★カージナルスの田口壮108　佳知おめでとう★

　　　　　　 　ヽミミヽｼ彡ミ
　　　　　　 　ミ三シミ三シミ
　　　　　　　　i …　　　… iミ
　　　　　　　(（● ）　 （● ）） 　Ｉ’Ｍ　Ａ　ＳＯＵＬ　ＭＡＮ〜♪
　　　　　　　　|∴し∴　/
　　　　　　　　ヽ∈∋／
　　　　　　　　,r iヽ/ / ⌒ヽ、　　　
　　　　　　　 .lο|/ ./、Oヾ ヽ
　　　　　　　　|:::./ /　ヽ ! ヾ::ヽ
　　　　　　　　l::/ /　 ヽ`、 ヽ::ヽ
　　　＿＿＿_ヽ::::::ヽ,,_:::ヾヽヽ:::ヽ
　　　ヽ───|::::::::::::~≒ゝ:　::::::::>
　　　　!───|::::r''^^l~ ヽ'ヽ::::::/ 　前スレ★カージナルスの田口壮107　あれは､誰も､取れん!★
　　　　|┌──|::::!/i 　!.l .l　ヾ:丿 　http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1119345600/
　　　　| |　　　..| ﾉ　::　.i | ;! .::'i:!
　　　　|│　　　||　　::　! ! :` :: 'i
　　　　|│　:::::::.||　　::　l l :　 : ヽ
　　　　|│:::::::::::.|: ..,,::　 | | :　.:　i、 MAIL FROM SO(田口日記) http://www.taguchiso.com/contents/mail.htm
　　　　|│:::::::::::| .　　　 | ;;　 .;　 |　 　 　 　 　田口スレテンプレ http://red.kakiko.com/traauther3/taguchi/
　　　　|│::::::::::| .:　　　|| :::::: :::　 |　 　 　田口は２ちゃんねらー http://red.kakiko.com/traauther3/taguchi/040424.html
　　　/二二二 |　::. . . .|| :::: ''''　　ヽ

MLBスコア速報(Gamedayもここから）
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/scoreboard/index.jsp
田口の成績
http://stlouis.cardinals.mlb.com/NASApp/mlb/team/player.jsp?player_id=408039
カージナルスの日程
http://stlouis.cardinals.mlb.com/NASApp/mlb/schedule/index.jsp?c_id=stl

２ゲトなら夏は愛媛優勝！！！！

削除依頼出せよ

前々スレに勝るとも劣らぬ最低最悪の糞スレタイだな

どっちが本スレ？

時間を見る限り、こっちが本スレだな。
重複の方はウザい大古参様が騒いでいるみたいだけど。

向こうは見るに耐えないスレタイだから、こっちが本スレで良いんじゃないか？

スレタイくらいで重複スレ立てるバカは本当ウザイ

田中？も谷？ネタもどっちも日記に全く関係ないウンコだから
時間が早いこっちがホンスレでええよ

田口日記１０ヶ条テソプレ

１．あなたの健康を損なうおそれがありますので日記の書きすぎに注意しましょう
２．周囲の人間を実際のそれ以上に滑稽なキャラに仕立て上げている。
３．マイナー行きはあくまでチーム事情。
４．活躍したときはあえて野球と別の話をする。
５．英語が出来ることをさりげなくアピール。
６．読者が裏を取れない捏造はＯＫ。
７．含みのある言葉、重要な言葉は「」でくくる。
８．周りの人の言葉を借りて自分をヨイショ・正当化。
９．ネタに困った時は、アメリカネタ、グルメネタ、嫁・子供ネタ、疲れたので寝ます、でかわす。
10．SEA51はこの世に存在しないものとする。

今月の打率は.333くらいか
この調子で7月も3割くらいでがんばってくれ

>>11
http://www.major.jp/news/news20050701-8359.html

名前　　　　　試合　　　打数　　安打　本塁打　打点　盗塁　　打率
松井秀喜　　　２６　　　９３　　３７　　６　　２３　　０　.３９８

イチロー　　　２６　　１１１　　２７　　３　　１１　　３　.２４３
田口壮　　　　２４　　　７２　　２４　　２　　　９　　２　.３３３

松井稼頭央　　１４　　　３６　　　７　　０　　　３　　１　.１９４
田口壮　　　　２４　　　７２　　２４　　２　　　９　　２　.３３３
井口資仁　　　２１　　　８２　　２０　　１　　　８　　２　.２４４

>>1
乙です。

999 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2005/07/01(金) 18:58:54 ID:14T5vbjr
にゃー


1000 ：一朗：2005/07/01(金) 18:58:57 ID:FAp4dubJ
1000


（　´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

>>14

（　´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

>>13

m9(^д^) ﾌﾟｷﾞｬｰ

で、どっちよ

「見た？見た？今の見た！？」

「見た見た。なんやねんあれ！」

" you looked?"
"yeah, I did! what's that! HAHA!"

>>13
もうライバルは秀喜だけだな
前からこの二人の頂上決戦になることは明らかだったが

その通り。殿堂入りも間違いあるまい







日記の

今日は7番センターだそうで

>>23
日記の殿堂なんかないやろ

>>25 うちの近所の文房具屋さんのコーナーにある。

>25
2ちゃんで作ればいい

3打数1安打1打点 .277

田口、タイムリーで勝利に貢献
by MAJOR.JP編集部

セントルイス・カージナルスの田口壮外野手は１日、
地元でのコロラド・ロッキーズ戦に「７番・中堅」で先発出場。
タイムリー１本を放ち、３打数１安打、１打点をマークした。
カージナルスは、勝ち頭のクリス・カーペンター投手が
８回途中無失点と好投したのが光り、６−０でロッキーズを下した。

日記の殿堂はないが、スポーツ選手による日記番付があった気がする。
田口は西の大関だったな？

やるじゃあないか田口

日本人野手初のノーベル文学賞

2005年7月1日

試合が終わって帰宅すると、何やらいつもと雰囲気が違います。普通はダイニングテーブルの上に和食が並んでいるのですが、今夜はなぜかイタリアン風。しかも照明まで暗くして・・・。

36歳のバースデー。サプライズパーティーでした。

身内だけのささやかなものでしたが、一生懸命内緒で準備してくれた、その気持ちがまずは何よりも嬉しかったです。

日本時間では7月2日当日。こちらはまだ7月1日。でも、明日がナイターで、あさってはデーゲーム移動のため、あえて今夜になったようです。まったく何の予兆もなかったので、本当に驚きました。

メシはうまいし、ケーキは野球のボール型。カージナルスのロゴ入りです。これは写真を撮ってありますので、今度時間のあるときにでもアップしたいと思います。

自分が36歳になった、という実感はほとんどなく、むしろ「３６にちゃんと見られるように落ち着かんとなあ」という感じ。

「たぶん３６、３７、３８くらいまでは一緒やろ。39くらいから焦るかなあ」と言ったら、今年40を迎えるヨメが（何言ってんの）といった顔で呆れていました。

年をとるのはいいことだ。どんどんいろんなものを吸収して、成長し続けたい。これをもって、年男となった36歳の抱負とさせていただきます。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

>>30
横綱じゃないなんて！

今や扱いはゴキロー、イボに次ぐようになったな。

日本人メジャーの扱いは

ゴキロー＝イボ＞田口＞井糞＞カスヲ＞∞＞ノリブタ

ってところか

>>33
つまりチーム関係者で憶えててくれた人は居なかった、と。

比較考察したいので誰か去年とかの誕生日日記さらしてください

>>36
約２名、51の誕生日の事で頭が一杯だからな

★カージナルスの田口壮108 しぶとく２安打、田中★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1120202688/

２つあっても面倒ですし、あっちに合流しますか。

最近の田口を見て純粋に応援したかったので、
ストレートな感じにできないかなと期待したんですが、合わなかったようですね。

だったらこっちでﾏﾀｰﾘしてた方がいんじゃない？
あっちの空気はどす黒いものがトグロ巻いてるし。

>>40
どうも白けた雰囲気が漂っているので･･･。


削除依頼出したのでこのスレは放置してください。

★カージナルスの田口壮108 しぶとく２安打、田中★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1120202688/

こちらへ合流願います。

重複スレは避難所として使うのが慣例だったけど…
なんで削除依頼？？

>>22
工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工

削除依頼出すほどのもんじゃないよな

先行スレじゃ削除理由がつけられないだろ

メイブリの嫁はんkmoxに出てる

田口には糞スレがよく似合う

>>1
応援スレを立てて本スレと分かれたほうがいいよ。【Cardinals】田口応援スレ１　←みたいなの。　
あんたみたいなヲタが糞スレタイを付けるとひどく萎えるんだよね。　過去にも何度もあったしさ。
応援スレができても叩く奴も来ないと思うから、（てか叩くほどの選手じゃないし）そうしなよ。
そしたら二度と本スレに来ないでね。じゃ！

うーん・・・ま、少し様子みますか。
削除依頼は出してません。消す言われたらどうしようもないですが。

2005年7月2日

昨夜サプライズのパーティーをしてもらったおかげで、すでに誕生日を過ぎたような気になっていましたが、
球場に着くと「ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ」と書かれたブラウニーが。思いがけず大勢の選手・関係者からお祝いしてもらい、
ラリー（ウオーカー）が創作メロディーで何度もハッピーバースデーを歌ってくれました。

トレーナーのバリーがくれたカードにはローマ字で、「ＫＯＵＦＵＫＵ ＮＡ　ＴＡＮＪＯＵＢＩ」（幸福な誕生日）。

昨夜のボール型ケーキに続き、今日はでっかいブラウニーを食べ、甘党の僕はまさに「幸福な誕生日」を満喫させていただきました。

さらに。家に帰ると、友人の奥さんが作ってくれたチョコレートケーキが待っていたのです。

さすがケーキ作りの名人と呼ばれるだけあって、その絶妙のクリーム、ふわっとしたスポンジ、デザイン、何をとっても一級品。
気がついたらホールの半分を全部食べていました・・・。

また、あちこちからたくさんの「おめでとうメール」をいただきました。皆さん本当にありがとうございました！

明日はデーゲーム後、前半戦最後の遠征へ。年男パワーを炸裂させてきます。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

おいしそ
おめでとう３６歳

ぐっさん大人気だな

あちこちを数えると51通の悪寒

もう36か。もうちょい若いんかと思ってたわ。

松井秀喜ｵｰﾙｽﾀｰﾌｧﾝ投票選挙対策本部スレ３
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1120440576/



　 r‐-‐- ⌒ヽ
　 |　|　|　|| 　i　i'^i
　 h_,|_,|_,ﾉ( ノ|/　|
　| ｀`".´ ´"　　ﾉ
　人 　入＿ ／~
　|　　　　 /
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　llllllllllllll　 　 　/ ,,-‐―、ヽヽヽヽ　　　うおおおおおぉぉぉっっ！！！！
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　|　　　　ト　　　/.,,,,、､　,ヽξ＼Ξ/
　|　　　　＼ 　 / ==/　 .,==- 　 レi!
　ヽ　　　 　|＼〔、　,(_,､ﾉ（ "",,ﾉ:: 6）　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ';　　　　ﾉ　 λ:" ‐＝‐＾ﾝ ...::::: |/　 ＜　みんなの元気を少しずつオラに分けてくれ
　　ﾄ　　　ノ　　 λ:::::. .::.. ::...::::::/ 　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　　　＼　　　　　　＼＿＿／　　　｀ヽ
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　　　　　　　　　　　　　 ■ ←ネクタイ
　　　　　　　　　　　　　 ▼

ttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/05season/column/200507/at00005273.html
松井稼頭央が大ブレークしなかった時点で、もはや日本人メジャーリーガーの
バブルは、はじけたといっていい。今後の挑戦者たちや今の中村が目標にすべきなのは、
マイナーからはい上がってきて、メジャー定着を果たした田口壮であり、大家だと思う。

姉さん良いこと言うじゃねいか

>>56
＞ドジャースの３Ａで好成績を残しているにもかかわらず、
＞中村紀洋を他球団が無視し続けている理由が分かるような気がした。
＞現在は心機一転してひたむきに頑張っているというのに、
＞２００２年にメッツ入団を土壇場でキャンセルしたことしかＧＭたちの頭にはない。

こいつほんとに野球見てるのかｗ

見てないだろうなｗ

見てないか。

嫁が手を加えてるから、もう昔のようなドス黒い日記読めないの？
最近、日記がつまらん。俺の中で田口終わった。
じゃな、おまえら　ﾉｼ

>>56
アフォらしくて開く気にもならないけど、どうせ香子だろ？

>>59
何独り言を・・w

>>60
禿げ！

2006年度オーダー

打者
１．赤星憲広 　　　　　CF
２．松井稼頭夫　　　　1B
３．イチロー　　　　　　RF
４．城島健治　　　　　　 C
５．中村紀洋　　　　　 3B　
６．松井秀喜　　　　　 LF
７．井口資仁 　　　　SS
８．田口壮　　　　　　　2B

投手(先発)
１．松坂大輔
２．上原浩治
２．井川慶
３．野茂英雄
４．石井一久
５．大家友和
６．多田野数人

(リリーフ)
１．長谷川滋利
２．藪恵壹
３．木田優夫
４．デニー友利

(クローザー)
１．高津臣吾
２．大塚晶則

嫁よ、日記に手を出すな

>>64
ファーストいないからぐちゃぐちゃになってるんだな。
田ロにはイチローと組んで外野やって欲しいよ。
55ファーストがいいんじゃないか。

どうでもいいよー

どうでもいいが、妄想するにしても
これが精一杯↓

9cfイチロー
1rf赤星
22b井口
3dhにしこり

7cマケンジ
8lf日記

rsv岩村・福浦・福留

sp松坂・上原・大家
rp長谷川・岩瀬・小林
cl大塚

こっちは誰も見てないだろうけど
失礼

>>68
すっごく見難いね。
頭こんがらがる。

追加妄想
1B,3B,SSはヘルトン、ゴリ、ビル・ホール(MIL)あたりで、
無理してでも獲って来る。不良債権覚悟で。
で、この3人が松井の後ろ。

ピッチャーの穴埋めはマイナープロスペで。

2005年7月5日

ランチを食べに、レストランに入りました。

いつもならなんということもない、1人の食事です。でも、今日はたまたまカウンターに
座らなかったので、カップルや家族連れ、友人同士の楽しそうなお客さんたちに囲ま
れて、一気に寂しくなってしまいました。

そこで、食事が運ばれてくるなり、ものすごい速さで食べ始めることに。何しろ居心地
が悪くて、早く店を出たくて仕方なかったのです。

最近アメリカでは、「日本人がホットドッグ早食い競争で優勝！」のニュースが大きく報
道されたばかり。周囲の人々の、驚いたような、呆れたような、ちょっと尊敬するような
目つきから想像するに、僕もフードファイターに間違えられた・・・かもしれません。

ちなみに普段は早食いとは無縁で、食事のペースがやたら遅いことで、一部で有名で
す。どれくらい遅いかというと、夜11時ごろ食べ始めた夕飯が、午前２時ごろまだ続い
ていた、という日があったほど。

「おかわり」を待って控えていたヨメは、途中でこらえきれず居眠りしていました。

アリゾナ州フィーニックスにて　田口壮

小林ってそんなに有名だったんだな

但しNY限定だぞ。
ここ数代はずっと日本人がチャンピオンだし。

＞「おかわり」を待って控えていたヨメは、途中でこらえきれず居眠りしていました。

そうですか　ﾊｧﾊｧ

>>74
周回遅れ

>>72
メッツの始球式やるとか聞いた

ほう。

結局はHR競争もイチローか、ﾌﾟﾎは大喜びだろう。

イチローとの比較は意味ないよ

>>79
もちろん意味はないが、ぐっさん本人にとっては
一生つきまとうテーマなんだからしゃーない

そうだな。

なんかここ数日このスレの進行スピード遅いな

番外編の法則でも書く？

　・ASなどと言う余興は存在しないものとする

>>82
本スレじゃないって知ってるよね？

2005年7月9日

「おいしい日本食屋さんに連れて行ってあげる」

・・・数日前に、レジー（サンダース・外野手）がした約束を覚えていますか？

忘れっぽい彼のこと、きっと覚えていないだろう、と思っていたら、なんとびっくり、店の予約まできっちり入れて、僕を招待してくれました。

さすが目の高いレジー、連れて行ってくれた店は素晴らしい味。ああだこうだといろいろな話をしながら、実に楽しい夕飯となりました。

明日のナイターを最後に、前半戦が終了します。今日はそのため、「明日の試合後、誰がどこに飛ぶか」の確認が行われました。


何しろ4日間ものブレークです。オールスター組はデトロイトへチャーター機で出発。アリゾナ組（多くの選手がアリゾナに自宅を持っている）は、レジーがチャーターした飛行機に乗って帰ります。


その他、カリフォルニア残留組、フロリダへの帰省検討（現在ハリケーンが来ている）組、など、さまざま。

その中で、セントルイス帰宅組の少ないことといったら！ このままでは、いつものチャーター機ではなく、うんと小さな機種にされてしまうのでは、と心配になってきました。

テレビの中継の都合により、明日は日曜日ですがナイトゲーム。その後セントルイスに到着するのは、午前4時前を予定しています。いったいどんな飛行機での帰宅となるかは、明日のお楽しみです。


カリフォルニア州サンフランシスコにて　田口壮　

今日からオールスター休みなの？

そうだよ。

日記明日から休みかよ

トニーがナの監督だから休むのかねえ？
休まないとASに触れない訳にはいかないし、そうすると51…

本職休むなよな

田口今頃何してんのかな。
日課の執筆作業がなくなって手持ち無沙汰なんじゃないかな。

子作りでもしてるんでしょう。

あの顔でクンニとかしてんのか？

いや、攻めるのは苦手で、あの最中も守備固めするそう。

恵美子は良い女だよ。田口には勿体無いくらいだ。

毎日、ダブルヘッダーは当り前なんだろうな。
オールスター明けにげっそりしてたら笑うのだが。

80 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2005/07/15(金) 13:07:38 ID:Wwn7SviX
日本人メジャーリーガーで時給の一番高いのはカズオか・・・


と言うのがあったが、ひょっとしたら時給換算したら田口は51より高いんじゃないか？

日記が来ないとスレが全く伸びないな。

99ｹﾞｯﾂ

100

2005年7月16日

試合後、選手の通用口でサインをしながら、最近のとある傾向に気がつきました。

それは多くのファンの人たちが、すでにワールドシリーズの話をし始めているということ。
ブッシュスタジアム最終年ということもあり、去年の屈辱的な4連敗もあり、
「今年こそ、何が何でも世界一に」という気持ちで燃えているのです。

僕ら選手も、もちろんそれが最終目標であることにかわりありません。
でも、じゃあ毎日ワールドシリーズのことを考えているわけでなく、その日その日の試合を勝つことに必死です。

いくらうちが大差で首位にいても、ひと試合ごとの緊張感は絶対に緩まないし、
その積み重ねの先にワールドシリーズ出場が見えてくる・・・はずなのです。

だから、選手の間でワールドシリーズの話になることは、今の時点でまず、ありえないのです。

だからといって、連日難しい顔をして野球をしているわけではありません。

どんな試合でも勝てば嬉しいし、まして昨日、今日のように、宿敵ヒューストン相手に２連勝すれば、
試合後には、普段しかめっ面のトニー（監督）の表情も、かなり和らぎます。

僕は今日、9回の守備に入りました。試合に勝ってベンチに戻る時、監督が選手ひとりひとりをハイタッチで出迎えます。
ところが僕にだけはタッチをしてくれない。そして、「あれえ、ソウ、今日は何かしたっけ？」

はいはいはい。ずっとベンチにいましたよ。あなたに言われて最後だけ守備に就きましたよ。

僕はいつでもトニーの「いじられ役」。日本ではそういうキャラクターではなかったのですが・・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

田口にだけタッチしてくれない動画あったよね
田口のリアクションが最高だったｗ

田口は２ちゃんねらー

＞「今年こそ、何が何でも世界一に」という気持ちで
＞萌・え・て・い・る・の・で・す

2005年7月17日

今日の試合、1時間59分！プロの試合で2時間を切るのは、本当に珍しいことです。

先発のカーペンターの投球リズムは実に気持ちよく、守りやすい。しかも、30度を
越えた蒸し暑いデーゲームでも、守備につく時間が短い分、体力もセーブできて
ありがたいことこの上ありません。

四球が多い、投球間隔がやたら長い・・・こういうピッチャーの場合、野手は
正直なところ、背後でとてもしんどい思いをしています。それがバッティング
にも確実に影響します。

相手はクレメンス。決して簡単に打てる相手ではなかっただけに、カープ
（カーペンター）の小気味よい投球があってこその得点でした。

これでアストロズ相手に３連勝。明日からはミルウォーキーを迎えます。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年7月18日

試合後、クラブハウスに寛を連れて行きました。

もう少し年齢がいっていれば、何か手伝いをさせたり、バッティングケージで打たせたりできるのですが、まだ１歳半。クラブハウスにいるという感慨もなければ、たぶん記憶にも残らないでしょう。

だからといって、傍若無人にふるまっていい場所ではありません。我が家は子供の教育はずさんですが、たったひとつだけ厳しいのは「ごあいさつ」。

寛の年齢でも、きちんと頭を下げて「こんにちは」をするように、仕向けています。もっとも、しつけというより、限りなく動物の調教に近いのですが・・・。

日ごろの訓練が功を奏してか、まだ言葉ははっきりしゃべれないにせよ、クラブハウス内で頭をぺこっと下げる姿は、かなり受けていました。

今のところ寛の話せる単語のほとんどが英語。それだけに、頭を下げる様子を見て初めて「おお、やっぱりお前は日本人だったんだなあ」と、皆再認識してくれたようです。

もちろん、球場ならではのご挨拶、「ハイファイブ」も欠かせません。誰かに手を差し出されたら、必ずパチンとその手を叩くように仕込まれている寛。

今、この年頃の子供が、いったいどれだけのことができるのか、そして、どれだけのことが「できなければならないのか」。

僕もヨメもあまりそういったことを気にしないので、よくわかっていないのです。が、人として挨拶だけは絶対に出来なければならない。礼儀だけは絶対に正しくなければならない。

でも、それ以外はもう彼の人生なので、あとは自分でがんばれ・・・そんな気持ちです。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

>>105
子供ネタはあんまりおもしろくないよね。

田口に限らず親バカネタと言うのは他人には苦痛なものだ

2005年7月19日

先日のサンフランシスコ遠征で、チームスタッフの一人が風邪を引いてしまったのを覚えているでしょうか？ オールスター休みまでなんとかうつらないようにこらえようとしていた、あの話です。

実はその風邪が、勢力は弱めたものの、いまだにチーム内に蔓延しています。

僕も結局大事には至らなかったとはいえ、なんとなく胃がむかつく、鼻がぐしゅぐしゅする、熱はないけど体調がすっきりしない・・・という状況がずっと続いていたのです。

野球に影響するほどではないけれど、晴れ晴れ全身にパワーがみなぎるほど元気でもなく、とても不快でした。

それが昨日当たりから、ようやく快方に向かい始め、そして今日。試合から帰ってくると、食卓に夕飯の用意が一人分だけできていて、ヨメがなんとなくけだるそうな顔で迎えてくれました。

「あれ、ご飯食べないの？」
「なんだか胃がむかむかして・・・」
「鼻は？」
「垂れてる」
「熱は？」
「なかった。でも、すっきりしない・・・」

その瞬間、「やった！」とついうっかり口を滑らせてしまった私。


「やった！って何？」
「俺のがうつった。まったく同じ症状や！だから俺は完全復活や！」

その言葉を聞いたとたん、ヨメはテーブルに突っ伏してしまいました。


がはははは！ すまんヨメ。・・・でも、引き受けてくれてありがとう。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年7月20日

セントルイスは連日の猛暑。今日は熱中症に対する警告なども出されていたようです。

明日からも１００度前後（３６〜３８度くらい）、湿度７０パーセントくらいの天気が予想され、かなり体力を消耗
するデーゲームになりそうです。

気温が高い時のゲームは、とにかく体力の温存、水分・塩分の補給、そして身体を冷やす、それを心がけます。


守備についていない時は、なるべく涼しいところに座り、氷水で冷やしたタオルを当て、ヒマワリの種のまわり
の塩を舐め、常温の水をがばがば飲みます。

ユニフォームは「ポトポト」どころか、絞ると「ジャー」っといいそうなくらい、汗で濡れています。ズボンなど、
ほとんどおもらし状態です。

たぶん、そんな中で一番きついのはピッチャーでしょう。僕らは一瞬でも動きを止められますが、ピッチャー
は投げ続けなければならない。しかも全力で。これは大変なことです。

ということで明日は先発予定。体力温存のため、早く寝ます。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年7月21日

昨日から、ミズノの坪田さん、大垣さん、高野さんが、お忙しい中セントルイスに
来てくださっているというのに、なかなかチャンスがなく、マトモにお会いできませんでした。

でも今日はデーゲーム。そのあとゆっくり夕飯でも・・・といきたいところでしたが、
試合後、オーナー主催のチームパーティーが入っていたのです。

「そんなに長くはなりませんから」

せっかくオーナーが、僕らを和まそうと企画してくれたパーティーです。
感謝の気持ちを込めて、とにかく顔だけは出して、夕飯はミズノのみなさんと
ご一緒するということで、僕とヨメはパーティー会場へ向かいました。

こういったパーティーは大人のみ。皆、子供をベビーシッターさんや親兄弟、
または友人などに預けて出てきます。寛も慣れたもので、友人の腕に抱っこされて、
寂しいひとつ顔せず「バイバイ」。・・・僕らのほうが、寂しくなってしまいます。

