訃報について
現在、共同通信以外はリンク切れですが、
これからのテンプレをどうするのか話し合いがなされたわけではないので、
今回はリンク切れの表示を追記しておきました。
関連スレについて
『氷室冴子さんの冥福を祈るスレ』はライトノベル板にあり、
1作家1スレッドの原則に反しますが、現在2ちゃんねるの氷室先生のスレは
当スレと冥福スレのみなので記載しておきました。
5 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/05(土) 20:37:45 ID:Aff6hZgO
ガタガタ
.γ"⌒ヽ,
.んヘ/V'ヘ
((( 'ヘ/V'ヘ)))
ゝ、._,ノ.
パカッ
.γ"⌒ヽ,
.んヘ/V'ヘ
( ゚A゚)y-・~~ 腹立つわーこいつらー…
( 'ヘ/V'ヘ|)
ゝ、._,ノ.
カチャ
( ゚A゚) ;y=ー( ??)・∵. ターン
(| |V (| |)
_, , カチャ
( ゚A゚) ;y=ー( ??)・∵.ターン
(| |V (|>>---|)
フゥ ,.: ..: :; ;::;
.:;;:'':;; "
彡⌒⌒ミ .;;:'
( ゚ A ゚) "
/ Vつ━・〜
_〈 ヾ__〈,/_____
\つ┐.:;;:.┌
6 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/05(土) 22:01:51 ID:4eqtKeni
フゥ ,.: ..: :; ;::;
.:;;:'':;; "
彡⌒⌒ミ .;;:' イラつくわー
( ゚ A ゚) "
/ Vつ━・〜
_〈 ヾ__〈,/_____
\つ┐.:;;:.┌ ;y≡==
7 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/05(土) 22:30:04 ID:0Yhqhzrz
_____ パカ!
( ゚Д゚)ノ/____/\
| | / (゚ω゚)/ ̄:| <お断りします
くく |: ̄ ̄ ̄ ̄|: : |
_____
(゚Д゚ ) /____/\
ノヽノヽ / .(゚ω゚;)/ ̄:| <お、おここっ、お断りします、
くく |: ̄ ̄ ̄ ̄|: : | お断りします、お断りしますっ!
_____
(゚Д゚ ) /____/\
ノヽノヽ=3 プゥ( ゚ω゚ )/ ̄:|
くく |: ̄ ̄ ̄ ̄|: :|
( ゚Д゚)ノ ________ バタンッ!!
| | / / ̄:|
くく |: ̄ ̄ ̄ ̄|: :|
`・+。*・ (´・ω・`)
。*゚ 。☆―⊂、 つ
>>1さんおつか〜れ
。*゚ : ヽ ⊃
`+。**゚**゚ ∪~
ミラーサイト出来ているんだ、気づかなかった。
作ってくれた人ありがとうございました。
>>1さん乙です
次スレは
>>980くらいで立てとくのが無難かしらん
踏まれた方は宜しく!
クララ白書 番外編 「お姉様たちの日々」
クララ白書の映画化を記念しての書き下ろし
『桂木しのぶ。中等科三年生になったばかりの十四歳。クララ舍に入ったばかりでもある。
百五十センチに毛のはえた寸づまり。ぷくぷくした頬っぺたや、ちんまい手。
何が楽しいんだか、ころころきゃいきゃい笑ってばかりで、足が小さいのか注意力散漫なのか
平衡感覚がずれているのか、やたらトロくて、すぐコケる。
あ、ほら、またコケた。』
冒頭の引用です。あくまで、引用です。
九州での勢力争いに破れた一派が、本州に渡り、流浪の末
畿内にたどり着き、先住勢力と争い、やがて畿内の勢力が屈服し
大和朝廷の前身が出来た。
この説は、神武の東征説から説得力があるがな
夢見が好きだ
雪衣が好きだ
里架子が好きだ
ツンデレという言葉など当時はなかった
>11
イラストもいい感じだよね
オフ会があるんなら、コピーでよければ回し読み用に持っていくんだが
那智の滝ってあるけど、あれは銀金の佐保領内なのかね?
大闇見戸売の葬儀で焼かれた山は何処なんだろ。
>>13 雪衣ねーちゃんって、天真爛漫キャラじゃなかったっけ?
しーのにソックリなんだよね
ツンデレなのは朝衣ちゃんだよ〜
すまん朝衣だ
好きな癖に間違えてしまった
>>前スレ991
>死病に冒されていたから作品が発表できなくなったのか、
>作品を発表しなくなったときよりもあとで死病に冒されたのか。
これ、わたしも気になってたんだけど
偲ぶ会で聞いた話とかその他総合すると、
ご病気発覚は数年前のことだそうなので
>作品を発表しなくなったときよりもあとで死病に冒された
が正解だと思います。
ただ、
「数年前にひどい風邪にかかって咳が止まらなかったけど
今思えばあの頃からガンが発生していたのかも」
という話も伺ったので、体調は良くなかったのだと思います。
でも、作品を一切発表しなくなった理由が病気だとは全く思えません。
喘息餅だったというよね
ツライんだよなー
ライトノベルって漫画以上に
ちょっとでも売れなくなったら即打ち切りの世界なんで
単純に発表する場がないのかなと思った
亡くなった後のコバルト編集部の反応を考えると…
もしくは私生活が満たされて創作意欲が消えちゃったとか
こういう人は少なくない
ウメズ先生は、若い編集者に・・・だったよね
氷室先生も、そういうゴタゴタがあったりしたのかと勝手に予想してる
エッセーで愚痴っぽいこと書いてたことあったし
もちろん元から病弱でいらしたんだろうけど、最初に書かなくなった理由は
新しい担当と合わなかったとか、その後干されたとか
漫画では、よく聞くよね
えー
でも雑誌のコバルト次号予告では、1Pくらい使って大々的に佐保彦の章を煽っていたよ
むしろ氷室さんが原稿を落としてやる気なくしたって方が考えられると思うけど
自分も、予告見て楽しみにしてた
本当に残念
出来上がった原稿に何か言われて引っ込めたって可能性もあるかも。
いずれにしても「碧の迷宮」といい、説明したくない諸事情があったんだろうけど。
原稿が仕上がっていない状態で、予告を出す様な賭けを出版社はしないでしょう。
何らかの形で残されているのに、拝見出来ないのが辛いですね。
原稿しあがってない状態で予告なんて普通だよ
売れっ子なんか〆切ギリギリ、もしくは過ぎて原稿出すんだから
原稿があったら何があっても載せるだろうから、単におとしたんだでしょう
一部が終わって、抜け殻みたくなってしまったのかもしれないね
その後、レベルを維持しなければならないというプレッシャーに打ち勝てず
モティベーションを上げられなかったのではないかと思っていた。
クリエータは、自分が満足できる作品が作れなければ、できの悪いのは外に
出したくないというタイプもいるし。
・レベル維持ができないと書けない
・レベルを落としてでも発表する
・レベルが落ちていることに気がつかない
・編集が書かせてくれない
>>27 氷室さんも、作品あげるのが締め切りぎりぎりに関しての事を、エッセイやあとがき等で書いていたよね
ご両親の入院とか介護もありえると思う。
年代的に近い新井素子さんも、お父さまの闘病・介護で
同じ都内のご実家に足繁く通ってたようだし。
あと新井さんや久美沙織さんも執筆ペースが以前よりゆっくりになってるよね。
>>23 当時のコバルトでは超看板扱いだったよね
だからこそ今の扱いに疑問だったわけだけど
新井素子はもともと遅筆だけど、
>>30いろいろあるんだね、作家さんも…。
久美さんは子育てで忙しいというのもあると思う。
自分はご両親の介護じゃないかと思ってた>書けない理由。
お母上は、お姉さん一家と同居じゃなかった?
>>26 次号予告を見て、はじめて来月号から
自分が連載を開始することを知った漫画家もいるよw
作家の承諾を取らずにフライング予告載せちゃうなんて昔はよくあった。
結局真相はわからないからなあ
決め付けて擁護したり糾弾たりしなくてもいいんじゃ
氷室さんのどんでん返しが好きなので、下巻ではどういう真相が用意されていたのか気になって仕方ない
あ、タイトル書き忘れた
「蒼の迷宮」のね
介護はご兄弟がご両親と同居されていても、全部丸投げには出来ないから。
交代でしないと負担が大きいよ。
コバルト編集部だけに責任があるとは思えないな
だって、集英社以外でも仕事していたのにぱったり本でなくなったし
蒼の迷宮は確か角川だったし
でも、ほぼコバルトで書いてるし・・・
コバルト編集部に責任があるとかは知らんが
先生の亡くなった後の対応は、冷たすぎると思ったし
不自然すぎる
とはいえ、自分の葬儀の式次第まで決めていた人だからねえ
死病を受け入れた時点で自分から区切りをつけられたかも知れないよ
SFマガジンは、すぐに温帯の追悼号出したのになぁ。
コバルトにおける氷室冴子の存在>SFマガジンにおける栗本薫の存在
だと思うんだけどね。
所詮は…ってことか。
私が死んでも無視してね〜ってこと?
コバルトだけ?
>>43 SF専門誌と違って少女小説誌は読者の入れ替わりが激しいから、現在の
コバルトで追悼号や特集を組む意味は正直あまりなかったと思う。
そういうのは成長したかつての愛読者が中心になってる媒体でやった方が
ずっとよかったと思うし、実際に新聞雑誌等には思い入れのこもった良い
追悼文がいくつも載って話題にもなったんだから、もういいじゃないか。
>>43 SFマガジンっていうか、ハヤカワにとって温帯は
現役の一番の稼ぎ頭。
コバにおける氷室さんの存在は、確かに功労者だけど、
現役じゃないから、比べられるものじゃないと思う。
私も、今現在のコバルトの扱いはあの位で仕方ないかもなぁと思う。
長々とページを割いても、今の読者には「氷室冴子って誰?」ってなっちゃうだろうし。
勿論、個人的には寂しいけどね。
欲を言えば、HPで追悼特集ぐらいはして欲しかったなぁ。
販促になるようなことは止められてたんじゃないかな?
コバルトに限らずそれくらい動きがぜんぜんなかった気がする。
「夏のディーン 冬のナタリー」の続編を書いてもらいたかったとか
「銀金」の新章を出して欲しかったとか
言いたい事は幾らもあるが、こうなってしまっては仕方がない。
せめて追悼記事で、「銀金」の今後の展開の秘蔵集でも書いて欲しいとは思うけど
コバルトに、もう接点のあった人が残ってないんだろうね
徳間は、当時の担当や関係者を集めて座談会やってくれたけど・・・
コバルトは、もっと早く公式HPか本誌の片隅にでも
追悼コメント出してくれたら良かったのに・・・
>>50 その手のグチは、去年言い倒したからなぁw
今さら言っても、もうしょうがないって気もする。
てか、氷室さんと懇意にしていた編集さんって、
もう集英社にもいないのかな?
ジャパネスク全盛のころの編集長だった人は
亡くなったんだっけ?
>>50 あー結局一番上だろうねえ
しかも今の編集者がまだまだ根強いファンがいるということを知らないでいるんだろうな
集英社は大きい出版社な分、移動とか入れ替わりも多そうだもんね
でも、遅れたとは言え、コバルトでも追悼特集やったし
根強いファンの中でコバルトを今でも購読してる人は少なかろうし
その存在が編集者の眼中にないのは仕方ないんじゃないの
追悼は半頁程度でも逝去後すぐに誌面を割いてればよかったのにね
そうそう、小さくても直ぐに編集部からコメントでもあれば
また違っただろうにね
56 :
8703:2009/09/11(金) 11:47:10 ID:5qnPsZVa
誰かクララアグネスのテキスト化に協力してくれないかな?
自分が持ってるのは古本で買って経年劣化してて、さらにオリジナルは再販されそうもないからテキスト化したいんだけど・・・
オリジナル持ってて、P2Pで流さない人で協力できる人いない?
>>57 釣り?
普通に備品の古本を予備も含めて複数購入したら?
自力で手入力するのが賢明
それ、犯罪ですから。
個人で楽しむ分にはセフセフ
他人に協力してと呼びかけた場合はどうなの?
協力した他人は、個人で楽しむためという目的にはならないような…
まあここで表明した以上P2Pでいずれ流れたら57が原因じゃなくても
57のせいにされる。この話はもうしないほうが賢明。内輪でひっそりやりなよ
匿名サイト通して集めちゃダメだよ
共同作業で、共有はアウトだね。
図書館で氷室先生の本が借りられていると嬉しくなる。
同年代のファンなのか、若い人なのか。
これが本屋さんだったら一番目立つ所に置きたい。
今の10代にも、先生の作品読んで欲しいな
同意
姪っ子が大きくなるまで大切にとっておくつもり
自分も。
でもだいぶ側面が黄ばんできちゃった。
ブクオフにあるような削る機械か何かできれいにできないかな…
私も娘に読んで欲しいなと思ってとってます。
ただ自分が中学の頃に買って何度も何度も読み返してきたので
もうボロボロ(扱いも荒かったし)
いつでも買いなおせるって思ってたんだよね・・・
う〜わ〜
めっちゃ行きたいよ・・・
何とかして行きたいけど、厳しいなぁ
偲ぶ会も行けなかったしなぁ
行きたい……。
けど、地方者にはそうそう気軽に上京することは
出来ないからなぁ。
地方でもこういうのを企画して欲しいけど、無理な
話だよな。
自らが企画するのだ!
今回の大学は、氷室さんと何かゆかりがあるところなのかな?
田中さんに、そちらでやることになった経緯なんかを尋ねてみたらどうかな。
まあ実際に企画運営するのってたやすいことじゃないと思うけど。
おでしゃ
って何?
でしゃばりのことなんじゃね?
でしゃばりのでしゃにおをつけておでしゃって思ってた
この場合のでしゃばりはおせっかいって意味で
容子が言ったんだよね
なぎさボーイを読み返して、「もてるのにブキだな」という言葉に時代を感じた
いや、内容は今読んでも古さひっくるめていいんだけど
蓉子じゃなくて、旅行中病気になったゆりじゃないっけ
なぎさシリーズでは、北里マドンナが一番面白かったなぁ
優柔不断のなぎさより北里に共感できる
久しぶりにジャパネスク再読した
アンコールで、高彬が唯恵事件を振り返るシーンで
「瑠璃さんは男を見る目はある」
って言っててちょっと笑ったw
たぶん鷹男の事とかを言ってるんだろうが、
お前、自分のこと褒めすぎwって思って
なぎさと多恵子は正直やな奴。
デスヨネー
85 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/22(火) 11:26:35 ID:397NDNT+
>>82 第一話で権少将との結婚を嫌ったことや鷹男や
もちろん自分のことも含めてだろうねw
高彬カワユス
ゴメン
さげ忘れた
北里も優柔不断だと思う
自分もなぎさより好きだけど
優柔不断な男の方が色々葛藤があって
話が作りやすいんじゃない?
北里君はいいとこの坊ちゃんでハンサムで、こんな奴いないだろうと思いきや、
思ったことしたいことを口に出せない臆病で優柔不断、
なぎさ多恵子野枝北里四人組の中で最も読者に近い登場人物だったのです。
優柔不断な男、ヤキモチ焼きの男
氷室作品に多いよね
海がきこえるの拓は優柔不断でもヤキモチ焼きでもなくて、
単純にいい奴だったなあ。
ちょっと屈折した気の強い美少女も多い。
デビュー作から殆どの作品に主役・脇役で登場しているあたり、しーのとか
瑠璃姫系の子より定番かもしれない。
売れてるのは共感呼びやすい、ってこともあるのか後者のタイプがヒロイン
やってる作品だけど。
魅力的なキ印女子が多いのも特徴か
あき姫、マッキー、数子さんなど
白路さん最強説
>>90 その理由は氷室氏自身が語っていたよ。
俺についていけとか、そんなタイプは嫌味で独りよがりな奴が多いので彼女は嫌いなのだと
恋愛モノの主人公は大雑把な奴より、繊細なのが多いからな。
繊細なタイプでなければ、話を作りにくいってのもあるだろ
>>95 兄貴の彼女とったり、なにを言われたにしても女の顔ぶん殴る奴はどーなんだろーかw
氷室作品にしては珍しいタイプの男になるはずだったのかな、続きが出ていれば
タケルはタケルで俺様ではないと思う
優柔不断じゃないけど、ヒネ系繊細男子
根は育ちが良いところひっくるめて佐保彦に通じるタイプだと思う
氷室さんが嫌いな俺様系は「ターン」に出てくる元カレとかじゃないかなあ
里崎さんは?
100 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 01:13:21 ID:OGzLqrX1
>>98 あの元カレは、リカコの東京時代のボーイフレンドと
同じような役回りだな。
でも、ああいうタイプって結構もてる方だと思う。
痛い目を見たことでもあるんだろうか、氷室先生。
>なにを言われたにしても女の顔ぶん殴る奴
これは、結構いた気がする
一応、高彬もだよねw
なぎさも多恵子殴っていたし
拓も里伽子殴ったし(性格には殴り返したんだが)
高彬にいたっては手を上げるだけでなく蹴っ飛ばした事もあったような…
割と手が出るね氷室男子
>>97 まあまあ、恋愛小説のシナリオを考えてみれば、社会道徳の上で問題がある内容ばかりだよ
恋愛小説の名作の数々を並べてみれば、不倫だったり、三角関係だったり、ロリだったり、友人の恋人を寝取ったりと
それに最近の名作「朗読者」も母親ほど年齢が離れた女性との恋愛だったりな。
ともかく社会倫理や道徳では問題がある恋が内容ばかりだ。そうでなければ盛り上がらないだろ
>>66 うちの市の図書館では全作閉架・・・悲しい。
高彰、瑠璃に手を挙げた事あったけ?
三倍返しは当たり前なのに、根性あるな。
夏姫の話の時に叩いてた
でもあれは心配のあまりだったしね
蹴っ飛ばした時も、浮気されたと思い込んで逆上してたのに、瑠璃には
「危ないからどいてなさい」って言ってたよね。
帥の宮編の最後も、殴ってたけど確か危ないことから遠ざけるためで、
結果的に自分は大火傷負ってしまったし。
妹も殴ってた気がするけど、そこまで意味もなく殴りまくりってことはなかったような。
そんな悪い人でもないんでは、的な描写されながらも、どこでスイッチ入って
んだ?つーくらい意味不明に殴ってたのは私は佐保彦の従者さんくらいかな。
冴子さん真性マゾだったから。
エッセイで書いてた。
氷室冴子さんの蕨ヶ丘物語
アレをアニメにでもして欲しかったな
蕨はドラマでもいいな
>>110 四姉妹のキャスティングとか考えれば面白そうだな
雑居時代の数子とか、面白いキャラクターだったな
それまでのライトノベルにはいないタイプだった
数子さんのキャラは、ヒロインというよりヒロインのライバル役の意地悪な子って感じだよね
ヒロインはトムかw
>>113 それまでのマンガやライトノベルでは、数子タイプの女の子はみんなそうだったな
それをあえてヒロインにしたのは、氷室さんくらいだったよ
確かに数子はヒロインらしさがなかったw
比べて瑠璃はだいぶヒロインらしい
真秀は色々超絶していて今となってはわからんが
私は氷室さんの書く優柔不断な若い男性キャラ好きだけど、おじさんキャラは
揺るぎのないぴしっとしたタイプが好みだな。
そういうのがたまに動揺して乱れるのがすごくいいw
女性キャラも凛とした美人系が好み。
小梅さんが好きだ
帥の宮カコイイ
美人のオカマに睨まれると聞いて奥菜恵を思い浮かべる昨今
氷室さんが亡くなったために新作は読めないが。
いま手元に「海がきこえる」がある
久しぶりに読んでみよう
自分は、ジャパ人妻編の連載が始まってから
久しぶりに少女漫画を買ってる、多分10年ぶりくらいかな
つチラシ
昔(小・中学生時代)に読んで殆ど理解できなかった
「ターン」「母娘草」「東京物語」を今になって読んでみた。
いやあ……アラサーになってやっと実感できたわ、ターンは正直いまいちだったけど、
母娘草は面白さも勢いも感情の行き違いのあるあるwwwさ等等色んな意味で凄かった、
凄すぎて休み休みじゃないと読めなかったぐらい。
昔読んだ時も、無賃乗車と間違われた! と国鉄と父親に憤る話は
読んでて腹立って「国鉄サイテー!、お父さん娘より仕事?体面? なにそれありえん!!」と
怒ってたけど、今になると「そういう人もいるよね」とは思えるようになった。
知らない大人に傷つけられて悲しんで怒ってる娘に追い打ちかけるなよ、とはやっぱり思うけどw
お母さんはそんなに結婚させたいなら実際見合い話のひとつでも
持ってくればいいのに、なんで一足飛びに人生相談とか姓名判断に
行っちゃうのかわからん。
「母娘草」で語られてたっけ?
見合い話は即却下されそう。
見合い話とかとっくに持っていって
んで連続断られての暴挙と勝手に脳内補完してたw>人生相談
氷室さん不倫もしてたんだよね
そういう経験を生かしたどろどろの恋愛ものも読んでみたかった
私は、ドロドロはあんまりだなぁ
銀金はドロドロですよね。
クララ、銀金、母娘草、
いろんなパターンが書き分けられて素晴らしいと思う。
流れをぶったぎりつつ
なんて素敵にジャパネスクに
登場した、実際のお寺、場所など
散策されたことありますか?
今度、京都御所に行くのですが、
よく考えたら鷹男の帝の家じゃん。
とか楽しく作品を思い出しています。
(フィクションだけどさ)
131 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/09(金) 01:07:06 ID:WWq7Cfyd
好きだった人が結婚すると聞いた。
雑居時代を読んだ時はそうでもなかったが、今は数子さんの気持ちがしみじみとよく分かる。
>>130 別の作品の聖地巡りで奈良に行った際に、帯解寺に懐妊祈願wで寄りました
それとは別で吉野に桜を見に行ったことがあります
>>128 エッセイの話なら、泥沼化が嫌だから割り切って付き合ってたんだよね?
不倫といってもドロドロはなさそうだ。
泥沼になるくらいならその前に別れよう、というものだったっけ。
不倫の話って、どのエッセイに載ってたっけ?
136 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/09(金) 22:27:13 ID:Qjn/0DQ8
不倫話は母娘草だった気がする。
不倫デートしていたら、取材されそーになって困ったとか。
アラフォーになり、色々と経験してきたから
氷室さんのエッセイに共感できる部分が相当ふえたけど。
でも不倫は絶対にダメだと、今も昔も思う。
人を不幸に陥れるよーな恋愛だけは、まわりまわって
自分に報いがくるしなぁ。
不倫は嫌いだし不倫モノも嫌いだけど、作家が私生活で不倫してても、
作品さえ好みに合ってて面白ければ別にどうでもいい
自分は、先生が作家として生み出した作品が好きだから
基本、作品を愛しているけど
先生へは、才能あってスゴイな〜っていう尊敬と
大好きな作品を生み出してくださってありがとうという感謝の気持ち
作家さんて、全体的に痛い人とか偏った人が多いよね。
凡人や並の常識の持ち主じゃ、面白い作品がかけないんだと思う。
またいつもの人かw
>>139 いつもの人じゃないけど、作家さんて個性的だよ。
ライノベしか読んだ事がないの?
141 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/10(土) 21:24:40 ID:KC6O+5hK
泥沼になるんだったら別れようっていう不倫のエッセイは『ホンの幸せ』に載ってる。
満足ですか?
143 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/11(日) 21:37:00 ID:r3Fa8et7
されそーな
陥れるよーな
銀金、残りのあらすじだけでも公開して欲しかった・・・
けいおん!のスタッフ?でクララをアニメ化してほしいなぁ
>>146 しーのに男(幸太郎)ができたら
中古とかビッチ呼ばわりされて叩かれるぞ
それでもいいのか?
御幸氏ね
西藤もげろ
前田もげろ
成田必死だなw
丸井さんはオレの嫁
玲子様ハアハア
ユリウス。・゚・(ノД`)・゚・。
トーマス。・゚・(ノД`)・゚・。
大津君乙
ドーナツウマー
もげろ?
前田って、誰だっけ・・・
雪彼?
クララだと里崎さんくらいかな
銀金だと真若とかミッチーとか、その他モロモロ惚れまくったんだけど
ミッチーって誰だ…??
と一瞬真剣に考えてしまった
未知の牛か
×未知の牛
○美知主
ゴメン
時代は百合アニメ
クララに風が吹いてるよー
姪っ子がコバルトの「嘘つきは姫君のはじまり」を読んでてジャパを思い出した。
瑠璃姫は自分の中身(自己意識や教養等)は一切磨かないのに、妻は自分だけと
要求したり、初恋の人のためとはいえ名門の実家に平気で恥をかかせた上、
家族に謝罪もしない人で嫌いだった。世間から総スカンなのも本人には報い
だけど、家族と高彬のためには不憫だった。
姪っ子にはシンデレラシリーズやちぇんじ、雑居時代をすすめたいな。
>>155 最後の一行がなかったらアンチかと思ったわ
自分は、娘にはクララアグネスをすすめたいなー
中高一貫の女子校を選択して欲しいからw
ジャパも、日本史や古典に興味持つキッカケとして良さそうなので読ませたい
ちぇんじも銀金もね
>>155が瑠璃姫とジャパネスクキライなのは良く分かったから。
なにもコバ本スレとここで、ジャパネスクを貶めることはないんじゃないか?
>>155 瑠璃姫は知識教養は結構あったはずだよ。
物事を準えてよく知ってるし勉強嫌いとは書いてない。
歌もそれなりに作って書いてるし(名手とは書いてないけど)
ただクリエィティブ分野(字がきったない)とか芸事(事・雅な遊び)がヘタという
当時女として身に着けて欲しかった芸術分野が苦手だったんだと思う。
女らしい遊びや稽古事が嫌いなんだよね、瑠璃も綺羅姉もさ
161 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/18(日) 11:07:15 ID:JpeSpPPt
今ヤフーのトップにジャパネスクのカットが載ってるね
>>161 自分もそれ書きにきた。
先生の名前が載ってて嬉しい。
見てきた!嬉しい!
さっきテレビつけたら新撰組リアン?という男性グループが出てて
歌ってたのが「男道」って曲だった。
サビの歌詞もまんま♪男道〜男道〜男道〜男道ぃぃ〜
マッキー……w
男道見た!男性アイドルグループがデビューってのは何かで見たけど
歌のタイトルとか歌詞とか一切知らなかったから
たまたま初めて見て歌詞で噴いた。
背景も筆文字でどーんと「男道」
あの酒造会社のCMソングになりそうだw
見なかったけど
以前、島田伸介がオーディションしてたやつが新撰組ってアイドルグループだった
それかな?
たぶんそう
>>164-165 そうそう!自分も最近その曲のタイトル見る度に
お・・・男道・・・ってマキーを思い出すw
マキー・・・
マッキーの間違いです勿論・・・ごめんw
新撰組リアンも「男道」って曲も、あのグループが結成される
いきさつの頃からしってるけど、ここくるまでマッキーのお家のこと、
すっかり忘れてたわ。
そうかぁ。
なにかあの「男道」ってタイトルにひっかかるものがあると
思ってたんだけどマッキーのご実家だったかw
日本橋学館大学の「氷室冴子の世界」に、もう行ったヤツはいる?
「思い出を語る会」は今週の土曜だけど。
もしよければどんなだったか、教えて欲しい。
>>171 よく見付けたな…情報thx
だがしかしよりにもよって24日か思いっきり予定入ってるわorz
近いから行ってみようかとこれだ
久々にジャパネスクを読み返して来てみたら、ちょうど面白いことやってたんだね。
土日は予定が入ってしまってて残念だったけど、来週の平日に行ってみようと思う。
あと遅レスだけど、
>>75、田中二郎さんが准教授として勤めてらっしゃるのがこの学校だよ
ジャパネスク読んでつくづく、自分にとって少女小説史上最高のいい男は高彬だと思った。
二次元のキャラクターで結婚したいと思ったのは彼だけだ。
175 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/24(土) 16:52:36 ID:vo1JgdBj
「思い出を語る会」に行ってきました。
TVドラマのジャパネスクを流してましたよ。
見たことなかったので画面が見れて良かった。
高彬が二の姫に歌を習ってるところに瑠璃が飛び込んでくるあたりだった。
>>175 ナカーマ
わたしも行ってきた
ドラマにみんな釘付けで
会場入ったときどうしたらいいのかわからなかったw
178 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/29(木) 01:09:30 ID:ZbrwJdgR
氷室先生の作品で初めて読んだのが落窪物語だから、今の子にもたくさん読んでもらいたい。
私が氷室作品で初めて読んだのはシンデレラ迷宮だったなぁ。衝撃だった。
一番好きなのは恋する女たち。
主人公がド硬派で純情な所と、ラストが安直なハッピーエンドじゃないのがたまらない。
まさに青春小説って感じ。
氷室さんの小説って意外と、
初体験話・・・ディーン、北里マドンナ
生理話・・・金銀、ジャパネスク
中絶話・・・クララ
とあるんだよね
性コミほどじゃない
クララで中絶なんてあったっけ?白い少女の間違いじゃない?って思ってたけど、
あの勘違いのことか…
流れ豚切りスマソ
>>144銀金シリーズの佐保彦の章のあらすじはもう、真秀の章にある伏線らしきものと古事記を読んで脳内補完するしかないよね…
もう御覧だったらすみませんが『日本史の中の女性(2) 大闇見戸売とその周辺』でググってもらえばサホヒコ(表記は狭穂彦)の乱をわかりやすく書いてありましたよ。
?な部分もあるけど佐保彦と佐保姫の最期は銀金でもこんな風に描かれたのかなーと読んでて胸が締め付けられました(つωΤ)
>>180 意外も何も氷室さん自身がその手の話大好きだから。
自分の経血を手に取って〜ってあとがきにも書いてるし。
>>159 一応は名門の姫君だから、琴とか歌とか香とか、当時の名門子女の教養は身につけているだろ。
それほど名手との話こそなかったが
>>180 ジャパネスクも初体験話じゃない?セイーリ話あったっけ。
>>186 つきのものが重くてかなわん、という話はあったような気がする。
しかも月の話を連呼して、迷惑がられる下りも合ったような…?
あ、思い出した。
月のものの話は、「ざ・ちぇんじ」だったね。
帝に苛められたり、激務から重いものになって
これさえなけりゃ… 不公平とかなんとか話してたかな。
海がきこえるでも「わたし、生理の初日が重いの」って台詞があったね。
男である私には、月モノってのはよくわからんが
物語のタネには使えそうだね
一番初めの気にしている書き込みの人を、
勝手に男の人だと思ってた。
違っていたらゴメン。
氷室先生は当時の小説ジュニア〜コバルトで、
生理話や性の話を普通の少女感覚で書いていた人だと思う。
今は読んでないから分からない。
それを売り物にした話だった訳じゃないし。
そういう所にも共感したりした。
10代で全く性に興味が無いって嘘になるでしょ。
同時代位に本格的に少女向けエロ雑誌がエスカレートしすぎて、
社会問題になったりはしていたけどね。
ティーンの少女向けの雑誌とかマンガでは、性に関する描写がエスカレートしすぎているのは確かに感じるね
こう感じること自体、俺も小父さんになったってことかも知れないが。
しかし氷室さんくらいなら、別に問題はないと思うけどさ
>>192確かに最近の少女向け雑誌の一部はビックリするのありますね。
あれを現代の少女達が読むのは共感と好奇心のどちらを求めてなんだろ?
