マーケティング理論

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1ひろゆき
あるマーケティングの方法が成功したとして、
体系化されるころには、既に陳腐化しているのではないでしょうか?
マーケティング理論を振り回して、
実際にマーケティングに成功してる例ってあるんでしょうか?
2ひろゆき:2000/11/25(土) 18:54
20:80の法則とか、経験則なだけで、方法論ではないし、、
3名無しさん@あたっかー:2000/11/25(土) 20:29
いちおう、2割8割に限らずABC分析とかベル分析とかしている小売店はあるけど、
そういうところってダメ商品を切るだけの体力のある所っていう結論になることが
多いんじゃないでしょうかね。
4名無しさん@あたっかー:2000/11/25(土) 20:40
>>3
2:8の法則は顧客の法則。
科学的に証明されてるはず。
5ひろぬ子:2000/11/25(土) 20:48
市場環境の変化に応じてマーケティングは変化させないとその企業は衰退しちゃいます。、
マーケティング理論を振り回してマーケティングに成功する事はありえないでしょう。
多分、、、
6修行中:2000/11/25(土) 20:51
市場の変化が激しいと言っても、まあ、普遍の部分もあると思うけど。
マーケティングを学問的にやっている立場から言わせてもらうと、
一般企業は何でこんな基本的なルールも守れていないんだ!って
ことがあるからねー・・・。
おい!POSデータをファイリングするだけで満足するな!とか。
(POSデータが有用かという議論もあるけど。)
7ひろゆき:2000/11/25(土) 21:04
>一般企業は何でこんな基本的なルールも守れていないんだ!
具体的にはどんなルールでしょう?
8ひろぬ子:2000/11/25(土) 21:13
修行中に答えられるかな?
9修行中:2000/11/25(土) 21:41
だからー、POSデータを取っただけで満足している某マクドナルドとか。
マックは優れているように見えるけど、店舗レベルでのデータの扱い
はかなり酷い。
情報システムが構築されているのに、「古くからの慣行」とかいって
伝票切って発注している、某大手お菓子メーカーとか。
そんな感じです。
実際に働いている人はなぜ疑問に感じないのかとっても謎です!
たまに研究会などで、「酷いんですよー」って愚痴っている人が
いる程度なので・・・。
実際に企業で働いている人に、なんで疑問にもたないのですか?
と聞いてみたい。
たいていは「理論と実践は違うから」っていう回答が返ってくるんですけど。
それじゃ、日本の経済はいつまでも発展しないような・・・?
10名無しさん@あたっかー:2000/11/25(土) 22:53
確かに「理論と実践は違う」って思考停止する人、多いですな。
でも、マクドナルドは全体の効率より一部の効率を最大化して、その間
の手間をできる限り省くという思想だから、部分改良に対応できるシス
テムができているという評価はあると思います。
そうでなきゃ大川御大のCSKなんかに投げられないよ、実際。
国際購買モデルもいまや陳腐化しているけど、それだって追随が出な
い理由は明らか。
11名無しさん@あたっかー :2000/11/25(土) 23:36
結果を出したやり方を理論化して
ほかのところに流用するのが学問なのでは?

それをそのまま使ってうまくいくとは思えませんが。

やっぱ、なんか元になるもんがあって、それを
いかに流用するかが勝負かとも思いますが。
12名無しさん@あたっかー:2000/11/25(土) 23:59
CSKも100億以上赤字でしたね。
13名無しさん@あたっかー:2000/11/25(土) 23:59
>>4
パレートの法則だね。
14低血圧者:2000/11/26(日) 01:38
マーケティングミックスの意義について
理論的に教えて。
15ひろぬ子:2000/11/26(日) 02:27
マーケティングミックスの意義って需要を創造することじゃないの?
理論的にも何もない。
16ひろゆき:2000/11/26(日) 03:24
>店舗レベルでのデータの扱いはかなり酷い。
およ、、どうひどいんでしょう。
予測できる原因としては、データを精密にとって報告させる義務を
店長に負わせると、店長の教育コストがかかるとか
そういうことかなぁ、、、
あそこは、マニュアルを読めば猿でも働けるってのが、
売りですし、、
17名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 03:55
某コンビニでバイトしてたけど、年齢とかのデータ入力は超いい加減。
あれで予測とかしてたらちょっと拙いかも。
でもバイト君の僕らは楽が一番なんだよね。
18名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 09:27
バイトさんのいい加減さも補正して予測しているのでは?
19名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 12:15
>>18
それはない。うちの大学に来たコンビニの人が
「それはバイトを信じるしかないですねー」って
言っていました。
そんなもんです。
マックバイトをしてたけど、うちの店長もPOSデータとか見つめて
「今日は売れたなー」って言って、発注とかはバイトのマネージャー
まかせだったけど。
20名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 14:56
いつの時代も商売の基本は変わらないように思う。
安く買って(作って)高く売る。
客が喜ぶものを売る。とか。
現実を対象とする学問では、理論はどうしても後付けみたいになっちゃうのかな。
21名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 14:58
ある事象が起こる
   ↓
説明する理論が考案される
   ↓
その理論が普及する
   ↓
大学の授業で紹介される

っていうサイクルというか、教育システムの問題だと
思います。

で、日本の場合は、そのサイクルは多分15年位で絶望的に
長いと思います。

米国の場合は、経営学はキャリア形成に役立つものでないと
評価されないので、もう少し短いと思います。

あと、POSはマーケティングでもその手法でもないよ。
販売時点の情報に過ぎないわけで。
22>>21:2000/11/26(日) 17:05
>あと、POSはマーケティングでもその手法でもないよ。
> 販売時点の情報に過ぎないわけで。

こういうことを実務界の人に言っても誰も分かってくれないから。
 いいんだよ、マーケティングの一部ということで議論しておけば。
 そういうところにひかっかかるのが、学者の嫌なところ。
 自分も含めてね。
23テイラーをあがめよ:2000/11/26(日) 17:08
POSはオペレーションズマネジメントや情報システムに近い話ですね。
どっちかっていうと。

私の場合、学者が嫌と言うよりは、
そういうのがわからないままマーケとか論じてる
努力しない経営者・管理職のほうが変だと思います。。。
24>>22:2000/11/26(日) 18:07
21ですが実業界の人ですよ。一応経営陣。
どちらかと言うと体育会系。

POSの導入に関与したこともあるし、POSデータのマイニング
についても一通り経験してるけど…。

机上の学問よりもシステムを苦労して作ってみるといろいろと
分かると思います。
25名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 18:33
教科書に乗っている「マーケティング理論」を振り回している人
はさすがにいないと思います。

時々、学校秀才クンが「正しい」マーケティングをしようと
無駄な努力をすることはありますが。

外資の広告代理店だと、それぞれ独自のブランド理論を体系化
したりして、そのままプレゼンしているのを見かけます。

ただ、日本だとあまり一般的ではないかもしれません。
26名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 21:47
学問で身を立てている側から言わせると、企業の人は少しは勉強してか
らマーケティングでも何でもやろうよって感じなんですけどね。
修士卒業して、就職して、企業の余りの無茶苦茶さにびっくりしました。
一番、どうにかして欲しいのはコンサルティング企業です。
文学部卒のコンサルタントを派遣して来ないで下さい。
27名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 21:49
>26 ばーか
28修行中:2000/11/26(日) 22:06
>>27
根拠が知りたい。
なぜそう思う?
29たまご:2000/11/26(日) 22:21
文学部卒のコンサル…?>>27
30名無しさん@bold:2000/11/26(日) 22:29
僕思うに、もっとも優秀なSEは長編小説家のはず、ですけどね。だって長編小説って、15万字から20万字書いて物語を入れ子入れ子で作って、全体を3段ぐらいの大きな入れ子にして(村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」(新潮文庫(上巻ISBN4-10-100134-0・下巻ISBN4-10-100135-9))参照))、しかもバグ(途中で登場人物の性格が変わる、矛盾が生じて殺さざるを得なくなる等)がなく、しかも独創的なのが「いい長編小説」じゃないですか。
経営学(だとして)の修士卒業して企業に入って、なおかつ「学問で身をたてている」って言い切れる人は本人に誤解がないとすれば、よほどの「大人物」に違いありません、はい。
31たまご:2000/11/26(日) 22:35
言い得て妙。いますか、そんなひと。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 22:44
>>30
なんでSEがでてくるの? コンサルの手段と目的を間違っている人?
3326:2000/11/26(日) 22:56
言葉が足りなかったです。
現在、院に戻っているので「学問で身を立てている」になります
34低血圧者:2000/11/26(日) 23:49
>26
文学部卒のコンサルでもいいじゃん。
能力があればだけど。
経営を専攻してる人だけじゃないよ。コンサルは。
論理的思考力があるかで採用してるから。
35名無しさん@あたっかー:2000/11/26(日) 23:58
>26
やっぱバランスだと思うわけですよ。
学問的なマーケティングの理論をいかに実際に応用できるか
というのが重要では?
というわけで、別にそういうのがあれば文学部の人でも
いいと思いますです。
36名無しさん@あたっかー:2000/11/27(月) 01:39
26の使ったコンサル会社がタコなだけでは? ACとか。
まあ勉強が好きな人は大学で生きるのが一番。

37名無しさん@あたっかー:2000/11/27(月) 02:17
>>36
>まあ勉強が好きな人は大学で生きるのが一番。

院生なので、まさにそう思います。
普通の企業に入ってみて、肌に合わず大学院に戻ってくる人って
実は一番研究者に向いてる気がする。
38名無しさん@bold:2000/11/27(月) 02:22
>>32 ガースナー氏と前アーカーIBM社長のような「MBA共同体」がない、つまり東証1部、2部でMBA出身の社長がほぼ皆無の国、日本では、いわゆる「経営コンサル」なんて、実践されていないんですよ。
だからコンサルは全人的たることを許されず、手段的にならざるをえないって訳です。小説家は少なくともそこには人生のあらゆる叡智をこめているから「人生コンサル」はできるわけだし、だいたい、日本の経営者なんて自分の人生のコンサルを先に受けて強い個人を獲得してから会社経営にあったったほうがいい人、どうみても多くありませんか?
39名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 08:48
>>38
ごめんなさい。よくわかんない。「強い個人」を規範にするのも分からないし、
コンサルティング(コンサルタント?)が全人的たらねばならないと考えている理由もわからないし。
MBA出身の社長がいなくてMBA共同体がない(これも疑問だけど)から経営コンサルが実践されない
というのも理解できません。
・・・アホなんかなあ>おれ。
40名無しさん@あたっかー:2000/11/27(月) 11:40
>MBA出身の社長がほぼ皆無の国、日本

