1 :
小林少年:
読んでた人います?
名探偵明智小五郎と怪人ニ十面相の対決。
今思うと荒唐無稽だけど、
子供の頃はワクワクして読み耽ったものです。
3 :
( ・∀・)y-~~低音弦:01/11/16 20:29 ID:OnglA6pP
読みましたよ。
時代によって異なるのかもしれませんが、
本の裏側には小林少年と思われる少年が、
トランシーバで交信している挿し絵が描かれていましたね。
4 :
ポケット小僧:01/11/16 20:32 ID:LyGwrYmu
表紙の絵がおどろおどろしいんだよね
小一の時初めて読んだのが「白い羽根の謎」
あれって漢字にルビがふってあるからそれでずいぶん漢字が
読めるようになったもんだ
しかしなんであんなに夢中になったのかねえ
5 :
GBバッヂ:01/11/16 20:33 ID:+ttozzgz
ナツカシイ〜
小学生の時に全巻読んだよー
6 :
大人の名無しさん:01/11/16 20:35 ID:SwcAPLZm
>>1 二十一面相では?
二十面相はBD7(テレビ番組)っしょ?
>>6さん
二十一面相はグリコ・森永犯ニダよ(wニダ
8 :
( ・∀・)y-~~低音弦:01/11/16 20:40 ID:OnglA6pP
>>6さんのレスで思い出しましたが、
『怪奇四十面相』という作品もありましたね。
9 :
チンピラ別働隊:01/11/16 20:53 ID:UlrIGp1U
電人エム・鉄人Q なんてのもありました。
>>7 失礼いたしました。
逝ってきます・・・鬱w。
11 :
明智文代:01/11/16 20:55 ID:UlrIGp1U
シリーズ後半は生々しい事件が多かった。
12 :
小林少年:01/11/16 21:00 ID:Xrisjonm
わ、いっぱいレスついてる。
やっぱりいるんですねぇ、はまってた人。
>>2 ミステリ板にもありましたか。後で見てみます。
>>3 時代によって、背表紙が蜘蛛と西洋の鎧と黄金仮面の、
3種類ぐらいありました。
>>3 26巻までは少年物で、27〜46巻は大人物を書き換えた作品でした。
「白い羽根」は「化人幻戯」が原作だったと思います
>>8 二十面相じゃ少ない、四十面相だとか言って改名したんですよね。
それじゃいちいち改名しなきゃならなくなっちゃうじゃんか、と思いました。
>>9 宇宙怪人にまで化けてました。
13 :
大人の名無しさん:01/11/16 21:04 ID:UlrIGp1U
中学の時のバレー部の女の先輩で『魔人王』って言われてる人がいたんだけど、
この人が
『恐怖の魔人王』
の表紙にそっくりだったのでそういうあだ名になったと、野球部の先輩から聞きました。
14 :
仕事場住人:01/11/16 21:12 ID:tu1RD24y
リアル消防の時分読んでました。
そっかぁ。シリーズ後半がリライト物なんですね。言われてみればそうだった。
『赤い妖虫』<->『妖虫』、『呪いの指紋』<->『悪魔の紋章』とかですね。
15 :
小林老年:01/11/16 21:16 ID:FefTI6va
かつて講談社から出版されていた「ふくろう文庫」シリーズの「怪人二十面相」と
ポプラ社版のそれとは、どんな相違点があったのでしょうか?
16 :
某猫:01/11/16 21:27 ID:6L1JpWFE
おおっ、こんなスレが立っている!(嬉)
ミステリー板でも立ってたけど。
明智小五郎さんに憧れてました。
『一寸法師』が特に印象に残ってる。
腕の入った包みを持って歩いてる背の異常に低い男の描写が
異常に怖かったな。
皆よく覚えてるな〜あんなにはまったのに内容思い出せないや。
18 :
小林少年:01/11/16 22:29 ID:Rs32ib25
>>14 「恐怖の魔人王」←「恐怖王」、「地獄の仮面」←「吸血鬼」とか、
大人物を少年向けリライトした上で題名も変えたものが多いですネ。
大人物の乱歩独特のエログロ調をかなり削除して抑えて
書き換えてますので、なんか気の抜けた感じになってしまってますが、
それでも子供時代には怖かったです。
19 :
れむ:01/11/16 23:05 ID:xzbRP+Q4
明智「ほらそのカーテンを開けてごらん、その向こうに犯人がいるよ」
実は犯人「え?」シャー←カーテン開ける音・・「あら?イヤだ鏡があるだけ
じゃない・・いやだわ探偵さんったら・・おほほほ・・・」
↓
犯人、明智の意図に気が付く
↓
(゚д゚)ウマー
・・・ってのありましたよね。
20 :
仕事場住人:01/11/16 23:09 ID:tu1RD24y
今、ポプラ社のホームページを見てみたら、今の少年探偵団シリーズって
全26巻なんですね。シリーズの構成順も昔と違う。
しかもリライト物が全部削られている!ありゃりゃ。
しばらく見ないうちに・・・はぁぁ、知らなんだよ。
後半を削ったのは、乱歩自身が書いたものでないからなのか、それとも猟奇的なものが多いからなのか?
・・・やっぱり二十面相がほとんど登場しないからでしょうかね。
装丁は昔よりカッチョよくなっていますね。
21 :
BD7:01/11/16 23:10 ID:i0P5vtu7
BD7 BD7 BD7 は少年探偵団〜♪
ガッツアタ〜ック!!!
スレ違いね、スマソ
22 :
小林少年:01/11/16 23:13 ID:DljeWhH3
「奇面城の秘密」で二十面相の愛人が出てきましたよね。
これは今にして思う事ですが、
いつもガキの相手ばかり(しかも情けなく最後はガキに捕まる)
のニ十面相も独りではなく、愛する美しい人がそばにいたのか、、、
といささか感慨があります。
23 :
大人の名無しさん:01/11/16 23:17 ID:VOqayJZS
>>17 禿同。ほとんど思い出せないYO
夢中で読んだのに・・
消防のとき給食の牛乳のフタを集めてアルミホイルで巻いて
「BDバッジ」作りました。
黄金仮面が印象に残ってるなあ。あれってたしか怪盗ルパンが出てきたような。
ルパンなのに殺人があって、友達(ルパン派)が怒ってました。
そういえば当時は明智派・ルパン派・ホームズ派がいて、楽しかった。
24 :
小林少年:01/11/16 23:20 ID:DljeWhH3
>>20 そうなんですよ。
私も先日、書店で見てありゃりゃでした。
(柳瀬茂氏のカバー絵・挿絵が良かったのに。。。)
シリーズの順番変えたのは、
多分、書かれた順番に直したのでしょう。
昔のシリーズは、滅茶苦茶でしたから。
小学校高学年から春陽文庫の江戸川乱歩の作品を読むようになりました。
長篇の作品も面白いのですが、
案外、中編や短編にも傑作が多いと感じました。
ちなみに好きな作品は、
『陰獣』、『押し絵と旅する男』、『人間椅子』、
『屋根裏の散歩者』あたりでした。
少年探偵団シリーズと直接関係なくて、申し訳ありません。
>>25の文章の最初に、
「少年探偵団シリーズがきっかけとなって」という部分が抜けていました。
たびたび、申し訳ありませんでした。
27 :
夜光人間:01/11/17 22:49 ID:cDsmsQmP
昭和48年から49年頃にかけてよく読みましたよ。 ちょうど小学校高学年だった。
はじめてのが学校図書にあったNo32の「地獄の仮面」 そして初めて買って読んだ
のはNo14の「夜光人間」でした。その後はハマってしまって20冊くらい買いました。
オイルショックの影響で、値段は350円から480円に順次上がりましたね。
また、本のふちの題名の下にあった鉄仮面の絵もビエロに変更されました。
当時は明智小五郎や二十面相が本当にいたらいいのになあと思ったものです。
今でも小学校時代の良き想い出ですね。
28 :
大人の名無しさん:01/11/17 22:50 ID:b0oTBAHF
透明怪人の透明化のトリック
「暗いから全身黒タイツ(?)でも透明人間に見えたのだ!」
でも消防の時は納得してたなあ(遠い目)
29 :
大人の名無しさん:01/11/17 23:08 ID:5JzWoVoH
>>28 発表当時の夜はほんっっっとうに暗かったのでしょうね。
いまだと、夜中でも丸分かり。
30 :
小林少年:01/11/17 23:46 ID:7U1lhawU
>>29 少年探偵団の一員が初めて怪人と出くわす場所は、
たいてい麹町や六本木の人通りの少ない寂しい場所
だったりしますね。今じゃ隔世の感があります。
もっとも小学生の頃は東京にあんまり行った事がなかったから、
実際にそういう場所もまだあるのかと思ってましたが。
31 :
小林少年:01/11/17 23:52 ID:7U1lhawU
>>25 私も同じ経路で乱歩の作品全般を読みました。
講談社の全集も買ったし。
また、当時横溝正史プームでしたから、そちらも読んだし、
さらに夢野久作とか、戦前の探偵小説もいくつか読みました。
32 :
( ・∀・)y-~~低音弦:01/11/18 00:10 ID:Na8/3fLH
>>31小林小年さん
レスありがとうございます。
その後、当方は小学校のクラスで流行っていたこともあって、
星新一や筒井康隆などのSF方面に向かいました。(^^ゞ
いずれにしても、「小年探偵団シリーズ」で、
本を読む楽しさを知りましたよ。
33 :
小林少年:01/11/18 00:22 ID:v5l/8PS7
明智探偵は、真っ向から指差して叫びました。
「君の正体は怪人二十面相だ!」
ピシリッと鞭を打つような鋭い明智探偵の声が室内に響き渡りました。
それを聞くや、ギョッしたように二十面相は目を見張りましたが、
やがてふてぶてしい調子で言い放ちました。
「ウフフ、、、明智君、久し振りだねえ。で、俺が二十面相なら、
どうしようっていうんだね?」
「君を警察に引き渡すさ。当然の事だ」
「ウフフ、、、そううまくいくかねぇ。君は二十面相にはいつも奥の手が
あると言う事を忘れたのかね?」
ニヤリとしてそう言い放つやいなや、
二十面相はひらりと窓から飛び降りました。
そこには、気球が用意してあったのです。
ああ、何と言う恐ろしい怪人の奥の手でしょう!
「ワハハハハハ、ワハハハハ、、、、明智君、さらばだ!」
↑なんとなく思いついた、少年探偵団にありがちな語り口のバージョン
34 :
仕事場住人:01/11/18 07:07 ID:xBiiSqMA
>>24 小林少年さん
レスどーもです。乱歩ファンの方が詳細な資料を載せているHPがあって、
今のシリーズが発表順に構成し直されているのを確認しました。
柳瀬氏の絵、俺も大好きですが、今のカバー絵を見ても久しぶりに「読みたい!」
という気持ちが湧き上がってきて、背筋がゾクゾクしてきましたよ。
少年探偵団シリーズ以外は、何度となく読み返しているんですが・・・
全巻買っちゃおうかな〜だけど、@980x26=\25,480かぁ。
古本で全46巻買うのもいーかも。
私は、小学校の図書室で借りて全巻読みました。
最盛期には、朝借りて授業中に読み終え、放課後新しいのを借りて
家で読んで翌朝返したりもしました。
読みやすかったのは音楽の授業です。(笑
自分で買ったのも10冊くらいあります。
一番最初に読んだのは「怪奇四十面相」、
自分で買った最初のは「夜光人間」です。
「時計塔の秘密」の悲劇のヒロインになんとも言えない色気を感じたものです。
あと、「幽鬼の塔」のカリスマ的存在の女性とか。
36 :
バイキチ:01/11/18 11:12 ID:OXruZNlP
また、懐かしい話してますなぁ!
