>>672さんのかわりにうp
12月9日 朝日新聞東京版
「ガス田の開発法案は危険だ」 無職 猪間明俊 (東京都世田谷区 68歳)
2日の朝刊で、自民党の海洋権益特別委員会が東シナ海のガス田開発を進めて行く上で中国の妨害を想定して、安全確保の法案をまとめたと報じられた。
このような法案は、かえって両国の関係を悪化させる極めて危険なものだと考える。
この海域の資源の権益については、中国も自国に権利があると主張しており、いまだに両国間で話がついていない。
この法案が成立し、それをバックに作業を行うと、中国側も同様な法律を作り、日本が権利を主張している海域に踏み込んで作業を行うおそれがあるのではないか。
いつか、この海域において、軍事力を背景にした両国の資源獲得闘争をもたらす危険性が大きいと思われる。
外交がなすべきことは、権益配分に関する平和的な話し合いであり、両国納得の上で権益配分を図ることである。それが出来れば、このような法案も不要なはずである。
開発に携わる民間会社が、安全に作業を行える環境を整えることこそ政治の責任である。政治家の冷静な判断と行動を期待したい。