MBAってもともとアメリカの学位なんだし上場企業の社長がわざわざ
自分の仕事を一時保留してまでMBA修得しなくても独自の経営理論や
実務経験で会社を経営するのが日本の現時点におけるビジネスシステ
ムなんじゃないかな?
ただ、近年日本人のMBA修得者が急増している状況をみれば、
将来的には間違いなくMBA社長が多くでてくるとは思うけど、果
たしてアメリカ流のビジネス理論が多くの部分に慣習や温情
が入りこんでる日本社会においてスムーズに浸透するかは
アメリカでビジネスを学ぶ者として少し気にかかります。

41Five:2000/11/27(月) 21:08
>>39
アメリカではヒロイズムが強いですよね。ローマ帝国の皇帝のように
知力・体力・魅力すべてに秀でた人間が国そして組織を引っ張っていくという
イメージが強い国です。
# 大統領選が Campaign であるのは、ローマ戦役の故事に倣っているという
 話を聞いたことがある。

日本の経営者はヒーローじゃないから、ヒロイズム前提のアメリカ的経営そして
コンサルティングを実践するのは難しい、まずヒーローになり、そしてヒーローの
意思の発現として(全人的に)コンサル活動を遂行すべし、ということが
言いたいのでは?
42名無しさん@bold:2000/11/28(火) 21:26
というか。アメリカの会社および国家のベースにあるのは「プロテスタンティズム」というわけです。(大統領宣誓式や社長就任演説の様式は極めて礼拝に近いものがある)
つまりマイクロソフトはビル・ゲイツ教であり、はるばる北京やモスクワやアフリカにまで「宣教」にいくというわけです。デル(デル教)だって、オラクル(エリソン教)だって、シスコ(知らん)だって、あるいはコカコーラやマクドナルドが、その典型例じゃないですか。
そこにおける「経営者」というのはその会社で神にもっとも近い「法王」であり、コンサルは「使徒」だか「天使」って考えれば、とっても分かりやすいじゃないですか。(ああ素人にわかりやすい説明って反論がしにくい簡明さを備えていて、我ながら危険だな―(笑))
43名無しさん@bold:2000/11/28(火) 22:37
じゃ、プロ向けに。
法人格を持つ有限責任制の会社の株式会社は、19世紀始め、イギリス、フランスともに、20社程度しかなかったのに対し、アメリカではすでに300社以上があった。(イギリスの直接当時時代には法人会社はきびしく抑制され、独立当時にはわずか6社しかない。)1844年までに、ニュー・イングランド六州およびペンシルバニアとニュー・ジャージーで設立された会社の総数は4587社にのぼる。当時アメリカとほぼ同程度に経済が発達していたといわれるフランスでも、1846年までに設立された株式会社法人数はわずか340である。
それまでの法人格をもつ会社組織、例えばイギリス東インド会社では、役員は終身制で会社の取引先は役員個人やその友人・知人が多かった。現在の商取引では規制されている「自己取引」がふつうにおこなわれていた。一方こうした出資者による私物化を牽制する上で、この会社の権利が国王または議会の特許状に基づいており、その更新を通じて改革が行われている。つまり、出資の個人的人格の影響も国王による統制も、会社組織が独自で形式合理性(その内部だけで進化発展する)の確立を行う上では、有害であったのである。
しかし「マサチューセッツ湾株式会社」では、民主化傾向といい、国王の統制からの独立性といい、基本法の制定といい、まさに近代的な形式合理的な組織、組織と個人を原理的に分離し、制定規則にもとづいて運営される近代組織への明瞭な志向がみてとれる。例えば、権限を越えた役員は総会で弾劾裁判にかけられたし、役員の終身制もついにとられなかった。
44名無しさん@bold:2000/11/28(火) 22:41
>>39 名無しさん@お腹いっぱいさん!次の一節ならあなたの疑問との関連を理解できますか?
マサチューセッツ植民地は1630年、非分離派のピューリタンによって創設された。マサチューセッツ植民地の正式名称は「ニュー・イングランドにおけるマサチューセッツ湾の総裁と会社」であり通称「マサチューセッツ湾株式会社」と呼ばれた。法律的実態は会社そのものであり、この会社の総裁(ガヴァナー)が、植民地のガヴァナーでもあった。41年にはロンドンの弁護士、ナサニエル・ウォードが新たに起草した案が採用され「マサチューセッツ自由法典」として正式に立法化された。これはコネティカット基本法とともに世界最初の成文憲法とされる。ちなみに、マサチューセッツ社会の基本デザインをスタウトは「ピュリティ(純潔)、パワー(力)、リバティ(自由)」と表現している。つまりアメリカ植民地において、社会は会社に起源を置き、相似形として発達を行ったのある。
45名無しさん@あたっかー:2000/11/28(火) 22:47
>42,43
教科書からちょくせつうつしとった長文書いてくれてご苦労様です。
それであなた自身の意見はどこにあるんですか?
46名無しさん@bold:2000/11/28(火) 23:17
上は佐藤俊樹の本の一節です。(近代・個人・資本主義 ミネルバ書房)
僕の意見は、日本の会社(ま大学もそうだけど)の起源はヨーロッパと同じく「家」がその根本にあるのではないか、ということです。(僕の意見というよりもちろん学者の意見なんだけど、賛成するということ)
日本の家は義理と人情でなりたち、日本人は人情では激情家(怒り、嫉妬、恋愛、無常観など)=個人主義者です。(だってですよ、八百屋お七は男に会いたくて花のお江戸に火ぃつけた小娘ですよ。日本人はこれを賞賛するが、ヨーロッパやアメリカなら多分「魔女裁判」にかけられてるじゃないですか。)
一方でその個人を抑制するため、「家」の中に無尽蔵に張り巡らされた人間関係という義理のネットワークにより、非人間的になる。
多分、その間でくたくたになっているのが日本人です。
だからあるときには激烈な個人主義のバネが出るが、おおむね個人を失い義理ネットワークに殉死するのを美徳としているのではないのかな、と思うわけです。
いいたいことは、「お義理ネットワーク」があるかぎり、日本では上にあげたような強烈な個人は表出してきにくいということです。これが個人的な意見です。

47名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/29(水) 02:03
佐藤俊樹がなぜこんなところで?? 社会学的あるいは社会工学的な歴史の話だとおもうので、
すぐさまこれを米国の現在の会社風土あるいは、コンサルティング技術の前提とするのは無理があると思うのですが。もちろん、分かりやすいように例として紹介してくださったんでしょうけど・・・。

Fiveさんの解説(ありがとうございます)を参考にして読むと、要するに、
38=「いわゆる米国的な経営コンサルティング技術は強烈な個人を前提としており、
日本では強烈な個人は表出しにくい。だから、全人的なコンサルティングを行い
日本の経営者を強烈な個人に変革したのち、コンサルティングを行わなければ意味が
ない。しかし、それは、【お義理ネットワーク】の縛りがある上では困難であるので
日本では真の意味での経営コンサルティングは行われず、手段のみを猿真似してるよ」
ということ??でよろしいんでしょうか。

だとすれば、つまり、30でSEがでてきた理由というのは、「手段のみを
猿真似してるようなコンサルはシステム屋だよ。だからコンサルはSEと書き換えた」ということですか??
# いわゆるSEの皆さんがコンサルティング的仕事が多いことは承知していますが、一応、職業がはたす機能は違いますよね。

すみません、、、どうもピントがぼけてるみたいで。

例えば組織文化論あたりはアメリカの強い個人文化を反映して、そのある種
カウンターカルチャー的に論じられていますよね。僕はコンサルタントの方法論に
詳しくないので、あれなんですが、これを元にした組織管理法の提案というのもきっとあったんでしょうね。
(ERPにはのりにくいか?)これを直ちに日本に輸入したときに、有効ではないのは当然です。ただ、だからといって、そのコンサルティング手法を有効にさせるために強烈な個人に組織変革を行うというのは本末転倒(収益をあげるのが目的なんですから…そんなコストをかけて収支がとれないんじゃないでしょうか)だと思います。企業文化論の場合はむしろ日本企業分析から出発しているところが大きかったと思うので、この例はフェアではないかも。

