博士の愛した数式

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664新科論:2006/05/05(金) 03:08:43
   ■    ■

 Moritaさんは、そばにあった紙の裏にボールペンでグラフを描き始めた。2のx乗、e(2.718…)のx乗、3のx乗。説明するのが楽しくてたまらないという様子で、3本のグラフが交わるx=0, y=1 の点での接線の傾きはeだけ1になることを示した。「ほら、自然でしょ」
 「面倒がられるのではという心配は無用でした。きっとeが自然である美しい秘密自体に心が躍るのでしょう」
 ユーモアあふれる恋愛小説で人気のA.Tairaさんの短編に「寂しがりやの素粒子」がある。アルバイトした国立大の理論物理研究室で出会った青年がモデルだ。
 週1回だけ現れるその博士課程の8年生は「怪人」と呼ばれていた。教授たちによれば、文献を熱心に読むが、論文は1本も書かない。
 毎週、質問攻めにした。なぜ、いつも服の左肩が白いのか。講師をしている高校の生徒は目を離すと物を投げてくるので、半身で板書して黒板とすれるから。「それは分かったけどどうして洗わないの?」「毎日のことだから」
 怪人は宇宙の成り立ちのような大きなものにとらわれ、周囲の人間を気にしない。「作家は自意識の塊のような存在」と自認する Taira さんは、まるで自意識のない怪人に創作意欲をそそられた。

   ■    ■
665新科論:2006/05/05(金) 03:11:04
   ■    ■

 第1回児童文学ファンタジー大賞を受賞したK.Nashikiさんは、科学の無機的な言葉に物語を感じるという。昨年、不思議なぬか床から生命科学や進化学に踏み込む長編ファンタジー「沼地のある森を抜けて」を出した。
 「文系の世界と全く出自の違う言葉を獲得するのが面白かった」。作品に事実の重みを加えようと最新科学を学ぶうちに「理科は学校で嫌いになったけれど、本当は好きだったのかも知れない」と思うようになった。
 小説家には、理数科嫌いが多い。Ogawaさんもその一人。科学者は頭がよすぎて、情緒的なものを軽蔑(けいべつ)しているのではないかと思っていた。
 だが、「博士」を縁に多くの学者に会い、誤解だったと気づいた。彼らは理論の美しさにこだわるロマンチストだった。理論は「発明」するのではなく、すでにあるのを「発見」するという。そこに、自然にひざまづく謙虚さが感じられた。
 芸術家には、自分がゼロから作るんだとう態度の人が多い。だが、Ogawaさんは物語を「作った」のではなく「見つけた」と感じる瞬間がある。そういう作品の方が出来がいいという。
 日本物理学会長のK.Sato東大教授は「方法は違うが、小説も科学も人間を探求する手段。長い経験に基づいて直観が働くのも科学者は作家と似ている」と、科学と小説の共通点を語っている。
 (S.Kaji)

 某紙 2006.5.2 夕刊 4版 p.8  (C) The Asahi Shimbun 2006
666132人目の素数さん:2006/05/05(金) 03:24:02
〔現代国語〕

では問題です。>663-665 を読んで以下の設問に答えよ。

1. e(自然対数の底) が無理数であることを示せ。

2. y=2^x, y=e^x, y=3^x の3本のグラフが交わる x=0, y=1 の点での接線の傾きは eだけ1になることを示せ。
667132人目の素数さん:2006/05/06(土) 10:24:52
>>666
数式なしで か?
668132人目の素数さん:2006/05/06(土) 16:53:19
669132人目の素数さん:2006/05/06(土) 18:30:38
このスレまだあったんだ
670132人目の素数さん:2006/05/08(月) 20:46:55
>>666
1. 沈黙に耐え切れなくなった Ogawa さんが不自然極まりないと感じたから。
2. Morita さんは Ogawa さんを納得させようとして、
1 にならない対比した例ばかりを出したから。
671132人目の素数さん:2006/05/09(火) 02:21:55
672132人目の素数さん:2006/05/10(水) 04:16:29
age
673132人目の素数さん:2006/05/10(水) 04:21:52
まあ、あれだな。

