日本ではオオカミは大神(おおかみ)であり神聖な動物として崇拝されており
大口の真神、犬神などと呼ばれてきた。「遠野物語」にも
何度も登場していますね。
◎日本でのオオカミ信仰について。
◎民話・神話。
などなど詳しく教えてください。語ってください。
『風土記』の大和の国の条断片に
「是はむかし明日香の地に老狼在ておほく人を食ふ。
土民畏れて大口の神といふ。其の住る処を名て大口真神原と号ふ云々」
とあります。
今でこそ絶滅してしまいましたが(生息してるという噂はありますが)、
古来大いに恐れられ、また信仰されてきたようですね。
赤ん坊の額に「犬」と書いて魔除とするのも、犬→狼の霊威への信仰からと。
参考図書としては村上健司氏の『妖怪十二支参り』の戌の項がいいかと。
獲物の肉を一片だけ狼の為に山に残してくるマタギがいたそうです。
ま、狼はそんなん食わないらしいですけど。
アイヌは狼の獲物を横取りしてもいいと言っていたらしい。
羆の獲物を横取りすると取った人間をうらんで襲うからいけないが、
狼はまた獲るからあきらめるのだそうで。
一方遠野物語では、姿が見えなくてもどこかで見ているから
決して横取りしてはならぬのだと書かれている。
さてこの差は?
>>4 どちらをより生活に近しい、影響を被る神として祀りあげるかの差では。
三峯神社が代表的ですが、オオカミを祀る神社が地方に多く健在しているようですね。
8 :
天之御名無主 :02/09/18 21:55
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10 :
天之御名無主:02/09/19 02:34
喉に骨が刺さったオオカミを助けたら鹿をくわえて、恩返しにきたという言い伝えを聞いたことがあります。
日本ではオオカミは律儀な動物であって西洋とは違い、人間を襲ったという逸話はあまりないようですね。
その辺問いつめていくと野生生物板とダブるからやめておきますが。
11 :
天之御名無主:02/09/19 02:53
人間を襲う逸話は結構あると聞きましたが。
旅行者が峠を越えるときなどに縄張りへ侵入した事に気付かず威嚇されたとか。
まあその旅行者の行きたい方向がオオカミの縄張りから出る方向じゃなかったら襲われたでしょうね。
12 :
天之御名無主:02/09/19 19:18
しかし益獣であることは確か。
田畑を荒らす動物を退治するお礼に、塩をあげるのですが、それを怠って
襲われたという話は聞いたけれど。
ニホンオオカミは狼の中でも小型でし。
ヨーロッパの狼はデカかったでし。
小田原にある博物館で剥製見た時はいままでの「野生のわんちゃん」
という無知な認識がガラガラと崩れてなかなか感慨深いものがあったでし。
あと青梅街道から奥多摩につながるあたりで真口大神のお札を玄関に貼ってあった家を今年見たでし。
泥棒除けのおまじないかなって思ったでし。
14 :
天之御名無主:02/09/20 00:48
>>11 人間を襲う狼の話といえば、「鍛冶ヶ婆」。
15 :
天之御名無主:02/09/20 02:03
塩と言えば。
木の肌に立ち小便をすると析出した塩を舐めに来るので
避けていたそうですね。
小屋の脇に底に孔を開けた小便壺を置いて使ったとか。
>>12 とはいえ、害獣に限らず牛や馬も襲うので
特に物資の集散地では害獣扱いだったわけですか。
16 :
天之御名無主:02/09/20 02:54
避けると言えば。
オオカミに夜、つけられていると感じたら煙管に火を付け、その火の玉を
ポトリと落とすとオオカミは怯えて火が消えるまで立ち止まっているから、その隙に
逃げた、という話を聞きました。
人を頻繁に襲うようになったのは、鹿などの物資が減りつつあった頃(絶滅寸前の頃)
であったと記憶するが。
17 :
天之御名無主:02/09/20 02:56
>>13真口大神のお札
って、まだ神社とかで売ってますか?
