文学二次創作

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1創る名無しに見る名無し
新作、古典も含めて
好きな作品のssを投稿
2創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 00:15:13 ID:hQaE7q1y
あなたがそうだと思うものが文学です。
3創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 00:20:45 ID:qC5gnN3g
ただし他人の同意を得られるとは限りません
4創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 00:24:55 ID:4sNJ6brJ
文学関連の二次創作スレはこれだけあるので重複

二次創作総合
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219908735/
【なんでも】極北系二次創作【カモン】
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1228282515/
【ジブリ】アニメ映画で二次創作【ディズニー】
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1222093519/
「ひぐらしのなく頃に」の二次創作
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1224226498/
5創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 00:26:57 ID:qC5gnN3g
うんうん君にとっての文学ね
6創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 03:57:40 ID:wqW9foU6
髪がピンク色の眠り姫とか
大星間航海時代に未開の森林だらけの惑星に不時着したロビンソーが
大気圏突破能力を失った可変ロボ(動力源太陽光だから無限に動く)とヤギ型獣耳異星人少女と共に人食い機械生命体部族と戦ったりする話か
7創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 13:25:26 ID:+2WusN8T
走れメロス2とかそういうのか? >>1
8創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 18:10:48 ID:OSq5gvNy
絵はだめ?
9創る名無しに見る名無し:2009/03/07(土) 18:19:20 ID:QtfwlhiE
いんでない?
10創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 11:22:57 ID:snd6HBcY
ヘルマン・ヘッセ!!

車輪の下に!!

あの人の作品は二次向け。
11創る名無しに見る名無し:2009/03/08(日) 12:51:57 ID:SUfCPMI4
ゲーテのイタリア紀行二次をどこかのスレで書いたよ
どこだったかは忘れた
12創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 11:40:47 ID:37o1uQF2
>11
さあそれをここに投下するんだ
13創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 11:46:21 ID:O/zBrEV1
だがここに投下したらネタの意味がなくなる気がせんでもない

ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1234567896/20
14創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 12:35:45 ID:mpr31kA/
>>13
ゲーテ駄目だろwww
15創る名無しに見る名無し:2009/03/15(日) 13:16:42 ID:Yte8mzbo
前にネットで見たが、「さかさま日本文学シリーズ」というのがある。
金色夜叉とか蒲団とか、有名な日本文学を男女入れ替えて書き直したみたいなある意味二次創作。
コンセプトは面白そうだし絵もいい感じだったけど、「今の若者が読み易いように」って携帯小説風の文体になってて
3行読んで引き返した。

ただの改悪です本当にあ(ry
16創る名無しに見る名無し:2009/03/15(日) 13:37:01 ID:R9DKqxHN
>>13こんなゲーテ!…なんか好きだ
さかさま面白そうだな。みてみるわ
17創る名無しに見る名無し:2009/03/26(木) 05:45:35 ID:VQ/At1II
需要あるんかねこのスレw
ネタ的なものを書くなら面白そうだけど
18創る名無しに見る名無し:2009/07/29(水) 00:53:43 ID:DMYPLwep
t
19旬を外してる上に何番煎じなネタ:2009/08/27(木) 20:04:51 ID:EvT+BGcM


あたし







名前?



まだ



ない



みたいな
20創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 20:06:31 ID:g1R2bpqQ
アタシ猫か
21創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 20:29:57 ID:ctw0a/rl
この書き方で同じ内容やったら、原稿用紙何百枚になるやらw
22名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 17:01:28 ID:kleMLhvQ
スケキヨは激怒した。必ず、かの 邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。


おわり
23創る名無しに見る名無し:2009/12/26(土) 04:23:00 ID:FyJTk7tz
文学二次創作SSは面白そうだね
昔あった坊ちゃんのコピペ改変とかも文学二次創作に入るのだろうか
もっと読みたいな
24創る名無しに見る名無し:2010/01/07(木) 20:12:43 ID:9OZf8W5s
25創る名無しに見る名無し:2010/02/21(日) 16:48:29 ID:7yVbgThi
ラジオCMで聞いたんだけど、文学作品のタイトルに
「ガンガン」をつけるとなんかすごいよ!
「ガンガン走れメロス」とか「ガンガン伊豆の踊り子」とか
「ガンガン生まれいずる悩み」とか!すごいよすごいよ!
26創る名無しに見る名無し:2010/02/21(日) 16:51:33 ID:uy0KMNxq
吾輩はガンガン猫である
27創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 17:27:00 ID:RSYZ8VcV
ここって古典じゃなくて一般文芸の二次でもいいの?
書いたはいいんだけどマイナーで投稿するスレが無い