映画「π」よりははるかにマシじゃねえの?
あれkingはすきそうだけど
674GiantLeaves ◆6fN.Sojv5w :2006/05/10(水) 12:12:05
talk:>>673 何だよ?
675132人目の素数さん:2006/05/10(水) 12:23:30
>>673
数学者に取っては「π」の方が
はるかにリアリティーがあるんだけどな
676132人目の素数さん:2006/05/13(土) 18:37:09
>670
 正解でつ!
677藤原正禿博士:2006/05/16(火) 01:17:32
受賞歴
1978年:『若き数学者のアメリカ』で第26回日本エッセイストクラブ賞。
2004年:全言論活動で第4回正論新風賞。

著書
[編集]
単著
『若き数学者のアメリカ』1977年。新潮社。
『数学者の言葉では』1984年。新潮社。
『父の旅私の旅』1987年。新潮社。
『遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス』1991年。新潮社。
『数学者の休憩時間』1993年。新潮社。
『父の威厳』1994年。講談社。
『心は孤独な数学者』1997年。新潮社。
『古風堂々数学者』2000年。講談社。

数学の本は?
『天才の栄光と挫折―数学者列伝』2002年。新潮社(新潮選書)。
『祖国とは国語』2003年。講談社。
『国家の品格』2005年。新潮社(新潮新書)。
『この国のけじめ』2006年。文藝春秋社。
678藤原正禿博士:2006/05/16(火) 01:18:39
受賞歴
1978年:『若き数学者のアメリカ』で第26回日本エッセイストクラブ賞。
2004年:全言論活動で第4回正論新風賞。

著書
[編集]
単著
『若き数学者のアメリカ』1977年。新潮社。
『数学者の言葉では』1984年。新潮社。
『父の旅私の旅』1987年。新潮社。
『遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス』1991年。新潮社。
『数学者の休憩時間』1993年。新潮社。
『父の威厳』1994年。講談社。
『心は孤独な数学者』1997年。新潮社。
『古風堂々数学者』2000年。講談社。
『天才の栄光と挫折―数学者列伝』2002年。新潮社(新潮選書)。
『祖国とは国語』2003年。講談社。
『国家の品格』2005年。新潮社(新潮新書)。
『この国のけじめ』2006年。文藝春秋社。

数学の本は?w
679132人目の素数さん:2006/05/16(火) 09:16:48
数学の本はなし。
これといった数学の論文もなし。
680132人目の素数さん:2006/05/17(水) 07:27:33
禿のけじめ
バーコードスタイル禁止
カツラ禁止
坊主にする
681132人目の素数さん:2006/05/17(水) 22:36:16
印税で生計にも困らないだろうし、息子達に
財産を残そうなんて考えないで、早くポストを譲って
フリーの文筆家になるべし
682132人目の素数さん:2006/05/17(水) 22:41:27
三流教授の先陣をきって行動で示せば、
あんたの品格を評価する
683132人目の素数さん:2006/05/17(水) 23:01:47
品格:Decency, Distinction, Grace, Dignity, Class, Style, ...
う〜ん、よくわかんね
684132人目の素数さん:2006/05/18(木) 11:29:11
【調査】 日本の数学研究、ピンチ…論文は米の5分の1、博士号は6分の1
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147916996/l50


ろくでもない本をベストセラーにしてないで、こっちをなんとかしてみいい。
本業だろが。
685132人目の素数さん:2006/05/18(木) 12:33:23
せっかくの日本数学界で筆の立つ人材なんだから、「大学教授」の
肩書きを持っててくれないと世間的に聞こえが悪くなっちゃう。
686132人目の素数さん:2006/05/18(木) 21:28:02
藤原は一番若いときに書いた
『若き数学者のアメリカ』
に関しては掛け値なしにおもしろいことを認める

それ以降、どんどんダメになっている
「ケムブリッヂ」もまあまあおもしろかった

最新の「〜品格」は内容のないゴミ本
687132人目の素数さん:2006/05/19(金) 20:48:50
世界に発信できないので国内向けの本書いてんだ
名誉教授とかが欲しいんだ
凡人以外の何者でもない
688132人目の素数さん:2006/05/26(金) 14:38:14
799
689132人目の素数さん:2006/06/16(金) 01:18:06
921
690132人目の素数さん:2006/06/17(土) 05:06:36
>>1
「無意味なスレ立て厳禁」
って読めませんか?
そういうくだらない話は質問スレでやってください


