877 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 16:28
>>873 >海客の神籍・仙籍の口から出ているコトバはいったい日本語
>なのか、あちらのコトバなのか?
本人が口に出す言葉は日本語でしょう。翻訳機能は話を聞く側に働いているのだと思います。
もし口にした時点ですでに翻訳されているとしたら、例えば「月の影〜」での陽子と松山老人
との会話に、常世の人間が加わっていた場合、陽子は日本語と常世の言葉を同時に話している
事になってしまう。
だから、陽子が話しているときはその相手に、相手が話しているときは陽子に、翻訳機能が
働くのではないかと。
でも巧の元東大生(名前失念)には陽子の言葉は多分翻訳されて(日本語として聞こえない)
ますよね。言葉がうまい・ヘタの違いはあるけど、元東大生も松山老人同じ普通の海客なのに、
この違いはどうやって決まるんだろう。
元東大生は巧じゃなくて雁だった。恥。
879 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 18:54
>>846 半獣が元って事はないかな?と思ったり。
12国記の世界は昔、何らかの原因(環境ホルモンとか放射線み
たいな物)により、動物の生殖細胞が著しい変異を引き起こし、
通常の性交では子供は産まれず、人口受精でも子供は半獣となっ
てしまうようになった。その為、天と呼ばれるシステムは人が卵
果として人があの世界に生まれる前に生殖細胞を抽出しておき、
里木に親が願った際、抽出してあった親の精子と卵子を受精させ、
その遺伝子を治療した上、里木という人口子宮に卵果として送り
出す形となった。
で、半獣は遺伝子治療が失敗した例とか。
>>877 壁落人(元東大生)に会ったくだりの会話では、日本語で聞こえてた、と読める
んだけどなぁ。
陽子が言葉の問題を言い出すまで、壁落人の方からそれについて触れてない
から、相手は普通に流されたばかりの海客と同じく日本語を話してた、と。
881 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 19:42
今頃ですが、短編集読了。
説明文が多いな〜と思いました。うーん。うち2作は読んだばかり
だったしね(w
882 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 20:50
>>879 失敗作だから、十二国においても差別されているのかな?
それでもって、半獣が王になったことがない(んだっけ?)のも、
その所為なの?だとしたら、何か切ないなあ。
>>880 そうだ、壁落人だ。>元東大生
日本語に聞こえてるのかな、とも思ったんだけど、あの場は楽俊も居たわけだし、
壁落人自身は常世の言葉を話してるんだよね?陽子に話しかけるときだけは日本語だったのかな?
もし壁落人に陽子の言葉が日本語として聞こえていたとしたら、日本語を楽俊が理解しているのは
おかしいと、最初から齟齬に気づいていたのではないかなぁ。
「言葉が違うことに気づいていなかった」と陽子が言うまで、壁落人は陽子が自分と同じように
苦労して言葉を覚えた、と思っていたとか・・・。
でもなんか、自分でも違うような気がしてきたのでsage
884 :
879:2001/07/15(日) 21:59
>>882 差別されているってより、システム外で放置って気が。
(差別してるのはシステム内の人間の方だし)
だから、システムの中枢を担う王にはなれないとか。
ただ、システム大分綻びを生じてる気がするからなる
のも出てくるんじゃないかと。鼠さん希望だけどね。
885 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 22:07
システムの外にいるって設定はありかもね。
そしたら逆にシステムから自由なわけだから
天帝のタブーに触れずにいろいろなことが出来るのかも。
あのキュルキュルいっている描写を読んで
巻き戻し?とか思ってしまった…
887 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 23:38
>>886 ワラタ>キュルキュル
ということは途中から再生もできるのかな?
888 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/15(日) 23:55
>>886さん
実は私もテープレコーダー? とツッコミを入れてました(苦笑
柳と戴のことですが(メール欄)考えすぎですかねえ
>>889 実は(メール欄)とか??
すべての伏線がひとつにつながったりするんだろうか。
消えた芳麒とか。
>>889 む、それ(
>>889のメール欄)はありそうかも。
ところで私は(メール欄)状態かと思っていたのですが、そんな一筋縄では
いかないのかしら。もっと複雑な事情があるのかなあ。
なるほど。みなさんいろいろ考えてるんだなぁ…。
ちなみに、
>>889の場合、泰王さまは(メール欄)だったりするのでしょうか?
メール欄だとしたら
王様と麒麟はどっちか国にいないとけないんじゃなかったっけ?
ふたりとも何年も続けて国を出てるってのはOKなんだっけ?
うわーなんかもうどこまで書かれててどこからが自分の想像だったか
はっきりしなくなってきた…(泣)
>>893 王と麒麟と両方が国にいないとどうなるんでしたっけ?
妖魔が出る?国が荒れる?
今の戴の様子を見ると、その可能性もないと言い切れない?