>>17 サイクリングの途中でたまたま見かけただけなのでわからないでし。
関係無いけど奥多摩では去年熊が出たみたいでし。
>>17 資料掘ってたら出てきたでし。
御嶽神社で発行してるみたいでし。
御嶽神社は青梅−奥多摩間の御嶽駅で降りるでし。
確かバスが出てたような気がするでしが、あそこらへんには自転車でしか行った
ことがないんで詳しい道順は知らないでし。18のねぐらから80キロばかし離れて
るし坂が多いんで気軽に行けないでし。
18>>
ありがとうございます。
14>>人間を襲う狼の話といえば、「鍛冶ヶ婆」。
どういう話なんですか?簡単に教えてください。
>>20 うーん、さすがにそれくらいは検索して調べて欲しいでし。
有名なお話だから一発で出るでしよ。
御嶽神社のほうはさすがに無理だと思ったから書いたでしが。
22 :
天之御名無主:02/09/22 22:53
素朴な疑問なのですが、なぜ日本ではオオカミが神として崇められるようになったのでしょう?
>>22 里山や山間に住む物にとって、その縄張りを守る為の行動とは言え猟場や作地に
時折姿を見せては荒らし、加えてその運動能力と知性とを持って人間と互角以上
に対峙する狼は脅威に値する存在だった。
この被害から脱却したい為にこれを荒ぶる神として、また山の神の眷属として
祀り、鎮めようとする行為が浸透していった、と。
手に負えないから祀り上げて鎮まっていただく、という信仰パターン。
24 :
天之御名無主:02/09/23 21:31
もう去年だったか、川崎の博物館で札の版木を展示してましたね…
>>24 川崎市民ミュージアムで企画された『呪いと占い』展のことでしか?
あれは見ごたえがあって楽しかったでしね。「いざなみ流」の式王子一覧とかは必見物でし。
狼(山犬)の関連では他に頭部分(頭蓋骨や皮)が展示されていて憑き物落としの呪物として用いられた旨の説明があったでし。
でもあそこの特別展示のパンフレットは高価いのがちとアレでし。
結局買っちゃうんでしが。
26 :
天之御名無主:02/09/24 17:14
もののけ姫の中じゃ、オオカミや猪が神だったが、猪の民話や神話などは
あまり聞いたことがないね。
一本だたらという妖怪は猪の変化だというのをどこかで読んだ覚えがあるでし。
あと、江戸時代に湯治で道連れになった男が実は猟師に撃たれた傷の治療にやってきた猪の化けたものだったという話も文庫で読んだ記憶があるでし。
中公の「日本妖怪変化史」か社会思想社の「日本の怪談 妖怪編」のどっちかだったと思うのでしが。
>>26 そんな同意を求められても・・・。
貴方の寡聞が問題なのでは。
日本武尊だって言ってみたら伊吹山の主にやられちまってるわけだし。
さがしゃあいくらでもありそうな気はする。
ちなみにもののけ姫のモロの一族はヤマイヌですよ。
29 :
天之御名無主:02/09/25 00:31
ヤマイヌとオオカミはほぼ同じ存在とされています。
31 :
天之御名無主:02/09/25 15:07
オオカミとヤマイヌは大差ない。
そもそも民俗学板だろ?何だよ「生物分類学的」って。
民俗学的にどう違うんだよ?
32 :
天之御名無主:02/09/25 15:23
>>31民俗学的にどう違うんだよ?
