総合小売業のSB

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1名無しさん@あたっかー
市場からの収益率の改善の要求が強まる中、泥沼の価格競争を繰り広げている
総合小売チェーンは、打開策としてSBの開発に力を入れているところが多いよ
うですが、なかなか軌道に乗りません。
@商品開発力の低さ(マーケティング力がない)
Aオペレーション上の問題
B組織形態の不備(分業の不徹底)
などがミッションとして考えられます。
どうすればSBは成功するのでしょうか?もっと利益を取りたいんです。
お知恵を拝借下さい。
にげっと
大手スーパーや百貨店のことか?
3:02/05/23 15:45
そうです。扱い品目2万以上、店舗面積五百坪以上を最低ラインと設定します。
業種は特に拘らないのですが、ハイテク商品は技術力と言う障壁が高すぎるので
ローテク商品に絞りたいと思います。
4名無しさん@あたっかー:02/05/23 15:51
SB=ストア・ブランド商品(=PB・プライベート・ブランド商品)ってことですか?
5:02/05/23 16:08
そうです。
大規模店によるSBは、特徴として
@プロモーションが低コストでできるため、価格設定上PBよりも有利
Aその半面、SB群全体でのブランドイメージが構築しにくい(安かろう
 悪かろうになってしまう)
Bその商品の市場自体を広げることは難しい(PBとのゼロサムゲーム)

その結果として、PBと同水準の利益(付加価値)を確保できない、
と言う問題点があるように思います。

6アポロン:02/05/23 19:08
ここは小売のアポロンの出番だろう。
現場の人間が見たことも無い本部の社員が開発した
ストアブランド商品を、ある日突然マネージャーから
「これは儲かる商品なのでドンドン売れ」と押しつけても
売れはしない。
現場の人間達に開発させなければ商品に対する愛着が沸かない
のである。
7名無しさん@あたっかー:02/05/23 19:11
私は動物虐待を絶対に許しません。偽善で結構。

http://tmp.2ch.net/cat/
http://jbbs.shitaraba.com/study/1126/
http://jbbs.shitaraba.com/computer/1523/

虐殺野郎たちの住処。
すでに虐待野郎逝ってよしの有志が乗り込んでおります。
8名無しさん@あたっかー:02/05/23 20:14
アポロン…商品に愛着を持ったからどうだってんだよ!
9レベル42:02/05/24 00:44
>1
無印良品のケースをご参考にされてはどうでしょうか。
PB成功のコツは安さ以外の付加価値とその開発ストーリーの面白さ。
PBの問題は広告宣伝や露出の限界でブランド力が弱いところですが、
このポイントがクリアになればあとは勝手にパブリシティや口コミで動いていきます。

無印の場合、余計な工程・商品機能を除き、(比較的)低価格&シンプルなデザイン
を提案することで西友のPBから一人歩きをしていくようになります。
この間の開発ストーリーはとてもおもしろいので本を探してみては?

・・・ただ無印も業績が最近落ちてきているんですよね。
10名無しさん@あたっかー:02/05/24 00:53
>あほのアポ
・現場が開発しなくても現場が商品に愛着を持っている例
・現場が商品に愛着を持っても売れない例
どっちも腐るほど事例はありますがねぇ。
現場が商品に愛着を持つことは大事。売れる確率も上がるだろう。
でもそれだけ。結局はマーケティングの問題なんよ。現場の意識もその
プロセスの一つに過ぎないの。わかったかい?

