つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ14

――つまらない本なんて、この世にない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドニー・ナカジマ（大英図書館職員）

　　我らは褒めちぎるものである。
　　楽しめぬ小説の在るは己が不明のゆえと知り、ひたすらに感性を錬磨するものである。
　　まだ踏み初めぬ地雷原に遊び、身を裂く鋼球の滋味を愛でるものである。
　　心を開け。　水となれ。　正負の別など忘れてしまえ。
　　あらゆる瑕疵の裏を読み、作者でさえも無自覚な深い含意を掘り当てよ。
　　ここは最果て、よかった探しコロシアム。
　　心ゆくまでさあ褒めちぎれ――！

まとめサイト
ttp://www.tumasyo.org/

・ここはつまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレッドです。
・褒めちぎり対象は商業出版されたライトノベルのみ（ライトノベルの定義は板ルールに準拠）
・新刊の褒めちぎりは公式発売日の24時（翌日０時）解禁。フライングに注意！
・世間の評価が高い作品でも、あなたがつまらないと思えば紹介できますが、
　多数のファンの反感を買うリスクをお忘れなく。
・逆に、あなたの好きな作品が紹介されていたとしても、あくまでその作品は褒められているのだとみなし、
　紹介文に対しての抗議・非難などはご遠慮ください。
・地雷作品をお探しになられている方。 地雷作品の購入をしようかと逡巡なされている方。
　当スレはあくまで“褒めちぎる”スレですので、以下のスレをご利用下さいますようお願い申し上げます。
・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。
　ネタの幅を狭める非難は控えましょう。
・地雷を踏んだら依頼するより自分で褒めちぎりましょう。
　どうしても辛い場合はここや雑談スレで話を振ってみると誰かが褒めてくれるかもしれません。

【過去スレ】
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ13
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1284044524/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ12
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1256029803/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ11
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1243032671/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ10
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1233719438/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ9
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1218301372/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ8
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1206109852/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ7
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1195723360/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ6
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1182840477/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ5
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1174045010/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ4
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1162105580/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ3
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1146626447/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレ 2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1139685986/
つまらない小説を無理矢理褒めちぎるスレッド
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1138195337/

GoodLuck

スレ立て乙です。
前スレでは褒めちぎったら
「面白そう」とか「読んでみたい」とか非常に不本意なことを言われてしまった。
ので、このスレでいつか雪辱を晴らしたい所存。

クソゲーオブザイヤーの論評を見てやってみたくなるようなもので
大勝利じゃねえのそれって

クソゲーオブザイヤー見てやりたくなるってどんだけドＭなんだよ

小説は人によって好みがあるからここでちぎられた作品でも当たりの可能性は普通にあるが
クソゲーオブザイヤーはガチでドMにしかおすすめできないブツだからなｗ

そろそろ殿堂入りのタイトルを設定したいところ
どれとは言わんが同じ作品のちぎりが何度もでてきて食傷気味だ

ここってある作品の全体の評価で褒めちぎるもんなの？
たとえばあるシリーズの一巻だけをクローズアップするとかはあり？

ありっちゃありじゃね
一巻だけほめちぎる人とか過去にもいるべ

あ、一巻だけって最初の一巻って意味じゃなくて今月出た新刊とかそういう意味でね

アリじゃないか？前スレでは最終巻だけがちぎられたって言うのも有った。それ以前の巻にちぎりが有ったかは知らないが

全部読んでなくて的はずれなちぎりしてるのは厭だぜ

ハルヒの途中の巻だけ褒めちぎったことがある

「キリス=キリン」　　C☆NOVELSファンタジア

本書の作者であるジム・グリムズリー氏はどうやらご本人もそっち系なゲイ作家として有名な方らしい。
という訳で本書にも同性愛描写があるのだが、同時期に同社から刊行された海外翻訳ファンタジー二作も
主人公がホモと仲間の一人がホモだったので恐らく翻訳ホモ強化期間か何かだったのだろう。
だがレーベルのメインはホモではなくあくまでもファンタジーなので「うへえ」と思った諸兄も安心して頂きたい。
事実主人公とキリス=キリン王が両思いになる理由が「主人公（美少年）＋王（イケメン）=運命」
で済むのに対し、原作では巻末に附録として約５０ページの作品設定資料がついていることからも窺える。

だがその膨大な附録は翻訳版では大胆にもカットされている。何故だろうか？
本書は魔術師である主人公が後年書き記した手記という形式をとっているのだが、予備知識を与えないことで
魔術師以外には何がどうなってるのかさっぱり分からない魔術の修行や魔術師同士の戦いについて
読者は想像力を養いかつ手記を読んだ作品世界の一般人と同等の目線になれるのだ。
また附録カットにより本書には読者の記憶力強化、脳トレの要素も加わった。
勿論設定資料カットとはいえ最初に地図と主要人物紹介のページはある。
だが溢れ出る耳慣れない作品用語、地名、人名に「これ何だっけ？」と巻頭に戻っても
名前と顔しか載っていない人物紹介と大雑把な地図に目当ての情報が見つかるのは稀で、
いつしか読者は後戻りを止めて真っ直ぐ前だけを見つめ、己の記憶力だけを頼りに読み進めるようになるのだ。
最終巻の巻末には答え合わせ用の簡単な用語集のみ付随しているので記憶力テストには最適であり、
読了後に挑戦してみるのもまた一興である。

更に驚くべきことに、これだけの要素を詰め込みながら読み終えた感想が
「とりあえず何かホモだった」になる事に読者は原作者のゲイ作家としての底力を思い知ることになるだろう。

ゲイ派とホモ派の争いが勃発しそうな、力のある評論であった。

なんだこのちぎりは…たまげたなあ

「とりあえず何かホモだった」に吹いたw

>翻訳ホモ強化期間
>「主人公（美少年）＋王（イケメン）=運命」
の腹筋破壊力www久しぶりに声出して笑ったわw設定資料ないとわからんのもひでえw

> いつしか読者は後戻りを止めて真っ直ぐ前だけを見つめ、己の記憶力だけを頼りに読み進めるようになるのだ。

このくだりの破壊力すごすぎw
そして原作にも目を通した>>16に乾杯

>>21
16だがスマン…５０ページの設定云々は訳者のあとがきに書いてあっただけで
原作読むような英語力はないんだ…

出版業界も震災で大変な時期である
だが電撃文庫は我々の期待を裏切ることがないであろう

その目でしかと見よ！
粗筋だけで歓喜に満ち溢れ、我らを喜びの野に導く今月/来月のラインナップを！
ttp://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1104.php

我らの戦いは未だ終わらない…ッ

新作が地雷、特に桃と鬼の轍とかもうクレイモア地雷が剥き出しで目の前に置かれるとしか思えないんだが
まあ、買うわけですけど

>>23
変愛サイケデリコの作者は期待しているヤツだった。
お主のお陰で今日は楽しい夜になるかもしれぬ

>12
俺、一巻ほめちぎって残り放置のシリーズがいくつかあるんだが、

(1)後の巻が小説として普通(良作ではない)になり、突っ込みどころがなくなった
(2)後の巻がより(自粛）になり、褒めちぎる気力が失せた。

このどちらかのパターンだ。
歳のせいか、中二病主人公の一人称と中二病ハーレムものを読むのが
精神的につらくなってきたよorz

厨二病は読むのが辛い時期があったな
今はまあ、西尾とか読めなくはないが読む気にならない

アニメにつられて原作買うとなんじゃこりゃッと思うときあるよね
IS？　いいえアニメの時点で予想できてましたが何か

西尾は一読の価値あり

テンプレにインク神のプロフィールは入れたほうがよくね？
http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/A1E1RV7PDJUPVM?ie=UTF8&display=public&sort_by=MostRecentReview&page=2

流石にそれは引くｗ

荒れる前に言っておこう、
「次のちぎり師は君たちだ！」

『妹がゾンビなんですけど！』　スマッシュ文庫　伊東ちはや

素♡敵な一冊と出会ってしまいました。
私の力量ではこの魅力を伝えきる事は出来ないでしょう。
しかし、この心中に渦巻く衝動を是非皆様と分かち合いたい！
ただそれだけを願って、ここで紹介に挑戦いたします。

ライトノベルの世界でも、Webにて発売前全文無料公開など
様々な宣伝方法が模索されている昨今。
この作品は公式にYouTubeを使ったプロモーションも展開している
スマッシュ文庫から出版されているのですが
何と大♡胆にもその動画中で
作者である伊東ちはや氏が自ら歌っているというのです。
なんともフロンティアスピリット溢れる試みであります。

このような姿勢は作品そのものにも及んでいます。
才色兼備な妹がブラコンってイイよね、だけでは無く
そんな妹を黄泉返らせて起きる悲劇、という枠に収まらず
それらと家族問題やコメディを組み合わせた全く新しいライトノベル
を目指したであろう本作、意欲的です。

ここまで私の拙い文を読んで下さったあなた。
あなたが感じたナ♡ニ♡カはおそらく間違っていません。
その感性の導くままに生きてください。
ですが、昔からこう言います。
「百聞は一見にしかず」
最後に前述のYouTube動画へのリンクを貼って締め括らせて頂きます。
ttp://www.youtube.com/watch?v=ijq2jzzfydo

>才色兼備な妹がブラコンってイイよね、だけでは無く
>そんな妹を黄泉返らせて起きる悲劇、という枠に収まらず
>それらと家族問題やコメディを組み合わせた全く新しいライトノベル

つ「さよなら、いもうと。」新井 輝　富士見ミステリー文庫

改行位置って重要なんだなぁ。w

>>33
ちぎり乙
誘惑に耐えかねて観ちまったよw絶対踏むもんかって思ってたのに

好き好きラブ〜♪

>>35
よかった同士がいてｗ
ちゃんとしている筈なのに読んでいて無性にイライラするこの感覚ｗ

今更前スレ読み終えたが、このスレの自浄作用に感心した。
いやちぎりとかでなく素で。

そんなお前らに敬意を表して俺も何か適当なもの読んでちぎってみる事にする。
つまらないといいな。

本末転倒だぜ

やっべ>>16すげえw恐ろしいwww
何となく読んでみたくなってしまったではないか。
でもさすがにそっちの趣味無いとキツそうだなー…＞「とりあえず何かホモだった」
見付けたら取り敢えずパラ見してみようかなw

◆アクセル・ワールド８　―運命の連星―

『……それが、≪災禍の鎧≫本来の姿かい？』
≪加速世界≫の最高意思決定機関である≪七王会議≫より、シルバー・クロウに下された決定。
それは、≪災禍の鎧≫に汚染された体を、一週間以内に≪浄化≫することだった。
もしできなければ、残りの六王から賞金首を賭けられ、事実上≪加速世界≫から追放となる。
黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、ハルユキを≪浄化≫させるため、
解呪コマンド保持アバターである≪アーダー・メイデン≫の救出作戦を発動する。
彼女は現在、≪無制限中立フィールド≫で到達が最も困難な場所、≪帝城≫南門の祭壇に幽閉されていた。
門を守護する超級エネミー≪スザク≫の強力な火炎ブレスをかいくぐり、
決死の覚悟で≪アーダー・メイデン≫を救出しようとする≪シルバークロウ≫。
しかし不慮の事態が起こり、≪アーダー・メイデン≫共々≪帝城≫内部に突入する羽目になってしまう。
≪帝城≫に閉じ込められたまま、ひとまずバースト・アウトした≪シルバークロウ≫と
≪アーダー・メイデン≫は、また≪脱出作戦≫を行うことを確かめ合うのだった。

――だが。

「着装……≪ザ・ディスティニー≫」
≪ISSキット≫に侵された≪シアン・パイル≫ことタクムへ、
避けられない対戦（デュエル）を挑んだハルユキ。
体力ゲージが残り数ドットとなったとき、ハルユキは謎の山吹色のアバターの誘（いざな）いによって、
≪加速世界≫最強の強化外装をジェネレートする。
タクムを蝕む≪ＩＳＳキット≫を引き剥がすために。
≪クロウ≫と≪パイル≫、二人の心意が強く共鳴し合い、そして、激突した。
「≪ダーク・ブロウ≫」
「≪レーザー・ソード≫」
それぞれの想いが絡み合い、ひとつの大きな物語へと収束し――！

まだ出てない小説のあらすじを貼られても何をしたいのか全く分からん

誤爆かと

AWもアレな道を爆進中で微笑ましいかぎり

よく分からないがクライムのカタリストをオラトリオなしでを思い出した

　　　　　 　　　＿＿＿_ 　 　
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　＼　 　 ─＼
　　　　／ 　し （●） 　（●）＼ 　　　　　 　ｸﾗｲﾑ　　　ｶﾀﾘｽﾄ　　　　ｵﾗﾄﾘｵ
　　　　|　∪　 　 （__人__）　 J |｢まさか、ニュー速のスレ立てを<Beポイント>無しで？｣
　 　　 ＼　　u　　 ｀⌒´　 　／
　　　　ノ　　　　　　　　　　　＼
　 ／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ



　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ●）（●）　　……なんでだろう。何を驚いているんだろう。
　. 　|　　　　 （__人__）　　　ふつう　　　ｶﾀﾘｽﾄ　　　ﾁｬﾈﾙ
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉただ普通に、この●を使ってスレを立てただけなのに。
　. 　 |　　　　　　 　 }
　. 　 ヽ　　　　　 　 }
　　 　 ヽ　　　　　ノ



　　 ／￣￣＼　　　　　　　　ｾｶﾝﾄﾞﾚｽ　なん　か
　／ _ノ　　ヽ_.＼　そういえば、>>2には何て書こう
　|　 （●）（●）　|
.　|　　（__人__）　|　　自分の一番好きなレスでいいかな
　 |　　 ｀―´ 　 |
.　 |　　 　 .　 　|
.　 ヽ　　　　　 ﾉ

賞金首を賭けるってどういうことだろう

あらすじだけでお腹いっぱいになるって凄いな…

ウィザーズ・ブレイン/三枝零一


「守りたいもののためなら、何を犠牲にしてでも救ってみせる」
一度はこの言葉を言い放ってみたいと思ったことはないだろうか？
何を隠そう、この私も中学・高校時代のまだ夢見がちな頃に一時期そういうセリフを
言ってみたい衝動に駆られたことがあった

もちろん、現実にはそんなセリフを吐くようなものも機会もないし、夢見がちとは言え
現実との折り合いをつけてやっていくためには、妄想の世界にどっぷりと漬かって
現実の世界で前世の恋人を探すような真似はできず、読書をして空想の中だけで
満足していた

だから、この本に出会ったときには私は衝撃を受けた。
主人公の倒すべき敵は無く、主人公がこんな結末を導くような話があったのか！と。
そう、一人の惚れた女の子のためなら、何百万の人が住む都市ひとつを滅ぼしてもいいんだ！と
ドラクエ４のような、ロザリーを殺されたピサロが人間を滅ぼすことを決意するようなストーリーは主人公と
敵対する側でしか語られることはないだろうという思い込みをもっていた私には、この本は
非常に新鮮なものだったのだ。
実際には探せば他にも例はあるのかもしれないが、そういう物語があることを教えてくれたこの本、
そしてこの本の著者には礼を言いたい。私にキャンプでつかう焚き付けを提供してくれたことを。

かつての日本の福田首相も言っていた、「人の命は地球より重い」
私はこの言葉の意味をかみしめながら、そっとキャンプの焚き付けとして火をつけたのであった

焚火したかっただけじゃねえか

キリス＝キリン買っちゃった…
このスレ恐ろしいな…
クソゲーオブザイヤーよりも、単価が高い分つい買ってしまうんだよね

○安い
×高い

クソゲーはある意味安く入手できる可能性はある

>>49
ウィザブレはKey未プレイである俺にとってすっげえ感動ものだった
当時高校生だったこれが普通に社会人になっても続いてるのも驚きだ
珍しくラノベでライトともハードともつかないSFやってるのも高ポイント

高度なちぎりだな。

今更だけど>>41のつっこみどころは8巻の予告なのに
ほぼ6、7巻のあらすじしか書いてないところだと思う

これ本当にあらすじなのかよ、酷すぎるだろｗ

読んでいる信者ならこの内容で展開が予想できるのだろうか・・・
とてもじゃないが専門用語が入りすぎててどう読めばいいのかもわからない

え、俺読んでないけど意味は普通に解ったけどなｗ
素直に組織とか装備とか言えよってのが笑いどころだと思った

この小説読んだらゲンナリするよ、あらすじの段階でコレだからねってことか
あらすじさえ読みたくないがｗ

むしろ、なんかレーザーソードってネーミングが混じってるところに
逆に作者の「ここでこんなストレートなネーミング入れてみたよ」的どや顔が浮かんでつらい

というか技名も実際の技も光剣出すだけだしぶっちゃけ二重括弧でとじて強調する必要性なくね？

そしたらオサレポイントが少なくなっちゃう

何よりのツッコミどころは「着装……≪ザ・ディスティニー≫」 だと思います。
心のなかで声に出してみてください。爆笑必至です

＜運命＞って厨二患者御用達ワードだもんな

この手のは抜粋すると破壊力が６倍増しくらいになって死にそう

SAO読んでみたがご期待にもれずちぎりたくなる出来
徹頭徹尾主人公TUEEEEEEじゃねーかｗ

たくなる　で終わる人はこのスレに不要。
迷わずちぎれ。ちぎればわかるさ。

お前、つまらない作品なのに好きでたまらないんだろう？
お前の大好きを分けてくれないか。

ここで大好きな作品を本気で誉めちぎったら何故かそれが一番評価が高かったな……

面白いけどつまらない要素も多い作品が一番やりやすい
なのでヒット作もけっこうこっちにくるね

結局、作品への興味が意欲になるだろうしな
「ああ、つまらなかった」で終わったら誰も書かない

視点を変えてみるとちぎりになってしまうことはあるな
タイトルと内容があってないとか、絵があってないとか

昔しゃっぷるを読んだときひどさに頭痛がして、ちぎろうかと思ったことがあるが
そこまで興味がないのでそのままだったな…

ちぎりにはある程度の情熱というか愛がいるよな作品に対する

ちぎりなしに作品名だけ挙げたら、つまんなスレの内容となんら変わんないよ

KAGEROU　水嶋ヒロ

皆さんはこの作品を読んで凄まじい衝撃を受けると思います。
特にポプラ小説大賞（名前あってる？）に応募した人はあまりに大きすぎて、
頑丈なロープを買いたくなるでしょう。
ロープで輪を作って首を吊りたくなるでしょう。

誤爆ということにしといてやる

具体的な数はわからないけど年末に本を母と妹に捨てられた。
多分その中には全ラノベの3分の2も含まれていた。
二人は大掃除の際の片付けだと言った。
さすがにそれにはカチンときて喧嘩になった。
揉めに揉めた末、二人に約束を取り付けることに成功。
「勝手に本を捨てません」
けど捨てられた本は戻ってこない。
捨てられた本の中には俺がこのスレでちぎったタイトルも含まれていた。
一つの時代が終わるのを俺は確かに感じた。
そして４月の頭、家に帰る途中、クロネコさんのトラックとすれ違った。
部屋に入ると漫画小説ラノベなど本を入れていたダンボールが無くなっていた。
家族を問い詰めたが、
「約束は破ってない」
そう言った。
確かに捨ててはいない。だって売ったのだから。
数日後、ハガキが届いた。
238冊1320円
涙がハガキを濡らした。
ばいばい九郎先生。ばいばい新木先生。

何で殴らないの？
殺さないの？
俺は縁切ったよ

誤爆が多いな

アリスインゴシックランドがやばいな
後書きが褒めちぎりとかセンスを感じるわ

なんかこう、面白そうだけど地雷なんだって伝えたいんだよな。
そういう表現ってあるだろうか？
今んトコこのスレのちぎりを見て使い勝手が良さそうと思うのは
『コロンブスの卵』とかだよな。

読者の想像力に任せる的な場合
（※決して著者が描き切れていないわけではありません）
・イマジネーションが無限に膨らむ
・空想の翼を広げる
・読者の想像力を刺激する、等々


あらすじ的ななにか
（※決して著者が説明文をだらだら書いているわけではありません）
・これ以上ないくらい明確に結論付けられている
・他の解釈を許さない明快さ


下半分が白い的ななにか
（※会話部分ばかりでページ数を稼いでいるというわけではありません）
・インクを節約する配慮が窺える

つまんない褒めちぎりにありがちな表現リスト？

>>84
サンクス。にしても最後のは苦し紛れもいいところだなｗ
>>85
ありがちって言うわけじゃなくて、笑えるけど玉砕したことを報告できる表現をだな。

アリスインゴシックランド/南房秀久

ようこそ、ゴシックランドの世界へ
舞台となるのは、19世紀末の古き良き大英帝国の帝都、霧とガス灯の街ロンドン。
跋扈するのは少女探偵、メイドをはじめとする、史実上、物語上の怪人、ヒーローたち。
引き起こす事件は、不可能犯罪に国家的陰謀、心霊現象、血も凍る猟奇、似非科学、さらにギャグにラブコメ。
グツグツ煮込んだ調理法（ストーリー）は、華やかなる時代浪漫風の仕上げでございます。
紳士、淑女のみなさま。
どうぞご賞味のほどを。

引用（アリスインゴシックランド/南房秀久　後書き）

あの有名な「バーン ネウロイは砕け散った」の作者様か

なんか、やけに、違和感のある、文だなあ

こら、あまり、アイマス2のテキストを、悪く言うんじゃないぞ。

南房秀久の設定はすごくワクワクするのに
読んだらがっかりするのはなんでだろう

西村京太郎の文も、大体、こんな感じに、読点が打たれているな。

今よく出てる戦場カメラマンみたいな感じか

>>91
南房ってなんであんなつまんないんだろう。
フレオリック読んでたけど、文章も構成もキャラもテーマもちゃんとしてるのになぜこんなにもつまらんのか謎で最後まで買ってしまった。結局なんも記憶に残ってないし…

まぁ待て
ここはちぎりスレだ

>>87
中学生に「文節とは何か」を教えるときみたいな区切り方だな

声に出して読むときの区切りだな

褒め区切るスレ

エレGY　星海文庫

いくぜ！星海社
何が飛び出すか誰にもわからない！
たった今、ここが「最前線」。
そう断言できる才能と作品を全力で打ち出していきます。
すべてはここから始まります。

これは星海社編集長兼副社長のコメントである。
実に期待のできるコメントではないだろうか。
最近ラノベ業界では新規参戦のレーベルが増えている。
「スマッシュ文庫」「このライトノベルがすごい文庫」「萌え萌え文庫」それらに比べ「星海社文庫」。
なんと爽やかなレーベル名であろうか、この段階から期待が膨らむこと必然であろう。
さらに期待できるのは「最前線」という言葉、どんな独創性あふれる作品が出るか楽しみである。

しかし新興レーベルの定めか、知名度の低さには抗えない、未だに星海文庫を知らない人もいるだろう。
『エレGY』について述べる前に簡単に星海文庫について説明しよう。

星海文庫。今年１月にからラノベ界に新規参入にた期待のレーベルである。
レーベル発足第一弾の「最前線」ラインナップはかの有名な『ひぐらしのなく頃に』と『Fate/Zero』。
『ひぐらしのなく頃に』は2002年に始まったものでアニメ、漫画、ゲームにもなっており、小説としては講談社BOXから絶賛発売中。
『Fate/Zero』の原作は2006年に発売されたものである。
どちらの既に一定のファンのいる人気作だ。
３月発売分まではこの２シリーズの続刊のみである。

その星海文庫から先月４月、ついに新作が登場した。
期待膨らむ新作。なにせ「最前線」。その作品が『エレGY』だ。
私は作者について、あらすじなどを調べずに購入を決めた。
何故なら「最前線」であるからだ、ラノベ好きなら誰もが興味を持つであろう。

期待を胸に読み始める。おっと、その前にあとがきでも読んでみよう。
別に毎回あとがきから読むような主義ではない、「たまたま」である。

なになに……
本書は、2008年に講談社BOX文庫より小説として刊行されたものを、改稿のうえ文庫化したものです。

そう、これが「最前線」星海文庫。
発足から５ヶ月未だにオリジナルは無い。

作品でちぎってくれ

いやこの手のちぎりはありだな

最前線が……採録だと……？

>>99
乙。
いや、俺はアリだと思うけどねこの「最前線」路線も。
新人の募集とかもかけてるけど新人の作品だからって「新しい」とは限らんわけだし
「最前線」ってのは「新しい」という意味ではなく、
「第一線で戦える」という意味合いもあると思う。

エレGYはよく知らないが、今のところベテラン兵をかき集めてるだけだしなあ
それだけじゃ続かないと心配になるぜ

コミックバンチみたいなものか

特定の出版社を云々するわけじゃないけど
新人連れてきてはとりあえず一冊出させてみるぐらいの事やってかないと
作家もレーベルも成長しないよなあ


このスレ的にも面白くないし。

このスレ的に面白くないものを作るのがモットーなんだろ＞星海社

このスレ的に面白いものを出してくれそうなのは萌え萌え文庫だな
「赤い糸切れちゃうよ・・・。」はタイトルにさえ三点リーダを使わず中黒3つで対処する野心作

きっと変換し忘れたんだよ
俺も「・・・」を変換して「…」にするし

赤い糸がアマゾンで売り切れの件について

三点リーダは明確なルールとかじゃないからいんじゃね

いや明確なルールだろ

組版の業者が押し付けてるだけ

別にそこまで三点リーダを目の敵にしなくても…

単に反論したかっただけだと思う

ルールを言うなら三点リーダ一個だけもルール違反だぜ

基本は「……」と二個並べるんだっけか

でもこういう掲示板で二個並べると、えらく間延びしている用に見えて不恰好に感じる

三点リーダでもナカグロでもどっちでもいいじゃん。てんてんてんって書きたいだけなんだから。

まあ、、、とか。。。よりは……

講談社の漫画雑誌は原則二点リーダ‥
約物道は果てしないぜ‥迂闊に首を突っ込むもんじゃない

あぁ、講談社の二点リーダは何年読んでても慣れないな
なんでああしてるんだろう？

‥その時私は気付いた、あれは違和感を抱かせる事によって
台詞に深い意味を感じさせるというノウハウではないだろうか？
コマの中にやたらと挿入される「!?」同様の高等テクニックだとしたら？
自分は知らず知らずの内に講談社の術中に嵌っているのかも知れない
感服に身を震わせながら、私は静かにコンビニの棚へ少年マガジンを戻すのだった

>>122
な、なんだってー

なん…だと？

確か講談社のあれは、文庫の字詰めと行頭の一時空けの関係で、
読みやすいよう二点リーダにしたんじゃなかったか。
あるいは詰め打ちの強制が強いルールにしてるので、詰め安い二点だったか。
講談社、文芸春秋、新潮は、文学の歴史が長いので、古いルールだったり、
あるいは文豪が「この書式じゃないとイヤだ」で変えさせたルールだったり、
色々深いんだよね。
本当に約物道は果てしない……。

インデザインの講師の先生も、「ある意味日本の活字史とともにあるものなので、
語ろうと思えばどんだけでも以下略」とか言ってたなあ。

講談社でも植芝理一の謎彼女は三点リーダーだった
けっこう適当なんじゃないの

・・・って何のスレだよ

これだけ議論されるってことは「赤い糸切れちゃうよ・・・。」がちぎり的に期待されている
ってことで平常に戻りますか

>975
お帰り、僕らのジーニアス

誤爆ッた…すまん…

どこの誤爆かもろ分かり杉ワロタ

どこなん？

多分LIGHT WINGスレ

>>133
あー、初回の出だしから寒いとかラストが超駆け足アンド斜め上展開とか
色々つきぬけていたっぽいジャンプの打ち切りサッカー漫画ね

なるほど、出だしは敢えて低調にして読者を焦らし期待をもたせ、
ラストは怒涛の如き勢いと予想もつかない展開で、
単純に埋もれた漫画なんだな

>>134
おいあんた！！ふざけたこといってんじゃ…

やめろ>>136っちゃん!!!

