1 :
文責:名無しさん:
1)ここで扱うのは96年に「突破者」と言う本を出した宮崎学が、今回の参院選出馬
へ到る軌跡の検証である。宮崎は京都のヤクザの出で、早大時代は日共のゲバ隊長
を務め、週刊現代フリー記者のあと家業に転じ、80年に実家の解体屋が負債25
億円を抱えて倒産後に上京し、バブル景気に乗って地上げ屋で鳴らす。ごく少数の
早大同窓生の他は素性も知らぬこの男の5年間の活躍とその帰結は、各々の道を歩
いてきた全共闘世代にとっても他山の石となろう。
宮崎は暴対法に示される警察官僚のヤクザ排除に反発し、その延長で盗聴法や個
人情報保護法案などの管理統制強化に反対してきた。インターネットを駆使した先
駆的情宣ながら、その抵抗基盤は古色蒼然たる義理人情世界にあった。宮崎はその
観点から、卑しい職業のトップに政治家を掲げ、2位以下に官僚>法律家>大学教
師の序列を示した。ではなぜいまさら参院選に出るのか?
「キツネ目男」で世に出たトリックスターであることを宮崎は熟知している。彼
は自らが総裁の独裁政党の電脳突破党総会で「突破者よ、もはや死のうと思ってい
たが(「突破者」が)思わぬ反響を得て、こんな者でも政治的発言が許されるのでは
ないか。今まで生き延びてこられて、世間にお返しをしようと思ってきた」と参院
選出馬の弁を述べる。世間にお返しをするなら、まず身近な借金を返すのが筋だろ
う。世間への道徳的恩返しは突破者には似合わない。
2)立候補者の取りやめが出たから支援の積もりで白川勝彦新党から出るとの経緯
や、歴史を動かす水滴にならんとの精神論はどうでもよい。だが議員になる可能性
は殆どないとの分析と、それでも勝ちたい・今までの人生の総括として戦う・2年
間の時限政党の電脳突破党は最大で最後の戦いを経て解散するとの決意とは温度差
がある。なぜ支援でなく自分が出るのかも判然としない。
宮崎が選挙に出る理由は奇麗事ではなく「私は歩けばほこりの出る人間だ。そん
な人間でも政治的発言が許される」筈だとの執念の側にあるのではないか。そう考
えると<自分は清く正しく美しく生きてきていない><若い衆を守るために公安と
裏取引をした>とのスパイ疑惑への釈明と筋がつながる。
宮崎は<部落出身者と在日の同志の自殺を機に日共を離れたが、彼ら二人の問題
意識を今も引き継いでいる>旨を述べ、立候補声明の場で号泣したそうだ。別の場
で宮崎は<新左翼はアマチャンで、革命の本隊の日共に入ったのは正しかった>と
も述べる。ヤクザ・右翼・オウム・日共との交友を誇る宮崎の派手なパフォーマン
スを「新左翼」はどう評価するのか。公安との接点が明確化しても「ほこりの出る人
間」として許容し支援するのか、これは思想的な問題だ。
2 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 14:10
3)宝島社の「公安アンダーワールド」所収のスパイ疑惑は、6月26日のネットでの原
文部分公表で全面化した。汚れ役をM弁護士に押し付けてきた宮崎は27日に、確か
に公安と会って裏取引きしたが<日時・渡した書類・過激派に貸した金額>が違う
と一部否認した。だが電脳突破党が<内部ではとっくに終わったハナシ>と言おう
と、三上治が<小さなイジワル運動は笑い飛ばせ>と言おうと、
http:// www.bekkoame.ne.jp/ha/ii26650/kcdialy_index.html での名刺や公安宛て封筒を
付しての宮崎スパイ疑惑は晴れず、マックロと推測できる。
宮崎学の出処進退の基盤がヤクザだと考えると裏取引も過激派情報提供も不思議
はないし、新左翼へのカンパも会津子鉄とよど号支援者の引き合わせも参院選出馬
もオウムの身元保証と同じくシノギの勘定の問題だ。元日共の宮崎に取って新左翼
は利用対象であっても、今回の公安スパイ問題は70年前後の「新左翼」関係者に
とっては放置出来ない思想的総括問題の筈である。
全共闘は大昔の出来事だが、青春期の記憶は誰もが鮮明に覚えているものだ。
全共闘活動家の多くは三派世代の影響を受けているが、三派都学連・全学連形成の
各派責任者クラスで公安調査庁の協力者が判明したのだ。全共闘世代の巷の中年男
女はその後の新左翼運動に接点がなくとも、自己の青春期の軌跡には自負を持って
いる。誰もが知っている元中核派や解放派の最高指導部のスパイ疑惑は、実害を遥
かに越える精神的打撃を全共闘・三派世代に与えている。
4)学費闘争勝利時の中大全中闘役員のX君が、病床で意識が明確な時の最後に「オ
レたちは間違っていなかったよな」と見舞客に同意を求めたそうだ。彼の思いは特
殊なものではなく、学館闘争時に日共方針に反してバリケードに入った民青4連会
メンバーにも聞いた事がある。三上治が言う機関決定なきボス交の噂は活動家に混
乱を招き、ブント系メンバーに不要な心労を強いた。
日共時代に自殺した部落と在日青年の問題意識を受け継ぐと述べる宮崎は、同世
代の活動家の心情は充分承知の筈だ。宮崎の取り柄は現場活動家上がりの
