1 :
イラストに騙された名無しさん:
2 :
◆8.OeaAhoGE :2005/08/03(水) 15:11:41 ID:D8hEwkOI BE:186322346-##
2
3 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/03(水) 15:35:55 ID:X4ydsemt
3
4 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/03(水) 15:52:08 ID:+JvK80tB
4
5
6 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/03(水) 22:24:24 ID:kxKiVuGz
>1
乙
殿がくる!
政治ネタがちょっと入ってるのでそこを流せるか知らないかいれば
単純にツンデレ+トンデモSFとして楽しめる。
特に偏向もしてないので俺は流す事ができて楽しめた。
まじしゃんず・あかでみいVII
ひとがどんどん増えているから、2・3巻後には大変なことに
なるかもしれない。
惰性で書いてるような気もするが、まあいいや。
絵師の絵柄が変化しているのが気になる
煉獄のエスクード。
それなりに面白かった。
でも続きを買って読む気になるかと云えば多分NO。
何だか文章が微妙に受け付けなかった。
そんなに特徴や個性がある文体とも思わないけど…何でだろう。
そう云えば「〜ていた」→「〜てた」的な奴が偉く気になった。
ミスとは思わないけど、内容がシリアスだから気になったのかな。
あと、中の絵が時々酷くないかコレ。真澄のいる三枚が特に。
元々自分にとっては魅力を感じるタイプの画風ではないけど、
それを差し引いても酷いと思った。中でも吸血シーンの絵。
色々変だろうコレ。
>>1乙
キーリ 死者たちは荒野に眠る
既刊一気買いしたのが積んであったので、とりあえず処理にかかった。
・・・・これ、キノとかしにがみみたく短編を集めて出来ていたんだね。予想外で最初からつまづいた。
中身は分かり易く書かれてて、登場人物が少ないのでテンポ良く読めた。
ベッカ一話限りの登場なんだね、なむ。
よくわかる現代魔法1,2巻
スラムオンラインとallyouがわりと壺だったので手を出すも
いかにもラノベ的な内容にギブアップ・・
所々に出てくる微妙なネタは良いんだけどねぇ(スペランカーとか
>11
「いかにもラノベ的な内容」が駄目なら、何でラノベ読んでるんだ?
数多いラノベの中から「ラノベ的でない」作品を探すくらいだったら、
一般小説読んでる方が効率的だと思うんだけど。
ドラゴンボール現象に陥ってる漫画を(悪い意味で)少年漫画的って言うのと同じことだろう。
いやだから、DB現象に陥ってる漫画を無条件に「悪い」と決めつける様なその物言いは何なんだ?
単に「お前が」王道少年漫画的な展開を嫌ってるだけじゃないのか? ただの主観じゃんそれ。
>11にしても、「いかにも」と言うほどにそういった作品が多く出ているのは、
それがそれだけの人気と需要を有しているからだということが、理解できないんだろうか。
「多数に支持されているから」という理由で作品を嫌ったりするのって、「中2病」って言うんだよね確か。
夏ですなぁ
主観の無い感想ってあらすじのことか?
極めて個人的な意見だが、十人十色の部分が興味深いと思うの
終わりのクロニクル3下
積ん読の最後の砦、というか積み上げた姿は塔の終わりのクロニクルを一気読み中。
魅力的なキャラクターがたくさん出てきて掛け合いが楽しい。
が、このシリーズは同じような展開が続くなあ。
切るとは言わないけど、飽きないために一旦中断して薄い本を何冊か読もうと思う。
ここは主観を書き捨てするスレ
反応に対してレスする気力のない人用。
濃い反応を期待してるならレーベルスレなり、作者スレなりいこう。
レスする人も反応ないの覚悟でレスしてくれ。
飾られた記号
地雷だと聞いていたが思っていたほどひどくはなかった。
ただ、森のパクリだし伏線なしでトリックを展開したりミステリーとして破綻していた。
初期富士ミス好きにはオススメの一冊。
七姫物語 第三章 姫影交差
発売当日ぐらいに買ったはずなのに、なぜか今更読み終わる。
つまらないわけじゃないが、1,2冊目に比べて読むのが大変だった。
他の巻よりも空澄以外の視点が多くなっていたりなんかが理由か。
しかし、320ページ程度読むのに一体何度居眠りこいたことか…。
とりあえず今回の話で多少先の展開というか、方向性が見えてきた感じ。
キャラ等、ナツメはよかった。シンセンも面白そうだと思うが、どうもスズマは好かない。
絵描きやキリハは、前巻の話をもはや覚えていなかったのがあれだ…(読み直せ
すごく面白い!というのではないが、今後も眠くなりながらでも読むだろうなと。
狂乱家族日記1
喰わず嫌いはよくないと思い買ってみたら口に合わなかった。
登場人物が薄くて都合が良すぎるせいか誰も好きになれない
この手の話は、デコボコなキャラリター達の行動がいつのまにか
ひとつの線を描くのを楽しむものだと思うんだが、
これは作者の引いた線にあわせてキャラクターが動いているのが
丸見えですぐに嫌になった。
次は買わないリストに登録しておく
涼宮ハルヒの暴走 動揺
長門はいいねぇ・・・谷川流が生み出したキャラの極みだよ。
そんな感じで俺的には長門フィーバー。どう考えてもこのままだと
長門とキョンがくっついてしまうので、次巻以降ではメインヒロイン(?)
であるハルヒの奮起が期待される。しかし次の巻では朝比奈さんが
メインになるっぽいのが・・・頑張れハルヒ!負けるなハルヒ!
話的には短編中篇織り交ざった感じで、長編ぶっ通しより読みやすいし、
内容的にも面白かった。そこかしこに伏線が散りばめられていて、
裏を勘繰りながら読む人もなかなかに楽しめるだろうな、と。
絶望系閉じられた世界
わけがわからない小説。最初から最後までわけがわからなかった。
そのわけがわからなさを楽しむのが、正しい楽しみ方なのかも。
すっきりした解決を望む人には向かないだろうな、と。
彼女はミサイル
小説を書くのに慣れていないようで微妙に読みにくい
まるで何かの説明書を読んでるみたいで流れがブツブツ切れているかんじ
スペックを連ねて登場人物の説明をするのはよしたほうがいいと思う。
イラストからは軽めのラブコメを期待したが、中味はネットアイドルの
エンジェリックレイヤーだった。
キャラがありきたりでいまひとつ魅力を感じない。
どうせならもっとショタを前面に出したほうが良かったんじゃなかろうか
猫の地球儀
イリヤが面白かったから続けて読んだんだがまた涙腺崩壊した
ここで泣け!ってのバレバレなんだけど直撃したよ。回避不能!
ほんわかした話かとおもったら楽の××××で一気に欝に…
『夢とは、かくも手前勝手なものだ』、ありきたりだけど心に響いた。
最後はイリヤ同様あいまいな感じだが、好きな終わり方かな。
心理描写はすごくいい。
戦闘描写もいいんだけど俺が想像力ないせいかいまいち場面が想像できなかった。
固有名詞の説明がもうちょっとほしかったな、話読んでるうちにわかるけど。
27 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/20(土) 10:09:12 ID:Ic2dZ3jR
そうだね
>>26 でもやたらに真面目な感想を送る人にもチョトひいた。
これはそもそももっと内輪で、「ウチ小説書いてみたの! みてみて!」
「ウワすごーい☆ 小説書くなんて小説家みたい!」みたいな会話を
期待して出したものにしか見えん。付き合ってやれよと。
「月に繭 地には果実」福井晴敏
ターンAガンダムのノベライズ。最近一気見したアニメに感動したので読んでみた。
レビュー等では割と評価いいらしいけど私はあんまり好きになれなかった。暗い。
アニメのほうはどのキャラも愛しかったけどこっちの小説版ではあんまり…
ただ機体の表面を覆うナノスキンだとか、細かい部分の補完には役に立った。
うさ恋2
この場合、幼馴染の意外な一面について語るのが正しいんだろうが
それは置いといて
すごい作品だ。170p以降の会話はウサギ語が中心になっていて
「みゅ〜〜〜」「みゅみゅ〜」
こんなかんじ。
一応、日本語訳もついてるから内容はわかるがウサギ語のまま
延々数十ページ続けたのはえらい
書いてる途中で作者が何故か楽しくなったんだろうなぁ
途中でフッと我に返ったみたいだが、そのまま続けてる
すごいとしか言いようが無い。
31 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/22(月) 02:48:24 ID:8mWyVA0Y
狐B
感想
やべ まだC買ってねぇや
古本買い
・デビルサマナーソウルハッカーズ死都光臨 牧野修(新書版)
ラストバトルがナイフで敵を刺すだけ
なんの工夫もなくアクション皆無
牧野修らしい盛り上がりのなさとウジウジとした暗さ
デビルサマナーソウルハッカーズ 葛西伸哉(文庫版・PS版)
軽い文体ですぐ読めた。
スカスカ。
これもバトルに何の工夫もない。
この手のノベライズにはバトルをそれなりに書ける人を選んでもらいたいと思った。
GOSICKC読み始め。。。
鳥は鳥であるために4
完結。お疲れ。打ち切りっぽいようなニオイもするけど。
とってつけたような悪役ですが、見事に役目を果たしていると思います。
いい話だと思ったけど…最後の最後でダイナシです。とってつけたような悪役に続き、とってつけたようなまとめ方。
事前に約束とかあってああいうシーンなら納得行くのですが。
あと水戸先生の倭のシーンはページ裂いても良かったんじゃないかと思う。
絵師。じじいにエラク気合い入ってますね。うまいけど、「小物」感を出せていないと思う。
山姫
姉に迷惑をかけられるだけのお話。サンダーガールと同じようないらつきを感じた。
というか、割とちゃんとした話書けるのに、何故このジャンルに手を伸ばしますか? > 三上
えらくムリしてるように感じるんですが…
絵師。あのイラストのどこが「縦ロールでフリル」のキャラなんでしょう。出直して来い。
個人的にボケさせるべき人とボケさせる回数を間違ってるような気もします。
リアルバウトハイスクール12
新しいキャラ、設定、説明、背景など、(どこかで見たことある感は置いといて)
いい感じに仕上がってると思う。絵師もいい仕事をしているかと。
ただ…この薄さ、なんとかなりません?5冊並べてもクロニクル1冊に届きませんよ?
なんか近所っぽいし、出向いて問い詰めたい気分ですw
35 :
34:2005/08/22(月) 11:43:33 ID:qjng3lPR
ごめん。計算大間違い。
5冊→2冊
上下巻足してた…
五冊ってのに普通に納得してしまった
そりゃあな
本当に薄いもんね
確かに薄いな
知らんけどw
>>39の空白で本編の全巻が収まりそうだと一瞬思った
41 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/24(水) 21:48:23 ID:BD6zDpcU
我が家のお稲荷さま 1〜4巻
タイトルとイラストから
はいはい、よくある狐娘とのラブコメね。猫耳属性なんてないし
42 :
41:2005/08/24(水) 21:53:40 ID:BD6zDpcU
我が家のお稲荷さま
タイトルとイラストから
はいはい、よくある狐娘とのラブコメね。猫耳属性なんてないし興味ないよ
と思ってたが地味ーに良かったという意見が多いので買ってみたら
恋愛要素結構うすめの家族ほのぼの&妖怪(土地神)バトルものだった
特にほのぼのパートが思わずニヤニヤしてしまうほどのできで良かった
4巻は下巻みたいな感じでバトルパートがほとんどみたいだったんで残念
途中で書き込みボタンおしてしもうた。スマソ
43 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/24(水) 23:15:56 ID:r6v1Erqp
とある魔術の禁書目録
本日購入→先ほど読了
ラストは素晴らしい。西尾維新の影響を感じる佳作。好きな人は好きなのではないかと
よくわかる現代魔法
ドヂッコ属性があれば楽しめるのかもしれない
仕込みの段階のせいか、省いてもいいような部分もあるが
文章に特に気に障るような点もなかったとおもう
ただし
「ドジでノロマなあたしだけどガンバルの → ああダメ
→ でもガンバルの → ああやっぱりダメ → …」
このループにはストレスを感じた。
何度も決心を繰り返すのはリアルっぽいけど、そんなの求めてない
クライマックスぐらいはスパパッっとやって欲しかった
Astral2
古本屋で見つけたので購入。
hpで連載していた時何話か読んでいて、そんなにおもしろい作品だとは思わなかったのだが
今回読んだら結構楽しめた。
既読分の話よりも楽しめたのは、義妹や義妹の友人などヒロイン的なキャラの登場頻度が
多かったお陰かも知れない。
話も変にドロドロせずに綺麗に締めていて良かった。
レンタルマギカ
ロリと眼鏡をはずして、猫と眼帯とペットの魔犬の会社にした
ほうが良かったんじゃないかな。
あとは縦ロールのツンデレ路線でシンプルに。
紫の砂漠 / 松村栄子
ラストが予想外の展開だったので戸惑ってしまった。けれど一番最後の章は嫌いではない。
全体にわたってさまざまな美しさの表現が見られるが、とりわけ紫の砂漠(デゼール・ヴィオレ)に
ついては印象深い。主人公のそれに対する憧れも含めて。
どう受け止めていいのか迷っているが、作者は確かに一つの世界を書ききっていると感じられた。作品としては全く違うが、なんとなく『童話物語』と近い印象を感じる気がする。
タム・グリン 硝子の森
これで完結…なのかな?
安易にリム萌えに走らないところがいいと思います。さすがコバルト。
イラストも愛があっていい感じ。
いぬかみっ!7
とても面白かったです。
嘘がどう転がって行くのかとても楽しみ。
絵師もいい仕事しています。巻頭カラーの時間軸が気になるけど、おいおいわかっていくでしょう
記憶の中の未来へ
中味も本体も薄い本。買って損した
読みはじめてこりゃいかんと思ったが、我慢して半分過ぎたところで限界
あとがきを見たらゲームのノベライズらしい。
出来てないよ、ノベライズ
うさ恋。4
前半はなくてもいいような…というより別の話みたいです。
後半はいい出来。これをどうまとめていくか、とても楽しみです。
絵師もちびフォルテとかいい仕事してるし、いいもの、読ませていただきました。
51 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 23:35:41 ID:nGR+jB/S
エロ小説
私たちの田村くんT
2ちゃん大賞で好評だったんで普段買わないこの手のジャンルに
手を出してみた。やっぱ大賞スレは良いね。良作発掘には持って来いだ。
青臭かったりうわぁ…って箇所は山ほどあったけど面白いと思えたので
よしとする。感情豊かなキャラクター達がいいね。捨てキャラがいないのも
好印象。ストーリーにメリハリがあって普通に良作って感じ。
ウィザーズ・ブレインV<下>
クロニクルほどじゃないけど、厚いこと厚いこと。それでいて読み応えあります。
新キャラ2人もいい感じになってるし。満足。
でもこの新展開は、取ってつけたような感じ。楽しみなんだけど。
二階の妖怪王女2
せっかくだからもう1冊つきあってみた。
これのどこがワンピースかというのはとりあえず置いとくとして。
前よりはマシになっているけど、相変わらずというか。
ただ考証を披露したいだけなら、別のところでやってください。
話から隔離されてるし、正直、邪魔。
あともしかしてキャラの性格づけとか固まってないのかな。
WSW EXODUS
よくまとまった高校生の作文。
天から女の子とロボットが降ってきました。4ヶ月経ちました。惚れていました。
一番大切な経過をいきなりすっとばしてるし。
(千歳のほうはしっかり説明があったが、背景がこれまたなんというか)
なぜか主人公が天賦の才をもっていたり、ピンチになると、都合よくコトが運んだり
全て主人公の都合のいいようにまわってます。
次巻で全て夢オチ。というならここまで都合のいい展開も納得できるが。
作者は書くのが難しいことからひたすら逃げているだけ。
あと1年修行しなおしてこい > 長野
絵師は可もなく不可もなく…かな?人間描くのが苦手?
ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて
ハンニバルについての概説書。一冊でおおまかなハンニバルの生涯の流れがわかる。
ローマとカルタゴの戦争前後の、カルタゴの社会の様子が描かれていて、
理解を深めることができるようになっている。
レンタルマギカ 2
アディが可愛かったので2も買ってみた
やっぱり可愛かった。
…だけでは短すぎるから追加
何の説明も無く幽霊が増えてて、間違って3を買ったのかと思った
幽霊は頭弱めのいいひと路線、ちょっとあからさま過ぎる
魔犬は描写も無くてどうなったやら
続編だと思っていたから、どうにも居心地の悪さをかんじてしまう
All You Need Is Kill
困ったことに面白い。
現代魔法の一巻で駄目だと決めつけてたんだが
この作者のイメージを変えなければならないようだ
暗い話しではあるんだが、透明感があるというか湿っぽい重さがないのが
読後感をよくしている
続編が出せそうに無いことも気に入った。
そのうち現代魔法のほうも読むかもしれない。ただし四巻あたりから
なぜに4巻から?
話のつながり的にもせめて3巻からにすることをお勧めする。
ぱんつはいてないし。
灼眼のシャナX
また外伝。というか、こっちが0のような気がする。
いきなり新規の登場人物がどかんと出てきて、それぞれ動き回るのでちょっと敷居が高いかも。
(これが誰、これが誰。としっかり覚えながら読まないと、わけがわかんなくなる)
でもま、内容はいいです。
59 :
58:2005/09/13(火) 00:03:19 ID:rUE1C1Nw
今気付いたんだけど、Vとばっちりつながってます。
Vで使われた台詞そのものが、Xで出てたり、扉イラストとか。
この時点で、Xのプロットができていたのかと感心
涼宮ハルヒの陰謀
面白かったけど一巻・四巻ほどではないなぁ。
さすがに短編集よりはマシだけど。
つか正直時間移動ネタうざくなってきた。暗号とか
いらないからまじで。なんで作者はミステリ臭を
漂わせたいのかわかんね。
タマラセ
話をバイオレンスな方向に持っていきたがる作風は、どうにもラノベに
向いてない気がする
まるで粗暴な少年犯罪をみてるような気持ちになった。
徹底した暴力描写の作品なら、そういうものとして楽しめるが
笑わせようとしてるくせに時々見える嫌なリアルさが不快
ヒロインが女の子の顔の傷に指突っ込んでから殴っちゃいけません。
ダークエルフ物語 1巻
指輪物語のような、世界観のあるファンタジーであり、異種族を主人公にしているので、
異世界であることを感じさせる描写が良い
主人公の旅立ちが描かれているこの巻は、これから始まる冒険をおおいに感じさせる。
「ゴスペラー 湖底の群霊」
後押しスレで尋いたら好意的なレスを貰ったので
探したら、BookOffの105円コーナーでしか見付けられず…複雑だ。
取り寄せるかとも思ったけど迷ってる内に見付けちゃったんで…
まあそれはともかく。
一気読み。内容とか以前にまず文章が合ったみたい。
内容もちゃんと面白く読めた。
あちこち痛々しい描写に怖じ気付いたりもしたけど、読後感は満足。
(され竜は割と平然と読めたのに何でだろう)
シリーズ化は無いのかな。出てもう結構経ってるけど。
それにしても絵が…絵柄は嫌なタイプじゃないが余りにも雑過ぎんかコレは。
酷過ぎだろう。
狂乱家族日記 弐さつめ
それぞれ個性のある者が、家族として暮らすそんな話。
唯我独尊な妻と振り回される夫や生物兵器やライオンの息子娘たちとの
ワイワイガヤガヤと暮らすさまは読んでいてたのしい。
「竜馬がゆく」2巻 By司馬 遼太郎
1巻から流れるように読んだ。
やっと歴史が動き出すって感じか。
1巻〜2巻前半は竜馬がいかに個性的かっていう描写ばかり目に付いて
ちょっと退屈だった。
(いや、それはそれで面白いんだけど)
※しかし文章はエライ読みやすいな。
ガダラの豚 2巻
アフリカにテレビ局の取材で旅立った、民族学者の一行がその土地の呪術を
取材するうちに、呪術師と敵対することになりさまざまな障害をうけるが、
危機一髪でアフリカを脱出する。アフリカでの生活をいきいきと描写していて
馴染みのない風景や暮らしを詳しく知ることができた。
ガダラの豚 3巻
アフリカから帰ってきた民俗学者だが、追ってきた呪術師と戦うことになる。
この巻では、ホラー要素が高く次々と死んでいく仲間をみて対決することを決意する。
呪術の存在がこの物語の鍵で、
呪術の存在は本当にあるのかが解き明かされていく。
塩の街
滅びかけた世界でのラブストーリィ
あんまり面白くなかったしオチも読めたからクライマックス前で一旦本を置いて
残りは拾い読みしたが、まあそーだろーなぁって結末だった
入江ちゃん最初から空自を抱き込めば簡単だったのに
あるいは、海自の護衛艦で砲撃すれば何度でも繰り返せるのに
どうしても陸しか使えないなら、夜中に暗視装置つけてこっそり近寄って
そっと爆薬でも置いてくればいいのに
なにもあんな無茶をしなくってもねぇ。
僕とこりんと夏の影2
完結。お疲れ。前作はアレだったけど、今回も付き合ってみた。
「途中どうなるか」が与えられたら、たぶん誰が書いても同じものになるし、
その「途中」も誰にでも思いつくようなレベル。
モチーフもありきたりだし、やはりダメなものはだめ。
2度とこんな思いつきだけのやっつけ仕事な作品を出さないように。
おぼろのシーンもあそこまで詳細に例の事件をまねる必要があったのか。
ただ、長いこと書いてるだけあって、読みやすい。絵師も動きや表情弱いけどまあいい感じ。
奇蹟の表現2 下の中だった1から中の下までレベルアップ
基本的にチャチいがたまにホウと思わせてくれた
イラストも多少マシになってる、手のデッサンが前より人間らしい
キーリ7
錆びた鉄と砂のニオイがするような作品。
作品、場面のイメージにあったイラストを描く絵師も含め、大好きな作品です。
最近絵師がでしゃばって、好き勝手やってるケースが多いからなおさら。
終わりに向かって盛り上がってきた感じ。どういう終わり方になるのか想像できないのもいいです。
ムーンスペル!! 3
既刊に比べるとだいぶよくなったと思う。正直、次巻が楽しみです。
ただ、今回、プロットもう少し長かったんじゃ…?
それを無理やり削って詰め込んだような印象を受ける。
絵師は悪くないけど、首が座ってないのが気になる…もしかして頭と胴体、別々に描いてません?
73 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/22(木) 11:18:17 ID:nJGg8gns
少し ばか
彼女はミサイル 2
タイトルの彼女は置き去りで見事にショタ萌え小説に
一巻では彼女が主役だと思ってたから違和感があったが
今回は表紙にも彼女の影はない。
潔いというか清々しいほどの割り切りっぷりだ。
最初からこうするつもりだったのだろうか?
中身は、本人に自覚のないハーレム物みたいな男の子萌えノベル
バトルとかは完全に背景になっちゃったな。
バイトでウイザード
嫌な話っていうか無責任な人間しか出てこない
どうしてこれほど不愉快なヒロインが書けるんだろう。
そもそも友人を殴り殺しておいて、復活させるからチャラってなんだそりゃ?
復活に心臓がいるからって従兄弟をぶっ殺すのも訳がわからんし
自分の将来の為にしかたがないんだ!って主張にはもはや何も言えない。
目の前で恋人を殺されといて、生き返るならいいかと考える女の
頭の中もどうなっているのやら…
自分には理解できない世界だなぁ。続きは買わないことにする
滅びのマヤウェル
押しかけ居候は見た目中学生で自称異能者、な話
前半、竹本泉の「さくらの境」みたいなゆるい雰囲気が好きだが
一冊の本としてまとめるためには、それだけじゃダメだったんだよな
個人的には、ゆるいままでも良かったんだが
麒麟は一途に恋をする4
イラストに騙されて買い、今もイラストが好きなので買っている
綺麗なんだよなぁ色使いとか感じとか。男の顔は嫌いなんだけど。
とんでもなくベタベタな展開が多い小説。
しかし一度読むとあまりにベタゆえに目が離せない←ポイント
この巻では主役の男女の濡れ場があるのだけど微妙に書き方が
固くてぎこちない。正直主役二人より脇役の動作、心理描写
ともに優れていると思う。
どうも主役二人はどこまでも何もかも描写がぎこちないんだよ。
(もともとぎこちないキャラなのかもしれないが)
かくかくっとした感じ。
本編でちょい登場している脇役の姐さんが主役の書き下ろし番外編はいい。
って言うか、脇役はほんとどれもいいと思う…(おいおい)
ぴよぴよキングダム3
やってることは、最初と最後が繋がってるだけの外伝のようなものです。
ただ、「あかりの作った世界」ってものを本当によく表せていると思う。
読んでて「あるある!」が何度出てきたことやら。
絵師もいい感じですが、「あかり世界」を表現するには枚数が少なすぎるんじゃないかと…
もう少し量、あったほうがいいように感じました。
シャイニングウィザード 覚醒空間
祝!オッサン登場。
もうオッサンだけで(個人的に)買い。
こんなに立ち回ってくれるなんて、あと一冊買ってもいいような勢いです。
もう少し「パパっつぷり」を見せてくれれば言うことなかったんだけど、これはたぶんゼイタクでしょう。
ただ、絵師…ここまで長い間書いているのに、ここまで上達しない人ってのは珍しいと思う。
こっからぼやき。
個人的なお願いです。アンタはオッサンを描かないでください。 > 上田
同じ「不敵に笑う」でもちゃんとキャラごとに個性を付けてください。みんないっしょです。
キャラの立ち位置を考えて構成してください。今のは2つの写真を切ってつなげただけのようなものです。
背景の手抜きはやめてください。人物を立たせるのと背景の手を抜くのは別物です。
モトはちゃんとできているんだから、ちょっと努力すればなんとかなるはず。
>>77 月花に比べてベタ分が減ったので、個人的には激しく不満ですw
レジンキャストミルク
視点がころころかわるのは、手法ということで置いとくとして。とにかく中途半端。
登場人物をこれといった理由なく中途半端につなげてみたり。
(確かにまとまり自体はよくはなるけど、この作品に関しては無理につなげなくてもまとまると思う)
いなくても何ら不都合ない能力者を紹介してみたり
伏線もそんな嗜好もないのになんとなくずぶぬれになって物語を動かしてみたり
必要性の感じられない中途半端なエロ(?)を入れてみたり
ああいう状況になったのに主人公の能力を長々と主人公に対して語ってみたり。
しっかりした裏づけがあるならこういったものも活きるけど、まったく抜きで語るからえらく浮いてます。
この作品が何かの続刊だったらごめんなさい
あと言葉遊びが過ぎます。ムダな部分を削れば3/4くらいにできると思う。
ページ数稼ぎたい故の言葉遊びなら別だけど。
こうは書いたけど、悪い作品ではないとは思う。
これからの話の広げ方に期待。
キノの旅1
どこの書店の棚でも見かけるので一度買ってみようかと。
うーん、この手の話はどれも同じ見えて仕方ない…(寓話風のやつね)
でもこの雰囲気は嫌いじゃない。宮崎駿っぽい?
これは個人の好みなんだけどストーリー物の方が好きなので
いまいち乗れなかった。一話読めばいいって感じかな。
後はどれも同じに思えちゃった。
でたまか1
つまらんかった・・・・。
進められて呼んだのだけどちょっとベタだったかな・・・・。
一巻目で挫折だ。作者の意気込みは分かるんだけど
意外性があんまり無かったので。(以外であればいいってもんでも
ないだろうけど。展開が読める話、キャラに意外性の無さすぎる
は好きじゃない)後になれば面白くなるとは聞いたけど
でもそこまで付き合うきもあんまりしなかった。
ううっ。要するにどちらも好みじゃなかったってことか。単純に。
わくわくする、心ときめく小説読みたいよ・・・・。
喚ばれて飛び出てみたけれど
ツボにはまって大うけしたけど、たぶん狭い範囲で面白い作品
馬鹿らしさとかくだらなさとかを好む人向け 好きだけど。
きちんと伏線なんかも回収してるんだけどストーリィについて
語られることはあんまり無いんじゃないかな 好きだけど。
下級悪魔と下級天使が、そこいらで集めたセミの魂をつまみながら
おしゃべりしてたりするような話、あとエロ大根、やっぱり大好きだ。
たたかう!ニュースキャスター
他の作品で気に入っていた絵師が表紙だったので買った古き良き思い出を発掘してみた。
御都合主義が外にでないせいで、主人公がどんどん不幸に陥っていく。
ウルトラマンの御都合を思い出しながら読むと楽しい部分が多い。
負けず嫌いのお姉さんは大好きですよ。
新しくノベルズで出てる1−3を本屋に注文したくなりました。
83 :
無名草子さん:2005/10/07(金) 12:29:46 ID:x0dPt0TA
p
電撃!! イージス5 Act.2
正直一巻があまり肌に合わなかったが、二巻で終わると知ったので購入。
惰性で読むつもりだったが、キャラ立ちが秀逸。巴のツン振りが個人的に
良かった。一巻はそうでもないが、二巻は恋愛要素もあって楽しめた。
相変わらずこの作者の主人公はあまり何もしないがな。
ポケロリ
エロゲーのシナリオライターが書いたオリジナル
エロゲーの方がかなり笑えたので期待して購入。
自分としては声を出して笑える作品は少ないので、十分元は取れたのだが
冷静に作品として見るとシリアスシーンなどでの描写がうまく伝わってこなかったり
話の展開についていけないなどの欠点がある。
正直ギャグがツボに入りそうに無い人や、ギャグだけでは我慢なら無い人などにはお勧めできない。
ストーリー重視な人は決して読まないほうがいいと思います。
あそびにいくヨ!7
悪くはないんだけど、どうも薄口というか、読み応えが少ないというか。
厚さはふつーなのに、リアルバ…じゃなかった某作品と同じくらいの読み足りなさを感じます。
うーん…
87 :
86:2005/10/08(土) 21:02:46 ID:H3C7Kusq
切れちゃった。
脱走劇(?)、妹話、エレベーター騒動、真奈美&メレア、おじさんと先生。
メインはエリスまわりのことなんだけど、枝葉を広げすぎたのが原因なのかな…?
