●一人で最大【5作品】まで投票できます。
・独立して出版された書籍【5タイトル】までを有効とします。
・同人、雑誌掲載短編への投票は無効となります。が、それでも投票したいという熱烈な愛情を止めることは誰にも出来ません。
なお電撃hp、ファウスト等書籍扱いの月刊誌、季刊誌などは集計人の独断により無効とさせていただきます。
が、それでも投票したい(ry
・ひとりで同一タイトルへの複数投票はできません。
・シリーズ、作者、その他「一冊」以外の単位や、書籍でないものへの投票は無効とします。
●作品名は正確に、前後に<< >>を付けて括って下さい。上記のリストにある作品はコピペすることを推奨します。
集計方法の都合上<< >>で括られていない投票は限りなくスルーされます。
●投票理由(感想)の明記は必須とします。
・基本的に簡単な感想でOKですが、未読者に配慮してネタバレは極力避けてください。
<注意事項>
「荒し・多重投票対策」のため、次の場合集計人の判断により無効票とされる場合があります。
・一言だけの露骨に短い感想 (例:「○○最高!」「とても面白かった」等)
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷と取れるもの
・その他、集計人が不正な感想であると判断したもの
●貴方が名作だと思うものが名作です。他人の投票内容には寛容に。
●上の条件が守られていれば投票形式は自由です。
<<イチオシ賞>>
◎大賞に投票した作品の中で、イチオシしたいもののタイトル【一つ】に○を付けて下さい。
・大賞とは別にイチオシ賞として集計されます。
・イチオシ賞への投票は必須ではありません。
●2006年上半期ベストキャラクター賞
・2006年上半期に出版されたライトノベルに登場したキャラ限定です。
文庫、新書形式に限らず、ハードカバー単行本、雑誌媒体でもかまいません。
・二つ名等は集計人が作品を知らない場合に別集計してしまいますので、なるべくフルネームで。
別集計したキャラがあった場合、ご指摘があれば修正します。
・5キャラ(5組)まで投票することができます。1キャラ(1組)1票です。
・カップル、コンビや組織でも1票として投票できます。但し、単体とは別集計になります。
例えば、ホロ&ロレンスで投票しても、ホロ、ロレンス単体の票には加えられません。
また、番外編などで極端に設定などが変わったキャラクターが入れば、
本編のキャラクターとは別に投票しても構いません。
・亜人種、動物、妖怪、AI等、キャラクター性があればなんでも可。
・有効票の判断は集計人個人で行います。議論はしません。
・投票形式は以下の形式とします。集計法の都合上、{{}}で括られていない投票は限りなくスルーされます。
{{キャラ名}}(作品名)
コメント
---投票例---
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
振り回して振り回されてのいちゃつきっぷりがたまりません。
投票開始かな。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
経済要素とライトノベル要素の合致っぷりが完璧すぎる。
生き馬の目を抜く商人達のドロドロした暗さと、目的を為すために冒険するファンタジー的熱さの両立は、
ライトノベルにジャンルの枠が無いことを再認識させてくれた。
一巻の見せ場はややあざとさの見えるアクションだったが、今回は書きたいことを書いていた様に思う。
年に数冊しか会えない、ページを繰る手が止められない傑作だった。
<<少女七竈と七人の可愛そうな大人>> 【著:桜庭一樹/絵:----/レ:角川書店】
連載時から追っていたが、最高。
桜庭一樹に地方都市のこどもを描かせると、本当にロクなことにならない。
これものめりこんで、一息に読んでしまった。やっぱ桜庭は面白い。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
“白桜庭”と呼びたくなってしまう、中学時代の青春の一コマ。
『人の心って、うつろうのねぇ』。ああ全くその通りだとも。
一巻と比べて、成長したりしてなかったりする塩梅が本当に上手い。三巻が待ち遠しい。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
あまり良い言い方じゃないが、ゆゆこ節炸裂! としか言いようが無い。
恋愛・友人関係及び『共生』とも言うべき複雑な人間関係のミックスっぷりがお見事。
田村君で見せてくれた熱さも健在で何より。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
小市民というキャラ設定が、いやらしいまでに活用されているミステリー。
第四章の伏線消化っぷりには脱帽。そしてまさかのレイニー止めに号泣。
次点はタマラセ、され竜、奇蹟の表現、永遠のフローズンチョコレート。
売れ線のシリーズ物で琴線に触れたのが少なかった……。
6 :
1/3:2006/07/08(土) 00:04:21 ID:wYJL6GEg
投票します。
○<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
今回の一推しはこれしかない。と読み終わった時に確信した。
− これは言うなれば、日没と月をめぐる物語である。 − 序章
幼い頃に妹を亡くした主人公は叔母の葬儀で従姉妹の桜花に出会う。
桜花は不幸な生い立ちと天才的な絵の才能を持った少女だった。
主人公の家に引き取られた桜花は少しずつ幸せになる。だが、それを壊すかのような事件が起こる。
話はそれの繰り返しだ。幸せと不幸の交差、ベタな展開とも言えるかもしれない。
だが、そのストレートな物語が随所で心を打ち泣ける。
今期というか、ぶっちゃけ21世紀で一番泣けた。
と、ここまで大プッシュだけど、笑いのツボと泣きのツボは人それぞれなので、過大な期待はすんな。そして、合わなくても俺に文句言うな。
とりあえず、感動出来る話が読みたい人、泣きたい人、健気で可愛い少女の話が読みたい人には超絶お勧めです。
桜花かわいいよ桜花。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
電撃期待の新人の第2弾。
1と2のどちらに投票しようかと迷ったが、ロレンスの追い詰められっぷりと、ホロとロレンスのLOVEっぷりで2巻へ。
ファンタジーなんだけれど、商人が主人公で金儲けが目的でそれでいてライトノベルとして成立している。
ホロかわいいよホロ。だけでもポイント高いけれど、商売の描写の面白さも必見。
一番の見所はホロとロレンスの軽妙な掛け合いですけどね。
7 :
2/3:2006/07/08(土) 00:05:18 ID:wYJL6GEg
続き
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
太宰の人間失格を話の軸として文芸部の主人公と先輩が事件を解決するミステリ風な学園もの。
と言えばいいのかどうか。
先輩は"本を食べる"女子高生。主人公は元美少女覆面作家の男子高校生。
コメディだったりシリアスだったりして、ミステリもありと分類は難しいですが、そこが良い。
イラストと粗筋で買ってしまった本だけれど、大賞に思わず投票しちゃいたくなるほどツボです。
遠子先輩かわいいよ。
ツンデレ娘っぽい同級生もいるよ。(出番少なくて現在はツンのみだけど)
<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感>> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
期間内で3冊発売されたが、選ぶとしたらこれ。他も良かったけれどこれだ。
この巻で出てくる敵も他の巻より良いキャラだと思うし、ガンアクションもこなれて来た。
何といってもレズ三角関係がサイコー。オチもワクテカだったしな。
とにかく、ヤングガン・カルナバルはシリーズ通してお勧めですよ。みなさん。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
何といってもラストのタズサの宣言でしょう。
スポコンの王道らしく非常にワクワクしますね。
もちろんリアとのサービスシーン、ガブリーとの友情とシリーズ最終章に相応しい展開が盛りだくさん。
果たしてタズサはリアに勝てるか、ピート関連は最後になんかあるのか、どう物語を締めくくるのか。
ラストに向けて加速していく物語は面白い。
今回は投票に迷った。月の盾は鉄板だったけど、6月になって銀盤と狼と香辛料2が来て選考しなおしたりと。
今期が豊作だったかどうかというと分からないが、俺好み、俺のツボに入る作品が多かった。
いつもは2作ほど余って好きなシリーズに振り分けたりしてるのだが。
はいはい、遅れましたが投票開始です。
投票期間中はage進行でお願いします。
前回は大賞に比べてキャラ賞の票数がかなり少なかったので、今回はそっちにも多数の参加お待ちしておりまーす。
9 :
3/3:2006/07/08(土) 00:08:09 ID:wYJL6GEg
ということで、次点の作品にも未練が残るので投票外だが紹介してやる。
繰り返し言うけど、以下は投票選外です。自己満足です。
<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
巻が進むごとに面白さを増すあざの、新章1冊目からやられた。特に最後のところが、続き読みてー。
面白さでいうなら投票した5作品には絶対負けてません。
どうせこれから更に面白くなって、次期以降投票すんだから、今回はパスという理由で外しました。
これからの特区とミミコから目が離せません!
<夏期限定トロピカルパフェ事件> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
これも面白かった。一応は小市民シリーズの2巻で連作短編の形式をとっている。
ライトノベルと一般小説の境界線上の作品というのと、地味なところで惜しくも選外。
ミステリーらしい終盤の真相の二転三転はさすがでした。
<侵略する少女と嘘の庭> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
嘘シリーズの3作目、嘘シリーズで一番、ファンタジー要素のない、ある意味、正統派なジュナイブル小説。
個人的な意見では清水マリコの嘘シリーズ、ゼロヨンイチロクシリーズの中で一番面白かった。
シリーズといってもこれだけで完結してるんで、他作品読まずともこれだけ読んでもいいっすよ。
選外、次点作品の紹介に力を入れすぎた気もするけれど、票にならないからこれくらいはね。
繰り返しますが、上記は大賞の投票とは関係ありません。集計しないでください。
10 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 00:13:36 ID:jfEEWGeE
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
今回の大本命。
電撃のハードカバー戦略は、この人なくしては在り得なかったろう。
良い意味でのジュブナイルであり、安心して人に勧められる快作。読むべし。
<<コッペとBB団 その2>> 【著:田口仙年堂/絵:はしもとしん/レ:ファミ通文庫】
この超ペースで書き続けてこの高レベルを維持している作者には驚くしかない。
実は今、ライトノベルでかなり珍しくなってしまいつつある「ちょっといい話」なんだよ・・・。
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
Sも良かったが、ストーリーの動いた本編の方を。一冊ごとのどんでん返し展開。
謎が解けそで解けず、ひどい切りで以下次号・・・全く876作品は地獄だぜー。
<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感>> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
イヤッホーゥ!深見だ深見だ深見汁だ!格闘格闘銃格闘、百合百合格闘銃格闘!
真面目に話すと、深見は「作風の魅力」で読ませる作家だと思う。出来不出来は激しいがw
<<ゆらゆらと揺れる海の彼方 (6)>> 【著:近藤信義/絵:えびね/レ:電撃文庫】
いつ打ち切られるのかとハラハラしながら楽しんでいた本作も、はや6冊。
感慨無量だ・・・キャラで押さず話の展開がメインなのは長所でもあり短所でもあるか。
キャラは来週に。
11 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 00:16:38 ID:EAP8ioM/
●大賞・イチオシ賞
○<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
今期の新人で一番面白かった。
無知だからかわいいというのは腐るほどあるが、ちゃんと知識がありしかも主人公よりも賢いのにかわいいというのはすばらしいと思う。
商人同士の駆け引きも幼稚なものではなく、しっかりと描かれていて文句なし。
2巻も面白かったし、これからも楽しみ。
<<銀盤カレイドスコープ7>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
前回、本当に1巻で終わらせられるのか? と心配だったが、まだ続くようなので一安心のこの巻。
トップアスリートのみが抱える不安や悩みが強く描かれていて、それが全てオリンピックへ向けて収束していくのはすごいの一言。
大会らしい大会もないのにストーリーが熱い。
最終巻が今から待ちきれない。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
最初の2文を読んだだけでぞくぞくした。
後半に行くにしたがって高まっていく緊張感は、まさに嵐の前の静けさという感じ。
自分の夢とミミコへの期待(そして嫉妬)を抱きながら行動する陣内が格好いい。
カンパニーの他のオジサン連中もそれぞれの思いをもっていて良い感じ。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
「わたしたちの田村くん」に続くドタバタラブコメ。
気恥ずかしさいっぱいで、読んでいると思わずにやけてしまう。
前作に比べて主人公がふらふらしない分、すっきりと読めた。
2巻に出てくるキャラも強烈で魅力的だし、今後も楽しみ。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
清水マリコの嘘シリーズ第3弾。
主人公の牧生が良くある性欲のかけらもないような男の子と違い、ちょっとエロいことを考えてしまってはそのことに悩んだり、
ヒロインのりあもワガママででも傷つきやすくて、主人公の友達も仲は良いけどいろいろ悩んでいたりと、登場人物がとても良い。
ヒロインの抱えている青春の苦しさが幻想と入り乱れる様はさすが。
今回初めて投票します。ゆるして。
【大賞・イチオシ賞】
○<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ラノベで中世が舞台ですが、経済を題材にしてるなんて聞いたことがありません。
ヒロインの、主人公を手玉に取るような老練さが秀逸です。
しっぽふさふさもポイント高いです。
新人なのに大賞とっちゃうかも!?
「このエコノミックアニマルめ!!!」
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
シリーズ完結巻です。
幼馴染のカップルが、互いに相手を思う気持ちが純粋でとてもいいです。
悪魔との知恵比べとか、前巻までに風呂敷広げすぎたかとも思ったけど、
最後はきれいにうまくまとまって安心しました。
みんな幸せになれるといいですね。
次の作品にも期待します。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
やさしい人たちときれいな心が書かれてました。
ギャグとか笑いをとる要素は皆無です。
このようなストーリーはかえって新鮮でした。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
ラノベの王道、肩肘張らずに読めます。
凝った作品ばかりで疲れたと思ったときにちょうどいいです。
まわりの人物の、いま一つ何考えてるかよくわからないところもありますが、
今後語られるものと期待しています。
餌付けはロマンだと思いました。
対象作品から30冊以上読んだけど、大賞候補に挙げられるの4つしかないです。
13 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 00:26:46 ID:UK8hNipG
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
髭面行商人と狼耳尻尾少女のゆったり夢紀行〜借金地獄編〜。
ギャー、なぜ信用買いしてきやがったー、な絶望感に引き込まれて一気読み。
デビュー作が良かっただけに、それをあっさり越えてくれたのは嬉しかった。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
手にした剣は一振り。敵は雲霞の如く。
圧倒的な戦力差を背負って飛び込む死地。これ以上ストレートなカタルシスもない。
続く8巻も良かったけど、やはりこっちの方がインパクトは上かな。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
背はちっこくて顔も可愛らしいが、木刀担いでカチコミに来るヒロインはガチ。
若干やりすぎ臭の漂うラブコメ。けれども、ここまでテンポが良くて楽しい学園物は久々。
凶暴かつドジっ娘のヒロインもアレながら、様々な妙技を体得した友人の少女もナニでGood。
<<されど罪人は竜と踊る Assault>> 【著:浅井ラボ/絵:宮城/レ:角川スニーカー文庫】
道端に、謎の美少女――ではなく無能感溢れる煤けた眼鏡男が転がってて拾われるところから始まる話。
本編から見ると過去に当たり、本編でダメ男だった主人公が過去でも基本的にダメ男なのはなんか安心。
今回はそんなに毒々しくないけど、相変わらず悪趣味な要素は残ってる。そこが面白くもある。
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
たった五ページで魔王敗北。相手十四歳の女の子。魔王油断しすぎだよ魔王。
まるでネタみたいだが大筋シリアス。やや粗いものの、後半のテンションは熱い。
最強から一転して最弱の座に落ち、それでも不屈の魔王が見せる底意地に拍手。
14 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 00:27:32 ID:UK8hNipG
あとキャラ賞。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
肌がむず痒くなるほどのイチャラブに酔い痴れた。何事もない日常を綴った番外編とかも読みたい。
{{平賀才人&デルフリンガー}}(ゼロの使い魔)
元は平凡な日本人少年と、喋る魔剣。特攻を目前にしたときの会話から窺える連帯感にジーンと来た。
{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
無敵の龍と最強の虎。という雰囲気は微塵もないながら、恋愛未満の仲良さが微笑ましい。
{{パンハイマ・ルヴゥ・アミラガ}}(されど罪人は竜と踊る)
緋のパンハイマ。幸せに育って純粋に歪んだ負の女王様。ここまで極悪だと却って魅力的。
15 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 00:33:22 ID:2xWwk2o4
早めに投票して高みの見物をしてみんとする。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
絶えて久しい正統派少女小説の香りのする本作品はなぜかファミ通文庫から出てたりする。
桜庭一樹は中学生の心を忘れないのだな。
どの作家もかつて中学生であったわけだが、誰もが中学生の心理を覚えていて書けるわけではない。
思わず優しい気持ちになってしまう。素晴らしい。
あと桜庭は発売されたばかりの七竈も良かった。
○<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
こちらもオレの中の男子中学生心理が刺激されてしまう。
クラスで敬して遠ざけられているなに考えてんだがよくわからないきっついけど綺麗な女子に
突然家を訪ねられて一晩中喋り続けたりしたらオレはもうダメになってしまう。なにがだ。
情けなくも恥ずかしい日々が思い出され悶えてしまう。
<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
有川浩の描く恋愛模様はいつもこれ以上ないくらいベタなのだが、それも味ということで。
どの作品も毛色が一緒だなという批判はあるでしょうがそれを吹き飛ばすくらいに
エンターテインメントとして抜群だった。
熱血体育会系女子と本好き少女であることを両立させている主人公の造形は結構新鮮。
16 :
15続き:2006/07/08(土) 00:33:44 ID:2xWwk2o4
<<リリカル・ミステリー 盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜>> 【著:友桐夏/絵:水上カオリ/レ:コバルト文庫】
黒いラストで度肝を抜かされたデビュー作の前日譚。レーベルのカラーも利用したサプライズが
新鮮だったわけだけど、作風を知られた続刊でも読者を楽しませるってのは筆力の証拠。
品のある登場人物たちとわりと古風な文章も作風に合っている。
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
5冊目は迷ったけど新人枠で。荒さもあるけどアイデア賞で。
魔王を倒しに行った勇者が、自身も驚愕しながら勝ってしまうが、厄介払いで勇者に仕立て上げられていた
主人公は、人間への復讐のためそのまま魔王に成り代わって人間界を征服してしまう。
ここまで冒頭の数ページ。こりゃアイデア賞だよ。続編もなかなか楽しめた。
次点 ジャンクル!。ジュブナイルSFっぽい感じの懐かしさがあった。投げっぱなしラストだが。
今期は新人がわりと良かったと思う。傑作はなかったかもしれないけど、富士ミスのエクスプローラー、
富士見Fの電蜂、ファミ通の走って帰ろう、ワンダフルワンダリングサーガ、
電撃の哀しみキメラ、狼と香辛料あたりが良かった。
新興レーベルではGAのガジェットポップが相変わらずの川崎康宏、Zのドラグネットミラージュは
それこそ川崎康宏の銃と魔法を彷彿とさせられる設定だがなかなか良かった。
9S、がるぐる、空鐘、フルメタ、煉獄のエスクード、銃姫、ゼロの使い魔などのシリーズは好調。
ヤマグチノボルは魔法薬売りのマレアも相変わらずのバカ部分は笑える。
ほかにはヤングガンカルナバルがこっそりと堅調。戦う司書にも期待している。
今期のブギーポップは初期に近いテイストがあって良かったんじゃないか思う。
卓球場以来4年ぶりくらいに読んだ野村美月の文学少女と死にたがりの道化は意外に上手かった。
【大賞・イチオシ賞】
4票のみ。5票目は棄権。
<<A君 (17) の戦争9 われらがすばらしいとき>>
【著:豪屋大介/絵:玲衣/レ:富士見ファンタジア文庫】
シリーズ9冊目で、相変わらず。
戦争の極限状況を見るのは別にラノベじゃなくてもいいはずなんだが。
オタ系の味付けが読ませるのだろうか。
とにかく相変わらずの切羽詰り具合に票を入れる。
<<交響詩篇エウレカセブン 2 UNKNOWN PLEASURE>>
【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
<<交響詩篇エウレカセブン 3 NEW WORLD ORDER>>
【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
○<<交響詩篇エウレカセブン 4 HERE TO STAY>>
【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
シリーズ票。4巻完結の後ろ3巻。(1巻目は集計期間外)
ノベライズではあるが、抑圧された状況下での少年の成長というテーマが
作者にあっていたのか、悪い意味でのノベライズっぽさはない。
加えてこっぱずかしいボーイミーツガール、星の運命を背負った少女、星との対話…
と、古典的とも言えるテーマを扱っていて、王道をきっちり書ききった感がある。
(今風のライトノベルというより、一昔前のジュブナイルSFっぽい雰囲気をまとっているのが可笑しい)
他には、3巻中盤のチームとしてのどん底感、そこから立ち直り逆襲するカタルシス、
クライマックスの盛り上がり、ホランドの男前っぷり、そのへんが見所。
3巻終盤の『レイ=アウト』が強烈な印象を残す。
キャラクターが容赦なく極限状況に突き落とされるが、その分
作者が身を削って心理描写をしている感あってかなりよし。
18 :
1/2:2006/07/08(土) 01:43:02 ID:LEg5AXiu
老醜と笑いたくば笑え
○<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫
】
奇跡の復活から数ヶ月で出るとは、神農様もびっくりだ。どれも珠玉の短編。
さらっと読み通せる筆致の確かさと、思わず唸らされる構成の妙は健在。
というか、ある種の限界点というか、エッジの効きまくった境地にひとりの作家が達して、
その境地でもがき苦しみ、なお高みを目指す作品を七転八倒しながら産み落とした過程が、この短編集かと。
封仙の短編集を最初から通読すれば皆にも絶対わかる。この辺の作品、文字通りろくごは「身を削って」産み出している。
ある作家の成長、或いは変遷のある種の到達点として、貴重なメルクマールと見ていただけるとありがたい。
この七転八倒の境地を経て、絶対絶命にも程がある本編の続きを、ろくごがどう展開するか、
スレ住人は展開予測も殆どかなわず、固唾を呑んで見守る次第だ。っていうか何か情報ください。不安すぎます。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
もうともかくホロの造形に完敗。破壊力抜群。
中世〜近世ヨーロッパ風の世界設定も、煩雑にならない範囲で上手くまとめてあるし、
何よりその世界の中で、皆が「地に足をつけて生きている」感触がとても心地よい。
電撃の所謂「セカイ系」とは一線を画す、古典的な意味で「正しい」ライトノベルだと思う。
二人の掛け合いの破壊力の差で、2巻の方を推す。
ただあの段落等の最後の「〜のだった」という表現が頻出するのが、ちょっと気になるのだった。
19 :
2/2:2006/07/08(土) 01:43:44 ID:LEg5AXiu
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
この人の文章の読みやすさは異常の域に達している気がする。元ライターとは言え、なんだこのこなれ具合。
あと、あとがきの身の捨てっぷりも異常です。ゆゆぽ女性なんだからもうちょっとゆゆぽ。
経歴ゆえか、天性なのか、「(男性から見て)共感しやすい女性キャラの造形」のデキも、卓越してる。
(男も上手いけど、田村くんがちょっと物議をかもしたので女性キャラ限定)
この人なら、何書いても一定以上のヒット飛ばせる気がする。これが量産体制に入ったら、
電撃はえらく重宝するロ−テーションの柱を手に入れたことになるんでないかなあ。
<<やみなべの陰謀>> 【著:田中哲弥/絵:/レ:ハヤカワ文庫JA】
アホだけど純粋な主人公と、ともかくかわいいヒロイン。
かと思えば、圧倒的な絶望感で描き出す未来のディストピア大阪。
田中哲弥のどこまで本気なんだかわからない筆致は、ともすると軽く読み飛ばされがちだが、
「彼が勤勉であれば、90年代SFが変わった」(大森望)というのも、誇大広告ではあっても、
虚構ではない地力を持ち合わせている気がする。大久保町シリーズ復刊させて、ついでに続編書いてくれ。
あ、ミッションスクールの方向性はちと遠慮しときます。
<<ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜>> 【著:川崎康宏/絵:友紀克彦/レ:GA文庫】
あいかわらずの川崎節炸裂。憎めない小市民たちの右往左往が、いつの間にか壮大な玉突き事故と化し、
抱腹絶倒のカタストロフィになだれ込む構成と、やる気のない地の文のツッコミの破壊力は他に類を見ない。
「深夜B級映画」「バカ映画」を愛好する人には、この上なくツボにはまる作品だと思う。
挿絵もうちょっとなんとかなりませんか(カラーは頑張ってるのに)。
ベストキャラクター
{{和穂と殷雷}}(封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝)
「最後の宝貝」での、久々の元気な二人の姿に感涙。
惚れた腫れたとはちょいと違うけれど、
とても近い位置に立っている「ベストパートナー」だと思う。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
魔法や剣に頼らずとも面白い話が作れることを再確認させてくれた作品。
あとホロかわいいよ、ホロ。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
手乗りタイガーのツンデレ具合もいいが、
目つきが悪くて番長のように言われてるけど、実は世話好きで料理が得意な主人公がグッド。
よくあるラブコメ物のはずなのに、何か新鮮な物を感じた。
<<神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン>> 【著:榊一郎/絵:神無月昇/レ:GA文庫】
流石榊先生というか。神曲で精霊と契約するとか、神曲を中心とした世界観の作り方に脱帽。
まあ後は、精霊だから食事をしなくてもいいのにフォロンを起こして同じ朝食を食べたがるコーティカルテとか。
疲れたときにフォロンに抱っこしてもらおうとするコーティカルテとか。
この作品の半分はコーティカルテのフォロン独占欲で出来てます。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
やっぱ、サイトがいなくなったときのルイズの動揺っぷりが最高。
ガンダールヴじゃなくてもルイズを守ろうと決めた決心もなかなか。
話的にもまだ伸び白がありそうなので先に期待できそうだ。
乳 革 命 ! !
<<ノルマルク戦記3 罪と罰の迷宮>> 【著:赤城毅/絵:小河原亮/レ:スーパーダッシュ文庫】
作品中でも、パッシェンダールの散り際が焼きついてはなれないからやっぱこれかな。
次の巻のユリアスにあてた最後の手紙のシーンも最高だった。
キャラクター賞。
{{フォロン&コーティカルテ}}(神曲奏界ポリフォニカ)
孤児院出身でさらにいじめられっ子だったフォロンと、強い力を持ちながらも本質的に孤独だった精霊コーティカルテ。
孤独だった者同士が結びついた関係は固い。
あとは、やっぱりコーティカルテのフォロン独占欲に尽きる。
「フォロンは…私を抱きたいと思うか?」「……やろうと思えばできるんだからな」
{{マルタ・サギー&ドクトル・バーチ}}(マルタ・サギーは探偵ですか?)
ライバル以上恋人未満?w
マルタがバーチの正体を知ったときが楽しみだ。
{{レイオット・スタインバーグ}}(ストレイト・ジャケット)
ヒーローでもないし、偽善者でもないけど
自分に出来ることだけをするという彼のスタンスはいい。
○<<流血女神伝 喪の女王3>> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
国内ラノベ界において、最高のストリーテーラーの1人。計算されたプロットに、人物描写のすばらしさが加わって、もはや国内敵無しか?
本巻でも一気に読ませる牽引力は健在。ユリスカナを舞台に主人公カリエは新しい人生を突き進むが、果たして、我が子を女神の呪(祝福)から守りきれるのか?
王太子の息子フィンルの今後は?ユリスカナの政局はどうなるのか?今後の展開が待ちきれない一冊。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
一冊目も面白かったが、そのままのクオリティで2冊目を作り上げた手腕を評価してこちらを。同時期デビュー作品が2冊目で評価を下げる中、大健闘。
「ホロかわいいよホロ」な狼萌え作品にとどまらず、商売をめぐっての緊迫感のあるストーリー展開は秀逸。
ロレンスは危機を乗り越えることが出来るのか?ハラハラドキドキの経済ファンタジー。今年の新人では一番の有望株か?絵師もグッド!
<<私立! 三十三間堂学院 (3)>> 【著:佐藤ケイ/絵:かみやまねき/レ:電撃文庫】
文章を器用扱わせればラノベ界随一の作家。今作では流行のツンデレを職人芸でメタ萌え作品に書き上げ、ひねた読者をニヤリとさせる。
ヒロイン達の心理描写の巧みさに加え、お馴染みの陰謀渦巻く群雄劇。新キャラの立ち具合も最高。
<<骸骨ナイフでジャンプ>> 【著:阿智太郎/絵:宮須弥/レ:電撃文庫】
しばらく下り坂?気味だった阿智作品だったが、今作で復調か?相変わらずのほのぼの癒し系、この人の作品に毒や鬱は似合わない。
幾つもの「ちびっこ○○大会」で優勝経験を持つ万能主人公を、嫌味のないキャラクタに仕上げるのは、さすが阿智!今後の冒険に期待!
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
アニメ化記念?ファンからヘンタイと呼ばれながらも愛される作者の期待の新刊。虚無の魔法や使い魔の設定が明かされ、以外な方向で今後の期待が盛り上がった今作。
しかし、そんな部分に真価があるのではない!全国100万人のノボルファンの心を打ったのはたった一つの出来事・・・
!!!胸革命/バストレボリューション!!!
○<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
やはりよねぽの日常ミステリは期待を裏切らない。
相変わらずの青春ホロ苦風味で、読後の余韻がいい感じ。
衝撃のラストで、続編をリアルタイムで待てる時に読めたのもまた良し、ってことでイチオシに。
<<“文学少女”と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
こちらも青春学園ミステリだが、特筆すべきはヒロイン?の本を食べてしまう文学少女。
主人公に三題噺を書かせて食べるが、変な味のする話を書かれてべそをかく、のパターンが楽しい。
伏線もいろいろあってこれまた続編が楽しみ。
<<カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜>> 【著:高殿円/絵:椋本夏夜/レ:ファミ通文庫】
英国領時代のインドを舞台にした小公女風寄宿制女学院もの。
転入して来た主人公が女王的存在の縦ロールのお嬢様にいじめられるも、徐々に仲間を作って・・・
というお約束展開なんだが、上手い作家が書くとやはり面白いってことで。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
2作ともにいい出来で迷ったが1作目を選んだ。
サクサク読めるけど印象に残って、再読にも耐えられる優等生作品。
この調子でテンポよく進んでダレないことを願う。
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
外で読むと非常に危険な爆笑リプレイシリーズ最新作。
主人公ノエルのプレイヤ力丸さんが反則なほど面白い。
こんなドジで天然でいい人が実在するとは信じられん。
リスト中の既読は50冊強、長期シリーズを避けて選んでみた。
文庫・新書落ち作品も1票に値するのが多かったが、落ちる前に読んでいたので除外した。
オーソドックスで上手くて少しひねった作品が好きなのだが、その意味で今期は豊作だったと思う。
25 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 04:01:57 ID:2w+/lLwO
○<<ユメ視る猫とカノジョの行方>> 【著:周防ツカサ/絵:森倉円/レ:電撃文庫】
ボーイ・ミーツ・ガール…だろうか。異世界の精神体が飼い猫に取り憑いて美少女になる話。
萌え萌えした話ではなく、シリアスな中にいくつかコミカルさが混じっている感じ。
とにかく雰囲気が良く、ふとしたワンシーンまで心地よく読めた。
<<ぼくと魔女式アポカリプス>> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
毒気に当てられる人もいるだろうけど、慣れれば病み付きになるというタイプの作品。
萌え展開からエグい展開まであって最高。
現在のライトノベルの結晶・集大成とも言える作品だと思う。
<<学校の階段>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
学校中の階段や廊下を走り回ることに情熱を燃やす「階段部」の話。
下手すれば単なるDQNに思われる題材を、好感の持てるように仕立て上げた点を評価。
熱血アンド青春。熱すぎる。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
お互いを信頼しているからこそ無茶な行動をとる、ホロとロレンスの絆の強さが気に入っています。
というかホロかわいいよホロ。
<<ムシウタ 06.夢導く旅人>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
7巻も捨てがたいが、キャラクターの魅力でこちらに。
ひはっは嫌いだけど嫌よ嫌よも好きのうちって言うし、あとワンコの可愛さは異常。
それだけに最後は…。
26 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 04:02:55 ID:2w+/lLwO
{{キリコ}}(ユメ視る猫とカノジョの行方)
素直クール風味な猫娘。萌え。
{{宵本澪}}(ぼくと魔女式アポカリプス)
この作品のヒロイン。捻くれた性格が萌え萌えです。
{{井上心葉}}("文学少女"と死にたがりの道化)
天才覆面美少女作家。恥ずかしがりなところが萌え萌えです。
{{ホロ}}(狼と香辛料)
桃の蜂蜜漬けで頭がいっぱいになっているシーンが可愛すぎ。
{{獅子堂戌子}}(ムシウタ 06.夢導く旅人)
いつか再登場してほしいなぁ。信じています。
大賞4作品(+無効1作品)です。
○<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
主人公の牧生とヒロインのりあの関係が思わずニヤニヤ読んでしまいそうなぐらいよかった。脇キャラもいい感じ。
日常感があってすうっと読めるのも好感触。
少し不思議な雰囲気も健在で全体としての流れもいい。
今期最もオススメの作品。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
今年は2〜4巻が刊行されていて作品全体として好きな中、最も気に入った4巻に。
硝子やひめひめの派なのだけど4巻で蜜の株が急上昇。
蜜もかわいいよ蜜。
ほのぼのな所もダークな所もバランスよく入っててよかった。
<<桜乃きらほの魔法医カルテ>> 【著:月見草平/絵:裕龍ながれ/レ:MF文庫J】
ちょっと頭悪そうな純真な女の子とクールでちょっとツンデレな男の子の組み合わせは黄金比ながら最近不足してたのでいい補充に。
ほのぼのした雰囲気が作品全体でまとまっていて好感が持てる感じ。
新人2作目ということでこれからどのように持っていくのか期待も不安もあるけど続刊が楽しみ。
<<天空のアルカミレス>> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
三上さんのアクションホラーシリーズの新作。イラストもやっぱりいいね。
礼菜が個人的にツボをとらえられててかわいかった。
<わたしたちの田村くん番外編 秘密メランコリー> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
田村くんに番外編をつけるということでどうくるのかなとあまり期待せずにガオを買ったけど、いい意味で期待を裏切られた作品。
向こうの学校での友達キャラ視点でより近い所で松澤を見ることができる感じがよかった。
とらドラ!もおもしろかったし、ゆゆぽにはたらこスパを食べながら末永く作品を書き続けて欲しいです。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
予想を裏切り、期待を裏切らないとはまさにこのこと。
今回の優勝候補最右翼でしょうか。
萌えに燃え、あっと驚くどんでん返し。
ファンタジーものなのに、現実に生きてるこっちの胃まで痛くなるような破滅の危機。
各レーベルの看板作品にも劣っていない品質。
経済ファンタジーだと昔にエシィール黄金記とかありましたけど、それを遥かに凌いでいます。
……まあつまり、何が言いたいかと言うとホロの尻尾をもふりたいということで。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
ちょっと展開が強引な気がした場面もありましたが、かなり感動。
思わず図書館で画集を借りてきて、フェルメールの「絵画芸術」を調べてしまいました。
一人の天才少女の傷跡と、その克服の物語。
村瀬暁、いくらなんでも人間ができすぎているような気もしますが……まあ、兄は強しということで。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
自分的には燃え:萌え=9:1くらいの比率だと感じました。
痺れる場面と息もつかせぬ展開の連続で、しかも続きが気になって仕方の無い幕の引き方。
あざの耕平、いったんエンジンがかかるともう止まりませんね。
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女>> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
貧乏大学生の「僕」の一人住まいに上がりこむ、小学生の支倉志乃ちゃん。
それなんてエロゲ? な設定に、二巻目にしてスレが立ち、じきに腐れペドのすくつ(←なry)と化した、
ある意味で有名な作品。
紅、円環少女と合わせて、最近のライトノベルのヒロイン設定の一種の極点といえるでしょう。
……はいそこロリコンとか言わない!
<<戦う司書と雷の愚者>> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
黒蟻の迷宮とどっちを選ぶか迷いましたが、とりあえずこちらに。
相変わらず伏線の張り方が秀逸で、編集の指示か萌えキャラも登場。
あと、毎回毎回カラーで登場する、代行の無駄に色気のある乳……
代行のキャラクターを知る前と知った後では、色々と反応が変わるかも。
あとキャラ賞も。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
これは鉄板。
小悪魔ヒロインに主人公がツンデレしまくるというのは斬新でした。
{{僕&支倉志乃}}(SHI-NO)
ごく当たり前のように半同棲、ごく当たり前のように家族公認。
しかも、こいういう設定の作品が当たり前のように存在する富士見“ミステリー”文庫……
{{村瀬暁&国崎桜花}}(月の盾)
桜花の想いと、暁の“兄としての”想い。
ありがちな設定ですが、読みきりであるはずの作中で、そのすれ違いを一切正さないままに
最後まで進行するというのは少しどうかと思いました。
でも、それ以上に魅力的だったので一票。
{{ゼルマン・クロック}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
甲斐といい、あざの耕平は破滅型の人格が上手いですね。
セイとの対峙には血が震えました。
{{獅子堂戌子}}(ムシウタ 06.夢導く旅人)
古豪なキャラは大好きです。
萌えキャラも、大好きです。
30 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 07:27:41 ID:1be72Moz
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ライトノベルで剣も魔法もないファンタジーなんて大丈夫か?と思ったが杞憂だった。
話の方も一巻以上にメリハリがあり続きが気になり一気読みしてしまう
ホロにも惹かれた。人外キャラにここまで魅力を感じるとは。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
いい意味でライトなノベルだと思う
小難しい設定もなし、キャラ立てもしてある、読みやすさ抜群
さりげなく所々に用意してあるネタもいい。
残り三票は棄権
ベストキャラクター賞
{{ホロ}}(狼と香辛料)
この歳になって、しかも人外キャラに萌えを感じるとは思わなかった
31 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 07:47:29 ID:2JwLRgCU
大賞
○<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
新人代表、大賞推薦作品。
しばらく不作と言われていた(個人的にはそうでもないと思うが)電撃新人が
とうとう特大のホームランをかっ飛ばした。
着眼点の目新しさだけでない・・・他の奴には書けない感?
とにかく、そんな個性がある。これは作家としてはかなり強い。
多分大本命で、投票としては面白くないが入れないわけにも行かず。
<<流血女神伝 喪の女王3>> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
少女側代表。
少女側は流石にフォローしきれないが、須賀作品は継続中。面白い。
じんわりジワジワ話は進む。サルベーンが例によってコソコソやってるが。
ところでこれ、いったいどれくらいで完結・・・?
<<ランブリング・カレイド <星穹の女帝>戦>> 【著:高瀬彼方、黒鉄アクセル/絵:日吉丸晃/レ:ファミ通文庫】
渋め代表。
自分だと時空発生で遅れるからか、原案で高瀬が新作を発表。
熱血と根性によるガチバトルをまさか高瀬の名で読むことになるとは。
問題は、やはり他人を巻き込んでも続刊が・・・頼むぜ高瀬。
32 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 07:53:15 ID:2JwLRgCU
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
メジャー代表。
11巻が日常からの一転なら、この巻は日常に潜む破局の予感か。
恋する女性のエゴの塊のようなフィレスは、ある意味悪党よりも怖い。
そして相変わらず凶悪な場面でつづく。おのれー。
<<烙印よ、想いを蝕め。 SCAR/EDGE (3)>> 【著:三田誠/絵:植田亮/レ:富士見ファンタジア文庫】
地味代表。
意外に知られていなさそうなので、大賞を機会に布教などしてみる。
ストーリー的にも大きな転換点になっていて、かなり盛り上がる。
正統派なライトノベルが好きな人は是非。
キャラ賞
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
ストレートなのか変化球なのか分からん。
今回はこれだけで十分な気も。
{{エド&カリエ}}(流血女神伝)
ツンデレは女性だけのものじゃないぜ?
{{フィレス&ヨーハン}}(灼眼のシャナ)
ちょっと電波入ってるベタラブコンビ。
○<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
個人的に大好きなシリーズ。
終わりの始まり、と言った感じで震えるようなプログラム描写はないけれど、やはり盛り上げてくれる。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
テンポよく読めてキャラクタがかわいらしい。
前作共に楽しく、作家買いできる人リストイン。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
思春期の少女の物語、これだけであらすじになってしまう。
繊細な心理描写がページを繰る速度を速める。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
1と2で迷ったけど、バランスのいいこちらで。
少し文が読みにくいけれど、地に足が着いた世界観とホロの可愛らしさでイン。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
日常青春ミステリ。レーベルは創元推理だけれど、軽く読めるボーダー作品。
ラストの二転三転が楽しい。
34 :
1/2:2006/07/08(土) 08:23:38 ID:XN8QCFUb
○<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感>> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
上半期に出た3冊全てを押したいところだが、信者投票も意味無い気がするのであえて1冊に。
これを推したのはやはり敵が一番魅力的であったからだろうか。
無音殺戮、ラぺリング、徒手空拳、バヨネットなど、其々の分野に特化した元特殊部隊がこの巻の相手だ。
惜しげもなく消費されていく登場人物達、それがスピード感を生み、アクションエンターテイメントとしての本作の痛快さになっている。
今後もっとも期待しているシリーズ。はっきり言って既刊(計5冊)は全部面白いので是非とも読むといい。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
いや、もう過剰なまでの百合描写が……海原の精神状態がどうにかなってしまった様だな。ナイスだ海原。
本筋としては血反吐を吐く特訓、ガブリーとの交流を交えつつの葛藤、そして打倒リア宣言への流れ。最終巻への前振りとしては完璧でしょう。
<<お・り・が・み 正の闇>> 【著:林トモアキ/絵:2C=がろあ〜/レ:角川スニーカー文庫】
これもシリーズ通して面白いですね。複雑に絡み合う勢力図で飽きさせない展開が中々。
全体を通して見るとコメディー6に対し、以外にも熱いハードな展開が4ぐらいの割合で、両方楽しめている自分は自然と高評価に。
「な、なんと聖女様、アウターと目されるイワン・トビノフスキーらにお説教。など」のハウハウの台詞が妙にツボったので5巻を推しときましょう。
6巻のダイハードな展開も良いですが、基本はやっぱりコメディーでしょっ。
35 :
2/2:2006/07/08(土) 08:25:13 ID:XN8QCFUb
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
あれ? みんな1巻の方がいいのか……、自分は何か物足りなさを感じていたが……。
しかしだ、1巻ではジャンピング土下座を決めるなどの只者ではない片鱗を覗かせていたみのりんの本領発揮は2巻からであった。
やはりこの人は語彙の選び方が非常に上手い。コンビニ神拳ワロス。他のネタも一々微妙に古いよゆゆぽ(笑)。
<<ドラグネット・ミラージュ>> 【著:きぬたさとし 原案:賀東招二/絵:篠房六郎/レ:ゼータ文庫】
内容はせいぜい良く出来た洋物刑事ドラマ風といったところで、この展開あるあるとか思いながら読んでいただけに最後も(以下略)。
これはB級海外ドラマをそれなりに見たことがあれば普通に引っ掛かる筈。
内容的にはこれよりも面白いの物が下記にはありましたが見事にしてやられたので、これだけで一票入れたといっても過言ではあるまい。
サブタイに苦言を呈す賀東には笑かしてもらった。ある意味本編は壮大な前振りですね。
その他は、薔薇のマリアIV、狼と香辛料I&II、戦う司書と雷の愚者&黒蟻の迷宮、空ノ鐘の響く惑星で10、
夏期限定トロピカルパフェ事件、ランブリング・カレイド <星穹の女帝>戦、さよならトロイメライ6、
円環少女2&3、遠く6マイルの彼女、A君(17)の戦争9、神栖麗奈は此処に散る、キーリVIII...
リスト上の既読数は49冊。まぁ、次点ではこんなところでしょう。
新人限定なら自分も"狼と香辛料 II"を押すかな。ロレンスとホロの精神的駆け引きが微笑ましい。
○<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
今回のイチオシはこれ以外考えられない。
定番の異世界召喚ファンタジーものを大胆すぎるほどアレンジした独創的な世界で、
うえお節炸裂の魅力的かつエキセントリックなキャラたちが乱れ飛ぶ。
二つの世界の狭間で戦う少年少女の意地や諦念が心地いい。
今一番続きが気になる、掛け値なしの名作。
<<お留守バンシー>> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
2巻で一気にしょぼくれてしまったのが残念だけど、1巻は本当に好きでした。
アリア可愛いよアリア。ロリいのに誰よりも立場が強いのが素敵。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
そして新人ぶっちぎりのトップはやはりこれ。
派手なバトルなんてどこにもないのに、何でここまで緊迫した展開が書けるのか。
未だかつてない行商ライトノベル、2冊揃って心の底から堪能させていただきました。
<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
Missingを完結させた甲田が満を持して送り込んできた新シリーズ。
前作と比べてアクション分が強まりつつも、読んでて本から眼を背けたくなる痛くてきついホラー描写は今回も健在。
食うなあ! それ以上食うなあ!
○<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
ごめんなさい。夏休みに推理合戦の罰ゲームで町内スイーツめぐりとはどんな日常系だよ、
と思わず突っ込んでしまいました。
主人公が思わず食べてしまったシャルロットをはじめ、空腹時に読むと甘いものを食べずには
いられません。読み終えると空腹を通り過ぎて餓死状態になりそうです。ごめんなさい。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
初・野村美月だが良作。本編のミステリチックな展開も好みだが、遠子先輩がよい。
「太宰は人間失格だけじゃない」という言葉に、教科書の味気ない作品紹介では
得られない、埋もれてしまった古書への愛情がひしひしと感じられます。
次巻ではどの作品にスポットライトを当てるのか今から楽しみです。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
嘘シリーズ第3弾と銘打っているが、いきなりこれから読んでも問題なし。
この小説が郷愁を誘うのは、主人公がプラモに嵌ってたり、
キラー悪魔中山と変なあだ名をつけられた生徒がいたり、グループで一人だけ
浮いていたりするクラスメイトとか、学生時代の特異な雰囲気を再現しているからか。
イラストもグッジョブ。
<<パラケルススの娘 (3) 仮面舞踏会の夜>> 【著:五代ゆう/絵:岸田メル/レ:MF文庫J】
やっぱり、ツンデレは貧乳じゃないとね。義妹クローズアップの巻でも
素直になれないとか、主人公に褒められてうろたえる美弥子に撃墜されそうになった。
この作品の半分はツンデレでできてます。
この後の4巻の過去エピソードともどもオススメ
・・・・・・ってか、五代ゆうってこんなにコンスタントに出す作家だっけ?
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
これはすごい。「氷点」やら「白い巨塔」と同じノリでドラマ化してもいいくらい。
護くんと同じ作者と思えないほど、張り巡らされた伏線と重厚なストーリーにしびれた。
「最初に作った最高作品を越える次作品が・・・・・・」というストーリーラインが
「アイリスのような作品は今書けない」という作者の心情吐露とダブって面白い。
作者にはまたこういう作品に兆戦して欲しいと心から願う。
またこういうシリアス風の作品に挑戦して欲しい。
次点 「荒野の恋」「ハルヒ」「BBB」「狼と香辛料」「とらドラ!」「ボクセカ」「空鐘」あたり。
キャラ賞は後日。
39 :
39:2006/07/08(土) 09:09:51 ID:r6HVE9pN
↑ごめん、文章が変になった。
月の盾の最後の文は「作者にはまたこういうシリアスな作品に挑戦して欲しいと心から願う。」
でまとめてくれるとありがたい。
40 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 09:13:07 ID:uU6trtFH
キャラ賞
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
やはり今期はこの未だかつてないベタベタカップルでしょう。
女が男を手玉に取りつつ、たまに物凄く可愛らしいところを見せる。素敵。
{{ノーラ・アレント}}(狼と香辛料)
同じ狼と香辛料からこの人も。
羊飼いが羊飼いのスキルを駆使して活躍する小説なんて初めて見た。
{{アリア}}(お留守バンシー)
ロリっ子代表で。
一番小さいのにお城で誰よりも強い、そんなアリアに一票を。
逆境に負けず頑張れ。
{{赤松祐樹=ラケル}}(シフト)
シフトからは主人公を文句なしで。
シフト世界で無敵の力を持ちつつも、その力ゆえに現実で悩み続ける14歳。
今後も魔王として過酷な運命が待っているだろうが、とにかく幸せな結末を。
41 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 09:53:03 ID:67WjQ1bs
○<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
2巻も含めてイチオシ。浅利ケイツを自分に重ねすぎて、ついには号泣。
収束がつかないような視点も文章も構成も感情も最後に一つになって終わる素晴らしさ。
こんなにも濃密な文章で上下巻だというのに一気に読んでしまう。
<<RUN RUN RUN>> 【著:山下卓/絵:----/レ:】
BLOODLINKとはまた違って、痛いくらい現実を突きつけるもんだから、これまた泣く。
話はただの良くあるロードノベルだというのに、ひんやりとしていて、引っかからない。
三人の登場人物の発揮する人間臭さに共感しまくりの文句なし。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
濃いのと青いのが来て、次はすっぱいの。ユーモアがくすぐったい。
和風なのに子どもっぽくて、子どもっぽいのに大人を感じる。
荒野がまぶしすぎて直視できないほど。完結編が待ち遠しい。
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
階段部の目的の無さに激しく共感する、今度はクサい話。何があっても消えないほどのクサさ。
この荒さ、この無意味な疾走に何度も何度も躍動感を味わえる。胸躍る。
鬱憤がたまっている人のための暴走小説ということで。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
最後は甘いのにちょっぴり効いた辛み。つまるところコミカルにシリアスな作品。
最後の展開もさることながら、シャルロットを食べるために思考を巡らす小鳩くんのなんと恐ろしきことか。
これ見よがしのミステリだけれど、素直にやられて一票投ず。
○<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
あまりにも破滅的だった5巻を受けてのシリーズ最終巻。
鬱展開まっしぐらになってもおかしくないような状況から、きっちりとハッピーエンドまで
描き切った力量はお見事です。
1巻から地道に買い続けてきた甲斐がありました、はい。
俺のイチオシ作品とさせて頂きます。
<<タマラセ ボンクラたちのララバイ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
シリーズ最終巻の「幼馴染は〜」とどちらにしようかと悩んだが、こっちの短編集を。
表題作の「ボンクラ」をはじめ、いい意味でタマラセっぽい迷作揃い。
終始笑いっ放しだったので読むのに疲れてしまいました。
これも1巻から買い続けてきたので、いろいろと思い入れの強い作品ですね。
<<コッペとBB団 その2>> 【著:田口仙年堂/絵:はしもとしん/レ:ファミ通文庫】
悪の秘密組織が正義のヒーローたちと戦うという話なのに、なんでこんなに「いい話」なんだろう。
コッペの可愛さや改造人間たちの人間臭さが1巻の頃よりも増してるような気がします。
同じ作者の「吉永さん家のガーゴイル」も好きなのですが、9、10巻がどちらも暗めの話だったんで、、
こちらの作品を。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
トップアスリートたちの苦悩を中心として描いた今作。
正直言ってリアが強すぎるので、タズサたちでは勝ち目がないだろうなと思ってたが、今回の展開で行くと
ひょっとしてひょっとするかも、と言う期待を抱かせてくれます。
次かその次かで完結する予定らしいので、今から楽しみにしています。
<<R.O.D 第十一巻>> 【著:倉田英之/絵:羽音たらく/レ:スーパーダッシュ文庫】
待ちに待ってたこの作品、一言で言って格好よ過ぎです…表紙の読子が。
わけのわからん番外編でお茶を濁したまま放置されてしまうのではないかと心配してたので、
出てくれただけで嬉しいです。
もちろん12巻も期待してます、期待してもいいんですよね倉田先生?
43 :
42:2006/07/08(土) 10:38:19 ID:EPNCN084
狼と香辛料をどうしようかと悩んだ結果、今回は外しました。
個人的にはいろいろと微妙だったので、次は自信を持ってイチオシできるような
作品になってたらいいですね。
<<9S〈ないんえす?〉SS>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
世界最高クラス(のはず)の才媛二人のあまりにおポンチな闘いと、それを冷ややかにプロデュースする怜にハゲワロス。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
「特別」は何もなくても、里香の世界が広がっていくことに不思議な満足感を覚えたシリーズ本編完結編。
打算も汚れも持ち合わせながらまっすぐな、新キャラ吉崎がよい。願わくはこの「日常」が長く続くことを。。。
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
遠子先輩テラカワイスと気軽に読みはじめてみたら、物語は二転三転、どんどん意外な方向へ。
誰もが心の奥底に持つ不安に光を当てた秀作。
でも何よりも意外なのは「あの」野村美月がこのような作品も描けたこと。以前からのファンでもそう思う。
脳天気を少しだけ抑えたら、実は元から持っていた「言葉の力強さ」が一気に浮かび上がった感じ。
笑いながら、心が震える。
<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする>> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
王道な少女漫画的展開。でもそれがいい。
毒々しい萌えモノを期待してしまうあらすじを裏切った、暖かい世界に女の子が心を開いていく優しいお話。
イラストの真帆は可愛すぎのような気がしないでもない。
<<桜乃きらほの魔法医カルテ>> 【著:月見草平/絵:裕龍ながれ/レ:MF文庫J】
医療ドラマにファンタジー風味を加えてラノベに仕上げてみましたという、今期の掘り出し物。
クール?な朝永とナパームきらほ、息が合わない名コンビの笑えて時に熱い今後に期待。
45 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 10:41:59 ID:qSSduT/U
キャラ賞
{{吉崎多香子}}(半分の月がのぼる空6 life goes on)
ちょっとすごい、で決定的にやられた。他人のよさが見える子だからこそ、対立する里香の事も認めてしまったのかも。
{{天野遠子}}("文学少女"と死にたがりの道化)
天然で、無邪気で、真摯で、一所懸命で、謎めいてて。正体不明の遠子先輩にもうメロメロ。
{{佐久間榮太郎&エーネウス・ザ・バージェスト}}(まじしゃんず・あかでみい VII 父親奪還!?)