反権力・反権威・反管理心情であり、140万冊の販売実績を背景に「議員になると
収入が減る」と嘯く参院選出馬は突破者の原点への否定である。 「公安
アンダーワールド」の影響はかつての転向論争の新左翼版として徐々に拡大する筈
だ。その際に吉本隆明の「わが転向」を誤読して、思想的立場の無意味さや一貫性
への疑問の形で転向終焉論が登場するだろう。だが党規や党議目的忠誠が無意味化
しても、抱え込んだ相互関係や当事者間の信義は残る。
他から追求されずともどんな集団でもスパイやチクリは恥ずべき愚行である。
ヤクザや宮顕の影響か冗談半分でか独裁政党電脳突破党を作った宮崎学には、対
等関係での信義や相互扶助の意義が分からない。他方で三派形成時の近接者のスパ
イ問題を、自分の痛みとして受け止める姿勢のない三上治はサヨク興業屋で終わる
しかない。三上は宮崎と三嶋の3Mで「1998年の吉本隆明」なんて座談会をやる暇
があったら、60歳過ぎを自覚し独り立ちしてはどうかね。なお
手持名簿を勝手に宮崎選挙へ流用すれば、更に悪評が広まる事を警告しておく。
<了>
>>1-2
┌─────────┐
│ │
│ しるか! │
│ │
└―――──――――┘
ヽ< `∀´>ノ
( )
<ω>
4 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 16:03
面白い〜
5 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 16:34
6 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 16:47
なんだ。聖教新聞のコピペか。
7 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 17:03
本当に聖教新聞なの?
8 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 18:01
小泉首相の邪魔すんな! この泡沫候補!
10 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 18:12
>8>9
図星だったらしいな。(大藁
11 :
文責:名無しさん:2001/07/24(火) 18:19
┌─────────┐
│ │
│ 汁か! │
│ │
└―――──――――┘
ヽ< `∀´>ノ
( )
<ω>
新左翼(旧?)も馬鹿だねえ。
やっぱり日本共産党はすごいわ
13 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 11:02
14 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 11:03
ムキになって叩くところをみると、かなり期待できる人なのかもな。
15 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 11:04
16 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 11:04
今日の演説、テレビでやれよ。
17 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 11:38
18 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 14:33
神津 陽は1976年に解散した共産同叛旗派(共産主義者同盟『叛旗』編集委員会)の指導者。
ちなみに宮崎の周りをうろついている三上 治も75年までは叛旗派指導者だった人だよ。
19 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 16:09
書き間違いを直したのを、こっちにも載せとこ。
-----------------
しかしなぁ、「独裁制」というのを文字通りに解釈して見せているのが、
この人物の知性と感性の限界を象徴していますなぁ。
今どき、「独裁制」を文字通りの意味として受け取って追従する人間が
いるわけないじゃんかぁ。
ま、何でも文字通りに受け取れるなら、自民党は「自由」と「民主」の党ですが、
彼はそんなことも言うんでしょうかね。
(もっとも、「自民党」のネーミングには洒落の要素は入っていないでしょうけど。)
結局、言葉をつまらせた程度のことを「号泣」と書いているのと同様、
エラソウな言葉遣いで他人を指弾しても
(もっとも、根拠さえろくろく示していないのですが)、
自分の知的不誠実もしくは知的怠慢と、それを無視できる感性の乏しさを
自ら暴露しているにすぎないのですね。
20 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 17:05
名スレの予感
笑うあんたは誰を支持してるん?
