2chライトノベル大賞2004上半期

２００４年度上半期ライトノベル板大賞の投票スレです。

２００４年１月〜６月の間に発売された本の中からマターリと優秀作品を選びます。
ルールを確認の上、奮ってご参加下さい。

【大賞概要】
●２００４年度上半期大賞の票数は５票まで。感想必須。
●投票期間は ７／４（日） 〜 ７／１８（日）まで。
　タイムスタンプが７月１９日（０４／０７／１９）となった投票は無効。
　ただし最終日に長時間サーバーがダウンするなどのトラブルがあった場合は多少延長する可能性があります。
●投票はage推奨。
●マターリ推奨。勝ち負けにこだわらず気楽に楽しみましょう。殺伐(・Ａ・)イクナイ!!
●大賞に関連しての雑談は、下記のスレッドへ 。
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/
　※その際、投票期間中に票数を集計人以外が公表しないで下さい。
その他の賞 (詳細は >>5-10 を参照)
●２００４年度上半期イチオシ賞
●キャラクター賞
●ライトノベル板中賞

ルール詳細 >>2
過去ログ >>3
超簡単ルール>>4

対象作品リスト（文庫別）
http://www.geocities.jp/idle_dn/R-NOVEL/release/04a.htm
2chライトノベル大賞　栄光の記録（参考）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/lnprz.html

【大賞投票ルール詳細】
●投票対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルです（対象作は別記のURL参照）。
　感想を添えて投票してください。

●一人で最大５作品にまで投票できます。
　・独立して出版された単行本「５タイトル」までを有効とします。
　・ひとりで同一タイトルへの複数投票はできません。
　・シリーズ、分冊、作者、その他「一冊」以外の単位や、書籍でないものへの投票は無効とします。

●投票理由（感想）の明記を必須とします。ただし一行・一言感想でも構いません。
　・感想の内容・形態は問いません。
　・ただし明らかにコピペと思われるもの、他作品への貶しと取れるもの、
　　その他荒らし行為が疑われるものは集計人の判断で無効票とする場合があります。

●貴方が名作だと思うものが名作です。他人の投票内容には寛容にありましょう。

●上の条件が守られていれば投票形式は自由です。
　・ただし作品名だけは正確に、なるべく「」や＜＞で括るなど分かりやすいようにしてください。

●投票期間はは７／４（日）０：００ 〜 ７／１８（土）２３：５９。
　タイムスタンプが７月１９日（０４／０７／１９）となった投票は無効です。
　・ただし最終日に長時間サーバーがダウンするなどのトラブルがあった場合は多少延長する可能性があります。

●対象作品のリスト（文庫別）
　http://www.geocities.jp/idle_dn/R-NOVEL/release/04a.htm
　・リストはあくまで参考です。ここに無くても対象期間内に発行された作品に投票できます。

●投票はage推奨です。

【過去ログ】
● ２ch ライトノベル大賞 2003年度下半期 ●
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074171331/（dat落ち）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/mirror/lp_03-1.html （ミラー）
2chライトノベル大賞2003上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1058173952/ （dat落ち）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/mirror/lp_03-1.html （ミラー）
2chライトノベル大賞2002下半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1041299132/
2chライトノベル大賞2002上半期
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1024751473/
2chライトノベル大賞2001（下半期）
http://natto.2ch.net/magazin/kako/1004/10040/1004001978.html
2chライトノベル大賞2001上半期
http://salami.2ch.net/magazin/kako/991/991503423.html
２ｃｈライトノベル大賞２０００
http://mentai.2ch.net/magazin/kako/972/972892222.html

【２００４年度上半期大賞・超簡単ルール】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル
●期間は７／４（日） 〜 ７／１９（土）まで
●票数は５票　●感想は必須　●投票はage推奨　●マターリ推奨
詳しくは>>1-3

【２００４年上半期キャラ大賞・超簡単ルール 】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルに登場したキャラ
●票数は３票　●コメントは必須　●個人部門と団体･コンビ部門を別途に集計
詳しくは>>6

雑談は下記スレッドで！！
　イベント観戦スレ in ラ板 part1
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/

【イチオシ賞投票ルール】
●大賞に投票した作品の中で、イチオシしたいもののタイトルに○付けて下さい。

●イチオシですので一人一票です。
　・その他、対象作品などの規定は【大賞投票ルール詳細】に準拠します。

●要するに前回と同じです。

●２００４年上半期ベストキャラクター賞

・２００４年上半期に出版されたライトノベルに登場したキャラ限定です。
　文庫、新書形式に限らず、雑誌媒体でもかまいません。

・二つ名等は集計人が作品を知らない場合に別集計してしまいますので、なるべくフルネームで。
　別集計したキャラがあった場合、ご指摘があれば修正します。

・５キャラ（５組）まで投票することができます。１キャラ（１組）１票です。

・カップル、コンビや組織でも１票として投票できます。但し、単体とは別集計になります。
　例えば、ガユス＆ギギナで投票しても、ガユス、ギギナ単体の票には加えられません。

・亜人種、動物、妖怪、ＡＩ等、キャラクター性があればなんでも可。

・有効票の判断は集計人個人で行います。議論はしません。

・投票形式は以下の形式とします。

　【キャラ名】（作品名）
　　　コメント

---投票例---

　【御坂美琴】（とある魔術の禁書目録）
　　　あとがきに名前が出ただけでもよしとする。むしろそこが萌え。

【ライトノベル板中賞について】
●もっとも普通のライトノベルを選びます。

●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル 。

●期間は７／４（日）〜７／１８（日）まで 。

●票数は５票。　

●感想又は投票理由は必須。

●下記のスレにて開催します。詳細は下記のスレにて確認してください。
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1054659258/65-

>>4
訂正

【２００４年度上半期大賞・超簡単ルール】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル
●期間は７／４（日） 〜 ７／１９（土）まで
●票数は５票　●感想は必須　●投票はage推奨　●マターリ推奨
詳しくは>>1-3

【２００４年上半期キャラ大賞・超簡単ルール 】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルに登場したキャラ
●票数は５票　●コメントは必須　●個人部門と団体･コンビ部門を別途に集計
●【キャラ名】（作品名）の形で投票。
詳しくは>>6

雑談は下記スレッドで！！
　イベント観戦スレ in ラ板 part1
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/

>>2
曜日を訂正。

【大賞投票ルール詳細】
●投票対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルです（対象作は別記のURL参照）。
　感想を添えて投票してください。

●一人で最大５作品にまで投票できます。
　・独立して出版された単行本「５タイトル」までを有効とします。
　・ひとりで同一タイトルへの複数投票はできません。
　・シリーズ、分冊、作者、その他「一冊」以外の単位や、書籍でないものへの投票は無効とします。

●投票理由（感想）の明記を必須とします。ただし一行・一言感想でも構いません。
　・感想の内容・形態は問いません。
　・ただし明らかにコピペと思われるもの、他作品への貶しと取れるもの、
　　その他荒らし行為が疑われるものは集計人の判断で無効票とする場合があります。

●貴方が名作だと思うものが名作です。他人の投票内容には寛容にありましょう。

●上の条件が守られていれば投票形式は自由です。
　・ただし作品名だけは正確に、なるべく「」や＜＞で括るなど分かりやすいようにしてください。

●投票期間はは７／４（日）０：００ 〜 ７／１８（日）２３：５９。
　タイムスタンプが７月１９日（０４／０７／１９）となった投票は無効です。
　・ただし最終日に長時間サーバーがダウンするなどのトラブルがあった場合は多少延長する可能性があります。

●対象作品のリスト（文庫別）
　http://www.geocities.jp/idle_dn/R-NOVEL/release/04a.htm
　・リストはあくまで参考です。ここに無くても対象期間内に発行された作品に投票できます。

●投票はage推奨です。

>>4 >>8
曜日・日付・アンカーを訂正。

【２００４年度上半期大賞・超簡単ルール】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル
●期間は７／４（日） 〜 ７／１８（日）まで
●票数は５票　●感想は必須　●投票はage推奨　●マターリ推奨
詳しくは>>9

【２００４年上半期キャラ大賞・超簡単ルール 】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルに登場したキャラ
●票数は３票　●コメントは必須　●個人部門と団体･コンビ部門を別途に集計
詳しくは>>6

雑談は下記スレッドで！！
　イベント観戦スレ in ラ板 part1
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/

折角やってくれてるのを責めるのもどうかと思ったけど、
さすがにこれはちょっと推敲足りなさ過ぎでは。

結局まとめると正しいテンプレはどれとどれとどれなのか、
1レスにアンカーで一通り示してくれるとありがたい。

>>1
【概要】

>>9
【ルール詳細】

>>3
【過去ログ】

>>10
【超簡単ルール】

>>5-7
【イチオシ賞】【キャラ賞】【中賞】

>>11
直したのは、【ルール詳細】の曜日と【超簡単ルール】の曜日、日付、アンカーです。
本当にすいませんでした。

>>13
リクエスト聞いてくれてありがとう。
では集計の方も頑張って。ﾉｼ




それでは以下　4日0：00より　投票開始という事で。

集計人さん、乙。

申し訳ない。始まる前なので確認したいのですが
キャラ大賞の票数は５票で良いんですよね？
>4では３票　>8では５票　>10では３票　となっててちょっとややこしい＾＾；
>6の詳しい概要では５票となっているのでこれが正解ってことでよいのかしら

>>10
訂正

【２００４年度上半期大賞・超簡単ルール】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル
●期間は７／４（日） 〜 ７／１８（日）まで
●票数は５票　●感想は必須　●投票はage推奨　●マターリ推奨
詳しくは>>9

【２００４年上半期キャラ大賞・超簡単ルール 】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルに登場したキャラ
●票数は５票　●コメントは必須　●個人部門と団体･コンビ部門を別途に集計
詳しくは>>6

雑談は下記スレッドで！！
　イベント観戦スレ in ラ板 part1
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/

>>1
【概要】

>>9
【ルール詳細】

>>3
【過去ログ】

>>17
【超簡単ルール】

>>5-7
【イチオシ賞】【キャラ賞】【中賞】

>>16
すいません。間違えてました。

キャラ大賞は　５票　です。


大賞集計人はドジっ子属性と言うことで（ry
なんだか集計に自信がなくなってきたり・・・

２００４年度上半期ライトノベル板大賞の投票スレです。

２００４年１月〜６月の間に発売された本の中からマターリと優秀作品を選びます。
ルールを確認の上、奮ってご参加下さい。

【大賞概要】
●２００４年度上半期大賞の票数は５票まで。感想必須。
●投票期間は ７／４（日） 〜 ７／１８（日）まで。
　タイムスタンプが７月１９日（０４／０７／１９）となった投票は無効。
　ただし最終日に長時間サーバーがダウンするなどのトラブルがあった場合は多少延長する可能性があります。
●投票はage推奨。
●マターリ推奨。勝ち負けにこだわらず気楽に楽しみましょう。殺伐(・Ａ・)イクナイ!!
●大賞に関連しての雑談は、下記のスレッドへ 。
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/
　※その際、投票期間中に票数を集計人以外が公表しないで下さい。
その他の賞 (詳細は >>24-30 を参照)
●２００４年度上半期イチオシ賞
●キャラクター賞
●ライトノベル板中賞

ルール詳細 >>21
過去ログ >>22
超簡単ルール>>23

対象作品リスト（文庫別）
http://www.geocities.jp/idle_dn/R-NOVEL/release/04a.htm
2chライトノベル大賞　栄光の記録（参考）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/lnprz.html

【大賞投票ルール詳細】
●投票対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルです（対象作は別記のURL参照）。
　感想を添えて投票してください。

●一人で最大５作品にまで投票できます。
　・独立して出版された単行本「５タイトル」までを有効とします。
　・ひとりで同一タイトルへの複数投票はできません。
　・シリーズ、分冊、作者、その他「一冊」以外の単位や、書籍でないものへの投票は無効とします。

●投票理由（感想）の明記を必須とします。ただし一行・一言感想でも構いません。
　・感想の内容・形態は問いません。
　・ただし明らかにコピペと思われるもの、他作品への貶しと取れるもの、
　　その他荒らし行為が疑われるものは集計人の判断で無効票とする場合があります。

●貴方が名作だと思うものが名作です。他人の投票内容には寛容にありましょう。

●上の条件が守られていれば投票形式は自由です。
　・ただし作品名だけは正確に、なるべく「」や＜＞で括るなど分かりやすいようにしてください。

●投票期間はは７／４（日）０：００ 〜 ７／１８（日）２３：５９。
　タイムスタンプが７月１９日（０４／０７／１９）となった投票は無効です。
　・ただし最終日に長時間サーバーがダウンするなどのトラブルがあった場合は多少延長する可能性があります。

●対象作品のリスト（文庫別）
　http://www.geocities.jp/idle_dn/R-NOVEL/release/04a.htm
　・リストはあくまで参考です。ここに無くても対象期間内に発行された作品に投票できます。

●投票はage推奨です。

【過去ログ】
● ２ch ライトノベル大賞 2003年度下半期 ●
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074171331/（dat落ち）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/mirror/lp_03-1.html （ミラー）
2chライトノベル大賞2003上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1058173952/ （dat落ち）
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3018/mirror/lp_03-1.html （ミラー）
2chライトノベル大賞2002下半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1041299132/
2chライトノベル大賞2002上半期
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1024751473/
2chライトノベル大賞2001（下半期）
http://natto.2ch.net/magazin/kako/1004/10040/1004001978.html
2chライトノベル大賞2001上半期
http://salami.2ch.net/magazin/kako/991/991503423.html
２ｃｈライトノベル大賞２０００
http://mentai.2ch.net/magazin/kako/972/972892222.html

【２００４年度上半期大賞・超簡単ルール】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル
●期間は７／４（日） 〜 ７／１８（日）まで
●票数は５票　●感想は必須　●投票はage推奨　●マターリ推奨
詳しくは>>21

【２００４年上半期キャラ大賞・超簡単ルール 】
●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベルに登場したキャラ
●票数は５票　●コメントは必須　●個人部門と団体･コンビ部門を別途に集計
●投票形式は【キャラ名】（作品名）
詳しくは>>25

雑談は下記スレッドで！！
　イベント観戦スレ in ラ板 part1
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1074399951/

【イチオシ賞投票ルール】
●大賞に投票した作品の中で、イチオシしたいもののタイトルに○付けて下さい。

●イチオシですので一人一票です。
　・その他、対象作品などの規定は【大賞投票ルール詳細】に準拠します。

●要するに前回と同じです。

●２００４年上半期ベストキャラクター賞

・２００４年上半期に出版されたライトノベルに登場したキャラ限定です。
　文庫、新書形式に限らず、雑誌媒体でもかまいません。

・二つ名等は集計人が作品を知らない場合に別集計してしまいますので、なるべくフルネームで。
　別集計したキャラがあった場合、ご指摘があれば修正します。

・５キャラ（５組）まで投票することができます。１キャラ（１組）１票です。

・カップル、コンビや組織でも１票として投票できます。但し、単体とは別集計になります。
　例えば、ガユス＆ギギナで投票しても、ガユス、ギギナ単体の票には加えられません。

・亜人種、動物、妖怪、ＡＩ等、キャラクター性があればなんでも可。

・有効票の判断は集計人個人で行います。議論はしません。

・投票形式は以下の形式とします。

　【キャラ名】（作品名）
　　　コメント

---投票例---

　【御坂美琴】（とある魔術の禁書目録）
　　　あとがきに名前が出ただけでもよしとする。むしろそこが萌え。

【ライトノベル板中賞について】
●もっとも普通のライトノベルを選びます。

●対象は２００４年１月〜６月の間に発売されたライトノベル 。

●期間は７／４（日）〜７／１８（日）まで 。

●票数は５票。　

●感想又は投票理由は必須。

●下記のスレにて開催します。詳細は下記のスレにて確認してください。
　http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1054659258/65-

>>20-27

　　　【テンプレ】

もう何がなんだか。

超簡単ルールですら長すぎる。全部で５行以内にまとめれ。
つーか簡単ルール以外にもイチオシだのキャラ賞だのあるじゃねーか。


●大賞（５票）…感想必須。
●キャラ賞（５票）…コメント必須。団体・コンビ可。
●イチオシ賞（１票）…大賞５票の中のイチオシに○をつける。
●中賞（５票）…普通な作品を５作選ぶ賞。別スレにて。
各賞によって開催期間が異なります。


詳細を一々書かないで投票に必要な部分ならこんなもんでいいだろ。

投票用テンプレ(使用推奨)

大賞・イチオシ賞

○　<<　>>　著:　画:

　　<<　>>　著:　画:

　　<<　>>　著:　画:

　　<<　>>　著:　画:

　　<<　>>　著:　画:

ベストキャラクター賞

　　【】（）

　　【】（）

　　【】（）

　　【】（）

　　【】（）

投票用テンプレ使用方法

大賞・イチオシ賞

○　<<作品名>>　著:著者名　画:絵師名
　　　感想(2〜3行書けば十分。)

ベストキャラクター賞

　　【キャラクター名】（作品名）
　　コメント

--------------------------------
今回は、テンプレの縛りは有りませんが集計を行い易くする為に、
テンプレを利用しての投票を推奨いたします。

おっしゃ一発目。今期も豊作だったなぁ。

○<<Dクラッカーズ7-2　王国 -a boy & a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　富士ミスの生んだ奇跡の終着点。俺のオールタイム・ベスト１。
　この物語を描き出した全ての登場人物に祝福を。

<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　キャラ同士の綿密な心理描写と、１巻を上回る迫力の戦闘描写。
　そしてあまりに切ない痛みが胸を突き刺すラスト。文句なしの傑作。

<<三月、七日。>>　著:森橋ビンゴ　画:世良シンヤ
　後半の展開はちょい駆け足だったが、前半の丁寧な心理描写はまさに極上。
　青臭い想いを丁寧に描ききった秀作。

<<復活の地�T>>　著:小川一水　画:前嶋重機
　緻密に計算された迫力の災害描写に唸る、痺れる。ページをめくる手が止まらない。
　２巻３巻でどんな展開が待ち受けているのか、震えるほどに楽しみ。

<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛　画:よしづきくみち
　ヒーリング小説の傑作。読んでいてここまで和める小説は希有。
　作者が原作者以上にこの作品を理解しているがために生まれた奇跡のノベライズ。

もう投票OK？

大賞・イチオシ賞

○　<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　現在自分の中で一番続きを待ち望んでいるシリーズ。ゆえに一押し。
　　この半期では自国での後継ぎ問題がメインで、新キャラ目白押しだが、
　　よくキャラクターが書き込まれていて、存在感に過不足を感じない。
　　幼馴染一歩リードだが、来訪者の反撃なるか？　今後の展開に期待。

　　<<学校を出よう！４ Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青
　　ただの追いかけっこ騒動と思いきや、設定対象が「世界」に及ぶとは予想外。
　　２巻以外登場しないと思われたキャラの再登場もあり、１〜３巻までの
つながりが見え始めたのも良い。世界の俯瞰者としては目が離せない。
　　
　　<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy and a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　　この投票企画がなければ読んでいなかったであろう作品。板住人諸氏に多謝。
　　やや展開が読みやすく、面白さで言えば前巻に及ばないものの、
　　このシリーズ必見の幕切れは団結する仲間達や今までの流れがあってこそ。
　　おわりという名のはじまり。
　　
　　<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛　画:よしづきくみち
　　一日中川の流れを眺めているような緩やかさはあるが、意外に読ませる文章に好感。
　　１巻ではあんなに頼りなく見えたユメが、失敗を繰り返しながらようやく得た
　　「魔法遣いに大切なこと」を、「後輩の魔法遣い」に伝えていく場面は感慨深い。
　　この巻で一段落するのは非常に残念ではあるが、内容としては納得。
　　
　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　最後まであと一票を何にするか悩んだけれど、作者への応援もかねて。
　　独特の文体で主人公の心情が直接的に伝わってくるのが良い。
　　物語の設定をここまで拡張したのだから、ぜひとも書き続けて完結させてほしいところ。
　　一年に一冊でも構わないけど…　・゜・(ノД`)・゜・

>33の続き
ベストキャラクター賞

　　【姫木梓＆物部景】（Ｄクラッカーズ）
　　　色々名言ありの千絵も捨てがたいが…最終巻はやっぱりこの２人を差し置くことは不可能。
　　　この二人にはおめでとうの言葉を送りたい。

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　　　この半期は彼女が縦横無尽の大活躍。すげえ策士のわりに一途だったりする。
　　　幼馴染ばんざーい（以下斬殺劇）。

　　【道化娘】（ヴァンぷ！）
　　　初見「何だよ、このうっとうしい椰子は？　(ﾟДﾟ#)」
　　　読了後「すいません、俺が間違っていました…　orz」

　　【近藤武巳】（Missing）
　　　まさか稜子のためにここまで動くとは思わなかった。読者の投影を標榜するキャラかと
　　　思いきやこの回で見せた勇気であっさり俺を超越してしまった。

　　【山城はじめ】（先輩と僕）
　　　ボケ倒し多数のキャラクターの中、唯一の常識人兼ツッコミ役。女の子らしさに拍車が
　　　かかっているのが良い。

存外に長くなった…読みにくくてｽﾏｿ。ほとんど電撃系に偏ってしまった…
集計人様、お疲れ様です。

>32に続いて、ベストキャラクター賞

【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
　a boy & a girl。全てはこの２人から始まり、この２人に終わる。
　心の底からこの２人が大好きだ。２人の未来に限りない祝福を。

【神野明良＆御厨柊美】（ダーク・バイオレッツ）
　ただ互いを想い、戦い続けた２人の終着点に震えた。
　叶うならばこの２人の未来に明るい光が射していますように。

【ファリス】（楽園の魔女たち）
　うわぁぁぁ今まで４人娘の中では一番下とか言っててごめんなさいマジごめんなさい。
　中編の貴女は本当に最高でしたチクショウ万歳。

【エリオン】（ハーモナイザー・エリオン）
　ライトノベル史上最高に格好いい守銭奴。お前は漢の中の漢だ。
　あの後、こいつがどんなことを成し遂げるのか、見届けたかった……

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　幼なじみだっ！　幼なじみなんだっ！　これこそが渡瀬っ！

投票はage推奨で

はじめて投票

大賞・イチオシ賞

○<<復活の地�T>>著:小川一水　画:前嶋重機 ハヤカワ文庫JA
　首都を襲った大地震で国家中枢が麻痺してしまった中での災害復興もの。
小川一水はホントにいろんなアイデア思いつくよなあ。
それで、そのアイデアをきちんと読み物にする力はたいしたもんだよなあと。
　メデューシンや回転翼の天使の系統の、救出に奮闘する主人公の姿がアツくてイイ。

<<９S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト　電撃文庫
　これぞライトノベルの王道。アクションもキャラクターもトンデモ気味のSF設定も
読んでてワクワクさせられる。名文てわけでもないんだろうけど読みやすい文章も
ポイント高し。

<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ (電撃文庫)
　いや成田良悟は今年になってやっと読み始めたんで、１年遅れの衝撃を受けたんですよ。
今期の作品は第１作バッカーノほどの衝撃はなかったんだけど投票しとかないと
自分的にウソになるから。この作者いつも大団円なラスト向かえるトコも、またよし。

<<王国神話　第二夜　約束は夢にとけて>>著:明日香々一　画:かわく 富士見ファンタジア文庫
　まあ新人らしい拙さも目につくんですけどね。甘々な話もいいでしょう。
キレイに完結してたデビュー作の続編ってどうやって書くんだろう思ってたんだけど、
なんか、無理なく話続けてたんで、書き上げた力に敬意を表して投票。

<<空の境界　上>>著:奈須きのこ 画:武内崇 (講談社ノベルス)
　信者もアンチも大騒ぎみたいですけど。いや、なんかフツーにおもしろかったですよ。

次点：ブルー・ハイドレード　海原零　前作銀盤がかなり良かっただけに新作は期待半分
不安半分だったけど、これもなかなかおもしろかった。あとは銃姫、魔法半将軍、おねツイ、
砂漠の花あたりが良かったかな。　

今回は初日から。毎度忘れるし。

○<<吉永さん家のガーゴイル>>　著：田口仙年堂　画：日向悠二
<<吉永さん家のガーゴイル２>>　著：田口仙年堂　画：日向悠二
これこそライトノベル大賞に相応しい作品です。（断言）

Ｄクラ結構！　私も昔から薦めてます。　小川一水結構！　終盤のゴタゴタ具合も含めて大好きです。
成田結構！　Ｂ級アクション映画のようなスピード感はこのジャンルでなければ味わえません。

だが、それらは本当にライトノベルがライトノベルたらしめている楽しさなのか？
あ（略の法則を当てはめる必要があったり一般作としても薦められる、そんな作品ではなかろうか？
そこで『吉永さん家のガーゴイル』をオススメしよう。
問答無用でライトノベルです。萌えます。笑えます。泣けます。燃えます。
全てがライトで一級品です。これぞライトノベル。あ〜ライトでノベル。
３巻はちょっとパターンはまったので好きだけどあえて推挙せず。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　画：かわく
<<王国神話 第二夜　約束は夢にとけて>>　著：明日香々一　画：かわく
富士見ファンタジアから出た良作ファンタジー。
ハードカバーでハリポタの横に置いておいたほうがよっぽど良かったであろう真っ当なメルヘン溢れるファンタジー。
１作目を読み終わった人はまず２作目が出ること自体を危惧したものですが、２作目も１作目に劣らぬ出来栄えです。
日頃、富士見の商業主義に引いていたり、電撃のアクの強い作品群に食傷していたり、
はたまた富士ミスで地雷踏みを趣味としていて、タマには心休まる作品が読みたいという方々。
是非この作品を試しましょう。
「ボクッ娘萌え〜」とか「ボク生んじゃう！」の帯に釣られた人にはオススメできません。

<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち
これだけの問題作を書き上げながら何故か自然に良作認定されている富士ミスマジック！
エロいです。いい年こいてドキドキワクワクできます。私は綾エンド希望です。

他オススメ作品は、『三月、七日。』『さよならトロイメライ』『黒と白のデュエット』『南青山少女ブックセンター』
あ、電撃が一作もない。

○<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy and a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
今回の超鉄板。漏れの富士ミスに対するイメージを根底から覆してしまった、とんでもない作品。
内容としては収束に向かう典型的なラスト展開。燃え尽きてしまって、実は言うこともあまりない。

<<悪魔のミカタ12　It/ストラグル>>　著:うえお久光　画:藤田香
続き物で、次に続いてる。本当は入れるべきかどうか迷ったのだが、やはり入れる。面白い。
うえおは今期少なかったが、その分濃い。It編はライトノベルの吸血鬼ものでは最高の出来かと。

<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
2年越しのA/Bは、やはりA/Bだった。撃ちまくって、いきなり不意打ちで泣かす。そして男が渋い。
社長他、曲者どもの腕は未だ錆びず。大人を書ける作家は珍しいと思う。電撃編集部に感謝。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　画：かわく
新人賞として。今期の新人は電撃も富士見も、悪くは無いけど・・・というものが多かった中で
頭一つ抜けた印象。この内容で、しかも富士見ですぐ2巻が出たことも評価できる。期待株。

<<吉永さん家のガーゴイル>>　著：田口仙年堂　画：日向悠二
新人賞その2。2、3巻はやや内容が散漫になったイメージがあるので、ほのぼの感動ものの
王道を突っ走った1巻を推す。ファミ通文庫にも、ようやく読める新人が出てきて何より。

次点は楽園の魔女たち、シャナ、ダークバイオレッツ、デュラララ等。
スカイワードは、上二つの新人がなければ入れていただろう。個人的にお勧め。

今回は早々と行ってみる。
大賞・イチオシ賞
○<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>>　著：須賀しのぶ　画：船戸明里
　　女神の花嫁(後)も堪能させて貰ったが、あっちは救いが少なすぎて
　　少々メゲ気味にもなったのでこっちに。試練の連続設定の中、やっぱり
　　本編主人公・カリエの楽天的図太さは偉大だと思った次第。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
　　番外編だからスグ読まなくてもいいかなぁと思っていたが読み出したら止まらない。
　　馬鹿一っぽい設定も散見されるのに面白かった。完敗。

<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　画：翠川しん
　　意外や(？)一番の成長株だった武巳の活躍に一票。開き直りパワーで頑張れ凡人。

<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著： あざの耕平　画：村崎久都
　　7-1の方でかなりいいとこ取りしてしまったので少しだけ残念だったり物足りなさも
　　感じたがでも入れる。１巻でやめてたらこのラストは想像出来なかっただろうなぁ。

<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で２>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
　　ウルク票。陰謀やら伏線やらバリバリ出てきて面白くなり出した巻でもあり。

今回もかなり迷いつつ。他有力候補だったのはブラックランドファンタジア、ハーモナイザー・エリオン、フルメタ、伯爵と妖精、流血女神伝/女神の花嫁（後編）あたり。

ベストキャラクター賞
【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
　　２巻で株急上昇。神殿司祭で美少○で空色の髪で神姫の○で政治的視点持ちで
　　策略家で純と来た。出来れば正○の座ををを…（ネタバレ避けで一部フセ字）

【ラクリゼ】（流血女神伝）
　　女に生まれながら男してと育てられパターンの中でもかなり傍目に過酷な人生の人。
　　自身さんざんな目に遭いながら、ひたすらヒロインを気遣う漢。

大賞・イチオシ賞
○<<アプラクサスの夢>>　：高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi)　電撃文庫
２年ぶりのキター！２巻の「王者の一手」のような無駄な位の爽快さと、社長の
いかがわしさがちょっと足りないと思ったけど、十二分に楽しめた。そして最後
ほんのりと切なくなった。この作品の未来に乾杯（トースト）。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ　電撃文庫
スク水・浴衣と萌え要素がありながら「もちろん、そんなものは、全くの錯覚だった。」
で久々に弥七郎氏の凄まじさを感じた。今後どう転ぶにせよ楽しみであり、同時に
怖くもあり。

<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　イラスト：ヤスダスズヒト　電撃文庫
この馬鹿どもがっ！（誉め言葉）電撃作品ネタはちょいと寒かったけどストーリー全体
から見ると些細なことだし。ともかく、この馬鹿たちの話をもっと読みたい。

<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著：高野和　イラスト：尾谷おさむ　電撃文庫
戦闘も含まれているはずなのにその戦闘自体も劇中劇のように見えてくる不思議な
感覚。それとまたーりとした独特の雰囲気。年１冊でもいいからこの空気を崩さずに
話を進めていって欲しい。でも、今のペースだと完結出来るのか微妙かも・゜・(ノД`)・゜・

<<マリア様がみてる　バラエティギフト>>　著：今野緒雪　イラスト：ひびき玲音　集英社コバルト文庫
短編集だけどその短編の方で初期のマリみてっぽい印象を持った。本編でも「パラ
ソルをさして」まで及び「レディ、GO！」の良さを戻して欲しいと言う想いを込めて。

クロニクル３は下巻待ちで未読なので今回投票はしないけど、読んでいたら投票していた
だろうな。しかし、見事なくらい電撃ばかりだな。そろそろ他の文庫も開拓してみようかな…。

>>42に引き続き
ベストキャラクター賞
【ディビジョン】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
この男無しではA/Bの良さが少なくとも１／３は消失してしまうだろう。社長マンセー！

【ゴシップ＆とっつぁん】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
この二人の名（迷？）コンビがいつも社長の下にいるから社長も映えると思い。
後、アプラクサスの夢ラストシーンのこの二人の渋さに惚れ直したのもあるので。

【セルティ】（デュラララ！！）
首無しライダーに萌えるときが来るとはなぁ…。世界は狭いようで広い。

【教授＆ドミノ】（灼眼のシャナ）
ちょこっとしか出ていない上に挿絵すらないのにAA作られているってどういうこと？と
思いつつ７巻以降どういう活躍（と言うか話の引っかき回しと言うか）をしてくれるか、
楽しみにして。

【衣装役さん】（七姫物語）
本編では脇役だけど、電撃hp special 04 springで一気に株が上がった。彼女と同じ
ような立場になってみたい。

大賞・イチオシ賞

○　<<先輩とぼく>>　著:沖田雅　画:日柳こより
　　 <<先輩とぼく>>　著:沖田雅　画:日柳こより
入れ替わりネタ自体はありがちだし、べたな内容かもしれない。
でも、なんか新鮮に感じた。
↓↓次の人が答えれ＠ライトノベル版↓↓で誰かが「読め」といっていたので買った記憶があるのだが、ありがとう、あのときの名無しさん。おかげで楽しめたよ。
２巻が出るときには「あの勢いは保てるのか」と思ったが、いやどうしてどうして。
さらに強力になった気がする。

　　 <<フラクタル・チャイルド　女神の歯車>>　著：竹岡葉月 画：オノデラ佐知
派手さはないけれど自分好みの作品が多いので竹岡氏は好きだ。
ジュラメインの話だったけど、最後の最後でサキが、サキが、うぁぁぁぁ。

　 　<<鏡のお城のミミ　姫将軍と黄金の王子>>　著：倉世春 画：水谷悠珠
始めはいかにも「少女小説です」って感じだったのに。
いつの間にか
なんか……なんか……
実は今、一番続きが楽しみな作品だったりする。

　　 <<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　イラスト：翠川しん
あいかわらず怖い。怖いんだよ畜生!
武巳がかっこよく見えた巻でした。
爺稜子がもう見れないのがちと残念ではある。

○　<<９S＜ナインエス＞�V>>　著:葉山透　画:山本ヤマト　電撃文庫

とにかく面白い。これぞライトノベルって感じ。
魅力的なキャラ、ド派手なアクション、トンデモ設定の中に入るギャグ。直球ストレートで読ませる筆力。
前作でのほのぼのファンタジックミステリーの一人称も良いし、短編、中編、長編どれもきっちり書ける作者だと認識した。
富士ミス時代から応援している一読者として、この作品でブレイクしてもっと評価されることを期待したい。


<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有

買うのがちょっと恥ずかしい表紙も多い電撃文庫の中で、野郎ばかりの表紙ってだけでもう俺には評価の対象。
もちろん、中身も面白い。実力ある作者は奇抜さなんてなくても安心して読んでいられる。


<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物　［完］>>　著：三上延　イラスト：GASHIN

まずはちゃんと綺麗に完結させた作者に敬意を。
ダラダラ続いて、結局なしくずしが多いラノベの中で、とても良作だったと思う。
設定ちゃんとしてるから、外伝とか密かに希望なんだが、出ないかなー。


<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　イラスト：翠川しん

正直最初の１、２巻は婦女子向けのありがちなオカルトモノだと思ってた。
三巻目くらいでもうやめようかと思っていたら、ついつい続きが気になって、結局１０冊買ってしまった自分がいる。
設定がだんだん荒唐無稽になってきたけど、キャラのエピソードに、人間味を感じ感情移入してしまい、結局皆がどうなるのか知りたくて
続きを読んでしまう物語。

あとは次点に６作品くらいあって甲乙けがたいので、悩んだけどこの四作品で。

>45の続き
ベストキャラクター賞

【峰島由宇】（９Ｓシリーズ）
言動、外見、能力、天才系ヒロイン大好きにはたまらん。
水着とエプロン姿もﾊｱﾊｱだ。

【ＡＤＥＭ】（９Ｓシリーズ）
正式名称はhe Administrative Division of the Estate of Mineshima。な、なげえ。
組織でも可とあったので一票。こんなん入れるの俺だけか？
伊達、八代、萩原、そして岸田…。何気に男どもかっこいい。
こいつらの明日はどっちだ？

以上、集計人さん、よろしくお願いします。

46の訂正。「The Administrative Division of the Estate of Mineshima.」でした。スマソ

大賞・イチオシ賞

○　<<デュラララ！！>>　著:成田良梧　画:ヤスダタダヒト
　　　成田作品最高傑作だと思うのさ。

　　<<半分の月がのぼる空２>>　著:橋本紡　画:山本ケイジ
　　　リバーズエンドを経て半月、という作者本人の成長にも泣かされる
　　　ここまで恋について、死について深く掘り下げられる作家になったんだと思う
　　　これを読んだあとにリバあとがきを読むと・・・・・・・・
　
　　<<零崎双識の人間試験>>　著:西尾維新　画:竹
　　バトルものも安定して面白い。兄貴かっけー
　　個人的にはらっきょよりもこっちかな
　　
　　<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　直前まで９ｓに入れるつもりだったんだけどな・・・・・・・
　　どっちも大好き。　
　　
　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち
　　らっきょを弾き出してこの作品に入れちゃう。
　　文章だから味わえる漫画には無い怠惰でただれた雰囲気がたまらなく好き。

ベストキャラクター賞

　　【インデックス】（とある魔術の禁書目録）
　　　ああもう可愛すぎ。　　　　

　　【峰島由宇】（９ｓ）
　　　ヒロインとしてしっかり頑張ってる
　　　二人の進展も気になるのだが、どうだろう。難しいかな。
　　　エプロン姿は最高でした。

　　【戎崎裕一】（半分の月がのぼる空）
　　　がんばれ、まじがんばれ
　　　
　　【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
　　　兄貴
　　
　　【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
　　　今回作品章には選ばなかったけど二人にも
　　　媚びず、諦めず、最後はやっぱりかっこいい二人だった

<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち
エロい．．けどライトノベルだな〜。
これは、8月に出る#3も楽しみですね。
冴子エンドきぼー。


<<三月、七日。>>　著:森橋ビンゴ　画:世良シンヤ
純愛ですね。
せつない話でした。
３月の最後の卒業式の挨拶が、なんかジンときた。


<<デュラララ！！>>　著:成田良梧　画:ヤスダタダヒト
あいかわらずのスピード感とおばかなお話でした。
でもこういう話は好きだな。

そのほかには、空の境界とかあるけど、
月姫をプレイしたあと読んだので、あの月姫の
世界を堪能しきったじぶんとしてはあえて推せないかな。

大賞・イチオシ賞
○　<<空の境界<下>>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　　<<空の境界<上>>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
イリヤ以来の脳内大ヒットだった。
月姫は未プレイだったけれど話題にのせられてらっきょを読んだのだが、完全に嵌まってしまった。
造語とルビ振りと演出というツボ3要素をきっちり押さえてくれてよかった。
次作以降に激しく期待。下巻の表紙もゾクゾクしたな。

　　<<とある魔術の禁書目録（インデックス>>　著：鎌池和馬　イラスト：灰村キヨタカ
2巻で若干陰りが見えたものの、1巻は間違いなく名作。
展開の甘さをなんとかすればポスト西尾になれるのに。
無駄なアツさと造語ルビ振りに酩酊。絵師サイトもお気に入り。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　イラスト：さっち
衝撃を受けた。富士ミスって凄いな。
こんなにエロいラブコメ（？）なのに伏線がすげえ気になるなんて体験は初めてだ。
富士ミス初心者なのだが地雷原にも手を出したくなってきたぞ。

そのほかに目に付いたものを挙げてみる。
まず電撃。
スカイワードは不作の十期の中で唯一輝いてる気が。hpの読みきりが凄かった割に本編が普通でちょっと残念だったが、2巻出るらしいし期待。
空鐘は巻毎の強さという点ではちょっと足らないか。神演出がないからなあ。
9Sもよかったのだけれど、1巻と比べると足りない印象。3巻は上巻だからしかたがないが。
個人的にはルナティックムーンにも期待していたり。藤原頑張れ超頑張れ。
成田は低調だったな。バウワウ！がピークだったように思う。踏ん張りどころでは。
ポストガールは相変わらず遅いが面白かった。
他レーベルだと復活の地の続刊に期待あ。下半期は盛り上がりそう。
ブルーハイドレードも面白かった。

大賞・イチオシ賞

○　<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:著：時雨沢恵一　画:黒星紅白
　　長年ライトノベルを読んできたが、久しぶりに｢読んでよかった｣と思った作品です。
　　キャラクターの魅力、ストーリー共に文句無しでした。名前や主人公は違くても、
　　続編を期待しています。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
　　イチオシ賞にするかを最後まで悩んだくらい好きです。本当に久しぶりのA/Bの続編。
　　待ちに待ったこの作品を書店で手に入れたときの嬉しさはひとしお。内容も期待を
　　裏切らない熱く燃えるアクションにせつなさのあるストーリー。

　　<<灼眼のシャナVI>>　著：高橋弥七郎　画:いとうのいぢ
　　萌えと燃えの絶妙なバランスを保ちつづける作品。このVI巻は実質｢上巻｣にあたるもので
　　出版した直後は、続編を望み悶え苦しむ人間が続出したほどの高威力を誇る。良いね。

　　<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　画:竹
　　西尾維新の戯言シリーズの外伝にあたる作品。戯言シリーズで人気のあるキャラクター、
　　『零崎人識』のお兄さんである、双識が主役。家族を大切にする格好いいお兄さんです。
　　・・・殺人鬼ですが。

　　<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　“首なし(デュラハン)ライダー”が主人公である、痛快でまともではない
　　ラブストーリー。こんな作品が世の中に出るとは思っても見なかったが、
　　スピーディーで面白い、良い意味で期待を裏切る作品。

次点：ヴぁんぷ！、終わりのクロニクル(3)<中>、ＥＭＥ　ＲＥＤ３　UN DEAD、
　　　ウィザーズ・ブレインIV　世界樹の街〈下〉
　　　どれにするかだいぶ悩みました。結構読んでいますが、今回は電撃に偏りました。

ベストキャラクター賞

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
　　　ディビジョン駆除商会の社長。前作までは『交渉者』であり『考察者』でしたが
　　　今回は『扇動者』になりました。毎回格好いいですよ。

　　【ウィッシュ】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
　　　謎の渋い一人称が｢儂｣の老人。本当に渋いが仕事中は熱い人です。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
　　　名前が長い『子爵』。そこそこ成長した息子に「どうしたら父さんみたいになれるの」
　　　と真剣に聞かれるほど素晴らしい紳士。外見は・・・

　　【ヴォッド・スタルフ】（ヴぁんぷ！）
　　　小悪党―――と、いうのが妥当かな？と思えるほど芯の一本通った、偉大なる小悪党。

　　【ヴィルヘルム・シュルツ】（アリソン）
　　　アリソンの忠実な部下、魔法遣い、射撃の名手、明晰な頭脳の持ち主。
　　　人曰く「魔法遣いを信じるといいことが起きますね」　まったくもってその通りだと思います。
　　　
次点：零崎双識、遊馬崎＆狩沢