>9
確かにまともに売れてるPBって無印くらいだな。
11名無しさん@あたっかー:02/05/24 00:54
>>8
アポロンでもたまにはいいこと言うぞ。30回に1回くらいの割合で
売る奴は商品に愛着があったほうがお客に勧めるときに
押しが強くなるもんだ。

ただ商品開発自分でやらなくてもいい商品、コレだと思う商品なら
愛着は湧くけどな
12:02/05/24 02:37
おお、こんなにレスが(嬉
>>5のPBはNBの間違いでした。すみません。
以後、SBはPBと表記します。
>レベル42さん、アドバイスありがとうございます。
良品計画ももとはPBが出発点なんですよね。
今は完全に店舗が離れてしまっていますが、
着想点としては、大型店舗内に、他のNBと同一売り場で、PBのブランドイメージ
(つまり高い利益率)は形成可能か?という点です。

>>9
おっしゃるとおり、PBってダメダメです。

小売業は渥美先生の呪縛から逃れられないのか、マーケがからきしダメです。
現場の対応と言っても限度があります。陳列をいじった、販売に力を入れた
としても、回転数は多少変わるかもしれませんがアイテム自体の付加価値(荒利)
の%は改善できません。
先述の無印ですが、業績悪化の原因は、セグメンテーションのズレ、
つまり企業(商品群)がいわば自己同一性障害(顧客と企業側との)に陥っている
からなのではないでしょうか。


13アポロン:02/05/24 12:14
いいだろうか?
仮に市場のニーズに合った素晴らしい商品でも無名で誰も使ってない
商品は売れにくい。
これは初期のケータイ電話を考えて欲しい。
タダでも買わないという人がたくさんいただろう。
信用が無いと、タダでも売れないのだ。
ソニーのウォ―クマンや味の素でも最初はさっぱり売れず、100件飛び込んで
やっと1件売れたけど翌日返品という世界だったのである。
値段や性能が市場のニーズに合っていても、それを普及させる為には
血の滲むような営業努力が必要になる。
これはソニーや味の素といったメーカーはよく解っているのだ。
だが小売業にはさっぱり解らないのである。
だからちょっと店頭の隅に並べて、売れなければすぐ辞める。
土台、本気じゃないのである。



14すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/05/24 12:17
メーカーとの共同開発の方が現実的だとおもいますが。
15通りすがり:02/05/24 13:52
PBのメーカー共同開発は結局既存メーカー商品のラインをちょっと借りて作っている
る製品が多いですよね。業態によるとも思いますが!でも今後は、VMSで中国からの数量予約買取
が主流になると思いますよ。いわゆる渥美先生の苦手なロジスティックと3カ月間の需要予測制度が必要
不可欠な技術となるのでは。
16アポロン:02/05/25 03:10
ここで面白い例を出そう。
テレビショッピングでおなじみの、穴開き包丁だ。
実演販売員のマーフィー岡田さんは、この包丁は絶対便利で
ニーズもあるし、仕入れも馬鹿安なので儲かると思って秋葉原
で販売を始めたらしい。
だが売れるまで実に7年もかかったというのだ。
無印良品や100円ショップでも最初は売れず、赤字続きで泣く泣く
仕事をしていたのである。
つまり石の上にも3年という精神が必要なのである。
17レベル42:02/05/25 20:25
>アポロンさん
売り手の情熱は否定しませんが、あなたの挙げている例は新商品の市場導入の話で
あって、PBの話とは違います。PBは既にある商品との競合が課題なのです。

