情報とメディアリテラシーについて考える

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614ちょん太
B護送船方式
大手マスコミはどこも横並びですよね。テレビは多少のジャンルごとの得意苦手があるにしても、
どこも 似たような構成ですし、新聞も多少のスタンスの差があるにせよ、どれも 万人向けの薄っぺらい
内容で 趣向が極似しています。何ていうか コンビニに似ている面があります。
ただ、コンビニと大きく違うところは、コンビニは常に客のニーズに応じて 敏感に
社会の変化に対応するけど、マスコミは先頭に立って 時代の最先端を行かなければ
ならないのに いつまでも昔の価値観に引きずられ 情報化社会の落伍者の引率者のような
気もしますね。


615ちょん太:03/04/04 00:21 ID:75MFhlOF
C最大公約数
"B護送船方式"とも大いに関係にありますが、民放のテレビ局が目指しているのは、
言うまでもなく「高視聴率」ですね。ですから、最大公約数的な情報を いかに
インパクトをもたせるの競争でした。しかし、現代のように国民の価値観や関心が多様化
すると、状況が一変します。どこも、横並びで テレビ局なりに"インパクト”に
苦心しているんでしょうが、視聴者には飽きられかけているのに、かといって
あまり 斬新なこともできません。そうすると、どうでもいい番組ばかりになって、
民放全局の総視聴率の低下さえ招きます。今まで、テレビを見ていた人も レンタルビデオを
見たり、ファミコンをしたり、ネットをやったりと、テレビ離れの兆候さえありますね。

616さふらわ:03/04/05 01:27 ID:rmyTUF76
>>614>>615
テレビの場合、1局1チャンネルでしょ。ですから、単品販売にかけるしかないのです。
そうすると テレビ局は 予算内で一つのチャンネルで出来るだけ多くの視聴率を稼ぐ
番組を制作しようとします。そうすると、どこのテレビ局も似たり寄ったりになって、
結局は パイ自体が減少するんですよね。
私が思い浮かぶ例は「愛子さま ご生誕」の報道番組です。
民放が5局あるとして、1局だけが その番組を放送すれば、その放送局が
最も視聴率を稼げたはずです。しかし、5局とも同じような番組を組めば、
どうせ、ソースは同じなのでしょうから、視聴者はテレビの番組を選ぶ自由が
あるようで ないに等しい状態になります。そうすると、このような大きなネタ
があると、かえって テレビ局全体の総視聴率が落ち、レンタルビデオ屋が大繁盛
するという現象が起きます。テレビ局も ライバルは他のテレビ局だけではなく、レンタルビデオや
ファミコン、インターネットも商売敵だということを念頭において取り組まないと
この先 厳しいですね。