創価学会?
22 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 18:48
ほんまに名スレなるんか?
創価学会の溜まり場なるんちゃうん?
23 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 18:53
新宿の演説の速報、待つ
24 :
>:2001/07/27(金) 19:22
25 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 23:13
26 :
文責:名無しさん:2001/07/27(金) 23:19
これも、何をいまさら。
すでにノダが言ってる。
論理的にはそれは言えても、実際の問題点が明示されないとね〜。
27 :
文責:名無しさん:2001/07/28(土) 01:00
>20
まったく、どいつや?
なにが名スレや?
28 :
>26:2001/07/28(土) 03:03
野田が出した奴以上のものが出るということだろう。今度はたぶん、
会津小鉄へのスパイ行為じゃないか。オウムの情報を公調に売って
いたとうのは、もうテープが出たから。
会津小鉄については、「公安アンダーワールド」を読めばわかるが、
具体的な資料はまだ出てないからな。順番としては、それに違いない。
29 :
文責:名無しさん:2001/07/28(土) 14:49
もし、宮崎が会津小鉄会の情報を公安に売っていた事が、今回のような証拠と共に
暴露されたら、宮崎はヤクザに殺されるんじゃないか?
30 :
sss:2001/07/28(土) 14:50
いいじゃない。それで
31 :
文責:名無しさん:2001/07/28(土) 15:56
しかし、5〜6年も情報漏れが気付かれなかったのか?
そして、そのことの取り繕いをどうするか?
といった問題もあるな。
32 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 13:56
http://www60.tcup.com/6005/kozu.html 7/27突破者大演説会?見聞記 投稿者:神津 陽 投稿日: 7月28日(土)12時48分50秒
★27日新宿アルタ前で「全ての突破者よ、集結せよ! 宮崎学大演説会」に出くわした。「突破者出馬せよ、魅惑の掲示板」
の事前広告ではアルタ前の17時〜20時は騒然たる突破者の渦となる筈で新宿騒乱の再現?を期待した向きも会ったようだが、
誇大宣伝で期待外れのショボイ集まりだった。電脳選挙の今後を占う意味で、通りすがりの見聞記を載せて置こう。
★アルタ前に急6時半に着くと、宮崎学集会ではなく、「新党 自由と希望」演説会が始まったばかりだった。小森禎司、安
東尚美、臼杵敬子、白川勝彦、宮崎学と候補者が話したが、特徴は政党としての一体性の欠如だ。
白川勝彦は「新党自由と希望の宣伝広告が読売新聞に掲載拒否されたのは、創価学会の圧力だ」と公約通り公明党を批判。
宮崎学もカネと支持基盤の実状を知ってか「逆の立場で考えてみよう。批判排除の公明党とは別のオープンな組織を新党は目
指す」と発言。しかし他三名は新党政策と無関係な自説のみ述べる。
★前に「閑日閑話」に闖入してきたセイゲツ君は「新宿大演説会は気合いの入ったコユい内容だった。コアな聴衆は数百人っ
てところだったが、みなさんくつろぎながらもじっと耳をかたむけていた。通行人へのビラもけっこうはけてるようだった」
と言うが、宮崎信者の誇大妄想による自画自賛にすぎない。
自由と希望の支持基盤の新宗連のうち立正佼成会が動員するとの噂なのに、その手のオバサンはちらほら程度。街宣車を取
り囲む宮崎教の突破者は中年オヤジ主体で20人程度。平野悠が買ったと言う「魅惑の勝手連」の小のぼりも三本振られている
が、回りの聴衆はどうひいき目に見ても50名。とんだ拍子抜けだった。
33 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 13:56
★「新党 自由と希望」演説会は立候補者5名の紹介と挨拶のみで7時過ぎに終了。この間に自由連合の中平まみ、高橋三千
綱、嵐の街宣車が通るが、とりわけ人気はロックリーダーの嵐。