意味不明。
ヤマイヌと日本オオカミの違いは明確ではない。
一般的に日本オオカミの別名としてヤマイヌと呼ばれている。
自らの無知を棚にあげるな。
35 :
CATS & DOGS:02/09/25 19:43
歳を経た雄ネコがヒソかに修行を積む場所があって
ネコ岳と呼ばれる土地が日本各地にある
ここを通る旅人はお守りに三峯神社のお札を
持っていくそうな
猫又屋敷の話で、ネコが化けた女が元飼い主に
猫又屋敷から無事に出られるように 山犬の
お札を渡すという昔話もあったよ
36 :
天之御名無主:02/09/25 23:21
化け猫をヤマイヌが食い殺したという話を聞いたこと
があるよ。
37 :
天之御名無主:02/09/26 22:09
>>25 川崎ミュージアム、私も観覧しましたが、
>狼(山犬)の関連では他に頭部分(頭蓋骨や皮)が展示されていて憑き物落としの呪物として用いられ
あの山犬の敷物の説明ですが、この上に寝かせた病人は憑き物が落ちるとそのまま死ぬこと
が多かった、という部分、憑かれた家人を暗にそのまま間引いてしまおうという事への理由付け的
説明ともとれるように思われたのですが。
あの敷物は行為を肯定するための装置のような役目も負っていたのかな、と…。
>>37 うーん、面白い見方でしけど、ちとうがち過ぎな気もするでし。
でも、どういう状態にして寝かしてるのかとかという説明がまったく無かったでしからねえ。
でしの年代だと憑き物落としの光景は
「逆さに吊るして煙で燻した上、先割れの竹でバシバシ叩く」
でしから、「ぐるぐる巻きに縛り上げた上、憑き物が落ちるまで水も食料も与えない」くらいはやっていたかもしれないでしが。
憑かれた状態の人間って自律神経がやられてる場合が多いから体力も落ちてるでしし。
>>39 やりすぎた製鉄事業に怒って・・・とかなら通じるかも。
41 :
天之御名無主:02/10/11 00:30
>>40 解釈しようと思えばどうにでもできますが…
永代たたらは許せなかった、ということになりますかね。
>>41 山の神が人間の山での活動を助けていたなら
やり過ぎに怒るのも無理はないね。
あくまでそういう信仰なら筋の通った解釈も出来る。
まぁ重要なのはもののけ姫がほぼ一人の創作であり、
面白かったという事かな。
43 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/11 13:04
タタラ師は自然神を信仰していた人々であり、「もののけ姫」の描き
方は間違っていたと某研究者がお怒り(?)でした。
>>43 やっぱりそうでしか。
金屋子神が不浄(死体)を好むのも本身が狼だからだという話、説得力あるでし
トリップつけてみたでし。
某スレで裁判寸前の電波が自作自演の人格に「でし」をつけてたのを見つけてすごく気分が悪くなったでし、
お払いみたいなものでしので、「トリップつける程エラいんか?オラオラ」とかいぢめないでくださいでしね。
46 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/11 21:20
>44
タタラ場で狼に頭を押さえつけられていた男が牛鬼に襲われずに済んだ
という話がありましたね。いや、炭焼き場だったかな。
ただ私は金屋子神というものはもっと(天から鉄を授けた)象徴的存在
だと思っているので全面的には賛成出来ませんが。
47 :
蝿皇子 ◆MLX/At3sMc :02/10/14 23:28
狼の信仰はスラブとかにはかなり残っていたのだけれど、それは要はシャーマニズムなわけです。
狼の力を人に降ろし、超人的な力を手にするというわけです。
この力によって病魔を祓ったり、戦争に勝ったり、大猟を祈願したりするわけです。
大口神はどうみても農耕の神ではなさそうですし、天津神とも対立してますから蝦夷の神であろうと
思われます。
あまり確信を持って言えませんが、そうしたシャーマニズム系の神様ではないのかと想像しております。
他にも動物シャーマニズム系といえば、白蛇、狗神などがありますね。
ところでニホンオオカミの剥製は、本当に小さいですが、あれは昔からそうだったのでしょうかね?
