【文芸】福田和也さん：『日本国怪物列伝』刊行　破天荒な人生から見える歴史の奥行き、人間の不思議 [05/20]

　福田和也さんの新しいエッセー集『日本国怪物列伝』（角川春樹事務所・１６８０円）が面白い。
日本の近代史を彩る２７人の個性豊かな人物たちの生涯を素描した一冊。枠組みをはみ出した
破天荒な人生から、歴史の奥行きや人間の不思議さが見えてくる。【重里徹也】

　大正教養主義的な芸術観の正反対を向き、莫大（ばくだい）な量の作品を残し、美食にも古美術の収集にも貪欲（どんよく）にのめ
り込んだ陶芸家で書家の北大路魯山人（ろさんじん）。伝統芸能の保護や演劇、映画に膨大な私産を蕩尽（とうじん）した武智鉄二。
電力事業に取り組んだ実業家の松永安左衛門は「陋劣（ろうれつ）さと崇高さが同居していた」と評する。

　とにかくバイタリティーにあふれた人物たちが次から次に登場するのだ。読者はスケールの大きさに爽快（そうかい）感を覚え、
一筋縄ではいかない人生の複雑さに誘い込まれ、人々の織り成す歴史というものの積み重ねに思いをはせることになる。
福田さんは、人物の肖像を描くというのが、文芸批評の一つとしてヨーロッパにも日本にもあったと指摘する。

　「フランスだと、たとえば、ラ・ブリュイエール（１７世紀のモラリスト）ですね。気性や人格から出てくるどうしようもないものの面白さ、
奇抜さを描いている。イギリスでもサミュエル・ジョンソン（１８世紀の詩人、批評家）の『イギリス詩人伝』など、面白いポートレートが
楽しめます。小林秀雄や河上徹太郎の世代までは、それが批評だという意識を持っていたのではないでしょうか。河上の『日本のア
ウトサイダー』や小林のゴッホやドストエフスキーについての人格解剖はその例だと思うのです」

　福田さんも近年、精力的に評伝をつづっている。石原莞爾（かんじ）、乃木希典（まれすけ）、昭和天皇。その過程でさまざまな人物
に出会い、こんな人がいたんだ、と人間の運命や性格の多様さに思い至ることが多かったという。

（>>2以降に続く）

引用元：毎日ｊｐ　毎日新聞　2009年5月20日　東京夕刊
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090520dde018040069000c.html

（>>1の続き）

　たとえば、左右の政治家や軍人、財界人を結びつけ続け、フィクサーとして昭和史を動かした矢次（やつぎ）一夫。
３歳で母を亡くし、１５歳で家出。だまされて、３回にわたってタコ部屋（監禁同様にして働かされる労働宿舎）で厳しい
生活を体験した後、遍歴を重ね、ピカレスクロマンのような軌跡を描く。

　あるいは、右翼の黒幕にして歌人の三浦義一。
姿はよく見えず、何をしているかもよくわからないけれど、絶大な影響力を持っていたことが、いくつかのエピソードから垣間見える。

　アナーキストの大杉栄。日本共産党の指導者だった徳田球一。
女性社会主義運動家の九津見（くつみ）房子。彼らの苛烈（かれつ）にして数奇な人生も描かれる。

　「その人について一冊書くのはきついけれど、
でも、面白いなという人を取り上げました。本当にいろいろな人生を送る人がいるんだなあと思う」

　「森恪（つとむ）（中国大陸で国の命運を左右したという商社マン）のような人が昭和の気分をつくったと思うし、
武見太郎さん（日本医師会のドン）が権力を握っていく経緯も面白い。歴史の流れは結局、人がつくっている。それを実感しました」

　文学者では、徳富蘆花（ろか）、菊池寛、山本周五郎らが取り上げられている。徳富は大逆事件に対して批判の声を上げたことが、
菊池はさまざまにバイタリティーのある挿話が、山本は勤倹貯蓄を嫌った金銭観に重点が置かれている。

　「山本周五郎を調べていると、こういう人だから『樅（もみ）ノ木は残った』が書けたのだと思います。
何か、絶望的なところがあるんですね。それがすごみになっている。菊池もすごい。
出版社（現在の文芸春秋）の社長がこんなことをするのか、と思うようなエピソードに事欠きません」


