神様はひとりぼっち
別にお腹も空かないし
別に友達もいらない
毎日何も無いところでぽつんと体育座りをしていました
神様は夢を見ました
キラキラと眩く光があたりをびっしりと覆っています
なんて素敵なところだろう
神様は思わず見とれてしまいました
しだいに何もないところをうろうろする神様
夢を見てから神様は
退屈で退屈でしかたがありませんでした
あのきれいなところを眺めながら
目一杯寝ころがっていたいなぁ
神様はいてもたってもいられません
とうとう神様は我慢できなくなり
口をだして大声で叫びました
するとどうでしょう
夢に見たきれいな景色が神様を覆いました
神様は大喜びしました
どこもかしこもきれいな光
神様はうれしくて大はしゃぎ
今までの退屈が嘘のように
神様ははしゃぎ 声をあげました
しかし しばらくして神様は
またぽつんと一人 一点を眺めるだけ
神様はとうとうこの景色に
飽きてしまったのでした
しだいに悩む神様
もう一人自分がいたら
もっと楽しくなるのに
そうおもえばおもうほど
退屈が苦痛でしかたありません
とうとう 大きな声で神様は叫びました
するとどうでしょう
あたりを覆っていた光たちは
他の光とぶつかり合うではありませんか
神様は怖くなって
力の限りに叫びました
だいじょうぶかい?
野太く そして暖かい声に
神様は気がつきました
神様の目の前には大きな大きな光が
眩きながら語りかけてきました
君はだれ
僕は知らない あなたは誰
私は太陽
眩く輝く光はそう答えました
それからというもの神様は
毎日毎日 太陽に語りかけました
ほほう
支援
ちょっと待って
11レスめでさるさんだから
ある日神様が来てみると
そこに太陽はいませんでした
神様はあたりを見渡しました
おーい
神様が耳をすませると
太陽の呼ぶ声がします
神様は声のほうへ
急いでかけだしました
今レスしまくって支援するからさ
お、おkだったか
でも一応支援
かかったか?
かかったっぽいな
ありがとうね(´;ω;`)
ホントにありがとうね(´;ω;`)
まだ15分だから解除の0分には遠いしなー
おっとここでも支援だ
お、大丈夫だったか?
大丈夫だったw
夜はまだまだこれからだぜ
しかしそこには太陽はいません
太陽の声だと思い辿り着いたところにいたのは
輝きのない太陽でした
君はだれ
僕は知らない あなたは誰
私は惑星
輝きのない太陽はそう答えました
どうしてあなたは眩しくないの
神様は言いました
君にもいつかわかるよ
惑星は答えました
童話っぽい話じゃの
創世記か
神様は惑星に話しました
太陽がいなくなっちゃったんだ
惑星はにっこりと
太陽はもうすぐもどってくるよと
神様に言いきかせました
おーい
神様が声の方へ振り返ると
そこには眩しく輝く太陽がいました
するとどうでしょう
こんどは惑星もきれいな色に
光輝きはじめました
太陽がいるから
こうやって私達は輝くことができる
私達がいるから太陽もまた
輝いていられる
ひとりぼっちが 退屈なのは
君が一番知っているだろう?
惑星はそういってにっこりと
それにつられて神様も微笑みました
すっかり仲良くなった
太陽と神様
しかし 神様はもっとこの広い景色を見てまわりたい
もっといろんな惑星とおしゃべりがしたい
その想いが強くなってきました
そして太陽も神様の想いに気付いていました
太陽は神様にお願い事をしました
私の光が届かない星があったなら
きっと寂しい想いをしているはず
どうかその星たちの話し相手になっておくれ
優しく微笑む太陽に
神様はこころよくひきうけました
太陽に頼まれ事をひきうけてから
しばらくたったある日のこと
遠い遠い彼方に
ぽつりと佇む星を神様は見つけました
君は寂しくないのかい
私はとっても寂しいよ
しかし実のところ神様はおはなしより
もっと他のところを見てまわりたかったのです
神様は急いで太陽のもとへ
相談をしにいきました
星か、星になったのか
太陽へ 向かう道の途中
とてもきれいな星たちを目にします
やぁ 君は誰だい
僕は知らない あなたたちは誰
僕等は流星群さ 一緒に踊ろう
きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪
きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪
流星群と遊んでいるうちに
寂しがりやの星のことなどすっかり忘れていました
どのくらい遊んでいたことでしょう
流星群と 追いかけっこをしていたときです
突然 神様の後ろの方から
大きな泣き声が響きました
いやむしろ絵本っぽいな
挿し絵がほしくなる
振り返ると
悲鳴をあげていたのは流星群でした
痛い!!痛いよぉ!!
神様は目を疑いました
流星群の星たちが
ひとつ またひとつ
粉々に消えてしまっているのです
トモダチガホシイ・・・
トモダチ・・・トモダチ・・・
ひとつ またひとつ・・・
体を奪われ 泣き叫ぶ流星群
トモダチ・・トモダチ・・・
その声に神様が気がつきました
この声の正体は・・・
先程出会った寂しがりやの星だったのです
神様は太陽のもとへ
必死で逃げました
―――――――――――――――――――――
おやおやどうしたんだい?
太陽は優しく語りかけてきます
神様はこれまでのことを話しました
色々な景色を眺めたこと・・・
たくさんの友達ができたこと・・・
そして その友達を裏切ってしまったこと・・・
ひとしきり話終えると神様は
初めて大きな声で泣き出してしまいました
暗黒星か
やばいか?
保守ありがとうね
ちょっと質問したいんだけど
この作品
ノーマルエンドと
いろいろな意味でバッドエンド(見てる人含める)
の二つがあるんだけどどっちがいいんでしょう…
いっそどっちもいけ
一番のバッドは完結しない事だ!両方いっちゃえ
バッドやってからノーマルが後味がいい気がする
わかりました
あとこの板のスレは放っておいたら
どのくらいの時間で落ちるんですか?
一応バッドの途中が未完成なんで参考に
まだまだ余裕あるから落ちないよー
第二部 〜スターダスト・ランデヴー〜
神様は以前の行いを反省しました
もうあんな寂しい思いは嫌だから
遠くへ行きひとりぼっちの星を見つけては
太陽の周りに置いていきました
えっさこらせ えっさこらせ・・・
毎日のようにひとりぼっちの星を見つけては
運び続けました
神様は困っていました
最近は遠いところの星にまで積極的に語りかけていた神様でしたが
ひとつだけ どうしても言うことを聞いてくれない
意地っぱりな星があったのです
しかし、以前の流星群のこともあり
放っておくことが出来ませんでした
神様は他の星を運び終えた後
毎日その星を説得しに向かうのでした
あなたとお話がしたい
いやいや 私は結構だ
あなたは友達が欲しくないのかい
いやいや 私に友はいらない
神様が毎日訪れてもその星の態度は変わりません
とうとう業を煮やした神様は
コツンと星を蹴飛ばしてしまいました
もうしらない
ひとりでいたければ勝手にしろ
わかっている
さっさとかえりたまえよ
神様も星もカンカンです
神様はもうその星のところへ寄ることはありませんでした
いつまで…っつーかむしろ落ちない
いつものように
ひとりぼっちの星を探す神様
ある日 神様はひとりの星と遭遇しました
その星は神様もうっとり見つめるほど
紅く優しい輝きを放っていました
君は誰
ぼくは知らないあなたは誰
私は明星
紅い星はそう答えました
太陽はここにはいないのに
あなたはどうして美しいの
誰にでもいつかはこうやって
輝けるときがやってくるの
神様には明星の言っていることの意味が
よく分かりませんでした
明星って金星だっけ
神様はそれからもずっと
星を運び終えては
明星に会いに行き 一日の出来事を語り続けました
神様は明星に
恋をしてしまったのです
ある日 明星は神様にお願いをしました
私達星々もあなたのように
この広い宇宙を駆け回る旅をしているの
でも私達はあなたのように
自由に道を選ぶことができない
いつか出会った星と とても仲良くなったのに
あいさつも無しにはぐれてしまったの
今のうちにどうしても会っておきたい・・・
つれていってくださらないかしら
神様は快くひきうけました
明星と神様がむかった先・・・
それはこのあいだ蹴飛ばしたひとりぼっちの星でした
神様はバツの悪い顔をしましたがひとりぼっちの星は
気にしませんでした
なにかようかね わたしはきみにはようはないが
わたしもあなたにようはありません
しかしこの子がどうしても・・・
ひとりぼっちの星はとても驚いた様子で
明星を見つめていました
もう会うことはないと思っていたのに・・・
ごめんなさい もう一度あなたと
おしゃべりがしたかったの
あの・・・
その・・・
あの・・・
その・・・
どうやら神様はおじゃまなようです
それ以上話を聞くことなく
神様はその場を離れました
しばらくして神様が戻ると
明星は神様にもう一つお願いしました
本当にどうもありがとう
最後にもうひとつお願いがあるの
なんだい いってごらん
どうか私を終末の星へと運んでください
しかし神様には終末の星というのがどこにあるのか
またその星がどのようなところか
まったくわかりませんでした
とりあえず神様は明星の言う終末の星へと
迷いながらもつれていくことができました
そこは今まで見たこともないような
おびただしい数の光が飛び交っていました
ここでいいわ 本当に 本当にどうもありがとう
ひとりぼっちの星はつれてこなくていいのかとたずねると
少し寂しそうに微笑んでいました
神失恋ww
神様はいつものように星々を運び終えた後
太陽のもとへ行き
これまでのことを話しました
そしてふいに残った疑問を投げかけました
太陽は終末の星を知ってるかい
太陽は目を丸くして驚きました
そうか きみにはまだおしえてなかったね・・・
太陽は重く口をひらきました
君は流星群が消えたとき
きっと悲しい思いをしただろう
それはなぜだと思う
神様はすこし考えて答えました
流星群たちに二度と会えなくなると思ったから
そう 二度と会えなくなるんだよ
え?