>>118
慣れたら「…」じゃやっぱり短か過ぎると思うようになる。
そんなもん。

「赤い糸切れちゃうよ・・・。」は本の体裁含めてちぎりどころ満載じゃね？
ただ、今のところ上巻だけしか出てなくて話として完結してないからね
下巻発売までしばらく我慢することにする

　アクセル・ワールド４　川原礫

　ギャンブルの経験はお有りでしょうか？
　私は競馬にしか縁がなかったが、あれはハマるとなかなか熱くなれる。
　とくに穴。穴ってーのは本命からいい感じに外れた、配当がでかくて当たれば美味しい、まぁ狙い目って奴なんですがね
　それがキタ日にゃー貴方、もう大騒ぎですよ！　どんちゃん騒ぎ！
　でね、私、このラノベで出逢っちゃったんです。天性のギャンブラー、って奴に。
　ひょっとしたら赤木しげる超えたんじゃないか、ってくらい。ありゃ、狙ってましたね。とても素人に出来ることじゃないのに平然とやり遂げましたよ。
　やや、ホント。マジですって。信じてくださいよ。
　名前、ですか？　……そうですねぇ、私も風の噂で聞いたんですが、なんでもストリッパーチユリって呼ばれてるらしいんですね。
　察しがいいですね。そう、主人公の幼馴染で……。唯一主人公のことをネットゲームのチートさ以外の理由で惚れてくれてる娘ですよ。
　ま、オス付きですけど。
　……そうがっかりするこたぁないですよお兄さん！
　そりゃヨロシク出来る仲にはなれないけど……カノジョ、おだてりゃ脱ぐからさ。オカズには困りませんぜ。ヒヒヒ。

　是非とも試してくれよ。この巻だけを読めば最高にハイになれるぜ！　上巻の三巻と合わせて読めば地球圏外にイケルこと間違いなしだ。

なんか普通に褒めてねーかｗｗ

むしろ何が悪かったのか分からない

ところで名前欄は何だ？

とりあえず名前欄にレスするならこの季節は虫避け対策もしとけ

アクセルワールドは一巻でゴミ箱の世界に直行だった

スレチだ

　おっと、言い忘れてた。　
　そう、『アクセル・ワールド４』の副作用の話だな。
　このラノベ、総量は350ページほどあるんだが――
　ストリッパー・チユリがどれだけ凄いギャンブラーかを語るには、少し紙幅の都合が悪かったんだろう。
　だから本巻では主人公と、三巻で新たに現れた敵が対決する。
　ちなみにその敵を簡潔に説明すると、ヒッキーがチートを使ってリア充になりました、ってところだ。
　ソイツが同じくヒッキー候補生だった主人公をイジメて更に上り詰めようとする。
　そういう300ページほどの刺身のツマの合間にカノジョのスゴさを伝えようとしているんだ。
　手に汗握るってもんじゃねぇ。
　見た目がブタみたいな主人公が唯一持ってる長所。
　――それは、ネットゲームのレア装備。
　敵に奪われたソレを、カノジョは全てを賭けて取り戻す。
　自分たちの日常や彼氏の信頼、主人公の矜持、果ては己の貞操さえ賭けて。
　ALL or NONSENSE
　これは、そういう物語だ。

黄金のワンパターン
とあるボクシングマンガで日本王者となった主人公に最近つけられた称号である。

『アクセル・ワールド』の作者は同じく電撃文庫で『ソードアートオンライン(以下SAO)』を執筆しているが、
話の展開は「１巻で本妻をゲットした主人公が２巻以降ハーレムを形成する」
といったものである。
特にSAOでは１巻で、ネットにおける女性比率は低く美人ともなるとレア中のレア
と言及しているにも関わらず、２巻で新たに３つのフラグをたてるあたり
この作者のハーレム好きが窺い知れる
(ちなみにSAOのあとがきで好きだと作者は明言している)

愚直なワンパターンの果てに王者となった某主人公のように、
両２作ともにこのまま売れ行き街道を突っ走ってほしいものである

【地震】PHS,ソフトバンク,AU,OKドコモ全然ダメ
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1299862346/
ａｕ攻勢で失速　「神話」に影 ドコモ初の減収減益
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1115774748/
ドコモ、イー・モバイルに抜かれ４位
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1202395875/
ドコモが韓国KTFに資本参加し技術やノウハウを提供
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1134535532/
こりゃドコモ潰れるね(･∀･)ﾆﾔﾆﾔ11
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1215678351/
ドコモ関西、基地局建設で古墳・嵐山を破壊　３
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1150457848/
●●●嘘つき企業となったＮＴＴドコモ●●●
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/phs/1208591242/

この本で、焼いた焼肉が、とても美味しかったです。

たき付けにするとき、そのまま火をつけると表面だけ燃えて
なかなか中が燃えなかったりするよな！

というか紙で網焼きすると灰が舞い上がって、肉につくいてまずくなるから、褒める事が出来なくなっちゃうぜ
せいぜい種火用だ

お勧めは焼き芋とかのホイル焼き系

いつからここはたき火に向いてる本を褒めるスレになった？

どんな本だって役に立つ
本は素晴らしいなあ

そう言いたいのですよ

燃やすとあたたかい

境界線上のホライゾン一押しですね

鈍器に使えるな

電撃は紙が厚めだから（燃料としては）お得
スニーカーは薄いんだよな

薄いなら薄いで地球にやさしいよ、エコだよ！

薄い本としても使えます？

電撃のは燃え難いぞ。
本当に燃やした時につくづくそう思った。
風通しが悪かったからか
ががが文庫あたりがいいのでは

ふぁみまっ！をちぎろうと思ったが、これ鬱陶しい肥土員スレのほうがいい事に気づいた

どうでも良い知識だが、
文庫本を洗濯すると背表紙のノリの部分だけ残る
そして洗濯物に紙の繊維がいっぱい付くので
もう一回洗濯するハメになる

ありがとう
俺は文庫を洗濯機に入れないように気をつけるよ

ぼくと彼女に降る夜　[富士見ファンタジア文庫]　八街歩

人が抱える心の闇。それは時に鮮やかに、時に執拗に、時に遠回りにこれまで幾人もの作家によって描かれてきた。
一言で心の闇といっても千差万別である。
ある巨匠は映像で暴力の陰惨さを、
ある文豪は小説で現代の空虚さを、
ある記者はエッセイで差別の無意味さを、
あるいは他にも幾人もの人々が、幾つもの種類の心の闇を我々読者に提示してきた。
あまりに鮮烈に描写される闇から目を逸らしたくなることもあるだろう。
しかしそんな闇から、人は逃げてはいけない。私たちは生きていくうえで、そんな闇とも向き合っていかなければならない。
数々の名作たちはあえて闇を描く事で、それを私たちに教えてくれるのだ。
そして今回また新たに作家・八街歩が人が抱える心の闇を、これまでにない鋭さ、深さで私たちに提示してきたのが、この「ぼくと彼女に降る夜」である。

まずは主人公の説明をさせていただきたいと思う。
『主人公・清夢 騎人(すがむ ないと)は非常に優れた知力、体力を持っていながら目立つ事を嫌い、実力を隠して平凡な人間を装って暮してきた(伊達眼鏡)』
この時点で恐らく、心の弱い方ならばこの本と向き合う力を失っているだろう。
そう、本著が描く心の闇とは、ずばり『中学生の時の妄想』なのである。
ライトノベルを嗜好するものならば一度は抱いたあの闇を、本著は冷淡とも残虐とも言えるほど容赦なく突きつけるのだ。
『騎人(ないと)は幼少より絶端流剣術（たちばなりゅうけんじゅつ）を習っており、プロ顔負けの実力である。しかも幼い頃に最強の魔乖咒(まかいじゅ)である「滅」の第四咒法(核兵器に相当らしい)を習っていたが、その記憶は封印されていた』
変な名前、剣術、造語、難しい漢字、とりあえず核とこれでもかと丁寧に描かれる心の闇に、読者は震えと赤面が止まらないことだろう。
しかし、八街はまだ追求の手を休めない。

やたら気取るけど要点を捉えない会話、やたらと長い説明台詞は数を重ねる毎に読者のSAN値を削っていく。
偶然と主人公側の「おいおい」と敵側の「え？何してんの？」で構成したストーリーは、どんな心の強靭な人間でも読み続けるうちに手の震えが止まらなくなるだろう。
読者は八街歩の提示するこの心の闇から、逃げたくなるはずだ。
しかしどんなに忌避しても暴力が消えないように、どんなに憎んでも差別が無くならないように、どんなに逃げたくても、貴方の黒歴史は、しっかりとそこにある。本著はそれを教えてくれるのだ。

貴方は本当に、黒歴史を乗り越えてきたのだろうか？
ただ忘れただけで、封印しただけで、乗り越えた気になっていないだろうか？
本著はそんな欺瞞を暴き、改めて痛みを教えてくれる。
そして突きつけられた痛みを乗り越えて初めて本当に、黒歴史を乗り越えた新しい自分になれるだろう。
貴方も『ぼくと彼女に降る夜』を読んで、自らの心の闇に、向き合ってみてはいかがだろうか？


最後に速攻で我が家からブックオフに消えた本作に変わり、設定を確認して再度身悶えさせてくれたWikipediaに最大の感謝を。

どこかの厨房のノートみたいな内容のアレか
確かにwikiを見ただけで変な鳥肌が立つよな

厨二病患者だった人間は即死するレベルだろこれｗ

剣人（そうど）
刀人（ぶれいど）
爆人（ぶらすと）
嵐人（てんぺすと）
優人（えくせれんと）

こんな名前を考え付けるセンスを厨二病で括るのはもったいない気がする

というより、これは作者の意図が本当にそうだったりしてｗｗ

心臓が爆発しそうになった
というか>>168を見るとガチで狙っててもおかしくないだろコレｗｗｗｗ

ＩＳはずっと進化を続けている
最新刊ではタイトルの後の数字が６から７へと変わっている
同じようでいてやはり違うのだ

この変化に気付いた私もきっと少しは成長できたのであろう
次巻ではどんな変化が見られるのか、今から楽しみである

アマにあったやつ
ひどいｗ

>>168
順に読んでいって、えくせれんとで吹いたｗ

むしろ俺の中二力はまだまだだったって思う…
すげえよー【てんぺすと】はすげーよー

今月出た世界観繋がってる新作は設定は中二だが文章は割りと読めるようになってたな
散々編集に指導されただろコレ

俺的にはテンペストよりもエクセレントが神がかってる

最初はDQNネームみたいなのに気づいたら邪気ネームになってるな
狙わずやってるならある意味才能あるね

なんというか狙ってはいるけど狙いとは違うところにすっ飛んでるというか

>>168
剣人は現実のDQNネームとして本当にありそうで困る

静人（さいれんと）
巨人（じゃいあんと）
神人（やがみらいと）　etc

この手のネーミングならいくらでも増やせそうだが
wikiみたら　絶端　進人（たちばな　あどばんすど）　ってのもいるのな
しかもそれが女とか作者は笑いに走り過ぎだと思う
あと　えくせれんと　って昔飼ってた犬の名前なのな

沈黙って書いてサイレントって読ませるくらいのセンスだな

どこの悪鬼だ

エクセレントはジル・ベッソンの声で再生されるから困る

この部室は帰宅しない部が占拠しました。(おかざき登/MF文庫J)


世にいう学園ものというジャンルの作品の中には部活ものという内部ジャンルがある。
文字通り主人公らが所属する部活動を全面に押し出した作品ということになる
ただし運動部の場合スポーツもの、格闘ものという別な観点の各種目に位置付けられるので
大抵の場合はいわゆる文化部を差すことが多いようだ。

ただこのジャンルは一筋縄ではいかない。音楽部系や美術部、文芸部など既存の部活を扱うのと
主人公らが、独創性溢れる「やりたいこと」を見いだし新しい部を立ち上げるの二通りがあるが
活動内容を生かしきれないとメインキャラ達を群れさせるための単なる方便にしかならないのだ。
無論、部活動そのものより部員の日常に軸足をおいた作品でも良作や人気作は生まれているので
どちらが正しい手法か、という話ではないのだが、ハナから方便でしかない例が目立つのも事実だ。

ことライトノベル作品においては、顧問をふくめて主人公以外の関係者を全員女性で固めた、
学園ハーレムものをやりやすくするため設定上の建前として創作されたとしか思えない部も多い。
(無論、これは生徒会・委員会においても、時には学級はおろか学校そのものでさえも
適応できる作劇場の類型であることは指摘しておかねばならないだろうが)
本作は、そんな中で画期的である。作中の設定においてさえ方便にすぎない新部創設を描いたのだ。

実質的な本編の幕開けは、夜の教室に忘れ物を取りに行った主人公(シスコンの家事男)が、
同じクラスに転校してきた寡黙で無表情なヒロイン1(流浪の格闘家の娘で野生育ち)に襲われ
逃げるさなか幼なじみの後輩ヒロイン2(魔術師一家のネクロマンサー)と出くわすことから始まる。

彼女達がそれぞれの理由〜片や校内を縄張りと認識して、片や魔術に使う死体を掘るため〜から
夜の学校に住み着いていた（なお双方ともお互いの存在は気づいてなかったらしい）ことを
聞かされ、その夜は成り行き上三人で夕食をとり学校に泊まることとなった主人公だが、
翌日意志疎通のズレと成り行きでそのことが周囲にばれ、かつヒロイン3・生徒会長（腹黒）に
二人が夜の学校に無断で滞在してることを校則違反と糾弾されるに及び意外な行動にでる。
部活新設が割合自由に認められているのを逆手に取り『帰宅しない部』を立ち上げたのだ。

『帰宅しない部』。何という斬新な解釈、また何という割り切った展開であろうか。
この部活動には夜の学校に(無許可で)寝泊まりという校則違反なんてレベルではない行為を
大手を振ってまかり通らせる（正確には反対意見に対抗する）方便以外の意味は全くないのだ。



なおこの生徒会長、理事長の孫とか武装親衛隊的な風紀委員を従えてるとか、従弟の主人公を
子供の頃から家来扱い(行為の裏返しなのは多分間違いないが)とか、強権的な人物とされるが
その言動はすくなくとも体制側の人間としては外れたものではない。

物語の後半はお色気イベント込みのお泊まり会的な一夜を経ての武装風紀委員部隊との抗争で
これは最早部活ものではなくその化けの皮を被った別のもの、籠城戦、立てこもり事件を
武装グループ側の視点で描いた作品だ。校舎のガラスを割ったりバイク盗み乗りするような若さと
世間の大勢とはかなり外れた生き方や目的意識がなせる、新しい形の体制・秩序への反逆だ

つまりハーレムラノベ版七日間戦争みたいなもん？

とはいえ、彼らはあくまで自由意志や当人なりの価値観・思惑でそうしているにすぎない。

主人公にしたところで基本は妹が何より大切、な人なので｢母が単身赴任の父に会いに行く際
妹も観光気分でそれについて行った｣という状況でなければここまで私生活を犠牲にしてまで
彼女たちの生き方を擁護しようとはしなかったろうし、ネクロマンサーも死体を入手するのに
墓あらしなどの手っ取り早い不法行為に走ろうとはしなかった。そこが本作の特徴でもある。

主人公が妹以外の女子の為に尽力していることへの反発ゆえ武断主義に走った生徒会長を含め
彼らは過度につっぱっていないというか、適度にゆるい。現代の学園ものではそれがリアルなのだ。


なお終盤で会長が引き下がる際、申請書を渡しながら今はまだ必要な部員数に満たないと告げるなど
学校に無理やり居残るのを｢そういう部活だから｣という理屈で正当化するのなら当然の帰結だが
あくまでもこの作品は部活もののパッケージを外骨格として展開されるようである。


実際異色すぎる部活もの、というバイアスがかかる効果は個人的には思っていたより絶大だった。
｢社会性皆無な野生児にいきなり学校通わせるのは流石に無理があるというか普通に無茶だ｣とか
｢そもそも『うちの学校は古戦場跡だから死体が埋まってるはず』という前提が強引すぎるし
『動物の死体も操れる』位の事実には、門外漢の主人公が指摘する前に気づかないものか？｣とか
｢何でラストに挿し絵もなく登場した妹(強かなヤンデレ？)が一番インパクトあるんだ？｣とか
普段気になって仕方がないであろうレベルのポイントがさして気にならずに読めたのだから。

>>183、184、186 　乙。
あとこれは余談だが、183が書き込まれた時、自分はその場に居たのだ。
選評が書き込まれる瞬間に居合わせることはこのスレの難しさ故に稀で、 私は小躍りしながら感想を書くのを堪えて続きを待った。
キミの名前欄に燦然と輝くワンスラッシュスリーが、
まだあわてる時間じゃないと囁いてきたからだ。

何かただの感想文にしか見えんのだが

結局何が言いたいのかわからないのが惜しいところだ

この部室は帰宅しない部が占拠しました。(おかざき登/MF文庫J)

ヒロインは2人いる。狼少女とネクロマンサーっ娘だ。
ほかにもなんかいるが、生徒会長は○ッチだし妹は血がつながっているから除外だ。

ヒロインその１。狼に育てられた高校生といえば、｢狼少女ラン｣である。
しかし現代高校生は25年前の少女マンガの名作などしらないで
あろうということでいろいろと省略。その結果ヒロインは薄味である。

ヒロインその２。ネクロマンサー電波受信につき古戦場跡地の学校で死体を発掘中。
死体といえばデフォでウジがついているようなフレッシュな一品だろう。
主人公に対してデレて墓あらしはキモイからと言い訳する。
これは都市部の自治体は土葬を禁止しているので、焼骨しか
手に入らない事情を熟知しつつ、それすら知らない高校生
主人公に配慮した思いやりあるお言葉なのだろう。心配りに涙する。
そうでなくても、古戦場の死体？仮に上野だったとしても150年前。
戦国時代なら400年以上前だ。それって絶対骨だｒｐ！？

そのような病んだヒロイン達を騙しいや、教育してハーレムを築こうとする
主人公に対し、お姉さん風を吹かせて「ハーレムはダメよ」っと諭し
武力なお仕置きを加えるのが○ッチ生徒会長の使命である。
反抗する主人公。迷ったら、リア充で萌え・努力・友情・勝利だ。

対立は作品内にとどまらない、筆者と編集部の間にもある。
「ヒロインはケモナーでどうでしょう」という筆者の発言に対し、
「今回はヤンデレ妹ものでいきましょう」の編集の鶴の一声。
その結果できたのがヤンデレ妹を登場させるための、この長大な序章である。
読者は序章を味わうことができるであろう。

しかしこれら綱引きのあげく、作者の後悔はただ一点。
ヒロイン巨乳でなくてごめんなさい。
ここで筆者の心を代弁したい。この本のタイトルは
本来「この部屋は巨乳でない部が占拠しました。帰宅しなくてごめんなさい」
であったのかもしれない。

世知辛い世の中に抗し切れなかった筆者。厳しさを実感させてくれる一品である。

読みづらいなおいｗ

こんな連中につまラノ扱いされる作品は、実は面白いんじゃなかろうか？

何いってんのお前

MFは基本的にどれでもちぎれるだけに、ロマンに欠けるよね

アニメ化されてからだとミーハーっぽくてちぎりにくくなるから
アニメ化決定した作品をアニメやらない今のうちにちぎっとこうぜ

んじゃロウきゅーぶかCキューブの二択で

僕は友達が少ないでお願い

しまった、三つとも普通に好きだ
タッチ

有名作品をあてこするスレだっけ？

有名だろうが無名だろうが心のままにちぎれ

鈴木大輔スレで、「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」の次巻に糞化注意報が出ていたから買ってみてこのスレに相応しいようならちぎってみるよ

「ちぎってやる」、そんな言葉は使う必要がねーんだ
「ちぎった」なら使っていい

>>202
あれは1巻からこのスレに相応しい作品だ。

あそこから悪化するのは難しいという意味で、読者をハラハラさせない良心的な設計！

そんなクオリティのもの売り出す時点で良心的とは

おや誰か来たぞ

どうやらパパらしい

「僕と彼女のゲーム戦争」がちぎれそうだが、FPSユーザーにしか通じない感情でしかちぎれない。
もしくは戦争大好きな少佐殿のようにしかできない。
インク神のように誰にでも分かる、それでいてユーモラスなちぎり力が欲しかったぜ・・・

>>208
FPSプレイヤーで総統代行好きな人間がここに居るから問題無いな

>>208
呼んだか兄弟

テステス

>>204
いやアレは作者からしてこのスレにふさわしい。
二ノ宮君もよーアニメになったな、あれ。

同じ作者のニート吸血鬼もとんでもなかったが、つまらんくせに爆発力は低いせいでここ向きじゃないな……

質問なんだが、古い小説ってちぎってもいいの？
具体的には９８年発行なんだが
押入れに封印してたブツが出てきて無性にちぎってみたくなったんだが
あまりにも古くて投下しようか迷ってる

ここは新刊解禁が翌24時ってこと以外は特に制限はない
そして誰も知らない作品であっても、面白くちぎれていたらそれでいい

別にちぎる自体は古くてもラノベなのか微妙な作品でもＯＫだと思うよ。
結果、反響がないというリスクを覚悟さえしていれば。

まあ誰も元作品知らなくても書き方次第で面白くなるだろうから、がんばって。

昔のを時代遅れとか古臭いとかいうのは
さすがにちぎりになってないから注意な

サンクス。もう少ししてから投下してみるよ
初ちぎりだが遠慮なくツッコんで欲しい
知ってる人がいればだが

え？そこは普通「古き良き時代の大らかさがここにある」とかそんなんじゃないのか
近作だろうが昔の作品だろうが時代遅れ・古臭いは褒め言葉にゃならんだろ

スターオーシャンセカンドストーリー（上／下）　梅村　崇／百武　星男

RPG好きなら一度は聞いたことがあるだろう、スターオーシャンシリーズ。
本書はその二作目をノベライズ化したものである。
ゲームのノベライズというと原作のストーリーを当たり障りの無い表現で無難にまとめ、
毒にも薬にもならないものが多い中、
本作は徹底したリアルな描写によってそれらとは一線を画した作品となっている。
読者はこの作品を読むことによって、ゲームとは一味違った「リアルなRPG世界」を堪能することが出来るだろう。

まず読者の眼を惹くのは森下直親氏による挿絵である。
まるで絵画のような美麗なイラストはゲーム内ではデフォルメされているキャラクターのリアルな姿を鮮明に写し出している。
決して「リアル過ぎて気持ち悪い」とか「こんな姿見たくなかった」などと思ってはならない。

源氏物語がバリバリちぎれそうで怖くなってきた

本作は基本的に原作準拠、想像の余地がある部分に関しては
オリジナリティが見事に発揮されており、プレイ済みでも新鮮な驚きがある。
例えば仲間の一人が盗まれた剣を取り返すシーン。本作では悲鳴を挙げて逃げる相手を背後からバッサリである。
なんとも痛快ではないか。ヒロインも盗んだ相手の死体を見て「卑怯な人」と見事な追い討ちである。
加入メンバーの選定に関してもそのオリジナリティは発揮されており、
人気キャラとされる活発系ロリっ娘、金髪巨乳のお姉さん、獣耳ショタっ子はパーティーに加えず、
二十代男キャラ四人をコンプリートするチョイスは、作者の男気が込められており、読者は感嘆せざるを得ないだろう。
唯一不満があるとすれば、私のお気に入りのしっとり系人妻キャラが豪快なおばさんに
なっていたことだが、そんな些細なことには目をつぶろうではないか。
決して涙で前が見えない訳ではない。

ただの感想じゃねぇか

最後に、この小説の最大のウリである戦闘描写ついて述べてみよう。
本作は特にダメージ描写に関して並々ならぬこだわりが感じられ、
ゲーム中で所狭しと暴れまわるキャラ達が文字通り炭になったり干からびたり
ヒロインの顔に血をぶちまけたりしながら死んでいく
ゲーム中ではこんなことが起こってるんですよという作者からのメッセージは
私たちに間違いなく伝わることだろう
なお最終的にヒロインの力で全員生き返るので
その点はご心配なく。蘇生魔法は小説でも万能だ。

本作は９８年発行と古い作品だが、
まだまだ第一線で活躍出来る力を持った作品と言えるだろう。
気になった人は是非とも入手して頂きたい。

さて、書き終わったことだし久しぶりにプレイ中のゲーム本編に戻るとしよう。
放って置いた画面を見ると、画面の前にいる私に主人公が叫んでいた
「これなら満点だな！」

>>223
書き終わってから見てみると感想と言われて仕方ないレベルだった
勢いだけで書くもんじゃないな、申し訳ない

SO2のノベライズなんて有ったのか。ブルースフィアのノベライズなら読んで面白かったと思ったが
っていうかちょっと普通に読みたいんだがそれ


それと幸薄ヒロイン体質のアシュトンに人気が無いなどとは言わせんぞ

おつかれ。
自分もどんなんだか読んでみたくなった。w
主に挿絵を見てみたくて軽くググったんだがみつからんかった。

ううむ、もう一点気になる
メンバー構成だが、原作に忠実にいくとそうなっちゃうだろう

プリシス(ロリ)とオペラ(金髪)はストーリー上必然性の無いイベント参入だし、
プリシスと競合するボーマンはストーリーに絡み、オペラと競合するアシュトンの加入イベント作中屈指のものだろう
レオン(ケモミミショタ)はストーリーに一応絡むが競合するディアスの方が猛烈に絡んでくる

ストーリーに忠実になればなるほど、必然的に男臭くなるという…

つーかまあ元ネタの物語がすでにあまり面白くな（ｒｙ

おっ、スタオーを懐かしむスレかい？　構わんよボクは

緋弾のアリア　作：赤松中学　イラスト：こぶいち

ここ最近ではかなり評価できる作品かな
話のプロセスは『乱鴉の島』を彷彿をさせる構成
キャラの心理描写は『荒ぶる血』のように濃密で息詰まるようなとても“現実”と言ってもいいほど
さらに主人公の思想は人生は決まっているものではなくて、自分で造り上げるものというメッセージ性に富んでいる
自分はこの物語の貫くテーマは“本当の正義”だと思われる
笑っちゃうけれど自分だってほとんど同じような迷走する思考(哲学と言っても過言ではないが)をするのを軽快に文章化している

まあ、総括すると純文学としてもエンタメ文学としても両方の面から評価できる作品ですね
こんな作品を読まないのは損ですね

まらスレからの転載か
「ちぎり乙ｗ」と笑い飛ばせるような類のものではなく
ただただ気持ち悪い文章だな

ちぎってるわけでもないものに対して何を言ってるんだお前？

> まらスレからの転載か
と、きっちりそのことを分かった上で「気持ち悪い」と評してるのに、お前こそなにを言っているんだ?

まらスレならちぎってなくても当然のものだろ、それにちぎりがないとかバカばのか？

だから最初から「ちぎりじゃない」ことを分かった上で、と書いてるんだが
お前２回も書かせるなよ

いったいどこに「ちぎりと勘違いした」と書かれているんだ?お前の脳内解釈以外で

＞ちぎり乙ｗ
お前本人でもなにのに、なんでこんな絡んでくるの？つまらのスレとか発狂してんじゃんｗ

>>238
なにそのツッコミ待ち
>まらスレからの転載か
の同一レス内、その後に
> と笑い飛ばせるような類のものではなく
なんだから、つまり「ちぎり『だったら』もっとネタ臭するだろうに」っことだろ

ってか相手にボケられるとつっこみたくなるんだよ
しかもお前さんの場合天然臭いし

くだらんけんかはよせ

喧嘩するなら無理矢理褒めあえよ

>>239
なにその解釈ｗ
わざわざ別スレのものに対して気持ち悪いとか言う神経が信じられんわ

ここまで俺の自演

そしてここからも俺の自演

>>242
別スレだと気持ち悪いというべきではない、ってお前の持論がどういう経緯で出てきたか非常に興味深いな
まらスレに特攻してくる信者みたいなこと言うなよ。作者が一生懸命書いた物にに対してつまらないとか書くな、っての来てたの昨日だっけ

しかも話ずらしてるし。いったいどこに「ちぎりと勘違いした」と書かれているんだ?

