ちょっと覗いてみたけど、この作品で「教会」がどんなものなのか全然分かりません。
>>1さんもこんなスレ立てるなら少しは説明してください。
広寒宮と波月洞?
月姫ってなんですな?
揚げ
この板でまさか月姫のスレを見るとは思わなかったです(笑
私も初心者という事で、ま、ボチボチ、マイペースでいきましょか。
教会だけじゃなく、遠野の混血なんかも民俗・神話の文脈で語れそうですね。
月姫では「魔」や「幻想種」という存在が「地球が生み出した抑止力」として存在していますよね。
これは伝説や神話とかにも存在する視点なのでしょうか。
11 :
天之御名無主:03/11/07 02:18
月姫世界では人なんて死徒のお情けで生きながらえているようなもの。
いうなれば死徒(真祖も)=神様のようなもの。
にもかかわらず、人は自分達に生きる権利や人権があると勘違いして
まじめに生きれば、正しく生きれば報われると妄信しているおろかな存在として
描かれている。所詮食い物に過ぎないのに。死徒からみれば気紛れに生かすも殺すも
思いのままの劣った存在に過ぎないのに。笑止千万。
プライミッツの存在(人に関して絶対的な殺害の権利を有する)などから考えても
人は愚劣で害しかなさない者と製作者が言いたいのはあきらかだし。
そんなくだらない存在たちが恐怖に歪み理不尽さを嘆き殺されていくのに快感を感じる
神の視点を持つためのゲームだから。殺人は悪。罪であるという誤った社会の風潮をただす為の。
悪い子としたもん勝ちってのは本編見たらわかるだろうし(敵味方主要キャラたちの行動からもわかる)
それをあらわすがごとくアルク、志貴、秋葉、ヒスコハはじめ主要キャラたちは
全員人の命などカス扱いだし、殺してもなんと思っていないのは本編を見ればわかるはず。
人から死徒になった弓塚はいわば神に選ばれたものだし。
確かにアルクやさつきの行動には人間一般をなんらかの関係を持つ相手として認めているような描写はないね。
志貴も秋葉も一般人見下してる感じはするし。
でも翡翠は違うだろ。ただのメイドだろ。
13 :
天之御名無主:03/11/07 14:57
14 :
天之御名無主:03/11/08 00:34
>>12 琥珀さんはもう一般人のことなんか考えてもいないね
ばんばん(間接的に)殺してたしね
琥珀さんは一般人が死んでも秋葉が死んでも志貴が死んでもいいと思ってただろう
誤爆スマン。
さっそくさっちんの人がいるのにワロタ
教会ネタじゃないけど混血ネタで
秋葉の起源の紅葉の鬼女って実際の伝承だったりします?
では簡単な解説でも書いてみますか。
教会
基督教の退魔組織の通称。いくつかの部署に分かれているが、中でも「埋葬機関」と呼ばれる部署が有名。
魔術師たちの組織である魔術協会とは反目しあっている。
埋葬機関
異端審問官の集まりで、正式メンバー7人+予備の一人の計8人で構成される、事実上人類最強の戦闘集団。
彼らの仕事は悪魔払いではなく悪魔殺しで、特に死徒(この世界での一般的な吸血鬼)と獣人が最大の敵だという。
その権限は強く、たとえ司教でも悪魔つきだとわかれば即座に殺していい権利を持つ。
形式上の信徒でもメンバーになれる完全実力制で、最大の敵であるはずの死徒すらメンバーに加わっている。
個々人の戦闘能力とともに、教会の保有する概念武装(吸血鬼の再生能力を無効化する武器)は人外たちに恐れられている。
他国の退魔組織とは決して共闘しない。
12世紀ごろに原型となる部署が誕生したらしい。
20 :
天之御名無主:03/11/08 23:09
>>18 さっき「難民」を見に行ったら凄く書き込みの流れが速くて驚きました。
ところで「さっちんの人」って固有名詞ではないのですね。宗教のようなものでしょうか?
