どうしよう。私、「これでいいのかな」って迷ってる。
ううん。一度決めたことなのに迷うなんてよくないよね。
私が今からしようとしていることは、みんなを救うために必要なことなんだから。
私が勇気を出して頑張らなくちゃダメだよね。
私が決めたこと。それはしばらくみんなの命を預かること。
もっと簡単にいえば、みんなを殺して『最後の一人』になること。
違うの。自分だけが助かりたいってわけじゃないの。みんなで助かりたいの。
みんなで助かるためには、私がみんなを殺して、『最後の一人』になって、あの男の子にみんなを生き返らせるようにお願いするしかないの。
私たちを集めたあの男の子は、最後まで生き残れた人の願い事を一つだけ叶えてやるって言ってたの。
富でも名誉でも永遠の命でも『なんでも』叶えてやるって言ってた。
『なんでも』ってことは、みんなを生き返らせてくれるって願いも叶えてくれるってことだよね?
一度死んだ私をこうして生き返らせたんだもの。
みんなを生き返らせることだって、あの男の子ならきっと出来るはず。
その願いを叶えるためには、私が頑張るしかないの。
他の人は、もっと別のお願い事を考えているかもしれないでしょ?
もし悪い人が『最後の一人』になったら、きっと世界は滅びてしまう。
悪い人が『最後の一人』にはならないようにするためにも、私がたくさん頑張らなくちゃ。
誰かに会ったらすぐに殺すようにしなくちゃ。
私、あの時みたいに大事な人を遺して、何もできずに死ぬのはもう嫌なの。
今度こそクラウドを……ティファを……ここにいるみんなを救いたいの。
だから、これから、私は、たくさんの人を殺すの。
みんなのことを、出来るだけ痛みを感じないように、殺すの。
私は、そう、決めたの。
罪を背負うのは、私だけで、いいの。
これ以上、罪を背負う人を、増やしたくないの。
自分が、罪を背負うのは、苦なんかじゃない。
私なら、大丈夫、だから。
矛盾してる、かも、しれない。
間違ってる、かも、しれない。
でも、他にみんなが救う方法が見つからないんだもん。仕方ない、よね。
これで、いいの。
これしか、ないの。
これが、みんなを、救うために、必要なことなの。
迷ってちゃ、ダメなの。
剣をぎゅっと握って深呼吸。
うん。勇気が出てきた気がする。
今ならなんでも出来そうな気がする。
大丈夫。
大丈夫。
大丈夫。
怖がらないで。
痛いのはほんの一瞬だから。
ほんの少し、お昼寝するみたいなものだから。
あとで私が全員必ず起こしてあげるから。
だから、今だけみんなの大切な命を私に預けてほしいの。
大丈夫、だから、ね。
【C-2/一日目/深夜】
【エアリス・ゲインズブール@ファイナルファンタジー7】
[状態]:健康(参戦時期:FF7無印でセフィロスに刺殺された後)
[装備]:むそうマサムネ@真・女神転生if…
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0〜2(未確認)
[思考]
基本方針:後で全員生き返らせるために自分以外の参加者を殺害する
1:最後の生存者として生き残る
2:出会った人物から無差別に殺害する
以上です。題名は『大丈夫』でお願いします。
乙です! 純粋そうなエアリスが無差別マーダーとはいい意味で予想外だ。
>>671 移転するならゲサロ辺りになるのかな?
板違い扱いになる可能性もあるが。
おー、投下乙。貴重な女の子マーダーが誕生したな
これからが楽しみだ
ゼルダ、ハッサン投下します。
長い睫毛を揺らし、目鼻立ちの整ったその顔に悲嘆の表情を浮かべた女性。湖に佇むその姿はまるで絵画に描かれた美しい女神のようだった。
栗色の流れるような髪を揺らし、現実を否定するかのように彼女は首を振る。
(ああ…なんということでしょう…)
その美しい女性は暗い表情で俯きながら、自らが置かれた状況と、散っていった儚い命に対して嘆いていた。
(ハイラルは…救われたというのに……)
その女性……ゼルダは平和が戻った美しい我が国、神の力が眠る王国『ハイラル』に想いを巡らせる。
『選択せよ、降伏か死か』
影を支配する王「ザント」の猛攻になす術もなく降伏を余儀なくされ、ハイラルは影の領域にされてしまう。
ハイラルの人々は自分たちが魂になったこともわからず、影の魔物たちに怯えて暮らす日々を強いられた。
(私の決断で人々は苦しめられた。しかし、彼らを救うために私できることはそれしかなかった。)
(ですが……諦めてはなりません)
窮地に陥ったハイラルに神は一筋の光を与え賜うた。
その名は勇者リンク。ハイラルを救う希望の光。そして黄昏の姫君ミドナ。
彼らや様々な人々の活躍とリンク、ミドナの協力により、影の王『ザント』とその黒幕である『ガノンドロフ』を打ち倒し、ハイラルは光を取り戻し、ゼルダもまた救われた。
しかし、ゼルダはこの残酷なゲームの駒としてここに呼び出されたのだ。
(そう。諦めてはなりません。ハイラルは救われたのです。きっと私にも出来ることがあるはず。立ち上がり……前へと進むのです)
一人ではハイラルを救うことはできなかった。ミドナの力が、リンクの剣が、そしてゼルダの光の矢が、そしてその他にも彼らに関わった様々な人の協力があったこそ、ハイラルは救われたのだ。
きっと誰かと協力し合えばこの状況を打破できるはず。ゼルダはデイバックに詰められていた剣……ねむりの剣を握りしめ決意を固める。
ゼルダには今、3つの不安があった。
1つ目はこのゲームのこと。殺し合いをしろとあの少年は強いてきた。
ゼルダのようにこの企みに抵抗を示しているものもいるはずだ。しかし、逆にこの殺し合いに乗るものが現れたら…戦いは避けられない。
そして、この殺し合いに乗りかねない……いや、乗るであろう人物をゼルダは一人知っている。
これが2つ目の不安…『ガノンドロフ』である。
(ガノンドロフはあの時消滅したはず……なのにどうしてここに…?)