僕も怪奇四十面相はもってたなぁ
それと、表紙や挿絵がおどろおどろしい、一寸法師や幽鬼の塔、三角館の恐怖、幽霊塔、
などのシリーズは夜読めなかったよ!30で小林少年ご指摘の通り、
実際に上野公園や閑静な世田谷の住宅地が舞台になってる辺が妙にリアルで怖かった。
「ここ、中野郷O町で・・」なんていうくだりがあって、中野郷と言う地名を地図で探したよ!
スレ違いだけど、太陽にほえろの矢追町って言うのも探したなぁ!
37 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/18 12:03 ID:Y0XdoI8c
実家に全巻あったよ。
>>11 >シリーズ後半は生々しい事件が多かった。
シリーズ後半は、大人向けの通俗小説を書き直したもの。
読み比べると、色々と気づいて結構楽しいよ。
例えば「白い羽根の謎」(原題は「化人幻戯」)なんか、
元々は異常性愛に絡んだ妖しい犯罪動機がこってりと書かれていたんだけど、
それが「親の財産が乗っ取られた復讐」という健全な(笑)動機に書き換えられていたしね。
関係ないけど、乱歩作品の挿し絵は、怪奇漫画家の高橋葉介の絵が
一番マッチしてると思うのは私だけ?
実際に一時期、角川文庫版のカバー絵を高橋が描いてたんだけど。
「昭和」「猟奇」「幻想」といった、両者に共通するキーワードは多い…。
38 :
小林少年:01/11/18 12:34 ID:zNwTj0ua
>>37 大人向け小説を書きなおした後半の作品では、
本来は明智が登場していなかった作品まで全て明智の話に
書き換えてしまったので、辻褄の合わなくなってしまった話が
いくつかありますね。
ネタばれになってしまうので詳しくは書きませんが、
例えば「緑衣の鬼」なんかは、探偵役を明智にしてしまうと、
折角の伏線が成り立たなくなってしまう話です。
また、
>>37さんご指摘のように、乱歩の通俗小説の主人公は
異常性愛癖者が殆どですから、これを少年向けに大幅に薄めて
書き換えちゃうと犯罪動機がわけわかんなくなっちゃいます。
例えば「蜘蛛男」なんかは、原作はかなりドギツイ話ですね。
39 :
£:01/11/18 20:14 ID:3Wb2m0QI
「白髪鬼」のジュビナイル版的な話は何でしたっけ? 少年探偵団員が大時計の
長針で首を切断されかかる話。
40 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/18 20:30 ID:2szcyNEo
>>38 そうそう。
元々乱歩ってパズラー系の本格作家じゃなくて、
変格というかむしろ怪奇作家ですもんね。
今になってみると、そういうドロドロした部分こそが乱歩の持ち味。
もちろん当時は、少年探偵ものにハマりまくったけど。
でもそれが入口となって乱歩の門を叩けたことはすこぶる幸い。
>>39 「白髪鬼」の内容は覚えてないけど…。
大時計で首を切られかかるってエピソードは、「魔術師」のものですよね。
これはジュブナイル版も同じタイトルです。
ちなみにこの罠にはまるのは、少年探偵団員じゃなくて、被害者一家の長男氏。
41 :
小林少年:01/11/18 21:01 ID:qO9LNyqa
>>39さんが言われているの大時計の話は、
「塔上の奇術師」だと思います。
これは
>>40さんがご指摘のように、「白髪鬼」ではなくて、
「魔術師」のネタの使いまわしですね。
少年探偵団シリーズでは、作を重ねる度に同じネタの使いまわし
が多くなってくるので、そういう意味では純粋にオリジナルな
面白さがあるのは、初期のごく数作だけかもしれませんね。
42 :
£:01/11/18 21:42 ID:Ykn7T1Xw
40さん、41さん。ご指摘ありがとうございます。
43 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/18 22:18 ID:2szcyNEo
>>41 なるほど、ご指摘多謝。
>>42 いえ、私の方はお役に立てずに…。
ところでジュブナイル版にも残っているエピソードかどうか定かではないんですが、
こういうのを覚えている方いません? 作品名が思い出せなくて…。
誘拐された金持ちのお嬢様が、実は自宅の屋根裏で縛られていて、
しかも時間が来ると刃物が落ちてくる機械仕掛けが仕込まれていまして。
で、明智がその下の部屋に関係者を集めて、カッコつけて犯人を指摘したりしていると、
設定時刻になり天井には血の染みが…。
驚く一同に明智は少しも慌てず、「ははは、お嬢さんはもう助けてありますよ。
あれは僕が身代わりに置いておいた、お嬢さんの飼い猫の血です」と種明かし。
でもよく考えてみると、明智は単にお嬢様を助ければいいだけなのであって、
わざわざ猫を代わりに置いておいたのは、皆を驚かせてから種を明かすという、
自分の実力を見せつけるための演出効果を狙っただけのものなんですよね…。
これを読んだ当時も、「なぜ猫を置く必要が?」と疑問に思ったものでした。
今ならさまあ〜ず三村ばりに「猫なのに犬死にしちゃったよ、オイ!」とツッコむところ…。
長文失礼。
44 :
小林少年:01/11/18 22:44 ID:If8+7npL
>>43 正確な記憶はないんですが、
そのエピソードは「妖虫」(ポプラ社版では.「赤い妖虫」)
ではなかったかと思います。
ただ、原作の方には明智は出て来ないんです。
その作品限りの別の探偵役だったと思います。
ポプラ社版ではこれも明智の話に書き換えられてますが。
こういう明智物でない作品まで全部明智の話にしてしまったんで、
リライト版ではなんか明智の性格がちょっと分裂気味ですよね。
45 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/19 23:54 ID:FpSI6Yqh
>>44 レスどうもです。
そうか、「幼虫」でしたね…。
明智に関しては、ご指摘の通りかなり設定をいじってますよね。
ジュブナイル云々を抜きにしてもそうですし。
元々初期の作品では、ボサボサ頭にさえない和服だったけど、
その後の作品群で、大物犯罪者と渡り合える大探偵にするために、
急に洋行してこざっぱりとした紳士になって帰ってきた…と。
初期の明智も大好きなんですが、やはり二十面相や黒蜥蜴といった
きらびやかな悪の権化と渡り合うには、洋行紳士の方が似合うってことでしょうか。
46 :
大人の名無しさん:01/11/21 05:18 ID:J1Xwp6/V
子供にピストル持たせるなよ。 > 明智
まあ自分も民間人のくせにピストル振り回してるけどな(藁
47 :
↑:01/11/21 08:56 ID:InlVnpa2
それは戦前に書かれた作品でしょう。
ちんぴら別働隊の存在が府に落ちませんでした。
義務教育はどうなってるんだろうと思ってました。
あれって、戦前の話なんでしょうか?
それとも、義務教育を受けることもできない境遇の人が
まだおおぜいいた時代があったということでしょうか?
49 :
草むしり:01/11/21 17:54 ID:SxwkT3lb
>>48魚好きさん
戦後の混乱期に、浮浪児(=戦災孤児)を集めて
組織したんじゃなかったででしょうか。
おれも当時、あの設定は読んでいてピンときませんでした。
なにか危険な現場に向かう場面で、明智探偵が
「少年探偵団の正規メンバーのみんなは家に帰っていなさい。
ここは危険だから僕と小林くんと別働隊で行くよ」
というような指示をして、
子供心に「おいおい」と思った覚えがあります。
>>49=草むしりさん
あいまいな記憶ですが、深夜の活動は別働隊にやらせていたような
印象がありますね。
51 :
小林少年:01/11/21 18:44 ID:GgdNfmha
>>48魚好きさん
>>49草むしりさん
別働隊=孤児だから危険な目に合わせてもいいって言うのは、
今ならヒドイ差別ですね。
だいたい、事件は主に夜起きる事が多いですから、
良家のお坊ちゃん主体の正規の少年探偵団なんて名ばかりで、
実はあんまり役に立たないですね(笑)
52 :
小林少年:01/11/21 18:48 ID:GgdNfmha
それで思い出しましたが、
よく考えたら小林少年自体、まだ13,4歳の子供じゃなかったですか?
戦前の作品はと.もかく、(戦後の作品でも年齢設定が変わらなかったのは
いいとしても)、戦後も学校には全然行ってなかったのだろうか?
あと、少女助手のマユミさんって娘もいましたよね。
彼女も学校には行ってなかったような気がしますが、
ふだん何してたんだろう?
53 :
大人の名無しさん:01/11/21 18:52 ID:cPtJp5CT
何の話だったか忘れたけど、後半の、二十面相の出てこないタイプのやつで
「復讐屋」みたいなのが出てくる話が怖かったYO
女の人が工事現場かどっかに走りこみ、それを別の女の人が追いかけていったら
落とし穴があってそこにはまる。それはあらかじめ深い穴を掘って泥を埋めて
おいたというトラップで、落ちた女の人が「スカートを花のように広げながら」
じょじょに泥に埋まって見えなくなる様子を、主人公?がどっかの建物の窓から
見てるというエピソードだけ強く強く覚えてます。
小学生には怖すぎたです、、
54 :
大人の名無しさん:01/11/21 20:30 ID:50TDIQ9I
図書館で借りてたくさん読んでました。懐かしい!
渦巻きが三つある指紋の話って何でしたっけ?
あとからくり屋敷で人形にされてるやつとか、おどろおどろしいのが多かったですね。
怖くて小学生のくせに不眠症になってしまいました。
55 :
クジラのベーコン ◆5aoi8gEM :01/11/21 21:40 ID:B1VTdDRJ
乱歩の「怪人二十面相」のアラスジは、
ルブランの「消えた宝冠」と瓜ふたつ。
56 :
大人の名無しさん:01/11/21 22:08 ID:78GgVaKW
懐かしいなあ。
「ああ、なんということでしょう」というフレーズが記憶に焼き付いているよ。
小学校の図書室にそろっていたのを片っ端から読みふけったもんだった。
デパートのマネキン人形が実は失踪した少女の本物の死体だった、という場面があって
いまだにマネキン人形を見るとその場面を思い出すよ。
57 :
小林少年:01/11/21 22:10 ID:Ld+axJ25
>>53 それは「影男」です。依頼者に代わって殺人を行う、
殺人請負業の話。
>>54 「呪いの指紋」です(原題は「悪魔の紋章」)。
死体をバラバラにしてあっちこっちに飾るような話が多かったですよね。
これでも原作よりはかなり描写を薄めてあるんですが、
でも今にして思えば、子供向けによくこんな話を出版できたもんですね。
53
>>57 あ〜、そうだ「影男」です!