48 :
天之御名無主:02/10/14 23:53
ポゼッション系の動物霊のみでシャーマニズムを規定するのはどうかと。
>>47 あれはヤマイヌ。
例えばライデン博物館にニホンオオカミとして所蔵されている剥製の台の裏には
はっきりと「jyamainu」の文字が見てとれる。
これはシーボルト(助手の方だったかな?)が木箱に複数の動物の毛皮を
詰めて本国に送り、本国側で取り違えて剥製を作ったかららしい。
それが指標の剥製に指定されたから他国でも取り違えたまま「ニホンオオカミの剥製」が所蔵されている。
50 :
天之御名無主:02/10/16 01:21
ニホンオオカミ:俗名ヤマイヌ。
とされています。どちらにせよオオカミについては謎が多く、
ハッキリされていない部分があります(既出)。野生生物板でももめていました。
けれど、民俗学的に見て、同じ土地・同じ時代において呼び名が使い分け
されていたという記述がどこかに残っているならば、ヤマイヌとオオカミは
別物という証拠にはなるのではないでしょうか?
51 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/16 07:34
>50
でもマタギはツキノワグマでも毛色で三種類に分けていましたよ。今
ではどうか分かりませんが・・・こういう例は他にもあった筈。
現在ニホンオオカミとされている剥製・ヤマイヌはノイヌ(用は野犬)である可能性が高いと聞いたが?
>>47 日本で狼を語るには猿神説話は避けて通れないでしよ、(というか、それしか神話学的資料が残って無いでし)
祟る(農作物を荒らす)山の神(猿)を調伏(退治)するために狼(猟犬)が遣わされる話でし、
一番有名な今昔物語の説話の舞台は現在の山口県でし。
あと、犬神は四国でしね。
確かにカムイユーカラにも狼のカムイは出てくるでしが、それで狼は蝦夷特有というのは、ちと無茶だと思うでしよ。
54 :
天之御名無主:02/10/18 00:38
ニホンオオカミと野犬(野良犬)との混血がヤマイヌではないかと。
そもそもオオカミと犬の関係も非常に近いと聞いた。
ノイヌとオオカミが交雑するのは当然かと。
つーかどのくらい濃いかなんて分からないよ。
元々イヌの起源がオオカミの線が濃厚なんだからオオカミの遺伝子を受け継ぐ割合にも個体差があると思うよ。
56 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/18 11:18
>53
>一番有名な今昔物語の説話の舞台は現在の山口県でし。
美作と飛騨では・・・?それと犬神は中国地方にも伝わっていますよ。
57 :
天之御名無主:02/10/18 13:57
犬神信仰の分布は石塚尊俊『日本の憑き物』を読まれたら解り易い
かと思います。
58 :
でし ◆8QAd5APf1I :02/10/18 16:58
(慌てて資料を漁る)
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
岡山県と山口県を間違えてたでしーーーーーーーーーー(T_T)
ごめんなさいでしm(__)m
素っ裸で四つんばいになって口から泡を吹きながら逝って来るでし
狂犬病・・・か。
60 :
天之御名無主:02/11/05 11:53
憑き物の典型的な行動パターンでわ?
61 :
天之御名無主:03/01/08 02:43
ニホンオオカミと言えば奥秩父にある三峯神社。
(^^)
北海道のアイヌの狼はエゾオオカミ(タイリクオオカミ)では。
(^^)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
69 :
天之御名無主:03/11/24 01:23
あげ
狼はしなやかな野生を感じる。
71 :
天之御名無主:03/12/02 21:23
おそらく日本で一番著名な
大口真神(狼)信仰があるのは
秩父にある三峰神社だとは思いますが、
長瀞の宝登山や前述の奥多摩にある御岳山、
他にもあのあたりにはそういう神社があるんでしょうね。
昨年三峰神社に行った際に、
併設されている資料館を除きましたが、
ニホンオオカミの剥製やら
魔除けの狼の頭蓋骨製の根付
(羽村あたりにお住まいだった方から提供されておりました)など
興味深いものがいろいろ展示してありまして、
毛皮なんかは縁起物として畑5反(この辺記憶がおぼろげ。。。)と
交換されていたようで、
かなり価値あるものとして当時は
民間を流通していた気配があります。
他にもいろいろあったとは思いますが、
もっと詳しい方いろいろおしえてPLZ。
どうでもいいけど「狼と山犬は似ていて区別がつかん」
という笑話を誰も言い出さないのは既出だからですか?