>通りすがりさん
サプライチェーン的発想ですが、実現はなかなか難しいのが現実。
数量ロットによる買取が決まっているのは国内OEMでも同じ課題で、PBには在庫の
問題が常につきまといます。そもそも消化率がPBの場合特に読めないので
需要予測以前の問題になるのが常です。需要予測よりも開発段階のマーケ的発想
の商品設計とやはりプロモが課題です。アタマいたいっす。
18鼻毛ボーボー:02/05/25 20:39
 小売店に仕入先きくのって、そんなにまずいかな。もんのすごく
怒られたんだけど。
19名無しさん@あたっかー:02/05/25 21:06
現場を知っていてもソーシングは
できない。原料レベルからの調達
と、それを使って製造してもらえる
メーカー探しこれができないと、本当の
PBなんかできない。
ソーシングに商社なんか使ってたら
いくら抜かれるか分からないので、
英語と中国語で交渉ができること。
また、最終加工までのロジ(SCM)
ができること。これができないのならば
日本のバイヤーはPBをつくるべきでない。
20レベル42:02/05/26 00:58
>19
極言すぎるきらいもありますが、大枠は同意です。
MKTGから製造原価や業界構造、そしてサプライヤーとロジをそこそこも
理解できていない人間が開発にかかわるとロクなことはありません。
てめえだけの情熱で商品開発された日には…何度痛い目にあったことか。
PBが失敗する原因の一つは当人の「思い入れ」だけで開発してしまうことだと思います。
21通りすがり:02/05/26 02:48
昨年、中国のシンセンに行ってきました。40フィートのコンテナがたくさんあって、現地の人に聞くと、ウオルマート・カルフール・マクドナルド等の商品とか言っていた。
すべて買い取りで、出荷価格は、最終小売価格の20%ぐらいだそうです。
設計→生産→物流→販売→消費者の流れの各工程の中に問題・課題がいろいろありますが、
私は一番の問題は、需要予測にあると思います。その精度によって儲けも在庫も決まるからです。
Kマートの破産もPB在庫過多がその根本原因だし、ユニクロも売上減少による在庫処分に頭を痛めているようだし。
要は、売れる以上の製品を、商品として買い取るその数量起案にこそ問題があると思います。
リードタイムがなければ、在庫必要ないわけだから。
22名無しさん@あたっかー:02/05/26 03:13
>>19
そういう意味では、まともに日本で
PBを作ってるのは、セブンイレブン
ぐらいかなあ。
イオンも頑張ろうとしてるけど、人間の
レベルが低いような、、、、
23アポロン:02/05/26 03:18
>>17
すでに高いシェアとブランドを構築した商品との競合だったら、なおさら長期に渡る
強力な販売努力が必要になるでしょう。
需要予測が大切と書いてる人がいるが、すでに高いシェアとブランドを構築している
商品に挑んで勝てる確率はゼロに近い。

24名無しさん@あたっかー:02/05/26 03:23
>23
もう1回>17の書きこみを見直しなさい。そもそも挙げる例が間違っている
んだからもう黙ってなさい。
それから需要予測の話は競争戦略の話とは関係ない。そんなネタも振ってない。
>21をもう一度よく読みなさい。
っていうかあんたPBの実情も意味もわかってないだろうからやめときなさい。
2524:02/05/26 03:26
アポロンが入ってくると話が進まなくなるので無視してあげてください。
で、アポロンには宿題。
 @PB・NPB・NBの違いを述べなさい。需要予測がなぜポイントが少しはわかるよ。
 APBの例を挙げなさい。ウォークマンでも穴あき包丁でもないのよ。
そうだよな、ウォークマンも味の素も穴開き包丁もPBじゃないよな(w
なんでこんなのを例に出してるんだ? アポロンは。
PBが失敗する理由としてあげる例なら間違ってるよ。第一結論が売る人間の
情熱だけが売れるポイントなら遥かにPBの方が売れるはずだろ(w 自爆だな。
27アポロン:02/05/26 03:39
>>25
私こそ君に宿題だ。
業界トップだったキリンビールに勝つために、業界最下位
だったアサヒがどれだけの金と汗を流したか考えなさい。
28アポロン:02/05/26 03:53
では君達は何かい?
プライベートブランドを売るには何の苦労も必要無いとでも
言うのかね?
無印良品や100円ショップが最初はまったく売れなかったという
話しを知らないのかね?
>27
だからPBのスレなのになんでメーカーの話になるのよ?
あんたほんとにPBの意味わかってる?
>28
だからみんな情熱は必要だけどそれだけじゃダメって言ってるじゃん。
無印や100円ショップが売れるようになったのは営業努力なのかい?(ぷ
追加宿題だよ、アポロン君。
まず>>25の質問にも答えた上で(こっちの答えがまず知りたいね)
 @PBについて語るスレなのになぜアサヒビールの話を例に挙げるのか?
 APBを開発する目的は何だと思うか?
31だからバカは相手にするなって:02/05/26 04:12
SPA同様、ごまかしつつ(あるいは27のようにピント外れにオウム返し)結局答えないに1000カノッサ。
32アポロン:02/05/26 04:21
いいやこちらの質問に答えよ。
多くのプライベートブランドは販売でこけてるのに、
なぜ販売について語らないのか?
まさか「僕は販売は素人なんです」などと語るなよ。
33アポロン:02/05/26 04:36
無印良品関連の本でも読んでみたらいいのだ。。
最初売れなくて、どれだけ苦労したかが解るだろう。
34名無しさん@あたっかー:02/05/26 05:51
Q 僕は、脳内経営者の 厨房 >>1 なんですが、
  どうすればPBは成功するのかおちえてくだちゃい?
  とても眠れなくて困ってまちゅ…。