■人物略歴　ふくだ・かずや
文芸評論家。１９６０年、東京生まれ。代表作に『甘美な人生』『地ひらく　石原莞爾と昭和の夢』など。慶応大教授。

香田証生の行動について、
イスラエルに到着してからは、四之宮浩という胡散臭い男の証言だけで行動が
事実認定されているが
｢ここが変｣というわけではないのだが、なんとなく腑に落ちない・・・・
どこか違っているような気がするのだが・・・

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　　　　　 γ;;;;;ﾉ..;;;）　　香 田　　　　ヽ　http://www.aliennationreport.com/SHOSEIKODA.wmv
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●香田さんの足取り（現地時間） イスラエルを経由。
香田さんはイスラエルを経由して、
最終的にイラクへ入国しているということが重要な点である。

2004年
1〜9月上旬　　ニュージーランドにワーキングホリデー、語学留学で滞在。
9/9〜10/18　　イスラエル・テルアビブの「スカイ・ホステル」に滞在。
10/26　　　　「イラク聖戦アルカイダ組織」が香田さんを拉致したとする映像をウェブサイトに流す。
10/30　　　　バグダードで遺体発見、31日香田さんと確認。

なにこの宣伝スレ・・・

5なら、近々俺にかわいくて性格のよい、巨乳の彼女ができる！

見た目は森永卓郎そっくりなのに言うことは真逆という…

ロッテの福浦かと

ネトウヨにとっては憧れの存在だろ、この人は

"2get
http://tokyo.machi.to/bbs/read.cgi/tokyo/1182593042/333 "

危ない危ない

>>8
低脳ブサヨにとってはその程度の認識しか持ち得ないだろうな

出口王仁三郎は

>>8
ネトウヨでも福田を知ってれば上等だな｡
ほとんど知らないだろ｡
最近は伝記作家という感じか?同人誌もやってるよね｡柳美里が癇癪起こしてやめちゃったやつ

豚のくせに自分を無頼とか思ってそうで痛々しい。
文章じゃ勇ましいくせにテレビじゃろくに喋れないし。

書かない浅田彰
書きすぎる福田和也

>>5
おめでとう。

トンカツ王子きたー

>>11
福田って江藤淳直系の右翼

作家の値打ちは、誰かが追随すれば大きなストリームを生んだだろうに。
先陣切ってピエロを演じたら、誰も彼もが珍奇の目で見てただけという悲劇に終わってしまった

>>18
>>19
にっぽんごでたのむ

福田和也著作を読む順番を教えてｴﾛｲ人

>>19
グインサーガ九十点にはひっくり返ったわ
こんなくだらない本なんで出したんだろうと思ったら
まんまと釣られる作家がいててまたひっくり返ったわ

パンクとかスラッシュメタルについての記述も
俺こんな音楽も聴いてんだぜ！感ありありで誰も反応しなかったな。

>>23　つか、福田は若い頃に自分でパンクバンドのメンバーやってたんだぞ。


多分、容姿的問題で短期間でクビになったのではないかと思うけど。

　

>>11
実際読んだこともないから、個人攻撃や人格攻撃による単発レスのみで説明はできないんだね、これが

パンクはガリじゃないとな
暴力温泉芸者とも親交があるんだっけ?

>>24
知ってるよ。
でも、今の日本でバンドやってたんだぜぇ！なんて言って
「へぇ！すごいな！じゃ音楽も詳しいんだね」と思うのは
50代以上の世代とあんただけだと思うよ。

>>27　そうか？
一応曲がりなりにも、パンクロックのバンドだぞ。
ちなみに山下達郎は明らかに音楽的才能については十二分にありそうだが
このように言ってたと思うぞ。　

「俺だって見た目が良ければ、ロックやってたよ」


ましてや、福田をや。
　

マキノ（津川）雅彦の誰も褒めない大駄作「旭山動物園物語」を
福田が大絶賛していたのには爆笑させて貰った。
「マキノ監督がいる限り、日本映画の未来は明るい」とまで言ってるしw

同性同名の競輪選手じゃなかっのね

すごく過疎ってるな

一青がこいつの弟子だっけ

デブ批判禁止！　　

はい、豚カツ王子これきた。

福田和也って血液型なに？

>>35　ＤＢ（デブ）型