21 :
天之御名無主:03/11/08 23:52
>>19 そのわりには出撃するたびに予備の人は殺される。
祖相手だけの出撃じゃなくても殺される。
つまり人類史上最強を誇る集団でもこの程度の実力なのだ。
死徒がいかに優れているかはこのことからもわかるだろう?
人には絶対に勝てない存在。それが死徒。
人が霊長を気取っていられるのは死徒のおかげ(食料がなくなるとかいろいろ)
それを忘れて、自分達のほうが優れてると勘違いしてるおろかな存在ですよ。人は。
第一死徒化できるのはほんの少数、圧倒的に少ないのだから
そんなにぽんぽん死徒は生まれるわけではないはず。
にもかかわらずにいまだ死徒は存在する。このことからも人なんか駄目駄目なのがわかる。
人は数で優位にたつ。でも死徒を倒しきれない。これが死徒の圧倒的な優越性をしめしていることに
何できづかないかね。人なんて死徒が本気出せばあっというまに絶滅よ。
現代兵器は一切きかないし、対死徒用のものを使う代行者もこの体たらくでは。
死徒はなんて素敵なのか。
>>18 戸隠山の鬼女の話でしたら謡曲にもなっておりますが。
>>20 さっちんへのあふれんばかりの愛を隠すことなくぶちまけるようになってしまった人のことを指します
同様に死徒になりたがってる人のことを「死徒の人」と呼び、さっちんの人と同一視されることもあります
25 :
天之御名無主:03/11/09 10:49
さっちんの人と死徒の人は同一人物じゃなかったのか?
>>22 謡曲の『紅葉狩』ですね。
確か鬼女は「紅葉」と名乗る前には「呉葉」という名前だったように思います。
(「秋葉」という名前に似ている・・・かな?)
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』には「紅葉狩」と題して、紅葉の木の下に佇む鬼女紅葉が描かれていますね。
28 :
天之御名無主:03/11/10 22:39
月姫でのユニコーンは「魂を食べる」らしいのですが、実際の伝承にそのようなものはあるでしょうか?
30 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/11/10 23:46
>>27 呉葉云々は地元の伝承であったかと。内容は御伽草子に近世的なゴシップ
を混ぜたような話ですが、最後は似たようなものです。
戸隠山は天照大神がお隠れになられた岩戸の戸が投げられて出来たという
伝説を持つ山で、修験道(忍者)でも有名ですね。
31 :
天之御名無主:03/11/11 02:44
>>27 なんて読むんですか?くれは?
枯葉でくれはってよむのを南下で見たような機がするんですけど
>>30 そうでしたか。
私、鬼無里(きなさ)村むらおこし事業振興会のパンフレットの、
鬼女紅葉傳説(きじょもみじでんせつ)しか知らないもんで、呉葉
云々はスタンダードだと思ってました。勉強になります。
>>31 「くれは」と読むそうです。
パンフレットから
「第六天の魔王に子授けを祈り、その甲斐あって承平7年秋女子を出産、
名を呉葉(くれは)と付けた」
…第六天の魔王って、やっぱり信長が名乗ってたヤツでかな?
