松戸、柏、流山、我孫子、沼南町の合併について

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807まだ中立派です。
あと、再び「バーチャル合併案(>>646-647で説明)」についてですが、
我孫子が>>776-784 >>791-795等の反応を示す事は、予想できたことである。
だが、それを乗り越えて地区全体が手を結び方法があるとしたら・・・
それこそが「バーチャル合併」なのだ。我孫子のように自治権を維持したい地区は
もとより、特に協議会から離脱した流山も「市として独立を維持」しながら、
「後方部門の統合して」「合併に近い、経営統合をすることが可能になる」

第一段階として、柏+沼南で合併、中核市へ移行
第二段階として、柏+沼南・流山・我孫子で「東葛飾地区総合事務組合」設立
 議会部局を除く、全ての事務部門の統合を行う
第三段階として「東葛飾地区総合事務組合」参加自治体に加盟した現業部門を統合
 この時点で「各市長+議会+議会部局」「総合事務組合」「総合現業部門」となる
第四段階として、野田関宿・松戸に「東葛飾地区総合事務組合」に参加を打診、
最終段階として「東葛飾事務組合参加市」で新設市として「政令指定都市」移行
 旧自治体は「区」となり、首長・議会の統合が完了する

バーチャル合併は「第三段階」までだが、これでも十分統合効果はある。

この「部分統合」を見て、域内の市民だけでなく、周辺の市民も
将来の「共通の都市像」に希望を見出す事が可能になる。その時が真のチャンスだ。
バーチャル合併は「合併(結婚)する、しない」という「二者択一の選択」ではない。
二者択一の踏絵では「うまくいくお見合い」も「破談」する可能性がある。
そうではなく「一歩進める(同居する)」という選択こそ「バーチャル合併」なのだ。
合併が進まなくても一定の合理化ができ、合併できれば、独自財源が生まれる。

さいたま市ですら、構想(お見合い)から合併(結婚)まで、約70年かかった。
それと比較しても、ここ2、3年の議論で、すぐ合併できる方がある意味不思議だ。
だが、残された時間は少ない。このままいけば、両者とも「行かず後家」になる。

だから「前に進む」ことを考えて欲しい。柏&沼南も、我孫子も、そして流山も・・・。
808まだ中立派です。:03/01/12 18:23 ID:???
確かに「柏・我孫子・流山・沼南の3市1町で合併」が一番望ましい。
だが、地域の実情・温度差があるのは否めないし、北九州市やさいたま市のように、
内部のごたごたが続いた挙句に、合併効果が出にくい事態だけは避けたい。
もし「バーチャル合併」で、内部のごたごたが消え、地域の面子が立つなら
一時的にそれも構わないと思うし、無理して一緒になっても絶対しこりが残る。
現時点での松戸への拒否反応は、それを物語ってるのではないだろうか?

あと「合併(結婚)」「バーチャル合併(同居)」という「些細な表現の違い」より
「住民の利(財布と住居をまとめる)」の方を重視して欲しい。例えば・・・

合併の場合=地域ごとに「副市長を設置」して「自治区」を設ける事ができるのと、
バーチャル合併における=議会部局以外の全事務部門と現業部門を統合

というのは、一体何処がどう違うのか???

たしかに「違う」のだが、細かく論じても「木を見て森を見ず」の論議になりがちだ。
それより問われるのは、行政の無駄が無くなり、より良いサービスを享受できること。
仮に、合併の場合における自治区の自治権を獲得しても、バーチャル合併においての
コンパクトな議会においても、将来起こりうる>>785-790の状況を考慮した場合、
決められるのは「地域の福祉メニューを選択」や「生活環境の維持整備」に留まる。
結局、商工業政策のような大都市政策に関しては、結局協力が必要なのだ。

だとしたら、各市が参加する「条件闘争」や「市域内での合意」の中で、
「合併」か「バーチャル合併」かを選べば良い。最悪なのは、放置、停滞することだ。
最終的にどちらを選択するにしろ、最終目的は「市民の為の自治」が守られ、
より良い行政サービスを受けることにある。そのために「行政の無駄を省く」のだ。
ある意味、効果が同じ(財布と住まいをまとめる)なら、「合併(結婚)」でも
「バーチャル合併(同居)」でもどっちでもいい。それよりも、さいたま市のように、
合併しても職員が減らず、事務が煩雑で、意思決定が遅いという事態は避けたい。

我々住民は、合併の果実だけを享受できないのだろうか?教えて欲しい。