ヴァンパイアについて

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1殺助
どういうものなんですか?
詳しいこと語ってほしいナリー♪
2天之御名無主:2001/03/09(金) 01:03
吸血鬼。ニンニクや太陽光に弱いとされる。ルーマニアが発祥の地?
3FROM名無しさan:2001/03/09(金) 08:59
霧になれる。バラの生気を吸う。水には弱い。
4天之御名無主:2001/03/09(金) 12:32
故郷はトランシルバニア
殺すときは胸に銀の杭を刺す。(あれ?銀じゃなくても良かったっけ?)
蝙蝠、狼、霧に変身する。
5天之御名無主:2001/03/09(金) 15:52
最近はアメリカに生息する者が多い。
多くは映画俳優を生業とする。
6天之御名無主:2001/03/09(金) 18:53
>>4
白木の杭って説しかしらないです。

・鏡に姿が映らないor変身していても正体がばれてしまう。
・流れる水を渡れない。
・血を吸って(吸わせてと言う説有り)仲間を増やせる。
・銀製の製品に弱い・・・もしくは苦手。

ぱっと思い付いたのこれくらい・・・。
7天之御名無主:2001/03/09(金) 21:48
で、ヴァンパイアにかまれるとヴァンピ−ルになるんですっけ?噛まれた
者もヴァンパイア同様年をとらなくなり、各種特殊能力を得るとか。
弱点も継承されるんですか?
8天之御名無主:2001/03/10(土) 08:05
ゾンビになるのはどの話?
9天之御名無主:2001/03/10(土) 09:10
ゾンビ…幻想水滸伝というゲームでは、被害者はゾンビになってたけど。
あまり一般的な設定ではないんじゃないかな。
映画や小説、マンガなんかの創作設定が入り交じって、もともとの
伝承がどんなものだったのかは分かりにくいですね、吸血鬼って。
ルーマニアが発祥って言われるのは、ドラキュラ伯爵とエリザベート・バートリが
あそこの人だったから?あれ、ドラキュラ伯爵って実在でしたっけ。

話がそれますが、ゾンビってものの認識が一般化したのって映画の「ゾンビ」
からですよね。昔はああいうのは(腐った死体が歩くみたいなの)
あまり見なかったような。
10天之御名無主:2001/03/10(土) 12:46
>>7
ヴァンピールは吸血鬼と人間のハーフではありませんでしたか
スロバキアかどこかのヴァンパイアハンターのクルースニックが
そうだったような。

>>9
ドラキュラ伯爵はブラム・ストーカーの創作です。
ドラキュラの名前の元ネタはワラキアの君主だったヴラド串刺し公
であったことは有名ですね。ドラク・ウル(ウルは定冠詞みたいなもの、
ドラクはドラゴン)という異名からだと言われています。
11天之御名無主:2001/03/10(土) 14:19
ちなみにクルースニックは白い羊膜を付けて生まれた人です。
赤い羊膜をつけて生まれたヴァンパイヤを倒せる生まれつきのヴァンパイヤハンターですな。

昔なら吸血鬼ハンターD、最近ならヘルシングなんかいい感じ。
12天之御名無主:2001/03/10(土) 15:45
水谷豊は昔バンパイヤだったんだよ。
13天之御名無主:2001/03/10(土) 16:34
>12
あんた歳が判るぜ。(W
14天之御名無主:2001/03/10(土) 18:50
家に招き入れられたヴァンパイアには、
十字架やにんにくが効果ナシ
15天之御名無主:2001/03/11(日) 00:03
>>9
いや、幻想水滸外伝ではちゃんとヴァンパイアつくってます。本編では
別に血を吸ったわけじゃないのでは。
かーミラとかって元々の伝承にどのくらい忠実なのですか?
16世界@名無史さん:2001/03/11(日) 00:35
ヴァンパネラ
17天之御名無主:2001/03/11(日) 00:39
>10
ヴァンパイアと人間のあいのこはダンピールでは?

ヴァンピールっつーのが何かは知らぬ・・・
18ねこぢるのマンガから:2001/03/11(日) 01:46
「ホントウに、ホントウにヴァンパイアはいるのよ!」
「お、お嬢様、落ち着きなされませ」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
「ああっ!ヴァンパイアがやってきたのね」
「ヒィ、お、お嬢様」

「社長〜、ホントにこんな所でいいんですか〜?」
「おう、構わねえからブワーッとばら撒いちまえ」
・・・って、それは産廃屋。
19パイパン屋:2001/03/11(日) 01:49
バンピールvampireはバンパイヤのフランス語読み。
何でバンパイヤと使い分けてるか知らん。
20天之御名無主:2001/03/11(日) 06:29
つい最近「吸血鬼ドラキュラ」を読んだけど、ドラキュラは最後
蛮刀での喉への一撃と、短刀による心臓への一刺しで塵になった。
だから、別に白木の杭じゃなきゃ倒せないわけではない。
主人公がつけた傷痕がずっと後になっても残っていたから、
無限の再生力が有るというわけでもないようだ。
また、日光や十字架、ニンニクは決定的な弱点にはなっていなかった。
吸血鬼が日光で塵になるのは、1922年映画「ノスフェラトゥ」
以降だそうだ。
21天之御名無主:2001/03/12(月) 12:19
サンジェルマンが元ネタの一つじゃないの?
22天之御名無主:2001/03/15(木) 16:37
あぐいぇ
23天之御名無主:2001/03/17(土) 12:13
中公新書の「吸血鬼伝承」をよみなされ。
深い民族学的考察をしておるぞ。
24天之御名無主:2001/03/18(日) 02:18
ヴァンパイアに噛まれたら
ヴァンパイア化するっていうのは、
そのころヨーロッパで、流行病の
ペストからヒントを得たんだって。
(間違ってたらゴメン)
25天之御名無主:2001/03/18(日) 21:32
で、伝染病ですかヴァンパイア!?そういえば母乳って血液からできてて
ほぼ同成分らしいから赤ん坊はヴァンパイアみたいなもの、と何かで見た気が。
26世界@名無史さん:2001/03/19(月) 04:22
>>4
銀は狼男の方。銀の弾丸。
じゃあ銃のない時代には狼男はどうやって倒したんだ
27天之御名無主:2001/03/20(火) 12:39
ここで語っているのはドラキュラ以前か?ドラキュラ以後か?
それで話はだいぶ違ってくるぞ。
28天之御名無主:2001/03/20(火) 23:39
>>26
倒す方法なぞなかったのでは。銃が出てきて、これならと
使ったら倒せた、とか。そして実際にいたとしたら、別に
銀でなくとも倒せるのではと突っ込みたい。
吸血鬼話でないにつきsage.
29Tom爺:2001/03/25(日) 20:32
狼男が銀の弾丸で死ぬのは、アメリカユニバーサル映画が決めたことです。
伝説で語られる人狼と銀の関係はまったくありません。
1941「狼男の殺人」で脚本家のシオドマクが銀のステッキで怪物を殴り殺す
シーンを描き、後にそれが発展して「銀の弾丸で殺す」になりました。
30Tom爺:2001/03/25(日) 20:41
吸血鬼発祥の地は古代エジプトです。詳しく記述が残されるようになったのは
古代ギリシャ時代でラミア(ラミー)という女吸血鬼が最初ではなかったでしょうか
31天之御名無主:2001/03/27(火) 20:55
ラミア・・・字面がカーミラに似てる。
32天之御名無主:2001/03/29(木) 01:55
銀だからこそ有効、という理由は無いのかな。
ヲタ臭い知識だけど。
33Tom爺:2001/03/29(木) 22:43
黄金は輝きが変わらない(腐食しない)ので「不滅の象徴」であり、魔を退ける力
があると信じる地方が多いのですが、銀は錆びるので退魔の効果ありと考えるのは
あまり聞きません。

黄金は太陽と関係があり、銀は月と関係があるとするのは錬金術の世界ですが、
月の魔力による精神の錯乱や、そのひどい症状(狼憑き:ライカンスロピー)を
食い止める力があると考えた錬金術師もいたそうです。
34匿名希望:2001/04/03(火) 10:54
>ダンピール
ヴァンパイアと人間とのハーフ
>にんにくに弱い
にんにくの根じゃなくて、花という説も有り。(にんにくもヒメニンニクじゃないときかないとか)
>十字架に弱い
十字架自体には弱くないが、そこにこめられた信仰心に弱い、という説有り。

銀は確か魔術的か錬金術的に金より上の金属だったような。
35天之御名無主:2001/04/03(火) 17:10
たしかだけど、ヴァンパイアがにんにくに弱いとか、くいを打たれて死ぬとか、
そういうのって後になって追加されたものじゃなかったっけ?
36天之御名無主:2001/04/03(火) 18:29
僕も吸血鬼だけど、十字架も平気だよ。仏教徒だし。
にんにくも好きさ。杭を打たれたら、そりゃ痛いけど。

好みの問題じゃないの?
37天之御名無主:2001/04/04(水) 02:00
ドラキュラは?
38天之御名無主:2001/04/04(水) 10:15
>>33
銀はすぐに錆びるので,汚れが目立つ,それから不浄を許さない,という意味になったからでしょう。
>>35
にんにくは強い臭いを発するので,それからその臭いが魔除けになる,という考えのようです。
杭については,いわば死体に刺す訳ですから,剣等では刃こぼれしますので木の杭,というみたいです。
別に木の杭でなければならないという明確な理由は無いようですし,斧か何かで首を切り落とした方が有効っぽいですね。実際に,棺桶に寝ている吸血鬼の首を切り落とす目的だけの道具もあったそうです。
サンザシでなければならない,というような話は木自体が持つ魔術的効果で吸血鬼を間違いなく倒す為のついでみたいなものだと思います。
39天之御名無主:2001/04/06(金) 01:07
最近やったゲームで、吸血鬼に会った時のおまじないで
「あいつの行く手に茜とかんざしの棘がありますように」
ってのがあったんですが・・・

吸血鬼って棘に弱いモンなんですか?
40天之御名無主:2001/04/06(金) 04:46
不老不死。。。魅力的な言葉
4138:2001/04/06(金) 10:32
>>39
棘は獣等を寄せ付けない→魔除けの効果がある,というもののようです。
そこから日本に於ける柊も同じ様な思想が根源にあるようですね。
後世になるにつれて棘を持つから魔除け,ではなく魔除けの効果のみが先行し,棘については二の次になっているように思えます。
サンザシ,クマツヅラ,スイセン,アカネ,etcと,魔除けに効果のある植物はけっこうあります。
棘に吸血鬼が弱い,ではなく単純に(吸血鬼も含めて)魔物は魔除けに弱い,という事ですね。
42天之御名無主:2001/04/06(金) 16:44
面白いネタとしては、麦とかをバラ撒いておくと吸血鬼は一粒一粒
数えないと気がすまないのでその間に逃げられる、なんてーのが。
民間伝承の吸血鬼は死体は墓の中にとどまったままで霊魂だけが抜け出して
悪さをするものなんで、上の理由で麦やビーズを墓に入れたり
首の上に鎌を置いたり(起き上がると首が切れるように)したそうで。
>>23あたりからの受け売りだけど。
43:2001/04/06(金) 17:29
>>24
私も聞いたことある。
吸血鬼=疫病神説(伝染病の擬人化)に1票。
・接触・体液から伝染る。
・感染して一度寝付いた後、疫病神の側に回る
・流水・日光・ニンニクは、衛生上効果がある。
・金や銀は錆びにくい。白木も乾燥したヨーロッパでは腐りにくい。

棺桶に寝てて起きてくるってのは、伝染病にかかった病人を、
死んだと思ったらすぐ焦って棺に入れたのが早すぎて、
生き返って病原菌をまき散らしたってのは、どう?
44シン:2001/04/08(日) 03:09
>>43
おもしろいね。そうかもしれない。

今じゃ日本は火葬だけど、昔はまんま埋めてたし
諸外国じゃ、まんま棺桶埋めますから昔は結構間違って埋葬されてたようです。
棺桶の中で蘇生してしまい、当然酸欠とかで中の人間はいずれ死にますが
当然もがきます。
その音に不信感を持った人々が棺を開けてみると、中にはもがき苦しんで
かきむしったりして血まみれになった死体がある、と。
こういう所からも、吸血鬼の伝承が生まれたりしていたようです。
45なか:2001/04/09(月) 00:31
大学で吸血鬼伝承について習ったノートが残ってるんで、それを簡単に書くよ。
授業の内容はうろ覚えですが・・・。
習ったことそのまま書くので、そこは違うぞーってとこは指摘して下さい。

***フォークロア的吸血鬼の系譜***
スラブ人のアニミズム信仰(夢魔、mora、人狼、死者受肉の概念)

↓←←←地中海圏民間信仰(吸血の概念)・・・エムプーサ、ラミア等

↓←←←スラブ人のバルカン半島への移動

↓←←←ギリシャ・バルカン半島の正教会化

↓←←←ペストの流行:病魔信仰


18世紀前半 東欧バルカン地域で吸血鬼事件の頻発
1724 ぺタル・ブラゴイェヴィチ事件
1727 アルノルト・パオレ事件
18世紀後半 西欧で盛んな吸血鬼論争。吸血鬼モチーフの西欧への伝播
1797 ゲーテ「コリントの花嫁」(独)
1819 ポリドリ「吸血鬼」(英)
1897 ストーカー「ドラキュラ」(英)などなどずれてたら鬱だ・・・・・
つづきます。
46なか:2001/04/09(月) 00:32
ちょっと上のレスをひとつずつ解説
セルビア語やクロアチア語で吸血鬼はヴォルコドラークと言い、
その語義は「狼の毛皮をかぶった人間」つまり人狼です。
このことから、吸血鬼伝承は(バルカン半島に移った)スラブ系民族発祥
ということが分かると思います。

地中海的要素としては、山査子の杭もそうです(妖怪ストリガの退治に利用)
また、正教会化したバルカン半島では人狼や吸血伝承は前キリスト教的なものとして忌み嫌われます。
御存知のペストの流行による病魔信仰の広まりも、こういったタブー的要素の
ひとつとして残っていったんでしょう。

そして後世に吸血鬼事件が起こったのち、こういったタブー的要素がひとくくりになり
現代よく知られる吸血鬼のモチーフとなったのだと思われます。

吸血鬼事件について。長いのでペタル事件のさわりだけ。
「ハンガリーのキシロヴォ村の農夫ペタルは1924年9月に死亡した。
彼の死の10週間後、同じ村の9人の人間が8日間のうちに相次いで死亡したが、
その時村には、吸血鬼となったペタルによって血を吸われたためだという噂が流れた。
ペタルの墓を暴いたところ、死体は生ける者のごときであり、
村人達はその胸に杭を打ち込んだのち、焼却した」

さらにつづく
47なか:2001/04/09(月) 00:34
吸血鬼伝説はその後西欧に伝播し、18世紀末頃から
フランスやイギリスなどで小説にとりあげられます。

東欧と西欧では吸血鬼の姿は少々異なります。
東欧ではどちらかというと醜い姿。
これは人狼伝説の影響や、ギリシャ正教において遺体の不腐敗性は
不浄・異端的なものとされているためと考えられます。
逆に西欧の吸血鬼は、私たちがイメージするようなジェントルな容姿をしています。
これはカトリックにおいて、遺体の不腐敗性が浄なるもの・聖人とされるためと考えられます。

我々がイメージするような吸血鬼物語の原型は、ポリドリの「吸血鬼」(1819)でしょうか。
ここでは吸血鬼は貴族の姿をし、殺人やサギ等を犯す完全な悪として描かれています。
その後、ロマン主義の流れの中で熟成されて現代に至るって感じでしょうか。

他にも少々ネタはあるけど、これ以上はメンドウなのでオワリです。
長々とスマソでした。
48なか:2001/04/09(月) 00:36
なんか文章が変だ・・・。
45の図もうまく表示されなかったし。
鬱だけど、まあいいや。寝よう。
49天之御名無主 :2001/04/09(月) 00:40
猫が死人をまたぐと吸血鬼になっちゃうって伝承、もう出た?
5049:2001/04/09(月) 00:42
あ、吸血鬼になっちゃうのは猫ぢゃないよ、死体の方だよ。
東欧の方の伝承だったかと思うんだけど。
51なか:2001/04/09(月) 00:55
>>49
まだ出てないよ。東欧だね。
鳥が死体の上を飛ぶと・・・なんてのもあるそうな。
東欧の吸血鬼伝承についてはヴーク・カラジッチの
『セルビア語辞典』に詳しく載ってるけど、
長いのでまた今度気が向いたら書きます。

今度こそ寝よう。
52天之御名無主:2001/04/10(火) 19:34
食屍鬼というのはルーツ的には全世界的にあるものなの?
53名無しさん:2001/04/12(木) 00:10
グールってヴァンパイヤの仲間なの?
屍食や墓荒らしは普遍的だと思う。思うだけだが。
墓土だか骨を食いたくなる病気もなかったか。
54シモン・ベルモント:2001/04/13(金) 19:28
ルーマニアのトランシルヴァニア地方にある古城がある。
...ヴラド・ツェペシと呼ばれる将軍のアジトである。
当時、トルコ軍の猛威がすさまじく対応に迫られていたツェペシ将軍は
トルコ軍の捕虜などを串刺しにし、1KMにおよぶ死体の冊を築いたのである。
トルコ軍はその光景にしりごみし、みごとトランシルヴァニアの治安を
維持したのである。ルーマニアの人々は今でもツェペシ将軍の事を
”ドラクル(悪魔)”と呼ぶのである....。
55天之御名無主:2001/04/14(土) 04:45
世界中の吸血鬼の話の中では大概が女らしい。
どーせ吸われるのなら化けてでもいいから美しい女性にお願いしたい
というエロ根性丸出しなのは世界共通てことか?
だからドラキュラ伯爵はかなり特殊だとか。
56天之御名無主:2001/04/14(土) 08:20
ドラキュラ伯爵=ヴァンパイアというのも、
山田右大臣=吸血鬼というのも、本来なら同じハズなんだが
どうしてこうもイメージが違うのだ。
57シモン・ベルモントと江戸川乱歩アシッド:2001/04/14(土) 13:14
ドラクル=悪魔(ルーマニア語)
改良され英語でドラキュラ。
ブラド・ツェペシ将軍はある特定の日に身体障害者などを
城に呼び出し、殺し、その生き血をグラスにそそいで飲んだ、とも
言われている。まあヒトラーみたいな人だったんだろう。異様に
奇形児、身体障害者を懸念してたみたいだ。
58天之御名無主:2001/04/14(土) 14:06
スラブ系の吸血鬼はむしろゾンビに近い。
死者が墓から帰ってきて、家族に害をなすらしい。
暴れる、物を食べる、性交渉を強要するなどで、吸血鬼が来た家からは続けて
死者がでるという。
家に帰ってこないように、出棺時は玄関の下にトンネルを掘り、その中を通し
た。
吸血鬼は棺内で口に入るもの、自分の唇、屍衣の襟を食べるので、咀嚼音のす
る墓地の遺体は吸血鬼化したと知れる。
ヴァンパイアの語源の一つは齧る者からとの説あり。
吸血鬼との性交渉でもうけた子はダンピールと呼ばれ、唯一吸血鬼を倒せると
も必ず吸血鬼に殺され自らも吸血鬼になるとも言われる。
いずれにしても、出産時の羊膜を身につけさせる。
前者は吸血鬼を倒すお守りとして、後者は吸血鬼から身を守るお守りとして。
吸血鬼化が発覚した死体は、首をはねて股間に挟むか、杭状のものを心臓に
突き刺す。
両方行うことも、さらに焼くこともあり。
59天之御名無主:2001/04/14(土) 14:11
キリスト教におけるヴァンパイアへの恐怖は、襲われることよりも、
死後神の国に受け入れられないことである。
ヴァンパイアは死後も生前の肉体を保つが、本来死者は土に還ること
でその魂が神の国に受け入れられた証となった。
仮に何らかの理由で死体が腐敗しなかった場合、キリスト教における
悪の存在であるとされてしまう。
60神軍隊士:2001/04/14(土) 14:24
ヴァンパイアについて詳しい人はこちらにもいるよ。

 参考URL:http://www.jade.dti.ne.jp/~shingun/
61天之御名無主:2001/04/14(土) 15:26
>>49
子供の頃、キョンシーがそうやってできると読んだ覚えもあり。
62うしろの名無し太郎:2001/04/14(土) 16:43
うちのパパが昔 ばんぱいあ だったと。
ひるま寝てて夜でてゆきます。
でもきのううちのママがパパを吸ってた。
パパはうめいていた。
だからきっとママがばんぱいあだ。
63天之御名無主:2001/04/14(土) 20:35
ドラキュラとは近親相姦一家のことと伝えられたわけです。
つまり変態一家というわけですかな。
                 
             - 以 上 -
64私の名は・・・・:2001/04/14(土) 21:39
わたしは美夕。ヴァンパイア美夕。
って関係あるかな?
65天之御名無主:2001/04/14(土) 23:21
その素顔、誰も知らない。
66天之御名無主:2001/04/20(金) 05:58
>>59

死体が腐らないので「聖女」扱いしてるとこもあった気がするが
67天之御名無主:2001/04/20(金) 10:58
>>66
「聖女」に列された人の生前によるものです。
生前の行いが評価されていたため、死後も他者との差異が聖なるゆえである
と解釈されたのでしょう。
キリスト教も、時代・土地によりかなりの差があるので、ひとくくりにした
のはまずかったです。
ロシアでは逆に、腐らぬゆえに聖なりだったような気億もあります。
ちなみに59のはギリシャ正教会。
68提供:名無しさん:2001/04/20(金) 20:11
>>57
>ドラクル=悪魔(ルーマニア語)
だっけ?
先代が「ドラコ=竜」と呼ばれてて、
その息子という事でちょっと変えて「ドラクル」じゃなかった?
それにトランシルヴァニアではツェペシ公は英雄扱いだったはず。

>>66
どこぞの教会(場所忘れた)では死体がミイラ化して腐らないんで
町人みんなそこに埋葬されたがるって話あったね。
69ウロ:2001/04/21(土) 18:22
人が麦を実らせていのちをつなぐなら

我らは人で命をつなぐ

ただ我らの麦は知恵をもっている

あなどればこちらがやられる
70天之御名無主:2001/04/28(土) 00:54
銀について…
家のブリタという浄水器は、銀の殺菌性を活用してあるらしい。
銀=殺菌力、なんか関係ありません?
71天之御名無主:2001/04/28(土) 01:07
思いつきですが、銀の食器を使うのも、この関係だったりして。
72天之御名無主:2001/04/28(土) 01:32
銀は前のレスでも言われてますが錆びやすい金属です。
たとえば貴族が銀食器を使うのは
毒を盛られても銀食器が腐食するので、毒を発見しやすいからだとも言われてます。
だから不浄のイメージがあるんではないかな?
73リリス:2001/05/06(日) 13:52
ドラクル伯爵はトルコ軍の侵略から国を救った英雄なんだそうで・・・
ルーマニア文部省推薦みたいな伝記が(確か中公文庫だったと思う)出てます。
学問的には正しいんだろうけど、ちーとも面白くなかった。
残酷だったのは事実で、串刺し刑を好み、戦争でも家臣の裏切りでも機会が
あれば片っ端から串刺しにしていたのは誰も否定しないから多分ホント。

74天之御名無主:2001/05/07(月) 22:48
>>73
中公文庫の本ってこれだよね、きっと?

