1 :
名無しさん:
シャーマニズムの起こりや、聖地みたいなのあったら教えて。
2 :
名無しさん:2000/06/15(木) 06:36
伊勢神宮
出雲大社
3 :
名無しさん:2000/06/15(木) 16:53
恐山
4 :
名無しさん:2000/06/15(木) 20:19
熊野那智
5 :
名無しさん:2000/06/18(日) 08:06
シャーマンって雨を呼べるって本当なんだろうか。
6 :
名無しさん:2000/06/18(日) 16:16
γ /ヽ ヘ ヽ ヽ
(o )' / ヽ ヽ(o )
/ / / // /| || | |ヽ | ヽ
| | | | | / | | | | | ヽ | |
| | | | | | / | | | | | | | | |
W|_| |. V V_ V V _ V V| || |
| |' /T ̄Т Т ̄Tヽ| | | 〜 v ____
| |  ̄ ̄ ,  ̄ ̄ | | || /
ν | | //// //// | ノ | <自然信仰・・・ありのまま。
| \ > ー ν | | |えっちなのもあるの。
ゝ \ /| | ノ | \
V W _ト ___ イ_ |ノ /v  ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ | |  ̄ ̄ ̄ ヽ
| |
.| \ / |
7 :
名無しさん:2000/06/18(日) 20:14
ルーマニアの基地害がかんがえた。
8 :
名無しさん:2000/06/19(月) 03:41
シャーマンっていうと、どうしてもアメリカインディアンを連想してしまう。
なぜだろう。
9 :
名無しさん:2000/06/21(水) 15:45
元々の語源としては、シベリアのツングース系部族の呪術師サマン(Saman)
シャマンというのは、宗教のようなものが成立する遥か昔からあった、
神と人とのとても古いスタイルです。
判りやすい「形」や「教え」や「聖地」があるわけではないので、
いまいちピンとこないかもしれませんが、
仏教とか何々教に支配されている訳ではない民間の信仰・・・
たとえば、その土地の神とかに対する祭りの中に、その影を見ることが出来ます。
神道も実はもともとはシャマニズムから出来ているのですが、
戦争と国家意識捏造の為に改造利用された過去があり、
その信仰としての純粋な部分はだいぶ蝕まれてしまいました。
インディアンが連想されめるは、他だ単に有名なだけで、
世界各地のインディアンのような生活をしている人々の間には、
いまだに根強いシャマニズムが生きています。
日本でいうなら我々アイヌという事になりますが、
実をいいますと、
山の社を敬う田舎のご老人とか、
稲荷さんに手を合わせる下町のご老人とかの心にも宿っているものです。
あるいは、あなたの心にもそれはあるかもしれません。
都会を吹き渡る風の中にも、意外と神はいるものです。
ちなみに、Esamanの語源はShamanだという話しもありましたね。
http://www.alles.or.jp/~tariq/
11 :
名無しさん@1周年:2000/07/03(月) 16:28
シャマニズムとは過去の人類学によって創出された、「タイプ概念」のひとつ。
9さんが言ったように、ツングースのsamanが語源。
だけれども、よく考えればそれは
日本の「侍」というのを類型化して、マサイの「侍」、ヨーロッパの「侍」
というのと変わらない。(『文化人類学キーワード』)
なぜなら、シャマニズムとしてくくられたそれらは、
一つ一つ、それぞれ異なった信仰体系の表象でしかないんです。
ゆえに、「シャマニズム」という概念は文化理解には役に立たない。
むしろ、今、人類学を習うと、安易にシャマニズムという言葉を使うことは戒められます。
oripakEsamanさんの言うように、シャマニズムがどこでも見られる普遍的なものであるからこそ、
その概念の導入によって、個別の信仰を理解することができなくなり、
なんとなく理解した気になって終わってしまうという弊害の方が多いからです。
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/03(月) 22:08
>10
>山の社を敬う田舎のご老人とか、
>稲荷さんに手を合わせる下町のご老人とかの心にも宿っているものです。
ん?
もしかしたら、「アニミズム」と混同していませんか?
誰でも「シャーマン」になれたら、それはシャマニズムじゃないような・・・(^^;
13 :
名無しさん@1周年:2000/07/07(金) 16:14
「シャーマンになる」と、「シャーマニズム」って違うんでないの?
14 :
9:2000/07/08(土) 11:44
「アニミズム」は万物に霊魂(霊的存在)が宿り、それを信仰すると言う考えに止まる。
「シャ−マニズム」はアニミズムの考え方の上に成り立ち、霊的存在に干渉できる能力者(シャーマン)を介して現実の問題解決に利用すると言う考えに発展したもの。
15 :
名無しさん@1周年:2000/07/08(土) 20:03
>8
え!?アメリカインディアンっていったら、トーテミズム(トーテムポール)
じゃない?巫女もいるの?
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 01:22
>13
>「シャーマンになる」と、「シャーマニズム」って違うんでないの?
あれ。僕はその文に別に違和感感じなかったけど。
>13
風呂入ってもう一度読み直したら、
舌足らずでしたね。すいませんですm(_ _)m
シャーマニズムの説明として、
10のあたかも誰でもシャマン(宗教的職能者)になれるかのようにとられかねない記述
(ex.山の社を敬う田舎のご老人とか・・にも宿っているものです)は、
「シャマンを中心とした世界観、儀礼、信者などからなる宗教形態=シャーマニズム」
(by 佐々木宏幹:文化人類学事典)における現象の一つの記述としては不適切であり、
10は文全体からするとシャーマニズムよりかは、アニミズムの説明としたほうが
しっくりくる、ということです♪
それにしても、以前、台南市で見たシャマンはすごかった。
真剣で自分の背中をがんがん斬りつけて、血まみれになってんだもん(^^;
18 :
名無しさん@:2000/07/09(日) 03:13
佐々木宏幹は偉大だ!
アニミズムとシャマニズムは一体のものですよ。
コーランとムスリムが一体のように。
アニミズム的な土台がないとシャマニズムは生まれ得ないし、
アニミズムがあれば、自然とシャマニズム、というかシャマンのようなものは発生します。
両者の言葉は、ただの知識ならば別ですが、実際に存在する場合は状態として同じ物を指します。
一つお聞きしていのですが、シャマニズムとアニミズムって、ただの日との作った言葉で、
そう括られてしまう人々にとっては何もかわらんのではないですか?
また、場合と経緯によっては、誰でもシャマンになりえますし、誰しもがシャマンの支持者になりえます。
20 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 19:43
スレの趣旨とちょっと違うかもしれないけど、
神社にいる巫女さんの衣装と朝鮮民族のチョゴリって結構似てるでしょ。
何か関連があるのか、知ってる人がいたら教えてください。
21 :
>20:2000/08/06(日) 19:55
巫女の衣装じゃなくて、袴そのものがチマチョゴリに似てるんだろう?
22 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 20:01
>19
はあ。。。。
>そう括られてしまう人々にとっては何もかわらんのではないですか?
いきなりそう開き直られても困るな。
そんなことを言ってしまうと、何もはなせなくなるよーな?
>アニミズムとシャマニズムは一体のものですよ。
・・・・。これって相手にすべき?>おおる
23 :
>22:2000/08/06(日) 20:24
19にはもう少し勉強して出直してもらわないと
同じ土俵で論議する事は不可能。
20みたいなヴァカは、神社行ったら、どうせ巫女しか目に入らない
んだろうな。 神主の浅葱や紫の袴だって、巫女の袴と同じだろう
(巫女の朱袴はねじまち仕立てなので若干違うが)
神話のソースはTVゲーム、巫女だってどうせセーラームーンあたり
で仕入れた知識しか無い連中と、まともに論議しようって方が間違ってるよ。
24 :
22:2000/08/06(日) 20:24
なんかすごく失礼なことを書いたようなので追記。
この手の話って、お互いが「共通の知識」を持っていることを前提に話が進められます。
「ブラウンの機能主義」といったら、その場にいる全員が、
だいたい同じようなことを想起しなくちゃいけません。
ところが、人によって用語の定義がかわったらどうしますか?
