〔金枝篇〕J.G.フレイザー〔全訳刊行開始〕

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1天之御名無主
『完訳 金枝篇――呪術と宗教の研究』全8巻+別巻1
J・G・フレイザー著
神成利男訳 石塚正英監修
菊判・上製函入 二段組 各巻平均500頁
予価:各巻10000円
国書刊行会
http://www.kokusho.co.jp/kinkan/index.html
2天之御名無主:04/05/22 20:24
机上の学問。
3天之御名無主:04/05/22 20:56
各巻が1万円かよ!!!!!!!!!!!
4天之御名無主:04/05/22 21:20
これは買いですか?
5求道心:04/05/22 22:18
岩波文庫の普及版で十分かと・・・


専門的に研究するなら、買いやろね
6天之御名無主:04/05/22 22:34
専門的に研究するなら原書じゃねーの?
今でも売ってるか知らないけど・・・。
図書館向けじゃない?
7天之御名無主:04/05/23 17:04
9万円か。専門家か、金が有り余っている奴しか買えんな。
でもちょっと欲しい。
8天之御名無主:04/05/23 19:32
さっさと品切れになってプレミアつくやも知れぬわ。
9天之御名無主:04/05/24 02:57
「クトゥルーの呼び声」というゲームでは、「金枝篇」読むと発狂するそうですw
10天之御名無主:04/05/24 06:40
普及版ですら冗長でつらいのに(笑
11天之御名無主:04/05/24 19:57
とりあえず一巻だけ買ってみる。
12天之御名無主:04/05/24 20:13
国書刊行会は暴利だと思います。
13天之御名無主:04/05/24 20:24
500頁2段組って結構分量あるし、そもそも大量に売れる本じゃないからね。
仕方ないんじゃない。8000円出してこの本買おうという奴なら1万円くらいまでだしそう。
14天之御名無主:04/05/24 22:13
学校の売店で買えば一割引か。
15天之御名無主:04/05/25 19:35
高校の図書館にリクエストできる金額じゃないなぁ…
16天之御名無主:04/05/25 21:23
近所の図書館からスタート。
17天之御名無主:04/05/26 23:41
批判も多いけど金字塔的作品だよね。後世に与えた影響大。
18天之御名無主:04/05/27 19:23
新聞に広告が載り始めた。
19天之御名無主:04/05/28 19:23
この邦訳の存在意義がわからんのぅ。一般人なら、岩波の簡約で十分だし、
多少人類学を志すなら、英語だし、原書で読まなきゃ、話にならんじゃん。
20天之御名無主:04/05/28 20:36
なんでも邦訳があったほうがいいんじゃないの?
学校の図書館で購入さ。
21天之御名無主:04/05/28 21:56
>多少人類学を志すなら、英語だし、原書で読まなきゃ、話にならんじゃん。

そこまで必読の書ではないような気がするけどな。
22天之御名無主:04/05/29 01:09
>6、21
ものはついでて、いっそ英語版も欲しいと思って、
悶々としてる私は、アホですね〜(苦笑)
23天之御名無主:04/05/29 08:40
>>21
教授が、金枝篇は、フィールドワークを基礎とする学者たちに一時攻撃されたが、
今は価値が再認識されている、と言ってたよ。

てか、人文で英語できないのは致命的。たとえ国文学専攻にしてもね。
24天之御名無主:04/05/29 16:06
岩波で買ってしまってるからもう買えないよ…orz
25天之御名無主:04/05/29 16:11
あげ
26天之御名無主:04/05/29 21:47
まあ、岩波の簡約版、途中までしか読めていない私が完訳版(同音異義だな・・・)欲しがっても仕方ないか。
2722:04/05/30 00:31
一つ、質問。
私が学生だった頃、書店注文しても、
簡約版は、版元品切れだか絶版だかで、
古本屋回るしかなく、ついに、手に入らなかったんですが・・

それも、古本屋で見かけたのは、一度だけ、
ハードカバーの、誰かのサイン入りだった。
サイン本、(古本屋に)流すなぁ〜と思ったのを、覚えてます。
で、仕送り前の、本当にピーピーだった時で、
涙を呑んで、その本、見送った。

何で、皆さん、持ってる風なの?
私より、若い?<つまり、最近復刻するなりしたんですか?
それとも、根性で、古本屋巡りしたんですか?
28天之御名無主:04/05/30 00:39
>>27
確か一昨年あたりに復刊しています。まだ現時点では売っています。
29天之御名無主:04/05/30 09:32
>>27
岩波文庫には、基本的に絶版はありましぇ〜ん。「品切れ」なだけです。
金枝篇級の重要書なら、何年かまてば重版されます。文学板の岩波文庫
スレみてね。
30天之御名無主:04/05/30 09:52
ちくま学芸文庫に初版の完訳があったよね。
31天之御名無主:04/05/30 21:54
>>27-29
岩波文庫版の金枝篇ならコンスタントに出てるよ。
今でも手に入る。
3222:04/05/30 22:56
>>28〜31
私が涙を呑んだのは、97年学卒なので、
10年近く前の話でして・・・・(苦笑)
品切れの谷間に、ずぼっと嵌ってしまったということなのでしょう。