冷静つっこみメイドが取り乱すとこうも萌えるとは。やはり先輩がいてこそのエーネだと思う。
{{ギーシュ・ド・グラモン}}(ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲)
相変わらず軽薄なお調子者だけど、咎められれば素直に頭を下げ、才人や傷心のルイズのために
傍から見たら格好悪そうな事に一所懸命になれる。素朴な好漢にして名脇役。
{{朝永怜央麻}}(桜乃きらほの魔法医カルテ)
猫語の文法にこだわるなよw 気絶すんなよw クールに見えて意外と感情豊か。つーか奇人。
ハートウォーム&ちょっと萌えな作品はとても豊作だった気がする2006年上半期でした。
○<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
企画の勝利かどーか分からん、企画そのものを評価。
まず二度はないだろう、ドクロちゃん以外でもないだろう、究極のコラボ本を大賞に。
正統派から始まって色物熱血ホロリ自分語りループネタから結論と、構成もなかなか。
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
うえおが料理すると、ありがちネタがこうなっちゃう、という夢モドキ話その2。
倒される魔王って視点はよくあるのに、そこからさらに異次元に裏返るうえおクオリティ。
文庫復帰もあるので、うえお読者的には久しぶりに楽しい日々が続いている。
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
12の極悪な終わりから間が外伝・・・面白いからいいけどさ(´・ω・`)
とにかくシークレットのキープセイクがすごく卑怯。あれに萌えない奴はいない。
本筋だろうマイルストーンは対照的に殺伐とした、本来の乾いた高橋視線か。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
岩田は本来こういうのが書きたかったんだろうね、と思わせる詩的な一冊。
文章表現でできる範囲を模索したかのよう。ただ、問題は絵が付いていけてない。
電撃の強みはこういう地力がある作家が揃っていることだろう。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
頭の中を覗いてみたい作家ナンバー1、ナチュラルSANチェック作家・藤原祐。
欝を武器に高尚を気取っている凡百の中二病作家とは、何かが根本的に違う。
上げて落とすわけでもなく、ただただ恐いものが日常に同居している。
電撃読者なんで。ここに挙げられなかっただけでも、甲田に渡瀬に新人では支倉も。
やっぱり層が厚いと実感させられた半年だった。富士見と靴はもっと新人を育てるべき。
{{舞鶴蜜}}(レジンキャストミルク)
今回の黒い太陽の犠牲者。生きてるけど。
そう簡単には死なせてくれないんですよ。 あとおっぱい。
{{チェルノボーグ&モレク}}(灼眼のシャナ)
あーもう、なんですか、このベタベタ さ せ た い 二人は。
高橋が世に言うツンデレを書くとこうなる、という。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
大賞で入れなかったので。
ホロの尻尾を思い切りモフモフさせて欲しい(*´Д`)
計5人なのでこんなとこ。
○<<走って帰ろう!>> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
新人賞受賞作のくせに作者の地力が垣間見える一作
レースシーンが専門用語連発のくせしてなんとなく想像できるあたり
銀盤カレイドスコープを思い出しますね
がっつり燃えさせていただきました
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
1巻の時点で既に十分面白かったが、比較的早い段階で出した続巻
それも1巻よりさらに面白くなっているとなればこちらに投票したくなります
序盤ののんびりを飽きさせないで読ませ、中盤からの展開とのギャップでガツンとやられる
借金の恐怖はイヤにリアルで恐ろしい……
<<鬼切り夜鳥子 〜百鬼夜行学園〜>> 【著:枡田省治/絵:佐嶋真実/レ:ファミ通文庫】
ちょっ、おまっ、なんでラノベにww
RPG界を独特のセンスで荒らしてきた枡田がラノベ界に殴りこんできやがった!
コネを使って出版し、やたら枚数多くてクオリティ高い挿絵がワナビの嫉妬を呼び寄せる!
文章正直ヘタだがやはりエンターテイメントの基本はがっちり押さえてやがります
エロい!グロい!でも果てなく爽やか!童貞ワナビにゃ眩しいぜ!
49 :
48:2006/07/08(土) 11:10:55 ID:MIuOPWaR
<<円環少女 (2) 煉獄の虚神 (上)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
長谷敏司が続巻出した?それも上下巻?2ヶ月連続刊行!?
最早これは事件だ。何かの間違いじゃないのか?しかもやたら面白いぞこの野郎
読みにくさと燃えにさらに拍車をかけ、スクール水着なサドデレが吼える!
円環少女エピソード1とも言うべき短編も収録。本編にもしっかり密着
やったぜスニーカー!やったぜ長谷敏司!つるぺ大系最高!
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
とどまるところを知らない読みにくさと燃え。魔法と34才の中年兄弟が燃えまくる!
北風、太陽、そして旅人。それ以外の生き方しか出来ない連中が、それぞれの生き様を貫き通す
おかげでロリサドデレの出番がすっかり減った!水着姿が色んな意味で眩しいぜ!
今期は前期に比べると読んでいる方でした。新人賞作品も多く、中々豊作。
甲田学人の《断章のグリム》が鬼切り夜鳥子を押しのけてでも入れたいほど
破壊力抜群じゃなかったのがファンとしては少し寂しい
それにしても電撃儲だった俺が今期はたった一冊か……
50 :
48:2006/07/08(土) 11:16:30 ID:MIuOPWaR
{{浅利ケイツ}}(円環少女)
今期は彼に入れずして誰に入れよう?
愛すべき34才のヘタレツンデレ中年。兄との因縁がどこまでも泣ける
「答えろ集計人!私はゴミか?」
{{寒川紀子}}(円環少女)
「泣きを入れるときはしっかりあたしを見なさい
そんな顔だれかれ構わず見せるなんて、この変態!一体どうされたいの?」
「つつかないでください!つつかないでください!」
アンタは俺を萌え殺す気ですか
{{ホロ}}(狼と香辛料)
神。いわゆるゴッド。
真のケモノ萌えとはなんたるかを教えてくれるわ!
とばかりに現れた我らが愛すべきもふもふ狼神様
よくわからん訛り言葉で転んだ奴は挙手!
{{青い稲妻(速見卓也)}}(走って帰ろう!)
割と冷静に12億余りの借金を受け止める普通の男子高校生
賛否両論分かれるだろうが俺はこいつがカッコイイと本気で思う
ストイックキャラには弱い
{{社塚眞衣子}}(断章のグリム)
眼鏡っ娘シンデレラ!メガネっ娘灰かぶり!
甲田学人は毎回欠陥ゲストヒロインを勢い良く殺しやがりますねこの野郎!
そんな甲田学人とぶっ壊れヒロインが大好きですこの野郎
【大賞・イチオシ賞】
◎<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
<<半分の月がのぼる空7 another side of the moon-first quarter>>【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
やきもきされた本編も遂に完結。
あの終わらせ方には賛否両論あったけど、7とかと合わせて読むとあれで良かったんだなあと。
8が残っているけど、お疲れ様でした。
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>>【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
ブギーシリーズとしては久々のヒットと言う感じ。
少年少女の物語に、容赦なくブギーポップが介入する様は初期を思い出した。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
完結へ向けてのラストスパート開始した感じ。
今まで触れなかった部分を補完して、良い感じでした。
バンクーバー五輪の時には完全なアニメ化を期待します。
<<イリスの虹 II ミス・ミステイク>> 【著:七月隆文/絵:平野克幸/レ:電撃文庫】
今田時代からのファンとしては、こう言うのが七月には合っていると思う。
完結とも言われるけど、出来ればまだ続きが読みたい。
キャラクター賞
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
色々な事を乗り越え、二人なりの答えに辿り付いた二人に乾杯。
お幸せに。
{{杉乃浦春海&須磨貞夫}}(ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟)
世界の敵になっても、死神に追い詰められても、
それでも「負けなかった」二人に感じ入る物があった。
{{桜野タズサ}}(銀盤カレイドスコープ)
リアとの相克、ガブリーとの共感を経て決断した彼女。
ラストの台詞でもうやられました。
{{ガブリエラ・パピィ・ポッゾ}}(銀盤カレイドスコープ)
今回のヒロイン。聖女の中に押し込めてた感情の吐露には、痛々しさを感じた。
{{リア・ガーネット・ジュイティエフ}}(銀盤カレイドスコープ)
どこまで天然で、どこから狙っているのか分からない世界最強の不思議ちゃん。
と言うか罪作り過ぎです。タヅサで無ければ誰もが陥落。
個人的には、今期は掘り出し物がなかった感じ。
次点には麒麟とか
○<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
前巻の衝撃のラストから非常に気になって仕方がなかった作品
直情的な性格の雪姫の心情が上手く、キャラの個性が最大限に発揮された最終巻
ロリ天使のセーレや二条など脇役ながら素晴らしい輝きを放ってくれた。
物語の構成も上手く、ページを捲る手が止まりませんでした。
戦闘シーンもやはり捻り方がよく、下手な魔法なんか使われるよりは全然面白いなぁと感じました。
エピローグまできっちりと描かれていて、ちゃんと話が収束した作品。
機会があれば後日談を書いてほしいなぁと思える最高の作品でした。
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
文句のつけようがない。さすがうえお作品と言える。
一度読めばその世界にどんどん引き込まれていく。特にキャラの心情が上手く描かれていて、怒るシーンでは自分も怒り、笑うシーンではちゃんと笑える。
昨今では萌えを意識された作品ばかりだが、これは純粋に筆力と設定に惹かれました。
<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
読んで一言熱くなる!激しいバトル、所々に見え隠れするキャラの煌き。
科学的な考察やら遺産と呼ばれる兵器を使った戦闘やら、とにかく燃える作品でした。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
前回のコルベール戦ほど燃えるかなぁ?と半信半疑で読んでたら・・・ ご め ん な さ い
すごい!カッコいい!カッコよすぎるよサイト!
敵は七万、こちらは一人。絶望的な状況下の中愛する人のために一人で立ち向かう。
王道といえば王道。だがこの良かった。「俺も出来れば英雄になりたかった」って言ってたキャがいるが。正に俺も!こんな英雄になりなたいなと思った作品でした。
残り一票は無効票で
○<<涼宮ハルヒの憂鬱>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
まさに京アニクオリティ。ラノベ界最大の傑作と言っても過言ではない。
画の破綻が全く無くここまでキャラクターが軽快に動く作品が今まであっただろうか
1話でいきなりやられました。
{{長門有希}}(涼宮ハルヒの憂鬱)
無口で従順。クーデレキャラの宇宙人。
12話のギター演奏シーンの作画はネ申。
>>54は期間内に出版された作品ではないため無効票とさせていただきます。
56 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 14:53:13 ID:lcY/yxOG
「半分の月がのぼる空」6巻
各キャラが将来に不安を抱えていてそれで迷ったりしたりして
それでも今自分ができる事をしたり
したい事にむかって歩き出したり
ファンタジーやSF、戦闘 なんてはいってなくて
世界からみれば小さいことで号泣はできないけど
小さい感動、小さい勇気をくれる作品だと思いました。
57 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 16:23:24 ID:0xMAy+4O
○<<護樹騎士団物語4 熱闘!入団競技会>> 【著:水月郁見/絵:鈴木理華/レ:トクマ・ノベルズEdge】
傑作。既刊三冊の鈍行が嘘のように展開が速い。しかも更に面白くなっている。
ヘタレな主人公も随分頼もしくなってくれて嬉しい。おまけに今回の最後で面白そうな伏線も来た。
四巻目にしてやっと登場した正ヒロインも最高。「蹴り殺すぞ」が口癖。
ここ二年ほど投票しているけど一押しに印をつけるのはこれが初めて。
買ったその日に三回読んだ。本屋で探して、いや注文して読むだけの価値がある一冊。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
二度も泣かされたので投票。一冊でよくまとまっている。こういう作家の意気込みがわかる本は大好き。
<<煉獄のエスクード3 RHYTHM RED BEAT BLACK>>【著:貴子潤一郎/絵:ともぞ/レ:富士見ファンタジア文庫】
まったく筆が衰えてない。というか益々面白くなっている。早く次が読みたいシリーズ。
<<双色の瞳とアズカバンの囚人>>著:霜越かほる/絵:寺田克也/レ:スーパーダッシュ文庫】
異世界スチームパンク戦争少女小説、待望の第五弾! 新兵器はまるで役に立たなかった!
首都は陥落間近、絶望が一行を覆う。 そんな時、タンスの裏から安っぽいライオンと魔女が!!
年末には予定されている六巻が楽しみ。
以上、四作品に投票。
58 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 16:23:58 ID:0xMAy+4O
以下次点。
「ヤングガンカルバナル」三冊 銃と流血が好きな人にオススメ。
「とらドラ!」二冊 ラブでコメが好きな人にオススメ。
「戦う司書」二冊 おっぱいと戦闘が好きにオススメ。
「円環少女」二冊 少女が好きな人にオススメ。
あとは「護樹騎士団物語3」「遠く6マイルの彼女」「ガジェットポップ」「銀盤カレイドスコープ7」
「小さな国の救世主1・2」や「ぷいぷい!」あたりが軽く楽しく読めてよかった。
以下、キャラ賞。これも投票初めてだな。
{{ビアン・ ネメ ・ ミラボー}}(護樹騎士団物語) 可愛すぎる。蹴り殺されたい。
{{ルーシア}}(煉獄のエスクード) こんなに可愛い子を貢物にされて何もしない主人公はむしろ変態。
59 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 16:38:39 ID:Tg70TOs6
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
60 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 16:43:31 ID:CvLNPYCl
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
神アニメ1期終了記念。憤慨自体も出来は悪くない。
62 :
62:2006/07/08(土) 18:11:27 ID:vXtKh8z4
さて、今回初投票っと。まずは作品から
○<<狼と香辛料 >> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
今期一番の当たりクジ.。
新人らしからぬ構成力と、「商売」という新しい観念をラノベというジャンルに持ち込んだ功績を評価して。
順調にレベルアップしてる2巻と迷ったが読了時のインパクトの差で1巻に一票。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
久々のタズサ主役回。面白かった! 百合百合万歳!
今回はアスリートとしての表と裏、本音と建前ををしっかり描いた傑作。ラストのひきがまた最高!
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
あーもうほんとにあざの作品は巻を重ねるごとに面白くなっていくな畜生!
このままどこまで加速していくか見届けてやるぜ! だから新刊を早くーw!
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
ひとつの「どこにでもある、特別でも何でもない話」の完結。
彼らにとってはまだまだ道程の途中ですが、その先の物語を自分たちが見ることはありません。
今はただ、先に待つであろうささやかな幸せと深い悲しみの向こうに、光が差すことを祈って…。
<<お留守バンシー>> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
敢闘賞。迷いましたがw
このまま変に超展開とかにならず、今のまままったりとドタバタしてくれれば、
それはそれで良作なんじゃないかとかなんとかw
そしてキャラクター。
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
ありふれた、しかし困難な現実の果てに、ありふれた、しかし得難い幸せを手にした二人。
先に待つのが悲劇だとしても。今はただ、互いの温もりに包まれていてほしい。
{{リア・ガーネット・ジュイティエフ}}(銀盤カレイドスコープ)
言葉は要らない。リアは、リアであるが故に美しい。
―――エンプレス(女帝)・リアに栄光を。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
ベストカップルが上記の二人ならベストコンビはまさしく彼ら。
恋愛や友情では括れない、しかし確かにそこにあることを信じられる「絆」って、いいですよね。
{{戎崎裕一}}(半分の月がのぼる空)
半月主人公に単体で一票。
物語の中、悩み、あがく彼の姿は、まさしく主人公という名の「もう一人の自分」だった。
{{陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS )
熱いオッサン。ひたすらにカッコイイ! 理屈じゃなく、こういう中年になりてー!(無理
【大賞・イチオシ賞】
<<R.O.D 第十一巻>> 【著:倉田英之/絵:羽音たらく/レ:スーパーダッシュ文庫】
読子カムバックということで。内容も濃くて燃えた。本当にちゃんと夏に続きが出るんでしょうか?
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
まぁ入れないわけにはいかんだろうということで。
個人的には2巻の方がハラハラドキドキで好き。ホロ可愛いよ、ホロ。
<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
信者ですから。微笑ましい二人の様子だけでもお腹一杯。
その上、相変わらず凄いところで切ってるのがこれまた。10月の完結編マダー?
65 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 19:45:15 ID:ejKs9Pix
○<<シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓―>> 【著:桑原水菜/絵:夢花李/レ:コバルト文庫】
久々に著者の新作を読んだけれど、良い意味でデビュー当時を思い出した。
大いにwktkしています。7月刊で2冊めも出ました。
…2ちゃん語がチラホラと…出てくるような…w
66 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 21:07:49 ID:2D92x4XZ
○<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
フィギュアスケートという異色のラノベもついに終了間近。
今まで見たかったライバル達とのイベントシーンはよかったです。
一番印象に残ったのはラスト。ああいう宣言があると盛り上がります。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
素直になれないヒロインと微妙に選択肢を誤る主人公。
巻が進んでも2人のやり取りは相変わらず。
パクリとかベタとか言われたりもしますが王道だと思います。
あと、バストレボリュ(ry
<<風、天を駈けよ>> 【著:荻野目悠樹/絵:バハムーチョ/レ:富士見ファンタジア文庫文庫】
宇宙での戦争は艦隊戦とか人型ロボットなどだと思っています。
でもほぼ単身で戦艦に挑んだりするのはどうかと・・・一応ほめ言葉。
気の短く戦闘的、冷静で策略家と正反対の姉妹ヒロインもよいです。
○<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
大賞に相応しい。ありきたりな魔王視点も、うえおにかかればこれこの通り。
人の感情を逆なで&愛撫する、ずれた心地よさという、うえお節がたまらない。
藤田女史とのコンビ再結成の新作も楽しみだ。
<<いぬかみっ!9 ハッピー・ホップ・ステップ・ジャンプ!>> 【著:有沢まみず/絵:若月神無/レ:電撃文庫】
こういうお手軽なコメディを書く作家を、みんな馬鹿にしすぎな気がする。
コンスタントに面白く、隙を作ってほろりとさせる、これも一つの特性だ。
内容としては、意外な啓太のかっこよさが光った。
<<サンダーガール!2 牙ノ鳥>> 【著:鈴木鈴/絵:片瀬優/レ:電撃文庫】
あとがきがジョークになるのかならないのか、ご存知、恐怖の鈴木鈴。
話が黒と分かりきっていない分、いつ転ぶかもしれない恐怖が特大で・・・。
まだ特別怖い形での死人は出ていない。まだ。
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
恋に戦いに、王道をどこまでも真正面から進んでいく姿勢には恐れ入る。
高度に練られた伏線が、少しずつ明かされてゆく構成力の確かさは圧巻だ。
次巻へと興味を持たせる転また転の展開もさすが。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
最後までシフトと大賞を争ったが、こっちはやや強引な筋運びだったので。
絵という主題を小説で書く、という難しいテーマを、巧みな描写で描ききっている。
作家の腕前と意欲が如実に現れた良い作品だった。
はい8期好きです。
今回は5人選ぶのに苦労がなかった。
あとはとーせいた(ry
68 :
大賞/キャラ賞集計人 ◆EhNsesBBnU :2006/07/08(土) 22:02:16 ID:uU6trtFH
>>56 このままでは無効票となるため、集計用に別カキコさせていただきます。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】 (
>>56代行)
>>59-61 感想なし・一行感想による投票は無効票となります。
今後もこのようなことが続いて大賞自体が混乱する事態が起こった場合、
『憤慨』及びキャラ賞への本来有効な票も含め、ハルヒ関連への投票は全て無効とする可能性もあるので、
今のうちに釘を刺して置きます。
めっ、ですよ!
〇<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>>【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
第一に挿絵が炎上していないこと。
第二に、超能力バトルをしつつも、ボーイミーツガール的要素があることを評価。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
前巻までの話がすっきりと消化されている。すばらしい「蛇足」
<<リリアとトレイズ Wイクストーヴァの一番長い日<下> >> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
個人的には絵が好き。トレイズの「へタレ」出ない部分にも注目。
<<とある魔術の禁書目録G>> 【著:鎌池和馬/絵:灰村キヨタカ/レ:電撃文庫】
主人公が黒子であることに注目。上条以外からの視点は新鮮である。
<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
世界観は『Missing』と同一か。デルタ氏の仮説とのつながりに注目。
70 :
56/73:2006/07/08(土) 22:37:55 ID:bxBu7dyX
<<とある魔術の禁書目録I>> 【著:鎌池和馬/絵:灰村キヨタカ/レ:電撃文庫】
伝説の聖人殺しの剣``スタブソード′′の奪い合いに巻き込まれる主人公。
今回は自分で首を突っ込んだわけではない。
ボインお姉さんに注目。
<<学園キノ>> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
これはキノなんかじゃない!!
まったく持ってその通りだ!!
学園の中で繰り広げられるドタバタコメディ。
キノの旅好きはこれを読んではいけない・・・。。。
>>70 『学園キノ』は対象期間内に刊行された作品ではないので、無効票となります。
72 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/08(土) 22:44:32 ID:V9d6nUr2
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
1も良かったですけど、2はさらに圧巻でした。
<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
特にルシフェルに対する麻耶の啖呵には感動させられました。
現在、電撃文庫の柱のひとつだと思う実力派作家のシリーズ。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
正直、内容を思い出せないのですが、やたら素晴らしく感じた記憶が残ってます。
読み返しましょうかね。
<<フルメタル・パニック〜燃えるワン・マン・フォース>>【著:賀東招ニ/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
あまり投票されていないようですね。
改めて作者の実力を見せ付けられた最新巻でした。
<<“文学少女”と死にたがりの道化>>【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
コメディとシリアスのバランスが絶妙でした。
大賞/キャラ賞集計人様、ご苦労さまですm( _ _ )m
○<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
萌え!燃え!それらがシリーズの中でも一番良く出ているかと。
最終回に向けてのテンションの盛り上げ方は最高です。
もうすぐ終わってしまうのかと思うと悲しいような……。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
2巻と迷ったのですが、やはり1巻の方を押します。
もはや内容に関してはいわずもがなですが、1巻の頃の方がホロの寂しさや、ロレンスとの関係が私的に好きでした。
また「ラノベで経済関係の話なのか」とのインパクトもありました。
このテンションのままシリーズが続けば早い段階で映像化しそうですね。
あえて二冊しか投票しないのは、どうも私が読んだ他の作品がこの2作品に比べると見劣りしてしまうからで、
どうしても評価しづらいので、このような形にしました。
74 :
21:2006/07/09(日) 02:17:33 ID:nTFxXW5x
>>集計人さんへ
イチオシ賞を付けるのを忘れていたのに気づいたので、
○<<神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン>> 【著:榊一郎/絵:神無月昇/レ:GA文庫】
として投票しなおさせていただきたいのですがどうでしょうか?
>>74 OKです。
集計の際そのように処理します。
76 :
56/73:2006/07/09(日) 11:39:38 ID:d+2uOoCN
<<伝説の勇者の伝説I>>
主人公死す!!!
<<乃木坂春香の秘密C>>
主人公と春香のすれ違いが良く書かれている
今回は少しシリアスかも・・・。。。
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
京都アニメーションの仕事に感動
78 :
21:2006/07/09(日) 12:48:16 ID:nTFxXW5x
>>57 4番目の<双色の瞳とアズカバンの囚人>は、該当作品なしにつき無効票となります。
>>76 >>77 ともに一行感想につき無効票となります。
80 :
1/2:2006/07/09(日) 14:04:39 ID:y5VWuuLn
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
経済要素を取り込みつつも、ライトノベルとしての面白さ
を失わせずに仕立て上げた意欲作。
ラノベ界では革命的と言っても良いと思う。
1冊目と2冊目のどちらに投票するか迷ったが、1冊目の新鮮さを維持しつつ、
さらにハラハラドキドキ、手に汗握る展開を盛り込んでいる点で2巻を選んだ。
アクションシーンがほとんどないにもかかわらず、
緊張感を持続させる力量は、作者の今後を期待させる。
電撃がこの作家を引き当てたのは正解だったと思う。
まあ何が言いたいかというのは、ホロ萌え。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
シリーズ完結巻ということで投票。
シリーズ全体にこじんまり感が漂うが、それが逆に良い味を出している。
特に里香の学校生活については、年齢のことや里香の性格、病気等、
いろいろな点からどういう描かれ方をするか不安だったが、
納得のいくうまい展開だった。
81 :
2/2:2006/07/09(日) 14:05:15 ID:y5VWuuLn
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
序盤から最後まで、とにかく泣ける展開が続いた。
圧倒的な感性と表現力を有するがゆえに、
人に感動と絶望の両方を与えることのできる、一人の天才少女の哀しく優しい物語。
1冊のライトノベルで3回も泣かされるとは思っていなかった。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>>
【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
リアとタズサの友情(愛情?)と、それゆえにこそもたらされるライバル関係。
最終巻に向けて、物語は盛り上がる。
そして何より、サービスシーン(*´д`*)ハァハァ
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
「恋愛関係にも依存関係にもない」はずだった主役二人の微妙な関係が、
本作での展開によりいよいよ変化する。
小佐内さんの黒さ、それに気づいて冷静を装おうとしつつも徹しきれない小鳩君の反応、
数カ所での二人の対決シーンが圧巻。
82 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/09(日) 14:37:01 ID:ae+05EK2
○<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
ゆゆぽにまたやられました。田村君とは違った面白さがあります。
読むほどにどんどんゆゆぽワールドにひきこまれます。
上半期で文句無く一番面白かったです。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
このシリーズも5巻になりますがますます面白くなってます。
終盤のミミコと陣内のやりとりがすごくいいです。
このシリーズは胸と目頭が熱くなります。
次巻がすごく待ち遠しい。
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
定番作品のXII巻です。この作品の面白さは安定していて安心感があります。
XII巻では話もそろそろ核心に迫ってきたかな?
今後もシャナと悠二そして吉田さんの三角関係から目が離せません。
彼、彼女たちの落ちがとても気になります。今後の展開に期待大です。
<<フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース>>【著:賀東招ニ/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
これも定番中の定番ですが相変らずよいです。
文庫オンリーなので次巻以降の展開がとても気になります。
ただどうか刊行ペースあげてもらいたいです。
<<空ノ鐘の響く惑星で10>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
新感覚SFファンタジーの10巻です。物語はいよいよ終幕に近づきつつあります。
フェリオ、ウルク、リセリナそれぞれがどのような答えを出すのか楽しみです。
この作品の主要キャラはみんな幸せになってもらいたいです。
上期は個人的に時間が無くシリーズものがほとんどとなりましたが、やはりどの作家も安定した面白さがありました。
下期は新人作家の作品や未読シリーズも読むつもり・・・読めたらいいな・・・。
〇<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
数々の苦難と悪意を乗り越える天才少女の物語、頑張ったよ桜花タン格好いいよ。
そして月の盾の誕生が美しすぎる。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
凄え、剣も魔法も科学も幼馴染も妹もツンデレもいないのに面白いライトノベルだよ、
これからこんな作品が増えることを願っています。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
ネオ野村美月と呼びたい今までなかったものを持った傑作だ、先輩の叫びは文学少女だけができるものだった。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
特定の分野に対して全く頭が回らない狐、羊の皮を被った狼があれだけアプローチをかけたのに。
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女>> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
黒幼女万歳!その冷たい目で俺を見て、そのスタンガンで俺を刺して、そして俺の部屋の隅で丸くなって!
他に良かったのはガンオケ、BBB、七人の武器屋、殺×愛、たましいの反抗記、セカイのスキマ、
アリアンロッド・ルージュ、おりがみ、円環少女、マキゾエ、コッペとBB、スイートホームスイート、
吉永さん家、戦う司書、銀盤、図書館戦争、シフト、荒野の恋、七竈、蟲猫、メジャースプーン
85 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/09(日) 22:41:45 ID:qJnifHo3
{{須磨貞夫&杉乃浦春海}}((ブギーポップ)
死神にも負けなっかたカップル、凶悪幼馴染もいいが幼馴染を救い無力でも死神に立ち向かった貞夫が男だよ。
{{リドヴィア=ロレンツェッティ}}(とある魔術の禁書目録)
来たぜマッドシスター、より高く上がる為に自分から落ちるなんてイカれすぎだ。
{{縁遠丹闇}}(殺×愛)
可愛いよにゃみちゃん、猫目、吸血、尽くし系、積極エロな後輩という完璧さ、なのに、なのに、風見の野郎め。
{{葛城ミミコ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
どこまで堕ちるんだヒロイン、朝起きたら鳥の糞なんて少女として限界突破だぞ。
{{リア・ガーネット・ジュイティエフ}}(銀盤カレイドスコープ)
無敵の女王は私生活でも無敵でした、どこまで迫るのか冷や汗ものだった。
もしこれがキャラ&アイテム賞なら月の盾@絵画を入れてました
「狼と香辛料」を読んでないけど投票しちゃうよ('(゚∀゚∩
○<<”文学少女”と死にたがりの道化>> 【著:野村美月】
古典文学作品にモチーフを求めるというありそうでなかったアイデアが素晴らしい。
重いテーマを扱っても文章が軽いので重苦しくならないのが良かった。
<<カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女>> 【著:高殿円】
女子校寄宿舎の雰囲気が良かった。
歴史の流れを作劇に利用した、珍しいタイプの作品だと思います。
<<円環少女3 煉獄の虚神(下)>> 【著:長谷敏司】
メイゼルの魅力と熱い展開は健在。
敵役の正義や信念をきちんと書いてるから
ケイツやグレンが”いいキャラ”になるのでしょう。
<<神様のパズル>> 【著:機本伸治】
落ちこぼれ大学生と孤独な天才少女が宇宙を作ろうとする話。
萌えありのSF青春小説として、ライトノベル読みが読んでも楽しめる作品だと思います。
ハードカバーの文庫落ちです。「S/T/T」とか好きな人にお薦め。
<<太陽の塔>> 【著:森見登美彦】
非モテの苦悩を文学に出来るのは滝本竜彦と森見登美彦だけ!(現代では)
喪男大学生のダメダメな日常を面白おかしく読ませる文章に脱帽。
ハードカバーの文庫落ちです。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
よく言われている「剣も魔法も使わずに―――」っていう文句に激しく同意。
ライトノベル・ファンタジーのお約束ともいえる剣と魔法を使わずに、ここまでドキドキハラハラさせる筆者の力量はかなりのもの。
1巻読了時には2巻以降もこのクオリティを維持できるのか疑問に思っていたが、2巻を読んでそんなことはないと確信した。
ホロとロレンスの掛け合いも思わずニヤニヤしてしまうほどイイ。
<<リリアとトレイズ Wイクストーヴァの一番長い日<下> >> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
アリソンシリーズと比べるとなんとなくいまいちな気がしてしまうが、それでも面白い。
伏線の使い方があいかわらずうまい。ラストの「秘宝」の正体には驚さかれた。
88 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/09(日) 23:43:45 ID:YKipCAOH
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
犬耳、尻尾萌、などという記号では決して語りつくせない硬派の経済系ライトノベル。
ホロは可愛いし、ロレンスもいい味を出してる。
でも、キャラクターの魅力に寄りかからず、しっかりと世界と物語を構築し、
キャラクター、リアリティー、そしてフィクションとしてのけれん味、
どの点においてもバランスの取れた小説でした。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
ヒリヒリするような描写の中で、しっかりと恋愛を描いてる小説でした。
恋とは?異性とは?思春期の始まりの中で揺れる思いをいだきながら、
息苦しいような、切ない時間は過ぎていく。
キツイけれども、それでも大切な何かがあった、そんな時代を切り取った佳作です。
<<少女七竈と七人の可愛そうな大人>> 【著:桜庭一樹/絵:----/レ:角川書店】
もう一個、同じ作者から。
「荒野の恋」ではどちらかといえば家で待つ女、守る女だったのに対して、
こちらでは叶わぬ恋を残して、家を出てゆく女が描かれています。
決して癒されぬ渇きを胸に男から男へと渡り歩く母、
それを否定し、自分の人生を生きるために東京へと出て行く主人公。
心の移ろいを静かに描いた作品でした。
89 :
88:2006/07/09(日) 23:57:22 ID:YKipCAOH
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
個人的には、一巻より出来がいいと思います。
イヤな女が描れているのだけれども、どうしても嫌いなれない自分がいました。
こういうキャラをしっかりと書けるのは、作者の力量の証拠だと思います。
余りに陳腐な言い方だけど、「人間が描けている」の一言のような。
とにかく、戯画化されたキャラクター達が、
それでも懸命に自分なりに生きているというのか、
ちゃんと人生を苦しんでる感じが好感をもてました。
<<コスプレ幽霊 紅蓮女>> 【著:上甲 宣之/絵:――/レ:宝島社】
これは、ライトノベルでしょう。
ダメダメ小学校教師が、夜な夜な紅蓮女にコスプレをして人々を驚かす。
その過程で、他の怪奇現象を解決して人々を癒していことに。
そして、紅蓮女は亡霊から望霊に……
そんな荒唐無稽の物語を通して、ダメ女の小学校教師が人として成長していく。
何とも漫画的だけど、グッと読ませるものがありました。
キャラ賞はまた後日……
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
今回は小佐内さんの黒い性格が描かれていてなかなかに読み応えあった。
また主人公ふたりの思いのずれとかお互いをどうおもってるかとか
起承転結のまわに転の部分なんだろうな。
ってことであのラストに、続きが非常にきになるところです。
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
人間失格って太宰治の小説があるんですよね。
知ってる人はしってるとおもうけど、この小説ってすげ〜読みやすくて
主人公にむかつくか、共感するかのどっちかでのめりこみ度がすごいことになる。
んで死にたがりの道化...ミステリーにちょっと不思議をまぶして
でもテーマは、まったくそこじゃなく重たく深い。
そのテーマをコメディータッチの文章とキャラクタで包んでほんわかみせてくれた
この本は、今期一番のお薦めです。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
田村くんの次ということで期待した分、キャラがはちゃけすぎって気もするが
あいかわらず文章がおもしろい、読ませるね。
いい感じのキャラ配置と2巻から新しいキャラがでてきて面白い展開になってきてる。
あとはストーリーを捻ってほしいとこかな?
91 :
90:2006/07/09(日) 23:58:17 ID:KgZ10SDi
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女>> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
う〜〜ん、これはいれるか迷ったんだけど、自分的には気に入ったので
いれますです。
いわゆるロリっこミステリーって分野(んなのあるのか?)なんだけど
この志乃ちゃんがやばい、やばすぎですね。
どうヤバいかはまあ読んでくれってことで..
<<七王国の玉座(1)氷と炎の歌>>【著:ジョージ・R・R・マーティン/絵:−/レ:ハヤカワ文庫SF】
最後はちょっとラノベにはいるかわからないけど今期、ハマッた小説として
これあげます。
ファンタジーの王道だけど、主人公が、14歳の私生児や、11歳のおにゃのこや、9歳のやんちゃ坊や。
まだまだ序章だけど、非常にのめりこみやすいストーリーと多彩なキャラクターたち。
そうそうもひとつ、これエロい!
王座を追われた14歳の王女が...あ〜これ以上はいえん。読んで悶えてくれ。
今期はシリーズもの以外の新規はあまり読めなかったな。
新レーベルの中で掘り出し物があるか、この大賞の投票に期待してます。
今期は「大傑作」がなくて、ちょっと小粒な印象です。5冊目には迷いました。
○<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
II巻とどちらを選ぶか迷ったのですが、デビュー作のこちらを。
恐らく「ホロ、かわいいよ、ホロ」の声が殺到していると思うのですが、十五世紀イタリアをモデル
にしたと思しき緻密な世界設定にも注目。どうしてこんな舞台を用意して、そこに狼少女と行商
人を立たせてみよう、なんてことを思いついたのか、作者には是非聞いてみたいです。さらに
「商人の駆け引き」なんて地味なものを下手なバトル以上に手に汗握るシーンに仕立てる演出も
見所です。そんなこんなで、ラノベらしかぬ斬新な試み目白押しなのですが、それなのに読後感
が王道ラノベ以外の何者でもない、という点には、もう拍手喝采するしかありません。
2巻のレベルも全然落ちてないので、今後が楽しみ。道中ものは、黄門さまの如くwどこまでも
お話を続けられるますから!
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
こちらも新人第1作。いわゆる異世界FT。
人物配置、造形、世界、全ての設定が物語りを語るために奉仕する− 新人らしかぬ緻密な
計算がお話の隅々まで行き届いた見事な一作です。少々の文章の難などこの構成の完成度の
前には何ほどのものでもありません。「物語のために奉仕する人物造形」といっても書割とか
そういうことではなく、むしろ「キャラ」という軽めの言葉より「人物」という言葉が似合うような、
しっかりとした背景と己々の論理を持った人間(または魔物w)として描かれています。そんな
彫りの深い人物達が己々の論理で動くことで、物語を転がしていくのですから、これで面白く
ならないわけはありません。
二作目は(文章よくなりましたけど)今ひとつかな・・・
93 :
92:2006/07/10(月) 00:13:40 ID:P5/dx+M+
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
少女の心理を描かせて右に出る者なし、の桜庭一樹が「恋」を真正面から描くシリーズ二作目。
一作目は今ひとつだったのですが、この二作目で俄然面白くなってます。二作目ではテーマ
だったはずの「恋」が後退して「恋のある日常」になってしまっているのですが、その方がはるか
に面白いのがなんとも桜庭一樹です。日常のささいなエピソードを積み重ねて、心理の襞、
綾を丁寧に描きます。けっして美しくなんてなかったはずの「あの頃」の心の揺れ、気分、それに
痛み、といったものをしっかりと思い出させてくれます。
<<流血女神伝 喪の女王3>> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
王道FTシリーズの通算第20巻目。
剣なし。魔法なし。ごく普通の近世っぽい世界。主人公の女の子の物語冒頭のステータス
なんて「猟師の娘LV1」という、スペック的には地味すぎる話なのですが、読んでる最中には
「地味」なんて形容は全く浮かぶ余地がありません。「怒涛の展開」「急転直下」「大どんでん
返し!」がこれでもか、とばかりに続きます。どんなにすれた読者でも「ありがちな話だなあ」
と思うことはないでしょう。この20巻まできても、息切れの気配なく、引き続き見事に波乱万丈
です。
ガジェットや萌えなんかなくとも、人間群像とストーリー展開だけ(まあ普通の小説はみんな
そうなんでしょうけど・・・)で、ここまで読ませる作者の筆力はもはや悪魔的。
少女レーベルと言うことで敬遠している方も多いと思いますが、自信を持って言います!
「読まなきゃ損!」
94 :
92:2006/07/10(月) 00:14:18 ID:4FZe57Hv
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
5冊目には迷ったのですが。青春小説の佳作の完結記念(7巻以降は外伝です)ということ
でこれを。
1巻もののお話がシリーズ化されると、レベルが落ちて、そのままずるずる・・・となることが
多い気がするのですが、さすが橋本紡先生、見事に盛り返して完結させてくれました。
恋愛を描いてきたこのシリーズで、この最終巻は「それから王子様とお姫様は末永く幸せ
に暮らしました」という、物語の最後「それから」にあたる部分です。普通蛇足になっちゃう
「それから」を最後に持ってきて、「大事なのはむしろ「それから」なんだぜ?」というテーマを
つきつける。このシリーズ構成で、寄り道っぽく感じられた途中巻のエピソードの意味が
鮮やかに浮かび上がってきます。作者の力量の凄みを感じます。
一押しは今後の期待もあって「狼と香辛料」。
次点はラブコメとして完璧な完成度を誇る「とらドラ!」、相変わらず黒くて全然リリカル
じゃないw「盤上の四重奏」といったところ。再刊でなければ「やみなべの陰謀」も入れた
かったかも。
最後に票外ですが自己満足で是非推薦しておきたいのが、
<流れ星が消えないうちに> 橋本紡:新潮社
<少女七竈と七人の可愛そうな大人>桜庭一樹:角川書店
どちらもハードカバーで、内容も全然ラノベじゃありませんが、傑作です。投票した5作よりも
個人的には断然好き。
「流れ星〜」は「猫泥棒」や「毛布おばけ」が好き、という橋本ファンの方に是非。「しみじみ
としたせつなさMAX」が味わえます。
「少女七竈〜」はいつもの黒桜庭とも、さらにちょっと毛色が変わってますが、「文学」と
いうやつに抵抗がないなら是非。連載原稿からの追加で「少女の物語」でなくなっている
新桜庭です。「辻斬りのように」「白っぽい丸」といったフレーズにやられてください。
95 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 01:24:39 ID:K4gm4sNL
んじゃ投票っと。
●大賞・イチオシ賞
○<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
まさに題名通りの急転直下。あざの先生は本当にスロースターターだぜ。
長編でジローを受け入れて、短編でバカをやって、そのうえで特区に波紋を起こす。
これが面白くないわけがない。
あと業界トップレベルのオヤジキャラの濃さもポイント。
アニメ化もするし今後がもっとも気になるシリーズ。願わくば失速することなく走り続けて欲しいところ。
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
実に成田作品らしいオールキャストのお祭り騒ぎ。
「島の住民はすべてどこかが狂ってる」と断言されたのにはちょいとショック。
けれどよくよく考えてみればどいつもこいつも「純粋に」タガが外れてるだけなので
ちょいと物悲しさを感じる。
そして全部がイカれてるなかでの葛原のヒーローっぷりが素敵。無敵すぎるぜ、葛原。
そんなこんなで完結編ながるぐるでしたが、番外編が続くやもということなのでそっちにも期待。
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
「ハルヒ」が話題になってるおかげで他のスニーカー作品の影が薄いような……
そんななかでもきれいに最終回を迎えたタマラセ。
独特な「殺伐コメディ」とコルシカなノリはそのままに大団円まで持っていく様は地味ながらも手堅い。
最終回だけあって能力者の戦闘レベルがアホみたいにパワーアップして
人外魔境っぷりが強化されていたのもよかったですね。
96 :
95:2006/07/10(月) 01:25:42 ID:K4gm4sNL
続き
<<吉永さん家のガーゴイル10>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
もうね、結末はわかってた。ガーくんがどうして機能停止したのか。
わかっていて、それでも「その時」が来たときに一気にキタ。
直球なのに、展開はバレバレなのに。それでも感動できる。
そういう手堅い、王道な純粋に感動できるライトノベルは希少価値だと思うし
こういう作品こそメインターゲットである中高生に読んでもらいたい気がする。
<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする>> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
ぶっちゃけ絵買いしたんですけどね。いい意味で期待を裏切られました。
もうね、真帆の気持ちがよくわかる。無意味に毒づいてた気持ちが手をとるようにわかる。
だからこそ彼女が変わろうとして、掴み取ったときにすごく感動しました。
これは少年少女期に世界や周囲に毒づいていた、そういう人に読んでもらいたい気がする。
次点は「とらドラ!」「レジンキャストミルク」「ガジェット・ポップ」など。
特に「ガジェット・ポップ」は最後まで入れるかどうか悩みました。ああいうノリ大好きですから。
今回も色々と読んできましたがさほど作品を絞るのには苦労しなかったような。
97 :
95:2006/07/10(月) 01:26:44 ID:K4gm4sNL
んで、キャラ賞。
●キャラ賞
{{グリフィス・グリフィン}}(ガジェット・ポップ)
全部行き当たりばったりで終わってみれば周りに被害しか残さない。
……おっさん、もうちょい人生考えようよ(笑)
{{空口真帆}}(ネクラ少女は黒魔法で恋をする)
世界に毒づく黒魔法少女。なんか内面がすごくよくわかるキャラだけに不思議な親近感が。
仲間を手に入れて恋をして一生懸命変わろうとがんばる姿がとてもまぶしく見えた。
ああ、俺もああいう青春を送れれば(マテ)
{{陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
オッサンが素敵なBBBの中でもトップクラスのオッサン。
や、オッサンが素敵なラノベは希少価値ですよ?
{{櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
ヒロイン候補の一人のはずなのにいつの間にやらお笑い担当に。
「ジャンピング土下座」や「コンビニ神拳」は神の領域。
黙ってればかわいいっていうのはこういう娘にも当てはまるんだなあ……
{{九重ゆうこ}}(学校の階段)
「ハムスター」とは言いえて妙。
小動物のように駆け巡る元気娘。見てて微笑ましいです。
今期はこんな感じで。
○<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
ライトノベルとして読んでも、ミステリーとして読んでも面白い稀有な作品。
日常風景の中に張り巡らされた伏線が収束していってのラストの怒涛の展開が見事すぎる!
個人的には傑作の評価。あー続きが待ちきれない・・
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
スロースターターあざののエンジンがかかりはじめてどんどん面白くなってきた。
熱い親父たちの葛藤と確執、魅力的な敵役の暗躍、そして最後のゼルマンの挑戦。
あーほんとに燃えた。この段階でこの熱さだとラストには多分燃え尽きそう。Dクラを超える作品になってほしい。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
王道のスポコンもので、しかもフィギュアスケートという未知のジャンルでここまでの作品を書く海原は天才だと思う。
上でも言われてるけど、トップアスリートならではの葛藤や苦悩の書き方が秀逸すぎる。
ラストの大舞台の前の努力がメインの巻なのに、この盛り上がりっぷりは異常。
あー信者としては大好きはシリーズの最終巻が早くみたいような、終わるのが寂しいような微妙な心境。
今期は結構読んだけど、個人的には上記三作品がぬけてたので残り二票は棄権で
○<<狼と香辛料>>【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
商業、というライトノベルにはあまりない題材を一番見事に生かしてる作品だと思う。
売ったり買ったり、ってのを見せてくれるのは非常に見ていて楽しい。
ホロの台詞回しと中世ヨーロッパ的な感じの雰囲気も大好きだ。
ホロとロレンスのいちゃいちゃしてる割に恋とか愛とかそういうのを感じさせない微妙な距離感も良い。
今期では一番かな。
<<奇蹟の表現V<ドラゴン>>>【著:結城充孝/絵:KEI/レ:電撃文庫】
やっと三巻が出たぜ。
と思ったら続き物だった。
やっぱこの作品の煤けたような感じとサイボーグの格好良さは良いな、と思ったが、
なんか風呂敷を広げ始めてるような気もするし…
一番怖いのは、まさかここで突然次が出なくなったりしないよな、と言うこと。
頼むから諸々の続きが出ない作品群とは同じ道をたどらないでくれ。
<<魔法薬売りのマレア>>【著:ヤマグチノボル/絵:TASA/レ:角川スニーカー文庫】
これはヤバイ。
主人公が変態。超ブラコン、しかも超マゾ。
ぶん投げられたり尻を叩かれたりして喜ぶ主人公なんて始めて見た。
でも意外にストーリーはしっかりしてるし、切ない感じの話が多いんだよな…
そのギャップのせいか、周りの小道具達のせいか、妙に雰囲気があるというか…
なんというか、もっと他の話が読みたいと思わせてくれる作品だった。
<<七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ!>>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
完全に勢いとノリの作品。
でも、全てを勢いとノリで押し切ってるのはある意味すごい。
こんな感じの、いい意味でバカっぽい作品は最近読んでなかったから、たまにはこう言うのもいい。
新刊も8月に出るみたいだし、ペースが非常にいいのも○。
<<夏季限定トロピカルパフェ事件>>【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
ちょwww小鳩www空気嫁w
小山内さんはどう考えても引き止めたがっているだろ。
もうモンブランでもマロングラッセでもいいから秋季限定を早く出してくれよヨネポ。
続きが気になってしょうがない。
【大賞・イチオシ賞】
○<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
この懐かしき青春の甘酸っぱさと苦さよ。
中学生という多感な時期を迎えた無垢な少女を、ただ能天気な恋物語の主役にするのではなく
周りの生臭さの中に置いて際立たせる、というチョイ意地悪が桜庭一樹の味なんだろうなあ。
<<ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
スニーカーで一番買ってるシリーズなのだけれど
今一目立てないのは主役がブレて感情移入しにくいから?・・・準備終了っぽいので続刊も楽しみだ。
<<セカイのスキマ>> 【著:田代裕彦/絵:綾瀬はづき/レ:富士見ミステリー文庫】
これは大賞への投票というよりは良品の紹介的にー。
ややソフトな怪異もの。筋立ても堅実で、特におどろおどろしさに頼らない雰囲気がツボにはまった。
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
二冊同時は信者票だけど、入れて当然だと評価もしてる。
長期シリーズで随時伏線を解消させながら次の謎を作って魅せる腕前は、たぶん業界屈指だろう。
良書の紹介の場合、できるだけまっさらな感覚で読んで欲しいのでどこまで内容に触れるか迷うなあ。
いい感じに以前からのレーベル全体のクオリティは底上げされてきたと感じられた半期でした。
代わりに雨後の筍みたいに出た新レーベルは壊滅的な感じだったけど・・・HJはどうなるんだろ。
<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
今期はあまり良作といえる作品が少ないが、これは少ない良作の一つだと思った
じっくりした駆け引きも面白いし、圧倒的な暴力でばたばた倒していく爽快感もある
新刊が待ち遠しい一冊です
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
シリーズ完結編とういうことでw
話は上手く纏まっていたし、オチはきっちりとつけてくれたので健闘賞・・・という感じ
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
たった一言で表すと・・・ 泣 き ま し た
さすがです。イラストの山本ケイジさんの絵も良かったし、何より内容が素晴らしかった
これからの裕一達がどうなっていくかはわからないけど、きっと幸せになれるはず
そう思わせる作品でした
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
アニメ化されたので気になって読んでみたのですが・・・これは中々面白い
最初は単なるツンデレ作品かと思いきや、裏切り・恋愛・戦闘と色々な面が楽しめる良作でした
6月というのは6月30日までですか?5月31日までですか?
105 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:28:57 ID:Kis1CeRf
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>に一票!
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
107 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:45:56 ID:hXflPh31
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
108 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:48:04 ID:2cJPj68e
-‐'´ ̄'´ ̄` ヽ、
+ /| //, '///`´| | | ヽ 、ヽ
/::::| 〃 {_{ レ|::::::::レりりリ .l彡|
‖:::| |!小 l━:::::::::::━レ| l │ |
‖:::| ヽ| | ●:::::::::::::● | | |、|
| ̄| | l⊃ ___, ⊂⊃ | |ノ.|
/⌒ヽ__|ヘ `ー' j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | <<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
連続するならアク禁要請よろ
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<涼宮ハルヒの消失>>
<<涼宮ハルヒの陰謀>>
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
アニメからではなく元から好きだった
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
114 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:53:31 ID:eduwixs1
VIPからきますた
( ^ω^)つ<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
115 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:54:15 ID:p2CY8xxm
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<涼宮ハルヒの消失>>
アニメで見て原作もほしいと思い買ってみた所、
かなり面白い&谷川氏独特の書き方に魅了されてしまった・・・
117 :
112:2006/07/10(月) 20:56:43 ID:9VVh0JoL
上半期だったかw
ごめん、上3つはなしで
118 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:56:51 ID:IIQPam/1
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
めがっさにょろにょろ
2006年1月〜6月の間に発売された本の中からマターリと優秀作品を選びます。ルールを確認の上、奮ってご参加下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
憂鬱が今年発売されたと思ってるバカがいるのか
121 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 20:58:11 ID:htiH42sD
<<シャナの使い魔>>
めがっさめがっさ
なんていうかVIPPERはテンプレも読めんのか。
ハルヒ好きとしてはVIPPERのせいでこれ以上評判が悪くなるのは心が痛む。
123 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 21:00:27 ID:4xtnYVMJ
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
124 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 21:00:37 ID:UL7Np+Zh
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
シリーズ2〜3番目ぐらいに良かった
125 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 21:01:03 ID:csTrefrR
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
<注意事項>
「荒し・多重投票対策」のため、次の場合集計人の判断により無効票とされる場合があります。
・一言だけの露骨に短い感想 (例:「○○最高!」「とても面白かった」等)
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷と取れるもの
・その他、集計人が不正な感想であると判断したもの
127 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 21:01:31 ID:OcUFbVSK
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
めがっさ
にょろ
にょろ
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
長門さん大好き人間としては投票せねばなるまい
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
どうやらラノベとアニメの区別が分からない奴がいるらしい
>>105-110 >>112-116 >>118 >>121 >>123 >>125 >>127 >>129 集計人ではないが、
以下のルールに違反するため無効になります。
2006年1月〜6月の間に発売された本の中からマターリと優秀作品を選びます。ルールを確認の上、奮ってご参加下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●投票理由(感想)の明記は必須とします。
・基本的に簡単な感想でOKですが、未読者に配慮してネタバレは極力避けてください。
<注意事項>
「荒し・多重投票対策」のため、次の場合集計人の判断により無効票とされる場合があります。
・一言だけの露骨に短い感想 (例:「○○最高!」「とても面白かった」等)
推奨NGワード:涼宮ハルヒ
☆★☆★☆★☆★涼宮ハルヒの憂鬱を1位にしよう運動☆★☆★☆★☆★
只今ライトノベル板で『2chライトノベル大賞2006上半期』開催中です。
VIPPERの力で涼宮ハルヒの憂鬱を1位にしましょう!!
(今までの最高は7位)
○○投票方法○○
↓のスレに『<<涼宮ハルヒの憂鬱>>』と書き込んでください。
(1日1票まで)
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/ << >>でタイトルを囲まないと無効になりますので注意してください。
ご協力よろしくお願いします。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
VIPでこれ見てきた奴はお帰りください。
<<涼宮ハルヒの消失>>
ところで涼宮シリーズは全部無効なの??
>>135 それいろんな所に貼られてるね。
ほんと害虫だなぁ、ハルヒ厨。
ルールを読めば分かります
読む気が無い人はお帰り下さい
レスしないように
スルー推奨
ルールに従えば
憤慨はOKじゃないの
VIPからきますた
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
まさに神作品。人生を投げてまでも死が避けられない少女と歩んでいこうとする姿勢に感動
まぁいくら連投してもテンプレも読めんアホVIPPERの票など
全部無効なわけさ。
>>144 なるほど、テンプレ1秒も読んでなかった。吊ってくる。二度と来ないように頑張るよ。
146 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:01:54 ID:TfQLuO5P
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
流行っているからというだけで買ったが、すごく面白い。
本格的なSF要素もあるのに、読みやすくわかりやすい。
文章の中で登場人物が頭の中で動くような読みやすい名文。
続編もかなりお勧めです。
148 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:05:38 ID:TfQLuO5P
もう少しモラルのある投票をお願いします、とくにVIP。
作品のイメージが下品になるのでやめてください。
いい加減相手すんなよ
152 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:10:02 ID:TfQLuO5P
すいません、著名を書き忘れました。
著者:谷川流 絵:いとうのいぢ 角川スニーカー文庫
不覚にもワロタ
失笑だがな
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
流行っているからというだけで買ったが、すごく面白い。
本格的なSF要素もあるのに、読みやすくわかりやすい。
文章の中で登場人物が頭の中で動くような読みやすい名文。
続編もかなりお勧めです。
荒らしてるのはVIPPER?ハルヒ厨?
157 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:18:21 ID:HBCeGwz2
VIPからきました
>>144 お前安置?そーゆー事書いたら
VIPに張られる→VIPPER乱入→スレgdgd
の流れになるの解かってるはずだろ?
160 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:21:26 ID:HBCeGwz2
>>156 正直VIPPER云々というよりもただの基地外
VIPPERだって空気ぐらい読めますよ。
なんていっても意味ナス
反応するお前も同罪
スルーしろ
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
ライトノベル史ぶっちぎりで一位の最高傑作だ!!
投票以外のレスは運営・感想スレでお願いいたします。
>>1-2より抜粋
●マターリ推奨。勝ち負けにこだわらず気楽に楽しみましょう。殺伐(・A・)イクナイ!!
