1 :
文責・名無しさん:
47(支那)は侮蔑的
麻竹(まちく)の節を蒸したり、ゆでたりして乾燥させたのがメンマ。
当時は、侮蔑(ぶべつ)的に使われていた「支那」から「シナチク」と
呼ばれていた。シナチクがメンマに変わったいきさつには、複数の説がある。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200705160117.html 「麺の上に麻竹」でメンマ 名付け親逝く
○_______.∧ ∧
.|| |朝P / / ヽ ./ .ヽ
.|| | / / `、___ ./ ヽ _________
.|| | / ./ \ /
.|| | ./ . l::::::::: ⌒ ⌒ l < 侮蔑的なんだよ。
.|| | / ./ .|===【◎】 = 【◎】==| \
.||⌒ヽ / .|::::::::::::::: \___/ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.|| 朝 )───ヽ::::::::::::::: \/ ノ
.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 丶:::::: ノ
.|| ___ノ:: 人_
.|| , --ー ̄ :: ::::::::::::::::: ̄ノ ̄ー--,,.__
/:::::::::::::::::::: ー-- .,, ..::::,, --ー " :::::\
☆朝夕の娯楽★天声人語&素粒子。46の蝦蟇★
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1171957206/
2 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:20:22 ID:FI8JZj2+0
3 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:21:26 ID:FI8JZj2+0
4 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:23:46 ID:FI8JZj2+0
5 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:27:46 ID:TUD05Wg30
「新聞はコラムを読め。朝刊なら朝日は『天声人語』、毎日は『余禄』から、
夕刊なら朝日は『素粒子』、毎日は『近事片々』から。
『素粒子』の筆者だった自分でいうのはなんだけど、
一面のコラムにはエキスがつまっているからだ
それと、『社説』をもっと気軽に利用してもらいたい。
論を述べるだけではなく、論の前提としてのニュースについても
手際よく要約し開設してあるから、
6 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:42:27 ID:FI8JZj2+0
【このスレの登場人物紹介】(1/2)
高橋郁夫 (通称イクー)
∧イク-ヘ 先代の素粒子担当であるタミー時代の天人2号を経て、
( -@∀@)ア 2004年4月から正式に天人責任筆者へ昇格した。
/ , 〈. 「どんぐり年金」ではブレイクが予感されたが、その後は
ヽ_,) _⌒;. ペダンチックな引用に終始し、スレ住人のニーズに応えている
(,, ノ´ | ̄ ̄ ̄ とは言い難い。今後の大化けに期待したい。
河谷史夫 (通称フミー)
゛丶从、, 人从 ,, 2002年12月からの素粒子担当。
,ヽ, ';, その独善と欺瞞と偏見に満ちた内容に加え
ヾ` ∧フミー∧: ,,'' 酔っ払いのクダマキのような下品な文体は止まるところを知らず、
ミヽ (∀..:;;;):: '' " 多数の住人をして「ぶん殴りたくなる」と言わしめたほど。
\ φ ...::;;;;;) "シ 素粒子担当→天人担当となる伝統からして、
ヾ .:| .:;;| .:;;|::. て いずれ天人責任筆者となる可能性はかなり高いらしい。
(ヽ (___::;i__::;i ( ''
小池民男 (通称タミー:故人)
┌──────┐
|┌────┐| 2001年4月〜2004年3月の先代天人責任筆者。
|| // || いかにも朝日的な中学生レベルの内容もさることながら
||.∧タミー∧.|| 一目でタミーとわかるヘタな文章やアクロバティックな展開、
||(@∀@∩ .|..| 自分にとって都合のいい文・言葉の部分的無断引用などを駆使し
||( ⊃ .ノ || 「ペットボトル原爆」に代表される多くの迷・珍コラムを世に遺した。
|└────┘| 06年4月執筆を続けたが食道癌のため、朝日新聞東京本社向かいの
└──────┘ 国立がんセンターにて死去。
7 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:46:17 ID:FI8JZj2+0
【このスレの登場人物紹介】(2/2)
天人2号
∧2号∧ 天人は時々イクーではない別人が書いている。
( @∀@) 〜 以前は謎の存在だったが、最近では複数の論説委員が回り持ちで
( つ旦). ~ 書いていることが明らかにされている。
と__)_) 作文能力は普通だが、いかにも面白くなさそうな話題を
. どこからともなく引っぱってくる。
深代惇郎 (故人)
┌──────┐
|┌────┐| 1973年2月〜1975年11月の天人担当。
|| //|| 筆者の意図が明確でわかりやすいストレートな表現が特徴で、
|| .∩深∩. || コラムニストとしての住人の評判は高い。
||( @∀@ )||
||( )|| タミー、イクーの駄文との比較のために、しばしば引き合いに出される。
|└────┘|
└──────┘
冨永格、福島申二 2007年4月〜
8 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:50:22 ID:FI8JZj2+0
テンプレここまで
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
....:..::..:∧_∧:::..::..::::.....
...:..:::| ̄ ̄ .|  ̄ ̄|::::...::::.......
..:.:::..::○ヾ |/ ○:::..::..::...........
.:..::|朝\. |丶. |:::..
. :::.::.|曰_____|::..::..:.:.....:.:......
.....::..::(__)_)::..:::.:.........
前スレが容量オーバーしたので建てました。
よろしくお願いします。
9 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 13:52:34 ID:FI8JZj2+0
素粒子
2007年06月27日(水曜日)付
何事にも裏がある。
その1 天下り規制論議を嘲る
がごとし。省庁→独立法人→企業
と現実は無制限。安倍首相がご執
心の公務員法改正案でも不変。
その2 社会保険庁のずさんな
仕事ぶりは労使裏協定に依拠。要
求した組合も組合、認めた管理職
も管理職。社保庁の辞書には「責
任」という文字がないらしい。
× ×
「選挙を気にするな」と前首相
は気楽なものですね。現首相は選
挙気にして賞与返上だそうだよ。
---
その1、その2は太字
嘲る(あざけ)にルビ
10 :
文責・名無しさん:2007/06/28(木) 14:06:31 ID:hVJTdWeF0
天声人語
2007年06月28日(木曜日)付
しばらく前のことだが、NHKの「みんなのうた」で『ねっこ君』という愉快な
曲が流れていた。地中で踏ん張って大木を支える根っこの歌だ。切ってし
まえば、桃栗3年柿8年、木がまた育つには長い時間がかかります――。
掛け合いの歌声を面白く聞いた。
思い出したのは、仙台のケヤキ並木の「処遇」について先日書いたら、
多くの便りをいただいたからだ。「切らずに残して」がほとんどだった。人が
樹木に寄せる愛着のほどを、あらためて思った。
その割には、ほうぼうで簡単に切られることが多い。開発ばかりではない。
近ごろは、薄暗い、目が届かないといった防犯上の理由で、公園や校庭の
木が切られている。
『私たちは本当に自然が好きか』。問いかけをそのまま題名にした本を、
塚本正司さんが著した(鹿島出版会)。住宅地の計画に長く携(たずさ)わっ
た人で、冷遇される木々に心を痛めてきた。新緑、万緑と愛(め)でられる。
その一方で、落ち葉が邪魔、虫が多い、など人の都合で厄介者にされてき
たからだ。
桜に生涯をささげ、岐阜の荘川(しょうかわ)桜の移植を手がけた故・笹部
新太郎も、樹木の生命を軽んじる人間の身勝手を憤った。植物は動物と違
い、死ぬのと殺されることに区別を付けにくい。「木を殺す意味の漢字を一字
だけ作ってほしい」と、たぎるような言葉を残している。塚本さんの思いにも
通じるものがあろう。
『ねっこ君』の歌には、近ごろ森が少なくなったと嘆くモグラが登場する。
一本の木に育まれる生命の多彩さにも思いをめぐらせたい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070628.html
>>10 > 思い出したのは、仙台のケヤキ並木の「処遇」について先日書いたら、
>多くの便りをいただいたからだ。「切らずに残して」がほとんどだった。人が
>樹木に寄せる愛着のほどを、あらためて思った。
そのうちどれほどが仙台市民、あるいは宮城県民なんだろうかと思ったり。
石原当選時の朝日川柳は非都民の石原揶揄ばかりだったので。
>前スレ27日天声
>だが、国民の不満をそらす演出を感じる人も、少なくないのではないか。
>今度のざんげも選挙前の目くらましではないのか。いぶかる声も聞こえてくる。
主語が曖昧なのはアサピーの意見てことでOK?
前スレでも言われてたが、現天人の政権叩きは自動生成のようはどこか無味乾燥な感じが漂う。
もっとアクロバティックな安倍叩きで楽しませて欲しい。
>>1乙。
落書き 6/28(木)
消えた。北絡み失踪者3人の調
査で、日本が国連に協力を要請。
× ×
消えない。日本の歴史認識への
疑念。米議会委、慰安婦で決議。
× ×
消えた。高校生向け塾「アンビ
シャス」の全国16教室突然閉鎖。
× ×
消えない。薄型テレビ化で大量
廃棄のブラウン管、行き場なし。
× ×
消えた。年金記録の確認第三者
委の前途多難。頼りは性善説か。
−−−
「消えた」「消えない」がいずれも太字。
失踪に「しっそう」、とルビ。
>>12 > 消えない。日本の歴史認識への
>疑念。米議会委、慰安婦で決議。
消えた。決議案から「性奴隷」の文言。
早野のニッポン人脈記あたりから、拉致と慰安婦を同列にして相対化しようと必死やね。
14 :
文責・名無しさん:2007/06/29(金) 14:15:11 ID:pcYYWWyJ0
天声人語
2007年06月29日(金曜日)付
大正の流行作家、田村俊子の代表作に「木乃伊(みいら)の口紅」がある。
一人の女性が夢で、唇に鮮やかな紅をさしたミイラを見る話だ。言われてみ
ればミイラは、冷徹な「死」の中にも「生」を引きとめて離さない、不思議な表
情を持っている。
エジプトで確認されたハトシェプスト女王のそれも、幽明の境に漂うような、
生の名残を宿している。紀元前15世紀に栄華を極めたという女帝である。
「ツタンカーメン王以来の重要な発見」と考古学界は興奮気味らしい。
ツタンカーメンの墓を1922年に発見した英国の考古学者カーターらが、
それより前の03年に発見していた。だが誰だかわからず、1世紀余を身元
不明で過ごしてきた。DNA鑑定の進歩によって素性が明らかになった。
「この光景を前にしては、人間のはかない命を基準にした時間など展望を
失ってしまう」。ツタンカーメンの棺を開けたカーターの回想である。古代エ
ジプト人は霊魂の不滅を強く願った。その宿る所として、肉体にも永遠を与
えようとした。
カンヌ国際映画祭で受賞した河瀬直美監督の「殯(もがり)の森」を思い起
こす。殯とは、死者の本葬前に霊の復活を願いつつ鎮める、古代日本の風
習だった。河瀬さんは、殯という「死者と生者の間にある結び目のような時
空」を、深い森に求めて、現代の物語を撮った。
女王は3500年のあいだ霊魂を待ち続け、死者として存在してきた。それ
自体が「結び目」のようなものだろう。荘厳さの漂う面ざしには口紅よりも、
王冠の方が似合うようである。
http://www.asahi.com/paper/column20070629.html
落書き 6/29(金)
『当代植物事典』6月版−−
●オガタサギゴケ 異名はヤメ
ケンサギゴケ。検察の庭で育つ。
被害者から加害者、仮装売買転じ
架空話と時とともに色を変える。
●アベシンナス 異名はナスベ
キコトナス。執着性に富む。「重
要法案」という実がなることにこ
だわる。なっても実効性は不明。
× ×
政治家らしく見えなかった政治
家。財政で失敗した財政通。筋金
入りだった保守護憲論者。宮沢喜
一元首相、老衰で逝く。87歳。
−−−
「オガタサギゴケ」「アベシンナス」が太字。
16 :
文責・名無しさん:2007/06/30(土) 04:11:23 ID:0QBXmCI30
天声人語
2007年06月30日(土曜日)付
亡くなった宮沢喜一さんが、日米学生会議の一員として初めて渡米したのは昭
和14年だった。日中戦争のさなか、日米の空気は険悪の一途である。往路の船
中、日本の立場を弁護しようと、仲間と盛んに意思統一をはかった。
会議に臨むと、向こうの学生は思い思いに意見を述べた。日本を悪く言う者もい
るが、自国を批判する者も随分いる。「言論の自由というのはこれか」。知米派で
聞こえた元首相の、原風景になった。
そうした体験をへて身についた「冷静な合理主義」が、政治家としての持ち味に
なり、弱みにもなる。期待株と目されながら、初入閣から首相就任までに29年か
かった。田中角栄氏ら親分肌のボスに疎まれたためである。「泥田をはいずり回
れない」といった陰口もついてまわった。
首相時代、指導力に疑問符がついたこともある。だがハト派の象徴としての存
在感は、最後まで揺るがなかった。自衛隊のイラク派遣に反対し、憲法9条の改
正には慎重であり続けた。
〈どの論理も〈戦後〉を生きて肉厚き故しずかなる党をあなどる 岡井隆〉。ふと
胸をよぎるのは、この歌だ。宮沢さんのような「しずかなる民主主義者」をあなどる、
粗っぽい空気が、いまの政界を覆ってはいないだろうか。
「総理大臣が刀を抜いて、『進め、進め!』なんていうのは戦国ドラマの見過ぎ」
と、宮沢さんは言っていた。民主主義は、ときに遅々としてじれったいものだ。初入
閣から1年で首相の座に就いた現職には、その辺の理解がないのかもしれない。
http://www.asahi.com/paper/column20070630.html
17 :
文責・名無しさん:2007/06/30(土) 06:01:49 ID:ZSMcsx5n0
>>16 理屈抜きの断定が並ぶw
「冷静な合理主義」が九条教の信者になるか?w
「しずかなる民主主義者」ってのも意味不明w
18 :
文責・名無しさん:2007/06/30(土) 07:29:21 ID:vPW2IyT/0
19 :
文責・名無しさん:2007/06/30(土) 09:20:01 ID:zKW3alj00
本日のET礼賛天声人語
>民主主義は、ときに遅々としてじれったいものだ。初入閣から1年で首相の座に就いた現職には、
>その辺の理解がないのかもしれない。
中国朝鮮の走狗になって反日謀略でっち上げキャンペーンを繰り返す
朝日新聞に民主主義とか言ってほしくないな。
>>19 >民主主義は、ときに遅々としてじれったいものだ。
この部分だけは正しいと思う。 ただ、この言葉を朝日に言われたくない。
自分の意に沿わないことが進められないように「民主主義の安全装置」として
サボタージュを推奨したり、逆に「早期解決」を煽って騒ぎ立てるから不信だらけ。
21 :
文責・名無しさん:2007/06/30(土) 18:29:16 ID:ZzS/4a0J0
宮沢がハト派の象徴なんて感覚全然なかったぞ
単に古い政治体制の遺物としか思ってなかった
死んでから急にハト派の象徴として祭り上げようとしてる臭がぷんぷんする
23 :
文責・名無しさん:2007/07/01(日) 02:25:49 ID:gd/6AWGI0
天声人語
2007年07月01日(日曜日)付
熱帯魚店の水槽の底で、白黒太じま模様の生き物が漂っていた。えさを探して
いるのか、せわしなく脚が動く。香港から広まった観賞用ヌマエビの仲間だ。柿の
種ほどしかなく、水質や水温が急変すると死ぬ。購入したら、時間をかけて水を
合わせるのが長生きさせるコツという。
香港が中国に返されて、きょうで10年になる。一国二制度という「水合わせ」は、
返還から50年続く約束だ。2割の水が入れ替わった計算にしては、それ以上の
中国化らしい。
今、香港人の4割が本土の人と結婚する。香港株式市場の時価総額の半分は
大陸銘柄で、観光客も半数が本土から訪れる。他方、中国政府を意識するメディ
アは自己規制に傾き、香港人による自治を意味する「港人治港」の展望も心細い。
香港は「蒸し暑い真夏の夜、青緑色の南シナ海をフワフワ揺れる、宝石とガラク
タと人を詰め込んだ小さな船」(上村幸治『香港を極める』朝日文庫)。であれば、
もやい綱の片端を北京が握り直し、ぐいと引き込んだ図が浮かぶ。
かの地を体感したのは返還前年の夏だった。突き出し看板の満艦飾、生ゴミと
香辛料の異臭、汗も凍るかというビル冷房。それらは、資本主義の水で育った「東
洋の真珠」の、虫の息にも思えた。されど真珠は呼吸を続ける。
淡水エビは、もともと海にいた種が陸封されたものだという。鳥などから身を守る
ため、多くは地味な色合いになった。さて香港はどんな色で生き残るのか。さしず
め経済というえさは安泰だ。気がかりは政治の水である。
http://www.asahi.com/paper/column20070701.html
24 :
文責・名無しさん:2007/07/01(日) 06:38:33 ID:huwRnlzy0
素粒子みたいなコラムは引退記者の左遷場所なんだよ。確か河谷史雄 という年寄り記者が書いている。つまり河谷は左遷されたのさ。馬鹿な年寄りだよな。吐き気がするよ。
25 :
文責・名無しさん:2007/07/01(日) 06:41:24 ID:huwRnlzy0
天声人語についていえば、日本人の日本語レヴェルを低下させた功績がある。天声人語の場合、日本人の日本語レヴェルを低下させて、もって反日工作を展開中であると評価できる。あんな駄文が文章の模範か。おお笑いだ。
26 :
文責・名無しさん:2007/07/01(日) 09:22:39 ID:R4wKxnn20
>>23 やたら「淡水エビ」に詳しいのは、「干潟を守る」サヨク活動で勉強したからか?w
落書き 6/30(土)
落ち目のふたり−−
●発足以来、63→53→47→39→
37→(38→40)→36→31%と内閣
支持率下落の逆風やまず。安倍首
相はやたら採決強行策連発。来月
参院選への焦りと不安の表れか。
●詐欺容疑者となった下公安調
査庁長官。朝鮮総連にかかわった
のは「引き揚げ者の自分の琴線に
触れたから」とか言っていたが、
金銭まみれの話が出るわ出るわ。
× ×
6月尽。<今朝咲きしくちなし
の又白きこと> 星立子
−−−
尽に「じん」、又に「また」、とルビ。
>>23 >香港から広まった観賞用ヌマエビの仲間だ。
日本産のヤマトヌマエビを飼うと「乱獲に手を貸す」と批判されるので
その代替品として海外産が増えてるんだよね。
>>27 自分が落ち目だってことは微塵も感じていない様を見てると、
読みながら生温かい笑いがこみ上げてくるな
>>1 今更ですが、乙。
>>23 相変わらず、筆遣いはいい。
イメージの展開がきらびやかに忙しくて、文章内容が記憶に残りづらいと言うのは、天人子(今
日は粛然たる福島氏、かな?)の特徴なのでしょうかね。
第5段落『資本主義の水で育った「東洋の真珠」の、虫の息』は、資本主義の水が香港には適合し
なかった、と言いたいのでしょうか。
それにしては、第6段落『淡水エビは、もともと海にいた種が陸封されたものだという』からは、
大陸亜細亜が「東洋の真珠」を奪い取った、というイメージを喚起させる。
煌々とした表層のワリには、内容が引き裂かれた感じで、まあそれも香港らしいといえばらしい
のかも。
>>27 いつもいつも、素粒子文字起こし、ご苦労様です。
ふたつ目、朝鮮総連云々は、緒方氏が詐欺ッたという方向で進んでいるので、本国からも援護射
撃が飛んでいますな。
鮮人メンタリティへの嫌悪感もさることながら、さらにその尻馬に乗ってはしゃぐマスメディア
に反吐が出る。
天声人語 2007年07月02日(月曜日)付
喜怒哀楽のうち、表情や動作で示しにくいのは「怒」かもしれない。だから人はそれを語り、
書く。詐欺で捕まる元公安調査庁長官、原爆投下を「しょうがない」と表現する現職防衛相。と
ろける日本社会に憤りの文字が並んだ6月の言葉から。
牛ミンチ偽装のミートホープ社は「悪知恵のデパート」の様相。「どの社も品質保持をぎりぎ
りのコストでやっている。肉をごまかすという安易な手段に強い怒りを感じる」と、取引をやめ
たアスカフーズ(秋田県横手市)の営業部長。
「女の子なので、たとえこんなことになるとしても、きれいな顔で見送ってやりたかった」。
東京・渋谷の繁華街近くで温泉施設が爆発。娘の遺体と対面した千財信行さんは言葉を失った。
山口県光市の母子殺害事件で差し戻し後の控訴審集中審理。被告の元少年は改めて殺意を否認
し、遺体を押し入れに入れた理由を「ドラえもんが何とかしてくれると思った」。妻子を殺された
本村洋さんは「聞くに堪えない3日間だった」
6月から上がった住民税に問い合わせが殺到。大阪市城東区役所を訪れた無職の女性(79)
は「もう食べていけない。なんで年寄りからこんなに取るのか」
無理を重ねた「強行国会」の終幕にふさわしく、与党だけの賛成で重要法案が次々と成立した。
「延長してその結果、混乱が阻止できれば意味があるが、延長でも混乱だと意味がない」(扇千
景参院議長)。
政治に抱く喜怒哀楽については、行動で示す場が国民に等しく用意されている。投票まであと
27日。
--------------------
読者の感情喜怒哀楽を、文字で操作するのが生業のブン屋が、なにをまた白々しくも。
第1段落第7段落はブンガク者としての矜持かも知れんが、それが世論誘導装置としてのメディア
の存在を暴露していて醜悪。
その醜悪さまで計算だとしたら、天人子の釣りコラムだったということでしょうが、さて。
32 :
文責・名無しさん:2007/07/02(月) 05:12:07 ID:+mUXClOt0
>>31 > 6月から上がった住民税に問い合わせが殺到。大阪市城東区役所を訪れた無職の女性(79)
>は「もう食べていけない。なんで年寄りからこんなに取るのか」
投稿スレでは小泉事務所に電凸して「バカヤロー」と三回も叫んだという年寄りの投稿が出てたな。
いくら何でもそれじゃただの嫌がらせでしかないだろうと思うが、
掲載したということは朝日はそれを政治家への抗議手段として認めてるということか。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1180687570/721 > 政治に抱く喜怒哀楽については、行動で示す場が国民に等しく用意されている。
>投票まであと27日。
宇宙戦艦ヤマトのエンディングかよ。
朝日川柳選者(元天声人語筆者)も、「朝日川柳で振り返る半年間」なコラムで
去年から参院選参院選と煽ってるし。
もうジャーナリズム宣言じゃなくて、アジテーター宣言したらどうだ?
>>31 先月30日が宮沢氏追悼コラム(と見せかけた安倍批判)だったので、
今日に繰り上げになったのか>手抜きデー
落書き 7/2(月)
ついに来た−−
その1 内閣支持率28%。「国
民のために」と公務員法やら社保
庁改革法やら成立させたのにね。
その2 「日本が果たして6者
協議に今後参加すべきなのか」と
北朝鮮が嫌味。外したいんだね。
その3 志願者ゼロで大相撲新
弟子検査初の中止。外国人枠を広
げるほかないんじゃないのかね。
× ×
7月来る。参院選。先代の遺産
を継いだに過ぎない安倍政権への
諾否を明らかにする時期である。
−−−
「その1」「その2」「その3」が太字。
天声人語 2007年07月03日(火曜日)付
「しょうがない」とは、手の打ちようがないということだ。例えば天変地異である。軽いとこ
ろでは「しょうがない/雨の日はしょうがない」(『雨が空から降れば』別役実作詞、小室等作
曲)のように使うのが正しい。
久間防衛相が、出身地でもある長崎への原爆投下について「あれで戦争が終わったんだという
頭の整理で今、しょうがないなという風に思っている」と語った。「選択肢としてはあり得るの
かな」と。
本人は「説明の仕方がまずかった」と謝り、安倍首相は「国民に誤解を与える」と注意した。
問題はしかし、言い回しではなかろう。人類史に残る無差別大量殺害を、物わかりよろしく「整
理」できる神経が問われている。
米国は、2発の原爆が日本の降伏を早め、多数の命を救ったと正当化した。久間氏も、だから
「北海道はソ連に占領されずにすんだ」とみる。もっともらしい解説には用心したい。乾いた戦
略論にとらわれすぎると、きのこ雲の下に思いが至らないからだ。
自らも被爆しながら長崎で救護を続けた永井隆医師は、自宅の焼け跡で、溶けたロザリオが絡
まる緑(みどり)夫人の骨を見つける。享年37。まだ温(ぬく)いのをバケツに拾い、歩いた。
「私の腕の中で妻がかさかさと燐酸(りんさん)石灰の音を立てていた。私はそれを『御免(ご
めん)ネ、御免ネ』と言ってるのだと聞いた」(『ロザリオの鎖』)。
核兵器は、勝手に天空から降っては来ない。造る者と使う者と、それを命じる者が必ずいる。
ならば止める者になろうではないか。「しょうがない」わけがない。
--------------------
過去は変えられない以上、きのこ雲の下に生まれた悲しみであれ、乾いた戦略論的正当化であれ、
その事象から離れるに従って偏ってしまうものだとと思う。
久間氏の「しょうがない」は、その中間に、危ういバランスであるものだと、全文を読んで私は
感じた。
もちろん、被害者の方個々の想いは別で、と逃げを打っておく。
>>35 ここまで豪語する朝日が、日本と台湾に標準を向けている支那の核武装を非難したことが、かつてあっただろうか。
「中国の核は先制不使用(だから日本の核武装は良くない)」なんて屁理屈ばかりこねている気がするが。
「止める者になろうではないか」「『しょうがない』わけがない」とハッキリ述べた以上、
支那の核武装も「しょうがない」わけがないと朝日が止める様を、今後ぜひ見てみたいものですね。
37 :
文責・名無しさん:2007/07/03(火) 07:51:12 ID:faewNSW20
>>35 原爆慰霊碑の「過ちは繰返しませんから」も、朝日新聞的解釈では、
「中国様や北朝鮮やアメリカやロシアから天罰を下される(核を落とされる)
ような悪いこと・出すぎたまねを日本にはもうさせませんから」となる。
>>35 先刻、ようやく気がついたんだが。
「しょうがない」てのは被害者が言う言葉であって、戦争の加害者たる日本政府が「しょうがな
い」などと言うのは、自らの責任から逃げる言葉だ。
日本政府は戦争の加害者としての責任に向き合い、永遠に反省と謝罪を続けろ。
という風な感情が、左巻きの方々にはあるんじゃないかなあ、と。
そこまであからさまではなくても、「戦争の被害者、弱者たるわたしたち」と、「戦争を行う側
の権力者」とが、同じ言葉を吐くなんて赦せないという、歪んだ反発心があるんではないかな。
>>35 > 米国は、2発の原爆が日本の降伏を早め、多数の命を救ったと正当化した。久間氏も、だから
>「北海道はソ連に占領されずにすんだ」とみる。もっともらしい解説には用心したい。
>乾いた戦略論にとらわれすぎると、きのこ雲の下に思いが至らないからだ。
米国は、2発の原爆が日本の降伏を早め、多数の命を救ったと正当化した。広島平和文化センターの
スティーブン・リーパー理事長も、だから「アジア諸国を日本の植民地支配から解放した」とみる。
もっともらしい解説には用心したい。日本悪玉論にとらわれすぎると、きのこ雲の下に
思いが至らないからだ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200705310023.html
40 :
久間を一生懸命接待した三菱はどーするの?:2007/07/03(火) 16:26:23 ID:Fw+vab020
つまり弾道ミサイルが発射されたら夕張市民をぶつけて防衛しろと
>>41 こういうのは各所に放り投げて反論を集めてるんだと思うよ。
おそらく
>>40の文章とは逆の考えの持ち主で軍備は必要と考え
自分の理論構築の希薄さに不安を感じて他人の意見を継ぎ接ぎで
手っ取り早く組み立てようとしてる人物だろう。 放っておけ。
経世会出身の民主党議員支持者なんか、信じてる議員先生様が
防衛とか経済政策に全然発言を行なわないから寂しいだろうね。
43 :
文責・名無しさん:2007/07/03(火) 21:49:21 ID:h5I0G5bJ0
>>35 鮮人の原爆認識に近いものを朝日は持っていたのでは?w
原爆によって作られた日本国憲法は無効だわなw
落書き 7/3(火)
「しょうがないわねえ」と玄関
にお母さんの声がします。お父さ
んが昨夜また、へべれけになって
帰ってきたのです。いつものよう
に酔眼朦朧、正体もありません。
今朝「いい加減慎んでよね」と
厳しい注意を受けて頭をかいてい
ますが、なにまた父は繰り返すに
ちがいありません。(家庭日記)
× ×
年金、失言、人気下落。安倍内
閣は、しょうがないことだらけ。
× ×
新聞をやぶいて折つて袋掛 蔵
−−−
朦朧に「もうろう」、とルビ。
45 :
文責・名無しさん:2007/07/04(水) 01:30:35 ID:MVtJDdyQ0
>>44 「しょうがない」なんだから、久間氏発言の関連のつもりなのかもしれませんが。
コラム内小芝居と現実とが、全然相似形じゃないから、風刺にも何もなっていない。
つうか、久間氏の発言と上手に重ねる努力すら放棄した様は、逆に清々しくも感じるな。
何か新しい芸術様式を造っている最中なのかな。
そういやこの様式は、オレが毎朝便所でがんばって産みだす芸術と、びっくりするくらいそっくりだ。
天声人語 2007年07月04日(水曜日)付
芝居に出てくる馬は、前脚と後脚を別の役者が演じる。何かの拍子に馬がこけ、役者の体や顔
がのぞいては興ざめだ。一度でもみっともないのに、あっちでゴロリ、こっちでポロリと続いた
日には、もはや進退窮まり、幕を下ろすしかない。
久間防衛相が、原爆投下をめぐる「しょうがない発言」の責任を取って辞める。過去にも不用
意なコメントで物議を醸してきた人だ。そういう軽めの人物が初代防衛相となり、自衛隊という
重い組織をきょうまで預かっていたかと思うと、何やら背筋がひんやりする。
安倍内閣では、すでに何人かの閣僚が馬から転げ出て、姿丸見えで右往左往するの図。首相は
そんな馬脚大臣たちをかばおうとしたが、もう3人がいなくなった。
この内閣には、政権誕生までの論功で登用された人も少なくないと聞く。「産む機械」「ナン
トカ還元水」「しょうがない」。問題発言や問題行動がこう続くと、首相の任命責任に触れざる
を得ない。
「投げたことのない人をピッチャーにしたり、三塁手だった人にキャッチャーをやらせたりし
たから、うまく回転しなかった」。森元首相はおとといの講演で内閣をそう評した。だが守備位
置の前に、そもそも試合に出る資格はあったのか。安倍監督の見る目も問われる。
山道が険しくなり、乗ってきた馬を降りなければならない地点を「馬返し」と呼ぶ。富士山や
日光の地名にも残る。参院選という尾根を控え、馬は脚から消えていく。自ら挑んだ山登りとは
いえ、安倍さん、いよいよの徒歩ですよ。
--------------------
全体的に、政権を攻撃できる喜びと、閣僚の首を取ったと言う高揚感に溢れた文章。
第2段落「何やら背筋がひんやり」にも、芝居がかった大仰な仕草を感じる。
イヤミを書斎派風の小上手な表現でコーティングして散らした感じ。
第4段落に挙げた「問題発言や問題行動」の詳細を、あんたがたは報じたか?
尻も頭も隠さない芝居馬のそのまた尻に乗って、かっぽれ踊っていただけじゃないか。
締めの段落「いよいよの徒歩ですよ」には、さあ次は安倍の首だ、というウキウキ気分を感じて
しまい興醒め。
「ナントカ還元水」って、当人自殺してるのにまだ言うか。
落書き 7/4(水)
辞任、自殺、辞任。美しい国を
目指すとか言うておった論功行賞
お友達内閣、9カ月でぼろぼろ。
× ×
公明に言われたから、選挙だか
らは明白。当人もかばった首相も
当初問題と認識せず後手を引く。
× ×
年金記録のミスの多さも宙に浮
く恐れも先刻ご承知。社会保険庁
内に広く認識あれど後手に回る。
× ×
<伸び盛り茂り盛りの庭の樹に
暗き空から稲妻光る> 柳澤桂子
>>49 この下品かつワンパターンどうにかなんないの?
そろそろ筆者交替して欲しい。
天声人語 2007年07月05日(木曜日)付
「雑」の字にはいくつもの意味がある。雑種や雑居あたりは色んなものが入り交じる様。雑用、
雑音などの含意は、主要でない、余計なというところか。先日公開された国会議員の06年の収
入に、雑所得なる項目がある。
所得の中で、印税、テレビ出演の謝礼、講演料などが、分類しにくいという意味の「雑」に放
り込まれている。様々の実入りが合わさった副収入は、雑のすべての意味を併せ持つ。
所得を報告した衆参710人で、雑所得の稼ぎ頭は安倍首相の2616万円だった。去年出版
された『美しい国へ』が50万部を超す売れ行きで、印税が膨らんだらしい。続いて民主党の小
沢代表。やはり自著の『小沢主義(イズム)』などで2000万円を稼いだ。
テレビ出演の収入を報告した議員は82人いた。ワイドショーの常連のような顔も思い浮かぶ。
経験や見識より、生放送で気の利いたことを言えるテレビ勘が重宝されるようだ。謝礼は1回数
万円が相場だという。
なるほど、訴える力は政治家の条件だろう。手や口を動かしての収入だから、「雑な所得」も
土地売却や株取引よりは労働報酬に近い。ただし、その源泉は肩書だ。上位お二人の本は、与野
党の顔でなければあれほどは売れぬ。テレビ議員の大半も、バッジが外れたらお呼びはかかるま
い。
政治資金の中では小遣い銭ほどの額でも、肩書ゆえの収入であれば公の色をまとう。慈善に使
う細やかさを政治家に期待するのは、おめでたすぎるだろうか。雑には粗いという意味もある。
「雑に消える所得」では寂しい。
--------------------
前半は面白かったんだが、後半は「雑」という文字の語感に頼る「粗い」まとめで残念。
「慈善に使う細やかさ」は、上品な下衆さを感じる。
議員の雑所得には、どれくらいの課税がされているのか、どれくらい控除されているのか、とい
うあたりの数字を密に使って硬いオチへ持ち込んだら、流石クオリティペーパーのコラムだと、
思うんですがねえ。
雑なコラムですね
>慈善に使う細やかさを政治家に期待する
公選法とか色々しばりがあると思うぞ
なにより朝日らが「売名」と大騒ぎするのはミエミエ(w
>>51 ば か や ろ う
「雑所得」は単に税制上の所得区分だろうが!!
本業以外にちょこちょこ動いて出版の収入だの
テレビ出演の謝礼(eg.加藤工作員)だの、朝日の
社員だって「雑収入」あるだろうが。
「朝日新聞社員」「朝日新聞編集委員」の肩書きで
しゃしゃり出る身内には触れずに内閣叩きか。
もう滅べよ!こんな偏向報道機関は。
ちなみに、年金収入も「雑収入」に入る。
55 :
文責・名無しさん:2007/07/05(木) 22:33:09 ID:HQ0YuLJx0
>>51 岩波や朝日の非現実的なサヨク本が売れないので僻んでるなw
落書き 7/5(木)
7月の鳥−−
× ×
●久間鳥 人語をしゃべるキュ
ウカンチョウの変種。口癖の「し
ょうがない」をとがめられ、9カ
月間巣とした防衛省を追われた。
●ボロボロドリ 首相官邸に生
息。繕っても繕っても、羽が抜け
ていく。「カイケン」と鳴いてい
たのが「ネンキン」に変わった。
●見切り鳥 餌は減らされ、非
難は絶えずの社保庁から「ジコツ
ゴウ」と鳴いて大量に飛び立って
いる。嫌気がさしたとみられる。
−−−
「久間鳥」「ボロボロドリ」「見切り鳥」が太字。
57 :
文責・名無しさん:2007/07/06(金) 01:08:56 ID:dwrtjxD50
嘘つき鳥
泥棒鳥
売国鳥
捏造鳥
歪曲鳥
デッチ上げ鳥
謀略鳥
工作鳥
お前が言うな鳥
のお前が言うな
>>51 野中みたいに辞めても「護憲派の大物」と朝日はじめ左系メディアが
チヤホヤしてくれる例もありますが。
高給取りと言われる朝日の記者の皆さんはさぞ慈善活動に熱心なんでしょうねえ。
>>54 今回の天人と同じ理屈で「積み立てた年金が「雑収入」扱いされるのは納得できない」
という投稿が以前声欄にあったよ。
こういうのが言葉狩りのきっかけになっていくんだろうなあ。
>>56 風刺にも何にもなってない、子供のイジメ並みの罵詈雑言でしかない。
正直2chの書きこみの方が笑えるしひねりが効いてると思う。
59 :
文責・名無しさん:2007/07/06(金) 03:43:34 ID:0POpb7TW0
60 :
文責・名無しさん:2007/07/06(金) 11:13:16 ID:8xuBVOEB0
>>56 >●ボロボロドリ
幼稚園児の「ボクの考えた空想上の動物」と同じレベルの発想だな。
そのぐらい何の捻りもないネーミング。
天声人語 2007年07月06日(金曜日)付
何が暑いってこれほど暑苦しい様はなかろうという戯(ざ)れ歌である。〈西日さす九尺二間
(くしゃくにけん)に太っちょう背(せな)で子が泣く飯が焦げつく〉。真夏の夕日がべったり
当たる裏長屋で、子守と炊事に追われる肥えた母親。わずか6畳分の空間で「ママ」が二つも熱
くなってはたまらない。
気象庁の予報では、この夏は暑く、残暑も厳しいそうだ。冷房機器が行き渡っても、日本の盛
夏はなお「しのぐ」季節である。とりわけ、ふくよかなご同輩は夜間がつらい。この皮下脂肪を
脱いで、枕元に畳んでおくわけにはいかない。
国立環境研究所によると、20世紀末の東京では、気温が27度を下らない夜はひと夏に4、
5回だった。それが、2011〜30年には3倍に増えるとみる。気温35度以上の昼も5割増
しだ。
極地の氷が解けて沿岸部が水没するといった警告には、実感がわかない人もいよう。しかし、
蒸す夜が遠からず3倍になると知れば、話は違う。うだる熱帯夜が嫌なら、今夜から省エネに努
め、温暖化を遅らせるしかない。
「西日さす」が枕に振られる落語「青菜」では、屋敷で働く植木屋が暑気払いの酒肴(しゅこ
う)にあずかる。井戸から出した直し酒と、氷に盛ったコイの洗いだ。酒食や怪談で涼が取れた
時代はいい。ほかに手がない事情はあろうが、気温も少しは低かったはずだ。
環境研は、冬の「零下の夜」は3分の1に減ると予測する。寒がりは助かるなと、のんきなこ
とは言うまい。この夏の冷房を絞れば、来年が少し楽になる。生涯の寝苦しさを均(なら)すつ
もりで、心したい。
--------------------
温暖化ガス削減とやらで本当に環境の変化を止められるのかよ、というのは別にして、コラムと
しては、大変面白かった。
「温暖化を遅らせるしかない」という表現はなんだろうな。異論への対応か、中国様への配慮か。
>とりわけ、ふくよかなご同輩は夜間がつらい。この皮下脂肪を脱いで、枕元に畳んでおくわけにはいかない。
余計に暑苦しくなるようなことを書くなよw
お前の皮下脂肪など想像したくもないわ。
安倍を批判するためなら小沢ヨイショを躊躇わない。
反安倍の姿勢はまったくブレなし。
64 :
文責・名無しさん:2007/07/06(金) 22:43:38 ID:+IEdlsPa0
>>61 80年代の朝日新聞の元旦号に出てた「極地の氷が解けて沿岸部が水没するといった警告」は
既にお笑いの対象になってたと思うがw
まだ、やってたとはw
落書き 7/6(金)
首相の記者会見を見て作る。
× ×
ア あれこれやったと自画自賛
ベ べらべら並べ立て胸を張る
シン 信じたいけど募るは不安
ゾ 存じ違いの自己高評価
ウ 美しい国などどこにある
× ×
勝つかも知れぬ野党党首は負け
れば辞めると退路断ち、負けるか
も知れぬ与党党首は責任論回避。
× ×
鉢一つ求めに入谷の鬼子母神。
<朝顔市色香押へし団十郎>和子
−−−
「ア」「ベ」「シン」「ゾ」「ウ」が太字。
天声人語 2007年07月07日(土曜日)付
「大人になったらなりたいもの調査」(第一生命)で、女子の首位は10年続けて食べ物屋さん
だという。保育士や看護師の人気も根強い。幼い頃、あこがれの職業を、着せ替え人形と相談し
た人もいるだろう。
タカラトミーの「リカちゃん」が、発売40周年を迎えた。累計5300万体。日本の少女文
化を担い続ける。50歳前後までの女性なら、多くが一度は彼女と遊んだはずだ。
開発者の小島康宏さん(66)にお会いした。かつてのタカラはビニール用品専門で、業界の
空気は「膨らませ屋が何を」だったという。社長は「3年は売る」と意気込み、3年後には「あ
と10年」に。小島さんは腹を据え、長女の名前を里香とつけた。
少女漫画の悲話をまね、リカの父は行方不明という設定。子供が遊ぶ時は、これが地域により
「出漁中」や「東京へ出稼ぎ」になった。後に、父親はフランス人の音楽家と「発表」された。
その種のあこがれは、双子の妹や白い家具など、膨大な商品群を生んだ。
この40年で日本女性の寿命は11歳延び、産む子供の数は2.2人から1.3人に減った。
自由時間や選択肢は増えたが、幸福感はどうだろう。リカちゃんの購入層は約5歳若返り、幼稚
園児が主となっている。おとぎ話で遊べる時期が、昔より早めに終わってしまうのだろう。
夢がより現実的になっても、「なりたいもの」が社会に優しく役立つ仕事なのには救われる。
その情操を育むのに、リカちゃんも一役買ったのか。「永遠の11歳」は目に星を浮かべ静かに
ほほ笑むだけだ。
>>66 > この40年で日本女性の寿命は11歳延び、産む子供の数は2.2人から1.3人に減った。
>自由時間や選択肢は増えたが、幸福感はどうだろう。リカちゃんの購入層は約5歳若返り、
>幼稚園児が主となっている。おとぎ話で遊べる時期が、昔より早めに終わってしまうのだろう。
そりゃ朝日の大好きなジェンダーフリー論者が、
「おとぎ話」を必死こいて否定し続けてきたのも一因ではないのか?
68 :
文責・名無しさん:2007/07/07(土) 19:04:14 ID:i1Ybcmzn0
>>66 極左女に人気の公務員といえば、調理師、保育士、看護師であろうw
朝日がマ元帥を崇めたからか、GIジョーという米兵とバーディーというコールガール?も
もてはやされたなw
にしても、リカチャンと職業になんの関連もなし。馬鹿か?
>>65 前回選挙大勝の反動で自民が少々減らすのは当たり前、
ミンスはその反射的効果で少々増えて当たり前なんだが。
自民のトップは議席半減の大惨敗でもしない限り辞める必然性はないし、
反対にミンスのトップは、少々増えて当たり前の状況で減らしたりしたら辞めて当然。
試験を考えてみればわかりそうなもんだけどな。
たとえば実施回ごとに難易度が変動するような試験では、異なる回の
受験者同士、つまり前提条件が異なる者同士の成績を、単純に
点数だけを見てどちらが高いか比べる事はできない。
前回、前々回あたりからの選挙結果ぐらいは踏まえて、その状況の中でそれぞれの
勢力にとって増減がどういった、そしてどの程度の意味を持つかぐらいの事は
把握して文章を書かないと。それでお金を取るのは詐欺同然だと思う。
さて、試験の場合だと、そこで偏差値というものが意味を持ち・・
あ、偏差値教育もけしからんのだっけ、朝日は。
日教組の利益を代弁しなくてはならないからね。
イデオロギーで自縄自縛、人民日報日本語版の面目躍如。
落書き 7/7(土)
省庁食堂話題の一品−−
●防衛省のしょうがない弁当
前コック長が九州から取り寄せた
材料で作ったという松花堂弁当。
●法務省のヤンキーラーメン
840万円かけ1万食も作ったが
参院選絡みであわてて回収騒ぎ。
●厚労省の人任せソフト 本店
が金を取って味見したはずなのに
まずいと不評のソフトクリーム。
× ×
さて上げるのか上げないのか。
首相の消費税発言転々。この際、
はっきりさせたらどうなのかね。
−−−
「防衛省のしょうがない弁当」「法務省のヤンキーラーメン」「厚労省の人任せソフト」が太字。
72 :
文責・名無しさん:2007/07/08(日) 04:34:07 ID:bcQEye4T0
天声人語
2007年07月08日(日曜日)付
日照りが続いた後なら、「喜雨」「慈雨」と歓迎される。しかし雨は、やはり疎まれがちだ。
日々のあいさつでも、「あいにくの空模様」「足元の悪い中」などと、忌むように言い交わさ
れることが多い。
だが雨好きもいる。詩人の薄田泣菫(すすきだ・きゅうきん)は、梅雨の雨がしとしと降る
日を、「好きな本を読むのすら勿体(もったい)ない程の心の落ち着きを感じます」と随筆に
述べている。そんな日は、静かに心の深みに降りていって、独を遊ばせ、独を楽しみたい
と言う。
仏文学者の辰野隆(ゆたか)も、降りはじめると、雨を眺めながら、聴きながら、いつも
気分が快かった。「雨。雨。雨。……雨滋(しげ)き国は何処かにないであろうか」と記し、
自分の前世は田んぼの蛙(かえる)か田螺(たにし)だったらしいと言っている。
静かな感傷を許さない「暴れ雨」が、近ごろは目立って増えている。短時間に滝のよう
に降り、瞬く間に冠水や浸水をもたらす雨だ。気象庁によれば、1時間に80ミリ以上だと
「圧迫感があり、恐怖を感じる」という。とても心の深みで独を遊ばせるどころではない。
片や、数日から1カ月ほど、ほぼ雨無しが続く頻度も増えている。つまり「降らないか、
降ったら土砂降り」という二極化が進んでいる。渇水を案じて待ち望んだ慈雨が、たちま
ち災いの雨に変わる。これもやはり、温暖化と無縁ではないらしい。
大雨に見舞われた九州でも、短時間に猛烈な雨の降った所が多い。凶暴な雨である。
しかし「人為の故なきにしもあらず」なら、これを「天災」と忌むだけでは事足りないのかも
しれない。
http://www.asahi.com/paper/column20070708.html
73 :
文責・名無しさん:2007/07/08(日) 05:48:41 ID:UCSV4p0a0
>>72 はい、はい、はい。意味不明の駄文を生み出す、非論理的思考法に従えば、なんでも「二極化」と「温暖化」と無縁では有り得まいし、国の責任も問わずには居られまいw
74 :
文責・名無しさん:2007/07/09(月) 03:36:00 ID:y71ioNwG0
天声人語
2007年07月09日(月曜日)付
時代小説を読んでいると「口入れ屋」という稼業が時おり出てくる。奉公口や日雇い
の仕事を斡旋(あっせん)する業者である。店に来る町人や浪人者の人物を瀬踏みし
つつ、職をあてがう。小説のこと、情に厚い善人もいれば、腹の黒いのも登場する。
当節は代わって、人材派遣会社である。和紙に筆の時代と違って、日雇いの場合だ
と、携帯電話やメールで働き手を指図して派遣する。規制緩和の波に乗って、業界全
体で大きく売り上げを膨らませている。
腹の「黒っぽい」業者もあるようだ。日雇い派遣者からの不透明な天引きが、業界あ
げての問題になっている。一度の勤務ごとに数百円。名目は「業務管理費」「データ装
備費」などさまざまだが、使途ははっきりしない。
保険料だと説明されたのにケガをしても出ず、「詐欺」と怒る人もいる。厚生労働省は
一斉指導に乗り出すことになった。全額返還を決めた大手もあるが、業界全体の総額
は100億円を超すと見られる。ちりも積もればと言うが、取りも取ったりである。
〈搾取した金は善窃取した金は悪〉と、川柳家の井上剣花坊(けんかぼう)は詠んだ。
昭和初期に川柳を「社会詩」と言った人だ。「搾取が善」とは無論、資本家への痛烈な
皮肉である。ひそみに倣って、不透明な天引きをどんな種類の「取」とみなすべきか。
〈明日と云(い)ふ希望を暗い国に置き〉という、やりきれない句も剣花坊にある。日雇
い派遣者には、低賃金に悩む若い世代も多いという。希望まで失うことのないよう、国
にはきっぱりした姿勢がほしい。
http://www.asahi.com/paper/column20070709.html
75 :
文責・名無しさん:2007/07/09(月) 05:24:29 ID:ZJzbCyDh0
>>74 朝日の空気に逆らわず仕事してると、朝日なんたらに口入れして貰える
末端アサピーいれば、天人の箔で子ども相手の書物を出す輩も居るなw
「フリーターという生き方」を賛美した朝日新聞の抱える新聞奨学生という
「低賃金に悩む若い世代」には希望まで失うことのないようw
>いけしゃーしゃー。
つ ダブルスタンダード
日本語だと「二枚舌」
「造反有理」も「改革」も、他人がやる分には煽りまくったのに、
自社の事となると・・
朝日の一種の行動テンプレじゃないか。
落書き 7/9(月)
人は代われど、また事務所費問
題。毎度おなじみ、説明不全閣僚
をナントカかばおうとする首相。
× ×
政治資金規正法改正はナントモ
効なし。首相があんなに自慢した
のにね。小手先ザル政治の見本。
× ×
取り調べ中にナント居眠りして
しまって容疑者に逃げられた警察
官。教訓一つ。睡魔一瞬恥一生。
× ×
党首の覚悟。ナニガナニシタラ
民主は引退。自民はどうするの?
>>69 最後の段落に対しては、つ
>>69ってところだな。
前回衆院選との絡みで増えて当たり前の党と
減ってもおかしくない党を一緒くたにして、
単純に増減だけで比較しようとする粗雑さに
いい加減気づけと。
三番目のはなぁ・・
これは朝日じゃなくとも言いたくなるし、
叩かれて当然のネタではある。
ただ、お前が言(ry
81 :
80:2007/07/10(火) 00:50:20 ID:5Jj35LKa0
天声人語 2007年07月10日(火曜日)付
森永乳業提供の育児相談サービス「エンゼル110番」が、相談してきた人に「実家のありが
たみ」を聞いている。家事・育児の手助けや精神的援助を抑えて、首位はしっかりと金銭的・物
的援助だった。夫の実家からの支援にも抵抗はなく、「甘え上手なママ像」と分析されている。
赤城農水相の政治団体が、両親が住む茨城県の実家を事務所とし、05年までの10年間に約
9000万円の経費を計上していた。実家のありがたみで、家賃は無料らしい。では、それだけ
の額になった根拠は何かとなる。
赤城氏は、電話代や切手代と、別の事務所の経費も合算したと説明した。いったん事務所では
ないと認めたご両親も「地元の活動拠点だ」と修正した。親心か。
この政治団体の場合、経費を裏づける領収書はいらない。だから赤城氏は「公表すべきものは
した」と強気だ。法律を盾に、疑惑に口を閉ざした前任者と同じ言い方である。安倍首相も、同
じようにかばっている。安倍氏と赤城氏は、おじいさんたちも首相と農相の関係だった。
赤城氏は、東京にある妻の実家にも、別の政治団体の事務所を置いている。無論、濃密な親類
づきあいは悪いことではない。実家は優しく、頼りになる。だが、都合よく使ってばかりでは全
国の実家が泣く。
赤城氏は予定通り、きょうにも欧州に出かけるという。帰国の予定は参院選の最中だ。このま
ま国民が納得できる説明がなければ、与党の候補者にも迷惑が及ぶだろう。政治家なら法律への
「甘え上手」だけは慎んでもらいたい。
--------------------
書き出しから締めまで、上手だなと感心した。森永乳業投げっ放しなのが瑕か。
岸信介氏と赤城宗徳氏との関係を出したり、赤城氏の言い分を載せつつ悪態を垂れたりするあた
り、言葉の使い方が巧みで丸め込まれてしまいそうだ。
メディアの皆様は、これで世論を誘導できると踏むんだろうなあ。
言葉の力ってな偉大だぜ、いや全く。
83 :
文責・名無しさん:2007/07/10(火) 06:43:59 ID:8P5nwwtF0
>>82 相変わらず論理構成力に乏しい駄文である。
「夫の実家からの支援にも抵抗はなく」の「にも」とあるからには
「相談してきた人」は「ママ」であると読めるが、「妻の実家からの
支援」は当然との含みがあるのか?
「『甘え上手』だけは慎んでもらいたい」という陳腐な結論を導くためだけに
「甘え上手なママ像」を出したのだろうが、こういう手垢のついた手法に導く
ために文章を解りにくくする利益は無いと思うw
小沢の事務所費はスルー?
>84
(*@∀@) 小沢代表は領収書をみせて説明責任をはたした。
資料の内容は膨大なので精査に時間がかかる
与党も小沢代表のように領収書を公開しろ!
私達ジャーナリズムが権力を監視してやるwwwwwwwww
落書き 7/10(火)
参院選向け公約メニュー。
●自民党 155皿が並ぶ小皿
料理。「美しい」が口癖の安倍シ
ェフは自画自賛してやまぬが、数
字の達成目標なくすこぶる薄味。
●民主党 年金、子育て、農業
の3点盛り。大味過ぎるとの声あ
り。調理場を背水の陣に設けた小
沢シェフが結果次第で引退する。
× ×
虚子に<夫婦らし酸漿市の戻り
らし>。今夜は落語「船徳」を聴
くか。「四万六千日、お暑い盛り
でございます」は文楽の名文句。
−−−
「自民党」「民主党」が太字。
酸漿市に「ほおずきいち」、四万六千日に「しまんろくせんにち」、とルビ。
社説でも数字に触れていたな。
具体的数字を出すのと、それが実現可能であるかどうかは別問題だろーが。
まるで馬鹿学生の書くレポートだ。こんなんで1千万以上の年収があるのだから
大層な御身分だな。
コラムの名前「安倍殺」とでもすれば?
それ以外に内容無いし。
90 :
文責・名無しさん:2007/07/11(水) 07:32:05 ID:/7hOwOGz0
天声人語
2007年07月11日(水曜日)付
都市近郊の畑地に野菜の自動販売機がある。透明な個室のそれぞれで、朝もぎの
トマトやキュウリが100円玉の投入を待っている。昔ながらの野菜直売所にはのどか
な風情があるものだが、「代金は箱へ/金百円也」をこの世情で貫くのは厳しかろう。
性善説にはそれなりの覚悟がいる。
「消えた年金記録」の救い方が固まった。その極意は、申し立てが「明らかに不合理
ではなく、一応確からしいこと」だという。行政の基準にしては、妙に軟らかい。安倍さ
ん、参院選を前に、一世一代の性善説である。
保険料を納めた確からしさは、家計簿や給与明細、「消えた」期間の短さなどで判定
する。そうした証拠類がなくても、話に筋道が通り、人柄や態度が良ければ給付を認め
るという。
「確認に来なきゃ確認しないだけ」「年金を自分自身で救出し」(朝日川柳)といった状
況からは、一歩前進だ。「役所発」の不手際という負い目もあるのだろう。
性悪説の監視カメラがにらみを利かす世の中で、行政の、柄にもない性善説が正直者
を救うならそれもいい。ただ、もともとが納付者のお金である。相談窓口では、救済では
なく返還だと肝に銘じてほしい。かといって公金を、売れ残りの野菜のように「ひと山い
くら」で放出されても困る。
性善説を唱えた孟子は、誰もが持っている善の兆しとして、人のことを哀れむ惻隠(そ
くいん)、不正を恥じる羞悪(しゅうお)などを挙げている。政府はこの際、格差解消には
惻隠、「政治とカネ」には羞悪と、万事、孟子流で臨んではどうだろう。
http://www.asahi.com/paper/column20070711.html
91 :
文責・名無しさん:2007/07/11(水) 19:54:33 ID:DwW65/q30
>>90 しかし、性善説とは程遠い始皇帝によって統一された支那人は善の兆しを失ってしまったのではなかろうか?w
落書き 7/11(水)
また午前様だったお父さんが、
財布を落としたので小遣いをくれ
と言って追及されています。「は
しご酒の経路を説明なさい。不合
理でなく、一応確からしいならあ
げます」と母に言われたのです。
でも、二日酔いの頭からは、記憶
がザルからこぼれるように消えて
いるようです。父は突然、「落と
した場所を覚えていたら苦労はせ
ん」と叫びました。(家庭日記)
× ×
きちんと説明できない。疑惑の
農水相もザル法を盾に取るのみ。
>>92 最後の一文がなきゃ「お前は何を言ってるんだ」としか。
ザルの絡め方も無理やりだし。
南京がなぜ三十万などという荒唐無稽な数に膨れ上がったのか
ありもしない「広義の強制性」なんてものがどこから出てきたのか
侵略を進出と書き直させられたと称する件の事実関係について
珊瑚になぜ傷がついていたのか
そして何より、そのような事を紙面でこれでもかとばかり垂れ流しておいて、
謝罪や反省どころかまともな訂正記事一つ載せるでもない朝日の
独善性と厚顔無恥さ加減について
その辺もまとめて説明頼むよ、人民日報日本語版。
天声人語 2007年07月12日(木曜日)付
漫画家の東海林さだおさんがテレビの料理番組に身もだえする様子を書いている。画面にはチャー
ハンを作るフライパンの大写し。右上あたりのご飯と具が混ざっていないのに、先生は「そろそ
ろいいですね」。思わず「頼む、頼むからそこんとこ混ぜてくれ」(『東京ブチブチ日記』文春
文庫)。
目の前の不条理に手を出せない。同じもどかしさを、間接民主主義に感じることがある。国会
審議や党首討論を見ながら身もだえした経験はなかろうか。「そこんとこ、まだ生煮えだぞ」と。
参院選が公示される。いよいよテレビの前のあなたが、画面のチャーハンに木じゃくしを突っ
込む時である。有権者の思いが重なれば、国政の味つけや盛りつけは違うものになる。
一票では変わらないと斜に構える御仁がいるが、棄権の零票ではなお変わらない。年金も格差
も税金も、これから数年の政治決断はその先の暮らしにはね返る。だから、若い人には重い一票
になる。自身に痛みの波が及んだ時、あの日は海で遊んでいたと悔やんでも遅い。
先の国会では、安倍首相の執念で重要法案が次々と成立した。それを可能にした与野党の勢力
図はしかし、前首相が「郵政選挙」で遺(のこ)したものだ。この間、ずっと軽んじられた第二
院の選挙ではあるが、そんな政治の姿と現首相への評価を下す好機となる。
平凡な民主国家に生きる幸せをかみしめたい。寝ていれば、誰にも間違いなく投票日はやって
来る。安倍さんに期待する人も、失望した人も、木じゃくしを握りしめて待とう。
--------------------
東海林さだお氏の例で言うなら、「そろそろいいですね」などとしたり顔でお茶の間に不条理を
お届けしているのは、お前さん方、マスメディアどもになるのでは。
>安倍首相の執念で重要法案が次々と成立した。
行政府の長の執念だけで法案が成立するなら国会の存在意義は?
まして、二院制の下で優越の認められていな方の院(=参議院)は
税金食うだけの要らない子って事になりはしないのか?