小林少年さん、すごいわ。
小林少年といえば、短編で電車の切り替えを使って犯人を出しぬく話があって
好きだったなあ。ちんぴら別働隊とか、ここ読んでいろいろ思い出してきて
懐かしくてたまんないです。
思えばいろんな雑学を仕入れたのもこのシリーズだったような。
迷路では片方の手を壁につけていれば必ず出口まで行けるとか。
ああ、シリーズ半分くらい持ってたのに、捨てるんじゃなかった。
59 :
小林少年:01/11/21 23:09 ID:qp01KMRA
>>56 >「ああ、なんということでしょう」というフレーズが記憶に焼き付いているよ。
で、最後はいつも、「明智先生バンザーイ、少年探偵団バンザーイ」
で終るんですよね(笑)
マネキンの話は「赤い妖虫」でしたっけ?
犯人がサソリの死骸か模様をいつも死体につけて残していくんでしたよね。
>>58 >小林少年さん、すごいわ。
いやー、私の場合、エピソードを言われると思い出すんですが、
直接自分ではあんまり覚えてないんですよ。
みんなホントによく覚えてますね〜(笑)
>小林少年といえば、短編で電車の切り替えを使って犯人を出しぬく話があって
あ、ありましたね〜。そういう話。なんだっけ。
うーん、これは題名が思い出せない。。。
60 :
こんな唄覚えてる人、いる?:01/11/21 23:22 ID:78GgVaKW
僕達(おお) 走ろう(おお) 今日から明日へ〜
腕白坊主 ガキ大将 泣いたりするなよお前には
誰にも負けない 意地がある
進め 胸張れ 太陽に
んーんーんんん〜
俺達強いぞ BDセブン〜
61 :
デュラン・デュラン:01/11/22 00:45 ID:/TeW8esR
だんだん記憶が蘇ってきましたが、何点か質問させていただきます。
・生臭い息を吐きながら「きみ震えてるね」のフレーズは
「青銅の魔人」でしたっけ?
・手足を失った傷痍軍人「芋虫」は乱歩の作品でしたっけ?
・「白昼夢」も乱歩の作品でしたっけ?
・「獅子が烏帽子をかぶる時」の謎解きをして、洞窟探検に行く話の
題名は何でしたっけ?
・「パノラマ奇談?」「パノラマ島?」何かこのような題名で
今で言うウォータースライダーをすべり降りて行くと、下から
刃物が出てきて肉体が切断される話ってありましたよね?
・全国の都市で鳩に紙製のお皿を取り付けて飛ばして、円盤来襲
という話は何でしたっけ?
・昔の丸い郵便ポストに化けてまんまと捜索の目をくらました話は
何でしたっけ?
・球体の内側が鏡張りになっていて、閉じ込められた人が気が触れた
話は何でしたっけ?
PS.東京12チャンネルでやっていた天知茂の明智シリーズはなんか
イロッぽかったなぁ。。。
62 :
小林少年:01/11/22 00:57 ID:M05c+Jis
>>61デュラン・デュランさん
えー、いま私の思い出せる範囲でお答えしますね。
>・生臭い息を吐きながら「きみ震えてるね」のフレーズは
> 「青銅の魔人」でしたっけ?
うーん、ちょっと思い出せないです。すみません。
>・手足を失った傷痍軍人「芋虫」は乱歩の作品でしたっけ?
>・「白昼夢」も乱歩の作品でしたっけ?
そうです。両方乱歩。
>・「獅子が烏帽子をかぶる時」の謎解きをして、洞窟探検に行く話の
> 題名は何でしたっけ?
「大金塊」です。
>・「パノラマ奇談?」「パノラマ島?」何かこのような題名で
> 今で言うウォータースライダーをすべり降りて行くと、下から
> 刃物が出てきて肉体が切断される話ってありましたよね?
題名は「パノラマ島奇談」ですが、そのエヒソードは記憶がないです。
ただ、似たような話が「地獄風景」という小説にありましたので、
そちらではないかと思うのですが。。。
>・全国の都市で鳩に紙製のお皿を取り付けて飛ばして、円盤来襲
> という話は何でしたっけ?
「宇宙怪人」です。背中に羽根の生えている宇宙人が、
ソフト帽を被って人間に扮装してる話でしたね。
>・昔の丸い郵便ポストに化けてまんまと捜索の目をくらました話は
> 何でしたっけ?
そのエピソードは「怪奇四十面相」にありましたが、
もしかしたらほかにもあるかもしれません。
>・球体の内側が鏡張りになっていて、閉じ込められた人が気が触れた
> 話は何でしたっけ?
「鏡地獄」という短編です。
63 :
小林少年:01/11/22 01:05 ID:M05c+Jis
>>62に追加。
「青銅の魔人」は、機械人間で歯車のギリギリ軋むような声しか
出さないという設定だったように記憶しているので、
そういうセリフは言わなかったんじゃないでしょうか?
それから、「パノラマ島」に似た話は「大暗室」にもあるんで、
どれがどれだか記憶がごっちゃになってしまいました。
従って、
>>62のレスで書いた話もちょっと怪しいです。
64 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/22 04:24 ID:qSMMwnM7
>>62-63 >>・生臭い息を吐きながら「きみ震えてるね」のフレーズは
>> 「青銅の魔人」でしたっけ?
>うーん、ちょっと思い出せないです。すみません。
これはもしかすると「人間豹」のエピソードでは?
「生臭い息」「黄色い牙」などの描写があった記憶があります。
ちなみにこれが正解なら、おそらく「きみ」は文代さんのことですね。
人間豹、文代さんを誘拐してイロイロやってましたから…。
そういえば二十年くらい前、NHKのFMで江戸川乱歩シリーズの
ラジオドラマをやっていたのを思い出しました。
このとき人間豹をやったのが尾藤イサオで、ハマりまくっていました。
他に、「化人幻戯」なんかもやってたなあ。
65 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/22 05:09 ID:qSMMwnM7
ちなみにこのとき、尾藤イサオの毒牙にかかった哀れな文代さんを演っていたのは、
「宇宙戦艦ヤマト」の森雪でおなじみの麻上洋子でした。
麻上、何を血迷ったのか、主題歌まで自分で歌ってましたよ。
♪ 小指に咲いた薔薇は〜 迷える女心〜
♪ 耳打ちしてよあなた〜 涙が凍ります〜
でもドラマ自体の出来は、すごく良かったんですよね…。
当時の録音テープ、残ってないかなあ。探してみよっと。
66 :
大人の名無しさん:01/11/22 05:57 ID:SlTvCi6g
懐かしい!昔、たくさん読みました。大好きなんだけど、夜、自分の部屋でひとりでいると
黄金仮面の絵の背表紙が怖かったです。
>>54 >あとからくり屋敷で人形にされてるやつとか、おどろおどろしいのが多かったですね。
「悪魔人形」かなあ。
ちんぴら別働隊の子達は、「アリの町」に住んでいたんだっけ。今でいうストリートチルドレン
みたいなものでしょうか。
何度も読んで暗記してしまった「怪奇四十面相」に出てくる
どくろに書いてあった暗号です。(解読済み)
きのくにもりとざき×××しまどくろのさがんをさぐれよ
ながるるなんだのおくへとゆんでゆんでとすすむべし
んー、暗記したと思っていたけど、一部忘れてしまっていました。
「呪いの指紋」の前書きで敵(かたき)討ちについての説明を
していたのが印象的で、ずっとおぼえていました。
「昔は敵討ちというものがあったけれど、敵を討たれた者の
子孫がまた敵を討って・・・ということを繰り返していると、
いつまでもきりがないので、法律で禁止されました」といった
趣旨だったと思います。
村がダムの底に沈む前の晩にその村の井戸に死体を沈めておいて
完全犯罪にしようとする話もありましたよね
69 :
バイキチ:01/11/22 10:54 ID:giuQaoJR
鏡地獄
球体の内側を全面鏡張りにした物を作り、その中に人間が入る。
いったいその鏡に映る自分の姿はどんなものなのか?
子供の頃これを読み、実体験したくてたまりませんでした。
今考えても分からないにですが、球体の内側の鏡張りって中に入ったらどんな風に
映るんでしょうかね?いまだに体験したいと思います。狂っちゃうのかな?
70 :
大人の名無しさん:01/11/22 11:10 ID:ZpDxnakC
麹町のアパート
71 :
草むしり:01/11/22 12:16 ID:DzWLDf95
「三日月の形をした口をキューッと曲げて」
笑ったのは、黄金仮面と、宇宙怪人と、青銅の魔人と、
他にもいましたっけ?
黄金仮面ことアルセーヌ・ルパンは、明智小五郎の活躍のおかげで
日本の財宝を手に入れることはできなかったけれど、代わりに
日本で一番の美女をフランスにお持ち帰りしたんでしたっけ?
74 :
ポケット小僧:01/11/22 12:58 ID:9JA1Yzi+
>>69 あれこれ想像させるぶん鏡地獄がある意味一番怖い
75 :
小林少年:01/11/22 17:14 ID:LAj4Yy2X
>>64 >これはもしかすると「人間豹」のエピソードでは?
そうだったかもしれないですね。
ポプラ社版は忘れましたが、オリジナルの方では文代さん、
犯されそうになったり、熊の着ぐるみを着せられて虎の檻に入れられたりして、
なんか無茶苦茶な話でした(笑)
そういえば、テレビの天知茂の「明智小五郎の美女シリーズ」で
「人間豹」はやらなかったですよね?
さすがに人間豹は映像化しにくかったんでしょうか。
>>67 よく覚えてますね〜(笑)
「ゆんでゆんで」の意味は、
「ゆんで」は弓手、つまり弓を持つのは左手だから、
「左へ左へ」って事でしたよね。それは私も覚えてます。
>>72 いや、美女もお持ちかえりできなかったはずです。
最後にルパンのセスナから、明智が一緒に連れて脱出してしまったと思います。
テレビの「黄金仮面」ではお持ちかえっちゃってましたが
(ちなみに由美かおるが美女役でした)。
76 :
小林少年:01/11/22 18:40 ID:6l6B8hQg
私が覚えている場面とセリフ。
第1巻「怪人ニ十面相」で、外国に出張していた明智が帰国した際、
大胆不敵にも変装したニ十面相が東京駅に出迎え、
遂に明智と二十面相が初めて相対した時の二十面相のセリフ。
「明智さん、僕はと゛んなにかあなたに会いたかったでしょう。
あなたのお帰りを、一日千秋の思いで待ちかねていたのですよ・・・」。
この「一日千秋」って言葉がやけに印象的でした。
77 :
小林少年:01/11/22 19:18 ID:y+F7bzro
少年探偵団シリーズでよくあるパターン
・二十面相がアドバルーンにぶら下がって脱出する(でも実は替え玉の人形)
・小林少年もしくは登場人物の少年が地下室に監禁される
・追い詰められたニ十面相が、拳銃で明智を狙う。
でも引鉄を引いてもカチッと音が出るだけで弾がでない。
実は明智が前もって弾を抜いておいた(どうやって抜いたんだ?)
・ロイド眼鏡にピンとはねた口ひげ、三角に刈り込んだあごひげの
登場人物がいつも怪しい。
78 :
大人の名無しさん:01/11/22 19:27 ID:xbJg8Lj2
・鳥打帽(あるいは、ソフト帽)を目深にかぶり・・・
なんて表現も頻繁に出てまいりました。
>>73 >『十字路』…だったかな?
そのような気がしますね。
>>75=小林少年さん
>熊の着ぐるみを着せられて虎の檻に入れられたり
あー、あった、あった。なんのためにそんなことを?