手の甲に力のトライフォースを宿した暴君、ガノンドロフ。たしかに彼は勇者リンクによって葬られたはずだった。だが、たしかに彼の名前ははっきりとこの名簿に書かれている。
そして、そこに一緒に連ねられている名前……
「リンク……貴方までも……」
3つ目の不安。それは勇者リンクの『死』
これまで幾度とない修羅場を駆け抜けてきた彼のことをゼルダも信頼している。だがしかし、ここは殺し合いを目的とした場所だ。
心優しい青年リンク…。もし彼が同じ人の手によって命を奪われてしまったら…。
(この危機は……ハイラルは……私はどうなってしまうのでしょう)
ザワッ
(! 誰かに見られている……)
ゼルダは思考に気を取られ、周りに気を巡らすことを怠っていた。
芝生に身を潜めているであろうその視線の主は、じっと息を殺しゼルダを見つめている。
みるみるうちに全身が緊張に強張り、震え、汗ばんでいくのがわかる。だが、ゼルダは恐怖に怯えるわけにはいかなかった。
自分は王国を背負う姫。力はなくとも何者にも屈しない強さ、何者をも受け止める寛大さ、そして気高さを忘れるわけにはいかない。
声を震わさないように、ゼルダは言う。
「そこにいるのでしょう?出てきなさい」
ビクリとその物陰に潜む影が動く。
視線の主はその姿を現すのを渋っているようだった。
「………」
ゼルダは決意する。
カランッ
「私に戦う意思はありません。」
ゼルダは凛とした物言いで視線の主に語りかける。
唯一の武器である剣を手放し、両手を天に掲げ、敵意のないことを示して。
「さあ」
「す、すまねえ!」
草むらから勢いよく飛び出してきたのは鶏冠のような髪をした筋肉隆々の大男であった。
「悪かった!別にあんたをどうこうしようと思ってたわけじゃないんだよ。ただ…」
(あんたがあまりにべっぴんだったから……)
なんて甘い言葉を押し戻し、その大男はバツが悪そうに頭を掻く。
「こんな見なりの男に声かけられたらあんたが逃げ出しちまうんじゃないかってな……ほら、状況が状況だろ?
だけど見た目によらず勇敢なお嬢さんだな!オレはハッサン。あんたは?」
「私は……ゼルダ。ハイラルの娘、ゼルダです」
「ハイラル?聞いたことのない村だなあ。まあいいや。よろしくな、ゼルダさんよ!」
屈託のないハッサンの笑み。善意に満ちた彼の姿にゼルダの険しい表情が少し和らぐ。
しかしそれも一瞬のことで、ゼルダは深呼吸を1つ、緊張した赴きで口を開いた。
「ハッサン殿…お願いがあります。
どうか、私にお力を貸してください。私はどうしてもこの不毛な争いを止めたいのです。
私は観ての通り、一人では何も出来ない無力な娘です。ですが、それでもきっと人々が手を取り合えばどんな困難も切り抜けることができる……そう考えています。
争い…暴力…流される血…嘆きの涙……力による支配は何も生み出しません。
どうか共に手を取り合いましょう。」
ゼルダは彼に手を差し出した。
彼女の白い手に、逞しい黒い手が重なる。
「お願いされるまでもねえ!あんな訳わかんねえ野郎に踊らされておっ死んじまうなんてまっぴらごめんだ。
これからはオレたちは仲間だ!絶対にこんなとこから脱出して、あの野郎をぶっ飛ばしてやろうぜ!」
(彼なら…きっと、自分と共に歩んでくれる。選ばれし勇者ではないかもしれない。それでも彼はこの殺し合いに乗ったりはしない。
この太陽のように眩しい笑みに暗く沈んだゼルダの心に光を与えてくれる。
彼とならきっとこの絶望に立ち向かっていける…)
ハッサンは強くゼルダの手を握りしめた。ゼルダも彼の手を握りかえす。
その時ゼルダは初めて微笑みを浮かべた。
「ハッサン殿……ありがとう。出会えたのが貴方のような方で本当によかった」
「よ…よせやい!照れるじゃねえか!」
頬を赤らめながらハッサンは笑う。
(美人には笑顔のほうが似合うぜ……)
なんていう甘い言葉は飲み込んで、さらに一言添える。
「……おっと、俺のことはハッサンでいいぜ。俺もあんたのことゼルダって呼ばせてもらうからよ」
ゼルダ……もう何年もそう呼ばれたことはなかった気がする。
ゼルダ『姫』……それが彼女の常の立場であった。
だが、今は違う。身分などは何の盾にもならなければ、武器にもならない。
(でもこの呼び方は悪い気はしません)
「ありがとうハッサ…」
ピカッ!
