545 :
132人目の素数さん :2010/03/21(日) 16:33:28
c[n+1]=8c[n]-7で定義される数列c[0],c[1],c[2],...に対し c[1],c[2],....が全て合成数になるような素数c[0]を2つ求めよ って問題が東工大AOで出たが c[0]=2ならc[n]は1+2^nで割り切れる、c[0]=7ならc[n]は7で割り切れるから 2と7が答えになるけど それ以外にどんな素数が答えになるのか
以下の等式をみたす整数の組(a,b)をすべて求めよ a^3+3ab+b^3=1
以下の等式をみたす整数の組(a,b)をすべて求めよ a^{3n}+3a^nb^n+b^{3n}=1
>>545 k=c[0]-1とおくと c[n]=k*2^(3n) +1 だから、
kがSierpinski数であれば c[n] はすべて合成数だけど、
現在知られているSierpinski数の求め方ではk+1が合成数となってしまうので使えないね。
(Sierpinski数でなくても同様の求め方により、例えば k≡83 (mod 195)であれば
k*8^n +1は常に合成数になるが、k+1は3の倍数になってしまう)
>>548 Sierpinski数なんてのがあったのか
東工大の問題作った人の脳の隅にもSierpinski数があったのかな
>>546 a^3+3ab+b^3-1=(a+b-1){(a-b)^2+(a+1)^2+(b+1)^2}/2 だから、
a^3+3ab+b^3=1 ⇔ a+b-1=0 または a=b=-1
(a, b) = (-1, -1), (t, 1-t) (t:整数)
>>547 n は 2 以上の正整数と決め打っておく。
上に述べたことから、a^n+b^n=1 または a^n=b^n=-1
n が偶数のとき、a^n, b^nはともに非負整数であるから (a, b) = (0, ±1), (±1, 0)。
n が 3 以上の奇数のとき、a^n+b^n=1 とすると a, b がともに 0 以下になることはないので、
たとえば a>0 であるとすると b^n = 1-a^n ≦0、よって 0≧b>-a で a+b は 1 の約数だから a+b=1。
c=-b とおくと 0≦c, a=1+c, a^n-c^n=1 だから、
0 = (1+c)^n - c^n - 1 = C(n-1,1)*c+C(n-1,2)*c^2+...+C(n-1,n-1)c^(n-1)。
右辺の各項は非負であるから、c = 0 でなければならない。
以上より、(a, b) = (-1, -1), (1, 0), (0, 1)。
>>551 ,552
同スレ内で既出。きちんと読め。カス野郎。
453, 456 を参照しる。
554 :
132人目の素数さん :2010/04/13(火) 15:28:23
>>553 どうして そういうことを言うのかなあ…
555 :
132人目の素数さん :2010/04/18(日) 10:17:04
5^x + 3^y = 2^z 5u+3v=1 5-6=-1 u2^z=(-1+3m)2^z=5^x-1 v2^z=(2-5m)2^z=3^y-1 2^z(5u+3v)=2^z x=log((-1+3m)2^z)/log5+1 y=log((2-5m)2^z)/log3+1 (-1+3m)2^z=5^s z=0,m=(5^s+1)/3,x=s+1 m=(2-3^k)/5=(5^s+1)/3 1=3^k+1+5^s+1 k=log(1-5^s+1)/log3-1 y=log(1-5^s+1)/log3
>>487 「y^2 = x^3 - 4 の有理点 と 整点」[2006.07.01]
"Rational points and integral points on elliptic curve: y^2 = x^3 -4"
整点: (2,±2), (5,±11),
有理点: (106/(3^2), ±1090/(3^3)), (785/(22^2), ±5497/(22^3)), (151322/(61^2), ±58862702/(61^3)), ・・・・・・
判別式 Δ = -6912 = -2^8・3^3,
j = 0,
導手 N = 432,
[参考書]
Nigel P. Smart, "The algorithmic resolution of Diophantine equations", LMSST 41, Cambridge University Press, (1998),
243pp
£16.95
ISBN 0-521-64633-2.