ニコエラ・ストイチェク『ドラキュラ伯爵 ルーマニアにおける正しい史伝』
中公文庫M389
ISBN4-12-201551-0

ジャンルとしては評伝だね。
オレは割とおもしろく読んだけど。
まぁ、感想は人それぞれだな。

図書館や古本屋で見かけたら手に取ってきてもいい本だとは思う。

巻末にヴラド・ツェペシュの年表が掲載されてる。文庫版10頁で、日付けまでの年表。
75MOS:2001/05/08(火) 17:48
唐突ですが、ヴァンパイアって不老不死なんですよね?
でも、初老のダンディーなヴァンパイアもよく描かれたりしてるじゃないですか。
じゃあ、年齢はヴァンパイアの自由な時期で止めれたりするのですかねぇ?
ご意見よろしくお願いします。
76天之御名無主:2001/05/08(火) 18:31
>>75
ホラー小説や、ゴシックロマンでよくあるのは、不死性を獲得したときの年齢で止まるって設定でしょ。
吸血されたときの肉体年齢ね。

ヴァンパイアの東欧フォークロア的なルーツは、墓地から蘇る死者なんだから、まぁいいんじゃない。
子供がヴァンパイアになれば、子供の姿で蘇るわけ。
77天之御名無主:2001/05/09(水) 15:36
ペストが原因と言うのに異存は無いけれど、狂犬病も混じってる気がするなぁ。
あれ傷つけられたら感染するし、発病したら中世レベルだったら100%死ぬだろうし。
78子熊:2001/05/09(水) 16:13
>>77
狂犬病もありかも、狼憑きっぽいが

元々の伝承では狼憑きも吸血鬼も同じような話だったような気がするね
と書こうと思ったら既出でした…>>45-47
79くるくるP:2001/05/21(月) 19:19
>>73
常に戦争の脅威にさらされる小国としては、敵国を恐れさせる必要があったのです。
わが国に攻め込んだやつらはこうなるのじゃ〜!裏切ってもこうじゃ〜!
という示威行為だったとのことです。
本人の趣味もあったかもしれませんがね。
80名無し:2001/05/21(月) 20:59
 ルーマニアって他の旧東欧共産圏(今だと中欧含むけど)から嫌われていた
らしいよね。「野蛮で残虐だから嫌だ」って言ってる人が多い。
81天之御名無主:2001/05/21(月) 21:05
ヴラド・ツェペシュの有名な逸話に「他国から来た商人」の逸話があるよね。
知ってる人多いと思うけど。

ある日、ヴラド公の領地を通過することになった旅の商人が、高価な商品を乗せた馬車の警護をツェペシュに願い出た。
しかし、ツェペシュは笑って「ここには盗みを働くような領民はいない、どこにでも好きな処に馬車を停めるがよい」と告げた。
困惑した商人だが、串刺し公の噂も聞こえており、逆らうのも剣呑と考えると、おそるおそる馬車を停め一泊した。
次の日、ヴラド公の告げた通り、馬車に盗みを働くような領民は一人もいなかった。

ヴラド・ツェペシュは厳罰主義で、配下や自領領民でも、罪を犯した者には串刺し刑を含めた厳罰で処したらしいね。
上の話は逸話だから史実性はわかんないけど。ヴラド公の一面を伝える話なのだろうとは思う。

ちなみに、この逸話、日本戦国の織田信長にも似たような話があるよね。
撃し易い面は似てると言えるだろう、とは思う。
82天之御名無主:2001/05/22(火) 02:33
>>45-47を読んで。
なんか吸血鬼って、魔女っぽいね。
民間信仰の弾圧って側面もあったんじゃないかな。
吸血鬼対策の最たるものが十字架ってのも、そこら辺が絡んでくるような気がする。
どっかで出てきた「神の国に行けない」ってのなんか特にそうっぽいね。

ヴラド公(む、本当に公か?)はコンスタンティノープルを落としたメフメトの軍勢を退けたらしい。
かなり強烈な内部統制をしなければならなかったのだろうね。
ただ直接的な脅威が去った後はその過剰統制が仇になったようだけど。
83天之御名無主:2001/05/22(火) 06:05
>>82
吸血鬼−人狼−魔女の民俗学的性質がかぶりまくっているのは定説です。
84天之御名無主:2001/05/22(火) 09:29
>>83
定説だったら、どこが一緒で、どこが違うのか要約して書きな。
ついでにソースも挙げるとなおいいぞ。
85名無しさん脚:2001/05/22(火) 10:55
自分の吸血鬼のイメージって映画のインタビューウィズバンパイアなんです。
日本の怪談でも吸血の妖怪っているけど
吸血鬼=美形のイメージって西洋だけだよね。
86くるくるP:2001/05/22(火) 11:09
>>85
それは創作の世界でどんどん美形になっちゃったんだね。
その容姿についての記録がない安倍晴明も最近では美形ってことにしてる
作品が多いしねぇ。

>>84
定説かどうかは知らないけど、よくでる説だよ。
興味があるなら調べてみよう。
8784:2001/05/22(火) 11:35
>>86
うん、興味はある。
ヴァンヴァイアと狼男の共通点、相違点は自分なりにイメーヂあるし。自分でも調べられると思うんだ。

「ヴァンパイアとWitchとに民俗的に共通点がある」って話題には関心があるな。

Witchは、魔女狩りの頃には、「悪魔と契約して下僕になった者」ってイメーヂに整理されたわけだけど、ルーツのところでは何か共通項があったのかな?

それとも、西欧のWitchと東欧のWitchに大きな違いがあるのか?とか。
(中央〜東欧の方のWitchの古態には、古スラヴや古ゲルマンの女神のイメーヂが残ってるって話はどっかで読んだ記憶があるけど)

どこに共通点があるかわかれば、どこが相違点かもわかってくるだろう、と期待。
そんな感じの関心ですね。
88天之御名無主:2001/05/29(火) 17:08
ヴァンパイアの特徴として挙げられていないものに
視線で人間を魅了する、ってのが抜けてる気がする。

女のヴァンパイアが多いってのはそのあたりからも来てるんじゃないかな?
89天之御名無主:2001/05/31(木) 15:57
面白いHPを紹介

「VAMPIRE: The Masquerade」
ttp://www1.linkclub.or.jp/~ben/rpg/vampindex.shtml

「月光の夜」
ttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/piroki/

どちらもアメリカのTRPGの紹介なのだが、
ヴァンパイアの歴史、社会等の世界観などが非常に良く出来てます。
このゲームを開発した人々はヴァンパイアの歴史や伝承についても
精通してると思います。

ナンシー・コリンズやキム・ニューマンなど多くの作家が
この世界観を元に吸血鬼小説を出しています。
90天之御名無主:2001/06/05(火) 22:51
ヴァンパイアに噛まれて自分も噛み返すとヴァンパイアになれるよ!
91天之御名無主:2001/06/06(水) 01:04
ヴァンヴァイアと狼男はどちらもリュカオントロープが
ルーツなんじゃなかった?
92天之御名無主:2001/06/23(土) 01:44
age!
93天之御名無主:2001/06/23(土) 02:06
女性の生理が月の満ち欠けと関係してるんだよ。
94天之御名無主:01/09/16 10:08
95天之御名無主:01/10/07 00:07
お父さんはドラクルでヴラドがドラキュラなんじゃなかったっけ?

あとアタシはゴシックロマンとかタンビーなのに注目したい。
吸血鬼伝承読んだら自分的に的外れでした…上記の理由により。
デブとか家畜食べるとか貧民がなるとか更にごちゃごちゃした
儀式みたいなモンとかが出てくるとなんか…ウワァ〜てなるのね…
頭悪くてスンマソン。
96天之御名無主:01/10/07 00:19
97天之御名無主:01/10/07 02:14
あげ
98天之御名無主:01/10/07 02:24
>>95



ここの過去ログをよく読みなされ。
99天之御名無主:01/10/07 22:20
銀が西洋では毒物が食べ物にもられてないか知るために使われてました。
まあ昔の話ですが・・・ある種の毒物に触れると変色、腐食といえば
いいでしょうか、きれいな銀色からくすんだ色にかわります。
そっから魔物にも効果があるというふうになったと聞きましたが。
100天之御名無主:01/10/07 23:28
ヴラド・ドラゴン公=ドラクル
ドラゴン公の息子=ドラキュラ
じゃなかったかな?

よく言う、ヴァンパイアの弱点として、
ニンニクを植えておくと家に入れない。
聖餅、聖水、十字架に弱い。
陽光、特に日の出の光を浴びると灰になる。
流れる水を渡れない<塵から生まれしものは塵に帰る、からか?
昼間、眠っている間に心臓に杭を打ち首をはねると殺せる。
完全を期すためには死体を焼いて灰を水に流す。
ただ、これだけ沢山の弱点が語られるというのは、逆に恐るべき怪物だからだという話。
実際、古い伝統を受け継ぐRPGでは吸血鬼が雑魚として出てくることはない。
ウィザードリィでもダンジョンの最深部かボスクラス<ドラゴンと同クラスの魔物。
ドラクエのように、スライムや吸血鬼が雑魚になるというのはどこで間違えられたのか…。
101天之御名無主:01/10/08 01:38
ちょっと変わるけど、まんがサイエンスにも銀と退魔効果の関連性について書いてあった。
あと、銀とにんにくにはどちらも抗菌、殺菌性があるって書いてあったけどそれは関係あんのかな。
102天之御名無主:01/10/08 03:13
ノーライフキング も吸血鬼のコトだよね。
103天之御名無主:01/10/08 06:38
スライムもある意味吸血鬼の一種かもしれん。

↑へるすぃんぐか?
104天之御名無主:01/10/08 11:45
>>103
スライムは不当に低く扱われているモンスターのひとつとしてあげた。
実際には低レベルの冒険者では歯が立たない恐るべき怪物。
とがった刃物は役に立たず、殺すには炎で焼き尽くすしかない。
ダンジョンの天井や壁に張り付いており、うっかりものが通りかかると飛びついてくる。
どんな鎧を着込んでいても隙間から入り込み酸で溶かされる。
105天之御名無主:01/10/09 00:27
95は勉強しマッスルもうちょっと…
こんなアタシにぴったりな板とかあるんですかね?
おもっきし耽美に憧れるっつか…
映画で言うとインタビューウィズヴァンパイアとか
すんません駄文…
ゲームとか良くわかんないんで
吸血鬼が雑魚な登場の仕方をするなんてちょっとびっくりしました…
きっと一括りで「モンスター」って感じになってるんでしょうか。
吸血鬼もそれなりにポピュラーな感じがしますし。
あと、噛まれたら誰でもなれるみたいな誤解があるときは
出会う確率が多いみたい>どこにでもいる
みたいな感じで雑魚っぽくなるんでしょうか。
106名無しさん@1周年:01/10/09 00:58
吸血鬼伝説に限らず、ヨーロッパでの怪物やハタモノの類は
ヨーロッパに住む諸民族に共通な「森にあるもの」に対する恐怖が
投影されているので、弱点は樹木や植物であることが多い
107天之御名無主 :01/10/09 06:31
>>104
「スライム」という名前の怪物自体はけっこう新しい(20世紀?初出はショゴスあたりかいな)が
東欧あたりにおけるヴァンパイアの姿の形容として
「血のつまった皮袋」「骨が無いグニャグニャしたもの」
などスライムを思わせる物が多い。

つーかスライムの元ネタはこれじゃないんか?
108天之御名無主:01/10/09 16:05
ぐにゃぐにゃっていったらイギリスのボーンレスもそうだな。
109天之御名無主:01/10/10 22:31
>>107
それらはヴァンパイアとは言わない。
更にスライムと結びつけるのはこじつけと思う。

>>108
ボーンレスて何?
110天之御名無主:01/10/11 00:44
ハンガリーのキシロヴォ村のペタル
111天之御名無主:01/10/11 07:31
>>109
いや、ヴァンパイアとして記述があったんだけど・・・
「ヴァンパイアと人の子には骨は無い」とか、
「ヴァンパイアはまず骨の無いグニャグニャのものになり、それから骨を備えて人のようになる」
とかヴァンパイアとの関連性は少なくともあるぞ。

スライム云々は自分の仮説だから、ま、こじつけだけど。
112天之御名無主:01/10/12 11:15
以前買ったファンタジー世界の解説書では、
高レベルの吸血鬼は服のポケットに自分の墓土を入れておけば水を渡れる、
と書いてあったな。
113サルタヒコ:01/10/12 14:56
典型的な日ユ同祖論者ですね(笑)
114天之御名無主:01/10/22 10:50
>>111
ヴァンパイア(ヴァンピール)と人の間に生まれた者はダンピールと呼ばれ,ヴァンパイアの魔力を寄せ付けない体質を備え,それが為に優れた吸血鬼狩りになるとされていますが,そういう民間伝承を考慮すると骨が無い,というのは嘘かも?
>>112
吸血鬼については,土地に縛られており,土そのものに依存するわけではない,という説がありますが,私としては映画ドラキュラのようにそれを行うのはほぼ反則かと思います。
115:01/10/22 11:42
こんなのあったよ。http://merumo.ne.jp/i/00040521.html
116天之御名無主:01/10/22 16:12
>>114
ヴァンパイアとのハーフがどうこう、なんてのは日本の漫画。
ダンピール=ヴァンパイア 発音の違い。
117天之御名無主:01/10/23 07:23
>>114
人と吸血鬼の子供についてはその「ダンピール」のような話も、骨なしが生まれるというのも両方ありますし、
骨なしが(黄泉帰った死者としての)吸血鬼そのものの姿としても語られています。
というか一つの民族的モチーフについて色々違った特徴が述べられるのはよくあることですから。

ついでに言うと、骨なし子は奇胎の一種か何かか?と思ったり。
「河童の子」も早期流産のこととか言われてたりするし。

>>116
一応「ダンピール」が吸血鬼と人間の間に生まれた子であるというのは伝承にあります。
でも「ダンピール」の語自体はヴァンパイアと同じ系列の語だそうで。
その他にも東欧の吸血鬼の名称には「人狼」や「魔女」を表す語と同じ系列のモノが有ったりして
結構複雑ですな。

もひとつ言っとくと、ファンタジー系の解説書のヴァンパイアは主にドラキュラ以後の特徴を語っているので、
東欧の民族的ヴァンパイアとはなるべく分けて考えた方がよろしい。
118天之御名無主:01/10/23 11:46
>>117の後半
「人狼」「魔女」「吸血鬼」などを表す語・・・
もしかして日本語に訳すと「妖魔」とか「妖怪」って感じになるような
広い意味の語なのだろうか?東欧の「ダンピール」って
119天之御名無主:01/10/24 07:37
>118
いや、そういう訳じゃない。
詳細はよく分からんが別系統として「人狼」「魔女」「吸血鬼」等を表す語が各々あって、
それらが微妙に民族的モチーフにかぶったりかぶらなかったりしてるということ。

例えば、伝わっている特長は「吸血鬼」適なのに名前は「人狼」を表してたり、
「吸血鬼」系の名前なのに「魔女」や「人狼」的な特徴が語られていたり。
120天之御名無主:01/10/24 21:56
そういや、日本語の「吸血鬼」って語源何なんですか?
どかの本で読んだけど、「ヴァンパイア」系の名詞は何か
「吸血鬼」(ここでいうイメージは漢字の見たままの血を吸う鬼ってことで)
てイメージじゃなかったような気がする。
121天之御名無主:01/10/25 12:29
「吸血鬼幻想」なる吸血鬼を論じた本によれば,吸血鬼の語源は実は不明確らしい。
否定前冠詞Vamと「飛ぶ」を意味するpir(だったかな?)を結びつけると「飛ばない者」を意味し,ロシア方面(記憶がおぼろげだが)のウンピールであれば全く逆の「飛ぶ者」を意味するとか。
もし機会があれば御一読をお勧めしたい。結構前に読んだのでよく覚えてなくてスマソ。
122天之御百十九主 :01/10/25 17:02
↑つか、自分が今テキストとしているのがその本です。

もひとつその本からネタ。東欧辺りのヴァンパイアと中国のキョンシー(文字わからん)には
驚くほど類似性があるそうだ。
123天之御名無主:01/10/26 02:37
既出かな?
栗原成郎の『吸血鬼伝説』もいいよ
124天之御名無主:01/10/27 01:23
出所不明なんですか…不明確であるとかそういう記述が
ありうるってことはその可能性の方が高いようですね。
フーム。今はまだ自分なりの解釈しか出ないっスね…なんか悲しいですが。
もそっと本読もう。参考ありがとうございます!
125天之御名無主 :01/10/28 02:43
質問なんですが、よく漫画等で出てくる「真祖」
って言葉。なにか元ネタがあるんですか?
それとも、単なる造語?
126天之御名無主:01/10/28 08:40
>125
もともとヴァンパイアは大地が受け付けてくれない(つまり腐らない)死体がなるもんで、
元からヴァンパイアだったとかそういうのは無かったかと。
ドラキュラ以後に広まった概念だと思うが自分はよく分からん。

よく言われる「ヴァンパイアが血を吸った者はヴァンパイアになる」という概念も
東欧のヴァンパイアではあまり見かけない。
ヴァンパイアになる死体の条件は、
@普通じゃない死に方をした者(横死、事故死、突然の病死etc)
A普通じゃない身分の者(魔術師、人狼、ジプシー、破門者、未洗礼者、異教徒etc)
等。これらの者の死体はヴァンパイアになる、もしくはなり易いと考えられ
埋葬時点で杭を打たれたり焼かれたりと予防措置がとられていたそうだ。

上記のうち「突然の病死」などについてはヴァンパイアに殺されたと考えられたこともあるし、
よって「ヴァンパイアに殺された死体もヴァンパイアになる」という発想はあったかと思われる。
(実際、死体にヴァンパイアが「兄弟よ!」と呼びかけてそれに死体が応えるという話もある)
127天之御名無主:01/10/28 14:11
>>120
日本語の「吸血鬼」の語源なら
http://www.aba.ne.jp/~riddr2/book/text014.htm
128天之御名無主:01/10/29 04:56
>126
ご意見ありがとうございます。
なるほど、やっぱり造語だったんですね。
自分でも気になって、調べてみようと思い、古書店等をうろついていたら
「吸血鬼の事典」という本を見つけました。初心者には濃すぎる本でした。
129天之御名無主:01/10/29 16:24
>128
あの本は十分初心者・初級者むけだと思うけど。
「吸血鬼幻想」「吸血鬼伝説」に比べたら。
130天之御名無主:01/11/03 07:53
>>129
吸血鬼幻想って菊地秀行のじゃないよね?

だれの?
131天之御名無主:01/11/03 14:32
>>130
そんくらい自分で調べろ
http://www.google.co.jp/
132天之御名無主:01/11/04 01:04
「ヴァンパイアと屍体」という本は面白かった。
土葬で正常に腐敗中の屍が吸血鬼(ドラキュラ以前の伝承系の方)
と思われたっていう説。
(例)
・爪や歯が伸びていた→肉が縮んだから
・肌がピンク色→表皮がはがれて真皮が出たから
・血を吸ってぱんぱんに膨れていた→腐敗してガスで膨らんでいた
・杭を刺したら世にも恐ろしい悲鳴を上げた→ガスが噴出した

>125 「真祖」って菊地秀行のヴァンパイアハンターDしか知らないけど。
133天之御名無主:01/11/04 05:56
私は、昔は、人が死んでもよく確認しないで埋めたりしてたから、実は生きていて、その人が棺を引っかいて凶相で、窒息死したり、墓から外にでちゃったりしたのが、始まりって聞いたよ。

あと、女性の吸血鬼伝説が多いっていうのは、なにかと貧血になりやすいのと、血になれてるのが原因かと

あと、月経と月の満ち欠けは偶然です。他の動物は、28周期じゃないし
134天之御名無主:01/11/04 05:58
それに人も、きっちり28日周期の娘なんて、希有だし
135 :01/11/04 08:48
吸血鬼はポルフィリン血症の患者さん。
136天之御名無主:01/11/04 12:44
上にあげといた『吸血鬼伝説』だと、死体の蘇生ってのはスラヴ信仰で、
「吸血」はギリシアからの影響だ、と結論付けていた。
137天之御名無主:01/11/09 02:23
138天之御名無主:01/11/09 16:25
>>136
オデッセウスが地獄にいったら、死者どもが血をほしがったってアレだね。
139天之御名無主:01/11/26 01:22
ttp://mentai.2ch.net/test/read.cgi/min/984066027/

吸血鬼についてもマターリ語ってみるか。
140天之御名無主:01/11/26 10:35
どっかの伯爵が元になってるんじゃなかったけ? ブラドだっけ?
141天之御名無主:01/11/26 10:57
>>140
とっくにガイシュツ
>>10以降何度もガイシュツ
142天之御名無主:01/11/27 01:05
青土社のマシュ−・バンソン著「吸血鬼の辞典」は入門用としてはかなり良いと思うよ。
てか、似たような名前の書物が多いから面倒だな、この分野(?)