A ユニクロのようにSPA型で全商品PBにするか、できないなら
  しまむらのようにPBは一切やらないと言いたいとこですが、
  バーチャルには縁の無い話ですね。 (プッ





35名無しさん@あたっかー:02/05/26 09:44
PBの役割。
・他社にない差別化商品開発。(そこにしかない商品の販売により
価格競争に巻き込まれない<差別化付加価値商品>)
・価格競争に巻き込まれても負けない原価の商品。
この2点が重要。

コンビニをあげたのは、米飯、デザート、アイス、
カップ麺などこの考え(特に差別化を計ること)
で成功しているため。
特にセブンイレブンはメーカー(原料・資材含む)
との協業が一番うまくできている。

スーパーも本当のPB作りたいならば、現場あがり
の人間をバイヤーにするんじゃなく、少なくとも
半分は商社出身などすぐにMDできる人間を連れて
くるべき。
36名無しさん@あたっかー:02/05/26 09:51
アメリカでは更にPBとSBの違いも
明確にある。
>アポロン
商品開発の過程から売りこみ先までメーカーNBとPBじゃ違うのになぜ
あえてメーカーの事例を出すのか? おまえ無印とアサヒは同じだと思ってないか(w
メーカーNBは卸・小売に売りこむ。小売PBは消費者に売りこむ。
なのにおまえは「販売」だとひと括りで語ろうとする。
商品開発の主体も製造の主体も販売先も販売の主体も全部NBとPBじゃ違う。
もっといえばPBはNB対抗策として開発するわけじゃないのに>>23のように
>すでに高いシェアとブランドを構築している商品に挑んで勝てる確率はゼロに近い。
だとか間の抜けたバカ発言をしている(w
だからPBとNBの違いがわかってるか?と言われてるのに>>32のようなオウム返ししかしない。

な?>>31で予言した通りだろ? 放置しとけ。PBの意味も意図もわかっていないんだから。
38煽るつもりはないが:02/05/26 15:37
アポロンのいう「販売」って何を指しているんだろ?どうもこれまでの発言からいくと「人的販売」を指しているようだが。
>多くのプライベートブランドは販売でこけてるのに、
>なぜ販売について語らないのか?
こんなことを言ってるとPBに限らずそりゃ売れない商品はぜんぶ「販売でこけてる」という話になるよね。
アポロンがからむと必ずこういう言葉の定義の問題になる。だから話が進まない。スレが荒れる。
「荒らし」と言われてもしゃーないなぁ。
39レベル42:02/05/26 21:45
荒れてますね(汗)。どうもNBの営業努力(アサヒビール)とPBの販売努力(無印)
とがごっちゃになってる気が。