刹那、ゼルダの背後から閃光が瞬いた。その眩しさにハッサンは目を眩まし、ゼルダは驚き、振り返った。
その光は暗闇の中に白い空間を生み出し、何事もなかったかのように暗闇の中へ消えていった。
「なっ……なんだったんだ今のは!」
「わかりません。ですがもしかすると……」
「戦闘が行われてるかもしれねえ…!」
二人は息を飲む。戦闘があるということは付近に殺し合いに乗った人間がいるということだ。
あるいは不本意ながら戦闘に巻き込まれ、命を危険に曝されている人間もいるのかもしれない。
「ゼルダ……オレは、行くぜ。助けられる人間がいるかもしれねえ……」
ハッサンはゼルダに。
そんな彼の肩にゼルダの手が触れる。
「待って…危険です。まずは様子を伺ってから……」
「だけどよ……!」
「もし貴方になにかあったら……!」
「 ! 」
ゼルダの一言にハッサンが固まる。ゼルダは気がついていないが、彼は頬がかっと赤くなるのを感じていた。
しばらく間が空いたのち、ゼルダが自らの唇に人差し指を押しつける仕草を見せる。
「しっ…何か聞こえます。」
『アロエ…シャロ…聞こ…るか…!?
この不利益かつ…公平な戦に巻…込まれた不幸な子供たち…若者たち…そして…う志よ…聞こえるか…!
オレはガルーダ…マジ…アカデミーが…園のい…教員だ…
この声を聞…た者たちよ…オレはB-5、6の中…ん地点の洞窟にいる…
お前たちはこんな所で朽ち…はならんのだ…必ず…このオレが元の世界に帰し…やる…自暴自棄にならず…集団となり手を取り合おう…
集団でな…この状況を打破できる…!挫けそうになっても支え合うことができる…!
殺し合…などしてはならん…殺し合いの先に希望はない…!
必ず…皆で生きて…故郷へ帰るのだ…!
オレは待…ている…!お前たちがここへ集うまで…!待っておるからな…!』
光に包まれた方角とは逆の方向からなんらかの手段で拡張された声が響いてくる。
「…近い?」
「はい…近くに同じ思考をもった仲間がいるかもしれません」
その声の内容はところどころ抜けはあるものの、ほぼ聞き取れた。つまりここはB−5、6地点からそう遠くないということになる。
声の主は付近にいる可能性が高い。
「罠かも…しれないぜ」
「いいえ、きっとこの語り手の気持ちは本物だと思います。……ですが、目の前で失われるかもしれない命を放っておくことはできません…」
決断をしぶるゼルダにハッサンが口を開いた。
「よっしゃ。じゃああっちは待ってくれるって言ってんだ。
とりあえずさっきの光の方角へ進んで様子をみてこよう。しばらくしたら戻ってくるからゼルダはここで待ってな」
「いいえ…私も行きます。…貴方一人では心配です。」
ゼルダは悲しみと不安をその美しい顔に浮かべ、首を振る。しかし、ハッサンはそれを拒んだ。
「いや、あんたを危険に曝すわけにはいかねえよ。必ず戻ってくるから…!ああ、あそこに屋敷がみえるな。あの中で待っててくれよ!」
「……でも…」
「大丈夫だよ!足腰には自信があるからよ!それにもし負傷者がいたらそいつのことで手一杯になっちまうからゼルダのことを守ってやれねえからな……それによ……」
「なんでしょう?」
「待ってる人がいると思うとさ、なんだか自分が強くなれるような気がすんだ。」
照れ臭そうに鼻を擦ると、ハッサンはゼルダに背を向ける。
「こうしてる間にも誰かが危険な目に合ってるかもしれねえからよ!!じゃあまた後でな!!!」
今度は彼を引き止めることができなかった。急に押し寄せる孤独感をゼルダは必死に押し殺す。
「ハッサン……!ハッサン!!」
森の向こうに消えてゆかんとするハッサンの背に目一杯ゼルダは叫んだ。
「ガノンダロフに気をつけて!!!!彼は危険です!!!!!」
ハッサンは片手を上げてそれに応えた。
(とうちゃん、かあちゃん。オレ…必ず帰って立派な大工になるよ。そのためにもきっと……生きて帰る)
【C-4/ピチピチ湖付近/一日目/深夜】
【ハッサン@ドラゴンクエスト6】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1~3
[思考]
基本:主催者をぶん殴る。生きて帰って父母と再会したい。
1:D-4地点の状況を確認。襲われている人物がいれば保護する。
2:D−4の状況確認後にサッターンの別荘へ戻り、ゼルダと合流する。
3:ゼルダを守る。
4:B−5地点の放送の主(ガルーダ)と接触したい。
*(ガノンダロフの放った)ビリリダマのフラッシュを目撃しました。
*ガルーダの演説を聞きました。内容はほぼ把握しています。
*ガノンダロフを危険な人物だと把握しました。
*名簿、マップの確認をしていません
暗い森にそびえ立つ館をゼルダは見据えていた。
あそこで彼を待つという約束だ。だが、
(それでよいのでしょうか?)