秋葉トゥルーの、着物姿に紅葉舞い散る情景って、やはりこういった伝承
を意識してるんでしょうかね。
33 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/11/12 00:50
>>32 信長が自ら名乗ったという話の明確な出典は存じませんが、確かに「アレ」
の事ですね。最大の佛敵、降三世明王に妃神の烏摩とともに踏みつけられる
こともある存在です。
インドでいうところのシヴァ神であり大自在天(北野社などの祭神)・大黒
天(マハーカーラ)としても有名。言うまでも無く信仰対象にもなっています。
承平七年は937年、朱雀院の時代です。
>>33 ひ、ひえ〜! お、お初にお目にかかります。
「スレを立てるまでもない質問@民俗・神話学板」ではほとんどROMってました。
その博識ぶりと的確な指摘にいつも唸っとります。
初心者ですけど、よろしくお願いします…て雑談NGですね(汗
すいません、第六天魔王云々は小説等が主で、明確な出展は私も知りません。
ただ、藤巻一保氏の「第六天魔王信長」では、
『信長はかつて、信玄からの手紙の「天台座主沙門信玄」という署名に対抗して
自分のことを「第六天魔王信長」と名乗ったという』とありました。
さて、本来の主旨に沿いまして、教会についてです。
司祭、司教、枢機卿その他、さすがに法王はわかりますが、カソリックにおける
組織としての役職(?)の順位やら役目がよく理解できません。検索しても、
やはり詳細は不明です。誰か詳しい方、いらっしゃらないでしょうか?
>>34 こちらこそよろしくお願いいたします。さて肝心の「第六天魔王」で
すが調べてみたところ、フロイスの書簡にしか無い話でしたね。いか
にもな話ですので小説家が好んでとりあげています。
もっとも実際の信長の行動を見ると無神論者でもなければ朝廷を軽視
していた訳でも無かったようですが。
第六天っていうのは確か天界の最上層とかでしたっけ…うろおぼえですが。
>>36 第六天は欲界の最高所。他化自在天ともいいます。
欲界は三界(さんがい)の一つで、欲界の上層に色界、無色界があります。
欲界の六天(六欲天)は、下位から、四王天 - トウ利天 - 夜摩天 - 兜率天 -化楽天 - 他化自在天。
>>34 >カソリックにおける組織としての役職(?)の順位やら
神学生>助祭>司祭(神父)>司教>大司教>枢機卿>教皇(法王)
>>35 >>36 >>37 うーん、参考になるなぁ。
そうか、ルイス=フロイスの書簡にあればこそ(今さら思い出したのですが)高校日本史の
教科書に「第六天魔王」が記載されてたんですね。後世の創作ではなかったんですね。
それにしても名称から受けるインパクトは並じゃないです。
シヴァ神ですか。信長の虚像からの影響大ではありますが、「破壊と再生」って、
なんか、信長らしく思えたりします。
>>38 さっそく、ありがとうございます。参考になります。
本来、辞書や辞典で自力で調べるべき事ですけど、引越しでかさばる本類、すべて実家に(涙
はやく引取りに行かねば…
それにしても埋葬機関のメンバーって、少なくとも司祭か司教クラスでしょうかね。
あの強権行使の実態(本編よりむしろSSなんかの影響大ですが)を見ると、下手すると
枢機卿どころか教皇直轄機関だったりして…妄想妄想(汗
>>39 埋葬機関には、異端を狩る際にはたとえ格上でも処断してよい特権が与えられています。
だから必ずしもメンバーが司教クラスと言うことにはならないかと。
教会の中でもイレギュラーだし、絶対排除されない実力がなければ
さっさと保守派に粛清されたりしてるはずの組織でしょうね。
異端狩りをする側が教会の中の異端と言うのも皮肉な話ですが。
>>40 うーん、綱渡り(笑
その特権てやっぱり長年の実績と実力で獲得したものなんでしょうね。
しかし埋葬機関って、扱いが他の吸血鬼ものの中でも異端ですよね。
バンパイア(原作の方。映画版は「最後の聖戦」てサブタイトルが付いてました)
のハンターのジャック=クロウなんかも、少なくとも正式に認可されてたし扱いは
そこそこ丁重だった記憶があります。「エンド・オブ・デイズ」の抹殺部隊
(勝手に命名、相手は魔王でしたが)も、まあ逸脱気味ではありましたけど、正規
の司祭たちでした。
埋葬機関って、ある意味、不遇。先輩ぃぃ…(涙
まあ埋葬機関は言ってみれば、メンバー全員がアンデルセンになった13課ですから。
日本の退魔組織はどうも陰陽道の組織のようですが、
陰陽寮などが機能していた時代が過ぎた後はどうなったんでしょうね?
