモなどを金襴豪華な言葉で飾ることによって
崇高な美しさに昇華させる目的があるのだけれど三島由紀夫にはそれを感じられないんだが
555名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:47:09.70 ID:h1bcLNBb0
娘が小学生の頃にR62号を読ませたら、それっきりハマッたみたい。
今じゃすっかり変人だが。
556名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:47:49.75 ID:maRqP5/i0
>>554
三島はジュネというよりバタイユ。
バタイユをめっちゃ評価してたし。
557名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:48:10.66 ID:DlC8MlJZ0
だけど、日本人で一番好きな作家は中島敦だけどね
558名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:48:33.20 ID:3FLBRroJ0
>>554
三島はもともとロマン派や日本の古典文学の影響でああいう美文調だったんだよね。
やがて肉体改造と文体改造を同時にやって、初期の『花盛りの森』のような文体では
なくなった。あいかわらず美文ではあったが。
559名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:49:04.65 ID:HLm5bo+M0
とはいえ他の二人と比べて忘れられた作家になりつつあるね
そりゃ一般向けとは言いがたいが、晩年文壇づき合いが少なかったのも影響してる気がする

三島はもとより今でもドラマになる井上靖は幸福な作家
560名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:49:13.35 ID:yBQ1KHqe0
>>557
中島敦いいよね
あと梅崎春生も好き
561名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:49:15.14 ID:rBDfxYkX0
>>543
それ単に文体が翻訳調ってだけというか
キザっぽくナルシスティックなだけじゃね?
562名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:49:34.32 ID:JvKP7ZcE0
箱男は時代の先を逝ってたな
563名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:50:32.98 ID:3FLBRroJ0
「他人の顔」もたしか映画になってたよな。フランスで見た記憶があるぞ。
564名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:50:48.95 ID:KTQM9ke50
故人へのリップサービス真に受けるなよw
565名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:51:21.10 ID:rBDfxYkX0
>>551
ラインにいるってのは間違いないだろw
どんだけ嫌ってるんだよw
566名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:51:35.64 ID:3FLBRroJ0
書店は「祝・ほぼノーベル賞作家」として安部公房コーナーをつくるべき。
567名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:51:38.83 ID:fW40tcMm0
>>554
ジュネには似てないな。ジュネの小説はもっと随想風でまとまりがない。
三島文学はまとまりが命。

中上とか倉橋とかは影響受けてる。が、本質的には違う。
568名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:51:43.35 ID:6kagu0fv0
君ら密会の骨が溶ける病気の少女とか好きでしょ?
569名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:52:07.16 ID:YLytk+080
>>568
別に(´・ω・)
570名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:52:48.77 ID:mzka3SDS0
三島サンは、渾身の力を込めた力作『鏡子の家』の不評が痛かったね。あの
あとも、力作を世に送り出していったけど、爆発的な人気は得られなかったし。
「自分が日本から、時代から拒絶された」って思いは強かったと思う。
571名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:52:55.06 ID:maRqP5/i0
>>561
いや、藤本和子訳のブローティガンを読めばわかるが、文体は丸パクリだよ。
ブローティガンにキザやナルシシズムの印象はないからキザやナルシシズムは春樹の特徴だけど。
572名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:53:34.21 ID:fW40tcMm0
好きな作家。。 谷崎かなあw
573名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:53:59.22 ID:zp2TVsvmO
「榎本武揚」は架空の新選組隊士になった気分で読めて、歴史好きにもオススメ
574名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:54:24.10 ID:ghwYeym00
>>201
「わたしを離さないで」
面白かったよ
575名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:54:26.91 ID:p3UUShij0
安倍公房の小説は分かりやすくて大衆的だからノーベル賞向きだな。普遍的に
面白い。カフカやリルケの影響が強い事が良く知られているから欧米人にも
良く分かる。
576名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:54:32.27 ID:swFjs9TX0
方舟さくら丸のモグラのイメージがねらーと重なるw
577名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:54:38.34 ID:tQARfiFK0
>>570
というか才能の枯渇を自覚したからじゃないかな
作家が自殺する理由はそれしかない気がする
三島にしろ芥川にしろ川端にしろ
578名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:54:49.65 ID:vnUgybAnO
箱男の女教師は興奮した
579名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:03.56 ID:60Bi81Bh0
>>561 デビュー作は英語で書いて、日本語に訳し直したとハルキ本人が言ってたような・・・・。
それを聞いて、大江が「なんつー無駄なことを!」とコメントしたとか。
580名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:07.33 ID:UFKrQxXl0
ノーベル賞は化学分野だけに絞ったほうがいいと思う

文学賞とか平和賞とか単に権威上げたい為だけに作った賞だろ
581名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:08.34 ID:r5wNSJqP0
谷崎も死んだから受賞逃したんだっけ
582名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:15.58 ID:SrpNQ9J+I
ペール・ベストベリー氏って三島が生きていた頃から選考委員だったのかな?
そうだとしたら30そこそこからやってるのか。
583名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:38.22 ID:HLm5bo+M0
書けなくなった、それに尽きるね
584名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:55:38.32 ID:rBDfxYkX0
>>571
おk、読んでみる
585名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:56:02.53 ID:fW40tcMm0
>>575
文学的にもってまわった表現があまりないからね。
あれで勝負するタイプは、翻訳されると弱いと思う。

古井由吉なんてものすごい作家だが、あのもってまわった表現を
なくすと、なんでもない。
586名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:56:11.38 ID:rPK5ekx50
三島は45歳で死んだから、もともとノーベル賞は無理だっただろう
ノーベル賞はその学界の功労賞みたいなもんだからな
587名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:57:30.26 ID:60Bi81Bh0
>>586 カミュとかなんでもらえたんだろう?
588名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:57:54.14 ID:DlC8MlJZ0

ま、ノーベル賞たって、大して影響力はないからな。

それよか、ノーベル経済学賞(似非ノーベル賞)のほうが社会的影響力はでかい。
新自由主義の隆盛も、70年代にノーベル経済学賞をその手の連中に乱発したためだしな。

589名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:57:54.22 ID:fW40tcMm0
>>586
否定はせんなあ。 結構大家でとってないひとはいるからね。
590名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:57:55.72 ID:maRqP5/i0
古井由吉とか朝吹真理子のよさが全くわからん。
何が凄いのあれは?
591名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:58:16.07 ID:L3mwcTwp0
安部公房と三島はなかがよかったんだよな。
三島が死んだ後安部は、文壇にもう話し相手がいないって。
592名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:58:21.49 ID:JvKP7ZcE0
芥川、志賀の文学の良心を継承した人だと思うよ
題材は奇抜だけど、優しくもあり悲しげな物語ばかり
593名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:58:57.24 ID:fW40tcMm0
>>590
まあとりあえず文章は凄いわなw
594名無しさん@恐縮です:2012/03/23(金) 23:59:00.29 ID:Wl7DJv/N0
死に男
595名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:00:23.27 ID:n+FoYJiV0
>>587
あれは、やはり実存主義ブームと関係していると思うよ。

596名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:00:37.25 ID:DlC8MlJZ0
賞をとれない大家っているけど
ところで、大西巨人は芥川賞も取ってないのだが、これはさすがに、どうなんでしょうね
597名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:00:41.71 ID:uL/Vf6Hu0
谷崎『細雪』
川端『山の音』『女であること』
遠藤『海と毒薬』
日本人のノーベル賞候補者&受賞者だとこのあたりだな。

今は村上春樹がダントツの人気作家らしいけど、個人的には龍のほうが好きだ
598名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:01:20.04 ID:maRqP5/i0
>>593
文章やら文体が凄いのはわかるが、「で?」ってなるんだよね。
インテリ向けだよね。
599名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:02:28.48 ID:f7Gsrr1z0
まぁ大江なんかが受賞してるんだから安部公房や井上靖は当然だろう
600名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:03:09.01 ID:1qlazHCsP

井上靖 「北の海」

練習量がすべてを決定する柔道、
・・・ある種のパンク小説でもある

601名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:03:18.72 ID:nDQaeIK00
>>34
そういや小説家を見つけたらって映画で三島の本出てきたな
602名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:03:45.10 ID:nRpGtuZM0
どうせ極左作家だろ
このスレでもどうせ読んだこともないくせに馬鹿にありがたがってる蒙昧な連中の多いこと
603名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:03:45.27 ID:rBDfxYkX0
>>590
いや、朝吹真理子はすごいだろ
芥川賞ぜったい取るだろうなと思ったもの

あと、辻仁成の2ちゃんでの過小評価が納得できない
604名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:04:31.03 ID:DlC8MlJZ0
戦後小説では、「神聖喜劇」が最高だけどな。日本人でも長編書けるんだって
605名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:05:17.24 ID:OF5/LnsA0
>>556
バタイユか、ウィキだけれどググってみると確かに三島由紀夫は一番親近感を
感じるって言っているね。
>>558
伝統的に日本文学の系統にあるんだね。初期の花盛りの森は読んだけれど
豪華な言葉ばかりだったね、たしかに。後年花盛りの森を振り返って
あんなに装飾した言葉はいらなかったって反省しているのは何か笑えたのを思い出した
606名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:05:45.79 ID:maRqP5/i0
>>603
だから何がいいのかわからんのよ。
それから俺の感覚では『きことわ』より『流跡』の方が明らかに良かった。
607名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:05:48.57 ID:/BbvzNpa0
マウスサービスかよ。
608名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:05:54.55 ID:fW40tcMm0
>>598
インテリ向けだよ。いい意味でも悪い意味でも。
古井にかんしては、だから、江藤淳なんかはこんな生きているか死んでいるわ
わからんつまらん主人公の文学なんて、と批判しているし。
三田誠広なんかも、ものすごい作家だ。しかし関脇で、横綱大関にはなれない、
なんて書く。 

朝吹さんは、ジュネの翻訳者の娘さんだよなあ。。
609名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:06:06.88 ID:1VAcLKBH0
川端、三島、阿部はガチで日本最高峰の文豪
一時期この三人の著作を狂ったように集めては読み漁ったもんだ...
610名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:06:26.10 ID:0Uw5csde0
なんか全盛期(7〜8年前)の2ちゃんねるって、こんな感じでしたよね

「俺は他人とは違う」、という小市民的感覚。

                    (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
611名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:07:08.87 ID:L3mwcTwp0
けっきょく文章うまいとかなんとかは大した問題ではない。
時代なり国なりを象徴した作家に文学賞は与えられる。
おそらく小説としてならいまの作家たちのほうが数倍も技量が上。
612名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:07:09.77 ID:mzka3SDS0
ノーベル文学賞と言えば、アイルランド。九州ぐらいの島の、九州以下の人口
の小国から、4人も輩出。それ以外にも世界的文豪がてんこ盛り。あの島に何
があるんだ?
613名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:07:39.24 ID:/BbvzNpa0
でも、大江健三郎は無いだろ。
614名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:08:34.80 ID:XZaRbg4U0
>>610
春休みに入ったばかりのボク〜♪

書き込むこともないなら、寝ちゃった方がいいよ〜♪
615名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:08:48.83 ID:UYCVvBHa0
>>606
文章としか言えないな
なんというか、妙な気品というか雅さがあるよね
616名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:08:57.07 ID:QW2wYX8C0

ま、戦争体験に根ざした世代のようなリアリティを欠如した最初の世代の代表作家だろ大江は
617名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:09:58.75 ID:rkNMmNOa0
>>486
昔、これを読んでる俺がカッコイイと思ってました・・・
恥ずかしい
618名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:10:18.61 ID:n+FoYJiV0
でも、バタイユもジュネも、ピンチョンも、プルーストもジョイスも
ノーベル文学賞はとってないからねえ。。

哲学者でも、オイケンとかラッセルはとっているけど、
フロイト、フッサール、ハイデガー、ホワイトヘッド、ヴィトゲンシュタインは
とってない。
619名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:10:41.27 ID:UYCVvBHa0
なんでこんなに大江が叩かれてるのか理解できないな
620名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:11:33.94 ID:n+FoYJiV0
大江はまあわかるよ。 文句いっても仕方ない。
621名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:11:49.48 ID:89s0sQEy0
ていうか外人に日本文学の味を十分に理解する事って可能なのかな?
フランス文学とかでも日本語に訳すと全然鮮度が落ちちゃって話にならないとか聞くよな
622名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:12:23.98 ID:QW2wYX8C0

>>617

村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」読んでカッコイイと思ってる中田氏の立場は・・・

623名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:12:28.94 ID:Dkwi24is0
三島−安部ラインが獲っていたら、個人的にはすっきりしたと思う


