米　大統領　逮捕　　　　　　　

新型核兵器開発を計画　露大統領「退任後も体制継続」
10月19日8時1分配信 産経新聞【モスクワ＝内藤泰朗】

ロシアのプーチン大統領は１８日、テレビの生中継で国民からの質問に答え、
「退任後も安定した現体制が継承されることが何より重要だ」
と言明し、来春の大統領任期満了後も政治の表舞台に残ると強く示唆した。
大統領はさらに、ロシアが新型の核戦力開発を計画していることを明らかにし「強いロシア」の復活に向け、現体制の継続、前進を約束した。

プーチン大統領は、１２月２日の下院選挙で、これまで距離を置いてきた与党・統一ロシアの比例代表名簿の第１位に登載されることに同意した理由を聞かれ、
「ほかの大統領が就任する２００８年以降は、議会の役割が非常に重要になる」
と強調し、来春選出される新大統領を監督することができる「強い議会」を率いる姿勢を示した。

>>117つづき
プーチン政権は、ドイツなどを念頭に、首相に大幅に権限を委譲し、
大統領制から議院内閣制に近い制度に移行する案を検討しているとされ、大統領はこれまでに、退任後、首相に就任する可能性について言及していた。

新型の核兵器については「まったく新しい核兵器であり、コンパクトだが効率よくロシアの国防を強化するものだ」と指摘。
「ロシアはイラクではない」と述べ、米国がミサイル防衛の東欧配備でロシア側の主張を受け入れなければ「必ず対抗措置をとる」と強硬姿勢を示した。

また、「人口流出が続き危険な状態にある」極東やシベリアについて、２０１２年に極東のウラジオストクで、ロシアが初の議長国となるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議が開催されるのに向け、
この４〜５年間に連邦政府予算から５０００億ルーブル（約２兆３６５０億円）の極東発展資金が支出されることを明らかにし、「政府は極東のことを忘れてはいない」と強調した。

一方、政府系日刊紙のロシア新聞は大統領の生中継に先立つ１７日、一面で統一ロシアのグリズロフ党首の論文を掲載し、「来年以降もプーチン大統領がロシアの指導者となることが必要だ」と指摘。
下院選は「来年以降の指導者がプーチン氏となることを選ぶ国民投票である」と強調した。
最終更新:10月19日8時1分

「ブッシュは常識人か」の質問にはさらに支持率が下がるだろう。


ブッシュ米大統領の支持率２４％、過去最低に
10月18日13時20分配信 読売新聞【ワシントン＝宮崎健雄】

ロイター通信が１７日発表した米ゾグビー社との共同世論調査（１０〜１４日実施）によると、
ブッシュ米大統領の支持率は前回９月調査から５ポイント低下して２４％となり、同調査では過去最低を更新した。

ゾグビー社は「米国民は、医療保険、教育、（イラク）戦争、移民問題でブッシュ政権の行動を期待しているが、行動が起きるとは思っていない」と分析している。

ブッシュ大統領は３日、議会を９月末に通過した子供向け公的医療保険「ＳＣＨＩＰ」の拡充法案に対し、「民間の仕事を奪う」として拒否権を行使したばかり。
１年余りの任期を残して「レームダック（死に体）」ぶりが浮き彫りとなった形だ。
最終更新:10月18日13時20分