>1さんの話に沿って、話題を戻したいのですが。まずMKTGに関して。
PB開発にあたってどういう商品群にセグメントし、価格設定をしていくか、
そしてどのようなプロモをかけていくかについて考えてみたいのですが。
できれば1さんからネタふりしてもらったほうがいいかな。
40アポロン:02/05/27 03:48
>>37
つまり君の頭ではプライベートブランドの意味が解れば良く、
その販売戦略についてはまったく考える必要が無いということかね?
ちょっとお聞きするが君は資本主義国の人間か?
もしかして競争が無い社会主義国の人間じゃないのか?
また君は書いている。
「メーカーと小売では売る相手がまったく違う!メーカーは卸しや小売
に売るんだ!」
では聞くが、アサヒビールがテレビで流しているコマーシャルは卸しや
小売の人向けなのかね?
41アポロン:02/05/27 04:04
>>39
君は私が無印良品が最初は売れなかったと書いているのを
見てないのかね?
赤字でも無印良品を続けたのは、バブルマネーがあった西武
だからできたことだ。
100円ショップダイソーに至っては、赤字で生活できないから
アルバイトをしながら店を続けたんだよ。
仮に潜在ニーズがあったとしても、実際に売れ出すまでには時間
がかかる。
42:02/05/27 20:18
経営板って結構回転速いんですね・・。スレの立て逃げをしていたわけじゃありません、ごめんなさい。
経済板とは大違いです。

すみません、論点をもっと絞ったほうが良かったですね。
レベル42さんのおっしゃるとおり、根本的な問題点であり、出発点である
「PBの商品企画(マーケティング)」に論点を絞りたいと思います。

流通チャネルや販売努力、マーチャンダイジングも大事なことですが、
これらはまず「良い商品」が存在していると言う仮定があってはじめて成り立つ話です。
ここを練りこまないで、いきなり流通、販売へと思考が進むから「売れない」
と言う結果に対して意味のあるフィードバックが出来ないのです。
商品設計(「誰に対して」、「どんな物を」、「どのように売るのか」」

実行

結果

次の商品設計へのフィードバック
と言うプロセスが連続して続かない限り、上手くいったとしても単発にしかなりません。
ここら辺が小売業者に欠けがちな視点のように思えます。

「良い商品」、売れる商品とは何か?
市場は一つではありません。万人にとって「よい」ものもありません。
まず、売る相手は誰なのか?
価格設定の方法論は?
そして、そんなに選択肢はないと思いますがプロモーションですね。
これらを、小売業つまり店舗を持っているという制約条件の中で
方法論を、最初のステップとして考えてみると言うのはどうでしょうか?

役不足なのは分かっていますが、こんな感じでどうでしょうか?
43名無しさん@あたっかー:02/05/28 07:06
良い商品を作るにはマーチャンダイジングが
一番大事。メーカーのように研究開発がいる
んじゃないから、新商品を作るのなんて無理。
今、あるもので埋もれているものを、組み合
わせたり、トレードオフしたりしながら、
NBと同じアイテムで競争力のあるものを
作るのがPBのマーケティングの基本だと思います。
(NBと同品質でコストダウンを行うこの基本を忘れて
はいけないのでは)
PBで大切なこと?需要予測じゃないか?
作りすぎて在庫が・・・ってのが一番怖いと思うけどな。

でも粗利は高くできるから
NBが強くない生活必需品てー分野が
やりやすいと思われ。
45:02/05/28 21:40
>>43さん、ご意見ありがとうございます。
一般的、模範的な小売業の考え方であり、良い意見だと思います。

「大企業の経営者と言っても結局は数世代前の経済学者(経営学)の
土俵の上に乗っている。」と言ったのはクルーグマンですが、
MDと言うパラダイムの中で生産・物流・・・を捉える小売業的な考え方の大元は
渥美氏一派にたどり着くと思います(私の知っている限り)。
そこで、渥美氏の想定する商品設計の方法論というのは、>>43で挙げられた物
と同様の物であるといっても良いと思います。
これは私の私見ですが、渥美氏の経済認識(特にミクロ経済学に関する知識)や
マーケティングに関する認識は、ややオリエントなもの、というかちょっと大げさに言うと
妄想がかっている、若しくは何か個人的な恨みでもあるのではないかと感ぐってしまうほど
偏向・硬直化しているように思えます。