 
                 終   了


そして>>1はすぐ死ね
691132人目の素数さん:2006/06/17(土) 19:32:58
age
692132人目の素数さん:2006/06/27(火) 00:13:42
『大学への数学7月号』に小川洋子氏と塩繁学氏の対談記事が掲載されています。
693132人目の素数さん:2006/06/28(水) 15:15:18
>>692
塩繁学?
694132人目の素数さん:2006/06/28(水) 17:21:44
「博士の愛した数式」についての話は来月号
695132人目の素数さん:2006/06/29(木) 12:55:50
 相対的に見れば時間が止まり空間が歪むように思えるが、絶対的神から見れ
ば時間は不変で空間は歪まない。なぜ原子は同じく振動して同じ時を刻むのか。
それは神の胎動に基づくからである。物質の粒子・反発力は物体の性質であり、
物質の波動・引力は霊体の性質なのである。
 科学はフリーメーソンが神を否定するために考え出した妄説(大嘘) 
 最初に狂牛病になった牛は病原体プリオンとはまったく関係がない。狂牛病は、
牛をと殺して食い物にし、そのうえ、草食動物の牛に牛の死体を共食いさせた事が
原因で発生した病気です。なぜ、同種の共食いで狂牛病になるのか、科学で解明で
きますか。
 鶏は約3ヶ月、豚は半年、牛は1年。皆さんこれは何の年か分かりますか。人間
の食に給するためのこれらの生物の寿命です。これらの生物がと殺される時に、い
くら泣き叫んでも無駄です。人間の力には勝てません。すべての生物が人間の横暴
によって、地獄の苦しみにあえいでいるのです。神がこの世に存在するのなら、神
はけっしてこの状況を見過ごす筈がありません。抗がん剤が効かないがん、狂牛病、
薬の効かないエイズやインフルエンザの出現、地震などの天変地異が頻発するのは、
神の裁きが近い事の現れであり、神は警告から実行の段階に入ってきているのです。
 ボウフラは蚊の卵からかえるのではなくて、汚水からわくのです。梅雨時、玄米
に蛾の幼虫がわくのは胚芽が虫に変化したのであり、蛾の産卵口は籾殻を貫通する
事が不可能です。がん細胞は穢れた血液(成分が豚や牛などの死体)が細胞に変化
する時に、殺された動物たちの怨念がそこに宿り、仇を討つために人間を取り殺そ
うとしてがん細胞として働くのです。戦争はこれらの怨霊が戦争指導者に憑依して
行わせるもので、弱肉強食の悪法を行っている限り戦争は永久に無くならない。
 この世の森羅万象は神の意志(心)によって働いているのです。幽霊、超能力、
輪廻転生は真実であり、科学が嘘である事の証拠です。怪我した場合傷口が元通り
修復できるのは、神の修復命令に細胞が従うからであり、統制の取れた各細胞の連
携動作はどんな連絡方法によって可能となるのか。科学では説明出来ません。
696132人目の素数さん:2006/06/29(木) 13:00:26
 神智学のすすめ
 私は若い頃から、教科書に書かれている事柄に疑問を持ち、色々悩んできました。
 1たす1がどうして2になるのか。真剣に考え込みました。すると、数が不変な
物理的な事象でしか成り立たないことに気づきました。
 1個のりんごの存在する状態の中にもう1個のりんごを加えた結果が、2個のり
んごになると言う事です。
 掛け算の逆の演算が割り算になるということの証明は、2列に並んだサイコロの
3組の総数は6個であり、6個を3組に等分するすると2個になるということで証
明できます。数学とは物理的事象を記号化して、論理的に築き上げられた学問だと
分かりました。
 しかし、負の数の概念が理解できないのです。1個のりんごにマイナス1個のり
んごを加えると0(ゼロ)となる。このマイナス1個のりんごとは何なのか。1個
のりんごの存在を消すマイナス1個のりんごは物理的に存在するのか。この世の物
理的現象では、物質は姿を変えることがあっても、決して存在が無くなる事は無い
のです(エネルギーに変わっても)。だから、負の数など存在しないのです。
 アインシュタイン博士は、光の速度が観測者の運動とは関係なしに、たえず、一
定であるという仮説の基に、特殊相対性理論を打ち立てました。しかし、私は疑問
とせざるを得ない。光の速度が一定なら、光速度で運動している物質を光速度で逆
方向に運動している観測者が見れば、2倍の光速度になる筈です。そのようになら
ないのは、光が物質の動きに反応して速度を変えるから、観測すると一定の光速度
になるのです。ちょうど、物質が動こうとすれば、それに逆らって空間から慣性力
が働くように。フレミングの右手の法則も物質の動きに逆らうように電流が流れる。
 まるで、意志を持っているかのように物質の動きに反応する。
 怪我などで生体に傷が出来た時に、それが元どおりに修復出来るのはなぜなのか。
修復作業の命令を出しているものは何なのか。その命令がどのようにして各細胞に
伝わるのか。
 この世の森羅万象は神の意志(心)によって動いているのです。超能力現象はこ
の原理によって人の意志でも発揮出来る事があるのです。