よりにもよって参院選告示の日に、天然ネガティブキャンペーン。
それが、朝日クオリティー。
97 :
文責・名無しさん:2007/07/12(木) 21:16:36 ID:eqvs+pPN0
>>95 >平凡な民主国家に生きる幸せをかみしめたい。
身もだえしそうな駄文w意味不明。
落書き 7/12(木)
あるのかないのか。憲法改正も
消費増税も言わぬ首相。参院選を
しのげば、叫び出すんだろうよ。
× ×
あるところにはある。全国役所
の便所に置かれた1万円。イチロ
ー選手に年俸ざっと24億円報道。
× ×
ないところにはない。農水省、
道庁の責任感。ミートホープ内部
告発放置問題の真相は結局不明。
× ×
麦酒離れというが。<つぎくれ
しビールの心伝はり来>岡安仁義
>>98 > あるのかないのか。憲法改正も
>消費増税も言わぬ首相。参院選を
>しのげば、叫び出すんだろうよ。
増税はともかく憲法改正は最初から言ってるじゃん。
勝手に年金だ、政治とカネだと騒いでおいてよく言うよ。
100 :
文責・名無しさん:2007/07/13(金) 02:49:41 ID:ZvpdcaCU0
天声人語
2007年07月13日(金曜日)付
1万円札の平均寿命は3〜4年だという。1000円札の1〜2年より長生きなのは、
釣り銭の役回りがないためだ。お札は国立印刷局で生まれ、日銀から浮世に出て、
ぐるぐると商いに立ち会う。日銀に里帰りした折、傷んでいれば裁断され、使命を終
える。
どなたが、何のつもりで置いたのか。役所の男子トイレで、紙に包まれた1万円札
が続々と見つかり、総額は400万円を超えた。たまたま物好きと縁ができたがため
に、お札たちは便所からメディアに登場する運命となった。
添えられた手紙には「修業の糧としてお役立て下さい」とある。筆跡や状況から、
同じ人物が全国を回ったようでもある。珍しく死傷者ゼロの事件とあって、連日、罪
のない推理が花盛りだ。
モノやサービスと交換され、お金は初めて、本来の役割を全うする。ぼろぼろになっ
て、親元で切り刻まれる最期こそ本望だろう。その意味で、便所の万札たちは薄幸
この上ない。持ち主が使う前に、お役人の管理下に置かれてしまった。
いやいや、はなから騒ぎを「買う」つもりであれば、見事に使われたと見ることもで
きる。この騒動、視聴者や読者に小口転売され、いましばらくは消費され続けるは
ずである。
福沢諭吉は「黄金は愚を智にし、醜を美にし、非を直にして向かうところ敵無し」と
書いた。「よく積み、よく散ずべし」と盛んに寄付もした(福田一直『素顔の諭吉』)。
金の力を知り尽くし、役立て方を説いた諭吉翁。便所に置き去りにされた札の右端
で、何を考えていたろうか。
http://www.asahi.com/paper/column20070713.html
101 :
文責・名無しさん:2007/07/13(金) 07:00:35 ID:BXZJPhom0
朝日の寿命もそろそろつきないかなあ。
>便所に置き去りにされた札の右端で、何を考えていたろうか。
脱特亜入欧
102 :
文責・名無しさん:2007/07/13(金) 07:37:08 ID:sh7+QJOy0
昔は便所紙として役にも立ったが、今では一日でゴミとなる朝日新聞w
読者に配達され、新聞は初めて、本来の役割を全うする。その意味で、朝日の押し紙たちは薄幸
この上ない。
>>103 アレハキチガイスギタ
イマガチョウドイイ
落書き 7/13(金)
段ボールとひき肉の中国産肉ま
ん。上には上があると、いちおう
は肉でコロッケのミートホープ。
× ×
無党派層での安倍首相の好感度
はマイナス14度。下には下がある
ぞと、マイナス9度の小沢代表。
× ×
半纏を貸したり、神輿の乗り代
を取ったり。お祭りが暴力団資金
源。上前はねるはやくざの常道。
× ×
大型4号接近。<台風を充ちく
るものヽ如く待つ> 右城暮石
−−−
半纏に「はんてん」、神輿に「みこし」、とルビ。
106 :
文責・名無しさん:2007/07/14(土) 09:06:31 ID:vlYUfgbF0
天声人語
2007年07月14日(土曜日)付
70年の夏、開高健は執筆のため新潟の山奥にこもる。そこで「水晶をとかした
よう」な水を飲んだ。雪洞の天井からしたたるそれは「ピリピリひきしまり、鋭く輝
き、磨きに磨かれ、一滴の暗い芯に澄明さがたたえられている」(『巷(ちまた)の
美食家』ハルキ文庫)。
水の味わいは本来、絹糸の繊細さにも例えられる。その絹糸をなたでぶった切
るような話が北京から届いた。飲めない水道水を、ボトルに詰めて売っていたとい
う。大手4社の容器を数えたら「本物」の倍あった。偽物天国きわまれりだ。
中国製の飲食品をめぐり、味以前の不祥事が続いている。水増しワインは序の
口で、大腸菌のついたイカ、二酸化硫黄が残るキノコなど、健康にかかわる違反
が止まらない。とどめは、段ボールを練り込んだ肉まんだ。
中国は食材の大輸出国である。米食品医薬品局が06年以降に確認した違反
例を、アエラの最新号が一覧で載せている。加工品から海産物、青果まで、これ
では食べるものがないと思わせる広がりだ。不衛生を薬物で相殺するような粗さ
が怖い。
悠久の時が育んだ食文化から、どう間違うと不気味な食品群がこぼれ出るのか。
思いは、いびつな経済発展に至る。大ざっぱな物づくりに金もうけの知恵が重なる
と、時にまさかの欠陥商品が生まれる。その中で、口から入る物を毒と呼ぶ。
水は低きに流れ、低きに流れた商売は毒を生む。荒稼ぎの悪意と小細工を内に
隠し、何食わぬ顔で異国の商品棚に並ぶ毒もある。中国政府には、低きに流さぬ
堰(せき)を求めたい。
http://www.asahi.com/paper/column20070714.html
107 :
文責・名無しさん:2007/07/14(土) 09:46:04 ID:SXTKZZpY0
>悠久の時が育んだ食文化から、どう間違うと不気味な食品群がこぼれ出るか。
>思いは、いびつな経済発展に至る。大ざっぱな物づくりに金もうけの知恵が重
>なると、時にまさかの欠陥商品が生まれる。その中で、口から入る物を毒と呼ぶ。
いびつな経済発展が悪いって言いたいみたいだけど、それこそ古代から羊頭狗肉って故事成語があるぐらいだから、国民性なんじゃないの?儲かれば何やってもいいって考えの人が多すぎる。
それともアサピー的には、改革開放前の社会主義体制がよかったってこと?
108 :
文責・名無しさん:2007/07/14(土) 10:51:34 ID:d/xKzlqi0
>中国政府には、低きに流さぬ堰(せき)を求めたい。
社説では指示で取り上げられないから、何とか天声人語に中国食品のせたのか。
でも、命に関わることなのに、ずいぶんやさしい口調ですねえ。
つまらん経費で赤城とか安倍に浴びせる罵声以上の批判してもいいぐらいなのに。
>中国政府には、低きに流さぬ堰(せき)を求めたい。
ま、当の中国政府はこんなことを言っているんですがね。
外交部がマスコミ批判「でっちあげ報道するな」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0704&f=politics_0704_001.shtml 練り歯磨きやペットフードなどの中国製品の品質問題が大きな注目を集めていることに絡み、
中国外交部の秦剛副報道局長(写真)は3日の定例会見で「問題があるのはごくわずかの企業だ。
中国製品全ての安全性が否定されることにはならない」と反論した。
また「マスコミが中国製品の品質や安全性について絶え間なく報道しているが、誤解やでっち
あげがある。例えば2004年から06年にかけて米国へ輸出した製品のうち99%が基準に合
格した。マスコミは客観的かつ理性的な報道を行って欲しい」と注文をつけた。
--------------------
ご主人様は「黙れ」ってさ。
中国政府そのものが、毒を生み、荒稼ぎの悪意と小細工を内に隠し、何食わぬ顔で異国の商品棚
に毒を押し込む主体である、ってわけだ。
その中国政府に「堰を求めたい」なんつっても、盗人に倉庫番をさせるようなもんで。
つうか、な。
この国で、来年は、オリンピックが開催される予定だと言う異常事態を懸念しろ。
政治的問題云々には目をつぶっても、環境衛生問題は、アスリートの生命を蝕むんだぞ。
>悠久の時が育んだ食文化から、どう間違うと不気味な食品群がこぼれ出るのか。
自称知識人ほど「中国ウン千年の歴史」とかいう文句に騙されるやつが多い希ガス。
道端にツバ吐いたりゴミ捨てたりしてても「エネルギッシュな大国」で
片付けちゃってたのが庇いきれなくなってきただけじゃないのか?
中国では四十年くらい前に蝿が根絶されたほど衛生観念が厳しいのに……。
東洋鬼子が持ち込んだんだろうなw
112 :
文責・名無しさん:2007/07/14(土) 20:36:53 ID:Z0sLStuS0
>>106 支那人が商人を卑しんだ理由に思いを馳せよw
落書き 7/14(土)
わが魔法の言葉−−
× ×
●ブッシュ大統領は「最高司令
官」。泥沼にはまったイラク戦争
からの撤退論が強まるなか、しき
りに繰り返し自分の立場を強調。
●安倍首相は「私の内閣」。何
かといえば「私の」「私の」と。
言いたくとも言えなくなる時が、
選挙結果次第ではきそうだしね。
●疑惑農水省は「ルール」。故
松岡氏も赤城氏も説明できない弱
みをつかれると反射的に連呼。唱
えれば救われると信じるらしい。
114 :
文責・名無しさん:2007/07/14(土) 22:25:44 ID:Pd6b5TNv0
>>106 これ読んで「何このまともな記事。頭でも打ったの?」って思ったんだけど
みんなあんまり反応してないところを見ると朝日でも結構こういうのあったりするのかな?
てっきり
>>109の中国政府みたいな論調で来るか、完全スルーするかと思ったんだけど・・・。
>>114 これ応援歌なんだよ、阪神ファンが愛を持ってヤジを飛ばすのと同じ。
>>114 朝日のは、支那当局によってコントロールされた支那批判であることは明白。
例えば、アエラを見よw
>>114 ここで宗主国を擁護したら、キチガイ新聞であることが確実にバレるから。
いや、ネットではバレてるんだが、未だに朝日がまともだと信じてる情報弱者は多いから。
118 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 01:10:51 ID:LoWODFpG0
119 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 02:42:38 ID:2oF7dA4X0
天声人語
2007年07月15日(日曜日)付
書店にもいろいろあるが、作家の丸谷才一さんは二つに分けている。岩波文庫
を置いている店と、置いていない店と。「そして前者が上だと思っている」と、本紙
掲載のコラムで述べている。
その岩波文庫が、昭和2年の創刊から今月で満80年を迎えた。古今東西の名
著を5433点、総数は3億5000万冊を超すというから、 日本の「教養」を連綿と
耕してきたと言える。
年配の読書家には、書目分類の「五色の帯」が懐かしいだろう。緑の帯は日本
文学、赤は外国文学、社会科学が白で、青は哲学や歴史、黄色は日本の古典で
ある。五色を取り込んだ「読書人の一生」という戯れ歌を、文芸評論家の向井敏さ
んの随筆で知った。
〈ゆめ見るひとみで緑帯/むすめざかりは赤い帯/朱にまじわって白い帯……
行き着く先は黄色帯〉。つまり、多感なころは漱石や藤村、大人びてくれば翻訳小
説、青年期にはマルクスにかぶれ……老境に入って「もののあはれ」に行き着く。
来し方を重ね合わせて微苦笑の人もいることだろう。
近ごろは、緑帯と赤帯の世代にケータイ小説の愛読者が急増中らしい。電話で
配信される小説だ。素人ぽいのだが、人気作が本になるや次々と数十万部を売り、
不況の出版業界を驚かせている。
名作を読まないと嘆く声も聞こえるが、活字離れの一番深刻な「緑と赤」の世代
である。まずは書物の世界を覗(のぞ)いてみることが大事だろう。若き日の丸谷
さんも「片っ端から歩き回った」という名著の森への道が、ぽっかり口を開けている
かもしれない。
http://www.asahi.com/paper/column20070715.html
「トウがたったら青い帯」は?
>>119 岩波文庫をステータスにするのはいいですが、町の小さな書店には基本的においていないはずですよ。
・・・委託販売ではなく、買い切り販売だから。売れない本を買い取っていけるほど町の書店には余裕はありません。
大体名作なら他の文庫でも読めるしね。
123 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 08:09:23 ID:ZfgYvViZ0
>>119 岩波って下だろ。
廉価版の「文庫本」だし、表紙カバーつける金すら惜しいんだろw
時代にそぐわないサヨク本のオンパレードの岩波ジュニア新書だけでなく、
殆どの「新書」も百均だしw
124 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 11:30:52 ID:8TRwzOSo0
>>109 >マスコミが中国製品の品質や安全性について絶え間なく報道しているが、誤解やでっち
あげがある
でっちあげって…。控えめに報道してるぐらいだろう。
日本に対してのでっちあげ濡れ衣着せプロパガンダの数々はそうしてくれるんだ。
嘘ついてでっち上げて敵(恩人だが)を貶めるのが日常だから、敏感なんだろうね。
125 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 11:33:04 ID:8TRwzOSo0
若者が、岩波、朝日的考えに組しなくなってきたのが気にくわないんだろうね。
>>119にもあるが岩波は買いきり条件なので小さいところは置けないだけ
そんなことも知らずに(知っていたら書けない)良く文章書いて金もらえるもんだ
>>123 思想的にはアレだが洋の東西を問わず古典を出版してくれてる
数少ない出版社であることに変わりはない。
最初から文庫で出してるのもあればハードカバーの体系から
抜き出して出してくるのもある。基本的に中身は変えてない。
古典読まない人には下なんだろうが、古典好きには有難い文庫だよ。
128 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 23:24:20 ID:0sMAz/r00
>>127 在庫切れだらけで意味が無いのではw
つか、著者の知に対する対価である印税を否定するかの文庫版の創始者?だから、下なのだがw
在庫切れで著作権切れなら岩波は不要のようなw
サヨクが青空文庫とか出してるからw
129 :
文責・名無しさん:2007/07/15(日) 23:37:46 ID:0sMAz/r00
岩波というと、在庫切れ 重版未定 絶版 の三重苦w
カバーをつけるつけないで揉めたりw
せっかくつけたカバーの一部を切り取って、十枚一口で応募するビニール?製ブックカバーw
岩波が極度に貧乏くさかったので国民は知に背を向けたと思われw
かといって代りがあるかといったら無いんだよ。
だいたい版権残ってないのが殆どだし。(俺が買うのでは)
絶版だろうが在庫なかろうが神田あたりに行きゃいくらでもあるし。
だから古典も読まない人にゃ、あってもなくてもどうでもいいんだろうが、
読む人にとっては岩波文庫が唯一の選択肢なことが往々にしてあるんだよ。
そもそも一般市民は買い切りやら委託,延勘といった
書籍販売のしくみなんてしらない気がする.
朝日は自前で出版もしててその辺わかってるはずなのに
あんなコラムを臆面もなく出しちゃのがなぁ.
132 :
文責・名無しさん:2007/07/16(月) 04:27:37 ID:OSi0cDp20
天声人語
2007年07月16日(月曜日)付
きのう岩波文庫の創刊80年について書いたら、 「一番売れたのは何か」と質
問をいただいた。答えは、157万部を数える『ソクラテスの弁明・クリトン』である。
古代ギリシャの哲人ソクラテスは、「神々を信仰せず青年を堕落させた」と告発
される。 『弁明』は、その裁判での反論演説の記録だ。 彼は死刑を宣告される。
逃亡もできたのに拒み、毒杯をあおいで死んだ。「悪法もまた法なり」の言葉を最
期に残したとされる。
「昭和のソクラテス」と呼ばれた人を思い出す。戦後の食糧難時代に、違法なヤ
ミ米を拒み、極度の栄養失調で死んだ山口良忠判事である。「自分はソクラテス
ならねど食糧統制法の下、喜んで餓死する」と病床日記に残した。この秋で、亡く
なって60年になる。
「立派だ」「愚直にすぎる」。感想は分かれよう。だが「ザル法もまた法」とばかり
に、事務所費の疑惑に頬被(ほおかむ)りする当節の大臣に比べれば、どれほど
「品格」に富むことだろう。論法は同じでも、モラルは天と地ほどに違う。
「李下(りか)に冠を正さず」と言う。だが赤城農水相は、不自然極まる経理処理
で「冠を正し」てしまった。疑惑を晴らすには、李(すもも)を盗んではいないと、手
を開いて見せるしかない。この場合は領収書を示すことだろう。
かばい続ける安倍首相にも、「仲良し内閣」と批判が募る。首相と赤城氏は、祖
父同士も「首相(岸信介)と農林相」の間柄だった。御曹司ゆえの大甘か。ちなみ
にではあるが、岩波文庫の2位は136万部の『坊っちゃん』である。
http://www.asahi.com/paper/column20070716.html
>>132 時事ネタは1日2日遅れは当たり前なのに、昨日のコラムを読んでの質問に翌日答えて、
ついでに安倍批判まで絡めるとはずいぶんとレスポンスの早いことで。
朝日が安倍を告発するのは「憲法九条を信仰せず、若者をネットウヨクに堕落させた」からか?
「坊っちゃん」が安倍なら、朝日は「赤シャツ」かもね。アカなだけに。
>>132 > 「李下(りか)に冠を正さず」と言う。
だが日本にはこういう言いまわしもある つ「下衆の勘繰り」
水戸の事務所の存在調べ忘れて引っ込みつかなくなった
からって必死だな。
でも「俺らにネタよこせ。よこさないならお前はやましいことをしてる
と言いふらすぞ」っていい商売だな。
136 :
文責・名無しさん:2007/07/16(月) 08:46:03 ID:hBNPCmag0
>古代ギリシャの哲人ソクラテスは、「神々を信仰せず青年を堕落させた」と告発
される。
長崎に対する原爆投下を容認したと告発された久間さんと、よく似てるな。
ソクラテスは誤解されたのだが、久間発言を勝手に誤解したマスコミは正しいのか。
天声人語はソクラテスの弁明を読んでないか、読んでも何も理解していない。
これはマスコミのネガティブキャンペーンの恐ろしさを告発した書でもあるのだ。
>>127 >思想的にはアレだが
その部分を重要視しない人には上なんだろうが、(ry
とも言っておこう。
138 :
文責・名無しさん:2007/07/16(月) 09:41:56 ID:hBNPCmag0
赤城大臣はマスコミに疑惑と言われただけで、
ソクラテスみたいに毒杯を仰げと、と天声は言うのだね。
赤城大臣からすれば単なる濡れ衣で辞任できるか、
疑惑というならそっちから証拠を出せと思っているだろうね。
ついでに、
>死後20日ほど経った11月4日に、山口判事の死が朝日新聞で報道され、話題を集めた。(Wiki)
なあーんだ、山口判事の話も朝日の捏造だったのか。
>>132 >御曹司ゆえの大甘か。
朝日新聞のエライ人の『坊ちゃん』たち
秋山耿太郎社長の長男秋山竜太 大麻取締法違反で逮捕
辰濃和夫元論説委員の息子辰濃哲朗元記者 オフレコ取材の会話を隠し取りMDにダビングして配布 クビ
藤森研編集委員の息子 大麻取締法違反で逮捕
本多勝一元編集委員の次男 知床の森で朝日新聞記者になりすまし取材 警察に捕まる
朝日新聞社元福島総局長の娘 Winnyつこうてキンタマ感染 朝日社内情報流出
早野透の息子 引きこもり
140 :
鮫島:2007/07/16(月) 09:49:55 ID:L/gOX02WO
鮫島にいる
>>137 いやだから重要視しようがしまいがそれ以外に選択肢が無いんだってば。
別に岩波を擁護してるわけじゃないが、他にあれだけ出してくれてる出版社いないだろ?
まぁもういいよ古典読む人のこと理解してくれなくても。
理解されないのは慣れてるからこの話題もうやめる。
142 :
文責・名無しさん:2007/07/16(月) 13:24:39 ID:CzIW49O+0
「自分はソクラテスならねど日本国憲法の下、喜んで原爆死する」
といえば、支那・朝鮮から褒められるのか?w
>>141 安心しろ。
この件で腐してる方が異常なのは傍からでもわかる。
岩波レベルで西洋古典を拾ってくれる出版社は
他に無いからな。
ガリア戦記からニーベルンゲンの歌まで、本当に
世話になった。
144 :
文責・名無しさん:2007/07/16(月) 18:37:59 ID:xpFMqdPY0
>「昭和のソクラテス」と呼ばれた人を思い出す。戦後の食糧難時代に、
>違法なヤミ米を拒み、極度の栄養失調で死んだ山口良忠判事である。
>「自分はソクラテスならねど食糧統制法の下、喜んで餓死する」と
>病床日記に残した。
事実なら、見上げた判事というほかないが、
十数年前に子息が「事実は全く違う」と『諸君!』に寄稿してましたよ。
病床日記、創作じゃなかったっけ?
沖縄戦での軍命令による集団自決は恩給申請にからんだ嘘でしたの告白に似てるけど。
明日あたり、
「柏崎といえば『災難にあう時節には災難に遭うがよく候』と喝破した良寛の
出身地である。地震も人生経験の一つと前向きに受け止め云々」
とでも書いてくれれば祭りになるんだが。
>>139 朝日のOBである、筑紫哲也を忘れてるぞ。
筑紫の息子はフリーカメラマンの名を借りたニート同然の人間だ。
>>134 最後は坊ちゃん安倍と山嵐麻生にボコボコにされるわけだな。>赤シャツアサピー
148 :
文責・名無しさん:2007/07/17(火) 05:36:13 ID:ntWTox5k0
天声人語
2007年07月17日(火曜日)付
日本エッセイスト・クラブが編んだ『こころを言葉に』(集英社)に寄せた作品
「いのち」で、柳澤桂子さんが書いている。「度重なる大量絶滅や、大型動物
による捕捉を逃れて、われわれの祖先は進化してきた。それは、奇跡と幸運
の積み重ねであり、 今、地球上に生きている生物すべてのいのちが尊い所
以(ゆえん)である」と。
地球と生物のせめぎ合いをいやおうなしに考えさせる、つらい連休になった。
7月上陸では最強という台風が過ぎたら震度6強の揺れである。 天の叫び、
地のうなりは、多くの命と生活手段を奪い去った。
きのうの地震は非情にも、3年前と同じ新潟県を襲った。台風の直後だから
と待つこともなく、雨で緩んだ地盤を遠慮なく揺さぶった。原子力発電所から
上る黒煙の映像に、肝を冷やした人は多いだろう。
台風も地震も、何十億年と続く地球の営みだ。悔しいが、ヒトの歴史はその
万分の一ほど。大気や大地の気まぐれに泣くたび、地球と生物のどうにもなら
ない力関係を思う。
主人のように振る舞う人類も、実はこの惑星に間借りし、一瞬の文明を築い
ているにすぎない。とりわけ、天災列島の上で栄える国には、弱者としての自
覚と備えがいる。 そして、弱者に降りかかる災いを最小にすることこそ、文明
を代表する政治の務めである。
長崎市で参院選の遊説中だった安倍首相は、 直ちに地震の被災地に飛ん
だ。非常時の差配と責任は、与党であることの厳しさであり強みでもある。 こ
こは選挙を意識することなく、ことに当たってほしい。
http://www.asahi.com/paper/column20070717.html
>>148 「天災列島」の造語が引っかかるが、一歩引いた所で見てみると気が付く。
日頃は自然のエネルギーがどんなに膨大かを忘れて、人災だ天の怒りだと
お説教し、あるいは「その影響など少ないものだ」と言ってJRその他の人たち
(ライフラインて言葉嫌いなんで)に対して早期復旧を煽ってる朝日紙面とは
ちょっと違う観点から書かれてるんだよね。 コレってホントに天声人語か?
特に天災ってのを自分の言説強化に繋げるような小細工をしていない天人を
生まれて初めて読んだような気がするんだが。
今の執筆者って、深代氏のような名文タイプに育つ可能性がある。
でも、朝日の内部じゃ、これを読んで「日本への怒りがない!」と怒ってる筈。
150 :
文責・名無しさん:2007/07/17(火) 07:51:49 ID:H9O6+RtV0
>>148 陳腐すぎw
「地球と生物のせめぎ合いをいやおうなしに」「弱者」とか「安倍」とか
151 :
文責・名無しさん:2007/07/17(火) 08:04:58 ID:HBbQtILZ0
>ここは選挙を意識することなく、ことに当たってほしい。
国民は今回の安倍のすばやい対応(今後適切に措置したらそれも)について
参院選投票の際の評価ポイントに加えてはいけない、
ということか…げすだげすお〜
>>151 しかし今日の素粒子は「安倍の新潟訪問=選挙パフォ」としか認識してない罠。
つか下手したら復興が失敗して欲しいみたいに読める。
153 :
文責・名無しさん:2007/07/17(火) 18:34:28 ID:Ggz6ASrc0
>子息が「事実は全く違う」と『諸君!』に寄稿してましたよ。
やっぱり朝日の捏造だね。100人斬りも捏造だったし。
朝毎は捏造が多いね。
>選挙を意識することなく、ことに当たってほしい。
なんて書く自分が一番選挙を意識しているという
安倍の動向を徹底的に記事にもしないし写真も載せないように配慮してるじゃん(w
>>154 非常時の対策は政府の役割と言ってるわけで、政府でもないのに
対策本部作ってる方たちはw
落書き 7/17(火)
阪神から12年、中越から3年、
能登から4ヵ月。地震は忘れる間
もなくやってくる。信越大揺れ。
× ×
揺れて初めて地震とわかる。わ
れらあらかじめは何も知らず、知
り得ないということを思い知る。
× ×
長崎→東京→新潟と飛んだ首相
の評判はいかに。飛んで勝った横
綱は小手先相撲と不評ですがね。
× ×
飛びたくとも飛べぬか。「死に
体」といわれるブッシュ大統領。
天人と素粒子のレベル差がだんだん広がってきている。
何を扱うにせよ、安倍とかブッシュとか相撲に嫌味を言わなきゃ気が済まんのか?
どこまで下衆なんだ、フミーって奴は。
素粒子って今の天人見てるとレベル差あるし、下品だよね
161 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 02:38:52 ID:g8KM+UzS0
天声人語
2007年07月18日(水曜日)付
脚本家の三谷幸喜さんが「理数コースの高校時代、数学のテストは毎回零
点だった」と書いている。恩師の「無理せず文系に進め」で救われた。 三谷さ
んを点数で縛り続けていたら「ラヂオの時間」も「古畑任三郎」もなかった。
東京都足立区の小学校で、区の学力テストをめぐる不正があった。校長と5
人の教師が、 誤答している子の問題文を指さして回った。 同校ではまた、保
護者の了解なく障害児3人の答案を採点から外していた。
足立区は学力調査の成績を学校一覧で公表してきた。 この小学校は05年
が72校中の44位。不正の06年には1位になった。禁を破って前年の問題を
コピーし、 学校ぐるみで練習を重ねた成果らしい。 テスト業者と設問が一新さ
れた今年は59位だった。
区教委は学校を競わせ、区の学力を底上げしようとした。校長は点取り競争
に走った。指導力を採点されると考えたのか。トントンと児童に合図を送る姿は、
粉飾決算に精を出す社長のようで物悲しい。残ったのは基礎学力ではなく、教
育不信の赤字である。
お茶の水女子大の耳塚寛明教授は「学力調査は利点が副作用を上回ること
が条件だが、こうなると毒薬だ」と語る。弱い分野を見極めるという薬効は、 正
しく服用してのことだろう。
今春、43年ぶりの全国学力調査が行われた。 統計上は、日本の公立小中
学校を縦一列に並べるだけのデータがそろうことになる。 だが、個性は一列に
並ばない。 「横」に出るべきあまたの才能が、点数に縛られ、列の中で立ち枯
れることを恐れる。
http://www.asahi.com/paper/column20070718.html
>>161 で、朝日新聞では入社試験なんかで「あまたの才能」を
「点数に縛られ、列の中で立ち枯れ」させるようなことはしてないですよね。
ましてや「試験によく出る朝日新聞」なんて試験をネタに拡販を図るなんて。
>>162 それに、週刊朝日で「大学合格者・高校ランキング」なんて特集を組ませて、
個性を無視し数値だけを並べて序列化を煽るのもやめさせるべきですよね。
数学のできない者には、良い小説は書けない。by 芥川龍之介
星新一や寺田寅彦に、とても失礼な文章だな。
数学が出来ないことはその文才の瑕疵にはならんが、
数学が出来ても妨げにはならない。
不正を行う人間がいるからこの事業は全て害悪、というのは極端過ぎると思う。
『「横」に出るべきあまたの才能』が迂遠だな。
テストで点数取れる程度の学力、ある教科が得意だということ、それも個性なんでねの?
三谷氏の話は、算数零点なのになぜ理数コースに進んだのかという疑問が。
167 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 09:54:13 ID:/cFRHzB00
>>161-162 もちろん、子供のころから点数に縛られ、列の中ですっくと
立ち続けてきたラッキーな方々朝日には入れません。
入社後、中国共産党本部と朝鮮労働党本部によって点数に縛られ、
列の中で立ち枯れていきます。
168 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 10:41:59 ID:O0NviEd00
朝日は男性に対して、女性並みにもう少し敬意を払って記事を書いてほしい。
「点数だけで全てを測る」ことだけを否定すればいいのに、
競争は悪、差別化は悪で点数をつけること自体に反対するから
頑張って点数を取った人に正当な評価を与えることも否定することになる。
悪平等では進歩はない。 共産主義が世界から取り残されてる理由を考えろよ。
……朝日新聞って東大以上じゃないと採用しないんじゃなかった?
なにかの聞き間違いかな。
171 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 21:11:43 ID:ZBcO7+sX0
>飛んで勝った横綱は小手先相撲と不評ですがね。
どうしようもない悔しさがにじみ出てるなw
172 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 22:18:54 ID:1pZzUtcE0
リンチ殺人の宮本が同志の殺害に走ったのは、序列1位をキープする為で、
支那人の序列好きに通じるものがあるなw
173 :
文責・名無しさん:2007/07/18(水) 23:21:12 ID:C9Mmrllq0
>>170 せっかく東大出てブンヤなんて三下稼業に身を落とすアホはいまい。マジあほらしい職業だよ。
>173
カネになるよ。
異様な権力嗜好はエリート意識の裏返し。
落書き 7/18(水)
●地震と原発ぞっとする話。
その1 放射性物質漏れ。直下
に地震を起こした断層が延びる。
その2 敷地内で出火。自衛消
防隊機能せず、鎮火まで2時間。
その3 どこでも起き得る地震
列島に古い耐震基準原発が55基。
●地震と老齢いたわしい話。
その1 死者9人全員が70〜80
代。うち8人が建物倒壊の犠牲。
その2 「寝たきりの夫を置い
て避難はできない」と75歳の妻。
その3 夫は脳梗塞。「薬が残
り1袋分しかない」と77歳の妻。
−−−
「地震と原発ぞっとする話」「地震と老齢いたわしい話」
「その1」「その2」「その3」がそれぞれ太字。
脳梗塞に「のうこうそく」、とルビ。
原発の構造等に言及し、本当に危険かどうかを論ずるのではなく、
ただひたすら扇動に走るメディアにぞっとするな。
原発のあれこれでの教訓は
『電気会社は、広報用のスポークスマンを養成しろ』
ということだと思った。
発表が拙すぎ。
耐震基準だの火災への対応だのといった技術的なハナシは、技術屋に任せておきなさい。
>>178 ここ最近のターゲットだった安倍が即日現地入りして対応をアピールしたおかげで、
「選挙目当て」と当てこするぐらいしか出来ないせいもあるのか?
現時点では原子炉本体に関わるトラブルは報告されてないのに、
変圧器火災と放射能漏れだけでひたすら煽ってるな。
「実はこんなトラブルが!」というのも法令では問題ないレベルだったり瑣末なトラブルばかり。
電力会社も情報を小出しにして長引かせるのが逆効果なことぐらい学習しろと思うけど。
181 :
文責・名無しさん:2007/07/19(木) 05:50:20 ID:0D+xDVYF0
天声人語
2007年07月19日(木曜日)付
報道官を待つホワイトハウスの会見場に、予告なく大統領本人が現れた。97
年春、けがで松葉づえ姿だったクリントン氏だ。 重大発表かと身構える記者団
に、重々しく「報道官も階段で転んだ」。4月1日の冗談と気づき、沸いた会場に
松葉づえの報道官が笑顔で出てくる趣向だった。
連休明けの赤城農水相は、左のほおと額にガーゼや絆創膏(ばんそうこう)を
はって現れた。 会見での質問には「大したことはない」「ご心配には及ばない」
「何でもない」の三言だけだった。
実家の事務所費の件もあり、これだけ拒まれると勘ぐりたくもなる。空気を察し
てか、 後から「肌が弱いので、かぶれたのかもしれない」とコメントを出した。 そ
れなら会見で言えば済んだ話だろう。
閣僚であれば、記者会見は大切にしたほうがいい。 機転と愛想で「絆創膏疑
惑」を軽くさばけば、世評は動いたかもしれないのに、赤城氏は意固地で内向き
な印象を深めてしまった。説明責任というより、政治家としての反射神経や器量
の問題である。
農水相は2枚だけだったが、大量のガーゼが必要となるような災害現場は、政
治と社会の底力を試す。 中越沖地震の被災地では、数千人が避難所で3日目
の夜を過ごした。仮設住宅が整い始めるのは8月という。
猛暑の中で、家の解体費用などを案ずるのはつらかろう。足元の苦境と闘う人
々の気力は、明日への展望から生じる。まさに、政治家の器量が問われる局面
だ。 行政が今日の生活を支えるなら、 将来を聞き、語り、動かすのが政治の仕
事なのだから。
http://www.asahi.com/paper/column20070719.html
何この難癖
まあー赤城さんは気が利かねーなと思うけど、
沢違いのハンコ押した厚閉じ物をブン回していたあの人を
無問題扱いしてる朝日やマスコミは黙って見とけと。
こっちは赤城と赤木なんつー恥さらしはやらねーんだよ。
>>181 たかだかバンソーコ一つで『政治家としての反射神経や器量の問題である』まで言ってしまうか、
天人子。
『意固地で内向きな印象を深めてしまった』と言うが、その実態といえば『読者にそのように印
象付けることに成功したマスメディアを畏れ敬い讃えよ』でしかない。
『マスメディアが興味を持ったことには、プライベートであろうが則を超えようが、何もかも明
らかにしろ、それが説明責任であり政治家の資質である』ということか。
大概にしろ。
後半、申し訳程度に震災について触れているけれど、唐突感が否めない。
むしろ被災者をダシにして閣僚叩きに精を出しているようにすら見えて不快。
185 :
文責・名無しさん:2007/07/19(木) 10:16:37 ID:8iUpgJ6N0
事務所費が合算だったことを一切触れないインチキ新聞には用はない。
>>179 「優秀なスポークスマン」が居ても、その人の言動を分析して
「アホな事を言ってるように見える」印象操作をされたらおしまいでは?
広報担当者は「わが社のオフィシャル」として一種類の事しかいえないが
メディアは手を組み、記者ごとに差異を生じさせた質問を三度行える。
落書き 7/19(木)
聞いちゃったんです。実刑にな
っちゃったんです−−村上被告。
× ×
柏崎の部品工場被災のためトヨ
タ全工場の生産ラインが止まる。
遠くの地震で車づくりお手上げ。
× ×
慰安婦決議案の米下院採決は参
院選後。安倍首相への配慮とか。
ずいぶんと遠くに応援団がいる。
× ×
敗北の文学、獄中12年、自主独
立の宮本顕治氏没。また一人、歴
史の証人が遠くへ去っていった。
188 :
文責・名無しさん:2007/07/20(金) 02:43:38 ID:IsC50wuO0
天声人語
2007年07月20日(金曜日)付
中世の瀬戸内海を支配した村上水軍は、陸の権力に従わない海賊衆だった。
平時は船荷の警固や水路案内、戦時には大名と結び、 小船と火薬でひと暴れ
した。秩序に服さず、神出鬼没、正邪を併せ持つその姿は、経済の大海原に出
没する投資ファンドに通じる。
東京地裁はきのう、 解散した村上ファンドの村上世彰被告に懲役2年の実刑
判決を下した。 ライブドア幹部にニッポン放送株の取得を持ちかけ、買う気を確
認したところで同じ株を購入、高値で売り抜けたという。
村上被告は逮捕前に「聞いちゃった」と語った。 判決は「その気にさせ」「言わ
せた」くせにと厳しい。9歳から株を始め、長じて数千億円と情報を操る地位をつ
かんだ被告。特別な立場を悪用した金もうけは「プロによる犯罪」と糾弾された。
世界につながる経済の海には、巨万の情報が浮遊する。判決に従えば、少し
でも実現の可能性があればインサイダー情報だ。ほとんど夢物語でも「聞いちゃ
った」ら身動きとれない、日本での情報収集が窮屈になると案じる向きもある。
モノ言う株主は改革者にもなる。株式の持ち合い、同族経営、休眠不動産など
を突けば、市場のよどみが晴れることもあるからだ。そんな期待まで裏切ったの
が村上被告の罪深さである。
身勝手な錬金術を戒めるルールを待ちたい。判決が投資の動きを萎縮(いしゅ
く)させることになれば、村上流は二重の迷惑として記憶されよう。秀吉による海
賊禁止令、徳川幕府の鎖国で水軍が絶え、海洋国家が長い沈滞に入った史実
もある。
http://www.asahi.com/paper/column20070720.html
>>187 > 柏崎の部品工場被災のためトヨ
>タ全工場の生産ラインが止まる。
>遠くの地震で車づくりお手上げ。
なんだかやけに嬉しそうだな。
トヨタから広告引き上げられても知らんぞ。
関係ないけど以前朝日で連載してた小説で、主人公が派遣で働いていた柏崎が
ひたすら陰鬱に描かれてるのに違和感を感じた。
そういう話なんだと言ってしまえばそれまでなんだが、元柏崎市民なもんで。
>>188 村上ファンドに出資してた日銀総裁はしつこく叩いてたくせに、
村上本人に対してはずいぶん腰が引けてるな。
落書き 7/20(金)
信じた人もたくさんいただろう
に、村上ファンド氏の「聞いちゃ
った」は「言わせた」のだ、「モ
ノ言う株主」とは「うそつき売り
抜け屋」だったのだと司法断罪。
× ×
活断層は見逃す、自衛消防隊は
招集されず、地震記録はなくす。
原発巡る東電の失態続々。これで
信じろ、というのが無理だろう。
× ×
自民は苦戦との各紙参院選予想
が続々。「選挙の顔」安倍首相と
しては信じたくないだろうがね。
192 :
文責・名無しさん:2007/07/21(土) 00:22:25 ID:VjjLDJfp0
>自民は苦戦との各紙参院選予想
>が続々。「選挙の顔」安倍首相と
>しては信じたくないだろうがね
なにあせってんだよ、朝日新聞。
リバウンドが怖いんだろw
なんで
「信じたくないだろうが」で止められないんだろう「ね」
194 :
文責・名無しさん:2007/07/21(土) 02:48:38 ID:VHBbw3YB0
天声人語
2007年07月21日(土曜日)付
小さな小さなイタリア車の話である。 フィアット500が発売50周年を祝った。
生産終了から30年たつが、ころころと子豚似の姿はチンクエチェント(500)の
名で愛され続ける。過日の式典には各国から1500台が集まった。
虚飾を排した13馬力の豆自動車に改良を重ね、世界で360万台が売れた。
「楽しく、可笑(おか)しく、微笑(ほほえ)ましく、そして時に哀(かな)しく……小
さな身体(からだ)の中にはイタリアの薫りがぎゅうぎゅうに詰め込まれていた」
(岡崎宏司『わが心に残る名車たち』光文社)。
チンクエチェント博物館(愛知県南知多町)の深津浩之さんは語る。「整備なし
には走ってくれず、乗り心地も快適ではないが、自動車の機能はすべて備えて
いる。機械の本質を伝える生きた遺産です」
生産を止めた75年、皮肉にも「簡素を是とする時代」の幕が開く。同じ年、日
本の衣料大手レナウンは〈飾らない、 自分自身を偽らない生活〉を掲げたブラ
ンド「シンプルライフ」を発表した。 西友が無印良品を世に問うのは5年後だ。
衣食足りれば、関心は楽しみや安らぎに向かう。価値観は枝分かれする。中
で一つ確かなのは、資源や環境の制約だ。 大きく激しいモノやコトは、存在理
由を厳しく問われよう。 筆頭はもちろん、戦争である。
欧州の路地裏で出会うチンクは、 もともとベソをかいたような前面がつぶれ、
大泣きになっていたりする。だが、まとう空気は雄弁だ。道具に飾りは要らぬ/
まず人が汗をかけ/暑けりゃ窓を開けよ。それは地球からの伝言にも聞こえる。
http://www.asahi.com/paper/column20070721.html
>>194 二度の正面衝突事故が今は「えちぜん鉄道」になってしまった京福電鉄福井支社。
"最初の"事故を受けて 2000年12月20日の天声人語がこんな事言ってますよ。
引用
『かりに手入れがよかったとしても、部品を交換したとしても、
全体は老化し、劣化する。博物館入りしても不思議でない代物だ。
京福電鉄の幹部諸氏は、こんな電車に乗りたいだろうか。』
引用ここまで
>>194 「欧州の路地裏〜」というあたり、今日はトミー天人か。
>道具に飾りは要らぬ/まず人が汗をかけ/暑けりゃ窓を開けよ。それは地球からの伝言にも聞こえる。
クラウン辺りで送り迎えしてもらって、空調の効いた論説委員室から書いてるんだろうと思うと白ける。
つか新潟沖地震の避難所では暑さで体調を崩してる人もいるんだが…
なんで天人担当は一人に決まってないんだろうね。
どっちが書いてるか分かんね。
そういう作戦です。
落書き 7/21(土)
「つきもの」一覧−−
●安倍内閣に不適切発言閣僚。
●自民党総裁に絶叫演説。
●原子力発電所に想定外。
●中国産食品に不安。
●6者協議にのろのろ停滞。
●大学合格者数宣伝に水増し。
●大関に休場。
●ウィニーに情報流出。
●気象予報に外れ。
●被災地に冷たい雨。
× ×
出社時、鳴き声を聞く。<天心
へ発ちてつつまし蝉の穴>侑布子
−−−
発ちてに「た」ちて、蝉に「せみ」、侑布子に「ゆうこ」、とルビ。
>>199 >●安倍内閣に不適切発言閣僚。
久間発言に比べると麻生のアルツハイマー発言はマスコミでは盛り上がってない希ガス。
反核団体と違ってアルツハイマー患者は文句の言いようもないからか、
それとも今ポスト安倍の有力候補を叩けば、結果として安倍を利することになるからか。
>●6者協議にのろのろ停滞。
>●気象予報に外れ。
朝日は必死になって「米朝接近、拉致にこだわる日本孤立で脂肪wwwww」と煽ってなかったか?
201 :
文責・名無しさん:2007/07/22(日) 03:42:16 ID:k0jfInxF0
天声人語
2007年07月22日(日曜日)付
物理学者の寺田寅彦は、防災の大切さをことあるごとに説く警世家でもあった。
1935年(昭和10年)に亡くなる直前、地震の研究に長くかかわってきた感想を、
『災難雑考』と題して記している。
プレートがぶつかり合う位置にある列島の危うさを、寅彦は「日本の国土全体が
一つのつり橋の上にかかっているようなもの」と例えた。 そして「つり橋の鋼索が、
あすにも断たれるかもしれないという、 かなりな可能性を前に控えている」と警鐘
を鳴らしている。
寅彦の時代にはなかった様々な人工物が、いま、不安定な「つり橋」の上にひし
めいている。全国に55基を数える原発もそうだ。その一つ、東京電力柏崎刈羽発
電所が、新潟県中越沖地震に揺さぶられ、多くの弱点があぶり出された。
そもそも建設の際、直下にある断層を見逃していたという。微量だが、放射能が
海や大気中に漏れた。変圧器は黒煙を上げ、消せないまま燃え続けた。あわてた
国の調べで、他の原発のお寒い防災体制も分かってきた。 これでは55本の剣が、
国民の頭上に、ゆらゆらつり下がっているようなものだ。
根拠のない「安全神話」が、原発にもあると聞く。 様々な神話の数だけ、その崩
壊する悲劇があった。ジャンボ機もかつては、まことしやかな「墜(お)ちない神話」
に彩られた。22年前に日本で崩れたのは、記憶になお鮮明だ。
地震はどうにもならないが、被害は人間次第。それが寅彦の持論だった。必要な
のは空疎な「神話」ではない。今回の教訓を生かした「実話」であろう。
http://www.asahi.com/paper/column20070722.html
202 :
文責・名無しさん:2007/07/22(日) 03:52:45 ID:u8LebPMF0
>>201 いつもの朝日のデタラメw
「プレートがぶつかり合う位置にある列島の危うさ」を昭和10年に唱えられる訳が無かろうw
ウェゲナーの「大陸移動説」がプレートテクトニクスにより説明されたのは戦後だろうw
203 :
文責・名無しさん:2007/07/22(日) 03:58:54 ID:6G96qaCi0
朝日新聞もなかなか「実話」を掲載しようとしないが。
>>204 報道機関は、「関係者は事故が無いことで驕り、慢心の極みに達してる」
ってストーリーを作り上げて、あらゆるインフラへの信頼を奪ってきた。
で、中越地震で「新幹線の安全神話崩壊」ってのが繰り返されたのに
刷り込まれて「神話は崩壊していない!」って人が増えたんだよな。
報道機関は押し切られたようなフリをして、安全神話って言葉の文脈が
変化したことを「フフフ」とほくそえんでるのだろうな。 ああ悔しい。
「新幹線の安全神話はこうしてつくられた」って書店に並んでるけど、
「関係者は”安全神話”の言葉を嫌っている」ってのがコレ一冊で
崩れてしまった。
>>205 えっとー、意味がわからん。
>中越地震で「新幹線の安全神話崩壊」ってのが繰り返されたのに
中越地震じゃ脱線しただけで死傷者なしで世界中から驚愕されたよな?
安全神話崩壊なのか?
いちおう崩壊したとして、
>刷り込まれて「神話は崩壊していない!」って人が増えたんだよな。
崩壊が繰り返されたのに、崩壊してない!と思った人が増えた・・・・と
???何を刷り込まれたのかがわからん。ってか、この「人」っていうのは
関係者のことか?
>報道機関は押し切られた
えっと、新幹線の話だよな?
まぁこれは4行目がわかんなければわからないか。
>安全神話って言葉の文脈が変化した
まぁこれもひき続きわからん・・・
>「関係者は”安全神話”の言葉を嫌っている」ってのがコレ一冊で
崩れてしまった。
あーつまり、関係者は結局、安全神話の言葉が大好きだ
ってのが真相だったということなのか?
>>204 >「神話」自体マスコミが勝手に作り上げたものに過ぎないのに。
所詮、扇動屋なんてそんなもんよ。
どっちが書いているかわからん、というレスがどこかにありましたが、それを筆から読むのも楽
しみの一つ、と思っています。
今日は、粛然たる福島氏、かな。
カギ括弧や引用の使い方、最後の「神話」「実話」の対比などから、そう判断。
寺田翁の言「つり橋」から第4段落「ダモクレスの剣」風の比喩表現をステップに「神話」へ持っ
ていく、というのは、書いた本人は上手いことやったつもりかもしれませんが、「吊り橋」と「吊
られた剣」との転換が唐突過ぎて、何の効果もありません。
震災に対して、原子力発電所がどの程度の「安全性」を有しているべきか。
それを計るのが「科学的」ということです。
あらゆる災害に対して髪の毛一筋程の損傷もない、堅牢強固な城砦であると信じること。
それを「神話」といいます。
神話ではない、科学的な話をするのであれば、天人子の言うような『教訓を生かした「実話」』
も、重みがありますが。
朝日新聞のやっていることは、新しい神を祀る新しい神話を聞かせろ、でしかない。
日報抄[新潟日報7月21日(土)]
http://www.niigata-nippo.co.jp/nipposho/index.asp?nipposhoNo=380 中越沖地震発生から三時間後、混乱の中で柏崎市は県やリース会社から数百基の仮設トイレを
手配した。その後も数を増やし、避難所などの設置数は十九日に千五百基を超えた
▼配置すればそれで終わりではない。日本人が一日に排便する量は二百五十―五百グラムという
試算がある。被災者の数を掛ければ大変な量になる。仮設トイレの容量は三百六十リットルが多
い。清潔に保たねば深刻な事態を招く
▼柏崎市役所で、手書きの張り紙が目を引いた。「仮設トイレのバキュームは少ない台数ながら
フル稼働中!! しばらくお待ち下さい」。柏崎市の保有数は二台。村上市など各地から十台が
応援に来ているが、交通渋滞もあって思うように回れない。二十一日には応援が四台増えるとい
う
▼ライフラインが寸断された街を懸命に走る。バキュームカーという言葉は和製英語である。
一九五〇年に川崎市の工藤庄八清掃課長を中心とするチームが開発に着手し、五七年に約十台が
現場に配備された
▼住宅地にくみ取りに行くと大人も子どもも取り囲んで、作業を見守った。ノンフィクションラ
イターの村野まさよしさんは、「戦後生まれのこの画期的な機械が、急速に過密化が進んだ大都
会の住環境を守った。高度経済成長の陰の殊勲選手です」という
▼戦後の日本が生んだ「黄金機械化部隊」の誕生秘話と活躍をまとめた著書のタイトルに、村野
さんの思いがこもっている。「バキュームカーはえらかった!」。中越沖地震で水洗トイレが使
えなくなった被災地の衛生を、バキュームカーが必死に守っている。「今だって偉い」と、職員
の奮闘に感謝しながら思う。
--------------------
私が大好きな、新潟日報のコラム「日報抄」。
思想の偏り方向は私と逆側なんだが、こういう、他人と違うところに目を向け、それを掘り下げ
た時の筆は絶品。
210 :
文責・名無しさん:2007/07/23(月) 03:32:20 ID:ZStplrwq0
天声人語
2007年07月23日(月曜日)付
梅雨明けは九州付近で足踏みしているが、きょうは二十四節気の大暑。 暦の
うえでは暑さも盛りの時期である。〈兎(うさぎ)も片耳垂るる大暑かな〉と芥川龍
之介は詠んだ。動物も猛暑にうんざり。ユーモラスな情景が、まぶたに浮かぶ。
そして明日は、芥川がみずから命を絶った「河童(かっぱ)忌」だ。今年で80年
になる。残された手記によれば、「ぼんやりした不安」にさいなまれていた。今な
ら「うつ病」と診断されたのかもしれない。 ともあれ人気作家の35歳での早世は
人を驚かせた。
芥川と同じ30代で、職場の重圧から心や体を病む人が、近年増えている。厚
生労働省によれば、心の病で労災認定された人が、昨年度は過去最多の205
人を数えた。 4割を30代が占めるというから、その突出ぶりに驚く。
体力気力がかみ合って、仕事も板につくのが30代だろう。 だが「働き盛り」は
「こき使われ盛り」でもある。 男性の2割強が「過労死ライン」を超す長時間残業
をしている。 そんな調査結果もある。 成果主義の荒波も容赦はない。
ストレスゆえか、30代による暴行事件も急増中だ。逮捕・書類送検は10年で
5倍に。 いまや「主役」が10代と入れ替わった。 街頭などで、カッとなって暴行
するケースが多いらしい。キレやすい30代像が、数字の向こうに浮かんでいる。
皮肉屋の芥川は人生を一箱のマッチに例え、「重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わなければ危険である」と言っている。 ストレスという火種を上手に鎮
める術(すべ)が、30代ならずとも大切な今の時代である。
http://www.asahi.com/paper/column20070723.html
>>209 日報抄、私も好きでした。
今は東京にいるのであまり読んでいませんが…。
日報は朝日系列でしたっけ?
落書き 7/23(月)
「現代鳥類事典」新版−−
●フシジチョウ 不死鳥を目指
すつもりの安倍内閣の意に反して
繁殖し続け、わずか9カ月の間に
14%から56%の領域に拡大生息。
●シツゲンオウム 「アルツハ
イマー」発言の外相、「めくら」
発言の前首相、「芸者花代発言」
の農水副大臣と忙しく飛び回り、
「テッカイ、テッカイ」と鳴く。
●アカギクジャク 茨城原産。
なぜか顔をガーゼで飾るが理由は
不明。巣の経費問題が次々発覚す
るたびに、ひたすら逃げ続ける。
−−−
「フシジチョウ」「シツゲンオウム」「アカギクジャク」が太字。
さすが下劣なアジビラ。
自民の人間の失言は漏れなく拾うが、民主の失言は尽くスルー。
他人のことを気にする前に、朝日新聞のフシジチョウでも調べてみたら?
>>212 今日はワンパターンの動物事典シリーズでしたね。
明日は知恵を絞ったバカ日記シリーズでしょうか。
それとも下品な語呂合わせシリーズでしょうか。
215 :
文責・名無しさん:2007/07/24(火) 07:58:29 ID:fl0J2LbN0
天声人語
2007年07月24日(火曜日)付
その昔、 芸者衆のお代は線香が燃え尽きる時間で計算した。 上方落語「たち
ぎれ線香」では、若だんなと芸者が恋に落ち、案じた番頭が仲を裂く。 死んだ芸
者に若だんなが泣いて供えた三味線は、なじみの地唄を奏で、やがて線香が消
えたところでやむ。ほろりとさせるサゲだ。
松岡利勝氏の事務所費のことで、すとんと胸に落ちる説明を初めて耳にした。
赤坂で芸者を呼ぶのに、領収書が出ない花代を事務所費で落としたという。「本
人から聞いた」と、山本拓農水副大臣が演説会で紹介した。
「会場を和ませる冗談」と撤回したが、テレビでは「うそをついた覚えはない」と
語った。それはそうだろう。根も葉もない話なら「若い頃に遊んだ仲間」(山本氏)
に失礼ではないか。しかも故人である。
大人がどう遊ぼうと勝手だが、松岡氏が説明を拒んだ水代と違い、花代は極め
つきの私費といえる。事務所のどんぶり勘定に混ぜ込んだとすれば、やぼと言う
しかない。粋人のために日々芸を磨く女性たちに笑われる。
神楽坂の芸者を300万円で囲ったと報じられ、69日で辞めた首相がいた。退
陣表明は18年前のきょう。 前日に投票された参院選で、自民党は改選議席の
半分近くを失っていた。
嫌な客のお座敷に向かう道、芸者は三味線を運ぶ箱屋にいくらか包み、立てる
線香の下端をちょいと折ってもらったという。共に過ごす時を少しでも減らしたいと
いう知恵だ。投票日を控えて、閣僚の失言と醜聞が続く。 これでは、政権の線香
は両端から短くなるばかりだ。
http://www.asahi.com/paper/column20070724.html
四十九日を過ぎたとはいえ、まだ亡くなってから二月も経っていないのにこれか。
品の無さが段々「素粒子」に似てきたな。
>>215 文章は、上手いと思った。
流暢な筆に騙されてしまいそうだ。
『山本氏は、本人からそう聞いた』というのはウソではない、ということと、『松岡氏が花代を
事務所費で落とした』というのはウソではない、ということの間には、大きな隔たりがあるでしょ
う。
加えて、『松岡氏が花代を事務所費で落とした』ということと、『松岡氏が個人の楽しみのため
に芸者遊びをしていた』ということの間にも、大きな隔たりがある。
断定的に書くのは、真実が出てきてからでもいいでしょう。故人に失礼なのは天人子の方だ。
第5段落は宇野宗佑氏のことだろうけど、故人の、真偽も明らかではない話をもってくるのは下品
だな。しかも「報じられ」と書くあたり、「あれは本当のことじゃないかもしれないけれど」と
逃げを打っていてなお下品。
最終第6段落では、故人のスキャンダルから「政権の線香」へ結び付けていて、なんだよ色々と並
べておきながら結局はお決まりの政権叩きか、と興醒め。
逆に穿って読み解けば、嫌な首相を早く引き摺り下ろすために、箱屋に幾らか包んで線香をちょ
いと折るくらいワケないんだよ、という芸者のタンカとも読める。
粋も芸もないしょんべん芸者の息巻きは、下衆いこと極まりないな。
【天声人語】by (-@∀@)新聞ジェネレーター
日本は爆弾投下は防衛のためのものだと主張している。しかしちょっと待って欲しい。
爆弾投下は防衛のためのものだと主張するには早計に過ぎないか。
日本の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えば北朝鮮からは従軍慰安婦問題に対する謝罪は拒否し、爆弾投下訓練を
防衛のための訓練と言い訳をしていると主張するような声もある。
このような声に日本は謙虚に耳を傾けるべきではないか▲
思い出してほしい、過去にも何度も日本は北朝鮮の叫びを無視している。
日本は北朝鮮の従軍慰安婦問題に対する謝罪は拒否し、
爆弾投下訓練を防衛のための訓練と言い訳をしているという主張を
間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。
確かに北朝鮮には核保有宣言や日本人拉致という問題もある。だが、心配のしすぎではないか▲
日本の主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当に日本は爆弾投下は防衛のためのものだと主張できるのであろうか?
それはいかがなものか。的はずれというほかない▲
事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。
日本は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。
日本の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲
日本に疑問を抱くのは私達だけだろうか。
爆弾投下は防衛のためのものだと主張したことに対しては北朝鮮の反発が予想される。
従軍慰安婦問題に対する謝罪は拒否し、爆弾投下訓練を防衛のための訓練と言い訳をしている
という主張を支持する声も聞かれなくもない▲
日本もそれは望んでいないはず。しかし日本は防衛目的の軍事訓練のみを許容する憲法の規定を越えているのである。
爆弾投下は防衛のためのものだと主張する事はあまりに乱暴だ。日本は再考すべきだろう。
繰り返すが日本は防衛目的の軍事訓練のみを許容する憲法の規定を越えているのである▲
日本の爆弾投下は防衛のためのものだと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。
http://blog.livedoor.jp/kingcurtis/archives/50399692.html
219 :
文責・名無しさん:2007/07/24(火) 21:27:05 ID:MoFTpsYT0
>>210 朝日的には「ぼんやりとした不安」は、軍靴の足音だろがw
>>215 芸者だ三味線だといっても若者には一切通じないようなw
落書き 7/24(火)
「まあ、信じてるのねえ」と母
が言います。選挙の応援で首相夫
人が「主人を信じてください」と
訴えていると聞いて、「羨ましい
こと」としみじみした口調です。
「信じてなきゃ人前では言えない
わ。信じられている安倍さんも幸
せ者よ」と壁の「禁酒」という真
新しい紙に目をやりました。父の
下手な字です。もう何枚目になる
か数え切れません。(家庭日記)
× ×
没後80年の夏。<蝶の舌ゼンマ
イに似る暑さかな> 芥川龍之介
−−−
羨ましいに「うらや」ましい、とルビ。
>>214残念。「知恵を絞っ」ていないバカ日記でした。
>>220 本当にバカ日記だった。
>>214の慧眼に感服。
この家庭日記。
以前は「我が家に絡めて政治を腐す」だったのが、最近は「政治に絡めて我が家を腐す」になっ
てて、読んでて余計に痛々しい。
『政治を絡めること』ではなく、『腐すこと』が下品だと、いつになったら気が付くんでしょう
か。
風刺ってのは難しいですねえ、河谷氏。
>>222 つまりさ、「我が家に絡めて政治(というよりは自民党)を腐す」だと、
『不偏不党』を問われるから「政治に絡めて我が家を腐す」の
形をとって偽装しとるわけだ。「素晴らしい事の例に挙げるのだから
悪意はありません」って。
224 :
文責・名無しさん:2007/07/25(水) 14:56:40 ID:UdgNfD800
天声人語
2007年07月25日(水曜日)付
ご家庭のアルバムで、お父さんの影は薄いかもしれない。撮った人は写らないのが写真だ。
でも、シャッターに乗せた思いが画面に残ることはある。写真集『カンボジアの子どもたち』
(連合出版)にそう教えられた。
戦乱と暴政を見つめてきた自然や遺跡を背に、黄金の笑みがはじける。体より大きいバナナの
葉束を運ぶ娘、水牛の背の少年。99年から20回以上訪れた写真家、遠藤俊介さんへの信頼が、
かぐわしい靄(もや)のように作品を覆う。
かつて戦場を記録した沢田教一や一ノ瀬泰造は、この地に散った。平和を撮る者に約束されていた
豊潤な時は、しかし白血病に断ち切られる。今月半ば、写真集が枕元に届いた3日後、29歳の
遠藤さんは一ノ瀬らのもとに旅立った。
婚約者の高瀬友香さんにお会いした。昨夏、カンボジアの勉強会で意気投合し、直後に病気が
分かったそうだ。かの国で式を挙げる夢を支えにして、初の写真集に使うコマは病室で一緒に選んだ。
「整理が苦手な人で、まだ膨大な画像データがあります。私たちの子と思い、個展などの形に
育てたい」。後書きに「貧しいけれど笑顔のカンボジアを撮り続けようと決めた」とある。平穏の尊さを
伝える仕事が友香さんに残された。
本人の写真は奥付に1枚。子供に囲まれ、飛行機のポーズでおどけている。そしてもう1枚。表紙で
ほほ笑む少女の、とび色の瞳に小さく写り込んだ人影は、キヤノンEOSを構える。異国の、いくつもの
柔らかな記憶の奥底に、遠藤さんは永遠の像を結んでいるはずだ。
http://www.asahi.com/paper/column20070725.html −−−−−−−−−−
朝日とカンボジアというとどうしても「アジア的優しさ」が思い出されるんですが。
>>224 「キヤノンEOS」じゃないとだめなのか?
「カメラを構える」でいいんじゃないの?