自由と希望の街宣車が帰った後にこれから何か人寄せ企画があるのかと思うと、何もない。宮崎学街宣車では三上治が20分
以上も自論展開の長演説を続けるが、アルタ側のロック音楽と嵐のドスの利いた説得に観客は流れる。音量差もあるが完敗は
否めない。
★宮崎街宣車の司会は同行学生がロフトで見た事があると言う金井覚のようだが、おちゃらけ振りが場にそぐわない。嵐の音
量も低くなったので宮崎学がメイン発言をするかと思ったら、司会は「宮崎候補者は緑地側にいますので、希望者は話しに行
って下さい」と言う。結局は鳴り物入の宮崎学大演説会は、三上の一人しゃべりだけで7時半にあっけなく終了。待ち客も来
たので歌舞伎町に回ったらロフトプラスワン周辺も嵐が制圧していた。
---------------------------------------------------------
<補注>
「ただの演説会にはしたくない」と張り切った宮崎学大演説会仕掛人の平野悠にとっては、27日は悪夢のような一日だった
のではないだろうか? 尤もセイゲツ君は「握手しちゃったよー。かみさんも握手してもらっちゃって舞いあがってました\
(^o^)」と大感激のようだし、また別に「狭いスペースでの新宿あるた前! 三上さんの応援演説にビックリしました。車2台
で演説していた他候補者の声・演説共に負けていませんでした。さすが!年期が違う、役者が違う!」との投稿もある。だが
握手に走った者は数人だし、三上はマイクを放さず怒鳴っていたに過ぎない。
上記見聞記は久しぶりに会った駿台の教え子とPANTAのロックでも聴いてみようかと新宿アルタ前に着いた6時半から次の待
ち合わせ相手が遅れて合流する7時半までの、宮崎学大演説会?とその周辺に関する酒席での話題の部分報告である。三名の記
憶を寄せ集め復元している訳で、50人が60人とか20分が30分くらいの差があっても、冷静な目での見聞事実である。
なおアラ探しが目的ではないので、評価点を一つ。自由と希望立候補者の臼杵敬子は日本の戦後責任の欺瞞として遺族年金
の軍隊階級較差に触れた。三上の日本とアジア民衆の戦没者を祀る新たな靖国神社を作れという無謀な思い付きに比べ、臼杵
の意見は地に足の着いた仕事を予感させた。宮崎は政策論に踏み込むならホラ吹き三上より、堅実な臼杵をブレーンに採用す
べきだろう。
34 :
でもまあ:2001/07/29(日) 14:16
このひと(宮崎学)って3年ほど前,池田大作に媚びて学会に接近しようと試みたことがあるよね。
35 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 14:19
宮崎の対応
この問題についての宮崎の対応は明らかに不自然でした。委細はメルマガに記したとおりですが、掻
い摘んで言うと、当初は公安と会うこともあり得る旨示唆しながら、本では特定されていなかった弁護士
を「M」であるとまで指摘し、Mから情報が漏れていることはあるかもしれないと匂わせた上で、しかし、9
5年2月21日の公安調査官樋口憲一郎との接触については、「その日は、香港、ついでマカオに行き、
博打で800万円儲けた」などと“否認”したのでした。
以上は5月5日のHPの弁明内容です。
実は工作文書は本の出版された直後から関係者の間で問題となり、事態の重大さを認識した関係者
が、4月中に複数の国会議員や弁護士に状況を報告していたのでした。もちろん、この際、文書の真正
について疑う方もいたようですが、宮崎自身の肉声テープがあったこと、さらに関係者も概ねこれを認め
る発言をしていたことなどもあって、そういう疑念はたちまち払拭されました。
その文書の一部が5月1日に宮崎の手に渡り、上のような反応を見るに至ったわけです。
しかし、ある程度予想されていたこととはいえ、半ば開き直ったようなふてぶてしい対応振りに問題を
知った人々は大いに衝撃を受けました。
この時に宮崎がそれなりの総括を行っていれば、今回のような事態は迎えなかったでしょう。
あるいは逆に、この時に、突破者らしく、公安と会うのも当然、アジトの情報提供をするのも当然、裏取
引のため止むを得なかった、などと開き直っていれば、追及の矛先も鈍ったでしょう。
36 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 14:20