そういえば麒麟が死んでも、王はすぐには死なないんですね。
でも結局は死ぬことは間違いない。
(メール欄)のに、その後も生かしておいてるのだとしたら、不思議だ。
きゃー(涙)
名前とメール欄間違えました……回線切って、逝って来ます……切腹!(ざしゅ!)
896 :
イラストに騙された名無しさん :2001/07/16(月) 11:30
これから楽俊は弓の稽古の為人間バージョンでの活躍が
多くなったりするのかな?人間バージョンもカッコ良くて
好きなんだけどちょっと複雑な気持ち。
>>894 泰麒を斬って死んだら次の泰果が実るだろう。王が死ぬのとどちらが
先だかはわからんが。
そうなったら玉座を専横することができんので、狙って角を斬った(=
麒麟としての能力を封じた)のではないかな。
>>893 泰がかなり荒れているのもそれと関係があるのかも。
898 :
イラストに騙された名無しさん :2001/07/16(月) 14:26
表紙がホラー小説のようだった。
WH版は2ヶ月後だったかな。待つ身は辛い。
899 :
イラストに騙された名無しさん :2001/07/16(月) 15:05
泰麒は戴に帰っても、麒麟であることを
証明するものが何もないので心配…。
せめて髪が金色だったらねぇ。
900 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 15:09
角ないと転変もできないんでしたっけ?
ドラマチックに正体をあかすシーンが見たいなあ(笑)
901 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 15:13
華胥の砥尚、メフィストで「としょう」とルビってあったので、ずーっと
トショウだと思ってたよ。
新刊ではしつこいくらい「ししょう」とルビられ(一ヵ所「としょう」
だったけど)てたのに、こっちも意地になって頭の中で「としょう」
と変換してた。
今では「砥」を「と」と読むのは訓読みだと知ったので、潔く負け宣言をし、
「ししょう」と変換するように努めてるけど、簡単には直らんよ。
それにしても、「ししょう」と「しゅしょう」、音が似すぎでないですかい?
音が似すぎの固有名詞はたくさんあるけど仕方ないって。
>>896 そもそもこれから先出番あるのか楽俊。
903 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 17:18
>>899 麒麟の「気」みたいなのがあるので、他の国の麒麟に証明はして
もらえるでしょう。
あとはごうらんを使令に持つのは泰麒のみだと知られていれば、
それでも証明できる。
髪の毛が金色でなかったら、お忍びのときにわざわざ髪の毛を
隠す必要ないから楽だね。
904 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 17:23
ごうらんて日本に忘れてきてませんでしたっけ?
あれ?
私の読み違いかも…。
泰麒救出のくだりはハラハラして心臓痛いから、
あんまし深く読めなかったですよ。
905 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 17:25
ゴウランは血のケガレが染みついてて
だれかのお預かりになってたような気がするが。
906 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 17:45
あ、なるほどなるほど。ドモです!
よかった。泰麒の唯一の攻撃的売りがなくなって
どうしようかと心配してましたんで。
安心〜〜!!
907 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 19:29
泰麒は自分の事を無力だと言ってるけど、
ケガレを除いたゴウランさえ帰ってくれば一網打尽できるのでは・・・
戴に帰って驍宗を探してた泰麒&李斉が危機一髪の所に
ヒーローの様に現れたりするんだろうか<ゴウラン
908 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 19:41
民衆に「僕が泰麒です」って言っても信じてもらえなさそう。
金髪だったらすぐわかるのにね。
ゴウランが戻ってくるのと同時に角も復活するといいな。
一網打尽にしたら、またゴウラン汚れてしまうのでわ
などとおもってみたり。
910 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 20:38
>>909 ゴウラン使えないんじゃ、
驍宗様救出は肉弾戦ではなく頭脳戦になるのかな?
でも頭脳戦は想像つかないや。
911 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 21:42
驍宗サマが出てこないのは、
背中を斬りつけられた時に生死を彷徨って記憶喪失、
又はどっかの州候よろしく洞窟か谷間のどっかに落ちて
自力で脱出不可能に陥っているに10000カノッサ(ワラ
でも王気を辿れば見つけるコトなんて簡単だと思うんだけど、
角がないと泰麒は王気を辿れないのかな?
泰麒の性格だと、
まず一網打尽は嫌だろうし、
ゴウランで一網打尽にしたとしても
「それはゴウランの力だから自分はやっぱり無力だ」とか言いそうな気が。
驍宗くん記憶喪失・・・。
小野さんのことだから、そんなありがちな設定にはしないと
思いたいゾ。結局、行方不明のあいだは記憶失ってました、
なんて展開だったらガカーリだよ。
(まぁ、蓬莱にいる間の高里くんは記憶喪失モードだったが)
わたしは奏后妃の「柳と泰の国内で何かが起こっているのか、
それとも妖魔のほうで何かあったのか」ってのがひっかかった。
妖魔に影響与えられるとしたら、更夜かなーなんて。
具体的にどんな事態になってんのかはサッパリ想像つかないけど(藁
914 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 22:36
>>913 あー私もそう思ってた。
更夜出ないの気になってたし…
更夜ったら、雁がいい国になったら行くって言ってなかったっけ?