いくらもらってるんだ?天人。
落書き 7/25(水)
負けそうで首相の責任不問論台
頭。確か「私か小沢さんか」てな
ことご本人は言ってたようだが。
× ×
「辞めないだろう」「いや、辞
める」「辞めるべきではない」と
政治専門記者の見方も三者三様。
× ×
首相はエチゼンクラゲとなれ、
と不問論者言い。負傷して命が危
うくなると繁殖力が増すらしい。
× ×
<うねりくる波のおもたく海月
揺れ> 山口草堂
−−−
海月に「くらげ」、とルビ。
毎日毎日ネガキャンやっててよく飽きねーな。
こんなキチガイ全開の紙面見てて吐き気を催さなかったらそれこそ新のキチガイだな。
228 :
文責・名無しさん:2007/07/26(木) 01:20:37 ID:1TWiWJwA0
『カンボジアの子どもたち』みたいなのを買う団塊サヨクがいなくなると、この手の写真集の需要は途絶えるだろうなw
229 :
文責・名無しさん:2007/07/26(木) 07:54:36 ID:ufZza/DP0
安倍を辞めさせるためにネガティブキャンペーンをはってきたのに
選挙で負けても辞めなさそうだから、悔しくてあせってるんだろう。
天声人語 2007年07月26日(木曜日)付
明治30年代、東京の呉服業界は模様合戦にわいた。老舗(しにせ)の三井呉服店(後の三越)
は京都に染め工場を構え、復古調の元禄模様に力を入れる。これに対し、より古く平安時代に想
を得た御守殿(ごしゅでん)模様で押したのが、創業間もない伊勢屋丹治呉服店だった。
伊勢屋は、この模様を柳橋芸者の総踊りで着せたほか、両国の花火大会でも宣伝した。「御守
殿模様の成功により、天下の三井呉服店と張り合って高級呉服店を目指す伊勢丹の姿勢に、衆目
が注がれるようになった」(伊勢丹百年史)。
三つの世紀にわたり競ってきた三越と伊勢丹が、経営統合を視野に提携交渉に入った。実現す
れば国内最大の百貨店グループになる。三越のブランドと優良顧客、伊勢丹のセンスと収益力を
「袷(あわせ)の衣(きぬ)」に仕立てる策らしい。
三越は明治38年、主要紙に「デパートメントストア宣言」を出し、日本初の百貨店になった。
元禄模様の芸者ポスターに列記した取扱商品の中、「欧米流行洋服類」は世紀を経て、今や伊勢
丹の得意分野である。世事は有為転変だ。
総売上高を減らし続けるこの業界は、呉服系も電鉄系も再編の渦中にある。そごうと西武に続
いて、今秋には大丸と松坂屋、阪急と阪神が統合する。昨日の敵は今日の友。勢力地図がどんど
ん塗り替わる、いわば「百貨領乱」の相である。
本来の百花繚乱(ひゃっかりょうらん)は多くの才能や美が集い、競い合う様をいう。流行を
争い、時代を導いた往年の百貨店がそうだった。のれん2枚を重ねて、巻き返しの模様が浮かび
出るか。衆目が注がれよう。
--------------------
こらまた、比喩や引用・修飾語を並べ立てたこと。
やや鬱陶しいかな。
百家斉放・百家争鳴は、朝日の崇める毛沢東のワナw
呉服着てると、ビルが火事になった時、朝日のカメラマンに気をつけつつ、焼け死ぬw
落書き 7/26(木)
わかってみれば−−
その1 26歳のバイク交通事故
死は保険金目的殺人、容疑者は父
だった。1億円以上を受け取る。
その2 73歳老、5千万円も振
り込む。「相場で損をした」とい
う長男からの電話は偽物だった。
その3 原発原子炉真上のクレ
ーンが破損。もしも運転中に落下
していたら、と背筋が寒くなる。
× ×
「8月猛暑」を気象庁修正。き
てみなけりゃわからない。<向日
葵の大声で立つ枯れて尚>不死男
−−−
「その1」「その2」「その3」が太字。
向日葵に「ひまわり」、尚に「なお」、とルビ。
天声人語 2007年07月27日(金曜日)付
ベルギーに6年いた。仕事場に近い地下鉄の階段はいつも、名物ワッフルの香りがした。バター
と蜂蜜とココアが混じる「においの記憶」は、冷たい雨の風景に重なる。着任時の高揚と不安が
溶け込んだ雨だ。
未体験のにおいの印象は、それをかいだ場面と共に記憶されるという。資生堂の調香部門を率
いた中村祥二さんの説だ(『香りの世界をさぐる』朝日選書)。初めてのにおいは一生もので、
それぞれが思い出に連なるのだろう。
米シカゴの研究チームが気になる仮説を発表した。身近なにおいをかぎ分けにくくなったらア
ルツハイマー病の兆しかも、というのだ。レモンやガソリンなど12種のにおいを、平均80歳
の約600人に当てさせたところ、的中率が悪い人ほど、後々、認知力が落ちる傾向にあった。
老化による嗅覚(きゅうかく)の衰えは、本人も周囲も気づきにくいから厄介だ。鼻からの刺
激が減ると、老化がまた進む。中村さんは「素人考え」として、においの刺激を繰り返し与える
ことで老化に対抗できないか、と提案している。
人の五感のうち、嗅覚はどうも軽く見られがちだ。多くの情報は目と耳から入る。特に、パソ
コンや携帯電話を操る現代人は視覚に頼りすぎて、動物に劣る嗅覚がますます鈍ってきたとも聞
く。
風邪をひくと食事がまずいのは、舌ではなく鼻の粘膜がやられるためだという。かぐ力が弱ま
れば、料理の風味ばかりか人生のアルバムまでが色あせかねない。鼻の値打ちは高さにあらず。
色んなにおいを通過させ、内側の元気を保ちたい。
--------------------
面白い、コラムらしいコラムでした。
落書き 7/27(金)
選挙戦もいよいよ明日限り。バ
イバイ音頭が聞こえてくるよ。
●「安心が倍の安倍内閣」と防
衛相。不安が倍という人もいる。
●終盤情勢調査で民主党は最大
推計、改選数32を倍増する勢い。
●応援に呼ばれぬ農水相、領収
書1枚を倍に使っておったとさ。
●「首相退陣なくはない」と側
近。さてはバイバイの準備かな。
× ×
「命長ければ恥多し」というけ
れど、いいこともあると思うほか
なし。男女とも寿命また延びる。
−−−
「バイバイ音頭」が太字。
不安が倍という人↓
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1171957206/799 。。。この日から「落書き」が始まったのか。
236 :
文責・名無しさん:2007/07/28(土) 01:10:54 ID:AxzF8NO50
ふw
売買、朝日は〜〜〜〜ん
237 :
マンセー名無しさん:2007/07/28(土) 07:22:04 ID:Gf2bDE0X0
>>224 【便所】キヤノンの裏事情Part24【証人喚問】より
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/company/1172613057/l50 835 :名無しさん:2007/07/25(水) 22:22:15 ID:i1pWTk2J
本日(7/25)付け、朝日新聞の天声人語には驚いた。
初めの段落で、
『ご家庭のアルバムで、お父さんの影は薄いかもしれない。撮った人は写らないのが写真だ。でも、シャッターに乗せた思いが画面に残ることはある。写真集『カンボジアの子供たち』(連合出版)にそう教えられた』
と伏線を張った後、今月、白血病のため29歳で亡くなったカメラマンとその婚約者を紹介する。
久しぶりに、なかなかいいコラムだと思いながら読んでいくと、最後の段落がいけない。
『本人の写真は奥付に1枚。子供に囲まれ、飛行機のポーズでおどけている。そしてもう1枚。表紙でほほ笑む少女の、とび色の瞳に小さく写りこんだ人影は、キヤノンEOSを構える。異国の、いくつもの柔らかな記憶の奥底に、遠藤さんは永遠の像を結んでいるはずだ。』
普通そこまで書くかよ。いや、書かされたんだろうなあ。
今後同紙に広告出稿が増える模様。
836 :いやらしい:2007/07/25(水) 23:35:39 ID:MBwJnfzA
さすがは経団連会長企業!やることが汚いね。
あの朝日新聞さえキャノンの軍門にくだって
しまったら誰が御手洗の暴走に歯止めをかけるんだ!
238 :
文責・名無しさん:2007/07/28(土) 09:54:18 ID:AxzF8NO50
>選挙では、お粗末な年金行政、閣僚の事務所費や失言が盛んに論じられた。
>それを「小事(しょうじ)」とし、移ろう世論を嘆く言説がにぎやかだ。
>与党が大敗すれば景気は失速、外交が揺らぐという警告さえある。
>それらの当否はさておき、
当否はさておくのかよ!w
景気は失速、外交は揺らぐ、って本当のことだろ。
言われたのが悔しいだけだろ。
天声人語 2007年07月28日(土曜日)付
分割した画面を開きながら、それが何かを当てるクイズ番組があった。記憶は定かでないが、
タワシかと思えばハリネズミ、はげ山のはずが実はラクダといった意外性の妙。ボタンを押す出
演者が間違うたびに、お互い様の「木を見て森を見ず」を笑ったものだ。
あと1日の参院選で、期日前投票が空前の出足という。クイズ番組の早押しとは違い、初めか
ら森は見えているという票である。今回は、木を見る前に怒りを投じた人もいよう。
選挙では、お粗末な年金行政、閣僚の事務所費や失言が盛んに論じられた。それを「小事(しょ
うじ)」とし、移ろう世論を嘆く言説がにぎやかだ。与党が大敗すれば景気は失速、外交が揺ら
ぐという警告さえある。
それらの当否はさておき、どんな投票行動も生活に影響する。それを承知で国民が怒る時があ
る。怒るなら小事ではなく、国家の針路や屋台骨を論じよとも言う。正論だが、肝心の政党や政
治家が大事(だいじ)を扱うに値するかどうか。これこそ民主主義の超大事だろう。
公示の日、安倍首相は秋葉原の電気街で「負けるわけにはいかないんです」と絶叫した。日の
丸の小旗が一斉に打ち振られる秒の間(ま)に、首相は腕の時計に視線を走らせた。意外な余裕
と見たが、同じ街でいま、店頭の大型テレビが与党苦戦の予想を伝えている。
本日が期日前投票のピークらしい。その票が箱に収まったところで選挙戦は終わり、審判を待
つ森が現れる。あすの「期日投票」には満を持したなりの選択があろう。思い切りボタンを押し
ていただきたい。
--------------------
木の枝振りを偽装して森を隠して伝えたマスメディアが、偉そうにまた一席ぶったものである。
伝えられた「閣僚の不祥事」とやらが本当に「大事」か「小事」か。朝日新聞の覚え目出度き民
主党が国家の屋台骨足りうるか、それこそが「大事」であり「森」であろうよ。
「超大事」等と、言葉をもてあそんで枝振り批評に興じたメディアこそ、木を見て森を見ずの様
を嘲笑されるべき存在であると、考えます。
240 :
文責・名無しさん:2007/07/28(土) 14:38:34 ID:Rron/Q/+0
>>235 >バイバイ音頭
バイバイ音頭ってなに?
別に音頭調にもなっていないし「バイバイ」だけでいいだろ。
選挙前の素粒子は今日の夕刊が最後。
今日もまた下品な安倍叩きなんだろうな。
242 :
文責・名無しさん:2007/07/28(土) 19:39:16 ID:/jN1cLwI0
>>239 安倍に特に目立った失策がないから、「小事」をあげつらっていた張本人がよく言うわ…
落書き 7/28(土)
候補者名を連呼、連呼の首相。
戦後脱却、改憲、教育再生、美し
い国へ、なんてのはどこへやら。
× ×
領収書問題でまた謝罪の農水相
はさながらコメツキバッタ。一体
この人何のための大臣なのやら。
× ×
巡業肩すかしでサッカーの朝青
龍。「相撲道発展のため頑張りま
す」の横綱口上などどこへやら。
× ×
各地で30度以上。<あぢさゐの
藍をつくして了りけり> 安住敦
−−−
>>240ご明察。
とはいえ、ほかに何やある。
民主党優勢で嬉しくてしかたがないんだろうな。
正論を言っているのはサンケイなわけだが、
また交換日記が始まったかな。
>>244 日中のオフィス街(浜松町)で選挙カーでうるさく名前をがなり立ててたのは民主党だけだったんだが。
天声人語 2007年07月29日(日曜日)付
効き目のほどは知らないが、落雷を避ける呪文を「くわばら、くわばら」と言う。由来は諸説
あって、菅原道真の領地だった桑原には雷が落ちなかったから、などと伝わっている。
「気象庁」を三度唱えるまじないも、昔あった。夏場、生ものを食べる前に唱えると「食あた
りしない」と言われた。天気予報が「当たらない」ことに掛けた、きつい冗談だった。
いまは随分正確になったが、外れることもある。「8月は猛暑」としていた長期予報を、先ご
ろ「平年並み」に修正した。夏の主役の太平洋高気圧が勢いに欠けるためらしい。梅雨明けも早
いはずだったのに、東日本では明けないままに8月も近い。
短期の予報では、「降水」が当たり外れの基準になる。近年の的中率は、翌日の天気の予報だ
と8割を超えている。だが気象庁によれば、人々の満足度は数字通りにはいかないらしい。
明日が遠足の子、慈雨を待つ農家……日々、だれもが、それぞれの「好天」を望んでいる。予
報が外れて、前夜の期待感が、朝には落胆に変わる。やり場のない悔しさを味わったことのない
人はまれだろう。かくて2割弱の不首尾は、数字以上に人々の不評を買うことになる。
きょうは参院選投票日である。投票率への影響をにらみつつ、それぞれの候補者の望む「好天」
がある。ゆうべの天気予報を見て「当たり」を願った人も、「外れ」を祈った人もいただろう。
明けての結果はさておいて、一有権者としては、晴雨に左右されない投票で「天下分け目」に参
加したい。
天声人語 2007年07月30日(月曜日)付
古代ギリシャの哲学者タレスは天文学にもたけていた。ある夜、星の観測に熱中するあまり、
井戸に気づかずに落ちてしまった。使用人が冷やかした。「あなたは天上のことは知ろうとする
が、足元のことはお気づきにならない」
よく知られた逸話に、安倍自民党の大敗が重なる。首相になってからの安倍さんには、望遠鏡
で遠くの空ばかり眺めていた印象が強い。いわく「美しい国」「憲法改正」「戦後レジーム(体
制)からの脱却」……。大構えなテーマは、彼の思い描く夜空に、星座となってきらめいていた
のだろう。
だが足元には疎かったようだ。暮らしを脅かす格差に無頓着だった。政治とカネの醜聞につま
ずき、年金問題という井戸に落ちた。それからが正念場だったはずだが、腹を据えて空を仰ぎ続
けるでもなく、取り繕いに追われた。
「政治家は次の時代を考え、政治屋は次の選挙を考える」という。首相就任時には、安倍さん
は政治家だったかもしれない。だが井戸に落ちてからは、動揺したのかすっかり政治屋になって
しまった。脆(もろ)さに失望した人は、自民支持層にも少なくなかっただろう。
タレスは、万物は水から生まれ、水に還(かえ)ると、宇宙の原理を説いた。その水を庶民に、
為政者を舟になぞらえたのは、中国の思想家の荀子だ。「水はすなわち舟を載せ、水はすなわち
舟を覆す」
民衆は政権を支えもするが、不満ならひっくり返す。それが一票の力だろう。舟が覆ってなお、
首相は泳ぎ続けるそうだ。民意の波は相当荒いのだけれど。
--------------------
小上手にまとめたな。
第3段落「それからが正念場だったはずだが」や第4段落「脆さに失望した」など、心にもないこ
とを後付で、平気なツラで書くあたり、厚顔無恥というか白々しいというか。
最終段落「民意の波」とやらは、何処かの誰かが煽りに煽っておこした波だったんだが、風を吹
かせたマスメディアさんご満悦の巻、といったところか。
>安倍さんは政治家だったかもしれない。
安倍「さん」って・・・。
>>248 >それからが正念場だったはずだが、腹を据えて空を仰ぎ続けるでもなく、取り繕いに追われた。
言葉遊びが過ぎて、具体的にどうすりゃ良かったのかさっぱりわからん。
年金だの還元水だのはお構いなしに「戦後レジームからの脱却」やら何やら進めれば良かったと?
そうなったらそうなったで叩いていただろうことはスレ住人なら誰でも予想できる。
>民衆は政権を支えもするが、不満ならひっくり返す。それが一票の力だろう。
郵政選挙のときだっけ?
数字をこねくり回して「有権者は決して自民支持じゃない!」とか必死になってたのは。
今日の素粒子露骨過ぎ
素粒子オオハシャギ
落書き 7/30(月)
民意は安倍政治不信任−−
ア あんたはだめと審判出たが
ベ べらべら空疎な言葉を並べ
シン 死んでも離さぬ私の内閣
ゾ 続投するとはしょんないな
ウ 美しい国、日本も色あせて
× ×
イラク戦争はじめいくらブッシ
ュ追随とはいえ、選挙に敗れ死に
体政権になることまで倣うとは。
× ×
「反省すべき点は反省」としき
りに言う首相。とっくに反省した
自民支持層は25%が民主へ回る。
−−−
「ア」「ベ」「シン」「ゾ」「ウ」が太字。
ほんとに下品だな。
勝っても負けてもお互いを讃えあうのが
日本人の感覚だと思っていたが。
× ×
イラク戦争はじめいくらブッシ
ュ追随とはいえ、選挙に敗れ死に
体政権になることまで倣うとは。
× ×
「反省すべき点は反省」としき
りに言う首相。とっくに反省した
自民支持層は25%が民主へ回る。
−−−
「ア」「ベ」「シン」「ゾ」「ウ」が太字。
ごめん転載しようとして誤爆した
>>248 >>253 しかし、天人、素粒子と並べてみても、自民党の何が悪いと有権者は判断したのか、それを朝日
新聞はどう分析しているのか、さっぱりわからんな。
『兎に角安倍が全部悪い』という雄叫びだけは、痛いほどに伝わるんだが。
ここらへんの「安倍首相が悪い、なぜなら安倍首相が悪いからだ」という自家撞着具合は、狂信
的左巻きの方々の「日本が悪い、なぜなら日本が悪いからだ」に通じるね。
それ以外の芸が無い、とも言えるか。
258 :
文責・名無しさん:2007/07/31(火) 03:22:09 ID:D3z9YKdm0
>>248 万物は流転するのならば、九条も然りw
という理に気づけw
天声人語 2007年07月31日(火曜日)付
きのう75歳で亡くなった小田実(まこと)さんは、存在感のあふれる作家だった。行動派で
知られ、60年代には「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」の顔となって奔走した。一つ
の時代が過ぎたと感じる人も多いだろう。
ともにベ平連をつくった哲学者の鶴見俊輔さんは、小田さんをよく知らないまま運動に呼び込
んだ。「たまたま拾ったビンから煙がもくもく出てきて、アラジンのランプみたいに巨人が現れ
た」と出会いを回想する。並はずれた実行力で運動を広げていった。
根底にあったのは大阪空襲の体験だ。爆弾の中を必死で逃げた。ふるえながら防空壕(ごう)
をはい出し、黒こげの死体を片付けたという。だから米軍の北爆の写真を見たとき、煙の下で起
きていることが手に取るように分かった。「される側」の視点である。
若い頃、世界を歩いて『何でも見てやろう』を書いた。印象深いくだりがある。ユースホステ
ルで徴兵制が話題になった。小田さんが「日本はそんな野蛮な制度はとっくの昔にかなぐり捨て
た」と言うと、様々な国籍の若者の目が輝いたそうだ。そうした体験が、憲法9条への思いにつ
ながっていく。
末期がんの病床でも、いまの日本の空気を「戦前のようだ」と憂えていた。家族によれば、こ
こ1カ月はあまり話せなくなっていた。だが、「政治が本当にひどいときは市民は動くもんだ」
と何度も口にしたという。
市民派として、「市民」への信頼を貫いた生涯だった。永眠は奇(く)しくも、その市民が安
倍政権に厳しい審判を突きつけた夜だった。
--------------------
社会主義思想が当時のスタンダードだったことを考慮したら、普通の思想と絶大な行動力を持っ
た人だった、と評していいのかもしれません。
「かつてはすごい人だった」程度で済ませておくべきなのに、現在の朝日の思想に都合がいいか
らといっていまだに「巨人」だなどと持ち上げるから、ちょっと待てや、KGBはどうなんだ、地上
の楽園はどこにあるんだ、となる。
今日の素粒子でも喜び炸裂。
261 :
文責・名無しさん:2007/07/31(火) 16:59:34 ID:OcphUzRy0
素粒子、安倍は小沢を見習えと書いてたね。
いったい何を見習うんだ?
政治資金による不動産蓄財?国会ずる休み?党首討論でのニヤニヤ?
ああ、今日も嬉しそうに掲示板レベルの日記を書いてましたね。
264 :
文責・名無しさん:2007/07/31(火) 23:57:24 ID:D3z9YKdm0
>>295 河合隼雄よりは、見たいものしか見えず、聞きたいものしか聞こえなかった人への哀悼かいなw
しかし、朝日新聞によれば今回の選挙は、九条は争点ではなくて、社民・共産は伸びずwだったのでは?
落書き 7/31(火)
暑くて窓が開いていて、隣のシ
ンちゃんが有名な教育再生ママに
叱られている声が聞こえます。
「何よ、これ。落第点ばかりじ
ゃないの」「ママ、許して。反省
すべき点を反省し、僕、再チャレ
ンジするから」「勉強法が独善的
なのよ。仲良しとばかり遊ぶから
甘くなるのよ。生活科はじめ必修
科目をしっかり習得しなきゃ。小
沢君を見なさい」(夏休み日記)
× ×
地に人に激動の7月行く。<乱
心のごとき真夏の蝶を見よ>青畝
−−−
叱られてに「しか」られて、とルビ。
>>261-262 「小沢君みたいになってしまうわよ」という意味かも。
>>265 小沢民スレで
「必習科目以前に出席不足で落第だね…」
と評されていて笑ったんだが。
>「小沢君みたいになってしまうわよ」という意味かも。
その発想は無かったわww
267 :
文責・名無しさん:2007/08/01(水) 09:51:50 ID:o1g8OE+Y0
>>265 >「小沢君みたいになってしまうわよ」という意味かも。
世間一般の小沢のイメージを考えれば、そう解釈するのが妥当だね。
天声人語 2007年08月01日(水曜日)付
どうっと吹いた風が、自民党という森の木々をなぎ倒していった。累々たる倒木。聞こえてく
るのは、首相や閣僚たちへの恨み節だ。「一票」が猛威をふるった7月の言葉から。
東京で3選をめざした自民の保坂三蔵氏は、あえなく6位に沈んだ。「年金問題、政治とカネ、
閣僚の失言など暴風雨のなか、演説の大半をおわびや経過報告に割かれた」。本論で勝負できな
かった、と悔しさをにじませる。
農村でも逆風が吹いた。新顔が大敗した山形で、運動中に応援に歩いた衆院議員は、支持者の
突き上げを食った。「大臣の失言、なんだべ」「松岡(農水相)の後は、ばんそうこう張った男
か。安倍さんには学習してもらわねえと」
落選したほかの陣営も悲鳴を上げた。「年金だけならいいが、余計なものがどんどん出てくる」
(青森)。「オウンゴールが4点ぐらいだ」(千葉)。足を引っ張った代表格の赤城農水相は選
挙翌日、「…………」。終始無言で登庁した。
惨敗を尻目に、首相は続投を表明した。派閥のボスらが即刻承知したのを、作家の辻井喬さん
は嘆く。「子分を一人でも多く閣僚にしようという計算で、自民党全体のことなんて考えていな
い。まして国家の将来なんて頭の片隅にもない」
追い風は民主党に吹いた。比例区の最後に滑り込んだ山本孝史氏は、進行がんと闘う。「天か
ら『あなたの出番を作りましたよ』と言われた気がする。6年は無理かもしれないが、命ある限
り仕事をしたい」。弱い人たちへの優しさを、自らに課す。
--------------------
下衆の窮み。
落書き 8/1(水)
「私の決めぜりふ」集−−
●安倍首相 「カラス、なぜ鳴
くの。美しい国目指すのも、負け
て続投も、みな私の勝手でしょ」
●赤城農水相 「大臣席も今日
限りだ。領収書を張り、絆創膏を
張り、ただそれだけだったなア」
●朝青龍 「地方巡業かサッカ
ーか、それが問題だ。入院か通院
か、それも問題だ。問題横綱だ」
× ×
「戦後レジーム脱却」を「お約
束」の首相居座る8月。<算盤を
はじき平和を出し惜しみ> 鶴子
−−−
「安倍首相」「赤城農水相」「朝青龍」が太字。
絆創膏に「ばんそうこう」、算盤に「そろばん」、とルビ。
じゃ、朝日の決めぜりふ集といくか。
「林彪は生きている」
「スターリンは子供好きなおじさん」
「ポルポト軍はアジア的優しさにあふれている」
「北朝鮮は地上の楽園」
「にしてもK・Yっていったい誰だ?」
「問題の本質はNHKと政治家との距離だ」
271 :
文責・名無しさん:2007/08/02(木) 01:04:48 ID:3/yMsQ1o0
>>269 本人が実際に言った訳でもないし、これのどこが決め台詞なんだ?
1、七つの子
3はハムレット?
2は何?
改変になってないのは言うまでも無いが
>>272 国定忠治で赤城とかけてるんじゃね?
改変度が過ぎて元ネタがさっぱりわからなくなってるけど。
天声人語 2007年08月02日(木曜日)付
毎年8月になると、大阪から1冊の本を送っていただく。庶民の戦争体験を集めたもので、『孫
たちへの証言』と題がついている。この夏で区切りの20集目を数える。刷り上がったばかりの
本が、今年も届いた。
手にとって項を繰る。玉砕の島サイパンから奇跡的に生きて帰った女性。学友の無残な遺体を
防空壕(ごう)から運び出した男性。子ども6人を連れて厳寒の朝鮮から逃れた母親……。74
編が収録されている。とつとつと飾らない文が、それゆえに、戦争の罪深さを訴えかける。
出版社を営む福山琢磨さん(73)が編集してきた。原稿は毎年募集する。収録候補を選び、
電話や手紙で筆者に問い合わせて、手を入れていく。手間のかかる作業だが、損得抜きで、名も
なき人々の苦難にこだわってきた。
大所高所からの歴史だけでは「戦争」は見えない。だが小さな物語を丹念に集めていけば、や
がてはモザイク画のように実相が浮かぶ。そんな信念に支えられた。20年間の応募は1万3000
を超え、収録は1599編にのぼる。「庶民の戦争史」と呼んで恥じない数だろう。
今年は100歳の人の原稿が初めて載った。震えがちな肉筆とともに、介護ヘルパーの聞き書
きが同封されていた。「伝えたい」という執念を、福山さんは感じた。
体験者の高齢化は進み、4人に3人を戦後生まれが占める時代である。戦争をめぐる日本人の
記憶の泉から、わずかに残る水をくみ上げて、「記録」にとどめる。涸(か)れる前に一滴でも
多くをと、応募のある限り刊行を続けるそうだ。
今日の素粒子、阿久先生の死をも政治主張に利用。許しがたい
276 :
文責・名無しさん:2007/08/02(木) 17:57:54 ID:5CXm5oRTO
最近安部批判ばっかだなwwwww
もはや救いがたい
落書き 8/2(木)
ごらんあれが民意だから、お辞
めなさいと、言われたけれど、高
くくる。ああ安倍内閣・冬景色。
× ×
目立つように実績作り、採決強
行無理をして、じいちゃん仕込み
と言われてる。時代遅れの政治。
× ×
見せてはもらえぬ領収書、ちら
ちらさせて辞めました。大臣職の
未練、でしょうか。釈明相クビ。
× ×
お酒はぬるめの燗がいい。作詞
5千曲の阿久悠さん逝く。70歳。
−−−
燗に「かん」、とルビ。
強行採決が時代遅れ?
審議拒否や、議長への暴力こそ時代遅れじゃないっすか?
てか朝日の記事や社説のノリこそ時代遅れだろ。数十年前の学生闘争そのものなのだから。
見せてはもらえぬ領収書って小沢のときは何と書いてたっけ?
自分の新聞の記事等も見ないでコラム書いてるわけ?
279 :
文責・名無しさん:2007/08/03(金) 00:40:38 ID:GvubmJCV0
また安倍&赤城叩き。
毎日毎日同じネタでは読者は飽きるだろうと思うのだが、
そんな他人のことなどお構いなしという態度が実に朝日らしいな。
酔っ払いが説教かましてる相手のことを気にするか?
天声人語 2007年08月03日(金曜日)付
冬の名曲もあるけれど、亡くなった作詞家の阿久悠さんは「8月の人」だろう。瀬戸内海の淡
路島で終戦を迎え、8月15日をつねづね第二の誕生日だと語っていた。
その日の晴れ渡った空を、8歳の阿久さんは、特別の青として覚えていた。あんなに見事な青
空は人生で数度の記憶しかない、と回想している(『生きっぱなしの記』)。この日を境に、封
印されていたものが一斉に飛び出してきた。
流行歌であり、映画であり、野球だった。「民主主義の三色旗」と阿久さんは呼んだ。なかで
も野球には、「神が降りてきた感じ」を受けたという。用具はなく、すべて手作り。毛糸を巻い
たボールで熱中した日々は、のちに小説「瀬戸内少年野球団」となって実を結ぶ。
毎年、高校野球の8月を心待ちにした。「球児は甲子園という聖地への巡礼者」と言い、この
二十数年、すべての試合を自宅で見た。この間、仕事は入れない。昼は丼ものしか食べなかった。
画面から目を離さずに口に運べるからである。
「三色旗」のひとつの流行歌が、本業になった。「UFO」「勝手にしやがれ」「林檎(りん
ご)殺人事件」……。破天荒ともいえる表現を次々に繰り出した。秘話に類するのだろう、目指
したのは「美空ひばりが歌いそうにない歌」だったという。ひばりとは同い年。畏怖(いふ)や
意地など、ないまぜな思いがあったようだ。
だが彼女の死後は、それを悔やんだ。阿久さんは自著で、一番の心残りを「美空ひばりのため
に歴史的な詞を提供できなかったこと」とつづっている。
--------------------
「終戦」だの「民主主義」だの「夏の甲子園」だのがなければなあ。
普段の行いが、こういう単語を混ぜた文章を『下衆い』と思わせる要因になるのは、ブンガク系
天人子の不幸と言うか、まあ自業自得なんだが。
そこにさえ目をつぶれば、いい文章でした。
阿久悠氏に弔意を。
282 :
文責・名無しさん:2007/08/03(金) 11:13:44 ID:1Sb3+dLu0
>>281 まあそうなんだけど、阿久悠の魅力やエピソードのためでもあるだろう。
落書き 8/3(金)
かばい立てがあだとなり、「私
の内閣」は自殺の次が傷だらけ更
迭。お陰で領収書問題動き出す。
× ×
うますぎるのがあだとなり、破
産ミートホープの肉、動物園で餌
にしてもらおうとして断られる。
× ×
大学を出たのがあだとなり、高
卒資格試験で採用された横浜市職
員、「学歴詐称」で停職処分へ。
× ×
弘前ねぷたは「ヤーヤドー」、
青森のねぶたは「ラッセラー」。
284 :
文責・名無しさん:2007/08/04(土) 00:00:56 ID:UwL48FVk0
先週の金曜からずっと安倍叩きかよ…
285 :
文責・名無しさん:2007/08/04(土) 02:24:47 ID:8xbgDJot0
天声人語 2007年08月04日(土曜日)付
双葉山といえば戦前の大横綱である。前人未到の69連勝を果たした。ついに敗れたとき、館
内は静まりかえった。しばらくして、我に返ったような怒号と喚声が渦巻いたという。
さすがの「不敗の代名詞」も緊張の糸が切れたのか、翌日、翌々日と連敗した。双葉山は後援
者に「我、いまだ木鶏(もっけい)たりえず」と電報を打ったという。木鶏は、中国の故事で、
最強の闘鶏のたとえ。木彫りの鶏さながらに、動じることなく勝負に臨む。無心の境地をあらわ
す言葉だ。
相撲は心、技、体だと言う。技と体はともかく、心はまだまだ。電報は、未熟を恥じる意味だっ
たろう。土俵内外でのひたむきな姿勢で、双葉山は求道者(ぐどうしゃ)とも仰がれた。名横綱
に比べるのは無粋だが、いまの朝青龍騒動に、古き良き伝説を懐かしむファンもいるだろう。
看板役の朝青龍のいない夏巡業は、きのう群馬県を皮切りに始まった。日本相撲協会は「おわ
び企画」として、急きょ力士の握手会を開いた。騒動は、横綱を甘やかしてきた協会の、大きな
ツケでもある。
戦後の大横綱だった大鵬について、名アナウンサー北出清五郎さんが回想している。当時の二
所ノ関親方は、大鵬の素質を見込んで英才教育を施した。ほかの弟子とは違う特別扱いである。
その一方で、とりわけ厳しく第一人者となるべき心構えを説いたそうだ。
大横綱がそびえ立ち、巨木を倒そうと下位の力士が精進を積む。過去の隆盛期には、きまって
理想の形があった。真の巨木になれるのかどうか。ここが朝青龍の土俵際である。
落書き 8/4(土)
『ことわざ新辞典』−−
●他山の石他国の橋 米国で橋
が崩落。老朽化、ずさんな点検、
補修費惜しみ。ひとごとでなし。
●猫の目安倍の目 「私か小沢
さんか」と言ったくせに「参院選
は政権選択選挙でない」と言い、
「月800円で辞めさせるのか」
と庇った農水相を更迭した敗将。
●千里の道も1円領収書から
政治とカネ問題の透明化には、添
付を義務づければ済むこと明白。
× ×
夏嵐机上の白紙飛び尽す 子規
−−−
「他山の石他国の橋」「猫の目安倍の目」「千里の道も1円領収書から」が太字。
庇ったに「かば」った、とルビ。
素粒子書いてる奴ってどんだけ安部が憎いんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>他山の石他国の橋
お隣の国のことですね(ニヤニヤ
290 :
文責・名無しさん:2007/08/04(土) 20:49:27 ID:8xbgDJot0
>>289 サッカーU22日中戦の中国の非道
国際試合を自国の審判員にジャッジさせ不正連発
中国人客も日本人に罵声や暴行
素粒子が中国や韓国を揶揄するのは、
世間でも話題になってさすがに誤魔化しきれなくなってからなんだよね。
それまでは絶対に触れようともしない。
だから、中国のサッカーのことも世間で話題にならない限りは触れないだろうね。
そもそも朝日新聞に記事自体が載ってないしw
292 :
文責・名無しさん:2007/08/04(土) 21:51:07 ID:Q9cJ36zT0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安打 打率9割2分
8月 4打数4安打 打率10割
8月4日現在 29打数27安打 打率9割3分1厘
7/19(木)より
>>187 15連続安打中
グッとガッツポーズをするだけで3人ぐらい首相が代わる、とか。
>>290 あれは何のためにやったのかわからない大会だったね。
北京五輪を前に、アジアカップよりも国民性が酷いってどういうことよ。
天声人語 2007年08月05日(日曜日)付
江戸城・大奥の礎を固めたのは3代将軍家光の乳母、春日局(かすがのつぼね)とされる。60
半ばでの辞世は〈西に入る月を誘(いざな)ひ法(のり)をえて今日ぞ火宅を逃れけるかな〉。
欲に満ちた火宅を春日局が仕切った17世紀前半、はるか西方では「イスラムの大奥」が栄華を
極めていた。
オスマン帝国の都、イスタンブールの輝きを伝える「トプカプ宮殿の至宝展」が、東京・上野
の都美術館で始まった(9月24日まで)。1000人もの女性が暮らしたハレム(後宮)の品々
は、バラの香りに抱かれて並んでいる。
ハレム、またはハーレムと聞けば殿方は落ち着かないだろう。この言葉は、もっぱら一夫多妻
の背徳を帯びて欧州に伝わり、世界に広まった。アングルの「トルコ風呂」(ルーブル美術館蔵)
では、多くの裸婦が妖(あや)しく憩う。
現実のハレムは、世継ぎを争う場だった。奴隷市場から連れてこられた異教徒の美女たちが、
作法や教養、歌舞を身につけ、君主スルタンの寵愛(ちょうあい)を競う。首尾よく男子を産め
ば、母后として国に君臨する道も開けた。
化粧箱、羽根うちわ、出産用のいす、ゆりかご。自分を飾り、勝ち残るための道具は華やかで、
どこか悲しい。小型のうちわは、見知らぬ男との「会話」にも使われたという。例えば、頬(ほ
お)からずらせば「愛してる」になった。
ハレムが育んだ文化は、時が博物館へと押しやった。言葉には官能の澱(おり)だけが残され
た。大奥と同様、その名が風俗産業に多用されていることを知れば、往時の女性たちはうちわを
左耳にあてるかもしれない。「ほっといて」と。
また宣伝か!
「トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜」
主催:東京都美術館、朝日新聞社、東映
天人子 主催のPRに かり出され
300 :
文責・名無しさん:2007/08/06(月) 10:11:50 ID:vR5VVzXh0
今日の天人は、エロ本の編集長の編集後記に載ってそうなレベルw
天声人語 2007年08月06日(月曜日)付
松浦理英子さんの短編に『肥満体恐怖症』がある。巨体が苦手な女子学生が寮で肥満の先輩3
人と同室になり、ねちねちいじめられる話だ。握った手を離さず先輩の一人が言う。「あなたさ
え太ればこの部屋は肉の帝国となるのよ。美しいと思わない?」
米ハーバード大の研究チームが「肥満は伝染する」との説を発表した。肥満の友を持つ人が太
る可能性は、そうでない場合より57%高いという。1万2000人の人間関係を32年追跡し
た結果だ。
兄弟姉妹や夫婦の共太りなら体質や食生活の仕業かと察しがつく。ところが、友人間の「感染
力」は兄弟や夫婦間より強かった。研究チームは「親しい人が太っていると肥満への抵抗感が薄
れる」とみる。
漫才の今いくよ・くるよ師匠のように、45年の親交にして見事に両極の体形を保つ例もある。
でも、友人の膨らみに接しているうちに肥満の許容範囲が緩み、節制する気がなくなるという理
屈は分かりやすい。
米国を旅した時の、甘湯につかるような心地よさを思い出す。歩く男も座る女も、こちらが肥
満見習いに見える肥えようだ。目が合えば「なんだい細いね」と言われた気にもなる。バーガー
屋のポテトは思わず、しかし迷わず「大」にした。
米国の成人は3割超が太りすぎという。170センチ/85キロを肥満としない甘い基準でこ
れだ。3人の仲間で1人は肥満という勘定。交わるたび、戯れるほどに互いの許容範囲は緩まり、
津々浦々、皆がぷよぷよになる。こうして、安穏だが美しくない「肉の帝国」ができる。
--------------------
『エロ本の編集長の編集後記』とは言い得て妙。コラムらしいコラムだとは思う。
オチない終わらせ方は文芸臭いが、嫌いじゃない。
他紙のように「原爆の日」方向で書かなかったのは、何故なんだろう。
デブが伝染するように、サヨも伝染するのではあるまいか。
>津々浦々、皆がぷよぷよになる。こうして、安穏だが美しくない「肉の帝国」ができる。
なんとなく天人らしくないファニーな感じがとてもよろしいw
下らない与太話すきw
ところで新聞の紙面に載せるときも、今いくよ・くるよ『師匠』なんだな。
落書き 8/6(月)
「私の内閣」失態始末に追われ
る首相、広島で被爆者に「防衛相
のしょうがない発言」を謝る一方
で、原爆症基準の見直しを約束。
ただし具体策なしとは情けない。
× ×
「私はお約束した」は安倍言語
の十八番。「検討したが見直さな
い」とはならぬよう。約束「美し
い国」はどうなったか知らぬが。
× ×
青森ねぶた、秋田竿燈、山形花
笠と祭り前線陸奥を南下。<原爆
忌水動かざる最上川>柏倉ただを
−−−
竿燈に「かんとう」、陸奥に「みちのく」、とルビ。
また打率上がったな。
天声人語 2007年08月07日(火曜日)付
「原爆の日」の朝、広島の街を通り雨がぬらした。平和記念公園の川べりを、千羽鶴を抱えた
高校生が通る。献花をたずさえ、お年寄りが歩く。
投下された8時15分、原爆ドームの上空を仰いでみた。雲間にうっすらと青空がのぞく。「そ
の時」を告げる鐘にあわせて、約600メートルの中空(なかぞら)で炸裂(さくれつ)する巨
大な火の玉を思い描いた。現実なら、私は瞬時に消滅するだろう。容赦なく抹殺される我が身を
思えば、心は冷える。
想像をめぐらしたのは、『原爆詩一八一人集』(コールサック社)という本を広島の書店で見
つけたからだ。きのうが発行日である。栗原貞子「生ましめん哉(かな)」、原民喜(たみき)
「コレガ人間ナノデス」。名高い原爆詩とともに、今の詩人の作品も多く収録している。
被爆体験者は少ない。想像力で言葉を紡いできた。戦後生まれの江口節さんの「朝顔」は、
〈いつものようにその人は出かけた/いつものように汗を拭(ふ)きながら/いつもの空に/
6000度ものまぶしいはなびらが開くなぞ/知るはずもなかった…〉。何十万の命に向けて炸
裂した核兵器のむごさを突く。
時とともに被爆者は亡くなり、平均年齢は74歳を超えた。原爆の日以外は記念公園もひっそ
りする。風化なのだろう、広島市の小学生の5割は投下日時を知らない。原爆の惨をどう伝え継
ぐか、模索が続いている。
広島・長崎を最初で最後にしなくてはならない。そんな思いが『一八一人集』にこもる。年内
には英語版も出るという。被爆国の詩人の深い言葉が、世界の人々に響けばいい。
--------------------
次の日に持ってきたか。
これらの思いが、原爆の特別視や被爆者の特別視に繋がったり、政治的な思想に左右されたりせ
ずに、広く真摯な「平和」への思いへ続けば、いいんだがな。
もちろん、現状がそうではないからこその思いである。
広島の小学生の5割が原爆投下日時を知らないのが風化と言っているが、聞いた相手が低学年だったら仕様がないと思うし、それは学年にもよるんじゃないかな。
それに高校生や受験間近の中学生に聞けばまた違った答えが返ってくるんじゃないかと。
「終戦記念日」なんてあるが、「記念日」ってなんだ。
何か…嬉しがっているような気がするんだよな…
その「記念日」を早めてくれた原爆投下を肯定しているように思える。
そもそも8月15日は正式に終戦した日じゃないしな。
312 :
文責・名無しさん:2007/08/07(火) 21:40:15 ID:1LR1j8V90
>>306 原爆の日にまで安倍叩きを絡めるとは、もう病気だね。
落書き 8/7(火)
「改名届」あれこれ−−
●朝青龍→朝憔悴。
●林野庁緑のオーナー→林野庁
赤のオーナー。
●自民党参議院議員会長→自民
党惨議院議員会長。
●赤城事務所→アコギ事務所。
●地方財務協会→総務官僚用住
宅供給協会。
× ×
支持率低下で窮地。いえ、安倍
首相でなく、ムシャラフ大統領。
× ×
美しき詞にも似ぬ玉の汗 杉風
−−−
憔悴に「しょうすい」、とルビ。
病気も茶化しのネタにするか。
朝日は麻生のアルツハイマー発言など、病気を絡めた発言を批判する資格がないな。
315 :
文責・名無しさん:2007/08/07(火) 23:35:34 ID:mF9UMfTe0
朝青龍が憔悴したのはマスゴミのストーカー行為のせいだろ
今さらだけど、何のひねりも効いてないな。
朝日を読む自称インテリはこんなので笑えるのか?
天声人語 2007年08月08日(水曜日)付
年齢のサバを読むといえば、ふつうは実年齢より若く言うことだろう。だが漫画家の手塚治虫
さんは、亡くなるまで実際より2歳年上だと信じられていた。
戦後すぐ、デビュー作の掲載が決まったとき、17歳だった。正直に年を言うと、若すぎて編
集者を不安がらせるかも知れない。大人に見せようとサバを読んだ年齢が、そのまま流布したと
いう説がある。
偉業に花を添える逸話と違って、どこか切ない「サバ読み」が、各地の自治体で発覚している。
大学や短大を卒業したのに、高卒者の試験で採用されていた「学歴詐称」である。神戸市、大阪
市などで相次ぎ、先日は横浜市でも分かった。免職や停職など、厳しい処分が下っている。
同情論もあるが、高卒者の就職機会を奪ったというとがめは、やむを得ないだろう。それより
も発覚した数である。大阪が約1000人、横浜は約700人というから、たまさかの不心得で
はない。
大阪では、バブル崩壊後の就職氷河期に増えたという。この時期に社会に出た「さまよえる世
代(ロストジェネレーション)」の、背に腹代えられぬ策だったのか。せっかく身に付けたもの
を捨てての身過ぎなら、暮らしは定まっても、喪失感があっただろう。
思い出すのは、〈まだ何もしてゐないのに時代といふ牙が優しくわれ噛(か)み殺す〉の歌だ。
歌人の荻原裕幸さんが、25歳の閉塞(へいそく)感を詠んだ。時代という牙はいま、25歳か
ら35歳の世代に、ひときわ苛烈(かれつ)に噛みついている。切ないサバ読みは、はざまの世
代からの、秘(ひそ)かな異議申し立てだったかもしれない。
--------------------
「ロストジェネレーション」を時代語としたい煽動が見えてげんなり。
ワシは「中・高卒者に限る」という制限の方に、制度のねじれを感じる。「高卒者の就職機会を奪
った」と言うのは、制度上は正しい指摘だけれど、制度そのものが「大卒者の就職機会を奪っ」
ているのだから。
まあ、そんな「そもそも」論は過ぎた事には無意味な指摘だな。天人子は「密かな異議申し立て」
等と文芸ぶっているが、それすら物悲しいだけの哀歌でしかないと思った。
318 :
文責・名無しさん:2007/08/08(水) 07:38:00 ID:21OYWZF40
>>317 >制度そのものが「大卒者の就職機会を奪っ」 ているのだから。
確かに。優秀なやつを採る、とはかけ離れた逆差別だよな。
それと朝日は、25歳から35歳の世代に同情してるなら「限定、特化した」
中途採用積極的にやってみろってんだよ。
落書き 8/8(水)
真夏の夜のための推薦新刊書。
× ×
●『地獄の季節』 「行くも地
獄、退くも地獄」との声に耐え、
面前での退陣要求にも耐えるアベ
・ランボー、開き直りの絶唱。
●『そして被害者はいなくなっ
た』 元検事長が5億円をだまし
取る。だが相手は「だまされた認
識がない」というミステリー。
●『夜間の死角』 ドジギ県警
の面会室で、保険金を掛けて妻を
殺した容疑の夫が自殺していた。
密室の謎解きが評判の警察小説。
−−−
『地獄の季節』『そして被害者はいなくなった』『夜間の死角』が太字。
>>319 > ●『そして被害者はいなくなっ
>た』 元検事長が5億円をだまし
>取る。だが相手は「だまされた認
>識がない」というミステリー。
ヘタに騒げば総連の痛い所まで突付かれかねないから黙ってるんだろ。
朝日は総連とズブズブだから書けないだろうが。
> ●『夜間の死角』 ドジギ県警
>の面会室で、保険金を掛けて妻を
>殺した容疑の夫が自殺していた。
>密室の謎解きが評判の警察小説。
人が死んでる事件でよくこんなの書けるな。
「ドジギ県警」なんて下らんオヤジギャグで警察を茶化すのが「ジャーナリスト」の仕事か?
>>319 ところで、いつも思うんだが。
このタイトルもじり遊びの元ネタ、全然わかんない。
今日のも、イマイチよくわからん。
それぞれ何が元ネタなんだか、判る人、誰か教えてください。
それと、素粒子川谷氏。
語の音だけ拾って改変して喜んでいる、そんな低質な芸で口に糊するとは、ええ御身分だな、おい。
ネタ本の内容と全く関係ないストーリーを展開させるの、いいかげん止めれ。
>>321 こんなこと書くと朝日の記者さんに「野暮なことすんな」としばかれるんだろうか。
1つ目:アルチュール・ランボーの詩集「地獄の季節」と映画の「ランボー」だと思われる。
2つ目:アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」
3つ目:高木彬光の「白昼の死角」
自分の考えた内容に合いそうなタイトルを引っ張ってきていじっただけの言葉遊び。
統一感もなければ3段オチにもなってない,まさに落書き。
323 :
文責・名無しさん:2007/08/09(木) 09:14:45 ID:YoQfBi4f0
>異なる意見に根気よく耳を傾けるのが、治の王道ではなかったか。
異なる意見に根気よく耳を傾けるのが、報道の王道でもなかったか。
異なる意見に一切耳を傾けようとせず音信不通状態だったから解任されたんじゃないのか?
解任されたと知ったとたん血相変えてようやく委員会に乗り込んできたそうだが。
その辺は無視ですか。それとも、虫にでもなってしまったんですか。
天声人語 2007年08月09日(木曜日)付
近ごろの漫才には、「もうええわ」という言葉が頻発するそうだ。2人が掛け合い、話がかみ
合わないと「もうええわ」。捨てぜりふを放って打ち切る。ここで客席はどっと笑うのだろう。
こちらは笑ってもいられない。長野県に公共事業を評価監視する委員会がある。煙たい意見を
述べる委員らに、県は「もう結構」とばかり、任期半ばで辞職を勧告したという。うち1人の有
識者は、意思確認もないまま解任されてしまった。
長野は昨夏、「脱ダム」を掲げた前知事から、ダムを是とする現職に代わった。県側は否定す
るが、勧告された委員らは「邪魔者の一掃か」と不信を募らせている。行政と漫才は違う。異な
る意見に根気よく耳を傾けるのが、治の王道ではなかったか。
「議論の必要なし、問答無用。こういう笑いに浸り続けるのは危険なことじゃないですかねえ」。
落語の桂歌丸師匠が以前、本紙に意見を寄せていた。結びには「笑いに限った話ではありません
よ」。異質なものを排除しがちな時代への警鐘に、わが意を得たものだ。
似たことは、国政にもある。安倍首相肝いりの、集団的自衛権をめぐる懇談会もそうだろう。
メンバー13人をぐるり見渡せば、行使の容認に前向きな人ばかりだ。世論を分かつ大テーマな
のに、異なる声を聞く耳はないらしい。
論敵について、勝海舟が言ったそうだ。「敵がないと、事が出来ぬ。国家というものは、みン
ながワイワイ反対して、それでいいのだ」。おおらかさと懐の深さは、今は昔の無い物ねだりだ
ろうか。
--------------------
『歌丸師匠』なんだね。
自分好みの結論にならなそうなら「異なる声を聞け」等とねじ込みにかかるわけだ。
核保有議論については、非核三原則+「語らせず」「考えてはいけない」の五原則であるかのよ
うに、「口にしてはならぬ」とまで言って異論を潰していたのにね。
>>325 ほかならぬ朝日が「もうええわ」と議論を一方的に打ち切っている件。
10月15日付朝日新聞「窓」の報道に対する建設省の書簡について
http://www.mlit.go.jp/river/topics/mado/right.html >平成12年5月2日付け建設省宛朝日新聞論説主幹発書簡
>建設省河川局開発課長 横塚 尚志殿
>建設大臣官房文書課広報室長 西脇 隆俊殿
>2000年5月2日
>朝日新聞社 論説主幹 佐柄木俊郎
> 昨年12月28日付けの書簡に対し、最終の回答をご送付するとともに、論争の打ち切りを通告いたします。
(後略)
>>325 >異質なものを排除しがちな時代への警鐘に、わが意を得たものだ。
で、今日の天声人語を読んだ結果「お前は異質排除思想の持ち主だ!」と
のフレーズを用いた糾弾が日本の各所で始まるんだよな。
328 :
文責・名無しさん:2007/08/09(木) 12:31:17 ID:jZBLVUxF0
>>325 小泉の皇室典範有識者会議が女系容認に積極的な人ばかりで進められた時に
朝日は女系反対の声に「黙れ」と、異なる意見を排除するのに率先していたのだが?
>320
逆に考えるんだ。素粒子こそ日本ジャーナリズムの基本なんだ。
>>325 長崎原爆の記事に朝日好みの回答をする模範的なアメリカ人が列挙していたが
久間批判は「言論封殺でおかしい」という意見がありましたねぇ。
落書き 8/9(木)
指示すりゃ支持率上昇とは参る
まいが、原爆症基準検討も拉致解
決働きかけも指示連発の安倍流。
× ×
打ちゃいいじゃないか、とは参
らぬらしい。ボンズの新記録75
6号につきまとう薬物使用疑惑。
× ×
帰国して療養すりゃいいじゃな
いか、とは参らぬらしい。朝青龍
には何せ仮病疑惑がつきまとう。
× ×
祈り続けて62年。<友は果てわ
れのその後や長崎忌> 田口悠香
332 :
文責・名無しさん:2007/08/10(金) 10:26:27 ID:1K0KGS240
天声人語 2007年08月10日(金曜日)付
平和祈念像の青い筋肉の上を雲がゆっくり流れる。あの日と同じ南の風だ。正林克記(まさば
やし・かつき)さん(68)は62年前、その風の中でセミ捕りをしていて、白い光と爆風を浴
びた。「お父さん助けて」。腹に竹が突き刺さり、思わず戦死した父を呼んだ。背中の妹は「お
母さん」と小さく震えた。
きのうの長崎原爆忌で、正林さんは「平和への誓い」を読み上げた。「立場や都合で原爆投下
を正当化してはならない」。クマゼミの合唱を超える声だった。
正林さんたちの夏を引き裂いたB29のスウィーニー機長は、直後の9月、長崎に入り、廃虚
の爆心地から青空を見上げる。この時の心境を回想録で「後悔も罪悪感もなかった」と記した。
罪悪感を抱くべきは日本の指導者たちだと。
機長はカトリック信者だった。日本有数の信者の街、浦上を全滅させたと知る由もない。二つ
の原爆が戦争を終わらせたという「落とした側の論理」を貫き、04年、84歳で逝った。
彼らの第1目標だった小倉は、近くの空襲の残煙で目視がきかなかった。投下に3回挑んで燃
料を費やし、第2目標の長崎に賭けることになった。曇天だったが、その時だけ一瞬、雲が切れ
たという。
ヒロシマから74時間47分。いくつもの必然と偶然が産み落とした二つ目は、機長に勲章を、
真下の7万4000人には死をもたらした。幾多の残酷な出会いを「しょうがない」の言葉でく
くった防衛相は去り、与党は民意の報いを受けた。被爆者の悲願、核廃絶への道は険しい。「目
を覚ませ」と南風に言わせ、また夏がゆく。
--------------------
締めの段落の定型句ブンガクは、どうにも軽い。
落書き 8/10(金)
夏休み課題図書一覧−−
●『暗夜行路』 選挙の歴史的
惨敗にもめげず居座りを図るが、
党内批判の収まらぬ安倍首相に。
●『罪と罰』 「どうしてこう
なったのか」などと言い、処分の
弁明会見すらできない朝青龍に。
●『何をなすべきか』 更迭に
際して、首相からも「あなたは若
い。一から出直したらどうか」と
言われたという赤城前農水相に。
× ×
<乳色の十日の月を切るごとく
ぎぎと鳴きつつ飛ぶ蝉の影>桂子
−−−
『暗夜行路』『罪と罰』『何をなすべきか』が太字。
朝青龍報道どう見てもおかしいだろ。
なんでそんなイベントに出ることになったのか、
主催者とかフジテレビとか中田とかが雲隠れって何なんだ?
会見できる状態じゃないじゃなくて
ゲロられたらまずいから会見させられないの間違いじゃないのか?
森夫妻といい飯島愛といい、朝鮮に盾着いた奴根こそぎ潰そうとしてないか?
次はデーブスペクターか?<「iPhoneは韓国では10年後ですね」
落書き 8/11(土)
最近ことわざ集−−
× ×
●上がる下がるは我が事にあら
ず ガソリン値上げも世界同時株
安も、車も株も持たぬこちとら。
●捨てる人あれば、拾う人あり
敗軍の将の進退で「辞めろ」の
一方、居座り容認論と党内二分。
●師匠は弟子に及ばず 高砂親
方の方から足を運んでの説得も朝
青龍には通じぬ。力不足らしい。
●毛を得んと欲すれば、ドーピ
ング処分を食らう 発毛剤から禁
止薬物。日本プロ野球界で初。
−−−
「上がる下がるは我が事にあらず」「捨てる人あれば、拾う人あり」「師匠は弟子に及ばず」
「毛を得んと欲すれば」が太字。
フミーは車なんか持ってないよな。
朝日新聞の運転手付きの社用車を快適に利用するだけだろうし。
> ●捨てる人あれば、拾う人あり
> 敗軍の将の進退で「辞めろ」の
>一方、居座り容認論と党内二分。
朝刊でこの記事見たけど、「○○県連からは〜と辞任を求める声が」と辞任要求を詳しく伝えながら、
続投容認派の方は「一方、続投を容認する声もあった」の一言で終わりw
隣は囲みで安倍応援グループの結成を伝える記事があったからバランス取ってるつもりなんだろうが。
339 :
文責・名無しさん:2007/08/12(日) 02:34:01 ID:NfhJ1taWO
> ●上がる下がるは我が事にあら
ず ガソリン値上げも世界同時株
安も、車も株も持たぬこちとら。
我が事にあらずって・・・
ガソリン価格が上がれば物価の高騰、株価が下がれば景気の後退に
繋がると思うんだが、それも関係ないって言える奴っていったいどんな
生活してるんだ?
340 :
文責・名無しさん:2007/08/12(日) 12:17:17 ID:yH9T7ivH0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安打 打率9割2分
8月 10打数10安打 打率10割
8月12日現在 35打数33安打 打率9割4分2厘
アカロー選手、脅威の21連続安打!!!
341 :
文責・名無しさん:2007/08/12(日) 12:39:21 ID:Zydjf0+k0
■阿倍政権の倒閣を企てた官僚達の二重クーデター■
URLを書くと、フィルターで撥ねられるサーバーもあるので書きません。
田原総一朗の政財界「ここだけの話」 7月19日
↑でググるとトップに出ます。
>社会保険庁が自ら情報をリーク
>安倍内閣は、小泉前首相ですらできなかった、いわばタブーである二つの改革をやろうとしている。
>一つは社会保険庁の解体と民営化。もう一つは、公務員の天下りの改革だ。
>これまで各省庁の官房長が握っていた天下り斡旋の権限を奪おうというのだ。
>これこそが、今、安倍政権が非常に窮地に立たされている最大の原因だと思う。
>安倍内閣は、社会保険庁を解体して、一度全員クビにして、民営化すると言っている。
>社会保険庁の役人というのは官僚だ。官僚というのは決してクビにならない、決して倒産しない、
>さらに天下りできるという、非常に安定した身分だ。それを「解体!」と言った。
>社会保険庁は厚生労働省や官邸に一切報告しなかった。
>民主党の長妻昭議員が社会保険庁に手をつけたのが去年6月、
>そして、5000万件以上もの行方不明の年金があると発表したのが今年2月。
>ところが、安倍首相や塩崎官房長官がこのことを知ったのは6月に入ってからだ。
>つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、
>民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、
>いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。
>官僚が公務員改革に反対するのはわかるが、なぜメディアも反対するのか。
>それは例えば、例えはあまりよくないかもしれないが、
>日銀の福井俊彦総裁が「村上ファンド」に投資した資金で多くの利益を得ていた問題があるが、
>マスコミは最初これを大きな問題にしなかった。
>マスコミというのは一見“官僚叩き”に見えるが、重要な情報源である官僚たちと徹底的に戦えないのだ。
>そのマスコミが、「官僚が安倍政権を見限った」とやたら報じている。
>マスコミも巻き込む形で、官僚たちの必死のクーデターが今、功を奏してきているのだ。
■コピペ歓迎■
天声人語 2007年08月11日(土曜日)付
夏の夜を涼しくするのは怪談だが、「幽霊」と「お化け」は似て非なるものらしい。幽霊は、
うらむ相手をねらって出るそうだ。伊右衛門にたたる四谷怪談のお岩さんは、そのお仲間である。
お化けは土地や物に憑(つ)いて、誰が通りかかっても出る。井戸で皿を数える皿屋敷の
お菊さんは、こちららしい。以上は、江戸風俗に詳しかった故・杉浦日向子さん監修の書に
教えられた。もともと身元のおぼろげな方々ではあるが、言われてみれば、そうかという気もする。
親戚(しんせき)筋でもあるまいが、水木しげるさんの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の脇役に
「ぬりかべ」なる妖怪がいる。その元の姿が、江戸時代の絵巻に描かれているのが、
先ごろ分かった。夜道を歩いていると壁にぶつかったように進めなくなる――そんな悪さをする
妖怪だと伝わる。
水木さんは、巨大な壁に小さな目と足を付けて、とぼけた味わいに描いた。絵巻は獅子の
体つきをして、三つ目に牙まである。おどろおどろしい風体は、古人がそれだけ怪異を恐れたからなのか。
寂しい夜道は、遠く感じる。歩いてもなかなか着かない。その感覚が「ぬりかべ」の正体なのだろう。
伝わる妖怪の数だけ、古来の暮らしや自然に根ざした「理由」があるようだ。
やわらかい感性ゆえか、「妖怪に出会う」なら子ども時代だと水木さんは言う。目的を持たず、
ぼんやりするのがコツらしい。さて盆休み。田舎へ帰る子もいるだろう。都会と違う草木のそよぎ、
夜の深さ。ゲーム機は置いて、妖怪に出会う夏も悪くない。
−−−−−−−−−−−−−−−
ゲゲゲの「ぬりかべ」、こんな姿? 江戸期の絵巻に登場
2007年08月07日00時56分
http://www.asahi.com/culture/update/0804/TKY200708040127.html
天声人語 2007年08月12日(日曜日)付
「ブルースの女王」、と聞いて淡谷のり子さんを思う人は減りつつあるだろう。きょうが誕生から
100年と聞き、戦時中も軍歌を拒み続けた硬骨の生涯を思った。レコードだけではない。
兵を死地に追いやる歌だと、戦地の慰問でも歌わなかった人である。
平時と変わらぬドレスで舞台に立ち、流行歌を歌った。アイシャドーに真っ赤な口紅、つけまつげ。
「不謹慎だ」と憲兵が怒鳴ると、「(こんな不器量が)素顔でステージに立って、どうなるのですか」と
言い返したそうだ(『ブルースの女王・淡谷のり子』吉武輝子)。
一度だけ、舞台で泣いたことがあった。九州の特攻基地でのことだ。歌の途中に出撃命令の下った
隊員らが、一人ひとり敬礼して中座していった。こらえきれず、背を向けて涙を流したという。
淡谷さんを泣かせた特攻を、日系米国人が追った映画「TOKKO 特攻」が上映されている。
狂信的自爆のイメージばかりが米国では強い。だがリサ・モリモト監督は丁寧な取材で、元隊員の
「生きたかったよ。死にたくはなかったよ」という本音にたどり着く。
「特攻兵」というロボットじみた人間など、どこにもいなかったのである。「兵士」という特別な人間も。
誰もがただの人間だった。そのことを、淡谷さんは分かっていた。
前線の慰問で、軍歌を聞きたがる兵はいなかった。リクエストはきまって十八番(おはこ)のブルースだった。
生きて帰ることを願っているただの男たちのために。そう念じながら歌ったと、彼女は後に述懐している。
−−−−−−−−−−−−−−−
ロボットじみた「A級戦犯」「日本兵」が登場する中韓の歴史観を是とする朝日に言われても。
落書き 8/13(月)
地獄の釜の蓋を開けて亡者ども
を出したので、お盆の間は暇にな
った閻魔大王と会見した。
−−最近そちらはどうですか。
閻魔 どうもこうもない。目算
通りに嘘つきの舌がそろわん。
−−どうしてです?
