1 :
中村修二は腐ってる(笑:
アメリカニスト・中村修二を語ろう。
2 :
132人目の素数さん:05/01/17 15:02:09
2
3 :
中村修二:05/01/17 15:47:06
「うぇーーーーん。おこづかい、たくさんもらえないよぉ。
日本のばか。うわぁぁぁぁぁぁぁん
アメリカさんちに生まれかった。くっそぉぉぉぉぉ
だからボク、アメリカさんちの子になる!
おこづかいいっぱいもらえるし。わぁぁぁぁぁぁい」
駄スレ保守
良スレ保守
8 :
132人目の素数さん:05/01/18 15:25:10
青色発行は材料工学なのにどうしてノーベル物理学賞候補なのか
(物理の応用ではあるけれども)。中村氏のいう日米の違いよりも
技術者(工学部)と学者(理学部)の違いのような気がする。技術者が研究者
なら彼の発明の対価はUCSBで教授職を得たことでなされていると思う。
数学で世紀の大予想を証明してもせいぜい数億止まりでしょう。
技術者がさらにその上ビジネスマンというのであれば彼は楽天の創業者ぐらいの
の報酬を得ても当然ということになるのかも。いずれにせよプロ野球の
高額年棒選手と比べるとあの和解額では少なすぎますが。
当然
9 :
132人目の素数さん:05/01/18 17:36:36
>数学で世紀の大予想を証明してもせいぜい数億止まりでしょう。
えっ、お金もらえるんですか??
数学の証明なんて市場では全く評価されないから0円では?
本書いたり講演したりすれば印税とかギャラがもらえるかもね
っていうレベルだと思うんですが。
10 :
132人目の素数さん:05/01/19 12:32:30
フィールズ賞やアーベル賞は1億ぐらい出るのでは?
確かなことは分かりませんが。
>>1 □ 数学板は、数学に関する情報交換と学問的な議論の場所です。
□ 投稿する前によく読みましょう -「2ちゃんねる初心者のためのページ」も参考にしてください。
▽新規スレッドを立てる前に、重複スレッドがないか、 「スレッド一覧」でご確認しましょう。
・検索方法は、ブラウザの「Ctrl + F」(Windows)・「コマンド゙ + F」(Mac)。
>>9 ミレニアム問題のことをいっているのでは?
一つにつき100万ドルだから、X個解いてX億円。(といっても、ミレニアム問題は7つしかないから最高で7億だけど)
もしくは超円安なら一つ解くだけでもっともらえるかも。
13 :
132人目の素数さん:05/01/20 00:03:23
ミレニアム問題全部解いても、中村並みか。
中村に言わせれば、夢のない世界ってことになるな。
良い数学者は育たないらしいぞ。
お金が欲しくてやってるわけじゃないでしょ。
勿論ただ働きなんか嫌だろうし、お金が好きな数学者もいるだろうけど、
お金が稼ぎたければ数学者なんかにならないよ。
>>14 お金を稼ぎたくなくても名前を上げたいって数学者はいるだろうね。
賞金稼ぎもいるみたいだし。
中村氏に関しては感情のもつれが大きな要因な希ガス
16 :
132人目の素数さん:05/01/20 06:34:46
島津の田中氏とは対照的ですが、確かに会社の経営者との間に何か
感情的なものがなければあそこまでもめなかったと思う。
金額にしてしまうと割りに合わないとはいえそれでも(純)数学を
勉強していると工学をやりたいとは思いませんね。
17 :
132人目の素数さん:05/01/20 10:54:40
少なくとも、ご本人は、記者会見で「額が少なすぎる」
ことを声を裏返らせながら憤っておられました。
18 :
132人目の素数さん:05/01/20 15:41:47
>>9 数学でもモノによっては大金につながることはある。
n個の点が座標上にあって、それを全部通る最短経路の求め方は数学の未解決問題の1つ。
これは実社会でもかなり役に立つと思う。
でも、こういうのでも特許って取れるのかな?