神様はびっくりしました
星には限られた時間しか輝けない
限られた時間しかおしゃべりできない
限られた時間しか遊べないんだよ
神様は悲しくなってしまいました
太陽もそうなの?
わたしもそうだ だから精一杯輝いて
みんなを照らしているんだよ
そんなばかな!!
神様は急いで終末の星のもとへ飛び出していきました
明星をかえせ! 明星をかえせ!
必死に心の中で叫びながら終末の星のもとへ駆けました
息も絶え絶え辿り着いた神様に
あのおびただしい数の大きな光が語りかけます
この終末の星に何のようだね
それは重く 威圧的でしたが
すこし太陽にも似た 優しい響きでした
終末の星よ どうか明星を返してください
それはならん
厳しい口調で終末の星は言いました
終末の星よ それは悲しいではないですか
どうして返してくれないのですか
それが命というものだからだ
神様は涙を流して訴えましたが
終末の星は耳を貸しませんでした
超巨星?
この星も 光も 景色全てが君の知恵と好奇心が生み出したものなんだよ
しかし君は生み出すだけで失うことの価値を知らない
君はもうすこし勉強したほうがいい
終末の星は神様にいいきかせました
しかし神様は聞きません
失うことはとても寂しい 悲しい
これのどこに価値があるのです
神様はその後もずっと明星を返すように訴え続けましたが
終末の星はそれ以降もずっと黙ったままでした
とうとう泣きつかれた神様はあきらめて
太陽のもとへ戻っていきました
あれ、全部神様の創造物なのか
つらかったね・・・
太陽は優しく語りかけてきました
神様は明星のことを思い出しながら再び話しました
色々な景色を眺めたこと・・・
明星に恋をしたこと・・・
そして その星と二度と会えなくなってしまったこと・・・
ひとしきり話終えると神様は
また大きな声で泣き出してしまいました
第三部 〜生命〜
神様はある星の一点をただじっと見つめていました
しかし以前のようにただ無意識に見つめているのではありません
またダメだったよ
あきらめず辛抱強くやりなさい
そんな会話を太陽と交わすのでした
そしてある日のこと・・・
やった!雲だ!雲ができた!!
神様は歓喜しました
この星は終末の星に残った明星の残骸を
太陽と神様が練り固めてつくったものでした
太陽は神様に生命を育む楽しさを通して
命というものの価値を教えようとしていたのです
しかしここで問題が起こりました
生命が誕生しない
支援
神様は悩みました
太陽もまた悩みました
どうすればこの星に生命が誕生するのか
毎日毎日頭を抱えました
くる日もくる日も変わらない星
この星と接するうちに神様は終末の星のことを思い返していました
支援
とうとう神様は痺れを切らしてしまいました
何が失うことの価値だ!
こんなもの壊してやる!
近くからもってきた小さな星を勢いよく投げつけました
いいな
こういうの好き
ほら、よく見てごらん
しばらくして太陽は神様に言いました
あれからこの星に全く興味が無くなり
元気の無い日の続く神様でしたが
一目見て再びやる気を取り戻しました
今は創世記天地創造でいう2日目か
光と闇ができて、今空ができたから
支援
命だ・・・!命が生まれている!
神様はいつになく興奮していました
そしてこれまで以上にこの星を観察しました
そしてある日のこと
ついに人類が誕生したのです
生まれた!
人間もまた、さまざまな知恵を絞り
いろいろな道具を生み出してきました
石器・・・鉄器・・・娯楽・・・芸術・・・
神様は人類が生み出すものの魅力に
すっかり引き込まれてしまいました
そのうち神様も人間の一部となって
この世界を楽しんでみたいと思うようになりました
太陽よ、私は人間の生活がしてみたい
いいでしょう、ただしあまり深く人と関ってはだめだよ
少し不安な太陽をよそに神様はうきうき
神様は深呼吸をして勢いよく地球へと潜り込んでいきました
人できんの早いなw
神様かわいいなw
今最初から読んでる
なるほど、こういうのも、アリだな
そよそよ…
ここは?
かみさまが気がつくと
そこはどこまでも続く黄金色の麦畑でした
星の王子さまっぽいよね
みんな支援しすぎだろww
支援の方がさるりそうだぞw
確かにw
おまえさん どうした?
一人のお爺さんが神様に話しかけてきました
僕は知らない あなたはだれ?
わしはアルフレッド この畑を耕している農民じゃ
お爺さんはそう答えました
それにしても紛らわしいIDだ
まぎらわしいゆーな
神様は農家の仕事に興味を持ちました
お爺さん
どうか私に畑仕事を手伝わせて下さい
ああわかったよ。わしも助かる
お爺さんは快く引き受けました
あれ?
なんかあったのかしら?
その日は日が暮れるまで汗を流しました
あたりが薄暗くなってきたころ
神様はお爺さんに尋ねました
お爺さん もっと人がいる所へ行ってみたい
どこへ行けばよいのですか?
お爺さんは答えました
ここから隣の町までは遠い
見たところ君には食べるものも寝床もなさそうだ
今夜は家で休みなさい
畑仕事の恩もある
明日町へつれていってあげよう
神様はお爺さんの言葉に甘えることにしました
次の日の朝
暖かいシチューの味に感動しながら
仕度を整えて
お爺さんの馬車に乗り出発しました
馬車の中から見る畑もまた新鮮で
神様は目を輝かせながら景色を眺めていました
さぁついたぞ
神様はどきどきしながら馬車を出ました
レンガの通りに焼きたてのパンの香り
道行く人々の雑踏
人間界が想像以上に営んでいたことに
神様は感激しました
ところでお前さん 何でこの町にきたんだい?
お爺さんは尋ねました
人の生活を見て回りたい そしていろんな人と触れ合って
一緒に汗を流したい
神様は言いました
そうか、ならばこの町を案内してあげよう
私はこの町じゃ顔が広い
わしの知り合いに頼めば誰か雇ってくれる人もいるはずだ
神様はお爺さんと町を見て回りました
お爺さんは一つの小屋に入っていきました
いらっしゃい アルフレッドさん
おや そちらの青年は
トムです
お爺さんに名前を教えていないのを思い出した神様は
とっさに答えました
そうかいトム
うちのベーカリーへようこそ
家のパンはアルフレッドさんの麦を使っているんだよ
良かったら一口どうだい
神様は遠慮しつつもお爺さんに分けてもらった
パンをひとくち
うまい!