いろいろ有難う御座います。
とりあえず、岩波の簡約、注文してみますね。

33天之御名無主:04/05/31 00:00
この前の復刊の前は結構品切れ時期長かったんじゃないかなあ。確か。
34天之御名無主:04/05/31 00:09
>>9
あのゲームは何やっても発狂するか死ぬかじゃねぇかよ(笑)
35天之御名無主:04/05/31 23:01
>>27
エリアーデの本で同じ思いをした経験が(笑
サイン本じゃなかったけど、定価の10倍はあきれるしかなかった。
3622:04/06/01 23:36
>>35
それこそ、暴利だ・・・(苦笑)<古本屋
でも、最近は、エリアーデも文庫で出回り出して、
大分、楽になりましたよね〜
37天之御名無主:04/06/01 23:42
眠くなるよな、この本。
38天之御名無主:04/06/02 06:52
みんな引用とかで必要な所しか読んでないでしょ?
39天之御名無主:04/06/04 17:42
簡約版を読みながら必要なところを図書館に入る完訳版を見るということになるのかな。
40天之御名無主:04/06/04 23:27
「金枝篇」そのものの考察でもない限り、簡約で充分な気がしないでもないが。
41天之御名無主:04/06/14 20:05
いつになったら本屋に入るんだ?
42天之御名無主:04/06/22 01:17
ホームページが更新されてた。そろそろ出るか。
43天之御名無主:04/06/24 06:31
肘掛け椅子の文化人類学者か。
マリノフスキーみたいに気を病むぐらいの覚悟でフィールドワークすべきだな。
自分はイヤだけど。
せめて、電気椅子の文化人類学者ぐらいにはなって欲しかったな。
大体、文化人類学の発祥自体、植民地支配が背景になっていたじゃないか。
未開社会はどうのこうの、異文化はどう解釈するだのって論じるのうざいよ。

今はOO人類学で何でも研究できちゃうけど、
マックス・ウェーバーが言ったとおり社会は客観的対象になりうるのかね?
社会学が発達したのはドイツ系ユダヤ人学者によるところが多いってことは、
社会から比較的に疎外されていたから、冷静な目で傍観者的に社会を見れたから
でしょう?
オウムを研究しようとした男(少し面識がありました。)がオウムの代弁者になって
しまったときは考えさせられました。

あ〜あ、今じゃ自分は社会学、人類学からも離れ、懐かしい思い出だけが残ってます。。
44天之御名無主:04/06/25 19:15
発売日age
45天之御名無主:04/06/25 20:17
『地獄の黙示録』が好きなので、闇の奥に続いてアタック
しようかと思いましたが10000円かよ……orz
46天之御名無主:04/06/29 19:35
第1巻購入。夏休みにゆっくり読もう。
47天之御名無主:04/06/29 23:02
>>45
Apocalypse Now が金枝篇に影響を受けてるところなんて、王殺しの部分だけじゃん。
しかも、マーティン・シーンは、マーロン・ブランドを殺した後、本国に帰っちゃうし、
コッポラは本当に読んだのか疑問。むしろ、T.S. エリオット繋がりで、本棚に置いといた
と思われる。金枝篇より、The Wasteland と The Hollow Men 読むのが先。
48天之御名無主:04/07/02 17:39
あんまり盛り上がらないな。
49天之御名無主:04/07/23 19:01
まあ、基本的に学術書だしなぁ。マイナーだし。
50天之御名無主:04/07/25 01:14
どこでスレ立てれば盛り上がっただろうか?
51天之御名無主:04/07/29 18:54
金枝篇、結構おもろいね。
でも岩波の簡約版でお腹いっぱい内臓破裂。
簡約でさえ適当に飛ばし読みしなきゃ読めたもんじゃないのに
完訳なんて想像しただけでも恐ろしいよ。
52天之御名無主:04/07/29 21:06
>>52
学問てのはもともと地味なもの。
面白おかしい所だけ切り取ってくると、テレビの擬似化学番組になる。
53天之御名無主:04/07/30 02:13
これって大学に置いてあるすっごく分厚い本か?
54天之御名無主:04/07/30 08:03
そう。
岩波文庫のも分厚いし、
国書のも分厚い。
55天之御名無主:04/08/12 01:23
56天之御名無主:04/08/25 00:14
保守
57天之御名無主:04/09/07 03:29
フレイザー保守
58天之御名無主:04/09/24 00:57:14
来月に第二巻が出るわけか。
59求道心:04/09/29 00:35:48
すいません、岩波文庫の簡約版、今、また読み直してます。やはり、面白いね。とは言っても、う〜ん、完全版は買う気になれんね〜。通勤電車で読みにくいだろうし・・・。
60天之御名無主:04/09/29 16:07:16
ちくまのやつでいいんじゃないかね。
61天之御名無主:04/11/19 01:49:23
まだでねえ保守
62天之御名無主:04/12/15 14:29:16
12月になった。
63天之御名無主 :05/02/08 03:04:19
今年の一番乗り・・・

今、ちくまの読んでます。上巻読み終わって、下巻突入です。
ぱっと見、岩波のより読みやすい感じだったので買ったんですが、比較した人はいます?
イラスト、写真入りの図解のもあるみたいですけどそっちは話題になりませんか?