73 :
天之御名無主:04/01/22 18:15
>>71 >魔除けの狼の頭蓋骨製の根付
これって犬歯の付いた上顎部分だけじゃない?
なんかウチにもそれらしきモノがあるんだけど・・・
>>73 ここ最近見てなかったので、
レス遅くなりましたが、まさにそれでした。
上顎部分のみのものでした。
こういったものの流通範囲や経路って
ちょっと興味あるなぁ。
>>74 やっぱりそうでしたか。
昔婆さん聞いた時からずっと犬のだと思ってたんだけど
狼で間違いないのかな?
>流通範囲や経路
爺さんも婆さんも既に居ないので、詳しいことは解らないです。
両親も知らないらしいし。
因みにウチは春日部市です。
コレコレこんなヤツ!
あとで引っ張り出して来てうPするので気長に待っていて下さい。
デジカメの接続ケーブルが見当たらない・・・
80 :
天之御名無主:04/05/02 08:31
82 :
天之御名無主:04/08/02 00:53
保守
あんまり関係ないけど、三峰神社の宮司達って感じ悪い。
84 :
天之御名無主:2005/07/16(土) 23:41:28
>>84 へぇ。そんな対策やってたんだ。
オーストラリアだかニュージーだかに野生化した犬・ディンゴっていたよね。
何十年もしたら、あんな感じで野生化したイヌが大口真神よろしく野山を駆け巡る日が来るのかな。
そうなったらなったで、危険とかつって駆除されんのかな。
「オオカミは ウルフ、狼[ロウ]では無い」説を流布中です。
「犬という言葉も イネ(稲)やイノ(猪)を取り違えた渡来人が作った言葉」説です。
日本でアレ(犬)は「狗の獅子」「大ムジナ」で有り、
ウルフ・狼[ロウ]については 流氷に乗って流れ着いたような個体のみしか存在していないので名無し。
(そんな怖いものが日本の山に住んで居たら豆ジカとかタヌキとか絶滅してる筈。)
「オオカミ(大神)」は「山の自然の生態系の安定を表した概念」で有り 動物の中の一種類の名前では無いよ説!!
「犬」や「狼」の言葉のルーツはともかく、
確かに「オオカミ(大神)」という神観念は、
「山の自然の生態系の安定を表した概念」なのかもしれませんが、
ご先祖がそれをシンボリックにとらえた物体こそ、
「山にいた犬のような動物」なのですよと。
いわばかつて生態系の頂点にいた動物であり、
シカの唯一の天敵だったわけですね。
まあ関係があるかどうかは知らんけど、
奈良の春日神社あたりに鹿がうろうろしてるのはおなじみですが、
19世紀ごろまで「山にいた犬のような動物」が
うろうろしているのが見られたそうです。
出典わすれたw
88 :
天之御名無主:2005/07/21(木) 23:37:39
真神(まがみ)という名の表現がとても不自然だと思う。
別の例を知ってる人いる?
真神(まかみ)
(「まがみ」とも)「おおかみ(狼)」の異名。
Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition)
Shogakukan 1988.国語大辞典(新装版)小学館 1988.
90 :
天之御名無主:2005/07/22(金) 02:02:19
別の例だってば。>89
特に狼のことだけを指す言葉なのだとしたら、やはり不自然な名だな。
むしろ「禍(まが)」の転だと考えた方が説得力がある。
直接的に「禍」などと忌み言葉で呼ぶと祟られそうだから、
「まがみ」などとおもねって表現を曲げたのじゃないかな。
祟りを畏れた日本人は、名を替え続けるくせがあるよね。昔から。今も。
92 :
ウルル:2005/08/12(金) 16:09:57
良い狼の昔話を検索しているうちにこのサイトにたどり着きました。
「天之御名無主」さん、狼の恩返しの民話(喉に骨が刺さった狼を助けたら
鹿を持って恩返しに来たという話、私も聞いた事があります。
その話のタイトルわかりますか?
日本では狼は律儀な動物だと思われているにしては、良い狼に関しての
昔話や民話、逸話などがあまり聞きませんね。
この他に狼に関しての良い話を知っていたら教えてください!!
