◆ 白山信仰と被差別部落 ◆

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935天之御名無主:2008/03/31(月) 12:06:17 i
今荻窪の白山タウン商店街に来てるんだけどここは?
936吾妻豚:2008/03/31(月) 20:20:26
>目附谷の化け物(めっこだにのばけもん)
 昔白山は女人禁制であった。しかし、ある偏屈な老婆が白山の頂上を目指して登り始
めました。それを見た白山の神様が怒り、老婆をつかまえると、草鞋をはぎ取り、半分
にちぎって左右それぞれ蛇谷、目附谷に投げ込みました。蛇谷に投げ込まれた半身は蛇
たちによってあっという間に食べられてしまいましたが、目附谷に投げ込まれた半身は、
片目、片手、片足で鼻も口も半分の化け物となって谷を彷徨うようになりました。

ここに見られる白山に姫は、現代人がイメージする嫋々たる媛神の姿はありません。

よく似た女神が隣国においでです。

>西王母:神,其狀如人,豹尾虎齒而善嘯,蓬發戴勝,是司天之視y五殘(西王母は神であって、
>その顔は人間であるが、豹の尾と虎の齒を持ち、叫び声は千里の彼方まで届く、ぼさぼさの頭に
>玉のかんざしを飾り、天の災いと5つの刑罰<墨、鼻切り、足切り、宮刑、死刑>を司る。)

記紀には、オホカムツミ(=桃)の登場する物語中で一度だけ菊理媛として現れ、
ホツマでは西王母の妹と称されても少し長い物語を有します。

泰澄=秦氏、この説を取り上げるまでもなく、往古からこの地方への隣国文化流入は盛んであったことが偲ばれます。

937吾妻豚:2008/03/31(月) 20:23:56
>なお西王母の話は弥生時代には日本に入ってきてたようで、桜ヶ丘銅鐸に西王母の姿が
描かれておるようです。なかなか歴史がありますね。
h ttp://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/tn00j1.htm

重要なのは、西王母の、「5つの刑罰<墨、鼻切り、足切り、宮刑、死刑>を司る」このくだりです。

島津公から弾左ヱ門が「同じ秦氏の末裔」と、幕末にモーションをかけていた話は有名です。
長吏階級が「刑の執行」を役割として担っていたことは、白山媛=西王母と見做すと
ぐっとルーツ的なものが理解し易くなります。
現代人に繋がる「穢れ観」以前の神祀り、
旧甲州街道〜中山道沿いには、点々と、それらの

はふり   祝り=贄り
ひもろぎ  神籬=「胙」「膰」「燔」

であるような、古い信仰形態を留める人々が残っていたのではないでしょうか?

そういえば甲州街道の東側スタート地点の四谷、ここを舞台に編まれた「四谷怪談」
このお菊さん=ククリ姫 であるという説に関しては検証物語が本になっていたような?
がいしゅつですかね?

レス中引用させて頂いたサイトの方々にはありがとうございました
938天之御名無主:2008/04/08(火) 00:35:54
名古屋高裁金沢支部で判決出たね
939天之御名無主:2008/04/08(火) 14:18:21
被差別の連中をみんなでいじめると
部落同士が結婚して血が濃くなる
940天之御名無主:2008/04/10(木) 15:20:56
>>938
政教分離が認められたね
941天之御名無主:2008/04/19(土) 08:11:09
「矢や皮や川や坂」の字
弓矢や皮製品は軍事物資と独占するため、時の権力者は被差別民の専業とさせ、
川の氾濫の恐れのある場所や、坂のある場所に「宿」(住居) とさせたことから、
被差別民の別称「坂の者」と言われるようになった。
942天之御名無主:2008/04/19(土) 19:26:51
菊姫 大吟醸『菊理媛』くくりひめ   50,000円
943天之御名無主:2008/04/20(日) 17:51:03
3千年前に白山王朝があったんだよ。
944天之御名無主:2008/04/22(火) 02:47:49
猿田彦神社の近くで生まれたんだけど、うちの村はそこの祭りには参加できなかった。
うちから有得ないぐらい山奥に別の集落があってその集落は参加できてた。
20軒ぐらいしかない村で凄く団結力があって、その村の子の喧嘩って見た事がなかった。
なによりも怖かったのは親も子もみんな同じ顔してるの。
沢○靖子のぽちゃっとしたみたいな顔が老若男女いたら怖いでしょ?
うちは超山の中の奥能登(石川県)。
ちょっと町寄りにも同じ顔の養豚業の娘がいた。裕福だったよ。