ちと寂れてるのでageるか
143天之御名無主:01/11/28 15:12
「血を吸う」ということの呪術的意味についてはどのように
説明されているのでしょうか
144天之御名無主:01/12/09 00:58
なんかテストの問題みたい。>>142
145天之御名無主:01/12/09 01:19
間違えた>>143だった…
鬱だ…
ガ呪術的意味はキリスト教に隠されてんじゃないのキャ?
それ以前は丸々と太った死体から云々とか…
146天之御名無主:01/12/09 01:23
ヘルシング(ショボイけど今現在必須と思う。テレビだし)とかでは
完全にアンチキリストとかになってるけどソレはいつ頃からなのか…
ストーカーからか?
147天之御名無主:01/12/09 03:10
>>145
つーか血=命というくらいの重要性はユダヤ教までさかのぼれるんじゃないかな?
血に関しては律法もうるさい。
「心臓は取ってもいいが血を流してはならぬ」@ベニスの商人とか<ちょっと違うかも
148天之御名無主:01/12/09 03:24
血の重要性はずっと昔から気づかれていたはず
埋葬時に赤土をまいたり
149天之御名無主:01/12/09 07:38
ヴァンパイアはウイルス性の伝染病だって書いた小説はなんて名前だったけ?
確か赤血球を自分で作れなくなって外部から取り入れるしかなくなる
とかその他もろもろの設定が真に迫っていて面白かった
まぁ医学的知識がそんなにないからすんなり入り込めたんだと思うけど
150天之御名無主:01/12/10 14:24
田中芳樹が短編で書いてたな、そんな感じの小説。
151天之御名無主:01/12/10 14:39
ウェディングドレスに花束を。じゃなかった?
とっても駄作で、文章力も糞なら構成力もない。
頭痛くなったよ・・・。
152天之御名無主:01/12/10 15:26
むかし、「突撃ぱっぱら隊」という漫画でヴァンパイアが出てきたとき、他の男たちは配下にされたのに、なぜか隊長だけ洗脳されず、体から錆びが出るだけだった、というシーンがありました。
これってどういう意味だったのか、いまだにわかりません・・・。だれか、なにか思いつくことはないでしょうか。

注:その隊長はめちゃくちゃ少女趣味(外見はハゲのT1000・・・)で、自分で少女漫画を描いているという筋金入り。
  ↑これがなにか関係あるのでしょうか・・・?
153天之御名無主:01/12/11 07:21
それは単なる意味なしシュールギャグのつもりだったんじゃないのか?
154天之御名無主:01/12/11 08:58
>>143
東洋では牛耳とか血判状というのがあります
どちらも「血」を媒介とすることによって結束を強めるという
呪術的意味があると考えられています
155天之御名無主:01/12/29 00:21
寂しいんでage…
156猿飛:01/12/30 00:59
古代バビロニアの壁画に描かれた吸血鬼の絵って何でしょうか?
前にケーブルテレビで特集やってたけど見れなかった。
吸血鬼って、血液を欲しがる中毒の病気にかかった患者だという説もあるらしいね。
157天之御名無主:01/12/31 01:44
伝承によって色んなパターンの吸血鬼像があるってことは、
やっぱピンキリなんだろなぁ。
158天之御名無主:02/02/03 17:49
age
159天之御名無主:02/02/04 16:41
初心者向けなら、こんなのもあるけど、どう?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883172961/qid%3D978846618/sr%3D1-2/250-4605517-4691406
160天之御名無主:02/02/08 20:19
いつの時代かは正確には知らんが中世ぐらいに人を串刺しにすんの好きなキチ○イ領主がおったとさ。
んでその国境らへんにその串刺しにした人を晒してその様を見たその時代のブンヤが人ならざるその仕業を
見てそのキチガイ領主の事をあること無い事叩き上げてるうちにバンパイアの出来上がりって訳よ。
まあ仮説だけどねぇ
161山野野衾:02/02/08 22:57
>160
既出だそうです。
それとダンピ−ルですが、白い羊膜に包まれて生まれて来た子供の事で、白い獣や
炎に変身して吸血鬼と戦う能力を持ち、死後吸血鬼になって退治される人間の事だ
そうです。
また中世の北イタリアやリトアニアの宗教裁判ではこれらの(白い羊膜に包まれて
生まれて来た者達)が裁かれる事がありました。
最後に吸血鬼と人間の婚姻ですが、ばれたら吸血鬼はそのまま去って行く事もあれ
ば相手を殺して行く事もあるそうです。
162天之御名無主:02/02/09 02:38
>161
その辺もあやふやだ。
白い羊膜に包まれて生まれた子供はダンピールとしてバンパイアハンターの素質を持つが、
赤い羊膜に包まれて生まれた子供は必ず夭折しバンパイアとなる、とか。
163天之御名無主:02/02/09 04:57
最近のヴァンパイアは弱いね。バフィーごときにサクサク殺されてる。

そう言えば日本には吸血鬼の話が無いですね。なんで?
164天之御名無主:02/02/09 06:27
火葬だから。
165天之御名無主:02/02/09 07:57
>>163
狭義においての『吸血鬼(ヴァンパイア)』といえるものはヨーロッパや中国辺りしか確認されていない。
あと中東にも何か居たっけか・・・・・
166山野野衾:02/02/09 11:21
>163
精気を吸い取るとか直接食らう話が多いですね。酒呑童子が酒代わりに血を
飲んでいたのはあくまでも代用でしたし。
深読みすれば米の酒とあまり縁の無い山岳民の狩猟の表現ともとれますが。
ところで中国の吸血鬼といえば何でしょうか。どうもキョンシーが血を吸っ
たという具体例を記した文献が思い出せないのですが。
東南アジアは多いですね。中東のグ−ルはどちらかといえば食人鬼の様で。
167160:02/02/09 15:35
うむぅ・・・既出スマヌm(_ _)m
168天之御名無主:02/02/10 06:40
「妖怪事典」に、野衾だか衾が血を吸う、ってあったような・・・。
169天之御名無主:02/02/10 08:05
>>166
キョンシーは具体的な吸血行為よりも
その他の特徴(生人に害を成す死者、といったところ)がヴァンパイアに似ています。
170日本@名無しさん:02/02/10 12:58
>>168
野衾は人間ではなく猫の血を吸うと聞いたが・・・。

漏れ的には、ヴァンパイアは慢性ミネラル欠乏症。
血が甘く感じるのは、体内の塩気が殆ど無くなっているためだと。
天然塩食わせればいいんじゃないの?
ヴァンパイア伝説のある地域って、どうも「海」の匂いが無いような。

それから真祖「D」と言うのは「ドラキュラ」からとったというけれど、
自分はユダヤの預言者「ダニエル」だと思うぞ。
彼は血こそ吸わなかったけれど、代わりに3種類の野菜を組み合わせたジュースを食事代わりにしていた。
ヴァンパイアに匹敵するほどの妖しい容貌をしていたし。
まあ、五島勉の本からの引用だから、いくらか引いて考えてもいいか。
171天之御名無主:02/02/10 13:47
しかしあれだね、最近はヴァンパイアも暮らしやすくなったよね。
わざわざ人の血を吸わなくても献血用の血を用意すればいいし、
UVカットのクリームを塗っとけば太陽が出てても大丈夫だし。
問題は昔に比べて人間の血が不健康になってることぐらいかな?
172トレビサン:02/02/10 16:26
血は神聖であるが故神への供物とすべし。血は神聖であるが故食してはならない。
173山野野衾:02/02/10 19:04
>170
私が言うのも何ですが、神田に出て猫の血を吸っていたのを侍が切り殺した
そうです。
また「芸備今昔物語」には己斐(広島市)の茶臼山に出た野衾が侍二名を襲
ったが、おそらく血を吸おうとしたのだ、という話が収録されています。
174天之御名無主:02/02/10 19:55
野衾ってのはヒルみたいなものでしょうか?
175天之御名無主:02/02/10 21:37
>174
のぶすまはムササビの別名って説があるようです。

妖怪としては、こんな絵らしい↓
ttp://www.kinet.or.jp/feik/ehon/images/e07.jpg
176天之御名無主:02/02/11 11:11
>173
他に侍が吸血鬼を退治した伝承ってありますか?
177天之御名無主:02/02/17 01:55
age
178山野野衾:02/02/17 11:05
>173
どうもわが国の場合、家畜を食べる事が余り(完全にでは無くとも)一般的
では無かった為か、覚えが御座いません。
山間部にはあったかも知れませんがそれでは記録に残りにくかったでしょう
し、近年採集された伝承だと近代以降のものの可能性がありますから。
またキリスト教国では無い事も重要な点かと。
179天之御名無主:02/02/17 18:02
晩は嫌
180山野野衾:02/02/23 23:54
>176
178で自分に返答した愚か者が今更ながらあげさせて戴きます。
あれから調べてみたところ、日本の吸血鬼話といえば以下の様なものでした。
「今昔物語集」
ある男が妻を伴って都に来たが妻が鬼(この時代は今よりも範囲が広かった)に襲
われてしまい、夫が他の人々と密室に乱入してみると天井に血肉を吸われた皮だけ
がかけられていた。
「西鶴諸国ばなし」
ある人が「紫女」という妖怪に魅入られ、血を吸われて日に日にやせ衰えていった。
しかし最後には友人に妖怪女の正体を教えてもらって追い払い、その後もよりを戻
そうと通って来たモノを僧侶らの読経で追い払った。
「南方熊楠の随筆その他」
伊賀の方には「肉吸い」なる女の妖怪が出て体の触れた人間の血肉を吸い取るが、
火に弱く明治に出くわした郵便夫もそれで追い払った。
181天之御名無主:02/03/04 19:11
ヴァンパイアって、いまだと普通の人みたいな格好してるのが多いけど、
本場ヨーロッパのヴァンパイアって、ぶくぶくに太ってたらしいよね。
なぜなら、死体って死んでしばらくするとすごく膨らんできて、昔の人は
それを見て、生き返って吸血鬼になったもんだと思ってたらしい。

吸血鬼を倒すとき杭を刺すっていうのも、そうすると中のガスが抜けて
ブシューと萎むからなのだそうだ。
182天之御名無主:02/03/05 10:20
ハローハリネズミ見るとちょっとおもしろいかも
183天之御名無主:02/03/05 14:48
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/sf/1013684991/l50

あのー、お暇でしたらで結構ですので、このスレの人達に
細かいことをご教授お願いします。
184天之御名無主:02/03/23 02:36
なんか吸血鬼系で面白い映画無いですか。
185天之御名無主:02/05/21 03:16
なんかのマンガで「吸血鬼なので10日ぐらい食べなくても平気」ってあったんだけど、燃費はどうなってるんだろう。
186sage:02/05/21 06:14
>184 ブレイド
187天之御名無主:02/05/21 18:30
>>186
かっこいい。
sageもどき。
しかも2ヶ月前のレスに返レス。
あんたこそ、男のなかの漢だ。
188天之御名無主:02/05/27 00:08
吸血鬼幻想て種村さんの本が(・∀・)イイ!
分かりやすく面白い
189天之御名無主:02/05/27 07:01
>>185
GS美神?
190天之御名無主:02/06/01 15:06
ヴァンパイアといえばこれ。
よかったらこちらにも遊びに来てね。もちろんヴァンパイアに関する話題を振ってね
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1022904200/
191天之御名無主:02/06/04 16:38
血は吸うけれど噛み付くわけではない、という話は出てないね。
手元の本によると、噛み付くのは生気を一緒に吸い取るときのみとのこと。
通常は、毛穴から吸い出して血をすするらしい(このあたり、伝染病の症状と関連がありそう)。
もちろん、「ヴァンパイア」という言葉の定義にもよると思うけど(ちなみにこれは欧州の話)。

面白いのでageときます。
192天之御名無主:02/06/19 13:58
むかしTVで、女性がワイングラスに血のようなものを注いで飲んでいるのを
レポーターが見て泣いていたのを覚えている
193天之御名無主:02/06/20 18:50
>>152
それってオタ雑誌ガソガソだろ、恥ずかしい奴だなぁ
194天之御名無主:02/06/27 18:06
age
195天之御名無主:02/06/27 18:21
http://www.ky.xaxon.ne.jp/~mtomo/momo/pict/tomo_r00.JPG

ハアハア...フィーネたん...ウッ!!
196天之御名無主:02/06/28 20:54
なんかネット小説で面白いヴァンパイア小説ないですか
197天之御名無主:02/08/01 10:39
話題にも出てないけど月姫ってどうよ
198山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/01 12:37
日本で吸血する妖怪で今のところ判明しているもの
化け蝦蟇(山姥が蝦蟇に化けるとする土地もある)・化け蛇・紫女・野衾
結構居ますが、やはり「吸血鬼」とは異質な存在ですね。
199天之御名無主:02/08/06 15:43
>81
俺が読んだ話とちょっと違うね。
俺の方は、

最後に商人が持ち物を数えると金貨が一枚多かった。
そこで商人はヴラド公に金貨が一枚多かったことを報告した。
するとヴラドは「よく正直に申した。もし黙って私の領地を出ようと
したら、処刑するところだった」

他にも乞食を集めて豪勢な食事を食べさせた後、
「もうこの世に思い残すことはないだろう」と建物に閉じ込めて
火をつけた、とか。

まー、サドでアホに権力を持たせるとロクなことにならないという
いい見本
200山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/06 15:54
>199
寡兵で小国を守り抜いたルーマニアの英雄ですが、何か?
201天之御名無主:02/08/06 17:16
>200
でも、晩年はかなり狂っていたようだよ。
202山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/06 19:18
>201
まああの状況では人間不信になっても仕方がない。最後に信用出来たのはモ
ルダビア兵200人程だった。
203天之御名無主:02/08/08 18:40
あげ
204天之御名無主:02/08/08 20:57
子供の頃、教育テレビでブラド名君説やってて、それが定説だと思ってたよ。
205天之御名無主:02/08/09 13:27
ヴラド公の最期って、敵に囲まれて窮地に陥り
敵兵の服を奪って何とか包囲網を脱出したものの
味方を見つけてうっかりそのまま駆け寄ったため敵と間違われて殺されたそうな
哀愁…
206山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/09 16:11
>205
恨みを持っていた貴族達に待ち伏せされて・・・という話もあります。貴族
達に強制労働をさせて城を造った事もあったので納得出来る。
因みにヴラドの子孫とヴラドに虐待(?)された貴族の子孫の内一人づつが
現在東欧史の教授をやっていたりする。
207天之御名無主:02/08/13 09:31
>>197
あれはあれで好きだけど独自の吸血鬼設定が膨れ上がりすぎてて、既に吸血鬼小説じゃない(さっちんの所は例外。)
208天之御名無主:02/08/14 22:56
「セサミストリート」のカウント伯爵って、やはり吸血鬼の
「麦とかが撒かれていると、数えずにいられない」って特徴から
つくられたキャラなんだろうなぁ。

微妙にスレ違いなのでsage
209天之御名無主:02/09/01 00:50
救いage
210天之御名無主:02/09/03 22:09
日本では腐女子が好きそうな耽美イメージやアンチヒーロー的かっこよさと
サブカルチャーで大人気ですが、本来スプラッタのほうに近いイメージですね。
何故(近年の)日本人は血とか死に肯定的イメージを重ねてきたのでしょう?
211天之御名無主:02/09/04 08:01
>>210
本来はスプラッタっつーかゾンビっつーか
一番近いのは日本でいう怨霊(死体じゃないけど)とか中国のキョンシーとか。
>何故(近年の)日本人は血とか死に肯定的イメージを重ねてきたのでしょう?
そうか?
212天之御名無主:02/09/04 10:20
>210
>日本では腐女子が好きそうな耽美イメージやアンチヒーロー的かっこよさと

いやあ、これらのイメージは全部西欧の小説から来てるんじゃないかな?
ドラキュラ伯やカーミラ。二人とも貴人だよね。
こういうのから高貴で(お金持ちだから服装耽美)スマートなモンスターとして定着したのでは。
まあ日本でこういうのが受けたということはそういう感性の素地があったわけだけど。
213女性専用女性の方訪れてください:02/09/04 10:46
何度話しても、メールしても、納得はしてもらえないでしょう。意味不明ですいません!それだけ、溝は深いって事です。 二人の、人生感が違うのでしょう。
214ヴァンパイア専用ヴァンパイアの方訪れてください:02/09/04 23:24
>>213
何度話しても、メールしても、吸血はしてもらえないでしょう。意味不明ですいません!それだけ、ニンニクは臭いって事です。人間とヴァンパイアの、人生感が違うのでしょう。
215 :02/09/05 08:47

今夜の実況は こちらで

ヴァンパイア 最期の聖戦 ◆ VAMPIRES
http://live.2ch.net/test/read.cgi/endless/1031171493/
216(0^〜^):02/09/05 09:12
217天之御名無主:02/09/10 17:05
ヴァンパイアとキリスト教は切っても切れない関係にある。
キリスト教を布教していく為、土着の自然信仰などを同化していく政策がとられた。
その時に相容れない神や、その地方の怪物などはすべてキリスト教の敵として扱われた。
結果、様々な特徴と弱点を持つ怪物「ヴァンパイア」が誕生したのである。

真祖は映画「ドラキュリア」ではユダということになっていた。
銀が苦手なのもキリストを裏切った時の銀貨に由来しているとか…
>>184さんこっちも面白いですよ。B級映画だけど

218天之御名無主:02/09/11 15:08
銀について。
ヴァンパイアに対する銀の効果は、東洋錬金術からもたらされたものと聞いたことがあります。
銀イオンの抗菌作用が経験的に知られていたようで、不浄を寄せ付けぬものとして
西洋にまで広まったそうです。
銀食器や仁丹の銀箔コーティングにそれが見て取れます。

219山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/11 15:19
>218
でもローマ時代から銀食器は使用されていましたよ。理由は毒人参など
の植物性の毒に反応して黒ずむので重宝がられた為。
抗菌剤にも銀は使われていますね。
220あぼーん:あぼーん
あぼーん
221天之御名無主:02/10/25 01:18
何をあぼーんされたんだろう
222天之御名無主:02/10/25 07:55
現代ヴァンパイアが実は世の中支配してるということ
223夕涼美:02/10/25 09:43
224山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/25 12:29
>223
下の方に「65年前の復習のために蘇った」とありますが・・・大変
ですね。65年前の事を今更勉強するのは。
225223:02/10/25 12:50
>>224
あ、ほんとだ。気づかなかった(笑い
226天之御名無主:02/10/26 22:54
ポリドリの『吸血鬼』は?
耽美って印象ならこれが元祖じゃないの?
227山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/26 23:11
「ドラキュラ紀元」をご存知の方は居られないのかな。
228  :02/11/14 14:09
ブラド3世って知ってる?
229あぼーん:あぼーん
あぼーん
230天之御名無主:02/11/17 16:25
ヴァンパイアの伝承について詳しい方々、是非こちらにもどうぞ。

http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1037001427/
231山崎渉:03/01/11 03:15
(^^)
232有名なVAMPIRE:03/01/15 09:56
ドラキュラ伯爵・・・吸血鬼ドラキュラ
カーミラ・・・・・・・・吸血鬼カーミラ:レ・ファニュ
レスタト・・・・・・・・ヴァンパイア・レスタト
アルマン・・・・・・・・美青年アルマンの遍歴上、下
マリウス・・・・・・・・ブラッド&ゴールド(未)
エフィメラ・・・・・・吸血鬼エフィメラ
沙夜・・・・・・・・・・・Blood the last vampir
パンドラ・・・・・・・パンドラ、真紅の夢
美夕・・・・・・・・・・・血姫美夕
アーカード・・・・・・HELSING
アカシャ・・・・・・・・呪われし者の女王
マリアベル・・・・・・Wild Arms 2
ブレイド・・・・・・・・ブレイド

233天之御名無主:03/01/15 10:02
↑笑えるぐらい狭い知識w
234天之御名無主:03/01/16 01:27
>232
赤川次郎の神代エリカとかも入れとけyo!
どうせなら(w
235天之御名無主:03/01/16 11:33
>>234
知らねえもんYO!
「有名」ってつけてるだろ?誰でも知ってるのじゃなきゃ有名って言わないだろ?
236山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/01/16 12:15
232に挙げられているものを「誰でも知っている」とは言いがたい。
237天之御名無主:03/01/18 11:49
誰でも知ってるのって、上から3つぐらいじゃん
238天之御名無主:03/01/20 09:26
>>237
いちいち突っ込むなって。一応並べてみたまでさ!
239天之御名無主:03/01/20 09:43
>一応並べてみたまでさ!
「一応」で「誰でも知ってる」と断言ねぇ・・・クスッ。
240天之御名無主:03/01/22 09:58
>>239
すいませんね。ホホホ。今後気をつけますわ。
241天之御名無主:03/01/24 04:24
>>232
肝心のDIOとアルクェイドが入っていない時点で駄目です。
242天之御名無主:03/01/25 20:37
>>234
神代エリカって吸血鬼と人間のハーフじゃなかったっけ?
243天之御名無主:03/01/27 22:19
>241
DIOはJOJOの奇妙な冒険だよね(肉の芽萌え)。
アルクェイドってなに? 松本零二とかその辺り?