天皇の権威が強かった例の時代だったら神道のほうが力は強かったでしょうし
政権が武士に移ってからも天皇家は少なくとも宗教上は隠然と権力があったわけですから、
陰陽道の組織もきちんと体系化されていたのでは?
しかしそれは明治期に神道国家を作る際に邪魔なものだと判断されて切り捨てられてしまって、
民間の組織になっているがお役所的な体質は抜けておらず、
組織に所属しようとしない陰陽師(退魔師)も大勢居る、というような感じで。
根拠の全く無い妄想ですが。
44 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/14 11:06
「陰陽道」という用語が登場したのは十世紀。ただこの当時は陰陽寮
のメンバーで構成される同業者組織のようなものだったようです。
(民間の法師陰陽師は別。呪詛などは専ら彼らに頼み込んだらしい。)
平安・鎌倉時代にはまだよく出来た技術屋といった扱いだったものが
室町・戦国時代になると足利将軍の庇護を受けて公卿になるものも出
て来るようになる。
陰陽師というと宮廷が連想されるようですが、『吾妻鏡』にも度々登
場するもので承久の乱の折にも幕府の為祈祷・占いを行っています。
近世になると土御門家や大黒家が全国の民間宗教者や万歳師(非漫才
師。起源ではありますが)を系列下におくようになります。もっとも
江戸後期になると神道志向を強めて行きますが。
明治に陰陽道が禁止されたのはそれが迷信とされたからではなく、江
戸時代の政治権力・権威と結びついていたため。
事実明治五年には復活案も検討されましたが、却下されました。
45 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/14 11:11
ただ陰陽師らの行動は方違え・物忌みで分かるようにどちらかといえ
ば災難を避けるためのものであって真っ向から戦うものではありませ
んでしたが。どちらかといえば僧侶の仕事。
46 :
天之御名無主:03/11/14 15:01
>>41 埋葬機関のトップが殺人嗜好症だからなぁ
あいつ絶対死徒狩りの過程で意図的に被害増やしてるとおもうぞ?
あえて人目に付く場所で騒ぎ起こして「見たね?」とかいって
口封じで一般人ころしたりしてるのは予想に難くないし。
死徒のメレルよりも(メレルは宝が目的だから、死徒だし一般人のことなんか考えてないし
別に被害抑えようとはしないだろうけど意図的に増やそうともすまい)
シエルは・・・まぁ、マシだろうけど。
暗示で記憶消して放免かな(一般人の目撃者。そもそも結界みたいの張ってたし)
それでもやっぱどうしようもない時は人間でもやってるかもな
メレ「ム」な。
>>46 シエルも普通に目撃者は殺すような事本編で言ってたと思った
>>41 埋葬機関の特異性を述べるならやはり設立者の1人が自ら死徒になった事とかもある
まぁこいつが居なかったら月姫の物語が表裏どちらも成立しない訳だが・・・
実績という点は死徒27祖の1人を封印したり、多分カルハインをころしたのも此処だと思うし
というか1は何を考えてこのスレをたてたの?
51 :
天之御名無主:03/11/14 16:59
どうも6以降来て無いらしい。
あるいは名無しなのか、どっちにしても微妙な誘導の仕方も気になるところだ
52 :
天之御名無主:03/11/14 17:11
>>50 うーん、その事については、私も当初から感じてました。
月姫は大好きですが、「民俗・神話板」に通じる項目は意外に少ないんじゃないか、あるいは、
どれほど設定を掘り下げられるのだろうかと不安でしたし、しかも要望は教会限定でしたしね。
「民俗・神話板」の方々から板違いと叩かれるんじゃなかろうか、とはたから見てヒヤヒヤ
ドキドキしてました。が、
>>43や
>>45の方をはじめとする知識のある方々の参加でそこそこ
体裁は整ったし「民俗・神話板」ROM歴1年・月姫歴6ヶ月の若葉印的な私としましては、
けっこう気兼ねなく質問できるありがたいスレだと思ってます。
>>1の方の意向に沿っているのかは判りませんが。
月と吸血鬼の関係はどんなものがありますか?