それぞれは面白いんだけど、量がないからどうしても薄口になる。
絵師についてはもうあきらめているので、どーでもいいです。
わたしたちの田村くん2
ひとまずの形で完結。おつかれさまでした。
主人公の無様に足掻く様が、今回もとてもかっこよかったです。
こういう足掻いた結果の言い寄られ状態には納得。
ここ最近、なんの取り柄もないのに、ただ近くに居ただけで惚れられたとか。
自分から何も行動せず、ただその時に偶然正解を選択しただけなのに惚れられた。が多いから尚更。
ただ、難を言えば、「まとめにかかってる」感が後半強いことぐらいで
もう一悶着…というか、あと一巻ぐらい続けてもいいんじゃないかなと思った。
絵師は…時間なかったのか?前回に比べちょっと崩れている
個人的には「なにごともなかったように」第2Rが始まるのを期待します。
約一週間かけてようやく0〜]まで読了。
「灼眼のシャナ」 高橋弥七郎 (電撃文庫)
ツンデレに悶えました。
自分で自分を危ないヒトだと思いもしました。w
カリカリ、モフモフを食べたくなりコンビニに走ったり、w
結果、ベチョベチョ、グチョグチョのしか無くてガッカリしたりと、orz
お腹一杯、胸一杯の青い春!?
ワケわからんですが、とにかく、吉田たんの凶悪な攻撃はスゴイってことで…。
それを耐えるゆーじもまた凄いんですが、
最終的には千草かーさん最強、ヴィルヘルミナは切ないですね。
結局、何が言いたいかっつーと、
この作家サンはエンタテイメントの何たるか、
「プロとしての存在意義とは何なのか」を良く分かってらっしゃるってコトですな。
読者の期待を裏切ってはイカン!というのを肝に銘じていらっしゃるのでしょう。
ある程度、読み手を選ぶ作風ですが、自分的には「サイコー♪」でした。
今後とも楽しませて頂きたい作品です!!
「幽霊には微笑を、生者には花束を」
「夏祭りに妖狐は踊れ」
ラ板大賞のお陰で知ったシリーズ。
二冊目だけ先に見付けてしまって、一冊目が手に入るまで待ち遠しかったったら。
で二冊一気読み。いやあ凄え良かった。文も内容もキャラも。
恋愛描写がベタベタしてなくて雰囲気が良いのも好きだ。
遅ればせながら投票者の皆様に大感謝。
また一人作家買いする作家さんが増えたよ。
前の二冊も注文してしまった。楽しみ。
でも「夏祭り」を先に見付けて良かった。
「幽霊」の絵は自分にはどう頑張っても萌えられん。
こっちだけ見付けてたら多分買ってないよ…
ダディフェイス1〜3
「スプリガン」に謎のエネルギーを注入して暴走させたような内容。菊地秀行に先祖帰りしているわけでもないようだが
そこそこ楽しめるが、量のわりには内容がない。主人公が使う謎拳法の設定で吹いた。堕醐栖拳とかもあんのか?
どうでもいいが、3巻(人魚)のキーパーソンの過去はちょっと酷すぎくね?
エナメルを塗った魂の比重
ワケワカラン。俺のオツムでは理解不能
これ、分類上はミステリなんでしょうか?
随所にちりばめられたオタネタの大半を理解できた俺自身に呆れた
『ゼロの使い魔』 ヤマグチノボル (MF文庫J)
ツンデレとハーレムを掛け合わせたお気楽なファンタジック・ラブコメ。
5巻登場のジェシカがシエスタと紛らわしいこと、
同じく5巻、209Pの挿絵が変なこと……etc.、
気になる点もあるのだが、このテの作品であまり細かいことを突っ込むのは野暮。w
理解し易い設定とストーリー展開が安心を誘う良質なエンタメ。
円環少女
魔法の説明がわかりづらいのと後半に急展開させすぎ。
あと戦闘にもう少し緩急を付けて欲しかった。ゴリ押ししかないのはどうかと。
けどなんだなんだで楽しめた。キャラは良く立ってるし、メイゼルは激萌えるしw(これ重要)
続編出るみたいだから次巻に期待。
シャープエッジ2
主人公の隠し能力がびっくりするほど使われてない。いらん設定だったんじゃね?
新キャラが多すぎて、いちいち前に戻って、誰が誰だったか確認した。
あと、イラストはみんな同じ顔で見分けがつきません。
全体的な乾いた冷たい雰囲気は嫌いじゃない。
一巻よりはオサレ台詞が減って好印象。
アスラクライン2
ありきたりすぎるクソ設定なんだけど、それをうまく料理(?)出来ていると思う。
さすが三雲というべきかな?伊達に本数かかえてないねw
ただ、絵師が致命的。これから続けて行くなら替えるべきじゃないかと思う。
人物もイマイチ。機巧魔神は迫力がなさ過ぎて、小さい人形にしか見えないし。
はにかみトライアングル2
べたべたされて困る話はもういいです。別の作品でも読めますし。
あと終始その「困る話」が続いててもう食傷気味です。
とっとと裏で動いてる何やらを動かしてください。こっちは面白そうなんだから。
というか、これからべたべた部分除いたら100ページいかなそう。
絵師は…まあなんだ。ぱんつ描けなかったね。妹のイメージもちょっと違うような気がした。
煉獄のエスクード1〜2 貴子潤一郎 富士見F
「吸血鬼ハンターD」と「ラグナロク」と「最遊記」をリミックスした内容か。
ハヤカワの外文を思わせる文体が濃厚で、ページ数以上のボリュームを感じさせる。
シリアスな内容は誘引力に優れ、無理なく物語世界へ引っ張ってくれるのだが、
作中の挿絵が酷い。
いい感じで酔い始めた処に冷や水をぶっかけられる感じか。
2巻は普通に良いが、1巻の出来なら無い方がいいとさえ思った。残念。
あと1巻から2巻への繋がりもやや引っかかる。
副題が示す通り、1巻の実質的な主役はレイニー。
「early days」的な内容は「0巻」に近く、2巻読了段階では違和感あり。
まあ時系列的には素直なので、今後に期待と言えばそれまでだが……。
この作者サン、初のシリーズ物だけに正直、一抹の不安も感じる。巧くまとめて欲しい。
ミドルティーン以上で正統派FTが好きな方なら、まあオススメか。
トリニティブラッド 第一巻
近未来の物語で突如現れた吸血鬼の人間との戦いを描いている。
仲間の裏切り、ボスキャラの信じられない過去など王道。
だが作者の文の作りが巧いのか勝手に手が動く。
自分的には結構ハマッた。あとイラストの絵も最初は嫌だったが
だんだん好きになっていく。お勧めである。
涼宮ハルヒの憂鬱
DQNメスガキが実は唯一神って話
永井豪の「バイオレンスジャック」や筒井康隆の「エディプスの恋人」を思い出した
要は手垢がついた設定ってこと
ただし、いきなりホモったりしないボーイミーツガールな話なので比較的とっつきやすいと思われる
とはいえ、パソコン部からパソコン強奪するくだりにはかなり退いた
最序盤で句読点もロクにつけない自分語りラッシュでかなり客を退いている思う
それ以外の部分は比較的マシに見えた
二巻以降面白くなるそうだが、個人的にはハルヒ殺して新たな神の座の争奪戦とか始めたらいいと思った
真メガテン3みたいな
99 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/16(日) 17:06:17 ID:BnMlrBNq
EGコンバット1〜3
ラ板では昔から騒がれてる秋山に初挑戦。評判通りの文章力はラノベ界随一だと思う。吸血鬼のお仕事に似た感じの文体だけどレベルが違う。マターリから急展開な内容も刺激的でたまらんわ。ただこの後張り巡らされた複線を消化できるのか。
>99
>ただこの後張り巡らされた複線を消化できるのか。
(⊃д`)
そして身悶えする99の姿が目に浮かぶ・・・
>>99 決して嵌まってはいけない泥沼に嵌まってしまったな。何年も身悶えるがいい。
「撲殺天使ドクロちゃん3」
まあ、相変わらず。文章はさりげなく上手いし、ネタも悪くない。
でも、いい加減飽きたって人も多いよね、きっと。
そろそろ、別のもの書いたら?
雑誌で読むぶんには、箸休めとしていいのかも。
アルスラーンと空鐘の最新刊を一気に読んだ。
比べなければいいんだが、どちらも異世界ファンタジーで他国との騒乱を描いているので
どうしてもくらべてしまう。
感想は、やっぱり腐ってもガイエだなダッタ
「メモリアノイズの流転現象」 上遠野浩平 (祥伝社・ノン・ノベル)
ソウルドロップシリーズの第二弾。
新登場した私立探偵・早見壬敦が全てのキャラを喰ってしまうお話。w
ビジュアル的なイメージといい、飄々とした態度といい、どう考えても
某俳優をモチーフにしているとしか思えないが、まあ分かり易いのは間違いない。w
例によって他の自作品とのリンクをチラつかせ、お馴染みの男も名前だけは登場。
私立探偵が中心に立つ話だけに、他の上遠野作品に比してミステリー色が濃いのが特色か。
ただ、殺人事件には不可欠の「暗い情念」に関する描写が弱く、パンチ力には欠ける印象。
残念ながら、貪るように読み耽る……という状態には引き込まれなかった。
人外の化生を通して「人」を描こうとする意図なのだろうが、考察が思索的な部分に偏り
人間という不可思議な生命体の、内面的な広がりを今一つ感じ取れなかった気がする。
典型的なシリーズ物の2作目といった感じ。
前作のキャラが前に出てくることは少ないので、それを期待する方には残念な内容かも。
東澱奈緒瀬が自身の魅力を発揮するのは、「最後の一言」ただそれのみである。w
「狂乱家族日記 参さつめ」 日日日 (ファミ通文庫)
暴れっぷりが痛快でイイ!
台詞の所々に古臭さを感じるが、作者が狙いで入れてるのがわかるくらい違和感あり。
次の巻から起承転結の結部分になるらしいが、長くなるとも宣言していて後何巻続くのかが気になるところ。
この作品のよさはテンポの良さだと思うんで、巻数増やすべく間延びしないことを願うばかりだ。
日日日で初の長編作だしな。
「星界の紋章」 1〜3巻
今更ながら手を出してみた。
一言でいうなら「宇宙の歩き方」。
旅をしながら、世界を眺めるワールドガイドツアー。
SF者じゃない俺からすると、こんな感想しか出来ん。
『銀盤カレイドスコープ』 1〜5巻 海原零 (集英社スーパーダッシュ文庫)
そもそも主人公が幽霊に憑かれるという基本設定が「在り得ない」ハナシなのだが、
ショートプログラムの演技で見せるコスプレもどき等、ツッコミどころは満載。w
4巻57Pの「状態を反らせてレイバック」という誤変換(正しくは「上体」)が、
2刷になっても直っていないなど、スポーツ物としては「未熟なイロモノ」の域を出ない。
しかし、ライトノベルとして見た場合、この作品の評価は一変する。
強烈な個性をもった各キャラたちのやり取りには、小賢しい理屈を吹き飛ばす勢いがあるし、
成長の途上にある少女が己の殻を打ち破る過程にリアリティが感じられ、感情移入し易い。
コミカルなタッチもメディアミックス向きだろうし、なんと言っても全体の爽快感が素晴らしい。
軽めの作りの中に「スポーツに対する作者の想い」を散りばめた、秀逸なライトノベル。
とある魔術の禁書目録5巻
ツンデレもよかったけどそれ以上にアクセラレータに痺れた。
復活してほしいと思うが鎌池のキャラの使い捨てっぷりはハンパじゃないからなあ。
期待できそうにないのがなんともかんとも。
わたしたちの田村くん1〜2 竹宮ゆゆこ 電撃文庫
散々、既出のこの作品。今更という感もあったがあまりに評価が高いので読んでみた。
なるほど、いかにもコレは2chでウケそうな作品だ。(笑)
「あなたのツボにくるラブコメディー」という売り文句はダテじゃない。
女のコのコンプレックスネタや、リアルな等身大の描写等、
電撃の既刊作品には珍しい少女漫画スタイルの作りが新鮮な印象。
読後に爽やかな余韻が残り、続きを期待したくなるところだが、
元来、読み切りだった作品。腹八分目くらいが丁度いいのかも知れない。
飛田甲
「ハイブリッド ユニバース」
「スターダスト イレギュラーズ」
一冊目は普通に楽しめた。二冊目も単独で読めば普通に面白いと思えたと思う。
が、二冊続けて読んだら、
キャラやらストーリーやらの印象があちこちどうしても被る。
シリーズ物でなく全く別物ってことになってる筈の物語としてはコレはちょっと。
この後の二冊が良かった分ちょっと期待し過ぎたのかなあ。
正直なところかなり損した気分だ。
あと、スターダスト〜の絵、はっきり云って酷過ぎ。
いつもこんな感じなのか、これだけこんなに酷いのかは知らないけど。
好きな作家の本には絶対付けて欲しくない。
喚ばれて飛び出てみたけれど
だめヒロインが2人炬燵で寝そべってクッキー食べながら
「たいぎーねー」「そーじゃねー」って話しているようなイメージの作品。
冒頭部分がちょっと弱いから、しばらく投げておいたんだけど、
>>81で気になって手にしてみたら
正直、面白かったです。
ただ、「いじめられるため」だけに出てきたようなキャラがいるのがどうも…
絵師は巧いってわけじゃないけど、作品にあった絵を描いていると思う。
でぃぃ・えっち・えぃ そのさん
こういう展開も悪くはないと思うが、ネタばらしにはもう一ひねりほしかった。
あとそろそろ本物のヒロインを決めたほうがいいんじゃないかと。
「i.d 一巻」
秘密組織で育てられた、謎の過去を持つ主人公。
なんだかわからないけど、凄いらしい正体不明の敵。
物語は、スタンド使いと変身ヒーローがペアになって学園バトル。
凡打量産機らしい一作。
どこかでみたような設定でどこかでみたようなストーリーを
ためらいも無く披露し続けるその姿は、缶詰工場の職員を思わせる。
『食卓にビールを』 小林めぐみ (富士見ミステリー文庫)
冒頭、主人公の電波っぷりにいきなりビビった。
自分の感性に合わない匂いがプンプンしたが頑張って読み進める。
で、結論。…………………………………………、やっぱりダメでした。
次々と登場する宇宙人、それをごく自然に受け止める主人公。
出来損ないの仮面ノリダーに思えてしょうがないんですよ。(トホホ)
SF、SS好きには「来る」のかも知れないですが、
自分はあのノリにはついていけないですねー。
デキ不出来を論じられないほど、「合わない」作品でした。
SF者だが来なかった。以下感想
食卓に〜 : これはなぁ、 …駄目だろう?
食卓に〜 2: ん〜、まあまあ
食卓に〜 3: そこそこ、なんとか
食卓に〜 4: 表紙の水着が下品に見えて買っていない
慣れもあるが、買うものが無い時のスナック代わり。
キーリ(1巻) 壁井ユカコ 電撃文庫
主人公が霊感少女。その能力がゆえ平凡な社会に溶け込めないという少女漫画の王道設定。
挿絵もソッチ系だし、中高生・女子をターゲットに定めた販売戦略に基づく作品か。
意地の悪い表現をしたが、決して不出来な作品というワケではない。
スプラッタなシーンがしっかりイメージできるほどの描写力はあるし、
構成・文体ともにまず素直で読み易く、特に引っかかる部分も無かった。
全体的に暗いカラーの作風でノリと勢いに欠ける点が寂しいが、
この辺りは個人的な好みの問題かも。作者の筆力自体には好印象を抱いた。
ご愁傷さま二ノ宮くん(1巻) 鈴木大輔 富士見F
「まぶらほ」の劣化コピー版。
パクるのであれば、最低限、元ネタを上回るくらいのパワーが欲しい。
最後の最後で披露されるヒロインの頑張りには救われるが、見所はソコくらいか。
佳作とはいえコレが受賞作??? 富士見が少し心配になってしまうゾ。w
「MM」
鼻や耳から針金を脳味噌まで突き刺して、記憶を弄くる超能力者の話。
主人公は「ママ、ママ」と筋金入りのマザコン。キンモー☆
敵は笑えるほど無能で、片っ端から「ママ」に壊滅されまくってる。
お前ら、それでもナチスの残党か。
ストーリーは一言で言うなら、「本当の戦いはこれからだ!」
元々、架空戦記ものをやってた人らしいが、ラノベに対するアティチュードが
大きく間違ってるとしかいいようがない。
「灰よ、竜に告げよ(され竜2)」 浅井ラボ (角川スニーカー文庫)
問題作と評された1巻を、更に上回る破天荒さがスゴイ。
家具に名前を付ける男・ギギナの人格破綻者っぷり、
漢字とルビでゴチャゴチャになるアクションシーン、
超絶死闘が収束した後に明かされるミステリー的な謎解き、etc.
前作の魅力が全て健在な上、ページ数も450を超えボリュームたっぷり。
ついてこれるヤツだけついてこい、という突き放した感じは相変わらずだが、
既存読者の期待を裏切らない内容は高く評価したい。
しっかし、この掟破りな表現方法はアリなんだろうか? (汗)
R-18に指定されてもゼンゼンおかしくないような気がするんだが。(笑)
『プロットディレクター』 中里融司 (電撃文庫)
登場人物と設定が多めで1巻だけでは少々ツラい。
勧善懲悪のストーリーで、悪役はガチガチの選民思想。
で、主人公はそれに対抗する立場にあるのだが、
その強さの根拠が「達人民族である日本人だから」ってのはシラけるし。w
ワールドワイドどころか宇宙規模のハナシなのに、
全てのキーが日本に集中し過ぎているのにも無理を感じる。
中古で105円だったため箸休めのつもりで読んでみたのだが、
正直、一冊だけでお腹一杯かな。w
「アーマード・コア」
ゲームのノベライズ。それ以上でもそれ以下でもない。
無難といえば無難な一作。
「Missing」 一巻
紹介文読んで惹かれるものがなく敬遠していたが、試しに一巻だけ挑戦。
うん、少女漫画。 ちょっと、余計なキャラが多すぎかな。
内容は悪くは無いって程度なんだけど、この後、どう続けてるのかが気になる。
13巻も続けられるようなネタには思えないんだけどなあ。
そこだけが気になるので、機会があれば二巻にも挑戦するつもり。
120 :
無名草子さん:2005/10/21(金) 12:33:33 ID:QLkg/hvk
t
121 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/21(金) 13:53:01 ID:zVMrThLe
「空の境界」
オリの頭じゃ内容についていけない
ここ最近「少女漫画」というキーワードが多いようだが
どのあたりの少女漫画を指して挙げているんだろうかとふと気になった。
キイチの塗り絵あたりじゃね?
「され竜・シリーズ」 3〜5巻 浅井ラボ (角川スニーカー文庫)
3巻は短編。妙に読み易い。
個々の事象を掘り下げるだけの枚数が無い分、ほどほどの味わいに仕上がっている。
シリアス一直線な本編とは違い、作者も気楽に書いている印象。テンポよく読める。
あとがきの心理テストにはヤラれた。よくある手口なのに油断しちまったヨ。orz
4〜5巻。2冊で一つのエピソードを織りなす前後編。
読中〜読後にかけて、重力が2倍になったかのような気だるさを体感する。
R-18どころか有害図書に指定されても文句言えんほどの鬼畜な表現がヘヴィ。
敵グループがつるんで襲い掛かってくる辺りは「吸血鬼ハンターD」そのものだが、
一方のDが超越的な存在なのに対して、こちらは弱々眼鏡クンなところがポイントか。
問答無用の強さが無い分、ハナシが進めば進むほどに傷ついてゆく主人公がツラい。
それにしてもこの作品、ホントに完結できるんだろうか?
特異なテンションと伏線の張り方に凄まじい不安を感じる。
10巻辺りでパタリと止まり、「新刊マダー」と揶揄される気がせんでもないのだが。w
熊の場所 舞城王太郎
三本の中編からなる一冊。相変わらずの舞城節。
質は高く、安定して読める。
けど、やっぱり初期の頃の、粗っぽい雰囲気の方が好きだ。
「され竜・シリーズ」 6巻 浅井ラボ (角川スニーカー文庫)
3巻に続く二度目の短編集。これがまた巧い。
素材に対する切り口が鋭く深い上に、起承転結の流れが淀みなく鮮やか。
脳内ショートトリップを楽しめて、読後感も悪くはない作りになっている。
お見事。
オメーはもう長編書くな、短編だけにしろ! ……とは言わんが、w
現状、2:1の割合を、長短イーブンにしたらバランス的に丁度いいような気がする。
「ROOM NO.1301」 新井輝 (富士見ミステリー文庫)
テーマは何だろう。タブーへの挑戦……、だろうか。w
従来のライトノベルには少なかった明け透けな性表現が異彩を放つ問題作。
年上のオネーサンに襲われる>>>「行為」は未遂に終わらず、5回にも及ぶ。w
実姉と交わる>>>こちらも完遂。二人で一つになってしまう。 Σ(゚Д゚;エーッ!!
その姉が弟をネタにナニる>>>オンナにも性欲があるのは自然だが……。orz
性の砦をブチ壊す多数の表現は踏み込みが強い分、
チラリズムのワビサビが無い。ww 今ひとつ酔えなかった。
シリアスなのかエンタメなのか、スタンスが曖昧なのも頂けない。
バランスを取ろうという意図だろうが、むしろ中途半端になった印象。惜しい。
鏡姉妹の飛ぶ教室
鏡家サーガの番外編なので、そっちを読んでないと辛い。というか無理。
で、感想だが・・・面白かった。
今までは過大評価されすぎじゃないかと思ってたが、これはすごくいい。
ミステリの形式を取っ払った、ファウスト系ライトノベルになってる。
その上で、ユヤ節も残っていて、メッセージもすごく直截的。
読者にわかりやすい形をとろうとしたのだろうし、それが成功してると思う。
「飾られた記号 〜The Last Object〜」 佐竹彬 (電撃文庫)
あとがきがイイ。恐らく作者は「いい人」なのだろう。
てらいの無い率直な文章が朴訥な人柄を映し出し、好感を持った。
ただ出来得ることなら、そうした「心を揺さぶる何か」は本編から頂きたかったが。w
本編は正直しんどい。
ゲームで遊ぼうとしてマニュアルを手に取ったら、それが電話帳並みに厚かった……
とでも言おうか。w
序盤の状況説明があまりに多く、事件が起きるのが遅すぎると感じた。
内容としては一応、ミステリィ形式(作者自己申告)なのだが、
ミステリィとして読もうとすると、その期待は完全に裏切られる。
なにしろ核心部分の謎が明かされず、2巻以後に引っ張ってしまうのだから。w
シリーズ物の1巻という作りだが、それにしてもなぁ…、ちょっとガッカリだったゾ。
「GOSICK 〜ゴシック〜」 桜庭一樹 (富士見ミステリー文庫)
ミステリィを一つハズしたので、今度は評判のイイものを読んでみた。
ビンゴした♪
富士ミス3冊めでようやく当たりを引いたヨ〜。ラッキー!!ww
主人公は「帝国軍人の三男」と「混沌の欠片を再構成する人形系美少女」のコンビ。w
前者がワトソン、後者がホームズの役回りで、
お約束のように「毛利コゴロー」と「目黒ケーブ」を併せたようなキャラもいる。w
舞台設定や展開は「じっちゃんの名にかけて」に近く、世界観は「あかほり」な印象。
エンタテイメント・ミステリィのごった煮〜ライト&POP風味仕上げ〜といったところか。
細かい点をツッコむのは野暮、もしくは
騙されてあげようかな………、と思わせてしまう雰囲気がスゴイ秀作。
エンジェル・ハウリング 9巻
オーフェンのファンだったんだが、このシリーズは面白くない。
中盤から面白くなって最後は泣けるという評価を信じてつきあってきたが
やっぱりつまらん。
別にテンポが早くなるわけでもなく、ずっと一本調子のままなんだよなあ。
最初で合わなかった人には最後まで合わないと思う。
でも、ここまできたので最終巻の十巻まで心中しよう。
「スカーレットソード」山本一郎(ソフトバンククリエイティブ)
ラノベといいつつ値段が高い。文字数も多くて会話少なめ。
古き良きファンタジーテイストで、キャラがしっかり立っている。
その分、中盤から終盤のテンポが良すぎて
ラストが淡白に感じる。でもまぁ同系統のエンタメ小説でハードカバーと
いう意味では良い出来。ロードス島とかを学生時代読んだのを思い出した。
イラストは萌え系だけど、中身はおっさん向きかなぁ。
「A君(17)の戦争」 1〜7巻 豪屋大介 (富士見ファンタジア文庫)
「オの字」の「オの字」による「オの字」のための妄想小説。w
蛇足的記述や2005年現在の感覚ではやや古く感じられる部分もあるが、
大勢に影響するほどではない。2chの住人なら充分に楽しめる作品だろう。w
全体の流れとしては、1巻が出色のデキで激アツ!!
2巻が今イチ、3巻がソコソコ。4巻が運命の分岐点となり、
ソレを受けた5巻以降は徐々にヘタレる……、といった感じか。
「全智者」を敵対的ポジションに置いたのが分からない。
「全ての元凶にしてラスボス」という存在にしてしまうと、
作中序盤で否定しまくった「おファンタジア」なハナシになってしまう。
単なる観測者やバランサーにした方が自然だったと思うのだが、どうだろう。
右肩上がりに盛り上げてフィニッシュできるのか、不安は残るが作者の力量に期待したい。
世界の中心、針山さん
登場人物がびみょーにつながっている短編集。
なかなか「読める」作品でした。
欲を言うなら、例の「怪盗」の話を読んでみたかったなと。
絵師は…知人でした。なんとなくくやしい。何がくやしいかは自分でもわかんないや。
ハスタール
作者は地獄でラブクラフトに謝れ
もっとも、クトゥルフ抜きにして激つまらんが
絵のことはあえて触れない
星虫
愛・勇気・希望って感じ
言わんとするところは否定しないが、ちょっと表現が陳腐
この世界とウルフガイシリーズの世界を融合させたら面白いことになりそうだ
星虫は初出が1990年だ
時代を酌んでやってくれ。
1990年の時代感覚、当時を経験してない人に判るかな…
悪の帝国が滅びて世界に自由と民主の輝きが行き届き、色々問題もあるが日本経済は絶好調で世界一の金持ちで!…いや、本当にそうだったんだよ。1990年は。
『9S<ナインエス>』 1〜4巻 葉山透 (電撃文庫)
説明台詞が多いのが引っ掛かった。
下手と言うほどではないが、洗練されていない印象。
丁寧に磨き込めば、まだまだ完成度は上がったハズ。勿体ない。
作風は一言で言うなら類型的。
オリジナリティを期待してはいけない。w
あくまでエンタメ重視。様式美を大事にする姿勢を愛で、
燃えと萌えを楽しむのが、この作品との正しい向き合い方だ。w
とはいえ、某876作品ほどのパンチ力は無い。
こちらから作品のノリに付き合ってあげる「大らかさ」は必要か。
3巻以降、キャラの増加に伴い
作品全体の充実度が増しつつあるのが救い。
終ってみれば「結構いいじゃん」に化ける可能性はある。
「ダブルブリッド」 1巻 中村恵理加 (電撃文庫)
久しぶりに無理なく酔える作品に出会った。
読者の想像を膨らませつつ、
ソレを裏切らずにハナシを進める「素直な魅せ方」がイイ。
5年前の作品ながら、古さを微塵も感じさせない辺りが見事だ。
「デル戦」+「寄生獣」+「鬼太郎」÷3と言えなくも無いが、
それでシラけてしまうのかと言えば全くそんなコトはない。
むしろ、不変的なテーマに挑んだ勇気と
最後までドラマティックに描き通した手腕とを評価したいと思う。
ある程度、シリーズ化を狙っていたらしいので2巻以降も期待できるか。
かのこん
大外れ。
何も行動しない主人公が、何も考えていないヒロインといちゃいちゃするだけのお話です。
イラスト目当てでない限り、買ってまで読むようなものではないと思います。
ラノベ入門書にはなるかもしれないけど、これよりもいい作品は他にもあるし…やっぱダメ。
主人公かヒロインにトラウマの1つでも持たせりゃ話に広がりもあったのに。
クリスマス上等
大当たり(ただし中盤まで)
主人公が、考え、くじけそうになりながらも目標に向かって行く姿、
例の番組の視聴者気分で楽しませていただきました。
多少ご都合なところはあったけど、「わかってる人」の手助けと考えればまあいいかなと。
でももう少し痛めつけられてもよかったんじゃないかなと。
絵師もかなりいい仕事してると思います。
それだけに終盤のだめっぷりが…書いたの、別人ですか?
