14 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/04(金) 15:53:57 ID:c732N7cq
え…
釣りじゃないのか?
15 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/04(金) 15:58:10 ID:yMis6jEU
釣り出鞘
俺
>>10なんだけど、
>>1みたいな話の続き書かなきゃならんのだろうか?
1の作品は、少しの文章からでも
ハルヒやゼロの使い魔よりも面白いと断言出切るオーラが漂っています
19 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/04(金) 21:31:19 ID:+gGA8j5g
サンダーウィングフェニックスの契約者は僕の技に少し驚いたようだった。
しかし、すぐに構えると、僕の耳が張り裂けそうなほど叫んだんだ。
「少年よ、知っているかーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
僕の技が敵の眼前に迫る。しかし敵は金縛りにあったようにピクリとも動かない。
遂に炎の竜巻が敵を飲み込み、天高く舞い上げた。
敵は落ちてこなかった。代わりに、火の粉が僕の周りで踊っていた。
その火の粉を見て、僕は泣いた。僕は敵を殺したんだ。
サンダーウィングフェニックスの契約者は死の間際に何を言おうとしたのか。
彼は目の前に迫る炎の竜巻を見て、今まで少年に隠していた事実を打ち明ける気になったのだ。
それは、彼が死ぬまで隠し通すと誓っていた、絶対に話してはならない秘密であった。
(死ぬ直前にならねえと本当の気持ちがわからねえなんて、俺はよっぽどのひねくれ者だな)
彼は叫んだ。だが、叫んでいる途中で、彼は今から自分か少年に対してどんな仕打ちをしようとしているのかに気付いた。
(俺は・・・・・・馬鹿かっ!今更・・・・・・今更打ち明けたところで、彼にさらなる重荷を負わせるだけだっ!)
彼はすんでのところで踏みとどまった。彼は最後まで少年の敵でいる事を覚悟したのだ。
彼は炎の竜巻の先にいる少年を見た。涙で濡れた瞳から見る少年は、赤い光に包まれているように見えた。
(素晴らしい・・・・・・)
炎が彼に触れ、やさしく包み込んでいく。
(俺は人並みの親ではなかった。しかし、最後にこんな光景を見せてもらえるのは、やはり俺が彼の父親だからなんだろう)
彼は炎に巻かれながら、そんな事を考えていた。
つづく
彼の戦いはまだ始まったばかりだった。 ■第一部 完■
21 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/04(金) 21:47:49 ID:9LtL/v80
ここで、僕の手にドラゴンが封印された経緯を語っておこう。
僕の生まれたソレイラ村は、アゾレウス大陸の北端に位置する、小さな山村だった。
ガレウス帝国の領地内で、近くにある活火山ガイレウス山の鉱山資源を掘る、炭鉱夫達の村だ。
僕も幼い頃から、炭鉱で父さんの手伝いをしていた。父さんは毎日よる遅くまで働いて、顔を真っ黒にして帰ってきた。
でも、僕が十歳になった日、父さんは帰って来なかった。
ガレウス帝国管轄第603坑道。
そのトンネルが、父さんを飲み込んでしまった。
その日以来、母さんは笑わなくなった。
そして先月、僕は寝付けず、家を抜け出し、炭鉱の方へ歩いていったんだ。
その時、炭鉱から大勢の大人が飛び出してきた。どうやら怪我人が出たらしく、大急ぎで運び出していた。
炭鉱のまわりには、僕一人だった。なぜかは今だにわからないけれど、僕は炭鉱に入った。
そこで出会ったんだ。
父さんの遺品とドラゴンの石に
遺品はかなりの値打ちで売れた。きゅうに金持ちになった僕の家は帝都ガイロンシティに引っ越した。かあさんはホスト通いをして笑顔をとりもどした。
23 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 01:48:38 ID:DLpzGDrX
第二部 【僕は強い誰よりも強い】
24 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 02:03:39 ID:JmrnMq4V
神スレage
25 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 02:05:11 ID:vChdFSEA
結局なんでドラゴンは封印されたの?
そこは物語の根幹に関わってくる部分なんだが・・・まあいいか
封印されているのはドラゴンではなく、ドラゴンの幼生態である主人公の力。
要は、幼生態だから、限られた時間しかドラゴンの力を使えないだけ。
主人公が勘違いをしてるのは、
人の子として生きて欲しかった父親が、幼き頃の少年に嘘を植え付けたから。
アバンスラッシュ!
アバンストラッシュな
ドラゴンなら人の子として生きちゃダメだろ
30 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 12:29:06 ID:BB6UfqeA
なんだかぼくもガイレウス山に上りたくなってきた!!
32 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 14:09:04 ID:hxY4Sfe5
ラノベ板の他の全てのスレを落としてでも
このスレは保守すべき
禿同
34 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 19:25:04 ID:IcNdHHMq
第二部マダー?