小学生の頃好きだった漫画家さんの最近の作品読んだら性的描写がストレートになってて複雑だったなー。山内さんのジャパネスクは安心して読めるけど。
194 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/07(土) 14:02:19 ID:RRZVUtyX
>>182 マッキーが旭川から戻らないシーン
菊花の手紙にデカク「堕胎」だったかな
あと恋する女たちにも「処女を失うのは怖くない」「一晩だけ娼婦になりたい」「ベットの中でプロポーズ」
東京物語にも「間違えて風俗に行った」とかあんね
195 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/07(土) 14:11:17 ID:RRZVUtyX
少女小説家にも「お×××に、なんとかを入れて子供の生めない体に」「にゃんにゃんしちゃう」
結構あるなあ。短編を除けば、無いのはシンデレラと蒼の迷宮、蕨が丘くらいかな
>>195 蕨が丘なんて酷くなかった?w
次子の話とか、待子の話w
前者は同棲、後者は夜這いで責任とるって話だったし
>>182 白い少女たちは、幼女に性的悪戯・・・じゃなかったっけ?
>>191 初期の田中雅美さんもそうじゃなかった?
「夢・・・」なんか、アルルカンとか白い少女たちみたいな、あのたんたんとする文章で、思いっきりエッチな内容だったもんなあ。
学校で、制服同士の女の子が、あそこを舐めるという、今考えると物凄い百合モノ。。。
>>193 ライジングなんか、最後の最後にkissをして、ぽーっとなっちゃう主人公がなんともはや可愛らしい頃
>>196 同居時もない
雑居時代だった。
昔のコバルトは「幼な妻」とかちょっとえっちなのも守備範囲だったんでしょ
まだFT全盛になる前にデビューだったし、あの当時のコバルトとして普通だったんじゃない?
そうだね
コバルト文庫もジュニア小説ってカテゴリで富島健夫なんか書いていたな
>>180 銀金も初体験話だと思う。
どちらかと言えば初潮のくだりの方が生々しいけど。
どの作品もきわどい部分がある割に奥手な子が多くて可愛かったりもするなぁ。
>>194 一晩だけ娼婦になりたい、て氷室さん自身が使ってたんだwww
昔、少女小説家は死なない!でトレンディ系Jr.小説を書いているライバルの作品を
登場人物が「ワンパターンなのよ、なにかっちゃ「海がみたいわ」
「今夜だけ娼婦になりたい」それが決まり文句なの。おかしいったらないわ」と茶かしてたのか笑えた。
あれはラノベ系エセファンタジーからマリ見て吉屋信子系少女小説に頭の悪いにゃんにゃん系やらの
文体模写とそれに対する登場人物の感想がおもしろすぎた。
個人的に美人で楚々としたお嬢様なのに切れちゃってる作家が好きだった。
ライバルの男(少女小説担当のキモい作家)を「あの不能者!」とか言ったり
男の聖少女信仰を粉々に打ち砕いてみたり色々すごかった。
あれは面白かったなー私も好きだ。
漫画化もしたよね。それぞれにそれっぽい絵がつくとまた面白かったのを覚えてるw
少女小説家を殺せってなかったっけ?
文庫本未収録かなんかで
持っていたと思うのだが、全く内容覚えていない
205 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/09(月) 14:37:05 ID:5YsxoVsz
今思うと、菊花は同人誌書いていたと思う。
コミケにも行っていたのかな?
同人誌書いてたっけ?
同人で小説書いてる先輩に「挿し絵描いて貰えるし」って言われてたのは覚えてるんだけど。
挿し絵寄稿程度だったら、出来た本を貰う位で、コミケには行かないんじゃないかな、と推測。
私はそれがオリジナルなのかアニパロなのか気になるw
207 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/09(月) 20:37:56 ID:5YsxoVsz
少女小説家の連中のが、コミケに近いかもしれんw
>>203 あの漫画版つまらなかった。
悪い意味で原作をそのまんまなぞっただけという感じ。
>>205 同人誌書いてたのは、菊花じゃなくて
菊花に部屋提供していたアグネスの先輩ジャネ
しかもあの当時の同人誌だから、たぶんオリジナル
が主流だと思う。
>>204 未収録らしいです
ここの過去ログミラー
>>3の4スレ443あたりに一部あらすじあり
未収録作品まとめて出してくれないかな。
少女小説家を殺せ
ニューヨーク物語
クララ白書お姉さまたちの午後
月の輝く夜に
薔薇色同盟
昔国会図書館へ行って未収録作品をかたっぱしからコピーしたけど、全て実家においてあるwww
>>211 はら・・・ ニューヨーク読んだ記憶があるのに
未収録なのか…。
亡くなられたんだし愛読者は多いのだから
いつか全集を出してくれればいいのにね。
はらって何?
>>211 >薔薇色同盟
って、今、初めて知った。
ニューヨークはガールフレンドに収録されてなかったっけ?
今、手元にないから確認出来ないけど
卑弥呼の墓、箸墓古墳で決まりかなあ。
古代文化のニュースを見ると、氷室さんが生きてたら、
とかつい考えてしまう。
巻末に「古代文化等のキリヌキ欲しい、お礼の電話します!」
って書いてたの、銀金だったっけ?
何か送れるものはないかと毎日新聞見てたわw
217 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/11(水) 20:08:11 ID:yfBb1i6Q
送ったらお礼の葉書が来たよ
たしかガールフレンズ(ファンクラブの方)で募集していた
今ならネットでググればすぐなんだがw
葉書が来たんだー。
送らず仕舞いだったことを後悔。
何年かおきにふっと銀金が読みたくなるときがある
今まさにそう
あとがきとか、未だにとってあるコバルト本誌とかのコメント目にするたびに、
これから先の内容が読みたくて仕方ない
どうやって佐保は滅亡に至るのか
あと真秀たちだけじゃなくて御影たちも転生するんだろうかとか、
もし美知主や日子坐も転生したならまた三角関係になるんだろうかとか
妄想しても仕方ないんだけどさ…
>>201 東京物語で、ホテルに入ろうとしたら、ストーブを付け忘れていて、彼氏に家まで運転させた、なんていうのもあったね
>>219 自分も今まさにそうだ。
真澄が転生した日触が、真秀とどんな出会いをするんだろう
とか想像したな。
222 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/13(金) 23:35:28 ID:ZWQXr/DM
クララの登場人物がほとんど女性なのは、昨今のアニメに一部通じるとこがある
今更だけど、つい先日にマリア様が(ry を現代版クララのようなものだと
勝手に思い込んでwktkしながら買い込んでしまったよ
違うんだね…
ちゃんと調べたらよかったよ
>>223 それ誰かがwikiに書いてあるねえ
削除されたり書き加えたりしているけどw
ジャパネスクの新装版って旧版と違うのは絵だけ?
いやなんかが消されたとどっかで聞いたことがある気かする。
「この人はあたしの大切な人だよーーーー、いいひとだよーーーー」
とかだったかな。新装版は読んでないのでスマソ。
あとがきも違うよね
「ナウい」とかのかつての流行語が消えたりもしてる。
↑これは今の読者取り込むためには必要だったと思う。
あとは瑠璃姫の話し方が何だか上品になってたような。
229 :
225:2009/11/16(月) 23:00:31 ID:NKY6/aQY
レスd
新装版買う決心がついた
229じゃないけどちょうど新装版読み終わって来た。読み返しだけど。
新装版が出たころにコバルトでジャパネスク特集をやっていて、その時氷室先生が
「ジャパネスクの続きを書くなら瑠璃姫は流行り病か何かで夭折し、
高彬との間に残された「小瑠璃」が活躍する話なんかどうでしょうね」
みたいなことを仰ってた記憶がある。
瑠璃姫が亡くなるのは嫌だけど(高彬が死ぬほど落ち込みそうで…)、
小瑠璃はちょっと見たかったなあ。
煌姫や鷹男や守弥がそれぞれどんな風に接するか考えるだけでも面白くて仕方ない。
氷室さんが「もう、ジャパネスクは書かない。瑠璃姫と歳が離れすぎてしまった」とどっかで書いてあったことがあるそうだ
瑠璃姫より若い真保の立場は…。
勝手に妄想
クララの進学先
朝衣・・・北大or北海道教育大学or札幌医大
しーの・・・藤女子
菊花・・・東京の芸術系大学
マッキー・・・東京の女子大
寒くなってくるとゲランのミツコのねちっこい香りを思い出す
マッキーの肌には合わなかったようだけど
高1でゲランのフルードアルプスとか深川の茶器って背伸びしすぎw
そういう子供にはわからない大人の世界を知ってる子っていたよね
>>232 「少女」が書けなくなってしまったわけじゃなさそうだよね。
年取って分別くさくなった瑠璃を書きたくなくなった、って新
装版のあとがきになかったっけ。
14才とかそのくらいの威勢のいい女の子が好きとか。
瑠璃が早死にするのは嫌だなぁ。
折角結婚したのに事件事件だったし、これからはせめて
高彬に落ち着いた結婚生活送らせてやりたいよw
>>235>分別くさくなった瑠璃を書きたくなかった
そういう理由で続き出なかったんですか。久しぶりに炎上編読み返したら、あの二人が子供授かってからの話も読みたくなってしまったんだけど。
>>230その話初耳だ。いくら何でも高彬が可哀想すぎます、氷室先生w
神武天皇と崇神天皇は共通の和風諡名を持っている事などから、崇神天皇と神武天皇は同一人物との説は昔からあった
銀金ではこの説を用いていたな。
纒向遺跡の場所は垂仁天皇の都があったとされる地域だ。
つまり銀金では、纒向遺跡のあたりが舞台ともなっているわけだ
>>216 現在までには邪馬台国の都は纒向遺跡で、卑弥呼の墓は箸墓古墳である可能性がもっとも有力になっただけのことであり
邪馬台国を示す決定的な証拠が出たわけではない。
邪馬台国と書かれた銅剣でも発見されない限りは、決定的な証拠はなり得ないだろう。
もっともそのような発見は、滅多にあるものでもないが
ていうか「まきむく」の「みあらか」て言葉はたくさん出てきてたじゃん
纒向遺跡は記紀で言う所の垂仁天皇の纒向珠城宮である可能性もあるけど。
ただ、卑弥呼の墓とされる箸墓の被葬者が、記紀で言う所のヤマトトモモソ姫とすれば
纒向が邪馬台国の都とするなら、天皇は崇神天皇でなければならないはずだ
この辺がどうも気になるのよね。
崇神天皇の都とされた磯城瑞籬宮の所在地は、現在の奈良県桜井市金屋、纒向遺跡の場所とは少しずれているからな
金屋で、纒向と同等の遺跡でも発見されなければ、どうにも疑念が残る
もちろん纒向の時代から記紀の時代はすでに何百年も経っている。
崇神天皇の都と垂仁天皇の都が入れ違って伝承されていても何ら不思議は無いし
そもそも纒向が邪馬台国であるという決定的な証拠も、まだ無いのだがね
「邪馬台国はなかった」って本もあったなあ…
最近の橿原遺跡や纒向遺跡の発見は、これまでの邪馬台国畿内説の最大の弱点。
つまり魏志倭人伝に書かれた堀や環濠、物見やぐらを巡らせた集落が畿内にはない
この問題を完全にクリアしたのよね。
九州では吉野ヶ里遺跡など、こうした集落は幾つも発見されているが、畿内ではこれまでは無かった。
これですでに発見されている魏から下賜されたとされる考えられている中国製の銅鏡(三角縁神獣鏡)や、卑弥呼の墓と思われる二世紀の大規模墳墓などの発見など
魏志の記述に書かれていることが畿内で全て発見された。
そんで、畿内説が北九州説よりずっと有力になったのは間違いないけど。
ま、それでも畿内説を決定付けるだけの、つまり北九州説派の学者連中を黙らせるだけの根拠は発見されていないな。
卑弥呼が下賜されたとされる金印とか、邪馬台国と書かれた銅剣でも発見されたなら決定的になるのだけど
さすがにそれだけの根拠はまず見付からないな
銀金で描かれたサホヒコ王の乱は、畿内豪族を二分する大乱だったはずだ。
そうでなければ記紀に書かれるはずがない。
あの時代は魏志で倭国大乱と言われる通り、戦乱が激しかったはずだからね。
沙穂姫の物語とか、些か脚色されているけど。
佐保の首長はサホヒコ、その祖母は春日のタテクニカツトメ
彼らの名前から推測するに佐保は当時、佐保から春日野一帯に至るまで、畿内のかなり広大な範囲を支配した最有力の豪族だったのだろう。
それが大王家と争ったのだから、機内を二分する戦乱だったに違いない。
奈良は遺跡の上に街並みが出来て人が住んでるから
ほとんどの場所は、積極的には発掘されない
何か大きいもの作ろうとすると、必ずってほど遺跡が出てきてしまう
最近だと、イオンと平城京十条とかさ
発掘とか保存に関して大雑把すぎて困る、悪い意味で慣れ過ぎ
お陰で奈良の地価は安いとのことだ。
掘れば必ず遺跡が出るので、そのたびに工事が中断してしまう
だから買い手も敬遠するでしょうね
奈良ぐらいになると、個人宅レベルで何か出てきても闇に葬られそう
大企業や、国のニュータウン事業や道路工事で出てきて初めて調べて貰えたりしてw
多摩や港北ニュータウンも遺跡いっぱい出てきたしな
そういえば、佐保って何か遺ってないのか
奈良って、人口が集中してる北部では
新しい宅地が出ないから、奈良市街から郊外への移住して
隣接する京都南部の人口が全国トップクラスの伸び率らしい
かといって宅地じゃなく大掛かりな開発だと何か出てきて面倒なんだろうなぁ
って、スレ違いだね
奈良に住んで毎日史跡訪ね歩きたいけど、住みにくそうだ
奈良や京都は工事があれば、必ず考古学者が調査をするそうだよ。
当時と現在とは住宅区分が重なるだけに
古い建物を取り壊した時が調査のチャンスなんだと
……この流れは何だ?
考古学ヲタの知識披露スレじゃないんだから程々にしてほしい
銀金に絡んだ話題じゃなく擦った話題じゃん
遺跡どうこうを熱く語られてもなあ。
氷室作品は好きだけど、邪馬台国がどこだったかなんて
別にどうでもいいし。
佐保彦がどうして乱を起こすことになったのか、そこに真秀が
どんな風に関わるのかは知りたかったかな。
プロットでもいいから、それらを含めて氷室さん全集出してくれ。
考古学板があるんだから、ちゃんと場所を選んで話して欲しいよ。
まぁ、あっちに行くと鼻先で笑われそうな内容ではあるけれど。
>>249 いや、金銀の時代は、もろ邪馬台国畿内説の時代と重なるので
>>251 邪馬台国はともかく、卑弥呼の墓かどうかの遺跡なんざ
どうでもいい
銀金ではもう大王家は畿内にあるんだから、それでいい話
散々言われてるけど、プロットは残ってないんじゃないのかなぁ。
終わりまでの大まかな流れはあったかもだけど、多分残さないまま
持って行ってしまわれたんじゃ。
でもあるならあらすじでもいいから読みたいね。
つーか真秀と佐保彦と真澄の三人がどうなるのかだけ知りたい。
あのままじゃすっきりしないし哀れ過ぎるし。
箇条書きでもいいからどうなったか知りたいね
全集出たら絶対買うのにな…
準備稿みたいな形のものが、残ってないかなぁ?
銀金として連載を始めるまでは、「佐保彦の反乱」のエピソードは、
習作として書き散らしてたって、どっかに書いてたような記憶が
あるんだが?
もうそういうのでいいから、残った原稿があるならみてみたいよ。
>>253 プロットくらいは残っているだろう
それを最初に作っておかないと支離滅裂な作品になるよ。
氷室さんのノートにでも、そういうのを書きとめているのがあると思うけどね
遺跡発掘の新しいニュースを見るたびに
佐保との関連性が無いか妄想してみたりするw
先生が生きていらしたら記事どんどん送ったのになぁ・・・
一度送ってみたかった
リアルタイムで読んでいた方が羨ましい
日子坐王は氷室さんは伝説上の人物としているが
私は現実の人物である可能性が高いと思う。
やたら子供が多いのは、実際に子沢山の人物と伝わっていたのかもしれないが、それ以上に万世一系の血筋の伝説を作るにいたり
もともと天皇家とは何の血縁関係のない地方豪族を天皇家の分家と位置づけるにのに彼の名前を使ったからだろう。
そういえばいま調べてみたけど、佐保姫には佐波遅比売(さはじひめ)という別名があるな
このサハジヒメとは、佐保姫と同じ佐保の王族の女性として名前が出てきた。
それに佐保姫の兄弟は佐保彦だけではなく、オザホ、ムロビコと名前から言って男だが
兄弟が他にいる。彼らは出なかったな。
>>258 心底どうでもいい
ここは日本史スレじゃなく、氷室作品スレなので
真秀と真澄は、当然ながら氷室さんのオリジナルだけど
ただ、丹波道主王の娘
佐保姫の後に天皇の妃となった女性たちだが、その中にマトノ姫がいる
彼女と真秀が実あ同一人物だった。
何てエピソードを氷室さんは用意するつもりではないかって期待していたのだがな
>>260 いや、そういうことじゃなくどうでもいい
銀金にあまり関係のない古代史考察は別でやってほしい。
上の遺跡然り、日子坐が実在かどうかの私見然り。
最近の流れを見ているとさ、
昔、王家の墓という少女漫画に影響されてエジプトの興味を持った少女達が居て
その場をわきまえない言動が、迷惑視されていたのを思い出すよ。
関心を持って頂けるのは嬉しいが、ミーハー気質の人が多く、分別がないので困惑している。って言われてた。
話の内容が、漫画じゃなくて古代史に変わっただけで
自分が高尚な事話してると得意になっているが、所詮は今で言うヲタ。
他人の迷惑なんて顧みずに、自己満足の為だけに話す姿は、今も昔も変わらないんだなーと痛感したよ。
>>263 スレチだけど「王家の紋章」と「ファラオの墓」が混ざってない?
265 :
253:2009/11/26(木) 19:35:57 ID:WD7ilAvz
>>256 私も同じ理由でプロットはあっただろうと思ってるんだけど、亡くなる前に
身辺整理で処分、とかで今現在は残ってないのかもしれないなぁ、と。
その前にもジャパネスクの新装版出た時点で「未完の大作」って言ってたし、
ひょっとするともう続きは書かない、と決めた時点で…って可能性もあるような気がして。
わからないけど。
>>265幻の佐保彦の章はプロットだけでも確かに読んでみたい。
が、身辺整理も出来る時間と余裕があって処分されて、心穏やかに旅立たれたならそれでよかったのかも…
某作家が『急に死んで未完の作品を中途半端な形で死後に勝手に出されるのは絶対嫌だ』って言ってたからなぁ。
>>265 ん?
つまり、氷室さんは病気のことが分かった時点で、
残っていた原稿を全部処分してしまってから、
筆をおったんじゃないかってこと?
それもあり得そうで、正直ちょっと残念だなぁ。
>>259 そうか?
だってさ、サホヒコの乱の後、天皇が妃として丹波道主王の娘を五人迎えるのだが
そのうち、ウタゴリ姫とマトノ姫の二人は、醜いという理由で丹波に返され
さらにマトノ姫はその途中で自殺したと記紀には記されている。
真秀とマトノ姫が同一人物だったとすれば、氷室さんはどういう結末を用意していたか色々考えられるだろ。
そもそも記紀では醜いとされたウタゴリ姫が、銀金では丹波でもっとも美しい姫とされているし。
マトノ姫が真秀であり、佐保姫と瓜二つの姿を見た天皇がどう感じるかとか、色々と展開を考える事ができるからな
>>266 「ロリータ」の作者ウラジーミル・ナボコフが、亡くなる前に遺族に燃やしてくれと頼んだ原稿が
最近、発表される事になった。
有名作家の未発表の作品となればファンはたまらないけど。
作者にしてみれば、失敗作だったから発表しなかった作品が大半だろうから、面白くないだろうなと思ったね
王家の墓にワロタ。気持ちはわかるw
氷室さんも少女漫画好きだったよね。
墓前にお供えしたいよ、ガラスの仮面の新作とか。
本当に粘着質だよね。キモヲタの垂れ流し。
考察もしていないし 知識も偏ってるし 聞くに堪えない駄文だ。
自分のブログにでも書いてればいいのにね。
空気が読めないんだね。
>>268 しつこい。佐保彦の乱の後、真秀が生き残るかどうかもわからないのに
道主の娘の話したって仕方ない。
あんたマジで空気読めないの?
銀金の書き込みが痛いのは今に始まったことじゃないし
いちいち相手しなくていいんじゃない?
スルースルー
氷室さんって、推敲が本当に好きだったよね。
それもあって、ご本人の意思としては公開しない事を希望されたと思う。
じゃ、もう何度も言われていることではあるけど
コバルト本誌に載っただけで、以後どこにも収録されてないのを
イラスト集でも追悼本でも改訂版文庫でも何でもいいから
再録して欲しい、読みたい
そういえば、コバルト本誌には記載されていたが、文庫には掲載されていない文章とかもあったね。
文庫版を読んで、何で削除されたのかと頭をひねったものだ。
この流れで書き込みづらいんですが・・・
明日から滋賀、野洲方面に旅行します
銀金絡みでオススメの場所ありませんか?
ちなみに、京都御所に行った時は
ちぇんじやジャパを思ってワクワクしっぱなしでした!
ミーハーでゴメンナサイ・・・
>>276 旅行は自分で調べる等の下準備をしてから行きましょう
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ちょっと排除が行きすぎじゃないかー?
>>279 >ミーハーでゴメンナサイ・・・
とか、2ちゃん慣れしてない人みたいだから
うかつに教えると教えてちゃんになったり延々総レスしたりという流れになりそう
明日行くのに、こんな場で情報収集するようなタイプだし・・・
自分で事前にきちんと調べる事を教えてあげるのが一番だと思うよ。
って言ってもなあ。
あんまり排除排除してるとスレの空気が悪くなるだけな気もする。
蘊蓄とか教えてちゃんが嫌がられるのはわかるんだけど。
ジャパネスクだったかちぇんじ!だったか忘れたけど、それがらみで平安蘊蓄垂れ流し、果ては
雅子さまがどうたらとか鬼女臭漂う現代皇室ネタ持ち出して顰蹙かった人も過去いたし。
>>282 スレ7の>55〜>73あたりのことかな?
ひさしぶりに過去ログ読み返したけど、
あのころは、いつかまた続きが読めると信じていたんだよなぁ。
こんな日がくるなんて思わなかったよ。・゚・(ノД`)・゚・。
付け焼刃な間違った知識披露、全然関係ない話はどこでも嫌われる。
ただジャパネスクは実際の事件をモチーフに使ってるし、銀金も古事
記の記述なんかから今後の展開予想出来るかも?で、「スレチ」「ど
うでもいい」で切り捨ててしまうのはやや横暴な希ガス。
前みたいに突っ走り過ぎて収集つかなくなったらそれは困るが。
教えてチャンも、やり過ぎたらご新規さんが怯えて来なくなってしまう。
オタな余り語り倒し、地味な諍いが起こっても、続きを読みたい気持ちは
一致してた気がするのに。いろいろ罪深いことだよな、氷室さん。
ファン層が広すぎるからなあ…
>284に同意。
僅かな情報からの考察も許せないとは狭いよな。
スレチというより、しつこく語ってたからウザがられたんだと思うが。
記紀に出てはいても銀金に出ていない存在を、「この姫が
真秀だとしたら」と仮定して熱弁されて引いた。
だってその姫が真秀のモチーフだなんて氷室さんはどこにも
書いていないのに、想像・妄想で話されても、「ハァ?」だよ。
古事記の記録から展開予想可能なのは、佐保彦の乱までじゃない?
その後どうなるかは不明だし、転生して時代すっ飛ばす可能性だって
あるわけだから。
遺跡ネタから現在の奈良の住宅事情なんて語られても、それこそ
スレチだ。
>>286 本人乙!僅かな情報じゃ意味ないって気付けよ。
氷室さんが、古事記を元に資料を集め研究しながら
二十年以上暖めて練り込まれて出来たのが銀金。
ちょっと耳にした情報程度で考察が出来るならアンタは大天才!
氷室さんを超える才能の持ち主だね。
銀金は肝心の続編はもう出ないし。
しかもプロットを公開する様子もない
この状況ではもはや考察をするくらいしか、作品をわいわい盛り上げるものは残っていないがな
別に無理して盛り上げなくていいと思う。
各自であれこれ続きを考えるのは自由だけど、そうなるともはや氷室作品じゃなく
二次創作なわけで。
とりあえず>>286-
>>288は落ち着けよと思った。
一体何が起きたんだよ。
そして誰の言ってることがスレ的に正しいんだよ。
それぞれの主張聞いてもよくわからないよ。
>>291 >>237-
>>247辺りで遺跡話で長文考察が続いたことで
ウザーと思ったところに、今度はID:cseP5Zgjが記紀のマトノ姫が
真秀だったらどうこう言い出してウザさ倍増
更にそこに「明日から奈良行くけどお勧めの場所教えて」な
初心者臭いレスがつき、「そういう趣旨のスレじゃない」「しかし
何もかも排除するのは厳しくないか」「旅行前日にこんなとこで
情報収集しようってのがおかしい」と微妙に荒れてきた
>>286 僅かな情報からの考察っていうのはおかしくないか
複数の情報を整理し、論理的に組み立てるのが考察であって、
マトノ姫が真秀だったら云々は妄想と呼ばれる
>>292 >僅かな情報からの考察っていうのはおかしくないか
>複数の情報を整理し、論理的に組み立てるのが考察であって、
悪いが、いまの状況でわずかな情報からの考察以外に何が出来るのだ?
銀金本編からは、大王の東征もサホヒコの乱も、かなり大雑把なものしか書かれていないのに
そもそも氷室さんは、そこまで時代背景を研究して本を書く人でもあるまい
>>293 そもそも、考察する必要があるの?
「どんな展開になったんだろうね」と先を想像し合うならわかるが、
登場してもいない人物、使われてもいないネタを元に自論展開されても
「ハァ?」だよ
あと、氷室さんは時代背景や考証を結構大事に書いてるんだが
考察じゃなく、ふつーに感想や「あそこの展開が好き」「○○が好き」と
語り合うのでいいと思うが
クララ白書の新装版が出た時に、うっかり旧絵師さんの方を
処分してしまった身としては、頼むからアグネス白書出してほしい
なかなか出ないから問い合わせたら、コバルトは「出ます」と
言い切ったのに…
もう何年経過することかorz
>>293 随分しつこく粘ってるけどさ、
一応聞いていい?
本当に読んでるの?
それとも、読み取れないの?
きちんと読むとね、氷室さんの作品は
「細部へのこだわり」が魅力だってわかるかも。
とても熱心に研究して書いてあるよ?
氷室さんがしっかりと、真秀、真澄は自作のキャラだと言ってるんですが。
適当にしか読んでいない人もいるんだねー。
>>295 ヤフオクに結構売りに出てるから、アラーム設定しておいたら?
>>298 どうしても、真秀はマトノ姫にしたい人がいるようだ
同じ道知主の娘だとしても、真秀は母親である御影似だから、
マトノ姫になるはずがないのだが
佐保姫と真秀が似ているのはそれぞれの母親の血であって、
真秀とマトノ姫は異母姉妹だから佐保姫とマトノ姫は繋がらない
小説でも決して紀記通りに書かれてる訳じゃないから(主人公達からして架空の人物)、マトノ姫を真秀として
書くつもりだったかとかそんなのも誰にも断言出来ないような。
つまりそういうのも含めて先の予想するのがスレ的に有りか無しかってこと?
ごちゃごちゃしてよく分からない争いだな。
303 :
銀金が好き:2009/11/29(日) 08:46:15 ID:+Nzblssc
「どんな展開になったんだろうね」
で?
読み流してたけど、これは氷室先生に失礼じゃ…。
ヒドス
>>293 > そもそも氷室さんは、そこまで時代背景を研究して本を書く人でもあるまい
初心者の扱いについても、続き想像のごたごたも、もうどっちもどっちだろ。
そもそもどっちが正しかったのかもわからないけど、みんな自分が絶対的に正し
い、の思い込みの下で頑迷にヒステリックにわめき散らしてるだけじゃないか。
間に挟まったクララの悲しい話のなんと爽やかなこと。
癒されたぜ。
306 :
イラストに騙された名無しさん:2009/11/29(日) 13:59:00 ID:n1J65Qsc
>>293等の自説を提唱する人は自分でサイト立ち上げるか二次創作同人誌でも作ったらどうか。
読者が考えた仮定の話は別に知りたくないし、氷室作品関係ないし。
>>307 本人じゃないから意図はわからないけど、
唐突とはいえ円野姫(マトノヒメ)の名前が出てきたのは
クララ内の劇で佐保姫を陥れる異母姉妹として出て来たから?と邪推した。
同じくクララに出てきた八綱田も、チラリとだけど銀金に出たとき
佐保彦の章ではどのくらい活躍するんだろうかと
思いながら自分は読んでたし。
クララ劇と銀金とヤマトタケルのリンクを埋めるような
氷室先生のメモとか資料が出てきたら面白いだろうね。
リンクしてないだろJK・・・
>>309 うん、リンクはしてないんだけどね。
なんていうか氷室先生の頭の中にある氷室版古事記を
小説にしたのが、銀金とかヤマトタケルって印象があるんだ。
上手くいえないんだけど
その氷室版古事記の欠片が出てこないかと思ってしまう。
ひっそりと推測したり妄想したりしたいんだ。
>>276ですが、余計なことを書き込んだせいで
スレを荒らしてしまい申し訳なかったです
>311
旅行から帰ってきたのかな? おかえり!
まあ、タイミングが悪かったのと
教えてちゃん全開に見えたのが良くなかったんだと思うよ
あんまし気にするな
>>310 マトノ姫信者さんと仲良くなって二人で語るといいと思うよ。
>>313 あなたもいい加減しつこい。
誰彼構わず嫌味しか言えないの?
