これから書いていこう

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1創る名無しに見る名無し
思いつきで書いていってみる
2創る名無しに見る名無し:2009/04/17(金) 07:52:59 ID:JNXhG88T
何を?
3創る名無しに見る名無し:2009/04/17(金) 11:17:10 ID:r9HTKf3u
うん何を?
4創る名無しに見る名無し:2009/04/17(金) 14:46:05 ID:PCm3LWeG
これから書いていこう
→これから海底行

つまり>>1は海洋冒険譚を書く気だったんだよ!!
5創る名無しに見る名無し:2009/04/18(土) 03:15:04 ID:2K6/1Ihf
じゃあここから海底行スレ

あと俺は月に行ってくる
6創る名無しに見る名無し:2009/04/18(土) 23:17:40 ID:X0AeDLHV
月行スレにもするわけか。

・・・ネオノーチラス?
7創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 05:08:33 ID:MZtpBMMm
スーパーモバイラーは平行宇宙からの侵略者たる異軸人の存在を現宇宙で知覚した。
異軸人が現れたのは本来なら地球から光速で何年もかかる位置なのだが、
モバイルが発生させる超空間を経由した観測によって、その何光年もの距離は即座にゼロとなる。
「ウパ太郎、頼む」
スーパーモバイラーは水槽に声を掛ける。
その底にへばり付いたウーパールーパーのウパ太郎は、まるで返事をするように口をパクつかせた。
ウパ太郎の意思を、モバイルの精神感応基(テレパススキャナ)が迅速に観測し、即座に超空間を発生させる。
鉄鋼弾すらひしゃげる水圧のマリアナ海溝深海1万メートルと、異軸人の宇宙探査艇の壁面そばが、
超空間によって5平行ミリメートルほどの接点を持った。
超空間がその接点を作り出した瞬間に、もう異軸人の宇宙探査艇は、即席の高水圧レーザーに射抜かれていた。
5平行ミリメートルの孔から吹き出す深海1万メートルの水圧線は、
ウパ太郎の意思を受けて異軸人の宇宙探査艇をことごとく膾斬りにして行った。
「おお、怖い怖い」
ブラックモバイラーは細切れになって行く宇宙探査艇を観測しながら嘆息した。
だがそれはウパ太郎の水圧レーザーの威力に対してでは無く、
異軸人の船舶から混乱に乗じて失敬した武器兵装についてだった。
宇宙探査艇から脱出したらしい球形の小型艇に向けて、ブラックは彼らの武器を使用した。
小型艇を飲み込むように、料理用のボウルを二つ合わせたような銀色掛かった巨大な球体が発生し、
その球が迅速に縮んだ。
ビー玉ほどのサイズにまで圧縮(多分もう異軸人は圧死しているだろう)されたのち、その銀色の球は弾けた。
原子半径を優に超えた圧迫された状態から急に開放され、核融合爆発を起こした。
スーパーモバイラーもウパ太郎もブラックモバイラーも観測を止めた。
8創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 15:58:51 ID:F/hR0qoM
ちょwwwww
まさかここで続きがwwwwww
しかも何かSFだwwwww

GJwwwww
9創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 18:12:08 ID:1Xy7x15S
スーパーモバイラーww
10創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 21:13:15 ID:Am9qQZRh
おれ、普通のモバイラー。
彼女? ふつうにいないし。
ちょっとホクロだらけでヲタ気味だから、ちょっとねー。
ザウルスでネットしてたらスイーツ記事で「結婚したい男性像」とか語ってるOLとか居て「ちょwwおまwww」ってーかー。
年収四百万の男性相手に「やっていける訳がないと思った」とか、どの面下げていってるのwwって感じ。
年収? おれ?
なんてーの、無職。普通に。
失業保険が切れるまでは、創作しちゃおうかなーとか。