大江−村上ラインってのが完成したら、戦後日本的にはすっきりするんじゃね
俺はどちらも読まないけれど
ただ、どちらも初期作品は結構いいとは思うんだけどな・・・
やはり思想的な問題も大きいとは思う
624名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:12:29.71 ID:8V6EUijN0
純文学で一番多くの人に読まれてる作品って
詩人が虎になるやつじゃない
今も国語の教科書に載ってるのかな
625名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:12:59.70 ID:0Uw5csde0
芸能スポーツ速報板で、大江を、安部を、語れる俺(35〜45歳)は
他人とは違う。

職場でどんなに無視され、虐められていても、
いつか真の智慧が、俺だけに目覚めるという、このグノーシス的小市民感覚。

                             (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
626名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:13:13.41 ID:UYCVvBHa0
>>618
いやピンチョンは取るだろ
辞退するかもしれんが
627名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:13:58.75 ID:n+FoYJiV0
>>626
彼は取る可能性はあるねw でも姿を見せないだろうが。
てか、どこに連絡すればいいんだろう。
628名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:14:03.40 ID:XZaRbg4U0
>>625
プロファイリング丸外れ〜www

おやすみぼくちゃん〜♪
629名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:14:04.93 ID:X4SzR7zl0
安部公房が受賞するんなら筒井康隆が本当に受賞してもおかしくないように思えてくる。
村上春樹なんかに受賞させるんなら、筒井康隆に受賞させてくれ。
630名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:14:13.65 ID:HefJmQfX0
>>615
気品か。
正直俺は食べ物の描写とか虫を殺すところとかあまり気品を感じなかったのだが。
一般的には朝吹はお嬢様というイメージだけど、そのお嬢様イメージの裏に潜む本性というか、端的にいえば下品さを感じたわ。
631名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:14:34.19 ID:XkeYMbEz0
>>625
お前何歳だよ
632名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:15:35.43 ID:TZN0Vf3v0
>>624
中島敦の山月記だろ
でも俺はあんまり好きじゃないな
いかにも頭で作ったお話って感じで
芥川とか三島もそういう感じがしてあまり好きじゃない
633名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:15:58.60 ID:JDvxfixY0
>>612
土地柄的に凄い複雑だからじゃないかな?
ケルト人の土地がカソリックの土地になってその
カソリックの土地がプロテスタントに支配され、
今もって一部はプロテスタントの土地になってる
本来の言語であるゲール語にとってかわられて英語が主流となり
迫害と圧政のなか、アイルランド人とは何かを考えるようになり
その上でアイルランドの文化的特徴である「死んだ鍋」が加わるんだからね
すごい作品をつくる人等が生まれても不思議じゃないと思うよ
634名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:16:23.20 ID:fcTvZV1L0
ヴィトゲンシュタインの沈黙の悪は読め
635名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:16:25.01 ID:LkvCHohQ0
>>610
お前のことじゃんw
636名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:16:34.72 ID:zjr5m35W0
マータ隣の畜生共が、ファビョリそうな内容だな

チョン
637名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:16:38.24 ID:QW2wYX8C0

>>625

みんな他人と違うのだよ。
638名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:16:45.31 ID:2wUd+0ud0
>>628

ほっとけよ。
ブサヨ教師や、もしくは学校教師を馬鹿にする予備校教師、あと一般メディアに
ひしめくブサヨ知識人がすべてのやつなんだよ
639名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:17:26.87 ID:4WFyMzxs0
お前らどっから湧いてくるんだよwww
640名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:17:42.54 ID:IenspMSz0
棒と詩人の生涯が好き
641名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:17:56.86 ID:2m78b54QP
砂の女読んだけどさぁ

自分の体に砂がまとわりついてくるような文体なんなの?
すごい気味悪い傑作だったわ
642名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:18:04.61 ID:n+FoYJiV0
考えれば、哲学者のルドルフ・オイケンがノーベル賞をとったときは、
ディルタイやフッサールやヴィトゲンシュタインなんかより彼のほうが
ずっとビッグネームだったんだよなあ。。。

今、知っているひとあまりいないだろ。 数少ないノーベル賞哲学者の
ルドルフ・オイケン。
643名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:18:04.95 ID:89s0sQEy0
結構ネラーにも読書家って多いんだなw
頭パッパラパーのジャリしかいないと思ってたw
644名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:19:00.20 ID:wQnONhdT0
>>612
スウィフトの地だから鬱屈してるんだよ
イングランドを斜め上に見ながら韜晦するってパターンだろ
645名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:19:07.91 ID:yuEheEdH0
燃えつきた地図の飯場で暴動が起きるシーンとか好きだな
646名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:19:49.18 ID:QW2wYX8C0

>>632

中島敦はファシズム期の日本の知識人的不安定さがあって好きだけどな

だけど、あれくらいの知識人でも女子校の教師だもんな。

マス化がその後ほどではないけど、ある程度あったってことだよな
647名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:01.32 ID:UYCVvBHa0
>>630
いや、とっても分かるよ
だから妙な気品さって表現になる

>>629
いや筒井こそ絶対にないだろw
大好きだけどさ
648名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:03.69 ID:Z5svBzS/0
>>498
つっても、
鴎外、島崎藤村と北杜夫、渡辺淳一、ケーシー高峰ぐらいじゃないか?
649名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:06.58 ID:tviuzZ9t0
ノーベル文学賞を受けていたで賞
650名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:07.83 ID:gWCfMANS0
俺は村上春樹には受賞させるべきでないと思っている。
この人の小説は大人向けではなく、若者向けレベル。レベル低いと思う。
651名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:11.89 ID:us6/Tp0O0
哲学者ではベルクソンとラッセルくらいだな。名誉と業績が釣り合うの。
652名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:31.92 ID:aGk6ankY0
娘と話したことあるな
653名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:20:44.88 ID:8s4VuX+M0
レモンの梶井さんをよく読んでたわ
今は東海林さだおだけど・・・
654名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:21:06.98 ID:HefJmQfX0
>>647
で、気品を感じるポイントはどこなの?
655名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:21:09.93 ID:JDvxfixY0
でもジョイスがとれなかったのは納得。
いうなればあの人言葉遊び好きパロディ好きのお笑い小説家っていう感じだし。
ユリシーズも結構笑えるんだよ。
フィネガンズウェイクまでいくとやりすぎだけれど
フィネガンズウェイクは最初の一行で投げ出したくなったものなあ
656名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:21:37.73 ID:n+FoYJiV0
>>651
うーん。 ベルクソンは同意。 あえてあげるなら、むしろサルトル。

ラッセルはそれほどでもないと思う。ホワイトヘッドのほうがよほど大きい。
657名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:22:23.39 ID:e73kTuQr0
筒井康隆は「日本以外全部沈没」でノーベル賞受賞あるよ
658名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:22:55.95 ID:QW2wYX8C0

>>642

哲学者にくれてやるなら、ドゥルーズ/ガタリにくれてやればいいのに。
あれこそ文学だろ
659名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:23:43.30 ID:9bEgyEMw0
朝鮮人みたいな事言ってんなぁ
660名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:23:53.87 ID:0XvyhywD0
まじかよ(´;ω;`)
方舟さくら丸好き
661名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:23:58.10 ID:RAJT+sza0
たまには椎名桜子も思いだしてあげてください
662名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:40.82 ID:qOckf7Bc0
もし筒井が受賞したら、ノーベル賞を見直すよ。
あれだけすごい作家は、世界中探してもそれほどいないはず。
663名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:46.87 ID:n+FoYJiV0
>>658
現代思想にはノーベル賞は冷淡だよなあ。 レヴィ=ストロースは
なんとなく好きだからとってほしかった。
664名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:49.70 ID:e73kTuQr0
「燃え尽きた地図」は印象的なシーンがたくさんあるなあ。レモン色のカーテン、
依頼主の奥さん、ホモの弟、電話ボックスに捨ててあった新聞紙に包まれた大便・・・
665名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:54.21 ID:0Uw5csde0
>>643
わざわざ芸スポ板に集う、ペダンティックな後期高齢者(35歳以上)達を
心理学的、社会学的に観察したら
面白いとおもった

あ、もうやってるか・・・

                       (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
666名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:57.45 ID:us6/Tp0O0
ノーベル文学賞と哲学の関係は、ニーチェに与え損なっている時点でもう失敗なんだよ。
667名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:24:57.35 ID:RiHihKQ90
>>632 中島のそれも芥川の多くの作品も、元ネタありではなかったか。
それはそれで別に構わないが、古典が題材だろう。三島の少なからぬ作品もギリシャ神話やその他の
元ネタあり的なものであったりしたんじゃないの。無理やり作ったというか、元から古くからあったものだ。
668名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:25:33.30 ID:HefJmQfX0
>>660
てか、ホント安部公房に取って欲しかったよね。
669名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:25:51.72 ID:7F3Kl26O0
箱男のストーリーがいまだにわからない俺は頭が悪いのか?
670名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:26:43.42 ID:ZpYY0EcI0
>>665
心理学wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

wwwwwwwwwwwwwwwwww

ツリだったか、気付かなかった^^
671名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:28:43.06 ID:UYCVvBHa0
>>650
村上の海外での影響力を考えれば、受賞しそうな気もするがな
カフカ賞もとってるし

米文学の影響をうけた春樹に、今や米文学が影響をうけてるからな
672名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:29:26.40 ID:QW2wYX8C0

>>665

残念ながら、いい年こくと、そういう衒学趣味に己の存在理由を感じるとかいうことは希薄になるんだが。

とりあえず、社会的実践をとおして、いろいろな関係ができてくるなかで、そういった知識も無駄ではないとだけいっておこうか。
673名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:30:33.59 ID:0XvyhywD0
>>668
うん、取ってほしかったな
どんどん文庫が絶版なってて悲しい、若い人にもっと読んでもらいたいのに
674名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:30:57.81 ID:X4SzR7zl0
>>662
海外の文学に詳しいわけじゃないんだけど、筒井と同じような事をやってる海外作家っていないような
気がするんだよね。筒井の冒険心と突き抜け具合は世界的にも類が無いような気がする。
俺から見たら村上春樹なんか凡庸だと思う。文体もパクリならイマジネーションも凡庸。文章や言葉の選び方が
上手いのは確かに認めるけど。
675名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:31:38.25 ID:4WFyMzxs0
高校卒業して実家出るとき
家から2冊だけ持ち出したのが、安部工房と麻雀放浪記だったな
どこいったっけなぁ
676名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:32:19.13 ID:n+FoYJiV0
村上春樹はとってもいいけど、個人的には、もっととるべき
海外の作家がたくさんいるような気がしてならない。

1927年生まれのギュンター・グラス(ドイツ)よりも、
5年まえに、35年生まれの大江が取っているってこともおどろくし。
677名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:32:44.06 ID:eYkQBFD/0
>>674
「文体もパクリ」って、その文体を発明したのは
アメリカ人じゃなくて日本人なんだろ。どの翻訳家なの?
678名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:32:44.52 ID:HefJmQfX0
>>673
安部公房は難しくて敬遠する人が多数いるらしいからな。
安部公房よりは星新一らしい。
679名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:33:29.41 ID:n+FoYJiV0
まあもちろん、カフカもとってないしねえw その真似をした安部がとっても
よかったかな。
680名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:33:35.77 ID:HefJmQfX0
>>677
藤本和子
681名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:33:36.06 ID:X4SzR7zl0
>>673
俺は死んだ後に安部を知ったから、「ノーベル賞作家」と構えて読んだら素直に楽しめなかったかも。
ノーベル賞を受賞していれば、その作家の価値が高まるというもんでもないと思う。
682名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:35:30.84 ID:YSSx/QNW0
むこうでSFカテにはいってた
683名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:35:58.76 ID:QW2wYX8C0

ところで宮本輝っておれ嫌いなんだけど、どうなの
なんかカッコつき純文学ってかんじのガラパゴス「純文学」
684名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:36:20.62 ID:qOckf7Bc0
>>674
同感。これだけ“無駄が多い”作家がいるんだろうかと思う。この人の
文章すべてが上手に翻訳されたら、世界的に評価されると思う。