あなたが、「シャーマニズム」を「アニミズム」は一緒のようなもんだ、
と考えたからといって、その断りなしに、いきなり勝手に両者を同義語にして使ったら
議論など一切成り立たないのではないですか?
「辞書的な定義」で使わないのならば、その言葉は使わないでください。
自分独自の言葉で語ってください。混乱を引き起こします。
>一つお聞きしていのですが、シャマニズムとアニミズムって、ただの日との作った
言葉で、
>そう括られてしまう人々にとっては何もかわらんのではないですか?
その通りです。
だからといって、あなたもこうやって「言葉でくくっている以上」ルールには従うべきです。
かなり勉強されている方とお見受けしますが、学問的批判なりをするならば、
やはり概論書からきっちりと読みこみ、基本的な学問的方法を身につけた後でないと、
批判は的はずれなものとなり、失笑を買うことは必至です。(自戒をこめて)
25 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/06(日) 20:46
20ですが。
「巫女の衣装」ではなく、「袴が」チョゴリと似ているのでしたね。確かにそうです。
さっき、たまたま神社へ行って、巫女さんを目にしたのでふと疑問に思っただけだったんですが。
たしかに自分はこういう分野は全くの専門外です。
たくさん勉強されているあなた方から見たら単なるアホでしょう。
でも、素朴な疑問というのが学問の出発点だと思うのですが。
その専門に関する勉強を全くしていない人間は問題外として弾き飛ばそうとする態度は
いかがなものだろうか、と。
そう思いますが、単なるドキュンだと思うならそれでもいいです。
どうでもいい疑問ですから。
それでは。
26 :
>25:2000/08/06(日) 21:03
スレの主旨にから離れた発言で、いきなりそこから「出発」されても
困るんですけど(^^;
23の書き方はキツイけど、話の方向をねじまげてまで「素朴な疑問」
とやらをぶちまけて良いものだとは思いません。
私は「勉強している」のではなく、「研究対象」とされる人間の一人です。
私は、「言葉で括っている」のではなく、
言葉で括られることに対し違和感を感じています。
「勉強」熱心な方々にとって、
シャマンそのものだろうがアニミズムの信者だろうが、
その世界の中に居るものにとっては同じ物だという事です。
我々の存在は、知識ではない。
どうも、シャマンというのを異質で奇異なもの(つまり資料)として
捉えているフシがあったので、異議を申し上げたまで。
「シャーマニズムについて教えて」というスレッドでしたので、出てきたまでですよ。
シャマンについて勉強か研究か知りませんが、
どうも「客観的に講釈」出来ると思っている方々におもちゃにされる前に、
当のシャマンの世界に住む人間から、一言お教えしたかっただけですな。
もっとも、「学問的な分野」の話ししかしてはならないなら、
話しにもなりませんが。
http://www.alles.or.jp/~tariq/
28 :
>27:2000/08/10(木) 15:29
貴方は、対象の「一人」であって「全て」では無いですよ。
貴方自身の考え、体験などは一サンプルでしかなく、シャーマニズム
を論じていく上で、その様な一例だけを強調されても混乱を招くだけです。
自身が「研究対象」であるとの認識がおありなら、「言葉」で
括られる事に何故違和感を感じられるのでしょうか。
研究とは、まず言葉を定義し分類していかなければ始まりません。
29 :
22:2000/08/10(木) 22:53
>27
僕を含めて、あなたの書き込みに反応している人は同じような
もどかしさを抱いているはずです。
というのは、あなたがこのスレッドで提示した疑問はすべて(本当に、全て)
「人類学の基本の基本」
(つまり、どんな人類学の概説書でも、序章で語られること)なんです。
あなたはそのことを知らないで、自分の知識だけで「批判」していませんか?
だから、あなたを勉強不足だと言っているです。
それに、人類学の基本は自分を相対化することです。
あなたは自分を特殊化(研究対象になる・・・)したがっていますが、
近年の文化人類学は自己を含め、すべてを相対化することで成立します。
だから、普遍、特殊という言葉は現在の人類学ではナンセンスです(これも「基本」です)
#ちなみに、僕も、あなたの言う「特殊」な人ですよ。
#「研究対象」にもなっていますから、「純粋な日本人」ではない。
#でもその事実は自分が人類学を学ぶ動機の説明には使えても、
#人類学上のトピックを論じる上では使えない。
#それに、世界にいる「少数民族」はあなただけではない。
#誰もが「勉強する」し、かつ「研究対象」にもなりうる。それが人類学の基本。
#ある意味、アイデンティティを「忘れる」ことによって
#人類学は学べると僕は思っている(これには異議が出そうだけど)
>どうも、シャマンというのを異質で奇異なもの(つまり資料)として
>捉えているフシがあったので
「異質、奇異」とみなさないことが、
近年の人類学の基本中の基本なんですけどね(^^;
>もっとも、「学問的な分野」の話ししかしてはならないなら、
>話しにもなりませんが。
意味がよくわからないです。あなたはひとりで「学問」の定義をして、
壁をこさえてしまっていませんか?
まいったな・・・。ともかく、あなたがもし、
「知ること」という行為に真摯な態度をとれる人ならば、
とりあえずもっと本を読んでください。
その上で論じてください。批判はまず相手を知ることからはじまります。
現段階のあなたはそれすらもできていないと思います。
とりあえず、以下の書物は、「専門外」の人からも読まれる、
つまり、一般的によく読まれている本です。
たとえ、あなたが人類学(民俗学)が嫌いだとしたとしても、
一般教養として、読んでおいて損はないと思います。
『文化人類学キーワード』船曳建夫・山下晋司、有斐閣双書
『文化人類学入門』祖父江孝男、中公新書
31 :
名無しさん@1周年:2000/08/22(火) 21:03
シャーマンとメディスンマンとのちがいってなんですか?
32 :
名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 01:12
日本人ぐらい霊的なものを感じない集団はいないね。
切り花のような根無し精神文化(全て説明が付くこじつけ文化)がその要因だろうね。
33 :
名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 20:39
>32さま
キリストやアッラーといった具体的な神は信じてないが、漠然と「神」はいると信じているよ。
守護霊も信じているし。
たしかに日本人らしい節操のない信心とは自覚してるが、あなたの言われるくくりは乱暴だ。
34 :
>32 :2000/09/10(日) 06:54
その薄っぺらい歴史認識をどうにかしてください。
35 :
名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 12:48
>32
それはあんたが物をよく見ていないだけ。
ムラ社会でも、都市でも「漠然と」信じている人は多い。
(でなければ、どーして、みんな初詣に逝くの?)
一度、国立歴史民俗博物館に行って勉強することをお薦めします。
36 :
名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 02:06
いやー、なんかよく分かるわ。
人類学者のストレスは。
みんな似たようなことで反感持たれているもの。
「コトバで」とか「アタマだけで」と言われると
むっとしますわな。
「所与は図書館にじゃない、現場にあるんだ!!」
というアツイ気持ちなんかコイツラには分かるまいと
思っちゃうよね。
37 :
名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 05:34
「あんたがたにシャマンの何が分かる」ってネットで
自称シャマンから言われる時代になったんですな。
伝統社会から切り離されたシャマンって何?
自称イ族のコーカサス人に「イ族の何が分かる」と
言われたら、「そういうあんたはイ族じゃないじゃん」
って言えば普通オシマイなんだけどね。
シャマンが日本でシャマンという言葉を知っているその
時点で、彼はうそっこのまねしいなわけ。興味持たれない
だろうから心配しないように。
38 :
名無しさん@1周年 :2000/09/28(木) 02:44
>伝統社会から切り離されたシャマンって何?
それは電波系の代表、チャネラーさんってことになるのでは?