閻魔 素直に白状せん。「法の
範囲なら」などと言って。例えば
娑婆で飲んだナントカ還元水は、
実は何だったのかと問うてもまだ
答えぬのがいてな。その点、本当
はそうでないのに無責任男を演じ
てたと認めたのは正直だったな。
−−−
せりふの前の「閻魔」が太字。
蓋に「ふた」、閻魔大王に「えんま」大王、嘘に「うそ」、娑婆に「しゃば」、とルビ。
死人に鞭打つ、これがアサピークオリティ。
てか今さら植木等って、NHKの「思い出のメロディー」見てただろw
>>344 酷いな、また故人への攻撃ですか。下品にもほどがある。
うんざりですよ。
社説では夢でチェーホフと対話したり、読者投稿では猫や靖国の英霊が降臨したり、
朝日は異世界とのチャネリングが出来る人材が豊富だなw
そのうち、金星人が慰安婦に謝罪汁と言ってたとか言い出すんじゃないか?
348 :
「天声人語」が大チョンボ:2007/08/14(火) 11:59:03 ID:SYSd8Y9d0
金子勝・慶大教授、県委員解任問題─→ 騒動拡大の様相
「天声人語」が大チョンボ!
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/ <任期半ばで辞職を勧告したという。うち1人の有識者は、意思確認もないまま解任され
てしまった。>
と書かれているのだが、この有識者とは金子氏のことで、金子氏が不当に解任されたよう
に書いているが、金子氏が一度も会議に出席していないことや、連絡先すら長野県に知ら
せていなかったことには触れていない。
>>344 死者を批判するな、とは言わない。
でもせめて敬意ぐらいは払えよ・・・
既に歴史になった人物は別として。
・・・フミーに言っても無駄か。
社内では誰にも批判されない立場って楽でいいよね。
天声人語 2007年08月14日(火曜日)付
明治生まれの大歌人斎藤茂吉は、正直な人だった。会食で鯉(こい)料理が出たときのこと、
隣の膳(ぜん)をしげしげと眺め、鯉を替えてほしいと頼んだ。隣のが大きく見えたからだ。だ
が替えてみると、今度はそれが小さく見えてきて、また元に戻してもらった(『文人悪食(あく
じき)』嵐山光三郎)。
茂吉ほどではないにせよ、隣の芝生は青く見える。お盆休みの今なら、「隣の車線は速く見え
る」だろうか。渋滞の中、あっちが速いと車線を変えたとたんに、動かなくなる。舌打ちした経
験は、だれにでもあるだろう。
ふるさとや行楽地への行き来で、各地の高速道路は激しい渋滞だ。きのうは休みの折り返し点
だったのか、午前中は下りで、夕方になると上りで、長い車の列ができた。そしてきょうがUターン
ラッシュのピークだという。
自然渋滞は、ささいなことで起きるらしい。東大大学院の西成活裕・准教授によれば、何かの
拍子に一台の速度が落ちると、後続は次々にブレーキを踏む。その減速が連鎖して渋滞になるそ
うだ。防ぐには、最低でも40メートル以上の車間距離が必要だと、著書『渋滞学』で述べている。
急ぐ旅でも車間は詰めない方が、結局は早く着くのである。あっち、こっちと車線を変えるの
も、渋滞に輪をかけるだけらしい。
自分が追い抜いた車はすぐ視界から消える。だが抜かれたときは、お尻を長く見続けることに
なる。それが、自分の車線は遅いと錯覚する一因だと、米などの大学が報告している。五十歩百
歩と心得て、「隣の幸福」をねたまぬよう走りたい。
--------------------
軽い、生活感あふれるコラムですな。
鯉も芝生も車線も、「隣の幸福を妬む」のではなく「自分の不運に苛立つ」という方が本質だと
思うんだが、違うのかな。
まあ、色々と警句めいたなんやかやを引き出すことは、出来るでしょうが。
ただこれだけで読めば、シンプルで面白かった。
敬意というか人間としての最低限の礼節が必要だな。
フミーは例のNDってやつだ(w
落書き 8/14(火)
「閻魔大王会見記」続報。
−−よほど嘘がお嫌いですね。
閻魔 嘘は泥棒の始まりという
じゃろ。地獄には泥棒はおらぬ。
−−現世を見てのご感想は?
閻魔 この嘘で固めたざまは何
だ。耐震偽装マンションに住み、
中身偽装のコロッケを食い、捏造
テレビ見ていてはしょうがない。
−−為政者は「美しい国」を目
指すと約束しています。
閻魔 それがいちばん嘘臭い。
約束した内閣が1年もせぬうちに
絆創膏だらけになるようではな。
−−−
せりふの前の「閻魔」が太字。
閻魔大王に「えんま」大王、嘘に「うそ」、捏造に「ねつぞう」、
絆創膏に「ばんそうこう」、とルビ。
353 :
文責・名無しさん:2007/08/14(火) 21:10:44 ID:QZc3DAbU0
>捏造テレビ
捏造テレビって初めて聞いた言葉だ。
テレビに限定せず、普通に捏造報道でいいと思うのだが。
>地獄には泥棒はおらぬ。
一昔前の「社会主義国家には泥棒はいない」というヨタ話を連想させるなw
天声人語 2007年08月15日(水曜日)付
昭和と切っても切れない人だからか。夏のきわみに、この春死去した城山三郎さんをめぐる本
の出版が相次いでいる。17歳で入った「軍隊」が残した傷痕から出発し、生涯をかけて戦争を
追究した作家である。
亡くなる前年にお会いしたとき、特攻の話になった。戦争末期に「桜花」という特攻機があっ
た。着陸する車輪さえなく、体当たりだけを目的に作られた兵器である。あるとき米国の航空博
物館で、城山さんは実物を見る。あまりにも狭い操縦席に、胸をしめつけられた。
若者が身体を折りかがめ、兵器の一部となって乗り組んでいく。悲劇的な姿が脳裏に迫った。
人格など顧みられず、人間が消耗品扱いされた時代を痛感したという。死んでいった兵への愛惜
を語り、「行かせた者は許せない」と目をしばたかせていた。
そして、城山さんのいない8月15日が巡る。人命を湯水のように戦場につぎ込んだ指導層の
責任を、城山さんのように問う戦中派もいる。横浜の飯田進さん(84)は、南方での餓死、病
死のありさまを書き残そうと、時間と競争の執筆を進める。
自らも死線をさまよった。軍部は拙劣な作戦を繰り返し、補給もなく、おびただしい兵を野た
れ死にさせた。その責任に目をつぶって、惨めな戦死者を「英霊」と呼べば、戦争の実相を隠す
と思うからだ。
この夏の、城山さんをめぐる一冊に、若いころの本人の詩があった。戦争を、〈暖い生命を秤
売(はかりうり)する〉ものだと突いている。気骨の作家の遺訓が聞こえてくるような、62年
目の蝉(せみ)時雨(しぐれ)である。
--------------------
戦争が悲惨だった、と言うのは一面の真実であるし、それは否定しようも無いが。
その戦争を決断しなければならなかった、という人物がいたのも真実だし、その決断には相応の
正当性があったと言うのも、もう一面の真実であって、これも否定は難しい。
「自分ではない誰か」に責任の全を負わせ、過去を断罪することが真実だと言うのなら、その真
実は悲しい。
全ての人に、鎮魂の祈りを捧げる。
対米戦争を煽った朝日新聞自身が受け止めなきゃならん言葉のはずだが。
随分と他人事の様子ですね。
>>355 「特攻」ってのから目を背けたい感情が生じるってのは、戦争の悲惨さとかじゃなくて
自分のポジションを強化するために、その事実を抱え込んで、コントロールしたい相手に
たたきつける手法を常とする、反戦平和の連中の横暴に端を発しているのがよく判る一文。
早乙女勝元やら本島等の言う「危険な軍事都市」を葬り去るための力を有した米艦に向けて
戦闘機を戦闘機として「敵の攻撃をかわす」って運用が出来なくなって突っ込むしかない。
特攻ってのは、米が戦争を始める時には思い描いていなかったことかもしれないが、
それに対して戦争が終わってからその持つ意味を補完されてしまってるよね。
ここ数日の「KY」を巡る話でも判るように、郵政選挙と先日の参院選でメディアが持ち出す
「若者」の文脈が変わってるから俺もどう扱って良いか判らない話だけど、「特攻」の扱い方
を間違えたせいで、反権力を標榜するような若者の間に「特攻」って言葉が流行っている。
例えば、18きっぷ期間に「ムーンライトながら」の指定券を得るために「みどりの窓口へ特攻」
しました、といってるブログ、Web日記の類が少なくない。 また、供給数が少ない商品を得る
ための行列も「特攻」と言われる。(これは「特攻 窓口」でググッてみるとホントに驚くよ)
JRとかメーカーが「供給数を制限して購買意欲を煽る悪」として規定され、自分はそのシステムを
嘆きながらも、「困難を乗り越えて買えた」との満足感を得るために、脇目も振らずに向かう。
それが若者の使う「特攻」って意味なんだよね。 で、入手できなきゃ「玉砕」と嘆く。
>>356 夕刊で「新聞と戦争」コラム連載して、戦争煽ったことは意識してるみたいよ。
その反省で今の紙面になったとか言ってる。
落書き 8/15(水)
戦争は終わらず。イラクでまた
テロ、死傷者数百人規模と最悪。
一体全体いつまでつづく泥沼ぞ。
× ×
戦争はお休み。人事を巡って、
渡り鳥大臣と留鳥事務次官の間で
勃発した防衛省内戦は一時停止。
× ×
戦争に敗れて62回目の記念日。
閣僚の靖国参拝はひとりとか。改
造間近でそれどころじゃないか。
× ×
北海道「白い恋人」は「白い元
恋人」と改名します−−製造元。
−−−
勃発に「ぼっぱつ」、とルビ。
天声人語 2007年08月16日(木曜日)付
戦没した人たちの思いが働いたのかと、時々不思議に思うことがある。終戦の日が、盆と重な
ることだ。迎え火、送り火、精霊流し。戦争の記憶と相まって、日本人の情念がいちばん深まる
ときであろう。
いつもは静かな東京の千鳥ケ淵戦没者墓苑も、きのうは献花に埋まった。海外での死者のうち、
引き取り手のない約35万人の遺骨が眠っている。今年は新たに、各地で収集された973柱が
納骨された。だが、なお116万人もの遺骨が祖国の土を踏めないでいる。
人の生きた証しは様々だが、骨は最も素朴なものだろう。南方の熱帯林で苔(こけ)むしてい
た、日本兵のしゃれこうべに、詩人の茨木のり子さんは胸を痛めた。〈生前/この頭を/かけが
えなく いとおしいものとして/掻抱(かきいだ)いた女が きっと居たに違いない〉。
詩は、〈小さな顳●(こめかみ)のひよめきを/じっと視(み)ていたのはどんな母……〉と
続く。昨日の全国戦没者追悼式に最高齢で参列した松岡コトさん(101)は、長男を亡くした。
遺髪は届いたが骨は戻らず、母はずっと、無骨(むこつ)の墓に線香を立ててきた。
日本人ばかりではない。戦中、朝鮮半島から大勢が日本に動員された。日本で亡くなり、各地
の寺や山野に見捨てられた遺骨は少なくない。帰してほしいと求める声が、韓国からも起きてい
る。
〈戦死やあわれ/兵隊の死ぬるや あわれ〉で知られる詩「骨のうたう」を書いた竹内浩三も、
戦死して骨は帰らなかった。白木の箱の軽さに泣いた多くの遺族の無念も、戦争の罪深さとして
心にとどめたい。
(●は「需」の右に「頁」)
361 :
文責・名無しさん:2007/08/16(木) 14:26:22 ID:g0RA1O2e0
>>359 >戦争に敗れて62回目の記念日。
普通に「62回目の終戦の日」ではダメなのか?
落書き 8/16(木)
母と父が言い合っています。
「お盆だったというのに、お墓
参りにも行かないで、全く」「ば
か言え。今じゃ、墓には誰もいな
いんだぞ。ご先祖様も千の風にな
って吹いてるのだ。歌ってやろう
か」「結構ですよ。どうせあなた
は何もせんの風。のんでばかりな
んだから」「のむ自由に乾杯だ」
「せめて家の中を裸でうろつかな
いでちょうだい」(夏休み日記)
× ×
日本発熱列島。<世にも暑にも
寡黙をもつて抗しけり> 安住敦
>>360 >だが、なお116万人もの遺骨が祖国の土を踏めないでいる。
厚生労働省:戦没者慰霊事業
http://www.mhlw.go.jp/bunya/engo/seido01/index.html 未送還遺骨概数 約116万柱
うち 海没遺骨 約30万柱
相手国の事情により収集困難な遺骨 約26万柱
その他 約60万柱
ソヴィエトに抑留され、強制労働の下で命を落とした方が約5万5千人おり、うち3万数千柱の遺骨
が戻っていないのだな。
例えば、彼らの死を「戦争の罪深さ」等と軽く一緒くたに扱っていいものなのかと、チリチリす
る苛立ちを感じる。
>>362 家族日記は、風刺なんだか悲喜劇なんだか、もうワケわかんなくなっているな。
しおれそうなほどシュールで湿ったギャグを、このクソ暑い中で読ませるとは、いい度胸だ、河
谷氏。
>>362 墓参りに行かない→靖国参拝しない
何もしない→防衛省人事問題
裸でうろつく→裸の王様
で安倍の事を書いてるのかと思った漏れは素粒子中毒になってしまったのか…
だとしても、安倍は飲んだくれてるわけでも官邸を裸で歩いてるわけでもないし、
多くの人には「ああ、また下らん日記ネタか」と気付いてもらえそうにないが。
天声人語 2007年08月17日(金曜日)付
学生時代にネパールを旅したとき、街道の茶屋に入った。主人がコップを洗うのを見ていると、
まず10個ばかりをテーブルに並べ、その一つに水をいっぱい入れた。
次に、その水を隣のコップに移した。さらに隣に、また隣に、と移していった。それが、「洗っ
ている」のだった。1杯の水で10個を洗うのである。谷川までの水くみが重労働なんだ、と主
人は言った。水の貴重さに驚き、節約の知恵に恐れいったものだ。
思い出したのは、本紙の声欄で大分市の女子中学生、小沢●(●は王へんに「争」、じょう)
さんの投書を読んだからだ。●さんは中国福建省で育ち、3年前に母親らと日本に来た。向こう
では夏には水不足になり、日に何度も井戸の水をくみに行ったという。水の大切さが身にしみて
いるといい、日本での節約ぶりを書いていた。
電話で聞くと、大きなバケツを天秤棒(てんびんぼう)で担いで水を運んでいたそうだ。いま
も、洗面器に水をためて顔を洗う。それを捨てずに掃除に使う。学校の水場で友達が水を掛け合っ
ていると、「もったいない」と思ってしまう。
今年上映された仏映画『約束の旅路』の一場面が、重なった。干ばつのアフリカ難民キャンプ
から救われた少年がシャワーを浴びる。少年は排水口を両手で押さえ、「ダメ」と叫んで、流れ
ていく水を必死で止めようとする。
猛暑にうだって、水のお世話になる日々である。水ゆたかな国土に感謝しつつ、胸に手を当て
て、わが無駄遣いを自省する。●さんにならって、せめて蛇口のこまめな開け閉めぐらいは心が
けることにしよう。
節水もいいけど節電は?昼間の需要逼迫について何か言うことは無いの?
高校野球の中継を止めて見るとか。でもそう言うと「冷房が〜」とか喚きだすのだろうな。
地球温暖化の時代に酷暑の甲子園でやるのはいかがなものか。
北海道でやれよ。涼しいし。
368 :
文責・名無しさん:2007/08/17(金) 18:13:18 ID:Xv2Eonf8O
今日の素粒子、ありゃ、ないわ。
落書き 8/17(金)
<この夏、迫り来るもの>
●ペルーからはるばる津波。
●米から低所得者向け住宅ロー
ン焦げ付きが発端の円高株安。
× ×
<この夏、居座るもの>
●列島上に強い高気圧。
●選挙に負けた安倍首相。
× ×
<この夏、去りゆくもの>
●白い恋人。
●北極海の氷。
× ×
屈託も笑顔もありて油蝉 将司
−−−
屈託に「くったく」、とルビ。
>>365 ×節約の知恵
○不衛生
ここいらで水は貴重だからまぁ仕方ねーよな、水が豊富な国に産まれた事を感謝
ってな話ならわかるが、関心されても困る。
っつーか食料やエネルギーならまだわかるが、水に関しては俺らがいくら節約したところで
環境的に水源が不足してる場所にはなんの影響もないじゃん。
美徳を語りたいなら切り口を完全に間違えてる。
天声人語 2007年08月18日(土曜日)付
作家の吉川英治は若い頃、雉(き)子郎(じろう)と号して川柳を詠んだ。家は貧しく、工場
へ通う途中に焼き芋を買い、半分を朝飯に、半分を昼飯にした。そのころの一句、〈貧しさもあ
まりの果(はて)は笑ひ合い〉。
暑さも、あまりの果ては笑い合うしかないのか。埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で、国内の最
高気温となる40.9度を記録した。テレビに映る市民には苦笑いが目立った。お天道様には勝
てない。あきらめ半分の苦笑だったかもしれない。
冷房という「逃げ場」のある現代人の、ゆとりの表情でもあろう。これまでの記録40.8度
は、74年前に山形市で観測された。むろん冷房などない。地元紙は、「太陽がもう一尺でも地
球に近づくなら生きとし生ける北半球の動物が焼死してしまう」と書いた。気息奄々(えんえん)、
酷暑への恐怖さえ伝わってくる。
当節は、暑さを逆手に取っての「街おこし」らしい。熊谷はもともと暑さで名高い。猛暑を「無
形文化財」に見立て、イベントなどに取り組んできた。そして、めでたく日本一に。反対に、王
座陥落の山形からは「悔しい」の声が届く。
とはいえ、多くの命が熱中症に奪われている。暑気あたりを総称して「霍乱(かくらん)」と
いう。鬼でも霍乱を病むのだから、お年寄りや子どもは注意が要る。暑さで売る熊谷あたり、霍
乱予防の先進地も目指してはいかがだろう。
なお真夏日の続くなか、雉子郎の句をもうひとつ。〈ざんざ雨河岸に涼しい灯が一つ〉。冷房
頼みで乗り切る夏ではあるが、気持ちで「涼」を感じるゆとりも、失わずにいたい。
素粒子8月18日(土)
週末お勧めビデオ──
× ×
●「第三の男」 事務次官にA
だ、Bだと言っていたようだが、
Cだとか。防衛省は人材が豊富。
●「ダイヤルMを廻せ!」 K
大臣がM次官に退任を告げる電話
をかけるが、なぜかつながらぬ。
●「日曜はダメよ」 開催から
一転中止。馬インフルエンザの判
断を誤ったJRAのおわび広報。
●「北の国から」 ミートホー
プは破産、「白い恋人」の社長は
辞任。北海道の食品不始末続く。
374 :
文責・名無しさん:2007/08/19(日) 13:37:16 ID:0bXhgSLx0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安打 打率9割2分
8月 16打数15安打 打率9割3分7厘
8月19日現在 41打数38安打 打率9割2分6厘
連続安打記録は
>>362、24でストップ
>>364 24日連続で安倍政権叩きを続け、素粒子は事実上安倍叩きコラムと化していたのだから
そのように思ってもしょうがないよ。
天声人語 2007年08月19日(日曜日)付
昨日の本欄は「気持ちで涼を感じるゆとり」を呼びかけている。ゆとりと呼ぶほどの自信はな
いけれど、お盆休みに居た京都で、ささやかな涼味に何度か救われた。
炎天下で寺社を巡り、大原の三千院に着いたところで日が陰った。五感が我に返ったのか、チョ
ボチョボという手水鉢(ちょうずばち)の音に耳が行き、池のアメンボに目が届く。虫が動くた
び、雲を映す水面に同心円が薄く走る。そういうものが随分いとおしく見える。近くの寂光院で
は、天の打ち水のような通り雨に恵まれた。
嵯峨野を渡る風もうれしかった。〈涼しさを絵にうつしけり嵯峨の竹〉と芭蕉が詠んだ情景だ
ろうか。竹林をくぐる細道を、葉ずれの音と、青い香が抜けていく。
そんな「ちょい涼(すず)」の体感は、再びの炎天下であえなく蒸発した。戸外の高温多湿と、
店や車内を満たす人工の冷気。10度の差を往復するうち、わずかな温度の揺らぎはどうでもよ
くなる。気持ちで涼を味わうには、なるほど心身と時間のゆとりが要りそうだ。
うだる夏、底冷えの冬。晩年の谷崎潤一郎は京の寒暖差に耐えかね、渋々、熱海に越したとい
う。そういう地に都があったから、四季の移ろいを受け流す知恵、楽しむ文化が広まったのかも
しれない。負けずに遊べば、京に「さんずい」を添えるだけで涼しくなる。
清水(きよみず)の舞台には赤トンボが舞い、ヒグラシが聞こえた。秋の気配とするのは甘か
ろうが、時が連れ去るのも暑さ寒さである。川面の京名物、納涼床にせめて気持ちだけでも転が
し、優しい季節を待つとする。
376 :
文責・名無しさん:2007/08/20(月) 09:22:00 ID:3NNXWHeV0
>今年創業300年の赤福の餅は、ごまかせない「製造日限りの販売」だ。
>伝統にはそれぞれ、理由がある。
何度致命的な捏造を行なっても廃業しない新聞業って最高ですね。
日本を破滅の窮地に追いやり、国際的評価を下げ国益を垂れ流しても
誰も購読止めない。
天声人語 2007年08月20日(月曜日)付
グルノーブル冬季五輪の記録映画(68年)は「フランスでの13日間」という無味乾燥な原
題である。この作品がまとう甘い記憶は、全編に流れるフランシス・レイの音楽と、邦題「白い
恋人たち」のためだろう。命名の妙だ。
それにあやかった北海道銘菓「白い恋人」が、発売30年にして失恋の危機にある。売れ残り
の賞味期限を1カ月先に改ざんするなどの不祥事に、裏切られた思いの人も多かろう。
賞味期限は4カ月。土産物は日持ちするほうが便利だが、少しでも新鮮な品を求めるのも消費
者だ。「半年は大丈夫」(石水勲社長)という問題ではなく、「交際相手」である顧客との信頼
関係が問われている。小さなうそから始まる破局もある。
全国に名を知られた後も、「恋人」は北の土産の立場を守り続けた。この商才がご当地ブラン
ドを生んだ。商品名が優美なだけに、現実との落差は哀れでさえある。たとえば、発売前に検討
されたという「冬将軍」であれば、ここまでの名前負けはなかったはずだ。
ブランドとは、買い手の頭の中にある「いい記憶」の積み重なりだという。「悪い記憶」は消
えにくいので、ブランド企業は品質の維持に腐心することになる(山本直人『売れないのは誰の
せい?』新潮新書)。
石水社長は5月、地元紙に連載された自伝の最終回で「伊勢の赤福のように百年、二百年後ま
で愛される『伝統』にしたい」と語っている。今年創業300年の赤福の餅は、ごまかせない「製
造日限りの販売」だ。伝統にはそれぞれ、理由がある。
朝日でも石水社長をマンセーしてたようなキガス
落書き 8/20(月)
風が吹けば、オケ屋がもうかる
−−よりは分かりやすい話。
その1 米大統領が死に体とな
れば、側近が続々と離れてゆく。
その2 段ボール肉まん騒ぎあ
れば、中国当局が調査報道禁令。
その3 ハリケーンが近づけば
シャトルが早めに帰ってくる。
その4 選挙に負ければ、「美
しい国」も口端に上らなくなる。
その5 中国でナマコの値が上
がれば、日本で密漁が増える。
その6 やくざの頭目が撃たれ
れば、対立組の親分も撃たれる。
−−−
「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」が太字。
380 :
文責・名無しさん:2007/08/21(火) 08:02:34 ID:zNb8oHJn0
その7 朝日新聞が捏造すれば、
中国様と朝鮮韓国が儲かる。
天声人語 2007年08月21日(火曜日)付
世に飛行機の苦手な人は多いが、作家の恩田陸さんも、その一人だ。初めて乗ったとき、「こ
の床の下には何もない」と想像し、パニックになったと自著に記している。たしかに、地に足つ
かない心細さは、板の下に水のある船をしのぐ。
だからだろう。車輪が滑走路についたとき、詰めていた息を吐くような空気が機内に流れる。
だが、それで安心するのは早いと、昨日の那覇空港の事故で思い知らされた。
台湾から到着した中華航空機は、タラップを付ける駐機場に入って止まった。普通なら、乗客
はこのあと自分で土を踏むだけだ。それが、機体は炎と黒煙に包まれた。漏れた燃料に何かの理
由で引火したらしい。
乗客の話は生々しい。脱出シュートで外へ出て、一目散に走る背後に、爆発音が響いたという。
まさに間一髪。全員無事だったのは奇跡的だろう。引火が何分か早かったら、あるいは飛行中だっ
たら、と想像すれば背筋は冷たくなる。
「墜(お)ちる」イメージの強い航空事故だが、地上で起きた例は少なくない。30年前に、
大西洋のテネリフェ島で過去最悪の583人が死亡した。これも墜落ではなく、ジャンボ機同士
の滑走路での衝突だった。
飛行機嫌いがいれば、飛行機好きも多い。無類の後者だった精神科医、斎藤茂太さんに生前お
会いしたとき、「人間が空飛ぶなんて奇跡的ですよ」と聞かされた。奇跡を当たり前に思っては
安全はおぼつかない。謙虚かつ細心。航空会社の気構えなしには、旅客機の「床の下」は、ます
ます心細くなってしまう。
382 :
文責・名無しさん:2007/08/21(火) 22:10:46 ID:CLI4FFdT0
またまた故人を揶揄。
この新聞社の人間は真性キチガイか知的障害者のみだね。
383 :
文責・名無しさん:2007/08/21(火) 22:12:30 ID:PmGSPKCy0
落書き 8/21(火)
ルールの有無は命にかかわる。
●ルールある航空界。
中華航空機の炎上も「90秒ルー
ル」通りに脱出し乗客全員無事。
●ルールなき政界。
「法の定めがない」と詳細説明
を拒み続けて自殺した閣僚あり。
× ×
こんどは官房長官の事務所で領
収書の重複添付発覚。どうせあと
1週間内閣、すべて出しますか。
× ×
けさ黒揚げ羽を見た。<夏蝶の
風なき刻を飛べりけり> 浩山人
天声人語 2007年08月22日(水曜日)付
「六月無礼」とは、暑さの盛りには服装が乱れても、大目に見られることをいう。この「六月」
は旧暦である。今年は、旧暦と新暦とでは、ひと月半ほど季節がずれるから、「八月無礼」がふ
さわしいだろう。
夏の盛りの暑さを、暦の上の立秋を基準に「残暑」と呼ぶのはいかがかと、本紙の声欄に投書
があった。今年の立秋は8日だった。たしかに、その日から天気予報などで「残暑」と言われて
も、実感にそぐわない。ここは1票を投じたい気分で、ご意見を拝読した。
こうした「正確な表現」に、時々とまどうことがある。たとえばテレビなどが、午前0時を過
ぎたとたんに、前の日を「昨夜」「きのう」と言う。だが聞く側にとっては、まだ「きょう」が
続いているから、いつのことかと混乱してしまう。
これも、暦と実感のずれだろう。新しい日が始まるには、前の日が終わらなくてはならない。
だが宵っ張りはいつも、きょうが終わっていないのに、新しい暦がめくられてしまう。
眠らなければ前の日は終わらない、と哲学者の長谷川宏さんは言う。不眠はさまざまにつらい。
とりわけ、一日の始まりを持てない精神的苦痛が大きいのではないかと、著書『魂のみなもとへ』
(朝日文庫)で述べている。
眠りづらい熱帯夜に、日々の区切りのおぼろげな方もおられよう。秋が立つには、夏が遠ざか
らなくてはならない。高校野球はきょう決勝、空にすじ雲もなびく。ツクツクボウシも鳴き出し
た。「無礼」な猛暑との付き合いも、いま少しと見受けるのだが。
>>384 小沢とか角田の件はどういうルールに基づいて問題視しなかったわけ?
答えて貰おうか。角田なんか完全に違法だし。
スレ違いで申し訳ないんだが、今日のアサヒ朝刊の4面に載った
「小沢代表 バッサリ」ってタイトルの記事のなかで、小沢の講演コメントとして
「政府は脳死状態なのか、うんともすんとも言わなくなった」ってのがあったんだけど、
麻生外相の「アルツハイマーでも分かる」が問題視されて、何でこの発言がスルーされるんだ?
このほうがよっぽど問題じゃないのか?
>>386 角田が処分されなかった理由は、次の選挙で出馬せずに引退するからという、意味不明な言い訳でしたよ。
小沢がスルーされている理由はさっぱりわからない。
落書き 8/22(水)
友党代表には「だらしない」と
言われ、野党代表からは「脳死」
と言われ、ああ、安倍散々政権。
× ×
「このままじゃ、朝青龍が可哀
想」「仕方ないだろ。謹慎処分中
なんだから」と母と父の意見が違
います。「帰国して、奥さんがそ
ばにいれば早くよくなるわよ」と
母が言うと、父は「それはどうか
な。妻のそばで気が休まるとは限
らんからな」と母をちらと見まし
た。母は知らん顔をして、包丁を
研いでいます。 (夏休み日記)
−−−
以下、8月に入ってからの朝青龍関連の記述。
> ●朝青龍→朝憔悴。(8/7(火))
> 帰国して療養すりゃいいじゃないか、とは参らぬらしい。朝青龍には何せ仮病疑惑がつきまとう。(8/9(木))
> ●『罪と罰』 「どうしてこうなったのか」などと言い、処分の弁明会見すらできない朝青龍に。(8/10(金))
390 :
文責・名無しさん:2007/08/22(水) 23:20:43 ID:xDrFQn360
>>387 マスゴミは発言内容で叩いているのではなく、誰の発言かで叩いているから。
脳死状態発言も小沢が言えば「安倍政権をバッサリ」と称賛するけど、
麻生や安倍が発言したら「問題発言だ!」とバッシング報道を展開する。
>>389 もはやジャーナリズムの欠片もないな・・・
朝日新聞夕刊コラムの病的な倒閣キャンペーンーー不偏不党でしたっけ?:イザ!
ttp://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/276133/ 朝日新聞の夕刊題字下に「素粒子」という名のコラムがあります。
時事問題を風刺したり、歳時記を交えたりという趣旨のコラムのようですが、最近はなにか病気
に取りつかれたかのように安倍政権への悪口雑言を連日、書いています。その頻度と一貫性は異
様な政治意図を感じさせます。民主党側あるいは他の野党、自民党内の加藤紘一・山崎拓ふうの
反乱派にも欠陥や問題はあるのに、もっぱら自民党主流攻撃、安倍政権打倒キャンペーンなので
す。
(中略)
さあ、朝日新聞夕刊を手にする機会のある方は、このコラムの政治アクティビズムの病的な高揚
がどこまでエスカレートするか、ときおりごらんになってはいかがでしょうか。
--------------------
「病的」とはまた、優しい表現ですこと。
古森氏は品格を譲れなかったようで、それはまあ記者であれば当然のことかもしれません。
>>389 だから、絡めるのが政治じゃなきゃいいってモンじゃないってば。
『腐すこと』が下品だっての。
それともフミー、この程度が「風刺」だと思っている?
天声人語
2007年08月23日(木曜日)付
75年前の冬のこと、5人の乗った飛行艇「白鳩号」が大阪から福岡へ向かっていた。折から
の吹雪に艇は針路を失う。空中分解して山に墜落し、全員が帰らぬ人となった。
原因は詳しく調べられたようだ。調査はまず、機体の散乱具合をもとに、時計の針を戻しなが
ら、どんな順序で分解が進んだのかを突き止めた。さらに、さまざまな実証をへて、空中分解の
端緒となった「翼の銅線の切断」にたどり着いた。
物理学者の寺田寅彦は、報告を読んで感心したらしい。「下手な探偵小説よりおもしろい」と
感想を残している。そして、「銅線を強くすれば、少なくとも同じ原因による事故はなくなるわ
けだ」と事故調査の本質を突いた。「犯人捜し」ではなく、「再発の防止」が、調査の目的なの
である。
那覇空港で中華航空機が炎上した事故は、調査が進むにつれて、相当な燃料漏れがあったとわ
かってきたようだ。目撃者によれば「ジャージャー漏れていた」らしい。
水も漏らさぬはずが、なぜ蛇口でもひねったようになったのか。突き止め、対策が取られなけ
れば、同じ旅客機に命を預ける気にはなれない。ベストセラー機で知られ、国内でも10機が飛
んでいる。
75年前の新聞には、白鳩号の操縦士は「日本屈指」だったとある。腕前で飛んだ時代から、
いまや技術の粋を集めたハイテク機である。800人を乗せる超大型機など、寅彦は想像もし
なかっただろう。だが、力説した「真相を明らかにして後難をなくす」大切さは、時を経ても
変わってはいない。
--------------------
コラムとしては、非常に面白い。
現天人氏はこれまでの下品な人と違って、事故を見ると「美しい言葉」を
用いようと腐心する傾向が強いな。
保守論壇が近年の国民党の不気味な動きに乗じて「好きな台湾」と
「嫌いな台湾」を区別し、今回の事故は「嫌いな台湾」が起こしたとして
自分に言い聞かせるように逃げているのとは対照的だ。
社説や記事が相変わらず、事故の当事者に厳しく罵声を浴びせたり、
「みっともない物(朝日基準)に例えて批判」て悪癖から脱してないが
文中に用いられてる言葉とかフレーズの引っ掛かりがある箇所を
除けば、これが編集手帳だといわれても見分けが付かないよ。
395 :
文責・名無しさん:2007/08/23(木) 19:34:36 ID:+MMZLx630
>>392 これね。
このところの「素粒子」には安倍叩きが毎日、書かれています。
念を押しますが、毎日なのです。8月20,21、22というのは毎日ですよね。
そしてその記述がなんとも下らないのです。
あまりの下らなさに私のアゴが2センチほど落ちた実例の一つを以下に紹介します。
7月31日付の「素粒子」です。
「暑くて窓が開いていて、隣のシンちゃん(古森註・安倍晋三氏のことですよ)が
有名な教育再生ママに叱られている声が聞こえます。
『何よ、これ。落第点ばかりじゃないの』
『ママ、許して、反省すべき点を反省し、僕、再チャレンジするから』
『勉強法が独善的なのよ。仲良しとばかり遊ぶから甘くなるのよ。
生活科はじめ必修科目をしっかり習得しなきゃ。小沢君を見なさい』(夏休み日記)
これが全国紙の夕刊の看板コラムなのです。
子供の日記を自分たちの政治運動の材料にするという品性欠如。
個々の記述の無恥な下らなさ、そして、あまりに露骨で粗野な政治性。
小沢一郎氏を学習の見本に祭り上げるえげつなさ。
7月31日といえば、参院選挙での自民大後退の余熱もさめやらず、
「素粒子」の筆者の頭も大喜びで、ちょっとネジが緩んでいたのかも知れませんね。
396 :
文責・名無しさん:2007/08/23(木) 22:46:03 ID:3PAMZZTR0
>>389 脳死と言われって…
普通ならそのコトバを使われたほうより使ったほうをたしなめて
攻撃してしかるべき朝日新聞が…
中国と朝鮮と革命勢力がはく差別語はキレイな差別語でOKか???
落書き 8/23(木)
満塁逆転本塁打に「信じられな
い」連発の佐賀北監督。今年もま
た劇的だった甲子園の夏終わる。
× ×
党内で管理能力欠如が言われ、
友党に政策転換を迫られる内閣。
それでも続投とは信じられない。
× ×
警視庁巡査長が拳銃で殺人、東
京地検検事が告訴取り下げ書類捏
造。信じられない不始末相次ぐ。
× ×
横綱が外出しただけでニュース
とは、信じられない朝青龍騒動。
−−−
捏造に「ねつぞう」、とルビ。
398 :
文責・名無しさん:2007/08/24(金) 00:01:34 ID:k+jZACz30
>>395 >党内で管理能力欠如が言われ、
>友党に政策転換を迫られる内閣。
>それでも続投とは信じられない。
ついに4日連続かね。
>>397 捏造記事を書くのは信じられないが、謝りもせず逃げ続けるのはもっと信じられないな。
>>387 (-@∀@)<死者に人権はありません。私たちは脳死を人の死と認めているのっです。
天声人語 2007年08月24日(金曜日)付
芝居の入りが思わしくないとき、客足を取り戻す切り札と頼む演目は、日本なら「忠臣蔵」、
西洋なら「ハムレット」だと聞く。「忠臣蔵は芝居の気付け」とも言い習わされる。どちらも、
名場面と名せりふで、観衆を飽きさせることがない。
不人気な内閣は、「気付け」を改造に頼むしかないのだろう。7月の参院選では、主役の安倍
首相はじめ、脇役大臣の「大根」ぶりに、国民から「引っ込め」の声が飛んだ。だが、大敗もも
のかは、早ばやと続投を決め、週明けには新たな組閣に踏み切る。
珍場面と迷せりふの安倍一座に憤った国民の目は、なお厳しい。宿敵、民主党の小沢代表は「政
府は脳死状態」とばっさり。連立を組む公明党の太田代表からも「安倍政権がだらしないのは皆
さんの言うとおり」とやられた。
自民党内からも退陣論が噴いてやまない。文字通り、四面に楚歌(そか)を聞きながらの改造
である。「私の内閣」「私の国造り」などと、首相は天動説さながらの発言を続けてきた。なお
続くなら、民意を読めない鈍感ぶりは極まることになろう。
挙党一致であれば見栄えはいい。だが、意見の合わない先輩らを迎えたとき、うまく手綱をさ
ばけるのか。国民注視の組閣劇で、「お友達」を集めてすむはずもない。
ハムレット随一の名せりふは「生か死か、それが問題だ」だろう。外遊先で安倍さんは、「生」
と「死」にいろいろな名前を当てはめて、悩んでいるに違いない。いずれにしても脇役陣のみが
入れ替わり、なぜか主役は変わらぬ第2幕となる。
--------------------
ネガティブキャンペーンで客足を落としておいて、古い脚本に戻そうと言う魂胆かね、天人子。
もう「安倍首相だから悪い」以外、何にも無いんだな。
「論功行賞」「派閥均衡型」「お友達内閣」と、何をやっても叩いてきたあんたがたが、どんな
組閣であれ口を極めて罵るだろうことは火を見るより明らか。
先代王を毒殺して、新しい王に誰を立てるつもりかね。
402 :
文責・名無しさん:2007/08/24(金) 11:59:42 ID:HzRQH0+10
論功行賞というが勝馬に乗っただけの古賀や所属派閥へのあてつけで入り込んだ久間みたいな連中が
わんさか居たんだ。しかも参院選は青木会長に骨董品のような候補をねじ込まれ、
「勝てる候補を」という官邸の意向は潰された。だいたい、内閣支持率低下の端緒を開いた
復党問題は、「復党させなければ私は会長を辞める」と総理大臣に向かって啖呵を切った
青木の主導で進んだものだ。辞任閣僚第一号は佐田、選挙戦で舌禍の口火を切ったのは久間、
ぜーんぶ津島派がやらかしたことじゃないか!派閥抗争、倒閣運動ってはっきり言えよ!
さんざん突っ込まれてるけど、小沢の脳死発言へのはしゃぎっぷりが凄いな。
もし民主が選挙に負けて、党内グダグダになってるのを与党幹部が「脳死状態」なんて言ったら
「失言だ」と叩くのは火を見るより明らかだが。
立派な事言っても社説では「中国様にたてつく安倍が許せない」と本音が出ちゃってるしw
405 :
文責・名無しさん:2007/08/24(金) 16:24:55 ID:fBtNn3GDO
相変わらず素粒子は支那臭いなw
落書き 8/24(金)
瓢箪から駒は出ませんがね――
●タンクの穴から燃料
●扇風機から火
●公明党内から連立見直し論
●朝青龍の口から「怖い」
●気象庁から「冬は早い」
× ×
「一度の失敗くらい何ですか」
と、隣のシンちゃんがママに叱咤
されています。「将棋の加藤元名
人を見習いなさい。1000回も
負けたけど、まだしっかり頑張っ
てるわよ」。お父さんが両手で耳
をふさぎました。(夏休み日記)
―――
瓢箪に「ひょうたん」、叱咤に「しった」、とルビ。
?
407 :
文責・名無しさん:2007/08/25(土) 12:12:34 ID:mw7pQT4+0
>>406 ほんっとにバカだな、他に言いようがない。
落書き 8/25(土)
問題 誰の流儀であるか記せ。
@呼び出す前に身体検査。
A改造前に政治資金収支訂正。
B見放される前に見放せ。
C見るまえに跳べ。
D非核化前にテロ支援国解除。
E殺られる前に殺れ。
× ×
解答例 @首相官邸A入閣心待
ち組B小池防衛相Cノーベル賞作
家大江健三郎D北朝鮮Eやくざ
× ×
気がつけば鳴いている。<この
人の聞いて居りしは鉦叩> 素十
―――
「問題」「解答例」が太字。
殺られるに「や」られる、鉦叩に「かねたたき」、とルビ。
Fインドなんかより中国様との関係が大事。
回答例:朝日新聞、中日新聞
410 :
文責・名無しさん:2007/08/26(日) 13:44:30 ID:zh+x2NOT0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安叩 打率9割2分
8月 22打数21安叩 打率9割5分4厘
8月26日現在 47打数44安叩 打率9割3分6厘
>>370より連続安叩8。
411 :
文責・名無しさん:2007/08/26(日) 16:06:04 ID:uNdudstB0
G日本よりも中国様と朝鮮が大事。
回答例 G朝日新聞
412 :
文責・名無しさん:2007/08/26(日) 17:40:15 ID:l2Xvmyli0
H勧誘員の犯罪は無関係
解等例 H朝日新聞
天声人語 2007年08月25日(土曜日)付
初夏に田植えをした房総半島の棚田へ、草取りの作業に行った。しばらく見ぬ間に稲は伸び、
もう色づき始めている。草を刈り終えて、汗だくの体を冷ましていると、「それでよろしい」と
いう風情で、稲穂も風に吹かれている。
〈私の植えたものは黄金色の/なまめかしいものとなった。/風のままにはためいてさざなみ
をおこし/夕陽(ゆうひ)の中でくだけては又もりあがる〉。農村に暮らして詩を書いた永瀬清
子さんが、実りの穂波を描いた一節が思い浮かぶ。
だが地元農家に聞くと、今年の稲は、恵まれていたわけではないらしい。7月は雨が多かった。
田んぼから早めに水を抜くと、8月に入って烈(はげ)しい太陽が照りつけた。実をはらまずに
枯れた穂が、所どころにある。
夕立も少なかったらしく、田はひび割れている。古来、稲は雷の光を浴びて実ると考えられた。
雷光を稲妻や稲光(いなびかり)と呼ぶのは、その名残である。カミナリ様にも冷たくされたと
聞けば、わが稲も少しばかり不憫(ふびん)である。
夏の好天は豊作を約束するとされてきた。だが近年は、天気が良いと高温障害が起きる。温暖
化ゆえか、「米どころ」が北へ移っているともいう。北海道産はかつて、食味が劣って売れ残り、
「やっかいどう米」と揶揄(やゆ)された。いまや、本州米に並ぶ人気らしい。
人が植えて刈るけれど、稲を育てるのは太陽と土と水だろう。秋の日には、感謝をこめて収穫
を祝う。だが気候の歯車が狂えば、高らかな祭り囃子(ばやし)は遠ざかってしまう。兆(きざ)
しなきにしもあらず、なのが気がかりだ。
天声人語 2007年08月26日(日曜日)付
御前崎を訪ねた。灰色の遠州灘から、波頭の連なりが静岡県南端の浜へと向かっていた。晩夏
の眠る海は、秋から春、強い西風で表情を一変させる。84年から10年間、ウインドサーフィン
の世界大会を開かせた一級の風である。
「Life 天国で君に逢(あ)えたら」がきのう全国公開された。05年に38歳で逝った
プロウインドサーファー、飯島夏樹さんの半生の映画化だ。御前崎で出会い、共に世界を転戦し、
病と闘った妻寛子(ひろこ)さんや、4人の子供との家族愛の物語でもある。
肝臓にがんが見つかった02年から17回の入退院、そして余命3カ月の宣告。一家は最後の
時を過ごすため、選手時代の拠点、ハワイに移る。それから半年、飯島さんは闘病記を執筆した。
薄黄色と水色の夕焼けに記す。「生の営みの最終章で、家族が仲良くひとつになって、誠実な
仲間に囲まれ、ここに暮らせる事をとても幸せに思う」(『ガンに生かされて』新潮文庫)。
一日刻みで生きる人の励みになればと、日々ゆれる体調を波回りや風向きに例え、死の5日前
まで心情をつづった。未明の月に命をかみしめ、谷の朝風に元気をもらう。「弱くなってみて、
初めて見えるものがたくさんある」。映画の「明るさ」は、主人公の前向きな姿勢に負うところ
が大きい。
エンドロールに飯島さん一家の笑顔の写真が重なる。〈海鳴る風に抱かれ/口ずさむメロディ
……〉。桑田佳祐さんが寄せたバラードは、ハワイの貿易風のように優しく、切ない。涙を一度
こらえたら、温かい勇気に満たされた。
415 :
文責・名無しさん:2007/08/27(月) 10:02:57 ID:fLjRcnDc0
天声人語 2007年08月27日(月曜日)付
斜陽をあびてバラが咲き誇っている。中の一輪にハサミを入れ、加藤楸邨(しゅうそん)は詠
んだ。〈薔薇剪(き)れば夕日と花と別れけり〉。鮮烈な喪失感が漂う、不思議な句だ。英王室
の大輪のバラが、異境の庭で散ってはや10年になる。
かの国が香港を手放した夏の終わりに、ダイアナ元皇太子妃は交通事故で逝った。36歳だっ
た。謀殺説を封じて、運転手の飲酒とスピード超過が原因とされている。
パリにいた頃、毎週末の買い出しの帰りに、その短いトンネルを通った。ほぼ直線で幅もある。
通るたび、ここをどう走れば大型車で死亡事故が起きるのかと、いぶかったものだ。故人の後半
生とは対照的に、セーヌ河岸の現場はありふれた道だった。
別居と離婚、新しい恋人。地位がなければ、これまた平凡な愛憎劇だろう。エリザベス女王は
「民間人」の死に沈黙を通し、国民の批判を招いた。当時の内幕を描いた英映画「クィーン」に
は、世論に折れた女王が「大げさな涙とパフォーマンスの時代ね」と嘆く場面がある。
今年のアカデミー主演女優賞に輝いた女王役のヘレン・ミレンは王室の昼食に誘われた。脚本
はだから、絵空事ではなかったようだ。ミレンは「こうした映画を作れる国に生きるのはすてき
です」と語っている。
女王が願う「模範の家庭」からは遠いが、英王室の懐は深い。元妃も時にメディアを手玉に取
り、薄幸ぶりをさらしたという。その人間味は王室の命脈に寄与したのか、逆か。希代の一輪。
ひと昔にしてなお強烈な残り香に、花と棘(とげ)の大きさを思う。
咲けば叩き、咲けば叩きして素粒子
今日の素粒子、下品にも程がある
素粒子が上品だったことはあっただろうか。
>415
NHKもダイアナ番組一色になるみたいだな。
同業者パパラッチが元王族を殺したことが
そんなに誇らしいのだろうか。
>>415 >ここをどう走れば大型車で死亡事故が起きるのかと、いぶかったものだ。
天声人語の安全に対する感覚は独特ですからね。 自分の嫌いな人たちには
「何が起きても不思議でない場所で、予想通りにおごりと慢心の末に事故」と言い、
自分に近しいならば「どうしてここで」と、可能性はマイナスだろうと首をひねる。
落書き 8/27(月)
お手並み拝見。敗軍の将の改造
人事。1年ももたなかった「美し
い国へ内閣」の起死回生なるか。
× ×
思えば、ご尊敬の祖父はA級戦
犯容疑者から「岸回生」して、戦
後日本の首相におなりでしたな。
× ×
首相も幹事長も「偉大」な祖父
持つ3代目。さしずめ余光体制、
いや、マゴマゴ体制かもしれぬ。
× ×
町内に花屋敷あり。<散れば咲
き散れば咲きして百日紅>千代女
421 :
文責・名無しさん:2007/08/28(火) 00:11:44 ID:uLdEXS3L0
>>420 日刊紙に載せられるようなもんじゃないな。
>>420 ま〜た血筋をネタにした差別主義コラムか。
朝日は一体何処まで品性下劣なんだか。
423 :
文責・名無しさん:2007/08/28(火) 08:21:33 ID:lDgV4Z4f0
>江戸後期、不人気な田沼意次(おきつぐ)に代わって幕府老中に就いたのは、
>白河藩の名君と聞こえた松平定信だった。そして「寛政の改革」を行う。
>田沼時代のコネと賄賂(わいろ)による人事から、能力と人柄を重んじる
>方法に改めた。
ひどい歴史認識だ。重商主義の田沼より農業社会主義のアホの定信評価。
それに定信のほうこそ、能力より家柄を評価。自分に逆らわないやつだけを
登用。
高給得ながら「金」が嫌いなふりする朝日。
天声人語 2007年08月28日(火曜日)付
江戸後期、不人気な田沼意次(おきつぐ)に代わって幕府老中に就いたのは、白河藩の名君と
聞こえた松平定信だった。そして「寛政の改革」を行う。田沼時代のコネと賄賂(わいろ)によ
る人事から、能力と人柄を重んじる方法に改めた。
「見出(みいだ)し」という言葉が、当時流行したそうだ。人を見いだす。今で言えば「抜擢
人事」である。家格は不問。そのかわり、人物の吟味には相当な手間ひまをかけたらしいと、歴
史学者山本博文さんの著作に教わった。
前回の組閣では論功行賞を重んじたらしい安倍首相が、定信のひそみに倣ったかどうか知らな
い。だが、不出来な大臣に悩まされた後悔から、今回は、かなり慎重に人物を吟味したとみえる。
政治とカネにからむ、さらなる醜聞は命取りになる。「身辺」の検査とともに、忠誠という「心
辺」の調べも怠りなかったに違いない。前の大臣らは、閣議での雑談あり、頭越しの「続投しま
せん」発言ありで物議をかもした。このうえ軽んじられては面目はついえてしまう。
定信の「見出し」は、今の「サプライズ人事」でもあろう。今回なら舛添厚労相か。参院選の
後にも、歯に衣(きぬ)着せない批判を首相に浴びせていた。起用が挙党一致と映るか、受け狙
いの外連(けれん)に見えるかは紙一重だろう。
「1000万人といえども吾(われ)ゆかん」が首相の座右と聞く。この故事には「省みて正
しいと確信できれば」と条件がつく。そう思えばこその内閣改造なのだろう。首相の確信と民意
との距離はしかし、リフォームで歩み寄れるほど近くはないと見受けるのだが。
政権交代で意次>定信の話を使うなら分かるけど、
内閣改造程度でこのネタ持ってくる方がどうかしてると思う。
結局は「魚棲まず」とコケにしたいだけなんじゃないのかな
>>426 朝日のやるような血筋での差別が許されるのなら、朝日の社長や社員を
「薬中の仲間」と罵っても良いことになるな。
落書き 8/28(火)
再チャレンジ首相曰く「盟友を
捨て、本心を隠し、可愛いチーム
安倍ともばらばらになる門出だ」。
× ×
たとえ泥船内閣だろうと大臣の
味はうまし。安倍退陣論をまくし
たてたお方まで入閣するとはね。
× ×
新閣僚に政治信条や政策以前、
ただカネのことを聞く記者も記者
だが、聞かれる政治家も政治家。
× ×
どこかでカナカナカナと。<蜩
のおどろき啼くや朝ぼらけ>蕪村
―――
曰くに「いわ」く、蜩に「ひぐらし」、啼くに「な」く、とルビ。
>>428 >新閣僚に政治信条や政策以前、
>ただカネのことを聞く記者も記者
>だが、聞かれる政治家も政治家。
こうも偉そうに御託を並べてくれるのだから、朝日の記者は決して
閣僚にカネのことを聞いたりはしないんだろうなあ?
記者様がどんなにくだらない質問をなさっても、聞かれる側だって悪いんだからケンチャナヨッ、
てことだと思う。
天声人語 2007年08月29日(水曜日)付
凜烈(りんれつ)な作風で知られた小説家立原正秋が、筆名について書いていた。ほとんどの
郵便はペンネームで来るが、まれに本名で届くものがある。本名をしげしげと眺め、「これは一
体誰なのか」と妙な気分になる。そんな内容だったと記憶する。
似た気分を、モンゴル人のドルゴルスレン・ダグワドルジも味わっているのかもしれない。「朝
青龍」なるしこ名を眺め、「これは一体誰なのか」と。謹慎の様子はうかがい知れない。だが日
を重ねるほど、彼の心の中で、本名の嵩(かさ)が増しているように思われる。
きびしい状況への配慮だろう。日本相撲協会は横綱の帰国を認めた。早ければ今日にも発(た)
つ。帰ったきり、二度と「朝青龍」には戻らない可能性も、なくはないらしい。ここまでこじれ
た責任の一端は、丁寧な意思疎通を欠いた師匠と協会にもあろう。
この世界で師匠といえば、実の親も同然と聞く。横綱審議会委員だった作家の舟橋聖一が、双
葉山父子を回想している。双葉山は幼い時、友達の吹き矢が当たって右の目を失明した。父親は、
だれが矢を吹いたのか知っていながら、死ぬまで口を閉ざし続けたという。
恨まれる者より、恨む本人にとってどれだけマイナスになるか。分別を踏まえた深い愛情のゆ
えだった、と作家は書いている(『片目の横綱双葉山』)。
この父親にして、品高き名力士ありだろう。双葉山も隻眼のハンディを秘したまま、無敵の相
撲を取り続けた。鑑(かがみ)もあれば不出来な親子もあるとは知りつつ、騒動の口直しに紹介
してみたくなった。
--------------------
片手で殴り、もう一方の手でご大層な演説をぶってきました。
432 :
文責・名無しさん:2007/08/29(水) 10:07:10 ID:+53qsIkR0
何をいいたいのかさっぱりわからんのだが。
立原正秋が本名を見て、「これは一体誰なのか」と妙な気分になるのと
朝青龍がしこ名を見て、「これは一体誰なのか」と妙な気分になるのは別のケースだろう。
「この世界で師匠といえば、実の親も同然と聞く。」と言うことで高砂と朝青龍と双葉山親子を
対比してるんだろうが、双葉山親子のエピソードが高砂と朝青龍に何の関係があるんだ?
落書き 8/29(水)
夏の終わり。寂しい人たち――
× ×
●参院枠推薦されモーニングを
用意して待ったが、電話のなかっ
た自民議員。首相へ抗議の電話。
●突然に引導を渡された大臣へ
送辞を贈った防衛事務次官。「ま
ことに寂しい限りでございます」
●119番電話を388回かけ
た58歳。「一人暮らしなので、好
きな消防にかまったほしかった」
●「仮病疑惑」弟子が横綱で、
呼びつけることもできず、言うこ
ともきかれず。名ばかりの師匠。
天声人語 2007年08月30日(木曜日)付
南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島は、中国やベトナムなどが領有を主張して、紛争の海と
呼ばれてきた。中国がこだわるのは、ここで高級食材の「ツバメの巣」がとれるからだと聞いた
ことがある。
真偽のほどは知らない。だが、海底資源より珍味が大事と、もっともらしく語られるのは、か
の国の「食」への情熱のゆえだろう。足が4本のものは机以外、飛ぶものは飛行機以外なんでも
食べる。そんな冗談もある中国でいま、日本産のナマコが大人気らしい。
たとえば、北京にある名店では、たっぷりのネギと香味野菜でナマコを煮込んだ料理が評判だ。
中国通の同僚によれば、ナマコは客が自分で見て選ぶ。産地、等級別にずらりと並んでいて、最
高級に日本からの輸入ものが鎮座している。それを、富裕層がこぞって指名する。
精がついて美容にもいいから、姿かたちは不気味でも値段は跳ねる。乾燥ものの日本からの輸
出価格は、ここ5年で5倍ほどに高騰したらしい。うまい儲(もう)けに密漁船も暗躍する。生
態がよく分からないため、取り尽くす心配も出てきているようだ。
〈何の故に恐縮したる生海鼠(なまこ)哉(かな)〉と漱石は、寡黙でつましい生き物を詠ん
だ。日本では料理でも地味な脇役だ。せいぜい酢ナマコか、このわたか。大陸へ渡ってひと花咲
かせたような人気ぶりは、こちらのファンには少し寂しくもあろう。
旬は冬。「きわめて冷潔、淡美。肴品中の最も佳(よ)いもの」と江戸の『本朝食鑑』も讃
(たた)える。少しナマコを見直して、食わず嫌いを改めるもよし。
--------------------
領土欲だの密漁だの、生臭い話を間に挟んで結論は「ナマコ美味いよ、ナマコ食う?」って、ど
んなコラムよ(笑)
足が2本のものも食べてるだろ。
436 :
文責・名無しさん:2007/08/30(木) 15:47:38 ID:VFi52+SC0
天声人語 2007年08月09日(木曜日)付
近ごろの漫才には、「もうええわ」という言葉が頻発するそうだ。
2人が掛け合い、話がかみ 合わないと「もうええわ」。
捨てぜりふを放って打ち切る。ここで客席はどっと笑うのだろう。
…「議論の必要なし、問答無用。こういう笑いに浸り続けるのは危険なことじゃないですかねえ」。
落語の桂歌丸師匠が以前、本紙に意見を寄せていた。
結びには「笑いに限った話ではありません よ」。
異質なものを排除しがちな時代への警鐘に、わが意を得たものだ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
週刊誌「週刊新潮」で“不倫&賭けゴルフ疑惑”が報じられた“さくらパパ”こと
民主党の横峯良郎参院議員(47)が28日、都内で釈明会見を行った。
…エキサイトしすぎて、弁護士が「怒るな、けんかする場じゃない」と
何度もなだめたが、怒りは収まらず、
最後は弁護士も
「もうええわ、こんな会見」
とさじを投げる場面も。
ttp://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/08/29/01.html
落書き 8/30(木)
去りゆく夏と共に去りぬ――
× ×
●官邸から首相のお友だち。
●米政権から次々とブッシュ大
統領の側近たち。
●小池2ヵ月限り防衛相。「ア
イ シャル リターン」だと。
●国会での改憲発議の現実味。
●首都圏の電力供給不安。
●日本陸上選手陣への期待。
●北海道の白い恋人。
●朝青龍、故郷モンゴルへ。
× ×
<秋隣美御前悪王子>高橋睦郎
―――
美御前悪王子に「うつくしごぜんあくおうじ」、とルビ。
438 :
文責・名無しさん:2007/08/31(金) 00:00:28 ID:zp6MjCLf0
>>434 >真偽のほどは知らない。
知らんことを書くなよ、馬鹿。
天声人語 2007年08月31日(金曜日)付
追悼の夏が去る。62年が過ぎて、なお終わらぬ戦争を抱える人、いまを「戦前」にすまいと
心を砕く人。戦争と平和を問う8月の言葉から。
被爆地は元防衛相の「しょうがない」発言に憤った。長崎で被爆した池田道明さん(68)に
は、語り部になる決意をした矢先の冷や水だった。風化を懸念しつつ「被爆体験は平和の教科書。
私もその一冊になり、多くの人に読んでもらいたい」と気を新たにする。
広島で原爆に遭った竹内勇さん(87)はがんと闘いながら、集団訴訟で国に原爆症の認定を
求める。あの日、「亡くなっていく人に一杯の水もあげられなかった」と悔恨は深い。そしてい
ま、「年老いた私たちに一杯の水をください。私にとって一杯の水とは原爆症の認定です」
新潟生まれの蓑輪喜作さん(78)は、東京の武蔵野公園で憲法9条を守る署名を集めて、
6000を超えた。「9条おじさん」と慕われている。趣味で詠む歌に、〈田舎弁まるだしなれ
ど若者は戦争体験聞いてくれたり〉。
動員学徒らの遺稿展が、東京であった。受付の井室美代子さん(80)は神宮外苑の壮行会で
学徒兵を送った。「悲惨な現実を名誉のように演出するものだった。その片棒を担いだ。悔しい
し、やりきれない」。ゲートルを巻いた学徒兵のすねの細さが脳裏に残る。
抵抗の詩人金子光晴。戦時中に編んだ私家版詩集が見つかった。〈人よ。なぜ人生を惜しまな
い。/こまやかな人間の生を、/なぜもっといつくしまない。……〉。その反戦は、深い家族愛
に根ざしていた。
440 :
文責・名無しさん:2007/08/31(金) 09:23:52 ID:23Qr9NqM0
知らない人の名前がイッパイ
60過ぎた爺さんの夏休み日記キタコレ
落書き 8/31(金)
「たまには外食だ」と父が言い
出しました。母と私は洋食希望な
のに、父は和食屋に入ろうとしま
す。「2対1よ」と言うと、「あ
のな、支持がなくても、志を貫く
ことが美しいのだ。安倍サンを見
ろ。各紙世論調査であんなに不支
持率が高くても、意に介した風が
ない。大したものだ」と言うので
す。全くこんなときだけ「安倍サ
ン」なんだから。(夏休み日記)
× ×
暑かった8月がゆく。<烏骨鶏
浮かぬ顔して夏終る> 堀口星眠
―――
烏骨鶏に「うこっけい」、とルビ。
444 :
文責・名無しさん:2007/08/31(金) 23:59:07 ID:Hqi3qF3Y0
>>443 洋食なんていわずに素直に中華にしとけばいいのにww
支持率で大騒ぎしてるのはアサヒだけのような気がする。
446 :
文責・名無しさん:2007/09/01(土) 00:50:56 ID:7c4PNfL50
>>443 本当に落書き。安倍批判したいことだけはわかるが、批判になってない。
>>443 まあ、貶めるでなく、罵倒するでなく、ざらっとした印象は受けるけれど下品までは落ちず。
なんとか夕刊コラムに納まっているんでないかいな、と。
娘さん(だか息子さんだか)、あなたの家の家計は、お父さんが支えているんだよ。とか。
肉食ってぶくぶくとコレステロール溜め込んでないで、和食で魚食え。とか。
ま、色々と、本質とはズレたあたりに、思うところはあるがな。
本質じゃないからどーでもいい。
安倍批判なんだか、あれはあれで良いなんだか、判然としないけれど。
所詮「軽いコラム」なんだから、主張をあからさまにしなくてもいいでしょ。
批判でも批評でもいいけど、下品に落ちたら遺憾よと、思うわけです。
448 :
文責・名無しさん:2007/09/01(土) 02:21:14 ID:sMKtJmC00
>>439 毎年、甲子園の高校野球を見ては、神宮外苑の壮行会を思い出すのだがw
そして批判の対象は常に「お父さん」
>>443 >あのな、根拠がなくても、媚中媚韓を貫くことが美しいのだ。
>朝日新聞を見ろ。あんなに捏造、特ア優遇が発覚しても、
>意に介した風がない。大したものだ」
天声人語 2007年09月01日(土曜日)付
谷川俊太郎さんに「カーラジオの中のモーツアルト」という詩がある。詩人はラジオから流れ
る優美な調べを、楽しいドライブに一体化させる。〈記憶が流れ 心がはためき/今はもう私自
身が音楽だ〉。
心地よい旋律が突然途切れて、ラジオから「緊急地震速報」が流れる。急迫した場面に、これ
からは運転中に出くわすかもしれない。強い揺れが伝わる直前に地震の発生を知らせる「速報」
が、来月1日から一般に提供されるからだ。
NHKのテレビ、ラジオのほか、一部民放も流すという。そのラジオでの放送を、案じる声が
ある。運転中の人があわてて、急ブレーキを踏みはしないかというのだ。あちこちで事故が起き
ては、「減災」どころか「加災」になってしまう。
84年前のきょう、関東大震災が起きた。民衆には情報が届かず、「富士山が噴火した」といっ
たデマに翻弄(ほん・ろう)された。苦い体験が、2年後のラジオ放送開始を促したそうだ。い
まや、揺れる前からの速報である。強い味方だが、パニックになっては台無しだ。
世の中には、「知らせない」という安全策もある。たとえば、ある旅客機は、離陸寸前にトラ
ブルが起きても、安全高度に上がるまで警報音が出ない。ミスの許されない場面で操縦士を動揺
させないためらしい。
だが、やはり「速報」はありがたい。あわてず騒がずハザードランプをつけ、ゆっくりと脇に
寄せて止める。これが基本動作である。モーツァルトを楽しみつつも、心に備えを。常在戦場の
教えも、地震国には大げさではない。
--------------------
で、結局速報はいいのか悪いのか、どっちやねん。
「関東大震災」「デマ」つったら、当スレ諸兄ならアレを思い出すでしょうな。ワシもだが。
知らせないという安全策、ね。そうやって、報道しないことを正当化しようということかな?