685名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:36:50.21 ID:FNWlJwg90
母親がミシンの糸になっちゃう作品なんだっけ?
686名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:36:59.83 ID:ykZVk5Cq0
( ‘д‘)y-~~<天平の甍
687名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:37:19.22 ID:e73kTuQr0
>>674
ヌーヴォーロマン系の作家は「虚人たち」や「夢の木坂分岐点」「ダンシングヴァニティ」
みたいな作品はすでにトライしているんだよね。それでも筒井の価値が減るとは思わない
けど。あと「口紅に残像を」は、ペレックの「煙滅」でやってたな。
688名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:37:35.87 ID:UYCVvBHa0
>>654
ポイントっていうか文体
いま手元にないから確かなことは言えないが
句点が少ないせいか、比喩が多いせいか、やたらと長ったらしく感じた
例えるなら雅楽の演奏みたいな
689名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:37:50.44 ID:7F3Kl26O0
密会
690ノーベル賞候補と称された方々:2012/03/24(土) 00:38:04.32 ID:AqS9vZ4G0
谷崎潤一郎(故人) 
川端康成○ 
安部公房(故人) 
井上靖(故人) 
遠藤周作(故人) 
開高健(故人) 
大江健三郎○ 
村上春樹?
691名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:38:14.53 ID:p5IO7o+30
まきちゃん?    (´・ω・`)ショボーン
692名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:38:28.85 ID:HefJmQfX0
読後に喪失感を与える技術はさすがだと思うけどな春樹は。
693名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:38:48.21 ID:ykZVk5Cq0
( ‘д‘)y-~~<文学部唯野教授を読めば筒井がノーベル賞レベルにあるのは自明であるが、崇高ながらエロすぎるなこの人の文章は
694名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:38:48.80 ID:ndJmMx8j0
『昆虫記』で有名なファーブルも、科学者というより、文学者としての評価
のほうがずっと高いらしい。そして、ミストラルはじめ支持者も多くいたから、
結構マジにノーベル文学賞とる可能性もあったらしい。
695名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:39:40.11 ID:sQezcusW0
ノーベル賞なんてどうでもいいよ
これまで最も優れた文学者は三島由紀夫だって確信しているから
696名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:40:30.85 ID:RfDeTNrE0
安部公房って前衛だったの? 結構まともに小説書いてる気がするけど。
前衛と聞くと、バーセルミみたいな、もっとあからさまなやつを思い浮かべる
697名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:41:02.73 ID:HefJmQfX0
>>688
なるほど。
たぶん俺にはまだよさがわからないのだと思う。
一生わからないのかもしれないが。
次は長編らしいからちょっとだけ期待してる。
ちなみに雅楽は好きだw
698名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:41:11.89 ID:e73kTuQr0
三島に比べると安部や開高の研究書は少ないよなあ。やっぱりああいう最期
だったこともあって、関連著作はだんとつで多い。
699名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:41:24.35 ID:FufH4iKC0
安部公房は「砂の女」という映画で知った。
この映画を見て日本に興味を持ったという外国人も多いらしいよ。
世界的にも評価された名作だ。
700名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:41:27.53 ID:BcyL5N75P
>>674
俺も筒井は好きだしいろんなジャンルに挑戦してんのは凄いと思うけど
筒井の前衛と同じようなことは結構海外の作家もやってる
701名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:43:22.14 ID:e73kTuQr0
筒井が凄いのは、実験的な作品もエンターテイメントのおもしろさがあるという
ことだな。
702名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:43:23.33 ID:Nnmz77Ya0
阿部公房が亡くなっちゃったから
仕方なく、大江健三郎がとっちゃった、というのは当時からよく言っていた気がする。
大江健三郎は、棚ボタ受賞だったって。
小説としては、阿部公房のほうが圧倒的におもしろかったから、本当に惜しい。
703名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:43:29.43 ID:n+FoYJiV0
ヌーボー・ロマンというと、ミシェル・ビュトールなんて大家も
とってないんだよなあ。まだ生きているみたいだから取らないとだめだろ。
村上春樹よりは優先されるべき。

そういえば、イタロ・カルヴィーノというイタリア最高の文豪も
結局取らずに死んでしまっているし。。。 イタリア文学って優遇されてないな。
704名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:44:21.51 ID:HefJmQfX0
クンデラにやって欲しいな。
705名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:44:35.54 ID:w8Wz/OiaO
筒井御大は部数も出したし実験性の高い小説をいっぱい書いているにもかかわらず、
国内での評価が不当に低い気がする。
ノーベルかって言われると違うんだが。
706名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:45:06.42 ID:UYCVvBHa0
>>700
筒井の前衛って
思想や哲学ではなくて、「お笑い」のためだからな
707名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:45:11.97 ID:n+FoYJiV0
>>702
でも、安部(こう変換しろよw)の生前から、大江のほうがスター扱い
されていたけどね。日本では。
708名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:45:13.57 ID:qOckf7Bc0
>>701
そうなんだよなー、不思議なことに。根底にあるサービス精神がすごいんだよね。
ちなみに、海外に紹介してみたい筒井作品は?
709名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:45:14.46 ID:HefJmQfX0
筒井の評価って高くないか?
710名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:45:53.34 ID:QW2wYX8C0

筒井は差別/断筆問題では、いまいちよく分からなかった
711名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:46:11.59 ID:NPrCPgaCO
すねからカイワレ大根がはえてくる話は昔よんだな
712名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:46:43.06 ID:n+FoYJiV0
筒井は、SF作家のなかではいい格好するからなあw 純文学をきどって。
小松左京のほうがいい、って人も結構いた。
713名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:47:02.89 ID:e73kTuQr0
>>708
けっこう訳されてるよ。「時をかける少女」が目立つが。おれは「虚人たち」
とか好きだね。
714名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:47:15.57 ID:UYCVvBHa0
>>703
そういやイタロ・カルヴィーノってとってなかったなw
不思議だ
影響的にも思想的にも取りそうなのに
715名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:47:23.20 ID:DIb1XVxf0
>>692 でもその喪失感だけど、要約すると
 
「僕は長々と射精した。やれやれ」      ←これに全て集約できそうな感じではないか。
716名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:47:25.58 ID:aGqFOQqz0
狂人日記は、中学生のころドキドキしながら読んだ
717名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:47:54.04 ID:Nnmz77Ya0
>>707
左巻きの人たちがやみくもに持ち上げてたんじゃないか?
小説の出来も才能も、断然、阿部公房だと思うよ。

なんか、フランスにやたらと媚びている皆様の辻が、なんかの間違いでとってしまいそうで、こわいw
718名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:48:08.82 ID:qOckf7Bc0
>>709
音楽でいえば清志郎みたいなもの。これから先、“大作家”になるんだろう。
本人はどう思うか知らんが。
719名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:48:37.49 ID:BcyL5N75P
>>626
授賞式に謎のコメディアンが現れるという可能性も
これが実現したらある意味ノーベル賞始まって以来の快挙だと思う
720名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:49:02.30 ID:e73kTuQr0
>>717
辻の仏語の翻訳者はそうとうな名文家らしいね。翻訳者さまさまだな。
721名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:49:25.06 ID:TAsvcMu30
>>663
1953年のチャーチルの受賞後、ノーベル文学賞の選考対象は文学者だけになったんだよ
722名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:49:28.43 ID:n+FoYJiV0
>>714
うん。文学者としての力量も、影響力も、思想性もすべて兼ね備えている。
20世紀最高の作家のひとりだ。62歳で死んだのが痛かったかな。

まあでもたとえば文学者としての力量でいうと、
オスカー・ワイルドなんかにとってほしかったようなw思想性は皆無だが
力量はすごいぞ。
723名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:49:30.51 ID:fj0ysvRb0
村上春樹は不可能、ユダヤを否定しちゃってるからな。
先ず基本的な事をキッチリ押さえておきましょう。
724名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:49:36.53 ID:QW2wYX8C0

>>717

安部、旧左翼アバンギャルド

大江、新左翼の根無し草

この違いだろ
725名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:50:08.55 ID:HefJmQfX0
>>718
これから先ってのは亡くなったらってこと?
726名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:51:44.81 ID:LOJWLsU50
翻訳者が間に入ってるのに、原文の文章の上手さをその言語の非ネイティブが判断出来る分け無いと思うけどなあ
727名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:51:59.68 ID:n+FoYJiV0
>>717
大江文学は衒学的でしんどいのが多いのだが・・・
ただ、万延元年のフットボール あたりを読むと、まあこのひとでいいか、とは
思う。 大江と安部どちらが上とかは興味ない。

個人的には安部のほうが好き。 でもノーベル賞は大江でいいよ。似合っている。
728名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:52:25.23 ID:DIb1XVxf0
>>712 中期くらいまでは、殆ど全くそういう方向性ではなかっただろう。
文学賞に落ちまくって、怒りの矛先がそっちに向いて、そういう傾向になっていったのだろうか。
729名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:52:43.69 ID:0vAN1Lad0
>>703
イタロ・カルヴィーノの「なぜ古典を読むのか」は良い本で古典への見方が変わりました

1 古典とは、ふつう、人がそれについて、「いま、読み返しているのですが」とはいっても、「いま、読んでいるところです」とはあまりいわない本である。
2 古典とは、読んでそれが好きになった人にとって、ひとつの豊かさとなる本だ。
しかし、これを、よりよい条件で初めて味わう幸運にまだめぐりあっていない人間にとっても、おなじくらい重要な資産だ。
3 古典とは、忘れられないものとしてはっきり記憶に残るときも、記憶の襞のなかで、
集団に属する無意識、あるいは個人の無意識などという擬態をよそおって潜んでいるときも、これを読むものにとくべつな影響をおよぼす書物をいう。
4 古典をとは、最初に読んだときとおなじく、読み返すごとにそれを読むことが発見である書物である。
5 古典とは、初めて読むときも、ほんとうは読み返しているのだ。
6 古典とはいつまでも意味の伝達を止めることがない本である。
7 古典とは、私たちが読むまえにこれを読んだ人たちの足跡をとどめて私たちのもとにとどく本であり、
背後にはこれらの本が通り抜けてきたある文化、あるいは複数の文化の(簡単にいえば、言葉づかいとか慣習のなかに)足跡をとどめている書物だ。
730名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:52:50.76 ID:qOckf7Bc0
>>725
そうだろうね。教科書に載って、落書きされる人になるんじゃないかな。
731名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:53:37.50 ID:OFPlVsgg0
>>719
逃走し切るんじゃないか、ピンチョンの場合w
あるいは「わたしには不向きな賞だ」みたいな手紙を送りつけるとか
732名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:53:54.67 ID:0vAN1Lad0
>>729

8 古典とは、その作品自体にたいする批評的言説というこまかいほこりをたてつづけるが、それをまた、しぜんに、たえず払いのける力をそなえた書物である。
9 古典とは、人から聞いたりそれについて読んだりして、知りつくしているつもりになっていても、
いざ自分で読んでみると、あたらしい、予期しなかった、それまでだれにも読まれたことのない作品に思える本である。
10 古典とは古代の護符に似て、全宇宙に匹敵する様相をもつ本である。
11「自分だけ」の古典とは、無関心ではいられない本であり、その本の論旨に、。
もしかすると賛成できないからこそ、自分自身を定義するために有用な本でもある。
12 古典とは、他の古典を読んでから読む本である。他の古典を何冊か読んだうえでその本を読むと、
たちまちそれが[古典の]系譜のどのあたりに位置するものかが理解できる。
13 時事問題の騒音をBGMにしてしまうのが古典である。同時に、このBGMの喧噪はあくまでも必要なのだ。
14 もっとも相容れない種類の時事問題がすべてを覆っているときでさえ、BGMのようにささやきつづけるのが、古典だ。

http://www.amazon.co.jp/dp/4622046202
http://ec2.images-amazon.com/images/I/41K24FJ9W0L._SS500_.jpg

絶版なんで古書か図書館で
733名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:54:35.63 ID:FufH4iKC0
大江健三郎は「他人の足」や「奇妙な仕事」など、閉鎖された空間における人間の心理状況を描いた初期の頃の作品は面白いのが多い。
しかし芥川賞を受賞した頃から妙に迂遠な表現を好むようになり、喋り方まで迂遠で鬱陶しくなった。
高校生の時に「文学ノート」を読んで、頭がクラクラした覚えがある。
734名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:54:46.20 ID:CdFf1PGt0
第四間氷期の執筆にとりかかったのが1956年とか相当やばいな
どんな想像力してんだよ
735名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:56:00.23 ID:n+FoYJiV0
>>729
今、プラトンの『国家』って書物を読み返しているから、なんか
身にしみるものがあるよw

>>719 >>731
謎のコメディアン・・・ 期待したいなあ。 ピンチョンがんばれ。
736名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:57:10.88 ID:7F3Kl26O0
10代から20代までずっと安部公房を読み続けていたけどもう全然読んでない
一番好きな作家ではあるけれど、俺は若い頃の感性を失ってしまったようだ
737名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 00:59:00.19 ID:lzp6ZrZc0
井上靖が候補とかイメージじゃないな
738名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:00:08.47 ID:X4SzR7zl0
>>736
年取ってから面白い文学ってどういうのですか?自分はもう、新書とか実用書みたいなのしか読んでない。
空想の世界に浸るのはあまりに実がない気がして。
739名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:00:29.23 ID:OFPlVsgg0
>>554
それこそダンヌンツィオじゃねーの?
740名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:01:08.23 ID:0vAN1Lad0
>>735
自分もその本で紹介されてたアナバシスやオデュッセイアを
興味深く読みました
741名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:01:26.02 ID:0Uw5csde0
>>733
>喋り方まで迂遠で鬱陶しくなった。