ニューエイジビジネスが、自称のそれを大量生産してしまいました。
電波の発信元は自然界から宇宙へとシフトしました。
39 :
名無しさん@1周年 :2000/10/02(月) 14:51
山盛り一皿100えんですね。
社会的に有用な役割はすでに持たされてないということですね。
そうなるとなんか社会に出口ないですね。
もう、みんな勝手に
自称シャーマンになるしかない時代なのかも知れません。
だって伝統社会がもう崩壊してますもん。
40 :
名無しさん@1周年 :2000/10/02(月) 22:16
自称シャーマン……バモイオドキ神を信仰していた某少年を思いだした。
41 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 00:05
シャーマン的能力=超能力=うまれつきの(努力なしの)誇り
↓
自分は特別だから差別される
↓
おまえたちになにがわかる
はっきりいってもう、辟易ですぅ。
42 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 09:21
シャーマン的能力が、伝統社会のように人々に有益なものとして社会構造に組み込まれていない今みたいな時代は、
電波をキャッチしてしまった人は、サカキバラ的な発現のさせかたする可能性は大ですよね。
社会的疎外感が電波をキャッチする能力を磨くのか、電波をキャッチしてしまうから疎外感を抱くのか・・・、
この板でする話ではないと思うんだけど、今日の電波少年と社会的疎外感は切り離しては考えられない。
43 :
名無しさん@1周年 :2000/10/03(火) 09:24
シャーマニズムなんていうものに、興味をもつってことが
そもそも、現代社会の閉塞感を根底にもってるってことなんじゃないですか?
44 :
名無しさん@1周年 :2000/10/06(金) 06:03
>43
人類学関係者って、やっぱ、そうなんじゃないの?(^^;
・・・というか、現代だからこそ、そこらへんの再検証は必要だと思うけどね。
ちなみに、このスレッドで、「自称シャーマン」とされている人は、
アイヌ民族な方です。
だから、そう自己主張されるのでしょうが、
はっきり言って自意識が強すぎます。
まあね、日本の中でもまだ探せば「シャーマン」が社会構造の中で
有益に働いているところはたくさんありますよ。
沖縄なんかはだいぶ残ってますからね。
こういう人に「シャーマニズムの何がわかる」って言われるのなら、
たぶん、へへーっ、と頭を下げちゃいます(藁
45 :
名無しさん@1周年 :2000/10/11(水) 02:38
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=psy&key=967260243 89 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/10/09(月) 13:34
10/8の特命リサーチ見ましたか?
人間の脳の、側頭葉を電気刺激すると、幻覚・幻視・幻聴などが起こる
という実験をやっていました。ヘルメットに電極をつけて、側頭葉を刺激する
わけですが、幻視・幻聴には現実そのものであるようなリアルな感覚が
伴うそうです。
オウムのヘッドギアとは、このことではないのでしょうか?
また、側頭葉が敏感な人は、地球の磁場や、地層の断層のズレから発せられる
電磁波にも反応して、幻覚・幻視・幻聴などを経験するそうです。
(断層のズレから起こる発光は、地震の前兆として、一般の人も見ることが
出来ますが、あの現象も、電磁波によって起こるものだそうです)
シャーマンも、側頭葉の敏感な人だったのではないか、と言われているそうです。90 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/10/09(月) 13:39
なお、幻覚の数々は、その人のこれまでの記憶がどうあるかで
それぞれに違うようです。
つまり、幻覚・幻視・幻聴の内容は、その人の記憶中枢の中にある
情報から選ばれたもので、神がかりや、霊ではない、ということです。91 名前: なっとく 投稿日: 2000/10/09(月) 22:38
幻聴、幻覚は精神病の用語でしょ、
ここで語られてる霊視、霊聴とは違いますよ。
まぁ、見えるものしか信じれない連中には区別をつけたくないでしょうがね。
92 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/10/09(月) 22:54
>91
どこが違うのか、教えて下さい。
私も特命リサーチを見ましたが、
実際、電磁場の強いところ(断層の上)にストーンサークルなどの
霊場(聖地)が作られていて、そこでシャーマンが祈祷をしたという
解説がされていました。
........てな意見もあるようです。
私自身は養老猛司支持派だったりするんすけど。
46 :
45 :2000/10/11(水) 02:41
養老猛司→養老孟司のまちがい。
47 :
天之御名無主 :2000/10/12(木) 01:33
うん。養老さんが以前、NHKの「人体ll」で
沖縄のユタの脳の電極をとって実験していたな。
いわゆる「神懸かり」になっているときは、
右脳の活動が活発化していた。
で、人類学・民俗学の人々はそのシャーマンの存在が、
社会的にどのような作用を及ぼしているのか、
つまり、社会構造の中での位置づけを考えたりしているわけ。
当然、人類学の立場では「霊」や「神」の存在は「信じていません」。
でも、その社会の中でそれを信じる人を否定することはおこがましいよね。
「信じる」ことによって「社会が回る」のだから。
・・・沖縄文学読めばどういうことかだいたいわかると思うけど。
といっても、シャーマニズムという言葉自体が
すごく便宜的すぎるから、僕はあんまり使いたくはない。
恐山のイタコと沖縄のユタを「シャーマン」とひとくくりにして
同列に扱うのは考え物でしょ?
瀬名秀彰(パラサイトイブ書いた人)のブレインバレーがそんな話
でしたな。
神がかりをてんかんやLSDレセプターと結びつけてました。
神話っぽくないのでさげ
あげます。
50 :
天之御名無主:2001/01/07(日) 13:02
オルダス・ハックスレーなんていまどき流行らないつーか
彼を知らない連中が、ドラッグ媒介した神秘体験にはまるんちゃう?
後年、彼は自己批判してるし(ちゃう、て言ったらここでは差別されるのか)。
51 :
天之御名無主:2001/01/12(金) 15:18
52 :
名無しさん:2001/01/18(木) 21:50
シャーマニズムは故堀一郎先生が本を書いているので,読まれると良い.
シャーマンの定義がまず必要だ.
北東アジア(欧州から見て)には、シャーマンと呼ばれる人がいる.
これは神降ろしとか、神懸りという特殊な精神状態を表す人である.
だから恐山のイタコがその例だ。
枕草子も,神懸り状態になった山伏が病気の治療に失敗する様を滑稽な感じで
書いていたと思う.
シャーマンは朝鮮にもいるのだろう.満州,沿海州、樺太,千島などには
見られる.この能力があると,容易に宗教の教祖になることができる.
53 :
シャーマン:2001/01/21(日) 19:27
シャーマンの文化ってどこが一番発達しているの?
54 :
名無しさん:2001/01/21(日) 22:23
シャーマニズムというのは、北東アジアの土俗的な風習で今は滅びて
しまった。神懸りしても,社会が受け入れず,病院送りにしてしまう。
また神懸りする人も,知識がないからヒステリー状態になるだけだろう.
精神的素質があるが,社会を含めてシャーマニズムを見とめる
環境が変わったのだ.
それでも日本の大都会の片隅で,20人くらいの信者を持った教祖が
ひそかに神降ろしをするというのはあり得る話だ.
55 :
天之御名無主:2001/01/21(日) 22:28
54の名無しさんが言っているのは所謂「アルタイ系」のシャーマニズムのこと。
他にもありますって。
56 :
天之御名無主:2001/01/21(日) 22:56
1のシャーマニズムの起こりって言われてもな。
妄想ちゃんいらっしゃい、になりそう。
57 :
名無し:2001/01/28(日) 22:44
>53
日本だと思う。
58 :
天之御名無主:2001/01/28(日) 23:43
>>53 一番発達しているって・・・・ 何をもって「発達」とするの?
狩猟民は大抵シャーマニズムと言えるものを持っていたようだから、
「一番シャーマニズムが色濃く残っているところは?」ってのは
質問としてなりたつかも。
59 :
世界@名無史さん:2001/05/25(金) 18:31
ピアーズ・ヴィデブスキー、著,中沢新一、監修
『シャーマンの世界』([人間の智恵]双書1),創元社
ISBN4--422-21501-9
読んだ?
すごくできのいいウンチク本(笑)。
同じ創元社の「智の再発見」双書より大版で見やすいよん☆
61 :
天之御名無主:2001/05/28(月) 03:02
シャーマニズムと神懸りを伴わない呪術師は違いますよね?
じゃ、文化人類学的に呪術師って何て言うんですか?