ああ、わかりました！これぞまさに発狂信者の行動、って実例を見せてくれてるんですね。いやぁ、私の浅慮で絡んでしまい申し訳ありませんでした!
ここからもどうぞ話の噛みあわない批判を続けてください

キチ害コワイ

精一杯ちぎってみたが、相変わらず具体的に反論なし、ひたすら人格批判か
「いえいえ、分かっていただき光栄です」くらいの皮肉で返して欲しかった

誰もちぎりと勘違いしたとは書いてないけどな
まらスレから持ってきた、ちぎりじゃないと分かる文に対してわざわざ、ちぎり乙ともいえない
気持ち悪い文だとか言う意味が分からないだけだ

コヤツ…真性か

>>246
お前ホントにツッコミ体質だなww
2chに向いてないが、同時にボケを流されること程悲しいこともないから、ある意味必要な人材だろうwww
いやちぎりじゃなくマジでさ

ひょっとしてお互いに相手がキチガイだと思ってるのかもしれないけど
どっちもキチガイだよ

叩かれ慣れてないから信者よりアンチのほうが発狂しやすいよね

サーセン他所でも絡まれてウザかったんです(´･ω･`)

向こうにも書かれてるが、お前は本当に釣り臭いな
相手が反応するからってボケたおすなよ。可哀想だろ

それともやはり真性？

自演がすごいなオラわくわくしてきたぞ

褒めちぎるスレってよりも、ここでちぎった奴をけなすスレになってるな最近

キモすぎィ!!
ただただ気持ち悪いってレスしてる奴が一番気持ち悪いとか素晴らしいですね^^
このギャップは笑えますね

なんか俺のレスで良くわからん論争が起こってしまったようでスマン
このスレの趣旨とはかけ離れたものをわざわざ転載する意味が不明だったのでつい

謝罪ついでにちぎってみる

----------

オブザデッド・マニアックス（ガガガ文庫　大樹連司・著）

誰もが想像したことがあるであろうシチュエーション。
「学校にゾンビ（あるいはテロリスト）が現れ、混乱の渦に巻き込まれる中、
　自分は颯爽と危機に立ち向かい、ヒロインとの絆を深める」というベタな内容。
それを文章にしたのがこの作品である。

作中に挿入される数々のゾンビ映画の紹介内容を見るに、作者のゾンビ映画への
深い造詣と愛情を感じ取ることが出来るだろう。

人間味溢れたキャラクターたちもまた本作の魅力の一つだ。
非常事態においては尊厳や矜持などを守ることがいかに困難であるかを的確に
描くと同時に、安易に楽な方に流れてはいけないという警鐘をも含んでいる。

黒幕の設定も取ってつけた……ではなく安定したパニックホラーの原則に則った
納得のいく展開だった。
しかしそれらに触れられるのは最後の方の僅か数行。
これはパニック状態における少年少女の混乱と葛藤、さらには極限の中で育まれる
信頼関係や愛情などに重きを置いた作風に見事合致していると言わざるを得ない。
決して場当たり的に適当な設定を作ったなどと考えてはいけない。

本書を手に取った人はゾンビの恐怖からみんなを守るために創り上げた王国の
繁栄と崩壊というドラマチックな展開に心奪われ、涙すること必須だろう。

>>256
うわ、ただただ気持ち悪いですね^^
消えてくださいな

転載したやつを叩くならまだしも、関係ない元の文叩くってなあ

そのへんにしとけ

なんだろ、ちぎりじゃないやつのが上手いって

俺はこいつどうでもいいから叩く気もないがただ一つ言わせてくれ
「必至」を「必須」と書く奴は絶滅しろ

「気持ち悪い」という平凡な感想を掲げ他者を見下し、自分こそが絶対だと信じる。
その強く逞しい精神をこれでもかと見せつけ、自らの意に沿わない小物共を徹底的に駆逐していく。
そんなヒロイックサーガのような恍惚感を堪能できるWEB上のリレー小説。それこそが

^q^ < わたしです

>>256
そんなことよりID:alWBNNFwとID:xnXZ9p+kの自演について聞かせてよ
ねえねえ

うぜえ

荒れてるというか粘着荒らしが沸いてんのか…
>>255以降
親戚「大学どこよ？おいらっち早稲田なんやけど〜ｗｗｗｗｗｗ」
俺「東大です」
親戚「･･･え･･･！？」
俺「東京帝国大学です。」
親戚「･･･う、うわあ･･･ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
俺「どうかしましたか？」
親戚「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
俺「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと頭がいいだけです
　　から＾＾」
親戚「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ(小水を漏らす)」
俺「ちなみに理３です。」
親戚「あんっ！ああん・・らめ・・・もうらめえ！ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ（射精する）」

に見える

>>41
ゴルゴでそんな描写されたら俺が泣くわｗ

俺って宣言してるところを考えると>>256ってことなのかな
クッソ分かりやすい自演するような頭の悪い文章みたいだし

あ、すまん誤爆した

　 　∩＿＿＿∩　　 　　　　　　｜
　　 | ノ＼　　　　 ヽ　 　　　　　　|
　　/　　●゛　　● |　　　　 　　　|
　 |　∪　　( _●_)　ミ　　　>>268j
　彡､　　　|∪|　　 |　　　 　　　 Ｊ
/　　　　 ∩ノ ⊃　 ヽ
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

自演認定ねぇ…
自演と浮気は実は嫌疑をかけたがる方が、やましいから押し付けてるだけらしいが…

いい加減ほめちぎれや

親戚「大学どこよ？おいらっち早稲田なんやけど〜ｗｗｗｗｗｗ」
俺「東大です」
親戚「･･･え･･･！？」
俺「東京帝国大学です。」
親戚「･･･う、うわあ･･･ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
俺「どうかしましたか？」
親戚「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
俺「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと頭がいいだけです
　　から＾＾」
親戚「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ(小水を漏らす)」
俺「ちなみに理３です。」
親戚「あんっ！ああん・・らめ・・・もうらめえ！ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ（射精する）」

親戚「大学どこよ？おいらっち早稲田なんやけど〜ｗｗｗｗｗｗ」
俺「東大です」
親戚「･･･え･･･！？」
俺「東京帝国大学です。」
親戚「･･･う、うわあ･･･ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
俺「どうかしましたか？」
親戚「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
俺「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと頭がいいだけですから＾＾」
親戚「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ(小水を漏らす)」
俺「ちなみに理３です。」
親戚「あんっ！ああん・・らめ・・・もうらめえ！ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ（射精する）」

おかしいのが住み着いたな、ここ
ちぎって流れを変えたいところだが、近頃読んでないんで難しい
微妙だと思いつつ読んでる愛読書を無理矢理千切ると、
ちぎりソムリエのお前らに「これはエア地雷」と見抜かれそうなんでおっかねえ

>>275
それはあるな
世間的には糞だと思われてるけど、微妙に好きなんだよなって作品は、ちぎるときどうしても
自分が面白いと感じる部分を避けるため、手抜きではないんだがいま一歩踏み込みが足りないちぎりになる

怒りがないと微妙だし、愛がないとただの貶しになるもんな

怒りをネタに昇華できる人が羨ましい
センスないとできないもんな

ここ最近の評判を聞くと「僕が彼女に寄生中」がものすごかったらしいが。
ちょっと出足遅れて、まだ手に入れられてない。ちょー読みたいんだが。（このスレ的に）

あれは、一迅社のスレでちょっとネタにされているだけで、て普通のラノベですよ。
それよりも同じ大賞のナイトインスペクターの手に汗握るバトルシーンがかっちょよすぎる

褒めちぎり的にかっちょよすぎるのか

ナイトインスペクターは最初から最後まで作者の圧倒的な発想・筆力に背筋に冷たい何かが走りっぱなしだった
全く、とんでもねぇ新人だぜ

お前らをこのスレ的な意味で信じてさっそく買ってくるわこのスレのために

深山さんちのベルテイン　著者：逢空 万太

女装美少年に性的なご奉仕を迫るメイドロボ
さらにはツンデレ幼馴染というテンプレ
そのうえツンデレ不良先輩というBLも抑えてくる本作品
いかに作者が萌えを把握しあざといのか、ヒシヒシと伝わってくる

そんな彼らの何気ない日常を描くだけの物語
地球外生命体が地球に飛来しないし、人類の存亡がかかわっているわけでもない
それだけでいいんだ、と思ってしまうこと間違いなし
退屈な日常で平和を謳歌するだけ
刺激的な世界を楽しみたい人にはまずお勧めできないが
学生時代だけにあるような起伏がない物語を楽しみたいのならば
ぜひとも手に取っていただきたい逸品だ


P.S.
地球外生命体は飛来しないと言ったな
あれは嘘だ

名状しがたいモノでも降ってくるんだろうか。w

きっと本編は普通につまらないんだろうと予想できる本文に
僅かな追記を加えるだけで興味を掻き立てるとは中々出切るな

深山さんちのベルテインはなんというか、こう……
漫画誌で言うとまんがタイムきららみたいな小説なんだよ色々な意味で
ああいうのが好きな人にはオススメしたいぞ

幼なじみ男の事も書いてやってくれよいい奴なんだから

>>287
まあ、まんた曰く元々「萌え4コマみたいな連作掌編って需要あるのかな−？　もう原稿はあるけど」みたいなやつだったからねえ

男の娘好きにお薦め。

僕の妹は漢字が読めるを公式で読んでみたが、凄くちぎりたくなる内容だった
でもつまらなそうじゃないんだよな……

自分の好きなラノベがここでちぎられてると何とも言えない気分になるな
冒頭で初登場した人物が50ページ後に死んでてもいいじゃない。むしろそれがいい

二巻で死んだ人物を、じっかん

なんて誤投稿
ジークフリート・キルヒアイスが生きていたらこんなことにはならなかったのに

名文句なのにそんな使い方すんなｗ

>>291
人選びそうだけど立ち読み公開分までは面白かったな確かに。
そのあとの展開で爆死するかもしれんから、そのときはよろしく頼む。
まあ、ああいうメタな視点の入った物語をちぎるのは難易度高そうだが。

>>291
オオダイラ文体でよろしく

>>292
おい、禁書が大好きな俺がどんだけ辛い目にあってるか知って言っているのか
いや、ちぎり読んでる時はそれはそれで楽しいんだけどね

嫌いな作品よりも好きな作品の方がちぎりやすい不思議

まあ好きな作品はいい所も悪い所も含めて読みこんじゃうからね
１回通して読むだけでも色々な意味でキツい小説はほめちぎれるほど内容把握できない事も多いし
そう考えるとこのスレで真性地雷に突撃してく人は凄いと思うわ

好きな作品は叩かれてるとこもわりと同意できちゃったりするなー

僕の妹は漢字が読める 著：かじいたかし イラスト：皆村春樹

試し読みの段階でちぎるのはどうか、という批判もあるかもしれないがちぎらせていただく
なぜならこれは間違いなく衝撃作であり「買い」だからだ

まず表紙を見てみるとかわいい女の子のイラストに「妹」の文字
これだけでも世にいる訓練された紳士達は、あの手この手の妄想ができることだろう
だがそうはさせてくれない
その後の「漢字が読める」という文字を見て疑問符を浮かべてしまうのではないだろうか？
普通に義務教育を受けてきたものならば漢字が読めるのは当たり前だからだ

ではなぜ「漢字が読める」なのか
何を隠そうこの物語は23世紀の本を意訳したもので、その頃の未来には漢字がなくなっているというのだ
漢字がなくなる？そんな馬鹿な、と思う人もいるだろうが
歴史を振り返ってみると漢字廃止論という動きは何度もあったことなのだ
果てや全部ローマ字にすべきだ、という声まであった程だ

少し話はそれたが、この本はかわいいイラストに「妹」の文字を冠してはいるが
言語とは何か？言葉とは何か？文化とは？文学とは？ということを読者に問いかけているのだ
なぜ問いかけてるとわかるのか？
それは物語の中で登場するオオダイラ先生の小説が雄弁に語ってくれているのでぜひ試し読みをおすすめする
わわわ　でんぐりがえっておぱんちゅ きらり☆

また、試し読みの最後を見てもらえればわかると思うが
未来のことと称して昨今の日本の文学を憂いているのがわかる
つまりこれは言語学、文学、文化に歴史、そして未来までをも含んだ文学小説なのだ！

惜しむらくは妹が義理という一点においてのみだ
血の繋がっていない妹などただの他人でしかない！
そこには背徳感、禁忌感がないではないか！
好きになってはいけないのに抑えられない様々な気持ち、その心の葛藤がいいのではないか！

昨今のラノベの有様を嘆きながら
むつかしく考えなくても良いようにシステム化される世の中も表現した文学作品ということか

>>302
要するに言いたいことは最後の４行ってことだな。

まあ中には「義理だから倫理的な問題もクリアー、いつでもウェルカムだぞ兄様」
と主張する義妹キャラもいるけどな

ｹﾞｰﾑで「３親等です。１３歳です。絶対ダメですからね」から、
→同じキャラで、「見た目同じですが１８歳です。叔母じゃありません。ＯＫです」
なパラレルルートをそのキャラのためだけに一本作って、
さらにオチが「残念でした。夢オチです！！　あなた叔母で１３歳ですから、
主役と添い遂げることはできません！」
という壮絶な作品があったなあ。

エロゲじゃねえかそれ

兄妹だと思っていたら兄妹ではないと言われ
ヤッたあとに兄妹でしたという落ちがついたレッツ背徳

僕の妹は漢字が読める　の試し読みしたけどやばいなこれ。
「この世界観、面白すぎるんだけど！何この地雷！」っていう爆笑しながら強烈な地雷臭を感じたのは初めてだ
とりあえず特攻するわ

尼にもちぎりが上がっているな

>>309
アレだったらちぎろうかと思って買ったら普通に良くできた佳作だった。
作者良いバランス感覚してる。

読むまでバカにしてたのに読んだら面白かったラノベ

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1292882889/

妹漢、会社帰りに買ってきて読んだ・・・まさか>>311がちぎりだったとは！
完全にやられたよw

「僕の妹は漢字が読める」　著者：かじいたかし　イラスト：皆村春樹

公式で試し読み出来るようになり、一躍話題となった問題作。
本作品を切っ掛けに、HJ文庫の存在を知った人も多いらしく、今最も注目度の高い作品である。

主な登場人物は小説家に憧れる主人公、主人公を気にかける義妹、無口毒舌の義妹２、
初恋の相手に瓜二つな美少女、正統派文学を代表する大作家だ。

書いておいてなんだが、登場人物にこれといって特別なことは無い。
ならば何故、これ程注目を集めているのかと思いだろう？
正解は世界観にある。
本作品は23世紀の話であり、現代と大きく変わっている部分もあれば、変わっていないところもある。
試し読みをした人ならば、現代と本作品の23世紀との違いが既にお分かりのことあろう。
その現代との違いが、本作品の最大の魅力である。

本作品に一つ不満を上げるならば、公式のあらすじやタイトルからの内容のわからなさだろう。
『なんか話題になってるけど、どんな内容かわからない。』『試し読みできる環境がない』ってな方も多いはずだ。
以下に自分なりに分かりやすいあらすじを記す。
だが、単にあらすじを書いても芸がないので、23世紀の純文学を真似て書かせていただこう。

「ぼくのいもうとはかんじがよめる」　かいたひと→かじいたかし☆　えをかいたひと→みなむらはるき◎

でたひと→イモセ・ギン＝おにいにゃん（さっかになりたい！）
でたひと→イモセ・クロハ＝ぎまい（じつまいじゃないよっ！）
でたひと→イモセ・ミル＝ねこみみにゃ☆
でたひと→みろくいんゆず
でたひと→オオダイラ・ガイ＝すっごいさっかさん☆☆☆

おにいにゃんと　クロハ　でんしゃで　ぶーんぶーん
おにいにゃん「オオダイラせんせいにあうにょ！　たのしみ☆」
むねが　どきどき☆　←ちょーきんちょー

おにいにゃん「オオダイラせんせ　こんにちわ☆」
£　←てをあげた　ひろいんが　たのしそうに　はしってる　ところ
オオダイラ・ガイ「パンツは　しろいしょううちゅうだにょっ」
おにいにゃん「せんせっ　すごい　ぼく　かんどう☆」
オオダイラ・ガイ「『うすび』よんだ？　ぷんぷん」　←おこってる
ぼくも　ぷんぷん　ふたりで　ぷんぷん
オオダイラ・ガイ「ぱんつあらんずば　ぶんがくにあらず」　←めーげん

おんなのこ　でんぐりがえって　おぱんちゅ　きらり☆
きらっ☆　きらっ☆　きらり☆

いっかげつにょっ！

おにいちゃん「せんせいと　あう　ひさしぶり」　←きょーも　どきどき
きょうは　イモセ・ミル＝ねこみみにゃ☆　いっしょ

はくぶつかん　←すごかった◎　いってから　せんせのいえに　←　にかいめ

みんなで　ましゅまろ　もぐもぐ
おいしーね☆
もぐもぐ　ぱくぱく

あらすじ　おしまいっ☆
つづきは　おみせで　かって　よんでね☆　←いますぐ
おもしろいにょ☆

わわわ　もう　ちぎり　きちゃった　←おつっこ
おつっ　おつっ　おつり☆

これが23世紀か……

電車が無事に動くことが奇跡的な作品だな
全部機械化されてるのか？

とゆーか、>>315 の才能に嫉妬。

これが商業作品なのか…
馬鹿女の日記にしか見えん

発想は面白かったけど
試し読みで作中の小説のページは全飛ばししちゃったわｗこれは読めないｗ

ぶっちゃけこの文体で書かれてたとこが一番面白かったよ…
試し読み以降は本当にどうしようもない

案の定ネガキャンスレと化したｗ

>>314-316
まさかマジでこの文体で書かれてるのか…
久々に踏んでみたくなる地雷が来たかもしれん

こういう満を持したみたいに自分を大きく見せたい願望丸出しな文章を
考慮せずに使う人って
ただの下手物好きが権威ぶるってすげぇ滑稽なんだけど

>>326
自分を大きく見せたい願望丸出しで滑稽な文章乙

>>314
あらすじをオオダイラ文体で書けるセンスと根性に嫉妬したが、
……お前普通にこの小説好きだろｗ

本当に新しい文学の形を見てしまったのかもしれないと思わされた
ある意味でドラッグですよ

>>325
作中作以外はごく普通の文体だから注意な。

ネルリのちぎり見たときも思ったが、筆者がおもしろいと思ってる作品のほうが
いいちぎりになるんじゃね？

本気で面白いと思ってたら、スレの趣旨に反するだろ。

売れれば正義！

なら俺は悪でいい(ｷﾘｯ

つまらないのは間違いないんだけど嫌いになれないという作品は確かに存在する

九郎先生のことか

>>331が言いたかったのって、読者（チギラー）にとってつまらなくて、なおかつ
作者もネタや受け狙いとかじゃなく心底面白いとかかっこいいと思って書いている作品
こそがこのスレではちぎりがいのある作品なんじゃないのかって事では？

中村九郎は面白いだろ　黒白キューピッドとアリフレロと樹海人魚とエア彼氏しか買ってないが

>>337
そういう意味では上にあった「ぼくと彼女に降る夜」なんかは最高の材料だな
ウィキペディア読んでるだけでお腹いっぱい

>>338
そこまで買っといてなんで神様とロクメンダイス。を買わんのだ
富士見書房がそんなにお嫌いか

ロクメンダイスは売ってないからなー
中古で出てるの高いしw

苦労先生の本は文章がアレで設定が電波だからそもそも解読に苦労するが
内容は案外好きだよww

>340
売ってなかったんだよ
特に摂政少年は出張中の乗り換え駅の本屋で見つけて時間がなくて買い損ねてから
一度も見かけてないんだよ

みんな、おれと一緒に九郎スレで新刊を待つ作業に戻るんだ……

萌え萌え文庫は8月になったら誰かちぎってくれるだろうか。

萌え萌え文庫って今初めて聞いたんだが、すげぇな。
社員5人でバイト45人って時点であれだが、これでまともなラノベが出てくるんだろうか。

>>344
このスレ的には面白い文庫じゃね？

燃え尽きるのも早そうだから困る

萌えあがーれー燃えあがーれー

ほしゅ

キノの旅

読んではいなくても、大半のラノベ愛好家ならばタイトルを聞いた事はあるのではないだろうか。
一話完結のかなり短い話をまとめて一冊にしてある、忙しい現代人の読書事情に配慮された構成は
作者の温かい心遣いに感謝せざるを得ない。
そして肝心の内容は、ただ読むだけの本など飽きた！という方にうってつけだ。
前述の通りの、一話完結のかなり短めの話の中に、これでもかこれでもかとボケが盛り込まれているのだ。
第一話を例にあげてみよう。
数年前に開発された、飲んだ人間同士の思っている事が筒抜けになる強制テレパシー薬が原因で、
人は住んでいるがほとんど家に引きこもり、それどころか家族も不仲になり、
薬ができてから一人も子供が生まれず、入国手続きやホテル運営は全て機械が行う、
文明の発達した都市が舞台となっている。この随所に散りばめられたボケを、全てツッコめるだろうか。
努力してみよう。これは読書と言う名の、作者と読者の戦いなのだ。

まず薬を国民全員が同時に飲む訳ないだろう。
デメリットや副作用を恐れる人間がいない先進国など、あり得ない。
レーシック手術を考えれば分かりやすいかと思う。
眼鏡やコンタクトを使用する不便さから解放されるレーシック手術を、何故近視の者全員が受けないのか。
理由は経済面もあるだろうが、不安だからである。一度飲んだら取り返しの付かないテレパシー薬を
国民全員が迷う事なく飲むという異常さ。
さらに、飲んだ者同士でしか強制テレパシーが起こらないのに、ほぼ国内に留まる国民。
数十メートル離れれば薬の効果が届かないらしいので、普通に考えればお互いが干渉しないよう
国外にバラバラに移住するのではないか。その逆もまた然りだ。
国外から薬を飲んでいない人間を誘致もせず子供が生まれない、
とただ滅びを待つなどという無能な政府の治める国があるだろうか。
思いつく限りツッコんでみたが、残念ながら素人の私ではこれが限界である。戦いは負けを認めようと思う。
ツッコミに定評のあるダウンタウン浜田、ブラマヨ小杉などであれば、この数倍はツッコめたはずである。
この素晴らしいボケ本が、お笑い芸人養成所のテキストとして採用される事を願ってやまない。

言われてみればキノは突込みどころ満載だな
あれは色々な皮肉やあきらめにも似たものを感じさせてくれるから
今でも読み続けてる作品だな
だから中学生のころに面白いくらいにはまったんだろう

単に設定にツッコミを入れただけだな

悪いが褒めちぎってるように見えん

星新一のショートショートにツッコミ入れてるようなもんだしな

難癖と軟膏はどこにでもつけられるって奴だな

まあつまらないと思ったってことは、伝わったよ。お疲れ様

酸欠になりますよ！を思い出した

>>349-350
「褒め」がちょっと足りない感じ
不満を言うよりも自分で書けといわれたら返す言葉もないけど

>>349-350
そういうご都合主義展開は仕方ないよ、だってタイトルからして"Kino"の旅だぜ
エンターテイメントである"映画"にそんなきっちりとしたことを求めちゃだめだよ

意味がわからん

分かりやすい解説するとcinema（映画）の元kinema(kinein「動く」が語源)と言う言葉があり、
ドイツやポーランドでは映画（kinematograph）のことをkinoと略す
で、wiki見るとキノの名前はそれから来てるらしい。俺も知らんかったがググったらすぐ出たぞ

ぶっちゃけキノは星新一のショートショートを冗長にしたように感じるのでそんなに面白くはないが、俺も理不尽な設定に愚痴るように突っ込むのは何か違うと思う
弄って面白くしようとしたわけでもなさそうだし

映画だから御都合主義が許されるのは、さすがに意味がわからん

なんだろ
幽霊や化け物や超能力者が出てくる話にそんなの現実的にありえないって言う感じか？
何かそこツッコむのは野暮だろって思った

スレでも十年以上「ありえないだろ」と「寓話だから割り切って読めよ」とでループだよ

「こんなのだったらどうなるのか」がしたいのであって、「どうしてそうなったのか」はどうでもいい作品だろう
まあそういう点は個人の好みや注目点だからどうでもいい。肝心の褒めちぎりの内容に比べれば

嘘（フィション）とご都合主義は違うと思うけどね

>>366
で、あなたにはどちらに見えましたか？　って話でしかない

>>364
ああ、やっぱズレてたわ
寓話でいいんだ
すごいすっきりした

ご都合主義とフィクションを感性の違いで片付けてみると、
褒めちぎりスレに投下するということは筆者は体面上作品を肯定しているのだから
たとえ読者がどう感じようと
それは褒めていることになり、畢竟ちぎりをけなしてはいけないのだと悟りを啓きました。

room��1301ってのをよんだがこれは凄い
信じられないぐらいgdgd
この設定なら普通エロゲかギャルゲにするところをあえて一本道の小説にしたのは凄いの一言

このスレで語るならちぎって

roonNo.1301はあのぐだぐたっぷりが楽しいんじゃないか
主人公と彼女のプラトニックな関係とか見ててニヤニヤするし

富士ミスとともにお亡くなりになりました。
富士ミスが存続していたら、いまでもグダグダ続けていたんだろうと思う。

いまだかつてラブストーリーを主軸に置いてぐだらなかった小説があっただろうか？
ぐだってなんぼだろう

そのくらいでいいです

新井輝って今何してるんだろ

そろそろ劣等性の出番かな

保守

何冊かこのスレ用になる覚悟で買った本が
連続して当たりだったせいでちぎれん
誰か頼む

「帰宅部のエース君」



この作品をちぎった方がいないようなので、僭越ながらちぎらせていただこうと思う。

この作品の舞台は現代の日本。魔法や超能力、化け物や怪物といったものは一切登場しない学園モノだ。

まず、この時点では最近のトレンドからは少しずれており、良く言えば王道、悪く言えば使い古された手法に見える。
だがこれは安易に流行に乗らず、自分の書きたいものを書くと言う作者の信念の強さが窺えないだろうか。一つの作品を作り上げるにあたって、背骨となる一本の柱、つまりこの信念の強さはとても重要なことだ。

次にこの作品の内容だが、簡潔に説明すると、学園に入学した主人公が帰宅部に入るまでの話である。

帰宅部がどういうものかというのは、物語の根底に関わる事なので過度のネタバレ無しでは語れないため、断腸の思いで割愛させていただく。
是非自身の手で確かめてもらいたい。

話を戻そう。先ほど記したように、この物語内でのスパンは一冊の本に収められる内容として考えると、驚くほど短い。

つまり、その分登場人物の心理描写がしっかりとしているという見方もできる。

一見普通の男子高校生だが、どこか影を感じさせる主人公。
真実は物語のラスト付近で明らかになるが、途中の伏線などで察することも可。

対人関係を上手く結べないため、主人公に依存しがちなヒロイン１。
そんな彼女が必死に立ち直ろうとする部分は、きっと胸に込みあげてくるものがあるはずだ。
何故主人公は大丈夫なのかという理由も、涙無しでは語れない。

もう一人の主人公とも言うべきヒロイン２。
帰宅部部長である彼女が、どこか歪な主人公とヒロ１の関係を機械に油を注すがごとく、修正しようと働きかける。そんな彼女の魅力的な点は彼女自身にそういった思惑がないところだ。
ハーレムモノでは立ち位置の難しい天然＋唯我独尊系も、この小説においては違和感なく溶け込んでいる。

そんな三人の折りなす人間関係は、綺麗なものだけではないにも関わらず、どこか美しく切ない。

終盤の主人公争奪戦においては、それぞれが自身の思いを本音でぶつけていく。そのページに、この本の全てが詰まっていると言っても過言ではないだろう。

他にも語るべき点は多くあるのだが、これ以上は控えさせていただく。

この本を広く世に広めるべく、お金の無い方でも購入できるよう、私は読み終えるとともにすぐ中古にだした。

また、なんと近日中にこの本の２巻がでるらしい。

是非ともこの機会を逃さず読んで頂きたい。

>この本を広く世に広めるべく、お金の無い方でも購入できるよう、私は読み終えるとともにすぐ中古にだした。

オイw
悪くないちぎりだが、もう少し毒があった方が個人的には嬉しい

せっかく書いてもらってなんだが、ソフトフォーカス過ぎてどこを当て擦っているかすら分かんねー

読んでないけど
語るべき内容が何も無いのではなかろうか

そのちぎりからはちょっとリリカルな青春小説を想像するが
きっと全然違うんだろうな
乙w

確かに見直すと拙い文章だが、言い訳させてくれ。
まじでいいところがない本だったせいで、いいところを必死に探したんだ。
でもなかったんだ。
ほぼ嘘レベルじゃないと書くの無理だったんだ

分かるよ。一点突破で糞な部分がある作品はちぎりやすいけど、全体的に満遍なくつまらない本はちぎりにも苦労するよな

思い出しちゃったから俺もちぎろう

「帰宅部のエースくん」　電撃文庫　ハセガワケイスケ著


業界初。痴呆症でも読める！ライトノベル

本作品は非常にご老人に優しい設計となっており、輝かしい青春の日を痴呆症の方でもわかるように作られております！

５ページ前のことは忘れてしまう？　問題ありません！　重要でなくとも何度でもくり返しお伝えする親切設計！！　

能力者とかがどうにも……。それも大丈夫！　鬼ごっこ・だるまさんが転んだ・クイズ大会など、誰にでもわかりやすいことしかやっておりません！！

そんなに長いお話を理解しきれるか不安？　そんなあなたに一番いいのがこの作品！　本書は３０３ページ。本来なら物語が一つ終わるほどのページ数ですが、贅沢にも他の作品であればプロローグくらいの内容しか詰めておりません！！

そんなに長いお話を理解しきれるか不安？　そんなあなたに一番いいのがこの作品！　本書は３０３ページ。本来なら物語が一つ終わるほどのページ数ですが、贅沢にも他の作品であればプロローグくらいの内容しか詰めておりません！！

こんな素晴らしい作品が、今なら普通の書店でご購入可能です！　さあ、画面の前のあなたも今すぐ書店へGO！！

※文字の大きさは他の作品と同じです。また、舞台は現代の学校をモチーフとしています。
※返品・交換等は各書店様、または古書店様とご相談ください

コピペミスったorz

すげーな
面白いわ

なんだいつものハセケイか

今は認知症と言わないと差別用語になる

ミスだと言わなければ何度でもくり返しお伝えする親切なちぎりだと思ったのに
それを抜いても面白かった乙

いいちぎりだｗｗｗｗ

絶対いつか消されると思ってたインクのレビューがついに消されていたので転載

二本のジェンガ 2011/4/22
By インク

レビュー対象商品:フラクタル第1巻Blu-ray【数量限定生産版】「ねんどろいどぷち ネッサ」付 (Blu-ray)

ヤマカンの愛称で親しまれている山本寛(やまもとゆたか)監督が「失敗すれば引退も辞さない」と覚悟を決めた作品、フラクタル。
一人の男が背水の陣で挑んでくるのだから、そこは真摯に向き合うのがアニメファンとしてのマナーと思い、全話しっかりと鑑賞させていただきました。
山本監督、長い間お疲れ様です。
まるでヤマカンさんの公開切腹のような見事な失敗作でした。

自身の全てを賭け、もしかしたらこれが最後の作品になるかもしれないのだから、そこには圧倒的なオリジナリティもしくは愚かなほどわがままで傲慢なものがあるべきです。
しかしフラクタルに映っていたのは、どこかの国のニセディズニーランドもビックリな劣化コピーのエレクトリカルパレードでした。
人物、世界観、演出、その全てが有名作品の安易なコピー。
人気作のマネをするということは大怪我をしないための保身であり、保身とは創造力を失った人間が選ぶ道です。
私は今までヤマカンさんの常軌を逸したビッグマウスの数々は自身をヒール(悪役)に設定して、そういう立場から業界を盛り上げていこうとする演出なのかなと思っていたのですが、
悪役の魅力はただ悪いやつというだけではダメで、そこには主役を凌駕する実力が不可欠です。
ヤマカンさんはクッパではなくクリボーであり、バイキンマンではなく、かびるんるんだったのです。

原案を担当された東浩紀氏も自分のアイディアがほとんど無視されたと嘆いていらっしゃいました。
ただこれに関しては東浩紀氏の著書や発言を読むかぎり、仮に東浩紀氏の原案を忠実にアニメ化してもブルワーカーの広告並みに劇的な変化を遂げられるとは到底思えないのが悲しいところです。
結局、声がデカイだけの凡人二人が凄いイリュージョンを見せてやると放送前に散々大言壮語を吐いておきながら
いざはじまってみると、そこにはジェンガのピースが二本転がってるだけで他には何もありませんでしたみたいな、惨劇のような肩透かし、それがフラクタルです。

ヤマカンさんはもう十分過ぎる醜態をさらしているので、いつまでもショッカーの戦闘員みたいに奇声をあげてないで、最後くらいは潔く引退して下さい。
期待を込めて星五つ。
引退表明を撤回しても笑って許してもらえるのは同じ山ちゃんでも山崎邦正さんだけです。
そんなとこまでコピーするのはやめてあげて下さい。

P.S.東浩紀さんは二度とアニメに関わらないで下さい。

なにがしたいのやら

褒めちぎってない物をはるな。
お前は褒めちぎっているかいないのかも分からないのか?