ワロタ。
NHK人間大学「文学再入門」のビデオは、今観てもよく眠れる。

初期も良いが、中期の傑作「雨の木を聴く女たち」なども
最高にエロくて楽しいんですがね。。。 エロさでは西村寿行なんか目じゃありません。

                      (筑波大付属駒場高校・17歳・男・日本思想史)
742名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:02:24.33 ID:k2qmqm3R0
>>481
文壇出た時から左翼のこと思いっきり叩いてたけど慎太郎
743名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:02:37.86 ID:/PM6YAtg0
>>738
史記とか春秋左氏伝とかはどうだ。
まあ実用書みたいなもんだけどな。
744名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:03:28.73 ID:X4SzR7zl0
>>734
バイオテクノロジーで水棲動物誕生とか、学術的に間違ってるのも多いんだけどね。
ワトソン・クリックがDNAを発見したのが1953年だからしかたないか…。
あの小説は確かに凄い。文章は後期に比べて上手くはないが、ゾクッとする物がある。
745名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:04:06.83 ID:x3p6ynmZ0
??趣味は
世W虎:読書だよ。東野圭吾、石田衣良とか。色んな角度から捉えた世界史の本とかも好きだ。悪いかよ
(とスゴむ)。

【プロレス】ケンカ400戦無敗の"女番長"世IV虎(18) 「歌って踊れるアイドルレスラーが目標なんだよ。悪いか」
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1332513110/
746名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:05:51.97 ID:7F3Kl26O0
>>738
ほとんど本を読まなくなりました。音楽ばかり、ジャズやソウルを聴いてます。
一番最近読んだ文学はブコウスキーですw
747名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:06:20.08 ID:r8kaT48W0
翻訳で文章の良さが分かるんですかね
748名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:06:54.99 ID:x3p6ynmZ0
>>744
> >>734
> バイオテクノロジーで水棲動物誕生とか、学術的に間違ってるのも多いんだけどね。
> ワトソン・クリックがDNAを発見したのが1953年だからしかたないか…。
> あの小説は確かに凄い。文章は後期に比べて上手くはないが、ゾクッとする物がある。


あーあ
よくある間違い、やっちゃってる。
ワトソンとクリックが発見したのは「DNAの二重螺旋構造」。
DNAが発見されたのはもっと前。

小説をもってして学術的に間違ってるとか言えないぞ君。
749名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:08:48.50 ID:us6/Tp0O0
冷静にかんがえてみればスウェーデンの連中に日本文学のこととやかくいわれたくないわな。
おまえらたいした歴史も文化もないだろうって。
750名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:09:42.71 ID:jEd7zJO50
榎本武揚も面白いと思うんだよな
他の作品と違って割りとスタンダードな構成だけど歴史小説と考えると異端
751名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:10:05.89 ID:X4SzR7zl0
>>748
あ、いや、生物学のことが良く分かっていない時代だった、ということの象徴として「二重らせんの発見」を言っただけ。
別に、水棲動物とDNAを結びつけたわけではない。
それにそもそも、染色体の存在はメンデルの時代から分かってるんだから、当たり前だ。
752名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:10:38.78 ID:n+FoYJiV0
まあしかし日本人はもらっているほうだとは思うし。 日本文学はダメなんて
いわれたらむかつくが。。。

筒井の名前があがっているが、SF作家は受賞者がいないね。
ウィリアム・ギブスンあたりは影響力が大きいしとってもいいような。。。
753名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:12:17.94 ID:x3p6ynmZ0
>>751
>あ、いや、生物学のことが良く分かっていない時代だった、ということの象徴として「二重らせんの発見」を言っただけ。

いや「二重らせんの発見」って言ってないじゃん君w
DNAの発見、としか書かれてないぞ?

まあわかってるんだろうけどさ。
754名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:15:25.21 ID:x3p6ynmZ0
>>751
染色体
遺伝子
DNA

はそれぞれ違うからな。
755名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:17:26.10 ID:x3p6ynmZ0
>>752
ウィリアム・ギブスンって・・・冗談だろ。
756名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:22:36.25 ID:n+FoYJiV0
インターネット社会の予言書みたいでいいやんw
757名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:29:20.56 ID:BcyL5N75P
>>752
ギブソンの文学、SF界に与えた影響ってそんなに大きくないだろ
758名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:33:52.76 ID:HefJmQfX0
ディックのことを言いたかったのかな
759名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:34:37.81 ID:yzVngAPV0
欧米以外の文学賞は、

反体制作家に贈る政治賞
760名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:37:44.84 ID:n+FoYJiV0
>>758
あげてもいいが、もう死んでるやんw

>>757
それは人それぞれ評価が異なる。筒井よりは大きいような・・・ 
761名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:39:01.81 ID:1BNH5Qry0
反吐がでる。

「おっ・・・え」ゲロゲロ
762名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:40:40.97 ID:HefJmQfX0
ギブスンが文学的に影響を与えたってのはどういう点でなの?
763名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:40:55.05 ID:uaNsPjP90
難解な文学の方が取りやすい気がする
764名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:43:49.46 ID:BcyL5N75P
>>760
いや影響受けた作家を考えてみりゃそうでしょ
たしかにサブカル方面への影響は大きいかもしれんが
SF、小説界全体で考えるとあくまでも影響は限定的なものだろ
765名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:50:05.17 ID:X4SzR7zl0
カフカとか安部公房みたいな不条理文学というか、幻想的な物に憧れて自分も書きたいんだけど、
今の文学のスタンダードだと厳しいかね。
特にインターネット時代になって、色んなものがはっきりリアルに見える時代になってからは厳しいかも知れない。
766名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:50:12.47 ID:ukMzHaOO0
初めて「砂の女」読んだときトンでもない天才がいるんだなとひれ伏したくなった。
大学の1年間を全集読むのに費やしたのはいい思い出だ。小説・評論・日記に至るまで全て面白かった。

存命のときにこの人の小説に出会いたかった。リアルタイムで新刊とか手にしてみたかったわ。
767名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:51:55.44 ID:opcCWGDo0
三島由紀夫はどうかよくわからんが
鳩山由紀夫は本気でノーベル平和賞を狙ってそう
768名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:56:37.40 ID:n+FoYJiV0
>>764
要は影響なんてそんなに担ぎ上げるものなの?ってこと。

>>763
実際問題そうなんだよ。 あと反人道的イメージのある作家はとらないねえ。
ジュネとかバロウズとか、セリーヌとか、バタイユとか。
769名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:58:55.99 ID:BcyL5N75P
>>765
円城も芥川賞獲ったし意外とどうにかなるんじゃない?
770名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 01:59:59.92 ID:e73kTuQr0
>>768
セリーヌはまずいだろ。ユダヤ人差別が激しいし。バタイユは職業作家じゃないし、
数も少ない。
771名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:01:21.45 ID:e73kTuQr0
>>765
いろんなものがリアルにはっきり見える、なんて幻想さ。Googleアースで
世界中旅するようなものさ。
772名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:02:29.36 ID:BcyL5N75P
>>768
>要は影響なんてそんなに担ぎ上げるものなの?ってこと。
何が「要は」なのかよくわからんが「どれだけ影響を与えたかは受賞に関係ない」
ってことをいいたいなら
>影響力が大きいしとってもいいような
って先に言ってたのはお前やん
773名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:03:15.09 ID:Wk9Y3ZeL0
大江受賞時の新聞記事を見ると、前述の井上、安部以外に
井伏鱒二が非常に近かったと書いてあるな。
774名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:05:41.89 ID:n+FoYJiV0
>>772
そうかw でもそういう意味ではなく、「影響力なんてあればなんでも
いいやん」の意味。 もう時代もかわったんだし。
775名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:07:36.20 ID:n+FoYJiV0
>>770
バタイユは、思想家の側面のほうが大きいね。
776名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:08:57.47 ID:X4SzR7zl0
>>771
いやあ、平野啓一郎が言ってたんだけど。昔は社会全体の情報量に対して個人が持てる情報量が少なかったから、
その分からなくて不安な状態を「不条理」としてカフカや安部公房は書いたんだと。だけど、今は情報がありすぎるほど
ありあまっている。「持てる情報が少なくて不安な自分 対 不透明な大きな社会」というのがないと、不条理は
成り立たないんじゃないかと。
777ノーベル賞候補と称された方々:2012/03/24(土) 02:09:21.10 ID:AqS9vZ4G0
谷崎潤一郎(故人) 
川端康成○
井伏鱒二(故人) 
安部公房(故人) 
井上靖(故人) 
遠藤周作(故人) 
開高健(故人) 
大江健三郎○ 
村上春樹?

井伏さんを忘れてた。
三島もいい線行ってたんだが、なにせ欧州評論家では好き嫌いが多くて・・
778名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:15:04.76 ID:n+FoYJiV0
>>776
なるほどね。 まあ実存哲学、というかハイデガー哲学以来そうなんだが、
「不安」というものを特別視しすぎてきた傾向はあるかな。

不安自体は、現代でも重要なんだけど、あくまでもワンノブゼムに過ぎないとは
思う。でも世の中すべてが明晰になった、とは俺は理解していない。
779名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:16:59.76 ID:e73kTuQr0
>>776
似たような手法は使いづらいだろうね。「ある朝、起きてみたら怪虫になっていた」
みたいな。でも、氾濫する情報の多さを逆手にとった不条理小説は書けるはず。
「俺、俺」なんていう日本の小説家の作品はまさにそうだった。
780名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:17:51.86 ID:HefJmQfX0
>>776
ムルソーの行為に情報量って関係あるかね?
781名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:19:21.66 ID:AOfSsEEP0
文学スレと聞いて飛んできました。
好みは人それぞれだが安部公房の独創性、
そして川端康成の日本語の美しさは飛び抜けていた。
個人的には泉鏡花、横光利一、永井荷風をより愛する俺だが
安部と川端が近代小説の二巨頭に間違いない。

三島由紀夫は本質的に短編小説家だ。
芥川龍之介の薫陶を受けた一番の正統派後継者。
批評眼は同世代の中村真一郎と並んで、小林秀雄の遥か上を行ってる。
安部、川端、三島、中村。この四人で四天王だな。
782名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:20:02.12 ID:8RmA+z1H0
平野啓一郎ってwwライトノベル作家の名前出すなww
こいつの文はオーケンレベルw
783名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:21:33.23 ID:X4SzR7zl0
>>781
文学に詳しそうなので、村上春樹の評価を聞きたいです。自分にはどうしても認められません。
784名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:23:56.16 ID:8RmA+z1H0
伊坂幸太郎が次のノーベル文学賞だな
785名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:27:41.71 ID:DM+XzKop0
阿部公房の純文学調の文と筒井康隆のジュニア小説みたいな文の違いって翻訳読んで判別できるんだろうか
786名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:27:45.33 ID:e73kTuQr0
>>784
いや宮部みゆきか桐野夏生だろう
787名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:27:53.85 ID:AOfSsEEP0
>>783
大正解ですよ。
ニヒリストを気取る三文エロ小説家。
本人もハッキリ自分の売文行為を自覚しているはず。

元々ジャズ喫茶のマスターだったから
ジャズ愛好家として語る時の洒脱なエッセイは悪くない。しかしそれだけ。
デビュー作の初々しさはまだ許せても、ノルウェイで当たって以降の作品は
全く読むに値しませんなw
788名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:28:31.48 ID:rTtACyXJ0
>>776
そう考えると、オウム事件が1995年初頭に発生したのは考え深いかも
つまり、1995年はWindows 95の登場で一般にもネットが普及し始めた年で、
1980年代から1995年まではある意味不安産業の新宗教が流行ったが、
ネットの普及やオウム事件もあって、新宗教はその後、衰退した。
まぁ、ネットなどを通じて情報が多くなりすぎて、逆に不安感が増すというのもあるだろうけど
789名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:29:02.49 ID:e73kTuQr0
>>785
英語や仏語にも文学言語はあるから違いは出る。ただ翻訳が創作であり、
裏切り行為であることは言うまでもないが。
790名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:30:39.97 ID:X4SzR7zl0
>>787
安心した。どうしても、回りくどい何が言いたいのか分からない文体がイライラして。
あれがいい人がいるのか。基本的に批判は理解している人がやるべきだと思うから、批判は控えてるけど…。
791名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:30:50.10 ID:BcyL5N75P
>>787
海外文学では誰がいいと思う?
792名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:31:06.14 ID:KNKqrvtM0
>>788
間違えた
考え深い→感慨深い
793名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:33:17.13 ID:X4SzR7zl0
>>785
両方同じぐらい好きだけど、世間的には筒井の方がずっと格式が落ちるのかな。自分の中では
安部と遜色がないんだけど。
794名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:34:51.06 ID:AOfSsEEP0
>>783
補足しておきます、村上なんぞを読むなら
初期の大江健三郎の作品に触れる方が遥かに有意義だし
その凄さに慄然とするだろう。