28創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 19:16:20 ID:ThxNpaej
いいんじゃね
29天使が囀り過ぎ:2010/02/22(月) 19:41:51 ID:Szdlzv1/
ブラジルにて〜
「ちょwwwww猿の肉うめぇwwwww」
「テンション上がってきたしwwwwバロス」「オーウ、あなた達悪魔の猿食ベマシター。村カラ出テッテクダサーイ」
「おkwwwwwwww」

帰国後〜
「食欲止まんねぇぇぇぇぇえええwwwwどーもピザですwwwww誰がやねんwwwwwまぁ俺なんですけどwwwwとりま睡眠薬をアテにシングルモルトやりまーすwwwwwグフッ」
しばらくの後〜
「ちょwwwwwwおまいらも食ってみwwwwマジ最高wwwwつーか怖い物知らず?テラワロスwwwww」
「ブラジル脳線虫最高wwww」
「ちょwwwwwwwネタバレ乙wwwwwwおkwwwwww」

さらに後日〜
「この家燃えすぎだろJKwwwwww全滅確定wwwwwwあえて言おう、ガソリン撒いたとwwwwwww」



何してんだ俺?
30創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 19:52:31 ID:Szdlzv1/
「天使がガンガン囀る」のほうがよかったな。
さぁて>>27よ。お前の番だ。
31創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:16:51 ID:RSYZ8VcV

27ですが、ではお言葉に甘えて…
米澤穂信の古典部シリーズの二人のSSです。
原作の雰囲気を大切にしているので、萌え的要素はおろか起承転結もあまりありません。
楽しめるかどうか分かりませんが、読んでもらえたら幸いです。
評価は辛口で結構です。
言い回しなど間違っているかもしれませんが、大目にみてやってください。
32創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:18:11 ID:RSYZ8VcV
やべ、下げちゃった
33創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:21:17 ID:RSYZ8VcV

全身の力が抜けている、というのはこういう状態のことを指すのだろうか。
ページをめくるのも最早面倒で、俺は手にしていた文庫本を読むことを放棄した。
ぱたん、と本を閉じる音さえ大きく響く。
静まりかえった古典部部室。
聞こえるのは微かな雨音。見渡せるのはただただ殺風景な部室。
と、ふいに千反田が顔を上げた。こいつのかんばせはそれなりに見れるものではあるが。

「…退屈ですね」

千反田がぽつりとつぶやく。おそらくそれは独り言では無かっただろう。俺もまた同じせりふで相槌を打ってやる。

「退屈だな」

そして下りる沈黙。つくづく無駄な時間を過ごしていると思う。まあこういう時間こそ俺にとっては何ものにも代えがたい幸せなんだが。

「ああ、勿体無いです…!」

千反田がやつにしては大きな声を上げた。何が、と主語を問いただす気も起きず、目線だけをくれて黙殺する。

「時間が、勿体有りません」
「…そうだな」
「折木さん。何かこの時間を有効に使う方法はありますか」

答えを出すのに然程時間はかからなかった。俺はくるっと手首をまわして部室のドアを指差す。

「…それは何ですか」
「帰ればいいだろう。そのドアを開けて」
「…どうして折木さんはそれをしませんか」
「傘を忘れた」
「奇遇ですね、わたしもです」
「…」

千反田が微笑む。そんなことをしても俺はちっとも動じないぞ。

「ふふ、では折木さん、お話をして時間を潰す…いえ、有効活用しませんか?」
「俺と話したって少しも有効なことは無い」
「あら、わたしはありますよ」

何が。

「折木さんのことを、色々知りたいじゃないですか」
「もう十分すぎるくらい知っているだろう」
「いえ、まだ十分すぎるということはありません」

千反田はゆるゆると首を振る。手入れの行き届いた黒髪がさらさらと揺れた。

「折木さんは、わたしと話しても時間を有効活用できたとは思えないですか?」
「…いや、そんなことはない」
「ふふ、じゃあお話しましょう。わたし、ひとのお話を聞くのが割とすきなんです」