宮崎が接触を否認せざるを得なかった理由など
どうして、宮崎はとりわけ95年2月21日の面談について、否認しなければならなかったのか。
それは、この日に、宮崎が、自ら中核派に世話したアジトについて、公調に情報提供するという、およ
そ信じられない挙に出ていたからです。
そして、宮崎があえてこの日の面談について“否認”したということは、この件は、反権力文化人たる自
らの足元を根本から覆すような内容であることを、宮崎自ら十分に自覚していたからにほかなりません。
これは何も中核派という一党派の問題ではありません。なぜなら、それは宮崎が声高に唱える「仁義」
や「任侠道」にも悖る行いだからです。
宮崎は当初、公式にはHPでの記載を除いて満足な見解を表明せず、しかし、個別には公調との接触
を否定し、情報はすべて弁護士Mから漏洩されたものだと弁明しました。また、一部関係者には、わざ
わざパスポートまで呈示し、アリバイを“証明”しました。
弁護士Mだけに責任をなすりつけようとするその所業は、およそ突破者のイメージからかけ離れたもの
です。
ついで、5月中旬ころから、宮崎は、近い関係者に内々に「7月1日の出馬表明」の意向を伝え、「その
日までに出馬を宣伝してもらいたい。しかし極秘に進めてもらいたい」などと打診しました。
一方、同月16日ころには、当方宛に月刊誌「サイゾー」からの取材がありました。しかし、これは当方
宅への留守番電話の吹き込みすらなく、メールだけで回答を要求するというもので、私は未だかつて、ど
この誰とも分らない者から、こういう手法の取材を受けたことはありません。その内容も、文書が宝島社
に渡った経緯などを聞き出そうとするもので、宮崎の息のかかった者によることが垣間見えました。した
がって、私はこれに一切応答しませんでした。
同誌記事は、6月中旬に出ましたが、取材者さえ名指ししていた宮崎の名前や、イニシャルすらなく、
弁護士Mだけに焦点を絞った不自然な内容で、しかも、文書漏洩の背景に権力の謀略や党派闘争があ
る、などとし、宮崎の情報操作を受けていることが明らかでした。
なぜなら、そういう形で文書の内容を貶めておけば、万が一、宮崎に関わる文書が暴露された場合で
も、最低限、言い逃れする余地ができるからです。
同時期、「2ちゃんねる」にも、宮崎の立候補を示唆するスレッドが立ち始め、その中には工作文書につ
いて触れたものもありましたが(私が煽ったのではありません)、それに対する反応は大要、革マル派の
謀略、権力の謀略などと、上記サイゾー記事の内容と軌を一にするものでした。
37 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 14:21
宮崎が接触を否認せざるを得なかった理由など
どうして、宮崎はとりわけ95年2月21日の面談について、否認しなければならなかったのか。
それは、この日に、宮崎が、自ら中核派に世話したアジトについて、公調に情報提供するという、およ
そ信じられない挙に出ていたからです。
そして、宮崎があえてこの日の面談について“否認”したということは、この件は、反権力文化人たる自
らの足元を根本から覆すような内容であることを、宮崎自ら十分に自覚していたからにほかなりません。
これは何も中核派という一党派の問題ではありません。なぜなら、それは宮崎が声高に唱える「仁義」
や「任侠道」にも悖る行いだからです。
宮崎は当初、公式にはHPでの記載を除いて満足な見解を表明せず、しかし、個別には公調との接触
を否定し、情報はすべて弁護士Mから漏洩されたものだと弁明しました。また、一部関係者には、わざ
わざパスポートまで呈示し、アリバイを“証明”しました。
弁護士Mだけに責任をなすりつけようとするその所業は、およそ突破者のイメージからかけ離れたもの
です。
ついで、5月中旬ころから、宮崎は、近い関係者に内々に「7月1日の出馬表明」の意向を伝え、「その
日までに出馬を宣伝してもらいたい。しかし極秘に進めてもらいたい」などと打診しました。
一方、同月16日ころには、当方宛に月刊誌「サイゾー」からの取材がありました。しかし、これは当方
宅への留守番電話の吹き込みすらなく、メールだけで回答を要求するというもので、私は未だかつて、ど