http://www.kaynet.or.jp/~kay/misc/ix3m4.html
>>461 〔補題〕
n≧2, (5^n) | (7^k -1) ならば、4・5^(n-2) | k,
(略証)
7^4 - 1 = (7^2 - 1)(7^2 + 1) = 96・5^2,
k≡0 (mod 4) のとき 7^k - 1 ≡ 7^0 - 1 = 0 (mod 96・5^2)
k≡1 (mod 4) のとき 7^k - 1 ≡ 7^1 - 1 = 6 (mod 96・5^2)
k≡2 (mod 4) のとき 7^k - 1 ≡ 7^2 - 1 = 48 (mod 96・5^2)
k≡3 (mod 4) のとき 7^k - 1 ≡ 7^3 - 1 = 342 (mod 96・5^2)
∴ kは4の倍数に限る。
∴ 7^k - 1 = (7^4)^(k/4) - 1 = (1 + 96・5^2)^(k/4) - 1 = 24k・5^2 + (k(k-4)/2)・(24^2)・5^4 + ・・・・
ところで題意より、7^k -1 中の5のベキ指数は n≧2,
7^k - 1 ≡ 0 (mod 96・5^n),
∴ 24k・5^2 ≡ 0 (mod 96・5^n)
k ≡ 0 (mod 4・5^(n-2))
4・5^(n-2) | k,
(終)
〔問題〕 x^3 + y^3 + z^3 = 52, を満たす整数(x,y,z) をすべて求む。 例 (x,y,z) = (60702901317, 23961292454, -61922712865) x+y = 84664193771 = 521*162503251, z^3 ≡ 52 (mod 521) より z≡-290 (mod 521)
>>487 >>556 Mordell曲線
y^2 = x^3 -4 ・・・・・・・・ (E)
上に有理点 P1: (x1,y1) があるとき、 (y1≠0)
P1 でのEの接線の傾きは M = (3x1^2)/(2y1), 接線は
y = y1 + M(x-x1) ・・・・・・・ (L)
(E) と (L) の交点を考える。
{y1 + M(x-x1)}^2 = x^3 - 4,
0 = x^3 -(M^2)x^2 + ・・・・
∴ この3次方程式は x1 (重根) のほかに M^2 - 2x1 を解にもつ。
x2 = M^2 - 2x1,
y2 = M^3 -3M・x1 + y1,
P2: (x2,y2) もまたE上の有理点である。
このようにして、E上に無限に多くの有理点があることを示せる。
例 (2, ±2) → (5, ±11) → (785/(22^2), 干5497/(22^3)) → ・・・・・・
[問] pを、4を法として1に合同であるような素数とする。 p=4n+1とすると、nはpを法として4乗剰余であること、つまり a^4≡n (mod p)を満たす整数aが存在することを証明せよ。
>>434 >>551 mod 24 で考える。
x=0 ⇒ 2^x = 1,
x=1 ⇒ 2^x = 2,
x=2 ⇒ 2^x = 4,
x奇数、x≧3 ⇒ 2^x ≡ 8 (mod 24)
x偶数、x≧4 ⇒ 2^x ≡ 16 (mod 24)
y=0 ⇒ 3^y = 1,
y奇数 ⇒ 3^y ≡ 3 (mod 24)
y偶数 ⇒ 3^y ≡ 9 (mod 24)
z奇数 ⇒ 5^z ≡ 5 (mod 24)
z偶数 ⇒ 5^z ≡ 1 (mod 24)
562 :
561 :2010/04/27(火) 23:42:22
>>434 >>551 >>561 より、題意を満たすのは 次の3つの場合。
(a) x=1、y奇数、z奇数
(b) x=2、y=0、z奇数
(c) x、y、z のすべて偶数(x≧4、y≧2)、
(a) は (x,y,z) = (1,1,1)
>>453 (b) は (x,y,z) = (2,0,1)
(c) y=2y' z=2z' とおく。
2^x = 5^z - 3^y = (5^z' + 3^y')(5^z' - 3^y'),