●大賞に関連しての雑談は、下記のスレッドへ。
イベント運営・感想スレ part5 【反省会はこちら】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1121258573/ ※投票期間中に票数を公表するのは絶対に止めてください。
●投票理由(感想)の明記は必須とします。
・基本的に簡単な感想でOKですが、未読者に配慮してネタバレは極力避けてください。
<注意事項>
「荒し・多重投票対策」のため、次の場合集計人の判断により無効票とされる場合があります。
・一言だけの露骨に短い感想 (例:「○○最高!」「とても面白かった」等)
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷と取れるもの
・その他、集計人が不正な感想であると判断したもの
●貴方が名作だと思うものが名作です。他人の投票内容には寛容に。
●上の条件が守られていれば投票形式は自由です。
164 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/10(月) 22:37:39 ID:neVKHBj/
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
ぶっちぎりだね。
165 :
大賞/キャラ賞集計人 ◆EhNsesBBnU :2006/07/10(月) 22:42:12 ID:oTWVdx6r
>100
<七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ!>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
は投票期間外の作品のため、このままでは無効票です。
同シリーズの2巻、3巻が対象作品となっているので、有効としたいならそのうちどちらかに変更をお願いします。
>105 >106 >107 >108 >109
>110 >112 >113 >114 >115
>116 >118 >123 >124 >125
>127 >128 >129 >130 >136
>142 >146 >155 >162 >164
対象期間外の作品のため、一行感想のため、並びに他人の感想コピペのため無効票です。
>>68の事前警告を熟読してください。
願わくば、『涼宮ハルヒの憤慨』及びハルヒシリーズのキャラに本気で投票したい人たちに、これ以上の迷惑をかけないように。
>121
存在しない作品のため無効票です。
>143
一行感想につき無効票です。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
これは良いっす!
リリカルで不思議で不条理で、そんでもって現実と向き合う残酷さとか普遍的なテーマから
逃げない姿勢はすごいですよ。
で、「文学少女」としてのそれへの回答が笑っちゃうくらい素晴らしいです。
それに、遠子先輩はすごいですよ。最高です。
ナイムネ万歳っす!
シリーズ化、万々歳っす!
<<バッテリーX>> 【著:あさのあつこ/絵:(知らんw)/レ:角川文庫】
いいじゃない、これを仲間に入れてあげてもw
(ラノベって、柔軟なカテゴリーだと信じてるからさw)
全然かわいくなくって、そこがかわいい主人公がとってもいいっすよ。
話し合わない、群れない。丸くならない。良いですねぇ。
ま、大賞にどうしても推したいのはこれだけかな〜
もし、アニメ込みならエウレカセブンNeworder入れても良いんだけど、
やっぱり、イベントの一環ってイメージついて回るのがね〜
本自体は、ちゃんと小説になってるんだけどね〜w
167 :
100:2006/07/10(月) 22:48:28 ID:Tir0dcyx
>>165 変更ありなのか。dクス
お言葉に甘えて変更させてもらいます
<<七人の武器屋 天下一武器屋祭からの招待状!>>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
雪で店が潰れたワロス
2巻でちょっと勢いが落ちたかと思ったが、そんなことなかった。
相変わらずの無茶苦茶っぷりは読んでて楽しい。
8月の新刊で武器屋祭編は終わるのだろうか。
168 :
42:2006/07/10(月) 23:06:41 ID:PTRgM183
キャラクター賞の投票がまだだったんで、こちらもやっておきます。
{{白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
思い起こせばこの作品を買う切っ掛けになったのが1巻の表紙の雪子でした。
ポニーテール萌えというだけで読み始めた作品が、自分の中で一、二を争う
お気に入り作品になるとは思いもしませんでした。
特に雪子は幼馴染でつるぺたでスパッツでといろいろとツボにはまるキャラでした。
{{ガブリエラ・パピィ・ポッゾ}}(銀盤カレイドスコープ)
最後のタズサが大見得を切る場面もよかったのですが、「聖女」の異名を持つ銀メダリストが
タズサの前だけで見せた苦悩が今作の一番の見所ではないかと思います。
これまでの人気と実力はあるけども地味、という印象を見事に覆してくれました。
ドミニクとともにもっと活躍し、大いに物語を盛り上げてくれることに期待してます。
{{カトル}}(空ノ鐘が響く惑星で)
パンプキンとどちらにしようかと悩みましたが、こちらに一票を。
姿が見えず、声を発することもなく、感情すらも持たない存在であったカトルが
盲目の少女と出会うことから徐々に変わり始める、そんな兆しが見られるのが10巻でした。
対象外ですが、11巻では少女との交流がより深まっていますので、そちらも注目。
{{長坂陵梧}}(タマラセ)
バトルが激しさを増した長編の最終巻ではまったく活躍しなかったのに、その反動からか
短編集では大活躍をしています。
この作品の独特の雰囲気を担う存在だったのに、長坂の雄姿をもう見られないのですね。
作品が完結したことよりも、そちらの方が残念だったりします。
{{島津由乃}}(マリア様がみてる)
幼馴染でお隣さんで従姉で姉でもある令に依存してきただけの由乃が独り立ちをし始めた。
主人公の祐巳が瞳子との妹問題をズルズルと引きずっているのと比べると、しっかり者の
妹候補を見つけ出した由乃の成長振りはシリーズ中で一番だと思われます。
「自転車の手を離す」ようにして突き放すことの難しさを考えさせられます。
(´,_ゝ`)プッ
○<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
色々な意味で期待を上回る出来だった。超王道スポ根を力技で読ませるのは流石。
そして「海原我物故割れた」と思ってしまう程の百合展開。これが無理やり挟み込まれて
いるのではなく、己より優れたアスリートに対する心理と絡めてあるのもGJ。
久々に何度も読み返した本だ。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
失礼な言い方になるが、「野村美月にこんなの書けたのかよ」ってのが正直な感想。
細かいところを見ると確かにいつもの野村美月な感じなのだが、全体的な印象は見違える程。
青くて切なくてある意味バカで恥ずかしい。まさに青春。淡いタッチのイラストも内容に合っている。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
この作品も「この作者にこんなの書けたのかよ」と驚いた。重い話ではあるが後味は爽やか。
安易な鬱エンドに流れず綺麗にまとめたのも好み。久々に本を読んで泣いた。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
前作同様、ラブコメなのにやたらと熱い。恋愛を主軸に据えた物語でこんなに笑って
燃えられるとは思わなかった。
キャラも相変わらず魅力的。読む前は「手乗りタイガーって何だよ」と思ったが、
読み終わると「確かにこれは手乗りタイガーだな」となっていた。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ラノベとしては珍しい題材を扱いながら、それをきっちり小説として面白く仕上げているのが良い。
地味になりそうなのに下手なバトル物よりも緊張感がある。
絵は評価が分かれているようだが、自分としては作品によくあっているように思う。
禁書・レジン・薔薇マリ・おりがみ等、シリーズ物で面白かった作品も多々あるが、こういった
イベントだとどうしても新シリーズや単発物に入れたくなる。他にはエロくてグロくて切ない
魔女式、爽やかで熱い自転車モノの走って帰ろう等が印象に残った。どちらも続きが出ないが……
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/レ:角川スニーカー文庫】
あえて語る必要もないか・・
<<レンタルマギカ>> レ:角川スニーカー文庫
この前でた巻(タイトル忘れた・・)もよかった。
<<とらドラ2>> レ:電撃文庫
田村くんの方が好きなんだけどこれはこれで○
もっとみのりにスポットライトをあててほしい・・
>>172 一行感想、中身のない短文感想につき無効票です。
本当に好きな作品なら、もう少し「熱い」感想をお書きください。
_ _
,´ノ从 ヽ
ノノリ从从〉 VIPから一方通行で来たおwwwww
━━┳⊂二ソ(lリ^ω^ノリ二⊃ <<涼宮ハルヒの憂鬱>>に100万票だお
三 ,i ミ彡/ 異論は許さないんだおブーン
三 @( 7 /
三 レレ
>>174 お前アレだな。ログ検索したら禁書スレには書き込み無ぇな。
ムナクソ悪いからそういうことすんのやめてくれねぇかな。
しかもVIPから来たってわけでもないだろ。悪ノリしていい空気かどうかくらい読めカス
○<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>>【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
最近のバトル路線と初期の青春ものが上手く融合できてると思った。
いつも炎上といわれてる挿絵も今回は文句なし。
単独でも問題なく読めるんでブギーから離れた人にも読んでもらいたい。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
この作者はデビュー時からファンだったんだけどこの作品で化けた。
文学と絡める作りは続編が難しそうだけどこのクオリティを維持して出して欲しい。
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
新人で一番の当たり。主人公二人の関係が絶妙。
特にヒロインの心理描写と表に出す言動の差に萌える。
<<大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝>> 【著:茅田砂胡/絵:沖麻実也/レ:C★NOVELSファンタジア】
すでに完結したデル戦の外伝。続編の暁の天使たちやクラッシュブレイズは不満の声が多いけど
今作はナシアスとバルロを中心にしていい出来だったと思う。
久しぶりにデル戦の世界に浸れて嬉しかった。
177 :
1/2:2006/07/11(火) 00:36:32 ID:nFORfohR
●大賞・イチオシ賞
<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
中身どうこう言う前に、このメンツをそろえた時点で勝ちというか。
前回の大賞で終わクロのコメントに
>歴史に残る1冊だと確信しました。……読む前に。
ってのがあったけど、今回の作品群の中ではこれがそんな感じ。
内容も、各作家がうまく「らしさ」を出していたように思う(作品読んだことなかった人もいるけどw
つーか谷川のボツ作品誰かうpしてw
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
GW直前、心臓病持ちの恋人にフラれ、ぽっかり開いた予定。
そんな暇をつぶすのにたまたま借りた半月シリーズ。
吐きそうになりながら6冊読みました。変な感情移入のせいで。
いやホントに爆弾抱えて生きてくのってめちゃくちゃ大変なんだよな。
アレが二人のベストエンドかはわかりませんが、ハッピーエンドではあった。
俺はフラれたが、せめてお前らは幸せになってくれ、と。いやむしろ幸せになりやがれ、と。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
7巻のラスト展開にも燃えたが、今回はこっちに。
相も変わらず王道というかベタというか、そんなストーリー展開。
全身全霊をかけてサイトの死を否定する、と言い切ったルイズに感動した。
これといって目新しい要素など一つもないというのに、それが逆にすばらしい。
ストーリーもルイズとサイトの関係もいよいよ盛り上がってき胸 革 命/バストレヴォリューション!!
178 :
2/2:2006/07/11(火) 00:36:56 ID:nFORfohR
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
伏線を回収しながらさらりと出てくる次の伏線。
容赦ない次巻への引き。
吉田さんの素敵なローレグ姿。
相変わらず不幸なメガネ。
これっぽっちもふくらんでいないシャナの胸とは対照的に、どんどんふくらみを見せるストーリー。
次巻も楽しみにしてるけどそろそろA/Bも……。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
半同棲だったり互いに相手の親友が想い人だったり二人揃えば最恐だったりと、微妙で複雑なタイガーとドラゴン。
学園七不思議な関係はどうやって決着つけるのか。
田村のときも思ったが、どうしてゆゆこはここまで萌えるツンデレが書けるのか。
かといってツンデレのみではなく、脇もきっちりと固めて。
なんかすげぇ学園ラブコメが出てきたな、と。
あなたにとって手乗りタイガーって何ですか? って聞かれたら
ウチにも一匹欲しい気もするけど飼育が大変だから小一時間考えて結論出すようなものって答えるに決まってるだろうが!
忙しすぎて、対象期間内の本まだ5冊以上読んでないのあるけど、まあいいや。
●キャラ賞
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
上にも書いたが、せめてお前らくらいは幸せになれよ、と。
完治が見込めない心臓病ってのはホントに辛いんだよ……。
{{縁遠丹闇}}(殺×愛)
愛すべき不幸な猫娘。お前に足りないのは出番だけだ!
がんばれ! 吸血少女にゃみちゃん☆フルスロットル!
{{サイト}}(ゼロの使い魔)
「わたしも将軍ではなく、英雄になりたかった」
この台詞に尽きます。カッコよすぎだよ、お前は。
そして二人きりの時くらいもう少し空気読め。
ちなみに俺は、将軍でも英雄でもなく、ルイズの犬になりた(ry
タバサ様の犬も可。
{{シャナ}}(灼眼のシャナ)
平坦胸のツンデレカリモフヒロイン。
今回はシャナSの料理してるシャナタンに一票かな。
この手のキャラに料理下手はお約束。だが、それがいい。
{{逢坂大河}}(とらドラ!)
手乗りタイガー。それ以上でもそれ以下でもない。
>>177-178で、イチオシ入れるの忘れてた……
○<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
これイチオシでお願いします集計人様
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
間違いなくライトノベルの最高傑作
他のラノベ作者はこの作品を見習って精進しなければならない
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
経済を扱った作風が新鮮に感じられた。2巻も期待通りだったので一票を。
レーベルの新人賞なら、この作品だと思う。
○<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 風雲急告>>【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
スロースターターで名高い筆者が見せた、会心の第三巻をあっさりと超えた一冊。
続巻が待ち遠しい。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ヒロインのツンデレ描写だけでなく、王道的な燃えを見せつけられた。
テンプレ的なボーイ・ミーツ・ガール。だが、それがいい。
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
TRPGリプレイとして、ダンジョン物も工夫しだいで面白くできる事を改めて思い知らされた。
読者に楽しさが伝わることは、単純にして真理だと思う。某トラップは一読の価値あり。
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
「うえお久光」健在を知らしめた、約一年ぶりの新刊。相変わらず作品に勢いがあって面白い。
惜しむらくは、ハードカバーでシリーズ出版されている事。電撃文庫だったら、間違いなく人気作の一つになっただろうに。
○<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
ストーリー展開がやや強引でご都合主義的なところがあるものの、勢いで感動させられます。
桜花の可愛らしさがまた涙をさそうんだ。
今期の一推しで。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
本を食べる遠子先輩が良い。そして心葉との掛け合いもGOOD!
太宰の人間失格がメインだけど、読んでなくても話は理解できるし面白い。
<<楓の剣!>>【著:かたやま和華/絵:梶山ミカ/レ:富士見ミステリー文庫】
富士ミスの新人から1票。
時代劇、男装の武士、幼馴染の婚約者、陰陽師にオカルト、正統派ライトノベルです。
2巻も同じくらいの出来だったので、新鮮味のある1巻で。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
巻が進むごとに面白くなってくるあざの耕平。もうたまらんです。
最後の場面のやりとりは鳥肌もの。ミミコ頑張れ。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
小鳩くんと小山内さんの表面上はラブコメの裏で策謀渦巻く関係がワロス
今後、この2人の関係はどうなるか気になるところで、続きマダー
184 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 01:47:34 ID:ppmURlxm
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
アニメが面白かったので一票入れさせていただきます。
185 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 02:42:10 ID:93MK/uGh
186 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 09:41:59 ID:ogB+ssMj
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
にゃがとさんのアカンベー姿に萌えました
傑作です
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
やっぱハルヒは最高に面白い!!!
長門萌え
朝比奈さんカワイイ
もうこれだけでお腹一杯です。
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
原作すべて面白いっさ!中でもこれがめがっさ最高だよ!
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
すごく面白かったです
VIPPERつっても感想もしっかり書いてテンプレ通りにやってれば
票も有効になるし、全然構わないのにな。
好きな作品ならちゃんと票入れたれよ。
>>190 とりあえずテンプレ読んで出直してこような
アニメ最萌で大量発生してるアンチハルヒが流れ込んできてるんだろ
ほっとけ
どう見ても信者だろ。そこかしこに
☆★☆★☆★☆★☆★涼宮ハルヒの憤慨を1位にしよう運動☆★☆★☆★☆★☆★
只今ライトノベル板で『2chライトノベル大賞2006上半期』開催中です。
ハルヒスレの力で涼宮ハルヒ最新作『涼宮ハルヒの憤慨』を1位にしましょう!!
(今までの最高は『涼宮ハルヒの消失』の7位。他は全てTOP10外)
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↓のスレに必ず感想を添えて<<涼宮ハルヒの憤慨>>と書き込んでください。
(1人1票まで)
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/ ◆◇投票用テンプレ◇◆
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○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ここに感想を書いてください(必須)]
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◆◇注意事項◇◆
『涼宮ハルヒの憤慨』以外への投票は期間外のため全て無効。
<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ご協力よろしくお願いします。
ってのが張られてる。
これって、明らかに荒らし目的だろ。
投票に結びつかない事を分かってて何度もやってるわけだし。
ハルヒアンチって事はあっても、
本気で投票したいハルヒのファンって事はありえないと思う。
ガ板から来ました
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
色々な意味で期待を上回る出来だった。
やはり長門と古泉がイイ味を出している。
萌え萌えした話ではなく、コミカルの中にいくつかシリアスさが混じっている感じ。
ほのぼのした雰囲気が作品全体でまとまっていて好感が持てる、
現在のライトノベルの結晶・集大成とも言える作品だと思う。
vipperどもはテンプレすら読めんのか。
憂鬱じゃなくて憤慨って修正して、
感想を上の方のコピペ繋ぎ合せる方法加えたガ板や芸スポのやつの方が優秀だな。
>>196 投票に結びつかないってわかってないんだろ。一言だけは駄目なら二言なら良いんだろって
連中だから。
>>195 スレ汚して申し訳ない
集計人が判断するんだからスルーで構わんと
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>>
『とりあえず景気よく逃していた湯飲みの話が読めたのが大変にありがたかった』
『たれ流麗を見逃したのは残念じゃが』
『理渦の能天気なお馬鹿さも本編では見られない貴重なものじゃぜ』
『氷の和穂は固ゆででいいんだが、やっぱ反則能力のオンパレードなので短編向きよな』
『大饗宴は思考実験、やはり切れ味命の短編向き』
『夢の涯の雷たちの饗宴も読んでおくといいかも』
『細いほうの和穂もいい性格してる』
『きつね狩りだけはちょいと異質』
『でも素直な恵潤かわいいよ素直な恵潤』
『通して読むとやはり65のいい性格をした人物どもが好きなんだなぁということがわかった』
『ひさいち先生のイラストは安定しないなぁとか』
『しょーじき口絵ぐらいの和穂の太さが一番いいかなぁ』
『私信:まだ12冊買ってませんごめんなさい』
『川崎も最近のは全然読んでないしなぁ読まななにゃぁ』
『火目?』
『なんですかそれは?』
201 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 14:21:21 ID:hww+YJ+R
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ここに感想を書いてください(必須)]
おい、ハルヒに投票お願いしますとかいうコピペを貼りまくってる厨房がいて迷惑だ
さっさと一位にしてやれ
うざいから
涼宮ハルヒの捏造 ニャー速団の活動4日目
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1149082605/ ┌★クライアント.★┐
│ 角川書店? |
┌..某アニメを―┤ 京都アニメ? |
|...ネットで... | .ランティス.?. |
| ..ブームに.│ |
┌─★神楽★↓┐するよう_ ├↑↑─────┘
| |依頼┌─┘||
【JCN】←――社長─高安 │ | ||
| | | | 誘導された読者が
| │ 十河 │ | アニメ見る・CD購入
| └―――|――┘ | 視聴率うp
| |指示 | 収益上がる
原稿| ↓依頼 | ||
| 【ヤフー】 ┌─.★Blog連★─┐ | ||
| | | ニャー速 ├―┼――┘|
| | | . ↓仕切る .| | |
|親会社 |.アフィ.で稼.いでた.| | |
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↓ ↓↓ └↑―――┬――┘ | |
【ネトラン】―流入┘ | ブーム捏造. |
└――――――――┴―読者誘導―→【2ch】
意見誘導
工作員送り込み
ハピマテみたいに VIPPERをたぶらかしたら
オリコンでどこまでも行けるね
2ちゃんの果てまでブーム!!
ディープでループなこの流行りは
何もかもを巻き込んだ創造です
Amazon
アフィ貼レタ日ノ事 過去以上の収入が
限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ
奴らスレみたとき 笑いながらクリック
協力者を集めよう カンタンなんだよ こ・ん・な・の
追いかけてね(ついてきてね) てか真似てみて
大きな 額 の金 スキでしょう?
ハジメテキタケドラノベ厨ッテ糞キモイネ
206 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 15:44:32 ID:7mAXLQOq
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
他の方と同じく、一巻とどちらにするか迷いましたが、やはり二巻で。
キャラとストーリーどちらも秀逸。どちらが欠けても成立しない作品かと。
ファンタジ−という分類で括るには惜しい、文化圏と経済活動を題材にした
貴重な作品でもあると思います。 あとは、ホロかわいいよホロwww
<<A君 (17) の戦争9 われらがすばらしいとき>>
【著:豪屋大介/絵:玲衣/レ:富士見ファンタジア文庫】
作品が進むにつれて、悲惨さを増す戦争小説。お気楽な場面を要所に入れるものの、
全体を通してみれば、洒落にならない「悲惨な戦争のお話」・・・になるはずのところを、
作者の巧妙な文体と技量によって「ライトノベル」にしてしまったところが、このシリーズ
のすごいところかと。 個人的に言わせてもらえれば、挿絵は前のほうが良かった。(^^;
<<ボクのセカイをまもるヒト2>>【著:谷川流/絵:織澤あきふみ/レ:電撃文庫】
あえて、話題の<涼宮ハルヒ>シリーズは外して、こちらを推してみます。
ある意味では、上記の<狼と香辛料>と対極を成す作品だと思われます。
キャラと設定を、あざとすぎるほどあざとく作り、受けと萌えを狙った作品作りに
脱帽してしまいました。 主人公巻き込まれ系の王道を行く主人公と、萌え記号で
構成された少女たち。 この手の作品で、他人に薦められて買った作品の中では、
いい意味で「期待ハズレ」な作品でした。 今後の展開が読めそうで読めない作品
になることを期待して、一票を投じます。
207 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 15:52:29 ID:7mAXLQOq
●キャラ賞
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
いまのところ、これ以上のキャラにはめぐり合っていません。
距離をおきつつ、絶対的な信頼で結ばれた彼らに、幸あれ、
としか言いようがありません。
ただの「善人」ではない、「普通の商人」であるクラフト・ロレンスと
強力な力を持つ神であり、狡賢な知恵を持つ古狼でもありながら
どこか純真な少女のようであり、大きな愛で包み込む慈母のような
ホロという女性のカップルは、どこかもどかしく、どこか暖かい。
そんなところがいいです。
208 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 17:30:53 ID:B+ehXhnD
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1152606071/10 ☆★☆★☆★☆★☆★涼宮ハルヒの憤慨を1位にしよう運動☆★☆★☆★☆★☆★
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ハルヒファンの力で涼宮ハルヒ最新作『涼宮ハルヒの憤慨』を1位にしましょう!!
(今までの最高は『涼宮ハルヒの消失』が「屈辱」の7位。他は全てTOP10外)
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2chライトノベル大賞 2006上半期
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○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
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※メンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
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『涼宮ハルヒの憤慨』以外のハルヒシリーズへの投票は期間外のため全て無効。
<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
アンチの勢いが強く苦戦してます><
このレスのコピペを他板や他スレにコピペするのも含めてご協力よろしくお願いします。
ハルヒファンの底力で、ラ板史上初の快挙を達成しましょう。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
この巻は、とにかくあつい・・・
男の誰もが持つ英雄願望をコレでもかと刺激するラスト。
1対70000という絶対的な戦力差に突っ込んでいく主人公。
これぞ、超王道。久しぶりに作り物のキャラクターに「かっこいい!」とおもった
2006上半期一番の作品だとおもう。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
珍しく後味のよい終わりかた。
シリーズ全体的に設定を詰め込みすぎな感が否めないがそこを差し引いても秀逸。
今回はキャラ一人一人がたっていてよかった。(前の巻までは主人公とヒロインと敵以外は、ついで感がいなめなかった)
個性的なキャラ同士の掛け合いが魅力的。
シリーズ中でこの間が一番いいとおもう。
残りの票は放棄ってことで。
というか、ハルヒもいい作品なのに衆愚が騒いでるせいで俗っぽくみえるなぁ。俺、ある種のツンデレだろうか。
>衆愚
君職場では「天然で面白いよね」とか言われてるだろ
○<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
正直内容は吹っ飛びすぎていてあまり褒められたものでは無い、だが各作者の独自のドクロちゃんが見れて面白い。
<<リリアとトレイズ III イクストーヴァの一番長い日 <上>>> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
後書きが普通だったのは残念、だが話は面白く続きが気になる出来。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
物語やタズサの台詞はとても良い、後は作者の後書きが切ない。
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
ハルヒの理不尽なツンデレがいい
あとキョンの妹が可愛い
214 :
210:2006/07/11(火) 18:41:00 ID:HyO1T8zJ
62 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/11(火) 18:29:49 ID:???0
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○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
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※メンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
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<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
最萌と違いアンチの勢いが強く苦戦してます><
このレスのコピペを他板や他スレにコピペするのも含めてご協力よろしくお願いします。
ハルヒファンの底力で、ラ板史上初の快挙を達成しましょう。
これ状況がわかっていいけど、
>>215に貼ってくれないかな。
218 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 19:41:04 ID:zV+vGWHi
馬鹿みてぇにあちこちにコピペしてんじゃねぇーよ
このチンポ野郎( ^∀^)ゲラゲラ
10 名無しさん@6周年 New! 2006/07/11(火) 17:23:13 ID:sZ4oFaII0
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『涼宮ハルヒの憤慨』以外のハルヒシリーズへの投票は期間外のため全て無効。
<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
アンチの勢いが強く苦戦してます><
このレスのコピペを他板や他スレにコピペするのも含めてご協力よろしくお願いします。
ハルヒファンの底力で、ラ板史上初の快挙を達成しましょう。
220 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/11(火) 19:59:00 ID:hTVm23P1
>219
ラ板史上初の快挙ってなんだよw 100票ぐらい入れて勝つってか?
こういう運動してる奴ってなんなんだろ
こんなことしてTOP10入りもぎ取って嬉しいのかね
そんなことでハルヒのイメージを、悪くしないでほしい
爆撃しようか!
ガマンできねぇ!
ただの基地外厨房
「僕が大好きなハルヒが一位じゃなきゃ嫌だ〜
だからみんな手伝ってー」
まさに、集団じゃないとなにもできないやつら
一番ウハウハしてるのは企業なのにね
ハルヒのCD運動あったじゃん
そのCDのスタジオのとこに俺の友達いるんだけど
「なんか一人で何枚も買ってるってホントか?
キモいけど、金だけは払ってくれる」
ってなこと言ってきたぞww
228 :
1/3:2006/07/11(火) 21:29:08 ID:H8EDt3oH
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
なんかネットの評判が良かったので購入。事前に人間失格を読んでおくべしとの書評だったので人間失格を先に読む。
激しく欝になりました。(あの読みやすい文章と欝な内容の絶妙さ加減はいかんと思うぞ…。)
その後、本作品を読んでみた結果、俺は「死にたがりの道化」に激しく感情移入。人間失格読んだあとだと、
本作品の登場人物の気持ちがよく分かるんですよ。人間失格って感受性が高い中高生にはある意味危険な作品です。
なんか人間失格とあの頃の不安定な気持ちが合ってしまうんですよね…。本作品は高校生が登場人物だからこそ、
ここまで面白くなったと言っても過言ではないでしょう。ほんとに楽しませていただきました。
そして何よりこの作品がすごいのは、あの人間失格の鬱々とした読後感を一掃してしまうところです。
そこを俺は非常に高評価しています。
もし、この大賞で興味を持ったらなら、ぜひ人間失格を先に読むことをオススメします。
ある意味人間失格とセットの作品といっても過言ではないでしょう。あと、この本読んだあとはものすごく太宰のほかの作品が
読みたくなります。ですので、出来ることなら人間失格は全集で読んだほうがいいと思います。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
数年前、ネットの書評を読んで一巻「だけ」を購入してしまい、何故俺は2巻を買ってこなかったのかと激しく後悔。
そして今回、待望の7巻を読んで俺は何故8巻出るまで待てなかったのかとやっぱり後悔。ただ今渇きに渇いております。
早く8巻出さないと俺が死んでしまいます。
ちなみに今回はスポ根分が多くていいなぁと思っていたら、突然の百合展開に!作者壊れたか?
暴走気味のこの勢いが8巻でさらに加速しますように…。
229 :
2/3:2006/07/11(火) 21:32:11 ID:H8EDt3oH
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
あえて俺はこれに投票する。アニメに乗せられ全巻一気読みした口だが、これは普通に俺好みだった。
生徒会との対決が見たかったのですよ。古泉の伏線があったからこっそり期待していたんだけど、それがついに実現。
いやぁ、楽しませてもらいました。なんか、機関紙発行なんてイベントがほんと懐かしくて、そういったネタが個人的な
つぼをクリーンヒットでした。こういうベタを地で行く作品にすごく弱いんだよなぁ。
ワンダリングシャドウのほうも1年間を終えて変わった団員の様子が見れて面白かった。
最初はみんな色々と思惑があったけれど、今はもうそういうこと抜きで日々を楽しんでる感じが出てて良かった。
願わくば、SOS団がこのまま面白おかしく日々を過ごしていく様を読んでいたいけれど次は2年に上がるところから
始まりそうだし、急展開になるんだろうなぁ…。
<<フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース>> 【著:賀東招二/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
宋介の渇きが胸を打つ一冊。カナメを助け出すために一人行動を開始した宋介の話。
居心地の良いナムサクでの生活の中でも、カナメを求めてひたすら突き進もうとする彼。
そのはずなのにナミの笑顔を見てふと歩みを止めそうになる。彼の見せた人間くさすぎる衝動に彼の孤独がにじみ出ています。
待ったりとした前半とは打って変わっての後半ではハードな展開。特に最後の場面での宋介の独白にはやられました。
宋介負けるな!!!俺は最後まで応援するぞ!!!
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
熱い、熱すぎる一冊。今までのような楽しい日々から一転、特区に本当の意味での危機が訪れます。
特に陣内!カッコ良すぎるぜ陣内さん!!!もう陣内さんだけで御飯3杯はいけます。
今後、香港聖戦での生き残りたちとその後継者たちがどんな活躍を見せるのかが非常に楽しみです。
230 :
3/3:2006/07/11(火) 21:33:07 ID:H8EDt3oH
大賞以外は今まで読んでた作家のシリーズ物になってしまった。別に今期が小粒だったという印象は無かったのだが…。
長年読んできた作家が期待通りの作品を出してくれたという意味では幸せでした。
ちなみに
・「狼と香辛料」は面白かったけど、俺的にはもう一息な感じ。ホロは可愛いけど。
・「とらドラ」は面白かったんだけど1、2とも田村君ほどではなかった。
・「月の盾」は普通に良作。ただ、絵画を描写する表現としてもう一つ上のレベルが欲しかった。
これは作品のレベルが高いからこそ、そこがどうしても目に付いてしまったということです。
・「半分の月がのぼる空」は良かったんだけど、やっぱ4、5巻が本当に良かったんで。
でも、この6巻があるからこそ「半分の月がのぼる空」は橋本紡の作品なんだと思います。
って感じで対象からはずしました。このあたりはどうせ普通に票が入るだろうし、俺は俺のオススメをいうことで。
レトロゲーム板とかまで宣伝に来るんじゃねーよウゼェ
ここで言ってどうするんだ
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
じゃあせっかくだから書いていってやるよ
アニメのEDは良かった
原作は憂鬱がいいね
以上
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
普段小説読まない俺がハルヒシリーズはずっと読んでる
ここに誘導されるんだから文句の一つも書き込みたくなるわ
マルチしまくってんじゃねえ!
涼宮ハルヒは哲ヲタも必死な超絶糞アニメ31
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1152358448/l50 このスレに不法投棄された産業廃棄物をお返しします。ゴミはゴミ箱に!
246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/11(火) 22:19:33 ID:jpv6eJGy
☆★☆★☆★☆★☆★涼宮ハルヒの憤慨を1位にしよう運動☆★☆★☆★☆★☆★
只今ライトノベル板で『2chライトノベル大賞2006上半期』開催中です。
ハルヒファンの力で涼宮ハルヒ最新作『涼宮ハルヒの憤慨』を1位にしましょう!!
(今までの最高は『涼宮ハルヒの消失』が「屈辱」の7位。他は全てTOP10外)
◆◇投票方法◇◆
↓のスレに必ず感想を添えて<<涼宮ハルヒの憤慨>>と書き込んでください。
(ID一つにつき1票まで)
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/l50 ◆◇投票用テンプレ◇◆
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○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ここに感想を書いてください(必須)]
※メンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
−−ここまで−−
◆◇注意事項◇◆
『涼宮ハルヒの憤慨』以外のハルヒシリーズへの投票は期間外のため全て無効。
<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
(改行規制につき以下略)
なるべく各社から散らしてみました
<<とある魔術の禁書目録 (8)>>
1巻ごとのストーリーの起承転結がとにかくうまいんだよね、この作品。
登場キャラがやたらと多くなっている(あの娘たちを「10000人」と数えなくても)
この作品だけど、実は今まで出てきたキャラクターで一番もっと見てみたかったのが
白井黒子だったりする。そういう意味でも満足。
<<タクティカル・ジャッジメントSS 3 善行くんの弁護士養成講座>>
個人的にはキャラ中心のSSよりストーリー中心の本編の方が好きなシリーズなんだ
けど、今回はある意味「ストーリー性?」もあったのでいつものSSより楽しめた。
無印が出てればそっちに転んだとは思うけど・・・。
<<吉永さん家のガーゴイル9>>
アニメの出来が異様によかったこのシリーズだけど、やっぱり原作のまったり感も楽
しめる。・・・というか、この巻はあまり「まったり系」という感じじゃないけど、
やっぱり百色とか高原イヨがはっちゃける話は、それはそれで好き。10巻はまだ読ん
でないのでこっちで。
○<<シャムロック 「狂乱のロボットバトル ですぅ〜」>>
こういうおバカなノリの話は好きだな。なんというか、登場人物たちは大真面目で、
それでいてバカっていう話。それと、バトルシーンがここ数年で読んだ中で一番迫力
ある作品。絵の効果も大きいと思うけど。
コピペ見て来ました
えーとまたアファリブログ絡み?
vipperに突撃されても知らんよ
241 :
1/2:2006/07/11(火) 23:48:06 ID:bHPYgYpE
○<<ミッションスクール>>【著:田中哲弥/絵:橋本晋/レ:ハヤカワ文庫JA】
せっかくだからオレはこれをイチオシに選ぶぜ!(俺以外誰も推さなそうだから)
ボケてボケてボケ倒して、いつのまにかここは狂気の地平。
田中哲弥7年ぶりの新刊は、電撃hp人気投票最下位も納得のヘンテコなボーイ・ミーツ・ガール。
整合性なんてクソくらえ、なハチャメチャな展開の連続で、
なのに、著者にかかるとこんなに可笑しくて、それでいてちょっと切ない。
ああ、これと『やみなべ』が売れに売れて、『大久保町』シリーズ奇跡の復刊しないかなあ…。
<<夏季限定トロピカルパフェ事件>>【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
青春でミステリーなヨネポの作風が、あるいはもっともあからさまな「小市民」シリーズ新刊。
前巻は人物紹介に主眼を置かれていた所為か物足りなかったが、今回はやってくれた。
違和感を積み重ねていき、最後にそれを明かしてその上さらにそれを引っくり返す構成が実に見事。
創元お家芸とも云える連作短篇という形式で、ミステリーとして以上に青臭い青春ものとしてここまで素晴らしい
作品を物するとは。最近文庫化した『さよなら妖精』を読むにつけ、その著しい成長が実に頼もしい。次巻が今から楽しみ。
<<とらドラ!>>【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
『田村くん』は段取りめいていて趣味に合わなかったが、こちらは何回も読み返すほどお気に入り。
ミソは、ストーリー展開の繊細さと不器用ながら優しい登場人物たち、かな。
吠え立てることでしか周りと付き合えない大河も、そんな大河に並び立つことを決める竜児もどちらもいとおしい。
まあ、丁寧さは作品としての勢いを殺すことと裏腹でそこらへんは善し悪しなのかもしれませんが。
コメディとして楽しい2巻より、ナイーヴに過ぎる1巻に。
242 :
2/2:2006/07/11(火) 23:58:32 ID:bHPYgYpE
<<狼と香辛料U>>【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
既にして別にこれに入れなくてもという気が。でも、電撃新人の中では一番の期待株だしなあ。
少々冗漫な地の文、設定開示のこなれなさ等の欠点は目立つものの、経済というニッチなテーマの選択、
軽妙洒脱な会話の応酬、なにより老練にして幼いホロが余りに魅力的。ヒロインの可愛さは七難を隠して余りあります。
もちろん、ストーリー自体の魅力、特に2巻でのどん底からの復活劇が燃えるのは言うまでもありませんが。
投票は、「1巻はフロックでは」という懸念を見事に打ち砕いてくれた2巻に。
<<侵略する少女と嘘の庭>>【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
著者のを読んだのは『嘘妹』以来、2冊目。その時は、部分は良いけど全体が……、な印象だった。
しかし、これは素晴らしい。超常的要素をほぼ排しているのが良かったのかなんなのか。
思春期の少女を書かせたら桜庭一樹と双璧じゃなかろうか。
ずるずると馴れ合いのように続いている幼馴染4人の関係が、明け透けに物を言う少女によって乱される
そうした微妙な関係と展開を、極めて繊細なタッチで描いていく、その手腕がまずお見事。
りあの未完成の箱庭、それが意味するもの、「呪われた」という言葉の意味、全ての謎が解かれて、
そのとき牧生が下す決断が、とても優しくて泣きそうになる。
曖昧な部分も残しつつ、少し切ない結末も余韻があって素晴らしい。イラストもぴったり。
結局、メジャーどころばかりになってしまった。まあ、名が売れるにはそれだけの理由があるということか。
長期シリーズものなので投票は避けたが、まとめに入った『空鐘』、『フルメタ』はともに安定しておもしろかった。
『シャナ』は若干失速気味かな。祝完結!の『がるぐる』も悪くなかったが、ちと人物が多過ぎた印象。
なんだかいろいろ湧いているようですが、集計人さんはめげずにかつ気楽に頑張って下さい。
○<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
色々考えたがやっぱりどうしても一押しと言うとこれ以外にない。
新人とは思えない物語自体の完成度の高さ、
商業という他に余り見かけないジャンルでしっかりと盛り上げる展開、
そしてなんといってもあまりに萌えすぎる「ホロ」というヒロインの存在。
どれをとっても今期の傑作と呼ぶにふさわしい作品だと思う。
<<お留守バンシー>> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
同期なので狼と香辛料に隠れてしまった感があるけど、何気に良作。
展開に多少の難はあるかもしれないが、個性的なキャラたちと
ただひたすらにコメディなノリが読んでいてとても心地良い。
頭を空っぽにして読めるという点では阿智作品に通じるものがある。
何と言うか、息が長く続きそうなシリーズで、実際長く続いて欲しいと思う。
<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
最後の構成の特殊さも、ああ、キーリだな、と言う感じ。
この巻が出るまでにかなり色々終わり方を予測した作品だったが、結局裏切られた。
けれど自分の中では、収まるべきところに収まった終わり方だとも同時に思った。
まぁ、長くあの二人の旅を見守ってきて、良かったなぁ、と素直にそう思える。そんな作品。
244 :
243:2006/07/12(水) 01:50:11 ID:0CkRUtVB
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
田村くんは読んだことなくて、こっちから入った。というか正直コレを読むまでは竹宮は敬遠してた。
……ヤベェ、面白いじゃないかよこれ。
「ラブコメ風学園もの」というジャンルって、ここまで面白いものだったのか! と目から鱗が落ちた。
物語の起伏が非常に富んでいて、読者をグイグイ引き込ませる。
キャラクターは薄い感もあるが、その分無駄なく掘り下げられているので気にならない。
そしてなんていうんだろう、こう、竜児と大河の関係。恋愛とか友情とか、そんな地点を飛び越えた、
絶妙な「信頼」の関係。この二人の距離感が、非常に清々しくて心地良い。
自分の中の認識と偏見を改めさせてくれた、良書です。
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【著:秋田禎信/絵:つたえゆず/レ:角川スニーカー文庫】
どうも毎回、シリーズ完結巻には評価が甘くなる傾向にあるんだが……いや、これは本当に凄かった。
でっかい伏線を三つも四つも残しつつ、三冊をあっという間に消費して、最終巻は四冊目。
ページ数は? ……ちょうど300頁ほど。
「どうせ伏線投げっぱなしエンドだろ?」と大抵の人は思うだろう。しかし我等が秋田禎信は違った。
実に無駄のない展開でさくさくと話を進めつつ伏線を一気に消化して、見事に物語をまとめ切っている。
地味だが、近年稀に見るあまりにキレイな終わらせ方に驚愕して、1票を投じる。
キャラ賞は棄権。投票するとしたらホロ一本になるから。
次点はがるぐる!下(つうか入れたかったが…)、され竜Assault、ドクロちゃんです、夏季限定トロピカルパフェ事件(自分で買ってないから)
ハルヒは最近の作品の中では出来が良かったんだけど……うーん、まぁ、ね。
今回はこんなところです。
ハルヒうざい
なにが1位にしようだ八百長だろ
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/07/12(水) 13:47:23.06 ID:I3Oc1X1l0
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・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
247 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 13:51:10 ID:FNu1M6gG
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 13:50:34.13 ID:I3Oc1X1l0
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・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[長門かわいいよ長門]
249 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 14:04:36 ID:CDOqVChE
コピペからきますた
ハルヒ厨哀れ
これ逆にアンチが工作してるんだろ
他板に宣伝コピペやめてくれませんか?
あとハルヒ原作者ファンの人も少しは自治してくださいね
アニメは関係ないとか言って放置するのは同罪です。
死んでね。
252 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 14:08:50 ID:f/vahqBe
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
初めて小説読んだがよかったんだぜ
253 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 14:20:35 ID:A7T1/VEd
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
ハルヒに萌えた
>>251 はあ? 本気で言ってる? なんで放置が同罪なんだよ。
お前こそ死ねばいいのに。
つい大人気なく反応してしまった。スレ汚しすまん。
255 :
↑:2006/07/12(水) 14:43:34 ID:S8gZOGZx
\ U /
\ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < バーカ! >
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__)
256 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 14:50:44 ID:Of0vmEFD
普通にハルヒファンやってる人が憐れだ
訴訟大国になるのは嫌だがこれはヒドい
2chのランキングで集団投票で1位とって何になるんだよw
>>254 谷川信者はたしなめることもできないんですね。
アホが。クズが。死ね。
ハルヒ厨のコピペで来ました
宣伝するにもアニメハルヒスレが限度だろ…
アニメから入ってもこっちにもいるんだったらラ板住人&ハルヒスレ住人だろうからこっちに書く
い い 加 減 に し ろ
>>262 そもそもラ板住民じゃないんですが。
ここに直リン貼られたからここに文句書いただけ。
アンチハルヒ死ね死ね死ね
265 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:14:21 ID:PLCRfn6O
−−ここから−−
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[とても素晴らしい作品でした。
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
神が執筆した素晴らしい作品でした
みくる萌え
267 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:19:48 ID:pA/VTGzy
vip住人が云々あるが一部のアホが書いてるだけ>>ハルヒ
つかあちこち宣伝張ってる馬鹿が居てVIPでもウザイ
268 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:21:22 ID:CGx+f5TW
超が付くほどの人気作を改めて持ち上げる理由がわからない。
隠れた名作をプッシュするならわかるけど。
あ、なんにせよ組織票はダメだよw
ハルヒ失格って本当?
271 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:38:45 ID:+oEq/kX4
40 :名無し組:2006/07/12(水) 11:30:34.13 ID:???
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○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
最初はぶっ飛んだ設定についていけず面白いとは思わなかったのだが
一旦落ち着いてから読み直してみるとそのぶっ飛んだ設定を生かした深い描写がとても面白いと思うようになっていた
ベストを選ぶとしたらこれしかない
ニュース速報経由でくるなよたらこ
スレ潰したいのか
275 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:47:48 ID:A9sgwFP7
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
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ν速からきますた
277 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:49:09 ID:Oz+ppwmh
いや偽者じゃねーか
他板から飛んできました
前半は割とマトモなのに糞ワロチwwwww
ラ板悲惨だなwwwハルヒマンセー
281 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 16:53:07 ID:taK+UPP2
鈴宮ハルヒの糞害
大便だと
282 :
从o^ー^从御飯喰☆:2006/07/12(水) 16:54:31 ID:XgxWL8zL BE:18198432-#
nusokuからきました
尾崎大蔵
ひろゆき多すぎですよ
290 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 17:37:22 ID:OYbfornl
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ちんちんまんまんうんこうんこ]
291 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 17:54:24 ID:s+VftF7U
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
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アニメ板のニート達が一日中貼ってるんだろ。
●大賞・イチオシ賞
○<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
読み出すと止まらないスピード感。
前巻の引きもあり、一気に読んでしまった。
天才、凡人、超人、策士の譲らぬ攻防で、もう新刊が待ちきれない。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
主人公たち2人もですが周りを固める脇役たちも非常に魅力的で、
「あれ?ちょい役かな」と思っていた彼女たちが重要なポジションに納まっていたのには
驚きとともに喜びも覚えました。
親友たちの恋の発展も微笑ましかったです。
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
まったくこの人は騒がしくて糞重たい本を書いてくれるw(褒め言葉)
意外な登場の仕方をする黒幕には本当に驚いた。
ただ挿絵にサービスシーン多すぎだw
キーワード:チェーンソー、ボーリング球、鉄パイプ
各作品に合った口調で感想を書いたらバラバラになってしまいました。
ネタバレ極力避けるためにキャラ名出さずに感想書いたけど
キャラ賞投票するわけだから意味ないっすね。
294 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 18:05:43 ID:HTMvfjaY
○<<涼宮ハルヒの消失>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[あ〜ヤベ、うんこ漏れそう。でも動いたら出るよコレ。どうすっかな…いいや、ここでしちまえ! ってくらいハマル。]
http://makimo.to/2ch/anime_anime2/1152/1152530543.html 182 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/10(月) 21:00:14 ID:CZhai9Hu
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../../book3_magazin/1152/1152198375.html
<< >>でタイトルを囲まないと無効になりますので注意してください。
ご協力よろしくお願いします。
96 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/10(月) 20:44:05 ID:CZhai9Hu
>>83 アニメ見とけば多分分かる
その代わりあとでいいから一巻嫁
171 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/10(月) 20:58:34 ID:CZhai9Hu
>>168 キャラソンも三曲
949 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/10(月) 23:41:39 ID:CZhai9Hu
個人的にハルヒ派
他数レスあり。
宣伝行為をしている人間はどうみてもアニメ板ハルヒ厨でした、本当にありがとうございました。
アンチのせいにしてた奴……証拠も見せずに恥をかくw
どっちみち涼宮ハルヒは選考外にした方が良さそうじゃね?
●キャラ賞
{{八代一&マモン}}(9S<ナインエス>Z)
彼らの会話は今巻の山場だと思う。
天才になれなかった凡人と、狂人になっちゃった凡人と。
{{おばさん}}(リリアとトレイズV&W)
本名さえ出てきていない人だけど。
ホントにこの人すげぇ。
大賞、キャラ賞共にすごい偏り方になりましたがご容赦ください。
298 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 18:34:52 ID:Igjl3eyE
○<<円環少女 (2) 煉獄の虚神 (上)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
<<神様のパズル>> 【著:機本伸治】
<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
>>298 感想なしでの投票は無効票となります。
もしよろしければ、ある程度の長さの感想を用意しての再投票をお願いします。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
スロースターターってのが正しい評価だということがよく分かる。
1〜3巻が登場編で、4巻が過去編。
5巻でようやく話が加速し始めた。
特区の破滅の始まりを書いた良作。
オヤジの比率と反比例してアクションシーンが薄いものの、その分ドラマに見所あり。
人生の岐路にたったヒロインと、続きが気になる特区最強決戦。
ほぼ脇役に追いやられた主人公が哀しいが、それでも充分面白い。
次作はこれ以上に突っ走って欲しいです。
301 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 21:00:13 ID:zDHXU3QA
○<<涼宮ハルヒの憂鬱>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[宣伝死ね]
303 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 21:02:35 ID:4UePkQAz
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[
V I P P E R な め る と
ヒ ド イ 目 ,r'"⌒ヽ に あ う お
/ ^ω^ \
, .-‐- くJ( ゝ-rr- 、、
/Y ,r 、 `ー r'"^〃 、 つヒヽ
,ノ '^` i! =テミ i' 天ニ ミ、 ='"^ヾ }
,/ ''=''" ノ-‐'ヾ-人,,__ノnm、''::;;,, イ
i! ,∠-―-、、 `ー'フヾ、 j
f'´ ノし `丶、 ー=ミ-JE=- /
ヾ=ニ- 彡^ 〃 ,,>、、`''ー-::,,_,,ノ
``ー--┬:, ''"~´フ ソ´`7'' ''"´
,に (`゙゙´ノ f^ヽ
,ハ ,ィ' ,;-ゝ、
/ミ`ーt!,_,ィ-‐彡''"^ヽ
/ ヾ::::::::::::::::r''" ぃ ;}
l t:::::::::::/ ノ /
l! `'T7′ / / ]
305 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 21:43:16 ID:xzRH/awl
野球総合板から来ました
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
ぶっちゃけゴキヲタとイボヲタを煽るコピペはやり過ぎです><
306 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 21:58:24 ID:be3vXdor
Windows板より
宣伝しに来るな氏ね
◆◇投票用テンプレ◇◆
−−ここから−−
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ここに感想を書いてください(必須)]
※メンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
−−ここまで−−
☆★☆★☆★☆★☆★涼宮ハルヒの憤慨を1位にしよう運動☆★☆★☆★☆★☆★
只今ライトノベル板で『2chライトノベル大賞2006上半期』開催中です。
皆さんの力で涼宮ハルヒ最新作『涼宮ハルヒの憤慨』を1位にしましょう!!
(今までの最高は『涼宮ハルヒの消失』が「屈辱」の7位。他は全てTOP10外)
◆◇投票方法◇◆
↓のスレに必ず感想を添えて<<涼宮ハルヒの憤慨>>と書き込んでください。
(ID一つにつき1票まで)
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/ ◆◇投票用テンプレ◇◆
−−ここから−−
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
[ここに感想を書いてください(必須)]
※メンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
−−ここまで−−
◆◇注意事項◇◆
『涼宮ハルヒの憤慨』以外のハルヒシリーズへの投票は期間外のため全て無効。
<< >>でタイトルを囲まないと無効。
次の場合集計人の判断により無効とされる場合があり。
・一言だけの露骨に短い感想
・明らかにコピペと思われるもの、他作品への中傷
ですからメンドクサイ人は上の方の感想を、幾つか選んでコピペを繋ぎ合せて下さい。
309 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 22:14:19 ID:FjMFZz5m
うん
310 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 22:16:05 ID:ST/kf25K
○<<とある魔術の禁書目録・10>>
非常に面白かった。
最近は続き物ばかり読んでいたので、『終わり』のカタルシスを味わえた良作。
相変わらずキャラの掛け合いは上手いし、魔術的なハッタリも上手く効いていた。
ニュー速から来ますた。
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
1巻の頃からのファンですが、宣伝コピペ爆撃するファンがあまりに恥ずかしいので
失格扱いにしておいてください。
313 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/12(水) 23:26:05 ID:MiSe75N0
314 :
1/2:2006/07/12(水) 23:30:19 ID:UXmEWM+H
○<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
ひねりにひねりを加えてさらにひねったようなそんな話ばかりを集めた短編集。
ファンタジー系ショートショートとしては最高峰を極めたと言って過言ではないだろう、多分。
問題は極めすぎて作者が帰ってこないこと(例によって消息不明)ぐらいか。 ・・・いやそれが一番の問題なんだけどな。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
耳と尻尾に、耳と尻尾に、こんなにココロ動かされるとは思ってなかった・・・!ホロ、何て恐ろしい仔!?
以下まじめな感想を
題材・キャラクター・ストーリー、どれをとってもよい意味で個性的。
分かり易い派手さではなく、言ってしまえば地味な部分をここまで面白く書いたのは驚異の一言に尽きる。
続きも非常に楽しみ。
最後に一言、「ホロかわいいよホロ」
<<風、天を駈けよ>> 【著:荻野目悠樹/絵:バハムーチョ/レ:富士見ファンタジア文庫文庫】
懐かしさすら感じる王道スペオペ。
・・・に見せかけておいて中身は無敵サムライ大暴れ、な痛快娯楽作品。
サムライ宇宙(そら)を征く! なタイトルでもいいよなぁ。
<<コッペとBB団 その2>> 【著:田口仙年堂/絵:はしもとしん/レ:ファミ通文庫】
ほのぼのどたばた悪の秘密結社ストーリー。
とりあえずQ三郎さんは漢の中の漢だと思います。
あと相変わらずコッペちゃんが純粋で可愛い。(ロリな意味ではなく)
<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
一人のビブリとしてこの作品を。
常識とか良識とか正義とか、色々と考えさせられる作品。
またそこまで考え込まなくても素直にエンターティメントとして高い質を持っていると思います。
315 :
1/2:2006/07/12(水) 23:31:05 ID:UXmEWM+H
次にベストキャラクター賞。
{{和穂&殷雷}}(封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝)
ベストパートナー賞(ないけど)に一票。それだけに氷の和穂は読んでて悲しい。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
2巻のいちゃいちゃラヴラヴっぷりって何だろう。勝てる気がしねぇ。
{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
なぜだろう、凶暴小動物VS飼育係のお兄さん、という単語がどうしても頭を離れない。
316 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 00:04:18 ID:Caabh3zt
○<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
賛否両論の第六巻。「五巻で終わってもよかったのでは?」と言う声があちこちであがりました。
…実は私もそのうちの一人でした。
(五巻のラストでこの物語は綺麗に纏まっただろ)
(これ以上二人の生活を覗き見するのは悪趣味な物語の延命に過ぎないだろ)
…敵意さえ芽生え始めていました。
その愚劣な感情を、一瞬のうちに消し去ってしまったのがあとがきの作者の語りでした
『裕一と里香が生きる場所は、病院ではありません。
病院とは通り過ぎるべき場所であって、裕一と里香はやがて日常に戻っていきます。
たとえ蛇足であろうと、物語としての美しさを壊すことになろうと、
その日常という舞台で彼らがどう生きていくかを書いておきたかった』
あぁ、そうか…そうだった。私が本当に願っていたのは、作品の完成度ではなく、「彼らの幸せ」…
…忘れてたんだ。彼らがどれだけ日常を手に入れようともがいていたか。
単なる後日談なんかじゃない。真に望んでいたものが、ここには描かれていたんだ。
あぁ…終わっちゃったんだなぁ…
317 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 00:13:38 ID:OwkEuP6g
野球chからきました
よくわからんがハルヒとかいうの以外に一票
318 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 00:19:34 ID:UpjmA3wC
野球chからきますた
<<涼宮ハルヒの糞害>>
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
宣伝がきたので投票します
文章書くの苦手で、内容のある感想が書けるかわからんけど
とりあえず投票させてもらいますね。
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
この人の話って、設定は奇想天外で面白いけど、
ストーリーはワンパターン。恋愛もワンパタ。
でも、それなのに、なぜかはまる。
本当に夢中になって一気に読んだ本でした。
続編がもうすぐ出るようなので、とっても楽しみ!