35 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/05(土) 20:13:04 ID:DLpzGDrX
「おのれドラゴン太郎め、笑っていられるのも今の内だよな?」
このセリフをとってもわかるように、フェアリーダークホーリードラゴンの契約者は、おかしい人だった。
第一、僕が契約しているドラゴンの名前は、ドラゴン太郎ではないし、
セリフが何故疑問系なのかも理解しかねる所だ。
「ドラゴン太郎よ、受けてみろ!俺の最大最強の切り札、光と闇のスクランブルエッグ!プラスフェアリー!
名づけて、善にも悪にもなれない中途半端な人生を送ったちょっと不幸な村人のフェアリーとの出会いで彼は
生への喜びを知るうううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!」
彼の体にドラゴンパワーが充実していくのが見て取れた。これほど強大なパワーは初めてだ。
パワーが強すぎるのか、彼自身の体も少しドラゴンへ変態しているようだった。
「ふふふ、どうだ?ドラゴン太郎よ。これが俺の力だ」
「中々やるじゃないか」
僕の相棒は素直に感想を漏らした。
「・・・・・・ありがとよ。いくぜっ!!!!!!!!!!」
瞬間彼が一直線に僕の方へ向かってきた。
駄目だ、早すぎる・・・・・・こんなの僕にはどうやっても対処しようがないじゃないか!!!!!!
「落ち着け、マスター」
僕の心情が伝わったのか、相棒が口を開いた。
「あいつの攻撃に惑わされるな、あいつがどういう人間なのかを見極める事だけに集中しろ」
「でも、もうこっちへやってきちゃうよ!」
バシッ!
僕の頬がジンジンと疼いた。どうやら相棒の尻尾で叩かれたようだった。
「冷静になれ。確かにあいつは強い。今まで戦った奴の中で、最強だ」
そんなことは理解している。僕が聞きたいのは―――
「だがあいつは、決して我々に『勝利』することは出来ない。この意味がわかるか?我がマスター」
つづく
「なぜなら奴は“はいてない”からだ!!」
「“はいてない”!お前は“はいてない”ぞフェアリーダークホーリードラゴンの契約者!」
ぼくがそう言うと途端にフェアリーダークホーリードラゴンの契約者の動きが鈍った!
本当だ!本当に“はいてない”んだ!これでフェアリーダークホーリードラゴンの契約者は激しい動きは出来なくなった!今だ!
「そんなスカートを気にした動きでぼくに勝てると思うなよ!フェアリーダークホーリードラゴンの契約者!お前の名前は長くて言いにくいからこのあたりでお別れだ!」
でもドラゴンの名前は重要だから略す事なんて出来ない!でも長いからもう呼びたくない!
「だからお前を倒すしかないんだ!フェアリーダークホーリードラゴンの契約者!いくぞ!どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
つづく
39 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/06(日) 15:02:30 ID:DpRBNA5L
age
フェアリーダークホーリードラゴンの契約者は女の子だったのか
喋り方はオッサンで一人称「俺」なのに女の子だったのか
「はいてない」事を気にしてそれなのにわざわざスカート履いてくるのか
そして見抜かれたら見えるの気にして動きが鈍るのか
もう完璧じゃん
お前らゴールデンウィークにどこにも外出もせずこんなところで楽しそうで羨ましいよ
でも、このスレの最初よかつまんなくなってるよな?
そうか?
俺はジェンガをやっている心地で見ていられるが。
まあ、一回でも崩したら二度とやろうとは思わん感覚だがな。
44 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/06(日) 19:48:01 ID:n7rwXQgj
あれれ?
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
どうしたんだ
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
おかしいな
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
そんな・・・・・・
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
そんな筈は無いっ!!!!!
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」「どらごんどらごん!ふういんかいじょ!」
封印が解けないっ!!!!!!!!
「愚かな奴だ、今のお前にドラゴンの封印が解ける訳がなかろう」
つづく
しかたないから敵をかんさつすることにする。よくみえるようにちかづくと、敵は“はいてない”うえに“はえてない”
…これは!?勝った!
ぼくはおもむろにズボンを下ろして叫んだ。
「これを見ろ、ぼくはもうはえてるぞ!ぼくのかちだ!!」
>>44 なんてあきらめの悪い奴なんだwwwwww
47 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/06(日) 22:21:31 ID:n7rwXQgj
僕はおなかが冷えるといけないので、いつもシャツをズボンの中に入れ、
あばら骨のあたりまでズボンを引っ張ってそこで止めているんだ。
でもさすがに勝利を確信して興奮してしまったのか、
暑くなってきたのでズボンを下ろしてシャツを出す事にした。
彼は呆然としている。無理も無い。
僕は彼に生え変わって間もない永久歯を見せ付けたのだから。
これで僕の敗北は無くなった。
そして必然的に僕の勝利も確定する。
僕の相棒が言ってた言葉の真の意味は、こういう事だったのだ。
ドラゴンの契約者である条件。
それは、身体・精神的に「成人している事」
僕は、彼の口もとを観察していると、ある事に気付いた。
全体的に歯が小さいのだ。
どう見ても乳歯にしか見えないほどに―――
気付けばもうそれまでだった。
相棒が出してくれたヒントのおかげで、僕はすぐに正解へと結びつける事ができた。
ドラゴンの契約者を殺すことが出来るのは、ドラゴンの契約者だけだ。
ならば、ドラゴンの契約者でない彼が、どうやって僕を殺すというのかっ!!!!!!!