と思ってしまうようなエピソードも、たまにありましたよね。
>>67の「×××」、思い出しました。
「きのくにもりとざきどくろじま」だったのです。
「きのくに」は紀の国で和歌山県でしたね。
>美女もお持ちかえりできなかったはずです。
ルパンもさんざんな結果だったわけですね。
そんな話を勝手に書いたりしていいんかな〜(笑
●少年探偵団シリーズでたまにあるパターン
・人質にした女性が実は女装した明智だった。
・人質にした少女が実は女装した小林少年だった。
80 :
ピッポちゃん:01/11/22 20:35 ID:gmerTMWW
なつかし〜な〜・・・
小学校の頃は、図書館で借りて読んでたけど、
子供には買いってやった・・・。今、喜んで読んでる。
背表紙だけど、カバーの下だったかどうか忘れたけど、
腕木式の信号機の絵、書いてなかったかな〜?
あと、最近「妖怪博士」を読み返したけど、鍾乳洞の
手前の山小屋のじいさんが「ももんがに出合わなかったか?」
と尋ねたのには笑った
81 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/22 21:51 ID:agvokxQN
>>69 >球体の内側を全面鏡張りにした物を作り、その中に人間が入る。
>いったいその鏡に映る自分の姿はどんなものなのか?
夢のない話をしてしまうと、実際には「明かりがないので何も見えない」ってことになるんでしょうね。
>>79=67
「きのもりとざき…」が正解。「くに」は入らないです。
12文字の髑髏が4個で、計48文字。
82 :
( ・∀・)y-~~低音弦:01/11/22 22:21 ID:4iHDy8Cp
二十面相に狙われる秘宝は、
「エジプトの涙」といったネーミングのものが多かったような記憶が…。
83 :
デュラン・デュラン:01/11/22 22:45 ID:/TeW8esR
今帰ってきたけど この盛り上がりは! 皆さんお好きなんですね〜
よかった よかった
>>・「獅子が烏帽子をかぶる時」の謎解きをして、洞窟探検に行く話の
>> 題名は何でしたっけ?
>「大金塊」です。
そうそう「ゆんでゆんで」を思い出しました。
>迷路では片方の手を壁につけていれば必ず出口まで行けるとか。
この方法はこの時の洞窟探検でしたっけ?
>>今で言うウォータースライダーをすべり降りて行くと、下から
>>刃物が出てきて肉体が切断される話ってありましたよね?
>ただ、似たような話が「地獄風景」という小説にありましたので、
「地獄風景」 それでしたか〜
現在のテーマパークのようなところで、若い男女が次から次へと
殺されていく話でしたよね?
>>・全国の都市で鳩に紙製のお皿を取り付けて飛ばして、円盤来襲
>> という話は何でしたっけ?
>「宇宙怪人」です。背中に羽根の生えている宇宙人が、
>ソフト帽を被って人間に扮装してる話でしたね。
あれは本当の宇宙人でしたっけ?
夜空を指差して「あれは何だ」と言う人は確かその宇宙人が仕込んだ
エキストラでしたよね?
しかしよくも鳩が嫌がらずに編隊飛行しましたね。
>>・昔の丸い郵便ポストに化けてまんまと捜索の目をくらました話は
>>何でしたっけ?
>そのエピソードは「怪奇四十面相」にありましたが、
>もしかしたらほかにもあるかもしれません。
>・二十面相がアドバルーンにぶら下がって脱出する(でも実は替え玉の人形)
そうそう! その後で警察官が空を見上げている間に正面玄関から堂々と
大きな丸い包みを抱えて出て行く描写がありました。
ただ目ざとい少年探偵団の団員が追跡するにもかかわらず、住宅地に
入ったところで見失うというような話でしたね。
住宅街にポストというミスマッチ感覚も乱歩ならではですね。
>>・球体の内側が鏡張りになっていて、閉じ込められた人が気が触れた
>>話は何でしたっけ?
>「鏡地獄」という短編です。
そのまんまでしたね。誰か実験した人はいませんか?
少年探偵団の団員が誘拐されたときに、目印として探偵団
オリジナルコインを何十(何百)メートルかおきに落として
いく話がありましたが、あんな目立つものがよくも近所の
子供達に拾われなかったかなと子供心に思いました。
やっぱりお屋敷町の子供達は品が良くて道端に落ちている
ものは拾わないように厳しく教育されていたんですね。
ところであのコインは雑誌か何かの景品でありましたか?
もしかして持っている人がいるとか?
同じく少年探偵団が怪しい車を尾行する際に、車のマフラー
付近に小さな穴を開けたオイル缶をぶら下げる話がありました
が、このオイルの筋を追跡する方法は何でしたっけ?
さぁ明日は御茶ノ水の古本屋にでも行くかな。。。
84 :
小林少年:01/11/22 22:55 ID:7L6lvGq8
>>80 「ピッポちゃん」って、小林少年の飼ってる伝書鳩の名前ですよね。
地下室に閉じ込められて「僕にはピッポちゃんがついてるんだ」
とか一人言を言っていた場面を思い出しました(笑)
「妖怪博士」と言えば、
鍾乳洞の中でコウモリの化け物に襲われた場面の描写で、
ああ、コウモリ!笑うコウモリ!
コウモリが少女のようにケラケラと笑うのです!
なんと恐ろしい事なんでしょう!
…みたいな文章があったのですが、
「笑うコウモリ」って、黄金バットを連想してしまって、
作者が力みかえって恐怖を煽ってるわりには
あんまり怖くなかった事を覚えてます。
少年探偵団シリーズでよくあるパターン
・冒頭、人気のない寂しい通りを少年が歩いていると、
怪しい人物が現れ、追跡する。
・レンガ造りの西洋館に白髭の謎の博士が住んでいる
85 :
大人の名無しさん:01/11/22 23:03 ID:OTzlka7l
少年探偵団シリーズって
やたら口調がていねいだった覚えがある。
「ああ、なんとおそろしいことでしょう。」とか。
86 :
大人の名無しさん:01/11/22 23:13 ID:f/QAL8Ub
「鏡地獄」で、「(鏡の屈折を利用して)ご近所の家の中の様子までわかる」
というのを読んで以来、家で着替えたりしていても、ふと、どこかで
誰かが見てたら・・・と怖くなった。鏡を置く位置にも気をつかったり。
ポプラ社のシリーズで覚えた言葉は、「読唇術」。
自分でもやってみようとしてみたリアル消防。
中学生になってから、「芋虫」等の大人向け短編集を読んでショック受けつつ
その後も乱歩作品にはまり続けました。
リニューアルされたのを本屋で見ましたが、洗練されちゃってちとさみしい。
それはそれでかっこいいけど。
昔のおどろおどろしい表紙の方が雰囲気があるなあ。
87 :
大人の名無しさん:01/11/22 23:23 ID:rCkbZIV3
なつかしい〜っす。私も内容はほとんど忘れたクチですが、
少年(小林くんの友人だった?)が誘拐されて洋館に閉じ込められ、
そこでその館と同じ形の豪勢なケーキをごちそうされる、、、という
エピソードだけが頭に焼き付いて離れない(w
むちゃくちゃあこがれたよ・・・・ケーキに。
記憶にある方いますか?
88 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/22 23:28 ID:ZuTAms5V
そう言えば当時、
「明智の片腕である小林少年のそのまた片腕である大友少年は、
明智にとっては何にあたるんだろう」
とくだらないことを考えていたことを思い出した…。
89 :
大人の名無しさん:01/11/22 23:32 ID:KaVyfSw/
な、懐かしすぎ〜。1番好きだった作品が「魔術師」だったのですが
後に奥さんとなった文代さんが初登場したんですよネ...
ポケット小僧、まだ小さいのに危険な役多すぎ...
90 :
小林少年:01/11/22 23:38 ID:w16g72dW
>>83 >>「宇宙怪人」です。背中に羽根の生えている宇宙人が、
>>ソフト帽を被って人間に扮装してる話でしたね。
>あれは本当の宇宙人でしたっけ?
いや、だからそれはその、例によって例の如く二十面相の芝居だったわけで・・・(笑)
この宇宙怪人がたしか、ユリカさんという少女(名前が珍しかったので覚えてます)
を誘拐しようとするんですが、宇宙人のくせになんかセコイ奴と言うかなんと言うか、
子供心にもあんまり納得できるシチュエーションじゃなかったです。
91 :
小林少年:01/11/23 02:17 ID:al+B31N2
>>76に続いて、
私が覚えている場面とセリフのその2
二十面相が追っ手を巻いた後に言う、一人言
「ウフフ、うまく行ったぞ」
その3
「夜光人間」で、
人の顔をした火の玉を見た火の用心のおじさんが、
警官にその話をした時、その警官が振り向きながら言います。
「へへへ、、、そいつはこんな顔ではなかったかね?」
(これって、小泉八雲の「怪談」のパクリですね)
92 :
大人の名無しさん:01/11/23 08:22 ID:dAsBX6Xy
江戸川乱歩に本名があって(平井太郎)、ビクーリした覚えが。
ペンネームなんて思いもよらなかった子供でした。
戦時中だったか「芋虫」が発禁になって、少年向けの作品を書いていたんですよね。
>>81 >「きのもりとざき…」が正解。
そうでしたね。ありがとうございます。
どうも、4の倍数にならないと変だという気はしていたのですが。
あと、鏡で思い出したのですが、部屋中にいろんな向きに鏡が置いてあって、
こちらからはわからないのだけれど、その家の人は、鏡の反射を利用して
どこかから部屋の様子をうかがっているという話がありましたよね。
あれは、なんでしたっけ?
「ぼっ、ぼっ、僕らは少年アン・ポン・タン」
95 :
クジラのベーコン ◆5aoi8gEM :01/11/23 10:08 ID:+D+hdmBj
96 :
大人の名無しさん:01/11/23 10:31 ID:rS2n1YpJ
地下室に閉じ込められて「水責め」
97 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 11:03 ID:2tnAXKYr
<乱歩作品によく見られるパターンシリーズ>
●復讐をしようとする犯人(あるいはその共犯者)が、何年も前から
相手の家族の一員としてもぐり込んでいる
ところで十数年前に講談社が「江戸川乱歩推理文庫」を出したとき、
当時まだ学生だった自分には全巻揃える資力もなく、非常に悔しい
思いをした記憶があるよ。
でもとりあえず、これまで読んだことのなかった評論なんかは
優先して買い揃えた。もちろん乱歩以後の作品には触れられていないんだけど、
クラシックな古き良き時代の探偵小説なんかは一通り網羅されていた。
自分が次に読む作品を探す際のガイドとして、今でも充分に機能するところはさすが。
あと、その評論を通して、乱歩自身の探偵小説観が垣間見えるのが非常に興味深い。
98 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 11:07 ID:2tnAXKYr
<乱歩作品によく出てくるキーワード>
●「お屋敷」
●「お嬢様」
●「屈強な書生」
●「りんごのようなほっぺた」
「書生」なんて、今の子供にはわからんだろうな…。
連続レス失礼。
99 :
クジラのベーコン ◆5aoi8gEM :01/11/23 11:09 ID:+ca9h0Wb
「屋根裏の散歩人」の朴利で、、、
「OO7は二度死ぬ」の 若林映子タン あぼーん されましたね。
少年探偵団で「お父様から拳闘を教わっている」という団員がいたけど
「拳闘」って言われても、わかりませんでした。
101 :
大人の名無しさん:01/11/23 11:27 ID:DpATEDMt
♪ぼっ ぼっ ぼくらは少年探偵団
というテーマソングのTVドラマが大昔ありましてな、
毎週見てました。
怪人20面相の手下達、”Xマン”と呼ばれ、今、日曜8時にいぇってる
情報番組に出てくる、FERCの下級職員と同じ服装でした。
親にねだってポプラ社の本をいくつか買ってもらったっけ・・・
でも、工房くらいになって原作というか乱歩が大人の読者の為に書いた作品
を読み始めると、うーん、あの少年探偵団はなんだったんだ・・・
102 :
大人の名無しさん:01/11/23 13:16 ID:kDyhmXo8
>>83 >同じく少年探偵団が怪しい車を尾行する際に、車のマフラー
>付近に小さな穴を開けたオイル缶をぶら下げる話がありました
>が、このオイルの筋を追跡する方法は何でしたっけ?
