1 :
Mr.名無しさん:
3 :
Mr.名無しさん:03/10/24 18:45
おじちゃん、上カルビ3人前
4 :
Mr.名無しさん:03/10/24 18:46
あははぁ〜2が業者かよ、悲惨なスレだな。
5 :
Mr.名無しさん:03/10/24 18:46
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. おまんこ│
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
6 :
Mr.名無しさん:03/10/24 18:47
吉川英治 三国志
司馬遼 国獲り物語り 関ヶ原
陳瞬臣 なんとか史略
7 :
Mr.名無しさん:03/10/24 19:13
8 :
Mr.名無しさん:03/10/24 19:14
9 :
Mr.名無しさん:03/10/24 19:14
10 :
Mr.名無しさん:03/10/24 19:14
十八史略読むなら、秘本三国志
11 :
Mr.名無しさん:03/10/24 20:50
横山光輝
12 :
Mr.名無しさん:03/10/24 20:52
13 :
Mr.名無しさん:03/10/24 20:53
藤水名子もオススメ
古代中国を舞台にした歴史ラブロマンスみたいな小説
14 :
Mr.名無しさん:03/10/24 20:53
でらべっぴん
15 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/10/25 01:09
アンドリューNDR114の映画みますた
原作のが面白そうだと思いますた
明日ぐらい図書館行ってみるか、と保守
16 :
Mr.名無しさん:03/10/25 01:10
17 :
Mr.名無しさん:03/10/25 01:31
じゃあ
エロトピア
18 :
Mr.名無しさん:03/10/25 14:16
アンドリューってアシモフだっけ?
19 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/10/25 23:19
>>18 アシモフみたいです。
今日は沢木耕太郎が王子と乞食っぽくて好きだつってた「大逆転」をみてますた、
で来週はJMか…あれいまいちなんだよなあ。ギブスン文句言え。
20 :
Mr.名無しさん:03/10/25 23:22
マルクス 資本論
全部読むのに何年もかかる
21 :
Mr.名無しさん:03/10/25 23:22
失われた時を求めて
22 :
Mr.名無しさん:03/10/25 23:23
ピーチジョン
23 :
Mr.名無しさん:03/10/25 23:27
P.K.ディックの闇夜のスキャナー。
酒を飲みながら読むと。
基地外の気持が分かる。
24 :
Mr.名無しさん:03/10/26 00:21
安部公房「壁 S・カルマ氏の犯罪」
表題作よりも短編「赤い繭」がおもしろい。
毒男なら誰しも持っているだろう浮遊感、無所属感を純粋培養
したような作品。
主人公の最後は毒男の最後そのものかも知れない・・・
25 :
Mr.名無しさん:03/10/26 21:28
保守
「神の子たちはみな踊る」村上春樹
この人の本は全て嫌いなんだけど、これは面白かった。
(嫌いな理由は、イケメン主人公が何の努力もなしに
当たり前のようにセクースしまくってるところに非現実感を感じるから)
この世の外側にある世界?(アウターゾーン?パラレルワールド?)の
存在、運命の不思議みたいなものをうまく表現していると思った。
読んでて不思議な感覚に襲われて鳥肌が立った。
「かえる君、東京を救う」も同様に面白かった。
27 :
Mr.名無しさん:03/10/28 03:05
筒井康隆 「驚愕の荒野」
【総特集】色川武大 阿佐田哲也っていうムック本買ってきますた。
29 :
Mr.名無しさん:03/10/28 19:37
>>28 河出書房のやつ?
おれも小林秀雄の買った。本人と関係ない人間の評論ばっかりでマズー
30 :
Mr.名無しさん:03/10/28 20:08
1928年3月15日
春樹の本推薦してるやしは目を覚ませよ
あんなのゴミだぜ…
やめろよ本当に…
32 :
Mr.名無しさん:03/10/28 20:12
宮部みゆきの「人質カノン」読了。
読みやすい短編がそろっているので、
電車の中暇つぶしに向いてると思った。
>>29 そうそう、河出書房。けっこう読み応えありそう。
34 :
Mr.名無しさん:03/10/28 20:14
男なら大藪春彦を読まずして、どうする。
伊達邦彦に憧れたもんだ・・・工房の頃・・・
宮脇俊三様〜〜!
38 :
Mr.名無しさん:03/10/28 20:18
39 :
Mr.名無しさん:03/10/28 20:20
まあ、どんなに他人の趣味が悪いと思ったとしても、
それを指摘するのは野暮ですわな。
41 :
Mr.名無しさん:03/10/29 00:12
遠藤周作「深い河」
自分の惨めさを真っ正面から受け止めて、七転八倒しながらでも生きて行く
勇気を与えてくれます。
インドでの民衆暴動に巻き込まれ、暴徒群を押し止めようとして
タコ殴りにされて死んで行く大津の言葉。
「これでいい。ボクの人生、これでいい。」
42 :
Mr.名無しさん:03/10/29 14:15
>>41 おれもその本で人生変わったわ。
「宗教」をことを考えさせられるよね
43 :
Mr.名無しさん:03/10/30 16:04
保守と
44 :
Mr.名無しさん:03/10/30 16:25
遠藤周作なら、「沈黙」、「海と毒薬」も面白いよ。
学生さんも時間あるだろうから読んでみて。
「留学」とかいう短編集?もおすすめ。
47 :
Mr.名無しさん:03/10/30 21:29
アメリカネオコン政権最期の強敵バチカンお勧め
そういえば10年ぐらい前ふらふらしてた頃に、親の知人から小説が好きなら遠藤周作の書生をやりなさい、紹介してあげるからと言われたことがあったなあ。
丁重にお断りした。だって好きな作家が友成純一とかだった頃だしさ。
まあ、いまだにふらふらしてるけど。
49 :
Mr.名無しさん:03/10/31 10:35
保守
50 :
Mr.名無しさん:03/10/31 10:39
深い河ってインドなのに、けっきょく最後はキリスト教信仰の話になっちゃうじゃん?
遠藤周作はいつもそれ(我田引水)があるから、あんまり熱心に読まないな。
51 :
Mr.名無しさん:03/10/31 10:55
まんがとかでもええんですが、
アメリカ合衆国の歴史とかを
通して学べる本ってありませんか。
独立する前あたりから書いてあるようなのを
通して読んでみたいなぁ、とか思ったんですけども
52 :
Mr.名無しさん:03/10/31 11:05
中沢新一を読むならこれだ!ってありますか?
53 :
Mr.名無しさん:03/10/31 11:10
>>52 チベットのモーツアルトに入ってる「極楽論」。
これはすごくいいし、これだけ読めばいいです。
講談社学術文庫でこないだ出たから、読んでみて。
あとのはちょっと眉につばつけて読まないと怪しいです。
54 :
Mr.名無しさん:03/10/31 14:50
今、船戸与一の「龍神長龍神十三番地」を読んでるYO!!
船戸与一は熱い小説を書くのでみんなにお奨めでつ。
「蝦夷地別件」「猛き箱舟」「砂のクロニクル」が特にお奨め。読んでみて(・∀・)
55 :
Mr.名無しさん:03/10/31 22:41
SF板の名無しの元ネタ?になってる
「月は無慈悲な夜の女王」読んでる。
なんか随分特殊な世界観だと思ったんだけど、
作者ってロシア人?
>>55 いや、あの…作者のロバート.A.ハインラインは…バリバリの愛国主義者の米国人だがw
57 :
Mr.名無しさん:03/10/31 22:59
>>56 あ、そうなの・・・
なんか荒廃した未来世界なのに、やけに結婚制度が事細かに描写されてて、
なんかそういう政治思想っぽいのがある人なのかな・・・?
と思ったんだが・・・
58 :
Mr.名無しさん:03/11/01 14:15
本の推薦 щ(゚Д゚щ) カモーン
59 :
Mr.名無しさん:03/11/01 14:24
岩波の物理テキストシリーズ
理系ならお勧め
60 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/11/01 21:37
JMがあってるので久々に「クローム襲撃」を読みかえしてます。
やっぱ映画のJMはあんま面白くない…
61 :
Mr.名無しさん:03/11/01 22:24
小説以外の本をよろしこ。
63 :
Mr.名無しさん:03/11/01 23:44
>>60 俺は表題作のクローム襲撃かな。
その前のドッグ・ファイトも良かった。
64 :
Mr.名無しさん:03/11/02 18:39
>>57 君には是非、同じ作者の「宇宙の戦士」を読んで欲しいな
65 :
Mr.名無しさん:03/11/02 19:38
age
66 :
Mr.名無しさん:03/11/02 19:57
聖書
↓
69 :
Mr.名無しさん:03/11/02 19:59
69げっとずざー
プププ、ザーコザーコ
なんか言ってみろ、プププ
青春君
73 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/11/03 02:54
>>69 >>62-63 漏れは「ガーンズバック連続体」が好きですた。
アシモフ「聖者の行進」を今読了しますた。
「バイセンテニアル・マン」は泣けた…
あと、「聖者の行進」のなんかアホげなノリも好きでした。
74 :
Mr.名無しさん:03/11/03 02:57
「星を継ぐ者」は、はずせないだろ。
読んでないヤツは、至福の時をすごせるぞ。
75 :
Mr.名無しさん:03/11/03 09:59
>>74 続編の「ガニメデのやさしい巨人」は読む価値ある?
76 :
Mr.名無しさん:03/11/03 10:51
77 :
Mr.名無しさん:03/11/03 11:52
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: : : : : : : ...
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i
::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ
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::::: : : :: : ∧_Λ \ Λ_Λ*‘∀‘)Λ
: : : : : (´Д` ) ( ^∀^) )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___ ヽ ( ) | | ∩
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||| し し .|| || || || |||
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78 :
Mr.名無しさん:03/11/03 11:52
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: : : : : : : ...
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i
::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ ・・・・・・。
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ
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::::: : : :: : ∧_Λ \ Λ_Λ’A’*)Λ
: : : : : (´Д`;) (・A ・ ) )(`A
___ l⌒i⌒⊂)___ ヽ ( ) | | ∩
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||| し し .|| || || || |||
||| || || Λ_Λ
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::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ ヒソヒソヒソヒソ
:::::: ::: : : :
::::: : : :: : ∧_Λ \ Λ_Λ(´д`)Λ
: : : : : (´Д`;) ( ´д)ヒソヒソ(д` )
___ l⌒i⌒⊂)___ ヽ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
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||| || || Λ_Λ
( ´Д`)/
79 :
Mr.名無しさん:03/11/03 12:52
80 :
Mr.名無しさん:03/11/03 12:56
中学時代は
>>77-78みたいな感じだったけど、高校になったらみんな認めてくれたな
ヲタ女とも友達になれたし
高校まではめちゃ本読んでたけど大学に入ってから読まなくなった。
以前は、かって来た本をその日のうちに読まないなんてありえなかったのに、今は・・・
82 :
Mr.名無しさん:03/11/03 20:00
>>81 社会人になったら、もっと・・・
積読が200冊こえてる。。。
83 :
Mr.名無しさん:03/11/03 20:12
俺もブックオフの100円本が50冊ぐらい読まずに積んであるよ。
84 :
Mr.名無しさん:03/11/04 12:50
木村拓哉「解放区」
いや、まったく興味ないけどね
85 :
Mr.名無しさん:03/11/04 21:38
「ヤクザ・リセッション〜さらに失われる10年」
ベンジャミン・フルフォート著 光文社
〜表紙より
ヤクザに汚染された「政・官・業」が国民の金を奪い、いまの日本は運営されている。
欧米から見た日本は、民主主義国家などではない。
フィリピンやインドネシアなどと同じ「泥棒国家」だ。
いまの支配層約5万人を刑務所贈りにしなければ、不良債権も大不況も終らない。
−かくして、「さらに失われる10年」は続いて行く。
86 :
Mr.名無しさん:03/11/04 21:48
スコット・ペック 愛と心理療法
スーザン・フォワード 毒になる親
この辺り面白い。人の心の仕組みというか。
87 :
Mr.名無しさん:03/11/04 21:51
88 :
Mr.名無しさん:03/11/04 21:55
離婚もそうだけど、いかに子供を悪どく傷つけて、それを内心楽しんでいる人間が多いか
そういう心の闇というか、陰の部分がよく見える
>>88 スマソ。毒男と親でかけてみただけなので気にしないで。
90 :
Mr.名無しさん:03/11/04 23:08
真田太平記
91 :
Mr.名無しさん:03/11/04 23:19
白い巨塔
92 :
Mr.名無しさん:03/11/05 04:34
>>85 それ買おうと思ったら在庫なしだった
横書きでペーパーバックってのがいいよな!
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
見事に背負い投げ食らった。久しぶりの感覚。
きれいなタイトルだな・・・恋愛もの?
96 :
Mr.名無しさん:03/11/06 08:39
マネー革命3巻は読んどけ
97 :
Mr.名無しさん:03/11/06 19:53
今はBOOK OFFで100円で買った
貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」を読んでる。
RPGみたいで面白いよ。
貴志祐介のほかの著書も面白い。
「黒い家」が特にお奨めかな。
98 :
Mr.名無しさん:03/11/06 19:54
>>98 「青の炎」も面白いよね。
映画にもなったし。 童貞の俺には少しショックだったがw
俺は貴志祐介の本は全部読んだよ。
どれも面白かったのでお奨めします。
100 :
Mr.名無しさん:03/11/06 20:00
安部公房は比喩が効いてていいよ
今は週刊少年マガジンで連載中の汁漫画百舌がお勧め!
102 :
Mr.名無しさん:03/11/06 20:08
>>100 俺は安部公房は「箱男」しか読んでないけど
文章の雰囲気が好きだな
箱男という存在もどこかしら毒男を思わせるし
ジャケツ!
104 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/11/07 00:11
>>102 コテが何言ってけつかると言われそうですが、途中の写真についてる
「匿名の市民だけのための、匿名の都市」て2ちゃんっぽいですよね。
>>103 血のように真っ赤なジャケツですたか、あれ怖かったなぁ。
闖入者が一番怖いけど。
>>95 ミステリーですが、恋愛ものでもあります。
ぜひ読んでみてください。たぶん、やられます。
106 :
Mr.名無しさん:03/11/07 00:40
安倍公房は結構社会風刺が利いてて好き。
…ところで、「日本の童貞」ってどうだった?
誰か読んだ人いらっしゃったら感想キボン。
107 :
Mr.名無しさん:03/11/07 01:24
>>106 俺は読んでないけど、読んでる奴は皆けなしてるな・・・
何となく鬱になりそうな内容だ・・・
>>106 たいした事ないよ。
童貞のありかたを時代別に書籍や雑誌から読み取って
まとめただけ。
109 :
Mr.名無しさん:03/11/07 04:02
町田康いいよ
110 :
Mr.名無しさん:03/11/07 04:15
殊能の「ハサミ男」を読め
おめえらのアンテナは錆びついてんのか?
いましろたかしを忘れてねえか?
いましろたかしのハードコア読んでみろよ。
泣くぜ。
112 :
名無しさを@れいん:03/11/07 04:45
美学の本なんて、良いですよ?
型破りな、思考ができるよう、になります
それが楽しいんです、よ?
113 :
Mr.名無しさん:03/11/07 21:27
赤ひげ診療箪
114 :
安倍公房 「箱男」より抜粋:03/11/07 22:09
走り続けたが
追いつけなかった人々の
贋のゴール
旗は振られ
審判も観客も
とうに引き上げてしまった
夜の競技場
115 :
アダムソン ◆84kHJg0AaI :03/11/07 22:11
116 :
Mr.名無しさん:03/11/07 22:31
>>114 こういうの好きだな。挫折もの
大江の「走れ、走り続けよ」とか
>>109 以前、読んだ後に文章書いたら文体に影響受けまくって困りました。
>>110 最高ですな。「黒い仏」はアレだけどw(俺は大好きだが)
119 :
Mr.名無しさん:03/11/08 17:57
120 :
Mr.名無しさん:03/11/09 00:55
>>107 >>108 106だけど、サンクス。とりあえず読んでみたよ。
……あなた方の仰る通りでした(´・ω・`)
122 :
Mr.名無しさん:03/11/10 15:22
これだけは絶対一度は読んどけって感じのお勧めあるか
ジャンルを指定してくれ。
124 :
Mr.名無しさん:03/11/10 18:06
血沸き胸躍るハードボイルド小説をおながいします。
>>124 古いけど大藪晴彦とか
後はちょっと前の桑原穣太郎なんかどうだろう
>>124 >血沸き胸躍るハードボイルド小説
なんかめちゃくちゃな注文だな。
普通そういうのはバイオレンスアクション、といいそうなもんだがw
馳星周(凄い一発で変換できたw)とか高村薫、船戸与一あたりはどーよ?
ハードボイルドというのであれば、原りょう(はら りょう、りょうの漢字が出ない)
ロバート・B・パーカー スペンサーシリーズは?
30代から中年、壮年と年を重ねていくのが面白いかも。
「初秋」泣いた 最近のは読んでない
>>125 おぉ 大藪春彦は「蘇る金狼」の人だね。
「野獣死すべし」一冊しか読んでないから他も読んでみるよ。
一冊読んだ限り、ドキドキできて楽しめたからね。
桑原穣太郎 φ(.. ) メモメモ
>>126 実は俺、船戸与一ファンでつ。「猛き箱舟」が好き。
馳星周、高村薫、原りょう φ(.. ) メモメモ 読んでみます
>>127 ロバート・B・パーカーφ(`д´)カキカキ
海外モノに詳しくないのでありがたいでつ。
>>128 エド・マクベインφ(`д´)カキカキ
海外モノは「深夜+1」ぐらいしか見たこと無いのでありがたいでつ
みんなありがとう。図書館で借りてくるYO!!
>>130 >海外モノは「深夜+1」ぐらいしか
あ!じゃぁ同じくギャビンライアルで「もっとも危険なゲーム」「ちがった空」
超お薦め
>>131 「もっとも危険なゲーム」「ちがった空」φ(;゚;∀;゚ ;)カキカキ
明日、さっそく借りてきて読むYO!!
俺は熱い小説を読んで、疲れたらエッセイを読むという
スタイルなのでお奨めエッセイもよかったら教えて欲しいでつ。
今は、土屋賢二の「何時みずからを笑え」を読んでまつ。
リラックスして読めて、そこそこ面白いYO!!
>お奨めエッセイ
(厳密にはエッセイではないが)開高健「風に訊け」
影山民夫「普通の生活」
土屋賢二は割と面白くてオレも好き。自分も複数の本をそれぞれ
切りの良い所まで読んでローテーションさせている。面白い本は
長く読むから早く進み、ツマラナイ本は何時までも残ってしまうけど。
現在のローテーションセットの中でオススメは加納朋子かな。
・ ツチヤの軽はずみ :土屋賢二
・ 坂の上の雲四 :司馬遼太郎
・ ガラスの麒麟 :加納朋子
・ ドゥームズデイ・ブック(上) :コニー・ウィリス
・ 陰摩羅鬼の瑕 :京極夏彦
・ 送り雛は瑠璃色の :思緒雄二
136 :
Mr.名無しさん:03/11/10 19:39
>>124 男なら大藪春彦だ。
伊達邦彦シリーズと汚れた英雄は、読んどけ。
あとハードボイルドといえるのは、西村寿行だな・・・エロがすさまじいが・・・
>>134 禿同
後、エッセイでは無いが椎名誠の水域は和む
大藪春彦好きなら
福井晴敏の亡国のイージス、終戦のローレライはどうだろう?
