分数の割り算はどうして逆数を掛ければいいのか2

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970粋蕎@規制
>>40の様に代数法則に訴えるのではなく、飽く迄も「分数の除算は“同じ倍数”を“両項”に
掛けるならば、結果は変わらない事」及び「最も簡便単純な二項除算は、除数が1なる時」という、
既習的経験事項に訴える方法は、式のみで教授する場合は現状最善と考える。

其迄、“図形の公式”は多数学んでいるが、“計算の公式”も
少ない。最初は12-8=10-6等という、桁を跨ぐ計算の補助的方法(…流儀によっては10区切りでなく
5区切り。十露盤が好例)、次に掛け算九九(古き和算流儀だと、何と四則九九!)、筆算時に於ける
桁上がり数書き留め法、10000÷500=100÷5或いは12÷0.48=1200÷48等という桁詰め法…

と、半ばコジツケではあるが、こんなにある。

桁詰め法での成功を基に、これが10の冪数以外でも通用する事を示し
…24÷8=12÷4=6÷2=…
更にこれを、分数にまで踏み入り
…=3÷1=1÷1/3=1/2÷1/6=…
除算時両項桁詰め法を除算時両項倍化法に発展させるべし。
これにより、二重・多重思考を強要した分数の除算の教育を、単純ステップ式に砕くのである。