さて、そのパーティーは、プライベートのゴルフ場のクラブハウスを貸し切って行われました。

カクテルとオードブルに続いて、ディナーとデザート。そのあとテラスにて、
モータウンのヒットパレードをバンドが演奏し、歌とダンスで盛り上がる・・・という趣向です。

きっとバフェスタイルの立食で、人がわんさかいて、３０分くらいで抜け出しても、
誰も気づかないやろう・・・という読みは、まったく外れていました。

まず、ディナーがバフェ（バイキングスタイル）ではなく、着席だった。
チームパーティーとはいえ、いつもは外部の人もたくさんいるのに、
今夜は本当にカージナルスの選手と関係者だけだった。

しかも選手が誰一人欠けることなく全員来ていた。（だから抜けたらすぐバレる）バンドの
演奏に選手が飛び入り参加を指名され、僕もバックコーラスを担当させられてしまった。

以上のような理由で、抜け出すタイミングは見つからず。

ミズノの皆さんを待たせているという焦りから、汗をかきかき何度も何度も電話をかけに席を外すので、
「ソウ、腹具合でも悪いのか？」と心配されてしまいました。

結局パーティーも盛り上がっている最中に途中下車、ミズノの皆さんも長時間待たせてしまう、と、
オーナーにも、ミズノの皆さんにも、どちらにも大変申し訳ない夜となってしまったのです。

でも、僕にとってはどちらも本当に楽しいひとときでした。
だから今夜は、おいしいところを独り占めしたようで、ちょっと複雑な気分です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

こっちは日記保管庫として十分機能してるんだな。
乙＞貼ってる人

>>113
いえいえ

2005年7月22日

１−１の同点で迎えた11回の表、ダブルスイッチでライトに入りました。

その裏、ノーアウト３塁という、これ以上ないくらいの「どチャンス」に、ショートゴロ。
今年一番落ち込んでいます。

自分がアウトになっても、まだワンアウト。外野フライでもサヨナラ。

プレッシャーがあったわけでもなく、むしろ「わくわく」するような、嬉しい緊張感。選
手として、こんなにおいしい場面があるでしょうか？いや、ない。

５タコを食うより、もっと落ち込みます。帰宅してすでに２時間以上経ちましたが、が
っかり度はどんどん強くなり、消えそうにありません。

この気持ちは、明日からの打席で解消します。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年7月23日

ホームの試合ごとに、ライトフェンスに貼ってあるカウントダウンの数字が更新されます。
今日は「３０」から「２９」へ。

これは、ブッシュスタジアムでの残り試合がいくつか、ということ。もう２０台なんや・・・と少
し感傷的になってしまいました。

多くの選手は、ブッシュスタジアムの写真や絵をクラブハウスに持ち込んで、他の選手に
サインしてもらっています。

スタジアムのラストイヤーを一緒に戦った、という記念。僕もたぶん、もうちょっとしたら皆
にお願いするつもりでいます。

ところで、選手同士でサインをお願いしあうのは、結構よくあることです。知り合いに誰かの
サインを頼まれて、というパターンがほとんどですが、サインというのは、親しいからこそ余計
に頼みにくいもの。

試合前なら集中を乱したくないし、試合後はくつろいでいる気分を邪魔したくない。だから僕は
極力、人のサインを頼まれないようにしています。

が、今日はたまたま、どうしてもスコットのサインをもらわなければならず、クラブハウスの食
堂で朝ごはん中だったところに出向きました。

気軽に引き受けてくれたのはいいのですが、戻ってきたサインボールにはケチャップがべったり。

このメールでもこれまで何度か、スコットのケチャップ好きについて書いてきました。

とにかく口に入れるありとあらゆるものに、全部ケチャップをかけてしまう彼。自宅の冷蔵庫の
中には、どこで買ったんだと言いたくなるような、３０センチ以上はある巨大なケチャップのボト
ルが常に入っています。

だからといって、サインボールにまでケチャップつけんでも。慌てて拭き取ってくれたものの、サ
インボールは少しだけピンクに染まってしまいました。

ボールの持ち主は、「希少価値だ！」と喜んでくれるでしょうか？

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年7月24日

逆転負けで、カブス戦に負け越してしまいました。打たれた人も、打てなかった人（はい、僕もです）も、試合後クラブハウスの食堂で、それぞれに頭をたれて、唇をかみ締めていました。

アルバート（プホルス）など、ものすごい形相で、空間をにらみつけています。その背中を誰
彼なく叩いて、「そんなこともあるよ」と声を掛けていきます。

彼で勝っている試合はいくらでもあるし、だからといって今日は彼で負けたわけじゃない。

調子のいい人もいれば、悪い人もいて、バランスを取りながら支えあう、それがチームです。僕
もまた、打てなかった自分に反省しつつも、「俺の代わりにあいつが打ってくれた」と思いながら、
気持ちを切り替えようと必死です。

明日は休日で、午後イチの移動。しばらくはフライパンの上のようなセントルイスを離れて、少
し凌ぎやすいカリフォルニアで頭を冷やしてこようと思います。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年7月25日

サンディエゴに到着後、レジー（サンダース・外野手）と２人で食事に出かけました。

タクシーで行くのかと思いきや、なぜかレンタカーを用意していたレジー。
もっとも、遠征先でレンタカーを借りるのは、さほど珍しいことではないので、あまり気にせず車に乗り込みました。

食事後「ちょっと寄っていかない？」と言われて向かった先は、なんと奥さんの実家。

レジーがレンタカーを借りたのは、この遠征中サンディエゴに里帰りしている家族に会うためだったのです。

レジーの奥さん・ウエンディーをはじめ、頭文字がＣから始まる子供たち４人（全部女の子）が勢ぞろい。
それに奥さんのお母さん、おばあちゃん、ベビーシッターさん、と、大勢の家族の中に放り込まれて、気分はまるでホームステイ。

サンダース家の人々は、いつも気さくで心優しく、一緒にいてとても気持ちが休まります。
レジーがＤＬに入ってしまったため、このところ奥さんや子供たちは、球場に顔を出さなくなってしまいました。

せっかくの夏休みだというのに、お父さんの試合を見られないのは、子供たちにとって何よりも寂しいことに違いありません。

家族のためにも、そしてもちろんセントルイスのファンのためにも、レジーが一日も早く全快しますように。

わいわいがやがやと一緒におしゃべりしながら、そんな気持ちで一杯になりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮

>>119
いつも乙。

2005年7月26日

サンディエゴの先発は、去年までチームメイトだったウッディー（ウイリアムス）でした。

彼が移籍した時は、どれだけ寂しかったかわかりません。何しろ手探り状態の新人だった僕に、
メジャーのイロハ（ＡＢＣ？）を教えてくれた恩人の一人です。

だからこそ、今日は「打って」今までの御礼をするつもりでした。「おかげで４年目を迎えられました」と。

チームでも人気者だったウッディーが先発とあって、ベンチでは試合中、「I know him!」という、
彼の口癖の真似が飛び交っていました。

日本にいた時は、仲のいいピッチャーとの対戦を、どこかやりづらく思ったものでした。でも、不
思議とアメリカに来てから、その気持ちはまったくなくなりました。

友達は友達。でも、チームはチーム。試合は試合。対戦は対戦。気持ちがすかっと切り替わるの
で、「相手と仲がいいから気まずい」ということはありません。

今日の試合前は話せませんでしたが、明日はきっとウッディーとも話が出来るでしょう。たぶん、寄
って行ったら「こいつ、打ちやがって」と、笑いながら嫌がられることでしょう。

それが僕なりの恩返しです。


カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

2005年7月27日

暑くもなく、寒くもなく、とても過ごしやすいサンディエゴです。

連日４０度を越えたセントルイスでは、お好み焼きの鉄板の上で走り回っていた気分だっただけに、この
２日間は身体が深呼吸している感じです。この気候のよさは、本当に羨ましい。

でも、いいことばかりではないのが西海岸遠征。ＰＴ（パシフィックタイム）で夜７時５分の試合開始は、ＣＴ
（セントラルタイム）の夜９時５分。試合が終わると、もうセントルイスは真夜中になってしまうのです。

たとえば試合が３時間で終わったとしましょう。

その時点でセントルイスは午前１２時。試合後クラブハウスで食事をしたり、身体の手入れやトレーニングを
して、ホテルに戻るのがそれから約１時間後。つまり家に電話を入れるのはセントルイス時間の午前１時頃、
ということになります。

今日あったあれこれをヨメと話すのは、欠かせない日課のひとつ。楽しいし、リラックスできるから、できれば
うとうとするまで喋っていたい・・・のですが、僕が就寝するのは午前３時前後。

セントルイスでは、そうです、朝の５時です。その２時間後には、もう恐怖の大王が起きてきて、彼女の１日は
始まってしまうのです。なんて気の毒なんでしょう。

カージナルスが西海岸に遠征に出ると、うちのヨメはいつもの５倍くらいボーっとしています。


カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

最近の田口はスタメンが多いと思ってちょっと図に乗ってないか？

2005年7月28日

サンディエゴからロサンゼルスに向かうフリーウエイ上、ちょうど中間地点くらいで大渋滞
にはまっております。ということで、移動中のチームバスの中から今日のメールを送ります。

昨日は先発のマルキーの好投も実らず、サヨナラ負けしてしまったカージナルス。ぼっこ
ぼこに打たれて大差で終わるより、むしろ悔しさの残る１敗です。

出場していた選手はもちろん、ベンチにずっと座っていた人・・・ＤＬ（Disabled list・怪我で
一定期間出場できないリスト）に入っている選手・・・の苦しさも、おそらくは相当なものだっ
たでしょう。

控えで、出番をじわじわ待つ、というのは違って、これがＤＬとなると、出場のチャンスすら
ありません。ただ見ているしかできない、という歯がゆさが、ものすごく伝わってくるような試合でした。

だからでしょうか？

いつもは「御大」状態で、ベンチの奥に根が生えたように座っているレジーとラリー（スコッ
トとヤディーは帯同していない）が、今日の試合では、１回の表から大全開。立ち上がり、
大声で騒ぎまわり、ヒットや好プレーを盛り上げてくれました。

ベンチにこういう選手がいるのは、チームにとってとても喜ばしいものです。

たいていの場合、それは若い選手の役目なのですが、今日のようにベテラン２人自らが先頭に立って
大騒ぎすると、チームのムードが目に見えてよくなります。

おかげで、久しぶりに行け行けの試合を展開することができました。

「俺たち、今これしか出来ないから」


レジーもラリーも、何かしたい、どうにかしたい、という気持ちで一杯だったのでしょう。そしてその気持ち
は、とても強く僕らに伝わってきました。

ベテランの影響力というのは、試合に出なくてもなお、大きいものです。

カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

お前も充分ﾍﾞﾃﾗﾝじゃん

2005年7月29日

昨夜は試合後、友人らと一緒に食事に出かけ、真夜中にホテルに戻りました。
そして、家に電話しようとしたところで、自分の携帯が使えなくなっていることに気づいたのです。

とにかく、電話がかけられない。すぐにアナウンスが流れ、「この電話は現在使えない状態か、正しい登録がされていません」。

携帯電話が身体の一部のようになってしまった現在、その携帯が壊れて、誰かと連絡が取れなくなると、突然恐怖感がわいて来ます。
まして知らない土地では、身動きが取れなくなるような気持ちです。

よく考えたら昔はこんなに便利なものを持っていなかったし、ホテルにも電話はあるのに、
ものすごく焦ってしまうあたり、依存症になっている気がして、それも怖い。

ともあれ、ホテルの電話から家にかけると、案の定、かけられないばかりか、ヨメからの電話も受け取れていないことがわかりました。

「何とか今夜中に直らんやろか？」と、いろいろいじり回してみたものの、埒はあかず。

仕方なく、携帯電話会社のカスタマーサービスに電話。でも、「この時間はこちらの番号では受け付けていません。
かわりにＸＸＸ−ＸＸＸＸにかけて」と言われたのを聞き取るのがやっとでした。

目の前に人がいれば何とかなる英語も、電話では本当に難しいのです。

よく、「電話で込み入った話ができて、子供と会話が通じれば（※）、英語は上達している」などと言われます。
やっぱり僕は発展途上なんやなあ・・・。

（※）大人は相手の言わんとしていることを想像してくれるが、子供はきちんと発音しないとまったく通じない。

さて、そこでヨメの出番です。代わりにカスタマーサービスに電話してもらい、トラブルシューティングを聞き出してもらおうとしたら、それもダメ。
アメリカは、たとえ夫婦でも、個人の情報に関わることは、一切教えてくれないし、受け付けてくれないのです。

「旦那さんの携帯の状況、不通話の原因はお知らせしかねます」の一点張りで、まったく融通が利きません。

何人ものカスタマーサービスをたらいまわしにされた挙句、やっと一人の係がヨメに、「もし旦那さんと私が直接話せて、
彼本人があなたにこの作業を委任するという確認が取れれば、あなたが間に立つことを許可しますが」と言ってくれました。

僕、ロサンゼルスのホテル。左手にホテルの電話、右手に壊れた携帯。ヨメ、セントルイスの自宅。右手に自宅の電話、左手に携帯。

その状態でヨメがカスタマーサービスとつながっている携帯と、僕とつながっている自宅の電話を逆さにくっつけました。
これで、両者を会話させようというのです。

「お名前と、ソーシャルセキュリティーナンバー（社会保障番号・個人を確認する）を」と、カスタマーサービス。

「ソウ・タグチです」
「聞こえません、もっとはっきり」
「ソウ・ターグーチーです」
「声が小さくて聞き取れないわ・・・」
「ソ〜ウ〜！ソ〜、ウ〜、タ〜、グ〜、チ〜！！！！！」

時刻はすでにロサンゼルス時間の午前２時。そんな時間に自分の名前を
大音量で叫んでいる僕を、まわりの選手はどう思ったでしょうか？

とりあえず何とか認識してもらい、そこから「カスタマーサービス」→「ヨメ」→「僕」という、やたら時間と手間のかかる作業が始まりました。

「では、メニューボタンの１を押してください」
「メニューボタンの１を押して、って」
「メニューボタンの１、押しました」
「次にローミングのエリアを選びます」
「ローミングのエリアを選ぶって」
「ローミングのエリアを選ぶの、はいはい」

宇宙ステーションと、シャトルと、ヒューストンかい。

言われるがままに何度も何度もあれこれトラブルシューティングを試し、何度も電源を切ったり立ち上げたりして、
でも携帯はなおらず、時間だけがどんどん過ぎていきます。

ヨメはその間ずっと両耳に受話器を当てて、英語と日本語で僕とカスタマーサービスの両方に状況を説明していたのです。
セントルイス時間の朝の５時過ぎまで。

結局、携帯は通じず、カスタマーサービスは「この時刻にできることはすべて試しました。すみません」と敗北宣言。
僕もヨメも疲れ果てて、「もう寝よ寝よ」ということになったのです・・・。

朝の６時ごろ。ベッドサイドに置いてあった携帯が、「ピ」と小さく音を立てました。復活の音でした。
いまだに、壊れた原因が何であったかわからないままです。

カリフォルニア遠征は、ヨメを寝不足にしますが、カリフォルニアで僕がトラブルに合うと、彼女はもっと寝不足になります。

今夜僕は４打数１安打でしたが、へろへろのヨメは試合途中で居眠りをしたらしく、１打席見逃しており、
「今日は３の１だねえ」と話していたのが、いと哀れでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カリフォルニア州ロサンゼルスにて　田口壮

こいつの嫁も悲惨だな。携帯一日ぐらい我慢してゆっくり寝かせてやれや。

2005年7月30日

田口壮公式サイトの管理人さんはロサンゼルス在住。今日はそのご夫妻と、４月に生まれた赤ちゃん
と一緒に夕飯を食べました。

３ヶ月になったＲちゃんとはこれが初対面。このご夫妻はそっくりで、２人ともかわいい顔をしてい
るのですが、そのそっくりさんが３人に増えたような、よく似た赤ちゃんです。あまりのかわいさに
クラクラしてしまいました。

そしていざ、（寛が３ヶ月の時は、どんなんやったけなあ・・・？）と思い出そうとして、思い出せ
ない自分に愕然としました。

ほんの１年ちょっと前なのに、もうまったく別の生物になってしまった現在の姿しか目に浮かびませ
ん。子供の成長は早い、と、今日初めて実感しました。

ただでさえ家にいない仕事なので、一番劇的に変化する時期に、あれこれの瞬間を見逃してきました。

家にいるときは、食べさせて、風呂に入れて、オムツを替えて、寝かしつけて、というその繰り返し
に追われているうちに、慌しい勢いで、あっという間に大きくなってしまいました。

アメリカ人はよく、乳児を連れている人に、「Enjoy your little one」（小さな赤ちゃんを楽しん
で）と言います。

正直、言われた時は（そんな余裕あるかい！）と思ったものでしたが、今になってその言葉がとても
よく理解できます。


カリフォルニア州ロサンゼルスにて　田口壮　

育児日記ウザー

2005年7月31日

７月の締めくくりは、３タコでしかも途中交代！

さらに、その後延長戦に入ったため、絶対出場のない１００パーセント終了の状態で
ずーっとベンチにおりました。

そのうち、なんだか俺今日は試合に出なかったんじゃないか、あの３タコは夢だったん
じゃないか、と思ってしまうほど、もつれた延長戦。勝ってよかった。本当によかった。

自分でなぜ今日打てなかったのか、怒りがこみ上げるほどよくわかっています。でも、
わかっているだけ、救われているのでしょうか？


「悪くないのに、なんだかヒットにならん・・・」という時よりむしろ、修正がしやすいはず
です。プラス思考です。

現在午前２時半。つい先ほど、セントルイスに戻ってきました。明日からはホームでの
７連戦です。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年8月1日

一週間ぶりに戻ったセントルイスは、少し涼しくなっていました。

まだデーゲームはしんどいでしょうが、夜の風は、もう暑さの盛りを越した観があります。
セントルイスの一番暑い時期は７月。８月ともなると、急速に秋に向かって過ごしやすくなります。

８月に入った、ということは、７月３１日までのトレード期限を過ぎた、ということ。

カージナルスでは大きな動きはまったくありませんでしたが、最後の２週間ほどは、
誰もが多かれ少なかれ、いつもとは違う動きに神経質になっていました。

「ほら、監督室のドアが閉まってる！なんかやってるで」
「ウオルト（ジョケッティー・ＧＭ）が電話でこそこそ話してる。誰だ、トレードになるのは？」

あちこちから、こんな声が聞こえてきました。

でも、実際トレードになったところで、アメリカ人はあまり気にしません。

このメールでも何度も書いているように、アメリカでのトレードは、日本の「出されちゃった」的な
イメージとは異なり、「新たな活躍の場を与えられる大きなチャンス」という考え方で受け止めます。

とはいえ、シーズン中にチームを変わるのは、環境への適応や、
家族のことを考えると、決して手放しで喜べるものではありません。

８月が来て快適になったのは、気温よりむしろ、緊張期間を神経質に過ごしてきた
選手たちの張り詰めた気持ちではないでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年8月2日

僕が住んでいるアパートは、築７０年前後の歴史的？建造物。

この辺ではごく当たり前の築年数で、それを何度もリフォームするため、見た目はそんなに
古く見えません。でも、中身はやっぱり、とても古いのです。

最近になって、ヤディー（ヤディア・モリーナ・捕手）夫妻がうちの真下に引っ越してきました。

先日のカリフォルニア遠征は帯同しなかったため家でテレビ観戦をしていた彼。
一階上のうちのヨメに聞こえるように、僕の打席のたびに「ＧＯ！！！！ＳＯ！！！」と叫んで
いたそうです。

アパートが古いから、そんな声や音は、かなり筒抜けです。

「うちは子供がおるからうるさいやろ？」と聞くと、案の定「朝早くに、どだだだだだだだだだっ、
と走る音（寛）がして、それを、かちゃかちゃかちゃかちゃかちゃ（ポコの爪音）っていう音が追
っていくのが聞こえるよ！」と笑っていました。

我が家の朝は早くて騒々しく、昼まで寝ていたいはずのヤディーをどうやら毎日起こしてしま
っているようです。

「子供が朝早いのは当たり前だよ！」と言ってくれたものの、こちらとしては恐縮するばかり。
でも、彼らラテン系の人間は、音に関してはかなり寛大なので、少しほっとしました。

うちも以前、近隣の住人の物音に悩まされたことがあります。でも、常識的な範囲であれば、
「このくらい普通」と割り切るようにしました。

留守を守ることの多いヨメにとって近所の生活音は、「すぐ近くに人がいる」という安心感に
つながっているそうです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

避難所age

逆転３ランを３本打ったらしいね
余程ＳＥＡ５１がタコってるのが嬉しいらしい

2005年8月3日

私の記憶が確かなら・・・

たぶん野球人生初の、代打ホームランです。まさか自分が代打で３ランを打
つとは思わなかったので、あまりの驚きに、一塁ベースを踏み損ないそうに
なりました。

しかし、そのあとの打席では、ランナーが走ったためやむなくセカンドゴロ
を打つことに。しかし進塁打を決めて、（ああ、こっちのほうが俺らしい）
と思ってしまった自分が悲しい。

逆転弾だったので、スタンディングオベーションをいただいたのですが、カ
ーテンコールも、あまりぐずぐずしていると、試合のいい流れを断ち切って
しまいます。

「早く行け！早く！」というベンチの声にせきたてられて、でも、今日は前
回よりちょっとだけ時間をかけて、カーテンコールの余韻を味わいました。

何度味わっても、いいものですね。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

age

2005年8月4日

練習前のクラブハウスに、どこの誰か、まったく知らない親子連れがうろうろしていました。

（誰かの知り合いやろな）程度に思いつつ準備をしていると、１０歳くらいでしょうか、その男の子が僕に近寄ってきました。そして、僕の肩をぽんぽん、と叩き、「ソウ、グッドジョブ（いい仕事したね）」

一瞬、固まってしまいました。彼のものの言い方が、あまりにも尊大だったのです。

さらに帰り際。また、ぽんぽん、と肩を叩いて、「じゃ、頑張って」

毎日いろいろな人と、いろいろな言葉を交わしますが、１０歳くらいの子供が、３６歳の男に、そんなものの言い方をしている様は見たことがありません。

いくらアメリカに尊敬語、丁寧語、謙譲語などがない（職種や立場によって多少はあるけれど、一般的に）とはいっても、もっと他に言い方はないのか、と、びっくりしてしまいました。


これって、アメリカでは普通のことで、僕が過敏に反応しただけなのでしょうか？

少なくとも選手の子供たちは、相手に対し、「すごかったね！おめでとう！」とは言っても、「よくやった」などと肩を叩いたりしません。

アメリカにいると、目上も目下もない言葉遣いに、とても親しみを感じたり、気楽に構えず話が出来る、という部分はあります。

でも、ここで育つ日本人の子供たちにはその弊害もあり、せっかく美しい日本語を母国語に持ちながら、きちんとした言い回しができなくなったり、
目上も目下もごっちゃまぜで、意図せずただの失礼な人になってしまうことがあります。

僕は、たとえ堅苦しいと言われても、尊敬語や謙譲語は日本の宝と思っています。だからこそ、アメリカに来てもう４年になるというのに、時折相手の言葉遣いに、（失礼な）と感じてしまうことがあります。

もっとも、言い回しが乱暴でも、相手を思いやる気持ちがあれば、きっと失礼には聞こえないのかもしれませんが・・・。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年8月5日

今日からアトランタ・ブレーブスとの３連戦。フリオ・フランコに会いました。


「久しぶりだね！元気？」
「ゲンキ！」


ちゃんと日本語が返ってくる、嬉しい再会です。

日本のファンにとってたぶんフリオは、どこか孤高な感じの、物静かな、メジャーの雰囲気を身体中に漂わせた選手だったことでしょう。僕にとっても日本時代の彼は、口数の少ない、穏やかな紳士という印象がありました。

ところが、「我が家」に戻ったからか、ラテンの選手たちの中で笑顔を振りまくフリオは、よく喋ること喋ること。全然別の人になっていてびっくりしてしまいました。いえ、きっとこれが本来の彼なのでしょう。

４６才にして、いまだ第一線で活躍するその姿には、敬意を表するばかりです。自分もまだあと１０年やれるかもしれない、そんな意欲を掻き立ててくれる、素晴らしい目標です。

一方、怪我をしてＤＬに入っている我がチームの長老たちは、復帰に向けて少しづつ頑張っています。

プレーオフに入れば絶対に欠かせないメンバーばかり。それまでなんとか僕らベンチの人間が、彼らの負担を減らすべくやっていくだけです。

レジーとラリー。この２人の目下の楽しみは、「身体にいいもの」を探すこと。

一時期ブームだった日本茶も相変わらず飲み続けていますし、第２のブームとして、今度は「海苔」にはまっています。日本の味付け海苔をぱりぱりぱりぱり食べている姿は、かわいいような、おかしいような。「チップスみたいだね！」とすっかりお気に入り。

日本茶でも海苔でもいい。いくらでも持ってくるから、いっぱい飲んで食べて、早く元気になって欲しいものです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年8月6日

デーゲーム後、家族全員で家に帰ってきたら、ヨメと寛が夕方から寝入ってしまいました。

寛は昼寝ついで、といったところ。ヨメはこのところ連日のラッフル売りで、階段を上がったり下がったりしていたため、体力を消耗してぼろぼろ。寛が寝るなり「今だっ！」と隣に横になってしまいました。

明日から遠征というのに、家族の団欒もなく、一人ぼっちで夜を過ごす私。

つまらない・・・。

ラッフルというのは、日本で言う「富くじ」のようなもの。一枚１ドルで番号入りのチケットを売り、抽選で景品が当たる仕組みです。

今回の収益は、リハビリの必要な子供たちのための専門病院に寄付されます。９月半ばまで奥さんたちが売っていますので、もし球場に足を運ばれて、興味のあるかたは是非ご協力ください。