「ダブルブリッド」 2〜5巻 中村恵理加 (電撃文庫)
2巻、主人公の強さがネタバレ済の為、決戦時のスリルには乏しいが
ワールドワイドなハナシが広がりを見せたのは良かった。まずまず。
3巻、不出来。絵師の交代もあり、2巻までとの違いに戸惑った。
軽いキャラの登場でライト色が強まり笑えるシーンもあるが、
中国の人型兵器のネーミングは安く思えたし
ハイテク兵器が情報収集の際にITを使わないのは不自然に感じた。
4巻、父娘の初対面など見せ場多数も解放感には欠ける内容。
各種設定上やむを得ない部分もあるが、全体に重い印象は否めない。
初出のΩサーキットは「いかにも」な登場の仕方が
人類補完計画な感じだが、実際のトコは「神祖の実験」だろうか。w
5巻、また少し作風が変わりミステリ要素アリ。
年間5冊刊行の弊害か、随所に無理がみられ1巻ほどの輝きは無い。
主=ラオウ、空木=トキ、鬼斬り=ラグナロクにしか思えなかった。w
「ぼくらは虚空に夜を視る」 上遠野浩平 (徳間デュアル文庫)
マトリックスでガンダムでエリア88だ。w
何か申し訳ないが、それくらいしか出てこないなぁ〜。
「不気味な泡」ほど感情移入できないや。なんでだろ???
確かに上遠野っぽい「らしさ」は出てるんだけど……。
143 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 01:46:49 ID:zoNCVrdC
s
「空ノ鐘の響く惑星で」 8巻 渡瀬草一郎 (電撃文庫)
今頃になって、ようやく読了。
厚めの枚数にも収まらないほど盛りだくさんの内容が凄い。
ラストはやや唐突な感アリも、読後に残った幸せな気分はホンモノ。
決して直前に読んだ「ダブリ」のせいばかりではない。……と思う。w
中世風の戦記モノは、今のライトノベル界には貴重な存在。
慌ててまとめに行かず、最後までじっくりと仕上げて欲しいモンです。
ところで読み終わった本はどうしてます?
ここの住人だと、(学生は置いといて)月10冊ペースとかそんな感じだと思うんだけど。
神様ゲーム2
前作をどうやって続けるのか。って思ってたけど、こういう続け方ね。納得。
ふつーに読めますが、顔ネタがくどすぎ。今回はストーリーに絡んでこないから尚更。
絵師はもう少し登場人物ごとの個性がほしいところ。
愛と哀しみのエスパーマン
普段カタい本ばっかり書いてる売れっ子作家が、重圧でブチ切れて書きなぐった。
そんな印象を受ける作品。とにかく力入らず何も考えずのびのびと書いてるように見えます。
内容は、主人公と影のヒロインが電波に囲まれて迷惑する。でも慣れてくるってお話。
同じ迷惑する話でも、サンダーガールや山姫とはちょっと違う…かな?
電波側の日常(?)を示したのが個人的にはいいかなって。
絵師は…ちょっと不安定?
ミッドナイトブルー
TRPGワールドオブダークネスの原作、らしい(よく知らんのだ)
吸血鬼になってしまった元お嬢様が、その元凶に対して復讐を誓い、
グラサン&ジーパン&レザージャケなパンクファッションに身を包み
妖怪ハンターになるという馬鹿1な設定。展開的にはカナリ欝が続く。
というか、作者はなんかトラウマでもあるのか、レイプ&DV&変態プレイはあたりまえだ。
あと、描写も結構痛い。主人公がチンピラのキンタマを蹴り上げたシーンで
「ナパーム弾のように破裂した」って、おもわず俺の僕チンを押さえてしまったよw
>>145 ラノベは読んだら箱詰めしてます。
2回、3回と読み返すことは滅多に無いので。
「僕らはどこにも開かない」 御影瑛路 (電撃文庫)
スタンド使いは引かれあう。
DQNもやっぱり引かれあう、……ってハナシかな〜。w
帯には「衝撃の問題作」ってあるけど、全然そうは思わなかった。
ノワール系の次郎とライト系のみゆき作品の中間っていうか、
電撃的には特殊だけど、一般としてはそう珍しくもないみたいな?
期待したほどの爆発力は感じなかったが、
一気に読み通したい気持ちにさせられたのは事実。中の上くらいか。
現代日本の高校が舞台で、殺人事件アリ。
DQNも明るい「お馬鹿」ではないので気楽に読みたい方は要注意。
「嗤う伊右衛門」 京極夏彦(角川)
ツンデレ小説(デレ少なめ)
「護くんに女神の祝福を!」 1〜2巻 岩田洋季 (電撃文庫)
デレデレ小説(ツン少々)。
明るいお馬鹿なノリの良さに癒される。w
御影の後だけにより一層、軽い口当たりの良さが際立った。
枕元の積本を適当に崩してるだけなんだが最近、妙に順番がイイな。w
あざといまでに分かり易く、ガンガン読める作りが愉快だが、
2巻において若干のパワーダウンが感じられるのが不安のタネ。
変にテクニカルな方向へ走らず、「明るいノリ」のみを極めて欲しい。
「メタルアジア」1巻 日高真紅 (コナミ)
世界観が面白い。キャラにも好感。
悪人不在の物語だが、嫌味なく気持ちよく読める。
舞台設定は絵的なインパクト優先で構築されたものかと思いきや、
けっこうSF。更に1巻では明かされない設定がまだまだありそうな感じ。
1巻は導入編の感。2巻以降は主人公の出生と世界の謎が
語られることになるのか?
続刊が楽しみな1冊。
ある日、爆弾がおちてきて
ありえない設定を各話1つだけ使ったショート物。
ショートは苦手なほうだけど、これはぐいぐい読めた…正直、おもしろかったです。
絵師もキャラ描き分けの努力が見られて好印象。うん、いい絵師です。
>>147 回答ありがと。自分も箱詰めして押し入れの奥に押し込もうかな。
部屋が飽和状態
>>151 俺は月に一回リストラ会議を開いてる。
棚のスペースは固定にして、入りきらないものたちで骨肉の争い。
十年近くベンチを守り通してる強者もあれば、泣く泣く里子に出したやつもいる。
出来れば全部とっておきたいんだけど、それやると部屋が汚くなるんで。
ウィザーズブレインX(上)
相変わらず、の一言。寡作なためか、質は安定してる。
でも、「大事な人を助けるか、その他大勢を助けるか」のテーマには食傷気味。
毎回、主人公が誰かを見殺しにすれば、それで丸く収まるはずのお話。
>>152 熾烈なポジション争いが窺えてワラタ。
ちなみに永遠のレギュラーは? 俺はアルスラーンと十二国。
「パラケルススの娘」 1〜2巻 五代ゆう (MF文庫J)
2巻の帯にKOされて買っちゃいマスタ。w
「ばか、鈍感、もう知りません! これだから男なんて大嫌い!」
そそられるならオススメ、こないなら外れ。分かり易い図式ですわw
1巻はシリーズ全体のプロローグ。
2巻はブリティッシュスタイルの某新喜劇(ラスボス巨像)w
お約束かつコテコテな作りで、あくまで雰囲気重視といった感じ。
絵はカラーでの片眼鏡に違和感アリだが、全体的にはまずまずかなぁ。
交響詩篇エウレカセブン ブルーマンデー
まぁアニメの文庫化作品。エウレカファンなので買ってみた。
やはり予備知識がないとちょっときついかも。だけど
最終的にはうまくまとめられて面白かった。
エウレカファンなら買ったほうがよい。
155 :
無名草子さん:2005/11/05(土) 11:58:47 ID:XLKgOC77
必死だ
「彼女は帰星子女」 上野遊 (電撃文庫)
ものの見事に外してしまった。w
ハナシの節々に無理が在り過ぎて物語世界に入っていけない。
おかしな作品を掴んじまった「引き」の弱さに我ながらトホホ。orz
☆☆国際的VIPのヒロインが単なる研究者の家庭にホームステイ
>>>>>そもそも年頃の男女を一つ屋根の下に住まわせることが変だし
☆☆終盤の「事件」に対する国家権力の対応があまりにお粗末
>>>>>「大人への不信感を描く」のと「大人が無能」とは違うだろう
等々、物語の土台になる部分に説得力が感じられない。
これが「うる星〜」系のドタバタなラブコメなら何も言わない。
カタイ文体で日常を丁寧に描く「シリアス系」だから言うのである。
終盤に込められた作者の主張はそれなりにイイ。
このテの「青さ」を瑞々しく表現できるのは若手作家ならでは。
それだけに、もう少し煮詰めて欲しかったという気持ちが強い。残念。
絵はこなれた感じだが可も無く不可も無くといったところ。
女のコばかり描かず、文章では理解し難い部分を補完して欲しかったw
うさ恋。5
完結。お疲れさまでした。
そしていいものをありがとうございました。
なあなあですませるんじゃなく、きっちりとカタをつけたことを評価(?)します。
個人的にはもう1人のほうとひっついてほしかったんだけど。
いくつかツッこみたいとこもあるんだけど(セカイの世代交代とか)、それはまあ野暮というものでしょう。
次回作も期待しています。
もしかしてクラピーが気に入ってたりしますか? > 絵師
吉永さん家のガーゴイル8
相変わらず安定。としか言い様がない。
そしていつものよーに影の薄い兄
絵師については省略。相変わらず作品にあってます。
>>152 ありがとうございます。
ハズレをあんまし引かないのと、既刊の一気読みをよくやるもんだからリストラがむつかしくてむつかしくて…
あとその「ベンチを守り通している強者」がとっても気になります。
よろしければ、今度感想を書いた時にでも教えてください。
パラケルススの娘2
いきなりきたというか、1巻とは別物のような感じ。
妹とツンデレが押しかけてきて、追い打ちもある。お約束もきっちり守られてるし。
個人的には前作の空気が好きだったんだけど、まあこういうのもありかなと。
質のほうはまあこの人だし。特に問題もなく。
絵師はこういう話になるならこれでいいかと。
声を聞かせて シークレット・ガーデン
さぁひさびさの久藤さんの新作、思いっきり笑うぞ〜。
と思って読んだら肩透かしを食らった。コメディじゃないんだね・・・
先入観抜きで見ればなかなかの良作だった。
「死者の声が聞こえる」も、言葉以上の幅があったし、死の絡み方が俺好みだった。
栄の女装もほどほどに本編絡みだったし。
ノエの絵はかわいいけど、中身(性格)は好みが分かれそう。
悪役のあの子と少年があまりにも悪役扱いすぎてかわいそうだった。
結局ミドルネームって何だったんだろうか?
「今日からマのつく自由業」 1〜2巻 喬林知 (角川ビーンズ文庫)
ボーイズラブと聞き、敬遠してきたモノに今頃着手。
案ずるより産むが易し、ドン引きする程のBL描写は無かった。w
ま、男同士のツンデレじゃ、いくら何でも萌えないけどネ……。orz
内容的には十二国をスレイヤーしてディスガイヤした感じか。
全体の1/4以上がギャグ(野球ネタと時代劇ネタ)で
埋め尽くされ、とことんドタバタな演出にこだわっている。
底は浅いが、それなりに笑えます。販売実績は嘘つかないっすね〜。
某ヨシモトのK専務が「SMAPにコントされちゃー敵わんよw」
と、仰っておられたのを思い出しマスタ。かなり昔のハナシです。
「戦う司書と恋する爆弾」 山形石雄 (集英社SD文庫)
カラーで見る「猫色の姫」に痺れた!!
コレが表紙の方がイイんジャマイカと思ったんだが、
読了後に納得。なるほど、シリーズの主人公はこちらのお方ですか。
予知に関する時間遡行ネタがラストで収束されるカタチ。
やや入り組んだハナシだが、デキ自体は普通に良い感じ。
切ないハッピーエンドに、何とも言えない読後感が胸に残った。
パズルを組み立てるような感覚で読みたい方にオススメか。
残念だったのは誤字脱字と「兎のアップリケ」。w
残った謎のフォローと共に次巻以降、気をつけて欲しいっス。
『僕らA.I.』 川上亮(富士見ミステリー文庫)
古本屋で100円だったのでなんとなく手に取ったんだけど、これが当たり当たり。
設定ありきの作品だけど、これがなんとも良く出来てる。
まぁ、中盤から説明が詰め込みすぎかな、なんて思うところもあるけど、テンポよく読み進めることが出来た。
最後のオチのところがちょっと強引かなーなんて思うところもあるけど、十分楽しめる出来でした。
とりあえず後書きを含め、家族についてちょっと考えさせてくれる作品でした。
「ネコソギラジカル 下」 西尾維新 (講談社ノベルズ)
シリーズ通して収拾不可能なまでに放出しまくった戯言の数々。
諦めず、投げ出さず、ギリギリまで踏ん張った作者の姿勢に乾杯w
本編完結、おめでとう御座います。そして、本当にお疲れ様でした。
さすがに、広げ過ぎた風呂敷を持て余した印象は否めないし、
文字遣いがウリの割に誤字脱字が在る、など萎える部分もあった。
纏めに行った分、突き抜けるようなパワーにも欠けたかも知れない。
それでも、それらを踏まえた上で尚、やっぱり「完結」は偉いですヨ。
何事につけ「引き際」ってヤツは簡単じゃーないワケですが、
ライトノベルでのソレが半端なく難しいのは皆さんご存知の通り。
ましてや人気を博したロングシリーズともなると放置プレイはザラw
その辺、考えれば今回の締め方は相当にキレイな部類じゃないっすか。
ま、所詮、戯言なんですがw
「灼眼のシャナXI」 高橋弥七郎 電撃文庫
学園祭をやっただけ。
話が進んでないんだが作者は終わりを設定してるのだろうか。
吉田さんが更にクローズアップされてるが、
されればされる程に悠二の優柔不断ぶりに萎えます。
彼女の行動はシャナにやらせるべき役割なんじゃないかと。
終わりのクロニクル6(上・下)
相変わらず分厚い。
厚みは他者の約2.5倍・内容密度はさして変わらずと、いつも通り著しく時間効率の悪い本。
でも魔女と猫が出てきたら全てが許せる自分が居る。
されど罪人は竜と踊る
最初の1ページ読んで止めようと思った。しかし途中でやめるのはプライドが許さない。
だがページ毎に2回は突っ込みをいれている自分がいた。道理で読みにくいはずだ。
そのまま半分まで読んでいたが、段々疲れてきて何も考えずに読み切った。
普段、本は2回以上読み返すが、これは無理だと思って諦めた。
でも面白くないわけではない。むしろ興味深い。
文章全てが奇異に映る。これは存在する次元を異とする本だと感じた。
「ボクのセカイをまもるヒト」 谷川流 (電撃文庫)
「流、主人公薄いよ、なにやってんの!」ってな感じw
なんつーか、もう思わずブライトさんになっちゃうね〜。
何をどうしたいのかよく解らん、というのが正直な感想。
「谷川流」を買ったつもりだったんだが、何か勘違いがあったかも。
萌え記号の羅列、業界への風刺ネタ、ふざけた地の文、等々
コメディタッチな前半に対し、後半は一転してかなりシリアス。
結局、明かされず引っ張るカタチになった謎はミステリィ要素。
脇のメンツはFTでSF、アクションシーンにはミリタリーも少々。
そして何と言ってもヒロインはツンデレw
目一杯、手を広げた感じだがコレって何かの実験なの??
意図が読めず、ターゲットが判らず、何とも「据わり」が悪い。
これじゃー素直に入っていけないし、楽しむ度合いも薄いわな。
「駄」までは言わんけど、「凡」の域を出てない季ガス。
「神様ゲーム」 宮崎柊羽 (角川スニーカー文庫)
2巻が山のように積んである。どの書店の売場にもw
あまりの残り具合に興味を引かれ、とりあえず1巻を試してみた。
うーん………。微妙。絵師も七草サンでアレとカブるし。
そもそも学園モノのネタなんて既刊作品で出尽くしている。
今更、新しいサプライズが湯水の如く湧き出すハズもなく…、
やっぱりコレも、「よくあるハナシ」になっちゃうんだよねw
2種類の神様が登場する辺りは多少ひねった感じの設定だけど、
お互いの位置関係が解かりにくいなど、今イチ機能していない印象。
「願いゴト」ってのも結局は、「無いモノねだり」に過ぎないしw
ただ、読後のスッキリ感と、活力に満ち溢れた主人公はイイんだよね。
最近の学園モノには珍しい「主体性のある強い男」ってのが新鮮な感じ。
んー、どうだろう。見限るのは早計かなぁ。2巻、ちょっと迷う。
169 :
152:2005/11/13(日) 10:16:21 ID:smWwdxoa
一週間分のをまとめて簡潔にかかせて頂く。
今日、リストラ会議を開くので、今書いておかないと忘れてしまう。
ちなみに、無敵のレギュラーは魔術士オーフェンシリーズとケイオスヘキサ三部作。
こいつらは、下手すりゃ一生ベンチを守り通すかもしれない。
長年ベンチを守ってたブギーポップは、前回で遂に全滅した。(年がバレそうだ)
エンジェル・ハウリング10巻
「辛いこといっぱいあるよね、でも大丈夫だから」ってお話。
が、「一番辛いのはアンタ(作者)だろ?」と言いたくなる。
オーフェン東部編は、行間から作者自身の悲鳴が聞こえてきそうなほどだったが
今回は、それをもう少しマイルドにぼやかして焼き直したかんじ。
ストーリー全体のコンセプトはデビュー作の焼き直し。
一度、自分の立ち位置を見直したかったんだろうというシリーズ。初心者にはお勧めしない。
もう、この人はラノベにいるべき人じゃないと思う。
ルナティック・ムーン
未来のスラムで、異形化した奴らがバトル。
主人公はなんかすごい能力を持った奴の子供で
世界をシメてる組織に目をつけられる。とかなんとか、ありがちなアレ。
正直、展開も文章も拙いとしかいいようがないが
とことん、主人公を追い込む作者の容赦の無さは買い。
もっと、主人公のキャラが立っていれば、もう少し評価は高かった。イラストはグッド。
Missing 2巻
あのオチからどう続けるんだ? と思ってたら、神隠しは小道具の一つに成り下がり
オカルト、都市伝説といった方向へシフト。なるほど、これならいくらでも続けられる。
前作よりも、「ライトノベル」っぽくなってる。
でも、やっぱりどこか少女漫画っぽい。どうも、全体的に女性的な匂いがする。
文章は相変わらず読みにくいが、構成は上手くなってる。
ラストで、今回の主人公の女の子へのフォローが全く無いのはいかがなものか?
後味の悪さを狙うにしても、そこはきっちりまとめておいて欲しかった。
終わりのクロニクル6上下
いやいや、愉快愉快。痛快痛快。まロいまロい。
相変わらずのギャグの中に、相変わらずのシリアスが混じって、
その様はまさにこう一言で言えばUWFインターというか東京プロレスというか(ry
きっちり伏線を消化しつつーの、それぞれのキャラに見せ場を作りつつーので、
大変楽しめつつ早く来月が待ち遠しいなっという感じで、
個人的には某キャラの笑顔の扉絵と、ややエロの頑張りが印象的でした。
まあ、新条のアレと、ブレン先輩は最早言うに及ばないわけですが・・・
しかし、どうなるんやろ最終巻・・・。
ネコソギラジカル下 青色サヴァンと戯言遣い
・・・なんというか、言葉にならない感慨のようなものが。
とりあえず、なんだか浮かんできた言葉は
「おめでとう」
だったんで、まあ良かったんじゃないかと。
木の実さんかわいいよ木の実さん
玖渚かわいいよ玖渚
「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新 (講談社ノベルズ)
ポジティブなDQNは皆にモテモテ。ああ羨ましい、ってな話w
タイトルにそぐわぬ温かなドラマが描かれており、少し意外だった。
TAGRO氏の絵もイイ。作中の雰囲気を和らげるのに一役買っている。
解決編でのタネ明かしが何とも冗長な感じはしたが、
ミステリ部分も、この作家サンにしてはいい方だと思うw
期待さえし過ぎなければ、少なくとも萎えるほどではないハズ。
幸せになる義務とボロボロになる権利、
生きるってコトはこの二つのせめぎ合いだよなぁ……って、
ガキんちょの頃、考えてたことをナンだか思い出したりもした。
>>172 出た頃から言われてるけど、
これのエピローグは一見ハーレムのように見えて
誰にとっても良い顔をした結果の、
明らかに壊れる寸前のタイトロープ状態。
174 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 11:45:52 ID:dP65uPmg
ありがとうございます。
さよならトロイメライ
確かにもの凄く癖の強い文書く人だね。
俺は十分許容範囲、面白い部類だと思う。
中身についてはキャラ小説として読めば面白いかもしれない。
LOVE寄せ効果なのか、ミステリーだけどミステリーじゃない気がする。
「Dクラッカーズ 接触〜touch〜」 あざの耕平 (富士ミス)
主人公はジャンキー。当然、ドラッグがガンガン出てくる。
妙にモラルが高くて説教クサい話なんぞ読みたくも無いのだが、
ドラッグがこれだけ前面に出てくると多少ビビる。これってアリか?
美少女探偵がイイので俺的には ALL OK にしたいところだが、
薬物アレルギーのある方は担当医と要相談ってコトでww
ちなみにヒロインは蘭ねーちゃんで、絵はやや崩れ気味な感じ。
終わりのクロニクル6<上>+<下>
今回もまたシャレにならない厚さで…書き上げたけど、製本がムリだったので2冊にわけました。
とか言われても疑わないかも。1/3でいいから見習ってください > 某格ゲからのオマージュ作家
内容のほうは、相変わらず。好きなら超安定といった感じ。
次で完結だけど、(厚さもあってか)無理やりまとめてるって感じも少なくていいかも…
アガルタ・フィエスタ!2
悪くはない。悪くはないんだけど、みんなきれい過ぎてちょっと寂しい。
もうちょっとこう、どろどろした人間関係とか、悪意とか。そういうのがあってもいいんじゃないかって思った。
絵師、もうちょっと描き分けをお願いします。
違うのは髪型と肌の色っていうのは、あまりにもお粗末。
…ヘタじゃないんだけどね。
「陰からマモル!」 阿智太郎 (MF文庫J)
最初から最後まで、良くも悪くも阿智太郎な作品でしたw
思わず一句。〜阿智太郎、ああ阿智太郎、阿智太郎〜 詠み人知らずw
基本的に一行が一段落です。いわゆる「下の方が白い」ってヤツですw
当然、詠み応えはありません。読了に1時間は掛からない気がします。
とにかく色んな意味で「お馬鹿」です。頭の中が真っ白になります。
気楽に読めるのは間違いありません。このノリを許せるなら、ですがw
Missing 3巻
内容云々の前に、まず編集者。そこに正座しなさい。
上下巻なら、上巻だと明記しなさい。どこにも書いてないじゃないか。
こういう商売っ気丸出しなことをやられると本気で萎える。猛省しろ。
次やったら、二度と買わん。(古い作品に言うのもアレだが)
で、三巻。どんどん文章上手くなってる。(まだ、引っ掛かる文章だけど)
内容も二巻での路線変更が上手くいって、いいかんじにラノベしてる。
オカルト、怪談を基にした学園ホラー。
不満点は、二巻のラストのフォローが三巻でもなかったこと。
何事もなかったかのように、あの女の子が復帰してるのは、拭えない違和感。
文句タラタラいいつつ買い続けてるのは、はまりかけてる証拠なのだろうか?
BLACK BLOOD BROTHERS 一巻
架空の近未来?で、スラムに巣くう吸血鬼たちのお話。
っていうと、暗い印象になってしまうか。コメディベースのバトルもの。
正直、買うまでは全く期待してなかった。
前作『Dクラ』が、三巻から面白くなるといわれて、三巻まで読んだが
一巻までと何も変わらず(ギャングキッズが、薬キメてスタンドバトル。以上)
途中で投げ出した過去があったので。
今作は、いわゆる『富士見ファンタジア』っぽいテイストに仕上がってる。
ただ、逆に言うと、それだけ無難にまとまってしまっていて突き抜けた魅力は感じない。
絵師が好みなので、機会があれば次も読んでみようと思う。
181 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/19(土) 11:48:25 ID:QGesaMl+
yt
「総理大臣のえる!」 1〜3巻 あすか正太 (角川スニーカー)
美少女中学生が悪魔の力で総理大臣になっちゃた。アラ、大変♪
………っていう小学生の妄想並みに荒唐無稽で支離滅裂なハナシw
政治や教育、経済など社会派のネタが多く、くだけた江川達也な印象。
1、2巻は割と平凡でノリに飽きればそれまでだが、3巻は違う。
作品のデキ不出来や、その主張に関する賛否はともかくとして、
「コレを描きたいんじゃー!」という作者の想いが強烈にアツいw
物語の核にしっかりしたメッセージ性が据えられて芯が通った感じ。
イイんじゃないだろうか。うん、こういう作品があってもイイでしょ。
中古で3冊、630円は安い買い物だったなぁ。
ダブル・ブリッド 一巻
現代に突如現れた怪物たち。
主人公はそいつらを狩る、怪物と人間のハーフのハンター。
と、大変ありがちなアレだったので敬遠していたのだが、なんとなく挑戦。
え? この猪突猛進筋肉馬鹿が主役の一人?
どうみても、脇役Aのような登場の仕方です。本当にありがとうございました。
女性が書くヒロインてのはいいね。やっぱり、男が書く女性像と違って媚がない。
えげつないグロさも買い。
ストーリーは、設定読めば誰でも思いつきそうなありがちなアレ。
気が向いたら、二巻も読んでみるつもり。
刀京始末網
銃が規制され、刀の所持が認められた現代の東京で犯罪者狩り。
現代を舞台にチャンバラがしたいという思いのみで作られた設定、ストーリー。
実際、ストーリーは最初に数ページ読んだ時点でラストまで完璧に予想できた。
ただ、これはいささかアンフェアな評価かもしれない。
元々が、「ドラマ企画書」だったそうで、映像化されることが前提の物語だから。
あくまで、「チャンバラを見せる」ことが主題なので、それを文章で全て表さなければ
ならないというのは、ちょっと可哀相。
せめて、アニメにでもして映像と音楽を乗っけてあげれば、もっと面白かったはず。
「塩の街 〜wish on my precious〜」 有川浩 (電撃文庫)
昔、ゲーセンにあった「アフターバーナー」をやりたくなったw
いや、スマソ。別にバリバリの戦闘機モノってなワケじゃないんだ。
ぶっちゃけたハナシが終末系のラブストーリーなんだよな、コレ。
そう。某876作品を読むと、無性にカリモフしたくなるのと同じなのサw
人類を危機に陥れる元凶的存在が、かなり突飛で意外性はあるが、
基本的にはハリウッド映画によくあるタイプ。最後もかなり解り易い。
だが、そこがイイ……ってヤツなんだよねぇw
結局、作家サンの筆力さえあれば「ありきたり」でもOKってコトかな。
最後まで NON-STOP で楽しめたなぁ。 ウン♪ かなり満足な感じw
欲を言えば、イラストをもうちょっと何とかして欲しかったけど、
萌え絵や絵本系はダメだし…、電撃の絵師サンには苦しい作風かもね。
神様ゲーム 2
一巻目は普通に面白くなかったが二巻目は非常につまらない
ラスト数十ページは斜め読み、何かオチでもつくかと期待した俺が悪かった。
一巻とおなじく複数のエピソードをまとめているのだが、この継ぎ目がよくない
それこそ竹に木を接いだような不自然さ。
もう少しどうにかできなかったのだろうか
キャラの書き分けができていないのも気になった。
もしかして、「語尾を変えさえすればキャラクターを表現できる」、とか思ってないか
作者は自分が書きたいシーンやセリフから書くひとだと思う
しかし、ベタな事でも読み手が面白がりそうな部分も描写して欲しかった。
「GOSICK U〜W&s」 桜庭一樹 (富士見ミステリー文庫)
本文まずまず、イラストぴったり、あとがき強烈!!w
三拍子そろったコノ作品はライトノベル界のイチローですか?