62 :
天之御名無主:2001/05/28(月) 04:48
えーと、脱魂型のシャーマニズムまで考えると、文化人類学で扱う呪術師はたいていシャーマニスティックです。
言われている、「神懸りを伴わない呪術師」は、多分Magicianのことではないでしょうか。
文化人類学の用語としてのMagicianは、昔の本では訳語に「妖術師」がよく使われていたと思います。
今でも新書本なんかでは使われることありますね。
すなおに「魔術士」を使わないのは、多分、文化人類学で扱う「黒魔術/白魔術」の施術者が、シャーマン=呪術師である事例が多いからではないか、と個人的には憶測しています。
ちょっと自信ないですけど、宗教学の方では、Necromancerの訳語に「妖術師」が使われる事例が目立つ気がします。
Necromancerはたいていの場合シャーマンなので、著者の専門を意識して本を読まないと、混乱することがありますね。
63 :
60:2001/05/28(月) 19:20
>>60で紹介した『シャーマンの世界』(ISBN4--422-21501-9)について。
第一章:シャーマンの世界観
第二章:土地ごとの伝統
第三章:シャーマンへの道
第四章:シャーマンの癒し
第五章:現代とシャーマニズム
巻末資料編:本書の出典/民族の名称/参考文献/現代のシャーマン的運動/索引/Photo Credits
他に、監修者中沢新一のはしがき「よみがえるシャーマニズム」が巻頭に。
各地のシャーマン、シャーマニズムの事例が紹介されてます。
>>30や
>>52で紹介されてる、硬い本もいいけど。
糸口にする本としては、話題が豊富でよいと思います。
64 :
天之御名無主:2001/07/22(日) 18:24
さがりすぎage。
>>63の本こないだ読んだけど、ちとニューエイジ寄りでないかい?
それが少し気になった。著者どういう人なんだろうな。
65 :
天之御名無主:2001/07/22(日) 21:40
ベナンのドゴン族辺りかな?
シャーマニズムの文化的発達って意味なら。
シリウス云々は無しにしても、あのダンスや仮面、衣装、装飾にはかなりハイセンスなものを感じるよ。
ソクラテスはシャーマン?
孔子はシャーマン?
天皇陛下はシャーマン?
67 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 20:15
ちゃいますよ〜
何言うてはるんですか、
>>66さん〜
ほら帰りましょ。
68 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 08:23
>>66 天皇陛下は シャーマンの 子孫だと 思ふ。
ソクラテスと 孔子は 明らかに 違ふ。
69 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 08:40
孔子はシャーマン(の子孫)と言えなくはないかも。
もともとの儒ってのは、鬼神を祀る職能集団とか聞くし。
70 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 19:49
鬼神は敬して之を遠ざくって言ってるんですけどねえ。
宗教的職能集団から思想家あるいは政治家への脱却を図るための戦略だったのかも
知れんけれども。
天皇陛下に関してですが、天皇って確か「天皇霊」っていう
霊性が肉対に憑依している、ということが前提の権威だったような
気がします。勿論、現実にそんなオカルト的なことがあるとは
思いませんが。
69さんのおっしゃる通り、儒っていうのはシャーマンを意味している
ようです。
確か、孔子は「欲望のままに行動しても、決して間違えることがない」
というのを聖人の前提としていたと思います。(論語ではどんな文だっけ)
白川静によると、「聖」という字は、
「神の声を聞きうる人」を意味するそうです。
70さんの仰有るように、孔子は神秘的なものを一切否定している。
しかし、どこかにそういった側面が残っていたとは考えられないっすか?
ソクラテスに関しては、前に新書で読んだ、ソクラテスの弁明の
中に、なんか神の意志に自然に従っているといったような
言葉が、あったような気がします。よく知らない。
命だけは平等駄、やる!
72 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 22:34
ピュタゴラスのが占いとかの面からみたらそうかも。
73 :
天之御名無主:2001/07/26(木) 22:45
ダイモンかい?<ソクラテスが従った神の声
「汝自身を知れ」もデルフォイの信託だし神憑り的なとこはあったかもね。
新しい邪教を広めたと非難を受けた、ってこれも確か弁明にあったよな。
74 :
天之御名無主:2001/07/28(土) 03:01
最近シャーマニズムのワークショップに参加しています。
太鼓の音にのって軽いトランス状態(?)になります。
こういうトランス面だけを抽出した儀式は、
あまり意味がないんでしょうか?
意味ない
76 :
天之御名無主:2001/07/28(土) 03:50
77 :
トンデモ:2001/07/28(土) 04:02
今時はお手軽にキノコでシャーマンになれるからなあ。
アニミズム多神教の復活だ!
78 :
TAR333:2001/07/28(土) 06:54
実際にシャーマンを見たと言う人いますか?自称シャーマンではなく。良かったら話を聞かせて下さい。
79 :
天之御名無主:2001/07/28(土) 21:46
いたこ
80 :
天之御名無主:2001/07/28(土) 21:48
昔、バレエダンサーで居たよなそうゆう人
81 :
74:2001/07/29(日) 02:19
やっぱり意味ないですか・・・
多少のインパクトがあったので
「新しいリアリティーを獲得したかも」
なんて思ってハイになってたんですが・・
クスリをキメてるのと50歩100歩なんですかねえ・・?
82 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 21:15
でも、原始的なシャーマニズムってそんなもんでしょ。
酒飲んで、踊り狂って、それらしい事やれば天照も顔を出すってなもんですわ。
83 :
天之御名無主:01/09/26 21:24
北東アジアあたりの勉強してます。
この辺ではたいてい片面太鼓と金帯(かなおび)を使うわけで、
その他にも具体的な共通点があり、地域的な共通文化として
「北東アジアのシャマニスム」という考え方(および起源仮説)が
あるわけですが、アメリカ大陸やアフリカ大陸、ユーラシア海岸部など、
他の地域でもそんな地域ごとの共通性があるものですか?
84 :
天之御名無主:01/09/27 01:40
ゴーマニズムの複数形です。
85 :
天之御名無主:01/09/27 05:57
シャーマニズムは、新石器時代から現代にいたるまで
おもに狩猟採集社会で受け継がれてきたもので、シャー
マンとよばれる人が病人を癒すなどの目的で変性意識状
態(トランス)に入って、さまざまなスピリット(精霊)
と交流する文化である。それは、万物に精霊が宿るとす
るアニミズムの世界観を前提にしている。 シャーマニズ
ム及びアニミズムは実はヒトにとってとても普遍的で深
遠な精神文化なのだということが最近になってわかって
きている。
人は誰しもが幼年期に限らず、動物と語り合ったり、
空の雲の形や夜の闇に何かを感じとることがある。それ
がシャーマニズム/アニミズム的な感覚である。そうし
た感性はヒトに元々備わっている「見えない世界」を感
じ取るシャーマン的資質を持っている。しかし、人間社
会の発展はそうした精神世界の中でも原始的なアミニズ
ム的感覚を意識的に抑圧してきた。
シャーマニズムはおもに狩猟採集生活をする(つまり
自然のサイクルの中で生きる)世界中の先住民の間に広
くみられ、農耕文明やそれを基盤にした西欧近代がこの
数千年間で世界を覆いつくすまでの長期間にわたって、
ヒトの社会を支える基本的な文化様態だった。すべての
宗教の根源にはシャーマニズムがあって、シャーマニズ
ムが制度化・システム化することによって宗教が発生し
たのである。
我々人間は生命誕生に驚き、死という現実に恐れを抱く、
この概念はいつの時代、どの世界においても変わらない。そ
れは我々の思考が生と死の過程にのみ存在するからであり、
誰もが生と死の未知なる世界を想像する。いつしか人はその
世界の創造者として神の存在を信じるようになった。さらに
人は人間の存在だけでなく現世のあらゆる「動」の事象が神
の創造物であると考えるようになった。神は人間の心の支配
者である。人はそれを恐れ多いものとして崇拝することで、
精神世界の中で生きる自分の存在を肯定した。そして、神を
媒体にして人々の心をある種のコミュニティーとして団結さ
せたのが宗教である。宗教には、神と人間との仲介者が存在
する。彼らは多くの場合、儀礼を行うことにより神との交信
をはかる司祭者(シャーマン)となる。人は儀礼に参加する
ことでシャーマンを通じて神意を享受し、精神的安穏を求め
るのである。
朝鮮には古朝鮮時代を起源とされている宗教である巫俗が
存在する。巫俗は巫女を神との仲介者(シャーマン)とし、
起源当時から現在に至るまで民心を支えて来た。しかし、巫
俗自体が国教となっていた事実は新羅麻立干時代の新羅第二
代南海王の時世以外は存在せず、巫俗は古くから継続されて
いる原始宗教として朝鮮宗教史において二次的機能を果たし
てきた。
87 :
天之御名無主:01/09/27 22:15
学問がどうだの、脳がどうだの、、そんなのどうでもいい。
ご先祖さまの墓参りしてみな。
そのとき、正直な気持ちで向き合ってみな。
すべてを受け入れる気持ちになってみれば、
自然に涙がぽたぽた落ちてくる。
それでいいんだよ。
勉強はそれからだよ。
そんなナイーブなこといまさら・・
89 :
天之御名無主:01/09/28 04:59
えーと、スレ主旨からは外れるかもしれないんですが
質問です。
古代日本で巫覡の託宣の真偽を判定していた「さにわ」
のような役職は、他の国のシャーマンに対しても同様の
機能を持つ者が存在したんでしょうか?
