2 :
文責・名無しさん:03/08/24 19:27 ID:RKfOkJyb
愛媛の新聞も結構デンパだぞ
[神戸新聞]
終戦記念日/性急な歩み止め「平和」考えよう
わたしたちの国は、ひょっとして危ない道筋をたどりつつあるのではないか。そんな不安と
息苦しさをおぼえながら、五十八回目の終戦記念日を迎えた。
多くの日本人にとって、戦争は、ついこの間まで遠い時代の出来事だった。戦争を知らな
い世代が七割を超えるこの国では、戦火のニュースも、はるかかなたの国名さえおぼろげ
なところでの事柄だった。テレビが映し出す戦場にも実感がわかない。身に迫る危険がな
いから、どこか他人事だった。
だが、事態は大きく変わり始めている。二年前の米中枢同時テロが転機になった。その後
の日本は「力の支配」を強める米国に寄り添って、じわりじわりと「戦場」へほふく前進を続け
ているようにみえる。
戦後半世紀を越える平和と繁栄は、痛烈な体験と反省からスタートしたはずだ。足早に立
ち去ろうとするこの夏、わたしたちは性急な歩みを止めて、8・15の意味をくみ取る作業から
始めなければならない。
力の支配の危うさ
「日米関係はかつてなく良好だ。ブッシュ政権の中では、涙が出るほどだという声さえある」
七月の末、広島で開かれたあるセミナーで、米有力シンクタンクのメンバーから、こんな
発言があった。
日米首脳の蜜月ぶりは、その通りなのだろう。
米国がアフガニスタン攻撃を始めれば、すぐにテロ特措法を成立させて自衛艦をインド洋
に送って後方支援をした。
イラク戦争では、世界の疑念を振りきるようにいち早く支持を打ち出し、なお戦闘状況が続
く現地へ自衛隊を派遣するためのイラク特措法を成立させた。この間には有事法制もでき
た。
戦闘終結宣言後もイラクで米兵が死亡する事態が続き、大量破壊兵器をめぐる情報操作
の疑いが浮上するなど、苦しいブッシュ政権にとっては、それこそ涙が出るほど心強い味方
だろう。
アフガニスタン攻撃には、曲がりなりにも対テロの目的があった。洋上での米英艦への支
援は武力行使との一体化など、かなり危うい内容ながら、一応は戦場から離れた地域で、
後方支援をするという枠は守る体裁を整えた。
しかし、イラクへの派遣は説明がつかないままだ。「戦争をしに行くんじゃない。イラクの
復興支援が目的だ」と首相は何度も声を張り上げたが、まだ具体的な活動計画がみえて
こない。
抜きんでた超大国への追随と配慮だけが際立つ。「自衛のための先制攻撃」を辞さない
「力の支配」に歩調を合わせるのが国益だとするのは、あまりにも危うい。
「戦争をしない」自覚
「大切なのは自国の考えを率直に説明することだ。同盟国だからこそ、友人として不一致
も認め合うことができる」。イラク戦争を支持しなかったカナダのグラハム外相の言葉が重
く響く。
先の戦争で日本は三百万人を超える国民の命を失った。戦場となったアジア・太平洋地
域と人々にもぬぐい切れない大きな傷を残した。だからこそ、「戦争をしない」誓いを憲法に
うたった。
その自覚が小泉首相にあるだろうか。
「実質的に自衛隊は軍隊だ。いずれ憲法でも軍隊と認め、国を守る組織に名誉と地位を
与える時期がくる」
「集団的自衛権を認めるなら、憲法は改正したほうがいい」
通常国会で、憲法の壁を軽々と越える答弁が続いた。
首相だけではない。石破防衛庁長官は自らも所属する「新世紀の安全保障体制を確立
する若手議員の会」で、専守防衛について「本当にわが国の平和と独立を守れるのか検証
しなくては、安全保障は成り立たない」と踏みこんだ。
若手国防族議員の間には、核保有さえタブー視しない空気が生まれつつある。防衛庁は
〇四年度概算要求に、ミサイル防衛導入に向けた初年度経費として千四百億円を盛り込
む方針を固めている。
ほふく前進のピッチが上がっている。背景には北朝鮮の核問題があることは間違いない。
だが、力だけで解決できないことはイラクの現状が雄弁に語っているではないか。
国際協調の枠組みの中で北朝鮮を説得する。力にまさる交渉と対話の能力を磨く。世界
の信頼を得るためのあらゆる努力を惜しまない。「戦争をしない国」を誓った、わたしたちの
責任である。
>>2 1で書いてない新聞でもおけ。
じゃんじゃん募集してまつ。
8 :
文責・名無しさん:03/08/24 21:07 ID:6c9SkfPC
このスレに全国の基地害投稿が集まってくれるといいなあ。
俺も協力するよ。
>>2 愛媛は主要地方紙ではない。
一般地方紙はどうでもいいよ。
神奈川もいらん。河北が抜けてるな1は。
>>7 のリンクには秋田県の「コミュニティ新聞」のような
無料配布のミニコミや非日刊の零細紙も含まれている。
それが悪いとはいわんがやはり別のページに区別したほうが
良いのではなかろうか。
住基ネット稼働・住民意思にかなう選択か
全国民に十一けたの番号を付け、氏名、生年月日、性別、住所とこれらの変更履歴の計
六情報を、市区町村から国の行政機関などにオンラインで提供する住民基本台帳ネットワ
ークシステム(住基ネット)が二十五日、本格稼働する。
昨年八月の本人確認に続く二次稼働で、住民票の写しが全国どこでも手に入るほか、希
望者にはIC回路搭載の個人カード(住基カード)を発行して、印鑑登録や図書館利用機能
など自治体独自のサービスが受けられるようになる。
総務省は「行政サービスの充実につながるし、電子政府、電子自治体の基盤にもなる」
と胸を張るが、ここに来て、長野県の田中康夫知事が「情報漏えいの懸念が消えない」と
して独自のシステム構築を打ち出すなど、住基ネットの安全性やネットへの接続の是非を
めぐる論議が再燃している。
折しも、新種のコンピューターウイルス「ブラスター」が世界を震かんさせ、自治体を慌て
させた。住基ネットへの感染を警戒し、ネットへの接続を切断したところもある。
住基ネットが抱える不安材料が、改めて浮かび上がった形だ。
便利さの落とし穴
確かに住基ネットは、住民サービスの面で便利さがいくらか向上するだろう。行政の効率
化も図れるかもしれない。しかし、そこには見えにくい落とし穴がある。
第一に、システムの不備で情報が外部に漏れる心配だ。
新種のウイルスにパソコンが感染した東京都世田谷区では今月中旬、住基ネットの運用
を一時停止した。庁内すべてのパソコンを検査した結果、約百台でウイルス感染が確認さ
れたという。
職員のパソコンが感染した松本市や、複数のパソコンでウイルス対策ソフトが起動した
新潟市でも、住基ネットへの接続を一時切断するなど職員がウイルスの駆除や感染防止
対策に追われた。
今回以上の強力なウイルスが今後発見されないとも限らない。百パーセント感染しない
、とだれが言い切れるであろうか。
次に、個人情報を目的外に使われることへの不安がある。
防衛庁による個人情報リスト作成事件に続き、最近では自衛隊が自治体を通じて自衛官
の適齢者情報を集めていたことが発覚した。
これらは、行政で個人情報が不当使用される危険性を示したものといえる。個人情報保
護法は不正行為を取り締まるが、情報はひとたび漏れると取り返しがつかなくなることが
ある。
三点目は、国家が一元的に情報を管理することへの不満である。
市区町村の住民の個人情報は、総務省の外郭団体「地方自治情報センター」(東京都)
を頂点として構築されるが、官僚による個人情報の支配につながらないか、という批判は
根強い。
それでも残る不安
以上、三点に対する国側の説明は不十分と言っていい。片山虎之助総務相は「絶対に
安全だ」と言い切るが、どれだけの国民が納得しているだろうか。
職員一人ひとりに自覚させるから国家を信用しろ、と言われてもそうはいかない。不安や
不満を抱いたまま、本格稼働の日を迎えた住民は少なくないはずだ。
見切り発車のような形になってしまったのは残念だが、あきらめるのはまだ早い。国の
ための市町村ネットではなく、市町村による住民のためのネットという原点に立ち返ること
である。
神奈川県の松沢成文知事の私的研究会は先ごろ、情報漏れなどを防ぐため市町村の
セキュリティー対策に財政や技術面で国が援助すべきだとする提言をまとめた。
このほか(1)プライバシー確保のため、本人確認情報の利用中止請求権を確立する(2)
自治体側に(接続しないことを含む)多様な選択肢を保障する―などを国に要求。その上
で、セキュリティーや運用上の水準が十分でない場合「県は参加継続の是非を含め、住
基ネットについて抜本的な再検討を始めるべきだ」と提起している。
自治体によって事情は違うだろうが、こうした神奈川県や独自のシステムづくりを検討し
ている長野県などの例は参考になろう。
住基ネットの問題は、それぞれの自治体が国の顔色ばかりをうかがうのではなく、いか
に住民の意思にかなう選択をするかにかかっている。急ぐことはない。じっくり時間をかけ
て検討することだ。
そうすれば片山総務相も、住民の不安や不満を「さざなみ」などと笑えなくなるだろう。
(琉球新報)2003/8/25
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/shaindex.html
15 :
文責・名無しさん:03/08/26 00:13 ID:ENoYrGJT
新聞じゃないけど、ローカルニュースで、
うちの市の職員が答えてた。
「住基ネットはインターネットには接続していないので
ハッカーやウィルスが侵入する心配はありません」
(;´Д`)ダメダメコリャ
16 :
文責・名無しさん:03/08/26 00:14 ID:N9mJqqy/
国立市じゃないの?
俺は沖縄タイムスを取ってるヤシだが、
先ほど新聞の整理ついでに投稿欄を見てみたら
素晴らしいネタがゴロゴロ出てきやがった。
一瞬うPしようかと思ったが、やめた。話題的に賞味期限切れてる物が多くて、
今通じるネタとして取り上げようがないから。
今年の4〜7月分なんだけどね。
ただ一つ言えるのは
“魚住昭はヤバイ”
て事だ。
19 :
文責・名無しさん:03/08/26 16:10 ID:CLbf+5aJ
http://www.chunichi.co.jp/00/chn/20030826/col_____chn_____000.shtml 中日新聞 中日春秋 (2003/8/26)
「静かな海を清津へ」。一九五九年十二月十四日の本紙夕刊の見出しは、
新潟から北朝鮮の清津へ向かう第一次帰還船の出航をそう伝えた
▼以後、長く続く帰還事業。けれど背景には日本での在日朝鮮人への
差別があった。裏腹に、北朝鮮には輝かしい未来があると帰還礼賛の
声が相次ぎ、多くを待っていたのは過酷な生活である。新潟港は不幸な
日朝関係の一端を物語る舞台だ
▼七カ月ぶりに万景峰号が入港した新潟港。歓迎の「万歳」と対照的に
「北朝鮮へ帰れ」の怒号も渦巻いた。拉致被害者の家族や支援者らが、
入港反対の抗議行動である。横田めぐみさんの母早紀江さんは「ここは
日本の港。まず(拉致被害者の)子どもたちが帰ってきてもいいじゃ
ないですか」
▼肉親の情のほとばしる言葉で、拉致被害者の家族にすれば、許せない船だ。
が、同時に、在日の人にとっては北朝鮮の肉親とを結ぶ船である。六月の
運航取りやめの際、ある在日の男性は「懸け橋が遮断される」と無念を語った。
疑惑の船でもあるから厳しい検査が必要だが、冷静に見たい
▼だれもが許してはいけないことは、朝鮮総連や関連機関への銃弾撃ち込み
などの事件である。犯行声明とおぼしき電話によると、万景峰号入港への
抗議行動という。これは抗議行動などではなくて、暴力そのもの。拉致事件と
同様にテロの一つだ。少しでも認めれば、対立感情の激化にもつながろう
▼拉致の解決をき然と北朝鮮に求めていくのは、当然。重苦しい中だが、
日朝の人々の心は、静かな海のようにありたいものだ。
20 :
文責・名無しさん:03/08/26 21:18 ID:ENoYrGJT
>日朝の人々の心は、静かな海のようにありたいものだ。
是非ともそうさせてほしいものですな。
動機不純が気にかかる
これは小泉首相ならではの特異な思いつき発言か、そんな疑念も感じさせる憲法改正案
取りまとめ指示である。もし自らの総裁再選戦略の一環だとするなら、動機不純、軽率の
そしりを免れまい。
改憲案指示
小泉純一郎氏が自民党総裁の座を射止めた二年前の春を思い出す。取りざたされた数
の劣勢をはね返すため、八月十五日の靖国神社公式参拝を公約にした。靖国などにとて
も関心あるとは思えなかった人が、だ。
そして九月総裁選での再選を狙うこの時期、今度は山崎拓自民党幹事長と会った際に、
党と しての憲法改正案を再来年十一月までにまとめるよう指示した。
前後の脈絡を欠く、思いつきにすぎないように感じるのは私たちだけだろうか。結局は守
れな かった靖国公約同様に、重いテーマをためらいなく口にする軽さが危なっかしい。
首相の思惑はある程度の推測がつく。世論調査の支持率は50%前後と依然高いが、郵
政 や道路、医療などに関係する職域党員や国会議員票がはたして自分の再選を許すの
か、いま ひとつ自信が持てない。
反小泉勢力をなだめるために挙党態勢の内閣改造は約束したが、経済政策の転換は命
取り になるから譲れない。相撲でいう「猫だまし」のように、改憲を政治日程に載せることで
政策転換 要求をかわしたい−。
標的は恐らく、どちらかといえば護憲の立場をとる野中広務氏らなのだろう。異なる憲法
観の入り交じる反小泉勢力の切り崩しである。
なるほど首相の発言を詳細に見れば、そんな思惑はおくびにも出していない。自主憲法
をうたった党が再来年に結党五十年を迎える。衆参両院の憲法調査会も最終報告をまと
める方向だ。「国民的議論の喚起へ政党が憲法改正案を検討していくのはいいことだ」と
いう趣旨には、賛同する人もいるかもしれない。
首相の言うように民主党にも憲法改正の必要性を説く若手が目立つ。憲法がいつ政界
再編の対立軸の一つとなってもおかしくない時代だ。
ただし、首相と一蓮托生(いちれんたくしょう)の関係でもある山崎幹事長の入れ知恵で
、指摘されるような謀略じみた思惑があるとしたら話は別だ。党内外の改憲慎重論を「抵
抗勢力」とひとくくりに排斥するような手法は、国民的議論を要する憲法になじまない。
首相は改憲作業そのものを総裁選公約に盛るつもりはないらしい。あるべき憲法論を
持っているなら、まずはそれを披露してはどうなのか。策士、策におぼれる、という言葉が
ある。無責任な思いつきの改憲提起では、総裁選の優位も逆転しよう。
↑
中日新聞より。
憲法改正案
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20030827.html#no_2 なぜ、いま急ぐのか
ついに、と言うべきか。小泉純一郎首相が自民党結党五十周年となる二〇〇五年十一月
に合わせて、党の憲法改正案をまとめる考えを明らかにした。山崎拓幹事長は改正の是非
を問う「国民投票法案」を早ければ来年の通常国会に提出することを検討している。
首相が改正案の具体化と時期を表明したのは初めて。内容については「九条だけではな
い。全体だ」と幅広く検討する意向を示している。
だが、首相はこれまで「憲法前文と九条との間にすき間がある」「自衛隊は実質的軍隊」
などと九条改正論議に挑発的な発言を繰り返してきた。こうした言動を見る限り、九条の改
正を視野に「国民的な改憲議論を巻き起こす」狙いがあるのは明白である。
有事法制、イラク復興支援特措法など国民の安全、自衛隊の活動にかかわる法整備が
進む。立ち止まって考えるいとまもなく、次は憲法改正案とは。あまりに拙速すぎるのでは
ないか。
日米安保を最優先にここ数年、政府や自民党は自衛隊の活動領域を広げる政策をして
きた。しかも、政界の一部には国是とされる「非核政策」や「専守防衛」などを軽視する風潮
さえある。歯止めのない軍事拡大路線に、国民の不安は膨らんでいる。
戦後日本は憲法に基づき国際協調と平和主義を国是としてきた。戦後五十八年目を迎え
、価値観の変化、制度の見直しなど内外の枠組みが崩れつつあるとの指摘がある。安全
保障政策に関しても、自衛隊は海外の戦地に足を踏み入れることができるようになった。
弁護士の中坊公平氏は日本の現状が戦争に走った当時の雰囲気と似ていると危機感を
抱く。小泉首相の憲法観について「相当な歯止めがないと、危険」と危ぐ、「平和憲法によっ
て五十年以上、日本が平和だったのも事実だ」と強調する。
イラクの混乱、北朝鮮の核開発など世界は緊迫化している。アジア各国に疑念を抱かせ
る憲法改正ではなく、平和憲法に基づく日本の姿勢を見せる時期である。
>>24 乙です。
…いやはや改憲が話題に出ただけで、
すわ「九条の危機」「平和憲法を守れ」ときたか。
一応国民の審判を仰がなきゃ、改憲なんてできないのにな。
それを知っててなお改憲の可能性に危機を感じるというのは、
裏を返せばいまの憲法を支持してるのはごく一部って事じゃないのか?
つまりは自分達の掲げるフレーズに酔ってる内に、
現実との接点が希薄になっちゃった訳だ。お気の毒に。
でも国民を無視して改憲なんてできないんだから、
ここは平和と正義を愛する国民の公平な判断を信頼してみてはどうかね(W
26 :
文責・名無しさん:03/08/28 10:08 ID:masbPKSf
>25
「平和ボケ」は第9条しか知りませんから、
憲法に「改正」という章があることを知りませんし、
当然、その手続きも知りません。
いや、知らないでしょう・・・・・・
知らないと言ってくれ、頼む!
そうでないなら怖すぎるよ、あいつら。
27 :
文責・名無しさん:03/08/28 10:15 ID:iDUox3oR
>>18 辺見庸・魚住明・斎藤貴男
最近売り出している反米親朝鮮三羽烏だよw
確か、斎藤貴男以外は元共同通信の記者のはず
共同通信は朝日新聞以上に朝鮮シンパのメディアだからね
後、現同志社大学教授の浅野健一
確かこの男も元共同新聞記者だと思うが
蒸気の3人に負けず劣らず反日親朝鮮的な言動を繰り返している
28 :
文責・名無しさん:03/08/28 17:07 ID:5Vglw2j5
AGE
29 :
文責・名無しさん:03/08/28 17:10 ID:FSD5oKmO
>>26 そうそう!
護憲なら96条の「憲法改正」も尊重しろよ!
