1 :
イラストに騙された名無しさん:
作 ぼく
俺の名前はジョー。黒銃のジョーだ。
世界にたった三人しかいない "ブラックガンマン" の一人だ。
ブラックガンマンというのは、世界にたった5つしかない "魔銃ブラックガン" を持つガンマンのことだ。
そして魔銃ブラックガンというのは、地球上にたった5kgしか存在しない "ブラックメタル" を核に作られている。
そして、俺は究極のブラックガン "ハイパーブラック" を求めて旅をしている。
ハイパーブラックは過去の "大魔銃戦争" において消息不明となってしまった。
それ以来30年間、何の手がかりも見つからず、消滅したかに思えた──が
ブラックシティに四人目のブラックガンマンが現われたというのだ。
俺はブラックシティに向かう決意をした…!
つづく
vip
はやく飛び降りてくれ
4 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/28(金) 03:36:27 ID:njPRaHTC
四人目のブラックガンマン、黒眼のマイクの力は圧倒的だった─。
奴は十年にたった一人しか生まれないという "魔眼ブラックアイ" の持ち主だったのだ。
魔眼ブラックアイはあらゆる銃弾を逸らす事ができる。
それは俺のブラックガン "ブラックドラゴン" の炎弾も例外ではなかった。
炎弾はマイクを大きく逸れ、空中で爆発する。
それに対し俺はマイクの攻撃をほとんど避けることができずにいた。
奴のブラックガン "ブラックサンダー" は追跡弾だったからだ。
「ハイパーブラックではなかった──か。」
俺は焦る気持ちを抑え、ブラックドラゴンを構えた…!
つづく
ブラックシティの目前で俺を待ちかねていたのは、クールでダンディなタフガイの中のタフガイだった。
しかもそいつはパンツをはいていなかった。全世界に開陳したマラは阿修羅の如くネチネチだった。
「な、なにい!お前は、いや、貴方様は……」俺は絶望的な恐怖にその場で大小便を失禁した。
その男は、伝説のマラがネチネチ小説家、まらがねちんぢ先生だったのだ!
「ふっ、この世におっぱいなど存在しないのだよ、ジョー君」
まらがねちんぢ先生はそう仰せになられると、聖なるネチネチマラを俺に向けられた。
「山形名物!ネチネチビーム!」まらがね先生の御マラから神聖ネチネチが容赦なく迸る!
まらがね先生の聖汚物を全身に浴び、壮烈なる光栄に塗れて俺は死んだ――巨星堕つ!
第一部「黒銃のジョー」編・完! ぼく先生の次回作は二度とありません。
次号・第二部「まらがねちんぢ〜マロンホラー・深ネチネチのマラ伝説〜」編スタート!
【次号予告】 タフガイのタフガイによるタフガイのための日記
著者: 定金伸治 出版社: 徳間書店 発行年月: 2008年04月
ISBN:9784198625122 本体価格 1,200円 (税込 1,260 円)
在庫状態 予約受付中
カリスマニート作家・定金伸治の脱力系日記の、じわりじわりと広がる笑いに耐えられるタフガイはいるのか。
乙一、松原真琴、映島巡、城崎火也、無駄に豪華な先生方の突っ込みも満載。
プロレスリングノア・小橋建太選手も推薦!
http://item.rakuten.co.jp/book/5517478/
7 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/28(金) 03:59:07 ID:njPRaHTC
「性器モツ救精主伝説・まらがねちんぢ」主題歌「マラが日本一ネチネチちんぢ」
ちんぢ 良い子だ マラ出しな まらがね先生 皮あまる
マラのネチネチ こすりつけ 遠いむかしの 前作よ
先生 いいから 本出しな ネチネチこぼれる パンツなし
マラを出しても 本出さず ついに出たのは WEB日記
作詞・作曲 秋本康 歌 幸田クミ
9 :
誘導:2008/03/28(金) 04:07:22 ID:3E0hdwRz
(ナレーション)
199X年、地球はマラのネチネチに包まれた。
あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、まらがねちんぢ先生はいまだに童貞だった!
「きゃー!大変、遅刻遅刻!遅刻しちゃーう!」
月曜日の朝、午前八時半。あたしは、食パンをくわえて猛烈ダッシュしていた。
昨日、アキバで買ってきた新作エロゲー「泣くよすくいず」に、夜中までハマってたせいで、
すっかり寝坊しちゃったのだ。ちなみにあたしの一番の萌え萌えキャラは……
あ、自己紹介が遅れたわね。あたしの名前は、黒眼野舞紅。(くろめの・まいく)
聖アヘウヒハ女学院に通う、12歳のピチピチ美少女女子高生!(え、自分で言うなって?)
学校の勉強はいつも赤点のドジっ娘萌えキャラだけど、これでもIQは1300なんだからねッ!
と、そんなこと言ってる場合じゃなーい! このままじゃ遅刻しちゃーう!
あわてて曲がり角を曲がったとき……どしん! 痛ったーい! 尻もちついちゃったー!
もう、急いでるって言うのに! あたしは、ぶつかった相手を呪いのこもった目でにらみつけた。
そしてあたしは、目を疑った。なんと、目の前にいたその相手は―― (続く)
11 :
カオス:2008/03/28(金) 20:48:30 ID:njPRaHTC
ジョーは戦いながら、敵であるマイクに対し奇妙な親近感を感じていた。
彼の生き別れた双子の兄もまた、マイクという名前だったからだ。
一方、マイクもジョーに対し、同様の感情を抱いていた。
マイクにも生き別れの弟がおり、そしてジョーという名前だったのだ…!
「黒眼のマイク…いや、マイク兄さん!」
「そういうおまえは…ジョー……なのか……?」
2人は兄弟であった。
奇しくも兄弟ともブラックガンと巡り合い、そして、それが二人を再び巡り合わせた。
ブラックドラゴンの咆哮が夜空に響く。
それはまるで再会を祝福しているかのようであった。
つづく
12 :
カオス:2008/03/29(土) 15:37:39 ID:zpA6P0VQ
家族と再会した俺は兄さんとともに一度ブラックシティに戻ることにした。
マイク兄さんはブラックシティを拠点に生活しているからだ。
道中、俺たちは様々なことを語り合った。
行き別れてからのお互いの十年間、旅の目的、ハイパーブラックのこと…。
ハイパーブラックのことを聞いた兄さんは語りだした。
「その話ならウワサ程度だが聞いたことがある…。
ダークシティに "魔銃王" を名乗る男がいるらしい。
そしてそいつは見たこともないようなブラックガンを操ると言う。」
直観した。それこそがハイパーブラックだと。
俺はダークシティに向かう決意をした…!
つづく
・
次回「魔銃王のチ○コはハイパーブラックガン!俺もアニキも大昇天」
お楽しみに
15 :
カオス:2008/03/29(土) 16:19:17 ID:zpA6P0VQ
ダークシティははぐれガンマンたちが蔓延る無法地帯だ。
彼らは大魔銃戦争以降の貧困が生み出した負のガンマンである。
無法者とはいえ、その多くは "呪われた魔銃 ダークガン" を操る実力者。
そして彼らを束ねその頂点に立つ人物こそ── "魔銃王 キング" なのだという。
俺たちがそんなダークシティへと足を踏み入れた瞬間、突如町全体を漆黒の闇が覆い始めた。
「やばいぜ…ジョー。これは魔銃攻撃だ…。」
兄さんはあくまで慎重だ。だが俺は進む。道の先に倒すべき敵がいる限り。
そんな俺を歓迎するかのように、街の中心へと進むにつれ闇は次第に晴れていった。
「兄さんの考え過ぎだったんじゃないのか?」
だが、マイクの不安は晴れることはなく、逆に募っていくのであった…。
つづく
16 :
カオス:2008/03/29(土) 17:42:43 ID:zpA6P0VQ
キングのブラックガン "ブラックダーク" の能力は圧倒的だった…!
やつの配下が持つ魔銃ダークガンはすべて奴のブラックダークが生み出したもの。
──ブラックダークの能力の一部にすぎなかったのである!