厚い本だが、真中あたりから止まらなくなるぞ。
139 :
Mr.名無しさん:03/11/10 23:13
亡国のイージス突っ込みどころ満載だよ
140 :
Mr.名無しさん:03/11/11 03:55
ブラヴォーツーゼロも突っ込みどころ満載
141 :
Mr.名無しさん:03/11/11 08:17
ところで、もちろんみんなは
毒男だよな・・・?
おい、なんかこう毒男が読んでスカッとするようなの
教えてください。
>>141 筒井康隆 虚構船団
カマキリ軍団が侵略するところでも読んでスカっとしれ
143 :
Mr.名無しさん:03/11/11 13:25
雲形定規萌え
144 :
Mr.名無しさん:03/11/11 14:01
145 :
Mr.名無しさん:03/11/11 20:03
月は無慈悲な夜の女王読んでて最後の方まできたけど、
なんかSFって言うよりは途中から政治的なドラマが多すぎて
読むのが辛くなってきた・・・
「月が地球から独立するぜー!うおりゃー!戦争だー!戦艦、ビーム砲ばきゅんばきゅん!」
みたいなの期待してた俺みたいなアホにはちょっと難しすぎたな・・・
146 :
Mr.名無しさん:03/11/11 20:12
月に繭 地には果実を
ターンAの小説版だけど、設定とストーリーが少し違う。
こっちの方が面白い。
148 :
Mr.名無しさん:03/11/11 22:04
ナンシー関っておもしろい?
149 :
Mr.名無しさん:03/11/11 22:10
>>148 漏れは好きだ。
でも人物評ばかりだから、
あと2,3年で風化してしまうんだろうな。
150 :
まさこ ◆8uiPIFbfos :03/11/11 22:23
文庫本をよんでいるとこんなおそい時間になっていました。小説のなかの旅行です。とてもふしぎな時間をすごしました。
銀河英雄伝説 田中芳樹
まあ定番だけど。
婦女子向けというイメージがあるけど、毒男が読んでも十分面白いと思われ
153 :
Mr.名無しさん:03/11/12 12:31
154 :
Mr.名無しさん:03/11/12 23:41
毒男なら三国志。何が何でも三国志。誰のでもいいから三国志
アメリカの経済支配者は読んどけ
156 :
Mr.名無しさん:03/11/13 17:45
大江健三郎「死者の奢り・飼育」の中の短編「他人の足」
先天性の病気で歩けない少年少女が集められた施設、外界とは閉ざされた施設に
ある日事故で両足が使えなくなった青年が加わる。堕落的な生活を送っていた
少年たちは無駄に熱い青年に心を動かされていく・・・・
この板的には少年たちを童貞、青年をポジ厨に例えると読了後さらに楽しめる
かもしれない
157 :
Mr.名無しさん:03/11/13 17:52
あと今期の「文藝」に掲載されてる「黒冷水」もおもしろかった
作者が17歳だから文章が稚拙なのはしかたないとして(人の事いえないが)
作品世界にグイグイ引っ張っていく展開には才能を感じた
内容は「留守を見計らって高校生の兄の机をあさる弟。怒りを募らせ陰湿な罠で
報復する兄。兄弟の行き詰る緊張関係、エスカレートする憎悪を書いた」(読売新聞)
男兄弟のいる人は笑いや納得を繰り返しながら読めると思う
158 :
Mr.名無しさん:03/11/13 22:21
>>157 今日イケメン弟の携帯が置きっぱなしだったから
メモリーとメールいくつか見たけど、
交友関係の深さに驚いた。そして鬱になった・・・
携帯のメモリー200件ってふつうなのかな・・・?
最近おにたろうはきとらんのかね?
161 :
Mr.名無しさん:03/11/13 22:35
吉村萬壱 クチュクチュバーン
電波な小説だが、読んでて爽快だった。
最後にすげー投げやりな終わり方で爆笑した。
誤植と思われるところがあるし、あれはわざとか?
162 :
Mr.名無しさん:03/11/13 22:36
面白い漫画紹介しろやハゲ共!
163 :
Mr.名無しさん:03/11/13 22:49
筒井康隆 メタモルフォセス群島
昔、感想画書いたことがある。
>>162 まずはお前の好みのマンガをあげてみろや、このハゲ
166 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/11/14 21:30
>>160 見てるけど最近本読んでないので書き込み出来ないす
と、とりあえずage保守。sageてると恐らく忘れてまう…
167 :
Mr.名無しさん:03/11/14 21:47
まるごとコスプレ
168 :
Mr.名無しさん:03/11/14 21:51
169 :
Mr.名無しさん:03/11/14 22:22
美輪明宏のエッセイが面白いよ。
この人の持論は男が強く女は弱い生き物ってのは嘘で、実際は逆って考え。
男はロマンチストで気が弱く、女は現実的でずぶとくがめついとか色々
面白いこと書いてあって、しかもたとえ話とか具体例を取った話し方が絶妙で
ああ、そういえばそうだよなぁと共感してしまう。
普段から孤独とか結婚出来ないとか負い目に考えてる人には目からウロコでなかなか(・∀・)イイ!
>>168 中2の頃だ。
生首抱えて笑いながら走ると言うシーンを描いたから賛否両論だったがな、
フランス書房よりましだろと言い返した記憶が。
171 :
Mr.名無しさん:03/11/15 16:58
保守
172 :
Mr.名無しさん:03/11/15 23:08
大江は変態。電車の中で勃起しっぱなし
173 :
Mr.名無しさん:03/11/15 23:16
万葉集詠みながらオナニー これ最強
174 :
Mr.名無しさん:03/11/16 07:24
ここで本紹介されて読んだ人っている?
175 :
Mr.名無しさん:03/11/16 10:34
176 :
Mr.名無しさん:03/11/16 23:03
177 :
Mr.名無しさん:03/11/17 01:47
ここ最近、総選挙前後で、
天木直人著『さらば外務省!』講談社
柏原蔵書『歌舞伎町アンダーグラウンド』KKベストセラーズ
ベンジャミン・フルフォード著『ヤクザ・リセッション』光文社
ベンジャミン・フルフォード著『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』光文社
と読み進めてきてますがかなり鬱が入ってきました。
今後、買い置きしてある、
岩瀬達哉著『年金大崩壊』講談社(読みかけ)
神一行著『警察官僚完全版』角川文庫(読みかけ)
石渡正佳著『産廃コネクション』WAVE出版
と読み進んでいく計画ですが、このままでは精神崩壊しそうでちょっと怖いです。
178 :
Mr.名無しさん:03/11/17 07:20
179 :
Mr.名無しさん:03/11/17 09:56
>>177 ヤクザリッセッションって日本語の横に英語が書いてるんだろ?
180 :
鬼太郎 ◆XGedKHefAo :03/11/17 18:45
ロバート・B・パーカー「初秋」を読みますた。
暑苦しいほど熱かった。なんかこういうの凄くいいなあ。
男がどうだこうだという暑苦しさはなんか結構好きです。
シリーズものは敬遠してたけど、読んでみようと思いました。
ペリイ・メイスンとか。
>>180 正直、「初秋」以外はあんまり…なシリーズだと思うのだが。
ホークは好きなんだけども。
182 :
Mr.名無しさん:03/11/18 00:45
世界の中心で愛を叫ぶ
読んだ人いる?
183 :
dai ◆6VCrAmgzvI :03/11/18 00:46
ほーりーランド
184 :
Mr.名無しさん:03/11/18 00:51
ポオ
186 :
Mr.名無しさん:03/11/18 19:07
きっちり保守
187 :
Mr.名無しさん:03/11/18 19:11
ミステリとSFの定番は、よんどけ。
188 :
Mr.名無しさん:03/11/18 19:15
虚無への供物とか
189 :
Mr.名無しさん:03/11/18 19:16
橋本治の短編集読んでる・・・
もうちっと若い頃に読めばよかったね・・・こりゃ
折れの中でSF小説No.1は
カールセーガンのコンタクトだな。
映画も良かったけど、小説もイイ(・∀・)!
お薦めする。
有名映画の原作ってなかなか面白いですよ。
時計仕掛けのオレンジ
刑務所のリタヘイヤース
(ショーシャンクの空に、、の原作、
S.キングのゴールデンボーイに入っている)
毒男には嫌われている村上春樹の
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
なんかもお薦め。
191 :
Mr.名無しさん:03/11/18 20:01
>>190 嫌われてるというか、小説スレで春樹の名前出すとずっとそればっかになるからw
嫌ってる奴もいるだろうけど。実際は嫌ってない奴結構いるかと。
192 :
Mr.名無しさん:03/11/18 20:19
ジュラシックパークも映画はCGで出来た恐竜ばかり注目されたけど、
原作はDNA操作によるクローン恐竜が出来るまでの過程や、
パークが不確定要素によって崩壊するまでの過程をカオス理論で説明したりと、
色々読み込んで面白い要素がたくさんあるんだよね。
最新作のタイムラインも映画化されるらしい・・・
>>189 桃尻娘シリーズは読んだかい?
青春小説の金字塔だよ。
漏れはもう、何度読み返したことか。
194 :
Mr.名無しさん:03/11/18 23:32
ぼくちんは、
ロス・マクとエルロイがダイスキ!
あえて月並なのを挙げると夢枕獏の陰陽師
>>195 夢枕獏で毒男にお薦めというと、「風果つる街」
妹萌えには「上弦の月を喰べる獅子」
あめんじゅとってきてけんじゃ
×あめんじゅとってきてけんじゃ
○あめゆじゅとてちてけんじゃ
「原体剣舞連」と「生徒諸君に寄せる」が好きだ
202 :
Mr.名無しさん:03/11/19 01:57
ウィーン愛憎
203 :
Mr.名無しさん:03/11/19 01:58
豆腐屋の四季
熱すぎるよ松本竜一
>>189 橋本治の短編の良さって若い頃だと分かるだろうか?
俺は分からないだろうな
それよか「風雅虎の巻」とかの雑文が衝撃的だた
桃尻シリーズだと特に無花果が好き
>>196 毒男的には『怪男児』じゃないか?
あと『キマイラ』の菊地は、毒男のスーパーヒーロー。
さりげなく保守
207 :
Mr.名無しさん:03/11/21 00:19
保守
お前らはハリポタでも読んでろ
208 :
Mr.名無しさん:03/11/21 00:21
んなもん読めるかアホ
209 :
Mr.名無しさん:03/11/21 13:39
(゚∀゚)
210 :
Mr.名無しさん:03/11/21 13:40
週刊わたしのおにいちゃん 全号予約した香具師いる?
211 :
Mr.名無しさん:03/11/22 02:07
212 :
Mr.名無しさん:03/11/22 02:14
土屋賢二 (プッ
213 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:03
土屋賢二っておっさんに人気あるけど、自己卑下がプライドの裏返しみたいで
あまり好きではない
昨日書店で「暗い宿」購入
うずたかく積まれて売れて無さそうなので
同情して買ってやったら
マジに糞だった
トリックも糞だし内容も糞
犯人わかりやすすぎなんだよ
215 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:35
>>212 俺は土屋賢二が好きで
新刊が出たら図書館で予約するほどなのに・・・(´._.`)ショボ-ン
216 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:36
俺は土屋賢二を読んだことはないけど
他人の趣味を笑うのはよそうぜ
酷評があってもいいだろ
儲ばっかじゃつまらん
218 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:45
amazonの本のランキング、なんじゃあれ?
2ちゃんの祭りか?
219 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:47
予約してからそれをまた取り消して
ランキングをあげてるのかな?
220 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:48
ぷって笑うのは酷評じゃない 単なる侮蔑
221 :
Mr.名無しさん:03/11/22 12:50
上遠野さんに一票
222 :
Mr.名無しさん:03/11/22 14:34
不肖・宮嶋シリーズ
やっぱり面白い
224 :
Mr.名無しさん:03/11/23 09:03
俺は本を読むスピードが遅すぎて
数をこなせない・・・
小説を一冊読むのに6時間はかかるよ・・・(´・ω・`)
225 :
Mr.名無しさん:03/11/23 11:56
>>224 それくらい普通だよ。急いで読むと頭にはいらないし。
226 :
Mr.名無しさん:03/11/23 12:03
ブクオフの100円コーナーいいよね
227 :
Mr.名無しさん:03/11/23 12:08
人情山脈の逆襲
228 :
Mr.名無しさん:03/11/24 02:33
保守す
229 :
Mr.名無しさん:03/11/24 03:02
>>224 俺からすると1冊6時間ってすごく早いと思うんだが。
よっぽど軽い内容の文庫本じゃないと俺はそのペースで読めないよ。
参考までに例えばどういう本を6時間で読めるのか教えてくれ。
折れは夏彦のオンモラキ(749P)を昼買って
8時間後には読了してたぞ
BDシリーズは1日4冊読んでたぞ
普通はそれくらいのペースじゃないのかな?
231 :
Mr.名無しさん:03/11/24 06:06
大江健三郎はゆっくり読むのを薦めていたよ
ゆっくり読むといってもなぁ
自分のペェスがあるからなぁ
ちうか大江作品は苦手
小説の文庫本ならサラっと読めるから数時間ぐらいだな。
何かの教則本とか理論書みたいなのだと理解するのに時間が掛かったりで
カナーリ疲れるな。
今は
「大人のピアノ 独学のすすめ」
>>229 最近、軽い本しか読んでないので
軽い本で6時間ぐらいでつ。
今、山本周五郎の「樅の木は残った」を読んでるけど
20時間ぐらいはかかりそうでつ(´・ω・`)
文庫本を一時間で読んだ。というレスをよく一般書籍板などで
見るので、それだけ速く読めれば、いっぱい本読めて楽しいだろうなと
羨ましい気持ちでいっぱいでつ
恋してる俺にお勧めのなんかない?
>>235 永倉万治「この頃はめっきりラブレター」
237 :
江戸幕府の幕閣人事:03/11/24 13:47
俺は今、「江戸幕府の幕閣人事」がマイブームで、
笹沢左保の「徳川幕閣盛衰記(上・中・下)」の文庫版(祥伝社文庫)を読んでます。
江戸時代の政治史を通史する感じで、権力者の変遷と交替時がよく分かり、非常に面白いです。
併せて「江戸の役人事情」(水谷三公・ちくま新書)と「徳川政権と幕閣」(藤野保・新人物往来社・品切れ?)も
控えています。
238 :
Mr.名無しさん:03/11/25 20:16
毒男ならドグラマグラは読んでるよな?
239 :
Mr.名無しさん:03/11/25 20:18
240 :
Mr.名無しさん:03/11/25 20:20
何歳だよ!?
少女地獄途中までは面白いんだけどなー
バスガイドからどうもテンション下がるというか
242 :
Mr.名無しさん:03/11/25 20:36
新潮か角川か忘れたが、ドグラマグラの表紙がエロすぎるぞ
243 :
Mr.名無しさん:03/11/25 20:47
244 :
Mr.名無しさん:03/11/25 21:06
>>242 角川だよ。チャカポコ、チャカポコ・・・
大昔、枝雀さん主演の映画を劇場で観たなぁ
246 :
900yen MPEG CD-ROM:03/11/26 05:51
ドグマグって読む価値ある?
すっげー昔映画は見た事ある。
なんか死体をずっと観察してたりしてキモかった。
248 :
Mr.名無しさん:03/11/27 01:55
乱歩の人間椅子
249 :
Mr.名無しさん:03/11/27 01:59
山田風太郎読んでる人いない?
250 :
Mr.名無しさん:03/11/27 02:07
251 :
Mr.名無しさん:03/11/27 10:52
>>247 読む価値はあるよ、おすすめできる。ミステリ板でも絶賛している人
が多いしね(2ちゃんねら向きなのかも)。
死体の観察ってのはたしかにキモいね。あのシーンは原作でも詳し
く書かれてるよ。
赤毛のアン読んで純粋な心を取り戻せ、おまいら
253 :
Mr.名無しさん:03/11/27 10:58
園じぇるで抜いてからね
254 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:00
255 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:01
チャンドラー読んでる奴いる?
256 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:02
>>255 A・B・チャンドラーの「銀河辺境シリーズ」なら
257 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:20
菊池成孔「スペインの宇宙食」
258 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:37
259 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:42
浅田次郎は小説よりもエッセイがいい
「勇気凛々瑠璃の色」だっけ?
あのシリーズは毒男なら必読だろ
260 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:50
山口文憲の「空腹の王子」はいまだに
手放せない。自炊してなくても別にいーじゃんって
開き直れるようになった。
261 :
Mr.名無しさん:03/11/27 11:50
久しぶりに司馬遼太郎の「北斗の人」を読んだ。
文章上手ですね、惜しい人を亡くしたもんだ・・・
竜馬がゆくをまた読みたくなったので古本や巡りでもしようかな、、
262 :
Mr.名無しさん:03/11/27 12:23
島崎藤村『破戒』
お前らみたいに女から差別を受ける奴は丑松に共感できるはずです。
お前らも女の前で手をつき頭を下げて「許して下さい。私はモテません。モテないのです。彼女などいません。許して下さい」
と泣きながら頭をさげるべし
263 :
Mr.名無しさん:03/11/27 13:29
吉村昭『漂流』
この小説のプロローグとして紹介されてるアナタハン島の事件がえぐい。
米軍の攻撃から逃れた31人の男と女1人がアナタハン島へ逃げこみ共同生活を
始める。ところが31人の男達は、そばにいるたった1人の女欲しさに争いはじめ、しまいに
殺し合いを始める。性欲がからむと人間はエゲツナイ淫靡な生き物やと思いながら
読んだな。
264 :
Mr.名無しさん:03/11/27 19:43
>>263 極限状態でのサバイバル状態を描いた小説を読んで、ページをめくるたびに、
「ああ、俺が登場人物なら速攻死んでるだろうな。このページまで生き残ってないだろうな・・・」
とただひたすら主人公の根性と図太さに頭が下がる。
兎読了しまへ
吉田修一の「最後の息子」
>>263 古処誠二『ルール』をお薦めする。
性欲より怖いものがある。まさに極限。
267 :
Mr.名無しさん:03/11/27 22:19
もえたんはがいしゅつ?
268 :
Mr.名無しさん:03/11/27 23:13
>>263 山田風太郎の「裸の島」がそれと同じテーマだな。
同作者「女の島」は逆に男一人に女たくさんだけどね。
山田風太郎といえば、
自動販売機の風俗版みたいなのの短編あったよな?