まあ、「この憲法は何があっても変えてはならないものだ!」
とか言ってる奴も「天皇制やめるね。だから第一章丸ごと削除」
とか言われたら諸手を上げて賛成するのであろう。
(繰上げで第9条が第1条になるしね)
つーか、そもそも、
「憲法改正という考え方が出ること自体恐ろしい」とか言いつつ、
おなじ口で「天皇制を廃止せよ」と言ってる奴ってのは、
「私は憲法に目を通した事がない」と言ってるのと同じだよね。
[北海道新聞]
首相改憲指示*熟慮の形跡が見えない(8月28日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0032 いまなぜ。あまりにも唐突な感じさえする。
小泉純一郎首相が、自民党の結党五十周年にあたる二〇〇五年十一月までに党の憲法
改正案と、その手続きを定める国民投票法案を取りまとめるよう指示した。
首相は「(憲法には)あいまいな点はたくさんある」として、戦争の放棄を定めた九条や私学
助成は憲法に抵触するとされている八九条が対象になるとの見解を示した。
首相は先にも「自衛隊は実質的に軍隊だ。国の平和と独立を守る軍隊であると言えるよう
将来、憲法を改正するのが望ましい」と述べている。
その意味では、持論に基づき改憲へ一歩踏み込んだともいえよう。
しかし、わが国の基本的なあり方にかかわる重要な問題なのに首相が熟慮した跡はほと
んどうかがえない。
道州制について、北海道をモデルとした特区の検討を命じたのと同じく、場当たり的な印象
がぬぐえない。
目先の政局だけをにらんだ指示を矢継ぎ早に出すのであれば、首相の発言はますます軽
くなる。
改憲の焦点は九条にある。憲法との整合性上、許されないとしてきた集団的自衛権を行使
できるようにすることは明らかだ。改憲が実現すれば自衛隊の海外での軍事行動に道を開く。
自民党憲法調査会の憲法改正プロジェクトチームは七月末、自衛軍の保持や集団的自衛
権の行使の明文化、国際貢献のために軍の出動を認める改憲要綱案をまとめている。首相
指示は、これを踏まえたものと言える。
ただ、いぶかしさも残る。首相は「総裁選に再選されても小泉内閣は新たな政治課題にのせ
る余裕はない」と政権公約にする考えを否定している。
では、どうして改憲づくりを指示したのか。定かではない。
自民党は結党以来、自主憲法制定を「政綱」に掲げてきた。総裁選では改憲派を糾合する
てことし、総選挙へ向けては改憲に賛否両論がある民主党をけん制する−。首相発言からは
政治的な思惑も透けて見える。
これでは、憲法をもてあそんでいると批判されても仕方あるまい。
憲法のあり方をめぐる論議は衆参両院の憲法調査会で進められている。
衆院の中山太郎会長は五年の調査期間を待たず、来年の通常国会末までに最終報告書
をまとめる考えを示している。それを待って進めるのが筋だ。
憲法改正を論じるのはタブーではない。三年前、衆参の憲法調査会で論憲が始まったこ
とを受けて憲法を不磨の大典とする見方は少なくなった。
しかし、九条改正には慎重論も根強い。どこを、どのように改めるか。
改憲論議は政党のみが先走ることなく、国民の懸念も十分に考慮した上であくまで慎重
に進めてほしい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
全体的に、反改憲ってかんじですかねえ、地方紙は。
[琉球新報]
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/shaindex.html 小泉純一郎首相が山崎拓幹事長に自民党結党五十周年に合わせて、党の憲法改正案を
取りまとめるよう指示した。山崎幹事長はその翌日、憲法改正の是非を問う国民投票の手続
きを定めた法案を来年の通常国会に提出する考えを明らかにした。
もともと改憲論者の二人である。あうんの呼吸とでもいった息の合い方であり憲法改正の
国民的論議もまだこれからといった時期に早くも改憲の是非を問う国民投票の手続きづく
りに言明している。だが、二人の連携、手回しの良さは危険だし、大いに警戒しなくてはいけ
ない。
小泉首相の指示、これを受けた山崎幹事長発言には次期衆院選に向け改憲問題へのス
タンスの違う野党側を揺さぶる狙いがあるとされる。特に戦争放棄を定めた憲法九条をめぐ
って党内に異なる意見を抱える民主党、および同党と合併する自由党や社民党の選挙協
力にくさびを打ち込むものではないかということだ。
しかし、首相の指示は総選挙で相手陣営をかく乱し、選挙戦を有利に運ぼうとする単純な
意図だけではないだろう。本気で憲法改正、とりわけ九条の改正を考えているととらえるべき
だ。小泉首相は憲法改正案の内容について「九条だけではない。全体だ」としているが、「九
条だけではない」との発言からも、九条改正の強い意志が読み取れる。
小泉首相が戦争放棄を規定した憲法九条に対し「挑発的態度」をとるのは今にはじまった
ことではない。機会あるごとに「憲法前文と九条の間にはすき間がある」、「自衛隊は軍隊だ
ろう」などと国会答弁してきた。ことし五月の参院有事法制特別委で首相は「いずれ憲法で
も自衛隊を軍隊と認めて、不毛な議論なしに(自衛隊に対して)しかるべき名誉と地位を与
える時期が来ると確信している」と述べ、憲法改正による軍事力保持に積極姿勢を示した。
首相にとって就任以後制定してきたテロ対策特措法、有事関連法、イラク復興支援法など
の国会審議はいらつくことばかりだったのだろう。再三指摘された「集団的自衛権の行使」に
ついて、憲法九条が邪魔といわんばかりの言動であった。
今、自衛隊はイラク復興支援法が成立したにもかかわらず、イラク行きができずにいる。
しかし、憲法が改正されていれば、喜んで行かせるのだろうか。自衛隊は喜んで行くのだろ
うか。国民は到底そうは思わない。
改正論議そのものをまったく認めないものではない。しかし、こと憲法九条に限っては、
絶対に堅持すべきだ。日本の国際的役割、貢献はこの平和憲法に基づいてやることが、
ほかでもない日本国民にとってベストであると考える。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
改憲=九条改正って流ればっか。⊂⌒~⊃。Д。)⊃ タリー
[西日本新聞]
改憲案指示 国民に予断を与えないか
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/syasetu.html 憲法改正に関する小泉純一郎首相の発言が、波紋を広げている。
二〇〇五年十一月の自民党結党五十周年に向け、憲法改正案を策定するよう山崎拓幹
事長に指示したというものだ。かねて首相は改憲論者だが、改正案の作成時期を明示した
のは初めてだ。
なぜ、この時期に踏み込んだのか。自主憲法制定は「党是」である。必ずしも勝利が確実
ではない総裁選をにらみ、党員や国会議員の心情に「改憲公約」で訴えようとしたのではな
いか。
憲法や安全保障政策で不協和音を抱える民主党を、自由党との合併前に揺さぶったとい
う見方も出ている。
イラク情勢を絡めた推測もある。特措法は成立したが、国連事務所の爆破テロなどで自
衛隊派遣のめどは立たない。米国は、同盟国・日本を派遣国リストから外した。首相は信頼
関係をつなぐべく、米国が求める九条を含めた改憲案づくりを打ち上げたというものだ。
反響に驚いたのか、首相は翌日「(再選されても)小泉政権で政治日程に乗せる余裕はな
い」とトーンダウンさせた。山崎氏から改正案づくりを持ちかけられ追認した経緯も、明らか
にした。
政治的思惑や舞台裏はどうあれ、憲法改正という重いテーマをあまりに軽く扱う無神経な
感覚にあきれる。
首相に言いたい。自民党が自らの判断で憲法改正案をまとめるのは自由だ。改憲論議が
本格化すれば、国民に具体的な改正案を示して是非を問うのが政権与党の責任でもある
からだ。
だが、現在は衆参両院の憲法調査会が五年の年限を切って基本論議を進めている。来年
末には最終報告が出て、国民レベルの論議が本格化するはずだ。
そうした立法府の作業の最中に、行政府の長である首相が「まず改憲ありき」のような発言
をするのは、三権分立の観点から不適切ではないか。冷静に国会論議を見つめる国民を惑
わし、予断を与えることにもなりかねない。
施行から半世紀以上が過ぎた憲法を、新しい時代に生きる国民が自分たちの視点で見つ
め直そうという論議は、タブーなく行われるべきだ。
世論の賛否が分かれている九条改正の問題だけでなく、二院制や首相公選制の是非、さ
らには地方分権、環境権などの新しい人権といった幅広いテーマについて国民が理解を深
め、判断をすることが必要だ。政府や与党は、その環境づくりをこそ手伝うべきではないのか。
自民党憲法調査会のプロジェクトチームは先日、自衛隊に代わる自衛軍の保持を明記し
、集団的自衛権行使を認める改憲要綱案をまとめた。その延長線上で首相発言は出てき
たようだ。
九条改正に固執する首相や自民党の姿勢が、憲法論議をゆがめている。新たな日本の
国家像を目指し、奧の深い論議を政治家に求めたい。
[中国新聞]
改憲案指示 首相はもっと説明を
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh03082801.html 小泉純一郎首相は自民党の山崎拓幹事長に、二〇〇五年十一月までに党の憲法改正
案をとりまとめるよう指示した。突然の表明に野党の反発ばかりでなく、自民党内にも不快
感を示す声が出ている。首相は九条だけでなく、広範に論議を進めていくべきだとする一方
で、総裁選公約にするのは時期尚早と述べるなど使い分けが目につく。きのうから始まった
北朝鮮の核開発問題などをめぐる六カ国協議を前にした「便乗指示」と受け取ることもでき
る。首相はもっと説明する責任がある。
首相は官邸で記者団の質問に答えて憲法改正の具体的テーマを挙げた。戦争放棄を定
めた九条について「本当に自衛隊は軍隊ではないのか。自衛隊に戦力はないのか。常識
的に考えておかしい点もある」と述べている。また私学助成を禁じた八九条が公の資金を
慈善事業や教育事業に使ってはならない、としているのはおかしいと指摘した。
その発言だけをとれば、同感する向きも少なくないに違いない。だが、なぜこの時期に表
明したかについて首相は自民党が結党五十周年を〇五年に迎える、としか説明していない。
表明の背景になにがあるのか、国民には分かりにくい。
九条の賛否などに伴う憲法改正論議は、国会で長年論議されてきた経緯があるにしても、
首相指示の唐突感は否めない。九月の自民党総裁選、その後に予想されている衆議院解
散と総選挙をにらんだ政局次元の発言との見方もある。そう取られても仕方なかろう。
批判、反発を和らげる狙いもあったのか福田康夫官房長官は「小泉内閣として課題に掲
げるということではない」と強調。「(衆参両院での)憲法調査会の議論もある。国会の議論
との兼ね合いも視野に、党としていろんな角度から勉強する」と述べている。
官房長官の発言は、やや抑えられた形になっているとはいえ、首相指示が憲法改正の方
向へ具体的に踏み出していく契機になる可能性をはらんでいるのは間違いない。山崎幹事
長は間を置かず、改正の是非を問う国民投票の手続きを定めた法案を、早ければ来年の
通常国会にも提出する考えを示している。
なにをそんなに急ぐのか。経済再生が正念場を迎えようとしている折、国論を分けるよう
なことをあえて提起することが好ましいとは、到底思えない。
憲法に従って施策を進めるのが首相の役割である。その憲法改正の口火を、首相がどう
しても切ろうというのであれば、首相にはそれなりの覚悟と重い責任が求められるのは当然
である。
執務の合間に、記者団に短い言葉を投げかけて国民の反応をうかがったり、関心を引き
つけたりするような事柄ではない。首相は臨時国会さらに内外の記者を前に、憲法改正に
ついての自らの所信を詳細に述べるとともに、質問に丁寧に答えていく義務がある。
それによって、国民はあらためて憲法問題を考え、論議を深めることができよう。また米国
追随の日本の軍事化を懸念するアジア諸国に対する説明責任を果たすことにもなる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アジア諸国=中国、韓国、北朝鮮の3馬鹿のことでしょうか???
[神戸新聞]
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/index.html 憲法改正案/首相に重みの自覚あるか
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再来年十一月の自民党結党五十周年に合わせて、党の憲法改正案をとりまとめるよう、
小泉首相が自民党の山崎幹事長に指示した。
首相は憲法改正の是非を問う国民投票法の制定を目指す考えも示し、これを受け山崎
幹事長は国民投票の手続きを定めた法案を早ければ来年の通常国会に提出する意向を
明らかにした。
「国民的議論を喚起する上でも、一つの案を検討していくのはいいことだ」と首相は述べ
ている。国の進路を定める憲法について、議論することはおおいに結構だ。
しかし、首相は本腰を入れて憲法改正を口にしているのだろうか。そう思えないのは、目
前に迫った自民党総裁選の公約には盛り込まないとしているからだ。
「政権公約は当面のことで、憲法改正はまだ先のことだ」というのが理由だが、憲法改正
を掲げる以上は政権の命運をかける覚悟が要る。それだけの重みのある課題だという自覚
があるようにはみえない。
自民党内からさえ、懸念や疑念の声が出ているのはそのためだろう。改正指示の狙いが
、もしも次期総選挙をにらみ、憲法問題でスタンスに違いがある野党を揺さぶる「政治的効
果」にあるとしたら、首相は見識を問われることになるだろう。
ただ、首相が改憲を口にしたのはこれが初めてではない。先の通常国会でのイラク特措
法の審議で再三言及している。
「実質的に自衛隊は軍隊だ。いずれ憲法でも軍隊と認め、国を守る組織に名誉と地位を
与える時期が来る」
「集団的自衛権を認めるなら、憲法を改正したほうがいい」
こうした発言にうかがえるのは、イラク支援など対米協力をスムーズに行うためには、憲
法が壁になっているという首相の認識だろう。
自民党の憲法改正プロジェクトチームが、集団的自衛権を認め、自衛隊に代わる自衛軍
の保有を明記した改正要綱案を七月にまとめたことも、弾みのひとつになっているのだろう。
若手国防族議員の間には、核保有さえタブー視しない空気が生まれつつある。
国民の間にもテロの脅威や北朝鮮の核開発に対する懸念がある。この機に乗じて、憲法
改正の空気をつくろうというのかもしれない。
憲法は、国際社会の中で、日本がどう生きていくかを示す基本設計図である。いとも簡単
に改正を口にする首相から、そういう重みが伝わってこない。
[神戸新聞]
女性差別撤廃/実質的平等の実現を急げ
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日本が女性差別撤廃に動き始めて二十年近くになる。この間、男女の雇用均等や共同
参画への法制度は整ってきたが、現実社会での男女平等はまだまだ遅れている。
そうしたなか、国連女性差別撤廃委(CEDAW)はこのほど、日本に対し、男女間の賃金
差など、なお残る格差の解消に向けて、二〇〇六年までに状況の改善を図ることを求める
勧告を出した。
女性差別の撤廃をめぐっては、女性の権利尊重や地位向上を目指す国際条約が一九
七九年、国連で採択され、これまでに百七十四カ国が批准している。
日本は八五年に批准し、その後、雇用機会均等法や共同参画社会基本法を施行するな
ど、制度面では男女平等を大きく前進させてきた。しかし、国会議員や官公庁の管理職に
占める女性比率は先進国で最低にとどまり、賃金格差も大きく、実態的な男女格差は依然
として、解消されていない。
CEDAWは、いくつか重要な課題を指摘しているが、とくに注目したいのは「間接差別」に
ついての指摘である。
企業などでの総合職、一般職といったコース別雇用管理は、表面上、性差別には当たら
ない。だが、現実には、一般職は女性が大半で賃金も低いなど、間接的な形で差別が続
いている。女性が多いパートや派遣労働者も低賃金で抑えられている。
こうした間接差別について、CEDAWは、法的な定義がないことに懸念を示し、差別一般
の明確な定義を国内法に盛り込むべきとした。政府の認識不足も指摘し、雇用均等法の
関連指針見直しも求めている。
政策決定への女性参画を促すため、アファーマティブ・アクション(少数派優遇措置)の
ような暫定特別措置の導入を勧告したことも重要だ。政府は二〇二〇年までに指導的地
位の女性比率を30%とする目標を掲げるが、着実に進めなければならない。
刑法の強姦(ごうかん)罪の罰則強化、結婚年齢の男女差や、夫婦の姓に関する民法
規定、配偶者間暴力防止法の見直しのほか、少数民族や外国人女性の実態把握や人権
尊重についても、今後、論議が欠かせない。
とはいえ、日本の社会では、依然として「男らしさ、女らしさ」とか「男は仕事、女は家庭」
とする固定的な性別役割意識が根強くある。それが、実質的な男女平等を阻害する最大
の要因にもなっている。
勧告は、こうした意識の問題にも触れ、人権教育などを通じた意識改革を求めている。
政府の積極的な取り組みを望みたい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いちいち反論するのもめんどくさいけど、
○少数民族ってアイヌ? ○夫婦の性に関する民法=男女別姓?
○男らしさ、女らしさっていけない? ○一般職って男性差別にならんの?
疲れた…⊂ ´⌒つ゚Д゚)つ
今日は憲法関連が多かった。明日は、池田小学校の宅間だな。
電波щ(゚Д゚щ)カモーン!
44 :
文責・名無しさん:03/08/28 20:36 ID:masbPKSf
>40
>憲法は、国際社会の中で、日本がどう生きていくかを示す基本設計図である。
だから、その国際社会の中で、
現行憲法のままでは孤立しかねないわけだが。
>43
乙華麗。
∧ ∧ これでも
<ゝ`∀´> ∬ ドゾー
| ⊃∪ ♪
ニダリ
ムニャムニャ zzzz・・
c⌒っ-д-)っ 旦
47 :
文責・名無しさん:03/08/29 16:37 ID:GN5o2mqm
>42
>勧告は、こうした意識の問題にも触れ、人権教育などを通じた意識改革を求めている。
その人権教育が「自分」だけを肥大させた現代っ子を生んだわけですが。
米は政策変更する時期だ
イラクの治安維持で米国が苦悩の色を濃くしている。国連の枠組みを逸脱してイラク戦争
に踏み切った米国だが、打開策の一案として、イラクへの多国籍軍派遣に、米国人が司令
官との条件を付けて「国連の統率」受け入れを検討している。
現地の治安は悪化している。ブッシュ米大統領が大規模戦闘終結を宣言した五月一日以
降の米兵の死者数は百四十人を超え、戦争中(三月二十四日―四月末)の死者数を上回
った。
だが、同大統領は「テロに対して尻込みすれば、さらに攻撃を招くだけだ」と掃討作戦貫徹
の決意は固い。
米国に「条件付き」案が浮上した背景には、イラクに一万七千人を派兵するとみられてい
たインドの協力が得られず、目算が狂ったことが挙げられる。インドが派兵について、明確
な国連決議を求めたためだ。その後、バグダッドの国連イラク事務所爆弾テロで、米国の
危機感は一層強まった。
米国案実現には、高いハードルがある。国連のアナン事務総長は現時点で、イラクの治
安維持のため「国連のブルーヘルメット(の派遣)を勧めるつもりはない」と、国連主導の多
国籍軍を派遣する考えはない。
さらに、米国主導の連合軍を新たな安全保障理事会決議で国連が認めた多国籍軍にす
るのは可能だとしつつも、実現には米国が指揮権の独占を放棄する必要がある、との見解
だ。
フランスやドイツ、ロシアなどは安保理決議採択の条件として、多国籍軍の指揮権の移譲
や分割を求めている。一方で米国は、指揮権は新生イラクに対する政治的影響力にもつな
がるとして、絶対に譲らぬという構えを崩していない。
米案を示したアーミテージ国務副長官は「検討をまだ終えていない」と慎重な姿勢で、詳
細は明らかにしていない。
米国はイラクの治安維持と復興を早めるため、これまでの政策を変更し、国連の旗の下
で行動する時期がきている。指揮権の一定の譲歩は必要だ。
>>48 アメリカって憲法で他国の指揮下に入ることを禁止してたよねえ。
どうするんだろ。
ひさしぶりのデンパ固定だな
空母型護衛艦 いま本当に必要なのか
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/syasetu.html 日本は、ついに「空母」を保有するのか。国内外から、そうみられてもやむを得ないのでは
ないだろうか。
防衛庁が二〇〇四年度予算概算要求に建造費を計上した次期ヘリコプター搭載護衛艦
のことである。
この護衛艦は約一三、五〇〇トンで、既存のヘリ搭載護衛艦「はるな」などの約二倍にあ
たる。海上自衛隊としては最大級の戦闘艦となる。肝心なのは、その甲板の形態だ。艦橋
を船体右側に寄せ、艦首から艦尾までの全長約百九十五メートルの全通型甲板を持って
いる。この全通型がまさに空母特有の特徴である。甲板から最大で四機の哨戒ヘリコプタ
ーが同時に離着艦することができる。
その外観は上陸作戦に使うため米海軍などが保有する「ヘリ空母」に酷似している、とい
わざるを得ない。
自衛隊は、憲法に基づく専守防衛の原則から、攻撃型空母はICBM(大陸間弾道ミサイ
ル)、長距離戦略爆撃機とともに保有することは許されていない。
次期護衛艦について、防衛庁は、戦闘機を搭載する機能がないことを理由に、空母では
ないかとの見方を全面的に否定している。甲板を全通型にしたのは(1)甲板のスペースを
最大限活用できる(2)艦橋による気流の乱れが発生しないため、ヘリの離着艦に支障が
少ない―など、技術的な選択の結果だったと強調する。
そうだとしても、次期護衛艦をめぐる疑念は残る。
防衛庁は一九八八年の国会答弁で「憲法上保有しうる空母はある」との見解を示したこと
がある。「対潜ヘリを搭載するのみの艦艇であれば、明らかに、攻撃型空母とはいえない」
として、この時点で、ヘリ空母の保有に含みを残している。海上自衛隊の内部には、いまも
洋上防空の観点から、本格空母の導入を望む声がくすぶっているのも事実である。
戦前の日本をはじめ米国、イタリアなどには、巡洋艦の船体を利用して空母に改造した
前例がいくつもある。とすれば、この護衛艦の建造を将来の空母建造の足がかりにするの
ではないかと考えるのが自然ではないだろうか。
自衛隊の海外派遣は当初、国連平和維持活動に限定されていた。それがいつの間にか、
米英のテロ支援を名目に自衛艦をインド洋に展開し、戦時下初の海外派遣へとつながった。
既成事実を積み重ね、なし崩し的にエスカレートしてゆくのが、日本の防衛政策の特性で
ある。どうしても疑念がぬぐえないのは、こうした理由からである。
次期護衛艦の建造費は総額千二百億円に上る。他の護衛艦の二倍近くで、イージス艦に
も匹敵する巨額投資になる。厳しい財政事情と、現在の国際情勢などを考慮したうえで、ど
うしてこの護衛艦を建造しなければならないのか。
防衛庁は説明責任を果たし、国民的な議論を仰ぐ必要があろう。
国民的議論大いに結構、非難でも抗議でも好きにやればよろしい。
だ、が、それ以前に追求すべき事はまだまだあるんじゃないの?
天下りを繰り返して退職金を取りまくる官僚とか、
無駄な施設に大枚はたいて結局放り出す無能役人とか。
派手な話題にガツガツ飛び付いてばかりじゃなく、
地道な問題提起もつづけてほしいね。
>51,52
乙〜。
>日本は、ついに「空母」を保有するのか。
>国内外から、そうみられてもやむを得ないのではないだろうか。
まあ、空母ですしな、なんだかんだ言って。
>洋上防空の観点から、本格空母の導入を望む声がくすぶっているのも事実である。
くすぶってはいないでしょう。「要る」と明言はされていても。
>現在の国際情勢などを考慮したうえで、
>どうしてこの護衛艦を建造しなければならないのか。
いつの時代の「現在」ですかあ?
