インテル長友に心配な点が2つある 2011年02月09日
【武田修宏の直言】
長友がインテルでデビューを飾った。プレーに問題はないし、実力的にも十分に渡り合えるレベルにある。
いきなりアシストという結果にはならなかったが、長い目で見ていきたいと思う。
ただ心配な点が2つある。1つは試合出場機会の問題だ。インテルは各国の代表選手が揃う世界一のクラブ。
このため試合に常時出られるわけではない。現に同じポジションのライバルDFキブが出場停止になっても、
先発できなかった。ローマ戦での4—1と大量リードした際に途中出場というのが、現在の長友の立ち位置
といえよう。
もう1つはレオナルド監督の存在。Jリーグ鹿島でプレーしたレオナルド監督は日本人選手に対しての理解が
あるから、長友を積極的に起用するだろう。一方でレオナルド監督がいなくなったら出場機会が減るかも
しれない。
私にも経験がある。現役時代にパラグアイでプレーした際、当時のアマリージャ監督(横浜フリューゲルス
でプレー)は積極的に起用してくれたが、彼が解任された後は全く試合に出られなくなった。長友には
そういうことに左右されない実力を身につけてほしいが、こればかりは難しい。
セリエAは激しいリーグだから、華麗さよりも泥臭さで勝負しないといけない。これからはイタリアメディア
の目も厳しくなる。プレッシャーが大きくなる中、今後も自分らしさを出して積極的なプレーをしてほしい。
東スポWEB
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=12075 関連スレ
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http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1297200087/ など