狼男と吸血鬼の明確な違いというのもわかりません
55 :
天之御名無主:03/11/15 07:42
>>48 いってたっけ?
すっかり忘れてたよ
結構悪い奴?>シエル
56 :
天之御名無主:03/11/15 07:51
>>55 いってたよ
アレは志貴だったから殺すの辞めただけ
知り合いじゃなかったらためらわずに殺してたはず。
(もしもあそこにでてきたのが有彦クラスやただのクラスメイトでも殺してた可能性が高い。
志貴に対してはいろいろとシエル側に思うところがあったからやらなかっただけ)
偉そうなこと言っても所詮は知り合いの命>>(越えられない壁)>>>他人の命
一般人から見たら埋葬機関も死徒も
自分の命を理不尽にためらいなく奪う者としては同列に過ぎない。
57 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/15 09:20
>>54 月と吸血鬼というのはあまり関係ありませんが、吸血鬼と人狼はよく
同一視されていましたね。13世紀のセルビアの記録には「ウゴドラ
ク」が月や太陽を飲み込むから月食や日食が起こるということが記さ
れていましたが、これは後世吸血鬼・人狼を指す言葉となりました。
18世紀には月などを飲み込むのは双頭の龍だということになってい
るので、この頃にはウゴドラクは大それた怪物では無くなっていたら
しい。満月を見て人狼になる、というのは近代の創作だった気が。
>>56 民俗・神話と全く関係の無いレスはどうかと・・・。
確か、人狼=ヴコドラクって東欧のグールの親戚なんでしたっけ。
新しい死体が生き返って生前関わりのあった人を襲いに来る化け物だったかと。
その時人の血を吸うとか、家畜の血を吸うとかいう話があったので吸血鬼に派生したのでしょう。
東欧の伝承は魔女、人狼、吸血鬼あたりが入り混じってごちゃ混ぜになっていますね。
59 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/15 10:37
グールというのは中東のものでは無かったかと。トルコ方面の影響を
受けている可能性はありますが。意味の振幅があるのは仰る通り。
1164年にシリアのアリノス市では多くの死者が出たそうですがそ
れはあるトルコ人(死後何ヶ月も腐敗していなかった)のせいで目と
口を空けた状態でいるのが見つかったので杭を打ち込んだところ流行
死が止んだそうですが、重要な史料です。
しかし民間伝承の吸血鬼というものは
>新しい死体が生き返って生前関わりのあった人を襲いに来る化け物
ほとんどこれでしょう。貴族的なイメージの成立は19世紀から。
本来は胸から吸血する鳥形の霊魂であったらしく、「血を吸う」とい
うのも生命力の喩えであった可能性が高い。
吸血鬼に関する最古の記録は12世紀末のロンドンであった事件につ
いて記されたものですが、吸血鬼ブームが起きた18世紀にはすでに
西欧では廃れていたようですね。東欧でも何故かハンガリーは真空地
帯らしい。
西欧で廃れた理由としては「煉獄」に死者が落ちるという概念が普及
したせいだともいいますがはっきりしていません。
>>53 ああ、やっと私でも応えられる話題が、と思ったら……
うーん、さすがです、おふたりとも。
よし、なにごとも勉強勉強、頑張らなくっちゃ。
補足として、地域により、人狼は死後、吸血鬼になると考えられているそうです。
また、セルビア・モンテネグロでは、全ての吸血鬼は一時期を狼として過ごさなけ
ればならないと考えられているとのことです。
>>58 の方がおっしゃる通り、伝承が発生した初期は魔女、人狼、吸血鬼の区別は
かなり曖昧だったようですね。
月と吸血鬼の関係につきましては、残念ながら思いつく文献も無く、私にもわか
りません。
>>57 の方が指摘されていた「満月を見て変身、追加して銀の弾でしか傷つけられない」
という設定は、ハリウッド映画が広めた…という事を聞いたコトがあるんですが。
ただ、人狼と月が浅からぬ関係にあるというのは、実際の伝承にあるようです。