とりあえず現行憲法の範囲でなんとかしようということですわね。
その先のことまでは、計画があるとしても言えんでしょうよ。
むろん、憲法は不変のものではないわけですし。
[中日新聞]
総選挙の序章となるか
非・政党を大半の候補が掲げたものの、実質的には政党が舞台に引きずり出された。民
主系の前衆院議員が圧勝した埼玉県知事選は、自民の心身の衰えを印象づけてもいる。
嵐の予兆だろうか。
埼玉知事選
前知事ファミリーの私物化を許した県政をどう刷新するか、その執行人を誰にするか、の
選挙だった。
勝った上田清司氏は、国会で税金の無駄遣いを鋭く追及してきた。実績を糧に、膨れ上
がる借金財政へのメスも期待する。
金銭絡みの不祥事が上田新県政でも再発するようなら、その罪は万死に値する。心得て
おいてほしい。
政党の候補調整能力の欠如をさらした、出直し知事選でもあった。
土屋義彦前県政の崩壊に戸惑ったのはオール与党化していた政党側だった。有権者の
意識をつかめない政党は候補選びで及び腰が目立ち、勝敗を度外視する機運もあった。
そして高級官僚OBが、政党色を消して相次いで名乗りを上げる中、この「官対官の知事
選」を時代遅れだと痛罵(つうば)して民主を離れて立ったことが、上田氏の勝因につながっ
た。
元総務事務次官の嶋津昭氏は自公保政権与党の枠組みでの支援を望んだが、官僚批
判と与党票の分散で苦杯をなめた。元内閣府局長の坂東真理子氏には、今回選挙の発端
になった同性の前知事長女の事件が、暗い影を落としたかもしれない。
共産を除けば、いずれの政党も顔を隠して始まった選挙戦だったが、有権者はそれほど
愚かではない。民主・自由と自民・公明・保守新の与野党対決構図が公然だったのだ。
思いがけない上田氏の世論調査の好結果に「これは合併効果だ」と勢いづいたのが民主
・自由側。党首クラスが続々と応援に入った。
慌てる自民側は森喜朗氏ら首相経験者を嶋津氏応援に投入したが、党執行部は総裁選
やその後の総選挙への悪影響を恐れて無関心を装った。
自民執行部はその一方で、総選挙に公明や保守新が埼玉で立てる候補の推薦を決めた。
見苦しい責任回避体質のにじむ集票工作である。
千葉、東京、神奈川に埼玉の知事が非自民系になったことで、首都圏での自民の姿が一
段と希薄になっている。私たちはこれが、近づく総選挙の帰趨(きすう)を占う序章になるか
もしれないと注目する。
勝ったつもりの民主の側にも苦言を呈したい。異様なほどの低い投票率だった責任の一
端は、有権者の政党離れに真正面から取り組もうとしなかったという点で、自民とも分かち
合わなければならない。都合の良い「風」頼みでは、政権奪取などとても現実になるとは誰
も思わない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
上田さんが立候補した経緯全然書いてないな。民主党が坂東真理子を応援しようとしてたから
それに反発して知事選に立候補したんだろ。本当にご都合主義ですね、中日は。
おお、今日もいい調子でデンパだなこいつ
MDと軽空母*脅威に便乗してないか(9月2日)(北海道新聞)
来年度防衛予算の概算要求が発表された。
北朝鮮の脅威が現実になるかどうかは別にして、脅威の存在は「甘い蜜(みつ)の味」なの
だろう。少なくとも日米の当局及び軍需産業にとっては。そう思わせる内容である。
まず、ミサイルをミサイルで撃つ、弾道ミサイル防衛(MD)の導入だ。
実際に可能なのかどうか、日米で検討・研究を進めている段階のはずが、北朝鮮の核と
弾道ミサイルの脅威がここにきて追い風になった。
先の日米首脳会談で、小泉純一郎首相は「MDは日本防衛の極めて重要な課題。検討を
加速する」と述べたが、背景には日米の防衛当局の意図と対米追従があっただろう。
MDで導入する迎撃ミサイルは日米共同研究がめざしていたものの前段階のレベルだ。
米国が開発し近く米軍に配備される予定だが、日本は米側の言い値で購入せざるを得ない
という。
MDは、まずイージス艦からのミサイル、失敗すれば地対空ミサイル「パトリオットPAC3」
で撃墜する二段構えの迎撃構想だが、肝心の迎撃の精度そのものに疑いの声がある。
また、射程約二十キロのPAC3では日本全土への対応はできない。
導入費用は、現有四隻のイージス艦すべてをMD対応にするなど来年度以降、総額で一
兆円。開発に合わせて更新を重ね、配備も増やせば最終的には十兆円を超すとの見方も
あるが、脅威が名目なら、膨大な費用と効果の対比を考える必要もないのだろうか。
北朝鮮の弾道ミサイルは発射から着弾まで十分といわれる。迎撃に至るまでの指揮・命令
はどうするのか、など性能以外にも疑問は数多い。
何より政府はMDの日米共同研究に関して「開発・配備への移行は別途判断する」として
きた。八月に刊行された防衛白書も「必要性や技術的な実効性」を踏まえ「慎重に進めるこ
とが必要」と明記している。
概算要求への盛り込みは国民から見れば唐突であり、防衛庁の自己矛盾とも言えよう。
事実上の軽空母を従来のヘリ搭載護衛艦の充実・更新として導入するのも疑問がある。
「新たな脅威や予測困難な事態に対処」するため、ヘリの四機同時発着が可能といい、各国
の空母と比べても遜色(そんしょく)ない。
空自ではピンポイント爆撃が可能な精密誘導装置の導入を要求している。国内に侵入した
敵部隊への攻撃で、民間を巻き添えにしないためという。
有事法制やイラク復興支援特別措置法などで防衛上のタブーが消え、自制も失われたと
いうことか。
出口の見えぬ不況に国民は苦しみ、国の財政難が将来への不安も広げている。必要性が
厳しく問われる時代に、防衛予算だけが別とはいくまい。
そろそろ沖縄で爆死した自衛官にからめて、
日本の軍国主義化や自衛隊を非難したあげく、
平和憲法を守れとかいう社説が来そうだね。
自民党の選挙ばっかみたいやねえ
age
63 :
文責・名無しさん:03/09/04 19:22 ID:o8bGm7AD
sageでageてしまった。
名残のおわら心行くまで 最終日5万人、3日間で23万人
八尾町の「おわら風の盆」は最終日の三日、
郷愁を誘う音色が各町で響き渡り、
大勢の観光客が名残を惜しみながら、おわら情緒を堪能した。
おわら風の盆行事運営委員会の調べでは、三日間の見物客は、
この日の五万人を合わせ約二十三万人に上った。
午前中の激しい雨も上がり、午後七時から各町内で町流しや輪踊りが繰り広げられた。
地方(じかた)や踊り手は疲れた表情一つ見せず、哀調を帯びた調べと優雅な所作を披露した。
同十一時に町内ごとの町流しが終わった後も地方の小グループが町中を演奏して回り、
深夜の坂の町は胡弓と三味の音が響く幻想的な雰囲気に包まれた。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20030904004.htm
65 :
文責・名無しさん:03/09/05 18:38 ID:mCZmqPwk
[北海道新聞]
青木氏的思考*選挙の顔が大事だわね(9月5日)
これで理解しろと言っても、どれほどの人が理解できるだろうか。
自民党の青木幹雄参院幹事長が総裁選で、小泉純一郎首相の再選を「腹を決めて」
支持する考えを表明した。
中小企業対策やデフレ対策などの経済政策と、挙党態勢づくりに取り組んでくれると
「信じた」からだという。実現しなかったらどうするのか。「そんなのは愚問だ」と切って捨
てた。
人事での密約でもあるのかと勘繰りたくさえなる。問題は総裁選でも焦点になるだろう
郵政民営化と道路四公団の民営化をめぐって、小泉首相とは考え方が大きく違うと明言
したことだ。
郵政と道路公団の民営化は、いわば首相の金看板だ。総裁選公約に入れ、再選され
れば次期衆院選の政権公約ともなると言っている。
この隔たりを残したままでの支持表明は、永田町では通用する論理かもしれないが、
国民には十分に説明を尽くしたとは言いがたい。
要するに国政選挙、とりわけ来年夏の参院選に向け、依然高い支持率を誇る小泉首
相が「選挙の顔として大事だわね」ということなのだろう。
青木氏が束ねる参院橋本派(四十二人)は参院自民党の最大勢力であるばかりでな
く、各種業界団体の代表も多い。郵政族や道路族の牙城でもある。
首相が郵政民営化を総裁選公約に掲げると発言した際に、青木氏は法案が出ても、
参院では否決する考えを示したとされるほどだ。
今度の総裁選は批判が根強い小泉改革路線を検証し、問うものであるはずだ。だが、
他派閥にも小泉路線には反対だが、選挙を考えれば再選はやむを得ないという議員も
少なからずいる。
66 :
文責・名無しさん:03/09/05 18:38 ID:mCZmqPwk
仮にこのまま首相が再選されても、「首相対抵抗勢力」という対立の構図は依然として
残るだろう。
首相のこれまでの姿勢からは、反対勢力を自ら説得しようとの気概がうかがえない。
結局、今と何も変わらず、先送り体質が続くのではないか。
首相は、青木氏の支持表明に「心強い」と謝意を述べた。国会議員数で劣勢に立って
いただけに本音だろう。
「改革に反対するのはすべて抵抗勢力」と息巻いていた首相の口から、「挙党態勢」と
いう言葉も聞かれるようになった。
挙党態勢とは、詰まるところ人事で妥協し、党内の対立を一応収めようというものだ。
首相は、再選に向けてなりふりかまわぬということか。
野党からはペテン師同士のショーだとの批判すら出ている。壊すと言った古い自民党
の体質を壊し切らないで妥協の道を進むようなら、再選されたところで「変人小泉」は色
あせる。
総裁選びは自民党内の話であるが、首相選びに直結する。国民はじっと目を凝らして
いる。
67 :
文責・名無しさん:03/09/05 23:35 ID:W6BM9xJo
きょう五日までは防災週間。今や、いつどこでどんな災害が起きるか分かったものではない。そこで、このほど中部六県の遊技業協同組合が駐車場を救援車両や救急物資の置き場に開放することにしたという。
既に石川では実施中。その呼びかけに福井、富山、愛知、岐阜、三重が応じた。昨今では郊外型パチンコ店が多い。したがって駐車場も広い。もっともそこを警察、消防、自衛隊などが使う事態は最悪だろう。
二〇〇三年「レジャー白書」によればギャンブル型レジャーは伸び悩み。とはいえ市場規模三十六兆円は全米のカジノの賭け金に近い。その大部分がパチンコとは驚き。それもこれも平和なればこそである。
68 :
文責・名無しさん:03/09/06 19:11 ID:0K9DHdtX
[中日新聞] ○春秋
芸能界にも明るくないと国の政策にも通じにくいご時世になった。「モーニング娘。特区」
構想なのだそうな▼特区は地域限定の規制緩和策だ。子役の夜間労働規制を緩和すると
いう趣旨らしい。そこでアイドルグループの登場となった。「何、それ?」と思わせておいて
政策をPRする。官庁の発想もずいぶん柔らかくなった▼「そもそもモーニング娘って何だ」
?と首をかしげる年配の方もおられるだろう。所管の坂口力厚生労働相もその一人だった。
「モーニング娘というと朝の話になるが、その点はどうなのか…」と記者会見で大まじめに
逆質問したことがある▼アイドルの名を借りた政策に首をかしげる世代は、一番新しい自
衛官募集のポスターを見たら腰を抜かすに違いない。「モーニング娘。」のメンバー十五人
がにっこり笑って呼びかけている。〈一生懸命って、いい感じ。GO!GO!PEACE!〉▼
これまでもアイドルを起用したことはあるという。それでも陸海空いずれかの制服制帽を身
につけていた。今回はテレビや雑誌などで見るのと少しも違わない。「PEACE」(平和)に
ハテナ?と思っても、「自衛官募集」の文字がなければ「タレントの卵募集」か何かと間違う
ところだ▼防衛庁は言う。「高校生たちが『部屋に張りたい』と思ってくれたら大成功」。少子
化で採用難の時代が近づいているとはいえ、本当にそれでいいのだろうか。
>本当にそれでいいのだろうか。
いいんじゃないの?自衛隊の倍率は高かったと思うんだけど。予算が無いから採用できない
だけで。
69 :
文責・名無しさん:03/09/06 19:15 ID:0K9DHdtX
[琉球新報]
自衛官爆死事件・再発許さぬ徹底調査を
地響きを伴うような砲弾の爆発によって、自衛官が死亡したというだけでも十分な驚きで
あったが、こうまで信じられないようなことが次々と明らかにされると、もはや一般人の常識
では、その行動を理解しようというのは無理なことかもしれない。
フリーマーケットの常連、それも軍用品を収集することに執着する。定年後の軍払い下げ
品屋の開店に備えて買いあさり、こともあろうに住宅街にあるアパートや借家に”貯蔵”する
。「まるで武器庫」と言わしめるほど、部屋の中にぎっしりと積み上げられていたというから、
その感覚はもはや常人のものではない。
対戦車ロケット弾や発射装置(ランチャー)、自動小銃にカービン銃、さらに銃部品や銃弾
、火薬等々を、どういう感覚で保管したのだろう。
普通の人なら、その一つを持ったにしても銃刀法違反、火薬類取締法違反になることは
十分認識できる。この当たり前のことを分かっていない。それどころか、定年後に備えての
「貯蔵」であるとしたら、堂々と店を構えて、こうした違法な物品が売られることになった。
ここが理解できないところだ。このような「趣味」の世界では、社会的に許されないことも
疑問とされないのだろうか。そうではあるまい。爆死・自衛官個人の愚かな認識のはずだ。
そこで気になるのが、これほどまでの“非常識”な行動を、どこもチェックできなかったか、
ということだ。
所属する自衛隊という組織は、どうだったのだろうか。「プライベートなこと」では、事の性
格上済まされない。本人は車両整備で、直接武器とかかわる職務ではなかったというが、
少なくとも一般人に比べたら武器への知識はあったものと想像する。「危険」を住宅地に
持ち込まない、法を犯さないという当たり前のことは、あらためて隊内で教育するまでもな
い。常識の問題だ。
70 :
文責・名無しさん:03/09/06 19:16 ID:0K9DHdtX
今、その必要が出てきたことが悲しい。それとともに、これほどまでの異常な同僚の行動
に気が付かない組織になっていることも、自衛隊は猛省しなければなるまい。
防衛庁は四日になって陸海空の全自衛隊員に、不発弾や武器の保持、フリーマーケット
の出入りなど、不法な取り扱いの経験の聞き取り調査を始めたというが、早急に結果をま
とめ国民に公表すべきだ。「事件の重大性を深く認識」の証明だ。
流出経路についても徹底した調査が求められる。ほとんどが米軍用品だ。なぜこのよう
な危険な品が大量に流出するのか疑問だ。流出経路が解明できなければ県民は安心で
きない。それには米軍の最大限の協力が不可欠だ。県警の求めに、米軍も最大限応じる
ことを願っている。
■結論は自衛隊批判ですか。
たぶん、今回は「たまたま自衛隊員だった」のだと思うんですよね。
ああいうことをやってるマニアは、それなりにいるんじゃないか。
まあ、住宅街にあるアパートや借家に”貯蔵”するのはやめて欲しいけど。
沖縄タイムスの社説は爆死自衛官についてまだ触れていない。けど・・・・・
寸評寸描の一文
1自衛官の非常識、1000人避難の異常事態招く。責任所在は?
んで、住民のインタビュー
「〜自衛隊はもっと徹底して管理してほしい。もう騒動を起こしてほしくない。」
…自衛隊が問題のすべての根元だと信じてるな。
さてさて明日の社説はどうなりますかW
自衛隊員なんて武器オタばっかだろ
>72
>責任所在は?
むろん「本人」ですよね。
あとはまあ、実弾をホイホイ横流しできちゃう米軍か。
75 :
文責・名無しさん:03/09/07 21:08 ID:F5kFDskB
ロケット弾処理
県民の不安は依然残る
爆死した航空自衛隊那覇基地所属の空曹長の那覇市具志の自宅と倉庫にしていた小禄
の借家から見つかった、計四発の六六ミリ対戦車ロケット弾の処理作業が終了した。
自宅、借家の半径百メートル内の約三百七十世帯、九百五十人が避難する物々しい雰囲
気で、米空軍爆破処理隊が出動し信管を破壊している。
残っている火薬の量から爆発した場合に破片が飛ぶ範囲を閉鎖しての大掛かりな処理作
業である。周辺住民はあらためて身近な武器や不発弾への恐怖を呼び起こしたに違いない。
空曹長が死亡した沖縄市の爆発現場から回収されている金属片の一部は、ロケット弾の
尾翼部分と形状がほぼ一致した。県警特別捜査班は、爆発物がロケット弾か同種の兵器と
の見方を強めている。
見つかったロケット弾がいつ爆発しても不思議ではない危険性を実証するものだ。無事に
処理できたのは幸いだったといえよう。
それにしても、自宅と借家から押収された武器や弾丸の多さには驚かされる。ざっと挙げた
だけでもロケット弾四発、同ロケット弾ランチャー(発射装置)十九基、自動小銃一丁、カービン
銃一丁、実弾約六百六十発と大量である。
借家の捜索は完全に済んでおらず、まだ危険物が見つかる可能性も残されている。容易な
らざる事態といわざるを得ない。
空曹長が、これらの危険な武器弾薬類を一体どういう手段で、何のために収集していたの
か。入手経路と動機の解明が捜査の焦点なのは言うまでもない。徹底して追及してもらいたい。
ほとんどが米軍用だけに、何らかのルートで米軍基地から流出したとみて間違いあるまい。
米軍の管理体制も問われよう。
現職自衛官が爆死し、自宅などに違法な武器弾薬を大量に所持していた事実は社会に衝撃
を与えた。「基地の島」のひずみを浮き彫りにする事件で、県民の不安は消えていない。
76 :
文責・名無しさん:03/09/07 21:13 ID:F5kFDskB
上の奴は琉球新報ね。
>何のために収集していたのか。
趣味で集めてる奴になんとも無意味な質問ですなあ。
もちろん物騒なことではあるのだけれど。
78 :
文責・名無しさん:03/09/08 18:43 ID:kRJWGTAm
[沖縄タイムス]
2003年9月8日 夕刊 1面
那覇市議会が抗議決議/自衛官爆死
県警、家宅捜索を終了
航空自衛隊那覇基地所属の自衛官爆死事故を受け、那覇市議会(我那覇生隆議長)は
八日午前の九月定例会本会議で、事故の真相究明と再発防止を求める抗議決議案を全
会一致で可決した。航空自衛隊南西航空混成団司令、在日米軍司令官、在日米軍沖縄
地域調整官に送付する。一方、県警は同日午前、関係する七カ所のすべての捜索が終了
したことを明らかにした。
那覇市議会の抗議決議では、米軍基地の集中する県内でロケット弾などの危険物が入
手できることに、「市民・県民の生命と財産が常に危険にさらされていると言わざるを得な
い」と指摘。現職の自衛官が危険物を所有していたことについて「極めて遺憾」とし、自衛隊
の綱紀粛正と事故の真相究明への捜査協力、自衛官の自宅や借家などから見つかった
米軍武器の入手経路の解明と管理を強く求めた。
同様に、首相、防衛庁長官、県警本部長あての意見書案も可決した。
■自衛隊に何か責任あるの?個人の趣味で勝手にやってたわけだし。
自宅に武器弾薬を違法に所持していたことについて
法令を遵守すべき公務員である自衛隊員を教育せず放置していた管理責任。
および、その管理責任不備で弾薬処理で付近住民に避難させ
不法行為による住民の移動をせしめた結果責任。
>79
大人なのにぃ?