情報を持ちながら知らせなかったら無作為の罪になりそうだが。
マスゴミは絶対に批判するだろ。
朝鮮人が井戸に毒を入れてるとデマ飛ばしたのはあんたんとこの新聞でしょーが……
デマじゃなくて事実だったのかもしれないが
454 :
文責・名無しさん:2007/09/01(土) 20:06:46 ID:QGH/HDiX0
>>451 「鮮人の一団が盛んに火を放ちつつ行くのを見た」との朝日記事は真実なのかデマなのか検証せよw
落書き 9/1(土)
さすが黄金の国ジパング。政治
や行政とカネにまつわる醜聞の絶
えることなし。「ここだけはこな
い方がよかった」農水相に不正補
助金受給問題。資金報告を訂正の
官房副長官に外務政務官。補助金
交付先から金品受領の厚生官僚。
ただし金は金でも陸上の世界相
手にキン朗報は絶えて聞くことな
し。たまに予選突破の報ばかり。
× ×
今日からおわら祭。<笠深く被
れば孤独風の盆>十字。来週、再
来週と同僚記者に頼み休みます。
>>447 前振り乙
今日の素粒子も下品だな・・・
天声人語 2007年09月02日(日曜日)付
山形県の温泉宿で夜明け前、雨に打たれながら露天ぶろにつかった。注ぎ込む湯と雨粒の音、
谷からの虫の声が、湯気の中で混然一体となっている。黒い塊だった正面の森が刻々と緑を取り
戻す。自他の生命を実感するひとときだ。
生きていてよかったと思う瞬間が、誰にもある。温泉での小さな幸せとは比べようもないが、
アフガニスタンで人質となっていた韓国人の場合は、故郷の土を踏むその時だろう。今朝にも全
員が帰国する。
2人が殺され、韓国政府は犯罪集団との直接交渉を強いられた。解決の陰で身代金のうわさが
絶えず、国内では自己責任を問う声があると聞く。だが、生きて帰ってこそ、感謝も反省もでき
る。
豊かな人生は、生きていてよかったと思う瞬間を積み重ねる作業といえる。きょうを生きれば、
明日いいことがあるかもしれない。人質生還の吉報に、この夏、いわれなく絶たれたいくつもの
生が浮かんでくる。
ネットが結んだ男3人にさらわれ、惨殺された女性がいる。幼くして父を亡くし、お母さんと
支え合って生きてきたという。母娘のささやかな日常と、いくつもの未来を引き裂いた獣の業に
は、憤りで総身が震える。
東京本社版の声欄で、自分が生まれた時にたばこをやめた父をたたえる一文を見た。投稿者の
女性(19)は「禁煙してくれたお陰で、一緒に過ごせる時間も増えたことになる」と親の健康
を祝す。どんな命も、たくさんの愛情と善意に支えられている。とりわけ生にまつわる喜びと怒
りには、まっすぐに向き合いたい。
む、向き合ってない・・・・・・
459 :
文責・名無しさん:2007/09/02(日) 18:01:55 ID:k3F1Ml/+0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安叩 打率9割2分
8月 27打数26安叩 打率9割6分2厘
9月 1打数1安叩 打率10割
9月2日現在 53打数50安叩 打率9割4分3厘
14連続安叩中。
>>457 >どんな命も、たくさんの愛情と善意に支えられている。とりわけ生にまつわる喜びと怒
>りには、まっすぐに向き合いたい。
報道機関は、人の死を「自分たちの論調から一番遠い場所に居る人たちが招いた」として
逆上社説やら論調を頻繁に見せてくれる。 こんなくだらない連中が、と呆れに呆れる。
どんなに頓珍漢なことを言っても、死んだ人が戻ってくるなんてありえないので「人の死」
は、それが発生した時点で「報道の大勝利」だって現状を、なんとかしてほしいね。
報道が見せる過剰な怒りの心地良さに、この国には確実に事故を欲しがる人が居る。
461 :
文責・名無しさん:2007/09/02(日) 21:54:18 ID:uYzUvNkW0
>>458 ひたすらキモくて読んでられんが、韓国とテロリストが大好きで
身内の朝日新聞の鬼畜拡張は自分とは関係の無い他人だと思ってる
ということは理解できた。
大阪の池田小の虐殺犯の父親が「息子を死刑にしろ」と言ってた
のを思い出した。
天声人語 2007年09月03日(月曜日)付
「やれやれ、またドイツか」と思う主人公を乗せ、ジャンボ機はハンブルク空港に降りる。機
内に小さく流れる音楽。「それはどこかのオーケストラが甘く演奏するビートルズの『ノルウェ
イの森』だった」
この場面から始まる長編小説を村上春樹さんが出して、20年になる。作品名となったその曲
は、針葉樹が香るメロディーの中にも東洋を感じさせる。インドの民族楽器、シタールが使われ
ているせいだろう。
もちろん、民族楽器はノルウェーにもある。母国に根づいた楽器や民謡をこよなく愛し、旋律
や和声に採り入れたのが19世紀後半の作曲家、グリーグだ。明日が没後100年にあたる。
ハルダンゲルバイオリンという楽器がある。4本の弦の下に細い共鳴弦が張られ、バグパイプ
のように厚く重なった音が出る。日本で一人だけのプロ演奏家、山瀬理桜(りお)さんは「ノル
ウェー土着の音は、グリーグを通じてクラシック音楽全体に影響を与えています」と教えてくれ
た。
代表作ペール・ギュント組曲の「朝」は、この楽器の共鳴弦を、高音から順につま弾いた旋律
で始まる。イプセンの戯曲にグリーグが音楽をつけ、後にムンクが劇場ポスターを描いたと聞け
ば、この国の文化の集大成のようでもある。
民族音楽に楽譜はなく、耳から耳へ伝承されるという。だから奥行きと味わいがある。「人生
は民族音楽に似ている。それが短調なのか長調なのか、誰にも分からない」。ノルウェー王国の
公式サイトが掲げるグリーグの名言だ。北国の「文化の森」は深い。
「やれやれ、またドイツか」
この前の朝日の社説のことかな。
夏休みの作文かなにか?
465 :
グリーグと並ぶ…:2007/09/03(月) 18:18:28 ID:g02bjDdcO
>後にムンクが劇場ポスターを描いたと…
【卍】 ≦予 ̄>
G\(^■^ ラ いいこと教えてやろう!
\ <!>+\
∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ク
1944年、オスロのゲシュタポ司令部を英空軍機が爆撃した際に、
近くにあったムンクのアトリエの窓ガラスが割れてしまった。
このためムンクは肺炎を発病して死去した。
英軍に殺されたわけだな!
466 :
文責・名無しさん:2007/09/03(月) 18:19:38 ID:nnKLNxHI0
>>462 >ムンク
意外にもミハエル・シューマッハそっくりのいい男なんだよなあ。
背の高いドイツ人によくある風貌ってだけかもしれないが。
468 :
文責・名無しさん:2007/09/03(月) 21:07:58 ID:MXlpEYQ10
>>461 成人した馬鹿息子がやらかしたことなんかに責任なんかもてるかよ
素粒子 9/2(月)
あれもこれも「戦後レジーム」
× ×
☆改善例=強くて速い日本女性。
あっぱれ世界陸上女子マラソン。
土佐礼子選手、驚異の粘りで銅。
× ×
★劣化例=農水相の辞任ドミノ。
還元水ばんそうこう8日天下。懲
りない任命権者に鑑識眼ゼロ。
× ×
★番外=大相撲、権威失墜電車
道。はや帰国の親方は温泉旅行。
傷心横綱は3週間後だって。
本場所より関心が高い場外戦。
―――
「戦後レジーム」が太字。
>>469 下品な筆は、まあ、いつもどおりと諦めもするが。
土佐礼子、農水相、大相撲。
これのどこが「戦後レジーム」なんだ?
土佐礼子が戦後レジームの良いところ、農水相が戦後レジームの悪いところ、ということ?
それとも、戦後レジームからの脱却により土佐礼子は銅メダル、農水相は辞任、ということ?
さっぱり判らん。
>>470 タイトルと中身が全く合っていないのは、よくあること。
しかしこんな下らんコラム書いて高給貰うなんて恥ずかしいとは思わないのかねえ。
天声人語 2007年09月04日(火曜日)付
細部はともかく、童話「3匹の子豚」の大筋は揺るがない。うかつな長兄と次兄がひどい目に
遭い、賢い3番目が仕返しをする。60年代にNHKが放送した「ブーフーウー」も上から、い
ばりん坊、くたびれ屋、しっかり者だ。
さてさて、物語を締めるべきウーが、ブーやフー以上の早さでこける間の抜けた展開である。
遠藤農水相の辞任劇だ。わらと木の家が世論に吹き飛ばされた後、衆目の中で築かれた家はれん
がではなく、わらより軽い紙造りだった。
松岡氏、赤城氏に続く「ジ・エンド」。悲劇も喜劇もなんと短いことよ。鬼門ゆえの「身体検
査」だったのに、体温計で血圧を測るたぐいの見当違いをしていたのか。
国の補助金をかすめ取り、昨日まで返さずにいた農業団体。そこの組合長が、8日間とはいえ
監督官庁の大臣を兼ねた。ご本人も「ここだけは」と尻込みしたようだが、国益を損ねる失敗人
事である。
参院で与野党が逆転し、国会は緊張感に満ちている。閣僚に求められる「清潔偏差値」は上が
り、与党は即断を迫られた。攻勢にわく野党も心するがいい。カネ、素行、交友関係。政治家は
「身ぎれいな大物」をよしとする時代になった。
他の閣僚の辞任を勘定に入れれば、安倍政権は「7匹の子ヤギ」状態だ。あの子もこの子も、
産んだ端から醜聞というオオカミの腹に消えた。配役をいじれば、興行主も青くなる三文劇が勝
手に幕を開け、客席は失笑と「金返せ」の渦。大根ばかりを責められない。これでは、お代は総
選挙で戻すことになる。
--------------------
昨日の社説でもそうだったが『国の補助金をかすめ取り、昨日まで返さずにいた農業団体』と、
返還作業が進まなかった経緯をすっとばす、この悪質さ。
『「7匹の子ヤギ」状態』と来たが、舞台の袖から上がってきて役者を全部食い散らかしたマス
メディアが、平気なツラでこういうことを言うわけだ。
今日の天人の芝居がかった大仰な筆遣いは、芝居に関係ない狂言回しぶりか。下衆奴。
>>472 「三匹の子ぶた」→三人の農水相ってだけで、全然関連性が見出せない…
「七匹の子やぎ」も同じく。
物語を引用してるのに、締めは舞台の興行主と観客の話になっちゃってるし。
どちらの物語も、醜聞をフレームアップして安倍退陣を図るマスゴミ狼は
最終的には釜ゆでか腹に石を詰められて溺死することになるわけだが。
>攻勢にわく野党も心するがいい。
>これでは、お代は総選挙で戻すことになる。
ほとんどチンピラの脅し文句ですね。
>>472 こういうのをレトリックというのか?
こね回しすぎて何が言いたいのかわからん。
たとえ話は、わかりやすくなるけど不正確になる・・・なんてのは文章を書く人間なら当然知ってるだろうに。
イヤミというか、当てこすりのためだけにたとえ話を持ち出した印象。
当然わかりやすくなるわけもないし。
調子に乗ってこういう文章を書いてはいけませんという見本として、ありがたく頂戴しておくよ。
今日のは特にひどかった
>松岡氏、赤城氏に続く「ジ・エンド」。
遠藤と「ジ・エンド」で駄洒落のつもりか
誰がうまくないことをいえと(ry
>これでは、お代は総選挙で戻すことになる。
この文が理解不能
「お代」が何を譬えたものなのかちっともわからない
「身ぎれいな大物」とか「清潔偏差値」とか聞いたことない言い回しするなよ
>>472 素粒子は何時の間にこんなに長くなったんだ?
短いほうの素粒子 9/4(火)
更迭人事も与謝野・麻生主導。
これって、傀儡政権?
あ あなた任せの人生一路
べ ベテラン2人が牛耳って
し 死に体内閣からかわれ
ん んーと嘆かぬ日は皆無
× ×
とはいえ行きたい美しい国。
× ×
ぞ 増加しないか内閣支持率
う ウルトラCはないかいな
× ×
みちのくはそろそろ。<稲舟が
芋煮帰りを拾ひゆく>鳩舎
―――
「あ」「べ」「し」「ん」「ぞ」「う」が太字。
傀儡に「かいらい」、とルビ。
>>469は「素粒子 9/3(月)」です。失礼いたしました。
>>477 フミーは本当に休みなのか?
別人が書いているとは思えないw
天声人語 2007年09月05日(水曜日)付
ローマの観光名所トレビの泉で、怪しい男を詰問したことがある。磁石つきの棒を水中に差し
入れ、底の硬貨をすくい取っていた。「盗(と)れびの泉」である。男は「捨てたものを拾って
いるだけさ」と首をすくめた。この道30年だという。
道ばたの1000円札は、他人の机上の10円玉よりつまみやすい。誰のものか分からないか
ら、罪悪感のかんぬきが外れる。年金の泉にある金は本来、具体的な氏名と結びついた、つまみ
にくい金である。それが抜かれ続けていた。
社会保険庁の発足以来、職員が横領した保険料や給付金が1億4000万円を超すと発表され
た。収納を担った市区町村の職員も、別に約2億円をくすねていた。泉の周囲でザルを構える密
漁者の姿が浮かぶ。
不良職員の懐に「消えた年金」である。中には数千万円かすめた者もいる。架空の人物の記録
を何十年分も作る。被害者に未納の催促がいかないよう細工する。お役所仕事らしからぬ熱意に
あきれた。しかも、これがすべてとは限らない。
お金が個人から役所に移ると持ち主の輪郭は曇る。匿名の魔力は、罪悪感を道ばたに転がす。
だがその金は、肩越しに放ったコインではなく、国民が将来に託した「私金」だ。1円に至るま
で、見えない糸で誰かとつながっている。糸を引きちぎり、とがめもなく退職した悪人がいる。
トレビの金は大掃除で集められ、慈善団体に渡る。2年前、泉の清掃員らが大量の硬貨を盗ん
で捕まった。年金ちょろまかしは、当事者の背信という醜さで、磁石男よりこちらに近い。
>>479 磁石に普通のコインはくっつきません
どう見てもゴミ拾いです本当にありがとうございました。
鉄やステンレスのコインなんてあるのか?
>>481 戦時下に生産されたものならある。
平時に生産されたものは知らない。
最近だと1989年まで使われていた50・100リラ硬貨はステンレススチール製です。
素粒子 9/5(水)
●当世珍生物繁殖図鑑
親類寄生虫 コウロウ沼の腐敗
土に生息。金持ちにたかる。
ネンキン泥棒コオロギ 蔓延し
すぎて退治法が不明。
舛添イカリ虫 コオロギの天敵
か。ガス抜き倒れにご注意。
× ×
昭和の参謀大往生。「あいつら
の言う国家とは、結局、てめえだ
けのことではないか」「何万人も
の兵士が餓死しても、すべて、国
のためだと言って、平気なのだ」
<古山高麗雄・フーコン戦記>
―――
「親類寄生虫」「ネンキン泥棒コオロギ」「舛添イカリ虫」が太字。
蔓延に「まんえん」、とルビ。
瀬島龍三「さん」と記事にあったな。早野のコラムもなんか控えめだし。
もっと掘り下げろよ。ある意味戦後のフィクサーなんだしな。
天声人語 2007年09月06日(木曜日)付
夏休みが終わる頃、徳島市の動物園で人気者のキリンが死んだ。あまりの暑さに水を飲みすぎ
たらしい。アフリカ原産でこれだから、ペンギンやシロクマにはひときわ難儀な夏だったろう。
ご苦労様でした。
「場違い」な境遇で懸命に生きる動物には、哀れが漂う。このほど目にした「南極の豚」の写
真に、その思いを強くした。1959年秋に日本を出発した第4次観測隊の逸話である。
寄港地のケープタウンで生後1カ月の子豚を2匹買った。つがいを昭和基地で繁殖させ、新鮮
な食肉を得るつもりが、手違いで2匹とも雌。残飯で育てるうちに情が移り、誰もトンカツにし
ようとは思わなくなる。雪嵐の4月に1匹が凍死、翌日、連れが後を追った。
南極で越冬した同僚によると、生鮮食品は今も貴重だ。電灯光で育てたキュウリは1本を40
人分に切り、プチトマトは4等分したという。失敗した豚の飼育計画は、越冬報告で遠慮がちに
触れられた。あとは、雪まじりの岩場を「散歩」する2匹の白黒写真が残るだけだ。
極地の環境を守る国際ルールにより、南極には動植物を持ち込めなくなった。極地ならずとも、
人の手で海を越える生物は生態系を乱す。日本の山川では、アライグマやブラックバスなど生命
力の強い外来種が幅を利かせている。
最強のヒトはどうだろう。科学の力であらゆる自然環境に適応し、地球のどこにでも住める。
だが動物にはない文化の壁ゆえに、強いだけでは異郷になじみ難い。里帰りの多い横綱が、身を
もって示した通りである。
--------------------
焦点の定まらない、何が言いたいんだか判らないコラムだな。
群れに紛れ込んだはぐれ者を追い出したのは、文化の壁だったとは思えないんだがね。
日本では確かに、生命力の強い『外来種』が、えらく幅を利かせているな。
天人子、くだらねえアナロジーで、何か述べたかったんだろうけど、ドブの臭いしかしないな。
何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
足が大股過ぎるぢゃないか。
頚があんまり長過ぎるぢゃないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかりを見てゐるぢゃないか。
身も世もないように燃えてゐるぢゃないか。
瑠璃色の風が今にも吹いてくるのを待ちかまへてゐるぢゃないか。
あの小さな素朴な顔が無辺大の夢で逆まいてゐるぢゃないか。
これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。
素粒子 9/6(木)
友情は麗しいが、政治家の場合
胡散臭い。打算が透けるからか。
小泉郵政改革に反対し、自民党
を離党した平沼元経産相に、与謝
野官房長官が復党を誘っている。
麻布高校の同級生の仲だそうだ。
「ぶっ壊された自民党を立て直
すのが使命」の麻生幹事長も、ご
異存ない。お友達の輪は広がる。
打算の先は小泉改革のお蔵入り。
でもね、お友達を大事にするな
ら、あれほど支持した民意の方は
どうするの。もう、いらないとい
うなら総選挙で返してもらうよ。
―――
胡散臭いに「うさんくさ」い、とルビ。
自分の都合で民意を持ち出したり無視したりするのはいい加減やめたらどうだ?
民意がどうのこうの言うなら、民主党にも一言物申せよ。
>>488 今度は安倍の後ろにいる麻生・与謝野ライン叩きか。
>打算の先は小泉改革のお蔵入り。
つい数日前の紙面で、世論調査では「改革」路線の修正を望む声が多数とか書いてなかった?
フミー代理の筆者は小泉改革を評価してるのか。
天声人語 2007年09月07日(金曜日)付
『土佐日記』の紀貫之(きの・つらゆき)は冒頭から女性になりきり、カナで書き進む。「男
もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」。女装の文章は、男は漢文という表現の
掟(おきて)をすり抜け、女流文芸の隆盛に一役買った。高い垣根が男女を隔てていた時代の奇
手である。
千余年を経て、垣根は消えつつある。女装も男装もすることなく、大抵のことは「男女がすな
る」だ。女の子の柔道や剣道、男の子が踊る姿は当たり前になった。
中学校の体育で武道とダンスが男女とも必修になるという。学習指導要領の見直しが固まり、
早ければ11年度から2年生まで全員が両方を習うことになる。武道の重視は、改正教育基本法
の「伝統と文化の尊重」を受けたものだ。
日本武道館が先ごろ編んだ『日本の武道』の中で、早大教授の菅野純さん(臨床心理学)が「武
道の教育力」を並べている。偽りのない自分に出会う、相手や場の空気を読む力がつく、けじめ
や節度を覚える……。確かに、武道は礼節の教科書には違いない。
だが、暗い過去もある。戦中の武道教育は「攻撃精神」「必勝の信念」「没我献身」などの言
葉で語られた。『日本の武道』は「本来の学校武道の良さが見失われてしまったことは極めて憂
慮すべきことであった」と悔やむ。
ことさら国家や精神性と結びつけるのは、武道にも不幸だ。国の号令で習わせて礼節や公徳心
が身につくものでもない。多くの「道」から選び取られてこそ、武道も輝きを増す。男女が何に
でも挑戦できる時代に、必修は似合わない。
--------------------
「男女平等」だとか「暗い過去」だとか言って「必修は似合わない」に落としたけれど、繋がり
悪すぎてぐだぐだ。
「男子は武道、女子はダンスを必修」というつもりで書いたのか、それとも「実質そうなってし
まうに決まってんだろ」という決め付けか。
色々結びつけたり決め付けたりで、多くを不幸にしているのは、天人子、あなただと思うよ。
他紙のコラム。
東海新報 コラム 世迷言 2007年09月07日付
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/search_column.cgi?SNEN=2007&SMON=09&SDAY=07&ENEN=2007&EMON=09&EDAY=07 中央教育審議会が、中学校の体育の時間に武道とダンスを必修とする方針を固めたことについ
て、二つの新聞が相反する社説を掲げていた。賛成が産経新聞、反対が朝日新聞と、主張の対立
を続けてきた両紙がここでも異なる立場を表明しているのは面白い。
「伝統文化の尊重」という改正教育基本法の理念に基づくこの必修化について、産経は武道の
持つ精神修養面の効果を期待し、礼節を重んじる日本の国柄の再生に寄与するだろうともろ手を
上げて賛成なのに対し、朝日はなんで今ごろ武道なのだと疑問符を呈し、これによって伝統と文
化が身に付くというほど単純なものではあるまいと、この方針の安易さを指摘する。
物事には必ず二面性があり、いずれが正しいと一概に論ずることはできない。たとえば郵政民
営化だが、十月からの移行が決まった今なお賛否両論を引きずっている。自民党内にすら異論が
あり、最後は解散総選挙で是非を問う形となったのも、二面性を持つがゆえにまた逡巡させる要
素を排斥できないからだろう。市町村合併しかり。岩手県競馬組合の存続問題しかり。
だが、結果はやってみないと出ないのも事実である。なんで必修化か?と考えるのも正しいが、
それによってプラスになるかもしれないと考えるのも正しい。結局いずれの判断が正しかったの
か答えが出るのは時間の経過を待たねばならないが、両紙の社説を見ると普段のスタンスと異なっ
て朝日が保守、産経が革新という立場となるのが面白い。
必修化によって当然課題も出てくるだろう。専門教師の配置、場所、用具。そんな支出も伴う。
だが、これによって礼節を重んじる気風が生まれれば、それは金銭に代えられない財産となる。
まずやってみること。それでまずければ改めればいいのである。
サンスポ コラム甘口辛口 2007年9月6日
「伝統と文化の尊重」現場はいい迷惑
http://www.sanspo.com/top/am200709/am0906.html 柔道、剣道、相撲などの武道が中学校の体育でダンスとともに必修になるという。学習指導要
領の改定作業を進めている中央教育審議会の体育・保健部会が、基本方針をまとめた。現在は選
択制の武道だが、「伝統と文化の尊重」が教育基本法に盛り込まれたことから必修に“格上げ”
し、日本の伝統に親しむ狙いとか。
礼に始まり礼に終わる武道で、しつけがなっていない子供たちに礼儀作法も教えられるとした
ら、結構なことである。しかし、ことはそう簡単に運ぶかどうかは疑問だ。公立中学の半数強で
は武道場が整備されておらず、選択制で授業はあっても、畳や土俵の代わりにマットを敷いてお
茶を濁す程度という。
都内のある区立中学の校長は、こう話した。「施設の問題に加え、柔道着なども学校が負担す
るとしたら大変。だいいち、最近の教員はサッカーなどの球技は得意でも武道の経験者は少ない。
必修に見合う授業ができるかどうか」。この学校では、水泳の授業でさえ事故に備え民間に委託
して監視員を付けているそうだ。
武道には多少のけがはつきもの。体育でけがしたとなれば、親が鬼の首をとったようにねじ込
んでくるだろう。校長はこうもいった。「校内のけがは共済掛け金で見舞金が出るが、骨折など
の大けがになるとそれでは済まない場合もある。安全上、水泳のように補助指導員が必要になる
かも…」。
道場の整備や指導者の確保、用具の購入など金の方はどうなるのか。机上ではきれいにまとまっ
た案でも現場はいい迷惑かもしれない。伝統文化もいいが、懸念されている子供たちの体力低下
に歯止めをかける体作りに、じっくり取り組む方が先決ではないのか。
(サンケイスポーツ・今村忠)
--------------------
昨日の朝日社説、今日の天人などと比べれば、その差は歴然。
こういう、堅く実直な「慎重論」なら、聞くに値する。
494 :
文責・名無しさん:2007/09/07(金) 17:38:49 ID:1/of5xoU0
>ことさら国家や精神性と結びつけるのは、武道にも不幸だ。
ことさら戦中の教育と結びつける、まさに朝日のことだな。
オレが知りあった剣道やってる人間に、悪い奴はただの一人もいなかったな。
不思議なほどに。
女子も剣道や柔道でいいだろうに。なにも、伝統も格式も様式も何もないダンスなんて。
女子の場合はチカンから逃れるための護身術を教えるべきかと。
素粒子 9/7(金)
鈍足台風・首都圏直撃
●風雨で交通寸断。被害相次ぐ。
災害に弱い現代都市の姿あらわ。
× ×
●鈍感力でもあんな直撃こんな直
撃。結婚記念日忘れ夫が妻から。
不出来な仕事で部下が上司から。
辞任ドミノで農水省は直撃疲れ。
× ×
●直撃の後も、氾濫など警戒し、
後かたづけ、後始末を怠りなく。
× ×
寝てはならぬ。愛の歌で凍る世
界を解かしたパバロッティ逝く。
―――
「鈍足台風・首都圏直撃」が太字。
氾濫に「はんらん」、とルビ。
天声人語 2007年09月08日(土曜日)付
きのうの朝、風雨激しい住宅街を歩いた。道に色々と落ちている。ちぎれ飛んだ緑の葉に、サ
ルスベリが散らした薄紅の花。ひしゃげて裏返ったビニール傘は、持ち主を送り届けて、あるい
は道半ばで力尽きたのか。30本まで数えてやめた。
台風9号は、朝夕のラッシュ時に首都圏を直撃した。ニュースの映像では、透明な傘が風雨と
苦闘していた。大荒れになると分かっている日こそ、使い捨て覚悟のビニール傘が重宝がられる
のだろう。テレビの気象予報士も1本握りしめていた。
上や横から来るものは安い傘でもしのげるが、足元から忍び寄る水は厄介だ。東京では多摩川
が危険水位を超え、世田谷区の740世帯に避難勧告が出た。
そのころから、堤防の内側では30人以上が河川敷などに次々と取り残され、何人かは濁流に
消えた。増水する川で、いったい何をしていたのか。実はそこが住所だった。河川敷には路上生
活者のテントがたくさんあり、ビラや拡声機で避難を促したが一部が逃げ遅れたらしい。
格差が広がる大都市の底に、情報の海から孤立して暮らす人々がいる。約600人とされる多
摩川の民もそうだ。彼らの「家」は、流されても被害統計には載らない。社会の最も弱い所を天
災は正確に突いてくる。
台風の季節は続く。今回は、走る電車の窓ガラスが割れ、路上の信号機の支柱が折れるなど珍
しい被害が出た。そしてホームレスの大量救出劇。都市型災害が新たに残していく貴重な教訓を、
ビニール傘のように使い捨てるわけにはいかない。
>>495 俺の学校では黒帯締めてる奴は全員イジメ加害者だった
ビニール傘ってほとんどがゴミになるから禁止すべきじゃね?
あれ?今日の素粒子まともなんだけどどうしたの?
素粒子 9/8(土)
無名のヒーローがいる。
●暴風、濁流のなか、命の平等
を貫くため、河川敷の人らを救い
続けた消防や警察の救助隊員。
●岡山の住宅街に現れたイノシ
シを捕獲するため、4時間汗まみ
れで駆けまわった大人たち。
●ねえ、子供たち。君の父さん
母さんもガンバっているんだぜ。
× ×
いま、必要なヒーローとは。
「職種問わず、男女問わず、年齢
問わず、持っているものを全力で
出せる人」 <木村拓哉>
新聞記者の自画自賛?
>>●ねえ、子供たち。君の父さん
>>母さんもガンバっているんだぜ。
フミーが「家庭日記」とやらであまりに世のお父さんを馬鹿にし続けてきたから、
代筆の記者がバランスを取ろうとしてるんだろうか。
505 :
文責・名無しさん:2007/09/09(日) 10:58:19 ID:cVOHZMDC0
朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」9月5日をみてください。以下の記述がありました。
>昭和の参謀大往生。「あいつらの言う国家とは、結局、てめえだけのことではないか」
>「何万人もの兵士が餓死しても、すべて、国のためだと言って、平気なのだ」
>(古山高麗雄・フーコン戦記)
この記述は故瀬島龍三氏に対し「あいつ」そして「てめえ」と悪口雑言を浴びせているのです。
まさに死者にツバかけるとは、このことでしょう。亡くなった人間に対し「あいつ」とか「てめえ」と、
口汚くののしるとは、恥を知れ、といいたくなります。
しかもその手法がいかにも病的思考の「素粒子」らしく、卑劣です。
古山高麗雄氏の言葉を引用する形をとっているのです。
その古山氏の原文が果たして瀬島龍三氏個人に標的をしぼっていたか否かも、わかりません。
瀬島氏が本当に「何万人もの兵士が餓死しても平気」だったのか。
「国家とは、てめえだけのこと」だったのか。どうやって実証するのでしょう。
そもそも瀬島氏がそういう活動をしたと非難される時代の戦争中、
朝日新聞はではどのような報道ぶりをしていたでしょうか。
朝日新聞自身が国家を説いても、結局は自分のことだけだったのではないのか。
戦前、戦中の瀬島氏の言動だけを他人事のように非難できるのか。
そしてなによりも、汚らしい言葉遣いです。死者の霊に対し「あいつ」「てめえ」なのです。
しかも根拠の曖昧な誹謗に拠って立って、なのです。普通の良識、常識のある人間は
たとえ政治的意見を異にする相手でも、その死に際しては、必ずや言ってよいことと、
悪いことの区別があるはずです。
朝日新聞の「素粒子」は明らかにこの限度を踏み越え、異常な憎しみや、さげすみをあらわに、
瀬島氏の霊にぶつけるのです。
こうして死者にツバする病的コラムは「鼠瘤屍」とでも呼びましょうか。
そう、朝日新聞夕刊コラムの「鼠瘤屍」(そりゅうし)です。
(古森義久「ステージ風発」)
天声人語 2007年09月09日(日曜日)付
徳川300年の太平の眠りを破ったのは黒船だった。そんなに仰々しくはないけれど、太平楽
な眠りを1匹の蚊に破られるのも、天下の不愉快事の一つだろう。私見だが、蚊が出るのは暑さ
の盛りよりも、一段落した今ごろの方が多いのではないか。
「蚊の鳴くような」その声も、浅い眠りの耳元には十分大きい。羽音をもうろうと聞き、見当
をつけて頬(ほお)のあたりをひっぱたく。何度かしくじれば、呪いの言葉を吐いて布団をひっ
かぶるしかない。だがすぐに暑くなるから、はねのけて、また迎撃の仕儀となる。
不愉快は古来不変らしく、遠く鎌倉初期にも恨み節が残る。〈夏の夜は枕を渡る蚊の声の僅か
にだにも寝こそ寝られね 藤原良経〉。明治の文人正岡子規も蚊を「刺客」と呼んで憎んだと、
文芸評論家樋口覚さんの『短歌博物誌』(文春新書)に教わった。
「田舎の蚊々、汝(なんじ)竹藪(たけやぶ)の奥に生れて、其(そ)の親も知らず、昼は雪
隠(せっちん)にひそみて伏兵となり、夜は臥床(がしょう)をくぐりて刺客となる……」。滑
稽(こっけい)味を添えつつも「汝の一身は総(すべ)てこれ罪」と難じ、恨みは深そうだ。
「蚊」とひとくくりにされるが、国内には100種類ほどいる。温暖化で生息域が北上してい
るものもあるようだ。媒介する病気の危険地域が広がる、と心配する専門家もいる。
太平の世、蚊が実は怖い虫だと、つい忘れがちだ。せんだっても、米国をパニックに陥れた西
ナイル熱の病原体を、日本の蚊も媒介すると分かった。しつこさに根負けし、ままよと刺される
のは、避けた方がよさそうである。
507 :
文責・名無しさん:2007/09/09(日) 19:20:08 ID:0EVXKdoA0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安叩 打率9割2分
8月 27打数26安叩 打率9割6分2厘
9月 7打数6安叩 打率8割5分7厘
9月9日現在 59打数55安叩 打率9割3分2厘
連続安叩は19でストップ。
>>502
フミーがなかなか帰ってきません
509 :
文責・名無しさん:2007/09/10(月) 23:12:52 ID:gDWCJp9j0
朝日新聞の夕刊コラムが死者にツバかけるー故瀬島龍三氏を「あいつ」「てめえ」と
正直、こういうことは、市井のブロガーが書くべきことであって、
古森さんみたいな人がいちいち取り合うべきことじゃないと思う。
朝日のこれに関しては、私はちょっと卑怯だなと感じるのは、そういう思いがあるのなら、
少なくとも新聞は、大本営参謀・瀬島に関して、きちんと調べて批判すべきだと思う。
誰それがこう言ってたみたいな形で新聞が書くのはちょっとどうかと思う。
彼らはそれだけの調査能力がある、あったにも関わらず、本人にそれを突きつけることなく、
陰口叩いて来たわけでしょう。
一方で「昭和の参謀」とかいう提灯なイメージを拡散させた責任も新聞にはあるわけでね。
(「大石英司の代替空港」2007.09.10)
素粒子 9/10(月)
各界で未知との遭遇
●衆参ねじれ国会召集。首相は
テロ特措法に「職を賭す」決意。
不退転の決意? 景気づけ?
× ×
●大相撲、さながら両国モンゴ
ル2元中継。白鵬敗退、一人横綱
の重圧? 朝青龍、何思う?
× ×
●朝の来ない夜はない。政界も
角界も、もめて悩んで強くなれ。
× ×
命の絶唱を聞く。<この夕べ力
つくせり法師蝉> 森澄雄
―――
両国に「りょうごく」、法師蝉に「ほうしぜみ」、とルビ。
>>510 フミー代理の筆者、最初はフミーの影響が強かったけど、
慣れてきたのかフミー的な下品さが抜けてきたね。
複数人で代筆してるのかもしれんけど。
>>508 というかもう帰ってこなくても(ry
天声人語 2007年09月11日(火曜日)付
防衛大学校の初の卒業生に、生みの親の吉田茂元首相は異例のエールを送った。「君たちが日
陰者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。どうか耐えてもらいたい」。吉田の安保論には
様々な評価があるが、理と情がこもる直言は半世紀を経て語り継がれる。
政治家には、相手の心の奥底に言葉を投げ込む能力が必要だ。何としても伝えるという情熱と、
鍛えた話術が、内なる思いを大きく飛翔(ひしょう)させる。どれが欠けても言葉は届かない。
安倍首相は昨日の所信表明で、戦後レジームからの脱却が必要だから続投なのだと語った。だ
が前日には、インド洋で自衛隊が活動できないなら辞めるような発言もした。職にとどまる根拠
が怪しくては、どんな言葉も飛んでいかない。
「論座」10月号で、東大の石田英敬教授(情報記号論)が首相の話し方を診断している。興
奮すると舌が回らず、せき込むような早口になるそうだ。これでは心がこもらず自信なげだから、
「しっかりと」を連発して深みにはまると容赦ない。
弁舌の技量はさておき、首相の地位がおのずと与えるはずの重みが、何とも感じられない。お
やじの小言と似たような話でも、高僧の説法は響くものだ。ところが、参院選の大敗で政権の正
統性が揺らぎ、安倍氏が賭すべき職は軽くなった。
政治家、それも首相の言葉が翼を欠く窮地である。それでも弁舌を業とする者の定めで、語れ
ば採点され、黙せば減点される。せめて明日からの国会論議では、国民の心に届く言葉を、一つ
でも投げ込んでほしい。
--------------------
安倍首相の演説に対して「喋り方が悪い」「心に響くものが無い」って言うのは流行なのかね。
社説でも同じこと言っているんで、朝日はこの方向で行くということかな。
おやじの小言のような、というか、姑の嫁いびりのような、と言うか。
なんとも薄っぺらなハナシである。
テロ特に真正面から反対するのは分が悪いことに気がついたようで、マスコミは
絡め手をかき集めてきてますね。平沼問題とか。
514 :
文責・名無しさん:2007/09/11(火) 14:18:04 ID:CNrp7/qX0
朝日の社論を見れば、安倍の演説に心が響くなんて今後も一生あり得ない。
もし、安倍の思想が朝日好みの山拓や加藤や谷垣寄りになったら、たとえ弁舌の技量が
小沢並みに低下しても「今回の安倍首相の演説は国民の心に響く内容だった!」と
絶賛するだろうな。
515 :
文責・名無しさん:2007/09/11(火) 23:06:55 ID:+I1jwU4B0
>>512 朝日は支那の妾w日陰者w
クオリティペーパーの地位がおのずと与えるはずの重みが、何とも感じられない。
日教組おばはんの繰り言と似たような話でも、アサピーの説法は響くものだw
素粒子 9/11(火)
一瞬、立ち止まって
思い起こそう。あの日ニューヨ
ークで砕かれた希望と未来を。
思い起こそう。いまも続くイラ
クの恐怖と怒りの日々を。
思い起こそう。絶望と憎悪の連
鎖は武器で解決しないことを。
× ×
「想像してごらん みんないま
この時を生きているのを… 想像
してごらん 国境なんてないんだ
と むつかしくないだろ 殺した
り死んだりする理由もないんだ」
<イマジン/ジョン・レノン>
自由訳 イマジン(新井満 訳)を引用しているのかな。
>>516 「絶望と憎悪の連鎖は武器では解決しない」ってのは、美しいお題目であり、また一面の真実で
はあるが。
では、一番最初に殺された人たちは、どういう理由で殺されたのか、という疑問が沸くよな。
この「美しく情緒的な一面の真実」の裏側には、もっと汚くて醜くて目を背けたくなるような真
実の一面が、あると思うわけですよ。
つまりは、テロリストたちが何故闘っているのかという理由、だ。
彼らは報復のみを目的にしているんじゃないからね。
でも、この「絶望と憎悪の連鎖」なんていう誌的な言葉は、そういう醜くリアルな一面を覆い隠
してしまう。
まあ、道徳の教科書や短いコラムなら、これでもいいんだろうけれど。
天声人語 2007年09月11日(火曜日)付
首相の「職を賭す」発言を伝える新聞で、久しぶりの表現に出合った。政府高官のコメント
「首相はルビコン川を渡った」である。過去の記事を調べたら意外に多くて、年に3、4回は紙
面に登場している。
イタリアのルビコン川は、ローマに攻め上るシーザーが元老院令を犯して渡った史跡。転じて
「後戻りできない決断や言動」の例えに使うが、日常会話にはまず出てこない。
文化庁の国語世論調査によると「そうは問屋が許さない」を使っている人が24%いた。そも
そも、問屋の役割を知る人が減っているのだろう。正しくは「卸さない」だが、流通革命で問屋
の立場は弱まり、卸さねば小売業者はメーカーや産地と直取引を試みるだけだ。
「出る釘(くぎ)は打たれる」は19%が使っていた。本来は杭(くい)だが、打たれる杭を
見た人がどれだけいるか。元の史実や事物の通りが悪くなると、故事や慣用句は使いづらい。存
亡の危機。どんな言葉も、誤用を含め、ちまたの会話に登場してこその命といえる。「使ってい
る鍬(くわ)は光る」ともいう。
同じ調査で、書けない漢字を調べる手段を聞いた。「紙の辞書」に次ぐのは「携帯電話の漢字
変換」だ。30代以下は携帯が首位、20代では8割を占める。慣用句に疎くても、機械と組ん
で「憂鬱(ゆううつ)」や「薔薇(ばら)」を平気で使う時代がきた。これで難字も生き残る。
作家の出久根達郎さんは「漢字を正しく書けることは、それほど重要でなくなるかもしれない」
と語る。書くから打つへ、日本の手書き文化は、もうルビコンの向こう岸に近い。
--------------------
時事ネタコラムなんだけど、ちょっと焦点がぼやけた感じ。
「鬱」の覚え方。「林」「缶」「ワ」リンカーンは「※(米)」「コ(凵)」「ヒ」アメリカン
コーヒーを「彡」3杯飲んだで鬱になった。豆知識な。
>518
(-@∀@) 彼らはテロリストではない。自由と正義のために闘っている志士
フミーへ。きみの恋人が去っていく音がするけど、たいしたことじゃないよ
素粒子 9/12(水)
誠に勝手ながら新技を導入
【八つ当たり】 相撲決まり手
に追加。相撲道に批判めいた言動
をした場合、取材証を没収。再び
土俵より場外で熱戦展開。
【本家外し】 柔の武道精神に
こだわる日本を役職から飛ばす。
「モダンになる」商業路線を推
進。ただし有効期間は1日。
※(注)いずれも国際化に伴う
変更です。ご了承ください。
× ×
雷鳴で目が覚めた。<秋場所や
星勘定も曇る空> 秋桜子
―――
【八つ当たり】【本家外し】が太字。
柔に「やわら」、とルビ。
天声人語 2007年09月13日(木曜日)付
まず浮かんだのは、復古的な国粋主義を唱えた政治家、平沼騏一郎だ。昭和14年に首相に就
くも、国家の手本とするナチスドイツがソ連と不可侵条約を結んだ衝撃から、8カ月で政権を投
げ出した。迷言「欧州の天地は複雑怪奇」は流行語になった。
安倍首相が突然、辞意を表明した。代表質問を受ける直前に、随分な職場放棄である。小沢さん
に袖にされたから、はなかろう。同じ泣き言でも「疲れた。政治への気力がうせた」の方がまだ
得心がいく。
「我が国の将来のために続投を決意した」はずだ。インド洋の自衛隊に「職を賭す」のではな
かったか。参院選の結果を見れば遅きに失し、最近の言辞からすれば早すぎる。ただの無責任に
とどまらず、最後まで頃合いというものを心得ておられぬ。
00年の九州沖縄サミットを思い出す。安倍氏は新米の官房副長官として、会議の中身を記者
団に説明する役だった。「次代を担う」にしては口べたで、それゆえ誠実そうでもあり、線が細
くも見えた。
辞意の裏には、健康不安もあったと聞く。心身ともに絆創膏(ばんそうこう)だらけだったの
だろう。気の毒だが、それを隠すのは指導者の振る舞いではない。時宜を踏まえ、区切りよく辞
める機会は何度かあったはずだ。
戦後レジームからの脱却、美しい国。浮遊する観念的な言の葉が、安倍氏の業績、ではなく思
い出となる。広げたままの大風呂敷を残し、国民の心に届く言葉の一つもなく、不可解な退場に
至った。主の気まぐれで右往左往の永田町。ここの天地も複雑怪奇である。
--------------------
結局、最後までそういうイメージを投げつけ続けるわけね、天人子よ。
大風呂敷と言うが、あんたが彼の業績を正しく伝えたのを見たことがない。
心に届く言葉と言うが、あんたが彼の言葉を正しく伝えたのを見たことがない。
>>524 国民にとって「心に届く言の葉」なんてのは、それほど重要じゃないんだけどな・・・。
素粒子 9/13(木)
志の人よ
☆病んで倒れた同郷の先人高杉
晋作を思う。隔たりの大きさも。
☆一つは国民一体の思想。長州
戦争で幕府軍撃退に活躍したの
は、武士、農町民一体の奇兵隊。
格差社会の放置ではできない。
☆一つは詩の心。「少年の日、
兵を学んで詩を学ばざる」。自嘲
したが闘いの陰で良い詩を残す。
× ×
人生は旅である。<まどひきて
さとりうべくもなかりつる心を知
るは心なりけり> 西行
―――
自嘲に「じちょう」、とルビ。
>>524 >国民の心に届く言葉の一つもなく
アカヒのたかが一記者の個人的意見をあたかも国民の総意であると主張するのは
アカヒの人間の悪い癖だな。第一、こういうものの言い方は「誠意が足りない」とか
言って増長するヤクザと同じ言い草だ。
>>526 格差云々はともかく「詩の心」って何だよ。
安倍が詩を嗜んでいたらこんなに叩かなかったってか?
しかしフミーだったら下品に喜ぶ様を見せつけられたんだろうな。
去年か一昨年の年末のまとめコラムで「字数が限られてるから下品になりやすい」
とか言い訳してたが、字数の問題ではなく筆者の質の問題なのだと改めて感じる。
天声人語
2007年09月14日(金曜日)付
6年で七曜をひと巡りし、今年の「9・11」は火曜日に戻ってきた。タワー2本が100分
で消えたニューヨークのテロ現場は、雨になった。追悼式の遺族の輪に、山口県下関市の中村佑
(たすく)さん、静美(きよみ)さん夫妻がいた。
次男の匠也(たくや)さんは地方銀行の駐在員だった。骨のかけらも見つからなかったが、最
初の旅客機が突っ込んだ北棟102階に出勤していたはずだ。享年30。新婚の妻が残された。
両親は絵を手向けた。米国に赴任した息子が、最後の母の日に贈ったバラ。庭で挿し木にした
ものが根づき、毎年、薄赤の花が咲く。それを静美さんが和紙に描いた。「感情が乱されるから」
と、夫妻は息子の名が読み上げられる前に式を後にした。
佑さんは「あれから世界はウニのようにとげとげしくなるばかりです。日本も巻き込まれ、よ
からぬ方に傾いている」と語る。涙で見た景色は再開発で消えていくが、それで区切りがつくも
のでもない。実行犯への憎しみから、より大きな平和へと、遺族の心の旅は続く。
狂信者の身勝手で3000人が死に、狂信者を追う「聖戦」の中でその何十倍もの民が死ぬ。
米大統領の対テロ戦争は、人類共栄の目的にかなうのか。理由なく殺される人を増やしただけで
はないか。
「9・11は国旗を振る日ではなく、和解を考える日にしたい」。遺族団体の創設者は武力に
頼る政策を嘆いた。願いは式で歌われた「明日に架ける橋」の詞に重なる。〈暗闇が訪れ/痛み
があふれたら/荒れ狂う流れに架かる橋のように/僕がこの身をなげうつよ〉
フミーの近くに笑い声録音機を置いてみた
>529
都合のよい発言者をさがしたものだ。
朝日は中国や朝鮮に「憎しみは何もうまない」といえばいいのに。
ところでテロリストやアルカイダは謝罪したのかね(w
>>529 今日は社説も天人も電波全開だな。
> 狂信者の身勝手で3000人が死に、狂信者を追う「聖戦」の中でその何十倍もの民が死ぬ。
>米大統領の対テロ戦争は、人類共栄の目的にかなうのか。理由なく殺される人を増やしただけで
>はないか。
だったら最初に殺された3000人は一体なんだったの?あれこそ理由なく殺された人々だろう。
所詮、テロリスト大好きの朝日新聞社だから仕方ないか。
素粒子 9/14(金)
笑い声録音機を置いてみた。
国会議員会館 12日以降、記録
数激増。特に自民党高年齢センセ
イのお部屋のサンプル多し。
北緯38度線以北 将軍サマ周辺
の幹部宅からの報告あり。一方、
国民からの記録は皆無。
霞が関官庁街 天下りご一統、
社保庁消えた年金係など、首を洗
っていた面々。爆笑絶えず。
くれぐれも笑いすぎにご注意。
× ×
自然は主役交代。<瑠璃光仏
閻浮の闇は虫しぐれ> 楸邨
―――
「国会議員会館」「北緯38度線以北」「霞が関官庁街」が太字。
瑠璃光に「るりこう」、閻浮に「えんぶ」、とルビ。
それにしても、選挙後は散々、「選挙に負けたのになぜ辞任しないのか」
なんて非難してたくせに、辞めたら今度は「無責任だ」ってのはなんなんだ。
天声人語 2007年09月15日(土曜日)付
ツクツクボウシが季節を結ぶ独唱を終えつつある。ここ数日で、虫の声は樹上から草むらに移っ
た。動いたのは自然の音源だけではない。取材のざわめきもまた、首相官邸や国会から自民党本
部へと所を変えた。
自民党の総裁選が告示された。優位とされる福田康夫氏は戦後13人目の首相の長男、麻生太
郎氏は同3人目の孫だ。「8人目の孫」が職を投げ出した後は、子と孫の争いらしい。政治の世
襲化を煮詰めたような光景に、つい嘆息する。
40歳まで会社員だった福田氏は、首相になった父上の秘書官として政界に入った。後継ぎで
衆院選に出た時は「独立した一人の人間として見てほしい」と父離れを強調した。「あんな年寄
りと比べないでよ」は初登院の弁だ。
逆に「祖父は私の原点」と、近さを糧にしてきたのが麻生氏。22歳で米国に留学し、母親に
車をねだった。「危ないから」と拒まれ、大磯に手紙を出す。吉田茂はたちまち説得してくれた。
「孫にいい顔する祖父をかわいいと思った」と自著にある。
血筋との距離のとり方は各様だ。親の仕事や地位は選べない。政治の家に生まれても、向き不
向きがあろう。地盤だ看板だと担がれ、祭られ、重圧につぶれる人もいる。首相であれば国民の
不幸だ。お二人が並の七光りでないことを願う。
虫なら、木で鳴くか草で鳴くのかは血が決める。ほかも選べただろうに、父や祖父と同じ木、
同じ草で、まさに鳴かんとする両人。どちらの声になるにせよ、「有権者の血」しか引かない大
多数の耳に届けばよいが。
--------------------
自らマスメディアの取材を害虫の羽音雑音扱いして自虐的だね。
親の血筋を持ち出してきて、叩き材料こねるのに余念が無いことです。
政治家ってのは政治をやるプロのことで、親が政治家ではない人が政治家になることが少ないな
ら、教育の問題なんじゃないかなあと思う。
プロスポーツと同じで、政治の裾野が広がらないなら政治家を目指す人が少なくなるのは当然。
素粒子 9/15(土)
◎臨時求人案内
前任者退場に伴い急募します。
【年齢】不問。70歳以上も可。
【経験】あればあるほど厚遇。
未熟者運転には懲りております。
【人柄】しがらみあるお友達の
少ない人歓迎。奇人変人は不可。
【期間】まずは年末まで。剛腕
対策に効用あれば長期雇用も。
【身体検査】厳格基準で実施。
【必須】途中で逃げない人。
× ×
かぐや姫、月への旅。<竹林に
月遠き風の速さかな> 百
―――
彼が帰ってきたのかな。
来週からはまた「落書き」、始めます。
>>537 2ちゃんですら使い古されたコピペ貼るなと言われるネタだが
本当にこれが新聞紙に載っていたわけ?
539 :
文責・名無しさん:2007/09/15(土) 23:55:27 ID:S+hCCg+f0
>>537 >【必須】途中で逃げない人。
年金未納で官房長官を投げ出した福田は不採用決定だな。
安倍逃亡で思い出したが、その安倍関連での捏造報道で、自民の呼び出しから
逃げたのはどこのどいつなんだか。
541 :
文責・名無しさん:2007/09/16(日) 13:24:57 ID:6Ovydy/R0
素粒子、安倍(政権)叩きカウンター
7月 25打数23安叩 打率9割2分
8月 27打数26安叩 打率9割6分2厘
9月 13打数9安叩 打率6割9分2厘
9月16日現在 65打数58安叩 打率8割9分2厘
>>537 金曜日から帰ってきてるものと認識しています
今週はきまじめさが窺えてよかったのだが、来週からはまた落書きかあ
>>537 これさ、安倍のことを揶揄するのは構わないんだけど(辞任・つまり降りたわけだし)、
大枠の募集要項wに奇人変人不可とか豪腕求むってのはおかしくないか?
他の要件満たしても奇人変人なだけで不可なんて変でしょ。要はこれ「能力重視」を
謳ってる偽装をしつつ「変人」小泉NO、「豪腕」小沢マンセーっつー「個人崇拝」の発露
だよね。小沢個人の考え方や手法がどうこう以前に、新聞のこういう態度からそれこそ
軍 靴 の 響 き を感じ取ってしまうなあ。幻聴かもしれんが。
安倍叩きのなかには人間としてどうよ(ND)なのもある
天声人語 2007年09月16日(日曜日)付
近所の公園に、淡い紅色をした秋海棠(しゅうかいどう)の花がひっそり咲いている。日陰を
好む花だという。木立の下の暗がりが、そこだけ明るいように、ぽっと色づいている。
またの名を断腸花と呼ぶのは、悲しみを誘うかのような風情のゆえらしい。作家の永井荷風は、
この花を愛(め)でて庭に植えた。居宅を断腸亭と称し、名高い日記「断腸亭日乗(にちじょう)」
を42年にわたって書き継いだ。戦前から戦中、戦後を自由な精神で貫く日記の筆を起こしたの
が、90年前のきょうである。
〈九月十六日。秋雨連日さながら梅雨の如し〉。以来、死の前日まで、時勢に背を向け、それ
でいて確かな時代への目は変わらなかった。盛り場や色街を徘徊(はいかい)しながら、中国へ
の侵略を「長期戦争に窮し果て、俄(にわか)に名目を変じて聖戦と称する無意味の語を用い出
した」と見通していた。
別の日には〈米国よ。速(すみやか)に起(た)ってこの狂暴なる民族に改悛(かいしゅん)
の機会を与えしめよ〉と激しい。玉音放送を知って、〈あたかも好し……祝宴を張り皆々酔うて
寝に就きぬ〉。世捨て人ゆえに、目は覚めていた。
荷風は日記を公表するつもりで書いたそうだ。今ならブログを開いただろうか。インターネッ
ト上の日記ともいえるブログの開設者は、国内で800万人を超す。閲覧者は4000万ともい
う。誰もが表現者になれる半面、言葉による暴力といった負の面もある。
「断腸亭日乗」には、登場する人々へのあけすけな批評はほとんどない。言葉の達人はきっと、
言葉の切っ先がいかに鋭く人を突くかを、よく知っていたのだろう。
--------------------
最終段落。朝日新聞は「言葉の達人」ではないな。
昔も、今も、言葉で多くの人を傷つけ続けているから。
天声人語 2007年09月17日(月曜日)付
米国勤務から戻って間もないころ、エレベーターの中で舌打ちされたことがある。乗って行き
先のボタンを押し、そのまま立っていた。すると、若い背広姿が「チェッ」と言いながら、脇か
ら腕をぐいと伸ばして扉を閉じるボタンを押した。
米国では、ボタンを押さずに扉が閉まるのを待つ。それに慣れていたのだが、ここは日本でし
た。人が降りたときも、誰かがすぐさま「閉」を押す。「時間の無駄」と言わんばかり。待って
も2、3秒だろうに、どうもせっかちである。
バスの中で高齢者が転ぶ事故が増えている、と聞いた。お年寄りは動作が遅い。迷惑をかける
のを案じ、止まる前に席を立つ。あげくに転ぶ例が多いと国土交通省は説明する。もたつくのを
責める冷ややかな空気が、この国には濃いようだ。
冷ややかさは、自分が迷惑をかけたくない気持ちの裏返しでもあろうと、作家の藤原智美さん
は見る。たとえばレジで順番を待ちながら財布の小銭を調べる。そんな人ほど、遅々とした高齢
者がいると、いら立つのではないかと言う(『暴走老人!』文芸春秋)。
米国は老若男女がおおらかだった。財布など、値段を聞いてからおもむろに取り出す。飛行機
を降りるときも、前の人が歩き出してようやく自分の手荷物を下ろす。だからだろう。他人のモ
タモタにも寛容だ。
国交省は「高齢者がゆとりをもって乗降車するのを社会が当然のことと容認する」べきだと提
言している。翻訳するなら、お年寄りには堂々ともたつく権利がある、ということである。
--------------------
エレベータ話は、やや繋がりが悪い。使い古されたネタでの「特殊で奇異な日本人幻想」の再生
産にうんざりする。
じじばばはトロいもんだ、ということを認め、もたつくことを「許容する」のが、社会の正しい
あり方だと思う。そんなものまで「堂々ともたついていい権利だ」等と胸を張るのは、周囲の苛
立ちを増幅するだけだ。
天声人語 2007年09月18日(火曜日)付
分野を問わず長く活躍していると、出始めの頃の呼称がだんだん似合わなくなるものだ。美空
ひばりは天才少女から女王になった。呼び換えは、長くて太い、豊かな現役生活の勲章といえる。
この人の「ヤワラちゃん」もそろそろではないか。ブラジルでの柔道世界選手権で、女子48
キロ級の谷亮子選手が7度目の優勝を果たした。「ちゃん」づけがはばかられる32歳の母親の
偉業だ。
93年、カナダ大会での初優勝の弁は「おいしいカップケーキをたくさん食べたい」。以来、
妊娠中で欠場した前回を除くすべての世界選手権を制し、優勝回数は男女を通じ最多となった。
鋼(はがね)の小動物のような強さ、速さは衰えを知らない。
今大会の日本勢は苦戦続きだった。特に男子は、井上康生、鈴木桂治の両選手が2回戦で敗退
するなど、不振を極めた。最後にかけた技をより重視する国際審判の流れに戸惑いもあるようだ
が、谷選手はそんな細事を投げ飛ばした。「2位なのに代表か」という国内選考での疑念も押さ
え込んだ。
柔道からJUDOへ、古来の武道は上手に国際化した。カラー柔道着などの異物はその代償だ。
国際柔道連盟の理事選挙で山下泰裕氏が落選するなど、この競技は「家元」の手をどんどん離れ
ていくかに見える。だが、それがJUDOの進化だ。発祥国の誇りにかけて精進するしかない。
来年の北京五輪、各国の「ヤワラさん対策」は過去にない周到さになるだろう。支えは、変わ
ることなき格闘技の鉄則。どこの畳でも、何色で組んでも、強い方が勝つ。
--------------------
「国際化したJUDO」ネタを、天人まで持ち込むか。
競技としては『強い方が勝つ』のが本質だろうけど、世界中の多くのスポーツと同様柔道も、そ
れだけでは語れないものを持っていて、そういう部分、例えて言えば「精神性」を削ぎ落とすこ
とが「国際化」だ等と言うのには、傲慢を感じる。
548 :
文責・名無しさん:2007/09/18(火) 12:12:39 ID:MqWowj0J0
>>547 >柔道からJUDOへ、古来の武道は上手に国際化した。
どこが?柔道本来の武道精神、伝統が受け継がれての国際化ならいいけど
明らかにおかしな方向に進んでいると思うが?