「さらにキングはダークガンを通して、はぐれガンマンたちの生体エネルギーを奪い取っていた。
それこそがダークガンの呪いの正体だ。」
キング率いるはぐれガンマンたちは闇の中に身を潜めており、俺たちは反撃することもままならなかった。
闇の中から、キングのダーク弾が襲いかかる。
「くそっ…奴らの位置さえわかれば…。」
マイクのブラックアイによる防御も限界が近づいてきている。
俺は闇へと飛び込む決意をした…!
つづく
。
18 :
カオス:2008/03/30(日) 00:34:57 ID:vkMD3n0t
「「 超魔弾 ドラゴブレイズショット !! 」」
業火の魔弾が闇を照らしだし、辺り一面を焼き払った。
俺は勝利したが、それは貴重な超魔弾との引き換えによるものだった。
「ジョー、やったな!」
「ああ。だが、手放しには喜べんさ。ハイパーブラックは見つからなかった。」
そのとき、手がかりを失った俺たちに話しかけてくる者がいた。
「き、貴様ら…ま、まさかあの "ハイパーシリーズ" を探しているのか……?」
意外にも魔銃王の言葉であった。深手を負っているようだが命に別条はないようだ。
「ハイパーシリーズとはなんだ? ハイパーブラックは一丁じゃないのか?」
詰め寄るマイクに対し、魔銃王は静かに語りだした。
「な、何も知らぬようだな…。ハイパーシリーズとは…ゴホッゴホッ…悪魔の銃…!」
「悪魔の…銃……?」
つづく
―俺達の戦いはまだ始まったばかりだ!―
先生の次回作にご期待ください
20 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/30(日) 19:50:37 ID:vkMD3n0t
──悪魔の銃。
その言葉には聞き覚えがあった。
忘れもしない、父さんを殺した銃の名だったからだ。
10年前、俺たち一家は幸せに暮らしていた。
当時、父さんは世界最強のガンマンと呼ばれ、長い間王座に君臨していた。
そこに現れ俺たち一家を破滅に追い込んだのが悪魔の銃を持つ男…!
その男は自らを "カイザー" と名乗り、父さんに "ブラックガンファイト" を申し込んだ。
ヤツの魔銃 ”ブラックデビル” の前には世界最強と言われた父さんのワザも恐ろしいまでに通用しなかった。
あの男は父さんを殺し、父さんの愛銃── "ブラックブリザード" を奪っていった。
その後、俺たち兄弟は離ればなれになった。
そして俺は復讐のため、世界最強の銃と言われるハイパーブラックを探す旅に出たのだ…。
つづく
「らめぇ兄さん!」「んー?そんなこと言ってもお前のブラックガンはこんなになってるぞ」「兄弟でこんな!らめぇ!あぁ」
「ふぅ俺のブラックガンももうこんなになってるんだぜ。触ってごらん」「こんなに硬い!」
22 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/31(月) 00:33:21 ID:aYwpUuaw
─10年前─
オレの名前はブルース。氷銃のブルースだ。
現在、オレはガンマンの世界チャンプということになっている。
だがオレは知っている。この世界の裏には、オレよりはるかに強い奴らがゴロゴロいることを。
きっとオレに挑戦状を送ってきた、カイザーという男もそんな裏世界の人間に違いない。
だが、オレはこのブラックブリザードを信頼している。
簡単に負けるわけにはいかない。
2人の息子のためにも…!
つづく
このスレ半年後位に2ch系のブログ記事になってそうだなw
24 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/31(月) 03:02:33 ID:aYwpUuaw
ブラックガンファイト。それはブラックガンマン専用の決闘方法である。
お互いに10m離れた場所に立ち、 "始まりの鐘" の合図とともに銃を抜く。
ここセイブシティでは決闘は日常茶飯事であり、始まりを知らせる鐘が用意されいるのだ。
始まりの鐘は毎晩21時に鳴り響く。そして今は20時。奴の姿はまだなかった。
冷たい夜風が昂る気持ちを落ち着けさせる。
オレは焦るのをやめ、静かに決闘の時を待つことにした。
20時30分、やじうまが集まり始めた。
20時40分、ブラックブリザードに魔弾を装填する。
20時50分、月が奇麗だ。
20時55分、ついにカイザーが姿を現す…!
21時00分、闇夜に鐘が鳴り響く。決闘開始…!!
つづく
25 :
イラストに騙された名無しさん:2008/03/31(月) 14:43:35 ID:mzduhUbT
俺も
>>1みたいな中二全開の話やってたりしたなあw
でも、そろそろ自重しようなw
26 :
カグヤ:2008/03/31(月) 16:52:51 ID:aYwpUuaw
オレがブラックガンを引き抜いたとき、カイザーはまだ構えすらしていなかった
ブラックブリザードの魔氷弾が無防備なカイザーに襲いかかる。
オレは勝利を確信した──が、直撃の瞬間カイザーは魔氷弾をすべて跳ね返した!
発生した氷の刃が向きを変え、逆にオレを追い詰める。
「さすがカイザーを名乗るだけのことはある…!」
すかさず、オレは一族に伝わる魔眼ブラックアイを発動した。
魔眼ブラックアイはあらゆる銃弾を逸らす事ができる。
それは俺のブラックガン "ブラックブリザード" の魔氷弾も例外ではなかった。
氷の刃はオレを大きく逸れ、遙か後方に突き刺さった。
「………ほう。」
カイザーはそこで初めて自らのブラックガンに手をかけた。
そして、目にもとまらぬ速度でブラックデビルを引き抜く。
だが、オレが超魔弾を装填するほうが僅かに早かった──。
「くらえ、カイザー!」
「「 超魔弾 ブリザードブルースショット !! 」」
つづく
「痛え!な、な、何すんだよっ!ひでえ、血っ!血が出てるじゃねえか!もうお前となんか遊んでやるもんかっ!」
「・・・カイザー?」
「あ、明日っ!覚えてろよぉ!ジョーに撃たれたって、先生に言いつけてやるからな!」
「い、いや待て、俺が悪かった。じゃなくて作者がこんな痛々しい物語を作ったのが悪いんだ。
まったく、2chを何だと思ってるんだよなあ!」
「うるせえ!お前っ、中学生だって大変なんだぞ!馬鹿に生まれてしまった人間が、可哀想だと思わないのか!」
「でも馬鹿が痛いことしてるのはなんか…うざったいって言うか…」
「おいこら!傷つきやすい年頃なんだ!自殺でもしたら面倒だろうが!」
「でも痛いじゃん」
「無視すればいいだろ!」
「登場人物だし…カイザー、お前だって」
「ああそうさ!確かにこの作者は痛い!だが痛え奴が批判されて煽られて、
また痛いこと言ってきたらどうするんだ!お前責任取れんのか!」
「いやだから、作者を思うならお前、キレてんじゃねえよ。キャラ違うじゃねえか…」
「何だこいつ!ジョーだってさ!変な名前ーっ!あははははー」
「!?……」
「ばーかばーか!お前みたいなキャラ、惰性で生き残って、途中で飽きられるに決まってんだろー!」
「・・・・・・・・殺ス」
戦闘再開。
ブラックデビル:それは全身黒タイツで、顔の両側に耳とおぼしき巨大な器官を有し、頭頂部からカニの目にも似た触手を長く伸ばした悪の怪人である。
おれたちひょうきん族でのタケちゃんまんとの数々の死闘は、そのまま番組を、裏番組のドリフと正面から戦えるまでの人気に成長させた。
なんだか頭痛くなってきた
なんだか頭悪くなってきた
このまま1000でちょうどよく完結したらこのスレは伝説になる
32 :
ジョン:2008/04/01(火) 00:19:57 ID:PfyD5HTU
超魔弾を受けたことで、カイザーを守る力の正体が明らかになった。
"魔翼デビルウィング" 悪魔と契約した者にのみ与えられる無敵の防壁である。
が、いかに悪魔の翼と言えど、超魔弾を完全に防ぐことはできなかったようだ。
カイザーは膝を折り、静かにその場に崩れさる。
「終わった…のか……。かなりの強敵だった…。」
だが──銃を納めるのは少しばかり早かったようだ。
地の底より唸るような声が響いた。
「「「カイザーよ…貴様は倒れるにはまだ早い。
再び立ち上がるのだ!我ら "カオス" の栄光のために!」」」
地の底より闇のオーラが噴き出し、カイザーを包み込む。
どうやら長い決闘になりそうだ…。
つづく
AAAAAAAPRIL FOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!