保守&永続祈願
64天之御名無主:05/02/26 20:15:50
保守
ちくま版と岩波版の比較希望。
65天之御名無主:2005/03/22(火) 23:01:16
保守
66天之御名無主:2005/03/23(水) 00:47:17
図書館に第二巻だけあったので借りてきた。
岩波のは、注釈をカットしてるんだっけ?
どうせ1世紀以上前の参考文献指示ばかりだからそれでもいいような気がするがw
67天之御名無主:2005/05/03(火) 23:22:20
レイ・ブラッドベリの短編に「金枝篇」のエピソードにアイデアを
もらったものがあるよ。ある意味、ファンタジーのネタの宝庫だと思う。
ずいぶん昔のことだが、岩波版を夢中になって読んだ。
今度の完訳版は値段が高すぎると思う。
68天之御名無主:2005/05/04(水) 10:31:56
うは
今日図書館でまずパソコン検索かけたら岩波文庫が置いてあるとの情報が
でもその番号の棚にはなくて
奥の書庫(倉庫?)から司書の人が出してくれた
最後に借りた人が3年前だった
69ライダーマン ◆VQKJgiezS6 :2005/05/04(水) 12:20:33
>>67
>レイ・ブラッドベリの短編に「金枝篇」のエピソードにアイデアをもらったもの
タイトル教えて。どこに収録されてる?
70天之御名無主:2005/05/04(水) 21:58:02
短編集 The Golden Apples of the Sun の中の The Golden Kites, The Silver Wind.
ブラドベリを読んでから何年もたって金枝篇を読んだ時、ブラッドベリはここから
アイディアをもらったと確信した。

今、双方を比べて読んでみると、豚とオレンジ、鯉と漁網とかなり違っている。
舞台を中国にする必然性はないのに、わざわざ中国が舞台になっているということは、
中国にはこういう言い伝えがあるということをブラッドベリはどこからか知った
ということだ。 たぶん金枝篇からでしょう、と若干弱気になってる私。

自分の書いたことを確かめるために、岩波文庫簡約版「金枝篇」を斜め読みしたが、
興味深いエピソードに満ちている。民俗学の学術書として読まずに、今昔物語や
宇治拾遺物語のような説話集か神話の読み物のつもりで読むとおもしろい。
角川文庫に「火の起源の神話」もある。これもおもしろかった記憶がある。
71天之御名無主:2005/05/05(木) 07:16:53
日本に関する部分が
「なんじゃそれ?」だった記憶が。
72天之御名無主:2005/05/28(土) 12:45:08
73天之御名無主:2005/05/28(土) 18:40:46
>>68
普通に、閉架なだけじゃん。
74天之御名無主:2005/05/28(土) 22:53:24
最近アニメ界で流行ってるのか?
∀ガンダムに続いてエウレカセブンでも金枝篇使ってるのな
75ダンの花:2005/05/29(日) 00:37:42
続いてって∀から何年経っているのよ?
ただネタとして使いやすいからだろう。
76天之御名無主:2005/06/06(月) 22:20:52
きょう、ブクオフいったら、
岩波文庫の5冊揃いが売ってたので
全冊買ってきたよ。
2002年再版のやつなので
新品同然だった。

400円×5冊で2000円。
国書のやつはさすがに買う気になれない。
77天之御名無主:2005/06/07(火) 07:48:21
とりあえず近所の図書館にリクエストしてくるか、、、
78天之御名無主:2005/10/16(日) 21:02:01
金枝篇というタイトルにはどんな意味が込められてるんですか?
79天之御名無主:2005/11/23(水) 04:22:16
>>78
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9E%9D%E7%AF%87
金枝とはヤドリギのことで、この書を書いた発端が、イタリアのネミにおける宿り木信仰、
「祭司殺し」の謎に発していることから採られた。
80天之御名無主:2005/12/23(金) 18:19:26
いつの間にか金枝篇まで出てたね、あげ
81天之御名無主:2005/12/24(土) 09:17:23
買っても書棚の飾りにしかならんような。
82天之御名無主:2005/12/27(火) 14:22:12
ちくま版age
83天之御名無主:2005/12/29(木) 01:07:54
英語が得意な人なら、プロジェクト・グーテンベルク
ttp://www.gutenberg.org/etext/3623
から簡約版(?)を無料でダウンロードできるみたいですね。
84天之御名無主:2006/01/01(日) 15:47:40
原語だから「簡"約"版」ではないでしょう。
85天之御名無主:2006/01/03(火) 19:35:40
abridge:要約する
86天之御名無主:2006/01/03(火) 19:46:02
「金枝篇」という邦題はカッコイイ!
87天之御名無主:2006/01/03(火) 20:13:30
>>84