化学の発明なら特許とって大金持ちになれるのだろうけど・・・
19 :
132人目の素数さん:05/01/20 15:46:39
論文を発表してしまえば、
数学は理解さえすれば出来る学問だから、
他の奴に使うな!と制御することは出来ないとね
「俺はこの解法を発見した!」と公言して、
どっかに超高額の報酬と引き換えに企業にやとってもらうという方法なら出来るか。
20 :
132人目の素数さん:05/01/20 16:13:28
>>19 >論文を発表してしまえば、
>数学は理解さえすれば出来る学問だから、
>他の奴に使うな!と制御することは出来ないとね
それは基本的にはどこの学会でも同じでは? 日本特許庁の態度は
知りませんが、アメリカなら、圧縮技術やソーティングのアルゴ
リズムで特許を取っている例がいくつかあります。ビジネスモデ
ル特許等と適当に絡めれば相当いける可能性もあるのでは。
21 :
132人目の素数さん:05/01/22 12:10:19
大金よりもどこかの教授職が欲しい!
>>21 大金があればどこかのアカポスゲトするまで粘れるじゃん
23 :
132人目の素数さん:05/01/23 14:29:36
ところで中村修二さんはどこの大学出身だったっけ?東大か京大の出身?
25 :
132人目の素数さん:05/01/23 15:57:54
>>18 > n個の点が座標上にあって、それを全部通る最短経路の
> 求め方は数学の未解決問題の1つ。
これは巡回セールスマン問題といってNP完全問題の一つでつよ。
効率的な求め方を発見したら、特許どころではなく、膨大な名誉と地位が与えられますな。
まぁ、否定的に解決される可能性が極めて高いけれど。。。
>これは巡回セールスマン問題といってNP完全問題の一つでつよ。
これはたぶん
>>26が
>>18に教えているんだろうな・・・
29 :
132人目の素数さん:05/01/24 00:09:55
>>25 ご本人曰く、試験には制限時間があるから能力を出せず、徳大へ。
時間さえあれば、どんな問題でも解ける自信があったのだとさ。(w
30 :
132人目の素数さん:05/01/24 01:29:27
>>29 コンプありまくりだな。考え方が極端でちと左翼入ってるのが…。技術者
としては超一流なんだろうけど、人格的にどうかなと。田中さんのが好感
もてるね。
31 :
132人目の素数さん:05/01/24 05:24:47
島津の方が大きな会社なので自由にやらせてくれる余裕があったという
ことかな。
島津のほうが会社としてとても大人だと思われる
中村修二さんによるとセンター試験は廃止すべきだとのこと
あのような試験でその人の能力はわからないとのこと。
東大には馬鹿しかいない。とか完全に学歴コンプですねこの人。
センター試験でその人の能力(?)はわからないにしても、言いすぎ。
でも嫌いじゃないよ。
彼の裁判は技術者の為になると思うし
34 :
132人目の素数さん:05/01/24 14:13:37
NP問題のことはほとんど知らないのですが実社会でそれ程有益なもの
なんですか? 例えばコンビ二への弁当配送の問題ならば、時間とガソリンの
節約とか排気ガス量の減少などは本質的ではない気ガス。数学的に本質的な
答えとはビジネスで言うなら弁当の質を上げることであり、環境問題なら
ハイブリッド車なりの導入だと思う。
35 :
132人目の素数さん:05/01/24 16:56:41
「大学入試の問題は超難問のウルトラクイズだ」みたいな
こと言ってたから受験勉強は苦手だったみたい。
解法暗記とかできないタイプだったんだろうな〜。
あと、試験に出ないポイントにばかりこだわっちゃうタイプ
だったのかも。
少なくともセンター試験では、発明の才能は測定できないのは事実
>>33 コンプをちゃんと発明に昇華させたのは立派。2chで発散するのはエネルギーの無駄使い。
38 :
132人目の素数さん:05/01/24 18:01:02
>>37 それも先代社長が見込んでくれたからこそだろうな。
あの変なおじさんに何億もの研究費を使わせたのは、立派だ。
>>38 だからこそあの変なおじさんを野に放った会社側のチョンボが際立つな。
40 :
132人目の素数さん:05/01/24 18:36:49
偏差値は長文を短時間で正確に読み取る能力と数学の解法パターンの暗記に
負うところが大きい能力だから工学の研究のようなモノズクリの能力とは
一致しないのが当然。プラモのようにこつこつとやっていれば誰でも
それなりの工夫や発見を得るハズ。中には画期的なものもでてくるだろう
と言えば言い過ぎか?