61 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/15 21:05
月そのものというか、暦の関係でしょうか。ある夜になると体から霊魂
が抜け出して人狼の姿をとって悪霊と戦うという信仰がありましたから。
カルロ・ギンズブルクというイタリアの歴史学者が『ベナンダンティ』
という本で書いています。
ダイアナ辺りとの関係があれば面白いのでしょうがまず無いでしょうね。
それに似た女神の信仰は中世にはまだあったと思いますが。
>>61 アルテミスか、それに通じるヘカテ(キュベレイ)あたりとなにか関係が
あったような記憶が……
すいません、うろ憶えで。手元に資料があれば良いんですが(涙
ヘカテの名が出て来たかもしれませんが・・・調べるのが面倒で。
確かにその通りですね(苦笑
いま「ヘカテ」「月」「狼」等でネット検索かけたら、とんでもない数が…
情報の海で溺れてしまいそうです。
早いところ実家に本類、取りに行きます。
もっとも満足できる資料があるかどうか定かではないんですが(汗
>>55 >>56 せ、先輩の悪口いうな〜!(泣
そんな先輩の冷徹で猛悪なところも私は好きなのサ、と釣られて言ってみる。
アルテミスが狩猟の女神で、その方面で狼やらが彼女の支配を受ける、
というのが北欧系の流れであったような。
月の満ち欠けと吸血鬼の関係は、おそらく人狼がもつものの流用もしくは癒着と考えるのが、
まあ妥協というか妥当というか。
ヴァンパイアの設定自体がブラム・ストーカーで民族学的なものと乖離してしまった感があると思うのは私だけかな……。
66 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/17 22:24
>ヴァンパイアの設定自体が
これはよく言われるでしょう。
人狼と吸血鬼の関係についてですが、東スラブ・ポーランドは例外で特にこれ
といって関係が取り沙汰されることは無かったようですね。リトアニアには夜
人狼となって悪霊を祓うという信仰があったそうですが。
くそすれ立てるな
このスレをスカイフィッシュが通過します。
通り過ぎるだけなのでなんら問題ありません。
n n n
⊂ニニニニ⊃ 三三三三三
u u u
教会関係ではない話で申し訳ないのですが。
月姫中で扱われている鬼種についていろいろと調べているのですが、
現実の鬼の伝承や由来などについての知識がほとんどなくて調べるのに難航しています。
鬼の概念の由来、宗教との関連等について分かりやすくご教授願えませんでしょうか?
そういった現実のものを参考として月姫中の鬼種について考えてみたいのです。
どうかよろしくお願い致します。
>>70 取り合えずリーフの傷痕やって
永井豪の手天童子
石川賢の魔獣戦線
矢野健太郎の鬼狩り
辺りを読め月姫中の鬼種に腹が立つから
現実の鬼は外国人の漂流者
天狗もなー
白人の水夫体格が良いし毛深い
白人なので酒を飲むと体が赤くなる、赤鬼
目が青い奴、青鬼
>>70 71に付け足すなら、大概が大陸から来てる
あじん(字忘れた)ってヤツだ
ギリギリ意志の疎通が取れる伝承とかあるだろ
73 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/27 12:21
>>70 外国人云々はほとんど無視なさって下さい。僅かに影響を受けたと思わせる
話もありますが。とりあえず五来重先生の『鬼むかし』あたりがよろしいで
しょう。あとは田中貴子先生の『百鬼夜行の見える都市』ですね。
レスありがとうございました(カキコ遅れてすみません)
>>71 お勧めいただいた作品、近いうちに読ませていただきます。
>>73 『鬼むかし』、早速近所の図書館で借りてきました。興味深いです。
よい本のご紹介、ありがとうございました。
笛凄い売れ行きだな
すいませんちょっと通(ry
79 :
天之御名無主:04/03/08 21:27
80 :
天之御名無主:04/04/18 01:53
Fateの話もここでしますか?