あまり気持ちいいので、男が本物の女を相手にしなくなる。
が、実はその販売機は…
ってやつ。
270 :
Mr.名無しさん:03/11/28 09:10
271 :
ポイズンリッチ ◆2M7NbRDXeI :03/11/28 09:37
>>268 後者に激しく興味もったから、詳細聞いてくれって頼まれた
バンビーノに。
272 :
Mr.名無しさん:03/11/28 17:44
273 :
Mr.名無しさん:03/11/28 17:52
「ルール」つまんねよ。
表紙汚れやすいし。毒男の仲間にあげた。
それより貸した田中啓文かえしやがれあのやろう。
274 :
Mr.名無しさん:03/11/28 18:16
保坂和志「プレーンソング」
読んでる間中マターリできる
275 :
Mr.名無しさん:03/11/28 19:50
高村薫「黄金を抱いて飛べ」
マークスの方が好きだけど、こっちもおもしろいね。
ハードボイルドもたまにはいいもんだ・・・
>275-276
どっちも好きだけど「黄金」で高村氏と出会ったので
黄金の方が好き
>>273 そうか。『ルール』ダメだったか。
まあ、みんな好きずきだろうしな。
ちなみに俺もいま田中啓文の『忘却の船に流れは光』読んでる。
やっぱり、オチは駄洒落なんだろうな…
279 :
感想文その1:03/11/28 23:55
乃南アサ「涙(上・下)」(幻冬社文庫)読了。
女刑事・音道貴子シリーズ以外を初めて読んだ。
東京オリンピックの年、刑事との結婚を間近に控えた主人公のお嬢様だったが、
その刑事が殺人の容疑をかけられたまま、忽然と失踪する。
お嬢様は彼を探し、かすかな糸をたぐりながら、川崎のドヤ街、熱海、会津、筑豊、大阪、
そして遥か宮古島へと……。
ある意味2時間ドラマぽい、旅行気分も味わえるサスペンス。
主人公のお嬢様はいかにもお嬢様らしく、読んでいてイライラするほどだ(笑)。
手だれの作者だけに面白いっちゃー面白いのだが、
とにかく気になったのが、「偶然」によるストーリー進行があまりにも多いこと。
警察が束になっても見つけられない元刑事の行方を、
お嬢様が偶然につぐ偶然でヒントを得、次々に追いかけてゆく様は、正直、反則だよなーという感じであった。
音道シリーズ以外は、こんなもんなのかなぁ。
まる。
280 :
Mr.名無しさん:03/11/29 00:01
ケングリムウッドの「リプレイ」面白かった!一気に読み終わったよ。
ーニューヨークの小さなラジオ局で、ニュースディレクターをしている
ジェフは、43歳の秋に死亡していた。気がつくと学生寮にいて、
どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は
25年前のもの。
株も競馬も思いのまま、彼は大金持ちに。が、再び同日同時刻に死亡。
気がつくと、またーーーーーー。
人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、
意外な人生。
一回読んでみなよ
>>280 その作家、それだけ突出して面白いんだよな。
似た趣向で、西澤保彦『七回死んだ男』とか
恩田陸『ねじの回転』ってのもある。
どっちもおすすめ。
282 :
Mr.名無しさん:03/11/29 11:58
突出して、、 確かに w
「透明人間の告白」(著者忘れた)も一気に読めるという点では同じ
時間潰しで読書したい人にお薦めかな
283 :
Mr.名無しさん:03/11/29 12:05
足立巻一著「やちまた」
本居宣長の長男春庭の話。
盲目なのに妻や妹に助けてもらって
日本語文法の基本五段活用を発見する。
けっこう分量がヘヴィなので読書慣れてない人には
お奨めできず。
284 :
Mr.名無しさん:03/11/29 22:20
毒男向きじゃないけどね。
多和田葉子はいい
285 :
Mr.名無しさん:03/11/29 22:43
質問なんですが
昔の作品の差別表現みたいなのは
最近の版では書き換えられてるのでしょうか?
東野圭吾とか読んでます。
287 :
Mr.名無しさん:03/11/30 02:45
289 :
Mr.名無しさん:03/11/30 03:04
薩南示現流
面白いよ
290 :
Mr.名無しさん:03/11/30 03:04
「燃えよ剣」おもしろいよ!新撰組ちょっとブームだし。
291 :
Mr.名無しさん:03/11/30 03:08
>>243 遅レスだが恋愛してるやつが武者小路って違うんじゃ・・・
あれはこの板の住人がよんだら涙せずにはいられない毒男の話
だったような・・・ちなみに「友情」ってやつね。
292 :
Mr.名無しさん:03/11/30 08:06
新書お勧めよろ
293 :
Mr.名無しさん:03/11/30 09:50
>>292 もちろん皆川博子。「総統の子ら」集英社。
まだ彼女を知らないなら、ためせ。すごいから。
文の力が違いすぎる。
294 :
Mr.名無しさん:03/11/30 13:14
295 :
Mr.名無しさん:03/11/30 16:58
山田風太郎「うんこ殺人」
296 :
Mr.名無しさん:03/11/30 17:10
おめーら!
らんぽ賞となおき賞を初めてWで取った
「テロリストのパラソル」藤原伊織
は読みましたか?
さすがに日本文学史上最高と評されただけある
ブックオフに10冊ぐらい置いてあった
小説で35万部はシドニーシェルダン並みだ
297 :
Mr.名無しさん:03/11/30 17:19
おまえら、もちろん
みうらじゅん大先生の新刊は買って読んでいるんだろうな?
298 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:03
>>296 読んだよ!ありきたりすぎる主人公に王道なストーリーがマッチしてて
100円分は楽しめた
299 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:04
テロリストのパラソルは読んでて薄っぺらかったな〜
300 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:19
301 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:27
ロリのパラソル
……ハァハァ
302 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:32
週刊わたしのおにいちゃん
303 :
Mr.名無しさん:03/11/30 18:52
>>299 もめーは読めてねーんだよ
「殺むるときもかくあるらむかテロリスト蒼きパラソルくるくる回すよ」
阿刀田高も絶賛なんだよ!
選考委員の全員がA付けたんだぞ
真保裕一派か?
S・ハンターの「極大射程」「ダーティホワイトボーイズ」
F・フォーサイスの「ジャッカルの日」「戦争の犬たち」
A・J・クィネルの「燃える男」
カコイイ男たちが出てくるやつで俺が好きなのを挙げてみる
305 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:28
>>303 趣味の違いがあるんだからそんなに熱くなるなよ
作者か?
306 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:35
阿刀田高が絶賛(プ
307 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:36
>>304 「ジャッカルの日」映画化されてるよ。映画も素晴らしいサスペンス。
お勧めするよ。
308 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:40
>>304 ヒギンズの「鷲は舞い降りた」も入れてくれ。
イオリンの本は好き嫌いが多いからね…
俺はテロリストのパラソルは嫌いじゃないよ
最後の件が好きだった
今日は書店で「碇の男」「蛇棺葬」買ってきたよ
ほしい本は見つかんなかったから ネットで注文するよ
310 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:44
311 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:51
俺、深夜プラス1はダメだったんだよなぁ。
ハードボイルドは志水辰夫の「裂けて海峡」だろう。
だれか、頼む。だまされたと思って読んでみてくれ。
すっごい頼む。
312 :
Mr.名無しさん:03/11/30 19:53
真性厨房は本読んでるっぽいけど、映画は見てる?
お前映画も語るようになったら面白そうだな。
ハリウッドとかやめてくれよ。
本はまだまだ読み足りないって感じだ
作家買いだから集めるのに苦労する
明日もまた書店巡り予定
本のストックがないと落ち着かない
映画は観るよ
有名なのは見ないカプール多いから
314 :
Mr.名無しさん:03/11/30 20:00
ダン・シモンズの
「ハイペリオン」
「ハイペリオンの没落」
「エンディミオン」
「エンディミオンの興隆」
の四部作。SFの金字塔だな。
315 :
Mr.名無しさん:03/11/30 20:02
シーズンチケット
シューティング・フィッシュ
ロック ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ
ロック〜はオススメ
>>315
イギリス映画揃いだな。
見てみよう。
うん
あんまり米国のは好きじゃないから
英国ばっかでスマンヌ
おれもハリウッド見ないけどね。
おれはフランスとかヨーロッパ映画ばっかりだな。
320 :
Mr.名無しさん:03/11/30 20:46
かっこつけるっていうか、趣向が全然違うからな。作られてる地域によって。
昔のハリウッド映画は好きなのもあるけどな。「普通の人々」とか昨日見たけど
よかった。
でもそんなかっこよくておもしろい映画を見る人って
かっこよくなくてつまんない人間だったりするんだよね。
>>311 シミタツ好きだよ。
俺は「背いて故郷」がベストかな。
ところでみんな、
稲見一良を忘れないでいてくれ…
324 :
Mr.名無しさん:03/11/30 22:53
>>323 うわぁあああぁああああ
背いて故郷と両方トップで好きだーーー!
友達なりたい…。
稲見一良ももちろん好きだよ!
今日ブックオフで、車に忘れて来ちゃって今手元に
ないんだけど、なんか文庫化されてない本見つけて
買ってしまったよ!
>>324 友よ。この板でなら、いつでも会える(w
個人的にシミタツはあと「狼でもなく」「行きずりの街」でベスト4。
稲見氏ので本で文庫化されてないのは、ガンロッカーか帖の紐かな。
エッセイなんかは文庫になってなかった気がする。
とりあえず、「ダックコール」と猟犬探偵シリーズは
これから死ぬまで、何年かに一度ひっぱりだして読むと思います。
326 :
Mr.名無しさん:03/12/01 06:56
ハードボイルドは真保裕一だな。
ボーダーライン・取引・奪取・震源
朽ち果てた木々の枝の下で
などが好き。
ホワイトアウトもまあ面白いが映画がクソ
震源は北朝鮮人の陰謀だったら面白いかった
327 :
Mr.名無しさん:03/12/01 07:02
映画では俺もフランス映画が好きだな
アメリカ映画はアクションばっか
本気で思うんだがアクション見るのはガキだろ?
インド映画も香港映画もガキが喜ぶ。
フランス映画とか中東の映画は心の機微とか愛を描いたロマンチックなのが多い
328 :
Mr.名無しさん:03/12/01 09:04
爆発炎上シーンのない映画など見たくない
330 :
Mr.名無しさん:03/12/01 09:48
327もガキだな( ´,_ゝ`)
331 :
Mr.名無しさん:03/12/01 10:30
エバンゲリオンみたい類のわけわからん漫画読む人は
いちいち読んでみろ面白いよと勧めてくるし
内容を説明しようとするし
いよいよ頭が逝かれたら
「これは漫画じゃねえ!小説なんだよ!」
などと言うので怖いです。
漫画は厨房までに卒業しないとこうなります。
ロードス島戦記?を読んでる人もこの類ですね
332 :
Mr.名無しさん:03/12/01 10:37
そんなんで釣られるかよ(プゲラリオン
333 :
Mr.名無しさん:03/12/01 10:43
ハイペオンみたい類のわけわからんSF読む人は
いちいち読んでみろ面白いよと勧めてくるし
内容を説明しようとするし
いよいよ頭が逝かれたら
「これはSFじゃねえ!文学なんだよ!」
などと言うので怖いです。
SFは厨房までに卒業しないとこうなります。
アンドロイドは電気羊?を読んでる人もこの類ですね
334 :
Mr.名無しさん:03/12/01 10:59
>>333 SF板住人だな。ハイペリオン最高だよね。
335 :
Mr.名無しさん:03/12/01 12:34
おめーら小卒か?
336 :
Mr.名無しさん:03/12/01 12:47
いや園卒だよ
337 :
ナイアーラトテップ ◆e36QHfACtY :03/12/01 12:50
本かぁ。
我孫子武丸の「殺戮にいたる病」のトリックは
読み終えた時に、面を打たれたような衝撃が走ったなぁ。
あまり意味はない本だけど、面白かったよ。
338 :
Mr.名無しさん:03/12/01 12:58
>>325 「花見川のハック」だった。
表紙が八月の博物館系で
すごい綺麗だよ。
ダックコールも猟犬探偵もイイな。
まだそれにダブルオーバックと、あとなんだろう、
このある種のぬるさが俺は好き。
藤沢周平のような感じ。
339 :
Mr.名無しさん:03/12/01 17:06
久々に漫画を読もうと思うんだけど、
バガボンドって大人でも楽しめる?
340 :
Mr.名無しさん:03/12/01 18:14
大人に楽しめないマンガなんてないよ
子供に楽しめないマンガはあるけど
341 :
Mr.名無しさん:03/12/01 19:48
女とは本の話で盛り上がるなんてことはめったにないからな。
もてようと思ったら、「書を棄て、街に出よう!」
342 :
Mr.名無しさん:03/12/01 20:33
>>341 ここのスレに女まぎれこんでるよあひゃひゃ
343 :
Mr.名無しさん:03/12/01 20:39
パーキンソンの「海軍将校リチャード・デランシー物語」いい!
344 :
Mr.名無しさん:03/12/01 22:52
やっぱり「海の風雲児フォックス」が。
大英帝国海軍士官のくせに金に汚い主人公に萌え。
345 :
Mr.名無しさん:03/12/01 23:06
SFは昔は読んでたが、最近はもう毒男板にアクセスする
のに精一杯で、本読んでる暇なんかないからなあ。仕事に
も支障をきたすぐらいだし。
そんな俺のお勧めは
「ニューロマンサー」
「ブラッドミュージック」
「ソングマスター」
「ストームブリンガー」
「無常の月」
冒険推理の方だと
「追いつめる」
「毒猿」
「フラッド」 そういや新作出てるんだな。読んでないや。ああ、読みてぇ
「マイン」
「雪の狼」
「初秋」
といったところか
>>345 ホーガンとデイヴィッド・ブリンはどーよ?
347 :
Mr.名無しさん:03/12/01 23:23
>>347 ホーガン、星を継ぐものシリーズ、ブリン、知性化シリーズ共に超お薦め。
ブラッドミュージックよりは気軽に読めると思うが。
更にお薦め。「たった一つの冴えたやり方」…ハンカチいやタオルを用意してから読む様に
349 :
Mr.名無しさん:03/12/01 23:58
「追いつめる」はいいが、森村誠一の解説は最悪だ。
黄土の本流のネタ全部ばらしてる。内容紹介のなかで
落ちまで言うとは…。
350 :
Mr.名無しさん:03/12/02 00:02
SMスナイパー
351 :
Mr.名無しさん:03/12/02 00:04
>>348 ジェイムズティプトリーJrだけ?うろ覚え
名作との誉れ高いがまだ読んでない。
物理系のハードSFは楽しむ前に頭がパンクするんだよなあ
機会があったら挑戦してみる。
そういや、人類補完機構なんてのもあったな。
>>349 さすがに解説までは覚えてない。黄土の奔流は未読
「追いつめる」は、オヤジの本棚かパクって生まれて初めて
読んだハードボイルド小説だから、個人的には記念作。
>>338 藤沢周平か。なるほど。
俺はなぜか、ブラッドベリとか宮澤賢治を読んでる時と同じ感覚がある。
「花見川」はとくにそうだった。
ところで「八月の博物館」って、瀬名秀明だっけ。
パラサイトイヴとブレインヴァレーしか読んでないな。
「忘却の船に流れは光」読了。面白かった。
やっぱオチはいつも通り、駄洒落というか地口ネタだが
「宝石泥棒」とか「家畜人ヤプー」を思い出させる王道SFでした。
血とゲロと大小便まみれだけどな(苦笑
毒男SFならば、今日泊亜蘭。燃えるぞ
(今でも入手可能なのかな?)
ヘミングウェイとかどうかな。
一人の夜に彼の短編読んでるとなんとも言えない奇妙な気分になってくる。
356 :
Mr.名無しさん:03/12/02 20:59
357 :
Mr.名無しさん:03/12/02 21:12
>>355 あまり好きじゃないな。マギーちゃんは大好きらしいけど
358 :
Mr.名無しさん:03/12/02 21:48
>>357 マギーちゃんって「俺がハマーだ!」の?
359 :
Mr.名無しさん:03/12/02 21:50
360 :
Mr.名無しさん:03/12/02 23:45
>>359 あ、3姉妹の次女だっけか。
ここんとこ録りためたまんま見てないから忘れてた。
361 :
Mr.名無しさん:03/12/02 23:47
マギーシンジ
362 :
Mr.名無しさん:03/12/03 00:01
伊藤比呂美 ラニーニャ
363 :
Mr.名無しさん:03/12/03 03:08
>>352 瀬名秀明だよ。
「八月の博物館」はまぁいい作品と思うなぁ…。
ああいう表紙に、ああいう中身を想像して、
それ通りに夢みたいに読んだ楽しい経験だったよ。
10月にご本人の公演を見たが、
すっげ毒男っぽいいい人そうな人だった。
宮沢賢治もブラッドベリもどこか似てるよな
なるほど。こちらもすごく納得。
どこか郷愁に、味わいというか、深みがあって
そこをうまく、かもしだす感じかな。
そうすると、しみたつにつながるのか。
364 :
全クリ連大阪支部長:03/12/03 04:42
SMスナイパー
365 :
Mr.名無しさん:03/12/03 18:51
浅田次郎
プリズンホテル
ばかばかしいけど、面白い
この人のは、任侠モノがいい
篠田節子の「百年の恋」
主人公はここの板の住人風のキャラ
ブリンはそんな難しくないよ。エイリアンいっぱいで賑やか
巻頭用語集読んでるだけで楽しい
368 :
Mr.名無しさん:03/12/03 23:05
「知性化戦争」と「スタータイド・ライジング」は読んだ
>>363 なんとなく「八月の博物館」みたいな表紙だが、
「夏の滴」には気を付けろ(w
370 :
Mr.名無しさん:03/12/04 23:46
宮部みゆき
火車、竜は眠る、魔術はささやく
既出かもしれんが、この人は天才だと思った
俺の知ってるうちでは、女性作家で
話のつながりが“?”ってならなかった
珍しい1人
371 :
Mr.名無しさん:03/12/05 07:50
山田風太郎「妖説太閤記」
秀吉の行動原理は天下取りではなく、ひたすら女性(お市の方、ちゃちゃ姫)を手に入れようとする
という視点からかかれた太閤記。毒男のにおいがしました。
「わしの望みは、ただ女じゃ」
「わしの死後、だれが天下を取ろうと知ったことか。しかし秀吉は生きているうち、女が欲しい!」
372 :
Mr.名無しさん:03/12/05 08:02
>>370 宮部みゆきは天才肌だよね。
あらゆるジャンルをいとも簡単に淡々と書きこなしていく。
この人の本何冊か読んでいくと、収斂とかじゃなく才能を感じる。
373 :
Mr.名無しさん:03/12/05 09:43
バカの壁読んだ人いる?
感想教えれ
374 :
Mr.名無しさん:03/12/05 09:44
>>373 すごい偏見を持って書かれているそうで・・評判悪いようなので読んでません。
375 :
Mr.名無しさん:03/12/05 09:47
宮部みゆきの作品はどうにも受け付けない。
つまんなさすぎる・・
376 :
Mr.名無しさん:03/12/05 09:50
吉本隆明は全作品読んだが・・・
どうでもいいんだろうな毒男的には
377 :
Mr.名無しさん:03/12/05 09:51
大槻ケンヂの本は面白いぞ
378 :
Mr.名無しさん:03/12/05 10:11
>>376 あの人の思想スタンスってどういうのなの?
最近詩の全集が出たから気になった
379 :
Mr.名無しさん:03/12/05 16:15
>>375 歴史物じゃなくて長編読んでみな
始めは淡々としてツマンナイが
100p越える頃には止まらなくなるぞ
試しに魔術はささやくなんてどうだ?
清水義範「バールのようなもの」@文春文庫
例の落語の原作になったやつだ
短編集だから、ちょっとした合間に読めるだろう
毒男だけでなく、ちゃんねらーなら読んでおけ
この作者お得意のオーバー描写は好みが分かれるかもしれんが
>>380 読んだ事ある!