34創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:28:28 ID:RSYZ8VcV

にこにこと微笑む千反田。いや、そんな後は任せたみたいな顔されても。
ふうん、まあ放課後、部室でくだらないおしゃべりに興じるのも悪くない。モラトリアムは俺の信条ともそれなりに相入れるものがある。

「ふうん、じゃあ、雨だ」
「雨ですか」
「そうだ、雨だ。俺は昔、突然降られてコンビニの傘立てにあった傘を、まあ、拝借したことがある」
「拝借ですか。それは関心しません」
「うん、今ではそんなことはしない。まだ小学生かそこらだったからな」

あの日のことを思い出す。べつに大したことでは無いが、今でも不思議と覚えているエピソードだ。

「…そこで俺は何を思ったか、まあ、天気予報でも午後は雨だとはっきり報じられていたからな、傘はよりどりみどりだったんだ。それなのに、俺が手にとったのはやけに少女趣味な傘だったわけだ」
「少女趣味、フリフリのレースとかですか」
「いや、もっとささやかな。…確か、クリーム地にいちごの散った、かわいらしいやつだったな。何故だか俺は、その傘を、ただの防雨のため、というよりは、妙に惹かれて欲しくなった」

自分でも少し意外に思うくらい、すらすらと言葉がすべり出る。
興味深げに相槌を打つ千反田に、俺はもしかしたらずっと誰かに聞いて欲しかったのかも、と思った。

「それで俺は結局その傘をさして帰った。家の傘立てに入れて置いたら、母親に誰のかと聞かれたがうまくはぐらかして答え無かった。今でこそもっともらしい膏薬張りは得意だが、その時はそんなに擦れてなかったんだな。今でもたまにあのときの俺が惜しくなる時がある」
「あら、今の口がよくまわる折木さんもわたしはすきですよ。幼少の頃の折木さんがどんな少年だったのかも、気になりますが」

…口がよくまわるって。
その形容は俺でなく里志に使うのが最適だと思う。

「…俺はそんなおしゃべりという自覚はないぞ。…それで翌朝、学校に行ったらクラスの女子が泣いていたんだ。その女子は泣きながら言っていた。傘が無くなった、盗まれた、と」
「もしかして」
「そうだ。俺が盗った傘だった。その女子はその傘をいたく気に入っていたようで、相当ショックを受けていた。始業までずっとしくしく泣きながらその傘への特別な思い入れを語ってた」
「…それは、とても可哀想ですね」

その女子のことを思って胸を痛めているのであろう、千反田は眉をハの字にしている。そんな顔をされるとこの先を話しづらくなるのでやめて頂きたい。
そこまで千反田の言う通りよくまわっていた舌は、ぴたりとその勢いを潜めてしまった。みっともなく口ごもる俺に、千反田は怪訝そうに首を傾げる。

「どうしましたか?」
「…ああ、いや…」
「もしかして、忘れてしまったんですか?」






35創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:33:19 ID:RSYZ8VcV

返答に困っていると、千反田はそれを肯定と受け取ったのか、

「その女の子がどうなったのかは気になりますが、忘れてしまったのでは仕方ありませんね」

と、俺の躊躇をそう結論づけた。
気になる、その言葉にひやりとしたが千反田はもう何も言及してこない。
何だか、らしくない。
俺か妙な後味の悪さを感じていると、千反田が窓を振り仰いで言った。

「あら。雨、止みましたね」

俺も千反田にならって窓の外を見やる。
空は依然どんよりした鉛色だが、なるほど雨は止んでいた。とても晴れたとは形容できないが。



36創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:40:37 ID:RSYZ8VcV

帰り支度を始めた千反田に、俺もよろよろと立ち上がる。文庫をバッグの中にしまい、椅子にかけておいた詰め襟を羽織る。

俺は結局、その傘を返さなかった。
その傘への執着はそれほどでも無かったが、俺はその女子に傘を返すことができなかったのだ。何年も経ったいま、あのときの俺の心理を反芻してみるに、ようやくその意図するところが分かったような気がする。
なぜなら、それは今の俺の気持ちと、非常に似通っているように思うのだ。
要するに、俺はその女子に、嫌われたくなかったのではないか…。
そこまで考えて俺は思わず笑ってしまった。
女子に嫌われたくないとは、その時の俺はどれほどの小物だったのだろう。
しかし今の俺が、幼少の俺を嘲笑うのはアンフェアでは無かろうか。