支援
そして次のお店へ
今度は家畜のミルクを届けにいきました
ありがとう いつもすまないねぇ
そういった声を聞くうちに
神様は人間であるお爺さんに
憧れを抱くようになっていました
支援
そして次のお店へ
トム だったね
おまえさんはここで待っていなさい
お店に着くとお爺さんはちょっと顔を渋くして
神様に言いました
神様は少し疑問に思いながらも
店の外で待っていました
支援
カランカラーン
ありがとう また来るよ
お爺さんが店から出てきました
ただちょっと顔を曇らせています
どうしたの お爺さん
いいや なんでもないんだよ
お爺さんは少し疲れた表情を見せながらも
優しく微笑みました
支援
結局その日は家に帰り
再び畑仕事に取り組みました
きょうは町を見て回ってどうだった
とっても楽しかった
神様はにっこりと笑いながらいいました
あのパン屋の仕事もしてみたいし
あの服を編んでみたい
昼は広場で水を見ながら
もちろん畑も耕していたい
はっはっは あまり欲ばってはいけないよ
出来ることからやっていこう
お爺さんは言いました
支援
次の日
神様は日が昇る前に目を覚ますと
急いで畑仕事を終わらせて
馬車のような速さで野道を駆け抜け
パン屋の仕事をおぼえながら
服の編み方を教わりながら
お爺さんがミルクを運びに来る頃には
新聞配達までこなしていました
すごい おまえさんはただ者じゃないな
すっかり町中の噂だよ
ただ あまり無茶をしてはダメだ
おじいさんは厳しくも優しく神様に言い聞かせ
神様もうなずきました
そしてミルクを運び終えた後
再びあの店の前に着きました
お前さんはここに…
そう言ってお爺さんは店に入っていきました
神様は気になって仕方がありません
お爺さんが入った後 こっそりと店の中へ忍びこみました
店の中は外とはまた違った雰囲気でした
顔を赤らめてべろべろに会話をする者
大きな声で騒ぎ立てる者
豪快に男たちは杯を交わし
若い娘たちは華麗なステップを踏んでいました
多くの人がいる中
お爺さんの姿を見つけました
なにやらお爺さんはお店の人ともめているようです
神様は聞き耳を立てました
どうにかうちのブドウ畑で
酒を造ってくれることはできないだろうか
だめだだめだ
あんたのところのブドウは不味い
いいかげん他を当たってくれないか
その後も懸命に訴えてはいたものの
お爺さんは諦めて店を出て行きました
その日の夜
夕食を嗜みながら神様は尋ねました
お爺さんは何故あのお店にこだわるの
お爺さんは答えました
うちの息子が酒好きでな
生きてるうちにもう一度飲み明かしたいんだよ
うっすらと涙をうかべながら
お爺さんは答えました
神様はなんとかお爺さんの力になってあげたいと思いました
次の日の朝から神様は仕事をこなしつつ
ブドウの研究に明け暮れました
どうすればお酒に合うブドウを作れるようになるのか
日照り、土地、気候…
来る日も来る日も神様は図書館へ行き
それを得た知識を元にブドウ造りに明け暮れました
ごめんなさいね
今日はこれで一旦中断します
明日か明後日また再会します
今日は支援ありがとうございました
おっと、中断か
おやすみ、おもしろかったよ
ん?やっぱり漢字がw
また明日か明後日に再開します
支援ありがとうございました
おやすみなさい
今日は7レスくらいしか書き込めないかもしれません…
では再開します
( ´∀`)あい
ある日のこと
お爺さんはいつもより早く町へ出発しました
神様が作ったブドウ畑をお店の人に見てもらうためです
だめだだめだ あんたのところのブドウじゃ
ろくなお酒をつくれやしない
最初はお店の人も拒み続けたものの
ブドウをつまみ口にするとびっくり
是非うちにお酒をつくらせてくれ
お爺さんと神様は手を叩いて大喜び
二つ返事をして
うかれ足で馬車に乗り込みました
神様が地上に降りてから二年が過ぎた頃
ついにワインが出来上がりました
それまで世界各地を転々としていた神様も
この日はお爺さんの家まで帰ってきました
今日はお爺さんの息子の誕生日だったのです
☆
どんな人なのかな
やっぱりお爺さんみたいな
気さくな人なのかな
神様は想像と期待を膨らませてドアをノックしました
すると満面の笑みを浮かべてお爺さんが出てきました
久しぶりだね さあ 入っておくれ
お爺さんと久しぶりの再会です
しかし神様はすぐにおかしなことに気付きます
あれ お爺さんの息子さんは?
家を見渡した神様でしたがお爺さんの息子らしき人は
どこにもいません
ああ トムもやっと帰って来たことだ
あいつと酒を嗜もうか
そういってお爺さんは裏庭の方へ出ました
−
神様もお爺さんのいる裏庭の方へ出ました
ただただどこまでも続く平原
その中でひっそりと佇む石の前にお爺さんはいました
こいつがわしの息子だ
もう何年も前にここを去ってしまったんだがな
神様にもお爺さんの言うことが理解できました
以前 明星を無くしてしまった自分と同じなのだ
そう思うと神様は余計に悲しくなりました
228 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 21:39:15 ID:OSq5gvNy
_
お爺さんは悲しくないの?
返って来て欲しいとは思わないの?
神様はついお爺さんに聞いてしまいました
悲しいとわかっているのに
しかし お爺さんからは意外な答えが返ってきました
ああ 悲しい
だがそれも人生
志半ばで死んでしまったなら
やりきれない思いもあっただろう
だが息子は違った
やりたいことをやって
後悔せずに生きていけたのなら
わしはかまわんと思っているよ
神様はすこし悩み 答えました
自分にはわからない
大切な者が死んで
後には一体何が残るの?
−
232 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 22:07:46 ID:huwBxYj5
神様の疑問にお爺さんは答えました
トムや
お前さんは旅をして
色々な景色を見てまわり
色々な人と巡り合って来たのだろう
そうやって得た様々な知識や感情や思いは
形としては残らないが
心には残るものだ
君がわしのためにブドウ畑を耕してくれたことも
こうやって二人で美味い酒が飲めることも
この土地が枯れ果てて無くなる日が来たとしても
わしの中にはずっと残る
今まで出会ってきた人達が送ってくれた笑顔は
お前さんの中にも残っているだろう
お爺さんの話に
神様は大きく頷きました
その日は夜が明けるまでお爺さんと話を続けました
そして日が昇る頃
神様は感謝の言葉とともに置き手紙を残し
地球を去って行きました
神様は死を受け入れることを知ったのか
おかえりなさい
太陽は優しく語りかけてきます
神様はこれまでのことを話しました
色々な景色を眺めたこと・・・
たくさんの人とおはなししたこと・・・
そして 生命の尊さを
ひとしきり話終えると神様は
嬉しいような寂しいような
でもたくさんの人々に感謝しながら
大きな声で泣き出してしまいました
〜FIN〜
神様成長したなー
238 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/07(土) 22:24:48 ID:huwBxYj5
一応お話はここでおしまいです
支援ありがとうございました
( ´∀`)おつですた!
神様かわいいお
乙乙
どうせスレ落ちないからこんな感じで少しずつ連載でもいいぜ
心がほっこりする感じだな
失くしかけてた物を取り戻した感じがするよ
ありがとう、乙!
242 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 07:44:03 ID:XyeJTXaX
バッドエンドの方はどうなったの?
※ ここからは下は暇な人だけ読んでください
あれから何年か経ちました
久しぶりに神様はおじいさんに会いたくなりました
しかし太陽は神様が地球に行くことを許してはくれませんでした
太陽よ もう一度地球に行っても良いだろう
しかし太陽は神様の言うことを
決して許してはくれませんでした
神様はお爺さんに会いたくて会いたくて
しかたがありません
どうしたんだい?
月が神様に語りかけました
ああ月よ 私は地球に行きたい
しかし太陽がどうしても許してくれないんだ
月は少し考えた後言いました
わかったよ 僕にまかせておいて
約束の時間になったらここへ来てよ
本当か ありがとう
またお爺さんに会える
神様は喜びました
約束の時間がやってきました
神様が来てみると
月は地球を背に太陽とおしゃべりをしていました
なるほど あれなら月に隠れて地球が見えない
今なら太陽の目を盗んで地球にいける
お爺さんのことを思うといてもたってもいられません
神様は再び地球へと潜り込んでいきました
再び地球に降り立った神様
しかし そこにおじいさんの家はありませんでした
お爺さん! お爺さん!
必死に神様は叫びましたが
その声もむなしく 響きわたるだけでした
神様は隣町へ行きました
しかし神様が思っていた町とは程遠く
そこには変わり果てた町の姿がありました
一体どうしてしまったんだろう
そう思っていると
一人の男が倒れているのを神様は見つけました
しっかりしろ 一体この町はどうなってしまったんだ
ああ… あんた旅の者かい…
新聞も読んでねぇのか…
男は苦しそうに重く口を開きました
戦争だよ…この国も終わりさ…
戦争…?
神様は目を大きく見開いて言いました
お爺さんは? アルフレッドお爺さんは?
あんたは…
そうか…あのときのぼうずか…
すっかり大きくなったじゃないか…
俺だよ ぶどう酒を売ってた酒場の…
え?
道の片隅で倒れていたのは酒場の亭主だったのです
しかしそれよりも
酒場の店主の変わりように神様は驚きました
店主はすっかりやせ衰えており
きれいに剃っていた髭も今じゃだらしなく生えて
まるで別人のようでした
アルフレッド爺さんは…お亡くなりになったよ…
ウチも店を開いていたが物資がたりなくてねぇ…
全部持っていかれた…
悔しいなぁ…あのブドウ酒は最高に美味かった…
町の名物になれると思っていたのに…
悔しいなぁ…戦争は…悲しい…
店主はぽつりとそう呟きました
神様は再びお爺さんの家に行きました
裏庭の野原も戦争の焼け跡で枯れ果てて
何も残ってはいませんでした
辺り一面を覆っていた麦畑も
あのレンガ通りに漂うパンの香りも
道行く人々の雑踏も
ミルクを買いに並ぶ行列も
一生懸命育てたブドウ畑も…
神様は無性に悲しくなりました
251 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 18:44:06 ID:Ld4pxOdX
――――――――――――――――――
どうだったかい?
月は神様にたずねました
しかし神様は返事もせずに黙り込み
ただ地球をぼーっと眺めているだけでした
252 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 18:46:14 ID:Ld4pxOdX
その後も神様は地球を見渡し続けました
神様が生命に見たのは
命の尊さではなく略奪の歴史でした
搾取する者とされるもの
ただそれだけしかありません
253 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 18:46:59 ID:Ld4pxOdX
そしてとうとう栄華を極めた人類は
遂に宇宙に進出しました
宇宙の約2%を掌握
そして地球の環境悪化のため人類は宇宙に巣をつくり生活を始めました
スペースコロニーの誕生です
しだいに宇宙に出た人類も遥かな故郷
地球を巡り戦争を始めました
そしてそれに見かね絶望した神様は
ついにある決断を下したのです・・・!