尿意があったので公園のトイレに駆け込もうとしたら、ベンチの上にウーパールーパー。
もうね。ウーパールーパー流行ったのって何年前よっていう。
でも、この出会いが俺の人生を変えたんだ……。

三年後、俺は日本初のウーパールーパーチェーンを開いたんだ。
あっさりしてて高タンパク。ビタミン少なめ。ちょっと大人の食・事♪
あんま人気ないし、年収で言えばマイナスなんだけどね。

でもね、生き甲斐。テヘっ。
11創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 21:14:14 ID:F/hR0qoM
やっぱりスレが変わっても食われるのかよっ!ww
12創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 21:17:54 ID:F/hR0qoM
俺スーパーモバイラー
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1239426090/(削除されてます)
1 名前:創る名無しに見る名無し[] 投稿日:2009/04/11(土) 14:01:30 ID:qU9v0F6z
俺スーパーモバイラー。よろしく。


2 名前:創る名無しに見る名無し[] 投稿日:2009/04/11(土) 14:02:18 ID:NLsb9H+7
私ウーパールーパー。よろしく。

3 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 14:36:07 ID:GPAfxsoS
僕ただのモバイラー。よろしく。

4 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 17:41:28 ID:g8ArSCCq
漏れブラックモバイラー。よろしく。

5 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 17:52:24 ID:GPAfxsoS
五人集まったら超無敵
でも四人しかいないので比較的普通です

6 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 19:08:25 ID:Er9PLTWP
まって!ウーパールーパー混じってるから!

7 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 20:28:54 ID:GPAfxsoS
かわいそう! 大事に育ててあげて><

――――――――――
続き→ http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1229910131/363-364
サルベージされたのをサルベージ+α
13創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 21:55:23 ID:MZtpBMMm
サルベージ乙!
つーかウーパーwwwまた食われたwwwwww
14創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:17:21 ID:Am9qQZRh
「へい、おまち」
 俺は困惑していた。
 上司に寿司を奢ってやると言われ、本気で心を躍らせながらついて来てしまったのが事の発端だ。
 大トロと生の蟹の握りは素晴らしかった。
 蟹など茹でたものしか知らなかった小市民としては、ワサビが邪魔とさえ思えるほどのネタの食感を堪能してしまったのだ。
 続いて出て来たのが、馬のタテガミである。珍味には違いないが……握りとしてどうかと言われれば反応に困る。なにせ、堅いのだ。
 軽く湯がかれ、江戸前仕立ての飾り包丁が食感を和らげているが、俺が食いたい寿司のイメージとは掛け離れているのだ。

「……これが、アレですか」
「へい」
「旨いぞ。食ってみろって」

 上司は明らかに楽しんでいる。
 なぜ、仕事に疲れた空腹時に、俺はウーパールーパーなどを食さねばならんのかと。
 あまり記憶にないが、けっこう可愛い生き物だったろう。
 食用になるなんて、元スレで初めて知ったくらいだというのに。

 帰れない雰囲気だ。
 心なしか、店の主も修行中っぽい若い店員も上司も、罰ゲームを楽しんでいるかのように俺に顔を向けて苦笑いを浮かべている。
 俺は、おそるおそる、それを口にした。
 ゆっくりと咀嚼する。
 生暖かい。これも軽く湯がかれているのだろう。
 歯ごたえは悪くない。だが、舌の上でそいつの風味を感じる事は難しい――遠慮がちなわさびの風味が先に気になった。これは山ワサビか。
 なるほど、変わり風味で特徴を出そうという訳だな。

「あまり特徴らしい特徴がないですね」
「そうかい」

 俺は振り返って、のけぞった。
 上司がいつのまにか、スーツを来た巨大なウーパールーパーになっていた。
 店主を振り返ると、彼もまたウーパールーパーだった。
 俺は叫んだ。そして。