連盟内の醜い権力争いに極端な商業化、欧州勢による傲慢なルール変更、
日本人ならこのような傾向を嘆く気持ちが出てくると思うのだが、
朝日は社説、記事、天声人語と一貫して歓迎調だな。
>>546 >バスの中で高齢者が転ぶ事故が増えている、と聞いた。お年寄りは動作が遅い。
>迷惑をかけるのを案じ、止まる前に席を立つ。あげくに転ぶ
たしかに高齢者ほど早く席をたつよな。そしてブレーキでよろめくんだ。
ここ数年、バスのってて気になってる。
問題は対策。バスの停車時間を30秒以上にするとか法律できめるか?
>>547 山下は朝日の嘱託職員なんだろ?いいのか叩いて。
落書き 9/18(火)
病の安倍流「院政」続く。顔も
見えず、声も聞かれず、代理も置
かず。首相不在でも事もなしか。
× ×
毎年9月は総裁祭り。だめだっ
た52歳の次は66歳がいるぜ。71歳
もいるよ。敬老精神は不滅です。
× ×
南方に猛烈台風、東北で大雨。
いかにも「自然は人間のためにあ
るわけじゃない」(河合雅雄氏)。
× ×
女は強し。母はなお強し。谷亮
子選手、世界柔道48`級を制す。
>>546 バス会社でも「降りるまで待つから、バスが動いている間は席に座っていて」と呼びかけている。
利用者も高齢者に気を使って待つと思う。
高齢者が慌ててしまう様な雰囲気が悪いというような事を書かれても、どうしようもないな。
まぁ、天声人語で書くネタとしては無難な内容だ。
>>550 社長62
主筆63
論説主幹59
ほー。。。
院政って・・・
朝日はとうとうボケたか。
天声人語 2007年09月19日(水曜日)付
平安期の随筆『枕草子』に、達筆で知られる藤原(ふじわらの)行成(ゆきなり)から唐菓子
が届く話がある。餅皮に具を挟んだ餅餤(へいだん)だ。清少納言は紅梅を添えた礼状で「ご自
分でお持ちにならぬとは冷淡な」と返した。餅餤と冷淡をかけた才女の遊びである。
クールな行成、年上の清少納言に気があったかどうかは知らないが、女性に物を贈る習いは古
今東西を問わない。豊かな世なら花束や装身具、時代をさかのぼれば食べ物も喜ばれただろう。
チンパンジーのオスもメスに贈り物をするそうだ。京都大霊長類研究所などのチームが突き止
めた。西アフリカで野生の群れを2年観察したところ、オスがパパイアやバナナを農家から盗み、
メスに分け与える例が25回あった。
自然界では、生存にかかわる食料が最強の品だ。贈り先は若く、多くが発情中。オスは前後し
て、そのメスと交尾や毛繕いをしていた。果物は求愛の小道具ということになる。見返りを期待
したプレゼント行動が確認されたのは初めてという。
強い子孫を残すため、メスは強いオスを求める。体格や腕力ばかりか、食料をどこからか調達
してくる才覚も強さの要素らしい。オスは自分の子を増やそうと人里に踏み入り、果物泥棒のリ
スクを冒す。身につまされる自然の摂理だ。
本能が支配する雌雄の営みと違い、男女の間合いは難しい。贈り物で弾む交遊もあれば、しぼ
む仲もある。大前提は、贈られる側にも多少の好意があることだ。実は清少納言、宮仕え仲間で
も美男で教養あふれる行成が、一のお気に入りだったとか。
--------------------
内容は面白いし筆も軽い。コラムとしちゃいい感じ。
最終段落の雄雌の営み云々は、的外れなんじゃないかな。
チンパンジーのプレゼント行動は本能ではなく、社会関係性とか価値の認識、男女の間合いのハ
ナシのプリミティブな部分だと思うから。
落書き 9/19(水)
「戦後生まれで初めて、なんて
のはまだまだだったよな」と戦前
と戦中が言ってるような総裁選。
× ×
保護者とんずらで、教育再生会
議は置き去り。「道徳を教科に」
と求めたことも中教審は「否」。
× ×
敗軍の将はただ消えゆくのみ。
いえ、安倍総裁のことじゃなく、
ヤクルト一筋だった古田監督。
× ×
1902年の今日、子規絶命。
<糸瓜咲て痰のつまりし仏かな>
―――
糸瓜に「へちま」、痰に「たん」、とルビ。
未だに安倍叩き・・・
精神が病んでいるな。
天声人語 2007年09月20日(木曜日)付
北朝鮮が拉致を認め、日本中が国家犯罪に凍りついたあの秋から5年。北は核カードを振り回
し、拉致問題に進展はない。きのう、横田滋さん(74)、早紀江さん(71)ご夫妻にお会い
した。
30年前、新潟でさらわれた長女めぐみさんは、10月に43歳を迎える。両親はそう信じる。
母は「秘密の仕事をさせられている」、父は「どこかに監禁されているのでは」と案じた。情報
は乏しく、2人の想像はいつも沈黙の闇へと消える。
世論が冷えたとは思わない。全国からの励ましは千羽鶴だけで段ボール6箱とポリ袋二つ、届
き続ける手作り小物や服と合わせ一部屋を埋めつつある。「めぐみが戻った時、こんなに多くの
人が応援してくれたのよと広げて見せるのが夢」だという。
政府認定の拉致被害者だけでも、12人が帰国していない。冷たい国際情勢の波間に、同胞の
顔が浮き沈みしている。引き裂かれた親兄弟が日本海の両側で老いてゆく。独裁者も年を重ねる
が、彼の退場を待つ余裕は肉親にはない。
めぐみさんの衣類や教科書を手に取れば、新潟時代がよみがえり、身も心も崩れそうになる。
だから見ない。早紀江さんは「部屋は今の生活のにおいだけにしておきたい。そのほうが闘いや
すいから」と悲しく笑った。
ここまで強くなれるものかと言葉をのみ、子を奪われて弱い親はいないと思い直す。それでも
相手は国家だ。生身の個人を矢面に立たせるわけにはいかない。他人事(ひとごと)にせず、最
後の一人が戻るまで声を上げる。誰が首相になろうと、そこは変わらない。
冷たいのは(-@∀@)だろ。
559 :
文責・名無しさん:2007/09/20(木) 14:55:38 ID:Wr7xxiqK0
>他人事(ひとごと)にせず、最後の一人が戻るまで声を上げる。
>誰が首相になろうと、そこは変わらない。
それはない。誰が首相かは重要。
拉致被害者家族が福田に不信感を抱いてるのを知り、
これはまずいと福田擁護に必死な朝日。
560 :
文責・名無しさん:2007/09/20(木) 15:23:37 ID:orV7y2RD0
●1999年8月31日付 社説
>日朝の国交正常化交渉には、日本人拉致疑惑をはじめ、障害がいくつもある。
>しかし、植民地支配の清算をすませる意味でも、朝鮮半島の平和が日本の利益に
>直結するという意味でも、正常化交渉を急ぎ、緊張緩和に寄与することは、日本の
>国際的な責務といってもいい。
●2002年9月18日付 天声人語
>そうした特殊機関による「犯罪」は珍しいことではない。米国CIAに対する数々の告発をはじめ
>歴史上枚挙にいとまないし、かつてのわが国の特殊機関も例外ではない。
>国際社会の政治力学からいえば、核・ミサイル問題に各国の関心が集まる。
>拉致問題は当事国同士の問題だというとらえ方が大方だ。北東アジアの安定という
>政治目標の前に拉致問題はかすんでしまう。
●2002年11月26日付 ポリティカにっぽん「小さき我ら満月を仰いで」 早野透
>これ(注:拉致問題)に疑問を差し挟んできた政治家や評論家は、いまはなかなか返す言葉がないでしょう。
>政治家には相応の政治責任も伴うでしょう。
> だからといって、ワイドショーでそういう人たちをさげすむように、せせら笑うようにあげつらうのは、
>見ていて気持ち悪くなる。そんな居丈高な雰囲気の中で「相手は無法の北朝鮮だから国民一丸と
>なって立ち向かえ」といわれるとちょっと待ってくださいと言いたくなるんですよ。
●2007年09月19日 経済気象台「小泉ドラマの完全逆回し」
> 安保政策では小泉ドラマの見せ場が暗転し、逆回しに苦慮する中で命取りになった。
>小泉・安倍コンビの拉致問題最優先のため、北東アジア安保の動きに乗り遅れ、
>何らかの逆回しを迫られる。
561 :
文責・名無しさん:2007/09/20(木) 15:31:57 ID:E+txpn8L0
>>557 たったの一度も拉致被害者と家族に今までの北チョン担ぎを
詫びずにおいて、よくもまあしれっとこんな事を書けるもんだ。
反吐が出る。
素粒子 9月20日(木曜日)
なぞなぞ1 元気で留守がいいものはなあに
――女房の亭主。
なぞなぞ2 病気で不在でもいいものなあに
――一国の首相
× ×
「テレビは嫌いだ」というくせに、父はNHK
のドラマ「どんど晴れ」を連日見ます。「わが家
に帰って来られたようにくつろいでいただきます」
という加賀美屋女将のせりふに、「いいなあ」を
連発するのです。母は「うちは旅館じゃないのよ」
と一言。また包丁を研いでいました (家庭日記)
―――――――――
女将に「おかみ」、とルビ。
563 :
文責・名無しさん:2007/09/21(金) 00:57:06 ID:d9Vv9wARO
>>561 20日の人語は品性下劣さが特に際だっていたな
「横田夫妻は日本海で老いていくばかりで、もう時間は無い」と、朝日新聞にとって拉致被害者がいかに目障りな存在で、早く死んで欲しいと思っているかがひしひしと伝わってくる作文だった。
勿論、「拉致問題の解決無くして国交正常化も経済支援もありえない」「拉致問題には断固とした強い態度で引き続き臨むべき」
などといった言葉は一切無し。
この作文を書いてるやつがいかに下衆かがよくわかる
「あ、どう〜もお久しぶりですー。あの〜安倍さんが辞任しましてご愁傷さまです〜
これで日朝関係も大きく変わると言われてますが〜、アメリカも柔軟姿勢で
どうですか〜今のお気持ちをひとこと〜」
>>562 なぞなぞ3 不在で代理の方がいいものなあに
――素粒子筆者。
「女房の亭主」って何か変な日本語。
なぞなぞ4 百害あって一利無しなものなあに
―――売国新聞。
天声人語 2007年09月21日(金曜日)付
近未来の悪夢を一つ。凶悪犯が捕まるたび、生い立ちと共に過去の「徳育」の成績に関心が集
まる。「やっぱり」の事例が続き、徳育不振の子のブラックリストが学校から警察へ――。幸い、
それは取り越し苦労に終わりそうだ。
次の学習指導要領を検討している中央教育審議会が、道徳を新たな教科「徳育」にするのを見
送る方向という。安倍首相が設けた教育再生会議の提言は通りそうにない。
広辞苑の「徳」の項に『徒然草』の一文が引かれている。「人に本意なく思はせて我が心を慰
まん事、徳に背けり」。人に嫌な思いをさせて悦に入るのは徳に反するという教えだ。それは「争
ひを好む失なり」、つまり戦いに興じるあまりの弊害だとも説く。
安倍氏は、戦後レジームなるものに戦いを挑み、政策の幹や枝葉に、復古の色をにじませた。
とりわけ教育改革では思い入れが強すぎ、色使いも塗りも雑になったようである。この秋、紅葉
と入れ違うように、政策の枝葉から安倍色が抜けていく。
公共心や品格は、生涯を通じて育み、磨くものだ。大事な子供時代は、成長に応じて親や教師
が範を垂れ、助言し、人格の離陸を見守る。そういう丁寧なやりとりが要る。検定教科書で教え
込み、一律に評価するのは見当違いだろう。
もちろん、人間の幹を太くするのはやはり道徳で、そこから国語や算数の枝が元気よく伸びて
ゆく。大切な幹であればこそ、せっかちな品評や、押しつけの肥料は控えた方がいい。成績表と
いう坪庭の外で、大きく真っすぐに育てたい。
2007年お前が言うな大賞に
「人に嫌な思いをさせて悦に入るのは徳に反するという教えだ。」
が候補としてノミネートされました。
>567
>政策の枝葉から安倍色が抜けていく。
これが本音か。
安倍の全てを抹殺したいのだな。
570 :
文責・名無しさん:2007/09/21(金) 18:41:38 ID:6DGjRicw0
>せっかちな品評や、押しつけの肥料は控えた方がいい。
まさに今日の天声人語のことだな。
571 :
文責・名無しさん:2007/09/21(金) 20:19:45 ID:AXwDyG3n0
きょうの素粒子 昼に紹介されてたけどすごかったな
マスゴミってのは一応公正中立が建前なんだろw
572 :
文責・名無しさん:2007/09/21(金) 20:51:00 ID:JkC2Db6C0
>>571 見た見た。せっかくの平日休みの怠惰な気分が一気に吹っ飛んだ。
ちなみに安倍元首相には批判的だったうちの両親も苦笑いしながら
「さすがに下品すぎる」との感想。
573 :
文責・名無しさん:2007/09/21(金) 23:38:45 ID:CJwUbVFo0
ハナノシタフクダカズラ
烏合の衆、寄らば大樹、長いものには巻かれろ的な肥料により成長する
花をつけた後、根腐れし土壌が崩壊する
落書き 9/21(金)
『日本植物図鑑』自民党編――
●シンゾウハナミズキ 「美し
い花」が売り物だったが、実はひ
弱で、花も咲かず、実も結ばず。
●ジットフクマチグサ 絶滅危
惧視されていたのが、あっという
間にはびこり、23日にも開花か。
●キャラダチタロウアサ 生ま
れはいいが育ちが悪いという麻の
変種。大輪のはずが逆風に遭う。
× ×
似たもの同士の安倍首相と横綱
朝青龍。見物にまともなご挨拶も
なく、逃げるように消えました。
―――
「シンゾウハナミズキ」「ジットフクマチグサ」「キャラダチタロウアサ」が太字。
危惧に「きぐ」、挨拶に「あいさつ」、とルビ。
ヒカリシボシヲムシ
世間で注目を浴びた母子殺害事件の差し戻し控訴審。朝夕刊、Web速報、どこにも
記事掲載しない、無責任な昆虫。
築地市場近くに巣をつくり、インクの無駄遣いと再生紙をつくりだす。害虫に分類される。
576 :
文責・名無しさん:2007/09/22(土) 00:04:58 ID:42q3w1OE0
シンゾウハナミズキとキャラダチタロウアサの咲き乱れる花畑を
アサピーが引っこ抜いたり枯葉剤を撒いて全滅させ、
代わりにジットフクマチグサの種を植えています。
辞め方がアレだったとはいえ、これでもかと言うくらいに安倍を叩くか。
このコラムを書いている奴って真性の基地外じゃないの?
>>567 > 近未来の悪夢を一つ。凶悪犯が捕まるたび、生い立ちと共に過去の「徳育」の成績に関心が集
>まる。「やっぱり」の事例が続き、徳育不振の子のブラックリストが学校から警察へ――。幸い、
>それは取り越し苦労に終わりそうだ。
仮定に突っ込むのもアレだが、「徳育」の成績と犯罪者に相関が見られるなら、
「徳育」は効果があるってことじゃないの?
てか事件があるたびに、犯人が書いた学校の文集やら絵やらをどこからか集めてきて
思わせぶりな分析をして見せるのはどうなんだよ。
>大切な幹であればこそ、せっかちな品評や、押しつけの肥料は控えた方がいい。
NIEだの試験によく出るだのと、子供に新聞を押し付けるのもやめるべきだな。
ましてや関係者の犯罪が後を絶たないような新聞は。
天声人語 2007年09月22日(土曜日)付
芸風の違うスター2人の共演が「ツーマンショー」だ。持ち歌の交換あり、デュエットあり、
トークあり。ひとつ間違えば双方のファンを裏切る茶番となるが、はまればワンマンにない盛り
上がりを見せる。
自民党の総裁選はどちらだろう。両候補はきのう、日本記者クラブの公開討論に臨んだ。丸々
2時間、これをNHKが生中継した。聞きほれる論争はなかったが、いくつかの発言をメモした。
一番の肩透かしは、年金対策を問われた福田氏の「コツコツと信頼を回復する」だ。「問題を
解決するのが政治家。起こすのが仕事ではない」には噴き出した。麻生氏に街頭の明るさはなかっ
たものの、指導者の必須が「孤独に耐える力」とは味わい深い。福田氏は「辞める時の決断」と
答えた。
その二つを欠く安倍首相が招いた総裁選。本来、政治ショーどころか大ピンチだ。しかも出演
の世襲コンビには、単独で客をわかせる芸はないように見える。この瀬戸際のニュース素材を、
しかし、自民党はかれこれ10日売り続けた。
にこやかに群衆に紛れる両候補の姿が、連日のように茶の間に伝えられる。報道ではなく、党
の宣伝ビデオを見るようだ。福田氏はフラダンスを眺め、麻生氏はせんべいを焼いた。「結構い
い人かも」と思わせたら、参院選以降の傷も少しは癒える。焼け太りである。
自民党のツーマンショーは明日まで。他党は楽屋で、舞台が国会に戻るのを待たされている。
新首相のデビューに、まさか、バックダンサーとして花を添えるつもりはあるまい。
--------------------
下品な内容だこと。
580 :
文責・名無しさん:2007/09/22(土) 16:45:59 ID:92iyPpCK0
>>579 朝日も、存在すら忘れられかけていた福田を人気者に仕立て、総裁最有力候補の麻生を引きずり
降ろすために、自民党福田応援団の片棒を担いでいたくせ白々しい。
落書き 9/22(土)
あれ、虫の声が聞こえます。
●首相官邸で「ダッキャク、ダ
ッキャク」と鳴いてたアベシンム
シ。官邸を脱却し、声も消える。
●「ケツダン、ケツダン」と勝
ちそうなフクダムシ。「安倍さん
は決断時期間違えた」と厳しい。
●「キャラタツ、キャラタツ」
とアソウムシ。負けそうだが「参
加に意義」のオリンピック精神。
× ×
あすは永田町から両国とうれし
い千秋楽巡り。安倍首相と朝青龍
の不在がまこと寂しい限りだが。
―――
「ダッキャク、ダッキャク」「ケツダン、ケツダン」「キャラタツ、キャラタツ」が太字。
影の薄い夕刊のとは言え、1面コラムに壊れたテープレコーダーのような駄文しか書けないのか。
583 :
文責・名無しさん:2007/09/23(日) 11:02:20 ID:wVrnxi7+0
天声人語 2007年09月23日(日曜日)付
画家の辻まことに、「虫類図譜」と題する愉快な画文集がある。
色々な事物を虫に見立てて皮肉っていて、国連もやり玉にあげている。
〈できの悪い粗悪品を、美しいものとよばなければならない〉と手厳しい。
美名と裏腹に、冷戦下で機能しなかった時代の冷笑だ。今なら、こう悪しざまには言われまい。
とはいえ利害と思惑のぶつかる国際社会で、黄門様のようにはいかない。
「お墨付き」である決議も、厳しい折衝をくぐって日の目を見る。
懸案のテロ対策特別措置法をめぐって、日本政府が「印籠」と頼んだのは、決議の前文の「謝意」
だった。インド洋で給油活動を続ける根拠になると踏んだ。米国に働きかけて文言を潜り込ませたが、
ロシアは反発して棄権した。安保理の足並みを乱したと、風当たりが強い。
安保理は国連の心臓部だが、協議の多くは決議文の言葉選びに割かれる。取材していた頃、
最後にわずかな言葉を換えて採択された決議があった。言い換えで各国の思惑に配慮したからだ。
その決議を根拠に、米国は強引にイラク戦争に打って出る。
片言隻句の違いが、何万人もの生死を左右したと言えなくもない。外交官が、それぞれの国益を
背負って扱う一語が、人の頭上に爆弾を降らせもする。国連の美名のもとなら何でも是と思うのは、
だからあやうい。
政府には渇望の印籠だったが、特措法に反対の民主党はひれ伏すふうもない。年金に比べれば
特措法も国連も身近ではないが、ときには遠くも眺め、粗悪品でないかどうかを確かめたい。
-----
国連を錦の御旗に祭り上げていたのは、(-@∀@)だったんじゃなかったのか…
>>583 虫類図譜っつーのはアレかい?
朝日さんの夕刊一面の片隅で毎日うだうだ愚痴垂れ流してる
酔っぱらいの戯言のことかい?
>583
民主を援護し安倍叩きをしたいからって
国連様の権威まで無視しちゃだめでしょ。
あの決議は中国様も支持してくださったのに(w
辻まことの「虫類図譜」を下品に模倣したのが
素粒子の虫図鑑シリーズというわけか。
辻が挿絵を担当してた山岳雑誌「アルプ」が左系だったから
親和性が高いのかね。
>>583 >年金に比べれば特措法も国連も身近ではないが、
テロや武力攻撃に不安 80%
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/21/d20070921000012.html 全国の20歳以上の男女3000人を対象に行い、60%にあたる1800人余りから回答を得ました。
大規模なテロなどの「緊急対処事態」への不安があるかどうか尋ねたところ、
▽非常に不安があるが38%、▽少しは不安があるが43%で、あわせて81%が不安があると答えました。
また、日本への武力攻撃についても、
▽非常に不安があるが34%、▽少しは不安があるが46%で、あわせて80%に上っています。
一方で、こうした事態への国や自治体の対処方法などを定めた国民保護法について、
▽よく知っているが5%、▽ 少しは知っているが25%で、あわせて30%にとどまりました。
----------
武力攻撃への不安て、大陸、とりわけ半島方面だよな。
シナを懲らしめろ(-@∀@)の様に書く必要は全くないが、こうやって何も考えさせないように誘導してるんだよな。
工作と言われる所以。
テロ特や国連のそれは、各国の、日本の経済活動という国民生活を守る為のシーレーンの話もあって、
安保こそがより身近な問題であるべきで・・・根底にあるべき問題意識として。表面上で騒ぐのは年金でもいいけど。
国家の非常時に金持ちか否かは意味がないし、何より、備えない考えないことでの出費の方が莫大。
それが戦争であったりしたんじゃないのか、アサピーさん。
今日もひどいや、素粒子。
ありゃ、安倍さんが死ぬまで続ける気だな。
いや、死んでも続けるかな?
品性下劣
最近ワンパターンだな
591 :
文責・名無しさん:2007/09/25(火) 19:46:11 ID:EYKaG9WoO
品位も知性も一欠片もない駄文だな
592 :
文責・名無しさん:2007/09/25(火) 20:45:45 ID:8esb2ABD0
落書き 9/25(火)
昔「歌手1年、首相2年の使い
捨て」の時代あり。当今歌手は知
らず、首相は1年となりにけり。
× ×
サラリーマン、父の秘書、世襲
議員、閣僚経験は官房長官のみ。
違うのが年の差だけじゃあねえ。
× ×
安倍脱却政権の脱却を送る。
ア あんな辞め方した人の
ベ べそかき会見聞きました
シン 信念それなり見えたけど
ゾ 存念通りにはいかず
ウ 美しい国よ、さようなら
―――
「ア」「ベ」「シン」「ゾ」「ウ」が太字。
天声人語 2007年09月24日(月曜日)付
勝負ごとの予想屋なら、商売にならないと投げ出したのではないか。消化試合と目された通り
の戦いに勝って、福田康夫氏が「天下餅」を食うことになった。新しい自民党総裁は明日、戦後
29人目の首相に選出される。
安倍首相の投げ出した餅である。それを、家康よろしく「座りしまま」に食う印象だ。「夢に
も思っていなかった」と出馬を表明したら、瞬く間に派閥力学の生む上昇気流に乗った。対抗馬
の麻生氏がやや健闘したのは、古い体質への「先祖返り」に対する反発もあってのことだろう。
父親の赳夫氏に続く「親子宰相」は史上初めてとなる。就任の年齢も同じ71歳というから、
因縁めいている。祖父の元首相をよりどころにした安倍氏からのバトンタッチに、室町時代の『風
姿花伝』の一節が頭をよぎる。
この能楽の秘伝書は、子々孫々に奥義を授ける上で、〈たとへ一子たりといふとも、不器量の
者には伝ふべからず〉とくぎを刺した。そして、「血統が続くのが芸の家ではない。芸の神髄が
続くのが芸の家である」と、勘所を突いている。
「芸の家」を、「政界」に置き換えれば分かりやすい。国民にとっても、続いてほしいのは血
筋ではあるまい。政治家の神髄とも言うべき、高い志や、強い責任感のはずである。
きのうの記者会見で福田氏は、自民党は国民の信頼を得ていない、と繰り返した。それを回復
させる器量を備えているかどうかは、これから問われる。天下餅を平らげて胃もたれしないタフ
な心身のことは、言うもさらなり、だろう。
--------------------
彼の弁明に耳を貸さず『政権を投げ出した』と言い続けて、そういう評価を固定させようと言う
マスメディアの下劣っぷり。
手前等が面白がって、相手がぶっ倒れるまで殴りたおした挙句、相手のひ弱さを嗤い「タフな心
身が必要だ」って、世の中は貴様等クソどものおもちゃじゃねーぞ。
天声人語 2007年09月25日(火曜日)付
東京・六本木に芋洗坂(いもあらいざか)という素朴な地名がある。江戸の昔、このあたりに
青物屋があり、旧暦8月15日に大量の里芋を商いしたのが由来だ(東都歳時記)。芋は各戸で
煮っ転がし、十五夜の月に供えた。
今夜は、芋名月とも呼ばれる中秋の名月。雲さえなければ、日没前の東空に現れる。その山吹
色の天体へと今、日本の探査機「かぐや」が向かっている。打ち上げから12日、旅も半ばの頃
合いだ。
「未来の資源庫」への関心ゆえか、世界的に改めての月探査ブームだという。かぐやは、表面
の様子や環境を調べて月の起源に迫り、利用価値を探る。首尾よくいけば後々の月面着陸や、有
人探査に道が開けるそうだ。
月の正体が分かるにつれて、神話や俗説は葬られた。そこは荒涼の世界で、地球から見えない
裏手に宇宙人が集結している気配もない。かぐやもまた、薄衣(うすぎぬ)の何枚かをはがすの
だろう。
まだ夢があった頃の『竹取物語』で、かぐや姫は「おのが身はこの国の人にもあらず。月の都
の人なり」と明かし、涙のうちに故郷に発(た)つ。恩人の老夫婦が残る地球は穢(けが)れの
星。絶えぬ戦争や環境汚染を思えば、なかなかの洞察力だ。かぐやが送ってくる手はずの「地球
の出」の動画に、私たちは何を見るだろうか。
人類は地球の表面をいじり、目先の利便や享楽を追求してきた。いじり尽くした所を都会と称
する。こよいは手つかずのあばた面(づら)を見上げ、足元の厚化粧を省みるのも一興だ。そん
な月見には、芋洗坂を見下ろす不夜城、六本木ヒルズあたりが絶好である。
--------------------
しかしこいつ、六本木ヒルズ好きだな。なんでまた不夜城ヒルズで月見かね。
「いじり尽くした所」の極みから、手つかずのあばた面を見下ろす快感?
『地球の出』つったら、「月面では地球の出が見える」と書いた記事を思い出すね。
「かぐや」のハイビジョン映像は、ソレとは違う現象だけど。
天声人語 2007年09月26日(水曜日)付
パントマイムの神様、マルセル・マルソーは舞台の外では多弁だった。「マイム役者にしゃべ
らせちゃいけないよ。止まらないから」という軽口を、AP通信の追悼記事が伝えている。
84歳で逝った「沈黙の詩人」は、芸術性を削らずに無言劇を大衆化した。観衆はマルソーの
指や目を追い、演者も客の感性を信じて指や目を動かす。そんな濃密な意思疎通が、言葉の不在
を埋め、お釣りがきた。
マイムとは逆に、政治は言葉がすべてだ。その言葉がどうも貧しい。最近の首相でも、小泉氏
は短い断定で大衆をけむに巻いた。安倍氏は肝心な時に説明を避け、病院から小声で別れを告げ
た。福田康夫氏にはぜひ、言葉を大切にする政治をお願いしたい。
政治姿勢は人事に表れる。自民党の伊吹幹事長は「テレビ討論に強そうだから」と起用された
らしい。再任や経験者をそろえた新内閣も、国会論戦をにらんだ布陣と聞く。来るべき総選挙ま
で、衆目の中で与野党が議論を尽くし、対案を出し合う「有言劇」を見てみたい。
民主党の小沢代表は、口より腹や腕を駆使して政界を渡ってきた印象がある。安倍氏との党首
討論は期待外れだった。政権を狙うのなら、国民の前に進み出て、自身の弁舌で世論をうねらせ
る努力が要るのではないか。
言葉に頼らぬマルソーの芸は、軽やかに国境を越え、世界中で愛された。ひとたび顔を白く塗っ
た役者は「動きの人」に徹した。政治のプロたちにも、この潔さがほしい。それは、本職の舞台
で「言葉の人」を貫き通すことである。
--------------------
後ろっから口をふさぎ、周囲でワーワー喚き散らしながら「さあ喋れ」と来た。
第3段落の、手前で「言葉が貧しい」と決め付けながら、「短い断定での元首相・前首相に対する
評価」の貧しさ具合は、厚顔無恥どころか鶏頭。
句点打ったら、直前に自分の書いたことすら理解できなくなりますか、お前は。
597 :
文責・名無しさん:2007/09/26(水) 20:45:13 ID:N0I2mFag0
>>593 朝日カルチャーセンターにでも入学して、文章の作法を習ったらどうか。
呆れるな。
いつまで安倍叩きを続けるかが焦点となって参りますた
世の中は着々と前に進んでいるというのに
素粒子 9/26(水)
親子噺家あれば親子首相あり。
いっそ政治家も襲名することにし
たらどうかね。いよっ、二代目。
× ×
自ら称して「背水の陣内閣」。
「福は無為に生ず」というけれど
「福は寝て待て」ともいくまい。
× ×
「ずっと要職やってきてくたび
れた」と入閣要請拒否の麻生氏。
首相ならばやったのだろうけど。
× ×
佳人より彼岸花届く。<つきぬ
けて天上の紺曼珠沙華>山口誓子
―――
噺家に「はなしか」、曼珠沙華に「まんじゅしゃげ」、とルビ。
600 :
文責・名無しさん:2007/09/27(木) 00:35:18 ID:fSBL1kDB0
26日で正式に安倍内閣から福田内閣へ引き継がれたため、
素粒子、安倍(政権)叩きカウンターのまとめ。
7月 計25回中23回 安倍叩き率92%
8月 計27回中26回 安倍叩き率96%
9月 計20回中15回 安倍叩き率75%
7月〜9月(26日まで)約3か月 全72回
安倍叩き回数 64回
安倍叩き率 89%
天声人語 2007年09月27日(木曜日)付
竹山道雄の児童向け小説『ビルマの竪琴』にこんな一節がある。「ビルマでは住民が坊さんを
非常に大切にするから、坊さんになりさえすれば生きていかれる」。密林で敗戦を迎えた主人公、
水島上等兵はその国で僧侶となり、異郷に散った日本兵を弔う道を選ぶ。
小説の舞台ミャンマーで、軍事政権が僧侶や市民のデモを弾圧し始めた。多数が拘束され、死
傷者が出たとも伝えられる。死者1000人を超えた88年以来の大きな衝突だ。
国民の9割が仏教徒で、托鉢(たくはつ)で暮らす僧侶を今も強く慕う。24日から続いた10万
人規模のデモでは、読経して歩く若い僧侶の両側を市民が固めた。れんが色の僧服が、熱い「血
の川」のように大通りを進んだ。
発端は燃料値上げに抗議する僧侶への暴行だ。僧侶らは民主化指導者のアウン・サン・スー・チー
さんを軟禁下の自宅に訪ねた。軍政は反政府の波の広がりを恐れたのだろう。
スー・チーさんの父は第2次大戦中、日本の支援で英国軍を追い出し、次いで日本とも戦った
独立の英雄。「建国の父」とも呼ばれる。「民主化の母」となるべき娘は1945年、日本兵が
連合国の捕虜になった夏に生まれた。
小説の捕虜たちは、のんびりした僧侶らの生活にたまげ、収容所で論争となる。同じ強いられ
るなら、軍服と袈裟(けさ)のどちらがいいか。「お経ばかり読んでいるから未開なのさ」「そ
の国に迷惑をかけた我々の方が野蛮だ」。結論は出なかった。
戦で死ぬことなかれ。竪琴の願いを胸に、僧服の川を待つのが民主化の大海だと祈る。
素粒子 9/27(木)
現代ことわざ集――
× ×
●頭代えれば支持率上昇 中身
はほとんど前内閣のままというの
に。「さっぱりわかりません。ど
ういうことですかね」と福田節。
●相撲部屋からは逃げるに如か
ず 「通常の稽古」と親方が言っ
ていたというのに、急死した序ノ
口力士の遺体は傷だらけだった。
●警察官は四十にして惑う 女
性を拳銃で射殺したのは巡査長40
歳。女性からひったくりで懲戒免
の巡査部長40歳。ああ、警視庁。
―――
「頭代えれば支持率上昇」「相撲部屋からは逃げるに如かず」
「警察官は四十にして惑う」が太字。
如かずに「し」かず、稽古に「けいこ」、とルビ。
天声人語 2007年09月28日(金曜日)付
一人旅の駅か空港で、信用できそうな人に荷物の見張りを頼むとする。「これ見ててもらえま
すか」と用足しに立ち、戻ると荷物が無い。「若い男が持ち去りました。ずっと見てたから間違
いない」と言われたら、普通は怒る。
番をするのも、ただ眺めているのも、会話では「みる」になる。動詞の意味は常識で判断する
しかない。誤解しようがない動詞もあるが、相撲部屋では油断できない。兄弟子が新入りを何度
も土俵に転がし、立ち上がれなくなるまでしごくことも「かわいがる」と言うらしい。
時津風部屋の17歳の力士が6月、けいこ中に急死した。事故とされたが、親方や兄弟子が土
俵の外でも「かわいがった」ことを認めたため、刑事事件になりそうだ。
被害者は春に入門、何度か部屋を脱走して、リンチまがいの「かわいがり」が激しくなったと
聞く。死の前日にも、実家に電話で「救出」を求めていた。父親は「もうちょっと頑張れと言っ
てしまった」と悔やむ。傷だらけの遺体と、両親が求めた行政解剖が警察を動かした。
預かった若者を、親方夫婦が一人前の力士に育てる相撲部屋。肉親は本来の意味で「かわいがっ
てもらえ」と送り出し、実際、その通りにしている部屋も多い。だが、時津風部屋は名門だ。不
合理な習わしはここ限りだろうか。
隠語は閉鎖社会の闇に育つ。どうか、世間並みの言葉と常識が通る角界であってほしい。一度
託されたものは責任を持って面倒見るべし。旅行かばんならいざ知らず、手塩にかけた宝物は取
り戻せない。
--------------------
話をすりかえて面白おかしく(不謹慎な言い方だが)まとめた、という感じだな。
旅行かばんの盗難と、この事件とでは、並べて書くには現象が違いすぎる。
事件の原因を、隠語だの閉鎖社会だのといった部分に求めるのは、思考停止でしょう。
>>604 「日本軍が”従軍慰安婦”に”関与”した」
なんて書くと、何も知らない人は
「ああ、当時の日本軍は現地女性を武力で狩り集める政策をとってたのか」
て思いますよね
「日本の”強制連行”が〜」
なんて書くと、何も知らない人は
「ああ、当時の日本政府は、そういう人攫い政策を行なっていたんだな」
て思いますよね
実際は民間売春組織と、現地での個人犯罪、そして国民徴兵なのに
言葉のチカラって怖いですよね・・・・・・
竹冠に品性下劣と書いて「素粒子」っと
607 :
文責・名無しさん:2007/09/28(金) 21:03:36 ID:AZ+qejYE0
>>604 「かばん」と比喩できる者を通常、人間とは見做しません。
素粒子 9/28(金)
当世字解――
●政界編 ▽サンズイに背中と
書いて「福田内閣」▽金偏にいい
かげんと書いて「政治家」▽あて
な冠に書き換えで「領収書」。
●角界編 ビール瓶偏に殴打と
書いて「親方」▽金属バット冠に
可愛がると書いて「兄弟子」▽不
祥事偏に無策で「相撲協会」。
× ×
一人は力士の子を失い「息子だ
けでたくさん」。一人は記者の倅
を亡くし「ああした仕事だから仕
方ない」。父は耐えるほかなし。
―――
「政界編」「角界編」が太字。
倅に「せがれ」、とルビ。
素粒子センスねぇな
>サンズイに背中
偏一つに漢字二つくっつけるの?
>金偏にいいかげん
偏にひらがなくっつけるの?
>あてな冠
>ビール瓶偏
>金属バット冠
>不祥事偏
存在しないがな
こういうのは一定の規則というか、枠の中で成り立つジョークだろうに。
ここでは漢字の成り立ちが枠だな。無分別にやったんでは笑いを誘うことはないね。
天声人語 2007年09月29日(土曜日)付
一昨日の朝刊を手に取り、お面の写真に引き込まれた。永い眠りを解かれたその顔は、笑って
いるのか泣いているのか。木肌から、大地が封じた太古の香気が立ち上るようだ。
奈良県桜井市の纏向(まきむく)遺跡で、国内最古の木製仮面が出土した。3世紀前半のもの
で、これまでの「最古」を400年ほどしのぐという。遺跡は邪馬台国の有力候補地、年代も卑
弥呼の治世に重なるとくれば、夢想は広がる。
仮面は顔が隠れる大きさで、鍬(くわ)にする予定のカシの板に細工をしていた。わずかに赤
い顔料が残り、豊作祈願などの儀式で手に持って踊ったらしい。古代人は、面で顔を覆って呪術
師となり、森羅万象と交信したのだろうか。
人間を意味するラテン語の「ペルソナ」は、もとは役者の仮面だという。着脱自在の顔から別
の人格をもらい、人は正義のヒーローにも、野獣にもなる。素顔はしばし仮面の裏に退く。
本物をつけずとも、現代人は心の仮面を刻々と替えて一日を送る。男性なら夫に父親、上司に
部下、夜はカラオケ大王だったり。〈髪切ってイコール君への思慕切って凱旋(がいせん)して
いる私の仮面〉石井睦子(朝日歌壇)。心の仮面でこんな心機一転もできる。
面倒なご時世、仮面は二つや三つでは間に合わない。取り換える手際は世渡りの技だが、交換
に追われて「素(す)の私」はあいまいになる。翻って、最古の仮面の圧倒的な存在感はどうだ
ろう。一つで国中を幸せにしただけのことはある。それを手にした人々も、素朴だが、揺るぎな
い素顔を持っていたに違いない。
--------------------
陳腐でチープなコラム。
>古代人は、面で顔を覆って呪術師となり、森羅万象と交信したのだろうか
朝日人は「近隣諸国」の面で顔を覆って、中国共産党や朝鮮労働党と交信しているのだろうか。
>面倒なご時世、仮面は二つや三つでは間に合わない。取り換える手際は世渡りの技だが、
>交換に追われて「素(す)の私」はあいまいになる。
旧日本軍・GHQ・ソ連・中国・北朝鮮・韓国と仮面を取り替えて世渡りしてきた
朝日が言うと実感あるねw
素粒子 9/29(土)
「国のかたち」さまざま――
× ×
●閉ざす 取材中の記者は殺さ
れ、インターネットは切断された
ミャンマー。鎖国して「民には知
らせず」は全体主義国家の常套。
●薄れる スペインの国技であ
る闘牛が立ちゆかなくなりそう。
残酷、質の下落、客離れで衰退と
いうから日本の国技も似ている。
●滅びる 主代われば装い変わ
るは世の習い。前首相時代に新設
された推進室の看板もひっそりと
下ろされ、「美しい国」は亡国。
―――
「閉ざす」「薄れる」「滅びる」が太字。
常套に「じょうとう」、とルビ。
613 :
文責・名無しさん:2007/09/30(日) 14:58:34 ID:0lYROEAj0
天声人語
2007年09月30日(日曜日)付
二百十日の時節に、前代未聞の「政権投げ出し台風」が列島を襲った。人々があきれ、怒り、
いささか同情もした9月の言葉から。
「首相辞意」の報は津々浦々を駆けめぐった。JR大津駅前で客待ち中の個人タクシー運転手、
伊藤市蔵さん(65)は「そもそも器として無理があり、4人乗りのタクシーに6人乗せたような感じだった」。
驚きの中に「やっぱり」の思いが混じる。
安倍氏の地元の下関市に住み、親交のある直木賞作家、古川薫さん(82)は「首相はお人よし。
酒を飲まず、食も細い。政治家は大酒を飲み、たくさん食べ、それがバイタリティーになる」。
「可哀想で、不運な男」と残念がった。
だが驚きもつかの間、関心はすぐ後継選びに。東京の渋谷で街頭演説を聴いた大学院生、鈴木洋さん
(26)は「麻生さんに共感する。だけど今は国内がぐちゃぐちゃ。まずバランスのとれた福田さんが
政権につき、そのあと麻生政権になれば」
一騎打ちの軍配は親子2代の福田氏に上がった。新首相への期待は老若を問わず身近な政策だ。
青森県で、21歳の大学生佐々木彩乃さんが「一番気になるのは年金。ちゃんと払って満額もらいたい」
と言えば、87歳の高松ソデさんは「これからの老後の歩む道を、楽に進みたい」
「大事なのは人々が生きていくのに欠かせない安心感を作り出していけるか。その視点がなければ
短命に終わる」と、福田氏の地元群馬に住む哲学者の内山節さん(57)。前首相の面影はすでに遠く、
台風一過の国会が週明けから始まる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
月末恒例手抜きの「今月の言葉」。
いつまで安倍に粘着してるんだか。
>政治家は大酒を飲み、たくさん食べ、それがバイタリティーになる
お人よしはともかく、こんなことで政治家の資格を判断されてもw
天声人語 2007年10月01日(月曜日)付
「泥と炎」と形容された戦火の果てに、インドシナ3国の首都が相次いで陥落したのは1975
年のことだ。4月にカンボジアと南ベトナム、8月にはラオス。命の保証もない現地に日本のフ
リー写真家も身を挺(てい)し、生々しいフィルムを世界に発信した。
「誰も行かないところへは、誰かが行かなければならない」。武力弾圧下のミャンマー(ビル
マ)で落命したカメラマン、長井健司さんの口癖だったという。戦争や紛争を伝えるジャーナリ
ストに脈々と受け継がれてきた情熱であり、使命感だろう。
4年前、戦争不可避のイラクから、日本の大手新聞、テレビは撤退した。入れ替わるようにフ
リーの写真家らが現地を目指した。「攻撃される側」から報道するためだ。茶の間に届いた映像
や写真の多くは、その情熱がもぎとった真実だった。戦火の下に、長井さんもいた。
物静かな人だったという。先天性の障害に苦しむイラクの少年に、紙おむつを届ける優しさも
あった。功名心ばかり先走る者もいる業界である。そこにあって、紛争解決のために何ができる
か、をいつも考えていた。
戦場カメラマンの武器は「笑顔」だけだと聞いたことがある。憎めない笑顔を持つか否かが、
生死を分ける局面もあるらしい。今回はしかし、背後からの問答無用の射殺だった。こんな蛮行
には、やわらかな武器は使いようもない。
遺体は、右手がビデオカメラを握る形に硬直しているそうだ。非業の死と、命と引き換えの最
後の映像が、ミャンマー民主化の力になることを願う。
>>614 >遺体は、右手がビデオカメラを握る形に硬直しているそうだ。
木口小平……
素粒子 10/1(月)
無くすことで合意したが暫定。
北朝鮮の核能力問題で6者協議。
× ×
無くなったことに沖縄11万人抗
議。教科書の集団自決強制記述。
× ×
無かった長井記者のカメラ。返
却された遺品の中に見つからず。
× ×
無いも同然の責任感覚。弟子死
なせながら進退不明の暴力親方。
× ×
「ふわふわっていうふうになり
たい」。志ん朝のきょう七回忌。
天声人語 2007年10月02日(火曜日)付
一頭の鹿が自分の姿を水に映して、立派な角(つの)にうっとりしていた。そこへ突然、猟犬
が現れた。森へと逃げたが、自慢の角が枝にからまって邪魔をする。命からがら逃げのびた鹿は、
「美しいものはしばしば仇(あだ)になる」と悟ったという。
古い寓話(ぐうわ)の一節である。鹿を自民党に置き換えれば、見栄えばかりの「角」はもう
結構、といったところか。きのうの福田首相の所信表明からは、前任者の掲げた大きな政治理念
が消えていた。広げた風呂敷は小さめで、「低姿勢」という国民へのおわびが包んであった。
安倍さんがうっとりした「美しい国」はひっそり看板を下ろし、憲法改正も所信表明から外れ
た。官邸を飾る書も「凜(りん)」から「和」に変わった。福田さんの「バランスと調整」を象
徴する一文字である。
淡々、飄々(ひょうひょう)が持ち味だろうし、自分の言葉に酔うのは禁物だ。とはいえ首相
の演説は、総務部長のそれとは違う。平たい言葉の羅列では、せっかく風呂敷から取り出した「希
望と安心」も国民の胸には響かない。
古川柳に、身上をつぶしながら風流を捨てられない様を揶揄(やゆ)した〈売家と唐様で書く
三代目〉がある。総裁選を争った3代目の麻生さんを「粋な唐様文字」に例えるなら、福田さん
はさしずめ「楷書(かいしょ)の首相」か。端然としてまじめ。だが人臭さや迫力には乏しい。
昨日の演説で、その楷書ぶりを再認識した人も少なくあるまい。手堅さは買うにしても、首相
が「そつのない総務部長」では国民は寂しい。そのうち独自の「角」が生えてくるのだろうか。
--------------------
腰の据わらない、何が言いたいんだかわからない文章だな。
牛の角を矯めたり、鵞鳥に角を求めたり、お忙しいことです。
安倍さんみたいな角はいらないけど、福田さんにもちょっとはあった方が…。
そんなの微妙すぎ。
同じネタ何回使いまわしたら気が済むんだ素粒子
620 :
文責・名無しさん:2007/10/02(火) 20:26:29 ID:4hwv4Vhv0
安倍を執拗に攻撃する力の千分の一でもいいから
金正日に向けろよ、朝日新聞。
621 :
文責・名無しさん:2007/10/02(火) 21:45:05 ID:CjvXeDT/0
>>617 「総務部長」と評せるほどの説得力は、この文章にはない様子。
622 :
文責・名無しさん:2007/10/02(火) 23:19:53 ID:+/EowtHn0
■阿倍政権の倒閣を企てた官僚達の二重クーデター■
URLを書くと、フィルターで撥ねられるサーバーもあるので書きません。
田原総一朗の政財界「ここだけの話」 7月19日
↑でググるとトップに出ます。
>社会保険庁が自ら情報をリーク
>安倍内閣は、小泉前首相ですらできなかった、いわばタブーである二つの改革をやろうとしている。
>一つは社会保険庁の解体と民営化。もう一つは、公務員の天下りの改革だ。
>これまで各省庁の官房長が握っていた天下り斡旋の権限を奪おうというのだ。
>これこそが、今、安倍政権が非常に窮地に立たされている最大の原因だと思う。
>安倍内閣は、社会保険庁を解体して、一度全員クビにして、民営化すると言っている。
>社会保険庁の役人というのは官僚だ。官僚というのは決してクビにならない、決して倒産しない、
>さらに天下りできるという、非常に安定した身分だ。それを「解体!」と言った。
>社会保険庁は厚生労働省や官邸に一切報告しなかった。
>民主党の長妻昭議員が社会保険庁に手をつけたのが去年6月、
>そして、5000万件以上もの行方不明の年金があると発表したのが今年2月。
>ところが、安倍首相や塩崎官房長官がこのことを知ったのは6月に入ってからだ。
>つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、
>民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、
>いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。
>官僚が公務員改革に反対するのはわかるが、なぜメディアも反対するのか。
>それは例えば、例えはあまりよくないかもしれないが、
>日銀の福井俊彦総裁が「村上ファンド」に投資した資金で多くの利益を得ていた問題があるが、
>マスコミは最初これを大きな問題にしなかった。
>マスコミというのは一見“官僚叩き”に見えるが、重要な情報源である官僚たちと徹底的に戦えないのだ。
>そのマスコミが、「官僚が安倍政権を見限った」とやたら報じている。
>マスコミも巻き込む形で、官僚たちの必死のクーデターが今、功を奏してきているのだ。
■コピペ歓迎■
唐様ってのがわからない。宋の文徴明だかの書体がやたら
江戸時代に流行ったって辞書であったけど、
大体なんで麻生が唐様で福田が楷書なのかわからん。
どっちも世襲には変わらないだろうが。
一代さがると楷書が唐様になっちゃうってこと?
素粒子 10/2(火)
所信表明に花なし、迫力なし、
気概なしといわれ、首相は呟く。
フ 不平不満もあるだろが
ク くんでおくれよ
ダ 大苦心のあとを
ヤ 安らか政局望めぬ今は
ス すべって転ぶ危険大
オ 大きなことは言えません
× ×
代表質問前にまた何事かと身構
える。安倍ショック後遺症かな。
× ×
記者も毎日飲みますが。<酔芙
蓉白雨たばしる中に酔ふ>秋桜子
―――
「フ」「ク」「ダ」「ヤ」「ス」「オ」が太字。
呟くに「つぶや」く、酔芙蓉に「すいふよう」、白雨に「はく
う」、とルビ。
>>624 身構えるのは昔から。
安倍政権にいなかったんだから安倍は関係ない。
天声人語 2007年10月03日(水曜日)付
ざわわ ざわわ……と繰り返す「さとうきび畑」は、好きな曲だ。沖縄の悲しみを、情感を込
めて歌う。だが以前から、少し気になっていたところがある。〈むかし 海の向こうから いく
さがやってきた〉のくだりである。
戦争は、海に生まれた台風ではない。「鉄の暴風」と言われる沖縄戦の悲劇は、自然の営みで
はなく、人間の愚かな営みの果てに起きた。「いくさがやってきた」が呼び起こすイメージは、
美しすぎはしないか。やって来たのは、武器を携えた「日米の軍隊」だったのだから。
日本軍は住民を避難させず、戦いにも駆り出した。軍民混在の戦場は、「ありったけの地獄を
集めた」(米軍報告書)と形容された惨状を生む。集団死(自決)も各地で起きた。軍の強制が
あったことは沖縄では常識である。
その記述が教科書から消されることに、沖縄は怒った。抗議の県民大会は11万人でうねった。
「分厚い教科書の中のたった一文、たった一言かもしれません。しかし、その中には失われた多
くの尊い命があります」。高校生、照屋奈津美さんの訴えが胸を突く。
大学に進んで、日本史の教師になりたいという。醜くても真実を教科書にとどめ、沖縄の痛み
を共有してほしい。そんな願いを込めた、本土への呼びかけでもあっただろう。
ざわわ……は、詞と旋律が深い悲しみをたたえ、それゆえに人を癒やす不思議な歌だ。その癒
やしの花が、「ありったけの地獄」に根ざしていることは、知っておきたい。島の悲しみが、容
易には消えないことも。
--------------------
「醜くても真実を」という美しい言葉で『何か』を覆い隠し、全てを「何もかも日本が悪い」で
塗り潰そうという感情的で熱狂的な煽動だと、私は思う。
「何も持たない無力で無原罪な私」と「無慈悲で暴力的で何もかも奪った日本」というあまりに
もシンプルな対置は、それだけであからさまに嘘なのに、「私たちの祖父母の言葉が嘘だという
のか」という感情的な言葉で相手の異論反論を封じ込め、それを発するものを非人道的な人間で
あるかのように演出するその様は、まるで魔女狩り、いや、まるで『戦前戦中を思わせる』言論
弾圧ぶりだ。
627 :
文責・名無しさん:2007/10/03(水) 10:08:06 ID:PmLzrnkw0
>>626 >やって来たのは、武器を携えた「日米の軍隊」だったのだから。
歌詞の「いくさ」は米軍のことだろ。勝手な解釈するな。
628 :
文責・名無しさん:2007/10/03(水) 10:13:17 ID:YF7eIyDg0
今更ながら、この新聞は嘘を平気でつくと思い知らされる。
>日本軍は住民を避難させず
はあ?日本軍は積極的に非難させましたが。それに輸送船が壊滅状態の中、何とかやりくりして八万人が
九州や台湾に疎開しています。制空権・制海権の無い中をね。というか、書いた人は対馬丸の悲劇を知らないのかな?w
>醜くても真実を
それなら、米軍の残虐行為も併記するのが当然ではないんでしょうか。ねえ沖縄県民の皆さん?
630 :
文責・名無しさん:2007/10/03(水) 13:09:18 ID:QMsRFmx00
631 :
文責・名無しさん:2007/10/03(水) 14:03:22 ID:YF7eIyDg0
> 戦争は、海に生まれた台風ではない。
>「鉄の暴風」と言われる沖縄戦の悲劇は、
>自然の営みではなく、人間の愚かな営みの果てに起きた。
安倍政権のことで9月30日に「政権投げ出し台風」が列島を襲ったって書いてたけど
戦争は陸で生まれた台風なんだったら、政権投げ出し台風はどこで生まれた台風なんだろうね
>>627 「軍」に いくさ という読み方があるのを知らないのでしょうね。
そういや「バンザイクリフは日本軍の仕業」とは聞かないな。
玉砕した南洋諸島の例とかさ。
まさか沖縄は本土決戦の前哨戦であるから特別扱いとでも思ってるんだろうか?
天声人語 2007年10月04日(木曜日)付
米国のテキサス州といえば、思い浮かぶのはカウボーイだろうか。西部の荒くれ気質でもある
まいが、この州は死刑が飛び抜けて多い。76年に死刑が復活してから400人目の執行があっ
たと、先ごろ報道された。
ブッシュ大統領は以前、この州の知事だった。批判されると、「テキサスに来たら人を殺さな
いよう気をつければいい」と言っていた。西部劇の保安官さながらだが、ことはそう単純ではな
い。貧困ゆえの犯罪など、米社会の病理が深く潜んでいる。
ブッシュ氏が、執行署名に悩んだとは聞かない。転じて日本の歴代法相は、かなり苦悩したら
しい。だからだろう。鳩山法相が、「自動的に執行が進む方法はないのか」という趣旨の発言を
した。暴言か、問題提起か、と波紋を広げている。
「ベルトコンベヤー」「順番通り」などと言葉が過ぎたようだ。だが、法相の苦悩は、遠い世
界の話ではない。死刑を命じる大臣の後ろには、主権者がいる。ほかならぬ私たちだ。その、い
わば代表として、心の重荷を負うのだから。
刑務所で、1500冊もの点訳奉仕をした死刑囚がいたと、矢貫隆さんのノンフィクション『刑
場に消ゆ』(文芸春秋)で知った。強盗殺人を犯したが深く悔い、13年間、罪をあがなうよう
に打ち込んだ。
執行の日、刑務官たちは緊張でこわばっていた。「参りましょう」と静かに促したのは、囚人
自身だったという。法相だけではない。執行する人の重荷も相当なものだろう。悩みを大臣まか
せにせず、死刑制度を考えてみたい。
死刑が最も多い中国でも2番目に多いイランでもなく、アメリカのテキサスを
取り上げるのは反ブッシュ感情からなんだろうね。ブッシュが心情を公にしていないことを
いいことに、悩んでないとなかば決め付けているし。
ブッシュをわざわざ名指しで引っ張るあたりが、なんとも天声人語らしい
でも、死刑制度に反対してるのか、そうでないのかぼやかしていてよく分からんな
どっちに転んでも叩かれるのは目に見えてるけど
朝日は死刑廃止論者のくせに世論に迎合して
「今の世論じゃやむをえまい」と容認してんだよな。
さりげなく世論のせいにしてるし
世論を説得する努力をしていない(w
639 :
文責・名無しさん:2007/10/04(木) 21:25:08 ID:fe5m9Cy90
>>635 この死刑囚らの犯した罪には、きっと被害者がいなかったのだろう。
そこで生を止められた人からすれば、その後の心境の変化など知る由もないでしょうに。
素粒子 10/3(水)
新四十八手解説――
× ×
●続き投げ 大統領職退任後、
次は首相就任に意欲満々というロ
シア出身プーチン関の決め技。
●投げ出し 続き投げと見せな
がら、土俵を下りてしまった前代
未聞の技。見物はあぜんとした。
●踏み倒し 会計検査院に不当
と認定されても受給団体は補助金
を国に返さず。10年間に12億円。
●首取り 時津風部屋暴力死事
件でやっと行動を起こした相撲協
会、当の親方を解雇するらしい。
―――
「続き投げ」「投げ出し」「踏み倒し」「首取り」が太字。
素粒子 10/4(木)
わが座右の書――
× ×
●『何をなすべきか』 衆参ね
じれ国会のなかで、ひたすら野党
ににじり寄ろうとする福田首相。
●『決闘』 「協議のしようが
ない」とけんもほろろ、政府とは
対決一本やりの小沢民主党代表。
●『贋金つくり』 「円天は使
っても減らないお金」と宣伝して
巨額を集めていたL&Gの会長。
●『暴力批判論』 力士急死で
テレビに出て、暴行をけしかけて
など「絶対ない」と言った親方。
―――
『何をなすべきか』『決闘』『贋金つくり』『暴力批判論』が太字。
贋金に「にせがね」、とルビ。
天声人語 2007年10月05日(金曜日)付
ぴりりと利かせた風刺は、川柳の命だろう。〈江戸っ子の生まれそこない金を貯(た)め〉も、
ワサビの利いた一句である。金離れが良く、宵越しの金など持たない気っ風(ぷ)は、あの時代
の粋とされた。
粋な江戸っ子なら、喜ぶより困ったのではないか。出資法違反容疑で警察の捜索を受けた「エ
ル・アンド・ジー」のことだ。ネット上などに独自の市場を開き、そこで使える疑似通貨を、
「使っても減らない金」と宣伝して会員を募っていた。
使い切っても、また全額補充してもらえる。その疑似通貨を「円天」と称していて、天から降
るカネを思わせる。眉唾(まゆつば)のカネを客寄せにして、巨額のカネ(本物)を集めていた。
年利36%の配当をうたって、全国の5万人から1000億円を集めたというから驚く。
集めた金は配当に回し、自転車操業を続けていたらしい。だが資金が尽きたのか、いつしか配
当も疑似通貨になった。天から降る金も無尽蔵ではなかったとみえ、今はそれも止まっている。
金を作るには「三角術」が必要だと、夏目漱石は皮肉っている。義理をかく、人情をかく、恥
をかく、の三角だという(『吾輩(わがはい)は猫である』)。さらに道義と順法も欠いた「五
角術」が、この会社の錬金法だったのだろう。
金銭への淡泊さを粋がりつつ、江戸っ子にも〈これ小判たった一晩居てくれろ〉の本音はあっ
たようだ。冒頭の句からは、小金持ちへのやっかみも透けて見える。隠しきれない人間の性(さ
が)だろう。そこに付け込む「五角術」が、手を替え品を替え、生き延びている。
643 :
文責・名無しさん :2007/10/05(金) 09:31:28 ID:XwEBG5IO0
朝日新聞は「社説・天声人語・素粒子」欄の廃止を。
ご意見はもうけっこうです。「あさひることなく」事実の経過のみを
紙面化してください。
>>642 >粋な江戸っ子なら、喜ぶより困ったのではないか。
わからん、なんでこんなトンチキな推測が出てくるんだ
>金銭への淡泊さを粋がりつつ、江戸っ子にも〈これ小判たった一晩居てくれろ〉の
>本音はあったようだ。冒頭の句からは、小金持ちへのやっかみも透けて見える。
これといい、金をこういうことに使うやつを小馬鹿にしているようにしかみえないんだが
素粒子 10/5(金)
入院先で寿命が決まるかのよう
な病院別がん生存率。当人にとっ
ては100%かゼロ、だけどね。
× ×
改名届――
●相撲協会→かわいがり協会
●社会保険庁→横領告発庁
●フライデー→デナイデー
●円天市場→すってんてん市場
●派閥領袖→派閥世話人
●民主党→自民党反主流派もし
くは協力党=小泉元首相の命名
× ×
秋の日を幹重りて遮りぬ 虚子
―――
領袖に「りょうしゅう」、とルビ。
646 :
文責・名無しさん:2007/10/05(金) 23:57:00 ID:qEiUW1So0
ありきたりだが、
●朝日新聞→あさひる売国新聞
647 :
文責・名無しさん :2007/10/06(土) 11:08:25 ID:3lKVU27v0
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
●2万人→11万人
649 :
文責・名無しさん:2007/10/06(土) 13:40:01 ID:VAwrzBLW0
>>645 入院先で寿命が決まるかのよう
な病院別がん生存率。当人にとっ
ては100%かゼロ、だけどね。
これはいくらなんでもひどいだろう
自分の親ががんで余命3ヶ月と宣告されたら
これはもうゼロだから、病院がどこでも関係
ない。と書いた人は割り切れるのか?