>>305 クララアグネスの話題が出たから便乗
最近読み返したんだけど、夢見のキャラがツンデレで面白すぎる。
あと、個人的な妄想として夢見は朝衣が苦手そうだなと思ったww
別に原文ではそんなエピソードないけど、アグネスからのぽっと出で桂木さんと同室になって、
散々バカにする冷たい態度取ってたのにいつの間にか佐倉さんや紺野さんと同じくらい仲良くなっているなんて許しがたいんじゃ。
>>308 作品リンクというと藤本ひとみが思い浮かぶw
氷室さんはどの作品も完全に独立させてる感じだな。
あー、でも私もよくぼーっと続き妄想したりするから気持ちはわかるなあ。
全くリンクしてないけど同じ時代の話しとか読むと。
今読むとクララのしーのが可愛い。
普通なんだけど創作物でもなかなかあそこまでからっと元気な子っていない気がする。
アグネス白書では、重要な役どころのマトノ姫とか
佐保を滅ぼした何だったかな?
武将についての記述が、銀金ではまったくなかった
その点が一番、気になった
もしかして佐保彦の章では記載する予定だったのかな?
>>318 アグネスの作中劇と銀金は完全別物でしょ
でないと佐保彦と佐保姫が精神的に近親相(ryになる
佐保彦は真秀が好きなんじゃなかったかね
あの後、佐保姫佐保彦が互いに熱烈に愛し合う可能性だってあると思うよ
似たような兄妹の真秀と真澄も結局ああなったし
真秀と佐保彦のカップルが好きなので、それは辛いけど…
そして氷室さんが断筆したせいで、続きは永遠の謎な訳だけど…
お菓子の材料を扱っているサイトで薔薇水を発見。
しーのが目薬のように一滴だけお茶にいれていたよね。
田舎住まいだから痛烈に憧れていたんだけれども、
今になって買うと夢が壊れちゃうかな?
使った事ある方いらっしゃいますか?
>321
薔薇のハイドロソルとか、精油のローズオットー使ったことある?
ああいう、香料用の薔薇の香りを知っているなら失望することはないと思うよ。
口に合うかどうかは、試しにジャスミンティーが飲めるなら飲めるよ。
慣れてないなら、生で飲むより、割って飲んだ方が良いかもしれない。
てか、ハーブティーの乾燥ローズのみで抽出して飲んだことない?
製菓材料のは飲んだことないから知らないけど、アンティアンティの
垂らして飲むやつは飲みやすいよ〜オススメ。
>>320 真澄は真秀を女として好きだったけど、真秀はあくまで
兄として好きだったんじゃない?
だからこそ真澄が暴走したんだし
御影が死んで、たった一人の肉親になったから、真秀も真澄に
余計に執着してるのかなとは思ったけど、それでも「妹として」の
描写だったと思う
というか真秀も佐保彦も精神が健全すぎて、禁忌の近親相姦は
ありえない気がする
真秀と佐保彦は、母方で言えば従兄妹同士
父方で言えば叔父と姪
しかも母親が一卵性双生児(と思われる)から遺伝子上では普通の従兄妹よりもずっと近い。
これはもう充分に現在の認識では近親姦にあたると思われるが。
>>324 あの時代、禁忌とされたのは(親子以外なら)「同腹のきょうだい」だけで、
異母きょうだいや叔父姪、叔母甥の婚姻は当たり前
というか、異母きょうだいの婚姻は平安時代まで普通に認められてる
(桓武天皇の妃の一人は異母妹)
特に古代の血族禁忌関連は、現代の認識と同じに考えてはいけない
「母親が違えば、きょうだいでも他人に近い認識」だ
真澄が真秀への恋を禁忌とされたのは、父親は違うが、母親が
同じだったから
逆に言えば、真澄は母親が違う佐保姫や五百依姫となら禁忌ではない
真澄の真秀への粘着具合が気持ち悪いって感想の人もいたね。
リアルに少女時代で兄とかいる人が読むと感想が違うんだろうか。
真澄は読み返した時に、
他の女達にセクハラされ放題で気の毒になった。
自分にそういう感情を抱いていないからこそ、
真秀への思いが募ったのかな、と思った。
真澄の思いは氷室先生の頭の中では叶ったのだろうか。
延々と叶わなかった気がする。
命がけで、真秀の恋愛成就を阻止したからなあ。
あれはちょっと引いた。
真澄は、真秀を好きになることができて、かつ真秀に
恋愛感情を持たれ、挙句に共寝までした佐保彦が
羨ましかったのか憎かったのか。
>>324 325の言う通り、血の近さだけで禁忌になるわけじゃないよ。
佐保姫と真澄の場合、父親は同じで母親は一卵性双生児の異母兄妹
なので、佐保彦と真秀より遺伝子的には近いけど、母親が違うというだけで
禁忌の近親婚にはならない。
真澄の世界は真秀を通して初めて外と繋がったから
真秀が絶対的な存在になるのは仕方がないと思うな。
だから普通の兄妹の有り様と較べても……と思う。
真澄は「兄妹としても」「恋愛的にも」両方の要素で真秀を欲しがってたからな
これが「恋愛的に」だけだったらまだ良かったかなあと思うが
真澄は変態でも真秀は変態じゃないんだから無理があるだろw
どっちかにしろw
真澄にとっては真秀がすべてだったけど、真秀にとっては
真澄がすべてではなかった悲劇
でも佐保彦と出逢わなくても、真秀は真澄の想いに応えることは
なかったと思う
困惑して、それでも妹として傍にはいただろうけどなー
ある意味、加津戸売の「霊力を持つ娘が産む子は佐保を生かす子、
持たぬ娘が産む子は佐保を滅ぼす子」という予言も、御影によって
入れ替えられた気がしなくもない。
生かす子=御影の子=真秀、真澄
滅ぼす子=大闇見戸売の子=佐保彦と佐保姫
このはずだけど、真澄が佐保の命運を巻き込んで自殺したことで、
真秀は佐保を生かす意志を失くしたわけで。
結果的に、真澄が佐保滅亡の引き金を引いた(引かせた)とも取れるから、
御影の子は滅びの子、という佐保一族の誤認が真実になってしまった気もする。
あーやっぱり佐保彦の章読みたかったなあ。
真秀の章は本来序章だったんだよね。佐保彦の章以外にも本編が
あったんだろうなと思うと、ほんとに惜しい。10年経過してもこんなに
好きで続きが知りたい作品って他にちょっとない。
>>322 詳しく丁寧にありがとうございます。
フレーバーティーとはまた違った感じを楽しめそうですね。
お薦めの薔薇水を探してみます。
ありがとうございました。
>>331 別に入れ替わってはないような気がするんだけどな。
真澄が死ななくても真秀は佐保を出るつもりでいたよ。
助けたくても何も出来ないと言っていたし、それでも残って何かしようとも考えてなかった。
真秀が残ってどうにかなったのかわからないけど、真澄の死以前に佐保そのものに絶望してたような。
真澄の死後も別に佐保を滅ぼそうなんて考えてないし。
特に何も変わってないと思うよ。
真秀が真澄自殺しようとする時に、これは後世の幸せな恋人達が見ている悪夢なのかもしれない、
みたいな事を考えていなかったっけ?
ちょっとあの考えに引いた
混乱していたんだろうけど
>>333 佐保を生かす子が離れたことで、佐保は滅亡に向かうわけだ
積極的に動いてなくても、放置することで滅ぼすことに繋がる、
ということでは?
大王の佐保姫への恋は実るのだろうか
初期は速穂児と佐保姫がくっつくのかなとか色々考えたもんだ
まあ速穂児は明らかに「佐保彦>>>佐保姫」になっちゃってたが
>>336 当時の感覚で健全な精神、という意味ではないのか?
現代の感覚で話したらほぼ全員病んでるぞ、銀金キャラは
>>335 大王は佐保姫を妃にするよ。それは古事記にも記載があれば、また、銀金の続編にも書かれていたはずだ。
何故、妃となったかは、詳しい事は銀金には書かれなかったけど。
佐保の亡びの予言も、一族が知るところなったが、それを何とか変えようと大王の妻として佐保姫を出した
滅びの子である佐保姫を一族から離せば、もしかして予言が変わるかもしれないと一族は思った
何て事も想像したりしましたが
339 :
335:2009/12/03(木) 21:56:55 ID:qtZc6qOl
>>338 あ、そういうことじゃなく、佐保姫が大王を好きになるかな?と
思ったんだ
妃になるのは知ってる、確か皇后だったよね古事記では
>>339 そのあたりの言及が作中にはまったくなかったから想像が難しい
ただ、これを言えば作品から少し離れて古代史の考察になってしまうからどうかと思うが
当時は結婚制度は非常に緩やかなものであり、夫が妻のもとに通う。通い婚が普通だった
藤原不比等が天皇の妃になった異母妹と子供を成したように、一夫多妻というより多夫多妻のようなところもあった。
それほど強い絆がなくても妃でもやっていけたのではないかと思ったりもするが
>>340 大王は佐保姫に恋愛感情を持ってるのはガチだから、
佐保姫がそれに応えるかということじゃないの?
そして不比等が五百重娘を妻にしたのは持統天皇の黙認が
あったからだけど、それでも当時としては眉を顰める向きも多かった
(仮にも皇子を産んだ夫人だからね)
橘三千代も不比等と再婚だし、もっといえば持統天皇の祖母である
斉明天皇自身、再婚だ。
だけどそれは銀金時代から数百年は下った時代だから参考にはならないし、
何より小説として、佐保姫が大王を愛するかどうかを知りたかったというのは
自分にもあるよ。
佐保姫は、「佐保一族より真秀を選ぶわ」と宣言したほど真秀に惹かれてたから
(恋愛感情ではないにせよ)、母親である大闇見戸売が御影に執着したのと
同じ道を辿るのかなと思ったし。
絆がなくても政略結婚としてやっていけるだろうけど、恋をするかどうかってのが
物語的に知りたい。
しーのは可愛い。
しーのと聞くとドーナツが無性に食べたくなる。w
物語的に大王と佐保姫の関係を想像するなら
どうしても別れの断髪シーンがあるので、大王の一方的な想いじゃ盛り上がりに欠けると思う。
恋愛感情だけで片付けられない関係性を築いて欲しかったし
そこに真秀がどう絡んでくるのかは、凄く楽しみだった。
銀金の話は全て断髪シーンへの布石かもしれないと思ってたから。
古事記には佐保姫の記述がかなりドラマスティックに描かれている。
それもそのはず、古事記は天皇家の家伝であり、天皇家のものに教え聞かせるための本だからだね
正当な歴史書である日本書紀とは違った点を重視している。
氷室さんは、銀金を書くに至って、古事記の方を土台にすると何かで書いていたはずだ
佐保姫の最後も古事記に記載された事が参考にされるのではないかな?
語りますねー
>>344 さすがに、古事記がベースを知らない人はいないんじゃ
結末は古事記で予測できるが、どう描写されるのかを皆が語ってるのですが
ドラマスティック に一致する日本語のページ 約 3,070,000 件中 1 - 10 件目 (0.21 秒)
佐保姫云々の話は実際銀金内で書かれなかったし、どうだったんだと言われても語りようがないような気がする。
>>334 未来に、真秀達が生まれ変わったキャラが、真澄の最期の神夢を見るシーンが
ある予定だったのかなと理解していた。
極限状態で、時間を超えて転生先の自分の魂と共鳴しちゃったというか。
数スレ前でも触れられていたけど、全ての始まりの娘に真秀という名を付けようと
思いついたのが一体誰だったのかが気になる。
御影は、真秀が名乗った名をそのまま付けたって感じだし。
続きのないお話だけど、未だにいろいろ予想・妄想するのが楽しいなぁ。
>続きのないお話だけど、未だにいろいろ予想・妄想するのが楽しいなぁ。
もうそれしか手がないしね…。(TT)
みんな、銀金語ってくれてありがとう。もっと知りたいス。
時代ものは銀金とジャパとちぇんじしか読んだことないので。
再開時には怒涛の如くノンストップで駆け抜ける的なことが書いてあったんで
それを夢見てたんだよなー。
>>341 >だけどそれは銀金時代から数百年は下った時代だから参考にはならないし、
いや、結婚制度が厳しくなってきたのは後世のことだ。
銀金の時代、三世紀ごろの方がずっと緩やかだったよ
その頃の結婚制度に関しては魏志倭人伝しか参考資料はないのだが
倭人は庶民であっても、複数の妻を娶っていると書かれている。
これは一夫多妻というよりも、多夫多妻だったのではないかと考えられているし
ま、もっともこのように歴史的事実を忠実に描いていれば、いまの時代の小説には共感は沸かないから
時代考察をここまでするのは、このスレではあまり意味がないかも知れないが
>>351 341はそういうこと言ってんじゃないと思う
ああ言葉足らずで送信してしまった
結婚制度が厳しい厳しくないじゃなく、
>>341が言いたいのは
「佐保姫は大王に恋愛感情を持てたのか?」という疑問の答えが
欲しい、ってことだろう
一夫多妻や多夫多妻、そんな制度上のことじゃなく、佐保姫自身が
大王を愛していたのかってこと
結婚制度がどうこうじゃないんだって
登場人物の気持ち、感情について知りたい語りたい、なんだよ
史実考証は氷室さんが書いてくれてる分で十分なんだ
歴史小説じゃなく古代ファンタジーを読んでるんだから
>>354 するか、しないかと尋ねられると、多分、すると答えるしか無いと思う。
実際、古事記の佐保姫は、「兄ぞ愛しい」と答えているが
夫である天皇にも思いがあったような記述もあるし。銀金が古事記をベースにする以上は佐保姫は大王も愛するだろう
ただ、一族を守ると決心した佐保彦が、亡びの予言を覆すために、妹を大王に差し出す決心をしたとか
そんな感じで物語を作るのも面白いかなと思ったりする
>>353 そうそう!史実を語りたいんじゃないんだ。
氷室さんファンとして、この話はどう進むんだろう?って
今でも新刊を待っているような気分で話したいだけなんだ。
うん、遺跡やら銀金に出てない人物やら当時の風習なんぞは
どうでもいい。
銀金がどう進む予定だったのか、キャラ達がどう成長し、どんな
気持ちで動いていくのか、そういうのを既刊の中の伏線や氷室さんの
コメントから推測して話したいんだ。
ジャパネスク新装版買ってみたんだけど
あと書き読むと、ジャパネスク以外のシリーズに関しても
環境や心情の変化で、シリーズを書き続けることが出来なくなっただろうなと感じた
今まではモチベ低下かな?体力が追いつかなくなってきたのかな?とか想像してたけど
あと書きの理由が、その通りだったんだと思う
あれは単純に、当時既に闘病生活に入っていて、でも読者には
そのことを伏せていたからだと思ってる
書く気がないんだったら、氷室さんはそう明言してくれるタイプだと
思うんだよね、FCのペーパー等のお返事を見るに
治ったら書くぞー!と思っていたんじゃないかなあ
ジャパは確かに「どう書いていいかわからん」だったかもだけど、
銀金はあれだけ書きたがっていたんだし…
闘病なんて微塵も想像しなかったなー。
親の介護とか、ラストまで書きためてて纏めるのに手こずってる
とかだと思ってたなー。
さすがにその時期から闘病はないと思うよ
ただもう、自分や環境が変わって皆が求めるものは書けない、てことかと私も思った
でも大勢ファンを抱えたプロとして、もう書かないよとはっきり明言はできないとは思う
ご本人の気質とか関係なく、それは公人として当然かと
あのあとがきの表現が精一杯だったんじゃないかなあ
>>360 当時は自分もそうだったよ
今になって、闘病していた事実を知ったら…ということ
闘病は4年だか5年でしょ?
断筆していた頃や新ジャパが出た頃とは時期が合わないんじゃ…
「偲ぶ会」とかで、そのあたりの話は聞けなかったんだろうか?
闘病生活が始まったのってコバルトに「月の輝く夜に」が再掲載された前後じゃないのかな。
わからないけど新装版のあとがきではそういうつもりはなかったんじゃ。
瑠璃姫は人妻編から結構キャラ変わってた気がするな。
「恋も人生もそういうもんよー、おほほほほ」みたいな感じで、成長したとも
おばさんぽくなってしまったとも言えるような。
もともとそういう設定で書き始めたならともかく、初期のキャラの方が好きだったなら
書き続けるのはしんどいかもしれない。
長文失礼します
新作が全く出なくなった時期より
大分あとに闘病生活に入られたと聞いております。
(闘病生活は数年間だったそうです)
偲ぶ会では、日常生活・闘病生活のお話を伺うことができました。
しかし、なぜ物語を書かれなくなってしまったのかということに関しては
全く触れられませんでした。
以前もここでこの件が話題に上りましたが
結局明確な回答は出ず、
亡くなった人を悪く言うなという書き込みもあり
(ただの事実確認が主だったと思うのですが)
議論は尻すぼみに。。
続編を読めないなら、
なぜ読めないのかだけでも知りたいのが
読者の自然な気持ちだと思います。
闘病生活期間前から体調自体は悪かったと思うからなあ
病気だと気づいていたかはともかく
だから闘病期間で語ろうとすること自体無理があると思う
闘病に専念した期間と、体調不良で思うように書けなくなった期間は
別物だと思ってる
>>367の言うように、闘病期間は亡くなるまでの数年だとしても、
心身不良はそれより前からあったと思うし
そもそも「数年」自体、「2〜9年」と幅広い…
闘病してなくても、ガンが見つかって創作意欲がなくなったとかあるんじゃない?
ジャパネスク連載してた頃、山内先生と病弱対談とかしてなかった?
お2人とも喘息持ちとかで、喘息はしんどいからね・・・
たまたま自分は昨夜、喘息の発作が起きたところなので
そんなこと思い出した
371 :
イラストに騙された名無しさん:2009/12/07(月) 10:24:36 ID:9NgutD0J
>>324 当時のコバルト本誌に
「こういうケースで現代日本での結婚はできるでしょうか?」
という質問ハガキが来ていた。
編集のトマトちゃんが役場かどこかに聞きに行ったら可能とのことでした。
>>371 そんなの有ったのかw
確かに父親の血筋に合わせての入籍が無いだろうから、戸籍上はあくまで母方のイトコでしかなく結婚できるな
まあ叔父と姪でも事実婚は許されてるから、婚姻届が出せないだけで夫婦だと役所も認めるくらい緩い日本だし
血縁関係で。
雑居時代の数子さんは、叔父さんと結婚する!といってたけど
あれ実際の親戚だよね? 3親等だから結婚できないんじゃ…と子供心に思ったんだが
事実婚が許されてる、というのは初めて知ったよ
>>372 数子さんなら、「法律なんて私が変えてやるわ!」といいそうな気もするけど
>>368 闘病は2005年春からのようだけど、それ以後に出たものって、何だろう?
「14歳の本棚」ぐらいしか、思いつかないのだが・・・
「月の輝く夜に」の再録は、ギリギリ闘病前かと。
>事実婚が許されてる
ってのは、どういう状態なんだろう
>>372 最高裁判決で、叔父と姪が事実上の婚姻関係に何十年もあったが、近親婚は違法行為として叔父の財産の相続は認めないとの判決が下された例もある
叔父と姪の事実婚が認められたケースは、その地域や時代の特殊性を考慮してだよ
昭和三十年代ごろまで、東北の寒村では、嫁の来てが少なく。親族同士での婚姻が習慣的に続いた地域もあった。
裁判を起こした夫婦の場合は、彼ら夫婦の職場や地域では、そういう形での叔父と姪の婚姻が珍しくなかった事から、この場合は認めようという事になったのであり
基本的には叔父・姪の近親婚は、違法行為で婚姻は認められない事には変わりないよ
>>371 考えてみれば、道知主と佐保彦は兄弟と言っても、腹違いだから三等親になるな。
そうなれば道知主の子どもである真秀と佐保彦は四等親になる。
母方とも従兄妹になるから、遺伝子的にはさらに近いのは間違いないけど。
法的には母方とも四等親になるのだから、婚姻関係は現在の法律では認められるかも知れないな。
ただし法律が、ここまでややこしい血縁関係を考えていなかっただけの事だと思うが
>>377 等親じゃなく親等ね
そして腹違いでも兄弟は二親等で変わりないよ
>>378 いや、異母異父兄弟の場合は叔父と姪と同じく三親等だよ
そういや、真澄と真秀って父親は違うんだよね。
道知主と真澄と佐保彦って兄弟なんだね。
真秀と道知主は親子で、真澄とは兄妹で、佐保彦とは従兄弟…
ややこしすぎる。
>>379 wikiとかヤフー知恵袋とか法律事務所、色々ぐぐってみたけど、
どれも「異母あるいは異父兄弟は、同一の祖先(父あるいは母)を
元に親等を計算するので2親等」でFAだったんだが、
何を根拠に3親等と言い張ってんの?
数子さんのは新しく出た奴では訂正されてると聞いた気がする。
氷室さんも勘違いしてたのかも?
そして飯田晴子さんの銀金イラスト・コメントのあるホームページは既出?
俺の記憶では確かに異母兄弟は三親等だよ
かなり前に見た資料だが、はっきり憶えている。
それで、いま詳しく調べてみたら平成十六年に親等の数え方に関する法律が改正されているから
そのときに変わったのかも知れない
>>383 雑居物語の時は、俺も妙に思ったよ
叔父と姪が結婚できるわけがないと。
氷室さんはその事を知らなかったとしか思えない。
それで思い出したのだが、東北の寒村とかでは嫁不足のために、兄が弟の嫁の面倒を見る風習があったそうだ
つまり兄が自分の娘を弟の妻として差し出すって風習が
氷室さんは北海道の出身だから、もしかして氷室さんの出身地にはそういう風習が残っていたのかも知れない
>386
ねーよw
北海道の貧しさってのは
生存をかけたヒグマとの交流とか
タコ部屋労働とかのサバイバル方面だよ。
ID:oOWcmUr2
必死すぎてキモいよ
20年前から異母兄弟は二親等
実際にいる自分がソース
婚姻届が受理されなくても事実婚って状態でいいじゃん
というか、婚姻届の概念がない銀金の話だったんじゃないのか?
佐保彦と真秀が叔父・姪&従兄妹という…
別に当時としちゃタブーではないんだし、親等の概念もないから
どうでもよろしいw
数子さんは事実婚狙いだったのか、はたまた敢えて目を背けてたのか
わからんな…
5歳の時点では「叔父と姪は結婚できない」なんて知らないだろうから、
最初は普通に「叔父さんのお嫁さんになるー」だったとは思う
いつ頃、法律という壁に気づいたのかな
>>391 民法734条は確か全血・半血関係ないんじゃなかったっけ?
だから異母でも異父でも兄弟は二親等
今、漫画のライジング読み返してるんだけど、劇中劇の原稿読めないかなぁ。
藤田先生が脚本形式だったとコミクスで書いてたけど、もう残ってないだろうか。
完全じゃなくても、ガールフレンズに載ってたような形式で充分なのだが。
アラビアの熱い砂、鹿鳴館円舞曲、メリィ・ティナ、黒い瞳にミモザを捧げ…
読みてぇ!!!
>>393 メリィ・ティナは、かなり救いようのない筋書き&ラストで
はたしてこれを舞台で見ても自分はおもしろいと思えるかな?とは思ったw
ティナの番宣や稽古での祐紀と鞠子さんのバトルはすごく面白かったけど
レディ・アンは角川から文庫で出てたよね
正直、氷室さんの脚本物はあんまり面白くない
海外が舞台なのと、どこか宝塚っぽいからかな
氷室さんはもしかしたら舞台方面の仕事がしたかったのかもしれないけど、
小説ほどはウケなかったと思う
>>395 推測でそんなこと言われても>舞台方面の仕事がしたかったのかもしれないけど
小説家や漫画家でヅカや舞台好きな人みんながそっちの仕事したいわけじゃなかろう
文章が書ける人だし、気に入った小説の場面を自室で演じたりしてるから
相当演劇や・脚本にも興味あったんだろうなって思った
誰かが依頼してたらそっち方面に突っ走りそうだなって
突っ走ったら小説が止まりそうだなって
まぁ、推測です
実際に自作シナリオが上演されて、字面で読むのと人の言葉として聞くのとは違うと痛感したとか
何かで書いてたよね
自分の本分は作家って思っていたと思うな
ライジングはまったなあ。
劇中劇っていいよね。
スワンとか、ガラスの仮面とかも読みまくった。
この二つ、読んだ人いる?
>>395 さんじゃないが、ノッて書いてそうなのは伝わってきたので
私も脚本物好きなのかなーと思った
で、私も同じく脚本物はあまり好きじゃなかった
理由は同じく海外物だからってのと、何より読みにくくて
>>400 好きは好きだろうと自分も思ったよ
書いてみたいと思ってもいただろう
だけど
>>398の言うように、自分はまず小説家と自認していたと思う
脚本物、自分はまだ読んでないので読んでみようかな。
もう新作は読めないんだなーという寂しさから最近まだ未見の本を少しずつ集めてるもので。
出た当時は手を出してなかった銀金イラスト集も今更ながら『羽衣の姫』目当てに入手。
短編ながら須久泥と歌凝姫のその後の話にウルウルしちゃいましたわ。本編では可哀想な二人だったから。
私も銀金イラスト集、多分ここで見て買ってみた
短編目当てだったけど、イラストも良かった
似たような感じで買ったw
というか銀金自体後になって読んだので、使い回しが多いらしいけど、
個人的には初めて見るイラストばかりで嬉しかったな。
歌凝結構子供好きなのかなーと思ったら微笑ましいんだか切ないんだか
よくわからない気持ちになった。
須久泥が好きだ。
真澄が転生したのって日触でいいんだよね?
それってある意味、体を乗っ取ったってことなんだろうか
死んでから別の女性に新しく命が宿ったならともかく、
もうすでに妊娠してるんだからさ
先生はその後2人は春日豪族に転生し〜とコバルト本誌で
ネタばらししてたけど、これはたぶん真秀と佐保彦のことだと思うんだけど、
じゃあ真澄とは違って死んですぐ転生じゃないってことだよなぁ
佐保彦の章読めばそこんところわかったんだろうけど、謎ばかりだ…
一番の謎は佐保滅亡に至る理由なんだけど
イラスト集、ペラいよね
短編目当てで読むなら満足だけど
画集としてはショボイ造りではある
それでも、あるだけ有り難いけどw
>>406 日触=真澄なら真澄も春日氏だね。
本来転生先でなかったところに転生してしまったんだとしたら、そこがまた
新たなすれ違いの悲劇につながったりしたのかもしれない。真秀の霊力オソロシス
>>406コバルト本誌でのそのネタバレは初耳だわ。
春日豪族に転生して…ってことなら、構想としては佐保彦の章以降も続く予定だったのかな?
最近、銀金を氷室先生が構想通り最後まで執筆してたら最終的に何十冊出たんだろうとぼんやり考えたよ。序章で11冊だもんなー。
もしかしたらグインサーガ化してたのかなぁとかw
>佐保滅亡への経緯
ヤマトタケル86P目の内容と被るものになったんじゃないかと自分は考えたんだけど実際どうなっただろうね。
銀金では日子坐はジジイだから美知主と対立する形か?とかぼんやり妄想してみたけど。
銀金シリーズは真秀の章と番外編のみで終わったのが、未だに想像力を掻き立てられる結果になった気がしないでもない。
佐保彦は自分が佐保を滅ぼすとわかったうえで、
その運命に抗おうとしてるし、伊久米の大王も佐保彦には
好意的だし争いも嫌っている
どんな理由で大王が佐保を討つことを認めるのかが
わからないんだよね
>>409 過去スレにあったけど6部構成になる予定だったはず
推古天皇の時代までだったかな
>>409 真秀の章終了後の1995年6月号のコバルトに掲載された
氷室先生に聞くココが知りたい20のQ&Aより
Q.物語が新たに始まる前に、今後の展開や見どころをチラリと教えてください。
A.この後、時代はヤマトタケルなどで有名な内乱状態→5世紀の河内王朝の応神・仁徳期。
さらに雄略期。また内乱があって6世紀の継体天皇を経て、聖徳太子の伯父さんの
敏達天皇→用命天皇(聖徳太子の父)→暗殺された祟峻天皇→あの推古天皇の
時代となりますが、そのあたりでイロイロ書きま〜す。
運命の皮肉というか、ふたりの転生先は仇ともいえる「春日豪族」。大豪族「春日氏」を
中心に、一大古代ロマンになるのではないかなーと。美貌の皇后とか、暴虐な天皇に
イビられる憂愁の貴公子とか出てくる、はず……。
>>411 それだけ読むと「ふたり」は真澄と真秀のことのような気もする。
佐保彦から見て春日豪族って仇なのか?と思ったけど、美知主が
佐保を滅ぼして興したのが春日豪族なら佐保彦にとっても仇でいいのか。
真秀の章が全てのきっかけ、幕開けとなる序章で、佐保彦の章とそこで描かれる
佐保彦の乱はメインではなくて長い物語のエピソードの一つ、同じようにエピソ
ードが積み重なってすごく壮大な話になる予定だったのかなーと思うと勿体ない。
そのインタビューで答えてる部分だけ読んでもわくわくする。
壮大すぎて書く気も失ってしまったのでは。
>>411 ありがとうございます
確かに壮大すぎて全部書ききるのは難しそう
読んでみたかったけど
今日本屋行ったらジャパの一巻が11月に増刷されてた
銀金も出してくれないかなあ…
真澄にとって春日豪族は仇でもなんでもないような…
というか、
暴虐な天皇→真澄
イビられる憂愁の貴公子→佐保彦
がナチュラルに思い浮かんでしまった
真澄は別に暴虐ではなくないか?
むしろ真逆のおっとりタイプでは。
個人的には後者で真澄が浮かんだw
前者は想像つかないな。
そもそも誰かの転生先である、と確定してるわけでもないしね。
418 :
409です:2009/12/15(火) 23:52:53 ID:Dsxi7d0R
>>410>>411詳しく教えて下さってありがとうございます。そんなに壮大な構想が練られてたのかぁ。
それじゃもし、全部書ききってたら少なくとも60巻以上にはなってたかもしれないですね。なんたって序章で11巻。
もしや、壮大すぎて途中で書ききる自信を喪失してしまったのかな…?
氷室先生が最終章あたりで聖徳太子(必ず重要人物として登場したはず)をどんな風に描いたかも興味がわく話なのに。
>>416ちょw自分はむしろ逆だなー。佐保彦のほうがイビリキャラっぽい。
>>416 個人的にはいびりキャラは速穂児でw
あいつ佐保彦以外はいびりそうだ
416だけど、こういうイメージだったのはイラスト集にあった、
もし佐保彦と真澄が入れ替わってたら?での
妙にテンションの高い(というかギャグっぽい)真澄が頭にあったんで
まあ原作だけだとそういうイメージはないなあ確かに
氷室さんが継体天皇をどう描くのかがみたかった。
王朝交代にするのか、遠い親戚を引っ張ってきて即位させるのか、どっちになったんだろう?