大賞・イチオシ賞

○　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上　延　画:GASHIN
　素晴らしい完結編でした。実はシリーズ途中は惰性で買ってたんだけど、
　最終巻で花開いた感があります。ラストの怒濤の展開は最高に面白かった。

　　<<シャドウテイカー>>　著:三上　延　画:純　珪一
　というわけで三上延の新シリーズにも一票。
　合い言葉は「もじもじ」か。前作よりスキルアップし、なかなか読ませる本。今後に期待。

　　<<灼眼のシャナ�Y>>　著:高橋弥七朗　画:いとうのいぢ
　今回は吉田さん多めでシャナ派としてはちょっと一息。
　つーか、とんでもない所で終わってる上に、５ヶ月放置プレイって・・・。

　　<<空ノ鐘の響く惑星で�B>>　著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
　ウルクﾏﾝｾｰ。この作者の本はどうしてか幼馴染みが強いねぇ〜。
　それはさておき、少々話が大きくなっているようです。
　楽しみに待っているので何冊かけてもいいので完結させてください。

　　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘　由宇
　ラストはかなり迷ったけど、２巻が出るというのでこの本に。
　新人のなかでは、一番良かったと思います。今後に期待。

大賞・イチオシ賞
○<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著： あざの耕平　画：村崎久都
　　ついに完結。これに入れずして何に入れるという一冊。
　1巻読んだときの感想は｢ダメだこりゃ｣、その作品がまさかここまで化けるとは‥
　敵ですら魅力的なキャラ、サブタイトル、緻密な伏線‥
　ぞの全てが巻が進むにつれ化学反応を起こして、
　富士ミスの生んだ奇跡、ライトノベル史上に残る傑作に。
　　この最終巻は、7-1ほどの起伏はないが、ラストにふさわしいしめくくり。
　次回作に激しく期待、てかまた番外編でもでてほしい。

<<９S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト　電撃文庫
　　これぞライトノベル、という感じの作品。
　キャラ・設定・イラスト全てツボを押さえてるという感じ。
　今回よりも次回あたりには本命になってるかも。

<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　一番続きが気になる作品。
　1巻は異世界ファンタジーかと思いきや、2巻以降は陰謀策略渦巻く戦記テイスト。
　どちらの要素もなかなか魅せる、今後上手く融合できたら名作の予感。
　
<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち
　　今期一番衝撃を受けた作品。
　1巻とまとめて読んだが、いいのかこんなの書いちゃって‥？
　あのプロローグは読まない方がいいのか、それすら作者の思惑なのか？
　単なる過大評価なのか、計算されているのか判断が難しい作品。

<<ランブルフィッシュ８　決戦前夜秘湯編　>>　著：三雲岳斗 イラスト：久織ちまき
　　だいぶ佳境に入ってきているロボットアクション？もの。
　｢根性｣だけでなく戦術や改造で強化されていくRF、単純だけど燃える。

ベストキャラクター賞

　　【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
　　　このカップルも1巻から大化けした二人。
　　多くを語るのも野暮なのでただ一言。
　　｢物語を創った二人に幸あれ｣

　　【真目麻耶】（９Sシリーズ）
　　　主人公の妹、お嬢様、美少女、設定はありがちかもしれないが、
　　トゥルーアイを平然と○○したときの微笑みに惚れた(�Tだけど)。

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　　　ええ、幼馴染です、でもそれだけありません。
　　これから先、物語の中心になるでしょう、きっと。

大賞・イチオシ賞

○<<空ノ鐘の響く惑星で�B>>　渡瀬草一郎　電撃文庫
今期イチオシのシリーズ。1巻の段階では微妙な感じだったけど、「渡瀬はスロースターターだからな」って自分を納得させたのを、
これ以上ない形で納得させてくれたシリーズ。相変わらずの幼馴染に、享楽主義な敵キャラに加え、
妹を失った　商人の変貌、女暗殺者といい味出してます。とにかく続きが気になるわ。

<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊�@>>　秋田禎信　富士見ファンタジア文庫
まず言いたいこと「このシリーズ読み続けていてよかった〜〜〜〜ぁ!!」「秋田を信じててよかった〜〜〜〜ぁ!!｣。
秋田節満載の帝都編、主要キャラを想像だにしないかたちでポイ捨て。とにかく震えが来た帝都編。
ミズー派なので７巻に一票。８巻も甲乙つけがたいが。

<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　高野和　電撃文庫
まず、挿絵の３枚目、本当に最高です。これにどういう形で空澄が加わっていくのか……
あたたかくてどこかさびしい雰囲気は１巻から変わらずに健在。とにかく続きが読みたいんじゃ〜〜!!
コレの問題は遅筆系なのに続きが読みたい気にさせてしまうのが。とにかく、電撃のメルマガがくるたびに落胆するシリーズ。早く続きをOTL

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　明日香々一　富士見ファンタジア文庫
そうだよ、こういうのが読みたかったんだよーー!!と思わず叫んだ一冊。
ここのところ低調なファンタジアの新人では珠玉の一冊。つうかな１４期では文句なしでコレが一番だろ。
帯だけ見るとｷﾜﾓﾉ臭がありますが、中身はまっとうなファンタジーです。

<<９Ｓ＜ナインエス＞�V>>　葉山透　電撃文庫
とにかく疾走感では今期ナンバーワン。
ツボを押さえたキャラ設定にアクションムービーな展開がたまらんです。
……同期の大賞受賞者の現状を見てると、ものすごい運命の皮肉を感じる。

ほか候補リストに入れたのは、
アリソン�V(下)、悪魔のミカタ12、半月２、スプラッシュ３、されど�W。

キャラクター賞
【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
幼馴染です。とにかく外堀を埋めてってくれてます(w。さて落ちﾓﾉの反撃はいかに。

【アリソン＆ヴィル】(アリソン)
これも幼馴染です。こっちはくっつきました。よかったわ。

【ジヴーニャ】(されど罪人は竜と踊る)
キシャってきてます。浮気しました。いったいどうなるんだか。

【零崎双識】(零崎双識の人間試験)
鋏持ってます。西尾節を体現しているようなキャラです。もうでないでしょうが。

【綾小路Ω】(ＥＭＥ　ＲＥＤ)
挟まれています。オギャンオスです。ある意味ワイリーコヨーテみたいな香具師です。

大賞・イチオシ賞

○　<<ウィザーズブレイン　４　世界樹の街　下>>　著:三枝零一　画:純珪一
ネタバレの衝撃さえなかったらと未だに嘆く一品。
毎回そうだが数多いメインキャラにそれぞれ映えるシーンを一連の事件の中で出す演出力は良。
でもヘイズに偏りすぎ。ガン＝カタヘイズ最強。

　　<<銃姫　１>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
新しいものはないがいい意味で古臭くて泥臭いラノベだと思う。
今後の期待も含めての一票。

　　<<空ノ鐘の響く惑星で　２>>　著:渡瀬　草一郎　画:岩崎美奈子
今期一押し。３巻ではなかったのはやはり２巻のクラウス氏の例のシーンが利いたため。
前巻の不穏の騒動がさらに悪化し、最後に光明を残す展開が秀逸。
そして、何より、地味だッ！

　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
ヒカゲと絵空師萌え。キリハ殿とテン様燃え。
刊行ペースも話の展開もゆったりしているがンなもん気にしたら負けだ負け。

　　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ　１０　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
駄犬、とうとう武巳にまで敗北。
同情の一票。ジジイ女にばっか手ェ出しすぎ。

ベストキャラクター賞

　　【ヴァーミリオン・ＣＤ・ヘイズ】（ウィザーズブレイン）
ガン＝カタに直径１０ｋｍ情報解体。はっちゃけ過ぎだ将軍。一票入れたくなっちまうだろ。

　　【ヒカゲ】（七姫物語）
丸くなる。
コショウたっぷりヤキトリ餅に泣きキリハ殿と互角の戦いをする燃えと萌えが一体となった七姫物語のヒロインです。
文句あるかこの野郎。

　　【デリエル・グリックシュテン】（第６１魔法分隊）
作品そのものは恐ろしい終わり方だったがやっぱこの娘だけは入れてやるのが情だと思います。

　　【レージク・アルセイフ】（空ノ鐘の響く惑星で）
馬鹿だと思ったら案外狡猾な王子様。
残酷だと思ったら案外純真な王子様。

　　【小崎　摩津方（大迫栄一郎）】（Ｍｉｓｓｉｎｇ）
ジジイ、おいしすぎだお前。

……なんか男キャラばっかだな。

実は今期ほとんど読んでないかも。
でも投票しないのも悔しいので投票。

大賞・イチオシ賞

○　<<エンジェル・ハウリング７>>　著:秋田禎信　画:椎名優
正直今まで半ば惰性で読んでいたけど、この巻は面白かった。
ミズーの性格の変わりようときたら……もうたまらん。

　　<<月と闇の戦記 三　神様はしらんぷり。>>　著:森岡浩之　画:草河遊也
え？ もう終わり？ と思ってしまったけれども。
「月と炎の戦記」を読んでいない自分でも十分に楽しめた。

　　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
武巳の活躍に一票。
超人たちの話より、凡人の頑張る話の方が見ていて面白い。

　　<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
戦闘シーンででワクワクさせて、ヴィルの推理で引きつけて、
ハッピーエンドで安心させて、例によってあとがきでずっこけさせると。
毎度毎度のパターンだけど、これはこれで。

　　<<撲殺天使ドクロちゃん３>>　著:おかゆまさき　画:とりしも
作品と、おかゆに一票。相変わらずのバカ高いテンション、好きです。
今後ともずっとバカやっててください。

大賞･イチオシ賞で。

○<<9S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト 電撃
萌えも笑いもアクションもあり、そして何より面白い。それだけで十分。
文章に変なクセが無くて読み易いのもいいやね。イチオシです。

<<シャドウテイカー>> 著:三上延 画:純珪一 電撃
作者の前シリーズは未読、ぶっちゃけ絵買いだったんだけど、コレは意外な拾い物だった。
特別に衝撃的な作品と言うワケではなかったけど、良作。

<<Missing 10　続座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん 電撃
皆言ってるけど、ここに来てなりふり構わず行動に出た凡人、武巳が好感度大。
早く続き出してください。

<<復活の地 I>> 著:小川一水 画:前嶋重機 ハヤカワJA
意外な所からネタを持ってくる小川節は健在。後はいつものように終盤でコケない事を願うばかり。
今度こそ上手く纏めてくれ、と言う期待も込めて、一票。

<<ARIEL 20>> 著:笹本祐一 画:鈴木雅久 ソノラマ
力技気味ではあったけど、こんだけの長期シリーズを良く書ききってくれました。
長年のファンだったので、笹本先生お疲れ様、ってな意味も込めた一票。

こうしてみると電撃に偏っちゃったな･･･
終わクロにも入れようかと思ったんだけど、どの巻に入れるべきか迷った挙句、断念。
他レーベルではディバイデッドフロントも好感触だったかな。

>>33-34
あまりにタイトルミスが多いので訂正
正：　<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>>
　　　<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy & a girl->>
　　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
　　　【道化娘】（ヴぁんぷ！）
　　　【山城はじめ】（先輩とぼく）
に変更お願いします。集計人様誠に申し訳ない。

観戦スレで指摘されていた上に、投票に影響与えたようなのであえて。
本当に作品を愛しているのか小一時間自問自答　orz　ﾓｳｼﾜｹﾅｲ…
投票に関係ないがあえてageで

大賞では、投票された未読作品を読んでから投票なんで…

まずは　空ノ鐘/ROOM No.1301を読んでみるか。

本日の投票では、Dクラッカーズが良いみたいだけど、
ちょっとばかり長いから大賞後にまとめ読みかな。

○<<アプラクサスの夢>>　著：高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi)　電撃文庫
読んでて涙出そうになった。
2年経っても全く変わらず、渋くかっこよく小粋にジョークを吟じつつ撃って撃って撃ちまくる、
男たちの何とかっこいいことか。
期待を全く裏切らない最高の作品を見せてくれた高橋弥七郎に乾杯。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有　電撃文庫
連載の途中からhpを読み出して、「単行本出たらまとめて読もう」と思い続け、やっと読めた。
これも男たちが最高にかっこよく、スリルとサスペンス溢れる展開が素敵。
アプラクサスといい空鐘といい、今上半期は漢の当たり年ですな。

<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子　電撃文庫
幼馴染ばかり注目されるが、主人公たるフェリオが本当に清々しい程の主人公。
今、一番続きが気になる作品。

<<アリソンIII〈上〉　ルトニを車窓から>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白　電撃文庫
下巻の方が人気あるようだけど、個人的にはこっちの方が好きです。
尻に敷いてるのに振り回されるアリソンに萌え、裏に巡る陰謀に燃え。

<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　画：竹　講談社ノベルス
AHEADと迷ったが、最後はこっち。
ネット連載は読んでなかったんで、新鮮でした。

大賞・イチオシ賞

○　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
７−１にいいとこを喰われてしまってはいるが、それでも見所が多くやはりこれを選ばずにはいられない。
シリーズ最終巻として１０点満点の着地であったと思う。自分的にはライノベベスト３に確実にランクするシリーズとなりました。
３Ｂ今一度復活してくれんかなー

　　<<アプラクサスの夢>>　　　　　　　　　　　　　　 著:高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi
　これからＡ/Ｂを読みましたが、全編通じてテンポが良く全然不都合無しで読めた。皆クセのあるキャラばかりだけど
　特にディビジョン、彼の演説シーンは猛烈に引き込まれた。ドロドロしそうな話なのにきれいに終わったのも素晴らしい
　待機中に目玉焼きのことを考えてたボギーはなんとなく萌え〜でした（普段とのギャップのせいか）
　　　　　　　Ｐ.Ｓ　後書きの乱痴気騒ぎは名言だと思った


　　<<灼眼のシャナVI>>　　　　　　　　　　　　　　　 著:高橋弥七郎　　画:いとうのいぢ
　毎度毎度期待を裏切らないハイレベルな作品を出してくる８７６殿に感謝を。
　新たな局面への準備段階にも関わらず見所満載で、シャナ＆吉田さんの抱える問題がどう収束するか
　間もなくでる新刊に期待大である。　
　

ベストキャラクター賞

　　【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
　始まりもこの二人なら、終わらせたのもこの二人。
　その後はどんな物語を紡いでいるのやら。これからの二人に幸あれ！
　
　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　アヤしさ大爆発な社長ではあるのに敵が少ないってのは素敵である
　この人が真に本気になる場面を見てみたいような、見たくないような

うい、いっきまーす。


大賞・イチオシ賞

○　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　　やはり独特の空気が心を震わせる。読んでて冬の空気の匂いが実際に漂ってくる小説。
　　　七人の姫が勢ぞろいしたことで、彩りが一層華やかになりました。話が進んでないとか言うな。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　　誰もが認めるラブストーリー。でも個人的にはラブよりも日常から非日常へ移り変わる様が素晴らしいと思う。
　　　初めに読んだ時は淡々としてると思ったけど、再読すればするほど味が出てくる。

　　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇
　　　紛う事なき青春小説。探検冒険友情スポ根なんでもあり。読み応えバッチリ。
　　　それでいてキャラのセリフでグッと来るのだから言うことなし。文章はちょっと荒いですが。

　　<<銃姫１〜Gun Princess,the Majesty〜>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
　　　これぞ王道のファンタジーだと思う。『銃で魔法』は目新しい設定ではないけど、描写が上手い。
　　　続き物なのでまだ顔見せ程度でしかないけど、もう既に世界観に引きずり込まれます。続きが読みたい！

　　<<てのひらのエネミー　魔王城起動>>　著:杉原智則　画:桐原いづみ
　　　これも手堅いファンタジー。本当は二巻の方が評価が上だけど、上半期なのでこっち。
　　　今までこの作者のはエログロの噂が多くて手を出せなかったけど、これは読みやすい。良い意味でライト。


５作に絞るのは難しいなぁ。入れたかったけど泣く泣く次点に落としたのは
・バッカーノ！2001　The Children Of Bottle
・我が家のお稲荷様。
・Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者
これも面白いんだよーッ！！

キャラ部門

【アンディ&ボギー】（アプラクサスの夢）
この2人の、この2人の、この2人の掛け合いが見たかったんだよぉっ！
至上の名コンビ、堂々の復活。
全てのキャラがかっこいいアプラクサスだが、やはりこの2人あってのA/Bです。

【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
そして、勿論この人を忘れてはいけません。
世間師の中の世間師、相変わらずの冷静怪奇っぷり。
演説のシーンでは震えましたよ。

【宮内士郎】（Hyper Hybrid Organization）
飄々としてつかみ所のない、だが芯は誰より熱い風来坊。
名前とは裏腹に、どっちかというと、某さすらいのヒーローの影響が濃いような……。

【フェリオ・アルセイフ】（空ノ鐘の響く惑星で）
頑張って、挫折して、また這い上がって、諦めを知らないザ・少年漫画主人公。
本気で感情移入して応援したくなる、そんなキャラ。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
こんな吸血鬼みたことねえ！
最初から最後まで徹底的に紳士を貫く、その姿勢に敬服した。
よきパパでいて下さいな。


うわあ、今回全員男キャラだよ、投票したの。

続いて。


ベストキャラクター賞

　　【テン・フオウ】（七姫物語　第二章　世界のかたち）
　　　美形で武術に優れて料理が上手くて目利きで性格悪い、
　　　そんな最高最強キャラに萌えずして一体誰に萌えろというのか？

　　【マツハ】（スカイワード）
　　　母上とお呼びしてもいいですか？
　　　脇役大好き。萌え。

　　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
　　　新世代ヒロイン。

　　【エルマー・Ｃ・アルバトロス】（・バッカーノ！2001　The Children Of Bottle）
　　　その狂った優しさに惚れました。

　　【エルウィング】（銃姫１〜Gun Princess,the Majesty〜）
　　　一見天然系かと思いきや裏の顔。ときめくぜ姉貴！
　　　貴方のそのふくよかな胸に抱かれたい。

さて、今回は初日に投票

大賞・イチオシ賞

○　<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹（角川スニーカー文庫）
北関東隔離戦区で異形の怪物と戦闘し続けなければならない中でのキャラの綿密な心理描写と、濃密な戦闘描写。
そして衝撃のラスト。続編は年内に出るといいなぁ。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち（富士見ミステリー文庫）
こんなにエロくても普通によめてしまうのラブコメになっているのはミステリー。綾エンドきぼーってことで。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト（電撃文庫）
相変わらず登場人物は奇人変人っぷり炸裂なラブストーリー。
B級アクションのノリは大好きです、そして収束させていく過程も見事。

　　<<復活の地 I>>　著:小川一水　画:前嶋重機（ハヤカワ文庫JA）
死者50万人の大災害からの復興を描く物語。しっかりとした災害の描写、そして救出に奮闘する人々、陰謀めぐらす人々がいろいろと。
職業意識もった人の描写は上手いですね。

　　<<フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に１　ゆき、ふりつむ>>　著：今田隆文　画:水上カオリ（富士見ファンタジア文庫）
最後はいろいろ悩んだけど今後の期待も込めてこれに。人類が滅びかけてる中一生懸命活動するAI達、
生まれたてのヒヨリAIの感情を理解していく過程は良かったです。

次点で七姫物語第二章、先輩とぼく、ブルー・ハイドレードあたりかな。

大賞・イチオシ賞＞可能な限りばらけさせたかったのだが微妙に偏ってます

○　<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　徐々に面白くなってまいりました、人間関係が
　　話は徐々に大きくなってきてますし一体どうやって収拾するんでしょうか
　　続きが非常に楽しみな1冊ですね

　　<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著:葉山透　画:山本ヤマト
　　トンデモ技術といいキャラ設定といい非常にライトノベルらしいライトノベルです
　　読んでいてまったりできていいです

　　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　　いつものことながらこの作者が書くキャラの心理状態の描写が細かくていいです
　　上のとは違ってまったりとはできませんが読み応えがあります

　　<<皇国の守護者 ８ 楽園の凶器>>　著:佐藤大輔　画:平野耕太
　　ぶっちゃけライトノベルでいいんかいなと思いながら投票
　　いやさすがです、話がまったく進んでません、続きが非常に読みたくなります

　　<<カラミティ・ナイト III>>　著:高瀬彼方　画:西村博之
　　早期復活祈願投票という事で
　　これはキャラのイタさがなんというか癖になります

ベストキャラクター賞 ＞2人に絞りました

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　やっぱこの人が居ないとA/Bシリーズはしまりませんね
　　なんつーかもうかっこよすぎですよ

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星（ほし）で）
　　身分が高くて策士でしかも幼馴染で
　　いままでの渡瀬作品の中でも最高位に位置してます、私の中では

○　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　　前半のほのぼのした感じと、後半の厳しい戦いとの落差が激しい作品。
　　それだけに主人公たちの置かれた状況の辛さが強く感じられる。
　　予想は出来たけど、それでもラストが与える衝撃は印象に残る。
　　カラミティ・ナイトは打ち切りになってしまったそうだけど、こっちはがんばってほしい。

　　<<銀盤カレイドスコープ vol.3　ペア・プログラム：So shy too-too princess>>　著:海原零　画:鈴平ひろ
　　1,2に比べると若干面白さはダウン。それでも十分面白い。
　　タズサの毒舌は相変わらずだし、イメージ優先の描写でフィギュアスケートの技を
　　全然知らなくても楽しめるのは、ペアになっても変わらない。
　　ピートの抜けた穴をどうやって埋めるつもりなのか、続きが楽しみ。

　　<<バトル・オブ・CA４　そして、明日も船出>>　著:佐々原史緒　画:木村明広
　　これで完結なのがもったいない作品。まだまだ続きが読みたかった。
　　宇宙で大事件が起こっているのに、主人公たちがやっているのはお客の接待という
　　ギャップが面白い。
　　イゾルデの笑顔は必見。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　個性の強すぎる連中のバカ騒ぎは相変わらず面白い。
　　ただ、生かしきれていないキャラがいたのがもったいなかった。
　　それを解消するためにも、続きを出してほしい。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち
　　ただ一言、エロい。
　　それを抜きにしても不思議な感じのラブコメは楽しめる。
　　将来どうなるかはすでにプロローグで語られているのに、それでも今後が気になる作品。

　他に気になる作品
　　「タクティカル・ジャッジメント４」ライバル登場で盛り上がりを見せる。
　　「Dクラッカーズ７−２」他の人が挙げるだろうからいいや。
　　「スカイワード」少年の成長が良い。２巻にも期待。

大賞・イチオシ賞

○　<<学校を出よう！４ Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青]
谷川の文体が好きだ。とにかく好きだ。大好きだ。
　　読みたいっつーより読ませたい感じ。だからイチオシ。

　　<<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
　　今までの成田作品の中でも、これが一番好き。
　　デュラよりもキャラとストーリーとの関連性が高く、総合的な完成度が上だった。
　　相変わらずの高い構成力には脱帽。天才だ。
　
　　<<機械仕掛けの蛇奇使い>>　著:上遠野浩平　画:緒方剛士
　　正直、全体的にはそれほどの作品じゃなかったんだけれども、あのラストだけはとてもよかった。
　　なんともいえない後味。せつねぇ。

　　<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　最後のあたり切なかったし、どんでん返しもうまかったし、伏線回収もうまかった。
　　全体に漂うパクリ感さえなければ傑作かもしれない。

　　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　　最後に電撃以外からひとつ。
　　二巻発売をきっかけに一巻から読んだんだけれど、個人的には上半期最高傑作だと思う。
　　楽しい会話シーンと厳しい展開のギャップにしびれました。
　　
　　こんな感じかな。ベストキャラクター賞はなし。

大賞・イチオシ賞

○　<<流血女神伝　女神の花嫁（後編）>>　著:須賀しのぶ　画:船戸明里
　　ラクリゼー！　貴女は一体何ｓ（斬
　　救いのない運命に翻弄されながら必死に生きる彼女の姿に震えた。
　　前編中編を積んで待ってた甲斐があったよ。

　　<<楽園の魔女たち　〜楽園の食卓（中編）〜>>　著:樹川さとみ　画:むっちりむうにい
　　最終巻読み終えた直後で感無量なんでこれに入れないわけには。ファリス最高。
　　初めて手に取ったコバルト作品がこれだったのは内緒だ。

　　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上延　画:GASHIN
　　今年は読んでたシリーズが色々終わったけど、最終巻の出来ではベスト１。
　　今までからするとあり得ないぐらい面白かった。
　　つд｀)柊美ﾀﾝ……どうか明良と幸せになれますように。

　　<<王国神話 第二夜　約束は夢にとけて>>　著:明日香々一　画:かわく
　　新人賞その１。１巻も良かったけど、幼い姉弟のラブラブに(;´Д｀)ﾊｧﾊｧな２巻に一票。
　　ラストがホント切なくて良かった。そこ、神話じゃ近親相姦当たり前とか野暮なツッコミいれないように。

　　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇
　　新人賞その２。ごめん読み始めたときは地雷だと思った。
　　後半もう熱い熱い。これぞ青春！　チクショウおまえら最高だ！　文章は気にするな！

せっかくの機会なんで一ライノベ好きとして私も参加します。

大賞・イチオシ賞

○ <<キーリ�W(4)>>　著:壁井ユカコ　画:田上俊介
　　前作で離れてしまったキーリとハーヴェイが困難を乗り越えてようやく再開！
　　まぁ、できないわけはないとは思ってましたが、やはり嬉しいものです。
　　電撃系ではコレが一番のお気に入りですね。

　　<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
　　HHO待望の新作ですね。今回は番外編という形ですが、面白さは本編を越えているのではないでしょうか？
　　漢を感じる熱いテイストに痺れます。HPの方はチェックしてないので続きが気になって仕方ない一作です。

　　<<Missing 10　続座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
　　相変わらず怖い。この読んでる最中に背後が気になる。部屋の中の影が気になる文章、もうヤミツキです。
　　ストーリー的にも盛り上がってきましたし、早く7月の新刊が読みたいですね。あと、魔王様最近影薄くない？ｗ

　　<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３[上]>>　著:川上稔　画:さとやす（TENKY）
　　３[中]はただいま読んでる真っ最中です。この作品はバカやってながらもシリアスなうえ、描写、台詞回しが私的にツボで
　　読んでると時間を忘れちゃう、麻薬的作品ですね。
　　壊れきった人間関係が面白スギですよ。

　　<<Ｒ．Ｏ．Ｄ　第９巻>>　著:倉田英之　画:羽音たらく
　　コレって１月１日発行だからセーフですよね？もしoutならはぶいちゃってください。以下もしOKならってことで。
　　えー、ジェントルメン大暴走、読子さん振り回されまくり〜、でラストは「使おうか、核兵器」ってことで、
　　あ〜ん倉田ｻﾝ早く続き出してくださ〜い。

う〜ん、私も電撃が多めですね。
電撃の質が上がってきてるのか、それとも単に発刊が多いから下手な鉄砲なんとやらで多くなっちゃうのか･･･
期間内に出てればＤＡＤＤＹ ＦＡＣＥも入るだろうし、陰陽ノ都も入るかも、ってやっぱり電撃だよ。
富士見なら強いて挙げるならフルメタとEMEかな、でも↑の５作のほうが私は好き。
てなわけで以上投票致します。

○<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　イラスト：竹
戯言シリーズの外伝。
ヒトクイマジカルまでの6冊を全て読んでから読むと、より楽しめる。
家族を大切にする彼らの信条にホレタ。兄貴サイコウ。

<<Dクラッカーズ7-2　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
上の「零崎双識の人間試験」が無かったら、これがイチオシになってた。
この企画で知って読んだ作品。
7-1に良いところをほとんど持って行かれたけれど、今まで読んだ中でサイコウの完結編だった。

<<先輩とぼく>>　著:沖田雅　画:日柳こより
2巻とどっちにしようと思ったけどやっぱりこっち。
入れ替わりネタというのはあまり好みではないので、
最近何ともなしに手に取るまで読んでなかったけど、かなり楽しめた。
何度も読み返したいと思ったのは久しぶり。

<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
幼馴染みと言ったらこの人ですよ。着々と外堀を埋めてる様子が（・∀・）イイ！
話がだいぶん大きくなってるようだが、これをどうまとめるか。完結が気になる一作。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ
今回は吉田さんメインの話。萌と燃えが絶妙に合わさった一作。

次点　沖田 雅「先輩とぼく２」　明日香々一「王国神話」
　谷川流「学校を出よう4」　高瀬彼方「デイバイデッド・フロント」――など。

電撃の勢力はかなり強いなぁ。

ベストキャラクター賞

　　【読子・リードマン】（R.O.D）
　　　彼女の生き様は私達本好きにとってはまさに理想そのもの。
　　　たとえダメ人間と罵られようと本好きは彼女のようにあるべきなのです。と、信じたい。

　　【空目恭一】（Missing）
　　　魔王様です。オカルト知識なら私も多少持ってますが、彼には到底敵いません。
　　　それ以上にあれほどの知識を持つ魔王様に私も弟子入りしたいくらいです。
　　　まぁ、それ以前にあの雰囲気に圧倒されちゃって近づけないかもしれませんけどね。

　なんかベストキャラクターっていうより私の好きなキャラ挙げちゃっただけみたいだけど、
こんなんでもよかったのかな？

大賞・イチオシ賞

○<< Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
シリーズ完結編。
主人公達も良かったが、女王やＢ３などの敵側のキャラクター魅力も見逃せないところです。

<< AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３〈中〉>>　著:川上稔　画:さとやす（TENKY）
今回は全体的にギャグ色の強い巻でした。
いきなり男女が入れ替わったり、ハゲ教官の訓練、美少女によるUCATへの襲撃など、ネタ全開を楽しませてもらいました。
　
<<９Ｓ〈ナインエス〉III >>　著:葉山透　画:山本ヤマト
現在の注目株、その１。
１〜２巻もおもしろかったが、この巻で一気に躍進。
８月の新刊が待ちどうしおしいです。

<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
変人達の織り成す異色の恋愛物語。
やり過ぎな感もあったもののそれでも面白かった。

<< ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち
現在の注目株、その２．
本番描写なしでここまでエロくできる、のお手本な作品。
これも８月の新刊が待ちどうしおしいです。

ベストキャラクター賞

【神名木唯】（悪魔のミカタ）
作品賞に投票できなかったのでこちらに投票。
終盤の「人間を甘く見ないほうがいい」のくだりには痺れました。

【女王】（Ｄクラッカーズ）
<少女は月になった。>
物語上、仕方がないとはいえ彼女には幸せになってほしかったです。

【月読京】（AHEADシリーズ　終わりのクロニクル）
姐さんして姫様。今回主役達が控えめな分、大活躍でした。

【峰島由宇】（９S）
長編分だけでも充分良いキャラでしたが、
短編の水着＆エプロンのコンボに萌え転がされてしまいました。

【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
一番好きなのは女王なものの、やっぱりこの二人も嫌いになれませんでした。

<<9S 3巻>> 電撃文庫・著・葉山透
ボーイミーツガールなSFアクションサスペンス。
あるいは2重人格の殺し屋属性少年MEETS拘束天才科学者美少女WITH人形遣い。
厳密に考えればツッコミ所もあるんですが、
ハイスピードで展開するぱんつ履いてない物語はやはり面白いです。

<<空ノ鐘の響く惑星で 3巻>>電撃文庫 著・渡瀬草一郎
架空歴史ファンタジーにSF的要素を配合したようなお話。
3巻時点では、次期の王を巡る王子達の政争劇を展開。
「七姫」、「十二国紀」、「アルスラーン戦記」あたりが好きな人はこの話も面白いのでは。
「異世界から来た少女」vs「幼馴染み」の対決にも注目。

<<GOSIC2>>富士見ミステリー文庫 著・桜庭一樹
「最近、質が向上してきた富士ミス」の象徴的な存在、と勝手に目してます。
loveとミステリーをバランスよく組み合わせて、良質のジュブナイルを作り上げている感じ。
伏線もきちんと張られているので、深く考えると粗が多いストーリーだけど、
深く考えなければ普通に楽しく読み進めることが出来る筈。
痛がりなヒロイン、ヴィクトリカたんは萌え。
また巻末の超大作あとがきは、ある意味本編以上の出来映えw

◯<<ROOM No.1301#2>>富士見ミステリー文庫 著・新井輝
こちらは「質は向上したけどミステリーから離れてしまった富士ミス」の象徴かも。
今回の一押し作品。
もうミステリーの面影がほとんどなく、完全にloveコメになっちゃってますw
雰囲気重視のエロゲー風な、軽い恋愛小説風な、
ちょっぴりえっちな青春小説といった感じです。
修羅場好きにもお勧め。
ただし、年下・幼女好きにはお勧め出来ないw・・・全然登場しないんだもん。＞年下
作者の別作品「DEAR」もミステリー＋LOVEの良作。お勧め。

<<ブルー・ハイドレード>>集英社スーパーダッシュ文庫 著・海原零
電撃・富士見以外からも選びたかったので投票。
今作は8人の士官候補生＋1による多重視点での潜水艦モノ。
登場人物は多いけど主役全員キャラが立ってる。
けど、海原の個性なのか「銀盤カレイドスコープ」同様、主役ほぼ全員がDQN。
普通の作品なら癒し系キャラになりそうなコでさえ腹に一物持ってそうなあたりはさすがw（褒め言葉）
潜水艦戦は燃えです。熱いです。今後の展開が楽しみ。

選外の良作
「Dクラッカーズ7-2」（富士ミス）、「アリソン3（下）」 （電撃）
完結した2作品。
2つとも綺麗に締めてたので記念に投票しようとも思ったけど、
2ちゃん的にマイナーな作品を優先してたら選外になっちゃいますた。
2つとも、本来はイチオシにしてもいい良作です。

「ヴァんぷ！」「デュラララ！」などの成田作品、「七姫2」（以上電撃）
こちらも世間的には無名だけど2ちゃんでは有名なので選外に。
二人とも安定していい作品書きますな。本数は大違いだが。

「悪魔のミカタ」、「灼眼のシャナ」、「ドクロちゃん」（以上電撃）、
「ザ・サード」、「フルメタル・パニック」、「A君の戦争7」（以上富士見ファンタジア）、
「涼宮ハルヒ」（角川スニーカー）、「銀盤カレイドスコープ3」（集英社スーパーダッシュ）
以上のシリーズものも、安定して面白かったです。
気になったら一巻からの読破をお勧め。
滅多に損はしない筈。

「デビル17」（富士見ファンタジア）
「カンフーファイター」、「ブロークンフィスト」と共に、富士見の伝説になりそうな本。
構成が甘いので腹とﾃｨﾑﾎﾟが立つかも知れませんが、
伝説に挑むのも一興では。
「平井骸骨此ノ中ニ有リ」（富士ミス）、「王国神話」（富士見ファンタジア）、
「スカイワード」、「先輩と僕」（以上電撃）
新人作品ではこの4本。
とくに骸骨は完成度が高くLOVEでミステリーなお勧めのお話です。

【姫木梓】作品名：Dクラッカーズ
【アリソン＆ヴィル】作品名：アリソン
完結記念、ということで幼馴染み二グループを選出。
にせよ、ヴィルにせよ、ヒロインと付き合い始めた、というよりは
ついにとっ捕まった、と言った方がしっくりくるかもw
でも嬉しそうに尻にしかれてそうですな。

【峰島由宇】作品名：9S
美少女天才科学者、拘束具、中年男性みたいな喋り方、ぱんつ履いてないw
などツボな設定大杉。
女の子らしくないと主人公に言われて動揺するのもかわゆいです。

【小萌先生】作品名：とある魔法の禁書目録
実年齢不明（最低でも20）の見た目幼女のロリ先生。
そんな姿で酒飲みまくり、煙草吸いまくりなのがもう、素晴らしいです。
ビリビリ女子中学生同様、作者から放置されてるのが悲し。

【ゴールデンブラジャー】作品名：GOSICKのあとがき
あとがきにしか登場しない人物ですが、
あまりにもキャラが立ってたので。

>>84
訂正
誤【姫木梓】
正【物部景＆姫木梓】

大賞・イチオシ賞

○　<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光 画：藤田香
確かにＩｔ編は完結しなかった。
しかし、それでも圧倒的優位に思われていた吸血鬼勢も、
実は微妙なバランスの上に立っていたりする、全体のバランス感覚、
そして登場人物の描写の妙、うえおは未だに進化している。

　　<<　おねがい☆ツインズ２　二人と一人>>　著：雑破業 画：羽音たらく＆合田浩章
雑破ファンとしては、納得の内容。
原作を読んでなくても楽しめた。
ただ、ちょっと駆け足になった感があり、
もっと緻密な少女漫画的な心理描写があったらなぁ、
というないものねだりの感想も。

　　<<GOSICK II ―ゴシック ・その罪は名もなき―>>　著：桜庭一樹 画：武田日向
前作に引き続き楽しめた。
本編よりもあとがきのほうが面白いという気がしないでもないが、
絆を深めていく二人、そして近づいてくる戦争の足音、
シリーズとして続きが楽しみな一作。

大賞続き

　　<<東京タブロイド９　風雲告げる新都の未来>>　著：水城正太郎 画：しのざきあきら
シリーズ完結(一応)記念。
まだ続くらしいが、蛇足にならないことを祈る。
ロッジとの対決を諦め、遊馬と麻衣子が同棲する、
そのだらだらした日常描写も楽しめた。
そして一気にクライマックスに持っていくスピード感。
ただ、ちょっとオチが弱かったような気がする。
でも、シリーズ通して楽しめた一作だった。

　　<<スカイワード>>　著：マサト真希 画：橘由宇
個人的には、最優秀新人賞を差し上げたい。
感傷的な文体は、ちょっと人を選ぶかもしれないが、
空を目指す若者の想い、祭り上げられた少女の地上への想い、
それらが絡み合って、実に爽やかな青春ものになっている。
いい気持にさせてくれた一作。

ベストキャラクター賞

【舞原サクラ】（悪魔のミカタ）
ずっと昔から、イハナよりもサクラの方が好きでした。
でも、12巻でもそれほど目立てませんでした。
13巻の活躍を祈りつつ投票させていただきます。

【山本美里】（悪魔のミカタ）
委員長最高。
責任感、優しさ、などといった委員長属性を備えながら、
決して三つ編みメガネなどというステロタイプにはならず、
ビールと高校野球を愛するオヤジっぷりがいい。

【猟奇王】（東京タブロイド）
9巻、見せ場はそれほど多くなかった。
しかし、シリーズを牽引したのは、間違いなく彼。
猟奇に乾杯！

【天瑞遊馬＆聖麻衣子】（東京タブロイド）
主人公カップル。
想いあっていても、なかなか前進しないもどかしさがらしくて良い。

【薔薇の人】（ＧＯＳＩＣＫのあとがき）
本編を完全に喰ってしまった、あとがきに登場の変なお嬢様先生。
キルビル2は見に行ったのでしょうか？

○　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　　シリーズをきちんとした形で完結させられるだけでも俺的評価は高い。
　　それが燃えるクライマックスと余韻のあるエピローグまでついているのだから、
　　もう言う事はない。
　　ありがとう。楽しませてくれました。

　　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物　［完］>>　著:三上延　画:GASHIN
　　シリーズをきちんとした形で（略
　　最初の雰囲気を保ったまま、きっちりしっとり終わらせてくれました。
　　良作でした。

　　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
　　この鬱々しい話で、こんな燃える展開が見られるとは！
　　ダブル効果で実に満足でした。
　　この話もちゃんと完結すればいいなあ。

他にも色々あったけど、どうしても絞りきれなかったのでぱっと思いついたこの三つで。
キャ票も思いつかないのでパスさせて下さい。作品票に込みという事で……。

いつの間にか投票始まってたのね。
まずは大賞・イチオシから。

○<<魔法遣いに大切なこと3 夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛 画:よしずきくみち
派手さがないから悩んだけれど、これが自分の中の上半期大賞になりました。
これはもう癒しすぎです。反則です。

<<Dクラッカーズ7-2 王国>> 著:あざの耕平 画:村崎久都
自分的大賞候補のもう一角。あの富士ミスから飛び出た名作のひとつ。
散々既出のようなのでもはや説明することは何もないです。鉄板。

<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>> 著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
パラサイトムーンで６冊かけてたどり着いたぐらいの場所に、早くもそろそろ到達気味。
いやおうなしに期待させられてしまったので、一票。

<<撲殺天使ドクロちゃん３>>　著:おかゆまさき　画:とりしも
やっぱ何だかんだと言われながら、自分の中ではドクロちゃんが高評価。
高いテンションでコンスタントに打ち出されるギャグというのは良いものです。

５つめは選びきれなかったので権利放棄します。
ミス文と電撃だけか自分・・・

キャラ賞はそれぞれの作品から一人ずつ、

【菊池ユメ】（魔法遣いに大切なこと）
ライトノベルに珍しい等身大の（魔法遣いですが）主人公。
とりたてて目立つ特徴が無いのにいとしいと思える。いい子ですよ。

【物部景】（Ｄクラッカーズ）
梓とのカップルに入れようかとも思いましたが、やはり単独で。
彼の、彼個人の強さというものも、見逃せない物語でした。

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星(ほし)で）
仕方ないでしょう。可愛いんですから。誰がなんといおうとはずせません。

【ドクロちゃん】（撲殺天使ドクロちゃん）
桜くんにしようかなとも思いつつ、やはりドクロちゃんのほうに一票を。

【猟奇王】（東京タブロイド）
作品本編はイチオシからはずしましたが、しかしベストキャラクターに彼の名前を出さないわけにはいきません。
もう大好きです。

大賞・イチオシ賞

○<<アプラクサスの夢>>　著：高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi)　電撃文庫
見事期待に応えてくれました。歌って笑って撃って、泣く。
とにかくオッサンどもが渋い。乱痴気騒ぎの襲来はゾッとします。
粋でいなせなディビジョン駆除商会と、可哀相な少女と、そのナイトに乾杯。