100%とゼロの間に無数の選択肢があるのが
がん治療だろう。
少しでもいい病院にかかりたい人
余命を自分のやりたいことに使う人
告知をどうするか?
など無数の選択がある。
だいたい病院別がん生存率の記事は
朝日が一面トップであたかも病院にランク
があるかのようにみせかけて書いた
ひどい記事を読んで書いているのだろう。
いいかげんにしてくれ
天声チンポはともかく、素粒子って最低だと思う。
素粒子 10/6(土)
なぜお相撲の名を醜名というの
か疑問でした。父に尋ねると「あ
れはな、八百長疑惑に朝青龍の問
題、そして今度の事件と角界には
醜聞がつきものだろ。だからなん
だ」と言います。へえ、と感心し
て聞いていたら、母が「うそよ」
と首を振ってます。(家庭日記)
× ×
人さまざまである。解雇で奮起
の2冠王野球選手あれば、解雇処
分の相撲親方あり。携帯電話かけ
ながら運転する者あれば、けさ歯
磨きをしながら運転する者あり。
―――
醜名に「しこな」、とルビ。
>>651 >醜名
これって、「黄泉醜女(よもつのしこめ)」からの連想だな。
筆者は記紀を批判的に研究してたのか、それとも保守が潜り込んで
わざと朝日新聞が国民に嫌われるようなことを書いているのか。
って、考えすぎだな。
>醜名
和気清麻呂を和気穢麻呂に改名させた女帝を彷彿とさせる
よくもまあ、そんな悪字を思いつくもんだ
粗瘤死
自分の業界が醜聞まみれなのを一切報道しない
マスコミ様はこの世の王でいらっしゃいますな。
656 :
文責・名無しさん:2007/10/07(日) 20:52:52 ID:TUCbACLK0
エル・アンド・ジーって朝鮮系な響きがするんで、朝日信者が詐欺に引っかかっていそうなw
天声人語 2007年10月06日(土曜日)付
リベラルな言論人だった清沢洌(きよし)は太平洋戦争中、日記をつけていた。『暗黒日記』
の名で知られるそれの最初の日に、言論が窮屈になって「お上への評論はけしからん」というこ
とになり、「言論報国会」ができた、という旨を書いている。
記憶の彼方(かなた)の一節を思い出したのは、日本相撲協会のおかげだ。朝青龍騒動で協会
を批判したとして、先月、元NHKアナウンサーの取材証を没収した。「評論家」の肩書でテレ
ビに出演したのが、「けしからん」と気に障ったらしい。
ひいき筋以外は無用、とでも言いたかったのか。言論統制との声もあって、さすがに処分は取
り下げた。だがこの件で、協会に付いていた「疑問符」はさらに膨らんだ。続いて明るみに出た、
けいこ中の力士の急死が、大波のように協会の旧体質を揺さぶっている。
その協会が昨日、力士の師匠、時津風親方の解雇を決めた。師匠の責任は無論重い。だが協会
は、初めはことを軽んじ、黙殺していた。文部科学省の苦言で一転、躍起になった。事実をきち
んと調べたのか、と疑問は残る。
「回し団扇(うちわ)」という言葉が角界にある。行司がいったん上げた軍配を、思い直して
逆の力士に上げ直すことだ。ぶざまな右往左往は、差し違えより恥ずかしいとされる。
昨日の処分に「回し団扇」などないとは思うが、これで千秋楽、では考えが甘い。むしろ体質
改善に向けての触れ太鼓にすべきだろう。ただでさえ減っている新弟子が、部屋で泣き泣き「暗
黒日記」をつづるようでは、角界の将来も暗い。
--------------------
ねちねちと小言を重ねる風の天人子。
天声人語 2007年10月07日(日曜日)付
美食家の北大路魯山人はマスを好んだ。「素人目には一見似たものではあるが、味からいえば
鮭(さけ)より鱒(ます)の方がはるかに優(まさ)る」と書く(「星岡(ほしがおか)」昭和
7年10月号)。茶漬けにした汁が「とても鮭の及ぶところではない」そうだ。
「味覚は体験に学ぶほかなし」とする魯山人が今に現れたら、この不思議なマスをどう料理し
ただろう。東京海洋大の研究チームが、ヤマメの両親にニジマスを生ませてみせた。
生殖にかかわる特殊な細胞をニジマスから取り出し、ヤマメの稚魚に入れる。すると、オスの
稚魚はニジマスの精子、メスは卵を持つヤマメに育ち、かけ合わせたらニジマスができた。代理
の親から生まれた魚だ。
研究者は「5年後にはサバからマグロを」と語る。世話のしやすい小型魚に大きな魚を生ませ
れば、養殖は安上がりとなる。いっそメダカで狙ってほしいが、近縁であることが「手品」の条
件らしい。ヤマメとニジマスほどではないものの、サバとマグロも近い。
魯山人は、なぜかマグロには冷たかった。「まぐろそのものが下手ものであって、もとより一
流の食通を満足させる体(てい)のものではない」と断じている。トロを出され、親はサバなん
です先生と講釈を聞けば、ひっくり返るに違いない。
魚に強弱はあっても上下はない。サバにすれば、マグロの脂身がこうまで珍重されるのは解し
がたいことだろう。何をうまいと感じるかは人それぞれだが、多数派の好みで魚の価値が決まり、
その序列を科学までが追いかける。なるほど「陸の都合」は全能だ。
--------------------
第3段落に、やや言葉に躓いた感じを受けた。
天声人語 2007年10月08日(月曜日)付
「今まで子どもの空に包まれていたものは、じぶんたちの世界の半分にすぎなかったのです」。
ドイツの児童文学『ふたりのロッテ』(岩波書店、高橋健二訳)の一節。別れた両親に一人ずつ
引き取られた双子が、偶然出会って姉妹だと確信し、親のよりを戻そうとする物語だ。
人種にもよるが、双子は出産100回にほぼ1組とされる。二つの人生はもつれながら次第に
離れ、それぞれの終着を迎える。ロッテとルイーゼのように9歳で重なる人生もあれば、7歳で
離れるそれもある。
下半身がつながって生まれたベトナムの双生児は、88年の分離手術でベトちゃん「と」ドク
ちゃんになった。一昨日、兄のベトさんが亡くなった。分離前から脳を患い、26年の生涯はベッ
ドの上だった。
弟のドクさんは右足一本ながら、松葉づえで社会生活を送る。病院で働き、昨年12月には結
婚もした。きのう営まれたベトさんの葬儀では「兄が私にくれた人生を精いっぱい生きてゆく」
と語った。
ベトナム戦争で、米軍は大量の枯れ葉剤を空中散布した。ゲリラが潜む密林と食料源を根絶や
しにするためだ。薬剤には猛毒のダイオキシンが含まれ、生まれ来る「子どもの空」を今も覆っ
ている。ベトさんたちは被害の生き証人だった。
体温と痛みを共有した兄弟も、人生は「等分」とはいかなかった。弟は各国で講演し、枯れ葉
剤の非道を訴える。兄は同じことを、病床から無言で発信し続けた。ただ生き延びて、身をもっ
て告発する。余人にできない重い務めを立派に果たした。
天声人語 2007年10月09日(火曜日)付
何事につけても中国の歴史や故事はスケールが大きい。親孝行ひとつ見てもなかなかのものだ。
古今の孝行話を集めた『二十四孝』には、身をなげうって親に尽くす孝行息子らが顔を並べる。
真冬に魚を食べたがる母親のために、王祥は川の氷に腹這(はらば)って、氷を解かして魚を
とった。郭巨は母とわが子を養えず、子を生き埋めにして母親の食いぶちを保とうとした。呉猛
は、母親が蚊に刺されないように、自分は裸になって寝た。蚊をおびき寄せるために体中に酒を
塗ったというから、恐れ入る。
いずれ劣らぬ24話だが、息子が老母を敬うタイプが名高いのは、世の琴線に触れるからか。
だが今の日本は、それとは逆の親不孝が横行しているらしい。厚生労働省が高齢者への虐待を調
べたところ、息子からの暴力が最も多いことがわかった。
家庭内の加害者の37%は息子で、夫、娘の各14%を引き離す。被害者の約8割は女性とい
うから、息子が老いた母につらく当たる実態が浮かび上がる。
親子2人暮らしで虐待が起きる例は多いと聞く。介護が必要な場合、衣食住の心得に乏しい息
子は追いつめられやすい。孤立の中で、親への恩愛が憎悪へとねじれていく。虐待者の心の淵(ふ
ち)を思えば、それもまたつらい。
『二十四孝』は落語にもある。こちらは親不孝息子の、付け焼き刃の孝行談だ。蚊をおびき寄
せようと酒を飲んで寝たが、目が覚めても刺されていない。実は老母が夜通し団扇(うちわ)で
あおいでくれていた、という話。親を困らせるのも、この程度なら罪は軽いのだが。
--------------------
二十四孝は、昔の話なんで極端すぎると思う。
「孝行する人にはこんな善い事がありますよ」系の話も多いし。
真冬に魚が食べたいだの筍が食べたいだの、無理難題ふっかけられたら、余程の孝行者でもなか
ったら親を疎ましく思っても宜なるかな、と思っちゃうんだが。
>>651 醜名、だが、今の「四股名」は、元はそう書いていただろうと思うのだが。
「醜」という字は、黄泉醜女の「醜」も同様で、力強い様も表すから。
と思って調べたら、由来の一説なんだな。
なんにしろ、素粒子書きがわざとヘンな字をアテたワケではなく、正しくそういう説もあるし、
悪い意味だけの字でもないでしょう。
素粒子 10/9(火)
裂け目4景――
× ×
その1 拉致問題を巡る日本と
北朝鮮の間。「拉致日本人はもう
いない」と金正日総書記が発言。
その2 沖縄返還を巡り日米間
「核密約」を示す米公文書が見つ
かる。外務省はあくまでも否定。
その3 テロ特措法を巡り「協
議したい」と言う福田首相と「協
議せぬ」と突っぱねる小沢代表。
その4 オルセー美術館のモネ
の絵に亀裂。深夜侵入男女5人組
の行方を追う。被害額算出不能。
―――
「その1」「その2」「その3」「その4」が太字。
663 :
文責・名無しさん:2007/10/10(水) 01:21:10 ID:w44zjjGB0
>>660 結びの落語の意味を、母の愛とは子の想い以上の無償の物であると考えると、
中程の考察はあまりに一方的で表面的なものであると判断する事ができる。
なにより冒頭の故事が齟齬というより皮肉に感じられる。
このように一見色々と述べている体で、結局述べる物が無い文章を、
与えられた字数を埋める作業であると考えることも可能である。
やむにやまれぬ居た堪れない事情を慮ったとしたのなら、
>>だが今の日本は、それとは逆の親不孝が横行しているらしい。
この一文が挿入される事などよもやあるまい。
>>660 そもそも、孝行する人間が多かったらそんなに強調した訓話は
残んないわけでさ。
逆に長幼の序をかさに着た「目下」の人間をいたぶる話は
実話でたんと残ってるよな。シナにもチョンにも。
天声人語 2007年10月10日(水曜日)付
ベトナム戦争報道で名をはせた写真家の沢田教一は、約2万コマのネガを残した。それを丹念
に調べた人がいる。激しい戦闘の中でも必ず、初めの数コマは何も写さずに「空撮(からど)り」
されていた。
フィルムがきちんと巻き上げられているかを確かめた痕跡だ。目の前で起きることを「逃さな
い」ための、プロ魂だろう。だが魂を込めた記録が日の目を見ないこともある。たとえば、ロバー
ト・キャパ。第2次大戦のノルマンディー上陸作戦の写真は、助手の現像ミスであらかたが無に
帰した。
キャパは地団太を踏んだという。もし、それが「遺作」だったら、天国でも悔しがったに違い
ない。ミャンマー(ビルマ)で逝った長井健司さんの撮った映像は、まさに命と引き換えの遺作
だった。軍事政権の手で闇に葬られては、ジャーナリスト魂は怒りで震えるだろう。
テレビ各社が先ごろ報じた映像には、現場からビデオカメラらしいものを持ち去る治安部隊の
姿があった。当局がカメラを隠している可能性は、きわめて高い。
民衆の苦難や悲劇を写す。それは「レンズを向けた人々から多くを託されること」だと、かつ
て、ある写真家から聞いた。シャッターを押したその瞬間に、伝える義務を背負う。被写体の悲
しみが深いほど、義務は重いと。
その務めを残して、長井さんは旅立った。当局が返さないのは、都合の悪い何かが写っている
からなのか。自由の乏しい国である。レンズが最後に見たものと、弾圧の下から市民が託したも
のに、日を当てなくてはならない。
--------------------
彼の思想が素晴らしいのではなく、彼の行動が評価されるべきもので、その解釈は見る人がそれ
ぞれに下せば良く、撮影者−閲覧者の間に入る媒体が感情を添加するのはどうかと思う。
ジャーナリスト魂だの言っていますが、所詮は山師のようなもので、一山当ててなんぼの商売で
しかないと、私は思う。
戦場カメラマンを卑下しているのではなく、崇高な存在として祀り上げて利用する、そういう風
潮がどうにも鼻につく。そういうこと。
>>664 「ないから生まれるんだ」の話を思い出した。
677 名前:名無しさん@6周年 本日のレス 投稿日:2006/03/26(日) 05:07:47 14T35ZW60
思想的に偏った人間ばかりのここで聞いてもしょうがないけどさあ。
中国って儒教や道教が生まれた国だろ?
なんで現代中国は礼節とかが浸透してないんだろうな?
偏向抜きで説明できる人いる?
686 名前:名無しさん@6周年 本日のレス 投稿日:2006/03/26(日) 05:18:30 69WL8x310
>677
ないから生まれるんだ。
中国人は道徳心が無いから儒教が生まれた。
日本人は勇気がないから武士道が生まれた。
アングロサクソンはずるいからフェアプレーの精神が生まれた。
孝行息子があまりにも珍しい存在だから、その逸話が極端に誇張され尊ばれ、残るんだろうなあ。
667 :
文責・名無しさん :2007/10/10(水) 15:51:03 ID:eJu2NmeZ0
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
素粒子 10/10(水)
この秋、虫の音くらべ――
× ×
●セイジカネタタキ 昔は「リ
ンリ、リンリ」と鳴いた。いまは
「イチエンイジョウ」と鳴く。い
つの時代も耳をふさぐ向きあり。
●ドウニモトマランムシ 警視
庁に生息。殺人、ひったくり、下
着ドロと身内の事件発生とともに
「イカン、イカン」と繰り返す。
●シミッタレケンヤクムシ 石
油関連商品や食料品の値上がりに
伴い、街角に蔓延。「カワナイ、
カワナイ」と鳴き続けている。
―――
「セイジカネタタキ」「ドウニモトマランムシ」「シミッタレケンヤクムシ」が太字。
蔓延に「まんえん」、とルビ。
なんかさ、何かに係ってるわけでもなんでもないね。
ただ見出しにムシって付けただけじゃん。
>>665 >激しい戦闘の中でも必ず、初めの数コマは何も写さずに「空撮(からど)り」されていた。
これって手動巻き上げのカメラ使っていれば、当たり前のことなんだけどね。
文章を書くのが仕事の記者ならしょうがないかもしれんけど、自分でカメラ持ったり
写真部のベテランに話を聞くこともなかったのかな。
>>668 >●ドウニモトマランムシ
探せば築地辺りにも生息してるんじゃないの?
強盗殺人やら詐欺やら、配達員や拡販員の犯罪が続く朝日新聞さん。
>●シミッタレケンヤクムシ
石油高に苦しむ庶民を見て「シミッタレ」とは、さすが高給取りの朝日記者ですな。
「車も株も持ってない俺には、石油高も株安も関係ないもんね」と言うだけのことはある。
天声人語 2007年10月11日(木曜日)付
作家の井上ひさしさんは、執筆が遅いので名高い。自ら「遅筆堂」を名乗るほどだ。あるとき、
締め切りの言い訳に窮して、「田舎のお袋が死にました」。担当者は、まんまとかつがれた。早
く帰郷するように上野駅まで車で送ってくれた、と自戒を込めつつ回想している。
井上さんも驚くだろう。「身内に不幸が…」と嘘(うそ)を言うなどして、有給の服喪休暇を
取っていた京都市の職員42人が処分された。5年で計127回にのぼっていて、給与の過払い
は100万円を超えるらしい。
この間に12回という剛の者もいた。ある年は5回も身内を「冥土へ送っ」ていた。「不幸続
きで気の毒に思っていた。休暇のために『死なせた』とは思ってもみなかった」と上司は困惑気
味だ。
不心得者の「犠牲」になったのは、おじ、おばが大半という。なるほど彼らは重宝な存在だっ
たかもしれない。父母は2人、祖父母なら4人が相場だが、おじ、おばは数に決まりがない。何
度も嘘がつけるし、「死なせる」罪悪感も親兄弟より薄い。職場の掲示や香典もないから、お手
軽でもある。
とはいえモーセの十戒は「殺すなかれ」を説き、仏教の在家の五戒も「不殺生」を第一に置く。
でまかせとはいえ、身内を人身御供にして休む日の朝、寝覚めがよろしいはずもないと思う。
井上さんも、気分は重かった。上野駅で担当者が手渡してくれた紙包みには、香典の5千円札
が1枚。あの時ほど筆の遅さを悔やんだことはないと、短い随筆『原稿遅延常習者の告白』で猛
省している。
--------------------
井上ひさし氏個人のあれこれは別にして、コラムは面白い。井上氏、「筆の遅さを悔やんだ」な
んて言っているみたいだけど、でも治らないんだろうなあ。しょうがないよなあ。
不正に休むための口実として「身内に不幸がありまして」を使うのは、古典的なネタだよな。
文学者って生き物ほど私生活と作品に落差がある連中はないな。
素粒子 10/11(木)
ある時は自殺の助っ人、ある時
は薬の売人、だがある時は子煩悩
…幾つもの顔持つ男の不気味さ。
× ×
ある時は20万ガロン、ある時は80万
ガロンのインド洋上給油量。官僚の報
告次第で動く政治家の情けなさ。
× ×
ある時は強姦有罪、ある時は無
罪。真犯人現れねば濡れ衣を着せ
られたまま。しっかりしろ司法。
× ×
<学校の図書庫の裏の秋の草黄
なる花咲きし今も名知らず>啄木
―――
紙上では「ガロン」は1マスに収まっています。
強姦に「ごうかん」、濡れ衣に「ぬ」れ「ぎぬ」、図書庫に「としょぐら」、とルビ。
>>673 ある時は従軍慰安婦問題を告発、ある時は
「セックス実践の少ない日本人は哀れ」、
反日のためなら節操のない朝日新聞。
ある時は「教科書検定制度を廃止せよ」、
ある時は「つくる会教科書は検定で不合格にせよ」、
言論封殺のためには手段を選ばない朝日新聞。
社民党の機関紙には
今制度が存在するうちにしっかり検定で「つくる会教科書」を落とし
しかるのち制度を廃止せよ、方法論として当然の対応であると
胸張って書かれてたけどね。
天声人語 2007年10月12日(金曜日)付
春先から、房総半島にある棚田を保存する活動に参加してきた。この秋とれた玄米を、先日、
送ってもらった。棚田育ちに特有の、やや小粒なコシヒカリである。稲を立派に育てた小さな田
は、いまごろ、ひと仕事を終えた穏やかさで、秋の陽(ひ)に憩っていることだろう。
冬枯れの土手を焼き、春に畦(あぜ)を塗り、水がぬるめば代(しろ)を掻(か)く…。「米」
の字を分解したとおり、米作りには八十八回、手がかかるという。我が手が面倒を見たのは、そ
の1割にも足りない。農家にお任せだった。それでも米粒を手にすくえば、しみじみと愛着がわ
く。
久しぶりの玄米飯は、土鍋で炊いた。水でざっと洗い、一晩浸して火にかける。炊き上がった
色はさえないが、精米で消える栄養をたっぷり纏(まと)っていると思えば、一粒ひとつぶが輝
いて見える。
〈一日ニ玄米四合ト 味噌(みそ)ト少シノ野菜ヲタベ…〉は宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の
一節だ。この「四合」が、戦後すぐ、「三合」と書き換えられて教科書に載った。食糧難の折、
四合は多すぎると横槍(よこやり)が入ったらしい。米にとっては誇らしい時代だった。
消費の減ったいまは、一日三合あったら食べきれまい。減反を重ねても余り、価格は下がる一
方だ。農家は高齢化が進んで先行きは厳しい。市場開放という大波の中に、棚田などの零細な米
作りは消えかかっている。
稲作には日本の歴史や文化、精神が溶け込んでいるという。その尊さを担うように、猫の額の
ような田んぼは、40余キロの玄米を実らせた。来年また会えればいいと思う。
素粒子 10/12(金)
大口をたたくだけではね、亀田
君。政界でも若けりゃいいっても
んじゃないのだよ――福田首相。
× ×
「七音」「一二三」と近ごろの
親はつけるとか。こりゃちょっと
読めるもんじゃないぞ――名前。
× ×
摂取目安量に足りず。表示信じ
て一日一本飲んでれば十分じゃな
かったんだね――野菜ジュース。
× ×
実りの重さ。<秋を掌にのせし
と云へる葡萄かな> 永井龍男
―――
七音に「どれみ」、一二三に「わるつ」、云へるに「い」へる、
葡萄に「ぶどう」、とルビ。
678 :
文責・名無しさん:2007/10/13(土) 00:49:45 ID:1440BnMq0
アサヒの大嘘より大口のほうがまだまし
以前、白い恋人事件の時、引き合いに出されて「老舗」のすばらしさを讃えられ
ていた赤福...
ひょっとして法則が発動したのか?
680 :
文責・名無しさん:2007/10/13(土) 06:00:31 ID:m9pkePPD0
井上ひさしと稲作って
共産党と和服みたいな宣伝工作だw
681 :
文責・名無しさん:2007/10/13(土) 11:23:14 ID:neBne3Ef0
>大口をたたくだけではね、亀田
>君。政界でも若けりゃいいっても
>んじゃないのだよ――福田首相
首相が亀田戦のコメントしたの?
質問する記者もバカだが、真面目に相手する方も問題だな。
682 :
文責・名無しさん:2007/10/13(土) 11:32:23 ID:Mug+hIEz0
683 :
文責・名無しさん:2007/10/13(土) 11:39:58 ID:/PSSUaSM0
天声人語 2007年10月13日(土曜日)付
芭蕉の研究などで知られた国文学者の井本農一さんが、兄弟の名前について書いている。
農業をさせたかったのか長男を農一と名付けた父親は、弟には工次、その下には商三という名前を
つけたそうだ。
だが井本さんは、長じて文学の道へ進む。工次さんは工業をやらずに農学部へ。
商三さんの方が工学部を出て技術屋になった。
〈父のもくろみは見事に外れてしまったわけである〉と、微苦笑のにじむ筆致でつづっている。
親が子の名に込める思いは、時をへても変わらない。近ごろは“個性派”が、はやっているようだ。
ただし、読みづらい。「雪月花」「美星空」「騎士」といった字面だけでは、見当もつかない。
「せしる」「うらら」、それに「ないと」と読むそうだ。
出産を控えた女性向けの雑誌には、同様の名前が数多く紹介されている。
女児の名の「“子”離れ」が言われて久しい。このごろは男児の斬新さにも目を見張る。
漢字の意味は美しく、音の響きは滑らかに。「名は体を表す」を願っての、一生ものの贈り物である。
唯一無二のものに、という思いが親に強いらしい。
名前はしかし、珍しいからと秘蔵はできない。自分のものでありながら公に供し、他人も使う。
“個性”が強すぎると他人の使い勝手は悪くなりがちだ。
娘たちに茉莉(まり)、杏奴(あんぬ)と洒落(しゃれ)た名をつけたのは森鴎外だ。
片や夏目漱石は筆子、恒子…と並べた。問われれば漱石をひいきにしつつ、いまの親のセンスに、
わが古さを思う。どの子も贈り物が気に入るように、祈りながら。
http://www.asahi.com/paper/column20071013.html
黒川×若尾の最後の美談?も、フミーの筆にかかればこんなに下品に
素粒子 10/13(土)
なに、ゴアにノーベル平和賞だ
と? 「戦争賞」なら、おれなん
だがなァ――ブッシュ米大統領。
× ×
黒川紀章・若尾文子夫妻の最後
の会話は「私、あんまりいい奥さ
んじゃなかった」「そんなことな
い。本当に好きだったんだから」
というのだったそうです。「謙虚
な妻と愛の消えぬ夫か」と父が言
っています。「そんあこと、あり
えないわよ」とすげなく母。「あ
ちらはバロックの恋。うちはバラ
ックですからね」 (家庭日記)
「捏造賞」なら、朝日新聞なんだがなァ―
687 :
文責・名無しさん :2007/10/13(土) 22:57:51 ID:qi24yuQB0
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
朝日新聞は男性差別解消に真剣に取り組んでください。
>>685 ノーベル平和賞と朝日といえば、南北首脳会談で金大中がもらった時の朝日川柳
「二つには分けられなかった平和賞」だな。
ノーベル賞の選考委員も朝日ほどアホじゃなかったのは幸いだが、将軍様ももらってたら
こういう時「あの将軍様がもらった賞だぜwww」と笑ってやることもできたかもな。
黒川氏の話に関しては、美味いラーメン屋で食事して店を出たら、
酔っ払いがゲロ吐いてる所を見ちゃったって感じ。
家庭日記ネタがフミー自身の家庭の肖像だとすればお気の毒としか言いようがないが、
時代遅れのサヨ思想を振りかざして、家族から冷笑されてるのだとすれば自業自得か。
689 :
文責・名無しさん:2007/10/14(日) 12:25:08 ID:F/Bfb8yE0
>>685 なに、ゴアにノーベル平和賞だ
と? 「侵略賞」「弾圧賞」
「虐殺賞」の三冠王は、おれ
なんだがなァ――胡錦涛主席。
いや「弾圧賞」と「虐殺賞」
はおれのものだ、「犯罪賞」
「拷問賞」「テロ賞」とあわ
せて五冠王だ――金正日。
「捏造賞」は朝日でいいニダ。
そもそも戦争で儲けたノーベルの偽善で生まれた賞なのに、
そこで「もしノーベル戦争賞があったらブッシュが受賞するだろうよ」
ってのは、何のひねりもない小学生でも書ける皮肉だな。
発表直前にイギリスで「不都合な真実」の誤りが指摘されたのは
やっぱ受賞阻止の動きなのかね。
しかし平和賞はわけわかんないのばっかとってるように見えるな。
692 :
文責・名無しさん:2007/10/14(日) 17:30:05 ID:NVNuYi5I0
>>679 これですね。
>>377 :文責・名無しさん:2007/08/20(月) 10:21:35 ID:qnt+hWc60
天声人語 2007年08月20日(月曜日)付
グルノーブル冬季五輪の記録映画(68年)は「フランスでの13日間」という無味乾燥な原
題である。この作品がまとう甘い記憶は、全編に流れるフランシス・レイの音楽と、邦題「白い
恋人たち」のためだろう。命名の妙だ。
それにあやかった北海道銘菓「白い恋人」が、発売30年にして失恋の危機にある。売れ残り
の賞味期限を1カ月先に改ざんするなどの不祥事に、裏切られた思いの人も多かろう。
賞味期限は4カ月。土産物は日持ちするほうが便利だが、少しでも新鮮な品を求めるのも消費
者だ。「半年は大丈夫」(石水勲社長)という問題ではなく、「交際相手」である顧客との信頼
関係が問われている。小さなうそから始まる破局もある。
(中略)
石水社長は5月、地元紙に連載された自伝の最終回で「伊勢の赤福のように百年、二百年後ま
で愛される『伝統』にしたい」と語っている。今年創業300年の赤福の餅は、ごまかせない「製
造日限りの販売」だ。伝統にはそれぞれ、理由がある。
なんというブーメランw
693 :
文責・名無しさん:2007/10/14(日) 19:02:53 ID:mhz9iuT70
694 :
文責・名無しさん:2007/10/14(日) 21:56:29 ID:wogZhOJA0
なに、ゴアにノーベル平和賞だ
と?きっと大統領になれなかっ
た残念賞なんだね。
天声人語 2007年10月14日(日曜日)付
仁孝天皇の皇女和宮(かずのみや)が、大行列で江戸に下ったのは1861年(文久元年)初
冬。翌年、15歳で徳川14代将軍家茂(いえもち)に嫁いだ。幕府の権威を保つための政略結
婚だったが、和宮は同い年の若将軍と相愛の夫婦になった。
家茂は長州征伐の陣中で病没する。20歳の亡きがらは、妻がねだった西陣織と共に江戸に戻っ
た。和宮は〈うつせみの唐織衣(からおりごろも)なにかせむ綾(あや)も錦も君ありてこそ〉
と泣き崩れたという。
上野の東京国立博物館で「大徳川展」を見た(12月2日まで)。将軍家のほか、尾張、紀伊、
水戸の御三家に伝わる品々には、天皇や公家をも制した武威が宿るかのようだ。東に「落ちる」
前の和宮が宮中で着たらしい打ち掛けも、初公開された。
関ケ原の戦いと明治維新。二つの「乱」に挟まれた2世紀半の太平は、武家文化に余裕と落ち
着きをもたらした。徳川宗家の18代当主、徳川恒孝(つねなり)さんは「沈んだ美意識」と表
現する。国宝級の刀剣がたたえる輝きは「未使用のすごみ」だろうか。
格式を重んじる幕府のひざ元では、実を貴ぶ町人文化が開花した。食品や雑貨は、関東の物産
より、洗練された上方の品が「下り物」としてあがめられた(中江克己『江戸ことば100選』
青春新書)。和宮はさしずめ、究極の下り物ということになる。
公家に寺社、武家、大衆、そして舶来と、文化の担い手がそろう江戸期。それらの競い合いや
交流に、めりはりの利いた四季が彩りを添えたことだろう。キンモクセイが香る上野公園を帰り
ながら、日本文化の豊かな根を思った。
--------------------
まあ、なんだか色々考えて、最後に金木犀が香ると、それらしく収まるもんであるなあ。
金木犀が香る、と言えば夢枕獏と相場が決まっているのだが、そういえば夢枕獏氏、朝日新聞で
「宿神」を連載しているな。
素粒子 10/15(月)
今昔物語――
●昔「求めよ、さらば与えられ
ん」と聖書。今「求めない――す
るといまの自分が大切になる」と
加島祥造さんの『求めない』。
●昔北海道に「白い恋人」があ
りましたね。今は伊勢の「赤福」
が名乗り。偽装が発覚の土産物。
●昔は必殺仕掛人。ただし池波
正太郎の創作だった。今はネット
何でも請負人。こっちは実在。
× ×
みちのくへ旅した。<山ふさぐ
こなたおもてや初紅葉> 其角
―――
仕掛人に「しかけにん」、とルビ。
天声人語 2007年10月16日(火曜日)付
兵庫県の但馬地方で農業を営む奥義雄さん(72)から、今年はキンモクセイの花が遅かった
と便りをもらった。電話で聞くと、身近な自然を観察しながら、長く日記をつけてきた方だという。
いつもなら9月19日ごろから甘い香りが漂うのに、今年は気配がなかった。あきらめかけた
10月3日にやっと匂(にお)ってきた。ここ35年で、これほど遅いのは初めてという。「酷
暑の影響でしょうか。自然の歯車がおかしい」と案じておられた。
9月の残暑も記録的だった。暑さだけではない。雨無しの日が長く続き、降れば滝のように叩
(たた)きつける。そんな、「渇水か豪雨か」の二極化も著しい。自然の歯車の、もろもろの変
調の背後に、地球温暖化の不気味な進行が見え隠れしている。
その温暖化が、米国の前副大統領アル・ゴア氏へのノーベル平和賞で、くっきり輪郭を現して
きた。もうだれも目を背けられないという焼き印が押された。氏は「伝道師」を自任して啓発を
続けている。今回の受賞は、その評価を超えて、世界に「今すぐの行動」を求めた鐘の音でもあ
ろう。
「上農(じょうのう)は草を見ずして草を取る」という言い習わしがある。良い農夫は雑草が
芽を出す気配を知って摘み取る、の意味だ。「中農は草を見て草を取り、下農は草を見て草を取
らず」と続く。
温暖化に対し、私たちに「上農」の聡明(そうめい)さはなかったようだ。せめては「中農」
の愚直さで向き合わないと、地球は危うい。下農にはなるな――キンモクセイの遅咲きは、自然
の鳴らす、ひそやかな鐘とも聞こえる。
--------------------
今日も金木犀。
ノーベル平和賞とか、アル・ゴア氏とか、そういうものを過剰に持ち上げていて、自らが信じて
いるにせよ、それとも利用できると思っているにせよ、権威主義的な思考ということなのかなあ、
等と思った。
698 :
文責・名無しさん:2007/10/16(火) 11:50:41 ID:98ayGizP0
>>692 >今年創業300年の赤福の餅は、ごまかせない「製
>造日限りの販売」だ。伝統にはそれぞれ、理由がある。
>>696 >今は伊勢の「赤福」が名乗り。偽装が発覚の土産物。
素粒子 10/16(火)
五輪勝者は薬物白状、大相撲で
リンチ死、拳闘世界戦挑戦者は反
則。スポーツマンシップは死語。
× ×
しょせん倫理とは無縁の見せ物
興行かと思っていたら亀田一家処
分。いい加減甘やかしておいて。
× ×
反則坊やの得意技は、浴びせ倒
し、首投げ、抱え投げ、めくらま
し。ぜひ引き取りたいと相撲界。
× ×
父を送った友あり。<死とはた
だ居なくなること秋ざくら> 博
>>699 > しょせん倫理とは無縁の見せ物
>興行かと思っていたら亀田一家処
>分。いい加減甘やかしておいて。
ボクシングのアレは、王座の地位はWBCが権威付けし、ボクサー個人の資格はJBCが管理し、興行
そのものはTBSが仕切る、という、ややこしい関係にあるからな。
『見世物』として倫理とは無縁の興行やっていたTBSと、処分を下したJBCは別のものとして理解
すべきでしょう。
ま、今までに亀田一家に注文付けられなかったJBCに苛立つってのなら、アリだろけど。
しかし、そこらへんをごっちゃにして『なんで今になって』とか言うのは、あまりにも無理解、
というよりも、新聞記者としてはあまりにも無知。
ところで、夏の高校野球、甲子園大会、全国高校野球選手権大会はどうなんでしょう。
主催、興行主は朝日新聞ですね。権威付け等は、財団法人日本高等学校野球連盟が行っている。
ところで、高野連の最高顧問って、誰さ。
箱島信一? 秋山耿太郎? それは、どういう経歴の人?
天声人語 2007年10月17日(水曜日)付
『言葉を友人に持とう』という短文が、詩歌や劇作で活躍した寺山修司にある。〈言葉をジャッ
クナイフのようにひらめかせて、人の胸の中をぐさりと一突きするくらいは朝めし前でなければ
ならない〉と、少々物騒なことを書き残している。
過激な一節はむろん、天才的な言葉の使い手だった寺山の自負である。〈マッチ擦るつかのま
海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや〉。詩歌や言葉の数々は、多くの人の心を一突きにし
て、忘れがたい印象を残した。
だが、心ない者がナイフを振りかざすと、人を死に追いやる。上司から「給料泥棒だ」「存在
が目障りだから消えてくれ」などと言われ続けた会社員が首をつった。東京地裁は一昨日、暴言
と自殺の因果を認め、労災と判断した。
「会社を食い物にしている」「お前のカミさんも気がしれん」。残された遺書には殺伐とした
言葉が並ぶ。口をつく言葉は、音や調子しだいで、字づら以上に凶暴になる。浴びた側の心の傷
を、裁判長は「人格や存在自体を否定するものがあった」と指摘している。
「褒(ほう)する辞は限りあれども、貶(へん)するに限りなし」と言われる。ほめる言葉に
比べて、けなす言葉はいくらでも湧(わ)いて出る。人間の性(さが)を突く卓見だろう。その
性を野放しにしたような世の上司には、今回の認定は厳しい警告だ。
冒頭の文で寺山は、言葉は薬でなくてはならない、とも書いている。〈深い裏切りにあったあ
とでも、その一言によってなぐさむような言葉〉である。けなすだけでは上司の器ではない。
>けなすだけでは上司の器ではない。
安倍を言葉のナイフでメッタ刺しにした新聞が何か言ってますね。
「身捨つるほどの祖国はありや」も、アサピーみたいな連中に使い回されて
手垢にまみれた印象。
今日の天声人語、昨日の兵庫の事件があったのに
>人の胸の中をぐさりと一突き
>心ない者がナイフを振りかざすと、人を死に追いやる。
こんなん書いてるけど、アニメと違って掲載中止にしないんだな
遺族が見る可能性が深夜アニメなんかよりよっぽど高いだろうに
一面にあの事件と、この天声人語が載ってるのを見てどうも腑に落ちなかった今日の昼飯
今や電車の中で朝日を読んでると馬鹿にされる時代だからな。他の新聞なら大丈夫なのに。
705 :
文責・名無しさん:2007/10/17(水) 16:22:34 ID:JTo0d1g60
>>703 まったく無神経な新聞だな
人の気持ちを考えて記事を書けよ
朝日さん
706 :
文責・名無しさん :2007/10/17(水) 16:37:39 ID:sTwxU91/0
「男性ボロクソ、女ヨイショ」の朝日新聞。
「男性ボロクソ、女ヨイショ」の朝日新聞。
「男性ボロクソ、女ヨイショ」の朝日新聞。
「男性ボロクソ、女ヨイショ」の朝日新聞。
>だが、心ない者がナイフを振りかざすと、人を死に追いやる。
いじめに近いやり口で大臣を自殺に追い込んでおいて、
次の獲物として安部総理にナイフを振りかざしていたマスコミ様は?
ペンは剣より強いしねえ(棒
>>708 >ペンは剣より強いしねえ(棒
こないだ、10月12日の朝日新聞で、新聞週間特集『言論の力を信じる』として、朝日新聞若宮氏
と、筑紫哲也氏との対談が掲載されていました。
>筑紫 言論の世界にも「タカ」と「ハト」がありますよね。どっちが強いかと言えば、鳥を見
>ても分かるようにタカです。剣に近いところに身を寄せていますから。朝日新聞はしばしばハ
>トの立場をとるが、強くないハトがハトであり続けるのは難しいよね。
>
>若宮 いつもタカにつつかれています(笑い)。だけど常にタカが強いとは思いません。もし
>そうなら、安倍政権はこんなにもろく崩壊したか。ハトがタカに対抗するには論理の確かさが
>欠かせない。感情論では勝てません。安倍さんも、もう少し論理がしっかりしていれば、こん
>なに早く破綻しなかったのでは。
その対談では、鷹は暴力的で鳩は平和的、ペンの力よりも暴力の方が強いのは当然だけど、それ
にペンがどう立ち向かうか。そういう方向で、こいつらは語っていました。
ハトだのタカだのという、こいつ等の勝手なイメージ操作が正当化どうかは、まあ置いておこう。
こいつ等は自分が平和的でか弱いハトだ、と言っているが。
ハトは、決定的な暴力をその身に具えていない故に、同属であろうと誰であろうと、敵対する相
手を「弱い武器で死ぬまで突付き続ける」という、(人間の感情に照らし合わせれば)陰湿で残
酷な性質を持っているそうな。
なるほど、若宮にしろ、筑紫にしろ、確かにハトだ(野生生物的な意味で)。
こいつらは敵対者を、その「か弱い」ペンの力で、相手が死ぬまで、いや恐らくは死んでも突付
き続けるのだから。
>>709 コンラート・ローレンツの「ソロモンの指環」だね
ハトとはよくいったものだ
天声人語 2007年10月18日(木曜日)付
甘党なら、あんころ餅は心のふるさとのような存在かもしれない。「ここだけは安泰」と信じ
た旧来の和菓子ファンは、帰る所を失った心地ではないか。伊勢名物、赤福の偽装である。
包装ずみの商品を冷凍保存し、包み直して売っていた。品切れを防ぐため、70年代から続く
やり方だという。解凍し、再包装した日を製造日と偽った品は、過去3年の出荷量の2割近くに
なる。
小欄にとって、赤福の後味はほろ苦い。8月、北海道銘菓「白い恋人」の賞味期限偽装を取り
上げた。経営者が赤福の伝統を目標にしていたことを紹介し、こう書いた。「今年創業300年
の赤福の餅は、ごまかせない『製造日限りの販売』だ。伝統にはそれぞれ、理由がある」
読者の皆様から「赤福にはもちろん、天声人語にも裏切られた」というおしかりや、「天声人
語も犠牲者だ」とのご意見をいただいた。いずれにしても老舗(しにせ)の看板に目が曇り、公
式サイトの言い分をうのみにした不明は恥じるほかない。
思えばここ30年ほど、赤福の評判は冷凍庫の中で保たれていたわけだ。風味に自信があるな
ら、冷凍品がまじる事実を堂々と明かせばよかった。銭勘定の下心をうそというあんこで包んで
は、伝統さえも凍え死ぬ。
赤福は、長旅で疲れたお伊勢参りの旅人を癒やす餅から出発したと聞く。名前の由来は「赤心
慶福」。偽らない心で、善男善女の幸せを一緒に喜ぶ志である。菓子としての素朴さ、作り手の
愚直さ。そうした持ち味のあれやこれやが、営利の厚氷の中で震えている。
--------------------
冷凍保存、解凍、それの何が悪いのか、良く判らない。
「天人も犠牲者」ってのはなんだろうな。手前の阿呆を他人の責任と偽装しているだけでは。
「銭勘定」「営利の厚氷の中」等と言っているが、私にはむしろ、安定供給という要望と、パッ
ケージの日付の新しさを求める購買者心理、そして価格との間に張られた薄氷の上に在った、と
いう風に感じられる。
まるで暴利をむさぼるためにこうした、と言わんばかりのこれらの書き方は、どうなんだ。
叩ける相手はどんな言葉を使って叩いても問題ない、ということなのか。
712 :
文責・名無しさん:2007/10/18(木) 16:34:17 ID:sjlQGV/t0
>「天声人語も犠牲者だ」とのご意見をいただいた。
朝日の関係者だろ。
朝日とは無関係の一般の読者が、そう都合のよい意見を言うかよ。
(-@∀@) 我々は戦前軍部に騙されていた。我々も犠牲者だ!
>>709 ハトとタカをイメージだけで語っていて、どういう言論がハトなのか、どういう言論がタカなのか
全く定義していないな。こんなんでよく『言論の力』を、『論理』を語れるものだ。
715 :
文責・名無しさん:2007/10/18(木) 21:05:40 ID:85HaA08J0
素粒子 10/17(水)
不憫 鬼ごっこして遊んだあと
自宅前で殺された七つの女の子。
× ×
不安 自民党内に安倍路線否定
の声。変身しなきゃ選挙が怖い。
× ×
不明 与野党の溝深き国会同意
人事。14機関28人分あるけれど。
× ×
不信 信じた教団あだとなり。
信者たちに集団暴行されて死ぬ。
× ×
不満 鬱積しているんだねえ。
「キレる大人」が目立つ近ごろ。
―――
「不憫」「不安」「不明」「不信」「不満」が太字。
不憫に「ふびん」、鬱積に「うっせき」、とルビ。
素粒子 10/18(木)
謝罪のかたち――
●旧来型 「深く反省」「おわ
びしたい」と頭を下げる――病原
体をずさん管理の産業技術総研。
●最新型 ただ無言――チャン
ピオンをゴキブリ呼ばわりしたう
え反則して処分された亀田選手。
× ×
右手に給油新法をかざし、左手
で消費増税の封印を解いた福田内
閣。しくじれば水に落ちるのみ。
× ×
気仙沼に戻り鰹躍る。<あぶな
絵のひかめつ面や秋鰹>加藤郁乎
―――
「旧来型」「最新型」が太字。
戻り鰹に戻り「がつお」、面に「つら」、郁乎に「いくや」、とルビ。
718 :
文責・名無しさん:2007/10/18(木) 23:49:55 ID:FSuh30qc0
>>711 弁明を他人にさせる手法について、今更驚きはしない。
誰彼の発言として提示されるそれは、責任を負わず意見する便利な手段であるのだから。
特にこの書き手の人間性がその一言を附させた訳ではなく
単にその一言を巧みに使う集団の書き手ということであろう。
>>717 捏造、盗作、誤用、ミスリードでも決して謝罪しないマスコミ様が言ってもなぁ。
天声人語 2007年10月19日(金曜日)付
名探偵「ブラウン神父」のシリーズは、推理小説の世界で人気がある。その一編に、「賢い人
は木の葉をどこへ隠す?」「森の中に」という問答がある。なるほど、同じものの中に紛れ込ん
でしまえば、誰の目にも分かりにくい。
同じタンクに入った油は、葉っぱどころではない。識別不能だ。インド洋で、自衛隊が米艦船
に供給した油は、何に使われたのか。「賢さ」ゆえではあるまいが、米軍の膨大な燃料消費に紛
れて、多くが「使途不明油」になっている。
自衛隊の給油は、アフガニスタンでの「不朽の自由作戦」に限られている。それがイラクでの
作戦にも使われたふしがある。イラクに巡航ミサイルを撃ち込んだ米艦にも給油していた。ほか
にも、目的以外に転用された疑いが、つきまとって消えない。
その給油を継続するための法案を、政府が国会に提出した。国際的な対テロ行動への協力は必
要だろう。とはいえ、不透明さに不信を抱く国民は少なくない。補給艦の航泊日誌が破棄されて
いたことも分かり、輪をかけている。
イラクでは多くの市民が空爆などの犠牲になった。中には、日本の「油」が間接的に死に追い
やった人がいたかもしれない。そんな心配さえ、荒唐無稽(こうとうむけい)とは思えなくなっ
てくる。
無料の「日の丸ガソリンスタンド」だけが貢献か、といぶかる声も聞く。テロ封じ込めは大切
だが、貧困など、テロの温床を消す漢方薬的な協力も軽くはないはずだ。テロリストという葉っ
ぱを引きちぎっても、根っこを残せば森は枯れないのだから。
--------------------
北朝鮮への援助は核兵器になり、中国への援助はチベット弾圧に使われた。
納めた年金はグリーンピアになり、収めた税金は議員宿舎になった。
払った新聞購読料は犯罪を犯した新聞販売員の生活を助け、朝日新聞社では税金を誤魔化してい
て申告漏れが8億円も見つかった。
こんなもん、荒唐無稽にも程がある言い掛かり。表面を撫でただけで、何の意味も無い。
その「テロの温床を消す漢方薬的な協力」の中身を、述べろ。それが、議論の根っこなのだから。
コラムの文章としては、面白い。上手に書くなあと感心する。
だがそれ故に、論ではなく感情に訴える文に終始している感じ。
油の行方や航海日誌は、周辺情報に過ぎない。
天人子、あなたは『日本は何をするべきか、何をやると決断すべきか』について、もっと深く鋭
く切り込むべきだし、それでこそ「看板コラム」の書き手と言えるのではないか?
韓国が人質を取り戻すためタリバンに支払った身代金は、
一年分の武器弾薬の資金となるそうです
それによって、軍人だけでなく市民たちも傷つけられ、殺されるんでしょうね
捏造記事はどこへ載せる?
>720
これは懐かしいベトナム戦争参戦理論ですね。
>貧困など、テロの温床を消す漢方薬的な協力も軽くはないはずだ。
・・・・・
宗教こそが温床になってんじゃね?
725 :
文責・名無しさん:2007/10/19(金) 13:00:20 ID:MfeJTDH70
>中には、日本の「油」が間接的に死に追いやった人がいたかもしれない。
すごすぎる自虐か反日謀略だ。
>貧困など、テロの温床を消す漢方薬的な協力も軽くはないはずだ。
>テロリストという葉っぱを引きちぎっても、根っこを残せば森は枯れないのだから。
つまりガソリンスタンドより、世界中の貧困がなくなるまで
無料のキャッシュディスペンサーになれと。
しかも漢方薬! 農薬と猛毒が入ってるよね。
どこの国のまわしもんですか?
726 :
標準化テンプレート:2007/10/19(金) 13:18:57 ID:odvwQUNP0
つまり創価でも布教させて改宗させろってことか。
これだからアカヒは。
728 :
文責・名無しさん:2007/10/19(金) 13:36:35 ID:gZyQIsKn0
>中には、日本の「油」が間接的に死に追いやった人がいたかもしれない。
・・・・・・。
>>720 貧困なんてまだ言っているのか・・・
ビンラディンなどの幹部は富裕層出身だっつーのに。
730 :
文責・名無しさん:2007/10/20(土) 00:18:48 ID:Q9zjkPdZ0
>>720 森に隠したとされる木の葉は、森の至る所に落ちている事だろう。
その森を鬱蒼と覆う落ちてはいない木の葉さえも、彼らにとっては隠した木の葉であるに違いない。
度々繰り返される問題解決を意図しない問題提起とは、単に彼らの姑息な主張なのである。
素粒子 10/19(金)
「信」の風景――
× ×
●信ジルホカナーイ 給油転用
などないと日本政府。なぜならば
米国防総省がそう言うのだから。
●信ジテイラレナーイ 米作農
家大型化推進農政のもと米価下落
が止まらず。「やっていけない」
●信ジタクナーイ 倫理監督官
でもあった前防衛事務次官が業者
にゴルフをたかっていたとはね。
●信ジテマシター 「人生で最
も大事なのは、私を囲んでいる選
手たち」とハム・ヒルマン監督。
―――
「信ジルホカナーイ」「信ジテイラレナーイ」「信ジタクナーイ」「信ジテマシター」が太字。
>>731 ●信ジテイラレナーイ 沖縄県民集会の参加者数。
主催者発表は11万人、一部報道では4万人、写真を数えたら1万人、
県知事は「15万、いや20万はいた」、いったいどれが本当なのやら。
素粒子 10/20(土)
人のことには厳しいお父さんが
「けしからん」とまた憤っていま
す。「売れ残り使用を現場のせい
にした赤福の社長といい、業者と
ゴルフ100回のうえ口利きまで
していたという防衛次官といい、
一体何のためにいたのか存在理由
が問われる」。するとお母さんが
小声で私に言いました。「何言っ
てるの。存在理由が問題なのはあ
の人じゃないの」 (家庭日記)
× ×
巨人もレッドソックスも後がな
い。私と同じだな――福田首相。
天声人語 2007年10月20日(土曜日)付
三陸沖の秋の味、戻り鰹(がつお)の漁がようやく最盛期を迎えた。まるまる太った紡錘形が
続々と水揚げされている。夏を過ごす北方の海域が、今年は暖かかった。ついつい長居をしたと
みえ、南下が遅れていた。
青葉のころ、黒潮にのって北上する。それが初鰹で、風薫る季節の小気味いい食感が愛されて
きた。だが、脂の乗りは、北の海でたっぷり餌を食べた戻り鰹がまさっている。もっぱら通に好
まれる地味な存在だったが、最近は初鰹をしのぐ人気らしい。
魚博士で知られた末広恭雄さんによれば、鰹が珍重されるのは鎌倉時代からだ。だが鰹ぎらい
もいた。『徒然草』の兼好法師も、その一人だったとみえる。こんな魚が上流階級の食卓にのぼ
るようでは世も末だ、と手厳しくやっつけている。
当節、鰹にかぎらず、魚が食卓にのぼる機会は減っている。今年発表の水産白書によれば「か
つてない魚離れ」が起きている。「料理が面倒だから」が理由のひとつだ。ほかにも、まな板が
くさくなる、いやな匂(にお)いが部屋にこもる…。魚にさわれない若い人もいるそうだ。
うろこを落として、腹を割く。魚料理はたしかに、ほかの料理より生々しい。〈刺す焙(あぶ)
る殺す吐かせる削(そ)ぐ締める荒事ならで厨(くりや)の言葉〉(久々湊盈子(くくみなと・
えいこ))。他の命をいただいて生きる。殺生の手ざわりを、一番自覚する家庭料理かもしれな
い。
旬を迎えた戻り鰹をまるごと買えば、刺し身に塩辛、アラ汁と余すところは少ない。さて週末。
命をいただくありがたさに思いをいたし、秋の幸を満喫するもいい。
--------------------
アラ汁食いたくなってきた。
鰹が食いてえなあ
昨日は旬のかつおで今日はメタボか。
実りの秋らしいネタコンボだな。
天声人語 2007年10月21日(日曜日)付
太るに任せながらもさすがにまずいと思ったのは、小走りか何かで「揺れる胸」に気づいた時
だ。認めがたいことに、腹や尻が負けじと波打ち、全身の脂肪がぷるぷるしている。その不快に
も、いつしか慣れた。
心機一転の手がかりを求めて、きのうまで東京で開かれた日本肥満学会をのぞいた。主役は、
内臓脂肪が重病につながるメタボリック症候群で、講演や討論の多くに「メタボ」の表題がつい
た。
体験に触れる発表者もいた。糖尿病の専門家は、日に4本だった缶ビールを1本に、つまみを
カイワレとワサビ漬けにして6キロ減を保つという。別の医師は「夜の宴席など、やめられない
ものはやめない。朝と昼でなんとかする」と宣言した。健康管理のプロとはいえ、中年男が考え
ることは似たようなものだ。
経済産業省が、12年ぶりに日本人の体格を調べた。女性はほぼ全年代で細身になったが、中
年男性は肥えた。40代では「やや太り気味」が平均的な体形になってしまった。
畑違いにも見える経産省の体格調査は、服や車など身近な工業品づくりに、最新データが欠か
せないためという。体形の変化を追いかけ、モノは時代時代で進化する。戦国武将の鎧(よろい)
や絶対君主の寝台は、今の大人には小さかろう。
誰しも、おいしい物をたらふく食べる生活を夢見る。体が膨れたって、工業社会のモノたちは
先回りして待っていてくれる。だが体験に照らせば、大きめの服やイスは油断できない。ここま
でおいでと手招きするからだ。ご同輩、健康あっての美食である。
--------------------
日曜日の軽いコラムは筆が踊るね、天人子。
>健康管理のプロとはいえ、中年男が考えることは似たようなものだ。
妙に見下してるというかバカにしてないか?
天声人語 2007年10月22日(月曜日)付
長崎空港で、滑走路に向かう全日空機の無線が使えなくなった。ルールに反し、携帯電話の電
源を切っていない乗客がいたため、一部で「携帯が原因か」と報じられた。
ところが、管制塔でも同時刻に無線が不調だったことが分かり、携帯電話のぬれぎぬは晴らさ
れたという。この騒ぎのお陰で、何かの時は乗客の携帯が疑われると知った。「空騒ぎ」も時に
無駄ではない。
かたや、間違っても落ちない安心からか、電車の優先席では携帯電話が野放しの状態だ。電磁
波は約20センチの距離で心臓ペースメーカーを狂わせる恐れがある。外出のたび、逃げ場のな
い車内で「凶器」に囲まれ、心で悲鳴をあげている人もいるだろう。
しばらく前の声欄(東京本社版)に、帰宅中の目撃談「携帯メールで殴り合い寸前」が出た。
優先席でメールに夢中の若い女性。前に立つ初老の男性が注意したら「うるさい」と一喝され、
女性に加勢する酔客らも参戦した。場が収まり、投稿者が「殴られますよ」と声をかけると、男
性は「2度あります」と答えたそうだ。
警告と違反が同居する「走る無法地帯」とは情けない。車中の飲食や化粧も見苦しいが、優先
席の携帯電話は人様の体調にかかわる。迷惑が見えないからといって、罪悪感まで消えていいは
ずがない。鉄道会社は実効ある対策を講じる時だ。
優先席で携帯を切る習慣を機内並みの「常識」にするまで、何人が心で悲鳴をあげ、何人が殴
られるのか。弱者や善人に勇気を強いていては、豊かな情報社会の離陸はおぼつかない。
--------------------
飛行機にしろ、心臓ペースメーカーにしろ、携帯電話に対してヒステリックすぎる気がする。
第3段落「心臓ペースメーカーを狂わせる恐れがある」と言うが、もっと具体的に、ペースメー
カーや携帯電話の種類、どういう状況で、何パーセントの『恐れ』があるのか。今までにどれく
らいの事故事例があるのか。それを詳しく書かないまま、ただ、恐怖だけを煽動している。
それでは、ペースメーカー装着者に無用の恐怖を撒き散らしているだけではないか。
携帯電話を見ただけで心臓が止まるほどの恐怖を感じる。それは、携帯電話の電波が原因ではな
い。報道が原因なのだ。
マスコミって危険だー!とはいえるけど安全だー!ってのはあんまり言わないんだよね。
飛行機の場合はやっぱ落ちる可能性があるからしょうがないのじゃないかな。
ペースメーカーは携帯電話に影響を受ける機器はもう存在しないと聞いたけどどうなのかな。
航空機での携帯電話電源OFFは法律で決まっているから、濡れ衣だろうがなんだろうが駄目なんですけどね。
電車は比較対象にはならないですよ<天声人語子
>>739 まあ、これを書いた天人子も電源はOFFしていないと思うけどねw
まあ電車ん中で携帯いじったり化粧してる女は死ねばいいと思ってるけどな。
天声人語 2007年10月23日(火曜日)付
葉末に露の多い季節である。初めは露に濡(ぬ)れないように注意深く歩いても、いったん濡
れてしまえば大胆になる。「濡れぬ先こそ露をも厭(いと)え」のことわざには、一度過ちを犯
すと、繰り返しても良心が痛まなくなることへの戒めがこもる。
過去に多くの公僕がたどった背徳の轍(てつ)を、この人も踏んだのだろうか。防衛省の守屋
武昌・前事務次官が、取引先業者とゴルフ三昧(ざんまい)の間柄だったことがわかった。利害
関係のある相手と100回以上繰り返していたというから、たがの外れ方は並ではない。
家族のために、業者に便宜を図ってもらったともいう。反対に、業者の資金繰りでは口を利い
ていた疑いがある。「大物次官」と持ち上げられて、長く組織に君臨した慢心か。倫理の土俵の
割りようは、野放図にさえ見える。
守屋氏の次官時代、自衛隊はイラクに派遣された。庁から省へと格上げにもなった。昇格の際、
氏は制服組を前に訓示し、「24万の隊員一人一人が、それぞれの部署で責任を果たす強い使命
感」を求めている。
言行不一致にも思える言葉に、先の大戦中の、ある中将が重なる。南方の司令官だったその人
は軍刀を掲げ、「君たちだけを死なせはしない」と激励して、特攻機を死地に送った。だが米軍
の攻撃が迫ると、部下を置いて逃亡した。
いま、守屋氏に裏切られた思いの自衛官もいるだろう。国会に呼んで質(ただ)す動きも急だ。
説明責任を果たす使命感が求められよう。のらくらと、服を濡らした露が乾くのを待つようでは、
自ら垂れた訓示にもとる。
--------------------
守屋氏のことは、小池百合子防衛相(当時)とのアレコレの時点で、いや事情通の方々ならそれ
以前からわかっていたはずなのに、今さら素知らぬツラで「なんて悪人なんだ!」風。
報道関係者の皆様方は、何をのらくらしていやがったんだ? 露が乾くのでも待っていたか?