中村氏の発言は真実も含まれている。
42 :
132人目の素数さん:05/01/25 00:21:17
>>35 てか、要するに数学が苦手だっただけだろ。
数学苦手でも数学科じゃなければ生き残れる。
43 :
132人目の素数さん:05/01/25 00:34:00
>>40 その通りだと思うよ。努力と運でつかめるからこそ、誰もが
発明にロマンを感じるのでしょう。秀才にしかできない発見
に共感する奴は少ない。
44 :
132人目の素数さん:05/01/25 00:52:06
>>18 その求め方は工学部の教科書に何十年も前から載ってますよ.
>>26 NP完全ではなくてNP困難ですね.
重箱の隅をつつくようなレスで恐縮だが.
>>34 P=NPが証明されれば恐ろしく有益.たぶん,アメリカや日本の国家予算や一般相対論のレベルではない.
P\neq NPなら数学の話に終わると思う(こちらが大方の予想).それでも学術的な意義は大きいが.
話は変わるが,実際に会ってみると中村氏って話が無茶苦茶巧い.
話術もそうだが,中身をしぼって論理だててきっちり話すことに関しても.テレビで見るのと全く違う.
感情的になっている場面を意図的にフレームアウトして放送されてたと思うよ
>>45 中身をしぼって論理だててきっちり話すところ見たって面白くないじゃん。
>>44 養老武史もテレビだとスカしてるけど、講演会ではガハハオヤジで馬鹿話も結構するんだよな。
47 :
132人目の素数さん:05/01/25 20:36:09
>>44 >実際に会ってみると中村氏って話が無茶苦茶巧い.
短い報道ビデオだけ見て人間を判断しちゃいけないですね、確かに。
論理的な話を組み立てる能力って、試験でチェックするのは難しい
わけですが、そこまで視野に入れれば中村氏はずば抜けていたのかも。
研究したり、論文を書いたりするためには、そういう能力が一番重要
だったりする。
西武の堤義明が逮捕されるという情報が流れているが、一応上層部は本気のようだ。
ところで堤という男は相当スケベらしい。プリンスホテルに堤が泊まりに行くと、
支配人以下、従業員全員がお迎えするそうだが、そこに可愛い女性社員などがいると
もう大変。「あの子ね」という一言で、その従業員は部屋に向かう羽目になるという。
もちろんカネは払われるのだが、封印したいと思っている女性も多いことだろう。
この話を聞き、問題化することを恐れた支配人などは、「堤が来るときは可愛い
従業員は休ませておけ」と命令するとか。いやはや、何でもありだな堤
>>48 荒らしなのか?この後無限に無関係な長文コピペが貼られることになるのか?
50 :
132人目の素数さん:05/01/26 11:42:37
中村教授はUCSBでどの授業を担当されているのですか?
多分、美席や線形はあまり好きではないようにお見受けしますが。
アメリカの大きな大学では工学部は独自の、電卓を使う美席をしてる
ようですが。ご本人は多分このスレを見てないでしょうが。
51 :
132人目の素数さん:05/01/26 13:05:37
この人、裁判で200億とか言ってたんだから、
弁護士料も高額だったんだろうな・・・。赤字だったりしてw
>>51 どうせ悪徳弁護士に丸め込まれて和解を呑まされたんだから赤字はないだろう。
53 :
132人目の素数さん:05/01/26 20:25:51
サミュエル・コールマン著『検証 なぜ日本の科学者は報われないのか』
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~nkaoru/Coleman.html > 「クレジット」とは研究業績とそれによって得られる名声・信用である。
> 科学者はそれを元手にさらなる研究業績(クレジット)を積み上げて
> キャリア・アップを目指す。このサイクルに乗って、巨額の研究費を獲得し、
> 大規模な研究施設で多数の優秀なスタッフを率いてビッグサイエンスの
> リーダーとなる科学者もいるだろう。一方、努力したにもかかわらず、
> ある段階でサイクルから落ちこぼれてしまう科学者もいるだろう。自由な
> 資本市場では、チャンスをいかす才覚と資本が成功の鍵であるのに似て、
> 科学の世界では科学者としての能力と研究業績が成功の鍵である、という
> わけである。そして、クレジットサイクルが健全に機能するには、能力と
> 研究業績以外の要因 - 例えば、慣習、政治(力)、ジェンダー、人種など
> - が関与してはならない。自由な競争という前提条件が損なわれてしまう
> からである。
>
> 日本の科学界では、クレジットサイクルは機能しているだろうか。
> 優秀で勤勉な科学者が多数存在し、アメリカには及ばないにせよ、毎年
> 多額の研究資金が投ぜられている日本の科学が、世界のトップとは言えないと