「――そこで、目が醒めた訳です」
「遅刻の言い訳はそれだけか?」
 上司は、不機嫌そうな顔で、いつもの倍の仕事を俺に指示したのである。
15創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:23:19 ID:Am9qQZRh
うさぎ「あなたのお名前は?」
「トラフサンショウウオ科の幼形成熟個体です」
うさぎ「ん? 学名とか一般的な呼称がないの?」
「さあ」
うさぎ「あのね、ここ動物国の市役所ね。人間と違ってね、科目まで判断できる種族名がないとね、いろいろ社会的にね。わかるでしょ?」
「なにぶん、初めて移住してきたものですから」
うさぎ「勝手に調べるけど、いいね?」
「えっと……その……」
うさぎ「あったあった。これね。アホロートルね」
「メキシコサラマンダーになりませんか。アホとかちょっと」
うさぎ「だってあんた、ウーパールーパーじゃないの。見た目的にどうみても」
「……はい」
うさぎ「最近乱獲されてるから気をつけてね。B区へどうぞ。はい、次の人」
「え、あの? 乱獲って?
 ちょっと。なんで強制連行されてんですか? あの?
 ちょっとおおおおおおお!」
16創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:27:56 ID:Am9qQZRh
うさぎ「体が痒い」

うさぎ「はらへたので ドッグフード 食た
 おいし かたです」

うさぎ「いたい おれのからだ どうなて」

うさぎ「ウパ うま」
17創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:33:50 ID:1Xy7x15S
食わないで><
18創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:34:14 ID:1Xy7x15S
しかしこのスレはウーパールーパーを書くスレだったのか、そうだたのか
19創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:35:07 ID:Am9qQZRh
ウーパールーパー「君の事が好きだ」
ウーパールーパー「ええっ!? っそ、そんな……」
ウーパールーパー「君以外の事が考えられない」
ウーパールーパー「年の差が……ほら……」
ウーパールーパー「歳の差を超えた愛なんだ!」
ウーパールーパー「……ロリコン……」
ウーパールーパー「ロリコンがなんだ! 同じ幼形成熟同士じゃないか!」
ウーパールーパー「B校の受験勉強をあなたに相談した私が馬鹿でした。
 あなたが『静かに勉強するにはラブホテルが丁度良い』っていう世迷い言を言い出した時点で金玉蹴って逃げ出すべきでした」
ウーパールーパー「え、俺らって金玉あるの?」
ウーパールーパー「いや、存じませんけど」
ウーパールーパー「ちょっとxxxxxxがXXXXXXだよ、試してみる?」
ウーパールーパー「やめてください。ですが私がxxxxxxでなかったと言えば嘘になります。どうかxxxxxx」
ウーパールーパー「物判りが良くて助かるぜ。いいか、xxxxxはxxxxだからな」
ウーパールーパー「ええ。存じております……っつっ!!」

ウーパールーパー「……ふう……」
ウーパールーパー「先生」
ウーパールーパー「ああ、なんだい」
ウーパールーパー「実は……音声を、クラスメイトにskypeで転送していたんです」
ウーパールーパー「!?」

:続かない
20創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:36:05 ID:Am9qQZRh
>>18
すっかりモバイラーを忘れていた……。
まことに申し訳ない次第でありません……。
21創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 22:36:44 ID:1Xy7x15S
りょ、両生類の癖にいいいいい
22創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:01:43 ID:MZtpBMMm
今日の異軸人との一戦に勝利し、スーパーモバイラーとブラックモバイラーとウパ太郎は、
一時の休息を楽しんでいた。

>>699 楽しみにしとるよ』

ブラックはPCで、何ごとかを掲示板らしきコミュニティに書き込んでいる。
スーパーモバイラーが声を掛けた。

「ほう、ブラックはPC使えるのか。一体なにを書いてるんだ」

ブラックは、さっ、と画面隠す。

「ちっちっちっ。親しき仲にも礼儀ありじゃ、スーパーよ。
儂がサルベージした熟女画像はタダでは見せてやらんぞ?ほっほっほっ」
「はは、ポルノか。ブラックはお盛んだな」
「お陰様での。ふぉふぉふぉ」