イヤッホーーーーーウィ
34 :
カオス:2008/04/02(水) 02:01:16 ID:+URrikx0
「…ブラックブリザード、確かに貰い受けた。」
その後の決闘は一方的だった。オレは敗北し、愛銃まで奪われようとしている。
「ぐはっ…カ、カイザー…。そ、それほどの腕を持ちながら…何故悪魔なぞの力を借りているのだ……?」
「……貴様には関係のないことだ。俺は何としても全てのブラックガンを集めなければならない。…それだけだ。」
「くっ…ぐふっ。」
「父さん!!」
その声は…ジョー!来てくれたのか…。くそっ…。だがもう意識が…。
「ジョー、良く聞くんだ…。復讐などは考えるな…。おまえの兄、マイクにもそう…伝えてくれ……。」
「父さん、しっかりしてくれ!もうすぐマイクも来る!だから…。」
薄れゆく意識の中、オレが最後に考えていたのは、ヤツの──カイザーの攻略法であった。
「ヤツは不死身だ…。並の銃弾では倒せない……。ヤツを倒せるとすれば…。炎、炎で焼き尽くすしかない…!」
だがそんな炎がどこにあるというのだろう…。不死身の人間を焼きつくせるような業火。…まあいいか。
死に逝くオレにはもはや関係のないことだ……。究極の魔銃……ハイパーブラックさえあれば………………。
つづく
ハイパーブラックデビル「クヮックヮックヮックヮッヨクキタナタケちゃんまん!」「ばかやろ!コマネチ!コマネチ!」
, -──- 、
/:::::::::::::: ::\
/::::::::::: ::∨ト、
>>1はくせえッー!
:::::::::: :: レ'ノ
:::::::::::::: ::: レ'⌒ヽ ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i===i─-}ァ' ノ プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; ) こんな厨には出会ったことが
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ' ねえほどなァ────ッ
i1(リ r;:ドヽ K
ヾ=、 に二ニヽ `|; ) 2chのせいで厨房になっただと?
_,ノ| i. {⌒゙'^ヽ.{ i;; ヽ ちがうねッ!!
_,ノ!i ヽ、 ヾ二ニソ ,';;; ;;冫=:、
_;(|.!. \ ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__ こいつは生まれついての厨だッ!
'ト、\. ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_
:ヽ `ニア ,. -┴‐‐' ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ ひろゆきさん
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ . l __l| ,ニト、くヽ
l::::::::::\ー:ト __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー- 早えとこ
;ニ=ー:::::::ヾト、._  ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: アクセス規制しちまいな!
:\:::::::::::::::ヽ  ̄ ̄ !:|:::::  ̄ ̄ ::::|::::::::
37 :
カオス:2008/04/02(水) 23:41:47 ID:+URrikx0
─そして再び現代─
「どうしたんだ?ジョー、ぼーっとしてたぞ。」
「あぁ…。すまない、兄さん。少し…昔のことを思い出していた。」
「そうか。いろいろあったからな…。ところでキング、悪魔の銃というのは一体……」
その時、地の底より唸るような声が響いた。
「「「見つけたぞブラックガン…。残りが全て集まっているとはな……好都合だ!」」」
「その声は……カイザーか!」
三人の前に最強のガンマンが現れた。ここについに全てのブラックガンマンが集結した…!
【ブラックドラゴンの使い手、黒銃のジョー】炎の魔弾を操る。超魔弾の威力は絶大。
【ブラックサンダーの使い手、黒眼のマイク】百発百中の追跡弾を使う。また魔眼ブラックアイで敵の銃弾を逸らすことができる。
【ブラックダークの使い手、魔銃王キング】闇を操り、闇の中からダーク弾の奇襲を得意とする。
【ブラックデビルの使い手、悪魔カイザー】悪魔の翼により全ての攻撃を跳ね返す。その力は未知数であり不死とも言われている。
【ブラックブリザードの使い手、悪魔カイザー】氷銃のブルースからカイザーが奪ったもの。
生き残るのは誰か。
今、最終決戦の火ぶたが切られた…!
つづく
?
銃姫みたいなスレだな
よn
俺でも書けるんじゃないかと思って書き始める
すぐ飽きてやめる
>>41 むしろ、これって結局○○の劣化じゃねーか!ってなって諦めるな
43 :
カオス:2008/04/04(金) 01:34:47 ID:pl7EX7aR
暗黒街ダークシティ。決戦を前にこの街はかつてないほどの闇に包まれていた…。
その中心にいる男こそ、悪魔カイザー。
闇を操る魔銃王ですら、カイザーの纏う真の闇には恐怖を隠せなかった。
そのプレッシャーはその禍々しさだけに起因するものではなかった。
カイザーにはすべての攻撃を跳ね返す、悪魔の翼があるからだ。
そのためジョーとマイクは迂闊に手を出せず──
またさすがのカイザーも一度に三人のブラックガンマンを相手にするのは厳しいと見え、膠着状態が続いていた。
「久しぶりだな…カイザー。」
静寂を破ったのはキングであった。
「かつての決着をいまつけよう。キングと…カイザーのな!」
その言葉と共にキングの体が闇に包まれる。魔銃ブラックダークの能力である。
そして闇は無限に広がり、その勢いのままカイザーを飲みこんだ。
だが…。
「魔銃ブラックダーク…回収完了。あと二つ…。」
闇が晴れたとき、姿を現したのはカイザーのほうであった…。
つづく
ジョー「この淫乱な雄豚め!しっかり尻をふれ」、マイク「へへ上の口がお留守だぜ!」、カイザー「むぐぅ!」、二人の闇討ちにあっさり負けたカイザーであった。
?
46 :
カオス:2008/04/05(土) 04:05:41 ID:8Ih9f1xt
突如カイザーの前に氷の壁が出現し、ブラックサンダーの銃弾をすべて防いだ。
「ヤツめ…。父さんの魔銃を使ったな…。」
「フハハ。その通り!魔銃ブラックブリザード──なかなかの力だ。」
そして、カイザーは左手に氷銃を持ちながら、右手で自らのブラックガン──ブラックデビルに手をかけた。
「ならば俺にも考えがある。」
マイクは得意の魔眼ブラックアイを発動した!
ブラックアイは敵の銃弾を逸らす能力がある。
「無駄だ!コイツには魔眼の類は通用しない。」
ブラックデビルの魔弾は魔力を無効化する特性をもつのだ!