マッキーみたいなお嫁さん落ちてないかなあ
結構マッキーとか歌凝姫って人気あるっぽいね。
マッキーは貰ってもらえるなら両親は瑠璃姫並みに喜んで嫁がせそうだけどw
マッキーは嫁向きじゃないなw
神様目線で見守るだけでいいや
上であったけど壮大すぎて書く気失せたっての当たってる気がするなあ
マッキーに惚れてもらえばいじましいぐらい尽くしてくれそうじゃないか。
行き過ぎてサイコっぽくもなりそうだけど。
飽きることはないと思う。
>>426 いじましいてw
いじらしいじゃないのか。
マッキーは教育ママになりそうとも言われてたな。
美意識高くて本人も美人なのに、無茶苦茶なこと言って容姿が並みの男に夢中になっちゃうのもいいね。
惚れちゃったから都合よく屁理屈こねたんだろうけどさ。
歌凝はキャラの好き嫌い関係なく綺麗(←この漢字が本当にしっくりくる)だ。
泥水すすったり百の男に汚されても、その様さえ壮絶に美しいんじゃないだろうか。
いじましいマッキーw
でも薔薇水をキッカリ一滴しか入れさせてくれないんだっけ
(特注便箋お茶会を除く)
確かに、ちょっといじましいw
ジャパネスク人妻編〜炎上編の結末について。
事情を全て知った瑠璃が、「もっと早く打ち明けてくれれば力になれた」みたいに書いてあったけど他にどんな方法が考えられますかね?
漫画板の山内さんのスレでその話題が出てそのまま原作未読の人にはorzなネタバレの流れになっちゃってましたが…
自分は瑠璃と高彬に姫ややが産まれても絶対東宮妃にしないって約束するのと…
由良姫の家出をサポートし続けて鷹男の帝の承香殿女御様の夜のお召し回数をバンバン増やさせる…くらいしか思いつかん。
つーかあのまま師の宮がおとなしく出家して瑠璃に全てを打ち明けた文を書いて↑のことを約束させる。
で、しばらく待ってれば宮中大騒ぎ&鷹男大ショックの事態にならなかったよな。
瑠璃が姫ややを産み、承香殿女御がいずれ産む皇子の
妃候補に立てる、くらいしか思いつかないな…
というか左大臣家の縁戚に、それなりの年頃の姫はいないのか?
正良親王の母の異母妹とか従妹姫でもいい
その姫か、もしくは兵部卿の二の姫に入内してもらう
結局他人頼みになってしまうな、瑠璃らしくない…
もしかしなくても、瑠璃入内を一番望んでいたのは桐壺女御と帥の宮だろうね
でも瑠璃姫本人も言っていたような気がするけど、瑠璃姫が入内したとしても、
果たして鷹男の興味はずっと瑠璃姫に向いていたのかな?
人妻編で瑠璃姫の奇矯な行動に辟易しちゃっているような描写がちょっとあったし
ずっと向いてはなくても、鷹男は基本マザコンで、大皇の宮に
性格的に似ている瑠璃が好き、帝になった今よりは自由だった頃の
象徴として憧れ、好き、だからな。
それに瑠璃の身分とパパの後ろ盾からいっても、夜離れはなかなか出来ない。
瑠璃が24〜25くらいになるまで、あと7年は定期的に(笑)通う政治的配慮がいる。
その間に子供の一人や二人、できるだろう。
夫婦愛、恋人愛はなくても、あの二人は悪友っぽい友情は続きそう。
それに鷹男は帝だから、それこそ源氏物語の桐壺帝のように、「たった一人を
寵愛」するわけにはいかない。
承香殿女御と瑠璃(身分からして藤壺か弘徽殿に女御として入るだろう)で交代、
合間に他の女御や更衣、尚侍etcにちょっかいかけると思う。
鷹男が夜弱いのが諸悪の根源ですね。
でも瑠璃が鷹男に入内していたら、鷹男は確実に吉野君に殺されてた気もするなw
吉野君の怒りが高彬には全然向かないのが悲しかったな。
あれは初恋の思い出の瑠璃姫を奪われた恨みじゃなく
あくまでも自分が得られなかった父の愛を独占していた兄への恨みだっていうのが切なすぎた。
瑠璃が吉野君に操を立てて(っていう言い方も変だけどw)
16になるまで「結婚しない!」「尼になる!」って言い張ってたってこと
一度くらいは吉野君の耳に入ったことあったのかな。
修行中の身には都の姫君の噂は届かなかったかな。
瑠璃が高彬と結婚したって吉野君の耳に入ったら、多分吉野君はさびしいだろうけど
瑠璃の幸せを遠くから願っていたと思う
相手が鷹男だってことが、吉野の君に火を点けたんだよね…。
異母兄弟でありながら、常に光の中を歩いて、幼い正良親王を
出家させてまで父帝が守った兄宮、父の愛情を一身に受けている(ように見えた)
鷹男が、自分にはもう添い遂げるどころか再会さえ叶いそうもない
幼なじみの大切な姫をも手に入れる。
それが耐えられなかったんだろうな。
あれは父院が対応を誤ったことだと思う。
自分の子として認めてもよかったのに。確かに鷹男の東宮位が危うい
時期ではあったかもしれないけれど、それこそ認知して藤宮辺りと
結婚させ、臣籍降下させる手もあった。
でも、誰が間違ってたわけでもないっぽいんだよな…。
その時に、それぞれが最善と思える手を尽くしたんだろう(前左大臣除く)。
ただ、誰も吉野の君本人の気持ちを思いやる余裕がなかった。
>>440院は子供だった吉野君を一度は入道の手から奪うことに成功したんだから、ほとぼりが冷めるまで(鷹男が元気になるまで)匿うくらいは出来たんじゃないかと思うんだけどね…。
大皇の宮の実家(佐子姫の子として守ってくれたんじゃないだろうか)にでも預けていずれ認知→臣籍降下とか無理だったのか?
なにも落飾までさせなくてもなーと今でも思う。父に認めてもらえず、吉野の母達や瑠璃の所へ帰る道まで絶たれてしまったら恨み・憎しみがどうしても生まれてしまうわな…。
アンカーミスすみません!>440じゃなく
>>439さんにです。
あ、でも大皇の宮の異母妹との間に皇子を儲ける、というのが
マズかったのか…。
妊娠中の王女御の実家を里内裏にしている時期に、その女御の
劣り腹の妹姫に手を付けて…は、帝として政治的にもまずかったのかも。
姉妹を同時に妃にする、というのは当時としても禁忌ではないにせよ
「ちょっとなー」だったのかな?
承香殿女御と由良姫のように、「なかなか子ができないから」という
理由があったわけでなく、単に帝の好き心だし。
そんなこといったら一休さんだって天皇の子供なのに
南朝と北朝の間に生まれちゃったって理由で坊さんじゃん
一休さんは天皇の子かどうかは未だ諸説ある上、生母は中宮皇后でもない
というか、誰も「天皇の子なのに出家させられるなんて」とは言ってないよ
法親王というものがあったし、むしろ親王が門跡を継ぐ名刹もあるんだから
親王の出家は普通
てか上皇でさえ出家して法皇になるし、後白河天皇の同母兄でさえ
法親王になってる(生母は待賢門院璋子なので、身分はめっちゃ高い)
皆が言ってるのは、「本人の意思と関係なく出家させられた」ことに関して、
「他に方法はなかったものか」ということ
何で皇位継承権なしの臣籍降下じゃいけなかったのか?せめて
父ですと認知くらいしてあげてもよかったのに、という意見
院は「こんな真っ直ぐな息子を政治利用させてはいけない」という親心で落飾させたけど、
それならそうと理由を吉野の君に言ってあげればよかったんだよ、と
瑠璃姫と同じことを考えてしまう
院の立場にしてみれば精一杯の愛情だったんだろうけど、吉野の君の気持は
どうなるんだと
でも、一度「我が子じゃないよ」と帝が言った後も
左大臣が自分の手許に置いていたということがあったから
出家もやむなしだったと思う。
帝側が入道から取り戻せば
「あれ?我が子って認めんの?んじゃー私こと左大臣が後見を(ウハハ」となっただろうし
放置していればいたで吉野君はどんどん左大臣側に取り込まれて
病弱の鷹男に万一のことがあったら
今度は完全に左大臣側として再び手駒にされてたはず。
帝位と関わらない人間にする=落飾しか吉野君と鷹男を守れなかったんだよね。
臣籍に下りても、皇籍に復帰して帝位を継いだ例が
確かあったよな…清和天皇前後だったっけ、覚えてないけど。
だから落飾は仕方なかったのかもしれないけど、それでも
せめて「お前を左大臣の野心の道具にはしたくない」くらいは
言ってあげても…。
……ああでも、それじゃ「自分を切り捨てて兄宮を守るんだ」と
誤解されても仕方ないか……吉野の君、当時10歳そこそこだもんな。
宇多天皇のことかな。
源氏を賜って源定省って名前だった。
清和天皇の数代後だったと思う。
てか、院は佐子姫が失踪した後、全く探さなかったのか。
左大臣達が見つけ出すまで放置してたのか。
それは親としてどうなのよ。
と今でも思う。
大皇の宮は、結局は鷹男が最優先だから(母親だから当然)、
東宮位を脅かしかねない「親王」になり得る存在は、たとえ
後見が弱くても生母の身分が低くても受け入れなかったようだから※帥の宮
相談できないにしても…。
大皇の宮達の父宮に相談して、その養子としてでも引き取って
もらえばよかったのに。
引き取ってもらえば良かったのにまで言っちゃうのはどうか
唯恵誕生しなくなっちゃうよw
唯恵が誕生しなくても、吉野の君は存在するじゃん。
違う話になるよ・・・
>>451それを言っちゃあ、おしまいよw
ここは二次創作を延々と書き連ねる場ではないでしょうけど、あの場合〜してれば…だったかもって読者達の議論はアリかなーと。新作はもう読めないんだし…
あ、話は変わりますが今更ながら新装版のジャパネスクが地元図書館にズラッと置いてあるのを発見して嬉しかったー。
そこでの氷室先生のあとがきを読んで、あの後シリーズを続けなかったのも納得出来たし。銀金の方は未練あるけど。
時間みつけて旧版と読み比べしなくちゃ。
それを言っちゃあ、おしまいよってことを
つっつく人っているよね
病弱な鷹男が幼いときに死んでれば良かったんだよ
これこれ
>452
ぜひ比べてください!
この間から、ジャパ再燃中で、少し読み比べているのですが、
新装版ジャパは文章があれこれ変わっていて、旧版よりか良くなってると思います。
句読点多すぎな部分が整理されてたり、
文の一部がカットされてたり(嫌だった箇所なのでほっとした)
逆に増えてたり(好きだった場面なのでうれしい)
心情描写が少し付け加えられてたり。
瑠璃がお嬢そだちなのがちょっと強調されてた印象。
高彬は少しだけ旧版よりシビアな感じかな。
追加文で、融の片思いを、万に一つも成就の可能性無し、
とはっきり(内心で)切り捨ててたし。
自分が瑠璃を好きな理由は、瑠璃が自分を突き放すことばかりする存在だから、
みたいな文も加えられてて、個人的にとても興味深かった。
読み比べについて誰か語ってないかなと思ってきたら、まさに書き込みがあったので
うれしい。
ぜひ比べてみてほしいです。
へぇ〜へぇ〜読みたくなった
それって氷室さん本人が書き変えたんだよね?
校正をものすごくがんばったとかじゃないよね?
文章の加減は氷室さん本人しかやっちゃいけないでしょう
誤字脱字誤用を直すなら校正の人だろうけど、人物の
心情描写なんて作者しか書けない
でも削られた部分で好きなシーンがあったような気がする
瑠璃が高彬について「この人があたしのいい人なんだよーと
都中に自慢したい」みたいに思ってるところ、新婚ぽくて
可愛かったのに
>>458 そうそう。
その部分は削られたんだよなぁ。
自分も好きなシーンだったから、ものすごく残念だった。
456>457
新版といっても、発行は10年前なので、
氷室さん自身が推敲されていると思います。
旧版と突きあわせて読むと、新版はちょこちょこ書き加えがあって、
言い回しもさりげに変わっていたりして、ちょっと楽しいです。
(例:女の人、女性→女君)
とはいえ、私自身は旧版の一部を無くしてしまっていて、
全巻はつき合わせできないので残念です。
イラストの煌姫もかなりいい味を出していると思うので、
もし機会がありましたら、新旧の文章を比べてみてほしいです。
>458,459
その部分のカットは私も残念です。
私が嫌だった部分というのは瑠璃が高彬をこき下ろしてた部分とかで、
たぶん2箇所くらいは削られてると思います。
昔旧版で読んだとき、仮定で比較してこき下ろさなくても、と
ちょっと不快だった引っかかりが存在しなくなってたのです。
しかし、ちょうどそのあたりの旧版を紛失しているため、記憶頼りですが。
たしか、旧版3巻には守弥と高彬を比較してる場面があったような。
(お見舞い口論事件の対応に関して、守弥ならうまくかわすだろうに、みたいな)
新版だと、守弥との比較はなく、単に、戯言なんだから軽くあしらえばいいのに、
位の軽い表現になっています。
↑は記憶頼りですが、他に明らかな修正加筆があったりして、
高彬好きの私としては推敲後の新版はやっぱり良いなあ、と思います。
(記憶違いだと恥ずかしいので、旧3巻お手元にお持ちの方、よかったら
確認して教えてくださったらありがたいです)
守弥だったら何とか何とかと渋くキメてくれそうな気がする、みたいな感じだったっけ
自分もうろ覚えw
「私の妻は最高ですよ、棘を恐れて美味なる実を取り損ねてしまわれた」かな?
あの部分削っていいの?
だってあれって、瑠璃姫が高彬の嫉妬ぶりにうんざりして守弥に心揺れている描写の一つだよね?
守弥に心揺れてんじゃなくて、年下夫の嫉妬ぶりに辟易して
大人の男だったらもっとさらりと躱してくれそうなのにー、と
思ってるだけじゃない?
瑠璃にとって、守弥はあくまでも「吉野の君の声の人」で、
「もういいよ」と吉野の君の声で言ってくれた人+高彬の乳兄弟、
という認識だと思う
吉野にいた頃ならともかく、高彬との結婚後、他の男に揺れ動くような
子じゃないと思うよ
ちょこっとはヨロめいてそうだったと思った
もちろん本気じゃなくて、良い男にドギマギしてるような
ふと、二の姫が守弥の声を聞いたらどうなるかが気になった
>>465 これじゃあ精神的に不倫しているみたいだよーみたいに瑠璃が思っているシーンなかった?
だから、それを現す一つのエピソードとして、削っていいのかなあって思った
私は地元の本屋で新刊でもないのに「海がきこえる」が割と目立つ感じで置いてあるのを見かけて何だか嬉しかった。
あんまりスレでは話題に出ないけど、主に男性に?結構人気あるよね。ヒロインも。
銀金は続きはもう読めないけど、飯田さんサイトで雑誌掲載版イラストとか載せてくれてるのが嬉しい。
セル画っぽいのや人物紹介のカットはもしかして所々書き下ろしかな。
自分も先日立ち寄った書店のラノベコーナーで
新装ジャパが平積み店員POP付きでイチオシされてるのみて
嬉しくなっちゃったよ
これからも読者が増えますように
銀金の絵はコバルト連載時のものだと思う
文庫は文庫用として改めて描いていたんだよね
472 :
イラストに騙された名無しさん:2009/12/28(月) 22:44:07 ID:jRX3V76R
氷室さんと動機で、今もバリバリ活躍してる作家さんは相当数いると思う。
氷室さんはどうして断筆?休筆したんだろ。
それは本人が亡くなった今となっては誰にもわからないよ
親しい人にも言ってないみたいだし
たまに遺品で日記とかメモの類が発見される場合があって
そこから推測はできるとしても
>>467 二の姫は吉野君の顔に一目惚れだから
声聴いてもそれほど反応しないんじゃないかな
いやいや別に瑠璃だって吉野君の声に特別こだわってたわけじゃないだろ
二の姫と守弥は可能性としてはすごく面白いと思うww
>>469 ありがとう。はじめて見た絵があってうれしかった。
これからどんどん更新していってくれるといいなあ。
477 :
【大吉】 :2010/01/01(金) 00:56:44 ID:9nFP9LOj
461で尋ねた者ですが、
旧3巻について教えてくださったかた、ありがとうございます!
記憶違いでなくて良かった。
たぶん、瑠璃→守弥な所を弱めたい意図があっての変更かなと思います。
新婚3ヶ月くらい?で他へ気を移すのはやはり、早すぎですし。
そういえば、高彬は守弥と唯恵の声の相似については全くスルーですね。
唯恵とさして話してないからかな。
鷹男の帝なら守弥の声を聞いたら気付くかもだけど、
男の声質など全く気にしてなさそうな人でもあるなあ。
>>477 どう頑張っても、右大臣家の家司でしかない、官位もない
守弥は鷹男には会えないよ…
会うどころか、会話さえできない
可能性としてありえるなら、お忍びで右大臣邸に行幸した際に
何かの拍子で高彬と守弥の会話を聞く、くらいだろうね
479 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/01(金) 23:08:04 ID:g2ADG3Jj
VV
そういや守弥ってなんで任官されてないんだろ。
右大臣があれだけ信頼してるのに推挙してないのかなあ。
自分がイメージする貴族の側近は源氏物語の惟光なんだけど
彼は源氏の威光で出世していってた。
守弥も高彬の一の側近なんだから何かしら官位を貰えそうな感じなのに
たとえ欲がない故だとしても貴族社会、無官のままだと不便なこととかないのかな。
それとも名家の家司は無官が普通で惟光が物語内ならではの特殊な例だったとか?
おせーて、エロい人。
>>480 本人が「下級貴族の出だから出世は頭打ち」と
悟ってた上、その後高彬と出会って「若君至上主義」になり、
右大臣夫婦の私的な弱みも握ってるから、右大臣も
守弥にその気がないのに推挙はしないんじゃない?
>>480 >481さんのような理由であえて任官しないし、
興味もない、という描写があった気がするよ。
>>480 家司は最初は官職だったけど、そのうち令外官になった模様。
家司自体は、三位以上の公卿の家に認められた官職。
位階は主君の身分によって異なる。殆どが世襲だったみたい。
守弥の場合は、正式に仕官すれば従五位下か従六位下辺りっぽい。
ただ、守弥が官僚として仕官しても、五位が限界だと思う。
本人はそこらを5歳くらいの時に悟ってたから、名より実を取る的に
右大臣家の私的任官の家司になったんじゃないかな。煌姫と似てるな。
源氏物語の場合、惟光は源氏に合わせて宮仕えしているが、
多分仕事としては殆ど源氏の守役のままだったと思う。桐壺帝、
公私混同甚だしいw
また、源氏本人が「臣籍降下した元皇族」だけに、普通の大貴族とは
ちょっと違うかもしれない。でも有名人の乳兄弟は、大抵が主君に
合わせて出世してるよ。織田信長と池田恒興とかもそうじゃなかったかな。
480です
皆さんレスありがとう
皆さんの仰る通り
守弥自身に出世に興味がないのは理解してるんだけど
一番の疑問は高彬に何かあった時
無位無官のままだと不都合がないのか(側に行きたくとも入れる場所が限られるとか)
ってことだったんだ。
その点で
>>483さんのレスがヒントになった。
最初は家司も官職だったんだね。
だったらイザと言う時もそれなりの扱いをされていた可能性あるね。
あと、最後2行にある通り、守弥も個人の出世は本人が望んでなくとも
高彬に合わせて位階が昇進していたのかな。
レスくれた皆さんありがとう。参考になりました。
そういえば、瑠璃も無官で無位なんだよね?
尚侍にでもならないかぎり。
父や夫の位階は関係ないよね、あたりまえだけど。
瑠璃に限らず当時の女性なんてそんなもんじゃないか
摂関家の姫なんてそれこそ入内しない限りは無位無官
女性で無位無官じゃないのは出仕しているか、あるいは
入内している人だけだろ。皇女でさえ、内親王宣下を受けても
無品の人が多かったわけだし。
後世になったら、例外的に権力者の妻や母に身分を与えてたけど。
瑠璃は入内したら女御は確実だから、三位にはなるんじゃない?
で、今東宮がほんとに鷹男の実子で、瑠璃と高彬に姫ややが
生まれて東宮妃になり、その後見も務める…となってきたら、
東宮即位の頃に准三宮にはなってたかもしれない。
でもまあ位階に関係なく、女御が相手だと、たとえば
大臣でも敬語になるんじゃない?
源氏物語で、里下がりしてきた明石女御に、源氏(もう
六条院だったけど)は「娘とはいえ帝の妃」として接していたような
高彬も承香殿女御は姉である前に帝の妃、って感じだった
春日大納言はタメ口だったけど、女御本人を前にしたら
多分へりくだると思う
承香殿女御の描写、も少しほしかったなー
姉や妹の性格はわかるけど、承香殿女御はあまりわからない
あかるそうな人ではあるらしいけど
でも、入内して長い事子を授かる事ができなかったり、鷹男があんな風だし、
色々気苦労があったような気もするから、ちょっと瑠璃と語り合うシーンが
読みたかったな
>>487 そうだね。源氏物語でいうと藤典侍は出仕しているから無位無官だけじゃないけど
太政大臣の姫である雲居の雁より立場が上かといえばそういう事じゃないもんな
所詮、女は出自次第というわけ
女御は従(正?)三位だったよね
無位無官どころか系譜に女で名前すら載せてないのが普通だからなぁ
ところで、承香殿女御が無事東宮を生んだとしたら、
後見は春日大納言でほぼ確定、四男坊の高彬などもはや恐るるに足らず、
とか7巻くらいで長男が言ってたわけですが、
となると、8巻ラストの後、公子妃がもし男子を産んだら、
出世レース的に高彬はすごく不利になる気がする。
瑠璃が姫を産み、その姫が東宮妃になっても、東宮後見の長男春日を
四男高彬が押しのけるわけにはいかないような。
長男の弱みは握ってあるものの、やばすぎて使えないネタだし、
まだ次男も三男もいるし。
高彬が位人身を極められなくても、本人も瑠璃も気にしないだろうから
問題は無いといえば無いのだけど。
意地悪兄さん達が結局勝ちそうなのはなんだかなあ。
春日大納言はあの小物っぷりからして無理だろう。
東宮後見は、まずは春日大納言ではなく右大臣が務めることになる。
右大臣薨去あるいは引退後、誰が後見するかは鷹男が指示するかも
しれないし、承香殿女御が兄弟に頼むかもしれない。
どちらにせよ、鷹男の意向が暗に影響する。
その場合、内大臣家の総領姫を妻にしている高彬が後見になる
可能性は高い。というか、その頃には高彬が兄弟中、一番出世してたり
するかもしれない。
更に、高彬と瑠璃に姫ややが生まれれば、鷹男-承香殿女御の東宮の
一番の后がねになる。誕生即東宮妃確定といってもいい。
藤原道長も、末っ子だったけど姉姫のお気に入りだった上、娘を一条帝の
中宮にできた。それは長兄の道隆と年が離れてて、その道隆薨去後、
嫡流を継ぐはずの甥っ子達が院に弓引くようなアホをしでかしたせいもあるが…。
氷室さんはこの辺も踏まえてそうだ。
作中に、承香殿女御が高彬を特に可愛がっているという記述はないけど、
大姫と由良姫が瑠璃を気に入ってるから、姉妹から「高彬の妻はいい人よ」と
聞かされて、好感持ったりするかもしれないし。
承香殿女御からすれば妹と寵を争う事態を避けてくれた恩人だね>瑠璃
本人は知らないままかもしれないけど
あと、次男三男は特に記述がないので、妻の身分が
瑠璃を上回れないんだと思う。
だから、春日大納言が「あいつ(高彬)は出世の為に
物の怪憑きの姫を妻にした」と喚いてたんじゃないかな。
あの時代、女は出自次第、男は出自+妻の家柄と財力。
右大臣+内大臣に対抗できるのは左大臣だけど、入道の
事件以降、すっかり静かになっちゃってるし、左大臣家の
息子が例えば二の姫を妻にしたところで、血筋はよくても
権力のない宮姫だ、高彬-瑠璃にはちょっと勝てない。
勝てるとしたら、左大臣家息子-由良かな。
融-由良は……ありえないので……。
>>494 知ってると思うよ。春日が由良入内を勧めていたことも含めて。
だって一度は鷹男が由良入内を「考えよう」と公式に口にしてる。
後宮に、そんな面白いネタが伝わらないはずがない。
桐壺女御はともかく、乳姉妹のあの子がそっと広めたかもしれないし、
そうでなくても、他の寵妃付きの女房が喜んで噂しそうなネタだもん。
>>496 あ、ごめん。
由良が入内することじゃなくて、瑠璃が暗躍したことを知らないだろうなーと思って。
書き方が悪かった。
それ以前に、瑠璃たちは春日大納言のあの一筆を持っているから、
有利なんじゃない?
瑠璃や高彬はともかく、絶対に守弥はそれを利用しないはずがないよw
ただでさえ、瑠璃が化けて出た時の騒動で腑抜けになっている春日大納言が、
それでもなお、高彬より有利に立とうだなんて覇気のある人物には見えないw
>>492 春日大納言は、公子さんの子供じゃなく、由良の子供の
後見をする気だった
公子さんの子なら当然右大臣が後見に回るが、由良の子なら、
「入内を勧めたのは自分」として、父を差し置くこともできなくはない
しかし、公子さん腹の東宮になると、彼女を入内させ、更に東宮時代の
鷹男の後見も務めた父右大臣を押しのけるのは無理
というか、春日大納言が後見できる東宮は「春日大納言が入内を
勧めたことによって生まれた由良姫腹の皇子」限定なわけだ
それも、父親の右大臣が「いや、わしが後見する」と主張して鷹男が
「許す」と言ったらどうにもできない、という非常に脆いもの
そのことを、春日大納言に気づかせずに加担させたのが、帥の宮の手腕だと思う
後見になるのに鷹男が許すも何もないと思うが。
公子姫を入内させた右大臣に権力が集中している状況だよ。
他に相手になるような女御は勿論いないし(左大臣の姫とかいないよね?)
続きがあれば、あのまま承香殿女御に皇子が誕生し東宮立坊で右大臣が後見となる。
高彬と瑠璃に姫ややが誕生しその東宮の后がねとなる。
その後の後見は高彬へとなり、春日大納言の出番はなさそう。
後見に鷹男(や公子女御)の一言って重要なんじゃないかな。
リアルの藤原兼通・兼家兄弟の例だって、亡き母后の書き付けとそれを見た帝の意向で
官位が上だった兼家でなく、兼通に関白が譲られたりとかあったし。
>>500 鷹男が許すっていうか、父と子(東宮にとっては祖父と伯父)が
それぞれ「自分が後見する!」と主張してきたら、「じゃ○○に」と
裁定を下すということだよ
承香殿女御が皇子を産んだ場合は、春日の出番はない、それはFA
ただ、仮に帥の宮の計画が成功していて、由良姫が入内→皇子出産と
なっていたら、入内を進言した春日にも後見役の可能性はある
それでも、鷹男が「いや、やはり祖父の右大臣を後見に」と一言言ったら終わり
皆そのことを言ってるんだと思うけど
承香殿女御が東宮を産んだら、後見はまず右大臣になる
そして瑠璃が姫ややを産みさえすれば、即東宮妃候補になり、入内の時点で
高彬に東宮と東宮妃の後見役をバトンタッチは確定だ
残る可能性としては、兵部卿の二の姫が入内して…というのもなくはないが、
二の姫も吉野君を忘れかねてるからなー、出家しそうな気もする
ただ、こちらが入内して承香殿より先に皇子を出産しても、瑠璃と高彬の
姫ややは后がねになれるので、公子姫が生んだ皇子でなくても、将来的には
高彬は帝の外祖父になれる
というか、高彬と瑠璃の間に姫ややが生まれれば、鷹男の息子達(今はいないけど)の
生母サイドは、その姫を奪い合う形になるよ
姫が二人以上生まれたらどうなるんだろ
入内させるのは大姫だろうね
右大臣家も、本来なら鷹男に聡子姫を入内させるべく育ててたし
ただ、高彬は鷹男に「○○親王を東宮にする、お前のとこの大姫を
入内させてほしい」と言われたら受け入れるだろうけど、瑠璃は
どうなのかなーという気はする
だって瑠璃の娘だぜ…
高彬も、姫本人が入内を嫌がったら「畏れながら」と辞退するだろうしね
姫が二人以上生まれても、東宮候補になるような親王に嫁がせるのは
一人だけだと思う(権力争い、皇位争いに繋がるから)
他の姫は、一人は婿を取って内大臣家を継ぐんじゃないかな
源氏物語じゃないけど、高彬-瑠璃で娘が二人いたら、
姉の方は鷹男が、妹は鷹男息子つーのもあるかもしれんw
492でぼやいてた者ですが、
瑠璃に姫ややさえ産まれたら別に不利でもなんでもない、
ということなんですね。
兄達にいじめられっぱなしか、とすっかり同情モードだったので
姫ややが産まれるかはともかく、なんだか安心しました。
ありがとうございます。
>>499 あれっと思って、確認してみたんですが
7巻の104Pに、「わが承香殿女御が皇子さえお産みくだされば、俺が親がわりとなって
〜中略〜高彬なぞ恐るるに足らず」という春日のセリフがあるので、
公子姫の子供でも、春日は東宮後見をする気で、自信もあるみたいです。
まあ彼の希望的観測、もしくは帥の宮への見栄みたいなセリフかも知れない。
例の書状を書かせたり、帥の宮の手腕は確かにすごい。
春日は30すぎの小太りの男、という記述もどこかにあったので
父の右大臣はもうそれなりの年。
春日脳内では父右大臣は長男の自分に後見を譲って引退してくれるはずという
ことになってるんでしょうね。
笛吹中将は、この辺には関係ないみたいだし。
506の二行目には、
(たぶんならないけど、もし万一、春日が東宮後見になったとしても)
と、付け加えさせてください。
読み返したら変な文になってた。
あと、ページ数は旧の版のほうです、これも書き忘れてました。すみません。
>>507 春日が東宮後見になったとしても、結局は東宮妃の実父である
高彬が優位になるからね。
東宮が即位した場合、東宮妃が親王を産んでいたらその子が
新東宮。高彬は新東宮(いずれは帝)の外祖父、春日は大伯父。
どっちが有利かなんて考えるまでもないw
でも、どれもこれも「女君が姫を産んだら、皇子を産んだら」という
仮定でしかないからね…。
実際のところ、東宮後見にならなくても、高彬は鷹男の信頼が篤いし、
妻は権門だし、国母の大皇の宮や藤宮とも人脈あるし、相当な出世は
すると思うよ。春日とは年が離れてるから、高彬がガンガン昇進中、
つまり鷹男の御代に、春日が引退するような年齢になりそう。
そうなったら結局、東宮後見は高彬になる。
亀ですが
>>485 >>487 >女性で無位無官じゃないのは出仕しているか、あるいは入内している人だけだろ。
彰子母の倫子は尚侍でも何でもないけど、娘が入内後に徐々に位を上げていき
最終的には、実質最上位だった従一位を貰ってたはず
昔読んだ小説で、夫の位を追い抜かした描写があったような記憶もある
父の源雅信は左大臣、夫は太政大臣だけど
でも、それより帝の外祖母で准三后だからこその高位かな
だから瑠璃も、小瑠璃が入内でもすれば位を授かることも有り得たかも
そういえば定子母の高内侍も、何らかの位をもらってた
あれは、勤めてた時代にもらったんだろうか?