転載だし褒めちぎってないしラノベ関係ないしで、どうしようもないな

そもそもヤマカンは引退するとは言ったけど復帰しないとは言ってないし

僕の妹は漢字が読める（かじいたかし／HJ文庫）

読者の興味を惹くタイトルとしての秀逸さはいわずもがなだが、
興味を持った読者を引き込む構成の妙こそがこの作品の真骨頂だ。

早々に明かされたタイトルの意味に、読者は少なからず
肩透かしを食らったような気分になるだろう。
その心が緩んでいる機を逃さずに、著者渾身の「２３世紀文学」が叩き付けられる。
『きらりん！　おぱんちゅ　おそらいろ』
まさに衝撃としか言いようがない。

平成から２３世紀までに一体何が起こったのか。
読者の当然の疑問に答えるように、物語は動き出す。
文学史のターニングポイントとなった作品、
『おにいちゃんのあかちゃんうみたい』
をめぐる物語だ。

「送り手／受け手を問わず、作品と関わる者は固定観念を捨て、
虚心にて向き合わなければならない」という、
読者に直接関わるがゆえに重くなりかねないテーマを
娯楽作品としての分を失うことなく描ききる様は秀逸。

そして、「真の物語は時代を超える」という
第２のテーマを以って物語が締めくくられるとき、我々読者は思うのだ。
なるほど、僕の妹は漢字が読めるだけの妹ではないな、と。

ぎゃー、2/2 だよ 2/2、ちょっと格好付けた文章書いたらこのザマだよ！

駄目だ、書き直せ
未読の人間には何が何やら分からない

ブラック・ブレット　神崎紫電・著

「ロリっ娘もいいけど、巨乳も捨てがたい…！」
そんな葛藤を抱える人は多いに違いない。
ロリ巨乳というジャンルも存在するが、邪道と断ずる方も多いのではないだろうか。

そんな人にオススメなのが本書である。
安易な複合パターンを出さず、ロリヒロインと巨乳ヒロインの両方を出し、
主人公は巨乳のことが好きだが、次第にロリにも惹かれていく、という設定だ。

ロリヒロインとは同居しており、風呂上りの無防備な姿にどきどきしたり、
猛烈な愛情表現にどきどきしたりと、巨乳ヒロインのことを好きなはずの
主人公の心にどんどん踏み込んで行く描写が秀逸だった。
「ロリコンじゃない、好きになった子がロリだっただけだ」をその内体現しそうで
ちょっと彼の将来が心配になるが、生暖かく見守っていたいと思えるような
微笑ましい関係を形成している。

惜しむらくは巨乳の方だ。要所要所で巨乳描写があるのだが、ロリと比べると
出番が少なく、結果として印象が少し薄くなってしまっている。
私などはドレスを着て盛り上がっている胸部を主人公がガン見していた程度しか
覚えていない。しかしその絵面は容易に脳内で描写することが可能であり、
至福の時を過ごせたと断言できる。

このように、ややロリに傾いてはいるが、どっちも好きという幅広い性癖の持ち主にも
好まれるであろう作りは顧客のニーズに応えようとする姿勢が感じられ、好感を持てる。

ロリか巨乳か、迷ったときには一読してみてはいかがだろうか。

>>407
なおこの小説は、近未来アクション小説として販売されている。

>>407
なんか気に入った

褒めちぎるって言うか普通に紹介してるだけな気が

まあな

いや、俺には「また巨乳がかませかよ」という407の血涙が見える
見え…ううっ！

巨乳愛好家の俺にとっては胸の痛くなる話だ・・・

乳なんて飾りなんです！
エロい人には、それがわからんのです！

ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ ﾌｶﾝｾﾞﾝﾈﾝｼｮｳﾅﾝﾀﾞﾛ ｿｳﾅﾝﾀﾞﾛ

そうだな
主人公は「ロリがいないと俺は生きていけない！」という境地まで行ったので、次から完全燃焼してくれるさ

>>415
あぁロリか巨乳かだからか、今解ったｗ

浜村渚の計算ノート（著：青柳碧人　イラスト：桐野壱）

理科や数学が週１時間にまで削られた日本。
これに抗議する数学者ドクター・ピタゴラスとその一味による最初の事件は長野県で起きた。

緊急徴収された数学が得意な女子中学生の浜村渚は、
各市町村に１件ずつ発生する殺人事件の被害者名を見るや否や四色問題の実証だと結論づける。
読者は浜村渚の天才的頭脳にしびれるであろう、
被害者の名前をひらがなにすると色が含まれるというだけで四色問題と確信するとは！
本書は小説なので詳しく書かれないが、他の可能性を排除するのは並々ならぬ知力のはずだ！

しかし疑問も残る、なぜ数学者が今さら四色問題を実証を？
その動機に一切の説明は無いが、行間を深読みすると別の物語が見えてくる。
実際の市区町村には飛び地がたくさんある、もちろん長野県にもあるはずなのに
四色問題が飛び地NGな事はまったく触れられない。
いや、恐らく犯行グループは飛び地と色数に関して新しい定理を発見したのかもしれない。
きっと万人向けにするため編集されただけで、凄い発見があるに違いないのだ！

ところで、この物語の本当に凄いところ２章以降である。
読者は第２の事件でも、事件の法則性を見つけるためにまた何人も犠牲者が出ると思っただろう。
しかし、第２の事件では立地条件だけで容疑者に決めつけた数学喫茶のマスターの口を割らせたのだ。
さらに、第３、第４の事件では犯行声明すら出ていないのである。
つまり数学を使えば何の証拠がなくても真実にたどり着くことができるのだ！
読者は色々疑問に思うかもしれないが、合理性を唱える者たちが間違うはずはない。
きっとレベルを抑えるためにあえて書かなかった何かがあるに違いないのだ！

本書を、数学ということで難しく考える必要はない。
数学好きのヤツらはすぐ美しさやロマンを語り、難問に挑戦したがるが、
本書の事件は数学より主に駄洒落で解決されるので、そんな高尚なセンスは不要である。
登場する数学問題もメインから小ネタまで既知の有名どころばかりなので安心だ。
その一方で、数学好きの読者は物語をよく読めば新たな命題を見出すことができるかもしれない。
表紙絵に萌えるもよし、駄洒落に笑うもよし、本格派にもよし、まさに万能な一冊である。

>>418
くっそ、読みたくなったじゃねーか



ところで、誰か禁書の新巻を頼む‥自分じゃ、あれをどうちぎるかどころか、どこをちぎればいいのかすら分からんかった

全長20キロの要塞を建造してまで探索されるほどの上条の旧作での偉業の数々
完全無欠のアレイスターの計画を完膚なきまでに破綻させた上条の旧作での(ry
学園都市に侵入して発信器を仕込むのに諜報員は配置しない新組織の紳士さ
概算数十億トンの鉄塊を無事着水させる神埼の神がかった技術

このへん？

禁書の最新刊まだ読んでないんだよな
来週出張から戻ってきたら褒めてみるかね

なんか都市の幽霊がコスプレしてた話以降読んでないがついていけるかのう

>>418
何回見直しても主人公の名前を「浜村淳」と見間違えてしまうｗ

>>420
「なんか妙にページ数少ないなと訝しみながら読み終えてみれば、
なんのことはない、クールまたぎの総集編だった」という徒労感

>>418
読みたくなるちぎりだｗ

>>1のまとめサイト行ってみたら何か英語びっしりで読めなかったんだけど
ミステリアスプレイスがどうとか書いてある
まとめサイト消えてんの？

なんだありゃ

>>426
とりあえずこっちどぞ
ttp://tumasyo.wiki.fc2.com/m/

書き込むと板リストに復帰するらしいので書き込んでみる

>>427　ありがとー
昨日書きこもうと思ったら出来なくてムラムラしてちぎり初挑戦↓


ブレイドライン　アーシア剣聖記（著：水野良　イラスト：津雪）

見覚えのある作者名で、何冊か続いてたからきっと面白いんだろうと思って
とりあえず一巻買ってみた。
いっぱい本出してるらしいからきっと昔から書いてる人なんだよな？
たぶんラノベ界のフロンティア？パイオニア？みたいな人だよな？つまり
すごい腕前の剣士だけど女に免疫がない主人公とか、
逆に女の扱いを心得てモテモテな主人公の師匠とか、
ちょっと無愛想でツンデレっぽい女の子とか、
剣の腕前はすごいけど不器用で料理下手な女の子とか、
外見年齢幼女で妖精さんで家事できない主人公の母親とか、
姐御肌で主人公に童貞貰ってやろうかと持ちかける幼馴染とか、
よく見かけるキャラクター設定の発祥がこの人ってことか！スゲー！
キャラだけじゃなくて
師匠の友人で強いっぽく登場した人があっさりやられて操られて主人公と闘って敗れる噛ませ犬展開、
集められた腕利き(仮)を主人公が馬鹿にして怒った腕利きたちをボコる俺Tuee展開、
妖精さんが秘められた真の力を解放してピンチを切り抜けるも本人にその間の記憶はないという謎提示展開、
こういうあるあるネタも、この人が広めたってことだろ！？
ホントすごいよな！
もちろんこういうラノベの歴史を感じさせる設定・展開だけじゃなくて、
女ボスが初登場時全裸だったり主人公が子供のころから両親に家事全部やらされてたり、
え？って思うようなことがこっそり文中に書かれてて、
多分これらは伏線でこれから解き明かされる謎の一端なんだと思うけど、
俺は一巻で挫折したから解説はできない！
ていうか一巻も一回しか読んでない！ごめんな！
あと主人公が、女に免疫がないあまり都会で知り合った女たちに馴れ馴れしくしすぎて
キモがられてるんだけど、そこんとこ読んでてちょっと心が痛かった！注意な！

えーと。
つまり列挙されてることを全部やっちまってるってことなのか？
せんせー。。。

水野はとっくに腐ってるからなぁ
どんな下手物書いててもまったくおどろかんぞ

ぜんぜんちぎってないじゃん

スミスのせいで遊戯王引退まで考えた

うわミスった

ググったらロードスの人なのか

ロードスの人だね
ついでにギャラクシーエンジェなんとかいうのもこの人だね

GAは4期までなら普通におもろかったけどな

るーんにも関わってたのか

知らんままの方が幸せだった

水野小説のGAは普通に糞だったよ
このスレで言うべきことじゃないが

色々言いたいことはあるけどとりあえず褒めちぎれよ

人間が劣化するモノだと言うことを教えてくれます
とか

それは以前の作品を読んでいること前提だろ

>>435の書き込みに世代間を感じた。

「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」　著者:裕時悠示

貴兄らは残念系ラブコメという言葉をご存知だろうか。
恋人がいて友人も多くて部活でも活躍しているリア充（「リアル充実」の略）の反対で、
コミュニケーションが苦手で学園生活が残念な男女たちに焦点を当てた漫画である。

「僕は友達が少ない」から始まった残念系ラブコメブームに乗っかった……ごほん、
ブームにすこし斜め上から挑戦した話題作が、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」略して「俺修羅」である。
ＧＡ文庫と弱小出版社から出ているのに、なんと発売前から重版がかかり、
１巻の時点で公式サイトまでつくられたことからも、この作品の凄さがわかる。

私は先ほど「ブームに少し斜め上から挑戦」と書いたが、
本作は他の残念系ラブコメと一線をかくす点がある。
それは「ジョジョ」である。
そうあの「ジョジョの奇妙な冒険」ネタがここぞとばかりにでてくるのだ。
他社にも関わらずである。シリアスな場面であるにも関わらずである。
ヒロインとのファーストキッスシーンにも関わらずである。

正直「ジョジョ」を読んでいない人は置いてけぼりになる。
ジョジョが週間少年ジャンプから移籍した時期を考えると、
ライトノベルの主たる購入層１０代にはわからないのではないか。
なぜ作者が「ジョジョ」にこれほどこだわるのかを私は考え続け、１ヶ月経ってやっと気づいた。

貴兄らならご存知のとおり「ジョジョ」のテーマは『人間賛歌』である。
友人もなく、円滑なコミュニケーションができない登場人物に「ジョジョ」ネタを言わせることで、
「人間は素晴らしいんだ。コミュニケーションをとれない僕らだって生きているんだ」と伝えているのである。
私は作品の裏に隠れる深遠なるテーマに気づいたときに、裕時悠示に頭を下げたい気持ちになった。

ジョジョの冒頭に引用された詩を載せて、このレビューを終えよう。
『二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
　一人は泥を見た。一人は星を見た。』
まさに俺修羅と褒めちぎりスレのためにある言葉である。

すげー、読みたくなった。w

「Dirty deeds done dirt cheap（いともたやすく行われるえげつない行為」

また遠くの土地のどこかで…………『地雷だけ』をおっかぶった人間がいる
私のいるこの場所じゃあない

ジョジョネタについては作中で堂々と「ジョジョネタ」として取り上げられているので、
これを隠れ蓑にしつつ、じつはひっそりと別のコアなネタが埋め込まれていたりしそうなんだが

発売前から重版かかってたっけ？

>>448
他シリーズも読んでるが、そんな賢い作者じゃない

賢いとか賢くないとかじゃなく、この人2chコテじゃん？
なんか埋め込んでそう

『魔法科高校の劣等生 入学編(上・下)』
著/佐島勤　イラスト/石田可奈 (電撃文庫)

西暦2095年
魔法は科学技術として周知されていた。
核兵器すらねじ伏せる魔法技能は国家にとって力そのものであり、各国は魔法技師(略称・魔法師)の育成を競っていた。
国立魔法大学付属第一高校(通称・魔法科高校)
毎年多くの優秀な魔法師の卵を輩出しているここは、成績が優秀な一科生と、その補欠の二科生で構成されていた。
今年、この魔法科高校に一組の兄妹が入学した。
妹は主席入学した一科生。
しかし兄(主人公)はある問題を抱えていたため、二科生として入学した劣等生だった。

さて、あらすじを読んで頂ければわかる通り、本作品のジャンルはＳＦである。
一般的にＳＦは敬遠される傾向が強い。
理由はいくつかあるだろうが大雑把にまとめると
「何か設定とかいっぱい出てきてめんどくさそう」
だからではないだろうか？
残念ながら本作もその範疇にあると言わざるを得ない。
「入学編」という起承転結の起の部分だけで、上下二冊、合計560ページ以上のボリューム。
そのおよそ半分は世界観の説明に費やされている。
ページをめくるたび、次から次へとわんこそばのように設定と解説が盛られてくる。
これを聞いただけで拒絶反応を示す者が出てくるかもしれない。
だが安心してほしい。
基本的にこれら特盛の設定を覚えておく必要はない。

その作品が扱っている題材にうとくても楽しむことができる、それが優秀な作品の共通点である。
囲碁に詳しくなくてもヒカルの碁は面白いし、テニスとはどんな競技なのか理解できなくともテニスの王子様は笑える。
膨大なSF設定の上に築かれた本作も、それら全てを無視しても問題ない救済処置がほどこされているのだ。

例えば物語の華である戦闘シーン。
数多く登場する魔法設定を頭に叩き込んでいないと理解できないのかといえば、そんなことはない。

vs副会長戦
魔法科高校で五本の指に入る実力者であり生徒会副会長の服部〈中略〉範蔵との戦い。
離れた距離から超高速で魔法を発動しようとする副会長、しかし幼少のころより忍者の師匠に鍛えられていた主人公(劣等生)の身体能力は超人的であり
副会長は一瞬で間合いを詰められ、あえなく無力化。主人公の勝ち。

vsチャンピオン戦
剣術大会のチャンピオン、桐原との戦い。
高周波ブレードと呼ばれる殺傷性のある接近戦闘魔法を繰り出す桐原であったが
軍の人間でないと入手できない貴重な素材を使わないと使用できない技術と同等の技術を偶然編み出していた主人公は
それを使って桐原を難なく無力化。主人公の勝ち。

vsテロリスト戦
魔法発動を阻害するノイズを発生させ魔法師たちを無力化するテロリスト。
だがそのノイズを分解できる技術を持っていた主人公は普通に魔法でバキュンバキュンしてテロリストを制圧。主人公の勝ち。

そう、この物語の主人公は設定を超越した存在なのだ。
なお、文庫本の巻末には川原礫先生からの推薦文が掲載されており
「この物語の最たる魅力は主人公のとどまる所を知らない最強ぶり」だとおっしゃっている。

ところで、いま皆さんの脳裏には、こんな言葉が浮かんでいるのではないだろうか。
「ここまで優秀な主人公がどうして劣等生なの？」
愚かなことだが、人は極端に優れた才能を拒絶する。
それは嫉妬などではなく、単に信じることができないのだ。
100メートルを10秒で走れば賞賛されるだろうが、2秒で走れば疑惑をぶつけられるだろう。
物事は優れていればいいというものではない。常識をこえた才能は時に差別の対象にすらなる。
魔法科高校がテロリストに襲われたとき、活躍したのは優等生の一科生ではなく劣等生の二科生だった。
学校の作った枠のなかでは落ちこぼれかもしれないが、彼らはいつでもX-MENとして出撃できるポテンシャルを秘めていたのだ。
それでも彼らが劣等生であることに変わりはない。
このまま彼らは正当に評価されることなく終わってしまうのだろうか？
そんなことはない、と本作は身をもって示してくれている。

元々本作品はネットで公開されていた、いわゆるWeb小説だった。
3000万PVという圧倒的な支持を得ていたにも関わらず、膨大な設定が足かせとなり新人賞に投稿するにはあまりにも不向きだった。
つまり劣等生だった。
だがやんちゃな劣等生は嫌でも注目されてしまう。
優秀な編集者に発掘され、見事書籍化に至ったのだ。
ちなみに本作品は現在も絶賛ネットで公開中なので、無料で読むことができる
http://ncode.syosetu.com/n2569f/
にも関わらず文庫本が飛ぶように売れ、品薄が続いているという。
いいものは売れる。シンプルな理由だ。

作者の佐島勤先生がこの作品に込めたテーマはおそらく「人から劣等生だと呼ばれても、自分をあきらめるな」
もしくは「しょせん世の中、才能が全てです」のどちからだろう。
個人的には前者であると信じたい。
これは、劣等生のレッテルを貼られた者が突き抜けた才能を見いだされ認められていく物語である。
この物語は作品としてはあまりに規格外で劣等生ですらあった。
だがそこに可能性を見いだされ、世に出てヒット作となった。
物語の中の出来事が、物語そのものとシンクロしている。
この小さな奇跡こそ魔法と呼ぶにふさわしいのではないだろうか。
そんな奇跡をまとった、この長い長い、魔法のように長いプロローグを皆さんにもぜひ体験していただきたい。

これはナイスちぎりｗ

話には聞いていたけど、本当に主人公苦戦しないんだなｗ

>>455
どっかでシュウ・シラカワだと言われてたけど
読んでみたら本当にシュウ・シラカワで吹いたｗ

>俺は、重力制御型熱核融合炉を実現したいと思っています。

誰か風使い連れて来いｗ

>基本的にこれら特盛の設定を覚えておく必要はない
何のための設定なんだw

緻密で壮大な世界観の表現の為に決まってるだろ！

良いちぎりだ
しかしSFって言葉と幼少のころより忍者の師匠に鍛えられたって一文の食い合わせが笑えるｗ

現在軍属らしいし、軍人じゃダメだったのだろうか？ｗ

妹の護衛だかなんだかで張り付いてたはず

そういう意味ではなくて
幼少の頃鍛えてくれた師匠が忍者じゃなくてもよかっただろ、ってこと

魔法のように長いプロローグ吹いたw

>>462
軍人じゃとんでも体術とかやりづらいじゃない

続きにはちゃんと苦戦する描写があるよ　学校の実技課題にだけど

三回もトライして何とか最低レベルで合格→「処理速度も実力だよ」→謙虚な達也さんもステキ

劣等生な理由
とある魔法二つをいつでも使えるようにスタンバイしてるから
キャパシティ取られて他の魔法使うのに支障がでるかららしい。

その二つが耐性・防壁無視の分解魔法（もちろん即死）と究極の蘇生魔法
分解魔法の方は質量をエネルギーにまで還元することも可能で
TNT換算２０メガトンの威力を軽く出せるらしい。

そんな化け物が主人公で話が盛り上がるのかね・・・
毎回敵をサクッと倒して　ハイおしまいなんてできないだろうし

なんか月花とかバスタード（序盤）とかみたいだったら
行けるかも知れないが、それを使用するための制限も無さそうだしなあ

ぶっちゃけカタログスペックだけならキッズ向け主人公やり通した不動遊星と似てるから
ストーリー次第では劣等生（）にならない描き方も不可能じゃないんだろうけど

多分、いやこの作品は絶対ダメなんだろうねｗ

>451-453
クソワロタｗｗ
このちぎりには高いセンスを感じる。

確か劣等生の主人公は元々素質が無いのを改造してああなったんだっけ？
代償として妹への家族愛以外は強い感情を持てなくなったとかなんとか

改造でこのレベルの化け物が作れるなら
妹人質に取った後モルモットにして量産を目指すんじゃねえの

このスレで遊星さんの名前を聞く事になるとは…
アレは何て言うか敵勢力の設定が良すぎたんだうん

>>472
途中までしか読んでないからよくは知らんが改造した実家の人間からは全く評価されてなかったと思う
由緒正しき家に生まれながら素質に恵まれず外道な父親に改造されてやっと妹の護衛としてなら使えなくもない程度になった家の恥みたいな扱いだったような
家を継ぐ立場を妹にとられて、それ自体は気にしてないにしてもそもそもそれに対する強い怒りすら持てなくなってひたすら大事な妹を守り続けるしかない
悲劇と不遇の主人公だったんだよ！

なんで妹が跡継ぎなのか不思議だったけど
遺伝子的にアレで、チート能力は後付けだからなのか

護衛にするために改造したのに勝手に軍属になっても何も言わないのか
それとも気付いてないのか?
自覚なしとはいえ無能を人外レベルに改造する技術を持ってるのにずいぶんアレだな…
なんとかと天才は紙一重って奴か

いつからネタバレスレになったんだ？
馬鹿どもは巣に帰れ

既に公開済でしかもタダで読める小説にネタバレもなにもないだろ。

まぁ、このスレ的にはちぎらないと

議論ならスレチだわな

つーか、
改造すればそんな化け物造れるならどっかが量産して独裁政権つくってそうだなー

ネタバレは作品スレでやりなよ
作品スレ確かあったんだし

というか叩きたいだけならまらスレいけ

ネタにして楽しむ場合はどのスレに行けばいいんでしょうね

http://www.4gamer.net/games/115/G011590/20110826056/
褒めちぎりにしか見えない

『魔法科高校の劣等生 入学編(上・下)』

・魔法が一般化された近未来。
・主人公は日本で１，２位を争う魔法名家の生まれ。
・容姿は自己評価で「標準以上、中の上くらい」という程度の平凡さ。
　ただし、女子の一部からはイケメンの評価を受けている様子もある。
・軍人のように姿勢がよい。羽織袴が似合うらしい。
・身長は175cmくらい。大柄ではないが、筋肉質で肩幅はあり、ゴツいと称されたことも。
・周囲からのイメージとしてあるのは、いつも真面目な顔をしている、大人っぽい、老成している、等。
　本人自身は、感情を荒立てないだけで最低限の情緒はあるつもりでいる（最低限の、という自覚だが）。
・抜き打ちしやすいカーブでデザインされた、拳銃形態の特化型CAD（モデル名は「シルバー・ホーン」）を二丁所持している。
・骨折や出血多量の致命傷を負っても一瞬で再生できる能力と
　一人で戦艦を一瞬で消滅させる、世界に殆どいない戦術級の能力の持ち主。
・そのせいで普通の魔法を使うのに少し手こずるため世間からは劣等生扱い。
・普通の魔法が苦手なだけで実戦は負け知らず、小さい頃から軍隊に所属して働き、忍者の師匠が居て格闘術も最強クラス。
・学校の成績はトップクラスで見ただけで相手が魔法を発動する前になんの魔法かわかる。
・魔法発動前に、術式がわかるから、発動前なら魔法消去できる。
・研究が大好きで、学生なのに魔法史を覆し、名前が後世に残るような大発見を何度もしている。

・幼い時に改造された人間魔法兵器で、最強になったが精神が破壊された。
・親の会社（魔法アイテムメーカー）で研究してて、利益に多大な貢献。
・戦闘力・研究成果ともに世界トップクラスなのに、それを隠して高校に通ってる。
・主人公固有のTNT換算20メガトンの戦略級攻撃魔法で敵の軍港を近隣都市ごと吹き飛ばす。
・分解や再生に関する魔法なら何でも使える。
・それ以外の魔法は魔法式を構築するのに時間がかかりすぎて実践では使い物にならない。
・しかし魔法式を丸ごと脳に植えつけることによりむしろ常人より早く魔法を使える。
・↑は主人公の家の秘匿技術なので世間にバレてはいけない。
・物体を原子単位で分解→E=mc^2で、質量をエネルギーにできる。
・物体を原子単位で復元→肉体も物体も再構成可能。発動体が壊れても、これで復元。
・さらに、天才の主人公にしか使えない擬似魔法により、たいていの魔法は再現可能。
・ちなみに主人公は戦略級魔法師で主人公の妹が戦術級。
・通り名は「破壊神（ザ・デストロイ）」「摩醯首羅（まけいしゅら、ヒンドゥー教のシヴァの別名）」
・特殊な「眼」により隠れている敵をすぐに見つけ出したり見えない攻撃を察知することができる。
　「眼」を誤魔化すことができるのは「この世に存在しないモノ」のみ。
・妹のキスで、魔法の制限が解除される。


2巻の時点ではせいぜいこの程度である
主人公の今後のパワーアップにこうご期待

列挙されるとぞわぞわ来るなこれ

この化け物を才能で劣る劣等生が、知恵と仲間の協力で退治する物語が見たい

ありえねえよなんだこの設定
読者はこの設定把握できるのか？

描写でこれに匹敵する主人公はデビル17の黒江くらいじゃねｗ
あっちはエロ特化だけど

>>490
なにを言ってるんだお前は
この設定の量は読者に理解させるためじゃなくて読者を圧倒させるためだけの設定量だよ
この設定量により読者は「なんかよくわかんないけど主人公すげえ!!」と思い、主人公に自己投影することによりこの小説を楽しめるというわけだ
その証拠に「できるだけ目立ちたくないと言っている主人公が、なぜかわざわざ目立つ手段を選択をする」など主人公の凄さをみせるためなら設定無視するだろ?
これは作者のミスではなくあくまでこの小説で大切なのは主人公SUGEEEであり、設定の内容や本筋など大切ではないことを体現している
この「劣等生であるはずの主人公SUGEEE」も「学校での優等生と本当に有能な人材は必ずしも同じではないというアイロニー」を現しているものというのだから素晴らしい

断じて左遷された作者の自己投影ではない 断じて自己投影ではない

ちぎりスレじゃなくて嫉妬スレになってるぞ

※嫉妬とか言い出すのは信者だけ

まぁとりあえずちぎってくれとしか
箇条書きされても

いや、単なる皮肉だろ？

よくみるちぎりとは形式が違うがこれもまた一種のちぎりだろ

羅列の内容だけ見たら俺Tueeスレからコピペしてきた？って感じなのがな

ここまで盛り上がるとは
>>451-453
がいかに優秀な褒めちぎりだったかよくわかる

それもあるだろうが、やはり劣等生が
このスレの住人の心を惹きつけて止まないなにかを持っているのだろう

ぼくと彼女に降る夜のWikiコピペに通じるものはあるなｗ

>>496
劣等生的にはアイロニー（笑）と言ってあげたい

「厨二病はここまで来た！」って帯に書きたくなるな。

いや、むしろ「厨二病はこれからだ！」じゃないですかね
劣等生もＳＡＯも

特にSAOは…キリトが今の達也を超えるからな…
自他共に認める信者だった自分が投げちゃったレベル

あそこまで行けば逆に素晴しい。
そう、逆にという考え方こそが良いちぎりを生むのだ。

今度講談社から新しく出るレーベルはどうなんでしょうね
創刊12月だから気が早いか

ここでする話じゃない

エトランジェってあったよな

エトランジュって何だっけ傭兵とかそんな単語だったと思うが

旅行者とかそんなんじゃない?