高名な落語家の短編が良かった。
表題作も結構好きかな。
382 :
Mr.名無しさん:03/12/05 21:15
>>373 人並み以上には読書していると思うけれど、面白かった。
ベストセラーといっても、タイトルでヒットしただけで、中身は一般受けする
読みやすいものでは決してないと思う。
383 :
Mr.名無しさん:03/12/05 23:58
北朝鮮強制収容所は衝撃だった
384 :
Mr.名無しさん:03/12/06 00:22
北朝鮮関連本だと高沢皓司の「宿命」が比較的早い時期に出てるのに内容が秀逸。
よど号事件はこれを読めば大体OK。
385 :
Mr.名無しさん:03/12/06 18:20
ロバート・ラドラムの
暗殺者
主人公がイケメンすぎるが・・・
乙一「さみしさの周波数」読了。
青少年よりも独男向けだな…
>>385 映画だとあんまりイケメンでもないがな。
養老孟司「バカの壁」(新潮新書)読了。
養老先生自体は好きな学者だし、特に今年ブレイクした話題の1冊ということで、読んでみた。
タイトルからは、よくありがちな、世代によるコミュニケーションの断絶論だとか、
「話を聞かない男、地図の〜」的な、○○は△△である、その一方●●は▲▲だから、
要はこうすれば世の中うまく渡っていけますよ、とでもいうような、
一種のサラリーマン向け安心マニュアル本なのかも、と危惧する部分もあったが、
さすがは養老先生、中身は語り降ろしとはいえ、そこまで安っぽいものではなかった。
一言で言えば、「どうせ人間同士が心から分かり合うことなど無理なんだから、
お互いにこのへんで手を打っときましょう、という精神が大切」という、
つまり譲り合いの心を大事に生きていこう、という提案でしょうか。
そんな話を、専門の脳の構造学から、古今東西の哲学者、言語学者、
芸術家などの言葉や作品を縦横無尽にとりあげながら解説していく。
また、人間は死ぬまで知的好奇心や
(養老先生が学者らしからぬ一面を見せるひとつの特徴である)身体性を無くしてはいけないという主張なども、
これまでの氏の著作で繰り返し述べているとおりだと思う。
つまり、養老先生の本としては、特に目新しい論ががあるわけでもないし、
ものすごく読みやすいハウ・トゥー本でもない。
それなりに優しく表現されているとはいえ、脳の神経伝達の構造など、理系の話もけっこう出てくるくらいだ。
なのにここまで大ヒットしたのは、ひとえにタイトルのうまさと、新書という安価・薄さと、
そして世の中に「ほんとに、どいつもこいつもバカばっかしだぜ」という風潮が蔓延していることの証拠なんだろう。
実際、漏れもそう思っている一人だからそれはよくわかる。
携帯の画面ばっか見てるやつ、チネ。
でも、この本を読んだからといって、何かが解決するわけではない。
養老先生も読者の悩みを1発解決するためにこの本を出したわけでもないだろう。
むしろこの本を読めば、さっそく明日からバカに悩まされることがなくなる、
と処方箋のような役割を期待して手を出す読者など、
それこそ「バカ」にされておしまいである。養老先生も、なかなか意地が悪い。
ひとつ、個人的に“なんか違うなぁ”と感じたのは、特に後半部分で、
「今の日本は、たとえホームレスでも働かずに飯を食え、糖尿病になるほど贅沢な国になった。
食うに困らない国家としてはほぼ完成されたのだ」と、やたら主張しているところ。
確かにアフリカの貧国や、火垂るの墓状態だったころの日本と比べれば豊かになったのは事実だろうが、
年間3万人(だっけ?)が自殺をし、企業は成果型報酬やリストラ一直線に走りサラリーマンの未来は見えず、
明日におびえながら生きている人は山ほどいるわけで(漏れもその一人だ)、
これからますます、米国型の貧富の差が激しくなる階級社会に突入しようとしている日本経済の現状を、
そこまで肯定的に見ていられるというのは、悪い言い方をすれば、やっぱ東大の学者様なのかなぁ、という気がしてしまった。
食うのに困ったことがないんだろうなぁ……。
漏れも、リストラされそうなんだよね……。
もうひとつ考えてしまったのは、「どうせこの世はすべて幻想なんだから、あまり原理原則に縛られず、
てきとーにやっていきましょう」というような、ある意味養老先生と似たような論を精神分析学の立場から長年続けている、
岸田秀先生の「唯幻論」が、最近影が薄いのはどうしたことか(笑)。
個人的には、出会ったのが古いこともあり、どちらかといえば岸田先生のほうにシンパシーを感じるので、
なんか悔しい(笑)。「東大」と「和光大」、「シルバーグレーの優しい顔」と「毒男っぽいニヒルな顔」によるマスコミ受けの違いなのか。
それこそ「見た目や肩書きの幻想に縛られるな」なのである。
長文膣礼。まる。
>>387,388
養老孟司なんてくそくだらないの読んでいるとバカになると
いったい何回言えば理解するんだよ。
390 :
Mr.名無しさん:03/12/07 04:25
>>387>>388 お疲れさまでした。
アウトプットするつもりで緊張感を持って読むと
深く読めるでしょうね。
漏れも、やってみようかな?
392 :
Mr.名無しさん:03/12/07 09:05
引きこもりで本を買いに行くことができないので、青空文庫にある本でおもしろい物を教えてください。
393 :
Mr.名無しさん:03/12/07 09:11
拾った本の紹介
所ジョージ「アタマ八分目、ココロ八分目」
間違いなくゴーストライターなどいないだろうなと
思わせる、駄文の嵐。糞つまらない独り言を延々と読むことができます。
394 :
Mr.名無しさん:03/12/07 09:12
395 :
Mr.名無しさん:03/12/07 11:06
E-bookoffで100円本を2冊注文した。
トヨタカードだと送料無料なのでうれしい。合計210円。
396 :
Mr.名無しさん:03/12/07 15:36
>>392 電子書籍はどうかな?Yahooで電子書籍で検索すればわかるよ。
397 :
Mr.名無しさん:03/12/07 15:40
青空文庫ならタダだな
398 :
Mr.名無しさん:03/12/07 21:53
青空文庫のタダの本でおすすめがあったら教えて欲しい
399 :
Mr.名無しさん:03/12/07 21:55
ファイル交換でそれ落とせない?
400 :
Mr.名無しさん:03/12/07 21:58
えっ?落とすも何も青空文庫なら無料で落とせますが。
>>389 もともとバカなんでだいじょーV
>>391 読書に限らず、何かに良い影響を受けるたびに、その感銘をアウトプットし循環させていこうと思うのだが……。
そんな心構えも、持って1日だからなぁW 次の日には、もうマンドクセとため息ついてる。
>>392 青空文庫ってはじめて知ったよ。
でも、著作権切れの古典は、旧かなだったり今の日本語とはずいぶん違うものがほとんどだろうから、
とても読みづらいと思ふ。しかもPCの画面では……。
読書には慣れが必要だから、途中で挫折してしまうより、数百円出して本屋で直感でいいから文庫本を買おう。
ブックオフでもいい。気軽な外出の練習にもなるし。
まぁ、古典だったら谷崎潤一郎とかオススメ。「刺青」「春琴抄」「痴人の愛」……萌えるぞ。
個人的には「猫と庄造とふたりの女」が好きなんだけど。
本屋に行くときは、必ずトイレのある本屋にして、ハンカチとティッシュは忘れずに。
本屋で大をもよおすことが多いのは、医学的にも証明されているらしいW
>>401 エキスパンドブックになってるから、パソコン上で立て読み本感覚で読めるよ。
404 :
Mr.名無しさん:03/12/08 15:41
ライ麦畑でつかまえて
405 :
Mr.名無しさん:03/12/08 16:02
そしてキスして
406 :
Mr.名無しさん:03/12/08 16:15
それ脱いで
407 :
Mr.名無しさん:03/12/08 16:58
図書館で「文藝界」八月読んでたら気鋭の新人童貞研究家たちが「童貞論」を
語ってた。借りてきて今から読むところ
インプレ、宜しく
409 :
メンヘルナース:03/12/08 17:10
9・11(アメリカに報復する資格はない!)
ノーム・チョムスキー 山崎淳(訳)
異常性欲
佐藤晴夫
論理の方法
日本人のための宗教原論
小室直樹
透明な存在の不透明な悪意
制服少女達の選択
自由な新世紀不自由なあなた
宮台真司
等など
410 :
Mr.名無しさん:03/12/08 20:20
宮台は過去の人物
412 :
Mr.名無しさん:03/12/08 22:28
>>401 短編では「異端者の悲しみ」も好きだよ。
毒男が共感する話じゃないかな?
413 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:05
これだけは読めって本あるか
414 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:10
カーネギー名言集
415 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:11
416 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:13
銀英伝
マジレス
417 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:14
おい、お前ら北杜夫の『高みの見物』おもしろいよ。ゴキブリが主人公!
418 :
Mr.名無しさん:03/12/08 23:48
山田風太郎「痴漢H君の話」
愛する娘が強姦され姿を消した復讐のためにその犯人が住む住宅地の全ての女を強姦しようと決意した男の話
419 :
Mr.名無しさん:03/12/09 14:40
>>413 シスタープリンセス キャラコレ全12冊
>>412 それ、「刺青」に収録されているみたいだから、読んでるはずだけど、
覚えてないやw
つか、いろいろ調べてみたら、たぶん谷崎の作品は1/3も読んでないことが判明。
いろいろ漁ってみるかな。
421 :
Mr.名無しさん:03/12/10 14:26
マルコムXスピークス集
422 :
とある毒男:03/12/10 14:51
今読んでたのは阿部公房の砂の女だな
これから異邦人と斜陽を読もうと思うとる
423 :
Mr.名無しさん:03/12/10 14:57
箱男もおもしろいです
424 :
Mr.名無しさん:03/12/10 14:57
梅崎晴生の「いなびかり」読め
貧しいおじいさんとおばあさんのおはなしだ
425 :
Mr.名無しさん:03/12/10 21:44
山本一力
2億円の借金の威力、読ませてもらいましょう
さて、どの程度か
426 :
とある毒男:03/12/10 23:05
>>423 読んだこと無いので今度図書館行くとき借りてみます
427 :
Mr.名無しさん:03/12/10 23:07
毒男って何か第三の新人って感じがするな。何となく。
みんな小説系が多いな。
今日は「サンカ学」を読んだ。
過去の資料を漁りながら現像を廃し、
サンカの実像にせまるというもの。
こんなの読んでるからもてないんだよな。
>>428 サンカって民俗学に出てくる、山奥に住んでる人達だっけ?
自分もさんか(←変換できないのね)興味あるからこれも図書館行ったら探してみよう
>>429 そうです。ちなみに磯川全次って人の本です。
>>431 その手の本の大家ったら柳田邦夫じゃないのか?
433 :
Mr.名無しさん:03/12/10 23:27
>>431 沖浦和光『幻の漂泊民・サンカ』(文藝春秋)
だとサンカは存在自体が捏造だって言ってる。
本当はどうなんだろ。
山田詠美「姫君」
わりとおもしろかったでつ
おかゆまさき著 撲殺天使ドクロちゃん
ストレスからの逃避に最適なラノベ。
頭からっぽにして読みましょう。
サンカといえば、隆慶一郎「影武者徳川家康」
>>437 電撃です。
ちなみに近所では何処にもなく、
Amazoの通販で買いました。
売れてるのかな?
× Amazo
○ Amazon
440 :
Mr.名無しさん:03/12/11 22:17
マネー革命3巻
阿部公房の「箱男」借りてみた!
442 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:17
443 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:21
チャールズダグラスの「世界がもし100人の村だったら」面白いよ
444 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:27
ベストセラー本一冊も読んでまへん
年間ベストセラー<総合・ビジネス>=日本出版販売
<総合>
1.バカの壁
.....養老孟司(680円 新潮社)
2.世界の中心で、愛をさけぶ
.....片山恭一(1400円 小学館)
3.トリビアの泉(1~4)
.....フジテレビジョン(各952円 講談社)
4.ベラベラブック(2)
.....全国朝日放送(各952円 マガジンハウス)
5.開放区
.....木村拓也(1900円 集英社)
6.大悟の法
.....大川隆法(2000円 幸福の化学出版)
7.マンガ金正日入門
.....李 友情 李 英和(1200円 飛鳥新社)
8.ファイナルファンタジーX-2 アルティマニア
.....(1800円 デジキューブ)
9.ダイエットSHINGO
.....香取慎吾(952円 マガジンハウス)
10.ポケットモンスタールビーポケットモンスターサファイアシナリオクリアBook
446 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:43
447 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:48
諸富祥彦「ずっと彼女がいないあなたへ」WAVE出版, 2003, 1200円
津田雅美「彼氏彼女の事情 17」白泉社, 2003, 390円
高田明和「鬱病を自分で治す実践ノート」リヨン社, 2003, 1300円
「ネットランナー2004年1月号」ソフトバンク, 2003, 880円
448 :
Mr.名無しさん:03/12/12 22:48
449 :
Mr.名無しさん:03/12/13 00:44
世界の中心で愛をさけぶ
世界の中心で愛をさけぶを買おうとしてる奴は
世界の中心で愛を叫んだけものを買え。
バカの壁買おうとしてる奴は唯脳論買え。
とは言わない。
バカの壁ってそんなすごいの?
なんか説き伏せるって感じばっかりな気がした
>>450 >世界の中心で愛を叫んだけもの
今でも入手可能なのかねぃ?
453 :
Mr.名無しさん:03/12/13 10:42
橋爪大三郎『はじめての構造主義』講談社現代新書
これはいい。めちゃくちゃ簡単にわかりやすく構造主義の
ことを書いている。近親相姦のタブーの秘密をレヴィ・スト
ロースに依拠して解き明かしている。
大三郎はちょっとうさんくさい人だけど、この本を読むと
むずかしいことをやさしく書く優秀な学者だってことは
わかる。
454 :
Mr.名無しさん:03/12/13 21:14
>>452 余裕で売ってたよ。無かったらエヴァ見れば良いし
455 :
勝手に感想文3:03/12/13 22:26
山田風太郎「風来忍法帖」(時代小説文庫)読了。
天才・山田風太郎の作品は、「ラスプーチンが来た」ではじめて出会い、
その後、明治もの→室町もの→晩年の作品、という執筆の流れに沿って読んできたので、
いま、忍法帖を少しずつ楽しんでいるところ。
この「風来忍法帖」は、主人公が本職の忍者ではなく、
諸国を放浪し気ままに生きる香具師7人集というところが特徴。
舞台は戦国の世。関白秀吉は東国で最後まで反抗を続ける北条氏を討つため、
居城、小田原城に水攻めをおこなう。
そんな頃、悪源太をはじめとする風来坊の香具師7人集は、
ふとしたことから北条方である武州岩槻城の美姫、麻也姫に往来で一世一代の赤っ恥をかかされ、
死んでもこの女をヨツにカマる(犯して売り飛ばす)ことを決意する。
麻也姫に近づくため、北条方の忍、風摩一族に見習いとして潜り込んで忍法修行をし、
まんまと姫の嫁ぎ先である、武州忍城にまでやってくるのだが、
ついにこの城も石田三成の大軍に取り囲まれる……。
456 :
勝手に感想文3:03/12/13 22:28
まだ忍法帖のすべてを読んだわけでもないけど、
本作は野放図な香具師たちが主人公という荒々しさ、
三成方の水攻めの雄大さ、香具師たちや麻也姫をつけ狙う風摩一族の忍者3人の徹底した残忍ぶり、
そして風摩一族をとある事情で裏切り、香具師側に立つ風摩の女忍者7人集の色っぽさといい、
時間軸は短いもののかなりスケールが大きくユニークな作品。
いわゆる剣豪はまったくと言っていいほど出てこないので、純粋な忍法対決が多く、
その忍法の数もバラエティも圧倒されるものがある。
脇役として徳川家康などがチラッと出てきたりするのも、厚みを感じさせてとてもいい。
その分、焦点が絞りきれていなかったり、登場人物が多すぎて感情移入しづらく、
心の動きにどうも納得できかねるところなどもあるのだけれど、600余ページの大作は読み応え充分。
この前に読んだ「江戸忍法帖」のスッキリした感じとはまったく違う作風に、
あらためて山田風太郎の天才ぶりを感じた。
登場する主な忍法
砂に鋳型を作り、それを媒介にし自由自在に他人に化ける「砂鋳型」
髪の毛1本で人間の胴であろうが首であろうが一閃にぶった斬る「風閂」
触るものすべてを鏡に変えてしまう「忍びの水月」
子宮に針を仕込み、交合した男の一物に突き刺し殺す「子宮針」
愛液で縦横無尽の蜘蛛の巣を張る「恋さみだれ」
などなど。
>>456 >子宮に針を仕込み、交合した男の一物に突き刺し殺す「子宮針」
これ、中学時代に読んで(;´Д`) ハァハァした憶えがあります。。。
風来忍法帖はラストがいいんだよ。
忍法帖ものって、だいたい最後は虚無感でいっぱいになるんだが、
これは清々しいというか、別のもので胸がいっぱいになる。
459 :
Mr.名無しさん:03/12/13 23:45
寺田虎彦でもお勧めしとくか
全集しかもってないけど、他にでてるのかな
460 :
Mr.名無しさん:03/12/14 04:29
山田の忍法ものは敬遠してるけどほかの短編とかは好き。
「誰も私を愛さない」「人間華」「双頭の人」好き。
浅田次郎の天切り松 闇がたりシリーズ
オモシロカタヨー
>>457 ハァハァどころか、トラウマになりそうだがw
マソコに牙が生えてチムポを食いちぎるってのも、なんかの漫画にあったかな。
永井豪あたりか?
>>458 「戦中派不戦日記」やその続編などを読むと、
山田風太郎の屈折した女性観や人間観がよく見えてくる。
ま、屈折してても才能があっていい奥さんもらって、天寿をまっとうして、
毒男とは大違いだがw
>>460 初期のミステリは全然読んでないので、忍法帖のあとでゆっくり読むよ。
463 :
Mr.名無しさん:03/12/14 22:42
浅田次郎はイイ。いろいろ叩かれもするが、
やはりスゴイ作家だと思う。やくざ系以外物語は大体
読んでいるが、イイ。頭イイ人の書いたものは読んでて楽しい。
それは 必然で偶然の出会いでした
初めて触れたその手も言葉も 氷みたいに冷たかった
見送るしかできなかった背中が切ない
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465 :
Mr.名無しさん:03/12/15 20:34
駅で隣に座ったばあちゃん、ババアカー引いて相当な年のように感じたが、
ババアカーからやおら「群像」を取り出すと、残しておいた楽しみを味わうかの
ごとく読みふけっていた。
弟子入りしたくなった
>>465 >ババアカー
キャスターがついてて地面を転がせるバッグで、
長めの取っ手がついてて歩きながら引きずれるヤツか?
467 :
Mr.名無しさん:03/12/15 21:12
>>466 それ。小説新潮とかオール読物でなくて群像というところに
こだわりを感じたよ
468 :
Mr.名無しさん:03/12/15 21:36
これだけは読めって本はねがー
469 :
Mr.名無しさん:03/12/15 22:37
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」はけっこう読む価値ある。
470 :
Mr.名無しさん:03/12/15 22:57
>>469 有名な「大審問官」だけでも読む価値があるよね。
俺も大学時代読んで感動した。
「罪と罰」のほうがドストエフスキーは有名だけど
「カラマーゾフの兄弟」のほうが面白いし
現代の人から見るとわかりやすいよね。
ガンプラ大好き!