最近の悪文は頭が戦後民主主義の毒素にやられて
完全に頭がおかしくなったとしか思えないが、
奇妙な仕事から芽むしり仔撃ちまでの奇跡の数年間を
後追いで追いかけてみて欲しい。三島由紀夫のアプローチとはまた異なる
美しく明晰な文章に酩酊するに違いない。

初期エッセイ集の厳粛な綱渡りもお薦め。
ジャズへの造形の深さにも感心する。いい小説家、映画監督は
凡庸な音楽家よりも耳がいいのだ。
795名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:39:12.19 ID:x3p6ynmZ0
>>794
> ジャズへの造形の深さにも感心する。いい小説家、映画監督は
> 凡庸な音楽家よりも耳がいいのだ。

また随分陳腐なことを言うなあ(笑)
凡庸。
796名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:45:32.75 ID:BcyL5N75P
>>794
「有意義」っていうのはどういう意味で有意義なんだ?
つまり何に対して働きかける所があるん?
797名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:46:30.01 ID:HefJmQfX0
>>795
傍目からみたらお前のそのレスは凡庸以下だよ。
798名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:48:44.72 ID:e73kTuQr0
凡庸って言葉が飛び交ってるが、このスレには蓮見重彦でもいるのか?
799名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:48:58.86 ID:n+FoYJiV0
このスレはいまだに文学の価値を信じているひとが多くていいなw

>>796
有意義 って言葉でポイントを曖昧にしている印象はあるなあ。

村上文学、あれはあれで評価はするんだよ俺は。 何をもって価値が高いと
するかが信じられない時代が来ているとは思う。とっくの昔にね。
800名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:49:21.08 ID:U2LxK1am0
深沢七郎とか色川武大とかが好きなガキですが、
面白い作家教えてください
801名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:50:11.47 ID:BRX6AgGS0
>>776
いかにもポスト構造主義以降の作家がいいそうなことだよな

でも文学者って社会状況や文明レベル以上に個人の本質が問われるもんじゃないかと
一周して思うけどなあ
802名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:50:40.43 ID:ow9mgiQI0
村上なら、春樹より龍の方が、個人的には高評価
803名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:54:08.10 ID:X4SzR7zl0
>>802
俺も、龍は作品の落差が激しいけど、神掛かったとき時のきらめきは凄いと思う。
ただ、最近の作品は文章の質がエッセイの物と違いがない感じで、なんか投げやりで読めない。
内容もいかにも「取材しました。新聞で読みました」みたいな感じがしてしまって、どうしても
龍の姿が透けて見えて安っぽい。
804名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 02:57:08.84 ID:n+FoYJiV0
>>801
うん。それは同意。 個人的なもの をめぐる問題はなくならない。
805名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:00:22.56 ID:ow9mgiQI0
>>803
最近のはちょっとね・・・コインロッカー・ベイビーズ?だっけの辺りまでは良かったかな
確かに当たり外れは激しい、テニスボーイの憂鬱?はクソ
806名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:07:25.09 ID:AOfSsEEP0
ああ、寝落ちしてたら色々レスしてくれた人達がいたんだw

>>791
元々は詩が好きでした、バイロン、シェリー、キーツ、ワーズワース、
ボードレール、マラルメ、ジャム、ハイネ、ヘッセ、リルケ辺りの王道は
目の前の書庫に鎮座してます。
小説ならドストエフスキー、ヘッセ、ヘミングウェイ、ヴァレリー、カミュが好きです。

>>795
君は間違いなく音痴だろうなw

>>796
文学に接する態度が俺とあなたでは違うんでしょう。
文学と映画は人生の深遠さを学び取る最適のテキストだと思っているから
その意味で有意義となりうる作品に、死ぬまで接し続けていきたい。

人間五十年、その間の実際の体験なんぞ量的にはたかが知れている。
だからこそ優れた文学作品に我々好事家は誘われるのだ。
二葉亭四迷が「浮雲」で読者に対し「一緒に入ってみよう」と語りかける下りに
俺は今でも問答無用に誘われるよ。
807名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:08:16.50 ID:BRX6AgGS0
家族、共同体、社会、国家、文明といろんな条件や他社との関係性のなかで
結ばれた「結び目」みたいなものが個人だとしても

似たような条件だから似たようなものになるかというと全然ちがう
同じ家族というこれ以上同質な条件はない場所でも、馬鹿みたいにちがってしまう

「結び目」の中に生じた内面というものは(昔はそんなもの無いと思っていたけど)不思議でおかしいもので
無限の可能性も無限の絶望も発生しうる
だから起承転結に寄らない無限の「体験」が可能だと思うのです
808名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:08:26.87 ID:OlmUYx48O
村上龍はあり得ないだろ
初期の数作しか価値のある小説は書いてない
809名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:10:10.36 ID:myC1sEnX0
鳥取砂丘なる曲がラジオ深夜ビン
810名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:12:59.06 ID:n+FoYJiV0
>>807
まあ言っていることは間違いではない。
811名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:13:27.17 ID:y82PQeoS0
>>681のレスを読んで、「なんか話が矛盾してるな」としばらく考えてから
安部公房がノーベル文学賞を受賞してないことに気付いた

もちろん、このスレを開いた時は受賞し損ねたことを認識してたが
頭の中でノーベル賞、その中でもかなり高いレベルの作家という強烈な印象があるんで
いろんなレスを読んでる途中で、いつの間にか受賞してることになってたw
812名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:15:37.76 ID:x3p6ynmZ0
>>806
君はこんなところで油を売っているべきではない。
光り輝く場所に存在していてほしい。

文学者がクソネット匿名掲示板で時間を無駄にしただろうか?
女と酒と薬と喧嘩・・・放蕩に振舞った作家は数多いが
そういう連中に憧れていたら2ちゃんねるなんて馬鹿らしいと思わないか?
813名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:20:15.55 ID:BBoMXJ9u0
燃えつきた地図読みたくなってきちゃったな・・
814名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:22:12.73 ID:nGc7RpiTO
>>800
ここのスレにいる方々は大岡昇平の野火とかは当然読んでると思いますが、未だなら是非。
815名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:23:46.96 ID:jLxxNkms0
>>812
でも2ちゃんの文学板から芥川賞が出なかったっけ?
816名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:31:45.00 ID:qox8JI9O0
ブラックユーモアでいっぱいの『友達』が大好き
あれって実際に上演されてきたのかな?
817名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:39:57.28 ID:z936OhhD0
何でそんなに評価高いのか良く判らん
砂の女とかそこまでの作品だっけ?
影響を受けたらしいガルシアマルケスより数段劣る作家じゃないの?
818名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:47:32.73 ID:BcyL5N75P
>>815
絲山秋子のことならメンヘル板じゃなかった?
819名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:50:46.17 ID:JbnjxPA00
>>818
絲山は無職・だめ板
820名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 03:51:36.89 ID:jbhgMa8I0
井伏みたいな盗作作家にノーベル賞与えてたら
ノーベル賞だけじゃなく日本の恥を世界に知らしめることになってたわ
821名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:00:03.19 ID:RY8fbn710
まあ村上春樹よりは初期の大江だよな
そんな読まない俺でもそう思う
822名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:04:00.75 ID:rENaWtwRO
安部公房が受賞してたら大江はどうなってたんだ?
823名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:04:20.94 ID:TAsvcMu30
>>776
カフカは、不条理文学じゃないだろ。安部公房もカフカを実存主義文学として読むべきじゃないと言ってたよ。
カフカが目指していたのは、異化だと思う。


824名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:17:51.37 ID:dxiVUDfQ0
>>822
受賞できずにひっそり終ってたはず


だいたい、安部や三島の作品ならば圧倒される読後感があるんだが
大江だの春樹だの、こいつらにはまったくそれがない

やはり安部や三島に受賞してほしかった
825名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:21:48.60 ID:1UlsosjG0
78歳か

ボケたか、
接待されてサービストークかしらんがくだらん
826名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:25:11.79 ID:buBBdmCk0
これだけ英語が支配的になった今
他の言語で書かれた小説はそれだけで不利だよ
827名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:31:58.19 ID:2AlWMIu90
村上春樹は独特の比喩と食事中の文章は良いと思う

結末さえきちんとしてればな
828名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 04:32:02.06 ID:3uFNo1fX0
>>233
確か、圧政や不条理がないと作家の存在意義が薄れる、みたいな事も言ってたな。
そう考えると、日本で大スケールの作家が出てくる余地はあんまり無いんだろうね、実際
村上春樹みたいなチマチマしたセコい作家ばかりだし(苦笑)
829名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 05:21:11.71 ID:/1aBV0rz0
>>648
南木佳士
830名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 05:31:26.74 ID:lK9xh9UW0
死んだ人に与えてもいいじゃない
831名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 05:38:12.68 ID:Dkwi24is0
大江のノーベル賞受賞時のスピーチ、あれを知ればいっぺんに極左キチガイだと分かるw

ただ、誰もが言うように、初期作品は非常に面白いと思う
これは村上春樹程度じゃ及ばない
832名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 06:39:14.17 ID:p10NiJNi0
【文化】安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1332513113/
833名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:00:02.70 ID:6rpeZrIf0
しばらく小説の世界を忘れていたが、こういうスレを読むと
何故か少しずつ呼吸が速くなってくる。これは何なのか
834名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:13:10.27 ID:KIDKYZG10
辻でこのスレ検索したら、辻仁成しか引っかからない
辻邦生が好きなんだが、どう評価されてたんだろう
835名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:31:51.01 ID:DEZCudHd0
ユープケッチャ
836名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:33:52.34 ID:WzuxZ4Xu0


ネトウヨ連呼厨の正体は在日民団
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1329138657/259


837名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:37:38.44 ID:xftjQhk00
おみゃーさんたち、み〜んな影喰われちまえっ、てぇーの。
目ン玉さ、貯眼しんといかんがね、ケケケッ。
それともデンドロカカリヤになりたいのかね。
今朝は焼酎臭いな、求む工員。闖入されてよしちまったのかい。

サイレンが聞こえてきた。
838名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:52:38.08 ID:+Jpaab32O
何この恥知らずな取材は。
839名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:55:32.61 ID:IzDTFcoN0
>>800
その並びなら田中小実昌は必読
840名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 07:57:32.03 ID:8RmA+z1H0
たくさんベストセラーだしてる池田大作先生と大川隆法先生にノーベル文学賞を
841名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 08:39:03.85 ID:dd1NLqbU0
 安部公房はジャッキを使わずに巻ける簡易着脱型タイヤチェーン・
 チェニジーを発明した。

 安部公房は、卒業審査で医者にならないことを条件に東大医学部の
 卒業資格を得た。医学の勉強をろくにしていなかったため。

 安部公房の娘で医師の安部ねり(真能ねり)の名前は、ドストエフ
 スキーの小説「虐げられた人々」の少女名に由来する。

 田中邦衛は安部公房主催の演劇集団のメンバーで、安部の不条理演劇に
 欠かせない俳優だった。
842名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 09:03:01.47 ID:3my4YN5m0
三島が生きていたら、大江はもう少しマシな作家になっていたと思う。
843名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 09:10:31.62 ID:Bm379HeZ0
> 安部公房はジャッキを使わずに巻ける簡易着脱型タイヤチェーン・
>チェニジーを発明した。

これは”へー”だな
全然知らんかった
844名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 09:42:41.98 ID:LfMKIMr80
www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/IAS/ras/27/aoyama.pdf
大江健三郎さんが非常に注目を浴びた『個人的な体験』という小説. があります。
1964 年に出た作品ですが、これはジョン・アップダイクの『走. れウサギ』(Rabbit, Run)という1960念に出た
作品を完全にパクったものだと言われています。

『走. れウサギ』という作品は「ラビット」というあだ名の付いた男の話ですけど、大江健三郎は自分の小説に
「鳥」という「バード」というあだ名の主人公をもってくる。
アップダイクの方は奥さんを裏切って浮気するはなしですが、大江の作品も「バード」が妊娠中の妻を
ほったらかして浮気するはなしなんです。


大江健三郎が最初に出したエッセイ集というのは、「厳粛な綱渡り」という分厚い本なんですけど、
それはノーマン・メイラーのadvertisement for myselfとほとんど作りは同じ。
845名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:17:13.89 ID:tlMTPfTk0
安部公房作品はほとんど読んでるしサイン会にも行ったことがあるからこの記事を読んで改めて残念に思った
あとわずか1、2年生きていればな