神話ネタ満載だったし
琥珀さんと結婚しました
83 :
天之御名無主:04/04/18 15:27
琥珀と結婚したい。ガチで。
85 :
天之御名無主:04/04/21 04:25
アーサーが女だというのは噴飯物だよな
上杉謙信が女だというのはどうよ
>>85 まあでも最初のプロットでは主人公とアーサー王の性別が
今のものとは逆だったらしいから。
>>85 >>86 「義経は女だった!」とか「沖田は女だった!」とかいうネタは昔から良くあるので
アーサーごとき無問題。
この板っていいな。長期間レスがなくても落ちないし何故かまだ100までいってないし。
>>90 義経、沖田は知らんが
上杉謙信が女だった説は俺も聞いたことがある。
根拠は謙信が、女を寄せ付けなかっただの、周りに美少年を侍らせてただのというものだったけど
>>92 男色上等の戦国武将で、そういう話が出てくるのもなぞだけどな。
少女義経伝とかいうゲームがあったな。
こういうのは偽史になるんだろうか?
いや、ゲームじゃなくてね。
架空小説の類いに分類。
96 :
天之御名無主:04/09/07 22:25
>>92 それ以外にも、「大柄だった」(男性にとっては大したことの無い数字でも女性から見れば、という意味で)、「姉を差し置いて家督を譲られたから恨まれた」(謙信が男であれば正当な相続権ゆえに恨まれる筋合いは無いはず)という記述もあったとか。
Fateのアルトリアとキング・アーサーのアルトリウス。
かたやライオン好きの少女、かたやローマかぶれの色白という点で、既存のアーサー像がぶち壊し。
いや、どっちも娯楽作品としては面白かったけど。
うわ、このスレまだあったのか
FDでるなあ
99 :
天之御名無主:05/01/26 05:29:15 ID:??? BE:7646898-
過疎スレ
100 :
天之御名無主:05/03/02 21:00:27
100なら柏原芳恵とセックスできる
なぜ柏原芳恵…
理解に苦しむw
ミリ哲は追放。
ほす
104 :
天之御名無主:2005/05/04(水) 15:00:25
hosu
保守
106 :
天之御名無主:2005/08/15(月) 19:57:28
月姫を代表するモチーフって何だろう?
紅葉とか月とか・・う〜ん
MELTYYBLOOD、アーケードになってたんだ。
今日やったよ。
エルザベート・バートリについて教えてください
110 :
天之御名無主:2005/08/20(土) 16:55:22
112 :
天之御名無主:2005/08/28(日) 22:12:47 BE:2655555-#
>>108 処女の血を浴びれば若さを保てると魔術師に吹き込まれて少女虐殺したキチガイ婆さん
ここにも地雷たんがいる件について
>>106 血まみれのメイド服着て月蝕の雪の降る夜、雪原で呆然と佇む翡翠
月姫×神話・民俗
・・・・すてきです
いろんな板に月スレたくさん立ってるけど
何気にここの住人が一番質が高かったな
少数精鋭とでもいうか
117 :
天之御名無主:2005/09/03(土) 19:03:23
ここは秘密にしておきたい・・・w
ここの過去レス読むと月姫熱が微妙に上がってくるなぁ
120 :
天之御名無主:2005/09/18(日) 19:55:00
出雲では月夜見命がイザナミノ命のお墓を守っているという
話を聞いたことがあります。月夜見(月読)神は一般には女神
なので月神とはこのことでしょう。
121 :
太国玉:2005/09/18(日) 23:36:22
「天竺少女♪」 美麗な曲〜西遊記(中国中央電視台)〜「天竺収月兎」
123 :
高原仁:2005/12/25(日) 14:15:19
質問なんだが、鬼種の首を体に埋め込まれて、超人的な能力を発したり、寿命が延びることはあるのか?