244天之御名無主:03/02/01 14:18
アルクェイドはたぶん「月姫」っていう同人ゲームのヒロイン。
あっちの世界では超メジャー。世間的にはないに等しい。

個人的にはLONG=FANGがいないのが寂しいかな。
245天之御名無主:03/02/02 01:00
ロングファングがおっけーならば、アーヴィング・ナイトウォーカーもオッケー?
(いや、ほかにもロングファングはおるかもしれないが。

スマソ、アルクェイドはマジ知らんかったよ。サンクス。
ヒロインの名前か。アルカード、アーカードのマンマじゃ拙かったン化ね。
246天之御名無主:03/02/02 01:09
アーカードといえば世間的にはもはやヒラコーのアレしかないんだろうけど、
個人的には昔めるへんめーかーが描いてたのが好きだったよ……
清らかな処女に吸血鬼が襲われまくるマンガ。
247天之御名無主:03/02/02 17:28
クトゥルー神話の“星の精”も一応はいるのでは
248天之御名無主:03/02/03 13:25
>>245
アーヴィーは吸血鬼じゃないのでNGです。吸血鬼なのはミラ=ヘルシング。
それと件の少佐を呼ぶなら「LONG=FANG」の方がより適当です。
249天之御名無主:03/02/04 19:24
>248
おお、そういやそっか。んじゃ、クリストファー・ジョーンズ主任でいかがでしゃう。

しかしいくつも名前がありやがるな、ロングファング。
ほかにもあれこれ名前の変わる吸血鬼っている?

あとガエタノって吸血鬼もいる。灰になったけど。
250天之御名無主:03/02/08 00:15
漫画ネタオケーならピエトロ・ド・ブラドーも推しとこう。

「最後に噛み付いた方が相手を支配下に置ける」からって
ツラの良い兄ちゃん同士がガブガブ噛み合いまくるとゆー
全然耽美じゃない吸血鬼バトルを描いた椎名高志はスゴイね。
251天之御名無主:03/02/08 09:23
OKじゃないですよ。。。
252天之御名無主:03/02/10 00:36
でもそれぐらいしかネタが無さそうではある。

嘆かわしいが漏れの持ってる学術的なネタはもう尽きてるので
誰か代わりに振ってくれ、学術的なやつを。
253天之御名無主:03/02/20 12:32
伝言
プッチさん、またスレ立てたら教えてください。
254天之御名無主:03/03/02 15:12
立てたみたいですよ
255山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/03/02 15:28
吸血鬼の性質に「十字路にたむろしている」とか「ばらまかれた芥子粒など
は拾わずにはいられない」とか「流れる水を渡れない」といった日本の妖怪
と同じ性質があるのは面白い。「死体を猫がまたぐと吸血鬼になる」とも。
256黒崎 歩:03/03/04 10:15
(´`)
257山崎渉:03/03/13 12:53
(^^)
258例の170:03/03/17 21:16
>>83>>84
「吸血鬼=人狼=魔女」のイメージは、

吸血鬼→悪魔と契約した人間もなるとも
人狼→中世において悪魔との契約者
魔女→いうまでもなし

といった感じかと。

>>122
僵尸(きょうし)ですな。
長じて干魃を起こす力を持ち、やがては「こう」(ケモノ偏に孔と書きます)とよばれる神通力を振るい、炎を吐き人を食らう怪物になるという。
「こう」の外見は犬に似ており、龍並みの力を誇る。その暴虐を防ぐために神仏はこの化け物を乗り物とするとか。

>>146
そのイメージは、もともとカソリック教会が東方への布教のため、吸血鬼の恐ろしさを喧伝し、そしてカソリックにはそれを退治する力がある、という話を広めたからとか。
吸血鬼の弱点の十字架や香が、東方教会のよりカソリックの物の方が効果があるとされているのもそのせいだと。
259天之御名無主:03/03/18 01:52
流れる水を渡れないとかはなんか陰陽道的な考え方だと思ったけど、
世界的なものだったのだろうか。
260天之御名無主:03/03/18 08:34
3年前のレスにレスできる民神板まんせー
261天之御名無主:03/04/17 10:25
でも、なんで魔物は流れる水を渡れないの?
262あぼーん:あぼーん
あぼーん
263山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/17 22:02
>261
要するに境界だからでしょう。橋も可。もっとも橋は異類と出会うところで
もありましたが。
264あぼーん:あぼーん
あぼーん
265GEKU:03/04/18 17:10
ヴァンパイアの故郷は木曽郡夜泣き谷(by手塚治虫)。長野県万歳!
266山崎渉:03/04/20 04:32
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
267天之御名無主:03/04/23 10:01
18禁ゲームだが
吸血殲鬼ヴェドゴニアというゲームがおもろい。

主人公「伊藤総太」はイノヴェルチという組織から逃げ出した
吸血鬼「夜魔の森の女王リァノーン」に血を吸われて
半吸血鬼「ヴェドゴニア」になってしまう。
リァノーンとイノヴェルチを追っていたヴァンパイアハンター
「フリッツ」と「モーラ」に助けられて完全な吸血鬼になるには至らなかったが
このままだと完全に吸血鬼になってしまう。
人間に戻るにはその前にリァノーンを見つけ出して狩るしかない。

主人公はヴェドゴニアに変身してイノヴェルチの
人造吸血鬼と戦うわけだが、変身の仕方が失血死てのが凄い。
1回ヴェドゴニアに変身したら完全に浸食される前に敵を殲滅して、その血を啜るしかない。
エロゲーというカテゴリーだがヘルシングやブレイドが好きな人にはお勧め。

http://www.nitroplus.co.jp/pc/vjedo/vjedo.html
268天之御名無主:03/04/24 02:54
なんでこうも吸血鬼には満月が似合うんだ・・・・?
269天之御名無主:03/04/26 06:33
なんか吸血鬼系で面白いゲームないですか?
270天之御名無主:03/04/26 08:51
前の方で銀が錆びる、錆びやすいってレスしてる人いるけど、銀は比較的錆びにくい金属のハズ。
黒く変色するのは硫化。
散々概出のツェペシュは、ブダペスト大学のヴァンベリ博士に話を聞いたブラムストーカがモデルにしただけ。
都合のいい悪役像だったんだろうね。疫病=吸血鬼とするなら、むしろ防いでいた側なんだけど。
ヴァンピール(スラブ語系):ブルガリアの伝承では死後甦って、色々悪さをする。特に血は吸わない。>>58さんのレスが詳しい。
ナハツェーラ(ドイツ):墓の中で甦生し、自分の体を食べる。ペストを起こす。九人の身内を殺すといわれる。
吸血鬼になる条件:異常な出生(羊膜とか)、異常な死、死体の異常、未洗礼での死亡、生前異能者(魔女の類)。

>>269
ちょっと古いけど、プレステのヴァンピールとかどう?
271あぼーん:あぼーん
あぼーん
272天之御名無主:03/04/26 14:08
http://www.konamityo.com/CV02/
ドラキュラゲーったらコレしかねーべ!!!
273天之御名無主:03/04/26 14:57
@心霊吸血鬼
A元素霊吸血鬼
B不死吸血鬼

まず@ですが、これは私の見たところから考えれば、
50〜100人に一人はいるのではないか、という事ですが、どういう魔物かというと、
精神体、というか『オーラ体』に外傷を有しており、常にオーラが漏れている。
そのまま放置しておくと、精神の崩壊等に至ってしまうので、他者からオーラを吸い取る必要がある。
だが、それは無意識にやってることであり、他人を傷つけるような行為ばかりとり、他者から漏れ出すオーラを吸い取る、のだそうです。

Aは、なかなか危険なタイプであり、人ではありません。
動物系の魔物に、『グレマルキン』というのがいるそうで、
その魔物はかつて魔術師の使い魔として作られた者で、魔術師が死に、エネルギーが得られないので
自分以外の生命体からエネルギーを吸収するようになったもの。だそうです。
この手の魔物は、屠殺場、処刑場などの生命エネルギーが大量に流れる場所に生息している、
との事です。また、不死吸血鬼に勝るとも劣らずの力を有しているそうです。

Bですが、これは皆さんがご存知の、人が吸血鬼えと変貌したものです。
夜に狼となって森を徘徊し、蝙蝠となって空を飛び、霧となって窓をすり抜け、
若い娘の喉下に噛付き、血液を吸い取る。
といった、ごく一般にしられているタイプですね。
274天之御名無主:03/04/26 14:57
続き>ついでに不死吸血鬼に関して3体程載っていたので、アップしておきます。

○ラミア:ギリシャ語ではエムプーサと呼ばれている吸血鬼です。
ラミアでは、下半身が蛇、上半身が妖艶な美女という魔物です。
エムプーサは、体犬、顔が美女、という魔物だそうです。
ちなみに男性を誘惑し、知らぬ間にエネルギーを吸い取るという夢魔みたいな魔物です。

○ブルコラク:バルカン半島南部からギリシャにかけて徘徊する吸血鬼で、
生者を狙う際には、相手の名前を一回呼び、返事をもらったら襲うという特殊な手段を取るそうです。
ので、ブルコラクが出没する地域では、名前を2回呼ばれてから返事をする事が風習、だそうです。

○モンペリエ:この吸血鬼はなかなか普通?ですね。
17世紀ベルギーのブルージュに住んでいた魔術師で、死後に吸血鬼と化したそうです。
極めて狡猾な性格で、生前から吸血鬼になる準備を怠らなかった、のだそうです。
モンペリエは死期を悟ると秘密の場所へ行き、死骸のありかを解らなくしたそうです。
吸血鬼になってからは、婦女子だけを寝る吸血鬼となり、婦女子を襲うだけ襲い、
そしてプッツリと消息を絶った・・・のだそうです。(いまだに退治されていないそうです)

という事でしたが、参考になったでしょうか?
275あぼーん:あぼーん
あぼーん
276天之御名無主:03/04/26 15:29
民神板というよりはオカ板的分類だね。
277山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/26 16:16
>>274
よろしければブルコラクの出典を教えていただけないでしょうか。二度
呼ばれないと返事をしなかったというのはかつての日本にもあった習慣
ですので興味があります。
278天之御名無主:03/04/26 16:37
>>277
ちょっと今手元にブルコラクがでてくる類の神話、民話はありませんねぇ〜。
とりあえず、一応調べてみます。
279278:03/04/26 16:42
出典作品、今一みつかりません(⊃д`)
マイナーな吸血鬼だったんでしょうかね?
とにかく、根性いれて調べます。
280山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/26 16:43
そうですか、残念です。
281天之御名無主:03/04/26 17:06
>>277
「一声叫び」とかですか?
282天之御名無主:03/04/26 19:18
月姫の2をやりたい。
これがヴァンパイアの印象
283あぼーん:あぼーん
あぼーん
284天之御名無主:03/04/26 20:23
日本の吸血鬼として濡れ女の話題はまだ出てないようですね。
長崎の島原、小値賀に伝わる話で、他に磯姫、海女房などとも呼ばれるようです。
海辺に赤子を抱いた全身すぶ濡れの美しい女が現れて、
赤子を旅人に抱かせている間に喉に噛みついたり、海から牛鬼が現れたりするそうです。
他に、船の上などで長い髪を巻きつかせて海に引きずり込んで血を吸ったり、とも。

血を吸われた者は早く死んだり病気になったりするそうですが
特に感染はしないようで、水の魔物(女)がたまたま血を吸う、という感じです。
285山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/04/26 22:14
>281
ええ、岐阜県の怪ですね。北九州でも聞かれたそうですが。名乗りや
呼びかけは迂闊に応じると魂を抜かれるものとされていたらしい。
だからこそ「ことのはいくさ」(戦闘前の舌戦)も存在した訳です。
>284
日本産の話は160〜190あたりにあった通りですね。襲われた時
にはとも綱を切って逃げよ、とか屋根の萱を三本抜いて持って行け、
などと言われていた。ところで血を吸う云々は子供向け妖怪図鑑以外
で見た覚えのない記述ですが出典はどちらでしょうか。
286284:03/04/28 20:40
>>285
いや、昔に子供妖怪図鑑の類を読んだ記憶がベースなんで不明です。
手元にあるのは「幽霊と妖怪の世界」 草川隆 永岡書店
に女が赤子を抱かせて喉に〜の件が載ってまして、そういうものだと思ってました
血を吸うようになったのは水木しげる以降とかなんでしょうかね。
287天之御名無主:03/04/28 20:53
「クロコダイルの涙」という現代のバンパイアが主人公の映画で
女性の血をすって殺したあと牙というか大きな爪のようなものを吐き出していたのですが
これはいったいなんなんでしょう?
何か知ってる方教えてください。
288あぼーん:あぼーん
あぼーん
289天之御名無主:03/04/29 00:34
「流れる水は渡れない」ってことは、池や湖なら渡れるのかな。
海なんかはどうなんだろう。
290天之御名無主:03/04/29 02:57
>>289
海には海流があるので渡れない。
291天之御名無主:03/05/04 02:45
さっちんさっちんさっちん
もうヴァンパイアといえばなにがなんでもさっちんしかおらぬ!!!
ハイルサチーソ
ハイルサチーソ
ハイル!
ハ イ ル! !
ハ イ ル! ! !
ハ イ ル サ チ ー ソ ! ! ! !
292天之御名無主:03/05/04 14:52
さっちんって誰だよ
マジでわかんねー
293天之御名無主:03/05/04 20:29
女子高生の吸血鬼だよ
突然吸血鬼にされて人頃しまくって
片思いの相手に殺される薄幸の吸血鬼だ
294天之御名無主:03/05/05 00:38
もういいよ
蘭世のパパで
295天之御名無主:03/05/05 02:06
美少女の吸血鬼に血を吸われて眷族の端にでも加えてもらいたいです
296天之御名無主:03/05/05 10:41
>>267
そう言えば、それの小説や漫画が出ていますね。そちらのほうは18禁ではないけど。

#残念ながら、原作のゲームは持ってません。
297天之御名無主:03/05/11 04:03
作者本人が不老不死、なんてのはよくある事なのか?

荒木飛呂彦とか。二十年前と顔変わらなすぎて怖い。むしろ若返ってる。
298天之御名無主:03/05/12 22:36
荒木は石仮面かぶったんだろ。
299天之御名無主:03/05/27 03:34
裏地が赤の黒マントが好きです。
そんなドラキュラの格好の美女に噛まれたい…
300天之御名無主:03/05/27 11:22
キリスト教系吸血鬼に関する質問なのですが、
東欧の方に「ユダの子ら」と呼ばれる吸血鬼がいたと聞くのですが、
ユダの子ら=ユダヤ人という考え方も存在すると聞き、混乱しています。
この「ユダの子ら」に関する、詳細な情報を知っている方、どうか教えてください。

あと、キリスト教ではバラの花が聖花と言う事で、吸血鬼退治に使われたという話があるんですが、
どのあたりの民間伝承でこれは出てきますか?
また、その使用法もできれば教えてください。
301あぼーん:あぼーん
あぼーん
302山崎渉:03/05/28 14:50
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
303天之御名無主:03/05/28 17:35
age
304天之御名無主:03/05/30 23:23
日本の吸血鬼というと飛縁魔とかは違うの?
305山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/30 23:38
>304
男の精血を吸い・・・とありますが、丙午にひっかけた冗談のような
ものであったようですからね。
306今田哲和:03/06/01 01:58
野球でストライークとか言っている人のこと?
307天之御名無主:03/06/07 14:03
エドガ−やアランは薔薇を食料にしてたなー。
308あぼーん:あぼーん
あぼーん
309天之御名無主:03/06/23 17:24
なぜDがでてこないのだろう?
310天之御名無主:03/06/23 17:52
だってここは民俗学神話学板。
311天之御名無主:03/06/23 19:38
いや、ジョジョの話は出てたんで、なんでかなーって。
312天之御名無主:03/06/23 23:46
SF板のヴァンパイアスレも面白いぞ。
こことは微妙にアプローチ変わってて。
313天之御名無主:03/06/25 05:30
現実の奴らは耽美なナリでもなけりゃ黒服で決めてもいない
血を求めてさまよう、地上で最も凶暴なただのケダモノだ
314天之御名無主:03/07/05 12:36
ちゅーか…人間の生命への渇望を、もっとおどろおどろしくした感じ?
特に昔なんて、戦争だの疫病だのに対する自衛手段が
今に比べては無い状態だったから
「長生きしたい」とか、そういった願いは
今よりももっと切実だったと思う。
そういった命への渇望を、どんな事をしても叶えたいっていう
人間の貪欲さが、伝承系吸血鬼の概念を生み出したようにも思えるなぁ。
オイラは。
315天之御名無主:03/07/13 00:15
>>304,305
雨月物語の「蛇性の淫」が吸血鬼みたいな感じがしました。
泉鏡花の小説に飛縁魔みたいなのが出てくるのが、あった様な気がするのですが、記憶違いかもしれません。

316天之御名無主:03/07/14 16:03
ナイトメアの語源:nightmareは一般に悪夢を意味する言葉だが、このmareは
雌馬のことではなく東ヨーロッパでバンパイアを意味する言葉から来ている。
伝承では、よみがえったバンパイアは夜間近親者の家に戻って、彼らを襲うと
され、その際バンパイアは就寝中の家族たちの首を絞めてまわった。家の者は
このため悪夢にうなされることになる。朝が来るとバンパイアは墓に帰ってい
くが、後から家族たちが墓の様子を見に来ると、やはり最近死んだ者の墓に掘
り返されたような跡があるのを発見する。死んだはずの近親者が夜な夜な家に
戻ってくるという悪夢以外のなにものでもないこの伝承からナイトメアという
言葉が生まれたのである。東ヨーロッパではバンパイアを見た者がその後数日
の間に死亡するという伝承が多くあるが、例のような体験をした結果、ショッ
クや恐慌におちいり突然死や自殺に至るという理由も考えられなくはなかろう
か。
317天之御名無主:03/07/15 13:22
夏は大変だろうな
318天之御名無主:03/07/20 12:38
民間伝承では犬歯に関する記述は少なく、
棘のついた舌で犠牲者の体を傷つけて血をすする。
(ロシア、ブルガリア、東スラブ)

というが、
既出の有名所の吸血鬼はどうやって血を吸うのか?
牙で皮膚を傷つけて、飲むのは飲みにくくはないのか??
その辺の論争もそろそろ……
まあ、映画なんかだと、見た目の麗しさが優先なんだろうが。
319天之御名無主:03/08/23 04:42
so
320天之御名無主:03/08/29 17:02
日夏の「吸血妖魅考」が出ましたね。
ちなみに、サマーズの原書はAmazonで手に入るようです。
321天之御名無主:03/08/30 21:16
吸血鬼といえばスラブ圏でつね。

クドラクの話はまだ出てませんよね?
322天之御名無主:03/10/17 23:33
質問age
レンフィールド・プレイヤーってどういうものなのでしょうか。
何かで読んだのですが(何で読んだか記憶が定かじゃない)
確か「墓を守る者、昼間の用心棒」という意味だと思いました。
レンフィールドという単語の出典が、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」
のレンフィールドだとは思うのですが。
そういうものってあるんでしょうか。
板違いだったらスマソ
323太国玉:03/10/17 23:37
アルカード alucard  イヤー
324らいらい:03/12/04 16:01
>321
クドラクってどこかで聞いたような気がするけど、出典はなんだっけ?
ケルト伝承だったかな?
325天之御名無主:03/12/04 20:49
ブタに変身するおっさんと戦った吸血鬼だよな。
イストリアの民間伝承じゃなかったか?
326天之御名無主:03/12/05 19:34
>325その通り、正確には、ユーゴスラビアの吸血鬼で、イストリア語、スロバキア語でいうヴコドラクの事。豚に変身するおっさんはクルースニクと
呼ばれるヴァンパイアハンターの事で、光と闇をそれぞれ代表し、戦う永遠のライバル。ちなみにユーゴスラビアにおいては、vukodlakとvampirとは完全に同一のものと考えられている。
両者とも黄泉より帰還する死者である。しかしイストリアやダルマティアの一部では、vukodlak[kudlak=クドラク、fudlak,merkodlak]は生きた人間で、変身能力のある呪術師と考えられている。
人狼(vukodlak)と吸血鬼(vampir)は、区別が付かないほど混交しているが、起源的には、人狼伝説のほうが古い。『スラヴ吸血鬼伝説考』より
ゆえに吸血鬼のことを考える上で、人狼との関係を無視するわけにはいかない。
吸血鬼だけの興味では、その正体の説明が付かない事が多々ある。
327らいらい:03/12/06 20:38
詳細ありがとう。
出自は覚えていなかったが、クドラクといえばクルースニクという対存在がついてまわることは記憶に残っていた。
それを知ったとき、民間伝承でもチト強引に二元論を当てはめちょる、という印象だった。
異常死がヴァンパイアに、異常出生がヴァンパイアハンターになるという傾向はあるかいな?
あと、24とか43とかを見て、昔読んだ書籍から思い出した事がある。
近世のヨーロッパやブリタニアでは、ペストの治療・看護に従事する人は呼吸マスクに香草を挿んでいた。
毒気がペストを媒介すると信じていたから、香草で毒気を中和しようという発想だった。
これを読んだ時は、吸血鬼とニンニクの関係まで頭がまわらなかった。(発想が貧困でスマソ)
香草の代表としてニンニクが抜擢され、ニンニクが吸血鬼を退けるという図式が成立したのは近世以降だろうか。
しかしマスクが普及したのが近世ということであって、考え自体は古くからあったかもしれぬ。(自己反問)