> 自他ともに認めざるを得ないのは、クレジットサイクルを阻害するさまざまな
> 要因が存在するからだ、というのが著者の分析結果=診断である。
>
> どのような要因がクレジットサイクルの働きを阻害しているのか。科学界を
> 含めて我が国全体の雇用慣行となっている終身雇用と年功序列が、科学者の
> 移動を抑制するとともに組織の硬直化を促しており、また、文部科学省を
> 頂点とする官僚統制と大学の講座制に代表される職階制が、大胆で柔軟な
> 研究の展開を妨げている、と著者は論ずる。これらのいくつかの要因が
> クレジットサイクルを阻害しているために「日本の科学者は報われない」
> ことになってしまうのである。
54 :
132人目の素数さん:05/01/26 20:26:24
クレジットサイクルが健全に機能するには、能力と研究業績以外の
要因 - 例えば、慣習、政治(力)、ジェンダー、人種など - が
関与してはならない。自由な競争という前提条件が損なわれてしまう
からである。
55 :
132人目の素数さん:05/01/26 21:18:06
>>50 大学のページから解りますよ。今はアメリカのどこの大学でも微積の
授業は最初からグラフ電卓を使ってるんじゃないですかね。ないと
宿題とか大変ですよ。別に難しいってわけではないんですけど、ち
ょっとした応用問題に限らず普通の演習題でも綺麗な数字が出てく
るのだけじゃないないですし。
56 :
132人目の素数さん:05/01/26 21:27:53
>>53 「世界のトップとは言えない…」とあるけど、つか、そもそも規模の違い
も大きいよな。数学一つをとってみても、学会員数からして違うし、博士
課程のある学科の数やそこに勤める教授の数、あるいは研究所の数も違う。
それらを加味してみれば、日本の数学は世界的に見て他の分野に比べても
相当よくやってるんじゃないですかね、世界的に有名な数学者や分野のリ
ーダーが何人もいるし。
57 :
132人目の素数さん:05/01/27 00:07:59
>>53 根本はもっと単純で一般的ですよ.
権限を持っている人が責任をとらない.
58 :
132人目の素数さん:05/01/27 05:55:58
>>55 とある平凡大学の例
かたくなに電卓美席(工学部のみ)と純粋美席(それ以外の学生)
とを分けてます。あめりかは数学かの学生は4年次に再度解析があって
イプシロンはそこで詳しくやるので、本当は分ける意味はない
と思うけども。
59 :
132人目の素数さん:05/01/27 08:27:24
グラフ電卓なんて、いまだに存在してるんだ?!
なんの意味があるの?
>>59 え、普通に売ってるよ?(つか、日本でもお茶の水の三省堂とかで現物が売って
たようなきがする)新しい機種も出て来るし。カシオのとかテキサスインスツル
メンツのとか。どれも結構高いけどね。元もと理論とか得意な学生が集まるクラ
スだと確かに使わなくてもいいし、それ以外でも毎回授業で使うわけでもないけ
ど。こっちの学生は小さいころからそういうの使って来てるし、微積のクラス
だけでも、生徒たちがグラフのだいたいの形とか、方程式の解の大体の位置と
か、あとベクトル場の様子とか解るじゃん。とりあえず、そういう初めてには
解りにくそうなのとりあえず慣れさせるには便利だし、応用問題の解とか、関
数の近似値を実際に求めるにも便利。
この辺の議論(数学の微積等の授業における電卓の役割)は今でもずっとさ
れてるけど、少なくともアメリカの多くの微積の授業では、ずっと使われ
て来てるし、調べてみても、理解を助けるはしても妨げるような影響は見
られなかったっていうのがとりあえずの結論だったはず。
(でも、最近は積分が出来るのとかあるから、試験はそれなりに工夫
しないといけいのは確か)
それに、工学系の学生だったら、教授からこれこれこういうグラフ電卓買
えっていう指導があるらしいよ、やっぱ実験とかでその場でデーターの解
析するのに便利なんじゃない?解析プログラムも組めるし。
61 :
132人目の素数さん:05/01/27 10:59:15
>>56 >>53 アメリカは応用中心
純粋の規模は小さい
>>57 取らなくていいシステムだから、取らない
君の親が交通事故で誰かに過失致死を起こしたとしたら
62 :
132人目の素数さん:05/01/27 11:06:32
前もどっかのスレで見たけど、数ヲタさんって、
電卓に否定的なんですねー。ちょっと意外。
J・F・シルヴァーマン『はじめての数論』(ピアソン・エデュケーション)
には、コンピューターパッケージと対比して電卓に肯定的な記述が
あるけど・・・。
ところで日本の数学界(数学会じゃなくて)がアメリカに負けているように
喧伝されるのは、カリキュラムにも問題あるんじゃないかな?