(なんか日本語が変ですね)
まずは、加地伸行著「儒教とは何か」を読んでみて下さい。
その中にシャーマンの説明があります。
それにしても、このスレッドは一体どういう人が投稿なさっいぇいるのですか?
出版社名を書き忘れました。
中公新書から出ています。
92 :
天之御名無主:01/10/01 17:27
>>90 > 投稿なさっいぇいる
何の専門家です? 音韻表記紊乱による文化コード介入論の専門家ですか。
93 :
天之御名無主:01/10/02 02:49
>>90 なんの専門家だ??(^^;
普通、シャーマニズムの説明に『儒教とは何か』はあげんでしょ。
人類学方面からなら事典+佐々木宏幹さん。新しいトピックなら、中沢新一さん。
民俗学方面からなら、柳田の『妹の力』をおさえつつ、川村邦光さん、
そして、ちょっと調子に乗って、中山太郎といったところじゃない?
過去ログくらい読みませう。
...jamanisumumonha...
私は在野の専門家です。
といっても半年前までは大学で教鞭を務めておりましたが。
勉強不足で申し訳ありません。
弟子にして下さい(^^;
96 :
天之御名無主:01/10/03 22:07
>>93 中沢さん、最近またシャーマニズム関係の研究してるらしいよ。
エベンキ族とか、アメリカン・インディアンとか、縄文とか。
さかさまにして振るとガラガラヘビのような音が鳴る
シャーマン・ワンドっていう呪術用の杖がほしいんですが、
どっかで入手できないかしってませんか?
98 :
天之御名無主:01/10/06 12:45
レイヴとかでキノコ食って踊る人たちはどうなの?
アジアのシャーマンは自らカミの領域には逝かないが米国のシャーマンは逝く。
それは戦車だろ。ってつっこんで欲しいのか?
あふぉ。
だけど、自分が宇宙の一部だと感じられるなら、潜る入り口を見つけたいとも思います。
102 :
天之御名無主:01/12/11 21:55
シャーマンといえばカルロスカスタネダ作品でしょう
内側から描いた作品でシャーマンとゆうものがよくわかります。
あれは贋作ではなかったけ
>アジアのシャーマンは自らカミの領域には逝かないが
>米国のシャーマンは逝く。
田代シャーマンは自らカミの領域に逝ったそうですが?
105 :
天之御名無主:01/12/13 15:04
>>95 専門家さん
何がご専門なんですか?
シャーマニズムについてなんですか?
106 :
天之御名無主:01/12/21 22:46
あげ
107 :
天之御名無主:01/12/23 01:48
>>104 ごめん、禿藁
ただラリってただけでシャーマンじゃねぇーつのー(w
瞑想してオーガスムを得て啓示を受けたらシャーマンですか?
ていうかシャーマンになれますか?
信者がいないとダメかな?
110 :
天之御名無主:02/01/21 00:46
ん?
111 :
天之御名無主:02/01/21 19:26
112 :
天之御名無主:02/01/21 19:39
113 :
天之御名無主:02/01/22 01:05
>>111 ほかにも小松和彦や宮家準なんかもこの調子。
……構造主義にきちんと触れている一方で、
学研のトンデモ本を一緒に並べているあたり、
ちゃんとわかっている人のネタなのか、
はたまた、ただ単に本を読んでいないだけなのか……。
まあ、はっきり言ってこーゆーのは迷惑なんすけど。
増えましたよね、特に京極以降。
114 :
天之御名無主:02/01/22 03:11
まあ、本屋さんの店長なんだから
いいじゃん色々買って欲しいんだよ
うちのゼミの先生シャーマニズムの専門家だけど、よくコロンビア行ってる。
116 :
天之御名無主:02/02/07 23:25
私のフィールドでは、伝統的なシャマニズムは
現在あまり盛んではありません。
なお、面白そうな仮説はエリアーデが指摘し尽
くした感があります。エリアーデの再検討、も
しくは巨視的なものより微視的な研究、という
アプローチが有効そう。シャマンの行動には個
人差が大きいし、秘密も多いので、細かい記述
はなされていませんから。
117 :
シャーマンキング:02/03/17 02:49
118 :
シャーマンキング:02/03/17 02:55
テレンス・マッケナ、好きだな。
120 :
天之御名無主:02/05/22 07:00
うん
121 :
天之御名無主:02/05/24 06:12
北方ユーラシアのシャマニズムって個別性もあるけど、類似性
が強い。しかも別民族のシャマン同士の交渉がかなりある(対
立、交流ともに)。世界観や道具の共通性は従来繰り返し指摘
されてきた。でも、それ以外でもシャマンのみせる超能力って
どうみてもおんなじ「手品」だと思う。壊れたものを直したり
、体内から何か取出したり、姿が見えない悪霊の声が聞こえた
り、縄抜けしたり、刀で自分の体を傷つけてすぐに治したり、
など。これは個別に発明維持されたものじゃなくて、「北方ユ
ーラシア・マジシャン協会」みたいな広い感じでシャマンに伝
承された技術だったのじゃないかな。ここ100年くらいであ
まりすごいシャマンはいなくなってるみたいだけど。
122 :
天之御名無主:02/08/08 07:45
age
123 :
天之御名無主:02/09/05 02:30
田中克彦訳「シャ−マニズム」
和田完訳「霊媒とシャマン」
読んでみたいけど、どこにも無い・・・
図書館は紛失したというし・・・
124 :
天之御名無主:02/09/05 09:50
誤爆スマンコ
126 :
天之御名無主:02/09/05 10:02
最近読んだ理論書で秀逸だったのは『盗まれた稲妻』かな。
ちょっと古いけど、大枠で外していないと思う。大著の割
には盲点が多い本だよね。
127 :
天之御名無主:02/09/15 19:28
既出かもしれませんが、青森には、イタコやゴミソと呼ばれる人たちって
まだいるんでしょうか?
128 :
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先週トゥバに行ってきた。
シャーマンクリニックへシャーマンを見に行ったが
完全に金儲けとして行っており、写真とらせろって
行ったら500Rよこせと言われた。
現地の人間も基本的に普通の病院へ行っています。
130 :
天之御名無主:02/09/22 10:26
age
131 :
天之御名無主:02/09/22 12:19
>>127 いてはるそうですが…。
まぁ、「商業化」からは逃れられないようです。
132 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/22 12:32
商業化されていないものも「居るには」いる。岡山の上原太夫はどう
なったのかな。
133 :
天之御名無主:02/09/23 19:10
>岡山の上原太夫
有名な人ですか?