を、amazonで注文しますた。
472 :
Mr.名無しさん:03/12/16 21:26
安倍工房の「箱舟さくら丸」読んでる
主人公がクソデブ童貞でヒキコモリってのがいいね。最近はダメなヤサ男なのに
モテモテっていうのが流行ってるから。村上龍の「共生虫」も同じタイプの主人公だった
けどいくぶん攻撃的だったかな
毒男向けの本
・ぐるんぱのようちえん(絵本):駄象のぐるんぱが自分の居場所を見つける話
・ガラスの動物園、テネシー・ウィリアムズ:幸薄い毒女が掴みかけた幸せ、しかし…
474 :
Mr.名無しさん:03/12/17 02:44
>>444 トリビアの泉がこんなに売れるなら、アシモフの雑学コレクションも売れたっていいのに
「アメリカとロシアは3キロしか離れていない」とか
475 :
Mr.名無しさん:03/12/18 16:58
最近くだらない本しかねーな
476 :
Mr.名無しさん:03/12/18 17:15
ブッチュくんオール百科
ジョージ秋山「捨てがたき人々」
東電OL殺人事件
ウィリアム・バロウズ
さくらももこ「もものかんづめ」
サガノヘルマー「ブラックブレイン」
天久聖一「お前」
宮崎学「突破者」
今日、いつも本読むためにコーヒー飲みに行くバーガー屋の、
いつもの指定席で安倍公房の「箱男」読んでたんだが、
冬だっちゅうのに冷房効かせてて寒くて全然長居できなかった・・・
くそう・・・追い出し作戦か・・・?
478 :
Mr.名無しさん:03/12/18 21:35
>>477 そんな本4jからだ。そういうナウな店は「世界の中心で愛を叫ぶ」とかでないと
479 :
Mr.名無しさん:03/12/18 21:37
恥ずかしいタイトルだな>世界の中心〜
480 :
Mr.名無しさん:03/12/18 21:43
ハーラン・エリスンのパクリだしな
フセインは隠し部屋に罪と罰を置いてたらしいが
できすぎた話だ
481 :
Mr.名無しさん:03/12/18 21:47
猪木の「馬鹿になれ」
482 :
Mr.名無しさん:03/12/19 00:28
いやぁ、江戸川乱歩おもしれぇな。鏡地獄とか人間椅子とか。
明智さんが出てくるような長編より短編が好きだ。
江戸川乱歩なら、「屋根裏の散歩者」
484 :
Mr.名無しさん:03/12/19 21:52
メインエネミー
485 :
Mr.名無しさん:03/12/20 21:23
保守しておく
486 :
Mr.名無しさん:03/12/20 21:40
乃南アサの「鎖」読んだ。
直木賞とった「凍える牙」よりも面白いと思った。
次何読もう?
487 :
Mr.名無しさん:03/12/20 21:46
このミスが凄いで葉桜が咲くなんたらって本が一位だったね。
タイトルも洒落てるし読もうかなぁ。
島田荘司のネジ式も最近の同著者の著作では評判良いし読もうと思う。
この前、中井英夫の虚無への供物を読んだけど凄く面白かった。
488 :
Mr.名無しさん:03/12/20 22:44
「日本の昔話」柳田國男
サンカの本を読み、民族関連に興味を持ったので借りてみた。
眠たくなる本だ。
今度は、遠野物語でも読んでみようかな。
489 :
Mr.名無しさん:03/12/20 22:50
これ読んで感動したって本ありませぬか
490 :
Mr.名無しさん:03/12/20 22:52
月並みだけど、「金閣寺」三島由紀夫
童貞のありがちな思考が生々しく描かれていた。
人事じゃないと手に汗握りながら読んだ。学生の頃の思い出です。
491 :
Mr.名無しさん:03/12/20 22:56
田山花袋「蒲団」
弟子志願の女性に会うまで様々な妄想をするのが
なんとも痛々しくもあり切ない。
単調な生活に飽きて、新しい恋がしたいと痛切に思っている
主人公(妻子持ち)の懊悩もまた面白い。
>>491 それ、スゴイ切ない。
というか、主人公の先生の情けなさがなんともいえない。
読んでてやりきれない気分になったよ。
493 :
Mr.名無しさん:03/12/20 22:59
>>489 三浦綾子「塩狩峠」
泣けた。
鉄道事故惨事が起こるのを命を張って防いだ人の話(実話がもと)
494 :
Mr.名無しさん:03/12/20 23:00
アナトール・フランス「神々は渇く」
フランス革命下でまじめな青年ががんがん人をギロチンにかける話。
独男の星ロベスピエール様がかっこよすぎ。
◎(●皿●)◎<私は童貞だ
495 :
Mr.名無しさん:03/12/20 23:02
山田悠介「リアル鬼ごっこ」読んだ香具師いる?
「全国の佐藤さんという苗字の人間をヌッ殺す」というストーリーに惹かれたんだが
amazonをはじめ、ネットの方々でクソミソに酷評されてるのを見て
逆に結構読みたくなったんだが。
>>495 N速でも一時期騒がれてたよな。
内容ともかく文章がおかしいってさ。
497 :
Mr.名無しさん:03/12/21 00:06
>>495 どっかの批評で漫画を無理やり小説にしたと
書いてあったけどそのとおりだと思う。
俺は立ち読みでパラパラみたけど
文章表現と登場人物の心理描写が甘いのを
気にしないのであれば楽しめると思うよ。
>>495 悪い事いわないからやめとけ。面白くなさすぎて読むのが苦痛だぞ。
読んだ俺が言うんだ。まちがいない…
福井晴敏の「亡国のイージス」「Twelve Y.O」「川の深さは」。
号泣した。
今から「終戦のローレライ」を読む。
500 :
Mr.名無しさん:03/12/21 13:44
大藪春彦はどうか?
大沢在晶、大藪春彦と後もう1人ハードボイルドの大家居たよね・・・?
502 :
Mr.名無しさん:03/12/21 13:54
船戸与一
504 :
Mr.名無しさん:03/12/21 17:24
「餓狼の弾痕」はトンデモ本の世界で紹介されていたな。
505 :
Mr.名無しさん:03/12/21 19:19
町でいちばんの美女 原題「勃起、射精、露出、日常の狂気にまつわるもろもろの物語」
506 :
Mr.名無しさん:03/12/21 19:19
>>501 80年代ハードボイルドの旗手は逢坂剛、志水辰夫、北方謙三、船戸与一で、
さらにそのさきがけに結城昌治とか河野典生とか生島治郎。じゃないのか。
この中から一人を選べと言われたら自分は無理…。
ハードボイルドから独自の世界にいっちゃった、
西村寿行をお忘れなく。
>487
「葉桜の季節に君を想うということ」?
題名から恋愛小説と想像してたらミステリーなのかー
図書館で予約したいのだが、、題名がなぁ、、
箱男読み終わったぜ!
・・・
面白かった。
>>487 >>509 ぜひ読んでくれ。ミステリー好きなら損はしない。
同じ作者の「ブードゥーチャイルド」なんかもお薦めだ。
512 :
Mr.名無しさん:03/12/23 02:44
戸梶圭太よんで気分すっきり!
死ねよ激安人間共!
513 :
Mr.名無しさん:03/12/23 09:37
バカの壁ってどうなん?感想おせーれ
>>513 このスレッドを全部見る設定にして、「バカ」で検索してみな。
過去レスでけっこう出ている。あ、「壁」でもいいや。
515 :
Mr.名無しさん:03/12/23 09:49
竜馬がゆく
516 :
Mr.名無しさん:03/12/23 09:53
おまえら本番してくれよ
に見えた。
俺も疲れてんだな
うたのない詩人,すげえ
518 :
Mr.名無しさん:03/12/23 18:33
国境なき取材団おもろかた
519 :
Mr.名無しさん:03/12/24 03:01
村上春樹読めよ
むらかみはるきだよ
ノルウェイの森だよ
520 :
Mr.名無しさん:03/12/24 11:46
やれやれ
まったくやれやれだぜ・・・
522 :
Mr.名無しさん:03/12/24 17:28
オーケー
523 :
Mr.名無しさん:03/12/24 17:57
はるきはクソってことでok?
524 :
Mr.名無しさん:03/12/24 18:09
チーズとハムのサンドウィッチを食べた。
525 :
Mr.名無しさん:03/12/24 18:26
新井英樹全部
526 :
Mr.名無しさん:03/12/24 20:10
奥田英朗『最悪』『邪魔』おもろい。
528 :
Mr.名無しさん:03/12/25 00:43
最近佐藤友也や舞上王太郎が文芸誌や新聞の文芸欄によく出るようになったね
舞上のは読んだことあるけれど(題名忘れた)勢いだけで突っ走ってる感じだったな
どうせラノベだろ、っていう固定観念が邪魔してるのかもしれないけど
529 :
勝手に感想文4:03/12/25 01:32
藤沢周「箱崎ジャンクション」(文藝春秋)読了
著者は、第119回芥川賞受賞作家。
日頃、芥川賞作家の作品なんて高尚なものを読むことは滅多にないのだが、
たまたま新聞の書評欄で紹介されていたのを見て、面白そうだと感じ読んでみた。
箱崎ジャンクションとは、渋滞で有名な首都高速のジャンクション。
主人公・室田は、建設会社をリストラされ、己の不倫のすえ妻にも逃げられる。
今は安アパートに暮らし、精神安定剤を服用しながらタクシー運転手をしている。
そんな室田の毎朝の「儀式」は、排ガスに咽ぶ箱崎ジャンクションに、わざわざ乗り入れること。
薄汚れたアスファルトの上をのろのろと進むあいだに薬を流し込み、シートを倒してひと眠り(!?)し、
ルームミラー越しに自分の憔悴したツラを睨みつけ、己は何かと問い掛ける。
狂ったような渋滞に誰もが悲鳴をあげる異常な世界の中での儀式を経て、ようやくタクシー運転手へと変貌していく毎日。
あるとき、たまたま客として乗せた同業他社の川上という運転手から、奇妙な話を持ちかけられる。
「あんたが毎日、箱崎でしていることをオレは知っている。会社にチクられたくなかったら、オレの頼みを聞いてくれ。
明日、タクシーを取り替えて、あんたが川上になり、オレが室田になるんだ……」
おおざっぱに言えば、ストーリーの出だしはこんな感じ。
非常に圧迫感のある始まり方で、これはイイ、と思いながら読み続けたのだが……。
いざ読み終えてみると、どうにもパッとしない作品、という印象だった。
実録・外道の条件 町田康
531 :
Mr.名無しさん:03/12/25 01:34
白夜行
ちょいと他作品との比較をしてみるけど、例えば高村薫の作品、特に「照柿」と読み比べてみると、その違いが鮮明になる。
両作品ともに、現実に押しつぶされる寸前をギリギリで生きる男たち2人の、
破滅へと向かう数日間という(とても荒っぽい省略だが)ストーリーであること、
彼らの魂を追い詰めていく重要なファクターとしての女の存在、
「地べたを這いずりまわるその先に、人は何を見るのか」と(たぶん、そう)いったようなテーマなど、
符号する点が多いのだが、読後感があまりにも違うことにびっくりする。
ベタな言い回しだが、いわゆる“圧倒的なストーリー運びと徹底した心理描写で、胸にズシリとくる読後感”の「照柿」に比べこの作品は、
「結局、だから、何をどうしたい(読ませたい)んじゃーおのれ(作者)は!」と首根っこ掴んでぐるぐるぶん回したくなるくらい、
なんというかじれったく中途半端な感じがしてしまうのである。
どうもこの作品では、作者はあえて読者を肩透かしさせ、イライラさせ、イヤな気持ちにさせることに注力している気がする。
まず、「殺人が起こりそうで起こらない」、「死ぬのかと思えば別に死なない」といった感じで、
ストーリー的に大きく動きそうなところで何も起こらず、ことごとく肩透かしをくらうため、まどろっこしくて仕方がない。
ラストはその最たるもので、これという結末は、じつは何も用意されていない。
他にも、キャラクターたちの言葉遣いはとても30過ぎとは思えないほど酷く(笑)、
徹底的に嫌味たらしく人を小ばかにするタイプの人物ばかりを揃えている。
登場する、浅草の場末の酒場の饐えたトイレやゲロの臭い、酒臭い口臭なども、
読んでいるうちになんだか本当に気持ち悪くなってくる。
登場するキャラクターの性格や設定や行動がみんな似通っているので、
頭の中で想像する姿形まで同じになってしまうくらいだ。
照柿の場合、ゲイの要素が…
534 :
Mr.名無しさん:03/12/25 01:38
「現代人の論語」
まだ数章しか読んで居ないが読みやすい割りに内容が濃い。
イライラする原因というのは結局それで、
つまり、同じタイプの(しかもそれがイヤなタイプの)人物が同じように行動し同じように罵倒しあい、
みな同じように壊れていく……その方向や見せ方がほとんど同一のため、
これじゃ何かを描こうとしても、言葉やストーリーがいつまでも周回するだけで、
出口なんか見えやしないのは当然。
無間にループする魂の愚かさ、みたいなものを、
ぐるぐると地を這うタクシー運転手たちに塗り込めて描いたのかもしれないけど、
それじゃ実際に生きている、この得体の知れない現実そのものから、
1歩も踏み出していないじゃないかと思う。
いや、現実のほうがよっぽど醜悪なことだらけで、クズみてぇなやつらばかりだし。
やっぱりなぜ小説を読むのかといえば、それが希望であれ、悲惨きわまりない未来であれ、
より不安な気持ちにさせる世界であれ、最後には何かしらの突破口みたいなものを垣間見せてほしいから読むのであって、
寸止めのエピソードと似たようなキャラクターたちの行動で、そんな出口が徹底して潰されていくこの作品は、
例えそれが作者の意図だったとしても、漏れ的にはちょっと息苦しすぎたなぁ、というのが正直な読後感であった。
ひとつだけ、すごく気に入ったのは、装丁。白地の背景に、CGでリアルに描かれた、
ぐにゃりと崩壊する箱崎ジャンクション。そこで言い合いをしているらしい男2人。
非現実感がたっぷりでスタイリッシュ。とてもカッコイイ装丁だ。
オナニ感想で膣礼。
映画化されたマイクル・クライトンのタイムライン読んだ人居る?
いつもの
「なんか難しい科学的な説明を読んでると、
頭が良くなった気がしてゾクゾクしてきて、
気がつくとストーリーにハマって止まらなくなる」
みたいな感じはしますか?
俺は「失われた黄金都市」と「ジュラシック・パーク」でこの感覚を感じたんだが・・・
ネオコン理論面白いよ
538 :
Mr.名無しさん:03/12/25 21:00
539 :
Mr.名無しさん:03/12/25 21:51
>>536 実はSF的理論はちょっとだけで中世的人間ドラマがメインです。
SFかつストーリーテラー読みたいなら
ロバート・ソウヤーでも読むべし。
540 :
Mr.名無しさん:03/12/25 21:59
プレイ―獲物―がオススメ
541 :
Mr.名無しさん:03/12/25 22:10
542 :
Mr.名無しさん:03/12/26 12:58
今年ももうすぐ終わりだけど
みんな今年、本を何冊読んだ?
俺は100冊足らずだな。
読むスピードが遅いから・・・
543 :
Mr.名無しさん:03/12/26 14:39
週一ペースだから50冊くらいだな
544 :
Mr.名無しさん:03/12/27 03:30
おもろい本ないのか!
545 :
Mr.名無しさん:03/12/27 09:03
546 :
Mr.名無しさん:03/12/27 12:18
>>541 ホーガンは明るすぎ、能天気すぎて向き不向きがあるきがする。
ソウヤーのお奨めは「イリーガルエイリアン」とか「占星術師アフサンの遠見鏡」
とか「さよならダイノサウルス」とか「ゴールデンフリース」とかです。
あぼーん
あぼーん
549 :
Mr.名無しさん:03/12/27 13:49
>>536 それならイーガンの「宇宙消失」だな。
これ読んだ後に量子論の入門書でも読むと2度楽しい。
あぼーん
551 :
Mr.名無しさん:03/12/29 15:26
ほしゅ
552 :
Mr.名無しさん:03/12/29 15:54
itと呼ばれた子 指南編
デイブ ペルザー
553 :
Mr.名無しさん:03/12/29 15:57
山岡宗八 「とくがわいえやす」
554 :
Mr.名無しさん:03/12/30 16:52
セネカ「人生の短さについて」
怠惰のうちに時間を浪費する愚民どもを戒めまくり。
読了一週間は有意義な時間の使い方が出来るようになる
555 :
Mr.名無しさん:03/12/30 16:54
山口雅也の生ける屍の死
暇つぶしに
556 :
Mr.名無しさん:03/12/30 18:14
31歳ガン漂流
奥山 貴宏 (著)
昨日作者がテレビに出てたが、泣けるみたい。
557 :
Mr.名無しさん:03/12/30 18:59
PHP文庫の飯田史彦の著書。
漏れ達が毒男であることには意味があるらしい。
ライトノベルだけど、A君の戦争。
なかなか燃える。可愛らしいおにゃのこもいっぱいだし。そっち系の人にはお勧めしたい。
559 :
Mr.名無しさん:03/12/30 20:38
誰かR.O,Dの元ネタの本全部読んで
松岡圭祐の「催眠」読んだ。
なんだこりゃ!?映画と全然内容違うぞ・・・
>>561 最初に見たのは外人の催眠術師の通訳。
何度か催眠特番の通訳をするうちに自分が催眠術師になって特番をやっていた。
これはどういうことだったのか?
それから、深夜のエロ番組に出てきてエロ催眠をやって、次に小説を書き・・・
怪しすぎる。
ビジョルドの新刊をやっと昨日買った
明日からマターリ読むつもり
チープなSFかも知れないが子供っぽいSFかも知れないが
でも好きなんだよなー
564 :
Mr.名無しさん:04/01/01 00:25
作家になりたい・・・
けど大学受からない・・
尊敬してる安倍公房は超高学歴だし、やっぱ天才に勝てんのやねー
>>564 低学歴の作家も居ることは居るけどね・・・
てか文筆業自体ヤクザな商売だよ。
編集のかたわらってならともかくとして。
566 :
Mr.名無しさん:04/01/01 00:48
養老の「バカの壁」
養老のジジィは弱肉強食こそ正義と説いている。
社会主義は理想でしかないのだ。
567 :
Mr.名無しさん:04/01/01 01:29
>>565 結婚とか、真っ当な人生送るの無理だろうし、それだったら自分の好きなように生きて
みたいんだよ。実力が及ばなかったら実家でキャベツ育てればいいし。
編集も憧れるけど低学歴では絶対無理だろうしね
568 :
Mr.名無しさん:04/01/01 12:23
>>567 俺は素人ですが編集プロダクションならあまり学歴は関係ないと聞いたけど。
検索したり掲示板で聞いたりしたらいいと思うな。
それとけっこう面白いWebサイトで「スタッフ募集」って書いてるトコもけっこうあるよね。
>>568 殺人的な忙しさの割に、扱いはバイトと派遣社員の中間みたいなもんで、
ほとんど何の保証も無いよ・・・お勧めはしないな。
やっぱ趣味として好きってのと、それを仕事とするのじゃ大分違うよ。
571 :
Mr.名無しさん:04/01/02 06:56
フセイン拘束されたって事でブラヴォーツーゼロ
572 :
Mr.名無しさん:04/01/02 06:58
今日はアシモフの誕生日にちなんで、SFの日だったそうで
574 :
Mr.名無しさん:04/01/03 14:40
よく考えたらあと50年生きるとして
3日に一冊読んでも
365÷3×50=6000
6000千冊しか読めないんだね。
そう考えると一冊一冊大事に読まないと
いけないね。
今、俺はこのスレの人が勧めてくれた
「ダック・コール」稲見一良を読んでる。
短編になってて読みやすく面白い。
575 :
Mr.名無しさん:04/01/03 20:57
辞書的な本や拾い読みで十分な本もあるので60万冊以上読めるかとw
600万だったか
何にしても一行一行ただ追うだけが本を読むことじゃないね
577 :
Mr.名無しさん:04/01/03 22:38
本スレ発見。
2ちゃんに来るまでは本ばっかり読んでたのに、今ではその分まるまる2ちゃん巡りだのアニメだの。
2ちゃんってメディア信仰が強くて影響されちゃうんだよな。
本や漫画読みまくりの生活に戻したい。
斜陽終了
なんつーか物哀しいというかなんというか…
稲見一良いいよね
稲見がいいなら、志水辰夫の「きのうの空」新潮文庫も
きっといいよ。そして志水辰夫が良かったら初期のも読んでみて下さいすごいから
新年早々風邪ひいて頭ボーっとするので本読んでない・・・
折角の休みなのに・・・
皆は眠かったりして頭がボーっとなってるときでも本読む方?
