Slow Talk〜のんびりお話〜 その3

このエントリーをはてなブックマークに追加
842ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk.

〜スナフキンのために再放送〜



メンヘラファンタジー
第1話

「のぉんちゃん♪あそびましょっ♪」
のん家におじょうさま・ミント・るりこ・アクアが遊びに来た。
のんはゲームをしているようだ。
「それなんていうゲーム?」
「スーファミのFFだよ。いまやっても楽しいよ♪」
「へぇ、、、なつかしいなぁ。」
ゲーム内の主人公は、とある村に来ていたようだ。
いかにもあやしい井戸がある。
「この井戸あやしくない?」
「調べてみよう。。。」
調べてみると、井戸からなにか出てきた。その正体は・・・・
「貞子ーーーーー!!!!!!!」
井戸から出てきた貞子はテレビの画面からも出てきた。
「ヒィィィ!!!!!!」
みんな逃げようとするが、貞子にテレビの中へ引きずり込まれてしまった・・・・
843ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:10:06 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第2話

貞子にテレビの中へ引きずり込まれた5人。
しばらく気を失っていた。最初に目が覚めたのはのんだった。
見渡すと、果てしない草原が広がっている。
他の4人は近くで倒れていた。けれど生きてはいる。
「みんな起きてよー!」
みんなを揺さぶり起こすのん。
「なにー?もうお昼ごはんー?」
「寝ぼけるなっっ!!!」
みんな無事に目を覚ましたようだ。
「ここドコー?」
「('A`)マンドクセ」
果てしない草原に鬱MAXの5人。。。
そしてなんの前触れもなく、おじょうさまが失禁してしまった。
「うわぁっ!なにいきなり失禁して・・・・」
振り返ると、ああなるほど、これならいきなり失禁してしまうだろう。
みんなも失禁してしまった。
「(´∀`)オマエモナー」
と、おじょうさまは言いました。

5人を失禁させてしまった正体は、得体の知れないバケモノだった。
「うわああ!!!!!」
慌てて逃げる。しかしバケモノのほうが足が速い。
「もうだめぽ」
「人生\(^o^)/オワタ」
そう思ったとき、ものすごい光がバケモノをつつんだ。
「うげぇあぁぁああぁ!!!」
悲鳴をあげるバケモノ。
「みんな大丈夫か!?」
バケモノを倒したのは、あおつきだった。
844ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:10:40 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第3話

「あおつきさん!?なぜここに!?」
「おれもよくわからないんだ。FFに夢中になってて、気付いたら自分が主人公になって戦っていたorz」
「それじゃあ、ここはFFの中の世界!?!?」
5人が呆然としていると、バケモノが復活して、ふたたび襲い掛かってきた。
「うわぁ!まだ生きてるーーー!!!」
しかしあおつきは余裕の笑みを浮かべ、剣でバケモノを切り刻んだ。

バケモノを倒した!あおつきはレベルがあがった!
5人のあおつきに対する好感度が7あがった!

「あおつきさんスゴーイ!」
みんな拍手喝采。あおつき(・∀・)カッコイイ!!
「ふふふ。すべてはこのクリスタルのおかげだヨ。そしておれのジョブはパラディン。」
そう言ってあおつきはクリスタルを取り出した。
「だけど元の世界に帰る方法がわからない。人生\(^o^)/オワタ。」
「大丈夫だよあおつきさん、きっと帰る方法はそのうち見つかるよ!」
なぐさめる5人。
「でもさぁ、おれこの世界に来て1年たつんだよ。。。2chもできないし鬱だs(ry」
「1年!?でも昨日2chにあおつきさん柿子してたぢゃん!」
「昨日??そうかわかった。元の世界の1日が、こちらの世界では1年なんだな。」
草原の風が徐々に強くなってきた。あおつきは顔をゆがめる。
「まずいぞ、、そろそろ強い敵がイパーイ来る時間だ。」
そう言うとギザールの野菜を取り出した。
野菜のにおいに釣られて、チョコボの群れがやってきた。
「みんな乗りな。ここにいると危険だ。」
6人はチョコボにまたがり、その場をあとにした。。。
845ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:12:19 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第4話