　<<灼眼のシャナVI>>　著:高橋弥七郎　　画:いとうのいぢ
日常をさんざん書いておいて、それが錯覚だ、と突き落とす。
少女に決意させて踏み出させて、最悪の結果を見せる。
これがただの欝展開ではなく、そこから立ち上がる物語だと信じたいです。

　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上延　画:GASHIN
地味だ地味だといわれ続けて7巻、きっちり終わってくれました。
最初のイメージからすると意外と言っていい盛り上がり。
展開にいじめられ続けてきた登場人物たちの頑張りも素晴らしい。

　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇
今期の電撃新人では、結局この人が一番でした。というわけで新人賞を。
とても爽快な、少年少女の青春ファンタジーものです。
欠点ももちろんありますが、それをカバーできる勢いがあります。

　<<王国神話 第二夜　約束は夢にとけて>>　著：明日香々一　画：かわく
富士見代表でしょうか。新人賞その２でもあります。
いい終わり方だった一巻の終わりから後を続けられるのか
という不安を見事吹き飛ばしてくれたことを評価して、２巻を推薦。


Dクラは、どうせ他の人が入れるので外しました（ｗ
電撃に偏っているのは、ほとんど電撃しか買っていないから・・・ダメですねえ。

ベストキャラクター賞

　【ディビジョン】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
おそらく、ライトノベルの中で、最も敵に回してはいけない男。
粋で変人で策士で渋くて、ちょっぴり優しくて、とても恐い。
演説の「哀悼の鐘を、トリガーで鳴らそう」は肌が粟立ちました。

　【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
コンビというなら、今期はこれしかありません。最高です。
なんでこんなにかっこよくて、どこか切ないのか。

　【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
ベストカップル賞。なにはなくとも、この二人を挙げずにはいられません。
最後まで、しっかりと頑張ってくれました。

　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
成田良悟の偉大なる挑戦に敬意を払って。萌えます。
ニュータイプの、というか、たぶん空前絶後で誰も真似しないヒロイン。

あとは悪魔のミカタの誰かに入れたかったんですが
一人に絞れなかったので断念して４票で。

まあ、別に署名じゃないし、大賞獲ったから電撃が出してくれるわけでなし
好きな人が好きなときに、マターリと投票すればよろしかろう。
↓は前スレで出た意見。ちなみに下の>630は漏れねｗ

625 イラストに騙された名無しさん sage 04/06/29 08:54 ID:54puKTa3
とっつぁんの心遣いに惚れたｵｻｰﾝABファンにできることは
そろそろ始まるラ板2004上半期大賞でアピールすることくらいだな。
次のABのために、次の次のABのために。

626 イラストに騙された名無しさん sage 04/06/29 09:56 ID:h6jwRmk8
まあ同意だが、いつものように我らは順位等に変なこだわりを持たず、ﾏﾀｰﾘいこう。

627 イラストに騙された名無しさん sage 04/06/29 11:04 ID:69SpLgHH
ﾄﾞｳｰｲ。好きなものを好きと素直に言うだけのことだ。

630 イラストに騙された名無しさん sage 04/06/29 12:53 ID:vWjgCnSR
順位はどうでも。むしろ上に行ったら変な争いとか騒ぎに巻き込まれてうるさいからね。
マターリマイペースがこのスレの本分。普通に「良かった」と感想を書いてけばいいよ。

うわ、誤爆した、ゴメン。

正確には
２００４年云々なんだけどな

年度は４月〜３月のことだから

○　<<９Ｓ〈ナインエス〉III　　>>　著:葉山透　画:山本ヤマト 　電撃文庫
とりあえず笑えたので一押し。復活、風間inLIFA３ｒｄとか、脱がされた
小夜子とか、スパイ萩原とか、とにかく良かった。ｈｐ短編は文句無し。

　　<<スカイワード　　>>　著:マサト真希　画:橘由宇 　電撃文庫
今期の新人の中では１番よかった。飛行シーンなんかは、ア〜〜〜〜〜
って感じだった。‘猫おばあ”のイラスト見たい。

　　<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル(3)<中>　>>　著:川上 稔　画:さとやす(TENKY)
イラスト反則ですよ。例えば水着とか、水着とか、水着とか！
大城部長が１番輝いてた。将棋や撮影会やりて〜。

　　<<ウィザーズ・ブレインIV　世界樹の街〈下）>>　著:三枝零一　画:純珪一
守るために必死に戦う。単純だから難しい。これに何回泣かされたか。
クライマックスの幕開け。５巻まだ〜？

電撃だけなのは、、、、まぁいいか。

今期はあんまり読んでないなぁ

大賞・イチオシ賞

○<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著:うえお久光　画:藤田香
主人公を始め、み〜くるメンバーがほとんど登場しないのに充分面白い。吸血鬼と
人間、どちらが善でどちらが悪かは関係なく、ただ生き残るために戦う。どのよう
に決着するのか、今から楽しみ。

<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
1巻を読んだときは正直微妙だったが、話が進むにつれて面白さもUP。最後の最後ま
で丁寧に描かれてました。

<<銃姫１〜Gun Princess,the Majesty〜>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
目新しさはないが、好きなタイプの作品。これからに期待する意味でも投票。

　<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
なんだかんだいって面白いんだからしょうがない。2巻よりも1巻の方が好き。

五つ目は特に選べなかったという事で

ベストキャラクター賞

【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
なんというか、長い間お疲れ様でした。

【木下水彩】（悪魔のミカタ）
同じ作品の先輩もそうだが、どうやら俺は、頑張ってる普通人、に弱いらしい。

【超簡単ルール】
●大賞（５票）…感想必須。
●キャラ賞（５票）…コメント必須。団体・コンビ可。形式は【キャラ名】（作者名）で。
●イチオシ賞（１票）…大賞５票の中のイチオシにひとつ○をつける。
●中賞・・・別スレにて。
各賞によって開催期間が異なります。

詳しくは>>20-27へ。

>>100
キャラ賞は【キャラ名】（作品名）だ。

○<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　山のようなお約束とパクリと問題点がごちゃ混ぜに詰め込まれた混沌感がたまらん。
　　正直、減点法だと0点以下の出来だと思うが、加点法で得体の知れないパワーと勢いを評価したい。
　　つーかビリビリたん萌え。１巻の出番の少なさに萌え。２巻の放置プレイにも萌え。
　<<学校を出よう！４ Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青
　　実に手堅い、正統派のSF作品。巻を追うごとに無理が出てくるハルヒと違い、
　　こちらは巻を追うごとに世界が広がって安定感が増してくる。良作家認定。　　
　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち
　　相変わらずこの作者は気に食わないけど、作品そのものは不本意ながら良品。
　　エロとか萌えとかに目を配りつつもどこか媚びてない展開が実によい。
　　創設初期のコバルト文庫とかで富島健夫あたりが書いてそうな正統派の少年成長譚を、
　　今風の萌えとかを巧妙に取り込みつつ再現したって感じ。
　<<零崎双識の人間試験>>　著:西尾維新　画:竹
　　戯言シリーズのライトノベル特化バージョンみたいな作品。
　　相変わらず、ハッタリの利かせかたは天下一品。
　<<撲殺天使ドクロちゃん３>>　著:おかゆまさき　画:とりしも
　　南さんのイラストを作者に無断で勝手に描いたとりしも氏は偉いと思います。
　　作者も絵師も編集も登場人物も読者もみな暴走。素晴らしい。

ベストキャラクター賞

　【御坂美琴】（とある魔術の禁書目録）
　　　あとがきに名前が出ただけでもよしと・・・できねえよ。でもやっぱむしろそこが萌え。
　　　３巻ではメイン張りそうなのが嬉しい反面、何かそこはかとない寂寥感もｗ
　【鍵原ツバメ】（ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？）
　　　おこりんぼヒロイン萌えの当方としては、この娘が一番好みだった。
　　　主人公の撃墜リスト入り、激しくキボンヌ。

大賞・イチオシ賞

○　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
　待った甲斐があった、というかむしろ待たされたことを逆に感謝したいくらい。
　男臭くて何が悪いんだ。売れなくたって知りません。ブラボー。

　　<<Dクラッカーズ7-2>>　著:あざの耕平　画: 村崎久都
　完結するのは寂しいが、これ以上の幕引きはないほどの面白さ。やはりこのシリーズは最高。
　ここはひとつ、ショート3を出し……や、無理ですか、そうですか。

　　<<さよならトロイメライ>>　著:壱乗寺かるた　画: 日吉丸晃
　先に謝っておくけどゴメン、こういう荒削りで猥雑なノリ大好き。心地良い悪文。
　ただノリに慣れてしまった分、2巻はインパクトが目減りしてしまったかな。でも3巻楽しみ。

　　<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画: 灰村キヨタカ
　先に謝ってお（ｒｙ　書きながら考えたとしか思えない場当たり加減が却って好ましい。
　こっちも2巻でやや落ちたかな。さすがに場当たり的過ぎて萎えた。でも3巻楽しみ。

　　<<七姫物語　第二章>>　著:高野和　画: 尾谷おさむ
　「山の彼方の空遠く、三章住むと人の言う」　この第二章に文句はない。ただ、早く続きを……

次点　空ノ鐘の響く惑星で2 , 平井骸惚此中ニ有リ , 塩の街 , 三月、七日。 , 埋葬惑星 , 蟲忍 ,
　　　機械仕掛けの蛇奇使い , デュラララ！！ , ヴぁんぷ！ , くちづけでは長く、愛には短すぎて ,
　　　ハイウイング・ストロール , 復活の地1 , 双霊刀あやかし奇譚2 , ディバイデッド・フロント2

復活の地とディバイデッド・フロントは最後まで入れようかどうか迷ったが、結局自分の好みを優先。
クオリティで言えば投票した5作に負けず劣らずなので、こっそりオススメしとく。
今期は豊作だったよ、ホント。

ベストキャラクター賞

【インデックス】（とある魔術の禁書目録）
　口に拳突っ込まれるヒロイン萌え。ベランダ用意するんでウチにも引っ掛かってください。

【オルフィナ】（王国神話）
　この娘は産むよ、産みすぎってくらい産むよ、産むなと言っても聞かないよ。ガチで。

【巫城都】（さよならトロイメライ）
　んー、やっぱりお嬢様キャラには敵わないね。敵うつもりもないね。是非敗北を知りたいね。

【リゾルート】（アプラクサスの夢）
　ボランテ姐さんも捨てがたいが、ラストの見せ場からこっちを。呪いを祝福として感謝する姿が泣ける。

【ユイ・フォリア】（機械仕掛けの蛇奇使い）
　破壊と殺戮が彼女の足跡。お姫様はちょっとDQNなくらいが可愛いんだよ、うん。

大賞・イチオシ賞

○<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著:葉山透　画:山本ヤマト
正統派ラノベに今風のスパイスをふりかけた作品。
話の盛り上がり方とスピーディーな展開は、他の追随を許さない。

<<業多姫　伍之帖―春惜月>>　著：時海結以　イラスト：増田恵
富士ミスがＬＯＶＥなんて戯言を言う前から、ラヴな作品。
故にまがいもののラヴとはひと味もふた味も違う。
イラストはいまのラノベ界で一番好き。表紙見てるだけで幸せになれる。

<<ＡＲＩＥＬ［20］>>　著：笹本祐一　イラスト：鈴木雅久
ようやくとう言うべきか、とうとうと言うべきか、完結までほんと〜〜〜に長かった。
ラノベ黎明期から続いている作品でやや古くささもあるが、やっぱり風格あり。

<<クレギオン２　フェイダーリンクの鯨>> 著：野尻抱介 イラスト：撫荒武吉
富士見ファンタジアで出版されていたものが、ハヤカワから再デビュー。それだけの価値はある。
挿絵の人が変わったのは、ちょっと悲しいが、すなおに復活を喜ぼう。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光 画：藤田香
主人公不在の展開は、某100巻予定壮大ファンタジーちょっとヤヲイも混じっちゃいました小説を思わせる。
次の巻で完結することを祈っての、期待票。

ベストキャラクター賞
【峰島由宇】（９Ｓ〈ナインエス〉）
強くて、かわいい。

【メイ・カートミル】（クレギオン）
一生懸命なのが、かわいい。

【近藤武巳】（Missing）
凡人がんばれ。超がんばれ。

大賞・イチオシ賞

○　<<Dクラッカーズ7−2 王国-a boy&a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都　（富士見ミステリー文庫）
シリーズ完結。感無量。
最後まで残っていた謎も解決された。読みたいと思っていた対決も読めた。
舌戦が面白かった。関白宣言には笑った。女王が一途だった。
登場人物たちの結末はそれぞれにらしいものだった。
本当にきれいに完結した。

<<カラミティナイト３>>　著:高瀬彼方　画:西村博之　（ハルキ文庫）
２巻の思わせぶりな終わり方から散々待たされたが待たされた甲斐のある良作。
各々のキャラクターの微妙なすれ違いから事態がどんどん深刻になっていく展開は１巻２巻でも見られたのだが、
今回はそのすれ違いがコミカルに描かれていて新しい一面を見せてくれる。
打ち切りになってしまったが続きが非常に気になるのでなんとか他レーベルで生き延びて欲しい。
同作者のディバイデッド・フロントも良かった。

<<王国神話 第二夜　約束は夢にとけて>>　著:明日香々一　画:かわく　（富士見ファンタジア文庫）
こっぱずかしいLOVEに子供たちのほのぼのに、とにかく雰囲気がいい。
終章の切なさはもう絶品。
多少粗もあるけどまあ新人だし。

<<風の王国>>　著:毛利志生子　画:増田恵　（集英社コバルト文庫）
チベットというなじみの薄い舞台が新鮮だった。
男勝りなヒロインとこれでもかと積み重ねられていくLOVEい描写はこれぞ少女小説。
ストーリ展開の軸になる陰謀部分がややパンチに欠けるのが残念。

<<ブラックランド・ファンタジア>>　著: 定金伸治　画:星樹　（集英社スーパーダッシュ文庫）
なんといってもチェス描写。思考の形態の差異まで活かした駆引きが興味深い。
ヴィクトリア朝の雰囲気もｲｲ。ちょっとオチが弱いような気はするが。

ベストキャラクター賞

【３Ｂ（ベルゼブブ・バール・ベリアル）】（Ｄクラッカーズ）
やっぱこいつらが出張ってくると面白い。
7-2は台詞の掛け合いにニヤニヤしっぱなしだった。

【薔薇の人】（GOSICK）
あとがきに登場。
作中に出てきたら「いくらなんでもリアリティ無さすぎ」とか言われてしまいそうなくらいの天然お嬢様キャラ。ｽｹﾞｰﾖ
なんで桜庭一樹の周りにはこう変人がたくさんいるんだ。

【八代一】（９Ｓ）
上にはこき使われ、下からは文句を言われる悲しき中間管理職。
３巻での苦労に敬意を表して一票。

【怪盗百色】（吉永さん家のガーゴイル）
ダンディで熱くて変な人。
二巻は彼のキャラクターの勝利だ。

【有馬冴子】（ROOM NO.1301）
かなりアレなあだ名付けられてたり×××（ネタバレ回避のため伏せ字）なのに恥じらいがあるのがたまらなく萌え。
はかなげな雰囲気もgood。幸せになって欲しいがあまりいい未来像が浮かばない……

つーかレベル低いなオイ（ｗ

○<<幽霊には微笑を、生者には花束を>>　著：飛田甲 イラスト：ゆうろ
個人的には今年の上半期の中では一番の作品。科学信奉者の主人公と
幽霊のヒロインのキャラクターに好感が持てる。幽霊が出てくるけど
中身はちゃんとしたミステリだと思う。ラストも綺麗にまとめてて満足。
高畑のタイムリープが好きな人は気にいるんじゃないだろうか。

<<ゼロの使い魔>>　著：ヤマグチノボル イラスト：兎塚エイジ
異世界召喚物というベタな作品だがその分サクサク読めて楽しい。
まさにライトノベルって感じ。内容からして続編が出てもおかしくないので期待してる。

<<神様家族４　シャボン玉ホリデー>>　著：桑島由一 イラスト：ヤスダスズヒト
桑島作品の中ではこのシリーズが頭一つ抜けていると思う。
今作も満足できる出来だった。

<<機械仕掛けの蛇奇使い>> 著：上遠野浩平　イラスト：緒方剛志
ｈｐＳＰ版のをマイナーチェンジ。ラストシーンはこっちのほうが好きだな。
どうせなら設定面だけじゃなくストーリーももっと変えてもよかったかも。
あと久しぶりに表紙に騙された。読み出すまで女だと思ってたよ。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　イラスト：かわく
富士見の新人では久々の当たりと感じた。作者はまだまだ未熟だとは
思うがその分これからの成長を期待させる作品だった。

大賞・イチ押し賞

○【Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−】　著： あざの耕平　画：村崎久都
最終巻が大賞って、残りの巻も買ってね的な感じで申し訳ないですが。
前回のライトノベル大賞で名前が挙がったのをきっかけに買いました。
今回も是非、これを機会に読んでくれる人が増えることを願って。

　【とある魔術の禁書目録】　著:鎌池和馬　画: 灰村キヨタカ
ある意味お約束満載のごちゃごちゃした感じを受けますが、
それを補って余りある終盤の熱い展開は必見。
２巻でややペースダウンするもののまだまだ期待できますしています。

【スカイワード】　著:マサト真希　画:橘　由宇
王道スポ根ファンタジーって言っていいんですかね？
何やら様々な伏線張っちゃってる割に回収してませんが、続巻出るので無問題。
期待しています。

【空ノ鐘の響く惑星で�B】著：渡瀬草一郎　画：岩崎美奈子
既に何名かの方が言ってますがとにかく続きが気になるシリーズ
確実に盛り上がっていってます。イラストもオススメ。
ファイアーエムブレムが好きな方にもオススメ。ゲームかよ。

【リバース・エンド　after days】著：橋本　紡　画：高野　音彦
出してくれただけで充分です。もう言う事はありません。（良い意味で）

今期はＤクラとエンハウ以外は電撃文庫しか買ってないです
だもんで、今回の大賞で掘り出し物が見つかるのを楽しみにしてます

<< Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl− >>　著： あざの耕平 　イラスト：村崎久都
多分に漏れず１巻でストップしてたんだが前回大賞で続き購入。一気読み。
熱いぜジャンキーども！　敵方の３Ｂも魅力的。
最後も綺麗に締まって感無量。

<< 銀盤カレイドスコープ vol.3　ペア・プログラム：So shy too-too princess >>　著：海原零 イラスト：鈴平ひろ
ぶっちゃけ鈴原スレの723ですがなにか。
残念ながら１、２巻よりはレベルダウン。引っかかる点もあり投票しようか迷ったが、
スケートシーンは前回に劣らず面白いし、前々回で１、２巻に投票できなかったこともあり１票。
続きが出るとしたら、タズサの本編はもういいけどガブリーとかヨーコの外伝が読みたい。

<< 幽霊には微笑みを、生者には花束を >>　著：飛田甲　 イラスト：ゆうろ
まいじゃー推進委員会で知って購入。
ヒロインがステレオタイプなことなど人物描写がイマイチだが、きちっと伏線張ってミステリーしてるところを評価。
ミステリ中毒者には謎がヌルいかもしれないが、初心者にはオススメ。

<< カラミティ・ナイト III >> 著：高瀬彼方 イラスト：西村博之
祝、打ち切り！！　　ヽ(`Д´)ﾉ ｳﾜｧｧﾝ！もう出ねぇよ！！
ホントどっかのレーベルさん拾ってやってください・・・
今巻はシリアスとコミカルが絶妙に混ざり合って目が離せない。

<< 半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon >>　著：橋本紡　イラスト：山本ケイジ
続き出ると聞いて不安だったが、十分面白かった。
日常の何気ない出来事が掛け替えないものとなり、そしてそれが失われるかもしれないという描写。
読み終わった後、銀河鉄道の夜を買いに書店へ走った。

次点は以下。キャラ賞は後日。
カオレギは前回大賞で纏め買いしたんだが、２巻の出来だったら投票してたのにな〜。

・カオス レギオン O３　　・ROOM No.1301 #2　　・塩の街　　・天国に涙はいらない10
・ディバイデッド・フロントII　　　・銃姫１

ごめん、イチオシの○付け忘れた。
Ｄクラ７−２でお願い。

　　大賞・イチオシ賞
レーベルごとに行ってみた。今期も豊作。次点はたくさんありすぎたので書かない。
大御所クラスが不在でも全く選ぶ作品には困らず、十分足りている。結構なことだ。

○　　<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy and a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
富士ミス代表。前大賞の感想書きさんありがとう。この大賞に合わせて6月に読んだんだけど、見事に大ハマリ。
というか名作の域。女王もいいけど景と梓があってこその話かな、やっぱり。

　　　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
角川スニーカー代表。このレーベルは正直、同じ作品や作者でも当たり外れの差がでかすぎるので
買うのを警戒してしまうわけだが、これはいつもの通り。というかムッチャ恐いですわ。戦闘物好きは必読。

　　　<<ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い［完］>>　著：吉村夜　イラスト：ことぶきつかさ
富士見ファンタジア代表。正直、始まったばかりの頃はつまらなかった。キャラのかけあいも浮いてたし。
しかし後半の3巻以降にいきなり化けた。守銭奴バンザイ。富士見Ｆでキッチリ完結させた事も好評価。お勧め。
　　　　　　
　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
電撃文庫代表。この作者は電撃システムの代弁者かも知れぬ。燃えと萌え。売れたら続きも出してくれる。
というわけでヴラーヴィな出来。ｵｻｰﾝどもの恐ろしさと大人の視点。シビアでクールだが、とても楽しい。

　　<<三月、七日。>>　著：森橋ビンゴ イラスト：世良シンヤ
ファミ通文庫代表。全然読むものがなかったこのレーベルは、この半期から（ガーゴイル以降といっていい）
生まれ変わった。まだ的中率は少ないが。これは青春王道の切ない学園もの。心理描写では今期一番か？

　　ベストキャラクター賞

　　【姫木梓＆物部景】（Ｄクラッカーズ）
a boy & a girlは至言というかなんというか。押しも押されぬベストな二人。
お疲れさん、お幸せに、と言いたい。

　　【エリオン】（ハーモナイザー･エリオン）
最初はただの守銭奴で、とてもじゃないが感情移入など出来なかったのに
後半ポリシーのあるカッコイイ守銭奴に大変身してしまった。

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
この作品を特異たらしめている最強無敵社長でまず一つ。大人って恐い。
絶対に勝てない、と思わせられるすごい人。

　　【アンディ&ボギー】（アプラクサスの夢　A/Bシリーズ）
コンビありのレギュレーションで入れないわけには行かない。クールだ。
今じゃ死語だが「イカす」という言葉がよく似合う。

　　【衣装役さん】（七姫物語）
この人には是非入れたかった。この不思議な物語を特徴付けている要素。
ｈｐスペシャルの外伝はお勧めったらお勧めったらお勧め。

大賞・イチオシ賞

○　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
　　この為に今までの2年間があったといっても過言ではな―――!!
　　というぐらい待ちに待って男達のドラマに笑って泣かせてもらいました。
　　このやろうディビジョン駆除商会のやつらめ！　愛　し　ち　ま　う　ぞ　！
　　個人的にはついに詳細を見たメカデザにも喝采を送りたい。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　毎回何かしら行っちゃった部分が多い成田作品だけど、ヘッドレスヒロインには心底驚いた……。
　　今までの作品と違って想像がしやすい場所が舞台になったからメチャクチャはまった。深く。
　　人物の多さと登場の慌しさには目を瞑るとして、これは多分1、2を争う好き作品。

　　<<七姫物語第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　次のお待たせ泣かせ作品筆頭の、約1年ぶりの2巻目。いいんだ、泣きながら待ち続けるから…！･ﾟ･(つД`)･ﾟ･
　　相変わらずの心癒される雰囲気を持つこの世界自体が好きでしょうがないです。
　　特に姫が。七人の姫はどれも素敵で良い。

　　<<ポストガール3>>　著:増子二郎　画:GASHIN
　　見た目の派手派手しさは無いけれど、コンスタントに良い作品を書いてくれる事に感謝を。
　　淡い残酷の中に1つの微笑を見せる書き方や、どこか陰のある人達を書くのが本当に上手いと思う。
　　いやでもやっぱりシルキーラブでいいよもうウハー

　　<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
　　ここで終わってしまうのも少しもったいない気がしたが、完結おめでとうに一票。
　　上巻では冒頭からのそんなアナタな展開の連続に｢時雨沢の陰謀だよな！なぁ、そうだよな!?｣
　　と泣きそうになったけれど、良かった。アリソンが変わらない突撃弾丸娘で良かったハァァァ……

ベストキャラクター賞

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　なんだいこの策略家は！素敵すぎて鼻血出しながら応援するぞ！

　　【トランクイロ】（アプラクサスの夢）
　　何気にツボった人物。 その性格に心惹かれました……

　　【セルティ】（デュラララ！！）
　　史上最強の闘う妖精。妖精だとも。一度会ってみたい人物ナンバーワン。

　　【衣装役さん】（七姫物語）
　　hpスペシャル万歳！万歳！間違いなく名脇役といえる彩りの一端。

　　【アリソン＆ヴィル】（アリソン）
　　丁々発止の掛け合いに、押して引いての良さが光るラブカップル(アリソン押し気味)。好きだ。


普段が電撃しか読まない人間だけど、ここ読んでたらDクラッカーズも読みたくなってくるのは魔術だな……

大賞・イチオシ賞

○　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　　　成田良悟らしい超Ｂ級作品。歪んだ純愛物語（･∀･）ｲｲ!！
　　　　キャラが良いだけに、もう少し掘り下げて欲しかった。続編キボン。

　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　　　世界観や心情がとても丁寧に描かれていて、じんわり沁みてくる。

　　<<Hyper Hybrid Organization　00-01　訪問者>>　著:高畑京一郎　画:相川有
　　　　本編よりもテンポ良く書かれていたと思う。面白くて一気に読んでしまった。
　　　　ライトノベルらしからぬ任侠小説だがそこが良い。
　　
ベストキャラクター賞

　　【チェスワフ･メイエル】（バッカーノ！２００１）
　　　１９３１ではそんなに好きじゃなかったけど、２００１では非常に萌えさせていただきました。

　　【セルティ･ストゥルルソン】（デュラララ！!）
　　　首無しヒロインー！カッコよくて可愛くて好きです。

　　【平和島静雄】（デュラララ！！）
　　　キレっぷりが凄い。「平和島が、噴火した」にﾜﾗﾀ。

　　【岡崎大介】（Hyper Hybrid Organization　00-01　訪問者）
　　　・・・岡崎タンは萌えキャラですよ？ほんのり優しいところがツボ。

大賞・イチオシ賞

○　<<アリソン�V<下>　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
終了記念、ってわけでもないがシリーズ通して楽しませていただきました。
オチが二転三転していく小気味よさにクラクラです。
よき作品でした。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち
どう考えてもいい未来には行きそうに無い設定だが読むのを止められない。
自然じゃないはずなのに普通に読めるってことは良作ってことなのだろう。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
ラブストーリーは好きだがこれはその範疇なのだろうか。
と悩んで読んでましたがこりゃ間違いなく良質のラブストーリーですわ。狂ってるけど。

　　<<空の境界<上>>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　<<空の境界<下>>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
なんだかんだで面白かった。
同人で読んでなかったんだけど、奈須さんで一番好きかもしれん。

ベストキャラクター賞

　　【アリソン・ヴィル】（アリソン３）
やっぱこの二人しかいねえっす。
下巻の折込んとこで惚れ直しました。

　　【ヴォッド・スタルフ】（ヴぁんぷ！）
愛すべき小悪党。
なめられ続け、それでも上だけを目指す姿勢が大好きだ。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
吸血鬼に見え無さすぎる吸血鬼。それでいて紳士貴族。
心の中にテーブルと椅子とティーセットを常に持てるようになりてえなぁ。

　　【大海千夜子】（ROOM NO.1301）
癒されるというかなんというか。
ホントこの彼女いて何が不満なんだとしか。

　　【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
かっこいいお兄ちゃんは好きですか、大好きです。
西尾キャラで一番好きかも知れない素敵な変態兄ちゃんでした。

大賞四つしか入れてなかったので、
<<スカイワード>>　著:マサト真希　イラスト:橘由宇
にいれます。

キャラ賞
【両儀式】（空の境界）
下巻の表紙にしびれた。要は萌え戦闘美少女なんだということを再認識。
中性的なのも○
【峰島由宇】（９S）
hpの短編と、3巻の電話の場面で撃墜。
ツンデレｲｲ!
【桑原綾】（ROOM NO.1301）
ただの不思議ちゃんじゃなかったりして、なんともミステリアス。
作品の出来がいいから立ってるキャラではあると思うけれど。
【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星で）
ウルクなんか認めない！　やっぱり運命の出会いが勝つのですよ。
【衣装役さん】（七姫物語）
雰囲気がやばい。カッコ良すぎる、この人は。

次点はスカイワードのナナあたりかな。

大賞・イチオシ賞

○　<<アリソン�V〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
祝　完結　ニヤニヤしてくるよ、アリソンとヴィルみてると

<<GOSICK II ―ゴシック ・その罪は名もなき―>>　著：桜庭一樹　画：武田日向
トリックに激萎え、それを上回るヴィクﾀｿの萌えっぷりとあとがきでカバー
ゴシック人気出てよかったね桜庭ﾀｿ

<<エンジェル・ハウリング８>>　著:秋田禎信　画:椎名優
７もよかったけどフリウ好きなんで８に、ラストに期待

<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　画：ヤスダスズヒト
常に同じノリだけど飽きない、それが成田の良い所っすね。俺が信者なだけか

<<ヴぁんぷ！>>　著：成田良悟　画：エナミカツミ
成田良悟の作品ではじめて続編読みたい、と思った。続編希望、と

ベストキャラクター賞
【セルティ】（デュラララ！！）
首無しヒロインなんてそうそういるもんじゃないね
セルティってどーやって飯食うんだろう？

あえて少数派意見を晒してみるテスト。

○　<<ポストガール３>>　著：増子二郎　イラスト：GASHIN
　　これはいい人工知性ですね。安心して読める、ちょっと良い話。
　　さりげなく重い話もしてるんだけど、それがマイナス要素になってない。
　　だんだん熟成されてきた感じ。一通り読んだ後、第一話から再読したくなる。

　　<<幽霊には微笑みを、生者には花束を>>　著：飛田甲　イラスト：ゆうろ
　　普通に面白かった。これ以前の二作は平均点以下っぽかったけど、化けたか？
　　「主人公が一般人」「記憶喪失ヒロイン」「幽霊」「超常的だけど不便な力」
　　あたりの要素が個人的にツボ。次作も、こういう路線だといいなぁ。

　　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　　「カラミティ・ナイト」は打ち切られたので、こっちに orz
　　なんといってもラストがカッコ良すぎる。すごいショックだったけど。
　　いろいろと伏線が気になる。いつまで待てば続きが出るのかも気になる。

　　<<復活の地 I>>　著：小川一水　イラスト：前嶋重機
　　きっちりと群像劇してて素敵。「ハイウイング・ストロール」の軽さも
　　嫌いじゃないけど、今回はこっちに。先が楽しみでもあり、心配でもあり。
　　全ては結末次第だが、現時点では良さげな雰囲気だと思う。

　　<<ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い［完］>>　著：吉村夜　イラスト：ことぶきつかさ
　　やや慌ただしく話が展開した印象はある。主人公とライバルの正面衝突が、
　　ご都合主義的に回避された感は否めない。各章冒頭のセリフは要らない気もする。
　　でも、終わり方としては美しかった。話としては、蛇足になる一歩手前。見事だ。

最近アク禁が怖くなってきたので投票できるうちにやっておこう。

大賞・イチオシ賞
○　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良(nagi)
　　　ご褒美出版だってのはわかってる。単純に、素直に続刊が出たのってが嬉しい。
　　　中身がそれを裏切らない物だってのが尚更嬉しい。
　　　この乱痴気騒ぎが続く事を切に祈ってる。それくらいハマってる。

　　<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著:葉山透　画:山本ヤマト
　　　オチがついてるって意味ではIIの方が評価は上だが続刊の期待も兼ねて。
　　　超科学な遺産だけかと思ったらダ×ヂ×マ×ークなんてトンデモ実物出すあたりが侮れない。
　　　一見さんでも読みやすい上に総合的なレベルが高い良作だと思う。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著:新井輝　画:さっち
　　　えろーす。もうミステリなんてどうでもいいかも知れない富士ミスの中でも極北になるかの程の。
　　　とりあえず清純派の時代はもう終わったんだよ、と大海さんに言ってあげたい。
　　　そんな私も綾さんエンド希望。

　　<<さよならトロイメライ>>　著:壱乗寺かるた　画:日吉丸晃
　　　期間内で一番キた一人称モノ。某K談社だったら西尾維新・浅井ラボ・鎌池和馬・師走トオルあたりと、
　　　まとめて『新一人称ムーブメント』とか名付けられそうな程のテンションはもはや無敵？
　　　弱点は小ネタの風化（一冊の旬は短そうだ）とわかりにくさだけど、それ以上のモノは有ると思う。

　　<<あそびにいくヨ！２　作戦名『うにゃーくん』>>　著:神野オキナ 　画:放電映像
　　　アシストロイドに萌え狂う副メイド長に激萌え。ねこたーん。
　　　沖縄無しでもいけるじゃないか、鬱展開ないほうがいけるじゃないか。って事で２に。ねこたーん。
　　　ねこたーん。ねこたーん。ねこた〜ん。当然中の人などおられません。

次点は平井骸骨・され竜・先輩と僕・アヘッド・七姫・南青山　等など。
電撃が強いのは前からだけど富士ミス・ＭＦあたりの勢いが強くなってきたと思う上半期でした。

ベストキャラクター賞

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　　問答無用です。この社長が平然といるからA/Bは成り立つんです。
　　　ケレン味のかたまりっぷりが素敵過ぎます。復活の鐘を、投票で鳴らそう。

　　【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
　　　ディビジョン商会全員に入れたいところですが代表で。当然社長は別格ですが。
　　　ワケあり、過去あり、協調性アリ。で更に腕利きってのがイイ。
　　　とりあえずこいつらのブラックゴースト、どっか模型化（またはＡＦ化）してくんないかな〜。

　　【峰島由宇＆坂上闘真】（９Ｓ〈ナインエス〉）
　　　こちらはカップル？　で投票。ぱ　ん　つ　は　い　て　な　い　。しかも共に。
　　　ロミオvsジュリエットな展開に燃える日が来る事を心待ちにしてます。

　　【平賀つばさ】（先輩と僕）
　　　”そのほうが面白いから”ってだけで動くキャラがツボなんで。

　　【神山ビーナス】（神様家族）
　　　天然も電波もエロスも超越したところにいるであろうダメっぷりにはもう笑うしかない。

○　<<よくわかる現代魔法　ガーベージコレクター>>　著:桜坂洋　画: 宮下未紀
　　　１巻はフツーに面白く読む程度だったが、２巻で化けた。
　　　半分位の薄さの本に倍の密度で物語が詰まっている。
　　　前半散らばっていた話が後半一気に収束して高速でアクションになだれ込む
　　　感覚がたまらない。場所と人物と時間を限定した話の中では今迄で最高だった。
　　　一番良かった時のブギーポップを彷彿とさせる切なさもいい。
　　　こういう作品が隠れているから最近のスーパーダッシュは侮れない。

　　<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　　厨房臭い話を書く作家は今の電撃に腐るほどいるが、
　　　厨房臭さを生のまま出して味にできた立派な才能でしょう。
　　　奈須フォロワーっぽく見えちゃう原因でもあるが。
　　　最後のバトルに主人公が持つ能力とテーマが密接に絡みついて
　　　いたのもいい。同じ能力バトルモノでも、８期以前の２次選考組が
　　　越えることができなかった壁を越えた。

　　　現代魔法と禁書目録はほぼ同じガジェットを使っている。
　　　たった一月違いの発売時期から見て同時多発なのだが、
　　　ラストの展開まで双子のよう。
　　　オチのつけかたが現代魔法の方が秀逸だったからそっちをイチオシに。

　　<<空の境界　下>>著:奈須きのこ 画:武内崇
　　　ページの黒さに押された。
　　　ゲームや上巻に引き続き、稠密な奈須殺人衝動魔法世界が展開されていて、
　　　説明多すぎ！キャラ喋りすぎ！と思いつつも引き込まれる。
　　　８００頁以上の本２冊で広げた大風呂敷を最後にきちんとまとめ
　　　あげた手腕を称賛したい。
　　　小説だから式エンド一つの筈ということで安心して読めたのもいいな。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良梧　画:ヤスダタダヒト
　　　キレとスピードのある文章健在。キレ坊健在。
　　　成田作品には珍しく、キレタキャラがただ暴れるのではなく
　　　セルティの意識が作中で変化しているところを高評価した。
　　　人外キャラが最も人間臭いということで、今後の成田の成長の鍵となる
　　　話になるだろう。現時点で成田最高作かな。バカ特急も捨てがたいが。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良(nagi)
　　　暴力とハイテンションと切ないテイストの融合健在。
　　　男くささと女々しさって同一線上のものだと思わせられる。
　　　仲間と敵、それぞれの利害関係が折りなす複雑な対立構造は見事の一言。
　　　シャナが低調な分、こっちでうっぷんを晴らしたのかと思ってしまった。

ベストキャラクター賞

　　【セルティ】（デュラララ！！）
　　　Ｆａｔｅのライダーとかぶる。いいよねこういうキャラ。

今期あまり読んでいないので、偏っているかもしれないが投票してみる。

○<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>> 著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
派手さはないが確かな実力を感じさせてくれる作品。
ぜひこのまま完結までがんばって欲しい。

<<七姫物語　第二章>>　著:高野和　画: 尾谷おさむ
いつまでも待つよ…２巻が出てくれただけでも待ったかいがある。
相変わらず美しい情景描写力。

<< 銀盤カレイドスコープ vol.3　ペア・プログラム：So shy too-too princess >>　著：海原零 イラスト：鈴平ひろ
１，２と比べるといささか物足りない部分もあるが、スケートシーンの燃える熱さは健在。

<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
相変わらずイッちゃってる感が素晴らしい。
印象に残るキャラを書く作家は誰か？と言われたら迷わずこの人を上げる。

<<スカイワード>>　著:マサト真希　イラスト:橘由宇
迷いに迷ったが、最後はこれに。
文章の荒さに設定のとっちらかり加減に欠点ばかりが目に付くが、
それでもがんばって欲しいと思えたのは、キャラの一生懸命さと後書きのさわやかさ。


キャラ賞
【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星で）
ウルクの方ばかりが人気なのでつい…がんばれ猫娘。

【舞巫女姫ナナ】（スカイワード）
ヒロインらしからぬ初登場シーンに。

大賞・イチオシ賞

○<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
相変わらずキャラクターの作り込みが美味い。会話の軽快さと、シリアスシーンとの
ギャップが面白い。女性キャラの内面の書き込みは素晴らしい。

＜＜９Ｓ〈ナインエス〉III＞＞ 著：葉山透　イラスト：山本ヤマト
スピード＆スリル＆アクションが三拍子そろった逸品。この一冊で完結だったら一押しだった。
誰にでもお勧めできる面白さがいい。

＜＜ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い［完］＞＞　著：吉村夜　イラスト：ことぶきつかさ
主人公の性格と行動に深い理由があり共感できた。最後の主人公とライバルの対決も
戦闘で決着ではなく、ライバルを一部認めながらも論破したところが面白かった。
納得の出来る終わり方で良かった。最近の富士見打ち切りが多い。

今まで出ていないお勧めのやつを。

＜＜新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集８＞＞ 著：秋田みやび/グループＳＮＥ イラスト：浜田よしかづ
生き生きとしたキャラクターの掛け合いが絶品。息の合った会話と意外な反応は
生身の人間が演じているリプレイならではの面白さ。

＜＜Holy☆Hearts！（３）　明日を信じる、こころです。＞＞ 著：神代　明 イラスト：緋賀ゆかり
三人の少女がシスター（魔物退治がメインのお仕事）になるため修行生活を送る、
ほのぼのまったり系戦闘風味コメディー。単独スレも無くSDスレでも余り話題にならないが、
女の子が可愛らしくて柔らかい雰囲気で良い。マリ見てが好きな人にお勧め。

キャラクター賞

【峰島由宇】（９S）
hp３０号のポスター＆短編にやられました。乙女回路万歳。

【イリーナ】（新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集）
暗黒皇帝ベルド超える筋力とロリなフェイスが魅力。

【キュオ】（Holy☆Hearts！）
性格天然ボケ　特技射撃　　　　趣味お昼寝、可愛い三人娘の一人。

【アリシア】（Holy☆Hearts！）
性格庶民的　　特技ヒーリング　趣味大食い、美人な三人娘の一人。

【ジンジャー】（Holy☆Hearts！）
性格侍　　　　　特技剣術　　　　趣味小物集め、凛々しいな三人娘の一人。

忘れるといけないので、とりあえずすぐに思いつく作品部門に投票。

○<<復活の地 I>> 著:小川一水 画:前嶋重機
未曾有の災害に襲われた帝国で官僚が主役として活躍するという設定がまず目を引いたが、
話もキャラクターも良く練られておりあっという間に読み終えた。
説教くさい部分とナマケモノキャラを取り除いた銀英伝の地上版というのが私の印象。
今期新刊が出た作品としては早く続きが読みたいNo.1。

<<ROOM No.1301 #2 同居人は×××ホリック？>> 著:新井輝 画:さっち
1巻と同レベルの出来だったのでイチオシにはしなかったが、
他の追随を許さないHなラブコメの内容は健在で素晴らしい。
それと挿絵にさっちさんを持ってきた編集さんのセンスも褒めたいところ。
あのイラストがなければここまで受けることはなかったと思う。

<<ゆらゆらと揺れる海の彼方>> 著:近藤信義 イラスト:えびね
空ノ鐘3巻とどっちに入れるか迷ったが、新人への期待を込めてこっちを推す。
正統派のファンタジーだが良くまとめていてGood。今後話をどうまとめてくるかに期待。

<<空の境界(下)>> 著:奈須きのこ 画:武内崇
商業版で読み返したが、特に下巻は話が美しい。
文体にかなりクセがあり万人には薦められないが、キャラクターの心理描写が巧み。
この人にはゆっくりと時間をかけて小説を書き下ろして欲しいんだが、今となっては叶わぬ夢か。
しかし後書きはやはり入れて欲しかった。

<<七姫物語 第二章>> 著:高野和 画:尾谷おさむ
1巻の良かったところが全く損なわれず、物語も徐々に大きな流れが出来つつあり面白かった。
不満は刊行ペースだけ。できれば半年に1冊は読みたいよ……。･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

次点は「空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３」「とある魔術の禁書目録」「半分の月がのぼる空２」。
今期は大作がない代わりにシリーズものに良作が多い半期だったと思う。

○作品部門。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>
やっぱり、ライトノベルは希望を語ってほしいわけですよ。
あからさまでなくても、人間の強さをこそ描いてほしい。
その意味で、この作品に一票。

<<新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集８>>
TRPGにおけるパワーゲームは、時として愚行ともとられます。
コミュニケーションの上手さとテクニカルな作戦の妙こそが
華だからかもしれません。
しかし、本作は戦闘の見せ方とキャラの造形さえしっかりしていれば
こんなに楽しくなるという好例ではないでしょうか。
アイアンゴーレムとの素手戦闘のイラストがまた雄雄しい。
ヒロイン（？）なのに（笑

<<零崎双識の人間試験>>
家族のありかた、というか家族の「なりかた」に惹かれました。
マフィアにも似て、もっと強い結びつき。
そういったものに（例えそれが疾患に近くても）憧れてしまう。

○キャラ部門
【イリーナ】（新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集）
ファリスの猛女細腕戦闘記。
カラー口絵で弓の狙いつけてるところのズングリ鎧姿は
どーかと思いましたが。でも、強弓に萌え。

【零崎双識】（〜の人間試験）
兄属性の変態。
家族思いというか、さみしがりやさん？？
でもまあ、自分を低く見てしまうところが他人とは思えないので。

大賞・イチオシ賞

○<<されど罪人は竜と踊る�W　くちづけでは長く、愛では短すぎて>>著：浅井ラボ　画：宮城
一巻の頃叩かれまくっていたこのシリーズも、アンチが見放してすっかり読まなくり、
今では一部の物好きの間でほんのり好評なシリーズとなりました。
近々待望の続刊も出るらしいので再読してテンションあがったのでこれがイチオシ。

<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
<<カラミティナイト３>>著：高瀬彼方　画：西村博之
あの遅筆大王が半年間に二冊も刊行！こんなことは多分未来永劫ないので、
記念に投票。もちろん内容も満足。特にＤＦはごく平均的な出来だった一巻に比べて
ぐっと盛り上がりを見せた。

<<銃姫　１>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
もうちょいギャグを控えめにしていけば化けるかもしれない作者。
執筆ペースが速いのも魅力。今後の成長を期待して一票。

<<ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い［完］>>　著：吉村夜　イラスト：ことぶきつかさ
まあ完結記念ということで。

敢えて電撃外しで投票。

大賞・イチオシ賞

○　　<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy and a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都

一冊としての面白さは7-1の方が上かもしれないが、
｢シリーズ最終巻｣としてこれほどキレイに着地したものを知らない。
富士ミスというレーベルを越えた名作、ぜひ食わず嫌いをせずに読んでほしい。

<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇

意外に泣ける一冊でもあった。
精神的M属性の人にオススメ(嘘)
続編は楽しみなようで不安、あれの続きを書けるのか？

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　　　　イラスト：エナミカツミ

特急編ほどのパワーはないが、キャラがいい。
いきなり70年後にとぶとは驚き、2002とかあるのだろうか？

<<ヴぁんぷ！>>　著：成田良悟　画：エナミカツミ

バッカーノ以外の中では一番好きな成田作品。
キャラを出しすぎの感は否めないが、書き分けが出来てるところがこの人のいいところか。
息抜きに一冊どうぞ。

<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画: 灰村キヨタカ

まあこの本の感想書けったってムリな話で。
読んでみて面白いと思うかどうか、それだけ。

ベストキャラクター賞

【姫木梓＆物部景】（Ｄクラッカーズ)
最終巻の巻頭のイラスト、あれが見れて幸せ。
1巻からみると遠くまで来たもんだ。

【峰島由宇】（９S）
いかにも、というキャラだが何事も正面突破が一番難しい。
ここまでやられると逆に爽快。


【アケル】（スカイワード）
ヒーローでもなくヒロインでもなく、主人公として頑張りました。
頑張る子はほめてあげたい。

【有馬冴子】（ROOM NO.1301）
様々なタイプの女性が出てくるこの作品で一番のお気に入り。
恥じらいを持っているところがいいね、ただ薄幸そうだこの人。

【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星で）
もう一方のヒロインに人気が集中しているが、
｢異世界から来た少女｣ですからね、今後の活躍に期待。

大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ!!>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
もう何から何までヤラレタ!!という感じ。ホント成田には毎回意表を突かれてるがコレは究極。
ダラーズのサイトにも行ってくるほどハマりました。

<<ゆらゆらと揺れる海の彼方2>>　著：近藤信義　画：えびね
前作は世界観の紹介に追われてる感が強かったけど、今回はキャラが生きてた、感謝。
陰謀やら淡々と進めていく「戦記」が増えつつある中で骨太の戦闘シーンが楽しめるのも嬉しい。
長く続いて欲しいシリーズの一つ。近藤氏にも息長く活動してもらいたい。

<<七姫物語 第二章>> 著:高野和 画:尾谷おさむ
こちらはむしろ世界観で一点突破された。下手に媚を売らない良作だと思うからあとは…･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

<<ポストガール3>>　著:増子二郎　画:GASHIN
ひとつひとつのエピソードが心にくる。とくに「シリウス」は泣けた…
シャンベルの一人称だからか機械としての打算がいやに人間臭いのはイイ!
まあ結局はグラムが可愛いかわいいってことでw

成田作品は全部好きなんですが、それやると埋め尽くされるので敢えて最も衝撃の大きかった作品を挙げました。

ベストキャラクター賞

【クラウス･オスターデ、アルベルティナ夫妻】（ゆらゆらと揺れる海の彼方）
ここまでお互いを想い合ってる夫婦はラノベ界にも早々居ないのでは…
ベタベタとはしない・出来ない、でもそれは確かに本物の愛。
不器用な二人だからこそ海よりも深まった絆。かっこいい!!