254 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 18:53:01 ID:Ld4pxOdX
第四部 〜粛清〜
( ゚∀゚)再開キタ!
256 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 19:25:16 ID:Ld4pxOdX
二時間後くらいに続き投稿します
257 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:37:50 ID:Ld4pxOdX
せっかく築き上げてきたものを踏み潰すのか…
あの儚くも優しい人類はどこへいったというのだ…
明星をないがしろにする人類どもめ…
根絶やしにしてくれる…!!!
神は人類に宣戦布告しました
神の軍勢…エクスキューショナーの来襲です
そのころ人類は戦争兵器であるモビルスーツの開発に成功していたのですが
エクスキューショナーの軍勢には赤子同然でした
かつてない世界の危機を目の当たりにした人類
それまで地球を巡り争っていた各軍も
戦争を一時凍結
そして世界各国首脳会議において
エクスキューショナーの軍勢に立ち向かうため
ある決断が下されました
各軍が地球を守る間に
敵軍の核である神を倒す特殊部隊を編成
連邦は
民間人からの参加を呼びかけたのでした
258 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:55:54 ID:Ld4pxOdX
ある田舎町にて
哲也「じいさん!みてくれよ!神撃墜部隊を募集してるよ!
じいさん「ほっほっほ・・・哲也よ・・お主の親父がどれほど凄かろうが
結局はMSの性能で決まってしまうんじゃ・・・
悪いことは言わん。やめておけ・・・
哲也「いいや違うね!俺のガンダムはレボリューションだ!いってくるぜ!!
じいさん「こ!これアムロ!!・・・・フン、勝手にしろい・・・
ジジイは黙って隠居じゃ・・・・
259 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:56:36 ID:Ld4pxOdX
連邦軍基地
ザワザワ・・・・
アムロ哲也「ここが集合場所か・・・いっぱい人がいるな・・・」
?「へぇ・・・なかなかいいMSじゃないか」
哲也「お前だれだよ」
?「俺か?俺はマイケルだ。ちょうど良かった。班組まなきゃいけないんだってよ」
哲也「遊びでやってるわけじゃないんだよっ!」
マ「じゃあ他に顔見知りがいるってか?」
哲也「う・・・・」
260 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:58:08 ID:Ld4pxOdX
司令官「静粛に!」
ザワザワ・・・
司令官「静粛に!!!」
ザワザワ・・・
司令官「黙らないか!!!」ドンッ
しーーーん・・・・・
カチッ
司令官「見たか諸君!…貴様等は実践で編隊を組むのに7分もかかるのか!!
これだから民間人は…以後、気をつけるように!!
261 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:58:49 ID:Ld4pxOdX
哲也「厳格な人だな」
マ「ボソ(一応あの人は有名な指揮官なんだぜ?)」
司令官
「これから君達にエクスキューショナーはもちろんのこと神に戦いを挑んでもらうわけだが・・・
しかし君達にエクスキューショナーの軍勢を凌げるほどの力は無いと思っている。
そこで・・だ・・・諸君には4人一組のチームとなってもらい
各自で分散して神に近づいてもらう。
ちなみに後から私たちも戦艦で進軍する。
そのとき一定の時間帯だけ宇宙各区に補給艦と待機させるから
危なくなったら立ち寄るがいい。
艦長は私、ライトニング大木が担当する。
それと諸君・・・勘違いするな・・・これは戦争なのだ!
262 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 19:59:30 ID:Ld4pxOdX
司令官
「諸君 私は戦争が好きだ!!
マ「(おいお前、これつけろ)」
哲也「(・・耳栓?何故だ)」
マ「(いいからつけとけって!)」
諸君 私は戦争が大好きだ!
殲滅戦が好きだ 電撃戦が好きだ
打撃戦が好きだ 防衛戦が好きだ
包囲戦が好きだ 突破戦が好きだ
退却戦が好きだ 掃討戦が好きだ
撤退戦が好きだ
平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 月面で
この宇宙で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ!
263 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:00:12 ID:Ld4pxOdX
戦列をならべたガンキャノンの一斉発射が轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた敵兵がビームライフルでばらばらになった時など心がおどる
パイロットの操るガンタンクの120mmが敵を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて燃えさかるMSから飛び出してきた敵兵をジムで踏み潰した時など胸がすくような気持ちだった
ビームサーベルをそろえたMSの横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える
敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ捕虜達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるシュマイザーにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな抵抗者達が雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのをメガ粒子砲が都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
SMのお嬢様に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったコロニーが蹂躙され女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
神の軍勢の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
神の軍勢に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
264 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:00:50 ID:Ld4pxOdX
諸君 私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?
『戦争! 戦争! 戦争!』
よろしい ならば戦争だ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で何世紀もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!
大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!!
265 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:02:18 ID:Ld4pxOdX
我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々のモビルスーツの音を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千機のMSの戦闘団で
宇宙を燃やし尽くしてやる
「最後の大隊大隊指揮官より全宇宙艦隊へ」
目標 神!!
神撃墜作戦 状況を開始せよ!
266 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:03:05 ID:Ld4pxOdX
哲也は結局、マイケル、ボブ、ジョンとチームを組み
神のもとへ進軍するのであった
彼等はまだ知らない…
神の軍勢の恐ろしさを…
人間の欲深さを…
267 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:03:50 ID:Ld4pxOdX
第五部 〜激闘〜
268 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:07:52 ID:Ld4pxOdX
連邦軍基地格納庫
ここでは軍の士気向上のため
有名パイロットを送り出すことになっていた
マイケル「しかしよぉ…確かにライセンス持ってるっつっても
民間人に頼るこたぁねぇよな?」
ボブ「せやなぁ…よっぽどヤバイんとちゃうか?」
ジョン「人員不足で追い詰められてるといったところか…
まぁフリーのパイロットでもそこらの兵より腕の立つ奴は沢山いる」
哲也「へぇー」
ジョン「すまん、ちょっとはずすぞ」
269 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:08:25 ID:Ld4pxOdX
ボブ「お!!そろそろはじまるみたいやな!」
マイケル「なんで有名なフリーパイロットだけこんなじれったい送り出し方すんだよ!
別に誰から出発してもいいじゃねーか・・・」
「さぁ!ここに約1000人の英雄たちが集まってくれたわけですがなんとっ!!
各界の王者たちまでもが参戦してくれました!!
みなさん!彼等が再び大地を踏みしめられるように
熱い拍手で送り出しましょう!!」
270 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:09:09 ID:Ld4pxOdX
ボール殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みボール凶器が甦った!!!
武神!! 玉緒だァ――――!!!
ガンダムファイトはすでに我々が完成している!!
西方不敗 クラッシャー増田だァ――――!!!
手当たりしだい投げキッスしまくってやる!!
世界一温厚な ケンイチだァッ!!!
ザクマシンガンならまかせておけ!!!
ラッシュ大山だァッ!!!
ルールの無いケンカがしたいからパイロットになったのだ!!
プロの腕前を見せてやる!!マイコニド鈴木!!!
若さゆえの過ちか!!?
シャア・アブナスギが参戦だァ!!!
闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
不敵な微笑!! 山田!!!
今の自分に死角はないッッ!! ニュータイプ ハマーン 関介!!!
271 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 20:10:25 ID:Ld4pxOdX
めい土の土産にカステラとはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! スナイパー土井先生だ―――!!!
ギャンこそが宇宙最強の代名詞だ!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ 真久部清十郎!!!
MSはオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
宇宙海賊紅一点 ジュディ!!!
若き王者が帰ってきたッ!!
どこへ行っていたンだッ!! チャンピオンッッ!!
俺達は君を待っていたッッッジョンの登場だ――――――――ッ!!!
哲也「あいつ…凄い奴だったんだな。小賢しいと思う。」
マイケル「こりゃ頼もしい…エクスキューショナーと遭遇しても何とかなるかもな」
「以上のパイロットを筆頭に神へ進軍します!!
どうかもう一度あたたかい拍手を!!!!」
こうして哲也たちは宇宙へ出発した…
-
273 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:19:36 ID:Ld4pxOdX
マイケル「で、どうすんだチャンプさんよ。早速神の軍勢に一泡吹かせに行くかい?」
ジョン「いや、それはダメだ」
ボブ「なんでや?アンタぐらいの実力なら一機ぐらい余裕やろ?」
哲也「俺は反対だ。目標は神ひとり、無駄な戦いは避けたい」
ジョン「哲也の言うとおりだ。ここは連邦の補給場所を目指しつつ
少しずつ進軍していくのが無難だ」
マイケル「はぁ・・まぁ実戦経験豊富なアンタが言うんだから間違いねぇわな」
ボブ「はぁ?どんだけチキンやねん。見損なったわ。
ほんじゃわいだけで勝手に行くわな。ほな」
哲也・マイケル「おい!ボブ!!」
ジョン「好きにしろ・・・」
274 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:20:18 ID:Ld4pxOdX
ゴゴゴゴゴゴ・・・・ドゴオッ!!