公房が受賞したら大江の受賞が遠のいたのにと考えると2重に悲しい
846名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:17:34.49 ID:EwI8X//v0
よーるのとかいーわぁー
847名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:17:53.79 ID:0ebyCdG50
>>844
さすが猿真似民族。倭猿の作家など所詮こんなもの。
848名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:21:21.95 ID:UVdW5tBM0
あの時(ノーベル賞を)受賞したのが川端であり、三島由紀夫でなかったのは、何かの行き違いだったかもしれない。
すなわち、国連事務総長だったダグ・ハマーショルドが1961年に亡くなる直前、三島の「金閣寺」を読み、
ノーベル賞委員会のある委員に宛てた手紙で大絶賛したのである。
こういった筋からの推薦は小さくない影響力を持っていた。
また1967年のこと、出版社の国際的な集会がチェニスで開かれ、私はその集いが授与する文学賞、
フォルメントール賞を三島にと試みたが失敗に終わった。この時、スウェーデンから参加した有力出版社ボニエールの
重役が私を慰め、三島はずっと重要な賞をまもなく受けるだろう、と言ったのだ。ノーベル賞以外にはあり得なかった。

ドナルド・キーン「思い出の作家たち」より
849名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:22:14.90 ID:UVdW5tBM0
彼(川端康成)は、確かにこの受賞に値した。それでも今もって私は、どういうわけでスウェーデン・アカデミーが
三島でなく川端に賞を与えたのか不思議でしようがない。
1970年5月、私はコペンハーゲンの友人の家に夕食に招待された。同席した客の一人は、私が1957年の
国際ペンクラブ大会の時に東京で会った人物だった。日本で数週間を過ごしたお陰で、どうやら彼は日本文学の
権威として名声を得たようだった。ノーベル賞委員会は、選考の際に彼の意見を求めた。その時のことを思い出して、
居合わせた客たちに彼はこう言ったのだった。「私が、川端に賞を取らせたのだ」と。
この人物は政治的に極めて保守的な見解の持主で、三島は比較的若いため過激派に違いないと判断した。
そこで彼は三島の受賞に強く反対し、川端を強く推した結果、委員会を承服させたというのだ。本当に、
そんなことがあったのだろうか。三島が左翼の過激派と思われたせいで賞を逸したなんて、あまりにも馬鹿げている。

ドナルド・キーン「私と20世紀のクロニクル」より
850名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:24:03.68 ID:0ebyCdG50
>>849
三島は事実、右翼の過激派なんだからやはりノーベル賞受賞には値しないだろう。
ペロン以外の独裁者を賛美したボルヘスもノーベル賞は貰えなかった。
851名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:25:42.67 ID:HefJmQfX0
文学板だとドナルド・キーンがなぜかCIA工作員認定されているんだよね。
親日外国人はみなCIA所属らしいw
852名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:26:50.24 ID:UVdW5tBM0
本当の天才とは、簡単には説明することのできない能力の持ち主のことだ。
シェイクスピアは天才だった。モーツァルトも、レオナルド・ダヴィンチも、紫式部も天才だった。
私がこれまでに出会ったすべての人々のなかで、「この人は天才だ」と思った人は二人しかいない。
一人は中国文学および日本文学の偉大な翻訳家であったアーサー・ウェイリーである。(中略)
そして、私の出会ったもう一人の天才が三島由紀夫である。

ドナルド・キーン「二つの祖国に生きて」より
853死ね! ノ―タリン!:2012/03/24(土) 10:29:58.18 ID:LzfFl3aR0
>>847
死ね、鮮人! 創作能力のない低能民族は梅毒に罹って死にやがれ!
854名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:32:25.89 ID:IcTCrFLP0
三島は海外の人が翻訳を読めば、知能がかなり低いと思うだろう
IQが高いと思えない、安部はかなり賢い、知能が高い物語の展開
855名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:33:11.67 ID:TZN0Vf3v0
アーサーウェイリーは本当に天才
数ある源氏物語の翻訳(日本語現代語訳を含めて)の中でも
アーサーウェイリーの訳がずば抜けている俺は思う

逆に日本語現代語訳の方はたくさんあるわりにあまりいいのが無くて
源氏が一般の読者に正当に評価されてないように感じる
856名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:38:07.21 ID:LfMKIMr80
>>852

三島は天才だったけど
何の天才だったかよくわからない
小説だけでは三島の天才性は伝わらない
857名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:39:19.78 ID:UGa6ZaJs0
>>86
大いに不満なら、お前が満足するポンコツ賞でも創設すれば良いだろう。

誰も要らんwww
858名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:42:14.22 ID:0ebyCdG50
>>853
倭猿の誇りの大江健三郎大先生は

> 結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、
>画像があらわれる。そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
>それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が
>白い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
>  このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら
>日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

と、朝鮮民族を羨望しているよ。
859名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 10:53:13.42 ID:rHqBop5H0
>>858
お前の人生って何なんだろうな
860名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:00:12.43 ID:knIjjZvz0
大江のノーベル賞受賞で、逆に安部公房を知ったんだけど、それから
結構、読んだな。ちょうど全集も出てきてたし。文庫は、ほとんど持ってる。
でも、最近読んでないなw
861名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:02:32.27 ID:knIjjZvz0
>>86
安部公房も、東大医学部出身の、まぁ、ちょっと理系っぽい感じだぞ。
数学も好きだったみたいだし。しかし、文学者でもあるが。
862名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:03:16.83 ID:GD2v/99i0
村上春樹は「読みやすさ」が大衆受けする最大の要因なんだろうけど、
読み手のレベルに合わせてやっている訳ではなくて作家としての底というか
天井がデビュー時から変わらずに見えていると個人的に感じる

良くも悪くも村上春樹の枠が出来上がっててその中での変化しかない印象
まあ、だから売れるとも言えるんだけど…
863名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:06:59.76 ID:d2UDXOu70
いつも思うんだが、翻訳すると文体とか関係なくなって本筋重視になるのかな
864名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:07:20.08 ID:YV/79Oxa0
>>858
残念だけど、日本人は大江を誇りだなんて思ってない。
口先だけの典型的な左翼という認識。
865名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:12:19.21 ID:UNaIKTAHO
壁、砂の女、燃えつきた地図辺りは確かに面白かった
でも中期(?)以降は何が何やら。方舟さくら丸とかはタイトルしか覚えてない
866名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:17:21.14 ID:VKTbna0FO
三島みたいな死にかたされたらもう他の作家はやることがない
867名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:30:38.91 ID:LfMKIMr80
日本の全作家が手塚治虫の影響力、天才に足元にも及ばないという現実は
隠せないなあ
868名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:33:49.80 ID:Ud3F+vU80
安部が東大医学部出身なのは事実だけど
受験して入ったのは京城大医学部
終戦後東大に編入できたからラッキーだったね
869名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:35:27.13 ID:uZe8QQuf0
村上春樹と山中伸弥教授が一番ノーベル賞に近い日本人かな?
どちらも関西出身だけど。
870名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:42:07.64 ID:hgiIFjFL0
そこまで言うんなら
「大江にやったのは間違いだった」
って言ってくれ〜〜
871名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:46:05.22 ID:0ebyCdG50
>>868
1943年9月に旧制成城高等学校を出て
10月に東京帝国大学医学部に入ってるんだが?
872名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:46:28.99 ID:0Uw5csde0
大江にやらなかったら誰にやるのか。

お前達の大好きな、西村京太郎か? 伊坂幸太郎か? 赤川次郎か?
873名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:54:16.71 ID:LfMKIMr80
ノーベル賞委員会の人もSF,ミステリー、ホラーその他エンターテイメントに完全に無知だろうし
874名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:55:59.63 ID:po9jc6570
三島の美文は翻訳したら良さが消失するだろう
ちょっとあんな文章は書けないって素人でもわかるレベル
一方の安倍公房もあんなぶっとんだ話、とても考えつかないし、よく破綻せず書き上げるなと感心する
こっちは文章自体に癖はないので、翻訳でもいけそう
そう考えたら、安倍公房の方が評価高いのも頷ける
875名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:57:41.98 ID:ibFb0jte0
三島と安部では活躍時期が違う。
嘘くさい話だ。
読売も安っぽい記事を載せる。
876名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 11:58:58.62 ID:WtoAQMfQ0
三島と安倍は仲がよかったらしいな
877名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:02:02.70 ID:bsHQgP1b0
久々に井上靖読んでみたくなった。
天平の甍とか歴史系しか読んだことないから、自伝的な作品を買ってみるか。
878名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:03:45.05 ID:myC1sEnX0
花板虹子にぱっと見が似てると思うw
879名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:07:23.55 ID:ZGajYlG10
>>858
よくこのコピペ読むけど、
新婦をほうって、とか、とりとめのない、とか、感情の平衡を失って、とか、
自分はそんな妄想を膨らませてしまうくらい、その時は取り乱していました、
っていう文章でしかないと思うんだが・・・
ストレートな朝鮮賛美の文章かね?

まあ、日本語の読み方の問題だが、他の人の意見も聞きたいね
880名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:07:26.18 ID:xIZz1TJA0
>>665
おう、心理学的に分析してくれよ。
社会学なんていいから。
つか心理学的に安部工房ら作家を語ってくれ
881名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:10:06.02 ID:0ebyCdG50
>>879
大江健三郎『厳粛な綱渡り』(文芸春秋社)

 北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があ った。ぼくらは、
いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいし て小姑的な敏感さをもつが、それ
にしてもあの写真は感動的で あり、ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分
の民族の未来 にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
 逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくさ れている南朝鮮
の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い
感慨をいだかずにはいられない。
 北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、 もっともうたがい、もっとも嘲笑す
るものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋
の味をあじあわせる。
 日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに
閉ざされていない。しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれの
ようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。
882名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:12:06.80 ID:rWhv/N8H0
箱男はきちんと映像化してくれるとうれしいんだがなぁ・・・・見てみたい。
883名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:13:38.09 ID:ffpitoEX0
三島由紀夫の代わりに川端康成
安部公房の代わりに大江健三郎
よく言われる話
いわゆる日本人枠って奴だな
884名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:15:15.85 ID:asP+d5jh0
このインタビューが無くても安部公房が受賞できる可能性が高かったのは事実
885名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:15:41.17 ID:ffpitoEX0
>>858
いよいよ文学好きのネトウヨまで現れだしたのか
日本も末期だな
886名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:24:19.14 ID:ZGajYlG10
>>881
その文章があるから、大江が北朝鮮を賛美している、って言いたいの?
ゴメン、意味分からん
その文章も、南朝鮮の青年の屈折の仕方にこそ、
自分たちの姿に近く、日本の青年にとっての未来が見えない、
ってことが主題にしか読めない

ていうか、>>858の文章の内容そのものについても、
帰るべき国があるということ自体への憧れ、
もっというと、郷愁を持てること自体への憧れが強くあって、
しかもその憧れ自体を自嘲している、という文章にしか読めない

ていうか、ネトウヨには、この程度の日本語読解力がある人は居ないのか?
887名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:26:22.15 ID:0ebyCdG50
>>886
>その文章も、南朝鮮の青年の屈折の仕方にこそ、
>自分たちの姿に近く、日本の青年にとっての未来が見えない、
>ってことが主題

おまえ国語の成績悪そうだな
888名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:34:14.87 ID:ZGajYlG10
>>887
お前よりはあるつもりだよw

ていうか、いずれの文章も北朝鮮の話題が出てくるけど、
北朝鮮そのものの話をしてるのではなく、
そこから喚起された自分の感情やイメージの話をしているのは明白だろ
これで北朝鮮賛美って読めるのは、使われてる単語レベルで反応してるとしか思えないね
889名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:36:27.20 ID:xIZz1TJA0
> 結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、
>画像があらわれる。そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
>それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が
>白い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
>  このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら
>日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。
ここら一連の話ってどういう意味なわけ?「ぼくは新婦をほうっておいて」っておいてってことをわざわざ
書いてることががミソな気がする。
890名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:37:29.61 ID:UEwg2FwB0
ID:0ebyCdG50
話題に加われないネトウヨがたった一つの持ちネタ振り回して
スレストッパーになって得意げだな
891名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 12:55:44.10 ID:6HzDNqo60
>>858
この年代の人は時代が違えば極右になってたろう人が多いんだろう
本当は素直に天皇を愛したかったんだけど情勢や、自分たちが受けた仕打ちがそれを許さない
その点で三島は安定してたな。安定して全てが天皇の元に”還る”社会制度を望んでいた
892名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:09:54.49 ID:Bm379HeZ0
三島も安部公房も北一輝あたりと同じで今の基準で右左なんて分けられんだろw
893名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:13:08.63 ID:0ebyCdG50
>>888
「つもり」になるのは自由だからな。
ミミズにだって「大蛇のつもり」になる自由はある。それは尊重しよう。