いいえ、むしろ日本は狼を畏怖しつつ友好的な民話多いかと。
まとめて手っ取り早いのは、松谷みよ子「現代民話考10 狼・山犬 猫」
ちくま文庫で廉価版(といっても¥1400)出てるので、お勧めです。
お探しの「恩返しに獲物を持ってくる狼」も記載されています。
罠から助けてもらった恩返しに鹿を持って来たのは東京・檜原の民話だそうです。
色んな民話集繰ってみると、狼と判別が曖昧な山犬も含めかなり出てきます。
有名な狒狒退治の早太郎も山犬の子です。
「狼の眉毛」も好きですねぇ。
>>このサイト
>>「天之御名無主」さん
この辺にこの板の神秘を感じた
創世期ならともかく今現在の話だもんな
スゲーよ、この板
17世紀の半ば武蔵野の村々では、
幕府がかまいきれなくなった犬を
補助金つきで預かることを行っていた。
その際預かった犬は狼に襲われるようなこともあったそうである。
ちなみに現在の東京都下の保谷とか武蔵村山の話。
そのころは新田開発として武蔵野の開発が平行して行われていただろうから、
もともとの狼のいる場所に人間が進出したのか、
狼が山から下りてきたのかはわからないが、
ともかくこのころ人間にとって
狼はすでに害獣としてのウェイトが大きかったかと。
墓に狼が掘り起こさないように竹で造作し、
鎌をのせたりするような習俗もあるそうで。
訂正 ×17C半ば→○元禄12年(1699)ごろだから18C初頭の話です。
もともと神聖だと思われていた狼が人間の都合で害獣へとなっていくのは、
ほぼこの時代の話であろうとのことです。
持ち上げたり落としたり、人間って勝手なもんだよな。
98 :
天之御名無主:2006/05/13(土) 07:08:38
黙れ小僧!
99 :
天之御名無主:2006/05/13(土) 07:59:07
すでに言葉お失っておる。。
元禄の頃、幕府も只土地を持ち腐れにしているわけにもいかない。
加えて農民から松など燈火に用いる燃料として御料林の払い下げを
願い出る声があった。
その為伐採が行われ、人の踏み込まない山林が消えていった。
都下の山林は熊はいないが、猿、鹿、猪は居り、そこそこ深かったらしい。
狼は群れで移動する習性があるため、生活圏を失うことは種族維持に
大なる影響と混乱を起こす。
自然破壊は江戸時代から始まっていたのだ。
101 :
天之御名無主:2007/02/10(土) 03:49:25
なんで絶滅したんだろ
102 :
天之御名無主:2007/02/10(土) 13:34:33
>>101 江戸時代に、狂犬病が海外から侵入し、それが、野犬から狼へと伝染し
絶滅したとの一説がある。
狂犬病は、発病すれば、ほぼ死亡だからね。
103 :
天之御名無主:2007/02/12(月) 18:43:19
本当に絶滅したのだろうか
104 :
天之御名無主:2007/03/15(木) 12:46:06
明治政府の行った懸賞金つき狼狩りも原因の一つのはず。
廃仏毀釈とも関係して土着神扱いだったりした狼も
海外での狼の悪評も手伝ってかなり熱心に狩られた様子
生き残ってるとしたら紀州山系の山の奥の奥あたりかね
105 :
天之御名無主:2007/03/15(木) 12:51:15
>>104 紀州の山は杉林ばっかで狼が暮すための餌とかどうするんだよw
せいぜい野良犬がいるくらいだぞ
いるとすれば東北じゃないの?
106 :
かみかみ:2007/07/17(火) 02:39:01
話は変わりますが、部落民は革なめし等を生業とさせらていたようですが、オオカミなんか信仰している
地域の人は部落民ではないのでしょうか?