チョコボに乗った6人。たどり着いた先は、活気ある港町だった。
「着いたぞ。この町におれの仲間が集まっている。」
あおつきはみんなを誘導する。酒場に着いた。
酒場にはメリー(モンク)・ココ夏(召喚士)・ラビン(駅長)がいた。
「2chやりてぇぇぇよぉおおおおぉぉおおぉ!!!!!!!!」
3人とも禁断症状が出まくっていて、それをそらすために、昼間から酒におぼれていたorz
「(=゚ω゚)ノぃょぅ」
あおつきは3人にあいさつをかわした。
「お。あおつき兄さん経験値稼ぎ&金稼ぎ乙〜('A`)ノ」
「あれ?あおつきの後ろにいるのは・・・・」
「おじょうさまに、ミントに、のんに、るりこに、アクアじゃないか。」
「おまいらもこの世界に飛ばされてきたのか。。。」
「まぁ座れよ。」
あおつきと、あおつきに助けられた5人は適当なイスに座る。
「あと他のみんなは?スレにはまだ住人がたくさんいたでしょ?」
るりこが尋ねた。
「スナフキン・鈴音・便秘・サンタはねぎ燃えに洗脳されたよ。」
「今はねぎ燃え四天王を名乗ってるよ。」
「そんなぁ。。。」
「そんなことよりみんな、おなかすいてないか?なんか頼むか?」
あおつきが割って入ってきた。元からいた4人の中で、唯一酒が入っていないためか、気が利く。
「私ねぇ、これがいいな♪」
「私はこれがいいな♪」
「あとお酒もー♪」

店員に注文する。料理が運ばれてくるまで、しばらく時間がある。
ミントは、唯一酔っ払っていないあおつきに尋ねた。
「それでさぁ、結局みんなこの世界に飛んできちゃったんだよね?」
「そうだよ。」
846ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:13:16 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第5話

あおつきは5人に説明を始めた。
彼の説明によると、まずこの世界に飛ばされたのはねぎ燃えだった。
ねぎ燃えは2chに「FFやってくるノシ」と書き残したまま、消息不明になってしまった。
その2日後、スナフキンとあおつきが飛ばされた。
2人が飛ばされたときには、すでにねぎ燃えはパラメキアの皇帝になっていて、やりたい放題やっていた。
ねぎ燃えの野望を阻止すべく、2人はクリスタルの力によってジョブチェンジ。
あおつきは暗黒騎士に、スナフキンは竜騎士になった。

ある日王様からの依頼で、ボムの指輪をミストに届けることになった2人。
しかしミストに着くと、指輪はいきなりボムを召喚。村を焼き払ってしまった。
その村にココ夏(12歳)はいた。
2人はココ夏を連れて脱出するが、スナフキンが行方不明になってしまった。

その後、鈴音・便秘・サンタと合流するあおつき&ココ夏。
しかしこの3人は、ねぎ燃えに洗脳されてしまった。

残った2人は船で移動中、突如リバイアサンに襲われる。
あおつきはミシディア付近に流されたが、ココ夏は行方不明になってしまった。
ミシディアにはメリー・ラビン・クーさんがいた。
暗黒剣の力ではねぎ燃えを倒せないことを、長老から教わるあおつき。
試練の山へ行ってジョブチェンジしてきなさいと言われ、それに協力する3人。
かくしてあおつきはジョブチェンジ。パラディンになった。

クーさんは、受験勉強があるので旅はできないと言って、ミシディアに残った。
それ以外の3人は旅を続けた。
まずは、ボムの指輪を渡した王様に報復するべく、お城に向かった。
実は王様はすでに殺されていて、王様の正体は便秘だった。
便秘に半殺しにされる3人。
しかし突如便秘にドラゴンがおそいかかった。ドラゴンを召喚したのは・・・・
ココ夏(22歳)だった。
リバイアサンに幻獣の世界へ連れて行かれたココ夏。
幻獣の世界は元の世界より時間の流れが早いため、ココ夏は大人になってしまったのであったorz
「畜生おぼえてろよー!」
便秘はそういい残して逃げた。そして逃げゆく便秘に向かって、瀕死の3人は叫んだ。
「それはこっちのセリフだよ馬鹿野郎!」
847ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:13:50 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第6話

