復活! 朝日の基地外投稿

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103名無しさん
>>3
昭和24年1月3日の天声人語(後半のみ)
お正月のお年玉として、國旗の掲揚が無制限に自由になったことは、やはり楽しいことだ。
正月の町や村に、門松が立ち晴着姿の羽根つき風景があっても、門毎に日の丸の旗のひるがえっていないのは、画竜点睛を欠くの観があった。
この数年間は國旗のない日本であった。
國旗をあげるのにその都度一々許可を得るのでは、気のすすまないのはいつわりのない國民感情である。
講和条約の締結までは、自由に國旗を立てられる日は来ないものとあきらめていた。
しかし今、日本経済自立への旗印として、マ元帥は日の丸の旗を完全にわれわれの手に返還してくれたのだ。
忘れられていたこの旗の下に、われらは耐乏の首途とし、再建と自立への出発をするのである。
さて國旗は自由を得たが、國民の手に國旗はない。戦災で國旗を失った家々には立てようにも國旗がなく、この喜びをわかつこともできないのだ。
マ元帥は國旗の自由をはなむけした。政府は國旗の現物を配給するべきである。