ブラックはとぼけてやり過ごしたが、彼が発信した通信は、
神格生物に近い存在──筆記者への許諾を記した重大なメッセージであった。
ブラックは、世界の核心の最奥を、少なからず握っているのだった。


一方、普通のモバイラーは月に向かっていた。
と言っても、それはスーパーモバイラー達同様に超空間を利用した移動であり、
宇宙服を用意する時間が多少かかったのみである。
普通のモバイラーが月に向かったのは、
太陽の中核に意識を蒸着させている“神格生物”(造物主、または神、もしくは彼=Heと呼ばれるもの)
の重力震言語による助言を受けてのことだった。
彼曰く“じゃあ俺は月へ行く”。
その言葉が意味するところはモバイラー達にも理解しかねるものであったが、
神格生物の言葉は、言ってみれば神が直々に下した至言である。
意味する内容如何よりも、それを受けて行動する事が最優先であった。
示された導きに従うならば、即ちそれは彼の意向に沿うということに他ならないからだ。
普通のモバイラーが月で何と出会うのか……
今だその全容は、神格生物のみが知っている。
23創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:04:06 ID:1Xy7x15S
なんか高スペックだなモバイラーたち
24創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:05:37 ID:F/hR0qoM
なんかいろいろすごいなw
25創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:05:38 ID:Am9qQZRh
男「閣下。ウーパールーパーでございます」
ハルトシュラー「ふぅむ……。」
倉刀「……閣下、これは……?」
ハルトシュラー「知らんのか?」
倉刀「存じてますけど。でも……」
ハルトシュラー「聞く所によると、食せるという話だ。だから取り寄せて、調理させた次第だ。が……」
倉刀「……姿煮て……」

ハルトシュラー「……ふむ。何事も経験ぞ」
倉刀「あ、食ってる」
ハルトシュラー「倉刀」
倉刀「はい」
ハルトシュラー「シェフを解雇するべきかどうか、悩んでおる訳だが」
倉刀「こんな特殊な食材に、創作料理命じたあなたの責任の方が大きいと思うんですが、どうでしょうか」