かんやく【簡約】
―な
―する
要点だけを取り上げて、手短にする△こと(様子)。

Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997
88天之御名無主:2006/01/20(金) 04:38:06
岩波とちくまの比較できる人、特徴をおしえてくれない?
89天之御名無主:2006/02/10(金) 04:15:25
図解とかあるけど、日本語で読むならどこのが一番?
90天之御名無主:2006/02/21(火) 15:27:41
「唯一読破できた!」と周囲が言うので図解に挑戦中だが、自分にはこれすら無理っぽい。
いかにも面白そうな雰囲気が立ちこめてるのに、己の馬鹿さ加減が呪わしい。
クトゥルフ、北欧・ギリシャ神話、ついでに三国志や西遊記も挫折した。もう読むものないよ。
91天之御名無主:2006/03/09(木) 17:39:57
最初ッから最後まで無理して読まずに興味がわいた部分を重点的に読んでいけばいいなじゃない?
そんで読んでない部分があっても気にせず、気が向いたらまた読む。
92天之御名無主:2006/05/04(木) 04:18:38
>>74
ガンダムは全部そうじゃないか
93天之御名無主:2006/05/09(火) 08:08:02
禁止アゲ
94天之御名無主:2006/05/09(火) 10:03:43
エウレカセブンで初めて知った
デューイ萌え
95天之御名無主:2006/05/09(火) 13:47:52
使い方ならターンエーガンダムTV版の方がよかったけどな。
映画版じゃ編集でまるっとカットされちゃったがアデスカ編は好きだ。
96天之御名無主:2006/05/15(月) 23:30:42
ガン種もあったな
97天之御名無主:2006/06/14(水) 02:45:25
一部で魔術書扱いされてますね・・・
期待して読んだら全然フツーだった・・・
98天之御名無主:2006/06/14(水) 12:05:01
全訳なんか読む奴いるんだな・・・

俺は、岩波文庫の5巻を読んだだけでお腹いっぱい。
つか、金枝篇と指輪物語を読破したのは、密かに俺の中での自慢なわけだが。
理解してくれる人は少ないけどw

>>90
ぜひ「指輪物語」にも挑戦して挫折してくれ。そして、俺の優越感を満足させてくれw
99天之御名無主:2006/07/01(土) 18:12:08
本屋で一巻を斜め読みして言葉狩りに辟易したけど、
2巻以降も妙な人権意識による言葉狩りは続行されてんの?
100天之御名無主:2006/07/31(月) 02:30:37
フレイザーの王殺しについて教えてください!!
101天之御名無主:2006/07/31(月) 18:34:47
左舷!弾幕薄いぞ!!
102天之御名無主:2006/08/21(月) 19:58:43
全訳の金枝篇ならともかく、なんで指輪くらいが自慢や挫折の対象になるんだ……。
何十年も前から世界中のファンタジーファンの必読書だし、映画がブームのときには、
読書なんかと縁のなさそうな連中でも読んでたろうに。

それはそうと全訳を市の図書館にリクエストしているのだが、購入してくれない。
リクエストしたら、隣の市の図書館から取り寄せて貸してくれるんだけど、他館の本は
延長なしで2週間以内に返さないといけないとか。

無理! 無理だよ! 2週間で一冊読破は!

入院でもしているならともかく。

てか、市営図書館には、こういう本をこそ購入して欲しい。
個人で買うには高すぎるし、置き場所に困るけど、多くの人に読まれるべき文化的価値は
あると思うから。
103天之御名無主:2006/08/23(水) 13:28:34
>>102
「指輪物語 挫折」でググってみ。 
親切に挫折しないための読み方を解説したサイトがいくつも引っかかる。
>「指輪挫折組」という表現が何の違和感も疑問もなくまかり通る世の中なのです。
らしいよ。


金枝篇の全訳って市立図書館とかで借りて読むものかな?
借りて読む程度なら、岩波で十分だと思うけど。
手元に置いといて辞書として使う、または文化人類学史・フレイザー研究等の専門的な
目的以外その必要性が感じられん。

あと、コレクションとして置いとくとか。(宝くじでも当たったら全部買ってもいい気分)
104天之御名無主:2006/09/14(木) 07:41:06
内容について語ってみても良さそうな気がするんだけど・・・。
105天之御名無主:2006/09/17(日) 20:57:27
内容も今となっては微妙だからな。
部分的には面白い所もあるけど・・・