ちなみに景品は、ホールオブフェイムを含むカージナルスの選手全員の背番号を貼りあわせたキルティングのベッドカバーです。僕も欲しい！

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年8月7日

サヨナラ満塁ホームランで勝つ。とても気持ちのいいものです。

ましてそれを打ったのが、チーム１の小兵・エクスタインですから、盛り上がったことこの上ありませんでした。

デビッド・エクスタイン選手は、小柄なショートストップ。独特な担ぎ投げは、一度見たら忘れません。
日本だったら間違いなくしっちゃかめっちゃかにフォームを改造されてしまうタイプ。

確かに不思議な投げ方をするのですが、今年オールスターにも初出場するなど、走攻守バランスの取れた名選手です。

彼以外のご家族が全員肝臓に問題を抱え、移植を呼びかけるコマーシャルなどにもよく登場します。

手術などを繰り返す家族を見守りながらの野球生活は、決して穏やかなものではないと思いますが、
それを絶対表には出さずニコニコ、そして試合では、全力疾走を怠らないナイスガイです。

２００１年にＭＬＢデビューしてから、５年目の今年まで、ホームランは通算２２本。
２点ビハインドで迎えた９回の裏、誰もがタイムリーを期待したでしょうが、まさかホームランを打つとは！

試合後のクラブハウスは、景気のいい音楽が鳴り響き、選手は皆興奮さめやらぬ、
といった表情でデビッドに声をかけていました。

今日のデーゲーム後、ミルウオーキーに移動してきたカージナルス。
明日からブリュワーズ、カブスを相手に、一週間の遠征です。

デビッドのサヨナラホームランは、間違いなくチームにいい弾みを与えてくれたことでしょう。


ウイスコンシン州ミルウオーキーにて　田口壮

2005年8月8日

９回裏、ライトに入っている僕にコーチから来た指示は、「守備位置を変えろ」。しかし、それが仇になって、とんでもなく大変なキャッチを強いられてしまったのです。

たまたま捕れたからよかったし、いかにもスーパーキャッチに見えたそうですが、僕は、当たり前に獲れる球は、派手じゃなくてもいいから普通に獲りたいのです。

心の中で（ほら見ろ、最初の俺の守備位置で正解やん）と思いつつ、試合後コーチのところへ。

「なんで守備位置変えさすんですかあ！」と冗談半分にデイブ（マッケイ一塁コーチ）を責めていると、「待てソウ、悪いのは俺だ！俺があの指示を出したんだ！だからデイブを叱らないでやってくれ！」とトニーが慌てて飛んできました。

こういう「上司」だから、トニーの所属チームが変わっても、コーチは皆着いて行きたくなるんでしょう。

移動の飛行機の中では、いつも眠っている選手たちの間を歩き回り、一人一人の顔を嬉しそうに見ているトニー。

そういった優しさの一方で、「（昨日はサヨナラ勝ちだけど）今日は別の日だからな！」と、選手たちへの厳しい念押しも忘れません。とにかく、何かと細やかな人です。

僕がカージナルスに憧れた理由のひとつが、トニーの存在でした。名将・トニー・ラルーサのもとで、野球がしたかったのです。

初めの２年間は、なかなか認めてもらえず悔しい思いをしましたが、その悔しさが、自分のモチベーションになったと思っています。

仰木彬、そしてトニー・ラルーサ。素晴らしい監督のもので野球が出来る僕は、本当に幸せ者です。

ウイスコンシン州ミルウオーキーにて　田口壮

2005年8月9日

アンソニー・レイエスという、２３歳のプロスペクト（将来を期待される選手）
がメンフィスから上がってきて、メジャー初先発で初勝利を果たしました。

ローテーションピッチャーの疲労回復と、今後の登板順の変更なども視野に入
れて、ここで一枚はさんでみた、という感じの昇格・登板です。

彼にとっては大きなチャンスであり、カージナルスにとっては将来のエース候
補を試す機会でした。

試合後、選手全員からビールかけで初勝利を祝ってもらったアンソニーは、嬉
しそうにはしゃぎ、そして、荷物をまとめました。

もともと１日だけの昇格、１回きりの先発予定。でもきっと彼は、いつか必ず
カージナルスの先発としてメジャーに上がってくるでしょう。

テンポのよさや、球数の少なさ、ストライクをきちっと取っていけるコントロ
ール。僕の好きなタイプのピッチャーです。

彼のデビュー戦に参加できたこと、そして、少なからず貢献できたことを、今
夜は本当に嬉しく思いました。


ウイスコンシン州ミルウオーキーにて　田口壮

最近普通に活躍しててつまらんね。

ベン・シーツ相手に三番打ってるw

三番に座るとはすげーーーーーーーー！！！

田口さんが三番と聞いてとんできました。

プホルスをさしおいて三番ということは
これで名実ともに最強打者ですね。

田口さん　活躍報告会になっとるな
うれしいような　ものたりないような

今日も仕事したようだね

次スレはここでいいの？

2005年8月10日

ミルウオーキーでの試合を終えて、シカゴに移動してきました。

試合前、ラインナップ表を見たら、僕の名前が３番に入っていました。日本では打ったことがあります。クリーンナップです。

でも、まさかアメリカで、しかもマイナーではなくメジャーで、自分が３番打者を任されるなど、想像したことすらありません。

確かに今日のラインナップは、レギュラー組が２人しか出ていなかった。でも、状況はさておき、３番なのです。

（うわあ・・・３番かいな）と思いつつストレッチをしている僕に、トニー（監督）が寄ってきて一言。

「ソウ、今日は３番だけど、明日は４番だからな！」

どこまで本気なのか、さっぱりわかりません。

じっとスコアボードを見ると、上から３番目に「So Taguchi　 RF」（・・・写真でも撮ったろか）しばらく見入ってしまいました。まあ、何番に入ろうとも、自分は自分。そして、スタイルが変わるでも、変えるでもなし。

ただ、単純な誇らしさと嬉しさがあったのも事実です。

で、回ってきた最初の打席は１アウト３塁。で、いきなりスクイズのサイン。

カージナルスが「３番打者」にスクイズをさせたのは、２００１年以来だそうですが・・・。やっぱり何番に入っていても、田口壮は田口壮。なぜだかそれがおかしくて、スクイズを決めた後、ベンチに戻りながら思わず笑ってしまいました。

試合後トニーが、またまた「ソウ、明日は４番だからな！」

答えは明日のお楽しみです。

イリノイ州シカゴにて　田口壮

>>153

なんで犠牲フライじゃなくて、スクイズなんやろね？

4番でスクイズなんてメジャーでもそうそう無いと思うね

4番とちゃうで。

>>154
田口は「パワー＜器用」だからじゃない
てか、謙虚だね田口。

2005年8月11日

「明日は４番だからな」

トニー（監督）の言葉を真に受けたわけではありません。でも、何番に入るか、いや、それ以前に先発できるのか、興味がありました。

結果は７番レフト。４番ではなくて悔しい、などということはもちろんなく、名投手マダックス（右）の試合で先発できるのは、非常に光栄なことでした。

ところで問題の場面は１回にやってきました。ワンアウト、ランナー３塁で、バッターは３番のアルバート。昨日とまったく同じ状況です。

僕はベンチでトレーナーのバリーと、「スクイズかあ！？」と、半分冗談で話していたのです。しかし、カコーン！！！！！

役者が違う。アルバートは２ランホームランを放ったのでした。

「ゴメン、スクイズのサインなんか出るわけないよな。俺が悪かった！」と言ったら、バリーはわざわざトニーに、「ソウが、なんで俺はスクイズで、アルバートは’打て’なんや、と文句を言ってるよ」と、ふざけて告げ口をしたのです。

それに対するトニーの返事は秀逸でした。

「あいつ（アルバート）は、スクイズのサインを無視したんだ！！」
（もちろんそんなサインは出ていません）

悔しいことに負けてしまいましたが、「本物の３番」のパワーをあらためて目に焼き付けた試合となりました。

イリノイ州シカゴにて　田口壮

今日は試合何時から？

さすが本業の日記はいいな

ひさしぶりにこのスレにきてワロタ
いつから日記だけを貼り付けるスレになったんだw
廃墟スレ

いや俺は重宝してる。読むだけだけど。

8月8日の追加分が入ってないな

田口スレも廃れたね。今年が一番活躍してるのに。

163=知能障害者

栄えている本当の田口スレに誘導。

★カージナルスの田口壮111　フネムﾘｬモﾋｬ､ダｯタ!★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1123718410/

>>160
>>113-114
現スレは http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1123718410/

2005年8月12日

カブスのビジター用ロッカーは狭い！ おまけに僕のロッカーの真後ろに、選手
がデータをチェックするビデオ機器が設置されているのです。

ロッカーとビデオの距離は、約１メートル。その間に閉じ込められるような感覚
で着替えたり集中したりしなければならないのが、だんだんイヤになってきました。

おまけに、僕のロッカーの椅子を、一番近くにあるからか、ビデオを見る選手が
必ず借りていくのです。僕はいつも椅子がないのです。狭いばかりか、座れない
のです。

（何で俺のロッカーはこんなに狭くてしかも真後ろがビデオできつくて着替えが
窮屈でしかも椅子がいつも取られててその椅子をもとに戻してくれなくて座れな
いやーん！）

２連敗もしてしまうと、普段笑って許せることが、もはや許せません。

今日はついに、ビデオを見るために僕の椅子を持っていく選手に、相手が誰であれ
「ＭＩＮＥ！（俺の！）」（寛の言い方とまるっきり一緒）と、駄々をこねてしま
いました。

なぜたったの一脚も、余分な椅子がないのでしょうか。仲間割れさせるための、
カブスの姑息な作戦なのでしょうか。


イリノイ州シカゴにて　田口壮　

まだいじめられてるのか？

2005年8月13日

２時間４２分遅れで始まったデーゲーム。シカゴは連日の雨で、特に今日は、試合開始までの長い時間を、やり過ごすのに大変でした。

集中を途切れさせてもいけないし、疲れてもいけない。眠る人もいますが、たいていの場合、眠ると身体が動かなくなります。

目を使いすぎてもまずいし、じゃあいったいどうしていたらいいの？と、毎度毎度、雨天遅れには悩まされます。

ほとんどの選手は、ぼーっとテレビを見ています。トランプをする選手もいます。

そんな中、突然トニー（監督）がクラブハウスにやって来て、２台あるテレビのチャンネルを、無言でダイヤモンドバックス戦に切り替えました。

週明けの３連戦に備えて見ておけよ、という無言のアピールであることは明らか。ところが親の心子知らずで、そのチャンネルは即座にゴルフに戻されていました・・・。

明日は（なぜか）ナイトゲームで、そのままセントルイスに帰ります。気持ちよく勝って、月曜日のオフを、気持ちよく迎えたいものです。


イリノイ州シカゴにて　田口壮

なんだ？こっちは日記専用か？

2005年8月14日

オールスター明けから、休みがほとんどない強行軍。しかも前回、７月後半の休日は、
ナイター明けの移動日だったので、休んだ気はしませんでした。

明日は、８月唯一の休日。待望の「地元で丸一日休み」です。

今は、セントルイスに戻るチャーター機内です。もう間もなく飛びそうですから、家に
帰れるのはだいたい午前２時過ぎといったところでしょう。

帰ったら夕飯を食べて、寛にちょっかいを出して、あとはゆっくり眠れるだけ眠ります。

カブス相手に負け越してしまったのは非常に悔しいのですが、「引きずらない」のがカ
ージナルスのいいところ。きっと休日で全員がすっきりリフレッシュして、あさってか
らまた飛ばしていくに違いありません。

僕の明日の予定は、ひたすら、だらだら。この２ヶ月の暑さは尋常ではなく、いくら
最近涼しくなってきたとはいえ、体力の消耗が著しいのです。

だからいつもの休日のように身体を動かさず、体内バッテリーの充電に勤めることにします。

イリノイ州シカゴにて　田口壮　

>>170
数ヵ月後に価値が出てくると思う

つっても、日記もあと2ヶ月だが…

きょうの日記は？

2005年8月15日

８月唯一の休日は雨。

おとといの大嵐の影響で、セントルイスはまだ各所停電が続い
ており、町中が倒れた木や散らばった枝葉にまみれています。

選手も何人か、シカゴの遠征から戻るなり、ホテルに直行を強
いられました。自宅に電気がこないため、やっと我が家に戻れる
どころか、また宿暮らし。

復旧作業に追われて、ゆっくりできない休日だったとしたら、本
当に気の毒です。

我が家は幸い停電地域に入っておらず、おかげでストレスなく
身体を休めることができました。昼近くまで眠り、そのあと友人
の誕生日プレゼントを買いに、モールへ。雨の日に散歩がてら
身体を動かすには、最適の場所です。

外出すると、たくさんの人が声を掛けてくれます。「Hi So!」と、に
こっと手を挙げて挨拶して、ぱっと離れて行く人がほとんど。

「この間はいい試合だったね！」
「楽しい休日を過ごしてる？」
「次はカブスをやっつけてくれよ！」
「明日見に行くよ！」

握手したり、お互いに手を振ったりしながら、まるで知り合いだら
けの中を歩いているような感覚になります。こういうふれあいは
本当に楽しいし、こんなに励みになることはありません。

でも、これを「嬉しい」「ありがたい」と思えるのは、ひとえにこの
町の人たちのマナーのよさがあるからでしょう。

あまりに押し寄せてこられると腰が引けるくせに、注目されない
のも、プロとしてどことなく寂しい。いかにも自分勝手なこの感覚
は、僕の中にもあります。

こうやって書くのはとても恥ずかしいのですが、かなり正直な気
持ちです。

だからこそ、セントルイスの野球ファンの、選手との距離の取り
方に感激します。こういうマナーは、いったいどうやって培われ
てきたんでしょうか？

ファンの方がカージナルスを誇ってくれているように、僕も、カー
ジナルスファンをとても誇らしく思っています。

今日一番シンプルだったのは、グローサリー（食料品スーパー）
で会ったおじいちゃんでしょう。すれ違いざまに、「Go Cards（が
んばれカージナルス)！」と一言。

そのあとにっこりと目が合って、よっしゃ、明日もこの人たちに喜
んでもらえるような試合をせなあかん、と思ったのでした。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年8月16日

ジェイソン・サイモンタッチという名前を聞いて、ピンとくる人は今どれくらいいるのでしょうか？

サイモンは、もとカージナルスのピッチャー。僕は３Ａ時代を共にして、彼のメジャー初登板を、３Ａの遠征先・寒い寒いカルガリーで、当時のチームメイトたちと一緒に固唾を飲んで見守りました。

ここでも何度も書きましたが、メジャーの証は、裾を下まで下ろしたユニフォームのズボン。マイナーでは必ず「ストッキングを見せなければいけない」という決まりがあるのです。

でも、サイモンは、「メジャーリーガー」になったにも関わらず、長いストッキングを丸見せにして投げていました。

それがいかにも、「俺はマイナーから来たんだ！上の奴らになんか、負けない！」という、意地のようにも見えて、実に痛快だったのです。その姿が、身体も心も凍えるようなカルガリーで、どれだけ僕らの気持ちを鼓舞してくれたことでしょう。

僕がメジャーに昇格してもなお、しばらくストッキングを見せていたのは、その彼の「マイナーからやってきた意地」に、深く感銘を受けたからに他なりません。

今日、試合中たまたまクラブハウスに戻ったところ、そのサイモンタッチに偶然会いました。

今はカージナルスを離れ、手術をし、自宅のあるセントルイスでリハビリをしているのです。来年、どこかのチームでの復活を夢見て。あまりの懐かしさと嬉しさで、思わず抱きついてしまいました。

いつか彼と再びチームメイトになる日は来るのでしょうか？ それとも、どこかで敵として対戦することがあるでしょうか？

そんな日が来ることを願ってやまないし、その時は必ず、ぐいっとストッキングを上げて臨もう、今からそんなふうに思っています。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

コピペ専用か
しかし、ここまでやって元サイトの広告収入に影響ないのかw

それにしても、地元民にも認識され出した田口・・・
もう後戻りしないだろうな

次スレage

昨日は凄かった

現行スレはここでいいの？

180=知能障害者

2005年8月17日

トレーナー室に身体の手入れに行くと、そこには見慣れない機械が。さらに、僕を見るなり、まるで実験台をつかまえた科学者のような形相で、トレーナーのグレッグが寄ってきました。

「ソウ、いいマシンが手に入ったんだよ、使ってみないか？」

その機械は、一言で表現すると「歯医者さん」。まるっきり歯医者の椅子の横にある、アームが何本か伸びている機械と同じ形をしているのです。

「３万５０００ドル（３８０万円前後）もしたんだよ！」


グレッグはそれを試せることが嬉しくてたまらない、といった様子で、うきうきと僕を椅子に座らせました。

むにゅーん。触手のようなアームが、僕の皮膚を吸引します。同時に、その部分をつまむのです。

専門的に言うと、「筋膜を引きはがしているような感じ」に似ていなくもないのですが、簡単に表現すれば、「引っ張られて、伸びた皮膚をぎゅーっとつまんでいる感じ」。さらに強度を上げると、いじめに合っているような痛みが襲ってきました。

「いたたたたたたた！！！！」

何に効くのか、まったくわかりません。

背中などの筋膜を浮かせるように、つまみ上げていく、という動きは整体などでもありますが、それとはまた違う、ただの「意地悪なつねりっぷり」です。

たぶん誰も使わんやろうなあ、と思いきや、勇敢にもラリーがマシンに近づいていきました。しかし、試しているのはなぜか腹部。

「おなかの贅肉が取れる気がするんだ！」

３万５０００ドルの治療機器は、一部の選手（僕を除く）の治療以外にも、
さまざまな方向で活用されています。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

>>177
サイトの下にあるバナー２つがアクセス不可のままだよ

すぽるとみろ

これまじ？

670 名前:名無しさん＠お腹いっぱい。 メール: 投稿日:2005/08/19(金) 02:52:58 ID:UycjmpK0
>>638
田口は努力家かも知れないけどオリックス時代に
１０年かけて一軍に上がってきた相手投手を選手名鑑見ながら
指差して笑ってたぞ。こいつじゃね？見たいな感じで。
俺はあれから田口はどうしても好きになれない。

>>185
珍プレイ好プレイか何かで流された映像
マジ

つか、こっちで聞かずにカズオスレで聞けよｗ

なんだ田口ってそんなやつだったんか。

ちょっと幻滅したよね。

よ、よんたま！

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
キャリア3割もｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

まじで今年の田口は頑張ってるな。

監督との握手拒否動画改めて見たが

あれ一度も田口のこと見てないし気づいてないっぽいな

2005年8月18日

ブルペン・コーチのマーティーは、カージナルスの中でも数多い「バイク野
郎」の一人です。

いつもは大きなバイクに乗っているのですが、今日は１９７０年製の小さな
オレンジ色のヤマハで帰って行きました。Ｔシャツはドクロ。

けたたましいエンジン音を響かせて去っていく姿は、とてもさっきまでブル
ペンでユニフォームを着ていた人には見えません。

たまたま僕の車がフリーウエイで追いついたのですが、それに気がつくと、
（俺の生き様を見ろ！）とばかりに、いきなり猛スピードで走り始めました。

しばらくすると事故渋滞で、どの車もほとんど動かない状態になってしまい
ました。その合間を縫うように、数台のオートバイだけがぐんぐん進んでい
きます。

（きっとマーティーも、もうずいぶん先に行ったんやろうなあ・・・）

そう思った矢先、彼のバイクを発見。なんときっちり渋滞にはまり、非常に
礼儀正しく並んで、他の車と一緒にじーっとしていたのです。

これが「ホンモノのバイク野郎」か、と、つくづく感心しました。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

日本にいた時は才能だけでやっていたけど、
メジャーに来てからは努力したんだろ。
1年目はハイスクールなみのバッティングって言われていたしw

お気に入りに入れたいので住人の方にお聞きします
今進行中のスレはここと112のどっちですか？

195=知能障害者

田口今日もヒット打ったね。

2005年8月19日

９回の裏まで、４−０で負けていました。そこから一気にひっくり返して、
４−５でサヨナラ勝ちです。い。びっくりしました。まさかそんな結末が
待っていようとは。

僕は９回裏・先頭のジョン（メイブリー）が２ベースで出て、ノーアウト
２塁という場面でのバッターでした。

とにかくアウトにはなるまい、つながなければ、という思いでなんとか出
塁しましたが、いや、そこから勝つとは。

いまだ興奮していますが、明日はデーゲームなので、とっとと寝ないとも
ちません。ビール２本一気に飲んで、無理やり寝ます。

ああ・・・すごい試合だった・・・。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

充実の36歳

ｺﾋﾟﾍﾟスレかよ

今日は田口出番あるの？

2005年8月20日

昨日まで続いていた「連続試合安打」は途切れました。残念だけれど、どこかでほっとしています。

正直なところ、先発で出て４打席与えられるのと、今日のように代打で出て、たった１打席しかチャンスがないのと、それでも同じ「連続試合安打」なのは、ちょっとなあ・・・という気持ちはあります。

それなら常に先発で、休みの日は打席に立たず、また次の試合で４打席回ってくる、そのほうが連続試合安打のチャンスは大きいに決まっています。

どうせなら４タコ食って途切れさせたかった、という、多少消化不良な気分。でも、最初に書いた「ほっとしている」のも、事実なのです。

自分にとってはとてもいい緊張感を与えてくれた「連続試合安打」も、続くほどに周囲が騒がしくなり、試合本来の目的である「勝つこと」以外の質問が多くなっていきました。話題もそればっかりです。

天邪鬼ではないのです。打ったら嬉しいに決まっています。でも、打って勝たなければ意味がないのです。

そのあたりの気持ちは、「連続試合安打」という、一見派手な記録のみに注目している人には、なかなか理解してもらえません。しかも、メジャー記録を破らんとしているならまだわかります。だったら僕も大興奮？です。

でも今回は単なる自分の記録なのに・・・。

同時に、監督にとって使いづらい選手になっては困ります。僕はスーパーサブという立場。監督がいついかなる場合でも、好きなように状況に突っ込める選手でなければ、チームに貢献できません。

それが、「あいつの連続試合安打が・・・」という遠慮が一瞬でも出てきて、
本来使いたいところで、一瞬でも躊躇させてしまうとしたら、それはとても申し訳ないことです。

ああ、途切れた悔しい！ でも、また１から打っていきます。

まずは地区優勝に向けて、ひとつでもふたつでも貢献できるように。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

谷って・・・

(谷)うわーん

　　　　養育費だしででも分かれるべきなのか

ぐっさん３番か・・
ついにプホールズを抜いたな。

また今日3番でスタメンなん？

ここで５タコか。ウォーカーにスタメンとられるな〜

2005年8月21日


５タコは食うし、エラーはするし、クラブハウスで配っていた試供品は目の前で品切れになるし、ピッツバーグに移動してきてホテルにチェックインしたらコーヒーがないし。

もうインケツは出尽くしただろうから、きっと明日はものすごくいい一日に違いない！

ペンシルバニア州ピッツバーグにて　田口壮　

今日もスタメン。
もう普通にレギュラーだね。

この3日間ダメダメだけドナー

これ刺せるのはやっぱ凄いな
さすがはメジャーリーガーだよ、ぐっさん

この前の松井の動画も探してきた
mms://a1503.v108692.c10869.g.vm.akamaistream.net/7/1503/10869/v0001/mlb.download.akamai.com/10869/2005/open/topplays/archive08/080705_nyator_matsui_miscue_350.wmv?ct1=mlb

2005年8月22日

野球人生始まって以来（たぶん）、初めての「アウトカウント間違い」をして
しまいました。

１アウト、ランナー３塁２塁という場面で、バッターがレフトフライを打ち上
げたのです。そのフライを取って、（あー、よかったよかった）と、ダグアウ
トに向かって走り出そうとすると、なぜかジミーが「ホーム！！！！！」と叫
んでいるではありませんか。

その瞬間、言われるがままにホームに投げたら、２塁ランナーを捕殺しました。


結局、３塁ランナーは犠牲フライでホームインしたものの、図らずしてゲッツ
ーを取った形となり、イニングは「本当に」終わりました。・・・あの捕殺を
ジミーに捧げます。

それにしても、なぜ勘違いしていたんでしょう？

僕は普段から、自分の感覚以外に、必ずスコアボードを見てアウトカウントを
確認しています。

でも、今日に限っては、まず勝手に「２アウト」と思い込み、さらにスコアボ
ードの「エラー（ちょうど相手チームに１とついていた）」を見てしまい、自分が
合っていると安心してしまったようです。

試合に勝って本当によかった。大事に至らなくて本当によかった。

ベンチに戻ると、「あの犠牲フライの１点は仕方ない」と、むしろ結果オーラ
イのゲッツーに、選手も監督もご機嫌だったのですが、僕だけが試合終了まで
ひやひやしていました。

その後試合中ずーっと、ブルペンから、「ソーウ！今ワンアウトー！」と、確
認の声がかかり、レフトスタンドのお客さんまでもが、
「ソウ！ワンアウトー！」。

なので、「ワンアウトー！」と、普段選手同士で確認するような感じで、レフ
トスタンドにも手を上げて復唱しておきました。大変お恥ずかしい限りです。

ホテルに戻っても、会う選手会う選手に、からかわれました。たぶん、今シー
ズンずっと言われ続けることでしょう。

ペンシルバニア州ピッツバーグにて　田口壮

＞ベンチに戻ると、「あの犠牲フライの１点は仕方ない」と、むしろ結果オーラ
＞イのゲッツーに、選手も監督もご機嫌だったのですが

勝手に都合よく解釈しすぎｗ

松井もやったけど両方ともアウトになってよかったね。
オフは珍プレーで両方やりそう。

このスレ次スレとして使うか？

but So got hit in the back of the hand during the last inning. It did not look good

>>217
エェエエエェエエエ

一時難民スレ

not that sound means anything, but it was the absolute loudest hbp, i've ever heard, and taguchi just hit the deck.
ヤバイやばすぎる

High and tight pitch hit him in the hand. Not good at all. Tony was
throwing helmets and slammed So's bat against the helmet rack. Was NOT
happy.

