>>121 観客減に悲痛な叫び「プレミアは降格争いリーグだ」
イングランドの各クラブが観客動員数の減少に頭を悩ませている。
高いブランド力を有し、欧州屈指の人気を誇るプレミアリーグ。
しかし、ファンの足は確実にスタジアムから遠のきはじめている。
なかでも中小規模クラブの現状は深刻だ。今シーズンの動員数でリーグ最悪の約18%減を記録しているウィガンは、
現在まで平均観客数が1万7000人にも満たない。そんな窮状に、指揮官のポール・ジュエルは戦力格差が問題の根底にあると指摘する。
「プレミアリーグには新鮮味がない。誰だって優勝チームを言い当てることが出来るのだから。
これまで、クラブにとっての『成功』といえば、タイトルを勝ち取ることだった。
しかし、現在のプレミアでは、大半が残留を『成功』と考えている」
またジュエルは、2部リーグに相当するフットボールリーグ・チャンピオンシップの主要クラブが
平均2万人以上の観客動員を記録する点に注目。改めて、タイトル争いが特定のクラブに限られるプレミアリーグの現状を嘆く。
「チャンピオンシップには規模の大きなクラブがいくつかあるし、昇格争いでリーグは毎年盛り上がる。
サンダーランドは、プレミアで降格を争った昨年よりも、観客数を伸ばしている。
ウォルバーハンプトンで監督をしていたグレン・ホドルは、こう言っていたよ。
『プレミアに昇格するより、チャンピオンシップで6位以内に入り、
毎年(昇格をかけた)プレーオフを戦うほうがいいかもしれん』とね。
ボルトンの現状はどうだ。彼らはプレミアの3位なのに、観客数は3000人程度も減少している」
深刻な観客離れに、対策が迫られているプレミアの各クラブ。
イングランド屈指の名門リバプールでさえ、リーグカップのレディング戦(25日)では、
入場料の値下げに踏み切った。スタンドに目立ちはじめた空席に、
ジュエルは「サポーターなしでは、フットボールは死んでしまう」と悲壮感を滲ませる。
再びファンの足をスタジアムに向けるため、一部のビッグクラブを含めたリーグ全体での取り組みが急務だ。
2006年10月28日10時42分
http://c-others.2ch.net/test/-/football/1168990345/w 闘おう、新鮮味がないんだって