<<キーリ VIII 死者たちは荒野に永眠る (上)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
最終巻のしかも上巻のほうをあえて挙げます。
最終巻に向かう盛り上がりと一抹の寂しさとか、
ハーヴェイのデレへの変化とか、
最後の章のヨアヒムの衝撃とか
哀しみとか切なさを上手に描いているような。
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
ついにアルセイフを出た巻。世界がぐっと広がった。
それとついに登場の神姫ノエル。なかなか素敵な性格ですね。
ウルクが自分のやることを改めて思い出すところ、
これまでフェリオとのごたごたで恋愛中心になっていたウルクが
やっと立ち上がる姿が見られて、今後に期待って感じでした。
(でも選考対象外の11巻では影が薄いような・・・)
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
Iより好きですね。Iは文章上手いなぐらいしか思わなかったけど。
よりキャラが際立って、商売の規模も大きくなってて
よって起こる事件も大きくなっていて、
いろいろスケールアップしていて楽しく読めました。
>>320 大丈夫。作品の良さは十分伝わってくるよ。
こんな状況の中で投票してくれてサンクス。
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
京都アニメーションの仕事に感動
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
短編をいくつも重ねつつひとつの大きな流れを作っていく作者お得意のス
タイルに改めて魅せられた作品。前巻で私的に気になっていた「小市民」を
名乗ることに対する引っかかりの部分にきちっとした解答を用意していた部
分も好印象。次巻を身悶えしつつ待っている現状も含めて一票入れさせて
頂きます。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
少女の痛みを書かせたら桜庭一樹は当代一、そんなことを思わせる作
品。どこか懐かしい風景、丁寧で細やかな心理描写でなんでもないこと
なのに、く胸が痛く、目頭が熱くなるそんな作品でした。
キャラクター賞
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
お互い頼り切るところはないけれど、それでも確かに互いが互いに必
要としているという関係は新鮮に感じられます。ベタベタしてるわけでな
いのにイチャイチャしてるという状況はもう、たまりません。
○<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
山場は3巻で迎えたかと思ったら、ここに来てさらにでかい山場を用意しているとは思いませんでした。
主役連中もそれなりに元気ですが脇を固めるキャラ達の渋さや悩み等しっかりが描かれていたのも良かった。
幕切れはキリがいいんだけど、ここで寸止めは極悪ですよ あざのん先生ー。
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
待ちに待ってたシリーズ最終巻 飼い犬 野良犬 子猫なんでもござれの大乱闘
最終巻にして破壊力抜群のキャラまででるわ 一気に読んで爽快な気分になりました
ヒーローは必ず最後は勝つ! こーいうノリは大好きです
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
今年の新人賞はコイツのためだけにあったといってもいいぐらいの近年まれに見る大当たり。
設定的には地味にまとめているはずなのに相手商人との交渉など非常に手に汗握る。
賢者としての頭のよさと子供じみた性格を上手く同居させたホロのキャラクターの作り方も見事。
一巻の出来のよさからそれ以上のものは期待していなかったのにいい意味で予想を裏切ってくれたのでこちらに投票。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 風雲急告>>【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
安定しておもしろいシリーズ。ゼルマンの離反、九龍サイドの動きなど大きく話の動いた今回の話。
主要キャラクターが非常に魅力的。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
フィギュアというマイナージャンルでただの萌えラノベに成り下がらないスポコンラノベ。
あまりにレベルの違う天才リアにたちむかうタズサ、ガブリーの苦悩を上手く表現できている。
ラストの引きのよさは秀逸だった。
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
個人的な愛着から。でもそれを差し引いても上手いまとめ方だったと思う。
オチ自体は安易だがそこにいたるまでの過程はよく出来ていた。ただ、シリーズ通じて戦闘シーンは蛇足かも。
<<9S<ナインエス>VII>>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
シリーズ信者なんで。登場人物が非常に多い中捨てキャラを作らず一人一人丁寧にかけているのが好感触。
先が非常に気になる展開だった。
326 :
325:2006/07/13(木) 00:50:21 ID:tABtDPd+
ベストキャラクター賞。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
文句なし。一巻はロレンスがホロの魅力に多少かすれ気味だったが
2巻は上手くパートナーとしての役割を果たせていたと思う。
{{ゼルマン・クロック}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
5巻の主役だったゼルマンで。能力的にセイに劣るゼルマンが
これから先どう立ち向かっていくのか。
{{リア・ガーネット・ジュイティエフ}}(銀盤カレイドスコープ)
作中最強の敵。タズサとコンビ票でもよかったけど今回の話は
範馬勇次郎的な強さのリア相手にタズサがどう立ち向かうかが主眼だったのであえて単独で。
{{白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
作品2人目の主役。
心理描写等雪子を通じて作者自身のレベルアップをわかりやすく実感させてくれた。
{{峰島由宇}}(9S<ナインエス>)
珍しくコイツの内面描写が多かったので。
地下に監禁され続けるという境遇からようやく先が見えてきた。
取りあえず各作品から一人づつ。なんか上手くかけなかったな。
全体読んでみて月の盾とシフト2が気になったのでちょっと読んでみようかな。
アニメ板某スレから誘導されて来ました
<<リリアとトレイズ III イクストーヴァの一番長い日 <上>>>
時雨沢文体って読みやすくて好きだな。このシリーズも結構
ストーリーは無茶やってるんだけど、なんか安心して読める。
欲を言えばもうちょっと前世代の4人のことを詳しく書き込んで
ほしいけど、さすがに本編じゃ無理かな?
あと一番重要なことは、これがハルヒじゃないから。
<<お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文>>
タイトルを読んで想像できる通り。最初の1ページを読んで想像
できる通り。よくも悪くもまったり、それとブツギリなんだけど、
文体がスピーディーでチャキチャキしてるので、テンポがよくて
欠点のはずの部分が欠点になってない。
あと一番重要なことは、これがハルヒじゃないから。
もうこんな迷惑な企画はやめてほしい。
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
これ読んだら他のラノベ読んでらんないよ。マジで
329 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 04:03:58 ID:6AReyHEb
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
これには付け加えるコメントは無いくらい推されているけれど、今期では頭一つ抜けていると思うので。
信用取引あり、これって手形を割ってるんだよなぁというシーンあり、はたまた秤をごまかしたりと商取引の駆け引きもよい。が、それよりも何よりも。
桃の蜂蜜付けをねだるホロ。ノーラの話をすり替えてごまかすホロ。ホロかわいいよホロ。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
春が起ならば夏は承と思いきや、転がいきなり来た感じ。
どうでもよいことだが、P31からのリストに某ゲーム用語が入っていて、さすがはゲーマーよねぽ!!とコメントしておきます。
秋期限定マロングラッセ事件(仮)はどういう展開になるのか楽しみ。
<<樹上のゆりかご>> 【著:荻原規子/絵:香坂ゆう/レ:C★NOVELS ファンタジア】
誰も推していないようなので。
十数年前に地方県立二流進学校を卒業した身としては何ともノスタルジーに浸れる作品。その当時の高校生活を思い出させてくれる。
ただ、現役の高校生がこの作品を楽しめるかは微妙かもしれないが。
330 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 04:04:54 ID:6AReyHEb
<<カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜>> 【著:高殿円/絵:椋本夏夜/レ:ファミ通文庫】
これも、誰も推していないようなので。
本国で廃れかけているヴィクトリア的な風習を後生大事に守る英領インドで、学園の中心人物に嫌がらせを受ける主人公の少女。
いやいや、まったく典型的なハウス世界名作劇場のような所が何ともよい。
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
1巻からほぼリアルタイムで読んでいるので、ちゃんと読んでるファンもいると示すため、あえて推しておきます。
前半の「編集長★一直線!」は結構よかった。
朝比奈さんの童話で癒やされるもよし、無題1〜3で長門の深層心理を深読みするもよし、キョンの恋愛小説のオチを読む前にミヨキチの正体を推理するもよし、と言う所でしょうか。
「ワンダリング・シャドウ」は、P270が「本当に観光名所になった」位しかコメントしようがないのが、いまいちなところ。
次点は、<<銀盤カレイドスコープvol.7>> <<荒野の恋 第二部>>。
「誰も推していないようなので」と「あえて」の3作品のために外してしまったけど本当はこっちの方が、と思わないでもない。
ベストキャラクター賞はパス。
ハルヒキチガイ野球板にコピペすんのやめてな。
そんだけ
332 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 06:48:24 ID:ollpRKtl
. __ __ _
. _ , '"´ ,. _ ___`丶、
. / ` / /´-‐ァー-ヽ \
. / /下7 ..///.:.::/ .:.:ト、 ヽ ただのがお突っ込みには興味ありません。
. / └イ_j/ .://;へ、/!.:.::/:.}ヽ ',
. ,' ///!l .::j.:lイ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l
. , '〈/f`| l ::l`' ゞゾ '´ rャjノ::.l:. | この中に前世が翼人・お米券大量保有者・そのうち超能力者がいたら
. | l:l :!:{、| l ::| マソハ: |:: | 私のところに来なさい。
. | l:l::i个| l ::l! l⌒ヽ′} .:}:.l:: l
. | lハ:l::{::', ::::{、 ヽ.ノ /.:/::.l:: l
. l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ\._ /.:/::::/l::;! これを菊門に突っ込んであげるから。
.. ',::{:{、:::ヽ\:\|.ゝ ` |フ´!::::/;:::/ 〃
, --- ┘ ∩ ト---- /
/ | | |
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| | 。 __||___ 。| | ち ん こ 〜 ♪
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| | | |、 | |
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| | | //|
| | |__/|| |
ハルヒはエヴァを超えるアニメなのになんでどうしてこの板に立ってないのだぜ?
ニュー速+から来ました。
>>涼宮ハルヒの憤慨<< 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
のファンは即刻死んでください。君たちの存在自体が社会の害悪です。
このイベントやってる人も死んでください。
へ へ|\ へ √ ̄| へ
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_〜、 レ' レ'
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~' )
/ /| | | | | |( ノ| |`、) i ノ | | \_ノ ノ / フ ! (~~_,,,,/ノ/
| | | | / / | | . し' ノ ノ | | / / | |  ̄
\\ノ | / / | |___∠-". | | ノ / ノ | /(
\_ノ_/ / (____) し' ノ/ / / | 〜-,,,__
∠-''~ ノ/ (_ノ 〜ー、、__)
339 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 13:51:42 ID:F+hLO1AG
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
アニメでこの作品を知って図書館で借りました。
予約者が多くなかなか届かなかったのですが、昨日やっと届き今読み終わりました。
「編集長★一直線!」が私のお気に入りです。
340 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/13(木) 14:17:24 ID:NYvdrgGk
、.,ri、
l''''レ :l|゙'rレ,,゙'r, .,,,,,,,
l .l ゙'!,,゙レヘ!" :| |
l .l___,,~ | :| .,,,
'l~~~~~~ ̄ .,,,,,_,,,, .| │ :|,,irrr‐'''''"~.゙'!i、
 ̄ ̄ ゙̄,l リ: : .| :| ィー'''''' ̄` .,,,,,ir-ー''''}" ,r"
'|'| .,,,, l|,,,,―i、 ,,,,,,i、,,,、 .,ri、 'l'ト │ ,l゙ | | =--'''''"| | ,i" ,r"
.l | ._,,, | l '{\ _,,二,、 ,rlレ''l''l'''!i,'i、 l゙,| ,-rr,|.|,,,,,i、 .,l゙ .,l゙ .| .| | :| ,i" ,i"
.,,l`|,|レr" .|.| .'Lト .'l|レー'''=゙L .,l゙,i´ l゙,! .リ゙l |.| .゙~ ̄|:| .,,i´ ,/ | l゙ | | .~'〃
: ,i'レ'~ .|.| ,r, ゙l,,} .,"| l..l、,ト,i´ .,!,レ | | ,,r-ノ.|,、 .,,i'" ,r" : ..,,i´.レ l゙ │
: リリ----r, ゙l,,l,,,i" ,,,,r!二 ゙l,,,,レ゙ ,r',,レ" l゙.| .l|'ニ,l゙,!!ii,= .,〃 ,,r" .゙l~゙゙゙゛.,,/ リ, .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙レ
.~゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙" `` ゙='''" `~` `゙゛ `"'''~ ゙'!'" "'''''''~゛ ゙~''''''''''''''''''''''''"
<<涼宮ハルヒの憤慨>>
VIPから来ました
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:スニーカー文庫】
うんこ紙にもなりません。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ハルヒみたいなカスとは比べ物にならない
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
この世界観がいいですね。エロゲでも好きなライター。
はやくODに合流して盛り上げて欲しいです。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ルイズ可愛いよルイズ
<<護君に番外編で祝福を!2>> 【著:岩田洋季/レ:電撃文庫】
汐音の初恋話がイイ!
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ちんちんみてまんまんおっき
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
アニメ化ブームの影響に乗せられて、久しぶりに読んだライトノベル。
所謂セカイ系と呼ばれる作品群は正直苦手で、そのせいでライトノベルから離れていたのだけれど、
このシリーズは個人的に苦手だった、セカイ系にありがちな大仰な悲壮感と無縁で、
シリアスと笑いのバランスが良くて、とても楽しく読めた。
「〜憤慨」はシリーズのファン向け、という印象の強い単行本だけれど、
作品内の時間で1年いう節目における、これまでのシリーズを振り返ってのハルヒの成長やら、
未消化だった伏線の掘り返しなどが行われて、シリーズ作品ならではの味わいがある。
特にハルヒの成長がいい。かつてはただのDQNだったのが、
破天荒な魅力をキープしつつ、少しずつ人間的にデキた、親分肌のリーダーへと成長しつつある。
その他のキャラクターの魅力もいい。
冗談を言うようになった長門、相変わらず怪しく立ち回る古泉、役立たずなりに周囲を和ませるみくる、
正しくキャラクター小説としての楽しみを味わえる一冊。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ゲー速からきますた。ハルヒ厨にウンザリしてるので、これに投票しておきます。
○<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
正直、対象作品はこの1冊しか買っていません
●2006年上半期ベストキャラクター賞
{{長門有希}}(涼宮ハルヒの憤慨)
長門の可愛さは異常
エロ漫画小説板から誘導されてきました
<<いもうとレッスン ここは乙女の園>> 【著:ヤマグチノボル/絵:みけおう/レ:美少女文庫】
なんか作者の名前が別名義のようですが、そのように要請されましたので。
ツンデレ萌えw
しかしアレだな。これだけ荒らしが来たら普通面白いコピペとか
一つぐらいあるものなんだが。
面白いわけでもなく、ムカツクわけでもなく、中身のない文章をただ書き込んでいくだけ
最近の荒らしは随分と質が落ちたね
,,,_ ,,--.
.,,,,,、 .,,―-、,、 ,,,,,---l゙ `'''-. 〔^゙''、、 .厂".=,,、│
│ `'i、 丿 ./'''i、`''i、 / `r'''''''ー=@ .゚'''〜i、、 ゙i、 ‘''''''〜-,、 ゙'_,l゙`'"
} ヽ .│ .| .゙l .゙l, | \,/゛ ,,―i、 `'i、 ,,/ _,,,,,,,,,|,,,,,,,,,,_
.l゙ │ l゙ | .| │ ゙l、 .,/ .,! ゙l 厂` /゙l ̄゛ `i、
| | .l゙ `| | .| │`^ 'lj〜--‐'" .│ ``''┐ │ .,/′.,,,,,----┘
.| │ ,l゙ ," .| │ ゙''ー--. ゙゙l-,,,_ ._,/ ,l゙ │,i´..,r'"
│ .l゙ | │ | | ヽ ヽ  ̄″ 丿 ,l゙ l゙ |、
ヽ ‘''′ `,-,,, ̄″ │ .ヽ `゙l、 l゙ .│ .ヽ `゙""" ̄ ̄ヽ
‘-、,,,,,,,/ `'ヽ__,,i´ ヽ ,l゙ .゙l、 .,/ `''-,,,、 _,,l゙
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ベッタベタの王道的展開が、男の本能に響きます。
燃えて、萌えて、切なくなる。三拍子揃った、吉牛の如き一品。
勿論、乳(ry
ねこ大好き。
投票の途中ですが、ここでこれまでの無効票(<< >>で囲む形式を用いたものに限る)をまとめさせて頂きます。
>54 >59 >60 >61
>>57(一作品のみ)
>76 >77 >105 >106 >107
>108 >109 >110 >112 >113
>114 >115 >116 >118 >123
>124 >125 >127 >128 >129
>130 >136 >142 >143 >146
>155 >162 >164 >121 >143
>172 >174 >181 >184 >186
>187 >188 >189 >197 >201
>212 >213 >233 >234 >248
>252 >253 >265 >266 >272
>275 >291 >294 >298 >301
>303 >305 >312 >318 >319
>322 >327 >328 >339 >341
>342 >344 >345 >346 >347
>348 >351 >352 >353 >358
以上80のレスにおける投票は、
存在しない作品、投票期間外、感想なし、一行感想、その他感想に作品への愛が感じられないと集計人が判断したものであるため、
集計人権限をもって無効票といたします。
それでは、ルールを守って投票を続けてください。
失礼いたしました。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
おそらく今年最高と思われる一品。
中世風ファンタジーで描かれるは経済ものという、今までに見たこともない作品観。
お金は我々にとってもっとも身近なもの故に、その辺の能力バトルものよりもよほどリアルな緊迫感に、
ほほえましくなるようなキャラクタのやりとり。
一巻の評価が高く、これ以上のものが書けるのかという読者の不安を見事に払拭してくれた二巻。
カンペキです。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
文学に関わる少年少女の青春ミステリ(ミステリでいいのか?)。
本を食べる女の子という一風変わった設定を用い、名作文学と絡めて描かれる青春劇.
後に残る抜群の清涼感がたまりません。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
ラノベでは珍しい(と思う)超正統派スポ魂物語。
アスリートとしての在り方に迷う主人公と、その中で誓った決意。燃え。
クライマックスへの舞台設定は整いました。最終巻を楽しみに待ってます。いや待ちきれねえ!
他にもラキアやとらドラ!等面白い作品はあったと思いますが、この四つに並ぶものはなかった。
ゼロ使とハルヒ信者本当に死ねよ
363 :
362:2006/07/13(木) 20:40:58 ID:2cuWViud
存在しない作品があったのね、失礼しますた。
>>57は他にも『「内容に触れていない1行感想』で2つアウトじゃないの?
○<<狼と香辛料U>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
いや凄い新人が出たものだね。1巻読んだときも衝撃だったけど、
2巻で一発屋じゃないことを証明してくれたのでこっちをイチオシ。
破産宣告のくだりは下手なバトル漫画より恐怖感を煽ってるw
ヒロインのホロも可愛いし3巻が待ち遠しい
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
衝撃というのが最初読んだ印象かな。まさかファンタジー世界の商売話で
これほど面白いとは思わなかった。ヒロインのホロも、ツンデレなどの
ありがちカテゴライズではなく凄く良い。話、キャラともに新世界を見せてくれた感じ。
今期一番の成長期待株。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
いやーついにルイズ崩壊がきたね。今まで溜めに貯めた分破壊力抜群。
ラストのピロートークは何度も再読してしまったよ。
7巻の引きが熱かったこともあってかなり待ち遠しい1冊だった。これも今後の期待株。
<<かのこん3>> 【著:西野 かつみ/レ:MF文庫】
俺初投票?wすげーバカエロ。1巻を読んだときも思ったがよくここまで突っ切れると感心。
作者は変態で天才に違いない。清い関係を維持するためにアブノーマルなプレイに
倒錯してく変態どもにはかける言葉もありません。
ストーリー?そんなものは飾りです。作者は良く分かっています。
367 :
366:2006/07/13(木) 21:25:24 ID:B5IVyyh6
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
久々のタズサ主眼だったな。物語としては明らかに溜めの回なんだけど、
今まで影の薄かったガブリーの描写、そして最後の宣言は非常に格好よかった。
ついでにリアはいろんな意味でガチだった。
見た目にあわずスポ根ものの王道を突き進んでいるので、最後への期待も込めて投票。
<<タクティカル・ジャッジメントSS 3 善行くんの弁護士養成講座>>【著:師走トオル/レ:富士見ミステリー文庫】
俺一尺八寸さん結構好きなのよね。だから短編も好き。
今回は学校での講義話が一番面白かった。
だが進むたびに薄くなる本と遅くなる作者の刊行ペースが不安を感じさせる。
富士ミスでイチオシなんだけどねえ、このシリーズ。
368 :
366:2006/07/13(木) 21:26:34 ID:B5IVyyh6
って気づいたら6冊投票してるじゃねーか。
集計人さんすいません。銀板を削ってください。
ゼロの使い魔とやらにマイナス一票
無関係の板にマルチポスト死ね
●大賞
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
雑誌未読なのでやっと読めた。これまでの奮闘編とは違っていかにも番外編っぽい短編集。
過去・未来・平行世界が一冊で楽しめるときたもんだ。「ちょっと工夫をしてみた」の一言で混沌の坩堝を作り出す龍華仙人、さすがです。
そんな彼女も平行世界では一種危ういまでに繊細なんだから、無限の可能性とは恐ろしい。
○<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【著:秋田禎信/絵:つたえゆず/レ:角川スニーカー文庫】
4巻目にして完結編。1・2巻の凡作っぷりが嘘のような面白さ。黒猫ツンデレ魔女最高!
魔女以外のために魔法を使ってはならないという魔女の契約の設定が、見事にストーリーとキャラに活かされている。
縮退の王だの多頁宇宙だのといった無駄に派手な要素と、剣技を隠して地味〜に戦うシャンクのギャップも楽しい。
さわやかな終わり方にも満足。え、イラスト?なんの話ですか?
<<戦う司書と雷の愚者>> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
死者が本になり図書館に収められる世界を舞台にした戦う司書シリーズ2巻。
今回のメインキャラは緊縛小麦色少女ですよ。笑うために怪物になろうとした少年と、誰も殺したくない少女のおはなし。
1巻が良すぎたために2巻以降の評価はよろしくないかもしれんが、充分面白い。
陰鬱な空気と、悲しく空回りする人々、いやぁこの世界好きだわ。死亡キャラの扱いもこの設定ならではという感じで熱い。
<<ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスとつぼみの淑女>> 【著:青木祐子/絵:あき/レ:コバルト文庫】
ロンドンから鉄道で5時間、二人の少女が経営する仕立て屋のシリーズ1巻。
心の形をドレスに仕立てる地味っ娘クリスが、お客様の問題を解決していく、なんていうんだろう不思議なお店モノ?
内気なクリスと明るいパメラのコンビがかわいい。馬鹿一風(この世に悪の心がある限りry)の敵もツボ。
●キャラ賞
{{陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS 5)
この作品はおっさん連中がいいね。二代目も好きだがここは部下の成長に複雑な気持ちの陣内先生に一票。
{{ブリアン(シンシアルータ)}}(シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2)
ぬこ様。好きな男を困らせた相手に「嘘をつくたびに鼻から小麦粉が吹き出る呪い」とかかけてしまうステキ魔女。
{{レーリア=ブックワット}}(戦う司書と雷の愚者)
なんだおまえそのさわやかな笑顔は!いいやつじゃねえかこんちくしょう。1巻で脇キャラながらいい味を出してたのが2巻でも地味に活躍。
{{ウインケニー=ビゼ}}(戦う司書と黒蟻の迷宮)
哀しく空しい敵キャラ。このシリーズは「求めて得られぬ人々」がテーマのひとつだそうだがウインケニーなんかその代表格だなあ。
<<お留守バンシー>> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
・名作の域に入ってると思います。各キャラの設定が常識を逸脱しているのに
文献上の記述には従っている点が笑えます。
○<<ぼくと魔女式アポカリプス>> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
・魔女っ子ものならもっと軽くても良いはずなのに、読めば読むほど悲しくて、
死ぬに死ねない主人公(男性、であるとはもはや断言できない)の今後が気がかりな本作。
本巻では無理やりに自分を 生きていてもいいんだ と納得させていたけど、犠牲はあまりに大きかった。
最後に一言。続きを書いてよいと思うので、変に気を落とさないように。
<<イコノクラスト! (5)>> 【著:榊一郎/絵:kyo/レ:MF文庫J】
・「異世界からの英雄」とは名ばかりで、憔悴しきった主人公もようやく観念したのやら、
心定まりつつあるのは良いのですが、著者は新展開を用意していたようです。
籠の鳥からドナドナされて、主人公の行方は、どっち?
<<オーパーツ・ラブ 5th 〜黒いファラオと眠れる神〜>> 【著:ゆうきりん/絵:酒井ヒロヤス/レ:スーパーダッシュ文庫】
・3thのほうが気に入っていますが、最終巻までは付き合いたいと思っています。
インディージョーンズ系の話にも着地点が見えてきたのやら。本巻は次巻での決戦に向けた状況の整備、
といったところでしょうか。といっても次は短編集なので、物語の行方はそれ以降を待つべし。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
・真摯な思いは、知ろうとしないものには傲慢に映るもの。
正直な意見の表明は、利用したいだけのものには差し出がましく思えるもの。
誰に迷惑をかけている、というわけでもないのに、とかく評判の悪いタズサの
努力の塊の癖に不器用で一本気な姿勢が、一種の爽快感を与えている本作も佳境。
今回は女帝リアとのお話が、百合と七転八倒と一つの決意と共に綴られてゆきます。
そして巻末の宣言。そのあまりに向こう見ずな挑戦は、彼女にどんな運命をもたらすのでしょう。風雲急を告げる次巻に期待。
※ベストキャラは、書きません。
今期はどうも荒れているようですね。
<<半分の月がのぼる空 7>>【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
さすが橋本作品と呼べるほど日常の描写が上手い!
偽ロシア映画上映会への教師の侵入を阻止したり、猫缶食べたり、裕一が、
いや、男子が馬鹿ばかりやっていて見てて面白い。里香も裕一も何気無い日常を過ごしているようで、こんなことを
出来るのも山西や司、みゆきが卒業するまで。
そう考えるとやっぱりこんな日常も「特別なこと」なんだなぁと思う。
読みごたえがある短編がギッシリとつまっててよかった。次回の最終巻に名残惜しくも期待。
376 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/14(金) 01:18:30 ID:fsf4tWMQ
まあ本当にハルヒファンの人はちゃんと感想書くだろうし
俺のような暇人じゃないと
とてもじゃないが三行以上は書き込めないと思うんだぜ
379 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/14(金) 03:20:04 ID:waX7KtPs
○<<半分の月がのぼる空 6>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
最終巻を読み終わった時に感じたものは「青春」でした。サブキャラ達のもつ悩み、
不安といったものに本当に共感できるものがある。
今回は裕一と里香の物語というよりも、サブキャラ達の物語でしたね。山西と裕一
の会話のシーンはお気に入りです。
そして、最後の夏目の言葉は清々しさを感じました。今回これをイチオシにするのは、
あのシーンがあったからです。重いテーマを扱いながらも、最後にこんなに気持ちよく終わらせてくれて、
橋本さん、本当にありがとうございます。
<<フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース >> 【著:賀東招二/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
周りでは鬱展開と評判ですが・・・全然燃えますね。内容は結構ショッキングでしたが、
それでも宗介は闘うことをやめない、もう止まれない。この巻であのダサイボディの「サベージ」
がめちゃめちゃ好きになりました。無駄だと思うほどに綿密にASの構造を作者は以前から説明していましたが、
今回ほどそれの必要性があった話はなかっただろう。サベージVSガーンズバック そして
ボロボロになりながらも最後まで力強いサベージの姿は、メカ(ロボット)好きにはたまりません。
クライマックスも近づいてきて、期待大です。 ・・・ただもうすこし出版をはやくして頂きたい。
380 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/14(金) 03:20:46 ID:waX7KtPs
・・・続き
<<鋼殻のレギオス >> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
現在2巻まででているが、1巻を。ファンタジーって言葉がよく似合う、学園バトルもの。主人公がぶっちぎりで強いことに批判が多いが、
主人公自身はその強さとは別なものを見つけたく、悩みは絶えない。青春ものと言ってもいいと思う。剄というものの設定はなかなか面白い。
まだ始まったばかりで、今後の展開にも期待できる。
<<R.O.D 第11巻>> 【著:倉田英之/絵:羽音たらく/レ:スーパーダッシュ文庫】
久しぶりの続巻。年長者二人が異常な強さの中、その他のキャラ達も奮闘中。
最終巻に向けて決戦の地に全員集合だろうか、盛り上がったところで次回へ続く。期待は高い。
<<煉獄のエスクード3 >> 【著:貴子潤一郎/絵:ともぞ/レ:富士見ファンタジア文庫】
新キャラ登場。そしてロードの三人。真澄の再登場。物語自体は進んでいないが、伏線が張られたといった感じだろうか。
薫側と真澄側で進むミステリアスな展開。ハラハラしながら読ませてもらいました。
これも次回あたり、盛り上がりそうですね。
とまぁ、単体でも盛り上がっているが、次回更に・・・!な雰囲気のものをやたら挙げてしまいました。
集計人権限が意図的に票を削る事もあるし、全く意味がないね。
不正も盛りだくさんだし、オマエラもこんなのに長文かけるよなぁw
で、おまえはなぜここにいるんだい?
>>381 集団投票無効にされたからって落ち込むな
萌え統から来ました。投票します。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
7巻と打って変わってルイズの凹みっぷりに萌えました。
お話は王道的展開ですが、王道は歩むのが難しいから王道ってことで。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>>【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
ルイズのツンデレの振り幅が表情豊かで一番面白かったです。
○<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
ドクロと電撃がまたやらかしてくれた。ドクロちゃん発売以来の衝撃作。というのは言いすぎか。
876の読ませるバトル描写だとか、鎌池の傍点だらけな作品だとかそれぞれの作者の個性が出ていて面白い。
個性を出しすぎの谷川はもう凄い。この人は天然のアホなんやないかと思いました。
ドクロちゃんを読み込んでないとか書いているのに、まともに書いている箇所ではかなりドクロちゃんの雰囲気をわかっている。天然の上にツンデレか。
谷川に続く水島監督もハチャメチャ。著作権にうるさい人たちで遊んでやがる。
この二人のせいなのか成田と時雨沢がまとめようとしているのが笑える。
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
糞害撒き散らしている厨房がいるようで、谷川ファンとして非常に悲しい。
吃驚する程の面白さというのは無いが、いつもの面子のまったり感と年度末の寂寥感が良い。
作りが面白いんです。この作品。物語よりも。またしてもキョンの奴が俺達を騙そうとしてます。
p.156が表のオチであるが、p.162こそがキョンが本当に隠したかった最終項なのではないか?
ワンダリング・シャドウの方も感想を書いておこう。
死んだ人間の精神はどうなるのかと少し考えさせられた。本題はハルヒの成長だけど。
猫が喋るのをまた見たい。これからのシャミセンに期待したい。
388 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/14(金) 22:48:45 ID:pKgt0G7Y
○<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
前作が好きで別に焼き直しでもぜんぜん良かったが,ちゃんと暴走加減が増していいかんじ.
らしいライバルやヒロインに言い寄ってくる邪魔なのもいなくて,ラブコメにちゃんと集中できる点は健在.
○<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
ヒロインの絶対数が増して,修羅場が程よく展開します.
独特なノリを維持しつつ,王道的展開もしっかり押さえてて今後もかなり期待大.
<<アスラクライン (4) 秘密の転校生のヒミツ>> 【著:三雲岳斗/絵:和狸ナオ/レ:電撃文庫】
始まったころはタイトルや設定が微妙で,あまり期待してなかったけど.
4冊目まで間延びすることもなく,ちゃんと話が動いてるのが良い.
が,なにより個性的ヒロインの多さがよい.今作も新ヒロイン投入.
4巻で嵩月の影が薄いのは残念だが,その辺をうまく回してくれそうな気がする
>>388 イチオシ賞が二つになっているので、どちらか一つを選んでいただくようお願いします。
390 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/14(金) 22:58:27 ID:pKgt0G7Y
↑追加
↑と「とらドラ2」の○消し
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
8巻になってさすがにマンネリ気味だが新キャラで何とかつないでます.
ルイズがツンデレじゃなくてデレデレキャラになりかけてるのは話の流れ上しょうがないが,
なにかアクセントがほしい所.ツンツンキャラ投入とか.
とか言いながらここまで買い続けたのは面白かったんだろうと投票.
>386
金融板から。せっかくなので見よう見まねで
<<女子大生会計士の事件簿 DX..4 企業買収ラプソディー>> 【著:山田真哉/カバー絵:久織ちまき/レ:角川文庫】
シリーズ第4作。今までのシリーズに比べて監査実務のシーンが少なく、企業の存亡にかかわるヘビーな話が多いのが特徴。
しかし、一つ一つの話しが短く読みやすいのは相変わらずです。会計にちょっとでも興味がある人は読んでもいいかも。
おすすめはシリーズの第1作になりますが。萌え要素もシリーズの最初の方がありますし。
<企業と倒産の失敗学> 【著:畑村洋太郎/レ:文春文庫】
これはさすがにラノベじゃないw 小説じゃないしww
しかし、最近の実際の倒産にいたった会社について、外部資料からその原因を紐解く面白い本です。
(当事者から直接インタビューしてないって言うのが問題作w)
10のカテゴリーに分かれてるので、一つ一つの章が短く読みやすいです。
カテゴリーはわかりにくく、こじつけのような気もしますが。
倒産関係なら<危ない会社の見分け方> 【著:帝国データバンク情報部編/レ:PHP文庫】も。
就職や取引等において参考になるかと。
じゃあ、報告してきますね。
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
月9連ドラ風小説。良い意味でエンタテイメントに主眼を置いた作品で、私にとって今期最大の収穫でした。
表紙イラストも実に凝っていて、読了後に見返すと色々なネタがちりばめられているのが分かります。
「俺も『見計らい』やりてえええええ!!!」
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
今期新人No.1。「商売の駆け引き」というネタと魅力的なキャラクターを組み合わせて、
独自の設定に頼らない面白い小説となりました。
ただそれだけを売りに長編を続けられると途中で飽きるので、今後の作者の更なる成長に期待します。
「ホロ可愛いよホロ」
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
ライトノベルでミステリーで青春ドラマ。米澤さんらしく手堅くまとめており安心して読めます。
雰囲気がちょっと独特なので人を選ぶかもしれませんが、
本シリーズは米澤さんの入門作としては丁度良いのではないかと。
「先生!どう考えてもこの二人は『小市民』ではないと思います!!」
<<さよなら妖精>> 【著:米澤穂信/絵:----/レ:創元推理文庫】
ハードカバーの文庫化作品。
米澤さんの作品の中ではミステリ色はやや弱いほうで、その分人物描写にページが割かれています。
とにかくマーヤが可愛いのですが、本作のクライマックスはなんといっても最後。
久しぶりに読了時に呆然とさせられました。
「サッカーワールドカップ開催期間中に読んで複雑な気持ちになりました……」
次点は円環少女、半分の月、空ノ鐘、ゆらゆらと揺れるあたり。
<<お・り・が・み 光の従>> 【著:林トモアキ/絵:2C=がろあ〜/レ:角川スニーカー文庫】
とりあえずこちらを選択。改めて見れば、半年で三つも出てたんですねぇ……
どうにもならない圧倒的を前に、精一杯の勇気と信念を振り絞ってちっぽけな意地を張り通すってシチュは大好物です。
とあるキャラの行動について、「それはあり得ないだろう」という認識を「そうかもしれない」と迷わせる誘導とか、脇役たちの格好よさが素敵。
そうして、盛り上がるだけ盛り上げまくって、最終巻への繋ぎも完璧。ホント、化けたものです。
クラリカにしろ翔香さんにしろ関東機関ズにしろ。ああ、無駄にかっこいいなぁ、もう!
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
うさ恋が致命的に合わなかったものの、作者買いを刊行してよかったー、とか思えた代物。
ヒロインが妖怪なのか人間なのかとかがどーでも良く、
そういうものだと認識させて進行するのが作者の腕なのかどうなのか、まあ、相変わらずで何より。
暖かな物語と人たちの反面で、何気に黒く、暗く。陰鬱なものがしれっと含まれているのも相変わらずですなー。
とりあえず、太宰読みたくなっていかんですな、闇雲に。
○<<ムシウタ 06.夢導く旅人>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
うわ、6と7二つ入るんですか? どっち選ぼうどっちも良いよがっでむ。
とかいいつつ、とりあえずこっちを選んでみました、ひはっ
意志の受け継がれる話。次巻といい、レイディーとかといい、さり気にテーマなのでしょうか、これ。
「夢」というモノの負の部分と、力と意志を持ちながら、機会を得ることがかなわなかった者の悲哀。
壊れた人間の自覚と、役者の意地。優しい嘘と未来への展望辺りをがっつり詰め込んで派手にバトルってお送りしております。
……何語だ。
いずれにせよ、読み終えた時、最後の一行がえらく、響きます。
394 :
さんぶんのに:2006/07/15(土) 05:09:15 ID:rOJQvv8f
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
リプレイ部門代表。
一言で言って、大爆笑。
いや、素直にすげぇよなんだこれ。失速を懸念していたのがバカにみえる程の大惨事(ほめ言葉)。
実にいいアイディアとメンツで、本全体から”TRPGを楽しんでる感”が全力全快で伝わって来ます。
ホント、良いですね。熱いバカで。
ああ、本当、久々にTRPGやりてぇなぁ……
<<塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜>> 【著:海法紀光/絵:なまにくATK(ニトロプラス)/レ:ファミ通文庫】
ノベライズ部門から。
最後の展開がいささかご都合&投げっぱな気もしましたが、全体を見れば、十分。いや、熱かった。熱かった。
主人公&ヒロインはもとより、脇役たちが無駄に良い奴らでした。
不器用で優しいセイギノミカタに幸のありますように。
……つか、なんかこれ色々説明不足じゃねぇ? ゲーム原作っつーから、詳しくはそっち見ろって事か?
とか思ってたら、これ、上下巻の下巻だったんですな。そりゃ、わかんないわけだ。
そんなこんなであれこれと。
何となく当たりとか少なかった印象があったのですが、改めて眺めてみれば存外に多いですな。
特に、リプレイに当たりが多かったのはうれしい誤算でしょうか。一時期、死んでたし。
しかし、期間中に二冊出してる人とか多いですな。片方しか推せないのがちと惜しい。
……ので、そのうちの一つに一押しをつけてみました、と。
・キャラクター賞。
{{獅子堂戌子}}(ムシウタ 06.夢導く旅人)
すべてを持ちながら、ただ機会に恵まれることのなかった人。
まあ、なんとゆーか、偉い豪快な人ですな。第一印象は最悪でした。
彼女の人生と夢とが、無駄ではなかったのだと、気づいて終われた事を望みます。
{{飛騨真琴}}(お・り・が・み)
えー、先に行っておきますが私に眼鏡っ子属性はないです(最終巻ネタ)。
……告白に対してその反応はどうかと思うぞしかし。
大事なところが壊れていながら、なんだかんだで優しい人。今回は色々大変ってかその涙は卑怯。
{{占い師の婆さん}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
正式名称不明。多分重要キャラ ……なんだよな?
ぶち豪快かつ無駄にアクティブな素敵老人キャラ。
つか、アンタ色々ぶっちゃけすぎだ!
{{牧本冬子}}(塵骸魔京)
素敵お姉さん。豪快なおねーさんは好きですかー
決して幸せとは言えない、汚され尽くした人生の果て、
死して人の意識を取り戻したその瞬間に、真っ先に妹のことを案じる姿に惚れました。南無。
{{ドレル・クーベリック}}(灼眼のシャナ)
素敵じーさん。紳士系(多分)
本編にちらと出て来た時の姿(速攻死んだけど)も姿格好かったですが、
今回語られたその半生と姿勢がまた、無駄に魅力的で想像を掻き立てました。次ぐ者たちに密かに期待。
そんなこんなで長文失礼致しました。
ではごきげんよー。
>386
少年漫画板から誘導されてきました。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原 祐/イラスト:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
レジンキャストミルク3と上下巻構成となっている。前半のほのぼのさと後半のシリアス&ダークのさじ加減が絶妙。
著者とイラストレーターの連携が素晴らしく、巻頭のカラーページで毎回8ページぐらいの漫画が掲載されている。
作中のカタルシスはかなりきわどいバランスとなっている分、最後の最後までドキドキしながら作品を楽しめる一品である。
大賞
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
糞どものせいで作品自体も貶されたのが、悲しい
長門のエピソードが秀逸だった
キャラ賞
{{長門有希}}(涼宮ハルヒの憤慨)
どんどんハルヒ食って成長して言っているキャラだと思う
そろそろ1冊主役取れそうなぐらい
>>398 感想がない時点で無効票かと
好きな作品なら最低三行は書くべし
そもそも
>>398は感想どころか作品名すら挙げて無いからな〜w
<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
最初の2Pでやられたw最高www
かっこいいおっさんはいいね
<<空の鐘の響く惑星で11巻>>【渡瀬草一郎。電撃文庫】
クライマックス突入!丁寧に描かれる人物像が素晴らしい
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
急展開!銀関連やらあの引きはwktk!が止まらないw
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
初めてサイトが男意義見せたw
<<ストレイトジャケット イケニエノロンリ>> 榊
書店でイケニエノロリコンくださいと言ってしまい大恥かいた本w
上下巻構成 あいかわらずストジャははずれがなくていい
だから一行は・・・
一行だけの感想はダメってのもおかしいよね
>>404 確かにな。
三行以上にするべきだろう。いい作品ならいくらでも感想はかけるもんだ
>>401 なんかは2行だけど、アウトにするべきだよね
今期は3作品しか読んでないので・・・・
<<学校の階段>>【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
題名を見た瞬間から実は相当期待していた作品。
奇妙な部活が出てくる話はいくつもあるが、この作品には極端に青春が感じられた。
まぁ、勿論、階段部なんてうちの学校にはなかったわけだがw
話の展開の推測はどちらかというまでもなく容易
そして、期待と寸分違わぬ話の流れ、オチへの持っていき方
ストーリーは着眼以外の部分で非常にベタな作品といわれても仕方がない
ただし、熱血系、スピード系のある作品のためかノンストップで読み進めることができた
というか、ページを繰るスピードがどんどん加速していく
なんだこれw
そして、残ったのは風のような爽快感
お見事でした
他に買った2作品について
灼眼のシャナ12
いい加減だらだらしてきたなぁ・・・・・という印象
前作からの続きに当たるが、二つまとめて一冊でもよかったのでは?
情景を細かく書きすぎるのでだんだんと飽きてくる
話の途中だが買うのをやめてしまうかもしれない、残念
涼宮ハルヒの憤慨
中編の編集長は古泉陰謀系としてはそこそこ面白かった
ただし、ワンダリングシャドウの評価が最悪
「猫はどこへ行った」並にいらない話じゃないのか、これ?
編集長のラストでキョンのしゃべってるセリフがもし次回長編へのフラグなら
うまく転べば消失並の面白い話になりそうなので、そこは評価
>>408 下2作品は投票しないという趣旨かな?
学校の階段だけ<< >>つけてるってことはそうだろうとは思うが。
>>409 そういうことです
紛らわしいことしてごめんなさい
なんで1行2行の感想はアウトなんだ???
どういう基準なんだよwww
だらだら長文かけばいいのか?
<<ムシウタ7>>
ああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああ
あああああああああ
あああああああああああああああああああ
ああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ
おもしろかった
○<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
出るだけで嬉しいのは言うまでもない。加えてイチオシする理由としては、よくある
お気楽コメディ系短編ではなく、よく練られているということ。このレベルで書き続けて
いったら、短編すら厳しくなってしまうのではないかと心配するぐらい。また、今まで
パラレルぽかった本編との関係がどう解消されるのかも今後の見所だと思う。
いや、出るだけで嬉しいんですよ、ホント。
<<さよなら妖精>> 【著:米澤穂信/絵:----/レ:創元推理文庫】
トロピカルパフェ事件のヒキっぷりとは違い、非常に後味の悪い締め方が印象的な
一冊。当初は古典部でやるつもりだったと聞いたが、別作品にして、よかったと思う。
確かに面白いし、センドーはとても可愛い。しかし、やってほしくない締め方だった。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
独特の魔法体系による戦闘シーンが非常にイメージ映えというか、映像化に
適していると思う。特に後半の狙撃シーンは脳内映像化機関がフル稼動。
勝てなくても頑張るメイゼル、徹底的にヘタレなケイツ、どちらも応援してます。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
炸裂、みのりんのコンビニ神拳!これに尽きる。読んでてニヤニヤさせる描写は一級。
第三者視点による竜児のギラギラっぷりもよかった。油田目指して頑張れゆゆぽ。
<<戦う司書と黒蟻の迷宮>> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
隙がないというか、新人なのにかなりの完成度を誇るこのシリーズ。文体の
落ち着きっぷりと、重機氏の重厚なイラストが合ってて、とても好きなコンビです。
片山氏と並んで、スーパーダッシュを引っ張っていただきたい。期待してます。
次点としては、香辛料TU、ゼロ78、侵略、半月7、フルメタ、夏期限定など。
一冊は皆が選んでないのにしようと思ったけど、今期はそもそもそんなに読んで
いないことに気がついた。選択肢をひろげてくれるこのラノベ板大賞はありがたいです。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
電撃代表。一押しはやっぱりこれ、商取引と居そうで居なかったヒロインの造詣が見事。
2巻のある所は樹海行きを連想させ冷や汗が出るほど印象的な場面だった。
ホロかわいいよホロ。ふさふさ最高!
<<鋼殻のレギオス>> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
富士見代表。3連続隔月刊行という微妙にプッシュされている新シリーズ作品。
戦闘シーン学園シーン人間関係のバランスが良く、王道的ファンタジーとしてよく出来ている。
フェリかわいいよフェリ。クーデレな生徒会長の妹がいい感じ。
<<お・り・が・み 光の従>> 【著:林トモアキ/絵:2C=がろあ〜/レ:角川スニーカー文庫】
スニーカー代表。登場人物のねじの外れた言動が、ツボに入ったシリーズ。
この巻は最後の方のシリアスでテンポの速い展開が面白かった。
リップルラップルかわいいよリップルラップル。最強武器はミズノのバットで決まりです。
<<流血女神伝 喪の女王3>> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
少女レーベル代表。今まで積み上げてきた物語の流れが一気に収束に向かっている
大河小説な感じがワクワクする。これから先が楽しみな作品。
カリエかわいいよカリエ。たとえ母親になっても。w
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
その他のレーベル代表。なんてベタな展開なんだよと思いつつ、ルイズのピンチに駆けつける
サイトにかっこよさを感じてしまったので投票します。
ルイズかわいいよルイズ。夢の中でしか素直になれないかわいい子です。
集計人様お疲れ様です。
●大賞・イチオシ賞
○<<レジンキャストミルク2>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
電撃の黒い太陽はやはりヤバかった。特にこの巻の後味の悪さは特筆モノだ。
近年の鬱作家と言えば浅井ラボもいるが、あちらには絶望の後に終焉がある(ガユっち除く)
しかし藤原祐は違う。絶望の後に平気で“元の”日常をそのまま持ってきやがるのだ。
ネタバレはしたく無いので詳細は省くけど、幸せな日常の一幕のプロローグが、
エピローグ後に読むととんでもなく後味の悪いシーンになる。こんなの始めてだった。
ほのぼのシーンで萌えて笑って、戦闘シーンで燃えて、なおかつ後味ダーク。なんだこれ。
まあ、それだけじゃ無いのが藤原祐なんだが(続く)
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
(続き)…信者と呼びたければ呼んでくれw
ただ鬱を書く作家ではない証拠のカタルシス全開の巻にも一票。
主要キャラの掘り下げがピンポイントで無駄なく充分なのは実はこの作家の見えない実力だよなと思う。
それがあるからこそのこの巻での爽快感に繋がる。
某有名書評サイトにも出たのだが、「何もかもどうでもいい私にだって、大事なものくらいはある」
至言だね。コレを言わせていい説得力があるほどのキャラの立ちはたまらんですよ。
まあ、あとはアレだ。某保険教師の車ネタには腹が破裂するかと思った。まあ、頑張れよしお。
<<ムシウタ 06.夢導く旅人>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
成長著しい作家の一人に岩井恭平はいると思う。
ついに『誰にも言えない夢』を書くまでに至ったのだから。
言ってはいけない、思ってはいけない、思い出してはいけない夢を抱えた、
壊れた少年の成長譚ってのは、まあ、燃えるね。ひたすら。
みんなひはっの事は嫌いみたいだけど、俺は好きだぜ。
元々泣かせには強い作家だけど、近作は震えが来る。毎回楽しみ。
ちなみに最新刊にしないのは、ひはっ>>緒方っち なので。
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
美しすぎる片懸想の物語ですよ。美しすぎて溜息がでますね。
勿論それだけじゃないからの投票だけども、やっぱりサラの恋心あってこそです。
新人だけあって色々と設定とかに甘い所も多いですけど、コバルト行っても通用しそうなロマンスと、
富士見で一線級でやっていけるだけの構想と構成のポテンシャルを併せ持ってると思う。
詰まる所青田買いな一票。狼が経済ならこっちは政治ですよ!(戦争じゃない所がポイント)
<<F エフ II>> 【著:坂入慎一/絵:凪良(nagi)/レ:電撃文庫】
最期は誰も入れそうにない本に。この人の書く静謐な狂気にもっと脚光が当たるといいと思っての投票です。
特に今巻登場のメルセデスはヤバい。『裁かれるために生きている』キャラってのは、
大抵無気力自暴自棄だったりするのだが、頭に『神に』を付けるだけでどうしてこうも危険になるのか。
裁かれるために罪を重ねるなんて普通にありえねぇ。
それと、生きていく事、ではなくて、生きている事と死んでいる事、を書いているのが面白い。
死はあくまで絶対ではなくて一要素でしかないと言う概念は、本来おかしいのにおかしくなくなっている、
それが淡々と綴られている狂気が面白い。
416 :
414:2006/07/18(火) 00:07:00 ID:8YfCX3ZZ
スミマセン
>>415も
>>414です。
次点(リスト見たら案外投票したいの多くて実は困った)
<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>
キレイに完結記念(カレカノだけじゃないのだ)温度の低さが特徴だったけど変わらず突っ走ってくれた所に乾杯。
グレートサドハラーとかギャグの領域なのにヤケに大マジだったし。
<天使のレシピ>
恋愛実験が素敵過ぎる。少女マンガすら電撃は内包しようというのか!
(これは今月売りの世界は悪魔でryにもいえるのだが)
<さよならトロイメライ6 恋人のためのエチュード>
つづみん!つづみんはヤパいっ!そしてトーマスもヤバイ!(特に身体の一部分がw)
<ヤングガン・カルナバル シリーズ>
今や立派なエッジの看板ですよー。映画化したら映えるだろうなぁ。
<戦う司書と黒蟻の迷宮>
最強主人公ハミ乳・メセタに苦戦してもらおうシリーズ第3弾!