【カクシディ】（ポストガール）
ていうか劇団と観客の子供たち全員にあげたいくらい。感動した。

【セルティ】（デュラララ!!）
新世紀の萌えを確立したのだ、彼女は。

大賞・一押し賞
　○<<悪魔のミカタ12　It/ストラグル>>　著:うえお久光　画:藤田香
　あくまで「　人　間　が　」戦うところが良い。吸血鬼ものはこうでなくてはいかん。
　一押しにしたのは、前のDクラと同じく、今月の新刊と繋げて一つ作品と見たから。

　　<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ　電撃文庫
　いつものことだが、一枚めくった場所が恐ろしい。萌え羊の皮を被った燃え狼だ。
　これも今月の後編を読まないと、全体の評価ができなかった。結果は文句なし。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
　ガンガン飛ばしてる。歌を歌って強化服登場。仮想現実には赤い傘の女の子。
　社長は企み人を煽り、父親は悲しいけど泣かずに星空に乾杯。ブラボー。

　　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇
　王国神話とガーゴイルがいまいち趣味じゃなかったので、結果的に電撃ばかりに。
　設定はかなり粗があったように思うが、盛り上がりと筋立てで一つ抜けた感があった。

　　<<カラミティナイト３>>　著:高瀬彼方　画:西村博之
　打ち切りが決まったのがあんまり悔しいので、ここで注目を集めさせてみる。
　今回はこれまでの深刻さと違って、意外と笑える展開。次作をプリーズ。


本命がないといわれているが、シリーズものの前半･中盤作品が多かったか
シリーズ自体の巻数を重ねていて共通項が少ないからと思われる。
むしろ大御所がいないので、個人的にはスッキリ選べた半期だったと思う。

ベストキャラ賞
　　【神名木唯】（悪魔のミカタ）
　　戦う人間。まあ、他にもいいキャラはたくさんいたが、代表として。

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　当然すぎ。悪魔の部長と同じく「絶対味方にしたい人物」の筆頭。

　　【アンディ&ボギー】（アプラクサスの夢）
　　コンビ投票。おかえりなさい、そしてこれからも、是非よろしく。

　　【峰島由宇＆坂上闘真】（９Ｓ〈ナインエス〉）
　　カップル投票その１。なにかと問題はあるが、その分笑えたりも。

　　【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
　　カップル投票その２。おつかれさん。お幸せに。

大賞・イチオシ賞

○<<いぬかみっ！４>> 著:有沢まみず 画:若月神無
山のように出てくる可愛い女の子がみんな「犬」という時点で、裸で街中を走
らなくても変態大行進なんだけど、安心して楽しめる点は素晴らしい。なんだ
か暗い話になる伏線めいた記述があるのがちょっと不安。このままコメディー
路線で突っ走ることを希望。

<<先輩とぼく>> 著:沖田雅 画:日柳こより
先輩の好奇心旺盛ぶりというか変態ぶりというか……精神交換(性転換)ものが
あんまり触れてきてなかった気持ちいいアレをさらっと笑えるように、でもき
ちんと書いてくれた。今年の電撃だと一番面白い新人だと思う。

<<吉永さん家のガーゴイル>> 著:田口仙年堂 画:日向悠二
何だか魔法っぽい設定とか正義の味方っぷりとかはともかくとして、とにかく
カマっぽい兄貴と乱暴な妹の言い合いだの殴り合いだののシーンが楽しかった。

<<護くんに女神の祝福を！３>> 著:岩田洋季 画:佐藤利幸
あいかわらずのベタ甘なバカップルぶりで、読んでて気恥ずかしい。この巻に
至って、それが快感になってきた。新キャラ登場に頼らない展開に期待したい
のだが、この調子だと無理かな。

<<よくわかる現代魔法２　ガーベージコレクター>> 著:桜坂洋 画:宮下未紀
2巻でいきなり主人公が変わったのには驚いたが、ドリフだって誰が笑いをとる
か決まっているわけじゃないし。問題なし。眼鏡お姉さんのとぼけっぷりは健
在で、主人公の年下の男の子とのかけあいも絶妙。男の子がきちんと成長してき
ちんとハッピーエンド。あいかわらず呪文で落ちてくる金だらいもポイント高い。

ベストキャラクター賞

【川村秀則】(先輩とぼく)
タッキー。突き抜けたその生きざまに脱帽。憧れる。

【ともはね】(いぬかみっ！)
最初に登場したときはなんて嫌なクソガキと思ったんだけど、
巻が進むにつれ妙に可愛くなってきた。
特にイラストの尻とか尾とかを思い出しながら読むと。

【坂崎嘉穂】(よくわかる現代魔法）
2ch語で話し、ヲタの心をがっちりキャッチする
ステキワードを連発。ある種の「理想の女の子」。
実際にいたらボク女級でキモイんだろうけど。

【ゴールデンブラジャー】(GOSICKのあとがき)
本編の登場人物じゃないのが難点だが、
桜庭一樹で一番キャラが立ってるのはこれだと思う。
あとがきを読め。

○　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　いいです。今回もイッッちゃってます。例の電撃ネタが出てきたときは噴きましたよ。
　　いや、マジで。まぁそんな小ネタは置いといて、今作は舞台が池袋ということで描写が
　　ものすごく分かりやすかったことと、非現実的なキャラなのに、なんかいるよなぁと思
　　わされてしまったところが、やられた！という感じでしたね。相変わらずの成田節ということで。　
　　<<GOSICK II ―ゴシック ・その罪は名もなき―>>　著:桜庭一樹　画:武田日向
　　あの二人のあれがね？やっぱりあれですかね。
　　意味がわからんですがあの二人の関係にｶﾝﾊﾟｲ
　　<<護くんに女神の祝福を！３>>　著:岩田洋季　画:佐藤利幸
　　ラブコメ無制限一本勝負！！（死）
　　王道といえば王道ですが今後の展開が気になります
　　<<三月、七日。>>　著:森橋ビンゴ 画:世良シンヤ
　　二人の関係がわかった後の展開は多少違和感を感じたんですが。絶妙な心理描写が
　　いいですね。この人の作品は前作も前前作も気に入ってるんですが。何か心にダメージ
　　のある事件がないと作品がうまくまとまらないらしいので刊行ペースが・・・
　　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
　　急に熱い展開に。形振り構わなくなった凡人は強い、ということで。11巻のほうで
　　も書かれていましたが、もう終盤に近づいていて信者としては悲しい限りです。

大賞・イチオシ賞

○<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>　著：高瀬彼方 イラスト：山田秀樹
　　高瀬彼方がこんなに面白いとは思いませんでした。
　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著：高野和　イラスト：尾谷おさむ
　　・゜・(ノД`)・゜・世界観が最高。でも、もう少し早く出して欲しい。
　<<されど罪人は竜と踊る IV　くちづけでは長く、愛には短すぎて>>　著：浅井ラボ イラスト：宮城
　　ガユスの煮えきらなさに。
　<<ARIEL［20］>>　著：笹本祐一 イラスト：鈴木雅久
　　ライトノベル創生期から続くシリーズの完結。それだけで価値があります。
　<<復活の地 I>>　著：小川一水 イラスト：前嶋重機
　　小川一水の良い所を集めたような一作。今後の展開次第ではどちらに転ぶかわからないが。

次点。といっても少々数が多いかな？
デュラララ！！　カオス レギオンO３　空ノ鐘の響く惑星で　ハイウイング・ストロール　あそびにいくヨ！２　スカイワード　銃姫　9S
これだけ見ると上半期は良い作品が多かったように思える。

ベストキャラクター賞

【セルティ】（デュラララ！）
　首無しヒロインという変化球にワラタ。
【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
　アマゾンに負けるな！
【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星で）
　幼馴染みに負けるな！

全体的にいい意味でも悪い意味でも、小粒感漂う上半期だったと思います。

○<<ＡＲＩＥＬ［20］>>　著：笹本祐一 イラスト：鈴木雅久
　とうとうエリアルも完結かあ・・・しみじみ。
　正直、終盤の展開が面白すぎたためにグランドエピローグには肩透かし気味の感がないでもないが、
　過去の蓄積＆ご祝儀込みでイチオシにいれときます。文句なしに面白いシリーズでした。
　つーか、外伝でないかなあ。

<<皇国の守護者 ８ 楽園の凶器>>　著：佐藤大輔　イラスト：平野耕太
　実はこのシリーズヒラコーのイラストで知った私ですが、たいそう面白かったです。
　女子キャラのイラストがなかったのもまたよし。

<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　イラスト：竹
　WEB連載で全部読んでましたが、あのときは続きが楽しみだったなあ。しみじみ。
　加筆分は物足りないけど、大いに楽しませてもらいました。残された謎も含めて。

<<ポストガール３>>　著：増子二郎　イラスト：GASHIN
　シルキィさんもおねえさんになりました。
　ちょっと背伸びしたくなるお年頃です。
　萌え萌え。

<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　新人からはこの問題児を。
　いろいろとツッコミどころはあるが、西尾やうえおみたく化けてくれることを期待。
　まあ、今期の新人（特に電撃）が小さく纏まってる奴ばっかだったせいで、
　相対的に評価が高くなってる部分もあるけど。

次点はA君（17）の戦争７、悪魔のミカタ12、スカイワード、銀盤カレイドスコープ3、
月と闇の戦記3、聖刻群龍伝　龍攘の刻１、マリア様がみてる　バラエティギフトってあたりです。

○　<<気象精霊記７　禁酒・禁宴・禁休事態>>　著:清水文化　画:七瀬葵
　　相変わらず気象やっていて、そして一巻のころから比べると文章が読みやすく。
　　爆発力としては未だ一巻が最高と感じているが、でも安定していて、
　　話題も気象だけでなく広くなっていきそうな気配がでて続きに期待もできる。
　　イラストは萌え方向だけれど中身はそっち方向に行かないというのもおｋ。
　　
　　<<気象精霊ぷらくてぃか２　地下水は爆発だ>>　著:清水文化　画:七瀬葵
　　短編それぞれがなかなか軽妙。続けて読んでいくとユメミとミリィの関係の変化が
　　窺えるのがおもしろい。これ単体でもおもしろいが、キャラ達の将来を知っていると、
　　どう変わって成長していくのか、どこが変わらないのか、といった読み方もできてちょっと違った
　　楽しみができるのが愉快。

　　<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著:明日香々一　画:かわく
　　あらすじ読んだ時は萌えものと判断して切り捨てていたのだが、感想読んで
　　気になって、実際読んだらまったく違うのに驚いた。最終選考ということでいくつか文章に
　　あらがあるとは思った。でも世界の雰囲気と、特に途中からの話の展開、世界設定が
　　魅力的で一気に引き込まれた。優しい物語。

　　<<王国神話 第二夜　約束は夢にとけて>>　著:明日香々一　画:かわく
　　続編は出して欲しくない。綺麗に終わった話だからそのままにしておいて欲しい。
　　それに、下手に続けてしまうと世界観が崩れるのではないか、それ以前にこの終わりでは
　　続けることができないんじゃないか、と思っていたのに見事に続編で、そして今回もおもしろい。
　　雰囲気が崩れていない。何より終わりが、話の締め方が良い。
　　Ｌ・Ｏ・Ｖ・Ｅでちとえろかったりするが。

　　<<イレギュラーズ・パラダイス２　青い王女のエスケープホリデー>>　著:上田志岐　画:榎宮祐
　　四つで終えてもよかったけれど、これも入れておく。
　　これの雰囲気、ギミックがとても好き。時に稚拙さを感じないでもないが、
　　全体的にぼやけてる雰囲気とそこに淡く漂う悲しさがとてもお気に入り。

○<<Ｄクラッカーズ７−２>> 著:あざの耕平 画:村崎久都
おつかれさま。上質の熱い物語をありがとう。

<<されど罪人は竜と踊る�W　くちづけでは長く、愛には短すぎて>> 著:浅井ラボ 画:宮城
ばんざい鬱展開。
ばんざい修飾過剰。
ばんざい文句あっか。

<<フラクタル・チャイルド　女神の歯車>> 著:竹岡葉月 画:オノデラ佐知
ここに来てこう落とすか。
死亡フラグ上等。バッドエンド上等。コバルトの壁を越えろ！

<<さよなら妖精>> 著:米澤穂信
混ざりものなし。ビターな青春小説。
あえてこれをミス板じゃなくラ板で投票することに意義があることを信じて一票。

<<七姫物語２>> 著:高野和 画:尾谷おさむ
もう読めるだけで嬉しい……。情景描写の秀逸さは群を抜いてる。
上質の『ものがたり』を読める幸せを味合わせてくれました。

○<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
今一番好きな作者、好きな作品です。練りこまれたプロット、読み手を意識した筆遣い、
コンスタントな出版、この三つを備えた筆者には尊敬の念すら抱かされます。
無論のこと、本作も良作です。『パラサイト・ムーン』も大好きなのだけど、
『空ノ鐘』はそれ以上の作品になりそうな予感。4巻が待ち遠しいです。
もっと評価されていい作品/筆者かなー、と思い、一押しに。


<<空の境界　下>>著:奈須きのこ 画:武内崇 (講談社ノベルス)
『吸血鬼ハンターＤ』とか『魔界水滸伝』とかが原体験な自分にとっては
懐かしさと新しさを感じさせる作品でした。大手出版社がライトノベルに
投資する契機になれば、という意味を込めて。


<<９S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト　電撃文庫
純粋に楽しめる作品。こういった作品がコンスタントに出ることが、
当該文庫の懐の深さと財政的余裕？の証左であるかと。
短編みたいな奴もまた読みたいな。


<<学校を出よう！４ Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青
別シリーズより好きです。キャラクターが縦横無尽に動き回る、ＲＰＧみたいな作品でした。


<<エンジェル・ハウリング７>>　著：秋田禎信　画：椎名優
今も昔も好きな作者。秋田節。何につけても秋田節。
やさぐれた哀愁はもう、パンク界におけるバッド・レリジョンに匹敵。
このシリーズの後半からの盛り上がり（特に7，8巻）は実に心昂ぶるものがあります。

キャラ部門。

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
あー、駄目。もう駄目。やられっぱなしです。

【黒桐幹也】（空の境界）
一見普通だけど、実は一本筋の通った人間。漢。

【近藤武巳】（Missing）
突如、漢の中の漢にっ！個人的には広能昌三（菅原文太）の次ぐらいに漢。

【ミズー・ビアンカ】（エンジェル・ハウリング）
突如萌えキャラに？強いお姉さんは好きです。

【峰島由宇】（９Ｓ）
勿論、強いお姉さんだから好きなのだけど、短編で見せてくれた乙女な一面も好きです。

キャラクター部門

【衣装役さん】（七姫物語）
「電撃hp special 04 spring」でのビジュアル化で一気にブレイクするか？
出番は少ないけど、カラカラから空澄姫に戻るところでの彼女との会話は作品中屈指の名場面。
今後も渋いけどキラリと光るキャラクターであり続けて欲しいです。

【黒桐鮮花】（空の境界）
ライトノベル最強のシスコン少女。
紅茶を飲みながらほくそ笑うシーンの映像化希望。

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
ある意味作品中一番したたかなキャラクター。だが、それがいい。
リセリナとの三角関係がどうなるか、今後に期待。

【ジスカンバ・サイデン】（復活の地）
セイオかスミルに入れるか最後まで迷ったが、
この手の話ではこういう悪役がいないと面白くないので敢えてこっちに。
頭の切れる悪役は大好きなので、2巻でも活躍して欲しいところ。

【絹川健一】（ROOM NO.1301）
ライトノベルとは思えないほどえっちしまくりの精力絶倫少年。
しかしあまりいやらしいという印象を受けないのはこれも彼の人柄なのか。

本当は「おかゆまさき＆担当編集」か「おかゆまさき＆おかゆ妹」に入れたかったんだが、
死票にされそうなので諦めた。

大賞・イチオシ賞

○　<<機械仕掛けの蛇奇使い>>　著:上遠野浩平　画:緒方剛志
国家の存亡と帝位をめぐる話が一応メインのお話。こういうのりが好きです。
ただ、一冊読み切りなのがちょっと残念。無理に話の顛末を詰め込んだという感じがしてしまいました。
元が電撃hpにのった読み切り作品というのはわかりますが全体的に読んでみて
せっかく魅力的なキャラや設定が消化不良で終わってしまっているという感じがします。
できれば３冊くらいを使ったシリーズ物として確立して欲しかった。
文句ばかり言ったけど一押しは実はこれ。
なんだかんだいっても上遠野作品が好きなのでｗ

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
成田作品にはおバカなキャラが多いがこの作品のキャラはそれに輪をかけて酷い（褒め言葉ですｗ）
一見狂った恋愛模様もまあこのキャラ達ならと自然に受け入れてしまうから不思議だ。
セルティがとてもよかった。

　　<<ヴぁんぷ！>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
一応、吸血鬼ものなのだが成田作品ということもあり雰囲気的にはあまりそんな感じはしない。
敵味方その他が入り乱れてのどんちゃん騒ぎといった印象。
成田作品全体にいえることだがストーリーうんぬんよりもその場のノリだけで成り立っているお話だね。

>150の続き

　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち >>　著:高野和　画:尾谷おさむ
やっとでた七姫の二巻、どんなに待たされたことか｡･ﾟ･(ﾉД`)｡･ﾟ･
印象としては一巻よりもさらに雰囲気が良くなった。今後が楽しみ。
しかし、完結までにリアル世界ではいったいどのくらいの月日が流れるのだろうか

　　<<ポストガール３>>　著:増子二郎　画:GASHIN
最後はどの作品にしようかさんざん迷ったがこれにする。
優しいキャラとストーリーが魅力ですね。
がんばるシルキーの姿はとても良いです。

総評
今回の作品は特にこれだ！という作品はなかった感じがします。
前回とは違った意味でどれに投票すべきかともて迷いました。
次点は「バカ２００１」「キーリ�W」です。
次点も含めて前からずっと定期購読しているシリーズや作者の作品ばかりになってしまいました。
下半期にはもっと作者や作品の幅が広がるとうれしいかな。
電撃文庫しか読んでないというのもあれだしなあ。

ベストキャラクター賞

　　【ユイ・フォリア】（機械仕掛けの蛇奇使い）
たがが外れてしまい倫理観が崩壊してしまってますね。
人間こうなってはいけないんだろうけど、こういう要素は誰にでもあるんじゃないかと私は思う。
個人的にはちょっと好みかもしれない。

　　【岸谷新羅】（デュラララ！！）
愛に生きる男ですな。
歪んではいるけどこうまでひたむきに人（相手が人といえるかどうかは微妙だが）を愛せるのは素晴らしい。
ちょっとあこがれますね。

　　【ヴォッド（市長）】（ヴぁんぷ！）
小悪党の究極形態といってよいのかも。
しかし、最後の最後に美味しいところをもっていったなあｗ

　　【バイパー】（機械仕掛けの蛇奇使い）
無邪気で自由な性格ですな。
友人にするならこのキャラが一番かな。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン（子爵）】（ヴぁんぷ！）
紳士。コミカルな性格だけど以外と曲者タイプといえそう。
君主としてはかなり有能なのかも

大賞・イチオシ　　　　　　　　　
「平井骸惚此中ニ有リ 其貳」　著：田代裕彦 　イラスト：睦月ムンク
なんというか雰囲気がいい。大正桜はロマンの嵐ではないが、とにかく主人公のとりまく環境がいい。

「タクティカル・ジャッジメントＳＳ」 著：師走トオル　イラスト：緋呂河とも
長編の殺伐とした雰囲気よりこちらのなんともいえない雰囲気はなごませる。

「マルタ・サギーは探偵ですか？　a collection of s.」著：野梨原花南　イラスト：すみ兵
こちらも長編より楽しめる短編集です。ドクトルバーチ最高！！

○「空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３　」著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
最近読んだファンタジーの中でも最高傑作ともいえるデキ・・・になるかもしれない期待感がある。

「ゼロの使い魔」 著：ヤマグチノボル イラスト：兎塚エイジ
これはなんとなく最近買ってなんとなく好きかなぁと思わせた作品。

>153
マルタ･サギーとタクティカル・ジャッジメントＳＳは対象期間外ですよー

>>153
再提出してください。

大賞・イチオシ賞


○<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　どれも大差ないですが、一番衝撃を受けたということでこれが一番に。
　ストレートに書かれてる心情や、そこから漂う暗い世界観や、戦闘描写、
　また前作であまり活躍しなかったキャラが今回はよくだされたり、ちょっとずつ明らかになっていくことなど、前にましてよかったです。
　またラストが切ない。彼はとてもかっこよかった。

　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　魅力的なキャラ、独特の世界観。つーかできればもう少し早く・・・・。

　<<空ノ鐘の響く惑星で　２>>　著:渡瀬　草一郎　画:岩崎美奈子
　魅力的な展開。文体的にむちゃくちゃ盛り上がることなどはないが、続きが気になって仕方ない。

　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　いやーもうよく頑張った！って感じ。

　<<シャドウテイカー>> 著:三上延 画:純珪一
　幼馴染み萌え

ベストキャラクター賞

【葉（氏忘れた）】（シャドウテイカー）
幼馴染み萌え
【ベルナルフォン・レスターホーク】（空ノ鐘の響く惑星で）
渡瀬さんの作品には魅力的なオサーンが多いですね。
【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
幼馴染み萌え。つーかこの二人はほんと幸せになってほしいですね。

<<先輩とぼく>> 著：沖田雅　画：日柳こより
<<ぺとぺとさん>>　著：木村航　画：YUG
○<<吉永さん家のガーゴイル>>　 著：田口仙年堂　画：日向悠二

個人的に上記３つまとめて2004ハートフルコメディ大賞。
とくにガーゴイルは設定次第でいくらでも延長できそうなので
このままできるだけ長々とつづけてもらいたい。。
ぺとぺとさんは表紙もイラストもタイトルも、あまりにもアレなのだが
内容そこまで「萌え狙い」ではなく普通にほのぼのコメディでした。。良作。
「先輩とぼく」は傍若無人キャラ(女キャラは特に)苦手なんだが、
そんなおれでも楽しく読めました。戦隊＞＞悪の組織＞＞魔法少女ときたら・・・
次はやっぱしＳＦ・・・？

<<ヴぁんぷ！>> 著：成田良悟　 画：エナミカツミ
ブっとんだキャラ多数複線張りまくり１冊完結作家の最新作。
とはいうものの話のオチが続き読みたくなる系エンドなので
延長祈願で一票。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光　画：藤田香
13巻を買ったけどまだ読んでない。2003後の投票時に11巻にも票を入れた。
１３巻も票をいれてしまうと思う。続きだからじゃない。各巻おもしろいから。

ベストキャラ賞
【こぬりちゃん】(ぺとぺとさん)
オレ以外にだれも入れないことが予想されるが、一票。
１文字ずつってのが幼児言語っぽくてよさげ。
究極変身がえらくツボを押さえた変身だけど
いったいだれが教え込んだんだろう？

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】(ヴぁんぷ！)
単なる液体のくせに、紳士的な振る舞いを忘れず、
誇りを持って生きる伯爵じゃなかった子爵様に一票。

【ガーゴイル】（吉永さん家のガーゴイル）
とにかく絶対防御完全無欠・・・のはずが,結構ヘコまされてるところが良い。

【木下水彩】（悪魔のミカタ！）
子供ゲリラ団のなかで最年長であり無力でもあり。
それを悩んで「外的交渉＆自らが交渉のためのエサ」。
単なる自己犠牲ではなくあくまで「これは取引です」と
吸血鬼に対して言い放つ根性。それを仲間に言わない忍耐。
１２巻は水彩とエレナの話のような気がする。悩んだけど水彩に一票。

大賞・イチオシ賞

○<<七姫物語 第二章 世界のかたち>> 著:高野和 イラスト:尾谷おさむ
　読んでいて季節の色を感じることができる数少ない作品。
　今回はほのぼのしていてゆったりと冬を過ごしている感じがとてもいいです。
　この雰囲気が壊れないよう、これからも頑張って欲しいです。ゆっくりでもいいから･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

　<<エンジェル・ハウリング７ 帝都崩壊１―from the aspect of MIZU>> 著:秋田禎信 イラスト:椎名優
　自分はフリウ編よりミズー編のほうが好きなのでこっちに。
　ミズーとフリウの会話シーンが最高に好きです、８巻のほうにもあるけど。
　DM読んでないので、後２巻どのように決着をつけてくれるのか非常に楽しみです。

　<<灼眼のシャナVI>> 著:高橋弥七郎 イラスト:いとうのいぢ
　いい意味でライトノベルらしい作品。ティーンエージャーでない自分には辛いものがありますが。
　夏だ、プールだ、祭りだ、花火だ、とワンシーン、ワンシーンが痛い過去を思い出させます。
　次巻まだ読んでないのでどのように話を収束させるか楽しみなところです。

　<<Ｒ.Ｏ.Ｄ−第九巻−>> 著:倉田英之 画:羽音たらく
　本好きとして入れておかなくてはいけないかなぁ、と。
　いったいどのような人生を送れば昔の読子が今の読子になるのか非常に気になるところです。
　できることなら皆さんにハッピーエンドをと願うばかりです。

　<<アリソンIII〈下〉陰謀という名の列車>> 著:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白
　祝完結。二転三転する展開がとても面白かったです。
　読み終えた後に再び一巻を読んで、この時から伏線を張っていたのかと驚かされました。
　しっかりと考えて作られている良作です。

大変失礼しました。では改めて
大賞・イチオシ　　　　　　　　　
「平井骸惚此中ニ有リ 其貳」　著：田代裕彦 　イラスト：睦月ムンク
なんというか雰囲気がいい。大正桜はロマンの嵐ではないが、とにかく主人公のとりまく環境がいい。

「魔界戦記ディスガイア（３）RETURNED」 著：神代創　イラスト：超肉
ゲームのＥＮＤ後を書いた作品としてはかなりの良作ではないかと思います。

「タクティカル・ジャッジメント４　ろくでなしのリアクション！」　著：師走トオル　イラスト：緋呂河とも
このシリーズはどれ読んでも結構楽しめると思います。・・・なんとなくその気になれるから？？

○「空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３　」著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
最近読んだファンタジーの中でも最高傑作ともいえるデキ・・・になるかもしれない期待感がある。

「ゼロの使い魔」 著：ヤマグチノボル イラスト：兎塚エイジ
これはなんとなく最近買ってなんとなく好きかなぁと思わせた作品。

大賞・イチオシ賞

○　<<ザ・サード（３）　黒髪のジャンヌ>>　著:星野亮　画: 後藤なお
こいつはラノベに浸り始めた作品で、好きだ。ただ、著者が腰痛でなかなか新刊が出ない。
本書のタイトルである、書き下ろし中編の"ジャンヌ"も良かった。
新キャラ登場で新鮮な感じがした。個人的にはしずくをもっと出せといいたいところだ。

　　<<突撃アンソロジー　小説創るぜ！>>　著:秋田禎信、賀東招二、神坂一、榊一郎　画: すまき俊悟、鶴田謙二、小笠原智史、ひろやまひろし
みんな投票してないので。これの存在忘れてない？この企画まぢですごいと思った。
富士見の雄が勢ぞろいっすよ。どれもこれも連載続けられるような質だと思うし。
自著の合間を縫って書いてくれた4人は凄いです。尊敬です。ソウルフルです。

ぬるいな。悪いが、今んとここれしか読破してないんだよね〜。今日も電撃の新刊買いに行ってました。
積みに積んで80冊超。早く消費したいが時間がなく、増える一方。友人にもアホ扱いされてます。
カオスレギオン、GOSICK、終わりのクロニクルの新刊を読破してれば推したかったが。
まだ一週間あるから、頑張って読んでみるか。集計さんには悪いが追加で作品を注文するかも。

大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
相変わらずの成田節炸裂の一冊。病的に壊れたキャラと暴力的な世界。
作者の天才的な構成力に脱帽です。

<<９S（ナインエス）�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト
１巻の頃は「まあ面白いかな」程度だったのが、この３巻では「かなり面白い」
水準まで上がりました。スピード感溢れる展開が魅力です。


<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
陰陽ノ京・パラサイトムーンに続き、安定した実力を見せてくれています。
お約束の幼なじみも健在で、キャラ・ストーリー・世界観すべてにおいて
完成度が高いと思います。

<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
久しぶりのＡ／Ｂですが、面白さは健在でした。豪快な破壊劇・燃える展開・
切ないストーリー。シャナも面白いですが、男臭いＡ／Ｂの方が自分の趣味に
合ってます。

<<七姫物語　第二章　世界のかたち >>　著:高野和　画:尾谷おさむ
独特の空気を持つ作品。優しさに満ちた物語。今後の展開に期待していますが
恐ろしく刊行ペースが遅いのが悲しい。


（次点）
灼眼のシャナ�Y・終わりのクロニクル(3)中・ヴぁんぷ！・吉永さん家のガーゴイル

キャラクター賞
【巽蒼乃丞】(ＥＭＥ)
こういう色気？のあるキャラって貴重・・・とは思わないけど結構好きです。

【峰島由宇】（９S）
短編はマジに良かったッス。乙女回路作動中・・・なのか

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
やっぱ幼なじみはいいねぇ。乙女っぽいことも○。

【リセリナ】（空ノ鐘が響く惑星で）
でもこっちの娘もいい味出してると思う。

【巫城都】（さよならトロイメライ）
お嬢様キャラ大好きです。これ以上何もいえません。

大賞・イチオシ賞

○　<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　　<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
読んでいると「ああ、そうなのか」とまるで現実にあるかのように納得させられてしまう「魔術」や「魔法」の真実。
非常に壮大なストーリーに引かれました。

○「空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３　」著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
最近読んだファンタジーの中でも最高傑作ともいえるデキ・・・になるかもしれない期待感がある。

「ゼロの使い魔」 著：ヤマグチノボル イラスト：兎塚エイジ
これはなんとなく最近買ってなんとなく好きかなぁと思わせた作品。

大賞・イチオシ賞
○　<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　 　<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇

ライトノベルの枠を越えた「新伝綺」の始まり。

165 名前： イラストに騙された名無しさん 投稿日： 04/07/11 00:31 ID:O0QYzKlx
大賞・イチオシ賞

○　<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　　<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
読んでいると「ああ、そうなのか」とまるで現実にあるかのように納得させられてしまう「魔術」や「魔法」の真実。
非常に壮大なストーリーに引かれました。

167 名前： イラストに騙された名無しさん 投稿日： 04/07/11 01:08 ID:O0QYzKlx
大賞・イチオシ賞
○　<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　 　<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇

ライトノベルの枠を越えた「新伝綺」の始まり。


随分と時間の空いた連投ですね。
ＩＤくらい変えましょうねボケが。

大賞・イチオシ賞

○　<<デュラララ！！　>>　著:成田良悟　　画:エナミカツミ
　　　文句無しにイチ押し。デビューから読んでたので売れてきたのがなぜか寂しい気もする。
　　　著:◎　画:○
　　<<デビル17 １　みなごろしの学園　>>　 著：豪屋大介 イラスト：藤渡
　　　結構前なので印象がやや薄い。いろいろ言われてるようだが推す。
　　　エロ描写は嫌いじゃない＆文体も特に違和感無く読める。
　　　著:○　画:△
　　<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著:葉山透　画:山本ヤマト
　　　ありきたりなようなのに面白い。続きに期待する心理もある。頑張ってほしい。
　　　著:◎　画:○
　　<<されど罪人は竜と踊る IV　くちづけでは長く、愛には短すぎて　>>　著:浅井ラボ　画:宮城
　　　クセがあるけどついつい読んでしまう。あんまり萌えないので燃え要素で評価か？
　　　著:○　画:○
　　<<空の境界<上>　>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　　昔、借りて読んだきりだったので再び手に取れて良かった。短編の総合的な好みで上巻に1票。
　　　著:○　画:◎

大賞・イチオシ賞

○<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>　著：高瀬彼方 イラスト：山田秀樹
本当に面白かった。極限状態で戦う戦士達の葛藤が本当に上手く描写されていると思う。
過酷な状況の中で普通の人間と同じように恋愛感情でウダウダやるところなんか好感が持てる。
主人公の土岐が凄く気に入ってきた。くじけそうになる思いと闘いながら、仲間のために
責任を果たすために戦う、前向きな姿が好きだ。彼の怒りは、俺の怒り・・・久しぶりに
感情移入できる主人公。生駒隊長の生き様で語る格好良さも良かった、彼には
もっと活躍してほしかったんだが・・・。
　
<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
こういう、足の指先だけ一本現実に残した話が成田の真骨頂だと思う。
ネットのもろいつがなりから出来上がった虚構の組織なんぞ、ありえるわけもない・・・
でも、ひょっとしたら？そう思える話になっている。
まさかアイツが・・と思える組織の頭が本当に印象的だった。そしてなんといっても
壊れていても、悪党でも、なぜかおかしさと痛快さを持つキャラ達とスカッとさせてくれる
ラスト・・・「Ｍｒハッピーエンド」という言葉ほど成田にふさわしい言葉はないだろう
彼の小説は最高のエンターテイメントだ。

<<アリソン�V<上>　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
何故、上巻かと言えばこれほど下巻がまだかーと思った作品は
なかったから。最高にヤキモキさせてくれた・・・そのおかげで何回も何回も読み返す
ハメになった。下巻も良かったがあえてコッチを。

<<武官弁護士エル・ウィン（９）　やりきれない破滅への序章>>　著：鏡貴也 イラスト：義仲翔子
上手い後付と長くはってきた伏線の回収っぷり、そして作中最大の
大ドンデン返し・・・なかなか盛り上がってきたと思う。
だが、あそこまでやっちゃった、ウィンの正体をこれからどういう風に描くのか
それによっては駄作まっしぐらな可能性もある。何にしても楽しみな話ではあるが。

>>170続き
<<チキチキのわ〜る烈風伝!!６　ダークネスライジング>>著：嬉野秋彦 イラスト：せたのりやす
こういってはなんだが、上司が強すぎてどうせ最後は・・・というのがあって
イマイチ緊張感に欠けどうもノれなかったが、今回は目茶強い奴がでてきたので
俄然面白くなってきた。香恋奴がどう動くか、鳳月は男を見せられるのか、非常に
楽しみ。

キャラクター賞

【アリソン＆ヴィル】(アリソン)
この二人大好きだ・・・・勝気なアリソンと冷静沈着なヴィル、
ベタなカップルなようでそうじゃない。
この二人には恋愛感情を超えた絆があると思う。どちらもお互いを好きとか以上に
尊敬し尊重しあってるからかな？良く分からない・・・けどこいつら好きだ。
幸せにな、と心からいいたい。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
身分とかそういうものではなく誇り高さや気高さといった意味で
「貴族」という名に恥じぬ男、最高。こんな親父が欲しかった

【ヴォッド（市長）】（ヴぁんぷ！）
いいじゃねえか、子悪党。最後の台詞はキメてくれたぜ。

【土岐英次】（ディバイデッド・フロント）
絶望的な環境で悩みながらそれでも前に進む、彼が好きだ。
強くなれ、がんばれ、そう素直に思える奴。

大賞・イチオシ賞

○<<復活の地 I>>　著：小川一水　イラスト：前嶋重機
翻訳小説を読んでいるかのような重厚な語り口とそれに見合った細密な設定で
未曾有の災害を描いたクオリティーの高い社会派SF。最後までこのレベルで続くことを願う。

<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
極限の状態に置かれた少年少女達の人間模様と、葛藤及びそれに伴う意識の変遷を
描いた人間ドラマ。設定に無理があるにも拘らず無理なところを気にする余裕もなく引き込む。

<<よくわかる現代魔法　ガーベージコレクター>>　著:桜坂洋　画: 宮下未紀
人間の夢は脳というメモリのガーベジコレクションであるというワンアイデアを
スピード感溢れるアクションドラマに乗せて描き切った。サイエンスフィクションの秀作。