あーなんか、ありましたオイル缶。穴あけとくんでしたっけ。
私が覚えてるのは、コールタールを使った方法で
目立たなくするために夜の追跡は黒いコールタール、
昼は白いコールタールを用いるというやつ。
明智が小林少年に「黒か、白か?」と聞くシーンがどこかに
あったと思います。このとき小林少年は敵に鼻と口を押さえられて
失神したんだけど実はものすごく長く息を止めて失神したフリを
して、このコールタールを仕掛けたんだったと記憶してます。あやふやですが。
今なら後続の車が「なんか後ろ、漏れてますよ」と親切に教えてくれて
台無しになりそうな追跡方法ですね・・
103 :
コービー博士 ◆Dr.KBY0M :01/11/23 13:36 ID:SqlaYqf9
>>81 夜の奉行さん
>夢のない話をしてしまうと、実際には「明かりがないので何も見えない」・・・
昔少年マガジンのダイヤモンド百科に、(中に光源がある場合)
光が乱反射を繰り返して、霧か靄のかかった状態でなにも見えない
という仮説が載っていました。
104 :
小林少年:01/11/23 13:37 ID:FyOiUmCL
>>93 鏡と言えば、ポプラ社版ではないですが、
「湖畔亭事件」という作品がありました。
潜望鏡みたいな装置を旅館に持ちこんで、覗き見をする話です。
ポプラ社版にならなかったのは、ちょっとエロチック過ぎて、
さすがに子供向けに書き換えようがなかったんでしょうね。
>>97 講談社のあの文庫版全集は反則です(笑)
だって、その数年前に箱入りで「決定版」と銘打った全集が出ていて、
私は既にそっちを買っちゃいましたから。
(しかも決定版と言いながら評論や随筆の一部が漏れてるし)
二度売りはケシカランと思いました。
実は、「夜光人間」を読んでから数年後、普通のおもちゃ屋で
夜光塗料が特に高くもない値段で売られているのを見つけて
大発見でもしたかのように興奮してしまいました。
そんな簡単に手に入るものとは知らなかったもんで。
でも、たくさん買い込んで顔に塗ったりはしませんでしたよ。(笑
106 :
バイキチ:01/11/23 17:50 ID:TsFqIW/l
>>103 ああ、そうなんですか〜 僕もいろいろ考えて、中に懐中電灯を持って入らなくちゃとか
サントリーのあなたの夢大賞かなんかに応募してみようかとか考えたのですが、
あまりにちっぽけな夢なのでやめました。
でもここに来て、やっぱり実験してみたい!鏡地獄!! 僕にもう少しへそくりがあったら・・
それと僕が言ってた一寸法師や幽鬼の塔、蜘蛛男などのおどろシリーズは講談社でしたね!
107 :
大人の名無しさん:01/11/23 18:31 ID:vEzmzvDY
>熊の着ぐるみを着せられて虎の檻に入れられたりして、
>なんか無茶苦茶な話でした(笑)
初期(?)のポプラ社版には,熊のキグルミの中から現れた文代さん(裸!)の
カラー挿絵が巻頭にあった・・・はず。ドキドキした思い出が・・(恥
108 :
みき:01/11/23 19:07 ID:+q9pBSGF
「鉄塔王国の恐怖」だったかなあ?忍び込んだ小林少年があまりの空腹に
キッチンから焼きたてアツアツのビフテキ(って今は言わないね(^_^;))とポテトを
拝借して食べる描写があって・・「ビフテキっちゅう食べ物はそんなに(゚д゚)ウマーかい?」
って思ったよ。図書館と自分で買って全巻読破したよ。小学校卒業するとき
20巻くらい図書室に寄付したら校長センセからお礼の手紙が来たよ。
・・・あれから30年たっていろいろ汚れた自分がやだな・・・
もっかい戻りたいなーあの頃。
109 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 19:18 ID:dDh3sn06
>>103 >昔少年マガジンのダイヤモンド百科に、(中に光源がある場合)
>光が乱反射を繰り返して、霧か靄のかかった状態でなにも見えない
>という仮説が載っていました。
なるほど、興味深いところですね。
しかしこれって、特別な技術とかが必要なわけでもなく、
個人レベルの資力でもちょっと奮発すれば実験可能なことなのに、
「仮説」というのもある意味微笑ましい話ですね。
>>99 >「屋根裏の散歩人」の朴利で、、、
細かいツッコミですが、「屋根裏の散歩者」ですね。
忍者マンガなんかを見ると、似たようなことをする忍者がたくさん…。
110 :
大人の名無しさん:01/11/23 19:19 ID:Hfsj/Ns/
フジテレビでの陣内孝則の明智シリーズで、
少年向け事件制作して欲しいな。
111 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 19:21 ID:dDh3sn06
>>104 >だって、その数年前に箱入りで「決定版」と銘打った全集が出ていて、
>私は既にそっちを買っちゃいましたから。
あ、そんなのが出ていたんですか。それは初耳。
でもどこの出版社でもいいから、今からもう一回、全集を出してくれんかな〜。
今なら無理してでも買うぞ。
関係ないけど、春陽堂って、まだあるんですね。しぶとく乱歩の作品を出し続けてる…。
<乱歩作品の締めの場面でよく使われる表現シリーズ>
明智の正義と、小林少年の勇気が、悪魔の知恵に勝利したのでした。
「明智先生、ばんざーい」
「小林団長、ばんざーい」
112 :
小林少年:01/11/23 19:40 ID:7w4lp41U
二十面相の本名って「遠藤平吉」でしたっけ?
「サーカスの怪人」で、二十面相の過去の経歴が明かになりますよね。
それによれば、昔サーカスの修行をしていて、
でも団長の後継者になれなかったので恨んでグレちゃったのだとか。
なんか、そもそもの怪盗紳士のイメージからはかなりずれちゃった
気がします。
>>108 あ、ありましたね〜、ビフテキの話。
「鉄塔王国の恐怖」だったかな?
たしか「奇面城の秘密」で、
ポケット小僧が二十面相の本拠地に忍び込んだ時にも
似たようなエピソードがあったような記憶があります。
113 :
小林少年:01/11/23 19:48 ID:7w4lp41U
>>111 そういえば昔、角川文庫でも乱歩作品出てましたよね。
背表紙が水色のやつでした。今でも版を替えて存在するのかな?
少年探偵団シリーズでよくある小見出し
・「巨人対怪人」
・「大団円」
114 :
みき:01/11/23 19:50 ID:y4IUvtYq
↑あーそかそか(^.^) 小林クンじゃなかったかも。ビフテキの話。
でも「ビフテキ」って響き、(゚д゚)ウマソーですよね。
「ステーキ」っていうより。はははは。もうオヤジじゃのー
115 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 22:04 ID:CzLq/yTQ
>>113 >そういえば昔、角川文庫でも乱歩作品出てましたよね。
角川版は、今も20冊くらい手元にあります。
初期のカバー絵は、宮田雅之の切り絵。その後、
>>37でも少し触れましたが
漫画家の高橋葉介の絵に代わりました。どちらも何とも言えない味があり、
また乱歩の持つおどろおどろしい雰囲気にマッチしていましたね。
例の講談社のシリーズでは天野喜孝が一手に引き受けていましたが、
はっきり言って幻滅しました。天野の絵の実力がどうこうではなく、
画風が乱歩には合わないと思うんですよね、まったく。
116 :
小林少年:01/11/23 22:33 ID:U229DNhU
>>115 >初期のカバー絵は、宮田雅之の切り絵
あー、そうでした。私も数冊持ってました。
あと、新潮文庫で「江戸川乱歩傑作選」もありましたよね。
これは1冊に初期の名作短編が収録されていて、貴重でした。
117 :
大人の名無しさん:01/11/23 22:38 ID:GbrL+WyR
小林少年が車の運転をする記述があって
少年のクセに大丈夫? と不安になりました。
118 :
大人の名無しさん:01/11/23 22:44 ID:uqzAu0US
どなたか、わりと最近に限定発売された「貼りまぜ帖(?)」買った人います?
乱歩が自分で作っていたスクラップブックのレプリカみたいなの。
お値段がお値段だけに買えませんでしたが、俳優の佐野史郎が買ったみたい。
119 :
大人の名無しさん:01/11/23 22:48 ID:2a5G7ylu
>>83 >同じく少年探偵団が怪しい車を尾行する際に、車のマフラー
>付近に小さな穴を開けたオイル缶をぶら下げる話がありました
>が、このオイルの筋を追跡する方法は何でしたっけ?
犬に臭いを追わせるんじゃなかったですか?
120 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 22:51 ID:CzLq/yTQ
>>118 「貼り混ぜ手帳」とか「貼雑年譜」とかいうやつですよね?
話には聞いたことがありますが、どこでどうやって
入手すればいいのかわからずに、結局未入手です。
食指は動くんですが…。
121 :
デュラン・デュラン:01/11/23 22:56 ID:mfIXpAMH
>>119 う〜ん 犬のような気もするけど
懐中電灯で照らすと筋が光るような気も・・・
122 :
小林少年:01/11/23 23:03 ID:kfsw8Q4L
ここら辺でひとつ、ポプラ社版シリーズの全作品をリストアップしてみます。
あえて資料は見ないで記憶だけで書きますので、忘れている事が多いです。できれば補足して下さい。
先ずは前半の26巻まで。
123 :
小林少年:01/11/23 23:04 ID:kfsw8Q4L
怪人ニ十面相・・・羽柴荘ニ少年の家に、二十面相が行方不明の兄に化けて現れる。
妖怪博士・・・洋館に少年探偵団員が監禁される。多摩の鐘乳洞にコウモリの化け物登場。
少年探偵団・・・黒い魔物、謎のインド人がダイヤを狙う。
青銅の魔人・・・夜の銀座に機械人間出現。チンピラ別働隊が初登場
大金塊・・・「獅子が烏帽子をかぶる時」の暗号を解いて財宝探しに。二十面相は出て来ない。
透明怪人・・・蝋の仮面をかぶった透明人間
地底の魔術王・・・?(話の内容忘れた)
怪奇四十面相・・・二十面相が改名して脱走。「黄金のどくろ」の暗号を解いて財宝探し
電人M・・・「月世界探検」(?)の見世物に電気人間現る。なんか、博士の発明を奪おうとする話だった。
宇宙怪人・・・トカゲのからだに羽根がある宇宙人が、マスクで変装してユリカさんを誘拐
奇面城の秘密 二十面相の本拠地・奇面城にポケッ小僧が侵入
黄金豹・・・黄金の豹が宝石強盗
サーカスの怪人・・・サーカス団に骸骨男が現れる。
夜光人間・・・世田谷に夜光人間が登場
塔上の奇術師・・・?(忘れた。少女助手のマユミさんが主に活躍する話だったような記憶が)
仮面の恐怖王・・・二十面相が黄金仮面に化けてた。
鉄人Q・・・?(忘れた)
海底の魔術師・・・「鉄の人魚」?が沈没船の財宝を横取りしようする
魔人ゴング・・・?(忘れた)
空飛ぶ二十面相・・・宇宙から来たカニの怪人だっけ?