ハルトシュラー「食材に贖罪……」

倉刀「……笑えばいいですか?」

ハルトシュラー「いいから食え。別に食える。そこまで旨くはないが」
倉刀「はい」
26普通の:2009/04/19(日) 23:07:17 ID:Am9qQZRh
>>22
ちょwwwおれどこに向かってるのwww
27創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:18:33 ID:1Xy7x15S
姿煮やめて超やめて><
28ブラック:2009/04/19(日) 23:31:51 ID:Zr+aWr0u
ジジイキャラになたwww
29 ◆91wbDksrrE :2009/04/19(日) 23:43:34 ID:F/hR0qoM
 私はウーパールーパーである。名前はウパ太郎。つい先日
そう名づけられ、めでたく私の名前は決定した。少々不本意な
名前ではあるが、所詮ウーパールーパーの身である以上、
他人の庇護を受けなければ、この現代社会においては満足に
生きていく事もできない故、甘受するしかない。さらに言えば、
その名づけ親である三人は、悪意故にこのような名前をつけた
のではないのだから、その好意を無碍にする事は、私にはできない。
 相変わらず我々モバイラーズは四人のままだ。他の三人は、
残り一人を探すつもりはあまり無いらしい。『比較的普通のまま
でも十分行けるじゃん?』という結論が、先日出た為だ。
 実際、比較的普通と言いながら、その能力は際立っていると
言える。これもまた先日の話だが、私は自らの能力で、他次元の
住人を万単位で殺害した。無論、正当防衛なのだから責められる
謂れは無いが、他次元の存在であっても、この世界にやって来た
以上、その命はやはりこの世界における生である事に変わりは
無い。それを奪ってしまった事については、深く心に刻んで、私の
中に残しておきたいと思う。
 閑話休題。
 私だけに限らず、他の三人の能力もまた、常識とは少しどころ
ではなく外れた、超常の力であるといって差し支えないだろう。
今も普通のモバイラーは、その能力を用いて単身月に向かっている
所だし――何の為にかはよくわからない――、他の二人の能力も、
先日の殲滅戦において存分に発揮された。
 だが、そんな私達であっても、世の中の何事をも自由にできる
わけではない。むしろ、そのような力があるからこそ、世の瑣末事
には、積極的に関われないのだ。
 そんなわけで、今日も私はニュースを見ながら眉間――人間で
言えばそこにあたる部分――にしわを寄せて――そうしたつもりに
なって――うーむ、とうなり声をあげていた。
「どうした、ウパ太郎……って、これか」
 スーパーモバイラーは、私に問うた疑問の答えをすぐにテレビの
画面上に見出していた。
「……いい気分しないよな、こういうの」
 まったくだ。見ず知らずの他ウーパールーパーとは言え、同族で
ある事に変わりは無い。それが……そう、食材として用いられて
いるという、そんなニュースを見て、気分が良くなるはずがない。
しかも、一部で何故かウ−パールーパー食が流行っているのだという。
 だが、その画面の中を流れるニュースをどうにかする権限は、
私達の手の中には存在しない。故に、私は唸る事しかできない。
「なんで流行ってんだろうな……?」
 モバイラーであるスーパーモバイラー達とは、私はそれなりの
意思疎通も可能だし、その心情などを推察できるようにもなった。
 だが、そうではない人間の意志や、その心情は、未だ私には
推し量りがたいものがある。
「消すか?」
 スーパーモバイラーの気遣いに、だが私は首を横に振った。
 わからないから知ろうとする。それは、人間であろうとウーパー
ルーパーであろうと、変わりの無い心情だ。だから私は、同族を
食して微妙な顔をしている人間を見続ける事を、続けたかった。
それで、少しでも人間のことが理解できるならば、この胸に渦巻く
感情を抑える事など、造作も無い事だから。
「……お前はすごいな、ウパ太郎」
 そんな風に、穏やかな笑みを見せるスーパーモバイラーに、
私は首を横に振って答えた。そんなことはない、と。

 それからしばらくテレビを見続け、私はひとつの事を学習した。
 人間は、さして美味くも無いものを、珍味として好む性質を持つ、と。
 ――やはり、人間はよくわからない。

終わり
30 ◆91wbDksrrE :2009/04/19(日) 23:43:45 ID:F/hR0qoM
ここまで投下です。
31創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:47:53 ID:Am9qQZRh
乙ww
なにがなんだ、どこに向かうんだ、この物語はwwww
32創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:54:54 ID:1Xy7x15S
自分がうまくないってわかってるのか
あ、いやなんかずれてるぞウパ太郎
33創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:55:13 ID:MZtpBMMm
ウパ太郎w
ウパが不憫になってきたwww
34創る名無しに見る名無し:2009/04/19(日) 23:58:45 ID:Am9qQZRh
ウパ「なにやら、今日は水槽に醤油が垂らされた」