マイケル「なんだ被弾か!!?」
ジョン「おちつけマイケル!!・・・!?なんでMSが!?通信傍受する!!」
?「この輸送艦にチャンプが乗ってるんだよなぁ?悪いが死んでもらうぜ!!」
ジョン「まずいな・・・俺が輸送艦を動かす!!二人は出撃を!!」
.
276 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:21:49 ID:Ld4pxOdX
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ズシャァッ!!
?「ぐ…ぐぬぅ…無念…」
ドゴォオオオオオオ……
哲也「はぁ…はぁ…何なんだよ…いきなり襲ってくるなんて…」
ジョン「…恐らく神にかけられた懸賞金目当てで参加したフリーのパイロットだ
ライバル達を撃墜しようとしたか。哀れな…」
マイケル「しかし哲也初めてにしちゃすげぇじゃねぇか!」
ジョン「ああ、正直見くびっていたよ。二人とも凄いじゃないか」
哲也「ああ…(…?)」
277 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:23:55 ID:Ld4pxOdX
ジョン「しかし賞金目当ての輩がいるとなるとかなりまずいな…」
マイケル「どうした?」
ジョン「レーダーを見てくれ…後ろについてきてる輸送艦…」
マイケル「なんだ?補給点目指してんだろ?」
ジョン「いや…少し軌道をずらすぞ…」
ブブブブブブブブブブブブ・・・・・・
マイケル「ピ…ピッタリついてきてやがる…!!こりゃまずいぜ!!」
哲也「さすがにこんな数相手じゃ…」
マイケル「おいどうすんだよ!!振り切れるのか!!?」
ジョン「いや…無理だ…振り切っても燃料がどうにもならん…」
マイケル「おいぃ勘弁してくれよぉ!!競争相手にやられるなんてシャレになんねぇぞ!」
ジョン「落ち着け…しかしこの緊張状態のまま補給点まで行けるものか…」
哲也「…あれだ…!!」
278 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:25:03 ID:Ld4pxOdX
ジョン「どうした哲也。何かある…!?」
マイケル「…死んだな…」
ジョン「エクスキューショナーが大量だな…どうするんだ?」
哲也「後ろを陽動してあの神の軍勢を激突させる」
ジョン「なるほど…後ろ全部を囮に使うわけか…無謀だが…」
マイケル「どのみち死ぬんだったらチャンスのあるほうにしてくれ〜」
哲也「大丈夫 逃げ回っていりゃ死にはしない」
ジョン「決まりだな、しっかり捕まってろ…」
279 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:25:51 ID:Ld4pxOdX
「哲也ガンダムいきます!!」
ゴオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ジョン「…派手にやらかしたようだな…
とりあえずあの星のクレーターに身を潜める
エクスキューショナー達が半分通り過ぎたら
一気に突破する。哲也に合図送ってくれよ」
マイケル「あ、ああ…」
280 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:27:31 ID:Ld4pxOdX
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・
ジョン「…!!!今だ!!出るぞ!!マイケル合図!!」
マイケル「ああわかってるよ!!」
哲也「よし!!離脱する!…!!?くっ!!」
ズィーーーーーーーーン・・・・・・・
ジョン「哲也!!どうした!!?」
?「へへへっ逃がさんよ」
哲也「ちっ…邪魔を…!」
ジョン「あれは…!!ラッシュ大山じゃないか!!
まずい…哲也の腕では奴にはまだ…」
大山「ふん…ジョンの入れ知恵か?なかなか上手い作戦だ
だが所詮付け焼刃よ…」
哲也「やらせるか!!
来い!!レヴォリューションの力見せてやる!!」
大山「ふん!いい度胸だ…!!」
゚
282 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:30:06 ID:Ld4pxOdX
ズドドドドドドドッドッドドドッド!!!!!
大山「フハハハハハハ!!オラオラア!!どうしたぁ!?
避けるのが精一杯ってところだなぁ!!」
哲也「まずいぞ・・・このまま長引けばエクスキューショナーの餌食だ・・・
・・そこォっ!!」
ズヒュン!!
大山「おっと!惜しいな!こいつでもくらっと・・!!?」
ズシャアッ!!
大山「んあぁ!?誰だ切りつけて…うおっ!!」
マイケル「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
哲也「マイケル!!」
283 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:32:02 ID:Ld4pxOdX
マイケル「おら!哲也はやいとこ退散すっぞ!!」
大山「くっ!不意打ちとは…だが逃がさん…!!!
…!?ちィ!神の下僕どもが!!!俺に歯向かうなぁ!!!!」
ズドドッドドッドドっドドッドドッドドッドドドッド!!!!!!!!
マイケル「おらはやくしろ!!」
哲也「あ…ああ…」
マイケル「なんとか助かった…」
ジョン「だいぶ進路がずれてしまったけどな…ギリギリ燃料は持ちそうだ…
…哲也どうした?」
哲也「あの男…MSで神の軍勢と渡り合ってた…」
マイケル「あのオッサンは四機神のひとりだからなぁ…
俺も不意打ちが通用するなんて思ってなかったぜ」
哲也「四機神?」
マイケル「なんだおまえ?どこの田舎モンだよ!」
哲也「…田舎じゃ食えるか食えないかのほうが大事なのさ」
284 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 21:33:45 ID:Ld4pxOdX
マイケル「出発するとき送り出ししたろ?
あいつらのほとんどはいわゆる宇宙開拓史に貢献した
ヒーローってやつだな。宇宙に住めるようになったのも
あいつらが宇宙に飛び出して色々調べてくれたからなんだぜ?」
哲也「へぇ…偉いくせに酷いことしてくれるもんだな」
ジョン「…というより開拓者のほとんどが資金目当てのようなもんだ
実際新たに採取した開拓データはMSによる奪い合いに発展する
彼等のほとんどはそうやって奪ったデータだけであの地位を手にした…
四機神なんかはその代表だよ…まったく土地の話も出来ないクズだ」
哲也「…ジョンは何のために戦っていたんだ?」
ジョン「…今はそんな哲学を語れる余裕は無い。周りに気を配ってくれ」
マイケル「お…補充艦が見えてきたぜ…」
哲也「…とりあえず仮眠をとろう…
どっと疲れた…」
ジョン「そうだな…起きたら第二ポイントまでのルートを
考えるぞ」
:
戦争か…悲しいな…と思ったら後半なんだよこのネタ満載www
287 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:43:21 ID:Ld4pxOdX
― 数時間前 補充艦ドックにて
ボブ「ほ〜れわしの言ったとおりやないか
まったくチャンピオンは頭が固くてかなわんわ〜
あの二人も気の毒やな、単独で行ったらスイスイいけたで
こうやって補充艦にも一番のりでし・あ・わ・せ
・・・?あらどないしはったんですか?いやびっくりするわ〜
いるならいるて最初にゆうて下さいよ〜・・・あれ・?
あんさんちょっと何持ってはりまんねや・・ちょっ・・ちょっと!
あぶないて!!危ないて!!こっちくんなギャァァァァァアァァアァァ!!!!!!!!!!!!!!」
288 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:43:56 ID:Ld4pxOdX
第六部 〜思わぬ助っ人〜
290 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:45:18 ID:Ld4pxOdX
マイケル「今度はどのルートで行くんだ?」
ジョン「それなんだが…今度は補充艦が3箇所に分かれてる
…が今回は第3ポイントまで先回りしておいたほうがいい」
哲也「言うからには燃料計算は?」
ジョン「少しでも神の軍勢の邪魔が入ったら終わりだな…
だがリスクはこっちのほうが少ない
さっきみたいなのに出くわすことが無い
到着したら近くに大きめの星があるからそこで補充艦がくるまで
待機しておけばいい…あとはそうだ」
哲也「?」
291 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:46:02 ID:Ld4pxOdX
ぷるるるる ぷるるるるる
ガチャ
セバスチャン「はいぼっちゃまご用件は?」
ジョン「今から座標軸をそっちに送るから
そのポイントに必要物資とメカニックを」
セバス「かしこまりました」
ジョン「準備完了だ、行こうか」
哲也・マイケル「…」
293 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:46:41 ID:Ld4pxOdX
ジョン「さて今度は尾行も無いな
やはり自由に出発時間が決められるのはいい」
マイケル「ああ・・でも実戦無しで俺たちは神に勝てるのかね?」
ジョン「さあな・・・そのときはそのときだ」
哲也「・・・・暇だし俺 ガンダムの整備してるよ」
――――――そして6時間後―――
295 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:48:10 ID:Ld4pxOdX
マイケル「うへぇーーーーこりゃ退屈は退屈で嫌だな・・・」
哲也「!!…レーダーに反応ないか?」
ジョン「いや…特に何もないが・・?」
哲也「そうか…!!いや右だ!!避けろ!!」
ジョン「!!?」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
ジョン「危なかった…なんだ今のは!?」
哲也「レーダーには反応ないか…!!でも見える!!赤と黄色の機体…!!」
ジョン「!!スナイパー土井か!!」
哲也「哲也!ガンダム行きます!!」
ジョン「まて哲也!!」
マイケル「俺もでるぜ!!先行ってろよな!」
ジョン「おい!…無茶を!」
297 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:49:20 ID:Ld4pxOdX
哲也「危ないから戻ってろよ!!」
マイケル「お前一人で敵うかよ!!」
哲也「…ああ…俺の言うこときいてくれよ!?」
マイケル「わーってるよ!んなこたぁよ!!」
哲也「じゃあ行こうか!左だ!!」
マイケル「!!」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
マイケル「うお!?あぶねぇ!哲也あれ見えてんのか!?」
哲也「知るかよ!!今度は上!!」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
エヴァ好きなんだなー
300 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:51:20 ID:Ld4pxOdX
マイケル「ぜぇ…ぜぇ…クソっ…心臓に悪いぜ…」
哲也「…はぁ…はぁ…やっと俺たちの射程距離に入ったぞ…」
土井「ほう…ターゲットにここまで侵入を許したのは久しぶりだ…
冥土の土産にカステラとはよく言ったものだな…」
マイケル「んワケわかんねぇこと言ってないでさっさと勝負しやがれ!