たぶん、ポイントをはずしてるんでしょうけど、もうしばらくお教えいただけませんか?
48名無しさん@あたっかー:2000/11/29(水) 03:31
マーケティングは、実務のもんだよ。
学問でやっても、あんまし、意味無いよ。
49名無しさん@bold:2000/11/29(水) 05:44
すみません。僕は実は「強烈な個人」をひた隠しに隠して演技に演技を重ね、時として激しいノイローゼ(人を苛めないので自分を切り刻む)になりながらも、超日本的大企業で順調に!?偉くなったんですが、ことしふと親父が死んだとしまであと10年じゃん!と気がきがついて
「あの・・・・今後次長、局長、執行役員という道を歩むのに残りの人生過ごしたくないんで・・・辞めます!」といきなり会社やめちゃったんです。いやーみんな(中間管理職)が怒ったのなんの・・・
一人ぼっちになった今、はじめて「あの弱弱しくいた自分って出世戦略に乗るために(人から嫌われないよう)演技してたんだ!」とはじめて解かったし、会社ってなんだったんだろう?みんなの本心はどこにあったんだあろう、という疑問が強烈に湧いてきて「勉強」をはじめちゃったんです。
なのでいきなり唐突に大量に書き込んでしまい、まことにもうしわけありませんでした。
50名無しさん@bold:2000/11/29(水) 06:06
日本の会社のルールというのは、非・理・法・権・天とこの順に偉くなっています。僕も含めこのボードの人はさしずめ、理のレベルのプレーヤーでしょう。間違った意見(非)には勝てますよね。しかし、それよりはたとえば人事部の規則(悪法も法なり!)のほうがつよく、さらに専務かなんかの一言(権)により人事部がいきなり軟化し、さらにその上に多くの会社では「天」がいて専務の人事権を握っています。
ダイエーの場合では中内さんが天、権が鳥羽さんでした。鳥羽さんは自社株買いという理があったが、出資法(法)に違反した社長(権)ですが、無残にも(かなんか知らん)「クーデター」とされ、3年に一度降りてくる中内「天」により切られました。今回はさすがに天も天、ということで「天」もいなくなりました。鳥羽さンは「トップ間のガバナンスが不明確」と言い残しました。(一説にはこの1年口を利いていなかったらしい)
直接金融化ではこの「天」の指揮能力が会社の生死を分ける時代になったと僕は考えています。コンサルタント、というのはこの「天」=最高指揮者につかないと、大きな改革ができないし、だいたいいいお金にもなりません。しかしですよ、日本では天につくものは「無用なとりまき」「奸臣」ということになり多くの場合中間管理職に蛇蠍のごとく嫌われます。
さらにその天が、「個人」をもたず、つねに状況に流されふらふらして、その結果猜疑心と嫉妬にまみれている場合・・・・雪印、三菱自動車がそうですが「無能な役員ほど可愛いし安心ができる」って感じの役員人事が横行し「役員は低脳軍団」が出現することになります。そこについちゃったコンサルって、なんの役割もはたせないし、もう、全社のわるものにならざるをえないと僕は思うんですけども。
質問に答える形で整然と話をしていなくて、ごめんなさい。
51名無しさん@bold:2000/11/29(水) 06:21
>47 日本では変化は必ず内部からは起こらず、外部からやってくるんです。自分では自分を変えられないから。この30年、最大の変化は常に情報化(と国際化)でした。「ITに対応しないとわが国の未来はない。全国一丸となってIT対応を進めよ」「IpV6で行くぞ!」(わけわからん森首相)の類を企業は笑えません。だからSEが宣教師(コンサル)の役割を果たしたし、今はアーサーセンコンサルテティング(国際化と情報化、両方をおまかせ)の天下になりました。それがSEをコンサルと言い換えた僕なりの理由です。パソコンが大企業で普及したときに、あれが個人の道具であり、個人がある程度確立しないと意味ないよ、ってもうちょっと言ったほうがよかったかもしれませんね。
52名無しさん@あたっかー:2000/12/01(金) 06:48
>>1
> あるマーケティングの方法が成功したとして、
> 体系化されるころには、既に陳腐化しているのではないでしょうか?

これは、
「ある○○の方法が成功したとして、
 体系化されるころには、既に陳腐化しているのではないでしょうか?」
ほとんど全てそうでは?
53バイク犬:2000/12/01(金) 20:32
マーケティング理論なんて、ひとつの定義や指針に過ぎなくって
これから、その後のスクリプト(シナリオ)が重視されていけば
積極的ないわゆる、プロモーションによって「マーケティング」
自身の陳腐化のスピードから若干切り離されていくような気が
するんだけどな。
マーケティングで満足して完了した気になってるからいけないん
じゃないの?
54バイク犬:2000/12/01(金) 20:35
マーケティングってマーケティング「理論」とは言っても
マーケティング「結論」ではないし。
55名無しさん@あたっかー:2000/12/01(金) 23:31
巨神さん・・・・
56バイク犬:2000/12/02(土) 06:02
なんだよ。・・・寝ぼけてるかな?
57ドキュソ学生:2000/12/02(土) 10:23
横レスすいません。
質問なのですが、マーケティングは本当に世の中を豊かにすること
が出来るのでしょうか?
マーケとは言ってみれば消費者のニーズを満たすためのものですよね?
しかしそれは逆にマイノリティを無視する企業戦略につながっているとも思うのです。
いわゆる売れ筋ばかりを狙う戦略です。
日本の企業は特にその傾向が強いと思います。
例えばPCでは、ソニーがデザイン重視のものを発表してヒットしたら
すぐに他メーカーがそれに便乗してしまう。
しかもそのデザインはどれも代わり映えのしないもの。
これはマーケティングの弊害だとも思うのです。
結果として世に出る商品は無個性なものばかりになってるのではないでしょうか?
このような世の中は僕には決して豊かな社会だとは思えません。
みなさんの意見をお待ちしています。
58名無しさん@bold:2000/12/02(土) 12:08
>57 じゃ君はさー、社会が細分化していて「マーケティング」がない、きっと電話やテレビもネットも、もちろん携帯なんかぜんぜんない「ユーゴスラビア」とか「アルバニア」かなんかを訪ねて、豊かな社会とはなにか、をレポートしてきてください。(学生なら貧乏旅行に慣れてるんだろ?)
59名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 12:44
>>57
「顧客を差別する」これが今のマーケティングの流行だ。
「人をだまして、利益を搾取する」これがマーケティングの本質では?
自分はマーケティングを専攻しているけど、世の中を豊かにしようとも、
貧乏人に物を買ってもらおうとも思っていない。
マーケティングは「金のあるところから、効率的に金を取るための手法」だろう。
分かっててやっているんだから、自分はこれで良いと思ってるんだけど?

世の中を豊かにするための学問は別のところに落ちているのでは?

60名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 14:08
>59
人をダマして利益を搾取するってのは、まあ本質だと思う。

でも、優れた実施案を提案していくためには、自分自身が豊かでないと
難しいですね。

将来、マーケティングで身をたてるつもりなら、沢山遊んで、
本を読んで勉強して、余裕をもった学生生活を送るとよいと思います。

いくつかブランドとかロゴとかを手掛けたけど、魅力の再発見とか定義とか
もう少し前向きな発想で考えないと難しいと思います。


6159:2000/12/02(土) 14:14
>>60
学問領域のマーケティングで身をたてようとしています。
62リチウム電池@工場管理:2000/12/02(土) 16:00
<PRE>
<H3>「20世紀最後のグチ」</H3>
会社はリストラ吸収合併で出来た会社。
NECモバイルエナジーと言います。
NECモリエナジー横浜、NEC富山、NEC栃木、NEC茨城
その他、NEC関西、NEC東北、営業や諸々から
移籍者や出向者を集め出来ました。
最初の頃、栃木の例などは
NHKの特別番組で紹介された事もありましたが、
今では、ただの会社。ご多分に漏れず
派閥主義、特に色んな会社が集まって居るので
自身の勢力保持に躍起です。
力が無いのに、派閥を維持したい連中。(与党)
まとまりの無い中間勢力(野党第一党)
バックが大きい勢力(野党第二党)
無所属(不満党)
最大数を保持する無関心派

いいかげんにしろよ、
会社で威張ってたいのもわかるが
民主的に行こうぜ。
早くうちに帰って趣味でも探せよ。
お偉いさんは会社に居たって仕事出来ないん
だから。だれもアンタの席なんて狙ってないよ。
このご時世、社長や幹部で
何の楽しみが有りますか?
(だから?弱い立場の者に威張るのかな?)
会社はビジネスライクに行きませんかね〜。
NEC本体もズルイんだよな〜。
ノルマを達成してれば、管理監督は無し。
調停役?(目付役)を1〜2人置いたって
罰は当たらないのに。
モバイルの幹部社員なんて公然と言ってるぜ
「ノルマ達成のためなら人権無視」だって
サラ金の”日栄”の恐喝営業マンみたいな
感じだな。
こちとら労働者はタマランよ。
</PRE>
63バイク犬:2000/12/02(土) 16:00
>>59>>61
>59
一回社会に出て現実を経験してからの方が君には酔いと思う。
64名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 16:19
学問と実務って棲み分けが必要だよ!
65名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 18:03
アホな学生が(57)アホなまま大人になると,58,59,60になるんだろう...
66名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 18:33
学問としてのマーケティングは無価値だと思いますよ。

第一、社会人としてイタイ人が多い。

自分のコミュニケーション能力のなさ、社会人としての
基本的な決まりごとの無知への無自覚

  ↓

企業の人とコミュニケーションしようと思うが、
上手くいかん

  ↓

企業は酷い、基本がなって無いなどとのたまう

  ↓

理論と実務を噛み合わせることができない


もっと実務で揉まれないと話にならん。
売れる実施プラン以外は無価値とまではいわんが
なんとかならんのか・・・

67森の妖精さん:2000/12/02(土) 19:03
システムは定常と仮定して差異分析しないと。
非線形動学的な分析を市場や社会に適応するということは
まだ始まったばかりだから、十分に捕らえきれてないんじ
ゃない。経済学のモデル構築にカテゴリーエラーがあるように
還元しすぎると重要なファクターを落とすことがあって
結果的に現実からは程遠い回答が出される場合があったりします。
いや、物事の本質を探るために単純化して答えを見出すという
ことはたしに重要なことなのですが、かなり、見落としもあるんで
すね。だから、理論と現実の差異を考慮しなければならないつー
ことではないんでしょうか。まあ、どっちも大事ってことですね。
68ドキュソ学生:2000/12/02(土) 19:35
レスどうも。65さん曰く阿呆な学生です。
マーケティング=搾取するためのもの というのがこのスレの
共通認識なのでしょうか?
そうするとコトラーが訴えているマーケティング論(価値の創造・提供・交換
によって社会が必要とするものを獲得)からは懸け離れたものですね。
そこに疑問を感じている、働いてもない学生の甘言でした。
69名無しさん@あたっかー:2000/12/02(土) 23:26
何のために「価値の創造」「提供」「交換」をするのかを
それぞれの立場で考えてみては?
70名無しさん@bold:2000/12/03(日) 01:32
>68 よくわかんないんだけど。
君は57で「マーケティングは本当に世の中を豊かにすること が出来るのでしょうか」と切り出し、
「これはマーケティングの弊害だとも思うのです。 結果として世に出る商品は無個性なものばかりになってるのではないでしょうか」と自分でいってるじゃないか。
「マーケティング=搾取するためのもの」というのは、「このスレ」じゃなくて「君」の認識だったんじゃないの???
働いてもないのは、まあ君が恵まれているから、として、
訳がわからない(自分の意見を人の意見としてすりかえる)のは、学生らしくないよ
(それじゃ無能なサラリーマンの態度そのものだよ)
71名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 03:35
68
視点を置換することのできん阿呆。つうか餓鬼だな。
恋でもしてこい。少しはマシになるぞ。
72森の妖精さん:2000/12/03(日) 10:03
>恋
ゾンバルト理論ですね。
恋愛こそが消費を刺激するという。
たしかに、ビデオの普及やインターネットを考えても
アダルトビデオやエロ画像は重要なファクターですが。
73名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 10:16
自分は、会計を専門にしているので、はっきり判らないんですが、
>人をダマして利益を搾取するってのは、まあ本質だと思う
って、意味が良くわからないんですが。
マーケティングっていうのは、例えば、popシステム(多分違う)
=コンビニのなんていうのかな、レジを打つとき年齢とかを打ち込んで
年代別のニーズとかを分析することがマーケティングだと思ってたんですが、、
なにが言いたいかというと、だますのではなくて、人が何を欲しがっている等を
考えるのがマーケティングではないのでしょうか?
ほとんど、マーケティングの知識がないので教えてください