トータルでここまで魅せてくれる作品は多くない。かなりハマったw
基本的にはキャラ萌えを意識したミステリーテイストの作風。
挿絵の力も大きいが、地の文にも風情があって雰囲気には彩がある。
エンタメを変に嫌がらず、売れセンを交えて行くバランス感覚もイイ。
作品全体から溢れ出す活力から「プロの仕事」ってヤツを感じますネw
188 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/25(金) 00:18:41 ID:Ne+DyllX
殺×愛 0 ― きるらぶZERO―
主人公がクールすぎるのが面白くなかったけど、おんにゃのこキャラは満点だった。特ににゃみちゃんには殺されるかと思いました。
話の展開はまだまだこれからといった感じで、早く二巻が発売されることを望む。
なんかこのスレ、ほんの数人が必死に褒めちぎってるように見える
>>189 >>1読もうな。
別に批判的な書き込みもOKだと思うよ。
君が読んで書けばいい。誰もそれには文句言わないんだから。
「星界の紋章」 T〜V巻 森岡浩之 (ハヤカワ文庫)
うーん。一応、SFでスペースオペラってコトになるんだろうか?
もっと銀英伝インスパイアな作風かと思ってたんだが、違ったなぁ。
ジュヴナイル色の強さにグインの初期、パロの双子を思い出した。
描写は全般に説明的で、ルールブックやガイドブックに近い印象。
読まされている、と感じる部分もあり、もう少し工夫が欲しかった。
平仮名の多さもツラい。「しゅんかん」はホント、読み辛いってw
低年齢層の読者への配慮なら、挿絵を入れた方が喜ばれるだろーに。
主役級二人を始め、各キャラのやり取りは軽妙で魅力的。
キャラ物としてはイイ感じで、ツンデレ好きなら一読の価値アリか。
>>191 早川も最近は挿し絵入れるようになったようだぞ。
つか、それまでは無かったから仕方ない。
「失踪HOLIDAY」
乙一作品で読むのは2作目。
最初に読んだCALLING YOUの傷と華歌があまりにも気持ち悪かったので積んでたけど、機会があったので。
短編2作で後半の大部分を占める失踪HOLIDAYは思うことは何も無かった、感想もなし。
最初50Pぐらいの幸せは子猫のかたちはかなり好みだった。
主人公の大学生の痛い部分や、幽霊の女性の心のやわらかい部分などがツボだった。
子猫の鈴と最後の手紙とかがやっぱり好きだった。
短い話だけど、しっかりと纏まってたのも嬉しい限り。
しかし、失踪HOLIDAYや傷や華歌を楽しめない時点で俺は乙一には合わないなと分かった。
某所で天才だ何だと騒がれてるけど、とてもそうは思えないんだけどなぁ・・・
「私立三十三間堂学院2」
帯に偽りあり。どう頑張っても正統派ラブコメじゃないと思う。
恋心を餌に頭脳と腕力を駆使して男を落とすコメディ(+少しのラブ)ぐらいかと。
須美は結局ただの淫乱なのか訳ありなのか分からないし、花音の時計の話も深く触れてないし謎だらけ。
あと、蓮華なる人物とあやの兄あたりの気になる新キャラも出てたり。
とりあえずは次回に続くという事だろうと勝手に推測してる。
話事態は1巻と同じく思惑が絡み合う中でいろいろと暴れ周り、法行が収めるという時代劇っぽいお決まりのスタイル。
安定して読めるのは美点かと。
腹の黒い女の子がたまに可愛いところを見せるというのが個人的には嬉しい(あと花音の空回り具合もなかなか良い)
絵師が結構頑張ってると思う、須美ちゃんと美人に見えるしね。
奇蹟の表現
足を洗ったギャングが元の組織とのいざこざに巻き込まれるお話。
と言っても、カリートの道や男達の挽歌のようなノワールでなく
もっと柔らかいラノベテイスト。燃えとか哀愁は期待するな。
この柔らかさに一役買ってるのがイラスト(とデザイナー)。
ラストの2pの構成とイラストは、いい仕事してる。
デビュー作にしては、文章は引っ掛からず読めるし、話もそこそこまとまってる。
今後に期待する。
頭蓋骨のホーリーグレイル
悪魔の力を手に入れようとする教団から逃げ出した男が
教団のたくらみを阻止しようと、特別な悪魔の力をつかってバトル。
と書くと、ありがちな王道物を想像するだろうが・・・ひどい。
設定もキャラもシーンも、とにかく詰め込みすぎ。誰が主人公よ、コレ?
キャラもシーンも半分に削れるはず。つーか削れ。
延々と手直ししたそうだが、どこを直していたのやら。
文章もヘボいし、かといって全くの新人てわけでもなかったようだし。正直きびしい。
デビルマンとかメガテンが好きで、あの系ならなんでもいいよって人なら。
「薄紅天女」
端正な文章に、贅肉の無い物語展開。
読者に媚びる所の無い作風は大いに、好感が持てる。
その反面、無駄の無さがやや味気を欠く結果にも。
とはいえ日本の神話時代を舞台にした数少ないファンタジーであり、
また、甘すぎない恋愛物としての一面も心地よく、一読の価値は十二分にあり。
三部作の第三作目に当たるが、シリーズ全てがハッピーエンドで終わっているので、
その点に於いてもお奨めできる。
大人の鑑賞に耐えうる作品。
シャンク! ザレイトストーリー 2巻
一巻は、世界観がわからなかったため完全に置いてきぼりくらった。
投げ出そうかと思っていたら、ようやく話が見えてきた。
文体は変質しているが、かつてのコメディタッチが戻ってきてる。
やっぱり、シリアスとコメディの匙加減が、この人の持ち味だと思う。
ストーリーはあまりない。大きな目標がひとつあって
それを追いかけている間に起こるドタバタアクションの連なり。
ネコソギラジカル 下巻
ミステリーも青春も無く、まとめに徹した一冊。
上巻は150キロ越えの剛速球、中巻はとんでもない落ち方のカーブ。
ラストは、どんな球がくるかと待ち構えていたら、ど真ん中に140キロのストレート。
う〜ん、微妙・・・。一球一球は悪くないんだけど、全体としての配球が・・・。
どうせなら、三球とも直球勝負にしてくれれば、読後の印象も変わったはず。
くどいようだが、単体で見れば決して悪くは無い。
人気シリーズを終わらせた英断を称えよう。楽しませてもらいました、お疲れさん。
「このライトノベルがすごい! 2006」 宝島社
典型的なシリーズ物の2作目。1を超える2は無し、ってトコか。
各種ランキングが話のタネになるくらいで、それ以外はパッとしない。
人気作家アンケートなど、空白の部分が妙に目立ち寂しい限りだった。
肝心のランキングは、前回からのルール変更が大きく影響した模様。
行動力(時間とネット適性)のある「信者」の憑いた作品が上に来た。
ココに来るようなメンツなら、ウラ読みができる分、楽しめるかも。
今の時代、下手な攻略本より充実したサイトなど腐るほどある。
この程度の内容なら、ぶっちゃけ立ち読みで充分だと思うのだが、
税込み724円と価格的には手頃。回顧用に購入しておく手もあるか。
「ゼロの使い魔」 6巻 ヤマグチノボル (MF文庫J)
前半は徹夜明けの桑島が書いたシャナ、後半は佐藤―豪屋ライン。
かなりの違和感を禁じ得なかった。ゼロってこんな感じだったっけ?
明るいお馬鹿なドタバタと、コテコテでお約束のラブコメが基調。
一見無能な主人公が実は伝説の救世主っていう黄金のパターンで、
ご都合主義上等なノリこそがこの作品の魅力!!――じゃなかったの?
戦争のリアルを描くのは大変結構。いくらエンタメとは言っても、
ただ「エロ、グロ、ナンセンス」のみってな作品じゃー寂しいし。
プラスアルファの部分に、作者の訴えを込めるのは勿論、アリ。
とはいえ、その主張にもそれなりの盛り込み方ってモンは欲しい罠。
今まで読者に支持されてきた部分を損なっちゃー本末転倒じゃね?
登場人物もドカドカ増える割りに、初期のキャラが薄くなる一方だし。
アニメ化決定は喜ばしい一報だけど……、今後はチョット不安な感じ。
「サマー/タイム/トラベラー」(ハヤカワ文庫JA)新城カズマ
青春小説。あと自転車とかSFとか。
良くも悪くも雰囲気重視。好き嫌いが別れる小説。
「銀盤カレイドスコープ6巻」海原零(集英社スーパーダッシュ文庫)
現実世界は五輪間近。ここにきて作中世界も盛り上がってきた。
サブ二人のエピソードを織り込んで、外堀から主人公に迫る構成。
トップアスリートの内面を掘り下げつつ、対照的な事例によって
「しあわせ」を問い掛け、その仕組みを描いた作者の手法が心憎い。
本番前の前哨戦とはいえ、久し振りのガチンコバトルはやはり熱い。
演技のシーンに痺れるような臨場感が在り、迫力充分の内容だった。
丁寧な描写に、作者の熱意と研究の成果が感じられたのも良かった。
個人的には、3〜5巻の閉塞感を吹き飛ばす見事なデキと思うのだが、
完全にシリアスモードへ移行した為、ライト色は薄まりつつある。
ヒロインの毒舌ヒールっぷり等、破天荒なノリからは離れた印象。
この競技への知識や興味に欠ける読者にはツライ展開かも知れない。
「アルスラーン戦記J魔軍襲来」 田中芳樹 (カッパ・ノベルス)
発売時に多忙だった為、祭りに参加し損ねた本をようやく読了。
「人生とは忘却の積み重ねである」ってコトを改めて実感した。
要するにハナシの進み具合を憶えてなかっただけなんだけど…。orz
「へー、末弥純かー」と思った挿絵。実は丹野忍・作だったが、
天野絵からの変更に違和感はなかった。ウン、けっこーイイ感じ。
文庫版との違いで気になるのは、やや平仮名が多いことくらいか。
で、肝心の品質だが、コチラは可も無く不可もなくといったところ。
散々、待たせておいてコレかよ―――という気もしないでもないが、
そういった先入観や感情論を抜きにすれば「普通のデキ」ジャマイカ。
まあ、どうせ次も思いっきり待たされることになるんだろうがw
人vs人、一方的な正義の存在しないハナシを得意とするガイエ先生。
この手の勧善懲悪モノをどう仕上げるか、お手並み拝見といきたい。
レンタルマギカ 竜と魔法使い
4作目、発動すれば無敵かと思われたいつきにライバル登場
こいつがまた「協会」に対抗する謎の組織の一員らしく
しかも、『あやつは一番の小物』なんじゃなかろうかって展開でした。
なんだかんだ言っても影崎はアドバイスしに来て馴れ合ったり
今まで隙あらば足をひっぱろうとしていた「協会」も少ーし
ヌルくなったような印象。
「これは大バトルに繋がる伏線か? この先、見逃せません!」
嘘です。ちょっとやりすぎの上につまんなくなってます。
そろそろ切り時かなぁ
このひと、ヘタでは無いのに今ひとつ決め手に欠ける気がする
レンタルマギカが成功している間に、何かもう一手が欲しい。
まかでみ・らでぃかる3
まじしゃんず・あかでみいシリーズの短編集の三冊目
あとがきの「売れなきゃすぐに畳むつもりだった」ってところで納得
現在、本編は見事に迷走中で、ついでに話が大きくなってます。
具体的には
「主人公の属する組織に対抗する組織から、同質で上の能力を持った
ライバルが登場。今後のバトルが予想される」 ような状態。
どこかで聞いたような話ですね。
さて、今回のタイトルでもある「正体不明なんですけど。」は
本来このシリーズを畳む時に使う予定のエピソードだったはずですが
上記の通り、迷走中の本編では使えなくなったため短編として発表された
ものだと思われます。
最初はこんな形で晒していいのかとも思ったんですが、あとがきを読んだら
まあ仕方がないかって気持ちになりました。
そういうシリーズなんだからしょうがないよね。
トリックスターズL 電撃文庫 久住四季
魔術が存在する世界における、魔術師たちの物語「トリックスターズ」の続編。
都心から離れた研究所を舞台として事件が起きる。「6番目の魔術師」である
佐杏冴菜に呼ばれた、「5番目の魔術師」が新たに登場。
文章は冗長な部分があるが、平易な表現が使われており、かなり読みやすい。
話のテンポも一作目と比べれば良くなっている。
キャラクターについては、主人公と同じゼミの凛々子が細かく描かれている一方、
「6番目の魔術師」は途中退場もあり、やや控えめ。
現代科学を否定する魔術という要素があるのに、トリックの発生と解明を主旨とする
ミステリを書くという行為自体に、根本的な無理があるように思えるが、敢えて
割り切って読んだ。
イラストは丁寧で好感がもてるが、前巻の特殊事情を考慮しても、主人公の絵が
欲しかった。
NHKにようこそ! 角川文庫 滝本竜彦
たまにいろいろなスレでこの小説が話題になってたので買ってみた。
主人公は引き篭もり&ニートというヤバイ主人公。おまけに合法だが
薬をやっている。アマゾンなどの評価ではいまいちでは個人的には
結構良かった。てか感動した。
実際にこういう人生にはなりたくないなと思う一冊である。
フルメタル・パニック!
音程は哀しく、射程は遠く
作家って偉くなるとオナニーし放題なんですね。
イラストもどう見ても手抜きです。本当にありがとうございました。
編集、お前の仕事はなんだ? 本文もイラストも、あがって来た時点でつき返せ。
GOサイン出すな。金を払うな。そして、読者から金を取るな。
熱心な読者以外は買わなくてよろしい。逆に、一見さんは絶対に買ってはならない。
作品でなくファンアイテムとしてなら許せる範囲かも。
フルメタル・パニック!
つづくオン・マイ・オウン
こちらは頑張ってます。いい仕事してますね。やれば出来るじゃないですか。
一気にヘビーな展開になってるが、自然な流れ。ちゃんと納得できる。
まあ、バタバタ死んでいくキャラが、どうでもいい奴ばかりなんですが。
ぶっちゃけ、覚えてないし愛着も無いから、死んだと言われても悲しくもなんともない。
一人くらいメインキャラ死なせるか、死んだと思わせるくらいはしてよかったんじゃ?
先の展開には期待してるが、あまりダラダラ引っ張ってほしくもない。
あと一〜二冊くらいでまとめるのが一番美しいんじゃないかなあ。
灼眼のシャナXI
やりたかったことはほんの少しのこと。やっていることは外伝。
だけどまあ読ませてくれはします。
ただ、冒頭のアレ、やりたいことはわかるんだけど、くどすぎるし、その割には種明かしもイマイチというか。
絵師は…(というか編集かな)、狙いすぎ。
忘れ雪
ラノベとは違うんだろうけど、読んだので。
恋愛小説を書こうとして途中で力尽き、結局得意分野になってしまいましたって感じ。
前半と後半の空気ががらりとかわります。
読み終わった後もイマイチすっきりしないというか…。せめてもう1人、誰か救われていればと。
ただ優柔不断な男が優柔不断故、結果としてヒドいメにあう。
こういうのは(ご都合の問題先送りを重ねてる)他の作家にも見習ってほしいものです。
シャンク! ザ・ロードストーリー 一巻
絵師交代で、イラストのウンコぶりに磨きがかかる。
ヘタだとは言わない。ただ、相性ってもんがあるだろうに。
暗く重い文章を少しでも緩和させたいのだろうか?
ストーリーは別になし。正直、短編一話で収まる内容だと思う。
シリアス分とコメディ分のバランスが、再び崩れてる。
どちらも優れたものを持ってる分、匙加減を間違えるとお互いがスポイルしあう。
あんな重い展開の中で、ネタを仕込まれても笑えないっての。
ダブル・ブリッド 二巻
吸血鬼と鬼ごっこ。以上。これこそ、短編一話で収まるはずの話。
吸血鬼が出てきたおかげで、アヤカシってのがよくわからなくなった。
古来のモンスターも、みんなアヤカシなのか? 一巻と設定が違いすぎね?
これから大きなストーリーが動きそうなので、一応、続けてチェックしてみるつもり。
『銃姫』 5巻 高殿円 (MF文庫J)
「短編集かよ」と思い、後回しにしたのだが、存外にデキが良かった。
長編の中では描かれていない、細かい部分を煮詰めた感じだろうか。
一冊の中に、シリアスとコメディ、萌えとLOVEが程よく纏まっていて、
作中の世界観が深まってゆくのが心地良い。まずまずの佳作か。
作者の趣味、嗜好が大いに投影された内容(ぶっちゃけメガネ)だが、
共感を覚える読者も少なくない筈で、独りよがりとも言い切れない。
何しろ世の中には、確実にメガネフェチってヤツが存在するからである。
フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?
まあ、コメディ短編集なんですが・・・。どうなんでしょう、これ?
出来自体は、悪いとはいわないんだけど
「やあやあ、君たち。ようこそフルメタの世界へ!
フルメタ大好きでしょ? うん、僕も大好きさ!
こんなネタとかあんなネタいれちゃったよ? もう、大サービス!
ねえ、面白いでしょ? 僕もすごく面白いと思うんだ!」
ってかんじのテンションがうざったい。自分の作品に酔っ払ってるというか。
そろそろ、フルメタの看板捨てて一から勝負してみたら?
暗闇の中で子供
デビュー作の続編・・・ではあるが、あんまりストーリーはない。
楽しむべきは、独特の文体と荒々しい勢い。
ミステリの、というか既成概念の様式ってやつを、とことんコケにしてる。
やっぱり、初期の舞城はいい。破壊力がある本物の天才。
文体だけで金を取れる作家。ファッキングレイト。
ただし、前述の通りストーリーはない、というかわざとぶっ壊してるので
純粋な面白さ、娯楽性は薄い。初めての人にはお勧めできない。
「何このウンコミステリ? オチもねーじゃん」という感想になると思う。
ゼロの使い魔 6
そりゃね〜ぜノボルさん!と思わずつっこんでしまった6巻。
読者が望んでるのはギャグですよ!シリアスじゃないですよ!!
いやシリアスもいいけどちょっと度が過ぎてるね・・・バランス考えて暮。
頼みのギャグも少ないばかりか貧乳ネタのみに頼りすぎ。いい加減
引っ張り過ぎではないですか。あとシエスタとかすげぇヤなキャラに
なってるし。全館辺りからん?ってなんて今回で完全冷めました。
ばいばいシエスタたん・・・サイトの告白もあの場面で言う必然性が
感じられなかったしなんかもうグダグダ。つかなんで急にコルベールが
カッコよくなってますか・・・伏線とか一切ないから浮いてる浮いてるw
これはだめかもわからんね。
ダブルブリッド
いまさらだが買ってみた。設定も雰囲気もいいんだけど
ちょっと浅いというか、中身はない小説。ありきたりであり、淡白。
だからと言って悪いというわけではない。甘ったるいラノベが嫌いという
方にはオススメ。
↑すまん
×全館辺りからん?ってなんて
○前巻辺りからん?ってなって
七巻どうなるんだろうねぇ
『絶世少女ディフェンソル』 マサト真希 (電撃文庫)
一言で言うなら、十二国記。もう少し加えるなら念バトル込みってトコ。
どう頑張ってもコレ以上、この作品を表現する言葉が見当たらないw
普通の子であるハズの主人公が実はモテ男で、勧善懲悪モノの救世主役。
教科書通りの描写の為、登場人物の多さを消化し切れなかったというか、
「伝える」ことに拘り過ぎて「語る」ことができなかった印象。残念。
絵はカラーで映えるタイプ。モノクロでは、やや落ちといったところ。
アクションシーンでの躍動感には欠けるものの、全体的には及第点以上。
『空の鐘の響く惑星で』 9巻 渡瀬草一郎 (電撃文庫)
良く言えば正統派、悪く言えば地味な作風で売ってきたこの作品が、
ここに来て思い切ったことをやってきた。ちょっとした冒険と言えるw
個人的にはこういうベタな展開も、読者サービス的な描写も大歓迎だが、
「空鐘」にはそういうことをして欲しくないという考えの読者も多そう。
この手の遊び心を解する読者が、どのくらいの割合で存在するのか。
神様視点で、全読者の反応を覗いて見たい気分だw
ストーリーも佳境に入り、「戦いはこれからだ」の危機は脱したらしいw
恐らくは王道、大団円のフィニッシュになるだろうが、外伝や短編なども
視野に入れ、様々なカタチで読者を楽しませて欲しいと思う。
魅力的なキャラも多く、ネタには困らないハズ。大いに期待している。
『GOSICK V ベルゼブブの頭蓋』 桜庭一樹 (富士見ミステリー)
ミステリー部分が非常に苦しくなってきた。正直しんどいレベルである。
謎解きの図解など「昭和の奇術入門かよ」とツッコミたくなる程だった。
第一次大戦後という時代背景を考えれば「あんなもの」かも知れないが、
もう少し酔わせて欲しいとも思う。アレでは百年の恋も醒めてしまう。
主役級二人の心情はキッチリ描かれ、盛り上がりも見せていた。
どう転んでも、ボーイ・ミーツ・ガールとしては成功間違いなしの筈。
あとは物語全体の核心的な謎次第だが…、こちらは正直、不安の一語。
期待していた分、今回の不出来はショックが大きかった。
クライマックスでショボンヌな展開にならないことを切に願う。
217 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 13:55:19 ID:bF5dY6MI
f
『ニライカナイをさがして』 葉山透 (富士見ミステリー文庫)
魔法もSFもない典型的な学生のボーイミーツガールもの。
出来は良いし最近こういう展開の物に飢えていたから満足だった。
ただ主人公の設定と物語前半の展開が少し強引すぎる気がした。
『食卓にビールを 5』 小林めぐみ
相変わらずべったべたで支離滅裂で安易な展開、脈絡も必然性もないSF設定、
緊張感に著しく欠け且つ無責任な主人公、DQNだらけの登場人物。
ストーリーも起伏無くただだらだらと続くだけの気の抜ける話で
全体のテンションも表面効果が起こりそうなくらいの超低空飛行。
つまりはいつも通りと言うことです。短編集の5巻にもなり、ちょっとオチが弱い気もするけど、
それでも未だに安定していて面白い。独特の投げやりなりなノリがたまりません。
『神栖麗奈は此処にいる』 御影瑛路 (電撃文庫)
ティーン向けではあるが、ラノベというよりも一般書に近い内容。
例によってイラストも無く、電撃の購買層とはリンクしない感じ。
気の毒ではあるが、販売実績が伴わないのも止む無しといった処か。
今作の内容なら中高生女子を狙った営業戦略を立てるのはむしろ自然。
高野音彦氏など薄めの絵を付けて、敷居を下げる手もあった気がする。
前作より洗練された、素直に「いいデキ」と言える内容なのだが…。
もったい無くもあり、歯痒くもあり、何とも惜しいように思う。
連続刊行の来月も、やっぱりパンチ不足で地味な反応なんだろうなぁ。
終わりのクロニクル7
完結です。おつかれさまでした。
本屋で見つけた時えらくインパクトありました。
例えるなら、直方体…辞書…?
持ち上げて読めないから、地べたにおいて読みました。
内容の方は、風呂敷を1つ1つたたみながら、きっちりとまとめてあります。
もう少しスポットを当ててほしかったキャラもいるけど、まあしょうがないでしょう。
ムシウタbug 3
今回はえらく薄いです。直方体見た後だと尚更。
内容の方は悪くないんだけど、本編とわけている意味がイマイチ不明。
おかげで読む前の予習が欠かせなかったり。
できたら本編かbugかどっちかを片づけてからもう一方に手を出してほしい。
絵師の方は相変わらず。ヘタじゃないけど、描き分けは放棄してるっぽいです。
ぼくたちには野菜が足りない4
完結。おつかれ。
でも内容かなり薄いです。幼なじみと宇宙人。ちゃんと決着つけたのは評価できるけど、
その後の心の動きとか、そういうのをちゃんと掘り下げてほしかったです。
絵師は出直して来い…というか、もう出てこなくていいです。
「別の作品」もナシにしてください。あと2年くらい修行してこい
今思いついたんだけど、実はクロニクルの作者は
>>34を狙ってこの厚さにしたんじゃないかと思ってみたりw
ええ。リアルバウト5冊並べてもクロニクル7に届きません。
『シナオシ』 田代裕彦 (富士見ミステリー文庫)
如何にしてネタバレせず、その魅力を語る(時には毒も吐くw)かが
オレのポリシーなんだが、この手の作品はどうにもやりにくいネw
取り敢えず言えるのは面白かったこと。オチはやや強引な気もするが
論理的な破綻や矛盾は見当たらず、物語世界への誘引力は中々のモノ。
「キリサキ」未読のオレにも充分楽しめる内容だった。そう言えば、
ラノベのミステリーを、ちゃんと推理する気になったのは自身初かも。
こっち系が好きな読者なら文句なしにオススメ♪―――ってトコかな。
乃木坂春香の秘密 3
恥ずかしい小説を書く作者の恥ずかしい最新刊
今回もすげえ恥ずかしいです。
ちょっと実験してみましょう
指から力をぬいて掌を上に向け、両手を軽く開いて斜め上に
ひろげます。
そのまま頭を水平から30度上に上げて少しの間静止してください
そう「ラピュタ」の空から降ってくる少女を抱き取るイメージで
そんなポーズが自然にできるほど恥ずかしい作品ですね。
狂乱家族日記 壱さつめ (著、日日日)
始めのほうは作者の楽しんで書いているようすで、
いい感じに話がすすむのだが、中盤あたりからいろんなボロが出始める。
まず、キャラの行動がご都合っぽくて現実味が薄い。
また、話の展開がどこかぎこちなく、全体を通して矛盾が目立つ。
そして、ラストが爆発落ち&大円団。
話のアイデアは割と面白いと思うのだが、それを経験のなさが台無しにしている。
もったいない作品。
狂乱家族日記 弐さつめ
キャラの動かし方がなってない上に、ストーリが破天荒すぎ。
嘘くさい家族愛と安っぽい弱者養護と青臭い自己弁護以外の動機が存在しない。
ストーリーの広がりにかけ、ギャグもイマイチ。
正直、駄作以外のなんでもない。
『ヴぁんぷ!』 T〜V巻 成田良悟 (電撃文庫)
ハッピーエンド好きな作家サンだけに鬱を恐れず読めるのが嬉しい。
例によって登場人物が多く、ゴチャつく展開も健在。もはや芸風か。
やや「捻り過ぎ」な場面もあるが全体的にはまず佳作と言えるデキ。
挿絵との相性も抜群。質の高い絵師サンが丁寧なイイ仕事してます。
「バッカーノ!」といい「銃姫」といい、ホント、安定株ですネ。
ダブルブリッド 三巻
ポンコツ兵器がやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
中国で秘密裏に開発されていたターミネーターが日本に上陸。
実験中に暴走してってお話。
文章は上手くなってるし、成長の跡はみられる。
が・・・薄い。水の味しかしないカルピスみたい。
全編のうち、半分がプロローグってどないやねん?
前半は10ページ以内にまとめられる内容でしょ、マジで。
長編かけないなら素直に短編集として出しなさい。
敵キャラの人型兵器も笑えるほどポンコツ(主に脳ミソ)でなんの脅威も感じない。
これなら、先行者でも作ったほうがいいんじゃない? 中華キャノンあるし。
裏で蠢く大きな陰謀っぽいものもいまだ姿を見せず。
次でもこの調子なら、そこで手を引く。
乃木坂春香の秘密3
今回も相変わらずです。クセが少なく読みやすいのはいいけど、内容といえるものは全くありません。
適当に思いついた場面をただ文章にしてつなげただけで、プロットとかは考えてない。そんな感じ。
作者のレベルアップを望みます。
絵師は…こういうタッチ目指したんだろうけど、これじゃ手抜きにしか見えないかも
ボクのセカイをまもるヒト
社会不適合者がわまりに迷惑をかけるお話。
フルメタのようにそれを笑いやネタに使うならともかく、それもせずそくどく続けるもんだから読んでて面白くないです。
絵もそういう感じのキャラじゃないし。
むしろ、「命を狙われてる主人公に知られないよう、陰でドタバタしながら問題を片づけてるヒロイン」の方が
話が膨らんだような気がします。
絵師…前述しましたが、キャラの性格と絵が一致していません。
>>226 「大団円」ね。念のため。
もしかして、ワザと?