数日前から、疲れによる下降線の兆し（い。、5タコ、カウント間違え）はあったが
、まさかこんな形になるとは。その後の詳細キボンヌ。

カーズ公式の掲示板見たが、ぐっさんのケガ具合かなり悪そうだな

田口の無事を祈って次スレ立てようよ。

試合見てたけど、左の手の甲にあたった。
右打者だから、ボールとバットの間にはさまる感じ。
乾いた音がした。。

ちょっと英語ニュースを漁るかな。。

負傷→即解雇　だわな、骨折でもしてりゃ

>>226
解雇はないでしょう。DL入りでは。

やべえ、最悪の事態（骨折、今シーズン絶望、日記断絶）を想定したら、
泣けてきた

>>227
今DL入ったら出てこれるの９月後半
プレーオフ以降は出れなくなるんじゃないかな
そうならもう田口の価値はなくなるので
来年再契約するかどうか
骨折なら３ヶ月はかかるからもっと悲惨

bat--It sounded like a shotgun blast

>>229
解雇などない！足を引っ張らないでくれ！

こんな事ならスタベンの方が良かった

くそーWSシリーズスタメンが逃げていくー

今こそ何苦礎魂でガンガレ。超ガンガレ。

誰だ！骨折が決まったように書いているのは？今回ばかりはシャレにならんよ！

ちょっと出かけないといけない。

帰ってきたら、「大丈夫でした。明日からまたがんばります。」
という田口日記が来てるはずだよな。絶対そうだ。

たいした事なければ、格好の日記ネタなのだが....

　　　　　　　／￣￣￣＼
　　　　　　　.l＿_＿栓＿l＿　　　い。
　 　 ＿＿ 　|ﾐ　 　（（● ）　へ　_
　　（　　　二,|（6 　∴ J 　(（( ）　　　　 《',
　　　￣￣_ノ＼ 　　 ∈　 __ﾉ　　　　　 /〉ﾉ〉〉
　　　　 ／　￣ヽｰ`ーi /　|￣ヽ　　 .（_(_/　　　ガッ　＝＝≡＝＝−−
　　　 /　　 　　＼＼￣/'ー|　 .└、　./　|(⌒
　　　 |　　　　　　＼/´　　|　|＼>/`ー|　　　
　　　 |　 .＼　　　 　 　 ./ / >´. '　　 ./　　 　　＼
　　　 |　　　 .＼＿＿＿r´／く　　　 .／　　　　　　 .＼
. 　 　 |　　　　　　　99／´　　 `ー‐┘　　　　　　＼＼
　　　 .| 　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,..、
　　 　 |T lｺTlﾆﾛｺT|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 （) (）
　　 　 | 　　.|　　　　.＼　

次スレのAAみたいなもの。
修正ヨロ

続報ﾏﾀﾞｧｰ?
新スレﾏﾀﾞｧｰ?

ここが新スレ

So x-rays negative!

stltodayの掲示板より。KMOXで言ってたとか

右手やっちゃったら本業に影響が…軽いといいんだが。

キーボードの左側を使わない日記なんて嫌だヽ(`Д´)ﾉ

見せ場で凡退、天仰ぐ　４番に起用された田口
http://www.major.jp/news/news20050824-9557.html

田口、初の４番スタメンも死球で途中交代
http://www.major.jp/news/news20050824-9551.html
＞セントルイス・カージナルスの田口壮外野手は２３日、敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に
＞メジャー移籍後初となる「４番・左翼」で先発出場。
＞しかし３打席連続で凡退すると、９回の第４打席で死球を受けて途中交代した。
＞試合はカージナルスが０−１０で大敗。

身もフタもねえ書き方しないでくれ･･･

4年目にしてこういうおちが待ってたか。
記念すべき初4番の日に。。。Orz

文豪の奴、タイプは打てるのか？

>>241
本当ですか！
ひゃっほう！！！！！

しかし、４安打の次の日ならいけたけど
ちょっと下降線にあったときに４番とは
トニーも無理難題押しつけるよなぁ

>>247
本当ならうれしいんだけど、ほかの書き込みで

Beware the quick x-ray diagnosis on a hand. 2nd day is always more reliable.
Especially in the case on a "non-displaced" fracture.
Molina had initial negative reports and later scans showed a fracture.

ということだから、明日の精密検査の結果を見るまではなんともいえないんじゃないかと

今日は日記どころじゃなさそう。
久々の休止かも。

田口はエックス線検査の結果、骨折はしていないが、
様子を見るため２４日の出場は微妙。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=mlb&a=20050824-00000084-kyodo-spo

骨折ってマジかよ！
もう今シーズンの日記は絶望なのか・・・

937 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2005/08/24(水) 02:35:30 ID:3KY8n87q
久々にアンチが来た
今日は大活躍の予感

m9(^д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ!

>>252
喪前は落ち着いて>>251の記事を見ろ

つか元々控えだし

しかし話題に事欠かない人だね。ネタの総合デパート田口。

日記もしばらくお休みか

日記の連続更新記録が途切れないか心配だ。

しかしトニーが4番のデットボールを予感していたのならネ申だが。

骨折じゃないにしても、かなり痛いはずだから、
今日日記があるか無いかでプロ根性が見えるな。

５タコでインケツかと思いきや、さらに底があったとは…

初の４番→３タコ負傷とは、誰も予想できなかった展開。
最近、いろいろとネ申がかってるな。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/images/KFullFlash20050824009_l.jpg
痛い！

さすがに今回は笑えない。
相手投手はノーコンで以前にもやらかしたことがあるらしい。

>>261
ぎゃあああああああああああ
朝は４番で浮かれてたのに＿|￣|○

新しいスレたたないの？

>>261
うわぁぁぁ・・・ スゲー物悲しソウな顔してるな

椅子の上で正座のAA思い出した。

たぐちゃん、君はがんばった、良くがんばったよ。

もう十分だよ、君の事は忘れない、感動をありがとう(´･∀･`)ﾉｼ

田口はプロなので口述で更新するだろう

＞"There is pain, but it's not broken," Taguchi said. "It will be swollen tomorrow, but after that, I will be OK."

大丈夫と信じたい。

http://www.stltoday.com/stltoday/sports/slideshow/cards2005.nsf/show/2DAABB5CACA8141386257067001D8552/$FILE/photo5.jpg
泣きたくなるよ

好事魔多しか。
というか、誰も日記のことばかり心配していて、
本業の打つことを心配していないんだな。

英文そのまんま貼ってる奴少し訳せよ

★カージナルスの田口壮113　いたたたたたたた！！！！★

洒落にならんな。

相手のP、ナメられた　とか思ったんじゃない？

Head trainer Barry Weinberg said the pitch hit Taguchi between the third and fourth metacarpals and termed it a bruise. Taguchi will be day-to-day.
額面１００％だとすると、明日はケロッとしたギョロメでスタメンかもな。

>>274
最終回10点差で投げている相手もそれ程の投手ではないのでは？

４番は狙われる宿命。
やっぱ６番がいいな

勝負強さが知れ渡って狙われたんだな

せっかくここのところ順調だったのに
３番や４番に起用するトニーが悪い

怪我人多いし、エドモンズ調子落としていたし。

ホスト規制でスレ立てられんかった…

>>273
マジでシャレにならん

タフが売りの田口だから多分数日後にはケロっとした顔で日記書いてるよ。

>>258
ラルーサは報復の的として田口を4番に据えたってか？鬼だな。

ここが避難所？
日記来るまでに新スレ立つかな？

>>283
死球の後かなり怒っていた模様。
たぐさんのバットで周囲を破壊していたらしい。

骨折してなかったのか。
よかったよかった。
串カツ屋開店時期が早まるのかと思ったよ。
明日はスタベン＆９回の守備だけでいいから出場できるといいなぁ。

MAJOR.JP見て飛んできた
今日はにしこりとSEA51が打ってるからタグさんも活躍したのかなと楽しみにしてたら･･･

やっぱり、田口頑丈だな。
流石メジャーで生き残るだけあるな。
ひとまず、日記のネタでも探して、かけるようになったら、面白い奴ね。

あ、ここが本スレじゃなかったのか。
久々に来たのでわからなかった。

本スレまでここで待機中だよ

前立ててボロクソ言われた俺は立てない。

本当に串カツ屋なんて始めたら、日記オタの溜まり場になるぞ。
（ドラマ電車男のベノアみたいに...)
それはそれで面白壮だが。

次スレタイトルは日記次第。AAは>>238参照。

日本人少し活躍するとぶつけるよね
たぐちぇも捕殺する時ぶつけちゃえ

mms://a1503.v108692.c10869.g.vm.akamaistream.net/7/1503/10869/v0001/mlb.download.akamai.com/10869/2005/open/topplays/archive08/082305_slnpit_taguchi_injured_350.wmv?ct1=mlb
ビデオで判断してくれ

>>295
ぐっさん…((；●))　((●；))

最近のぐっさん、暗黒面を隠せずに表面化している時が多くなってる希ガス

新スレ立ってたぞ。なんかここの流れからすると時期尚早のような気もするが。

★ｶｰｼﾞﾅﾙｽの田口壮113　ソウ！ワンアウトー！★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1124870327/

ｄｓｄｓｄ

手に当たったのに、直にバットに当たったような音がする。
ミズノマジックなのか？
掠り傷はやっぱ奇跡だな。

>>295
なんでだろう、ギョロ目のたぐアップ見たら笑えてきた

>>285
矛先はどっち？

まったく役立たずで四球受けた田口？
完敗で四球を与えた相手？

四球→死球　スマソ

田口さんって何考えてるかわからない系の表情するよな
面と向かったら正直ｺﾜｲ

まだ日記更新してないね。
デッドボールのせいで日記が書けなくなったのかな？

こんな時はヨメの日記でも読んでみたいものだな

「これ以上悪いことが起こるはずはない」とか「もうインケツは出尽くしただろう」とか思うと、
きまって、直後により大きな災難に見舞われるものだな。

>>302
相手でしょう。
田口のバットを振り回して暴れたらしい。

ミズノのバットの破壊力に酔いしれるトニー。
「何故ソウがボールに当ててもあまり飛ばないんだ？」

人は飛ぶけどボールは飛ばない
そんなバットは嫌だ

日記はないけど、今日のコメントはHPにあるぜ
おまえらちゃんと見ろよ
http://www.taguchiso.com/contents/news.htm

いったいどうやって骨折をなおしたんだ？？？

ID:0puPKS7a=真性包茎。あまりの悪臭で公害扱いされている。

>>311
＞本日のメールはお休みさせていただきます。

わざわざ休載のお知らせが載るなんて。
田口のメールって義務だったんだね。

日記は義務でなく職業。お知らせは当然。

ふだん日記が遅れただけでパニックになるやつが大勢いるくらいだからな
ぶつけられた夜となるとなおさらだ
お知らせは当然。

なぜここまで日記に執着するんだろ・・・・

>>317
そりゃ読者が大勢いるからだろ。
おまけに田口は２ちゃんねらだし、ここの反応見てたら当然やる気が出る。

　本出すから、印税ががばがばよ！

>>319
もうバカ売れでウハウハですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4391129078/

＞Amazon.co.jp 売上ランキング： 本内で159,157位

>>261
今さらだけど、ぐっさんも顔のデコボコが凄いな。
つーか、こっちのスレの方が居心地が良い俺ガイルｗ

>>272
ひっそりと同意

4番って凄いな。タキュチさんは

敵地でも４番３タコ田口に対して死球で立ちあがったときは惜しみない拍手が送られてたね

今日もちょっとだけ試合出れたみたいね。

また明日からスタメン復帰だろ！

他の選手も調子上がってきたからね
それは難しいかも

田口は今日ノーヒットか。またスタベン行きかな。

2005年8月24日

昨日はご心配をおかけしました。

手は大変腫れておりますが、折れていなくて痛いだけなので、どうにかなると思います。
今日はとりあえず守備に就きましたが、明日からの打撃での出場は、打ってみて判断する
ことになりました。

たくさんのメールありがとうございました。

さて、そのデッドボールのことも絡んで、練習前に乱闘騒ぎがありました。ちょうど僕らが
体操をしている時に、突然相手のコーチが、うちのピッチングコーチをひっぱたいたのです。

あれよあれよという間に人だかりが出来て、何だかわからないまま集合するハメになりました。
お互い確執があり、いろいろ溜まっていた末のことでしょうが、一部の熱い人々（両チーム
とも）を引き剥がすのが大変でした。

挙句、「今日は何言っても即退場だから！ベンチで何かつぶやいても、聞こえたら退場だから
な！」と、審判に警告される始末。おかげで気味が悪いほど、しずかーな、しずかーな試合でした。

カージナルスはそのまま、しずかーに勝ちました。


ペンシルバニア州ピッツバーグにて　田口壮　

田口は日記から流行語を生み出そうとしてるのか？

コーチ同士で喧嘩って何事よ?w

あと、堀江落選工作乙

雰囲気の重さは文章からは感じられない。
怪我もある程度メドがついたんだろうか。

と思わせておいて後になって
「怪我の直後はあえて軽いと見せかけるように振舞っていましたが」などと言い出し、
チームに心配をかけない気遣いのアピールを企む文豪。

2005年8月23日

お休み。


ペンシルバニア州ピッツバーグにて　田口壮





律儀だなｗ

田口の心配して抗議しにコーチが行って、乱闘になりかけたらしい（byNHK）

しかし、捕球の時痛そうだった。明日の試合はまだ無理か。

松井のように怪我を確変に結びつけることを希望。

＃いままでが確変なんていっちゃダメ。

カーズコーチやるな

あいかわらずしずかーにおもろいなー

最近のぐっさんは（結構前からだが）、日記中に必ずといっていいほど
スレタイに使えそうなキャッチフレーズを入れてくるよな…

そうだね。

今日は５番かよクリーンアップ制覇したな。
でもいきなり三振・・・

ぐっさん敬遠されたぞ

正直クリーンアップの器じゃない

カージナルスで３，４，５番を経験した男が

今季で（ｒｙ

今期で何？

2005年8月25日

何かと騒々しかったピッツバーグでの４連戦を終え、ワシントンに移動してきました。

ところで、今日からラインナップに復帰しました。まだ手はドラえもんのような状態
ですが、痛いのは慣れています。

「行けるか？」とトニー（監督）に聞かれ、「行けます」と答えると、トニーは笑って
「４番じゃないから！」と言いました。

僕のプレッシャーを少しでも和らげてくれようとしたのでしょうが、打順は５番。

僕としては４番も５番も、あまり変わらないです、トニー・・・。

日本では３、４、５番のことを「クリーンアップ」と呼びますが、アメリカで「クリー
ンアップ」というのは、４番打者のことだけです。

本日の「クリーンアップ」は、ヤディー（ヤディア・モリーナ・捕手）。初の４番に気合
十分なところを、皆に、「さあ、最初の打席はまずスクイズかあ！？」とからかわれ、
少しご機嫌斜めになっていました。

そこで、「ヤディー、お前がスクイズなら、その次の俺もスクイズや」と声を掛けたら、
彼にやっと笑顔が戻りました。

まだスイングに違和感があるのは否めませんが、野球ができるのが嬉しくて、嬉しくて
仕方なかった今日の試合。


ワシントンD.C.にて　田口壮　

２者連続スクイズはないだろ

２者連続スクイズはないだろ

>>346-347
２度同じ事を書く必要はないだろ

何このオモロイ流れｗ

＞僕のプレッシャーを少しでも和らげてくれようとしたのでしょうが、打順は５番。

トニーが気を使って5番にしてくれた（本当なら4番にしたがってた）みたいな
書き方だな。

このように自分をちょっと高めに装飾するのが、田口の
日記クオリティｗ

スティブ・クラインのプロレス技の実験台になっていたらしいけど、日記にそれらしいこと
書いてましたっけ。

なんかこのチーム強い訳がわかってきた

　 ,j;;;;;j,. ---一､ ｀ 　―--‐､_ l;;;;;; 　　
　｛;;;;;;ゝ（（● ） 　　（ ●）） 　 !i;;;;; 　　
　 ヾ;;;ﾊ　　　　ﾉ　　　　　　　.::!lﾘ;;rﾞ 　今の田口なら月間MVPも取れる
　　 `Z;i　　　〈.,_..,.　　　　　　ﾉ;;;;;;;;>　 そんなふうに考えていた時期が
　 　,;ぇﾊ、　　∈∋　,. 　 　,ｆﾞ: Y;;f 　　俺にもありました
　　 ~''戈ヽ 　 　　　　　　 r'´:::.　`!　　　

今日もいつもどおりタイムリー打ったな。

2005年8月26日


ワシントンＤＣにて、熱烈歓迎を受けました。蛾の大群です。すごい数です。守備の合間に、顔や身体にたかってくるのを叩き落としつつ集中するのですが、もう、気持ち悪いのなんの。

試合が始まった頃はまだ明るかったから平和だったのです。ところが暗くなるにつれ、照明灯のあかりに誘われて、いつの間にやら大乱舞。

ぶわさ、ぶわさ、ぶわさ、べとっ！ぱさっ！ぼとっ！

おかげで相手の攻撃が終わって一目散にベンチへ走るスピードは5割増しに。そして、レフトへ戻る足取りは、まるで鉛の靴を履いたように重かったのでした。

なお、レフトの定位置には、生々しいカマキリの死骸も落ちていて、つまみ上げるのも気味悪く、なんとか避けつつ走り回りました。本当につらい試合でした。

今日のメールは、虫の苦手な方はご遠慮ください。（最後に言ってもアカンか・・・）

ワシントンD.C.にて　田口壮

＞今日のメールは、虫の苦手な方はご遠慮ください。（最後に言ってもアカンか・・・）

分ってるんなら最後に書くなよ

今日の試合の総括か。難解だな。誰か解説よろ。

またタイムリー打ったぞ！

田口選手、優しく教えてくれてありがとうございました＠フジの子供向けMLB番組

OTL
ARFカレンダーのリンク先の名前見たけど、VIEW/CARTの注文ボタンに
田口の名前が隠されている・・・

今日は1安打だけか。

2005年8月27日

アメリカの首都、ワシントンＤＣ。

これまで何も気にせず「ＤＣは」などと話していましたが、実は「ＤＣ」が何であるか知りませんでした。
ワシントン州と混同しないように、単についている記号、くらいに考えていたのです。

でも、せっかくワシントンに来ているのだから、意味くらい知っておこうと、とりあえず調べてみたところ、
「ＤＣ」は、　ＴＨＥ　ＤＩＳＴＲＩＣＴ　ＯＦ　ＣＯＬＵＭＢＩＡ（コロンビア特別区）のことで、アメ
リカ大陸を発見したコロンブスにちなんだ名前である、ということがわかりました。

この4年間、アメリカ大陸をあちこち旅しているというのに、見るのはホテルと球場ばかり。第一休みがな
いし、首都に来ても、それは変わらず残念。

むしろ携帯の電波状況が悪く、「やっぱりホワイトハウスの近くやから、妨害電波が出てるんやろか」など
と、ぶつぶつ言ったりしていました。

でも、アメリカ人には、ワシントンＤＣに対する敬意があるようです。ジョン（メイブリー・外野手）は、
「あちらに見えますのが、ペンタゴンでございます」などと、「はとバス」のように教えてくれるのです。

5角形のペンタゴン・アメリカ国防総省は、世界的にも有名です。でも、真横から見る限り、ただの平らー
な建物です。

そこで一句浮かびました。

「ぺンタゴン。上から見なけりゃペッタンコン」

僕がにやにや笑っているのを、ジョンが不思議そうな顔で眺めていました。

ワシントンD.C.にて　田口壮　

911でグシャリンコ

（･∀･）ﾆﾔﾆﾔ

今日もヒット打ったん？

打ったよ。

こんな日記を書けるなんて、田口ってスゲー

この日記を読んで田口はビッグプレーヤーになれないと思った。

2005年8月28日

最初から最後まで、ヘッドラインになりそうな出来事が目白押しだった今日のゲーム。一見不安材料ばかりの中で、それでも完封リレー勝ちしたのは、トニー（監督）の采配の妙としか言いようがありません。

先日、監督としての通算勝利数が、歴代単独3位になったばかり。

「然るべき時に、然るべき場所にいたからね」と謙虚に言うものの、ただいるだけでは絶対勝てません。「こんなことするんや」「あんな風に考えるんや」と、毎日が驚きの連続です。

今日の主な出来事。

・昨日先発を回避したマルダーが、今日も首痛で出られず、4年ぶりのカル（エルドレッド）が突然先発。まわりも本人もびっくり。

・主砲のアルバート（プホルス）が試合開始後5分で退場。判定に対して不満があり、自分を納得させようとつぶやいていたところ、それを「文句」とみなされて退場。

・ベンチに最後まで残った野手はラリー（ウオーカー）だけ、というほぼ総力戦。ファーストはのべ3人の選手が守ることに。

もうこれだけでもお腹いっぱいです。でも、一番の「見せ場」は、たまたま僕が打席に立っていた、２アウト３塁１塁での出来事だったでしょう。

１塁ランナーはヤディー（モリーナ・捕手）。チームで一番足の遅い選手です。３塁ランナーはジミー（エドモンズ）。こちらも決して速いとは言えません。相手チームとしては、ランナーへの警戒心がもっとも緩む状況だったと思います。

そこで、ディレード・スチール（※）です。

バッターボックスにいた僕は、２アウトなのでサインを見ていませんでした。だから、ヤディーがゆっくり走り出したのを見て、いったい何が起きてしまったのかと呆然としてしまったのです。

盗塁・・・と言うには、スピードが足りないし、しかも、妙なタイミングなので、（もしかして、単に飛び出したんちゃうやろな？）と、心配していたのです。

その間に、３塁ランナーのジミーがホームに突っ込んできていました。
ヤディーの走りっぷりをずっと見ていた僕は、その時、ほとんどホームをブロックするような形で、ぼーっと立ち尽くしていたのです。

「危ない！どきなさいっ！」

審判がそう言わなければ、前代未聞の「タグチとエドモンズのクロスプレー」になっていたことでしょう。

まさかあそこでスチールをかけてくるなんて。

自分の選手をも驚かせるサインの根拠は決して「直感」ではないでしょう。勝てる監督とは、こうも緻密なものなのか、とあらためて驚くばかりでした。

毎試合がいい勉強。これって、なんだかとても得をしている気分です。




（※）ディレード・スチール：名前の通り、「遅れた盗塁」。通常の盗塁と違い、わざと遅れ気味にスタートを切る。そのため、「盗塁はないだろう」と安心していたセカンドとショートのベースカバーが遅れてしまうことがある。

キャッチャーも、「ああ、走ったな」と、冷静に投げれば、ベースのかなり手前でアウトにできるのだが、ベースカバーが遅れることなどで、慌ててしまい、結果として相手の盗塁を許してしまうことに。リスクは伴うが、不意をつくという点では効果的な作戦。
それを考えれば、１塁ランナーがヤディーというのは、最適な状況だったのかもしれない。


フロリダ州マイアミにて　田口壮

>>371
ピッチャー強襲のヒットが良かったな

ほんとは田口に打てのサインだったんだけどね。まあいいか。

ぐっさんの反応くるかな？

仰木監督 今季限りで勇退
ttp://www.daily.co.jp/baseball/2005/08/30/185294.shtml

2005年8月29日

マーリンズとの試合で、選手が大変楽しみにしているのは、チアガールの存在です。

たぶん、本拠地を分けるフロリダ・ドルフィンズ（ＮＦＬ）の応援も兼ねているのでしょうが、他の球団との試合で、チアガールというものを見たことがありません。ここで唯一見るチアガールは、なぜだか大変嬉しい光景です。

「いやー、チアガールがおるんやでー」

ヨメに電話したところ、「へえー、よかったねえ。ところで、チアガールって、見るだけで嬉しいものなの？」という、期待通りの質問が。

「イニングの合間に踊るんや！」
「そんなに踊りが好きなら、私も踊ろうか？がんばるよ」
「殴られるぞ！チアガールじゃなきゃ、アカンねん！」

そうです。チアガールが踊っているところに意味があるのであって、ヨメが踊っていても、特に嬉しくありません。ましてチアガールの格好をしていたら、その場で天誅を下すでしょう。

チアガールが踊っていると、それだけでやけに嬉しい。それは男のサガなのです。ただそれだけでニヤニヤしてしまうのです。

何が嬉しいかと聞かれても、何が嬉しいか、本人にもわかっていないあたりが情けない。あえて言えば、「目の保養やねん！」

しかし、目の保養をしても結果は三振。マーリンズのチアガールはあくまでも、マーリンズの応援をしているのでした。


フロリダ州マイアミ.にて　田口壮

ぐっさんに離婚の危機が・・・

>>376
ぐっさん、調子いいからって天狗になってるな

今日の日記はなんかいまいち楽しめないな。

>たぶん、本拠地を分けるフロリダ・ドルフィンズ（ＮＦＬ）の応援も兼ねているのでしょうが、
>他の球団との試合で、チアガールというものを見たことがありません。
>ここで唯一見るチアガールは、なぜだか大変嬉しい光景です。
いや別物じゃね?掛け持ちの人もいるかもしれんが。
海豚チア
http://www.miamidolphins.com/cheerleaders/cheerleaders_index.asp