大人だから
82 :
文責・名無しさん:03/09/09 20:51 ID:M16Dt4/M
[沖縄タイムス]
自民党総裁選
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20030909.html 内向きの論争で済ますな
分かる処方せんを示せ
自民党総裁選が告示され、小泉純一郎首相ら四人で争われることが決まった。総裁選が
注目されるのは、事実上次の首相を決める選挙となるからだ。
それにしては、選挙戦に突入しても国民の関心はいまひとつ盛り上がりに欠ける。前回、
小泉首相が「自民党をぶっ壊す」と立候補した当時の、国民を巻き込んだ熱気に比べれば
隔世の感すらする。この落差がこの二年四カ月の政治状況を物語るといえよう。
「政治が変わる」「日本が変わる」との国民の期待はこの間、裏切られ続けたといっても過
言ではあるまい。
デフレ不況は脱出の糸口さえつかめない。倒産やリストラは相変わらず続き、若年層を
中心に失業率も高い水準で推移している。
政治家とカネをめぐる事件やスキャンダルも後を絶たなかった。
いま政治に問われているのは、景気回復はもちろんだが、失われた政治に対する国民の
信頼をいかに取り戻すかである。候補者はそのことを肝に銘じ選挙を戦ってほしい。
総裁選は、小泉首相のほか藤井孝男元運輸相、亀井静香前政調会長、高村正彦元外相
の三氏が立候補している。
就任以来「改革なくして成長なし」と構造改革に取り組む小泉首相に、ほかの三氏が景気
回復策を中心に挑む形である。
届け出後の共同会見では、ようやく成果があらわれつつあると自賛し、今後も改革推進に
よる景気回復策を主張する小泉首相に対し、亀井、藤井、高村三氏は温度差はあっても、
景気回復に軸足を置く積極経済政策を最優先とすることで一致している。
だが四候補者とも、公約を含め景気回復の具体的処方せんに欠けるのは否めず、選挙
戦を通じ国民に分かりやすい政策論争を望みたい。
イラクへの自衛隊派遣や北朝鮮政策などの外交、首相になった場合の解散権の行使や
その時期では考えの違いも明らかになった。
首相は、確かに道路四公団や郵政改革に力を注ぎ先鞭(せんべん)をつけたが、いずれ
もまだ道半ばと言わざるを得ない。経済の低迷は一向に改善されず、首相の威勢のいい
発言とは裏腹に政策の「丸投げ」も少なくなく、党内にある根強い反発は無視できない。
83 :
文責・名無しさん:03/09/09 20:52 ID:M16Dt4/M
人気の高さてこに戦略
しかし、一時期ほどではないにしても、なお国民の小泉内閣支持率や首相の人気が高い
のも事実。小泉陣営では高い支持をてこに、今秋にも予想される総選挙や来年の参院選と
も連動させ支持拡大を図る戦略とされる。
近づく国政選挙で人気の小泉首相を党の「顔」として戦いたい、との思惑は党内にある。
青木幹雄幹事長率いる参院橋本派が、同じ派閥から立候補している藤井氏ではなく、小泉
首相を支持し自主投票となったのもそのことと無縁ではあるまい。
業界を代表する族議員が多く小泉政権にとっては抵抗勢力といわれる参院橋本派が、
グループを割っても首相支持を明確にした。
田中―竹下―小渕と歴代首相を擁し、常にキングメーカーとして自民党総裁選を牛耳っ
てきた最大派閥の橋本派の分裂である。派閥の構図が崩壊しつつあるともいえる。
候補者を擁立しようとした堀内派も全体の統一がかなわず自主投票となっている。二十
人の推薦人が集められず断念に追い込まれたが、派閥横断の若手がぎりぎりまで立候補
者擁立を探る動きも見られた。
総裁選といえば、これまでは派閥の領袖(りょうしゅう)が首相候補として派閥単位で行動
するのが自民党の常だった。今回の動きで締め付けが緩むのは避けられず、派閥を取り
巻く様相は一変しつつある。
派閥政治の限界鮮明に
自民党の派閥政治の限界が鮮明になったともいえる。それでも総裁選では、国民からか
け離れた「永田町論理」が相変わらず幅を利かしていることに変わりあるまい。
日本の将来ビジョンを打ち出し、政策論争を通じ国のリーダーを選出するというよりも、利
害関係を通した「数の論理」が先行している。
今回の総裁選を党内の身内選挙にとどめてはならない。それでは政権党としての責任を
果たしたとは言えず、政治への信頼回復はおぼつかない。
私たちも選挙戦の行方をきちんと見極めたい。実質的に次の首相を決める選挙である。
総選挙も近い。国の将来像をどう描くのか、「内向きの総裁選」はごめん被りたい。
84 :
文責・名無しさん:03/09/09 20:56 ID:M16Dt4/M
地方紙は、自民党総裁選の話ばっかですね。共同配信の社説?
いずれも反自民で気持ちいいぐらいだ。
85 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/10 21:14 ID:EQm9eibu
age
皆さん、とうとう浅野健一が沖縄タイムスにも降臨しました!
北朝鮮の観光ルポなのですが、つっこみ所満載ですW
俺は今から眠るので誰かさん、うPよろしく!!
zzZZZzz。。..m(_ _)m
http://www.chunichi.co.jp/00/sha/20030912/col_____sha_____000.shtml 中日新聞9月12日社説
異論封じの風潮は危険
人気の高い政治家のテロ容認発言は戦前、戦中を想起させる。迫害を
恐れずに、周囲の大勢と違う言動もできる風通しの良さが社会の健全性を
守る。最近の日本はその余裕が失われていないか。
脅迫テロ
田中均外務審議官の自宅に発火物が仕掛けられた事件は、捜査当局の
調べや新聞社にかかってきた電話の内容などによると、田中氏の対北朝鮮
対応に反発する勢力による脅迫とみられる。明らかなテロ行為だ。
野中広務・元自民党幹事長の事務所にも銃弾入りの郵便物が届いた。
在日本朝鮮人総連合会の施設を狙った犯行も相次いでいる。早急な容疑者
逮捕が望まれる。
独自ルートを利用するなどして北朝鮮に弾力的な構えをとってきた田中
審議官の姿勢についてはいろいろな議論が起きている。「国賊」などの
誹謗(ひぼう)中傷も飛び交っている。
官僚に対する批判が活発なのは悪いことではない。非道きわまる拉致を
実行しただけでなく、開き直り、核を使って国際社会を脅す北朝鮮に厳しく
対処するのも当然である。
(続く)
88 :
文責・名無しさん:03/09/12 16:39 ID:666rbXnl
(続き)
しかし、自分とは違う意見、方針をテロで阻もうとするのは卑劣だ。
発火物を仕掛けられたことを「あったり前」と公言した石原慎太郎東京
都知事も同罪と言わざるを得ない。
さすがに石原知事も釈明はしたが、多くの国民に受け入れられると安易に
考えたのではないか。拉致問題を契機に国家意識が急速に高まっている感が
あるからだ。北朝鮮に甘い姿勢をとるのは禁物だが、物言えばくちびる
寒しの風潮も危ない。
北朝鮮問題に限らない。イラク戦争でも同様だ。昨今の犯罪に関しても
被害者の意に沿わない行動や主張は激しい非難を受けることが多い。
異論を唱えにくい社会が危険なことは歴史を振り返れば明らかだが、
9・11後の米国社会を冷静に見ることも参考になる。
テロリストへの報復や戦争に批判的なジャーナリスト、学者が集中攻撃を
浴びて沈黙させられる中で、ブッシュ政権は国民の高い支持率を背景に、
アフガニスタン、イラク両戦争に踏み切った。アラブ系留学生を逮捕状なしで
拘束できる法律も制定され、いまやアラブ系住民にとり「自由の国アメリカ」
は幻想だ。
その米国はいま、イラクの復興、治安安定などをめぐって深刻な悩みを
抱え込んでいる。
異論のぶっつけ合いは真理の発見につながるだけでなく、既に発見されて
いる真理をさらに確かなものにする。一色に染まった社会、暴力を容認する
社会が健全であろうはずはない。
89 :
文責・名無しさん:03/09/13 02:05 ID:ZN76F3eP
なんか沖縄の二大電波新聞社ばっかだな
特に沖縄タイムスは朝日並みの豪快さだなw
日本の新聞で正常なのは産経だけだな
>>89-90 よせやい、調子こいてるとどこだって電波になるさ。
産経マンセーは結構だが、おかしい所に目をつむるのは朝日信者だけとは限らんよ?
92 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/13 19:34 ID:4SHiNZN3
[西日本新聞]
○デスク日記
自民党総裁選も中盤。福岡県筑豊地区には、地元の麻生太郎政調会長の再挑戦に期待
した人もいただろうが、麻生氏は今回出馬を見送った。その理由を考える手がかりがある。
筑豊の地域文芸誌「嘉麻の里」。麻生氏は時折、巻頭文を書いている。八月号では「アメ
リカ幕府」と題し、現在の米国は江戸時代の徳川家にあたるとの世界観を披露した。麻生
氏は「イラクが正しいとか、正義がどちらにあるかといった視点は、話がわからなくなる」と
指摘。「日本にとって得か損かで考えて」「とるべき道は強い米国につくこと」と強調している。
なるほどそういう哲学であれば、今の小泉政治を容認するのもうなずける。ただ麻生氏は
教育基本法に「愛国心」を盛り込むよう求める動きの中心。正義より損得を重視する国をど
うすれば堂々と愛せるのか。総裁選に出馬し、その答えを聞かせてほしかった。 (久保田)
93 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/13 19:40 ID:4SHiNZN3
[中日新聞]
愛国の日。米国は、中枢同時テロが起きた九月十一日を、今年か…
愛国の日。米国は、中枢同時テロが起きた九月十一日を、今年からそう名付けた▼休日
の扱いではないが、悲劇的な事件と国民の団結を記憶する日にふさわしい位置づけと考
えたのだろう。テロ直後には「愛国法」と名付けたテロ対策法ももうけている。テロ捜査のた
めの盗聴などを合法化して、外国人を具体的な容疑がなくても七日間拘束できる法律だ
▼人権と自由より安全と愛国。やむをえない流れと考えた人は多かったろう。だが、イラク
戦争時には反戦への圧力やメディア規制も。米在住の作家米谷ふみ子さんは「外国に住
んでいるよう」との米国人の声を伝えていた。最近の米誌ニューズウィークは「危うい愛国
心」を指摘して「多様な意見を尊重すべき」と書く▼米にとっての9・11のように、間もなく一
年の9・17は日本に衝撃だった。拉致被害者家族の早期帰国を願い北朝鮮に厳しい姿勢
を示すのは当然。だが、愛国主義を装い、朝鮮総連系施設への犯行を重ねる卑劣漢たち
がいる。今度は田中外務省審議官の家に発火物だ▼それを石原都知事は「当たり前」と
言ってのけた。田中氏は少なくとも、五人の帰国実現に一役買った。それでも、交渉状況
や手法への批判は自由だが、石原氏の文句はテロ容認。「愛国」的な発言が多い氏とは
いえ、言ってはならない言葉だ。釈明したけれど、人気政治家ゆえ、ゆがんだ愛国主義を
拡散しないか恐れる▼異論を排斥する空気が漂い、便乗するテロがあり、認めるような為
政者がいる。愛すべき日本とは、そんな国ではないはずだ。
94 :
文責・名無しさん:03/09/14 20:52 ID:VwmHg7YR
[沖縄タイムス]
休学・休講調査
学ぶ意欲育てる環境を
県立高校に入学したのに休学している生徒が、二〇〇二年度は千六百二十一人いたと
いう。中途退学者は千六百四十人で、全国で二番目の多さだ。県教育庁県立学校教育課
は「生徒が学校になじめない現状がある」と分析している。
定時制、通信制にも受講登録しない「休講」の生徒が今年六月時点で千七百十四人いた。
全体の7%を超す約四千人もの生徒が、入学後に学校から遠ざかる事態は深刻と言わ
ざるを得ない。
子供たちの学ぶ意欲をどう育てていくか。学校にはきめ細かな対応と生徒に応じた指導を
求めたい。
県内の〇三年度の高校進学率は93・8%だ。中学生のほとんどが進学するといっていい。
だが定員などで全員が希望する高校に入学することはできない。中学校の指導で、進路
が希望校以外に振り分けられることもあるはずだ。
教育研究者の中には、中途退学に至る要因がここにあると指摘する人もいる。希望と入学
校とのミスマッチが学習意欲をそいでいるというわけだ。
休学や中途退学を減らすには、中学校と高校の連携した進路指導が求められる。進学後
は生徒の習熟度に合ったケア・システムも重要になるはずだ。
県教育庁は、中途退学者を減らすために単位修得を柔軟にすることを検討している。
規定に満たない生徒も可能な限り進級させ、夏休みなど長期休暇中に補習授業で単位を
修得させる試みだ。留年が中途退学につながりやすいことへの対策として注目したい。
一方で、習熟度と関連し「単位修得のハードルを下げるべきではない」という声が現場に
ある。しかし県教育庁は「年度途中だが学校側には取り組むよう通達したい」としている。
「頑張る生徒には努力に見合う修得の仕方があっていい」という考えだ。
休学、休講、中途退学者を減らすために取り組むべき課題は多い。行政と現場の姿勢が
問われている。
>沖縄って進学する学校、自分で決められないの?
地方の県はどこでもそうだ。世間知らずだね。
96 :
文責・名無しさん:03/09/15 10:12 ID:X78L/qgL
>94
>だが定員などで全員が希望する高校に入学することはできない。中学校の指導で、進路
>が希望校以外に振り分けられることもあるはずだ。
ここを読む限りでは「バカが入れる高校は限られる」って読めるけど。
100点満点で50点取らなきゃ入れない高校に20点しか取れない奴は入れない、と。
50点取れる奴でも90点が求められる高校には入れない、と。
学区制や総合選抜制以前の問題だと思うんですけどね。
98 :
文責・名無しさん:03/09/15 19:47 ID:6t8wRSg5
[沖縄タイムス]
海自の任務
自衛隊「独走」を危ぐする
二〇〇一年九月二十一日、東京湾で出港する米空母「キティホーク」を、海上自衛隊が
艦隊を組み護衛する異様な光景があった。
9・11米同時テロ直後の緊張の中で、米空母を守る約十隻の海上自衛隊の艦隊は日米
同盟の証しとも見なされた。
しかし、テロ攻撃などに備えた初の米艦護衛は、違憲とされる集団的自衛権の行使の疑
いが強く、国会でも野党から追及された。
政府答弁は米艦護衛について、護衛を主目的としない、米艦が日本防衛のための行動
をしている―などが条件としており、政府見解を超えた疑いが濃厚だった。
その当時、米軍佐世保基地で米警備艇に海自隊員が乗艦し、米兵とともに米強襲揚陸
艦「エセックス」の警戒任務に就いていたことが明らかになった。
防衛庁は目的を、佐世保湾内の海自艦艇の安全運航確保のための連絡官と説明、防衛
庁設置法第五条に基づく調査、研究の一環、としている。
しかしその時、エセックスは基地弾薬庫からミサイル、爆弾の搭載作業をしており、テロ
直後の実質的な戦時態勢にあった。
米警備艇への乗艦は、自衛官が米指揮下に置かれることを意味し、具体的な日米共同
行動といえよう。
軍事評論家の藤井治夫氏は、集団的自衛権を行使する決意を固めたとみていい、と問題
を指摘している。
防衛庁はまた、最新鋭イージス艦などのインド洋派遣を検討していた。根拠とされたのも
同じく設置法第五条だった。日本は米側から「ショー・ザ・フラッグ(旗幟=きし=を鮮明に)
」と迫られ、防衛庁幹部は「同盟国として存在感を示すことが大切」と語っていた。
危機に際し重要なことはシビリアンコントロール(文民統制)の確保である。今回明らかに
なった米警備艇への乗艦を含め、第五条を理由とした一連の防衛庁判断は、政府見解を
逸脱した「独走」の可能性すらある。
政府は明確な見解を示すべきだ。
99 :
文責・名無しさん:03/09/15 20:10 ID:P8UzkKvt
100 :
:03/09/16 00:32 ID:9oo2wLhz
連投規制の為、控えめに100ゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
。 ゜ヒャッホーイ 。 。
∧_∧。。(( ̄)―――――――― ――――――
⊂(・∀・ )ーO' ノ ――――。゜―――――――
⊂三―o゚三―三゚o―――――― ―――――――
101 :
文責・名無しさん:03/09/16 01:42 ID:tDSxkLAb
また沖縄タイムスか
ここは朝日を尊敬し、読売を嫌い、産経に敵対心をあらわにしているからなw
なんといっても背後にあの筑紫がいるからな・…
102 :
文責・名無しさん:03/09/16 01:50 ID:7S4S0rFQ
>92
でたな、ニシビのデスク日記。いまや、アサヒがまともに見えるくらいの
最狂新聞。ちなみにここ数カ月(チェックしだしてから)、一回たりとも
小泉政権を肯定する記事は書いておりません。ええそりゃ見事な程。
揶揄、罵倒、冷笑、無視、反コイズミ煽りのオンパレイド。で、反麻生か。
バック、見えるな。
>>102 >>92を読む限りではまともなことを言っているような感じだと思うのだが。
他の日はもっとひどいのかもしれんが。
普通の粘着だよ
105 :
文責・名無しさん:03/09/16 18:43 ID:Y3RxomHj
今日は新聞休みどす
106 :
文責・名無しさん:03/09/16 18:51 ID:SH4x1meo
新聞じゃなくてごめん
359 名前:新潟市民 ◆AGgpeFF13M :03/09/16 18:26 ID:IN1KjhFZ
今、新潟の地方ニュースやってる。
朝鮮学校の生徒の発言
「僕らに文句をいわれてもしょうが無いことですから」
本と殺意が起こった。
絶対あいつらは許さない。
>106
うん、朝鮮学校の生徒には責任はないかもな。
じゃあオマエラも言うなよってことだけど。
108 :
文責・名無しさん:03/09/17 18:08 ID:UiFRGpl/
朝鮮人の強制連行も僕らには責任無いという事でいいのかな
109 :
文責・名無しさん:03/09/17 18:41 ID:VZuUEKDW
神戸新聞
正平調
まだ、Vの余熱が街に漂っている。日本のプロ野球史で、リーグ優勝がこれだけのお祭り
騒ぎにつながった例は見当たらない。阪神タイガースは単なる野球を超えて、過熱といって
もいい社会現象をひき起こした。
デフレ不況克服への願望もあったろう。巨人一極集中への反発や、かげりの見えるプロ
野球人気に対する危機感が、もう一つの人気球団の復権を後押しした。野球ファンの間に
は、そんな気分があったかもしれない。しかし、それだけでは説明のつかない熱狂ぶりであ
る。
「阪神人気の根底には反権力の大衆心理がある」。四十年来の熱心な虎党の友人はそう
言って、「炎のエース」といわれた故村山実投手を例にあげた。なるほど「中央へのレジス
タンス」の意識が自分を支えたと、村山さんは自伝にも書いた。
関西の中小企業の経営者には阪神ファンが多いという。東京の大企業に対する「なにくそ
」精神が、阪神というチームの属性にぴたりと重なる。負けても、負けても、へこたれない。
年季の入った虎党を支えてきたのは、そんな心情ではないか。
しかし、急増している若い女性ファンは「強いから好き」とあっけらかんと言う。従来の判官
びいきとはまったく違う。「常勝阪神」が彼女らのストレスを解消する。
新旧虎党が求める思いはそれぞれ違う。「勝ちたいんや」の叫びのほこ先も多様だろう。
社会にたまったエネルギーが重なって、ことしの虎旋風につながっているのか。強い阪神
がこの時代に開けた風穴を、みんなで大きくしたい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>「阪神人気の根底には反権力の大衆心理がある」。
>「中央へのレジスタンス」
権力闘争の話ですか?