>>508 たのもしいお言葉、ありがたいです。
高彬はただでさえ不利な出来事が相次いでいるし、
(失態→謹慎→昇進一年留置き→大火傷で長期療養)
506で引用の春日のセリフをすっかり真に受けてて、
8巻後の高彬はもう浮かび上がれないのか……、と一人で早とちりしてましたが、
それというのも右大臣の存在感が(瑠璃ビジョンで)薄すぎて、
皆様のレスを読むまで、実はもう存在自体を忘れてたのと、
姫が産まれるとも限らないし……みたいなことを考えてたからです。
姫が産まれなくてもなんとか、相当なレベルには行けそうなんですね。
で、もし産まれたらすごいことになる、と。
>>509 夫をも追い抜かす!? すごい。
しかし、小瑠璃が入内するとなると、高彬の胃と心臓が心配ですね。
位人臣をきわめるまで、持ちこたえられるのか……。
倫子が道長の官位を抜かしたのは、娘が彰子が敦成親王を産んで一条天皇から官位を与えられた時
孫が即位した時に祖母に従一位を賜るのが慣例だったんだけど、敦成が生まれた時点で一条天皇がそれをやってしまったわけ
小瑠璃が入内して皇子産めば、瑠璃が死んでいても官位を賜る可能性もありってことだ
当時まだ11〜12歳の左大臣家の姫君だった彰子は
裳着の御祝いに従三位を賜ってるんだよねー
ってことは、同じく左大臣家の瑠璃も可能性があったんでは?
家柄や年齢からすると、お妃候補の筆頭だったろうし・・・
>>512 瑠璃は左大臣家ではなく内大臣家の姫君だよ。
瑠璃の結婚適齢期の時は内大臣はまだ権大納言(大納言より下)だったし
その時に女御として入内するには祖父が健在且つ大臣であり
その養子にならなければ格下の更衣としての入内になってしまう。
まあ、摂関家の流れを汲んでいるから父親は大臣となる事が確実と判断され、
大臣の養子にならなくても宣旨がくだされ女御として入内出来ただろうけど。
>>509 道長は太政大臣になっているから妻に追いついたけどね。
それにしても何故皇子が生まれた時点で官位を授けてしまったのかな。
そだ、大納言から内大臣だったっけ
祖父様の左大臣とごっちゃになって
内大臣→左大臣かと記憶違いしちゃった
祖父が左大臣って出てたっけ?
年齢的に、入道が前左大臣、その息子が現左大臣だから、
瑠璃祖父が元左大臣ってのはなさそうなんだけど。
ちぇんじ!の綺羅さん家と一緒になってない?
あそこも最初は権大納言で、綺羅姉弟の元服・裳着を境に祖父の
関白左大臣が引退して、父親が左大臣になった(だから弟が
先に右大臣になってて、兄より官位が上だった)
瑠璃の家は摂関家の流れを汲む、であって嫡流かどうかがわかんないんだよね
嫡流なら、左右の大臣を飛び越えて太政大臣になることもあるけど。
「流れを汲む」って確かにアヤシイよね。
右大臣北の方の様子だと、高彬の実家の右大臣か左大臣のどちらかが
摂関家嫡流のような気がするし。
嫡男がなんてったってあの融だし、そちらを飛び越えて太政大臣はありえなそう。
ただ、瑠璃が二の姫の女房に「鄙つ女」呼ばわりされてたのを
盗み聞き(笑)した時に、「宮腹の二の姫には劣るけど、
女御や立后も可能なあたしに対して」的に怒っていたから、
名門のプライドはあるんだと思う。
そして、父親が当時大納言だったのに「女御になれる」と断言していたから、
祖父が太政大臣なのかな…?と。
で、前内大臣は藤宮様の旦那さんだから、そちらにも「摂関家」の
血筋があったわけで(子がいないから絶えてるけど)。
こちらも記述がないだけで、高彬父と瑠璃父は兄弟か従兄弟くらいの関係?
だから瑠璃と高彬、融も幼馴染だったのかなーとも思う。
左大臣家とは、「入道息子の左大臣は、高彬父の右大臣を立ててくれる人」
らしいげと、子供世代の交流なさげだし(年頃の近い子がいなかったのかもだが)。
>>517 瑠璃のお祖父さんについては物語で触れられていないと思う。
家の家格でいうと
太政大臣家>左大臣家>右大臣家>宮家≧≦内大臣家>>大納言家>権大納言家
↑多分空位 ↑二の姫 ↑その時の瑠璃
なんだけど摂関家となると更なる付加価値があるからね。
この際、嫡流でも傍流でも。
当時の慣例だと二の姫の立后はまず難しいけど、瑠璃の立后は容易に可能だ。
ごめんなさい。
>>518ですが微妙に矢印がズレました…orz
二の姫は宮家、瑠璃は権大納言家(その当時)です。
瑠璃姫の祖父は生前に関白左大臣まで登りつめたんじゃなかった?
もしもそうなら、死後に太政大臣の位を追贈されたかも。今となっては設定が不明だけど。
>>518 いや、家格では宮家は左右の大臣よりは上だよ(太政大臣はちょっとわからない)
あくまで「格」だけどね
特に、兵部卿や式部卿なんて役職持ちの宮家はかなりの家格、逆に煌姫の父宮は
宮家の中では低い方かな?と思うけど、それでも大臣家よりは上として扱われる
二の姫は入内したら、「王女御」になれる人(大皇の宮みたいに)
瑠璃や公子姫より、女御としての格は上
ただし、立后できるかどうかは後見次第なので、現実的には
皇子を産んでも東宮立坊できるかどうかと同じくらい厳しい
(ぶっちゃけると、有力貴族から東宮妃を迎えないと無理←これも大皇の宮と同じ)
まあ、二の姫の入内はないね
本人の意志はもちろん、先代同様、「大臣家出身の女御(公子姫)」と
「王女御(二の姫)」が、東宮位を巡って争うことになりかねないから、
女好きの鷹男でもそれは避けたいだろう
>>521 まず、摂関家と宮家ではどちらが上かとなると摂関家が上に来る。
同じように摂関家の姫と宮家の姫が入内したら摂関家の姫が女御としての格は上。
「女王」の格は摂関家の姫の格には敵わないと何かの本で読んだり
いろんなところでその手の文献を目にしているので確かだと思う。
そして立后となると出自と後見力が必要になってくるが、
平安時代に摂関家の女御を押しのけて王女御が中宮や皇后になったケースは皆無。
皇太后は前期に限り1人有り。
身分的な話になると、宮中席次は親王より左右大臣の方が上。内大臣は確か親王より下。
兵部卿や式部卿は正四位下だけど左右大臣は正二位。ちなみに内大臣は従二位。
その他に役職に就くような親王は品位を与えられるが殆どが三品か四品で、
一品となってようやく左大臣・太政大臣と並ぶが、摂関家より上かというと?である。
ましてや、役職の無い煌姫の父宮は無品だろう。
大臣家より上の家格でありえる筈がないと思う。
宮家は天皇の治世が代わると大概没落していくが、宮家で有る事には変わりはないので
そういう意味ではいいのかもしれないね。
二の姫脱落で、公子姫と瑠璃で両方が摂関家の場合、
やはり先に入内して父親の官位が上位になる公子姫の方が
皇子誕生と同時に立后出来る可能性は高いだろう。
>>522 あれ、でもそうなると瑠璃本人が言っていた「宮腹の二ノ姫には劣るけど」が
おかしくならない?
単に、当時のパパさんがまだ権大納言だからかな。でも「摂関家の流れを
汲む家の姫」で、「その気になれば女御にも立てる」と瑠璃は自認してたし。
あ、そっか、瑠璃の場合は、父親が当時まだ納言でも、大臣の孫娘ってことで
女御入内が可能ということか。
源氏物語の桐壺更衣が、父大納言・母皇族なのに更衣止まりだったから
こんがらがるけど、桐壺更衣は、祖父も大納言止まりの家だと考えたら辻褄は合う。
524 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/07(木) 19:17:37 ID:D+JMDbO2
摂関家のほうが宮家より上とはっきり定められたのは禁中並公家諸法度じゃなかった?
つまり、江戸時代になってから。
二ノ姫だけじゃなく、煌姫に対しても「内大臣家より血筋は上」って認めていたし。
一世親王>宮家=摂政・関白>左右大臣
こんな感じだと思っていた。源氏物語読みながら。
頭中将(左大臣と今上の同母妹の嫡男)が、臣籍降下した源氏に
丁寧語で接していたから。
今上は源氏を溺愛してるので、他の弟宮達も源氏には腰を低くしていた、
ということから、他の者が「親王方でさえ、源氏の君には配慮されているのに、
(軽口を叩き合うような親しげな態度で接して)よろしいのですか」と
訊いていたから、「親王>左大臣嫡男」だと思っていた。
そして兵部卿などになる宮さんは親王宣下があると思うので、大臣達より
位階は下でも身分としては上なんだと認識した。
地位と身分は別物。
>>520 確認してみたら、旧版1巻の52Pに、
『仮にも、とうさまのお父君、あたしの祖父上は関白左大臣であられた。』
と記載があるので、なんとなく、生前に登りつめたっぽい書き方ですよね。
あと、58Pの瑠璃父のセリフの一部に
『ゆくゆくはわしも関白左大臣になるはずだ』
とあって、瑠璃父はなんだか意外と凄い人っぽい。
>>524 かといってそれまでが摂関家より宮家の方が上かというとそうではないよ。
平安時代は特に摂関家の力は強かったし宮家よりも地位は高い。
それは摂関の役割が天皇代行だからというのもある。
それと血筋と身分はまた違うよ。
けど「内大臣家より血筋は上」としている箇所ってあった?
まあ、摂関家抜きに考えたら内大臣家なら通常は宮家の方が上に位置されるけど、
水瀬宮とか帥の宮とか宮家もピンキリだからね。
あと、大納言と大臣では一つ上の位といっても雲泥の差があるんだよね。
そもそも「宮腹」とは皇女の子という意味で宮姫とは違う。
氷室先生が間違えたのかあまり深く考えていなかったのか、
はたまた二の姫が皇女腹だったのかは不明だが。
いずれにしてもコバルト文庫における物語だから時代背景や設定そのものにも
ミスは少なからずあるはずで。
源氏物語だと頭中将と葵の上の兄妹などが宮腹だが、高彬や公子姫も宮腹になるんだよね。
>>525 左大臣嫡男の頭中将という身分と左大臣は違うからなぁ。
帥の宮と正五位の高彬が上座を譲り合うシーンがあったけど結局どう決着したんだろう。
>>527 「宮腹」は、父親が宮様でも使われてたよ。
ところで高彬達の母上が皇族ってどっかに出てた?
『母上は宮腹の姫で、血筋もいい。』
という高彬サイドの記載がアンコールのはじめのほうにあるのは確認したけど、
皇族かなあ?
よくわからないけど、なんかちがうっぽい感じが。
漫画版ジャパネスクスレも次号でネタバレ全解禁になりそう。
あっちじゃネタバレかけないからこっちで書くけど、
帥の宮って鷹男が男性不妊だったらどうする気だったんだろう?
姫宮か水子は既にいたって設定だったのかな。
>>528 え?そうなの?
通常は皇女の腹から生まれたから宮腹の姫っていうんだけどな。
>>530 宮腹の姫だから皇族だよ。
「帝も母上にかかるとかたなしである」とかいうセリフがなかった?
>>529 煌姫って大皇の宮や帥の宮や藤宮様とも従兄弟だったんか
>>531 それもあるし、姉の聡子姫も子どもが出来ず、承香殿女御も入内してから長いのになかなか御子ができないのに、
その二人の妹の由良姫も子どもが出来にくいかも…とは思わなかったのかな
あの時代だし、右大臣の姫は皆子どもが出来にくいとか風聞が立っても不思議じゃないよね
そう思っても、師の宮としては引くに引けない状況だったのかな
三の姫はちゃんと子どもいたのかな
>>532 そうだったのか……。
そのセリフは知ってたけど、子供8人産んだ肝っ玉かあさん的なあれかと思ってた。
高彬は宮腹だったのか、なんか意外だ。
みんな詳しいなあ。
>>531 かなり品のない表現をさせていただくと、やりすぎて薄くなってた可能性も……。
母親が8人産んでるから、若い由良ならなんとか、と希望に縋るしかなかったのかも。
>>527>>532を訂正
「母上は宮腹の姫」は「皇女が産んだ姫」だから1クッション有り、
高彬たち母親は必ずしも皇族ではないね。
ただ
>>528さんがいうように、父親が宮様でも宮腹というなら皇族だけど。
>>536 あ、やっぱりそうですよね。
宮腹の姫=常に皇族 なら、なんか皇族がはてしなく続いていくような気がして、
よくわからなくなってたところでした。
高彬が宮腹なのは個人的にイメージじゃないので、よかった。
帥の宮たちはあともうちょっと待ってたら、なんとかなったのにと思うと残念。
でも一緒に暮らせるようになって、まあ桐壺的にはよかったのか。
邦利光(だったっけ、早苗をたぶらかしてた人)は、どうなったんだろう。
帥の宮に口封じに殺られちゃってたらこわいなあ。
そういえば氷室先生、悲恋炎上の悲劇のモチーフがほんとに好きだったんだね。
クララからだもんね。
>>534 由良姫しかいなかったんだよ。
皇子が産まれれば今東宮を押しのけて東宮にすえられるほど後見の強い姫は。
帥の宮自身元々上手くいくとは思っていなかった、でも出来る限り
やってみようと思ったって言ってるし。
>>535 子供の頃高熱出して危篤におちいったせいだと思ってた……。
>>532 宮腹の姫ってだけじゃ、皇族にはならないよ
だって父親が臣下だったら、その子も臣下じゃん
藤宮が旦那さんとの間に子を産んでいても、その子は
内大臣の子であって、皇族ではない
源氏物語だって、頭中将・葵の上・明石の君・雲居の雁・薫たちは
母親が皇女あるいは皇族だけど、本人達は皇族じゃないっしょ
そんで二の姫の場合は、言ってみれば女王だから皇族
>>539 そうすると瑠璃が入内しなかったのは、帥の宮にとって相当な痛手だったろうな。
帝の歌を届けるとか、高彬との結婚の邪魔もアドバイスしてそう。
瑠璃のお腹を殴るときも「お前が入内しなかったのが悪いんだよ」と力が入ったに違いない。
>>524 禁中並びに公家諸法度では、古くは右大臣藤原不比等が舎人親王の上に置かれた例
などをもって、親王を大臣よりも下と位置付けている為、それ以前のものと
変わりはないとうことでは。
ここにきて広く世にはっきりと定められたという事になるというだけで。
つまり明治までは、
天皇>摂関>三公(太政大臣・左大臣・右大臣)>宮家親王という順。
内大臣の位置づけは前任の摂関、三公より下。
臣下というのは天皇の臣であり親王など皇族の臣ではない。
ジャパネスクにあてはめると、ここでいう摂関はあくまで摂政・関白の着任者を表しており
上位にある左大臣あたりが兼ねていると考えた方が自然で
瑠璃の父親はこの職についているわけではないので、宮家親王の下に位置付けられるんだと思う。
ただし宮家親王とは違い、瑠璃父はこの先にも昇進していくのでその身分が逆転するのは
時間の問題といったところ。
>高彬の母「宮腹の姫」について
氷室先生が「宮腹の二の姫」としたように
「宮腹」を「宮家」という風に捉えているなら皇女(内親王)の子ではなく
親王の子になるから皇族になるんだよな。
そして皇女の子でも臣下ではなく宮家に嫁いだのであれば皇族だけど。
男女どちらの親王の子でも「宮腹」と書いているんだとしたら、
高彬の母上は「宮家の姫」か、あるいは皇女が産んだ姫、だよね。
後者の場合、皇女の降嫁先だからそれなりの家だろうけど、
ジャパネスク的には藤宮夫の前の内大臣、あるいは大納言家、
宮家しかありえない。
宮家に嫁いだ皇女の姫、なら皇族…でいいのかな、高彬母上。
でもそれなら、「母宮」と言いそうなので、多分臣下に降嫁した
皇女腹の姫なんだろう。
ところで、当時は臣下に降嫁しても内親王は内親王のままじゃないかな。
明治以降は相手が華族なら皇籍離脱だけども。
ただ、その場合でも内親王の子は皇族にはならないが。
>>543 紛らわしいんだけど、「母宮」は「母」である人が、中宮や内親王の場合だよ。
宮家の姫が母の場合は、皇族でも内親王とは違うので高彬が呼んでいるような呼び方をする。
確かに当時は臣下に降嫁しても内親王は内親王のまま。
呼称を整理すると
宮家=親王家
宮姫=宮家の「姫君」
姫宮=内親王(皇女)
宮腹=皇女を母に持つ子 ※氷室先生の解釈は宮姫も入る
>>544 大皇の宮は、王女御だから宮姫だけど「母宮」だよね。
やはり、東宮になった(なる前に辞退したんだか忘れた)親王の姫だから
特別なのかな。
>>545 中宮とか皇后や皇太后は宮。
王女御だから「母宮」ということではないよ。
>>538 邦利光はそこそこ信頼している腹心てイメージがあったから、その発想はなかったわ。
548 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/11(月) 00:58:28 ID:I/iCuXlq
邦利光は生きてたらとりあえず鷹男の命令で都を追われてるはず。
帥の宮邸に火をつけたのって利光かな?
550 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/11(月) 18:29:56 ID:Xm/2ycdi
酒井徹気づくの遅っw
>>542 確かに道長も呼ばれていたが「殿下」と呼ばれる摂関は別格。
ただ太政大臣は常設ではないから、三公は左大臣、右大臣、内大臣の場合もあるよ。
高彬んち右大臣家も藤原氏の大臣なんだから摂関家でしょう。
瑠璃が「摂関家の流れを汲む」と態々宣言しなけらばならなかったのは
父親がまだ大臣になっていない権大納言だったから。
>>541 帥の宮が始めから瑠璃に対して敵意むき出しなのが、いまひとつピンと来なかったが
そういう理由となると納得する
ここで新装版では加筆修正されてると知ったから、旧版をもっているが、新装版も買ってしまった
じっくり読み比べてみる
しかし瑠璃が入内したら入内したで、本気で鬼になった吉野君が後宮に火でも放ちかねんしねw
この流れでふと思ったんだが、鷹男と知り合う以前に、
瑠璃に入内の話ってなかったんだろうか?
瑠璃パパにそこまでの野心はなかったってことかなぁ?
>>556 政治的野心と、
瑠璃姫入内後死ぬまで続く(であろう)心労を天秤に掛けたら心労が勝っただけでは?
ま、なんだかんだ言って人も良さそうだしね瑠璃姫のお父上。
瑠璃父は瑠璃が田舎育ちのもののけ憑きの姫と評判だったから
最初から入内なんて考えていなかったのでは?
それにしても摂関家の姫なら当たり前に受けているお后教育すら
受けている形跡がないのは何故だろう?
特に北の方が産んだ一人娘なのに。
見込みがなかったから早々に諦めたのだろうか…。
瑠璃の父上といえば
しかし正妻以外の外妻もけっこう居るはずなのに他に子供が居ないのも不思議よの〜
それなりに女遊びしてるなら外に子供が居ても良さそうなものだがw
>>556 瑠璃父、瑠璃に向かってなんか言ってなかったっけ?
「お前も望めば女御として入内できるが、容姿人格に問題があるから入内させようなどは私も夢にも思わない」
みたいな酷いことをw
欲よりも、危機管理意識が働いたんじゃない?
>>542 道長は準三宮だから特別
摂関は、上位の大臣が兼ねてるとは限らず
摂関のみ、摂政右大臣、関白内大臣など色んなパターンが考えられる
でも関白大納言とかは、さすがに有り得ないのかな
詳しい人教えて
>>559 描写が無いだけで、身分低い女に産ませた子くらいいるのかも
いても、普通は女の邸で育つから
>>道長は準三宮だから特別
どの部分へのレスだろう?
確か大臣にならないと摂関は兼ねられないと思った。
摂関は例え内大臣でも一座宣旨があり宮中席次の最上席になるが
大概は摂関家の上位の大臣が兼任するんだよね。
>>558 ほんとに、どうしてでしょう。
1、入内させる気はあったが、見込みがなかったから早々に諦めた
2、吉野の母方祖母(瑠璃父とは仲悪)の元へあくまで一時的に預けたつもりが、祖母君は
自分が死ぬときまで瑠璃を断固手放さず、せっせと殿方の悪口を吹き込み続け、お后教育を台無しに
3、瑠璃母の遺言とか(後宮で他と競わせるより、家で良い婿を見つけてやってね……みたいな)
4、実は瑠璃父は瑠璃を愛娘としてあれでも溺愛しているため、手放したくない心理が働き、婿取りに。
5、ライバルの陰謀(左大臣家とか)
6、瑠璃父と右大臣とは仲良しなので、公子姫に遠慮した
個人的には4がいいなと思ってます。
昔はどうとも思わなかったけど、いま読むと、瑠璃父は瑠璃をほんとに溺愛してるし。
殴りつけてでも矯正して、姫君教育マッシグラにするところだもんね、普通なら。
なのに、わがまま放題を全部許してるし、瑠璃の幸せを彼なりに真剣に考えてる。
瑠璃の価値観とは合ってないため、瑠璃本人はあまりありがたみを実感してないみたいだけど。
氷室さんは大人になった瑠璃は書きたくなかったみたいだけど、もし書いてたら、親心を理解する
ところまでいってたのかな。
物分りのいい瑠璃はちょっと違和感があるけど。
>>563 1、に一票
普通の姫なら当然入内させてただろうけど、
瑠璃が普通の姫じゃなかったから諦めた、と思う
瑠璃を入内させたらいつ何をしでかすかと日々怯えることに・・
お家安泰どころか失脚して一家離散になるかもw
>>558 お后教育受けて無いのは
吉野の山奥育ちだからと、都帰還後は一応一通りは受けさせようと努力したけど
本人の適性の問題ではないかと思う
楽器も裁縫も駄目、字と歌もせいぜい平均レベルっぽかったような印象
7、瑠璃姫を入内させると災いが起きるという陰陽師の予言があったため断念した
(災いの例…
>>555 )
>>566 ちょwヒドスwww
藤宮さまと文のやりとりしてたの、って瑠璃が言ったら
父上さまは、あの汚い字で…!と絶句してたんで字もダメだと思う
和歌は、送った歌が高彬の同僚に色っぽいだの年上もいいなあと言われたり
結婚時に鷹男に送った歌をなかなかでしょと自画自賛してたし
名手まではいかなくても上手いんじゃないのかな
瑠璃の字はかどかどしくてなよやかさのない男文字、漢字みたいだと
右大臣の北の方がけなしていたので、現代的に考えたら、楷書っぽいってことかも。
高彬は女文字のかな文字が苦手みたいだね。
漢字は守弥の仕込みで上手なはず。
原案:氷室冴子
続編を漫画でやるにはこれしか無いわけだが
誰が手がけるんだろう
570 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/14(木) 01:54:09 ID:MvHougQ/
瑠璃パパに10歳以上の娘が他にいたら、
明石中宮みたいに引き取って、北の方の養女にして入内させろと帥の宮が吹き込んできそう。
>>553 摂関家でなくとも、大臣には就任できます。
そもそも道長流が摂関を独占すべし、と決まったのは院政期になってからですし。
氷室さんの小説だと「ざ・ちぇんじ」の右大臣は摂関家じゃなかったですよね。
>>542 宮中席次と、身分の差は全く別個のものです。
律令体制における身分秩序は天皇→品位保持者(親王)→位階保持者です。
尚、位階保持者にしても諸王は従五位からスタートと優遇される規定になっています。
ご存知の通り、律令体制が崩壊して“家”による官職の世襲が固まっていった
平安以降には品位保持者が権力から外れて、実権を掌握した有力貴族が台頭するので
特に諸王の優遇規定は空文化しますが。
いや、平安時代でも宮家の親王は三公の下に置かれたよ
ただし、今上帝の品位持ちの親王に関しては皇位継承の可能性があるので
そこらへんはハッキリしていないようだけど
先帝や先々帝の親王になってくるとその格も下がってくるようだね
>>571 ちぇんじの右大臣は摂関家だよ…
だって綺羅の叔父だもん
綺羅の祖父は関白で、綺羅父がその嫡男、だけど
祖父がまだ引退してなかったから左大臣になってなくて
権大納言だった&弟が先に右大臣になった
弟が先に右大臣になったんだ
何でだろう
>>574 自分も不思議だったけど、多分綺羅父は、綺羅祖父が引退したら
左大臣に昇進が決まってたんじゃない?
右大臣を経て左大臣、というのではないような気がする
あとは、弟の嫁が右大臣家の跡取り姫だったとか?
綺羅のとこも、摂関家嫡流である綺羅父の正室格にしては、あそこの
姉弟の母親は結構身分違いだと思う
>>572 ですから貴方の書かれている内容は俗に言う宮中席次の問題です。
これは江戸時代に禁中並公家諸法度で幕府が裁定するまで
有職故実を重視するか、実情を鑑みるかで常に紛糾の種でした。
貴方もご指摘されてる通り、ハッキリしていないという奴です。
例えば「源氏物語」にて源氏元服の際に帝が開いた宴席では
親王−源氏−左大臣(多分他の大臣も)の順で並んでいたようです。
席次は官職も絡んでくる話ですが、身分の差は大宝令に定められた
親王四階、諸王十四階、諸臣三十階が幕末まで通用し続けます。
>>573 確かに叔父甥と書いてあるのですが、綺羅を三の姫の婿がねとして
見初めた際に、摂関家ではないので后にもなれない。なら入内されるのは
あほらしい、と書いてあるんですよね。
なので義理の兄弟(猶子とか、婿関係とか)か何かかな?と。
関白左大臣が引退前から大納言へのバトンタッチが確定していて
狭義の摂関家では最早無い、という意味なのかも知れませんが。
(でも平安時代はまだ后は摂関家に限るなんて慣習は無かったわけですが)
ま、所詮小説なんだし楽しく読めればそれで良いですよね。
「ざ・ちぇんじ」は「とりかえばや物語」より上手く話しが出来てると思います。
氷室さんも劇中で綺羅姫に喋らせてますけど、髪がいきなり伸びる秘薬とか
とりかえばやの方は終盤の展開に無理があるような気がします。
女東宮とか可哀想だし。
当時は婿入り婚で邸資産を相続するのは娘だし、金銭的な面倒は嫁宅で見てもらうけど
官位や出世に関しては、あくまで男の実家基準なんだよね
弟右大臣は、よっぽどか出世欲が強くて色々根回しして頑張ったのかな
と言っても、確かに小説なので
そこのところアレコレ言っても仕方ないねw
>>576 そもそも宮中席次は、摂関や内覧などの特別職以外は身分に比例するもの。
「源氏元服の際に帝が開いた宴席での席次」というのは、大塚ひかりが言及していた事を言っているのだと思うけど
親王の祝い事などにより内々のものと、宮中における公式の席次はまた違うもの。
あまり詳細に触れ過ぎるとどうかと思ったけど、一品親王は大体従一位に相当する地位で太政大臣クラスになるけど
大概の親王は三品ないし四品(無品もいる)が一般的で身分に置いて三公よりも下になるんだよ。
>>572でも書いたけど、品位持ち親王の中でも更に今上帝の親王と既に退位している院の親王では
今上帝の親王の方が格式において上にくる。
品位+αなどの要素により、親王でもピンキリがあるので一概に一括りには出来ないという事で
一般的な身分は、親王は三公の下となるんだよ。
大塚ひかり?
>>578 ですから宮中席次(これすら江戸時代まで固まらず)と一般的な身分の概念は
違うという事を言ってるわけなんですけど、理解して頂けないもんですかね?
天皇との血縁関係が何よりも重要視された平安中期までは特に。
宮中席次で三公が上だから、宮家が身分的に下というわけではないという事です。
身分(家格)という観点なら宮家 摂家 清華家・・・で比べるのが妥当です。
席次は仰るとおり、その時点での官職と位階で決定されるわけですが、席次=身分とすると
ある時点では摂家<清華家という珍妙な図式が成り立ってしまうわけで。
(勿論、現実ではそんな認識はされず、初任の四位少将でも摂家なら摂家と扱われました)
ただ家格の概念は鎌倉以降に固まったものなので、あくまで参考程度と書くべきですね。
氷室さん関連の舞台と思われる、平安中期なら宮家 藤原北家師輔流 他と
並べるのが良いのかも。
「官職要解」あたり読んで頂くとピンと来て頂けるかも知れません。
ちなみに源氏の元服式は内々の式典ではありません。帝の指図で公費を使って
開催されています。そこに弘徽殿女御側がカチンと来るというストーリーなわけで。
ま、これもフィクションといえばそれまでですが。
あんまり書くとスレ違いになるので、これを最後にします。
>580に補足ですが、禁中並公家諸法度で定めた宮中席次では
従一位の散位者は無品親王より下座に位置づけられています。
これは官職と位階のバランスが崩壊して、一位に任ぜられる候補者が
多かったというのが一番の要因ですが、これを見て頂いても
大宝令の身分概念が遵守されていた、というのは分かって頂けるかな、と。
但し一品と一位の立場がそれぞれのカテゴリ内では同様であったという事は
>>578さんのご指摘の通りです。
>>577 結局、まあまあの権さんに負けちゃうんですからね。
右大臣も良いキャラしてますよね。
>>580 だから、宮中席次と一般的な身分概念は比例すると言っているんだけど
理解して頂けないかしら?
天皇との血縁関係が何よりも重要視されたから宮家の方が身分が高いという事?