124 :
天之御名無主:2005/12/25(日) 17:23:22
久しぶりにこのスレ復活したな。
>>123アラヤソウレンの仏舎利とかそうなのでは?
125 :
天之御名無主:2005/12/26(月) 15:10:37
死線きっても切れない人?
126 :
天之御名無主:2005/12/26(月) 17:54:00
漢字で書けよ。
127 :
天之御名無主:2005/12/26(月) 20:32:16
死線の蒼ってことだろ
128 :
天之御名無主:2005/12/28(水) 13:09:19
蒼って第4魔法だっけ?
130 :
天之御名無主:2006/04/11(火) 22:04:09
>>129 突っ込みひとつ入れるのに四ヶ月かかるのか…
>>130 そしてツッコミのツッコミいれるのに3ヶ月…
132 :
天乃御名無主:2006/04/16(日) 12:24:44
そして流れを斬ろうとするのに...
134 :
天之御名無主:2006/10/14(土) 02:01:38
ほしゅ
135 :
天之御名無主:2006/12/01(金) 21:24:19
俺がお前でてめぇが貴様で
136 :
天之御名無主 :2006/12/07(木) 21:28:45
妄想を抱いて溺死しろ
137 :
天之御名無主:2007/01/07(日) 11:57:32
age
138 :
天之御名無主:2007/01/08(月) 21:10:39
>1-137
斬刑に処す
139 :
七夜志貴:2007/01/12(金) 17:25:52
斬刑に処す
140 :
天之御名無主:2007/01/13(土) 07:58:24
日本に鬼の血を引く(と伝えられている)一族はいるのだろうか?
141 :
天之御名無主:2007/05/14(月) 01:01:28
秋葉様誕生日おめでとう!
。o◇☆οo。
。◎∧_∧☆∂o
。○(*゚ー゚)◇☆
◎| ̄∪∪ ̄ ̄|
/☆|祝!誕生日|
▼ ゚oο◇☆__|
∠▲――-☆∂o◎∂゚
ほしゅ
ほしゅ
145 :
天之御名無主:2009/03/24(火) 22:57:09
また古いものを古いスレに
「別の世界でも非常識な話」に「この世界の常識」で
突っ込むのって、『ΩΩΩ<』系のネタですよね?
欠かせないお約束です、どうもありがとうござ(ry
「真のドラゴン=人類起源説系駄文・消耗品考察(仮)」
他の「可死可能性」資源を奪う…等の技能の由来は
(対応する日曜)曜日神格と同様、「門」の機能か。
その過剰や意図しない活性化は弱点でもあるが
「人を超える力」の実現には欠かせないはずだ。
月の射影=角度の特性で方向を強制する?
五行の土行の象徴をも借りた可能性が?
日曜属性力の圧倒的に過剰な供給または
月曜属性による方位制御に対する妨害
(木剋土の象意)等で対抗可能となる。
同等の(過剰な)属性力で毒を持って
毒を制す法もあるが勧められない…
…その起源にとり人類とは本来その身体の
一部であり断片でありそれを分割し個々に
封じる拮抗力を供給するのが門であって
その流入は「人の在り方」を必ず蝕み―
―分かたれた生命としての本能の一部故に
それ自体として平衡を保ち得る物ではなく
予め他の因子を流入…その発展形が―
―その技能の源でもある流入の拡大に対して
人類の因子とそれを交換する為の「門」は―
―やがて流入因子が人類因子を超え… (蜜柑)
148 :
天之御名無主:2009/04/17(金) 20:43:43
ようこそ圧倒的惨殺空間へ
さっちんさっちん死徒さっちん