134 :
天之御名無主:02/09/23 19:53
>>133 詳しくないのでなんですが、個人名じゃないハズです。
135 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/23 21:21
>133
陰陽道系の宗教者達の総称です。香川県などにも出張した。
136 :
天之御名無主:02/09/24 14:21
一回書き込んだのに消えてるのでもう一度かきます
もし重複していたらすみません
わたしは そおゆう話のすきな友人からはシャーマンとかイタコとか
言われます
自分ではよくわかりません
ふつうのかいわのなかで相手の未来や過去をなんとなくのかたちで
口にするそうです
あてているとか あてたいとかゆう気持ちはありません
この10年間は精神的にひどい状態で自動記述をしていました
書いているときは意味不明の言葉が あとでおきます
政治や経済のこと テロのこと
はっきりとわかりやすくでてくるのではないので
あとで このことだったのかとわかる程度です
特別な宗教や神系には関わっていません
ただ人生は コレでもかとゆう不幸の連続でした
心理学ではかたずけられない なにかがあるとおもうのですが
こんな話をしたら おかしいひととしかおもわれないとあきらめています
137 :
天之御名無主:02/09/24 14:45
136です
NHKの「人体」にでた宮古島のユタのひとにも会いにいきました
あんまり症状がひどいので 見かねた友人が 神のおわれてとゆう
本をくれて 宮古島にも連れて行ってくれました
そのひとからは あんたはそおゆううまれ方をしたのだから
受け入れなさいと言われました
。。。。といってもなんだか うまく説明できないのですが
それを仕事になどできません
なんだかいやな書き方になってしまったようで
皆さんのように知識がなくて。。。すみません
138 :
天之御名無主:02/09/24 21:41
>>136 一応マジレス(この手の質問は2chに限らず、ネットには向いてないんですが)。
オカルト板の方がいいのかな?(心と宗教板は、やめといた方がいいですよ)。
多分、ユタの方は「仕事にしろ」という意味で言ったのではないと思います。
心療内科とかでいう、「自らの受け入れ」の意味ではないでしょうか。
139 :
天之御名無主:02/09/27 16:05
かなしいです オカルトですか
だからシャーマンは世の中にでてこない
オカルトにもいけない
でもここも痛い
>>139 むー、「本物のシャーマン」をどう認定するか、という点が大問題ですから。
「嘘」・「心の病気」・「マジ」のどれかの判定は、
専門家(精神科医か各種宗教関係者かは、好みの問題ですが)でもないと…。
それと、ユタ・ノロやイタコ、太夫、ムーダンといった伝統シャーマンは皆、地域に根ざしていますからね。
そうでない都市住民が「シャーマン発動」なんかするとエライことになるんですが、
「個人レベルの努力」しか対処方法が存在しないのが、問題なんですよね。
「本物のシャーマン」という言い回しがおかしい。
シャーマンとは、超自然的存在と交流することで祭祀を行なう人である
が、実際に超自然的存在と交流しているのかどうかは、民俗学上では
問題にされないぐらいは知っているはず。
そういう意味で
>>136のような人は、超常現象の存在そのものを問題と
するオカルト・超心理学で、相談なり主張なりするべきです。
よ う す る に 板 違 い っ て こ と
>>140-141 でも東京のような大都会にこそ
「シャーマニスティック」な新新興宗教が数え切れないほど存在しており、
この実態の解明が急務である、とは10年以上前から民俗学会の重鎮たちが言っていること。
だから無碍に扱うのはいくないと思ふ。
この辺のことは「宗教と社会学会」あたりがやっているはず。
143 :
天之御名無主:02/10/02 18:31
136さんのは「相談」ですよね?
日常的に自分の発言が自分でコントロールできないのは困るでしょうね。
でもそういう「発作」は完全に止めるとよくないかもしれません。私自身
の狭い交友範囲では、現代日本では巫術者の素質のある人も、自分自身で
納得するまで様々な考え方や宗教を渡り歩いてみるようですけど。
>>136 つか、不幸の連続と神懸かり的な現象は別の物でしょ。
そこはまずキッチリとわけて捉えた方が良いかと。
で、不幸の方は何とも言えないけど、神懸かり的状況に関しては、
特に恥じる事じゃなく、絵が上手いとか、音感があるとかと同じレベルの
個人の特性でしかないと思うんだけど、どうでしょう?
#つか、俺の彼女も、神懸かりまでは行かないけど、
虫の知らせレベルの危険予知を良くします。
だから、あなたも特別おかしな人じゃないと思いますよ。
146 :
天之御名無主:02/11/28 18:01
新しいアルバムで
サンタナが
シャーマンを名乗ってるけど
どうよ?
タイトルがまんま「SHAMAN」なのはご愛嬌だが
たかがロックギタリストがシャーマンて・・・
149 :
天之御名無主:02/11/29 00:19
シャーマンて世襲じゃないよね
選ばれ方に特徴とあるのかな。
性別とか年齢、地位、他
まあ、各共同体によって違うんだろうけど
(^^)
151 :
天之御名無主:03/01/22 11:03
152 :
天之御名無主:03/01/22 11:15
>>136 カキコに気が付かなくて(このスレ、チェックしてなくて)、かなり遅いレスになったけど...。
或る程度、ユタのことは読んだりしてるの?
てか、ユタって「生まれ」なんだよね。そういう超常的な「力」を生まれつき持ってて、
その力が原因で、色んな不幸を体験するんだよね。
で、悩んでユタやノロのトコに相談に行くと、「あなたはそう言う生まれ」って言われる。
あなたの症状、まんま、そうなんだけど、それってなんか読んだ本を参考にしたネタ?
(ちなみにイタコの場合は、全然違うけどね)
あなたの場合は、「ユタ」系の資質があるみたい。修行すれば、「カミサマ」系の巫覡にもなれるよ、きっと。
で、巫覡になりたくない(なるつもりがない)場合は、しょうがないから、そういう体質だと諦めてください。
「ユタ」の資質があっても、ユタにならないで過ごす人もいるからね。
「苦しみ」に耐え切れないで自殺したりする人もいるらしいけど。
ユタになったら、ここにまたカキコしてくれる?
将来、研究対象になってくれたりすると、嬉しかったりする。
153 :
天之御名無主:03/01/22 12:30
>>152 ユタにも「生まれユタ」と「習いユタ」との区別(=差別)がある、と
聞いておりますが。
>>153 一般的に成巫過程が異なりますね。
ユタは、召命型ですね。修行を必要とするイタコやカミサマは修行型。ノロは世襲型。
もっとも、カミサマ系の巫覡には召命型の特徴もありますが。
155 :
天之御名無主:03/01/22 15:30
>>154 その過程で──
召命によりユタの資質であると判断され、ユタとして生きる事を半ば決定
付けられた後でも、職能者として機能していく為に修行はしますよね?
修行の必要性如何で区切るのはどうか、と思ったので書き込ませてもらいました。
>>155 しかし、修行と言っても、イタコの様に明確な指標があるわけでもなく、
カミサマの様に、自主的に修行をするわけでもないと思いますが。
ウタキをまわったり、ルーツを探ったり、それは修行の一環でしょうが、
憑かれた状態にあるのを払拭するという意図が強いのでは。
ユタの「習い」に関しては、よく存じませんが。
とにかく、136の傾向は、「ユタ」の傾向に近似していると思います。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
よほど特殊な環境に居ない限り、今シャーマニズムに興味のあるヒトは、
マイケル・ハーナー以降のネオシャーマニズムの流れの中にあるでしょ?
だから「トランス状態を如何に意味づけるか」が問題の中心になると思います。
162 :
天之御名無主:03/06/03 20:20
この板的には「いかに意味付けられているか」が問題の中心だと思われ
>>161 そうなんでしょうね。私は「特殊な環境」にいるので、
北方シャマニズムの具体的な記述にしか興味ありませんが。
この板的じゃないということでsageときます。
ちょっと瑣末な話になり過ぎてると思ったんですよ。
ユタとか神道の詳細みたいな細かい知識は、ネオシャーマニズムにはあまり重要では無いでしょ?
追求するほどにゴッコ遊び感が増していくだけで。
ディティールにこだわる必要があるのは「ほんもの」か「研究者」だと思うのですが、
そんな人たちがココで議論してもしかたないと思いますし。
そこで、ここで議論する場合の「シャーマニズム」の語感は、
「最広義のネオシャーマニズム」という感じが合うと思うのです。
ここからスタートすれば、現代生活にも有意義っぽく話が広がるかな、と。
好き勝手カキました。すみません。
>>163 「北方シャーマニズムの具体的記述が必要な特殊な環境」!?