107 :
かみかみ:2007/07/17(火) 02:42:05
私の祖先は三峰山から少し離れた辺に住んでいましたが…部落民? …違うと思うんですけど…イマイチ定義がわからなくて悩んじゃいます。
108 :
天之御名無主:2007/07/17(火) 04:27:35
釣りですか?
109 :
天之御名無主:2008/06/25(水) 14:47:13
三峰山博物館のオオカミの剥製は
ヨーロッパオオカミですか?
すごく大きくて白くて子牛ぐらいありそうな・・・
いや・・それ以上大きく見えました(白いから?)
見た瞬間白熊かと思った・・・
110 :
天之御名無主:2008/07/18(金) 02:01:48
こんなスレあったんだな…
北東北沿岸出身だけど、子供の頃に祖母に狼は山の神様だと教えられた覚えがある
神棚にも祭ってたけれど祖母の生家の建替え&曾祖母の逝去でやめてしまったそうな
ちなみに地域的には8世紀末頃に大和に征服されたエミシの末裔の集落から成った地域。
曾祖母の家も地元では幾つもある屋号に特別な一字がついてて、それが古い一族の証だって地元の年寄りは言う。
ちなみにその屋号付きの家は大抵はかなりの土地持ち山持ちだった。祖母の生家は明治になって散財没落したけど。
111 :
天之御名無主:2008/08/01(金) 16:21:23
>>110 109です、南東北出身ですが山の神様と知ったのは
自分がオオカミに興味を持って調べてからでした。
実家はどちらかというとアンチ宗教でしたので・・・
関東周辺でしか信仰されていないと書かれたサイトもありましたが
全国的に神様として祭られていたのかもしれないですね
112 :
天之御名無主:2009/03/29(日) 19:58:56
三峰神社があんな山奥だとは吃驚した。
山の中だとは思っていたが想像以上だ。
しかも山中にあれだけ豪華な神社と二度びっくり。
113 :
天之御名無主:2009/04/12(日) 00:18:32
三峰神社のそばのお土産屋(お酒を売っている)で
レジ売ってる年配の方に
折り紙に入れた楊枝沢山もらったよ
女性一人で行くと沢山くれるみたい
昨年は2人で行ったときは一組もらっただけだけど
女性一人は特別なんだろうか??
三峰のお酒は美味しかった・・・(^^)
114 :
天之御名無主:2009/04/20(月) 03:30:05
真神の意味が気になるな。
ガイシュツの予想みたいにmagamiという音の単語から転じたのか
それとも「真」の意味を持たない大口の神が他にいたのか
115 :
天之御名無主:2009/04/20(月) 04:38:08
連投すまそ
仮に大口の禍神magagamiが元だとしたら
音便でmagamiにして漢字も別のものを当てられたっていうのは自然な気がする
116 :
天之御名無主:2009/04/26(日) 09:31:51
随分古い説だなぁ
×狼=大神=大きな口の真神
○狼=大噛=大いに噛める者
今はこっちが定説だろ
だから「オオカミ」と「オオカメ」の混同が起きてた
御岳山にも大口真神神社がありましたね
宿坊とかあって、色々見て回れる所があって
楽しかったですよ
120 :
◆jtW7yvhWoPhf :2009/10/18(日) 18:05:51
121 :
天之御名無主:2009/10/29(木) 10:32:05
岡田外務大臣キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku2ch/1256630318/1
早く記念カキコしないと埋まっちゃうwww
122 :
天之御名無主:2009/12/10(木) 18:57:31
こういう意見についてはどうだろうか?
>御嶽山の元々の御祭神・御本尊は、金剛蔵王大権現・クシマチノ大神・大口真神の三身合一の尊格
123 :
天之御名無主:2009/12/10(木) 18:59:01
この意見はどうだ?
>御嶽山の元々の御祭神・御本尊は、金剛蔵王大権現・櫛真智命・大口真神の三身合一の尊格
124 :
天之御名無主:2010/01/19(火) 13:56:40
冬の三峰神社行きは無謀かな?
>>124 全く問題ないよ。先日行って来た。お昼でマイナス3度だったけど。
夏タイヤでも道路は問題ないね。