「魔爪弾ッ!」
「ぐおおおおおお」
「ブラックサンダーは頂いていくっ!フハハハハハ!!」
その時、カイザーを守る氷壁を炎の魔弾が貫いた。
「次は俺が相手だ…!カイザー!!」
つづく
ブラックサンダーてお菓子かよw
もうちょいネーミング捻れwww
今この時点で『ブラック』と言う単語がぼく先生が使った回数
ーーーー71回
49 :
厨ニ病:2008/04/05(土) 13:48:53 ID:Dk95MZ2n
作:ぼく
「ミコ美・コミコ幻想譚」
ミコ美はいつものように境内のお掃除をしておりました。
すると、子どもが狛犬像の影からヒョッコリっと現れました。
屈託のない愛らしい笑みを浮かべておりました。
ですが、この子は、ミコ美の袴の中にコッソリ侵入しては、はしたない事をする手癖の悪い子でありました。
ミコ美はその無表情な顔を幾分険しくしました。
その子は、拾ったから返しにきたんだ、と言い、後ろに隠していた物を見せました。
それはミコ美が昨日使用していた純白パンツでありました。
ミコ美はもっていた竹箒の柄で腹部を突くと、その子は、にょぉ、と叫び、腹を押さえて、ニ三歩後ずさったあと、倒れて動かなくなりました。
ミコ美は辺りに塩をまいて、また掃除に精を出すのでした。
つづく
ブラックデビル
51 :
厨ニ病:2008/04/05(土) 14:54:22 ID:Dk95MZ2n
春休みが終わってしまったので制服に着替えて中学校に登校です。
こう見えてももう立派な三年生でありました。
一時間目に先生は可愛い女の子を連れて教室に入ってきました。
隣の町の中学校が閉校になったのでその転入生だと言いました。
その綺麗な女の子は「えま」と名乗り、ニッコリ上品に微笑んでさらに律儀に礼儀よく挨拶をしました。
先生は「いい子だろ。な、ミコ美。」と言いましたがミコ美は知らんぷりして窓の外を見ました。
何がともあれコレで三年一組は組員二名となりました。
つづく
52 :
人生ツマンネ:2008/04/05(土) 14:55:37 ID:Dk95MZ2n
教壇ではまだ雑談が続いています。
「家のお手伝いでメイドをやってます。」とえまちゃん。「へーすごいねぇ。じゃあ内はメイドと巫女のツートップだよ(笑)。」と先生。
ミコ美は巫女と呼ばれたことが頭にきて、シャーペンを投げつけました。
シャーペンは亜高速で先生へ突進します。
が、先生は眼前でそれを受け止め握り潰してしまいたした。
「甘いんだよ。ワキが。」
やっぱり先生には敵わないミコ美なのでありました。
終わり
53 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/06(日) 02:09:41 ID:hBFmJ1PB
「俺たちの決着、ブラックガンファイトでつけよう…!」
「フッ、よかろう…!」
ブラックガンファイト。それはブラックガンマン専用の決闘方法である。
魔銃の性能に左右されがちな現代の決闘においては珍しく
純粋な技術のみで戦うことに重点を置いているのだ。
俺とカイザーは互いに10mほど離れた位置に立った。
「…気をつけろジョー、ヤツの力は侮れない……。」
「わかっているさ、兄さん。後は俺に任せて休んでいてくれ。」
両者が睨み合う中、突如、巨大な影がダークシティを覆った。
見上げると夜空に巨大な怪鳥の姿があった。
巨大な怪鳥は決闘の様子を見物に来たかのように
2人の上空を大きく旋回し、その後大きな鳴き声をあげた。
そして、それが決闘開始の合図となった…!
つづく
二人の必殺の弾丸はそれぞれお互いの頭を吹き飛ばしていた。町にはただ雪だけが降り続け動くモノはいない。
55 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/06(日) 13:40:29 ID:p7j9fliY
せめて、もう一捻りくらい出来んのかね?
主人公はネカマで、魔銃の弾丸には大量の精子が必要なので、夜な夜な主人公は
素敵な殿方を探しに、新宿2丁目をさ迷い歩くとか。
ありがち過ぎるんだが、ストーリーが。
能力物異世界ウェスタンにすりゃいいのに。
タイトルは、スタンド・ウェスタン・ジャンゴとかエル・ガザミとか。
?
58 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/07(月) 22:39:04 ID:t+4+4frd
「ぐ…」
炎に貫かれ静かに崩れ去るカイザー。
敗北と共にカイザーを包んでいた闇のオーラがゆっくりと剥がれていく…。
勝敗は一瞬で決した。勝利の女神は俺に微笑んだのだ。
だが、勝利とは裏腹に俺は最悪な予感がしていた。
俺にはカイザーがわざと負けたように思えてならなかったのだ。
闇のオーラの消滅に伴い、今まで隠れていたカイザーの素顔が明らかになる。
その顔は良く知る人物にとても似ていて…。
「そ、そんな、マリー姉さんじゃないか!」
カイザーの正体─それは幼馴染のマリーであった。
つづく
59 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/07(月) 22:43:39 ID:mFI7+sOR
「崩れ去る」っておかしくないか?この場合。
60 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/07(月) 22:47:44 ID:t+4+4frd
「今まで騙していてごめんなさい…ジョー。許してくれとは言わないわ。」
「そんなこと…。でもなぜなんだ?」
「妹が奴らの人質になっていたの…。」
「アンナが!?アンナが人質になっているのか!」
アンナの事を思うと胸が痛む。
「私は妹のため、カイザーとして奴らの指示に従って来た…。
全てのブラックガンを集めれば、妹を解放してくれるという約束だったから。
でも最後の最後であなたを撃つ事は出来なかった…。」
「…やっぱりわざと撃たれたんだな…。」
「ジョー…お願い。奴らを……カオスを倒して…!」
カオス──正体不明の闇の組織。奴らが裏にいるというのか。
「わかった…。俺が必ず倒す。そしてアンナも助け出して見せる!」
「ありがとう…ジョー……。安心したら…少し…眠くなってきたわ……。」
「ああ…。ゆっくり休んでくれ…マリー姉さん。」
その夜遅く、マリーは静かに息を引き取った…。
つづく
正にカオス
携帯小説でよくね?
63 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/10(木) 11:21:22 ID:zqLyNtzS
「ジョーさん。あれが"混沌の谷"です。」
「あれが、カオスの本拠地があるという混沌の谷か…。」
「ええ…。用心して行きましょう…。」
俺はマリーとの約束を果たすため、敵の本陣まで来ていた。
兄さんのケガはひどく、命に別条はないものの今回の戦いには参加できそうになかった。
代わりにいまは現地で雇ったガイド、ダンが一緒だ。
なぜか混沌の谷に詳しいらしく、しかも彼自身も腕利きのガンマンらしい。
"カオスガン"という変わった魔銃を使い、その実力はブラックガンマンにも引けをとらないほどであった。
今回の危険な旅、彼を雇ったのはその力を信頼したからだということもある。
「ジョーさん!敵です!!」
混沌の谷の入口、突如として無数のガンマンが現れ、俺たちに襲いかかってきた。
「こ、こいつら…。すでに死んでいるようです!」
「死人のガンマンというわけか…。」
俺たちは銃を抜いて、死人ガンマンたちを迎え撃った!
つづく
ホワイトガンナーズ
作:朕
大魔銃戦争終結後、世界は荒廃の限りを尽くしていた。
神聖統括ギルド「エリシオン」は絶対神パプリコーンの神託をうけ、生き残った魔銃騎士たちの大粛正を敢行した。
疲弊しきっていた魔銃騎士らはことごとく捕らえられ、処刑されていった。
そしてそれは、異端者ブラックガン使いも例外ではなかった。
僕の名前はヤング。白銃のヤング。 エリシオンの純真なる教徒だ。
僕はブラックガン使い殲滅を命じられたのだ。
天帝に応えるため僕は旅立に出る。
つづく
死闘が始まった
闇夜の谷に銃声がなり響いては
漆黒の空にことごとく飲み込まれていく
それでもなお、谷の中は硝煙の匂いと土煙、命懸けの男達が
文字通り火花を散らした
「この谷がこれほど危険だったとは…」
ジョーは血と泥が混ざった頬を拭い
朽ちる事の無い標的達との間合いを再び取った
そんなジョーを嘲笑に満ちた顔で闇から見下ろす
一人の男がいた
谷啓である
つづく
66 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/12(土) 01:39:52 ID:PW5Unche
「ダン、もう弾がほとんど残っていない。一度撤退するぞ…!」
「……」
「おい、ダンっ。聞いてるのか?」
「………」
「どうしたダっ……」
──そこには変わり果てた友の姿があった。
一目で死んでいるとわかった。だが、同時に生きているようでもあった。
彼も死人ガンマンの一人となってしまったのだ…!
ダンはゆらりと銃を抜き、あろうことか銃口を俺に向けてきた。
「……ジョーさん、逃げて……」
ダンの口が少し歪み、そう言った。
実際は気のせいだったのかもしれない。
俺は泣きながら逃げだした。
混沌の谷において俺はたった一人になってしまったのだ…。
つづき
67 :
ドレミ:2008/04/12(土) 02:20:17 ID:XyHAoQbd
ジョーは女装のじょー
。
69 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/12(土) 10:56:06 ID:XL6M3hqM
これって真面目に読んだ方がいいの?
愚問だ
71 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/12(土) 13:16:37 ID:PW5Unche
俺が持つ魔銃は全部で五つ。
しかし、既に四つの魔銃を使い果たしていた。
魔銃の銃弾には互換性がなく、専用の魔弾以外は使用できない。
ここ混沌の谷においては、魔弾の補充など夢のような話であった。
俺は迫り来る死人ガンマンから逃げのびるのが精一杯。
マリーの仇など到底取れそうになかった。
いま、俺の手にはそのマリーから受け継いだブラックデビルが握られていた。
このまま逃げ続けていてもいつかは…。
「やるしかない…か!」
俺は死人ガンマンの群れに突撃することを決意した…!