城に幽閉され、何もできなかった自分。また、待つことしかできないというのだろうか。
ゼルダは足下に転がった剣を拾い上げ、心に手を当てる。
(いいえ、私にも出来ることがある。ハッサンを助けるために。)
美しく装飾を施されたドレスを裾をねむりの剣を使って切り落とす。刃先で自らを傷つけないように気をつけながら。
足全体を隠していた布が膝を露出するくらいの長さになった。切り端はガタガタでとても美しいとは言えない。
足下を飾る美しいヒールも構わず脱ぎ捨てる。
(これなら動きやすい)
ゼルダは支給品の地図を取り出し、それを眺めた。
(ハッサン、約束を守れなくてごめんなさい。必ず貴方の力になる方を連れてきます。
この心配が杞憂であることを祈っています。貴方が先に戻ったのなら例の場所で待っていて。無事をお祈りしております。)
ドレスの切れ端にメモを残し、ヒールの下へ敷いておく。
現在位置も確認し、ハッサンへの伝達も済ました彼女は走り出した。
あの声の主の元へ。
【C-4/ピチピチ湖付近/一日目/深夜】
【ゼルダ@ゼルダの伝説シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:ねむりの剣
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~2(本人確認済)
[思考]
基本:仲間を集め、このゲームを阻止する。
1:ハッサンを助けたい。
2:B−5、6地点を目指して放送の主(ガルーダ)と接触する。
3:リンクと接触したい。
4:ガノンダロフに警戒する。
5:リンクが死んでしまったら…どうしよう
*トワイライトプリンセスED後からの参加です。
*(ガノンダロフの放った)ビリリダマのフラッシュを目撃しました。
*ガルーダの演説を聞きました。内容はほぼ把握しています。
アイテム
【ねむりの剣@ファイナルファンタジー2】
攻撃力+30 命中+10 眠りの追加効果がある。
以上です。
実はDQ6未プレイでゼル伝も途中までしか遊んでいないのでキャラを掴めているか不安です(一応動画などで予習はしたのですが…)
指摘等ございましたらお願いいたします。
>>673 投下乙です!
無差別マーダーのエアリス…見た目とのギャップがいい感じですね。
今後が楽しみです。
ナイスハッサン&ナイスゼルダ! ばっちりキャラを掴めてると思います。
生きて再会出来るといいな。
ハッサンはこんな感じだ、
というかDQ6何周もプレイしてもいまいちキャラつかみにくいやつだし。
二人とも乙!
人情味あふれた熱さがハッさんらしくていいわー。多分プレイ済みの俺よりもキャラ掴めてると思う……
エアリスもマーダーになった動機といい、可愛さと恐ろしさといいインパクト強いな
読み返してみたら誤字が…すいません。
「ゼルダ……オレは、行くぜ。助けられる人間がいるかもしれねえ……」
ハッサンはゼルダに。
そんな彼の肩にゼルダの手が触れる。
ハッサンはゼルダに。は不要ですね。すいません。
感想ありがとうございます!
二人とも乙です。
エアリスマーダーか。でも、確かに腹黒そうな顔してる気がw
ゼルダは拡声器のもとへ、ハッサンはマーダー達の巣に行ったのか なんか不安だw
>>676板違いにはならないんじゃないかな?
サガロワや任天堂ロワとかもあるし。
【移転のメリット】
新規の獲得、住人の増加、
【移転のデメリット】
住人減少・荒らしやネガキャンの増える可能性あり
こんなところだろうか、、、
仮にゲサロに移転するとしたら、良くも悪くも人目につきやすくなるな。
移転して成功したロワってあるのかな?