悪魔人形・・・?(忘れた)
鉄塔王国の恐怖・・・巨大カブト虫の話(なんじゃそれ)
黄金の怪獣・・・?(忘れた)
二十面相の呪い・・・エジプトの財宝をめぐって、ミイラ男が出てくる話でしたっけ?
124 :
小林少年:01/11/23 23:05 ID:kfsw8Q4L
あれ?24冊しか思い出せないや。あと2冊、なんでしたっけ??
125 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 23:12 ID:CzLq/yTQ
>>124 うろ覚えですが…
「灰色の巨人」
「妖人R」
「おれは二十面相だ」
「虎の牙」
ってありませんでした?
ジュブナイル版と大人向けのと、題名がごっちゃになって自信がありませんが…。
126 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 23:17 ID:CzLq/yTQ
>地底の魔術王・・・?(話の内容忘れた)
地底の国への入口の洞窟が、虎か猫のメイクをしたオッサンの顔
(大きく開いた口が入口)になっている挿し絵だけ、印象に残ってます…。
127 :
小林少年:01/11/23 23:18 ID:kfsw8Q4L
>>123 うーん、
こうしてみると、忘れている事が多いな。
最初の15巻分ぐらいは結構覚えているんですが、
後半の作品は、なんか似たりよったりの内容なんで、
印象が薄いのかも。
128 :
小林少年:01/11/23 23:22 ID:kfsw8Q4L
>>125 ああ、「灰色の巨人」!そうだそうだ。ありがとうございます。
でも内容は忘れてる(^^;
「妖人R」は「空飛ぶ二十面相」、「虎の牙」は「地底の魔術王」に、
それぞれ改題されていたと思います。
「おれは二十面相」、、、ってのは記憶にないな。
129 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 23:26 ID:CzLq/yTQ
>>128 なるほど…。
えっと、「魔法博士」ってのが、「妖怪博士」とは別になかったでしたっけ?
ああ、混乱してわけわからん…。
130 :
小林少年:01/11/23 23:29 ID:kfsw8Q4L
>>129 あ、それです!「魔法博士」ってありましたよ。
よかった、よかった。これで26巻揃いました。
でもやっぱり内容は忘れてるなあ。。。
131 :
大人の名無しさん:01/11/23 23:31 ID:O5GNr6yX
すごい板ハケーン!
全部読んだ。熱中した。
>123小林少年
うーんgood job!!
みなさんこの仕事完成させてください。
漏れは、すっかり内容は飛んでしまった。スマソ
132 :
小林少年:01/11/23 23:39 ID:kfsw8Q4L
>>131さん
ご声援どうもです(もちろん夜の奉行さんも)。
まあ、調べればすぐにわかる事なんですが、
でもあえて何も見ないで、記憶だけで書いてみます。
あれこれ思い出しながらのほうが、面白いから。
では、続いて後半の27〜46巻までを。
133 :
小林少年:01/11/23 23:41 ID:kfsw8Q4L
黄金仮面・・・ルパンが黄金仮面に化けて登場。不二子って出てきたが、これはルパン3世の元ネタ?
魔術師・・・魔術師が親の復讐を。文代さんが初登場。
大暗室・・・?(忘れた。なんか、ニセニ十面相が出てきた。あと、地下にユートピアを造る話だったような)
赤い妖虫・・・美少女を狙う赤サソリの犯人。
呪いの指紋・・・資産家の娘が復讐殺人の餌食に。殺人現場に三重指紋の紋章。
地獄の仮面・・・「唇のない男」が未亡人を付け狙う話だっけ?
緑衣の鬼・・・財産争いを巡り、緑の好きな偏執狂が、、、。
地獄の道化師・・・だんだら模様のピエロ
黒い魔女・・・女賊・黒蜥蜴と明智の対決
人間豹・・・豹男が文代さんを誘拐。
暗黒星・・・?(古い洋館で復讐殺人だっけ?)
死の十字路・・・十字路で偶然ふたつの事件が交錯。
影男・・・殺人請負業の話。ここでも地下のユートピアが出てきたような。
恐怖の魔人王・・・ゴリラ男を操る謎の殺人鬼
白い羽根の謎・・・?(忘れた。原作はカマキリ女の異常性愛の話だったが、ポプラ社版は違うらしい)
蜘蛛男・・・美女を狙う、蜘蛛のように残忍な男。黒柳博士が出てくる。
一寸法師・・・?(なんかごちゃごちゃした話で、忘れた)
幽鬼の塔・・・五重の塔の、首吊り男の謎。
時計塔の秘密・・・幽霊塔にまつわる、謎の整形美人の話だったか?
三角館の恐怖・・・三角館に分かれ住む兄弟の一家で、財産争いの殺人が。
134 :
みき:01/11/23 23:46 ID:H7YNe/CJ
そうそう、この板発見する前なんですけど、うちの娘(小五)に古本屋で見つけて
持ってた「白い羽根の謎」読ませてみたんですよね。コロコロコミックしか
読まないから(^_^;)・・・そしたら「うーん、面白くもつまんなくもどっちでも
ない」って感想でした。父さんは夢中になって読んだのになあ・・(遠い目・・)
できたら前半の巻の方が子供向きだから良かったけどね・・・
135 :
小林少年:01/11/23 23:51 ID:kfsw8Q4L
>>133 こっちは題名だけは思い出したけど、でも内容はアヤシイ。
ポフラ社のリライト版よりオリジナルの方が印象的なんで、
少年向けにどこまで変更されていたかはわかんなくなってました。
136 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/23 23:51 ID:CzLq/yTQ
じゃ、記憶の範囲で補足を…。
>暗黒星・・・?(古い洋館で復讐殺人だっけ?)
そのとおりです。明智が銃で撃たれるという珍しいエピソードが。
>白い羽根の謎・・・?(忘れた。原作はカマキリ女の異常性愛の話だったが、ポプラ社版は違うらしい)
以前ちょっと触れましたが、これも復讐殺人になってましたね、ポプラ社版では。
>一寸法師・・・?(なんかごちゃごちゃした話で、忘れた)
バラバラにした人体を夜な夜な持ち歩く正体不明の一寸法師…。
あれ?ポプラ社版でもこんなどぎつい設定だっけ??
137 :
小林少年:01/11/23 23:52 ID:kfsw8Q4L
>>135 娘さんですかぁ(笑)
女の子には、ちょっと理解され難いかも。
やっぱり、男の子向けですもんね。
138 :
小林少年:01/11/23 23:57 ID:kfsw8Q4L
>>131>>133に自己レス。
表題の作品以外にも、ほかに短編がありましたよね。
前にも誰かカキコしてくれましたが、列車の切り替えを使う話なんかの話。
それから、これは記憶がアイマイなんですが、
「二銭銅貨」を明智の若い頃の話に書き換えた話も収録されてませんでしたっけ?
139 :
小林少年:01/11/23 23:58 ID:kfsw8Q4L
140 :
大人の名無しさん:01/11/24 00:17 ID:pO6y+mJt
>>89を書いた者ですが・・!!
>>135さん、私も現高1の息子が小学生の時読ませました。結構喜んで
読んでくれましたが、現小5の息子はお宅のお嬢さんと似たような
反応で・・(^^;(彼もコロコロ好き)
>>138小林少年さん、列車の話は覚えてないけど「二銭銅貨」は収録
されてた気がします・・?硬貨の中に紙切れが入ってる話ですよね?
ちなみに私は女ですが、当時夢中で読みましたよ。(^^
142 :
大人の名無しさん:01/11/24 00:28 ID:6W5Tqqjy
この板どんどんカキコあるね!!
30代のパワー感じるね!
143 :
草むしり:01/11/24 00:50 ID:l9XY9AV5
>>138小林少年さん
「二銭銅貨」。シリーズの最後のほうで短編として
収録されていましたね。
南無阿弥陀仏の六字を使った暗号で、
「阿弥陀、阿弥、仏、南無、陀仏、南無阿弥陀仏、南無仏」
といった感じの語が列挙されていたもの。
「坊主の寝言のような暗号だ」という明智のひとり言?
が妙におかしくて、一人で笑い転げた想い出があります。
144 :
小林少年:01/11/24 01:04 ID:DgihKDYh
>>136夜の奉行さん
>>一寸法師・・・?(なんかごちゃごちゃした話で、忘れた)
>
>バラバラにした人体を夜な夜な持ち歩く正体不明の一寸法師…。
>あれ?ポプラ社版でもこんなどぎつい設定だっけ??
そうなんですよ、ホプラ社版の書き換えがどうなってたのか、、、。
オリジナルの印象が強すぎますよね。
>>89=140さん
おお、女性の愛読者もおられましたか。
是非息子さんにも少年探偵団シリーズで、
「智恵」と「勇気」を教えてあげてくださいな(笑)。
>>142さん
私もこんなにカキコあるとは思いませんでした。
マイナーなネタなんで、受けが悪いかな?って思ったんですが。
>>143草むしりさん
やっぱりありましたか<二銭銅貨
暗号が「ゴジャウダン」(ご冗談)になるんですよね。
でも、あれを明智の話にしちゃうと、明智って随分性格悪い奴になっちゃう気が(笑)
145 :
草むしり:01/11/24 01:34 ID:l9XY9AV5
>>144小林少年さん
そうそう、当時同じクラスの読書好きの友人が
冗談を言ってきたときに
「ゴジャウダン!」と言い返してみたら、
わかってくれて大受けでした(笑
>明智って随分性格悪い奴
確か、ずいぶんすまなそうに恐縮しながら種を明かす、
というような感じで、他にもいろいろと
フォローがしてあったようです。
初期の明智小五郎のややエキセントリックな感じとマッチして、
それほどの違和感は感じなかった気がします。
ところで、「D坂の殺人事件」はどうだったでしょうか?
さすがに子供向けでは無理かな?
でも収録されていたようなかすかな記憶もあるんですが・・。
勘違いかもしれませんが。
146 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/24 01:47 ID:LsQINgvx
D坂って、団子坂のことですよね。
夭逝した知人のお墓が近くにあるので、毎年春にそこを通って参りに行きます。
でもあそこが本当に現地なのかなあ。
途中に、乱歩にまつわるメニューを置いた店とかがあるので、多分そうだと思うけど。
「二銭銅貨」ありましたねえ。なつかしいです。
他に「心理試験」もどこかに収録してませんでしたっけ?
