産経抄ファンクラブ第63集

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946五十川卓司
小泉純一郎氏が、日中関係について、靖国神社への参拝の中止を
会談開催の条件にしている中華大陸政府関係者の発言に不快感を
提示している問題についての議論で、日本域内の人々も、中止を
希望する人々が存在するという趣旨での議論であったようです。

薩長藩閥関係者からすれば、戦争への従軍は、臣民の義務であり、
戦争での戦死は、名誉であったのでしょうが、実際には、軍閥や
財閥や官閥の私利私欲が、戦争の原因である日中戦争や日米戦争
について、戦争犯罪を適用した判断は、正当であったと言えます。

官閥関係者や財閥関係者は、その私利私欲による財政破綻や金融
恐慌の失敗を、軍閥関係者の暴走の責任に転嫁してきましたが、
軍部の暴走が無くても、財政破綻や金融恐慌が発生する事態が、
20世紀末から21世紀初頭に現出したのであり、官閥関係者や
財閥関係者の言訳は、最早、通用しなくなっていると言えます。

そして、今更、官閥関係者や財閥関係者が、軍閥関係者の名誉を
回復したところで、戦争で無駄死をさせられた一般市民の人々の
人生は回復されることは無いのです。>>917