この誰とも分らない者から、こういう手法の取材を受けたことはありません。その内容も、文書が宝島社
に渡った経緯などを聞き出そうとするもので、宮崎の息のかかった者によることが垣間見えました。した
がって、私はこれに一切応答しませんでした。
同誌記事は、6月中旬に出ましたが、取材者さえ名指ししていた宮崎の名前や、イニシャルすらなく、
弁護士Mだけに焦点を絞った不自然な内容で、しかも、文書漏洩の背景に権力の謀略や党派闘争があ
る、などとし、宮崎の情報操作を受けていることが明らかでした。
なぜなら、そういう形で文書の内容を貶めておけば、万が一、宮崎に関わる文書が暴露された場合で
も、最低限、言い逃れする余地ができるからです。
同時期、「2ちゃんねる」にも、宮崎の立候補を示唆するスレッドが立ち始め、その中には工作文書につ
いて触れたものもありましたが(私が煽ったのではありません)、それに対する反応は大要、革マル派の
謀略、権力の謀略などと、上記サイゾー記事の内容と軌を一にするものでした。
38 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 14:23
私の対応
これは、しかし、それと銘打っていなくても、明らかに私に対する攻撃でした。というのも、もし上のよう
な情報宣伝が事実だと受け止められれば、私がこれまで書いたり話したりしてきたこと自体の信用性が
疑われるからです。
したがって、私はあえて実名で発言を行いました。
その後、面談の翌日に樋口宛郵送された封書、宮崎の名刺、さらには情報提供の具体的内容がサイ
バッチなどで公開され(もっとも関係者には4月から明らかにされていました)、さらに私がメルマガでテ
ープがあることを示唆するに及び、宮崎は今度は一転して、樋口との接触を認めました。いわく、3回会
った、自分が世話していた信者の面倒を見るために会った、という美談仕立ての言い訳です。しかし、実
際には会った回数も、宮崎が言う公調と「裏取引」した理由も、真実は異なります。
それはおそらくこれから公開されることになるでしょう。
この際も、やはり宮崎は2月21日の接触については、なおも曖昧に否定し、その余の事実関係につい
ては「黙秘」しています。
その後、「2ちゃんねる」などで、私に対してヒステリックな攻撃が加えられ、野田は公調のスパイで運
動破壊を目論んでる云々、等々の宣伝が加えられたのですが、私が国賠訴訟まで起こし、それまでの
経緯などから、個人としては最も公調と先鋭に対立していることが明らかになるにつれ、さすがにデマに
も余りにも説得力がないことに気がついたのでしょう。そういう攻撃はいったんは影を薄めました。
ところが、ここに宮崎の狂信的“信者”が現われました。事実関係を本当に正確に認識しているのか否
か定かではありませんが、どうやら上記事実はほぼ把握した上で、なおかつ宮崎に傾倒し、「宮崎と歓
談したことすらあるのに、これを裏切るのは人間的に許せない」などとして、ファナティックな人格攻撃を
始めたのです。まさに“信者”としか言えない対応振りですが、まあ、随分長くなってしまった上、話を蒸
し返すのでこの辺でやめておきましょう。ただし、中核派について当てはまることが、どうして自分たちに
は当てはまらないと考えられるのか、まったくもってその思考様式は不可解です。
39 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 14:24
運動破壊論についての見解
で、前置きが長くなりましたが、宮崎スパイ問題が運動破壊につながるのではないかという指摘につ
いてです。
まず、第一に上に見たとおり、本件暴露は宮崎の参院選出馬を妨害するためになされたものではあり
ません。逆に宮崎は、関係者からの厳しい追及の前に、参院選に逃げ込むという奇策を思いついたので
す。いったん選挙運動ないし準備作業を始めれば、宮崎に対する批判はすべて選挙に対する妨害の一
言で片付けられてしまいます。事実、そのとおりの展開となっており、宮崎は指摘されている事実関係に
ついて満足な弁解すら行わず、この問題は過去のこととして、今まさに選挙に突入しようとしています。
宮崎が当選する見込みは、こんな問題がなかったとしても、かなり低かったでしょうが、選挙が終わっ