ウパ「塩分は好きであり、水も40秒で入れ替わる。悪くはない」

ウパ「最近、主人がジャパニーズ・箸なるもので私を挟もうとする。
 私は間一髪のところで逃げるのである。
 この遊びは悪くない」

ウパ「今日、私は掴まれた。罰ゲームであろうか、醤油を体に直に垂らされたのである」

ウパ「えらに じかに やめて だれか」

ウパ「ああ かみさま」

ウパ「あwせdrftgyふじこlp;@」

:つづかない
35創る名無しに見る名無し:2009/04/20(月) 00:02:08 ID:iABWM07I
ぎゃー><
36創る名無しに見る名無し:2009/04/21(火) 00:52:09 ID:di/HH4Y+
山椒魚の事を、英国ではサラマンダーと言う。
なんでも山椒魚の赤茶けた溶岩の如き色彩を見て伝説の火竜の名を冠したらしいが、
元来水に親しむべき山椒魚を捕まえて火竜の名を付ける等は、
英国人の物事一般から本質を見抜く力の無さを言下に表しておる。
全くもって愚なることだ。
紹介が遅れた。
私は山椒魚のサラ万次郎だ。
この名に関しては英国人はなんの関与もしておらず、
私の前例として既に存在する高知能化に成功したウーパールーパーの名、ウパ太郎の次と言う事で、
サラマンダーとジョン万次郎を捩って付けられた仇名である。
これは日本人が付けたものであるが、やはりこのような安直で下賤なる名しか思い付かぬ日本人は、
コピーライトの技巧が著しく劣ると評せずにはおれまい。
喩え本質を見抜く力に劣るとしても、英国の者が付けた火竜の名のほうが幾分かはマシである。
少し私の話をしよう。
例に漏れず、私もウパ太郎先輩君同様、
脳天にずぶりとやられて天才になる薬のようなものをゴクゴク注がれた。
先達ての先輩君と同じく、私も幾許かは頭の軟らかい者になれはした。
なれはしたのだが、何処を如何に間違えたか、何故か私は図体まで巨大化してしまった。
ちゅら海水族館に在る莫迦でかい水槽の中の、これまた莫迦でかい斑模様の鱶を御存じだろうか。
丁度あれと同じほどの尺である。
食事は最初練り餌だったものが、やがて魚になり、肉になり、
足を滑らして落ちて着た飼育員を食べてしまってからは、
なぜか薄桃色をしたウーパー某とやらを与えられている。
先輩君と同種と在らばなんとも気が引けるが、腹が減って仕方ないのでやむを得ぬ。
このウーパー某と言うのが曲者で、幾ら喰っても腹の足しにならぬ上、
えも言われぬヌメリがいつまでも舌べろや口角に粘り付いて、なんとも旨くない。
だから私は時々、人間でも喰いたいな、と願う。
そう願うと何故か、突如として人間が目の前に現れる。
「お前はモバイル適性がある」と言われた様な気がせぬでもないが、
今のところモバイラーなどと時代錯誤的な俗称で纏められたいとは思っておらぬ。
今の願いはただ、餌をウーパールーパーから変えて欲しいという一点に限る。
37創る名無しに見る名無し:2009/04/21(火) 03:09:05 ID:/YAsOlty
ウーパー某SP「その願い、叶えてしんぜない」

私は天の声を聞いた。
その声は確かに波動として響き、
しかし音声ではないなんらかの
暖かく
優しく、
そして、

絶望的なホーリスティックに満たされていて――

- - -

若者「所長!イケますよ、これ」
所長「ううん。本当に旨い。本来こんなに芳醇な脂身を備える種ではなかったよな」
女性「……うん、……うん……この味覚は……すごい」
若者「臭みがなく、ただ咬んだ瞬間に満たされる味わいがある……」
女性「そう! それよ。この楽しみは、いったいなんなのかしら。クセはあるのだけど、これは受け入れられるクセだと思います」
所長「フォアグラなんかは、クセの強さが評価される珍味よの」
若者「僕には三大珍味なんかはわかんなくてぇ、でもアレです、納豆や和布蕪のクセとは違うんですよねぇ、この動物的なアレ!」
所長「ふふっ、君はどうも、表現に困ると『アレ』って言ってしまうようだな」
若者「あははっ、敵わないなぁー。語彙足りなくて、ほんっと、すんませんっ!」
女性「もぐもぐ」

- - -

ウーパールーパー「不幸を感じるかい?」
サラ万次郎「ぜんぜん」
ウーパールーパー「僕はね、来世では……人間を食ってから食われたいと思うかな」
サラ万次郎「ううん、大先輩には申し訳ないけど、正直わかんないですわ」
ウーパールーパー「そう?」
サラ万次郎「食われた事の価値を、こうね、閻魔様の前で確かめさせて頂いて、確かに俺の思いは変わった。でもね」
ウーパールーパー「うん。なんだい。言ってごらんよ」

