聖書外典偽典について

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43天之御名無主
>>38
>原始キリスト教には輪廻転生の教義があったとされるのに
>例のニカイア会議で多数決で「異端」とされたと聞きましたが

うーん。少し考えづらいとは思いますが。
原始キリスト教と言い、「異端」と言っても多種多様なので、あったのかもしれません。
例えば、イエスには双子がいたとする『トマス行伝』、エデンの園にいた蛇は救世者の前身と説くナハシュ派、イエスとマグダラのマリアが結婚したと説く『ピリポ福音書』、イエスは元は神の子ではなく神の養子になったと説くアリウス派。

ただ、キリスト教はイエスの復活と最後の審判を前提にしていますので(特に古代末期はその特色も濃厚です)「輪廻転生の教義」は考えづらくはあります(「輪廻転生」の内容にもよりますが――六道輪廻のようにあらゆる生き物になって転生する、と言うとさらに考えづらいと思います)。
具体的にどこの何派が「輪廻転生の教義」を説いていたか聞ければ、少し時間はかかっても調べることもできるかもしれません。

ありそうなのは、「何かの異端説を輪廻転生とごっちゃにしている」とか「キリスト教異端派ではなくマニ教の(一派の)教説である」とかではないかと思います。

ところで「新・旧約聖書総合スレッド」ってのができてますね。
異端説は新約でも旧約でもない場合もありますが(笑)。もし何かあったらこちらにお願いします。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=min&key=990452387