中日新聞2003年9月18日
内なる朝鮮第三部(4)
・“国内亡命”共鳴ライブ
ライブの冒頭、金時鐘(キム・シジョン)さんが拉致に触れて言うんです。
「朝鮮人の一人として人前で朗読できない立場にあります」と。一方で、
この一年に出会った在日の人から感じるのは彼ら自身の自己主張。直視
しない日本人に「在日という自分たちがここにいる。こんな経緯で日本に
いますよ」って。どちらの思いも知り、何ともいえない気持ちになりますね。
| 前衛的な即興演奏をバックに、在日朝鮮人の詩人・金時鐘さん(74)が
|自作の詩をよむ朗読ライブ。日本人ミュージシャンの港大尋さん(33)が
|発案し、昨年十月から開いてきた。詩人は<9・17日朝会談><9・11米テロ>
|<8・15終戦>と真剣に向き合い、在日が受身から脱して日本で生きる意味を問う。
ライブはこの夏も東京、名古屋など四か所で開きました。同じステージに
立つと時鐘さんの立場が伝わってくる。彼は言います。「日本は原爆で戦争の
殉難国となり終戦で過去の罪から解放された。ところが戦後自立すべき朝鮮は
いまも南北に分断され、開放は六十年近くカッコの中に閉じ込められたまま」って。
朝鮮人と日本人で、双方の歴史の見方が全く違う。今、拉致で頭がいっぱいで、
日本はどんどん国内で閉じてますよね。「日本は日本、朝鮮は朝鮮」と信じ、
「はざま」にいる在日の人が目に入らない。ライブに人も来ない(笑)。万景峰
(マンギョンボン)号で家族に会いにいく人の気持ちって考えますか。拉致は
正当化しえないけど、なるべく客観的に、公平な立場に立とうと思うんです。
| 世代も体験もかけ離れた在日詩人と日本人音楽家をつなぐのは「日本の内に
|いながら、外にいる感覚」という。
国の中で亡命する−。時鐘さんとはそんな感覚を共有してる気がします。日本
嫌いなのではなく、「日本や日本語とは何か」「国家は何をしているか」を常に
検証する。一歩ひいて客観的に見るという意味の亡命です。
僕の場合、自分の音楽が既存のジャンルのどこにも属せなくなった。そんなとき、
日本と日本でないものの境界にいる時鐘さんの詩と出会った。彼の詩は、言葉の
配列、リズムが普通の日本語と違う。そもそも「国語」というのは近代以降の
思想、ナショナリズムの現われじゃないかな。実は人の数だけ言葉がある。
「港語」「金時鐘語」があると思うんですね。
みんなが少しずつ差があって異質。なのに単一民族説が叫ばれ、今は日本特殊論
も盛ん。半分空想ですけど、将来的に移民が増えて、日本語を話す日本人が三割に
なる。そのとき、日本と呼べるのかな。
二十世紀にナチズムの傷を負ったヨーロッパは実験中です。国が一つで固まらず、
自ら流動化して国境線を弱めてます。9・17以降、日本は北朝鮮を敵とする見方で
凝固している。ライブがこの時期に重なったのは偶然でしたが、長い目で見れば
必然だったかなと。今こそ、他者に対してどこまで開けるか。はざまの視点が大切
ですから。
112 :
文責・名無しさん:03/09/18 14:20 ID:JFzthx54
| 過去の暗部を直視するのはつらく、今の北朝鮮には共感しがたい。それでも他社の
|視点を持つメリットとは。
まず差別の問題。私たちは知らないうちに差別意識を持ってしまう。
それと難しいかもしれないけど、本当のことを知りたいという気持ちは満たされ
ますよね。たとえば僕は歴史を知ったうえで、韓国のソウルへ行って焼肉を食べたい。
知らないで食べてうまくても、当たり前で…。歴史を知ったうえで「うまい」と
思えればより幸せじゃないかなあ。
港大尋さん
フランス語で「国家に抗する社会」を意味する名のバンド
「ソシエテ・コントル・レタ」のリーダー。演奏や作曲、詩人とのコラボレーション
(共同制作)など幅広く活動。言葉やリズムの実験に満ちた作品を発表する。
東京都府中市在住。
金時鐘さん
元山(現北朝鮮)生まれ。済州島(現韓国)で育つ。南朝鮮だけの分断国家樹立に
向けた単独選挙に反対した四・三事件にかかわり、日本へ逃れた。詩集「新潟」、
評論集『「在日」のはざまで』など。
113 :
東京新聞本日付:03/09/18 18:12 ID:bpgw/aBq
●日本人に潜む『善意』捨てて
なんか、日本というのは、誰かが何か言うとガーっと一斉にこちらへ動き、また違う人が何かいうとワーッとそちらへ動く。
とくに「9.17」以降、朝鮮半島に対しては、謝らなければならない国だと
思っていたのが、拉致問題で初めてここぞとばかりに「謝れーっ」と。長年
鬱屈してきたものが、ちっちゃな穴からぶわーっとはじけ飛んでいる感じ。
鷺沢さんは四分の一コリアン。父の死後、二十歳を過ぎてから初め
て自身のルーツを知った。韓国には、仕事やプライベートで数え切れず
行き来している。
つい先日も、仕事で韓国行ってきたんですよ。韓国のメディアもちょっ
となあ、と思ったのは、とにかく「美女軍団」一色。大衆というのはそうなの
かも。タマちゃんみたいなアザラシが何万人って動員できちゃうことを見
てもわかるように、人は本当に好き、ワーッとなるのか。
先月下旬、在日外国人の子どもを教える先生たちの研究集会に参加
したんですが、そのとき拉致の話が出た。これまで私たちが築いてきた
日韓の関係が、今回のことでがたっと崩れ落ちた、と。
でも私はもう、慣れているから。日本と朝鮮半島の関係は、何回もそ
の繰り返しだった。2000年の日韓共催ワールドカップの時にも、あれ
だけ日韓合作と騒いでブームになったのに。それが今度の拉致問題
でまた…なんかもう…。
弁説さわやかで知られる鷺沢節が、重い。あきらめムードなのか。
114 :
東京新聞本日付:03/09/18 18:14 ID:bpgw/aBq
いや、別にあきらめてはいない。どこかの知事みたいに「三国人」なんて絶対に思わないし、それを許したくないし。
確かに、いってしまえば北朝鮮は狂ってますよ。でもよく似てるじゃない。六十年前のどこかの国と。全体主義の国にどうアプローチすればいいかは、あの時代を体験した自民党のお年寄り達こそ、よく知っているんじゃないですか。
十年後になるか五十年後になるか分からないけど、朝鮮半島はいつ
か必ず統一される。そんな時に軍隊とか持ってて、都知事が三国人と
か言ってて、どうするのと思いますよ。だからこそ非武装が大事なのに。
統一朝鮮と日本がうまいこと手を組めたら、これは日本にとってもすごい
利益だと思う。
朝鮮半島とどう向き合っていけばいいのか。鷺沢さんは、日本人の無意
識の“偽善”を鋭く指摘する。
拉致被害者のことを、真剣に考えているのは家族だけだと思うもん。本当
に会いたい、心から血が出るほどに会いたい、って思っているのは家族だけ
だって。もちろん支援はしていくべきだし、一日も早くご家族が全員ご一緒に
と願う。
日本と朝鮮半島の関係を考える際、どうしても日本人の中に、関係を
積み上げていくのは私たちの「善意」だ、という気持ちがあると思う。そ
れははっきりいって捨てた方がいい。
朝鮮半島が統一されたら、日本という島は一気に美容名存在になる。
善意とかボランティアじゃなくて、こちらからお願いしますという感じでや
るべきなんです。それは土下座外交とかいうことじゃなくて。冷静に日本
のためだと思うんです。
115 :
東京新聞本日付:03/09/18 18:19 ID:bpgw/aBq
東京新聞本日付の「内なる朝鮮」第三部の4です。
BBSの書き込み字数制限かなにかでかなり汚くなってしまいました。謝(ry
2レス目の下から4行目「美容名」→「微妙な」に訂正して下さい。
注意はしておいたのですが他に誤字がありましたら、ご指摘下さい。
116 :
停止しました。。。 ◆ob.tBkCtOY :03/09/18 18:32 ID:PXg+NHPB
ちょっと長いけど
<鳥島ミサイル試験>県、施設局に詳細確認 「地元尊重し対応」
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/030918ea.html 海上自衛隊が在沖米軍鳥島射爆撃場でミサイルの発射性能試験を実施する方向で調整
していることについて18日午前、県の新垣良光知事公室長は「まだ状況を把握していない。
これから事実関係の収集に努める」とした上で、「地元はどう考えているのか。鳥島にはまだ
多くの劣化ウラン弾が残っており、住民の健康診断の実施なども毎年国に要請している。
地元の理解が得られない中では、県としても(試験は)反対だ」と述べ、地元の意向を尊重し
、県として対応する考えを示した。
県基地対策室は「8月に那覇防衛施設局からこのような計画がある、と断片的に話は聞い
ていた。今日中に、計画の詳細について施設局に事実確認をする。島への影響が大きいな
ら県としての対応も必要になる。久米島町からも話を聞き、(最終的には)町の意向を尊重
したい」とした。
次期哨戒ヘリSH60Kに搭載する対艦ミサイルは、「ヘルファイア2」の名称で、米陸軍の
対戦車ヘリ「アパッチ」などに搭載の対戦車ミサイルと同系。
海上自衛隊によると、ミサイルの射程は約8キロ。ヘリから目標物に向け照射したレーザ
ーの反射波をミサイルが追尾するレーザー・セミアクティブ誘導システム。
爆薬量は、弾頭に2キロの炸薬(さくやく)とミサイルを飛ばすための推力用の8キロで、
小型艦艇を破壊する力がある。
海自は爆薬の量について、打ち上げ花火(三尺玉)の火薬が60キロに対し同ミサイルは
2キロということなどから、「炸薬量は少なく、島への影響はない」と説明している。
117 :
停止しました。。。 ◆ob.tBkCtOY :03/09/18 18:33 ID:PXg+NHPB
◇漁協も反発「現場は好漁場」
海上自衛隊が12月上旬に鳥島射爆撃場で予定している、実弾ミサイルを使用した管制
機能試験は、周辺離島の漁業関係者にも大きな不安を与えている。鳥島の米軍提供水域
の外側には粟国村漁協や渡名喜村漁協のパヤオ(浮き漁礁)が設置されており、貴重な漁
場。両漁協の組合員の間からは「誤って実弾が飛んで来ないか心配だ」「安心して操業が
できない」などと不安の声が高まっている。平和団体も「とんでもない試験だ」と反発をあら
わにしている。
鳥島沖にパヤオを設置している粟国村漁協のある組合員は「実弾使用は問題だ。台風で
今はないが、鳥島の近くにパヤオがあり、操業する船も少なくない」と不安をにじませた。
2基のパヤオを鳥島沖に設置している渡名喜村漁協(比嘉正樹組合長)の役員は「演習
は初耳。この近海はマグロやシイラの好漁場だ。パヤオの位置は鳥島からある程度離れ
ているが、間違って弾が飛んできたり、低空飛行で漁船に近づいたりすると危険だ」と話す。
渡名喜村経済課の職員も、「これまでの実弾演習で鳥島の形がかなり変化している。近く
で演習があると漁業者は安心して操業ができない」と不安げに語った。
今回の実弾ミサイルによる管制機能試験について統一連の新垣繁信代表幹事は「先日、
統一連として、鳥島射爆場の劣化ウラン弾調査を実施してきた。回収できていない劣化ウラ
ン弾はさんご礁に埋没している可能性が高い」と指摘。「埋没している劣化ウラン弾にミサイ
ルが当たるとどうなるか。二次被害の恐れが高いのではないか。とんでもない試験だ」と怒
った。
また、米軍の射爆場で空自がミサイル発射試験を実施することについて「危険な日米共
同作戦体制、有事体制が確実に進んでいる証拠だ。日本の平和の危機だ」と強い懸念を
示した。19日に統一連としてミサイル試験問題を協議し、関係機関への抗議行動を決める
方針だ。
118 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/19 18:59 ID:GEFYwly9
[琉球新報]
ミサイル試験・新たな「危険」持ち込むな
海上自衛隊が次期哨戒ヘリの対艦ミサイル発射試験を、十二月上旬に米軍鳥島射爆撃
場で実施する準備を進めている。米軍だけでも事件、事故の絶えない沖縄に、今度は自衛
隊から新たな「危険」が持ち込まれる。
対艦ミサイルは弾頭に二キロの炸薬(さくやく)を載せ、小型艦艇を大破させる破壊力を持
つ。発射試験ではミサイル六発のうち四発が実弾の予定だ。
防衛施設庁は「爆薬の量も少なく、島への影響はない」と説明している。
しかし、地元の久米島町や久米島漁協からは不安の声が上がっている。当然のことだ。
なにしろ、鳥島射爆撃場といえば、使用禁止の劣化ウラン弾が演習で撃ち込まれたり、約
十キロ離れた提供水域外にもかかわらず、米軍ヘリが漁船に低空飛行で接近し、操業を停
止させるなどの事件が起きている。
一九八七年には近海の公海上を航行中のマレーシア船籍の貨物船が、標的と誤認され、
戦闘爆撃機から模擬爆弾を打ち込まれ、乗組員が腕を吹き飛ばされる事件もあった。
近海で操業する漁民にとっては、危険が常に隣り合う魔の訓練場だ。
そこに、今回、自衛隊のミサイル発射試験だ。
海上自衛隊は、試験場所の選定の段階で海上、陸上自衛隊の演習場も検討したが、ミサ
イルの誘導にレーザーを使用し、海上での試験の場合は広い制限区域の設定が必要など
の理由で断念している。
他の地域でできない発射試験を、「沖縄」には安易に持ってくる。
沖縄戦で、日米両軍の放った銃砲弾で島々が傷ついた。
戦後も米軍演習で被弾し、傷んだ島から流れた赤土でサンゴに被害も出た。米軍演習に
よる原野火災は復帰後だけでも四百二十五件。焼失面積は三万二千百四十一平方キロメ
ートルに上る。流弾事件も絶えない。
危険な米軍演習を、本土移設も含めて減らそうと県民は懸命になっている。そこに海上自
衛隊の問題だ。
119 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/19 19:00 ID:GEFYwly9
「米軍が機能強化する中で、自衛隊までが機能強化に動いている」と県内の平和団体も
反発している。県民からすれば、「自衛隊よ、おまえまでもか」の心境だ。
海自は「影響は少ない」というが、自衛隊ですら、復帰後だけでも約五十件の事故を起こ
している。
八七年には操業中のマグロはえ縄漁船に金属片が落下する事件もあった。第1一徳丸
被弾事件だ。当時、周辺海域では航空自衛隊のミサイル実射訓練が実施されていた。
海上自衛隊といえば、自衛官の爆死事件が起きたばかりだ。爆薬や兵器を扱う軍隊の緊
張感の欠落も気になる。
綱紀の緩みの中での危険なミサイル発射試験などもってのほかだ。
120 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/19 19:02 ID:GEFYwly9
海自ミサイル試射
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20030919.html 負担増は受け入れ難い
海上自衛隊ヘリのミサイル試射の候補地に、久米島の北方約二十八キロ、米軍が空対
地射撃を実施している鳥島射爆撃場が挙がっている。
次期哨戒ヘリSH60Kに搭載予定の対艦ミサイルで、誘導レーダーを使った発射管制機
能を確認するため、実弾四発、訓練弾二発を岩場に向かって発射する。
自衛隊初のヘリ搭載ミサイル試射であり、県内の米軍専用射爆場でも初めてとなる。沖
縄にとって米軍に加え、自衛隊の本格的な訓練使用への危ぐは消えない。
防衛施設庁は久米島町の同意を得たい考えだが、高里久三町長は「現時点では基本的
に反対」との立場だ。
久米島町としては同射爆場の全面返還を求めているだけに、新たな実射訓練に応じられ
ないのは、当然のことであろう。
同射爆場では、米海兵隊が一九九五年から九六年にかけ、千五百二十発の劣化ウラン
弾を誤射したことがある。回収されたのは、二百四十七発にすぎない。
その事実が県に伝えられたのが一年半後だった。米軍から日本側への通報も遅れたが
、外務省から県へ即座には連絡がなかった。
劣化ウラン弾は、すべて回収されたわけではない。さらに今年五月、国は「土壌、海水、
大気のいずれも科学的に影響がないことが確認された」として環境調査の中止と、地元が
要望していた住民検診には応じられないことを町に報告している。
町民にとって不満、不安を払しょくできない中で、今度は自衛隊からのミサイル発射試験
場としての打診である。
沖縄には在日米軍の専用施設が約75%あり、陸上のみならず訓練空域と海域も張り巡
らされ、米軍が常に訓練を続けている状況だ。
打診の段階とはいえ、米軍への提供施設を使用した自衛隊訓練の“沖縄進出”を懸念す
る。これ以上の基地負担は、受け入れ難い。
121 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/20 19:09 ID:vvXV99QC
『負の遺産』をなくそう
中国の旧日本軍の遺棄化学兵器による毒ガス事故で日中関係をこじらせてはならない。
政府には中国側の協力のもとで、誠意を具体的に示し、遺棄兵器の処理を早める努力を
求めたい。
遺棄化学兵器
中国側は事故を重視している。中国共産党の序列二位の呉邦国・全人代常務委員長
(国会議長)が来日した際、小泉純一郎首相に対して「日本側の善処」を求めたことによく
表れている。
事故は八月四日に起こった。黒竜江省チチハル市の建設工事現場で見つかったドラム
缶から猛毒ガスが流出し、作業員ら計四十人余が被害に遭い、一人が死亡した。
発足して間もない胡錦濤政権は日中間の懸案になっている歴史認識問題を直接は強く
打ち出さず、長期的、戦略的な観点から未来志向の対日関係の改善に乗り出している。
その最中の事故だ。
中国政府は反日感情を刺激しないように腐心しているが、日本政府に賠償を請求する百
万人余の署名が集まっている。
今回の事故を今後の日中関係の障害にしてはならない。日本政府は注意深く取り組む
必要がある。
小泉首相は呉邦国氏に「誠実に対応したい」と約束し、被害者に何らかの見舞金を出す
方向で検討している。中国側は被害者の将来の生活補償も要望しているという。どこまで
応じるか慎重な判断を要するが、誠意を早めに示すことが必要だ。
122 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/20 19:11 ID:vvXV99QC
中国には旧日本軍が残した毒性の強いびらん剤や窒息剤などの化学兵器が七十万発
ある。中国人の被害者は全体で約二千人にのぼるという。中国は日中共同声明で戦後賠
償請求を放棄しているため、日本政府はこれまで戦後補償には応じていない。
日本は一九九七年に発効した化学兵器禁止条約に加盟し、遺棄した化学兵器を廃棄す
るよう義務づけられている。これを受けて日中間で覚書を交わし、二〇〇〇年から中国で
遺棄兵器の処理に乗り出した。日本が必要な資金、技術、施設を提供しているが、全体の
約一割しか回収しておらず、このままでは二〇〇七年までに全廃の目標は達成できない。
被害者の一部が起こした国家賠償請求訴訟は今年五月に東京地裁で棄却されたが、
「政治的、道義的責任は別」との裁判長の異例の言葉が付いた。政府に前向きの対応を
求めている。
再び事故が起きてからでは遅い。政府は中国側の協力によって、遺棄兵器の処理廃棄
を早めるべきだ。日中平和友好条約締結二十五周年にあたり、戦争の「負の遺産」の一掃
を図るときである。
□化学兵器の所有権は、中国にあるんだから中国が責任を持って破棄するべきだろ。
123 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/20 19:13 ID:vvXV99QC
北朝鮮との一年
昨年の今ごろの新聞や週刊誌を見ている。
北朝鮮の報道一色である。『拉致認め謝罪』『メンツ捨てた北朝鮮』『許せぬ、死亡信じな
い』。多くの新聞はかろうじて冷静さを保とうとしたが、週刊誌の見出しは『ふざけるな北朝
鮮』『人殺し国家に金をやるのか』など、怒りと憤懣(ふんまん)をぶつける言葉ばかりが踊
っている。
あれから1年。問題は何一つ解決せず、ただ、北朝鮮という国の異様性のみが弾劾され、
定着した感がある。報道を担う一員として、いささかの空(むな)しさを禁じえない。
1930年代の日本に関する欧米のイメージと、あまりに似ている。満州事変から日中戦
争へと進む日本に対し、欧米のメディアや論評にはこんな言葉があふれた。
『ハラキリと拷問』『悪だくみと残忍性』『絶対服従と悪魔のような狡猾(こうかつ)さ』。私た
ちの祖国は、こう評されていたのだ。いまの北朝鮮と、どこが、どう違うのか。
当時の日本には、こうした異様な側面があったのだろうが、それはこの国の政治史に関
係したことであって、私たち日本人の性格とはほとんど関係がない。一人一人の日本人が
生まれながらに拷問をしたり、狡猾であったりするはずがないからである。
8月末、韓国で開かれたユニバーシアードで、例の美女軍団が雨にぬれた金総書記の
写真を「おかわいそうだ」と取り外した光景が、テレビで大々的に報じられた。確かに異様
だが、戦前の日本では、火事になった学校から天皇陛下の写真を、命を捨ててお守りした
校長が称(たた)えられたことを忘れてはなるまい。
政治体制とその教育は、そこに生きる民族の本質とは別物なのだ。この区分けをしない
限り、印刷の父・グーテンベルクを生んだドイツで、ナチスが大量の本を焼いた事実を説明
できない。</P>
かつて欧米のメディアが、黒い絵の具で日本人を描いたように、いまの日本のメディアが
北朝鮮の人々まで含めて一定のイメージをつくり出していないか。
そこからは何も生まれなかった歴史を踏まえ、自戒しつつ報道に当たりたい。
(名古屋本社編集局長・小出 宣昭)
124 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/20 19:16 ID:vvXV99QC
125 :
文責・名無しさん:03/09/21 18:47 ID:BOlXmmmq
海自米艦警戒 なし崩し政策転換許すな
またも「調査、研究」である。自衛隊の行動が「グレーゾーン」に踏み込んだ場合、防衛庁
が合法性を主張する際に使う常用句にもなりつつある。
二〇〇一年九月、米海軍佐世保基地の米警備艇に海上自衛官が乗艦し、米兵とともに
米強襲揚陸艦エセックスの警戒任務に就いていたことが明らかになった。
当時は9・11の米中枢同時テロ直後。米軍は実質的な戦時態勢で、米軍指揮下に入る
のは日米共同行動にあたり、憲法が禁じる集団的自衛権の行使に抵触する恐れがあると
指摘する専門家もいる。
防衛庁は、派遣隊員は佐世保湾内での海自艦艇の安全運航確保のための連絡官(通訳
)と説明。その法的根拠にしたのが、例の防衛庁設置法第五条に基づく「調査、研究」なの
だ。
同じ時期に、米横須賀基地の空母が出港する際も、この法律を根拠に海自護衛艦が警
護し、国会で集団的自衛権との関連が論議になった。いずれも、自衛隊が在日米軍施設
を警備する「警護出動」を新設した改正自衛隊法成立前だった。
設置法の「調査、研究」は、自衛隊の本来任務の国防に関する規定であると解釈するの