つづく
微妙に面白くなってきたかもしれないと言う気がしないでもない感じ
73 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/12(土) 19:27:17 ID:PW5Unche
意外にも死人ガンマンたちはあっさりと倒れていった。
そのとき俺はマリーの言葉を思い出した。
「(ブラックデビルの魔弾は魔力を無効化する特性をもつのだ!) 」
「そうか、死人を操っている魔力を打ち消しているのか…!」
仇を取るつもりが、逆にマリー姉さんに助けられたな…。
そして、死人ガンマンをあらかた倒したところであの男が現れた。
カオスガンを持つ男──ガイドのダン!
「…ジョー、さん…」
「今楽にしてやるぞ…ダン!」
俺はかつての友をこの手で倒す決意をした…!
つづく
ブラックデビルって明石家さんまかよ。
?
よくきたなタケちゃんマン!
ああ、スタッフが懺悔してキリストが×すると、上から水被るやつか
78 :
カオス:2008/04/13(日) 14:42:54 ID:p6f9o3dq
「ダン、おまえとはいつか戦うことになる気がしていた。」
「……あ…」
「だが、…まさかこんな形で決着をつけることになるとはな。」
「…ジ………ジョー…殺す……」
「行くぜ!」
「うがあああ…!」
ダンのカオスガンが放たれた。意識はなくとも狙いは正確。
心臓に飛んできた銃弾を俺は紙一重でかわし、一気に間合いを詰める。
「くらえ、ダン!悲しみの魔爪弾を!!」
カチッ カチッ ………
だが、オレの魔弾が放たれることはなかった。
「あ、あれ…?くそっ!弾切れかよ!」
土壇場で俺は全ての銃弾を撃ち尽くしてしまったのだ…。
「うががが…ジョー……死ね…!」
ダンのカオスガンが俺に狙いをつけた…!
つづく
はい
いいえ
81 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/14(月) 13:27:48 ID:iipYSCVA
兄貴どこいった?
サンデーあたりに生かさず殺さず
飼われてる漫画家っぽい作風だな
毎日ここを見るのが楽しみになってきた
主人公を早打ちマックに変えた方が、売れるだろう。
おばはんが振り返りざまに、精子をぶっかける早漏ボーイ。
キャラ立ちはしてると思う。
86 :
カオス:2008/04/14(月) 23:57:12 ID:mHtzci2K
絶体絶命──俺が死を覚悟したとき、突然ダンの背後から小さな影が飛び出してきた。
その影はダンが引き金を引くより早く回り込み、手に持つ巨大な銃をダンに突き付けた。
「ドゴンッ!」
巨大な銃は見た目通りの巨大な銃声と共に放たれ…
なんと、たった一発でダンの半身を吹き飛ばした!
まさに九死に一生だった。あと一秒遅かったら殺られていた…。
俺は命の恩人に感謝の視線を向けた。
見ると巨大な銃の主は意外なことに年下の少女だった。
ホッと安堵を浮かべる俺に、少女からそれを咎めるような言葉がかけられた。
「コイツはまだ死んでない…!ボーっとしてないで早く逃げて!」
キツい言葉とは裏腹に、俺はその声に不思議と懐かしい響きを感じていた。
「お、おまえ、まさかアンナか!」
なんと命の恩人は、カオスに捕まっているハズのマリーの妹──アンナだった!
つづく
ドルアーガの塔1話(妄想版)思い出した
88 :
カオス:2008/04/16(水) 03:08:44 ID:UscrUFZS
やべ、今日の分書くの忘れてた。
ま、いっか一日くらい…。
>>88 そういう甘えが慣れになり止めてしまうんだろうな。
90 :
カオス:2008/04/17(木) 02:09:59 ID:7ASORIfU
「ジョー!どうしてアナタがここに…?」
「俺は…マリーの頼みで、アンナ、君を助けに来たんだ。」
10年ぶりの再会─それは意外な形で訪れた。
俺は湧き上がる懐かしさを抑え、アンナに問いかけた。
「アンナ、君はカオスに捕まっていると思っていた。…うまく逃げ出してきたのか?」
アンナは首を横に振った。
「いいえ、ジョー。カオスは…とっくに滅びたわ。」
「なんだって!それは一体どういうことだ!?」
「はじまりはひと月ほど前のことだった──。
いつも通りカオスの牢獄で目覚めた私は、外が慌ただしくなっている事に気がついた。
銃声と悲鳴が飛び交い、恐ろしい敵が近づいて来ているのがわかった。
カオスの幹部たちは次々といなくなり…、そして代わりに現れたのがあの
──死人ガンマンたちだったのよ!」
恐ろしい事実に俺は驚きを隠せなかった。
「いま混沌の谷を支配しているのは死人ガンマンたちよ!
奴らはどんどん数を増していて脱出は困難だわ。でも、たった一つだけ安全な出口が──。」
そのときだった。倒れていたダンが俺たちに再び襲いかかってきたのは!
俺たちは長話をしすぎていた。ヤツはすでに再生を終えていたのである…。
つづく
91 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/17(木) 03:10:27 ID:7Hct2/Fk
アンナ「たてー!たつんだ、ジョー!」、ジョー「…アンナ、クリスマスキャンドルの火は燃えているか?アンナ、お前の愛の火は燃えているかい?」
93 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/17(木) 21:51:02 ID:7ASORIfU
再生したダンは、以前よりもはるかに素早さを増していた。一瞬でアンナの背後にまわり、そして…
「ジョーさん。この女はもらっていくよ…。返して欲しければ、5つのブラックガンを持って混沌城まで来るんだ。」
ダンは以前のダンとは別人になっていた。
「ま、待て!逃がさんぞ、ダン!」
その言葉を聞くと、ダンは不敵に笑い、自らのカオスガンを頭上に掲げはじめた。
すると、カオスガンを中心に空間に穴が開きはじめた。
ダンはその穴にアンナを放り込んだ。
「ジ、ジョー!私のことは気にしないで!アナタだけでも脱出して……!」
空間の穴はアンナを吸いこむと、すぐに閉じてしまった。
「くっ、くそっ!」
俺はダンから聞いていたカオスガンの能力を思い出した。
カオスガンは時空を越えて、移動することができるのだ。
「ではジョーさん、混沌城で会おう…。それまで生きていればの話だがね…。フフフフフ。」
ダンはそのまま、自らも時空の歪みに消えていった。
歪みはおそらく、どこにあるかもわからない混沌城に通じていたのだろう…。
俺はかつてない厳しい戦いの予感がしていた…!
つづく
ところで、どのへんがライトノベルなんだ?
え!?バトったり恋愛したりしてるとこだよ。
97 :
カオス:2008/04/18(金) 18:44:15 ID:qBEnM5K6
あれから一週間後──
現在、俺は死人ガンマンたちの群れに囲まれていた。
死人ガンマンたちは俺一人に狙いをつけ、ジリジリと近付いてくる。
だが、俺は敵陣の真っ只中でありながら冷静だった。
俺には、混沌城に行き、ダンを倒すという使命があるからだ!
こんな所で死ぬわけにはいかない。
俺は白の魔銃を引き抜いた!