天皇の子でも皇位継承に関係のない子は臣籍を賜るけど血縁関係は一親等でしょ。
何を持って宮家を三公より身分が上としているのか、いまいち明確じゃないよね。
ちなみに和田英松の「官職要解」なら読んでいるよ。
宮中席次=身分を表していないと言っているあなたが、源氏の元服式がこうだからというのもおかしな話。
一品〜四品、無品の差は大きく
身分の高さと権勢は、また違うしなぁ
>>582 ≒というのであれば同意なのですが、=では無いですよ、と言っているわけです。
そもそも繰り返しますが平安時代には宮中席次は明文化されていません。
親王、及び諸王は皇位継承権を持ちます。その点に置いて臣下と明確な一線があるのです。
つまりそもそも臣下と比較する事がおかしいという事です。
(瑠璃姫を二の姫の女房が馬鹿にしたのは、こういう発想から来ていると思われます)
カテゴリが違うというのはこういう意味です。
宮中席次が明文化された頃には、記述の通り家格が固まっていましたので
身分の概念は専らこちらに依拠していました。
なのでどちらにしても宮中席次がそのまま身分というのはちょっと乱暴ですよ。
一世の源氏や平安中期の摂関についても書きたいですが、あんまり論争するのも
スレに迷惑なのでもう止めます。
>>584 あくまで「一般的な」身分概念としているんだけどね。
一品親王=太政大臣と同格と位置づけられており、
その他大勢の親王(二品〜無品)は「身分的」には三公より下と考えるのでは。
もちろん内大臣や大納言は三公ではないよ。
>>581 禁中並公家諸法度は正しくは
摂関>准三宮>三公(太政・左右大臣)>親王(皇子)>前官の大臣>諸親王(宮家)
たまたま目にしたスレの受け売りで申し訳ないけど。
スレ違いとか言いながらそんなに知識披露したければ日本史スレでもいきゃいいのに・・・
587 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/15(金) 12:25:17 ID:yeI2IecY
ID:pseSc+IsとID:cvWegmnTをNG登録したら随分すっきりと…
何日がかりでやる気だ、お互い相手を論破しないと気がすまない
性格のようだし、メッセでもやっとれ
んじゃ流れをかえるべく
帥の宮ってとことん運から見放された男だよね。
幼馴染の姫とは仲を裂かれるし
その姫が幸せになってくれればと思ってれば不幸になってるし
たった一度の不倫で子供できちゃうし
あてにしていた承香殿には皇子がなかなか出来ないし
代わりに東宮になってくれそうだった正良親王は失脚しちゃうし
帝が瑠璃に興味もって、しめた!と思ったら吉野君に入内阻止されちゃうし
由良姫を入内させようとしたら瑠璃に阻止されちゃうし
そういや瑠璃って正良親王の失脚にも関ってるし、相当恨まれてたんだろうな。
瑠璃が「もののけつきの姫」になってなければ、高彬のほうをどうにかして入内させてそうなので
吉野君はそういう意味では目的を果たしてるんだね。
でも、正良親王が失脚しなければ鷹男が反対に失脚した訳で、しかも入道のたくらみだと
帝呪詛という大逆の罪に処されていたわけで、そうなると桐壺女御やその御子もろとも連座で
罪に問われていたかもしれないんだから、帥の宮としてはその件に関しては瑠璃をうらんでいないんじゃない?
591 :
イラストに騙された名無しさん:2010/01/15(金) 23:04:10 ID:md1lYZ+u
鷹男は陰謀があるのを探ってて、なんとか穏便に済ませようとしたんだよね。
それに帥の宮は協力してたと。
なりゆきとは言え、瑠璃が事を大きくしちゃったのは否めない。
帥の宮が表舞台に立つことを決意したのは、最後の保険だった正良親王の失脚が大きいと思う。
承香殿に皇子がいなければ、絢姫の息子でなく正良親王が身分的にも年齢的にも
鷹男の東宮になってた可能性が高いし。
>高彬のほうをどうにかして
2巻の始めのあたりで、帝と女を張り合っても譲る気は無く、
宮廷を引退して瑠璃と山奥に隠棲する覚悟まで固めている男を
帥の宮がどうやってどうにかするか、考えてみたけど、
……高彬を暗殺するくらいしか思いつかない。
しかしそれをやると、やけっぱちになった瑠璃が出家してしまう可能性が。
かといって手をこまねいていると、幼い東宮がどんどん成長して
今更東宮位を降りるとはいかなくなるわけで、考えるほど帥の宮が気の毒になってきた。
絢姫が東宮添い伏しになるまえに、(瑠璃父の持論じゃないけど)強行突破して既成事実を
作り、結婚に持ち込んでおけば……と残念だ。
そういえば、最近気がついたのですが。
吉野君はもし帝に認知されてたら、親王になるんだろうけど、
鷹男が健在な限り帝にはなれないわけで、正良親王が生まれてからは入道も
特にバックアップはしないだろうから、それこそ帥の宮みたいな名誉職をゲットできるかどうかも
割と微妙な気がします。
母親も宮姫だから、そう簡単に臣籍降下もできないだろうし。(よくわからないけど)
瑠璃(父方祖父に関白左大臣がいた、父は内大臣、京でも一、二を争う財産家で名門のお家の総領姫)
と結婚するのは、たとえ帝に認知されてたとしても、そうとう難しいのではないかと。
瑠璃父がまだ大納言だった時期なら、なんとかなったのかな。
でも、立太子してから降ろされて帝になれなかった例もあるから
勢力闘争に勝てるほどのバックがつけば
>鷹男が健在な限り帝にはなれないわけで、
とは限らないような気がする
鷹男は、右大臣の姫を迎えるまでは強力なバックはいなかったんだよね?
春日大納言じゃないけど、次が駄目でも次の次が約束されてれば
問題ないので、大納言が瑠璃姫を吉野君に嫁がせて基盤固めをする可能性はあるんじゃない?
小説の通り、既成事実作ったもん勝ちな所があるから。
でも、瑠璃姫のお父さんって、ほんとお人よしっぽいからなぁ。
なんか自然に関白になるだらろうし、そこまで頑張らなくても・・・って感じの。
ところで氷室小説のお父さんって、なんだかんだで娘に甘いよね。
実体験がそうだったのかな。
いもうと物語やら母娘草やら読む限り
父派だったのか確実っぽいね
>>591 陰謀があるのを知っていたけど、せいぜい東宮である自分の毒殺程度で、
帝呪詛の陰謀があるとは思っていなかったようだよ
瑠璃がぎりぎりの所でそれを防いだ展開じゃん
瑠璃が入道の所に女房として侵入しなければ、他の女が東宮の使者と
仕立て上げられて、東宮による帝呪殺事件に仕立て上げられてたでしょう
てか、入道事件の大量処罰後の人事改革がなければ
帥の宮までなれなかったんじゃない?
昇進したとしてももっと地味な役で春日には見向きもされず
陰謀どころではないかも
>>594 鷹男が健在な限り、吉野君は帝にはなれなかったんじゃないかな。
吉野君の生母は大皇の宮の妹だけど劣り腹だそうだし。
母方の身分が鷹男より低いから、鷹男を押しのけて帝になるのは
無理だったと思う。
>>599 そこも含めて、後見次第なんじゃない?
大皇の宮が、高内侍腹の帥の宮をさえ宮中に引き取らなかったのは、
ひとえに鷹男の「東宮位を脅かしかねない親王」は脅威だったから、と
言ってたし。先帝や先々帝の従兄弟やら何やら、かなり遠い血縁の
親王達が、高熱で苦しむ鷹男をよそに「次の東宮は自分」と争ってるのが
悔しかった、とも。
内侍腹の帥の宮でさえ「親王」として東宮になりかねない危険がある、と判じられたくらいだ。
佐子姫は、劣り腹とはいえ、元東宮だか東宮を辞退しただかの父宮の姫。
その息子となれば、吉野君は結構有力な「東宮候補」だと思うよ。
鷹男・公子姫VS吉野君・瑠璃という争いになった可能性は高い。
それでも鷹男が有利だね。血筋は上(大皇の宮>佐子姫だから)、妃の実家も、
権勢はともあれ位は上、だから。瑠璃パパがいずれ関白になれる身分だとしても、
それまでには鷹男が即位するだろう。
うぜえよ。
>>600 平安前期のことは知らないけど
中期以降は親王の嫡妻の姫でさえ天皇の母親になった人はいないのに
劣り腹の佐子姫の皇子では有力な東宮候補なんていろいろと無理があると思うな
鷹男も右大臣というバックボーンがいたから帝になれたんだよね
詳しい人多いね。
ジャパネスクに影響されて、
この時代の勉強するようになったって人本当に多いんだな。
多数の平安オタを生み出した金字塔的作品
>>602 だから、あくまで「瑠璃が妃になった場合」限定なんだよ
普通に考えたら、鷹男が即位した際、立坊するのは後見の弱すぎる
桐壺女御の皇子(帥の宮の子)ではなくて正良親王だったんだがねえ…
入道も急いた余りに大魚を逃したな
まあ、今上呪詛だの東宮廃位だのの陰謀があったせいで、鷹男の
即位が早まったわけで、そうでなければ、東宮妃の公子姫が親王を
産んでた可能性もあるから、入道が焦ったのもわかるんだけど
>>602 600さんじゃないけど、あくまで当時のジャパ内で、
>内侍腹の帥の宮でさえ「親王」として東宮になりかねない危険がある、と判じられたくらいだ。
だから、鷹男が幼少で病弱だった時期に、有力大貴族が吉野君をバックアップするという前提での、
>結構有力な「東宮候補」だと思うよ
というだけの話じゃないかな。
作中で、前左大臣もそのつもりで吉野君を連れ出したわけだし。
しかし、瑠璃が親王(吉野君)と結婚するのはやっぱり難しそうですね。
瑠璃父は左右大臣と権力闘争とかしそうにないキャラだし。
606ですが、のんびり書いてたらかぶってしまった。すみません。
氷室さん作品での平安時代と、リアル平安時代は多少なりと
違いがあるよね
ざ・ちぇんじの女東宮なんて、平安時代には絶対ありえないもの
(とりかへばや物語という『小説』が下敷きだけど)
光源氏と葵上じゃないけど、母親の身分が低くても
父帝に溺愛されてる皇子なら、臣籍降下して権門の姫を妻にできたのかな。
案外、吉野君もそれを狙って父帝に会いに行ったのかもね。
帥の宮にもし予知能力があったら入道を暗殺しに行ってただろう。
当時、そこまでの度胸も覚悟もなかったんだろうけど。
本当に入道事件が桐壺や帥の宮やその息子を破滅に追いやっちゃったんだな。
>>609 吉野君は、対面した時も父上=帝とは知らなかったよ。
帝曰く、「身分のある貴族だと思っていたようだ」じゃなかったっけ、
父上に認知してもらえたら、瑠璃を娶れる身分になる、と無邪気に
信じてたと。
「このような子は知らぬ」と拒絶した後、帝は吉野君は母親のとこに
帰ったと思っていたのに、まだ入道が手元に置いてると知り、
「利用はさせない」と出家させたけど、どうやって入道のとこから
連れ出して出家の手引きをしたのか、また吉野君はいつ父上=帝と
知ったのか、その辺は記述がなかったと思う。
帥の宮は、鷹男の身代わりやるより、入道を暗殺した方がよかったんだよね。
当時っていってもたった2年前だし、鷹男が即位するまでに梨壺女御に
親王が生まれるのを待つよりは、正良親王を擁立した方が確実。年齢的にも。
源氏物語じゃないけど、鷹男−正良親王−鷹男の息子、というラインで
皇位継承してもよかったんだから。
まあ、結果論なんだけどね…ほんと入道は罪深い。頓死してなかったら、
帥の宮に真っ先に暗殺されてそうだ。
>頓死してなかったら、帥の宮に真っ先に
そういえば、入道の配流先は大宰府だったような、うろ覚えだけど。
まさかほんとに帥の宮(大宰府)が手を回してたり……。
>>606 前左大臣に目をつけられた時点で、瑠璃と吉野君の結婚は無理そうだよね
吉野君が皇子として認められたら、絶対に前左大臣の係累の姫が吉野君に嫁ぐ事になるだろうし
>>611 高齢だから、流罪先は大宰府になったけど実際は都近辺で
謹慎、じゃなかったっけ?
そんで正良親王出家を知ってショックのあまり頓死、だったような
もしくは、大宰府に行く途中で出家を知って…だったかな
まだ、帥の宮の手は回せなかったと思うが、怨念で殺せるなら
殺していただろうな
でも・・・不倫の子はイカンよな
全ては、そこから・・・
まあな…
相手が帝の妃とかそういうのは関係なしに、よくないよな…
源氏物語の桐壺帝の場合、源氏と藤壺が密通したことについて
「だって父上(帝)にとっては、藤壺は母上(桐壺更衣)の身代わりじゃん!」
という源氏擁護があるけど、鷹男には、そういうのはないもんな
鷹男は別に女御に冷たかったわけでも誰かの身代わりにしたわけでもないし、
公子姫の入内も東宮としての立ち場を強める為で当時としては当たり前ってか、
東宮なのに妃が添臥の姫だけってわけにはいかない
確かに瑠璃のの言うとおり、帥の宮のように「包むように愛する」ことは
できなかったが、帥の宮達の姦通時に鷹男は多分17〜18?だから、
そんな若造にそこまで求めちゃ酷だ
不倫は文化ですよ^^
前左大臣は都から追放。すでに出家している身なのであまり厳しい処罰はされずにすんだ。
でも、正良親王の出家を知ってショックで病気になり、そのまま病没。
その他の在家の共犯者は流刑もあり。
こんな感じです。
618 :
617:2010/01/16(土) 23:22:28 ID:V6ZbFIXv
前左大臣は都から追放。すでに出家している身なのであまり厳しい処罰はされずにすんだ。
間違っちゃった。
前左大臣は最後は太宰府で死んだんだね。
鷹男の帝が即位してから三日後に、心臓発作で。
でも、書かれてはいないけど、実は毒殺だったりして。
>>608 平安時代の常識からするとだいぶ違うだろうね
言い方の間違いにしてもそう
そこは現代作家が書く児童小説だから限度がある
>>620 児童小説!
氷室作品は児童小説なのか?
少女小説だよね
さすがに小学生が「いろは」とか喜んでいるとなるとちょっと引く。
自分が小学生の時に流行っていたけど。
児童小説か少女小説かの分類は別としてコバルト文庫は小・中学生向きだよね?
メインターゲットが中学生じゃないかな
空色勾玉も児童小説だったしな
とはいえ、氷室さんは基本少女小説家だと思う
628 :
625:2010/01/18(月) 10:14:21 ID:B/PQpXZ4
ごめん、「当時のコバルト文庫は」だった。
今のコバルトと一緒にされると具合が悪いところも出てくるな。
うん?
少女小説ブームのころから今でも、メインのターゲットは中・高生ジャネ?
少女小説ブームよりちょっと前の、雑誌のコバルトが創刊されたころは
メインのターゲットは20歳前後の若い大人の女性だったと思う。
児童って小学生でしょ
ちぇんじは、小学生も読めるだろうけど
小学生対象ではないと思う
呼び名は変われどターゲット的には一貫して中高相手の
ジュニア小説だと思ってたんだけど
中高年
>>631 そうだよね。
「小説ジュニア」から「コバルト」に変わっただけ。
内容も基本的には変わってない。
ただ「小説ジュニア」で書いていたベテラン勢から、
氷室先生達の若手勢が主力になった。
ジュニア小説はジュニア小説で、そういう文庫シリーズがあるし
コバルトは少女小説だと思う
ウィキではジャパネスクは少女小説とある。
少女小説とは児童文学の一ジャンルだから強ち児童小説としても間違いではなさそう。
実際自分のコバルト全盛期は小・中学生の頃だった。
中でもジャパネスクは小学校の時のクラスで流行っていたし問題無く楽しんで読めたが
大人になった今でも十分楽しめるといったところ。
リアルタイム読者じゃないからか
児童小説って聞くと、別の文庫シリーズのイメージ
何だっけ、もう少しサイズも字も大きい・・・
青い鳥文庫とかポプラ社文庫とか岩波少年文庫とかのイメージ?
例えば折原みとで言うと、ティーンズハートが少女小説で
つまさきだちの季節シリーズとかが児童小説っていう認識
小学生の頃、色々読んでたはずなのにタイトルも作者も思い出せない
同じような恋愛や青春やーみたいな内容でも
児童小説は、小中生が主人公で初潮が来た戸惑いとか
遊園地でグループ交際みたいな、より健全な内容なw
小説と名の付くものは俗っぽいものだと
ちゃんとウィキに「小中学生から高校生まで人気を得た」って書いてあったわ。
大人になり平安時代についていろいろ自分なりに勉強してくると
言い回しやちょっとしたセリフなどに歴史的な違和感を感じたりもするが
そういうもんなんだと勘違いさえしなければ
創作背景からしても深く考える事ではないという。
>>640 けっして絡むつもりじゃない、ですが、
>言い回しやちょっとしたセリフなどに歴史的な違和感を感じたりもするが
↑に、すごい違和感
アダムとイブのように幸福な生活だった、だの
床下で東宮と遭遇、だの
第一話のタイトル自体、‘お約束ははじめてのキスで’
とてもちょっとした違和感では片付けられないものを感じます、が…
まあそういう意味ではないとわかっちゃいます…ごめん
御本人も平安パロディを書きたかったとどこかで書いてましたよね
あとがきだったかで
そ、そこ?
すいません、わかってはいたんだけど
「歴史的違和感」と「ジャパネスク」が
単語イメージとしてあまりにそぐわない気がしたんでつい
ごめん
いかにも古文のテキストらしくジャパネスクが書かれていたら
果たしておもしろかったかどうか
ID:znwjlHGJさんは、碧の迷宮とかでいいじゃん
>>645 未完にのたうつのはつらいんで遠慮します
ジャパネスクはあのノリがすごく好きなんで
けっしてけなしたつもりじゃありません
気を悪くされたかた、本当に申し訳ありませんでした
>>646 空気読めないならROMってろ
タイトルからしてガチガチの歴史物じゃないのはわかるだろうに
>>641は、ジャパネスクははなから言い回しとか歴史的違和感とか、そういうのに拘るような
作品じゃないから、
>>640に違和感感じたって言ってんじゃないの?
>>648 640だけど逆に言い回しとか歴史的違和感に拘る作品じゃないって言っているんだけど・・・
>>648 そのとおりです
>>649 歴史的違和感、それ自体をこの作品に関して意識したこともなかったので
へんな事を書いてしまいました
本当に申し訳ありませんでした
>>630 何となくの印象なんだけど、ざ・ちぇんじはジャパネスクに比べて
性をより年増っぽく書いてるような気がするな。
最初、男女が何で布団の中で決闘するのかピンと来なかったもの。
そういえば、綺羅姫付きの年増女房たちの猥談が赤裸々で面白かったなあ。
「小指みたいに細くてくにょくにょ入ってきて、こそばゆいばっかりや」
「そらあんたのモンが開きすぎてんのや、引き締める体操でもしたらどないやの」
だったっけ。
瑠璃姫の周りはうら若い女房ばっかりだから、そういうシモ系会話描写は無かったよね。
とりかえばやは3種類くらい読んだけど、どれも宰相の中将が可哀想な話だった。
原作も氷室版も、根はいい奴なんだけど報われない役で。仕方ないんだけど。
クドクドうざいなー
さすが高齢者スレ
推定平均30〜40前後?
50代も普通にいそうだよ
氷室さんのキャリアを考えれば
でも別にいいじゃん
薀蓄たれすぎなのはちょっとうざい時もあるけど、薀蓄たれるのが好きなのは年齢関係なく、
人によるだろうし
ところで平安時代は婿取り婚が普通だったらしいけど、瑠璃父って婿に入った訳じゃないよね?
息子一人しかいない場合は、嫁をとったんだろうか
蘊蓄うざいとか言いながら蘊蓄誘ってどうするw
リアルで読んでた人なら20代半ばもいるよね。
新装版から入った、図書室で見かけて読んだ、だったらもっと若い人もいるかも。
こういう平安物小説は多少蘊蓄出るのは仕方がないと思っていなきゃ
実際勉強になる部分もあるしな
リアルなら30代半ば〜
新装版なら20代くらいかな
リアル数子さんだね。
その一つ上の記事の、昔よく泣かせてた男の子と気まずくなってしまった話も、
瑠璃と高彬も一歩間違えてたら…って感じがしないでもないかな。
高彬が物好きでよかった。
>>656 婿入りって言っても、家としての跡継ぎは息子なんじゃない?
土地や邸を相続するのは娘で、夫はあちこちに通いつつも
裕福な正妻のところをメインに通って生活し、最終的には共棲み
そうなると、瑠璃の実母が祖母の出家時にでも相続した邸に住んで
亡くなって後、実母の遺志により義母が邸に入ったって流れなのかな?
通い婚ではあるけど、旦那が一定の地位までいったら自分達の屋敷を
建築してるんじゃないかなーと思った
で、妻の実家は舅達が死んだら妻の兄弟のうち、正妻腹の長男が
相続し、いずれは父親の地位も受け継ぐとか
ジャパで言うと、高彬がそれこそ大納言とかになった頃、別宅を建築して
そこに瑠璃や子供達と移り住む
現内大臣邸は融が相続して住み続ける、右大臣邸は本来なら春日大納言が
相続するんだが、もしかしたら右大臣夫妻が高彬にと遺す可能性あり、
といったところでは
じゃあ、融がいずれ内大臣になるの?
出世には本人の資質も大きく関わるんだろうけどさ
融って瑠璃姫に、高嶺の花ばかり好きになるって言われていたけど、
藤の宮様はともかく、由良姫って家格的にも年齢的にも釣り合いとれているよね?
それともあの時、由良姫に入内の話が出ていたから、高嶺の花って言ったんだろうか
出世は夫の親次第、邸は嫁の女親から娘が相続
でも、夫も自分で購入したり建て直したりもする
融は家柄は良いけど、その割には、あの時点で出世してなさ杉だし
本人の資質の問題で、出世コースに乗ってるとは言い難いから
あの時点では由良と釣りあわんと思われても仕方ない
家柄は重要だけど、家柄「だけ」じゃね・・・っていう
融は家柄だけなら将来内大臣になれるけど
一足飛びには無理、父様と融の頑張り次第じゃないかな
融は、それこそ由良姫を妻にもらって超頑張ったら、
関白左大臣になれる血筋と家柄ではあるんだよね。
ただ、悲しいことに鷹男のお気に入りでエリートコース進んでる
高彬がいるので…「光源氏には敵わない頭中将」みたいな立ち位置かと。
それに、高彬はそう思ってなくても、吉野君の件で、鷹男は高彬に
借りがあるし。本人達はもう終わったことと認識していても、
全く対等の状態で高彬と融、どちらかを関白にするかとなったら
この件も有利に働きそう。
高彬は母上も血筋がいいけど、瑠璃達の母上の紀子さんの
家柄はどのくらいのものなんだろうか。
そこでも差を付けられてたら逆転はきついかな。あんまり支援は
期待できそうにないけど、血筋だけはいいとかあれば有利だけど、
高彬母は宮姫だからなー。
(あまり考えたくないけど)もし、瑠璃が小瑠璃を残して夭折した場合、
融は高彬に逆転できる?
あの時代に代襲相続の概念があるかないかは知らないけど、
内大臣家の財産は大半が融君に行くことになると思うし、
内大臣からの後押しも、かつての娘婿より、やっぱり実の息子の融優先に
なってしまう気がするんだけど。
財産の多くは小瑠璃にいくんじゃないかなぁ
融は、少なくとも三条邸には住めないし
早く嫁探さないとね
官位は、一般的に娘婿より実子優先だけど
それは右大臣家も同じだから
内大臣家の官位を継ぐことができるポジションの融
右大臣家の官位を継ぐことができるポジションの高彬
しかし実力の差が歴然
小瑠璃が8巻末で生まれそうな感じだった東宮に嫁ぐとしたら
融の昇進にも有利だったろうけど
それも高彬を逆転する要素にはならないしなぁ
小瑠璃が東宮に入内したら、有利になるのは叔父の融よりも
実父の高彬では…
それに、瑠璃が早逝した場合、三条邸は融が貰う可能性もあるよ
高彬が小瑠璃を引き取る可能性があるからね
(生母が亡くなった場合、父親が娘を引き取ることは多々ある)
融は由良姫を正室にできれば、高彬に次ぐくらいには出世できそう
万馬券で藤宮様を正室にできたら、逆転の目もなくはないかも
藤宮様は鷹男の姉みたいな叔母宮だし皇女腹の姫宮だし、更には
前夫の前内大臣の遺産もかなり持ってる有閑マダムだから
後援できる
叔父としての恩恵はあっても
実父の高彬の方がモチロン有利だから
逆転はできないよ
確かに、小瑠璃を高彬が引き取れるかどうかが鍵かな
融にとって高嶺の花なのは藤宮様だけど
政治的に有利なのは断然由良姫だと思う
入内話も出ている由良姫なんだから由良姫だって高嶺の花だよ
姫が自分の父親より下の官位の殿方の息子に嫁ぐ事ってかなり稀だし
ただ、由良姫が総領姫だったら本当に高嶺の花でまずあり得ないけど
聡子姫はやっちゃってるからなぁ…
入内話に関してはネックにはなるけど
右大臣の末姫と内大臣家の総領息子なら
充分に釣り合いとれてると思うけど?
もし融が少将か中将くらいなれてたら無問題だったと思う
あ、そうか
融は総領息子だったっけ
あまりにアレなのですっかり忘れていたよ…
藤宮様は、子が産めるのか
しかも今から、それも女の子を、できれば複数・・・
ってところで、結婚相手には相応しくないと思う
由良は若いしね
でも由良姫は帝の入内話を嫌って家出したから、疵がついちゃったよね
帝の耳にまで入るという事は、知っている人は知っている事なんだろうし
オマケに髪もばっさり切ってしまったし
かもじがあるとしても、髪は女の命な時代、やっぱりかなりのマイナスだよねえ
それにしても、二の姫は結婚しないのだろうか
吉野君のショックを引きずっているとは言え、人妻編でもまだ独身っぽかったよね
瑠璃が死にそうになった時、高彬の再婚相手は二の姫かなと思っていたし
万万が一、瑠璃が小瑠璃を残して夭折したら、高彬は誰かと再婚しないといけないよね…。
立場的に、やもめで通すことは周りが多分許さないかんじ。
気心の知れた二の姫と再婚するのかな。
複雑。
由良姫の髪が短いのは、夫たる人(融?)さえ納得していればそんなにマイナスじゃないかも。
人前に出ることってあんまりないだろうし。
でも、二の姫は小瑠璃が生まれた頃まで、まだ独身でいるんだろうか?
下手すりゃ二十歳過ぎているだろうし、完璧な嫁ぎ遅れだよね
二の姫は初期から引く手数多のお前(瑠璃)とは違うとあったな
なんぼなんでもこの頃では行き遅れだろう
それにしても融は煌姫のお手つき候補にすらなっていないんだな
>>676 兵部卿宮の自慢の姫君だから、父親がさすがにそれまでにはなんとか手を打つかなあ。
瑠璃と同じ年だから、8巻時点でもかなり嫁き遅れ寸前だよね。
でも二の姫は本朝3美人の一人だそうだから、多少年いってても嫁き遅れと見られなさそう。
世間的には、ああ、良い婿を選んでるのね、ってかんじで。
15、6歳にして父親から嫁き遅れを連呼されてた瑠璃とはだいぶ違いそう…。
(1巻のはじめのほうで、高彬は、瑠璃がいつ父親に説得されてしまうかハラハラしてただろうなあ)
二の姫と融君は無いかな?
おおらかな夫と賢妻ってかんじで、作中にはないけど、けっこう釣り合う組み合わせだと思う。
>>675 >立場的に、やもめで通すことは周りが多分許さないかんじ。
そういえばうろ覚えだけど、氷室さんが瑠璃姫産褥熱で死亡のくだりで、
男手一つで小瑠璃を育てる高彬って言ってなかったっけ?
もう十何年も前のインタビューだから、間違っているかもしれないけど
その記事、うっすらと覚えはあるけど、そういえばそんな感じのことも書いてたような…?
しかし再婚も複雑だけど、男手一つで苦労している高彬もかわいそうすぎる…。
やっぱり瑠璃には長生きしてもらいたいなあ。
二の姫は嫁がなくてもいいのかなーと思う
源氏の槿の姫君みたいに、「女王」の身分はあるわけだから
一生独身で過ごしてもおかしくはない。ただ、「ニの姫」ってことは
姉姫がいるわけだから、兵部卿宮が亡くなったらどうすんだって
心配はあるけど
それに斎宮や斎院になったわけでもないしな
荘園相続して食べてはいけそう
荘園相続しても夫のいない女主人と侮られて年貢が滞ったり
家司にいいようにされたりすることあるよね
まぁ、そんな不幸は起こりそうにない人だけど
宮家は藤原氏と違い財に恵まれているわけじゃないからね
下手したら煌姫みたいになりかねない
平安時代も初婚年齢が低いだけで恋愛や再婚となると結構な年になってもしてるみたい。
二の姫も、瑠璃が結婚して幸せになってるのを見て少しは吹っ切れて、
恋愛や結婚に前向きになるといいね。
二の姫といえば一巻で、高彬と5ヶ月の間、恋文をやりとりしてたよね。
二の姫の女房たちもすっかり二人は結婚すると思い込んでて。
婿がねを内大臣家に横取りされたってんで
兵部卿宮と内大臣の間でひそかなバトルがあったりしてたかも。
>>686 ないんじゃね?
二の姫自身が高彬との結婚に関心がないわけだし
兵部卿宮と右大臣奥方が乗り気だったとしても、二の姫に
確認くらいはするだろう(瑠璃父が思いあまって娘への夜這いを
手引きしたのとはわけが違う)
その時に姫が「は?あれ恋文じゃなくて、歌の添削ですけど?」と
言ったら終わる
わりと恵まれてる宮様だからか、帥の宮と違って強引なイメージもない
(登場してないけど)
身分と年齢からして、鷹男に入内させてもいいんじゃないかなと思うが
本朝三美人って、二の姫以外は誰なんだろう。
一人は藤宮としても、残る一人がわからんなー。
二の姫の父親の意向としては、高彬の祖母とのいきさつもあって
最初から婿には高彬一押しだったはず。
兵部卿宮からみたら、権少将との見合いの宴まで開催してたくせに後からいきなり
高彬に乗り換えた瑠璃父は面白からぬ存在じゃないかなー。
悪いのは見合いを壊した高彬だけど。
本朝3美人は…同時期と限らないなら、煌姫のママとかどうかな。
評判の美人だったそうだし。
作中で美人だと話題になっていたのは他には、師の宮の母と藤の宮の母だっけ
瑠璃は色んな姫を褒めるね
であったのに、瑠璃が顔を褒めていない姫っていないんじゃない?
藤の宮、二の姫、煌姫(俗っぽい事で気合い入れている時が一番美人)辺りが、
瑠璃が出会った姫で美人TOP3かな
煌姫と絢姫は争うのかな
あと一人、由良姫は…と思ったけど
可愛い雰囲気はあるみたいだけど
美人とは言ってないし、聡子姫も美人という表現はないよね。
高彬一族はあまり美形じゃないのかな。
公子女御はどうなんだろ。
兄の春日大納言がちょっと残念な顔っぽいので、そこまで美人ではないんだろうな
でも、性格が明るくて華やかなタイプなんじゃない?
師の宮や唯恵にきゃーきゃーしたりもする、影のないあかるいタイプ
藤の花が咲き零れるように愛らしい藤の宮
物語の姫君のように美しい、憂愁の二の姫
緋薔薇のごとくあでやかな煌姫
ときて、
華やかで明るい性格の公子姫
だから、容貌は中の上、といった所じゃなかろうか。
瑠璃は対面してないけど、大皇の宮があえて容貌に触れてない(よね?)からには。
高彬の兄の大納言の妻も評判の美女だっけ
公子姫がやや御懐妊でピースしてる絵は確かに華やかな美人だった
旧版か新装版か忘れたけど
>>694 それは高彬の兄じゃなくて、高彬の見舞いにきた人の妻じゃないっけ?