チキン野郎!!」
土井「ふっはっは!!あの距離からここまで全速力で近づいたのだ!!
そんな機体で俺に敵うとでも?」
哲也「やってやるぜ!!そらぁ!!」
ブィン!!
土井「ほう…いいことをおしえてやろうか?」
哲也「…!?」
土井「俺は早撃ちのほうが自信があってね!!!」
ズガアァァッ!!!
302 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:52:14 ID:Ld4pxOdX
哲也「うわはっ!くそっ!!」
土井「ふはははは!!片腕じゃさすがにたたかえんかぁ!!そらそらそらそらぁ!!!」
ズガガガガガアアアアッ!!
マイケル「や…やめろおおお!!」
?「そこまでだよ」
なんというカオスw
305 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 22:53:41 ID:Ld4pxOdX
土井「き・・・きさまは!!・・・世界一温厚などとぬかすグアアッ!!」
ミシミシッ…!
健一「そうだ。僕が健一だ」
マイケル「腕をもぎとったのか?…み…見えなかった…」
土井「くそおおお!!せっかくの獲物が!!」
健一「退け。これ以上は片腕ではすまさないよ…」
土井「お…おのれぇぇぇぇ!覚えていろ!!」
307 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 23:01:35 ID:Ld4pxOdX
今日は7部までやるお
さるさんになりながらでも投下するお(´・ω・`)
308 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 23:03:47 ID:Ld4pxOdX
マイケル「た…たすかった…ふぅ〜…」
健一「そっちのMSがだいぶやられたようだね…
うちの輸送艦まで運ぶといい」
マイケル「あ…ありがとうございます!!」
健一「…むっ!」
ズガアアアアアアン!!
パイロット「うがああああああああ!」
マイケル「…待ち伏せか、びびった」
健一「危ない危ない
新米パイロットがよく使う手さ
今度からはまわりに気を配ってね」
309 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:05:41 ID:Ld4pxOdX
健一「一応応急処置だけはしといたよ…どうしたの?」
マイケル「いえ…健一サン…仲間はどうされたんすか?」
健一「みんな金欲しさに散っていったよ」
マイケル「あ…そうなんすか…どうして俺たちを?」
健一「あのジョンが認めたくらいだからね」
マイケル「え?ジョンと親しいんすか?」
健一「ははっまぁね。
彼に連絡しとくからしばらく休んでおいてよ」
マイケル「は!はい!!ありがとうございまっす!!ヒャッホー!!」
310 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:06:53 ID:Ld4pxOdX
ガチャガチャ…
哲也「…何をやっているんだ!」
健一「…整備だよ」
哲也「嘘つけ!!それを整備できるのは俺だけだ!」
健一「知ってるよ。これ、ガンダムレヴォリューションだろ?」
哲也「!!?」
健一「あんまり構えないでくれよ…悪かったね勝手にいじっちゃって
でも一応破損部分は直しておいたからね」
哲也「……」
311 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:07:32 ID:Ld4pxOdX
ジョンとはぐれてしまった哲也とマイケルだが
健一の輸送艦によって無事ポイント2まで運ばれた
― 哲也とマイケルが到着して2時間が経過したころ
土井「くそおおおおおお!!青二才がぁぁぁぁあぁぁ!!
今度出会ったら真っ先に撃ち殺してくれるわぁ!!
・・・・ふう、ケツも拭いたしそろそろ
!!誰だ貴様はぎにゃあああああああああああ!!!!!!」
312 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/14(土) 23:09:45 ID:Ld4pxOdX
…たすけて〜…(´・ω・`)
313 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:12:37 ID:Ld4pxOdX
第七部 〜消えたMS〜
314 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:14:43 ID:Ld4pxOdX
マイケル「大変だ!!!!
おい!起きろ哲也!!」
哲也「う〜ん…なんだよ…」
マイケル「俺 た ち の M S が 無 い !!」
哲也「なんだって!?」
マイケル「あの優男まさかこれが狙いで…!!」
哲也「いや…どうだろうなぁ…
どっちにしろジョンと合流しなきゃな」
マイケル「…だな。輸送艦は借りれるけどMSはどうなんだろうな?」
マイケル「…………」
哲也「…………」
マイケル「…………」
哲也「…………」
マイケル「動く棺桶しかないぜ…?」
哲也「とりあえず今度こそ誰にも遭遇せずジョンのいるところまで向かわなきゃな…」
/⌒丶
/ ^ω^丶 ほい
_ノ 丶 ノ \_
`/ γ  ̄Y ̄ Y 丶
( イ三ヽ人_/ケ )
i ノ⌒\ ~ ̄ ̄ヽ -イ
丶___>、___ノ
|( 王 ノ〈
/ミ`ー―彡丶
/ 丶_/ |
| Y ノノ
316 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:16:41 ID:Ld4pxOdX
マイケル「じゃあ出発するか!!」
哲也「…………」
マイケル「…………」
哲也「輸送艦操作マニュアルあるぜ……」
哲也・マイケル「……はぁ……」
マイケル「レーダー」
哲也「以上無し…いや何かあるな」
マイケル「どっちだよはっきりしやがれ!!」
哲也「わかんねぇんだよ!文句あるか!!?」
マイケル「なんだと!」
ドゴオオ・・・ン・・・
哲也・マイケル「!!?」
317 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/14(土) 23:18:47 ID:Ld4pxOdX
?「補充艦出発直後の奇襲…このタイミングでの攻撃は古今例が無い…」
マイケル「あの赤いMSは…!!シャア!?シャア・アブナスギじゃないか!!」
哲也「どうするんだ!?」
マイケル「…………」
哲也「…………」
マイケル「自分から棺桶に篭るってのはなぁ…初めて乗るよ…」
哲也「俺も、だ。だが行くしかない…」
.
319 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:20:26 ID:Zp8g0BB2
ズビィイイ――――ム!!
マイケル「うわぁぁぁ!!」
シャア「一撃で・・・一撃で撃破か」
哲也「マイケル!!?」
マイケル「あ・・ああ大丈夫・・!!それよりどうするよ・・
あんな化け物相手にボールじゃ・・!!」
哲也「・・・!?誰かくる!!」
玉緒「うひひひひひひひひwwwww
笑いがとまらんよ。
まさかボールに乗っている奴がいまどきいるなんて」
シャア「やめろ玉緒!!貴様のヒドラザクUでは一瞬で終わってしまう!!」
哲也「マイケル・・・こいつは・・・!」
マイケル「ああ・・見送りでいたな・・・・
ボールキラーの玉緒・・・こいつはまずい」
ヒュオオオオオオ!!
哲也「うお!とりあえずあのボールサイズのアームに捕まれたらやばそうだな!!」
マイケル「んなこたぁわかってるよ!どうすんだ!!」
320 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:20:59 ID:Zp8g0BB2
玉緒「ダイちゃんよお〜ボールの相手は俺だって
開拓時代から相場は決まってただろぉ〜?
アア!?獲物とってんじゃねぇぞゴルァ!!」
シャア「・・私もよくよく運のない男だ」
哲也「・・(不意打ち狙えば勝てるか?)」
マイケル「(バカヤロウさっさと逃げるぞ!!)」
玉緒「おめぇのゲルググがいくら高性能でも俺のヒドラにゃかなわねぇよ!!」
シャア「ふ〜ん、見掛け倒しでなけりゃいいがな」
玉緒「ぐ・・・キサマァ!!テメェら!やっちまいな!!!!」
マイケル「(今だ哲也!!輸送艦に乗り込め!!)」
321 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:22:12 ID:Zp8g0BB2
玉緒「え??おい…おいおいおいきいてねぇぞぬぎゃあああああああああああ!!!」
ドゴオオオオオオオオオオ・・・・・・・
シャア「やったか……だがあの輸送艦にはどうやら逃げられてしまったようだな・・
しかし、一体どういうことなのだ?