328天之御名無主:04/02/21 16:55
アルクエイド・ブリュンスタッド
329天之御名無主:04/02/22 08:35
ギリシア神話の中に足首の栓を抜いて血を抜くという
話があったかと...
330天之御名無主:04/02/22 15:30
足首の栓?人間がですか?
栓やら尻子玉やら人には色んなスイッチがあるのでつね。
331天之御名無主:04/02/22 16:15
>>329
それは青銅の巨人タロス
吸血鬼とは無関係。
332天之御名無主:04/02/22 23:37
>>331
それがメタモルフォーゼスでは、永遠の生命を与える
液体を代わりに入れたことになっていて、バンパイヤの
不老不死と関係あるのか。。。?
333天之御名無主:04/02/23 00:51
血液を抜き取ることはたぶんミイラの製法から
来ているのでは?血抜きをして、ミイラにして
永遠の生命を得るという考え?
334天之御名無主:04/02/25 22:06
先週末、ルーマニア・ワラキア地方のドォルジュ県(jud.Dolj)のマロティウ村(Marotinu de Sus)に
て、死体が歩く現象(ゾンビ)を見た人が多数報告されました。昨年12月に亡くなったトマ家(Fam.Petre Toma)
の老人が夜な夜な徘徊しているということで、村人たち協議の上で埋葬した遺体を掘り起こし、遺体の心臓を摘出して焼却。
地元警察は死体損壊の容疑で関係者を調査中です。このような事件はルーマニアの田舎では年に何回か報告されています。
事件の真偽はともかくルーマニアでは古くからの言い伝えや伝承を守る習慣が残されており、このような事件にはルーマニア正教も
介入して調査をしています。
地元テレビや新聞などでは、特異な事件として大きく取り上げています。
335天之御名無主:04/04/03 18:49
小野不由美の「屍鬼」という作品だと、液体以外消化出来ないので、仕方なく血液を吸ってるとの事。再生能力がとんで
もないので心臓などの血管系を一気に破壊するしかないのだと。神々しいもの怖い、日光に当たると火傷するし建物に入
るには招いてもらうしかない。夜目がきく事と傀儡を立てられる事と不老がとりえの弱い種族とされています。人々が信
じるものに弱いので新興宗教の集まりも怖いとの事。
336天之御名無主:04/04/03 19:54
>>334
いまだにアラブ語圏ではそんな事おきてんのか。
つか、まだ土葬なのね。
337天之御名無主:04/04/10 17:37
age
338天之御名無主:04/04/10 19:00
>336
スラブ語圏だよね…
339天之御名無主:04/04/16 00:36
>>135でも出てるけど、夜族とか言われてる夜に活動する怪物の成立に
ポルフィリン血症の患者が一役買っていたのはありえるのでは?
日中外に出ると太陽の光のせいで皮膚が爛れるから、夜しか行動しなかった、という。
それで、周りの人から、
夜にしか出歩かない→君が悪い→ひょっとすると怪物なのでは?
と思われていたかも。こういうのがたくさん集まって一連の吸血鬼になっていったのでは?
340天之御名無主:04/04/16 01:42
ポルフィリン症って先天性で生後間もなくとか幼児の頃から発症するらしい

つまり、昔なら生まれても即死ぬか、活動しても子供のうちに死んでしまうだろうから
夜に徘徊する化け物として恐れられたとはちょっと考えにくいような。

そもそも、吸血鬼の主要な要素である「普段は棺おけに入ってる死体」と全くかみ合わない。
341天之御名無主:04/04/17 02:11
吸血鬼は複数の事例が合わさって成立したと考えると、>>339のも一理あると思うな。
まさか本当に普段棺おけに入っていて、夜は人の血を吸い、十字架に弱く、霧や蝙蝠に姿を変えられる生物なんて存在しないだろうしね。
ポルフィリン症でも生き延びる確率が皆無なわけじゃないしね。
342山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/04/17 10:10
既出の筈ですが。本来は死体から抜け出して人を取り殺し、取り殺された相手
も同類に変える悪霊の類であった筈。
吸血鬼(というよりは吸気鬼)というのは横死者がなるとされた事といい、そ
れにやられた人間も同類になるとされた事といい、我が国のミサキに似ている。
343天之御名無主:04/04/20 23:04
神父さん、いますかー。いないかな。いたらオカ板へ!
344天之御名無主:04/04/23 03:32
もう2ちゃんに来てなさそうだよ。
345天之御名無主:04/04/25 16:52
>344 そうですか。。どこら辺にいるかとか知ってますか?

346天之御名無主:04/04/29 02:57
かなり前のレスだけど最近の映画(バッフィー等)において
吸血鬼が弱く描かれていると言うけどそうでもないとおもうよ。
このスレでは当たり前すぎて言及されてないけど一口に吸血鬼といっても
生まれつきの吸血鬼(マスター)と元は人間だったものがマスターに吸血されて
吸血鬼になったもの(スレイブ)がある。最近のB級映画においても簡単に
やられるのはスレイブでマスターはやはり強靱で不死に近い存在として書き分けられている。
スレイブだったものでも長く生きまたスレイブをつくることでマスターになっていくし。
吸血鬼の社会というのはピラミッドに近い構造で古いマスターほど上位で力を持っているようです。
主従関係や吸血鬼としての能力・魔力・不死性にも大差が出るのでひとくくりには出来ない
という意味で書かせていただきました。
347天之御名無主:04/07/16 19:12
ジョ−ゼフ・シェリダン・レ・ファニュ作「吸血鬼カーミラ」。
こちらの作品はブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」より先に発表されてます。
348天之御名無主:05/03/14 15:04:08
age
349天之御名無主:2005/03/25(金) 22:59:00
ヴァンパイアって朝鮮人大嫌いだろ。
350下弦:2005/03/26(土) 21:03:11
だいたいストーカーが書いた『ドラキュラ』とはルーマニア最高の英雄ヴラド・ツェペシュV世の人物像を元に、
351下弦:2005/03/26(土) 21:04:08
かつて18世紀バルカン諸島を基にヨーロッパ各地の村々で起こった吸血鬼及び屍餓鬼による事件とスラブの民間伝承に出て来る凶鳥・ストリゴイという怪物を混合させて一つの魔人を作り出したのだよ。
352天之御名無主:2005/05/13(金) 21:47:04
ヴァンパイアってヘマトフィリア(血液嗜好者)がモデルになってるんだろ?
要するに日常的に血液を経口摂取する人たちのこと。一種の病気みたいなもの
らしいけど、家族や友人、恋人などに協力してもらって定期的に血液を摂取し
ているんだって。人の血液が一番イイんだけど、そう頻繁には摂取できないか
ら、肉のパックの底に溜まった汁を飲んでしのいだりしてるらしいよ。

353天之御名無主:2005/05/17(火) 02:42:21
>>349
ヴァンパイアでなくてもな
354天之御名無主:2005/05/26(木) 00:50:18
不老不死=ヴァンパイアロード
大魔術士ワードナを常に護衛している不老不死のモンスター。
何回倒しても無限に復活する。
ヴァンパイアロードの必殺技は
Lv4ポイント分のエナジードレイン攻撃
(例:今レベル20→ヴァンパイアロードに攻撃後→レベル16)
常に手下(ヴァンパイア)を3〜8人くらい引き連れている。
手下もLv2ポイント分の
エナジードレイン攻撃能力を持っているので注意が必要。
355天之御名無主:2005/05/30(月) 23:19:24
んー、どうして民神板なのにゲームの話をしたがる人がたまに来るかな・・・
356天之御名無主:2005/05/31(火) 07:42:29
ゲームの話ならついていける人が、流れを作ろうと必死なんでぃすよ。
357天之御名無主:2005/06/03(金) 00:26:21
映画では。
マックス・シュレック
ベラ・ルゴシ
クリストファー・リー
が有名だわな。

容貌の化物さではシュレック
ハンガリー人としての正統派はルゴシ
貴族の血を引く高貴さではリー
といったところだろうか。

マックス・シュレックは「ノスフェラトゥ」以外の
情報が少ないことや異様なまでの迫力から
本当の吸血鬼だったのではという映画も撮られたな。
ベラ・ルゴシは「魔人ドラキュラ」以降の定番となり
遺言で伯爵の衣装のまま埋葬された。
クリストファー・リーの母方の家系はイタリア貴族であり
その歴史は神聖ローマ帝国まで遡る。
背が高く、彫りの深いダンディなイメージには一番合う。
358天之御名無主:2005/06/03(金) 00:56:01
あー、ノスフェラトゥって昔見た。
ムルナウ監督のモノクロ映画だったっけ?
原作のドラキュラのイメージじゃなかった覚えが。
えーと、そのあと映画でリメイクされてたような・・・
359天之御名無主:2005/06/03(金) 13:29:13
クリストファー・リーは原作のイメージに近いな
あとあれだ、レスリー・ニールセンのドラキュラは面白いな
360天之御名無主:2005/06/03(金) 14:03:56
映画はこっちにいきましょう

http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1092734854/
361天之御名無主:2005/06/03(金) 19:32:56
ノスフェラトゥはタイトルのインパクトが強すぎるのか
バンパイアの固有名がオルロックだって言うのがそんなに周知されてないな
362天之御名無主:2005/06/03(金) 22:44:33
そりゃあまあブラム・ストーカーの許可下りなかったからなぁ。
それでも未亡人に訴えられてお蔵入りになったんじゃなかったか。
363天之御名無主:2005/06/05(日) 00:26:14
日本には吸血鬼はいないね。国民性の違いかな。
364天之御名無主:2005/06/05(日) 22:16:44
キリスト教圏じゃないとなんかしっくりこないね。
あと吸血鬼の「伝染る」ってのが中世のペストやらに対する恐怖の投影でも
あるだろうし。
365天之御名無主:2005/06/06(月) 13:57:05
結局、日本人は無神論者だからな。
仏教も突き詰めていくと無神論みたいなもんだし。
366天之御名無主:2005/06/10(金) 21:37:50
磯女みたいに「血を吸う」だけの妖怪や、
朝を告げる鶏が鳴くと逃げていく鬼とかならいるけど
吸血鬼らしさってのはもっと違うところにあるんだろう

神様ですら些細な事で死ぬこの国の土壌じゃ
不死性がどうのこうのとか言ってもいまいちパッとしないし
367天之御名無主:2006/02/09(木) 22:31:56
吸血鬼になる方法は?あるのか?
368天之御名無主:2006/02/28(火) 03:55:57
「吸血鬼の心臓に打ち込んだ杭をもう一回打つとその吸血鬼は甦る」
って話を昔聞いたんだけど、詳しい事知ってる人居ませんか?
369Hiroya:2006/03/01(水) 00:21:52
NHK教育でやるらしいね
370天之御名無主:2006/03/22(水) 17:31:09
吸血鬼の体の中の構造は一体どうなってるんだろう。
ウンコとかするのか?
371天之御名無主:2006/03/27(月) 14:22:28
なんかのギャグ短編小説で、「学生の中に吸血鬼が紛れ込んだ。
ぜんぜん見つからなかったが、主人公が学生に検便させたら一人退学した。
そいつが吸血鬼だ。なぜなら血しか摂らないのでウンコが出ないから」
ってのがあったな。
372天之御名無主:2006/03/28(火) 23:58:38
道に落ちてる犬の糞をちょっと採ってくるくらいの機転は利かないものなのか
373天之御名無主:2006/05/23(火) 03:44:16
>>372
犬の糞には、人間からは検出されない寄生虫とかがいるから無理ではないかね
と、2ヶ月も前のレスにマジレス。

あれだよ、便所に潜伏して、誰かが流し損ねたンコをそっと持ちかえるしかないよ
374天之御名無主:2006/06/16(金) 12:50:39
ダンピールについて教えてもらえませんか?
生前はヴァンパイアハンターで死ぬとヴァンパイアになるって奴です。
375天之御名無主:2006/06/16(金) 16:40:29
>>374
確かヴァンパイアと人間の相の子じゃなかったかな?
ヴァンパイアの天敵的な存在だと聞いた記憶が。
376天之御名無主:2006/06/16(金) 22:30:08
******恋のおまもり******
   コレを見た人は、超超超超幸せもの★★
   @週間以内に好きな人に告白されるか、
   好きな人といいコトがあるよ・・・☆★
   でも、そのためには次のことを実行!!
 コレを読んだら、@時間以内にどこかに貼る★★
数はあなたが好きな人への想いをこめて、好きなだけ貼ってね・・・★

377天之御名無主:2006/06/16(金) 23:02:08
>367
間寛平ちゃんに血ぃ吸うてもらいなされw
378天之御名無主:2006/06/17(土) 01:32:39
ここだけの話、うちの爺ちゃんが我が家のご先祖は吸血鬼だといってた
戦国時代くらいまでは実際に生き血を吸ってたらしい
ちゃんと家宝としてその血の吸い方が記されている書物らしい
ちなみにその書物は一子相伝というのか、
主人が死期を悟ったときににその長男に渡すらしい
ちなみに、爺ちゃんは齢九十九にして朝夕ランニングを欠かさない
本家の長男の寿命は、不慮の事故、戦死を除いてみんな110をこえてる
俺も長男だが老後は血を吸うのかも
379天之御名無主:2006/06/19(月) 02:39:29
>>375
何でハーフがヴァンパイアの天敵になるんだろうな
弱点の薄いヴァンパイアならわかるが
380天之御名無主:2006/06/19(月) 12:34:44
人間の血が入ってるからじゃね 人間とヴァンパイアは敵同士だし
381天之御名無主:2006/06/22(木) 06:50:25
「7番目の息子の7番目の息子」について。
@優れたヴァンパイアハンターになれる
A死後、ヴァンパイアになる

どこかで両方読んだ気がするのですが、どちらが正解でしょう?
既出&カン違いでしたらすみません。
382天之御名無主:2006/07/09(日) 12:04:14
萩尾望都「ポーの一族」が好き。

昔、NHKのクイズ番組で西洋で
吸血鬼だったと思うけど、自分の家を訪れてきたときに、
何かやり取りがあって、それで撃退できるのだけど、
どういうやり取りだったのか、忘れてしまった。
383天之御名無主:2006/07/13(木) 20:36:48
招待しなければ家に入れないのだから
ドアを叩いても入れてやらなきゃいいんじゃないかな
384天之御名無主:2006/07/30(日) 11:36:56
相変わらず過疎だね・・・
385ティラ:2006/07/31(月) 01:38:34
このスレ始めてなんだが、
昔の論理を俺風に考えた。
ヴァンパイアの先祖は狼や犬論

なぜそう考えたか、
一つは牙、狼や犬にはするどい犬歯がある。

二つ、吸血で増殖
すなわち、かみつく、吸う。
かみつくで狂犬病に近い病気
だと思う。
その病気で狂って人を殺し、
血を吸ったように見えたか

三つ、犬、狼には
血の臭いをかぎつけ、
追いかける習性がある
確実に獲物をしとめるため
だから吸血鬼ドラキュラで、
何度も血を吸ったんじゃないか?
386ティラ:2006/07/31(月) 01:50:57
>>379
それはきっとヴァンパイアを倒そうと
恐怖の根元を取り払おうと
敵対する人間の心と、
それを可能にするヴァンパイアの能力があるから。

人間の血があるから日に当たっても
多少効力はあるからかな。
387ティラ:2006/08/03(木) 12:36:54
すまん一人でほざきすぎたw


何か暇だからなぁ、ヴァンパイアの話したいけど、ネタつきてるしw
回線切ってゴロ寝するか
388天之御名無主:2006/08/03(木) 15:28:05
ヴァンパイアは影もできないし鏡にも写らないらしい
389天之御名無主:2006/08/06(日) 09:34:10
ヴァンピールの伝承ってヴァンパイアと人間との間に子を成すとヴァンパイアの天敵になるってだけだよね?
ヴァンピールと言う存在に人格が与えられヴァンパイアを退治した話ってどっかにあんのかな
最近の作品ならいくらでもあるだろうけど古いのや伝承で
390天之御名無主:2006/08/19(土) 20:55:52
ダンピールじゃないが、スラブのクルースニク辺りはヴァンパイアの敵として有名だと思う。

関係ないけど、実在したヴァンパイアでイワン・ワシリーってのがある。
ちなみにこいつはヴァンパイア化した船で、この船に乗った人間は精気を吸われたり次々と変死したりしたらしい。
思わずゴースト/血のシャワーとかいうB級ホラーを思い出しちゃった。
391天之御名無主:2006/08/24(木) 19:08:50
あgr
392天之御名無主:2006/08/25(金) 13:14:56
>>390
実在したってどういうこっちゃ

ヴァンパイアって西洋じゃ妖怪みたいな意味なんだっけ
393天之御名無主:2006/08/25(金) 14:00:11
>>392
諸説あるが、妖怪一般をあらわすとは聞いたことがない。
394天之御名無主:2006/08/26(土) 01:33:16
江藤望里最強
395天之御名無主:2006/08/27(日) 00:20:20
ベアウルフが妖怪
396天之御名無主:2006/09/19(火) 18:04:28
人狼って要は、狂犬病がよくわかってなかった時代の話だろ。
狂犬病患者は流れる水が嫌いだし、ニンニクののような強い匂いには覚醒効果も
あるし、自己嫌悪にでも陥るんじゃね。
多少負傷しようが暴れるしな。
397天之御名無主:2006/09/19(火) 18:08:52
あげちゃった・・・後噛まれりゃ伝染するのも同じね。

つーわけでヴァンパイアの生みの親なり始祖は犬か狼で、なりたいやつは
野良犬に噛まれろ。
398天之御名無主:2006/09/20(水) 01:31:23
フィーバードリームて小説がおもしろかったな
見た目は人間と似ているけど別の生物ってやつ
399天之御名無主:2006/11/05(日) 15:56:25
細かな設定もあがってるけど、どうなのかな?
不老不死ではないが、血を吸っている限り<寿命>が無限
信仰深い者の十字架のみ弱く、そうでない者の十字架には耐えられる
負傷しても自然に治癒されるOR魔法で回復する
満月の夜は力が増幅される。
色白で美男美女。故にニンニクの臭いを嫌うだけで逃げはしない
太陽の光には弱いが、それ以外の紫外線などには耐えられる
使い魔には蝙蝠、ミニデビル、など
400天之御名無主:2006/11/05(日) 20:02:17
>>399
何ていう作品の設定?
401天之御名無主:2006/11/19(日) 14:11:57
すげえ遠いレスでアレだけど
妖怪のぶすまは
こうもり>のぶすま>やまちち
経年三段変化なやまちちは山の宿で眠っている
二人組みの旅人のどちらか片方の精気を吸い取って殺してしまう。
あとシンソだのなんだのは海外のTTRPGから借用多いよ。月姫もしかり。
もう現状はいろんな国のいろんな吸血鬼がいろいろとこねくりまわされて
合成されてわけのわからんもんになっているでそれでおkの気がする。
どれがアーキタイプかなんて事じゃなくて、どれもアーキタイプでいいとおもうし。
かっぱ、がんぎこぞう、ひょうすえ。出自は違うけど似てるもんなんて沢山いる訳だし。
402天之御名無主:2007/01/16(火) 18:52:43
ヴァンパイアってかっこいいかも
403天之御名無主:2007/01/16(火) 18:53:20
そうだな
404天之御名無主:2007/08/14(火) 08:35:10
キリストがペテンなのに、
そこから生まれたヴァンパイア伝説もサンタクロース伝説も
すべてペテンですよ。

だいたい、そんなものは、まやかしですよ。
405天之御名無主:2007/08/30(木) 17:16:10
カインを不老不死のものとして一番最初のヴァンパイアとする説があるが、
ならば何故血を吸うのかがわからないよな。
406天之御名無主:2007/08/31(金) 06:59:54
407天之御名無主:2007/08/31(金) 07:31:37
カイン=king=queen
408天之御名無主:2007/08/31(金) 13:23:24
>>404
キリストが、イエスのことを言ってるならぺてんじゃねーよ。
イエスという新興宗教の教祖は確実にいたはずだ。
409天之御名無主:2007/09/06(木) 13:31:57
>>404
発祥する元になった人物・事件・時代事情は軽視すべきじゃない
410天之御名無主:2007/09/11(火) 08:19:55
ヴァンパイアは流水に弱いとか聞いたことあるけど、どういう意味なの?
411天之御名無主:2007/09/16(日) 02:10:52
境界を越えられないってことなんじゃないの?
412天之御名無主:2007/09/18(火) 00:07:30
>>45みたいに大学で吸血鬼について講義したりするんだ
どこの大学だろう?近ければ生徒のふりして受けてみたい
でももう6年前のキジか・・・・
413天之御名無主:2007/10/07(日) 15:02:34
血=生命な考え方は古代からあると思うのだが極東圏内では血=不浄だからなのかな?
414:2008/01/14(月) 17:42:44
ヴァンパイアは存在しますか?
415天之御名無主:2008/01/18(金) 02:04:11
嗜血症だったかな? 病として血を飲みたがる人がいると何かで読んだような。
どんなメカニズムなんだろう。
416天之御名無主:2008/01/21(月) 23:16:41
鉄分不足とか
417天之御名無主:2008/01/23(水) 23:16:01
>>415
ヘマトディプシア
血液嗜好症
の事だよな
かなり前のテレビのドキュメンタリーでやってたのは
外国人のカップルの男性がそういう病で
彼女がずっと血を与えてた
418天之御名無主:2008/02/23(土) 20:19:40
俺みたいな吸血鬼フェチは存在する
好きだから調べていたらいつの間にか詳しくなってしまったよ(*´Д`)'`ァ'`ァ
俺はM系吸血鬼フェチなので
「吸血鬼になりたい(*´Д`)'`ァ'`ァ」とか「エヴァたん(*´Д`)'`ァ'`ァ」とかだけの欲望しか
持ち合わせていないのでまったくもって他人からみたら無害だが
S系吸血鬼フェチの人は他人を害したがるので危険だと思う
過去にはこういう人たちが欲望の赴くままに動いた結果
不幸にも人間のまま周囲の認識と本人の脳内だけ本物の吸血鬼になってしまったんだろう
419天之御名無主:2008/02/26(火) 22:48:59
陽光を浴びれないとか水が駄目とか、不便としか思えない部分もあるが
420天之御名無主:2008/02/27(水) 04:00:36
最近のアニメとかゲームの吸血鬼は弱点なっしんぐばっかりで萎える
421天之御名無主:2008/02/27(水) 16:04:45
デイウォーカーが量産されすぎだとは思う
本来は神の生命の法に反する代償としての超存在だったんだが
422天之御名無主:2008/02/29(金) 23:34:23
神に反する超常的存在は、悪魔・亡者・その他妖怪変化もろもろなのに、神に従う超常存在は天使1種類しかいないんだよな。
423天之御名無主:2008/03/01(土) 00:29:27
その「神」は多分、ユダヤ・キリスト教の唯一神なんだろうけど、だとすれば、発想が逆だ。
神の理法というか、この世の法則みたいなものを運営してるモノを「神」や「天使」と呼び、
その法則から外れたモノを、その外れ方で「悪魔」や「亡者」「妖怪」と呼んで区別してるんだよ。

ただ、アラビア系の伝承だと、イスラム教徒のジンとかグールとかいるだよな。
この辺イスラム教の方が寛容なのかね?