「GOSICKV」
主役二人(プラスドリル氏)のキャラ萌えだけで充分楽しいシリーズ。
ミステリ部分?だって富士ミスだし。
今回強烈だったなあw
個人的に、ああいう図解入りは嫌いじゃないらしいです。
「ニライカナイをさがして」
主役のアレはやりすぎ、て意見を幾つか見たけど、それには同意。
でも全体的には面白く読めた。
ルクレリ第四弾も実現してくれますように。
それにしても絵が酷い。
表紙見ると悪くないのに裏表紙が既に酷いもんなあ。
いやもっと下手な奴幾らでもいるしとも思うんだけど、
今までの絵師がアタリだった分余計に落差が…惜しい。
231 :
226:2005/12/19(月) 02:13:05 ID:5JWFspOM
ありゃりゃ、日本語が正しくなかったか。
いままで大円団だと思ってた。
スマソ
『ひかりのまち nerim's note』 長谷川昌史 (電撃文庫)
あまりにも評判がアレだった為、未読だったモノに手を出してみた。
なるほど…。本スレのスレタイは正しい―――が素直な感想だったw
電撃の受賞作中、ここまで「???」な作品に出会ったのは初めて。
己の読解力不足かと不安になり、面白くも無いのに再読したワケだが
やっぱりダメ。どう考えても破綻してる部分があるとしか思えない orz
例年の金賞受賞作と比較しても、コレといった輝きが見付けられず、
正直、受賞理由が解らなかった。覚悟はしていたものの、やはり残念。
>>231 こっちこそ口悪くてスマン。
公の場で大恥かくのは俺だけでじゅうぶんだ。
いぬかみっ!8
完結のような終わり方だけど、どうなんだろう…?
完結するにしては、予言の1個と、天地うんたらかんたらが放置しっぱなしだし。
でもま、今回もかなり楽しめました。
前巻からひっぱってきた、犬神たちの「ささやかな変化」があっさり片づいちゃったのと
ケイタの持っている「嘘」があまりにもしょうもなかったことが個人的には残念。
もう少しこう、エピソードにできるくらい派手なのを期待していたんですが。
なでしこの設定はこれから詳しく語られるんでしょうかねぇ…
ゼロの使い魔6
もったいないことしたなぁ…ってのが読み終わって最初の感想。
これからもいろいろと使えそうなのにそりゃもう景気よく切り捨てちゃって。大丈夫なのかな?
内容の方は可もなく不可もなくなんだけど、絵師の技量が本文においてけぼりにされてるような。
喚ばれて飛び出てみたけれどII
前回とほぼ同じノリです。
前作はそれが(わりと)新鮮で楽しめたんですが、さすがに2回続くと飽きがきます。
いろいろヤバいネタで楽しませてくれるのはいいんですが、
作者が何を語りたいのか全く見えて来ません。
「別に何も語りたくない」というのならこの作品は正解ではありますが。
絵師、そこまで巧いわけじゃないけど、いいアクセントになっていると思う。
「春待ちの姫君たち」 友桐夏 (コバルト文庫)
読み進んでいくうちに膨らんだ、違和感が最後に解消されるという、
いわゆるミステリーに位置づけられる話。
主人公の赤音が中2から高1までという非常に長い期間を舞台と
しているが、登場人物は片手で足りる程少ない。それゆえに、
各個人の描写は詳しく、人物像を明確に浮かべることができる。
特に、精神世界が綿密に書かれており、単なる友情話という予想を良い意味で
裏切ってくれた。
ただ、対人関係を簡単に「親友」と「裏切り」に簡単に二分してしまう
主人公には多少の疑問を抱いた。
また、作中では良かれとやっている事が正反対の結果に繋がり、しかも、
当の本人は全然気がつかない、という不幸な事例が満ち溢れており、決して
明るい話とはいえない。
しかし、文章量が比較的、少ないも関わらず、読み応えはかなりある。
イラストも的を得た場面で使われており、興味深い作品である。
>>235 的を得ちゃだめ。うたれちゃうよ。
同じ得るなら正鵠の方がおトクです。
ごめん。俺、何言ってるんだ…?
正鵠も得ちゃいけません。
確かにその理論だと正鵠を得てもドズンといくな……素直に当を得とけ。
と、それだけではなんなので、あ(ryの精神に基づいて私的ラノベカテゴリ作品を。
「しゃばけ」 畠中恵 (新潮文庫)
妖怪変化と通じることの出来る能力を持つ主人公が、ふとしたことで巻き込まれた
殺人事件を周囲の妖怪の力を借りつつ解決するという非常にスタンダードな話で
オチも結構ありきたりで、その辺は少し意表に欠ける感じ。
イラストも(それはそれでかなり愛嬌があって好きだけど)古くさいと言えばかなり古くさい。
しかしそれを補ってあまりある程、情景や妖怪変化の描写が秀逸。特に深く考えずに
ぼさっと読んでいても舞台の江戸の風景や、主人公の枕元ではね回る小鬼達の姿が
浮かんでくるのは楽しい限り。
ストーリーの先が気になると言うより、起こっている情景を楽しむ典型の作品。
滅びのマヤウェル2 この愛がナイフでも
正直、どうやって続編を書くのかと心配していたけど
こう来ましたか。
いや真剣に考えたら色々破綻している設定なんだけど、
充分楽しめました
ただ今回は玉樹が前半でしか出て来なかったのが残念。
ダブルブリッド 4巻
なんかすげえらしい組織と、そこからスピンアウトしたレジスタンスが
裏でゴチャゴチャやってるのを知らずに、主人公達はバトってるお話。
組織=統和機構 レジスタンス=ダイアモンズ と置き換えると理解しやすいはず。
ようやく大きな流れが動き出した、というところ。
ただ、あまりにも、裏で動いてる組織の正体や目的が不明すぎて
正直、しょっぱい勢力争いにしかみえない。
もう少し、風呂敷を広げてみせてもいいんじゃなかろうか?
どうでもいいところでは、ヒロインはさばさばしすぎてて、逆に処女臭い。
男のほうはどう見ても童貞です。本当にありがとうございました。
恋愛を絡めるなら、もう少しこう・・・なんとか出来ないっすかね?
『砂の王 ウィザードリィ外伝U』 古川日出男 (ログアウト冒険文庫)
大掃除の準備で部屋の整理をしていたら発見。つい、読んじゃったw
10年以上も前の絶版本だが、久々に読んだらコレが面白くて、驚いた。
ゲーム小説として、これだけ「読ませる作品」はあまりないんジャマイカ?
まあ、WIZ自体が時代を超える普遍性を有した稀有な存在だったが、
それにしても、この雰囲気。地下迷宮の深淵を巧みに描く辺りは秀逸だ。
大人の事情で続きが読めないのが本当に惜しまれる。
中古書店で見つけたら是非、手にとって欲しい。RPG好きにオススメ♪
>241
砂の王は面白いよな。
ただ入手困難なのがあれだが・・・
そんな241にはアラビアの夜の種族をお勧めする。
理由は読んで見れば分かる。
>処女臭い。
ダブルブリッド読んでヒロインに感じた違和感はこれか。
すげぇ的確な表現で笑った。
作中にヒロインは化粧はあまりしないとかいう表現が
あったけど作者の顔写真みて納得したw多かれ少なかれメインの
登場人物には作者の思考や趣味が反映するからね。あの作者にラブコメは
期待できないww
ちなみにすごく女の子っぽい女の子を書く女作家は最近見た中では
私たちの田村君のなんとかゆゆこって人。田村に会いに行くとき
ハイヒールをはいて来るって描写は男にはできねぇなとおもたよ。
小さな描写だけど男や処女臭いw女はハイヒール履く女を毛嫌いする
傾向があるからな。高校生くらいのお洒落好きな子だったら一足くらいは
持ってるのが普通。ダブルブリッドではハイヒールは履かないって描写が
あったなぁ・・・長文ネタレスすまそ
Kishin 姫神 全五巻
神話、史実をベースにした古代ファンタジー。
「ジハード」の作者だけあって、この系統はお手の物。
主人公は相変わらず、飄々とした美青年とつるぺた我が儘ロリの二人。
膨大な資料を読み込み、なおかつそれらを羅列するのでなく
あくまで物語の素材として使うという、非常に高い学力を要求される作風。
インテリならでは、の一品。
物語は一話完結式ではなく、五巻で一つのストーリーなので
一巻読んで気に入ればそのままGO、気に入らなければそこで切るべし。
いぬかみ8
7巻で伏線を張り8巻目で伏線回収という形だと思ったんだが拍子抜け。
力任せに伏線をぶち破りましたか。。>作者
ページ内で無理にストーリを集結させた感がどうしてもある。
カオル君の今までの正体不明感がちと活かして欲しかった。
カオルとおとさん&赤道斎らへんは、もう少し壊れても良かったんじゃまいか。
あんな意味不明の奴にラスボスを任せるよりは、既存のキャラがラスボスという話のほうがすっきり終われたと思うのだが……
おとさんや赤道斎の活躍も物足りない。すっきりしない最終巻だ。今まで楽しんでみてきただけに残念。
欝展開を恐れすぎたんではないか>作者。。。、
>>241 古川日出男はいいよなあ。
ラノベからは外れてしまうが「アラビアの夜の種族」は傑作なので是非。
しかし古川日出男、ラノベレーベル出身の書き手では筆力が段違いだな。
>246
アラビアの〜は砂の王つながりがあるからライトノベルではないけど、関連書籍かもね。
ライトノベル出身というよりはたまたま一札書いただけという感じか。
アラビアもいいけど砂の王そのものの完結編も読んでみたかった。
スレ違いすまそ。
248 :
無名草子さん:2005/12/28(水) 12:38:16 ID:Raj+CJ2r
u
Missing 1巻
初読時はかなり意味不明だったけど、
全巻読んだ後にじっくり読み直すと凄く良い
ダブルブリッド 5巻
京都でバトル。舞台を移した意味があったとは思えない。
主が初期の海原雄山みたい。いまいち貫禄がない。
見ず知らずの人に、主と呼ぶがいい、って。あんたの部下じゃないから、その人。
内容の薄さ、設定のちぐはぐさは、年に五冊も出してるせいか。
Ωサーキットって、正体も目的も考えてないだろ。とりあえず出しとけ、みたいな。
シャープエッジ 3巻
前作よりもキャラが絞られてて、隠し能力もちゃんと使われてる。
上手くなってると思うけど、まだ甘い。
プロローグで思わせぶり出てきたキャラが、ストーリー上全くの無意味。
最後の方、息切れしてない? 拍子抜けするラストだった。
あと、後書きは頑張ろう。息切れしたにしても、あれは投げやりすぎ。
流血女神伝 帝国の娘〜砂の覇王
主人公がこんなにコスプレしてる小説もめずらしいw
お気に入りキャラは特にいないが、主人公には本当に頑張ってほしい。
それと、タイトルの〔砂の覇王〕の意味が分かった時には
なるほどなと思ったよ。
学校を出よう! 二巻
え、谷川流ってハルヒ以外も書いてたの? ってくらい影の薄い
電撃谷川。イラストってほんとに偉大ですね。
ストーリーはお得意の時間移動物。
ハルヒにはない、独特の嫌な後味が口に残るシリーズ。
一巻から登場してるキャラが突然登場するので、未読の人は一巻からどうぞ。
蟲忍
サイバーテイストが入ったバジリスク。
イラストを前面に押し出した、絵物語のような独特の装丁。
設定や世界観、絵師、作家の力量。全てが文句なしのはずなのに
なぜか、もう一つパンチ力が足りない。
ストーリーが、予定調和すぎるのだろうか。
とある魔術の禁書目録 6巻
裏で大きな陰謀が動いてるのを知らずに主人公達が(ry
大きな話が動いたという点では○。なんかありがちという点では×。
2〜3巻あたりに比べると、随分読めるようになった。あの頃はホント酷かった。
あとは臭すぎるセリフをどうにかしてくれれば。
イラストは頑張りすぎです。
ボクのセカイをまもる人
え、谷川流ってハルヒ以外(ry
ストーリーは、ある日突然、妹と名乗る女やツンデレが押しかけてきてバトル。
と、キャラも展開もテンプレべた貼り。オチはなく『本当の戦いはこれからだ!』
徹底的な読者サービスとみせかけた、徹底的なオナニー。
『君たちが好きなお約束だけを集めても、俺が書けばホラこの通り』といわんばかり。
「そんなんでいいの?って思う物なんかこの世に溢れてるわよ。
(中略)実際、そんなんでも通用するわけよ」(作中より引用)
このセリフが、作品を通して言いたいことの全てかと。
山姫2
前作はただ姉に迷惑かけられるだけのクソ作品だったのですが、
今回いい具合に化けたと感じました。
結局姉から話が始まるのには変わりないんですが、その騒動、結末がちゃんとお話になっています。
さすが三上。というべきでしょうか。
ただ残念なのが、絵師のレベルがイマイチなところあたり。
彼女は帰星子女
上の方にもありましたが、ふつーに面白くなかったです。
メリもハリもなく、ただ慣れないラブコメを無理矢理仕上げた…そんな感じの作品です。
向き不向きあるのに、編集もこんなムリさせなくても。
絵師は(巧い下手おいといて)、いい感じに仕上がってると思う。
サンタ・クラリス・クライシス
作品自体は面白いのですが、それぞれの登場人物に
せっかくキャラの立ちそうな設定をつけたのに、それを全く活かせていません。
話自体は面白いんです。ですがせっかく作ったこの設定を活かしていたなら
もっと面白くなってたような気がして…もったいないの一言。
絵師は悪くないというか、好みなんだけど…「りっぱな体格の男」から逃げたでしょ?
男を練習してください。ムサ苦しい男を。
せっかく年末なのでチラシの裏。
なんやかんやで月10冊とかのペースで読んじゃいましたが
今年出た本でいちばんよかったもの1冊。と聞かれたら、「わたしたちの田村君」で
その本、持ち出しを禁ず
1巻。って内容です。起承転結の「起」しか書かれていません。
連載ならアリなんですが、技量がないと次のお話に読者ついてこなくなっちゃうよ?
強さのインフレを起こさせないような仕掛けや
読者に物語の先を想像させるような書き方、とてもいいとは思うんですが
ただ…寡黙な男と控えめな女の組み合わせじゃ…とてつもなく地味なんです。
でもこれで新人ですか…とてもわくわくします。
絵師はそこまで巧くないものの、ほんといい仕事しています。
人物に関しては、作中のイメージそのまんまって感じ
おりがみ 天の門
軽く読めるという点で実に良くできたライトノベル
これは相性の問題かもしれないが、コメディの場合
ギャグが体質に合うかどうかで読みやすさが決まる
この本はストレスなく読めた。
表紙で敬遠していたのは勿体無いかったと思う
べつに変な絵ではないが、いかにも「メイドさん」な絵だったので
>>231 大団円←ちなみにこれ、たしか元は歌舞伎用語だったはず。
紅
とてもいい作品と思いました。
SF設定に頼ることなく、決して無敵でなく弱いところを抱え込んでいる主人公。
見せるべきとこ、今はまだ隠しておくことを上手に表せています。
(某ミルクはヒドかったからねぇ…隠すべきものがでしゃばりすぎてて)
残念なのは、たぶん編集の意向だと思うんだけど…登場人物全員、もう5つ上にした方が
話にリアリティー出たんじゃないでしょうか。
あとメインになるであろう登場人物が女だけってのもちょっと不自然さを感じます。
主人公のまわりの女をどう動かすかでこれから先かなり苦労すると思う。
絵師は…もっとがんばれ。表情のベクトル(?)がみんないっしょだぞ。
小さな国の救世主
そこらへんにいそーな高校生がいきなり見知らぬ土地に放りだされて以下略。
大筋はテンプレなんだけど、主人公が身の丈にあった足掻き方をしているので楽しく読めました。
…で、2ちゃんかよ…ここで一気に萎えましたが、まあ身の丈にはあってるかなと。
いきなり伝説が目覚めてどうこう。よりは。このジャンルにおける伝説とかもう食傷気味だし
絵師は悪くはないけど…マフラーをした時の首の長さ、間違ってませんか?
260 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 16:00:39 ID:uAQwGvMu
紋切り形
261 :
イラストに騙された名無しさん:2006/01/08(日) 16:49:57 ID:86JS0NUz
しにがみのバラッド。E
二話の主人公が消えたとか言う最後が意味不明
>そこらへんにいそーな高校生がいきなり見知らぬ土地に放りだされて以下略
この手の作品なら、信じぜさる者コブナント がおすすめ
高校生じゃないうえに難病の親父じゃなかったか?
導きの星 一巻
最近、注目を浴びるようになった作家ということで挑戦。
読んで、度肝を抜かれた。あのジャンプノベルの新人がここまで成長してるとは。
正直、読む前までは全く期待していなかった。
クソかったるい造語の羅列と、科学うんちくの垂れ流しだろうと予測していたが
しっかりとエンターテイメントしてる。
設定や資料がただの飾りでなく、ストーリーに組み込まれている。
Missing 四巻
後編。綺麗にまとまってるんじゃないでしょうか。
一歩間違えれば、カビ臭い学園オカルト物で終わってるんだろうけど
文体とイラストが上手くマッチして、古臭いとは思わせない。
突き抜けて面白いわけじゃないが、安定して読めるシリーズになってる。
キーリ
なんか有名なんで、なんとなく挑戦。
いかにも、女性が書いたキャラクターたち。
女の子は、男の俺からすると、気が強いというかクセがあって引っ掛かる。
男は、逆にクセがなさすぎる。アウトローなら、もっと骨太さと哀愁がほしい。
ストーリー自体は悪くないし、綺麗にまとまってる。
女性読者のほうが楽しめるだろう。
機械仕掛けの蛇奇使い
なんかもう、ワンパでしょ? 最近の上遠野。
と、敬遠しつづけていたのをなんとなく購入。
思っていたほどは悪くない。それなりに楽しませてもらいました。
……が、やはりかつてほどの輝きはない。
クロスオーバーとか、もういいでしょ。全ての作品を読ませるつもり?
作品は、単体で完成してるべき。予備知識がなきゃ楽しめないなんてナシだよ。
覚醒少年 著:北山大詩
富士ミスの新人、しかもタイトルからも分かる通り――地雷
と思ったんですが、実際読んでみると。
結構面白い、キターーって感じw
主人公達の能力設定を生かした展開は実に秀逸で、構成力はなかなか。
ちょっと消化しきれていない部分もあるけど、多分、というか明らかにシリーズ化への伏線の為に意図的に残された部分なんでしょう。
次巻以降に期待、かなり期待。
余談。
(*´д`*)桃テラモエス
新刊ネタバレはよそでやってよ
>>267 「今日」読んだ本の感想スレだから問題ないと思われ
ネタバレでもないじゃん。
ユメ視る猫とカノジョの行方 著/周防ツカサ
「えーと、これなんていう寄生獣?」というのが俺の第一印象。
おそらくこれの初期コンセプトは「もしもミギーが可愛い女の子だったら」だろう。
まぁ要するに一言で言うと寄生獣のパk(ry
ただ寄生獣だけじゃなく七夕の国や犬神など色々混ざってるっぽい。
それらを足してグロを引いてラノベで割って人体錬成すると、あら不思議、この本の出来上がり。
寄生獣が好きな人なら楽しめる。寄生獣が嫌いな人、もしくは強い想い入れがある人は読まない方がいいかも
そのものの漫画がサンデーでやってたような
美鳥の日々とかいったっけか
一応言っておくと「ユメ視る〜」は能力バトル物だ。
蟲と眼球とテディベア
コメディの設定でシリアス物をやるというのが、上手く機能したと思う。
全体としては、それなりに楽しめた。
細かいところでは、作者のバックボーンの弱さが透けて見えるのが気になった。
学校の勉強なんて何の役に立つんだよ、から永遠の生の苦しみまで
全てが薄っぺらい。中高生なら、こういうのはあまり気にならないのかな?
蟲と眼球と殺菌消毒
これ、なんて西尾維新?
典型的な能力バトル路線へ。もう、やめようよ、二つ名とかさ。
既製品のコピーとしては出来のいい方だし、需要もあるんだろうけど
いい加減、供給過多でしょ。何かひとつでも目新しいものがあればいいんだけど。
愛と哀しみのエスパーマン
ヒーロー物コメディ。全一巻。
前シリーズは、シリアス要素が強すぎて、コメディ要素が邪魔にしかなってなかったが
コメディだけ取り出してみると、さすがの一言。実に上手い。
ただ、これはメインディッシュにはなりえない。他の小説の箸休め。
全くしょうがないねえ、と苦笑いしながら読むべきB級コメディ。
ブレイクエイジEX ロアゾオ・ブルー 全七巻
原作の大ファンだったのでまとめ読み。
うーん…どうでしょう? 正直、へぼ過ぎる。展開も構成も文章自体も。
どう見てもド素人です。本当にありがとうございました。
いまだに余熱が続いてる原作ファンへのサービスアイテムというところか。
逆に、原作未読の人は次から次へとキャラが出てきてついていけないだろう。
ヒトクイマジカル 西尾維新 (講談社ノベルス)
サイコロジカルをすっ飛ばして読んだ為、自業自得ながら登場人物の
把握に一苦労。
が、最初の十数頁だけ(葵井巫女子との回想シーン)で、彼の世界に
入り込ませる文章力はやはり流石。洒落の効いた軽妙な会話文が、
テンポの良さを支えている。
今回の主人公は、投げやりだった以前とは見違えるほど、とても熱く、
大きな成長を遂げている。
ただ、いつものことではあるけれど、構成上仕方がないとはいえ、前半で
登場した魅惑的なキャラを、惜しげもなく消し去ってしまう力技は、少々勿体無い。
重要な新事実が明かされ、全体像がおぼろげながら露になり、
物語が終幕に向かっていることを、ヒシヒシと感じさせられた。
『オペラ・エテルニタ』
『オペラ・カンタンテ』
絵師に惹かれて購入したんだが、なかなか面白かった。
主人公が病弱って…
病弱主人公にツボった
スコーピオン ZIGZAG NOVELS 諸口正巳
たまたま手に取ったが面白かった。
設定は妖魔夜行とか百鬼夜翔とかをそのまま流用したって感じだが、
よくある設定といえばそうなので気にならない。
ヒロインやそれに近い存在がまったくいない小説は久しぶり。むしろ新鮮だった。
相棒のツンキャラに萌えたりするのは病気だろうか。
9S 葉山透
昔、何を血迷ったか二巻だけ買ったことがあるシリーズ。
こうして一巻を呼んでみると、キャラの基礎部分みたいなのがわかってなかなか面白かった。
結宇はなかなか可愛らしいし、最後に夕陽を見せてあげるシーンはベタながら良いものだった。
・・・でも敵が、なんというかことごとく小物揃いなのはどうにかしようよ。
変な装甲服まとった男が唯一ヘタレなかった敵役というのは、悪い冗談のようだ。
V-MAX
よくできた中学生の作文。WSW-EXSODUSといい勝負です。
やりたいことはわかるんだけど、そのやりたいことに筆者の技量が追いついていません。
ほんと中学生の書いた物語を読んでいるようなこっ恥ずかしい思いができます。
あとがきに「読むことが好き」とあるけど、いろいろ読んでるならこんな作品にはならないと思うのですが…。
モノを書く前にまず読んでモノにすることから出直してください。
絵師は悪くはないとは思うけど(よくもないがw)、どうもキャラがあっていない感じを受けます。
シリアスレイジ3
もう少し登場人物を絞ったほうがいいと思う。
今までもそうだったけど、名前だけ出て…なキャラが多いと思う
さらに本編と関係ない場所でキャラまで立てちゃって、これからどうするつもりなんだろう…?
下手したら、今の主人公を喰っちゃうような気もします。というか、こっちの方を読んでみたいです。
絵師、下手じゃないんだけど、あともうちょっと描き分けをがんばっておくれ。
JOIN!(ジョイン!) 著・祭紀りゅーじ 電撃文庫
全体を通して、「はあ?」なファンタジーもどき。
魔物とかが国内外で頻繁に闊歩している割には、平和ボケした王国。
軍隊は辺境で魔物と戦っているが、魔王が復活したとの報が入っても具体的な動きは何もなし。
さらには報の真偽を確かめるより先に、訳のワカラン自作自演で国民感情を操作し始める始末。
帯曰く、ライトファンタジーだそうだが、ライトにしてももうちょっと軽すぎ。ちっとも、緊迫感がない。
また、いろんな超常能力者がいるのに、それを取り締まったり教育したりする機関が存在しないという、摩訶不思議な世界。
作者は世界観をもっと良く練り込むべきだったと思う。
あと、全体的にアットホームな雰囲気を出そうとしているようだが、
つい数日前に会った連中のなかで出そうとする為、読んでいるほうとしては、いつの間にそんなにうち解けたのか、と戸惑ってしまいがち。
ストーリーのほうも出来がいいとは言えない。特に最期のほう完璧にご都合主義。
唐突かつ偶然に、事件の背後関係が判明して全面衝突。しかも、主人公側の楽勝というありさま。
これで630円。金返せ畜生。
三辺は祝祭的色彩 著:佐竹彬
話自体は情報学の会場に行った主人公とヒロインがそこで殺人事件にまきこまれて・・・ってゆう良くある話。
前作の飾られた〜〜がイマイチだったので立ち読みで済ませたが予想に反してかなり面白かった。
前作は伏線なしにいきなり解決してしまった感があるが今作はそういった点もキチンとフォローできてる。
キャラもいい感じにに立ってきたし売りであるサイバーミステリーとやらも良い感じで仕上がったんではないかと。
こうゆう進歩の後がみられる新人の本を見つけるとちょっと得した気分になるなぁとか考えてる漏れは、
センター直前で現実逃避してる受験生orz
バウワウ! 〜Two Dog night〜 著・成田良悟 電撃文庫
同一のトラウマを抱える二人の男が、無法都市という特殊な場所で出会い、
惹かれ合いながらも殺し合うという話。
様々な小道具と味のある脇役を上手く使いつつ、二人の人間の生き様と心の傷を良く表現した良作。
なかでも感心したのが、脇役の使い方。
途中から出てくる脇役達の考え方、行動を読者に見せることにより、
主役二人の内部、特徴を上手に表現しているのがすばらしいと思った。
しかしそれ故に、その脇役達が登場するまで主役のキャラクターが、
今ひとつつかみにくくなってしまっているのが惜しいところ。
そこら辺がもう少し上手く出来ていたら完璧だったのに。
A君(17)の戦争8 われらがすばらしきとき
魔王領と人族連合の決戦を描いた三冊目。しかしページ数は200ページ以下。
200ページ以下なのに本編とは関係のない軍事備蓄が語られている。
いい加減三冊目なのでなにか変化するはずなんだが、最後が 反撃開始 次巻に続くってな感じ。
これで500円以上取られるのは・・・・と思いたくなる。しかし絵師が少し頑張ったなのかイラストが良かった。
この巻で見切る読者もいるかもしれないってな一冊でした。まぁ面白くないというわけではないので
値段をもうちょっと安くしてほしかったな。400ページ以上書いていた豪屋が幻のようだ。
フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース
安定。というか、今回もいい出来です。ガチ入ってます。
ツッコミどころとかそういうのは置いといて、ぐいぐいと読ませてくれます。
ただ、ナミのキャラをもうちょっとたたせてあげてもよかったかなと。
あと「ささやき」の部分ももう少しページ裂いてほしかったかも。
絵師もいい仕事してますが…イラストはさむ場所を間違えてるような気が…
編集よ、しっかりしてくれ。
レジンキャストミルク2
なんというかまあ。著者の公開オナヌーがだらだらと。
それも中途半端なオナヌーだから、読んでて「あーそうですか」くらいしか出てきません。
「虚軸」だの「認知障害」だのそのあたりの説明がかなり弱いので、
前作読んでないと、確実に置いて行かれます。
もっとも前作読んでいたとしても、技量がアレなので以下略。
絵師はなかなかいいんじゃないかと。でも絵師のためだけに次の巻は買いたくないなぁ…
286 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 12:26:54 ID:VuIj1lu1
蟲と眼球とテディベア
マテリアルゴースト
この人もエロゲ屋かな…「田村君」ほどきつくはないけど。
でもかなり楽しく読ませていただきました。
ただ、「先輩」が何もしない割に、ちょっとでしゃばりすぎてたような気もします。
今回は妹と同じくらいの扱いにして、先輩に裂いたページを鈴音にまわしたほうがいいんじゃないかな。
致命的なのが絵師。ド下手。基本的なデッサンすらできてないようです。顔もパーツみんないっしょだし。
めくって一番最初のユウ、おしりは一体どこですか?上半身と下半身、ばらばらです。
スカートでごまかしてるだけ。
既出の2作だが別視点ということで。
よくわかる現代魔法 桜坂洋 集英社スーパーダッシュ文庫
現代魔法は、プログラム言語から出来ている。という着想は面白い。
もしかすると、システム分野での業務経験が作者にあったのかもしれない。
しかし、それゆえに数々の説明文にもかかわらず、この分野における
未経験者にとっては、意味不明な専門用語が並んでいる、大変分かりにくい
作品となってしまった。
キャラクターは、典型的などじっこ森下こよみと、料理上手な現実主義者、聡史郎
の噛みあわないやりとりはコミカルで面白い。イラストも作中の雰囲気を良く
伝えている。
しかし、もう一方の主人公の美鎖があまり目立たないのが残念だった。むしろ、
脇役である弓子の方が「キャラ」が立っていた。
全体を通してみると、対立する敵の特徴や、意図が明確には伝わっておらず、
場面転換も唐突な所があり、全般的に消化不良といった感じである。
フルメタル・パニック!燃えるワン・マン・フォース 賀東招ニ 富士見ファンタジア文庫
憂色漂う雰囲気を伝えており、長編となった本作もラストが近づいていることを
漂わせる。特に、かなめが傍にいない宗介の焦燥と後悔が強く伝わってくる。
ほとんど完成の域に達している独特の世界観によって、登場人物が生き生きと、ごく自然に
動くことができており、サプライズは少ないが、読者に安心感を抱かせる高い文章力も
相変わらずである。
pulp 森橋ビンゴ
読み始めはリストカット少女の内面描写や親父との関係などさすが森橋ビンゴ!と面白く読んでいたのだが・・・
3章以降の展開に劇萎え。
今時その設定はあんまりじゃないか?