加治木人魚
http://florida.marlins.mlb.com/NASApp/mlb/fla/fan_forum/mermaids.jsp

あと
×フロリダ・ドルフィンズ
○マイアミ・ドルフィンズ
な

ほう。

http://blog.melma.com/images/keyword/1446.jpg
昨日免許用に撮った証明写真です。もし新潟で気に入ってくれた子いたらレスちょうだいね。
性格はやさしめ。夜は逆かも・・・
とにかく新潟来たばっかりで友達居ないので、メル友からでもお願いしますー
仲良くなったらお茶でもしたいね

誤爆スマソｗ

なんかカズオの日記みたい。

いつものコピペ荒らしがこっちのスレに湧いて出たか。

スルーしようぜ。

今日は田口どうだったの？

>>386
守備だけ。打席なし。

2005年8月30日

球場に早めに入るのが好きです。ゆったりした気持ちで準備できるし、身体の手入れや
治療にも時間をかけられるからです。

球団のバスがホテルを出る時間は、僕からすると、ちょっと遅め。だから、同じような考えの
選手は、いくつかのグループを作って、タクシーで早めに球場入りします。

僕はいつも、フロー（ランディー・フロレス・投手）、そしてブラッド（トンプソン・投手）と３人で
タクシーをシェアしています。道すがら、あれこれ話す時間は毎日の楽しみ。

ところがいつも明るいブラッドが、今日に限ってとても暗い顔で車に乗り込んできました。

「朝ごはんに、４０ドル（４５００円くらい）も遣っちゃったよ・・・」

カージナルスが宿泊しているホテルは、マーリンズの球場から遠く離れた郊外。治安上の
理由で、マイアミ市内には泊まれないのだそうです。

安全なのは何よりですが、問題は食事。まわりに何にもないため、食事はホテルのレスト
ランか、ルームサービスしか、チョイスがありません。

ただでさえ割高なホテルの食事。これがルームサービスとなると、サービス料やチップを
含めて、かなりの金額になってしまいます。

朝食に４０ドル！とは、いったいどれだけ豪華に注文したことか。でも同時に、その金額で
頭を抱えることのできる彼の金銭感覚が、何だか嬉しくもありました。

年俸が高くなると、金銭感覚も変わっていきます。地に足のついた生き方をすることがだん
だん難しくなり、それで身を持ち崩してしまう例を、日米問わず、多く聞きます。もちろん、
金銭感覚の変化がいい方向に出れば、それが何よりなのですが。

ブラッドは２３歳。カージナルスが将来を期待するプロスペクトの一人で、
今後は今以上に、投手陣の重要な一角となり、年俸も大幅に上がっていくことでしょう。

その時、彼が４０ドルの朝食を、高いと思うか、安いと思うか。フローと２人、いつか必ず
聞いてみようということになりました。

明日のタクシー代は、順番で行けばブラッドの番。でも、今回は「４０ドル分のいい仕事」
を期待して、僕らが肩代わりするつもりです。

フロリダ州マイアミ.にて　田口壮

ぐっさん。これで奥さんの怒りが収まったと思うなよ

今年は給料少なくて大変だろうが、必死で頑張るぐっさんの姿が涙でよく見えないよ

タクシー代ぐらい出したれやｗ

田口はシブチンの先輩と思われてる に４０�j

2005年8月31日

移動前の機内、何人かの選手の子供たちが、はしゃいで走り回っています。明日はヒューストンにてオフなので、
今から「どこに行こうか」「何をしようか」と待ち遠しいのでしょう。

僕は家族に会えるまであと４日がまん。毎度毎度のことながら、長い遠征は寂しいし、遠征先でのオフは、もう、
本当に、がっかりします。

さて、今日の試合では、チームがリードしていたこともあり、「サイクルヒットまであと１本」に迫ったヘクター
（ルナ・内/外野手・ドミニカ出身）の応援で盛り上がりました。

３ベース、ホームラン、そして２ベースを打って、あとはシングルヒットでサイクル。ベンチでアルバートが「バ
モス！（スペイン語で「頑張れ！」「行け行け！」といった意味）と叫んだのをきっかけに、全員がスペイン語で
ルナを応援し始めました。

ここはプエルトリコか、ドミニカか？

でも残念ながら、一番短いその１本が出なかったのです。

その後外野にて、投手交代の合間にルナと話していると、「どんづまりだったよ！」と残念そう。そして、「きっ
と僕の指が、ホームベースのあたりに落ちてるよ」

詰まった当たりを打つと、手がじーんとしびれ、まるで指が取れてしまったかのような感覚になります。そのせい
か、日本でもアメリカでも、詰まった当たりでアウトになると、「俺の指拾っといて！」などと言う選手が必ずい
るのです。

野球選手同士ならわかりあえる、国境のない表現のひとつと言えるでしょうね。


フロリダ州マイアミにて　田口壮

俺の指拾っといて！

今日は試合は？

ないよ

2005年9月1日

ヒューストンにてオフ。何か寛にお土産でもと思い、うろうろうろうろモールを歩き回りました。

結局気に入ったものがなく、疲れただけ。しかも寛の声を聞こうと電話したら、電話口で「ＮＯ！」。

ちょっと前まで「パパー！」と言ってくれていたのに。

長い遠征は恐怖です。じわじわと、子供に忘れられてしまうからです。

僕がいない間、カージナルスのゲームは必ずテレビで見ているらしいのですが、その習慣もライバルの
登場によって、なくなりつつあるそうです。

「ＤＯＲＡ」（ドラえもんではない）というアニメにはまってしまった寛は、
朝起きてから夜寝るまで、「ＤＯＲＡ！ＤＯＲＡ！」と大騒ぎ。

テレビで野球中継をつけていようが、僕の打席だろうが、「ＤＯＲＡ」のＤＶＤが優先で、カージナルス
がどうなろうが、僕が打とうが打つまいが、彼は「ＤＯＲＡ」しか気にしていないのです。（それは仕方ないが）

「ほら、パパが出てるね〜」

ヨメが必死で気をそらそうとしても、「ＮＯ！ＮＯ！ＮＯ！ＮＯ！ＮＯ！！！」の連発。少なくとも以前は
「あ、パパ、だ」と嬉しそうに画面を指差し、パチパチと拍手をしていたというではないか！

寛くん。最近ぐんと語彙が増えて、ママの言うことも、オウムのように繰り返せるようになったらしいね。
記憶力も少しづつよくなってきたみたいやね。しかし、一番肝心なことを忘れてないかい？ あの小さな頭
のポコちゃんだって、覚えてるで。

・・・パパです・・・。

テキサス州ヒューストン.にて　田口壮

＞寛くん。最近ぐんと語彙が増えて、ママの言うことも、オウムのように繰り返せるようになったらしいね。
＞記憶力も少しづつよくなってきたみたいやね。しかし、一番肝心なことを忘れてないかい？ あの小さな頭
＞のポコちゃんだって、覚えてるで。

↑なんかこの書き方むかつく。

ＤＯＲＡゴンズ・・・

右下にパパが
ttp://images-jp.amazon.com/images/P/B0000640Y4.01.LZZZZZZZ.jpg

次スレage

ニコロディオン＞＞＞ぐっさん

現行スレはここなの？

>>404
バモス!

８月　成績

名前　　　　　試合　　　打数　　安打　本塁打　打点　盗塁　　打率

田口壮　　　　３０　　　９４　　３４　　２　　１９　　４　.３６２

井口資仁　　　２３　　　８９　　２３　　５　　１０　　１　.２５８

松井秀喜　　　２９　　１１８　　３０　　３　　１７　　０　.２５４

イチロー　　　２８　　１１９　　２９　　６　　２０　　９　.２４４

松井稼頭央　　１４　　　３２　　　７　　０　　　１　　０　.２１９


田口の独り勝ち！
イチ松にはもうちょっと頑張ってもらいたい。
そして、カヅオ・・・・・・

>>406
松井秀にはともかく、イチローとは打率以外はいいとこ
同じじゃないの？イチローのホームランの数はタグチの
３倍だし、チームの強さも全然違うからなあ。

今日も試合なかったの？

あったよ。

ついにNHK来るか・・・
たまたま松一の相手とかじゃなく、タグティメインで

2005年9月2日

試合途中から出場して、４タコを食ってしまいました。チームは延長１３回にサヨナラ負けです。

先発したラリー（ウオーカー・外野手）の怪我の状態が思わしくなく、「ソウ、すまない。用意しておいてくれるか？」と、わざわざ自分でお願いに来てくれたのに。ここで何とかラリーの分まで、とはいかず、とてもとても自分にがっかりしています。

ワイルドカードに望みをつなごうとするヒューストンはさすがしぶとく、リードしても、リードしても、追いついてくる。両チームともまさに総力戦になったのに、打撃面でまったく貢献できず、とてもとても（以下同文）。

今日はアストロズと戦う以前に、すでに己に負けていたような気がしています。

それは試合前、９月のベンチ枠拡大でメンフィスから戻ってきたマホー（マイク・マホーニー・捕手）に、「ソウ、お土産だよ！」と、ずっしりした箱を渡された時のことでした。中には僕のボブルヘッド（首振り人形）が。

「メンフィスで、ファンサービスで配ってたんだ！」

ナ・リーグのチャンピオンリングの中に僕が立っている、というデザインで、なかなか凝っているボブルヘッドです。

その時初めて「ソウ・タグチ・ボブルヘッドデー」がメンフィスであったことを知り、モデルにしてくれて、ありがたいことやなあ、と、感謝の気持ちでいっぱいになったのでした。それを持ち帰ってくれたマホーの心遣いも嬉しいばかりです。

「マホー、ありがとな！」

で、うきうき、人形をもう一度見ると・・・・脚が折れてるやんけ〜！！！

「あ、持って帰ってくる途中で折れちゃった」

あくまでも無邪気なアメリカ人。


でも、僕は、気にします。脚が、折れているのです。試合前なのに、脚が。何か起こるんかこれは？怪我する？不吉？もうアカン？


頭の中にいやなイメージがざざーっと広がり、一気に意気消沈です。

だからといって試合中、そのことを考えていたわけでもありません。打てなかったのも単純に自分が悪い。

なのにロッカーに戻り、ふとボブルヘッドの箱を見た途端、（あああ、予感が当たった）と、思ってしまったのです。

今日のタコを、どこかで人形のせいにしようとしている自分が、かなり恥ずかしい。恥ずかしいと書きつつも、一刻も早く修理しなくちゃと焦っている自分が

（以下同文！）


テキサス州ヒューストンにて　田口壮

奥さんの怒りのせいに１ＳＯＵ

人稲杉

>>398
（;´Д⊂）ﾊﾟﾊﾟｶﾞﾝｶﾞﾚ

今日日記遅いな

そーだね

2005年9月3日


１点リードのカージナルス、場面は８回表。 先頭のラリーがヒットで出て、ノーアウト１塁で田口壮です。 ベンチのサインは、これ以上の「あからさま」はない「右へ打て」。

以前もこのメールに登場した、トニー（監督）の「ジェスチャーつき右打ちサイン」です。

ベンチでトニーが、３塁コーチャーズボックスではチェオ（ホセ・オッケンドー・コーチ）が、 右に打つポーズを何度も何度も繰り返しているのです。

なぜか僕にしか出さない 振りつきサイン。おかげで内外野もぐっと右寄りになり、球場全体が、「さあ、田口は右を狙って打ってくる」という雰囲気に包まれました。

なんとかもう１点欲しい場面。送りバントもありでしょうが、理想はノーアウト３塁１塁。

確実にワンアウト与えてしまうバントより、最悪でもランナーを進められ、なおかつ ヒットの可能性を残すのが、この右打ち指令です。それにしてもあまりに開けっぴろげで、 やりにくいったらありません。

相手バッテリーは右に打たせまいとサインを交換しています。 そして、インコースに投げてくる予感でいっぱいです。 少し高めに球の浮くピッチャーなので、ゴロにはならない確信がありました。

そこでインコース、来た！
引っ張っちゃえ〜！

たまたまヒットになり、理想どおりノーアウト３塁１塁になったものの、 ベンチでトニーが笑いながら怒っています。

（右に、打てって、出しただろっ！）と手足を振り回すトニー。 （だって、インコースに、来たんや、もん！）と、やりかえす僕。

ベンチと１塁ベース上で、怪しい動きを交換する２人を見比べて、１塁ベースコーチの デイブ（マッケイ・コーチ）は、下を向いたまま笑いが止まりません。

試合後チェオと、「あのサインは機能するなあー！」と盛り上がりました。 たぶんまた、相手チームが忘れた頃に、出されることでしょう。



テキサス州ヒューストにて　田口壮　

MLBに妙なまでの親しみを感じさせる男、田口w

今日の試合はどうだった？

動物の例え、なかなか的確。

田口も一年目とかはどうなることかと思ったけどすっかり定着したなー。

そうやな。

やっとカージナルス戦＠BSNHK！
でも録画・・・・・・・・

そしてスタベン。
見る気力失われまくるなw

2005年9月4日

「ソウは動物にたとえたらチワワだな！」

お調子者のタバレス（ジュリアン・タバレス・投手）は、 すぐチームメイトをからかいます。

「エクスタインはうさぎ。カーペンターはラクダ。 ロドリゲスはロバ、と」

うちにポコちゃんがいるのを知ってか知らずか、 なんで僕は、「犬」ではなくて「チワワ」なんでしょう？

小さくて目がでかいから、って見た目そのまんま。 しかも、動物に例えられてまで、メキシコ系かい。

そのタバレス、行く先々で、必ず何か騒ぎが起きます。去年はプレーオフ中に、怒りに任せてベンチの電話を殴り、 骨折してしまったのは記憶に新しいところ。

ここでは書ききれない数々の迷惑話はさておき、 今日の帰りの機内でも、やっぱりやってくれました。

寝屁。ねべ。とにかく、ぐっすり眠りながら、ぶーぶーと屁をコクのです。 最初は耐えていた周りの選手も、あまりの臭さにガマンの限界です。

まるで打ち合わせたかのように、誰もが手もとの毛布と枕をつかみ、 次の瞬間、タバレスの席に向かって、それらが一斉に投げつけられました。

埋まってもなお眠り続けたタバレスも見事でしたが、 選手たちのコントロールも、さすが野球選手、お見事でした。

長い遠征の終わり、勝ち試合のあと、そして夜ゆっくりできるデーゲーム後の移動。 嬉しい要素が揃ったせいか、いつもよりずっとにぎやかな家路となりました。

ミズーリ州セントルイス.にて　田口壮　

プホルズって田口のこと知ってるのかな？
チームメイトだけど

何寝ぼけた事いってんだ、お前w

>>428
知ってるも何も、
映画を一緒に見ようと誘われるくらいの親友。

そうなんだ？俺も映画誘われたいな〜

>>431
んじゃ行くか？

>>432
いや、お前誰だ？

me と movie 行くか？

2005年9月5日

試合後、翌日のスタメンが貼り出される時と、そうでない時があります。

レギュラー組は自分の体調などに合わせて「明日は休み」「出る」などと 決められますが、僕ら控えの運命は、すべてトニー（監督）の手に握られています。

だから、翌日がスタメンなら素直に嬉しいし、 何の発表もなければ、（もしかしたら明日はスタメンかもしれん）と、 一晩夢が膨らんで、これまた嬉しい。

しかし期待しすぎると、ベンチスタートだった時、かなりがっかりします。 たとえば今日とか。

でも、この「がっかり」がなくなったら、野球選手としてはもうアカンやろうな、と 思っています。

僕はカージナルスの控えではあるけれど、 「あー、俺はどうせ控えや。先発できんでも仕方ないやん」 という、卑屈な気持ちはありません。 レギュラー組に敬意を払いつつも、いつでも先発したいという気持ちは変わらないからです。

同時に、先発できなくても、チームにとって欠かせない選手でいられるよう、 自分に何が出来るか、求められているかを考えています。 控えもまた重要な役割だし、プライドを持って「控えて」います。

正直言って、日本にいた頃は不満だらけでした。 スタメンどころか、打順をいじられただけでもムカっとしたり。 その感情を顔に出すまいと、いらん努力をしていたことになります。

それが今では、 （やった、スタメン、嬉しい）.、 （ベンチスタート。よっしゃ体力温存、一発集中）、 （何番だろうが任せなさい） など、どんな状況でも、どこかに明るい部分を見つけて、 それを喜べるようになりました。

明日の先発は貼り出されていませんでした。 だからとりあえず、 「明日は先発！（だといいな）」のつもりで休みます。

これで今夜もまた楽しい。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

★カージナルスの田口壮109　soはチワワだな!★

野球の話はつまらんよ。

田口さん、ここを読んでたら日本人プレーヤーで３A選手に贈る言葉をお願いします！
具体的にはマイナー生活に嫌気がさして今年限りで日本に帰ろうとしている中村選手など
田口さんならどう声をかけますか？田口さんのこれまでの経験を生かして思っていることを
書いていただければ幸いです。

監督と選手との信頼感がないときに打順をいじられたりするとむかっと来るというのだろう。
タグさんだって、はじめのころは「なんでやねん、トニー！」って言ってたわけだし。

今は、信頼感があるから余裕かましていられるんだろう。

信頼感もさることながら試合にたくさんでてる余裕からじゃね？

月間MVP
やっぱり候補にはあがったな。
これで思い残すことなくｼﾈるんじゃないか？

だな。

>>438
「ねえ、いったい何したの？」

2005年9月6日


試合前の「ゴッド・ブレス・アメリカ」を演奏する地元の高校生ブラスバンド部。 緊張した面持ちで整列している彼らの中に、何人か楽器を持っていない 生徒たちが、横断幕を掲げて紛れ込んでいます。


そこには「ありがとうソウ！おかげでローズパレードに行けたよ！」

去年、チャリティーイベントで一緒だった高校生たちだったのです。

ローズパレードは、毎年１月１日に、カリフォルニアのパサデナで行われる恒例行事。 世界中から集まったマーチングバンドが大行進します。

何十カ国に衛星放送されるという、 まさに世界が注目するパレード。それに出場できるのは、バンドとして非常に名誉なことだそうです。

もっとも、誰でも参加できるわけではなく、選考や招待など、さまざまな条件をクリアしなければなりません。

また、せっかく地域や州の代表として選ばれても、パサデナまでの旅費や宿泊費がまかなえない、というケースもままあるとか。

僕が去年参加したチャリティーイベントはまさに、その高校生ブラスバンド部を後援するためのものだったのです。

「せっかく実力で代表を勝ち取ったのに、お金がない！」

知り合いからのＳＯＳを受けて顔を出したのですが、たまたま来ていた選手が 僕だけ。それでもお客さんはオークションに快く協力してくれて、寄付金も集まり、 「いい経験しといでな！」と、送り出すことが出来たのでした。

総勢１００人はいようかという大ブラスバンドです。 その彼らが試合中も、巨大な「ソウありがとう」の横断幕を球場内でいくつも広げたため、 まわりの選手たちは、 「ねえ、いったい何したの？」

（ちょっとでも助けになれるなら）という気軽な気持ちでの参加だっただけに、 そんなに喜んでもらえると、嬉しいわ、照れくさいわ、なのに全然打てないわで、 むしろ恐縮してしまいました。

ところで今日からベンチは大賑わい。３Ａの日程が終了し、９月の ロースター拡大に伴い、ジョン・ゴールやシューメイカーなどが戻ってきたので。

けが人の多かった今シーズン。上がったり下がったりしつつも、 どこかで必ずいい働きをしてきた選手たちです。

トニー（監督）は常日頃から、 「今年はみんなでここまでがんばった。だから、みんなで優勝しような」 と言い続けてきました。そしてその言葉どおり、誰一人欠けることなく、今年のシーズンに関わってきた選手すべてを昇格させたのです。

トニーの心意気や、再会の嬉しさに、今夜は珍しくはしゃいでしまいました。 ノーヒットの悔しさは、もう、それでチャラにしておこう。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

分母は２でなく３　○|￣ﾄ＿

↑間違い
分母は３でなく２　＿ﾄ.￣|○

>>447
ﾜﾗﾀ。乙！

マドラックスから２本打ったのか。

奥さんの怒りも多少納まったようだ

>>449
ヤンマーニ ヤンマーニ ヤンマーニ♪

なんだよ審判批判かよ

審判批判だな。

来年は規定打席３割１０本２０盗塁を目指してくれ
よく頑張った、壮！

2005年9月7日

僕としては、フェアだと思ったのです。

それは三塁線を抜くヒット（だと思った）でした。 ブッシュスタジアムは、三塁からレフトへ続く
フェンスが変わった形をしているだけに、 クッションボールの処理は、勝負の分かれ目。

（読めた！）完璧なクッションの処理、そして、セカンドを狙っている（はずの）ランナーを 刺す
べく、そのままランニングスロー！

しーん。

セカンドのあたりで、エクス（エクスタイン・内野手）が両手を上げてストップをかけています。
沸いているはずの球場は静まり返っています。セカンドを狙っているはずのランナーは、いまだ
バッターボックスに。

単なるファウルでした。なぜか僕だけが気づかなかったのです。 必死のプレーで、しかも自分と
しては（完璧な打球処理だっ！）と酔いしれていただけに、 凡フライを落球するよりむしろ恥ず
かしかったです。

そういえば、フェンス際のファンが、必死でボールを取ろうとしていました。 （いつもはこんな
に乗り出さんのになあ）と、不思議には思いました。そういえば、なんだかまわりが慌てていませ
んでした。でも、その瞬間は、すでにボールを投げかけていたのです。

その後のジミー（ジム・エドモンズ・外野手）が、 「なんだ、あれファウルだって気がつかなかったの？」と聞いてきました。

「いや・・・わからんかった」
「三塁の塁審が、両手を上げてただろ」
「それが見えんかったんや」
「じゃあ、悪いのは三塁の塁審だ！」

そう言い切ると、ジミーは三塁の塁審に向かって大声で、 「手を上げろ〜！」と叫びました。すると塁審から、「手は上げた
〜！」と律儀に返事が戻ってきたのです。

野球では、ファウルを示すジェスチャーとして、審判は両手を「バンザイ」のように上げます。たまたま僕が見なかっただけ
なのに、すっかり悪者にされた審判は気の毒でした。

しかしそれだけでは終わりません。 ２ベースを打ってセカンドに行くと、今度は二塁の塁審が、「ファウルだって気づかな
かったの？」とまた聞いてきました。

僕がそうだと言うと、その塁審がいきなり三塁の塁審を指差して、「じゃあ、あいつが、悪い！」

その後、「ちゃんと見てなくて、スミマセン」という僕の謝罪に対し、さんざん責められた（？）三塁の塁審は、笑って応
えてくれました。

いろいろな審判がいます。性格も、傾向も、さまざまです。でも、一番嬉しいのは、僕らに対して有利な判定をしてもらう
ことではなく、審判もまた、ゲームの流れを楽しんでいる、という精神的な余裕を見る瞬間です。

そういう審判とプレーする野球には、一味違った面白さがあります。

ミズーリ州セントルイス.にて　田口壮

来年は規定打席３割１０本２０盗塁３５０日記でしょ

>>457
田口ってシーズンオフも日記書いてるのか？

さすが職人だなぁ。

田口日記
http://www.taguchiso.com/contents/f-mail.htm
ほぼ毎日更新。内容もプロのスポーツライターに引けをとらないレベル。

カズオ日記
http://sports.cocolog-nifty.com/kazuo25/backno.htm
内容はちゃんと日記していて更新ペースもまずまずだったが、6月7日分を最後に途切れている

木田日記
http://www.g-cross.com/daky/diary.html
ほぼ毎日更新だが試合結果の羅列で全く読みどころがない

井口日記
http://www.tadahito-iguchi.com/diary/index.html
日記というよりファンへのメッセージ。渡米後更新なし

藪のメッセージ
http://www.k-yabu.net/message/index.html
真面目な近況報告だがファンへしっかりと語りかけていて好感が持てる。

野茂のメッセージ
http://ballplayers.jp/nomo/voice.html
ノリのメッセージ
http://ballplayers.jp/nori/voice.html

開幕前に書くのが井口、開幕前書かないのが田口
口閉じてるのが井口、開いてるのが田口
青学出が井口、関学出が田口
代理人代えたのが井口、嫁を代えたのが田口
以下ry

というのを以前見かけた

だから？

2005年9月8日

ここで会ったが１００年目、 復讐の時がやってきたのです。今日先発させてもらえるとは思わなかったのです。だから余計に「やったんね〜ん！」と燃えたのです。

その名はベンソン。メッツのピッチャーです。個人的にはどんな人か知りません。きっといい人でしょう。でもグラウンドでは憎い男。ぜんっぜん打てない。もう、やりたい放題やられて、これまで僕はくるくると、綺麗な弧を描いて回り続けてきました。

３Ａにいた頃も、なぜか同じ時期に、彼はリハビリのためにマイナーに来て、ナッシュビルで対戦するハメになったのでした。もちろん、全然打てませんでした。

もしかして、何らかの因縁があるのか？あっちは僕のことなど気にもかけていないでしょうが、僕は勝手に運命を感じて、敵対心を燃やし続けてきました。

ベンソンを打たなければ、ここから先に進めない。ベンソンを打たなければ、これ以上にはなれない。でも、対戦成績悪いから、たぶん先発じゃないし、ますます打てんなあ、と思っていたら何と！球場に着くなりトニー（監督）が、「ソウ、用意はいいか？」

「い、い、い〜いですとも！！！」

必要以上に大きな声で答えてしまいました。

そのベンソンから、今日、初めてヒットを打ったのです。自分で「ヒットを打ちました」なんて書いていいのか？ でも、いい。今日はいいのです。やっとやっと、一歩前に出ることができました。

長いシーズンの、そのうちの一試合だったとはいえ、僕にとっては一方的に大きな意味のあるリベンジゲームとなりました。

これで地区優勝へ向けて、カージナルスのマジックナンバーは１０。でも、マジックが出ているからといって、安心している選手は一人もいません。特に怪我人の多いシーズンとなってしまっただけに、トニーはこのところ、ますます慎重です。