5^z' + 3^y' = 2^(x-w),
5^z' - 3^y' = 2^w,
辺々引いて 2で割る。
3^y' = 2^(x-w-1) - 2^(w-1),
∴ w = 1,
一方、3^y' ≡ 1, 3 (mod 8)
∴ 2^(x-2) ≡ 2, 4 (mod 8)
xは偶数ゆえ x = 4,
∴ 3^y' = 2^(x-2) - 1 = 3,
∴ y'=1, y=2,
∴ z'=1, z=2,
∴ (x,y,z) = (4,2,2)
〔系〕
>>523 も同様。
ぬるぽ
>>560 aをpで割り切れない整数とするとき、(a/p)をルジャンドルの記号とする。
pが4を法として1に合同であるような素数だから
1=(-1/p)=(-4/p)だからx^2≡-4 (mod p)が解sを持つ
{ {s/2}+1}^2≡s^2/4 +s+1≡s,このとき、{s/2}+1=tとおくとt^4≡-4 (mod p)
明らかにtはpと互いに素である
1≡-4n≡t^4*n (mod p)よってn≡(1/t)^4 (mod p)となるから
a^4≡n (mod p)を満たす整数aが存在することがいえた。
>>562 ガッ
〔問題〕
(2^n + 1)/n^2 が整数となるような自然数nを全て決定せよ。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/math/1254690000/163-166 面白い問題スレ16
参考書
吉永良正「数学・まだこんなことがわからない−素数の謎から森理論まで−」(講談社ブルーバックス) (1990/11)
ISBN: 406132845X, ISBN-13: 978-4061328457
秋山 仁+ピーター・フランクル 共著「完全攻略 数学オリンピック」日本評論社 (1991/11/20)
ISBN: 4-535-78185-0 p.68〜70 (ミスプリント有り)
>>564 当スレ
>>229 にて既出、 解答の方針は
>>234 で示されています。
>>563 (1+√(-1))^4=-4ということですね。
簡単な関連問題を。
[問]
pは奇素数、4n=p-(-1)^{(p-1)/2}とする。
n^n≡1(mod p)となる必要十分条件は
p≡1(mod 4)またはp=3であることを証明せよ。
566 :
132人目の素数さん :2010/05/14(金) 13:48:49
pは奇素数
>>565 p≡1 (mod 4)のとき
p=4n+1
>>563 より、n≡a^4 (mod p) をみたす整数aが存在する。
このときaとpは互いに素だから、
n^n≡a^(4n)≡a^(p-1)≡1 (mod p)となることがいえる。
p≡3 (mod 4)のとき
p=4n-1だから1≡4n (mod p)となる
p≡7 (mod 8)のとき
b^2≡2 (mod p)をみたす整数bが存在するから4≡2^2≡b^4 (mod p)
p≡3 (mod 8)のとき
b^2≡-2 (mod p)をみたす整数bが存在するから4≡(-2)^2≡b^4 (mod p)
1≡b^4*n (mod p)とかける
bとpは互いに素だからn≡{1/b}^4 (mod p)
したがってn≡c^4 (mod p)をみたす整数cが存在する。
cとpは互いに素だから、n^n≡c^(4n)≡c^(p+1)≡c^2 (mod p)
だからn^n≡1 (mod p)となるのはc^2≡1 (mod p)よりn≡1 (mod p)がいえる。
明らかに1≦n<4n-1=pだから、n≡1 (mod p)となるのはn=1の場合に限られる。
568 :
132人目の素数さん :2010/05/17(月) 22:35:19
N = 4^545 + 545^4 が素数であることを証明せよ。
569 :
132人目の素数さん :2010/05/18(火) 06:55:05
>>568 4^545≡2 mod 73
545^4≡71 mod 73
よってNは73で割り切れる
9677の倍数でもある
〔問題〕
カレン数の中に素数が無限に存在するか?