915 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 22:55
新スレってもうたったの?
まだだったら、だれかよろしく!
今日はもう寝ます、おやすみ。
延王は更夜とも知り合いなんだよなあ・・・
顔広いよなあ・・・
全部延王に頼んじゃえば解決するのかも(笑
やっぱり阿選の「妖術」が何なのか分からないとなあ。
戴の状況と柳が関わってるのかどうかも謎。
・・・早く新刊読みたいよう。
917 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/16(月) 23:36
半獣なんてのがいるんだから、半妖なんてのも稀にいて、実は阿選がそれで
不可思議な妖術があるとか・・・なーんて。
>>917 阿選の幻術の源は、以前もこのスレで誰か言ってたけど(メール欄)
じゃないかと思う。
獣が空飛んだり不老不死があったりと不思議な世界だけど、
いままで幻術使いなんてあからさまにアヤシイのは出てこなかったもんね。
この人もともと武官だし、なんか隠し玉的アイテムでもないとそんなスキル
は身につけらんないような気が。
ところで、講談社ブッククラブのサイトで十二国記カレンダーの予約
始まってるよ〜
新スレ・・・立てとこか。
遅くなっちゃったけども。
みなさん反応ありがとうございます。
私が
>>889の(メール欄)だと思ったのは、
ただ(メール欄)なんですねえ。
泰王さまの今の状態・・・幽閉中?とかね。
――次はどこの国が舞台になるんでしょう? いまだ描かれていない国もありますが。
「次はまちがいなく某国です。某国の某麒麟が主人公(笑)。と言えば熱心な方にはわか
っちゃうかも(笑)。シリーズにとって重要なエピソードを、外伝のままにしておくわけ
にはいかない事情ができたんです。構想の上で。それで、まあ、そのお話をあくまで十二
国記という枠の中で再描写するつもりです。その後は、漣か、あるいは慶に戻って陽子の
エピソード。20世紀中にこの三作はまちがいなく出します。その後は、いったいいつにな
るか自分でもわからないのですが、これまで書かれてない国の話を書いて、陽子や延王の
エピソードもあり、登極したばかりの珠晶の暴れっぷりも書きたいなあ(笑)。ま、すべ
て長編にはならず、いくつかは短編ということになると思います」
――シリーズはあと数作で終了という噂もあったので、それだけ書かれる意欲があるとい
うのは読者も安心すると思います。
「これは作家の業だと思いますが、構想がどんどん膨らんじゃって、書きたいことが次々
に思い浮かんじゃうんです。正直、『図南の翼』を書く前は“あと2つか3つで終わりだ
な”とかも思って、うっかりそれを口にしちゃったこともあるんですが、いまはシリーズ
は長い物語になることははっきり決まって、最後の展開まで決まっています」
――その今後の展開を、さしさわりのない範囲で教えてください。
「そうですね。細部まできっちり決まってるわけじゃないということと、大きな変更もあ
りうるという前提でなら」
――それでかまいません。
「熱心な読者の方はもう気づいていると思いますけど、いま、いろんな国の王になってい
る人物は、誰も王制、いわば天の理に幻想を持っていません。十二国のシステムにすごく
懐疑的なわけで、他の人間がやるより自分が王になってたほうがマシ、仕方なく王をやっ
ている王がすべてなわけです。彼らはやがて、全員が出会うでしょう。そのとき合意され
るのは、やはりシステムへの抵抗。一方、各王にはそれぞれ麒麟がついていて、この麒麟
という生き物はその成り立ちからしてどっぷりとシステムの内側にあるわけです。システ
ムを支える生き物といってもいい。システムを壊そうとする者と、支える者。その対立を
描くことがシリーズの最後です。双方が相手を愛するがゆえの対立、悲劇になっていくと
思います。王と麒麟がそれぞれの意思に反して闘わざるをえない悲劇です」
――それは壮絶な展開ですね。
「単純なハッピーエンドにはならないでしょうね。悲しい終わり方になると思います。あ、
そうそう。王たちが天帝とその理に決定的な疑念を持つきっかけを作るのは、ある作品に
登場したある人物です。その人物が蓬莱からある国に海客となってたどりついてある王と
会い、ある麒麟と再会し、そして…。しゃべりすぎました(笑)。シリーズの読者の方々
と、再来年、またお会いできることを楽しみにしています」
922 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/22(日) 19:05
>>924 最新版に入れ替えよう。&ls=50でエラーが出るバグはもう直ったよ
sage