>NBと同品質でコストダウンを行うこの基本
確かにMDの観点からはこれは非常に重要なポイントです。
ただ、MDというのは、商品マーケティングの「ある一部分」を抜き出しているに過ぎません。
(商品設計と言う点においては、MtkgはMDを内包しているといったほうが分かりやす
いかもしれません)
この視野の狭さが現状の小売業のPBのまず一つ目の問題点であると思います。
MDではなく、Mktgに拘るのはこういった理由があります。
第二の(次に取り組むべき)問題点として、需要予測です。これはMktgと非常に強く
結びついた物です。(MD的手法ではなく、です)。
価格一定と言う条件下で、右下がりの需要曲線に直面している(つまり市場独占状態)
企業の最適化行動をヒントにして需要予測という問題に取り組みたいと思います。
(単にほかに需要予測の方法論を知らないだけです(汗、ご存知でしたらぜひ教えてください)
時間がないのでこの点はまたあとで・・・。すみません。



46:02/05/28 21:54
>>44さん、最初の時点でSBとPBがごっちゃになってしまいました。すみません。
SBとPBの違いですが、後者がNBと競争関係になく、前者があるというのが
違いのようですね。この違いがなにを意味するのか・・うーんと言うわけでまた今度!
47アポロン:02/05/29 03:24
>>45
45さんは渥美氏が偏向しているというが、販売戦略を考えずに
商品企画を立てるというのも十分な偏向ではないか?
48アポロン:02/05/29 03:44
販売戦略を軽視してはいかんよ。
いかにニーズに合った性能、デザイン、宣伝、価格、
アフターサービスを持った車でも、トヨタの本拠地
である愛知県豊田市で販売合戦に勝つことは難しい
だろう。
49仕切り直しを仕切り直す・・・・・:02/05/29 05:05
このスレッドの基本はPBのブランディングと伴う販売促進は如何にあるべきか?
だったと思います。

大局的に観れば「如何に作るか?」より「如何に売るか?」を重要視している時代で
あり、その意味に於いて「流通の時代」であると言えます。(そう思っている・・・)

ここで商品開発やMD果ては需要予測等のテクニカルな話は無理ですが、流通メーカー
ならではの視点、論点で商品開発やMD果ては需要予測等を議論してみてはどうでしょ
うか?何か考えるヒントになると思うのですが・・・・・

以前、地方の中堅流通メーカーのSCMを担当しているITコンサルタントと話をする
機会があり色々と話をしましたが、印象的な話があったので紹介します。

私「あの、流通メーカーって何万っていう商品の販売データ(POS)持ってるんだから
  商品開発とか販売予測なんて、かなり精度が高いんじゃないの?」
IT「いやそれが、そうでもないんだよ、現状としては在庫圧縮に懸命で需要予測どころ
  じゃないし、ましてや商品開発なんて、全然だよ」
私「でも、在庫圧縮って需要予測の精度でその率が決まるんじゃないの?需要予測の精度
  が高ければ適正な仕入量が分り、結果的に在庫ロス率が低下する・・・・・」
IT「それは机上の理論!実際はそんなふうにはやってない!」
私「そうなんだ・・・・・・」
IT「でも、お前の言ってる事は分るよ、確かにPOSやショッパーズカードの
  データをマイニングすれば面白い商品開発や需要予測が出来るかもね・・・」
私「今はそれどころじゃないの?忙しくて・・・・」
IT「まぁ正直に言えば、そうだよね、でも、商品開発と需要予測のどちらが先か?
  って言えば、需要予測かなヤッパ・・・」
私「そうなんだ・・・・・」
IT「うん、クライアントからも、かなり前から突付かれるし・・・・・」

この後二人はウサ晴らしに夜の新橋に消えて行くのであった・・・・・・

参考になるかどうかは分りませんが、何かもう少し既存データに付いて考えてみては
如何ですか?