LSは移転してたようなしてないような…
玲子とミンウで予約している者です
申し訳ありませんが諸般の都合により、期限内の投下が不可能になってしまいました
二日間の延長を許可して頂けたら幸いです
了解です〜
マリオ 投下します
ある男がキノコを食べていた。
前方には近代的な建造物が立ち並び、
後方には果てしなく見渡せるような大草原が広がっていた。
そしてすぐ真横には、月明かりが照らし出す大海原が波を揺らしながら佇んでいる。
無機質な都市と広大な自然との狭間の空間。
そんな場所である男がキノコを食べていた。
男の背は低く、小柄で少々肥満気味の体格をしており、顔には団子鼻が、鼻下には立派なヒゲを蓄え、
その身なりは赤いシャツに青いつなぎを着て、
「M」と書かれた赤い帽子と白い軍手を身につけている、といったものだ。
彼が食しているキノコは赤く巨大な傘に白い斑点、白色の太くて短い柄と柄の中心部についた目が特徴的で、
一般的なそれとはとても似つかず、奇妙な容貌をしているが、
そんなキノコを彼は平然として口に運んでいた。
人によっては、美味しそうに食べているように見えるかもしれない。
彼にとってキノコは大好物な食べ物であり、それを食べると、
どういう理由だかは知らないが、体の芯から力が沸いてくるらしいのだ。
一通り食事が終わると彼は周りの安全を確認し、深刻な表情で、
自分の身に起きた出来事について思考し始める。
この世のものとは思えない、恐ろしく残酷な、悪魔の所業を―――
目が覚めたら其処は多くの人で溢れかえっていた。
其処に突然、白装束の青年が現れこう言った。
「殺し合いをしてもらう」
何がなんだか分からなかった。
また何かの夢かと思ったほどだ。
もともとざわめき声に溢れていた室内がさらにパニックに陥った。
そんな中ある兄弟がいた。
兄は凛々しく、正義感に溢れ、
弟は大人しそうで、弱々しい印象だった。
しかし二人とも青年の手により死んでしまった…
兄は青年に立ち向かい、弟も後を追うように…
二人の死後、この殺し合いについての簡単な説明がなされた。
ある程度の説明が終わると突然謎の光に包まれ、
ふと気付くと既に他の姿はなく、何処かも分からぬ、真夜中の草原の上に立ち尽くしていた。
短い思考を終え、彼は瞳を開いた。
結局のところ、思考を広げても浮かんでくるのは
亡くなってしまった兄弟に対する悲しみと、
残虐な行為を、当然かの如くした青年に対する怒り、ほとんどそれだけだ。
しかし、これから自分がどう在るべきかは決心がついた。
こんな非道な行いは断じて許してはならない。
誰一人として死なせてはならない。
そして自分の弟を―――死んでしまったあの弟のように死なせてはならない。
自分達兄弟があの兄弟達のように、引き裂かれない為にも、自分が頑張らなくてはいけないのだ、と。
彼の瞳はまるで炎のように激しく輝いて見え、
その眼差しは断固たる決意に溢れていた。
彼は歩み始めた、漆黒の先へ。
その先にあるのは正義か悪か―――、光か闇か―――
【A-7/一日目/深夜】
【マリオ@マリオシリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1〜2、スーパーキノコ(2/3)
[思考]
基本:殺し合いを阻止する。断じて許してはならない
1:誰一人として死なせたくない(正当防衛については仕方がない)
2:ルイージを死なせない。共に生き延びる
3:青年に殺されてしまった兄弟に対する悲しみ
4:その兄弟たちに自分達兄弟を重ね、若干の悲観
5:クッパを危険視 一度接触の必要性あり
【スーパーキノコ@マリオシリーズ】
マリオシリーズを代表するアイテム。
赤く巨大な傘に白い斑点、白色の太くて短い柄と柄の中心部についた目が特徴的である。
基本的な効果はマリオの体が約2倍の大きさになる、いわゆるスーパーマリオに変身するというものである。
このロワ内では力が湧く、体力が回復する、といったように考えて下さい。
【The most famous character in GC】
投下終了です。
普通すぎる話ですいませ(ry
>>694 投下乙です!
さすが兄さん、キノコを喰っていてもカッコイイ…がもう弟は…しかもあんな最期を(笑)
弟の死をしってどうなるか、今後にも期待です。
>>692 楽しみに待ってます!
マリオ乙でした!
ルイージの最期を考えると兄ちゃんの決意が泣けてくる…。
もし弟がJK相手にレイプ未遂して殺されたなんて知ったらどう思うんだろう。
未予約・未登場キャラ
予約中:赤根沢玲子、ミンウ・セネスティス
未登場(未予約):
【ドラゴンクエスト5】 パパス
【ファイナルファンタジー7】 クラウド・ストライフ、セフィロス
【ストリートファイター】 リュウ、春日野桜
【ポケットモンスター赤緑】 オーキド・ユキナリ
【メタルギアソリッド】 ネイキッド・スネーク、リボルバー・オセロット
【スターオーシャン2nd】(アシュトン・アンカースorプリシス・F・ノイマンから一人選択)
【ロマンシングサガ】 (強制参加枠残り1人:ホークorグレイ)
【私立ジャスティス学園シリーズ】水無月響子
【竜虎の拳】 ロバート・ガルシア
未予約は残り12人。
明日に玲子とミンウが投下されなかったら残り14人か……。
702 :
名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/05(水) 00:28:47 ID:lX8phoPP
わかってる…きっと贅沢な悩みなのは分かってる…
スレの雰囲気も良くてちょくちょく予約ラッシュがあって非常に恵まれた環境にいるのは分かってる……
でも……でもそれでも一つだけ言わせて……
ちょっとばかし、予約延長が多くないだろうか…いや、それでもしっかりきっちり書きあげて投下してくれるし、文句言うのは筋違いかもしれないけど…
予約期限は十分だし、前予約期間延長について提案したら「予約期間が伸びると甘えてしまう」とか言われてけられたけど延長の方に甘えてちゃ同じだし……
予約期間内に書けないのに予約するやつは予約期間をいくら延長しても書けるはずがないし…
延期しないと書けないぐらいなら予約しないでほしいな…
リュウ、ロバート、セフィロス予約します
>>702 読み手さんかい?