74名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 10:36

       ||
     Λ||Λ
    ( / ⌒ヽ
     | |66|
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
75森の妖精さん:2000/12/03(日) 11:46
POSシステムのデータ分析とかマイニングはマーケティングの
一端ではあるけど全部ではないですね。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 12:15
>>66
煽りでしょうけど。それは、学問としてのマーケティングじゃなくって
マーケティング研究者の話ですね。

>>73
POSのことですね。
マーケティングの目的は、基本的に消費者に対して財やサービスを購入したい
と思わせることです。
その手段として、人が何を欲しがっているか考えること(リサーチ)が
目につきやすいと思います。マーケティングリサーチで消費者にうける
付加価値を見つけて、それを商品にくっつけようとするのが仕事です。

一般に、価値の高いものほど高い値段がつきますからマーケティング
の仕事によって、商品の値段があがります。

別の言い方をすると、通常であれば、10の資源を消費して製品化し、
10万円で販売するのが通常な商品に、マーケティングにより記号的な価値を
追加して100万円で販売することができるわけです。
68さんあたりは、これをさして「だます」といっているわけですが、
マクロ的にみればコトラーあたりの価値の創造とかと同じことを言っているのです。
まあ、綺麗な言葉を使うか、汚い言葉を使うかというだけの話です。

資源の限界がみえてきてるというのは、すでに共通認識なわけで、
少ない資源で価値(金)を生み出さないと、全体のシステムがまわらなくなってしまいます。
#経営学の人なら読んでないだろうけど、見田宗介「現代社会の理論」(岩波新書)あたりは
#読んでみてください >> 68
#あと、もうすこし価値自由な考え方も身につけたほうがいいです。
77名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 15:55
MBAスレもそうだと思うけど、ここに書き込んでいる人は殆ど実務の人だよね?
マーケティングを学問的にやったことない人でしょ?(まあ、修士レベルでやっと
学問的ということで。学部レベルは論外。)
その人たちが「マーケティングは実務がやらないと意味がない。」って何で言えるの?
かつてMBAスレでも同じようなこと聞いたんだけど、答えがあやふやになったので、誰か
教えてください。

社会で実践でマーケティングをやるのと学問とやるのと何が違うの?
両方とも、それで金とって生きてる人たちでしょ?

「実務だけではダメだ」って大学院に戻る社会人が最近多いよね?
それはどうしてなの?

ドキュンな学生なので、こういう論争が起こるといつも疑問に思います。
78切込隊長:2000/12/03(日) 17:03
 結局、77は何が言いたいのか良く分からん。出直せ。
79名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 17:11
>>78
簡潔に言うと、なんでMBAや修士課程でマーケティングをやったことも
ない人が、「学問のマーケティングはダメだ」と言っているのかを
聞きたいのです。
やったことないのに、何で「実務をやらないとダメ」だって言い切れる
のですか?
80名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 17:30
73の人、
人をだますというとかなりキツイけど、
夢を見せてあげるとか
言い換えると理解できるかも。

77の方へ
修士も持って無いやつががたがた言うなってこと?
81名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 17:48
>>80
77です。率直に言うと、その通りです。

「がたがた言うな」っていうよりは、がたがた言う「理由」を教えて欲しい。
やったことない人が、「なぜ批判できるのか」という理由です。
82名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:12
>>81

客が「こんなもの買わない」「こんな店では絶対買わない」
というのは、明らかにやったことのない人たちの集合体である客が悪いのですか?
83名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:16
>>77
> 社会で実践でマーケティングをやるのと学問とやるのと何が違うの?
> 両方とも、それで金とって生きてる人たちでしょ?

「社会でやっている人たち」の顧客は誰ですか?
「学問でやっている人たち」の顧客は誰ですか?
84名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:20
83の続き。
いったん現場でやってきている人は83で述べたところの違いを身をもって
認識できますが、学問でやってきた人たち(というか77)はいくら学問の
世界でご立派だったとしても、現場には呼びたくないわな。
85バイク犬:2000/12/03(日) 19:21
>>77>>81
ロジックだけで現実転化できないような学問はマスターベーションであって
誰も要らないんです。特に文学でもなくマーケのような「実学」なら。

>やったことない人が、「なぜ批判できるのか」という理由です。

理論で体系化していく学問と経験から体系化していくことは、どちらも
ありだと思うけど、どっちもあるに超したことがない。
結局、「理由」を求めてしまうキミが全くそういうことに理解が及ばずに
既にこのスレで「学問としてのマーケティング」マーケで失敗してるんじゃないの?

ところで一橋の方なんですか?
86名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:22
更に追加すると、
(理論を知らない人から)現場に呼びたくないと思われてしまうというのは、
いわば(理論を更に知らない)消費者が商材に飛びつかないのと同様に、
マーケティング的に理にかなっていることではないのですか?
87名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:23
86は84の続きね。
88名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:27
現場のダメさ加減を知っておかないと、たとえ優良なマーケティング理論でも実行できない。

立派な理論(本当に立派か?)を持っているのは大変よろしゅうございますが、
修士やMBA(場合によっては学位も)持っているはずもない現場の連中に
それを彼等がわかる形で導入できるか?これはコンサルタントにも言えるか。

やるのは現場の人、買うのは客。MBAではない。
89名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 19:33
>>81
現場での実行可能性が入っていないところがイタイんだよ。
よい理論を実行できなかったら現場の奴が全部悪いのかよ。
そう思ってるならマーケターやめれ。首くくれ。
90名無しさん@bold:2000/12/03(日) 20:04
まあまあまあ。(両者とも)
マーケティングというのは、まずその理論だか実践だかを、自分でやってみて、それがうまくいく人なら、初めて人に言えるって話じゃないですか。
リーマンなら、もの売る以外に自分を売るっていうのがあり、ようするにある程度出世する人って言うのはちゃんとそれなりに、マーケティングをしているわけです。(人事・総務にいたって)
学者なら、早く助教授?教授?になるとか、あと本とかかいてタレント先生になる人は、それなりにマーケティングをしているってことでしょう?
問題は!だめ学生?だめサラリーマンは、自分の「マーケティング」ができないから「だめ」なわけで、そんな人がいかに勉強しても?もの売っても?さらには、それを人に押しつけようっていうのは、まったく勘違いだらけの人生ってもんでしょう。
さらに一言いえば、会社でだめで学校に戻って相変わらずだめなのに(教授になれるわけもないのに)、勉強しているって(本人その気になってる)だけで、己の「だめ」をなんとか忘れようっている奴が多すぎるって話じゃないですかね?
91名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 21:49
マーケティングに限らず、実学分野で学問屋さんは理論=道具をつくってるわけだから。
学問としてのマーケティングは無意味って言う人は、素手で、スクラッチすりゃいい。
経験とか勘とかに基づいて。

そういうのが嫌な実務家は適当に学問領域のマーケティング理論を使えば良い。
使えるように変更すりゃいいんだよ。できないもんはできないんだから。

学者が何をいってもしらない。鍋作るやつと、料理するやつは別なんだからさ。
混同したってしょうがないでしょ。

今更「理論」vs「実践」とか、「理論家」vs「フィールドワーカー」みたいな
対立軸で遊んでみても仕方がないとおもうんだけど。
92バイク犬:2000/12/03(日) 21:55
>>91
ごもっとも。
93名無しさん@あたっかー:2000/12/03(日) 22:37
まぁ、けど、ここはお笑い経営「学」なので
それもありじゃないんですか?>91
94名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 22:41

>「社会でやっている人たち」の顧客は誰ですか?
>「学問でやっている人たち」の顧客は誰ですか?

 前者は一般的な消費者でしょ。後者は一般企業だな。
95名無しさん@あたっかー:2000/12/04(月) 00:39
>>91
>今更「理論」vs「実践」とか、「理論家」vs「フィールドワーカー」みたいな
>対立軸で遊んでみても仕方がないとおもうんだけど。

つーか、ここではそういうことでなくて、理論の使い方とか姿勢が間違ってたのではないかと。
理論が悪いんじゃなくて。
96名無しさん@あたっかー:2000/12/10(日) 03:04
>あるマーケティングの方法が成功したとして、
>体系化されるころには、既に陳腐化しているのではないでしょうか?
NO.陳腐化するようであれば理論ではない。

>マーケティング理論を振り回して、
>実際にマーケティングに成功してる例ってあるんでしょうか?
YES.ファーストリテイリング。詳しくは調べてみろ。

理論理論っていうけど、ここに書いてるお前ら。本当にマーケティング理論をわか
っているのかよ?そこで宿題。任意の理論を提示し、簡潔にその理論の要諦を述べ
よ。
97名無しさん@あたっかー:2000/12/10(日) 04:24
96を読んで思ったけど、ここで言ってる理論ってまさか本屋の
店頭に並んでいるレベルのビジネス書とかに載ってる理論
じゃないよね?そんな低次元の話してるの?
ちゃんと外国のジャーナルとかに載ってる理論の話じゃないの?
Journal of Marketing とか JMRとかそういうレベルで、
一連の議論を行っているんはないの?