とても興味深いです。
165 :
天之御名無主:03/06/04 01:12
166 :
天之御名無主:03/06/04 12:04
>>163 簡単にいえばある民族の伝統文化研究です。ただ私のフィールドに伝統的な
シャマンはもういません。他所から本物のシャマンが来ればそのままそれを
受容することでしょう。
私がなぜ細部にこだわるかというと、本人以外の情報は細部に限られるから
です。シャマンの世界観は他の共同体メンバーと大きく異なるため、今では
情報がほとんど得られない。細部から再構築する以外ないでしょう。世界観
にはどうやらシャマンの個人差も大きく、どこからどこまでが伝承された
もので、どこからが創造(あるいは人類普遍)なのかがわかりにくい。
私のフィールドの個別の問題なので、全体的な研究動向を批判するつもり
はあまりありません。現在の社会研究あるいは社会運動として、ならば細部
は問題にならないでしょうね。
>>163 なるほど。よくわかりました。
現在の社会運動としてのシャーマニズムは「別のリアリティーの追求」
が根本的な動機になっていると思うんですが、
このへんの話になると既にニューエイジですね。失礼しました。
>>168 ありゃ、167は
>>164でした、すんません。
実をいうと私もよくわからないのです。
いろいろ教えていただけるとありがたいのですが。
現地では伝統的なシャマンの知識が急速に失われていく一方で、
伝統文化への回帰が始まっています。そこはいわゆる少数民族
なんですけど、外来のキリスト教に接近する様子がほとんどない。
彼らはまだニューエイジのシャマニズム復活の動きをほとんど
知らないのですが、そのうち連携していくのかもしれません。
170 :
天之御名無主:03/06/08 20:11
172 :
天之御名無主 :03/06/15 10:54
恐山のイタコ
木曾のゴミソ
沖縄のユタ・ノロ
全部、憑依型のシャーマンですか?
ほかにも日本にシャーマンっていますか?
四国のイザナギ流陰陽道とかもシャーマンに入りますか?
むかーし、エリアーデを読んだときには「エクスタシー(遊魂型)」でないシャーマンは嘘っぱちみたいな書き方だったと思うんだけど。
エリアーデは語源的にも同一らしい「シャマン」を論じてるものね。
その地域では確かに遊魂型が多い。憑依型は中国や日本との境界あたり
に見られる。だから、ほかのものは起源が別と考えてたんじゃないかな。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
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_______
. |i:¨ ̄ ,、  ̄¨:;i|
|i: /ヘ\ :i|
|i:〈`_、/´_`>.、 :i|
|ii~~'、;'´`,'~,;~~~~: ∧_∧
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. |i:::`::::´:::::::::::::::::::(っ へ.へ.
. |`ー=====一゙ ヽλ__)__)
`ー―――‐一´ """""""゛""
176 :
天之御名無主:03/11/30 04:41
kanbayasitakuya
177 :
天之御名無主:03/12/16 20:53
「シャーマニズムにおける治療儀礼と象徴的効果」について
書かないといけないんですが
何か、いいサイトありませんか?
>>177 まずは医療人類学でぐぐってみるべし
本ばっかりだとは思うがな。
179 :
天之御名無主:04/03/16 23:38
180 :
天之御名無主:04/07/03 02:20
魔女もシャーマンか?
182 :
天之御名無主:04/08/06 06:14
age
183 :
天之御名無主:04/09/13 21:56:00
age
184 :
天之御名無主:04/09/20 07:09:45
「シャーマニズムとエリアーデ的宇宙論」
で書こうと思うんですが、だめですかね・・・。
全然ネオシャーマニズムと関係なくて・・・。
ご指導ください!!
185 :
天之御名無主:04/09/21 01:54:39
おしえてYO
186 :
天之御名無主:04/09/21 01:55:44
おしえてYO
187 :
天之御名無主:04/09/21 12:00:07
で、何を書こうと思っているのかわからん
なぜネオシャーマニズムと絡めなければいけないのかわからん
188 :
184:04/09/21 14:02:27
>>187 いえ、タイトルだけ見て明らかに変だ、とかそういう
ことがあれば指摘してもらいたいだけなので・・・。
ちなみに学部一年生です。
189 :
184:04/09/21 22:25:54
おしえてYO
190 :
天之御名無主:04/09/21 22:49:21
いいよべつに
学部一年ならどんな変なレポートでもOKだろ
191 :
うずまら( 'A`)ノI ◆2Gex/8ct1s :04/09/21 23:18:41
_ コン ☆
.'´ ヽノ コン ノ
./xl ノノ))))〉 ミC.====
. 〃リ(| ゚ ー゚ノ! / .| 2 |
(i7つ!つ/ / Ch \
く/_|l〉 |. 壷 .|
じ'ノ \ /
 ̄ ̄ ̄
192 :
184:04/09/22 16:35:14
193 :
天之御名無主:04/12/06 03:02:07
たぶん、シャーマニズムの痕跡は考古学と伝承解析の一致点に
なるとおもう。そうなると私見では安来になるな。
194 :
天之御名無主:04/12/26 01:52:01
つまり日本版のシュリーマンですか。
本当だったらすごいですね。
そんな事はない
196 :
天之御名無主:2005/11/25(金) 00:04:44
きのこ食って踊ったりするのはいいとも
きのこ食って踊ったりするのは普通の人でシャーマンじゃない。
シャーマンのいないシャーマニズムはシャーマニズムではない。
198 :
天之御名無主:2006/04/15(土) 04:42:43
シャーマンか
恐山のイタコや沖縄のユタの様に俺の住んでた田舎の郷にも
ホウニンさんて呼ばれてた婆さんが居たな。
交通事故で死んじゃってもううち郷に伝承者居ないけど
あれは寺の和尚さんに隠れてこっそりやってたっぽい
家には仏壇の上に5つ神棚があるんだけど
出雲大社、天照大神、金比羅さん、離れたとこに荒神さん。
それらと同じ位置に普通にホウニンさんの持ってきた
中身が何か分からない(扉が釘で打ち付けられて開かない)
神棚が置かれてて爺さんが今も朝夕に蝋燭立てて一緒に拝んでるよ
199 :
弥生:2006/06/09(金) 13:00:09
山岳信仰、石神信仰、水上信仰に発展したアニミズムの信仰に
呪術が加わることによって、より大きな力を得ようとしたのが、
シャーマニズムの始まりではないでしょうか。
最近、本で読んだような気が。。。
200 :
弥生:2006/06/09(金) 13:03:44
アニミズム、シャーマニズムの起こりをわかりやすく
書いてくれる方、キボン・・・
201 :
天之御名無主:2006/09/26(火) 13:24:11
シャーマンはイタコとか、人の魂を落としたりするけど、
アニミズムは万物に神・精霊が宿ってるって考え方じゃん?
じゃあ、その神・精霊の範疇に人の魂は入ってるの?