見知らぬ人。外国からの旅行者。異邦人。パタリロ８世のママ

ああ、やっぱりお母さんか…

なぜそこでときめきトゥナイトがでてこない・・・

俺はなるみちゃん派

>513
だってあれは江藤蘭世（えとう-らんぜ）だし

むしろここはゴーショーグンチームが出てくるところだよな

ちょっと　振り向いて　みただけの　あほうじん〜

劣等生にSAOと強すぎる主人公が流行ってるのかね
もしかするとレインも今ぐらいの時期に販売され始めてたら、もっと売れてたかな？w
451には是非ともSAOとレインもちぎって欲しいw

俺も451と同じくらいのセンスがほしいぞ

>>516
首藤さんそろそろ1年になるな…

ネットが普及して俺TUEEEEEEが叩かれやすくなったから
逆にSAOとか劣等生が流行ってる気がするな
周りの評価を無視して我が道を行くのは強いからね

単に、俺TUEEEEEEは叩く奴も多いが、それ以上に好きな奴の方が多いというだけ。

スレタイ

電撃新刊出るし誰かやってくれるだろ。
奥の細道オブザデッドは期待したほど突き抜けてない、
いいところも粗もある作品でほめごろせなかった……

>>524
あれは心底くだらないが、最低限値段分は楽しめたこのスレ向きじゃないな。
褒めようと思えば褒められるし、けなそうと思えばとことんけなせる。ネタじゃなくな。
よくも悪くもB級だよ。

『少女不十分』
著/西尾維新　イラスト/碧風羽 (講談社ノベルス)

可能な限り純粋に作品を楽しむ秘訣は、作品と作者への知識がないことだと僕は思う。
一度でもその作家の作品にふれてしまえば、よかれあしかれ二作目から公平な判断はできなくなる。
中村九郎先生の新作と聞いただけで、読んでもないのに100点満点中200点を付けてしまうこのスレの住人ならよくわかるだろう。
twitter等での発言、日常的にボランティア活動に精を出しているといった作者自身の人格を知るのも好ましくない。
僕はインフィニット・ストラトスを読んだことはないけど、いざ読む機会が訪れても、とても素直な気持ちで読める自信がない。
でも西尾維新は安心だ。
僕は西尾維新の性格も性別も性質も知らない。
作品がいくつも映像化されてる超人気作家ということくらいは知っているけど
化物語以外知ってるタイトルはないし、当然アニメも小説も見たことがない。
だから安全だ。
完全に安全な状態で西尾維新を楽しめる僕に安心して感心してほしい。

物語は今年で30歳になる主人公の小説家が、まだ普通の大学生だった10年前に起きた、ある出来事を思い出すことからはじまる。
一人の少女のある姿を目撃した主人公は、その少女に誘拐され、一週間監禁されてしまった。
両親から酷い虐待をうけていた少女は、心を壊し人間らしさを失っていた。
少女の両親は寝室で死んでいた。自殺なのか他殺なのかはわからない。
少女に同情した主人公は何か自分にできることはないかと少女にたずねた。
「お話を聞かせて」
人間らしさを失った少女からの、あまりにも人間らしい望み。
主人公は必死で物語を生み出し、それを少女に聞かせた。
わずかであっても、それが救いになればと、物語を作り続けた。
結局、今の俺が書いてる小説なんて、あのとき少女に聞かせた物語の延長でしかないんだよなぁ、とたそがれる主人公。
そんな彼のもとに新人編集者が挨拶にやってきた。
「お久しぶりです、先生」
そこには、かつて自分が物語を聞かせた少女の成長した姿が。

おしまい。

ネタバレを嫌がる方がいたら申し訳ない。
だが安心してほしい。これ以上バラすネタは残っていない。

いわゆる超展開やご都合主義に対して、僕はかなり寛大で寛容なほうだと自負している。
この所よく目にする魔法科高校の劣等生への執拗な批判にはうんざりだ。
あの作品はまぎれもない名作である。
そんな僕ですら、この少女不十分の不十分な展開には怒りに近い不快感を覚えてしまった。
まず小学四年生の少女が大学生の主人公を誘拐して自宅に監禁するまでの過程に無理がありすぎるし
監禁された主人公が携帯電話を持っているのに、それを使おうとしない理由にもまったく共感できないし
何より一番無理があると感じたのは監禁されてから三日間、主人公がずっとトイレを我慢していたことだ。
個人的に、三日トイレを我慢するくらいなら、水の上を走るほうが容易い気がする。
余談だが、人間の体は水や食事をとらないほうが胃腸の調子が良くなって便意や尿意は強くなるという。
その後もとても許容できない異様な展開が続き、なんとか最後まで読んでたどりついたのは
西尾維新はとてつもない天才だという結論だった。

西尾維新はとにかく「盛る」作家である。
例えば少女が主人公に一言だけつぶやく下りがある。
凡百の作家なら“少女は「○○○」とつぶやいた。”
と一行以内で済ませてしまうだろう。文字数にして精々40字前後。
しかし西尾は違う。
“少女はこう言った。それを聞いて僕はこんなことを思った。そういえば僕にはこんな過去がある、そのころの僕はこういう性格で、周りにはこんな人がいた。
ちなみにさっき少女はこう言ったといったけど、実はそれは僕の妄想だったのかもしれない。実際少女はこう言ったからだ。”
等々、濃密な描写が繰り広げられる。
上の要約は限界まで削ったものであり、実際は約8280字ほどの文字情報が網羅されている。
これは一般的な文庫本の12ページ分にあたる。
短編なら宮沢賢治の「注文の多い料理店」がちょうど入るサイズだ。
僕は無駄のないスッキリとした文章が好きなので、当初はこの特盛文章が不快だった。
最終的にそれを愛してしまったのは、天才西尾維新が本作に仕掛けた壮大なトリックに気づいてしまったからだ。
それでは種明かしをはじめよう。
この作品には一見重大な欠点が二つもある。
「とても許容できない超展開」と「無意味に水増しされた文章」である。
基本的にこの二つは長所になりえない。
宮崎吾朗監督のゲド戦記を三回連続で見せられたら、生まれたばかりの赤ん坊でも自殺したくなるのと同じで
理不尽なものを長々と続けられるのは苦痛でしかない。
好みの問題だと言われるかもしれないが、本作にそれはあてはまらない。
少女不十分は誰が読んでもつまらない。
当然だ。意図的にそうしてあるのだから。

この物語の構造は極めてシンプルだ。
作家志望者の青年が傷ついた少女と出会う。
少女を理解し、少女を救うことが結果的に青年の夢を叶えることにつながり、
青年に救われた少女は物語にたずさわる道を選び、そして二人は再開した。
まるでハリウッド映画のように、よくできたプロットである。
東野圭吾や宮部みゆきが同じプロットで書いたら、きっと名作になったに違いない。
無理のない展開とスッキリした文章でベストセラーとなり、映画化されたかもしれない。
でも考えてみてほしい。
全く同じことが西尾維新にも言えるのではないだろうか？
僕は本作以外に西尾作品を知らないが、西尾維新の作品がいくつも映像化されていることくらいは知っている。
つまり、できるのだ。
西尾維新にだって、シンプルな文章と無理のない展開でベストセラーとなり、映画化されるレベルのものを仕上げるのは容易なはずなのだ。
ではなぜそうしなかったのか？
それはこの作品が小説家を目指していたかつての西尾維新の半自伝的内容であることを思えばすぐに答えは出てくる。
もしかしたら今よりも小説に対して真摯だったかもしれない時代の話。
西尾維新はこの作品を絶対的に小説としてだけ存在させたかったに違いない。
間違ってもいつものように高く評価され、メディアミックスされないために、あえて未熟な箇所を多く設置したのだ。
【この本を書くのに10年かかった】
本作のキャッチコピーである。
本文を読めば、この言葉には何通りかの解釈が可能であることがわかるのだが、僕の解釈はこうだ。
西尾維新がこの本を発表するまでに10年必要とした理由。それは技術的な問題や単純な月日の流れなどではない。
作品を発表するたびに確実に増えてきた、一人一人の読者の存在、それこそが10年かけて築き上げた西尾維新の財産なのだ。

少女不十分が新人の作品だとしたら、おそらく三ページも読まれない内に棚に戻されてしまうだろう。
西尾維新という安心のブランドがあるから、読者は多少の違和感は覚えつつも読み進めてくれるのだ。
そして気づく。
普通に書けば一行で済む文章に、比喩、暗喩、掛詞、反語、反復、倒置法、隙あらば韻を踏もうとするなど
数々の言葉遊びを仕掛け、自分の小説を支えてくれたファンに精一杯「活字」で恩返しをしてくれていることに。
そこに筋の通ったストーリーなど必要ないことに。
これこそ本作が絶対的に小説でなければならない理由だ。
10年かけて築いた信頼関係がここにある。

気づいてくれた方がいたら嬉しいのだけど、僕の文章はかなり西尾維新のそれに影響されてしまっている。
もちろん上手くいってないことくらいわかっている。
自分が維新になれるなんて微塵も思ってはいない。
西尾維新はミシンのように僕たちを物語の世界に縫い付ける。
そんな天才作家西尾維新が10年間の感謝の気持ちを存分に詰め込んだ玉手箱が本作なのだ。

すげぇ、むしろレスの方が大作だｗ

ここまで気合いが入ったちぎりは初めて見たわｗ

このスレでこんな大作書かれると、ネタか本気かわからんｗ

まあ、何だかんだでアニメ化とか映画化とかしそうではある。

なんだかんだいいつつも愛を感じる良いちぎりだった

久しぶりにすごいものを見たわｗ

もう西尾維新の文章読まなくてもいいやって思えるくらい西尾維新だったｗｗｗ

＞ネタバレを嫌がる方がいたら申し訳ない。
＞だが安心してほしい。これ以上バラすネタは残っていない

何気にヒデェ…

素晴らしすぎて泣いた

これは最早本人レベル

つまり
いつもの西尾維新以上に詰まらない西尾維新です
か
しかし何故か感動した

愛と怒りを同時に感じるｗｗ

久しぶりにちぎりだけでお腹いっぱいになった。
なんだろう、このちぎりから受けたイメージを崩さないためにも、この少女不十分を読んではいけない気すらする。

このちぎりは純粋に拍手を送りたくなるな
今度少女不十分を読んで、改めてこのちぎりを読んでみたくなるｗ

これぞ褒めちぎり

……一週間くらいトイレ行かなかったことなら有るなぁ

>>546
おい匂うぞ。オムツ替えろよ

このちぎりはいいな。新聞の書評にまぎれていても違和感なく
読み流しそうだ。

>>546 入院していたというオチかな?

すげぇな。
このスレ以外で書かれてたら普通のほめ言葉だw

思わず読み耽ってしまったｗｗ
西尾の文章に影響されてるとのことだが
今の西尾はこんなにシンプルな文章をかけるようになったのか

気合の入り方に感動した。
みーまーに文学少女を足して２掛けたみたいな作品ってこと？

>>玉手箱が本作なのだ。
絶対に開いちゃ(読んじゃ)いけないと、そういう訳ですね

つまり、読んだら死ぬんだな
精神的に

>>551
俺はみーまーに文学少女を足して10で割ったぐらいかと思ったけど

やっぱ、ちぎりは愛だな

地雷にぶち当たったときに最後まで読む勇気を貰える良いちぎりだ

こういうのがあるからこのスレはやめられない……

感動すら覚えるな。
すげえ、あんたすげえよ……

『生徒会の一存』
著/葵せきな　イラスト/狗神煌 (富士見ファンタジア文庫)

友人に薦められてこのライトノベルに手を出したとき、私はある先入観を抱いていた
どうせこの作品も、普通の高校生（笑）がある事件に巻き込まれるうちに力に目覚めたりするのだろう
意味もなく敵が出現して、何だかんだでその敵と戦うことになるのだろう。ファンタジア文庫の
定番（と、私が勝手に思っている）の展開なのだろう。
そんな期待にも似た感情は、だがあっさりと裏切られた。
最初に読んだとき、一体いつ事件が起こるのかと身構えながら読んでいたら、ついに最後まで
何も起こらず肩透かしをくらってしまった。
痴漢物のAVを見ていると思ったら、最後まで電車でのパンチラが流れ続けていたような心境である
気を取り直してもう一度読んで見ると、改めて内容の薄さに気付かされる。

ハーレムを目指す高校生が、生徒会で美少女四人を囲って会議（というなの駄弁り）に興じる

あらすじを書こうと思ったが、まさか一行で全てを説明できるとは思わなかった。
しかし、本当にこれ以上語りようがないのだ。どこかの天才が、物事は出来うる限り単純にすべきだと
言ったが、まさかこういった作品が出てくるとは思いもよらなかったに違いない。
この作品を読んでの感想だが、はっきり言って、私はクスリとも笑えなかった。
だが、この作品は五百万部も発行されているベストセラーなのだという。
友人に、この作品は二巻から物語が進展するのかと聞いてみたら、いや、この作品はこのままの
内容のまま続いていく、と答えたので私はますます混乱してしまった。
本が売れるには、何か魅力があると私は思う。この作品の魅力はどこにあるのだろうか。
そこまで考えて、私はこの作品の魅力はむしろ何もないことにあるのではないかと思い始めた。

何の事件もない生活。友人がいて、冗談を言って、学校行事に精を出す。
少し不良っぽい高校生が冗談に満たない冗談を言うと、クラスの可愛い子がそれに同調する。
高校の時によく見かけた光景だ。美少女という現実には希少の存在を除けば、各々の高校生活に近いものになるのではないか。
思い返してみるに、あの時の会話の中で面白いと断言できる話が、一体どれだけ
あっただろうか。振り返って考えると、何故あんなことで笑えたのだろうかと
思うのが殆どだろうと思う。思い返すこと全て全てを大爆笑確実の話に出来るならば、その人には
是非芸人として大勢の人を元気付ける仕事をしてもらいたい。
少なくとも私は、高校時代に笑った話で他人を笑わせられる自信のある話などありはしない。
電車の中でいわゆるギャルなどいう人種の楽しげな会話に笑える要素はないだろう。
電車で笑いながら話している男子高校生に共感するなど、できなかったことだろう。
だが、人生を振り返り、どの時期が一番楽しいかと問われたら高校時代を選ぶ人が多数だと私は思う。
それはつまり、そのつまらない会話の中にも、黄金の輝きを放つ何かを感じているのではないだろうか。
このライトノベルの文章は、はっきり言って酷い。中学生もかくやと思われる文章である。
過去の文豪に今売れている小説はこのようなものですと紹介すれば、こんなはずではなかったと
涙を流すのではないだろうか。
しかし、この拙い文章もこの作品の魅力を損なうことはない。
その未熟さ、つまらなさこそが高校時代を回想させ、過去の自分を笑う懐かしさに繋がるのだ。
この作品にこのような言葉があった。曰く「世の中がつまらなくなったんじゃないの。貴方がつまらない人間になったのよっ！」
成る程、私は確かにつまらない人間になったのかもしれない。
この小説のギャグが理解できないのも、文章が稚拙に感じるのも、最近の薄さが気になってきているのも
給料がカットされたのも全て私がつまらない人間になったのが原因なのだろう。
物事をつまらないと思うのは、悲しいことである。
作者は、些細なことでも笑い合うことができた、高校時代を思い出して欲しかったのではないだろうか。

人々が興味関心を失いつつある昨今、あえてつまらないライトノベルを出し、本当に楽しかったものは何かを
思い出して欲しかったのではないだろうか。
このライトノベルが面白いなら買ってみようと思っている人に言おう。このライトノベルはつまらない。
しかし、私はこれに一読する価値が存在していると信じている。
買って読んで失笑し、つまらない話なのに楽しそうな主人公たちに思いをはせながら、高校生活を回想してみよう。
月日という名の分厚い霧を抜ければ、そこにはきっと極彩色の楽しい思い出が、あったはずなのだから


追記　　黒色の高校生活を送っていた人　　……ごめん

いいちぎりだな　乙


男子校に通ってた俺は、その暴挙を土下座1時間で許してやる

乙
これははたして褒めているのだろうかw

痴漢物のAVを見ていると思ったら、最後まで電車でのパンチラが流れ続けていたような心境である

めっさ的確な表現だと思った

いやまったくちぎってねーだろコレｗ

かもしれんがものすごく評価しているように読めるｗ

最近売れてるはがないとかあの辺全部に応用が利きそうなちぎりだなｗ
いや生存知らなくてはがない好きなんだけど

すげえ、褒めてないのにスレ違いな気が全くしねえ

深読みすぎるｗ

いや全く褒めてないから評価できないだろこれは

くそ真面目に語るべき作品であるかようにしてる

そんな意味では一種のちぎりだなｗ

結論いうとつまり、自分の高校ん時の日記帳でも読んでろってことか

慇懃無礼な文体がその他のちぎりとも共通しているからつい誤解しそうになるが、
これは単に作品を批判しているだけ

面白いとは言ってないけど、この作品に価値はあるっていう方向では褒めていると見てもいいと思うが

このレベルならつまらなスレに書けよ

いやいや、これは「一見つまらないように見えるが作者の狙いはもっと深いところにあるのだ！すごい！」
っていうちぎりとして成立してると思うよ。

つならないと感じた自分の考えが浅慮であり、筆者はそれすらも織込済みという風に持ち上げてね?

もうやめようよ、議論する価値もない

>578
そう思うんなら自分でちぎりを書くのが一番のスレ流し。

オレ的には珍しいちぎりスタイルかつ西尾信者ホイホイとして優秀だと思うけどｗ

面白いちぎりだった 乙
AVで例えているところで思わず吹いてしまったw

>>579
いや、本気でこの話をやめたいんじゃなくて、婉曲的に馬鹿にしているだけ

自分を？

急に書き込みが。みんな寝てたのか

>>581
ｺﾉﾚｽﾆｵｳﾖｰ

単発大集合

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110922-00000301-davinci-ent

『空ノ鐘の響く惑星で』
著/渡瀬草一郎　イラスト/岩崎美奈子

昨今、日常系ギャグや能力バトル物のラノベが全盛期になっている中
名作と呼ばれる過去のラノベを彷彿とされる本格ファンタジー戦記物のラノベがこの空ノ鐘の響く惑星でだ。
早速内容について語りたいところだが、その前にタイトルについて見て行ってもらいたいと思う。
名作と呼ばれるタイトルには「の」が入っているというジンクス。
「半分の月がのぼる空」「とある魔術の禁書目録」etc・・・
これら同様に間に「の」が入ることで声に出した際の語感も非常に良いものになっている。
また空ノ鐘の「ノ」をあえてカタカナにする事で空の鐘のという風に
ひらがなの「の」が連続して馬鹿っぽくなるのを避けているなど小憎らしい心遣いを随所に感じることができる。

さてさて、タイトルについての考察はこの辺にしておいてそろそろ作品内容について触れていきたいのだが
やはりその前にイラストについては語っていかねばならないところであろう。
この物語は決して昨今流行りの頭を使わずに読める「ライト」なノベルとは言いがたい。
この表紙絵のような淡い色使いは作品内容を少しだけ高尚なものに高める効果が出ており、
また登場人物の服装からファンタジー色の強い作品なのだろうなと予想できる作りにもされており、
内容を知らない初見購入者でも想像と違ったといって落胆させる結果にはならないのではないかと思う。

このようにタイトルにもイラストにも細やかな気遣いが感じられるこの作品。
あらすじは、空から鐘の音が降り注ぐ世界で事件が発生する。
神殿の柱から突如異世界の<ビジター>と呼ばれる人間が現れることからこの物語はスタートする。
王国の第４王子だったフェリオはそのビジターとビジターを巡る周囲の大国などの事件を解決しつつついには世界の命運をかけた戦に身を投じる。
といった内容だ。

あらすじを書くと一見、本格的なファンタジー戦記なのかと思いがちである。
実際私もこの批評の序盤に本格ファンタジー戦記という言葉を使っている。
しかし読者諸君安心してくれたまえ。
これは現代の作風に合わせた本格ファンタジー戦記なのである。
主人公の周りの人間は国をめぐる陰謀などに頭を抱え動き回っている中、
主人公は２人の可憐な少女のどちらを嫁にしようかと思い悩む描写が延々と続くのだ。
また２人の少女もお互いに気の許せる友人だったため
ドロドロした三角関係の悩みを吐露する、まさにとらドラのような展開になるのだ。
周囲が世界の命運に身を捧げている中、
主人公およびヒロインの視点は常に恋愛に向かっているのだ。

これを素晴らしいと言わずしてどうしようか。
本格ファンタジー戦記物を期待して買った人間は主人公とヒロインに目を向けずに周りの人物に注視して物語を読み進めればよく
ラノベらしい恋愛物を期待した人間は主人公とヒロインに目を向けてやればいい
どちらにしても満足できる作品であると言えるのだ。

ただし気をつけてもらいたいことは本格ファンタジー戦記物を期待して買った人だ。
戦のシーンは非常に素晴らしい出来なのだが戦と戦の合間などは要注意だ！
これまで戦場でシリアスな戦いに身を投じていた人間が突如頬を赤らめ恋愛毎に身を投じることが非常に多いからだ。
作中ずっと恋愛事に身を投じている主人公連中以外も急遽恋愛事に参戦するからそこだけは気をつけて欲しいと思う。

ここまで述べてわかってもらえたと思うが
本作はファンタジー戦記物でありながらそれに恋愛を絡め人間らしい作品になった素晴らしい作品であるのだ。
このハイブリットな斬新な作品を皆が見てもらえる日を心より願います。

乙
後半にいくにつれ本心が出ちゃってるなｗ

物語冒頭の印象を完全になかった事にしてやがるのがなんともｗ

俺も読んで、まあつまらないとは思わなかったが、
戦争時の敵指揮官の「負け戦だからちょっと討ち死にしてくるわ」なノリは理解できなかった

>>591
歴史小説のノリなんだろ


小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」

ケータイ小説
「ドカーン！振り返った。」

ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか
そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」

歴史小説
「うしろで轟々と地をゆるがすような煙硝の炎が上がった。これには、さすがの与力衆も浮き足立った。
　　　　　　　　　　　　、、、、
――敵方の大砲はあれほどのものか。
というのが、与力衆の正直なところの感想であった。一堂、士気を喪いつつあった。
しかしながらまだ野戦は、始まったばかりであり、敵味方の部隊が野に充満している。

（もはや、御味方衆に勝利はあるまい、死ぬべし）
と、決意したのもこのときである。悲壮な覚悟といってもよい」

宅配コンバット学園
著／軽井沢洋一　イラスト／大田優一

東野圭吾のブラックユーモア短編集の一冊に『黒笑小説』という本があり、
そこに「もうひとつの助走」「線香花火」「過去の人」「選考会」という
文壇や出版業界を痛烈に皮肉った連作短編集が収録されている。

文学賞にノミネートされた担当作家と受験生の息子の発表が同日に重なり
二重の気苦労を味わう編集者、新人賞の選考委員という体裁で、逆に出版社側に
現在の感性をチェックされている落ち目の古株作家、デビュー作が話題となるも、
早くも編集からは一発屋に終わると見限られかけの大型新人…と辛らつなネタが揃う。

中でも、まぐれで新人賞で大賞をとってしまい、家族友人にちやほやされているうちに
これからは専業作家になる！と会社までやめてしまったものの、本当にまぐれで選考委員に
うけただけで、編集部からは使い物にならないと即効で切り捨てられている新人作家の姿など
創作でその身を立てていこうと夢見ている若者にとっては非常につらいものがあるだろう。

彼は、受賞の知らせを受けた勢いで既存の原稿を改訂した「シリーズ第二弾」を編集部挨拶に持参するも
案の定ひどい出来だったらしく、埋め草にも使えない代物として没原稿用の箱に放り込まれてしまう。
某漫画原作者の正体と筆名の由来に関する都市伝説に語られる「大×（バツ）組」というところだろう。



だが、事実は小説よりも寄なり、である。新人賞応募者でもない持込みの作家志望が快挙を成し遂げた。

その幸運な彼の名は軽井沢洋一、スーパーダッシュ文庫の編集部に本作の原稿を持ち込み、
二ヵ月後に「へたくそだが大幅に直せば本になるかも？」という返事をもらった。

まらスレなどでは、「編集部の指示で手直ししたけどそれもひどい出来だったのだろう」と
みなされている。また、読書メーターやtogetterの感想まとめでは「大幅に推敲させる予定が
事情が変わって即効で出版しなきゃならなくなった」という考察もいくつか見受けられる。


しかし、このことはある一つの重要な事実を指し示している。一度「出版する」と決定していれば
基本的にはその方向性で全ての話が進んでいく、という出版業界の、その根源的な性質をだ。


話は変わるが、スーパーダッシュ文庫は、その刊行スケジュールを最初は明示しないという特徴がある。
つまり他のレーベルよりも比較的出版の前倒しや先送りは容易であり、後者の説にも説得力はある。
ただ、作品数で見ると毎月五作前後、三ヶ月で約15作、半年で約30作の新刊を世に出している計算となり
宅配コンバット学園が発売された2010年12月の新刊は本作以外にも新作1を含めて5冊と平均的な数だ。
その前後の月を見回しても別段弾数が多い少ない、または新作の比率が大きいといったこともなく、
本作の出版を取り急ぐ理由は別段見受けられない、というのがぱっと見の印象ではある。


しかし、その裏事情がどうであれ本作が世に出た意義は大変大きい。新人デビューのハードルを下げたことだ。

本作レベルが（少なくともライトノベルでは）新人がデビューできる最低水準であるとする。
言い換えれば、持込みや賞応募において編集者によっては「使い物に出来るかもしれない」と
見なしてもらえる可能性があるということ、さらには条件さえ整っていれば…或いは運さえよければ
…そこから大して進歩や成長が見られなくとも、商業出版で本を出す事は可能になる、と
此の宅配コンバット学園なる作品、あるいは軽井沢洋一という作家は身をもって証明して見せたのだ。


タイトルが本編の内容といまいち噛み合っていなくても、あらすじ詐欺でも、明らかにペース配分が
それこそ小学生が間に合わせで適当に書きなぐった読書感想文レベルにメチャクチャであろうとも…

冷蔵庫のドリンクがなぜかあったかくても、陰の薄いサブキャラが初登場時に紹介されたのとそれ以降で
全く名前が違っていようとも、作中での論理展開や思考パターンがどんなにぶっとんでても大丈夫！
語彙や文法がおかしかったりしても、読者の側が勝手に複線や裏設定を脳内で考察してくれるはずだ！

出版社のほうも、どうせ設定やストーリーやキャラクターが評判を呼んで売れる見込みが全くつかなくても
とりあえず女子に露出高いバトルスーツ着せておけば表紙買いする人が少しは釣れる…とか考えてくれる。

色んな意味での反面教師という意味も含めて、あらゆる意味で小説家を目指す諸氏に目を通していただきたい、
そんな一冊である…と意味も無く「意味」を多用する一文で、あまりちぎれていないというか、
むしろ少なくとも作品そのものについてははっきりディスっているこの寸評を締めくくらせていただく。

またディスるだけの文か

乙

発想は悪くなかったけれども、最後のレス部分でもっと「多くのワナビに希望を与えた」ってのを強調したらちぎりっぽくなったかも
作品も「つまらない」ではなく、その未完成さゆえに逆に可能性を見れる、とか
その見える可能性ってのは実は「作品そのもの」ではなく「ラノベ作家になれる」ってね

まぁ逆にこれを教訓に編集部がさらにハードルあげて、新人選びに慎重になるかもしれないんだけれども

ちぎりじゃないな

>>596-597
的確な感想をどうも

そしてスレチと思われたならごめん

「謎解きはディナーのあとで」のAmazonレビューの褒めちぎりっぷりにワロタ

ttp://www.amazon.co.jp/review/R1HQDOCDZ4368P/ref=cm_aya_cmt?ie=UTF8&ASIN=409386280X#wasThisHelpful

>>600
思わず読んでみたくなるちぎりだなｗ

今一褒めちぎりきれてない感じだ
かといって怒りと悲しみのあまりそうなってしまったと思わせるわけでもなく

ただ伝説の本の恐ろしさはわずかばかり知れた

正当な批評をするスレでも立てればいいのに
ここはエンタメ批評でみんなを楽しませる場だよ

正当な評価って何やねん
大賞をとった作品は問答無用で傑作扱いするスレか

>>604
つまらない作品をつまらないと断じ、面白い作品をおもしろいと褒めそやすスレだよ
つかそれって普通の感想文だから、今日読んだ本の感想スレでもいいわけか

またインクさんやないかーｗ

またインクさんかｗ

インクさんはやっぱりいいねーｗ

織田信奈の野望

著／春日みかげ　絵／みやま零

これは私が、友人と戦記もののラノベを交換しようという話で借り受けた１冊である。
主人公はごく平凡な高校生で、戦国武将が女ばかりというパラレル戦国時代にタイムスリップした
という恋姫のパク……失敬、そういう目を見張るような斬新な設定からはじまる

この作品において突出しているのは「とにかく勢い重視である」ということだろう。
この勢いを保つためならば、必要なものであっても容赦なく切り捨てるという
作者の決意が行間からにじみ出ている。
たとえば主人公、前述したように現代日本から異世界へ行くわけだが、
現代日本でのことをろくすっぽ思いださない。過去を顧みず、ただただ前を向いて突っ走るのだ
異世界にきた経緯もあまり語られない。
あのゼロ魔でさえ最低限の説明はしていたのにそれをすらしのぐ説明のなさである。
しかも現代の知識を応用しての、ご都合主義というのもはばかられるチート活躍ぶりを見せてくれる。
他のキャラもテンプレで、文章は台詞ばかり。情景描写などないといっていい。
しかし、そのことで駄目だと批判してはいけない。
繰り返すが、作者は勢いだけで一気に突っ走るために、それらを切り捨てたのだ。
ご都合主義は話をとんとん拍子で進めて爽快感を演出しつつ勢いを保つため。
テンプレキャラもすぐに読者に理解させることで説明を省き、勢いを保つため。

私はこの文章を書いていて、ふと子供時代にはまったミニ四駆を思いだした。
軽量化のためにタイヤをスポンジにし、カバーを削り、穴を開けていた。
あのころ、スピードがすべてだった。コンマ一秒でも早くなればそれでよかった。
そのためには外観など気にしなかった。他のことなどどうでもよかったのだ。
この作品も、それと同じである。
常人ならば幼稚すぎて読むに耐えないだろう文章も、勢いを保つためにやむなく修正しなかったのだ。

さて、そのやりかたは正しかったのだろうか。
余談ながら私のミニ四駆は軽くしすぎたためにコースから吹っ飛んでばらばらになったが、
この作品はどうなったのか。
結果は、現在６巻まで刊行されており以下続刊。GA文庫の中堅として順調である。
かの読書メーターでもデレた信奈かわいいで埋め尽くされている。
勢いのためには文章も描写も何もかも切り捨てるという判断は正しかったのだ。

みやま絵じゃなかったら、なんてことはない。はずだ、きっと。
GAのごり押しじゃなかったら、なんてことでもないはずだ、たぶん。

ちなみに友人は私の貸した戦記ものについて
主人公がチートすぎるだの、これじゃ戦記部分いらなくね、だの言っていたが
この作品を戦記ものとして貸したやつに言われたくはないと心底思った