>>652と同様、ageてまで言うような大事な事か?
まぁ釣られたと思ってマジレス。
書き手は神じゃない。誰もが三日以内にきちんと仕上げて投下できるのなら延長制は必要ない。
それと、
「予約期間内に書けないのに予約するやつは予約期間をいくら延長しても書けるはずがない」
って、何を根拠に言ってるんだ?
ちょっと前に書いてある「それでもしっかりきっちり書きあげて投下してくれるし」と矛盾している。
書き始めてから予約する奴もいれば、構想が出来た段階で予約する奴もいる。
きっちり書いていても仕事の都合とか体調悪いとか書き手にも色々あるのさ。
まぁその辺分かってくれ
>>704 ……あなたにお伝えしなければならないことがあります。
あなたがレスした
>>702、某所のコピペでの煽り荒らしです……
大変お待たせしてしまい、申し訳ありません
間もなく玲子とミンウで投下致します
島の最北の外れの岬。
眼鏡をかけた儚げな印象の少女、赤根沢玲子はその岬から海を眺めていた。
眼鏡越しに映る、漆黒の闇色に染まる海は、どこまでも暗く、広く、深い。
こうして見つめているだけで、その闇に飲み込まれそうになる。
今の兄の……狭間偉出夫の心によく似ているように玲子は感じていた。
兄は人を既に二人の人間の命を奪ってしまった。
直接的であれ、間接的であれ、彼はこれからもっと多くの人間の命を奪うことになるだろう。
このようなことになる前に自分が兄を止めるべきだったのだ。
玲子は、血を分けた肉親でありながら何もできなかった自分を呪った。
両親が離婚し、兄と離れ離れになったのは玲子が幼稚園児の時だった。
小さかったので当時の記憶を全て覚えているわけではない。
だからなんで両親が離婚したのか直接的な理由は知らないし、知りたくもなかった。
次に兄と玲子が再会したのは、玲子が中学入学を控えた春のことだった。母が設けた機会だった。
母としても、二人の我が子に対する申し訳なさがあったのだろう。
しかし母の意とは裏腹に偉出夫も玲子もお互い黙ったままだった。
うまく話せなかった。挨拶すらろくに交わせず終いだった。
そもそも何を話せばいいのか分からなかった。
兄と妹として接するには、あまりにも長い間二人は離れすぎていたのだ。
それから月日を経て、兄が軽子坂高校にいると知った玲子は今年の二月に軽子坂高校を受験した。
元々、玲子は別の私立中学に通っていた。大学までエスカレーター式で進学できる首都圏でも有数のお嬢様学校だった。
高等部への内部進学に必要な成績も出席日数も十分満たしていたにも関わらず、クラスの中でも玲子一人だけが軽子坂高校への進学を決意したのだ。
周囲の人間は玲子がわざわざ軽子坂高校へ外部進学することに大きな疑問を抱いていた。
しかし、玲子は軽子坂高校に進む本当の理由は誰にも言わなかった。
自分と兄を生んでくれた母親にも言わなかった。
高校に入ったら、兄とたくさんの思い出を作りたいと思った。
今まで会えなかった分、普通の兄妹のように話したかった。遊びたかった。時には甘えてもみたかった。
もうあの時のような二の舞は踏まないと思っていた。
これからの兄との新生活に期待に胸を膨らませていた。
その期待は高校入学から一週間足らずで砕かれることになるなんて、まだ十五歳の玲子には考えもつかなかった。
変わり果てた兄を見た時、近づくことさえできなかった。
高校に入って初めて玲子が目にした偉出夫は、以前のような穏やかな笑みを浮かべることはなかった。
死んだ魚のような目をし、顔や手の甲に青あざを作り、制服を汚れにまみれさせ、ふらふらと亡霊のような動作で鞄の中身を拾っていた。
三年前に出会った時よりもずっと別人のように感じてしまった。
玲子は偉出夫に近づき、自分も中身を拾うのを手伝おうとした。
「玲子ちゃん、関わっちゃダメだよ」
高校に入って出来た友人が玲子を制止する。
「私も可哀想だとは思うけど、ああいうのに構うと玲子ちゃんや私たちまで目をつけられちゃいそうだし……」
「そうだよ。それにさ、私たちにはどうせ関係ない人なんだし……無視しておいた方がいいよ」
「うん……」
玲子は友人たちの促すままに頷いてしまった。
兄が苛めに遇っていることは明確なのに、勇気がないばかりに見て見ぬふりをしてしまった。
他の生徒たち同様、まるでそこには狭間偉出夫なんて人間は存在していないかのような振る舞いで、友人と他愛のないお喋りをしながら偉出夫の横を通った。
玲子の犯した行動は、偉出夫への裏切りそのものだった。玲子の中にもその自覚はあった。しかしどうすることもできなかった。
それからは、偉出夫を見かけても話しかけることは一度もなかった。視線を交わすことも出来なかった。
偉出夫の存在を知らぬふりをして、自分は安全地帯で平穏な高校生活を送っていた。
いつしか、自分が軽子坂高校に進学した本当の理由を見失っていた。
誰かが兄を救ってくれるだろうという甘い考えがあったのかもしれない。
