他に行き場所の無い作品を投稿するスレ

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406 ◆LPYVPYS942
こんな紫電改は嫌すぎる―最終章―予告編

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1194715768/
現在、軍事板上記のスレッドで不定期にSSが投下されています。
元々は2ch各地で見られる「こんな○○は嫌だ」系スレの一つでありますが、
いつしか一つのネタを繋ぎながらリレー形式で話が進む→長文化という流れになっていきました。
しかし一方で、板の特性に沿った一発ネタスレという本来の姿に戻したいという意見も高まり、
住人同士で話し合った末、現在の長編が完結したら元の流れに戻そうという結論に至りました。
当初は現行スレ内で完結させる予定でしたが、大幅に遅れ&伸びまくったために収まらず、
僭越ながら、この場をお借りして続きを書かせて頂きたく思います。
(新規スレを創発板に立てるという案もありますが…当面の間は様子見とします)

以前は複数の書き手で回していたものの、現在は 一式陸攻◆LPYVPYS942が一人で書いておりますので、
何分投下ペースは極めて遅いですが、しばらくの間お付き合い頂けたら幸いです。
(今のところ完結までの総レス数は未定ですが、大体数十ぐらいになるかと)

お読みになる前に注意する点をあげますと、

この物語は第二次大戦〜現代の兵器たちが中心となって進んでいきますが、
彼らは人のように振る舞い、時には笑ったり怒ったり泣いたり、或いは本当の人間とも会話し、
しかし有事の際には戦場へと旅立っていくという
それがごく自然に行なわれている極めて不思議な世界であります。

また日常では余り耳にしない軍事用語も出てきますが、
一方で常識的に考えてこういう動きはないとか、この兵器は計画のみに終わっているから実在しないとか、
その武器は○○年に戦没(退役)しているから、その年にいるのはおかしい等々、
とにかくある程度の知識をお持ちの方からすると、突っ込みどころ満載ではありますが、
ネタスレならではの繰り広げられる超展開を、広い心で受け止められる方のみ、
これより先をお進み下さいますよう――
407創る名無しに見る名無し:2009/02/26(木) 00:06:35 ID:SJ6L0qO2
〜あらすじ〜

第二次大戦末期、昭和時代の日本。
日に日に敗戦ムードが強まる中、海軍の局地戦闘機紫電改は
今日も仲間やライバルの陸軍機たちと、愉快な日々を過ごしていた。
しかし突然の未来からの使者により、その緩やかな日常に終止符が打たれる。

少しでも日本側に有利な条件で終戦を迎え、戦争による被害を最小限に抑えることにより
軍事力を温存し、国際社会における日本の地位をより強固なものにする。
21世紀、平成時代の航空自衛隊が中心となって編み出された歴史改変計画であった。

計画に基づき昭和世界へと送り込まれた自衛隊機たちは、次第に現地の海軍機たちと交流を深めていく。
しかし計画は思うように進まず、逆に陸軍航空隊との対立を一層深めてしまい、内戦勃発の危機に陥る。
またこの計画に反発を覚えた陸軍戦闘機が、特殊能力を駆使して未来の武器を盗み出していた。

事態を重く見た海軍の駆逐艦は、昭和世界の代表として平成世界へと赴き、計画を指揮した空自戦闘機と会談する。
一方で、日本の歴史改変計画を阻止するために送り込まれる米国海兵隊、
更にその活動を阻止しようとする平行世界の使者たち。
様々な勢力が錯綜する中、遂に空自の指導者は計画を中止し、元の歴史の流れに戻す事を決意する。
新たに海上自衛隊の艦船も加わり、歴史修正部隊が時を越えて派遣されていく。

依然として迷走を続ける昭和の日本、一番の問題は複数の弾道ミサイルがこの時代に流出している事であった。
抵抗を続ける陸軍戦闘機の手により、一発が米軍基地へと打ち込まれてしまうが、
数々の犠牲を乗り越えて、何とかミサイルが設置されていた一箇所は差し押さえる事に成功する。
行動を共にしていく内に、それまで対立していた海軍と陸軍、自衛隊や海兵隊も次第に打ち解け合っていく。

しかしそれも束の間、新たな強敵が目の前に立ちはだかる。
果たして、歴史を元の流れに戻す事は出来るのであろうか、昭和世界の運命や如何に――



紫電改「…とまあ紹介してきた訳だが、前振りはこんな感じでいいのか?」
零戦 「実際のところ本編は、この様に会話形式で進んでいったりする。あらすじだけ読むと重苦しい内容みたいが、
    ところどころギャグ要素もある。でないと書く方も読む方も疲れるからな」
雷電 「何しろ軍事板以外で初めての書き込みだからよ、慣れない事して緊張したからあ〜腹減った」
震電 「ここから初めて読む人たちのために、補足みたいなまとめがあった方がいいのかな…?
    取りあえず連載開始までもうしばらく待ってて下さいね!」