今の経済勉強するのに、「資本論」読むみたいなものだし、
読むに越した事は無いけど、読まなくても文化人類学は学べる感じ。
106天之御名無主:2007/01/13(土) 14:53:00
初版金枝篇を読むなら、軽くキリスト教の基礎知識を知ってからのほうが
いいよ。三位一体とか聖餐とか死と復活とかスケープゴート(贖罪)とか
復活祭とか。タブーが "知恵の樹" "生命の樹" に関するものだって事も
覚えておくといい。あと、第三章を読む前には、古代ローマの総主教庁の
位置とか原始キリスト教が広まった地域を確認しておくのも必要。

キリスト教以外だと、ネミ湖がローマのすぐ近くだとか、アエネアスがト
ロヤ(小アジア)からローマまでの放浪の物語である事とか、今でもヨー
ロッパにはメイポールの風習があることとか、ヤドリギは特別な木(ヤド
リギの下でキスをすると幸せになる等)であることも。

こういう知識を知らずに金枝篇を読むのは苦痛だよ。
基礎知識なしに読むと、「自分の理論を証明するため
に世界中の事例から都合のいい部分だけ切り貼りした
駄文」にみえる。

この辺を押さえていると、19世紀のヨーロッパの常識
が少しわかるというか、世界の隠された真実を暴こう
としたというか、人によっては読むと正気を失うとい
うか、こういうことが少しわかる。

上記、あくまで「初版」の話。
107天之御名無主:2007/01/19(金) 00:22:27
フレイザーの金枝篇に書いてあったって言えばあんまり反論されない
便利w
108天之御名無主:2007/02/03(土) 08:02:10
>>107
まじかよ!

「金枝篇」に書いてあることなんて、
時代遅れな理論が多々あるし、事例も断片的で取り扱い注意だろ。
109天之御名無主:2007/02/04(日) 00:40:43
そのとおり。

ちなみに80年代くらいまではレヴィストロースの『神話論理』が同じような扱いうけてた。
で、今となってはトンデモ理論多し、というのも同じ。
110天之御名無主:2007/02/04(日) 02:22:31
今ゆっくり読み進めてる最中。
具体的な「特に批判された部分」がどこなのかと、問題点が
解りやすくまとまった参考図書があったら教えて欲しいな。
問題箇所を意識して読んでいくのも面白いかも知れない。

岩波版二巻でちょくちょく「神聖なカシワの木」って出てくるけど
原語ではオークって書かれてるのかな。それなら樫か楢で
訳されてるのがほとんどなのに、珍しい。
樫は誤訳だとして、どうして水楢でもなくカシワなんだろう。
ブナ科ごちゃごちゃしてわかり辛い。
111天之御名無主:2007/02/06(火) 02:51:38
>>110

A地域のA族のXという習慣と類似した習慣が、B地域のB族にX’としてある。
このようにX・X’というような社会の断片のみを取り出し、それを羅列することで、
その習慣を「普遍的」なものとみなすような方法論は現在では否定されている。

金枝篇は、基本的に上記のような方法で収集・整理した、断片的な情報を基に
理論の構築がおこなわれているため、理論そのものの信憑性まで疑いがもたれる。

細かい「批判」は多々あると思うが、致命的な批判はその方法論だろう。
そして、方法が時代遅れであるがゆえに、それを基にした理論も直接引用するにはあぶなっかしい。
でも、金枝篇の最初の方。共感呪術とかあの辺は普通に引用されてる事が多い。

えらそうな事書いたけど、俺は文化人類学および関連分野の本を数十冊程度
読んだだけの素人なんで、詳しい人突っ込んでくれ。
あと、フレイザー批判で有名なのはアームチェアかフィールドワークかって所だろうが、
俺個人的には、これは瑣末な問題のような気がする。
112天之御名無主:2007/03/03(土) 20:35:45
>>110
カシワはオークでいいんじゃないかな。プロジェクトグーテンベルグの金枝篇(簡約版)
使って "oak" を単語で検索したら、oak と oaks と oaken で250回以上使われてた。
ちくま学芸文庫版だと、「オーク」ってカタカナで書かれてました。

あと、まだ書かれていないみたいなんで金枝篇概要。
 ・金枝篇 初版   全2巻 1890年   ちくま文庫の金枝篇
 ・金枝篇 第二版 全3巻 1900年   邦訳、たぶん刊行されてない。
 ・金枝篇 第三版 12巻 1906-15年 国書刊行会の金枝篇
 ・金枝篇 簡約版 全1巻 1922年    岩波文庫の金枝篇。一般人(ただし字を読める人・
  当事の知識人)向けに書かれた本。
 ・補足 1937
初版の副題は「比較宗教学研究」。
第三版や簡約版の副題は「呪術と宗教の研究」。