高彬にそのうち出世で追い越されそうであせっている人
>>696そうそう、高彬の出世に神経を尖らせてる筆頭の三位中将。その北の方が先帝の姪姫宮で評判の美人らしい。
本朝三美人に上げられるくらいの人だったかは分からないけど。
ちぇんじにもあったけど美しいと評判になるのは周りがせっせといい噂流すとこもあるみたいだから、アキ姫みたいに確かな後見がなくて世間の評判になれない美人の姫っていっぱい居るんじゃないだろうか。
どうでもいいことなんだけど、
>>695イラストのイメージを思い出せるのに
旧版か新装版か思い出せないってすごいなぁと思った。
物語+(イラスト)+脳内補正で同じイメージを
抱けるんだろうと純粋に感心する。
ここでは評判のいい旧版の絵が無理だった
(かといって新版も見てない)私には想像できない・・・
容姿だけが、美人の定義じゃなかった頃だからねー。
並んで人前に出る事がないから、姿形よりも詩のセンスや楽器の腕前等の教養の方が重視されていたかもしれない。
やっぱり昔中一の頃どっぷりハマってから30過ぎる今まで
この人が一番大好きな作家。
多分ずっと変らない。
タバコが憎い・・・。
生前一度でもお手紙差し上げれば良かったなあ。
もう言ってもどうにもならないけど。
ものすごーく今更ですがクララ白書1〜2を新装版でやっと読みました。思春期に読んどけばよかったなとちょっと後悔。
光太郎よりも年上になってから読むと女の子達がアグネス舎のお姉さん達まで可愛く感じましたわ。マッキーのいじましさも分かりましたw
続編のアグネス白書はこれだけ時間が開いてて、氷室先生が鬼籍に入られたことを考えるともう無理ですよね…あらすじは某所で読めたんだけど。
>>700自分も生前にお手紙差し上げてればなーとしみじみ悔やんでます。沢山の作品とそれを夢中で読んだ思い出をありがとうございました、と今書いても届かない…。
サリンジャー死去のニュース見て、ふと氷室冴子を検索したら、逝去されてて驚いた。
肺がんということはヘビースモーカーだったのでしょうか?
21歳ぐらいにバイト先店長から教えられて当時ハマってた30代男です。
コメディ系もいいですが、なぜか甘美さを感じた白い少女たちが好きでした。
あとこのスレ、途中からの漢字密度の濃さに吹いた。
ご冥福をお祈りします。
昔大雪で学校閉鎖で交通機関麻痺してるのに
ジャパネスクの7巻8巻発売日にざっくざく埋まりながら誰もいない本屋ハシゴして買った思い出。
あんなこともうしなかったしそれだけ本気でハマって大好きだったんだよなあ
この人の作品。
シンデレラシリーズも当時救われました。
>>702 私はクララもアグネスも最初は旧版を図書館で読んで
その後古本屋で地道に集めたよ。
なので地元の図書館で探してみればアグネスも見つかるかもしれないよ。
アグネスの旧版はもう読んだから新版を読みたかったっていう意味じゃなければの話なんだけど。
もし新版の文章自体が希望なら、
アグネスは確か、新書版でB6くらい?のハードカバーが出てるはず。
実家にコバルト文庫を置きっぱなしにしてるので、
ふと読みたくなった時に、近くの図書館で借りてみたら新書版だった。
文章が変わってるかどうかは、比べてないのでよくわからないけど。
氷室さんは推敲大好きだそうだし、少しは変わってるのでは。
アグネスの続編、というか未収録短編のことなら、私も未読なので読んでみたい。
大津君とデートに行って喫茶店に入り、さて何を注文する?
「チョコレートパフェ!」
のところが、
ミスドに入って「飲茶セット!」に変わっていた。
その飲茶セットもその後さらに進化して、今じゃ素晴らしい品数になっている。
709 :
702です:2010/01/30(土) 21:52:37 ID:zn6xStyo
>>706アグネス白書は文章を推敲した新装版を読みたかったなぁ…という意味で書き込んでました。
今読み返すと言葉足らずでしたね、すみません。旧版は地元で探しても見つからなかったのでネットで手に入れました。
>>707密林のマーケットプレイスでアグネス旧版文庫本を探したんですけど、単行本版はSaeko's early collectionの中の一冊で'95年出版のようですよ。推敲はされてるのかなぁ?
アグネス未収録分も読めるようにして欲しいですよね…それを含めた新装版が出てほしかったなとも思います。
未発表作は読めなくても、雑誌には載って単行本にはなってない寄稿文や短編を集めて本にしてもらえないかなー。
>>708クララ旧版はチョコパフェだったんですか?新版も'01年出版ですもんね。ミスドの飲茶セットは氷室先生が当時ハマってたのかなw
>>703温かなお言葉ありがとうございます(ノд`)
>>709 アグネスのハードカバー、たぶんその単行本のことです。
近くの図書館にまだあるので、旧アグネスを持って帰ってきたら、文を比べられる。
前読んだ時は、旧の記憶がおぼろげで、推敲されてるかよくわからなくて。
所々で語尾が変わってるような気がしないでもなかった…ような…。
ジャパネスクは文章にけっこう手が入ってて加筆も少しあったから、新装版を揃える甲斐はあると思いますが。
未収録短編集、いいですね。
読みたいです。
いよいよとなったら、国会図書館からコピーを有料で取り寄せる、という最終手段もありますね。
ただ、大昔、別作家さんのでそれやって無事読めたけど、自分だけ読めてもなんだか空しい。
普通のコピーだから保存もかさばるし、ほんと最終手段って感じですが。
ジャパネスクの最後の二冊は30歳くらいの時に描かれたものなんだな
今でも何度も読み返すけど
あとがきに次はアンコール番外編て書いてあるから
願わくば書いて欲しかったなあ
断筆されてたことも知らなかったしとても残念だ。
ジャパネスクはちゃんとキリが良い所で終わっているから、まだいいかなあ
銀金もキリがいいっちゃいいけど、謎が一杯残されたままだし
冬夏や蒼の迷宮なんて…
なぎさ、多恵子、北里の三部作面白かったから、
野枝の話も読みたかった。
野枝の話もずっと待ってた
野枝話、誰か書いてくれないかのー
あったら創作メモとかをもとにして
野枝の好きな人を知りたい
どっかの支店長夫人で童貞捨てたのくだりで、なんとなく北里っぽい気がしたけど
銀金はイラスト集の飛鳥バージョンが切ない。
読みたかったなー。あの辺りでハッピーエンドくるのだろうか?
真澄は死んでしまったけど、残った真秀・佐保彦が少しでも幸せになる展開を見たかった。
転生先でどうなるにしろ、あの真秀・佐保彦でいられるのはあの時だけだから。
佐保姫…は幸せにはなれないよなあ。好きなんだけど。
御影が運命を変えなかったら、佐保彦たち兄妹は生まれていなかったのか、
それとも、真秀が本編最後に思い起こしたように、
すべては意沙穂とカツトメからの悪い夢なのか〜〜
ちょっと前の融は高彬を越せるか?って流れじゃないけど
高彬が衛門佐から右近少将に昇進した時、融も昇進したのかな。
太夫君と呼ばれていたから、当初は五位で官位も釣り合ってたと思うんだけど。
大納言が心配して実務職に就けなかったんだろうか、なんて想像してしまう。
若手の実務職なんて名門子弟のポストじゃないもんね。
なんとなーく、昇進から取り残されてそう。>融
父親は姉の始末に忙殺されて、融の面倒どころでは。
ただ、現在どれくらい融・高彬の差が開いているかは不明だけれど
上のレスの流れだと、融は高彬に逆転できる要素は一応あるように見える。
融は総領息子、高彬は末子。
また、高彬は一妻主義だから、瑠璃姫に何かあれば、あるいは、
融が由良姫をなんとか得て、もう少し出世したら
藤の宮さまを口説き落としてと、後ろ盾を増やせたら、有利になれるような。
融はちぇんじの綺羅パパっぽくなりそうな気がする
なんだかんだ言ってのほほんとそれなりの地位に出世してそう
ていうか瑠璃いわく、家柄の良さが災いして出世欲のない瑠璃父がよく内大臣にまでなれたね
一人娘に見せている顔と
職場で見せている顔が全く違っててもおかしくはない。
蓄財の才もあり、娘のスキャンダルも乗り越えて、内大臣として押しも押されぬ立場。
出世頭の青年を娘婿にキープ。
若い後妻、愛人も数人。
世間ではお人よしで通っていて、これといった政敵もいない。
実はかなりやりての狸か。(※冗談です)
後妻の母上は、別に若くもなくない?
見た目が実年齢より若く見えるってだけで、実際はそうでもないんじゃない?
なんせ瑠璃の実母と文のやり取りしたくらいだし
>>722 家柄さえよければ、特にライバルもいなけりゃ出世するだろう
父親が関白左大臣なのに、内大臣止まりなのが不思議なくらい
瑠璃父の上位にいる左大臣や右大臣だってその父親は摂関大臣だったのだろう
それに内大臣止まりというのは上が埋まっているというのもある
公子姫に皇子が産まれたら東宮間違いなしで右大臣が摂政に立つであろうから
余計に高彬と融の差が広がる可能性がある
叩かれ覚悟でジャパネスクの続編を書く奴いないのか
ネット上で公開すれば金がかからないし自分の好き放題にできるぞ
結構あるよ。同人誌とかも出てたし。
>>727 ファンの書いた二次創作作品をわざわざたたく人はいないでしょ
「これが公式です!」って宣言するならともかくとして
そうだね、少なくとも自分は叩く気はないな。
それ以前に興味がないかも。
他人が続き書くって、赤毛のアンみたいな感じとか?
確かに叩かれてるのを見かけるような・・・w
でも碧の迷宮だけは、本当に本当に本当に続きが読みたかった。
夢に出てくることがある。
すべてやりかけという感じがなんとも・・・
ぐぐってたら、「昔コバルトに銀金の次の章のキャラクター紹介を載せたページがあって、
次の主人公は日何とかという名前のカガメと同じような目の不自由な子と書かれていた」
みたいなレスを見つけた。
多分佐保彦の章に続く第三部のことだと思うんだけど、今更ながら本誌買っとけばよかったなぁ。
日触かなあ>日何とか
読みたかったなあ。
小萩ってジャパネスクが続いたら結婚とかしてたのかな
小萩は、一生独身な気がする
あと、煌姫と守弥も・・・
煌姫は、行かず後家として結局一生瑠璃にくっついて
一緒に茶飲みながら仲良く口喧嘩してる老後が想像できる
煌姫って本人が勘違いして言ってたけど、内大臣の養子として後宮に尚侍として出仕する事って
可能なの?
そうなった場合、鷹男が煌姫に手を出すか気になるw
瑠璃いわくなんでもイケるらしいから、煌姫ですら可能なのかなと
独身主義者だった本人が結婚して周りが独り身だらけだったら因果なものだな
>>737 可能だけど、そんなことした右大臣家は面白くないはず
瑠璃父は右大臣家に対抗してウチも!と出世欲満々なタイプじゃないし
娘婿の実家への遠慮や、政治的バランスも考えるとやらないと思う
>>739 可能だけど、あまりあり得ないのか
男皇子が産まれた後なら、鷹男が遊ぶのもある程度大目にみるかもしれないなと思ったんだけどw
内大臣家が後見につく煌姫だと、危険な遊び相手と認識されると思うよ
零落してるとはいえ宮姫で、その零落ぶりは
内大臣が後見につくことでカバーできるしね
男皇子一人産んでも、今後どうなるかわかんないし
右大臣としちゃ、できることなら承香殿に夜を独占させたいくらいじゃなかろうか
尚侍出仕程度なら、何も言わないと思う
>>740の言うとおり、公子姫に皇子さえ生まれてれば右大臣家の地位は
盤石なわけだし
何となくだけど、公子姫は一人産んだら続けて子を授かるタイプの気もするし
ただ、女御入内させるとなったら話は別
ちぇんじの綺羅姫の出仕とは、また違うよね
あれは女御達に皇子がいなかった上、主上が強く望んでの出仕だったし、
おまけに裳着も主上のお声がかりだった、摂関家嫡流の大姫だから、
「女御入内したら中宮候補筆頭」だもの
でも、道長娘の威子の例もあるし・・・
特例を引き合いにしても意味はないよ、特例なんだから
>>737は、単純に煌姫の尚侍出仕が現実にあり得るかどうか、
そしてその場合、鷹男は手をつけるかを知りたいんだよね?
前者は可能性としてはアリ
後者も煌姫本人が超その気で、尚且つ鷹男のストライクゾーンは
相当広いし、気の強い美人はOKだと思われるのでアリだろう
宮姫の尚侍は、どれくらいのポジションなんだろう
愛人クラス?
尚侍は愛人クラスじゃないかな、宮姫でも大臣の姫でも
子を産めば御息所になれる
煌姫、好きだ
師の宮編の最終巻で、呆然としている瑠璃姫や他のみんなに、「人生最後まで捨ててはいけませんわ!」と
叱り飛ばすところが気持ちいい
持ち前のリアリストぶりで後宮で出世していく煌姫も見てみたいし、人妻瑠璃姫の客分として内大臣家で
瑠璃姫と二人でお茶飲んだり都を騒がせたりするところも見てみたかったな
ホント、煌姫が男だったらどんな人になってたんだろうな
例えば師の宮みたいな状況に置かれていたとしても、策略を練って絢姫の入内を阻止したりするような
精力的な宮様だったろうな
>>733 佐保姫の産んだ王子主役ってことかな?
たしかなかなかしゃべらなかったんだよね
ただ名前が誉津別命なんでどう日につながるか想像できないけど
どうでもいいが、氷葉州姫の漢字が日葉酢媛で、昔で言うヒという音は日につながるんだなーと思った
ヒコイマス は日子います(和邇豪族を起こす男はここにいる)
だったよね。
>>734さんじゃないけど日触かな?と思った。日何とかと言う次の主役。
口じゃなくて目の不自由な子だし、真秀→佐保彦→ときたら真澄の転生
先の可能性の高い日触か?と。普通に「日」だし。
そして3巻の口絵の男女って成長した日触と大人になった真秀だったりして、と妄想。
佐保は和邇によって滅ぼされる、とあとがきにあった気がするので、美知主のところへ
行ってその後真秀の血筋を利用して日触と共同統治とか。
3巻の口絵は佐保の兄妹神のイメージだと思ったけど
日触って真澄の転生先確定なの?
御影が母親の腹にいる時から声が聞こえていたと言っていたから
胎児の時点で既に日触には日触の魂が入っていて
日触の血筋に真澄が転生するのであって日触=真澄とは思ってなかった
昔氷室さん関連スレか何かのスレでその「日何とかというキャラ」についての記事が話題になってるのを見た
気がして、でも勘違いだったかなと思ってたんだけど、上のレス見てると本当にあったっぽい?
「また目が見えないのか」とか「お産に時間かかってたのが悪かったのかな」みたいなレスがあった記憶。
その頃自分まだ銀金読んだことなくて肝心な部分は覚えてない上、やっぱり記憶違いかもしれないが。
「お産に時間かかってたのが悪かったのかな」ってレスがあったってことはやっぱり日触なのかな?
銀金内で当て嵌まりそうなのが日触しかいない
>>754 それは、日のつく名前の目の不自由な子が日触を指す場合じゃないの?
もし日触なら、目の不自由になった理由は〜て意見だと思う
その記事が載ったのっていつ頃のコバルトなんだろう。
他にその記事読んだって人はいないんでしょうか。
個人的には日触主役で中の人は真澄、だといろいろ面白そうだと思うん
だけど、それだとまた盲目ってのがむごいな。
これからこの赤子の時代がやってきますよーと言わんばかりの誕生の
仕方で、誰かの転生体にしても、そうでないにしても、結構重要人物に
なっていくのかもなって感じだったけども。<日触の王子
あー読みたかった。
佐保彦王の乱の時に速穂児がどうなるか物凄く読みたかった。
那智を宿しているときの速穂児が格好良すぎて連載中に何度机に突っ伏したことか。
銀金は一応完結したからまだ良いけど、冬のディーン 夏のナタリーとか
完全にブツ切りだから、未だに続きが気になって気になって
仕方が無くなる事があるよ。
大学入学してからどーなんのっ!!って感じで。
>>745 皇族の姫が尚侍になってたのは清和天皇の時が最後みたいなんだけど
この尚侍は女官として叩き上げた最後に到達してるから
宮廷の華というよりは、バリバリのキャリアウーマンって感じかな。
上級の女官は下手な貴族より給料良いし、権限も伴ってるから
二世三世の皇女が出仕してたみたい。
煌姫も初っ端から尚侍と言わず、掌侍位から頑張れば女の栄華も夢じゃないんじゃない?
源氏物語の朧月夜みたいに正式な妃にするには憚りがあるけど
せめて愛人に・・・ってパターンだと、村上天皇の愛人だった藤原登子なんかが
該当するけど、尚侍になったのは天皇の没後に、次代の天皇の教育係って名目でだし。
平安時代の尚侍っていうと、入内前の摂関家の令嬢が箔付けに貰うポストってのが
やっぱり妥当なんだと思う。
でもこれが典侍になると俄然愛人のイメージが高まるね。
?
妃にするには障りがあるけど帝の寵姫で権勢を誇った尚侍は
藤原薬子がいたけど、時代がもっと前だよね
煌姫が、もう少し前か少し後に生まれてたら
帝の寵愛を武器に権力を手にすることも出来たかもしれないキャラだとは思う
手持ちのコバルトひっくり返して真秀の章総集編が載っている95年6月号を
見たけど、その時のQ&Aでは「運命の皮肉というかふたりの転生先は仇と
もいえる春日豪族」という答えで誰に転生するか具体的には書かれてない。
誰に転生するかを答えたインタビューがあるならその後になるんじゃないの
かな。
しかしこの時の先生の答えを読んでると、佐保彦のその後はすっ飛ばして
推古天皇の時代に春日豪族を中心にした一大ロマンを書くつもりだった
ように見えるんだよね。あの後どう展開する予定だったのか、転生先の話が
読んでみたかった。話にキリが付いてるだけましなんだけどさ。
ああああ読みたかった…
>>757 那智については「そうきたか!」って氷室さんにしてやられたー、
でもいい意味での「やられた感」で、すごくわくわくしたのを覚えてる
どんな子だろうと想像してたんだよな、「佐保最強の霊力の主」と
思い込んでた時は
改めて読み返して、伏線の張り方本当にすごくて、これが伏線って
やつだよなあと感動してた
>>763 >「佐保最強の霊力の主」と 思い込んでた時は
そうか?
俺は最初の方から、佐保の神人の霊力の総称ではないかと思っていた。
だってさ、佐保最強の霊力者は巫女姫なわけだし。
佐保の神人でも到底、太刀打ちできない霊力を大闇見戸女はもっていると再三に渡り指摘されている
そうなれば彼女以上の霊力をもつのは誰かとなれば、佐保の神人全ての霊力って事しかありえない。
この考えで行くと、那智を目覚めさしたとか
そんな表現がぴったり合うもの
>>761 時代考察を嫌う人がいるけど。
春日野は、もともと佐保の支配地域の一部だったと考えられている。
大闇見戸女の母親は「春日の建国勝戸女」と呼ばれているから。
春日豪族というのは、春日野を支配領域としている豪族でしょうが。
それは和邇氏に他ならないよ。
和邇氏は本拠地を和邇坂から春日野に移して春日氏と称したのだから
その分派の蘇我は、蘇我入鹿を出した。聖徳太子の時代の最大の豪族だ
しかしもともとの本流の春日氏はその時代にはかなり力を落としていたはず。
>>758 「冬のディーン 夏のナタリー」の続きは私も読みたいと思っていたけど
氷室さんは書くつもりはなかったようだね
容子とタケルの恋くらいは決着を付けて欲しかったし
それに容子の恋敵のモトカノ、何ていったかな?
彼女と容子の修羅場を空想してゾクゾクしたよ
いや、実は現代に真秀が転生した場合のストーリーを考えた事があるけど。
何か、ドロドロしい内容になった。
一族の運命の巫女姫でありながら、一族を呪い、滅びを見届けた真秀は佐保一族の怨霊たちに呪われることになった。
そんな感じでね。
佐保の一族のその無念のやり場のない思いを、佐保姫なり佐保彦なりの転生とが救うって感じかな。
氷室さんが書きそうに無いストーリーだが、銀金の展開を考えれば案外、好きだったりしてと思ったりもする
この作者のことは、平安モノしか知らないが
ほとんどの作品が中途半端って、高河ゆんみたいに飽きっぽいの?
作家として失格じゃね?
がゆんとは、ちょっと違うと思う
田中芳樹やクランプみたいにタラタラ描いてるうちに
時代が変わって続きが出せなくなったってのとも違うよね
銀金や碧は何か事情があって新刊を取りやめたっぽいけど事情が不明
それでも銀金は単行本で一応ちゃんと終わってるし
ジャパは人気シリーズゆえにファンや出版社が続いていくことを望んだけど
本人はキレイに終わらせて続き書く気はなかっただけだよね
クララアグネスもちゃんと終わってるし
ほとんどの作品ってことはないような・・・
自分は冬夏読んでないから、気になるといえば碧の下巻くらい
上手く言えないんだけど、
作品を完結した後の喪失感が激しかった人なんじゃないかと思う。
手を離れてしまうのが寂しかったと言えばいいのかな?
だから、クララとか何度も推敲して手元に引き寄せたりしている気がするし
終わらなかったのではなく、終わらせずに居たような。
区切りは付けていたけど完結ではない曖昧な作品が多いのは、そのせいなんじゃないかな?と思う。
ジャパなんかは「最終巻」とか「ここで終わり」という言葉がなかったから
新装版が出版された時は、続きが出るものだと思ってずっと待っていたし
銀金は文庫のあとがきしか読んでいないが、すごく長〜い話になると書いていたのに
そんな冊数が出ないで終わっちゃったみたいだしね
平安モノって、ちぇんじとジャパと碧くらい?
ちぇんじは完結してるし、ジャパも氷室さん自身は続きを書く気がなかった。
「難しい」と言葉を濁したのは、編集部としては続きを書いてほしかったし
新装版出してプッシュしまくってたから、「シリーズ終わりです」と言わないで
ほしかったんだろう。
碧は出版社と何かあったのかなーと思った。
氷室さんが「出す」って言って出さなかった本は少ないと思う。ジャパも「年内に
完結させる」って言ってたから、6巻ラストで「どう終わらせるんだ」と心配したけど
7・8巻同時刊行で本当に終わらせた。
殆どの作品が中途半端なのは、若木さんとか前田さんとか、何より藤本さんだな。
曖昧な作品って、新シリーズ開始予告してた銀金くらいで
あとは、ちゃんと終わってたと思うんだけど
曖昧かな?
夏冬など、どうにも消化不良キミだ。
このスレも長いこと見てるけど、
日がつく人物が第三部の主人公かも?っていうのははじめて聞いた話だ。
佐保彦の章が終わったら、いっきに時代下るんだと勝手に思ってった。
難産といえば、須久禰の娘も難産だったよね。
画集に載ってた短編のあと、彼らがどうなったかも気になる。
確かに、銀金は物語上での区切りはついてるんだけど、
伏線もたくさん張られてたし、なにより登場人物たちの心情面で
あまり決着ついてないのが心残りなんだよな〜。
速穂児や佐保彦はどう決着つけるんだろうと今でも思う。
久しぶりに読み返してたら、
同じく氷室ファンの父といろいろ話して、さらに盛り上がってしまった。
何ヶ月か、何年かの周期必ず氷室さんを思い出してしまう。
>>767 転生できるのは、選ばれた人だけじゃなかった?
佐保姫は真秀と真澄だけだと思い込んでたし
こういっちゃなんだが、佐保彦と姫はあくまで選ばれていない凡人なんでは…
上の方にある今後の展開のネタばらしでは、2人は(誰かは不明)仇ともいえる
春日豪族に転生するって先生がおっしゃられてたし
少なくとも佐保彦もしくは佐保姫は転生するでしょ
あるいは両方
それよりも真秀の最後が気になるわ
佐保滅亡とともに自分も死ぬのか、それとも美知主の最後を見届けるまで
ずっと生きてるのか
真澄にとって春日豪族は仇でもなんでもない
というかその前に死んじゃってるし
真秀と真澄だと思う
日触王について調べてみたが、和邇氏の日触使主というのが応神天皇の后の父親として登場する。
資料的にはこれくらいしかわからないな
このあたりの時代は大和武や神功皇后と古代史の有名どころが登場する時代だし
一説には新王朝の創始者とされる応神天皇の時代がさらに続くから。
氷室さんはその辺で物語を作ろうとしていたのかも知れないな。
正直、想像が難しいけどね。ただ、大和武は一度やっているから、改めて書くかどうか首を傾げるが
>>776 佐保彦や佐保姫が転生しなければ物語も成立しないと思うが
真秀は話の展開でどうなるかわからないけど、
真澄にとっては仇じゃないんじゃ。
>>781さんがいうみたいに、真秀と真澄だけじゃ
話が盛り上がらないような。
せめて佐保彦は転生するんじゃないかな。
画集にも飛鳥バージョンで佐保彦入れた三人が描かれてたし。
>>776 ある意味選ばれているんじゃない?
「滅びの子」なんて存在なんだし
佐保彦は春日豪族に転生する、と氷室さんが講演でおっしゃっていたと
書き込んでくれた人が過去スレにいた。
イラスト集に飛鳥バージョンで描かれていた三人は転生確実じゃないかと。
仇って言ってもよくわからないなぁ。「とも言える」って曖昧だし。
何らかの形で春日豪族に佐保の血が残るかもしれないし、そうなったら真澄に
とっても場合によっては仇かもしれない。
真秀も真澄も佐保の蘇りの血が潰えた時に幸せになれると言ってるのに、永遠に生か
す子の予言で息長や和邇だけじゃなく 混ざった佐保の血も繁栄させちゃうような展開
になったら皮肉だよなw
真澄が自殺を選んだ遠因のひとつは佐保彦だしね
真秀が佐保彦と恋をしたから、だし
もともと真秀の章は、銀金シリーズ全体の序章であり
三巻程度で終わらせる予定だったのが、十一巻まで延びてしまったわけでしょう。
氷室氏はこのシリーズを50巻程度を考えていたようだから、つまり五分の一が真秀の章になってしまったわけだ。
真秀の章の後は佐保彦の章。それが終わると真澄の転生の日触の章だったはず。
それやこれやで最終的には現代版を書いてそれで長い転生に決着をつけるつもりだったのではないかなとか思うけどな
現代版って、バイク乗って走ってバトルする例のアレですか。
>>787 氷室氏がそういうのを書くかどうか考えればわかると思うが
少女小説家は死なない!のノリでw
単品ならともかく長編の締めにそういう現代版が来たら笑えないけど
まあ実現する事はないからある意味気楽だ
クロノクロスかーw
コバルト本誌で銀金の四コマを
一年間ぐらい連載したことあったよね。
あれで銀金の本編も連載再開するかもとwktkしてた…
でも、なんであの時期に4コマの連載が始まったんだろう。
コバルトはあのころ氷室さんにいろいろはたらきかけてて、
その一環で・・・とかはないか、やっぱり。
もう内容は忘れてしまったけど、もう一度読んでみたいなぁ。
年明けてから飯田さんのホームページに動きがないのが残念。
1月に更新予定と書いてたような気がするんだけど
転生したときに記憶を残しているかどうかも気になったけどね
普通は転生した以上は記憶をなくすが、しかしそれではどう前世と物語をつなげるかって問題がある
きっと、私の前世は・・!ってw
んで、前世の記憶を頼りに仲間を集めるんだね
>>792は一体どこへのレス?
上の本編の後に現代編って冗談じゃないのか?
「聖徳太子の父親の時代まで250年ほど転生を続ける真秀の話です」って感じ
の文章があったし、飛鳥かそのあたりで一応決着がついて転生終了、現代までな
んてこないと思ってたよ。
転生した真澄が思いっきり大暴れするの見たかったなー。
妙に神々しくて上品だけど、いざって時には美知主を思わせる威厳のある声出し
たり凛々しげなのが好きだ。
>>794 >>792は一体どこへのレス?
単なる私の疑問を書いただけです
>「聖徳太子の父親の時代まで250年ほど転生を続ける真秀の話です」って感じ
こんなレスがあったことは知らなかった
現代版が出るのは、最後の最後でエピソードとして書かれるのではないと思っていたけどね
全50巻なら案外、一巻分は現代版として割り振られるのではないかとも考えたが
もちろんこれは私の勝手な憶測で、何ら根拠はない
せめて氷室さんが残したプロットを公開してくれないかな。
未完の作品群が物凄く消化不良気味なんですけど。
>>794 >上の本編の後に現代編って冗談じゃないのか?
転生した後の記憶の話をしてるだけで
794は現代編の話をしてるわけじゃないのでは?
間違えた
ラスト行は792ね
>>794です。ごめんなさい。
何だか勘違いした上に読み返してみたら感じの悪いレスになってるのに気がついた。
「聖徳太子の父親の時代まで…」と言うのはレスじゃなくて氷室冴子読本にあった
氷室さんの文章です。今手元にないので氷室さんの文章そのままではありませんが。
用明天皇だっけ?
あそこらへんまでやる予定だったのか
長すぎて心が折れたのかな
今のラノベ界みたいに
三ヶ月ごとに新刊が出て
シリーズ全作合わせて30巻超えとかが
あたりまえの時代じゃなかったからな
あのペースで飛鳥までやったら、何巻になったんだろう
>>802 氷室氏は全50巻を考えて構想を練っていたそうだが
しかし当初は三巻程度だった真秀の章が11巻まで伸びた
その調子で伸びれば単純計算で考えれば180巻程度になるだろうな
もっとも、そんな事はまず起こらなかったでしょうけど
宇宙皇子をも軽く凌駕する長さだね
そりゃ、心が折れても仕方ないな
銀金がコバルトで再スタートすると予告で出た時、それを楽しみに待っていたのに
開いてみれば掲載されていなかった。
そのときの事を思い出したな。がっくりした。
風呂敷を広げ過ぎてイヤになってしまったのか・・・
グイン・サーガみたいになってしまったかもしれない
とか考えると、、、うーん
>>807 自分もそれ思ったよ。
劣化しまくって、単なる真秀マンセー小説とか、
史実も、時代考証無視のキャラ萌え小説になるぐらいなら、
途中で終わってくれてるほうがありがたいと思う。
氷室さんは小説第一という生き方じゃなさそうだから無謀と気づいた時点で
やめたんだろうと思う。
棒グインなんかは小説と自分自身を切り離せなくなってダラダラになったような。
ほかの作品も未完で放置されている時点で、果たしてそうなのかなあ?
未完作品で思いつくものは、
銀金
碧の迷宮
冬のディーン夏のナタリー
ほかには何があったっけ?
ジャパネスクも世間的には一応未完の部類だと思ふ
完結は無理だとしても、せめて佐保彦の章だけでも書いて欲しかった
「少女小説家を殺せ」だっけ?