連中は戦法も未熟なら、戦い方も素人だ…
ジョンめ・・・何を・・・・」
322 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:24:09 ID:Zp8g0BB2
マイケル「…はぁ〜もうボールは乗りたくねぇよ 心臓に悪い」
哲也「ああ…しかしこんなにも狙われるなんて…
大した疫病神だよジョンは…」
マイケル「はは…ちげえねぇや…」
哲也「…?レーダーが何かキャッチしたぞ…?」
マイケル「あわわわわ…宇宙海賊の戦艦じゃねぇか…!!どうすんだ?」
哲也「どうするったって…何も奪われるものもってないし…」
マイケル「あ…そういやそうだな…まてよ…!?
こいつはチャンスだぜ哲也!!
あいつらやたら漂流難民に優しいんだ!!
漂流難民として待遇してもらってMSかっぱらっちまおうぜ!!」
哲也「うまくいくかなぁ…?」
マイケル「大丈夫だって!!まかせとけ!!」
323 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:24:48 ID:Zp8g0BB2
海賊「輸送艦が漂流しています!!応答無し!!どうしますか!?」
?「ドックへ格納しろ!!ただし注意を怠るな!!
抵抗するようなら射殺しても構わん!!」
海賊「はっ!!」
船長「ジュディ!ちょっと甘すぎるぜ!もうちょっと慎重に…」
ジュディ「そんな姿勢だからいつまでもなめられる!
父上は黙って見ていろ!!」
船長「おー怖い怖い」
324 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:25:59 ID:Zp8g0BB2
哲也「(…?コイツは確か…)」
マイケル「(やべぇ…よりによって神撃墜部隊参加者の…
迂闊に行動したら神より先に海賊に狙われちまう…)」
ジュディ「私が副船長のジュディだ、手荒な歓迎を許してくれ
船内を案内する。父上!!ちょっとはずすよ!!」
船長「ああ!ゆっくりしていきな!!」
マイケル「ああっと俺はいいや、へへっ、ちょっくらトイレいって休憩するよ」
哲也「おいマイケル」
マイケル「(ばっかやろう!なにくつろいでんだよ!
とっととMSかっぱらって逃げるんだろ?
探してくるからお前時間稼いでろ)」
哲也「あ…ああ」
ジュディ「何をしている?いくぞ!」
哲也「あ!すぐに行きます!!」
マイケル「じゃあな哲也頼んだ!」
哲也「…」
325 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:27:00 ID:Zp8g0BB2
哲也「あの…ジュディさん?」
ジュディ「なんだ?ああ、呼び捨てで構わんよ」
哲也「何で宇宙海賊を?」
ジュディ「別に好きでやっているわけじゃないさ…
何年たっても宇宙で戦争は耐えないからね
もとは漂流難民を手助けする団体だったんだが…
いつの間にか海賊扱いされた…それだけのことさ」
哲也「…」
ズウウウウウウウン・・・・・
ジュディ「今の揺れは!!?」
アナウンス「ドックに侵入者!!繰り返す!!ドッグにうわあああああ!!!」
ジュディ「待っていろ!すぐに向かう!!」
326 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:28:02 ID:Zp8g0BB2
哲也「これは!!?なんでここにガンダムレヴォリューションが!?」
マイケル「俺達のMSを奪ったのコイツらだったんだよ!!何してんだよ!!
MSごと輸送艦に乗れ!!はやく!!」
哲也「あ…ああ!!」
海賊「逃がすか!!」
マイケル「邪魔だ!どけぇ!!」
ズシャア!
海賊「うわあああ!!」
ズウウウウウウウウウウン・・・・
哲也「いいぞ!!」
マイケル「オーケイ!!そんじゃ出発だ!!」
ジュディ「ま…待て!!…くっ!!
ガンダムディザスター!!出るぞ!!」
327 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 00:28:50 ID:Zp8g0BB2
マイケル「うっひょーーーやっぱいい輸送艦乗せてやがるぜ!!
速度が段違いだ!!」
哲也「追いかけてくるぞ!?通信!!」
ジュディ「MSは返してもらう!!」
マイケル「はぁ!?お前等のモンじゃねーだろうが小娘が!!」
ジュディ「そうだな…ならば海賊らしく!MSは頂いていく!!」
哲也「どうする?」
マイケル「このまま逃げようって言いたいところだが向こうのMSはえーな…
また陽動作戦ってのもいいが戦艦の集中砲火もお目にかかりたくないね!」
哲也「輸送艦の監視区域までカーチェイスってところか…」
マイケル「全力で振り切るぞ!!」
≡≡≡へ(へ;´∀`)へ
329 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 01:01:05 ID:Zp8g0BB2
――――――――――――――――
マイケル「――反応は?」
哲也「無いな・・振り切ったか・・ふーぅ・・」
マイケル「しかしMSを取り戻したのはいいものの・・・
ここまで神の軍勢をしのいできた奴等は相当の腕を持ってるから
結局現状は危ういな・・・」
哲也「まぁ・・・次のポイントでジョンと合流できるんだ・・・
それから考えよう・・・・」
330 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/15(日) 01:02:13 ID:Zp8g0BB2
―――そして三時間後
哲也とマイケルは補給艦にて無事にジョンと再開を果たす――――――
そのころ、とある場所にて――――――――――
ラッシュ「ふはっはははははは!!!
雑魚どもがぁあああああああ!!!
こりゃあ神も余裕でしとめられるかもな!!ヒャッハーーー!!!
…ん?なんだおめぇ?俺とやり合おうってか?
そんな機体で?ぷっ!傑作だこりゃあ!!
んなもんで俺が仕留められるかボケがあああああ!!!
…え…効いてない…だと…?
お…オイ冗談だぜぇまったくこれだから最近の奴は
おい!やめろ!その武器を今すぐ下ろせ!!
下ろせってでめちょっ!!!!」
今日はこれで投下終了
何故会話だけでほとんど話が進んでいるかというと…
まぁ…後でわかるよ(´・ω・`)
( ・ω・)っ旦~おつかれちゃ〜ん
333 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/16(月) 09:33:44 ID:Nu4w5d5q
うむ、お茶ありがとう (´・ω・`)ごきゅっごきゅっ
さて続き書くど
まぁしばらくポカーンだろうけど我慢してくれ
334 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 09:40:10 ID:Nu4w5d5q
第八部 〜新たなる挑戦者〜
335 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 09:54:10 ID:Nu4w5d5q
メカニック「真久部清十郎様!」
真久部「で…どうであった?」
メカニック「はっ!例の兵器は搭載可能でございます!」
真久部「そうか…ふふふ…」
メカニック「しかし…本当によろしいので?」
真久部「これ以上奴を図に乗らせないためには雑魚共を倒さねばならんのだよ」
部下「しかしいくらなんでも…」
真久部「それにシャアには例のMSが届いてないという話だ。奴の前でガンダムを仕留めて見せるよ」
336 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 10:06:40 ID:Nu4w5d5q
シャア「…真島め…来るか…?」
部下「シャア様!」
シャア「どうした?」
部下「は!実は…」
シャア「真久部がか?物好きな。真久部にそんなところがあったとはな」
部下「?」
シャア「私へのあてつけだよ。
そうでなければ彼がこんな軽率なことをするわけがない
しかし黙ってみているわけにもいかんな」
部下「どうされるのです?まだ物資は…」
シャア「ならテストをかねて真久部の様子をみるか」
部下「はっ!物資が届き次第すぐに整備を!」
337 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 10:19:17 ID:Nu4w5d5q
哲也「神のいるポイントまであと半分か…」
ジョン「ああ…だが次の補給点は慎重に選ばなくては…」
マイケル「どういうことだ?」
ジョン「ここまで神に近づけば神の軍勢も相当な数で責めてくるはずだ
いくら補給艦でも撃墜するのは難しいだろう…」
哲也「はずれクジは引きたくないもんな」
?「お悩みのようですな」
マイケル「あれ…あんたは確か…」
ジョン「…何のようだ」
338 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 10:37:13 ID:Nu4w5d5q
真久部「そうあまり構えないでいただきたい」
ジョン「真久部清十郎…まさかお前、協定でも結ぼうと思っているのか?」
真久部「まぁそういうところですな。
何も二手に分かれて進もうという無茶をするわけではありませんよ」
ジョン「…?」
真久部清十郎「そちらの方にも願ってもないと思いますが?
何といってもMSの研究に関してはこちらの方が長いですからな」
マイケル「戦力をカバーしてくれるってわけか?なんだジョンいいじゃねぇか」
ジョン「ジオン開拓興業社は開拓時代に随分お世話になってね…
私利私欲で動いていた貴様等が利益を顧みないわけがない
はっきりいって信用できないな」
真久部「勘違いされては困ります」
ジョン「?」
真久部「目標は神なのです。ここからの宇宙は過酷だ。
あなたたちも思い知らされたでしょう?