猿田彦と部落って関係あるの?古事記かなんかで神様の道案内した猿の化身だよね。
西遊記を読んだ日本人が創ったキャラだって聞いたこともある。
945天之御名無主:2008/04/22(火) 05:46:17
猿田彦は猿の化身などではないですよ。
西遊記ー、は聞いたことはありませんが、どちらかと言うと天狗に近いらしいです。
道祖神の流れを汲みつつ、太陽を司る国津神の一柱だとされつつ、尚且つ天孫降臨の説話でも登場するのでとても人気があります。
扱いやすいことから全国色々なところで盛んに祭られていますので、
閉鎖的な被差別部落には縁の遠い神様の一つだと私個人は思います。


石川県といえば白山信仰の中心だなぁ、関連性あんのかなぁ
とか思ってぐぐってたらこんなのあった
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/5161/LegendsInNorthNoto-3.htm
それってこれに出てくる岩井戸神社(猿鬼神社)のことじゃないの?
946天之御名無主:2008/04/22(火) 09:53:28
猿田彦神社はなぜか海沿いの地域にあると本で読んだことがあるのですが。
仏教王国といわれる石川県は仏壇が立派なことでも有名です。
七尾市や輪島市には仏壇やが多く漆工芸・加賀蒔絵・加賀金箔の装飾が見事で
扉を開けば最大二軒幅の大きさのものが裕福でない家庭でも普通にあります。
これは新潟県の浄土真宗信仰と関係あり、北前船の影響とも言われています。
天孫降臨伝説も船に乗り沿岸沿いに伝わったのではないかと私は思っています。
神話も多く残っており、幼い頃から日常的に聞かされてきました。

うちの近くの末社は女神様を奉っており、出雲大社に全国の神様が集まる
神無月より一ヶ月先に入ってお掃除をしなければなりません(笑)
しらやま比め神社も女神様なのでカップルで詣でると嫉妬されて別れさせられます。
「安寿と厨子王伝説」とともに数多くの神話を口伝えで祖母から聞かされてきました。
大伴家持や菅原道真、勧進帳の話もよく聞かされたなあ。
947天之御名無主:2008/04/22(火) 15:28:05
神社のそばに住んでるのに被差別部落だから祭りに参加させて貰えなかったんだね。
カワイソウ
948天之御名無主:2008/04/22(火) 16:46:22
>>947
よく言われましたから気にはしませんよ
被差別でないと言い切る根拠もありませんし
大陸の血も混じってない土着民なら
あなたはゴリラに間違われませんか?
949天之御名無主:2008/04/22(火) 22:08:38
>>946
猿田彦と海は相性が悪い(溺れて死んでしまう)はずですがどうなんでしょうね。
猿田彦と塩土老翁が混合してしまったんじゃないかなぁと思っていたんですが。
役割(穂穂手見を海の神、綿津見のところまで案内する)としては似ていますし、
猿田彦の別名称の「白髭」にもどこか通じるところがありますし。
どちらにしても白山とは関係がなさそうですけどね。

男女二人で来た参拝客を別れさせる、とは、いつからそうなったんでしょうか。
やっぱり伊邪那岐の伊邪那美への未練を断ち切るように登場する菊理媛からきた噂なのかなぁ?
950天之御名無主:2008/04/23(水) 18:41:39
白山信仰が何で関係あるのか分ったような気がするけど
詳しくは書けない
一部の集落の地名は全国に散在しているにも拘らず
共通点がいくつかある
昔ばあさんがどんなに隠しても分かると言っていたのはこの事だ
苗字を持たなかった者は地名を付けた
951天之御名無主:2008/04/24(木) 00:37:17
>>950