前半の面白さはどこへやら、ありきたりのラノベテンプレ満載・・・
がっかり。
前半の良さを生かしてほしかった。
紅 片山憲太郎
うーん?何このギャルゲ。
下は5歳から熟女まで、お好みでどーぞってか…
自分に好意を抱く幼女との同棲に年上のおしとやかな先輩と同級生でおさななじみの三角関係って・・・超ありがちすぎ。
ストーリー、設定もどこからかコピペしてきた様な工夫のなさ。
この作者のは電波的な彼女の1巻を読んだだけだが、あれの前半は地味ながら丁寧な描写でよかったと思ったのだが。後半のラノベ展開のしかも超劣化版という感じだ。
どちらもの作品も、影でドラッグで日本支配をたくらむ市長とか、日本を裏で支配する超財閥な旧家の一族とか、いまさらそりゃないでしょう。
子供騙しにしても工夫がなさすぎる。10年前ならいざ知らず。
せめてそれらにリアリティーを持たせる努力があれば読めるが、ただべたべたと並べられても・・・
実力のある作家だけにどうにも手抜きとしか思えなくて残念。
かしまし
戦慄のサイコホラー。
純真無垢なはずむに忍び寄る変態的なやす菜の気持ち悪い魔の手。
幼なじみのとまりははずむを守りきることが出来るのか!?
…それはそうと、アニメの2話みたいな明日太とのからみがまったくなかったのにはガッカリ。
虚攻の戦士 神野オキナ GA文庫
新レーベルの第一弾のひとつ
登場人物紹介 → アクション → 日常への浸透 →
転 → アクション → 結 というオーソドックスな構成だが
アクションシーンがえらく読みにくい。
やや違和感のある言葉、つつかえる並び、変な切り方で
リズムがぐちゃぐちゃになってしまいスピード感が削がれてしまった
あまり手を入れていないのだろうか? 単にアクションシーンが苦手?
なんだか判りにくい設定のせいもあって評価は今ひとつ
バウワウ!
架空のスラム街でドンパチバトル。
どうも、この群集劇のスタイルが好きになれない。
スペースオペラや戦記ものみたいな、どでかいスケールの話ならともかく
こんな狭い舞台で群集劇にする意味があるんだろうか?
ストーリーも、劇中の『結局、何がしたかったんだ?』のセリフどおり。
電撃!! イージス5
え? 谷川流って(ry 影の薄い(ry
萌えテンプレ+ハーレム+SF要素+腹黒さ=電撃谷川 の方程式。
ある日、突然女の子が身近にワラワラ沸いてきた、戦隊物。
企画物のくせに、鼻でせせら笑いながら書いてる空気が伝わってきて凄く嫌。
一度、本格的なSFに挑戦して恥をかいてくるべきだと思う。
>こんな狭い舞台で群集劇にする意味があるんだろうか?
ジェイムズ・ジョイス 『ユリシーズ』
294 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 12:28:22 ID:MhK3Ml8q
言わんか?
論理哲学論考 ウィトゲンシュタイン
ふぅ〜、読むの大変だった。一応全部読んだけど解るような解らないような感じだし。
>>293 むしろパルプフィクションとかガイ・リッチーのギャング映画みたいなの狙ってるんだろ
イリヤ1〜3巻一気読み。
面白い。ギャグあり泣きあり。緩急を使い分けて、ずっと飽きさせない。
さすが猫の地球儀の作者。
3巻でイリヤがぶっ倒れるシーンは泣けた。
今から4巻も読もう。
ガーゴイル あるたなてぃぶ0
おまけでもらった冊子。番外編というか、別の街でのおはなし。
流石というか、おまけだろうが(絵師も含めて)超安定。とても楽しく読めました。
これからも続くといいかな。でも元のキャラとのからみはナシであってほしいかも。
バレンタイン上等。
細かいツッこみとかそういうのはあっちに置いといて、今回もぐいぐい読ませてくれます。
鉄平がしっかり行動し、いい感じで足掻いてくれるので、「個人的に」かなり押し。
前作は、締めで見事にやらかしてくれたけど、今回はまあまとまってます。
ただ、前作のようなどんでんがえしがなく、ちょっとさみしくもありましたが。
立ち位置はわかるんだけど、曜子のキャラ(というか、存在感?)がイマイチ薄いのもちょっと残念。
絵師は…アップをもうちょっとがんばってください。あと筋肉も。
描きかけのラブレター
劣化版村山由佳のような感じがした。
ヒロインのキャラ立ては相変わらず上手いなぁ。
期待が大きかった分つまらなかったが、心に響くものがあった。
いろんな小説を書いて、素晴らしい作家になってほしい。
マキゾエホリック
角川の大賞受賞作。前半部分は微妙だが最後の展開はちょっと燃える。
この本の特徴的なところは主人公のいる一年乙組のクラスメイトたち。
アニメ、漫画に出てきそうな奇想天外なキャラクターがいっぱいいる。
改造人間、正義の勇者、魔法少女、巫女など・・・・
それぞれの敵対勢力などは微妙に絡み合ってて面白い。
個人的にはお勧めの本。今後の展開に期待。
ビートのディシプリン 4巻
完結編。正直、何がしたかったのかわからなかった。
四冊も使ったんだから、最後の結論くらいはすっきり提示しようよ。
もう、この人は全作網羅するか、投げ出すかの二択しかないような。
ブギーポップ完結まではついていこうと思ってたんだけど
そろそろ潮時かも。
導きの星 2巻
圧巻の一言。とんでもない秀才。
普通、あれだけ科学薀蓄垂れ流されたらうざったくなるんだけど
まるでイヤミがない。
知識の幅、深さ。しっかりとした物語、構成。それぞれがバランスよく合わさってる。
読んでて、自分が宇宙を見下ろす神になったかのような錯覚に陥らされる。
導きは3巻までは間違いなく名作なんだけどな・・・
最後の4巻がなぁ・・・。
備蓄?
荒野の恋 第二部
甘酸っぱくむず痒い青春モノの、淡い恋のお話。雰囲気が昭和なので懐かしい薫りがいい。
今回は荒野の心境を中心に語ってるので読み終わるまでの微妙な気持ちの変化が絶妙。
第三部へのタメとして、このあとの波乱を予感させる個所も多く、非常に楽しみです。
銀盤カレイドスコープ3巻
1巻、2巻のシングル編に続き、ついにペア編。
タズサの1,2巻からの成長の無さに唖然。
練習の過程、演技の描写も、1,2巻ほどの感動や興奮を引き起こすほどのものではない。
ただ、その分、タズサの揺れ動く心情は精緻に描かれていた。
2巻でピートと別れたタズサがどうなるか、ということは気になるところだと思うので、
そういう意味では必然的に描く必要のあった巻ということになろうか。
結論としては、1,2巻ほどではないが、十分楽しめるといったところ。
リリカル・ミステリー 白い花の舞い散る時間 〜ガールズレビュー〜 友桐夏 コバルト文庫
―― チャット上で仲良くなった5人の少女、アイリス、ララ、ミズキ、シャドウ、ミスティー
が、夏の盛りにオフ会として人里離れた洋館で、実際に会うことになった。
匿名性を増す為、普段使っているハンドルネームを更に変えることにしたが、館に集まった
のは1人少ない4人だった ――
日常的な会話から始まり、時間が経つにつれ、少しずつ本音があらわれていくという、
ゆっくりと進んでいた話が、終盤になって、春の嵐のような急激な変化に見舞われる。
そして、最後には何事も無かったように静かに終わるという、話に「緩急」が意識的に
付けられている。
簡潔で無駄のない洗練された文章と、しっかりと築き上げられた完成度の高い
世界観がある為、起伏に富んだ展開にも関わらず、違和感を覚えることはなかった。
一部を除いて、ソフト百合的な話としても読めるし、作中に展開される謎を解いていくと
いう、ミステリーとしても楽しめる。
また、主人公である深月の、偽善を排した性格と発言には、ある種の爽快感を抱くと
同時に、この作品を大賞に選んだ、コバルトの「懐の深さ」を目の当たりにすることにも
なった。
個人的には、昨年発売された新刊の中では、最高かそれに近い作品であると思うが、
賛否が極端に分かれそうな内容でもある。
終わりのクロニクル 1 上巻
独特の世界観と設定はさすがの一言。
が、ストーリー展開、キャラは妙にありがちに過ぎる気が。
設定とあらすじだけ聞いてると涎が出るほどツボなのだが。
肌に合わないということなのだろう。
学校を出よう! 三巻
前半部の推理(?)パートはなんだったんだろう?
前フリにしては長すぎるし、丸ごとカットしても話が綺麗に成立するというのは…。
そもそもの推理自体が全く成り立っていないし。何がしたかったのかわからない。
後半部分は、いつもどおりの安定品質。
あそびにいくヨ!8
悪くはないんだけど、今回もなんとなく薄味です。
一番やりたいことが搾り切れてないせいかどうかはわかりませんが
なんとなく始まっていつの間にか読み終わり、クライマックスはなんだったっけと考える…そんな感じ
でも次もちゃんと読みます。
学校の階段
いい作品です。目のつけ所の勝利だと。
安易に萌えに走らず燃えに持って行ったところ(必殺技付き)や、入部に至るまでをだらだら引き伸ばさず
入部してからの話にページをさいたところなど、個人的に好感度高いです。
ただ残念なのは、人物の整理がちょっと甘いところ。春夏秋冬したかったのはわかるけど、
ムリに4人必要ないと思いますし、三枝もイマイチ薄い。逆に筋肉の方たちとは、もう一絡みあってもよかったし
先生は出てるだけ。別にいなくてもお話は成立したと思います。あと冬の行動については、
もう少し伏線があったほうがわかりやすかったんじゃないかと。
あと説明がちょっとヘタ。筋肉の方たちの場面とかVターンのあたりとか。でもいい作品だと思います。
正直絵師で買いました。そういう意味じゃいい仕事してるなと < 絵師
今回ただ神様が降りてきただけか、作者の実力か。これからに期待します。
願わくば、この人の次の作品が、「学校の階段2」なんて安直なものになったりしませんように。
部長の「足りない何か」や執行部と刈谷の昔話なんて気にしませんから、これはこれで終わりにしてください。
…でもファミ通文庫だからなぁ…
ぼくのご主人様?!(富士ミス)
スレの評判通り。期待した地雷ではないが、買って悪くなかった。
主人公格の性別入れ替わりモノは初めてだけど、まーこんなモノだろうか。
というか結構読めるではないか。表紙はこの板のデフォ名無しみたいなのに。
Eカップ連呼は、他に柔らかくて分かりやすい言葉がないのか…カップサイズ自体より、「巨乳」言いたいんだろうけど。
千尋のことがあるし後日談を見たい気もするけど、でもなんとなく想像は出来るから良いや、蛇足になりそう。
難点を言えば、場面転換したあげくにろくな現状説明が無くて淡々と状況描写連打されたときは辛かった。
もしよければ、この人にはまた富士ミスで出して欲しい。
315 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/09(木) 17:55:16 ID:4ITtdErh
『バッカーノ!』1巻 (成田良悟、電撃文庫)
やたらとキャラの立った連中がものすごい勢いでいろんなところで同時多発的にバカ騒ぎをして、
気づいたらいつの間にか一緒になって騒いでて、さらにそのままの勢いで読み終わってますよという話。
物語全体に映画的な演出手法が用いられているので、映画好きにはたまらない逸品。
導入部分からして読者の興味を惹きつけるのが巧みだし、
一貫して勢いと楽しさがあるので、読み始めたら止められない感じ。
ケチをつけるとしたら、序盤、いろんな登場人物を紹介しなきゃいけないので、流れに滞りがある点か。
一番気に入ったキャラは、導入部と終了部だけに登場する名も無き日本人の語り手w
舟頭役としての役割を上手く果たしてると思う。
悪魔のミカタ/一巻
色々と話題になってた?ので面白半分で購入。
別に地雷作品はダメってわけではないが、この作品はチョットツボがちがうみたい。
うーん、唐突な話の展開とか、しゃべり場に出てくる子供のような、世界の捉え方とか、
他の地雷作品なら許せるものが、この作品ではきつかった。
なんとゆうか、悲壮な顔で大災害のニュースを読んだ後に、
朗らかな顔で幼稚園の餅つき大会のニュース読む、キャスターのような、
違和感(不快感)みたいなものが、作品前面から垂れ流し状態。
特に主人公の精神とゆうか、感情の切り替えが、唐突&不可思議?
でも、この不可思議な波長に、共感できる読者、または笑い話にできる読者なら、
結構楽しめるかも?
作風が独特なのは、高評価なので、バカ一にあきた読者が、
刺激を求めて読むのが、正しい付き合いかたかも・・・
導きの星 3〜4巻
4巻で完結。
満足、お腹いっぱい…と言いたいところだったが、最後の最後でまくられた。
読んでるときには気にもしなかったが、3巻で人間文明に焦点が移ったことと
作者ほどサル星人たちに思い入れがなかったことの二つが敗因だったと思う。
オチを除けば、完璧な小説だった。
学校を出よう! 4巻
そろそろ放り投げようかと思ってたが、今回は結構よかった。
構成がしっかりしている。それ以外はいつもどおりの安定。
ストーリーはいつもの平行世界もの。以上。
>>317 導きに関しては皆同じ感想だ。
3巻ラストであれだけ人間をカッコよく描いて盛り上げておきながら、
4巻のあの流れはないよな。
>>317-318 あれって、スワヒリの絵が段々と擬人化(萌え絵)になってくるのが笑える。
散々ラストが(ry とかいわれてたけど、導きはすんなり読み終えたよ?少数派かな・・・
9SX、Y
いや普通に燃えた。勇次郎のキャラは意外だったし全体的によかった。
とある魔術の禁書目録8巻
一般的に評価は良いみたいだが、俺的には微妙だった
当麻は出番少ないし敵の行動原理もショボいし
でも前半は面白かった(白黒と結標がレストランで戦う前まで)
とある魔術の禁書目録 4巻
6巻まで買ったところで、4巻を買い忘れてたことに気付いた。
やりたいことは前半100ページの入れ替わりネタだけ。
それだけじゃお話にならないから、200ページ適当にくっつけました。
てかんじの筋書き、設定共にムチャクチャな一作。
相変わらず、文章は荒いし、主人公は臭い。でも、既製品のコピーとしては上出来か。
あと、イラストは頑張りすぎです。
火目の巫女
他所の板で見慣れた名前なので購入。
文章は実に上手く手堅い。電撃が銀賞を出すだけの事はある。
ただ、オチが……。
作者のスレでは、鬱エンドできれいにまとまってると評価されてるがそうは思えない。
全然、話にオチがついてない。何も解決してないし、終わってもいない。
弱点はキャラ。正直、名前も覚えてない。
萌えや燃えも含めて、キャラにフックがなかった。
イラストは上手いけど全然合ってない。 伊藤真美みたいなのがよかった。
324 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/18(土) 11:31:42 ID:9jcqjE7x
垂れ流し状態
狂乱家族日記 2巻
作者の底の浅さは、いつもどおりの若さとしても
キャラの言動にまるで一貫性がない、展開が強引を通り越してるのはアウト。
悪い意味で荒唐無稽。
安定作家だと思ってたが、コメディのセンスがないのか、量産しすぎで荒れたのか。
これが続くようなら切り。
電撃!! イージス5 Act.2
完結。戦隊物萌えコメディ。
あれ? 面白いよ、これ。
前巻の嫌みったらしい毒気が抜けて、素直にコメディしてる。
キャラは、ハルヒで見覚えのあるような奴が多いけど。
でぃ・えっち・えい そのに! ゆうきりん 電撃文庫
話の中に出てくる斉藤君の褒められない振る舞いについて、読んだ人のほとんどは
笑うか、軽蔑を抱くだろう。
だが、自らが置かれた立場に抗らうことのできる強さをもった者は極めて希である。
上っ面では奇麗事を言っていても、学校という狭い世界は、弱肉強食の世界観が最も
はっきりとあらわれる所であり、作中では、いじめを観ている者から、いじめられる存在に
変わった彼の心情が、丁寧に書かれている。
一見、可愛い女の子たちのお色気シーンが満載という軽い話のようにみえるが、
人間の持つ、どうしようもない弱さや卑小さといった、マイナス面の心理描写が上手い
佳作である。
327 :
斜斜:2006/02/18(土) 22:52:05 ID:8jlAdWGc
半月の5
このシリーズは全体的に高得点だった!
二階の妖怪王女3
相変わらずムダな蘊蓄だらけで、蘊蓄の部分抜いたら2/3くらいになりそうな勢い。
それよりも、30になろうかって敬語もまともに使えないバカに物書きをやる資格などあるのか?
普通は、そのあたり正してくれる友人とかいるはずなんだがねぇ…
絵師と話の内容は悪くはないんだけどね。
ファイナルシーカー
まあMF文庫だし…と思って読みはじめたら、
実はきっちりとした取材の下に書かれたずっしりと読み応えのある作品でした。
灯の正体はいきなりわかったけど、正直面白かったです。
というか、ムリにラノベにしなくてもいいんじゃ。とも思った。
絵師もかなりいい仕事してると思います。
きっちり取材してモノを書きにかかる…見習ってほしい作家が何人も。
「日本史「敗者」たちの言い分」 PHP研究所 岳真也・著
勝者によってつくられている歴史を、敗者とされる者の視点から見た本。
長屋王、大友皇子、源義経、新田義貞、今川義元、武田勝頼、柴田勝家、
石田三成、真田幸村等、大塩平八郎、西郷隆盛等、有名な十数名をあげて、
教科書に載っているような従来の歴史観と比較する形で、「敗者側」からみた
作者の所感が綴られている。
彼らは、主要な合戦の敗者だったり、謀略により命を奪われた結果、後の
権力者達から悪役として不当に貶められたり、矮小化されたりしたりする訳で
あるが、
著者は、これらの人々は各々が持つ弱点によって敗れたことを認めつつも、
故意に忘れられていた美点に光を当てて、再評価している。
歴史というものを、固定された単一の視点からだけで見るのではなくて、
多様な視点から眺めてみることの重要さを教えてくれる一冊。
分かりやすい文章で手軽に読める。
狼と香辛料
電撃大賞の銀賞のくせに「剣も魔法も活躍しない」ってのが気になって買ってみた。
中々悪くない感じで中世の空気と経済を書けているんで、
そういう舞台が好みの人なら損はしないかも。
ただ、肝心の金儲けの辺りがすんなり理解出来ないとスッキリとは楽しめないかも。
とはいえ経済学の初歩の初歩なので、それほど難しいものでもない。
「名作」ってほどでは無かったが、間違いなく「良作」だったな。
そんな事よりホロ可愛いよ可愛いよホロ('A`*)
>>330 貨幣経済が上手く機能せず、あほ過ぎる経済政策が
楽しめるのか?
332 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/24(金) 00:37:40 ID:NBMlWPqY
ワンダフル・ワンダリング・サーガ 著・矢治哲典
ラノベと銘打っているが、どちらかというと童話。
平凡なサラリーマンが異世界に召還され、勇者として冒険するという話。
ストーリーの展開は悪くはないのだが、どうも好きになれない。
その主な理由は主人公。
主人公は現実世界の平凡なサラリーマンという設定で一見三枚目っぽいのだが、結局は何でも苦労せずに出来てしまうキャラ。
そのせいで、作者の願望や人生論が入り混じったいわば理想像なのだと感じてしまい、どうも共感できなかった。
主人公が完璧すぎるとしらけてしまうんだよな〜。
あまり無能でも困るけど、失敗したり過ちを繰り返すような人間臭さが読者の共感を呼ぶのでは無いか、と俺は思う。
主人公が何でも出来た理由は後の展開でそれとなく分かるのだが、もうちょと何とかして欲しかった。
あと、気になったのが主人公の最大の美点が主人公の口から語られてしまうところ。
そういうのはちょっと勘弁して欲しい。作者の言いたいことは分かるのだが、ちょっと見せ方が安易すぎる。
始めにも言ったように話そのものは悪くない。最後のどんでん返しも、新人にしてはいい出来だと思う。
ただ同時に、プロ作家としてやっていくなら、もう一皮剥ける必要があるな〜とも思った。
今後に期待。
ゴシック 3巻
今回は安楽椅子探偵。
キャラを立てることに力をかけた構成。
ミステリとしての出来とかは聞くな。とてもミステリとは呼べ(ry
イラストも相変わらずいいかんじです。
ダディフェイス 1巻
/\___/ヽ
/ :::::::\
.| .::::|
| '''''' '''''' .:::|
.|(●), 、(●)、::::|
\ ,,ノ(、_, )ヽ、,,.:::::/
/``ーニ=-'"一´\
とある魔術の禁書目録1〜3
久しぶりに主人公が熱い作品を読んだかもしれない。
ちょっと実力に比べ無茶が過ぎる傾向はあるが許容範囲。
三巻の時点で禁書目録が空気になってる辺りに怪しさを感じないこともないが、
全体的にキャラも良いし全巻集めるかなー。
イリスの虹
けっこうクセの強いヒロインですが、それが合えばいい作品だと思います。
敵(?)側の流れて行く様とかけっこうわくわくしながら読めましたし。
能力の説明や、ネタばらしとかもいい具合にまとまってます。
ちょっと終盤ばたついたかな?
絵師もいい感じですが、ぜんぜん「幼く」なっていません。
シャイニングウイザード ハルマゲドンバスター
完結です。お疲れ様でした。
打ち切られたのかそれとも著者が書き飽きたのか。ほんと飛ばせるとこは全部すっとばして
一気に終わられた感じです。好きな作品だったからすごく残念です。
オッサン(+シズカ)の戦闘シーンなんて、まるまる飛ばされてるし。
絵師、結局下手くそなまんまでしたね。
お留守バンシー
19世紀の初め、西洋。
ある日、主人公であるバンシー(泣き女)は自分の主であるバンパイアに居城の留守番を頼まれる。
なんでも、教会の凄腕退魔師から命を狙われてしまったため、しばらくどこかへ身を隠すらしい。
主に絶対の忠誠を誓う主人公はそれを快く承諾するのだが…という話。
序盤は結構楽しく読める。
家事命のバンシー、お調子者のデュラハン、奥ゆかしいサッキュバス、ゾンビの庭師、
臆病なガーゴイルなど人間くさい魔物たちの掛け合いが楽しい。
コミカルな雰囲気が好きな人ならわりと気に入ると思う。
しかし終盤がちょっと不完全燃焼に終わってしまい、読後感は良くなかった。
敵役である退魔師の設定がいまいち練り込めてなかったのが敗因ではないかと思う。
次回作では改善して欲しい。
ダブル・ブリッド 6〜8巻
まとめ読み。
小池一夫原作漫画ばりに、話は横へ横へローリング。
主人公はどんどん影が薄くなり、傷口を掻き毟るのみ。
そろそろ切るか。
バッカーノ! 1931鈍行編
列車という密室だと、群集劇のスタイルが逆にいきてくる。
これからどうなるんだ? と期待に胸が躍った。
実際に、話が動き出してからはちょっとアレ。
登場人物があまりにも多すぎて感情移入できない、というか覚えられない。
ジャグジーとジャックとアイザックと言われても、誰が誰だか。
二作で合わせてひとつの事件を描く、というのは面白い。
これ一本では、まるで消化不良なので続けて読んでみるつもり。
あと、シリーズ物は必ず、タイトルに通し番号をいれよう。
かのこん2
1巻はクセの少なさとイラストくらいしか取り柄のない駄作でしたが、
化けてくれれば…と期待して手にしてみたんだけど、やっぱりだめでした。
キャラを広げ、設定を広げたのはまあいいんですが、「どこかで見た」ものばっかりで
この作品ならではというものが全くありません。
神様ゲーム3
悪くはないと思う。でも(今更だけど)登場人物の名前はなんとかならなかったんでしょうか。
名前で個性とかキャラを立たせるのはアリなんですが、ちょっとやりすぎのような気もします。
しゃべるいきもの
わりと面白かった。ストーリーは好きだし、キャラも悪くないと思う。だけど途中途中にある小ネタが何故だか物凄く癇に障る。なんかやるせない。あと、絵は良かったです。
座敷童にできるコト1、2
何というか…微妙な作品。
大筋では普通の作品のはずだが、全体のバランスの悪さと
小さな綻びの多さに妙な悪印象を受ける。
座敷童世界と人間世界が完全に分かれてるとなぁ…。
学校を出よう! 5、6巻
前後編(?)。学園に吸血鬼が現れて、次々感染。さて真相は?
あれ? ……おもしろい。
今まで出てきた、時間空間移動話が、世界=物語という形で収束してきてる。
ストーリーの大枠はたいしたことないんだけど
なかなか面白い構造、というかギミックが仕掛けられてる。
無駄にエロいのは、必要なのかなあ? ないと、毒が消えちゃうんだろうけど。
イラストは……力不足です。モノクロページの酷さは五大陸を駆け巡る。
キーリ 2巻
砂の海を渡航中に起きた事件。主人公の出生の秘密が明らかに。
おしいなあ。これ、ちょっと言い回しかえるだけで、ぐっとパンクになるのに。
どうしても、キャラを含めて「少年漫画っぽい少女漫画」になってしまう。
ストーリーは相変わらず丁寧にまとめられてる。
一巻が気に入った人なら買い。
イラストはよくなってる。一巻のモノクロの酷さは五臓六腑に染み渡った。
いぬかみっ! 1巻2巻
読み易かったのでポンポン読めた。ギャグも結構良かった。
でも続きは買ってまで読みたいと思えなかった。
あと個人的にイラスト担当者が漫画とかあとがき書いてて出張りすぎでうぜー。
好きな人は嬉しいかもしれんが……。
神宮寺三郎 疾走の街(ハミ通 ブクオフ105円ゲト)
高校生時代の探偵神宮寺の物語・・・・
高校生じゃタバコもカミュもNGだろうし、探偵にもなっていないんだからどうすんのかなと思っていたら
青春アクション作(?)になっていた
ちっともハードボイルドではなかったが、高校生でハードボイルドやられても萎えると思い直した
そこそこ面白くて続編が(中古で)あるなら読みたいと思ったが、出ていないようだ
挿絵がまるっきりトンチンカンな感じで、絵ページになると萎える本だった
つか、丸顔美形はねーだろ、神宮寺が
ダークバイオレッツ 1巻
霊が見える少年が、霊を触れる少女と悪霊退治。
うわ!古臭え! 昔のソノラマ文庫とかにありそう。
ライトノベルっていうより、ヤングアダルトと呼びたい。
作者の年齢って文章に表れるのだなあ、と実感。
キャラも一貫性が無く、筋書きありきで動かされてる感たっぷり。
人気あるみたいだが、俺はもういい。
キノの旅 1巻
バイクに乗って諸国漫遊。
いわずと知れた人気シリーズだが、なんとなく敬遠し続けてた。
実際読んでみると、やっぱり予想通り。
面白いことは面白い。だが、それ以上のものが得られない。
大きなストーリーが根底に流れていれば、もっと惹かれると思う。
銀河鉄道999でいうところのアンドロメダにいって機械の身体を手に入れる、みたいな。
もう少し継続して様子見。
345 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 12:13:14 ID:fLmbSl+P
野ブタ
十二国記
完結する可能性も教えてください
読む前にあらすじを多少は把握していた方が理解しやすいので
狼と香辛料
おもしろい。
展開に多少粗があるが、それは登場人物の良さが補ってくれた。
神と人、と言う大きなテーマを平凡な行商人の視点と価値観で語るという演出が良かった。
ただ本当の名作になるかはこれからの方向性によると思う。
「必要なくなった神」というテーマを、どう料理するかで良くも悪くもなるだろう。
続編に期待する。
ゴシック 4巻
学校の怪談にまつわる殺人事件。
なんかもうミステリとかどうでもいいや。ウンコだし。
それ以外の部分は、キャラ、文章、イラストと全てバランスよく安定。
大きな物語が底に流れてるのもグッド。
349 :
宣伝:2006/03/12(日) 06:22:59 ID:ggo5/W3X
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/handicap/1139928972/ 実を言うと小説は完成したよ。あとは文系出身の友人にチェックしてもらうだけだよ。
俺様の小説の事を覚えていてくれて非常に嬉しいよ。
題名は今のところ「0.5+0.5=0.8」〜神よ何故このような仕打ちを〜です。
内容はドライブ中の恋人が自爆して男が両足切って女が両腕を切ったってのが始まり。
女は男を恨んで別れるが、この板でのやり取り等も含めいろいろあって再び結びつく。
やがて結婚し子供が出来たが何と腕が一本無いではないか・・・。
しかし子供は虐められながらもやがて大人になり・・・。ここまでね。
結構、つまらんでしょ?俺様は文は苦手科目だからね。
しかしそんな俺様でも小説を書いているのだから、ここの障害ニートも書けばいいのにね。
もしかしたら売れるかもしんないじゃん。
著書は本当ならダルマで行きたいけどね。
とにかく憶えててくれて本当に感謝するよ。100%売れない自信はありですが
とらドラ!