が自然である。
一九九八年十二月、対馬海峡近くの公海上で韓国海軍が北朝鮮の潜水艇を撃沈した。
対馬では陸上自衛隊が、脱出した武装工作員が上陸する可能性もあるとみて「調査、研究
」名目で、任務外の沿岸警備をした。実際に工作員から攻撃され、警察力で対処できない
事態に陥り「治安出動」が発令されない限り、陸自は動けないからだ。窮余の一策だった。
ところが、9・11を境に、設置法の拡大解釈が急速に進む。とりわけ問題なのは、〇一年
十一月、アフガニスタンに対する米英の軍事作戦支援のため実施したインド洋への自衛艦
派遣だ。目的は設置法の「調査、研究」に基づく情報収集。この論理がまかり通れば、専守
防衛を逸脱して、自衛隊をどこへでも派遣できるようになる。危うい論理である。
126 :
文責・名無しさん:03/09/21 18:48 ID:BOlXmmmq
これもまた、テロ対策特措法による基本計画決定前だったことを考えると、米側から同盟
関係の結束を示す「ショー・ザ・フラッグ」を迫られ、使える法律は何でも使おうとする防衛
庁の姿勢が鮮明になる。条文の内容が抽象的で、幅広い解釈のできる設置法五条は、防
衛庁にとって「魔法のつえ」といえる。
こうした既成事実の積み重ねがいつしか、防衛政策の根幹に重大な変更を加える行動へ
とつながる。しかも、いつも事前に国会論議はないままだ。特に、この傾向は、9・11後の
米国の反テロ攻勢や北朝鮮の脅威に便乗する形で、急速に強まっている。防衛庁が来年
度予算の概算要求にミサイル防衛(MD)の初年度経費を盛り込んだのは、典型例である。
根本的な論議を置き去りにして、なし崩し的に進む防衛政策の「転換」を繰り返させては
ならない。
西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/syasetu.html
127 :
文責・名無しさん:03/09/22 21:15 ID:Uta9bLBF
人気取り手法の真骨頂
安倍晋三氏の自民党幹事長起用は小気味のよい人事ではある。小泉流の人気取り手法
に国民がどう反応するかは未知数だが、総選挙に賭ける首相の意気は分かる。面白い選
挙になるかもしれない。
自民三役人事
二年半前の政権発足当時を思い出す。小泉純一郎首相は国民的人気のあった田中真
紀子氏を外相に起用して、参院選大勝の一助とした。
党総裁再選を果たした今、首相は近々召集する臨時国会での衆院解散・総選挙へ、明ら
かに“二匹目のどじょう”を狙う。
幹事長に抜てきした安倍氏は二十一日に四十九歳になったばかり。衆院当選回数も三
回と少ない。森前政権から内閣官房副長官を務めるが、担当は専ら北朝鮮の拉致問題。
選挙など仕切る党務も、野党と切り結ぶ国会の対応も素人同然だ。
北朝鮮への強硬姿勢が国民的共感を集め、安保・防衛のタカ派的言動は粗削りでも、
世代交代を印象づけるには旬の人材と見たのだろう。
首相は「人心一新」を求める青木幹雄氏や森喜朗氏の圧力を利用する形で、大平政権
以来の「総裁派閥からの幹事長起用」を実現した。
福田康夫官房長官の留任と安倍氏起用により、首相は官邸と党を身内で固め、怪しくな
った「小泉改革」の健在をアピールしている。時に老獪(ろうかい)な小泉手法の真骨頂で
ある。
128 :
文責・名無しさん:03/09/22 21:15 ID:Uta9bLBF
スキャンダルの絶えない盟友・山崎拓氏は国民の目が届きにくい副総裁に、政調会長に
は総裁選を争った藤井孝男氏の橋本派内ライバル、額賀福志郎氏を就け、総務会長には
小泉支持で論功の堀内光雄氏再任だ。
迷走し事実上分裂した橋本、堀内両派に追撃を加える配置といえる。
厚情と冷徹さの入り交じる首相の人事手法には、大向こう受け狙いの人気取りと併せ、
長期政権への隠しようのない野心がにじみ出ている。
小泉流は恐らく内閣改造人事にも貫かれるのだろう。表面的には抵抗勢力をねじ伏せて
再選を勝ち取った首相の次の標的は、政権奪取へはやる野党・民主党に違いない。
政界は既に総選挙モードに入っている。自民党内にくすぶる火種は自然鎮火を待ち、ま
ずは野党組み伏せに全精力を注入するシナリオだ。
そんな小泉自民党を野党は侮ってはいけない。小泉ペースに目を奪われて、ここで自民
の内輪もめを期待するようでは後れをとろう。
幸い菅直人・小沢一郎連合軍の民主党幹事長はこの夏に五十歳になった岡田克也氏だ。
他党には耳障りだろうが、きちんとした政策が用意され、新鮮な真剣勝負が実現するのなら
、大いに歓迎するところである。
129 :
文責・名無しさん:03/09/23 21:57 ID:T7VLWuBF
age
130 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/24 20:18 ID:vHVZGPvc
身を守る知識学ぼう
楽しいはずのインターネット掲示板で不快な画像を見せる愉快犯が増えている。人心を
傷つける点でウイルスよりも悪質だ。責められるべきは犯人だが、見る側も身を守る最低
限の知識がほしい。
ネットの悪戯
女子中学生の読者から論説室に手紙が届いた。ネットのお気に入りの掲示板で若手芸
能人の情報を見ていた時のことだ。
「ここにアクセス(接続)してみて」との書き込みがあった。接続すると、「とても気持ちの
悪い動画でした。それから数時間(画像が記憶から離れず)本当に怖かった」とつづられ
ていた。
画像送信に適した高速接続がインターネットに普及するようになり、女子中学生が体験
したような悪質な悪戯(いたずら)を仕掛ける例が増えてきた。
心(マインド)を破壊(クラッシュ)するマインド・クラッシャー(マイクラ)などと呼ばれてい
る。
マイクラに仕組まれるのは事故死体などグロテスクな写真だ。指定されたボタンなどを
押すと突然、予想外の画面に移動し、不快な映像を画面いっぱいに映し出す。大人でも
ショックを受ける。
悪質な悪戯を防ぐために、あらかじめ登録した利用者しか接続を許さない掲示板もある。
だが、誰でも書き込める掲示板の方がさまざまな書き込みがあり、人気も高い。
掲示板の管理者が、注意してマイクラを削除すればよいのだが、犯人との追いかけっ
こで、防ぎきれない場合が多い。
131 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/24 20:19 ID:vHVZGPvc
悪質な行為だが、いまのところ法的に取り締まるのは難しそうだ。被害を防ぐには、閲覧
者自身が注意するしかない。
掲示板で「こちらに面白い場所があるよ」と誘われても、それに乗らない慎重さが大切だ。
画像であることを示す表示が付いた接続先には、みだりにつながないなどの注意も必要
である。
インターネットの世界は、誰が出入りしているか分からない。大都市の繁華街で見知ら
ぬ人に誘われても付いて行ってはいけないのと同じ、自身を守るマナーといってよい。
女子中学生も「私は自分が被害に遭って、やっと、マナーの大切さが分かりました。少し
悲しいけど」と結んでいる。
危険を避ける知識のない年少者の場合は、安全が確認されたホームページに限って閲
覧させるか、保護者が付き添う配慮が必要だろう。
行政にもネット時代に必要な安全知識を学ぶ市民の勉強の場を設けるような施策が求
められる。
[中日新聞]
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブラクラ踏んだのか、中日記者よ
132 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/24 20:21 ID:vHVZGPvc
[中日新聞 夕歩道]
秋分の日、街を歩いてなんだか、けばけばしい気がした。あちら…
秋分の日、街を歩いてなんだか、けばけばしい気がした。あちらこちらで選挙がらみのポ
スターを見かける。11月総選挙はとっくに始まっている。繁華街では各党の宣伝カーが向
かい合って主張をぶつけあう。
小泉再改造内閣がスタートした。衆院解散、総選挙を見据えて若手も起用した守備体制。
ただしポジションが不慣れな閣僚がいる。野党にすれば相手のエラーを狙いたいところだ
が残された回数はあまりない。
再改造内閣発足の日、小泉首相は「これから人事の台風だ」と妙なことをつぶやいた。
本州南海上をかすめ去った台風15号になぞらえたものか。人事の台風も危険このうえな
い。進路によっては国を揺るがす。
女子中学生が見ちゃったのはやっぱりこれっすかねえ→(●)
134 :
文責・名無しさん:03/09/25 16:39 ID:ORhNl0pr
中日新聞9月24日朝刊3面 コラム「この人」
「南京戦」の加害者と被害者の証言をまとめ出版 松岡 環(まつおかたまき)さん
1937年12月、南京で日本軍が行った軍事行動が大虐殺だったのかどうかの
論争が絶えない。事実を知りたいと中国と日本国内を飛び回って関係者から
聞き取りを続け「南京戦・元兵士102人の証言」と「南京戦・被害者120人の証言」
(いずれも社会評論社)として出版した。
人生の終わりを迎えつつある元兵士たちは真実を話し心を軽くしたいと思って
いるはず、との予想は見事に裏切られた。「反省の言葉は聞けず、戦争だから
悪いことはやってない、実名を出していいよという人が多かった。中国人に
対する当時の日本人の蔑視観をそのまま引きずっているんですね」
被害者からの聞き取りを並行していたこともあり、加害者の話を聞いている
うちに気分が悪くなることもしばしば。それでも彼らを「おじいちゃん」と
親しみを込めて呼ぶ。「時代が違えば私の父も同じことをしたかもしれないでしょ」
兵士は本の中ではすべて仮名にした。「虐殺を否定する風潮が強い日本の
現状では、守りきれないから」
大阪府内の公立小学校教師。反戦・平和の自主教材作りを長年続けてきたが、
今はそれが許されない雰囲気に。「フェアでないと駄目と子どもたちに言ってる。
日本の侵略戦争を否定するのはアンフェアです」。五十六歳。
135 :
文責・名無しさん:03/09/25 16:40 ID:ORhNl0pr
> 1937年12月、南京で日本軍が行った軍事行動が大虐殺だったのかどうかの
> 論争が絶えない。事実を知りたいと中国と日本国内を飛び回って関係者から
> 聞き取りを続け
と言ってるのに、元日本兵が自分の思い通りの証言をしないのに逆ギレ。
「日本軍は南京で大虐殺をした」という結論が先にあるのが見え見えです。
その上、元日本兵本人が「実名で証言する」と言ってるのに勝手に名前を伏せて
他者が裏づけを取ることを不可能に。
この女教師のほうがよっぽどアンフェアだと思うのは私だけでしょうか。
>「日本軍は南京で大虐殺をした」という結論が先にあるのが見え見えです
これは事実だろ。いくら左翼に批判的でもそこまでアホじゃないぞ。
137 :
文責・名無しさん:03/09/25 17:23 ID:ORhNl0pr
>136
アホですか。
このおばはんは「大虐殺があったかどうか」を確かめるために関係者の証言を
収集してるんだろ。それなのに、元日本兵が「反省の言葉」を言わないのを怒ってる。
事実を調査しようというのは建前で、「大虐殺はあった」という結論が先に存在し、
それと矛盾しない証言だけを集めてるだけじゃん。
こーゆーのは調査とは言わない。
138 :
文責・名無しさん:03/09/26 17:10 ID:+NnC8l8y
でも、こういうオバハンの正体なんかみんな見抜けるようになってるでしょ!
139 :
文責・名無しさん:03/09/26 23:45 ID:z/NiUwe4
140 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/28 01:27 ID:wKSJ07uI
[中日新聞]
政策抜きで解散ですか
まさかと思うが、これを政権公約のベースに総選挙を戦うつもりなのか。臨時国会が召集
され、小泉首相が所信を述べた。耳を疑うのは大切な論点の素通りだ。これでは議会軽視
の批判も免れない。
首相演説
十月十日衆院解散−同二十八日総選挙公示−十一月九日投票という政治日程が伝え
られる中で、解散の舞台となる臨時国会が召集された。
衆院の議員は選挙区のライバル候補の動向に気が気でない。与党はテロ特措法の改正
を急ぎ、野党は存在感誇示に懸命だ。
浮足立つのは分かる。けれども、自分たちの都合ばかり優先してもらっては困る。きちん
とした論戦で有終の美を飾ってほしいと思う。
そのためにも小泉純一郎首相の演説は意義あるものであってほしかった。発足間もない
改造内閣の指針を議会に示す必要もあったのだから。
ところがどうか。首相は政策テーマの要所をことごとくぼかした。
ブッシュ米大統領の訪日を前にぜひ聞いておきたいのは、イラク復興支援の中身である。
首相が語ったのは「わが国にふさわしい貢献」、これだけだ。治安最悪の現地に、自衛隊は
いつ、どのような業務の遂行へ派遣するのか、そしてどれほどの資金負担をするのか、何
もない。
自ら訪朝して一年を経た北朝鮮対応も同じ。「拉致問題と核をはじめとする安全保障問題
の包括的な解決を目指す」と、誠に素っ気ない。
141 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/28 01:28 ID:wKSJ07uI
多くの国民が不安を抱く年金問題も「年内に改革案を取りまとめ、来年の通常国会に法案
を提出する」の一言で片付けている。
これでは俗に言う争点隠しだ。都合の悪いテーマはほおかむりして、もっかの高支持率だ
けで総選挙を突っ走るつもりなら、ずるい。
改造内閣の野沢太三法相から、立場をわきまえない憲法見直し論や人権にかかわる発
言が出た。麻生太郎総務相は、首相の郵政民営化に疑問を投げかけ続けている。
どうせ解散だ、ややこしい話は選挙後に、というのでは議会軽視も甚だしい。首相らの言
いっぱなしを許すようでは与野党ともに情けない。
野党には、代表質問やその後の審議できっちりと真意をただし、国民の疑問を晴らすよう
望みたい。
首相は常々、テロ特措法反対や自衛隊のイラク派遣反対では政権を取った時どうする、
と民主党を批判してきた。民主党もこれに、納得できる答えを用意せねばならない。
首相演説は政治改革に触れた。政治の信頼とは不祥事の防止にとどまらず、信念を吐露
して信を問うことでこそ得られると知ってほしい。
□他紙も首相批判ばっかり。共同配信社説かよ。
142 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/28 01:29 ID:wKSJ07uI
平成の大不況に見舞われる前の日本は“一億総中流”と自負。米…
平成の大不況に見舞われる前の日本は“一億総中流”と自負。米国のように貧富の格差
が大きくないことを誇った。が、最近の「家計に関する世論調査」では、貧しい世帯はより貧
しく、富裕層はより豊かに。
資産保有の二極分化の傾向がはっきり。つまり米国型になってきたわけだ。五木の子守
唄にある おどまかんじんかんじん あんひとたちぁよか衆 よか衆よか帯よか着物…の昔
に戻ってゆくのか。これは逆行。
さて、小泉再改造内閣の顔ぶれだが、十八人の大臣のうち九人が、政界名門の二世・三
世の御曹司。何不自由なく育った“お坊っちゃま”内閣である。五年連続で所得が下がり続
けたり解雇されたりとは別世界。
143 :
文責・名無しさん:03/09/28 03:52 ID:jpcgVQZ0
144 :
文責・名無しさん:03/09/29 04:15 ID:EEQA8ZpI
145 :
文責・名無しさん:03/09/30 05:03 ID:yDVAQGbz
age
146 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/30 19:04 ID:wbMYYzbx
[中日新聞]
論戦ぶっ壊すのは誰だ
衆院解散まであと十日ほど。臨時国会の論戦が始まった。有権者には総選挙の政権選
択と争点を考える絶好の機会である。小泉首相と与野党は真剣に応えるべきだ。論戦を壊
す絶叫はそぐわない。
解散国会
自民党は衆院の代表質問に安倍晋三幹事長を早速登壇させた。十一月総選挙向けの“
広告塔”お披露目、といったところか。その安倍氏が首相に「改革の実績をもっと語ってほし
い」とばかりに、国民へのメッセージを促した。
小泉首相のもとで官房副長官を二年半務め、首相の決断で幹事長に抜擢(ばってき)され
た。デビュー演説がヨイショに終始するのも無理はないが、選挙の責任者として政権の人気
上滑りを懸念しているように感じたのは、私たちの気のせいだろうか。
要するに、首相の説明が決定的に足りない、そんなもどかしさばかりの論戦初日だったの
だ。
菅直人民主党代表は満を持していたのだろう。質問のすべてを原稿やメモなしで通した。
民主党政権なら改革をこう進める、イラクの人道復興支援はこう考える、を主な論点にした
追及は聞きごたえがあった。
菅氏は脱・官僚政治へ、官僚機構を束ねる事務担当の官房副長官や、役所派遣の首相
秘書官を政治任用とする考え方を示した。道路公団廃止と高速道路の三年内無料化、政治
資金の透明化など、いずれも選挙の格好の争点と踏んでのことだろう。
菅氏は郵政民営化論の首相に、三百五十兆円にのぼる郵便貯金や簡易保険をどうする
か、とも迫った。
首相の冒頭五分間余にわたる絶叫答弁は、視聴者にどう映っただろうか。首相の答弁は
こういうことだ。民主党も郵政民営化方針を言ったらどうだ、言えないで官僚の既得権を破
壊できるか、私は歴代首相のできなかった方針を示している…。
147 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/09/30 19:05 ID:wbMYYzbx
せっかくの論戦が粗野なすり替え答弁で台無しにされたことを残念に思う。高速道路建設
問題も、一転して原稿を読み上げた首相によって、聴く側にわけの分からないものになった。
これは論争の拒絶である。
イラク問題での対米外交の在り方は、志位和夫共産党委員長も、土井たか子社民党党首
も、政府が何を考えているか、具体策を明らかにするよう求めたが、首相は答えようともしな
かった。
対米支援は国の基本にかかわることだ。過大な経費の負担は持ち直しかけた経済情勢を
直撃しよう。具体策は総選挙に勝った後、では、国民は知る必要がないということか。
ひるまず、恐れず、の首相ではないか。論戦を逃げたと言われては沽券(こけん)にかかわ
ると思うが、どうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
民主党の機関紙は早速小泉攻撃してますね。ただ昨日のは首相は絶叫してただけみたい
やけど。
148 :
文責・名無しさん:03/10/01 18:27 ID:ta4HicpA
今日は毒ガスday。中国にある毒ガスを処理しようと思ったら数兆円かかるってのに。
まあしょうがない。日本が原因だから
150 :
文責・名無しさん:03/10/02 19:05 ID:RxOg2PKr
>>149 埋めたの中国側なんだから、中国が処理すべき話だろ。
152 :
文責・名無しさん:03/10/04 00:26 ID:e3zhQvLQ
>>151 ゾ ヒョンファ(学生)
そのままの描写は著作問題になってしまうこともあるが、このように自分のスタイルに取り込んで
咀嚼(そしゃく)した場合は風刺マンガの手法として許されると考える。
『日本人の身長へのコンプレックスを、マンガで解消?している点が面白い。』
- - - - -
この朝鮮人の当てこすりじみた偏見こそが面白い。
153 :
文責・名無しさん:03/10/04 20:07 ID:u0O6+NzM
最近おもしろいネタないねえ
154 :
151:03/10/05 01:57 ID:e9LtxcOB
>153
メジャー系のアサピーの電波に慣れちゃうと
地方新聞の電波じゃ物足りなくなるね。
155 :
文責・名無しさん:03/10/05 15:33 ID:BzCwMHPS
156 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/10/05 20:54 ID:Y+slGQ5p
[中日新聞]
夕歩道
○公立の小中高校で、指導力不足の教師が増えている(文部科学省…
公立の小中高校で、指導力不足の教師が増えている(文部科学省調べ)とか。少子化に
伴い教員の需要も減り、採用選考が厳しくなってからもう長い。だから、不適格な人は減っ
てしかるべき。なのにどうして。
ある元校長さんはこう言う。「みんないい先生だ」と。ただし三通りある。(1)いてくれなくて
は困るいい先生(2)いてもいなくてもいい先生(3)いないほうがいい先生。(1)がそろえば
言うことなし。現実は甘くない。
さて、指導力って何だろう。学力とは一致しない。学校は個性の異なる教員のチームだが
、富山市立五福小学校では、学童一人一人に“声をかけてほめる”ことで、指導の成果をあ
げている。探せば道はある。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いまいち何がいいたいかわからん???
157 :
蒼|(|゚|∀|゚|)|紅 ◆NVPORJTFmU :03/10/05 21:00 ID:Y+slGQ5p
[西日本新聞]
○春秋
〈私たちは水俣の人々の苦しみを目の当たりにし、また豊島(てしま)の廃棄物の山で息が
詰まるような思いをしました〉▼韓国、マレーシア、日本などアジア七カ国の中学生四十二
人がこの夏、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」に乗って、熊本県水俣市や瀬戸内海
に浮かぶ香川県土庄町の豊島などを訪ねた▼「公害病の原点」水俣では、資料館の写真
や胎児性水俣病に苦しむ人の話に涙が止まらなかった。美しい緑の島を産業廃棄物の墓
場に変えられた豊島では「全部を取り除くのに十年はかかります」との説明に言葉を失った
▼「日本に学べ」とアジアの国々に言わせた経済発展の裏で日本はひどいことになってい
た。全員で討論してつくったメッセージの続き。〈私たちが気がついたのは、発展を求めるあ
まり、自分たちの行動が他の人々や自然環境に及ぼす悪影響を無視してきた人間の姿で
した〉▼アジアの中学生たちは、環境問題を学ぶのにふさわしい日本各地を十日間かけて
巡っている。NHKとアジアの各放送局が企画したプロジェクトの名称は「未来への航海」。
その公式ホームページなどから紹介した▼水俣市は今、国際環境都市をめざす。ごみ問
題などでの先進的な取り組みで知られる。豊島では先月から産廃処理が始まり、オリーブ
の植樹も進む。中学生が大人になって再訪したとき、水俣と豊島は、「日本に学べ」の、き
っと新しいお手本になっている。
>韓国、マレーシア、日本などアジア七カ国
なんで日本が最初にこないんだろう?