そういうときはP.D.ジェイムズを読んでいる
582 :
勝手に感想文5:04/01/04 23:37
「地雷を踏んだらサヨウナラ」一ノ瀬泰造(講談社文庫)読了
ベトナム戦争やカンボジア内戦をフリーの戦場カメラマンとして撮り続け、
憧れの地アンコールワットに潜入を試みたまま消息を絶った、
わずか26歳の伝説のカメラマンの日記。
親友や両親との往復書簡、モノクロの戦場写真の数々も収録……。
これはえがったなぁ。このスレの住人ならすでに読んでる人も多いだろうし、
「何を今さら」ってところだろうが、まさに推薦できる1冊だぁ。
なんというか、「あしたのジョー」は本当にいたんだ、と思ってしまった。
いや、キャラ的にはラテン系のカーロスになるか?
とにかく、本人には戦争の悲惨さを世間に訴えるとか、ジャーナリストとしての使命が云々とか、
そんな屁理屈は一切なく突き抜けているのがいい。
とにかく、撮りたいから撮る。行きたいところに行く。そして、カネと名誉が欲しい!
戦地では、銃弾がヘルメットを直撃しようがシャッターを押し続け、
街で食事を振舞われれば遠慮無くガブガブ飲み食いし、
平気で現地の女も買う(そして仲良くなる)。そして、それを母親に当てた手紙にも書いてしまう(笑)。
カンボジアの人と大地を愛し、あげくの果てに、侵入不可能と言われたアンコールワットにも、
周辺に埋め尽くされた地雷をナイフで突っつきながら行けばなんとかなるだろ、ってな調子で突入して、
それを最後に消息を絶つという劇的さ。
とにかく前進し続ける本人の明るさと、それと対をなすような、悲惨な戦場写真、
そして、息子同様のカラッとした文章の中に込められた感情を思うと、
もう涙なしには読めない、母親からの返信の数々……。
ノンフィクションといえば、もっぱら犯罪物中心に読んでいたから、
こんな読後感を得たのは初めて。いい1冊でした。
ま、反面で、こんなに充実した人生に比べて、
漏れ自身はホントどうしようもないクズだなぁ、
ということを再認識してしまう副作用もあるわけだがw
583 :
Mr.名無しさん:04/01/05 17:32
保守します
585 :
Mr.名無しさん:04/01/05 20:40
牛跨読書会案内、夜に集えば
ディック・フランシス読め
シービスケット ローラ・ヒレンブランド著 読んだ人いない?
競馬の世界知らなくても面白いのか迷ってる
すっげ面白い「らしい」。信頼おけるところから聞いたから読む予定。
589 :
Mr.名無しさん:04/01/06 23:24
落合は何気におもろい
590 :
Mr.名無しさん:04/01/06 23:36
ノビーは確かに小説は面白いね。
奥菜のノビーの暴露本(二冊目)も何気に面白い。
591 :
Mr.名無しさん:04/01/06 23:42
592 :
Mr.名無しさん:04/01/06 23:46
お約束で
「坂の上の雲」
戦争描写が生なましすぎるわ、、、足がもげるとか内臓が飛び散るとか
しかし日本人とか何かを考えさせられる名作っす
593 :
Mr.名無しさん:04/01/06 23:54
>>591 そのスレ面白いよね。
みんななんだかんだいって
ノビーが大好きなんだよな。
憎めない親父だよ。奴は。
594 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:04
既出だろうが宮本輝は毒男的にどうなのよ?
595 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:06
〃∩ ∩_∩
⊂⌒( ´∀`)
`ヽ_っ⌒/⌒c ←水木しげる「総員玉砕せよ!」
⌒ ⌒
596 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:06
「きけ わだつみのこえ」
声を出して読むとマジで泣いてしまう。
597 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:07
わだみつおって誰?
598 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:09
>>592 広瀬中佐が軍艦の砲弾に体ごと持っていかれるシーンが一番怖かった
下瀬火薬大活躍のシーンwはそんなでもなかったけど……。
599 :
Mr.名無しさん:04/01/07 00:15
三一書房
エルネスト・チェ・ゲバラ著
ゲリラ戦争の方法
この本は歩兵操典ではない。
600 :
Mr.名無しさん:04/01/07 02:39
動物牧場
ジョージオーウェルだっけ?
北朝鮮みたいだよ。
あと徳川よしのぶ
司馬遼太郎
601 :
Mr.名無しさん:04/01/07 03:00
「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン
300年越しで証明されるまでの人間ドラマ。
「唯脳論」 養老孟司
バカ壁は読むに足らず。
602 :
Mr.名無しさん:04/01/07 03:56
「ぼくらの七日間戦争」いいと思う。
ぼくらのシリ−ズは全部読破してないが・・・
不肖・宮嶋シリーズ全部
南極観測に同行したやつは面白いから読んどけ
604 :
Mr.名無しさん:04/01/07 05:50
中島義道著 ぐれる
バカの壁と同じ新潮新書
売れて無さそうだけど名著
だまされたと思って読め
覚醒するか死にたくなるかどっちか
605 :
Mr.名無しさん:04/01/07 06:23
司馬は峠が最高
>>604 わかった読んでみる
元から死にたい人が読んでも平気かな
607 :
Mr.名無しさん:04/01/07 13:48
608 :
Mr.名無しさん:04/01/07 14:55
609 :
Mr.名無しさん:04/01/07 14:56
潮騒よんでまーす、三島は変態だね
610 :
Mr.名無しさん:04/01/07 16:46
「どんぐりの会物語」
611 :
Mr.名無しさん:04/01/07 16:57
612 :
Mr.名無しさん:04/01/07 16:59
>>611 障害者たちの話だよ。
もっと感動するのは「遙かなる甲子園」だが
ドッグレッグスだっけか、障害者プロレスの本は凄かったな。
綺麗ごとじゃなくて、ガツンときた。
タイトル失念。
614 :
Mr.名無しさん:04/01/08 06:07
>>613 その本かどうかは知らないけど、
ドッグレッグスのドキュメント記事が
強くて淋しい男達っていう本に出てたよ。
615 :
Mr.名無しさん:04/01/08 12:01
どんぐりの何とかって言う障害者漫画があったけど
あーいうのはだいっ機雷
616 :
Mr.名無しさん:04/01/08 12:59
安部公房だな。
全作品を貫いてるテーマは「徒労感」だと勝手に解釈して読んでみると、
ダメ人間主人公と自分がシンクロしていい感じだ。
こんなんだからハードボイルドやスーパーマンものは受け付けない
617 :
Mr.名無しさん:04/01/08 22:28
マネー革命
618 :
Mr.名無しさん:04/01/08 22:35
乙一・・・毒男的にはかなり切なくなるような話が多いよな。
「しあわせは子猫のかたち」っていう短編、
もうなんていうか・・・こう・・なんだ?
胸が締め付けられるっていうか、なんつーの?
とにかく名作だ。
619 :
Mr.名無しさん:04/01/08 22:49
乙一って17くらいでデビューしてたよね?
620 :
Mr.名無しさん:04/01/08 22:57
「夏と花火と私の死体」を17歳のときに書いたんだってね。すごいよな。
ユーモアもあるし俺のお気に入りの作家。
621 :
Mr.名無しさん:04/01/08 23:15
三島由紀夫も16歳で「花盛りの森」書いてるよね
最近本屋で平積みの「黒冷水」の作者も17だっけ
これは文藝で読んだけど、これといった印象は受けなかったな
623 :
Mr.名無しさん:04/01/09 13:55
岡崎京子の「pink」を読んだ。
なんだか死にたくなった。女の世界ってのはなんだか違和感がある。
継母とヒロインが同じ人種に見えるのは、俺がオタクだからなんだろうか。
若い才能がある人の話を聞くと鬱になる。
19,20といえば専門学校に1時間半かけて毎日通って、ただそれだけ
だった日々だなあ。結局中退してしまったし。思い返せば後悔ばかりだ。
ほんと嫌になる。なにもかも。
624 :
Mr.名無しさん:04/01/09 21:37
>>623-623 俺もそのニュース聞いて、欝になったよ。
しかも、写真みると結構かわいいのな。
普通、文学少女なんてメガネでブサイクみたいなの想像するじゃん。
彼女ら違うんだよな。
なにも楽しいことは無く、ただブサイクで
日々孤独だった自分の若い頃を思い出して惨めになった。
>>624 ああいうのは若くして実体験積んだのが書いてるんだろうな・・・
626 :
Mr.名無しさん:04/01/10 04:33
「かんたん図解インターネット」
マジで役にたった。超お薦め
627 :
Mr.名無しさん:04/01/10 11:06
綿矢りさたんをなめなめしたい
りさたんの愛を俺にインストールしたい
628 :
Mr.名無しさん:04/01/10 12:59
629 :
Mr.名無しさん:04/01/10 13:01
せめて山田詠美にしてくれ
630 :
Mr.名無しさん:04/01/10 13:36
田辺聖子のアナルナメナメ
631 :
Mr.名無しさん:04/01/11 12:42
カルロス・ゴーンはいかにして日産を変えたか
今は 最相葉月の「絶対音感」読んでる。
自分の耳がヘタレなので何とかタシにしたいと思ってるけど難しい
六角弘「怪文書」光文社新書。
イトマンの章はグッとくるものがある。
634 :
Mr.名無しさん:04/01/12 01:04
R.O.D見てるから、本屋にあった「闇の奥」をつい買ってしまった。
100年位前の本で邦訳も50年前だから非常に読みにくいが、それ以上に
引き込まれた。
635 :
Mr.名無しさん:04/01/12 01:12
12番目の天使
636 :
Mr.名無しさん:04/01/12 12:25
小川洋子「博士の愛した数式」
泣けた・・・
637 :
Mr.名無しさん:04/01/12 12:25
キノの旅
638 :
Mr.名無しさん:04/01/12 22:18
639 :
Mr.名無しさん:04/01/14 03:28
おまいら本の雑誌読んでるか?おれは立ち読みと図書館だが
640 :
Mr.名無しさん:04/01/14 19:27
>>639 難しい日本語で理解しにくいが
雑誌は本屋で立ち読みと座り読み(椅子のある本屋)してる。
雑誌は一度見れば二度と見ないからね。
641 :
Mr.名無しさん:04/01/14 19:35
>>640 ぴあとかみたいに、見るより引く雑誌はどうする?
>>641 友達いないし出不精なので
「ぴあ」などの情報誌なんて見ないよ・゚・(ノД`)・゚・ウワァァン
643 :
Mr.名無しさん:04/01/14 19:57
最近、新規開拓してないな・・・
一度読んだ本ばかりローテーション
中勘助『銀の匙』
懐古趣味があるなら、お勧め
>>640 「本の雑誌」は読むか、と言いたいのだと思うぞ(w
645 :
Mr.名無しさん:04/01/14 20:17
646 :
Mr.名無しさん:04/01/14 20:19
>>645 どうでもいいが『本の雑誌』というタイトルの雑誌があるの
648 :
Mr.名無しさん:04/01/14 20:23
出版不況だのう・・・
本の雑誌もマイナーか・・・
649 :
Mr.名無しさん:04/01/14 20:23
>>646 サンクス。
そんな雑誌があったなんて知らなかったよ。
今度見てみよう。
651 :
Mr.名無しさん:04/01/14 20:40
なんか鬼畜系ロリの代名詞だってどっかで名前挙がってたんで
ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」立ち読みしたら
ちょっとしか読んでないのになんか気持ち悪くなっちゃった・・・
652 :
Mr.名無しさん:04/01/14 22:49
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653 :
Mr.名無しさん:04/01/15 14:28
「ダヴィンチ」より「本の雑誌」のほうがおれには合ってる。紹介が多少偏ってるのも
本好きにとってはプラス材料。
654 :
Mr.名無しさん:04/01/15 19:46
芥川賞を19歳と20歳の女の子が受賞したそうですね。
死にたいです。
655 :
Mr.名無しさん:04/01/15 20:48
>>654 当然のことだけれど、目指す誰もが芥川賞を獲るわけではない。
でも、これだけの人が活字を読む社会では、小説の書き手が必要なことも確か。
がんがれ。
656 :
30歳無職A:04/01/15 21:00
654です。
>>655 なんというか妬みみたいなひどい気分。
知りたくなかったニュースだ…。
>>656 あれ?オフでご一緒したことがある方かな?
年齢で何でも切ってしまうのは良くないと思う。
経済的なことはさておき、30代でデビューできた人、40代でデビューできた人にはそれなりの味が
あるのではないかと。
私には、村上龍や田中康夫が、藤沢周平や井上靖より必ずしも上だとは思えません。
結果が出るかどうかはわからないけど、もっと頑張れ超頑張れ。
芥川が完全に若手向けの賞になったな。
これからは、中堅の受賞は難しくなりそう。
659 :
Mr.名無しさん:04/01/15 23:34
228 :名無しさん@4周年 :04/01/15 20:23 ID:71GBPt90
のりひろ>突然やけど聞かせてもらう みやびが一番感じるトコどこ!?
みやび>あのね、あそこの、でっぱったところ。
のりひろ>クリトリス?
みやび>やあだ
のりひろ>クリトリス
ぬれた。一つHな言葉を書かれるたびに、一つHな言葉を書くたびに、下半身が暑くたぎって崩れ落ちそうになり、パンツが湿った。
綿矢りさ「インストール」より
879 :名無しさん@4周年 :04/01/15 22:08 ID:yNWpiuBT
>>228 これを男が書いてたらただのアホ扱いだよな。
春樹のエロよりひでーだろ。
661 :
Mr.名無しさん:04/01/16 00:13
処女なんかな
…筒井康隆は長生きしてほしーな。なんとなく
663 :
Mr.名無しさん:04/01/16 00:40
>>662 もう死にそう。「ヘル」は死後の世界の話。
大江も死にそう
つーか、クラーク、ブラッドベリ、今日泊亜蘭といった御大達がまだ元気な訳だが。
小松左京もしぶといですな。
665 :
Mr.名無しさん:04/01/16 01:32
曽野綾子 「陸影を見ず」
核燃料輸送船「曙丸」の60日間に及ぶ無寄港航海の話。
俺も原子力業界だから結構身にしみた。
>>659 > 描かれている世界があまりにも狭く、書くことが他にないのかと思えるほど
> 男女の愛やデートやセックスの話ばかりであり(何度も言うようだがセックス
> とは書くものではなくするものだ)、短くすればよくなる筈の話を一冊の長篇
> にするためにだらだらと引き伸ばしていて退屈だったり、書いていてさすがに
> 世界が狭いと感じたのか陳腐な政治論や戦争論が出てくるもののそこが一番つ
> まらなかったりする。
まんま2chにもあてはまりそうだな…
667 :
30歳無職A:04/01/16 13:40
一晩あけたけど、やっぱり気になるな。19歳&20歳女性の受賞。
なにか、ひどく、叩きのめされた。
>>667 取り敢えず、叩きのめされるかどうかは、受賞作を読んでみてから、でいいんじゃないか?
669 :
Mr.名無しさん:04/01/16 14:51
670 :
Mr.名無しさん:04/01/16 17:15
今年で日露開戦100周年てことで司馬の『坂の上の雲』
>>667 なんとも言い様がないんだが、読んでみるといいよ。
キヨスクで買って一回読んだらポイ捨てするような・・・そういう小説・・・だ
672 :
30歳無職A:04/01/16 23:48
>>671 そういってもらえると少し楽になるかも。レコード対象を浜崎あゆみが獲るようなものか…
673 :
Mr.名無しさん:04/01/16 23:54
674 :
30歳無職A:04/01/17 00:01
このスレか近くのスレで薦められた本を読み終えたので感想。
『人はどうして死にたがるのか 「自殺したい」が「いきよう」にかわる瞬間』
下園壮太著
人が「死にたい」と思い、実行してしまうまでを自衛隊のカウンセラーが
素人にもわかりやすく解説し、その自殺へのスロープからいかにして
脱出するかがやさしく説明されている。本人のみならず、周りの人への
アドバイスにも多くが割かれ、また借金がある人の場合など、難しい状況での
具体的な接し方が豊富な例とともに紹介されている。
毒男的に残念だったのは「必ず乗り越えられる、ということを理解するために紹介します」
として紹介された手紙は両親が相次いで自殺してしまった娘の話なのだけど、
その娘は婚約者がいて、子どもが生まれて職場の人にも支えられて「孤独じゃないんだ」と
理解して立ち直るという話。でも俺は婚約とかありえないし、無職だし、この娘が
俺だったら俺はダメだってことなのかよ、とものすごいく不安になった。というか不安とかいう
レベルじゃなくて、やっぱりダメなんだと確信してしまった。
まあでもいい本だとおもう。興味本位の知識本ではなくて、さしせまった自殺の防止に一途な人のための本です。
ぼくからのお勧め
「虚航船団」筒井康隆
不思議なSF本。まだ途中だけど下敷きの性格が俺に似ていてちょっと読んでいていたいたしい感じになる。
675 :
30歳無職A:04/01/17 00:02
>>673 ありがとう。でもみないよ。コンプレックスを呼び起こす人物になってしまった…。
今日、宮部みゆきの火車読み終わった!
長編で散々一人の消息を追っておきながらラストはアレかよー・・・
なんか消化不良気味だけどああいうものなのかな?