> 一部の集落の地名は全国に散在しているにも拘らず
> 共通点がいくつかある
> 昔ばあさんがどんなに隠しても分かると言っていたのはこの事だ
> 苗字を持たなかった者は地名を付けた
どのようなお話でしょう。
ヒントだけでも教えてくれませんか?
952天之御名無主:2008/04/24(木) 01:18:58
ひょっとして別所のこと?
白山権現を鎮守としているところは別所の可能性があり、別所とは大和朝廷が蝦夷の俘囚住まわせた場所だという説もあるけど、別所と部落は結びつかないと思う。
953天之御名無主:2008/04/24(木) 02:09:13
「B問題」でwikiってごらん
山○○恵の父方の姓が正しくそれなんだよ
N○○にも不思議な苗字のアナウンサーが多いね
汚らわしいと思うことが間違いで
少数民族の末裔なだけなんだと思うよ
人権擁護法案には反対だ
普通の人間なんだから普通に扱えばいい
954天之御名無主:2008/04/24(木) 08:55:45
>945
これヒサルキ、キヒザル伝説だよね。オカルト板に書いたら受けるだろなぁ
狒々で検索するといろいろ出るな。
生贄になった女の子のバラバラ死体を埋めた姫塚なんてのもどっかの辺にあったな。
狂犬病のサルなんでは?と考えたこともあったな。
それにしても能登半島近辺は勇猛果敢な女の人の伝説が多いね。
そういう女の人の話を読むたびウリ○○ース千賀子さんの顔を思い浮かべてしまう。何故か。
955天之御名無主:2008/04/24(木) 09:46:50
>>953
上段の伏字部分を教えて。
956天之御名無主:2008/04/24(木) 14:15:18
>>955
知ってどうしたいの?
957天之御名無主:2008/04/25(金) 03:22:12
しらやま=新羅人(しらぎひと)の山=斯蘆人(しろひと)の山
楽器には犬猫の皮が使われることから被差別部落には鳥獣の文字が付くこともある
たったそれだけのこと
渡来人と皮革産業は深い関わりがある、決して穢れた血が流れているわけではない
958天之御名無主:2008/04/25(金) 22:08:44
>>948
しかし、集落が皆さん同じような顔の人達が祭りに参加できる一般で
神社の近くで祭りに参加できなかった貴方は被差別集落だったのかね?
959天之御名無主:2008/04/26(土) 00:24:44
>>958
同じ顔をした人たちの集落は猿田彦神社から何キロも山奥にあるのに
隣接する集落でなく、山奥のの集落だけが祭りに参加していた。
私たち多くは観客ではあっても司祭側ではなかったということ。
石川県は部落差別が関西人ほど粘着じゃないし、私が部落民かと聞かれても
全く反論する証拠がないので部落民ではないと言い切れません。それこそ差別だし。
渡来人と新羅人の山まで書き込んでるのに、勉強も研究もしないで
>>958は優越感に浸っているんだろうね。お笑いです。


960天之御名無主:2008/04/26(土) 00:47:11
>954
ウリグリース。
あまりゆんゆんしてなくて行儀の良いスピリチュアル系のブログ
主宰してる看護婦さん?..なんだけどバタくさい顔写真見ながら
アマテラスが〜とか喋ってるのを読むとなにかが背筋を走るのさ。
多分家畜人ヤプーのクンダリーニエネルギーだとオモ。(爆)