あれも未完だったよな。
冬夏はキャンパス編とか銘打たずに、3巻で決着つけてくれればよかったのに
続き書かないんならさ…番外編の弟の先輩の話、いらなかったよ…
「容子さんには関係ないでしょう!」ゆりが声を荒げた
「関係あるわよ、私、ワタルとシタのよ」容子は、その言葉を放った後で何かひどく動揺したように項垂れた。
「・・・・今の話、本当なのワタル」ゆりが呆然とした様子で僕に話しかけた。僕は首を縦に振った。
三巻で、こんな修羅場のシーンが三人の間で繰り広げられる事を期待していた。
そしたらプライドを捨ててワタルを取られまいとする容子と、ワタルに未練のあるゆりの二人の葛藤が楽しめたと思う
結局、第三巻は出なかったから、期待だけで終わったが
ジャパネスクも少女小説家も、一話完結ものというか、
続きを出そうと思えば出せるものであって、
未完だとは思わなかった
>>817 どう思うかは人それぞれだよ
自分は続きがまだでるものだと思った
あとがきで、次は番外編って明言していたから、未完といわれても仕方ない気はする
でも、ほかの未完作品と違って、伏線も消化し物語的にはきちんと終わらせているから、続きが読めないというストレスは感じないな
えっと、話を戻すけど、変な話だが銀金シリーズの主人公ってのは、転生とかしてもずっと真秀なの?
最初の主人公の真秀は、シリーズを通じて物語のキーパーソンとなる存在として位置づけられる事にはなると考えていたが
しかし佐保彦の章とかもあるから、次の章では佐保彦が主人公となって物語が描かれると思っていた。
もしかして八百比丘尼伝説のように、真秀はずっと生き続け、大和と佐保の運命を見つめるとか
そんな展開も考えていたけど
ただ、
>>821 ちゃんと表紙に「古代転生ファンタジー」って書いてある。
どこをどうしたら、八百此尼が出てくるんだか。
あとがきも読みなおした方がいいよ。
>>822 他の人が転生するのかもしれないじゃん?
美知主とかが転生したとして少女小説になるのか?
美知主とかが転生するかは知らないけど、真澄と真秀は誰をおいても転生するだろう。
「転生を続ける真秀の物語」なんだし、お互いの転生先で巡り会うと言ってる。
誰かの章で中途半端に終わるくらいなら、真秀の章で終わってた方が個人的にはいいな。
佐保彦の章って言ってもようやく佐保が滅びるだけなのだろうし。
あとがき見ると真澄の転生先と真秀の再会も同時進行でみっちり書かれていったのかな?
美知主の最期や、その野望が成就するのかとか、大和がどうなってくのかとか、
真秀・真澄・佐保彦の転生先の話とか…、全部読みたかった。
佐保が滅びるだけって、その過程が読みたかったのに
佐保彦が佐保姫を唆すなんて展開はありえないし
せめて、せめて佐保彦の章だけは読みたかった。
転生した先の時代は読んでないから諦めもつくけど、
真秀世代の話は、佐保に滅びの兆しが…ってとこだから、
佐保滅亡までを完全に終わらせてほしかった。
単に真秀と佐保彦の恋の行方を知りたいだけだけどね。
お互い想い合ってるのはわかってるけど、真澄の死があって
真秀の気持ちが変わったのか、それとも「佐保は許さないけど
佐保彦は好き」のままなのか、知りたかった。
>>812 ジャパはエッセイでもインタビューでも明らかにこれ以上続編は
書きたくない(書けない)って感じの事言ってたじゃん。
>>828 新装版が出た時にもしやと思ったけどな
番外編書くような事言っていたよね
あれは「もし続編を書くとしたら〜」という仮定の話であって
ファンに対するリップサービスでは
831 :
イラストに騙された名無しさん:2010/02/15(月) 01:44:44 ID:DxRNYVLV
単に佐保彦が好き、だから佐保彦の章が読みたかった
ツンデレ王子最高
>>818 少女小説家は死なない!は1話完結といっていいと思うけど
殺せ!の方は思いっきり中途なんでは?
読んでないから気にもならないけど
「殺せ!」の方もちゃんと完結してた気がする
なんつーか、彩子センセはやっぱり彩子センセだったみたいな感じの終わり方で
ただ前後編だけどページ数が足らなくて文庫化しなかったのかな、と
あ、ちゃんと完結してるんだ
それは失礼いたしました
コバルトの本スレで
>去年辺りに本誌に載った氷室さんの平安もの(ジャパネスクでない)
って書き込みがあったけど、知ってる人いるかな?
いたら詳しいこと教えてほしい…
最後にコバルトに載ったのは
2005年01月 平安王朝小説特集「月の輝く夜に」加筆再録+コメント
あたりじゃないかと思う、買ってないから違ったらごめん
亡くなった時の特集に、ジャパ1話が載ったという話はあったけど、ほかは近年では
>>837のだけだよね?
839 :
836:2010/02/19(金) 21:45:37 ID:4wOTMdHT
ありがとう。
「月の輝く夜に」って銀金じゃなかったっけ?と思って見てみたら
それは「月がみていた」だった。
「月の輝く夜に」は未読だな…
未収録だからもう読めないのか。残念だ。
自分も読んだことがない
かいつまんでどんな人物が登場するのかだけでも教えてほしいです
私も、銀金の番外編と混同してた
どんな話だったんだろう
国会図書館行けば読めるかな?
平安時代の受領かなんかの娘の1人称で彼女に通う中年貴族の娘(入内予定・顔に傷有だったかな)と
あってうんたら〜ってあらすじってむすかしい、書けんw
>>834 「殺せ!」の方のほうは、ブスOLに男ができた。で、このまま結婚まで進行するように
努力してる最中で、米子と編集の細田さんがいいカンジの関係で、できちゃうのかなとの予感をさせた。
>>839 コバルト文庫の方に要望を出したらどうだい?
向こうは商売だから、要望が多いなら短編集を出版するよ
ジャパネスクだって新装版を出したくらいだから
コバルトは東京上野の「国際子ども図書館」に収蔵されてるから
未収録作品も掲載号調べていけば読めますよ
コピーも有料で可
オデパンの何が嫌って、マオの「エコノミーなんてあり得ない、信じられない」的に
庶民をバカにした思考が全面に出ているとこかな。
だからむしろ容子の方がわかりやすくていいじゃねえかと思った。下品だけど。
これを生粋のセレブが書いたならまだしも、ひとみちゃんだからな…。
確かに今はセレブ(笑)かもしれないが、そもそもその金はラノベで稼いだものでしょ?
なのにどうしてラノベ読者層をバカにした書き方するんだろうと思う。
藤本さんのスレの誤爆か?
オデパンって何?
>>848 藤本ひとみさんの文庫小説
超セレブニート(働いてる人もいるが、基本は親の会社へコネ入社)達の
サークルみたいもんのことを、優雅にフランス語でオデパンと称している
が、コバルト時代の人気キャラを酷い形で出したりしているので、コバルトの頃からの
ファンにはいまひとつ不評
トン
でもコネ入社でも働いているならニートじゃないんじゃないの?
って思ってしまった
>>850 男性陣は働いてるけど、女性陣は基本働いてないってか主婦
あるいは離婚してニート状態
ってスレチだな
氷室さんとは別の理由で「続きが読めない作家」になってしまった人だ…
個人的に少女小説じゃなくても、氷室さんの作品を読めたら嬉しかったけどな
でも、少女小説じゃない氷室さんの作品は、個人的にはちょっといまいちだったかな…
蒼の迷宮は好きだったけど、ターンとかはいまいちだった…
いもうと物語は好きだった
もしかして海がきこえるに出てきた津村知沙のモデルは氷室さん自身なのかなぁ?
不倫恋愛して失恋したのかな。
氷室産も現実の男性に
拓がやったようにああやって慰めてもらいたかったのかも。
自分は、朝衣や利根のキャラ形成は
先生の思春期の内面とリンクしてそうに思った
利根や朝衣の恋愛エピは
同じ体験を元に書いたんじゃないかな
いもうと物語やプレイバック読んでも
素直になれない可愛くない自分、みたいな・・・
そういえば氷室さんの主人公やヒロインって妹が多いなって思ってた
自身が妹でもあるから、キャラにそれを反映させてキャラを作っているのかなと
基本は似たタイプなのに、しーのがよくて多恵子が駄目なのも、しーのは妹タイプで多恵子が姉タイプだからかなーと
思った事もあった
最近、故人となった有名作家の新作小説がちょくちょく出るな。
大半が作者自身が発表を控えたような失敗作とか
悪ければプロットだけ書いているのを元に別の作家が書いた作品とかだが
氷室さんのそれは出ないかな?
別の作家が書いたのなんてヤダ
とりあえず「氷室冴子」と名の付いたものは
なんでもいいから読みたいけど
きっとガッカリするんだろうなと思う。
>>845 こども図書館から有料でデータ送ってもらえました
ありがとう
持ってる本でも見かけると買いたくなってしまうw
散々既出だけど、他の作家さんが書くくらいだったらプロットだけの方がいい。
と言うよりも、もうプロットも殆ど諦めてるし、出てきたならそれだけで奇跡だよ。泣いて喜ぶよ。
氷室さんのことだから、習作の原稿があるんじゃないかと
にらんでたんだが……。
ただそれが残っているかどうかはわからないし、遺族がだしてくれるかどうかも
わからないしなぁ。
単行本未収録作品とコバルト記載の対談とかと
それで足りなければ追悼寄稿とかも入れて
追悼本出して欲しい
やっと規制解除キター!
>>863出して欲しいですね、それ。コバルト掲載分だけでも文庫本未収録の短編が結構あるみたいだし。
御遺族の同意さえいただければ可能なのかな。微力ではあっても編集部にお願いしてみます。
ガールフレンズみたいに本誌に載った企画を転載したり
もう何でもかんでも入れて欲しいよねw
ご両親て生きてるの?
>>866御両親はご健在だとしても結構なお年かと。遺族の許可云々となるとお姉さん御夫婦に話が行くと思います。
未発表作ならともかく書籍化してないものを集めた短編集なら問題はそんなに発生しないと思うんだけどなぁ…遺言でもない限り。
お父上は亡くなられてたような・・・
先生の訃報の時点では母上は御健在だったはず
コミックスの(C)は、Chihiro Oomura になってるね。
>>868 お母上も、お亡くなりだったのでは?
>>2を読む限り、喪主がお姉さんになっているから、お母さんも亡くなられていた可能性もあるね
喪主は、高齢で尚且つ母親の場合はしないのがほとんどだよ
先生にお子さんがいらっしゃれば喪主はお子さんが務められただろうけど
未婚なので、お姉さんが喪主なのは普通な流れ
>>872 姪御さんをとても可愛がっていらしたそうだから、遺産として
譲った可能性はあるね
当たり前だが、お姉さんより若いから長く管理できるし、今は
足りない部分もお姉さん達がフォローできるし
実子のように可愛がって育てたという姪御さんだね
エッセーや後書きによく出てたよね
大抵独身で姪がいる人は姪バカになる
姪御さんが少しでも氷室作品に興味を持っていたなら、続きをせっついてくれただろうか…
いや、無理か…他人にせっつかれたからといって、書く人じゃないよなあ、氷室さん
姪御さんが著作権者かどうかわからないけど
今いくつぐらいなんだろう?
未収録作品を出版するように行動できる年ならいいんだけど
20代から30代じゃない?<姪御さん
著作権者がどなただとしても、未完分も未収録も含めた
完全版の全集を出してくれないかな…
確か、銀金のあとがきで、当時中学か高校生の姪御さんをネタにしてなかったっけ?
漢字ばっかで難しーいとかいう姪御さんに、小学生も読んでいるのよ、とかっていうの
50代の氷室さんのお姉さんの娘なんだから、ある程度落ち着いた年齢でしょう。
冴子の東京物語の「育児ゲーム」に記述があるね。
お姉さまが教師で遠隔地勤務だったので、姪御さんの養育は
氷室さんとお母さま(姪御さんのお祖母さま)がしていたと。
大学の図書館で育児書を読み漁り、短大の教育学教授に伺ったりしながら
オムツを換え、ミルクをやり、スキンシップに励み(頬擦りしずぎでお医者様に怒られたw)
人見知りの後追いがあって氷室さんかお母さまがいないとダメなので大学に行くのも一苦労。
誕生から養育にかかわったので姪御さんには冷静になれない、みたいな話。
そして姪御さんが2歳になって卒業して家を出たと書いてあるので
氷室さんが大学2年あたりに姪御さんが生まれたんじゃないかな。
20歳くらいの年齢差なら、もう30代になってる。
全集……出してもらいたいな。
「もらいたい」ばかりだな
というか氷室さんが未出版物とか出したがらなくてそれを遺言とかにしている可能性もあるんでは…
ここまで何もでないところをみると
>>883 >未出版物とか出したがらない
のかなぁ?
でも、ガールフレンズに習作を載っけたこともあるんだし、ああいう形でいいから
読ませて欲しいと思うわ。
>>883 だったら刊行済みの分だけでもいいよ
絶版になってたり経年劣化してるから、質のいい紙で出してほしい
>>886 そういうところに参加しないけど、出たら買うという人達の
潜在的なニーズはあると思う
2ちゃんに欲しいって書き込みがいくつあっても、
そんな物で動く会社はないし、潜在的なんて物じゃもっと動かない。
100人も集まらない様じゃ無理な話だね。
小学館だったら悪どい商法とはいえ
定期的に出ていたのに
>>875 お姉さんが産後すぐ単身赴任したとかで
親代わりとして育てたから特別可愛がっていて
えこひいきしてしまうっていうエピソードがエッセーであった
>>876 銀金の後書きでは、先生の作品には興味持ってないっぽい描写があった
告別式の写真で、先生と姪御さんとお子さんが写ってたのがあったような・・・
思いっきり既出でした・・・すまそ
リロってなかった
ジャパの話題じゃないと続かない感じだね
アニメ化でもされればねぇ
不況だから、実写化するなら現代物だろうね
その現代物がもう現代じゃないんだよね。やっぱり昭和臭がする。
海がきこえるも、ナタリーも、今時あんな学生は居ないよ。
百合絵(漢字違ったかも)が、着物来て訪ねるシーンは、女の気迫だけど
今の子にしてみたらトンデモ設定になってしまう。
クララは萌え要素がないからね。求められている物が違うんだよ。
ジャパは、漫画が掲載中だから可能性があるから話題のネタにも出来るし
新規ファンも獲得できる可能性があるからね。
実写にしてもアニメにしても今、クララが映像化されるなら
萌え要素テンコ盛りに改変必至だと思うよw
変に今の時代に改変しないで、素直に「昭和もの」にすればよかったのになあ…と
クララ新装版の時にも思った
自分は2000年代に入ろうかという頃に作品に出会ったけど
旧版を違和感なく面白く読んだよ
本当に面白いものは色褪せないね
銀金よんでここ見て古事記をちょっと読んだけど面白いな。
氷室さんは佐保姫の生んだホムチワケの皇子が出雲大社に行って声をとりもどすって
ところまで書きたかったのかね
そのエピソードも多分出てきただろうけど、そこで終わらずに、まだまだ
先の時代まで新キャラも続々登場させながら続いていったと思う。
しばらくぶりで見たら、ウィキの銀金の項目充実してるね。
>>899 同じく。テンポが良くて、いきいきしてる。
全然色褪せてない。
萌え要素てんこ盛りで改変は嫌だなぁw
へんに萌えとか意識されてないからいいのに。
碧〜は前のスレとかでも既出だけど、
現実の事件とシンクロしてるっぽい部分があって、
先生自身もショックを受けてたし、
編集は路線変更は薦めただろうが、それはしたくないって感じだったのかな。
ただ、どこでこの情報を読んだのかの記憶が無いんだよな。
上巻のあとがきだった?
最近、クララの新装版が手に入った。
手にするまではオサム以外の表紙なんて、と思っていたが、
実際に見てみるとしーのってこんな外見だったかも、って感じだ。
現役読者だった作家の人達のあとがきが痛かった。
>>902 著作に関することは、氷室冴子読本かガールフレンズじゃないかな?
シンデレラの後書きじゃなかったっけ?
碧がこれに変わりましたって。
過疎ってるね・・・
二日ぐらいw
マリみて実写化〜
クララやって欲しかった
また新しくって意味で
少女隊PHOON
懐かしくって、写真集を手に取ってしまったよ。
「いつまでも”これから”でいてほしくて、だからこのシリーズは永遠に未完なの。
〜略〜
だって、未完の方がいろんな可能性があって、想像できるぶんだけ素敵でしょう?」
氷室さんのコメントを写真集からの引用。
何だか、目に留まった。
912 :
イラストに騙された名無しさん:2010/03/31(水) 00:41:23 ID:gsDg1cil
「海がきこえる」から入った者だけど、2回繰り返し読んだら
氷室さんのプロットと描写方法の凄さが分かったわ。「海がきこえる2」なんか
特に凄いと思った。
で、ブックオフで3冊ほど氷室作品買ってきた。これから読む。
「ターン」と「いもうと物語」と「冴子の東京物語」
「いもうと物語」はもっと評価されてもいいと思う。
>>912 海がきこえるは、氷室さんの作品の中では技術的に最も洗練された作品だと思う。
これまで積み重ねてきたものの集大成と言うか。
大仏開眼関連のスポットやドキュメンタリーみてると、
銀金とか思い出すなあ
夏のディーン冬のナタリーの続編を読みたかったな
ワタルの恋の行方を確かめたかった
ついでに容子のも
携帯規制解除キタ。山内さんのジャパネスクもいよいよ終盤ですねぇ…。
>>915自分は勾玉を見ると銀金思い出します。安物だけどガラス製勾玉ストラップを見つけて愛用中w
>>915 氷室さんもテレビ観たかっただろうね・・・・命って大事だわ
大仏開眼を見て、このくらいの衣装や舞台のクオリティで
ジャパネスク再ドラマ化してくれないかなあと思った。
さすがNHKは違う…orz
瑠璃の時代の方がお金かかりそうだけどさ。
ここのカキコをきっかけに自分も大仏開眼観ました。確かにNHKさんはさすがのクオリティだ。
ちょっと時代は違うけど女性陣の格好に銀金彷彿。
大奥の映画版でも女性陣の衣装代にお金かかってたからなぁ…ジャパネスクはいっそアニメ化希望で。
いや、それも作画大変か。
久々に田中さんのサイト更新。
今年も、偲ぶ会をやるそうだ。
それ、行きたいなぁ
でも東京遠いんだよなぁ
ジャパネスク続編読みたかったなー
924 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/17(土) 14:27:18 ID:bKzGJ0V3
私も大仏開眼みてると銀金思い出します。
完結してなくて切ないなー
925 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/18(日) 11:31:58 ID:7j4rHQdQ
今年44才になる旦那が、中学生の頃に妹のクララとアグネス読んでたみたい。
この前ふと思い出したらしく、「登場人物が、ゲランの石鹸使って学校休んでたね。」って言い出した。
久しぶりに読み返したくなったよ。
927 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/19(月) 22:16:27 ID:M5JUmInZ
氷室
永らく規制にかかってた
大仏開眼評判良かったみたいだね
見ればよかったなぁ
銀金もやって欲しいな
ドラマ化より復刊してほしいよ、いろいろ…
ドラマ化したら、復刊されるんじゃないかね
PSの「久遠の絆」をやっているうちに、銀金の締めは現代編でやって欲しかったと思った
現代に転生した真秀が、一千数百年に渡る転生の決着をどうつけるか色々と考えたよ。
自らの運命を否定し、自らの一族の滅びを望みそれを見た姫巫女(真秀)が、過去の自分にどう決着をつけるか
久遠の絆のような伝奇風がよいか、それとも恋愛ものらしく、佐保一族の転生と巡り会い決着をつけるのがよいか
考えただけでわくわくする
933 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/22(木) 09:52:36 ID:NUKm+Hjq
>>929 >>930 時代設定が時代設定だからドラマ化は難しいと思うな
それに例えば室町から江戸時代あたりなら、現在の日本に通じる伝統のほとんどがあるから
その時代が日本であるとの認識があるけど
銀金の時代になれば古すぎて、日本の出来事との印象ももてなくて親近感もないし
何でもいいから、何かの展開が欲しいってことで。
936 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/22(木) 16:51:53 ID:brgLRNpz
誰か、別の作家が氷室冴子の作品の続編を出すってのはどうだい?
氷室と作風が似ている作家と言えば、誰かな?
イタキスみたいならいいけど、こんにちはアンみたいなら
要らないっつか、読まないけど出すなら御自由にって感じ
938 :
イラストに騙された名無しさん:2010/04/22(木) 18:45:31 ID:4RGBIaPR
海がきこえる3は関口尚で
真秀が現代に転生して、佐保彦やら前世の因縁とか考えているのだが。
どう考えても、ハッピーエンドになりそうではないな
何しろ、結末が結末だからな
氷室さんは、飛鳥編で終わりにする予定だったようなことを述べていたそうだが
転生の決着をどうつけるつもりだったのやら、それがものすごく気になるな
偲ぶ会行きたいなぁ
今は赤子がいるし、あと一人か二人産んで
それが泊まりで留守番できるくらいの年齢になるまで行けそうにない
せめて、いつか墓参りくらいは行けるといいな
銀金の現代編現代編って言ってるのって同じ人?
上の古墳騒ぎの人と同じ臭いがするんだけど。
どうやって飛鳥時代まで繋げていったのかは興味あるなぁ。
ラスト見る限り幸せに結ばれたら話が終わってしまいそうだし、同母
きょうだい、おやこ、いろんな身分違い、敵対し合う部族、とか禁断
恋愛要素てんこ盛りだったのかなw
斎宮制度なんかも絡んでくると面白そう。
>>936 別の作家というか、ジャパネスクは山内さんが
マンガにして描くならOKだと思う。
ただご本人はやりたがらない気もするが……。
当時は母系社会だったから、父系を中心に見ることが多い現在と違い、母系ですべてをみる。
同母の兄弟は父親がどうあれ兄弟だが
同父の兄弟は兄弟との認識も希薄だったようだ。だからこそ異母兄妹婚も許されたのだから
それでも衣通姫の伝承の通り、同母の禁断の恋というのも当時の人々もドラマを感じていたような気がするが
>>942 山内さんがコミックで続編を描くのは反対しないけど
あの人の作画はともかく、ストーリーは大丈夫かな?
氷室さんが「プロット」集でも残していれば、そこから作品を作る事は出来なくはないと思うけど
イタキス方式で、遺されたプロット元に続編作るなら
山内さん画や飯田さん画は外せないね
戦国自衛隊方式でならなんとか続けられるかな
半村良が亡くなってから漫画と小説で続編が出ている
最近、ロリータの作者として知られるウラジミール・ナボコフの未発表作品が発表されたように
何年も前に亡くなった著名作家の未発表作品が発表されるのは珍しくないよ
氷室さんの作品が発表されるのであれば、ライトノベルでは初めてになるかも知れないな。
もっとも著名作家の未発表作品など、作者がこれは使えないと発表しなかったものとか
時にはプロットだけ残した作品を、別の作家に書かせたものとかもあるから、発表されるのは作者にとっては不本意な事かも知れないが
まぁ・・・ナボコフで有る話でも
氷室先生だとどうなんだろう
偲ぶ会でのお話では、そういう形の発表はまずないと思った。
詳しく
最後にお住まいのお家はもう売却されているし
(未確認だがもう建物の跡形もないはず)、
蔵書類はきっちり整理されて大学図書館へ全部寄贈されている
自分の今生の後始末はしっかり全て済まされていて、
後を託されたご友人達は必要以上のことは語らない
未発表作品があったとしても
今からを出すとはとても思われない。
>>950 ま、続編を書くというのは、私の勝手な推測だが
しかし残念だな
未完で終わった作品群を考えればどうにも釈然としない
冥福スレおちた?
そのようです。
亡くなって2年近く経つし、仕方ないですね。
結局、2年何も無かったか・・・
コミックスは売れてるよね
新規の読者の割合はどれくらいなんだろ
銀金の新装版を出してほしい
当時は難しくて後半理解できなかったけど
コバルトで売るにはもったいない内容だった
今も4〜5世紀が舞台の小説はあんまり無いからすごく価値のある話なんだけどあれは
銀金全巻保存してるけど、
新装版の最後に佐保彦の章以降のプロットつけてくれたら買うわ。
+雑誌および単行本に掲載された飯田さんのイラストを完全収録ならなお良い。
新装版ほしいねー。高望みはしない、文庫+イラスト集の内容そのままでいい。
いつか死んであの世に行ったら氷室さん探して、続編書いてくださいってお願いする!
続きのプロット+イラスト完全収録って欲しいけど今の何もかも望み薄な状況だとすげー贅沢だw
新装版も未完だと厳しいよなぁ。
一巻が比較的ほのぼのしてて好きだな。
ヒバス姫と初めて対面するところの装飾品や化粧品、きれいな石を使ったお風呂の描写も。
最終巻の御影の夜伽シーンや共寝するところ、真澄と速穂児の会話シーンも好き。
あと作中に出てくるお粥が妙に美味しそう。
>958
わかる!!
作中のお粥は、お味も良くって五臓六腑に染み渡る感じがする。
最近、思い立ってクララ、アグネスと読み返した
今読んでも面白いし、古臭くない
なんていうか、名作ってこういのを言うんだろうな〜と思う
あと、アグネスぱーとUでちゃんと完結してるから
当時は全然思わなかったけど、
徳心学園の外伝とか番外編が読みたい
徳心スターと言われる人たちを掘り下げて是非!
椿姫がツバキ姫なら、哀しみの歌子姫の実態はいったい!?
あの火災報知機の際の機敏な行動からもただのか弱い人ではあるまい
って、もう新作は読めないんだけどね…
せめて、せめて「氷室冴子全集」とか出ないかな…
>>960 「せめて」ではなく心底欲しい最高クラスのもの<氷室冴子全集
962 :
イラストに騙された名無しさん:2010/05/03(月) 00:12:16 ID:k7f+1lXY
妹物語は傑作だと思う。
昭和40年代の北海道とそこで暮らす家族と小学生の主人公。
「いもうと物語」は、
全年齢に一番受け入れられやすい作品としては、
先生の代表作なのかもしれないと自分も思う。
NHKがドラマ化してくれないかな。
リアルタイムで評価されていたら、
氷室先生の作家人生も変わっていただろうな。
歴史にifはないけどさ。
十五年ぶりくらいにジャパネスクを引っ張り出したら、すっかり汚れてたいた
「旧版の絵も気に入ってるけどしょうがない。読みたくなったら新版買うか」
と思って捨ててしまった
まさか、新版と旧版で微妙に内容が変わってるとは。
先にこのスレをチェックしとくんだったorz
ざ・ちぇんじをひっぱりだして読んでみたら、
漫画版よりも下世話な感じで面白かった
966 :
イラストに騙された名無しさん:2010/05/08(土) 21:54:28 ID:qMmh7SdT
10年以上ぶりに銀金読み返したら、10巻で泣けてしまった。
今読んでもやっぱり面白い。
戦国時代や江戸時代や明治を描いた物語ははいて捨てるほどあるが
4世紀ごろの日本を描いたものは、せいぜい邪馬台国関連くらいしかない
それというのも、ここまで古くなれば風俗も習慣もかけ離れているし
自分の国の事だって親しみも生じないからだよ。今後もそんなに増える事はないだろう
平安物と古代物、実写化するなら
どちらの方が金かかるんだろ
総じて映像化された平安物はセットがしょぼい
カメラの性能があがるとなおさらセットのしょぼさが強調される
中国なんかは時代物も派手にやってるんだけどなあ、考証がいい加減だけど
一族の巫女姫となるべき運命にありながら、一族を呪い滅びを見届けた真秀
「真秀! 満足したか・・・・・すべてはお前の望んだ通りになったな。」燃え盛る佐保の里で叫んだ佐保彦の最後の言葉
しかし真秀の心に去来したのは悲しさだけだった。
佐保が滅びを見届けた事で、自分は生きるすべての意味を失った
そのとき、大王の軍勢が真秀の前に立つ。
愛する佐保姫と瓜二つの真秀を見た大君は「丹波道主王の娘として真秀が后となることを望んだ」
当て所なく、生きる意味もないと真秀はそれに応じたが、しばらくして王宮を自ら出た。そしてどこへともなく姿を消した。
それから数十年後、時代は四世紀
景行天皇の時代、真秀は春日氏の姫として転生していた・・・。
ってストーリーを考えてみた
佐保滅亡後に真秀は道主王の娘として大王の后になるというのは、記紀に出てくるマトノ姫がちょうど良いと思ったからだが
問題は春日豪族として転生する真秀たちは誰になるかだね
妄想語りはいらん
何がどうあってもマトノ姫を絡ませたい人が長文語りするよね
すっげーつまらん。
せめて恥ずかしくない程度に練り上げてから書き込んだら?
氷室さんが亡くなった以上、「どうなったのかな」と論じても
真実はわからない。
ある程度のプロットはあっただろうけど、それももう蔵書のように
生前に処分されたのか、「公表しないで」と遺言されているかもわからない。
ただ、「続き読みたいね」「佐保彦の章だけでも読みたかった」というのは
スレとして当然だけど、自分妄想と俄か知識で蘊蓄垂れ流されるのは迷惑。
どうしても真砥野媛=真秀として妄想したいんだったら、サイトでも作って
二次創作やってればいい。作者スレでやることじゃない。
自分は興味ないから読み飛ばしてるけど
それすら嫌な人は透明あぼんすれば良いのに・・・
・・・
これ使う人でまともなレスはないなと思ってる
間違ってる事に気付いていないよね。
しかも二つも間違ってるだなんて、知らないんだろうね。
>>260-313辺りで揉めたよね、マトノ姫儲のしつこさに
>>307でガチだろうけど、
>>971も同一人物じゃないの
銀金にはマトノ姫のマの字も出てきてないのに、どうあっても
「マトノ姫は名を改めた真秀」にして展開を進めたがる
伊久目の大王は、佐保姫の姿だけに惚れたんではなく、
自分が滅びの子であると知ったままの健気な佐保姫をも気にかけてたんではないの?
まあ、その記憶を封じたままで妻問いされるんだけど。
うぬめ姿の真秀に興味を持った描写はあったけど、
佐保姫への思いはそれ以上のものではないか?
大王はあまり勇ましい人ではないし、真秀と佐保姫の性格の違いはよくわかってそう。
歌凝、ヒバス姫姉妹にも、相手の性格も考えた扱い方をしていたし。
架空の人物である真秀がどうなるかはさっぱりわからないし、フィクションだから
名を改めた、或いは勝手に別名が付けられて(容貌もどうとでもこじつけられるし)、
とかで氷室さんがそういう味付けをした可能性もないではないけど、所詮妄想だからなぁ。
妄想するのは自由だし、否定もしないけど長々とここで垂れ流すことじゃないよね。
>>978 ナボコフがどうたらって言ってる人も同一人物な気がする。
やたら現代版にこだわってる人も。