「どこか少しでも痛いとか、つらいとか、そんな場合は必ず言ってくれ。怪我や故障があれば、少しでも休みを取らせるから。ミーティングは以上！」

シーズンも終盤、選手はみんなへとへとに疲れ果てています。トニーのその言葉を聞いた瞬間、まるで打ち合わせでもしたかのように、全員が「うう・・・」「ああ・・・」と、脚を引きずりながら、監督室を後にしました。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

勝手にライバル意識燃やしてんじゃねーよ。

中日の井端なんかもメジャーでできそう　田口を見るとそう思えてきた

コピペウザイ

そりゃ井端でもボールボーイは務まるだろ

癖がなく、こつこつ当てるような選手が通用しやすい　と思うんだ

最初の頃の田口は、打球がまともに飛ばなかったぞ。

やっぱりパワーはいるでしょ。
せめて今の田口くらい腕がムキムキにならないと。

そっかー

だよな。

今日は打てなかったの？

４タコ。日記待つ。

2005年9月9日

試合前に、日本から訪ねてくださったミズノの皆さんと食事をして、用具についての細かな打ち合わせを行いました。常にベストの状態で試合が出来るように、という心遣いに感謝です。

ところで、とあるミズノの方は以前、ヨメにこっそり「田口選手は、とにかく注文が細かい。満足してもらうまでが一番大変な人です」と笑って話していたそうです。

確かに僕は細かい。重箱の隅をつつくように、ミリ単位より細かい注文を繰り返します。でも、その数字の世界を超えた後は、感覚の問題。

特にグラブは、手にはめてみた感覚がすべてなので、担当者に申し訳ないと思いつつも、なかなかうまく「こんな風に」と説明することが出来ません。

それに比べると、バットはもう少しだけ作り手に対して「説明しやすい」道具です。太さや重さを、とりあえずは数値であらわすことができるからです。

とはいえ、いかに数値が注文どおりだとしても、こちらも「握ってみた感覚」が大切なことには変わりありません。

工場まで出かけて行って、「もっと太く」「もっと細く」「バランスはこうで」「重さをこんなふうに」と、完全にカスタムメイドのバットをお願いしているくせに、出来上がりに良し悪しをつけるのは本当に理不尽。ミズノさんの苦労が偲ばれます。

でも、今年になってから、僕自身に変化が訪れました。

僕だけでなく、おおよその日本人選手が用具に対して非常に細かいのに対し、アメリカの選手はもっと大らかな人が多いように思います。きっと細かい人はいくらでもいるのでしょうが、これまでほとんど見たことがありません。

彼らは、何十、何百種類の既製品の中から、好みのものを選んで使っているのです。


日本人のように工場まで行って、削り方に口を出している選手は、いったい何人いることか。しかも一種類のバットに強くこだわらず、その日の気分でバットを替えたりしています。

それを見ていて、ぐじぐじとこだわりすぎてきた自分が、だんだんどうでもよくなってきたのです。

何から何まで細かく注文しておきながら、芸術品のように削られてきたバットに優劣をつけるなんて、何かおかしい。湿度によってもバットの重量は変化するし、自分の体調によって、握りの強弱も違っているのに。

だからこそアメリカの選手は「その日の自分」に合ったバットを選んでいるのでしょう。


人間、毎日違うのが当たり前だから、と、そんな気持ちで。そのフレキシブルさは、アメリカ人選手の偉大なところです。何で僕にはそれが、今までできんかったんやろうなあ。

今シーズン、僕は時折自分のバットの握りを、小さなカンナで削っています。その日の自分の握りにぴったりフィットさせるためです。

注文どおりのバットを、寸分違わず作り続けてくれる職人さんの技術。そのおかげで、毎日の微妙な自分の変化を知ることが出来るようにもなりました。

道具にこだわり、突き詰めすぎて、自分を道具に合わせるという努力を怠っていたような気がするプロ１４年目です。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年9月10日


最近「小池さん」です。

福岡からのお客さんが、いろいろな種類のとんこつラーメンをたくさん持ってきてくれたのです。

ラーメンが大好きな上に、セントルイスでは絶対に食べられない味。あまりの嬉しさに、毎日毎日、必ずラーメンを食卓に登場させています。

普段は、おかずがあって、ご飯は必ず麦飯や十穀米などですが、その米の部分をラーメンに差し替えているのです。

うますぎる日本のラーメン。ヨメは「もうちょっと間隔をあけないと、体調が心配」と釘を刺しますが、一気に食べ続けるには、わけがあるのです。

日本から、僕らにとって珍しい食べ物をいただいても、遠征から帰ると、たいていすでになくなっているのです。たぶんこのラーメンも、次の遠征を終えて戻った頃には、「賞味期限が切れちゃって」などと、適当な理由をつけて、おいしく賞味されているに違いありません。

「体調が心配」と言うその口で、なぜ「いない間に一人で食べない」と約束できないんでしょう。面と向かって言えないので、とりあえずここに書いておきます。

ミズーリ州セントルイス.にて　田口壮　

こいつ性格悪いよな。
毎日ラーメン食べ続けて体調崩したらまずいという嫁の好意を無視するわ、
賞味期限が切れたらもったいないと一人で食べてくれてる嫁に毒づくわ、
その上面と向かってものが言えないってどういうつもりだ？

＞めんとむかって　　に突っ込んで欲しいのか？

突っ込んでほしいんだろうな。

話題がないのでなんとか読者に楽しんでもらおうと創作してる努力を察してやれよ。

なるほど。

ストックか　田口さん蔵出し乙

ラーメンの麺なんて殆ど小麦だろうから麦飯やジュッコク米とかと比べたら栄養の段階で格段の差があるような気がする
また嫁怒らしたな。
こりゃしばらくマルチねえぞ

2005年9月11日

メッツのペドロ・マルチネスに抑え込まれて、チームは大敗。ヒューストンが負けたため、マジックは６に減ったものの、「やられた」感の強い試合でした。

ＭＬＢを代表する投手です。まっすぐとチェンンジアップのスピード差がかなりあり、さらに、切れのいいスライダーと、大きなカーブを持っています。

先発して４打席立って、１本ヒットが出ました。４打席もあったのに、１本しか打てなかった、とも言います。自分としては、消化不良な気持ちが残っています。

大差で迎えた終盤は、９月のコールアップで３Ａから呼ばれてきた選手たちが次々と登場しました。

プレーオフの出場権を持たない彼らにとって、現在の戦いは、今後の自分のため。いかに結果を出して目に留まるか、来年につなげるか、それが最大の焦点になります。

だから、ヒットを打った選手は、これ以上ないくらい嬉しそうですし、ホームランを打たれたピッチャーは、この世の終わりのような顔で座り込んでいます。

彼らにとっては、今度いつもらえるかもわからない、たった１打席、たった１イニングのチャンス。結果の良し悪しで感情が激しく揺れ動くのは、当然のことです。

今日はそれを見ていて、（あー、俺もちょっと前まで、あんな顔して野球やっとったんやろうなあ）と思い、結果を出せず落ち込んでいる選手の姿には、まるで自分のことのように胸が痛みました。

今年、おかげさまで初めてシーズンを通して上の試合に出していただき、個人の成績うんぬんよりも、「どうやってチームとして勝っていくか」ということを考えながらプレーすることができました。

長丁場なので、いかに最後まで体力と気力が持ちこたえるように調整するかも大切なことです。

それを「マラソン」とするなら、一方のコールアップ組は「短距離レース」。
爆発力と、１本きりの結果がすべてで、取り返しはつきません。

１球ごとに張り詰めている気持ちは、今だって同じです。でも、コールアップ組の鬼気迫る集中力を目の当たりにして、同じ顔をしていたあの頃の自分を、絶対に忘れてはいけないし、あの絶望的な悔しさを、絶対に無駄にしてはいけないと、改めて肝に命じることができました。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

おい、ぐっさん、今期調子いいからといって、
あんま図に乗らん方がええぞ
おまえのあかんところやからな！

久しぶりにきたらすげえ長い文になってるじゃん！
久しぶりにみたらほんとバカだなこいつ。

今日の日記はムカツイた。

2005年9月12日

骨折で離脱し、ずっとチームに帯同しながらリハビリを続けていた
レジー（サンダース）が、今日、ついに定位置のレフトに戻ってきました。

嬉しそうな、照れくさそうな、ほっとしたような、そんな顔を見ていたら、
周りにいる僕らまで、ついにこにこと笑顔になってしまいます。
これからプレーオフに向けて、少しづつ本来のレジーに戻っていくでしょう。

試合後、日米両方の新聞記者に、
「レジーが戻ってきて、出番が減ってしまいますね？」と聞かれました。

そのとおりです。どれだけ欠場していても、彼はレギュラーで、僕は控え。
今まで必死こいて、お休み中の穴を埋めていたのです。

「レジーが帰ってきたことが嬉しい。チームにとっていいことだ」

そんな僕の答えに、真剣にうなずいた人もいれば、
（本当にそう思ってるの？）と、疑問を表情にあらわにした人もいました。

「悔しいです」そう答えてほしかった人もいるでしょう。
「戻ってこないでほしいです」それがきっと本音に違いないと思っている人もいるでしょう。

僕が控えだと強調することを、あたかも偽善者のように受け取る人もいるかもしれません。

確かに一部を切り取れば、ずっとベンチだった男が、レギュラーの怪我で出番が増え、
レギュラーの復帰でまたベンチに戻されるわけです。
くそーと思って当たり前でしょうし、復帰を素直に喜べなくても、
食うか食われるかの世界では、決しておかしなことではありません。

でも、人間の本音はたったひとつではありません。少なくとも僕はそう思っています。
さらに同じ「図式」でも、チーム環境、人間関係、そういったもので、事情はまったく変わってきます。
普段カージナルスや僕を取材しない人には、それを理解してもらうのは、難しいのかもしれません。

レジーは僕にとって、師匠で兄貴分のような選手。彼が嬉しいことは、やっぱりすごく嬉しいのです。

同時に、「出番が少なくなるのは悔しいよ」と思っています。
でも、「レジーさえ帰ってこなければ」という気持ちには、まったく結びつかないのです。

「ワールドシリーズの優勝リングがほしい」
「勝つためにレジーが絶対必要」
「レジーが嬉しそうで、嬉しい」
「俺の出番は減るなあ、ああ悔しい」
「でもリングがほしい。そのためならどんな使われ方でもええやんか」

それら全部が僕の本音です。

いい人ぶって綺麗事を言ったところで、本音というものは、必ずどこかで露見するものです。
素直にレジーの復帰を喜べたのは、ひとえに彼のすばらしい人間性のおかげと言ってもいいでしょう。

もし彼がいやな奴だったら、僕は本音をひた隠しながら、「戻ってきて本当によかったですね」と、
思ってもいないことを言わざるを得ず、むちゃくちゃいやな気分になっていたに違いありません。



ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

次スレはここでいいの？

いい加減ここ使い切ったほうがいいかもな

日記保管所＆スレ移行の合間の避難所として、もうちょっと使ってもいいんでないか？

次

★カージナルスの田口壮114　明日は先発！★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1126618141/

番号間違ってしまった。ごめん。

ん？ここが本スレだろ。

本スレが腐ってるので避難所として

こっちのほうが明らかにスレ立て時間早いからこっちが本スレでしょ。

>>493,495
はぁ?

スレ立て時間違いすぎｗ

＞アメリカに来て、２Ａで１回、メジャーで２回優勝し、４回目を心待ちにできる場所にいられる僕は、本当に恵まれていると思います。ありがたいことです。

だよなあSEA51は一度も優勝できてないんだから

>>498

2005年9月13日

マジックが、ついに「２」となりました。明日、カージナルスが勝って、アストロズが負けると、２年連続地区優勝が決まります。

本当は地元で盛り上がりたかったけれど、明日、カージナルスはデーゲーム。そしてアストロズはナイターなのです。

とりあえず、うちが明日勝った時点でマジックは「１」ですが、アストロズの結果は、シカゴに移動してテレビ観戦ということになりそうです。

ホテルで一部屋に集合でもして、皆でテレビを見るんでしょうか？

アストロズが負けたら、その部屋で「おめでとう！」とか言いながら、シャンパンファイトをする、わけないわなあ。

敵地での優勝は、嬉しさの中にもちょっと遠慮があります。

１９９５年のオリックスは、西武球場でまさにそんな感じでした。去年のディビジョンシリーズ勝利は、ロサンゼルスでした。
しかしいずれも、相手の球場で、試合に勝って、決めています。結果待ちの優勝は、味わったことがありません。

なにを贅沢なこと言うてるやら。

アメリカに来て、２Ａで１回、メジャーで２回優勝し、４回目を心待ちにできる場所にいられる僕は、本当に恵まれていると思います。ありがたいことです。

とはいえ、うちが今後全敗する可能性だって残っています。どんな風に優勝が決まろうが、決まるまでは決まっていないのです。

とにかく、明日は地元ファンの前で、きっちり勝って移動しなければ。いや、たぶん移動するはずです。

ミズーリ州セントルイス.にて　田口壮

>>498
リーグ優勝はしたことあるよ。

×リーグ
○地区
リーグ優勝の経験があるのは伊良部、新庄、松井秀、田口

そうか、もうマジック2か。

2005年9月14日

もしカージナルスが勝って、ヒューストンの結果待ちで優勝が決まるとしたら、シカゴに移動せず、
セントルイスに留まってテレビを球場で見るんやろうか？そうしたら自分のクラブハウスでお祝いができる。

それとも、やっぱりシカゴに移動して、ホテルの一部屋に集合し、皆でヒューストンの試合の行方を見守るんやろうか。

獲らぬ狸の皮算用とはまさにこのこと。昨日の試合前、僕は心の奥底で、「明日は優勝が決まるかもしれない」という前提のもと、
「いったいどこでその瞬間を迎えるのか」という想像をしていました。

しかも、心の中で狸を数えていたのは僕ばかりではなかったようで、「いったいシカゴにいつ移動するの？」という質問が相次ぎ、
「試合後直ちにシカゴに移動する」というお達しが、やっと出ました。

今回、多くの選手が家族をシカゴに呼んでいるのです。そして、チャーター便に乗らない奥さんたちは、
たいていの場合、選手より先に移動しているのです。

「試合に勝って、突然セントルイスに留まって、ヒューストン戦を見る、なんて言われたらどうしよう」そんな不安から、
「シカゴ入りはいつか？」という質問が出てきたのです。

家族を含めた移動の予定が立たないとか、どこでシャンパンを飲むんだとか、僕らの気持ちの右往左往は、
試合に負けてあっさり終わりました。地元ファンに申し訳ない気持ちを抱えつつ、すぐさまシカゴに移動です。

明日からカブスとの４連戦。なるようになる。勝つことだけ考えよう。

イリノイ州シカゴにて　田口壮

あら　昨日と同じような内容だから昨日の日記だと思ったら
今日の日記だったのね

2005年9月15日

田口選手急病のため、今日のメールはお休みします。
田口選手は昨晩からの嘔吐と腹痛のため、
今日のカブス戦初戦はベンチ入りもせず休養となりました。
検診した医師によると、食中毒などの類ではなく、
現在はやっている風邪の一種だろうということで、
「明日にはよくなるでしょう」

以下田口選手のコメントです。
「こんな大事なときに、申し訳ない気持ちで一杯です。
今日は少しでも身体を休めて、明日に備えます」

そうだよ。もうネタ切れなんじゃない？

腹イタイ

奥さんソロソロ許してやれよ・・・

許しません

この大事な時に体壊すか…
こいつって運がいいのか悪いのか分らんな。

下痢かー。折角レギュラー取れたのにな。
でも頑張ってほしい。

2005年9月16日

お騒がせしました。
ご迷惑をおかけしました。
おかげさまで本日グラウンドに復帰いたしました。

おとといの深夜、突然吐き気と腹痛に襲われ、そのまま朝まで一睡もできず、トイレに住んでいました。

なんとかふらふら球場に行ったものの、とても練習をできる状態ではなく、
医者を呼んでもらい、薬をもらって試合前、ホテルに戻りました。
病名は「ストマック・フルー」（お腹の風邪）です。

実は先週、どこからもらってきたのか、寛がまったく同じ病状で救急に行ったりしていたのです。

「ご両親のどちらかにうつるかもしれません」

病院の先生が言った時も、僕は確信を持って、（逃れるのは俺だけか）と思っていたのです。
まさかヨメを通り越して僕に来るとは。

結局昨日は一日ホテルで寝たきり。
夜間高熱が出たものの、蒸し風呂のように着込んでは、何度も汗を出して着替え、朝まで寝ないで気合で熱を下げました。
それを見計らったように、朝、トレーナーから電話が。

「もしもし、今日出られる？」

ここで出られると言わなければ、このチームにいる意味がありません。

吐き気はおさまっていたものの、下痢は続いていました。
強い下痢止めの薬も、蜂蜜を入れた紅茶も飲みました。
でも、下っていました。

（試合中、もらしたらどうしよう）

大変なピンチです。

でも、もし漏れたら、メジャーリーグの歴史に名を刻めるのでしょうか。
見上げた根性、と褒めてもらえるのか、それとも笑いものに。
それでも、名前が残るならいいかもしれません。

昨日で実質優勝の決まったカージナルス。
でも、ちゃんとマジックを自力で０にして、祝勝会をする予定です。
残念ながら今日はカブスに負けてお預けとなりましたが、明日にはなんとしてもシャンパンを浴びたいものです。

できるなら、存分に楽しめるよう、お腹の具合がよくなっていることを祈りつつ、今夜はおかゆを食べて過ごしています。

イリノイ州シカゴ.にて　田口壮

http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1125931719/l50

うんこ日記キターーーー

優勝したね。

そりゃあ確かに51はうんこで名前残すようなことはしないだろうけどさあ…

トニーｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!

2005年9月17日

カブスに勝ってマジック０。やっと優勝した、という気持ちで祝勝会をすることができました。

どんな形でも優勝できるのは嬉しいことですが、正直、シャンパファイトがないと寂しい。

しかも、ホテルの薄暗い部屋で、枕を涙で濡らしながら、カージナルスのシャンパンファイトをテレビで見る
羽目になるところでしたから、参加できた喜びはひとしおです。

今シーズン、ここまで支えてくださったファンの皆さんに、改めてお礼申し上げます。残りのレギュラーシー
ズン、そしてプレーオフも、どうかご声援よろしくお願いします。

日本なら「乾杯のご発声」とでも言うのでしょうが、こちらにはそんなご挨拶などなくて、いきなり「おめで
とうわーっ！」でなだれ込みです。

でも、「最初にシャンパンを抜くのはヌニ（アブラハム・ヌニエス・内野手・ドミニカ出身）」ということに
なっていました。

昨日のミーティング中のこと。「明日は祝勝会をしような」と選手に語りかけたトニー（監督）が、ふとヌニを見て、

「お前、そういえばずーっと今までピッツバーグにいたんだよな」
「はい」
「じゃあ、全然優勝してないよなあ」
「（苦笑いして）はい！」

正三塁手・スコット（ローレン）の怪我で、今年は出番が増えたばかりか、八面六臂の活躍をしたヌニは、これ
まで優勝に縁のないメジャー人生を送ってきたのです。

「よし、最初に栓を抜くのはヌニだ！」

もちろん、誰も異論はありません。

そして今日、シャンパンを片手にひとくさり英語で何かを述べていたものの、「おーい、英語で言えよ」
とからかわれたヌニは、それでも嬉しそうに、かみ締めるように、最初のシャンパンを抜きました。

あとはご想像の通り、しっちゃかめっちゃかです。

それにしても面白かったのは、日本のカメラマンさんたちです。

祝勝会場に入ってくるなり、「どこだああああああ！」と叫び、僕を見つけるやいなや、「いたああああ
あああ！」

「ツチノコ」か「犯人」か俺は。

さらに、他の選手とシャンパンを掛け合っている最中、きっとカメラ目線が欲しかったのでしょうが、
「田口！田口！！田口！！！田口！！！！」と連呼。

いつもは「田口さん」と呼んでくれる礼儀正しい人でも、ああいう場では、それどころではないようです。

この話をしたら、自分もビールかけ会場に何度も入ったことがあるヨメは、ただ苦笑いをしていました。

明日からは、おそらく一気に日本のメディアも減り、やけに静かなレギュラーシーズンが再び始まるで
しょう。僕にとっては、レギュラーを適度に休養させつつ、プレーオフに向けての調整を始める時期と
なります。

優勝が決まると、消化試合と表現されることがありますが、プレーオフを睨み、これからの一試合、一
打席は、今まで以上に大切だと思っています。それに、消化不良はもうたくさんです。

イリノイ州シカゴにて　田口壮

おお、優勝したのか！

>>521
＞「よし、最初に栓を抜くニダ！」

韓国人かと思った。

よくやった！

【ジュニアゴルフの有望株、自身隠しHPで痴態暴露】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1127029800/

498 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2005/09/14(水) 22:44:37 ID:qVDGdZvV
＞アメリカに来て、２Ａで１回、メジャーで２回優勝し、４回目を心待ちにできる場所にいられる僕は、本当に恵まれていると思います。ありがたいことです。

だよなあSEA51は一度も優勝できてないんだから

だよなあSEA51は一度も優勝できてないんだから
だよなあSEA51は一度も優勝できてないんだから
だよなあSEA51は一度も優勝できてないんだから

とりあえず晒し上げ
１年目にCSまで行ったことを忘れたのかな

>>526
そうだよなあ。あの年のSEAは鬼の様に強かった。
しかし次の年から長谷川という、プレーオフと最も
髪が、いや縁が薄い、選手がシアトルに来ちまったから
なあ。

髪がｗ

今日日記こないな。

2005年9月18日

シカゴでのデーゲームが終わって、本来なら試合後すぐに次の遠征地・シンシナティへ移動するはずでした。

ところが、明日は休日ということで、
「シンシナティでオフを過ごすのはいやだ。少しでも長く家族と一緒にシカゴにいたい」
という多数の選手のリクエストにお応えして、移動は明日の夕方になりました。

というわけで、もう一泊、シカゴに泊まっております。

シカゴは都会で、食事をするにも、買い物をするにも、都合のいい場所なのでしょうが、
だからといって、「移動するのやだ！」と言い張る選手たちも大したものだし、それを聞き入れる球団も太っ腹です。

うちも家族は犬まで含めて民族大移動してきていますが、当たり前のように、決められた通り、
今日の夕方セントルイスに帰すつもりだったし、僕もまた、明日の休日をシンシナティで一人過ごすつもりでいました。

2005年9月19日

ヨメ・寛・ポコがセントルイスに帰り、僕らはシンシナティへ。
ところが、家に着いているはずの時間に、家族となぜだか連絡が取れません。

サンダーストームの影響で飛行機が遅れに遅れ、やっと飛んだと思ったら今度は上空で、
嵐の合間に着陸すべく、揺れながらやたらな大回りをして頃合を見計らっていたのだそうです。

通常、シカゴ〜セントルイス間は、１時間程度のフライトですが、「こんなに遠いセントルイスは初めてだった」。
とにかく、無事に到着した時は、ほっとしました。

今年遠征に家族が帯同したのは、今回が初めてです。

寛は１歳９ヶ月。
カタコトを駆使して主張はするくせに、言うことはぜんぜん聞いてくれません。
そのくせ行動範囲はいっちょまえです。

そのためヨメが二の足を踏んでいたのですが、今回は優勝が絡むかもしれない、
ということもあり、大荷物とともにやってきたのです。

その荷物の内訳は、寛８ポコ１ヨメ１。
５泊６日中、ヨメは４日間、同じ服を着ていました。
女性として、どうなんでしょうか。

プレーオフに入ると、試合、移動、試合、移動の繰り返しで、
「スーツケースの中身を詰め替える暇もないほど」あわただしくなります。
しかしそれは比喩であって、実際はナイターの後、眠い目をこすりつつパッキングするのです。
結構つらい作業です。

でも、うちのヨメは本当に詰め替えません。

「誰も、私が何を着ているか、いちいち気にしていないから」

普段はクヨクヨするタイプの彼女ですが、眠気の前では、いくらでも潔くなれるようです。

オハイオ州シンシナティ.にて　田口壮

＞その荷物の内訳は、寛８ポコ１ヨメ１。５泊６日中、ヨメは４日間、同じ服
＞を着ていました。女性として、どうなんでしょうか。

＞でも、うちのヨメは本当に詰め替えません。

＞普段はクヨクヨするタイプの彼女ですが、眠気の前では、いくらでも潔く
＞なれるようです。

↑ここらへん読んでたらなんか腹立ってきた。
小さい子ども抱えて大変な奥さんに向かってこの言い草はないんじゃない？

533は行間を読むことができない準文盲

また奥さん怒るよ

またって以前にも怒ったことあるの？

怒るんじゃないかなってことだろ。

田口のヨメって怒ったら怖いの？

怖いよ〜

>>539
本人？

本人だよ！

まじで？

2005年9月22日

シンシナティから、今年のレギュラーシーズン最後の遠征地、ミルウオーキーにやって参りました。
ところで今日は左ピッチャー相手に先発して、４の１。でも、その左投手には３タコでした。

１打席目。初球、これ以上ないくらいのど真ん中に大興奮してしまい、（いっとけ！）と力んでライトフライ。

２打席目。また初球ど真ん中に来るのでは、と待ち構えていたら、ホンマにど真ん中。理性も何も吹き飛んで、
（もらった！）と力んでショートゴロ。サードベースコーチのチェオ（ホセ・オッケンドー・コーチ）に、
「たった２球で２アウト取られたのはお前だけだ」と、笑われました。