・キリスト教の起源を東地中海世界の樹木神・穀物神崇拝と連想させるような記述が多数
 (主に初版の第三章)。ちくま文庫の表紙の裏側には「本書を手の込んだ文化相対主義
 的キリスト教起源氏と読むこともできる。」などと書かれています。批判の中にはキリ
 スト教徒からの嫌味な反発があるような。
・第二版以降は 呪術 → 宗教 → 科学 という進化を提示し、「宗教の見方が偏っ
 とる!」と批判されたらしい。
・黎明期の社会学者の大御所といわれるデュルケームと大体同時代の人(フレイザーのが
 数歳年上、長生きしたけど)。研究も被る。(デュルケームの「宗教生活の原初形態」
 など。) 人類学 vs 宗教社会学 の論争?あり。
・第三版を発行したころに、ちょうどフィールドワークの旗手、マリノフスキーの論文が
 発表される。以降、大御所のフレイザーがアームズチェアの学者としてスケープゴート
 にされる。ちなみにこのころのマリノフスキーの論文は、
  - トロブリアント諸島 1915年
  - 西太平洋の遠洋航海者 1922年
フレイザーは1854年元旦誕生で1941年死亡。そろそろ財産権のほうの著作権切れてる。
あ、僕も文化人類学畑の人じゃないのでお手柔らかにお願いします。
113天之御名無主:2007/03/06(火) 02:05:20
面白いのは、マリノフスキーの出世作、「西太平洋の遠洋航海者」の序文をフレイザーが書いてる事だよなあ。
マリノフスキー自身、「民族誌学者」には、厳密なフィールドワークが必要としながらも、その民族誌を用いた理論展開については、
「一方、フレーザー、デュルケームらの理論的労作は、野外調査をする人々に過去・未来を通じて刺激を与え、新たな結果に
たどりつかせるだろう。」
といったふうに「民族誌学者」(民族誌の作成)と「民族学者」(理論)を分けて考えて(当然、兼務も可能としているが)、アームチェアな
人たちの仕事にも一定の評価を与えてるのに、なんでフィールドワーク至上主義みたいな流れになっちまったんだろうか?
114天之御名無主:2007/03/09(金) 00:31:42
>>113
流行に乗ろうとした連中が、一斉に古いタイプを叩きに入ったからなのかなあ。
自分もちくまの「初版」しか読んでないけど、明らかにフィールドワーカーとは別次元の業績だろうに。
115天之御名無主:2007/03/10(土) 02:19:56
だから>>111のいうように、フィールドワークか否かというのは瑣末な問題なんだろう。
20世紀後半でもフィールドワークせずに人類学をリードしたレヴィストロースが存在したわけだし。
116天之御名無主:2007/03/11(日) 22:25:40
>>114
マリノフスキー以前は現地調査は主に官吏や宣教師・旅行者なんかの情報を
元に行ってたらしい、つまり学者の仕事ではなかったはず。
アームチェア批判っていうのは、フィールドワーカーが自己正当化の為に行っ
たこと、人類学っていう学問のあり方を変える為に行った事だから、むかしの
学者にとっては重要な問題だったと思うよ。
117天之御名無主:2007/03/11(日) 22:38:27
あと、フィールドワークの必要性はフレイザーの論文に書かれてる、例えば
「未開人のものの考え方は現代人とは違う」って所から、「それじゃあ参与
観察こそ必要だね。」って話になってったんじゃなかったかな。
フレイザーに対するアームチェア批判ってのは、出来レースみたいなもんじゃ
ないの?

死と再生の神、スケープゴートにされる神についての論文を書いたフレイザー
をスケープゴートにしたのは、フレイザーの対するオマージュだったのかもよ。
118天之御名無主:2007/03/11(日) 23:57:44 BE:200133656-2BP(0)
119天之御名無主:2007/03/13(火) 00:21:39
そういや金枝篇の呪術って、原文だと "Magic" なんだよね。
サブタイトルの "A Study in Magic and Religion" も、最初の訳が違えば

 『魔法と宗教の研究』

だったかもしれないんだね。雰囲気ずいぶん変わるよね。
120天之御名無主:2007/04/27(金) 06:37:54
GWに読もうと思ってるが読み終わるかな……。
121天之御名無主:2007/04/29(日) 14:19:36
>>119
魔法?? 人類学知らない人?? せめて「魔術」にしてほしかった。
122天之御名無主:2007/04/30(月) 15:36:10
>>121
119は「最初にアレな訳が定着しなくてよかったね」という趣旨の発言なのではなかろうか。
123天之御名無主:2007/05/18(金) 18:37:48
ちくまか岩波かどっちか買おうと思ってるんだけど
どう違う物なの?
124天之御名無主:2007/05/19(土) 08:36:47
>>123
岩波がお勧め。第三版(つまり決定版)の簡約本の翻訳。
ちくまは初版の翻訳。