677 :
Mr.名無しさん:04/01/17 00:08
>>674 下敷きってどんなんだっけ?おれは糊が好きだな。主人公のコンパスも
678 :
30歳無職A:04/01/17 00:25
>>677 下敷きは、おっさんなんだけどナルシストで、自分を若く見せようと必死な人。
寝ると死に関する悪夢を見てしまう。死が理不尽なもので、かならずその理不尽さに
自分にからめとられて死ぬということを覚悟すると同時に、理不尽さに震え覚悟ができず、
いつでも老いと死を怖がる。
ぴったり自分だとおもった。糊の勢いもいいね。
毒男的に春樹は親の仇だろ。
680 :
Mr.名無しさん:04/01/17 09:51
死ぬ。死にます。死にます。死んだ死にました。もう死にました
681 :
モー男。 ◆uOs9TAKAGI :04/01/17 09:56
海老沢泰久短編集「帰郷」
中でも「イヴニング・ライズ」は毒男必読だ。
ぜんぜん作品をわかってない田辺聖子の馬鹿解説も笑える。
682 :
Mr.名無しさん:04/01/17 13:34
グミ・チョコレート・パイン パイン編
前作から8年くらい経ってるのかな。
今、プロローブだけ読んだ。
痛くて、最後まで読み通せなさそう・・・
683 :
Mr.名無しさん:04/01/17 15:15
「キノの旅」って面白いの?
アマゾンのレビューとか見たら
面白そうに思えるんだけど
本当に面白いのかな?と思って。
>>683 本屋で立ち読みしたカンジでは、ジュブナイルでしたけど
685 :
Mr.名無しさん:04/01/17 16:18
>>684 そうか。juvenileか・・・
難しい言葉使わないでよo(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
686 :
Mr.名無しさん:04/01/17 16:31
687 :
Mr.名無しさん:04/01/17 17:25
綿矢りさなんかに金と時間をかけるのって超もったいなくね?
エロ本買っておなにした方がまだ有意義なような気がするYo
>>687 >エロ本買っておなにした方がまだ有意義
そんな金と暇があったら、本読む
http://www.so-net.ne.jp/feg/vote/index_20040109.html Q.3新しく始まるK−1総合シリーズのイベントに
出演が噂されるヒクソン・グレイシー。
あなたは誰との対戦が見たい?
ボブ・サップ
曙
アレクセイ・イグナショフ
ミルコ・クロコップ
フランシスコ・フィリォ
ピーター・アーツ
ジェロム・レ・バンナ
中邑真輔
マイク・タイソン
アンケートをやっています。
IWGP王者の中邑真輔に投票よろしくお願いします。
ヒクソンを倒すのは中邑しかいません。
中邑がプロレス最強を証明してくれます。
☆中邑真輔(なかむらしんすけ)
元WKネットワーク(和術慧舟会)所属、
アマチュア修斗出場経験有
98年コンバット・レスリング三位
99年コンバット・レスリング優勝
第34代IWGPヘビー級王者
690 :
Mr.名無しさん:04/01/18 13:39
中島らも著
「今夜、すべてのバーで」・・・酒飲みながら読んで泣いた。
三谷幸喜著
「オンリー・ミー―私だけを」・・・三谷は毒男気質だと思う。
氷室 冴子著
「海がきこえる」・・・こんな学生生活など存在しない。
691 :
Mr.名無しさん:04/01/18 19:44
綿矢りさタンも村上春樹ファンってことで
久しぶりに「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだ。
ヾ( ゜д゜)ノ 世界が終わってしまう〜
692 :
Mr.名無しさん:04/01/19 01:10
ドラマ版「砂の器」はハンセン病じゃなくなるのかな。新聞にはラストが変わると書いてあったけど
昨日の今日でやばいだろうな・・・さすがに
>>683 面白いよ。ジュブというか、寓話だな。
世界観は皮肉で残酷。主人公は通りすがりの観察者。
俺はクローンの国の話が好き。
宮部みゆきは?
沢木耕太郎の敗れざる者たち
なんつーか…とりあえず読め(・∀・)
697 :
モー男。 ◆uOs9TAKAGI :04/01/19 21:54
沢木耕太郎…深夜特急しか読んだ事ないな
699 :
Mr.名無しさん:04/01/19 22:05
シルクロードのしか読んだこと無い
700 :
Mr.名無しさん:04/01/19 22:09
アタイこそが 700げとー
ルソー『孤独な散歩者の夢想』
ドフトエフスキー『地下室の手記』
は押さえとけ。
703 :
Mr.名無しさん:04/01/20 09:46
地下室の手記読み直してもいいけど鬱になりそ
704 :
Mr.名無しさん:04/01/20 09:59
主人公公務員だし、おれよかまし
705 :
Mr.名無しさん:04/01/20 20:23
しっかし、ホラー大賞の「姉飼い」は最悪だったな!
騙されて買っちまったよう!
全っ然面白くも怖くもないの。
アレを選んだ、審査員もどうかと思うが・・・
「黒い家」でホラーの面白さを知ったが、本当に怖い作品ってなかなか無いな。
706 :
Mr.名無しさん:04/01/20 21:04
すらすら読めて尚且つ面白かった本(以前もどこかのスレに書いたけど)
小林泰三の短編集「玩具修理者」「人獣細工」「肉食屋敷」
アイラ・レビンの「ローズマリーの赤ちゃん」
貴志祐介の「黒い家」「天使の囀り」「青の炎」「クリムゾンの迷宮」
綾辻行人の「十角館の殺人」「迷路館の殺人」「人形館の殺人」
ぐらいか。もっと面白い本はいくらでもあると思うが、俺はこんなもん。
707 :
Mr.名無しさん:04/01/20 21:30
>>706 バカヤロウ!
もっと面白い本は五万とあるぞ!
新保 裕一の「奪取」読め「ダッシュ」!おもろいよマジで。
気を悪くしたら申し訳ないが「玩具修理者」は読んだが詰まらんかった気がする。スマン。
貴志はいいな!最高だ。新作に期待age!
>>706 小林泰三の「人獣細工」「肉食屋敷」 って何処の出版社から出てる本?
玩具修理者に収録されてる「酔歩する男」が良かった。
710 :
Mr.名無しさん:04/01/20 21:58
ロバートフリードマンのレッドマフィア読み応えあった
元KGB、政治家がマフィアなだけあって桁違いの金世界中で動かしてる。イタリアンマフィアが可愛くみえてきた
すらすら読めて面白いと言えば、
山田風太郎の忍法帖シリーズだな。
風太郎を知らない人間に表紙見られたり、
「忍法帖読んでる」って言うと小馬鹿にされるが。
>>711 読んでる側からすれば、
そういう奴には哀れみすらおぼえるよな。
713 :
Mr.名無しさん:04/01/21 07:37
714 :
Mr.名無しさん:04/01/21 08:25
>>708 角川ホラー文庫です。
709さんと同じく俺も「酔歩する男」が面白かった。あれは傑作。
あとの「人獣細工」、「肉食屋敷」もどれもハズレなしの短編集です。
読まないと損ですよ。
715 :
Mr.名無しさん:04/01/21 08:31
>>714=706
おまいの嗜好は分かるが、
ありゃ、人によって好みがわかれるんでないの?
716 :
Mr.名無しさん:04/01/21 08:52
高橋歩「毎日が冒険」
なんといわれようとナンバーワン
717 :
Mr.名無しさん:04/01/21 08:54
718 :
Mr.名無しさん:04/01/22 15:22
綿矢りさの本買っちゃった(*´д`*)ハァハァ
719 :
Mr.名無しさん:04/01/23 01:36
720 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆5S5FZYHTXE :04/01/23 01:41
(;´Д`)ハァハァ 綿矢の本なんか買うなっ・・・・!!あいつの私腹を肥やすために
文学があるんじゃない
721 :
Mr.名無しさん:04/01/23 01:51
椎名誠 「水域」
夢枕獏 「猫弾きのオルオラネ」
SFな作品を読んで、現実逃避するのが好きでつ
722 :
Mr.名無しさん:04/01/23 01:54
宇野浩二 「蔵の中」
楽しいけど
毒男な自分を呪うかんじ
ひたすらうらやますい
723 :
Mr.名無しさん:04/01/23 02:10
蹴られたい背中
724 :
Mr.名無しさん:04/01/23 03:46
コードウェイナー・スミスの「シェイヨルという名の星」。
725 :
Mr.名無しさん:04/01/23 04:07
幼女が犯される本を教えてください
自分は「ドックファイト」というSF本を推薦します。エスパー少女が犯されてます
726 :
Mr.名無しさん:04/01/23 05:19
僕だけのマドンナ
最高にはまりました
727 :
Mr.名無しさん:04/01/23 10:04
728 :
Mr.名無しさん:04/01/23 10:42
大槻ケンジの「新興宗教オモイデ教」が超絶お勧め
日々腹の中でどす黒い感情を抱えながら悶々と生きているような
毒男には是非とも読んで欲しい。
他にも「グミ・チョコ・パイン」(三部作)なんかもお勧めです
白倉由実作品
読めば読むほど味が出る。作品によっては鬱になるが。
730 :
Mr.名無しさん:04/01/23 11:22
>>728 オーケンは内容はいいんだけど、文章力無さ杉だよ
731 :
Mr.名無しさん:04/01/23 12:34
ゲド戦記「アースシーの風」
前巻までの話のあらすじをすっかり忘れていた。
フェミはやっぱり健在
>>730 バンドブームの変遷を綴った本を何冊か出してるけど、
内容はどれもほとんど一緒だね。
最近公開された「アイデン&ティティ」って言う映画の冒頭にも出てる。
733 :
Mr.名無しさん:04/01/23 19:33
2ちゃんねらーなのかな・・・しますたって
1月23日発売の写真週刊誌『フライデー』で、
綿矢りさの小、中学生時代の暴露があった。
中学時代の親友によると、綿矢りさは、見た目は
おっとりしてるが、常にハイテンションで、キムタクや
坂口憲二等の、とにかく面食いでつまりはイケメンなら
好みのタイプだという。見た目では分からないがかなりの
ミーハーのようだ。更に、中学時代からモテてはいたが、
いい寄る男は相手にせず、不良っぽいジャニーズ系の男子
が好きだったと、親友は語っている。
芥川賞受賞後、綿矢りさからメールが送られ、そこには
2ちゃん語的な「メールしますた。」と書かれていた(写真あり)。
そして「迷惑かけてすまんのー。記者達には中学時代のことはなんでも話し
てもええで〜。」と続いていた。以上、週刊誌フライデーから抜粋。
734 :
Mr.名無しさん:04/01/23 22:37
しますた。は、ちゃねらー特有の表現だろう。
つーか普通見てるだろうネットしてるやつならさ。
ま、どうでもいいけどな。
736 :
Mr.名無しさん:04/01/24 00:01
何か調べる時ググッたら
2ちゃんのスレがヒットしてしまうからな。
737 :
Mr.名無しさん:04/01/24 00:04
ただ「さ」を1回多く押しすぎただけだろ。
光瀬龍
百億の昼と千億の夜
愛読書
740 :
Mr.名無しさん:04/01/24 15:45
オーケンはどの本も心にくるなぁ
くるぐる使いとかかなり面白いよ
741 :
Mr.名無しさん:04/01/24 19:42
ここの人が勧めてくれた
ケン・グリシャムの「リプレイ」を読破したよ。
面白かったし、いろいろ考えさせられた。
742 :
アルク ◆sKARC/9f/w :04/01/24 19:43
家族狩り。
ケン・グリムウッドの間違いでした。
グリシャムはジョン・グリシャムのほうだね。
法律事務所とか処刑室の。
745 :
Mr.名無しさん:04/01/24 20:24
週刊わたしのおにいちゃん
746 :
Mr.名無しさん:04/01/24 20:24
747 :
アルク ◆sKARC/9f/w :04/01/24 20:33
東野圭吾「白夜行」
ガイシュツかもしれんがヨカタ。
>>742 あれを読んだ上で、子供作る勇気は俺にはないな。
>>745 あれを買った上で、娘を作る勇気は俺には(ry
749 :
Mr.名無しさん:04/01/24 21:31
岩月謙司「無神経な人に傷つけられない88の方法」大和書房
750 :
Mr.名無しさん:04/01/24 21:47
>>749 相手が改善しないと無理じゃん。ようするに気にするなってことだろ
751 :
Mr.名無しさん:04/01/25 20:09
いやぁ〜読書って本当にいいもんですねぇ、それではまた来週〜
752 :
Mr.名無しさん:04/01/25 20:15
「深夜特急」沢木耕太郎
あまりにも有名なエッセイで、ベストセラーだけど、
まだ読んでいない毒男がいたらぜひ、おすすめ。
すすむ電波少年「猿岩石」の20年以上前に
ユーラシア大陸を「乗合バスだけで横断する」という男の旅行記があった。
個人的には香港編とインド編が最高。
753 :
Mr.名無しさん:04/01/26 00:57
754 :
Mr.名無しさん:04/01/26 00:59
椎名何とかって人のインド旅行記も面白い
755 :
Mr.名無しさん:04/01/26 02:33
乙一ってこのスレ住人の評判どうよ。
「暗いところで待ち合わせ」
756 :
Mr.名無しさん:04/01/26 10:35
綿矢りさのインストール
のりひろ>みやびが一番感じるトコってどこ?
みやび>あのね、あそこ、でっぱったところ
のりひろ>クリトリス?
みやび>やだあ
のりひろ>クリトリス
濡れた。1つHな言葉を書かれる度に、1つHな言葉を書く度に下半身が
熱くたぎって崩れ落ちそうになり、パンツが湿った。
だってよ。おれのパンツも湿ってきた
757 :
Mr.名無しさん:04/01/26 10:36
大江の芽むしり仔撃ち
758 :
Mr.名無しさん:04/01/26 10:47
ブコウスキー
「死をポケットに入れて」
名言の宝庫。
759 :
Mr.名無しさん:04/01/27 22:29
メインエネミー
760 :
Mr.名無しさん:04/01/27 23:55
ロバートBパーカーjr(だっけ?名前失念)
「初秋」
797YO!
小説以外読もうとしないのか?
>>761 小説以外の本も読んでるけど
話題にならないと思う。
ちなみに俺は暇つぶしに哲学の本や
心理学の本を読むYO!!
小説以外は痛い本しか買ってないから推薦しにくい
ウケる技術とか
764 :
Mr.名無しさん:04/01/29 02:52
どくとるマンボウシリーズ!!!!
けど北守夫もなだいなだも、もう死んじゃうよね!!!!!!!
筒井も年だし、文壇は村上龍に「まかせるしかないね☆
去年「バカの壁」以上に売れた小説って、例えば?
766 :
Mr.名無しさん:04/01/29 22:02
ないよ
767 :
Mr.名無しさん:04/01/30 00:19
シンセミア
ららら科学の子
769 :
Mr.名無しさん:04/01/30 18:38
安部公房の「砂漠の思想」買ってきた。文庫で1100円はたけー
>>769 図書館で借りればいいじゃん。
他人の手垢のついた本は読みたくないけど、他人の乾いたザーメンがこびりついた
AVなら借りられるってヤシ?
771 :
Mr.名無しさん:04/01/31 10:07
>>770 安部公房関連本は手元に置いておきたいんだよ。そーいうのってあるだろ
年に何十冊も読むあんた達が繰り返し読んでも面白いのってありますか?
>>772 カミュの「シーシュポスの神話」だな。
俺の自我の何%かはこの本の内容から構成されてると
いっても過言ではない。
774 :
Mr.名無しさん:04/01/31 14:18
>>771 「箱男」の意味がわからないんだけど
あれはどういうことなの?
775 :
Mr.名無しさん:04/01/31 14:35
好き嫌いは分かれるが王城 舞太郎とかどう?
宮本 輝は「私には理解できません」と言ってたけど
10代から20代の感覚だとすんなりイケるかも
「smoke,soil,or saclifies」とか「阿修羅ガール」
なんかをどうぞ
776 :
Mr.名無しさん:04/01/31 14:51
>>774 「文学なんてのは、針金で下書きして形を作って色をつけるとか、そういう物ではないんだ。
突然閃いて、出来上がっても何を言いたいのか分からないものなんだ」
と本人がインタヴューで語ってた。
公房の小説以外のエッセイ読んでると、本物の天才だなと思う
777 :
Mr.名無しさん:04/01/31 14:55
>>775 雑誌「ファウスト」に掲載されてたの読んだことあるけどおれには合わなかった。
「世界系」が嫌いな分けでなくて内容が中学生の妄想に修飾語を重ねただけの
印象で、さらに意味不明な挿絵を作者が書いてるのが不愉快だった
>>777 なんか自分の中で王城と筒井康隆がダブるんだよな
小説、文学のタガを壊してやろうと模索してるというか。
挿絵を書いたりフォントをいじったりするのもその一環
かも知れない。確かに内容で読者を唸らせないと意味が無いと
思うけど、彼に感じる「何か新しいモノを創作しよう」という
意気込みを買ってる。テクニックは御大とは比べるべくもないが。
779 :
Mr.名無しさん:04/01/31 15:20
メフィスト系読んでるクソ野郎いる?いたらちょっとウケル
780 :
Mr.名無しさん:04/01/31 15:21
瀬戸内寂聴は「晴美」の頃よりも微妙にエロい。
781 :
Mr.名無しさん:04/01/31 15:49
あ〜さ行までのオススメ作家をかいてみますた。
阿部公房 砂の女
稲垣足穂 一千一秒物語
宇能鴻一郎 金髪
エーコ・ウンベルト 薔薇の名前
小川未明 小川未明童話集
加藤鷹 カリスマ男優の好きな相手をどうにも離れなくさせる心理術
ギブスン ニューロマンサー
グリーン エレガントな宇宙
ケルアック 路上
コッパード 郵便局と蛇
坂口安吾 桜の森の満開の下
白鳥正宗 作家論
ジャン・ジュネ
スタニスワフ・レム 虚数
セリーヌ なしくずしの死
そ 誰か良いのない?
782 :
Mr.名無しさん:04/01/31 15:52
ま〜わ行をかいてみますた。
舞城王太郎 阿修羅ガール
ミヒャエル・エンデ 自由の牢獄
村上春樹 中国行きのスロウボート
メンデル 雑種植物の研究
森鴎外 じいさんばあさん
山形浩生 新教養主義宣言
夢野久作 ドグラ・マグラ
吉田修一 最後の息子
ラファティ 九百人のお祖母さん
リチャード・パワーズ 舞踏会へ向かう三人の農夫
ルルフォ ペドロ・パラモ
連城三木彦 戻り川心中
魯迅 阿Q征伝
若島正 乱視読者の帰還
罪と罰、とか若いウェルテルの悩み、みたいな心の葛藤や激しい感情の発露
がある本教えてください。
セリーヌ『夜の果ての旅』
ミラー『北回帰線』
葛藤…ではないが、激しい感情の爆発はあるな。
というか罵倒しまくり。
>>773 わかる。俺の何パーセントかは確かにあれだと思う。
786 :
Mr.名無しさん:04/02/01 12:01
背中蹴られたい
787 :
Mr.名無しさん:04/02/01 12:03
「風という字」
なかなかだ
788 :
Mr.名無しさん:04/02/01 12:04
>>784 ホーソン「緋文字」
新潮も岩波も訳がヘタクソだが読んで味噌。
790 :
Mr.名無しさん:04/02/01 18:44
小林よしのりって何者だっけ?
漫画家
赤川次郎は?
エッセイストか?と思わせるほどシンプルで明快な文章を読ませてくれる文筆家
794 :
Mr.名無しさん:04/02/01 20:27
飯島愛は?