もはや、難しい球をどう打つか、どう駆け引きするか、というレベルの話ではありません。

（いかんいかんいかん。３打席目は絶対、初球は打たんぞ）で、その３打席目。読まれてる。
初球はカーブをゆったりど真ん中にストライクです。しかもその後、またまた「ど真ん中」
をショートゴロ。すっかり自滅のお手本と化してしまいました。

４打席目、右投手に交代したことで、ようやくハッと我に返る私。
そしてやっと綺麗なヒットが出てほっとしたものの、
もう２度と戻らない情けない３打席に対しては、悔いが残ります。

自分の「打ち気」に負けた今日。好球だからと突っ込んでいかず、
「おお、いいのが来た来た」というゆとりを持って、気持ちよくバットが振れたら
ヒットになる確率もより高くなるのに。もったいなーい。もったいなーい。ああ、もったいない。

今日は結果より、経過が情けなくて仕方ありません。


ウィスコンシン州ミルウォーキーにて　田口壮

日記で野球の話すんなや。

2005年9月23日

試合負け。自分はタコ。でも、いいことも、あった。

話は７月にさかのぼります。ある日、オーナーの１人が主催する、「モータ
ウンミュージックとディナー」というチームパーティーがありました。先日
地区優勝を祝ってくれたオーナーとはまた別の人です。ややこしいですね。

ゴルフ場のレストランを貸切り、飛び入り歓迎の生バンドの演奏と着席の
ディナーを楽しむもので、僕も「Get Ready（The Temptations)」のバック
コーラスをレジー（サンダース・外野手）に勤めさせられました。

しかし、そのうちの一曲が、かなり長いこと、悩みの種になってしまったの
です。

それは非常によく耳にする歌で、レジー、そしてＪロッド（ジョン・ロドリ
ゲス・外野手）が歌って踊りました。なのにその曲名を、聞いて喜んでいた
僕らも、歌った本人たちも、まったく思い出せないのです。

別にタイトルがわからなくても、カージナルスの戦いには何の影響も
ありません。

でも、「思い出せそうで思い出せない」「出掛かっているのに出てこ
ない」という、ものすごく中途半端な状態が、選手たちにとりついて
しまいました。

「いったいあの曲は何だったんだ！」「あああ、思い出せないよう」

クラブハウスで連日のように話題に上り、インターネットで検索する
者、知人友人に電話を掛けまくる者、オーナーにわざわざ聞きに
行った者、それぞれに努力したのですが、まったく手がかりなし。

実際に歌って踊ったレジーなど、「My Girl(The Temptations) じゃ
なかったっけ？」などと、ぜんぜん違う曲名をあげて傷口を広げる
ばかりです。

もうすっかり集団記憶喪失。

それから２ヶ月。機会があれば話し合い、曲名を調べ続けた僕たちで
したが、結局答えは見つからず、今日に至りました。

しかし解決は意外な形で訪れるものです。

さきほどホテルでテレビを見ながらゴロゴロしていると、ショッピン
グチャンネルで「懐かしのモータウン全集」ＣＤを売っていました。
次々流れるそのうちの一曲に、思わず跳ね起きてベッドの上に正座で
す。

「これだーっ！」

The Spinnersの「The Rubberband Man」。喉の奥につかえていた魚の
骨が、今やっと取れた、みたいな感覚です。で、だから何やねん、
という感じ。選手が何人も何人も、たったこれだけのことに２ヶ月
振り回されていたのかと、思わず笑ってしまいました。

ホテルの内線電話で連絡まわしたろか、というはやる思いをぐっと
こらえ、明日みんなが喜ぶ顔を楽しみに、眠ることにします。

ウィスコンシン州ミルウォーキーにて　田口壮

絶対に電話しただろう、これ

2005年9月24日

昨夜偶然解決した「２ヶ月にわたる悩みの種」を、今日クラブハウスで意気揚々と発表したところ、「おおっ！」と一瞬盛り上がりました。

しかしすぐに、「どんなメロディーだっけ？」となり、しばらくまた頭を抱える選手たち。
Ｊロッド（ジョン・ロドリゲス・外野手）がようやく思い出して歌ってくれなければ、ますます混乱してしまうところでした。

疲労もピークのこの時期、これ以上の余計な疲れを背負わず済んで、とりあえずよかった。

ところで、今日は試合前に「シェア・ミーティング」が行われました。去年もあったこの会議は、
「プレーオフの分配金を、チーム内でどう分けるか」というかなりシビアな話し合いですが、
お金が絡むからこそ、事前にきっちり話しておかないと、あとあと大変なことになります。

出席者は２５人枠の選手のみですが、チームのフロント、首脳陣、そして裏方さんにも分配するため、
その割合を決めるのが非常に難しいのです。その数、ざっと８０人。そして、名前のリストを見ながらつぶやく選手たち。

「これ・・・誰・・・？」

毎日顔を合わせる相手でも、アメリカ人はファーストネームで相手を呼び合うことがほとんどなので、いざフルネームを書かれても、
それがいったい誰なのかさっぱりわからないのです。中にはあだ名を公式に使っている（※）場合もあり、ややこしいことこの上ありません。

とりあえず意見は述べるけれど、まとめる立場ではない、という気楽さが、妙にありがたかった今日のミーティングでした。


※自分の本名より、むしろあだ名が通名になっている場合、「ＡＫＡ」という但し書きをつけることがある。
たとえば「ソウ・タグチ」より「メキシカン・タグチ」のほうが知られている場合、
大事な書類や郵便物などに「ソウ・タグチ。ＡＫＡ（ＡＳ　ＫＮＯＷＮ　ＡＳ　〜として知られる）メキシカン・タグチ」と書く。

ウィスコンシン州ミルウォーキーにて　田口壮

メキシカンタグチﾜﾛｽwwww

なんかクロマティ高校みたい・・・

田口も分配金もらうつもりなのか？

2005年9月25日

今シーズン（公式戦）最後のアウェイゲームはミルウォーキーのミラーパークでした。４、５年前にできたばかりのこの球場、設備は新しく、開閉式ドームです。

そんなミラーパークの外は雨。屋根があるからいいやん、と、言いたいところ、一回の守りから、やっぱり起きました。ミラーパーク裏名物・雨漏りです。

雷が鳴り始め、雨が激しく降り出したと同時にちょっとしょぼいシャワー位の雨漏りがホーム付近から外野右中間方向へ４ヶ所ほどぼとぼとぼとぼと。肉眼でもはっきり見える水の量です。

ライトを守る僕の斜め前に、ぼとぼとぼとっ。ファーストのアルバート（プホルス）の横に、ぼとぼとぼとっ。審判も選手も気にはしているものの、とりあえず誰も濡れていないというそれだけで、ゲームは続けられました。

雨の強弱によって、シャワーの出方もいろいろ変わり、屋内にいながらにして、外の状況が手に取るようにわかるという、シースルー状態。

後ろから見るアルバートが集中しているだけに、彼の真横に激しく落ち続ける雨漏りと彼の背中が、妙なコントラストで笑えます。

アメリカの球場はそれぞれに形が違ったり、芝の質や刈り方に特徴があったりと、各球場ごとに雰囲気があります。ミラーパークにはいかにもアメリカの球場らしい趣があり、クラブハウスも綺麗で、大好きな球場のひとつ。

「新しくできたのに、雨漏りするぞ」とは選手の間で前から言われていましたが、プレーに影響がない限りは、それもひとつの面白みに思えてくるから不思議なものです。

ウィスコンシン州ミルウォーキーにて　田口壮

ハリケーンの被災者収容したなんとかドームも雨漏り酷かったらしいな。
天井落ちてきたらしいし。

今日も日記遅いな。

2005年9月26日


久しぶりに、のほほんと過ごした、セントルイスでの休日でした。

休日の楽しみは、目覚ましをかけずに起きた後の、近所のファミレスでの朝食。うっすいコーヒーを何杯も飲みながら、ぼーっとするのが好きです。

まわりの席では、親子・友人連れやカップルが、プレーオフの展望を熱く語っています。なかなか白熱した話しぶりなので、聞くともなしに、時々僕の名前も耳に入ってきます。

ただそこに座っているだけで、盗み聞きしているような罪悪感があり、どんどん顔を伏せて、猫背になっていく僕。顔見知りのウエイトレスさんは、そんな様子をくすくす笑って見ています。

セントルイスのファミレスが他の土地と違うのは、老若男女問わず、たとえば年配の女性グループが、評論家のごとく野球を語っているところかもしれません。

（さすが全米ＮＯ１のベースボールシティー）と誇らしくなる瞬間。ただし、見つかったが最後、サインでもなければ写真でもなく、マシンガントークに最低１０分は撃たれることになるのがナンです。

おばちゃんパワーに限っては、セントルイスも西宮も、どこでもホンマ一緒。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年9月27日

１イニングだけ守備に入り、打席は回ってきませんでした。

今年一回も対戦していない、ヒューストンの抑え・リッジですから、打席に立て
なかったのは残念でした。せっかく対策も考え、去年とは違うところをアピール
したいのに、そのチャンスがなかなか巡ってきません。

しかし、去年の対戦成績は、４タコ４三振と、とても悪い。僕が監督なら、あん
まり使いたくない感じの選手です。

手術を終えて、久しぶりにチームに合流したスコット（ローレン・３塁手）と
並んでベンチに座り、「あー、ダブルスイッチで入ったかと思ったのに、違った。
打ちたかったなあ」と言うと、「４タコ４三振だろ？ないない」

そして、「俺なんか、１２タコ８三振だもん」

「そういう相手に対しては、ベンチでじーっとしておくのが一番だよ！」

彼の素晴らしい助言のおかげで、あたかも三振をせずに済み、何だか対戦せず
得をしたような気持ちに、なるはずもなし。

なれるかい！

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

ローレン恐るべし

★カージナルスの田口壮114　明日は先発！★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1126618141

↑このスレが1000行ったから次スレはここでいいんだよね？

>>559
お前、飽きないね…
★カージナルスの田口壮116 AKAメキシカン･タグチ★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1127704885/

ここはここで日記読みやすいから重宝してるよ。俺は

2005年9月28日

クラブハウスにて。真剣な顔でパソコンに向かう男・ジョン（メイブリー・外野手）。
何をしているのかと思ったら、「板」を選んでいました。スキー板とかそういうものではなく、木を削ったあの「板」です。
「どれにしよっかなあ・・・」いまだかつて、あんなに真剣なまなざしで板を選んでいる人を見たことがありません。何がオモロイねん？

「何すんの、そんなもの見て」僕が聞くと、
「家を建てるんだよ！」と、あっさり言われました。
「だから、建築素材を選んでるんだ」

プラモデルじゃないんだから。しかも、犬小屋じゃないんですね。人が住む、家を建てる。
アメリカ人はＤＩＹ（ＤＯ　ＩＴ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ）が大好きとはよく聞きますが、「家を建てるんだ」などとさらっと言われると、本当にびっくりします。
でも、ここにいると、建てたくなる気持ちも、わからないでもありません。

アメリカで、僕の好きな場所のひとつに「ＨＯＭＥ　ＤＥＰＯＴ」があります。いわゆるホームセンター。でも、日本とは売っているものの規模が違います。
床材？壁紙？当たり前。
洗面台？トイレ？などもちろんのこと、ドアがまるごと、とか、はめ込むだけの窓とか、家のパーツ、部品がほとんど全部置いてあるのです。
「どうぞご自由にお建てください」と言わんばかりのラインナップ。
同時に、アメリカの建築がいかにおおらかなのかが、垣間見える思いです。

素人が、ホームセンターで素材を選んで、家を建てる。
日本の工務店さんにはお聞かせできない、そのいいかげんさ。（あっ、書いちゃった）そして、僕の知る限り、アメリカの建物の作りは、まさに「緻密」とはほど遠いのです。
コンセントの差し込みが曲がってついていようが、隙間があろうが、「多少」の範疇。
「壊れたらまた作ればいいや」という考え方が基本線にある限り、インターネットで壁板を選ぶ人は、あとをたたないでしょう。

ミズーリ州セントルイス.にて　田口壮.

2005年9月29日

レギュラーシーズン最後の休日。
セントルイスは夜ともなると息が白く、いかにもプレーオフ間近、という雰囲気が漂ってきました。
そして、我が家のプレーオフ名物といえば、僕の両親の渡米。
一ヶ月の滞在予定で、明日の到着を前に、今頃アメリカに向かう飛行機の中です。

これまでは開幕、そしてプレーオフと、年に２回招待していたのですが、
今年はスケジュールがかみ合わず、結局今年の開幕は呼ぶことができませんでした。
寛や僕の様子に関しては、ヨメが毎日欠かすことなく詳細な報告メールを入れているので、情報に飢えるということはなかったでしょう。
でも、たったひとりの孫の成長を間近で見せてあげられないのは、息子として申し訳ない限り。
同時に、離れ離れの環境を受け入れ、応援してくれている両家の両親には、感謝の気持ちでいっぱいです。

ところで僕の父は、社会人野球の選手でした。
現在でも還暦野球のチームでプレーし、野球に関しての知識は、プロ顔負けと言っても過言ではありません。
僕と兄の野球は、すべてこの父の教えが基礎になっています。
　
しかし、子供はいつか旅立つもの。
でも、僕が（俺はもう家庭持ちの３６歳やで）（俺は一応プロで１４年やってんねんで）と思っていても、
父が僕に接する態度は、小学生の頃のそれと、何ら変わりません。
親にとっては、子供はいつまでたっても子供。
その親心がありがたいような、面倒くさいような、複雑な気持ちはなかなか口に出せません。
きっと僕も、いつか寛に鬱陶しがられて初めて、親の気持ちがわかるのでしょう。

そういえば、先日こんなことがありました。

カージナルスのピッチングコーチ、デイブ・ダンカン・コーチの息子、クリス・ダンカン（内野手）が、
９月のコールアップでメジャーデビューし、初ヒットを打ったのです。
父と息子が世界最高のフィールドに共に立つ、非常にうらやましい光景。
まして息子のメジャー初ヒットを目前にした父の誇らしい気持ちは、見ていた僕らにも存分に伝わってきました。

本当は駆け寄って、よくやったと抱きしめたかったかもしれない。
でも、立場上それをぐっとこらえたダンカンコーチは、半べそのような顔をして、ダグアウトに戻ってきた息子に片手を差し出しました。
気の利くジミー（エドモンズ・外野手）が取り戻した「初ヒット記念ボール」を、もう一方の手にしっかり握り締めたままです。

息子のクリスは、表情を変えないまま、差し出された父親の手をパチンと叩き、そのままベンチ裏に消えました。
父親の顔すら見なかった息子と、その背中をずっと見つめていた父親。
その姿は、まるでどんなに距離を置かれても、片想いし続ける人のようでした。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年9月30日

カージナルス、久しぶりに勝ちました！ 田口壮、久しぶりに打ちました！ ボッテボテの投手前内野安打です。

その直前に試みたセフティーバント（三塁線にファウル）のほうが、よっぽど鋭い打球だったという、記憶に残るほど当たり悪すぎヒット。一塁ベース上で笑いがこみ上げてしまいました。

ずっとジプシー・レギュラーだった今シーズン、４打席あれば、その中でバッティングを修正していくことができました。

現在、再び「スタベン」に戻ったことで、今度は一打席ごとが勝負。それゆえに、打ちたいという気持ちが勝ちすぎて、なかなか心と身体のバランスが取れなくなっていました。

特にここ最近は、いい当たりでも正面をつくなどしてヒットにならないケースが多かっただけに、今日の「フルスイングセフティーバントヒット」は、本当に嬉しかった。

これでなんとなく吹っ切れるような、もうこれでトンネルを抜けられたようなそんな気持ちになりました。

レギュラーシーズンもあと２試合。何打席立てるかわかりませんが、スカーンと気持ちのいいヒットで締めくくりたいものです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

今シーズンもあと2試合か。

いい日記かくよな、ホントに…
メジャーのプレーヤーとしてこれからも活躍してほしいのはもちろんだが、辞めてもメジャー専門解説として各チームの取材してほしいぜ

ﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝ作家になってほしい

2005年10月1日

試合前に、トニー（監督）とアルバート（プホルス・一塁手）が、監督室で話し合いをしていました。

そこに呼ばれたので何かと思ったら、二人は野球ではなく、犬やら猫やらの話で盛り上がっており、「おい、お前んところのカレンダー・チワワ元気か？」

皆さんにご応募いただいた、ＡＲＦの「有名人とペットカレンダー」。近日中に管理人から当選者の発表をさせていただきます。本当にたくさんのご応募ありがとうございました。

添えてくださったメッセージも大変嬉しく拝見しました。今回はたった５名ということで申し訳ありませんが、また何か機会がありましたら、プレゼントなどの企画を増やしていきたいと思っています。

ところで去年、そのカレンダーに野球界から登場していたのがアルバートでした。なのに、なぜか今年は僕でした。そのギャップに誰よりも驚いたのは私自身です。

だいたい、「有名人とペット」などというタイトルのカレンダーとは知らなかったし、チーム全員がペットを連れて出るものだと信じてました。

それが、まわりが俳優女優などで、野球人は僕一人。なんで俺やねん？

トニーなら、カージナルスでも、ほかのチームでも、どんな有名な選手にだって依頼できたはずです。むちゃくちゃ嬉しいけれど、光栄だけれど、むしろ恐縮してしまったのも事実です。

でも、やっぱり選ばれるのは嬉しいし、心の中では結構うきうきしていました。

さて、含み笑いをしながら、「ソウの家のチワワ、すっごいちっちゃいんだよー。見るかアルバート」と、カレンダーを持ち出してきたトニー。

「ほらっ、ちっちゃいだろ。ソウがこんなちっちゃい犬抱いててさ、面白いだろ！なっなっ！」

どうやらトニーにとっては、色が黒くて小さな僕が、色が黒くて小さな犬を飼っていることが、面白くて面白くて仕方がないようなのです。

そしてどうもそれだけの理由で、僕を採用することにしたような気がしてならないのです。いえ、そうに違いありません。そうなのです。

世の中には、知らないほうが幸せなことが、たくさんある。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

今日でレギュラーシーズン終わりだったんだね。

2005年10月2日


ブッシュスタジアムでのレギュラーシーズン最終戦。今年限りで解体が決まっている球場は、まっかっかっかの赤一色に染まり、入場者数も球団新記録だったそうです。

試合後には、歴代の選手たちが１００人強大集合してのセレモニーが行われました。

しかも無謀にも、その人数で集合写真を撮るという。いったいどこが端？ いつシャッター切ってんの？

さっぱりわからないまま後ろのほうでぼーっとしていると、オジー（スミス）やルー（ブロック）、ボブ（ギブソン）といった、よだれの出そうな豪華メンバーに、「ソウ、お前ちっちゃいから写んないぞ！前に来い前に！」と、お呼びがかかりました。

彼らはＨＯＦ（ＨＡＬＬ　ＯＦ　ＦＡＭＥ・殿堂入り選手）として、最前列に並べられた椅子に座っていたのです。そこになぜか、僕がちんまり並ばせていただくことに。

普段かわいがっていただいているから、何気なく接していますが、世界の野球ファンからしたら、僕はとんでもなく贅沢な野郎でしょう。

ともあれ、憧れだった赤い鳥軍団の諸先輩たちの中に立ち混じり、自分がこの球団の歴史の一部に加われたことを、本当に光栄に思った瞬間でした。

さよなら、ブッシュスタジアム。

は、まだ早い。いよいよプレーオフということで、正直なところ、涙ぐむ暇もありません。明日は練習、そしてあさっては、サンディエゴ（パドレス）をホームに迎えるのです。

もうちょっとこの球場で野球ができるから、感傷に浸るのは、しばらくお預けです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年10月3日

明日からのプレーオフを前に、移動に関する決定事項が発表されました。

以前メールでも触れたことがありますが、「チャーター機に（選手以外の）誰が乗れるか」というもので、レギュラーシーズンに比べると、基準が少し厳しくなります。

プレーオフの移動は、基本的にいつも夫婦で。チャーター機には、妻以外の家族（子供や親など）は乗せられません。

だから、多くの奥さんは「自分や相手の親に子供を任せて行く」、「ベビーシッターを雇って、泊りがけで面倒を見てもらう」という方法を取ります。

我が家は、セントルイスに来ているうちの両親に寛を任せて出かけます。

もし最終的な舞台に立てるとしたら両親も一緒に現地へ赴きますが、移動はあくまでも「僕とヨメ」「両親と寛・ポコ」に分かれなければなりません。

僕らはアメリカ人ほどに、子供を置いて夫婦だけで遠くに行くことに慣れていません。

去年も同じパターンでした。その時は寛よりむしろうちの両親がちゃんと生きているか心配で、ヨメが２時間おきくらいに家に電話していたのを思い出します。

子供を置いてまで、なんで行くんや、という感じですが、「家族一丸となって戦う」のがプレーオフ。そしてこの場合の「家族」とは、夫婦、もしくは婚約者のことを指します。

さて、僕が書いているのはあくまでもカージナルスの決まり。

チームによっては「妻のみ。婚約者は法的に家族ではない」とみなすところもあり、「恋人もＯＫ」というところもあるようです。

そのへんをクリアにするための、今日のミーティングでした。

うちも基本的に「彼女はダメ」ということになったのですが、「婚約者はＯＫ」ということで、話が一致しました。ただし、「ころころ婚約者を取り替えないように」という、お達しも。

毎年この時期になると、独身選手が突然「婚約」し始めるのを、球団はよーく知っているからでしょうね。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

田口いきなり出番あって良かったな。

守備固めかよ

守備固めで出てきて、すぐにダブルスイッチで下げられた。。

まあそんなもんだろ。

なんで下げられたのかな？

ラルーサが田口に求めているのは守備だけ

2005年10月4日

プレーオフ初戦。とにかく勝った！よかった！

最後は少し追い上げられてひやっとしましたが、とにかく勝ったので今日はいい日です。

しかし、特に何もしなかった私。守備で２アウト取る間レフトに立っていたものの、ボールは来ないし、しかもダブルスイッチで即交代。

最初は何かの間違いかと思い、レフトからベンチの方に向かって「俺？俺？」と自分を指差してみたら、トニー（監督）が両手を顔の前で合わせて拝んでいました。

遠くからでも一目でわかる、お得意の「ジャパニーズご挨拶のポーズ」、すなわち、僕のことです。プレーオフならではの交代劇。今季最短の出場となりました。

今後は守備固め、左相手の代打などが主だった役目になることでしょう。

その時きちっと貢献できるよう、コンディションをベストにしておくのが、僕の役目。とはいえ、２アウトだけとはなあ・・・
まったく消耗がなかったため、家に帰るなりヨメを助手にして、夕飯を作ってしまいました。フライパンを振る手も、疲れていないから、とっても軽やかです。

このままでは、プレーオフ中に、料理上手になってしまいそう。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

さ〜て、今日は田口さん出番あるかな〜？

今日試合あるの？

>>579

ttp://www.zakzak.co.jp/spo/2005_10/s2005100502.html

ここにぐっさんの写真を発見！トニーを拝んでるYO

2005年10月5日

練習日。バッティングケージのそばでキャッチボールをしようと、
いつものパートナーのＪロッド（ジョン・ロドリゲス・外野手）を探したのですが、姿が見えません。

実は昨日の試合前、Ｊ・ロッドの投げた球が大きくそれて、
近くでストレッチをしていたアルバート（プホルス・内野手）を直撃したのです。

大事には至らなかったものの、アルバートが
「トニー（監督）！あいつを３Ａに送り返してくれ！」と言ったものだから、
冗談とはわかっていても、びびってしまったのでしょう。

僕がうろうろしていると、アルバートが、「ソウ、あれを見ろ！」
するとそこには、バッティングケージからはるか遠くの外野の片隅で、
ジョン・ゴール（外野手）相手にこそこそキャッチボールをしているＪロッドの姿が。

「おおーい！戻ってこいよー！」と叫んだものの、「いやだー！もういやだー！」

おかげで僕は、フェンス相手にキャッチボールをすることになってしまいました。
まったくそんなことで、コントロールに自信を失ってどないすんねん！

球界の宝に当てたら誰でもびびります。
それはわかる、わかるけれども、明日はきっちり僕と一緒に投げてもらいます。
スパルタです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

bxKv2v4rP:q+j71FnnP

hOLKy4Q50馬鹿だ。ﾉｼ 渋井陽子命以上
イメージや キャラを変えるなんて、俺にとってはお手の物♪
野球板にスレを立てたら、案の定<><>p2.razil.jp(103458)<やっとあのボンクラは寝たかな粘着ruecyuおばさんはもう2chやめたの・
>今日は野球板と音楽板とサッカー板を兼任
>
>疲れる（笑

2005年10月6日

ホームでの第２戦を勝ち、その足でサンディエゴにやってまいりました。勝って王手で乗り込むのと、負けて１勝１敗でお邪魔するのとでは、天と地ほども気分が違います。

その移動でのこと。球団バスの目の前に、トニー（監督）がマイカーを駐車して、そのまま自分もバスに乗り込んできました。なぜだか車のドアを開けっ放しにして。

ざわざわざわ。選手の間に動揺が走ります。

「開けっ放しだぞ」
「戻ってくるつもりじゃないか」
「いや、本人気がついてないと見たね」

今にも発車しそうなバスと、開けっ放しのトニーの車のドア。このままサンディエゴに旅立ってしまったら、帰って来た時トニーの車が綺麗さっぱり盗まれているのは、火を見るより明らかです。

「おい、言いに行ったほうがいいんじゃないか？」

誰かがそう言った時、トニーがあわてて車に戻っていきました。

選手が窓ガラスに貼りつくようにして見ているその前で、役者のような身振りでドアを閉めたトニー。

さらに、バスの中から僕たちが冷やかしているのを見ると、（俺はなんて間抜けなんだ）といわんばかりに、側頭部に手で作ったピストルを当てて、ズドン。

よろよろ。車内はその見事な演技に、拍手と歓声で包まれました。

普段全然笑わない人がたまにニコッとすると、なんだかすごくいい笑顔に思えるように、普段ミスターパーフェクトのように動いている人の失敗は、こう言っちゃなんですが、親しみを沸かせるものです。