初版から第三版まで、かなり年月が経っている上に、
理論を変えているところもある。

「フレイザーによると」なんてセリフを吐いてみたいと思うなら、岩波が吉。
125天之御名無主:2007/05/19(土) 19:44:26
ありがとうございます
岩波の方に手を出してみます
国書は高いみたいで・・・
126天之御名無主:2007/05/27(日) 18:34:46
もう買っちゃったのかな。どちらがお勧めとも言いがたいんだけど。

決定版の簡約本としては岩波。
キリスト教の起源(ヨーロッパでのタブー)に触れた当事としてヤバめの本ならちくま。
ただ、比喩隠喩で書かれてる部分が多いから、ある程度キリスト教の知識がないと初版はわからない。

読みやすさ見易さで選ぶなら『図説金枝篇』だろうな。岩波かちくまの二択なら筑摩の方が読みやすい。
127天之御名無主:2007/06/01(金) 20:38:40
もう買っちゃいました。
ですけど読み終わったら
他のも買うかもしれないので参考にさせて頂きます
128天之御名無主:2007/06/02(土) 09:21:37
岩波でいいと思うよ。
ただ、挫折する人も多いからそのつもりで、
1巻は面白いんだけど2巻以降が要注意。
129天之御名無主:2007/10/29(月) 15:19:21
国書5巻はいつでるんだろ?
130天之御名無主:2008/04/05(土) 21:47:03
もう出ないとか言ったら泣く
131天之御名無主:2008/04/05(土) 22:09:30
国書のやつは全部出てほしいね。とりあえず様子見で1,2巻だけ買ったがこれはもう岩波のやつ見れないわ
132天之御名無主:2008/04/15(火) 19:37:27
図説金枝篇って全巻の内容入ってるの?
133天之御名無主:2008/05/21(水) 02:15:47
>>132
訳者あとがきの1行目によると「人類学者、メアリー・ダグラスがサヴィーヌ・マーコックの協力を得て、十三巻、百三十万語におよぶ膨大な『金枝篇』からもっとも重要なエッセンスを抽出して、その真髄を読者に提供したもの」だって。第三版12巻+補遺1巻の抜粋だね。
三版通して読んでないから、何が抜けたのか知らないけど。
134天之御名無主:2008/10/25(土) 22:30:18
読んでみようかなとおもったら、岩波1巻目だけ「品切重版未定」だった……。
135天之御名無主:2008/12/01(月) 11:04:51
油age
136天之御名無主:2009/05/02(土) 00:33:47
うーん天皇賞わけわからんメンバーやな ジャガーに一応期待してるんだが すんなり浅草が勝つのかなあ まだまだ悩む週末だぜ 日ハム今日は勝ってくれ
137天之御名無主:2009/05/03(日) 02:30:49
ウオオオハムがんばった よーしここは金枝にあやかってスクリーンヒーローからいくぜ みんな応援よろしく!!!
138天之御名無主:2009/05/03(日) 02:32:09
でも俺が意気込むとこないんだよなあ………
139天之御名無主:2009/05/03(日) 02:33:39
ヤキソバはなに買うんやろ??
140天之御名無主:2009/05/03(日) 02:35:14
しかしヤキソバほんまロリコンやなあ あいつも童貞なのかなあ
141天之御名無主:2009/05/03(日) 02:36:57
そんなにハロプロがいいんかのう
142天之御名無主:2009/05/04(月) 04:50:16
まさかのマイネルあぼーんだぜ
143天之御名無主:2009/05/04(月) 04:51:14
稲葉カッコよかた
144天之御名無主:2009/05/04(月) 04:53:07
ううワシもかわいい女の子とセックスしたい
145天之御名無主:2009/05/04(月) 18:28:09
好きなものぜんぶやろうってきめた時〜〜〜〜
146天之御名無主:2009/05/04(月) 18:30:15
ばんじゃーい今日もハム勝った 先発はもっと頑張ってね ああマイネルか!!!!
147天之御名無主:2009/05/04(月) 19:59:43
うーんあむちゃん
148天之御名無主:2009/05/06(水) 01:20:04
ううgvhgggg
149天之御名無主:2009/05/06(水) 01:21:31
148 llhhgggh
150天之御名無主:2009/05/06(水) 01:23:31
>>142 うううう
151天之御名無主:2009/05/07(木) 22:31:02
図説金枝篇がぼったくり価格でしか手に入らなくなってる
152天之御名無主:2009/05/10(日) 19:23:12
あーあ今日も競馬ダメでした カプチーノは3着だと思ったのに勝っちまうんだよなあ しかし日ハムは今日も勝ったぜこれで貯金も6だし大型連敗がきてもなんのそのだ それにしても競馬むつかしいなあ ウオッカはヤバイとみたがさあどうでる
153天之御名無主:2009/05/13(水) 02:18:17
ウオッカなんかきそう
154天之御名無主:2009/05/31(日) 12:59:07
ちくま学術版を買って読んでるが、一巻の時点ですでに挫折しそう
155天之御名無主:2009/06/07(日) 03:52:29
ウオッカとデスカ何故差がついたか慢心環境? ナンツテなんちゃってアハアハ一度書いてみたかったのよサイコーのし さあエウレカ最終回いっぱいみたし安田もこの勢いで当てるぞー ねだるな勝ち取れサすれば与えられん アドロック
156天之御名無主:2009/06/07(日) 03:53:22
157天之御名無主:2009/06/07(日) 03:53:42
私結婚いや競馬やめます
158天之御名無主:2009/06/07(日) 03:56:50
最終回の虹は名曲です
159天之御名無主:2009/06/23(火) 01:24:38
さあ宝塚記念か 何買おうか??
160天之御名無主:2009/07/15(水) 02:33:20
今週は頑張るよ
161天之御名無主:2009/08/11(火) 03:16:43
さあ競馬がんばるぞーさん アハアハなんちゃってまあそのなんだ照れ!!!! ノリふさぴー
162天之御名無主:2009/09/15(火) 23:46:37
オマエラ馬鹿じゃないのこんなくだらねーアニメみてんなよ糞馬鹿が!!!!!!!
163天之御名無主:2009/11/23(月) 21:55:25
あー今週は絶対当てるぞジャパン
164天之御名無主:2010/01/13(水) 22:28:30
このスレ落ちないようにどっかの誰かが一人で頑張ってるのか
165天之御名無主:2010/01/17(日) 09:36:42
ちくまの文庫版しか読めない貧乏で無学な俺だけど、
ミカドに神様が会いに来るから、神無月だってのは本当なのかね。
あれは出雲大社じゃないの?
頭のいい人教えて。
166天之御名無主:2010/01/17(日) 10:28:27
日本神話のいい加減な叙述ぶりを見れば分かるけど、フレイザーの神話収集なんて相当いい加減だから
167天之御名無主:2010/01/17(日) 13:55:15
神話ってのは文化の根源にあるもの。
外人が日本神話を叙述するのにすごい違和感を感じるように、
その国に何百何千年の歴史とともに培われた神話伝承は
その文化によっぽどどっぷり浸からん限りは理解できんよ
168天之御名無主:2010/02/02(火) 13:44:48
と、まぁ、こういう調子で紋切り型にフレイザーを切って捨てるのが、
一山幾らの知識人の常識なわけです。