だが、少なくとも俺はお前と違って文法的に間違った文章は書いてないね。
894名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:19:13.60 ID:0ebyCdG50
>>890
朝鮮人にされたかと思えばネトウヨにされたり実に忙しいね。

キミタチのように自分の頭で考えられない人間にとっては
ステレオタイプと脊髄反射に基づくレッテル貼りが思考や分析の代用品なんだろうな。
そんな皮膚感覚だけで生きているクラゲみたいな人間が
安部公房スレに何の用事があるのか知らないけれど。
895名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:29:26.45 ID:0ebyCdG50
> いずれの文章も北朝鮮の話題が出てくるけど、
> 北朝鮮そのものの話をしてるのではなく、
> そこから喚起された自分の感情やイメージの話をしている

だから、北朝鮮に喚起された大江の感情やイメージが
「感動的だ」「日本より希望に満ちている」というものだから嘲笑されてるんだろ。
本当にID:ZGajYlG10 こいつ頭悪いわ。度し難い。
896名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:51:41.41 ID:7ZULIx+Y0
東大医学部っていってもお情けで卒業だけさせてもらっただけだからな

まあ「砂の女」だけでノーベル賞確定だろ
897名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:54:25.40 ID:nedSAwNX0
安部や大江の評価が高くて三島が低いってのは委員の思想偏向のせいだろ。
898名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:55:48.24 ID:tSzeL99c0
ID:0ebyCdG50
アカ狩りに耽ってるだけにしか見えん
899名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:56:21.62 ID:J94hP5+b0
安部公房はかなり神格化されてるな生きてたらまた違った評価になると思うよ
900名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:57:56.06 ID:TDDLQQLX0
ID:0ebyCdG50
アホをさらして、嘲笑してるだけにしか見えん
901名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 13:58:27.34 ID:zY2dWJJG0
大江はわりと早い段階で文学的才能を枯渇させてしまったけど
安部は生涯を通じて創作意欲が強かった印象だ。
902名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:01:33.77 ID:HqI4kbGm0
>>11
うまい
903名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:02:30.52 ID:Bm379HeZ0
大江の場合、どっちかというと知識人枠の方での受賞だろ

ストーリー作者というより
904名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:04:44.08 ID:0ebyCdG50
>>898
>>900
そういうのを心理学では防衛機制の一種で「投射」「投影」って言うんだけど
お前には難しすぎるだろうな
905名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:05:28.80 ID:rHqBop5H0
>>895
文盲かよ。
906名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:07:37.98 ID:0ebyCdG50
907名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:08:19.48 ID:z7d1FR6T0
日本からの推薦人が左寄りだっただけでしょ
908名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:08:40.67 ID:rHqBop5H0
>>904
どう考えても文章読めてないのお前だろ
909名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:08:52.68 ID:GdSgeHz70
>>903
ノーベル文学賞は単純な話としての面白さ、プロットの秀逸さだろ
なお文才が長けてても翻訳で終了だ
910名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:08:58.35 ID:7ZULIx+Y0
洪水はわが魂に及びくらいまでの大江は日本文学史の中でも異常な才能というに値する
政治的発言はまた別物で文学作品を否定する材料にはならない
911名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:09:35.47 ID:HoeFXthk0
左翼の巣窟、ノーベル文学賞を廃止せよ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1286620931/
912名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:11:28.00 ID:mcHQQ9Gd0
なんか芸スポじゃないみたいだ
913名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:12:22.78 ID:7HVuP3IFO
砂の女しか読んでないけど、読みやすくて面白かった
今でも通じるよねあの話
社畜とかニートとか福島とか
914名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:13:06.35 ID:nedSAwNX0
>>907
他の記事では三島はスウェーデン人の元国連事務総長が推薦してたって書いてあった。
有力な推薦だったのに結局は無視された格好になった。
915名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:13:24.13 ID:OW8F2nEA0
>>15
しらねーけどそんな感じ。
ヒロシマとか国際受けするキーワードをうまく利用したな。
916名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:13:40.41 ID:tSzeL99c0
>>908
立ち位置のはっきりしない奴はスルーしましょうや
917名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:13:50.61 ID:Uy3XOpseO
あべこうぼうが死んだから代わりに大江健三郎に与えたと、高校生の頃予備校の先生が言ってた
918名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:16:55.14 ID:OW8F2nEA0
いま「3・11」に飛びついてる作家たちも大江臭がする。
919名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:20:31.07 ID:Bm379HeZ0
>>909
いや、過去の受賞者の名前からしても知識人としてのがずっと有名なのが
ポロポロいるだろ。大江もその中に間違いなく入る

>>918
稼ぎどきだからなw
日本ペンクラブのように明らかに徒食作家救済の手段に使ってる組織もあるしw
920名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:27:07.59 ID:ohXEieks0
韓国人は?
921名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:27:26.78 ID:uaNsPjP9O
どうせ大江批判してるバカウヨは小説読んでないんだろ、フレーズだけコピペしてるだけじゃね
922名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:28:44.83 ID:7ZULIx+Y0
三島はまず言葉ありきで言葉による建築物が小説
大江はまずイメージありきでイメージを言葉で構築・増殖したらこうなりますたってのが小説

だいぶ違う
923名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:32:46.46 ID:ee3ZPrIhO
箱男が途中からよくわからんくなる
924名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:33:01.52 ID:5Bj7Egy30
文化防衛論がなかったら、圧倒的に三島
でもそれは三島文学も否定することになる
難しいな

大江は平和、平和って言ってたから貰ったんだろw
925名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:33:18.59 ID:czyfDN7G0
安部公房だけはどれを読んでも面白いからほぼすべて読破したよ
大江や三島はハズレが多くて読むのをやめてしまった
926名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:34:17.05 ID:5Bj7Egy30
>>925
俺と全く逆だなw
927名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:34:31.74 ID:J94hP5+b0
スレチになるけど後藤明生、小島信夫もオススメ
928名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:42:25.79 ID:LGNwMuxI0
砂の女みたいに読みやすいの教えて
929名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:48:16.71 ID:8ZnlbwIV0
石黒和夫はまだかな。
930名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:48:27.31 ID:zY2dWJJG0
もし安部が取ってたら大江はなかったわけで
結局、日本人のノーベル賞獲得数に変化はなかったわけか。
931名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:56:26.01 ID:LkYRQdkk0
追贈してもいいんじゃね?長生きしたで賞ではないんだからさ
932名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 14:58:29.98 ID:no0qQv5+0
>>86
何かあらすじだけ見ても十分面白そうだなぁ
933名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:06:30.74 ID:j/uZBA2L0
ノーベル文学賞って必要なのかな。
そもそも違う国の文学を正当に評価することって可能なんだろうか?
934名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:18:37.25 ID:h4chINrz0
>>86
釣りじゃなくて本気で言ってるとしたら相当恥ずかしいぞw

それより>>86への的確なレスが>>861しかないのに軽く失望したわ
935名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:23:17.30 ID:X4SzR7zl0
安部公房は、文章、アイデア、イマジネーション、これらの全てが優れてる。
村上春樹は文章は優れているが、アイデア、イマジネーションは凡庸。おまけにダラダラと長くて中身が薄い。
936名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:35:56.06 ID:/auJDphj0
安部公房は東大医学部卒だから偉い
937名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:45:08.20 ID:czyfDN7G0
密会は最高だよな
医者がオナニーしているのを主人公に見られて飛びかかり
取っ組みあいながら窓から落ちて植物状態になり
インポの副院長がそのペニスを自分に移植して馬人間になるw
938名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 15:51:03.89 ID:xIZz1TJA0
文学の価値基準って何よ
939名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 16:17:07.48 ID:HoeFXthk0
ノーベル文学賞の選考経過は原則、50年後に公開される。
これ豆な
940名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 16:20:07.14 ID:dS9NGex80
やっぱ筒井の名前上がってたw
おれも筒井がいいと思う。

941名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 16:37:56.46 ID:tSzeL99c0
笑犬楼の「朝のガスパール」と「電脳筒井線」は2ちゃん状態の先取りのようだったな
942名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 16:59:20.80 ID:HefJmQfX0
筒井はノーベル賞って感じじゃないなw
943名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 17:12:11.94 ID:X4SzR7zl0
作家では筒井康隆、漫画では荒木飛呂彦、あたりは2ちゃんねるで評価が高い人たちだな。
100年後には残ってるかどうか。
944名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 17:41:53.90 ID:DSxD02inO
ロビー活動に全力を注いでも賞が貰えない劣等民族チョン
945名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 17:45:33.14 ID:kcp3WEF6O
俺にはただの微エログロ作家にしか感じないんだけどなぁ
つまんなくはないけど
946名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 17:46:50.71 ID:yzKN16Zw0
誰?
947名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 17:59:20.19 ID:zDOuKrP20
安部公房 の愛人さんは

山口果林ですね

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/78/9ff78a98941c4cc8b24a426cbe124e7b.jpg
948名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 18:02:30.58 ID:c7vrA3Fd0
安部公房はフランツ・カフカのエピゴーネン
949名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 18:18:23.79 ID:wzmTC+mq0
>>334
え?めっちゃ絶賛してますやん
950名無しさん@恐縮です:2012/03/24(土) 20:18:29.43 ID:P8fXz/fnO
安部君、三島君、俺のために踏み台になってくれてありがとう、そして済まない!
俺が君達の代わりにもらっといてやる
951名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 00:16:02.78 ID:kDd259/60
高2の教科書に棒があった
952名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 01:29:04.78 ID:G2mkvm7H0
最後が腹上死じゃあなあ。
953名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 02:17:57.31 ID:Rn0YDQH40
>>858
大江がノーベル文学賞もらったのは、障害者の息子のこと書いたのが新しいって理由
それ以外の大江の作品はまったく評価されていない
954名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 03:04:01.74 ID:dT+sUgvs0
>>609
一時期っていくつぐらい?
955名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 03:15:22.70 ID:dT+sUgvs0
>>683
宮本輝の20年以上前の作品はどれもすきだよ
一番好きな作家だ。でもこのぐらいの脳みそが受けいれられるちょうどよいレベルの作家ってことなのかな。
坂口安吾にもっと多くの作品があれば満足なんだけど。
956名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 04:14:58.22 ID:2eSVTIY00
飢餓同盟もおもしろいよ
957名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 05:36:27.16 ID:u9oHaVS80
>>930
中上健二がまだ生きてたら取ってる可能性はあるな

日本人作家は今年と去年の色物でない二人の成長しだいかな
958名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 07:29:02.79 ID:STxgPKW+0
コボちゃん休止
959名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 08:44:01.42 ID:93Gv93Wx0
この記事って最近批判されてぼろぼろの村上春樹を
持ち上げて本当にノーベル賞候補であるかのように宣伝しようという早稲田記事にすぎないなあ
960名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 09:58:57.18 ID:x+lvR8dX0
>>957
中上ってどこが評価されてるの?
試しに地の果て至上の時読んでみたけど、文章が読みにくく途中で読むの挫折したんだけど
正直いって、馬鹿が無理して作家きどって書いたような文章というのが感想で読むのがとても疲れた
内容もDQN全開だったというのがあったのかもしれないけど
中上と比べると三島はやはり偉大だよ
961名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 11:00:42.45 ID:coirsgXd0
>>960
童話だから無条件にマンセーされてるんだろうな(苦笑)
962名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:00:35.73 ID:dpIY2d7C0
>>696
文体としての前衛ではなく、人類の試みとしての前衛。
963名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:01:20.82 ID:1ZBPZGPR0
山口借りんって出た?
964名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:04:22.79 ID:akeUKpkUO
あべが評価されてたってのは嬉しいね
村上はどうでもいいけど
965名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:05:10.66 ID:UbWJHAX5O
村上春樹がノーベル賞候補って言い出したのはイギリスのオッズ屋だよ
日本のメディアは後追い
966名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:48:46.31 ID:IYNJ2+0k0
外見のイメージが談志と安部譲二とでごっちゃになってる
967名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 18:56:20.27 ID:hcjjexxF0
>>957
円城はノーベル賞よりヒューゴー賞じゃないか?
もし、目指すとするならば。
968名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:00:56.38 ID:VusBOAIv0
体からカイワレダイコンが生えてくる作品を読んだあと
さっそく夢の中で腕からカイワレが生えてきたのにはまいった
969名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:10:41.18 ID:mWjYsmqw0
目立つのが大嫌いな物理学者が
受賞が決まったノーベル賞を辞退しようと
師事していた教授に報告に行った