サラ万次郎「……俺らより、食用に適してるモンがあると思うのよね。絶対」
ウーパールーパー「……まあなぁ……」

閻魔「はい、次の人ー。
 ……なんだ、今度はタイで唐揚げにされたオオクワガタご一行かいな……」
38創る名無しに見る名無し:2009/04/21(火) 21:15:09 ID:rI7t3zs/
食われる以外に芸を身につけやがれwwwww
39創る名無しに見る名無し:2009/04/22(水) 00:13:22 ID:SKDgq515
うまいのか、そうなのか
40:2009/04/26(日) 09:33:15 ID:DBEMT7z5
ぶはwスレ立てて放置してたらなんかおもろいことにwww
41創る名無しに見る名無し:2009/04/26(日) 14:07:58 ID:oJ1pG62W
放置するからいけないのです^^
さあ一緒にウパろうぜ^^

いや強制はしないけどw
42創る名無しに見る名無し:2009/04/29(水) 22:58:38 ID:BkNW6CMz
「マントヒヒって食えるのか」
 俺は疑問符を浮かべざるを得ない。
 マントヒヒって何科だ? サルだよな。
 サルの脳味噌とか中国の宮廷料理にあるとか聞くな。
 ていうか、なんでこんなの食わなきゃなんないんだよ。
「冷蔵庫に余ってたの」
 余らせるなよ。てか食った覚えないよ。なんの料理に使ったんだよ。
「え、昨日のシチューにすこし」
 やたら動物臭い肉混ざってたな。あんときお前、鯨肉使ってみたとか言ってなかったっけ?
「学も料理の才能もないあなたならわかんないと思って」
 離婚届ってどこでもらうんだっけ。
 嘘だよ泣くなよ。まあいいよ。食うよ。うん。
 まっじ。
「ウーパールーパーも余ってるけど」
 なんで余らせるんだよ。ていうかそれも食った覚えねえよ。なんに混ぜたんだよ。
「バターにしてみました」
 してみるなよ。よかったよ食ってなくて。っていうかなんでバターにできるんだよ。

 なんだよ近づくなよ。
 なに、その包丁。
 ねえ。


:続かない
43創る名無しに見る名無し:2009/04/29(水) 23:01:19 ID:Cd/yBOVE
:続かない

↑がミノムシに見えた俺は江角末期子
44創る名無しに見る名無し:2009/04/29(水) 23:08:31 ID:BkNW6CMz
ミノムシ……だと……ッ
45創る名無しに見る名無し:2009/04/29(水) 23:15:06 ID:+b26fNw6
うわぁああああ
早く離婚した方がいい…って、遅かったか
46創る名無しに見る名無し:2009/04/29(水) 23:27:25 ID:YEBTsN8e
>>42
一行目で吹いたwww
食う事から離れろwww

最後でなんかゾッとした・・・ギャップ怖え?
47創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 17:25:45 ID:OqOHNTBv
むしろどこでそんな肉手に入れたんだよ・・・ペットショップですかそうですか
48創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 18:43:04 ID:7yiNAD8z
某TRPGリプレイでは、一般家庭のお母さんが
フラミンゴの舌を買って余らせてたからきっと大丈夫!(何が
49創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 20:13:58 ID:OqOHNTBv
フラミンゴの舌ってw
50創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 20:23:48 ID:7yiNAD8z
ちなみに、食べると白兵の能力値が3アップする。

バランス感覚が鍛えられるんだろうか・・・。
51創る名無しに見る名無し:2009/06/26(金) 23:02:30 ID:cfXyfdU5
まあローマでは孔雀の舌が高級食品だったし
(孔雀っていうイメージが高級っぽいからってだけで美味くなかったそうだが)