これもまたキャラの歪み方が素敵過ぎる。
狼・文学・とら・BBB・銀盤・フルメタ・米ぽは既読だし良いとは思うが今回はパス。
●キャラ賞
{{佐伯ネア}}(レジンキャストミルク)
言動破壊美人保険医。あ、性格もか。
世に同乗してはいけない運転手は数いるが、群をぶち抜くトラップっぷりは危険を通り越して…
{{メルセデス}}(F エフ II)
詳しくは上記してしまいました。
敬虔な罪人(しかも自覚症状アリ)は禁書とかでもありそうだけど、
それにしたってやりすぎだろうw
…2キャラのみで。インパクト的にコレを越えるキャラは見当たらなかったので。
417 :
1/3:2006/07/18(火) 01:55:47 ID:57yytm81
<<吉永さん家のガーゴイル9>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
○<<吉永さん家のガーゴイル10>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
この二冊で前後編なので、感想もまとめて書かせていただきます。
さて今回のストーリーは、現代/戦中日本の二本軸仕立てになっておりますが、ここで秀逸だと
思わされるのは、戦中日本編での現代日本人と戦中日本人のメンタリティの相違をハッキリと
解りやすく描いており、しかもそれに善悪の価値観を持ち込んでいないところです。日常描写も
単なる悲惨さ・陰惨さに堕することなく「収容所群島」のような、苦難の中での人のたくましさを
丁寧に描いているなと感じました。であるからこそ、10巻における全シリーズ屈指の悲劇シーン
2連発も、あざといお涙頂戴にならず素直に悲しませてくれるものになりました。
戦闘シーンも結構な多さですが、無駄なケレン味がなくあっさりとしたものに仕上がっています。
9巻では未知なる敵の不気味さ・強さを、10巻では信念のぶつかり合いという燃えシチュを巧く
ストーリーの一部として組み入れています。
まとめ方も、登場人物達の前向きさにより、強い次回へのヒキを持たせながら読後感をさわやかな
ものにしてくれました。
イチオシは、乱暴キャラでありながら表紙絵でそれを失わず、なおかつ強さ・優しさが滲み出て
くる双葉を描いてくれた10巻の方を推します。
418 :
2/3:2006/07/18(火) 01:56:04 ID:57yytm81
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
リアルなキリスト教的世界観と、それに違和感なく合わさった異教的存在の賢狼ホロ。
ファンタジーに逃げずファンタジー世界を描きながら同時にリアルな世界を違和感なく溶け合わせた
この作品は、中世ヨーロッパ史が大好きな私にとってはたまらない一作です。
綿密でありながらくどくない情景描写も好感触です。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
前作に比べてファンタジック色(いや、民話的と言うべきでしょうか)が薄れましたが、それを補って
余りある緻密でリアルな都市と商業の描写が素晴らしいです。
ホロとロレンスのこそばゆい掛け合い、切実でありながら淡々とした危機の描写、丁寧に張られた伏線、
いずれも素晴らしいものです。
419 :
3/3:2006/07/18(火) 01:56:25 ID:57yytm81
●キャラ賞
{{ケルプ}}(吉永さん家のガーゴイル)
9巻・10巻でもっとも苦悩し、そして成長したのは彼であると思います。
主人公のガーゴイルに対するコンプレックスの発露に始まり、信念の吐露、中途半端な実力への歯噛み、
そしてそれらを乗り越えて確固たるアイデンティティを確立させた彼こそが今回最高の燃えキャラです。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
この二人の掛け合いこそが、この作品に通った背骨と言うべきものでしょう。
蠱惑的で型にはまらないホロ、冷静でありながらホロに対しては翻弄されがちなロレンス。
とても微笑ましいカップルです。
{{草壁桜}}(撲殺天使ドクロちゃん)
彼ほどの美味しいイジられキャラは二人とおりますまい。
本編はもちろんのこと、アンソロジーの「撲殺天使ドクロちゃんです」においてもその持ち味は遺憾なく
発揮されています。
<<9S〈ナインエス〉 VII>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
闘真に全てを預けきった由宇が可愛いかったス。
黒川、八代、ベルフェ、ルシフェルあたりは単純に燃えるし、
エレベーター爆弾カタルシスも含め、引きも完璧だったんだが
それでもやはり出来ればここで完結して欲しかった…また待つのか…orz
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
いちゃいちゃいちゃいちゃしやがって畜生。…ある意味身の丈の緊迫感あって良かったですね。
解決方法は基本超常現象でしたがw
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
大河と竜児の馴れ合いがイイ。ていうかここで終わっとけばある意味完璧だったような。
別に2がつまらなかったとか続き読みたくなくなったとかそういうわけでもないんだが、
ちょっとモニョるところがあったしなぁ(北村関係とか北村関係とか)。そういや田村も似たような…。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
ケイツの七転八倒大泣き小泣き。兄貴と鬼火先生も格好良かった。スナイプシーン最高。
きずなはこの調子で天然人たらし頼みます。
メイゼル関係は…なんか比較的どうでもいいなw
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
素直に燃える展開だった。あくなき向上心と言うか言うだけのことはやってんだなってか…
それでも足りなくて更に自分を追い詰める。脱帽します。
あと百合なw
●大賞・イチオシ賞
○<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
大賞に相応しい傑作名作か、といえば疑問も湧くかもしれませんが
今回はどうしてもこれを挙げたかった・・・とにかく作者が本当に怖いです。
欝では良くある幸せを描いて不幸に突き落とす、という形ではなく
登場人物の行動原理がまっとう(健常ではないのが肝)で抗いようのないもの、
だから当然そういう結果になってしまう、という受け入れるしかない不条理さ。
不条理で不愉快、でも本人たちは責められない・・・こんな話は他にありません。
<<煉獄のエスクード3 RHYTHM RED BEAT BLACK>> 【著:貴子潤一郎/絵:ともぞ/レ:富士見ファンタジア文庫】
ここ数年の富士見の新人の中での、数少ない生き残りである貴子作品です。
もちろんネタとしてはありがちで、手放しに誉められた出来ではないのですが
あえてレーベル再生の旗手になってほしいという期待票として入れます。
話を良く練ってから書いているという長所を、もっと伸ばしてもらいたい。
つづき
<<走って帰ろう!>> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
みんな狼を推してるので(相応しいと思いますが)、一歩はずれた新人作品をば。
ヤクザや借金を背負っての非合法自転車レースというヘビーで突飛な展開を
変に暗くせず、フィクションのギャグにもせず、エンターテイメントとして描いてる
筆力の高さを評価します。レースの展開も二転三転でとても熱い!
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
メジャーどころで一つ、と言うことなら、今回は話が動き続けるこれでした。
今までの伏線をじっくり消化しながら、一つの話としての起承転結をつけて
最後にとんでもないサプライズで続く、というエンターテイメントのお手本です。
遂に現れたあいつの正体について触れられるだろう次巻も楽しみです。
<<パラケルススの娘 (3) 仮面舞踏会の夜>> 【著:五代ゆう/絵:岸田メル/レ:MF文庫J】
これだけは完全に信者票なのですが、とにかく一票を入れます。
この半期は、乾ききっていた五代ファンにとって夢のような半年でした。
沈黙を続けていた五代の突然の復活と連発される作品群・・・本当に夢?
ちなみにこの巻を選んだのは和音と美弥子の関係が楽しかったからw
423 :
1/2:2006/07/18(火) 12:21:28 ID:aoUff75d
○<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
お互い好きなヒトがいるのにいつの間にか仲良くなってる竜児と大河の掛け合いが面白い。
ある意味新感覚。後書き含めて作者のセンスが滲み出てる。
電車で読むとひどい目にあうこと間違いなし。というか思いっきり吹き出した。
2と迷ったがインパクトのあったこっちに丸付きで投票。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
剣も魔法もあるだろうけどまあ少なくとも使いはしない経済ファンタジー。
おそらく誰もやったことないだろうジャンルを、説得力を持たせてかける考証と描写は見事。
一巻もいいが、二巻の方が濃いと感じた。次回作にも超期待。
あとホロかわいいよホロ。
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女>> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
二巻の方がどっちかというと好きだが、上の二つと違って票が割れると共倒れしそうだし、一巻に投票。
誰が呼んだか「紅」「円環少女」とならんでライトノベルロリ御三家の一角として一部でのみ話題沸騰。
富士見ミステリーが久々に出した中では久々に期待できるミステリ。この時点で間違ってるがまあ気にしないことにする。
刊行スペースがそれなりに早いのも好印象。
424 :
2/2:2006/07/18(火) 12:23:17 ID:aoUff75d
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
TRPGをやる人間としては入れないわけにはいくまいよ。
ダンジョンやモンスターのギミックもちゃんと解説してるし、読み物としても教材としても楽しめるリプレイ。
禁句トラップは極悪だが、バランス考えてる面もちゃんと分かる。
やっぱり電車の中では読んじゃいけない。
<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
怪作。豪華な絵師とライトノベル界の一線級の作家を揃えといて、やることがこれでいいのかw
最初と最後を指定しているやり方は最初はどうかと思ったが、成田と時雨沢が強引に纏めてくれた。
あと、黒谷川の編集長に爆笑。なんで谷川は電撃になると黒くなるんだ。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
シッポ属性はなかったはずなんだけどなー。萌えはやっぱり描写が大事だと思った。
さらに、からかいつつもお互いを認め合ってるロレンスとの掛け合いがいい。
{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
恋愛ではない微妙で奇妙な関係。こっちも掛け合いがいい。
ひたすら笑いの方向だが。
{{平賀才人&デルフリンガー}}(ゼロの使い魔)
作品の方には票を入れなかったが、才人が大軍に立ち向かうシーンはカッコよかった。
それを演出してくれたこのコンビに一票。
やっぱり今期は「とらドラ!」と「狼と香辛料」が強いね。
ゆゆぽが再び大賞に輝くのか、それとも期待の新人がかっさらうのか。
2ch大賞はいつも新人に甘いのぉ
○<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
前作でちょっとキャラに癖のあるライト風味のミステリを期待させておきながら、
この突き放し方こそ米澤穂信の真骨頂。小佐内さんかわいいよとか言ってる場合じゃねぇええ
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
実に中学生マインド溢れる初々しさとグダグダ感が読んでて悶える。なんせ中学生だし、
主人公の趣味はガンプラで、GAT-X10とかMRX-010なんて用語が飛び交うのにくすぐられて、
またそれが話に上手いこと絡んでてすげぇや。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ホロかわいい。
他に言葉はいらねぇ。実際そこしか読んでないような気がしてるけど、十二分に面白かったからいいのです。
<<ムシウタ 06.夢導く旅人>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
番外編的な内容で最初は驚いたが、キャラがかなりいい。
案外自分はこうゆう主人公の裏でいろいろやっているのが好きかも。
キャラだけでなく話も王道的かもしれないがそれが熱い。
作者を惚れ直した作品。
<<ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
これまた番外編的な話。しかしこれもなかなか。
うじうじしたキャラが吹っ切れていくのはいいし、ちょい役も結構いい。
電波的と言われるヒロインも予想と違ってかなり好感が持てる。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
前作が好きで読んだが、期待を裏切らない魔法も何もない話。
独特のノリは不安なく読ませてくれる。
素直じゃなかったり、素直すぎたり読んでて面白い。
<<涼宮ハルヒの憤慨>> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
アニメになったりなんだかあったが、昔っから好きな作品。
もう心地よくなった一人称や、キャラの関係が面白い。
すごい名作ってわけではないだろうが、このレベルの作品を供給し続けて欲しい。
そしてたまに驚かせて欲しい。
<<お留守バンシー>> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
子供でもお年寄りでも安心して読める作品。
キャラはとても丁寧なつくり、世界もゆったりしている。
たまにはこうゆうゆっくりした作品もいいものだと思う。
戯言シリーズを今更読んだのが残念。期間内だったら絶対入れてたのだが。
429 :
1/2:2006/07/18(火) 21:47:14 ID:WyZlfBNu
●大賞・イチオシ賞
○<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
今期イチオシ。鬱なだけでなく燃える展開も素晴らしい。
しかし何より注目したのがコメディシーン。素で吹いたのは久しぶりだ。
電撃の黒い太陽といわれているが、普通に異能無しのコメディでもいけるような気がする。
そしてそのコメディ部分がいつどうしようもないぐらいに破壊されてしまうのが怖い。
しかしその怖さゆえに読むのをとめられないという不条理。
とにかく自分の中では続刊がもっとも気になる一冊であることは間違いない。
余談だが電撃hp本誌の短編はコメディ特化で鬱要素もほとんどなく、万人にお勧めできる。
<<狼と香辛料U>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
大賞にしようかどうか迷ったがこちらにした。
二作目は駄作か、と購入前は思ったが見事に予想を外してくれた。
とにかく会話の掛け合いが面白い。新人とは思えないくらいにうまい。
中盤から後半あたりは読んでいるうちに微妙に精神的にきたが、最後の部分で見事に解消された。
これからも質を落とさずがんばってほしい。
<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
作者がメルヘンだと言っているのにMissingよりエグイ描写が多いのは気のせいだろうか。
設定は最近の読者層よりになっているが、展開はエグイ。しかしそれもなぜか心地よい。
ただ主人公のあれがでたらめすぎな気がするので、その辺をうまく料理してほしいところではある。
<<ワンダフル・ワンダリング・サーガ>> 【著:矢治哲典/絵:矢野たくみ/レ:ファミ通文庫】
表紙買いだったが意外に良作だったので投票。
強烈な燃えはないが淡々と進んでいく話が設定に合っていていい。
結末は途中でなんとなく予測できていたが、最後の部分では少し泣きそうになった。
430 :
2/2:2006/07/18(火) 21:51:25 ID:WyZlfBNu
●キャラ賞
{{佐伯ネア}}(レジンキャストミルク)
出番は少ないが自分の中ではMVP。
とにかくひまわり、はくちょう、こもれび、よしお。最高に吹いたw
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
やはりこの二人は外せない。ベストコンビと言うのにふさわしいと思う。
431 :
1/2:2006/07/19(水) 00:50:44 ID:QsFTYqoR
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
読み終わった瞬間、未だ二月にも関わらず「これはラ大に投票せねばなるまい」と固く決心させられた作品。
また自衛隊か! という思いや、たまにはもうちょっと捻った恋愛模様書けないもんか、という思いもあるにはあるが、
そんなもん全部ゴミ箱へポイできるパワーが、情熱が、勢いがこの作品には存在してたと思う。
おかげで俺は『図書館の自由に関する宣言』をふと目にする度に感慨に耽ってしまう危ない人間になってしまった。
<<走って帰ろう!>> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
学校の階段とどっちを選ぶべくかたっぷり悩んだがこちらで。
重い設定にも関わらずそれを余り感じさせない軽快さと、
しかしそれでいて大げさな奇跡やご都合主義など介在しないシビアな面を見せるレースシーン。
専門用語が頻出するが、なんとなく理解できてすらすら読めてしまうのは、作者の筆力によるものか。
ともあれ大変おいしゅうございました。委員長萌え。
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
待ちに待ったよ11ヶ月。しかしてその結果は、前作より更に凶悪な次作への引きでしたとさ。
前作よりも現実世界の事象がより密接にシフト世界に絡み合う形となってきて、次回作への予兆とも言える巻なのだけれど、
読んでるこちらとしてはぐいぐい惹きつけられてテンションが上がる上がる。頼むから来月にでも緊急刊行してほしいくらいだ。
…しかし、エロいなあ。
432 :
2/2:2006/07/19(水) 00:52:06 ID:QsFTYqoR
<<ノルマルク戦記3 罪と罰の迷宮>> 【著:赤城毅/絵:小河原亮/レ:スーパーダッシュ文庫】
もともと新書で刊行済の作品だし、投票すべきか迷ったが、考えてみれば自分はSD文庫になってからはじめてこの作品を読んだわけで。
もともと再販に近いものゆえ、上半期だけで5冊出たけれど、その中から1冊となればやはり3巻かな。
自らの背負った、端から見るとほんのささやかな罪、またユリアスを案じるがゆえに死地に赴く老将の最後に目頭が熱くなった。
<<火目の巫女>> 【著:杉井光/絵:かわぎしけいたろう/レ:電撃文庫】
あー、なんというか天邪鬼だなあ、俺も。
作者が2ちゃんねらとか縦ならぬ横読みとか、やたら話の外で話題を振りまいた作品ではあったのだが、
なんと言われようと俺は好きなんだからしょーがない。
しかし、スポ根小説というのは言い得て妙だなあw
今回は明確に「これ!」といったパワーを持つ作品が少なかったかなあ、と思う。
というよりは自分がシリーズ物中心に読むようになってきたからなのか…
ただ、決して作品のレベルが下がったわけではなく、むしろ平均で言えば上がっていると思うので、5作選ぶのに存外苦労した。
他に面白かったものは、イリスの虹2、円環2&3、月の盾、他の電撃新人組(バンシー、狼、キメラ)、楓の剣、ガジェットポップ、ソラウサ、ドクロちゃんです等々。
文学少女や嘘庭、夏季限定なども非常に楽しく読めたが、これらはこのスレの感想を見てから消化したものなので、今回の投票はやめておいた。
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
野村美月の魅力であるコメディの部分の面白さはそのままに、「人間失格」をモチーフと
した過去と現在が交錯するサスペンス風味の事件を絡ませて物語に奥行きがあるのを感じた。
特に今回はテーマである"文学少女"に「理由」があるのがよい。そう、"文学少女"であるから
こそこの物語が成立するという説得力がある。いや、前作までの無軌道なまでの
ハチャメチャっぷりもそれはそれで好きですけど。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
ど真ん中少女小説。主人公も、そして周りの人間も恋愛という感情を持て余し、翻弄されながら
も成長していく様子がとても素晴らしい。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
嘘シリーズ第3弾。「荒野の恋」が少女小説だとするならばこちらは少年の物語だ。
少女の呪いを解こうと少年が行動し、そして至った結論にちょっとしんみりきますね。
<<天空のアルカミレス>> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
三上延の新シリーズ。今回はホラー要素は少なめかな?
「炎は黄金を証明し、苦難は勇者を証明する」という変身シーンの台詞が異常にカコイイ。
前作まで1勝1敗で来ている幼馴染vsヒロインの勝負の行方も見逃せないw。
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
今期の新人枠。ど真ん中スポ根なんだけど、競技内容にアウトロー的要素が入っていて、
ただのスポ根モノで終わっていない。2巻は先輩達の過去話が非常にツボに入りました。
<<とらドラ!>>
何で田村くんの3巻を出さないで何で他の書いてんだ!
なんてプンスカしながら読んでたら…
濃いキャラとゆゆぽ節にやられてハマってしまった。感想は面白いの一言に尽きる。
<<ゼロの使い魔7>>
王道物と言われればそれまでだが、だがそれがイイ!
ルイズのデレデレや胸革命の8巻も捨てがたいがやはり7巻。
<<半分の月がのぼる空6>>
半月という物語的には完全に蛇足だとは思うが、素晴らしい蛇足だと思った。
8月に出る8巻も非常に楽しみ。
<<9S7>>
6巻のラストの期待を裏切らない熱い展開だった。
今回の話が良すぎただけに次巻以降の展開がやや心配…。
<<灼眼のシャナ12>>
次の展開が非常に楽しみになるラストだった。
○<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
祝完結。八巻もかなり良かったけど、やっぱり最終巻のこちらに投票。
まわりくどい性格の少女と面倒くさい性格の男の長い旅がハッピーエンドで終わりとてもよかった。
欲を言えば彼の旅の終わりまでを書いて欲しかったけど、この終わり方も悪くはないなと思ったり。
小さいハーヴェイが必死に世界を支えようとしている姿に涙を誘われた。
後半部分は蛇足っぽい気がしないでもないが、それは言わない方向でw
この本に合わせてくれたこの惑星のすべてに感謝しつつ一票。
<<お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文>> 【著:篠崎砂美/絵:尾谷おさむ/レ:GA文庫】
今期はこれを推すためだけに投票するようなものだ。
巷に溢れかえっている狙った萌えや、鬱展開は無く、非常に癒される作品です。
ふんわり柔らかな世界で繰り広げられる、不思議なお話が可愛らしいタッチで描かれています。
ちょっとずれてるツクツクさんの周りで起こる出来事はどれもこれもまったりしていて良かった。
萌えとか、燃えとかいった感じの本が最近多かったのでこの世界観にやられてしまった。
七割地雷だと思いつつも、よく分からない思いに惹かれ、この本をすくい上げた自分を褒めつつ一票w
<<パラケルススの娘 (3) 仮面舞踏会の夜>> 【著:五代ゆう/絵:岸田メル/レ:MF文庫J】
はっきり言ってステロ。似たような素材を使った作品は探せばいくらでも見つかるだろうなぁ。
しかしながら、そんなありがちな素材で十分に楽しめる作品を作ることが出来るのは流石です。
というわけで、今回は正当な、昨今流行りの吸血鬼物。五年ぐらい前が最近に感じる今日この頃ですorz
いつ見てもかわいそうなバ(略)は置いておくとして、今回は義妹にフォーカスを当てつつ、ツンデレもいい感じですw
内容もどんどん伏線を張り巡らして、続きが楽しみになる一冊でした。
四巻は個人的にちょっと……って感じだったので、五巻に儲らしい期待をしつつ一票。
436 :
435:2006/07/19(水) 02:46:05 ID:cj25l24r
<<哀しみキメラ>> 【著:来楽零/絵:柳原澪/レ:電撃文庫】
今期は新人の本を三冊しか読んでいないわけで。その内一つは皆さんが票を入れているわけで。
もう一つは最後の無敵モードが気に入らなかったわけで。結果、消去方でこれに決まりました。
いや、これも面白かったですよ。作品の雰囲気は地味だけど、無理のない話し運びだったっし。
そして何より昔から脈々と受け継がれている「試練を乗り越えやがて愛する人に」的な展開ではなく、
最後まで仲間という立ち位置を変えなかった綾佳がよかった。
次からはきっと編集による補正が入ってくるんだろうなぁと思いながらも、僅かばかりの期待を込めて一票。
<<フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース>> 【著:賀東招二/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
結局話が進んだのか進んでいないのかよく分からなかった。まぁ、自分の中でこの巻は外伝的な位置付け。
といったのがシリーズ物として見方ですか。一つの作品として見れば十分に面白いものだった。
人気作品なだけあって、キャラの動かし方や見せ方、物語の盛り上げ方なんかは上手い。
と、色々褒めたのですけど、はっきり言って上に書いた事は票をいれない作品にも言える訳で。
何が一番良かったかというと、それは切り捨て方。見せ場を作ってばっさりと切る、その潔さが最高だった。
自分の好きなものの為に話を歪める事をしない作者に一票。
次点は狼と香辛料、奇蹟の表現、とらドラ、シャナS、リリアとトレイズ、エスクード、BBB(S)、封仙、R.O.Dなど。
下の二つは上記と入れ替え可、というか投票数が少なかったら狼ととらドラに入れようと思ってたw
最近の傾向として優等生的な作品が増えてきた感じがする。無難な形にまとめられた作品がかなり多い。
まぁ、それはそれでいいんだけど、そればっかりだと面白くないわけで。
そろそろ富士ミスの新刊買いでも始めようかなぁw
地雷のつもりで買って当たり引くとかなり+補正がかかるからなぁ。
昔から感想文を書くのは苦手なのでその辺は勘弁してください
○<<レジンキャストミルク4>>
基本的にラノベは発売日急いで買いに行かずにゆっくり通販で買うんだけど、
これは発売日に店に買いに行くくらい続きが気になった作品。
1〜3巻と個人的に鬱な終わり方が続いたので、4巻の締め方は意外性大かつ最高。
あと、日常パートの掛け合いが非常に面白いので、そこもオススメ。
<<断章のグリム I 灰かぶり>>
実は甲田作品初挑戦。グロい・痛いと評判のこの作者に挑戦したきっかけはイラストだったり。
学園ホラーかと思ったら能力者バトルだったので正直驚いたけど、そっちの方が好きなので問題無し。
「うるさい、殺すわよ」が口癖のヒロインがこれからどうなるのか目が離せない。
<<がるぐる!<下> Dancing Beast Night>>
完結記念。そして越佐大橋シリーズの最後に相応しい内容の濃さで、満足。
またイラストか、と突っ込まれそうだけどこのシリーズのイラストの演出は絶妙だと思う。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>>
Dクラといい、この作者は本当にスロースターターだな!
ゼルマンが名乗りを挙げるシーンは熱すぎる。
陣内といい、ケインといいこの作品に出てくる奴は皆、格好良過ぎて困る。あとアニメ化おめ。
<<狼と香辛料>>
今年の電撃小説大賞から1作品挙げるとするなら、やっぱしこれ。
もうホロ最高の一言に尽きる。ホロ以外に関しては他の人が述べてるのでいいよね?
続巻の出来も良かったのも挙げた理由のひとつ。
今期は個人的にどれも面白くて甲乙付け難く、結果的に完結・新人・微マイナーを選ぶ流れに。
戯言シリーズ最終巻でいこうと思ったら今期じゃなかったという…
あとハルヒブームも考えるとハルヒにも入れたかったけど、今回は面白さ重視で。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5>>
冒頭の2ページから震えが走ったw
ワンフレーズでシビレル言葉が結構ある作者w
この巻は第二部の1巻てことだと思うがおっさん達が凄くイイ!!
ミミコの陣内への問いかけ、その最中の陣内の心情・・・次巻はまだか!!
<<BLACK BLOOD BROTHERS S2巻>>
S1巻はなぁなぁなワンパターンだったがS2巻はやっとエンジンが動き出した感じ
ミミコとジローのやり取りもいい感じにw
アリス時代の話も秀逸な出来で満足
<<空の鐘の響く惑星で 11巻>>
ついにラトロア編始動にして次巻最終巻・・・
9割がた穏やかに進行して行ったが終盤、加速度的に盛り上がる
ビジターの変化も見所
<<灼眼のシャナ12>>
前回の怒涛の引きからの続き
銀の炎をみて憎悪にかられたマージョリーの暴走から
学校の破壊、フィレス捕獲しょっぱなからエンジン全開の展開
そして最後に引きは銀の腕登場。
はやく13巻読みたい!! A/Bも
<<GOSICKs2巻>>
なにはともあれヴィクトリカ!
一弥とのやり取りいいよいいよ
でも一番印象深かったのは
警部のお話・・・この純情さんめ
>>438 集計人ではありませんが「空ノ鐘の響く惑星で (11)」は集計対象外の作品です。
440 :
精神的にハゲ:2006/07/19(水) 17:57:25 ID:gsO36aFf
<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
傘下作家それぞれの性格というか、センスがにじみ出ていてGOOD
しかし作家のセンスもさることながら、編集長たるおかゆ氏の文章もヨカタ
氷川へきるのまんがといとうのいぢのイラストがよかった
ハセガワ先生の時限発火なめこワロスww
○<<銃とチョコレート>> 【著:乙一/絵:----/レ:講談社】
もしかして一票も入ってない?
少年小説ですが、乙一らしい黒さが素敵。
徹底した悪党なのに味方というドゥバイヨルのキャラクタも良かった。
お母さんの黒さも最高w
<<制覇するフィロソフィア>> 【著:定金伸治/絵:エナミカツミ/レ:スーパーダッシュ文庫】
何より、哲学思想で戦うというアイデアが(とそれを実際にやってしまう腕力が)すごすぎる。
こんな話はちょっと他にない。
パロディ小説だと思ってスルーすると損な一品。
主人公達の心の美しさに惚れました。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
今期最後の押しはこれ。
百合属性にはたまらない展開ですが、やはり何よりスポ根でしょう。スポーツ選手の苦悩は本当に燃えます。
最後はリアに勝ってしまうのだろうか。
最終巻が待ちきれません。
○<<ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜>> 【著:川崎康宏/絵:友紀克彦/レ:GA文庫】
この人は物語の舞台を設定するのがとても上手いのだと思う
きっちりと設定された世界はややアクのある一筋縄ではいかないもの
そこにキャラクターと火種を投げ込んであとはどう転がるかを鑑賞するだけ
「田舎騎士がいきなり帝国の皇女の近衛騎士に任命される」という
ある意味お約束なスタートが何故あんなオチに繋がるのか
何度読んでもどこで間違ったのかが良くわからない
その不条理感やB級感を楽しめるのならオススメ
雪ダルマ式に膨れ上がる騒動と被害を呆然としながら読み進めよう
大丈夫、突っ込みたい所があれば、地の文で突っ込んでくれるから!
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
「TRPGしたいぜー」と心の底から思わせてくれるような抱腹絶倒のプレイ記録
今回はとにかくノエルのダイス目が神掛かっていた。超燃え
ひょっとしたら彼女はダイスの神に相当好かれているのかもしれない…
勿論他のキャラも◎。敵対しながらもノエルを中心としてまとまりつつある
複雑な設定の演出が上手い!
あと今回もGMが容赦ない。勿論戦闘もそうだが、何よりあのトラップはマジやばいマジで
443 :
442:2006/07/19(水) 18:32:07 ID:yDx4S9NR
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
越佐大橋シリーズ完結、との事でイヌもネコも殺人鬼も美少女も入り乱れてのお祭り
あれだけの登場人物をきっちり捌ききるのはいつ見ても圧巻
殺人鬼の狂いっぷりもまた素敵だった。ラストにちょっとほろり
イっちゃってる住人の中でも探偵姉弟が好きだったのであのオチには大満足
短編も期待してるぜ
<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
新シリーズと言う事で期待の意味を込めて
読んでいてフィジカルな痛みを覚えるのはMissingの時からだが、
今回は立ち向かう力を持つものが主役の為恐怖はやや減量か
しかし痛みの描写っぷりと、ある意味冒涜的な現象に対する嫌悪感が凄い
これをグロじゃないと言うなら何をグロだと言うんだ甲田さんよー!
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
輝く星に手を伸ばそうと泥水に這いつくばって足掻くタズサの姿が胸に迫る
克明な試合描写がなくてもタズサの気迫が伝わってきた
女帝の偉大さを見せ付けられて、やっぱり無理なんじゃないかとも思ったが
タズサなら何とかしてしまえるのではないかとも思わせてくれた
次が楽しみだが終わってしまうのが寂しい…
444 :
442:2006/07/19(水) 18:40:12 ID:yDx4S9NR
●キャラ賞
{{グリフィス・グリフィン}}(ガジェット・ポップ)
そもそも45歳うだつの上がらない恐妻家が主人公のラノベって時点で規格外だ
心の底からどうしようもない人物だが運の良さだけは絶品
…でもなんと言うか憎めないのは何故なのだろうか
{{シャーロット&シャーロック}}(がるぐる)
ダメダメ姉のフォローをする弟、と見せかけて実は…というパターンにあまりにも弱い
ある意味誰よりも狂っている姉と、姉のために狂っていく弟
でもやっぱり最後はハッピーエンド(?)なのが嬉しい
{{トラン・セプター}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
悪の秘密結社の幹部なのにパーティ中一番いい人なのが素敵
戦闘になれば魔術の腕と卓越した戦術でパーティの中心になるところも素敵
じじいとばばあにあまりにも食いつきがいい所も素敵
なんと言うか実はノエルよりも萌えキャラなんじゃないだろうか
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【ろくごまるに/ひさいちよしき/ファンタジア】
ようやく買い逃した短編を読めると思ったら、イラストが差し替えられてやがる。いまだファンタジア
バトルロイヤルのバックナンバーを求める旅は終わらない。……はたして、これは感想なのだろうか?
やはりここは赤毛のかわいい最強無敵な湯呑みについてじっくり語るべきかいやそれとも細い方か氷の瞳の(略
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【秋田禎信/つたえゆず/スニーカー】
4作目で密やかに完結。魔法や不死秘法関係のやたらとスケールのでかい話の脇で、こそこそ剣を振ってる
あまり役に立たない主人公がカッコイイです。短編か何かで猫様が惚れた理由を書いて欲しいなぁ。
<<ランブルフィッシュ (10) 学園炎上終幕編>> 【三雲岳斗/久織ちまき、山根公利/スニーカー】
外から見てる分には、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、フラフラ迷走していたように見えたシリーズですが、
世界設定を含めて色々な伏線に、一応の決着を付けて祝完結。はたして闘魚は仲良くつがいになったのか?
○<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【うえお久光/--/メディアワークス】
すげー青臭い青春モノ。とくに今回は現実世界でのドラマが主なので、うえお お得意の謎テンションが
随所にあふれ出てます。ただ、現実でのからみが濃すぎるせいか、異世界での対決がまるでオマケっぽく。
まあ本書を探し歩いた苦労、値段、イラスト無しをじゅうぶんに相殺できる内容だったと思います。良かった。
五つめは、涼宮ハルヒの憤慨……と言いたいですが、ボコボコに叩かれてるので自粛。
生徒会との対決での機関誌作りが良。アニメのおかげで既刊の再読も楽しめました。
●大賞・イチオシ賞
○<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
「田村君」よりもこちらのほうが面白かった。
やはり三角関係もののラブコメはいい。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
二重人格のこれまた強烈な新キャラが加わって一層ハチャメチャに。
みのりんも今作では暴走気味に。
「油田問題」の衝撃も大きかった。
<<ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー>> 【著:新井輝/絵:さっち/レ:富士見ミステリー文庫】
最近の巻はイマイチだったけど、これの冴子ちゃんのバイト先の話は面白かった。
脇役たちの過去が垣間見れたのが良かった。
主人公たちもプロローグで描かれてる数年後はこんな感じかな。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
性格の黒そうな不思議ちゃんに関わってしまう。彼女は実は…。
今回のヒロインは3作の中で一番魅力的。
ガンダムネタはちょっとイタかったかな。
<<小指の先の天使>> 【著:神林長平/絵:----/レ:ハヤカワ文庫JA】
青臭い感じの話から死生観へ。
作風の変遷がわかって面白い。
中でも後ろの二編が良かった。
他に読んだのは
「荒野の恋 第二部」と「半月6巻」
447 :
446:2006/07/20(木) 15:46:20 ID:8gUQh2Vk
●キャラ賞
{{櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
2巻では大活躍。天然で元気。
{{中山リア}}(侵略する少女と嘘の庭)
美形で性格悪い。嘘三部作の中では一番好きかも。
以上二人。
○<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする>> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
お約束を詰め込んでみましたな感じで、おおよそそれ以上でも以下でも無いが、
それをきちっと書ければ、それだけで十分だなぁとかなんとか。
なんだかんだで正しく主人公の成長モノで、青春モノ。読後感もよく、嫌みがなくていいですな。
クライマックスのひっくり返しも燃えました。
……え? 二巻出るの? マジ?
<<ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
魔王と勇者のお話。
……この表現、間違ってはいないんだが色々語弊があるな、おい。
これもまた、熱く。正しく主人公の成長モノでした。
……主人公、だよな? やっこさん(今回限定だが)。
正直、この作者は外伝書いてる方がいいの出来ると思うんだ。bugとかマジ勘弁してくれ。後、ケモノマン。
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
御免、信者なんだ……
それを置いておくとしても、仕掛けと解決法とオチと、相変わらず個々がネタとして一級ですな。
続刊にも期待したいところ。 ホント、期待、したい。
実際、いつの作品でしたっけ、これ。
<<ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚>> 【著:菊池たけし、稲葉義明、F.E.A.R/絵:田口順子、みかきみかこ/レ:ファミ通文庫】
なにやてんだアーグリフ(最高位の魔神)
ひたすら暴走するきくたけサイドと、真面目な騎士物語の両極端。懐が広いなー、ブレカナ。
これをやらかしたメンバーと、それに許可出した社長に乾杯。
しかし、D×やアリアンも楽しかったですし、FEARの層の厚さは恐ろしいモノがありますな。
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
……この人も本編より外伝の方が良いと思うんだ、私。
キャラが生きてる感じが素敵ですな。どこまで狙ってやってるのかとか考えると薄ら寒いものが有りますが。
ああ、しかし九垓天秤のメンツはマジで誰も良い。
以前一言で語られた入城時に揉めたってだけの楽しかった日々の回想が、これだけ膨らむものだったとは。切なし。
●キャラ賞
{{リドルの精}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
なんか、キャラ浮かべようとしたら真っ先にこいつが浮かんできた。
まあインパクト強かったからなー、色々。
その慇懃無礼さとかマジ素敵。
最後に溜まりに溜まり尽くしたツケを解放する時の、あのカタルシスたるや──!!
{{モレク&チェルノボーグ}}(灼眼のシャナS)
痩せ牛、好きなんですよね。
ええ、どっかで萌えキャラ挙げろと言われた時に真っ先に挙げたことがあるくらい。
こういう人には幸せになってほしいモノですな。
とりあえず、折角なので今回はセットで。
{{E2}}(おりがみ)
何故か好きだ。理由は特に無い。
強いて言えば、欠片からの構築が燃えるといった点だろうか。
……以前、↓の人が〜スレで最終巻に出番無かったけど好きとか言ったらネタバレだー!? とか騒がれた。
マジ御免。そこまでネタバレとして騒がれるとは思わなかったんだ。所詮脇役Aだし。
{{空口夏樹&空口真帆}}(ネクラ少女は黒魔法で恋をする)
しのさんとかも好き。
……あれ? もしかして自分、すっげぇ節操なし?
なんだかんだで心底姉のことを思いやってる所とかがいい感じで、基本的に妹の方が好きですな。
そして、セットになった時に相乗効果で良さが跳ね上がる感じがまた素敵。
最後の逆転劇のトコのナイスタイミングとか、そこでの会話とかすっげぇツボ。
{{ツゲ・ユフィンリー}}(神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック)
ちらとしか出てきませんでしたが格好良いい女性でした。
……あれ? ひょっとしなくても脇役スキー一路か自分?
なんか色々訳ありぽいキャラみたいでしたが、他のシリーズだと主役張ってたりするんでしょうか。
ちっと気になるんで今度手を出してみよう
……とか思って白に手を出して爆死したのが結構最近の出来事なのだった。畜生、赤行くべきだったか。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 風雲急告>>(あざの耕平 富士見)
最初のページから心をつかまれた
ジロー、陣内、リンスケとの会話も古くからの親友って感じがにじみ出ていたし
今回はカンパニー社長やパイルキラーなど、おやじが熱い巻だった
幸せなときが崩れ去る・・・そんな引きで次巻が待ち遠しい
<<天空のアルカミレス 1>>(三上)
崩れ去る日常と過去との邂逅
そして得た力 幼馴染の少女がテリオンとして覚醒するときの
悲痛な叫び
ほんとこの作者は容赦ないなぁw
<<空の鐘の響く惑星 10>>(渡瀬草一郎)
ついにジラーハまでやってきたフェリオ一行
神姫との出会い、そしてフェリオを巡るリセリナとウルクの想いが交錯
そんなさなかラトロアからの屍兵の強襲
そしてりカルド(薬で強化)との対決
みどころは神姫にからかわれるクシナートw
<<灼眼のシャナ12>>(高橋)
冒頭からマージョリー、フィレスの怒涛のバトル展開
中盤はフィレスとの交流を描いて
引きは前回と同じくまた気になる終わり方
<<ゴシック S2>>(桜庭)
故郷の家族初登場 お姉さんはブラコン(弟限定)みたいだw
でもおもちゃとして見ている様な・・・
今回もヴィクトリカはお菓子食べるとこは素直w
◎<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
現時点で、桜庭作品の中で一番好き。恋愛もそうだけど、この巻では主人公の義母との
距離感がなんとも言えない。最初は拒否していたはずなのに、「家」を揺るがす外敵との
対峙で弱った義母と、徐々に絆を深めていく。たまにはこんな道徳的なラノベがあっても
いいじゃないか。
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【著:秋田禎信/絵:つたえゆず/レ:角川スニーカー文庫】
開始当初は正直信者視点で見ても微妙だったこのシリーズだけど、後半2冊で一気に化けた。
秋田作品の魅力は、今現在私たちがいるこの世界とは異なる物理法則や、超常現象、特殊能力が
存在する世界に住む人々をきっちり描ききることにある。それはオーフェンの頃から変わらなかったの
だけど、ここに来て作者はそれをキャラクターの魅力に完全に結実させることに成功した。
これが、ツンデレというものへの秋田禎信なりの答えだ。
<<やみなべの陰謀>> 【著:田中哲弥/絵:/レ:ハヤカワ文庫JA】
前々から名前は知っていたものの、なかなか読む機会に恵まれなかったんだけど、
今回の復刊を機に手にとってみた。いや、これいいね。元吉本興業の台本作家という
ことも納得のコメディ部分もさることながら、最後にはきっちりほろりとさせてくれる辺りが
たまらない。特にじいさんと酒をちびちび飲むシーンは、ラノベらしからぬ侘しさを感じました。
○<<シフトU―世界はクリアを待っている―>>【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
流石、面白い。
眠ると異世界にシフトしてしまうという割とありがちな話なんだけど、これがまた作者独特の作風になってて、いや悪魔のミカタほど癖はないし人を選ぶこともないと思うけど、でもしっかり魅力的に作者独特のセンスで書かれてる。
そんでもって登場人物の心理描写が上手い。中盤の人を殺すことに対する主人公の心の葛藤なんて主人公の気持ちが震えるくらいびんびん伝わってきた。
ストーリーはまだ駆け出しといっていい具合だけど、今の段階でこれだけ面白いんだから、続きがほんと楽しみ。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
今年読んだ中じゃシフトUとこれが抜きん出てたかな。
これは、とにかくほのぼの×ダークの具合が素晴らしい。
ほのぼのパートでは、ほんとにほのぼのとしていてキャラ同士の会話が非常にテンポ良く笑えるところも多々ある。
一転してダークパートでは、容赦ない救いがない。日常が少しずつ、でも確実に壊れてゆく様子が哀しい。
それに加え、この4巻は泣けた。非常に蜜と君子の友情が切なくて、ツボにはまった。っていうか、蜜のキャラが素晴らしすぎるほんとに。
他にもそこそこ読んではいるんだけど、この二作が特に抜きん出ていたので、二作品だけで。
453 :
1/3:2006/07/21(金) 00:44:58 ID:5H6shZ62
○<<覚醒少年 エクスプローラー>> 【著:北山大詩/絵:石田あきら/レ:富士見ミステリー文庫】
新人のシリーズ。2巻のほうが出来は良いけど、シリーズとしてお勧めなので
あえてこちらを。生い立ちのせいもあって金以外への執着が薄い主人公が、ヒ
ロイン二人とのかかわりで少しずつ変わっていく心理描写が秀逸。派手さは無
いが今期の新作では一番気に入ってる。
<<天空のアルカミレス>> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
電撃の幼馴染職人、三上の新作。戦う力を持たない主人公が戦うヒロインを支
えるってパターンが多かった作者にとって、初の戦う力をもった主人公。幼馴
染とクール天然系のダブルヒロインも魅力的。
<<走って帰ろう!>> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
新人デビュー作。主人公は夜逃げした親の数億の借金から逃げないために、ヤ
の人主催の違法自転車レースのレーサー(ドッグレーサー)として走ることにな
る。男にだまされた「委員長」、パチで借金を作った「丘サーファー」、工場
をつぶした「倒産」、病気の子供を背負った「マッチョ」と登場人物もさまざ
まで、違法レースならではの裏技も飛び交う。ロードレースを扱った小説は珍
しいけど、スポーツモノとしても良くできてる。地味だけど何度も読んでしま
う隠れた良作。
454 :
2/3:2006/07/21(金) 00:45:48 ID:5H6shZ62
<<鋼殻のレギオス>> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
不幸四葉と呼ばれたファンタジア長編小説大賞第十五回出身作家の新シリーズ。
個人的には前シリーズも後半は悪くなかったので買ってみたら、これがなかな
か。舞台は滅びかけてる世界で生活空間を守るために武芸者が重視されてる世
界。由緒正しい主人公最強モノ。キャラがバッチリ立ってるのでイラストとあ
いまって気軽に楽しめる。7月現在3巻まで出てるが、上昇気味なのも好印象。
<<護樹騎士団物語4 熱闘!入団競技会>> 【著:水月郁見/絵:鈴木理華/レ:トクマ・ノベルズEdge】
中世的な世界を舞台にしたロボモノ。1巻から3巻までがうそのようなテンポの
いい展開。それに加えて主人公の腹が据わってきた分読みやすくなった。「蹴
り殺す」が口癖のツンな金髪新ヒロインがいい。でも、黒髪旧ヒロインも忘れ
ないでね…
455 :
3/3:2006/07/21(金) 00:47:24 ID:5H6shZ62
選外は中賞に投げることにするが、電撃、スニーカーともにシリーズは堅調だった。
今期は全体的に小粒な印象だけど、地味スキーな自分にとっては新人、新作に意
外な収穫があって結構楽しめた。
今期は地雷賞は開催されてないようだが、開催するまでもなく
<陰陽師は式神を使わない 陰陽道馬神流初伝・入門篇> 【著:藤原京/絵:藤城陽/レ:スーパーダッシュ文庫】
は長く筆を置いていた作家の復活を待ち望んでいたファンをまとめて粉々にし
た、想定外故に回避不能という意味で文句なしの地雷ナンバーワン。次点でス
ニーカーのマキゾエホリック。あと、新レーベルのジグザグは地雷スキーとワ
ナビにはたまらんレーベルだと思う。
キャラ賞
{{闘真&由宇}}(9S)
まあなんというか色々因果な設定抱えてる二人ですができれば最後は幸せ一杯の笑顔を見せて欲しいですね
つかラノベキャラならこういつらに始まった話じゃないが
ハイブリッドするとトンでもねー餓鬼が生まれそうですが
{{ホロ&ロレンス}}(狼と香辛料)
種族としての隔たりや北の地に着くまでという約束など微妙な悲恋フラグと
それを全く感じさせないいちゃつきぶりが見事です
自分より一枚上手の女の子落とすのって楽しいんだろうなぁ・・・
{{大河&竜児}}(とらドラ!)
俺もうこいつらは回りも含めてハーレムというか乱交ルートでいいと思うんだ
生活感のあるそれならありありと浮かぶ俺の脳が変なんですよねそうですよね
{{浅利ケイツ}}(円環少女)
こいつの苦悩と矛盾は良くも悪くも「挫折」すらもが浮世離れしているラノベキャラでは秀逸な描写だったと思う
いや、設定そのものはトンでもなんだけどね、それでも不思議と泣き笑いするような共感がある
上手く転がして大人になれば(もうすげーいい年だけど)兄以上の英雄にもなれるんじゃないかな
{{モレク&チェルノボーグ}}(灼眼のシャナS)
短くともこういう触れ合いの時間があったんだなと思うとまた泣ける二人
知性と知恵はあっても知識に富んでるイメージはなかったんで
]Uでのヨーハンの台詞はちと意外でした
正真正銘の賢者だったのねw
<<ランブルフィッシュ (10) 学園炎上終幕編>> 【三雲岳斗/久織ちまき、山根公利/スニーカー】
萌えよりも燃えが多かったこのシリーズも無事に完結。
全巻までの話が迷走しててちゃんと完結に至るのかが不安だったが何とか形にした感じ。
きちんと回収されていない伏線とか、急な展開とかすっきりしない部分もあったが、
完結させたという事で評価してもいいはず。終わり方はまぁまぁ良かったと思う。
つーか、挿絵の絵柄が変わりすぎ。誰だこれ?って感じだった。
なんか投票する意見っぽくないけどまぁいいか。
○<<小指の先の天使>> 【著:神林長平/絵:----/レ:ハヤカワ文庫JA】
個人的にハヤカワはライトノベルに入れないのだが、しかし前期に読んだ中で
読んだ時に感じた楽しさの最大瞬間風速はこれが最高だったのであえて入れる。
「なんと清浄な街」を読んだ時の設定と物語を考える楽しさと
脳汁の出方はなかなかに体験できない出来事だった。
そしてすべての短編につながりがあり、最後「父の樹」で終わる構成、
巻を通した人の形とその捉え方がおもしろい。楽しい読書だった。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
相似であること、似ている似ていないが描かれる上下巻。派手な戦闘描写もすごいが、
しかしメイゼルの心の書かれ方、“似ている”ことの書かれ方がよい。
そして流石は長谷、戦闘前夜の、オイル塗るときのメイゼルとの会話がもうたまらんぜ。
もっとも気に入った場面は「あたしとせんせ、やっぱり“似て”たじゃない」のところ。
双子の相似大系魔導師が話の主軸にからみ、同じように悪鬼に恋した
刻印魔導師が単なる駒として扱われ報われず終わる、
そんな話の中で、二人が相似の糸で“繋がる”この場面がもっとも印象に残った。
459 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/21(金) 23:06:51 ID:SVspYzMR
<<マルタ・サギーは探偵ですか? a collection of s.2>> 【著:野梨原花南/絵:すみ兵/レ:富士見ミステリー文庫】
ラブい。探偵なんて言葉がタイトルについてる富士ミスからの本なのに
すばらしきはらぶいこと。バーチかわいいよバーチ。
作者もちゃんとそれをわかってらぶい方向狙ってくれるのがうれしい。
みんなが優しい平和な話というのも個人的に好みなつぼです。
ちなみに短編が本編派。
<<ムーンスペル!! 背中合わせの風景>> 【著:尼野ゆたか/絵:ひじりるか/レ:富士見ファンタジア文庫】
最終巻の一歩前。へたれ主人公は基本的に嫌いだ。
しかし、へたれであることを自覚してそれを抜け出そうと努力する主人公、
へたれでもその時にできる最善を探し実行しようとする主人公、
そういうのは好きだ。
話が大きくなってしまって、それが最終巻でのまとめにも響いてしまった感が
大いにあるけれど、それでもこの巻でみせた主人公の態度が好きだ。
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
個人的に、封仙は長編より短編が好みだったりする。
短いなかでネタとひねりを堪能できるのがよい。
いずれも面白かったが、一度解決したはずのことを真に解決する話の和穂、
最後の宝貝での和穂の描かれ方が個人的には特に。
書き下ろしで触れられた(欠陥)宝貝の成長に期待している描写が気になるところ。
鬼のひきで終わった長編の続きも気になるが、さらなる短編も読みたい。
どちらも読めれば万々歳だが、さて。まあ焦らず待つよ。希望は繋がったしね。
460 :
1/2:2006/07/21(金) 23:50:40 ID:0I2Q0jY1
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
ダントツ。
作者の過去作の評判が微妙なので最近まで敬遠していたが、
コメディとシリアスのバランスが絶妙な良作。
イラストも作品の雰囲気にバッチリ合っている。
個人的には富士ミスっぽい印象を受けた。
次巻以降、遠子先輩の設定をもうちょい生かしてほしいかなぁと思う。
<<鋼殻のレギオス>> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
2巻よりはこちらかな。
主人公は最強設定だが、展開に嫌味無くぐいぐいと引き込まれる感じ。
作者の筆が早いのも良い。
一番今後に期待しているシリーズです。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
序盤の甘い展開からラストは急展開。
そーだよね、米ぽがあのまま終わらせるわけ無いよな……
秋期、冬季で二人には幸せになってもらいたいがどうだろうか。
461 :
2/2:2006/07/21(金) 23:51:36 ID:0I2Q0jY1
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
300ページ弱にこれだけの話を詰め込めるとは。
階段部設立の話、設立メンバーの過去、そして現在。
多少ご都合主義的な面はあるものの、それらが全く気にならない熱い展開。
ラストも綺麗にまとめ、まさに文句の付けようが無い。
今期最高レベルの新人だと思う。
<<覚醒少年 エクスプローラー>> 【著:北山大詩/絵:石田あきら/レ:富士見ミステリー文庫】
こちらも新人かな。
あらすじだけ読むと「また厨設定か」と思ってしまうが、
これがなかなか読ませる作品に仕上がっている。
Dクラに(雰囲気が)似ているかなと思ったり。
次点はトロイメライ、バイト長編(あくまでジョークではない、8巻あたりからおもしろくなってきたと思う)、
円環、マギカ、ガーゴイル、図書館戦争、流れ星、9S、半月、空鐘、ラキア、マテリアルゴースト、Room。
今期は大豊作でした。下半期にも期待。
462 :
460:2006/07/22(土) 00:18:26 ID:nfg6wvYS
せっかくなのでキャラ賞も。
{{天野遠子}}("文学少女"と死にたがりの道化)
年上代表。
まずいおやつを食べさせられてべそをかく姿が最高です。
{{柿崎津々美}}(さよならトロイメライ6 恋人のためのエチュード)
年下代表。
無邪気でまっすぐな行動がたまらない。
やっちん派の私も思わず投票。
{{アディリシア・レン・メイザーズ}}(レンタルマギカ 魔法使いの宿命!)
ツンデレ代表。
といってもすでに100%デレだが。
穂波も一巻でデレに転向していればここまで人気の差はつかなかったと思う。
{{フェリ・ロス}}(鋼殻のレギオス)
クーデレ代表。
二巻のフェリさんは神。
呼び捨てにされて嬉しがるあたりがもう。
{{ユウ}}(マテリアルゴースト)
幽霊代表。
マギカの方の幽霊と悩んだがこちらで。
ハッピーエンド至上主義者としては一巻の終わり方も好印象。
あのまま消滅したほうが物語は綺麗に締まるがあえて復活するあたりがとても良かった。
463 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 00:31:10 ID:sOWMJnJt
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
やはり今期の電撃大賞で最も面白かったのはこれだと思う。
商業とファンタジーというなかなか噛み合わない世界をつなぎ合わせた素晴らしい作品。
あとホロが可愛すぎる。どうしようもない。
<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
痛いイタイ痛い…。「Missing」「夜魔」の作者が描くメンヘルメルヘン。
相変わらずの薀蓄やら、読者に痛さを感じさせる文体は圧巻。
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
タマラセ最終巻。最終決戦。燃えと燃えが共存していた(誤字に非ず)
もっと読んでいたいと思う作品だった。
<<ミッションスクール>> 【著:田中哲弥/絵:/レ:ハヤカワ文庫JA】
こんな所で名前を見るとは思わなかった田中哲弥。
いまのラノベ層には合わないだろうなあ、とおもったら案の定hpから追い出されたらしい。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
上下で別れちゃってるので下に投票。これどうなるのかね。
464 :
1/2:2006/07/22(土) 00:49:01 ID:yspO/w6s
どうにか書けた…今回は個人的には小粒ぞろい、かな?