>>157 いいじゃねーか順番ぐらい。
まあ、本当は日本の駄目な所をに晒して、
ドウデスカ、ミナサン、ニホンナンテ、ジツハコノテイドデスヨ、
と外人に媚を売ってるのが嬉しいんだろうよ。
後で同行のチョッパリだか、イルボンやらに言葉責めをお見舞いしたに違いない。
159 :
文責・名無しさん:03/10/06 19:31 ID:wiKtoCqx
[西日本新聞]
○春秋
新聞などでよく見る閣僚の「通信簿」から、カラオケでマイクを握ったときに出る点数まで、
世の中、採点ばやりだ▼会社や役所では、部下が直属の上司を採点する制度を導入する
ところが出てきた。上にゴマをすってばかりいる人には厳しい採点が待っている。下におも
ねる人もいい点はもらえない。管理職はいよいよつらい▼教育現場も例外ではない。最近
の報道から―。山口大医学部(山口県徳山市)は、講義が終わるたびに学生にパソコンで
採点させているという。集計結果はすぐに教員に知らせる。「眠たくなった」などと指摘される
こともあるから気が抜けない▼大学だけではない。東京では来春から全都立高で生徒が
教師を評価するようになる。中退する生徒が多いので「教師に問題があるのでは」と都教委
は考えた。「授業は分かりやすいか」など複数の項目について、学期末に三―五段階で点
をつけてもらう▼「よくできる」「がんばろう」などと評価される側に、校長先生をすえる地域
がある。香川県教委は来年から、公立の小中高校で年に一回、仕事ぶりを教職員に採点
させる制度を導入する。全国で初めてらしい▼「小泉学校」の校長はどうか。打ち振る改革
の旗にはつぎはぎも見え始めた。それでも自民党総裁選では教員(自民党議員)から及第
点をもらった。次は生徒の番である。採点表がもうすぐ配られる。採点は政権公約を見てか
らの話だ。
□新聞にも採点が必要だと思うんだけどねえ。
160 :
文責・名無しさん:03/10/06 19:35 ID:wiKtoCqx
[沖縄タイムス]
イラク復興支援
米政権への貢献策だ
小泉政権のイラク政策は、ブッシュ米政権に同調する点で一貫している。しかし、日米同
盟重視の政策には、イラク国民の対日観の悪化や自衛隊員の生命を含めた身分保障、さ
らには国連を中心とする国際世論の動きを無視した強引さがつきまとう。
政府はイラク復興支援特別措置法に基づく人的貢献として、年内の自衛隊派遣と最大五
十億ドル(約五千五百億円)の拠出など方針を固めた。
陸自先遣隊を百人規模で十二月に派遣、年明けに六百―七百人程度を送る準備に入る。
だが現地の治安は悪化している。米英軍への攻撃は、米大統領が戦闘終結宣言を出した
五月に比べ九月は四倍以上(五日、朝日新聞)といわれる。
政府は比較的治安の安定している南部の都市への派遣を想定しているが、国民の反米
感情も高まっており、全国的に泥沼化の様相を見せている。
自衛隊派遣は、イラク国民にとって占領軍である米軍への協力とみられることが十分予想
される。攻撃される可能性もあり、政府は状況を見極める必要から年明けにする方針だった。
なぜ方針を転換したのか。今国会でも小泉首相の説明はない。
今月二十三日からスペイン・マドリードで開かれるイラク復興支援会議は、各国の資金協
力が焦点となる。
復興支援資金は、世界銀行が見積もる三百五十六億ドルと米英の暫定占領当局による
百九十四億ドルを合わせた五百五十億ドルが政府算定の元になっている。米国も五百―
六百億ドルが必要と、各国への協力を呼びかけている。
「国力にふさわしい援助」(首相)は、荒廃の中に暮らすイラクの人々を支援するためにも
積極的であるべきだ。
161 :
文責・名無しさん:03/10/06 19:36 ID:wiKtoCqx
が、ここでも納得しかねることがある。国際社会との落差だ。
戦争に反対したフランス、ドイツなどは人的貢献ばかりか、資金拠出にも冷淡な反応を見
せている。
国連安全保障理事会では、米国が提示した多国籍軍派遣や復興に関する新決議案の採
択が困難視されている。
アナン事務総長は新決議案を「私の勧める方向には行ってない」と明言した。国連を軽視
した米国主導の復興政策を批判したものだ。
大量破壊兵器を捜索する米調査団は「見つからなかった」と米議会に報告した。ブッシュ
政権が主張した「戦争の大義」への疑問も深まる一方だ。
政府の矢継ぎ早の方針決定は、十七日のブッシュ大統領訪日にあわせたものだが、米国
追随を外交の柱とすることが唯一の選択肢なのか。強い疑問を抱かざるを得ない。
162 :
文責・名無しさん:03/10/07 21:45 ID:N0Y13hKb
[北海道新聞]
新民主党をおそれる小泉首相(10月7日)
一九七九年九月四日未明、パンダのランランが死んだ。前日夜に落語家三遊亭円生が逝
った。各紙が大きく報じたのは「日中友好の象徴」の死だった。「昭和の名人」はわきに置か
れた▼後輩噺家(はなしか)が笑いのネタにしている。<悔しかったですね。どこもこれ以上
大きな活字がないという感じで「パンダ死す!」。で、その隣に小さく「円生も」。動物のつい
で、ってことはないでしょうに…>▼ニュースは、より大きなニュースに押しのけられる。そ
れを知って、大事件が起きた日に都合の悪い発表を行う例がある。ライバル社の行事の宣
伝効果を減ずるために、話題性のあるニュースをぶつけることだってある▼すったもんだの
末、道路公団の藤井治芳総裁が解任されることになった。その藤井総裁と石原伸晃国土交
通相とのトップ会談を、新しい民主党の船出の日に合わせたのは小泉首相の策略だそうだ
▼総裁交代は既定路線で、後はタイミングの問題だった。で、選ばれたのが合併大会。こ
れなら新党効果を相殺できる。小泉内閣の改革推進も印象付けられる。したたかな演出だ
が、それだけ、新民主党におびえているのだろう▼総選挙に向けた各党の駆け引きがし烈
。政権公約が次々に発表される中、自民党が「後出し」になっている。公約に自信があれば
日を選ぶこともないだろう。自信がなければ…。発表日にも注目したい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
なに様のつもりなんだろう北海道新聞は。
>新民主党におびえているのだろう
普通の新聞はこんな言葉つかわんだろうに。
163 :
文責・名無しさん:03/10/08 19:53 ID:sth5zhrf
[北海道新聞]
藤井総裁解任*小泉一座のお粗末芝居(10月8日)
待ってましたの声の中、「見よ、小泉流の太刀さばき」と大見えを切るつもりだったのだろう
。
柳の下にどじょうは二匹もいない。小泉純一郎首相の総選挙目当ての演出も今回は思惑が
外れ、とんだ醜態となった。
日本道路公団の藤井治芳総裁の辞任拒否・解任をめぐる混乱である。
民主党と自由党との合併で新民主党が船出するその日に藤井総裁を切り、民主党大会の
印象を弱め、小泉構造改革をあらためてアピールする。
改造内閣の目玉の一人である石原伸晃国土交通相が主役であれば、安倍晋三自民党幹
事長と並び、若手が活躍する政権としてイメージが高まる。
計算通りに事が進めば、この通りになったはずだ。党の三役人事で見せた見事な手腕の
再現である。
ところが、藤井氏が「そうは問屋がおろさねえ。この老い首、ほしけりゃあ取ってみな」とば
かりに逆にたんかを切った格好になった。策士、策におぼれて反撃に遭うと言ってもいい。
藤井氏が総裁を辞すべきなのは、国会での財務諸表をめぐる答弁のでたらめぶり、意に
従わない公団幹部の左遷などからみても当然である。
だが野党の辞任要求が高まった七月以降も、小泉首相は藤井氏を擁護する扇千景前国
交相の判断にまかせたままできた。構造改革に抵抗する既成組織の実力派トップが、悪役
としてのイメージを強めていくのは政治的には好都合な面もあったはずだ。
総裁を切って正義の味方を演じる効果が最大になる時期を、首相は慎重に計っているとも
いわれてきた。
164 :
文責・名無しさん:03/10/08 19:54 ID:sth5zhrf
藤井氏にしてみれば、長くさらし者にされた上に、担当大臣が代わっただけで辞任を迫られ
、それを政権に政治的に利用されることには納得しがたいという思いがあるのだろう。
石原国交相は総裁から五時間も事情聴取したというが、その間になぜ辞任を説得できな
かったのか。更迭を事前に決めておきながら、だ。
石原氏は前内閣で、道路関係四公団民営化推進委の内部対立、推進委と自民党道路族
や公団、国交省との対立のどちらにも対応できず、行革担当相としての当事者能力を失って
いた。
国交相への横滑りも、この事態で出足からつまずいたことになる。総裁解任の手続き終了
までには二、三週間は必要といわれ、民間からといわれる後任選びも難航が予想されている。
敵役にも意思はあろう。それを忘れた筋書きも役者もお粗末とはいえ、官僚OB一人の更
迭すら容易でないなら小泉構造改革とは何なのか。
年内にまとめる予定の公団民営化の枠組みづくりもずれ込むのは必至だ。政策と実行力
でなく、演出や若さだけで勝負するなら足もとをすくわれる。
それが藤井氏の反抗の教訓だ。
165 :
神奈川新聞社説1:03/10/15 15:30 ID:gu/Z09o9
神奈川新聞2003/10/15社説
新聞週間を迎えて「戦争の足音、近づかすまい」
古老から怖い話を聞いた。「今の世相が1930年代に似ている」と。
満州事変から太平洋戦争、敗戦に至る中で国民は辛酸をなめた。
戦争中は「非国民」と非難されるのを恐れ、言いたいことも言わぬ、
言えぬ状況に追いやられた。
「戦争の足音が聞こえてきたときには、その動きを止めるのは難しい。
新聞は足音が近づかぬように力を尽くしてほしい」。古老は、そうも言う。
15日から新聞週間が始まる。
今月7日の本紙「自由の声」に77歳の男性の投稿が載った。「攻撃は
最大の防御なり」と戦争に突き進んだが、空襲、原爆投下に遭い、女性や
子供まで死傷し家屋は灰になった。「戦争も暴力である」と指摘している。
同感だ。戦後58年、日本の平和は太平洋戦争で流されたおびただしい
鮮血の上に築かれてきた。
現状は戦火が世界から絶えない。イラクに大量破壊兵器が存在し
他国の脅威となっている。米英両国はそう主張し、国連の合意を得られ
ぬまま戦争に突き進んだ。
166 :
神奈川新聞社説2:03/10/15 15:30 ID:gu/Z09o9
ところが、米政府合同調査団の暫定報告では依然、大量破壊兵器は
見つかっていない。軍事行動はそもそも、証拠を先に明確に示し、
国際社会の理解と同意を得てから検討すべきものだろう。
日本政府は米英の軍事行動を理解すると表明、支持した。本紙は
その非を政府に問うてきた。二度と戦争に巻き込まれないように。
現状はしかし、その訴え、願いとは裏腹に、自衛隊をイラクに派遣する
動きが見られる。いや応なしに戦闘状態へ巻き込まれる恐れが出てきた。
あらためて政策転換を求めたい。古老の憂いが現実のものとならない
ように。国民の血を流さないためにも。
法整備にも「戦争の足音」の懸念がある。有事法制、個人情報保護法
などが成立している。いったん廃案になった人権擁護法案も、いつまた
復活するかもしれない。
いずれも表現の自由を制約する側面を併せ持つ。このほか住基ネット
ワークも本格稼動した。いったん「有事」になったときに国民総動員体制を
とりやすくなる。
一方で、新聞社自身も不断の努力が必要なことを自覚している。正確で
公平な報道を心掛けるのは当然のこと、たとえ自分たちの取材・報道に
確信があっても、それで問題が起きたと訴えがあれば、真剣に対応する。
本紙は15日に「紙面アドバイザー制」を発足させる。社外の識者に委嘱し、
問題の対応策を探る中で、より一層の市民の信頼を得、保持していきたい。
市民の信頼の負託がなければ、言論・報道の自由も力を持ちえないからだ。
質の高い情報と優れた判断を提供し、読者と信頼関係を築いていける限り、
新聞は生き続ける。私たちはそう信じている。
167 :
文責・名無しさん:03/10/20 19:19 ID:+5Q6U0a2
アゲェ
168 :
文責・名無しさん:03/10/25 11:09 ID:g+U9ZDQn
中日新聞 10月31日朝刊
・コイズミを問う 争点の現場から第2回 憲法
母をどうしても説得できない。
「戦争反対だけど、よそから攻められちゃな。軍隊は要る」と、
八十すぎの母は主張する。
「攻めてくるわけないよ」と反論し、憲法九条の歴史的意義などを
説いてみるが、「だって、ミサイル飛んできただろ。攻められたら、
おまえどうする?」こう詰め寄られると反論しきれない。
名古屋市東部に住む川田茂=仮名=は、昭和十三年生まれの六〇年安保
世代。学生時代は「こわごわながら」デモで安保反対を叫んだ。就職後は
仕事一筋。全共闘世代の妹に「大勢順応派」と言われたが、息子と遊べない
ほど忙しかった。
退職して自分の時間ができた時、護憲市民団体「第九条の会なごや」へ
入会した。「平和こそ生活の土台」との素朴な思いを、ささやかな行動で
示したかったからだ。
「だが、母すら説得できずに…」。大正生まれの母の素朴な軍事抑止論。
それに押し切られる自分の非武装平和論。憲法改正への動きは、川田の
戸惑いを置き去りにするかのような早さだ。
170 :
文責・名無しさん:03/10/31 10:24 ID:fIDZENZ/
「憲法改正を言うと右翼だとかタカ派だというとり方が今まであった。
そうではない」。小泉純一郎の国会発言のように、ついこの間まではタブー視
されてきた改憲への取り組みが、ついに「公約」にまでなった。
自民党が「改憲」なら、民主党は「創憲」。言葉は違っても、政権を争う
両党は「憲法見直し」では一致している。中日新聞が中部地方の両党の衆院選
立候補予定者に行った調査では、九条改正派が六割だった。
政治家だけではない。有権者調査でも七割強が改憲容認と出た。米中枢
同時テロ、北朝鮮核疑惑、イラク戦争。不安の増殖が世論を変えた。
小泉は党執行部に二〇〇五年までに党の改正案をとりまとめるよう指示した。
改正のため、国民投票の方法を定める法案は、早ければ、来年の通常国会に
提出される。
憲法を屋台骨とする日本にとって、分岐点となる選挙といえる。
石川県加賀市の三谷小学校の校庭わきに、憲法九条の条文が刻まれた石碑が立つ。
近くで農業を営む西山誠一(72)が建てた。昭和六年生まれの元軍国少年。
九歳の時、父は「軍神」になって靖国に祭られた。
熱心な真宗門徒の西山は区長会の会長だった十一年前、戦死者を祭る忠魂碑の
移転に直面した。区の公的支出で移転費を賄うのが納得できない。
そもそも、忠魂碑は父親をいまだに軍神として祭っている。「父を戦争から
解放させたい」。そんな思いもあった。
案じた末、一案を思いついた。移転費用に見合う額で、西山が区から忠魂碑跡地を
買った。その代金で、区は忠魂碑を移転。西山は、跡地に「九条の碑」を建てた。
五十年間、日本が非戦を貫いたことへの感謝を込めて。
碑の前で今、西山は「九条は変えられてしまうかもしれない」と懸念を口にする。
「たとえそうなっても、この条文は永遠にたたえられるべきものです」とも話す。
「非戦平和が信条」という西山に「敵が攻めてきたらどうする?」と尋ねた。
遠慮がちながら毅然とした口調で西山は答えた。「殺されても戦争はしない。
戦争に行くのが死ぬ覚悟なら、それを拒否するのも死ぬ覚悟。これは世論が
どうこうではなく私の心の問題です」。
(敬称略)
171 :
文責・名無しさん:03/10/31 10:26 ID:fIDZENZ/
ちなみに昨日掲載の第1回では、民主党の高速無料化公約に関係して
高速料金タダ乗りで悪名高いフリーウェイクラブ会員の声を載せてました
172 :
文責・名無しさん:03/10/31 10:33 ID:hLNi+Qzc
テンプレに河北新聞が無いなあ
173 :
文責・名無しさん:03/10/31 10:34 ID:hLNi+Qzc
河北新報の間違い
>>170 石川県金沢市にはテロリストを賛美する碑が立っています。
憲法9条の精神から言っても、テロリストを賛美する碑は許せませんよね。
-------------------------------------------
http://p2223.nsk.ne.jp/~toramoto/ttrh.htm テロリストの碑
金沢市の南東部、お盆やお彼岸になると賑わう野田山の一角に、
異国風の大きな石碑が立っています。石碑には正面に「尹奉吉義士
殉国碑」と彫ってあり、他の三面には漢字混じりのハングルで、
びっしりと何かが書いてあります。
175 :
文責・名無しさん:03/10/31 11:49 ID:1czelm7T
平和は生活の土台と言っておきながら、平和の為なら死んでも言いという様な展開
生活の為に平和が必要なんじゃなかったのか
健康の為なら死んでも良いタイプの人間ですね
176 :
kaypliche:03/10/31 20:46 ID:xxgscfQ4
177 :
文責・名無しさん:03/10/31 21:18 ID:vz/p4MpK
>>1の新聞はまともなところばっかりでしょ?(偏向がどうとかいうのは却下)
本当に電波なのは、もっと小さいところですよ。
俺が薦めるのは、滋賀県の「滋賀報知新聞」いまでも電波だが先代の社長が
亡くなるまでのはじけ具合といったらなかった。
Fと言う名前でコラムを書いているが、内容は旅先で女性を引っかけた、みたいなことばかり。
社説も当然1人で、自分の名前入りで書いているけど、地元の話題は無視で、中央政界のことばかり。
1回だけ地元ネタで見たのは、自分の気に入らない団体の会員が逮捕されたという話。
こんな電波な新聞に、地元自治体や議会が広告出してる。すごい新聞。
178 :
強盗校長が闊歩している。:03/11/03 09:47 ID:woYGN/09
179 :
文責・名無しさん:03/11/05 11:55 ID:NoUReAfH
>>179 俺、知り合いが San Diego にいて、すんごい恐怖だったって
言ってるんだが‥
そいつの知り合いで、家を無くした奴だっている。
どうしてこう、想像力の無いことを平気で書けるんだろうね。
自分の無知、想像力欠如を自分で晒して、何が楽しいのか‥
「実利主義者は」と書いてあるじゃん
別にどうってことない
河北春秋で中国様の言い分丸呑みで留学生に「赤面した」とほざいてますな、
書いてるのは共同か地元のバカ記者か。
183 :
文責・名無しさん:03/11/10 13:41 ID:/9y/TLYZ
>>181 実際に実利主義者が言ったわけでもなく四国新聞の発言
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20031110/mng_____tokuho__000.shtml より一部コピペ
■都民会議消え格下げ機関に
都民会議の代わりに、都では委員の半分が日本人の「専門家会議」を
設けたとしている。公募の形式も取りやめ、生活局長の諮問機関に“格
下げ”されている。本年度はまだ開催されてもいないという。
第二期都民会議の座長を務めたピーター・バラカン氏は、当時を振り
返りながら「石原都知事はとっくにリコールされていなければおかしい。
とんでもない政治家だ」と断じる。
外国人犯罪がクローズアップされる風潮について「確かに、三十年前
の東京は本当に安全だった。その代わり、外国人は、警察にしょっちゅ
う職務質問された。治安の良さは、監視国家の裏返しだ。犯罪が増え
るのは、貧富の差が拡大しているためで、外国人だけの問題ではない。
日本人の犯罪も増えている」と指摘しながら、バラカン氏は嘆いた。
「石原都知事の発言をはじめとする政治家らの暴走を、日本の有権者
が納得しているのだとしたら絶望的だ」
------------------------------------------------------------
まぁなんと言うか。不法滞在者を犯罪者呼ばわりするのは差別みたいだね。
こいつらに言わせると。
■『日本人しか視野にないマニフェスト』
「各党のマニフェストはすべて目を通した。だが、自民だけではなく、民
主も公明も日本人しか視野に入っていなかった」
大阪生まれの在日韓国人三世で、大阪市立大学大学院の朴一教授
(47)はまゆをひそめた。
「今年の経済白書では、外国人労働者導入に対する積極的な展望が
明記された。少子高齢化が進む状況で、外国人労働者をどうするかは
重要な政策課題のはずだ。それがまったくマニフェストに盛り込まれて
いない」
法務省によると、外国人登録者は年々増加し続け、昨年末現在で約
百八十五万人に。うち33・8%にあたる約六十二万人が在日韓国・朝
鮮人だ。
だが、朴教授は「北朝鮮の拉致事件が明らかになってから、日朝関
係が悪化し続けている。石原都知事の暴言は典型的だが、江藤隆美
氏や麻生太郎氏など、政治家が人権や歴史を無視した発言を繰り返
すのは、世論の後押しがあるからだ」と危ぐする。
アルゼンチン生まれの日系三世で、約三十年前に来日したスペイン
語講師の田中マルタさん(56)も「神奈川県の松沢知事の『こそ泥』発
言など、政治家が率先して、外国人を犯罪者呼ばわりする風潮が怖
い」と話す。
自民党が「国民の安全を守る」として、不法残留外国人の半減を掲げ
た公約に、強い不安を訴える。
-----------------------------------------------------------------------------------------
こっちの方がよかったかな。
> 自民党が「国民の安全を守る」として、不法残留外国人の半減を掲げ
>た公約に、強い不安を訴える。
なんというか、チョンらしいというか。とっとと素晴らしい祖国に帰れよ。
>>186 >アルゼンチン生まれの日系三世で、約三十年前に来日したスペイン
>語講師の田中マルタさん(56)も「神奈川県の松沢知事の『こそ泥』発
>言など、政治家が率先して、外国人を犯罪者呼ばわりする風潮が怖
>い」と話す。
これは共同のせいですね。
何故「観光ビザで来日する中国人はこそ泥」が「外国人は」に
変わって報道されるんでしょうね。石原の「三国人」の時で懲りて
ないんですかね、共同は。
石原発言を捏造したTBSのように、事実を歪曲して報道する
マスコミに拳を挙げましょう!ホップ、ステップ、玉砕でございます!
190 :
:03/11/14 19:00 ID:whGxrWqF
社説や記事ではないけど、ある意味かなり「電波」だと思います。
読者の皆さまへ
平素よりご愛読頂き、ありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、このたび平成15年11月11日(火)24面テレビ欄が、社員のコンピュータ操作ミスで前日分が掲載されるなど、通常の新聞をお届けすることができなくなり、皆様に多大なるご迷惑、ご不便をお掛け致しました。
ここに深くお詫び申し上げますと共に、今後このようなことが起きないよう社員一同、誠心誠意取り組ませていただきます。
今後ともなにとぞ相変わらずのお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社 伊勢新聞社
http://www.isenp.co.jp/#
「前日分が掲載されるなど」の「など」は他に何があったんだ?