でもその教授の一言で辞退を思いとどまったんだけど、
なんて言われたと思う?
970名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:19:21.05 ID:xiznXwTx0
箱男

NHKアナウンサーである
971名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:21:35.29 ID:0h5kIKtK0
村上春樹「いちばん過大評価された海外の作家」の1位


http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090920/kor0909201300001-n1.htm


2006年に実施された韓国の30代の作家らを対象にしたアンケートによると、
「いちばん過大評価された海外の作家」の1位にも村上春樹が選ばれるなど、
マイナスの評価もある。
972名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:22:19.40 ID:0h5kIKtK0
ドイツのテレビ番組「文学四重奏団」は、4人の文学評論家が、会場にいる聴衆とともに、
新刊の文学書を紹介・査定するものだそうです。
そこで、「太陽の西 国境の南」が取り上げられたとき、賛否両論が渦?を巻いたのですが、
どういう非難が表明されたかというと・・・・。

「村上の本は、この番組で取り上げる価値などない、文学的なファースト・フード、マクドナルドである」
「表現力を欠いた、覇気のない、つっかえがちなつぶやきにすぎない」

おおおおおっ。たしかにラジカル! 論争は、
この番組としてはいつになく過激で、やがて作品をそっちのけにした個人攻撃に発展したそうで。

そういうの、ディベート・インポの日本人の専売特許かと思っていたけれど、ドイツ人も、そうなんだ?
そして、新聞書評のほうは・・・・。

「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」

あのヨーロッパの知性ともいうべき「フランクフルターアルゲマイネ」紙に、
そんな批評をされてしまうと、ファンとしても、もう頓死するしかないですよねえ。

http://www.across.or.jp/necizen/essay/e2000/e00122901.html


>>新聞書評のほうは・・・・。

「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
973名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:22:50.74 ID:0h5kIKtK0
絲山秋子 日記より 感想

海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫

読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、
このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、
残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。
テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、
でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
974名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:23:10.92 ID:0h5kIKtK0
世界で笑いものになる村上春樹
世界で人気のfacebokk(笑)では春樹の過大評価をめぐって語り合ってるよ

http://bs-ba.facebook.com/topic.php?uid=2659210195&topic=6692
Haruki Murakami: writer of classics or completely over-rated?(春樹は完全な過大評価?)


Tarnya I say over rated. I bought 'the wind up bird chronicle' after readin reviews on here and amazon
and was really dissapointed. It was boring and childlike and nothing really happened, which for a book
which was as thick as a brick was rather annoying! I much prefer Ryu Murakami..but maybe thats
because i like things that shock me(過大評価です。ここやアマゾンの書評をみてねじ巻き鳥クロニクルを
買ったががっかり。退屈で子供っぽく、本当に何も怒らない。レンガのように厚くうんざり。村上龍の方が好き。)
975名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:23:33.75 ID:0h5kIKtK0
村上春樹はあらゆる世界の言語で過大評価された作家。私も翻訳者が悪いのかと
思っていた。しかし、結局彼が何も言うことを持っていないのだと気がついた。

http://howtojaponese.com/2009/05/27/q-teen-eighty-four-early-release/
Jahana Noboru Says:
May 31st, 2009 at 5:18 am

Murakami Haruki: Most overrated novelist in any language. I used to think it was just
bad English-language translations, but I’ve finally realized that he has nothing to say.
\Underground\ was his best book, probably because it comprised interviews
he conducted with those involved with the attack at the Kasumigaseki station and
therefore there was no room for him to name check pop tunes, pop brands, pop
celebs. Let me make a suggestion to his handlers and marketing geniuses
who have guided this odd career as consciously as any \idol\ or genetically modified
crop: Sell his books exclusively at \combini\ like 7-Eleven, Lawson’s, Hot Spar, and
the like. As a courtesy, the clerks can ask if you want it heated up in the microwave
before you consume it like a postmodern o-bento. His spoken English also is iffy
considering he lived in the US for quite a while. Maybe he should have gone out into
the streets and talked to living, breathing people. Really, if you want to know
the location of the \otaku\ phenomenon any cultural GPS will give you
the coordinates of one, Murakami Haruki.
976名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:23:54.30 ID:0h5kIKtK0
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)

村上春樹「ノルウェイの森」について

 小倉「この人は、いろんなことに関心がない、関心がないっていうのね。ところが、すぐ後の
    ページで、本当はめちゃくちゃ関心があることが暴露されてしまう(笑)」

    「このひと、他の人の言葉を借りて自分自身を褒めるのね。〈「この寮で少しでもまともな
    のは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」/「どうしてそんなことがわか
    るんですか?」と僕はあきれて質問した。〉
    嘘付け。あきれてないじゃない。自分もそうおもってるくせに、厚顔無恥。」

上野「自分についての描写をみんな他人の口から言わせてる。「あなたってこうみたいな人ね」
    他人の口から言わせたことに対して、すべて肯定的なのよ。叙述の内容に責任をとらない
    というスタンスをいつも取っている」

富岡「全部翻訳文体なんだね〈午後が深まり〉、午後が深まりなんていうのも、翻訳文体ですね」

上野「やれやれ」というのは、その事態に対する距離と同時に。その事態を自分から変更する
   意思が何一つないことを示しています。村上の世界の恐るべき受動性を象徴しています。」
   
富岡「やたら人が死ぬ。簡単に。小説の書き手のほうからいうと、非常に安易なのね」

上野「失敗した私小説でしょう」

上野・小倉・富岡「つまらん」
977名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:24:15.20 ID:0h5kIKtK0
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)

村上春樹「ノルウェイの森」について

上野「わたなべくんには能動的なアクションが全然ない。彼にとってアクションはすべてまわり
    から起こってくる。彼にとっての幸運は、周囲の人間が、それほどおせっかいにも彼に
    手を出してくれているということ。」

富岡「この子は何もしない。学校へ出たり、アルバイトしたり、図書館へ行って本を読んだり
   しているだけ」

小倉「こういう文章が気に食わないんですよ〈僕自身は知らない女の子と寝るのはそれほど
   好きではなかった〉正直に書けば〈僕自身は知らない女の子と寝るのはまったく嫌いという
   わけではなかった〉(笑)
   なんでこんなええかっこうして書くの?

上野「この文体ってテレビ的というか、漫画的なのかしら」
小倉「漫画の噴出しのせりふで」
上野「全体に、シナリオみたいな書き方でしょう」

小倉「私は、村上春樹がほんとうにまともに、どういう人生観をもってるか見えないですよ」

上野「ごく簡単よ。他人と関係を持ちたくない。他人との距離をつめたくない。僕はこういう
  人間なんだ。「やれやれ」といってるだけ」

上野「この半端さが彼の限界でありとりえであり、この気の利いたショートセンテンスと、ダイアローグ
   の組み合わせが初期からあり、もしモノローグだけ、ダイアローグだけならダイナミズム
   を生み出すのに、どちらも途絶するしかないというのが彼の小説作法です。
   何もおきないことのエクスキューズが気の利いたショートセンテンスです」
978名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:24:56.57 ID:0h5kIKtK0
近代文学以後 「内向の世代」から見た村上春樹
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=NEOBK-1022694


春樹が公平な視点からぼろくそに否定されてるなあ
979名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:30:42.53 ID:IYNJ2+0k0
>>971
チョンの事例なんて持って来るからww
次に持ってきたドイツや絲山の批評の効果が半減するのにww

オマエみたいなチョンってほんとアタマ悪いな
チョンが何やっても何事もネガティブにしか作用しないことを理解していない

つまりお前がネガキャンしようとしたもののオマエ自体がネガティブだから
結局プラスに転じるわけw
「ああ、ID:0h5kIKtK0 ってただ腐し貶しこき下ろしするだけの妬みと僻みと嫉みにまみれた
不潔で下劣で汚く哀れ卑しいブザマ汚く惨めで能無しでクズの劣等民族チョン」
だとしか思われないのにw
980名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 19:55:54.83 ID:PYnnP1aT0
村上春樹は好きだけど確かにもう時代遅れかもなあ。
981名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 20:01:55.17 ID:XHK00PE70
>>980
海外ではトレンド周期にズレがあるから
もちろんノルウェイなんて刊行されて30年近くになるが
今まさに00年代に入ってから
海外に圧倒的な数いるメランコリックな10代に読み継がれまくってる
982名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 20:03:04.88 ID:XHK00PE70
>>980
海外ではトレンド周期にズレがあるから
もちろんノルウェイなんて刊行されて30年近くになるが
今まさに00年代に入ってから
海外に圧倒的な数いるメランコリックな10代に読み継がれまくってる
983名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 20:50:13.92 ID:x+lvR8dX0
でもたしかにノルウェーは持ち上げられすぎだよ
人がばんばん死ぬあたりはまさに韓国ドラマそのもの
984名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 21:01:29.05 ID:vSErK70A0
>>983
キメーんだよ
イチイチ下劣なチョンに絡めてくんな
何が 「まさにチョンドラマ」 だ
何十年も遅れてるクセに
創作物のアイデアなんか完全にチョンがパクる側だろうが
何を起源主張が如くチョンドラマにたとえてるんだ
気色悪い
オマエ絶対在日シナチョンだろうが
985名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 21:22:12.78 ID:rtRNdL74O
あべちゃんもちょっと過大評価されてるな。
モダニズムの悪弊だよ。
986名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 21:28:04.63 ID:D/p/PDqs0
でも村上春樹だけだろ
日本語圏以外の読者を意識して書いてるのは
そんな作家日本でいなかったよ
三島も川端も大江も想定読者はあくまで日本人だ
987名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 21:35:07.85 ID:fJR7xeCa0
>>986
安部公房もかなり国際的な感性だと言われてたけどな。
実際満州の育ちでコスモポリタンな環境で育ってるし。
988名無しさん@恐縮です:2012/03/25(日) 23:37:12.53 ID:1QabR2v50
司馬遼太郎とかなんでダメだったんだろう
989名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 00:53:46.01 ID:mGZf5qa60
安部公房COMPLETE WORKS 016
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1319764618/
990名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 00:54:11.07 ID:mGZf5qa60
991名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 01:25:46.96 ID:7OB4cSkO0
日が暮れかかる。人はねぐらに急ぐときだが、おれには帰る家がない。
992名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 01:50:42.78 ID:L3tsds4g0
猫ひろしが日経賞を制覇したようです
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17346725


猫ひろしおめ!!!!!!!!!!
993名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 03:02:45.22 ID:FbqUy0jK0
>>729
いい文章をありがとうありがとう。
994名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 14:25:01.42 ID:c5/wTkmi0
春樹ファンたちも本当に面白いのか議論が続いてるなあw

村上春樹総合 35
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1329522885/
849 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 19:48:08.82
ちなみにねじまき鳥の満州の話は本編とはまったく関係がないことを知っておかないと、
読んだ後、えらい目にあうよ

906 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 20:02:04.76
ノルウェイの森のピアノレッスンのレズ少女と渡辺くんのヤリチン振りはちょっとあれだね
1Q84の女子高生ふかえりと青豆のおっさんナンパはギャグの域と思う
ふかえりのセックスシーンは思い切り酷評されたのも当然

912 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 20:09:16.42
カフカはまぁいいとして1Q84のエロ描写だけはまずかった
あれはやばい
アメリカで笑えるセックスシーンランキング一位だっけ?

931 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/23(金) 00:21:06.91
完全な受け身に回っちゃうとつらいよな。
そういう意味では、多少なりとも自分で創作する人に向けて書かれてあると言えるかも。

937 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/23(金) 02:07:14.57
>>931
相当な受け身体質じゃないと、マジで村上春樹を読むのは不可能だろう。
受け身じゃない人間が読んだら突っ込みどころが多すぎで、笑いと呆れ無しには読めないだろw

938 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/23(金) 02:08:30.38
>>937
今風に言えば草食系小説だな。
高度成長期に敢えて草食系なのが受けたのかなあ。
995名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 19:41:34.73 ID:6Wdw0fk/O
>>986
確かに前世紀まではそうだった
今はそうでもない
996名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 19:51:28.63 ID:c5/wTkmi0
>>986

なんだそりゃ?
世界の読者ってだれだ?
トルストイは日本人を意識して書いてたの?
ロシア人に向けてだろ?
シェイクスピアもイギリス人に向けて書いたと思うよ
997名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 21:11:15.54 ID:PCe5P0T/0
デンドロカカリヤ
998名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 23:25:16.11 ID:KlbKrmLK0
998
999名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 23:26:02.33 ID:KlbKrmLK0
以後、阿部公房氏についてはここらへんでどうぞ

安部公房COMPLETE WORKS 016
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1319764618/

安部公房の映画
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1066367874/

1000名無しさん@恐縮です:2012/03/26(月) 23:26:16.27 ID:SMRQklyR0
1000です
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。