菊地秀行が最近ちょっと持ち直してきて嬉しい。
796 :
Mr.名無しさん:04/02/02 21:20
イエローキャブ
破線のマリス読んでます。
798 :
Mr.名無しさん:04/02/04 12:57
落合のアメリカよあめりかよ読んだ。妄想好きな人だなと思いますた
799 :
Mr.名無しさん:04/02/04 13:50
800 :
Mr.名無しさん:04/02/04 14:07
サンクルコ読んでみるわ。
落合叩きしてる人もいるけど彼の本で国際情勢に興味沸くようになったし感謝してるが
801 :
Mr.名無しさん:04/02/04 14:17
寄生獣がいいよ。
802 :
Mr.名無しさん:04/02/04 15:52
801でですか
803 :
Mr.名無しさん:04/02/04 16:43
西澤保彦の「七回死んだ男」、面白いですよ
804 :
Mr.名無しさん:04/02/04 17:47
「ペットボトルにションベンを」
ウィリアムス・キイス
805 :
Mr.名無しさん:04/02/04 17:54
806 :
Mr.名無しさん:04/02/04 18:42
『ファイト・クラブ』
映画もいいけど原作もなかなか。
「お前はお前の財布の中身ではない。
お前はお前の口座の預金残高ではない。
お前はお前の就いている職業ではない。
おれが求めているは本当のお前だ」
807 :
Mr.名無しさん:04/02/04 19:39
「森のパプティ」
小学生の頃、何度も図書館で借りてて読んだ
808 :
Mr.名無しさん:04/02/04 19:49
809 :
Mr.名無しさん:04/02/04 22:05
810 :
Mr.名無しさん:04/02/04 22:38
俺「グミチョコレートパイン」が大好きだ。
いまパイン編読んでる。
おもしろいけど辛いのな。賢三と俺が重なりすぎて。
811 :
Mr.名無しさん:04/02/04 22:41
>>810 わかる。
仲良かった友達とどんどん差をつけられていく
焦燥感とかよく書けていると思う。
俺も読んでて辛かったよ。
812 :
Mr.名無しさん:04/02/05 00:39
バブルを経験したヤシは知ってると思うが
一時、不動産会社「桃源社」というのが有名になったことがある
蒲田駅前に巨大なビル立ててその後紆余曲折した後に大田区区役所になったビルを立てたのが「桃源社」
その社長が書いた佐佐木吉之助著「蒲田戦記」
まあ、身びいきの部分はかなりあるけどバブル当時の状況がリアルに描かれて凄く面白かった
何しろ登場してる会社なんかは架空の名前使わず実名で書いてるし
俺は東京に住んでいた頃、東急目蒲線(今は名前変わったけど)で通勤してこの本に書かれていたビルを
毎日見て、東京を離れる時にこのビルに入った大田区区役所で転出届したから
この本読んだときは懐かしかった
なお、このビルは大田区区役所になっても内装はあまり変わっていないから
バブル当時の建物というのはどういう物か見ることができるよ
何しろ民間と違って区役所だから自由に入れるし
813 :
Mr.名無しさん:04/02/05 13:15
大槻ケンヂ「グミチョコレートパイン」パイン編読了。
いい、すげーいいよコレ。これがわかんないヤツとは
友達になりたくない。だからおまえらも読めよ。
814 :
Mr.名無しさん:04/02/05 13:18
>>813 おまいとは友達になりたくないから、俺は梶井基次郎を読む事にする
檸檬?
816 :
Mr.名無しさん:04/02/05 13:33
817 :
Mr.名無しさん:04/02/05 13:35
>>814 さんざんこの板で語り合った仲ではないか ('A`)
818 :
Mr.名無しさん:04/02/05 13:39
>>817 ごめんな
大槻が好きな奴は痛い奴が多いから、もうお前とは話さない
パイン編読みたいけどハードカバーじゃなぁ・・・
文庫っていつくらいになるんだろう
820 :
Mr.名無しさん:04/02/05 14:58
グミチョコは内容はいいんだけど文章へたくそすぎるんだよ
区立図書館で借りれば
822 :
Mr.名無しさん:04/02/06 07:06
落合の極言おもろいよ
823 :
Mr.名無しさん:04/02/06 07:10
コンラートローレンツの『攻撃』『鏡の背面』あたりがいい
824 :
Mr.名無しさん:04/02/06 07:23
笠原嘉『精神病』
中井久夫『最終講義』
825 :
Mr.名無しさん:04/02/06 08:42
森村誠一「悪魔の道連れ」
会話文しかない小説
古いけど
826 :
Mr.名無しさん:04/02/06 16:24
827 :
Mr.名無しさん:04/02/06 16:28
会話しかないけどクソな本
岡嶋二人「もつれっぱなし」
絶対読まないほうがいい
828 :
Mr.名無しさん:04/02/06 17:09
>>826 ゴメン
「悪魔の道連れ」は森村誠一じゃなくて、笹沢左保でした
829 :
Mr.名無しさん:04/02/06 17:21
一夢庵風流記よんだ。
捨丸が「たらら〜」って言わないのな!
澁澤龍彦はどーですか
832 :
Mr.名無しさん:04/02/06 18:40
833 :
Mr.名無しさん:04/02/07 15:03
ゆううつで何もできない(仕事はある)ときに
読む本ある?
834 :
Mr.名無しさん:04/02/07 15:05
>>833 ロイス・マクマスター・ビジョルド「戦士志願」等のマイルズ・ネイスミスもの
SF(スペースファンタジー)
836 :
Mr.名無しさん:04/02/07 19:02
837 :
Mr.名無しさん:04/02/07 19:20
斎藤環『社会的ひきこもり』『ひきこもり救出マニュアル』
ありがとうございます。
839 :
Mr.名無しさん:04/02/08 00:27
オクターブ・ミルボー『責苦の庭』
「背筋が寒くなる」小説です。
国書刊行会の「フランス世紀末文学叢書」で出てます。
関心をもった方は古本屋で探してみてください・・・。
こういう「忘れ去られた作家」の小説もたまには一興かと。
840 :
Mr.名無しさん:04/02/08 19:16
ピーターライト、スパイキャーチャー
842 :
Mr.名無しさん:04/02/09 12:46
ブックオフで「ハイペリオン」上下計210円で買ってきた。これから読む
844 :
Mr.名無しさん:04/02/10 11:35
>>843 In a while, crocodile.
846 :
Mr.名無しさん:04/02/10 13:48
ブックオフは若者の活字離れを食い止めてる
むしろ近づけてる
847 :
Mr.名無しさん:04/02/10 16:48
予約してた森村誠一の「コールガール」、上巻だけ入って、
いつまでたっても下巻が入らないから今日聞いてみた。
若くて綺麗な女性の司書さんに、「コールガール」って言うのがちと恥ずかしかったけど。
848 :
Mr.名無しさん:04/02/10 17:38
高村光太郎「智恵子抄」
849 :
Mr.名無しさん:04/02/10 21:28
箱舟さくら丸
キモい毒男のはなしです
850 :
Mr.名無しさん:04/02/10 22:33
851 :
Mr.名無しさん:04/02/10 22:39
ロリータ
家畜人ヤプー
みずうみ
痴人の愛
852 :
Mr.名無しさん:04/02/11 14:16
このスレ見てたら、感動が欲しくなった。
久しぶりに図書館行ってくる。
漏れのとこの図書館は祝日休館な罠 ('A`)
燃えよ剣読破しますた
前日にラストサムライで泣いて
総司が死ぬとことで泣いて歳三が死ぬとこで泣いて
うっはミーハー丸出しだなあひゃ
855 :
Mr.名無しさん:04/02/12 16:50
北村 薫(著)
「空飛ぶ馬」
本と古本屋と落語が好きな主人公がいい。
高野文子さんのカバーもいい
青木 茂 (著)
「三太物語」
花荻先生よりも年を取ってしまった自分に凹んだ。
それと同時に、綺羅光読んでしまったために
汚れちまった自分にさらに凹んだ。
毒男で児童文学読んでいる奴いる?
子供がいないのに図書館の児童文学のところにいると
かなり怪しいけど
856 :
Mr.名無しさん:04/02/12 17:06
ネット中毒というか2ちゃん中毒気味であんまり本読んでない。
ホント時間を無駄にしてるなあ。
このスレざっとみて何冊か借りてこよう。
857 :
Mr.名無しさん:04/02/12 17:56
>>856 いや、好きな本の好みを言って薦めてもらったほうがいいと思うよ。正直なところ。
858 :
Mr.名無しさん:04/02/12 18:15
859 :
Mr.名無しさん:04/02/12 19:40
860 :
Mr.名無しさん:04/02/12 19:43
児童文学は買って読んでいる。
861 :
Mr.名無しさん:04/02/13 08:42
エイジングの社会心理学読んでる
862 :
Mr.名無しさん:04/02/13 09:39
倉知淳の「星降り山荘の殺人」
これは面白い
久し振りに小説読んで徹夜した
地味だが良作
松下竜一『豆腐屋の四季』
>>855 円紫さんと私シリーズね
毎度毎度出てくる食べ物がおいしそうで、それも密かな楽しみだ
同系統で加納朋子のななつのこなんかもいいね
おい、辻真先の「愛して盗んで」っていう本読んでみろ
世話係の少女に無理矢理キスしたりティムポしごかせようとしたり
風呂場で女縛ってレイープしようとしたりする小説だぞ
>>855 クライブ・バーカーやピーター・ディッキンスンなんかも、
児童書コーナーにあるので平気で読む。
日本の作家でも、児童書・ジュブナイル出身の作家は力のある人多いしね。
読まないと損なのも多々ある。
867 :
Mr.名無しさん:04/02/14 11:23
>>866 それくらい古本屋の均一にころがってんだろ…
868 :
Mr.名無しさん:04/02/14 18:42
共産党宣言は読んどけ
870 :
Mr.名無しさん:04/02/14 18:50
『愛と幻想のファシズム』
セックス戦線異状無し
ミヒャエル・エンデ モモ はてしない物語
>>867 バーカーのアバラットが均一にあるのか?
お前の行くとこはいい古本屋だな、うらやましい。
874 :
Mr.名無しさん:04/02/16 01:52
安部公房 「飢餓同盟」
あぶれものが同盟組むが失敗する話し
公房作品の徒労感は自分に重なる。
875 :
Mr.名無しさん:04/02/16 13:35
>>872 両作品がBookOffに売っていた。
売り飛ばした奴の根性が信じられん。
ダンテの神曲。もちろん、地獄篇
877 :
Mr.名無しさん:04/02/16 14:20
今江祥智 私の彼氏
絶版ですが、いい味
878 :
Mr.名無しさん:04/02/16 14:31
悪趣味映画作法が読みたいのだが売ってない。
>>878 ↓これか、版年からして絶版っぽいな
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法
責任表示 ジョン・ウォーターズ著
責任表示 柳下毅一郎訳
出版地 東京
出版者 青土社
出版年 1997.10
形態 357,5p ; 19cm
注記 原タイトル: Shock value.
ISBN 4-7917-5586-3
入手条件・定価 2800円
880 :
Mr.名無しさん:04/02/17 02:09
バーカーの壁
881 :
Mr.名無しさん:04/02/17 02:14
「世界の中心であいを叫ぶ」って読んだけどイマイチだった。
読みやすいので、小学生や中学生の読書感想文などにはいいと思ったけど
普通の話だよね。
>>881 それもDeeplove系の小説なのか
つーかDeeplove読んだ人いる?
感想きぼん
>>881 題名はハーランエリスンの短編集「世界の中心で愛を叫んだけだもの」の
パクリ。こっちの方が数倍面白いよ。
>>883 「世界の中心で愛を叫んだけもの」じゃなかったっけ。
それよりもうこれ絶版だから手に入らない…
復刊希望。
885 :
Mr.名無しさん:04/02/17 14:45
>>884 出版社在庫あるけど・・・
絶版でもなんでもない。勝手に絶版にすなや
そりゃ悪かった
謝っても俺は絶対おまえを許さない!!
888 :
Mr.名無しさん:04/02/17 15:12
スパイダー〜少年は蜘蛛になる〜
勝手にしろ
890 :
Mr.名無しさん:04/02/17 17:04
>>887 すまなかった! SFは絶版が多いしこないだまで絶版だた気がするんだ!
それすら勘違いかも知れないけど_| ̄|○
>>892 早川、東京創元は、忘れたころにフェアなんかで昔の作品、重版するから、気をつけて見てるとgood
去年は、ファンタジーフェアで十年近く目録から外されてた作品が復活してた
894 :
Mr.名無しさん:04/02/18 16:33
age
895 :
Mr.名無しさん:04/02/19 11:23
お勧めの本教えて
日本エロ写真史(・∀・)イイヨイイヨー
899 :
Mr.名無しさん:04/02/20 00:16
ハイペリオン上下読み終わったけど、あと何巻あるんだよ。なげーよ
900 :
Mr.名無しさん:04/02/20 00:35
アタイこそが 900げとー
>>899 文庫?なら「没落」で2冊だろ。
エンディミオン入れたら、さらにあと+4冊かな?
902 :
Mr.名無しさん:04/02/20 22:43
米原万里 不実な美女か貞淑な醜女か 新潮文庫 1998.06
同時通訳者のセンスあふれる爆笑珍談
903 :
Mr.名無しさん:04/02/21 01:18
>>901 そ、文庫。今日ブックオフでエンディミオンまで全部揃えたよ。計800円
904 :
Mr.名無しさん:04/02/21 21:40
もてない男―恋愛論を超えて
毒男が読むべき本
905 :
Mr.名無しさん:04/02/22 00:25
三島由紀夫「豊饒の海」
906 :
Mr.名無しさん:04/02/22 00:36
安部公房「密会」
あの一片も救いの無いラストが良い。
907 :
Mr.名無しさん:04/02/22 00:40
松本清張「砂の器」売れてるのかな
908 :
Mr.名無しさん:04/02/23 10:40
梨木香歩(著)
「裏庭」
傷についての表現が面白かった。
この本は本当に児童文学なのだろうか?
ある程度大人にならないと理解出来ないような気がする。
909 :
Mr.名無しさん:04/02/23 10:43
北方謙三の三国志読んでみて。かっこいいから
910 :
Mr.名無しさん:04/02/23 13:52
指輪でも映画化できたからハイペリオンも映画化できそうな気がする。
四部作で。
911 :
Mr.名無しさん:04/02/23 22:29
エロイからダメ
三国志ならやっぱり吉川英治だろ〜。
安能務の封神演義もオモシロイ。
913 :
Mr.名無しさん:04/02/23 23:54
白い巨塔いいよ
914 :
Mr.名無しさん:04/02/24 00:46
「ただマイヨジョーヌのためでなく」講談社
癌を克服して、自転車ロードレースの最高峰であるツール・ド・フランスに
99年から勝ち続けている(5連覇中)アメリカ人、ランス・アームストロング
の闘病から奇跡の復活までをつづった本。
>>908 のちに普通に新潮文庫に入ってるし。
知らずに読んだら、大人向けの苦いファンタジーだよな。
「からくりからくさ」もいいよ。
916 :
Mr.名無しさん:04/02/25 18:11
日本地下経済白書アングラマネー23.2兆円
917 :
Mr.名無しさん:04/02/26 08:35
918 :
Mr.名無しさん:04/02/26 19:49
「吉原はこんな所でございました」福田利子
実際に引手茶屋を営んでいた人が書いた吉原の思い出話。
まだ江戸時代の遊郭の名残を残していたという戦前の吉原。
借金のかたに親に売られて働いていた花魁たちの話。
戦時中、従軍慰安婦として外地に行った花魁。
公娼制度が廃止となり赤線となったころの吉原。
あまり知らなかった昭和のアングラな部分が書かれていてとても面白かったです。
919 :
Mr.名無しさん:04/02/27 00:42
東海ナイツ
名古屋のキャバクラ雑誌(w
寿司屋のかみさんシリーズ
寿司大好きなので読んでるだけでよだれがでる
高村薫の作品てホモ小説ばっかなの?
923 :
Mr.名無しさん:04/02/28 00:41
大河ドラマで旬ということで
司馬遼太郎の「燃えよ剣」
近藤勇ではなくて、土方歳三が主人公ですが。
924 :
Mr.名無しさん:04/02/28 00:42
ホモといえば、三島由紀夫の「仮面の告白」ですか。
925 :
Mr.名無しさん:04/02/28 22:55
ロリのほうが健全だね
926 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:04
んなこたーない。
車で女の子を連れ回すなよ。
927 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:06
きぐるみ―ずの本はオススメだ!
ちょっと立ち読みしたがスゲ―うける
928 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:12
「フィネガンズ・ウェイク」と「死霊」と「カラマーゾフの兄弟」をまとめて
読むと気がふれるよ!
929 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:13
>>929 それをまとめて読もうとする時点で気がふれてる
930 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:14
931 :
dai ◆6VCrAmgzvI :04/02/28 23:23
>>912 北方譲三の三国志も悪くないと思う。
本は読んだこと無いが、NHKの人間講座での語り口がなかなか
おもしろかった。
932 :
Mr.名無しさん:04/02/28 23:28
>>928 「フィネガンズウェイク」と「ユリシーズ」どっち先に読めばいいんだ?
>>932 928じゃないが、ユリシーズにしとけ。
少なくとも小説だから。
フィネガンは、ジュゲムとか暗号文に近い。
読む、というより解読する本。
934 :
Mr.名無しさん:04/02/29 23:15
>>933 けどユリシーズも長いから読む気にならないんだよな〜
935 :
Mr.名無しさん:04/03/02 00:12
936 :
Mr.名無しさん:04/03/03 00:05
ひな祭り保守
937 :
Mr.名無しさん:04/03/03 00:10
ひなま! ひなま!
ユリシーズと聞くと女王陛下のユリシーズ号思い出す俺は軍ヲタ
>>938 それを軍ヲタとは云わない。おまいは漢の魂ヲタだ。
暗号というキーワードで思い出したので
知ってる人も多いだろうけど、サイモン=シンの「暗号解読」はお薦め。
昔から現代に至るまでの暗号の変遷なんかを知るには良いと思う。
同じ作者が書いた「フェルマーの最終定理」も良書。
>>939 お褒めに預かり恐縮候
>>940 「思案せり我が暗号」
暗号マニアによる暗号マニアのための暗号ミステリー。
誰にでもは薦めないが、一読の価値はある。
>>941 横溝賞取ってるのな。紹介thx、探してみるよ。
>>938 上の話は女王陛下のユリシーズのほうだとおもてた。
男の魂なら志水辰夫。
944 :
Mr.名無しさん:04/03/05 01:24
>>923 > 大河ドラマで旬ということで
> 司馬遼太郎の「燃えよ剣」
> 近藤勇ではなくて、土方歳三が主人公ですが。
新撰組の話とは知らずに(司馬遼太郎作品愛読者の方々、ごめんなさい!)、
何気に買って読んでみたが面白かった。
土方の生き様に惚れた!
946 :
Mr.名無しさん:04/03/05 08:34
間違いて「萌えよ剣」のDVD勝っちゃった
947 :
Mr.名無しさん:04/03/05 09:16
「私も、兵と同じように闘い、同じように眠る。全力を尽くす戦とは、そういうものだ。」
「それは、われらがいたします」
「大将が、先頭で闘っている。こんな時は、それが大事なのだ。これほどの大群を目の当たり
すれば、兵は怯懦の心も芽生えよう。大将が先頭に立っていれば、いくらかでも兵を奮い
たたせることはできる。」
楠木正成?じゃないか
どかた好きな女がいるな。中卒乙。