ウソ発見器のない時代に、二人の容疑者にいろんな質問をして
それへの答えから犯人を見つける話。
たしか犯人は、「罪と罰」のラスコリニコフのような、天才は
目的のために殺人を犯してかまわないという考えの持ち主だったような。
>空飛ぶ二十面相・・・宇宙から来たカニの怪人だっけ?
>「妖人R」は「空飛ぶ二十面相」
「R」のマークがあちこちに残されているんですが、ちょっと変形した
Rで、カニの姿に見えるんでしたよね。
>悪魔人形・・・?(忘れた)
大きな人形が人間になって動き出す話だったような。
後で知ったんですが、少女雑誌に連載されたので割の少女趣味な
内容だったらしいです。
>電人M・・・
突如壁に浮かび上がる「M」の文字・・・なにかと思えば、
車のヘッドライトに「M」字形にテープが貼ってあったのでした。
>宇宙怪人・・・トカゲのからだに羽根がある宇宙人
関係ないけど「サイボーグ009」のザッタンのような姿ですね。
あと、黒岩るいこう(涙香?)の原作を翻案したものがあったような。
「時計塔の秘密」だったでしょうか?
148 :
140です!!:01/11/24 11:35 ID:H9bugM8A
「心理試験」あったような。でも色んな文庫なんかと記憶がごっちゃだな。
確かに黒岩涙香の原作物もありましたよね。何だったかな〜?
「奇面城の秘密」でポケット小僧が奇面城内を見つからないように行動する為、
着てた全身ピッタリ黒装束。チビだからその姿は、“まめくろんぼ” 今もその
まま書かれてるのかな?「少年探偵団」で謎のインド人に化ける為、顔中に
墨だかを塗ったという部分も少し危ない気がする・・・
>>147 ななちタン@魚ちゅきさん
マリー・コレリの「復讐」を黒岩涙香が「白髪鬼」として翻訳、
それを乱歩が設定を日本に変えてやはり「白髪鬼」として
発表した話なら有名ですが・・
150 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/24 12:10 ID:kjzpTnjv
海外作家の翻案もいくつか書いてますよね。
あと、明確に「翻案」とはうたっていませんが、明らかに
ヴァン・ダインの某作を下敷きにしていると思われる作品もあります。
151 :
大人の名無しさん:01/11/24 12:29 ID:cwFj4WPd
>147
「時計塔の秘密」とは、「幽霊塔」のことかな?
これも、黒岩涙香の同名作品の改作ですね。謎めいた洋館、美女にふりかかる
悪意と災難、彼女に心よせる主人公は・・・とゴシックロマンの王道をゆく物語
でした。
この作品も海外に原作があると言われたのですが、乱歩も涙香も出典をつまびらか
にしなかったため諸説あり、最近ではA・M・ウィリアムスンという作家の作品
「A Woman in Grey (灰色の女)」(1898年)ではないかと
される説が支持されつつあるようですが、謎です。
152 :
小林少年:01/11/24 12:52 ID:tEqSD38n
>>147魚ちゅきさん
>>電人M・・・
>突如壁に浮かび上がる「M」の文字・・・なにかと思えば、
>車のヘッドライトに「M」字形にテープが貼ってあったのでした
風で木の葉が窓に貼りついてMの形になる・・・
実は窓にM字型に接着剤が塗ってあった、っていうのもありましたね。
>>150夜の奉行さん
>海外作家の翻案もいくつか書いてますよね。
たしか「緑衣の鬼」「幽鬼の塔」「三角館の恐怖」が翻案でしたね。
あと、ヴァン・ダインは「魔術師」でしたかか。
153 :
仕置人:01/11/24 13:07 ID:+aIqXssJ
一寸法師
154 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/24 13:15 ID:kjzpTnjv
>>152 >あと、ヴァン・ダインは「魔術師」でしたかか。
「魔術師」もかなりそのテイストが入っていますが、
私が思い浮かべていたのは「暗黒星」の方です。
155 :
小林少年:01/11/24 13:52 ID:hbdt/jaT
>>154 なる程。「暗黒星」は戦前の通俗長編の中でも後半の作品でしたね。
ところで「探偵7つ道具」って何でしたっけ?
手帳、縄梯子、万年筆型の懐中電灯、万能ナイフ、、ほかには?
まさか伝書鳩のピッポちゃんは違うよね(笑)
<少年探偵団シリーズによくある表現>
・ギョッとしたように
・しわがれた声で
156 :
大人の名無しさん:01/11/24 14:00 ID:m+FI5nul
>155
BDバッジそれ自体。
複数個持ち歩き、尾行時や自分が拉致されてしまった時に後続への
目印として落とす、または、裏側(鉛でやわらかい)にメッセージ
を彫って投げる。
短く携帯していて釣り竿みたいに伸ばして使える棒はありませんでしたっけ?
天井の板をはずして脱出していたような。
158 :
大人の名無しさん:01/11/24 19:59 ID:e48a+F9+
みんな、良く覚えてるなあ。
俺なんかタイトルは覚えていても内容は全然覚えてないよ。
それとも手元に本があるのか?
159 :
大人の名無しさん:01/11/24 20:02 ID:yCFYknsC
子供時代は探偵団シリーズ
大人になってからは、淫獣、孤島の鬼、人間椅子
芋虫、などにはまりました。グロいですわ。
160 :
大人の名無しさん:01/11/24 20:15 ID:tRE4BIro
>159
グロくてエロいんだよね。
閑話休題
「化人幻戯」は、明智小五郎の登場する最後の作品ということに
なるの?
161 :
ピッポちゃん:01/11/24 20:27 ID:NJLyAO5k
>>155 小林少年さん
探偵の七つ道具ですが・・・
万年筆型懐中電灯、小型万能ナイフ、絹ひもで作ったなわばしご、
万年筆型望遠鏡、時計、磁石、小型の手帳と鉛筆、小型ピストル
の8つが「探偵の七つ道具」としてあがっています(「怪人二十面相」)
8つなのに七つ道具・・・
162 :
草むしり:01/11/24 21:35 ID:lkAkC0+o
>七つ道具
探偵団のメンバーの一人(拳闘をやってる井上少年でしたっけ?)
が誘拐されて、そっくりに変装した敵が少年探偵団に潜入してくる。
その正体を見破るために、ニセ少年に「七つ道具を言ってみろ!」と
詰問するシチュエーションがありましたね。
言葉に詰まって「えーと、えーと、飛び出しナイフ!」なんて
言ってしまったもので、正体がばれる、という・・・。
事前にもうちょっと研究してから潜入しろよ(笑
163 :
小林少年:01/11/24 23:32 ID:irudqdhg
>>156 >BDバッジそれ自体。
たしかにそれは基本だ(笑)
尾行用に相当数持ち歩いてたんでしょうかね。
考えてみれば、もし今ならケータイがあるから
BDバッジで連絡をつける必要ないかも。
余談ですが、夜道を歩きながら一人言つぶやいてる奴と言うのは、
少年探偵団的感覚で言うと怪しい人物に決まってましたが、
でも今はケータイかけながら歩いてる人がたくさんいる、、、
>>157魚ちゅきさん
あー、そういえばあったような、、、
「魔法の棒」とか言ってませんでしたっけ(記憶アイマイ)
>>161ピッポちゃん
ピストルも入ってましたか。
でも一般の団員はさすがに持ってないんでしょう。
>8つなのに七つ道具・・・
BDバッジや魔法の棒も含まるとすると、
「七つ」は語路合せで、実際にはもっとあったのかもしれませんね。
>>162草むしりさん
二十面相の部下には少年もいたんですね。
そういえば少女や女性も結構出てきた。
家族ぐるみで二十面相の一味に入ってたのかも。
164 :
小林少年:01/11/24 23:38 ID:irudqdhg
>>158 少年物はいま手元にないです。
ほかの作品はありますが、でも見ないで書くようにしてます。
>>159 >>160 今読んでも相当エログロ。
まして戦前はかなり衝撃的だったでしょうね。
>「化人幻戯」は、明智小五郎の登場する最後の作品ということに
>なるの?
どうでしたっけ?
「化人幻戯」の時は明智も50歳を過ぎてる設定になってましたね。
(文代さんは胸を悪くして高原療養所に入ってる事になってた)
165 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/24 23:52 ID:BU47WuDm
ところで乱歩が自作に勝手にルパンを登場させることは、
著作権法とかには引っ掛からなかったのでしょうか??
あの時代って、その辺にはまだシビアじゃなかったのかなあ。
というか海外だからバレてなかっただけ?
でも例えば近年(といっても十年以上前)でも、西村京太郎の
「名探偵」シリーズなんかの例もありますよね。
あれはポワロ、クイーン、メグレ、明智に加えて、
ルパンと二十面相まで勝手に?出していましたね。
それでいて、ミステリとしての出来もそこそこだったような。
166 :
大人の名無しさん:01/11/24 23:55 ID:TqYw7wT5
>>165 読んだわけじゃないけど、何とかいう作家の
特捜検事黒豹とかいうシリーズには
かの007がゲスト登場するらしいよ。
167 :
小林少年:01/11/24 23:59 ID:irudqdhg
>>166 >ところで乱歩が自作に勝手にルパンを登場させることは、
>著作権法とかには引っ掛からなかったのでしょうか??
あ、それは私も以前気になってました。
というか、そもそも「緑衣の鬼」等々の翻案物は、
著作権、翻訳権は問題なかったんでしょうか?
「黄金仮面」のルパンは随分悪役にし立て上げられてましたよね。
もっとも「ルパン対ホームズ」なんかで、
ホームズをマヌケに描いているから向こうもお互い様か。
(ところであれは著作権問題なかったんでしょうか?)
西村京太郎のシリーズ、ありました。
成人して娘のいる小林少年まで出てました(笑)
>>166 「トンデモ本」として紹介されていたので、一作だけ読んだことがあります。 < 黒豹シリーズ
ちょうどそれが、007が出てくる作品でした。ちらっとだけ。
しかし後にも先にも、異星人と戦った検事は黒木豹介だけでしょうね(笑)。
とりあえず、拳銃でUFOを撃ち落とすのはやめてくれ…。
乱歩と関係ないのでsageます。
169 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/25 00:07 ID:j4ys0+Vc
>>167 >西村京太郎のシリーズ、ありました。
>成人して娘のいる小林少年まで出てました(笑)
最終作の「名探偵に乾杯」でしたね。
自分の娘が、「ポワロの息子」を名乗る胡散臭そうな男に心惹かれていくのを
苦々しく思うという平凡な中年男そのまんまの描写が、なんか哀しく感じました。
かつての紅顔の美少年が…。
170 :
44:01/11/25 00:26 ID:M6iDP8fd
もう一つ、ミリオンステージで覚えている問題。
(注.1977年出題の問題です。)
長嶋監督率いるジャイアンツが、前年の最下位から見事にリーグ優勝を果たしましたが、
前年最下位のチームを優勝に導いた監督は、長嶋監督の他に二人しかいません。
その二人の監督を答えてください。
(今年の梨田監督は通算4人目になるのかな?)
えらく豪快な誤爆ですね(笑)。「Q&Q」スレの話かな?
