>>164つづき
当社とAREVA、日本原燃などとの共同提案は、ARRについては当社をリーダーとし、また、NFRCについては、
リーダーのAREVAと日本代表の日本原燃が参画し、それに複数の米国企業(※)が加わる体制で開発を推進するとしたもので、
当社はARRとして、冷却材に液体金属ナトリウムを使用したループ型の高速炉概念を提案した。
提案に際しては、文部科学省、経済産業省、電気事業連合会、日本原子力研究開発機構(JAEA)、日本原燃などとの協議を経ており、
今後の検討においても、JAEA、フランス原子力庁(CEA)などの支援を得て進めていく。
これらプロジェクトを推進・管理していくため、当社と日本原燃、AREVAの3社は共同で現地法人の設立に向け準備を進めている。
当社は今後、ARRについての概念設計や開発スケジュールなどを取りまとめ、
さらに、米国におけるビジネスプランや構想実現のための理解浸透の方策などをAREVA、日本原燃などと共同で検討し、GNEP計画の具体化に向けて積極的に取り組んでいく。
(※)複数の米国企業=ワシントングループ(Washington Group International)、BWXテクノロジーズ(BWX Technologies,Inc.)、バッテル・メモリアル(Battelle Memorial Institute)
■問い合わせ先■三菱重工業<7011.T>
※発表日 2007年11月21日
以 上
最終更新:11月22日18時6分