例えばアメリカでは統計学部でもルベーグ積分から教えてるとこだって
あるし、線形代数&微積よりも集合&位相を先に教えるべきと
思うのはわたぴだけ?
63 :
132人目の素数さん:05/01/27 12:44:38
>>62 日本の確率論は測度論無しで教えてるんですか?
64 :
132人目の素数さん:05/01/27 12:44:59
一般論として、集合や移送など抽象論から入ると辞めてしまう学生
(特に工学系は)が多い。測度論を抜きにしてルべー具積分の式
から入ったら難しくもなんともないと思う。統計で使う関数が
どんなものか知らないけれどリーマン積分と値が同じにならないのが
あるんですか?
65 :
132人目の素数さん:05/01/27 12:54:57
>>61 それは科学全体でか? 数学だけだと、博士号取得者の
専攻分野の割合で一番多いのが代数(及び数論)で、
その数字は応用数学での博士号取得者数より多い。
66 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:03:26
>>65 のーてすによると数値計算や統計は応用とは別に数えている。
67 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:08:05
>>65 そいつらはどこに消えるんだ。
博士はともかく、研究の規模は純粋は極めて僅少。
レクチャラーか?企業か?
68 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:10:33
>>63 さん
速度論は、学部で教えてハイ、おしまい、ってかんぢですか。
私は某大学の大学院基礎工学部にモグったことがありますが、
基本的に速度論は知ってて当然、って雰囲気でしたね。
>>64 さん
うーん、そうですねぇ。私の
>>62 のカキコは数学が好きでやってる
人向けなのかもしれませんが。あと統計は、確率分布で
リーマン積分使いまくりですよー。そんなに難しく考えんでちょ。
どうせ私は経済学部くずれの数ヲタのタマゴですんで・・・。
69 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:14:51
>>66 数字上、そう見える訳だ
それはともかく、アメリカの場合、博士=研究 ではないから、それで研究規模を測るのは違う
日本もそれに近づきつつあるのかも
70 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:20:08
>>69 レクチャラーでないか?規模は予算で見た方が良さそうだね
71 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:31:26
>>67 そんなに消えてもいないんじゃないかな。どこかに、関連した数字
(リタイアする数学者の数とか、アカデミック就職率とか)があった
けど、忘れた。一流大学はもちろん超難しいわけだけど、大学の数
も多いしね。アカデミックのポストを希望して、それなりにできれ
ば院のある学科の教授とか、あるいは博士号だけでも(英語ができ
て教えるのが下手じゃなくて事務能力に問題なければ)少なくとも
カレッジの教授位にはなれるんじゃん。(確かに、純粋ってのを
例えばもうホント代数しか知りませんという人に取れば、昨今は
就職は厳しいかもしれないが、幾何とか代数幾何とかと絡めてや
ってれば問題無いし…)。
>>70 数学で、博士号を持っててレクチャラー止まりっていう人は
あまりいないような気が…、つか、博士号を持ってればポスドク
で学科に勤める場合でTeaching dutyがついててもAssistant Professor
から始めるのが普通だし。いまどきレクチャラーってのは、
博士号を持ってなくてかつ教えるのが上手い人で、学科の事務も
結構やりますよ、っていう人のような気が…。
72 :
132人目の素数さん:05/01/27 13:43:11
>>71 アメリカの方が院も含めて進学率が高いからね。結局、教授やってても研究より教育の比重が日本より大きいんじゃない?
