>>469 国際面 特派員メモ◆バンコク
ポルノへの情熱
タイ中部でポルノ映画を撮影していた日本人の男女8人が公然わいせつの疑いで逮捕された。
またか、である。
ポルノにかける日本人の情熱は尋常ではない。度肝を抜かれたのはフィリピンに駐在していた
約11年前、十字架のキリストの受難を再現する祭りに日本人が参加した時のことだ。
日本人記者も多数取材に向かい、手にくぎを打たれるところを見守ったが、実はサドマゾ系の
ポルノビデオの撮影だった。神聖な行事を汚されたと地元では大問題となった。
撮影過程でひんしゅくを買いつつも製品の評判は、例えばバンコクの夜の街などでは非常に高い。
「状況設定が多彩で芸が細かい」という。アニメと並んで世界に通じるソフトのようだ。
70年代セックスアニマルと呼ばれた日本人だが、アジアの歓楽街で今、多数派の感じはない。
大型バスで乗りつける団体客は日本を経済的に追う国からだ。
一方、コンドーム会社の調査で世界一セックスの回数が少ない国は日本だ。ポルノへの執着と
実践の少なさ。どう解釈すればよいのだろう?哀れな日本人。そんな感じか。(柴田直治)
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サイバラ漫画の、タイではエロ本を買うと変態扱いという話を思い出した。
(エロ本より安く本物の女性が買えるから…らしい)
「日本を経済的に追う国」ってどこだろ〜。
このコラムの上には「チベット鉄道開通で商業化、漢民族化の波が押し寄せて
チベットの伝統文化が失われるかも〜」と激しく腰の引けた、今さら何言ってんだという記事。