C_n = n・2^n + 1 という数式で表される数をカレン数(Cullen number) という。
ほとんどのカレン数は合成数である一方、カレン素数も無数にあると予想されている。
C_n が素数となる n は以下の16個が知られている。
n = 1, 141, 4713, 5795, 6611, 18496, 32292, 32469, 59656, 90825, 262419, 361275, 481899, 1354828, 6328548, 6679881, ……
C_n が素数となる n が無限個あるか、という問題が歴史的な問題である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カレン数
>>560 (-1)=g^{(p-1)/2}であり、2^(-1)=g^k を満たす整数kが取れるので、
問題は (p-1)/4 と kのパリティが等しいことを示すのと等価。
kが偶数 ⇔ -2は平方数 ⇔ (p-1)/4は偶数。 これより示せた。
難しいと思われる問題を投下。 「可逆元をちょうど11個持つような環は存在するか」
>>573 任意の奇素数 p について、p-1 は偶数、よって p-1 = k*2^n (k はある奇数、n はある正整数)と書ける。
従って、その問題は k または n に何らかの条件をつけないと詰まらないものだろう。
たとえば n を1つ固定し k をパラメータにとるとすれば、
引き合いに出されているLucasの定理より、F_m (m≧n-2)の素因数が条件を満たし、
これは無限に存在する。
牛刀的だが、Dirichletの算術級数定理を用いてもいい。
それでは逆に、正整数 k を1つ固定して考えるとき、k*2^n + 1 が素数であるような
正整数 n は無限に存在するのだろうか。
kが1または2のべきの場合はFermat素数を求めることになるが、これは周知の通り未解決問題である。
また、適当にkを選べば k*2^n + 1 がいかなる正整数 n についても
素数とならないことがSierpinskiによって示されている。(本スレ
>>77 ,
>>78 を参照)
>>577 lucasの定理とか少し大袈裟な気が。
そんなもん、(2/p)の値をみれば明らか。
>>578 どこから(2/p)が出てくるんだ…?
具体的に、たとえば1024k+1の形の素数が無限に存在することを示すのに
「(2/p)の値をみれば明らか」って言われても意味不明。
[命題] 任意に整数n≧2を与えるとき、 F_nの任意の素因数pに対して、 v_2(p-1)≧n+2 が成立する。 お宅はこれを大袈裟にlucasの定理とかいっているわけよね。 この命題が正しいことは(2/p)をみれば明らかといっているわけ。 まあ、意味不明と言われたからには証明の概観を書くとするか。 まず、お宅が既に書いたように、v_2(p-1)≧n+1 はいえたわけよね。 n≧2だから、とくに、(2/p)= +1 がいえるわけ。 これから、2^((p-1)/2) = +1 ・・・(*) がいえるね。 で、お宅が既に示したように、ord_p(2)= 2^(n+1) だから、 (*)より、2^(n+1)|(p-1)/2 がいえるわけ。はい終わり。 こんな底辺レベルな書き込みしてしまってすみません。 スレ汚しすみませんでした!
定理なんて大袈裟なものでもなんでもないが。
フェルマーの小定理より(
>>60 )とか大袈裟だってか。
582 :
132人目の素数さん :2010/06/06(日) 13:28:01
>お宅はこれを大袈裟にlucasの定理とかいっているわけよね。
lucasの定理って
>>577 が言い出したんじゃなくて
>>573 に書いてあるじゃん。
(2ちゃんで「お宅」なんて使う奴はじめて見た)
583 :
132人目の素数さん :2010/06/07(月) 00:18:59
「任意の自然数l、m、nに対して、 (m+l)Cl*(m+l+1)Cl*・・・*(m+l+n−1)Clは lCl*(l+1)Cl*・・・*(l+n−1)Clで割り切れる」
>>583 m=1の時を示して、それを使ってmに関する数学的帰納法
m=1の場合は以下の式から成り立つ
Π[k=0,n-1] C[k+l+1,l] = C[n+l,l] Π[k=0,n-1] C[k+l,l]
585 :
132人目の素数さん :2010/06/10(木) 00:37:47
>>584 mに関する帰納法ではうまく運ばないはず・・・。
mでの成立を仮定しても、それがm+1で活かせない。C[m+l+n,l]/C[m+l,l]が
整数であることを言わないといけないが、それができない。
根本的に違う解法の気がするが、難しい・・・。
>>583 ルジャンドルの等式を用いて、簡単な解析をすればでてくる。
ルーチンワーク。それ以外の方法に興味があるかもしれない。
587 :
132人目の素数さん :2010/06/10(木) 12:07:42
>>586 なんだそれ?そもそもぐぐっても
ルジャンドルの多項式しかヒットしないけど・・・。
ルジャンドルの多項式の漸化式を使うのか?