それを読まないで、「実務を知らないのは云々」って良く言えるね。
98テイラーをあがめよ:2000/12/10(日) 14:01
うーん、マーケはチョコっとお勉強しただけでよくわからないんですが。。。

マーケの場合、「フィールドワーカー」サイドが言う現実転化というのは、
具体的に例えばどういう情報が理論に盛り込まれていればいいのでしょうか?

個人的には現実転化の方法なんて、状況により無限に存在するのだから、
現実転化の方法を発見することこそ「フィールドワーカー」の仕事のような気がします。

「理論家」サイドから見た場合、

理論無視の「フィールドワーカー」が仮に成功しても、
きっとそれは偶然もしくは個人の才能によるものにすぎない。
そういうやり方は人類の財産にならないし、バクチ的で危険すぎる。

って感じなのでは?


学問的に理論家された範囲内で、学問の理論化できない部分を現実転化していくことが
「フィールドワーカー」の仕事なのではないでしょうか?

99名無しさん@あたっかー:2000/12/10(日) 17:14
まーったく理論を知らない人が良きマーケッターであることは
良くある。

理論は大事だし、暇を見ては勉強しているけど、
お金になっているのは、センスとか理論化不可能な部分が
多い。

センサリーエクスペリエンスとか、エスセティクスとか
言い出している人もいるけど要は、どういうものが
人に愛されて、引き付けるかを良く知っている人のほうが
実践では結構大事だったりします。

100nanashi:2000/12/11(月) 15:26
内部観測理論勉強しておけよ。
101名無しさん@あたっかー:2000/12/13(水) 00:53
初めて覗きました。主婦です。素朴な質問〜。
ここに書き込んでる皆さんは、大学でマーケを学んでいる
途中の人が多いの?

私、最近よく思うんですけど、いくらマーケティング
(MD含み)理論を構築しても、実践出来るか出来ないか、
要は売り上げ伸ばして結果出せるか出せないかがポイントだよね。
マーケって、実績が出てから解析して組み立て直して・・・だし。
なんとなーく、机上の空論的な論理をぶちかましてる人が多く
見受けられるな、と思ったです。

様々な専門用語が飛び交ってるけど、そんなものは実際に仕事してみれば
もっと違う分かりやすい言葉でも十分通じるものなんだよ。
逆を言えば、素人にも分かる言葉をつかわなきゃいけない場合のほうが
多いの。
102名無しさん@あたっかー:2000/12/13(水) 01:30
>>101
別に世間一般の人に通じる必要のないレベルの話もマーケティングには
存在するし、ここは別に世間の人に向けて話してはいません。
あなたは主婦ではないでしょう?
中途半端な知識を大学のろくでもない授業で詰め込まれ、それを会社で
言ってみて嫌われた経験でもあるのですか。
103名無しさん@あたっかー:2000/12/14(木) 00:10
マーケの実務を学問が後からついてくる。
だからといって学問によって、検証と普及もする。
簡単に言ってしまったけどね
104テイラーをあがめよ:2000/12/15(金) 23:54
>いくらマーケティング(MD含み)理論を構築しても、実践出来るか出来ないか、
>要は売り上げ伸ばして結果出せるか出せないかがポイントだよね。

「医者は、町医者として優秀かどうかが大事であって、
 医学研究者なんてのは不必要」
みたいな意見ですね。これ。

ポイントは違うでしょう。
マグレの一発屋で終わる人と、
他人の指導ができたり組織の力として定着させたりする力がある人とは
全然違います。

「主婦が最近よく思う」程度のことで
「理論は不必要」という結論まで逝っちゃうのはどうかと思います。

105名無しさん@あたっかー:2000/12/16(土) 17:27
実践 対 学問

物好きな広告代理店の人が、東大のブランド論の権威と、
日本最大のマーケティング予算を握る宣伝部門の現場の人
引き合わせた。

とにかく話は噛み合わなかった。

イタさかげんで言えば、現場の人の勝利か。

ただ、「パワーブランドには哲学がある」程度のことを
勿体ぶって主張するのも結構イタイかもしれない。

ネタじゃあないよ。
106名無しさん@あたっかー:2000/12/16(土) 18:54
片平さんは「パワーブランド」儲けたから仕方ない。
107無党派さん:2000/12/22(金) 02:20
 最近は政治の世界でもマーケティングが使われていると聞きますが,どの程度まで浸透しているのでしょう?
 自民など見ておりますと,とても使っているようには思えないのですが.
108名無しさん@あたっかー:2000/12/22(金) 07:53
マーケティングって「潜在需要をひっぱり出すためのもの」
って理解をしてるんだけど,どうなんだろ...

完全に自由な取り引きが約束される市場において「神の見えざる手」が働き
需要と供給のバランスが成り立つまでには時間がかかりすぎる.
それを「人の手」で適正な均衡価格を推測して,採算性を推し量るため
マーケティングという「調査」が必要なんじゃないかな?

マーケティングに「理論」や「学問」がくっつく頃には
現場にあてはめられない,あてはめても2番煎じだったりで...

109名無しさん@あたっかー:2000/12/22(金) 08:16
>>108
本来のバランスより売れすぎるというのもあるのでは?
110108 :2000/12/22(金) 16:11
>109
それもあるね.ただ,マーケティングって言葉を使う時は
利益があがってないところに利益を生み出すという
錬金術みたいな期待を*もたせたい*時のほうが多いかな
111そもそも:2001/01/25(木) 16:06
資本主義の世の中では、企業活動の最大の目的は「利益の追求」となります。
(メセナなどなどの社会貢献活動は利益が十分に獲得できてからの話になります。)

このように「いかに最大利潤を獲得できるか?」という問いに答えようとしてきたのが
経営学です。
つまり、人・物・カネ・情報をいかに振り分けることによって最大利潤を獲得するか?
ということが、経営管理です。

経営管理には、人事管理、法務管理、財務管理、組織管理など「社内」に対する
管理と「社外」に対する管理、つまりマーケティング管理とに分けることができます。

さて、そのマーケティング管理は、製造業者が確実な流通網を獲得・保持するためのものでした。
その背景にあるのは「競争」です。

自社が作り出した製品を確実かつ、一定価格を維持しながら販売するためには、
当然、他社との差別化を行うことが求められます。

そこで、考え出されたのが、マーケティング理論です。
さまざまな、ケーススタディーをとることによって、
ある基本となりえる企業行動を簡潔に抽出したものです。

ルールといっても差し支えないでしょう。

一般に4Pといわれていますが、これは単に語呂がよかっただけで、
このほかにも、細かな点はいくらでも考えられます。
しかし、すでに言ったように、あくまでもルールです。

野球にもルールがありますが、それぞれの打者は、
自分の体形(身長、手の長さ、体重など)や筋力に合わせて、
最も自分がもっとも打ちやすい方法をとっているのです。

しかし、優れた打者の打法を研究して、
自分にあった打法を見つけ出そうとする不断の努力をしています。

マーケティング活動も同様です。
先人の偉業を研究することは意義があるといえます。
しかしそれを、直接応用できるかどうかは、その企業の業種、規模によっても
異なる場合もあります。

マーケティングが万能ではないことは皆さんの知るところでありますが、
不能ということでもないのです。
ルールを知り、前例を知ることにより、ショートカットができ、
さらに自己流にアレンジすることによって、新たなものを作り出す可能性
を秘めているのです。

つまり、マーケティング理論は、応用されるために存在するものです。
112名無しさん@あたっかー:2001/01/25(木) 17:09
マーケティングは「欲しい人のところに、欲しいものが適切に届く
よういするため」の学問なのではないでしょうか?
まあ、消費者は自分のニーズを自分で理解していないのですが。
113経営暴徒:2001/01/25(木) 18:45
結局、マーケティングって、どうやって買い手と売り手とが長〜い間関係を保っていくか、に関する学問だと思いますけど〜。
114名無しさん@あたっかー:2001/01/25(木) 18:48
おおっ!
ひさしぶりのカキコ
しかもメチャなが。

アナタ、新規参入者ですな?
115名無しさん@あたっかー:2001/01/25(木) 19:50
)112
ふふっ
じゃ、矛盾する学問じゃん
116名無しさん@あたっかー:2001/01/25(木) 21:59
>>115
だからおもしろいんじゃん。
117名無しさん@あたっかー:2001/01/26(金) 01:56
そんなんでいいの?
118名無しさん@あたっかー:2001/01/26(金) 03:30
基本的に消費者ってバカだからさ、どれだけだませるか
が勝負なんじゃん?
119名無しさん@あたっかー:2001/01/26(金) 15:01
おおー、いいますな。
120名無しさん@あたっかー:2001/01/28(日) 00:56
藤田田が言うように「勝てば官軍」。マーケも売れてなんぼなんだよ。
121名無しさん@あたっかー:2001/01/28(日) 02:14
じゃー結局このスレはもう意味ナシ?
122名無しさん@あたっかー:2001/01/28(日) 22:37
POSデータの分析の仕方を知らないような低レベルの実務家が多いので、
マーケティングの研究者は儲けられます。
実務家の方、ありがとう。
123名無しさん@bold:2001/01/29(月) 06:58
>111 すげー。
「経営管理には、人事管理、法務管理、財務管理、組織管理など「社内」に対する
管理と「社外」に対する管理、つまりマーケティング管理とに分けることができます。 」

まるで慶応大学経営管理研究科とか、大企業の経営管理室がその「タイトル」を
正当化するためにつくったような理論で驚いてしまう。
マネジメントを経営管理と訳した瞬間から、日本の経営の衰退ははじまったのだ。

直接金融のもと、アウトソーシングが経営の主流となる世界では、
全ての優秀な経営資源はステイクホルダーと向きあえる「コミュニケ―ター」
であるべきである。
人事や総務の通常業務はアウトソーシングされ、そこにはどこかしら人的な疎外感覚を
かもし出す「管理」という発想はなくなり、
リスクを含むストラテジー構築=コミットメントの明確化=実行と結果を出す
人だけが尊ばれるはず。