あと、インド系の神話とか仏教説話にだったら、神や仏に仕える超常存在いっぱいいるよ。
424天之御名無主:2008/03/04(火) 20:25:46
世界遺産になっている、中世ヨーロッパの建造物、ルーマニアのビエルタン要塞教会をテレビでみたことがある。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr058.html
http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/HOMPG888.HTM
http://www5f.biglobe.ne.jp/~katsumis/sub242.html

教会というより。本当に隙のない要塞で、ドイツから、専門家を移住させ、要塞教会を作ったということ。
トランシルバニア地方というのは、当時、オスマン・トルコとキリスト圏が、接する前線だったので、戦が何度もあった。
だから、キリスト教会が、動くのはわかるのだが(要塞教会ということは、キリスト教団が動いている)、実際の事情としては、それどころじゃない危険があったのである。それは内部の危険だ。

当時は、魔女狩り、異端審問の真っ只中だったわけだ。
それは、どういうことかというと、諸侯が、魔女狩りや異端狩りに名を借りて、陰謀をしかけまくるということである。しかもまともな陰謀ではなく狂っている。(破綻している)
魔女狩りや異端審問のほとんどが、でっち上げであったことは、今ではよくわかるだろう。つまり、それをしかけていた人々がいたのだ。貴族も異端の罪をでっちあげられて、殺されたりするのだ。
内部が信用できないような、狂った時代だったのである。軍事的に狂った陰謀がはびこるというのは、たとえば、トルコ軍がうろついているという噂が流れていて、しばらくしたら、近辺の村が丸ごとつぶされていた(内部の諸侯の暴走、陰謀によって)とか、そういうことである。

ドラキュラのモデルともなったヴラッド・ツェペシュ公は、トルコ軍と激しく戦った地元の領主だったようだ。
だが、バンパイアの民間伝承については、以前のスレでも書いたが、明らかに、暴走した洗脳条件付けの経験が含まれている。
→聖水(聖書)や太陽(正しい教え(論)や真実をてらすもの)を恐れる。杭を打つまで死なない(話が通りにくい)・・
このことから、この地方に、当時蔓延していた、魔女狩りと同じ、狂った陰謀勢力の浸透があったのだろうと考えられる。

内にも外にも危険が蔓延していた、たいへんな混乱があったのである。
425天之御名無主:2008/03/04(火) 20:26:49
↑政治的な陰謀が蔓延するというのは、日本の例だと、たとえば
この国のかたち〈1〉(もしかして2巻) 司馬 遼太郎
の、明治維新のあたりの政府の内側の感じとかに、そのあたりの雰囲気が書かれていた。

↑またわかりにくい文だったな・・・・・。
腐敗や陰謀の話だ、魔女狩りや異端審問もそうだ。

つまり、
番組で、トランシルバニアの要塞教会のつくりを見て、内側も信用できない危険な時代の雰囲気を感じたと言いたい。

「×以前のスレ」訂正
426天之御名無主:2008/03/12(水) 23:23:05
>>389
ってどうなんだろう、存在するのかな
427天之御名無主:2008/04/04(金) 23:46:12
かなり遅レスだが
>>420
元々弱点なんて教会が言い張ってるだけだもんな
聖画に弱いだとか日光だとか
流水を渡れないとかは、極刑である流刑、島流しがヴァンパイアに効かないとあっちゃ
面目が立たないってだけだし

網戸や豆を撒くと数を延々数えてしまう、とか非合理的な弱点は
ルーツの民間発祥の恐怖の対象が統合されていくうちに、一緒に混ざってしまったとかだろ

各地で自然発生した恐怖の対象が統合されていって、映画「吸血鬼ドラキュラ」で
一気に昇華したのがヴァンパイア…つまり、ヴァンパイアは映画から発生したと考えれば

その劇的までの魅力は映画由来であり
更に、映画という文化が生み出したのであれば、
その後生み出される様々な映画や書籍、創作で、より一層精練されてゆくというのも
何も不思議な事じゃない

ルーツである純粋な恐怖の対象は、闇夜だったり湖沼であったり薄暗い森だったり
そんなものに弱点()笑は存在しないし、無敵に近づいてもいいんじゃね
428天之御名無主:2008/04/04(金) 23:54:12
ちなみに、恐怖の対象がヴァンパイアのルーツであるなら
ヴラド・ツェペシュ公は間違いなく実在したヴァンパイアだ
ブラッディマリーとかその他もな
人の股から生まれた姿であっても、恐怖の対象に変わりは無い
429天之御名無主:2008/04/05(土) 11:18:10
>>1
タミヤから今年、発売されたオーストラリア海軍の駆逐艦でつね。
WLシリーズで新しい国の艦のラインナップが出たのは実に30年ぶり
とか。
430天之御名無主:2008/04/05(土) 11:20:26
ん?血は血税の意味って前TVでやってたような…記憶違い?
ドラ氏の特性はラテンまぁ早く言えば教会ひっ下げた伊太公ぽい気がしてしまう。つまりニンニク好きで(苦手という事が逆に出ていずれにしろ反応してしまうという点)太陽が苦手。南欧の人は昼外に出ませんよね。で宵ぱりで夜涼しくなって行動する。
これはアジアにおいても多分一緒で北方の人は大切な太陽を生かす為朝早く起きる癖ついてないかな?
大和朝廷が朝早く会議を開いたのもそういうの関係ないかな?
431天之御名無主:2008/04/05(土) 11:40:07
流れる水を渡れない、ってのは解んないけど伊太さんてゲルマン系が大きな川を越えて南下する勇気を持ってたのに比べたら、そこまでする勇気とか元気とか持ってなさそうで諦めちゃいそうなイメージが…
タリいし、ま、いいか、みたいなってこれはこじつけだな。

網戸も更に判んないが粒の数を数えるという所は商人とならんで税取り立て人の仕事のやゆのような…?
網戸が鉄製ならそれさえも巻き上げの対象になるし。

つまり作物に恵まれてる地域の人は搾取に懸命な他民族の気持ちが解らない訳じゃないが、魔物くらいに思ったとか?

でも仏教とてそうだけどいつの時代も宗教はふんとに搾取や外国人が侵入する時の手段になりうる?
432天之御名無主:2008/04/05(土) 11:52:13
また銀というとケルトの人達の方が結び付きを強く感じるが伊太さんの天敵のガリヤ人?
でも狼は北の生き者だからドラ氏が狼関連となると南の出自じゃなくなる?


日本も何かでかい宗教作成してバチカンを京都にして、逆仏教で西に侵出して儲ける工夫とか誰かしないの?

この理論でいくと神道の前もなにがしかあった筈だけどそれはどうなってんの?
あれスレ違い


トランシルて交差の意味?トルコにしろ伊にしろどちらに転んでも楽じゃない…あ〜今の日本ではないよね??
433天之御名無主:2008/04/05(土) 11:55:16
あれ?sageたはずなのにagaってる?
気のせい?

ん?スマソ?
434天之御名無主:2008/04/05(土) 17:52:18
子供の頃に見た必殺仕事人で若い侍が飾り職人に銀の小物を注文するシーンで
体調が悪い時、銀に息を吹きかけて曇るようなら毒を盛られたと分かる、という台詞があって
「へー、毒を見分けるために銀の食器ってあるんだ」と思ったんですが、これは完全に創作ですかね?
435天之御名無主:2008/04/05(土) 20:15:34
途中誰かがレスされてますが、吐く息から判明するか?についてではないのですが大体銀か金属かで毒を判別されてたようです?権力者の皆様?
象牙の箸もその為ではなかったでしょうか?

日本も戦国時代前後には当たり前になったのですか?庶民は変わらず木製箸だったのならやはり呑気な国だったという事なのでしょうか?

犬が呼気から癌患者を見つけるのと関係あるんですかね?吹きかけて判明するのは?
なるべく毒は盛られたくないものです。。
436天之御名無主:2008/04/05(土) 21:38:44
ちょっと調べてみたところ、銀は硫化ガス(硫黄ガス)や塩素、ヒ素なんかと化学反応を起こして変色するんだそうな。
つまり、銀食器が変色すれば、毒物が食べ物の中に含まれていれるということになる。
この判別法は洋の東西を問わず知られてたらしく、日本や中国でも、毒見用の銀箸ってのが使われてたそうな。
(詳しいことは、銀製品を扱ってるサイトの”お手入れに”関するページとかを参照してくれ)

>>434の例だと、毒を食った後で使うつもりらしいんだが、それよりは、素直に銀の箸か爪楊枝でも使った方が安心だろうな。
(出先で食事をするから自前の箸が使えないとか、疑ってることがばれるとまずいとか、なんかの事情があったのかね?)


>>435があげた『象牙の箸』も、毒に反応して変色したり、ひびが入ったりすると考えられていたらしいが、
こっちは、化学反応なのか、ただの俗説なのかはわからんかった。

>>日本も戦国時代前後には当たり前になったのですか?
日本で銀箸が使われるようになったのがいつ頃かは知らんが、戦国武将の持ち物の中にはあったらしい。

>>庶民は変わらず木製箸だったのならやはり呑気な国だったという事なのでしょうか?
根本的に、銀や象牙の箸が庶民に普及するような物だと思えるか? 庶民が毒殺を恐れてたとも思えんし。
(食中毒は怖かったかも知れんが、そっちは、おばあちゃんの知恵袋とかで解決してそうだし)
437434:2008/04/05(土) 22:11:53
>>435
おっ、やはり銀の食器は理にかなった物なんですね。
>>436
>出先で食事をするから自前の箸が使えないとか、疑ってることがばれるとまずいとか、
>なんかの事情があったのかね?
劇中では真剣に毒殺される心配をしていた訳ではなく、一人前の侍はこういう物で
常に用心をしている、というのが若い侍の間で流行ってるって感じに描かれていました。
438天之御名無主:2008/04/05(土) 22:28:06
>庶民が銀や象牙…
え〜、でも韓国料理屋に行くと必ず金属製の食器じゃありません?あれは宮廷を模しての事?銀ではないにしても金属にした理由は何だったのでしょう。料理が冷めない為?

日本では高級な料理屋だって金属出てきませんよね。これでは殺され放題じゃないですか?だいじょび?

象牙は中国ではなかったでしょうか。もしや南で普及してて?北は銀を好んだとか?

私自身は木の食器でやってこれたこの国を凄いと思っています(逆に薬草に反応?)。希望としては戦国武将のみ金属系であって欲しいのですがどうですかね?
そもそも帯刀って!?
439436:2008/04/05(土) 22:32:04
蛇足.1
純度の高い銀は、空気中の化学物質にも敏感に反応して「黒ずむ」ため、
常にピカピカの銀食器が用意されているということは、
その家の使用人の勤勉さや優秀さのアピールでもあったらしい。

蛇足.2
中国の毒見方のなかには、酒を松明や蝋燭の火に注いで、炎色反応を見るというのもあったらしい。


で、いい加減話題がそれすぎだと思うので、強引に戻しておこう。

林檎や砂糖などの飼料に飽きると馬が吸血鬼化するとか、
クリスマスの後、十日以上放置されたスイカやメロン、カボチャには血痕のような斑点が浮かんで、暴れるようになる
なんていう情報があるんだが、これってちゃんと歴史のある伝承なのかな?
あまりにふざけた感じなんで、いま一つ信用できんのだが……。

ちなみに、情報源は新紀元社の『ヴァンパイア―吸血鬼伝説の系譜』と青土社の『吸血鬼の事典』
440436:2008/04/05(土) 23:53:24
>>438
>>韓国料理屋〜あれは宮廷を模しての事?
いくつか理由があるみたいだけど、基本的にはその通りみたい。
それも、料理が冷めないためとか、庶民が毒殺を恐れてとかの理由があるのではなく、
ただ単純に庶民が富裕層のマネをしたのがはじまりらしい。
(富裕層が銀箸を使ってたのは、もちろん毒見のため)
詳しいことは、下記参照
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112913821
ttp://q.hatena.ne.jp/mobile/1116064763

で、日本で(というか、韓国・朝鮮以外の地域で)金属箸が普及しなかったのは、
これらの理由がなかったからだろうな。
高級料亭で使わないのも、単純にそれを使う文化がないからだろう。
中華料理屋やベトナム料理屋でも金属箸を使ってるイメージはないし。

>>これでは殺され放題
歴史がそうでなかった以上、それほど問題ではなかったんだろうな。
おれも毒と毒殺の歴史について詳しいわけじゃないんで、あとは自分で調べてくれ。


蛇足.3
中国には贅を尽くした飲食をすることを『象箸玉杯(ぞうちょぎょくはい)』と呼ぶそうな。
由来は韓非子。
441天之御名無主:2008/04/06(日) 16:41:18
>>439
それなんてアタック・オブ・キラートマトwwww

さておきだが、
その伝承、手持ちの本に載ってたと思うんだけど、本の樹海に埋もれて見っからねぇ
「吸血鬼伝承―「生ける死体」の民俗学」だったと思う。

確か、カボチャやスイカが吸血鬼になるのは、ロマ、ジプシー間に伝わってる話。
対処法は、冷水につけて箒でぶっ叩けばおkだったような…

馬がそんな理由で吸血鬼化は初耳です。
442天之御名無主:2008/04/06(日) 20:19:50
あったー

平賀英一朗 著 「吸血鬼伝承―「生ける死体」の民俗学」 中公新書

周囲に染まり、なお染まらず―ジプシー

 十日以上しまっておくと、またはクリスマスを過ぎるまでしまっておくと、
ぶるぶる音を立てて震えだす。
スイカに血痕が見えれば、それは「吸血鬼」になるという。
カボチャやスイカの「吸血鬼」は湯に入れて箒で強く洗い、捨てるとよい。
箒は焼いてしまう。

著者が典拠にした文献が英文だったらしく、原文にvampireとあるので機械的に
「吸血鬼」と置き換えたが、翻訳による混乱だろう、と著者自身も述べてます。


ジプシーの吸血鬼に相当するに言葉は「ljugat」
アルバニア語の吸血鬼の名称「lugat(ルガト)」をそのまま受け入れて使っている形。

またジプシーには、
「mullo(ムッロ)」という単語があり、亡霊を意味する言葉だが、その周辺現象も含まれる。
他民族からの借用語にも、その感覚が転用されているのだろう、との見解でした。
443436=439:2008/04/06(日) 21:56:00
なるほど。ジプシーの伝承でしたか。

アルバニアのルガトは、人の生き血や精気を吸う悪霊・妖怪の類でですよね。
憶測ですが、参考文献の「vampire」が(和訳の際に「vampire」を「吸血鬼」と訳したのと同じように)
「ljugat」や「lugat」を分かりやすい言葉に置き換えたものだとすれば、
「カボチャの吸血鬼」というよりは、「カボチャのお化け」とか、「妖怪カボチャ」みたいなイメージの方が
原意に近いかもしれませんね。

なんにせよ、情報提供感謝です。
444天之御名無主:2008/04/07(月) 23:33:13
>>440さんレスどうも!
スレチになるので書くのをためらいましたがご紹介先見て来ました。移動時壊れないようキムチに負けないよう、納得です。

でも納得できない点が一つ。半島の人が上の人の真似をしたのに何故この国の人は、せめて料理店だけでもその文化を真似しなかったのか?銀が無理なら他でごまかす工夫もあったのに…?

過去帳作成ももっと多くの人がトライしなかった理由とは?不安感の少なさ?

ってスレチ〜
445天之御名無主:2008/04/08(火) 23:58:30
日本でやんごとない方が使う食器といえば漆器であり塗り箸だからじゃないのかい
446天之御名無主:2008/04/09(水) 17:57:43
うーん、じゃやんごとなき人は毒を恐れる必要がなかったの?塗りでも変化が判ったの?
では戦国武士の方が積極的に半島てか大陸基準を取り入れていたって事?
そして庶民に武士は関係なくやんごとない人の生活の方が身近だったの?(どうやって暮らしぶりを知る事できたの?)


良く見たら箸って竹冠なんですね。集めるって意味らしいけど…集めにくいし。。(スレ主さんスマセン)
447天之御名無主:2008/04/09(水) 21:27:30
>>446
なんかもう、完全にスレ違いだぞアンタ。
箸と毒見の関係でも、金属箸の分布でもいいが、
そんなもんは、大陸・半島文化か食文化を扱ってるスレで聞いてくれ。

2chのなかで見つからないなら、ほかの掲示板で聞くなり、
図書館で資料を探すなりしろ。

自分が何を知りたいのかわかってるなら、ここじゃなくても調べられるだろ?