「話せて良かったよ。こういうのも、悪くないな」

支度を終えて部室のドアを開ける。
千反田は少し意外そうな顔をして、肩を並べてきた。

37創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:41:17 ID:RSYZ8VcV
「そうですか。折木さんがそう言ってくれるとわたしも嬉しいです。わたしも、とても楽しかったですよ」
「…そうか。たぶん、もう少しで思い出させそうなんだ」
「…え?」
「さっきの話の続き。思い出したら、今度の部活でまた話す」
「そうですか。楽しみにしてますね。…あ、じゃあわたしはここで。さよなら、折木さん」
「ああ」

まだ学校に用事でもあるのだろうか、千反田は俺に背を向けて廊下を駆けていく。
しばらくその背中を見送ったあと、俺も目的地に向かって歩き出した。
玄関で外履きに履き替え、校舎を出る。
と、戸の前に固めて置いてある学年ごとの傘たてについつい目がいった。
1年A組とプレートのついた傘立てには、うらぶれたビニール傘や無骨な黒無地の野郎用と混じって、紺色の地に小花が散ったひとめで女子用だと分かる傘が立掛けてあった。俺はなぜだかその控え目な模様にまだ記憶に新しい笑みを重ねていた。
…まさかね。
ともかく俺は自宅での安寧を確保するべく歩を進める。
途中で今日が贔屓にしている連載が掲載されている雑誌の発売日だと思い出したが、まあ今日はいいだろう。
歩道の向こう側で小学生たちが畳んだ傘を杖にしている。あの傘はどこにいったのだっけ。もう思い出せない。

38創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 22:49:47 ID:RSYZ8VcV
終りです。ただの何でもない話です。
男キャラが、少し女々しくなってしまったかな。

39イヤッホオォォォゥウの迷宮:2010/02/22(月) 23:36:34 ID:Szdlzv1/
乙乙。じゃ俺も。
原作の雰囲気完全無視でw


なんか目が覚めたら見知らぬ土地に居た。なんか火星とか言われたイヤッホォォォォゥウ!!いやいや‥‥火星とかねーからJK‥‥
どうすんだよ。食い物ねーし雨ふってるし‥‥

と悩んでたら謎の女登場。
おや?結構イケてる姉ちゃん‥‥
スラっとした長身と健康的なボデー‥‥‥
(*´д`)ハァハァ‥‥
オカズGetイヤッホォォォゥウ!!!!!!!
て‥‥‥おいおい状況的にムリだろうが‥‥
見せ付けながら自主練しろってか‥‥ていうか40のオサーンはそんなパワーないって‥‥‥

さぁさぁ他にもキャラの濃い連中いやがるね。とりあえずこのガタイいいやつはコワイからスルー。
んでさっき食い物チョロまかしたコイツラ‥‥‥‥食人鬼に変身イヤッホォォォゥウ!!!
なんかビールに薬混じってるみたいサイコパス製造剤イヤッホォォォゥウ!!!
おーい!!!!大ピンチもいいとこだろうが。IYHとかバカですかそうですか。

って、なんかサバイバル様式のワイルドグリルが‥‥‥明らかに誰か料理されて喰われてるイヤッホォォォゥウ!!!!
笑えるか!!!完食してるじゃねーかどんだけカロリーとるんですか。フードファイターかよ。
なぜ自分がこうなったか問い詰めたい。小一時間ほど問い(ry





原作ファンすまん。
40創る名無しに見る名無し:2010/02/24(水) 20:18:02 ID:U/eRcDvF
>>39
原作ファンだけど面白かったよ。
あんたKさん好きだな。
41創る名無しに見る名無し:2010/02/25(木) 17:22:01 ID:9XEzsyOT
   。
    〉
  ○ノ SSキタ! コレデハヤル!!
 <ヽ |
 i!i/, |i!ii ガタン
 ̄ ̄ ̄ ̄
42創る名無しに見る名無し:2010/03/08(月) 23:39:38 ID:pltGHz7v
>>38
古典部読めるとは思ってなかったので嬉しいです。
淡々としているけど雰囲気出ててGJでした。
また期待してます。
43創る名無しに見る名無し
tes