○<<走って帰ろう!>> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
今回一番心に残ったのがこの作品。
ロードレースという珍しい題材を、テンポのいい語りと個性溢れるキャラクター達を配置して見事に書ききった。
特にラスト近く、主人公の発した「……行こう」の一言がたまらない。ちょっとクールで、それでいて熱い主人公の心理描写も巧みだった。
ちょいと話しはずれるが、同じくロードレースが題材のジブリ映画『茄子・アンダルシアの夏』を観てるとさらに深く嵌まれるかもしれない。
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
うん、面白い。こう、ちょちょいとひねくれた作りの短編小説書かせたら、ろくごまるにはまさに天下一品だ。
出来としてはイチオシでもいいかなと思うぐらいなのだが、いかんせん雑誌掲載時にすでに読んでいた作品ばかりなのと、
続きものの、しかも短編集なんでこれ単体ではイチオシするのは難しいので普通の投票にしときます。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
一巻から急展開の青春ミステリー。
日常にひっそりとミステリーを差し込む作者お得意の展開と思いきや、ジワジワと隠された背景を書き記してる構成の巧みさはさすがの一言。
小市民を目指す二人の今後がとにかく目が離せない…
<<ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスとつぼみの淑女>> 【著:青木祐子/絵:あき/レ:コバルト文庫】
人の心を形にするという仕立て屋クリスの物語。ヴィクトリアンな舞台は正直言ってかなりなんちゃってだと思うけど、
そんなことは、この物語には関係ない。とにかく、フリルにリボンにレースにドレス、ドレス、ドレス。
髪や瞳の色に合わせた生地の色。チラリと覗くペチコート。柔らかなシフォン、つややかなビロード、シルクの触感。
そんな描写が、ちゃんと物語の中で、登場人物たちの、行動や、心情の描写になっているのがすごい。
<<失われた王国と神々の千一夜物語 さまよう愛の果て>> 【著:谷瑞恵/絵:山本鳥尾/レ:コバルト文庫】
義父の決めた結婚を拒み、本当の父親の敵討ちのために旅をする少女。
彼女が出会ったのは、謎めいた旅の楽師。彼が語るのは、遠い昔の恋物語。
過去と現在が交差する、極上の純愛ファンタジーでした。アラビア風なのか南国風なのか。
いままで、中世〜近世ヨーロッパを舞台にした物語なイメージが強い作家だったので、
以外で楽しかった。もう少し読みたいと思わされる、良質な一冊もの。
<<ねじまき博士と迷い猫>> 【著:樹川さとみ/絵:うたの/レ:コバルト文庫】
ピンストライプのスーツのかぼちゃが一匹、うちのもほしいなぁ。
人間嫌いで変人で偏屈な天才少年博士と動物に育てられた野生児な少女のどたばたコメディ。
樹川さんの新シリーズの一冊目(って、これ、シリーズ化するよね?)これまでとは、物語の背景というか、
世界設定がだいぶ違う感じがして、続きが楽しみな一冊。
466 :
2/2:2006/07/22(土) 00:50:22 ID:yspO/w6s
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】>>
皆言っているのだが、とにかく巻を重ねるごとに作品が熱く楽しくなってくるのがあざの耕平の真骨頂。
先の読めないこの作品、いよいよ役者も揃ってクライマックスへと一直線となりそうだが………一波乱二波乱平気で隠してそうで、続きがとにかく楽しみな作品ですな。
<<ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜>> 【著:川崎康宏/絵:友紀克彦/レ:GA文庫】
流れ流れて、今回たどり着いたのはGA文庫という川崎康宏の最新刊。
いや、相変わらず川崎節は健在です。なんとも軽妙で、まるで破綻してしまいそうな崩れてるっぽい文章が、好きな人間にはたまらない。
つーか主人公が冴えない…というか何にも考えてない中年のおっさんって、ライトノベルとしてどうよ?w
○<<風雲縛魔伝7 北斗復活!の巻>> 【著:桑原水菜/絵:桑原祐子/レ:コバルト文庫】
元気一杯なくノ一二人組みが、北斗という魔剣を復活させるために旅にでた、という話のはずが、
北は山形から南は熊本まで、日本列島を駆け巡り、建御名方命に真田十勇士までが勢ぞろいして、
どうなるのか〜と思った物語の最後は、文句なしのハッピーエンドで、ラストシーンは、とってもいい景色でした。
これからどう物語が動くのか楽しみな新シリーズ「シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓―」と、
どっちに投票しようか迷いましたが、今回はこっちにw 完結まで13年、全7巻。
間で9年待たされようが、きちんと物語を完結させてくれたことに感謝して。
<<うそうそ>> 【著:畠中恵/絵:柴田ゆう/新潮社】
体は弱いけど、賢い若だんなととぼけた妖達が活躍する「しゃばけ」シリ―ズの5冊目。
久しぶりの長編は、お江戸を離れて箱根までの珍道中。
馴染みの妖達の出番が少ないのが残念だけど、新キャラたちの活躍もまたたのし。
若だんな、体は弱いけど心根は強くていい男だなぁとしみじみ思ったお話でした。
集計人さま、コバルト文庫1月刊分を今回の範囲にに入れてくださってありがとうございます。
集計大変だとは思いますが、がんばってください。
468 :
95-100:2006/07/22(土) 01:07:34 ID:i3pEG0z4
○<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
始めの2ページだけでセンスの非凡さが分かるというのが素晴らしい。いきなり物語
に引き込まれてしまった。
多くの勢力が入り乱れ、特区側が更に結束を乱す中、ミミコいかにして二つ目のカン
パニーを統べるまでにのし上がるかが非常に楽しみ。ゼルマンの心情についての描写も
なかなか説得力があった、
<<されど罪人は竜と踊る Assault>> 【著:浅井ラボ/絵:宮城/レ:角川スニーカー文庫】
いつかはあるだろうと思っていた過去編。気だるさと退廃感漂う中に青臭さとか青春の
苦さみたいなものがあってなかなか良かった。
にしても、相変わらずグロ描写が冴え過ぎ。呼んでいるだけで痛い・・・
<<七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ!>>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
こういってはなんだが、細かいところに突っ込んだらキリがないし、この作品に
企業経営の難しさと面白さ的なものを求めるというのは無駄だというのは良く分かった。
しかし、大人数が集まって何かをやっている時の楽しさ、の描写が非常に上手い。
登場人物の一人が言ったとおり、「修学旅行」をやっている楽しさとでも言ったらよいのか。
こいつらと一緒に何かやったら面白かろうなあ、と思わせられてしまう。
今回は旅の話がメインだったが、旅への憧れ、そして情景等、この描写もなかなか見事だった
469 :
95-100:2006/07/22(土) 01:10:02 ID:i3pEG0z4
・・・・・・・・コテは他の板に投稿したときのものが間違って出てしまっただけです
申し訳ありません。
後、<されど罪人は竜と踊る>はこれも間違いです。
<<リリアとトレイズ Wイクストーヴァの一番長い日<下> >> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
トレイズとリリアのコンビはなかなか良い。平和主義のリリアの信念みたいなものが
なかなか良い。アリソンはなかなかいいママをやっているようで。
その分、トレイズがなかなか黒いというか・・・。また、ヴィルの容赦のなさとリリアの
信条みたいなものは相容れないところがある。
なので、リリアとトレイズがどういう風に仲が進展していくのか、リリアとヴィルは
どうい風に関わるのか。結構楽しみである。
<<フルメタル・パニック〜燃えるワン・マン・フォース>>【著:賀東招ニ/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
やっぱこれは外せない。
どんどん話がシリアスで硬質になって行くが、燃えポイントも抑えているし、渋いおっさんの
敵が最高。最後の白兵戦も殺し合いの描写が冴えていた。
それに、今回は宗介というキャラの描写が非常に丹念だったと思う。たった一人で戦おう
とする宗介の描写は非常に良かった。「大石弓」という名前にこだわったり、ASを
白く塗ってみたりとホロリとさせられるシーンも良かった。
にしてもかなり絶望的な状態だが、果たしてかなめと宗介はどういう風に再会して
どんな風に生きていくのか?
今後の展開に期待である。
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
最後のドンデン返しは流石に読めなかった。だが、常識はずれだが、常識はずれを許容
される島こそ我が住処と定めて生きていく登場人物たちは結構爽快であった。二匹の犬の
対決もかなり盛り上がったし、イーリーの貫禄とちょっと小物だけで良い兄貴のキャラがが見事
キャラ造詣の多彩さは成田の面目躍如といったところか。
>>468 <七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ!>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
は投票期間外の作品のため、このままでは無効票です。
同シリーズの2巻、3巻が対象作品となっているので、有効としたいならそのうちどちらかに変更をお願いします。
>>470 間違えた・・・。
<<七人の武器屋 天下一武器屋祭からの招待状!>>
こっちでお願いします。
473 :
95-100:2006/07/22(土) 01:31:48 ID:i3pEG0z4
>>472 更に間違えた。スイマセン、本当にスイマセン・・・。
何やってんだ俺は。
<リリアとトレイズ>ではなく、↓に投票させてください。
<<黄昏の刻4 漆黒の戦慄>> 【著:吉村夜/絵:すみ兵/レ:富士見ファンタジア文庫】
熱い、とにかく熱い。
苦戦する主人公。それを仲間全員が応援するシーンは、体の血の温度が比喩でなく
上がったような気がした。
主人公の少年がいまどき珍しいほど清く正しく優しい好青年なのだが、これはこれで
非常に良いなあと思わせられたのが今回の話。主人公のことばが非常に気持ちよく響く。
そしてまさかの展開。
これから、この絶望的な状況でどう戦うのか、本当にハラハラするところで・・・
次巻で打ち切りである。
何でコレが受けないんだコンチキショーと心から叫びたい思いに駆られる作品。
了解しました。
しかし、5作を選ぶ前に全ての感想を書き上げる、その愛と根性は素晴らしいですねw
感服します。
475 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 03:05:18 ID:xn+JBnFb
キャラ賞です
{{葛城ミミコ&陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS )
仕事上の絡みが多い二人ですが、この二人の仕事以外の話もみてみたい
{{逢坂大河&櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
虎&竜よりもインパクトありすぎ。こいつら最強
{{坂上闘真&峰島由宇}}(9S)
こっちは正真正銘最強カップル。
この二人の恥しい位のバッカップルぶり希望
476 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 11:20:57 ID:AdBjodJ/
初投票してみます。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
私にとって今回は簡単に策が見えてしまうという点ではちょっと惜しい感じはしましたが
ホロが良すぎなのでイチオシ。新キャラ、ノーラが一生懸命な感じもなかなか巧く表現されていたと思います。
このシリーズは雰囲気がかなり好きです。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
いや、これは最初に読んだときについつい笑ってしまいました。
手乗りタイガー、、、う〜ん良い感じw
ちょっとドタバタしてるけど要点はちゃんと抑えていて読みやすいです。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
中山りあ、最初はとういか序盤はちょっと心が痛みました。鋭すぎです・・・
それでも主人公との話はやさしくて、好きですね。
終わらせ方が巧いというか、読んだ後になんとなく良い気持ちにさせてくれる一冊でした。
残り2票は棄権で。
<<吉永さん家のガーゴイル9>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
○<<吉永さん家のガーゴイル10>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
非常に高い質と激早いペースで執筆を続けている田口仙年堂。
少し前まで、ちょっとダレてきたなーとか思ってた愚かな私を許してください。
最高です。この二冊一組で当然のように傑作になってしまった。
最初から分かりきっていた結末に、人はこんなにも泣かされてしまうのか。
文句なしに今回、二冊一組で大賞に推薦。あーもう、ガー君、君は・・・!!
巻数多くて怯んでる人にはコッペがお勧め。こっちも明るく楽しい王道です。
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
長く続けていると、読む側がダレてくるのが事実なんだけど
それを今まで少しずつしか触れなかった謎の急展開で読ませていく
という方法はとても上手い。物語全般を構成する力の高さを感じる。
まさに「悠二の運命やいかに!」。Sはむしろ生き生きしてるハードな話
柔らかな日常、敵側のあまりに切ない裏話と、作風の幅広さが分かる。
<<神栖麗奈は此処に散る>> 【著:御影瑛路/絵:/レ:電撃文庫】
なんで誰も入れないのかなー、と思うくらいに面白い御影。
なぜに神栖麗奈になったのか、という前巻の過去の話になってる御影。
これ以上は本気でネタバレになるので内容のことが言えない御影。
しかも前巻を読んでないと構成の妙が分からないので薦めにくい御影。
でもここくらいでしかアピールの機会がない御影。読んで欲しい御影。
なんか偏っちゃったけど、まあいいでしょ御影。
〇<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
大量に投票されてるけどそれでも入れる。
みんなホロの事ばっかりだが他にもいますよ。
知識、技術、戦術を駆使して狼と戦う『凄腕の羊飼い』ノーラが!
でもホロかわいいよホロ。
<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
とりあえずこれを見ろ!
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/ziyuu.htm つまり……そうゆう事だ!!
<<薔薇のマリア IV. LOVE'N' KILL>> 【著:十文字青/絵:BUNBUN/レ:角川スニーカー文庫】
今一番好きなシリーズ。
とにかくアジアンがキモくて、キモくて、キモくて、キモくて、キモくて、キモくて、かっこいい。
いつか、本気でマリアが落ちるんじゃないかと、心配でたまりません。
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【著:秋田禎信/絵:つたえゆず/レ:角川スニーカー文庫】
正直最初の巻は、あまり面白いとは思いませんでした。この巻も惰性で買いました。
しかし、最終巻だけ突然面白い。
ブリアンの持つ力と制約が、見事にストーリーに生かされています。
主人公のシャンクが、囚われのヒロインの如き立場になっているのも、読み終わってから気付きました。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
日常系ミステリ。
単なるケーキの取り合いで、背筋が凍る様な知能戦を繰り広げる話は、中々無いでしょう。
あの場面で、もし小山内さんが何も企んでなかったら、小鳩君はどうなっていたでしょうか。
集計人さん今期はマジお疲れ様です。
○<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
堂々の完結。1巻からずっとリアルタイムで読んできたのですが、作者の筆力がどんどん上がっていったのがよくわかりますね。
最終巻にふさわしい出来だったと思います。広げた風呂敷をきれいにまとめて、美しい終わり方でとてもよかったです。
できればその後の二人も見てみたいものです。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
こちらも完結。まぁまだ短編集が残ってますが、これはこれで。
6巻の位置付けはリバエンでいうところのafterdaysと同じなわけですが、二人の日常が続いていく、
life goes on という意味でもこれは必須だったと思います。半月は里香の死、がテーマではなく、里香の生がテーマ。
生きることの素晴らしさを教えてもらったような気がします。
<<流れ星が消えないうちに>> 【著:橋本紡/絵:----/レ:新潮社】
橋本さん繋がりで、ハードカバーの一般小説である流れ星にも手を出してみたのですが。
いやはや、正直期待していなかったのですがこれはいい。橋本作品が好きで未読の方にはオススメします。
愛する人を失っても世界は続く。愛する人を失っても自分は生きていく。でも世界にはあの人の面影が残っていて。
読後の余韻が半月比で1.5倍ですw
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
マディーン司教、いいね。ああいう娘を取られるお父さんなキャラ、大好きです
エンジュとイリスのラブラブっぷりもよかった。
空鐘としては珍しく燃えより萌えられる巻だったかな、と。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
バストレボリューション
胸 革 命
他になにを語れと?ノボルの馬鹿さ加減に脱帽。
続いてキャラ賞。
{{イリス・エリニュエス&エンジュ・シェパード}}(空ノ鐘の響く惑星で)
やっとデレが見え始めてきたイリスにひどく萌える
いいぞもっとやれ
{{逢坂大河&櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
1巻ではあまり思わなかったのだが、2巻でのみのりんのハジケっぷりに吹いたw
ダイエットのくだりは大爆笑wwww
こんな感じでしょうか。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
これぞ最高品質。中世欧州の雰囲気が好きだ!
読み込めば読み込むほどに味が出る!今年の電撃大賞はこいつのためにあったと
言っても過言ではないと俺は思う。
<<リリアとトレイズ Wイクストーヴァの一番長い日<下> >> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
果たして今後時雨沢はどう料理していくのか。それだけが気がかり。
リリアのある意味当然と思える行動も新鮮に映るよね。
<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
これにて完結。ラストについては賛否両論ながら、俺はここに選んでるということで。
いや、何よりラストがいいんだ。特に、最後の最後、最高でした…次回作に期待。
続き
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
>>479さんと同じく一巻からリアルタイムで見てきました。
一巻は神様、のち最終巻に向けてどんどん調子を戻していった感があるかな。
ご馳走様でした。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
蛇足らしいですよ、これ。色濃く死について書かれた物語だっただけに、
生き生きとした主人公たちの姿が印象的だったな。最終八巻で〆になるけど、
書き下ろしに超期待する。
キャラ賞
{{ホロ&ロレンス}}(狼と香辛料)
もちろん今期のMVP!掛け合いをこんなにも楽しめるコンビは過去に
見たことがない!どーしてもニヤけてしまうんだ!
誰もいないとこでしか読めないシリーズとなりました。
まぁ、暇つぶしで読むようなシリーズではないと思うから、
一人で今後もひっそり見せていただきます。
{{水瀬優矢&白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
シリーズ完結お疲れ様でした。ということで、思い入れも深いので投票。
ふたりの未来に幸あれってことで。
484 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 18:14:20 ID:SV5jwdNw
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
1巻読んで今年の電撃新人の一番のヒットはこの人だと思ったけど、2巻を読んでそれを再確認。
ラノベには珍しい経済ネタを取り入れつつ、きっちり高品質の萌えを提供してくれます。
狼娘ホロのみみとしっぽが、ぱたぱたわさわさ揺れているのを想像するともうたまりません。
取引に失敗してどん底人生一歩手前でロレンスとホロがお互いのことを気遣いあっているシーンは
この巻の一番の見所でした。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
わたしたちの田村くんでラブコメラノベ界に彗星の如く登場した竹宮ゆゆこがまたやってくれた!
読み始めた当初は、主人公が好きなのはヒロインの親友、ヒロインが好きなのは主人公の親友、
という四角関係設定でこれラブコメなんて成り立つのか?と思いましたが、読了する頃には
そのおもしろさに飲み込まれてました。
凶暴かつドジっ娘な大河が可愛すぎます。
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
3巻のゼロ戦VS竜騎士団に勝るとも劣らない燃える展開。七万の大軍相手に単騎特攻が熱すぎる。
こんなベタベタな王道展開はヤマグチノボルさんくらいしか書いてくれません。
1巻を読んだときには思いもよりませんでしたが、ツンデレラノベの最高峰というだけではなく、
熱さをも伴った素晴らしい作品に成長してくれました。
485 :
484:2006/07/22(土) 18:16:18 ID:SV5jwdNw
<<伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様>> 【著:鏡貴也/絵:とよた瑣織/レ:富士見ファンタジア文庫】
信者なので投票。ここまで読みやすい文を書けるのは一種の才能だと思います。
フェリスのツンデレ具合もいいですが、ますます広がる大風呂敷に夢がひろがりんぐ!
<<薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE>> 【著:十文字青/絵:BUNBUN/レ:角川スニーカー文庫】
いまスニーカーで一番期待してるシリーズ。前巻までのダンジョン物と打って変わって
海辺の街が舞台で登場するのは新キャラばかりです。
数少ない登場シーンの中で、マリアローズが、仲間に囲まれて笑っていられるという今の状況の心地よさに、
生まれてきたことを感謝する描写には、惚れそうになりました。
以下次点。
<空ノ鐘の響く惑星で10>おそらく下半期で12巻に投票するので今回はスルー。
<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>雪子タンハァハァ。
<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>復讐物の皮を被った恋愛物というのはなかなかよかったです。
<半分の月がのぼる空6 life goes on>おもしろかったけど個人的にはベストは5巻。
<がるぐる<下> Dancing Beast Night>こんがらがった事態をすっきりとまとめる手腕には感服。
<学校の階段>熱い、熱いぜ階段部。
486 :
484:2006/07/22(土) 18:17:23 ID:SV5jwdNw
キャラ賞。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
投票例にこれを書いてるのは集計人さんの陰謀かと思ったけど、それでも投票しちゃうぜ。
{{シャーロット}}(がるぐる)
普段は頭弱いけど大切なところで冴えてるシャーロットはほんとかわいいなぁもう。
{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
こいつら二人はもう切って切り離せない関係になってます。
{{白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
かっこよくなおかつ可愛いヒロインというのはなかなかいません。
{{マリアローズ}}(薔薇のマリア)
自分の弱さにへこたれて、それを克服して成長する姿がいいです。
○<<制覇するフィロソフィア>> 【著:定金伸治/絵:エナミカツミ/レ:スーパーダッシュ文庫】
これは凄い。プラトンやらカントやらの思想を武器に、性を失った娘たちが哲学議論で戦うラノベ。ありえないw
最初はぷっとんだ設定に戸惑いぎみだったが、ストーリーが加速するにつれてどんどん面白くなる。
あと、西郷京都は萌える。血反吐を吐いて戦う娘たちの美しさに涙……。
マイナー作品だが、あえてイチオシにさせてもらった。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
電撃はやはりこれしか。商取引という珍しい題材を扱ってる時点でノックアウトされた。
キャラや情景の描写もすごい。特にホロ。すごい新人だ……。
あと誰も言わないけど、タイトルもなにげにいいと思う。
<<吉永さん家のガーゴイル10>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
ちょっと暗い話。泣いた。みえみえで直球な話なんだけど、それでも泣ける。
こういう話がもっとあっていい。イチオシには変化球作品を挙げましたがw
これだけ毛色の違う作品がどんどん出てくるところが、ラノベの良いところだと思う。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
もういまさら何を言うまでもない傑作スポ根小説。
イチオシにしようかと思ったが、完結は次なので楽しみはその時にw
特訓→勝利という構図は王道なんだけど、やっぱり感動する。
最後がどのようにまとめられるのかが楽しみ。
488 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 19:18:36 ID:aXgSKoQY
【大賞・イチオシ賞】
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
今期の一推しはこれで。本を食べる先輩と元美少女覆面作家の少年の文芸部2人の活躍するお話。
コメディでミステリーでシリアスな、なんというか意外な拾い物でした。
人間失格を読んでないけどかなり面白かったですよ。
<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感>> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
期間内に3冊も出しやがったので、選ぶのに苦労したぜ。
これは現在5冊まで出てるシリーズの3冊目、敵が非常に良かったのと弓華の流され具合がサイコーでした。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
非常に良い話でした。
ストーリー進行でおいおいという部分も無かったわけではないですが、それを圧倒する感動的な話の畳み掛け。
桜花の可愛さと可哀想さがたまりません。
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
完結記念。巻を増すごとにじわじわと面白くなって来て、最後はうまくまとめた印象。
記憶を無くすあたりはDクラと比べてしまい、まだ甘い気がしますが、トータルで楽しめました。
成長株と期待してるので次のシリーズが要注目。
<<神様のパズル>> 【著:機本伸司/絵:D.K/レ:ハルキ文庫】
天才少女が宇宙を作ろうとする話。
細かい理論は斜め読みでSFっぽい雰囲気を味わうジュナイブル小説だと思います。
最後の稲刈りシーンは良かったよ。
次点
狼と香辛料は皆が推してるのであえて外した、後はBBB5巻や銀盤7巻、レジンキャストミルクなど。
489 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 19:20:00 ID:n4YmUepU
低迷中と思われてる富士見だけど、僅かにも見所ある作品があるんだぜ! ということで全て富士見に投票ですw
○<<Black Blood Brothers5〜風雲急告〜>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
一陣の風が、特区に破局をもたらす――
やばいやばいやばい。三巻でも十分やばかったBBBだけど、第二部はそれをも超えた。
まずはミミコの交渉。ミミコの人脈の広さと、調停員としての実力に震えます。
次にセイとケインがカンパニー幹部に告げる特区の秘密。親父どもがしゃれ抜きでかっこいいです。ここまでが前半。
後半は特区の崩壊。ついに吸血鬼の存在が公となり、混乱する特区。力を発揮できぬカンパニー。その中で最善を尽くす陣内がかっこよすぎですホント。
加速する物語。一押しするしかない。早く本編六巻を!
<<SCER/EDGE3〜烙印よ、想いを蝕め〜>> 【著:三田誠/絵:植田亮/レ:富士見ファンタジア文庫】
聖夜。ちひろの前に「サリエリ」と名乗る老人が現れる。そして……
あとがき通り、「転」というにふさわしい第三巻。正直、BBBとこっちどっちを一押しするか悩みましたよ。
圧倒的に絶望的な状況で終わり、四巻でキズナ達が何をしてくれるのか楽しみです。アガルタやレンタルよりこっち書いてくださいよ……
<<フルメタルパニック!〜燃えるワン・マ・フォース〜>> 【著:賀東昭次/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
外伝ともいえる話。しかし、面白さは他の巻に劣るものではない。
かなめを探すために立ち寄った中東での日常。それに心地よさを覚える宗助にもどかしさと共感を覚えました。
結局、宗助は中東を離れるのだけど……この離れ方は悲しすぎる……
次の巻では是非ともデ・ダナン組の活躍も期待したいところ
490 :
489の続き:2006/07/22(土) 19:20:36 ID:n4YmUepU
<<煉獄のエスクード3>> 【著:貴子潤一郎/絵:ともぞ/レ:富士見ファンタジア文庫】
作者曰く、物語が核心に近づいてきたとのこと。次の巻でどんな物語で魅せてくれるのか。ベロニカの貴子よ、早く復活してくれ!
<<星のファムファタール〜恋心の墓標>> 【著:内藤渉/絵:ひの拓/レ:富士見ファンタジア文庫】
ええ、これは雑誌掲載作品であってどう間違っても大賞作品になることはありえませんが何か?
「カレイドスコープの少女」という良作でデビューし、以来影も形も見えなかった作者が六年ぶりの復活!
内容は巨乳女に一目惚れという癖をもつ男に惚れてしまった十歳ぐらいの女の子の話。
この女の子……リアンが可愛すぎます。本当に可愛いです。愛しすぎる。
今春のファンタジアバトルロワイヤルから始まった作品で、尚且つ短編集用っぽい話なのでまだストーリー全容は全く見えないのですが、とにかくこの二人がどんな物語を見せてくれるのかに期待。早く文庫版出てくれー!
以下、他レーベルについて。
図書館戦争はメディアのあり方とかを考えさせられる良作です。軍事もの、恋愛ものとしても良作です。
空鐘はついにクライマックス目前。カシナート司教の意外な一面が(笑
半月は本編最終巻を向かえ、八月にはシリーズも終了。六巻は素晴らしい蛇足でした。
甲田学人の新作断章のグリムは学園異能。恐怖はイマイチだったけど、そこは続刊に期待か?
他レーベルといっても電撃だけでした……なんて偏ってるんだ自分。投票について何か間違いがあったら指摘よろしくお願いします
>>490 集計人じゃないが、書籍になってない作品に投票は無効じゃなかったっけ。
ですね。
>2の
> ・同人、雑誌掲載短編への投票は無効となります。
に従って、無効とさせていただきます。
しかし、
> が、それでも投票したいという熱烈な愛情を止めることは誰にも出来ません。
とあるとおり、その感想は決して無駄なもんじゃありません。
493 :
1/2:2006/07/22(土) 20:02:03 ID:fIlSfuMT
○<<カレとカノジョと召喚魔法6>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
イチオシ賞はどれにしようか迷ったけど、完結記念と言うことでこれに。
伏線を余す所なく回収し、最後に怒濤のごとく盛り上げてくれた。この構成力の高さに拍手を送りたい。
1巻からリアルタイムで追っていて本当に良かった。そう思えるラストが見れて幸せ。
それにしても最終巻で一気に評価を上げたリールゥはどうしてくれようw
<<カーリー〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜>> 【著:高殿円/絵:椋本夏夜/レ:ファミ通文庫】
高殿&椋本のタッグと聞いては期待せずにはいられないわけで。
帰ってきた! マグダミリアの高殿が帰ってきた! やっぱり高殿はシリアス描いてナンボだと思うんだ。
前半の穏やかさも、後半の怒濤の展開も、どっちも最高。
世界史好きとして入れないわけには。次も超楽しみ。
<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする>> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
新人賞。みなさんが狼と香辛料に入れている中、あえてこっちに。
テンポの良さも、イキイキしたキャラクターも、何より主人公の変わっていく様も、全部いい。
これコバルト? ってくらいの少女小説っぷりが好み。
変わっていく女の子って素敵だと思うんです。ところで2巻は一体何をやるんだろう……?
494 :
2/2:2006/07/22(土) 20:02:35 ID:fIlSfuMT
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹山美穂/レ:ファミ通文庫】
野村美月の今までの作品の評判から敬遠していたけど、読んでみたらあらびっくり。
太宰治の代表作品を底に敷いたシリアスなストーリーと、合間のコメディ調が見事にマッチしている。
独特な雰囲気も素敵だし、何より最後の遠子先輩の説得が素敵。心が震えた。
興味なかったのに太宰治が読みたくなった。本好きにはたまらない一冊。
<<夏季限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
小山内さん怖い。怖いでも可愛い。怖可愛い。
『シャルロットだけは僕のもの』の完成度とスリルあふれた展開でつかみはバッチリ。
そして長編小説として、エピローグでゾクゾク。小山内さんが、小山内さんが……!
っていうかやっぱりここ出来るのは鬼だと思います。とにかく続きを、続きを!
次点はフルメタ、狼と香辛料U、神様のパズル、荒野の恋二部など。円環少女は読み終わらなかった……orz
今回のファミ通文庫は良作揃いです。
495 :
489キャラ賞:2006/07/22(土) 20:07:32 ID:krKYsPRK
{{緋原・ちひろ・ランカスター}}(SCER/EDGE)
今年最萌えキャラ認定。普段と違う普段着でキズナにどう思われるかドキドキぢながら待つ姿は萌えの一言です。そのあとのイラストも見事。
{{ヴィクトリカ}}(GOSICK)
私にとってのオールベスト萌えキャラ。五巻のカラーイラストとセリフで完璧にやられました
{{パンプキン}}(空ノ鐘が響く惑星で)
空鐘ではこいつが最もいいキャラしてると思います。こいつの台詞にはいつも笑わしてもらいました。こいつ楽しすぎ。
{{陣内ショウゴ}}(Black Blood Brothers)
こんなにかっこいい中年は見たことがありません。五巻の彼に惚れるべし
{{相良宗助}}(フルメタルパニック!)
燃えるワン・マン・フォースでは切なさと熱さで見せてくれました。今後彼がどう動くのか本当に楽しみです
{{リアン}}(星のファムファタール)
祝・内藤渉復活ということで一票。やきもきする姿が可愛いです。
>490、491
はい。分かっています。内藤渉復活ということで、例え集計されずとも一票を入れなければならぬということで実行に踏み切りました
496 :
489:2006/07/22(土) 20:08:56 ID:krKYsPRK
すみません。491、492の間違いでした
497 :
489:2006/07/22(土) 20:10:01 ID:krKYsPRK
あらら。よくみると一人分オーバーでした。すみませんがリアンを削除しといてください
498 :
493:2006/07/22(土) 20:15:17 ID:fIlSfuMT
{{ホロ}}(狼と香辛料)
遊女口調で賢く可愛い狼。こんな最強の組み合わせが他にありますか。
ロレンスと二人でいる時が一番可愛いです。
{{リールゥ}}(カレとカノジョと召喚魔法6)
最終巻に来てなんという不意打ちを……!
ネタバレになるから言えないけど私はこういうキャラが大好きだ!
{{穂瑞沙羅華}}(神様のパズル)
孤高の天才少女。天才然とした姿が素敵。この物語はまさしく彼女の物語だしね。
{{小山内ゆき}}(夏季限定トロピカルパフェ事件)
怖い本当に怖いよ小山内さん。小鳩君の反応は仕方ないと思うけどそれにしても怖い。
そしてデザートを食べる彼女はとても可愛い。ギャップが素敵すぎる。
{{寒川紀子}}(円環少女)
読み終わってないけど投票。メイゼルももちろん素敵だけど最萌えは彼女ですよ。
メイゼルの言葉責めにあってもめげずに仲良くする。こんな健気な子他にはいないですよ。
499 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 20:16:48 ID:d51uTmIl
>>491 端から失礼
>それでも投票したいという熱烈な愛情を止めることは誰にも出来ません。
だそうなんで。まぁ愛は強し、ってことで。
大賞
○<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
もうね、最高です。
こういうラストは大歓迎。読んだことの無い人にはぜひ勧めたい。自腹を切ってでも読ませたい。
読みながら泣いて、読み終わってから30分以上泣いたのはこれが初めてでした。そして多分もう無いんじゃないかと思う。
ここまで8巻分のいくつかの失点をすべて挽回して余りありすぎるほどの感動をありがとう。
そして前回中賞で「少し影が薄くなった」とかほざいた俺出て来い。
ハーヴェイの最後の台詞は涙腺を決壊させてくれること間違いなし。
キーリとハーヴェイの歩く先に幸いがあることを心より願います。
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
さあいよいよ佳境に突入ですよ。そして黒いよ!黒いよ姉ウルク!
この人のインパクト強すぎてVSリカルドとかショタ系新キャラとか屍の薬のあれこれとか全部吹っ飛んださ!!
萌えと燃えと伏線を散りばめて
個人的にはカシナート司教の印象が180度変わった回でもあります。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
正直今回これに投票する気は無かったけれど、もう一度読み直してみて態度を変えることにしました。
確かに舞台はそのほとんどが病院だったけど、里香と裕一が生きていくのは病院の外側の世界なんだと。
作者もあとがきで触れていたけれど、そのことが心に一番強く残った間違いない良作。
<<流れ星が消えないうちに>> 【著:橋本紡/絵:----/レ:新潮社】
半月よりも大賞により強く押したいのがこちら。
恋人を失っても、人生はずっと続いていく。そのつらさや痛み、そして愛おしさをこれでもかとぶちまけた良作。
読んでいて苦しくなるけれど、心に残る読後感がとてもいい。
<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
「空の中」「海の底」よりももう少し大人向けという感がある有川浩の最新長編。
確かに連ドラ風で、ジュブナイル色は薄れているものの、安心して読める良作。
ただこの世界、我々本読みにとっては恐怖の世界だよね。これを創造できた有川氏に脱帽です。
キャラ賞
{{キーリ&ハーヴェイ}} (キーリ)
今期ベストカップル。
何があってもけなげにがんばるキーリと、最後の最後でやっと素直になったハーヴェイ。
困難も危険も乗り越えた旅の終わりに、恋愛関係というよりもっと根っこの部分で強く結ばれたふたり。
{{"神姫”ノエル&カシナート・クーガ}} (空ノ鐘が響く惑星で)
何このバカップル。惚気て惚気て惚気るのがノエルの流儀かなんかですか?
そんなノエルに振り回されつつ、それでいていざピンチの時には真っ先に駆けつけるカシナート最高。
バカップルスキーな自分としては最高でした。
{{郁}} (図書館戦争)
なかなかいないパトレイバーの野明的な役回りのヒロイン。
ついに電撃公式にすら『山猿ヒロイン』として認知されてしまったメインヒロインの明日はどっちだ!
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
本編完結祝い。もはや言葉は必要ないと思う。
二人のこれから先が暖かな光に満ちていますように。
{{兵長}} (キーリ)
ありがとう。その一言を心からこのキャラに捧げたい。
物語の序盤から最終盤まで、まさに3人目の主人公でありキーマンであった人(?)。
読者の心情の代弁役でもあり、世界の説明役でもあり、そしてなんだかんだで一番かっこよかった人(?)。本当にありがとう。
そして[ 告 知 ]
2006年度上半期ライトノベル板大賞の副賞
『2006年度上半期ライトノベル板中賞』
『2006年度上半期ライトノベル板小賞』
隠れ小説 発 掘
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1054659258/ で開催中です。大賞ともども皆様のご参加をお待ちしております。こちらもよろしくお願いいたします。
<<ぷいぷい!>> 【著:夏緑/絵:霧本なもり/レ:MF文庫J】
ツンデレメイドとツンデレ考古学オタ少年のアラビアンなラブコメ。とにかくツンデレ×ツンデレの掛け合いが楽しい
脇を固めるキャラは、妹のように懐く幼馴染とか、剣道部主将の生徒会長とかで、事ラブコメに関しては王道な配置
なので馴染みやすい。今後“ラブ”の方をどう展開させていくのか楽しみだ。ストーリー、イラスト共に良い作品。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
男性視点のツンデレと、女性視点のツンデレの差を体感できる作品。まったく、可愛いけどずるっけぇよなぁ・・・
ストーリーは勿論面白いのだが、タイトルのセンス、作品の世界をよく表現している絵師、編集さんも含めて
ライトノベルというジャンルではかなりレベルが高い本だと思う。
<<シャムロック 「狂乱のロボットバトル ですぅ〜」>> 【著:沢上水也/絵:西脇ゆぅり/レ:GA文庫】
まぁ基本的にはイロモノなのかも知れないが、ストーリーはガチンコで面白い。一巻と同じ作者が世の中に毒を
吐いているのもそれなりに共感できる、一巻<二巻と面白くなっているので続編が楽しみだ。
○<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
高校時代こういう感覚があったなぁ・・・と思い出させてくれる小説。一作目の勢いそのままに更に面白くなって
いるのが好印象。作者のセンスが光る作品だが、イラストも何か惹かれるものがあって良い。
<<ぼくと魔女式アポカリプス>> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
今現在、ある意味において電撃の極限に位置する小説。何故女性に変わるのか?理由は解からない
だが解かる、というテイスト?に溢れている。ラスト近く、クライマックスの盛り上がり具合は常軌を逸している。
イチオシ賞にしてくれぇぇ
じゃが断る!
以上、宜しくお願いします
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ロレンスに余裕ができて、ホロとの掛け合いの幅が随分と広がった。
おかげでホロの魅力が大幅アップ。1巻が「ホロかわいいよホロ」だとすると
2巻は「ホロかわうぃljけおあ@ふぇあwfじゃl」ぐらい。
狼形態ホロという切り札がある為に緊迫感は薄れたが、
ロレンスが一商人に出来る範囲で出来る事を粛々とこなしていたので、
これはこれで良いのかな。
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
リアは俺の子候補(1回あたり数億匹)を何匹無駄死にさせる気ですか?
6巻のフリーも相当すごかったが、あれを超えてくるとは思わなかった。
最終巻、タズサを巡るガブリーとリアの女の戦いに期待。
<<吉永さん家のガーゴイル10>> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】 予定通り泣いた。マンネリ感はある。しかし問題ない。
ガーくんと吉永一家と愉快な仲間達の温かい話を
書き続けてくれればそれでいい。
キャラ賞
{{久慈日向子}}(天空のアルカミレス)
三上の書く幼な地味は世界一ぃぃぃぃぃぃ!
{{真紅杏樹}}
ゴスロリ幼女万歳っ!
{{藤堂志摩子}}(マリア様がみてる)
うっかり萌えた。しっかり萌えた。もう祐巳の妹問題とかどうでもいいや。
白薔薇姉妹がでてくれば、それだけで癒される。
○<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
プリン王国キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
エターナルひめひめキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
交響曲第91番『ひまわり』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なんつか、胡散臭さすぎるハッピーエンドっうきもするが、最後の「〜笑ってるのは、〜」の下りには泣けてきた。
<<とある魔術の禁書目録 (10)>> 【著:鎌池和馬/絵:灰村キヨタカ/レ:電撃文庫】
姫神に見せ場キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
マッドシスターの紐なしバンジーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
無駄に熱すぎる気もするが、デビューのときと比べるとだいぶ面白くなったなぁと感慨深し
<<9S〈ないんえす?〉SS>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
殺人料理キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
心臓キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ある意味、富士見系のお笑い的な要素が強かった気がするが、いやあ笑った笑った。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
×キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
300円分の贅肉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
みのりん、はっちゃけすぎだよ。みのりん。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
小山内さんの本性炸裂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
どうなっちまうんだろうな、コイツラと思うが。角川時代と比べると先の心配が少なくなっただけに、米澤よかったなあと思う。
数年前に比べて読むのが減って電撃に偏ったなぁ……、昔は月40冊ペースだったのに、20冊ぐらいに衰えてしまって。
時間と集中力が欲しいデツ……orz
キャラ賞
{{三島真琴}}(学校の階段2)
ラストにおいしい所をかっさらっていった陸上部の一年生、次回は主人公とラブラブか?
{{フェリ・ロス}}(鋼殻のレギオス)
レギオスの面白さの三分の二はフェリで出来ています(断言)
{{黒木竜ゑ}}(蟲と眼球とチョコレートパフェ)
そのツンデレと純情さで、蟲と眼球とチョコレートパフェを盛り上げた張本人
今後、蟲と眼球シリーズは彼女を中心に展開していくのかもしれない。
以上です、宜しくお願いします。
○<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
個人的に前作の「Dクラッカーズ」を超えたと思った。
アクションシーンをほとんど使わずキャラの悩みや心情を書ききった一作。
悪化する状況の中で懸命に動くキャラに感心した。
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>> 【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
読了後「こういうのを待ってたんだよなぁ」と思った。
合成人間の話も好きだけど、やっぱり今回のような一般人がメインの話は面白い。
物悲しさの中に爽やかさを感じさせるラストも良かった。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
一巻はそれほどでもないと思ったけどこっちは面白かった。
前巻は竜児がメインだったのに対して今回は大河がよく動いてた。
『敵』に牙を剥くタイガーの魅力が栄える一作。
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
「一味足りない」ではなく逆に「一味多い」状態でくどい感もあったもののそのもこの作者の味か
番犬、狂犬、猟犬に猫、鼠そして殺人鬼と名探偵。その他全キャラ入り乱れての完結編。
その終わりに浸りつつこの先に期待してしまう作品だった。
<<9S〈ないんえす?〉SS>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
七巻よりこっちに投票。(七巻は自分が期待しすぎた感が…)
本編では見られないヒロインの姿を描く三作と脇役達を主役に書いた二作。
個人的にヒットしたのは後者。
本編では見られなかった脇役達の話という個人的に好きなジャンルとその出来の良さに満足。
507 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 21:23:53 ID:zgbSxCLm
○<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
現状では桜庭一樹の最高傑作かも。
荒野の心情描写もいいし、悠也の"存在しないことによる存在感"の演出もすごい。
それにしても荒野は周りを取り巻く人間がいろいろとアレな中でよくも少女でいられるものよ。
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
次の展開に向けたネタをばら撒いている段階なのだが、十分に面白い。
序盤の長編では珍しいコメディ展開も後半の展開との落差を演出してて上手い。
陣内の狸親父ぶりがいい。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
野村美月らしいコメディタッチはそのままに、太宰治をモチーフにしたシリアス展開が光る。
ちょっと終盤の謎解きには無理も感じたけれど、本に対する愛情溢れる一作。
<<さよなら、いもうと。>> 【著:新井輝/絵:きゆづきさとこ/レ:富士見ミステリー文庫】
タイトルの割には妹よりは幼馴染が目立ってるような気がするが。
何気ない会話を積み重ねて味わいを出していく演出が効いている。
きゆづき絵との親和性もgood
<<9S〈ないんえす?〉SS>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
由宇の価値観のズレを軸にしたコメディが面白い。
あと八代のダメ人間振りが最高。
自分にとってのラノベは尖ってなんぼ。
完成度は他のジャンルに任せておけばよろしい。
というわけで、「初めて」「新人」をキーに選びました。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
皆様書かれているとおり、
ファンタジーに経済を持ち込んだ初といっていいほどの作品。
池宮彰一郎「四十七人の刺客」を読んだときと同じような感動が。
しかしホロかわいいよホロ。
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
「階段部」!
この設定だけですべてオッケオッケ。いやーなんて馬鹿なんだ。
しかし、馬鹿でいながら、凡人にはおよそ思いつかない設定である。
その馬鹿を大まじめにやるすがすがしさ。若さとはこうでなくては。
<<聞け、我が呼ばいし声>> 【著:本宮ことは/絵:池上紗京/レ:講談社X文庫】
某新聞の書評とイラストで買った作品。
このレーベルは「十二国」しか読んだことなかったが、
意外と(失礼)まっとうなファンタジーでびっくり。筆力はかなり高い。
ただ、少女レーベルのせいか、主人公の心理描写が多いせいで展開は遅い。
(そりゃもう「マリみて」並)だが!しかし!そんなことはどーでもいいのだ。
まさかこのレーベルの主人公に萌える日が来ようとは・・・orz
アリア可愛いよアリア。
<<レジンキャストミルク2>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
1巻以上の鬱展開に度肝を抜かれた今作。特に、プロローグと
エピローグにメロメロでこれからどうなっていくのか楽しみでたまらなく
なり、ラストまで全く目が離せなくなりました。
○<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
今までで一番救われたラストだったのは、この作者ではとにかく以外だった。
だが、これも今後の鬱展開の複線としか思えないのはこの作品にどっぷり
はまってる証拠。この作品のせいですっかりMになってしまったなあと感じる
今日この頃。
<<マテリアルゴースト>> 【著:葵せきな/絵:てぃんくる/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<マテリアルゴースト2>> 【著:葵せきな/絵:てぃんくる/レ:富士見ファンタジア文庫】
一風変わった価値観と能力を持つ主人公がとにかくお気にいり。
文章は上から下までびっしり使ってキャラに深みを与えているのも
好感触。幽霊ものだが、作品自体は暗くならず、あくまで明るく
終わらせているのもいい。
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
最強お姉ちゃんにとにかく萌えた今作。相変わらず巻を重ねても
だれない作者の技量には見事としかいえない。後2巻でおわりと
言うのが名残惜しい良作シリーズ。
○<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
終わる話はやはり素晴しい。
各巻ラストの凶悪な引き、ましてや5巻の絶望的なラストからよくもまぁここまで
ハッピーにまとめてくれたと感心。
久しぶりに完成されたというか作者が思い通りに書いたライトノベルを読んだ気がする。
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
シリーズ途中までは微妙なテンションだったが、後半殺伐な展開になってからは大分面白くなった。
バトルはギャグっぽかったり、多少グロが入ったりするけど、総じて雰囲気は熱い。最終巻では主人公大活躍かとおもってたら、ジジィどものバトルの方が面白かった。
鉄仮面の正体といい、若干ラストが超展開だったけど完結記念で一票。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
ガチで経済ネタで勝負する異色のストーリーに脱帽。
それにもまして、一瞬でキャラが立つホロの魅力はもう驚き。
あの花魁口調は伊達じゃない、ロレンスはホロの手の平の上で転がされっぱなし。
もう見所満載で満足の1冊。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
挑戦的なタイトルに魅かれて読んでみたが、清水マリコ作品としては意外に読みやすかった。
あの現実から逃避している時の痛々しさは中々くるものがあった。
登場人物の年齢が下がったが、その分青々しい夢を見させてくれる清々しい作品だった。清水マリコを未読な人はコレから読むと入りやすいと思う。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
いや、長谷敏司らしからぬハイペースでの刊行にクオリティは大丈夫かと心配したが、見事に杞憂に終わらせてくれた。
仁とメイゼルのイチャツキぶりも相変わらずであるが、今巻ではサブストーリーの人形師の方に引きつけられてしまった。期待できそうな伏線レベルのキャラもまだまだいるため、これからの展開も期待できそう。
ただ、すでにラスボスがパワーインフレ気味な所が心配ではある。
<<ミッションスクール>> 【著:田中哲弥/絵:/レ:ハヤカワ文庫JA】
これを打ち切った電撃hpの読者も挿絵描かない絵師も見る目が無えなぁ。
……とも言い切れません。ターゲット層が違いすぎるもの。
それか、思いつくままの適当に展開しているように見えて、底に流れている
気味の悪さや恐怖に気付いてるんじゃなかろうか。阿呆みたいな展開はあくまでも表面だ。
ギリギリ感というか。でもこの感覚が癖になるんだ。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
これは良かった。ミステリ仕立ての構成にしてはミステリ部分が疎かだけど、
キャラクターの良さで十分それを補っている。先輩の習性や主人公のトラウマが、
キャラ立てのためだけでなく話の本筋に絡むとなお良くなるでしょう。期待。
○<<ジャンクル!>> 【著:木村航/絵:カズアキ/レ:ファミ通文庫】
見かけの設定とは裏腹にものすごくシビアな話。ライトノベルっぽいラブコメを
全否定するような救われない恋愛とか。必死で製造され必死で生きのびるのに
あまりにもあっけなく失われる人の命だとか。メタファーの提示方法が独特なので、
人によってはそれが鼻につくかもしれない。
でも目を逸らしちゃいけない何かがこの本にはあるのですよ。だからイチオシ。
今期はこんなとこですかね。個人的には不作でした。
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事>> 【著:秋田禎信/絵:黒歴史/レ:角川スニーカー文庫】
互いに秘密を持つ二人の不死秘法をめぐる冒険シャンクシリーズ最終巻。
後一冊で終わらせられるのか不安だったが、過不足なくまとめてくるあたり流石ベテラン。
不死秘法の皮肉な考察やあいまいさを肯定するラストは秋田らしいと思いました。
正体を隠し、相手の前では本気を出せない二人は今後も間抜けな魔法使いと役立たずの秘儀盗賊として旅を続けるのでしょう。
ただラストのあのシーンは反則ですよ秋田先生!ときめいて死ぬところでした。
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
もしろくごが病弱でなければ今頃……、そんなことをふと思った短編集。
バトロイを読み損なっていたので今回の刊行はとてもうれしい。
安定してちょいとひねった切れ味鋭い話を書けるのはすごいと思います。
書き下ろしのうぶな恵潤刀もよかったです。
後は一刻も早く鬼引き状態の本編の続きを!続きを!(涙)
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
変な女の子に出会ってちょっと不思議な経験をする嘘シリーズ第三弾。
仲のよかった幼馴染四人組も成長するにつれ違和感が、そこに一人の少女が混じってきて……
中学生の微妙な心理が表現されていて懐かしさを感じさせます。
りあにかかった呪いを解くためにがんばる牧生がよかったです。
イラストも内容にマッチしていてよいです。
{{ブリアン(シンシアルータ)}}(シャンク!!ザ・ロードストーリー)
猫耳ボクッ娘ツンデレ魔法少女うひょー。
シャンクを守るために力を使っては死にかける彼女の姿がたまりません。
「ぼくがいなけりゃなんにもできないくせに」
{{理渦記}}(封仙娘娘追宝録)
シリアスな本編とは裏腹にツメの甘い軍師ぶりを発揮していて萌えます。
「龍華様!理渦記に良策がございます!」
「却下だ、この馬鹿者が!」
のやり取りがよかったです。
513 :
1:2006/07/22(土) 21:55:49 ID:zr9BifIl
○<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
「でも!」
いつも笑顔を絶やすことのなかった女は、しかし今ばかりは泣き出さんばかりだった。
悲鳴を上げるかのような女の前に男が立ちふさがる。
なおも食い下がる女の頬に平手が飛ぶ。
これが二人にとって一番良い結末なのだと。
自分の頬の痛みなんかはどうでもよかった。女は男の名を叫ぶ。
男は聞かず、全ての感情をその内に秘めたまま決して表さず、ただ笑顔だけを女に向けて、そして去っていった。
残された女はただ、なおも男の名を叫び続けることしか出来なかった。
という(誇張・曲解・誤解を招く表現あり)
表題作他五編を収録のろくごまるに最新短編集。
続きを待ち望む本トップ3圏内を常にキープ中のろくごまるに。
出たということだけで感動してしまうこの入れこみっぷりは一体なんなんでしょうか。
遙か昔に雑誌で読んでいた話が主でしたが
何しろ遙か昔のことなので非常に新鮮で面白く。
仙界編は龍華仙人武闘録、
人間界編はif物語という構成が
当時の著者の苦悩ぶりを良く表していると思います。
こういう経緯を経て6年間の沈黙があったんだなあ・・・。
書き下ろしは理詰めの話の面白さを殊更に再確認させてくれる一編で満足でした。
願いはただひとつ。
はやくつづきをよませてください。
ということでイチ押し一票。
514 :
2:2006/07/22(土) 21:56:40 ID:zr9BifIl
<<少女七竈と七人の可愛そうな大人>> 【著:桜庭一樹/絵:----/レ:角川書店】
少女小説家、桜庭一樹。
少女の読む本を書く小説家、というよりも
少女を書く小説家。なのだと思う。
ここでも描かれるのは閉塞された環境に置かれる子供。
静かに過ぎゆく日々の中の静かな情念。
全編に共通する雰囲気はその静かさと、地方都市の閉塞感です。
今回は大人達も主役になります。
「だってねぇ、七竈。昭和の女は、狂うと、こわいよ」
そして、犬も。
「おれはうぉんうぉんと、嘆き悲しむ若い女のために吠えつづけた。」
名前の付け方も好きです。
七竈。雪風。
荒野もそうでしたが始めは違和感があってもいつのまにかその響きに見せられるような、名。
戦闘妖精ではありません。
「ああ 雪風 雪風」
この本の、白と黒で構成された読後感がとても好きです。
そこに一つだけ挿されたマフラーの赤い色も。
落ち着いた文章と七竈の古風な台詞回しが物語に冷たい風を吹かすような。
今まで通りで、でも今までにない桜庭一樹でした。
あさましい。わたしはあさましい。
なにが恋か。かけがえのないものか。美しい感情か。
これはぐじゅぐじゅに腐った、醜くて利己的な感情だ。
515 :
3:2006/07/22(土) 21:57:32 ID:zr9BifIl
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
鎌倉の淡い景色が彩る荒野の時間は。
という桜庭一樹の少女小説その2巻。
この話の今までの桜庭一樹と違うところは、
閉塞された少女感という「桜庭テーマ」が
極限の状況に置かれた閉塞ではなくて
ごく普通の生活の中のごく普通の閉塞感であるということ。
少女小説読みではないので、なにも事件が起こらないお話が面白いかというと、
なんでか面白い。まあ今までに読んだ少女小説とは違うのは分かるけど。
新鮮なだけかも知れないけど、
たぶん荒野のモノローグに飾りがない、静かなところが気に入ってるのかもしれない。
ごく普通のお話を恋の相手がいない1年とちょっとを過ぎて
次の話は、ラブラブ?
「君、行かないでくれとか、女みたいなこと、言わないよな」
「・・・・・・だって、女だもん」
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
あるべきところに落ち着いた、安定感のある作品。味にたとえられる
各種の古典の列挙を見ていて、読み返したり未読だったものを手に
とったり、と、読書の楽しさをもう一度思い出させてくれる。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
キャラの配置的には四角関係のラブコメのようだけれど、実は
男女に友情は成立するか? を鋭く追求する作品のように感じる。
意中の相手に告白できずににえにえになる二人の姿がいい。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
うかつな信用取引の恐しさを描くIIも好きなんだけど、今回は、
短時間での商人同士の、納得ずくでの騙し騙されを駆け引きが
光るこちらを推す。
<<ぼくのメジャースプーン>> 【著:辻村深月/絵:/レ:講談社ノベルス】
条件付けによって人に命令する力を持つ小学生が、大切な女の子を
傷付けた相手に対して、その力をどう使うか、先達と対話を重ねる
成長物語。力が行使される瞬間の緊迫感と最後のオチの暖かさが絶品。
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
ファンタジーに見えて、与えられた材料から解を導き出せるかどうか、
毎回読者に挑戦する点で、実はかなりミステリーっぽい短編集。
どの作品も、なるほど! の謎解きで驚き。続刊に激しく期待。
517 :
4:2006/07/22(土) 21:58:16 ID:zr9BifIl
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
2年生になった小鳩くんと小佐内さんの夏。
その運命を左右するのは
≪小佐内スイーツセレクション・夏≫
30を数える厳選された甘いものを求めて、西へ東へ、行け!小鳩常悟朗!
雑誌掲載分の2短編+書下ろしで一冊の長編になった今作の謎解きは、
・小鳩くんが小佐内さんに挑戦する、倒叙でこっそりケーキを食べる方法。
・例によって天然に示された、健吾による図形暗号。
・シリアス謎解き小佐内さんが誘拐された!!
の3本でお送りします。
そして最後に訪れるのは
「夏期限定トロピカルパフェ事件」
の衝撃。
甘いものが食べたくなりました。
シャルロットが特に。なにこのおいしそうな描写。是非おいしいものレポートとかやってください。
小佐内さんの可愛らしいしぐさにもいちいち目じりが下がります。
秋期限定が今から楽しみでなりません。
すっっごく面白かった。
ほんとに面白かった。
ああ、しあわせ。
「わたしね。……何だか、素敵な予感がしてるの!」
518 :
5:2006/07/22(土) 21:59:04 ID:zr9BifIl
<<神様のパズル>> 【著:機本伸司/絵:D.K/レ:ハルキ文庫】
「宇宙は“無”から生まれた」
「すると人間にも作れるんですか?無なら、そこら中にある――」
落ちこぼれのダメ大学生と孤高の天才少女。
二人が作るのは、「宇宙」?