消費者や流通に直面するマーケティングと、金融業界と株主に向き合う財務、
社員と社外の優秀な人材に向き合う人事・組織設計は今後も経営の根幹であるが、
なかでも企業にキャッシュフローを産み出す根源はマーケティングであり、
また株主も社員も社外の優秀な人材も、基本的に彼らの企業判断の価値観を造る
センスは「消費者」なのであり、そこではマーケティングとブランディングは
企業の根本能力を形作っていくことであろう。
124名無しさん@bold:2001/01/29(月) 06:59
ごめん。コミュニケ―ターじゃなくてコミニュケーターでした(ちゃんちゃん)
125名無しさん@あたっかー:2001/02/02(金) 22:42
まるで慶応大学経営管理研究科とか、大企業の経営管理室がその「タイトル」を
正当化するためにつくったような理論で驚いてしまう。

そりゃそうだけど、認識としては逆じゃん。
そういう流行があって、たんにそれにのったんだろ。
マ、どっちでもいいんだけど。
111の言ってることは、歴史的事実を簡単に書いてるだけ。
でも、途中で終わってるような、、、、

そのまんなかの段階とんで、Boldさんがイキナリ今の問題点に言及ってかんじじゃない?
(というか文章からみて、また、なんかの本からでしょ。ナニ?)
誰か、この中間の流れを説明してちょーだい。
126名無しさん@bold:2001/02/04(日) 09:52
引用するときは「括弧」に入れるって、普通。
俺は能力も文才も経験もあるんだって。(自分で言うか・・)

解説すると(っていうかこの掲示板における実務者系と学者系の対立に
いきつくが)
マーケティングを考えるさいに、それを所与のものとして、
自らコミットメントすることなく事後的に分析する立場(それは
社内的には「管理」という立場になる)と、
それをこれから自ら行おうとする立場の両方がある。

後者で必要なのは「イノベーション」、つまり若干のアイデアと、
正しい見通しと勇気、部下、上司、取引先を説得するコミュニケーション能力と
政治力と、不退転の決意と意思等の総合力ってことだ。

一方前者でもとめられるのは計数感覚だったり理論的バックグラウンド、
学習力、分析力というわけだ。

高度成長期、あるいはアメリカにマーケティングの先端がありこれを学べば
マーケティングができる、という時代にはある意味ではイノベーションなしに、
学ぶ事によりマーケティングが達成できた。だからマーケティング学者が
、管理学習系が尊ばれたわけだ。今は違う。
後者、つまり実務家が苦労しながら、戦死を覚悟しながら、
強引にイノベーションをおこなわなければ企業は勝ち残れない、
そういう時代になった、ということだ。
だからいまさらの「管理発想」を俺は嫌うわけだ。
127名無しさん@bold:2001/02/04(日) 10:10
このことについては天才気○い東大講師、小室直樹大先生の新著が
ベンチャーについて書いていて、あいかわらずの小室節でとばしてる。

経済学で「イノベーション」を論じた大学者は過去シュンペーター
ただ一人なわけだが、マルクス、マルサス、大学者の近年の長期経済理論の
ほとんどが破綻するなかで、シュンペーターのイノベーション理論のみがまだ
破綻をきたしておらず、イギリスのサッチャー革命はこの理論で読み解く
べき、と彼はこの本で論じている。

(ちなみに長期経済理論は社会学に近く、計数的にはこれを行うのは無理である。
東大、ハーバード、阪大でそれぞれ社会学、政治学、経済学を学び、海外に行く前に
オックスフォード大辞典を文字通り食べながら覚えてしまった碩学小室先生は、
数学的にも優れていたのがあだとなり、これ(歴史から経済学までの統一理論)
を全人生の目標としてに手をつけようとして果たせず、アル中になってしまった)
128名無しさん@あたっかー:2001/02/04(日) 19:53
マーケティングだったら明治学院かなんかの上原征彦教授がいいよ。
129名無しさん@bold:2001/02/08(木) 17:25
人事管理、法務管理、財務管理、組織管理など「社内」に対する
管理と「社外」に対する管理、つまりマーケティング管理・・・

しかしこの2CHなんていうのは社員が書き込んで、投資家や消費者も、
つまりさまざまなステークホルダーが自在に書き込んだりしている。
ここにおいては社内と社外の区別がまったく不明朗というわけだ。
まったく・・・・・ネットの時代に社内と社外をわかつのは、社員の心根、
モラル、意識、そういう精神的なものだけになってきた気がする。
「社内外を分けないあたらしいマーケティング」が必要な時代だろうな。
130名無しさん@あたっかー:2001/02/08(木) 23:41
>128
上原先生がどう言うふうにいいのでしょうか?教えてください。
131名無しさん@あたっかー:2001/02/09(金) 01:02
>>128
本気で言っているのだったら結構やばいよ。
それは神戸の石井淳蔵を「マーケティングの王道」と逝ってるとの
同レベルだと分かっているか?

>>130
上原先生の本は確かに面白いが、王道ではない。
もし、マーケの知識がなくて上原先生の本を読んだなら、それは
かなり偏った見解を持つことになってしまう。ということ。
132名無しさん@あたっかー:2001/02/09(金) 02:35
マーケティングの王道ってなに?だれ?
石井も上原もなぜ、王道と言えないのでしょうか?
133名無しさん@あたっかー:2001/02/09(金) 05:13
>>132

↓を読んでみましょう。
一般的なマーケティングを勉強している人の認識だと思う。
ちなみに石井淳蔵は自ら、「王道ではない」というのに近いことを
学会などで述べているので、王道ではないでしょうね。
ポストモダンだし・・・。

3 名前:名無しさん@あたっかー投稿日:2000/11/26(日) 17:18
マーケティングを楽しみたいのであれば
石井淳造「マーケティングの神話」
上原征彦「マーケティング戦略論」

本当は「マーケティング戦略」とかいう有斐閣アルマから出ている本。
早稲田の恩蔵先生など3人の共著の本がお薦めです。
学部のゼミ生にはこの本を薦めています。
決して上の2つの本は薦めていませんが、個人的に大好きです。
134名無しさん@あたっかー:2001/02/09(金) 20:12
>131
確かに「王道」って何? そんな崇高な理論なんてあるわけないじゃん
135名無しさん@あたっかー:2001/02/09(金) 22:50
石井、上原の本を読んでみます。
有斐閣アルマのマーケティング戦略も読んでみます。
ありがとうございました。>133

それにしても、どれ、だれがマーケティング論の王道なんでしょうね。
136名無しさん@あたっかー:2001/02/10(土) 03:29
現在のマーケティングのいわゆる王道は「論理実証主義」と呼ばれる
立場に立った研究です。
自分の立てた仮説(=論理)をデータマイニングや数式で証明していく
研究の立場のことです。
現在、マーケティングの研究の第一線に立っている学者さんはほとんど
この立場をとられています。この理論は、AMAがマーケティングを始めて
以来の、マーケティング理論を踏襲しており(もちろん、時代に伴った
変化は行われています)、こちらを「王道」と指すのは、マーケの研究者
あるいは、ビジネス書レベルを脱した実務家の方ならばコンセンサスだと
思います。
恩蔵先生の「マーケティング戦略」は、表面には出ていませんが、論理
実証主義の系譜を踏襲していて、「王道」といえるでしょう。
私個人としては、Kotlerは軽すぎる気がしますが・・・。

これに対して、133のおっしゃる「ポストモダン」という学説があります。
アメリカのMorris.j.Hなんかが有名ですが、数値的な見解を使わず、消費
者心理を理解しようというもので、日本だと石井淳蔵先生がまあ,一応この
立場をとられています。(他にはSFCの桑原先生とかですね。あとは代理店。)
こっちはいまのところ亜流とされています。)詳しくは「消費者心理読解が
どうのこうの」という本が出ているので、興味のある方はご覧下さい。

だから石井先生が御自身で「王道ではない」とおっしゃるのは、正当な
ことといえます。石井先生は御自身で、自分の立場が大御所なのを理解し
ていて、学会に風を吹かそうとしている感じです。

こんな感じで、マーケティングの王道を理解いただけましたか。
実務家の方には「けっ」って感じでしょうが・・・。
もしくは、求めた答えはないかも知れませんね。

ちなみに、新製品のdiffusion Modelなんか、意外と緻密なものが
できていますので、実務家の方は一回試してみては如何でしょうか。
ちょっとした数学と英語ができれば、かなり精度の高いものが
使用できると思いますよ。
137http://p229-053.mitene.or.jp.2ch.net/:2001/02/10(土) 04:11
#join
138名無しさん@bold:2001/02/11(日) 20:57
いや「実務家」は実務に役立てばいいんだから、自分の意見を正当化
できる名声ある意見がでることは大歓迎なのよ。

ただ・・・・論理→実証ってながれは、統計は相関はわかっても
因果関係は判らない訳だから「論理が間違っている事はない」ってだけの
所に多大なコストをかけているわけで・・・・

それは企業に近いとか、お金があるとか、業界のコネを指し示す話で
あるわけで・・・学界ならそれなりに価値があるんでしょうが、
業界そのものにいれば、金もデータもあたりまえの事であって・・・
(外に出せないだけで)
だから自分の頭で考えた個人的な事、聞いた事がない話、
いいかげんな「仮説」を大胆に出してくれる人のほうが好きだ、
ってことになるのかな?
139名無しさん@あたっかー:2001/02/12(月) 03:27
>>138

因果関係ってどの程度の因果関係を求めているか分かりませんが、
学者の世界でも、さすがに相関だけ求めて、「自分の理論は正しい」
って言っても、誰も聞いてくれません(笑)。

多変量解析といわれる方法をマーケティングではよく用いますが、
この解析手法を使えば、小売店の売上がどのような要因によって
左右され、どのような要因をどの程度変化させれば、売上が伸びる
のかを計算することは簡単にできます。
多分、マーケ専攻の大学生なら出来る人いると思います。

実際に実務家の方からのコンサル依頼は、このような数値解析に絡んでいる
場合が多いですね。「データはあるけど、使い方や意味が分からない」
という企業からの依頼が多いです。

反対に、
>だから自分の頭で考えた個人的な事、聞いた事がない話、
>いいかげんな「仮説」を大胆に出してくれる人のほうが好きだ、
>ってことになるのかな?

これは結構嫌われます・・・。
「自分たちでも考えられるよ」ってところなのでしょうか。
「せっかく、マーケのプロに仕事を依頼しているんだから、それなり
の計算をしてくれよ」っていうのが、一般的な企業の姿勢です。
140名無しさん@bold:2001/02/12(月) 08:27
売上が伸びる
のかを計算することは簡単にできます。
多分、マーケ専攻の大学生なら出来る人いると思います.