──ダンに敗北したあと、銃弾を使い果たした俺は途方に暮れていた。
だが、この混沌の谷において武器は必須。
だから、俺は死人ガンマンたちから武器を奪うことにしたのだ。
そして、いくつかの魔銃を手に入れた俺は、今日まで生き延びた。
この白の魔銃もその一つ、雪の魔銃 "ホワイトスノー" という。
「行くぞ、ホワイトガンの力を受けてみろ!」
つづく
98 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/20(日) 15:26:19 ID:x84NIMxd
「ぐああああああああ」
やはり敵から奪ったホワイトガンでは、力不足感が否めなかった。
持ち前のガンテクニックで何とか生き延びてはいた。
だが、混沌城に辿り着くなど夢のまた夢であった。
「くっ…、ブラックガンさえ使えれば……!」
俺はこれまた敵から奪ったホワイトガンの一つ ─ホワイトエンジェルを取り出した。
この魔銃は傷を癒すことができるのだ。
暖かな光が俺を包み、死人との戦いで受けた傷を癒す。
「「 ゴゴゴゴゴ 」」
その時だった!不気味な足音が響き、何者が姿を現した。
「見つけたぞ…!貴様がジョーだな…?」
「何者だ!」
「我が名はデーモン、今は亡きカオス三銃士の一人だ!」
つづく
99 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/20(日) 16:32:18 ID:gCCBorh4
語彙が少なすぎる
ゴゴゴゴゴ w
ざわ・・・
ざわ・・・
閣下ktkr
「ゴゴゴゴゴ」
不気味な足音が地鳴りとともに伝わってくる。
そいつは明らかに人を超えた姿をしていた。
肩からそびえ立つ尖塔のような二本の巨砲。
両手に備え付けられた無数の砲身が伸びるガトリングガン。
そして不気味な音を立てる無限軌道装置に置き換えられた下半身。
104 :
カオス:2008/04/21(月) 09:32:44 ID:kQ446j6x
「「 びかびかっ 」」
突如デーモンに反応するかのように、俺の五つのブラックガンが輝き出した。
「むぅ…、やはりすべてのブラックガンを手に入れていたか!」
五つのブラックガンは光になり、そして一つに合わさった!
俺が手を伸ばすと、光は最強の魔銃─ハイパーブラックへと姿を変えた。
「これが…ハイパーブラックか!ものすごい力を感じる…。」
ブラックガンとは仮の姿、もともとハイパーブラックの一部だったというわけか。
「カオス、貴様らの狙いはコレだったのか?」
「ククク…、その通り。さあそれを渡してもらおうか。」
「ばかな。ハイパーブラックが手に入った以上、お前に従うはずがあるまい!」
「ならば力づくで奪うまで、だ!」
突如デーモンの体が光り輝き、その右手に漆黒の魔銃が出現した。
そして、それは…
「ばかな!二挺目のハイパーブラックだと!?」
つづく
すっごく今サラダが、
『黒銃』の読み方は、『こくじゅう』?『くろじゅう』?
ブラックピストルも捨てがたい
黒銃(エクスカリバー)
そろそろまとめて読んでみようか
すごい陳腐だと思いましたゴメン
バカな中学生なら
「ブラック・ガン」
独特の感性を持つなら
「クロガン」
ちょっとひねた中学生なら
「ガン・オブ・ダークネス」
下級邪気眼なら
「イーブル・ガンズ」
上級邪気眼なら
「ワン・ウェイ・チケット」
112 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/22(火) 01:52:46 ID:tuy/zZzp
なら俺は「ダイナミックバスターカノン」って読む!
「ムゥ、あのブラック・ガンは!」
「知っているのか雷電!?」
黒銃(ペニス)
115 :
カオス:2008/04/22(火) 20:58:55 ID:1TtVS9z8
俺とデーモンの手にある二つのハイパーブラック──。
姿かたちは完全に同じ。だが、たった一つだけ違いがあった。
俺のハイパーブラックにはドラゴンが。ヤツのには地獄の悪魔が刻印されていた。
「ククク、何も知らぬようだな。ハイパーブラックとは単なる総称に過ぎない。」
「…どういうことだ?」
「違うコンセプトで生み出された五つの究極魔銃。それらを総称してハイパーブラックと呼ぶのだ!」
五つ─!究極の魔銃が五つも存在するというのか・・・。
「そして、俺の魔銃"ハイパーインフェルノ"は「究極の破壊力」を司るハイパーブラックなのだ!!」
デーモンはそう叫ぶと、瞬時にハイパーインフェルノから光の弾丸を放った。
光の弾丸は弾け、辺り一帯に広がり、そして…全てを薙ぎ払う!
「「ド ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ン ッ ! !」」
「フフ、死んだか。ハイパーインフェルノの一撃を受けて、生きていられるものはいないからな。」
ふしゅ〜〜〜
「…恐ろしい威力だ。さすがは破壊のハイパーブラック。」
「何!?なぜ生きている!!」
「貴様がインフェルノなら…俺の魔銃はドラゴン!──"ハイパードラゴン"だ!!」
つづく
ハイパードラゴン(笑)
ハイパー3級ってところだなw
118 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/23(水) 09:39:21 ID:kmIQ1it0
俺をインフェルノから守った力──それは魔銃が生み出した巨大な翼。
魔銃ブラックデビルの能力、全ての攻撃を防ぐ魔翼デビルウィングに良く似ていた。
「ハイパードラゴンの能力の一つ、竜の翼"ドラゴンウィング"」
使ってみてすぐにわかった。
俺の魔銃ハイパードラゴンは、元になった五つのブラックガンの全ての能力を併せ持つのだ!
「炎、雷、闇、氷、悪魔。全ての魔弾を使用できる。さしずめ「究極のブラックガン」と言ったところか。」
「ヌウ…。おもしろい!だが、所詮は下級魔銃の寄せ集め。我がハイパーインフェルノの敵ではないわ!」
デーモンは再び魔銃を構える。さすがのドラゴンウィングも奴の光弾を二度は防げないだろう。
次の一瞬が勝敗を分けることになる。
だが、俺は恐れることなくハイパードラゴンを構えた。
「勝負だ、デーモン!!」
つづく
ミニ四駆で勝負するのですね、わかります
ゴー!シュート!
じゃないのか
121 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/24(木) 18:43:21 ID:8VJaP05v
最初の攻防で、俺はすでにデーモンの弱点に気が付いていた。
奴の魔銃は破壊力、攻撃範囲、共に最強クラス。
それは、インフェルノの光弾が、銃弾というよりも爆弾に近いものだからだ。
つまり、撃ったあと、爆発を起こすまでにしばらく時間がかかるのである。
そこに隙ができる。
俺はデーモンが光弾を放つと同時に、走りだした。
「何!?」
デーモンが気がついた時には、すでにデーモンの目前まで来ていた。
「終わりだデーモン。「究極の破壊力」が仇になったな。」
そして、デーモンの魔銃は自分の近くでは使用できない。
なぜなら、あまりの威力に自分も爆発に巻き込んでしまうからだ。
「くそぉおお!」
「くらえ!灼熱の炎弾!」
炎の魔弾がデーモンに襲いかかる。
ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
「ぐああああああああああ」
つづく
ミニ四駆で勝負したのですね、わかります
123 :
カオス:2008/04/24(木) 21:41:10 ID:8VJaP05v
「フハハッ、我の負けだ…。見事だジョー!」
間一髪だったが、俺はこの決闘に勝利した。
デーモンは魔銃の炎に焼かれ、致命傷を負っているようだった。
「敗者には死あるのみ。さあ、トドメをさせ!」
「……」
俺は銃を取り出すと、銃口をデーモンに向け、引き金を引いた。
バキュンッ
だが、その銃弾がデーモンの命を奪うことはなかった。
「きさま、何をした!?」
デーモンを暖かな光が包む。
「回復の魔銃、ホワイトエンジェルだ。10分もすれば動けるようになる。」
「何!?貴様、敵に情けをかけるつもりか!」
「…俺の今の敵はカオスではない。俺の目的はアンナを取り返すコト。ただそれだけだ。」
「フフッ、どうやら俺の完敗のようだ…。」
完敗だというデーモンは、なぜか嬉しげであった。
つづく
124 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/24(木) 22:23:26 ID:9GXx2W6l
ブルードラゴンのイアンギランの歌が流れてないから
流しておいてね
SHAREで
MP3で
次回はいよいよ登場
「桃銃のレミーと紅銃のミレーそしてウコン銃のカレー」
〜うんこ食ってる時にカレーの話すんな!〜でお送りします。
126 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/25(金) 21:40:07 ID:KAzPzEnz
現在、俺はデーモンのくれた情報を頼りに、混沌城を目指していた。
相変わらず死人たちが襲ってくるものの、ハイパードラゴンを持つ俺の敵ではなかった。
「むっ…!」
だが、強敵は思わぬ所にいた。
突然巨大な影が辺り一面を覆い、空から鋭いツメが俺に襲いかかる!
「うわっ」
俺は間一髪で攻撃を避ける。敵の正体は巨大な怪鳥であった。
「コイツ…、カイザー戦で現われたヤツじゃないか」
どうやら怪鳥の正体はカオスのシモベだったらしい。
俺は上空の敵に向かって連続で追跡弾を放つ!