日本も近づいてるよな気ガス
とにかく予算規模で比較した方が良さそうだね
日本では数学が産業に軽視されている事実も見逃せません。
アメリカでは宇宙工学、航空力学は言うに及ばず、
投資工学、暗号理論、経営・産業工学、都市・交通工学、
アルゴリズム関連などで数学の重要性が産業界に浸透しています。
数ヲタの就職先の数自体が違うのではないでしょうか?
74 :
132人目の素数さん:05/01/27 14:39:58
アメリカは地方の小さな大学でも一応形だけは数学科又は数理科学科
あるみたいだし、そこへ世界中から学生来るから底辺での充実度では
日本よりも上かも。
アメリカが圧倒的に上なのは上位層の厚さ。
日本も上位層の質ではそう負けないが、そこに到達する数が少ない。
底辺などどっちもカス。
戦前の、全国の帝大理学部定員大幅割れ状態でも、
今の、猫も杓子も博士号取得状態でも、
一流研究者の輩出数がそう変わらないのは何故だろう。
77 :
132人目の素数さん:05/01/27 15:10:15
>>72 教授個々人の教育の比率はそれこそ学科によるし(週にTeaching Dutyが何コマ
とか、教えるにしてもその内大学院の授業もいくつか持ってもいいとか)、研究
成果へのプレッシャーは無いと(博士課程のあるような学科の)Tenureにも
Tenure Trackにも到達出来ないからもちろん大きい。でも
大体どこの学科の誰が教えるどこの授業でもTeaching Evaluationを授
業毎に取ってそれが査定や進退に響くっていう意味では教育が重要と
されているのは間違いない。
78 :
132人目の素数さん:05/01/27 15:26:47
>>76 は、レベルの低下をいわんとしてるんだろうけど、まあそれもそうだけど、
そういうのと平行して分野の細分化とか受け皿の少なさも大きいね。大体、
さんざん言われてるけど、博士号取得者増分の研究職を増やしてるわけで
はないし。
>>73にもあるように、せっかくそれなりに優秀な人が沢山いて海外にめを
むければ、なんというか一般的に見ても耳目を集めやすそうなトピックが
転がってるにも関わらず、日本だとそういう比較的多くの研究者を養い易
い分野との数学の目に見える連携が不足がちだからね。(そういう意味では
アメリカの研究者は社会の目なりお金の出所をよく理解しているのか、いわ
ゆる純粋数学として見れば大したことないのでも、他の例えば生物などの分
野と数学を繋げる仕事をする人を手放しで評価する傾向がある)。
スレ違いな話題が板違いを解消するとは皮肉だ。おおいにやってくれ。
>日本も上位層の質ではそう負けないが、そこに到達する数が少ない。
日本人は勉強馬鹿ばっかり優遇するからね。
実際、そういう連中は理解は早いがそこから先の考えがない。
学者は理解ではなく結果を出すことが重要だから、考えのない人には無理。
でもアメリカの大学ってものすごいつめ込み勉強するんだろ。
82 :
132人目の素数さん:05/01/27 18:47:19
>>81 まあ、生徒はその授業の内容を始まるときは何も知らないってのが前提だか
らな。加えて、よく分かってる分野はとりあえず標準的な問題をどかどか宿
題を出してできる限り早く一通りこなせるようにさせて、古いので悟りを開
かせるよりむしろさっさと未開の地での先取権を主張させようっていう方向
の親心もあるな。
>>80 日本人うんぬんもあるかもしれないし、数学側の努力不足もあるんだろうけ
ど、日本における数学コミュニティを支える社会的な土台がアメリカと比べ
てしまうと狭く見えるのも一因だな。
83 :
132人目の素数さん:05/01/28 03:50:01
日本の院試とアメリカの博士資格試験とがだいたい同じぐらいだと思う。
だとすると日本の学生のほうが平均して数年分先にいっているのかな?