>959
没個性というお仕着せで根を切られている人間ばかりだから、
あなたのようなのがうらやましいのさ、みなさん。

テシカガとかクッチャンとか、北海道の旅行パンフをわざわざ、
そこ出身の私の前で広げて、「日本の言葉じゃないよね〜」を乱発してた
先輩、可哀想だな、と思った。
乱杭歯でカナダでスキーが大スキーだった彼女、元気かな?
思えばバブル全盛だった...
961天之御名無主:2008/04/26(土) 00:55:11
前のレスで自分への?だと思って返事してしまった
山口百恵のパパンは知らないなぁ
962天之御名無主:2008/04/26(土) 01:17:17
>>960
奥能登の言葉だって何言ってるかわかりませんよ。
アイヌが言語とも万葉言葉とも、猿田彦は渡来人の祭りとも言われて
じゃあ司祭がわの集落は被差別じゃないんでは?とも思うし。
歴史の先生でもワカラナイ事なんだよ、縄文と弥生、源氏と平家、弾左衛門・・・
詳しく勉強していると今度は被差別部落の人を尊敬するようになるかもよ。
天皇家も宝刀作ってる鍛冶屋も徳川宗家も和泉家(pu)も。
963天之御名無主:2008/04/26(土) 06:11:46
>>959
その同じ顔の集落は近親婚の同じ苗字かな?
自分が農民かどうかも証明できない貴方の集落は
ある時期まで先祖が物乞いの出稼ぎをしていた集落か?
964天之御名無主:2008/04/26(土) 14:17:57
>>963
お前の出自が何であるか答えられたら教えてやるよ。
自分の家系を10代遡って調べてみろ。
マジで答えられる奴ほどロンダなんだよ。
白山信仰の研究も出来ない頭悪い>>963
劣性遺伝が脈々と受け継がれてきた一族なんだろうな?
965天之御名無主:2008/04/26(土) 14:29:58
>963は被部落差別って言葉だけで飛びついてきたDQNだから相手にする必要なし
雅子妃の出自を云々言っている割には自分のことには関心がない鬼女レベル
966天之御名無主:2008/04/26(土) 15:23:36
江戸期300年を通じて殆ど人口の増減がみられなかった農村
嫁取りが長男だけの特権だったか@、次男以下は子をなす事を許されなかったかA
どちらかだった。Aのケースは中級以下の武士にも往々にして見られた。
許されて「床上げ」と称する内妻を持つこともあったが、A同様
子を儲け育てるることは社会的道義に合わぬこととされた。
欲望と責任の帳尻あわせは堕胎でもっぱら行われた。
@の場合、一人の嫁を兄弟で共有するのが暗黙の了解であったり、
女隠居がその役目を果たしてたりした。彼らは文字を持たず、語ることもしなかった。
灯りの無い農村の夜はそれほど暗い。

そんな風にして日本の「家」制度は維持された。

吉原の女郎の子供が、「寮」に蟄居して生まされ、
近隣の在の百姓に引き取られたというのもメルヘンだ。

まちがって生まれても先天性梅毒で育つことはなかっただろう。

水戸光圀公は本家に跡取り騒動が起こってる時に自分の室に堕胎を強制した。

自分の体の労働と欲望のバランスシートを作れ。それを眺めれば
自分の先祖たちがどう生きてきたかがわかるだろう。




967天之御名無主:2008/04/26(土) 15:39:05
>>964
なぜ十代前まで遡らなければならない?
近世はどういう身分だったかだろ?馬鹿?
968天之御名無主:2008/04/26(土) 16:04:19
被差別部落にウエイト置きすぎて白山信仰には関心ないみたいですが
明治維新に廃仏毀釈をする必要がなぜあったのでしょう?
そこから調べてみると馬鹿の血統でも3代遡ることぐらいは出来ますよ
貧しい農民でも流動性のない一族であり神仏どちらかの信仰が厚かった祖先なら
過去帳に葬儀・回忌・布施寄贈ぐらいの記録は残されているはずです
田舎に行くほど過去帳の記録が古いのは、寺院や僧侶も棄教して神道の庇護下にあった歴史があり
古くは落ち延びた平家を匿った記録も残されています

幕末以前の祖先の名前も職業も明らかでないのは、田舎者ではないという証拠
優越感に浸る根無し草の末裔ということで良いではないですか?
969天之御名無主:2008/04/26(土) 19:32:48
>>968
スレタイに被差別部落が入っているのだが?お前キチガイ?
970天之御名無主:2008/04/26(土) 19:36:13
>>968
根が張っているのに被差別だと明確に否定できないのだから
やはり先祖は被差別だったのだろ?
そのことを非難しているわけではないのだが被害妄想か?
971天之御名無主:2008/04/26(土) 19:41:16
>>968
あ、余所から移り住んだ人達ということか?
酔っ払って絡んで悪かったな。許せ。
972天之御名無主:2008/04/26(土) 20:04:35
>>969->>971
白山信仰についての見識さえないのですねw
楽しいGWをお過ごしください
田舎者ではないなら帰省することもないでしようがw
973天之御名無主:2008/04/26(土) 20:19:50
スレ始めには博識者の意見もあり、白山信仰や磐木信仰について研究材料になりました
少数民族と信仰の関係について再認識させていただいたことに感謝いたします
範囲を広げて富士山信仰と民族や、譚高山と民族にも興味を持たせて頂きましたことにも感謝しております
民話・法話に隠された信仰の伝承を研究する者には前半は大変貴重なスレでした
974天之御名無主:2008/04/26(土) 21:02:39
>>972
スレの前半に何度か書いているよ。
過疎板にしては張り付いているのがいて釣るのが面白くてなw
975天之御名無主:2008/04/27(日) 05:02:54
白 源氏 新羅系 騎馬系 関東
赤 平氏 百済系 海洋系 関西