十年以上会っていない、赤の他人同然の私なんかよりも、優しくて強い誰かが兄の心を支えてくれるだろう……と玲子は考えていた。
その結果がこれだ。
偉出夫の心は人々に踏みにじられた挙句、真っ黒く塗りつぶされてしまった。
玲子にとって、幼かった頃の兄との思い出はそれ程多くはない。
それでも少なくとも玲子の記憶の中の兄は殺人鬼になれる程、残虐な性格じゃなかった。
いや、それどころか優しくて穏やかな人間だったはずだ。
人格を狂わせてしまうような絶望を、十七年の人生の中で偉出夫は嫌と言うほど経験してきたのだろう。
兄が壊れてしまったのも、
二人の青年が兄に殺されたのも、
兄とは無関係の人物が殺し合いを強制させられているのも、
二度にわたるチャンスを活かせず、臆病な思いに流されて兄に救いの手を差し伸べられなかった自分のせいではないだろうか。
今更玲子がいくら考えても、後悔しても、全て元には戻らないのだが。
風が強くなってきた。波も高い。玲子ぐらいの細身な体の少女なら、風にさらわれたり、波に飲み込まれてしまうかもしれない。
それでもいいように思えた。このまま、闇の中に消えてしまいたいとも思った。
ここから自分が身を投げたら、犯した罪は償えるだろうか。
自分が罰を受ける分には構わない。
それで偉出夫や他の罪なき人々が救われるならば……この無意味な争いが終わるならば、自分は死んでもいいと思った。
つもりだった。
「そこで、何をしているんだ?」
背後から聞こえる男の声に、玲子の背筋が跳ねる。
その声は穏やかで、敵意はなさそうにも思える。
玲子がおそるおそる振り返る。その声の主は、玲子にとっても見覚えがあった。いや、忘れたくても忘れなかった。
純白のエキゾチックな装束や日本人のものではない褐色の肌が印象的と言うのもあるが、何よりも先程の光景が強烈だった。
友人と思わしき青年二人の亡骸を前に、悲痛に彼らの名前を呼ぶ白装束のこの青年の姿が、玲子の頭から離れなかった。
名前は確かミンウと言ったはずだ。
「君を傷つけるつもりはない。だから答えてほしい」
「私はただ、海を見ていただけです」
「…………」
「他意はありません。本当です」
本心を押し隠そうとぶっきらぼうな話し方になってしまう。
「すまない。私の思い違いだったようだ」
「思い違い?」
「いや。却って怯えさせてしまったようだな」
「私なら平気です。気にしないで下さい」
ミンウと視線を合わせまいと玲子が俯く。
視線を合わせてしまったら、自分の心が読まれてしまいそうな気がしたのだ。
俯いた玲子の視線の先に、彼が身に纏う白い法衣が映る。
純白の法衣のところどころに赤い血がついている。
先程偉出夫によってその命を絶たれた若き兄弟の血だろう。
「私はもう誰も死なせたくないんだ」
ミンウが静かに呟く。彼がどんな表情でそれを言っているのかは、視線を反らしたままの玲子にはわからない。
「君に頼みがある」
「え?」
不意な頼み事に素っ頓狂な声をあげてしまう玲子。ミンウはそれをからかうこともなく言葉を続けた。
「君のことを護らせてくれないか」
「……私を、ですか?」
「ああ。君のことも、他の者のことも、全て護りたいんだ」
「皆を護るなんて……無茶です。一人しか、ここから生きて帰れないというのに」
「無茶かどうかはやってみなければわからないだろう」
「無茶です! 今の偉出夫の力を貴方も知っているでしょう!?」
「偉出夫? 私たちをここに呼んだ少年の名前か?」
「!!」
思わず、自分しか知らないはずの偉出夫の名前を口走ってしまう。
咄嗟にミンウから視線を反らした。不自然なリアクションにも程があるが、そうすることしか出来なかった。
目が合わせられない。彼の澄んだ瞳を見てしまったら見透かされてしまいそうな気がした。
自分と偉出夫の関係も、自分と偉出夫がそれぞれ犯した罪も、全部。
それに、偉出夫は目の前の青年の知人を二人も殺しているのだ。自分が妹だなんて言いづらい。
幸いミンウはそれ以上玲子に問い詰めるようなことはしなかった。
だが、それは彼が既に玲子と偉出夫の間に秘められた『何か』を悟っていたからかもしれない。
「訂正しよう。確かに私の考えは無茶かもしれない。しかし、ここで何もせず死を待つわけにはいかないのだ」
「もとの世界に帰ろうというつもりはないのですか?」
「出来ればそうしたい。だがその場合は私一人で帰るのではなく、君を含めた全ての者と共に帰りたい」
全ての者と共に帰るなんて無茶だと玲子は思った。
彼は友達が死ぬのを目の当たりにしてもまだそのようなことを言っているのか。どれだけ楽天的なのだろう。
そう反論しようとした。しかし、ミンウを見ていたら何も言えなくなってしまった。
「私は既にこの世界で大切な人を二人失っている」
「…………」
「悔しかったし、悲しかった。自分は人々を癒し、救うために白魔導士として生きる道を選んだのに、目の前の護るべき人を助けることができなかったのだから」
白魔導士という言葉に馴染みのない玲子だったが、「白魔導士って何ですか?」なんて口を挟むことはできなかった。