「ある中将」は、富永中将か。ここで引き合いに出すのはどうかと思うな。
売れている間はチヤホヤ持ち上げ、味が落ちたら落として叩く、そういうマスコミの矛先に衝か
れた人々も、同じように「裏切られた」思いを持っているのだろうな、とか思った。
素粒子 10/22(月)
インド洋上給油量の誤り。4年
前とっくに気づきながら、下は上
へ伝えず。防衛省は専守隠し事。
× ×
たかりゴルフに妻同伴、娘の米
国留学に癒着業者利用と専守自家
益だったらしい前防衛事務次官。
× ×
「わが餅に売れ残りなし」の赤
福。「わが薫製に地鶏使わず」の
比内鶏社。専守背信というべし。
× ×
ほら、飯粒が光っている。<新
米もまだ艸の実の匂ひ哉> 蕪村
―――
艸に「くさ」、とルビ。
>>744 後継人事をめぐる小池防衛相とのゴタゴタの時は、安倍政権のダメぶりを強調する
エピソードとして面白おかしく報道するばかりだったくせにな。
あの騒動の時点で報じていれば小池、ひいては安倍に義がありということになってしまうから、
安倍政権が倒れるまで寝かせていたのではと勘ぐりたくもなる。
747 :
文責・名無しさん:2007/10/23(火) 14:14:54 ID:4JTggpli0
>>744 >氏は制服組を前に訓示し、「24万の隊員一人一人が、それぞれの部署で責任を果たす
>強い使命感」を求めている。
>南方の司令官だったその人は軍刀を掲げ、「君たちだけを死なせはしない」と激励して、
>特攻機を死地に送った。
並べて比較するには強引すぎるだろw
748 :
文責・名無しさん :2007/10/23(火) 15:29:58 ID:CSlZDAWf0
「男らしくしろ・女らしくしろ」「男のくせに・女のくせに」は
典型的なセクハラ用語。マスコミでは厳禁です。
「人間らしくしろ」「人間のくせに」と言い換えなさい。
749 :
文責・名無しさん:2007/10/23(火) 18:55:45 ID:+hvIXLaJ0
>>746 8月の時点でゴルフ接待疑惑もすでに浮上していたし、20日の朝日の一面トップに掲載された
守屋と商社元専務の写真は6月に撮影と記載されているし、明らかに一斉に叩くタイミングを
狙っていたよな。
素粒子 10/23(火)
政治家をないがしろにし、国民
を欺き、国事を専断しようとする
のは、旧陸海軍以来軍部の伝統。
× ×
大事なのは文民統制、とはいえ
業者接待ゴルフ三昧の文民じゃ、
報告を上げる気にもなれまいて。
× ×
怠慢厚生労働省の倉庫を総ざら
いせよ。国民の命にかかわる資料
がもっと眠っているかも知れん。
× ×
少し欠けてる後の月。<十三夜
ほろびしものを思ふ日ぞ>みづえ
―――
三昧に「ざんまい」、とルビ。
ところで、守屋元事務次官は文民ではありませんね。
天声人語 2007年10月24日(水曜日)付
古めかしい言葉を久しぶりに聞いた。福田首相がおととい記者団に、「情けない気持ちだ。“つ
かさつかさ”できちんと対応してほしい」と心中を語った。辞書を引くと、漢字なら「官官(つ
かさつかさ)」と書くらしい。あらゆる役所、役人をさす言葉である。
防衛省は、インド洋での給油の真相を、闇に葬ろうとしていた。厚生労働省は、C型肝炎の感
染者の資料を地下倉庫に放り込んで、知らぬ存ぜぬを決め込んでいた。年金問題に続く失態だ。
官官をむしばむ病は、十年一日のごとく重い。
漢字博士の白川静さんによれば、「官」はもともと軍の駐屯地をさしたらしい。軍の守護霊を
安置した神聖な場所というから、庶民は近寄り難かった。防衛省にはいまなお、独りよがりの聖
域意識があるのではないか。
「官」の応用に「管」がある。やはり「つかさ」の意味があって、管理、管制などと用いられ
る。ただ、元の意味は「細長い筒」だから、見聞や了見が狭い例えにも使われる。厚労省の官僚
は、「管僚」と呼ぶ方がふさわしいかもしれない。
防衛省の失態は文民統制の根っこを揺さぶっている。厚労省のそれは、国民の命を脅かしてい
る。政治家も私たちも、軽く見られたものである。
忘れてはならないが、宰相の「宰」も「つかさどる」という意味だ。「辛」とは肉を切る包丁。
生(い)け贄(にえ)をさばいて祖先に供える長老、つまり官官の頂点に立つ責任者である。そ
の人が「情けない気持ち」では、国民も情けない。剛刀でさばくようなリーダーシップを、たま
には見たい。
--------------------
言葉遊びに興じる天人子。内容は政府役人政治家への厭味だけ、という感じかな。
締めの段落「剛刀でさばくようなリーダーシップ」とはまた、注文の多いことで。
>749
テロ特措法審議のタイミングに合わせていたんだろうな。
>>751 >剛刀でさばくようなリーダーシップを、たまには見たい。
そういうリーダーに対しては独裁だ何だとイチャモンつけるのが朝日だろ。
もうこのパターンのないものねだりはうんざり。
754 :
文責・名無しさん:2007/10/24(水) 17:47:17 ID:j4cFaqCDO
名古屋嫌い栗田亘の文章読んで気が滅入った。好きな車雑誌だったのに残念です。名古屋生まれの僕はここで生きていてもいいですか?
>>751 >政治家も私たちも、軽く見られたものである。
もし、まだ安倍政権だったら一転して政治家を「官」側にして反安倍コラムになっていたと思う。
素粒子 10/24(水)
改名届――
●軍需専門商社「山田洋行」→
供応接待専門商社「山田裏金行」
●テロ対策特別委員会→接待対
策特別委員会
●防衛省→ゴルフ麻雀省
●厚生労働省→更生不労省
●教育再生会議→教育余生会議
●赤福→黒福
●比内鶏→比外鶏
●美しい国→うそいつわりの国
× ×
露凝結して霜となる。<霜降や
羽ふるひやまぬ水の鶴> 北谷生
―――
麻雀→「マージャン」、とルビ。
>>750 >ところで、守屋元事務次官は文民ではありませんね。
官僚だから『文官』とでも言うべきでしょうかな。
『文民統制』とは、何が何を統制するのか。文民とは何か。これは、元の語の抽象的であるが故
に、時々で色々と解釈されていたけれど。
素粒子書き河谷氏の書き様なら、『文民=官僚=背広』『武官=自衛隊員=制服』という、背広
が制服を統制する、という、大変狭く古い解釈での「文民統制」なんじゃないかな、と。
ある時代には「かつて自衛隊員であった経歴の持ち主=文民ではない」という、極端に職業差別
的な思想が出てきたこともあったようです。
ま、天下り的な、かつて属した組織に対して利益誘導を行う恐れのある人間に権力を持たせては
ならない、という考えなら、判らんでもないんですが、そうならそうと言えばいいだけであって、
「ぶんみんとーせー」だのと難しい言葉を使えば丸め込めると思っているのではないか、という
気がして仕方が無い。
一応、現在では「文民=政治家」「武官=職業軍人」という認識でいいと思う。
よって、守屋氏は「文民」ではないですな。
また、報告を上げる気も何も、それは「文民統制」とかそんな理念的なものじゃなく、組織シス
テムとしての問題。
それを「憲法の理念」が同志他のこうしたの、おどろおどろしく書く左巻きの方々は、本質が理
解できていないか、本質を隠蔽したい意図があるのか、どっちかじゃないかと疑ってしまう。
と、思った。
>>756 「一部の人間の起こした行動で、組織全体を色眼鏡で見ないで欲しい」だのなんだのと、こいつ
ら自分が関係したら、平気なツラで言うんだろうなあ。
あと「美しい国→うそいつわりの国」ってまだお前、安倍叩きを引っ張るかア。
天声人語 2007年10月25日(木曜日)付
秋田の「きりたんぽ鍋」には素朴な味わいがある。漫画家の東海林さだおさんはある日、鍋の
材料をあれこれ購入した。だが必須とされる秋田特産の比内地鶏は、店になかった。やむなく「比
外鶏」を使ったと、近刊の著書でユーモラスに書いている。
今なら比内地鶏と銘打っていても、信じられない。秋田の業者が、卵を産まなくなった廃鶏に
「比内」の衣装を着せて長年出荷していた。きりたんぽ鍋のセットにも偽の鶏肉を使っていたと
聞けば、湯気の向こうの笑顔も曇る。
老舗(しにせ)や特産の金看板が、相次いで墜(お)ちている。食べ物不信が募るさなか、北
海道の食肉業ミートホープの社長らが警察に逮捕された。こちらは、豚や鶏を混ぜたミンチ肉を
「牛肉」と偽って出荷していた。
背信行為を小紙が特報したのは、内部告発によってである。これが呼び水になったかのように、
井戸の底から醜聞がわき出した。「白い恋人」に「赤福」、「比内地鶏」。内部から漏れ届いた
良心の声が嘘(うそ)の仮面をはがしていった。
食べ物職人の意気を懐かしむ短文が、往年の名記者、長谷川如是閑(にょぜかん)にある。あ
る老人の売る煮豆は絶品だった。ところが家が焼けて竈(かまど)も釜も失った。新しい設備で
煮たが、味に納得がいかない。煮ては捨て、煮ては捨てて、決して売り物にはせず、ついには廃
業してしまった。遠く明治の話である。
儲(もう)けにかまけてモラルを見失った現代の老舗など、顔が赤らむことだろう。あまたの
醜聞に「食への信頼」を吹き飛ばされて、迎えた食欲の秋を何としよう。
--------------------
伝統や老舗の誇りと、職業倫理と、法令違反とをごっちゃにしている気がする。
>>758 >背信行為を小紙が特報したのは、内部告発によってである。
朝日ヘラルドの派遣社員が朝日の労働実態を告発した時はどう対応しましたっけ?
あと少し前の中国の食品問題の記事で、「安いものに群がる買う側が問題」という
ミートホープの社長と同じような中国人の発言をそのまま載せてませんでした?
関係ないけど長谷川如是閑って、サヨクがよく持ち出す「戦争絶滅法案」の発案者だよな。
760 :
文責・名無しさん:2007/10/25(木) 23:57:47 ID:NtXZuAhu0
東京の「靖国神社」には荘厳な雰囲気がある。元首相の安倍晋三さんは8月15日、
参拝しようとした。だが朝日新聞が嗅ぎつけて中国や韓国の反発が大きくなった。
やむなく「参拝の有無を明言しない」ことにしたと、報道陣の前で述べている。
今ならマスコミが報道していても、信じられない。朝日新聞が、沖縄県民の集会の参加人数を
過大に報道していた。主催者発表の人数よりもさらに多い人数すら報道していたと聞けば、
集会参加者の笑顔も曇る。
老舗(しにせ)や特産の金看板が、相次いで墜(お)ちている。マスコミ不信が募るさなか、
朝日新聞のカメラマンが沖縄の珊瑚礁を傷つけた。こちらは、無傷であった珊瑚礁に
「K・Y」というイニシャルを刻み、「ダイバーが傷つけたもの」と偽って報道していた。
背信行為を小紙が特報したのは、地元ダイバーからの抗議によってである。これが呼び水に
なったかのように、 井戸の底から醜聞がわき出した。「従軍慰安婦」に「南京大虐殺」、「偏向」。
外部から漏れ届いた良心の声が嘘(うそ)の仮面をはがしていった。
報道人の意気を懐かしむ文が、往年の名新聞、戦前の朝日新聞にある。この新聞の報道は
絶品だった。ところが戦争に負けて戦争翼賛報道も好戦的報道も失った。
新しい思想で報道したが、論調に納得がいかない。印刷しては売り、印刷しては売って、
決して謝罪はせず、ついには捏造がまかり通ってしまった。近い現在の話である。
儲(もう)けにかまけてモラルを見失った現代の老舗など、顔が赤らむことだろう。あまたの
醜聞に「報道への信頼」を吹き飛ばされて、迎えた読書の秋を何としよう。
素粒子 10/25(木)
43年ぶりの学力調査。今の子は
応用問題や記述式が苦手らしい。
なに、昔の子もそうであったよ。
× ×
34年後の金大中事件真相報告。
なに、KCIAの仕業とは、先刻
承知であったような気がするが。
× ×
102年後に明らかになったバ
ルチック艦隊司令長官の手紙。な
に、運命を予感してたんだねえ。
× ×
長野新幹線で蛇身事故。<錦繍
の風にうたるる穴まどひ> 原裕
―――
錦繍に「きんしゅう」、とルビ。
天声人語 2007年10月26日(金曜日)付
個性派の俳優で昨年亡くなった岸田今日子さんは、風変わりな子どもが好きだった。ほかの子
とテンポが合わないような子がいるとうれしくなってしまう。随筆にそうつづっている。
ところが自分の子が生まれると、勝手が違った。「早くご飯を食べなさい」「宿題はしたの?」。
わが子が仲間はずれになりはしないかと気にかかる。今や、ただの大人になってしまったのだろ
うか――筆づかいからは、深い溜(た)め息が聞こえてくる。
親なら誰もが「ただの大人」なのだろう。文部科学省が公表した全国学力調査の結果も、気に
かかるに違いない。何しろ都道府県の成績がきっちりと出た。表には出ないが、市町村や学校ご
との順位も分かっている。うちは、よそはと、心騒ぐ人も多いことだろう。
順位の思わしくなかった府県は、教委の口ぶりも苦い。「衝撃を受けた」と嘆くのは最下位の
沖縄だ。「考えられる限りのことはやってきたつもりだったが」と大阪。高知は「子どもには申
し訳ない」と敗軍の将さながらである。
結果の分析は難しい。だが順位は分かりやすいから、口の端にのぼりがちだ。上位は誇り、下
位は落胆する。不毛な明暗ばかりが市町村へ、学校へと広がっては、鳴り物入りの調査はむなし
くなる。
岸田さんに話を戻せば、小学校高学年でも割り算ができなかったそうだ。母親に教わって、数
を割る意味が分かった瞬間、違う世界が見えてきたと語っていた。調査は来年もある。順位大事
のテスト対策がはびこり、分かる喜びを奪わないか心配だ。
--------------------
「風変わり」と「分かる喜び」とは、繋がらないな。
せめて「順位は下位でも、こんなテストでは測れない価値を持つ生徒を排出している」くらい言
えばいいのに、それも出来ないってことは、結局天人子も「ただの大人」なのだろうな。
これでは、実は順位こそが重要だと考えている、とバラしているようなもんだと思う。
上位を驕らず下位を卑しめず、あたりへ繋げるのだったら、理解できるんだがな。
序列が分かってしまうとがっかりするから検査しないでくれ、とは、ハナシの順番が逆だろう。
結果の分析は難しい、ってその一言で済ませるからお前らはジャーナリストではないと思うんだが
頭わりぃなぁ
764 :
文責・名無しさん:2007/10/26(金) 08:56:19 ID:WN7UUxHu0
いつからか朝日は女優という言葉を使わなくなった。女優は決して差別用語
ではない。あえて言うなら「区別用語」である。岸田今日子が生きていたら
「わたしは女優です」と言ったと思う。ちなみに「しんぶん赤旗」でも女優
という表記を使っている。女が付いている言葉は差別と言うのは、田嶋先生
か朝日新聞ぐらいだ。
>>762 >せめて「順位は下位でも、こんなテストでは測れない価値を持つ生徒を排出している」…
排出、ではなく、輩出、でした。誤字、申し訳ない。
>762
他紙がテスト容認だったので慌てたのかね。
素粒子 10/26(金)
それぞれの得意技――
●福田首相 アベ抜き
●厚生労働省 紙かくし
●社会保険庁 日付まるめ
●前防衛事務次官 金掛け
●財務省 差し控え
●問題ボクサー 抱え投げ
●赤福 まき直し
●比内鶏 トリちがえ
●ミートホープ ひき混ぜ投げ
●NOVA 借り倒れ
× ×
この秋まだまみえず。<松茸や
知らぬ木の葉のへばりつく>芭蕉
―――
松茸に「まつたけ」、とルビ。
>福田首相 アベ抜き
まだ言ってるのか…いい加減うざいんだよ
こんなことして喜んでるのは朝日だけ
国民は明日を幸せに生きることを第一にしてるんだから、もう安倍は過去の人と思ってるよ
それから報道ステーションで福田が拉致被害者と今頃会ってたけど
安倍に比べて覇気がないとか、意気込みが感じられないとかくそみそに言われてたな
769 :
文責・名無しさん:2007/10/27(土) 00:42:48 ID:0tNCMuYH0
>>762 結果を並べて公表する事を手段として、試験範囲を習熟させる事が目的であるとしたら
全国学力・学習状況調査の施行者はその目論見を達成しつつあると言える。
然るに試験とは、それらしき物があるらしい事を推定する便宜上の手段であり
その結果は必ずしもある事を確約するものではなく、有ったとしても所詮それらしき物なのである。
それらしき物があるらしい事がなかなかに肝要である社会のさまは滑稽であると思われる。
>>769 五行目訂正 それらしき物のあるらしい事が
771 :
文責・名無しさん:2007/10/27(土) 06:44:27 ID:J0JyWr6m0
>>762 沖縄とか大阪とかの教師によって、朝日思想的な教育がなされた結果では?w
772 :
文責・名無しさん:2007/10/27(土) 08:48:23 ID:0xB8QfdP0
>>767 それぞれの得意技――
●朝日新聞 でっち上げ
773 :
文責・名無しさん:2007/10/27(土) 13:08:10 ID:gmZFanee0
>>762 朝日さん
以前は、週刊朝日で東大合格者の氏名・出身高を掲載して
学校をランク付けし、受験戦争をあおり続け
個人情報にまったく配慮もしなかったことを
忘れたわけではないだろ。
そのときそのときの時流にあわせて適当な記事を書くのは
いいかげんにやめてくれ
>>767 それぞれの得意技――
●朝日新聞 売国
●朝日新聞 アサヒる
●朝日新聞 KY
素粒子 10/27(土)
読書週間のお勧め本――
●『饗宴』前防衛事務次官著。
ゴルフに麻雀に飲食に、供応接待
漬けの官僚人生を懐かしく回想。
●『父と子』 亀田一家著。拳
闘世界戦での反則行為に世評は厳
しく、ついに子の父離れに至る。
●『赤と黒』 創業300年、
「赤心慶福」に由来の名とは裏腹
に顧客を偽り続けた赤福の社史。
× ×
平均年齢が文化勲章83歳、文化
功労者77歳。われこそ該当者と思
う方々は体を鍛えておかれよ。
―――
『饗宴』『父と子』『赤と黒』が太字。
饗宴に「きょうえん」、麻雀に「マージャン」、とルビ。
例え話は自社向けネタにしかされんのだからいい加減に止めりゃいいのにw
そんな事判断できるアタマなんてあるか
778 :
文責・名無しさん:2007/10/28(日) 10:28:51 ID:9U5VnQMx0
●『赤と黒』 創業時、御用新聞。
その後、ファシズムを礼賛し、後、赤に転向した変幻極まりなき
朝日の社史。
天声人語 2007年10月27日(土曜日)付
「鬼」と聞けば恐ろしいものを想像する。若者言葉に「鬼ダチ」というのがあるそうだ。ダチ
は友達だから、怖い悪友のことかと思ったら、外れ。とても仲の良い友達をさすらしい。
いまどきの若者は、「鬼」を最上級を示す接頭語に使うのだという。「鬼かわいい(すごくか
わいい)」などの言い方があると、『みんなで国語辞典!』(大修館書店)に教わった。若い世
代や業界に飛びかう新語を、広く募集して編んだ辞書だ。
生まれては消え、消えては生まれ。うたかたのような新語の中にも、生き延びて市民権を得る
ものがある。そんな言葉も取り込んで、代表的な国語辞典の『広辞苑』(岩波書店)が10年ぶ
りに改訂される。「うざい」「いけ面(めん)」「デパ地下」「メル友」など1万語が追加され
る。
日本語として独りで歩き始めたかどうかが、掲載の物差しだという。91年の改訂では「いま
いち」「断トツ」などが独歩を認められた。98年には「どたキャン」「素っぴん」などが、晴
れて「広辞苑一家」のメンバーになっている。
一度掲載されれば原則として削除されないから、言葉には安住の地になる。長い命を得る新語
もあろうが、せわしない時代である。一時の春を謳歌(おうか)したあと、ひっそりと寂れてい
く言葉も多いのではないか。
辞書を言葉の師と仰ぐか、しもべとして使うかは、人それぞれだ。中には、読み物として付き
合う人もいるという。開けば広がる、あいうえお順の大宇宙である。「鬼ダチ」になって、深い
味わいに時を忘れるのも悪くない。
--------------------
最後の段落「辞書を言葉の師と仰ぐか…」云々は、教科書どおりの定型句締め、という感じ。
それはそれとして、辞書は眺めていて楽しい。広辞苑と百科事典が、知識の入り口だったなあと
思い出す。
天声人語 2007年10月28日(日曜日)付
外食がとびきりのぜいたくだった時代、日本人の栄養と食欲はもっぱら台所が引き受けた。半
世紀が流れ、「食悦」に震えるツボは胃から舌に移ったかに見える。それでも家での食事は、乱
れた生活のリズムを正してくれる。
NHKの「きょうの料理」が放送開始から50年になる。初回は1957(昭和32)年11月
4日だった。最初の料理「かきのカレーライス」の材料表記は6人分。当時の食卓が浮かんでく
る。
4人に1人が栄養不足とされた初期の放送には、レバーや鯨など、安くて滋養豊かな素材が使
われた。江上トミ、土井勝、村上信夫ら、戦後の「食育」を担った面々が、生放送で名調子を競っ
たものだ。
昭和30年代。豊かではなかったけれど、都市も農村も、これから豊かになるんだという予感
と熱に満ちていた。料理番組は、家計に優しい今夜のおかずを提案しながら、時には、いつかは
手が届くであろう「一流の技」を紹介した。
ほどなく帝国ホテル料理長となった村上は、画面でテリーヌを焼きながら「もう皆さんは、ひ
き肉料理のベテランと伍(ご)しても絶対に負けません」と、まん丸な笑顔で主婦を励ました。
テレビがまいた種が、家庭の味という無数の実を結び、親から子へと受け継がれてゆく。リレー
はまだ続いているだろうか。
番組のテーマ曲は、25歳の冨田勲氏が前日に頼まれ、一晩で仕上げた。転がるようなマリン
バの旋律は、まな板で弾む包丁を連想させて楽しい。まな板と包丁のない家など想像もできない
昔の、味わい深い絶品である。
--------------------
今週も、日曜日は腹の減る話だね、天人子。
天声人語 2007年10月29日(月曜日)付
新築の高値もあってか、中古マンションの取引が活況だという。わが集合住宅の郵便受けにも
「売り物件求む」のチラシが絶えない。中の一枚を、腹立ち紛れに手元に残してある。
東京の高級住宅地に暮らす会社経営者が、結婚を控えた息子のために3LDKを探しているら
しい。「室内は息子夫婦の好みで改装」「会社名義での購入も検討中」とある。子の門出に何か
してやりたいのは親心だが、新居まで買い与えるのは甘やかし過ぎではないか。
ひとしきり叩(たた)かれたボクシング一家も、同じ思い違いをしていたようだ。お父さんは
弱い対戦相手を選び、息子たちに勝ち星を与え続けたと聞く。揚げ句に、次男は世界戦でまとめ
て恥をかいた。「父離れ」からの再出発となる。
子を虐げる親、親をあやめる子の悲報に接し、「愛」があるだけ過保護のほうがマシなのかと、
自問する。だが、教師や学校に無理難題をふっかける「モンスター親」のように、ゆがんだ愛は
社会悪にも転じうる。
東京都立川市の家族問題カウンセラー、坂田雅彦さんに聞いてみた。「ここ2年ぐらい、溺愛
(できあい)型の親が目立つ。地域や人間関係で孤独な人ほど、わが子に愛を集中しがちだ。子
どもはいずれ自立しなければならないのに、それを妨げる溺愛は虐待と紙一重です」。
過ぎた関与は、子どもをゆっくりだめにする。無償かつ無限大とされる親の愛を、賢く抑える
のは楽じゃない。はやる助け舟を岸にくくりつけ、わが子の苦闘を見守る。親ゆえの辛(つら)
さだし、腕の見せどころでもあろう。
--------------------
何故に「腹立ち紛れ」なんだか、よく判らん。話の主題も、どこへ流れ着くのか判りづらい。
溺愛型、中華風なら「小皇帝/小公主」だな。
そういえば、モンスター親の行動については色々と報道されているけれど、「モンスター親に育
てられた子供」の行動については、日本ではあまり報道されていない気がする。
高給取りの朝日記者が文句をいうマンションチラシって・・・
TOKYOはどーなんってんだ?
>「モンスター親に育てられた子供」の行動
子供の人権に配慮しているんだろうな。
一時期DQN小中学生の行動が取り上げられてたがみなくなったね。
小中学生の行動が問題になる→ADHDや親のシツケとして処理
↓
教師の指導力が問題になる→教育改革へ
↓
DQN親が問題になる←いまここ
783 :
文責・名無しさん:2007/10/29(月) 18:30:47 ID:B6dbzLVT0
>>781 マスコミの取り上げ方と亀田家の態度、度重なる反則行為に問題があったわけで、
弱い相手と対戦して経験を積むのは悪い事ではない。
>>778 What is black and white and red all over?というなぞなぞを思い出した
黒くて白くてアカいもの。
日本語で書いたら露骨過ぎるな。
素粒子 10/29(月)
軍需商社から接待漬けの前防衛
事務次官、証人喚問される。
モ もしも次官を続けていたら
リ 倫理の欠けら無いままに
ヤ やり放題の掟破り
タ 球打ち、麻雀、そして飲食
ケ 権勢権高「天皇」と呼ばれ
マ 誠の道を踏み外す
サ さても寂しき その背中
× ×
こんどは吉兆に偽装表示。菓子
の「福」や「吉」は要注意だな。
× ×
直線のみち直線の秋の風 孝堂
―――
「モ」「リ」「ヤ」「タ」「ケ」「マ」「サ」が太字。
掟に「おきて」、麻雀に「マージャン」、とルビ。
>>781 自立とはされるものではなく、するものである。
無償の愛とは与え得る物ではなく、然る後に思い至るものである。
浅はかな類型に押し込む事のできる事柄など存在しない。
天声人語 2007年10月30日(火曜日)付
防衛省の守屋武昌・前事務次官の座右の銘は「一人を以(もっ)て国興(おこ)り、一人を以
て国亡(ほろ)ぶ」であったらしい。中国の宋代の文人だった蘇洵(そ・じゅん)が、遠く春秋
時代の名相・管仲(かん・ちゅう)を評した言葉を元にしたのだろう。
気宇壮大は結構なことだ。だが生身の人間の悲しさか、現実となると話はみみっちくなる。ゴ
ルフにマージャン、焼き肉……。利害関係の明らかな相手から、接待漬けにされていた。夫婦そ
ろって偽名でプレーしていたと聞けば、蘇洵もあの世で渋い顔に違いない。
その守屋氏がきのう、国会で証言した。軍需専門商社の元専務との親密ぶりは、癒着そのもの
だ。夫婦でゴルフセットも贈られていた。「人間として甘かった。やってはならないことを、し
てしまった」と倫理規程違反をわびた。
しかし、そこまでである。便宜供与については、「一切ない」と繰り返した。時折しどろもど
ろになるのは正直な人だからか。議員側の追及には、いま一歩の鋭さがない。事の次第がつまび
らかになったと思えない国民も、いたことだろう。
醜聞は福田政権を揺さぶっている。首相はおとといの自衛隊観閲式で、「規律の保持」を厳し
く訓示した。その首相も、『一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ』と題する共著を、か
つて出している。蘇洵の言葉の皮肉な巡り合いである。
守屋氏は先月、離任のあいさつでも「心のよりどころ」だと言って座右の銘を紹介していた。
一人を以て国防への信頼を損ねた背景と、不祥事に至った真相。もっと、くわしく知りたいと思
う。
--------------------
座右の銘まであげつらって「お前が言うな」をネチネチとこねる天人子。
福田首相は関係ないだろ。守屋氏と小池元防衛相とのあれこれを面白おかしく囃し立て、安倍叩
きの材料とした朝日新聞は、自らを省みることは無いのかね。
締めの言葉、マスメディアが「くわしく知りたいと思う」ではなかろうよ、知りたいのはお前で
はなく読者であり、読者のために取材し書くのがマスメディアの仕事だ。
働け、バカモンが。
789 :
文責・名無しさん :2007/10/30(火) 12:01:41 ID:9XuSF2RO0
みんなの力で男性差別のない明るい社会を
(10月啓発推進月間)
790 :
文責・名無しさん :2007/10/30(火) 21:10:18 ID:s9EXAroW0
女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き
女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き
女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き
女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き女のウソ泣き
素粒子 10/30(火)
守屋さんの言い訳を聞いて、お
父さんがゴルフをしないわけが分
かりました。ストレスがないので
す。「ほうら、見ろ。ゴルフする
のにろくなのはいない。おれがし
なくてよかっただろう」と威張っ
ています。「なに、言ってるの。
出世ができなかっただけでしょ」
と母が言いました。「バッグ贈っ
てくれるお友だちも、あなたには
いなかったわねえ」(家庭日記)
× ×
ご近所からいただく。<渋柿の
ごときものにては候へど>東洋城
792 :
文責・名無しさん:2007/10/31(水) 00:59:43 ID:NJYU97hF0
天声人語 2007年10月31日(水曜日)付
訪日した外国人に、以前尋ねられたことがある。並んで頭を下げる姿を毎日テレビで見るが、
何かの儀式なのか、と。最近もしかり。不祥事をわびる「低頭」ばかり目についた10月の言葉
から。
伊勢の「赤福」は、創業300年の節目に、偽装が次々と明るみに出た。「赤福よ、お前もか」
の嘆きが広まるなか、小紙の声欄(西部本社版)で冨岡義幸さん(50)は「喜びは利益ではな
く、お客の喜ぶ顔であって欲しかった」。
秋田特産の比内地鶏でも長年の偽りが発覚し、「比内鶏」の藤原誠一社長(76)は姿をくら
ました。舞い戻っての記者会見で「楽に死ねないかと、妻と車で近辺の山をさまよっていた」。
なぜ偽装を?との問いには「ブームに乗っかって、少しでも多く売ろうと思った」。
低頭はしたけれど、「謝罪になっていない」と総スカンを食ったのは、ボクシング一家の亀田
父だ。長男の興毅選手(20)がその後に会見し、ぎこちない丁寧語で「亀田家のせいでボクシン
グ界全体のイメージを悪くし、申し訳ございません」。親離れを促す声を、父はどう聞く。
力士が急死した問題で、日本相撲協会も謝った。リンチ疑惑に、元力士で落語家の三遊亭歌武
蔵さんは「自分の行為がけいこなのか、暴力なのか。力士の心構えを自覚していれば間違わない」
と注文をつける。
厚生労働省が命にかかわるC型肝炎の情報を放置していた。菅直人・元厚相は「せっぱ詰まる
まで隠し続ける役人の体質が全く改まっていない」。“厄人”と記したくなる役人の多さよ。
国レベルでの大きな謝罪があったと思うのですが、スルーですか?
>>796 そういえばどこかの国が、ある拉致事件で日本の主権を侵害したことについて
渋々ながら日本に対し「遺憾の意」を示したそうですね
で、その事件の被害者だった人が「日本は保護責任を果たさなかった!」
とかミラクルな非難をしてるとか
元大統領のポジショントークなんだろうけど
日本の行動を一切無視しているね。
歴史を学ばないから謝罪と賠償をしないのだとか意味不明なことも言ってますな(w
こんなのに学位をプレゼントするとは立命館もイイカゲンだねぇ。
799 :
文責・名無しさん :2007/10/31(水) 15:39:53 ID:wMPPQ9Ns0
みんなの力で男性差別のない明るい社会を
(10月啓発推進月間)
最近は壮絶な天唾が多いな
何を書いても「おまえが言うな」と言われてしまう。
それだけありとあらゆる悪事を重ねてきたってことだな。
素粒子 10/31(水)
名物、英会話学校、建材メーカ
ー、事務次官。老舗とか大手、大
物と呼ばれるものに真実味なし。
× ×
焼けてしまえばわからない。食
ってしまえばわからない。名札の
名前を変えていればわからない。
× ×
わからなければ何をしてもいい
ということか。人は知らずとも、
夫子自身は知っているだろうに。
× ×
10月がゆく。<あやまちはくり
かへします秋の暮> 三橋敏雄
―――
老舗に「しにせ」、とルビ。
天声人語 2007年11月01日(木曜日)付
「うだつが上がらない」のうだつは、一般に、民家の屋根の上に張り出させた瓦つきの壁をさ
すという。甲斐性(かいしょう)を誇る飾りであり、火事のときに隣からの「もらい火」を防ぐ
装置でもあった。横走って迫る炎を、実際によく食い止めたらしい。
今なら、延焼を防ぐ頼みの綱は、うだつではなく耐火材だろう。たいていの人にとって、マイ
ホームは人生で一番高価な買い物だ。少しでも地震や火災に強い家がほしい。そんな望みをあざ
笑うかのように、今度は耐火材の偽装が明るみに出た。
建材大手「ニチアス」の不正は悪質だ。耐火材の性能試験のとき、建材を水に漬けるなどの細
工をした。そうして燃えにくくして、性能が劣っているのをごまかして合格していた。これを使っ
たために国の耐火性能基準を満たせない住宅が、全国で約4万棟にのぼっている。
昨年秋には社長も不正を知った。ところが頬被(ほおかむ)りを決め込んで、出荷を続けた。
「人と環境を大切にし『断つ・保つ』技術で社会に貢献しています」とホームページにあるが、
むなしい空念仏である。
「木と紙」の家に住む日本人は、火事を恐れてきた。たとえば江戸市中では、強風の日は銭湯
も営業をやめたという。〈火の元は夏とて油断をせぬがよし燃え立つ蚊遣(かやり)わけて用心〉。
錦絵つきの標語を家々に張っては、細心を尽くしていた。うだつの知恵も、その一つだろう。
安心を売り物にしつつ、裏でぺろりと舌を出して、生命と財産を軽んじる。そんな企業のうだ
つが上がることは、金輪際あるまい。
--------------------
教科書どおりに筆を走らせた、という感じ。普通のコラムだな。
内容は面白い。締めの一文は定型句だけれど、まあこんなもんでしょ。
>>802 老舗メディアはロクでもないってことじゃん。
また「お前が言うな」か。
806 :
文責・名無しさん :2007/11/01(木) 22:35:19 ID:92xCKyCx0
「男のヤセ我慢、女のウソ泣き」 お互いにもうやめようではありませんか。
素粒子 11/1(木)
求む、長官候補。使命感なし、
責任感なしで務まります。不祥事
あっても頭下げ不要――社保庁。
× ×
求む、もらってくれる方。男女
ゴルフ道具2セット、焼き肉食事
券、婦人バッグ――防衛次官室。
× ×
求む、袋なしのご祝儀。このた
び父の名を継ぎますが、兄の失態
は避けたいので――二代目三平。
× ×
あと、ふた月。<露か雨か十一
月ははじまりぬ> 石田波郷
求む、夕刊コラム執筆者。親中朝韓、
反自民なら新橋の飲んだくれの
クダ巻き程度の内容でも可――朝日新聞。
天声人語 2007年11月02日(金曜日)付
明治維新のさなか、津田梅子は6歳で米国に留学した。11年後に帰国し、故国の女性の低い
地位に驚く。後に女子英学塾(津田塾大学)を開かせる原点だ。開校式では、英語力だけではな
い「オールラウンドな婦人」を掲げた。
およそ教育に携わる者には、この種の情熱と大志が欠かせない。大手英会話学校NOVAの前
社長、猿橋望(さはし・のぞむ)氏はどうだろう。レッスン機材を会社に高く買わせ、暴利を得
ていたと聞いた。破綻(はたん)の前後、会社関連の株を売り抜けた疑いもある。いびつな情熱
と大志の先には、私腹があったようだ。
主役は雲隠れし、残された者の不安は募る。事業を引き継ぐ企業が現れなければ、約30万人
の受講生、講師、700億円ともいわれる前払い受講料は宙に浮く。
私物化の証しとして、保全管理人が公開した大阪市の社長室をテレビで見た。20階建てビル
の最上階。場末の劇場を思わせる紅のカーテンがモコモコと上がり、「こんばんは」と夜景が広
がる。
バーに茶室、「隠し部屋」にはダブルベッドと2人用サウナ。どうも、教育とは無縁のご趣味
と見た。月々270万円の賃料を会社に払わせながら、全国の「駅前」で吸い上げた巨利をかみ
しめていたのだろうか。
社長の机には、長い耳と鳥のくちばしを持つ「NOVAうさぎ」が無邪気に転がる。いっぱい
聴き、うんと話す。語学習得のイロハを形にしたそうだ。桃色のトボケ顔に罪はないが、見るに
つけ腹が立つ関係者は多かろう。前社長には、怒声にしおれる耳も、おわびの口もないらしい。
--------------------
第1段落津田梅子氏のエピソードは蛇足だろう。この後、何にも関連しないから。
第2段落「この種の情熱と大志」は、どんな職業の人にもあるもので、教育に携わる者に限る必要
はないし、情熱と大志がない人をそれを理由に貶めるべきでもない。猿橋氏の行動は犯罪だが、
猿橋氏に大志がないかどうかは彼にしかわからないし、仮に情熱がなかったとしてもそれは犯罪
ではないのだから。
素粒子 11/2(金)
「接待ゴルフ漬けの次官がいた
んだから、これも当然だ」と父が
言います。防衛幹部にGPS携帯
を持たせて四六時中監視だそうで
す。「へーえ」と母が珍しく興味
を示して記事を読むと、「あなた
にも必要」と宣告しました。父は
ゴルフはしませんが、飲みに行っ
ては記憶を失うのです。携帯を替
えることになりました。父は浮か
ぬ顔をしています。(家庭日記)
× ×
後悔先に立たず。リーグ優勝な
どすることはなかった、と巨人。
その巨人の話まで素粒子に載ってるんだよな?
別にルール上での事なんだからそんな後悔してないと思うけどな。
成績悪ければプレーオフに出らんないんだからさあ。
やっぱり韓国式の「WBCではチョッパリに勝ち越してるんだから
真の優勝はウリのものニダ」的思考法がデフォなんだろうなあ。
>>809 >場末の劇場を思わせる紅のカーテンがモコモコと上がり、
>「こんばんは」と夜景が広がる。
「こんばんは」と夜景が広がるって?どういう意味なんだ?これ
巨人はリーグ優勝で普通に喜んでたぞ。
中日に3連敗でやられたのはあくまで結果であって、リーグ優勝したことを後悔するなんてありえんだろ。
まあ、CS自体が馬鹿げた制度だとは思うがな。
週末は食い物の小話
結構気に入ってる(w
天声人語 2007年11月03日(土曜日)付
きのこの世界の「格差」も尋常ではない。鍋物の脇役、エノキダケは束になっても100円なの
に、マツタケは国産なら1本1万円前後。おまけに、食通の作家から多彩な賛辞を浴びてきた。
「いためたのを備前焼の大皿あたりに盛り、すだちをかけると、これが松茸(まつたけ)だ、という
気がしてくる」は立原正秋。その香りを、吉田健一は「どうかすると音楽が聞こえてくる」とたたえた。
大皿に盛りたいなどと豪勢なことは言わないが、「音符」の一つ二つは鼻に入れてやりたい。
しかし、猛暑と少雨がたたり、今年のマツタケは過去にないほどの不作らしい。せっかくの旬の香
も、いつにも増して高根を漂う。
そんな悠長な嘆息を許さないのが、昨今の食品値上げだろう。果汁、カレーのルー、ハム、
スパゲティ、食パンと、育ち盛りに欠かせぬ品が多い。年が改まれば、ビール、みそ、おでん種
と大人も痛い。マツタケと違い、台所の常連たちの高値は家計にのしかかる。「さほどの好物
でもなし」と、やせ我慢はできない。
さて、どうしのぐか。特売の献立もいいが、本紙生活面には「迷ったら、買わない」の助言が
ある。つい買い込んで、巨大な冷凍冷蔵庫を「永久凍土」にするような食生活。まずそれから
改めようと訴えるのは『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』(魚柄仁之助、朝日新書)だ。
怪しげな中国産、偽装、値上げラッシュ。生物の本能か、食べ物に絡む悪いニュースに心は
波立つ。「食乱」の年も秋深く、エノキの安定感がひときわ愛(いと)おしい夜寒である。
-------------------------------------------------------------
まだあがってないので。どうもきのこの中の「格差」から、食品値上げにつながるのが分からない。
きのこの「格差」は天候によって生じた結果だが、一般的な食品値上げは石油や原材料の
連鎖的値上げが原因で比較対象としてふさわしくないと思う。
これならば今新米のほうが古米より安いという異常な状況である、コメについて言及して欲しかった。
天声人語 2007年11月04日(日曜日)付
室町時代からの庶民向けの物語を集めた『御(お)伽(とぎ)草子』に、大きなハマグリの中
からまぶしい光がさして、美女が現れる話がある。貧乏な孝行息子の女房になり、不思議な布を
織って生活を助ける。
女は実は、観音様の使いだった。しばらく人間界で暮らし、感心な息子に7000年の寿命を
授けて天上へ帰っていく。7000年ののち、天寿をまっとうした息子もまた、花の降りしきる
極楽浄土へ上がっていく。
7000年とまではいかないが、驚くような「長寿」の話題が英国から届いた。大西洋のアイ
スランド沖でとれた二枚貝が、400年余りも生きていたらしいと分かった。大きさは約8セン
チというから、最大級のハマグリぐらいか。大学の研究班が、貝殻に残った「年輪」を顕微鏡で
数えて判明した。調べるために身をはがされ、惜しいことに昇天したそうだ。
「この貝が若い頃、シェークスピアが『ハムレット』を書いていたのだ」と学者たちは偉大な
生涯をたたえている。一方で「恐ろしく退屈な一生だったはずだ」と語っているのは、ユーモア
なのか、想像力の羽ばたかない科学者のやぼか。
貝にまつわる奇談は、古代中国にも多い。海に現れる蜃気楼(しんきろう)は大ハマグリが吐
く息だと考えられていた。このたびの長寿を聞けば、貝に霊力を見た古人の想像が、荒唐無稽(こ
うとうむけい)に思われなくなってくる。
〈わたしの耳は貝のから 海の響をなつかしむ〉(コクトー、堀口大学訳)。生きたまま調べ
て、そっと海へ戻す手だてはなかったものか。面白うて、やがて悲しき物語でもある。
天声人語 2007年11月05日(月曜日)付
小春とは旧暦の10月、ちょうど今ごろからのことだ。その穏やかな日が小春日和。〈たまし
ひといふ大荷物日向(ひなた)ぼこ〉(千葉皓史)の句を思い起こす。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」は徳川家康だ。その言わんとした重荷も、
実は「魂」だったかも知れない。愛憎あり、恥辱あり、不平不満あり。近ごろは心的外傷や、ス
トレス障害……。日だまりに魂をさらせば、来し方の大小の傷に、秋の陽(ひ)がしみわたる心
地がする。
この人の魂に深い傷はあっただろうか。そう思いながら、ポール・ティベッツ氏の訃報(ふほ
う)を読んだ。広島に原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長だった。92歳とい
うから、天寿まっとうであろう。
戦後、空軍の准将にまで昇進した。投下の正当性を疑うことはなく、「眠れぬ夜などない」と
語っていた。自著のサイン会で「初の原爆投下」と書いたTシャツを売って、在米被爆者の怒り
を買ったこともある。
だが、異なる顔がなくもなかった。広島平和記念資料館の元館長、高橋昭博さん(76)に会っ
たとき、被爆で変形した高橋さんの右手を、約30分の対面中、ずっと握って離さなかった。「自
分が正しいのかどうかもわからない」と迷う言葉も残している。「心の痛みはあったと思いたい」
と高橋さんは言う。
生涯おろせない「大荷物」が、元機長をかたくなにさせたのかもしれない。広島が負った深い
傷に、はたして、どれほどの思いを寄せていたのだろう。遺灰を海にまいて欲しい。それが遺言
だったそうだ。
--------------------
軍人個人の、命令によって行った行為を、彼の責にするのはどうかとは思うが、しかし作戦の規
模が大きすぎるからな。
彼は「兵」ではなく「将校」であり、作戦に関わったというのもの事実だし。
色々とまあ、思うところもあるけれど、死者には安寧があってほしい。
素粒子 11/5(月)
辞任する民主党代表うそぶく。
オ おいらのあだ名は壊し屋さ
ザ 挫折なんかは屁ともない
ワ わが来た道は残骸だらけ
イ いやなやつとはお別れよ
チ 力自慢の策謀こらし
ロ 論難されたら放り出す
ウ 恨み言など知ったことかい
× ×
「私だけが知っている」――
●コカインを使ったかどうかは
ドーピング陽性のヒンギス選手。
●テロリストがうろうろしてる
かどうかは、発言繰り返す法相。
―――
「オ」「ザ」「ワ」「イ」「チ」「ロ」「ウ」が太字。
屁に「へ」、残骸に「ざんがい」、とルビ。
天声人語 2007年11月06日(火曜日)付
天下分け目の戦いを前に、大将が敵将と意気投合したのでは士気も戦法もあったものではない。
そんな自陣の嘆きを聞いてかどうか、民主党の小沢一郎代表が辞意を表明した。
政権への近道とにらんだ連立協議。敵陣深くに浮かぶその早舟に、心はすでに乗っていたので
あろう。「あうんの呼吸」(福田首相)の結果を党役員会に拒まれ、自身への不信任と受け止め
たそうだ。「首相の誠意あるご対応」へのけじめだとも言う。毎度のことながら、この人の言動
は分かりにくい。
小沢氏は、民主党の現状を「政権担当には力不足」とひとごとのように語った。総選挙は厳し
いと公言した党首を、幹部が懸命に慰留する不思議な状況。「後任人事」にも気が入るまい。
前首相の政権「放り出し」は歴史に残る失態だった。政権へと踏み込んだ足がもつれた「寄り
転び」もまた、末永く語り継がれる独り相撲となろう。政界の横綱級が、奇々怪々な決まり手で
次々と倒れては、有権者の座布団が舞うばかりだ。
小沢流の独断専行が罪深いのは、参院選で民主党を圧勝させた100日前の民意を、丸ごと置
き去りにした点である。小沢民主への期待は、呉越同舟の連立丸ではなかったはずだ。
国家国民のためと称して、与野党の大物が密室で大事を相談する。憂国の士を気取る仲介者が
暗躍する。そんな政治はとうに卒業したのではなかったか。国民不在の「連立方程式」をどうい
じっても、政治不信、民主主義の後退という寂しい解しか出てこない。いや「怪」と書くべきか。
--------------------
政治のあれこれを単純な対決構図に押し込め煽ってはしゃぐってのは、どうかと思う。対決とい
う側面もあるけれど、政治は、それだけではないから。
第5段落「参院選で民主党を圧勝させた100日前の民意」なんてものは、マスメディアが煽って
捏造(つく)った成果だからな。それも民意だと言えばそうなんだが、所詮付和雷同烏合の衆の
コーラスでしかない。
そんなことは誰もが知っているんだが、小沢氏、そこのあたりをぼやかしたとはいえ報道の前で
言ってしまうってのは、切羽詰っていたのか、諦めていたのか、何なんだろうなあ、と思った。
また一段と言葉遊びがはかどってますなぁ。
こういうのを一つ思いつくたびにニンマリしてるんだろうか。
きもいのう。
言葉遊びと言えば、朝日新聞2面 時時刻刻「民主混迷」で、こんなのがあった。
> それでも、ある党幹部は、問題が今後に影響していくことを懸念している。
>「ホップ、ステップ、肉離れ、という感じ。せっかくよい感じで来ていたのに、勘弁してほしい」
『ホップ、ステップ、肉離れ』
無理な助走と無茶な跳躍、という雰囲気が良く表現されており、また「にくばなれ」という音の
長さがホップ、ステップのリズムを壊しつつ、ころんとした感じがグダグダ感を増している。
秀逸だと思った。
「ホップ、ステップ、玉砕」は鳥肌実であったか。
無謀なジャンプに挑む前につまづいてよかったと、思うんだがな。
822 :
文責・名無しさん:2007/11/06(火) 17:42:07 ID:glvuURq00
>>819 >国家国民のためと称して、与野党の大物が密室で大事を相談する。憂国の士を気取る仲介者が
>暗躍する。そんな政治はとうに卒業したのではなかったか。
福田と小沢は、そういう手法を使う政治家の代表格だろ。
>>821 『ホップ、ステップ、肉離れ』が面白いのは、自虐ネタだからかも。
頭を抱える姿を同時に想像するとなお面白い。血が通っているというか。
天人のような、上から目線でネチネチじゃだめだな。
素粒子 11/6(火)
注意! ただいま感染菌蔓延。
× ×
●トツゼンナゲダシキン 大政
党党首に次々と取りつき、思い通
りにいかないと、「辞める」と言
い出して引きこもる症状を呈す。
●ヒクイムシキン ニチアス、
東洋ゴムと感染。国の認定を得る
ため耐火材性能を偽る。罪の意識
が希薄という症状が顕著である。
●キゲンツケカエキン 北海道
から伊勢、さらに九州へ広がる。
賞味期限や消費期限に全く鈍感に
なり、日付を張り替えても平気。
―――
「トツゼンナゲダシキン」「ヒクイムシキン」「キゲンツケカエキン」が太字。
蔓延に「まんえん」、とルビ。
>>819 民主主義の後退を憂うとする彼らもまた、私見を民意と騙り民主主義を後退させる一要因でもある。
社会の公器とは不遜な彼らの自称であり、彼らを公器と看做す者は彼らの他に存在する筈もない。
読む者の視野を狭窄し思考の余地を奪い、妄信する結論へ判断を強要する情報提示の手法は、彼らに疑念を持つ事さえ許容はしない。
民主主義の前進を阻害する彼らの存在は、健全なる民主主義の発展と共に衰退し滅する必然にある。
>>819 >天下分け目の戦いを前に、大将が敵将と意気投合
日頃朝日が称える憲法九条の話し合いの精神の発露ではないか。
なんと素晴らしいw
そろそろ容量が危なくなってきたので、次スレのスレタイ案募集。
48から四十八手しか思い浮かばないエロ脳のワシは、他の案が思いつきませぬ。
48の殺人技
視野が狭い
〜の余波
中国シンパ
>>826 Q.敵が攻撃してきたらどうするんですか?
A.話し合いで解決します
天声人語 2007年11月07日(水曜日)付
都市部では、藪(やぶ)というものを目にしなくなった。わずかに慣用句の森に残る「藪」は、
つつけば要らぬ蛇が現れ、出し抜けに棒が飛び出す。与野党首脳の連立協議は、例文になるほど
の「藪から棒」だった。同様の唐突さで民主党の小沢代表が続投する。
ただ、双方の言い分が異なる「藪の中」はそのままだ。小沢氏は、自衛隊の海外派遣について
の持論を福田首相が丸のみしたと言うが、首相は言葉を濁した。インド洋での給油を再開するた
めの新法でも、首相が成立にこだわるのかどうかで食い違う。
そもそも、国の針路にかかわる問題を2人だけで詰めようというのがいけない。国民の目が届
く場所で、堂々と論じるべきだった。密談で自衛隊を取り上げたことに、藪陰の火遊びに通じる
危うさを見る。
危ういといえば、小沢氏自身、政界再編の火種であり続けた。この人物を党首に迎えた時点で、
民主党は多少のやけどを覚悟すべきだったのかもしれない。当人の炎上と、続投を求めた周囲の
火消し作業に、支持者は冷や水を浴びた心地だろう。
小沢氏が代表にとどまるからには、持ち越されている党首討論で「藪談議」の始末をつけても
らいたい。藪ではなく、国会という見通しの良い原っぱで、連立協議の出所や食い違いを縦横に
語り合えばよい。
小沢氏は「恥をさらすようだが、もう一度がんばりたい」と語ったそうだ。国民の視線に身も
恥もさらし、説明に努めてほしい。藪の中はまず、きょうの会見で、小沢「新」代表から明かす
のが筋というものだ。
--------------------
今日もまた、言葉遊びに興じているね、天人子。内容は特になし。藪で遊んでみました。
『藪陰の火遊び』って慣用句なのかな。なんか「不義の情事」風の響きがあるよ。
チンパンジーは叩かない方針?
833 :
文責・名無しさん:2007/11/07(水) 19:26:45 ID:xgU8/H/A0
あの中身の薄い棒読み謝罪会見で納得するのは民主党議員と朝日ぐらいだろうな。
素粒子 11/7(水)
近ごろいささか不評なのは――
その1 盛り上げたところへコ
マーシャルを入れるテレビ作法。
その2 あの社長室にいて講師
に給料未払いの猿橋NOVA氏。
その3 「辞める」と公言して
おいて辞めないという小沢代表。
× ×
近ごろの教訓――
その1 高価なブレスレットで
血液さらさらになるはずはない。
その2 錠剤やジェルで、ちい
さな胸が大きくなるわけはない。
その3 路上では頭上に注意。
―――
「その1」「その2」「その3」がいずれも太字。
>>830 連立協議を頑なに否定する理由は、本来二択ではない物を二択として提示する理屈と同様だろう。
彼らは批判すべきを批判している訳ではなく、批判の形式を喧伝に利用しているだけなのだ。
来る選挙に於ける彼らの願望に、気付く事なくこの短い文章を読み終える事は困難だ。
天声人語 2007年11月08日(木曜日)付
北から南へ、山から里へ、紅葉がゆっくり下りてきた。例年にも増して四季の回りが遅い東京
でも、街路樹や庭木の色調に動きがある。深い赤から薄茶へと最終章を迎えたのはハナミズキだ。
緑葉に朱の斑が舞い降り、全体を染めてゆく。色に重さがあるかのように、そろって葉先を地
に向け、土にかえる時を待つ。なんとも言い難い赤である。飲んべえには、鮭(さけ)トバかビー
フジャーキーの色といえば早い。春の花、秋の葉、赤い実と、今年も3通りの姿で楽しませてく
れた。
きょうは立冬。「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」(暦便覧)の節目だが、温暖化のせ
いか、季節の曲がり角が以前より丸みをおびた気がする。この冬の入り口も暖かいらしい。
ハナミズキは大正時代、東京が首都ワシントンに贈った桜のお礼に、米国から渡来した。花言
葉には「返礼」がある。多芸なこの花木と違い、桜は樹勢のすべてを春の一芸に注ぐ。この先、
開花への刺激となる「寒の記憶」を花芽に刻み込ませる仕事が待つ。
家の近所に、80年愛される桜並木がある。周辺の人たちが「木の戸籍」を作り、50本ほど
の保存に努めている。秋の調査によると、残暑で毛虫やキノコがつき、夏ばての木をいじめたそ
うだ。車の排ガスも大敵という。
戸籍の「27番」が交通事故に遭ったのは1年前だった。道に張り出した大枝を、引っ越しの
トラックに折られた。消毒や胴巻きで養生を尽くした結果、新しい枝が伸び始めている。桜に好
意が通じるのなら、春の「返礼」が待ち遠しい。
--------------------
桜の話なんだか、花水木の話なんだか、ふらふらして判りづらい。
>>836 >飲んべえには、鮭(さけ)トバかビーフジャーキーの色といえば早い。
これで飲んべえにはウケるの?
飲んべえも安く見られたもんだ
せっかく時候の話題を書くならもっと風情のある譬えは出来んのかね
838 :
文責・名無しさん:2007/11/08(木) 19:17:55 ID:3crENUbK0
素粒子
仕掛け人が読売主筆だったとは驚く。
言論は自由だ、しかし新聞記者が当事者となっていいのか。
お前が言う台詞じゃないだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
839 :
文責・名無しさん:2007/11/08(木) 23:09:13 ID:LL4FBFi10
内閣潰しを仕掛けた朝日がなに言ってるんだろ。
素粒子 11/8(木)
作っては壊し、壊しては作りの
小沢流。辞めると言っては戻る。
プッツンしたがすぐつながるか。
× ×
仕掛け人が読売主筆だったとは
驚く。言論は自由だ、しかし新聞
記者が当事者となっていいのか。
× ×
埼玉で病母を暴行、放置死させ
た男逮捕。お前が熱出せば寝ずに
看病した母だったのではないか。
× ×
暦の上では冬に入る。<立冬と
言葉も響き明けゆく空>高柳重信
>>839 他にも教科書の「侵略→進出」書き換え誤報とか、従軍慰安婦問題とか、
つくる会教科書への抗議に、市民団体と一緒に扶桑社に押しかけた朝日記者とか…
天声人語 2007年11月09日(金曜日)付
55年の「保守合同」は、日本民主党の三木武吉、自由党の大野伴睦、両総務会長の秘密会談
から始まった。密議は経済人らが仲介したが、政治記者たちも連絡役など様々な形で、歴史的な
政界再編にかかわった。
当時大野番だった読売新聞グループ本社会長(主筆)の渡辺恒雄氏が、回顧録(中央公論新社)
で、金のやりとりを含む裏話を明かしている。氏は4年後、41歳の中曽根康弘氏を大野に引き
合わせ、科学技術庁長官として初入閣させた。中曽根政権の実現に尽くした件もよく知られてい
る。どれも昭和の昔話……ではない。
民主党の小沢代表は2カ月前、「さる方」から食事に呼ばれ、「お国のために大連立を」と迫
られた。福田首相との会談を仕組んだこの「さる方」が渡辺氏だという。「大記者」健在である。
渡辺氏と中曽根氏は、騒動のさなかのテレビ番組で大連立の必要性を説いた。中曽根氏は「主
筆なら政治家や国論を動かしていいんです」と、盟友の隣で言い切った。
渡辺氏はロマンチストなのだろう。実現したい夢があり、それに向けて現実を動かし得る立場
だ。とはいえ、ありのままを見て聞いて、書くのが記者。当事者として、つまり現実の一部になっ
て書いたのでは、観察者の「見る聞く」作業が甘くならないか。
わが身が一線の記者なら、偉大な上司が黒衣役で「出演」する政治劇を、さてどこまで自在に
書けるだろう。よりよい社会を念じて新聞は影響力を競うべきだが、世の中は後ろからではなく、
読者と共に正面から動かしたい。
--------------------
白々しさに砂吐いた。
自社の論説に対する皮肉で言っているのなら、いいんだけどな。
>>840 >新聞記者が当事者となっていいのか。
カメラマンならいいみたいですな(w
>>843 新聞配達員や社長の息子だって負けてないさ!
>>839 以前にもNHK番組の件で安倍中川を陥れようとした奴が何言ってんだかな。
846 :
文責・名無しさん:2007/11/09(金) 23:56:30 ID:xCUo2FR70
48の売国技
シーハーも味方にだ
お手手のしわとしわをあわせて不幸せ
天声人語 2007年11月10日(土曜日)付
先頃、友人が仕事で訪れたスペインで災難に遭った。乗っていたタクシーが止まった時、外か
らドアを開けられ、ひざ元のハンドバッグが消えた。海外ではありふれた手口らしい。
一番の心残りは、住所録と携帯電話だという。旅券やカードは再発行できるが、バイクと共に
走り去った個人情報は戻らない。異国での不運を知らせるすべさえない相手もいる。結局、彼女
は「本当の友からはいずれ連絡がある」と気持ちを整理したそうだ。この際、交遊の濃淡を顧み
てみようと。
盗みに遭わずとも、住所録をふるいにかける時節が近づいた。今年の付き合いを振り返りなが
ら、名刺の束から住所録に「定住」させる知己がある。目鼻立ちが浮かばず、パソコンの記録か
ら退く名前もあろう。
お年玉つき年賀はがきが売り出された。民営化された日本郵政グループは、記念の年に、この
伝統商品を39億枚さばく。「年賀状は、贈り物だと思う」と広告にある。なるほど、元日の郵
便受けにはお義理の「送り物」も多かった。
50円で関係が1年延びるなら安い。5円乗せて「カーボンオフセット(温室効果ガス打ち消
し)年賀」にすると、寄付金が風力発電などに回る。送受どちらにしろ、温暖化との闘いに参加
した気分になれば、義理の賀状にもいくらか潤いが出る。
〈賀状書く一筋の縁続きをり〉飯嶋百合子(朝日俳壇)。年に一度のやりとりが、互いの安穏
を告げもする。津々浦々、わが名が住所録の棚卸しを生き抜くことを祈りつつ、消去キーに置き
かけた指を戻す。
>>847 神とインクの無駄遣いに思いを馳せ、
惰性で続けている新聞契約を切るのが人類のためだな。
素粒子 11/9(金)
猥褻写真撮影の元教頭が「やめ
られない。病気なんです」と言っ
たそうです。前防衛次官は接待さ
れ続けたといいます。「やめるに
やめられないか。そういや、小沢
代表の癖もやまらんなあ」と父が
言います。本会議出席を求められ
「努力したい」と答えたのに欠席
したそうです。「人はともかく」
と母が聞きました。「あなたのお
酒はどうなのよ」 (家庭日記)
× ×
<茶の花や生きてあることあり
がたし> 秋山巳之流
―――
猥褻に「わいせつ」、巳之流に「みのる」、とルビ。
素粒子 11/10(土)
日本リサイクル大賞選考委員会
によると、今年は目下のところ、
餡と餅をせっせと使い回していた
伊勢の餅屋と、「辞める」と言っ
た党首をよってたかって引き留め
て恥さらしにした某野党とが大賞
を争っているらしい。
「もったいない」精神の横溢す
る今日、他にも賞に値する向きが
あると思われ、委員会では我と思
わん面々の応募を求めている。
× ×
<けふよりやいろ葉散るぬるか
んな月> 貞室
―――
「日本リサイクル大賞」が太字。
餡に「あん」、横溢に「おういつ」、とルビ。
>>847 なんか内容が達観してたり広告が入っていたり軽薄というか
なんだこれな感想を抱いた
早くね?
と思ったら500KBか
クダ巻きだの罵詈雑言だのお父さんの絵日記だので笑われるだけじゃねえ。
文筆家は名文で話題になったらどうなの
855 :
文責・名無しさん :2007/11/15(木) 21:38:35 ID:U+LQm3TG0
みんなの力で男性差別のない明るい社会を
(11月啓発推進月間)
856 :
文責・名無しさん :2007/11/17(土) 20:07:14 ID:9JbNNkdG0
女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き
女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き
女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き
女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き 女のウソ泣き
857 :
文責・名無しさん :2007/11/18(日) 21:20:40 ID:MbkbqBQA0
「男らしくしろ・女らしくしろ」「男のくせに・女のくせに」は
典型的なセクハラ用語。マスコミでは厳禁です。
「人間らしくしろ」「人間のくせに」と言い換えなさい。
l::::::::::::::::::|_!::lヽ:::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::i、::! ノ
!:::::::::::::::::l-‐ェ!;ト ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ` ヽ 幺ク 亡 月 | ┼‐ .|] |]
l:::::::::::::::::「(;;;)ヽ、__、::レ'´l:::::::::/l、:::::::::::::l / 小巴 三l三. ヽ_ノ / こ o o
!:::::::::/l:::l__,,,rタ"゙、;!)、__!::::/ノ 〉、::::::::l \
l::::/ lヽ! _ _ l;/´ ! >、::l / 平松を市長に選ぶ大阪市民に絶望した!
ノノlヽ、_! r――‐┐ /_ノ:::| /
l::::::>、 レ,二二ェ! /i:::::::::::l  ̄ ̄|_ /ヽ、 /\ /\ /
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レ' ム-''´lヽ、 _,,./! ゙ヾ!__ヽ! ヽ´ヽ、ヽ
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