>>609-610
お前には勢いがない。ちぎってない
ちぎろうと思ったら愛のままにわがままに

＞余談ながら私のミニ四駆は軽くしすぎたためにコースから吹っ飛んでばらばらになったが、

この一文は評価したい

>>609
単なる愚痴と化してる部分が多いし具体性に乏しいんで、コメディよりならどの作品にでも当てはまる気がする
つーかあんた流し読みだろｗ

>>611-613
レスサンクス。
ちぎったのえらくひさしぶりだけど、やっぱり徹夜状態のままじゃいいもんも書けないね
流し読みとか的確すぎてﾜﾛｽ
お粗末でした

>>614
私が貸した戦記ものってなんだったん？

ミニ四駆のところは面白かったな

俺はサーキットで走らせる環境が無かったから、オフロード仕様だったなｗ

ミニ四駆という時点で世代の差を感じる今日この頃

ミニ四駆のブームは、確か大きいものが
2回に分かれてなかったかな

このスレの住人はミニ四駆世代が多そうだな

小学生の頃マグナムトルネードとか言って遊んでたよ
今思うとあの漫画もちぎれそうな気がする
かまどで焼くってどういうことだよ！

あそこらへんの作品はつっこんだら負けだろ

クラッシュギアとか単三電池駆動なのに
フェイズシフトするわ、デカイ光の柱出すわ
対戦者と不思議空間で対話するわ、金色に光り出すわで…

ミニ四駆世代って意外に広いぞ

四駆朗世代とレツゴー世代か

ミニ四駆の話題になっとるｗｗ

>>615
魔弾の王と戦姫ってやつ。最近出たやつでなかなかおもしろかった
これも本格戦記というよりMF風味戦記ではあるんだけど……まあスレチだ個人的には

>>625
魔弾じゃ五十歩百歩だろ

>>626
そのへんを語りだすとスレチの議論になるから
俺にとっては〜ってことで頼む

>>626
どう五十歩百歩なのか褒めちぎって説明してくれ

>>628
魔弾を褒めちぎるには俺の中の愛がちょっと足りない

魔弾の作者は地味ファンタジーがうまいけど
魔弾はレーベルの都合で地味ファン要素よりキャラ萌えを優先してるケがあるな
あとがきの印象だけだが

魔弾は少年の冒険ものだって後書きに書いてあるぜ

>>625
最近になってラノベ読みだしたんだが、ラノベの戦記ものってあるのか

最近だと無い
現状のラノベのフォーマットだとそれで主人公を活躍させるのは無理があるからな
戦場の一局面に放り込まれて無双するのが精一杯だ

最近の傾向的に日常系作品が多いから数は少ないけど、ボチボチ出てるよ
例えば、烙印の紋章、空鐘、タザリアetc.
ちょっと古いところでロードス島とかデルフィニアとか

ちょっとじゃねえ
古すぎるわ

最近のラノベ戦記というと、ファンタジアの火の国風の国物語とか電撃の烙印の紋章あたりかね
古いのだとSD文庫にノルマルク戦記というのがあった

ラノベだと話の焦点が主人公やヒロイン個人に収束することが多いんで、スケールで見るとやや物足りなさがあるな
それはそれで好きだけど

俺が持ってるのだと、ゆらゆらと揺れる海の彼方とか戦塵外史とか
前者は敵サイドの過去編で3年くらい止まっちゃってるし、後者は先日終わっちゃったけど

戦記成分が含まれてる、ぐらいだと
そこそこはあるんだが

>>632
ドラゴンランス戦記おぬぬめ

ドラランはなんというか、だんだんレイスト兄弟の方にばっか
フォーカスするのが……
ＲＰＧリプレイであって、戦記的な部分ってほとんどないよね……

どうせ誰も知らんだろうと思って書いたが
まさか読者がいたとは・・・

ラノベの戦争は形態は中世戦国なのに
戦果の評価は現代形式でやってるからおかしくなる
負けても敗軍が壊滅もせんで残存勢力まとめて整然と撤退するのもおかしい

いや、中世戦国でも負けたけど整然と撤退はよくある

気になるのは激戦が和解で終わったら兵から不満がみたいな流れかな
基本的に褒美がもらえりゃその時代の兵って文句言わないんだが

宗教的なものとか、面倒くせえ三河武士とか、謎の戦闘民族とか
そういった特殊理由なければ、そうだよね

さすがにスレチだから誘導しとこう
↓
ライトノベルでの軍隊同士の戦いを考察するスレ　5
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1297860022/

何気に、アリアンロッドサガリプレイシリーズとかがやってるぞ＞戦記
他に、境界線上のホライゾンとかミスマルカ辺りも、そっちに入れていいのかしらん？
　
後は最近のだとヴェスペディアとか白ウサギとか……

戦記は火葬や実録問わず海外の優秀過ぎる作品が流入してるせいで日本だと下火
ラノベが扱おうとしたらあくまで要素にしかならないから戦記物は少ないね

アルスラーンやマヴァールではあかんのか

ノベルスだと一時大隆盛だったからねえ
ほとんど大戦ものだったが

>>643
時代区分によるけど、そもそもあいつら参戦しないで撤退したりするからなあ
基本豪族の集団だから正直参考にもならんし描写してもつまんないよねえ

>>648
アルスラーンはかなりおかしいぞ、中東と東欧イメージなのに戦法とかは全部三国志設定だし
田中先生は三国志戦争しかかけないから誘導と、奇襲、補給戦攻撃が最強ーだもんなあ

ホライゾンも勝負を決めるのはワンマンアーミーたちだから、昔のラノベには少しあったような気がするが

アルスラーンの何がおかしいかって

まだ終わってないところだよな

>>651
おいばか止めろ
第一巻が成人してる俺の生まれる前刊行だけど、このペースだと後10年ぐらい掛かるんじゃないかとか言うな

>>650
あんまり中東や東欧の戦法のイメージが分からないんだが、どんな感じなんだ？
そういうのが載ってる本やサイトの紹介でも歓迎するが

「300」って映画を見ればおｋ

あれか…前から気になってたし借りてこようかしら

中東と東欧じゃいくらなんでも違いすぎるだろｗ

>>655
アルスラーンは読んだ事無いけど、東欧は中東、イスラム世界との関わり大きいよ
中世のバルカン半島や黒海沿岸はオスマントルコの支配下に置かれていたし
17世紀末にはウィーンにまで攻め込まれていたりする

>>639
ドラランはないわー。
結局、主人公たち何もしてないようなものだし。
元がリプレイだというけど、あんなシナリオやられたらGM殴るわ。

>>656
かかわりが深いと、戦術も同じになんの？

>>657
まあ神聖魔法にキツい制限かかってるわ
アドバンスドＤ＆Ｄルール（しかも20年前の）とはいえレベル１からいきなりドラゴンだわで
あんな殺す気満々のシナリオ（まあ改訂前のＤ＆Ｄ自体が一歩歩くごとに罠を探らなないと死ぬバランスだったし）で英雄的な展開なんてかたつむり

>>658
係わり合い（＝戦争）
相手の戦術にあわせて有効な戦術を組み立てられないと滅びます

送信ミスった

で、一番簡単でそこそこ有効な戦術は、相手が優勢ならその戦術を真似っこすることです

>>659
それ以前にあの時代のRPGってシミュレーション要素が強くないか
戦闘・探索がメインで話は二の次っていうか
今のFEARみたいなのならともかく、これじゃ大活躍無理だよな

戦記ものの話題で盛り上がってるとこすまんが


赤の円環　　涼原みなと

この作品のテーマは料理ではない
ゆえに食事の描写はそう多くはないし、食事や料理について長々と説明や講釈が入る訳でもない
にも関わらずこの作品の食事描写はマジで美味そうなのだ
文章は簡潔なのにすげえ美味そう
特別な料理でもないのに読めば大抵の人が「これ喰いてえ……！」となるのは必至だろう

もしこの作品のテーマが料理だったら私の評価は更に上だった
そう言い切って良いほど食事描写の素晴らしい作品である

>>663
宅配コンバットと似て非なる、というより真逆か

>652
あと10年で終ると思ってるなら楽観的すぎる

>>653
なんでアルスラーンの引き合いに紀元前の戦争を取り扱った映画を出すんだ

>>666
調べると判るよ

>>665
じょ、冗談じゃ…おい、早く終わらせてくれ！

×)あと10年で終ると思ってるなら楽観的すぎる
○)終わると思ってるなら楽観的すぎる

フォーチュンクエストの話はもう止めてもらおうか

>>657
ドラランはねえ、もう続編だと味方の戦法を学習した敵に世界を征服されてるぐらいだし
ある意味超リアル

もう、終わりどころのない作品って大変だよなあ

>>670
出産したあたりで、さすがにもうそろそろ終わりか・・・とか思ってたが
そんなことは全くなくてびっくりだぜ！

>>671
戦法っつーか、内ゲバで勝手に滅ばないようにしただけっつーか

ここまでにグインの話無し
　
まあ、あれはなぁ……

著者が亡くなった作品で何を語れと？

あれはつまらない小説というより、かつて面白かった小説だから、まあ……

辺境編は文句なく面白かっただろう
七人の魔導師も

グインは風のゆくえで終わった

スレ違いの話続けてないでちぎれよ

劣等生ちぎってみたいんだけど、Web版でおｋ？

文庫になっても手抜きして改訂されてないからおｋ

板ルール
★「ライトノベルの定義」。あなたがそうだと思うものがライトノベルです。

>>672
えっ、パステル出産したのかよ！父親はやっぱりトラップなのか？

>>672
えっ、パステル出産したのかよ！父親はやっぱりトラップなのか？

age

保守

這い寄れニャル子さん　逢空万太

「内容が薄い、というよりもない。」
「クトゥルーというコーヒーを100倍に薄めて萌えというガムシロップを入れた感じ」
などという感想を聞くが、
それは大きな勘違いであると言わざるを得ない。
何故ならばこの作品はただのラヴコメではなく、推理小説だからだ。
それも凡百の作品とは比べ物にならないほど優れた推理小説である。

巷の推理小説の伏線がロープであるとすれば、この作品のそれはさながらジャングルの中のテグスと言ったところだろう。
この作品の数々のパロネタ、メタネタに隠された伏線の先を全て想像し、
正しい伏線を探し当てられるようになれれば、もはや普通の小説では満足できなくなるだろう。

もっとも、それまでにSAN値チェックに引っかからなければ、だが。

そんな考え起こす時点でかなりSAN値削られてそうだけどな

前スレかもひとつ前のスレくらいにあったニャル子さんのちぎりは秀逸だった

視点を変えた所は評価するけど、全体的にイマイチ。
頑張れ。

746 名前：イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日：2011/03/12(土) 00:46:42.03 ID:dP/00ir7
這いよれ！ニャル子さん（GA文庫）　著：逢空万太　　　画：狐印

私がこの本を見出したのは、ある書店に立ち寄った時であった。
その書店は明るく、清潔で、置かれる本の背表紙はいずれも極彩色で眩いばかりだというのに、
店内の空気はどこか澱んでおり、かすかに酸味のある臭気が漂っていたことを覚えている。
書棚と書棚の間には、厭らしく肥え太り、おぞましい笑みを浮かべた者どもが点在しており、
それらは皆一様に黒みがかった、ともすれば地中に蠢く鞘翅類にも似た色の装束を纏い、
背には欲望で満たされているに相違ないと思われる背嚢をぶら下げていた。
黒き者どもの隙間をすり抜けようとした時、私はこの店の空気と臭気の原因を知ると共に、
鼻奥に突き刺さらんばかりの臭いと異様な雰囲気に圧され、書棚の方へと顔を背けた。
その瞬間、私の眼球は書棚の一点に縫い付けられたように動かなくなった。
題字にはかの狂えるハワード・ラヴクラフトが記した暗黒の神話を思い起こさせる語句が躍り、
表紙に画かれた人ならざるものの姿を見たとき、私の頭の中で豚の嘶きが聴こえたように思われた。
私は何か人知の及ばぬ巨大なものに惹き寄せられるようにしてその書を手に取り、棲家へ取って返した。

気付けば私は狂ったようにキーボードを叩き続けている。
かの書を開いて後、私の脳の内で渦巻く、この名状し難き感覚を文字に変えて吐き出すことで、何かが浄化されていくような気持ちになるのだ。
あの本は捨ててしまった。あれを開いて、再びその内を覗き見ることは在り得ず、全ては忘却によって救われるはずだ。
いや、そんな！　これは何だ！　棚に！　棚に！

これか、これはいいものであったな

それ、好きな人が原典調で褒めてるだけだよね
大好きだけど

このスレ的には大当たりのちぎりだけど、内容については褒めるどころか触れてすらいないよ
ヲタショップで偶然見かけて宣伝文句にちょい興味惹かれてブヒれそうな絵だしで表紙買いしたけど、
読んでみてモヤッとした感情吐き出すためにこのスレまで来ましたってだけの内容だ

それがどうした

ぼくド◯ラ◯えもん

>>692
内容に触れないのはともかく、誉めてない時点で大外れだろ

> ・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。
> 　ネタの幅を狭める非難は控えましょう。

「厳密に」って言葉は難しいな。w
でも自分含めてネタを振らないヤツの方が邪魔なわけだが。

内容がどうであれちぎりを書く奴が一番偉い

>>682
ああ。元々、パステル＝作者、トラップ＝旦那の話だと、どっかで読んだ気が。

>>690は
クトゥルーのコメディだけど内容がなくて語れない作品を
クトゥルーの文体のパロディとして書いたんだから
逆に褒めちぎりになってると思うけどな
語らないのに逆説的に内容を語ってる

アニメ放送記念に再読したので。

「僕は友達が少ない」　平坂読

ありふれた萌え系ライトノベルということで飽き飽きしているかもしれないが、
少し待ってほしい。推理小説に、事件が起き、名探偵が登場し、事件を解決する
という決まった流れがあるように、主人公がちょっとしたきっかけで女の子と触
れ合い、仲良くなっていくというのは萌え系ラノベの様式であり、スタートライン
なのだ。萌え系ラノベにおいて重要なのは、キャラクターの魅力であり、どれほど
愛されるキャラクターを生み出せるか、その魅力を文章で表せるかで作品の評価が
決まる。
例えば、ヒロインに暗い過去を持たせたり、突然に危機的状況を発生させて、それ
を乗り越えることで彼女の健気さや強さを強調し、主人公との絆を深めるという手法
は多くの作品で見られる。つまり、一度落としてから持ち上げることで、その後の幸せ
を印象深くするのだ。しかし、私はこのような"作られた不幸"が嫌いだ。

一方、「僕は友達が少ない」では、シリアスな展開や、熱く燃える場面もない、
平和な日常が描かれているが、スパイスとしてヒロインに残念な属性を持たせてある。
それは、下品な言動であったり、特殊な性癖であったり、普段対人関係を円滑に運びたいなら
隠しておくべき個性である。だが、この物語のヒロインは、残念なところを包み隠さない。
これは、ヒロインとしてあるまじき行為だが、彼女たちが穢れのないアイドルではなく、
泥臭い人間味のある身近な存在に感じられ、むしろ魅力を増幅していると言える。
彼女たちの全てを曝け出した人間関係は、まるでノーガードでのジャブの繰り出しあいのようだ。
ガツンと一発で決めるような威力はないが、効果は蓄積されていくのだ。胸がずきんと痛むのだ。
それは、美しいだけでもなく、綺麗なだけもなく、残念なところを全部含めても、一緒にいたいと
いう気持ち、関係。それは、まるで……

ジリリリリリリリリリ
「……、なんか変な夢を見ていた気がするが、どうでもいいか。」
こうして、羽瀬川小鷹の山もなく谷もない、騒がしいだけの日常は繰り返されていく。
そういう物語である。

自分が書いたものを改めて読んでみたら
褒めてないな、これ。ただの感想になってしまった。すまん。

乙。
スレタイに反して愛情さえ感じるような気もする。w

ひとつめの改行位置が妙に気になって縦読みを探しちまった。

いや絶対に仕込んでるだろ！
見つけるまで今日は眠らないぞ！！

>>704
乙。ちゃんとした落ちが何か欲しかった。
最初の導入が上手かっただけに惜しかった。

再読までするんだから、実は大好きなんだろ？

(701書いた人です)
何も仕込んでないので寝てくださいｗ
まぁ、指摘されてるように、はがない序盤は好きだよ。
何気ない日常を面白おかしく描写してくれていてよかった
と思う。でも、自分の中では発想の勝利、アイデア賞って
感じで、長く続けるテーマなのかなぁと。
要望としては、隣人部での経験を外の世界で生かす試みが欲しい。
モン狩のときの失敗がトラウマなのか？理科には頑張ってもらいたい。

「僕は友達が少ない」　平坂読


自分は特に努力して恋人ゲットを目指すわけでもないのに
なぜかワラワラ寄ってくる個性豊かな美少女たちと
あっちにフラフラこっちにクラクラ節操のない色恋沙汰を繰り広げる、
そんな軟弱なハーレムラノベ主人公どもを永遠に葬り去るであろう男の中の男、
それがこの作品の主人公、羽瀬川小鷹である。

状況としては上記のゲス男どもとまったく同じ境遇に身をおいていながらも、
彼はただひたすらに自らの、たったひとりの思い人だけを追い求め、恋焦がれ、
周囲の女たちのあまりにも露骨すぎるアプローチの数々を軽く一蹴し続ける。

よくある都合のいい言い逃れなどではない。
いわゆる「正ヒロイン」と結ばれるための、予定調和的な展開ですらない。

彼の一途な思慕の念は１００％完璧に純粋なものであり、
そこには一切の欲望や打算の介在する余地はないのだ。

疑うならば既刊７巻を通して読んでみるがいい。
ネタバレになるため詳細は伏せるが、実は彼が恋心を捧げるその相手は

ある意味で既に死んでおり、それどころか別の意味ではそもそも実在しなかった存在ですらあり、
しかもそのことを彼羽瀬川小鷹はいまや完璧に理解しているのである。

今は亡きその人の死骸に今も寄り添いながら、美しき過去の思い出を振り返り悲しみの涙を流し続ける彼こそは
一生一度の恋に殉ずる、日本男子の鑑であるといえるだろう。

乙。やはり小鷹はわざと聞こえないふり鈍感なふりをしていたのだろうか。
その頑なな小鷹を星奈や理科が変えられるかどうかが物語の分岐点だよな。

あぁ、レポート仕上げる予定だったのにラノベばっかり読んでる。
読書の秋だなぁ。

なんか話を進展させるために、急遽そういう設定だったって後付けしたような気がしないでもない

「ストライク・ザ・ブラッド 2」 三雲 岳斗

(まずは背景・１巻あらすじ紹介)
高校生の暁古城は先代の真祖から１２体の眷獣（強力な使い魔）を受け継いだ最強の吸血鬼
と目されているため、様々な事件に巻き込まれていくが、古城はまだ眷獣を使いこなせて
いなかった。眷獣を制御するには血を吸う必要があり、つまり、このシリーズは、１２人の嫁が
登場すると予想される、ハーレム異能力バトル系小説の期待の新星である。
１巻では共闘の中で信頼関係を築き、清楚な超絶美少女中学生、姫柊雪菜と心を通わせることに
成功した。熱血バトルとしてもラブコメとしてもすっきりとまとまった良作であった。

（２巻書評）
２番目の椅子を巡って最初に名乗りを上げたのが主人公のクラスメイトで友人である藍羽浅葱だ。
密かに古城へ好意を抱いており、"電子の女帝"と呼ばれるほど天才的な頭脳を活かして
陰ながら彼をサポートしたりしていた彼女だが、古城と雪菜の急接近に刺激を受け、積極的に
アピールしていくこととなる。まずは、球技大会の練習と称して際どいテニスウェアで古城を
誘惑したり、恥ずかしそうに"彼女いるの？"と聞いてきたり、とても可愛らしい。さらには、
朝起こしに来てくれて、馬乗りになり、男の朝の生理現象で硬くなったものを握りしめてくれる
といったサービスも忘れない。これに対する雪菜もチアガール姿で対抗したり、嫉妬して見せたりと
嫁としての意地を見せる。ニヤニヤが止まらない、素晴らしいラブコメっぷりである。

浅葱のライバルとして登場するのが、ヴァトラーである。彼自身も強力な吸血鬼であるが、
より強き血を求める熱情は男と男という障害を乗り越え、古城に注がれる。古城の成長を
促す目的でテロ集団の活動を黙認するなどおちゃめなところもあるが、テロ集団に対して
彼と共闘することで好感度を上げようとしてくるところなどは、実にあざとい。だが、それがいい。
しかし、そんな彼女らを尻目に、あっさりと二番目の椅子を奪っていったのは煌坂紗矢華だ。彼女が
主人公に惚れた理由は、たった一度のお姫様抱っこである。背の高い彼女は、自分を女の子扱いして
くれたことを嬉しく思った。その感情のままの、勢いのままの行動が、彼女を２番目の嫁の座へ
導いたのだ。

男嫌いであり、また、友人である雪菜へ近づく古城に対し敵対的であった紗矢華がデレるまでの
過程はなく唐突であり、そのためデレてくれたことへの喜びを感じることが出来なかった。
しかし、この物語の展開には、著者のメッセージが込められているのではないだろうか。
憧れの女の子。声をかけたい、告白したい、でも勇気がない。しっかり準備をしてから……。
先延ばし、先延ばしにして、ある日彼女に彼氏ができたと聞いて絶望する。好きになった時に
想いを伝えていれば、彼氏ができる前、彼女の恋が始まってしまう前に行動を起こせていたら
チャンスはあったのではないか。そのような後悔をするくらいなら、当たって砕けてもいいくらいの
勢いで突っ込んでいけという、悩める若者へエールを送る物語だったのだ。

だが、ショートケーキのイチゴは最後に食べる派だ。

追記：浅葱ちゃんは最後に古城にキスをして宣戦布告を行います。この強さが私も欲しかった。

調子に乗ってもう一つ

「魔法科高校の劣等生 Web版」　佐島勤

後出しじゃんけんで勝ち続ける俺って、神じゃね？

ネット小説を中心に"俺TUEEEE"小説が急速に広まりつつあるが、この小説は
その先を行く、"俺、神様"小説である。

名門出身の天才だろうが、己の長所を極めたプロフェッショナルであろうが、
神の前ではぐぬぬ……と跪くしかない。なぜなら神は、自分に有利なルールを
生み出すことが出来るからだ。他の物語であれば十分に俺TUEEEEできたであろう
敵を次々となぎ倒していくさまは、まさに痛快。これまでに多くの主人公たちが
挑み届かなかった神の領域が、ここにはある。須く、見よ。

>>717
最後は　全人類、否知性ある存在は刮目して見よ！　くらいでもいいと思うが、
まあそこまでもっていくんならもっと勢いと踏み込みがほしいな

レポート仕上げろよ、おまえ。w

人は追い込まれると他のことはスピードあがるもんな
俺もレポート提出が2日後に迫ったときに積んでたのを10冊徹夜で読んだよ

ストライク・ザ・ブラッド面白そうだと思ってしまったがこれは巧妙な罠かｗ

ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1): 神崎 紫電

苦しみしかない、絶望が蔓延る世界。
それでも明るく笑顔を振りまく彼女を愛おしいと思った。

この物語のヒロインは10歳の幼女、延珠である。表紙買いをする際は注意しよう。
裸でじゃれついてきたり、将来のお嫁さん発言など、ロリっ子を愛でたい紳士諸君にお勧めしたい
一冊である。舞台となるのは新生物ガストレアの侵略に敗れた後、結界を張った都市内部で人間が
生活している世界だ。主人公と延珠はガストレアを狩るハンターである。ガストレアの侵略は
社会や心に大きな傷跡を残した。ガストレアと人間のハイブリッドであるイニシエーターに対する
差別もその一つである。イニシエーターは全員幼女（ガストレア誕生が10年前で女性しか
生まれないため）であるが、筋力が大きく、ガストレアハンターのサポートを行う。
延珠もその一人であり、複雑な立場にありながらも無垢に楽しそうに振る舞う姿は胸が
締め付けらるほど眩しく、絶対に守り抜きたいと思えるものであった。

しかし、そんな二人も事件に巻き込まれていく。つまり、バトルパートの始まりであるが、
若干大味すぎた気がするのが残念である。何と言っても、特殊武器を持つ敵と主人公の
二人が強すぎた。どれくらい強いのかというと、特殊武器を使わずに挑んだ主人公が
手も足も出せずに２連敗するくらい強い。主人公の体を張った敵戦力調査によって敵の正体が
判明したが、その間にもバッタバッタと仲間やイニシエーターの幼女が倒されていく。
これには主人公も反省したのか、三度目の正直で特殊武器発動、厳しい戦いであったが勝利を
おさめることが出来た。戦いを通して新たな幼女とも知り合えたし、延珠との仲も深めることが
できた。めでたしめでたし。
ブラック・ブレット第１巻(311/343ページ)
― Happy End ―
EDテーマ　「clover」(meg rock)

僕にとっての「ブラック・ブレット」はここでおしまい。ときにパートナーとして戦い、
娘に対する父親のようにように守り、やんちゃな妹を諭す兄のように見守る。とても
壊れやすい、だからこそ大切にしたい強い絆を感じた。

乙。残り30ページ何処行ったw

そっか。こういう手もあるんだ。w

これは新しいちぎりな気がする

物語を食べてしまうほど、深く激しく愛している“文学少女”
がそんな読み方もあるって言ってた気がした。

>>722
これは新しいちぎりかたw

>>724
残り30ページあたりはロリコンに少々優しくない展開なのよ
だから>722は最後の30ページいらないんじゃぼけぇって気持ちをすごくうまく表現してる

幼女に溢れんばかりの愛を感じた
そんなに残り30ページは受け入れがたい展開なのかｗ

成長しちゃったのか

いや、せっかく新たに仲良くなった幼女が…ウゥッ…

カンピオーネ! 神はまつろわず (集英社スーパーダッシュ文庫) 丈月城

この物語には少年の夢が詰まっています。
・大きな力
・普段は力を使わないようにしてるけど、やるときはやる
・力に頼るだけでなく策略もめぐらせる
こんな人がいたら恰好良いと思います。当然主人公はモテモテであり、多くの美少女が
集まってきますが、脈絡なくイチャイチャしていまうと没個性な萌え小説になってしまいます。
そこで一工夫です。戦いの時、主人公が策略を考える際の材料となる知識はヒロインから主人公へ
"口移し"で与えられるという設定になっています。大きな力をもつ"王"である主人公は世界を
守るために戦う義務があり、その際の知識が必要になるといえば、公的にハーレムを構築できる
立場にあるのです。ヒロイン達もそのことについて知っているはずですが、女性関係について
ヒロインが主人公と言い合いをする場面が多く、似たような問答が繰り返されます。これは、
敢えて話のテンポを悪くすることで萌え要素の一つ"嫉妬する女の子"をじっくり味わわせるための
工夫なのでしょう。

また、"巻き込まれ系"の主人公は珍しくありませんが、この作品の主人公は一味違います。
例えるならば、"ヒロインのエスコートにぶつくさ文句たれながら仕方ないからついて行ってやるぜ。"
という感じでして、ヘタレとは少し違う感じがしますが、行動原理・目的がはっきりしないという
不快さを感じました。また、どうせ断らないなら、いちいち愚痴を挟むなと言いたいです。
しかし、このように考えてしまった私は浅はかなのでしょう。主人公が自分から行動を起こさないのは
小説の世界を外から眺めていることしかできない読者と似た立場をとることで自己投影させやすく
するためであり、それでいて最低限の文句を発することで、ヒロインの行動を妨げることなく
会話を促すという高度なテクニックであると考えるべきなのでしょう。
全体としまして、起承転結もうまくいっており、ラストバトルも盛り上がる展開で、しっかりとした
作りのファンタジー小説であったと思いますが、少し"勢い"が足りないのが惜しいところです。
神様を倒しに行く物語ではなく、襲ってくる神様を撃退するという物語であるため主人公を
積極性のある性格にすることが出来なかったのでしょうが、バトルという"燃え"を含む小説を
綴るうえでハンデになりそうで心配です。

どのあたりがつまらなかったのか良くわからんちぎりだな

変態先輩と俺と彼女１ (富士見ファンタジア文庫)
山田　有 (著), 犬洞 あん (イラスト)

つまらなかったライトノベルスレ(http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1318002035/742-)の流れに畏怖を感じて積み本崩し。
あらすじで一体何を言っているのか分からないと騒がれたらしいこの本、読むドラッグか核地雷と目される。

ところが、読んでみれば案に相違して学園ミステリ風なのである。
メインヒロインのせしる先輩は変態的な観察眼と洞察力だけで人々の行動や事件の真相をずばりと言い当ててしまう。
それもまず結論に達し、途中経過は後から追って述べるのだから、まさにホームズばりの推理。
ホームズシリーズやマイ・フェア・レディの劈頭を飾る名推理を彷彿とさせるではないか。
事前に十分な手がかりと謎の提示が行われる本格ミステリを志向していないため読者が推理することは困難だが、
自分で推理せず探偵の鮮やかな謎解きに聴き惚れたいタイプの読者には楽しめよう。

せしる先輩は極めてエロい変態ながら痴女にあらず、主人公に対する思いやりゆえの変態行為という新機軸をこなす。
もし痴女だというなら知にやまいだれの付いた痴女、頭が良すぎるゆえの奇行だろう。
また、サブヒロインの水谷さんともども押しの強い性格ながら、二人とも暴力や暴言には訴えず気配りも行き届くタイプ。
インパクト優先でツンデレと言うよりきちがいじゃが仕方がないと思って読むしかないヒロインを出すラノベも多い中、
エキセントリックな振る舞いの割に不快感を覚えさせないこの二人の人物造形はなかなか優れていると言えよう。