たぶんだけど、
v_p(n!) = Σ[n/p] が成立するというものでは。
ここに Legendre's Identity と紹介してあるね。
http://www.jstor.org/pss/2316661 たしかに上の等式は問題を床関数の解析におとしこむね。
でも、床関数の解析がいつも簡単だとはおもわないけどね^^;
すくなくとも、この問題だと、ΣΣを評価することになると。
589 :
132人目の素数さん :2010/06/11(金) 00:52:33
素因数pの個数っていう等式でしょ? そこまでは分かるが・・・ 俺としては、583の命題の持つ美しい関係に感動する位だ。 任意の自然数という条件もすばらしい・・・。
590 :
132人目の素数さん :2010/06/13(日) 15:16:15
普通に高坊でもできる
>>575 可逆元をちょうど11個持つような環は存在しない。
(証明)
Rは|R×|=11である環と仮定する。Rの乗法単位元をeとおく。位数が素数なので、R×は巡回群。R×=<a>とする。
(-e)^2=eだから、-e∈R×で、その位数は1または2だが、11の約数だから位数は1、
つまり-e=eでなければならない。よって2e=0だからRの標数は2。
すると(e+a+a^2)(a+a^2+a^4+a^5+a^7+a^8+a^10)=eだからe+a+a^2∈R×、
よってある整数n (0≦n≦10)があって、e+a+a^2=a^nと書ける。
F_2を標数2の素体とし、fをf(1)=e、f(X)=aで定義される、F_2[X]からRへの環準同型写像とする。
p(X)=1+X+X^2-X^n∈F_2[X]、q(X)=X^11-1∈F_2[X]とおくとf(p)=f(q)=0だから(p,q)⊂Ker(f)。
F_2[X]はPIDだから、イデアル(p,q)は単項で(s)と表されるが、
一方、p(1)=0より(X-1)|p(X)で、また、r(X)=X^10 +X^9 +...+X+1 とおくとq(X)=(X-1)r(X)であり、
r(X)はF_2[X]において既約(※)で、さらにr≠pだから、結局s(X)=X-1。
ところが(s)⊂Ker(f)だから0=f(s)=a-e、つまりa=eとなり、aのとり方に反する。(証明終)
(※)
r(X)=X^10+X^9+...+X+1がF_2[X]で既約であることは、rがF_2[X]の5次以下の既約元で
割り切れないことをみればよい。F_2[X]の5次以下の既約元は次の14個であることはすぐにわかる。
1次:X, X+1、2次:X^2+X+1、3次:X^3+X+1, X^3+X^2+1、4次:X^4+X+1, X^4+X^3+1, X^4+X^3+X^2+X+1、
5次:X^5+X^2+1, X^5+X^3+1, X^5+X^4+X^3+X^2+1, X^5+X^4+X^3+X+1, X^5+X^4+X^2+X+1, X^5+X^3+X^2+X+1
>>591 すばらしいです!
そんな初等的な方法があるものなんですね。
私は傍らから考えてはいましたが...。
>>r≠pだから
ここは q≠p だから の間違いですよね。
または deg(p)<11 だからってことでしょうね。
850
594 :
132人目の素数さん :
2010/09/04(土) 04:06:37 [問題]
p, qを相異なる素数とし、F_p=Z/pZを標数pの素体とする。
F_p上の多項式環F_p[X]の元f_q(X)=(X^q -1) /(X-1) = Σ[k=0〜q-1] X^kが既約である必要十分条件は、
p mod qがZ/qZの原始根であることを証明せよ。
標数0の場合はEisensteinの判定条件により、任意の素数qについてf_q(X)がQ上既約であることが示されるが、
標数正の場合はどうかという問題。これを使えば、
>>591 のr(X)がF_2上既約であることが簡単に示せる。