だが、怪鳥はすでに銃弾の届かぬ高空にのがれていた。
そして、怪鳥は再び奇襲を行う態勢に入った。
「くっ…このままでは殺られる!」
そのとき、右後ろに洞穴の入口があるのが目に入った。
「しめた!あそこでやり過ごせる!」
俺は迷わず洞穴に飛び込んだ…!
つづく
早くツンデレキャラ出せよ!あと妹とか、委員長とか。
ラノベって言ったらそれしかねーだろ?
128 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/26(土) 15:40:20 ID:YP68obPt
洞窟内はとても寒く、また奥に進むごとに暗さが増していった。
しばらく進むと、大きく開けた場所に辿り着いた。
「寒い…。ハイパードラゴン、炎弾を頼む。」
炎が真っ暗な洞窟を照らし出す。
そして俺は明らかになった洞窟内の光景に絶句した。
辺り一面に広がる氷壁。そう、この洞窟は氷の洞窟だったのだ!
氷に気を取られた一瞬に、みるみるうちに入口が凍りついていく。
「オホホホホホホ!来たわねジョー!」
そして、洞窟の奥より、新たなカオス三銃士の一人が姿を現した!
「ホーホッホ!わらわは魔銃"ハイパーアイス"の使い手、"氷の女王クイーン"!」
クイーンと名乗る敵は、冷気を放ちながら近づいてくる。
「くっ…、この女、氷銃の使い手か!」
氷銃は魔銃の中でも最も強力とされている。
俺は迫りくる冷気に、恐怖を感じずにはいられなかった。
「「究極の氷銃」と呼ばれるハイパーアイスがある限り、貴様に勝ち目などないわ!」
凍えるような戦いが今はじまる!
つづく
「さあ僕の黒銃をお前のお口で暖めてもらおうかな。カオス3銃士はみんな舐め技が得意なんだろ?」脈打つ度に大きくなる僕のブラックドラゴンから彼女は目を離せなくなったようだ。
以下18禁ダービー
>>1 黒銃←読みが分からん。
こくじゅう?くろじゅう?
あとネーミングと設定見ると「BLACK CAT」の作者の方ですか?
134 :
カオス:2008/04/27(日) 11:55:54 ID:HnuIEqWy
魔銃ハイパーアイスには雪オンナの姿が刻印されている。
魔銃を振りかざし、冷気を放つクイーンの姿は、雪オンナそのものであった。
クイーンが銃を構えると、とたんに無数のツララが襲ってきた。
その数はゆうに百を超えている!
「くっ…。これは…避けられない!」
そのとき、どこからか声が聞こえてきた。
「「 ジョーよ、魔氷弾を使うのだ! 」」
「父さん!?」
その声は死んだ父さんの声に似ていた。
空耳だったのかもしれない。だが、俺はその言葉に反撃の糸口を掴んだ!
そう。俺の魔銃は、父さんの氷銃、ブラックブリザードの能力も受け継いでいるのだ!
「氷には氷だ!!魔氷弾よ、全てを凍らせろ!」
俺の周りに氷のカベが生まれ、全てのツララ攻撃を防ぐ。
そして、氷のカベは、そのままクイーンへと向かっていった!
「ぐう!コヤツ、わらわの冷気を逆に利用するつもりか!」
冷気を纏うクイーンは、魔氷弾の絶好の餌食であった…!
つづく
135 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/27(日) 12:23:34 ID:+0yQ0Z8P
黒銃言われると
]Vの黒猫を思い出すんだが…
>>134 もうお前本気で書いてないだろ
とりあえず書いてますって感じだな
続きまだー?
138 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/30(水) 03:21:02 ID:DvL3Wv1h
「やめてっ!ママを撃たないで!!」
突如、氷の影から幼い少女が飛び出してきた!
少女はクイーンをかばうように立ちはだかった。
「…ママは悪くないの!ママは…、ママは私のためにっ…けほっけほっ!」
「ゆきこっ!!」
──どうやらクイーンは病弱な娘のために戦っていたらしい。
娘の病気を治すためには、全てのハイパーブラックを揃える必要があるそうだ。
「安心しな、俺が全てのハイパーブラックを揃えてやる!必ず…な。」
「あ、ありがとうございます…!」
そこには妖怪、雪オンナの姿はどこにもなかった。
あるのは、穏やかな母親の姿であった──。
つづく
139 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/30(水) 04:11:34 ID:BIt5rj4H
投下ペース遅くない?
それだけの文書くのに数日も使うの?
厨は飽きるの早いんだから無理言うなよ。てかユー暇なら続き書いチャイナYO!
142 :
イラストに騙された名無しさん:2008/04/30(水) 15:38:50 ID:/NrHPYnF
143 :
カオス:2008/05/01(木) 00:32:03 ID:KoK5hxVF
全てが終わったかのように思えた、そのときだった。
突如、洞窟内の風景が歪み、混沌の谷の支配者ダンが出現した!
「ジョーさん、悪いが、このコはもらっていくよ…。」
ダンは、ゆきこに近づくと、その腐りかけた腕で掴みかかった。
そのとき、俺はすでに、魔弾を放っていた。
だが、空間を歪めるダンにはたったの一発すら届きはしない…!
あの時と同じだ、と俺は思った。
あの時──アンナが連れ去られたとき、俺は手も足も出なかった。
だが、今は違う!今の俺には究極の魔銃ハイパーブラックがあるではないか!
「ハイパードラゴン!真の力を見せてみろ!!」
俺の叫びに答えるかのように、黒銃(ドラゴン)は黒竜(ドラゴン)へと姿を変える…。
洞窟を覆うほどの巨大な竜──それが俺の魔銃の真の姿だったのだ!
黒竜(ドラゴン)は俺の意思に従って動く。俺の分身。
「行けドラゴンっ!受けてみろダンっ!灼熱の超火炎ブラックブレス!!」
つづく
144 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/02(金) 01:20:07 ID:3bYsKOAh
「ボクに魔弾を使わせたのは、ジョーさん…アナタが初めてだ。」
そう呟きながらダンはカオスガンに手をかけた。
カオスガンの魔弾は、この世にたった "三発" しか存在しない。
だが、その代わりに圧倒的な威力を誇るのだ!
ダンのカオスガンの前に、俺のドラゴンは無力だった。
俺の魔銃はその威力に耐えきれず、無残に砕け散った。
だが、それでいい。
俺は自らの魔銃と引き換えに、ゆきこの救出に成功していた!
洞窟が崩壊を始める。
俺はダンに背を向け、出口を目指す。
いつか必ず倒すと、決意して──。
つづく
『ゆきこ』と名付けるそのネーミングセンスに脱帽
ブラックガン
ハイパーブラック
カオスガン
ゆきこ
ハイパーレベルだ。
147 :
カオス:2008/05/02(金) 22:34:21 ID:3bYsKOAh
「おじさん…」
「起きてよ…ジョーおじさん……」
…ゆきこの声で目を覚ます。
くっ…、気を失っていたようだ。
記憶がない…。
洞窟を脱出したところまでは覚えているのだが…。
ふらつく頭であたりを見渡す。
足もとに愛銃ハイパードラゴンの残骸が転がっていた。
「ごめんなさい、ジョーおじさん…。わたしのせいで…。」
「いや、いいんだ。どっちにしろああする他なかった。」
カオスガン──恐ろしい魔銃だ。三度相対したとき、俺は勝てるのか…?
俺はハイパードラゴンを拾い上げる。
よかった…。核になっている俺の、ブラックドラゴンは無事のようだ。
「大丈夫だ、ブラックドラゴンさえあれば何とかなる。行こう、ゆきこ。」
ぼろぼろの俺たちは、それでも、戦うことをあきらめてはいない──。
つづく
r/,-ニ-──-- 、_
////.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;='--─- 、,,,
/i'' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; -==二,,,
;;;;;;;;;;;;;ヾ'─-::..._::::; _,,,...,.r-'''"´
.,> ;;;;;;;;;;;_;;ノ 'てi.:: ;'、 ̄ そういやクイーンの事をすっかり忘れてたな…
i'((|;;;;;;;;(,ヾi :: . フ
|;;;;;;;;;ゝ' ー;' ま、ゆきこも気づいてないみたいだからいいや
∧;;;;;;;i,:: ,.. 」
'i,∧;;'-,, ::::i ̄
,..,,.--.、ソ ̄ .:::: ^'/'^'
~'
雪娘?を外に連れ出して大丈夫な……あぁ溶けてロリ化する設定か。スーパーハイパードラゴンまだー?