<<Hyper Hybrid Organization　00-01　訪問者>>　著:高畑京一郎　画:相川有
ヒーローアクションという本編の突飛な設定は、裏側を支える生きたキャラクタ達に
よって成立するのだと納得させる一作。本作自体は単なる仁侠ドラマではあるのだが。

<<塩の街　wish on my precious>>　著：有川浩　イラスト：昭次
体が塩と化す奇病を軸に崩壊した社会に生きる人々を群像劇風に描いたドラマ。
ラストに唐突感があるものの、ヴィジュアルとして美しくまとまったアイデアの秀逸さを買う。

次点：ブルー・ハイドレード
極限のシチュエーションを作り出す為の無理目な設定であることは『ディバイデッド・フロント』
も同様なのだが、キャラクタの魅力の差がそのまま評価の差になり次点。

大賞・イチオシ賞

○　<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊１>>　著:秋田禎信　画:椎名優
主人公のミズーが最初の頃の不安定さをなくし、
一気に目的へと突き進んで行く様が心地よい。

　　<<エンジェル・ハウリング8　帝都崩壊2>>　著:秋田禎信　画:椎名優
リス・オニキスが格好良さ過ぎ。ここまで格好良い老人が出てくるラノベは
読んだことがない。

ベストキャラクター賞

　　【ミズー・ビアンカ】（エンジェル・ハウリング）
人を信じることを学び、自分の心を取り戻していく姿が美しい。

　　【リス・オニキス】（エンジェル・ハウリング）
目的のためなら手段も、自分の身さえも顧みない姿に感動した。

投票対象作品でエンハウ以外に読んでるものがなかった(;´д｀)。

大賞・イチオシ賞

○<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著：枯野瑛　画：よしづきくみち
　実は原作読んだことないのですが、そういうのに関係なく楽しく読めました。
　綺麗な情景描写と自然なキャラ造形が印象的なシリーズでした。
　もっと広く読まれてもいい作品だと思いますので、イチオシに入れておきます。

<<彩雲国物語　黄金の約束>>　著：雪乃紗衣 画：由羅カイリ
　しっかりとした構成と、良く立っているキャラクター達が魅力的な作品です。
　特に、キャラ同士のちょっとやりとりの使い方は見事だと思います。

<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>>　著：渡瀬草一郎　画：岩崎美奈子
　いきなり戦争に持ち込まず、それまでの過程をじっくり書いているところが気に入りました。
　ヒロイン二人の対比のさせ方もいいです。
　お互いに自分に無いものに悩んでいて、もう片方がそれを当たり前のように持っているところがうまいなと。

<<ディバイデッド・フロント II. 僕らが戦う、その理由>> 著：高瀬彼方　画：山田秀樹
　なんか、１巻とキャラの性格が違っている気もしますが、まあそれはそれとして。
　迫力のあるお話だったと思います。特に芹沢曹長のシーンは、イラストも含めて衝撃的でした。
　続刊も決まっているそうで、今後が楽しみなシリーズです。

<<復活の地 I>> 著：小川一水 画：前嶋重機
　世間的には、官僚イコール無能みたいなイメージがあるように感じるのですが。
　そういうステレオタイプに囚われず、行政機構の欠点も含めてきちんと描写しているところが良かったです。
　どうオチがつくのか少し不安なところもありますが、今後の展開が楽しみです。

ベストキャラクター賞

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　リセリナも好きなんですが、今回はこちらに一票。
　やはり、出番が多かった分、印象に残っていますので。

【衣装役さん】（七姫物語）
　短編良かったです。偶像としての空澄姫を作っているのはこの人だったんですね。
　祭りを一歩引いたところから見ているという立ち位置が格好いいと思います。

【紅　秀麗】（彩雲国物語）
　きさくで上品でたくましくて家庭的。ちゃんと欠点もあるところまで含めて完璧だと思います。
　ぜひ、官吏になってからの彼女の活躍が読んでみたいです。

【ＡＲＩＥＬ】（ＡＲＩＥＬ）
　巻ごとに主人公がころころ変わるシリーズでしたが。やはり、彼女が主役だったのだと思わせる締め方でした。
　最終巻、地球に語りかけるシーンは印象的でした。……もちろん、中の人などいませんとも（笑）

【光明寺　茉衣子】（学校を出よう！）
　傲岸不遜に見えて、実は弱い一面も持っているところが可愛いです。
　あと、黒のゴスロリってのも私のツボだったり（笑）

大賞・イチオシ賞

○　<<空の境界(下)>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　<<空の境界(上)>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　信者です。期待通りの良作。
　　
　　<<ダークバイオレッツ７>>　著:三上延　画:GASHIN
　　きれいに完結させてくれました
　　
　　<<涼宮ハルヒの退屈>>　著:谷川流　画:いとうのいぢ
　　同じく信者。短編でより良い

ベストキャラクター賞

【黒桐幹也】（空の境界）
凡庸。しかしそれがいい

大賞・イチオシ賞

○　<<空の境界(下)>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　<<空の境界(上)>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　　信者です。期待通りの良作、ファウストの新作も最高

どうも特定作者の信者が……いや、なんでもない。

　 　<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３(上)>>　著：川上 稔　イラスト：さとやす
　 　<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３(中)>>　著：川上 稔　イラスト：さとやす
　 　　　相も変わらずマロいです。
　 　　　さえ渡る佐山の悪役ぶり。そしてかっこいい
　 　<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
○　<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　 　　　上巻の伏線が下巻で華麗に紐解かれる様は圧巻。
　 　　　世界に一気に惹き込まれました。

>>178
いや、こうなるのは最初からわかりきってたことだし。

>180
むしろアンチの自演では？そう思いたい。思わせてくれ（;´Д⊂

閑話休題。

<<アリソンIII〈下〉陰謀という名の列車>> 著:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白
何はともあれ完結ということで。幼馴染みとか好きだからー。個人的にはキノよりもこっち。

○<<七姫物語 第二章 世界のかたち>> 著:高野和 イラスト:尾谷おさむ
綺麗な物語。問題は刊行ペースなんだけど、某星界を待ち続けている自分としては出てくれるだけで満足です。
ええ満足ですとも｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３[上]>>　著:川上稔　画:さとやす（TENKY）
完璧に笑いの壺に嵌っております。ぶっ壊れたキャラクター達が大好きです。

<<零崎双識の人間試験>>　著:西尾維新　画:竹
web連載から読んでたんだけどもなぜか手にとってレジへと歩いている自分が居ました。
やはりこういうラノベ的お話の方が西尾維新なんだと思うのであります。

<<タクティカル・ジャッジメント４　ろくでなしのリアクション！>>　著：師走トオル　イラスト：緋呂河とも
Dクラ終了後の富士ミスを背負って立つ作家に成長して欲しい。もう少し筆力が有ればなぁ。
話の勢いだけで読者を引きずり回せるんだから･･･。
あと>153氏はテンプレ読んで投票し直してください、おながいします_|￣|○

大賞・イチオシ賞
<<撲殺天使ドクロちゃん3>>　著:おかゆまさき　画:とりしも
「消化不良のラブコメ」はこの作品にとって誉め言葉である
でもラブコメと言うより電波コメディではないのか？
消化不良なのがミソ

○<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
少女と少年の物語を奈須きのこの大胆かつ独特な文体でまとめ上げている。
表現形態に癖っ気があったり、作品世界が奇抜で独特であったりということは、
決してこの作品の価値を貶めるものではない。

大賞・イチオシ賞

○　<<ブルー・ハイドレード 〜融合〜>>　著:海原零　画:遠藤将之
信者コメントになるから控えるが、腹黒萌え！！ 緊張燃え！！

　　<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
　　イラストと合ってる所は高ポイント、それと頑張る少年ってのはいい。
　　あとこれが売れればカラミティの4巻の可能性が。

　　<<ラキスにおまかせ３　森とエルフのすれ違い>>　著:桑田淳　画: 秕帷苓
　　細かいところが面白かったりする。なんていうか作者が面白いもの作ろうと
　　頑張ってる印象がする。でも1巻のでかい伏線は何時になったら。

　　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画: 村崎久都
　　傑作。見事に完結させたことに拍手。キャラが全員立っている名作。

　　<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（下）>>　著:皆川ゆか 　画:乱魔猫吉
　　iは4乗で1になる、や米ソの核開発、時間移動による複雑極まりない時系列など少女向けでは
　　ありえない作品。みんな買ってくれ、そして伏線全部を回収できる3部を読ませてくれ。

　　次点は楽魔女、流血女神、王国神話、GOSICK、七姫、ガーゴイル、カラミティってとこ。

ベストキャラクター賞

　　【景＆梓】（Ｄクラッカーズ）
　　景ちゃん本当に男か。2度も助けられる側に回ってしまうなんて。だがおめでとう、
　　これから先も梓ちゃんの尻に敷かれてお幸せに。

　　【ファリス・トリエ】（楽園の魔女たち）
　　背が高くて、ケンカが強くて、でも純朴で鈍感な女の子は大好きです。

　　【女教皇】（真・運命のタロット）
　　運命なんかに負けず強くたくましくなってください。ああ結婚式を読みたかった。

　　【生駒敬吾】（ディバイデッド・フロント）
　　あなたは漢の中の漢です。最高にかっこよかった。

　　【ソリカ・ハイレン】（ブルー・ハイドレード）
　　学校の友達にはしたくない、だが戦場の上司にならなって欲しい。
　　ていうか命令してください！海の底でも地獄の底でも何処でも行きます。

大賞・イチオシ賞

○<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>>　著：渡瀬草一郎　画：岩崎美奈子
それぞれがそれぞれの立場で策略を張り巡らせたりする話が好き
なんですごくいい感じです。

<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
キャラひとりひとりが面白く、続きが気になって一気に読みました、
でも登場人物多すぎて出す必要があったのか悩むキャラも
続編のためのキャラかな

<<されど罪人は竜と踊る IV　くちづけでは長く、愛には短すぎて　>>　著:浅井ラボ　画:宮城
なんかだんだん主人公の欝が激しくなってます
後編は作者がうつ状態のままで刊行と書いてあったから
いったいどうなってうやら少し不安

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　イラスト：エナミカツミ
この作者の作品の中で一番好きな作品です
笑顔中毒者最高です

ベストキャラクター賞
改行残してた、すいません

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
好きになるキャラがヒロインじゃないことが多いがんばってほしい

【エルマー・C・アルバトロス】(バッカーノ！2001)
笑顔中毒者、善悪よりもハッピーエンドを重視するいいキャラだと思います

すまん、今みて思い出して気づいた
>>157に追加

【生駒敬吾】（ディバイデッド・フロント）
出番こそ少なかったが、この人の生き様には惚れ込みました

大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
いや、成田はこう言う馬鹿でスピード感があるの書かせたら最高。

<<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
正直こっちにも○付けたいんよ。
これも馬鹿騒ぎ系って言うか。

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　イラスト：エナミカツミ
まさかこの展開で来るとは思わなかった。やられたね。

<<空の境界(上)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
<<空の境界(下)>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
まあ色々と揉めている作品ですが、俺は好きですよ。
まあ人は選ぶ作品ではあるかも。

ベストキャラクター賞

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
超癖球ヒロイン。挑んだ成田の勇気に乾杯。

【エルマー・C・アルバトロス】(バッカーノ！2001)
笑顔中毒者って書くだけだと何だか良くわかんないけど・・・。ああ、表現力不足が憎い。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
誇り高き紳士な子爵に一票。

【ヴォッド（市長）】（ヴぁんぷ！）
小悪党ですな。でも埋没しない小悪党。

【黒桐鮮花】（空の境界）
妹ですよ。シスコンですよ。焼きもち焼きですよ。ああ、ステレオタイプさ。何が悪い。

まぁ、アレは作品が揉めてるんじゃなくて、人が揉めてるんだけどな。
無理に布教しようとするから嫌われるのだと何故彼らは気付かないのだろうか。
作品は良いだけに、印象を悪くしている連中がいるのはとても残念だ。

>>190
自演扱いされたくなければ↓でどうぞ。
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1089504787/l50

>>191
そういうつもりは無かったんだが。まぁ、そっちに移るわ。

待てよ、>192……

これ持ってけ（´∀｀）つ[かしわぶIP透明ツール]

投票できるうちに。
大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　イラスト：ヤスダスズヒト
　ラブストーリー？　成田良悟が？　と半信半疑ながら読んでみたら……
　確かにラブストーリーですな。
　ラブ話スキーにはかなりツボりました。
　とくに新羅とセルティが。純愛（？）万歳。

≪アプラクサスの夢≫ 著：高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi)
　続きが読めたのが、本当に嬉しかった！
　そして雰囲気も変わってないのがさらに嬉しい。
　ＡＢ万歳、社長万歳。唯我独尊もかなりツボです。

≪バトル・オブ・CA４　そして、明日も船出≫著：佐々原史緒　イラスト：木村明広
　シリーズ最終巻。
　この人の作品は前のシリーズとこれしか読んだこと無いけど、どちらも綺麗にまとまっていて
　読みやすくて好きです。
　主人公が前向きなので、読んでいると元気になれるというのも自分的ツボ。

≪伯爵と妖精　あいつは優雅な大悪党 ≫著：谷瑞恵 イラスト：高星麻子
　魔女の結婚の作者の新作。
　元気な女の子と一癖も二癖もある『伯爵』の掛け合いが良かったです。
　リディアが可愛い。

≪スカーレット・クロス 新月の前夜祭≫ 著：瑞山いつき イラスト：橘水樹・櫻林子
　ギブ神父萌えで読んできたこのシリーズ、この巻でヒロインが少しだけ好きになりました。
　このまま頑張って欲しいので、一票捧げてみました。

次点としてはバッカーノ！2001、ヴぁんぷ！、零崎双識の人間試験、楽魔女、ミミなど。
我ながらツボが狭い気がする…。
…改行が多いと怒られた……。

ベストキャラクター賞

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
　可愛いくて格好良くて首がないヒロイン。
　萌。
　私の一票の半分は彼女で出来ています。（半分本気）　

【岸谷新羅】（デュラララ！！）
　セルティとペアで入れるか最後まで悩んだけど、一応別で。
　こういう純愛の人は大好きです。
　たとえ歪みまくっていようと純愛な人だと思います。
　
【チェスワフ･メイエル】（バッカーノ！2001　The Children Of Bottle）
　正直初登場の時はあまり好きではなかったんですが、この話で一躍お気に入りキャラに。

【エリック】（鏡のお城のミミ〜さまよう恋のメヌエット〜他）
　なんだかんだで大変な目に遭っているヒーローにちょっと同情の一票を。
　これからも頑張ってくださいませ。

【マリア】（楽園の魔女たち　楽園の食卓（中編））
　本当は４人に一票ずつ入れたかったんですが、一番大好きな彼女に一票。
　ダーリンとのラブラブっぷりが最高です。

大賞・イチオシ賞

◯<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で２>> 著：渡瀬草一郎 イラスト：岩崎美奈子
<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>> 著：渡瀬草一郎 イラスト：岩崎美奈子
２巻はウルクたんの行動力に，３巻はウルクたんの葛藤にそれぞれ一票．
今後彼女はどうなるのか．王国の状勢とともに気になるところ．

<<新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集８>> 著：秋田みやび/グループＳＮＥ イラスト：浜田よしかづ
安定は力．彼らは毎回笑わさせてくれる．
悪状況の中，呪歌で無理矢理盛り上がるパーティに脱帽．

<<王国神話 空から降る天使の夢>> 著：明日香々一 イラスト：かわく
続巻とどちらにしようか迷ったけど，繰り返し読んだ回数の多いこちらに投票．
幼馴染のラブラブカップルは良いものですなぁ．今後にも期待．

<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>> 著：あざの耕平 イラスト：村崎久都
ようやく読めました．大盛り上がりの前巻までに対して，今回は緩やかに締め．
良品，ありがとうございました．


ベストキャラクター賞はパス．

○<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊１　>>　著:秋田禎信　画:椎名優
　　激燃え激萌え。正直惰性で買ってたけど、今巻は心から買ってて良かったと思った！！
　　秋田信者専用本だと思ってたけど、考えが変わりました。
　　是非読んで欲しい。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　<<エンジェル・ハウリング８　帝都崩壊２　>>　著:秋田禎信　画:椎名優
　　フリウとミズーが初めてまともに会話した記念に一票。
　　　
　<<カオス レギオン０３　夢幻彷徨篇　>>　著:冲方丁 　画:結賀さとる
　　心理合戦がすごい。過去と現在が交錯して真相が二転三転。
　　あるキャラの最後の姿の描写がめちゃめちゃエグイ。

　<<されど罪人は竜と踊る IV　くちづけでは長く、愛には短すぎて>>　著:浅井ラボ　画:宮城
　　読者の期待を常に斜め下方向に裏切り続けるラボたん。果てしなく救われない展開は
　　病み付きに。鬱、鬱、鬱の大連続に君は耐えられるか！？
　　もし、次の下巻がハッピーエンドだったら作者は本気で鬱。

　<<フルメタル・パニック！―サイドアームズ―　音程は哀しく、射程は遠く　>>　著:賀東招二　画:四季童子　
　　ミスリル萌え。

<<アリアンロッド・リプレイ１　銀の輪の封印　>>　著：菊池たけし/F.E.A.R　画:爆天童
・ホントにコレをライトノベルに分類していいのかという疑問もなんのその。またまた登場きくたけリプレイシリーズ！
　アコライトを擁する某Ｒ風味な世界！そしてきくたけの本領「ダンジョン＆トラップ」！ＰＬも曲者揃いの超☆リプレイ！
　アメリカお化けの快進撃、ここに！13歳のヒロインを愛する君にオススメ。とりあえず、アコアコ言って萌えておけ！？
○　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　 続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
・錯綜する人間関係の歪と亀裂。その隙間に染み渡る怪異の牙。畏ろしくも美しい現代ファンタジー第10弾。
　今までのままではいられない彼らの行く末が非常に気になるプロットとストーリー。魅せるとはこういうことか。
　過去の伏線が次々と紡がれ縒られ一つに収束していく様は圧巻。そして凡人の這い蹲りながらの戦いに賞賛を。
<<シェアード・ワールド・ノベルズ　百鬼夜翔（11）　昏い霧に眠る街>>　著:北沢慶、柘植めぐみ、友野詳　画:あるまじろう
・夜の裏に。街の影で。彼ら潜んでいる、息づいている。気が付けば…ほら、キミの隣にいるじゃないか…。
　妖魔夜行時代のあの雰囲気を取り戻した、複数作家競演怪奇アクション11弾！！本当にあったかもしれない夜の出来事。
　そして、シェアードノベルだからこその多様性。これぞ、本家本元　妖魔百鬼も世界なり（寺尾さん渋いぜ）。
<<涼宮ハルヒの退屈（３)>>　著:　画:
・２巻の不調も吹っ切って、調子を戻してきたハルヒシリーズ！この作品は短編の方が良いと感じる今日この頃。
　ハルヒ以外のメインキャラひとりづつにお鉢が回った具合の作品構成。けど、長門有希が活躍する率高し。流石、表紙。
　やっぱり眼鏡外したのは惜しいと思うので、久し振りに眼鏡な絵を見れたのが最大のポイント（そこかよ）。
<<DEAR DIARY１　寝起きの悪い定休日>>　著:新井輝　画:久瀬たかし、季遊月あすか

・相変わらず、何処がミステリーなのかと問いたくなるレーベルで、惜しげもなくＬＯＶＥ全開シリーズ（長）
　甘さ加減では同作者のＲＯＯＭシリーズの方が圧倒的だが私的に、砂糖はこのぐらいがいい感じ。
　脇役のキャラがしっかり立っているから出来る作品群は小粒でもほんのり甘くてお奨めデス（大匙１ぐらい）。

ベストキャラクター賞

【東雲摩耶】（セブン＝フォートレス　リプレイ　黒き星の皇子）
・かつて、ここまで謎でイタいヒロインがいただろうか？否！断じて否！
　凄いぞ、怪奇生物まやふぅ！頭悪いぞ、怪奇生物まやふぅ！
　とりあえず、言うこととしては…「ないと、うぃざぁど、にゃふぅ…（舌っ足らずな調子で）」だ！（謎
【近藤武巳＆日下部稜子】（Missing10　続・座敷童子の物語）
・実は結構幸薄いかもしれないカップル。色々と頑張って欲しい二人です。
【長門有希】（涼宮ハルヒの退屈）
・対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース最強伝説。
【守田律子】（百鬼夜翔（12）　真夜中の道化師）
・なんか、凄い勢いで救われないヒロイン（シリアスな意味で）。彼女に幸を…。

今回は読んだ冊数が少ないので偏り気味デス。

あ、次点はＲ.Ｏ.Ｄ−第九巻−です（やっぱり流行からずれてる）。
あとageておきます

大賞・イチオシ賞

○<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
最近パワーダウンしたなぁと思っていたが、これにはやられた。伯爵イカス。
数少ない作家買いする人の一人なのでこのままいって欲しいところだ。

<<アリソン�V<上>　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
あえて上巻にした。おれはありきたりでもみんな仲良く暮らしました、
という終わりを望んでいたので下巻は少し消化不良なのだ。

<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
なんといっても武巳につきる。他の仲間たちの性格が好きじゃないだけに
彼と稜子にはがんばってほしい。

<<ハーモナイザー・エリオン4　大志を抱いた魔法使い［完］>>　著：吉村夜　画：ことぶきつかさ
最後まで楽しませてもらった。良作だったなぁと思う。

<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy and a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
これも完結記念に投票。年の頭だと少々印象が薄れるなぁ。


次点はROOM.NO1301とシャナ6あたりかな。空の境界は同人のほうで読んだので、
おれにとっては対象外だった。
5月まで無職だったので読みまくっていたのだが、仕事はじめたら積本が鬼のように
増えてきたのが悲しい。

大賞

<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 後編 >>著：新井素子
たとえ天災のようにまたされようと完結してくれるのならいいのです。
そして物語はハッピーエンドで終わるべきなのです。
多少無理や無茶があろうと死ぬほどまたされようと登場人物たちが
笑ってさよならを告げるなら喜んで受け入れるのです。少し寂しいけれど。
新井さん、完結おつかれさまでした。そして永田さんありがとうございました。

<<伯爵と妖精　あいつは優雅な大悪党>> 著：谷瑞恵
魔女の結婚の新刊とどっちにしようか迷ったのだけれども、
ヒロインのリディアがかわいいし(いや、エレインもかわいいのだけれども、
伯爵の性格もナイスだし(いや、マティの暗い性格もナｒｙ、
ビィクトリア朝で妖精だし、何より猫猫ねこ〜！！ニコ萌え。なので今回はこっち。

<<風の王国>> 著：毛利志生子
影を抱えつつも前向きに生きようとするヒロインがいい。
そのヒロインと正面から向きあってくれそうなヒーローがいい。
ストーリーは王道だけれども、でも、そこがよかった。

<<恋愛指南部！　恋する少年少女のミカタ>> 著：石川宏宇
あやういところでバランスを取ろうとする様なヒロインと物語の雰囲気が良かった。
こわれそうでこわしたくないくて、変えないために変わりたい。逡巡する様子がいい。
一癖も二癖もありそうな周りのキャラとヒロインがどうかかわっていくのか、
ヒロインが変わっていくのが見たいのか、変わらないので欲しいのか。
もしシリーズ化したら悩みながら読み続けてしまうだろう。

<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新
多くを語る必要なし。お兄ちゃん萌え！な一冊。
それが売りなのは理解しつつも痛い描写がもう少し少ないと嬉しいのにと思う。

大賞・イチオシ賞
○<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　イラスト：翠川しん
武巳の頑張りに拍手。
予想もしなかったほのぼの＆マターリラブラブにちょっと感動したのでイチオシに。
<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著：高野和　イラスト：尾谷おさむ
待ったかいがありました。１巻よりも更にマターリで(・∀・)ｲｲ!!
執筆速度はこのままで良いから、この質で続けて欲しい。
<<突撃アンソロジー　小説創るぜ！>>
著：秋田禎信、賀東招二、神坂一、榊一郎　イラスト：すまき俊悟、鶴田謙二、小笠原智史、ひろやまひろし
賀東先生の作品がちょっと反則だけど、一番ウケた。神坂先生のも良かった。
各作者がハガキのネタをふくらませていく課程も楽しめたので、またやって欲しい。
<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（上）>>　著：皆川ゆか　イラスト：乱魔猫吉
<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（下）>>　著：皆川ゆか イラスト：乱魔猫吉
……もう続き出ないかと思ったよ。いくらなんでも５年間放置は酷い。
それでも、続きは出ないと思ってもどうしても捨てられなかったシリーズ。
いきなり三人称になっててとまどったけど、相変わらずの複雑な伏線は凄いの一言。

ベストキャラクター賞
【空澄姫（＝カラカラ）】（七姫物語　第二章　世界のかたち）
まっすぐで、透明で、しっかりした女の子。成長していくのが楽しみなような悲しいような。
【近藤武巳】（Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語）
自分も凡人だけど、果たしてあんなことは出来るだろうか…少し憧れるキャラ。
【モリガナ＝アズモビュード】（突撃アンソロジー　小説創るぜ！）
天然ボケで魔力は強力…馬鹿一設定だけど、自分的にツボなキャラ。シリーズ化希望。
【《運命の輪》】（真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（上））
《世界》に取り込まれる未来が分かっていても、ずっと中立で有り続けた彼女。
何が彼女をそうさせたのか知りたいけど、明かされることは無いんだろうな…。
【リナ＝インバース】（スレイヤーズすぺしゃる22　Gハンター・フォルクス）
ライトノベルで一番最初に好きになったキャラ。多分ずっと好き。

大賞イチオシ賞
○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
　　久々登場なのに、堂々と続編で正面突破図ってくるあたりの男らしさは流石弥七郎氏。
　　今回も男のハートをワンキルショットでぶち揺らがせてくれた。やっぱ社長は理想の上司。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ
　　萌えだ萌えだと人は言うが、その通り（ｵ　だが、それだけでないのがこの作品の魅力。
　　幸せ＝最悪の前振りという、予想された大転換が見事に決まって絶句。洒落になんねー。

<<フルメタル・パニック！―サイドアーム―　音程は哀しく、射程は遠く>>　著：賀東招二　イラスト：四季童子
　　短編一つ一つは、かなり地味で、言っちゃ何だがありがちではあった。しかししかし
　　現行の操縦でロボットをどう動かせるかをひたすら綴った「よいこのじかん」に感服。

<<ハイウイング・ストロール>>　著：小川一水　イラスト：長澤真
　　ソノラマ文庫、未だ健在・・・だといいなあ、と思い一票。小川氏としては久々な気のする
　　ライトノベルっぽい作品。成長する少年の物語と飛行機でのドッグファイト。王道です。

<<平井骸惚此中ニ有リ 其貳>>　著：田代裕彦　イラスト：睦月ムンク
　　新人賞は、迷ったけどこれ。上手く成長すれば、富士ミスを支える柱になれるかも。
　　ミステリーとラブという、なんだか微妙な命題を両立している所も評価。期待大。


　　個人的には今期は全然豊作。期待したものは期待した通りに面白かった。

ベストキャラクター賞
【ディビジョン】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
　　こっちにもイチオシがあればいいのに。超恐い、底なしの「この世にいる本当の化け物」。

【アンディ&ボギー】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
　　ま、あえて信者票で。毎度毎度のオーバーキル。泣かせのスパイスも効いてます。

【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星で）
　　応援票。渡瀬界最強の敵、幼馴染との戦いに期待・・・なんか違うけど、まあいいや。

【菊池ユメ】（魔法遣いに大切なこと）
　　他のジャンルでは知らないので、あくまで小説の評価。作品の染みる優しさの象徴。

【猟奇王】（東京タブロイド）
　　良くも悪くも、富士ミスを象徴するキャラだった・・・さらば猟奇の世界。

ベストキャラクター賞追加
【猟奇王】
猟奇は滅びぬ！（まだ少し続くらしいですよ？

５人までなのでＯＫですよね？
彼を忘れてました（汗　206のお陰で思い出しました。感謝

大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
成田作品でまさか萌える日が来るとは思わなかったよ。セルティ萌え。

<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
こっちは成田らしく燃えで。伯爵がイカす。

<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>> 著：あざの耕平 イラスト：村崎久都
まあ色々な人が書いていますが素晴らしい完結編でした。
綺麗に終われて良かった。

<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　 続・座敷童の物語>>
今回の奮闘賞はやっぱ武巳だね。
相変わらず怖っ。

<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
上巻からの時雨沢の前振りにしてやられました。
何だかんだ言ってハッピーエンド万歳。

ベストキャラクター賞

【姫木梓＆物部景】（Ｄクラッカーズ）
やはりこのカップルは外せません。お幸せに。

【近藤武巳】（Missing）
一気に「確変」しちゃいましたねー。
このままで行くのかまた戻っちゃうのか気になる。

【アリソン＆ヴィル】（アリソン）
こちらも完結幼馴染カップルですな。
カカア天下でもやっぱり幸せなんだろうな。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
成田式に吸血鬼と言う題材を消化させるとこうなる。それでいて紳士にしてよき父。
理想の父候補。

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
そして成田式ヒロインはこうなる。
つーか最初読んだ時は思考停止したよ。でも読み終えた時には萌え。

○<<零崎双識の人間試験>> 著：西尾維新　画：竹
殺人鬼の家族愛という矛盾したテーマが、いかにも戯言な
シリーズ外伝。もっとも戯事そのものは少な目で、殺人遊戯の
連発になっている。犯罪者であることを忘れてしまうほどに
格好良く双識が描かれており、Web連載をまとめたということも
あってか、各章が必要かつ十分な長さで心地良い。
付録CD-ROMは読みにくいのでもうやめてほしい。

<<よくわかる現代魔法（２）　ガーベージコレクター>> 著：桜坂洋　画：宮下未紀
デビュー後第2作。文章のテンポが良くなり、簡潔な表現と
ちょっと特色ある妙にマニアックな文章との使い分けが
さらにうまくなった。女の子大活躍なのに漢の友情論が
妙にはまっていたり、伏線と気付きにくいような微妙な
セリフや表現がうまく散りばめられていたりと、一皮むけた
感じのする作品。とにかく次回作に期待。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>> 著：うえお久光　画：藤田香
主人公コウ不在のIt編だが、悪魔のミカタシリーズはそもそも
当初からミステリを装っていたり突然スポ根になったりスラップ
スティック珍道中になったりと、ある種何でもアリ状態。
こういう展開も可であると思う。小学生なりに考え、悩み、成長
している姿が、きちんと伝わってくる。
すでに発売されているが、It編完結の13巻も期待。

210の書き込みで最初に「大賞・イチオシ賞」を書くのを忘れました。
すみません。以下続きです。

<<灼眼のシャナVI>> 著：高橋弥七郎　画：いとうのいぢ
優柔普段な男の子に気の強い女の子とおっとり家庭的な女の子と
いったありがちな、しかし現実にはほとんどありえない三角関係の
日常が、もともとの設定で語られている破壊の予感によって、より
一層、はかない夢のように感じられ、それぞれの世界をうまく
引き立て合う関係になっている。
これもエピソード完結編VIIに期待。


<<平井骸惚此中ニ有リ>>　著：田代裕彦　画：睦月ムンク
デビュー作。文体に特徴があり、一旦慣れてしまえば一気に読める。
事件そのものは地味な気がしないでもないが、日本のミステリーが
始まった大正時代を舞台にしており、散見されるその手の
アイテムが世界観をうまく感じさせる効果を出している。

キャラクター賞

【長門有希】(涼宮ハルヒの退屈)
必要なことしか言わない無口系キャラだが、とにかくものすごい
本読みである点が好み。

【零崎双識】(零崎双識の人間試験)
とにかく格好良い「兄貴」。

【坂崎嘉穂】(よくわかる現代魔法)
2ch喋りに目を奪われがちだが、チャームポイントが2つある
泣きぼくろ、というのに強く惹かれた。

大賞・イチオシ賞

○　<<魔法半将軍―十四歳の魔王>> 著：鷲田旌刀 イラスト：橘茶茶
萌えないが燃えた。上手いし面白いし、つまり「小説」として出来が良い。
舞城とか西尾とか、ラノベっぽい味付けのミステリを一般として売るのが最近の
流行りだが、この作者は一般文芸ぽい作品をラノベで出してるという感じ。
コバルトには似合わない。電撃あたりで出せば秋山的な固定人気を得るか？
タッチを変えて書き直せば、そのまま中高年向けの歴史伝奇小説になるかも。

　　<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　イラスト：竹
上と逆に、ラノベとして面白いので小説としての欠点に目をつぶってしまう。
訳の分からないうちに引き込まれて、少々くやしい。とはいえ戯言シリーズ
としては話にまとまりがある方。しかも、いつも以上に理不尽で良い。

ベストキャラクター賞

　　【細川政元＆司箭院興仙】（魔法半将軍）
理不尽な主君とけなげな家来の黄金コンビ。少女小説の王道すか？

　　【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
零崎一族はそんなに好きでもないが、この人は人間くさくて良い。

　　【零崎愛織】（零崎双識の人間試験）
上に同じ。家族を殺されるまでの普通人ぽさに萌え。

大賞・イチオシ賞

○<<９Ｓ�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト　電撃文庫
使い古されたネタなのに、あっと思わせるのがうまいシリーズ。
キャラ、ストーリー、アイデアが高いレベルでまとまっている。

<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
子爵の魅力がすべて。それと、小悪党もいい。成田ワールドのキャラは、やっぱり好きだ。
最後のまとめ方も、いつも通りうまい。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
野郎１２０％の表紙にしびれた。内容もしかり。
派手さはないけど、筆力があるから読んでて退屈しない。
９Ｓとどっちをイチオシにするか、最後まで悩んだ。
もっと刊行ペースを早くしてくれ！

<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３[上]>>　著:川上稔　画:さとやす（TENKY）
評価の半分は挿絵かもしれないけど、でも面白い。
この人の書くキャラもぶっとんでるな。
いろんな意味で濃い作品です。

<<吉永さん家のガーゴイル>> 著:田口仙年堂 画:日向悠二
新人から一人。他にもっと面白いと思った古参作家の作品はあるけど、今後の成長を期待しての一票。
明るく楽しくライトノベルらしい作品。文章も読みやすくて良。


ほとんど電撃だ。おかしい。あまり好きなレーベルじゃないのに。
次点は、灼眼のシャナVI、スカイワード、Missing10・・・こっちも電撃だけか！

ベストキャラクター賞

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
俺の親父もこんな感じだったら、グレなくてすんだかも。
嘘です。グレました。

【ガーゴイル】（吉永さん家のガーゴイル）
ほしい。家でも飼いたい。
いまやってる町内会の福引きで当たらないかな。

【近藤武巳】（Missing）
この前まではお友達になれると信じてました。
いまは遠い存在になってしまいました。

【峰島由宇】（９Ｓ）
実際にいたら絶対に関わりたくない。
遠くから見ているだけでいいです。

【シャナ】（灼眼のシャナ）
遠くから見ているだけでいい人パート２。
近づいたら、火傷だけですみそうにない。


やべえっ！
もうこんな時間か。
会社遅刻しそうだ。

大賞・イチオシ賞

○　<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　今、もっとも次が気になるシリーズ。幼馴染に隠れているが実は本格的な戦記もの。
　　それぞれの勢力がそれぞれの思惑で絡み合ってくるであろう次巻以降に期待してます。
　　３巻の見所はウルクたん。

　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　ほのぼのとした空気を纏いつつも隠れたところで殺伐としてそうな雰囲気が良い。
　　この巻で全ての姫が登場してこれからが楽しみに。後は発売期間が･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

　　<<シャドウテイカー>>　著:三上　延　画:純　珪一
　　ダークバイオレッツが完結して期待の新シリーズ。前作よりこなれてきた感じ。
ヒロイン葉のもじもじさと不幸な追い詰められっぷりに期待がもてます。

　　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち
　　富士ミスの問題作・・・のはずが普通に住民に受け入れられて、あまつさえ良作扱いされてるしまつ。
　　どこぞのエロゲーやねんと突っ込みたくも、あるようでなかった展開にドキドキ。
　　有馬さんに萌えてるだけともいえる。
　　
　　<<カラミティ・ナイト III>>　著:高瀬彼方　画:西村博之
　　ようやく三巻。これも結構面白かった。良作です。
　　と思ってたら打ち切り情報・・・どこぞでの再開を願って投票します。続き読みたいので。

キャラ部門。棄権

大賞・イチオシ賞
<<七姫物語 第二章 世界のかたち>> 著:高野和　画:尾谷おさむ
（ ´∀｀)ﾏﾀｰﾘとした雰囲気が良くあっている。
hpSPに収録された挿話の出来も良かったので何時か文庫に収録を…。
でも、その前に新刊を…･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。

<<カラミティ・ナイト III>> 著:高瀬彼方　画:西村博之
久しぶりに刊行されたのに、打ち切り…･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。
良作で、燃えと萌えどちらも素晴らしかったので残念。
拾ってくれる出版社が現る事に期待。

○<<皇国の守護者 8 楽園の凶器>> 著:佐藤大輔　画:平野耕太
本当に久しぶりに新刊ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━！！
5巻冒頭へ漸く本編が追いついてくれた…。(3年と3ヶ月、掛かったのか…)
また放置プレイ…？･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。･ﾟ･(つД`)･ﾟ･。

<<空の境界 下>> 著:奈須きのこ　画:武内崇
上巻より、下巻の方が読みやすかったので此方を選択。
解り難い部分が多少あったが、面白かった。

<<復活の地 I>> 著：小川一水 画：前嶋重機
初めて読んだ小川氏の作品。
堅実な作りで、一気に読ませて貰いました。
他の作品も読んでみます。

キャラ部門は時間が有れば投票予定

　大賞・イチオシ賞
○<<カラミティナイト３>> 著:高瀬彼方 画:西村博之
　打ち切り決定どゆこと？記念イチオシ賞。あんまりな1巻のラストは正直いかがな
　ものかと思ったもんだけど力技でよくここまで盛り返したな。
　どこの出版社に移ってもいい。強殖装甲ガイバーのようにしつこく続いてくださいぃ。

　<<とある魔術の禁書目録（インデックス）>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　エロゲーばかりやっていた大学生が書いたような青書きの文と
　インデックスの立ったキャラが折りなすエロゲーワールドがいい。
　イチオシキャラはビリビリだが(マテ
　うまいだけの話を読みたいなら一般小説読むよ？

　<<よくわかる現代魔法（２）　ガーベージコレクター>> 著:桜坂洋 画: 宮下未紀
　正直続くとは思ってなかった2巻は、バッカーノ特急編ばりのジェットコースター
　ストーリーになった。置き去りにされてる人もいるようだけど俺は支持。
　メガネを分かって書いてるのもいい。
　最終ページのイラストを分かってやったなら神。ゆ＊＊＊＊は、爪の垢を飲めよ。

　<<ラキスにおまかせ３　森とエルフのすれ違い>> 著：桑田淳 イラスト：秕帷苓
　遅い刊行ペース、ころころ変わるシリアスとギャグの分量と、
　落ちゆくばかりといったイメージの本シリーズだが、何気に富士見
　ファンタジアの中で最も続きが楽しみ。不思議な魅力がある。これが古き良きなのか？

<<てのひらのエネミー　魔王城起動>> 著：杉原智則 イラスト：桐原いづみ
　ストライカー・スリーと銘打って売り出された3作品のうち唯一読めた話だった。
　特に月巫女のアフタースクールなんか読むのが苦痛で＜以下50字削除＞、
　当然のことだが俺の財布をストライクした3冊分の期待を一身に背負っている。
　正統派のライトファンタジーで、けっこういい。

　ベストキャラクター賞
　【姉原美鎖】（よくわかる現代魔法）
　メガネで年上。エロゲーだったら淫乱保健医コース間違いなしのキャラなんだが
　他に3人女子高生キャラがいるのに、よりにもよってコイツをヒロインに
　持ってきた英断に一票。

　【沢村智美】（カラミティナイト）
　ウジウジメガネ。1巻の時点ではペンCみたいな奴だったんだけど、
　変われば変わるものだ。ペンCも変わったけどな(´∀`)y-~

　【御坂美琴】（とある魔術の禁書目録）
　通称ビリビリ中学生。多くのヲタ読者に支持されつつ放置プレイ状態。
　放置されっぷりも含めて愛される理由なのかもな。

　【ラキス】（ラキスにおまかせ）
　実は努力の高飛車キャラ。性根は悪くないものの、努力した分だけ表層の
　性格は歪みまくり、そのせいで皆にイビられる。サドなんだかマゾなんだか
　よくわからん状態に。健気なのが健気に見えないとこがいい。

<<空の境界 上>> 著:奈須きのこ　画:武内崇
　<<空の境界 下>> 著:奈須きのこ　画:武内崇
　一話目読むのが苦痛で一ヶ月近く放置してた。でも過ぎたら結構おもろかった。

　<<涼宮ハルヒの退屈>>　著:谷川流　画:いとうのいぢ
　どんなんだっけ、確かおもしろかったハズ。

○<<零崎双識の人間試験>> 著：西尾維新　画：竹
　人織君はいいよね・・・人織君は・・・
　
　<<とある魔術の禁書目録（インデックス）>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　インデックスとビリビリがいいね・・・他ｲﾗﾈ・・・ピンクロリも・・・
　らっきょと戯言の間に挟んで並べてます。

　ベストキャラクター賞

　【涼宮ハルヒ】(涼宮ハルヒの退屈)
　ハルヒ好きだし

大賞（イチオシは無し）
<<空の境界　上>>著:奈須きのこ 画:武内崇 (講談社ノベルス)
<<空の境界　下>>著:奈須きのこ 画:武内崇 (講談社ノベルス)
実は対象作品はこの2冊しか読んでなかったり（汗
とはいえ、きのこワールド全開で文句なく面白かった

ベストキャラクター賞
【両儀式】（空の境界）
まあ、順当に。下巻の表紙はめっさ可愛い
【黒桐鮮花】（空の境界）
妹ﾊｧﾊｧ黒髪ロング(*´Д`)

ファウストがありなら、りすか＆キズタカにも入れたんだけどね

○　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
２巻まで読んで止めていたのだが、前回大賞での評判の高さと、
某スレでの「せめて三巻まで読んでホスィ・・・」発言につられ購入。
そして３日で残り全巻読み尽くした。本当に熱かった。面白かった。感謝。