長い眼で見れば数年分などたいしたことではないが。逆にアメリカは
学部でムダをしてる分、数学を専攻してなくても大学院数学科に進学
しやすい(きついけれど)。つまり多方面から広く才能ある学生を
集めるやり方だと思う。
84 :
132人目の素数さん:05/01/28 08:55:00
>>83 だいたいそんな感じなような気がするが、最近の日本の(数学科の)院試は
どこでも「合格させる試験」だという話もよく聞くからな。そのあたり違
うかもしれん。
>>84 落とすための試験ではないってこと?東大なんか定員一杯合格させないんだけど、
これは、合格させたいのに学生がついていけないってことなのかな。数学の話ね。
86 :
132人目の素数さん:05/01/28 14:46:35
微積と線形がしっかりしていればほとんどの大学の院試は大丈夫となにかで
読みましたが、本当ですか?
もちろんしっかりとはどの程度のことかによりますが。例えば、ショーカボー
の佐武クラスとかGTM211ラングの Linear Algebra のレベルとか。
アメリカの博士課程の試験は問題の難しさよりも採点の仕方によります。
英語の文章がなってないということで減点のイージーターゲットにされ
ずいぶんいやな思いをさせられたので。
少なくとも一元数理科学研究科はそれだけでうかる。
>>86 本当にしっかりしてなきゃだめだぞ。でも集合と位相なんかもコソーリ教養の範囲で出題されてた気がす
89 :
132人目の素数さん:05/01/30 10:17:25
>>86と
>>88を聞いてると、アメリカの博士号資格試験っていうより、まさに
アメリカの博士課程の入学統一試験であるGRE Math Subject(微積+線形代数
が主で、あとは集合と位相+複素解析+確率統計)に似てきてる感じだ。まあ、
GREMath Subjectは過去問とも良く似てるしある程度機械的に解ける問題ば
かりだから、院試の方が難しいんだろうが。
90 :
132人目の素数さん:05/01/30 11:47:35
今の日本の院試はよっぽどのバカでなければ
それなりの大学(旧帝)にうかる。だから院に
逝かない奴は DQNと認定されるので就職先も
芳しくない。
91 :
132人目の素数さん:05/02/04 22:17:16
サミュエル・コールマン著『検証 なぜ日本の科学者は報われないのか』
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~nkaoru/Coleman.html > 「クレジット」とは研究業績とそれによって得られる名声・信用である。
> 科学者はそれを元手にさらなる研究業績(クレジット)を積み上げて
> キャリア・アップを目指す。このサイクルに乗って、巨額の研究費を獲得し、
> 大規模な研究施設で多数の優秀なスタッフを率いてビッグサイエンスの
> リーダーとなる科学者もいるだろう。一方、努力したにもかかわらず、
> ある段階でサイクルから落ちこぼれてしまう科学者もいるだろう。自由な
> 資本市場では、チャンスをいかす才覚と資本が成功の鍵であるのに似て、
> 科学の世界では科学者としての能力と研究業績が成功の鍵である、という
> わけである。そして、クレジットサイクルが健全に機能するには、能力と
> 研究業績以外の要因 - 例えば、慣習、政治(力)、ジェンダー、人種など
> - が関与してはならない。自由な競争という前提条件が損なわれてしまう
> からである。
>
> 日本の科学界では、クレジットサイクルは機能しているだろうか。
> 優秀で勤勉な科学者が多数存在し、アメリカには及ばないにせよ、毎年
> 多額の研究資金が投ぜられている日本の科学が、世界のトップとは言えないと
> 自他ともに認めざるを得ないのは、クレジットサイクルを阻害するさまざまな
> 要因が存在するからだ、というのが著者の分析結果=診断である。
>
> どのような要因がクレジットサイクルの働きを阻害しているのか。科学界を
> 含めて我が国全体の雇用慣行となっている終身雇用と年功序列が、科学者の
> 移動を抑制するとともに組織の硬直化を促しており、また、文部科学省を
> 頂点とする官僚統制と大学の講座制に代表される職階制が、大胆で柔軟な
> 研究の展開を妨げている、と著者は論ずる。これらのいくつかの要因が
> クレジットサイクルを阻害しているために「日本の科学者は報われない」
> ことになってしまうのである。
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132人目の素数さん:05/02/04 22:18:11
クレジットサイクルが健全に機能するには、能力と研究業績以外の
要因 - 例えば、慣習、政治(力)、ジェンダー、人種など - が
関与してはならない。自由な競争という前提条件が損なわれてしまう
からである。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