それにしても、なかなかの役者ぶり。聞くところによると、プロのダンサーであるお嬢さん顔負けに、バレエの舞台で踊ったこともあるらしい。

普段のしかめっ面こそが演技で、本当はお茶目でオモロイおっさんなのではないか、というのが、僕ら選手の共通した意見です。


カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

>>586
乙

2005年10月7日

明日の第３戦を前に、サンディエゴでの練習日でした。夕方に
はそれも終わり、各自が奥さんと一緒に出かけていく姿は、どこ
か心和むものがあります。

普段の遠征はほとんど男ばかり。食事に出るといっても「近くで
いいよ」「そのへんで」という感じだし、疲れている時は、選手の
部屋の前に、食べ終わったルームサービスのワゴンがずらっと
並びます。

その点、今回のように子供連れではなく、夫婦でしっとり、という
雰囲気の一日は、連戦の中、いい感じのメリハリを与えてくれます。

ヨメと食事に出かけた帰り、ジェイソン（イズリングハウゼン・投
手）夫妻に会いました。奥さん同士が自然と立ち話を始め、しば
らく話し込んでいたのですが、なぜだかずーっと、にこにこしなが
ら微妙に縦に跳ねている彼。

きっと奥さんとデート気分でうきうきしているのでしょう。メジャー
を代表するクローザーに、精神的な休養は不可欠。明日もきっ
と、これを糧に、活躍してくれるに違いありません。

「じゃあ、明日ね！」相変わらず縦に揺れながら笑っているジェ
イソンと別れてしばらくすると、振り返ったヨメが「あ！」

ちょうど彼が、トイレに向かってダッシュしているところでした。

・・・こらえてたんやね・・・。

カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

今日日記遅いな

2005年10月8日

おはようございます！８日のメールを、正確には９日朝に書いております。

昨夜は試合開始がカリフォルニア時間の午後８時で、終了後チームの食事会などがあり、ホテルの部屋に戻ってきたのはなんと午前２時。すなわちセントルイス人の僕らにとっては、午前４時でした。

習慣でパソコンを開いたものの、激しい眠気には勝てず、「ええい、とりあえず寝て明日の朝起きて書こう！」。

学生時代の試験勉強を思い出しました。

ということで、僕が寝ている間におそらくもう皆様ご存知であろう、カージナルスのＮＬＣＳ進出決定をご報告いたします。変わらぬご声援をよろしくお願いします。

個人的には、結果はともあれ久しぶりに打席に立ててほっとしました。何しろプレーオフに入って一度も打席に入っていなかったのです。１０日以上も試合でバットを持たないことになるところでした。

次にチャンスがあったら、今度は打ちます。でも、僕が打たんでも誰かが打ちます。勝てばいいのです。

試合時間があまりに遅かったので、珍しく当日移動ではなかった昨日。カージナルスはこれからサンディエゴを出発し、のんびりとセントルイスに帰ります。ではまたのちほど。

カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮

2005年10月9日

サンディエゴから帰ってきました。

いつもは試合後すぐ移動、翌日試合、というスケジュールで動いているだけに今日は午後からゆっくり完全移動日で、明日あさって練習、というのは大変贅沢な時間の使い方のような気がしてなりません。

ところで今年のチームは、若い選手の姿が目立ちます。トニー（監督）の「全員で勝ったシーズンだから」という計らいからか、プレーオフロースターに入っていなくても、バックアップという名目で、何人かの若手選手が共にベンチ入りしています。

今日はジョン（ゴール・外野手）、そしてシーバス（スコット・シーボル・内野手）と、３年前の話に花を咲かせました。

ジョンに初めて会ったのは、２Ａニューへブン。ともに優勝して、ささやかなシャンパンファイトを行ったのが、遠い昔のようです。

「あの時のシャンパンは、お一人様１本までだったよな！」

今回メジャーのシャンパンファイトに酔いしれ、「ニューへブンに乾杯！」とはしゃいでいたジョンが、懐かしそうに話し始めました。

ずいぶん長いこと「カージナルスのナンバーワン・プロスペクト（将来を期待される選手）」と評されながら、なかなかメジャーデビューできなかったジョン。

去年は「ジョン・ゴールが上がってくる」というニュースに、どれだけ喜んだことか。なのに、顔を合わすこともできず、移動途中でチーム事情が変わり、降格させられてしまったのです。

メジャーデビューを一目見ようと、家族や親戚は、すでに旅支度を終えて空港に集合しており、そこで降格のニュースを知らされたと聞きました。僕にとってこの出来事は、他人事ではありません。

アリゾナ秋季リーグの「スホローズ」でも一緒にプレーしました。いろいろなことがあって、今こうしてカージナルスでまたシャンパンを掛け合えたのは、本当に感慨深いことなのです。

そして、そこに入ってくるシーバス。

「その年、俺はノーウイッチ（ヤンキースの２Ａ）で、二人と対戦したんだよ。覚えてる？」

彼はシーズン中、昇格、降格を繰り返しながら、誠実な態度でバックアップを勤めてきました。しかし今回プレーオフのロースターから外れ、かなり落ち込んでいたものです。

でも、カージナルスの選手は誰もが「俺らは全員で戦っている」と認識しています。レギュラーだから、控えだから、バックアップだから、裏方だから、という区別はまったくありません。

僕はこれこそが、カージナルスの強さの理由のひとつだと信じています。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年10月10日

昨日は移動で、明日は練習という、ポストシーズン唯一の、精神的に休まる一日。そして、休まるのもこれが最後でしょう。

昨夜は「ゴルフにでも行って身体を動かそうかな」などと考えていたのですが、気がついたら１２時間以上寝てしまい、結局夕方の練習までたらたら過ごした一日でした。

しかしなぜこんなにしんどいのか？

これまでしてきたことといえば、毎度の守備固めと、一打席立って、ゲッツー崩れで一塁に駆け込んだだけ。体力的にはなんということもないはずなのです。

でも、短期決戦のプレーオフでは、ただ「今か」「今か」と備えているだけで、精神的にかなり消耗します。さらに、誰が打席に入っても、どんなプレーをしても、他人事ではありません。

ある程度野球の流れを見ながら戦っているレギュラーシーズンとは違い、流れも何もあったもんじゃなく、１球１球に大興奮し、いちいち盛り上がってしまい、一試合終わるともう、へとへと。

以前ヨメが、「見ているほうも案外しんどいのよ」と言った時、「まさか」と笑い飛ばしたことを、今ちょっと反省しています。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

スタベン日記来た

トニーに空気読ませて明日スタメンにしてもらうための布石だな

2005年10月11日

明日からいよいよナリーグ・チャンピオンシリーズです。

練習後、ヒューストンの先発が左ということで、何人かの記者さんに「先発があるのでは？」と聞かれました。「ラリー（ウオーカー・外野手）も、ちょっと調子悪いしね」と。

僕の答えは「ない」です。この先も、当分なし。むしろ、僕が先発するような事態（＝レギュラーに怪我人が出る）になっては困るのです。

チームの総合力がモノを言うペナントレースに対し、レギュラー陣の爆発力と、投手力が明暗を分けるポストシーズン。

これまで怪我で出場機会を控えていたラリーやレジー（サンダース・外野手）の経験、爆発力が、まさに今必要なのです。

ラリーの当たりが少し止まっていたって、そこに存在するだけで、すでに相手を威圧できるのです。ついでに言えば、ラリーがガンガン打ち始めるのは時間の問題。カージナルスファンの心配には及びません。

「今までずっと穴埋めしてきたのに、いまさら控えだなんて」と、口を尖らせる人もいます。

「もう９９番のジャージ買ったのに、なかなか出ないんだもん」


それは、すまん。ベンチのほう見て手でも振っといて。

僕はここにたどり着くまでの長いシーズン、間違いなくチームのけが人の穴を埋めてきた、という自負があります。

ひとつの歯車として、僕は僕の役目を十分に果たしたから、これからは真打登場で、ラリー、レジーにがんばってもらわねば！

今年は有言実行。カージナルスは絶対に勝つ。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

次スレはここでいいのかな？

　 ｳｨｰｯｽ　 ∧＿∧∩
　　　　 　　（´∀｀*//　
　　　　⊂二 　 　 ／ ちょっと塩っ辛いぞ
　　　　 |　　)　　/
　　　 口口/　　 ￣）　★カージナルスの田口壮117 役目を十分に果たした★
　　　　　 ( <⌒<.<　　　http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1129139029/
　　　　　　>/

ん？現行スレはどっちなの？

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

600=601=キチガイ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

田口って、年齢からすれば爺なのに、なんて見てくれは高校生なんだい？
あんな外見してたら、ボウヤ扱いになるのはあたりまえだよな。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

598発狂中

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

600=601=キチガイ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

前スレの最後次スレへのリンク貼ってなかったよな。
使えねえな全く。

2005年10月12日

リーグチャンピオンシップシリーズ第一戦。レジー（サンダース・外野手）のホームランあり、クリス（カーペンター・投手）のスクイズありと、大技小技が飛び出しての勝利です。

これまでドカンドカンのホームランが主流だったメジャーも、近年「スモールボール」と呼ばれる、小技で点を稼ぐ野球がより多く導入されつつあります。

カージナルスは３０球団中、それがもっとも効果的に使える球団と評されています。今夜の試合は、その特色をいかんなく発揮した感じでした。初戦を勝って嬉しい夜。明日も勝つ！　

試合が終わると、関係者や家族が行き来するクラブハウス前の廊下は、人でごった返します。ビジターの選手たちも、そこを通って帰って行きます。

通り過ぎる時、敵味方だから、という殺伐としたムードはありません。試合が終わったら、和やかなムードで会話を交わすことができる、そんなオン・オフの切り替えが、アメリカの選手たちはとても上手です。

日本では「負けて笑っているなんてもってのほか」「球場で、敵のチームとは一線を画す」という、決められているわけでもない不文律が存在しました。

ほかの選手は知りませんが、とりあえず僕は、対戦相手と言葉を交わす時に気を遣ったし、負けたら目線を伏せていました。

そうしなければならない雰囲気のようなものがあったし、自分の気持ちより、まわりの目を気にしていた部分がありました。今考えれば、そのせいでどんどん、気持ちの切り替えが出来なくなっていった気がします。

今日は試合後、アストロズの投手２人、野手１人と、一緒に子供の話などしながら帰りました。

和気あいあいと話しながら、昔の自分を思い出して、不思議な気分でいっぱいになりました。誰に叱られるでもないのに、そうすることにまだちょっとだけ、違和感があります。

そんな気持ちを知ってか知らずか、「じゃあ、また明日ね！」と笑顔で帰っていく彼らを見ていたら、やや構えながら話していた肩の力が、すーっと抜けていくような気がしました。


ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年10月13日

悔しい。負けてしまいました。ポストシーズン初の黒星です。

おまけにレジー（サンダース・外野手）が怪我で退場。いったい野球の神様は、今年の彼にどれだけ苦しい思いをさせるのでしょう。

ゲームの後、誰もレジーに会っていないのですが、聞いた話では軽く腰を痛めたとのこと。レフトでフェンス際のフライを捕ろうとして、転倒し、頭と腰を打ったのです。

皆、心配しています。一方で、「きっとレジーなら大丈夫！」と信じています。

春のキャンプでも、盲腸を切って即復帰しました。レギュラーシーズンの多くを骨折で休みましたが、ポストシーズンに入ってからは、触るとやけどするほどに絶好調です。

レジーは、経験と自信に裏打ちされたパワーを持っています。明日の移動日が、彼にとっていい休養になることを、皆で祈っています。

とにかく、気持ちの切り替えが大事な短期決戦。今日負けたって、ただタイになっただけやん、明日は移動で試合がないから、練習だけで休めるやん、と、プラスの部分を積極的に探すのが、心を平穏に保つポイント。

僕の三振も、「次は必ず！」というモチベーションが高まれば、無駄にはならない、はずです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年10月14日

ヒューストンに移動してきました。空港からそのまま僕らは練習のため球場へ。奥さんたちはホテルへ一足先にチェックインです。

男だけになって初めて、うちのヨメのために選手とスタッフの奥さんたちがサプライズのバースデーパーティーを計画していると知らされました。

本当の誕生日は１８日ですが、移動日に当たるため、わざわざ今日にしてくれたようなのです。

「ミーティングがあるから」と言われて最上階のスイートに行ったら、全員が待ち構えて「サプラーイズ！」という筋書きで、数十人の歌うハッピーバースデーに、思わず涙が出てしまったとか。

練習後ホテルに戻り、すっかり興奮子供状態で「それでね」「それでね」と報告してくるヨメを見て、僕まで楽しい気持ちにさせてもらいました。

パーティー会場から運ばれてきた色とりどりの風船やらバラの花やらケーキやらで、部屋の中はいまだ賑やかな雰囲気が続いています。

去年の誕生日は、２勝して乗り込んだここヒューストンで３連敗し、後がない状態でセントルイスに戻る真ーっ暗な飛行機の中。とてもじゃないけど「おめでとう」などと言える雰囲気ではありませんでした。

だからこそ今年は連勝して、帰りの飛行機でシャンパンの一本も開けて、「４０歳おめでとうー！」と大声で叫んだろうと、今から意気込んでいます。


テキサス州ヒューストンにて　田口壮

2005年10月15日

負けてしまった。悔しくて悔しくてたまりません。

チームとしては切り替えて、明日絶対勝とう、というムードになっていますが、それぞれ部屋に戻ってから、思うところはいっぱいあるでしょう。

僕は去年のワールドシリーズ以来の、プレーオフの先発。

久しぶりで、しかも相手がクレメンスとくれば、「打ったら儲けもの」という気分で、個人的には失うものがないだけに、かえって楽でした。球もよく見えていました。

だからこそ、ヒットが出なかったのが悔しいし、負けてしまったのが悔しくてたまりません。

しかし、久しぶりに大興奮したゲームでした。負けてノーヒットで「大興奮しました」はアカンやろう、と思いますが、舞台が大きくなるほどに、野球の醍醐味も増してきます。

一番長く０５年の野球ができる最後の２チームになるために、一番大きい舞台に立つために、明日は絶対に負けられません。


テキサス州ヒューストンにて　田口壮

2005年10月16日

負けました。１勝３敗で、後がなくなってしまいました。明日全力を尽くすのみ。

今日はこれしか書けません。


テキサス州ヒューストンにて　田口壮

2005年10月17日

今日のメールはお休みします。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮　

2005年10月18日

１０月１８日の夕方、先ほど練習から帰ってきました。今日ブッシュスタジアムで練習が出来たことに感謝します。

もしかしたら、待ちぼうけをさせたまま、二度と帰ってこなかったかもしれない僕らの家。帰ってこられて本当によかった。

「まだ生きてる」という実感を噛み締めながらのワークアウト。しかも、誰もが昨夜の興奮を引きずっているため、どことなく行動が荒っぽい。

僕もなんだか「オラオラ」状態で、普段より言葉遣いが汚くなっているのを、反省はまったくしていませんが、自覚はしています。

ところで、このホームページをご覧の皆さんは、昨夜の試合で何が起きたかをすでにご存知と思います。

９回２アウト。誰もが口には出さないけれど、心の片隅でシーズンの終了を覚悟していた時・・・でも、野球の神様は、最高の舞台を我らが主砲に用意してくれていました。

ベンチにいた僕らは誰もが飛び上がり、わけのわからない叫び声をあげ、ぐっちゃぐちゃのしっちゃかめっちゃかの狂喜乱舞状態。

そして、地鳴りのようなアストロズファンの大歓声は、一瞬にしてびたーっと静まり返りました。４万人以上も人がいるのに、誰もが押し黙っている状況というのは、非常にブキミです。

その中で、僕らの雄たけびと、ほんのわずかなカージナルスファンの叫びと、キーンと耳に痛い奥さんたちの「キャー！」が、凍りついたようなミニッツメイド・パークに３０秒近く響き渡りました。

一部ファンの心無い行為によって、本来座るはずだった席から移動しなければならなかった彼女たちにとっては、どれだけ痛快な「キャー！」だったことでしょう。

試合後、ほとんどの奥さんがハスキーボイスになっていました。ついでに言うと、化粧が涙ではげて、目の下が黒くなっていました。

友人の話では、アルバートのホームランの、その瞬間、突然叫んだため、びっくりした飼い犬に噛まれてしまった人、
バンザイしてマクラを放り投げてしまい、天井のファン（扇風機）を壊してしまった人など、いろいろいたそうですが、
そんなファンの皆さんの熱気が気温をぐいっと上げてくれたのか、今日のセントルイスは、ヒューストンに発つ時の寒さはなく、再び心地よい夏のような気候です。

大家族の待つ「家」に帰ってきた。まだブッシュスタジアムで野球が出来る。

この嬉しさと、このオラオラを、まるごと明日の試合にぶつけていきます。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

618の文中の「大家族」を「おおか ぞく」と読みました。
不気味な想像をしてしまいました。

2005年10月19日

負けました。今は何も考えられません。ただ、１年間支えてくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

明日書くメールをもって、２００５年を締めくくろうと思っています。今夜は、とにかくぐっすり寝ます。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

2005年10月20日

ロッカー整理で訪れたブッシュスタジアムは、びっくりするほど解体作業が進んでいました。たった一晩で、すでにラバーフェンスがはがされて、コンクリ部分が剥き出し。寒々した感じです。

内野には、草野球をしている所属不明のおっちゃんたち。外野には、車をドリフトさせているカージナルスの選手たち。

僕は生まれて初めて、そしてたぶん生涯ただ一度の、外野の芝の上をマイカーで自由自在に走り回るという経験をしました。

（もったいないなあ）（何で壊すんやろう？）

走るほどに寂しさが募っていきます。４年間の記憶が、どんどん湧き出てきます。２Ａから上がってきたその日に打った、メジャー初ヒットが、一番強く思い返されました。

そして車から降り、すっかり昨日とは違う顔になってしまった球場を見渡して、最後の挨拶をしてきました。あらゆる意味での、区切りの瞬間でした。

昨夜突然終わってしまった２００５年のシーズンを振り返ることがようやく少し出来るようになったとはいえ、悔しさや寂しさが消えてなくなったわけではないのです。

でも、試合終了後、マウンドで抱き合っているアストロズの選手たちに向かって、セントルイスのファンは、盛大な拍手と「Let's Go Astros!」の声援をおくりました。

僕はその時、カージナルスというチームを、そしてそれを支える人々を、
どれだけ誇りに思ったかわかりません。

負けてしまったことで、シーズンのすべてが否定されてしまったような気持ちも少しはありますが、このファンのおかげで、やっぱり僕たちはすごい２００５年を戦ったのだと誇れるような気がします。

個人的には、打撃でも守備でも、これから伸ばしていきたい部分、改善点などを発見することができた１年でした。


有言実行しようと、「レギュラーを獲るのが目標だ」と渡米して、結局レギュラーにはなれなかったけれど、とりあえず「ジプシー・レギュラー」と自称するまでには至りました。来年は、定住できますように。

家族に感謝。スタッフ、裏方さんに感謝。支えてくれた知人友人に感謝。そして、応援してくださったファンの皆さんに感謝。ブッシュスタジアムに感謝。

ありがとうございました！

今夜は遅くまで時間を気にせずに、友人たちと話し込んでいました。


明日は試合がない。あさってもない。何時に寝ようが関係ない。オフなんやなあ。

ちょっと、寂しいです。

ミズーリ州セントルイスにて　田口壮

このスレの役目も終ったな

そうだね

貼ってた人ありがとう。見やすかったから読む時こっちみてたよ。

なんとなく保守

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

足

>>625
来年からは、公式サイトで読んでください。

と

>>267
他の魔王も第一形態は人間に近い形態を取ってるのが多いし、
魔王に限らず知能が高い魔物は人に似た形態になって
そこから力を発揮しやすいように魔力で進化なり変化なりで姿をアレンジして
各自のデザインになるとも考えられる。

エルフ娘と恋したりホビットの村に住んだりしてたピサロは
より人に近い形態を取る必要があったからあんな姿だったじゃないだろうか。

ミルドラースは元々人間だったのが潜伏して力蓄えたとかなんとか。

誤爆スマソ

ちょｗ

新ｽﾚは？

こっちのスレも日に何レスかはつくんだな。
一応何らかの需要があるらしい。

とーほーほー

足を引っ張らないでくれ

　

虎の穴に帰ります

そ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

ん

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

な

田口壮、カージナルス残留なら４番固定　プホルス放出で中軸再編

事

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

実

http://www.major.jp/news/news20051108-11159.html
来年も田口舐められっぱなしだよ。

は

>>647
一ヶ月も前の書き込みにレス付けて必死だなw

な

ギブソン以来のサイヤングおめ！
ギブソンてPOめちゃくちゃ凄かったんだよね

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

い

>>640>>642>>644>>646>>648>>650>>652>>655

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

「来季はもっといい成績に」カージナルス田口が帰国

　米大リーグ・カージナルスの田口壮外野手（３６）が１７日、関西国際空港着の航空機で帰国した。
　米での４年目のシーズンを「個人的には数字を残せ、いいシーズンだった。でも、ワールドシリーズ
に出られなかったのが残念」と振り返った。
　今季は自己最多の１４３試合に出場し、打率２割８分８厘、８本塁打。来季の契約はまだ結んでいな
いが、カージナルスでのプレーを望んでおり「満足したら（実力は）伸びない。来季はもっといい成績にし
たい」と意気込んでいた。

[読売新聞]

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

スレが２つあるようだが・・・。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>660-661,663-666
いい加減そのネタうざい。消えろ

�@　　１００億円　サッカー　　マンチェスター・ユナイテッド
�A　　　８５億円　サッカー　　ニューカッスル
�B　　　６７億円　サッカー　　リバプール
�C　　　５２億円　サッカー　　バイエルン・ミュンヘン
�D　　　４０億円　サッカー　　アーセナル　※ヤンキースは−29億円の大赤字
http://www.forbes.com/2004/09/01/04nfland.html


試合数少ないサッカーに負けてる

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

ん？現行スレはどっちなの？

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>678
お前こそいい加減にしろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

次スレはここでいいのかな？

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

谷さん子供生まれたね。

ネタ切れ？？日記は？

まだだよ。

そっか。まだか。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

子供もおめでとう。

>>705
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>705
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>705
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>705
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

なにこのスレッドは

>>712
いい加減そのネタうざい。消えろ。

＞>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ
で1000を目指すスレか？

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

で1000を目指すスレですよ

埋めに協力

梅に強力

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

誘導


★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

もう止めようぜ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

今年の田口はなんか楽しみだな。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

結構1000って遠いんだな。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

【MLB】米大リーグ挑戦を続けていた田口壮外野手（36）が引退
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1139468568/

次スレﾏﾀﾞｧｰ?

前スレ1000いったけどここが次スレでいいのかな？

ここは避難所です。

オリの紅白戦に51が出るらしいけど、タグさんはいまどこにいるの?

ホスト規制で立てられん、誰か頼む



★日記の田口壮120 ごめんなさいね田口さん★


　　 ヽミミヽｼ彡ミ
　　　ミ三シミ三シ
　　　i 　ノ　　 ヽ i
　　（（● ） 　（ ●））　
　　　ヽ　∴ Ｊ∴| 从　　美技！
　　　 .＼ ∈∋/ О)
　　　⊂「　　 Y /ノ
　　　　　/---9/
　　　／　　(⌒)
　　(_`､／


MAIL FROM SO（田口日記） http://www.taguchiso.com/contents/f-mail.htm
　　 　 　 　田口スレテンプレ http://red.kakiko.com/traauther3/taguchi/
　　　　田口は２ちゃんねらーhttp://red.kakiko.com/traauther3/taguchi/040424.html

カージナルス公式：田口のページ
http://stlouis.cardinals.mlb.com/NASApp/mlb/team/player.jsp?player_id=408039
打撃成績（年間、詳細）
http://sports.espn.go.com/mlb/players/splits?statsId=6843&type=batting&year=2005

前スレ
★カージナルスの田口壮119 親爺のような人でした★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1135190092/

★日記の田口壮120 ごめんなさいね田口さん★
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1139489941/　　どぞ

そこが次スレなの？

そうみたいだね。

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

あれ、こっちでいいの？

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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【トリノ五輪】スポーツライター・武田薫「カーリングを延々と流しているNHKの神経はどうしたのか」★3
1 名前： 珍PAYφ ★ [sage] 投稿日： 2006/02/20(月) 20:16:04 ID:???0
（略）
夜はトリノ・オリンピックを観た。トリノは、スノボーのクロスとかスケートのパシュートなど
新種目が面白かった。スキーの滑降種目もスリリングで興奮するが、不満はNHKである。
カーリングを延々と流している神経はどうしたのか。ジャパン・コンソーシアムはシドニー
から5大会で総額632億円の放映権料をIOCに払い、その70％がNHKの負担だ。
カーリングを見るために、そんな大金を払ったのか？　メダルを見たいために放映して
いるのか？　昔のNHK運動部はもう少し主張があった。公共放送、せめて報知新聞写真部
のような一貫性があっても……ま、そこまで持ち上げる意味はないか。
日本の惨敗はともかく、NHKと松岡修造がなぁ……というオリンピックである。

引用元　http://wwwz.fujitv.co.jp/sports/column2/new.html　　依頼あり
武田薫プロフィール
http://www.fujitv.co.jp/sports/column2/profile.html

前スレ：http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1140428701/
1が建った日時　2006/02/20(月) 17:18:49

>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ

>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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アッー！

>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
いい加減そのネタうざい。消えろ。

開幕までに１０００行きそうだな。
がんばれ！

>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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来たぞ

>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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>>598
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