150 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/04(日) 12:07:14 ID:egSPKt22
──歩き続けて三日目。
ゆきこの顔にも疲れが見える。
そもそも、彼女がいま動けるのは、俺の渡した魔銃、ホワイトスノーのおかげに過ぎない。
雪の魔銃ホワイトスノーは、周囲の温度を低下させることができる。
病弱なゆきこは、本来冷たい氷の洞窟の中でしか生きられない体なのだ。
だが、それも長くは持たないだろう。
病気を抑えていられるのは、せいぜい一週間が限度。
あと "五日以内" にすべてのハイパーブラックを手に入れなければ、ゆきこは…。
「あぶないっ、ジョーおじさん!」
──突然のゆきこの声に救われる。頭上すれすれを疾風の魔弾が掠めていく!
「くっ…敵か!下がっていろ、ゆきこ!」
「ハイ……!」
岩陰から敵がゆらりと姿を現わす。
「子連れとはずいぶんとヨユウだな…? 黒銃のジョー!」
新たな敵の手には、純白の魔銃が輝いていた。
「お、おまえはタイガー!白銃のタイガーか!?」
つづく
151 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/04(日) 15:21:46 ID:st+z42/g
ホワイトタイガーがでたぞ!
たま?
タイガーを殺して奪った銃でゆきこを助けるのですね、わかります
154 :
カオス:2008/05/05(月) 16:07:22 ID:ZJHv2Cg3
俺は幼いころ、魔銃道場と呼ばれる場所に通っていた。
そこで俺は、生涯のライバルとも呼べる人物に出会った。
道場でも常にトップクラスの実力を誇っていた男、それがタイガーなのだ!
道場の卒業の日、俺とタイガーは道場に伝わる伝説の魔銃を受け継ぐことになった。
俺は炎の黒銃ブラックドラゴンを、タイガーは風の白銃ホワイトタイガーを。
それ以来、俺はタイガーとは今まで一度も会っていない。
だが、噂だけは聞いていた。
風より速い、最速のガンマンの伝説を…。
そしていま、伝説は実際の脅威となって立ち塞がっている!
「タイガー、なぜ混沌の谷にいる…?カオスと関係があるのか。」
「問答無用だぜ、ジョー。俺たちが出会ったら、そこには決闘しかないのさ。」
「いいだろう…。道場でつかなかった決着、今ハッキリさせよう!」
その言葉とともに、俺とタイガーは同時に銃を抜く。
さらに次の瞬間、黒と白の魔銃は同時に火を噴いた!
そして勝負の行方は──。
つづく
プリキュアマーブルスクリュー
156 :
カオス:2008/05/08(木) 02:18:02 ID:BIwi+tAS
目が覚めたとき、辺りは明るくなっていた。
「ジョーおじさん、気がついた…?」
「俺は…いったい…?」
確か俺はタイガーと決闘をして…
「そうだ!タイガーはどうした!勝負は…」
「落ち着いて!タイガーおじさんなら向こうにいるわ。あのあと、2人とも倒れたの。」
そうか。引き分けだったのか。
道場でもそうだった。なぜかタイガーとはいつも勝負がつかないのだ。
「おじさん、どうして無茶ばかりするのっ?もう少しで死んじゃってたかもしれないのよ!」
どうやらゆきこは一晩中俺たちの看護をしてくれていたらしい。
「すまない…。少しばかり焦っていたようだ。」
「まったく…!」
だが時間がないのも事実だった。また一日が過ぎ、残り四日しかないのだ。
気ばかりが焦るなか、タイガーがやって来た。
「おまえたちに話がある…。カオスのボス、Dr.カオスについてだ…!」
つづく
なんか本当に合体必殺技が来そうな流れ
158 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/08(木) 10:51:06 ID:31mjnB2P
真奥義・龍虎双撃弾(カタカナ技名)とかがでるんですね。わかります。
何を言われても黙々と続きを書く<<1の根性に脱帽
そろそろ、トーナメントバトルでてこ入れをしてみたらどうだろう。
決勝の相手は、偶然にも生き別れた肉親とかで。
162 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/10(土) 01:17:23 ID:9PrWSB13
Dr.カオス
この国でその名前を知らない者はいない。
魔銃研究の大権威で、カオスガンの発明者でもある
「カオスのボスだと!?博士は数年前"超魔銃"の実験中、事故で亡くなったハズだ…!」
「表向きはそうだ。だが事実は違う。博士は超魔銃の持つ闇の力に支配されてしまったのだ。」
「…闇の力だって?博士の研究していた超魔銃とは一体なんなんだ?」
「詳しくはわからない。だが、世界を滅ぼす闇の魔銃だと伝えられている。」
「そんなものが存在していたとは…。」
「闇に支配された博士は、超魔銃の力で世界を支配しようとしている。カオスとはそのための組織だ。」
人間の心をも支配するという超魔銃。俺たちの敵は、それほどまでに強大だったのか…。
そのときだった。
「ジョーおじさん、タイガーおじさん!あれを見て!」
ゆきこの指さす方向。
そこには、視界いっぱいにおびただしい数の死人の軍団が広がっていた。
つづく
「フッ…背中を預けられる奴がいるってのは…悪くないぜ…!」
的な展開かのう
超闇銃スーパーダークネスですか!?
165 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/11(日) 13:41:53 ID:dHS5cFUX
「ジョー、そしてタイガー、久しぶりじゃのう。」
死人の群れの中から、一人の男が現れた。
ガンマンたちを死人として操り、幾度となくジョーを追い詰めた死人の王。
そして、その正体は──
「し、師範!」
「ば、ばかな。貴方ほどの方が、なぜ!?」
「ククク…。お前たちに渡した魔銃、今こそ返してもらおうか!」
師範の言葉とともに、俺たちの魔銃が謎の光を放ちだす。
「うおっ、なんだこれは!」
「フハハハ、三魔銃が共鳴しておる!ワシはこの時を待っていたのじゃ!!」
魔銃道場に伝わる三つの魔銃。
俺のブラックドラゴン、タイガーのホワイトタイガー、そして…
「ま、まさか!師範は、第三の魔銃レッドフェニックスの封印を解いたのか!」
「ジョーよ、まさしくその通りじゃ!死人を不死にし、思いのままに操るのがこのレッドフェニックスの力よ!」
最強と名高い師範と不死の魔銃。いま二人の弟子が挑む!
つづく
166 :
イラストに騙された名無しさん:2008/05/13(火) 22:25:24 ID:OGNBXMeU
「ヴアアアアアアア!」 「キエエエエエエエエッ!」
奇声をあげながら、死人たちははジリジリと間合いを詰めてくる。
俺とタイガーはこれ以上ないほど追い詰められていた。
絶対絶命と思えたそのとき、タイガーがトンデモないことを言い出した。
「ジョー、ここは俺に任せてお前は先に行け。」
「ば、ばかな!?タイガー、いくらオマエでもこの数相手は無茶だぞ!」
「心配するな、ジョー。それに、オマエはその子を助けるんだろ?」
そう。確かにゆきこにはもう時間があまり残されていない。
ここはタイガーを信じて、頼るしかないようだ。
「いいか、ジョー。俺が合図したら、二人で同時に超魔弾を放つんだ!」
「超魔弾を二発もか!」
「そうだ。そうすれば師範と言えども必ず隙ができる。その間にオマエは混沌城に向かえ!」
気づけば、師範率いる死人軍団は、すぐそこまで迫ってきていた。
「作戦会議は終わったかね?まあ、どんな策を練ろうと、師に勝てるハズもないがな。」
師範は、勝利を確信し、少しばかり油断しているように見える!
「フッ、作戦会議は終わりだ。撃てえッ、ジョー!!」
つづく
そろそろ第二部にいった方がいいな
168 :
イラストに騙された名無しさん:2008/06/11(水) 10:06:40 ID:2QweVjrH
パクって一作書いちゃおっかな〜
ほ
保守