　　<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著:高畑京一郎　画:相川 有
完全な任侠小説だが、ヤクザ一人一人が非常に格好良い。
多少ステレオタイプな話ではあるんだが、やはり見せ方が上手いんだろうな。
しかし外伝も一冊では終わらず。完結はいつになることやら・・・

　　<<復活の地 I>>　著:小川一水 　画:前嶋重機
災害復興ＳＦ。まさかこんな所から題材を持ってくるとは。
説得力のある描写に引き込まれる。登場人物も一癖あって良い。
これから帝都はどうなっていくのか。２巻が楽しみ。

　　<<楽園の魔女たち　楽園の食卓（中編）>>　著:樹川さとみ 　画:むっちりむうにい
前編終了時は絶望的な状況。どうやって後編だけで、
決着をつけるのかと思っていたら、まさかの中篇発売。
一冊分多く読めて嬉しくはあった。万人にお勧めできるシリーズ（挿絵除く）。


　　<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３〈上〉>>　著:川上稔　画:さとやす（TENKY）
シリアスなはずのストーリーと、濃い設定と、電波な会話。
綱渡りのようなバランスだが、楽しめたので良し。
中篇は流石にギャグが勝ち過ぎに感じたのでこちらで。

次点は空ノ鐘が響く惑星で。

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
相変わらず馬鹿だ。だがそれがいい。それでこそ成田。

<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
ここの投票がきっかけで読むようになった一冊。
熱い終わり方だった。ありがとう。

<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
ストーリー性ならデュラより完成度は高いと思う。
こう言うのも書けるのが良いと思う。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著:高畑京一郎　画:相川 有
電撃らしからぬ渋い親父達の物語だがキャラがまたカッコイイ。
完結がいつになるのかは少し気になるが。

<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
少しずつ面白くなって来ましたな。一人一人が自分の立場で動き出してて。

ベストキャラクター賞

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
首無し。でもヒロイン。このギャップが素晴らしい。

【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
策士な幼馴染。でも一途なとことかよいんだよなあ。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
息子にして下さい。あんなとことか気にしませんから。

【岸谷新羅】（デュラララ！！）
歪んでるけど純愛って人は好きです。

【姫木梓＆物部景】（Ｄクラッカーズ）
まさにサブタイ通りの2人。おめでとう。

大賞・イチオシ賞

○　<< 銃姫　>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
丁寧に書かれた良作。
世界や魔法の設定の芸の細かさがイイ。
悪役のファッションセンスも○。

　　<<　ARIEL　>>　著:笹本祐一 画:鈴木雅久
長い長い旅がようやく終わった。
完結に乾杯。

　　今回はこのくらいかな。
　　来期も良作を期待。

大賞・イチオシ賞

○　<<ルナル・サーガ・リプレイ　月に至る子３ >>　著:友野詳/グループＳＮＥ 　画:西村博之
リアド編の締めとしては申し分ない盛り上がりとまとめ方だったのではないでしょうか
　　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
開き直った凡人万歳

　　<<とある魔術の禁書目録（インデックス）>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
問題作は話題作、異様にあらは目立つけど、将来が楽しみといえば楽しみ

　　<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
紹介文にもでた「いいかげんに、わーらーえーよー、な」の使い方に負けました、完敗です

　　<<Bad！Daddy３　パパのキッスは苺味>>　著:野村美月　画:煉瓦
誰がなんと言おうと俺なこの作品が大好きです

ベストキャラクター賞

　　【ラズリィ・ステイシーク】（ルナル・サーガ・リプレイ）
くねくねした演技と、最後の反則技、結局一番美味しいキャラだったような

　　【インデックス】（とある魔術の禁書目録）
毎日ベランダのぞいてます、そろそろ引っかかってきてください、俺の腕ならいくらでもがじがじして良いですから

　　【近藤武巳】（Ｍｉｓｓｉｎｇ）
あわや死亡フラグ？とか思うほどのスポットライト＆頑張りっぷり、これからも死なない程度に頑張ってください

　　【子爵】（ヴぁんぷ！）
見た目のインパクトは誰にも負けません

　　【円城寺優介】（Bad！Daddy）
こんな人になりたいようななりたくないような、でもマントを翻す生活には憧れます

大賞・イチオシ賞

○　<<楽園の魔女たち〜楽園の食卓（中編）　>>　著:樹川さとみ　画:むっちりむうにい
　ひやひやしながら手にとって、後編への期待を一気に増してくれた。

大賞・イチオシ賞

○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
ま、今回はコレでしょな。絶対に万人向けといえない内容だが、男の詩と大人の凄味に痺れた。

<<皇国の守護者 8 楽園の凶器>> 著:佐藤大輔　画:平野耕太
作者が生きてる内に完結できるかすら分からない、しかし待つに値するゴツい　フ　ァ　ン　タ　ジ　ー　。

<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（下）>>　著：皆川ゆか イラスト：乱魔猫吉
待つ気のある人はどうぞ。少女ものでは絶対にないと断言する。ストーリーラインの芸術品。

<<ポストガール３>>　著:増子二郎　画:GASHIN
毎回佳作だったが、本巻で良作にランクアップ。もっと知られていいと思うので一票。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
電撃なのに任侠小説。作風は読みやすくて手堅い。漢と書いてオトコと読む世界。

投票してから思ったが、俺って気が長いのね＿|￣|○

ベストキャラクター賞

【ユイ・フォリア】（機械仕掛けの蛇奇使い）
ぶっ壊れた人間というのは恐い。久々に良かった上遠野キャラ。

【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
こっちは逆。人間の完成形。こうなれたら人生楽しくてたまらんだろな。

【リゾルート】（アプラクサスの夢）
男の生き様と死に様が熱い。強面なくせに実はモテモテマン。

【岡崎大介】（Hyper Hybrid Organization　00-01　訪問者）
漢と言えばH2O、と声を大にして言いたい。ちょっといい奴ってトコがミソ。

【峰島由宇】（９S）
今期はちょっと反則気味な萌え展開でありました。エプロン・・・

○　<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（下）>>　著:皆川ゆか　画: 乱魔猫吉
　　<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（上）>>　著:皆川ゆか　画: 乱魔猫吉
　　５年の間、待ちに待った新刊。難解な内容や次から次へと出てくる伏線は、ティーンズハートの域を軽く越えてしまってる。
　　宣伝次第でもっと売れるだろう作品なので、なんとか第一部から復刊して欲しい。そして是非第三部を…っ！

　　<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>>　著:須賀しのぶ　画：船戸明里
　　主役がラクリゼからカリエに変わるだけで、こうも作品の雰囲気が変わるものか。
　　カリエが出張っている場面はシリアスな場面でも妙におかしい。最大の試練が迫る猪娘の明日はどっちだ。

　　<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　画：かわく
　　帯の売り文句を見たときはちょっと引いたけど、読んでみたら真っ当なファンタジーだった。粗もあるけど、雰囲気がいい。

　　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　　盛り上がりは前巻に及ばないものの、大きな破綻もなく長編をきっちり完結させた点を評価。

○<<吉永さん家のガーゴイル２>>著：田口仙年堂 イラスト：日向悠二
　人情話が好きなので。２巻が一番出来が良かったと思う。この路線で頑張れば、ファミ通の阿智太郎になれるかもしれない（もちろん褒め言葉）。
　一押しにするかは正直迷ったが、一番ライトノベルらしいライトノベルということで。
　
　<<復活の地�T>>著：小川一水 イラスト：前嶋重機
　小川一水は「ハイウイング・ストロール」も面白かった。けど、より小川らしい面白さと、今後への期待も込めてこっちに一票。
　現状、SF風味は薄めなので、今後どんな展開があるのか期待。
　
　<<さよなら妖精>>著：米澤穂信
　面白さ、ということであれば今期一番。境界線上だとは思うけど、間違いなくライトノベル。
　ミステリーとしては、最後の謎に驚いた。真相に、ではなくてああいうものを謎として利用するというその発想に。
　
　<<レディ・ガンナーと二人の皇子 上>>著：茅田砂胡 イラスト：草河遊也
　相変わらずの主人公のまっすぐさが気持ちいい。ストーリーに新しさはないけれど、安心して読める。
　出刊ペースも一年に一作なら、個人的に十分及第点だと思う。
　
　<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>著：うえお久光　イラスト：藤田香
　まあ、多少最新刊の贔屓目は入ってしまうけど、それでもこの長い話で、しかも真ん中で中だるみを感じさせなかったのは流石だと思った。
　
今期は正直あんまり読んでいない。大賞を参考にしようと思ったら、シリーズへの投票が多くてちょっと残念。
まあ、俺もそうなんだが。

<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10 続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　画：翠川しん
ラストでヤラれた。あの数ページのために買っても良い。

○<<アリソン�V〈下〉　陰謀という名の列車>>　著：時雨沢恵一　画：黒星紅白
完結記念。そして新作｢リリア｣希望（ｗ

<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>>　著：渡瀬草一郎　画：岩崎美奈子
いよいよ面白くなってきました。この人はオヤジと幼馴染が上手いなあ〜。
次回も期待です。

<<キーリIV　長い夜は深淵のほとりで>>　　著：壁井ユカコ　画：田上俊介
再会＆新作発売記念。｢くっついたりはなれたり｣がいい。

<<半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon>>　　著：橋本紡　画：山本ケイジ
最後は幸せになって欲しいがそう上手くいくかどうか。夏目がいい味出してます。

次点
皇国の守護者８
護くんに女神の祝福を！３
零崎双識の人間試験
しにがみのバラッド。３＆４
ポストガール３
先輩とぼく

【アリソン＆ヴィル】（アリソン�V）
幼馴染。この一言に尽きるバカップル。萌え。

【近藤武巳】（Missing10　続・座敷童子の物語）
こいつ、こんなかっこよかったか？と思ってしまったほどの豹変振り。愛の力は偉大だ(違

【鷹栖絢子＆吉村護】（護くんに女神の祝福を！３）
バカップル。天下無双のバカップル。祝・キス。

【ベルナルフォン・レスターホーク】（空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３）
渋いおじ様。眼帯騎士。眼帯つけてて片目で敵と渡り合えるのって実はすごいんじゃないだろうか。
大勢に公然と反することが出来る勇気と判断力。格好良い。燃えです。

【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
(妹)馬鹿がハサミを持って来る。最高の兄貴ですね。人識子ども扱いにﾜﾗﾀ。

フェリオ次点。どっちを取るかどっちも取るかとっとと選べ。
個人的にはリセリナ派ですがでも二人とも取って欲しい。(あくまで個人的な願望です)

大賞・イチオシ賞
○　<<灼眼のシャナ６>>　著:高橋弥七郎　画:いとうのいぢ
さりげに出てくる連中がｲｲ！　幕間に出てきただけでメイン貼ったような教授なんて、最高です。
あと、シャナvs吉田のバトル、萌え萌え。
　
　　<<トラブルシューター シェリフスターズMS　mission05>>　著:神坂一　画:光吉賢司
作者買いしてたシリーズだが、なんかラスト５０ページがいい（後書き含むｗ）。
ああいうの大好き。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
ブラボー。この一言に尽きますｗ　社長と社長と、あと社長。あんた一体何者なんだｗ

　　<<零崎双識の人間試験>>　著:西尾維新　画:竹
「零崎を、始めよう」
舞織もいいけど、変態お兄ちゃんになんか萌え。

ベストキャラクター賞
　　【ディヴィジョン】（アプラクサスの夢）
２ヶ月ぐらいの期間限定ならこの社長の下で働いてみたいｗ

　　【平井ゆかり（シャナ）】（灼眼のシャナ）
せいちょうしないふくらみせいちょうしないふくらみせいちょうしないふくらみ

　　【吉田一美】（灼眼のシャナ）
高校時代、俺もこんな女の子に慕われてみたかった……ｏｒｚ

大賞・イチオシ賞

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
あー、馬鹿だ。成田だ。もうこのノリが好きなんだ。

<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
他の人も書いてるが続編希望。こいつらの話をもっと読みたい。

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
笑顔中毒者にやられました。まあ俺も成田中毒ですけど。

<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
待ちくたびれたぜA/B!!そして待っただけの事はあった。
渋いぜ。

<<とある魔術の禁書目録>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
今回の新人賞はこれかな。今後に期待したい1人。

大賞・イチオシ賞

○<<我が家のお稲荷さま。>>　著：柴村仁　イラスト：放電映像
　　 ゆる〜い雰囲気がいいっすね。コウちゃんのナマ足ﾊｧﾊｧ(*´Д｀)ってアレはフライングか・・。

　<<涼宮ハルヒの退屈>>　著:谷川流　イラスト:いとうのいぢ
　これも今年だったか・・。前の職場で読んだなぁ。
　強引かつ無理が有る設定が面白い。

　<<ポストガール３>>　　 著：増子二郎　　イラスト：GASHIN
　　シルキーの機械的に仕事をこなすが、みょうに人間味が有るところがいいですね。

　<<撲殺天使ドクロちゃん３>>　著：おかゆまさき　　 イラスト：とりしも
　　相変わらず話の終わり方が微妙な感じ。
　　読んでいて歯痒いけどそこがイイのかも。

　<<半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon>>　著：橋本紡　イラスト：山本ケイジ
　　2巻が出るとは思っていませんでした。はい。

　<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著：枯野瑛　 イラスト：よしづきくみち
　　3作のうち、一番よかった。完結なの？残念。　
　　
ベストキャラクター賞

　　【天狐空幻】（我が家のお稲荷さま。）
　　うちにもこんな狐か（ｒｙ

相変わらず、感想ベタ。遅読。読む時間が少ない。もっといろいろな作品が読みてぇぇぇ。

ベストキャラクター賞

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
個性派妖精系ヒロインと言う新しいジャンルを編み出した彼女に萌え。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
誇り高き親父子爵。外見がアレだとか気にしないぜ。

【エルマー・C・アルバトロス】(バッカーノ！2001)
笑顔中毒者。その独特の優しさが好き。

【ディビジョン】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
やはりこの人がいないとA/Bは始まりません。

【インデックス】（とある魔術の禁書目録）
俺ん家のベランダにも来てくれ。待ってるから。

>237
六個選んじゃってますよ〜。投票は五個までですよ。

【超簡単ルール】
●大賞（５票）…感想必須。
●キャラ賞（５票）…コメント必須。団体・コンビ可。形式は【キャラ名】（作品名）で。
●イチオシ賞（１票）…大賞５票の中のイチオシにひとつ○をつける。
●中賞・・・別スレにて。
各賞によって開催期間が異なります。

詳しくは>>20-27へ。

>>237
>239さんも言っているとおり、大賞の投票は五作品までです。
投票に関して訂正がない場合は一番下の作品を除いた形で集計します。

大賞・イチオシ賞

○<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光　イラスト：藤田香
　　……紅茶のブラック。間違った表現じゃあないけど、違和感バリバリです。
　　相変わらずのうえお節が炸裂しています。あとがきもいつもの通り電波入ってます。
　　が、重要なのは文章力では無いと言うことを、ビシビシと感じさせてくれます。
　　　さすがに、もう１３冊もシリーズが出ているので、単体としての面白さは表現
　　しにくいですが、未読の方にも是非読んで頂きたい。できれば一巻から。

　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著：高野和　イラスト：尾谷おさむ
　　ほのぼのと続く戦記もの。独特の空気で、本の中の世界に引き込んでくれます。
　　hp増刊の読み切りも、あっと驚かされる趣向でした。問題は次が何時になるか、
　　そもそも次が出るのか、といったところでしょうか。

　<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　イラスト：さっち
　　リアル中学生の夢のようなとんでもなく非常識な設定なのに、なぜかまったり。
　　ふつーに話の続きが気になります。今後の展開にも期待大。ただ、もはやミステリーでも
　　なんでもないですね。さすがLOVE路線。これこそが謎に満ちたミステリー文庫。
　　
　<<ジェスターズ・ギャラクシー４　愚神のために恋歌を>>　著：新城カズマ　イラスト：おもて空良
　　かわいいとか、きれいとかいった描写を、まったくされて無い肉食歌姫がどうして
　　こんなにも気になるんでしょうか？　この人の書く人物はいつも一味違いますね。
　　でも彼女にはもう少しだけでも、幸せになって欲しかったです。
　
　<<TO THE CASTLE （２）　DISCO UNDERGROUND>>　著：桑島由一　イラスト：スドウヒロシ
　　カンフーファイター再び！　あるいは長編ドクロちゃんか、全自動バックドロップ！
　　ただ一巻の破壊力に比べるとちょっとダウン。そもそも二巻が出たのが奇跡ですが。

○<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著：枯野瑛　イラスト：よしづきくみち
　　深い余韻が残り静かな気分になれる逸品。
　　どこかで誰かが書いてたが、著者は原作者以上に原作を理解してると思う。

　<<ハイウイング・ストロール>>　著：小川一水　イラスト：長澤真
　　熱い冒険潭で一気に読めた。面白かったです。

　<<復活の地�T>>　著：小川一水　イラスト：前嶋重機
　　全３巻らしいので、最後の最後で「えーっ？」ってなるかもしれないけど
　　現時点ではいつもどおり面白いです。続きが楽しみ。

　<<半分の月がのぼる空２>>　著：橋本紡　イラスト：山本ケイジ
　　これも続きもの。面白いけど、この人の作品は巻を増すごとに会話文ばっかで
　　紙面がスカスカになってくので、手早くうまくまとめてほしいと切に思う。

○　<<ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い>>　著:吉村夜　画:ことぶきつかさ
あの３巻の盛り上がりに比べればラストはやや肩透かしをくらったが、不満に感じるうちが華。
シリーズを通しての主人公の成長が見れたのも良かった。
また、これだけ物語と主人公が綿密に結びついている話は少ないと思う。
もっと評価されてもいいと思うので、イチオシで投票。

　　<<スプラッシュ！３　黄金の旅人、はばたく！>>　著:三田誠　画:PEACH-PIT
１，２巻で広げた風呂敷を畳んでいく過程が面白かった。
終わり方はベタだが、冒険ファンタジーらしくあり、この作品らしくもある満足できるものだった。
エリオンと同じく、ファンタジアもまだまだ捨てたもんじゃない。

　　<<ヴぁんぷ！>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
主人公に仰天。ホントそんだけ。

　　<<銃姫１〜Gun Princess,the Majesty〜>>　著:高殿円　画:エナミカツミ
構成に難はあるし、設定もありきたりなんだが、なんかそれ以上に言葉にできない魅力がある。
ラストの主人公のモノローグ（人は武器を捨てられない云々の答え）にはとにかく痺れた。
今月発売の２巻、完結巻の３巻にも期待。

　　<<吉永さん家のガーゴイル>>　著:田口仙年堂　画:日向悠二
今期で最も良かった新人。電撃でも富士見でも靴でもなく、ファミ通から出たことが興味深い。
昔からあったことをやりながらも、どこか新しいものを感じさせるのはすごい。
刊行ペースも早いので、これからどんな風に育っていくのか非常に楽しみ。
新人賞の意味合いも込めて一票。


投票の少ない今期は飛びぬけた名作・快作がなかった分、地味にいい味出す佳作が多かったように思う。ものの中から、完結巻と新シリーズを優先して選んだ。
続きものはよっぽどのことがないかぎり完結してから評価するべきだと思ってるので、
エンハウも空鐘も半月も抜いた。
悪魔のミカタは１２巻単体でも面白かったが、それ以上に１３巻が素晴らしかったので以下同文。
あと、七姫も・゜・(ノД`)・゜・

【カラスミ】（七姫物語）
頑張っている女の子は可愛い。
この子の視点から描かれる物語も非常に魅力的。

【エイバリー少尉】（吉永さん家のガーゴイル）
健気。好きな人に嫌われたくないという思いにマジ泣いた。

【薔薇の人】（ゴシックのあとがき）
ゴールデンブラジャーも好きだが、インパクトでこっちに一票。
本編も面白いが、それ以上にあとがきが楽しみで仕方ない。

【エルマー・Ｃ・アルバトロス】（バッカーノ！２００１）
「だからさ、いい加減にわーらーえーよー、な？」
メルマガではじめてみた時は、まさかこの台詞で泣くなんて思わなかった。

【矢霧誠二＆張間美香】（デュラララ！！）
カップル投票。この歪んだ話の中で、この二人の関係が一番歪んでると思う。


集計人さん、乙です。

ようし投票してみよう｡
　≪Dクラッカーズ 7-2 王国-a boy & a girl-≫著:あざの耕平　画:村崎久都
　　こう綺麗に終わってくれる作品ってのも珍しい? 俺が知らないだけか｡
　　何はともあれ良かったです｡
　≪されど罪人は竜と踊る�W　くちづけでは長く､愛には短すぎて≫著:浅井ラボ　画:宮城
　　もうすぐ次ですね｡どう転んでも暗そうだけど待ち遠しい｡
　≪Hyper Hybrid Organization 00-01 訪問者≫著:高畑京一郎　画:相川有
　　確かに本編の為の布石､ではあるんだが…本編より好きかも(w
　≪さよなら妖精≫著:米澤穂信
　　これがあったか!! と思った｡先に挙げて下さった方々有難う｡新作にも期待｡
　≪パラレル≫著:今野敏
　　この人のスレもここにあるからいいかなーと思って試しに出してみる(w
　　登場人物紹介だけ見た時点ではかなり本気で内容が心配になったが…
　　読んだら案外普通に楽しめたので｡
　次点にカオレギ03｡いや多分入れる人多いだろうからいいかなと｡
　期待賞にアルティメット･ファクター｡絵につられたんですが内容も好みでした｡
　迷ったんだけどイチオシとキャラはパスです｡
　集計人様宜しくお願いします｡

>>246
≪≫を<<>>に直さないとカウントされないよ。

>>246-247
ちゃんとカウントされますので、安心してください。
>>21参照

大賞・イチオシ賞

○　<<とある魔術の禁書目録（インデックス）>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　　単なるハッピーエンドにせず、ちゃんと主人公に代償を払わせた所に感心した。
　　　格好良い男の主人公というのが逆に新鮮。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　　クライマックスで完全に意表を突かれた。散らばっていたピースがぴたぴたぴたっとはまっていく感じが気持ちよい。

　　<<半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon>>　著:橋本紡　画:山本ケイジ
　　　いきなりコレクションが見つかる所で笑い、銀河鉄道の夜でせつなくなった。

　　<<アリソンIII〈上〉　ルトニを車窓から>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
　　　アリソンが無茶苦茶やるのが淡々とした文体で綴られているのがおかしい。ヴィル絶対わざとだろー。

　　<<ウィザーズ・ブレインIV　世界樹の街〈下〉>>　著:三枝零一　画:純珪一
　　　戦闘シーンがこんなに面白い小説は滅多にないのでは。それはそうと、ヘイズ対策はもっと色々あるのでは。
音楽をがんがん鳴らして計算を複雑にするとか、銃を狙うとか。

次点はスカイワード。おもいっきり電撃ばかりになってしまった。

ベストキャラクター賞

　　【ヴァーミリオン・ＣＤ・ヘイズ】（ウィザーズ・ブレインIV　世界樹の街〈下〉）
　　　真似をするために必死に指パッチンを練習し、遂に出来るようになりました。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
　　　おそらく上半期のライトノベルキャラクターの中で最も変。

　　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
　　　おそらく上半期のライトノベルキャラクターの中で二番目に変。

　　【アリソン】（アリソンIII）
　　　悶々としている所がかわいらしい。

大賞・イチオシ賞

○<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　1巻2巻もきっちり面白かったけど、話が本格的に動き始めたこの巻をやはり推す。
　過去作パラサイトムーンでも魅せていた組織同士の小競り合い群像劇に、
　徐々に謀略の要素も混じってきてさらに読み応えが出てきている。
　張られた伏線はかなり多いようだけど、渡瀬氏は広げた風呂敷をきちんと畳める
　稀有な作家さんだと思うので、今後も十二分に期待。
　国の行方、そして恋愛の行方、カリスマ性があって有能ながら朴念仁なフェリオ君は
　一体どういう人生を築くのやら。

<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘　由宇
　ラストで結局キャラがあまり成長してないやんというツッコミを除けば、
　結構掘り下げられていそうな世界設定も、生き生きした各キャラの交流そして
　葛藤を乗り越えようとする姿も魅力的。真っ直ぐでピュアだよ！
　伏線がいくつかばら撒かれたままこの巻は終わっているけど、続刊が出るようで一安心。

<<Missing10　続座敷童の物語>>　著:甲田学人　画:翠川しん
　一番の見所は、もうここでも言い尽くされた感のある凡人・武巳の覚醒（ｗ
　話自体はどんどん泥沼化していて収拾のつけ方は全く予測がつかない。
　爺やら魔女やらを始末してハッピーエンドに持っていく術はなさそうに思える。
　そんな中、陰で一番気になるのはガラスのケダモノ（ｗ）亜紀の壊れていく過程。
　あとは覚醒者君に残っている爆弾がどう作用するか。

続く。

続き。

<<マリア様がみてる　チャオ ソレッラ！>>　著:今野緒雪　画: ひびき玲音
　なぜか駄作扱いされる事の方が多いが、個人的には久し振りに結構満足の行った巻。
　物語的に凝っている訳ではないが、本来の一番の見所である「キャラ同志の関係性」については
　納得の行くレベルで書かれており、読んでいて和んだ。
　そして最後の「紅薔薇のつぼみの不在」で、中期位までのような濃い話もまだまだ書けそうな感じを
　見せてくれたのがまた好感。

今回はこの4冊。
あかつきゆきや「輪廻ノムコウ」が期待ほどの作品になっていなかったのが個人的にかなり残念。
しかしもっと新規開拓しないとなあ。で、

ベストキャラクター賞

【レージク・アルセイフ】（空ノ鐘の響く惑星で）
この巻（３）の面白さは、彼がステレオタイプなヘタレエロヤク中ではなく、
悪役として思いの外しっかりしていた事が一番の理由だと断言しよう（ｗ
根っこの部分には子供のような純朴さがあり、それが破滅願望への引き金を引いているのが皮肉。

【ナナ・カガト・奉可】（スカイワード）
初っ端からぱんつ脱ぎ捨てて従者にぶつける我侭美姫、
でもその強気と純粋さがステキ。

とまあ少ないけどこんな感じで。

大賞イチオシ賞
○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
　ｷﾀｷﾀｷﾀキターッ!!てな感じに待ちまくってた作品が期待を裏切らずに燃えさせて
くれました。
燃えて燃えて燃えて、そして少しの切なさと悲しさを感じさせてくれる、そんな物語。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ
　幸せそうな情景を描写しておきながら次のページ冒頭で
"もちろん、そんなものは、全くの錯覚だった"
ときた時には寒気がした。
そして、その言葉どおりにヒロイン(文句あっか）を最後の最後にどん底まで
突き落としておきながら5ヶ月の放置プレイで読者まで絶望させてくれた。
(まあ、途中でA/Bを出してくれたが)

<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　泉に涌く清水のような、そんな透明感と清涼感を感じさせてくれる作品。
戦争の物語なのに涼やかでいて心が温まるのは、ひとえに文体とイラストのおかげだろう。
内容に不満はないから、存在自体を透明化することがないよう、切に願いまつ・゜・(ノД`)・゜・

<<護くんに女神の祝福を！３>>　著:岩田洋季　画:佐藤利幸
ティラミスにあんこを載せて蜂蜜をかけた上に粉砂糖を振りまいたようなとにかく甘甘。
そのほかには説明不要。
今後もこの調子でいちゃついて欲しい。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　画：かわく
　新人賞としてこの作品を。
まっとうなファンタジーでありながら、"ボクっ娘"好きの漏れを満足させてくれた
ストーリーとキャラクターの両面で秀でた逸品。
2作目も大変面白く、今後が楽しみ。

次点：AHEAD,悪魔のミカタ,アリソン,気象精霊記

いつもの癖でsageてしもうた。
続いてベストキャラクター賞 を

【ディビジョン】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）
名探偵のような洞察力、名政治家(日本のではない)のような指導力、
独裁者のような煽動を併せ持つ。
味方にすれば頼もしいが、決して敵に回してはいけない素敵な社長。
この漢なしではこの作品は語れない。

【坂井千草】(灼眼のシャナシリーズ)
本作品の最強にして真のヒロイン(文句あっか)
傷心の少女を気にして、スリッパを履き替える間さえ惜しんで自転車に飛び乗る姿に
惚れ直した。
紅世の王をも心酔させる大人の女性。

【鷹栖絢子＆吉村護】（護くんに女神の祝福を！３)
ティラミスにあん(ry　甘甘なバカップル。
そのほかには(ry
今後も(ry

【衣装役さん】（七姫物語シリーズ)
名脇役。電撃hp specialでの内心での突っ込みには萌えさせてもらいました。
イラストにも撃沈。あんなにミステリアスな美女だとは思わなかった。

【オルフィナ】(王国神話シリーズ)
ボクっ娘マンセー。

大賞・イチオシ賞

○<<リバーズ・エンド after days>>　著：橋本 紡　画：高野音彦
本編は中学生に無理矢理戦いを強いる痛々しい話でしたが、
こちらはその後日談で、態度は乱暴だけど実は情の深い男の子の
初々しい恋の話、世話焼きの女の子の横恋慕の話、女の子の決して
回復しない記憶喪失を、男の子がどう考え、これから一緒にどう
生きてゆくのか決心する話と、いずれも心暖まる話ばかりです。
本編が駄目だった人でも、この巻だけならいけるんじゃない
でしょうか。

<<よくわかる現代魔法ガーベージコレクター>>　著：桜坂洋　画：宮下未紀
憧れの女性は家庭教師で、婚約者がいて、告白もできないまま
死んでしまって、心の結着のつけようがない、というトラウマを
抱えた主人公が、そのトラウマを克服していく話。敵が抱える
トラウマも似た構造になっていて、主人公の心の成長を引き立てて
います。取り返しのつかない失恋から始まる男性向けラノベは、
貴重な存在だと思います。

<<半分の月がのぼる空２ waiting for the half-moon>>　著：橋本紡　画：山本ケイジ
難病悲恋ものっぽい設定なんですが、この巻の本筋はエロ本が
見つかって情けない男と怒る女、どうおさめるか、というラブコメに
なってます。もっともこれから展開されるであろう悲恋の伏線も
きちんとあります。「銀河鉄道の夜」はやっぱり少年二人の旅
でないと駄目だと思いますが。

<<七姫物語 第二章 世界のかたち>>　著：高野和　画：尾谷おさむ
戦記物のはずなのに殺伐とした印象がなく、妙に穏やかな世界が
展開されています。十二国記と違って姫全員が活躍しないと話が
進みそうにないのですが、今の刊行ペースを考えると一体どう
なっちゃうのか、少々心配なところ。皆さん書いてますが、
情景描写が素敵です。

<<しにがみのバラッド。４>>　著：ハセガワケイスケ　画：七草
いつも通り、ちょっと泣かせて、ちょっと心が暖まって、ほっとする
シリーズです。準入選の画家の卵の話は、死に向かうまでよりも、死の
後、残された人の心情が切なく描かれており、主人公の新しい恋？の
予感もあって、好きです。

大賞・イチオシ賞 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　
○<<セブン＝フォートレス・リプレイ　リーンの闇砦［V3 Edition］>>
著：菊池たけし/F.E.A.R 　画:四季童子
新春早々笑わせて＆泣かせていただきました。

<<ヴぁんぷ！>>　著：成田良悟　画：エナミカツミ
今期の三冊の中ではこれが一番面白かった。
成田作品は明るく壊れてる方が好きです。

<<物体えっくすでいこう！>>　著：伊豆平成　画: 松本規之
なにやら至極ありがちな大団円でしたが、それもまたお約束ということで。
偉大なる、（ピーという音※）の悪の大首領閣下に敬意を評し、「イ〜ッ！」
（※ネタばれ防止機能が発動しました）
次はパトローネ、だといいなあ。

<<世界で一番優しい機械〜SOFT MACHINE〜>> 著：榊一郎　画：水上カオリ
コンセプトも作者も好きなので読んでみましたが優しい話でよかったです。
マイクを助けてくれてありがとう。
それはそーと、表紙絵が恥ずかしかったです。

五つ目はちょっと選びきれませんでした。

ベストキャラクター賞
【ファラウス】（セブン＝フォートレス・リプレイ　リーンの闇砦［V3 Edition]）
しいて言うなら白のほうで。
べたべたな展開でしたが最高にかっこよかったです。
リプレイというなら黒皇子の柊＆グィードも爆笑だったのだが、
あの二人に関してはキャラが好きなのか中の人が好きなのか自分で判然としないため除外。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
存在しないはずの『子爵』にして真の紳士。父親としても非常に素敵な人物だと思う。

【エリアル】（ARIEL）
最終巻にて語ってくれましたね主人公。「中の人などいない！」（AA略）
お疲れ様はまだ言いませんので、外伝でもよろしくお願いします。

【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
弟妹に甘いおにーちゃん。もう少し活躍（日常でも可）が見たかった気もする。

【キャロル】（世界で一番優しい機械〜SOFT MACHINE〜）
こんな医療人に…なれるわけないんだよな〜。でもあこがれます。
どうか彼女と、彼女の愛する人々に幸多からんことを。

大賞・イチオシ賞

○　<<空の鐘の響く惑星で ３>>　著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
　　　１巻ではごく普通の異世界ファンタジーかなと思ったが、２，３巻で戦記物としても
　　　面白くなってきた。今１番期待しているのでイチオシに。

　　<<されど罪人は竜と踊る�W　くちづけでは長く、愛には短すぎて>>　著:浅井ラボ　画:宮城
　　　重い。暗い。欝になる。これぞまさにされ竜。ある意味ライトノベルとは言い難い作品。
　　　来月発売の５巻への期待もこめて。恋人は果たして戻ってくるのだろうか？

　　<<Hyper Hybrid Organization 01-01 訪問者>>　著:高畑京一郎　画:相川有
　　　これもある意味ライトノベルとは言い難い。普通に任侠やってるし。
　　　漢達が熱い！他作品で萌えすぎた後の箸休みに最適。いやむしろ燃え尽きろ。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
　　　これだっ！これを待っていたんだ！じっくり堪能させてもらったさ。
　　　Ａ/Ｂからファンになった身として、是非一票を投じたい。

　　<<Ｄクラッカーズ７−２>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　　　完結記念の１票。出会ったきっかけは、やはりこの賞だった。
　　　この作品に出会えたことに対する感謝の意もこめて。

ベストキャラクター賞

　　【フェリオ・アルセイフ】（空の鐘の響く惑星で）
　　　こういう主人公は好きだ。
　　　とりあえずリセリナたんもウルクたんもついでにシルヴァーナたんやニナたんを幸せにしてくれ。
　　　というかアマゾンか幼馴染か選べなかったのでこいつに１票。

　　【アナピア】（されど罪人は竜と踊る）
　　　誰がなんと言おうとアナピアたんが好きだ！
　　　例えジヴが去ったのがこいつのせいだとしても、次で酷い目に遭おうとも、
　　　俺はアナピアたんを応援する！ジヴも好きだけどな。

　　【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
　　　コンビと言ったら、今回はこの２人がイチオシ。

　　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！）
　　　萌え。そのビジュアルだけでなく、性格、仕草、全てが萌え。
　　　ヘッドレス？かまうもんか。

　　【チェスワフ・メイエル】（バッカーノ！2001）
　　　電車に乗っていた時とは別人ですな。
　　　５０年以上経っているはずなのにこっちの方が子どもっぽいよ。

　　集計人さまお疲れです。

うわぁすいませんm(__)m
集計人さま、お手数ですが一番下を削ってください。

○<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３（中）>>　著：川上 稔　　イラスト：さとやす
作者本人はギャグは苦手とぬかしているが、
この人の作品はそこらのギャグ小説よかよっぽど笑える。
今回改めてそれを思い知らされた。ハゲフラッシュのような一発の破壊力は無かったが、
全体的に見て、高水準なギャグが多かった。脇役がホントいい味出してる。
ストーリー的には、繋ぎの中間部分ということで盛り上がりは少なかったが、
戦闘に性別反転（というか中の人入れ替わり）を絡ませる御約束がまた良し。
ギャグとシリアスのバランスが良く、なかなかの好感触だった。

<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル３（上）>>　著：川上 稔　　イラスト：さとやす
上巻という構成の特性上、説明等が多くなるのはご愛嬌。
ただ、都市との共通点が色々出たので信者としては狂喜乱舞するしかなく。
しかし、この巻の本当の見所は自動人形達。
川上氏はロボットとかの擬似人格書かせたら最強だよなあと、改めて信者度が上がってしまった。

<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　イラスト：竹
自分基準で純正ライトノベル。ミステリーじゃないな。
WEB版読んでいなかったので、かなり楽しめた。
家族って何？　愛って何？　登場人物全員狂ってやがる。
ただ、西尾はちゃんとキャラに一本筋通してるから、
ただの狂人に留まらず、その一歩上を行くキャラを作れるんだよなあ。
具体的にはお兄ちゃん萌え。被害者妹萌え。

<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　　イラスト：ヤスダスズヒト
これぞ成田。これでこそ成田。
キャラの掘り下げが甘い？　そんなの全然無問題。
成田作品において、キャラは萌えるものでは無くタダの駒として見ると、非常に良い感じ。
展開はお約束的な流れだったけど、それでも自分は驚いた。
後、ヒロイン首無しなのに違和感無いのが恐ろしいよなあ。

<<A君（17）の戦争７　はたすべきちかい>>　著：豪屋大介　　イラスト：北野玲衣
書くべきことをちゃんと書けているよなあ。
熱い展開で、次に期待せずにはいられない。

次点は、シャナ、悪魔、空の境界、H2Oなど。
五番目をどれにするか、かなり迷った。


続いてキャラ賞。

【四号】（終わりのクロニクル３（上））
イイ女。ロボットなのに、本ッ当にイイ女。むしろロボットだからこそだろうか。
侍女の鏡。従者の鏡。自動人形というのは、ここまでやらないといかんのだろうか。
正直、少し泣いた。

【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
兄妹モノが一世を風靡したのは記憶に新しい。つーかまだ全盛期か？
しかし、これほどまでに素晴らしいお兄ちゃんがいただろうか？
殺人鬼で、変態で、その上超大バサミ使い。
でもお兄ちゃんは、とっても家族思いだったのです……。

【八号】（終わりのクロニクル３（上））
こちらは純粋に萌え要員な自動人形。
絶対佐山フラグ立ってそうなのに、以後出てこない典型的脇役。畜生。
全裸に剥いてお人形さんごっこだ！！

【飛場・竜司】（終わりのクロニクル３（上））
下っ端系犬少年は良いね。前座、序の口、イーとか叫ぶ戦闘員。
普通のライトノベルなら主役になれそうなキャラなのに、何と不幸な運命だろうか……。

とりあえずこの四人で。妙に偏っているのは仕様です。

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
この馬鹿どもが！
<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
子爵最高！
<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
まさか70年後からとは。

大賞・イチオシ賞

<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊１―from the aspect of MIZU>>　著：秋田禎信　 イラスト：椎名優
滑り出しの時点ではどうなんだこのシリーズ、と思っていたけれど、クライマックスに近づくにつれて
加速度的に面白さが増していく。読み続けていて良かった。
つくづくこの作家はキャラクターの成長や変化を描くのが上手いと思う。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　　　イラスト：かわく
富士見ファンタジアでは久々な王道的異世界ファンタジー。
文章その他の面ではまだまだ未熟さも感じるが、全体の雰囲気とキャラクターの魅力にやられた。
第二夜とどちらに投票するか迷ったのだが、新人賞ということでこちらに。

○<<復活の地�T>> 著：小川一水 イラスト：前嶋重機
相変わらずしっかりした作品を書く人だと思う。緊迫した状況のなかで各キャラクターの思惑や生き様が光る。
この調子で最後まできっちりと書き切ってくれれば言うことはないのだが。

<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　　 イラスト：さっち
エロい。だがエロだけではなく、思春期的な葛藤とかそういった何とももやもやしたものまで漂ってくる、
ある意味しっかりした青春ラブコメ。イラストも良く合っている。ちっともミステリーじゃないのがレーベル的には難か。

<<バトル・オブ・CA４　そして、明日も船出>>　 著：佐々原史緒 　　イラスト：木村明広
あまり注目されないレーベルでも、地味に良作は出てくるものである。
これも「目立たないが良作」のうちに入ると思う。SFっぽさを期待すると外れるかもしれないが、
サービス業の苦労を描いた小説としてはなかなかの出来。

次点：蹴りたい田中、終わりのクロニクル、再刊クレギオン、ブラックランドファンタジア等。

大賞・イチオシ賞

○<<復活の地 I>> 著：小川一水 イラスト：前嶋重機
過去の小川作品と比べてもトップクラスの面白さ。
災害復興の群像劇がこれほど燃えるもんだとは。
今続きが一番楽しみな作品。

<<鏡のお城のミミ　姫将軍と黄金（きん）の王子>> 著：倉世春 イラスト：水谷悠珠
基本的には普通の少女と元王子の恋愛物語。
お約束を踏襲しつつ仲を進展させてくと思っていたら、ここにきていい方向に裏切ってくれた。
ほんのりダークなところや揺れる想いのすれ違いが個人的にツボ。

<<真・運命のタロット８　《吊るされた男》、そして……（下）>> 著：皆川ゆか イラスト：乱魔猫吉
長い年月の熟成を経て、少女小説の極北に行きついた物語。
理系人間として虚数や時間の話を楽しみつつ、張り巡らされた伏線も味わえて一冊で二度おいしい。

<<流血女神伝　女神の花嫁（後編)>> 著：須賀しのぶ イラスト：船戸明里
カリエ編も大好きだけど、前編中編の溜めを爆発させたこちらに一票。
もうラクリゼかっこよすぎですよ。
思わず本編を最初から読み返したくなる、非常に質の高い外伝。

<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著：枯野瑛 イラスト：よしづきくみち
原作は知らず。始終やわらかい雰囲気に包まれた話。
読後に残る清涼感が印象的。