で、他の話題がないのもなんなんで、俺の疑問を書き込んどく
”吸血鬼はばらまかれた麦や豆、網のなんかの結び目をみると数えないと気が済まない”
っていう伝承があるんだけど、これってなんか由来があるのかね?
単なる魔よけとかを吸血鬼にも適用してるだけ?
448天之御名無主:2008/04/09(水) 22:51:48
日本にも似た伝承があった気がする。
先史時代から「魔除け」一般に使われていたんだろう
449天之御名無主:2008/04/09(水) 23:32:14
豆だの種だのは生命の象徴たから、死の象徴たる亡者を防ぐとか。
450天之御名無主:2008/04/10(木) 12:16:01
>>447さん
スレチは存じ上げております。
私が訴えたかったのはむしろ皆がある程度の説明や伝承で納得できてる事の不思議です?
それは毒だの大陸だのの話題に限定されているわけではありません。
451天之御名無主:2008/04/10(木) 13:40:12
忘れてました>445さんレスありがとう。
452天之御名無主:2008/05/04(日) 18:21:52
=停止中= =停止中= =停止中=
453天之御名無主:2008/06/08(日) 17:12:46
ヴァンパイア映画やアニメ好きな方いますか?
454天之御名無主:2008/06/08(日) 17:16:57
美女のヴァンパイアなら血吸われてもいいな
455天之御名無主:2008/06/08(日) 17:34:16
>>454
気に入られなければそのまま出血死だが
456天之御名無主:2008/06/08(日) 23:13:39
吸血鬼映画を語るスレPart2
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/movie/1092734854/
457天之御名無主:2008/07/19(土) 13:13:52
恐水症・光に対する過剰反応・伝染性・狼(犬)との関係性
ここら辺はまんま狂犬病だな
458天之御名無主:2008/07/19(土) 17:35:35
ベースは歩き回る膨れた死体で弱点や感染性は狂犬病
月との関係は大元の狼男からか?
血を啜るイメージや体を霧に変える能力はどっから来たんだろう?
459天之御名無主:2008/07/27(日) 20:26:39
吸血鬼の知名度を競った場合、NO.1はドラキュラ確定として、2番目は誰だろう?
個人的にはカーミラだったらいいなぁと思うんだけど、映画化にあまり恵まれてないから微妙かな
有名さだけで競えば、やっぱ映画が一番知名度を上げるにはいい手段だし
漫画やゲームはマニアックな層だけで、小説の場合でも吸血鬼物となると読む人はその手の小説が好きな人ばかりだろうし

ノスフェラトゥなら有名かなと思ったが、オルロックって名前は過去ログ見るとあまり知られてないようだな
460天之御名無主:2008/07/27(日) 22:59:28
まあオルロックという名前じたいはG=ヒコロウが漫画の主人公に使ったからある程度のオタクは知ってるだろうけど
それイコール「ノスフェラトゥ」って連想されないかもな
461天之御名無主:2008/07/30(水) 04:09:58
悪魔城ドラキュラシリーズだとカーミラもオルロックも登場してたはず
鞭で吸血鬼と戦ってるのってベルモンド一族だけ?インディ・ジョーンズの影響でも受けたんかな

吸血鬼の殺し方といったらやっぱ首刎ねて心臓ぶっ刺して火葬してだよな
灰にして川に流すとかもいいけど、そこまでしないと復活するってのは厨性能すぎてちょっと苦手だ
462天之御名無主:2008/08/28(木) 01:34:53
逆だ

絶対復活しないように、人間はそこまでするんだよ
十字路に灰をまくってのも多くの人間に踏み躙らせて跡形も無くするため

今なら原子の炎で焼くなり太陽に放りこむなりしても構わん
463sage:2008/09/02(火) 00:06:55
なんていうか・・・えらい長寿なスレだなw
もう七年越しの議論スレか

そういやードラキュラにとって日光はそこまで弱点というわけじゃないってのは
あまり知られてないよね。
原典中で普通に昼間に野良仕事してるトコ読んで吹いたわw
464天之御名無主:2008/09/03(水) 09:17:10
日光を浴びるだけで灰になるのは、映画「ノスフェラトゥ」の影響…、なんてのはさんざん既出だけど、
実は、最古典であるポリドリの「吸血鬼」でも、(直接的でないものの)日を浴びて滅びを迎えたというような
書き方をされてはいるんだよな。

つーか、ストーカーの「ドラキュラ」は、小説の形式上の問題で伯爵の心理描写がない上に行動が割と力押しゴリ押しなんで、
貴族的なイメージより、化け物なイメージの方が強いんだよな。
465天之御名無主:2008/09/07(日) 14:55:36
私が好きなヴァンパイアはブラッディ・ドラクル・ヴァンピールかな。(ダンピールだけどさ。)
セーラームーンのミュージカルに出てたキャラクター。キャストも好き。
466天之御名無主:2008/09/11(木) 13:19:21
ヴァンパイアにとって日光が致命的じゃないなんて初耳だ。
最近の創作に登場するヴァンパイアは、日光が苦手なだけ、もしくは全く効果がないといったように弱点がない状態が多いのでつまらないと思っていたんだが、俺が無知なだけだったとはorz
467天之御名無主:2008/09/11(木) 23:14:17
ヾ(゜я゜)ゞ ガオー 血吸っちゃうよ〜
468天之御名無主:2008/09/15(月) 08:21:53
ヴァンパイア好きな人ってハロウィンって聞くとテンションなんかあがりませんか?自分だけ?
469天之御名無主:2008/09/15(月) 18:43:21
最強のヴァンパイアはやっぱ全ヴァンプの始祖にして最古の純ヴァンパイアマスター

ドラクルことヴラド・ツェペシことユダ様だろう

なんせドラキュラって個体名なのにヴァンパイアという言葉より有名だしw

単なる吸血鬼というよりむしろ半分神に近い存在じゃないかとおもうけど。
470天之御名無主:2008/09/15(月) 20:51:49
>>469
ヴラド公=ユダって、映画『ドラキュリア』設定だけじゃなくて説があるの?
生き血風呂好きな、エリザベートとフランスの赤髭?青髭もヴァンパイアマスター扱いだね。孔雀王だけどW
471天之御名無主:2008/09/15(月) 22:32:52
>>469
ドラクルとツェペシュは別人だよ。
竜公ドラクルの息子が串刺し公ツェペシュ。
別名のドラクラ、英語読みドラキュラは、本来ドラクルの息子という意味だが、
ドラクル=竜には悪魔という意味もあるので、「悪魔の申し子」という意味も兼ねている。
472天之御名無主:2008/09/16(火) 00:31:03
>>469
ええと?
史実とフィクション混同してるみたいだが、全ヴァンプの始祖っつーのはどっから?
473天之御名無主:2008/09/16(火) 04:23:03
ポルフィリン症は先天性のものだけじゃないよ。
晩発性皮膚ポルフィリン症は日光による皮膚の色素沈着やびらん等を引き起こすし、
顔面が多毛になることもある。
発症原因は長期飲酒、肝がん、全身性エリテマトーデス、肝炎(B、C型)、HIV感染、
薬剤(エストロゲン薬)、鉄剤の投与(鉄は酵素を阻害する)などで、
家族性(原因不明)のものと孤発性のものとがある。
治療法は瀉血療法とか鉄キレート剤(蓄積された過剰な鉄を除去する)など。
474天之御名無主:2008/09/16(火) 06:37:04
>>472
小説では、1番最初だからじゃない?伝承はずっと前からあるんだよね?
475天之御名無主:2008/09/16(火) 08:10:09
ドラキュラは最初の吸血鬼小説でもないぞ?
ただ、個人名が独り歩きして有名になってるだけで

あと、この手の『最古の吸血鬼』ネタなら、
個人的には『最初の殺人者』にして『神に呪われた者』であるカインを推したい

彼の者を害するものに、七倍の呪いを与えん
476天之御名無主:2008/09/16(火) 15:42:15
え?カインって、吸血鬼なの?聖書にあるの?
477天之御名無主:2008/09/16(火) 17:40:42
ないよ。ネタとしては面白いがなー
478天之御名無主:2008/09/16(火) 18:24:08
わかった、神が吸血鬼でいいじゃん。
479天之御名無主:2008/09/16(火) 23:14:33
>>474
吸血鬼ドラキュラ ブラム・ストーカー 1897年  原題 『Dracula』

吸血鬼 ジョン・ポリドリ 1819年 原題 『Vampyre』

父親がヴラド2世ドラクル=竜公、悪魔公
ヴラド3世ツェペシュ=串刺し公

Dracula(ドラキュラ)は
現地の言葉でaが〜の息子という意味だからDracul-aでドラクレア(英:ドラキュラ)
ということ。

ドラキュラ=ヴァンパイア(吸血鬼)の意味を持つようになったのは、ストーカーの
小説が発表されてから。
今でこそ観光ツアーもあったりするが、吸血鬼ブームが逆輸入されるまでは、
(゚Д゚ )ハァ?うちの昔の王様が吸血鬼???っていうか吸血鬼ってナニ???
(もともと吸血鬼の伝承、概念がない)みたいなもんだったらし。

ちなみに、吸血鬼小説の最初は『死者よ目覚めるなかれ』 ヨハン・ルートヴィヒ・ティエック
1800年 邦訳未 か?
480天之御名無主:2008/09/17(水) 09:43:53
>>うちの昔の王様が吸血鬼???
当地じゃあ、オスマントルコと果敢に戦った英雄王だからな。
今は、すっかり観光源にしてるけど、「ヴラド公は化け物なんかじゃありません」っていう説明はきちんとしてるぞ。
で、いまだに、観光客が最初にびっくりするポイントらしい。

>>吸血鬼ってナニ???
これは別に「吸血鬼」に相当する怪物の概念がなかったってわけじゃなく、
(現にストリゴイやノスフェラトゥという名称はルーマニア周辺で使われてた言葉な訳で)
「Vampire」という単語が理解できんかったというだけのことらしいそ。

ま、吸血鬼の話しをするときには、「吸血鬼」・「ヴァンパイア」と「その他、地域ごとの名称」に気をつけましょうということだな。
481天之御名無主:2008/09/18(木) 06:59:50
すまん
トランシルバニアには、吸血鬼伝承が無いってものの本にあったんで…

トランシルバニアで注意しなければならないのは、ここに住むハンガリー人
やトランシルバニア・ザクセン人の間には「吸血鬼」伝承が無いことだ。
人狼の一種pricoliciの方は同じ名前で入り込んでいるけれども。 『吸血鬼伝承 平賀英一朗』

まだまだ情報の追求不足でした。
長くハンガリー王国の一部で支配層はハンガリー人とか。
生地はトランシルバニアだけど、ハンガリー王に幽閉されちゃったりしてるしなぁ…
482天之御名無主:2008/09/19(金) 01:47:13
ルーマニア全体で見ると、吸血鬼に類する伝承は一杯あるんだな。
(ストリゴイ、ヴルコラク、プリコリチ、ノスフェラトets)

調べた限りでは、トランシルバニアは、

(ストーカーの小説ん中に出てきたドラキュラ城のモデルの
ブラン城あり。観光名所。でも実際は短期間しかツェペシュは滞在してない。
ワラキアにあるポエナリ城が本当の本拠地)

ハンガリー支配、ドイツ人移住(ザクセン人と呼ばれるようになる。
1437年にマジャル人、ザクセン人、セーケイ人のみが民族として公認され、ルーマニア人は否認されたり)

裕福な支配層(ハンガリー人とかザクセン)に聞くと吸血鬼を知らなくて、農民(ルーマニア人)なら吸血鬼類の伝承を
もってるって感じみたいだ。
483天之御名無主:2008/10/04(土) 13:14:02
ヴラド公と違って、名前忘れたけどハンガリーの貴族女性は処女の血を風呂で浴びたりしてたね。エリザベートだっけ?
484天之御名無主:2008/10/06(月) 12:25:15
エリザベート・バートリだね
485天之御名無主:2008/10/06(月) 20:05:57
>>484
その通り
486天之御名無主:2008/10/06(月) 20:16:34
ハンガリーは東洋と同じで姓が前に来るからバートリ・エリザベトだと前に何かの本で見た
487天之御名無主:2008/10/06(月) 21:43:21
例外はあれど東洋は姓が前で西洋は後なのは何故か?
488天之御名無主:2008/10/06(月) 22:18:17
>>486
Wikipediaによると、
「エリザベート・バートリ」がドイツ語形で、英語形だと「エリザベス・バソリー」
マジャール語(ハンガリー語)形が「バートリ・エルジェーベト」だそうな。

489天之御名無主:2008/10/06(月) 22:24:33
>>488
そうか、ウィキに掲載されてるのか
まあそりゃそうだよね
でもエリザベート・バートリがウィキに載ってるのってちょっと新鮮に感じる
490天之御名無主:2008/10/07(火) 20:05:27
エリザベートが出てきたのならジル・ド・レもあり?
491天之御名無主:2008/10/07(火) 20:22:45
あと、有名どころだと、
”デュッセルドルフ の吸血鬼”ペーター・キュルテン
”ハノーヴァーの吸血鬼”フリッツ・ハールマン
”ロンドンの吸血鬼”ジョン・ヘイ
くらいかな?

他に「吸血鬼」と呼ばれた歴史上の人物ってどのくらいいるんかね?
492天之御名無主:2008/10/13(月) 21:52:36
イヴの正体がエヴァ=リリスで、リリスは本来フクロウの女神(モリフクロウを女神として擬人化したもの)であったが、ストリュクス(ストリガ)と呼ばれる吸血鬼に格下げされた。
ラミア(眼鏡をかけた女吸血鬼ラミィの語源)と同一視される。
>>482の言及するストリゴイ(正しくはストリゴイィ)は当にストリュクスを指している(語源はstri=啜る)
493天之御名無主:2008/10/13(月) 22:39:01
>>492
その説面白ぇ。初耳。
出典ドコ?
ただ、イヴとエヴァは読み方違うだけで同一。
リリスはイヴより前の、アダムの一番目の妻じゃなかったっけ?
エヴァ≠リリス
494天之御名無主:2008/10/13(月) 22:48:26
>>493
アダムの妻だってのは中世から言われるようになったらすぃよ
あとリリスは元々夜の妖怪で、伝播するときに女神になった
495天之御名無主:2008/10/14(火) 00:11:07
とりあえずぐぐってみた。

ギルガメシュ叙事詩:妖怪的なもの
→1000年後バビロニアの悪魔学から。リルと呼ばれる吸血鬼的な精霊

→旧約聖書、イザヤ書の中で言及される
リリスはバビロン捕囚によってユダヤ人たちの間に知られるようになった。
イザヤ書の成立は前6世紀ごろで、この時期はバビロニアの妖怪リリトゥが言及されている時期と一致している。

ユダヤの伝承
より初期のヘブライ神話に存在?
新生男児の割礼のとき、リリンから守るために首のまわりに3つの天使の名前が書かれた護符(後述)を置くという風習。

タルムード
6世紀ごろ成立(モーセが伝えた、現代のユダヤ教の主要教派のほとんどが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基)
リリスは長い髪と翼を持つ。男たらし。

創世記
「神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女にかたどって創造された」
(アダムの肋骨からエヴァが誕生する前の節である)は、アダムにはエヴァ以前に妻がいたということだ、と信じられることがある。

リリスがアダムの最初の妻であるとした中世の文献は『ベン・シラのアルファベット』で、8世紀から11世紀ごろにかけて執筆された(著者不詳)。

まとめると、バビロニアからユダヤに伝わって聖書に現れて、なんでか知らんがベン・シラでアダムの一番目の妻っていうことにされちゃったと。
(ベン・シラのアルファベットの背景と目的はよくわかっていない)
496天之御名無主:2008/10/14(火) 00:22:51
リリスの元ネタは、魔神パズズの妻ラマシュトゥだよね?ルシファーの妻扱いもここから?
497天之御名無主:2008/10/14(火) 00:39:19
フクロウだけど、
ギルガメシュ叙事詩のバーニーの浮彫に、脚が鳥の鉤爪になり、両脇にフクロウを従えた姿の女性が彫られている。が、リリスとの関係は希薄としている。
リリスとフクロウとの関連がいつごろに遡るのかについてはわからないが、おそらくこの鳥が吸血性の夜の精霊だとみなされたことによるものだろう。

だそうな。

フクロウの女神ってのはわからなかった。
アテナの従者ってのはあったが……
ストリガは鳥っぽいけど、ラミアは蛇っぽいみたいだ。
共通するのは、赤ん坊を襲うとかの性質かな。

眼鏡をかけた女吸血鬼ラミィっていうのがほんとに初聞き。
ヴィジュアル的にツボなんでwwよければ教えてくれkwsk
498天之御名無主:2008/10/14(火) 00:53:21
>>498
コラン・ド・プランシー『地獄の辞典』。ちなみに婆です
499天之御名無主:2008/10/14(火) 00:58:34
眼鏡をかけたラミィといえば、プランシーの地獄の事典の挿絵くかな?

たぶん、ギリシア神話のラミアに「眠る際には眼球を取り外す(外さないと眠れない呪いがかかかってる)」っていう
設定があるんで、そこから変な方向に発展した俗説なんじゃないかかと思うんだが、真相やいかに
500天之御名無主:2008/10/14(火) 01:07:21
>>498
ありがとう!
しかし婆か…… (((´・ω・`)

本屋で見かけたらチェックしてみる。

>>496
女神ってのはそこから来てるのか……?
リリスとの関連は判らないでもないが、ラミアと結びついたのはどこなんだろ。
501天之御名無主:2008/10/14(火) 01:33:08
リリスとラミアが結びついたのは、70人訳聖書でリリスの訳語にラミアが使われたからでしょ。

たぶん、当時の俗信としてリリスもラミアも子供をさらって食べる妖怪だというのがあったんだろうし。
502492:2008/10/14(火) 06:00:30
みなさん、さすがですね。
リリスはリル=イン→リリン→リリトゥ→リリスの語形変化を経てキリスト教に持ち込まれたバビロニアのフクロウの女神で、バビロニア人の間では既に鬼神として恐れられていました。
503天之御名無主:2008/10/14(火) 16:44:28
リリスについてこんなに反響があるとは思わなんだよ
504天之御名無主:2008/10/14(火) 21:50:40
リリスと吸血鬼がつながるってのが自分的には面白かった。

貸してくれてた友人と離れちゃったんで、ラストあたりに出た本は読んでないんだけど、
アン・ライスのヴァンアパイアシリーズってどうなった?

あれは、一番古い女王がエジプト系だったような…
505天之御名無主:2008/10/15(水) 17:58:09
しかしリリスって心地いい響きだなー
506492:2008/10/17(金) 20:42:42
リリスについて、リリスがライトリュゴネスの女王であったラミアとは本来関連がないことを示すという事実は、リリスの語根YLによって覆されます。
LYLはある高位の存在と共通の語源を持つことを考えると、リリスが本来は高位の存在であることが了承頂けると思います。
この説明を加え忘れていたので、補足しておきます
507天之御名無主:2008/10/18(土) 21:23:36
>>492
情報提供さんくす

>>501で納得してたんだが…

ライトリュゴネス(ライストリュゴネスの誤記?)の女王ラミア

ギリシャ神話のオデッセイア(第十歌)にライストリュゴネス族ってのが出てくるんだけど…
女王がラミアってのはさっぱり。

オデッセウスがライストリュゴネス族の町テレピュロスに着いたんだけど、そこは巨人の住んでいるところで、
襲われて喰われそうになるって話。
人間というよりは巨人で、そこの王はアンティパテス。
彼の妻については名前が出てこない。

──彼らはそこに彼女の妻を発見しましたが、彼女は山の頂のように巨大な体躯であり、
   彼らは彼女に驚嘆しました。

っていう描写だけ。

ラミアは、ギリシア神話に登場する人物、もしくは怪物。
ギリシア神話中には以下の5つが登場するが、しばしば混同される。 (Wikiより)

だが、この中のリビアの女王のラミアのことでは?

リリスの語源としてのLYLだけど、
先セム語の語根 "LYL"(夜)字義的には「夜の」つまり「夜の女性的存在」

「ある高位な存在」だけど、具体的に名前は挙げられてた?

508天之御名無主:2008/10/18(土) 21:32:21
>>507
リリスの語源はシュメール語だから、セム語の語根LYLは関係ない。
509天之御名無主:2008/10/19(日) 10:54:23
ライストリュゴネスの女王であったラミアは本来は高位の存在であり、リリス(高位の存在が、格下げ)との混同により格下げされた。
リリスは>>508の通りシュメール語だが、語根にはバビロニア語で「神」を表すYLやLYL(ELの変化)を含む(語源ではない)
510天之御名無主:2008/10/19(日) 13:57:29
めんどくさいんでWikiよりそのまま

ヘブライ語のリーリース (?????) とアッカド語のリーリートゥ (l?l?tu) は先セム語の語根 "LYL"(夜)からきた女性形ニスバ en:nisba 形容詞であり、
字義的には「夜の」つまり「夜の女性的存在」になる、と一般的に言われている。

しかし何人かの学者は語根LYLをもとにした語源論を否定し、リーリートゥの起源は嵐の妖怪である、と考えた(下記参照)。
この説は彼らによって引用されている楔形文字文書によっても裏付けられている。「夜」との関連は、おそらく初期の民間語源説によるものだろう。

対応するアッカド語の男性名詞リールー (l?lu) にはニスバ接辞が存在せず、むしろシュメール語のキスキル・リラ (kiskil-lilla) と比較されている。

アッカド語
は古代メソポタミアで、主にアッシリア人やバビロニア人に話されていた言語。
アフロ・アジア語族セム語派に分類される。楔形文字で表記された。
またシュメール語からの借用語が非常に多いのも特徴の一つである。
(借用語:他の言語から別の言語にそのまま取り入れた語彙。)

シュメール語
古代メソポタミアで使用された言語である。
筆記された言語としては最古のものである。
時代が進むにつれアッカド語に押され、
紀元前2000年頃から200年あまりの間に口語としては死語となった。
シュメール語と同系統と考えられる言語はこれまでのところ発見されていない。
シュメール語圏にはセム語を話す人々が混住していたが、セム語との系統関係は認められない。

シュメール語ではリルlil(「大気」「風」に由来する)
バビロニアでもlil(風の女神ニンリル、彼女の2人の召使(アルダト・リリおよびイドル・リリ)

で、語根にバビロニア語で「神」を表すYLやLYL(ELの変化)は、全然関係ないぞ……
511天之御名無主:2008/10/19(日) 14:08:44
あ、文字化けた。
?ってなってるのはヘブライ文字だったりするので、見れる人はパソから実際にWiki見てくれ。

あと、ラミアがライストリュゴネスの女王って異説、類話は見つけられなかった。
>>509>>506は何処からの情報、引用?
512天之御名無主:2008/11/01(土) 10:18:31
不死スレ発見AGE
513sage:2008/11/01(土) 19:20:24
個人的に知ってるヴァンパイアを強い順に並べてみた

1アカーシャ Queen of the Vampireの時の王の血を吸った後
2ヴァンパイア・レスタト Interviewの時の絶好調状態
3ディオ・ブランドー スタンド所持
4エヴァンジェリン・A・K・マグダウェル 魔力開放時
5フランドール・スカーレット
6レミリア・スカーレット
7スレイヤー GGAC
8エヴァンジェリン(生徒ver)
9Interviewの ルイ
10アルクェイド
11裏萌香
514天之御名無主:2008/11/01(土) 20:02:43
マジメな話ヴァンパイアになれる方法ってありませんか?
515天之御名無主:2008/11/01(土) 21:13:14
公務員試験?
516天之御名無主:2008/11/01(土) 21:45:17
えっ、ヴァンパイアって公務員だったの!?
517天之御名無主:2008/11/01(土) 22:28:52
ヴァンパイアって金もってそうだよねー
518天之御名無主:2008/11/02(日) 00:18:22
血税w
519天之御名無主:2008/11/02(日) 15:18:47
ヴァンパイアに金いらんだろ
人魚の肉で不死身になったわけでもなしに
520天之御名無主:2008/11/02(日) 18:02:39
>>515 >>518
おお、これは明治時代に「血税」という言葉を文字どおりに受けて
「西洋バテレンに毒されたお上は、おらたちの生血を絞る化けモンになっちまたンだ」
と庶民が誤解したという史実に基づくおハイソなギャグですなw


>>514
個人的には、いろいろペナルティのあるヴァンパイア化より、
頑張れば神様より偉くなれる尸解仙を推奨するぞ
521天之御名無主:2008/11/02(日) 18:36:14
招かれないと家に入れないって言い伝えは起源は何なの?
522天之御名無主:2008/11/03(月) 23:24:07
>>521
伝承で古くからあるんじゃなくて、吸血鬼小説が起源じゃね?
持ってる吸血鬼関連の本を当たってみたけど、伝承では招かれないと入れないとしてるのは無かった。