というハードテーマSF。
大学のゼミを舞台にフェッセンデンとは一味違う宇宙を粒子加速器で作ってみよう、というお話し。
たいした説明も無く現代宇宙物理学なお話しがぽんぽん出てくるので
ひも理論とかM理論とか
プランク定数とか波動方程式とかヒッグス粒子とかTheory of Everything(最終理論)とか
に興味の無い人には面白くもなんともないかもしれません。
しかし興味がちょいとでもある人には面白くてしかたない一冊。
現代宇宙論をしっかり踏まえつつ
オリジナル最終理論「光子場仮説」がナイスで小粋。思わず納得して
「これは宇宙作れるんじゃないん?」
と思わせられます。
TOEがテーマなあたりは、ハミルトンというよりもイーガン「万物理論」方面です。
ただテーマもやってることもハードな割には
物語的には青春小説。
それもまたよし。主役二人の成長物語としてもいい本です。
二人の名前のネタにはちょっと笑いました。
最後の展開がちょっと唐突だったし、すっごい面白い!という作品ではないが
サマー/タイム/トラベラーあたりが好きな人にはガンガン勧めたいという理由で一票。
「しかし一体どうすれば“彼”に会える?」
519 :
6:2006/07/22(土) 22:00:41 ID:zr9BifIl
それと次点をいくつか。
<GOSICKs 2―夏から遠ざかる列車―>
"ゆっくりと、平和に、時は流れていく――。"
という一文にこめられたせつなさとか。
ええまあ桜庭儲ですが。
<リリアとトレイズW“イクストーヴァの一番長い日(下)”>
「我はイクストーヴァのトレイズ。
――我が祖国に仇なす者よ、死をもって償え」
アリソンUが出たとき、続きなんて出さないほうが美しいのにとか言ってごめんなさい。
< R.O.D 第十一巻>
だからいまだに、わたしは思い続けているのです。
本が好き。
死ぬほど好き。
集計人さん、もう少しだ。がんばって。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
2巻連続刊行の怒涛の後半。おいおいこの先大丈夫か、って位にアイデアが詰め込まれたバトルだけでなく
(つーか、裸黒ストのねーちゃんが戦ってたり、盲目の剣士がロボットと戦ったりするのがちゃんとシリアスで成り立つ魔術大系ってなんだよ)
端役まできっちり書き込まれた生き様が熱い熱い。
1巻で囚われたエレオノール、哀しき母綾名ネリンといった、普通ならスルーされそうな敗北者まできっちり追うのがいいね。
<<レジンキャストミルク4>> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
こちらも2巻連続刊行の後半。上巻に当たる3巻のモヤモヤを一気に捻じ伏せる展開に燃え。
しかし、ハッピーエンドなほど、あとの展開が怖くなる祐タンマジック。
<<絶世少女ディフェンソル (2)>> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
正直、1巻は装飾が過剰気味なところがあったが、2巻になって作者本来の青臭さやら熱さやらが前面に出てきた。
王と守護士というセカイのシステムを鏡に、映し出されるのは当たり前な男の子と女の子のお話。
ちょっと、この本の感想から外れてしまうのだが、能力バトルものってのがフォーマットがかなり固まってる分、
逆に作家ごとの表現の違いがよく見て取れておもしろいと個人的に思ってる(上記のレジン〜もそうだが)。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
読んでると、終始顔ニヤけてるわ。外じゃ読めない。
良い意味で相変わらずな少女描写の逸品。彼が帰って第三部でどう収束するのか待ち遠しい。
<<鋼殻のレギオス>> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
境界上だったけど、先に出た3巻が良かったので捻じ込み。
王道なファンタジーとしてバランス良く、世界は変われども青少年の悩みは変わらじ、な
バトルにバイトに恋話な学園モノとして、(最強主人公にも関わらず)嫌味無く読めるのが良い。
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
「空」「海(と警察)」と続いてきたミリタリー物ですが今度は架空組織編。
…‥最近の自粛自主規制法規制の波を見ていると、非常に怖いですねぇ。
私たちの世界には、彼ら表現の守護者はいないのですから。
マジでどこかでドラマ化しないですかねぇ
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
上下2巻モノだけど枠数の関係で下巻で代表。
相変わらず気持ちいい鬱。そして水着。ついでに裸。
仁・メイゼルの影が薄くすら感じさせてしまう分厚いキャラクター陣に今後も期待。
作者がまた『沈黙』しないことを祈る。
<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)>> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
こちらも上下(ry
ここ数巻重たい伏線張りまくりでどうなることかと思いましたが、最後までキーリらしい
話でまとまってよかったよかった(このオチは不満な人も多いだろうな、とも思いますが)
<<半分の月がのぼる空7 another side of the moon-first quarter>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
life goes onってのは6巻のサブタイトルでしたが、裕一・里香だけでなく
他の登場人物もそれぞれの人生を生き続けているんだな…‥と思わせる作品集。
特に猫缶のオチが秀逸。しょんぼりしないし(意味不明)8巻にも期待。
<<ランブルフィッシュ (10) 学園炎上終幕編>> 【著:三雲岳斗/絵:久織ちまき、山根公利/レ:角川スニーカー文庫】
絵に書いたような大逆転、という奴で。三雲氏はやっぱりミステリ分高し。
まさか最後の最後にあんな大技トリックを仕掛けてくるとは…‥参りました。
やっぱりバカの青春モノっていいですねぇ。
駆け込みなのでラフな感想ですみません…‥
↑
>>520 イチオシ入れ忘れた
○<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>>
でお願いします。
{{浅利ケイツ}}(円環少女)
とりあえず、34才ヘタレ中年最高。2-3巻は彼無しには語れません。
真っ直ぐなまでに英雄たる兄に対して、
哀しいまでの負け犬の生き様はあまりに辛くて熱い。
{{舞鶴蜜}}(レジンキャストミルク)
闘いのために自分の腕さえ切り落とす男前っぷりに一票。
デレなど一片たりとも要らない。
蜜かわいいよ蜜
{{フェリ・ロス}}(鋼殻のレギオス)
銀髪無表情とお約束ながらも、ギャグもこなすお茶目さん。
フェリかわいいよフェリ
523 :
1:2006/07/22(土) 22:30:41 ID:tp8BxbHS
○<<ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚>> 【著:菊池たけし、稲葉義明、F.E.A.R/絵:田口順子、みかきみかこ/レ:ファミ通文庫】
異なる著者による二編が収録されたリプレイ集。菊地たけしの「ディングレイの
魔核」はきくたけサーガ中では重要とのことだが、内容はまあいつものきくたけ。
しかし、本書でとにかく圧巻だったのが稲葉義明による「まことの騎士」であった。
中世ヨーロッパ風のシリアスな背景世界に相応しい重厚な物語が、TRPGならではの
ゲーム的仕掛けと絶妙に結び付き、それらが達者なプレイヤーを得て活き活きと
流れるように紡がれていく様は、あたかも一編の歴史映画を見るかの如き趣があり、
ここ数年のRPGリプレイのうちでも白眉と言える渋かっこよさであった。稲葉義明は
<消え去りし楽園 ダブルクロス・リプレイ・ヴァリアント>でも平安時代を舞台にした
(PCはイロモノ揃いだが)なかなか渋い作品を発表しており、
今後もっと書いて欲しいと思わされる書き手である。
RPGリプレイは今期も引き続き好調。とりわけF.E.A.Rからは圧倒的な好評を得た
アリアンロッド・ルージュの二巻が出ているし、ダブルクロス・オリジンも
いよいよクライマックスという盛り上がりを見せている(この二編は今期で
なければ投票してたかも)。SNEからもSW、ゲヘナ、六門などに加えて新たに
デモンパラサイトが登場(一部で変身焼肉脱衣RPGとして話題になったアレ)、
その他でも真・女神転生が巻を重ねるなど、黄金期再びという勢いである。
リプレイ読みとしてはこの好調は嬉しい限り。
524 :
523-2:2006/07/22(土) 22:31:52 ID:tp8BxbHS
<<烙印よ、想いを蝕め。 SCAR/EDGE (3)>> 【著:三田誠/絵:植田亮/レ:富士見ファンタジア文庫】
SNEを独立し、いよいよ小説家として一本立ちした三田誠は今期も堅調。
代表作となりつつあるレンタルマギカはじわじわとファンを増やし、
スニーカー文庫にあって次代を担う中堅作品の地位を築きつつある。
今期発表された二作もそれに相応しい出来であったが、それ以上に
衝撃的だったのがこの烙印三巻であった。ささやかな幸せの時間と
それを破る最悪の出会い、状況の激変に次ぐ激変、最後の手札を切って
なお喫する手酷い敗北、そして絶望的なラスト。
正直この鬼引きを長く待てる自信がない。早く続刊が出ないものか。
<<スイートホームスイート1 世界で一番いらない遺産>> 【著:佐々原史緒/絵:カヅキレン/レ:ファミ通文庫】
ファミ通文庫の中にあってペース、内容とも安定してしっかりした物語を
送り出し続け、中堅の位置を固めるのが佐々原史緒。新シリーズは現代が
舞台となっているが、設定的には思いっきりファンタジー。欧州の古城、
妖精に魔物にヴァチカンの退魔師にとまあどっかで見たようなこてこて
要素てんこ盛りですが、そういう派手な要素より妙に地に足の着いた
生活感の方が印象に残るというのが佐々原テイスト。とはいえこの一巻の
クライマックスは盛り上がり十分。特にラストの魔物たちのパレードと
別れのシーンは非常に印象的であった。シリーズは現在二巻、こちらは
ラストが強烈な引きになっているが、果たしてどうなりますやら。
古城と妖精と言えば今期は電撃大賞受賞の<お留守バンシー>があったが、
そちらも手堅い手腕できちんとほのぼのを描ききって好印象。似たような
素材で似たようなラインを狙っていながらこれだけ味わいが異なるのは
作者の資質の差か。興味深い材料ではある。
525 :
523-3:2006/07/22(土) 22:32:52 ID:tp8BxbHS
<<ボクのセカイをまもるヒト (2)>> 【著:谷川流/絵:織澤あきふみ/レ:電撃文庫】
谷川流という作家はこれまでもメタ的な手法を作中に導入し、かなりの
成果を収めてきた。本シリーズでもこの二巻に至ってそういった手法が
明瞭に表に出て来ている。萌えラノベのテンプレ的キャラ配置とストーリー、
そしてそれら全てが茶番だと示唆する語り手。多様化したラノベの表現手法の
中にあっては、むしろ古典的といってもよいやり口である。しかし、
この居心地の悪さはなんだろう? 既刊では「絶望系 閉じられた世界」が
近いと言えば近い。しかし、そちらにあったのはもっとドライな、乾いた
結晶のような後味の悪さであった。今回示されたそれは、もっと直截的で
生の悪意のようなものをぶつける手法、例えば<撲殺天使ドクロちゃんです>の
谷川短編に近いように感じられる。今の所語り手がいずれ作中に登場する
何者かなのか、それとも単なる三人称なのか(その場合は語り手=作者と
なるわけだが)明らかになっていないが、今後その辺りが重要なポイントに
なってくるのかもしれない。それはそれとして、今回やたらエロかったのは、
作者何か思うところがあったのだろうか。描写のない部分まで含めれば、
<鬼切り夜鳥子 〜百鬼夜行学園〜>と並ぶ今期のエロツートップと言って
過言ではないレベルであった。
さて、今回はボクセカを優先したが、<涼宮ハルヒの憤慨>も十分面白かった。
とりわけ「ワンダリング・シャドウ」の背景となるアイディアは古い
SFファンとしてなかなか琴線に触れるセンス・オブ・ワンダーがあり、
SF書きとしての谷川流の資質を再確認させられた。
526 :
523-4:2006/07/22(土) 22:34:15 ID:tp8BxbHS
<<つばさ>> 【著:麻生俊平/絵:藤田香/レ:MF文庫J】
麻生俊平久々の新シリーズはMFJから。何かの危険があったときに、
それを感じる能力を持った、しかし他に何のとりえもない高校生が、
学園で人助けをやっているグループにひょんなことから加わり、
クラスメートの留学生を陰謀から守る手助けをすることになる――
古くからの麻生ファンには賛否両論だが、麻生俊平と言えば一に
たんてーさん、二に若葉色という自分としては十分面白かった。
続きさえすれば息長く楽しめそうなシリーズと思う。
久しぶりと言えば<たぬきつ! (1)>も秋津透久々の新シリーズ。
流石に全盛期の勢いはないが、ルビの嵐も健在だし、妙に几帳面な
登場人物が妙に饒舌に展開させていく物語も相変わらず。
懐かしさのようなものを覚えた。
なんとか以上にまとめたが、今回は正直選ぶのにかなり苦労した。
選んだ五編、上記文中に挙げた作品以外にも選んでおかしくない
作品が少なくなかった。以下いくつか短評。
<ザ・サード ただ、それだけのこと>
この作品は短編にこそ味が出る部分があって、本作品集でも好編が並ぶ。
とりわけ「帰去来」では、一つの文明が去った惑星に残された機械の姿を
共感を持って描いており、印象に残る。
<空ノ鐘の響く惑星で (10)>
もう完全に高値安定。安心して楽しむことができるシリーズ。終わり近いのが惜しい。
<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>
このシリーズも高値安定。アイディアの豊富さは相変わらず。ペース遅すぎるのが惜しい。
<狼と香辛料>
大方の評の通り、新人中では屈指。目の付け所が良い。
527 :
523-5:2006/07/22(土) 22:37:44 ID:tp8BxbHS
{{マリア・デーゲン & ”偽りの騎士”ルーファス}}(ハイデルランド英雄譚)
「けれどあなたがあんまり懸命に兄として振る舞おうとしてくれるので、
ついお兄さまが本当に帰ってきてくれたような気になって……
あなたもいけないのですよ?」
「己を実の兄とたのむ娘を売る”まことの騎士”がどこの世界にいるっ!」
{{アイニス・シュタイアー(アイナ)}}(つばさ)
男装の美少女。上品で素直な実にいい子ですが、
それより何より嬉し恥ずかし的ベタ萌えシチュが!
男と思ってての着替え目撃とかっ! 敵を欺くために一緒にお風呂とかっっ!!
……麻生先生に一体何が?
{{穂波・高瀬・アンブラー}}(レンタルマギカ)
たった一人で失われたケルト魔術を復活させた天才的魔女。そして幼馴染な関西弁
ツンデレ眼鏡。いろいろな属性を持っている彼女ですが、一つだけ足りないもの、それは……読者人気。
……いいんです。少数派なのは分ってるんです。三角帽子可愛いと思うんだけどなぁ。
{{FRF―12TS・X005(猫子)}}(ボクのセカイをまもるヒト(2))
外見何となく猫っぽく、ポジションは素直な妹。しかし、幼女型爆弾とはヒドい肩書きだ。
ところで谷川作品での私的萌えキャラはあろえとサナエが2トップで若菜と猫子がそれに次ぐ。
谷川キャラではツンデレ系より素直キャラの方が私的ツボにヒットしやすい模様。
{{土岐未冬(スノウ)}}(SCAR/EDGE (3))
世界を変えた「名もなき七人」の一人たる最強の頭脳と冷凍睡眠で結果的に
弟より若くなってしまった肉体。ささやかな幸せの時間が切ない今回。
願わくばこの小さなお姉ちゃんがこれ以上不幸になりませんよう。
番外
{谷川流}(撲殺天使ドクロちゃんです)
やさぐれ作家萌えw 没原稿読んでみたい。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
投票されまくってるねぇ。
ここまで投票されるほど人気のあるシリーズとも思えないんだけど、それなりに面白い。
狼カワイイし、主人公も好感度高い。 経済ってよくわからない分野なだけどやけにリアリティのある言葉。
うまい具合にファンタジーにリアリティを付け加えてくれて良かった。
○<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
大河ファンタジー。 もう説明不要?
昔はロードスとかアルスラーン等この手のストーリーモノがライトノベルのメインだったが、今ではすでに希少。
でかい世界観を感じさせ、なおかつちゃんとキャラクターにも魅力がある。最近11巻を読んだが、12で最終巻ってのが悔しいぐらい。
期待感はダントツトップの作品。
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
俺はゲーム的な小説が好きなんです。(マイベストはクリス・クロスとかクリムゾンの迷宮)
勇者が魔王と戦ってその後のお話。最強の魔王が勇者の味方になるってのはよくある少年漫画的展開(ピッコロとか)だけど、
勇者が魔王に惚れるってのは新しいんじゃないでしょうか? ちょっとした視点の転換で新鮮に感じる。
<<鋼殻のレギオス>> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
これは今年だったのか。最強の主人公+閉鎖空間+学園モノという俺の好きな設定ばかりなのがツボだった。
最強だけど挫折してたりとベタだけどやっぱいいです。3巻でてこれからどうなるのか楽しみなシリーズ。
<<ムーンスペル!! あの日と同じ月の下で>> 【著:尼野ゆたか/絵:ひじりるか/レ:富士見ファンタジア文庫】
地味ーな作品ですが、最終巻はそれなりに盛り上げてくれたんじゃないでしょうか?
なにかが目立つ部分があれば主力になれたんだろうなーと思ったけど、ここまで続いたのは地味だったおかげなのかなw
主人公に好感もてるのがでかい。
こう抜き出してみると全部シリーズ物だった。
当たり前だけど単巻の評価じゃなくてシリーズ物としての評価です。
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
とにかくこのシリーズには一本取られた。と言うか面白くて唸った。
老獪さと純真さと尻尾を併せ持つ反則的なホロの魅力に行商人ロレンスが巻き込まれる経済的謀略劇が合わさって
最後までじっくりと読める、期待通りの二作目。
そこは期待通りの言葉をかけて欲しいホロ。あくまでお人よしなロレンス。こんな二人の道中がいつまでも続きますように。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
大人になっていく過程と共に微妙に揺れ動く幼馴染達との距離。そしてボーイ・ミーツ・ガール。僕は彼女と出会った。
相変わらず嘘シリーズにハズレ無し。
綺麗な流れを感じさせるストーリーラインと終わりの余韻。完成された青春ボーイ・ミーツ・ガールストーリー。
それにしてもとらドラと言い、やっぱりツンドラ系は餌付けに弱い。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
『犬はどこだ』からこっち米澤穂信はかなりダークでビターだ。タイトルと装丁の甘さからは計り知れない作中を通した一本の糸、そして驚愕のラスト。
青春小説としてもミステリとしても群を抜いている。
次巻は『秋期限定モンブラン事件』と名前だけは決まっているようだが、小佐内さんと小鳩君の二人の関係の転機となるのは確実。
もはやミステリ作家として大成した感があるが、いつまでも応援してます。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
なにげに馴れ合いを続ける事になった竜児と大河の前に新キャラの登場なワケですが、この新キャラも中々良い性格。陰湿イジメ展開にでもなるのかと思いましたが、そうは大河がおろさない。
相変わらずのマイペースキャラ達が所狭しと躍動する様はまさに圧巻。特に今回はみのりんが輝いている!みのりん・大河のダブルアタックには爆笑。みのりん、イイヨ、みのりん。
巻末の「幸福の手乗りタイガー伝説」もちょっと良い話で楽しめます。留まる所を知らない竹宮パワー健在。
530 :
529-2:2006/07/22(土) 23:03:17 ID:knwbdNJ4
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
とかく何せレースが熱い。階段を駆け上り、飛び降り、廊下を疾走する。そんなタヴーを敢えて犯して走り続ける階段部。
その姿に何故か郷愁と奇妙な共感を覚えてしまった。もうそうなるとぐぐっと話に引き込まれるワケである。
2ではクセモノの生徒会長も出てきて、よりドラマは複雑に。展開は王道だがぐいぐい読ませてくれる。
読後も爽快でびっと自分の波長に合った「楽しい」ライトノベル。
次点は
<スイートホームスイート1 世界で一番いらない遺産> 【著:佐々原史緒/絵:カヅキレン/レ:ファミ通文庫】
佐々原史緒は相変わらず鉄板。解り易くさりとて安直にならないバランスの取れた作品が持ち味を出している。
<戦う司書と黒蟻の迷宮> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
本当にこのシリーズは面白い。なにが面白いってバトルが、カラクリが、そしてメインキャラクターが。
読み終わって冷静に考えてみると何と言うことは無い仕掛けの作品のように思えるのだが読んでるうちは止まらない。イイ。イカしてる。
<走って帰ろう!> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
学校の階段と似た感じのする、エンターテイメントとして一気に読ませてくれる期待の新人の良作。
<荒野の恋 第二部 bump of love> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
少女小説と言うか純文学と言うか。あまりにもライトノベルとは言えない作品に思えるので大賞からは外した。
接触恐怖症の少女が少しずつ異性を感じ始め、体得していく、一歩一歩。瑞々しい筆致と描写が折りなす桜庭ワールド。
531 :
1/3:2006/07/22(土) 23:07:55 ID:K+C0n1W0
個人的今期ベスト
1位
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
【図書館の自由に関する宣言】
第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する
図 書 館 の 自 由 が 侵 さ れ る と き
わ れ わ れ は 団 結 し て
あ く ま で 自 由 を 守 る
これですよ、これ。 もう最後の一文をみると涙出てきちゃいますよ俺。
でもこれが本物の「図書館の自由に関する宣言」なんですよ?
有川やるなー、本読みのツボってもんを判ってるよな。
設定は無茶だけど、本を愛する者としてそんなモノは二の次!
しかし図書館で銃撃戦やるなよ、本に穴開くじゃんw
また、突っ走り系の女性キャラが主人公ってのは、有川作品の中では異例かもしれないけど
なかなか嵌ってた。 続編がもうすぐ出るとの事で期待大!
#おまけ 「荒野のカナ」には笑わせてもらいました。
532 :
2/3:2006/07/22(土) 23:09:15 ID:K+C0n1W0
2位
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle>> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
いや、スポ根で百合、燃えで萌え。
久々に来ましたね、銀盤の本領発揮。 鬼コーチと特訓!ライバルとの友情!そしてベッドシーン?!
何なんだよこれ、俺に萌え転がれとでも言うんですか?
タズサ覚悟して目閉じちゃうしw
そして最後に宣言キター! 熱い熱いぜベイベー! 次刊クライマックスに向かって目が離せないぜっ!
3位
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
中世の商取引、しかもケモノミミ、しっぽふさふさ。
いやなんつーか、不思議な取り合わせですが、上手く嵌ってますなこれ。
まず、素人にも判り易い程度に噛み砕いた中世商取引のリアルな表現
そして、ヒロイン?の魅力的なキャラクター設定。狼少女で甘いもの好き。
甘え上手で、世知辛い。お耳ぴくぴく、しっぽフサフサ。しかもコンプレックス持ち。
これでヨロめかない男がいたらそいつは同性愛者だ。
作者が新人でしかも大学院生というところも驚き。
2巻もクオリティが下がってないし、今後にさらに期待。
#だが、どうやら専攻が同じらしい、小説にかまけてないで論文ちゃんと書こう。
533 :
3/3:2006/07/22(土) 23:10:30 ID:K+C0n1W0
4位
<<お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文>> 【著:篠崎砂美/絵:尾谷おさむ/レ:GA文庫】
いわゆる、エブリディ・マジックを書いた一冊。 なごむ、なごむぞー、なごなごー!
毎日が少しだけ楽しくなるような、そんな魔法。 魔法じゃないかもしれないそんな不思議。
伏線だ理屈だセカイだ死だ能力だのと、あざといファンタジー?ばかり読んでいて
荒んでしまった心に一服の清涼剤。 主人公である少女の生き生きとした視点が心地よい。
---------------------
全体寸評
今回は正直、夢中になれる作品というのが上記四冊ほどしか無かった不作の半年でもあった。
ぎりぎりまで、このスレで上がった未読の本を読んでみたが(昨日から7冊さっきまで読んでた)
コレという本とは出会えなかった、だから今回の大賞リストで漏れをチェックして、当りを拾える
ことを期待している。
さて、小・中賞に間に合うかっ!
●大賞・イチオシ賞
○<<天空のアルカミレス>> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
個人的に待ちに待っていた三上氏の新シリーズは平成ライダー風極シリアス怪奇アクションだった。
人類の敵“テリオン”と戦うために人間の枠からはみ出した能力を得た甲冑の戦士“アルカミレス”の対決に加えて
二人のヒロイン(片や妹同然に育った幼なじみ、片や謎めいた転校生にして戦士)の主人公を巡る対決も見物でございます。
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印>> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
笑った! きくたけ氏のTRPGリプレイには毎度笑わせてもらってますが、
今回のはかつて無いほど笑わせて頂きました。《禁句の呪い》KOEEEEEEEEE!!!!!!
声優力丸乃りこさんをはじめとしたプレイヤーとGMのおもしろトークを
きくたけ氏の臨場感溢れるライティングで綴った逸品でございます。
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
チェルノボーグたんめがっさカワイス!!!! モレクもやるときはやる漢だった!
ニヌルタ・フワワ・ソカルも無駄に濃くてイカス! 最高だ、『九咳天秤』は最高だ!
<<GOSICKs II ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―>> 【著:桜庭一樹/絵:武田日向/レ:富士見ミステリー文庫】
誰もいない夏休み、二人っきりになった学園でヴィクトリカと九城は……
芝生の上をごろごろ転がって、日傘を持ってその後を追いかけていただけ!?
<<ぼくと魔女式アポカリプス>> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
藤原々々の描く可愛いキャラたちが萌え萌えする軽い作品かと思いきや、甲田学人作品好きの私もビックリの流血大惨事。
つーかクライマックスは精神的にキた。敵キャラの外道っぷりに、久しぶりに「お前の血は何色だーッ!」と叫びたくなりました。
ラスボスはこのキャラでないといいな、このキャラでなくあってくれ、と思わされた時点で俺は作者に負けていたのかもしれん。
●ベストキャラクター賞
{{篠宮拓也}}(天空のアルカミレス)
少々地味目ながら、「折れそうで折れない、曲がりそうで曲がらない」三上作品主人公らしいナイス主人公。
三上作品の伝統で、主人公はヒロインをサポートする後衛型かと思わせておいて実は……という展開が熱い!
黄金器を手に取り宣誓の言葉を述べるシーンは最高に燃えますのですよ。
{{フォア・ローゼス}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印)
微妙に対立する組織から派遣された面々が主人公ノエルを巡って徐々に意気投合していく様が実に面白い。
和気藹々とした卓の様相がとてもよく伝わってきます。
{{九咳天秤}}(灼眼のシャナS)
『大戦』では既にリタイアしていたニヌルタ・フワワ・ソカルといった新(?)メンバーを加えて
ますますにぎやかな『とむらいの鐘』の幹部たち。
こんな楽しげな面子が本編にはもう登場しないなんて、実に勿体ない!
{{ヴィクトリカ&九城一弥}}(GOSICKs II ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―)
いつまでたっても「お前と俺とは親友親友」な、なんとももどかしい二人。
本編ではヴィクトリカを巡る陰謀が本格化して参りまして、こりゃいよいよさらって逃げるしかないな九城は。
期待してるよ!
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
不意に互いの心の深い部分に触れて、とまどいながらも歩み寄る姿がたまらんのです。
536 :
1/2:2006/07/22(土) 23:17:55 ID:ZPnbJhD/
2006大賞
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
発売がだいぶ遅くなって心配したが、前作同様すばらしいでき。
少女から微妙に大人の女性に変わりつつある丁度さなぎになるような感じが非常に丁寧に
描かれているところがポイント高し。
オンナの部分は蓉子さんの独壇場ですなw
○<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
散々イチオシ賞を荒野の恋と迷ったがこちらをイチオシに。
1月に荒野の恋を読んだときにはあれに比肩する作品が出るとは想像できなかったが。
牧生とりあが互いに惹かれ、こころの重ね合わせる描写が非常に秀逸。何度読んでも心に来る。
荒野の恋が女の子を描いた作品とするならば、こっちは男の子を描いた作品。
牧生のガンプラおたくな部分はかつての自分を見るようで痛いが、そういう部分も
含め男の子をよく描けているなぁと感心させられる。
嘘シリーズの最終作としては、ファンタジー分が薄い気はするが、単品としては
文句なしに最高。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
2巻が評判のようだがあえて1巻を推す。
ラノベでは見た記憶がない商売ネタできれいに纏め上げた良作。
ホロかわいいよホロ。だけではない、ロレンスとのパートナーとしての信頼関係を
築いていくところがいい。
537 :
2/2:2006/07/22(土) 23:18:31 ID:ZPnbJhD/
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
イラストとマッチして遠子先輩がかわいすぎ。スタイルを心葉にからかわれたり、三題噺の
原稿を泣きならが食べるところとか、可愛らしさ全開。
ストーリーも2重ループになっていて単純でないところがよくもあり、ややしつこい感も
なきにしもあらずだけど。
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女>> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
前回紅と円環を選んで、今回SHI-NOをはずすわけにはいかない。3大ロリラノベの一角。
やっぱり志乃たんがイイ!!。冷め切った感じの中から「僕」だけには心を許すところが可愛い。また、
その仕草がわかりにくいのもイイ!!
次点はA君、とらドラ!、マギカ、アルカミなど。
ラノベじゃないけど高殿氏のカミングアウト!も。
538 :
1/2:2006/07/22(土) 23:18:31 ID:WiLuT62V
○<<絶世少女ディフェンソル (2)>> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
新たな登場人物により一巻では不明瞭だった設定を理解できるようになり、物語に感情移入しやすくなった。
キャラクター描写に長けたマサト真希らしさが存分に発揮されており、クライマックスの盛り上がりも素晴らしい。
不器用純情ヒロイン、正統派ツンデレお嬢様、どっちも……いい。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
なんでもないような日常をなんでもないように描くだけのお話。
でも、一巻から読んできた読者にはどれだけ貴重なものかわかる、そんな最終巻。
好きなだけいちゃつきやがれ。
<<戦う司書と黒蟻の迷宮>> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
一巻は時間、二巻は人物の話とすれば三巻は手段。
武装司書の中でも1,2を争う使い手が何故寝返ったのか、
最強のラスボスである代行は圧倒的不利な状況をどのように覆すのか。
イレイアおばさまの一撃も強烈です。
539 :
2/2:2006/07/22(土) 23:19:02 ID:WiLuT62V
続いてキャラ賞。
{{天音ユイナ}}(絶世少女ディフェンソル)
やきもち焼くのも好意を表すのも不器用。
だがそれがいいッ!!
二巻のエピローグだけで6杯くらいおかわりできます。
{{谷崎亜希子}}(半分の月がのぼる空)
口は悪いが世話焼きで奥手。
いい嫁になりそう。
{{ハミュッツ=メセタ}}(戦う司書と恋する爆弾)
最強のラスボス。
世界一色気のない巨乳。
むしろウサギのアップリケが本体。
540 :
山犬。:2006/07/22(土) 23:21:26 ID:2OFCWST2
○<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
震えた。
好きだと言ってしまった。だからその惚れた女の子が大事だという
「彼女の誇り」を「彼女の役割」を「彼女の義務」を代わりに果たす。
彼女を騙し,街道に立つたったひとりの殿軍。
群敵は雲霞のごとく,味方はただ一振りの剣。
お約束と笑えば笑え、臭いと言いたい者は言うがいい。
これを鼻で笑うヤツの心を,私は尊重しはしない。
こんな物語と出会いたくて,私は今もライトノベルを読んでいる。
不器用で青臭くてガキっぽい,でもひたむきで純粋で誠実な男の子が
そんな彼に似ている健気な女の子の困難を救うのだ。
他にもね,事件はいろいろとあるんだけどね,結論はコレだよね。
コレが醍醐味ってヤツだよね。
もちろんメインヒロインの対抗(当て)馬のメイドのシエスタも
健気でかわいいよ!
そんな彼女と主人公は場末の宿屋で一晩中キスをして過ごしていました。
そんな主人公が「ひたむきで純粋で誠実」かどうか当方関知しない。
541 :
山犬。:2006/07/22(土) 23:22:25 ID:2OFCWST2
<<フルメタルパニック!〜燃えるワン・マ・フォース〜>> 【著:賀東昭次/絵:四季童子/レ
:富士見ファンタジア文庫】
前回の絶望のど真ん中から主人公はどう立ち向かうのか。
それはまさしく「孤軍奮闘」の一文字。
それは老いたアームスレイブの活躍と重なってゆく。
力いっぱい戦い,倒れる姿,ソレはまさしく宗助の姿だ。
潰れたカエルのような造形のヤラレASが今回はキラリと光る。
閃光のように。
ちょっとやりすぎの感もあったけどね。でもかっこいい!
今回のヒロインの「立ち方」も「消え方」も印象深い。
磨耗して,慣れてゆくその宗助の姿もリアルだ。
そしてラストシーン最後の彼の(気絶中の)独白に,失われた魂を
求めるような激しい心の衝動が心に迫る。
この作品は「本物」だ。
542 :
山犬。:2006/07/22(土) 23:23:07 ID:2OFCWST2
<<円環少女 (2) 煉獄の虚神 (上)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
細密な描写が光る。
風景も人物もそして事件もが細やかでリアル,そして何より美しい。
大胆な世界設定,肉付き陰影の深い登場人物たちが織り成す今回の事件は
既に解決しているハズの主人公とヒロインの出会いの事件から始まっていた。
それは世界を揺るがす大事件の幕開け……。
路端に打ち捨てられるような,その程度の価値しかない男から始まる大事件。
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)>> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
事件はいよいよ大きく動き出す。
主人公とヒロイン,組織も世界も巻き込んで。
だが,そこで蠢く者たちのなんと生々しいことかっ!
事件の渦中にある男,主人公の2人はもちろんのこと,
事件を煽る者,事件を復讐に使う者,事件を再起の機会に使う者,
それを受けとめる者……誰もが「生きて」いる。
最終決戦の大洋の中の氷の舞台は,非情なまでに美しかった。
メインの2人と,今回の2人の関係も美しかった。
そしてひたすら悲壮であった。
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
初々しくも生々しい,ひとりの少女の成長物語。
人と出会い,人と別れ,人に惹かれ惹きつけて,そして再会。
なんて生臭くて醜くて,そして綺麗な人を描くのだろうか。
しかしブリキの金魚に耳まで赤くなる青春の匂いがしましたよ。
忘れていた昔の匂いがね。
ええ,思い出しましたよ,あの「浮気者」の男の子でねっ!
543 :
山犬。:2006/07/22(土) 23:24:47 ID:2OFCWST2
○キャラクター投票ー
{{平賀才人&デルフリンガー}}(ゼロの使い魔)
相棒ってこーゆーのかね?
ちょっとサイト君のデルフリンガーへの扱いがひどいけど。
でも「生きている」ヤツをアレだけ尊重しながら,デルの危険には
省みていないところが「一体感」に繋がって……ると,いいんだけどな。
{{ルイズ}}(ゼロの使い魔)
このあまりにあんまりな不器用ヒロインに惚れていますが何か?
オマエね,仕事の内容とご機嫌取りの方法は選ぼうよ……。
{{シエスタ}}(ゼロの使い魔)
なんつーの,好きになるならルイズだけど,付き合うならシエスタだよな。
嫁にするのももちろんな。
唯一の欠点が……男の趣味が悪すぎる。惚た相手がアレだもん。
{{相良宗助}}(フルメタル・パニック!)
いいよーいいよー,コレが専門家,プロってもんだよ。
いいよーいいよー,コレが男ってもんだよ,戦士ってもんだよ。
この不器用な大型(軍用)犬っぷりがすてき。
{{浅利ケイツ}}(円環少女)
このだめオヤジ,本当に弱いなぁ。何がってココロが。
このだめオヤジ,本当に凄いなぁ。何がってココロが。
なんてリアル,なんでこんなに……ねぇ?
弱さに共感できるキャラクーってすごいよなぁ。
○<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
個人的に、大河と竜児の掛け合いに関しては1巻の方が好きだ。
しかし! この巻の櫛枝美乃里ことみのりんの可愛さとはっちゃけぶりは前巻を大きく上回ってもうたまらない。
まさしく主役を食う勢い。この巻の真のヒロインは、亜実でも大河でもなく、
みのりんであるんじゃないかと個人的に思っている。
結構重いテーマを扱っているのに、読めば読むほどニヤニヤが止まらず、その上読後感はすっきり。
あと、腹黒が好きな人にもおすすめ。マゾにもどうぞ。とにかく自信をもっておすすめできる一品です。
<<狼と香辛料>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
読んでいて、なんとなくトルネコを思い出したのは私だけだろうか。
ただし、この作品はどちらかと言うとリアル路線である。
それにしてもファンタジー世界と商売人の組み合わせは、大変食い合わせがいいようである。
ロレンスがどう儲けようとするのかは、世界観によく調和したリアリティがあってとても面白い。
<<学校の階段2>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
廊下を、階段を、思う存分走りたいという欲求にそのまま答えたこの一冊。
雪が降る地方とか、グラウンドが狭い学校だと、結構普通に階段を走ったりするので、
感情移入しやすい方も多いのでは無かろうか。
作中で出てきた大量の伏線の消化が待たれる。
あと、巻頭イラストの井筒研は、二ノ宮京子の妹にしか見えません。
イラストの可愛さはガチ。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
私も、名文の「味」というものを一度でいいから味わってみたいものです。
しかし、本当に一度しかチャンスを与えられないとしたら、いったい私はどの本を選べばいいのか!?
……話の内容とは関係なく、そんなことを考えました。
ストーリーもまったりとこくがあり、ところどころ刺激的なスパイスが鋭く痺れさせるも、後味はさっぱりとして微かに余韻を引き……。
今なら特別価格560円+税のみ。お買い得価格です。
<<塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜>> 【著:海法紀光/絵:なまにくATK(ニトロプラス)/レ:ファミ通文庫】
「血晶!」
この一言で充分である。
燃える。
あと、とにかく牧本さんは可愛い。
それから、ニトロプラススタッフからの寄せ書きは地味に一見の価値あり。
<<戦う司書と黒蟻の迷宮>> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
「雷の愚者」とどっちにするか迷ったけどこっちに。一言で言えば、
身に余る力を与えられてしまった優しく善良すぎる男が救済された悲劇、
という感じになるのかな。終盤、モッカニアと母親の過去のシーンで
完全にやられた。ああいう幸せだった過去を振り返る描写には弱い。
シリーズ第一作の「恋する爆弾」を読んだ時は、そのストーリーの
あまりの美しさと完成度に続編がちゃんと書けるのかどうかが逆に
不安になったんだけど、結果的には杞憂だった。この作品と「雷の
愚者」は「恋する爆弾」を越えたとまでは言わないけど、「恋する
爆弾」の続編にふさわしいだけの質は間違いなく備えてると思う。
続編にも期待。
○<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
読み始めたのが昨日で「まあ投票期間に間に合わなくてもいいかな〜」
くらいに思ってたんだけど、途中で大好きなフェルメールの名前が
出て来たので一気に読み進めてしまった。
幾度もの挫折を乗り越えて天才がその才能を開花させ、周囲の人々をも
救っていくという話で、心理をはじめとする描写が素晴らしかった。
あと、この話の中では絵画芸術の持つ力というのが大きな役割を
果たしていたんだけど、そのことが逆に文章でしか表現できないことが
あるということを示していたと思う。桜花の描く絵は是非見てみたいん
だけど、挿絵なんかで描かれたらイメージが限定されてしまうからね。
547 :
545:2006/07/22(土) 23:33:32 ID:KZKVbXW9
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
発売当初にちょっと評判がいいみたいだったんで買って積んでたん
だけど、>228のコメントを見て読む気になったので人間失格も
買ってきて続けて読んだ。今は>228に感謝している。
太宰の作品は人間失格しか読んでないけど、少なくとも人間失格は
作中で遠子先輩が言っていたように、読んだ人間に何らかの共感を
覚えさせる作品だと思う。で、その人間失格に深く共感した道化を
説得しようとした心葉と遠子の言葉は、ある意味では人間失格に
部分的にでも共感した、悩みや痛みを抱える人間に向けられたものでも
あるのかななんてことを考えたんだけど、読んでない人には何のこと
だかわからないでしょうね。ごめん。
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
完結記念も込めて一票。あまり目立たないシリーズだったけど、
ヒロインの弁当を形容するのにラヴクラフト的表現を持ち出すセンス
とか、曲者揃いの登場人物達が繰り広げる妙な味のある会話とか、
アホなギミックが乱舞する迫力の戦闘シーンとか、光る部分が多かった。
最終巻となった今回は佐土原三兄妹の変形合体が素晴らしいトンデモ
ぶりで、それに対抗する三千人さんとセットで腹抱えて笑えた。
久里浜探偵局(仮)の面々にもう会えないかもしれないと思うと
寂しいけど、次回作にも期待。
547の名前欄は間違いです。失礼。
<<半分の月がのぼる空6 life goes on>> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
これも完結記念。話としては前巻がクライマックスで、今回は裕一と
里香の何でもない日常が書かれてるだけの話で、蛇足と言えば蛇足
なんだろうけど、足の生えた蛇がいてもいいかもね、と思えるような
蛇足だった。サブキャラたちもいい味出してて特に夏目が格好良かった。
二人の日常が少しでも長く続きますように。
涼宮ハルヒの憤慨、狼と香辛料にも投票したかったけど今回は断念。
どちらももっといい続編を書くだけの力を作者が持ってると思うし。
特に憤慨は編集長一直線ラスト2行と作中作ラスト2行が重なってる
とも読めるところとか、ワンダリングシャドウのSF的ネタとか見所が
多かったんだけどね。タマラセと半月が完結編じゃなかったら確実に
入れてただろう。
549 :
546:2006/07/22(土) 23:35:55 ID:KZKVbXW9
{{モッカニア=フルール}} (戦う司書と黒蟻の迷宮)
ウインケニーには投票してる人がいるのでこっちに。最初は何この
サイコさんと思ったけど最終的にはかなり感情移入できた。甘ちゃんと
言ってしまえばそれまでだけど、彼はただ優しすぎ、善良すぎたんだと
思う。にもかかわらず絶大な力を得てしまった時点で彼の悲劇は
決定されていたんだろう。
客観的に見ればウインケニーがモッカニアにもたらしたのは破滅だった
ということになるのかも知れないけど、モッカニア本人にとっては
あれが救済だったんじゃないかと思えてならない。
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
この二人については多くは語るまい。
彼らが末永く、本当に末永く幸せに暮らせますように。
{{絹川蛍子}} (ROOM NO.1301)
全フィクション通じて最愛のキャラだし、今後出番があるかどうかも
微妙なので一票。
普段はそんなそぶりを見せないけど人にすごく気を使ってて、何でも
一人で背負い込んじゃうところが愛しい。 「二人は相思相愛」って
ホタルと健一のことだよね。
550 :
546:2006/07/22(土) 23:36:54 ID:KZKVbXW9
{{窪塚日奈}} (ROOM NO.1301)
シーナとしての斜め上に吹っ飛んだ言動もさることながら、
短編集での一人称視点が爆笑ものだった。まるっきりただのエロガキw
よくこんなキャラ思いつくなあ。
{{久里浜探偵局(仮)}} (タマラセ)
年齢の割に飄々としすぎの三助、暴走バカの久里浜、コルシカ忍者長坂、
天然の夏月らが時にはボケ時にはツッコミ繰り広げる掛け合いが愉快で
仕方なかった。
彼らの雑談だけで一冊書けるんじゃなかろうか、というか書いてほしい。
「禁則事項」をはじめ見せ場の多かった長門有希と狼と香辛料の名コンビ
ホロ&ロレンスにも入れたかったんだけど、彼女らに投票する機会は
今後も何度となくやってくるだろうからこの5人で。
○<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
野村美月は前評判で敬遠していたが、このスレで薦められていたので読んでみた。
本を文字通り"食べる"先輩と、もと覆面作家の主人公の掛け合いの表向きコミカルな
描写と、友人に対する劣等感に苛まれる死にたがりの道化のシリアスな描写の対比がよい。
題材に使われた「人間失格」のイメージすらひっくり返す、一生懸命な遠子先輩がカッコイイ。
この作者の他の作品も読んでみたくなる一作だった。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
ドラマ仕立てのキャラクター配置と展開は直球だったが、なんだか懐かしい。
テレビドラマに熱中している時代を思い出した。
挿絵つきのライトノベルで、絵描きの少女がメインにもかかわらず、
ヒロインの描いた絵が挿絵にないという作品だが、それはそれでよかったと思う。
人物描写に重きをおいた挿絵はライトノベルらしくて、またこれも味。
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
中学生では違和感のある4人の関係と「キラー悪魔」と変なあだ名をつけられた少女。
よくよく考えれば奇妙な人物配置を、呪いに翻弄されつつも、ノスタルジックな感傷に纏めた
作者の手腕は立派。
プラモに嵌っている主人公と、両親にいろいろ強制させられるヒロインの立場が妙に生々しく、
あの頃の自分も今では考えられないような時間を過ごしてきたのだろうか、と思いを馳せる。
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
春期に引き続き小市民シリーズは、夏バテなんぞいざ知らずお菓子屋巡りだ!
青春モノにミステリーを味付けし、推理では読みきれない人間の心理と駆け引きが光る、
甘さの中にほろ苦さを同居させた相変わらずのよねぽ風味炸裂。
小山内さんの狐の面をかぶった狼っぷりにガクブル。
とりあえずファミレスでパフェを食べつつ次巻を待つことにする。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
一人称から三人称に替わってもゆゆぽはゆゆぽ。
竜児と大河のヘンテコな互助関係に大笑いして、2人の苛立ちにハッとさせられ、後書きで
大笑い。キャラの掛け合いも然ることながら、小ネタを織り交ぜた地の文も面白い。
2巻は2巻で凄いところで「次回へ続く!」だし、とりあえずファミレスでたらこパスタ食べながら次巻(以下略)。
553 :
大賞1/2:2006/07/22(土) 23:41:06 ID:Yl75cU25
○<<図書館戦争>> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
読後まず一番の感想は『楽しかった!』だった。
久々にページをめくる手が止まらない、読書体験だった。
以前には図書館司書を目指し、夢破れたけど一応本に関わる仕事をしている身としては『怖い』部分や考えさせられる部分も多分にあったが、
それ以上に熱血馬鹿なヒロインにひっぱって行かれてジェットコースターのごとく駆け抜けてしまった。
相変わらずのキャラ立てとベタともいえるストーリー。
だけどなんとも楽しい、極上のエンターテイメントでした。
格好良いぜ熱いぜ図書館!
<<絶世少女ディフェンソル (2)>> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
前回は世界観の説明やらなにやらでややぎこちなかった物語が、一気に走り出した感じ。
相変わらず可愛過ぎるユイナは言うに及ばず、新キャラのツンデレお嬢など、身悶えまくった巻でした。
特に最後の教室シーン。
くそう!ユイナ可愛いよ、ユイナ。
んでもってオイラのイチオシ、ヴィヴィたんの幸せフラグどこー?
○<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>> 【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
ああ、やはり自分はブギーのファンなのだ、と思わされた一冊を大賞に推してしまおう。
最近めっきりまとめ役かデウスエクスマキナに成り果てていた泡が、久々に話に割って入る。
これ一編だけでも読んで面白いこと、何の力も持たない人間が物語を回すというところも
昔を思い起こさせる。さて、肝心なのは動き出した展開のこれから・・・
<<撲殺天使ドクロちゃんです>> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
ありえねー内容、ありえねー絵、ありえねー面子、ありえねー企画、ありえねー本。
正統派から壊れたメタまで、何でも揃ってるよ!腹壊しても自己責任でな!OK?
<<灼眼のシャナS>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
全体重視の12と迷った結果、ここはハードなマイルストーンに軍配を上げる。
正義の味方は生き残れない、という非常の現実と生きる道はあまりに厳しい。
<<リリアとトレイズ IV イクストーヴァの一番長い日<下>>> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
時雨沢シリーズは、派手さやアピール度はないが、かなり安定してると思うのですよ。
まだまだリリアはデレが甘いものの、そこは今後の課題ということで。つーか続くよね?
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝>> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
信者だよ、悪いか、悪くないよね?というか次も入れられますように、という祈願票。
短編集ながら、毎度上手くまとめてあって、各編がぴりりと辛い。というかアスファル(ry
本来の趣旨である新人発掘には何の役にも立ってない投票・・・
俺が好きだから入れるんだ、と言う基本スタンスで行ってみた。
555 :
大賞2/2:2006/07/22(土) 23:43:02 ID:Yl75cU25
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night>> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
完結記念!
ありとあらゆるモノをぶち込んでかき混ぜて、そいでもってウマい。
ややぶち込んだモノが多過ぎて一部味が霞んでいるところも無きにしも非ずだが気にしない。
むしろ気にならない。
いつもの成田節全開でイイ!!
<<奇跡の表現V竜〈ドラゴン〉>> 【著:結城充孝/絵:KEI/レ:電撃文庫】
シマ格好良いよ、シマ!
そしてこの巻で(個人的に)株をあげたのはイルマ。イイ女だ。
そして肝心のストーリーだが、緊迫した雰囲気で読み進める度にドキドキ。
な、なんだって!?というとこで終わってるんで頼むから続きを……。
あと…じ、地味って言うな!!!
以上。
あと一票は次点が多過ぎて絞れなかったので危険…じゃなくて棄権。
全体的に豊作でウハウハ。
つか、投票明日までだと思ってたよ、やばいやばい。
{{陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
人と吸血鬼の共存を目指す先駆者。
一人の男として夢を追い、上司としてそして父のような存在としてミミコ見守り見送る姿に感動。
{{葛城ミミコ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
個人的には異例の二期連続投票。
ジローと出会い成長し、しかし挫折を味わい
それでも立ち上がり陣内すら置いて行ってしまうような場所を見据えるミミコ。
先は大変そうだが頑張って欲しいです。
{{逢坂大河}}(とらドラ!)
可憐で獰猛、でも放っておくと死んじゃう“手乗りタイガー”
単純なパワーなら今期一番の良キャラでした。
{{長門有希}}(涼宮ハルヒの憤慨)
前々から好きなキャラだったけど今回は特別。
文芸部の機関紙に書かれた長門の小説に撃沈。色々脳内解釈して楽しみました。
{{萩原誠}}(9S)
オッサンじゃなくてもいい男は書けるという一例。
八代との有能だけどヘッポコなコンビで大変そうだが頑張って欲しい。
557 :
そしてキャラ票:2006/07/22(土) 23:44:21 ID:Yl75cU25
{{笠原郁}}(図書館戦争)
いそうでいない体育会系熱血バカヒロイン(でも乙女)。
とくに柴崎との会話に激しく笑った。
{{堂上篤}}(図書館戦争)
このツンデレめ!
しかし生真面目で貧乏くじ引く系なところや最後の独白は良い。
{{ヴィヴィ}}(絶世少女ディフェンソル)
同作品のイチオシ。
幸せになってください。
この際カナメとでもいいから……。
{{天音ユイナ}}(絶世少女ディフェンソル)
しかしユイナも可愛過ぎるワケで……。
カレーの王様といちゃこらしててください。
{{シャーロット}}(がるぐる)
アホなのに鋭いドジっ娘探偵。
猫とどっちにしようか最後まで迷ったが今回の主演女優賞ということで。
なんか女性キャラ主体になってしまったが、まあそれも人生。
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
最近はあれか。家庭科スキル持ちの主人公が流行りか。と思いつつ読了。
時折混ぜられるオッサンにしかわかんねぇ様なネタが笑いを誘う。
絵師さんとのコンビネーションも抜群で良し。
根底に流れる嬉し恥ずかし青臭さは田村君から変わらないがそれが魅力。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
新キャラがね、もうね、狙ってはいるけどスナイプポイントが違うんちゃうかと。まぁ最高なんだが。
更に磨きがかかったオッサンネタにグダグダな大河と竜児の関係がまた。
早く続刊を読みたい。
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
あぁ、終わっちまった終わっちまった終わっちまったよ。1巻のカイゼルヒゲのイラストと文のコンビネーションにやられて
最終巻まで付き合うことに。このすっとぼけた笑いのセンスは他の作品では見られない。「バラライカ」「ジャミング」は多分俺の脳から一生消えないな。
結構血なまぐさいけどそれを感じさせない。けど命を軽視してるわけではなく……
まぁアレだよ。次回作期待してますよと。
559 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 23:46:40 ID:r7fVcueS
<<灼眼のシャナ XII>> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
伏線回収、そして新たに。
もうほんとにいいところで待たされるってきついよ。九月か…
フィレスとヨーハンが切ねぇ…
<<ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王>> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
上半期はまった作品その1。
いままで読んでなかったけど、なんかいきなり気になりだしてハルヒ目当てで買ってたザスニを全部読み返す。
結果全巻購入。
なんだろう、キャラかな?
この巻では愛恋最高、これに尽きます。
○<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
盛り上がってきました。
MMOをうえお的にアレンジしたこの作品、イチオシ。
でも文庫で出してほしい。高いって。
ミカタもお願いしますorz
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
上半期はまった作品その2。
アニメが始まったので全部買いました。
結果ルイズは最高だという結論に。
この巻はサイトがマジかっこいいね。
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>> 【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
久しぶりにパンドラとかそういう路線でした。
やっぱおもしろいよ、ブギー。
戦車妻がチラッと出てきたのもポイント高。
あとキャラ賞。
{{櫛枝美乃里}}(トラドラ!)
そりゃあ高須竜児も惚れるってもんよ。そんな彼女です。
「みのりん!」「たいがあ!」二人の友情タッグぶりは見ていてすがすがしい。
コンビニ神拳をゆゆぽに放ったらどうなるのか。考えるだけで頬が引きつる。
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
ホロとロレンスの間に子供が生まれるとしたら、どんな子になるんだろうか?
そんな疑問を思わず抱かせるほどのラブラブな二人に一票。
{{逢坂大河&高須竜児}}(とらドラ!)
いつの間にかいいコンビを組んだ二人。
生暖かく見守るという形でそっと愛でたくなる。
そんな手乗りタイガーとその相方に一票。
{{神庭小夏}}(学校の階段)
美冬も可愛いが、小夏もなかなかだと思うんだ。
あと、中村は刈谷を、イラストで看板もって怒ってる状態で引きとめるべきだったと思うんだ。
多分一撃で落ちたよ。
{{牧本美佐絵&九門克綺}}(塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜)
萌えというより、燃えな二人。
この世で、もっともかたい抱擁。
もうたまらない。
何だか電撃ばかりになってしまった。
これもマリみてがまた劣化したせいだー。
○<<断章のグリム I 灰かぶり>> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
新シリーズになってもやはり甲田節は甲田節。
かっちり編まれた怪現象の発生様式(今回は「マリシャス・テイル」)や、
生理的嫌悪や痛覚に直接訴える狂気世界の描写は健在。
可愛い女の子ばかりが怪異の犠牲になるのも伝統なんだろうか……。
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)>> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
正直9巻がこのシリーズにしては微妙だったので、
盛り返してくれてほっとしている。
神姫ノエルの性格があんなだとは思わなかったw
あとはウルクの気持ちの確変も見物か。
<<絶世少女ディフェンソル (2)>> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
設定フォーマットは完全にバトル物だけど、
この作者の妙味は心理のやり取りなんだなとオモタ
とかく「パートナーへの思いの純粋さ」が胸を打つ一作。
主人公が直接攻撃戦闘力を持たず、カレー作り以外特技がないのも斬新w
ユイナかわいいよユイナ、だが個人的にはそれ以上に千花かわいいよ千花。
<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
正直、文章につまるところは、一巻より多かった気もしますが。
さて、この作品は世界の終わりと戦う話です。
通常、物語で事件が起こるとハラハラドキドキするものですが、この作品は腹がドキドキします。
腹というか胃です。ドキドキというかズキズキです。
「世界の終わりなんて、ラノベじゃ普通じゃない。なんで胃がズキズキするのさ」とお思いですか?