白+赤=日の丸
976天之御名無主:2008/05/06(火) 20:40:15
>>937


現代人に繋がる「穢れ観」以前の神祀り、
旧甲州街道〜中山道沿いには、点々と、それらの

はふり   祝り=贄り
ひもろぎ  神籬=「胙」「膰」「燔」

であるような、古い信仰形態を留める人々が残っていたのではないでしょうか?
そういえば甲州街道の東側スタート地点の四谷、ここを舞台に編まれた「四谷怪談」
このお菊さん=ククリ姫 であるという説に関しては検証物語が本になっていたような?
がいしゅつですかね?


これは衝撃的です。
977天之御名無主:2008/05/06(火) 22:03:10
>>975
だからなに?
978天之御名無主:2008/05/07(水) 10:34:45
永久保貴一「検証 四谷怪談 皿屋敷」だね
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1093750247/菊理媛が何を言ったか

http://www.ffortune.net/symbol/rei/sara2.htm
この本はマンガなの?
作者はじめ関係者がコトゴトク酷い目にあったって、どんな?
興味無い訳じゃないが、怖い。
979天之御名無主:2008/05/08(木) 00:12:05
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~kaya2002/0106.htm
ここって大陸、半島系の研究者のサイトですか?
なんか釈然としないですね、、、、、
はっきりいって好きじゃない。
980天之御名無主:2008/05/08(木) 09:38:49
神道は、中国起源で全部解き明かせるという説で本を書いた
研究者が、7〜8年前くらいか?
賞を貰っていたね。

日本民族がボウフラみたいに琵琶湖に湧いたのでなければ、こういうのにも
耳を貸さなければならないかもよ?

まあ、百合丘とか現代地名をあちら起源として扱っていたり、問題も山積みだけど。
つーか人権板から来た?
981天之御名無主:2008/05/08(木) 15:54:36
>>979
あははwおもしろいなこれw
982天之御名無主:2008/05/08(木) 23:43:09
「イタヽヽヽヽ」
と、お岩は蹴られて転がりながら、思わず指を口にくわえた。すさまじい残
虐さに観客がかたずを飲んでいるところへ、伊右衛門の捨て台詞(ぜりふ)が
聞こえてくる。
「それ見たか。エヽ、いけあたぢけねへ[どケチめ]。しかしこれでも不足で
あろうが」
 これでもたりねえと、伊右衛門は蚊帳と小袖を値踏みをしながら舞台の花
道に入る。時の鐘がごうんと鳴り、さびしい夕暮れを告げた。
 お岩はようように起きあがり、
「コレ、伊右衛門殿、伊右衛門殿。その蚊帳ばかりは」
と、まだ蚊帳のことを思いながらあたりを見まわすが伊右衛門のすがたはも
はやない。

「そんならもう行かんしたか。あの蚊帳ばかりはやるまいと、病み呆(ほう)
けても子がかはゆさ、はなさじものと取りすがり、手荒いばかりに[手荒く引
っぱられ]指先の、爪ははなれてこのやうに」
と、お岩のモノローグになる。

「そんならもう、行かんしたか」という嘆きが哀れさをもよおす。指先から
血がしたたり、肉体の苦痛もすさまじい。観客は退屈するどころではない。
ひと言も聞きもらすまいと耳をすましただろう。暴力に見舞われるお岩から
もう目が離せない。一段一段とつのって行く夫婦のあいだの亀裂にどきどき
としている。

983天之御名無主:2008/05/09(金) 00:03:42
上の982はコピペ。

ざっと読んでも、
病む母(妻)、その母を、なおも身勝手に利用しようとする父(夫)、
彼の恐怖と離反と居直り、

読めば読むほどイザナギイザナミのモティーフの変形だということがわかるんだ。

....しかし考えてみれば、四谷怪談は「お岩」だぞ。

「お菊」は番町皿屋敷。

菊は聞くで霊能女性にピッタリのネーミングだったとも、どこかで読んだことが...

まぁ 四谷怪談のお岩さんはイザナミヨモツシコメ兼任さらに、戸板返しのシーンで
水ククリヒメ、ですね。ご冥福をお祈りさせて頂きます。
984天之御名無主
名字白山なんだけど…