5043:02/05/29 09:28
>>45
今、渥美理論を忠実に実践しているのは
イオンのトップバリュだと思います。
良い悪いはともかくとして現状の日本のPBを知りたいなら、
イオンのPB戦略とセブンイレブン(IYでなく)
のPB戦略をみてるとよく分かるのではと思います。



戦略この2つは
51アポロン:02/05/30 02:16
安くて消費者のニーズに合った商品を開発できるなら、それを
問屋に卸せばいいだろう。
52アポロンあのね・・・・・:02/05/30 06:39
アポロン・・・
おいおい!それじゃ他の量販店との差別化にならないじゃん。
PBは量販店同士の差別化商品でもあるんだから・・・・・

アポロン木を診るだけじゃなくて、森も診ようよ・・・・・
(アポロンの書込みは、いつもそんな感じだから・・・・)
>51
だからアポロンはPBの意味がわかってないと言われるんだよ。バカなやつ。

ただね、系列や提携している小売にPBを卸すことはあるんだよ。
もちろんカニバリしないようにエリアを選んでいくわけだが。

>49
よく見る話で思わずワラタ。
54:02/06/16 17:24
忙しくてご無沙汰していました。さて、どうしようかな〜展開
55アポロン:02/06/17 05:03
いいかい?
本当に安くて消費者のニーズにピッタリ合った商品を開発できるなら、
それを問屋に卸せばいいじゃないか?
「それじゃあ差別化にならない」と書いているが、儲かればいいじゃないか?
>55
おまえもうどうしようもないバカ。型止めとか小売がやっきになってることを
何もしらないだろ。下流が開発するメリット・目的を理解できないバカは書きこむな。
それはPBとは違う概念であってこのスレの主旨とはまったく違うの。sね。
だいたいアポロンのバカ理屈でいけば「消費者のニーズにピッタリ合った商品を
開発できるならメーカーが小売をやればいいじゃないか」という屁理屈話も出てくる。
そしたらこのバカのことだから「だからトヨタは儲かっているのだ」とかバカ理屈を
言うに違いない(w。表層的な部分しか見らずアタマがないからな。

また55の主張というのは実はアポロンがバカにしまくっているSPA・SCM的発想で
あることに気づいていない(w。自己矛盾だらけ。でもたぶんこの書きこみの意味は
ほとんどわからないであろう。あー鬱だねー。
58アポロン:02/06/18 04:35
いやいやこの論議は完全に君達の敗北だよ。
消費者のニーズにピッタリ合った商品を開発できるなら、
メーカーになって問屋に卸せばいいんだよ。
59名無しさん@あたっかー:02/06/18 20:49
アポロン
ここにも、きたのか。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1016105314/l50

アメリカかぶれもおされぎみだぞ。

やっぱり、経営版は経済版に勝てないのか?
60:02/06/18 22:47
基本的に、SCMなどの物流「だけ」の話、製品が出来上がった「後」の話しは後回しにしたいのですが・・
そういうスレッド、たくさんありますし・・
もちろん全くそれらをぬきにすることは出来ませんが、あくまでも主題にならない程度と言うことで。
よろしくお願いします>アポロンさん
>>49さん、参考になるお話ありがとうございます。
疑問を感じる点をいくつか。
まず第一点として、需要予測の方法論。
話の背景を考えると、需要予測のやり方として、帰納的な方法論をとっています。
製品が実際に売れた後のデータを参考にして、PBの需要予測を立てるというやり方は
データのもとになる既存商品とPBのターゲットとする市場が「同一」であると言う仮定が成り立って
初めて成立する話です。さて、これら二つの市場は本当に同じ物でしょうか?
同一でないとすると、困った問題が発生します。
基本的にPBは数量予約買取がメインのため、在庫の増大に直結します。
同一であるとすれば、需要予測もそれなりの制度になるでしょうが、
これは単なる二番煎じです。
今現在のPBのやり方は、需要予測がネックとなって模造品の作成しかないと言っても良いでしょう。
この方法がいろいろ問題になっているのはご存知だと思います。