内容云々よりも作者の身体的問題が気になった。
ガンバレ チョーガンバレ
ランブルフィッシュ10
完結。お疲れさま。何か「一気に片づけた」感があるけど、今回もぐいぐい読ませてくれました。
個人的には瞳子ママとの決着はつけてほしかったし、玲は何も変わってないし
香夜や詩織もなんとなく「出ただけ」感が強かった。祭理も実家設定とか出した割には
結局放置しっぱなし。このあたりはきっちり片づけてほしかった。
妹とかすごくもったいないような気がする…
絵師(というか、これは編集かな?)は今回やたら気合い入ってるようです。
麒麟は一途に恋をする5
ベタ最新刊。あまり表に出るキャラじゃないとはいえ、思い切りやっちゃいましたねぇ。
もう少しベタな描写もほしかったけど、これを契機にそれぞれのキャラがどうなるのかが楽しみ…かな?
絵師については特にありません。安定してるし。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする
前半のテンポは悪かったけど、後半はよかったとおもう。
ただ、せっかく張った伏線を消化しきれてないのが痛いと思う。
せめて4月の最初の日曜日まで話をもっていくべきじゃないかと。
あと大河内の件も、伏線あるのにリセット。もったいない。
絵師はかわいいんだけど、ちょっとインパクトに欠けるかな。
…この作品、ムリに続けることはないと思うよ?
世界の中心、針山さん
バッカーノ!の作者ということで期待して読んだが、正直、バッカーノほどの出来ではない。
プロットの巧さや、混沌としつつも話が収斂していく、というバッカーノには見られた良さが無くなった感じ。
試行作品としての意味合いもありそうなので、あまり酷評しても仕方ないのかも知れないが、
作家としての勢いを感じられなかったのは残念。
哀しみキメラ
電撃大賞で金賞に選ばれた小説。
それなりに面白いんだけど、どこかで見たような…という印象を受けた。
いい意味でも悪い意味でも教科書通りで、既存の作品の枠を出ていない。
個人的にはあまり長々と続編を出すような作品ではないと思う。
理由としては、話の中心である「モノ」と「モノ祓い師」の設定がチャチなのと、
主人公たちの力がインフレしすぎてしまったこと。
このまま長く続けても、どこかで破綻する危険が大きい。
この作品はあと1,2巻程度で切り上げて、次の作品に執りかかって欲しい。
英里の内緒がいっぱい (海城彬)
タイトルと作品紹介から漂う地雷臭で、つま小スレ行きにしようと思って買った作品。
正直普通に面白かった。
文章から動物の毛皮のふわふわ感とか獣臭が漂ってくる感じ。
ちょいと余計な描写が多い気がした。
イリスの虹 (七月隆文)
冒頭はあんまり惹かれる所が無かった。帚とか痛い電波にしか見えなかったし。
ただ、書き慣れてる作家さんらしく、中盤からはかなり魅力的だった。
話の流れも、締めるところでしっかりと締まってて読みやすかった。
でも、ヒロインの名前で帚(ほらき)は読みにくい。
絶世少女ディフェンソル (マサト真希)
読んでて置いてきぼりくらった。中盤あたりからもう何が何やら…
少しキャラが溢れ気味だった気がする。
時間取れたらもう一回読み直してみようかな。
キーリVIII
終わりに向かってゆっくりと、でも確実に物語が動いている感じです。
地味な作品だけど、この地味さがたまらなく好き。いい作品だと思います。個人的お薦め。
ただ絵師、今回ちょっとデッサン狂ってません?
パラケルススの娘3
クオリティーは相変わらずですが、軽くなったなぁ…って印象。
ニーズはこっちの方があるのでしょうが、自分としては妹もツンデレもいらないかなと。
絵師も安定だと思います。
お留守バンシー
まとまってはいるんだけど、盛り上がりに欠け、淡々とした感じ。
いい作品になるかも…とは思うが、絵師が個人的に嫌いなのでもう買わないと思う。
いや、下手とかそう言うんじゃなくて、リアルで嫌い。
リアルバウトハイスクール13
話の密度が濃く、なかなかいいテンションでぐいぐい読ませる…といいたいけど、
この厚さじゃ当たり前です。ついでに言えば、後書きが長すぎです。
180ページ足らずの本に6ページも後書き。クロニクル最終巻で言うなら、36ページ相当。
それでもお値段据え置き。…立ち読みですませちゃうような勢い。
絵師は相変わらずいい仕事していると思う。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/25(土) 12:12:14 ID:9x62akQQ
派手さは無い
359 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/25(土) 14:56:26 ID:1Mu+sNZv
>359
痛い。
>>359 ツンデレという奴か。
「リリカルミステリー〜白い花の舞い散る時間〜ガールズレビュー〜」
友桐夏
伏線の張り方や話の展開が非常に上手、スッキリとした終わり方ではないものの、最後にはなるほどねと思わされた。
酷く個人的な感覚だが、パズルのピースを合わせていく、そんな風に感じた小説ですた。
挿し絵も雰囲気にあっていて良かったと思う。
>>359 落ち着け。
その文章から伝わってくるのは、作品よりもおまえの精神状態の危うさばかりだ。
精神状態はともかく、読解力の低さだけはイヤというほど伝わるな。
これが平均的な読者だとは思われたくねぇ。
そのURLだけでブラクラの一種かとオモタ
>ブラクラの一種
それほど間違ってもいない希ガス
されど罪人は竜と踊る
王道ファンタジーぽく感じて安心して読めた。アマゾンのレビューを読む限りでは、
今後グロさも暗さも増していくようなので続刊に手を出すかは考え中。
咒式の発展によって社会がどのように変化したかなど深く突っ込まれてて良い。
普段異世界設定物は読まないので、このくらい世界観が書き込まれてれば満足。
あとキャラクターが良かった。
主人公二人の罵倒し合いや、権力者一味など。
個人的に、相棒より主人公の方が体格良ければ萌えを感じて続刊まとめ買いしてたかも。
ことあるごとに主人公から絶世の美顔と描写される、異常性癖持ちの戦士という設定がツボった。
そういうラノベないかな。
アスラクライン3
既刊はそうでもなかったけど、今回のは個人的にツボ。
読み終わって、「そうきたか」と思わず。
…けど、これからどう動かすつもりなんでしょう…。
ただ、絵師がねぇ。イラストを(まだなんとかなってる)人物のみに絞ったのはいいけど、ヘタはヘタ。
何度も描いてれば技量なんて上がるはずなんだが…
神種
よくできた作品だとは思うけど、自分向きじゃなかったようでイマイチわくわくしませんでした。
個人的には能力に走ってほしくはありませんでしたが。
絵師は悪くはないけど、もう少し重い絵にしてもいいんじゃないかと。
彼女は帰星子女2
前よりは形になってると思うが、相変わらずアレです。
これがわざわざ洪水を起こしてまでやりたかったことなのかと。
それよりもあんな言葉を投げつけておいて、それに対するフォローも何もなく
なんとなく元の関係に戻っているのは、書きにくいことから逃げたとしか思えない。
絵師は悪くはないんだけどねぇ…
哀しみキメラ
さすが金賞だけあって読ませてくれますが、結局のとこさわやかに何も片づいていません。
中の人は思わせぶりな台詞を吐いたままですし、本家は放置しっぱなし。続編を出すつもりなんでしょうか。
1人減り2人減り…で、旅物にするつもり?
個人的には、エレベーターに乗っていたのは幼なじみとで、2人して飢えに苦しむ…の方が好みの展開だったかも。
「私を…食べて」みたいな。(ありきたりだけど)
絵師はきれいだとは思いますが、人物のベクトル(?)がみな同じなので、違和感。
帝立愚連隊 水城正太郎
大正天皇の義妹がアレイスター・クロウリー(ふうの怪人)と戦う噺。
おもしろい。不敬罪だ。馬鹿でありがとう。
クロウリーのほかにも魔界転生したルドルフ・シュタイナーふうの怪人とか
ザコが調子に乗ってるときのセリフを吐きまくるの北一輝ふうの怪人とかがでてくる。
ライトノベルで歴史上の偉人をここまでコケにした例はあるのか。
作者は大丈夫か。刺されたりしないか。山風リスペクトで済むのか。
あと義妹の剣法が地獄極楽丸。サブ主人公がガンカタ使い。
それぞれ「神伝皇流」「大東流合気銃術」と言うらしい。馬鹿でありがとう。
皇国の守護者 8巻
暴力が足りない
天の獣に王の翼を
プロットに沿ってただキャラが演じてるだけ。
まとまってるけど、イマイチわくわくしないというか。
身の程を知らないヒロインと、ヒロインの持ち上げるだけの主人公って組み合わせも嫌い。
絵師はかわいい絵柄だと思う。ただ、どっかで見たことあるんだよなぁ…誰だろう。
375 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/32(土) 12:34:30 ID:LBtkYxjA
ソーニャ
376 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/32(土) 14:20:23 ID:PHQPKYwn
「恋愛ジャンクション」
マジでこんなレベルで作家出来るの?ってくらい中身が薄く、萌えも燃えもなく、
笑い所もなければ泣き所もない、ただただ苦笑するしかない内容。
ここまで酷いラノベは今まで1000冊くらい読んできた気はするが初めてかも。
とにかく何もかもが空っぽ。この作者はまともに書く気がないならコンビニの店員でもやってろって感じ。
「哀しみキメラ」
面白かった。これは自分的にはめちゃめちゃ好みだ。
萌えはなかったけど、別のところに響くものがあった。
378 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/32(土) 14:31:59 ID:PHQPKYwn
「狂乱家族日記 四さつめ」
ぶっちゃけ一冊目、二冊目共に駄作と言っても過言ではなかったが、
三冊目で読める程度になり、今回の巻。
あいかわらずギャグでは暗い子が無理に笑わせようとしている、みたいな微妙な部分は多いが、
それでも内容自体は大分面白くなってきたし、泣かせどころでは王道ながら結構ジーンと来たりもした。
今までが今までなんで四冊目まで付き合える人は少ないかもしれないが、それなりに面白くなってきましたよ、と。
日日日は未だにちーちゃん〜が一番面白いな。というか他のが駄作すぎる感が。
「ゆらゆらと揺れる海の彼方E」
シリーズ最新刊。第二部完結。
相変わらず安定した出来。
骨太のドラマと圧巻の戦争描写は、近年このジャンルには少なくなった魅力が満載。
が、反面欠点も多し。
ストーリーに合わせたご都合主義のキャラクター描写と、多すぎる人物たちの書き分け不足。
会話はボケとツッコミの掛け合いが長ったらしいし、何よりも説明文がくどすぎる。
文章をシェイプすればあと30ページは削れたんじゃないかと思う。
重力感のある長編が読みたい人向け。
キャラ小説が読みたい人には、NG本。
「まじしゃんず・あかでみいVI」
解決済みのはずの問題をまた悩みはじめる主人公
??? と納得できないまま読みすすめたがチクチクと気になった。
正直、おはなしとしては成り立っていないように思えるが
楽しめたからいい事にする。
その辺は作者も充分わかって書いているようで、
こちらもそれは知ってて読んでいるわけで、つまり大人の関係。
言い換えれば「大人は汚いねーぜ!」な人には向いていない
ストーリィは それはそれ ってことでジャンクな味わいを楽しむシリーズ
、個人的にはそれで充分。
ちびくろ・さんぼ
本気でホットケーキにかぶりつきたい
キミを救う最初の呪文
相変わらず文章が下手
──────た。
──────た。
──────た。
と過去形で無造作に並べられてはリズムも流れもありえない
中身は前作からの嫌なバイアスがかかっている上に、
コミカルにしようとして失敗してしまった感じ。
戦略拠点32098 楽園
体調や気分のせいかもしれないが読後に沈んで固まった。
救いは無いが嫌な話ではない。あえて言えば哀しいはなし
世界の中心、針山さん
電撃hpに連載していた短編3作+書き下ろし1作。計4作で一冊という構成。
全体として見ると結構面白いのだが、短編としては微妙な出来。
それぞれの感想
「としれじぇ」
ホラー風味のが一つと、コメディ風味のが一つといった構成。
始めのストーリーが背後関係が明かされないまま終結し、
次のストーリーがその話を補完するという作り。
バッカーノで同じような構成を見たが、話が短くわかりやすいぶんこっちの方が好印象だった。
「魔法少女893号」
序盤は引き込まれたが中盤からは微妙。
サマーが簡単に改心しすぎたせいで、前半からの緊迫感が切れてしまったように感じた。
短編だから仕方がないのかもしれないが、あと一ひねり欲しかった。
「拝啓、光の勇者様」
すごく中途半端。これ一つでは短編として成立してない。
バッドエンドは別に良いのだが、もう少し話を収束させて欲しかった。
「奇跡の中心、針山さん」
先の短編3作の纏めとなる書き下ろし。
割と楽しめたが、凡人の針山さんが少し場慣れしすぎだと感じた。
針山家の日常のシーンを描写したりして、凡人っぽさを強調して欲しかった。
その発想はなかったわ
386 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 13:14:57 ID:wIIQgEr4
黒冷水
灼眼のシャナ1〜4
古本屋で安売りしてたので売れているからにはそれなりに面白いだろうと購入
なんつーかあからさまに燃え&萌えを狙い過ぎで文章が上滑りしてる
こいつはだめだとおもた
>>359の人気に嫉妬。
再出現したらもう釣堀だろうな……
夢は楽しく見たいです
とてもかわいいお話です。かわいいだけじゃなく、内容も割としっかりしてるほうだと感じました。
イラストもとてもかわいいです。ですから、通勤、通学時に読むにはかなり勇気が必要じゃないかって思いました。
これから続いて行くんだろうけど、個人的にはここで完結。というのがいいかな。
吉永さん家のガーゴイル9
前編です。あいかわらず安定していますが、兄の影がどんどんどんどん薄くなっています。
そのうち遠くの大学に行っちゃうんじゃないかと心配しています。
ところで、巻末にコッペの短編が収録されているのは、なんとなくあざといと思います。
なんかガーゴイルしか読まない人への後押しみたいで。
同じ絵師だからできる芸当(?)ですねー
>>389 ガーゴイルとコッペの絵師は違う人だよ。
感想禁止なのにごめんね。
灼眼のシャナXII
相変わらず質は安定しているのですが、さすがにここまで続くと何か物足りなさを感じてしまいます。
最初に手に取った時のようなわくわくがなくなってしまったというか…ゼイタクなんでしょうけど。
ただ、章の頭のアレ。2巻引っ張った割には「なぁんだ」で終わっちゃったのが残念です。
カラーは気合い入ってるんだけど、白黒部分絵師のクオリティーが落ちているような気が。
ユメ視る猫とカノジョの行方
結局何が言いたかったのかよくわかんない作品でした。
話を動かせない主人公、ただ迷惑をかけているだけのヒロイン(?)
盛り上がりもイマイチで心の動きもよくわかんない。なんとなくこじつけっぽい。
円華あたりをきっちり掘り下げれば、いい作品になったのかもしれないのに。
絵師は…なんですか?これは?そこらへんの中学生でも引っ張ってきましたか?
でも続くならもうちょっと様子を見てみようかと思います。
>>390 指摘ありがとうございます。すっかり見落として全く気付きませんでした。
RE:凪野アオイ―超高速機動粒子炉船 春一番
文章、構成に難あり。航宙、艦隊戦描写にも珍妙な点多し。
が、ドラマ部分はしっかりと書き込まれ、後半ダレるも読み応えがあった。
本作品でデビューの著者は、40代の女性だというが。
表紙の絵どおり、爽やかな読後感が心地よい一編。
学校の階段
学校中を駆け回る階段部、なる設定は面白いものの、前半はやや退屈。
クライマックスのレース描写は充実していて面白かった。
ラノベにもこういうしっかりとしたスポーツ物(?)がもう少し欲しい。
カレとカノジョと召喚魔法6
5巻ではどうなることやらと思っていたが、
ハッピーエンドに終わったことに満足。
しかし、あの巫女さんの出番が少ないような…。
まあしかし、伏線もよく処理できていたし、次回作に期待。
キーリIX
完結です。お疲れ様でした。
ハーヴェイのどんどん壊れていく様子が、なんかフランダースの犬の最終回を見ているようで
もうなんというか。やっぱりいい作品だと思いました。次回作、期待しています。
絵師もお疲れ様でした。
いぬかみっ!9
番外編…かな?これも安定している作品だと思います。絵も内容も。
というか、これくらいしか感想が出て来なかったりします。
天使のレシピ
恋愛を司る天子の存在を絡めた連作短編集。以下、それぞれの感想。
plume
恋人に対する思いに揺らぐ少女の掌編。プロローグと付いてるが、作品としてはあまりに説明不足。
超告白
自意識の強い主人公(男)が、ちょっと変わった友人の女の子に告白するまでの物語。
キャラクター設定が、流行のラノベっぽい。
トランキライザーキス
好きでもない男子とキスしたい衝動にさいなまれる女の子が主人公。
やたら悪意のある皮肉が鼻につく。知的でもなければ鋭くも無い。背伸びして書いた感じがありがちで照れくさい。
なんと言うか、最近の少女漫画のごとき内容。
恋愛実験
理屈臭い男の子の「恋愛をしたい」という突拍子もない呼びかけから始まる恋愛を描く。
奥手の主人公(女)と、美術の好きな男の子との手探りのやり取りがやたらほほえましい。
個人的に、この本の中でもっとも面白く感じた一編。
ソラヲトベ
心の通じ合った男女が、互いの存在を求める天使と出会う物語。
ここまで客観的立場であった天使が、ここにきて物語の中央に上がる。
文章は達者で一歩引いたスタンスでつむがれた物語。
まあ、どう考えても電撃文庫にあるのはおかしいお話。
全体を通してまとまってはいるが、それぞれを評価すると、中途半端な印象は否めない。
消閑の挑戦者
男女ペアで参加するゲーム形式の物語、出来は良くない。
作品が「そういうことも当然の世界」なら気にはしないが、現在につながっている
はずの世界で安易に人が死ぬのは不自然すぎる。
主人公たちも何人か殺しているから、当然事件後に罪に問われるはずだが
躊躇いも反省も無い。
主役(男)の都合のいい仲間達が必要になるまで登場も説明も無いのも気になった。
最初からの設定なのだと思うが、危機に突然ポンと出て来られても困る
せめて何らかの前ふりはしておいてほしい。最初のアレだけでは訳がわからん
あと、天才達ばかりのはずなのに頭が良くは見えなかったのもまずいかも
先に説明されればウザイだけかもしれないが、説明なしでプログラムとか使われても
「頭がいい」より「都合がいい」としか思えない。
ラストも天才のはずなのに「早押し、謎々&パズル大会」では駄目だろう。
397 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 13:13:57 ID:FTiqY1Nd
0o9
灼眼のシャナ
読み返して思った…
もういいよ、早くオチつけてくれ。
だけ
涼宮ハルヒの退屈
憂鬱、溜息と読んで3冊目。
いいね。好きだなこの作品。自分に合う。
ハルヒみたいな人友達に一人いたら面白いな。こういう人間。
あと4冊。読むか…。
努力のタイムリミット
伝勇伝短編F。
今回は、いつもと違って短編同士が続き物のようになっている。
作者に言わせると「短編にあるまじき展開」らしいが、結果的に面白かったので、モーマンタイ。
というかこの作者、基本的に短編が面白くないような気がする。
特にイエット編とかは、ライナーが弄られているところを除けば、何も見るものがないというか何というか…。
題材の選び方が悪いか、それとも僕が飽きただけか。
まあ、書き下ろしの方は安定して面白いし、次回からローランド編に戻るらしい。
もう少しの間、この作品につきあうのも良いかもしれない。
吉永さん家のガーゴイル
ターミネーター2+どっかのホームコメディな話。
「吉永家を守る」という使命を持つガーゴイルの精神的成長が主なテーマ。
ストーリー展開が強引だったりご都合だったりするのがやや気になったが、
全体的にはまあまあだと思う。
402 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/30(日) 11:58:41 ID:+NrJ90r3
キーリ
みんなのあくあ
読みやすくはあるんだけど、起承転結の転がまるまる落ちているような感じなので
イマイチ心に残らない。もうちょっとなんとかしてほしかったかも。面白かっただけに。
絵師は…なんだ?量産型?「この人ならでは」ってのが何もない。
tsubasa
女キャラの心の動きを全く無視して、あらかじめ用意してあるテンプレに沿って書き
お約束を1つ1つ消化して行けばこの作品。クソ作品…といいたいが、
自分にぴったりだったのかとても面白く感じてしまったのが目茶苦茶くやしいです。
と思ったら麻生!お前かぁ!…ザンヤルマ、あの鬱な雰囲気が好きだったのになぁ…
絵師は上手いのかどうかは置いといて、カラー絵は人間じゃなく人形を見ているよう
404 :
イラストに騙された名無しさん:2006/05/01(月) 02:16:18 ID:IsA+RYEv
ムシウタ
一巻しか見てないが、なんだかお腹いっぱい
ここで打ち止めでもいい気がする
塵骸魔京下巻
切ネェ...
箱はマのつく水の底
知る人は知るライトノベル。
このシリーズは結構好きなので買ってみたが・・・。
正直、この巻は面白いとは思えなかった。
本編の方はほとんど話が進んでない上に、主人公マンセー度がUP。
内容は鬱展開なのに外伝は明るいから、全くかみ合わない。
さらに「〜だった。〜た。」とそういう文章が多くて、目が止まった。
キャラの台詞も特に驚いてたりしているわけでもないのに、語尾に「!」が多すぎ。
あと主人公の心情の部分の繰り返しが多い。
絵師は相変わらず綺麗な絵。
今まで面白いと思ったのはパロが多く含まれてたからだと・・・思った。
今回はそれがないので、特にそう思う部分が目立った。
とりあえず次回に期待。
本スレに投下するのは恐ろしかったので、ここに投下させていただいたorz
はみかみトライアングル3
ちゃんとした内容があるのは、後半1/4のみで残りは既刊と同じことを繰り返しているだけです。
もともと引き出しの少ない作者だとは思っていましたが、まさかここまで早くネタ切れをおこすとは…。
絵師はまあこんな内容にとってもよくあっています。いい意味でも悪い意味でも。
とりあえずあと1冊は様子見をしてみようかと。
やってることも主人公の持ってるものも「かのこん」に近いし、どっちか一冊だけでもいいかな。
イリスの虹II
個人的には大好きな作品です。珍しくヒロインが好きになれましたし。
…が、どっちかといえば敵側の心情に踏み込んだ前作の方が面白かったかなと
せーくん、もうちょっと目立たせてもよかったんじゃないかと思いました。
絵師もかなり好みです。
関係ないけど久々に校正のすりぬけにも会えました。
かのこん3
何を考えたら、こんなからっぽの内容の作品を堂々と出せるのでしょうか。
もうちょっとなんとかしてみません…?
でも絵師はいいんじゃないかと思う。こんな絵柄でも描き分けとか考えてるみたいだし。
ムーンスペル 背中合せの風景
地味に終わりに向かってるんだろうけど、何かちぐはぐな印象を受けました。
ダメ女王とか兄の件とかいきなり出てくるし、何のために口説いたのかとか
いきなり推挙とか。ですが割と好きな作品だし、次に期待します。
絵師は相変わらず頭と胴体がつながっていませんが。
サンダーガール2
前回は迷惑かけられるだけ、流されるだけのクソ作品でしたが、今回は結構読めました。
やはり主人公が動くのと動かないのではだいぶちがうなと。
絵師は下手じゃないけどのっぺりしすぎ。あと顔のバリエーション少なすぎ
クリスマス上等
最近の作品(ても去年だが)ということで
図書館で借りたが、期限ギリギリまで放置。
正直仕方なく読み始めて、ラブコメ?と思ったら中盤から予想を裏切る展開。
かなり面白かった。マクレーン好きにはたまらない状況w
続編らしきもの予約しました。
楓の剣!
評判がいいので読んでみました。
時代物なので好き嫌いが別れそうだけど自分には違和感なく読めた。
というかハマった!おもしろい!
素直じゃない主人公二人の夫婦漫才のような掛け合いがたまらないw
キャラ配置は王道だけど
ストーリーの舞台なんかがこだわりがあるので飽きないで読めました。
絵もキャラに合ってます。
2巻の方がコミカルさが増しててテンポがいいので続きに期待。
せっかく書ける新人なのに富士ミスってのがもったいない気がしますね。
コバルトとかならもっと売れるだろうに。
とらドラ2
つまらなくは無いが期待値よりは下
一作目の二人の関係はそのままでゲストキャラの話になっているのが
肩透かしにあったような気分だ。
もともと一話完結の話だったんだろうか? 繋がりが悪いように思う。
413 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 13:43:53 ID:S0nfQjyd
ゲド戦記
ダブルブリット\
相変わらずの薄暗くて重い面白さ
虎司と安藤の話は心動かされた ネタバレになるから言わんが
]のクライマックスでどうなるやら
正直ここからハッピーエンドは無理だろうな
トドメの巨欝がくるか微ハッピーエンドになるか
Dクラッカーズ 6〜7−2
1・2巻の時点ではどうなるかと思ったが最後はきれいにハッピーエンド
ショート合わせて10巻あったのに余韻がなくさっぱりしていてよかった
甲斐が最後まで甲斐を貫き通したのは素晴らしい
ブギーの凪以来久しぶりの惚れたキャラなので嬉しいかぎりだ
次はバッカーノかアリソンに手を出してみよう
とらドラ2
良かった。
特に主人公が惚れている女の子・みのりが、この巻でようやく強烈な個性を発揮したところが。
他にも裏表のある転校生とか、親父臭い美少女生徒会長とか。
変な女子好きには正直おすすめ。
ゼロの使い魔7
安定といえば安定なのですが(中くらいのレベルでだけど)、
いぬかみやらシャナのように物足りなさもほんのちょっと出てきました。
「戦争」に対する、サイトと貴族の考え方の違い、たまに出てくる狙ったような萌えなど
いろいろがんばっているのはわかるんだけど。
だから最後の新展開になるかもな終わり方はわくわくします。
絵師、カラーのああいう描き方は、「上手な人」がやって始めて味が出るものであって、
アナタのレベルでやってもただの手抜きにしかなりません。
コイイヌ
物語をたたむことすらできないサイテーの作品です。
なぜ犬なのか、なぜいきなり発情期なのか、そのあたりをすっぱり飛ばして
ただ喰いつきをよくしたいがためだけに冒頭を構成し、最後は最後でアレ。
買って後悔したリストに入れてしまいましょうかと。
というわけで、あとがきの
>続編を出せるかどうかは売れ行き次第なんで、そのへんもヨロシク。
には「出さなくていいよ」と言います。というか出すな。
絵師は良くも悪くもないとは思う。ただ、もちょっとシェルティーらしさを。
超妹大戦シスマゲドン
妹をコントローラーで動かすバトルコメディ。
やたらディープなネタには、どこまでついていけているのか
自分でも自信がない。
手探り状態で始めたのが、どんどんノってきて、回を追うごとにキレが増してる。
あくまでB級コメディなので、本格的に萌えとか燃えを求めてはいけない。
タクティカルジャッジメント
逆転裁判で、そうそうに幽霊という存在が出てきてたのには
ちゃんと意味があったのだなあ、と今更気づかされた。
まともな世界で、逆転裁判をそのままやられても
弁護士も検事も証人も犯人も、みな、ただの馬鹿に見える。
富士ミスに、本格的な謎解きを求めちゃいけないのはわかってるが
あんな偽証や自白はいくらなんでも……。
夏期限定読了。
正直春期はまあまあかなと思ってたが、これはすごい。
全編を通して緊張感と違和感が漂い、最後の対決シーンで頂点に達する。
他のライトノベルではありうるが、このシリーズでこんなことができるとは思っていなかった。
小佐内と小鳩のこの後の関係はどうなるのか。
次作が楽しみ。
月の盾
少しベタ入った部分はありますが、(個人的に)とてもいい作品だと思いました。
というか、これ以上の感想が出てきません。いいものをありがとうございました。
絵師はかわいい絵柄なんだけど、ちょっと技量が足りないような気もします。
吉永さん家のガーゴイル10
相変わらず安定。この作品についてはここまで続いているのに、
いぬかみっ、シャナ、ゼロみたいな物足りなさは今のところありません。
ただ単にこの作品と相性がいいだけでしょうか…?