「だからこそ、もうこのような思いはしたくない。誰にも同じような思いはさせたくないし、これ以上の犠牲を出したくもない。いや、出させはしない」
彼は無謀だ。玲子が彼をそう思う気持ちに変わりはなかった。しかし、反論なんて出来るわけがない。
玲子だって心の中では彼と同じように思っていたのだから。本当は兄に争いを辞めさせて皆で帰りたいという気持ちもあったのだから。
さっきまではその勇気がなかったのだ。勇気というよりは無謀なだけかもしれないが……。
だが今は違う。良くも悪くもミンウに感化されてしまったのかもしれない。
「考えが甘いことは承知している。しかし私は白魔導士としての使命を果たしたい。そのためにも、君を護らせてほしいんだ」
「わかりました。私を護って下さい」
「……ありがとう。そうだ。まだ君に私の名を告げてなかったな。私は、」
「ミンウさんでしょう?」
「ああ。そうだが、何故君が私の名前を?」
実を言うと先程の金髪の若き王子たちとのやり取りの中で自然と知ってしまったのだが、玲子はそうは答えず、自分の名を名乗った。
「私は玲子。赤根沢玲子です」
「玲子か。いい名前だな」
「ありがとうございます。ミンウさん。それと、私からもお願いがあるんです」
「何だい?」
「ミンウさんは、皆を護りたいって言ってましたよね。私にも、皆を護るお手伝いをさせて下さい」
「玲子……」
「それに私……」
私、兄に会って、全ての決着をつけたいんです。出来ることなら兄も護りたいんです。
壊れてしまったあの人の心を今度こそ取り戻したいんです。
そして兄と私が犯してしまった罪を償いたいんです。
今度こそ、偉出夫を見捨てたくないんです。
そう言おうとした。しかし、そこまで赤の他人であるミンウを巻き込むことはできない。言えるはずがない。
でも、今言わなければ永遠に言えないままな気がする。きっとまた後悔してしまう気がする。
一体どうすればいいのだろうか。
「玲子?」
完全に言葉を詰まらせた様子の玲子をミンウが心配そうに見つめる。
言うべきか、言わざるべきか。
言うことこそが勇気なのか。言わないのもまた勇気なのか。
玲子にとって、第一の選択と決断の時が訪れようとしていた。
【A-1/一日目/深夜】
【赤根沢玲子@真・女神転生if…】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3(未確認)
[思考]
基本方針:皆を護る。出来ることなら兄である偉出夫と会い、全ての決着をつける
1:ミンウと行動を共にする
2:ミンウに偉出夫と自分の関係を明かすか検討中
3:ミンウに「兄と会い、全ての決着をつける」という自分の考えを言うか検討中
【A-1/一日目/深夜】
【ミンウ@ファイナルファンタジー2】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3(未確認)
[思考]
基本方針:これ以上の犠牲者が出ないように全力を尽くす。皆を護る
1:正当防衛以外での武力は行使しないつもり
2:玲子をはじめとした参加者の保護
3:(偉出夫と玲子の関係について、もしかしたら気づいてるかも?)
※二人の関係に気づいているかどうかは以降の書き手さんにお任せ致します
※同時に、ミンウの参戦時期(FF2の中で一度死を経験しているかどうか)もお任せ致します
以上です。題名は「BRAVE〜勇気だしてみよう、今すぐ〜」でお願いします
ミンウの苗字がセネスティスとは確定していないというレスがあったので、
状態表にはファーストネームだけを記入しましたが、
不都合でしたら以降の状態表ではミンウ・セネスティス名義に直して下さい
遅筆故にご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫びします
GJ! 玲子=主催者の妹という特殊ポジションを上手に活用してると思いました。
玲子の状態によって主催者の狭間のスタンスも微妙に変化しそうだ。
ミンウもかっこいいな。原作では「犬死」の代名詞的存在だけどこっちでは活躍して汚名返上してほしい。
投下乙です!
複雑な環境に置かれてたんですね…主催と玲子。
原作未プレイですがしっかり感情移入ができました。
ミンウもかっこいい!
>>716 投下GJ
ミンウなら優しそうだから正直に事情を話せばレイコの力になってくれそうな気もするがどうなんだろうね
しかしヘビーな主催者事情だな・・・主催者とレイコの事情見てると完全に主催者は悪人って訳でもないのか
初めてズガンじゃないミンウを見た気がする……
乙でした
乙!玲子たんのここでの選択が今後に大きく影響しそうで楽しみ。
お兄さん系キャラと思われるミンウと行動していく内に、そっちに惹かれてダメ兄貴イデヲを見捨てる予感も多少する。
>>700 【ゼルダの伝説】リンク
が抜けているかな?揚げ足取るようですいません。
ですので、残り13人ですかね。