た後には、再度問題の徹底した追及が始まるでしょう。
たしかに宮崎が盗聴法や個人情報保護法の反対運動で一定の役割を担ったことは事実かもしれませ
ん(ただし、周囲が言うほど過大評価されてもならないと思います)。しかし、同時に上のアジト密告等々
も、宮崎が持つ偽らざる相貌なのです。
もちろん、反権力の運動家が別に「清く正しく生きている」必要はなく、大事なことは目的を達成できる
かどうかということですが、この問題は、稀代の悪漢、宮崎学が単に権力と「裏取引」した云々などという
ことではない。そういう類の駆け引きでは断じてない。「仁義」とか「任侠道」とか、自らよって立つ行動原
理すらも、実は大いに疑わしいということを端的に示しているからこそ、多くの人が問題にしているという
ことを改めて指摘しておきます。
そして、そういう宮崎に頼らなければ立ち行かないような運動は、すでに敗北していると。大言壮語を
恐れず言わねばなりません。本件暴露によって、たしかに多くの運動団体が少なからざる打撃を受ける
ことはあるかもしれませんが、それは遅かれ早かれ、清算しなくてはならない性格のものなのです。
40 :
目玉のおまわり:2001/07/29(日) 14:26
なに、はたぼうがいじめられて助けを求めてるだ?
はたぼうの分際で生意気だぞ!!
逮捕だ逮捕だ!!
(といいながら、水平射撃ではたぼうに発砲しまくる!!)
宮崎信者に打撃を与える唯一の武器が神津文書だけなのは弱すぎる。
そもそも神津氏の標的は、宮崎じゃなくて三上の方だしな。
42 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 15:11
43 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 16:07
44 :
文責:名無しさん:2001/07/29(日) 16:14
なるほどね。
神津は「宮崎は政策論に踏み込むならホラ吹き三上より、
堅実な臼杵をブレーンに採用すべきだろう」と書いているが、
白川は新党のHPで「宮崎氏の紹介で臼杵さんにお会いすることができました」
と書いてる。
神津は宮崎のことをそれほど知らないのかもね。
45 :
文責:名無しさん:2001/07/30(月) 17:05
宮崎学とその他のタレント候補との得票数を比べてみよう
宮崎 学 15,624 林 寛子 66,676
舛添 要一 1,588,862 野坂 昭如 43,934
田嶋 陽子 509,841 末広まきこ 19,846
大仁田 厚 461,021 鬼沢 慶一 10,082
大橋 巨泉 412,354 須藤甚一郎 7,001
青島 幸男 284,788 ドクター中松 36,084
橋本 聖子 266,145 佐山 聡 33,762
幸田シャーミン139,125 羽柴誠三秀吉 9,390
釜本 邦茂 59,555 渡部 絵美 6,509
46 :
文責:名無しさん:2001/07/30(月) 17:16
47 :
文責:名無しさん:2001/07/30(月) 17:18
大仁田厚よりはいいと思う。
48 :
文責:名無しさん:2001/07/30(月) 18:27
やっぱり、インターネットは集票マシンとはぜんぜん別の道具だと
考えたほうがいいようですな。
49 :
文責:名無しさん:2001/08/01(水) 21:25
インターネットでは、個人の声の「量」は大きく聞こえるが、
個人の「数」が多いわけではなかったのだな。
このことは、敵対勢力側についても言えることなのだが。
50 :
文責:名無しさん:
はっきりいえば俺はダイの宮崎ファン。
氏の著作は単行本文庫本ともにほとんど購入している。
まだ買っていないのが3冊あるけど友人に借りて読んだ。
だけれどうち酒屋だから自民入れた。
俺みたいのパターン多いんではないかと思う。
個人的には大ファンでも生業に関わる問題は別。
すくなくとも氏がうちの同業の組合とかで演説とかして、皆さんの為に
こうするとか言ってくれればなあと思った。
でもそうすると、みんなにご機嫌取りしてペコペコして酒をついだりしなきゃ
いけないし、プライド高そうな宮崎さんは無理だろな。
うちを見てもわかる様に、インターネットと実際の選挙とは別だよ。