終盤で異能バトルに転じてしまうのは少々きついものがあったが、これはファンタジアの名を冠する以上やむを得ないのだろう。
『吼えろペン』でも述べられていた通り、最後がつまらない作品はそこまで読者を楽しませる名作なのだ。
総じて満足できる読書だった。

おつ。問題はストーリーの不味さってことでおｋ？
ヒロイン枠が二人というのは良いね。最近はヒロインを無駄に増やして
薄っぺらくなってる物語が多いから、このまま二人に集中して掘り下げて
いってくれれば嬉しいな。

近所の書店で探してみよう。と思ったけど、あらすじ読んで回避決定。

sage忘れた。すまん。

>>735
富士ミスの「しずるさん」シリーズみたいだな、あっちは充分な手がかりと謎が提示されずに
寝たきり美少女が友人の美少女の語る伝聞内容と、新聞等の記事のみで事件を解決しちゃうんだがｗ

この中に１人妹がいるを頼む・・・

題　蒼穹のカルマ　１（続きがあるってことだよ）　著者　橘公司
みなさんはプライオリティという言葉をご存知だろうか。
難しい言葉を使うのは相手の教養を試すため。つまり優先順位のことである。
そう、この本はある一定の教養のある者に向けた啓蒙書である。
舞台はなんか怪物とかたくさんいる世界。しかも頻繁に怪物が襲ってくる。でもあんま悲壮感はない。安心。
主人公、鷹崎駆真（たかさきかるま）は騎士団の騎士としてそれを倒す。もちろん主人公なので強い。開幕時で既に最強クラスだ。
だが、物事には何事も理由が存在する。当たり前のことだ。理由は天才だから。
この潔い設定に地雷を感じさせずにはいられなかったが、幼女が出てくることによってそれは杞憂に終わった。
彼女、鷹崎駆真には絶対のプライオリティが存在する。
シティ・神戸１０００万人の命よりもフィアという金髪幼女の命を救うことを選んだ天城練のように彼女は
姪にあたる鷹崎在紗（１１才）を全てにおいて優先する。
ここで何か感じないだろうか。惚れた女を守るために全てを優先する。となるといささか閉口してしまうものだが
惚れた幼女を守るために全てを優先するに変えると許せる不思議。
いや許せねーよという声が聞こえてくるだろうが、ここで話はプライオリティに戻る。
難しい言葉を使うのは相手の教養を試すため、この本を読むものにはそれなりの教養が必要となる
みなさん、教養って一体なんなんでしょうねえ。

>>108
「エトランゼのすべて」　著者　森田季節

変わった美少女に捕まり変な部活に強制連行されて奇人変人達と共にリア充への更正を目指す話
いわゆる、おれと一存のラブコメは修羅場すぎて憂鬱が少ない系です
ですがこの本は舞台を京都大学に移し、ラノベから一般向けにした点です
「んな部活認められねーだろ」「生徒指導に絞られるだろ」と言う宿命的疑問点をあっさり解決
大学ならおかしなサークルに変人が集まっても普通で、特筆する事でもありません

京都の学生を主人公に据えながら、森見登美彦のようにファンタジー世界に飛ぶ事も、
万城目学のように歴史を織り込む事も、円居挽のようにレトリックに淫する事もありません
別に舞台がどこでもいい話なので京都に土地勘が無くても大丈夫です
京都の地名が大量に登場しても何の役割もなく、読み飛ばして構いません
京大出にありがちな京都至上主義や衒学趣味が無い訳で読者に優しいですね
これまでの作品と違い、何気ない社寺トークや電車トークが仕掛けになっている心配も不要です
最後のどんでん返しのための伏線は意識的に見え見えにしてあるようです
徹底してパンピー向けに、付いて来れない読者を出さないよう心が折られています

著者はMF文庫J出身、一癖も二癖もある作品で魔改造も撥ねのけレーベルを渡り歩きましたが
GA文庫の「お前のご奉仕はその程度か？」と、続くこの本はアクが抜けました
青春小説の青臭さが鼻を突かない、臭みの無い白湯のような本に仕上がっています
三十前になれば自分の存在意義に悩む事も無くなるとこの本の中で語っています
そういう事なのでしょうか
これならMF文庫Jに復帰してラブコメも可能な実力でしょう

この中に1人、妹がいる！
著者：田口一 イラスト：CUTEG

普段、ハーレムの主人公をロールプレイする際は無難にスキル
『鈍感（ドウシタノ）』や『難聴（ナンダッテ）』を選ぶことが
多いけど、最近はマンネリ化して困ってる。だから、今回は新スキル
『妹探し（ロシアンルーレット）』を試してみようと思う。これを使うと
「この子って、もしかして俺の妹？」という疑念が生じ、特定のヒロイン
と立ちかけていたフラグがキャンセルされる。こうしてバランスを保ち、
ハーレムを維持できる。なるほど。とりあえず、ゲームスタート。

巨大企業の社長であった父親の急逝により次期社長候補となった主人公は、
遺言に従い高校卒業までに結婚相手を見つけることになった。しかし、その
高校には父親の隠し子、すなわち血のつながった妹がいるらしい……、
といった設定だ。嫁候補とイチャイチャしつつ、好感度が上がりすぎない
ように適度に『妹探し』を使えばいいわけか。なかなか上手い設定だ。

さて、ゲームを進めよう。「嫁カタログ」からヒロインを選んで、
「イベント展示場」から好みのシチュエーションを選ぶ。まぁ、どちらも
見事なテンプレっぷりであるが、今作の売りは新スキルであるので、それ
以外であえて冒険する必要はないということなのだろう。とりあえず、
「この子」と「登校中」を選んで……。あ〜、やっぱりぶつかったよ……。

うん、最初の数回は真新しさ故に楽しめたけど、結局のところ、いつもと
同じなんだよね。イチャイチャしてスキル使っての繰り返しで。だけど、
容易なパロディやギャグに走らなかったところには作者の心意気を
感じるし、テンプレといえど数多くのシチュエーションを用意することで
簡単には飽きさせない作りとなっており、ハーレム物として、一定の
ラインはクリアしているのではないだろうか。

>>741
おれと一存のラブコメは修羅場すぎて憂鬱が少ない
に笑った。ググってみたら、
もしかして：
おれと一存のラブコメは修羅場すぎて頭痛が少ない
と表示されるけど、頭痛ってどこから来たのｗ

東京レイヴンズ
著者：あざの耕平

これまで著者を代表する作品と言えば、
・ヤク中が影から出現する幻覚でスタンドバトルする「Dクラッカーズ」
・吸血鬼の種族間の抗争、そして人間との共存を描いた「BLACK BLOOD BROTHERS」
というシリアスかつ燃え展開に溢れた良作ながら、
絵柄と設定、複雑なバトル描写により（そして展開のスロースターターぶりに）オススメし辛い作品であった。

しかしこの東京レイヴンズは違った。
本作品は所謂「学園ラブコメ異能バトル物」、即ち「わかりやすい作品」なのである。

主人公は歴史ある陰陽師の家系、土御門家……の分家の息子。恋愛事には鈍感。
ヒロインはその土御門本家の次期当主であり、
そして作中においてその昔、大規模な災害を生み出した「土御門夜光」の生まれ変わりとの噂がある。
主人公の悪友は自分の妖怪化を抑えるために陰陽の知識を独学で学んだ解説役。
主人公の式神として狐っ娘（ロリ）……etc。

主人公は熱血バカで、しかし霊力に関しては並以上。
しかも1巻で主人公が夜光の従者の生まれ変わりであるかのような伏線がある。

丁寧口調で巫女服なヒロインは幼いころから主人公が好き、
そして陰陽師学校では家のしきたりで男装しているためボクっ娘。
主人公が他の女子と話すと嫉妬爆発で実力行使したり、
デートに尾行するなど当たり前である。

まさに王道、オーソドックスと言える設定である。だがそれだけではない。

富士見ファンタジア文庫といえば、長編がシリアス・雑誌連載の短編がギャグや日常描写の補完……
といった形で別々に刊行される特徴があり、著者の過去の作品もこのような形式であった。
しかしこの作品では、順番にナンバリングされているタイトルに短編は収録される。
そしてその展開は本編にもちろん反映される。
よってどれだけ本編でシリアスになっても作品のライトな雰囲気を壊すことがないのだ！

つまり本筋で夜光信者によるヒロイン拉致事件が起こっても、続刊で
主人公とヒロイン(男装設定)が腐女子の寮長に噂を広められたり、
主人公がホモやロリコン疑惑をかけられたり、
主人公が男の娘に告白されてデートしてもいいのである。

またこれまでの作品のような能力バトルという側面も薄いため、
主人公が錫杖で殴るしか攻撃手段が無くても、「仲間とのチームワーク」という少年漫画的展開で盛り上げる。

いままで「人を選ぶ」ものであった著者の作品が、
この王道設定によってメインターゲットである中高生に受け入れやすくなったことは想像に難しくない。
しかも新刊である6巻が20日に刊行されている現在、まだスロースターターである著者の本領が発揮されていないのは明白である。
これから大どんでん返しのカタルシスが待っていることは間違いないだろう！

この先の期待を含めて誰もが満足できる作品と思える作品である。

なんかふつーに興味をそそられるな。w

短編長編混成は現富士見編集部の方針だから、作者の一存ではどうにも…

5行くらいにまとめられそうな

普通に紹介してるだけじゃね？

別に長く書く必要はないんだから
設定並べて字数稼ぎとかしなくていいんだよ

>普通に紹介してるだけじゃね？

すまない、もっと簡潔でユーモアあふれるちぎりが書けるようになりたい。
本当にひどい作品はあらすじor立ち読みの時点で回避するから、結局読むのは
「特に売り出すところがない凡作」になって、どこが悪いかって聞かれると
困るかもしれない。まぁ、そんな小説に出番はないってことだよね…。

作品のせいじゃなく、ちぎり手の技量の問題だと思うが。

作品のせいにして悪かった。まとめサイト見て勉強してくる。

しかし最新刊でスロースタートなおっさん燃え小説という
立ち位置に戻ってきた気がするあざの耕平

書いたの俺だけど、正直すまんかった。
もうちょっと研鑽してからちぎることにする。

てか>>753は何にあやまってんの

>>740は全く褒めているように見えないんだが……

> ・とはいえ、厳密に“褒めちぎり”になっていなくても面白ければOKです。
> 　ネタの幅を狭める非難は控えましょう。

面白いかについてはノーコメントにしとくけど
そのパトスはむしろつまラノ向けだとは思う

>>740のは主人公がヒロインを優先する設定が続編でるのが
許せないほどの逆鱗に触れた様だとしか言えない

>>740のカルマは1巻しか読んでないが
ロリっ子第一主事の主人公が愛と正義と執着をもって
どんな難事だろうと吹き飛ばすコメディ作品という記憶がある

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」　渡航

本作のヒロイン雪ノ下は、「化物語」の戦場ヶ原ひたぎの流れを汲み、
非リア充部活動、残念属性を取り入れた「はがない」の三日月夜空に
連なる毒舌ヒロインの良血統である。"毒舌漫才"や"集団残念コント"で
笑いを提供してきた系譜であるが、雪ノ下は毒舌に特化することで
笑いではなくイライラを与えるという個性を見せつけた。先人の偉業を
なぞるだけではなく、読者をイライラさせるという誰もが躊躇する分野へ
勇敢にも踏み出したという点は評価されるべきであろう。
また、主人公比企谷と雪ノ下の
「みんなダメになれば、ダメなやつはいなくなる」
「あなたの思想が流行ったら地球は滅亡するわね」
という会話は、粗製濫造を行うライトノベル業界と、それを嘆く読者の
心情をよく風刺しており、好まれやすい作風という外見は整っているが
個性に乏しく、中身が伴わないという、"残念系ライトノベル"の流行に
警鐘をならしているのではないだろうか。

業界論しかネタが無いのはわかるが褒めてる気がしねぇw

>「みんなダメになれば、ダメなやつはいなくなる」
>「あなたの思想が流行ったら地球は滅亡するわね」
のび太じゃねーかｗ

あ、ホントだ
どっかで見たと思ったらドラえもんだ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0456035-1319369367.jpg

青春ラブコメの一番の突っ込みどころはテニスっぽい謎スポーツの描写だと思うんだが
どうやったら加点されるのか、というごくごく当たり前の常識を覆してくれた

>>767
たしか、ルール知らないからバレーボールのような方式でいいよねって
描写があった。それよりも中学の県選抜に選ばれるようなレベルの選手に
メテオストライクが通用するってのがありえない。痛々しい妄想の産物だ。

素人が競技者に勝つとかはリアルモンク妄想の変種だよな
なんでキモオタはあそこまでフィジカルエリートを毛嫌いするのか
若いうちから体を動かしておく習慣をつけとかないと４０、５０行く前にコロコロ死んじゃうぞ
負けると悔しいとかいうおかしなプライドがあるなら
勝敗のない（あえて言うなら相手は自分）スポーツはなんぼでもあるというのに

草でサッカーやってたら試合形式やろうと言ってきたプロ込みの相手とやったけど
圧勝したぞ

なんとなく西部劇で転がってる草でサッカーをする>770が思い浮かんだ

なんでオレ様はお前らフィジカルエリートにコンプレックスを持ってるオタクとは違うって>>769はアピールするのかな

>>772
まあ自分のコンプレックスさらけ出してるだけだろう

青春ラブコメのあれって、コートのどこにサーブを打ってもインになるルールみたいだから、
試合の流れはめったにラリーにまで発展しないはず。加えて一人が二回ずつサーブを打ってるみたいなので、
2点差をつけるタイブレーク展開だと、先にサーブを始めたほうが絶対に勝つ。

あー、その辺の競技ものだと、
星刻の竜騎士で、竜騎士のレースがあるんだが
　
空飛べる飛竜と地面を走る恐竜タイプの竜がまったく同条件なのって本気でどうかと思ったわ……

ねずみとコウモリで競争させるようなもんじゃないか
阿呆なのかそいつは

おいおい君たち、スレ違いだぞよ

とりあえずここ一週間分位のちぎりを読んで
テンプレラブコメばっかりだな！って変な笑いが出た

>>742
の「フラグをキャンセルすることでハーレムを維持」って評こそ
ラノベに対するテンプレだとは思ったが何かそこのくだりは笑った

ttp://togetter.com/li/114032

ここまで書かれると「宅配コンバット学園」がどんな小説か超気になる。
誰か特攻して褒めちぎってくれ。

いちご大福とか何とかいうのがあった

>>1にあるまとめサイトの宅配コンバット学園から色々なちぎりが見れる
って>>1のまとめサイト見れないんだな
ttp://tumasyo.wiki.fc2.com/
こっちからどうぞ

しかし宅配コンバットはちぎりが多いな
改めてみてビックリだ、ちぎりスレ的には愛されてる証拠だろうか

>>779
>>593
これで自分は読んだ。w

>>769
リアルモンク妄想でボコられるレベルの競技者は
実際過酷なトレーニング積みすぎてて寿命短そうだがｗ
テニス選手とかかなりヤバいらしいな

何故宅配コンバットが愛されるのか

個性など必要としないチームの一員としての重要性
それをこなしてきた彼らに与えられる重大な任務
カタルシスをひたすらに渇望させる展開は読まないとわからない

なるほどストイックな感じなのかなーと一瞬納得したわｗ

>>784の時点でちぎりにしか見えないw

特異点領域の特異点

さすが電撃とうなずけるボーリュあるSF作品
どっかで見たことがあるようなSF設定SF展開が素晴らしい
序盤、主人公の作った少女型アンドロイドを起動させるのだが、
うっかりパンツを履くプログラムを組み込んで置かなかったミスにより
一々、主人公自身がパンツを履かせる羽目に。
しかし、そんな状況ならではのお約束ヒロイン登場。
主人公はヒロインの特殊な物理法則の変換(?)天井に頭をめり込ませる。

そのほか、服を着たまま入れる混浴温泉（濡れるという物理法則はない）シーンでは
主人公の背中流すと称し攻め立てるヒロインがエロい
主人公「科学的に言うと、海綿体に血流が集まり（ry」など、

そう、つまりはこれは規定路線ラブコメのSFなのだ。

と、思って安心して読んでいたが、クライマックス。
ヒロインはサナギから蝶になるように、彼女の脳がノートパソコンに
変貌する事実を知っていまう主人公つまりは、本体は脳で、体は蛹なんだ。
何を言っているが解らないと思うが（ry

おもわず( ﾟДﾟ)ﾎﾟｶｰﾝして、しまったが一応感動できるので
興味をもったら読んでもらいたい。

>>787
ちぎり乙
思わずお前の文章も褒めちぎりたくなる出来だな

ちぎられる出来は否定できんが、壁本ほどストレートにつまらなくはないんだよな……

壁本ってなんだ？　壁に投げつけたくなる本のことか？
そんな言葉初めて聞いた

元はミステリ畑の用語だからな

おつ。まずタイトルに惹かれるね。
ちぎり文見て読みたくなったけど、前半にあるという
露骨な萌え展開を乗り越えられるか……。

>おもわず( ﾟДﾟ)ﾎﾟｶｰﾝして、しまったが一応感動できるので

ちぎりじゃなくなってる……

たまたま見つけた『恋する鬼門のプロトコル』のちぎりを友人が激賞したのがきっかけで
このスレとまとめサイトを知った。
『恋する鬼門のプロトコル』はまさに褒めちぎり通りの内容だったよ。

で、まとめサイトを見て他にも色々買って読んでみた。
『宅配コンバット学園』は作者の成長を暖かく見守りたくなる文章だったし、
『マキゾエホリック』は、ラノベとは何かと、考えさせられる一品だった。
『かのこん』はテンプレラブコメかと思いきやおっぱいに満ち溢れていたし、
『ブロークン・フィスト』はミステリーの枠に収まりきらないスケールの作品だった。

でもとりわけ気に入ったのが『ロクメンダイス、』。
内容文体共に癖があるけど、あたかも地雷であるかのように褒めちぎってまで
他の人に読ませたくなる、突き抜けた魅力を持った逸品だった。

とりあえずみんなありがとう。

>>794
新たな形のちぎりだな。

まとめサイトのちぎりなら、
つばさを是非とも見ておいてほしい。
あれは慟哭のちぎりだ

斬新なちぎりだな

>>794はいいな

ラノベで一番重要な事は読み易さだと言われている。だが、本当にそうなのだろうか？
個人的には「読者がイメージを想起できるナニか」を内包しているかどうかだと思うのだ。

そして、今ここに1冊の本がある。

------------------------------------------------
『灼熱の小早川さん　(田中ロミオ著/ガガガ文庫)』
------------------------------------------------

タイトルに"灼熱の〜"などと付くと続きが出ないのではないか？という危惧を抱く読者も
いるかもしれない。だが、本書は1巻完結の学園物。そんな心配は無用である。

さて、本書を手に取った時、ワタシは何を考えていたであろうか？
想像してみて欲しい。面陳列された小説の、平積みされた小説の、或いはメロン積みされた
小説のナニを見てワタシは、他の購入者達は購買意欲を掻き立てられるのだろうか？

著者名だろうか？タイトルであろうか？はたまた華麗なイラストであろうか？
そうなのだ、必要とされるのはキャッチーな表紙イラストであり魅惑のカラーイラストであり
本文にマッチした挿絵なのだ。
そして、そこに著者のネームバリューが加わればもう財布の紐はゆるゆるである。

無論、タイトルも重要ではある。…あるのだが元々奇抜なタイトルの多いラノベでは
それだけでは如何にも弱い。兎にも角にもイラストこそが至上の命題なのである。
つまり、本作を読み進める過程において、ワタシの脳裏には常に小早川さんのメガネが
輝いていた、と断言してしまっても過言ではあるまい。

――文章などラノベにとってはただの添え物に過ぎない――

鬼才、田中ロミオはその事実をこの作品で我々に教えてくれているのだ。

続けてもうひとつ。
このスレで既に何度も紹介されている作品ではあるが、最近読む機会があったので
誠に恐縮ではあるが私からも紹介させて頂きたく思う。

---------------------------------------------------
『ソードアート・オンライン<1>　(川原礫/電撃文庫)』
---------------------------------------------------

ヘルメット型の感覚置換機器による知覚情報のデジタル化技術の開発。
それを利用した仮想空間による多人数参加型ゲームが本作の舞台である。

<完全ダイブ>によるリアルなファンタジーMMORPG。だが、それ自体が
1万人もの参加者を仮想空間に閉じ込める罠であったのだ!!
ゲーム内での死は現実世界でも死となる――

名作Wizardryのキャラロストどころではない過酷な世界に否応なく参加せざるを
得なくなった人々。それは2年間で実に3000人以上もの犠牲を生み出していた。

迷宮の踏破、恐るべきボスモンスターとの死闘、湖のヌシから得た伝説の釣竿、
調理スキルの完全習得、素材を買い叩く店のオヤジ。
そんな死と隣り合わせの世界を主人公キリトとヒロインのアスナを通じて著者は
見事に描ききっている。

後半、ページをめくる指先の速さに目で文字を追うのがもどかしくなるほどに
物語は加速する。流れ去る文字達のなんというスピード感!!

物語の結末は是非あなたの目で確かめて欲しい。

「え、2巻どころか8巻まで出てるの？更にアニメ化？マジで！？」
今ならばそんな驚きと喜びも味わえることだろう。

---------------------------------------------------
『ソードアート・オンライン<2>　(川原礫/電撃文庫)』
---------------------------------------------------

ぐうぜんにも1かんのしゅじんこうと同じ名まえのイケメンゆうしゃがフラグを
たてまくるファンタジーRPGしょうせつです。おうどうてんかいです。
がいけんや名まえは同じですがきっとべつじんです。ちがうひとです。

そして「もげろー」とつぶやきながら安心してよめるラノベだとおもいます！

つまらないちぎりを無理やり褒めちぎるスレか…

アンチリテラルの数秘術師

この小説は簡単に言えばなんかよくわからないけど凄い力を持った女の子と出
会ってよくわからんけど凄いバトルを繰り広げます、というものです。
売り文句に「数を操る」とかなんか数学っぽいフレーズがあって難しそう、と
思ったあなた、全然心配ありません。現実の数学や科学とは完全に内容は乖離
してまして、ただいろんなところから厨二っぽい単語として借りているだけで
す。気にせず読み流しましょう。気楽に可愛い女の子の繰り広げる厨二バトル
を楽しんでください。
「それでもなんか難しそう?」いや、そんなことありませんってば、そういう
態度損ですよ。読めば面白いかもしれないのに。

じゃあまずタイトルから行ってみましょう。この作品ではアンチリテラル=”
数の支配を受けない者”という意味づけをしています。これは実は一般的な用
語とは少しずらした意味づけです。
「リテラル」は数学の一分野、記号論理学の世界では原子論理式および原子論
理式の否定という意味です。
原子論理式は「または」「かつ」といった論理演算子で結合されていない論理
式を差します。コレは普通の言葉で言えば「○○は□□である」という数学上
の「命題」（例えば「"a"は文字の一つである」というようなもの）です。
プログラミングの世界ではソースコード上に埋め込まれた値その物を表記した
ものを指します。例えば a = 1; str = "test string"; の「1」「 "test
string"」がリテラルです。リテラル(literal)の元々の意味はletterで「文字
通り」「字義通り」って意味です。別に数に限らないのです。

「数秘術」はこの作品ではなんやら凄い力を魔術的ものを指していますが一般
的な意味はカバラ等の生年月日や名前に数字の当てはめ(ある意味文字コード
化)を行って計算して運勢を占ったり、「人類は滅亡する！ヤツの数字は666だ！
あいつが人類を滅ぼす悪魔だ」とかやったりするもの(wです。
基本的にこの作品では名前を借りているだけと思っていいのです

「アンチリテラルの数秘術師」の続き

「そんなこと言っていて、タイトルはともかく内容は難しいこと書いてあるん
でしょう?」ですか。いや、そんなことないって。別に数学や科学知識の難し
いことは必要ないって。さっきも書いた通り「名前を借りているだけ」です。

たとえば1巻で飛んできた拳銃の弾丸をヒロインは「分子間力分解(オープンファ
ンデルワールス」なんて言って額の直前で分解して無傷、ってやってますが、
これちょっとした科学の知識があったら相当におかしい記述だってすぐにわか
るんです。
弾丸は普通は鉄や鉛の金属ですが、これらは分子間力で固まっているわけじゃ
ありません。化学屋さんだったら反射的に「えー」って言うでしょう。
金属は最外殻電子を全体で共有した「金属結合」で多数の原子が結合していて
「分子」という形はあまり取らないのです(だから電流が簡単に流れる)。
流石に作者もまずいと思ったのか2巻以降では表現を変えて来ていますがそれ
でもやっぱりちょっと…いやどうでもいいですが。
物理屋さんだったら別のところにツッコミを入れるでしょう。拳銃が9mm弾だ
とすると銃口のところでは大体プロボクサーの全力のパンチ並かそれ以上の
運動量があります。この運動量は弾丸がバラバラになったとしても無くなって
しまうわけではありませんから額の直前で弾丸を分解したとしても、そのまま
蒸気?粉体?化した金属と周囲の空気がそれなりの運動量でやってくるのです。
なので頭を吹き飛ばされるか、首が折れるか、それとも髪の毛が舞い上がるか
それは状況次第だと思いますが…もの凄い力を持ったヒロインなので単に弾丸
の運動を打ち消してぽとりと地面に落とせばいいような気はするのですが、ビ
ジュアル的なところを優先したのでしょうね。

とにかくこの作品はクールでもの凄い力を持っているけどゴキブリに大騒ぎす
る可愛いヒロインと、毎回登場する魅力的な女の子に萌えて厨二バトルを楽し
めばいいんです。是非気楽に楽しんで欲しいと思います。

んー
なんか最近褒めてないのが多いな
読んでる人間に面白いと感じてもらう褒め方って労力かセンスがいるから
単純にイライラを発散したいだけならつまスレ行ったほうがいい気がする

>>805
そうだな。擁護じゃなくて褒めなきゃいけないんだ。
もうちょっと修行してから帰ってこよう

>>803-804
アンチリテラルを褒めちぎるなら、そういう内容であることを踏まえた上で
1巻目のあとがきで作者が自信満々に宣言してることを絡めるのが面白いと思うの

>>799
田中ロミオって挿絵や装丁までやってるの？
そのちぎりはおもに装丁や挿絵につられて買っちゃったという流れで、それと筆者の「鬼才」とになんの関係があるの？
タイトルだけで中身見ないでも書けるよねそんなの？

たのむからもうすこし労力かけろよ

>>808
労力を掛けた正しいちぎりのお手本をUPする事を許してやろう
さあ、素晴らしいちぎりを見せてくれ

と、言ってる>>809がまずいい見本となってくれるようです
ささ、どうぞ

こんなんじゃ俺、ちぎりスレを守りたくなくなっちまうよ…

ミストさん乙

生カブでも食ってろ

いやあ、宅配コンバットは名作でしたね

>>805
基本的なコンセンサス（ちょっと懐かしい言葉）が得られていないよな
投稿してもらわないとスレが成り立たないのは事実なんだが、内容に同意することはもちろんできないし

803はともかく
内容に触れないちぎりは過去にもあったし大体受け入れられてなかったか？

それ以前につまらん

上の方に貼られてたニャル子さんなんかは本編以上にクトゥルーテイスト詰め込んだ労作だったからこそ
受け入れられたのであって、内容に触れないちぎりってのはネタとしては外道だよ
長文を書くことの労力自体は否定しないけど、ネタ勝負するならするで最低限気読者をニヤリとさせる程度の
センスは必要かと

中身に触れないどころか、たしかまず買いもないちぎりもあったが、
>>808がつっこんもうと思ったのは筆者が鬼才らしいのに、
編集あたりがあてがってるはずのイラストで、筆者をちぎってるからじゃないの？

「ガガガ文庫編集は、その事実をこの作品で我々に教えてくれているのだ。」
で締めていたら、そこは突っ込まなかったんじゃないかな

このスレが好きなので少しでも貢献できればと思っているのだけれど、
なかなかこれといった作品に出会えない。
ちょっと時間ができたので、おすすめがあれば褒めちぎらせていただきます。
自分が過去に投下したのは>>451と>>526
基本的にネタバレありの長文野郎ですが、それでもよろしければ。

ちぎるのを目標にして買ってもあまりいいちぎりにはならないんだぜ？
期待して買ったものだからこそ穴あくほど読んだがどうしてもダメだったとか、
そういう挫折や怒りがちぎりの原動力だから

ラノベ作家当人にも似たようなことが言える。ラノベで当てるのが目的、程度の意識だとなかなかきびしい

「比較的よくありがちなスレッドの一生」というコピペをご存じだろうか？
最初は小さなスレであったのが面白い人間が集まって大きくなり、しかしそれによってブランド化し、
名前に惹かれた難癖をつけるのだけは得意なつまらない人間によってスポイルされ、結局は死んでゆくというものである
タイトルが若干日本語としておかしいのは気にするまい、問題は本質である
このコピペは何も2chのスレに限った話ではないのだ
エンターテイメント全般や小さなコミュニティに留まらず企業、果ては国家までに適用できる真理である
我々はこれを他山の石として膨大な前車の轍を踏まないようにしなければならないのである