いいえ。まともな企業は「マーケ専攻の大学生が簡単にできる」
事なんて大してもとめていませんし、それをコンサルとは言いません。
厳しいようですが。
そういうやり方でわかる知見というのは、とっくの昔に暗黙知として
企業に根付いている訳です。
大の大人がそろって、もしそうなってなければ、
その会社は「北朝鮮(計画経済)」か「ゾンビ(倒産目前)」でしょう(笑)

重要なのは「仮説」です。売上の近年の変動が説明できる新しい変数
をデータが含んでいるかどうか、が問題なのです。
これはモニタリングコストとの関係にもよるんですが・・・
例えばコンビニでは天候と広告データの入力が欠かせません。
アイスクリームならこの2つのデータと明確に関係があることに、
誰でも調査するまでもなく気がつきますが、
実は「大衆薬」の売上もこの2要素に関係するわけで、
そういう常識とデータの乖離の「発見」がすごく重要になるわけです。
そうした発見はだいたい最初、優秀な担当者の「勘」「気づき」
によるものなんです。

あなたは計算の「外注」をされているわけで、それはそれで立派な仕事ですが、
文章を読ませていただいた限りではコンサルといえるのかどうかは疑問です。
141名無しさん@あたっかー:2001/02/12(月) 15:02
>>140
まあ、ここで色々意見を交わしても仕方ないんですが、別に計算だけを
外注しているわけではないので(笑)・・・。
139は分かりやすいように数値解析の話をしただけです。

基本的に企業の「暗黙知」ほどあてにならないものもないんですね。
(野中先生は好きですが)
「暗黙知」を解きほぐすのも仕事の1つではあります。
今の時代「暗黙知だから、こうなる!」で通す企業は、余りよい企業
とはいえないので。それを、まあ色々な手法によって解きほぐしてあ
げる仕事も多いです。

もちろんいまさらPOSデータのみの解析を行っているわけでも
ありません。企業からの依頼はそんな簡単なものではないです。
因果関係についても、別に天候データとかだけ使っているわけでもない
ですし(笑)それだったら、あなたのおっしゃるように企業には必要
とされません。
「暗黙知」を越した、仮説を出さなければなりませんね。企業もそれを求めてますし。
だからといって、仮説を言い放つのみではお金を頂くわけいかないので、
統計解析を使用するわけです。
統計解析だけだったら、そこら辺の院生に安く発注できます。

一回、本当の学校の先生(自分のような院卒のコンサルではなく)に
お話を聞いてみてください。意外と変な仮説をたててくれますよ。
マーケでご飯食べてて、さらに事例は死ぬほど見ているわけですから、
私なんかとは比べ物にならないくらいの、指摘をもっています。

>そういう常識とデータの乖離の「発見」がすごく重要になるわけです。
>そうした発見はだいたい最初、優秀な担当者の「勘」「気づき」
>によるものなんです。

私はアカデミックな世界から離れて久しいのですが、まあ、研究者も
上記の3行がないと大成できません。
過去の研究を穿り返していても、誰も誉めてくれませんから。
その辺では、実務はとか、研究者はっていう線引きはないですよ。
142名無しさん@bold:2001/02/12(月) 23:15
「暗黙知」は僕もきらいです。言葉使いを間違えました。
「常識」っていうべきでした。

言語化できない事柄っていうのは、あてにすべきではないのです。
それは言語化する能力がないってだけの話でしょう。
古来日本の農民は、生涯100語を続けて話す経験がある人は稀だったそうです。
そのせいで、組織共同体化ノウハウが言語化(Articulate)できなかった
って話だと思います。
児玉文雄東京大学先端研教授は「Demand Articulation」という概念をつくり、
消費者欲求の企業内における言語化の重要性を指摘、アメリカ人の喝采を
あびましたが、まさに今求められてるのはその態度だ、と思います。

ちなみに僕も、「院卒の、アカデミックな世界から離れて久しいコンサル」
ですが、学校の先生で尊敬する人は、出身校を含めそれほど多くはありません。

143名無しさん@あたっかー:2001/02/13(火) 02:00
マーケティング理論でおもしろく、かつ、論理的な仮説ってあるかな
あまり見かけない気がする。
レビューを何本もやって、いきなり仮説がでてくるけど、あっと驚く
仮説ってあります?学会とかででてないのかな?
144名無しさん@あたっかー:2001/02/27(火) 22:23
age
145名無しさん:2001/02/27(火) 23:14
>143
>マーケティング理論でおもしろく、かつ、論理的な仮説ってあるかな
なんか既に日本語がおかしいような…。
146名無しさん@あたっかー:2001/03/01(木) 02:04
良く分からないけど143は、マーケティング研究にある多くの仮説で興味深いというか、当たり前ではなくて、
論理的に導かれたものがあるかということではないかな…。
違うか…。
147名無しさん@あたっかー:2001/03/01(木) 02:43
マーケティングの学会ってどこ?
商業学会?
148名無しさん@あたっかー:2001/03/01(木) 10:26
Kodama sage..
149名無しさん@あたっかー:2001/03/04(日) 19:19
く  へ
(   )
( ´∇`)
ノ   ヽ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 終了  |
150名無し@:2001/03/06(火) 06:04
151名無しさん@あたっかー:2001/03/12(月) 10:48
マーケティングねえ。数式に意味を見出しても、未来の予測はできないよねえ。
現状の分析と、未来のニーズは違うよね。現状の分析してても、アイボなんて発売
できるわけがないし。
152名無しさん@あたっかー:2001/03/12(月) 23:18
>151 アイボを例に出すなら他にもいっぱいあるぞ

ポケベル、たまごっち、プリクラ、iモード、ポケモン
ルーズソックス、ワッフル、ツユダク、フリース...
これらの前では、マーケティングが如何に無力かを知る。

しかも、あとからヒットした理由を分析したとこで
応用きかねぇ〜続かねぇ〜2匹目のドジョウいねぇ〜
153名無しさん@あたっかー:2001/03/12(月) 23:51
アイモードはマッキンゼーが原型に関してレポート出してるから、マーケティングの
成果なのではないかと思うんですが。
154就職戦線異状名無しさん:2001/03/13(火) 00:22
>152
それらの例は、マーケティングなしで開発・発売されたんですか?
そこんとこ調べないとあなたの主張意味ないっすよ。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/13(火) 08:55
>152
俺は経営学を勉強したことがない。だから嫉妬心がないわけではない。
教えてほしいのは、まさに152が言ったように、彼らは結果を出せるのか?
という点だ。

前の方で、日本の企業はマーケティングの基本が分かってない、と指摘する人
がいる。それではMBAをとった人を入れてみて、その企業の経営に劇的な改善が
見られたのか?それを知りたい。多分たくさんあると思う。教えてほしい。
156名無しさん@bold:2001/03/13(火) 10:12
たとえば、拠点も営業の数も減らして、効率化して収益をあげる、
そうしないとその市場ではもう持たない、としますよね。
あるいは本社営業を販売子会社と一体化して効率化をはかりたい、
としますよね。
(別にどの会社ってわけじゃないが)
これまで実績をあげてきた功労者の老営業本部長は、
それはとっても嫌ですよね(部下が首切られるから)
一方若社長は、自分が営業社員中の嫌われ者になるのは嫌ですよね。

・・・・そこでコンサルの出番です。
「こうしなければこの会社は持ちません」

こういう例が一番多いんじゃないですか?実際には。
外部コンサルが問題発見をするなんてことはほとんどありえないんですよ。
(それは社員がアキメクラってことじゃないですか)
ただし正論でも自分たちでは実行できない(というか自分個人の損
になる)解決策っていうのは世の中に多い、ってことなんです。
157155:2001/03/13(火) 10:56
156さん、どうもありがとう。

うーん。そしたら、コンサルの存在意義は日本でこそ、大きいという感じ
がしますね。

問題があるのをみんな分かってるけど、(社内政治的に)手をつけられない
というのは意外に多い、というのは非常によく分かります。なるほど。なるほど。
とすると、現在の日産にはコンサルはいらないんだろうなあ。

逆に、自民党とかやるべきこと分かってるのにやれない組織には、誰かコンサル
をつける必要があるということですね。

でも、アメリカのコンサルとかもそんな感じなんですか?
158名無しさん@bold:2001/03/13(火) 15:34
アメリカの場合は経営者チームがある会社に舞い降りたときに、
その会社の実情を客観的に調べることが重要なんです。
情実人事(むこうもそればかり)がおこなわれてないか、とか、
幹部の金使いはどうか、とか。工場労働者の能力と給与は見合って
いるかどうか、とか。

人心を一新してはじめたいときに、やはり彼ら(コンサル)に
首切りと昇格者のリストを持ってこさせる。
あめりかだと日本よりもずーっと、リーダー=組織ですからね。
159名無しさん@bold:2001/03/13(火) 15:38
もうひとつ教えましょう。
コンサルと投資銀行は実は機能的にバッティングするんです。
コンサルは「内部改革」を目指すでしょ?
投資銀行は買収合併によって「外部改革」を起こすというわけなんです。
つまり現経営者はコンサルとたっぐを組み、相手(買収)側は投資銀行と
組むという、敵対する関係になりえるんです。
収入形態でいうとコンサルがフィー、投資銀行が成功報酬
というわけなんです。後者のほうがちょっぴりセクシーだったり
してしまうわけです・・・・・

この2つの職業において、株高もあって人材的には後者が圧勝してしまった
のがアメリカとイギリスです。
それ以外の国では(幸い(笑))そうでもないですけれども・・・・
160名無しさん@あたっかー:2001/03/13(火) 19:44
 えーと、ソニーは新製品を出す際に、事前調査をしないということで有名なんでは
なかったですか。革新的なものは調査からはでてこんというポリシーかなんかが
あったような。
 基本的に、生活必需品とかはマーケティングが必要で、その時点では世の中にあってもなくても
いいようなものは、マーケティングがきかないんじゃないのかな。
161名無しさん@あたっかー:2001/03/13(火) 20:40
152の例からポケベル、iモード、ポケモン、ワッフル、フリースは除外。
162名無しさん@bold:2001/03/14(水) 12:21
ようするに調査というのは現在の常識で未来を推し量ろうという、
あるいはリスクをとる度胸のなさを数字で言い訳しようという
臆病心による場合が多いのです。