>>126
フレイザーは古典的な進歩主義だね。哲学者で言えばフッサールと同時代、
やや遅れてラッセルかな。
169天之御名無主:2010/02/10(水) 18:32:45
>>166
全く同意見なんだが。

日本に関する記事を読んで、
金枝篇に資料としての価値があるのかどうか不安になった。

自分の無知からくる不安かも知れないので、
この不安を払拭する意見求む。
170天之御名無主:2010/02/11(木) 03:24:25
ヨーロッパ関係についてはだいたい信用できるのではないだろうか。英独仏、ギリシア語ラテン語が読めていたようだし。
ただしジョルジュ・デュメジルなんかは「フレイザーはたったのそれだけしか読めなかった」と馬鹿にしてるけどw
その他の地域については、当時の人類学や民族学によるバイアスを現代の視点からどれだけ見抜けるか、にかかっている気がする。
個別に検討するには、ある文化の、より近代的な民族誌などで過去の民族誌の記述がどれだけそのまま受け入れられているのか、
どれだけ批判されているのか、というのを調べる必要があると思う。
171天之御名無主:2010/02/11(木) 08:41:20
宣教師からの又聞きだよな。広く薄く取ったって限りでは面白いよ。
『旧約聖書のフォークロア』が良い。禁止篇は飽きる。
172天之御名無主:2010/02/11(木) 09:14:21
>>169
ヘーゲル、カントとかも同じこと。

173169:2010/02/11(木) 09:27:30
>>170
たしかにその通りですな。
174天之御名無主:2010/02/12(金) 20:58:12
「三日の後に甦る」ってのは、新月のことで神話では頻出するのな。
知らなかった。
175homo homini lupus:2010/03/28(日) 19:03:33
『ゲルマン人とその近隣種族の樹木崇拝』 J.W.E.Manhardt
『金枝篇』 J.Frezer
アニミズムの立場から樹木崇拝を説く。
あらゆる樹木に精霊が宿ると考えられ、それらが独立人格として崇拝されるというもの。

『神樹篇』 柳田国男
神降臨の依代としての樹木崇拝。

参考文献:『【縮刷版】日本民俗事典』大塚民俗学会編 弘文堂

さてこの場合、Frezerの立場がJ.W.E.Manhardtと酷似しているのは偶然か必然か?
176天之御名無主:2010/03/29(月) 05:51:29
「きん枝」編

と書くとたちまちありがたみが失せる。
177天之御名無主
tesu