吸血鬼に変じた死体を近づけないためには、においの強い物質(にんにく、サンザシの藪の中で見つけた牛糞、人糞)
トリカブトと銀製小刀をマットレスとベットの下に置く、木製の十字架を戸口の上に取り付ける(セルビア)
とか。



523天之御名無主:2008/11/04(火) 22:40:28
しかし冷静に考えてみると、そんな臭そうなベッドで安眠するのは難しいな
524天之御名無主:2008/11/05(水) 17:14:22
>>523
ドラキュラ(小説)でも、伯爵が寝室に侵入できないように、とニンニクを戸口や窓に擦り込み、
ベッドの周りにもニンニクの花を飾ってたが、「臭かったから」という理由でオカンに捨てられてたな…
今なら、ニンニク注射で防御できそうなのがなんかイヤだw
525天之御名無主:2008/11/05(水) 17:15:03
「招かれないと入れない」というのは、キリスト教圏にある
「悪魔は歓迎されないところには行くことが出来ない」という伝承(格言?)がもとだ。
あと「鏡に映らない」も、もとは悪魔に関する伝承(鏡は魂を映す物=魂のない悪魔は鏡に映らない)のはず。

化物は全て悪魔、もしくは悪魔の業によるものっていう考えがいかにもキリスト教だよね。
526天之御名無主:2008/11/05(水) 19:21:43
>>525
いかにも独善的で排他的なやつらの考えそうなことだね
527天之御名無主:2008/11/09(日) 02:42:31
>>513
ヘルシングのアーカード様はどこに入るかのう?
528天之御名無主:2008/11/09(日) 21:23:04
デミトリは?
529天之御名無主:2008/11/10(月) 18:12:42
キリスト教神秘主義と語源学に詳しい方は分かるかと思うが、ドラキュラというのは本来は龍であって、印欧祖語のdrk(Dは重なる、2、交差する、デヴィル、デーモン、集積して襞を成すもの、光、二重、闇の意、Kは眼、邪眼の意)を語根に含み、ドラコーンに由来している。
従って、インド―ヨーロッパ語族圏の吸血鬼は本来はキリスト教への背教者を表す
530天之御名無主:2008/11/10(月) 18:47:18
>>529
違いますがなw
吸血鬼のモデルとなったウラド公が神聖ローマ帝国のドラゴン騎士団の一員で「竜の子」とたたえられてたから
「ドラキュラ」なんです。ドラキュラ=竜の子。
串刺公で後に悪魔的存在となったが彼がルーマニアの首都ブカレストを建設した。
ルーマニアの建国者だぞ。当時はワラキアと言ったが。
531天之御名無主:2008/11/10(月) 19:05:44
>>529
なんか、伝承とフィクションがごっちゃになって新たな伝説が生まれましたみたいな感じだなww

ドラキュラ=吸血鬼になったのはブラム・ストーカー作の「ドラキュラ」が原因。
532天之御名無主:2008/11/10(月) 20:39:44
>>529
面白い見解だが、それで「印欧語族圏の吸血鬼は本来はキリスト教への背教者を表す」という結論は無理があるだろ。

ドラキュラは「吸血鬼」の「種類」や「地方ごとの名称」というような言葉じゃなくて、
ブラム・ストーカーの小説に登場する吸血鬼の「個人名」だし、
(ドラクル=ドラゴンという前提で言っているとしても)「ドラコーン」は「ドラゴン」の語源となったギリシャ語だけど、
これは実在する「大蛇」を意味する言葉であって、悪魔とイコールの存在じゃない。

(ギリシャ神話にエキドナやピュートーン、ティュポーンといった「蛇」の属性を持った怪物が多いにせよ、
 怪物が「蛇」の属性を持つのはどこの神話でもあることだ)

それに「蛇(あるいはドラゴン)=悪魔」という図式が創世記にあるイヴ誘惑のエピソードに由来するなら、
それは「ユダヤ教系一神教」に特有のイメージであって、「印欧語族の〜」とまで拡大するのは無理がある。

第一、「吸血鬼」という概念を示す語彙は、少なくともキリスト教以前から各地にあったものじゃないのか?
533天之御名無主:2008/11/10(月) 20:43:15
アーカードとインテグラは恋愛関係にはならないかなー
534532:2008/11/10(月) 21:03:43
>>530
あんたも色々ごっちゃになっとるぞw

「ドラキュラ=竜の子」はその通りだが、ドラゴン騎士団の一員だったのは「ヴラド2世」で、
この騎士団が名前の通り竜を旗印に使ってたから「竜=ドラクル公」と呼ばれるようになったんだよ。
で、「吸血鬼ドラキュラ」のモデルとされてるのは、ヴラド2世・ドラクルの息子の「ヴラド3世」だ。
竜公の息子だから、ドラクル(竜)+a(〜の息子)で「ドラクレア(英語読みでドラキュラ)」なの。

2世の方を「悪魔公」と呼ぶこともあるらしいが、これは「ドラゴン=悪魔」というキリスト教的イメージだけじゃなく、
「串刺し公=ツェペシュ」と呼ばれた3世のイメージが父親にまで及んだために、さかのぼって加えられたイメージだそうだ。

それに、ブカレストを建設したのは(当地の伝説によれば)「ブクル」という名の羊飼いだそうだ。
(ブカレストに関する最初の記録は、1459年9月20日にヴラド・ツェペシュによって書かれたそうだが)

あと、ワラキア公国がハンガリー王国軍を破って独立したのは1330年で、そのときの領主はバサラブ1世だ。
(ヴラド2世は彼の子孫らしいけど)

ヴラド・ドラクルはハンガリー王国とともにオスマン帝国と戦うも敗北し、以降オスマン帝国に臣従することになる。
ヴラド・ツェペシュもオスマン帝国に反抗し、有名な串刺し事件なんかをするも、最終的には敗北、
その首は塩漬けにされ、コンスタンティノープルで晒しものになったそうだ。

で、現在のルーマニアが成立したのは、ルーマニア革命で共産主義政権を打倒した1989年のことだ。
535天之御名無主:2008/11/10(月) 21:56:30
>>529
>キリスト教神秘主義と語源学に詳しい方は分かるかと思うが

お前が全然詳しくないじゃん
536天之御名無主:2008/11/11(火) 09:25:35
>これは「ドラゴン=悪魔」というキリスト教的イメージだけじゃなく、

「神聖」ローマ帝国がなんでドラゴン騎士団を創設したんだろう?
ジキスムントだよね?創設者は。おもいっきり矛盾してるよね。
しかもこの騎士団は騎士団と一応は名乗ってるけど有力諸侯や王の連合体だよね?
むしろ雄雄しさ、守護といった象徴の方が強いんじゃないか?聖杯探求伝説のアーサー王も「竜王」って名乗り、国や軍隊の旗を竜にしてたよね?
537天之御名無主:2008/11/11(火) 17:56:42
>>536
スレ違い。てか板違い。
該当の所で聞いたほうが満足のいく答を得られるんじゃね?

ttp://academy6.2ch.net/whis/
538天之御名無主:2008/11/11(火) 19:26:12
>>536
なんでそこまで解ってて、ドラゴンが「悪魔」だけじゃなく「守護」や「王權」にも結びつく
イメージだと思えんのだ?
539天之御名無主:2008/11/11(火) 20:09:39
竜は血肉を好み、血を飲み干す渇望を持つ空想獣である。
540天之御名無主:2008/11/11(火) 21:53:04
ずっと気になってたんだけど、ここってage進行なの?
やたらと上げて書き込む人が多いんだけど。
まさか、age、sageの意味も知らない人が多いんじゃ…

>>539のような書き込みする人もいるし、sageにした方がいいんじゃないかと思うんだけど。
541天之御名無主:2008/11/11(火) 22:14:54
>>540
でも西洋ドラゴンなんて吸血鬼みたいなもんだよ。
542天之御名無主:2008/11/11(火) 22:27:24
ほほう、「ドラゴン」のどの部分が「吸血鬼」と同じなんだい?

まさか>>539みたいな理由じゃあるまいな
これが通るなら、人食いの怪物は全部吸血鬼になっちまうぞ?
543天之御名無主:2008/11/11(火) 22:39:36
ドラゴンの翼は蝙蝠だから、全く別物ではないな。
竜人となったら、暗黒の竜人ならば=吸血鬼や悪魔の風貌というかそのものだろうな。
544天之御名無主:2008/11/11(火) 23:33:24
>>543
暗黒の竜人てwwwwww

あとは 
ドラゴンと龍 Part3 ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1219516725/
でやってくれ
545天之御名無主:2008/11/12(水) 07:31:37
>>540
sage進行という決まりはないということは>>1から読めばわかるはずだが
こんな過疎ってるスレでアゲサゲにこだわらなくてもいいと思う
546天之御名無主:2008/11/12(水) 19:35:29
>>545
はageによる弊害が気にならないの?
それに最近は過疎じゃない。
通りすがりに書き込んでくいちげんさん的なレスが増えたように思うよ。
>>529からはじまるドラキュラ関係のことも、ちょっと遡れば>>471くらいに話題に出てるのに…

吸血鬼関係の文献一冊でも読んでから書き込めとは言わないけど、せめてそれまでの
レスぐらいは全部読んでから書き込んでもらいたい。

SF板のヴァンプスレぐらいの進行速度で充分です。
547天之御名無主:2008/11/12(水) 20:50:52
長寿スレだからって、なにも積極的に過疎ることを推奨するこたないだろ…
そして、弊害云々をいうほど、ここで有意義な議論や意見交換があったか?

まあ、ルーマニアとヴラド公に関して少し詳しくなれたのは事実だが…
548天之御名無主:2008/11/12(水) 21:56:00
最初の頃はみんなageてたしなー
今更自分が気に入らないレスがあるからってsageれとかなー
「SF板のヴァンプスレぐらいの進行速度で充分です。」
って、なんで>>546がスレの進行速度を決めるんですかって話だしなー
549天之御名無主:2008/11/12(水) 22:00:20
話題変えるぞー

いま、アニメで夢枕獏原作の『 黒塚』ってのがやってるが、源義経が吸血鬼だっていう設定。

源義経伝説の中に、清悦物語ってのがあるんだけど、それが不老不死と絡んできて面白い。

東北・関東・北陸に伝説が広く分布。
清悦を名乗る男が、聞き手(伊達政宗とか)に語るという形式になってる。

内容は主に義経が追われる身になってから。
人魚の肉らしきものを食って不老不死になるのは清悦ふくむ部下三人とその娘(矢尾比丘尼伝説に関係あり)
なんだけど、この中の義経の殺され方が尋常じゃない。

御前に進み寄り御首を打落し、そして兼房も腹十文字に切って臓をつかんで繰出し、
義経の御首を腹の中に入れ、きぬをもって腹をまき、清悦と常陸坊近習二人にて、御所中に火をかけ焼きあげる。

……て、いかにもヨミガエんなよ的な意図があるように思えて面白い。

民俗板だし、こんなのも良い?
550549:2008/11/12(水) 22:26:52
あ、スマン、ちょっと訂正と追記。
不老不死になるのは清悦含む義経の部下三人のうち、清悦と娘だけ。
清悦と部下二人が釣りに行って、山伏の男に出会い、夕飯に誘われる。
皮もない赤い魚のようなものを出されるが、清悦はその場で食べ、
あとの部下二人は気味悪がって手をつけず、家に土産として持って帰った。
部下二人のうち一人が、娘にこれを食わせる。

人魚の肉はめちゃ美味いそうだ。
アニメは追っかけてるけど、原作のほうは読んでません。
551天之御名無主:2008/11/25(火) 20:15:50
HELLSING OVA 5カーン 発売記念

フィクションだと、処女童貞の血は極上、下手すると、非処女童貞だと吸血鬼になりきれず、
知性も人格も残ってないグールになったりしますが、ありゃなんでだろうね?
招かれないと入れないっていう性質のように、悪魔に関する伝承なんかと絡んでんのかねぇ。
552天之御名無主:2008/11/26(水) 10:38:44
悪魔なんて神のかませとして創られるもん
悪魔が強大であればあるほどそれを打ち倒す神スゲーって事になる
悪魔が汚すというのは結局は神聖であることの証明でしかない
つまり処女童貞は極上、非処女童貞はグール並みの価値しかありませんよという
これは悪魔ではなく神を信じる人間側の意識が現れたもの
553天之御名無主:2008/12/02(火) 00:17:14
HELLSINGのコミックス出るの遅すぎる…
554天之御名無主:2008/12/03(水) 00:26:20
うん、でもそういうのは漫画板で言おうな
555天之御名無主:2008/12/03(水) 20:00:37
吸血鬼カーミラ読んだよ。文体が医師に宛てた手紙だから斬新。出版はドラキュラより前だし面白い
556天之御名無主:2008/12/03(水) 20:22:58
>>483
ニンジャガ2に出てくる「血のエリザベート」の元ネタはそれだったのか
557天之御名無主:2008/12/04(木) 19:53:32
>>555

主人公に妖しく迫るカーミラ……なんだが、ことごとくドン引きされててワラタwwww
とろんとした熱い目つきで見つめて抱き締めて、頬を擦り付けてちゅーしまくったり舐め回したり。
自分が持ってる本の訳が古いせいだと思うんだが、ガチ百合痴女な印象しか残らんかったwww テラ変態ww

どっちも美少女なんで、書き方によっては凄いエロスで萌えになると思うのに惜しいわ〜
558天之御名無主:2008/12/05(金) 15:05:49
カーミラとドラキュラ混じってるかもしれんが
「キャッ」「あすこ」「だぜ」とかいう田舎臭い翻訳はどーにかならんかったんだろうか
559天之御名無主:2008/12/07(日) 09:16:02
逆に詩なんかは綺麗な現代語に訳されるとガッカリすることがある……
岩波文庫で、ブレイク詩集買ったら、「虎」が全然格好いい訳じゃなかった (((´・ω・`)
560天之御名無主:2008/12/09(火) 21:40:38
吸血妖鬼譚―伝奇ノ匣 税込価格:\1,890

「恠異ぶくろ(抄)」……日夏耿之介
「クリスタベル姫」……コールリッジ/大和資雄訳
「新造物者」……メアリ・シェリー/瓠廼舎主人訳
「バイロンの吸血鬼」……ジョン・ポリドリ/佐藤春夫訳
「不信者」……バイロン卿/小日向定次郎訳
「クラリモンド」……ゴーチエ/芥川龍之介訳
「吸血鬼」……ガストン・ルルー/池田眞訳
「吸血鬼」……マルセル・シュウオッブ/矢野目源一訳
「モダン吸血鬼」……W・L・アルデン/横溝正史訳
「屍鬼」……小泉八雲/大谷繞石訳
「吸血鬼譚」……日夏耿之介
「嗜屍と永生」……平井呈一
「編者解説」……東雅夫

お値段お高めだけど、吸血鬼ものの最初かもしれないクリスタベル姫(詩)が収録されてる。

ビーケーワンで12/10までに購入すると、特典として「夜想&幻想文学」が先に共催した
「800字吸血鬼掌篇」コンテスト入選作品を、メールで配信致します。
配信は12月中旬を予定しております。

だそうな。

yaso夜想―特集 ヴァンパイア 税込価格: \1,575

恋月姫、天野可淡、小島文美、などの単語にぴんときた方にはオススメ
561元 ◆0xx883A8LE :2008/12/11(木) 22:28:34
バンパイアーハンターDが良かったけど
結局、終わったの?
まだ、未完?
562天之御名無主:2008/12/11(木) 22:33:37
>>560
昔の翻訳の寄せ集め?
563天之御名無主:2008/12/11(木) 22:38:26
>>561
うん、Dはいいね
564天之御名無主:2008/12/13(土) 22:07:05
俺はダンピール、人としては生きられぬ
低い声っていいね
565天之御名無主:2008/12/14(日) 08:06:02
バンパイアと人間のハーフつーのが切ないね
566天之御名無主:2008/12/14(日) 08:24:43
天野喜孝の絵と狂った家の制作が(・∀・)イイ!
567天之御名無主:2008/12/14(日) 08:51:48
Dの親玉真祖は、一万年生きてるとかほざいてたような?
いくら何でも、生き過ぎ
568天之御名無主:2008/12/23(火) 09:36:14
そういや、「真祖」なんて言葉を使いだしたのは誰なのかね?
Dの御大が怪しいところだが…

あと、海外の吸血鬼モノで「真祖」にあたるような言葉や概念はあるのだろうか?

日本じゃあ、すっかり「闇の力を持った不死身の超能力者」みたいな扱いになってるが、
向こうじゃまだ「呪われた不死者」というイメージのままなのだろうか
569天之御名無主:2008/12/23(火) 14:33:45
単純に恐水病患者の解釈の一つじゃないのかね
発病すると神経が侵されて
・錯乱し、場合によっては人に噛み付いたりする(ウイルスが病原なので、当然噛まれると伝染)
・飲み込む事で起こる痛みから水を見る事さえ恐れる
・強い光を恐れる(鏡や金属など光を反射するものも)

ゾンビ映画のゾンビがもとの吸血鬼に近いらしいね
ヴードゥーのゾンビは意思を奪われた奴隷であって歩く屍ではないが
570天之御名無主:2009/01/22(木) 22:19:07
>>555
吸血鬼カーミラって同性愛とかに分類される小説なの?
571天之御名無主:2009/02/10(火) 22:20:15
個人的にはインバネスの方が好みだな……

>>836
ところであんたはたびたびイヴ=リリス=吸血鬼説を語ってる人かい?
だったら、一度その説をまとめて書いてくれないかな?
前に民神板で語ってた時もそうだったけど、毎回断片的なことしか書いてくれないから、
参考にすることもツッコミも入れることも微妙にできんし

とりあえず、バビロニアの夜魔リルから派生していったリリスが「吸血」「食人」の属性を持つ神霊で、
現在におけるVampire像の淵源の一つだというのはいいとしても、
リリス=イヴの正体、というくだりはちと納得いかんからな。

リリスがイヴの前身=アダムの最初の妻とされたのは中世の頃かららしいし、
イヴとリリスがイコールの存在だというのもあまり聞かない説だし。
572天之御名無主:2009/02/10(火) 22:22:08
ごめん、SF板の方と間違った…orz
573天之御名無主:2009/02/10(火) 22:42:11
ドンマイ

しかし、あっちに比べて、こっちは過疎も甚だしいねぇ…
574:2009/03/19(木) 21:54:28
日本に本物のヴァンパイアはいる?
575:2009/03/19(木) 21:56:22
ヴァンパイアになりたい…
576天之御名無主:2009/03/19(木) 22:04:58
【秋葉原】最近、見た目ロリータな19歳美女ばかりを集めた、格安おさわりキャバクラが大ブーム なんと1時間で1000円ポッキリ 画像あり
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1237341397/
577天之御名無主:2009/03/20(金) 01:41:03
久々に浮上してるねw
578天之御名無主:2009/04/02(木) 23:45:07
あれ?やつらはベルモンド一族によって
滅ぼされたはずだが・・・
俺はクロスを投げまくってムチを連打してた。
死神が異常に強かったのを覚えてる。。。
579天之御名無主:2009/04/03(金) 17:12:34
吸血鬼は流水に弱いようだが、お風呂はどうしてるんだろうか
浴槽に満たした湯とかは流れてないから平気だろうけど
シャワーは流れているのかいないのか……雨と同列の扱い?

プールは普通のプールに入れるけど、流れるプールはNGだね
580天之御名無主:2009/04/03(金) 18:53:21
死体だから気にしないだろ
581天之御名無主:2009/04/03(金) 20:28:42
垢とか汗は気にしなくていいだろうし
死体を水で洗うとかぬらした布で拭くとかそういうイメージでいいんじゃないか
582天之御名無主:2009/04/03(金) 21:46:39
そもそも西洋人は、日本のような風呂(湯船)につからないしな……
水浴びは≒禊ぎだから当然アウトだし
583天之御名無主:2009/04/04(土) 12:58:57
ヴァンパイin送り人
湯かん
584天之御名無主:2009/04/04(土) 13:03:10
>>583
適切に埋葬されちゃったら、
ヴァンパイア化しないという根本的な問題があるな
585天之御名無主:2009/04/07(火) 21:09:41
「くたばれ、創価学会。お国のために」
http://video.google.com/videoplay?docid=8770976455031261947
586天之御名無主:2010/03/23(火) 11:59:46
クレイドル・オブ・フィルスの話題は無いの?
587天之御名無主:2010/06/26(土) 17:55:14
気になるので保守
588天之御名無主:2010/06/27(日) 14:31:15
どなたか吸血鬼をおびき寄せる方法をご存知ですか?
589天之御名無主:2010/06/28(月) 09:46:10
性転換と整形を勧める
590天之御名無主:2010/06/28(月) 11:33:23
イケメンになれって事ですか?

そういえば、ニンニクは逆に吸血鬼を引き寄せるらしい
ttp://med-legend.com/mt/archives/2005/11/vampire_strikes.html
591590:2010/06/28(月) 11:38:58
本物の吸血鬼で試した訳じゃないから何とも言えないけど
592天之御名無主:2010/06/29(火) 13:31:02
ヴァンパイアムービー「Daybreakers」日本公開希望します。
593天之御名無主:2010/06/29(火) 15:44:11
吸血鬼退治にはやっぱり純銀?
925じゃ駄目かな
594天之御名無主:2010/06/29(火) 16:20:13
やっぱ「吸血鬼ドラキュラ」面白いわ
キンシーが中世の戦士と遜色ないと評価されるとこなど凄くいい
595天之御名無主:2010/07/01(木) 20:10:53
925でも駄目な事は無いみたい
596天之御名無主
保守