第二点として、ITコンサルの客は小売業です。
IT氏の仕事は客(小売業者)のニーズを満たすのが仕事です。
(ここで言うニーズとは、小売業者の考え方、商品設計の仕方です。)
IT氏の意見が正鵠を射ているのなら、小売業の考え方も正しいと言うことになります。
これは論理的におかしいですよね。だって現状は上手くいってないのですから。

今日はこの辺で・・




え?経済版に特攻祭り?
>>需要予測のやり方
顧客データをライフスタイルで区分けするようになってから
アンケートが使い物になるようになったって意見聞きますよー。
63名無しさん@あたっかー:02/06/21 00:51
PBの需要予測の仕方ですが、昔は重回帰分析を使ってましたが、結局時間ばかり
かかって達成率が60%もいきませんでした。そんで、結局は1000人当りの買上げ率・各エリアの寄与率から
数量を計画して、発注予約データで進捗管理をしてました。でも、売場の露出等の問題とかでコントロールが困難です。
しんどい!
64買物上手:02/08/13 08:25
PBの需要予測について、大事なファクターを1つ。
ニーズの原点をお忘れではないですか?日本人という民族性からくる、ブランド志向
舶来物へのあこがれ、異常なくらいの信用、信頼。これが根底にあり、無印良品、ユニクロ
のように、ブランド化したネームバリューみたいな物が形成されてはじめて
需要が起こり、計算できるのはないでしょうか。だから安いからだけでのPBは
本当にNBとの品質が同じ、それ以上にならないと販売としては成り立たない。
65名無しさん@あたっかー:02/08/14 03:54
ブランドって、結局は製品差別化のこと。
そのブランドを消費者に知覚させることが、必要条件になる。
よって、新規参入の場合はコスト増による赤字が必然。

量販のPBって、パッケージの差別化のみだから
製品差別化は無理でしょう。
つまり、必需品のトレードオフで低価格戦略しか方法がない。
さらに、必需品って結局は品種でしか存在しないので
量販などのマスを市場としている業態にはあっているのでは?


66名無しさん@あたっかー:02/08/14 04:09
消費者のニーズにピッタリ合った商品を開発できるなら、
メーカーになって問屋に卸せばいいんだよ。ユニクロみたいに。
67名無しさん@あたっかー:02/08/14 04:21
ユニクロはSPA産業(製造小売業)で、カジュアルの定番(品種)の
低価格・販売チャネル限定戦略。

量販のPBはほどんどが仕様書発注によるメーカーへの委託。
流通業が製造業より高品質の製品をつくれるわけがない。

68名無しさん@あたっかー:02/11/04 00:49
イオンのトップバリュ
ブランドになるのかな?
69山崎渉:03/01/06 02:55
(^^)
70山崎渉:03/01/17 20:01
(^^;
71山崎渉:03/03/13 14:28
(^^)
72山崎渉:03/03/22 18:00
┐(゚〜゚)┌
73山崎渉:03/04/17 09:09
(^^)
74あぼーん:あぼーん
あぼーん
75あぼーん:あぼーん
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76あぼーん:あぼーん
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83名無しさん@あたっかー:04/02/26 01:17
83
8431:04/03/24 00:25
85あぼーん:あぼーん
あぼーん
86名無しさん@あたっかー:04/08/05 11:59
たしかに、この版には清香とアポロン以外は、山崎と悪徳貸金業者しかおらんな
87 ◆mA/Rs4yKSE :04/09/17 23:00:41
あかさたな
88 ◆BUu27v7WGI :04/09/18 17:30:59
89 ◆bHJKcbs3Hg :04/09/18 17:33:42
90 ◆MDmpKC2I9. :04/09/18 17:34:53
91 ◆U7sqbseT2c :04/09/18 17:35:53
92 ◆JWqnzIXCAQ :04/09/18 17:37:01
93 ◆JQWGucN2qU :04/09/18 17:38:22
94 ◆cdj0GZMesY :04/09/18 17:39:37
95 ◆YdJSQWEeR6 :04/09/18 17:40:49
96 ◆jU5phoKXas :04/09/18 17:42:24
97名無しさん@あたっかー
マキコのマンコage