「さようなら、『自称』フェアリーダークホーリードラゴンの契約者さん」
僕は、うなだれている彼に背を向けその場を後にした。
つづく
48 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/07(月) 02:25:22 ID:ciq6Wo5W
僕は迷っていた
>>50へ行くべきか
>>53へ行くべきか?
迷ったあげく、僕はドラゴンに尋ねると、ドラゴンは
>>55と答えたので、
>>58へと向かった。
みたいなアンカースレはダメ?
なら
>>57までの無駄レスはお前が作るのか?しかも
>>58から見たら意味不明なんじゃね?
51 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/07(月) 21:52:59 ID:UxHOHEoF
あげちゃうよー><
52 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/09(水) 22:06:01 ID:fUKfOo75
期待age
>>50 逝ってみたがなにあの、
「え?冗談でしょなんであんなので死ぬの?」みたいな応対。
ガンジーのすみかへようこそ!
気の毒だがここがお前の墓場だ!
55 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/10(木) 18:31:33 ID:lU54cJb2
ぼくの どらごん まぐなむ ですとろい きゃのん が ひを ふくぜ !!
56 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/12(土) 22:33:08 ID:h2veUucB
「待ってください!」
かっこよく立ち去った僕の後ろから声がしたので振り返ると、彼が僕の目の前に立っていた。
「うわああああああああああああ!」
「きゃっ!」
僕は驚いた拍子に彼を突き飛ばしてしまい、尻餅をつかせてしまった。
「うう・・・酷いです」
彼は潤んだ瞳で僕を見つめてきた。
僕は悪寒がしたので、とりあえず走って逃げる事にした。
「あっ!」
今の内に走れ走れ!追いつかれたら終わりだぞ!
「しかし女子を突き飛ばして逃げるとは、我がマスターはとんだ鬼畜だな」
「うるさいっ!ってええ?!あいつ女だったのか?!」
「我がマスターの目は節穴か。そんな事だから先程の戦いも苦戦するのだ」
「女・・・・・・女かあ・・・・・・女・・・・・・女っ!!!!!!!!??????」
僕は急停止した。
「おい、相棒」
「何だ我がマスター」
「お前あいつが女だって事にいつから気がついていたんだ?」
「最初からだが」
「そうか・・・・・・」
「どうした、何か問題でもあるのか?」
「ああ、大有りだよ。いいか・・・・・・」
「そういうのはな、僕が『はいてない』攻撃をする前に言って欲しかった!」
僕は吼えた。相棒はあっけに取られて呆然としていた。
とりあえずボクは、おいかけてきたこにくびわをはめて、あついからふくをぬがせて、くさりでつないでつれていくことにした
ヘックション!
ふくをぬいだらかぜをひいてしまった。
そのままだんだんとぼくのからだは、こごえていき
かえらぬひととなってしまった。
ざんねん!ぼくのぼうけんはここでおわってしまった。
ファンタジー世界といえども銃相手にそれ以前の武器、特に白兵戦用の刀剣類等が勝てるはずも無く、世界は銃と魔法の世界となった。
しかし、その世界にあって鍛錬に鍛錬を重ね、剣技にて銃を圧倒する剣士達もまた存在した。
彼等の戦闘能力に常識は全く通用せず、弱い者でもドラゴンの群れをも凌駕する戦力として恐れられた。
剣士は4段階の階位、『剣士』『剣客』『剣豪』『剣聖』に大別され、最弱クラスの剣士でも常軌を逸した超戦闘力を有する。
まして最強の剣聖ともなれば、強大な魔王や大天使、戦神と言えども軍を率いて戦いに臨まねば勝負にすらならない尋常ならざる戦闘力を持つ。
……が、主人公は剣士ではなく単なる冒険者。
信頼性だけが自慢の時代遅れのリボルバーを片手に、どういうわけか剣士相手に死ぬ思いをして勝利を重ねてきた歴戦の兵。
神様、俺が何をしたって言うんだい?
なんで何時も何時も剣士だなんつー化け物に俺をぶつけるわけよ!?
そんなファンタジーラノベ。
ヒロインに剣士がいるのはデフォで。
>59
機転とか閃きだけで努力と根性の結晶を打ち破るのがまさに厨設定だが
自分で考えた厨設定スレと誤爆しただろ
61 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/30(水) 21:07:19 ID:/5uR+3Ib
期待age
63 :
イラストに騙された名無しさん:
ageage