それは何故かと理由を言えば、この作品における世界の終わりとは「社会的な死」のことだからです。
現代日本を生きる我々にとって、モンスターに襲われたり巨大組織と戦うよりも余程現実味のある脅威が、
あなたの胃をズキズキさせてくれることでしょう。
あとこの作品のヒロインがロレンスなのはガチ。
<<"文学少女"と死にたがりの道化>> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
絵に惹かれて手に取って、作者名を見て棚に戻して、評判をきいて再び手に取った作品。
読んでない間に成長したのか、それとも今作で化けたのか知りませんが、良い意味で裏切られました。
「本を食べる」というヒロインの突飛な設定が違和感のない作品の雰囲気も見事ですが、
クライマックスの行動だけで「そりゃあこの人なら本も食べるさ」と思わせてしまったところが何より見事。
<<9S〈ナインエス〉 VII>> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
0.0001%以下の可能性を納得させてしまうのは、丁寧にけれん味を積み上げてきた作品ならでは。
しかしこの巻の真の見せ場は、絶望的な毒におかされながらも、なお生きようと這いずる少女の、
けれん味とは無縁の姿と心理だったことは言っておかなきゃならないでしょう。
「ニライカナイをさがして」でも示したように、けれん味と堅実さを両立した作品を書ける作家さんです。
563 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 23:55:52 ID:Gm0R7wF8
うわっ!ぎりぎりセーフ?セーフだよね(^^;;
<<侵略する少女と嘘の庭>> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
<<荒野の恋 第二部 bump of love>> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
今の萌えor燃えが主流のラノベだからこそ読んで欲しいと思う二作品。
合わせ鏡的に感じてしまうので併せて感想を。
片や少年、片や少女を描いてきた二作家による今上半期ジュブナイルの傑作だと思う。
ほんの少しのフシギがあるだけで誰もがどこかで見て通ってきたシーンの中で
少年少女の戸惑いや喜び恋が描き出され、いつしか読みふけってしまう。
懐かしいノスタルジックな雰囲気にひたってしまうけれど、
決してセピア色ではない鮮やかな色を放っていたと思う。
締めの牧生のテレと荒野のひたりは見事な程少年と少女を表す表現だった。
○<<学校の階段>> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
筋肉の悦、プロテイン、超回復。そんな単語で彩られるライトノベルが果たして存在しただろうか。
新入生である少年の前に立ちはだかる筋肉の壁。そこに颯爽と現れ、彼を救った少女。
そんな光景からこの物語は始まります。長い時はほぼ1ページに渡って続く筋肉描写は圧巻の一言。
そして後半、鍛え上げられた筋肉が少年を救う!
下のページを参照しながらだと、臨場感が上がること間違いなしです!
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/bodybuilding_posing.htm ──というのは大嘘ですが。いえ、嘘は書いてないんですが。
今日まで未読のまま残ってましたが、読んでから投票することにしてよかった!
狼と香辛料が「すげえ新人!」ならこちらは「ほんとに新人?」という感じ。完成されてます。
2巻も評判なようで、読むのが楽しみです。
<<月の盾>> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
最後の一票をどうするか迷いましたが、予想を裏切られた作品第二弾にしました。
やはりそういう作品はインパクトが強いので。絵の描写力にもう少しだけ説得力が欲しかった気がしますが。
クローゼットの悪魔を真面目に想像して、結構怖くなったのは秘密です。あー時間ないのでこれだけで。
イチオシは、上4つで迷いましたが、読んだばかりの勢いで階段に。
次点はコッぺ、骨牌使い、荒野、フルメタ。
今年は小説を読む気力がまったくなくたった1冊の
投票です。
○<<夏期限定トロピカルパフェ事件>> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
日常系の謎自体も面白いのですが感心するのは意外性。
春期の時の意外性は小山内さんでしたが、夏季は最後の展開でした。
こういう展開はトリ近くで行われるものだと思っていたので・・・・・・
話別だと「シャルロットだけはぼくのもの」が素直に一番楽しい。
あと、今後恋愛話もあったら面白そうだなとちょっと思って見たり。
下半期は普通に投票できるよう精進精進。
566 :
563:2006/07/22(土) 23:57:20 ID:Gm0R7wF8
<<とらドラ!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
2巻ももちろん面白かったけれども、インパクトと竜虎のぶつかり合い
(一歩的に竜が…とも思うけど^^;;)
で1巻に軍配。
キャラの立ちっぷりは前作「田村くん」を完全に上回ってるんじゃないかな。
2巻でキャラが増えて混沌としてきたけれども面白さは健在。
さて今後の竜虎の関係はいかに?!
○<<狼と香辛料 II>> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
投票の多さにあわてて買いに行ったものなので少し迷ったが、
やはり今回はこれに投票しない訳にはいかないなと思ったので投票。
もう言い尽くされているかとは思うけれども、借金という誰もが理解できる危機を
使っての極限状態の煽りと主役二人の結びつきはすばらしい。
解決方法は少しひねりが足りないかとも思わないでもないけれども。
ホロとロレンスの掛け合いといい文句なしに一押しの作品だと思う。
残り1票は捨てます。「文学少女」読みきれなかったのが心残り…
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>> 【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
MPLS能力のインフレが気になるが初期の作品に近いJOJOっぽさが少なく、青春物となっている。
本筋の話には殆ど絡まないためシリーズ途中で切った人が読んでも大丈夫と思われる。
<<とらドラ2!>> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
小ネタの勢いと後書きの面白さで一気に読ませてくれる作品。
新キャラはイマイチだが1巻よりも2巻の方がネタの切れが良かったので2巻に投票。
インコちゃんが挿絵に登場する日は来るのか。
○<<シフト II ―世界はクリアを待っている―>> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
II巻では、I巻では明かされなかったシフト先の異世界の成り立ち及び設定、敵の勢力との対立理由も明かになり、
ラケル(赤松)と関係があるキャラも異世界の重要な鍵をになると仄めかされ続刊の展開に期待。。
そして、セラを始め巨乳委員長など女性キャラが非常に素晴らしい。
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲>> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
8巻読了後の感想は、次の一言で言い表せるだろう。
バスト・レヴォリューション
胸 革 命
著者の「おっぱい」に対する熱い情熱は胸革命の説明を読めば存分に理解できる筈。
展開的には、ベタ展開で「始祖」関連の設定が新たに解ったコトが重要な要素か。
サイトと再開後のルイズは完全なデレ期に以降してしまいツン好きには少し物足りないオチであった。
20分で感想を書いたが時間が足りないので4票でやめておきます。
568 :
561:2006/07/22(土) 23:58:24 ID:VlLTGmWv
以下キャラ票。
{{璃堂千花}}(絶世少女ディフェンソル)
自らを「君臨者」とのたまうプライドの高い、
でも責任感のとても強いハイスペックお嬢様。
だがその実体は、本心を素直に出せない超強力ツンデレキャラだった!
可哀想なくらい胸がぺったんこな事は忘れてあげようw
{{天音ユイナ}}(絶世少女ディフェンソル)
口下手で思った事を上手く伝えられない、
でも感情がそのまま態度に出る素直過ぎヒロイン。
愛情表現も素直でストレートな所がまたミソ。
{{杜塚眞衣子}}(断章のグリムI 灰かぶり)
新シリーズ初の犠牲者。
主人公蒼衣の事が密かに好きだったけど、
最期彼女は幸せだったんだろうか……(つД`)
569 :
563:2006/07/22(土) 23:59:29 ID:Gm0R7wF8
>562
途中割り込み申し訳ない(._.;) ゴメンネ
{{パンプキン}}(空ノ鐘の響く惑星で)
改造戦闘人間のくせに、平時の方がイキイキとしてるのはどういうことでしょう。
{{神庭美冬}}(学校の階段)
すいません、正直イラストにやられました。あれ反則。
{闘真&由宇}}(9S)
再会おめでとう記念。
571 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/22(土) 23:59:44 ID:xfbQKK96
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ>> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
1巻を買ったのがコレが出た後だったので一気に読破
結構な残虐ショーが繰り広げられているのにそこまで悲惨さを感じないのが何というか味わい深い
終盤のサブキャラ数人の扱いが少し残念ですがそれは番外編で補えばいいのでしょう
合わない人には合わないかもしれないけど僕は大好きです
時間もないし他に上げようと思っていた作品は皆大好きらしいので1作品のみ投票させていただきます
572 :
559:2006/07/22(土) 23:59:56 ID:r7fVcueS
キャラ賞
{{南風森愛恋}}(ムシウタ)
というわけで愛恋。
元魔王。
過去の過ちを悔いて、信念を貫き通す、そこに心に来るものがあります。
るろお氏のイラストと相まって最高でした。
でも退場…
{{ヨーハン&フィレス}}(灼眼のシャナ)
本当に切ねえ…
じかんぎれ
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/' つ 糸冬 了 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
残り四秒w572すげえな
いや、むしろ午前ピッタリの573の方が
「2006/07/23(日) 00:00:00」スゴス
はい、ただ今をもって投票終了です。
>572までが有効票となります。
ただ今から集計作業に入りますが、集計人は元来とろっ子な上に大賞・キャラ賞同時集計なので、結構な時間がかかると思います。
気長にお待ちください。
なお、先に今回の無効票をもう一度確認しておきます。
>54 >59 >60 >61
>>57(一作品のみ)
>76 >77 >105 >106 >107
>108 >109 >110 >112 >113
>114 >115 >116 >118 >123
>124 >125 >127 >128 >129
>130 >136 >142 >143 >146
>155 >162 >164 >121 >143
>172 >174 >181 >184 >186
>187 >188 >189 >197 >201
>212 >213 >233 >234 >248
>252 >253 >265 >266 >272
>275 >291 >294 >298 >301
>303 >305 >312 >318 >319
>322 >327 >328 >339 >341
>342 >344 >345 >346 >347
>348 >350 >351 >352 >353
>385 >397 >401 >411 >438(1作品のみ)
>490(1作品のみ)
以上の票は、感想なし、一行感想、投票期間外、存在しない作品、その他不適切な票であると集計人が判断したため無効となります。
それではしばしお待ちを。
573は伝説だな。長く語られるに違いない。
大変お待たせいたしました。
それではただ今より、2006年上半期・2chライトノベル板大賞及びキャラ賞の結果を発表したいと思います。
容量がちと厳しい状況ですが、途中でオーバーした場合発表の続きはイベント運営スレッドで。
まずはキャラ賞から行きたいと思います。
■■■1票■■■
{{"神姫”ノエル&カシナート・クーガ}} (空ノ鐘が響く惑星で)
{{E2}}(おりがみ)
{{FRF―12TS・X005(猫子)}}(ボクのセカイをまもるヒト(2))
{{アイニス・シュタイアー(アイナ)}}(つばさ)
{{アディリシア・レン・メイザーズ}}(レンタルマギカ 魔法使いの宿命!)
{{アリア}}(お留守バンシー)
{{イリス・エリニュエス&エンジュ・シェパード}}(空ノ鐘の響く惑星で)
{{ヴィヴィ}}(絶世少女ディフェンソル)
{{ヴィクトリカ&九城一弥}}(GOSICKs II ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―)
{{ヴィクトリカ}}(GOSICK)
{{ウインケニー=ビゼ}}(戦う司書と黒蟻の迷宮)
{{エド&カリエ}}(流血女神伝)
{{おばさん}}(リリアとトレイズV&W)
{{カトル}}(空ノ鐘が響く惑星で)
{{ギーシュ・ド・グラモン}}(ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲)
{{キーリ&ハーヴェイ}} (キーリ)
{{キリコ}}(ユメ視る猫とカノジョの行方)
{{ケルプ}}(吉永さん家のガーゴイル)
{{サイト}}(ゼロの使い魔)
{{シエスタ}}(ゼロの使い魔)
{{シャーロット&シャーロック}}(がるぐる)
{{シャナ}}(灼眼のシャナ)
{{ツゲ・ユフィンリー}}(神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック)
{{トラン・セプター}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
{{ドレル・クーベリック}}(灼眼のシャナ)
{{ノーラ・アレント}}(狼と香辛料)
{{ハミュッツ=メセタ}}(戦う司書と恋する爆弾)
{{パンハイマ・ルヴゥ・アミラガ}}(されど罪人は竜と踊る)
{{ビアン・ ネメ ・ ミラボー}}(護樹騎士団物語)
{{フォア・ローゼス}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印)
{{フォロン&コーティカルテ}}(神曲奏界ポリフォニカ)
■■■1票続き■■■
{{マリア・デーゲン & ”偽りの騎士”ルーファス}}(ハイデルランド英雄譚)
{{マリアローズ}}(薔薇のマリア)
{{マルタ・サギー&ドクトル・バーチ}}(マルタ・サギーは探偵ですか?)
{{メルセデス}}(F エフ II)
{{モッカニア=フルール}} (戦う司書と黒蟻の迷宮)
{{ユウ}}(マテリアルゴースト)
{{リールゥ}}(カレとカノジョと召喚魔法6)
{{リドヴィア=ロレンツェッティ}}(とある魔術の禁書目録)
{{リドルの精}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
{{ルイズ}}(ゼロの使い魔)
{{ルーシア}}(煉獄のエスクード)
{{レイオット・スタインバーグ}}(ストレイト・ジャケット)
{{レーリア=ブックワット}}(戦う司書と雷の愚者)
{{井上心葉}}("文学少女"と死にたがりの道化)
{{柿崎津々美}}(さよならトロイメライ6 恋人のためのエチュード)
{{笠原郁}}(図書館戦争)
{{葛城ミミコ&陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS )
{{吉崎多香子}}(半分の月がのぼる空6 life goes on)
{{久慈日向子}}(天空のアルカミレス)
{{久里浜探偵局(仮)}} (タマラセ)
{{九咳天秤}}(灼眼のシャナS)
{{九重ゆうこ}}(学校の階段)
{{空口夏樹&空口真帆}}(ネクラ少女は黒魔法で恋をする)
{{空口真帆}}(ネクラ少女は黒魔法で恋をする)
{{窪塚日奈}} (ROOM NO.1301)
{{絹川蛍子}} (ROOM NO.1301)
{{黒木竜ゑ}}(蟲と眼球とチョコレートパフェ)
{{佐久間榮太郎&エーネウス・ザ・バージェスト}}(まじしゃんず・あかでみい VII 父親奪還!?)
{{桜野タズサ}}(銀盤カレイドスコープ)
{{三島真琴}}(学校の階段2)
{{篠宮拓也}}(天空のアルカミレス)
■■■1票続き■■■
{{戎崎裕一}}(半分の月がのぼる空)
{{宵本澪}}(ぼくと魔女式アポカリプス)
{{小山内ゆき}}(夏季限定トロピカルパフェ事件)
{{真紅杏樹}}(かりん)
{{神庭小夏}}(学校の階段)
{{神庭美冬}}(学校の階段)
{{水瀬優矢&白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
{{青い稲妻(速見卓也)}}(走って帰ろう!)
{{赤松祐樹=ラケル}}(シフト)
{{占い師の婆さん}}(アリアンロッド・リプレイ・ルージュ)
{{草壁桜}}(撲殺天使ドクロちゃん)
{{村瀬暁&国崎桜花}}(月の盾)
{{谷崎亜希子}}(半分の月がのぼる空)
{{中山リア}}(侵略する少女と嘘の庭)
{{朝永怜央麻}}(桜乃きらほの魔法医カルテ)
{{長坂陵梧}}(タマラセ)
{{長門有希}}(涼宮ハルヒの憤慨)
{{土岐未冬(スノウ)}}(SCAR/EDGE (3))
{{島津由乃}}(マリア様がみてる)
{{藤堂志摩子}}(マリア様がみてる)
{{堂上篤}}(図書館戦争)
{{南風森愛恋}}(ムシウタ)
{{萩原誠}}(9S)
{{八代一&マモン}}(9S<ナインエス>Z)
{{緋原・ちひろ・ランカスター}}(SCER/EDGE)
{{飛騨真琴}}(お・り・が・み)
{{兵長}} (キーリ)
{{穂瑞沙羅華}}(神様のパズル)
{{穂波・高瀬・アンブラー}}(レンタルマギカ)
{{峰島由宇}}(9S<ナインエス>)
{{僕&支倉志乃}}(SHI-NO)
■■■1票続き■■■
{{牧本冬子}}(塵骸魔京)
{{牧本美佐絵&九門克綺}}(塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜)
{{理渦記}}(封仙娘娘追宝録)
{{璃堂千花}}(絶世少女ディフェンソル)
■■■2票■■■
{{フィレス&ヨーハン}}(灼眼のシャナ)
{{ガブリエラ・パピィ・ポッゾ}}(銀盤カレイドスコープ)
{{グリフィス・グリフィン}}(ガジェット・ポップ)
{{シャーロット}}(がるぐる)
{{ゼルマン・クロック}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
{{パンプキン}}(空ノ鐘の響く惑星で)
{{ブリアン(シンシアルータ)}}(シャンク!!ザ・ロードストーリー)
{{逢坂大河&櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
{{逢坂大河}}(とらドラ!)
{{縁遠丹闇}}(殺×愛)
{{葛城ミミコ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
{{寒川紀子}}(円環少女)
{{佐伯ネア}}(レジンキャストミルク)
{{坂上闘真&峰島由宇}}(9S)
{{杉乃浦春海&須磨貞夫}}(ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟)
{{相良宗助}}(フルメタルパニック!)
{{天野遠子}}("文学少女"と死にたがりの道化)
{{杜塚眞衣子}}(断章のグリムI 灰かぶり)
{{舞鶴蜜}}(レジンキャストミルク)
{{和穂と殷雷}}(封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝)
■■■3票■■■
{{フェリ・ロス}}(鋼殻のレギオス)
{{モレク&チェルノボーグ}}(灼眼のシャナS)
{{櫛枝実乃梨}}(とらドラ!)
{{獅子堂戌子}}(ムシウタ 06.夢導く旅人)
{{天音ユイナ}}(絶世少女ディフェンソル)
{{白銀雪子}}(カレとカノジョと召喚魔法)
{{平賀才人&デルフリンガー}}(ゼロの使い魔)
■■■4票■■■
{{ホロ}}(狼と香辛料)
{{リア・ガーネット・ジュイティエフ}}(銀盤カレイドスコープ)
{{浅利ケイツ}}(円環少女)
■■■第3位(5票)■■■
「色々な事を乗り越え、二人なりの答えに辿り付いた二人に乾杯」
「先に待つのが悲劇だとしても。今はただ、互いの温もりに包まれていてほしい」
「二人のこれから先が暖かな光に満ちていますように」
{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
-----------------------------------------------------------------------
「熱いオッサン。ひたすらにカッコイイ! 理屈じゃなく、こういう中年になりてー!」
「こんなにかっこいい中年は見たことがありません」
「一人の男として夢を追い、上司としてそして父のような存在としてミミコ見守り見送る姿に感動。」
{{陣内ショウゴ}}(BLACK BLOOD BROTHERS)
-----------------------------------------------------------------------
キャラ賞3位には、対照的な2組3人が同数でランクイン。
幾多の困難を乗り越えて完結を迎えたカップルと、ただひたすらに熱いオッサン。
青臭い少年少女と、いぶし銀の中年の魅力。
それぞれが熱い支持を集めました。
■■■第2位(6票)■■■
「無敵の龍と最強の虎。という雰囲気は微塵もないながら、恋愛未満の仲良さが微笑ましい」
「なぜだろう、凶暴小動物VS飼育係のお兄さん、という単語がどうしても頭を離れない」
「こいつら二人はもう切って切り離せない関係になってます」
「いつの間にかいいコンビを組んだ二人。生暖かく見守るという形でそっと愛でたくなる」
{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
-----------------------------------------------------------------------
キャラ賞第2位は、3位のカップルとはこれまた対照的なこの二人。
恋愛とはまた違った趣の、ドタバタコンビ。
その行末を応援するというよりも、遠くから見守るがごときコメントが目立ちました。
■■■第1位(18票)■■■
「女が男を手玉に取りつつ、たまに物凄く可愛らしいところを見せる。素敵」
「恋愛や友情では括れない、しかし確かにそこにあることを信じられる「絆」って、いいですよね」
「距離をおきつつ、絶対的な信頼で結ばれた彼らに、幸あれ」
「蠱惑的で型にはまらないホロ、冷静でありながらホロに対しては翻弄されがちなロレンス。とても微笑ましいカップルです」
「投票例にこれを書いてるのは集計人さんの陰謀かと思ったけど、それでも投票しちゃうぜ」
「不意に互いの心の深い部分に触れて、とまどいながらも歩み寄る姿がたまらんのです」
{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
-----------------------------------------------------------------------
そして今期の栄えあるキャラ賞第1位は、何と2位にトリプルスコアの差をつけての圧勝!
人と獣の異色カップル、ホロ&クラフト・ロレンス。
恋愛を感じさせつつも、それよりも深い絆で結ばれた信頼。
手玉に取られて振り回される男と、たまに切り返されて狼狽する女。
そんな絶妙な連携を見せる行商人コンビが、今期のキャラ賞に輝きました。
おめでとうございます!
カップル賞です。
第1位(18票):{{ホロ&クラフト・ロレンス}}(狼と香辛料)
第2位(06票):{{高須竜児&逢坂大河}}(とらドラ!)
第3位(05票):{{戎崎裕一&秋庭里香}}(半分の月がのぼる空)
第4位(03票):{{モレク&チェルノボーグ}}(灼眼のシャナS)
第4位(03票):{{平賀才人&デルフリンガー}}(ゼロの使い魔)
------------------------------------------------------------------
まあ何と言うか、ベスト3がそのままキャラ賞自体のベスト3で、特に言うことがございませんw
三者三様のカップル模様が、それぞれ多くの支持を集めたということでしょう。
個人的には、カップルへの投票がすっかり定着した感じで嬉しいですね。
さて、続いて大賞の発表へ移りたいと思います。
■■■1票■■■
<<BLACK BLOOD BROTHERS(S)2 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集―>> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<F エフ II>> 【著:坂入慎一/絵:凪良(nagi)/レ:電撃文庫】
<<ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー>> 【著:新井輝/絵:さっち/レ:富士見ミステリー文庫】
<<RUN RUN RUN>> 【著:山下卓/絵:----/レ:】
<<SCER/EDGE3〜烙印よ、想いを蝕め〜>> 【著:三田誠/絵:植田亮/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<アスラクライン (4) 秘密の転校生のヒミツ>> 【著:三雲岳斗/絵:和狸ナオ/レ:電撃文庫】
<<イコノクラスト! (5)>> 【著:榊一郎/絵:kyo/レ:MF文庫J】
<<いぬかみっ!9 ハッピー・ホップ・ステップ・ジャンプ!> 【著:有沢まみず/絵:若月神無/レ:電撃文庫】
<<イリスの虹 II ミス・ミステイク> 【著:七月隆文/絵:平野克幸/レ:電撃文庫】
<<お・り・が・み 正の闇> 【著:林トモアキ/絵:2C=がろあ〜/レ:角川スニーカー文庫】
<<オーパーツ・ラブ 5th 〜黒いファラオと眠れる神〜> 【著:ゆうきりん/絵:酒井ヒロヤス/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<かのこん3> 【著:西野 かつみ/レ:MF文庫】
<<キーリ VIII 死者たちは荒野に永眠る (上)> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
<<コスプレ幽霊 紅蓮女> 【著:上甲 宣之/絵:――/レ:宝島社】
<<さよなら、いもうと。> 【著:新井輝/絵:きゆづきさとこ/レ:富士見ミステリー文庫】
<<さよなら妖精> 【著:米澤穂信/絵:----/レ:創元推理文庫】
<<されど罪人は竜と踊る Assault> 【著:浅井ラボ/絵:宮城/レ:角川スニーカー文庫】
<<サンダーガール!2 牙ノ鳥> 【著:鈴木鈴/絵:片瀬優/レ:電撃文庫】
<<ジャンクル!> 【著:木村航/絵:カズアキ/レ:ファミ通文庫】
<<シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓―> 【著:桑原水菜/絵:夢花李/レ:コバルト文庫】
■■■1票続き■■■
<<マテリアルゴースト2> 【著:葵せきな/絵:てぃんくる/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<マルタ・サギーは探偵ですか? a collection of s.2> 【著:野梨原花南/絵:すみ兵/レ:富士見ミステリー文庫】
<<ムーンスペル!! あの日と同じ月の下で> 【著:尼野ゆたか/絵:ひじりるか/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<ムーンスペル!! 背中合わせの風景> 【著:尼野ゆたか/絵:ひじりるか/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<ユメ視る猫とカノジョの行方> 【著:周防ツカサ/絵:森倉円/レ:電撃文庫】
<<ゆらゆらと揺れる海の彼方 (6)> 【著:近藤信義/絵:えびね/レ:電撃文庫】
<<ランブリング・カレイド <星穹の女帝>戦> 【著:高瀬彼方、黒鉄アクセル/絵:日吉丸晃/レ:ファミ通文庫】
<<リリカル・ミステリー 盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜> 【著:友桐夏/絵:水上カオリ/レ:コバルト文庫】
<<ワンダフル・ワンダリング・サーガ> 【著:矢治哲典/絵:矢野たくみ/レ:ファミ通文庫】
<<哀しみキメラ> 【著:来楽零/絵:柳原澪/レ:電撃文庫】
<<黄昏の刻4 漆黒の戦慄> 【著:吉村夜/絵:すみ兵/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<火目の巫女> 【著:杉井光/絵:かわぎしけいたろう/レ:電撃文庫】
<<骸骨ナイフでジャンプ> 【著:阿智太郎/絵:宮須弥/レ:電撃文庫】
<<鬼切り夜鳥子 〜百鬼夜行学園〜> 【著:枡田省治/絵:佐嶋真実/レ:ファミ通文庫】
<<交響詩篇エウレカセブン 2 UNKNOWN PLEASURE>【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
<<交響詩篇エウレカセブン 3 NEW WORLD ORDER>【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
<<交響詩篇エウレカセブン 4 HERE TO STAY>【著:杉原智則 原作:BONES/絵:岸和田ロビン/レ:角川スニーカー文庫】
<<私立! 三十三間堂学院 (3)> 【著:佐藤ケイ/絵:かみやまねき/レ:電撃文庫】
<<七王国の玉座(1)氷と炎の歌>【著:ジョージ・R・R・マーティン/絵:−/レ:ハヤカワ文庫SF】
■■■1票続き■■■
<<失われた王国と神々の千一夜物語 さまよう愛の果て> 【著:谷瑞恵/絵:山本鳥尾/レ:コバルト文庫】
<<樹上のゆりかご> 【著:荻原規子/絵:香坂ゆう/レ:C★NOVELS ファンタジア】
<<銃とチョコレート> 【著:乙一/絵:----/レ:講談社】
<<女子大生会計士の事件簿 DX..4 企業買収ラプソディー> 【著:山田真哉/カバー絵:久織ちまき/レ:角川文庫】
<<神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン> 【著:榊一郎/絵:神無月昇/レ:GA文庫】
<<神栖麗奈は此処に散る> 【著:御影瑛路/絵:/レ:電撃文庫】
<<太陽の塔> 【著:森見登美彦】
<<大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝> 【著:茅田砂胡/絵:沖麻実也/レ:C★NOVELSファンタジア】
<<伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様> 【著:鏡貴也/絵:とよた瑣織/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<楓の剣!>【著:かたやま和華/絵:梶山ミカ/レ:富士見ミステリー文庫】
<<風雲縛魔伝7 北斗復活!の巻> 【著:桑原水菜/絵:桑原祐子/レ:コバルト文庫】
<<聞け、我が呼ばいし声> 【著:本宮ことは/絵:池上紗京/レ:講談社X文庫】
<<魔法薬売りのマレア>【著:ヤマグチノボル/絵:TASA/レ:角川スニーカー文庫】
■■■2票■■■
<<A君 (17) の戦争9 われらがすばらしいとき> 【著:豪屋大介/絵:玲衣/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスとつぼみの淑女> 【著:青木祐子/絵:あき/レ:コバルト文庫】
<<うそうそ> 【著:畠中恵/絵:柴田ゆう/新潮社】
<<お・り・が・み 光の従> 【著:林トモアキ/絵:2C=がろあ〜/レ:角川スニーカー文庫】
<<お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文> 【著:篠崎砂美/絵:尾谷おさむ/レ:GA文庫】
<<シャムロック 「狂乱のロボットバトル ですぅ〜」> 【著:沢上水也/絵:西脇ゆぅり/レ:GA文庫】
<<タクティカル・ジャッジメントSS 3 善行くんの弁護士養成講座>【著:師走トオル/レ:富士見ミステリー文庫】
<<とある魔術の禁書目録 (8)>【著:鎌池和馬/絵:灰村キヨタカ/レ:電撃文庫】
<<ノルマルク戦記3 罪と罰の迷宮> 【著:赤城毅/絵:小河原亮/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚> 【著:菊池たけし、稲葉義明、F.E.A.R/絵:田口順子、みかきみかこ/レ:ファミ通文庫】
<<ボクのセカイをまもるヒト(2)>【著:谷川流/絵:織澤あきふみ/レ:電撃文庫】
<<やみなべの陰謀> 【著:田中哲弥/絵:/レ:ハヤカワ文庫JA】
<<レジンキャストミルク2> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
<<円環少女 (2) 煉獄の虚神 (上)> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<<覚醒少年 エクスプローラー> 【著:北山大詩/絵:石田あきら/レ:富士見ミステリー文庫】
<<奇蹟の表現V<ドラゴン>>【著:結城充孝/絵:KEI/レ:電撃文庫】
<<護樹騎士団物語4 熱闘!入団競技会> 【著:水月郁見/絵:鈴木理華/レ:トクマ・ノベルズEdge】
<<桜乃きらほの魔法医カルテ> 【著:月見草平/絵:裕龍ながれ/レ:MF文庫J】
<<七人の武器屋 天下一武器屋祭からの招待状!>【著:大楽絢太/絵:今野隼史/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<小指の先の天使> 【著:神林長平/絵:----/レ:ハヤカワ文庫JA】
■■■2票続き■■■
<<塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜> 【著:海法紀光/絵:なまにくATK(ニトロプラス)/レ:ファミ通文庫】
<<制覇するフィロソフィア> 【著:定金伸治/絵:エナミカツミ/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<戦う司書と雷の愚者> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<風、天を駈けよ> 【著:荻野目悠樹/絵:バハムーチョ/レ:富士見ファンタジア文庫文庫】
<<流れ星が消えないうちに> 【著:橋本紡/絵:----/レ:新潮社】
<<烙印よ、想いを蝕め。 SCAR/EDGE (3)> 【著:三田誠/絵:植田亮/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE> 【著:十文字青/絵:BUNBUN/レ:角川スニーカー文庫】
■■■3票■■■
<<GOSICKs II ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―> 【著:桜庭一樹/絵:武田日向/レ:富士見ミステリー文庫】
<<R.O.D 第十一巻> 【著:倉田英之/絵:羽音たらく/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜> 【著:川崎康宏/絵:友紀克彦/レ:GA文庫】
<<コッペとBB団 その2> 【著:田口仙年堂/絵:はしもとしん/レ:ファミ通文庫】
<<とある魔術の禁書目録 (10)> 【著:鎌池和馬/絵:灰村キヨタカ/レ:電撃文庫】
<<パラケルススの娘 (3) 仮面舞踏会の夜> 【著:五代ゆう/絵:岸田メル/レ:MF文庫J】
<<ミッションスクール>【著:田中哲弥/絵:橋本晋/レ:ハヤカワ文庫JA】
<<ランブルフィッシュ (10) 学園炎上終幕編> 【三雲岳斗/久織ちまき、山根公利/スニーカー】
<<学校の階段>【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
<<吉永さん家のガーゴイル9> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
<<少女七竈と七人の可愛そうな大人> 【著:桜庭一樹/絵:----/レ:角川書店】
<<神様のパズル> 【著:機本伸司/絵:D.K/レ:ハルキ文庫】
<<戦う司書と黒蟻の迷宮> 【著:山形石雄/絵:前嶋重機/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<半分の月がのぼる空7 another side of the moon-first quarter>【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
■■■4票■■■
<<9S〈ないんえす?〉SS> 【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
<<カーリー〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜> 【著:高殿円/絵:椋本夏夜/レ:ファミ通文庫】
<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
<<ぼくと魔女式アポカリプス> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
<<ムシウタ 06.夢導く旅人> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
<<ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
<<リリアとトレイズ IV イクストーヴァの一番長い日<下>> 【著:時雨沢恵一/絵:黒星紅白/レ:電撃文庫】
<<絶世少女ディフェンソル (2)> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
<<流血女神伝 喪の女王3> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
<<煉獄のエスクード3 RHYTHM RED BEAT BLACK>【著:貴子潤一郎/絵:ともぞ/レ:富士見ファンタジア文庫】
■■■5票■■■
<<SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女> 【著:上月雨音/絵:東条さかな/レ:富士見ミステリー文庫】
<<お留守バンシー> 【著:小河正岳/絵:戸部淑/レ:電撃文庫】
<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
<<吉永さん家のガーゴイル10> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
<<走って帰ろう!> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
<<天空のアルカミレス> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
<<涼宮ハルヒの憤慨> 【著:谷川流/絵:いとうのいぢ/レ:角川スニーカー文庫】
■■■6票■■■
<<アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (2) ノエルと翡翠の刻印> 【著:菊池たけし、F.E.A.R./絵:佐々木あかね/レ:富士見ドラゴンブック】
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事> 【著:秋田禎信/絵:黒歴史/レ:角川スニーカー文庫】
<<タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ> 【著:六塚光/絵:日向悠二/レ:角川スニーカー文庫】
<<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王> 【著:三浦良/絵:KIRIN/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<鋼殻のレギオス> 【著:雨木シュウスケ/絵:深遊/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<灼眼のシャナS> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
<<撲殺天使ドクロちゃんです> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
■■■7票■■■
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
<<学校の階段2> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
<<断章のグリム I 灰かぶり> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
■■■8票■■■
<<がるぐる<下> Dancing Beast Night> 【著:成田良悟/絵:ヤスダスズヒト/レ:電撃文庫】
<<フルメタルパニック!〜燃えるワン・マ・フォース〜> 【著:賀東昭次/絵:四季童子/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<空ノ鐘の響く惑星で(10)> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
■■■9票■■■
<<9S<ナインエス>VII>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
<<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
■■■10票■■■
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
■■■11票■■■
<<とらドラ2!> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<<図書館戦争> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
■■■12票■■■
<<レジンキャストミルク4> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
<<灼眼のシャナ XII> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
■■■13票■■■
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
■■■15票■■■
<<月の盾> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
ここまでがベスト10圏外です。
■■■同率第9位(16票)■■■
「情けなくも恥ずかしい日々が思い出され悶えてしまう」
「曖昧な部分も残しつつ、少し切ない結末も余韻があって素晴らしい」
「実に中学生マインド溢れる初々しさとグダグダ感が読んでて悶える」
「終わらせ方が巧いというか、読んだ後になんとなく良い気持ちにさせてくれる一冊でした」
「完成された青春ボーイ・ミーツ・ガールストーリー」
「少年少女の戸惑いや喜び恋が描き出され、いつしか読みふけってしまう」
<<侵略する少女と嘘の庭>【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
清水マリコの「嘘シリーズ」3作目が、第9位に。
徹底的に等身大の中学生を描き出した描写に、自らの若い頃を重ねる人多数。
初ランクイン。
「あの頃の自分も今では考えられないような時間を過ごしてきたのだろうか、と思いを馳せる」
■■■同率第9位(16票)■■■
「『人の心って、うつろうのねぇ』。ああ全くその通りだとも」
「思わず優しい気持ちになってしまう。素晴らしい」
「荒野がまぶしすぎて直視できないほど」
「キツイけれども、それでも大切な何かがあった、そんな時代を切り取った佳作です」
「少女の痛みを書かせたら桜庭一樹は当代一」
「なんて生臭くて醜くて,そして綺麗な人を描くのだろうか」
<<荒野の恋 第二部 bump of love> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
同じように中学生の等身大の恋を描いた作品が、奇しくも同率9位。
少女を書かせたら天下一の作家・桜庭一樹が満を持して送り出した、優しい小説。
2005年上半期の同シリーズ第1作以来、2期ぶり3回目のランクイン。
「この懐かしき青春の甘酸っぱさと苦さよ」
■■■第8位(18票)■■■
「願わくはこの「日常」が長く続くことを」
「これからの裕一達がどうなっていくかはわからないけど、きっと幸せになれるはず」
「アレが二人のベストエンドかはわかりませんが、ハッピーエンドではあった」
「あぁ…終わっちゃったんだなぁ…」
「生きることの素晴らしさを教えてもらったような気がします」
「好きなだけいちゃつきやがれ」
<<半分の月がのぼる空6 life goes on> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
橋本紡が送り出したボーイ・ミーツ・ガールの完結編が、第8位。
言葉は要らない。ただ、二人の幸せが一日でも長く続くことを。
3期連続3回目のランクイン。ちなみに全て同シリーズ。
「今はただ、先に待つであろうささやかな幸せと深い悲しみの向こうに、光が差すことを祈って…」
■■■第7位(19票)■■■
「あざの耕平、いったんエンジンがかかるともう止まりませんね」
「熱い親父たちの葛藤と確執」
「巻が進むごとに面白くなってくるあざの耕平。もうたまらんです」
「もう陣内さんだけで御飯3杯はいけます」
「陣内といい、ケインといいこの作品に出てくる奴は皆、格好良過ぎて困る。」
「冒頭の2ページから震えが走った」
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
大賞の常連作家あざの耕平、今回はBBBシリーズ最新作が7位。
スロースターターで名高い筆者、シリーズ5作目にして盛り上がりはまさに最高潮。
実に3期連続7回目のランクイン。
「あーもうほんとにあざの作品は巻を重ねるごとに面白くなっていくな畜生!」
■■■第6位(21票)■■■
「いや、もう過剰なまでの百合描写が……」
「アスリートとしての表と裏、本音と建前ををしっかり描いた傑作」
「超王道スポ根を力技で読ませるのは流石」
「今回はスポ根分が多くていいなぁと思っていたら、突然の百合展開に!作者壊れたか?」
「アスリートとしての在り方に迷う主人公と、その中で誓った決意。燃え」
「輝く星に手を伸ばそうと泥水に這いつくばって足掻くタズサの姿が胸に迫る」
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
王道スポ根フィギュアライトノベル、銀盤カレイドスコープ。完結直前の第7巻が第6位。
今回は本筋の燃える展開もさることながら、突然の百合展開も大きな話題に。
意外なことに初のランクイン。
「スポ根で百合、燃えで萌え」
■■■第5位(25票)■■■
「相変わらずの青春ホロ苦風味で、読後の余韻がいい感じ」
「最後は甘いのにちょっぴり効いた辛み」
「ライトノベルとして読んでも、ミステリーとして読んでも面白い稀有な作品」
「ジワジワと隠された背景を書き記してる構成の巧みさはさすがの一言」
「甘いものが食べたくなりました」
「青春小説としてもミステリとしても群を抜いている」
<<夏期限定トロピカルパフェ事件>【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
すっかりミステリ畑に定着した米澤穂信の新作が、第5位に。
ライトノベル、ミステリとしての評価も高く、更に「美味そうな描写」の人気の高さはラ板らしい。
2001年下半期以来、9期ぶり2度目の久々ランクイン。
「単なるケーキの取り合いで、背筋が凍る様な知能戦を繰り広げる話は、中々無いでしょう」
■■■同率第3位(27票)■■■
「埋もれてしまった古書への愛情がひしひしと感じられます」
「何よりも意外なのは「あの」野村美月がこのような作品も描けたこと」
「青くて切なくてある意味バカで恥ずかしい。まさに青春」
「後に残る抜群の清涼感がたまりません」
「興味なかったのに太宰治が読みたくなった。本好きにはたまらない一冊」
「題材に使われた「人間失格」のイメージすらひっくり返す、一生懸命な遠子先輩がカッコイイ」
<<"文学少女"と死にたがりの道化> 【著:野村美月/絵:竹山美穂/レ:ファミ通文庫】
野村美月の評価を大きく覆した傑作が、第3位。
本自体の面白さもさることながら、これをきっかけに太宰に手を出す人多数。
初ランクイン。
「この大賞で興味を持ったらなら、ぜひ人間失格を先に読むことをオススメします」
■■■同率第3位(27票)■■■
「恋愛・友人関係及び『共生』とも言うべき複雑な人間関係のミックスっぷりがお見事」
「ラノベの王道、肩肘張らずに読めます」
「恋愛を主軸に据えた物語でこんなに笑って燃えられるとは思わなかった」
「田村のときも思ったが、どうしてゆゆこはここまで萌えるツンデレが書けるのか」
「電車で読むとひどい目にあうこと間違いなし。というか思いっきり吹き出した」
「根底に流れる嬉し恥ずかし青臭さは田村君から変わらないがそれが魅力」
<<とらドラ!>【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
今やすっかりライトノベル界のラブコメ女王、竹宮ゆゆこの新作が同率3位。
田村くんからのファンのみならず、新規ファンも多く取り込んだ模様。
2005年上半期以来、2期ぶり2回目のランクイン。
「読むほどにどんどんゆゆぽワールドにひきこまれます」
■■■第2位(29票)■■■
「ヒロインの、主人公を手玉に取るような老練さが秀逸です」
「商業、というライトノベルにはあまりない題材を一番見事に生かしてる作品だと思う」
「なんといってもあまりに萌えすぎる「ホロ」というヒロインの存在」
「商業とファンタジーというなかなか噛み合わない世界をつなぎ合わせた素晴らしい作品」
「ガチで経済ネタで勝負する異色のストーリーに脱帽」
「ラノベでは見た記憶がない商売ネタできれいに纏め上げた良作」
<<狼と香辛料>【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
電撃久々の大型新人・支倉凍砂のデビュー作が、堂々第2位。
強烈な魅力を持つヒロイン・ホロと、他に例を見ない中世経済ライトノベルという設定が大きな支持を集める。
もちろん初ランクイン。
「ホロかわいいよホロ」
■■■第1位(38票)■■■
「年に数冊しか会えない、ページを繰る手が止められない傑作だった」
「ギャー、なぜ信用買いしてきやがったー、な絶望感に引き込まれて一気読み」
「もうともかくホロの造形に完敗。破壊力抜群」
「ロレンスは危機を乗り越えることが出来るのか?ハラハラドキドキの経済ファンタジー」
「……まあつまり、何が言いたいかと言うとホロの尻尾をもふりたいということで」
「借金の恐怖はイヤにリアルで恐ろしい……」
「桃の蜂蜜付けをねだるホロ。ノーラの話をすり替えてごまかすホロ。ホロかわいいよホロ」
「一巻の評価が高く、これ以上のものが書けるのかという読者の不安を見事に払拭してくれた二巻。カンペキです」
<<狼と香辛料 II> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
支倉凍砂の第2作目が、何と脅威のワンツーフィニッシュ。
1巻の面白さを維持しつつ、更に身につまされるほどの現実的な危機をぶつけて来る第2巻。
まさに今期の大賞に相応しい、傑作中の傑作。
「現実味のある脅威が、あなたの胃をズキズキさせてくれることでしょう」
イチオシ賞行きます。
第1位:21票
<<狼と香辛料 II> 【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
第2位:9票
<<"文学少女"と死にたがりの道化> 【著:野村美月/絵:竹岡美穂/レ:ファミ通文庫】
第3位:7票
<<狼と香辛料>【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
<<図書館戦争> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
第5位:6票
<<シフト II ―世界はクリアを待っている―> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
以下票数のみ
5票:
<<夏期限定トロピカルパフェ事件> 【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
<<レジンキャストミルク4> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
<<カレとカノジョと召喚魔法 (6)> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
<<BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
4票:
<<封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
<<半分の月がのぼる空6 life goes on> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
<<月の盾> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
<<銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<とらドラ!> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
3票:
<<荒野の恋 第二部 bump of love> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
<<侵略する少女と嘘の庭> 【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
<<ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟>【著:上遠野浩平/絵:緒方剛志/レ:電撃文庫】
2票:
<<撲殺天使ドクロちゃんです> 【著:おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬/絵:とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無/レ:電撃文庫】
<<走って帰ろう!> 【著:加藤聡/絵:緋呂河とも/レ:ファミ通文庫】
<<吉永さん家のガーゴイル10> 【著:田口仙年堂/絵:日向悠二/レ:ファミ通文庫】
<<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<<キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)> 【著:壁井ユカコ/絵:田上俊介/レ:電撃文庫】
1票:
<<流血女神伝 喪の女王3> 【著:須賀しのぶ/絵:船戸明里/レ:コバルト文庫】
<<風雲縛魔伝7 北斗復活!の巻> 【著:桑原水菜/絵:桑原祐子/レ:コバルト文庫】
<<天空のアルカミレス> 【著:三上延/絵:純珪一/レ:電撃文庫】
<<断章のグリム I 灰かぶり> 【著:甲田学人/絵:三日月かける/レ:電撃文庫】
<<絶世少女ディフェンソル (2)> 【著:マサト真希/絵:芳住和之/レ:電撃文庫】
<<制覇するフィロソフィア> 【著:定金伸治/絵:エナミカツミ/レ:スーパーダッシュ文庫】
<<神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン> 【著:榊一郎/絵:神無月昇/レ:GA文庫】
<<小指の先の天使> 【著:神林長平/絵:----/レ:ハヤカワ文庫JA】
<<銃とチョコレート> 【著:乙一/絵:----/レ:講談社】
<<交響詩篇エウレカセブン 4 HERE TO STAY>
<<護樹騎士団物語4 熱闘!入団競技会> 【著:水月郁見/絵:鈴木理華/レ:トクマ・ノベルズEdge】
<<空ノ鐘の響く惑星で (10)> 【著:渡瀬草一郎/絵:岩崎美奈子/レ:電撃文庫】
<<学校の階段2> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
<<学校の階段> 【著:櫂末高彰/絵:甘福あまね/レ:ファミ通文庫】
<<覚醒少年 エクスプローラー> 【著:北山大詩/絵:石田あきら/レ:富士見ミステリー文庫】
<<レジンキャストミルク2> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
<<ユメ視る猫とカノジョの行方> 【著:周防ツカサ/絵:森倉円/レ:電撃文庫】
<<ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感> 【著:深見真/絵:蕗野冬/レ:トクマ・ノベルズEdge】
<<ムシウタ 06.夢導く旅人> 【著:岩井恭平/絵:るろお/レ:角川スニーカー文庫】
<<ミッションスクール>【著:田中哲弥/絵:橋本晋/レ:ハヤカワ文庫JA】
<<ぼくと魔女式アポカリプス> 【著:水瀬葉月/絵:藤原々々/レ:電撃文庫】
1票続き:
<<ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚> 【著:菊池たけし、稲葉義明、F.E.A.R/絵:田口順子、みかきみかこ/レ:ファミ通文庫】
<<ネクラ少女は黒魔法で恋をする> 【著:熊谷雅人/絵:えれっと/レ:MF文庫J】
<<とらドラ2!> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
<<とある魔術の禁書目録・10>
<<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
<<シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓―> 【著:桑原水菜/絵:夢花李/レ:コバルト文庫】
<<ジャンクル!> 【著:木村航/絵:カズアキ/レ:ファミ通文庫】
<<シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事> 【著:秋田禎信/絵:つたえゆず/レ:角川スニーカー文庫】
<<シャムロック 「狂乱のロボットバトル ですぅ〜」>
<<ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜> 【著:川崎康宏/絵:友紀克彦/レ:GA文庫】
<<9S<ナインエス>VII>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
■■■総評■■■
えー、改めて言うまでもありませんね。
大賞、イチオシ賞、キャラ賞、カップル賞、全てにおいて『狼と香辛料』が圧倒的な支持を集めた今回の大賞です。
ここまで特定の1シリーズがぶっちぎりで票を集めたのは、何だかんだで7年に及ぶ大賞史上でも初ではないでしょうか?
それだけ万人の心に響く傑作だったということでしょうね。
しかししかし3位以降では、地力のある作者の新シリーズあり、人気シリーズの完結編あり、はたまた評価を大きく上げた新作あり、と、
今回も多くのレーベル・作品に票が集まりました。
ライトノベルの裾野は、どんどん広がっているに違いありません。
ただ、雨後の筍のように現れた新レーベル勢は殆ど撃沈。今後に期待ですね。
また、イチオシ賞の方で注目すべきは『図書館戦争』『シフトII』の電撃ハードカバー勢が、総票数に比べて高いイチオシ率を持っていることです。
ハードカバーゆえにとっきづらく、票数が入りにくいですが、読んだ人の心を確実に掴む傑作。
新潮社から出た橋本紡の作品などもあわせ、電撃のハードカバー戦略は賛否を浴びつつも確実に結果を残しているようです。
ライトノベルと一般小説の垣根が取っ払われる日は近い……のかな?
それでは、これをもって今期の大賞を終わろうと思います。
ありがとうございました。
集計人さん、乙かれー
ありがとー
>>614 おつかれさまですー。
簡易版。
大賞 38票
■狼と香辛料 II■
【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
第2位 29票
■狼と香辛料■
【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
第3位 27票
■とらドラ!■
【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
■文学少女"と死にたがりの道化■
【著:野村美月/絵:竹山美穂/レ:ファミ通文庫】
第5位 25票
■夏期限定トロピカルパフェ事件■
【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
第6位 21票
■銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle■
【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
第7位 19票
■BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―■
【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
第8位 18票
■半分の月がのぼる空6 life goes on 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
第9位 16票
■荒野の恋 第二部 bump of love■
【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
■侵略する少女と嘘の庭■
【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
乙
01位 38票 <狼と香辛料 I >【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
02位 29票 <狼と香辛料>【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
03位 27票 <とらドラ!>【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
<"文学少女"と死にたがりの道化> 【著:野村美月/絵:竹山美穂/レ:ファミ通文庫】
05位 25票 <夏期限定トロピカルパフェ事件>【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
06位 21票 <銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle> 【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
07位 19票 <BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―> 【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
08位 18票 <半分の月がのぼる空6 life goes on> 【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
09位 16票 <荒野の恋 第二部 bump of love> 【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
<侵略する少女と嘘の庭>【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
11位 15票 <月の盾> 【著:岩田洋季/絵:室井麻希/レ:電撃文庫】
12位 13票 <封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5) 最後の宝貝> 【著:ろくごまるに/絵:ひさいちよしき/レ:富士見ファンタジア文庫】
13位 12票 <レジンキャストミルク4> 【著:藤原祐/絵:椋本夏夜/レ:電撃文庫】
<灼眼のシャナ XII> 【著:高橋弥七郎/絵:いとうのいぢ/レ:電撃文庫】
15位 11票 <とらドラ2!> 【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
<円環少女 (3) 煉獄の虚神 (下)> 【著:長谷敏司/絵:深遊/レ:角川スニーカー文庫】
<図書館戦争> 【著:有川浩/絵:徒花スクモ/レ:メディアワークス】
18位 10票 <カレとカノジョと召喚魔法 (6)> 【著:上月司/絵:BUNBUN/レ:電撃文庫】
<シフト II ―世界はクリアを待っている―> 【著:うえお久光/絵:----/レ:メディアワークス】
20位 9票 <9S<ナインエス>VII>【著:葉山透/絵:山本ヤマト/レ:電撃文庫】
<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
<ゼロの使い魔 (8) 望郷の小夜曲> 【著:ヤマグチノボル/絵:兎塚エイジ/レ:MF文庫J】
01位 支倉凍砂 67(2) 狼と香辛料/狼と香辛料II
02位 竹宮ゆゆこ 38(2) とらドラ!/とらドラ2!
03位 野村美月 27(1) "文学少女"と死にたがりの道化
04位 米澤穂信 26(2) 夏期限定トロピカルパフェ事件/さよなら妖精
05位 橋本紡 23(3) 半分の月がのぼる空6/7/流れ星が消えないうちに
06位 桜庭一樹 22(3) 荒野の恋 第二部/GOSICKs II/少女七竈
07位 海原零 21(1) 銀盤カレイドスコープvol.7
08位 あざの耕平 .20(2) BBB5/BBB(S)2
09位 清水マリコ .19(1) 侵略する少女と嘘の庭
10位 ヤマグチノボル .19(3) ゼロの使い魔(7)/(8)/魔法薬売りのマレア
11位 高橋弥七郎 18(2) 灼眼のシャナ XII/S
12位 岩田洋季 15(1) 月の盾
13位 藤原祐 14(2) レジンキャストミルク2/4
14位 ろくごまるに 13(1) 封仙娘娘追宝録・奮闘編 (5)
14位 長谷敏司 13(2) 円環少女 (2)/(3)
14位 葉山透 13(2) 9SVII/9SSS
17位 有川浩 11(1) 図書館戦争
17位 田口仙年堂 11(3) ガーゴイル9/10/BB団2
18位 櫂末高彰 10(2) 学校の階段/2
18位 上月司 10(1) カレとカノジョと召喚魔法
18位 うえお久光 .10(1) シフトII
集計人さん お疲れ様でした!
本スレ
>>598 >> 【著:秋田禎信/絵:黒歴史/レ:角川スニーカー文庫】
なぜ俺の書いたネタがこんなところまで?
ごめん誤爆
運営スレに書くつもりだった
しかし、なんだかんだでハルヒ抜きでは語れんな、今期は。
小説としては水準よりは上程度なのに。
626 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/23(日) 23:03:26 ID:Bk3G8sRN
『ゲド戦記』35点(100点満点中)
興収100億円を狙う、2006年夏シーズンの大本命の登場だ。
アニメ『ゲド戦記』は何がいけないのか。大雑把に言ってしまえば、「監督の頭の中だけで話が展開している」という事があげられよう。
また、映画のテーマについても、何の工夫も無く登場人物にくどいくらい連呼させてしまう。これは間違いなく、監督に映画製作の経験が無いことからくる弊害といえる。
平たく言えば、経験不足ということだ。
結局のところ、『ゲド戦記』は、ただでさえ未熟な出来の上に、これまでのジブリの短所を引き継ぎ、しかもあろうことか、これまでもっていた長所まで失うという、
どうしようもない事をやっている。相変わらず、眺めているだけで美しいほど作画の品質が高いため、駄作とまではいえないが、
多大な期待をするのはよしたほうが良いとアドバイスしておきたい。
ジブリはもう、有名人や奇をてらったキャスティングで客を呼ぶ必要など無いくらいメジャーになったのだから、いいかげん、専門声優を使うべきだ。
http://movie.maeda-y.com/movie/00768.htm
>>624 ラノベ読みなら今更感いっぱいです。
学校を出ようマダー