次点にブルー・ハイドレード、Dクラ7-2、空鐘3といったところ。
今季はたくさん読んだ分良作にたくさん巡りあえて幸せだった。

ベストキャラクター賞

【ヴァーミリオン・ＣＤ・ヘイズ】（ウィザーズ・ブレインIV　世界樹の街〈下〉）
指パッチンで最強クラスの二人をあしらう姿に燃え。

【ゼクロス】（ディアスポラ５）
小悪党っぽいけど実は苦労人。周りに振り回される姿が泣けるし笑える。

【リセリナ】（空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３）
３巻ラストでようやく復活。幼馴染に負けるな！

【エリック】（鏡のお城のミミ　姫将軍と黄金（きん）の王子）
一途な王子様。でもなかなか報われない。頑張れ。超頑張れ。

【アンブローシア】（銃姫１〜Gun Princess,the Majesty〜）
典型的素直になれない少女。でもこういうキャラには弱い。かっこいいよー。

大賞・イチオシ賞
○<<GOSICK II ―ゴシック ・その罪は名もなき―>>　著：桜庭一樹 画：武田日向
　　　なぜこれがイチオシかというと、あざのにまで去られた富士ミスを背負って立ってほしいからだ。頑張れ桜庭。
<<復活の地�T>>　著:小川一水　画:前嶋重機
　　　頼みますよ小川さん。今度こそ最後をキッチリ決めてくれ！いつも途中までは文句なしなんだからさ！
<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
　　　やはり高橋は凄腕のヒットマンだ。この複雑な話を一巻でがっしり収めて、そのくせ次に続けてる。
<<悪魔のミカタ12　It/ストラグル>>　著:うえお久光　画:藤田香
　　　個人的には、この二人が電撃のベクトル対極な感じ。うえおの進化は止まらず。つか進化の秘宝使ってる。
<<吉永さん家のガーゴイル>>　著：田口仙年堂　画：日向悠二
　　　ほのぼの系ではこれがイチオシ。清く正しく泣けるライトノベル。是非読んでほしい一作。

キャラ賞
【峰島由宇＆坂上闘真】（９Ｓ〈ナインエス〉）
　　　乙女のエプロンは一撃必殺。あれは反則っつかずるいｗ
【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　　腕っ節と涙以外でここまで魅せてくれるキャラは知らん。
【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
　　　コンビ投票でコレに入れず死ねるか。撃ちまくれ男ども。
【木下水彩】（悪魔のミカタ）
　　　うえお作品のキモ、とても弱いのに頑張るから強い人。
【衣装役さん】（七姫物語）
　　　なんつーか、ファン。惚れた。結婚してください。

仕事で結果は数日後見ることになるので今の内に入れとく。

大賞・イチオシ賞

○　<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛　画:よしづきくみち
　　　完結した富士見ミステリーの作品ではDクラに並ぶ良作だと思う。
　　　全編に漂うほんわかとした雰囲気が最大の売り。
　　　高校３年生のユメの少し大人になった姿が読んでいて清清しい、同年代の人に読んで欲しい作品。
　　
　　<<半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon>>　著:橋本紡　画:山本ケイジ
　　　最近各媒体で妙に流行っている難病物。その中では一番好みの作品。
　　　最初はエロ本で笑わせてもらい、最後に銀河鉄道の夜で泣かせてもらった。
　　　この人は少年少女を書くのがほんとうまいと思う。感情移入しちゃうので読んでて切なくなるんだよなぁ･･･。

　　<<スカイワード>>　著:マサト真希　画:橘由宇
　　　良い意味で新人の作品。作品全体の勢いがほかの電撃新人とは違った。まぁ、粗を探すと結構あるんだけど･･･。
　　　ただ、それすら勢いに変えたこの作品が３次選考から出版されたのも納得できる。
　　　あとがきで作者本人が書いていたように、「物語が降りてきた」という感じがよく出ている。

　　<<復活の地 I>>　著:小川一水　画:前嶋重機
　　　まさしく小川一水の作品。今回も現場の人間のプライドみたいなものが紙面からほどばしってます。
　　　毎回どこから題材持ってくるか楽しみなんですが、今回は帝都を襲った未曾有の大地震からの復興の話です。
　　　今回も今のところ非常に面白いので、今後いつもの悪い癖が出ないことを願います･･･。
　　
　　<<フルメタル・パニック！―サイドアーム―　音程は哀しく、射程は遠く>>　著:賀東招二　画:四季童子
　　　なんつーか、今回はほんと良かった。特にマオねーさんのAS講座にやられました。
　　　そのほかの話自体はありがちなんですが、やはりキャラの立ち方が今のラノベでは抜きに出てます。
　　　あとは長編の刊行ペースがもうちょっと速ければ･･･。

　　今回は佳作が多かった印象。時点はブルーハイドレード、七姫、空の境界（下）、ストレイトジャケットといったところ。
　　Dクラは前回入れたんで今回はあえてはずしました。

ベストキャラクター賞

　　【物部景＆姫木梓】（Dクラッカーズ）
　　　完結記念で一票。キスの時の二人の会話がたまりません。ハッピーエンド万歳。
　　
　　【海野千絵】（Dクラッカーズ）
　　　水原兄とのやり取りでの、彼女のまっすぐさに一票。
　　
　　【ウルク・ディグレー】（空の鐘が響く惑星で）
　　　この人もまっすぐです。まっすぐ過ぎて怖いです…。
　　　リセリナと絶対一悶着起こすんだろうなぁ。

　　キャラ賞はこんなもんで。
　　キャラにはあんま注目しない俺でもウルクのインパクトはすげぇ。

大賞・イチオシ賞

<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊１―from the aspect of MIZU>>　著：秋田禎信　イラスト：椎名優
今まで抑えられていたものが解放されたかのようなミズーの活躍が良い。最終刊へ向けての期待とともに投票。

○<<エンジェル・ハウリング８　帝都崩壊２―from the aspect of FURIU>>　著:秋田禎信　イラスト:椎名優
ミズー編とは一変、非常に地味に感じる。しかしその分じっくりと秋田節を堪能できる。こちらも最終刊へ向けての期待もあり投票。
決められた悲劇に対してのフリウの慟哭、そして帝都の崩壊。この先どうなるか非常に気になります。

<<ジェスターズ・ギャラクシー４　愚神のために恋歌を>>　著：新城カズマ　イラスト：おもて空良
巨大な銀河帝国の終焉を駆け抜けた愚連隊どもの物語。
戦争は個人の意思を無視し悲劇を撒き散らす。何より弱者を蹂躙する。革命は誰のための革命なのか。
月並みな感想だけれど、キャラの明るい描写が多いだけにやけに戦争の無常を感じた。

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　イラスト：エナミカツミ
勢いの成田の異色作。今期はデュラララ、ヴぁんぷとあったが、あえて2001を。
閉鎖された村、その近辺になぜか建っている謎の城、これら舞台装置もさることながら
笑顔中毒者のキャラクターが良かった。ミスターハッピーエンドの称号は作者にこそ贈りたい。

《Dクラッカーズ7-2 王国―a boy & a girl―》著：あざの耕平　イラスト：村崎久都
今までのバカ騒ぎを集束させ、きっちりと決着をつけたシリーズ最終巻。
タイトル通り二人の出会いに始まり、出会いに終わる今巻(シリーズ通しても当てはまるが)。
「未熟さ」の象徴とも言える王国=女王を完全に切り捨てなかった点は素直に評価。
大甘のL・O・V・E有り、バトル有り、弁舌有りとそれらを全てのキャラが見事に演じきってくれた。
個人的には水原兄弟のくだりは今巻最も良かった。水原もここにきて一気に株が上がった。
巻頭の挿絵がネタバレなのと、ラストの水原の台詞はご愛嬌ってことで。
余談だが、最初ミステリー分を含み(但し微妙)で後にLOVE分全開なあたりミステリー文庫の変遷を見事に辿ってるなあ……。

《七姫物語　第二章　世界のかたち》著：高野和　イラスト：尾谷おさむ
相変わらずカラスミを軸に敵も味方も含め様々な人達との「触れ合い」が温かく、心地よい。
その触れ合いがキャラに人間味を持たせ、魅力的なものにしている。
前の巻同様淡い色使いのイラストも作品とマッチしている。
色んな意味でスローペースなのは不安要素と言えるか。
ゆったりと流れる季節、というのも雰囲気が出て良いのだが。

○《平井骸惚此中ニ有リ》　著：田代裕彦　イラスト：睦月ムンク
久々にツボに嵌った今回のイチオシ。
地の文が特徴強く、一度噛み合えばとにかくテンポが良く読みやすい。
と言うより読んでいて楽しい。地の文すらそう思えた作品は久々。
主人公のお調子者っぷりがまたスゴイ。妙に軽い。先生にはお追従。
極めつけは事件を解決しない。というかできないときている。
時折呆れられもするが、それでも女性人には皆好評で、
主人公補正が最大限にかかったようなキャラ。これでいいのか？
キバヤシじゃなくてナワヤが主役なMMRみたいな物か。いや違うか。
ミステリについては不満な所が諸所に見られるが、
そういった点なども含めて期待の新人と言える(事実続刊は成長の跡が見られる。評価外ではあるが)。
大中小の女性も揃ってよりどりみどり……って、まあそこも評価外だけれど。
あとはコロッケ(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

《フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に１　ゆき、ふりつむ》著：今田隆文　イラスト：水上カオリ
終末を迎える世界の中心持つ人形が生きていく、ある意味「救えない」話であり滑稽な話であり、
(成田何某が言ったのとは違った意味で)ホラーだと思った。
主人公の心が成長していく様を中心としているため他キャラを書き切れていない点、
主人公の拙さとリンクしているためなのか、表現が固い＆曖昧な為伝わりにくく、テンポが悪く感じられる点は今後の課題か。
(Astralと比較するのはどうかと思うが)Astral同様読後の暖かさとも言える感覚は顕在。
ともかく続刊が楽しみなので、今回はシリーズへの期待票。
タイトルの長さ故背表紙がちょいと変なことになってるが気にしてはいけない。

《物体えっくすでいこう！》　著：伊豆平成　イラスト：松本規之
やっぱり俺はライトノベルが好きなんだなあと再確認させられた作品。
至る所にネタを盛り込んだ正義の悪の秘密結社シリーズ「〜でいこう」最終巻。
御都合主義と笑わば笑えの強引な展開でも構わない。
理屈じゃない。この作品はバカなまでの愛で形成されている！
スニーカー文庫なのに何故か投票した作品中最高値になってしまった……。

次いで●２００４年上半期ベストキャラクター賞

【ギーズエンのベレズ】(ジェスタ―ズ・ギャラクシー4 愚神のために恋歌を)
今回の巻は彼が笑ったり怒ったり悩んだり恋に生きたりと特に大忙しです。
新城カズマ発の莫迦キャラは健在也、と。

【コイツ】(平井骸惚此中ニ有リ　其貳)
二巻の頭とトリに登場する河上嬢(仮)の幼なじみ。名前は未だ無い。傍点ならあるが。
二巻をお決まりの文句で締めてくれる憎いあんちくしょう。
それが投票するに至った理由……の半分。
一つ変り種を送り込んでやろうというのが半分……の半分。
残りは河上君に対する嫌がらせ。最初は彼を投票するつもりだったが、
やっぱり貴様には票はやらん、という事で。

【チェスワフ・メイエル】(バッカーノ！2001　The Children Of Bottle)
燃え燃え。物理的に。それはともかく改めて考えると、
約200年も苦しみ続けてようやく救いの手(ただし拷問付き)が差し伸べられるも、
その手を握り返す事なくその手の温もりに70年ほど悩み続けるという
バッカーノの暗黒面を一身に背負う不幸な少年(?)でしたが
(挙句メルマガにまでネタバレまでされるし)、
今回ようやく前に進むことができそうで何よりです。
300年振りに「家族」へと本当に笑いかけることができるであろうチェスのこれからの日々に幸い多からんことを。

【月読京】AHEADシリーズ　(終わりのクロニクル(3) <上>)
ただひたすらに就活中の自分と重ね合わせてしまいました。
押忍、変な意味ではありません。横乳サイコー。いや嘘です。
川上キャラには珍しい方向性の力強さと、
川上キャラらしい力強さを兼ね備えたヤンキー姫様。

【水原勇司】(Dクラッカーズ7-2 王国―a boy & a girl―)
信司(ベルゼブブに非ず)との対話のおかげで一気に株が上がった。7-2で１番好きだ。
初読ではあまり気に留めなかったのだが、読み返す度に水原の台詞の深みが増してくる。
たった二言三言の会話なのに、そこにどれだけの思いが込められているのか。
その思いはあまりにも複雑。それでいて純真だ。
もしかしたらDクラッカーズという作品において最も成長したのは彼なのかもしれない。
夜の世界に足を踏み入れながらも変わることなく成長し、兄に向かって「美人の味方」と言ってのける。
その瞬間、間違いなく彼は一歩離れた存在であり、見上げるしかなかった兄貴と初めて対等に笑い合えるようになったのだから。
このシーンはDクラッカーズ屈指の名場面であると断言する。

次点作品が10冊ほどあったが結構粒揃いで悩みました。特に蛇奇と空ノ鐘あたりで。
まあそれはともかく残す所もあと僅かですが投票する人も落ち着いて余裕を持って投票しましょう。
それでは集計人様方よろしくお願いしますね。集計の方頑張ってください。

大賞・イチオシ賞

◯<<ROOM No.1301#2>>著：新井輝　イラスト：さっち
やべ、これ読めばギャルゲーとか不要なんじゃ無いのか、と

<< カオス レギオンO３　夢幻彷徨篇 >>　著：冲方丁　イラスト：結賀さとる 　
毎回オモシロさがパワーアップしてる。厚さも毎回パワーアップしてる
面白すぎジャー。どんどん分厚くしてくれー

<<スカイワード>>　著：マサト真希 画：橘由宇
最後の盛り上がりが秀逸だったぜ･･･こういうの弱いな

<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
超名作シリーズでした。これで終わってしまうのかと思っていたけど、今後の展開に期待します

ホントはもっと挙げたいけど、今期はあまりよめなかったので自重します

大賞・イチオシ賞

○<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛　画:よしづきくみち
あえて和み系癒し系の傑作をイチオシする。最終巻だし。
このタイトルの意味を知らされたときの感動たるや。
じんわりと胸が温かくなる。この三冊だけでいいから読むべし。

<<三月、七日。>>　著:森橋ビンゴ　画:世良シンヤ
ガキの話。ガキがガキらしく描かれている。
心理描写は上半期でも屈指の腕前。
ところで次が書けるのかどうか。作者の人が結構、というか非常に心配だ。

<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
極限状態というものはどんなものか、よく分かる。
上とは別の意味の心理描写が冴える。
ラストの方は圧巻。ちょっとキャラ違ったりする所もあるが、まあご愛嬌。

<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
男と大人と少年と少女の話。笑いと涙の娯楽もの。
大人は伊達に大人やってるんじゃない。
無意味な恨みも反発もなく、己を生きて死ぬことを書ける人はすごい。

<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上　延　画:GASHIN
当初のイメージからは信じられないほどに盛り上がっての完結編。
登場人物が痛い目を見まくった後に迎える結末ときたら。
もう一度短編形式で後日談が見たい。

富士ミス、ファミ通、靴、電撃、電撃と結構バラバラになった。

ベストキャラクター賞

【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
キャラのイチオシ。主演男優賞。生きてて楽しそうな大人ってステキだ。

【カラスミ】（七姫物語）
主演女優賞。この子がいることで気持ちが救われる。

【アリソン＆ヴィル】（アリソン�V）
ベストカップル賞。けっこうバカップルなところが微笑ましい。

【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
ベストコンビ賞。目のない暴力の台風。ヴラーヴィ。

【エリアル】（ARIEL）
主演メカ賞（オ　完結記念だが、キッチリ役目を果たしたことも。

重い心理描写とかの連中には入れにくいので、キャラは電撃ばかりになった。

大賞・イチオシ賞

○<<魔法半将軍―十四歳の魔王>> 著：鷲田旌刀 イラスト：橘茶茶
漏れ的には鷲田先生の一年七ヶ月ぶりの新作というだけで、イチオシの資格十分。早く次を書け。

<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 前編>> 著：新井素子 イラスト：四位広猫／山崎博海
<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 後編>> 著：新井素子 イラスト：四位広猫／山崎博海
新井先生に至っては九年ぶり。シリーズ前々作からは十八年ぶり。いいかげんにせえ。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>> 著：うえお久光　画：藤田香
なぜか読んでしまうシリーズ。なんだかんだ愉しい。
思えばうえお先生と鷲田先生のデビューは同じ頃じゃなかったか。
この刊行ペースの差は…。執筆速度も作家には大切だと思う。

ベストキャラクター賞

【山崎ひろふみ】（ブラック・キャット�W　チェックメイト）
壊し屋の刑事さん。新井先生らしいほのぼのキャラ炸裂でよしよし。

【細川政元＆司箭院興仙】（魔法半将軍）
細川政元単品にしようと思ったけど、上の方にコンビ投票があったから思わず賛同。
腐女子好みのやおいコンビ。あっちの方はやらない。あくまで精神的な関係です。

悪魔のミカタは今回、お気に入りがいないなあ…

大賞・イチオシ賞

○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
活字で板野サーカスを表現するという無茶さは健在。
ハイスピードな空間戦闘と、その裏で静かに火花を散らす心理的攻防
待った甲斐があった。

<<9S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト 電撃
読んでいて非常に気持ちのよい作品。
主人公とヒロインのやりとりに思わず頬が緩んでしまう。
次巻では試練を乗り越えて再び笑い合えるか？期待を込めて一票

<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
前巻冒頭からの鬱雰囲気を見事に覆してくれた。おめでとうアリソン。よくやったヴィル。

<<零崎双識の人間試験>>　著：西尾維新　イラスト：竹
なんともわけのわからない殺人鬼「零崎」の心理を丁寧に説明してくれたことに敬礼。
結局理解できるわけもないのだが、なんとなくわかった気になるのが凄い。

<<ARIEL［20］>>　著:笹本祐一 画:鈴木雅久
ついに完結である。緑背表紙から読んでいた世代として、非常に感慨深い。お疲れ様。

大賞・イチオシ賞

○　<<ヴぁんぷ！>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
　　小悪党な市長とお茶目な紳士たる子爵がイイ感じ。
　　成田作品で今一番続き切望な話だ。
　　なんでこの作者はこーヘンな話（一応誉めてます）ばっかり…。
　　そしてフェレット萌え。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　一つ一つの謎が最終的にきっちりはまる快感。
　　ブラボー。
　　特に某創始者が劇的に変化（？）する場面が最高だった。
　　あと、やっぱりセルティに萌えた…。

　　<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 前編>>　著：新井素子 画：四位広猫／山崎博海
　　<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 前編>>　著：新井素子 画：四位広猫／山崎博海
　　ぃやっほう。ようやく出たよ、ブラックキャット。
　　いつまで待たせやがるんだ、こんちくしょう。
　　だが、待った甲斐はあった。
　　……だが、三十路で野郎な自分にコバルト文庫の棚は果てしなく遠かった。
　　そして書店のお姉さん。コバルトの棚に向かった私に「すみませんマリみては全巻売り切れで…」とか
　　言わんでくだされ。

　　<<平井骸惚此中ニ有リ>>　著:田代裕彦　画:睦月ムンク
　　これからの期待賞ということで。
　　あの独特な地の文と雰囲気が大変気に入った。
　　個人的に最近の富士ミスはかなり自分好みの作品が出てきたように思う。
　　これはあれか、私はＬ　Ｏ　Ｖ　Ｅに飢えているということなのか？

ベストキャラクター賞
【フェレット】（ヴぁんぷ！）
誰がどう言おうがマイフェイバリット。
気の強い娘は好みだ。

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ!!）
くそう。
反則だろう、このヒロインは！
性格からなにから可愛すぎるぞ、こんちくしょう。

【撥子】（平井骸惚此中ニ有リ）
こんな娘が欲しかった。
こう、頭をなでなでしたい感じだ。

【シルヴィ】（バッカーノ！2001　The Children Of Bottle）
本当になんで眼鏡の頃のままで…。
それはともかくとしてあのチェスとの関係が微笑ましかったので。

【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
いやあ、コンビ投票も可だったら入れないわけにはいくまい。
ブラボーだ。


それから。
上の大賞のやつ、うっかりブラックキャットを両方前編にしてしまったので（アホ）
下のほうを後編にしてください。

お手数かけてすんません、大賞集計人どの。

【峰島由宇＆坂上闘真】（９Ｓ＜ナインエス＞）
今一番可愛いカップル。頑張れ闘真。負けるな闘真。

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ!!）
顔のないヒロインがこんなにも可憐だとは。正に新境地。目が覚めました。

【アリソン＆ヴィル】（アリソン�V）
諸君。また一組の幼馴染の愛が成就した。ただそれだけで、投票に値するとは思わないかね？

【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
「人なんか、殺さないでくれ」この言葉に心打たれた。

【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
なんともまぁ次から次へとヘンなキャラを思いつくものだが、その極めつけ。それでいて暖かい。まいった。

○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　イラスト・メカデザイン：凪良(nagi)
野郎どもが渋くてカッコよすぎます。
撃って打って射ちまくる。かなり爽快。
と、思ったらホロリとくるのも流石８７６たん。ブラボー。

　<<灼眼のシャナ�Y>>　著:高橋弥七郎　画:いとうのいぢ
散々、幸せそうなところを書いておきながら、最後は一気に突き落とす。
この構成には脱帽。流石です。

　<<撲殺天使ドクロちゃん３>>　著:おかゆまさき　画:とりしも
お茶吹きまくりました。テンション高すぎ。
おかゆのギャグはヤバイ。電波飛ばしすぎ。

　<<学校を出よう！４　Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青
巻数を重ねるごとに確実に面白くなってきている。
谷川の文章はなんか好きです。

　<<涼宮ハルヒの退屈>>　著:谷川流　イラスト:いとうのいぢ
谷川作品としてこっちにも一票。

間が空きましたが、キャラクター賞のほうを。

　　【甲斐氷太】（Ｄクラッカーズ）
美味しい場面での登場、ＤＤを率いての活躍、
そして甲斐らしいエンディング。カッコいいよ大将・・・

　　【フレイ・アルフォイ】（楽園の魔女たち）
必死にアピールするも、朴念仁ファリスは未だ気持ちに気づかず。
それでも大人の態度を崩さないのは立派。頑張れ少佐。

　　【佐山・御言】（終わりのクロニクル）
こういうぶっ飛んだキャラは好きだ。
屁理屈魔王。佐山時空の使い手。一体こいつはどこまで行くのか。

　　【セイオ・ランカベリー】（復活の地）
公僕とはかくあるべき、を貫く青年。
その心の強さと、現場能力の高さに尊敬の念すら覚える。

　　【宮内志郎】（Hyper Hybrid Organization）
ベタですが、Shall we dance? で主人公の出番を食ってしまった。
「粋」という言葉がぴったりなヤクザ。

・・・全員男になっちまった。

大賞・イチオシ賞
○<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　 著：葉山透　イラスト：山本ヤマト
これぞライトノベルラしい、ライトノベルラでしょう。
アクション、キャラクター、テンポのいい展開が重なり頭を楽にして楽しめます。

<<トリニティ・ブラッド（11）　Rage Against the Moons V　バード・ケージ>>著：吉田直 イラスト：THORES柴本
追悼の意をこめて。これから続きを二度と読めないのかと思うと大変残念です。
アニメ化も控えててこれからだったのに、３４歳は若すぎます。

<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>著：高瀬彼方 イラスト：山田秀樹
極限状態に放り込まれながらも、たくましく生きるところが素晴らしいです。
しかし、ラストの展開は高瀬彼方らしいダークさが垣間見えます。w

<<よくわかる現代魔法（２）　ガーベージコレクター>> 著：桜坂洋 イラスト：宮下未紀
一巻は現代魔法とキャラの説明に内容を食われていたが、二巻からはテンポが良く
するする読めました。主役交代も吉と出たみたい。

<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>> 著：須賀しのぶ イラスト：船戸明里
いよいよカリエ編が再開、シリアスなラクリゼ編とは打って変わって明るい雰囲気。
カリエの出産シーンでの会話は大変笑えました。

○<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
やっぱりセルティ最高。
<<ヴぁんぷ!>> 著:成田良悟 画:エナミカツミ
吸血鬼物でも成田が書くとこんなイカした話になるんだなあ。
<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著:成田良悟　画:エナミカツミ
笑顔中毒者だねやっぱ。ハッピーエンド一番。

○<<零崎双識の人間試験>>　著: 西尾維新　画: 竹
　　“さあ、零崎を始めよう”
　　変態お兄ちゃんがめちゃめちゃカコイイです。
　　文章も西尾節が効いていて読んでいて面白い。

　<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
　　ライトノベルで、しかも電撃で任侠小説。
　　大人で非情で粋で伊達でそして熱い。漢です。

　<<ヴぁんぷ！>>　著: 成田良悟　画: エナミカツミ
　　吸血鬼ものではあるが、一般的なイメージの吸血鬼にとどまらず、
　　個々によって様々な能力や弱点を持つ種族として描かれているのが面白かった。
　　成田といえば馬鹿、痛快、スピード感、そしてハッピーエンドだが、
　　それでもラストはどう終わるかかなりハラハラしながら読んだ。

　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画: ヤスダスズヒト
　　どこか壊れた人々の、どこか歪んだラブストーリー。
　　そしてそのラブストーリーにこんなヒロインが出てくるとは思わなかった。
　　虚構と現実、非日常と日常、主観と客観等、対比の構造が面白かった。

　<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
　　これで終わってしまうのも寂しい気がします。
　　ハッピーエンドの後のあとがきにはやられました。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン(子爵)】（ヴぁんぷ！）
　　この人については子爵だから貴族というのではなく、生き様が貴族なのだと思います。

　　【岸谷新羅】（デュラララ！！）
　　普段は飄々としてても、ここぞというときはカコイイ。
　　歪んだ愛ではあっても、セルティを愛する彼は素敵です。

　　【アリソン＆ヴィル】（アリソン�V）
　　幼馴染ならではのやりとりが面白い。あんたらの間には誰も入れないよ。

　　【零崎双識】（零崎双識の人間試験）
　　変態だけどカコイイ。殺人鬼だけど家族思い。そんなお兄ちゃん最高です。

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ベストキャラクター賞

【峰島由宇】（９Ｓシリーズ）
強くて、可愛くて、わがままと三拍子そろったツンデレです。

【近藤武巳】（Missing）
最悪の中からの最善の選択、その勇気に脱帽です。

【生駒敬吾】（ディバイデッド・フロント）
冷静さと優しさを兼ね備えた隊長。自分の上司に欲しい。w

【姉原美鎖】（よくわかる現代魔法）
眼鏡でほんわか年上お姉さん、イイ！そのうち調味魔道でも使い始めそうだ。w

【ラクリゼ】（流血女神伝）
女神に抗うその姿がかっこいいです。この先は茨の道ですが頑張ってください。

大賞・イチオシ賞

○<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画: 凪良
我々は2年待ったのだ！
あくまでスピーディーでありながら複雑な展開、裏に潜む陰謀、夢見る人でなしの少女。
前向きどころか、前のめりに倒れても爪を大地に突き立てて進むような少年と、男と、父親。
酒を飲み、重拳銃を抜き、別れを告げ、星空に乾杯する、渋く切ない男たちの物語は、綺麗だ。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著:高橋弥七郎　画:いとうのいぢ
入れる理由はもちろんファンだからだが、それだけでは入れない。
ほのぼのとした日常の展開で、突然恐ろしい言葉がぽつんと現れる恐さがなんとも。
この人は日常編でもこういうことをさらりとするから油断できない。

<<9S＜ナインエス＞�V>>著:葉山透　画:山本ヤマト 電撃
最初は全く眼中になかったシリーズだったのだが、ｈｐでのあの短編を読んでしまった。
どうもシャナといい、アクション＆ツンデレヒロインには弱いようだと自分の性癖を確認。
本筋のストーリーも、まだまだ盛り上がりそう。電撃での期待株。

続き。

<<平井骸惚此中ニ有リ>>　著:田代裕彦　画:睦月ムンク
富士ミス新人で、ゴシックとの二択だったが、変さでこっちに軍配が上がった。
人を選ぶ癖のある文体かもしれないが、内容自体は非常にテンポ良く進む。
ミステリとしての展開よりも、とりあえずは小説の手腕自体を評価。

<<バトル・オブ・CA４　そして、明日も船出>>　 著：佐々原史緒 　　イラスト：木村明広
レーベルで存してると思っていた良作も、今回でとりあえずの幕。
少々後半が急ぎ過ぎのようなどたばたぶりだったが、及第点は十分超えている。
専門職が主人公というのは意外に珍しいので、この路線を新作でも期待。

キャラ賞

【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
人生のジョーカー。出会えば切り札か死神かにしかならない。
【アンディ＆ボギー】（アプラクサスの夢）
今を生きる男と夢見て足掻く少年。でもやってることは同じｗ
【峰島由宇＆坂上闘真】（９Ｓ＜ナインエス＞）
今期の最萌えカップル。どっちがリードしてんだか分からん。
【物部景＆姫木梓】（Ｄクラッカーズ）
あのシーンでもう撃沈。これからの彼らは幸せでありますように。
【セルティ＆新羅】（デュラララ!!）
なーんで誰もこの成田界最萌えラブラブカップルに入れんのだ？

ちょと感想で押したのでキャラ賞を圧縮。
今期は「こんなのでも入れないと」というシリーズが全くなかったので
個人的には非常にコストパフォーマンスの高い、満足いく半期だった。

投票は本日まで？間に合うか！
大賞・イチオシ賞

○　<<とある魔術の禁書目録（インデックス）>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
　　<<とある魔術の禁書目録＜インデックス＞(2)>>　著:鎌池和馬　画:灰村キヨタカ
パクリだ何だと言われているが兎も角面白い
勢いと熱さでこのまま突っ走って欲しい処。
　　個人的に3巻での小萌先生復帰を希望。

　　<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　イラスト：かわく
　　2巻も同じくらい好きだが、新人賞と言う意味でこちらに1票。
　　ほのぼの2人のやり取りに負けました。

　　<<銀盤カレイドスコープ vol.3　ペア・プログラム：So shy too-too princess>>著：海原零 イラスト：鈴平ひろ
　　前作できれいに完結していたのでどのような話になるか心配してましたが杞憂でした。

　　<<ムシウタ 03.夢はばたく翼>>　著:岩井恭平　画:るろお（頑童）
本当なら次点かな？でも誰も挙げてないから贔屓して1票…って前回も同じ事を書いた様な。
　　　でも贔屓のシリーズなので1票。

キャラ賞は間に合わん！

【超簡単ルール】
●大賞（５票）…感想必須。 残り約２４時間。
●キャラ賞（５票）…コメント必須。団体・コンビ可。形式は【キャラ名】（作品名）で。
●イチオシ賞（１票）…大賞５票の中のイチオシにひとつ○をつける。
●中賞・・・別スレにて。
各賞によって開催期間が異なります。

詳しくは>>20-27へ。

余裕をもって投票しようw

○<<ヴぁんぷ！>>　著：成田良悟　画：エナミカツミ　（電撃文庫）
　作品の魅力はキャラクターの魅力だと俺は思ってる。
　成田作品は多数の魅力あるキャラクターが自由に動くとこが読んでて非常に面白い。

　<<デュラララ！！>>　著：成田良悟　画：ヤスダスズヒト　（電撃文庫）
　上期で５冊選べと言われれば、こっちも入れざるをえない。
　2chを見なければリアルホームページの存在なんて絶対分からんかったよ。

　<<アリソン�V 上 ルトニを車窓から>>　著：時雨沢恵一　画：黒星紅白 （電撃文庫）
　上巻の冒頭部分の雰囲気がなんか好きなのでこっちに投票しときます。
　次は子供の世代に期待ですね。

　<<ハーモナイザー・エリオン ４ 大志を抱いた魔法使い>>　著：吉村夜　画：ことぶきつかさ　（富士見ファンタジア文庫）
　完結記念投票！低迷している富士見ファンタジアで久々の俺的大ヒット。
　１〜４巻までの展開が早かったのが残念。そう少しゆっくりと成長していく様子を見ていたかった。

　<<タクティカル・ジャッジメント ４ ろくでなしのリアクション！>>　著：師走トオル　画：緋呂河とも　（富士見ミステリー文庫）
　このシリーズに手を出したのが今期だった。法廷メインで展開も早くテンポ良く読める。
　ただ、画が作品に合っていないように感じる。

　次点は<<七姫物語>>

大賞・イチオシ賞

○<<Dクラッカーズ7-2 王国 -a boy & a girl->> 著:あざの耕平 画:村崎久都

大団円。彼らが戦い、悩み、苦しむ理由が、世界のためでも正義のためでも
理想のためでもなく、結局のところひたすら自分のためである点に共感。
個人的には、主人公の梓と景よりも、甲斐と茜の顛末が良かった。

<<空の境界(下)>> 著:奈須きのこ 画:武内崇

重厚長大としか言いようがなく設定を書きたいのか物語を書きたいのか
読んでいてたまに分からなったが、その酩酊感もじきに快感になって
くる。広げた大風呂敷をともかくまとめあげたのは素晴らしい。

<<よくわかる現代魔法 ガーベージコレクター>> 著:桜坂洋 画:宮下未紀

渋谷という限定された街での1日の事件を、複数のキャラクタが錯綜する
視点からまとめあげた。文章の緩急の具合も見事で、クライマックスまでの
緊張の高まりとその後のオチにこたえられないものがある。まだ第2作、
著者の今後の成長が楽しみ。

<<デュラララ!!>> 著:成田良悟 画:ヤスダスズヒト

やっぱりアイザックとミリアでしょ! と思っていたのだが、ここまで色々
変なキャラが出てくるなら、これもまた良し。顔なんて飾りです、えらい
人にはそれがわからんのです。

<<ROOM No.1301 #2 同居人は×××ホリック?>> 著:新井輝 画:さっち

登場人物紹介欄にHした/しないが書いてあるのにはニヤリとさせられる。
同時攻略ハーレムエンドを目指してがんばって欲しい。
このシリーズで何かがふっきれたような印象を受ける。本当はこういうのが
書きたかったんじゃない? 富士ミスのLOVE路線に一番マッチしている。

【姉原美鎖】(よくわかる現代魔法ガーベージコレクター)
現代魔法で若さを保っているきれいなお姉さん。戸籍上の年齢の差
なんて関係ナイ! むしろ望むところ。

【皆見茜】(Dクラッカーズ7-2 王国 -a boy & a girl-)
四角眼鏡に三つ編お下げ、その容貌から想像される性格とは全然違う
気の強い姐さんだが、偽メガネではない。

【黒桐鮮花】(空の境界)
世の道徳にとらわれない大人びた女の子であるにもかかわらず、
やり口がかなり初心な感じがして、そのギャップがいい。

大賞・イチオシ賞

○　<<Dクラッカーズ７−２　王国−a boy & a girl−>>　著:あざの耕平　画:村崎久都
完結記念で文句なくイチオシ。最高にイカれててイカした物語をありがとう。
全ての登場人物に心から祝福を送りたい。もちろん作者にも。
Thank you for All D-crackers!!
　
　　<<ストレイト・ジャケット６　ラクエンのサダメ〜THE MIRAGE〜>>　著:榊一郎　画:藤城陽
ファンにとっては待望の新刊。看板作品の棄てプリに隠れてるけど確実に良作。
この巻でもきっちりこちらの期待に応えてやってくれました。
続刊に期待したいところだけどここで投票している人が少ないので宣伝一票。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
ヴぁんぷ！　と迷ったがこっちに。
まだまだ作品としては荒削りな部分があるけれど、
溢れんばかりのパワーと、強大な盛り上がりを見せ付けてくれたので。
単純な馬力で言えばこっちかなと。
これもまた、続刊により多く期待したい作品。

　　<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
完結記念その２。
何はともあれよかったよかったと。
未来に暗雲があったとしても、彼らならきっと強く生きていけることだろう。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良(nagi)
２年ぶりのA/Bは、やはりA/Bだった。
それでいて個人的に抱えていた前作までの不満点もほぼ解消。
未だ成長し続ける作家・高橋弥七郎の描く乱痴気騒ぎに乾杯。
凪良氏の起用も確実にプラスに働いたと思う。

ベストキャラクター賞

　　【物部景＆姫木梓】（Dクラッカーズ）
まぁ、入れないわけにはいかないでしょう。
お幸せに、と。

　　【ゴシップ】（アプラクサスの夢）
前作に比べて異様なまでに渋くなったこの人に。
イラストの所為もあるんだけど、今回は裏主役みたいなもんだし。

　　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
女首なしライダー萌え。
微妙にケナゲなところもあるのがまた良いねぇ。

　　【フェレット・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
妹萌え。
気が強そうで実は・・・なんて、ああ、基本、基本なのだけれど。
なんつうか成田氏が書くとアレなんですよ。こう。

　　【アリソン＆ヴィル】（アリソン）
きっと一番上のDクラカップルよりは前途多難であるだろうけど。
こいつらならきっと、どんな状況に置かれても幸せでいられる。
もう何も言う事はありませんね。

○<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　著：新井輝　画：さっち　富士ミス文庫
いや、これは……。新井ってこんなに面白かったっけ？っていうぐらい
すらすらとよめるほのぼのHコメディ。エロいのに爽やか。優柔不断な主人公なのにむかつかない。
過去の萌え系ハーレムとは一線を画す、不思議な小説。姉ED希望。次点綾。

<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ　電撃文庫
７巻とあわせての評価になるが、日常の崩壊やシャナの揺れ動きなど十分なひっぱりであった。
むしろひっぱりすぎて５ヶ月も空けてくれるな。

<<空ノ鐘の響く惑星で２>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子　電撃文庫
いや、１巻の時点では普通の転移ものかとおもいきや、面白そうな方向に進んだ
戦記ファンタジー。さらにウルク萌え。外務卿燃え。かなりの注目株ですな。
３巻よりもあえてこちらを。４巻が楽しみ。

<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良　電撃文庫
いやーA/Bの頃からの信者としては感無量だねえ。
AとBが大好きなのですよ。自分。
でも相変わらず一般受けはしそうにないな。読みにくいし。新しく入ってくる人は注意せよ。

<<タクティカル・ジャッジメント４　ろくでなしのリアクション！>>　
　　　　　　　　　　著：師走トオル　イラスト：緋呂河とも　　富士ミス文庫
いや本当安定して面白いね。新検事もいい味だしてるし、裁判の流れは見てて痛快。
読みやすいし、富士ミスの次期エースになってひっぱっていってほしい。
読んだことない人にはかなりオススメしたい本。

しかし今回は新人がどのレーベルも突き抜けたのがないな。
王国も並だったし。まあ来期に期待するか。

大賞・イチオシ賞　

○《流血女神伝　暗き神の鎖　前編》
　本当は『女神の花嫁　後編』にしようと思っていましたが
　少女小説の主人公が出産するというはなれわざを見せてくれましたので。
　あと中編・後編に向けてのジェットコースター的展開を評価して。

《エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊�@―from the aspect of MIZU》
　近年のライトノベルにおいて、これほど成長の度合いが大きい
　主人公がいたでしょうか。

《銃姫�@》
　高殿円の文章や表現が好きです。
　内容自体も目新しいものではありませんでしたが、地味でも重厚で
　安心して読めるファンタジーでした。

《されど罪人は竜と踊る�W　くちづけでは長く、愛には短すぎて》
　主人公の相棒が当初よりおとなしくなってきていて残念ですが、
　恋人に浮気されるというキツイ展開に一票を投じます。

　

キャラ投票
【アンディ＆ボギー】（アプサラクスの夢）
男同士の信頼、互いに遠慮なく頼ってもけして依存せず。自主自立自尊自律。
ええ、よくないですか？彼らの関係はなんていうんでしょうね。親友？仲間？同士？どうだろ。

【山鹿善行】（タクティカルジャッジメント）
相手をあからさまに挑発する態度と仕種。勝利至上主義の弁護士いいねえ。
DQNを口八丁でたたき伏せるその手腕に乾杯。

【絹川蛍子】（ROOM）
素直になれない姉萌え。自分にはあまりいりませんが。

【シャナ】（灼眼のシャナ）
素直になれないおにゃにょこに萌え。……ってそればっかだな。

【坂井悠二】（灼眼のシャナ）
彼がいるから敵が集い、彼が彼たるゆえにシャナは立ち去らず
フレイムヘイズは集うわけで。まあ、学友に対して何かしてるって
シーンは大してあまりかかれてなくて、付き合い悪いんじゃないかと思いますけど。

ベストキャラクター賞　
　
【ラクリゼ】(流血女神伝　暗き神の鎖　前編)
　四捨五入すれば５０の年齢にも関わらず、その美貌。
　お馬鹿なカリエに尽くす、その漢っぷり。惚れました。

【ミルドレッド】(そのとき鋼は砕かれた)
　少女小説にはめずらしいナルシスト。笑わせてくれます。

【渋谷美子】(息子はマのつく自由業)
　主人公の母親。ジェニファー。ハマ(横浜)のフェンシングクイーン。
　…おそらくライトノベル中最強の母親のひとりでしょう。

【アイネスト・マッジオ】(エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊�@
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―from the aspect of MIZU)
　あえてミズーではなく彼に。その狂気に。

何かなにげにエンハウへの投票がちらほらあって嬉しい。
そんな秋田信者。

>306
同士よ。話をするならこちらへいこうではないか。

イベント観戦スレ in ライトノベル板 part2
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1089504787/

期限を間違えてた…
焦ったせいで行がずれまくってるし。次回は余裕を持って投票しよう…

ベストキャラクター賞

　　【新城直衛】（皇国の守護者）
　　新刊の発売を祝して主人公に。
　　今期はさまざまなシリーズが続刊を出したおかげで、狂喜する声に満ちていますな…

　　【紅秀麗】（彩雲国物語）
　　1巻にてひたすら前向きな言動をしていた彼女の以外な一面に。

　　【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
　　姿はアレだが、「己の心にテーブルとティーセットを置く」本物の紳士、まさに最高。

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　　投票が多いので投票期間中に読了。
　　策士なのに一途な処に。