202 :
天之御名無主:2006/09/27(水) 03:21:16
>>201 琉球の信仰ではそうなる。
人間の魂をマブイとよび、人間には複数(主にいわれるのは7つ)の
マブイが宿っていると考える。
死者のマブイは精霊(もしくは悪霊)として扱う。
祖霊神信仰なので、死者の魂は神であるという見方も成り立つ。
>>202さん、ありがとうございます。
祖霊崇拝の面から言うと、つまり、先祖の霊は他界として海や山に住んでいると考えられ、
人々は自然災害の発生などに関して祟りのようなモノを見出し、祖霊供養を行うことで是を静まって貰おうとした
ということをアニミズムとの共通性によって神・精霊=(人格神扱いとしての)祖霊とするわけですね。
文章書くの苦手なので解釈違ってたらごめんなさい。
204 :
202:2006/09/28(木) 06:29:36
>>203 基本的にはそれで正しい。
琉球の祖霊は単に子孫の家庭内の守り神ということでなく、ノロのような
神人は地域の守り神になる。御嶽に神として祭られるノロもいる。
石垣の御嶽に祭られる神は多くがノロ(ツカサ)だ。
琉球の信仰における他界は、水平(地下)方向と天空方向に存在する。
前者がニライ(カナイ)、後者がオボツカグラ。ニライは神と霊の世界。
人間の魂はニライと現世を循環する。循環といっても仏教的転生ではなく、
魂はニライよりきて生まれ、死んでニライに去り、神として現世に戻る。
ノロの場合、魂は孫に宿ると考える(だからノロ職は世襲される)。
オボツカグラは天空の神々の世界であり、人間の魂はいかない。
他界と現世の接点が御嶽(ウタキ、ガク)であり、あるいはパンタ(崖)や
ガマ(洞窟)だ。御嶽は神がいる場所、もしくは降臨する場所であり、
パンタやガマでは琉球の伝統的葬制である風葬が行われた。つまり死者の世界と
現世の境界。いずれも聖域で、現世でもなく他界でもないと考える。
>>204さん、詳しくありがとうございます。
数日PC使えなったので見れませんでした、すいません。
沖縄のシャーマン・ユタについて少しネットで調べてみましたが、
世界観も絡めると奥が深くてとても興味深いですね。
私の家の近所にもカミサマ系のシャーマンがいるのですが
シャーマンについて調べるなら、実際にお仕事頼んでみたりした方がいいですかね。
シャーマニズムを真面目に研究するなら、S.M.シロコゴロフ、ハンス・フィンダイセン、
ミルチャ・エリアーデ、ウノ・ハルヴァ、カーメン・ブラッカー、I. M. ルイスは、最低でも
読んだ方がいいだろうな。もちろん、日本の研究者の著作も、読むのは当然だと思う
な。堀一郎、佐々木宏幹の著作は外せないだろう。もっと上げればきりがないけどね。
佐々木宏幹とエリアーデのしか読んだことないな。
日本におけるシャーマニズム研究の古典的なところでは、赤松智城と
秋葉隆編の「朝鮮巫俗の研究」は、外せないだろうな。
桜井徳太郎の「日本のシャマニズム」、「沖縄のシャマニズム」も外せないな。
210 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 13:16:26
>>204 本土にも、御嶽(と書いておんごくと読む)という、神社よりもっと
古そうな小さい聖域のあるところがありますが、
これって沖縄の御嶽と関連ありますか。
沖縄や竹富島で初めて御嶽をみたとき、そっくりだと思った。
神社の原型がウタキとか言うし、そーなんじゃないのかな。
最近活躍してる霊能者の男いるじゃん?
スピリチュアルなんとかって。
あれもシャーマンの系列に入るのかな。
>>212 招命された経験あるのなら、入れてもいいんでねw
12/2,3 北方民族に関する国際ワークショップ
www.asa.hokkyodai.ac.jp/research/staff/maeda/workshop.html
北海道ね。遠いな…。
まぁ、シャーマニズムの典型を極北に求める視点は、S. M. Shirokogoffの時代じゃないから流行らんとは思うが…w
神職とかは、求人があるが
ハローワークにシャーマンの求人を出したらどうなるかな
国立シャーマン博物館を作り、常駐してもらう
南米インカにもシャーマンがいたらしいけど
これは、シベリアの継承?
それとも現地で別途自然発生したものなの?
218 :
天之御名無主:2007/09/04(火) 00:11:19
(共同通信)
桜井 徳太郎氏(さくらい・とくたろう=民俗学者、元駒沢大学長)8月27日午後2時9分、
悪性リンパ腫のため東京都板橋区の病院で死去、90歳。新潟県出身。
故人の遺志で葬儀・告別式は行わず、香典や焼香、献花なども辞退する。
民俗学者柳田国男に師事。
民間信仰やシャーマニズムの研究などで高い評価を受けた。
東京文理大(現筑波大)卒。東京教育大教授、駒沢大教授を経て86年に同大学長。
[ 2007年9月2日15時31分 ]
219 :
天之御名無主:2007/09/04(火) 21:24:37
ああ、桜井先生が亡くなられたんだな。
『沖縄のシャマニズム』は確かに手堅い本だったな(だからこそ古典であるのだが)。
沖縄では、現役の「ユタ」にも読まれているようだけど。
瀬島とかいう戦後史の闇をくぐり抜けてきた人も今日亡くなったみたいだけど、
今は世代の変わり目なのだろうか。
沖縄のシャマニズム売ってねーよ。
221 :
204:2007/09/05(水) 06:18:43
亀レス
>>210 自分もその疑問は持ったことがあるんだけど正直関連はわからない。
ただいえることは、沖縄の地名の漢字は当て字であることが多い。
第二尚氏王朝に制定された呼称である「ウタキ」に「御嶽」という
漢字をいつ当てたのか、またなぜこの字だったのか、ということを
調べないとわからない。
ただ、概念としては日本の神道も琉球の信仰も同じアニミズムなので、
原点は同じものだと思う。
>>211の見解に同意。
>>219 まだ読んだことない。入手できないかな。ヤフオクで1万か…。
222 :
天之御名無主:2007/09/08(土) 11:26:03
>>1 サッカーワールドカップで、相手の選手にケガをさせたり、乗ってくる飛行機
を墜落させたりする呪術者たちのことです。
アフリカの国々では、相手の国のシャーマンを呪い殺したり、敵を負かして国
から報奨金をもらっているシャーマンもいます。
223 :
天之御名無主:2007/09/08(土) 15:33:03
224 :
天之御名無主:2007/10/10(水) 21:46:10
age
227 :
天之御名無主:2008/01/19(土) 23:29:21
age
(VдV)
229 :
天之御名無主:2008/08/30(土) 23:43:04
シャーマンって神秘主義なんですか?
230 :
天之御名無主:2008/08/31(日) 09:52:14
部分的にはそうだな。
今だれかいる?
232 :
天之御名無主:2008/10/05(日) 14:24:15
233 :
天之御名無主:2008/10/25(土) 13:49:55
234 :
天之御名無主:2008/11/02(日) 00:15:32
本物のシャーマンは、録画、記録とか形式の真似を激しく拒む
それは意味としての記録は無意味だからだと説明する。
シャーマンの技術は口で伝えられ、それは言葉で伝えられるのではなく
儀式と共に体験としてのみ伝えられるもの。
故に儀式は体験をさせるための技術でしかなく、体験そのものが重要な意味となる
我々の文化や技術は意味とした記録できる客観的な技術を基本としている。
しかしシャーマンは違う、記録できない主観的な技術が生む記録できないものに
本質があることを伝えている。
故に意味でしか捉えない人に、この本質を理解することは不可能。
235 :
天之御名無主:2008/11/03(月) 20:25:44
少し、意味不明な文章wっっ。
>>234 んなのTVとかで放送していたまんまじゃん、ばかすぎ
言葉で括ると意味が限定されんじゃね?
意味自体はあるよとか云って“意味”で括ると既に限定されんだよな
あーめんどいめんどい
疑問があるんで、質問させてください(過去スレを全部読もうとしたけど、学問的な話だったんで断念しました)。
おれの知り合いに、霊の声が聞こえるっていう女の子がいます。ウソを言う子じゃないんで、ほんとに「聞こえる」んだと思います。そして、その子は軽い乖離性人格障害じゃないかとも思います。
シャーンマンって、そういう軽い乖離性人格障害の人達なんでしょうか?
症状はそうだがシャーマンのそれを障碍とするべきかは微妙
後天的にシャーマンになる人は辛い過去を持ってるのが多い、この場合はそういうことだが
まあ後天的シャーマンも先輩の指導とか経験を積んで行くことで病的要素は無くなっていくのだと思う
シャーマン自体が病的というツッコミはw
241 :
天之御名無主:2009/06/27(土) 22:31:27
一つ質問ですが、
魔術師の宗教への以降類型がシャーマンなんですか?
シャーマンの中心的職能は『治癒』なんでしょうか?
242 :
天之御名無主:2009/07/27(月) 08:53:51
243 :
天之御名無主:2009/09/13(日) 20:53:18
244 :
天之御名無主:
a.g.e