病院収支の赤字が経年ごとに増え続けるため公設民営化に踏み切った氷見市は、
病院経営を私立金沢医科大学に委託しました。
能登半島の付け根に位置する氷見、 あるいは、 富山県の北海道と言われてきた
この市は、毎年人口が減少傾向で、若年層の割合が少なく高齢者が増大している
のが特徴です。
近辺市と合併を断り、単独でやってゆ行くため断腸の思いで市民の健康に必要な
病院経営から手を引いたので、そのぶん市の財政に余裕が出たかと思いますが、
国からの交付金も年々減額される、納税者の数も減ってくる、市内に有力企業が
少ない等を考えると市の財政に不安をもたせる。
「民間に任せてよいものは民間に任せる」方針で行政を司るのではなく、市職員も
財政を潤わす責任の一端を担う必要があると思います。
氷見市職員定数は同規模の他市と比較してどんなものですか。