　　【月詠小萌】（とある魔術の禁書目録（インデックス））
彼女は炉利キャラではない、先生であり大人なんだ！そこに萌え。


それでは、集計人様宜しくお願いいたします。

大賞・イチオシ賞
○<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>> 著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
話の展開と、キャラの動かし方が絶妙。陰陽ノ京・パラサイトムーンに続き、
安定した実力を見せている。そろそろ脚光浴びて欲しいと思いイチオシ賞に推す。

<<復活の地 I>> 著:小川一水 画:前嶋重機
緻密な描写と淡々としながら丁寧な描写。何より覚悟を決めたセイオに惚れそう。
8月に出る新刊も楽しみです。

<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>　著:高瀬彼方　画:山田秀樹
ストレートに吐露される心情と容赦なのない展開で胸が締め付けられる。ラストの一言は
切なさでいっぱいだった。

<<デュラララ!!>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
ダラーズの登場で唸ってしまった。小道具の使い方が非常に上手い。
今期数ある成田作品ではこれが一番だった。

<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川 有
本編は高畑京一郎版仮面ライダーに対して番外である本作は極道物。
男臭いが面白い。特に公孫樹の下での酒盛りのシーンや宮内の殴りこみが秀逸。

次点はDクラ7-2

ベストキャラクター賞
【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
策士と思いきや一途で初々しさいっぱいな幼馴染最高。3巻の水戸黄門的な登場も
かっこいいです。

【アリソン＆ヴィル】（アリソン）
完結記念。やりとりが微笑ましい。

【ヴォッド（市長）】（ヴぁんぷ！）
最後の最後でかっこよかった。成長する小悪党がんばれ。

大賞イチオシ賞
　<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>>　著：須賀しのぶ　画：船戸明里
○<<流血女神伝　女神の花嫁（後編)>> 著：須賀しのぶ イラスト：船戸明里
　　「砂の覇王」は正直長過ぎて好きではなかったのだが、こっちは適度な長さなので、とても読みやすい。
　　初っ端の掴みと怒涛のクライマックスを評価して、前編と後編を入れる。特に後編の戦闘は素晴らしい。
　　というかラクリゼが目いっぱいな感じに活躍していて大満足だった。外伝だがこれだけでも読めると思う。

　<<灼眼のシャナ�Y>>　著：高橋弥七郎　イラスト：いとうのいぢ　電撃文庫
　　この話は常に日常と非日常の線上、吉田さんとシャナの間で揺れる悠二の物語なのだが、本巻は特に
　　その傾向が強かった。どちらかがプラスになるとどちらかがマイナスになるヒロイン達の描写も評価。

　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良　電撃文庫
　　シャナから入ってまずこれを読み、次にエンペラーとニコラウスを読んだ。そしてまた再読して泣いた。
　　あざとい欝展開や悲しい話ならよくあるが、切ない話というのは滅多にない。これだけ撃ってるのに。

　<<Ｍｉｓｓｉｎｇ10　続・座敷童の物語>>　著：甲田学人　画：翠川しん
　　ストーリーとしては中途半端な場所にあるし、薄くて読み応えも微妙に少ないのだけれど、とにかく恐い。
　　武巳というキャラがいきなり弾けてしまって、別の意味で恐くもなってしまったりも。


　　あと入れたかったのはアリソン、エンハウ、楽園の食卓、ブラックキャット、悪魔のミカタ等。
　　シリーズものが多いけれど、面白さはどれも維持されていると思うので不満はない。
　　なにか新しい世代が固まってきたイメージのある半期だった。

あ、上の投票の一番上、<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>>　ではなく
<<流血女神伝　女神の花嫁（前編)>>
の間違いです。集計人さんすみません。楽して他人のコピペするから、こういうミスが出る（´・ω・`）


ベストキャラクター賞

【ラクリゼ】（流血女神伝）
あまりに凛々しい女。作品のイメージまでがらりと変えた今期のベストヒロイン。

【吉田一美】（灼眼のシャナ）
幸福のため勇気を持って踏み出したために、どん底に陥った少女への応援票。

【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
背後にこういう人物がいると物語が締まる。スマートでクールでどこか可愛い。

【近藤武巳】（Missing）
今期のはっちゃけ度ナンバーワンでＭＶＰ。この展開は予想できなかった。

【アリソン＆ヴィル】(アリソン)
傍から見る分にはいいバカップル。尻に敷かれるのもまた愛の形かｗ

あと入れたかったのはサルベーン、シャナ、ＡＢ、リゾルート、水彩など。

>312
女神の花嫁（前編）だと期間外なんじゃ？

うわ、そういやそうだった・・・考えながら書いてると分からなくなってくのか。
それじゃあ、元の<<流血女神伝　暗き神の鎖（前編）>>　のままで。何度も訂正すみません。
ご指摘どうもありがとうございました>>313

大賞・イチオシ賞
○<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上延　画:GASHIN
　ちゃんと1冊で決着がつくのか心配していたが、全くの杞憂。
　無理の無い展開で納得の行くラストまで漕ぎ着けたばかりか
　脇役の一人一人にまで見せ場を用意するサービスっぷり。
　終わりよければ全てよし。これ1冊でシリーズ全体の評価まで
　一気に押し上げた。

　 <<先輩とぼく>>　著:沖田雅　画:日柳こより
　脱力系ラブコメ。「入れ替わりもの」という感じはあまりしなかった。
　「先輩」が、無茶苦茶やりながらもちゃんと「ぼく」を大事にしているのが
　伝わってきたのが良い感じ。

　 <<灼眼のシャナVI>>　著：高橋弥七郎　画：いとうのいぢ
　吉田さんかわいいよ吉田さん。シャナに色々な事を気づかせるための
　存在であり、悠二とくっつく事はないんだろうけど、頑張れ気弱っ子。

　 <<しにがみのバラッド。３>>　著:ハセガワケイスケ　画:七草
　マンネリ打破。本編を2話構成にして互いにリンクさせた仕掛けは
　面白かった。

　 <<半分の月がのぼる空２　waiting for the half-moon>>　著:橋本紡　画:山本ケイジ
　1巻に比べると評価を下げたが。夏目ｲﾗﾈ。銀河鉄道ごっこみたいに
　良い場面もあっただけに惜しい。次点のつもりだったが、投票期間中に
　一気読みした中にめぼしいのが無かったので繰り上げで。

ベストキャラクター賞
　【秋庭里香】（半分の月がのぼる空）
　黒髪ロング病弱ツンデレみかん攻撃娘萌え。抱きしめたい（not 抱きたい）
　キャラNo.1。

　【近藤武巳＆日下部稜子】（Missing）
　ベストカップル。裸見た責任をちゃんと取った武巳グッジョブ。

　【池速人】（灼眼のシャナ）
　世話焼き苦労人。お前が吉田さんを射止めれば丸く収まるんだから
　何とかしろ。

　【紺野七海】（リバーズ・エンド）
　本編終わった後ふっ切れたかと思いきや、激しくグダグダ。だがそれがいい。

大賞・イチオシ賞
○<<我が家のお稲荷さま。>>　著：:柴村仁　画：放電映像
ﾏﾀｰﾘの真髄だと思った。でもしめるところはしめる。
こんな世界で暮らしてみたい。とにかく好き。

　 <<9S>>　著：葉山 透 イラスト： 山本ヤマト
設定とか、つぼった。もちろんその設定のいぢくりまわしも。

　 <<とある魔術の禁書目録>>　著：鎌池和馬　画：灰村キヨタカ
無駄に熱いところとか、朝にやってる戦隊モノを思い起こして、GOOD！
でも、２巻はちょっと・・・

　 <<半分の月がのぼる空２>>　著:橋本紡　画:山本ケイジ
非常識モノが溢れる中、こういう普通のボーイミーツガールは逆に新鮮だったり。

　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
毎度の事ながら、クライマックスの盛り上がりは流石。鳥肌立ちました。

<<Dクラッカーズ7-2　王国 -a boy & a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
完結記念。１巻を読んだ時は地雷判定を下したが、ここでの評価を見て１〜６を図書館で借りて読んだ。
以降、新刊を早く読むために自転車で神保町まで買いに行った作品
出来は個人的には微妙だったが（３・６巻の様な燃えが無い）
まだ読んでない人には是非勧めたい。ということで一票

<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で２>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
今期は、二十数冊図書館で借りたが、続きを早く読みたくて近所の本屋で買ったのはこの２冊だけだった。
登場人物が多いが、しっかりと書き分けていると思う。戦記物好きなんで、今一番楽しみな作品

<<突撃アンソロジー　小説創るぜ！>>　著:秋田禎信、賀東招二、神坂一、榊一郎
賀東が一番笑ったが、他の人も十分面白かった。流石に富士見の看板を背負っているメンツだ。

<<先輩とぼく>>　著:沖田雅　画:日柳こより
新人賞・新人の中では一番面白かった。でも、二巻を買おうとは思っていない

財布の紐が緩くなる作品は、あんまりなかったかな

　　【コウ】（我が家のお稲荷さま。）
しっかりしてるようで、ドジッ娘だったり、巫女さんだったり、もう結婚してくれって感じ。

　　【十叶詠子】（missing10）
魔女。集会してるとことかかっこよすぎ。

　　【両儀式】（空の境界）
かっくえー　と思いました。

　　【坂上闘真】（9S）
かっくえー　と思いました。 ってアレ上とかぶってる？？

>>317
9Sはシリーズ一作目のことなら2004上半期発売じゃないので対象外。
期間内に発売されてるのは�Uと�V、そのままじゃどっちにも集計されないと思われる。

大賞・イチオシ賞
○　<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著：明日香々一　画：かわく
　　　実はDMの煽りからあまり期待してなかったんだが、予想外の良作だった。
　　　多少の粗はあるが、ストーリーやキャラはしっかりしてる。雰囲気も好きだ。
　　　2巻と迷ったが、デビュー作ということでこちら。これからの期待も含めてイチオシ

　　<<エンジェル・ハウリング７ 帝都崩壊１―from the aspect of MIZU>> 著:秋田禎信 画:椎名優
　　　個人的なエンジェル・ハウリングの評価をひっくり返した作品。
　　　今までの展開が嘘の様な盛り上がり。買い続けててよかった。

　　<<Ｄクラッカーズ７−２　王国 -a boy & a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都
　　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著：三上延　画：GASHIN
　　<<魔法遣いに大切なこと３　夢色に染まる秋天の下で>>　著:枯野瑛　画:よしづきくみち
　　　3冊とも気に入っていたシリーズの完結作。
　　　Ｄクラは前巻のような派手な盛り上がりはないものの最終巻としてのきれいな完結。
　　　ダーク・バイオレッツは最終決戦での怒涛の展開。
　　　魔法遣いはシリーズ通しての優しい雰囲気、読んだ後の清々しさ。
　　　内容の違いこそあれ、どれも素晴らしい物語だった。

以下、投票で迷った作品
・カオスレギオン03　・ＳＷリプレイ８　　・王国神話２　・ＧＯＳＩＣＫ２　・東京タブロイド９　
・涼宮ハルヒの退屈　・学校を出よう４　・シャドウテイカー　・アプラクサスの夢　・三月、七日
など。今回は微妙に富士見に偏り気味になってしまった。

ベストキャラクター賞
　　【久城一弥＆ヴィクトリカ】（ＧＯＳＩＣＫ）
　　　個人的に激しくツボのニ人組み(まだカップルとは言わない)。微妙に素直になりきれていない所とか。

　　【ディビジョン】（A/B）
　　　人生楽しんだ者勝ちを地で行く素敵なオッサン

　　【近藤武巳】（Missing）
　　　10巻で見せた決断に敬意を表して。

　　【キョン】（涼宮ハルヒ）
　　　こいつの一人称が好き。同じような一人称の話も多くあるがどれも駄目なのに、何故かキョンだけは大丈夫。

　　【猟奇王】（東京タブロイド）
　　　最近少し影の薄かった変態。話的にはこいつが引っ張っている前半の方が好きだったな。

大賞・イチオシ賞投票から洩れた作品のみでの投票。大賞・イチオシ賞に投票した作品も含めると
かなりの順位変動も起きるが、今回はこれで。

大賞・イチオシ賞
　○<<アリソン�V　上>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
　下巻が出るまでのあの待ち遠しさは筆舌に尽くせない。あとがき最強

　<<デビル17 １　みなごろしの学園>>　 著：豪屋大介　画：藤渡
　過激さがいい。主人公が一人称で語るというスタイルも好き。

　<<空の境界　上>>　著：奈須きのこ　イラスト：武内崇
　難解だったがよく練られている。戦闘シーンがカコイイ!!
　

大賞・イチオシ賞
○<<吉永さん家のガーゴイル>>著：田口仙年堂　　イラスト：日向悠二
今期読んだ中で一番うけた作品。
面白さと感動の両面を持つ良作。

<<空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３>> 著:渡瀬草一朗　画:岩崎美奈子
打ち切りになりませんよーに（なむなむ
という意味も込めて投票。
だんだん盛り上がってきたのに途中で終わるのは酷。

<<王国神話　空から降る天使の夢>>著：明日香々一　　　イラスト：かわく
穏やかな展開が非常に心地よい一品。
これはこれで完結させて、作者には別の作品を書いてもらいたいのか本音。

ベストキャラクター賞
　　【吉永さん家のママ】（吉永さん家のガーゴイルシリーズ）
　　パワーボムで子供たちを起こすママさんに萌え。

　　【薔薇の人】（GOSICKII）
　　あとがきに登場。
　　異常さに萌え。

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　　幼馴染み萌え。



今期はこんなものかなー。

大賞・イチオシ賞

○<<バトル・オブ・CA４　そして、明日も船出>>　著：佐々原史緒　イラスト：木村明広
ファミ通はいい作家を見つけたな、というのがこの作家の前シリーズを読んだ時の感想でした。
本作でも女性らしい細やかな心理描写は健在で、読ませてくれます。それと、シリーズ通して
異文化テーマのＳＦとしてもなかなか作り込んであり、その点でも秀逸。
個人的に次作の発表が今一番待ち遠しい作家。知名度向上を願ってイチオシ。

<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で２>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
戦記ものとして問答無用に面白い本シリーズ。構成の妙としっかりした文章は健在で、
かつ大掛かりな展開も兼ね備えており、ここでも続きが楽しみという意見が多いのには納得。
この巻を選んだのは襲撃シーンとラストシーン、そして何よりウルクの行動が印象に残ったため。

<<新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集８>>　著：秋田みやび/グループＳＮＥ　イラスト：浜田よしかづ
きくたけ本格参入で湧いた今年前半期の文庫リプレイ界。その中でも安定した面白さを
見せたのが本作。かつて伝説のガープス・バニーズ・アンド・バロウズリプレイでデビューした
驚異の新人も既に自分の作風を確立し、風格のようなものを感じさせるようになってきました。

<<吉永さん家のガーゴイル>>　著：田口仙年堂　イラスト：日向悠二
ファミ通はいい作家を見つけたなそのニ。ほのぼのした日常描写が心地いいですね。
ガーくんはじめキャラクター達も活き活きして存在感があります。
新人枠として王国神話と迷ったけれど、ファミ通文庫編集部の方向性を評価してこちら。

<<学校を出よう！４　Final Destination>>　著：谷川流　イラスト：蒼魚真青
この作家、ＳＦ志向が強く、これまでもいろいろ凝ったことをしていますが、
本作も割と本格的にＳＦしています。また、今回は割と戦闘描写にも力を入れており、
特に蜩 vs. ピロシュカの超高速バトルは読み応え十分。

次点としては、スプラッシュ！３、王国神話、ザ・サード　黒髪のジャンヌ、気象精霊ぷらくてぃか２
といったところ。特にスプラッシュ！は三巻で綺麗に完結させたことを高く評価。

大賞・イチオシ賞

○　<<空ノ鐘の響く惑星で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　　複雑な関係や登場人物の多さを上手く纏めているのはさすが。
　　　電撃では珍しい王道ファンタジーだが、もっと光を浴びて良いと思う。
　　　来月発売の四巻が楽しみ。

　　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
　　　A/B初読で、設定がイマイチ分からなかったがそれでも面白かった。
　　　話の展開もキャラクターも激しく燃え。最後は思わず泣いた。
　　　近くの本屋にエンペラーもニコラウスも売っていないのが本当に悔しい程。

　　<<されど罪人は竜と踊る�W>>　著:浅井ラボ　画:宮城
　　　相変わらずの鬱展開。盛り上がってるはずなのだが。
　　　予想もしなかったヒロインの行動に唖然。
　　　空鐘とは別の意味で次巻が楽しみ。

　　<<七姫物語２　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　　素直な少女と流れる水のような情景描写が素敵。
　　　戦記ものとは思えない位ゆるやかだが、それもこの小説の良さだと思う。
　　　次巻が楽しみだが、いつ出るのだろう･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　　始めは不安だったが、ちゃんと成田らしくラブストーリーしていて驚いた。
　　　ダラーズの使い方は非常に良かった。
　　　ダラーズのアレといい、あそこまでやっちゃう成田に完敗。

ベストキャラクター賞

　　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　　演説のシーン、特に帯のセリフは鳥肌が立った。
　　　スマートで紳士。格好いいの一言に尽きる。

　　【ゴシップ】（アプラクサスの夢）
　　　哀愁漂い気味で渋い。イラストの力もあるだろうけれど。
　　　トランクイロとの最後の交信には泣いた。

　　【カラスミ】（七姫物語２）
　　　素直でもどこか強い。健気な姿は可愛いと思う。
　　　物語同様にゆるやかに成長していってますます可愛くなっている。

　　【近藤武巳】（Missing１０）
　　　まさかこんなに変わると思わなかった。
　　　変人超人だらけの話だが、凡人頑張れ。

　　【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
　　　前代未聞のヒロイン。だが萌えた。
　　　ラスト近くの開き直りは最高。

今期は前期程ではなかったけど、良作揃いだったと思う。
空の境界はまだ読了しておらず、もし読み終わっていたら票を入れていたと思う。

ベストキャラクター賞

【インターセプタ（音透湖）】（学校を出よう！　４）
今回は顔見世程度だったのですけれど、相変わらずのあの喋り方は大変萌えるのです。
神田への淡い感情が窺えたのも○、なのです。

【ラシアン・ローム】（空ノ鐘の響く惑星（ほし）で　２）
渡瀬氏描くおっさんは相変わらず魅力的だなぁと。
この人にここまで票が入っていないのは意外。

【ジャンヌ】（ザ・サード　黒髪のジャンヌ）
星野氏描く機械知性体は相変わらず魅力的だなぁと。足を引き摺りながら車椅子を押す
冒頭のシーンで彼女に一撃ノックアウト。覚醒モードもいい。今回はメイリン姉さんも
最高だったんですが、作品自体はＤＭで既出だったので、書き下ろしで初出のジャンヌを。

【星野ひかり】（百鬼夜翔　真夜中の道化師）
てゆーか笛吹き男との対決がどーしてあんなほのぼの結末になりますか。
批判の多い百鬼だけれど、彼女のシリーズがある限り読み続ける所存。ってもう終わりっすか？！

【テス・メリオール】（エイティエリート　３　紅蓮の人魚）
類似した設定・キャラ構成のＣＡ（↑）あたりと比べると一段評価が低くなってしまう
エイティエリート。しかし、ヒロイン陣、特にメインヒロインの彼女は十分魅力的。
今回の「アイドルを目指す住み込みのメイドさんという妙に濃い設定」には爆笑。

タイトル関係はコピペさせて貰ってます。では

○　<<空ノ鐘が響く惑星(ほし)で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　1巻（導入）→2巻（設定撒き）と来て3巻で動き出した感じです。
　　バリバリ伏線張ってあって次巻が待ち遠しい。。。
　　一番先が気になるという点でオススメにしました。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　ヒロインに萌えられませんでした…！
　　とはいえ、この人の作品はインパクトがあるので心に残りやすいです。
　　まともなキャラがいないってどうなんだろう。
　　作品を語る事自体がネタヴァレなのでこの辺で。

　≪Dクラッカーズ 7-2 王国-a boy & a girl-≫著:あざの耕平　画:村崎久都
　最早デフォルトな発言になっているような　「祝完結」
　綺麗に終わってるので、読んだ後も読んでよかったな、と思える作品でした。
　他の巻もオススメ。お約束なのに鳥肌が立つシーンが多々ありました。
　挿絵が何故か皆タレ目です。

　<<スカイワード>>　著：マサト真希 画：橘由宇
　あらすじ、絵から来るイメージとはおもいっきり違ったような。。。
　単に空飛ぶ的な感じ（失礼）だと思ってたら全然違いました。

大賞・イチオシ賞

○<<よくわかる現代魔法（２）　ガーベージコレクター>> 著：桜坂洋 イラスト：宮下未紀
現代を舞台にした魔法使いバトルの話なのに主人公は何の力もない少年。
魔法の事件に巻き込まれて、翻弄されて、精一杯出来ることをして小さな答えを掴みとる。
道玄坂を登るシーンは震えました。

<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光　イラスト：藤田香
近頃の潮流と言えば、スタンドか何かの超人的な能力を手に入れた
キャラがもっと強い化け物と戦う話だけど、この話は弱い人間が吸血鬼と戦うのがいい。
下半期はもちろん13に投票するでしょう。まだ7月だけど、それくらいの出来。

<<ディバイデッド・フロント　II .僕らが戦う、その理由>>　著：高瀬彼方 イラスト：山田秀樹
絶望的な戦場に閉じこめられた少年少女。
ピンチで超能力に目覚めて事件解決するパターンには逃げず、
今のまま、努力で運命を切り開いていく話にして欲しい。頼みます。

<<フルメタル・パニック！―サイドアーム―　音程は哀しく、射程は遠く>>　著：賀東招二　イラスト：四季童子
ちょっぴり泣ける話に作者の本領発揮。こういう短編も好きです。
よくある話のパターンにフルメタのキャラをあてはめただけと言われればそうだけど、
傭兵とスナイパーと話はよかった。

<<デビル17 １　みなごろしの学園>>　著：豪屋大介　 イラスト：藤渡
暴力と対をなすエロチシズム。
ラノベにそぐわないエロシーンばかりとりあげられて非難されているけれど、
暴力と対をなしてはじめて意味がある。今後に注目してます。

ベストキャラクター賞

【姉原美鎖＆皆崎達彦】（よくわかる現代魔法）
女性が歳上の（なんと８歳差！）のカップル。

【相良宗介＆クルツ・ウェーバー】（フルメタル・パニック）
最高の前衛と最高の後衛コンビ。

○<<武官弁護士エル・ウィン>>
　初期の方に出た設定のいかしかたが素晴らしく一人称をうまく使った今回の話は最高だった。
　これからの展開が非常に楽しみである。

　<<ストレイト・ジャケット６　ラクエンのサダメ〜THE MIRAGE〜>>
　一言でいえばカペル萌えに尽きると思う。それに加えていつもの榊節も満載なので文句なしでした。
　これでもう少しでるのが早ければ…

　<<ディバイデッド・フロント　�U.僕らが戦う、その理由>>
　丁寧な心理描写で描かれる葛藤と成長そして切ないラストは最高。今期唯一の背筋が震えた作品です。

　<<風の聖痕-緋色の誓約->>
　粗が多く御都合も多い。だが、こういうストレートな成長ものが大好きです。

　<<EME BRACK2 悪魔と踊る怪物の島>>
3シリーズの中で個人的には一番面白いと思う。ギリギリの状況での闘いに手に汗にぎって読みました。

　今期は電撃らしい新人もいなくシリーズ物も前巻に比べて質が低く感じる物が多く感じた。

ベストキャラクター賞

　【近藤武巳】（Missing１０）
　凡人頑張れ。超がんばれ
　【猟奇王】（東京タブロイド）
　カッコイイその一言で十分です
　【宮沢香奈】（ディバイデッド・フロント）
　頑張る女の子。最高です
　【カペルテータ】（ストレイト・ジャケット）
　萌えです。徐々に心を開いてきてる猫好き少女

大賞・イチオシ賞

○　<<復活の地 I>>　著:小川一水　画:前嶋重機
　　資料を集め、それをしっかりと咀嚼して物語を構築できるという、ラノベ界では稀有な書き手ですな、
　　相変わらず。短期間での連続リリースが確定しているだけに、「飽きっぽさ」から来る終盤の失速が
　　ない事を切に願う。

　　<<王国神話　空から降る天使の夢>>　著:明日香々一　画:かわく
　　根幹は童話的なお話ながら、味付けはラノベ。帯はやり過ぎの感が強かったが。
　　2巻は未読だが、期待はしている。

　　<<七姫物語　第二章　世界のかたち>>　著:高野和　画:尾谷おさむ
　　2巻は出ないんだろうなぁと半ば諦めていた所に降ってわいてきたかのような。そんな印象が。
　　続きが気になる話なのだが、気長に待つしかなさそうなのが辛い所だ。

　　<<Hyper Hybrid Organization 00-01　訪問者>>　著：高畑京一郎　画：相川有
　　本編より面白いかも、と思ってしまった外伝。単体でも面白かったのだが、同時期に某所で話題に
　　なっていたある物語と照らし合わせたら、何かツボにはまってしまった。

　　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　どこか壊れてる人間を書くのが本当に上手いなぁと感心することしきり。
　　ヴぁんぷ！の発売時にバウワウ！とあわせてまとめ読みしたのだが、今まで読まなかったのを
　　後悔する様な良い出来でした。バウワウ！やMewMew！といった越差大橋シリーズの方が好きだけども。
　　バッカーノ！もちゃっちゃと読まないと。

作品感想と言うよりも、作者に対する感想に近いなぁ、いつもながら。
キャラ賞はちょっと絞りきれないのと時間が無いのでオミット。

大賞・イチオシ賞
○<<空ノ鐘の響く惑星で３>>　著:渡瀬草一郎　画:岩崎美奈子
　　最新刊を。正統派という言葉は電撃では珍しい。ケレン味には欠けるが、それを十分補う実力。
　<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　　こっちは逆にケレン味の塊。どんでん返しもかなりびっくりしたし、例によってキャラも気持ちいい。
　<<アプラクサスの夢>>　著:高橋弥七郎　画:凪良
　　ケレン味は同じだが、プラスして重厚な筋と哀切の匂い。オッサンどもの度量と少年少女の夢。
　<<悪魔のミカタ12　It／ストラグル>>　著：うえお久光　イラスト：藤田香
　　うえおは何が飛び出すか全然予想できないびっくり箱作家。Ｉｔ編はその典型。大興奮。
　<<ダーク・バイオレッツ７　神の書物>>　著:三上　延　画:GASHIN
　　完結記念。ジワジワ盛り上がって最後にキッチリしめてくれた。良作シリーズだったと認定。

ベストキャラクター賞
　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘が響く惑星で）
　　本領発揮の幼馴染パワー。果たして落ちもの少女との決戦はどうなるか。
　【セルティ・ストゥルルソン＆岸谷新羅】（デュラララ！！）
　　まあ、なんといいますか。成田よ、あんたはムチャクチャだ（誉め言葉　
　【ディビジョン】（アプラクサスの夢）
　　俺もこんな大人になりたい・・・ようななりたくないような。かっこよすぎ。
　【神野明良＆御厨柊美】（ダーク・バイオレッツ）
　　この二人のモジモジラブラブな外伝が読みたくてたまらんのですが。
　【カラスミ】（七姫物語）
　　大賞入れなかったので。応援したい頑張り屋さん。俺も麾下に馳せ参じたい。

電撃スキーですまん。

大賞・イチオシ賞

○　<<空ノ鐘の響く惑星で３>>　著：渡瀬草一郎　イラスト：岩崎美奈子
　　正統派の異世界ファンタジー。まっすぐな主人公には好感が持てるし、ヒロインや
　　脇役も魅力的。ひねりは無いが誰にでもお勧めできると思う。イラストもいい。

　　<<エンジェル・ハウリング７　帝都崩壊１>>　著：秋田禎信　イラスト：椎名優
　　強くて脆い絶対殺人武器なお姉さま、ミズー最高です。
　　今月でたミズー編最終巻は　　次回の投票候補。

　　<<流血女神伝　女神の花嫁（後編）>>　著:須賀しのぶ　画:船戸明里
　　コバルトって全く読まないから、去年末までこの著者の存在を知らなかった。
　　一気に読めたのは良かったが、著者が体調を崩して前中編後に空いてつらかった。
　　でも待ったかいはあったよ。

　　<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著：葉山透　イラスト：山本ヤマト
　　作者応援票。個人的には富士ミスのルクレリシリーズのほうが好きだが、こちらも
　　娯楽作品として高水準。ハリウッド系SFアクション。

　　<<鬼刻(きこく)>>　　著：城崎火也 イラスト：椋本夏夜
　　ほとんど票は入らないだろうからあえて。ミステリ色のある伝奇モノ。
　　椋本絵のおかげもあるがトラウマヒロインx2は萌える。

ベストキャラクター賞

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
　　とくに幼馴染萌えってわけでもないが、ノックアウトされました。

　　【ミズー・ビアンカ】（エンジェルハウリング）
　　孤独な殺し屋として生きてきた女の見せる、絆を求める脆さ、そこから生まれる
　　新たな強さがたまらん。

　　【ラクリゼ】（流血女神伝）
　　外伝を読んでから、本編を読むと本編での言動がまた泣ける。

　　【峰島由宇】（9S）
　　知力と精神のアンバランスさがいい。

空の境界は好きだけど同人版を読んでたから除外。他の候補は、悪魔、Dクラ、ROOM、
されど、カラミティ、ディバフロ、ウイズブレ、銃姫、ゼロの使い魔、銀盤、ブルー
ハイドレード、ブラックランドファンタジア、トロイメライ(1巻限定)、等(順不同)。

<<業多姫　いろどりつづり>>　著：時海結以　イラスト：増田恵
短編集ってのが良い方向に働いて分散せず、凝縮されたメリハリがついた恋愛してる。
浮気性の兄に嫉妬する早霧、銀の意外な弱点、哀しき落ち武者、不思議なクセっ毛少女かすみ花純…副題通りの様々な色で物語がつづられていく。

<<タクティカル・ジャッジメント４　ろくでなしのリアクション！>>　　　 著：師走トオル　　　　イラスト：緋呂河とも
序章のやりとりが痛快でイイ！
探偵が完全味方じゃないのもおもろい。

○<<ROOM No.1301 #2　同居人は×××ホリック？>>　　　　著：新井輝　　　 イラスト：さっち
ジュニア文庫でこれ有りなんですか。よく企画通ったしこのまま出せるなぁ。
どういう結末になるんだろうかと期待させてくれる。

<<ストレイト・ジャケット６　ラクエンのサダメ〜THE MIRAGE〜>>　　　著：榊一郎　　イラスト：藤城陽
いつも通り凄惨で綺麗で。救いはあるんかな。こっちも描写がおそろしいモンがある。
カラーページの台詞見て凍り付いた。
マザコン悪役の人もいいかんじに壊れてる。
なんだか救いようがない世界でかすかな希望を繋いでいく…そんな感じが好きだ。

<<ポストガール３>>　著:増子二郎　画:GASHIN
シリウスの話熱いです。
あと、男兄弟の友情って…。

次点：気象精霊記７
　独特な世界感な現代ふぁんたじー。フィオレさんらぶ。

キャラクター賞

【ヴォッド・スタルフ】（ヴぁんぷ！）
他人の権力をかさにきて威張る。部下に舐められたり、同情されたり。
最終戦闘でもあっさり敗北。でも悪あがき。偉大なる小悪党。
それでも、強い信念を持っていて、負けず嫌いで努力家。
これほどかっこいいキャラクターは久しぶりです。

【道化娘】（ヴぁんぷ！）
個人的に好きなタイプのキャラクターです。
ヴォッドとの出会いエピソードが道化になった原点なのですね。

【セルティ・ストゥルルソン】（デュラララ！！）
首無しヒロイン、バイクに乗るデュラハン、猫耳ヘルメット
最強キャラです。

【アリソン・ウィッティングトン】（アリソン）
微笑ましいw

【真姉胡】（火魅子炎戦記）
これは俺の趣味としか言いようがない。
全く登場しない巻が無いようにしてくれればそれでいい。

○<<Dクラッカーズ7-2　王国 -a boy & a girl->>　著:あざの耕平　画:村崎久都

よく途中でへたれずに最後までいけたなあ‥というのが正直な感想。
思い出してみても主要キャラ・脇役キャラ全員魅力があった。
サブタイトルが実は物語の根幹だったというのがよくできてる。


<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著：葉山透　イラスト：山本ヤマト

1・2巻は閉鎖環境での話だったが、一転して3巻では高速移動中のお話に。
全体をキレイに見せるやり方を心得ている、うまい人。


<<アリソンIII〈上〉　ルトニを車窓から>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白　電撃文庫
<<アリソンIII〈下〉　陰謀という名の列車>>　著:著：時雨沢恵一　画:黒星紅白

幼馴染の少年と少女の冒険‥　と書くとありきたりに見えそうだが、
物語の底流を流れる爽快感がいい。
ウソでもいいから自分もこんな旅をしてみたい。


<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　　　　イラスト：エナミカツミ

この人はキャラ作るのが上手いですね。
ストーリーは(特にこの巻は)あんまり記憶に残らないけど、
出てくるやつみんながどこかキレてて、なおかつそれがえもいわれぬバランスをとっている。

大賞・イチオシ賞

<<ハーモナイザー・エリオン（４）　大志を抱いた魔法使い［完］>>　著:吉村夜　画:ことぶきつかさ
魔法使いといっても本人に力があるわけじゃなく、魔物にお金を渡して戦ってもらったりする魔法使い。
最初は金にがめつく、へーこらしたりと情けないんだが、段々とカッコよく見えてくるから不思議。
「まさに冒険活劇！」といえるような内容で、各巻に盛り上がりがあり楽しめた。

<<復活の地�T>>著:小川一水　画:前嶋重機
小川作品の中では一番、主人公がカッコイイのでは？
できる男が活躍する姿はみていて楽しい。　ライバルもカッコイイしこれからの展開に期待できる。

<<アリソンIII〈上〉 ルトニを車窓から>> 著：時雨沢恵一 イラスト：黒星紅白
○<<アリソンIII〈下） 陰謀という名の列車 ［完］>>著：時雨沢恵一 イラスト：黒星紅白
これほど発売日が待ち遠しかったのは久しぶりかも。やられたって気分。
このシリーズもエリオンと同じように少年、少女の冒険活劇なんだが、時雨沢らしいシュールさが入ってるんで
ドキドキ、ワクワク以外にニヤニヤしてしまう。オレには意外な展開だったんで下巻をイチオシ。

<<バッカーノ！2001　The Children Of Bottle>>　著：成田良悟　イラスト：エナミカツミ
勢いはシリーズの他の作品に劣るが、世界観を形作る巻としては秀逸。あいかわらずキャラに魅力あり。

今期は自分的にホラー小説にハマッてしまったのでライトノベルはあんまり読まなかった。
ほとんどシリーズモノや作者買いで新規開拓はゼロ。　夏はここを参考に色々読んでみま。

キャラクター賞

【物部景＆姫木梓】（Dクラッカーズ）

完結おめでとう。
もう誰も忘れません。

【アリソン＆ヴィル】(アリソン)

いやよかった、3巻上読んだときはどうなることかと。
でも前途にはまだまだ何かありそう、がんばれ。

【エルマー・Ｃ・アルバトロス】（・バッカーノ！2001　The Children Of Bottle）

巻頭｢これはなかなか笑える話だとは思わないか｣
このセリフに脱帽。あんたはすごい。

【ディビジョン】（アプラクサスの夢・A/Bシリーズ）

渋い中年の理想像？
いつかこんな大人になれたらな、と。

大賞・イチオシ賞

○<<AHEADシリーズ　終わりのクロニクル ３上>>　著:　川上稔　画:さとやす
　個性的（すぎる）キャラとテンポよいギャグで滅茶苦茶重くなりそうな話を軽快にしている。
　下巻が７月だったんで今回に入れられなかったが過半期に投票決定。
<<学校を出よう！ ４　Final Destination>>　著:谷川流　画:蒼魚真青
　相変わらずな茉衣子と宮野の掛け合いがなんとも。
　今回ので物凄く世界観が広がってて次巻以降が楽しみだ。
<<デュラララ！！>>　著:成田良悟　画:ヤスダスズヒト
　勢いだけで書いたみたいなノリなのに構成はしっかりしていた。
　…ラブストーリーかどうかは知りませんが。
<<アリソン III下　陰謀という名の列車>>　著:時雨沢恵一　画:黒星紅白
　最初上巻読んだときは結構凹みましたよ。
　展開が二転三転してて楽しめた。何はともあれ、ハッピーエンドだったし。
<<GOSICK2　その罪は名も無き>>　著:桜庭一樹　画:武田日向
　トリックとか過去とのリンクは前巻よりも落ちるけどそれ以上にヴィクトリカと一弥の関係に萌え。
　つかあとがき長すぎですよ…。

次点としては終わクロ３中、シャナVI、スカイワード、馬鹿2001といったところか。

ベストキャラクター賞

【４号】（終わりのクロニクル）
　ああもうあのシーンは泣けますよ･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･
【宮野秀策】（学校を出よう！）
　４巻で結構カコイイ所もあるんだな、と。
　相変わらず光明寺との掛け合いは好きだ。
【セルティ】（デュラララ！！）
　まさか首無しヒロインなるものを出してくるとは…。
【アリソン＆ヴィル】（アリソン）
　ええもうお幸せに暮らしてください。
【薔薇の人】（GOSICK）
　いや、後書き登場の実在人物なんですが。
　しかしこの人といいゴールデンブラジャーといいこの作者の周りには何でこんな濃い人たちが…。

今日になって投票未だにしていなかったの思い出したよ…。
空鐘とか9Sとか今度買ってみるかなー。Dクラも面白そうだけど金が…(´Д⊂

大賞・イチオシ賞

○　<<空ノ鐘の響く惑星（ほし）で３>>　著：渡瀬草一郎　画：岩崎美奈子
　堅実な（地味な）構成と文章の魅力が存分に発揮されているのではないかと思います。
戦記物を勧めた担当氏に惜しみない拍手を。
御柱の設定、自分のことで精一杯な各キャラの心情、次の巻がこんなに待ちどうしい作品は久しぶり。

　　<<永遠の森　博物館惑星>>　著:菅浩江　画:
　ライトノベルといえるかわからないし、文庫書き下ろしでもないから少し反則のような気もするけれど、
今回の対象リストの本の中で一番良かったのは問答無用にこれ。博物館だけで構成された小惑星という舞台は目新しかった。
この作者は本当に、こういう柔らかい雰囲気を作るのが得意だなあ。
主人公と、彼と接続したコンピューターとの関係に萌え。

　　<<ブラック・キャットIV　チェックメイト 後編>>　著:新井素子　画:四位広猫／山崎博海
　十年待った、待望の新作。初めてシリーズを読んだときからだともう十五年くらいたってる……
なにはともあれ、完結して良かった。ほんとよかった。

　　<<空の境界<上>>>　著:奈須きのこ　画:武内崇
　あまりの悪評に気になって読んでみました、ら、なんだかんだ言って面白かった。
「新伝奇」と銘打ってあるけれど、こういう正統派の伝奇を待ってたんだよ！　と伝奇ファンは思ったわけです。
ただ、もうすこし構成は考えて欲しかったなあ。
上巻より下巻の方が構成も文章も圧倒的によいけれど、その分小さくまとまっていた気がしたので、上巻に一票。

　　<<平井骸惚此中ニ有リ>>　著:田代裕彦　画:睦月ムンク
　富士ミスの今回の新人は豊作でした。トロイメライとどっちにするか、最後まで悩んだんですが、
やっぱりラノベでこの文章は新しくて面白かった。LOVEも完璧。

トロイメライの他に、次点に七姫２。地味に雰囲気のある本が好きです、はい。

ベストキャラクター賞

　　【黒桐鮮花】（空の境界）
　　ああ、萌えってこういうことだったのね、と……

　　【ベルナルフォン・レスターホーク】（空ノ鐘の響く惑星(ほし)で３）
　　ｶｺｲｲ!自分の意志に忠実な人間って素敵だなあ。続刊以降の活躍に期待。

　　【ウルク・ティグレー】（空ノ鐘の響く惑星で）
　　賢い女の子はだいすきです。

　　【キョン】（涼宮ハルヒの退屈）
　　彼がいないとこの話は成り立たないわけで。というか人間関係が成り立たないわけで。
　彼の苦労には毎回関心しております。投げ出してるような気もするけど。

　　【ゴールデンブラジャー】（GOSICKのあとがき）
　　ゴシックは後書きだけでも十分楽しめる希有な作品。狛犬泥棒も捨てがたいんだけどな

○<<Dクラッカーズ7-2　王国 -a boy & a girl->>　著:あざの耕平　イラスト:村崎久都
祝完結。やっぱりイチオシしておきたい。
上手く言えないがひとつのシリーズとしてちゃんと存在感みたいなのがあって好き。

<<９Ｓ〈ナインエス〉III>>　著：葉山透　イラスト：山本ヤマト
最近続きが楽しみなシリーズ。
今回スピード感もあってがんがん押してる感じしたけどきれいにまとまってる。

<<新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集８>>　著：秋田みやび/グループＳＮＥ　イラスト：浜田よしかづ
キャラが活き活きとしていてＴＲＰＧ知らなくても充分面白い。
ノリ良く読める。チャームで客引きのあたりとか笑えた。
もっと続き読みたいけどそろそろ完結かなあ〜。

<<ムシウタ03　夢はばたく翼>>　著:岩井恭平　イラスト:るろお
これも贔屓のシリーズ。
初季の口調とかかなり特徴的で最初びっくりしたけど今は好き。
謎やら複線やらがまだたくさんあるのでこれからそれをどんどん回収していって欲しいところ。
そんな訳で続編が楽しみ。

ベストキャラクター賞

【物部景＆姫木梓】（Dクラッカーズ）
キスのシーンの会話は最高。
どうぞお幸せに。

【峰島由宇】（9S）
久々に直球頭脳派(?)ヒロインが好きになりました。短編好き。

【フェレット・フォン・バルシュタイン】（ヴぁんぷ！）
別にこういうキャラ好きだったわけでもないんだけど…。
なんか…なんかこの子可愛いんだよ〜。