697132人目の素数さん:2006/07/28(金) 16:36:25
697
698132人目の素数さん:2006/08/30(水) 15:25:02
834
699132人目の素数さん:2006/10/02(月) 23:52:14
907
700132人目の素数さん:2006/10/06(金) 18:42:30
靴はかせ
靴下はかせ
靴はかせ
701132人目の素数さん:2006/10/07(土) 12:32:55
学会の基礎論・数学史分科会で発表された
常微分方程式の話の中に
これと似たケースがあった
当人は天才ではないのだが、人生の数学との関わり方に
共通のものがあり、胸を打たれる
702夷牌娃:2006/10/07(土) 16:01:42
作者の小川洋子は数学音痴じゃないかっていう人がいますけど、
だからこそ小説としては面白くなってるんじゃない?
数学科出の友人はあほらしくて読む気がせんらしい。
703132人目の素数さん:2006/10/07(土) 22:04:00
小説は数学の勉強のために読むものと思ったら大間違い
とはいえ
読んで面白いものとそうでないものがあることは確か
夏目漱石や太宰治を読んだ感覚で小川洋子を読むと
あほらしくて読む気がしない
704夷牌娃:2006/10/08(日) 18:32:12
数学の勉強の為に「博士の愛した数式」読む人はいません。

705132人目の素数さん:2006/10/08(日) 18:42:32
>>704
小説として面白いが
あほらしくて読む気がしないなら
小説として読んでいないことになる
706132人目の素数さん:2006/10/08(日) 18:45:44
あの妄想シーンは羊たちの沈黙のパクリだ。
千と千尋のあの無人の店の通りは台湾のパクリだ。
707132人目の素数さん:2006/10/08(日) 18:54:22
重力波のカールはなにになるのですか?
708132人目の素数さん:2006/10/08(日) 19:48:33
わたあめ
709132人目の素数さん:2006/10/15(日) 16:48:03
映画が面白くてなんとなくこのスレに迷い込みました
数学嫌いな自分が奇跡的この板に来た記念カキコ
710132人目の素数さん:2006/10/24(火) 18:45:49
ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=JOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006102401000461
「博士の愛した数式」200万部突破 単行本と文庫本合わせて

作家小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」が単行本と文庫本を合わせて
202万部(うち文庫本152万部)に達したと24日、出版元の新潮社が発表した。

2003年に単行本で発売され、翌年の第1回本屋大賞を受賞。
昨年12月に文庫本が刊行された。今年、寺尾聡さん、深津絵里さん主演の映画も公開された。
711132人目の素数さん:2006/10/30(月) 23:06:45
ここまで有名になった小川洋子でも
経歴に数学会出版賞が記述されることはない。
出版賞のインパクトはゼロだな。
712132人目の素数さん:2006/11/07(火) 23:40:48
出版賞は廃止したら?
意味ないだろ。
713132人目の素数さん
759