172 :
小林少年:01/11/25 00:39 ID:D8adO7SD
>>170 大洋の三原監督、広島の古葉監督。
折角だから答えておきます(笑)
173 :
うろ覚えなんですが:01/11/25 02:08 ID:9ppQqZwm
当時友達から少年探偵団シリーズを借りて、
夢中で読みました。
その借りた中で、少年探偵団や明智は出てこなかったと思うのですが、
ある男が目が覚めると、ベッドに縛りつけられていて
頭上に大きな鎌の刃がぶら下がっていて
微かに揺れている。
しかし、その揺れはだんだん大きくなり、
それにつれて刃がだんだん自分の顔の上へと降りてくる。
今にも自分の顔を引き裂かれる、という恐怖を描いた物語と、
平行四辺形の部屋に閉じ込められ、
部屋の向かい合わせの壁がどんどん狭まってきて
押しつぶされそうになる物語が
あったような気がするのです。
乱歩じゃなかったでしょうか?
当時、怖くて夜も眠れないほど印象的でした。
間違ってたらすみません。
174 :
小林少年(スレの1):01/11/25 02:16 ID:D8adO7SD
>>173さん
どもども。
>間違ってたらすみません。
いーえいーえ、とんでもないです。
ここは基本的には、子供の頃に読んだ少年探偵団シリーズの事を、
あやふやな記憶であれこれ思い出しながら
あーだーこーだー言うスレのつもりですから、
気になさらないでじゃんじゃん書いて下さいね。
おっしゃる話の場面、たしかに乱歩の作品にありました。
それは私も覚えてます。でも、何の話か忘れた(笑)
わかる方、教えてくださいな(笑)
175 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/25 02:27 ID:WyBfgIqH
>>173-174 >ある男が目が覚めると、ベッドに縛りつけられていて
>頭上に大きな鎌の刃がぶら下がっていて
>微かに揺れている。
>しかし、その揺れはだんだん大きくなり、
>それにつれて刃がだんだん自分の顔の上へと降りてくる。
細部は異なりますが、「巨大な刃物の振り子が縛られた人の上に降りてくる」という
シチュエーションは、「大暗室」に出てきます。ただし縛られているのは女性。
ただこういう場面があるのは、「大暗室」一作だけではないかも知れません。
気に入ったシチュエーションは、複数の作品で使い回す乱歩のことですし。
で、そもそもこの巨大振り子のアイデアは、ポーの作品からの流用じゃありませんでしたっけ?
題名は覚えていませんが…。
176 :
小林少年:01/11/25 02:42 ID:D8adO7SD
>>175 やっぱ、そうでしたか<大暗室
そうかなーって思ったんですが、自信なかった(笑)
>で、そもそもこの巨大振り子のアイデアは、ポーの作品からの流用じゃありませんでしたっけ?
あー、そうでした、そうでした。ポーです。
たしか、「陥穽と何とか」、、、忘れた(^^ゞ
>ポー
言うまでもなく、みなさんご存知のことでしょうけれど、
江戸川乱歩というペンネームは、エドガー・アラン・ポーのもじりですね。
萩尾望都のマンガから取ったわけではありません。(笑
178 :
小林少年:01/11/25 11:20 ID:RD9xKBwd
話がマニアックに偏りがちなんで、
また少年探偵団シリーズそのものの話に戻しますが、、、
明智と文代さんの替え玉って何度か出てきました。
普段は秘密の場所に住まわせておいて、
いざと言う時に入れ替わって敵の目を誤魔化す。
でもあれは人権蹂躪ではないのか(笑)
それに普段秘密の場所に、、、って、
いったい普段ニセ明智とニセ文代は何をしてるのか?
まさかニセ明智夫妻も、夫婦として暮してるの?
、、、子供の頃、不思議でした。
179 :
コービー博士 ◆Dr.KBY0M :01/11/25 12:39 ID:TFVwdk+7
>>176 小林少年さん
>たしか、「陥穽と何とか」、、、忘れた(^^ゞ
「陥穽と振子」(The Pit and the Pendulum)
ですね。映画化もされています。
このシリーズが「少年」に連載されていた時、
乱歩が「青銅の魔人」の次は「巨人と怪人」という
タイトルになります・・と述べていましたが、その作品は
どうなったののでしょうか(改題?)・・
180 :
小林少年:01/11/25 16:35 ID:iK7VZnOG
>>179コービーさん
たしか、「青銅の魔人」に続いて「少年」に連載されたのは「虎の牙」
だったと思います。(ポプラ社版では「地底の魔術王」に改題)。
「巨人と怪人」というのは、タイトルだけ予告されて実際には
書かれなかったんではないでしょうか。
余談ですが、少年探偵シリーズは「少年」「少年クラブ」(戦前は「少年倶楽部」)
にだけ連載されたのかと思ってましたが、少女雑誌にも書かれたし(「少女クラブ」?)、
それ以外にも小学低学年向けのバージョンもあったり、
いろいろあるんですね(乱歩自身が書いたのかどうかわかりませんが)
ですから、ポプラ社版に入ってない作品もあるようです。
181 :
コービー博士 ◆Dr.KBY0M :01/11/25 17:17 ID:SwZRqf+m
>>167 小林少年さん
>ホームズをマヌケに描いているから向こうもお互い様か。
>(ところであれは著作権問題なかったんでしょうか?)
ルブランのオリジナルではホ−ムズを「ヘルロック・ショルメス」
ワトソンを「ウイルソン」としていたようですね。
小学生の時に読んだ、「怪人対巨人」に書かれていたような気が・・
>>180 小林少年さん
>「虎の牙」だったと思います。(ポプラ社版では「地底の魔術王」に改題)。
どうもです。
上記の「怪人対巨人」を連想して「黄金仮面」に改題されたのかなと
勝手に想像していました(笑)
ちなみにルブランも「虎の牙」を書いていますね・・
182 :
173:01/11/25 23:09 ID:Z4NVXfbn
皆さん、
レスしてくださってありがとうございます。
全然見当違いというわけでなくてほっとしました。
少年探偵団のことを思い出すと、
頭の中では、なぜかどの場面も白黒テレビみたいなんです。
カラーはかなり普及していたはずなのに、
白黒のイメージ、って言うのがまた怖いんですよ。
183 :
大人の名無しさん:01/11/25 23:25 ID:riqBQM8c
「奇岩城の謎」だったけか、ポケット小僧が忍び込んで行って、
焼肉かなにかをガメて食べる描写、おいしそうでよだれが・・・
184 :
大人の名無しさん:01/11/25 23:43 ID:/gytKTq5
さるぐつわがよく使われていたよね。
去年あたり、土ワイで、あの稲垣五郎が明智役で出ていた
三角館の恐怖が放送されたのを覚えている人いない?
185 :
草むしり:01/11/26 00:11 ID:RfH3/LeT
ドラマの話になっちゃうけど、最近の「陣内明智」、
キッチュなバカバカしさを前面に出していて大好きです。
そろそろ新作は出ないのだろうか。
186 :
大人の名無しさん:01/11/27 01:42 ID:oeBqjpVN
>>140 私も女ですが、少年探偵団シリーズはまってました。
「悪魔人形」は、確か少女が活躍する話でしたね。
少女誌連載だったとは、納得です。
女の子向けには、海外モノですが「少女ナンシーの冒険(ナンシー・ドルー・ミステリー)」シリーズ
があります。少年探偵団読み終わったあとに、ハーディーボーイズシリーズと共に全巻揃えて
夢中になって読んでました。
187 :
大人の名無しさん:01/11/27 02:03 ID:oeBqjpVN
>>120 118で、貼りまぜ年譜について書いた者です。
200部くらいの限定発売でしたが、予約の段階で完売してしまったらしいのです。
今年の春頃に何かの雑誌で(ダ・ヴィンチだったでしょうか、・・・ちょっと自信なし)
佐野史郎さんが自分で買ったものを披露していて、出版社の人の話も出ていたように記憶しております。
「買えなかった方は、図書館で見てみてください」だそうです。
このスレッドの中に入手した人いそうだな、と思ってきいてみたのですが。
>184
覚えています、若い明智という設定でした。
「三角館の恐怖」では、回想シーンで高校時代の明智まで出てきましたね。
ドラマ向けに脚色されているとはいえ高校生役はいくらなんでもちょっと無理ありだったかな。
映像の雰囲気はいい線いっていたと思います。
188 :
大人の名無しさん:01/11/27 10:22 ID:Su5DFtBj
>186
「ハーディーボーイズ」「ナンシー」
懐かしいタイトルだ。妹が好きで何冊か持ってました。
どちらもアメリカでTVドラマが作られて、昔NHKで放映してましたね。
ナンシー役は「ポセイドンアドベンチャー」に出てた金髪の美少女パメラ・
スー・マーティン。NHKは半年交代で放映してたような。無論、ナンシー
の方を楽しみにしてました。
クリスマス特番と思われる、両シリーズのクロスオーバーだったと思うのです
が、一同がハリウッドにやってきて事件に巻き込まれる、というエピソードでは
「チャーリーズエンジェル」の撮影現場に乱入して叱られるなんてサービスカット
もありましたっけ。
189 :
夜の奉行 ◆MkTEqXoo :01/11/28 19:46 ID:3NMXkG8Q
>>187 亀レスご容赦。しばらく来てなかったので…。
しかし、200部ですかあ…。
近所の図書館程度じゃ、置いてなさそうですね。
装丁にはこだわらないから、単行本かなにかの形にして再発行してくれないかな〜。
>このスレッドの中に入手した人いそうだな、と思ってきいてみたのですが。
もし持っている人を本気で捜すおつもりなら、
ここよりもミステリ板とかの方が見込みあるかもしれませんね。
190 :
クジラのベーコン ◆5aoi8gEM :01/11/28 20:25 ID:0c5t5ATj
>>123 :小林少年
>怪人ニ十面相・・・羽柴荘ニ少年の家に、二十面相が行方不明の兄に化けて現れる。
それ↑に関して、、、↓
>>55 小生
>乱歩の「怪人二十面相」のアラスジは、
>ルブランの「消えた宝冠」と瓜ふたつ。
目次をめくると、第1章の表題が「帰ってきた青年公爵」
これで、ルパンの正体が判ってしまった。(おぃ)
>>177 魚好き さん
>言うまでもなく、みなさんご存知のことでしょうけれど、
>江戸川乱歩というペンネームは、エドガー・アラン・ポーのもじりですね。
それの際たるものが↓「名探偵コナン」のキャラの命名ですね。
江戸川コナン
毛利 蘭、毛利小五郎
阿笠博士
目暮十三
、、、etc
191 :
大人の名無しさん:01/11/29 03:12 ID:c1pz/H6M
>190
>それの際たるものが↓「名探偵コナン」のキャラの命名ですね。
前に、屋風のコナントピックを見ていたら、キャラの名前がもじってあることを知らない人
(子供かなあ)がいてびっくりしました。今の子は知らないのかなあ。
関係ないけど、「金田一少年の事件簿」には、明智警視っていうのが出てきますね。
>>190 クジベーさん
>>191さん
確か灰原とかいう女の子のキャラも出てなかったニダか?
『女には向かない職業』(P.D.ジェイムズ)の
コーデリア・グレイが元ネタニダかね?
193 :
大人の名無しさん:01/11/29 03:29 ID:q36Z6ZcE
>191
>関係ないけど、「金田一少年の事件簿」には、明智警視っていうのが出てきますね。
彼も子孫、という設定でしたっけ?
アニメを何回か見ましたが、明智小五郎と比べると生真面目で堅い印象ですね。