「それでその翌日、行方不明のスナフキンと再開したんだ。。。」
タバコに火をつけて、あおつきは説明を続けた。
「けれどスナフキンはすでに洗脳済みだった。おれたちは半殺しにされながらも、命からがら逃げ延びた。。。」
「へい、おまち!!」
そこへ店員が料理を運んできた。
「うわぁ、おいしそーー!!!!」
今日飛ばされてきた5人組は、料理にがっついた。5人ともハラヘリMAXだった。
「これチョーおいしい!なんのお肉?」
見たことのない肉料理。のんはあおつきに尋ねた。
「これかい?これはブリ虫の肉だよ(´∀`)」
「ブリ虫ーーーー!?!?!?!? ずぇええぇぇええぇ!!!!!」
一瞬固まる。しかし次の瞬間には立ち直っていた。
「でもいいや。おいしいから許す。」
「いゃ許すんかい!!」

いっぽうそのころ、ここはパラメキア城。
「ねぎ燃え様、新たに飛ばされてきた者がいますです。」
報告する鈴音。
「ほう。いったい誰かね?」
「アクア・るりこ・ミント・おじょうさま・のんの5人です。」
「そうか・・・・腐腐腐腐腐腐腐・・・・」
不気味な笑みを浮かべるねぎ燃え。
「これで役者がそろいましたな!」
ねぎ燃えの左右には、スナフキンとサンタが控えていた。
「ヤツらの始末、この便秘におまかせください。」
汚名を晴らさんと名乗り出る便秘。しかし、、、
「だまれ便秘。貴様は1度やられているではないか。」
「そうだそうだ!このザコめ!貴様の出る幕ではないわ!」
「m9(^Д^)プギャー 」
叩かれまくってorzな便秘。
その夜、便秘はコンビニで買ってきたパスタをひっくりかえして、台無しにしてしまいますたとさ。
めでたしめでたし。

翌日。パラメキア城に帝国兵が集まった。これから出陣だ。
便秘は所業を許され、出陣の許可が下りた。今度こそ汚名を晴らさんと張り切っている。
ピシッと整列した帝国兵。兵士達の前にある壇上へ、ねぎ燃えが登る。
「役者はそろった!ヤツらをたおせ!!我が帝国の野望を阻止せんとする、ヤツらを倒せ!!!!」
「おおおーーーー!!!!!!!!!!!」
皇帝みずからのお言葉で、兵士の士気が上がる。
「倒した人数がもっとも多い者には、領地を与えてやるぞ!!」
「おおおおおーーーーーー!!!!!!!!!!!」
兵士のテンションは最高点に達した。
848ねぎ燃え ◆H.G/cJxxk. :2006/12/31(日) 12:15:14 ID:WysrLvOe

メンヘラファンタジー
第7話

「おはよう。よく眠れたかい?」
「ぜぇんぜん。。。だって睡眠薬ないんだもんorz 」
あおつきたちは、この町の宿屋を拠点にしていた。
朝はローテンションだ。顔色も悪い。メンヘラの悲しいサガだorz
しかしどいつもこいつも、朝から酒におぼれてやがる。
「ああぁぁああぁ2chやりてぇええぇえぇぇええぇ!!!!」
気付けば、アクアまで一緒になって酔っ払っていた。
「ところで、みんなはどうやってジョブチェンジしたの?」
1番まともなミントは、まだ酒がまわっていないラビンに尋ねた。
酒がまわっていないと言うより、正確には、お子様だからあまり飲めないだけなのだが。。。
「そりゃもちろん、クリスタルの力でジョブチェンジしたのさ。」
スルメをかじりながら、答えるラビン(駅長)。
「好きなジョブを選べるの?」
「違う違う。どんなジョブになれるのかは、クリスタルが選ぶのさ。」
「クリスタルはどこにあるの?」
「世界中にあるよ。ここからだと、ミシディアが1番近いかな?」
「ミシディアかぁ・・・・行ってみたいなぁ♪」
FFマニア・のんが割り込んできた。
「行くかい?でもミシディアへの道はバケモノだらけだ。みんなと一緒に行かないと氏ぬよ?」
しかしみんな酒におぼれていて、とてもミシディアまで行けるような状態ではなかったorz
のんとミントは、ダメ元で、ミシディアへ行こうとみんなを誘ってみるが、、、
「('A`)マンドクセ 」
の大合唱が始まってしまった。。。
だめだこりゃ(いかりや調で)

そのころ、帝国兵の大群は町を目指していた。
「ヤツらを全員倒してやるぞゴルァァアアァアァ!!!!!」
ますます張り切る便秘。
帝国内は今、出世戦争のまっただ中であった。


ー つづく ー


(つづき)
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/mental/1166968363/64-68
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/mental/1166968363/294-295