192 :
文責・名無しさん:03/11/17 10:56 ID:eV2fs6lN
高知新聞2003年2月2日14面より
似ている
「ブッシュ大統領はニホンザルに似ている」と、某氏がもらしたところ、
聞いた人がひざを打って「実は私も」。付け加えて言うには「それも温泉に
漬かっている時の感じだね」と。
人では入れない熱い温泉に、のほほんと心地よさそうに漬かっている
ニホンザルを信濃路で見たことがある。密生した毛があるため熱さも凌げる
とのことだった。
世界一の権力者たる米大統領を、なんぼなんでもサルにたとえるのは
失礼極まりない。だが、スキャンダルにまみれた過去の大統領でも聞かない話である。なぜだろう。
国連の決議なしでも、単独で同盟国の勢力を率いてイラク攻撃に踏み切ると
繰り返し演説するブッシュさん。内外の厳しい批判もどこ吹く風の面持ちを見ると、
権力という分厚い毛をまとい、感覚が鈍っているのではないのだろうか。
それでは失礼ながら、容貌は論外として、似ている、似ている。
国連を無視するとは尋常ではない。しかも一般教書で日本の名もちらほら。
まさか小泉さん、参戦を約束済みではあるまい。
国会答弁「国連の審議を見て慎重に決める」とも矛盾し、国民を欺く答弁となってしまう。
それとも「そんなこと大したことではない」ですか。
(延)
193 :
文責・名無しさん:03/11/17 10:59 ID:eV2fs6lN
高知新聞2003年01月27日より
▼東京を火の海にするという表現があり、ミサイルに燃料を注入し始めたら
武力攻撃に着手したと見なすことができる。石破防衛庁長官が国会答弁で言
いたかったのは北朝鮮のことだろう。
▼「火の海」は北朝鮮が他国を脅すときの常套句(じょうとうく)だ。それに、戦
争を始めようとするときに、液体燃料を注入しなければならないミサイルとなる
と、周辺では北朝鮮しかない。ミサイルはロケットと違い、いつでも発射できな
ければならない。固体燃料が常識だ。
▼こんなロケットまがいのミサイルでも発射すれば飛んでゆく。物騒なことは
物騒だが、兵器としては三流品だろう。そんな兵器を、防衛政策の難題に見立
てるのだから、これも程度の低い答弁だ。それとも、この程度の大臣も大した
ことではないのか。
▼北朝鮮がいつもの調子で脅し、うっかりミサイルに燃料を詰めたりすると、
それこそ、北朝鮮が火の海になるかもしれない。日本攻撃の準備とみなして、
ミサイル基地を先にたたくこともできる、と石破長官らは答えているからだ。
▼この答弁は有事法制の露払いの役割がありそう。日本が外国の攻撃を受
け、自衛隊が防衛出動する事態での対応策を定めたもので、論議になっている
のが、実際に攻撃される前の、差し迫った状態まで対象としている点だ。
▼何をするかわからない北朝鮮の不気味さに目を向けさせ、防衛出動の間口
を広げておく。勘ぐれば、そんな意図も浮かんでくる。答弁の程度は低くても、政
治的には高等戦術かもしれない。
194 :
文責・名無しさん:03/11/17 11:32 ID:0G33y6gh
195 :
文責・名無しさん:03/11/17 11:52 ID:seeLAAGh
>>193 高知新聞って地元ではどんな扱いなんだろう?
視点が完全に北方向にあるようだが。
196 :
文責・名無しさん:03/11/17 19:37 ID:lQMtprY/
>>195 高知の新聞市場をほぼ独占していますが何か?
>>192-193 田舎の猿に新聞を委せるとこんな事しか書けないのか。
田舎にしがみつく猿共の知能がはっきり表れてるねW
猿でない市丼の方々には、誠お気の毒と云うしかない。(T_T)
と、猿が言っています
てめえの暮らす山が猿の世界の全てなのさ♪
200 :
文責・名無しさん:03/11/20 19:36 ID:8BafwMnZ
高知新聞2003年11月20日14面より
T被告
道路公団の前総裁にならって、政治家の名前をイニシャルで書く。
秘書給与詐取問題の元衆院議員のT被告に少し前、羽田空港でばった
り会った。J党の総裁選直後の、A幹事長が誕生したころだった。
国会質問でK首相を「ソーリ、ソーリ」とやりこめることの多かった
彼女だ。取材で知った「現役」のころのパンツルックではなく、ジャン
パースカート姿で帽子を目深にかぶり、保釈中の身の上がうかがわれ
た。「なんでこんな目に遭わなあかんのやろ」。待合のソファでふと見
せた弱さは、かつては表に出さなかったものだ。
それでも、得意分野の市民活動や政局の話をしているうちに、歯切
れのよい口調が戻った。別れ際に言ったのは、「Aらがきっと、(私の
問題の)次は何をしようか話し合ってるで」。百鬼夜行の永田町。そこ
で“つぶされた”彼女の言葉だけに、胸がぞわっとする感じが残った。
201 :
文責・名無しさん:03/11/20 19:37 ID:8BafwMnZ
先の総選挙、彼女の所属するS党のD党首が小選挙区でJ党の新人
に敗れ、党首辞任に追い込まれた。北朝鮮拉致問題への対応をめぐり、
拉致家族を街頭に立たせるなど、A幹事長らJ党側からの批判キャン
ペーンは徹底されていた。
こうして護憲のシンボル的存在のD党首は表舞台から去り、改憲の
先鋒のA幹事長らJ党タカ派の思惑通りになった。彼女の言葉がいま、
胸の中で重たくよどんでいる。
(希)
辻本清美(いや、あくまで“T”か?)
「なんでこんな目に遭わなあかんのやろ」
「なんでこんな目に遭わなあかんのやろ」
「なんでこんな目に遭わなあかんのやろ」
北朝鮮拉致問題への対応をめぐり、拉致家族を街頭に立たせるなど、
A幹事長らJ党側からの批判キャンペーンは徹底されていた。
こんな事実あったけ?拉致家族が街頭に立ったのは石原三男の対立
候補(民主党)を応援するためじゃなかっけ?
202 :
文責・名無しさん:03/11/20 19:48 ID:cjiR7Tqw
団塊から1960年代半ば生まれあたりまでは、
サヨクの洗脳が強固な糞世代だから、
もうちょっと下の世代が実験を握るまで、
トンデモ社説が楽しめそうですな。
下の方の境界は下げすぎ。1961生だが右保守だし廻りにもドサヨはいなかった
敢えて言えば無関心かも。
204 :
文責・名無しさん:03/11/24 15:55 ID:go1sYih7
あげ
205 :
文責・名無しさん:03/11/29 10:56 ID:EUciq+wP
あげ
206 :
文責・名無しさん:03/12/01 16:50 ID:Ut3BiR0g
>
>>197 そのサルから見ても絶対におかしい田舎の三文記者をしっている
207 :
文責・名無しさん:03/12/05 17:55 ID:y7lSandk
あげ
208 :
文責・名無しさん:03/12/07 17:02 ID:gRTLj+Co
保守
四国新聞12月10日付・一日一言
あなたに期待したのは戦争する国ではない。テロに怯えて周囲を疑う国でもない。あなたに期待したのは
規律を失った政官財の大掃除だった。小泉さん、あなたは勘違いしている。
あなたの二年八カ月を振り返り、その私心のなさはよくわかった。人の心を打つ言葉選びの才も、細心かつ大胆な策略も、
窮地に追い込まれて光を放つ逆転の才も歴代総理の中では群を抜いている。
国民はその異才が国家の深奥に巣くう亡国の徒を一掃するために使われることを期待した。「自民党をぶっ壊す」
なんて宣言を信じはしなかったが、このままではあなたは自分の党より先に国をぶっ壊してしまいそうだ。
しょせんはひたすらに富を奪い合う欧米列強の争いに巻き込まれ、ついには原子爆弾の悲惨を体験した
世界で唯一の国が、その数百万人の犠牲と引き換えに手にした「戦わない決心」は、決して生半可なものではない。
それは英国の鎖につながれ、血を流し続けたインドを解放するため、打ち据えられても打ち据えられても、
非暴力の抵抗を続けたガンジーの決心にも匹敵する。殺さなければ殺すと言われて殺しても殺人に変わりはない。
イラクに行っていけない理由は危ないからではない。撃たれても撃ち返さない決心がないからだ。撃たれればだれかが死に、
撃ち返せばだれかが死ぬ。それはやがて「新しい戦争」の理由になる。
戦前の日本もそうして戦争に踏み込んだ。すべての戦争は自衛と平和の名の下に始まる。日本人の犠牲者は現在二人。
米軍により死亡したイラク市民はすでに二万人を超えた。国連からの要請もなく、あなたはだれを助けに行くのか
h
ttp://www.shikoku-np.co.jp/news/column/200312/20031210000088.htm
210 :
文責・名無しさん:03/12/21 13:54 ID:f4YRY8ft
あげ
211 :
文責・名無しさん:03/12/26 22:30 ID:EIrhhf2l
高知新聞12月26日投書より
日本はこれからどうなるかしら
20日付の本誌社説「ミサイル防衛システム」(MD)の導入は問題が
多すぎる、という意見に賛成です。
社説の真ん中に、安全保障会議でミサイル防衛導入を決定して首相
官邸を出る統幕議長らの“してやったり”というような写真が出てい
るのですが、まるで太平洋戦争当時の軍人たちの姿をみるようで、
震え上がりました。
これで日本は平和憲法を持ちながら「専守防衛」を捨て「先制」へ加担
することになったのです。弾道ミサイルを迎撃するこのシステムは、
飛んでくるミサイルを途中で打ち落とすという途方もない計画で、
軍需産業が巨額の利潤を得るために考えだした計画としか思えません。
イージス艦の実験が成功したからといって、実戦と実験は天と地ほどの
違いがあるであろうことは、誰が考えても分かることです(ロケットでさえ
失敗続きです)。
米国の兵器システム専門家、セオドア・ボストルマサチューセッツ工科
大学教授は、「技術的には有効性はゼロ」と言っておられます。
41兆円の収入しかないのに82兆円もの予算を組んでいる借金大国日本が、
こんな有害無益なシステム参加のために血税を使うのかと思うと、
やりきれません。
米国の圧力には極端に弱い小泉首相が、言われるままにイラク派遣、
MD導入を定め、選挙民の半数は選挙権を放棄し、無謀な暴走を許している
のです。
「日本はこれからどうなるのかしら」―戦争末期に感じたと同じ不安が
広がってゆきます。
(72歳、女性)
212 :
文責・名無しさん:03/12/31 13:04 ID:5hKB+Ta1
ハハハなんだこれ
213 :
文責・名無しさん:04/01/06 21:25 ID:eLs+PoSI
あげ
214 :
文責・名無しさん:04/01/18 18:26 ID:LhWi8MYD
福島民友 1月18日社説
報道規制の動き/情報を国民に提供する責務
緊張、心配、疑問…。多くの国民の複雑な思いを背に、陸上自衛隊の先遣隊が
イラクの隣国クウェートに到着した。今月下旬には派遣予定地のイラク南部サマワに入る。
こうした事態の推移のなかで小泉純一郎政権のおかしな動きが目立つようになった。
ある意味では「報道規制」ともとられかねず、結果として国民の不安を増幅することにもなりかねない。
石破茂防衛庁長官が先遣隊のイラク派遣命令を出した今月九日、同庁は在京の主な報道機関に対し、
自衛隊に関するイラク現地からの報道を「可能な限り控えるよう」申し入れた。続いて十三日には、
自衛隊の陸海空三幕僚長の定例記者会見を「廃止する」と一方的に提案した。報道機関側の抗議を受け、
提案は一時棚上げとなったが、全面的には撤回されていない。
イラク現地からの報道自粛要請は派遣隊員の「安全を守るため」という。政府がそれ以上のことを
説明しないので推測するしかないが、現地での派遣隊員の活動をこと細かく報道されてしまうと、
テロリストなどの「敵」に情報を与えることにつながり、隊員を危険にさらす恐れがある、という論理なのだろう。
しかし現地での危険は報道機関も同じである。派遣隊員を危険にさらそうなどと思っている報道関係者は
一人もいないはずだし、各報道機関とも、自分の身を守るためにも、現地での取材、報道の在り方には細心の
注意をはらっている。それを承知のうえでの自粛要請というのは理解に苦しむ。
きちんと説明しないと「政府のほんとうのねらいは、現地から政府にとって都合の悪いニュースが報道されるのを
できるだけ抑制しておくための情報統制ではないか」というような憶測が一人歩きする恐れもあるのではないか。
215 :
続き:04/01/18 18:32 ID:LhWi8MYD
防衛庁の申し入れは、ごく控えめに言っても、三つの点で納得しがたい問題がある。第一は、結果として
国民の目から真実を覆い隠すことになりかねない点だ。自衛隊のイラク派遣は目下、日本にとって
国内的にも国際的にも最も重要な問題である。派遣隊員が現地でどのような状況に直面し、どのように活動
するのか、国民はかつてなく重大な関心を寄せている。その国民の重大な関心にこたえるのは報道機関にとって
ごくあたりまえの本業であり、それを「控えろ」と言うのは、国民が知るべきことを知らせないつもりなのか、
と言われても仕方があるまい。
第二は、申し入れの中身が漠然としていて、具体性を欠いていることだ。派遣部隊の行動計画や隊員の配置など、
安全に直接かかわる情報については、報道の自制もあるていど仕方がないかもしれない。しかし「隊員の生命
および安全に関すること」「その他、部隊等が定める事項」などと言われたのでは、報道の対象がすべて含まれて
しまう恐れもある。ただ「当局に従え」と言っているのと同じではないか。
第三に「防衛庁の業務を阻害する報道」があったと(当局が)認めたときは「以後の取材を拒否する」としている点だ。
これはまったく納得しがたい。防衛庁に限らず、およそ公的機関にこのようなことが認められるのであれば、当局は
いくらでも恣意(しい)的に報道を統制していいことになってしまう。防衛庁に限らず、政府には(そして与党にも)
イラクでの自衛隊の活動に関して可能な限りすべての情報を国民に提供する責務がある。そうしなければ
小泉首相の言う「国民の理解」は、前提条件すら整わないはずではないか。
このままでは、小泉政権は「人には言えない」ような理由で自衛隊をイラクに派遣し「人には言えない」ようなことを
させるつもりではないか、というような疑心暗鬼が国民の間に起きる恐れもなしとしない。
216 :
文責・名無しさん:04/02/05 14:06 ID:Qq5xdWvJ
あげ
217 :
文責・名無しさん:04/02/28 16:07 ID:RMIjzs1l
>>211 >弾道ミサイルを迎撃するこのシステムは、飛んでくるミサイルを途中で打ち落とすという途方もない計画で
何で途方も無い計画なんだ。ミサイルが落ちたら、人が大勢死ぬんだぞ。
219 :
文責・名無しさん:04/03/08 01:30 ID:CA5fS9y9
落ちたら人が死ぬことと、計画が無謀なことは別問題だろう。
>>211 情報や論拠を新聞に依ると馬鹿になる見本だねこりゃ。
それにこの婆さん終戦時は13〜4歳か?
軍国マンセーしてた頃に言わず今更自分は他の連中とは違ってたと告って何の意味がある?
今も昔も叩かれないような事を選んでしか語れない婆さんこそ戦前の意識そのままなんだよな。
>>219 計画が無謀、だというソースは?彼らの何の軍事知識があると言うんだ。
何でもかんでも米国の陰謀にするのはやめるべきだ。
222 :
文責・名無しさん:04/03/12 03:30 ID:Rbowm+0f
北大阪新聞って読んだことある人っていますか?
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223 :
京都新聞:04/03/29 13:02 ID:Rn73V8V7
京都新聞 2004年3月29日 月曜日
時代のキーワード
愛国 上
素朴な戦後理念を嗤う欲望
底なしの現実主義が蔓延
「ニッポン!」の声援で沸いた日韓ワールドカップ(W杯)から二年。日本はイラクへの自衛隊派遣へ
と歩み出た。同じような「ニッポン」の掛け声が聞こえるわけではない。だが戦後日本が忌避してきた自
衛隊の海外派遣が、結局は大きな議論もなく静かに実現した。その背景にはどんな気分があるのだろう。
「ネット上に『嫌韓厨』と呼ばれる連中がいる。韓国が嫌いな『厨房=中坊』、つまり『中学生ぐらい
の知識しか持たない坊主』の意。彼らは、何度も日本が謝っているのに謝罪を求める韓国はひきょうだ!
などと書き込む。それがW杯以降増え、『日本は素晴らしい』という気分に結びつく」と評論家の荷宮和
子が言う。
ネット社会に横行するナショナリズム。荷宮は著書「声に出して読めないネット掲示板」で、「嫌韓」
「在日うざい」「これだから女は…」「低学歴、必死だな」などの「反朝日・反サヨ(左翼)」的な言葉
を挙げている。
いわば戦後民主主義的な「韓国、在日、女性、学歴などへの差別批判」がきれいに反転した形だ。社会
学者の北田暁大は「『何となくナショナリズム』ともいうべき気分。思想の実質はどこにもなく、『愛国』
的な言葉を語る欲望だけが噴出している」と言う。
昨年、雑誌「世界」に載せた論文「嗤う日本のナショナリズム」が話題になった北田。一九八〇年代のテ
レビから今のネットにいたるメディアの空間で、「お約束を嗤う内輪空間」が成立したと指摘。それがいつ
しか「嗤い」を媒介に、内輪のコミュニケーション形成が自己目的化する過程を分析した。
224 :
続き:04/03/29 13:03 ID:Rn73V8V7
戦後民主主義的な価値観が、なぜ「お約束」として笑いの対象になるのか。「彼らにとって
平和や民主主義といった理念は、学級委員のきれい事に過ぎない。自分たちを建前や絵空事で
はなく、本音を語るタフな現実主義者と考えたがっている」と北田。
荷宮はそこに、社会に広がる「負け組」の不安を見る。「自分をひとかどの人物と思いたい
がため、自分より弱い存在をけなし強さを気取る。そこから露骨な差別主義、強い日本にあこ
がれる心理が出てくる。従来のような素朴な反戦思想を一言でも言えば、非国民扱いされかね
ない空気が充満している」
社会の階層化に伴なう現実の希望のなさ。「平和」や「民主主義」といった理念は、この生き
にくい社会を生んだ“空念仏”にすぎないという意識が生まれていく。
「最近リアリズムという名の下に、歴史や過去の由来といった大きな状況を切り離し、『今』
だけを見つめてよしとする思考が、日本のあらゆる局面を覆っているように感じる」というのは、
精神科医の香山リカ。
香山は一昨年話題になった「ぷちナショナリズム症候群」で、若者が屈託なく「ニッポン!」を
叫んだW杯以降の「屈託も重みもない愛国主義」を指摘した。
「私は日本で生まれたから日本が好きなのは当たり前とか、日本が攻撃されそうなら守るのが当
たり前―といった形を取る。現実主義というより、余りにも底のない正論で、議論にもならない」
それは若者ばかりでなく、あらゆる層に広がる。例えばカジュアルな服装を好むが収入は多い、
新しい知識層。「彼らは一見、とても柔軟でスマートだが、自分たちとは異なる層への警戒心が強
く、安全の確保に熱心。はやり日本は強い国であって欲しいとか、他国にヘコヘコしていてはダメ
だという意見が、あっさりと出てくる」
戦後社会が形作ってきた理念と、その歴史的な由来を、すべて切り捨てるところに生まれる“フ
ラットな現実主義”。「愛国」の気分の向こうに、今の社会の不確かさが見える。
(敬称略)
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 13:13 ID:qyDTdEw1
>>223 はっきりいうと、2ちゃん相手にムキになっている時点で
その報道局の負けだよ...
つまり、2ちゃんの影響力が大きくなって無視できなくなっている証拠。
必死に批判するんだけど、批判すれば批判するほど、2ちゃんは有名になる。
韓国批判を全て嫌韓厨で一まとめにして言論封鎖してるつもりだけど、
厨厨、って叫んでも、マスコミがこのことで
情報統制してきたことは、筒漏れ。
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 13:29 ID:N5GAWbQ9
嫌韓厨、って言葉自体、
韓国のこと批判されたら困る人たちが作り出して
勝手に2ちゃんで広めたんだろうが...
つまりだな、韓国批判を全て悪に仕立てるために作り出した言葉。
しかし、そんなことしても、韓国の問題点を論理的に解説した
コピペも一杯貼り付けてあるから、効果が無い。
逆に、嫌韓厨という親しみやすい言葉のおかげで、韓国の悪い部分を
いっぺん見てやろうと香具師が増えて、嫌韓が益々増大する結果になった。
今、2ちゃん以外のあめぞう型掲示板は、どこもかしこも、
時事ネタなどは、嫌韓まみれだよ...
ネットというのは、どこまでもリンク無しで、そういう世論が増殖する。
ネットが何を大きく変わったか...
それは、ネットとは、どんな人でも安易に情報発信できるために、
大多数派だったが声が小さく報道機関などでは力が無かったサイレント・マジョリティが、
ネットでは、数の力で圧倒的な力を得るに至ったこと...
逆に、それは、少数派だったが声がでかく報道機関に癒着しやすかった左翼文化人は、
無差別に情報発信できるネットの世界では、少数派でしかなかったということ。
>>223 信毎にも同じのが載ってたけど、読んでてくらくらしてきたよ。
過去や歴史を切り捨ててるのはいったいどっちだよ、まったく。