だって大体まわりに聞いてみて三分の二ぐらいはそうかなーとかおもってて、
調査して59%とかってでてきても、その数字自体の持つ価値は
ほとんどないじゃないですか。
だけど「だいたいいけそうです!いきます!」でとおる会社と、
「調査した結果59%でした」といわないと、とおらない会社があって、
ソニーは前者ってことなんですよ。
163名無しさん@あたっかー:2001/05/28(月) 20:24
>>159
コンサルが経営者とタッグを組むって?
それはないだろう。
図式を単純化しすぎ。
164たんなる@bold:2001/05/28(月) 21:31
>163
あなたが言っている言葉が短すぎて、なにをどう単純といっているのか、
言い方があまりに「単純すぎて」私には理解ができません。
だいたい掲示板で議論するときに単純でなきゃ「スレ長すぎー」の
一言がでるじゃないですか・・・(ため息)
165名無しさん@あたっかー:2001/05/28(月) 22:51
>>164
なんとなく余談なんですが、「単純だろ」という人と「スレ長すぎ」という
人は同一人物だと思います。
まぁ書き込んだ者の建設的な議論をしたい欲望を挫く人間はだと思いますが、
本人は長い文章読みたくないけど、色々聞きたい、でも議論をリード活性化
するほどの知識は無い。

そんな悲しい人間なのでタグの一種だと思えば気楽になります。

もし同一人物じゃなくても受け手の結果一緒だから(w
166名無しさん@あたっかー:2001/05/29(火) 11:06
>>165
良いお話しだ。私も気楽になりました。
167名無しさん@あたっかー:2001/05/29(火) 14:30
マーケティングが生まれたのはアメリカ。大量生産が可能になった結果、市場で、
供給が需要を上回ってしまった状態になり、企業はライバルをうちまかすための
方法を考える必要があった。「いかに市場を刺激して自社商品を買ってもらうか」
一言で言えばケンカのフェアな必勝法。でも勝つ方法って状況や相手によって
変えなきゃいけないから、必勝法って実は存在しないモノ(後付けは結構できる
けどネ)、臨機応変にやり方を変えなきゃいけない。でもその際にセオリーを知っ
ているのと知っていないのとでは、出せる答えの質も、答えを出すまでの時間も
全然違ってくるんですよね。実務家として言うと、陳腐化しても重要なものは重要
、でも道具として使うには知恵が必要ってことでしょうか。
まあ最近はマーケティングそのものの考え方も多少変わってきてますけど。
168名無しさん@あたっかー:2001/05/30(水) 03:48
「優れた勘」、とか「商才あるひらめき」を言語構造化し反復や
改善を可能にしようとした結果マーケティング理論がうまれた、
のであってほしいね、実務家としては。
そしてその魂を忘れないで欲しい。
169名無しさん@あたっかー:2001/05/30(水) 04:10
神田昌典さんのビジネス本結構役に立ったんですけど
あそこで説かれている事などはマーケティングと言う
観点から見ると質的にどうなんですか。
特に「口コミ伝染病」フォレスト出版とかインパクトありました。
170cmjk:2001/05/30(水) 14:28
体系化されるころには、陳腐化しているものもあるけど、
してないものあるって感じかな。
まぁ、新しい企画を考える場合、やっぱり4Pやら3Cやら
ターゲットをどこにしぼるか、みたいな事は考えるわけで、
物事を図式化して考えやすくする、っていうのにはいつまでも
役に立つのではないかな。

今話題のパーミッションマーケティングとかは時代の
移り変わりで消えていく可能性はあるけど、フォードに
対してGMのとった多チャンネルマーケティングとかは
現在でもかなり有効と思われてるわけだし。

その見極めが、経営者の本領発揮ってとこかな。きししし。
171アポロン:2001/05/30(水) 19:27
170.
いいこと書いてるな。
初期フォードとGMの競争は、安さか付加価値かという問題だった。
これは永遠のテーマと言っていい。
172名無しさん@あたっかー:2001/05/31(木) 00:35
>>171
永遠じゃないよ。実務を知らないな?もう既にトヨタは安さと付加価値の
二極同時達成を実現しているよ。ちゃんと分析してみ。ケケケ
173通行人:2001/05/31(木) 03:08
トヨタときましたか。
確かにトヨタは安さと高品質を高い次元で同時に達成している
ように思える。

ちなみにトヨタの今後のマーケティング戦略についていい案があったら
聞かせてほしいです。
174アポロン:2001/05/31(木) 03:33
172.
そうか?
トヨタ車は他メーカーにくらべて圧倒的に安い訳でも無いし、
付加価値はホンダのほうがあるでしょう?
175アポロン:2001/05/31(木) 03:41
ここで何でアメリカのほうが経営学が発展したか賢明な読者は解った
だろうか?
会社が極端な方向に突っ走るアメリカの会社は非常に研究しやすい。
176通行人@車好き:2001/05/31(木) 04:15
>174
私も個人的にはホンダの方が好きですが、例えばカローラやセルシオを
あの値段で作れる自動車会社はやはり世界にトヨタしかないと思う。
品質を考えれば十分安いんじゃないでしょうか。
177167:2001/05/31(木) 11:04
>173
トヨタの強みは商品の価格と品質というのはもちろんでしたが、アフタ
ーフォローも含めたディーラーの営業力の強さという点もあげられると
思います。
大きな流れで見ますと、自動車はかつては売りにいく商品だったと思い
ますが、品質のばらつきも今や少なく、他の耐久消費財と比較して相対
的に価格も低下し、また定価販売を推進していることから、完全に買い
にくる商品となっちゃいましたね。
そうなるとアムラックスやgazooに象徴されるような人が集まる拠
点づくりとそこでのナビゲーション機能が重要になると思います。
そして、日本市場は基本的には成熟と考えると、買い替えと若年層が
ターゲットとなりますので、CRM的な部分と個々の商品のブランド
をどう打ち出すかですよねぇ。
あとは、日本では台数が伸びないから単価アップだと思うんですが、
ハードの付加価値アップははもちろん、ローンとか保険の莫大な資
金力を活かした金融サービス、全国の販売拠点を活かしてのJAF的
なロードサービス、ドライブサービスなんかが考えられるのでは。
畑違いの業界なのでよく分からない部分もあり一般論となってしま
った感があります。すみません。

脅威は、ホンダよりジンジャーかな。
178名無しさん@あたっかー:2001/06/02(土) 01:18
>脅威は、ホンダよりジンジャーかな。
その通り!!
179名無しさん@あたっかー:2001/06/05(火) 01:34
マーケティング学べる大学(修士)でいいところって
どこなんですか?当方KO学士。厨房でほんとすまそ。
180就職戦線異状名無しさん:2001/06/09(土) 02:02
age
181再就職戦線異状名無しさん:2001/06/09(土) 02:32
>>178
KOなら村田昭治じゃねえのか?
おっとバブルとともにはじけたんだっけ(藁

ところで1to1とCRMの違いってわかるやついるのけ?
わかったところでそんな違いが役に立つわけではないがな。
182名無しさん@あたっかー:2001/06/09(土) 03:04
CRMは、金持ってる優良顧客から搾り取るだけ搾り取ろうという理論。
1to1は、CRMを実践するための手段の一つ。

って感じ。
183William:2001/06/09(土) 10:59
ビル ゲイツはマーケター。IBMが負ーけたー。
184名無しさん@あたっかー:2001/07/16(月) 18:09
age
185名無しさん@あたっかー:2001/07/18(水) 23:18
>179
NORTHWESTERNいってコトラーのもとで学ぶのが一番では?
186:2001/07/30(月) 00:11
「判別分析」を
数学が全く分からない人にも
理解できるように説明できる?
「判別分析」って実は大したことじゃないんだけど、
大学の先生方の説明の仕方がへたくそなのと、
数式がたくさん出てくることで苦手にしている人が
多いから。
これを「誰にでもわかりやすく」説明できる人は
まさに天才だね。
187就職戦線異状名無しさん:2001/08/08(水) 02:02
>>177ほか
では、「アメリカ型経営の弱点」は何だと思いますか?

アメリカ企業のEVA(経済付加価値)を基礎にした勝利の方程式の弱点を、
例えば、「日産(ゴーン)vsトヨタ」という形で比較をして示してくれると有り難いです。
188アポロン:2001/08/08(水) 03:25
>>187
アメリカ型経営の弱点はすなわち、アメリカの弱点だと思う。
連邦国家にして、多民族国家であるアメリカは団結しにくい
のが弱点だと思う。
これが団結するには次の3つの要素が必要。
1、アメリカ独立宣言のような理念
2、アメリカ独立の父のようなカリスマ指導者
3、アメリカ独立宣言を否定する敵
189就職戦線異状名無しさん:2001/08/11(土) 13:03
勝利の方程式とは・・・・
「EVAシステム」・「社員満足プログラム」・「顧客満足プログラム」の
サイクルを回す事にあるが、これらを行う事による副作用(いわゆる弱点)は
何でしょうか?
190就職戦線異状名無しさん:2001/08/14(火) 00:17
難しいねぇ・・
191名無しさん@あたっかー
過去レスにこうあった。

  「実際にマーケ理論使って成功してるところってあるんすか?」
レス:「ファーストリテイリング。」

ほんの2、3年調子がいいだけで成功といえるのか?この回答者、
ユニクロが傾いてきたらその時はその時で敗因についてトクトクと語るのだろう。
で、おそらくこのスレにはそれと似たような奴がわんさかいるのだろう。

ここの人は書き込み者が学生だと知るや安心して否定にかかる奴が少なくないように
見受けられるが、実際に仕事をさせればどっちがうまい仕事をするかなど
わかったものではない。
どこかにもあったが、「勝てば官軍」だよね。自分は勝ってると思う奴だけ
意見してほしいよね。実務経験者>学生  修士>学部 と決め付けたがってる
奴が多いけどね。なんなんだろうね。