数が者を言う。その証拠に他の者はすでに手を組み始めています。
このまま分散して行けば神の軍勢はおろか身内にまで狙われてしまうでしょう。
双方どちらにも利益になると思いますが?」
339 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 10:55:43 ID:Nu4w5d5q
哲也「ジョン。ここは言うとおりにしよう」
ジョン「哲也、しかしだな…」
哲也「これまでではっきりわかっただろう!?
アンタは凄かろうが俺たちはまだ未熟だ。
いつ狙われるかもわからない宇宙でここまで来れたのははっきり言って奇跡だ!
もう次は無いだろう。それとも戦いが終わったらぐっすり眠れるって言う保証があるのか!?」
マイケル「そうだぜ…第一こいつに襲われたとしてじゃあ俺たちを襲って何のメリットがあるって話だよ
どの道ここで神の軍勢に襲われたらひとたまりもないぜ?」
ジョン「…しかたがない…わかった。
だが真久部清十郎。そちらから協力しろと持ちかけたからには条件を飲め」
指揮はこちらが取る。前方は常にそちらの輸送艦がリードしろ
後ろから不意をつかれたらたまらんからな
あと物資を全てこちらに積んでもらおうか」
真久部「…まぁいいでしょう。信用してもらえてよかった。
ともに協力して神を倒しましょう」
ジョン「……」
340 :
◆V30AfQe9Ao :2009/03/16(月) 11:14:39 ID:Nu4w5d5q
ジュディ「見つけたよ!」
マイケル「げっ!」
哲也「!もう追いついたのか!」
ジョン「安心しろ。今回は無駄だよ」
ジュディ「何?」
ジョン「この補給艦はライトニング大木も搭乗してる…つまり補給本艦だよ。
彼の眼前では出発時の攻撃も決して許されない
それにドッグの格納、出発記録はあるんだ。こちらが被害届けの書類を提出すれば
貴様等海賊の立場が危ういと思うが?」
マイケル「そ…そうだぜ!そっちが勝手にかっぱらっといて何様のつもりだよ!」
ジュディ「ち…違う!まさかあの機体がお前たちの…」
マイケル「うるせぇやい!おい哲也!ほっとけよ!とっとといくぜ!」
ジュディ「…何だ?」
哲也「ガンダムレヴォリューションのこと…知ってるのか…?」
ジュディ「レヴォリューション…?あの機体はそう言うのか?
それよりも何処であの機体を?」
ジョン「哲也!早く!」
哲也「あ、ああ!」
ジュディ「待て!」
哲也「何処も何もあれは俺のだよ!さいなら!」
ジュディ「何?………じゃあまさか!?」
ブオオオオオオオオオオオオォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
神「私だ!」
神「また、お前だったのか・・・」
342 :
観光ガイド ◆Mjk4PcAe16 :2009/03/18(水) 14:24:23 ID:aRLjnFFj
保守期待age
クワぶしっ!の雰囲気
344 :
観光ガイド ◆Mjk4PcAe16 :2009/03/18(水) 15:26:25 ID:aRLjnFFj
さて読むか
初めて見るコテだな
346 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/21(土) 22:04:56 ID:dblevGCp
347 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/22(日) 15:44:38 ID:dDtmMbXJ
( ^ω^)すまないお
引越しでネット環境無くなるからしばらく留守にするお
暇な時にでもネットカフェでまとめて投下するお
349 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/03(金) 13:17:37 ID:O/MWZBOD
age
350 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/13(月) 06:32:30 ID:yhACbUw9
途中からワロタw
途中ちょっと涙出たのに…くやしいっ
>>348 ゆっくり書いていってね!
まぁスレは落ちないからそんなに急がなくてもおkだ
ただしこのまま続きなしなんてのは簡便な
いつか帰ってきてくれさえすればいいよ
355 :
◆V30AfQe9Ao :2009/05/27(水) 23:19:15 ID:sKqK2QJi
すまないお(;^ω^)
復帰まであと1〜2ヵ月かかるお(;^ω^)
頑張るお( ^ω^)
リアルの方が忙しいのはむしろ良いことですけん
乙乙
ぬるぽ
359 :
創る名無しに見る名無し:2009/07/27(月) 13:15:29 ID:Jvhece74
二ヶ月経った
一旦キャラまとめ
死亡したキャラ
・ボブ(最初の仲間、何者かに殺害された)
・ボールキラーの玉緒(シャアに殺害された)
・ラッシュ大山(四機神、何者かに殺害された)
・スナイパー土井(四機神、何者かに殺害された)
既に登場したキャラ
・世界一温厚な健一(ガンダムRを知ってる)
・真久部清十郎(哲也側と協定)
・ジュディ(宇宙海賊、ガンダムRを知ってる)
・シャア・アブナスギ(真久部と敵対?)
未登場のキャラ
・西方不敗 クラッシャー増田(四機神)
マイコニド鈴木(四機神)
山田(キャリア一切不明)
ハマーン関介(不明)
まさか二ヶ月越えるとは思わなかったお(;^ω^)
けど近いうちにコツコツひっそりと必ず投稿するお( ^ω^)
果たして残り600で完結するか…
最悪600〜1000あたりで次スレ立てるかも知れない…
先に板の住人にあやまっておくお(;^ω^)
携帯ウイルス規制されたお・・・
やはり新しいPCを買うしかない・・・(;^ω^)
哲也「…だいぶ進んだな」
ジョン「…ああ」
ブォンブォン……
マイケル「ん!?レーダーに反応があるぞ!!」
哲也「敵か!よし出るぞ!!」
ジョン「待て哲也!真久部清十郎の動きに注意しておけ…くっ!聞いてないか!」
マイケル「いつもと違うな…MS…!?」
哲也「こ…こいつらは!!」
ブチンッ!!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
?「ちょ…母さん何するんだよ!!今いいところなのに!!」
母「まったくあんたは20にもなって!!少しは働きに出たらどうだい!!?」
?「あ…ちょっと!!俺のゲーム返せよ!」
母「おだまり!父さんを見習ってアンタも旅に出てらっしゃい!!」
?「んなっ!勝手な!」
母「お黙り!王様とは話をつけておくわ、挨拶に行ってらっしゃい」
?「そ…そんなぁ〜…」
王「おおっ!よくきたマカロフの息子よ!!」
息子「は…はぁ…」
王「そなたなら必ず魔王討伐に出てくれると信じておったぞ!」
息子「へ…へぇそうですか」
王「じゃ、頼んだぞ。これ、装備と100ゴールドな」
息子「…」
第九部 〜ロベルトの小さな冒険〜
?「…とまぁ今日はここでおしまい」
少年「えぇ〜!?先生〜、せっかく魔法以外のこと教えてくれると思ったら…」
?「ふふふ、たまには息抜きというものも必要ですよ。ロベルト」
知らないうちに再開してたのか
と思ったら、よくわからない展開になってるな
………
………也……
……哲……………ろ……
……哲也………い…
………也!しっかりしろ!おい!哲也!
哲也「…んあ」
マイケル「やっと気がついたか!
船体が揺れて頭ぶつけて急に倒れるんだもんな!心配したぜ!」
哲也「…そうか……?…ここは…?」
372 :
創る名無しに見る名無し:2010/08/01(日) 11:36:00 ID:ASUgkdOu
あれ…更新されてない…?
test
マイケル「廃船…ってとこだな…
俺たちの輸送艦が襲撃にあった
ジョンが催促してくれたおかげで俺たちは脱出できたが…
輸送艦は屯したままだ…中で何が起こってるのやら…」
哲也「何だって!?ジョンが危ないじゃないか!」
マイケル「ああ…真久部が裏切りやがったのかは知らないが…
このまま黙って隠れてるわけにはいかねぇな
幸いこの廃船にもまだ使えそうなエネルギーが残ってる
MSメンテしてから廃船ごと突っ込むぜ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ジョン「これが貴様の答えか…真久部…!」
真久部「そういうことだ
これ以上活躍されてもらっても困るばかりだ
ここらで幕を閉じてもらいたいものだ」
ジョン「ふん…人間ごときに手こずってるようじゃ
神と対峙しても結果は見えてると思うがな」
真久部「…?……」
ジョン「…何だ?」
真久部「…まぁ良い。貴公の輸送艦に積んであるのは言わば『ガラクタ』…
本来の物資は襲撃用の輸送艦に積んであったのでね…
MSの肉弾戦を楽しみたいところだが他の連中には逃げられてしまったし…
輸送艦ごと沈んでもらおう」
ドゴオオオオオオオォォォォ・・・・
真久部「何だ!?いったいどうしたというのだ!」
兵「真久部様!艦背後から敵襲です!船体ごと突っ込んできます!」
ジョン「人の会話に夢中で不意を突かれるとはやれやれ…
俺達を撃墜しても先が思いやられる」
真久部「何ぃ!?おのれえええええ!!」
兵「どうします!?このままではこちらの輸送艦が…!」
真久部「ええい!この船は捨ててMSで脱出するぞ!
…目の前に新しい輸送艦があるのだ…ふふふ…覚悟するがいい!」