文句言うなら手前が書け的論調は好きではないが、取り敢えず投下

蒼穹のカルマ（富士見ファンタジア文庫/橘公司）

今さら言うまでもないことだが、物語の本質を決めるのはその物語の主人公の為人である
では本作の主人公、他を圧する技量の蒼穹園騎士にして名にし負う鉄面皮の鷹崎駆真はいかなるテーマを提示するであろうか
私見ではあるが、それは家族愛と言って良いのではないかと思う
鷹崎駆真の行動原理は単純である
亡き兄の残した姪を守る、ただその一点だけだ
鷹崎駆真は、その先に姪が待つ限り何者をも恐れることなく突き進む
行く手を阻むのが巨大な飛行獣であれ、古代兵器であれ、魔王であれ、あるいは神であろうとも
鷹崎駆真は、姪のためならばいかなる境遇も意に介さない
将来を約束された騎士の身分を捨てることも、メイドカフェで媚を売ることも、魔王の後継にその身をやつすことも
全てを忘れて幼子のように振る舞うことも、なんなら魔法少女にだって変身しちゃう
鷹崎駆真は姪の全てを愛する
抜けるように白い肌を、ほんのりと桜色に色づく頬と唇を、そしてその赤い瞳を
１２歳の少女が背負った過酷な境遇も、、世界を滅ぼしかねないほどの脅威も、その幼くもいじらしい独占欲が
勢い余ってちょっぴり殺意を向けてきたとしても駆真の家族愛を損なうことは出来ない
何たる大いなる愛であろう
この巨大な愛の前には伏線も超展開も物語の結末も、全てどうでもいいことだと気付かされる
恥を偲んで告白すれば、私の浅薄な知識では鷹崎駆真に匹敵する家族愛の持ち主などラノベ界広しと言えど
西園寺夕鶴（東京皇帝☆北条恋歌/竹井１０日）くらいしか思い当たらない

刊行を重ねることすでに７巻、最近は少し刊行が滞りがちではあるが、我らが稀代の魔法少女にして名にし負うド変態、
鷹崎駆真は、必ずや再び私たちの前に姿を表すはずだ
今はただその時を心待ちに筆を置くことにしたい

もうちょっと清水の舞台から飛び降りるはっちゃけっぷりが欲しいちぎりだな

それとアレは家族愛じゃねえ　もっとおぞましい何かだ

あんまり叩くとまた投下した奴がID変えて暴れるからほどほどにな

褒めているようにしか見えなくなったら銃傷だな…

>>823
乙

私の浅薄な知識では　と書いたんなら　ラノベ界広しと言えど　はいらないな
ラノベ界ならもうちょっと広そうだし
今日発売の作品でも、妹のことになると文字通り見境なくSATUGAIしまくる主人公とかいるし

ギフテッド　[二丸修一/電撃文庫]

寒風吹き荒ぶ今日この頃、皆様はいかがお過ごしだろうか？
こんな季節には缶コーヒーを掌で転がす、ポケットでカイロを握りしめる、コンビニで買った中華まんを頬張る、
つまらなかった本を燃やすなどそれぞれの方法で暖を取るのもまた味わい深いものだ
そんな中で、私は素晴らしい小説を読む、というのも一つ暖をとる手段になりえると考えている
何故なら素晴らしい物語に触れたとき、人は心を豊かにし、活力に満ち溢れ、血液が体を勢いよく巡り、寒さなどトンと忘れてしまうからだ
現に私は今回紹介する「ギフテッド」という作品に触れたとき、その内容から思わず頭に血がのぼり、寒さどころではなくなってしまった


さて「ギフテッド」という作品をあとがきの作者の言葉を借りて説明するのなら、「むちゃくちゃ頭の良い人ばかりが出る心理戦」だ
私の引用の下手さから、どう見ても頭の悪い一文になってしまったことをここにお詫びしておくとして、
優れた者達が争い合うという設定は心惹かれる一方で、ある懸念も生まれる
それは果たして我々読者は、登場人物たちについて行けるのかということだ
天才の逸脱した思考は、しばしば凡夫たる我々の想像の遥か上をいき、理解というものを拒む
作中でも、登場人物の中にその優秀さゆえに凡人から真に理解されずに孤独を味わっているものもいる
ではこの作品ではどうしているのか？　
読者を置いてけぼりにて、作者の自己満足に浸っているのか？　答えは否である
「ギフテッド」では天才たちをあえて我々にも理解できる尺度におとしめることで、その問題を解決しているのだ
感情が欠落し常に沈着冷静な主人公は、斜に構えた中二病気味のいけ好かない人物として、
狂気的なほどの暴力性を持った教官は、ただのチンピラの小物として、
直観力に優れ本能的に正解を嗅ぎ取る人物は、テンプレ電波キャラとして、
あえて劣化させ描写することで、天才を身近な人物として感じさせる
他にも行動がわりと平凡などのさまざまな工夫を持って、天才たちを我々の理解の範囲に収めている

では心理戦の方はどうなのだろうか？
心理戦が栄えるのは、やはり極限状態に限るだろう
思わず息を潜めてしまうような緊張感、あるいは圧倒的不自由に縛られた絶望的立場
そんな背景が心理戦をさらに熱くさせる
「ギフテッド」でも、襲われてもやり返すことさえ制限された、人権のないZランク市民という設定でそれが表現されている
だがここで一つ考え直してほしい。最近のトレンドは、緊張感より安心感ではないだろうか？
現にライトノベルでも流行しているのは、緊張感とは無縁の日常ものである
心理戦だからと言い訳して、流行を無視することが果たして正しいのだろうか？　
私は正しいと思ったが、作者はそうは考えなかったのだろう
流行にも対応するために、実際の作中ではあえて緊張感を大幅に省くという大胆な手法をとっているのだ
平気な顔で町中を闊歩、けっこう協力的なルール側、主要施設のすぐ近くに病院完備など至れりつくせり
こうすることで設定上では緊張感があり、実際の作中では安心感があるという二足のわらじを履くことに、この作品は成功したのだ

素晴らしい物語は血を熱く滾らせる。たった610円で出来る防寒対策を、私は皆様に提案したい
あなたもこの「ギフテッド」に触れることで、寒さを忘れてみてはいかがだろうか？
ただし階段の上り下りでもしていた方がよっぽど暖かいし面白いと言われてしまうと、さすがの私も返す言葉が無いのだが

>>829
東京も冷えるし、買ってみようかな。
読み終わったら燃やそう

>829
乙。
そして俺もソレ読み終わったよちくしょうめ…
今月10日新作の中で一番分厚いしな…

乙。
天才をどう表現するかという問題はつまスレでも議論されてたね。

このスレは冬になると燃やす系の需要を求めるレスが増えて面白い

厚く燃え上がる……じゃない、
熱く燃え滾る本の需要は、冬ならばこそ！

さて、>>829、明日でも探しに行ってくるか

【超関連スレ】

社会現象まどか、池沼煮死汚信者専用化物語(笑)
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1320751083/
奇面組ヲタZ ◆arZPBHyQxu5eからのお言葉
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1319189225/

キリサキシンドロームがかなり地雷臭がする。

>>836
というか、hjの死なない男に恋した少女臭がする。

偶然見つけたんだが、↓の一番参考になってないレビューってこのスレに影響受けたんかね？　思いっきり失敗してるけどｗ
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4048708813/ref=pd_sim_b_2

褒め殺しなんて昔からあるだろ…

有名なところではKAGEROUで量産されてたような
今どうなってるかは知らないけど

>>838
褒めてないじゃないかｗ
ネグレクトを間違えてる時点でこう、何の興味もないけど叩くためだけに調べました臭がする

>>839
狭い世界で生きてるんでしょうよ

岸田国士戯曲賞の選評には結構な割合で褒めちぎりが混ざっていると思う

>>836
キリサキシンドローム面白かったよ！
まず主人公が弱い。最近のラノベにおいてこれは特筆すべきこと。
別に何の能力も持ってない。普通の一般人。だから死ぬ。
話のわかるやつだ。
でも何で死ぬかって言うと、美少女に殺されるから。なにこの巻き込まれ体質。
主人公だから仕方ないとか思っちゃいけない。主人公なのに死ぬ。開始数ページで死ぬ。

基本的に主人公ってのは死なない。俺の中でこれを覆してくれたのはカムイ伝。
ラノベだと灼眼のシャナあたりに相当する。銀英伝はラノベに入りますか？入りません。
だからそれを踏襲して、まず主人公が死ぬ。そこから始まる。

死んだ後はもう死なないから、まず自分を殺した美少女を見つけるための行動をとるんだけど、
そりゃもう美少女は目立つからすぐに見つかる。そしてキスする。
主人公ハッピー。俺もハッピー。世界がハッピー。ラノベとはかくあるべし。

で、その美少女がヒロインなわけだが、とにかく人を斬るのが大好きすぎてヤバイ。
主に俺の嗜好に合いすぎててやばい。どっちかって言うと斬られてる美少女のほうが合ってるけど。
主人公も何度も切り刻まれて、その都度興奮しちゃう。俺も興奮しちゃう。世界が興奮しちゃう。
でもすぐに気がつく。このラノベの本質はヒロインの可愛さじゃないってことに。

俺たちに当たり前のことを再認識させてくれるラノベっていうのはあんまりない。
そりゃそうだ、嫌な現実から目を背けさせてくれる存在がラノベなんだから。
でもそうじゃない。主人公は死ぬ。ていうか人は誰でも死ぬ。
もう死ななくなった主人公も結局は寿命で死ぬ。矛盾してるように感じるかもしれないが、死ぬんだから仕方ない。
そしてヒロインは可愛い。可愛いヒロインもいつかは死ぬ。ああ無常。
ヒロインの興奮を理解し、叶うならば共に味わいたい俺にとっては至高の一冊と言えるだろう。

なんか中途半端だな。ちぎりとしてもコピペ改造としても

俺はわりと好きだわwwテンションと勢いで流してる感じとか
あと主人公→俺（ID:7b435IEH）→世界、という広げ方がラーメン次郎の社訓(?)思い出した

俺も好きだな
ラノベとはかくあるべきという気がする
そういうラノベは読み飽きたが

宇宙からニンニクの落差が素晴らしいアレかwww

>>846,848
宇宙からニンニクってなんだよｗｗｗｗ
って気になったから検索してみたら吹いたｗｗｗｗｗ

なんだよあの社訓wwwww

ていうかあれは社訓と呼んでいいのか？wwwww

>>144
同意。
アクセルワールドはゲームでいうところのクソゲーオブザイヤーに選ばれるくらいのレベルだった。

ちなみに友達が今年の電撃大賞の小説部門受賞したんだが
そいつは別に小説書くのうまい訳でも特別面白い話や設定を作る訳でもないのだが

片手間に書いた作品を送ったらあれよあれよでで受賞しちゃって驚いたという話。
「は？俺みたいなトーシローのこんな作品で賞とっちゃっていいの？」って感じだったらしい。

そんなんだから電撃は今後も新人には苦労しそうだな。
まあ5000を超える膨大な数の投稿があるわけだしある意味適度に適当に選んでるのかもしれないが。

などと意味不明のことを話しており、何故半年も前の発言に今更コメントしたのかが今後の調査の焦点となりそうです

>>853
いや普通に本当の話
お前がなんでーって仲間うちで盛り上がったというか驚いた話なんだが

難解なちぎりだな…

お前それ冗談だって気付けよ…

>>854
そこまで言うなら証拠でも晒せよ

>>852
本当に友人なら、少しは祝ってやればいいのにね

>>852
こんな事書いたらその友人はやりにくくなるだろうに・・・

>>852
釣りじゃなきゃシロクロの作家の人格疑われるぞ？
こんな足引っ張る友人持った奴が可哀想だ

こいつ、文芸書籍板のラノベ作家を目指すスレでも全く同じレスしてたよ

魔法劣等生のちぎり頼む
あまりの内容に喜び勇んで書いてたら
普通に貶すだけで褒めることすらできなかった・・・

このスレに既にあるやつで満足できないなら自分で書けば

過去ログにあったはずだけど

ティアラ文庫のちぎりってエロ部分に触れなければ大丈夫？
開始二ページ目でイケメンが「この美しきエロスの姫君！」とか
絶叫しだして吹いたんだけど

> イケメンが「この美しきエロスの姫君！」
おいおい、ちゃんとつまらない小説なんだろうなww

べつに面白ければなんでもいいけど

>あなたがそうだと思うものがライトノベルです。
だから、すくなくともノベルなら大丈夫だろう

そもそもエロスは蔑称じゃないし

エロスが蔑称とは思ってないだろう
むしろ褒めちぎりに類する滑稽さを感じて面白いと思ったけど

はるかかなたの年代記�@　白川敏行

重要な知識を身に宿す少女と、その知識を狙う組織から彼女を守ろうとする、一見平凡な少年の物語。
直球ど真ん中のファンタジー物で、心躍る魔法の世界が舞台だ。
それぞれ秘密を抱えた少年少女たちの紡ぎだす人間ドラマにはもにょもにょするし、
魔法バトルも描写不足感はあるが勢いともう何でもアリな感が出てて、今後のインフレ具合に
期待がかかる。ラブコメ分バランスよくちりばめられており、しっかりまとまった作品であった。


追記：才能偏重なのがなぁ。まぁ、確かに努力して頑張っている人もいたが…。
そこらへんは好みの問題なんだろうね。僕は会長さんを応援するよ。

>>869
ただの感想で褒めちぎりになってない
スレタイを声に出して読んでからやり直し

評論家は害悪でしかない

だがどこが詰まらなかったのかは俺も読み取れなかった

１、スレッドが立つ。
２、技術のある人間がネタを提供して盛り上げる。
　　感動を求めて人が集まってくる。
３、面白いことを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。
４、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。
　　彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。
５、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。
　　低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、
　　いわゆる「２ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。
６、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。
７、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。
　　脳死状態。

そしてこの手のコピペが貼られると魯鈍や白痴たちは
「つまらないのを指摘しただけ」とか
「面白いこと書かないのが悪い」とか甚だしくは
「スレのレベルが下がらないように監視してやってるんだよ」などと言い出す。
自分たちがスレをつまらなくしてる張本人であることを指摘されたからって逆ギレすんなよと思う。
ネタを出さない評論家様がはびこるよりは多少レベルが落ちてもネタを貼ってくれる人の方がマシだ。

次スレはいらんな

そうか

「エロスの姫君」斎王ことり

しとやかで奥ゆかしく、美しい。
本書のヒロイン、綾小路いろはは、まさに大和撫子である。
物語はいろは寄りの三人称で進むが、いろはの奥ゆかしさを最高の形で表現する技法であると断言しよう。
たとえば、肖像画に描かれた女性にいろはが感想を抱くシーン。
『いろはによく似ている』としたすぐ後に
『いろはよりずっと可愛らしく愛らしく』と描写されている。
ここでは、自らの容姿を大したものではないと謙遜するいろはの奥ゆかしさが最もよく表されている。
物語の後半ではいろはは、将来の夫となりえる二人の男性の性格に合わせた言葉づかいをするという気遣いを見せた。
『薔薇の鞭で戦ったとかそういうプレイですか？』は、彼ら二人の性格を知り尽くし、深い思考をしなければ出てこない言葉であろう。
大和撫子としての素質をいろははここに完全に開花させたのだ。
この素晴らしき大和撫子を育て上げたのはいろはの父、豊彦である。彼が娘の事を心底案じているのは
『あの子にはエロスの血が流れているんだ』という台詞から明らかである。案じるあまり、本人に『お前にはエロスの血が流れているのだから』と忠告している。私はここに父の深い情愛を見た。

「エロスの姫君」続き

美しき大和撫子は英国貴族をも恋に狂わせる。
憎しみ合う兄弟の双方から愛を捧げられた時のやり取り、
『どちらがいい？』『……どちらも』『どちらも？　重婚か！』は、
当て馬という存在を真っ向から否定し、全当て馬キャラ好きに希望を与えた名言であろう。
二人を受け入れ、二人を愛したいろはの器の大きさに、私は畏怖を覚えた。
　
凶暴系ヒロインに飽きてしまった皆様にお勧めするこの一冊。
読み終わった頃にはあなたはこの本を壁に叩きつけ、亭主関白気分を味わうことができるだろう。　

>>875-876 乙
ところで、開始二ページ目のイケメンはどこに消えた
開始二ページ目のイケメンが気になって仕方が無い

乙

親父にこんなこと言われたら泣くわ、エロスの血て

ＧＪなちぎりだが
何故か書店で見かけても全力で回避するしかないと思わせる紹介文だ

即ポチってきた
踏まなければならない地雷が…ある

女神エロスって事なんだろうけど、アフロディテとかでも良いような…

http://i.imgur.com/Lm4Xg.jpg
ラノベじゃないけど今年最高のギャグだと思う

>>882
これは…渾身のギャグだな

>>881
そもそもエロースは原理神だったのが男性神になってタマシーコンボだからなー

>>882
はは…あははは…は……

>>882
サイコウだよ！ 超クールだよ！

>>882
え、なにこれコラじゃなくて？

>>882
皮肉か？

確かに、走れメロスも設定に矛盾を見つけることができなくもないが、
お前みたいな底辺作家とは絶対に違うからやめて欲しい。

>>882
すげえ…これが自爆型褒めきぎりか

リアル鬼ごっこ　山田悠介

走れメロスの名を聞いたことのない人は少ないだろう。太宰治の名作だ。
リアル鬼ごっこは、この走れメロスによく似ている。
どこが似ているのか。どちらの作品も暴君の王様が出てくること、そして「命がけで走る」ことがテーマだからだ。

メロスのあらすじは言うまでもないだろう。妹の結婚式に出るために親友セリヌンティウスを人質に預け、故郷の村へ帰ったメロスは、結婚式が終わるやいなや、親友を助けるために走りだす。
リアル鬼ごっこでも、主人公の佐藤翼が、理不尽な王様の命令により始まった鬼ごっこのために、命がけで走りだす。
これだけではリアル鬼ごっこは単なるメロスの焼き直しと思われてしまうかもしれない。だが、リアル鬼ごっこはそれだけにはとどまらない。
まず、この作品では走るのは主人公一人に留まらない。全国501万3223人の「佐藤さん」全員が命がけで走るのだ。その数たるやメロスの501万3223倍。凄まじい命がけぶりである。
さらに、メロスでは一度だけ山賊の襲撃によるアクションシーンがあるが、リアル鬼ごっこでは明確な「鬼役」を出すことによってアクションシーンをふんだんに盛り込むことに成功した。
更に忘れてはならないのが、独創的な素晴らしい文体である。一文を引用しよう。
「ゆっくりと歩いていた為か、かなりの時間を費やし、自宅に戻る為に通らなくてはならない、大きな坂を上り、突き当たりを左に曲がれば自宅はすぐ目の前だ。」
この文を読んだだけで、作家・山田悠介の素晴らしさがひしひしと伝わってくるではないだろうか。

メロスの結末は、今まさに親友セリヌンティウスの処刑が始まらんとした瞬間にメロスが駆けつけ、二人の友情に感動した国王が処刑を取りやめ改心した、という、昔話の「めでたしめでたし」のような牧歌的なものである。
しかし、ほんの数分でもメロスが遅れれば親友は処刑されていたわけであるから、これはとてもギリギリのところであったと言えよう。
しかし、リアル鬼ごっこのギリギリさはこれを遥かに上回る。
501万3223人の佐藤さんのうち、最後に残ったのは主人公ただ一人。なんとその割合たるや501万3223分の1である。ほとんど奇跡のようなギリギリさで主人公は生き残ったのだ。
しかも、山田悠介は、国王が改心したなどという生ぬるいオチは用意しない。国王は主人公の手によって射殺され、因果応報を受けるのである。
国王暗殺と言えば、メロスが物語の最初に行おうとしたことだ。これを物語の最後に持ってくることによって、リアル鬼ごっこはメロスを下敷きにしながら、全く違う物語を紡ぎ出すことに成功したのである。

作者が後に走れメロスの推薦文として書いた「僕の書く作品に一番似ている。命がけでギリギリなところが」という文言は、まさにこの作品の本質を表しているだろう。

正直リアル鬼ごっことかあんまり覚えてないから、変な所あったらすまん

乙・・・なんだがラノベなのか

>>893
つ　ライトノベルの定義は（ｒｙ

>>877
開始二ページ目のイケメン＝「重婚か！」の人

>>882
こういうギャグができるセンスの持ち主はイズルと佐島くらいか？
佐島がアーヴィングあたりの作品で同じことをやってくれたらここの住人の腹筋は崩壊するだろうな

>>896
マジで死ねるからやめろｗ

カンピ読んだ

絵師がシコルスキー、うん素晴らしい名前だ！きっと名のあるロシア人に違いない
少し卑猥な響きもあって共感が湧く、
生まれた時が同じだったら、きっと良い友達になっただろう。

名のあるロシアのシコルスキーっていうとバキにフルボッコにされオリバにフルボッコにされまたバキにフルボッコにされジャックにフルボッコにされガイアにフルボッコにされて完全敗北したシコルさんを真っ先に思い出す

新参の講談社ラノベ、竹井10日、タイトルが「彼女がフラグをおられたら　俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ」

このスレ向きな感じがして惹かれる。

>>900
いつもの竹井十日クオリティだったから安心していいよ

タイトルといい作者といい駄作フラグが凄まじいな…

>902
まさに見えてる爆竹

（普通に面白かったって言い出せる空気じゃないや）

>>904
え？


名のある作家陣の中では一番の駄作だったろ
全部買った俺がいうのだ間違いない
やはり一番(の駄作)は竹井さんやで！

どうでもいいから褒めろよお前ら

保守

犯人は夜須礼ありす

悠木葦人はある日、自宅の前で倒れていた少女を拾う。
彼女の名は夜須礼ありす。おとなしいクラスメイトだった彼女は、同級生を殺害し、逃亡しているところだった。
「大声を出したりしないって約束できるかしら？」
「どのみちあなたは、今日のうちに死ぬしかないもの」
「運がなかったわね、悠木君」
目覚めたありすに凶器で脅され、葦人はありすを匿うことに。
奇妙な同居生活のかたわら、彼女の殺人が信じられず、葦人は事件を調べはじめる。
だが二転三転する事件の姿は、全ての出来事を一つの形に繋いでいく――。
伊都工平が贈るボーイミーツガールミステリー、ここに開幕！

>>908
すまん、褒めどころも笑いどころもわからん

誤爆だろ

そろそろ終焉を迎えつつあるな

中身を語らずぼかすネタが多すぎる
最初はよかったけどいい加減飽きた

いやなら見るなよｗ

小学生の読書感想文じゃないんだから直接は書かないでしょ
断片的に内容に踏み込まれると本編を読んだ経験があることが前提の文章になっちゃう

来月「エロスの姫君」の作者の新刊が出るからこのスレ住人として楽しみで仕方ない
それにしてもタイトルに「監禁」とか入れちゃっていいのか

>>915
序章でイケメンが新豪血寺一族 闘婚のホワイトバッファローみたいな喋り方するのはなんだったんだろ

「Happy Death Day2 マーダラーズカーニバル」って作品を1巻を読んでないのに読んだ。
俺は褒めちぎりやったことないしやれないと思うがこのスレ的な意味でお薦め

>>917
http://www.amazon.co.jp/Happy-Death-Day2-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AB-GA%E6%96%87%E5%BA%AB/dp/4797368101
アマゾンのレビューが褒めてるな。
西尾維新のクビキリサイクルに近いらしい。

amazonのリンク張るのに、未だにこんな糞長いのを張る人が居たとは…

NGで消えてるとこみると何かのコピペなんじゃね

これだけ過疎ってると投下がためらわれるな…
若干期待はずれだったしちょっと褒め殺しとくか程度なんだが
これじゃ「今月の駄作代表」みたいになっちまう

>>920
男は度胸。なんでも試してみるのさ。

キリサキシンドローム（電撃文庫　著：小林三六九）

　何かを切り裂きたくなる切り裂き症候群の少女と、死なない不死身の少年が、
街を騒がす切り裂き魔と戦うという内容の作品だ。
　作品のはじめから、主人公である少年がヒロインである少女にカッターナイ
フで斬殺されるという衝撃的な展開が読者を待ち受ける。多くの作品において
心を通わせるはずの主人公とヒロインが、いきなりヒロインによる主人公の殺
害で始まるのに、多く読者の心を掴むだろう。
　そして、切り殺された主人公もまた不死身の肉体とともに甦るのだ。これは
多くの少年たちがあこがれる無敵のヒーローの誕生を彷彿とさせないだろうか？
いくら切り刻まれても、叩き潰されても、くじけることなく立ち上がるその姿は、
まさに子供たちがあこがれるヒーロー像そのものだ。不死身となったとき、主
人公は不屈のヒーローの道を歩き始めたと想像せずにはいられない。
　このわずか数ページの冒頭だけでも、これほど濃密な内容と期待をこめられ
る作品はめったにないだろう。
　この展開には、一部の人から「死なない男に恋した少女（HJ文庫）」の盗作
ではないかという心無い中傷がある。しかし、私は声を大にして言いたい。こ
の作品は、某作品の上を行くものだと！
　では、某作品を上回る要素とは何か？

　それは「萌え」である！
　メインヒロインである少女が切り裂き症候群になった原因は妖怪・鎌鼬に取
り憑かれたためである。そのため、彼女は妖力を使うと、なんとケモノ耳が生
えるのだ！　カッターを持った美少女に、ケモノ耳。私はこの素晴らしい組み
合わせを今まで知らなかったことを悔やんだほどだ。
　また、同じく妖怪に取り憑かれた学級委員の少女は猫、クラスメイトの少女
は犬と、各種ケモノ耳を取り揃えているばかりか、それぞれが主人公に好意を
持っている。ケモノ耳少女たちとのハーレム！
　これほど今のライトノベル読者の心をくすぐるものはないだろう。
　だが、ただのハーレムラブコメだと思うのは早計だ。多くのそうした作品に
おいて主人公は何の魅力もない平凡な男で、それほど多くの少女たちの心を寄
せる理由がわからないことがままある。しかし、この主人公は違う。ヒロイン
が切り裂き症候群を髪を切ったり服を切ったりで紛らわせていたことを知ると、
この主人公は自分は不死身だから自分の体を切って不満を解消しろというのだ。
私はこれほどの献身と博愛の心を持った主人公を知らない。髪や服で解消でき
たものに、自ら進んで自分の肉体を差し出す。私はその姿に、飢えた人に自ら
の体を焼いて差し出した兎の伝説を思い起こさずにはいられなかった。まさに、
この主人公はこの兎を上回る自己犠牲精神のあふれた、かつてない主人公なのだ。

　さらにこの作品には独創的な設定も光る。主人公が不死身になった原因とな
る取り憑いた妖怪の正体は鬼とわかるのだが、なんとこの作品世界において鬼
は退魔の力を持つアヤカシキラーなのだ。そして、主人公は鬼の角を額ではな
く、両手に生やすという独創的な鬼を読者に見せ付ける。
　もちろん、展開も見逃せない。街を騒がす切り裂き魔はヒロインたちではな
く、それどころかヒロインたちにまで手が及ぶにいたり、いったい切り裂き魔
とは誰なのか？と読者を悩ませておき、そしてついに正体を現したのはそれま
でまったく存在すら語られなかった人物だったのだ。まさに読者の予想を覆す
展開だといえよう。
冒頭、登場人物、設定、展開。いずれをとってみてもこのスレの方々にとって
は見所満載の作品であると私は確信している。

見る限りでは普通に褒めてるようにも見えるが…ラストでズコーというパターンなのかコレ
改行がすげえ見づらい

萌えをご都合主義で飾り立てた感じかw　乙

＞一部の人から「死なない男に恋した少女（HJ文庫）」の盗作
ではないかという心無い中傷がある

俺も思ったわｗ
けどこれ読んでみると違うんだなｗ
ちょっとオカルト要素が入ったミステリかと思ったら
ただのテンプレ萌えラノベだったかｗ

>>917
「容疑者が全員殺人鬼。……すげーな。」(146ページ)……すげーな。

ところで
最近褒めちぎりを参考に色々読んで、自分も褒めちぎってみたくなったが
褒めちぎる資格はどこでもらえる？それとも資格は必要なし？

2chのスレに書き込むのに何の資格が必要だと思ってるんだよ

ヤッチマエ

>>928
心が動くままに褒めちぎってみればいいさ
つまらない小説を読んでちぎりたくなる衝動にかられたらそれが資格だ

まあ主人公がヒロインを惨殺から始まるゲームはあるけどな

誰か西尾のJOJO本を頼む

『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』（石川博品, ファミ通文庫）

　本作は、一部にカルト的人気を誇る耳刈ネルリシリーズの作者、石川博品氏の新刊である。
昔の話になるが、私が氏の作品を知ったきっかけは、友人dの絶賛であった。
d曰く、石川博品氏の著作は衒学風味を感じさせる、と。そしてあらん限りの教養を尽くして著作を褒め称えた。
氏の作風に心酔し、異常なまでの賞賛を浴びせる友人dの薦めと、
タイトル（ネルリ第二巻の元ネタはMGMのミュージカル映画）につられて耳刈ネルリシリーズを読んだが、
展開はとめどないネタと主人公の妄想で空回りし、浪費されるページと読書時間に憤った私は
第二巻読了と共に対d戦争に突入した。

　時は流れ、つい先日本書を書店で目にした。元々買う気は無かったが、流し読み中に
227ページの「俺はポリと政治家とファシストとコミュニストがデーッキレーな生粋のアナーキストなんだよ！」の
パンクっぷりに不覚にもときめいてしまい購入。耳刈ネルリシリーズより幾分読みやすくはなっていたが、
中身はやはりとめどないネタ以下略であった。読みながら思わず購入動機を自分に問いただした。
作者を知ったのは友人dの絶賛であり、本書の購入動機は私のときめきであった。不意に合点がいった。

　前置きが長くなったが本題に入る。
『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』を褒めるのは難しい。
なぜなら、本文中には褒めるべきところが無いからだ。
　挿絵にしか価値がないと言いたいのではない。
挿絵担当の一真（挿絵は初、とのこと）師の丁寧な仕事ぶりはひとまず脇に置こう。
　本書の真価は本文の中ではなく、本文の外にある。