420 :
無名草子さん:2006/05/24(水) 13:04:29 ID:LP7S5fGq
メタ視点
ある日爆弾が落ちてきて
2ch大賞スレで気になったので購入。大当たり。実に多彩なオムニバス作品。
実は表題作のあらすじでかなり引いていたが、食わず嫌いな自分に反省。
超妹大戦シスマゲドン
うーん悪くはないけど、期待したほどではない感じ。
特に後半の運動会?の部分は少し間延び(退屈)な印象を受けた。
もう少し勢いとゆうか、スピード感がほしいところ。
小説の出来では劣るが、ロボット妹とかの方が牽引力はある感じ。
食卓にビールを1〜5
2・3年ぶりの小林めぐみ作品をまとめ買い。
とてもいい感じの脱力系SFホームコメディ。
とらえかた次第ではとても深刻な問題のはずなのに・・・なにこの空気。GJ。
作中作?にて昔のシリアス作品の雰囲気も味わえ満足。
蒼いくちづけ
神林長平に初挑戦。
月面都市で殺された超能力者が、恨みの念力で呪い殺しまくる話。
文章は、いかにもSF的な固さがあり、どことなく海外翻訳くささがある。
ストーリーは、スティーブン・キングあたりが書いてそうなホラーを
SFに持ち込みました、というかんじ。
安定はしてるが、サプライズはなかった。
復活の地 全三巻
未来の惑星に謎の地震が発生。ボロボロの帝都で
凄腕の政治家やら軍人やらが、それぞれの思惑で駆け引きを繰り広げる。
圧巻の一言。地震と次々と現れる登場人物たちに、序盤から掴まれ
説得力のある展開にぐいぐいと飲み込まれてしまった。
これを書くのに、どれだけの勉強をしたのだろうと感嘆させられる。
これで、ラストの締め方さえ上手ければ、神認定するのになあ……。実に惜しい。
戦略拠点32098楽園
円環少女がなかなか良かったので読んでみた。
……すんません。正直舐めてました。すごい。これは傑作。
てっきり設定に淫するタイプだと思ったら、見事に泣かされた。
無垢な少女に、戦いしか知らない兵士が癒されるなんてベタだなあ、と思ってたら……。
少女に隠された秘密が明らかになるあたりから涙腺緩みっぱなし。
二人の最後の決断は誇り高くも切なくて、最後の希望が胸に暖かいものを残す。本当にいい作品を読んだなあ。
ところで、最新作よりデビュー作の方が読みやすいってのはどうなんだ…?w
ラストリーフの伝説
辺境の惑星でボーイミーツガール。
体臭で人を殺す女の子のおかげで、平和な星が殺伐と。
ギャグみたいな設定だがちゃんとしたシリアス物。
予想外に詩的な文章でこぢんまりとまとまったストーリー。
もっと、読者置いてきぼりな作風をイメージしていたので驚かされた。
メタルダム
機械をとっつかまえるハンターがなりゆきで世界を救う話。
こちらもこぢんまりとまとまったストーリー。
大きなサプライズはないが安定して読める。
なんとなく、劇場アニメにありそうな作品。
ムーンスペル!! あの日と同じ月の下で
完結です。お疲れ様でした。地味な作品なりに結構好きでした。
今回も地味に始まり、地味にいろいろかたがついて、地味に終わります。
もう少し花というか、派手さがあってもいいような気もしたのですが…登場人物もいろいろ中途半端だったので。
次回作も期待します。絵師はもうちょっとレベルアップしてくれるといいな。
ジューンブライド上等。
完結じゃないけど区切りになりました。お疲れ様でした。
ツッコミどころは、いろいろあるんですが、主人公自らが考えて行動して傷ついて、終わる物語は
読んでいてとてもわくわくします。個人的にイチオシ。
何もしない主人公が勝手に言い寄ってきた女に引っ掻き回されてどうこうって頭の悪い作品が多いので尚更。
絵師は…やっぱ頭をのっけるのが苦手みたいですね。
三辺は祝祭的色彩
これは革命的なミステリですね。褒めちぎりスレに持ち込もうか迷ってしまった。
トリックに関してはノーヒント。
真犯人や動機に関しては一切明かされず、次巻以降に続く。
作者様の頭の中では、色々出来上がってるんでしょうけどねえ・・・。
無意味に挿入されるオサレポエムもそうなんだけど
もうちょっと、他人に読まれてることを意識したほうがいいと思います。
戦う司書と恋する爆弾
謎の教団に育てられて、胸に爆弾を埋め込まれた主人公が
自己を獲得しようとあれこれもがく話?
かなり暗くウェットな雰囲気なんだけど、嫌いじゃない。むしろ、好き。
だけど、もうちょっと主人公のキャラ立たせてもよかったんでないかと。
司書が前に出すぎてて、どっちつかずというか、むしろ食われちゃってる。
仲間の人間爆弾が全滅するまで、名前すら覚えられなかった。
427 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/04(日) 11:53:21 ID:G7Jo7Tb8
今回の巻
428 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/04(日) 12:28:06 ID:AhXUd5K3
死神のバラッド
最初の数ページしか読んでないけど
えーと…、パクリ?
ストロベリー・パニック!@
……あとがきは?
430 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/04(日) 21:10:11 ID:d7Irnlm8
ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王
相変わらず主人公が出ていない時のほうが面白い。
主人公も嫌いではないが、人づてに話されている時の方が、キャラが生きている感じがする。
サブキャラの物語、と言った感じだが、基本的に脇役好きな自分としては、まずまずのお話だったと感じている。
これから作者が広げた風呂敷をうまく畳めるかが、やや心配である
半分の月がのぼる空の6巻
今月に7巻がでることを知ってたからどういう展開で次につなげるのかな
と思ってたら本編はこの巻で終わりですみたいなあとがきを見て
ちょっと拍子抜けした。里香が死ぬところまで書くと思ってた
でもそれを除いたら上手くまとまってたと思う
ここまでこんなにあっさり読めたラノベはこれが初めてだ
がるぐる!<下>
中古で発見。出てることすら知らなかった・・。
バウワウ!の最後でじーんときたが、その後狗木と香奈枝の両親や
妹との出来事が鬱すぎる。なんだか戯言を思い出した・・。
狗木は性格がまた一段と暗くなって犬VS狗の対決も中途半端で
面白くなかった。
探偵少女が主役級になってるのにも驚いたし。
バネ足ジョジョップリンの台詞は読みにくすぎ。
今回はそんなに驚く裏切りの展開もなかった。
シャーロックには少し驚いたが。
何よりあとがきが普通だった。
長編は完結だが各キャラの「その後」「日常」
を書いた連作短編集は他シリーズを書いてる合間に発売したいです
と、最後の1ページに書いてあった。
433 :
432:2006/06/04(日) 22:32:16 ID:Bjf88mGo
訂正
バネ足ジョップリン
バッカーノ!
馬鹿騒ぎの一言
宴会(?)のシーンは雰囲気がうまいことでてる
あとなんか絵師と作者の相性がいいような気がした
ただ心残りなのは最初あたりの絵であのカップルが確認できてるとこかな(そういうもんかもしれんが)
とある魔術の禁書目録 1〜3巻
こいつはくせえッ───!少年漫画のにおいがプンプンするぜ!
っていう箇所はいくつかあったんだがまぁ許容範囲(5・6〜からマシになるという話なので
超能力と魔術が両方存在するとか学園とかの設定 それとキャラは好みだ (ツンデレ!ツンデ(ry
一方通行がフォルテッシモっぽい 最強だけど弱いとか
でも「最強」と書いて「さいじゃく」はねぇだろw
SHI−NO アリスの子守唄
サブタイトルの作品がメインだが、途中に挿入されている短編が気に入った。
他人には窺い知れない論理で犯人をみつけるってのはミステリィとしては
どうかと思うが、この短編を書くために必要だったのなら許す。
奇妙なことに暖かいイメージと透明感を感じた
436 :
イラストに騙された名無しさん :2006/06/17(土) 12:06:24 ID:ErH6yGK+
イラストに騙された
ブラックランドファンタジア
ミステリを絡めた、賭けチェスの話。
ちょっと、期待しすぎたかな。
ゴシックミステリでギャンブルと、ジャンルとしては垂涎ものだったが
チェスの面白さや、主人公たちのすごさがさっぱりわからない。
アカギみたいな、駆け引きの妙がみたかった。
全体的には、ちんまりとまとまってる良作。
B−EDGE−AGE 1〜2巻
天才高校生弁護士のミステリ
二巻で打ち切られてるのもむべなるかな、という出来。
文章自体が、GOSICKと比べても明らかに不出来。
いかにも女性が好んで作りそうなキャラクターたちも、すごくアレ。
それにしても、陪審員制度って便利な小道具ですね。
デモンズサモナー
9年前の本の焼き直し。
読むのが苦痛なできで本当に加筆修正してあるのか疑問だ
無理やり話を進めているせいか、行き当たりばったりの展開と
つじつまのあわないキャラクターに何度も引っかかった
口調も時々へんになるし、とにかく読みづらい
意地になって最後まで読んだが収穫は無い
サンダーガール
なんとなく読まずに敬遠していたけど普通におもしろかった
撲殺天使ドクロちゃん 4〜7巻
もういいかな?と思った4,5巻に対して
6巻で、また少し文章が変わって、随分読めるようになった。
具体的にどう違うか説明するのが難しいが
微妙なバランス配分の上になりたってる。
狂乱家族日記 3巻
売れてるようなのであえて酷評するが、あまりにもカスすぎる。
強行スケジュールで出したらしいが、いくらなんでもこれはない。
思いつきで書きました。整合性とか知りませんという有様。
数ページ前の自分の発言すら覚えていないキャラたちは
痴呆症か狂牛病にでもかかっているのだろうか?
あと、『四方から壁が迫ってくる』って……。
壁同士がつっかえるじゃん。近づくたびに壁が縮んでるの?
バカじゃないの?
紺碧ノたまゆら
表紙を一目見ればわかるが絵がへた
背骨が歪んでいたり、えらいでかい垂れ乳だったり、目が変だったり …
一番気になったのは大きくて不細工な手と指、この中指と薬指の間の
表現は嫌いだな。
中身は雰囲気だけエロくなりそうだった。 エロくないけど
銀盤カレイドスコープ7巻
久々におもいきり悶えたわ。いやこんなに悶えたのは初めてかもわからない。
かと思えば後半のシリアスぐあいもなかなか心踊る。
だれが勝つかなんてどうでもいいからリアとタズサにはこれからも仲良しでいて欲しい。
かのこん 3巻
ごめん、無理。きもちわるい。
文章から、母乳と精子の臭いがする。
今まではサービス精神で書いてたのが、己のマザコンオナニーになってる。
いい年こいて、ばぶーとか言うなよ。全然わらえねえ。
お留守バンシー
吸血鬼の留守に、城を預かるバンシーたちの話。
今回の電撃ルーキーはレベル高い。とにかく文章がしっかりしてる。
ティムバートンの映画とか、ディズニーアニメにそのまま持ち込めそうな物語。
爽快感とか、あっと驚く結末はなく地味だが、丁寧で暖かい。
電撃らしさはないが、品質は間違いなく高い一品。
ホワイトデー上等。
ツッこみ所はいろいろあるけど、主人公がしっかり動く作品は読んでいてわくわくします。
でも今回のはいろいろ無理ありすぎるだろうと…まあ面白いからいいんですが。
絵師は頭と体のバランスが悪いのか、何か「浮いている」感があるんですよねぇ…
ゼロの使い魔8
途中まで面白かったです。というか、オチがわかりやすすぎなのがダメダメ。
このネタで1巻くらい引っ張ってほしかっただけに残念。
個人的には、新キャラの使い魔とかだとうれしかったりして。
絵師は…カラーはまだいいけど白黒をなんとかしてくださいと。
ボクのセカイをまもるヒト2
駄作。著者はこれで何を楽しめというのでしょうか。
あと構成力のなさを、「別の話」などと言ってごまかすのはやめてください。
今回面白くなってるかもと期待して買ったけど、次の巻で化けなければ読むのをやめると思う。
絵師は…エロゲ畑の人?
放課後防衛隊
女の子だけが出てくる話が書きたかったのはわかったけど
設定があちこち破綻していて無理がありすぎる。
せめて見たとたんに冷めない程度には説得力がほしい
446 :
イラストに騙された名無しさん :2006/07/02(日) 12:05:48 ID:C1ZI2pSy
いろある
9S
なかなか良かった、と思う。
のめり込んで読めた。
空ノ鐘の響く惑星で9巻
メビウス、この邪魔ものめええええええええええええ!
あとおじいちゃんかっこE
シャムロック
二巻目を八割読んだところでやめた。
ありきたりな出来の悪いテンプレ、今後面白くはならないと言い切れる
せんすいかん その1
くっだらね〜作品、好みだ。
頭数だけ出したようなキャラクターもいるが二巻が出れば買う
断章のグリムT灰かぶり
雰囲気はよいのだが、理不尽という要素以外には何もないのストーリーのため薄っぺらい話にしか感じなかった。
また心理描写も中途半端すぎて、のめりこむことが出来ない。
結局、残酷描写だけが目に付くチープな作品にしか見えない。
今月出る続編は一応買うが、次もこのレベルだったらこれ以降の購入はやめようと考えている。
ウイッチマズルカ
魔法を使うには対価が必要で魔力は払った価値以下って設定は良いと思う
限界がないと魔法のインフレになってしまうからね。
ただ姉妹兄弟のペアばかりなのが、なんか変。
主役は血の繋がっていない妹なんだが、考え方が子供っぽくて共感できない
悪役がしょぼいのも問題だ。
どちらも憎い敵役じゃなくてどうでもいい奴としか思えなかった
不完全とはいえ弟がメモを片手に一人で魔女になれるのはまずい気がする
いっそ悪役は無しにして、ゆるゆるにしたほうがいいんじゃなかろうか
タザリア王国物語 影の皇子
主人公の名はジグリット、これが何度もくどいほど繰り返される
たとえば P25では17行のあいだに8回ほど
出版社の人は何も言わなかったのだろうか?
今気がついたが王国なのに皇子ってのも不思議だね。
中身はつまらん。
角川文庫のブレイブ・ストーリー上巻
なにこの昼ドラ。
涼宮ハルヒの消失
アニメから入った。原作読み始めていま一日一冊ペース。
「溜息」読んでちょっとびっくり。
アニメ版全体が例の構成と相まって一種の描写トリックみたいなことやってんのね。
超好き、って感じではないけど既刊読みつくすまで止まらんよーな。
ラキア
相変わらずうまくねーなこのヒト(笑)
タイトルとあらすじで買って、読んでやや拍子抜けするというのを繰り返してます。
クビキリサイクル
なんか賞の受賞作だというし、2chのスレの伸びも良いのできっと面白くなくは無いだろうと思い購入
買う前に少し立ち読みしてから決めるべきだった
一人称地の分の繋ぎに主人公の独り言・・
解説的文章が数行あるとなにぼうとしているの?
スーパーハカー集団についての語りが入るころには本を投げた
つまらなかったライトノベルスレと最近内容が変わらないな。
>>456 面白かったら作者スレに書くんじゃない?
つまらなかったけど作者スレに書くと荒れそうだからここに書く。
あとは新人でまだスレの無い人の感想とか
どちらかというとライトノベル大賞の期間外番みたいな感じでちょくちょく覗いてるんだけどなぁ…
このスレに上がってたちょっと気になってた本を古本屋で見つけて、大当たりだった時は本当嬉しかった。
流血女神伝
運命に翻弄される女の子の話。評判いいのでwktkしながら砂の覇王編まで全部読んだ。
結論ナニコレ。マジ翻弄されるだけ。周りはサポートしてくれる人がでたと
思ったら即フェードアウトしたり、役立たずばかりでいらねえ奴らばかりだ。
主人公補正で生き残ってるだけ。周りは脇役補正で死ぬ。
一番の不満は、主人公の夫役が余りにもDQNなためフラストレーションたまりまくりだった。
最後の何故戦うかみたいな問いかけに結局まともに答えなかったのも超絶マイナス点。
惚れた過程も書かれねーし。駄目駄目。
プリンセスはお年頃!
捨てプリ短編の榊つーか。可もなく不可ちょっとって感じ。
ここで笑って欲しいんだろうなって感じのところで微妙に笑えない。
シリアス分多いけどコメディ部分も混ざってるので突っ込み不可みたいな。
読み捨てるには丁度いいかもしれない。
>>456-459 シリーズものの一巻読んだ時点で作者スレに感想書いたら、
全部読んでから書けと言われたので、それ以来ここに書くようにしてる。
かのこん
なにげに評判が悪いみたいなので敬遠していたがおもしろかった。
キャラクターやストーリィを求めてはいけない
これは文章のテンポを楽しむ本だ。
今更ながらDクラ全巻読み終わったー。
いやー、面白かった。
みんなが面白いって言うのはそれなりの理由があるって事だね。
中身の感想じゃないけど、貴方に合う本を探すスレromってて良かった。
俺も今度依頼しよう。
3巻までは我慢、と言うのをよく見るけど自分は普通に楽しめた。
ただその後の怒濤の展開を読んであー納得。
ゴーレム×ガールズ
「ご飯もたべずウンコもしない自分だけに都合のいい女の子を作る」
平気で読んだが一般的には気色悪い設定だろう
そのままエロ一直線かと思ったら、前半はいい話風の展開で後半はラブラブ
エロい事がしたいって衝動は力を与えてくれるなぁってラストだった。
コメディじゃないんだけどね
ポリフォニカ エターナル・ホワイト
つまらん少女漫画のようなギャグさえ無視すれば良い魔法物ファンタジーといえる。
主人公はお嬢様第一のメイドさんという百合風味の狙った設定
まだ残っている伏線もあるから続編が出たら買うかもしれない。
ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン
ポリ白の影響で買ったが、これを先に読んでいたら白は買わなかっただろう。
おかげでこの作者とは相性が悪いことがわかった
狼と香辛料
今回のラ板大賞で興味が湧き、読んでみたがこの作品は「当り」だった。
ファンタジー世界での商業、商売を題材とした作品は過去にもあったにはあったが、
リアリティーのある市場原理をここまで物語にうまく練りこんでいる作品は初めてではないだろうか。
強かな商人の行動原理、交渉術などの描写は秀逸である。
反面、主人公やホロ以外では数人程度しかきちんとしたキャラクター性を感じることができず、
中途半端になってしまっているキャラが多かったように思う。(特に敵側)
これは一人称で書かれていて、尚且つ主人公に視点が常に固定されていることも原因の一つなのかもしれない。
いくつか不満を感じるところもあったが、続巻も買って読んでみたい、そう思える久々の作品だった。
2巻はすでに出ているようなので、次の休みには買いに行こうと思う。
鬼切り夜鳥子 〜百鬼夜行学園〜 桝田省治
俺の屍を越えてゆけ、リンダキューブ等でお馴染みの桝田省治が描く妖怪退治物。
絵師も俺屍と同じ佐嶋真実です。しかもやたらクオリティ高い上に枚数も多い。カバーイラストは尻丸出しですw
内容は一週間で五匹の鬼を退治する。ただこれだけ。要するにおとぎ奉りの縮小版みたいなもの。
システム優先で強引に型にはめ込んでいるようにも思えるが、最後までテンポが良く十分面白かった。
久遠、駒子(夜鳥子)、三ツ橋、式神達もそれぞれ魅力的だ。う〜ん、全体的にエログロなのに健康的で爽やかなんだよなぁ。
戦闘後の飯食ってるシーンも転換点として程よく効いていて、システマチックなお話を上手く纏め上げていると思う。
これは是非とも続編を出して欲しいですね。京都修学旅行編でもなんでもどんとこい。
2006上半期の大賞スレを見て買ったのはこれだけですね。
作者スレもないし、ファミ通文庫スレでの評価も微妙だったが、直感を信じて正解でした。
世界は悪魔で満ちている?
個人的には大好きなんですが読んで腹を立てる人も多いかもしれません
ズレた男の子と素直になれない女の子のラブコメ、といえない事もないんですが
そこいらはどうでもいいような本ですね。
いいかんじに中身のない文章がカラカラと空回りしながら流れていきます
468 :
イラストに騙された名無しさん ::2006/07/25(火) 13:25:34 ID:hPOc4Cyb
クリムゾ
ポリ赤
ウェイワードクリムゾン
単身楽団ってようするに自分で打ち込んだCDとプレイヤーってことなんだろうか。
擬音語で楽器の音色を表すのには笑ってしまった。
ゲームテキストとライトノベルでは媒体が違うのだから、擬音語でなんでもかんでもすまさなければいいのに。
キノの旅
今更だが読み始めました
独特の雰囲気(世界観)が漂っていて
どこか社会風刺をしている感じが良かった
もちろんライトノベルというジャンルではあるけどくだらん小説より心に響きました。
GOSICK
ヴィクトリカ(;´Д`)ハァハァ まさにヴィクトリカ萌えのためのラノベ。
絵がかわいい……ホレボレと見てしまった。
話はまあまあ。最後が読めたのがちょっと。警部さんの秘密にはビックリしましたがw
あとがきが素敵過ぎた。次も見る。アニメ化してホスィ
ぷいぷい
へたな小説だけど、きっとこの人は新人で今後の成長に期待して出版したんだろう
… 著書一覧を見るまではそんな温かい目で見てました。
走って帰ろう
今さらだが大賞スレの感想がちょっと気になったので購入。
これ、出版された時は、学校の階段と同時発売でジャンルが被っている
ように見えたんだよな。結局、学校の階段を買ってそっちが面白かったので
それで正解、と今まで思っていたのだが実は正解はこっちだった。
ロードレースの描写+ラノベならではのケレン味がおもしれー。
総統は女子高生 舞阪洸
ミネルバ・らんこ以来、ずいぶん久しぶりにこの作者の本を読む。
主人公亜理紗は、金髪ハーフ巨乳女子高生、左右を固めるのは
格闘美少女恵と、デイトレめがねっこ音祢との掛け合いが面白い。
ぱんつめくり上げ、乳揉み、ディープキスなど、百合ゆりな
サービスシーンの満載は舞阪くおりてぃ。あと、触手もあるよ。
主人公のだらしない寝起きの描写の繊細さには、執拗なこだわりを
感じるが、日常の平凡な描写を一切省略させずにこまごまと
書かれているのは、まどろっこしいが個人的には大変好ましい。
逆に、主人公がお色気コスチュームに着替えて侵入者と
戦うメインシーンはあっさりしすぎかも。
物語の前半部は誰の会話なのか把握しがたい部分はあるが、
後半はだいぶてんぽが良くなっている。
続編を前提とした話なので今回は導入部のみ。マッドサイエンティスト
たる祖父の組織を継承した女子高生3人組の今後の活躍に期待。
レジンキャストミルク
これは個人的には受け付けない。
物語自体は面白いし、文章力も問題無いのだが、読んだ後何とも言えない嫌な読後感が残る。
日常自体が、微妙なバランスと作為の上に成り立ったもので、その下に鬱が隠されているというのが耐えられない。
ただし、こういうのが好きな人はすごくはまると思う。
ブライトレッド・レベル
創刊したHJ文庫の第一弾、一言で言えば雑。
この作者ははじめてだから、普段から雑なのか、たまたま雑なのかは不明
一応続けられる造りになっているが、あとがきからすると続編を書く気はないように思える
時間の無さが原因だろうが、GA文庫の創刊時もこんな雑さがあったのを思い出す
文庫の創刊って会社も書き手も大変なんだろうな。
リバーシブル1
弊害もいくつか出てるけど、主人公視点にこだわったのは個人的にはいいかなと思った。
これで処女作ということだし、ちょっとだけ期待。
絵師はもうちょっと人間をなんとかしてほしい。
髪と目をほんのちょっとかえただけで違う人…ってのはナシで。
君の居た昨日、僕の見る明日4
終わりに向かっていい感じにお話が動いているような気がします。
ただ、新キャラの立ち位置はわかるんだけど、もう少し書いておくべきじゃなかったかと。
これじゃ別に人物である必要はなかったと思います。
絵師は個人的に好みなので、以下略。
パラケルススの娘4
いわゆる外伝。地味な話ですが、よくできていると感じました。
ただ話を動かすだけでなく、その背景にもいろいろと説明を入れてあるので、
読んでて「へぇ」と思うことが多かったです。
絵師もいい仕事していると思います。
乃木坂春香の秘密4
引き出しの少ない著者が2本も持つもんだからただ点と点をつないだだけの話になってます。
くどすぎる比喩で無理矢理ページを埋め、主人公の行動に説得力を持たせるほどの力量がないので
話を動かすのはいつもヒロインの誰か。最後はいつも運良くまとまります。
どちらか1本に絞るか、もっと経験を積んで、アキバとピアノ以外の引き出しを持つべきだと思う。
(ピアノについても上手に語ることはできないみたいだけど)
絵師は…これ、下書き?
走って帰ろう!
夜逃げした親の借金を背負って非合法の自転車ロードレースに挑む高校生、という暗くなりそうなテーマだが、
きちんとラノベらしく軽い雰囲気を保ち、レースならではの疾走感を描き出した良作。
新人とは思えない完成度。
>>476 ブライトレッド・レベルは読んでないが在原は酷いのがデフォだよ
骨王 T
始まりのかたは奇特で終りかたは綺麗に出来た小説。
しかし、中の方で少しgdgd感があるのが残念。それ以外は高評価な作品でした。
SHINO 黒き魂の少女
どこが「純愛系」ミステリーなのか、その辺がミステリー。
第二次性徴の時期云々考えながら小5の女の子を見る大学生は、
いくら無害そうなお兄さんとして書かれていてもちょっとヤバいと思った。
青い花の伝説 HJ文庫
良くできたファンタジー、
剣と魔法物だがライトノベルらしさは薄く、戦闘シーンも派手な魔法も無い
一冊にまとめるためか、物分かりが良すぎたり駆け足な部分があるのが少し不満
何でもシリーズにすればいいとは思っていないが、三冊分くらいの量が欲しかった。
文庫創刊の混沌から生まれた思わぬ拾い物
483 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/06(日) 09:42:16 ID:Yc03Ng+0
レジンキャストミルク 藤原祐
主人公が、欠落部分がある完璧超人系でマジ偽善者
虚軸(キャスト)等の用語が厨臭いうえに鬱話で後味が悪すぎ
この作品のどこがいいのか理解できない。気持ち悪い
ここまで相性の悪い作品は初めて、最後まで読んだ自分を誉めたくなった。
空の中
今更ながら(図書館で)順番が回って来た。
おもしれ──!!
久々にワクワク出来て楽しくて、止まらなかった。
謎生物、おもしろ。
そして噂(?)のキャラが、噂に違わずやたらかわいい。萌える。
佐藤家の選択 1
監禁状態からやっと逃げ出したのに自分からもう一度捕まりに行くヒロイン
逃げ出した隙にどこかへ連絡したわけでなし、誰かをかばってわざと見つかったわけでなし
ただ主人公の、「今は逃げて出直そう」という真っ当な意見に反発して無意味な行動をとる。
邪魔にしかなってないうえに人質増やしてどうする気だったんだろう
こちらの考え方一つでこういったキャラも可愛く思えるのかもしれないが、
そこまでにも特に魅力的に書かれていないから、阿保な行動にはうんざりさせられた。
1とあるからには続くんだろうが、この先には付き合いたくない。
陰からマモル! 阿智太郎
相変わらずいいね。阿智太郎は。肩肘張らずに気楽に読める。
全巻揃えよう。
ロクメンダイス 中村九郎
/ ̄ ̄ ヽ
./^) , 、',(ヽ
〈 〈 {0} /¨`ヽ}0},〉 〉
ヽヽ ヽ._.ノ /
| |
ノ |
487 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/10(木) 09:34:18 ID:eEYQCZaW
西遊記・完訳(岩波文庫)
おもすれー。
岩波文庫なんで堅いかなーと思ってたら
文中(台詞)に「ラッキー」とかあってびっくらこいたw
全体通して、かなりはっちゃけた訳文だった。
哀しみキメラ2 来楽零
1カ月遅れで読んだけど、1巻目よりずっといい。
面白かった。
この作者には萌えは期待してなかったが、戸塚さんだけはちょっと萌えた。
白黒乱舞
意地を張るやつのせいで周囲に迷惑がかかる話は誰でも嫌いだろう
ましてや意地の張り方も可愛くなくて、被害も生死にかかわるとなれば不快感は三倍増し
自分だけでは解決できない問題に周囲を巻き込む妹分と、協力して嫌な言いがかり
をつけて怒らせて対抗させようとする主人公の友人。
君ら前作で色々あったんじゃなかったのか? 実はすごく頭や性格が悪いキャラだったのか?
「絆は大事」みたいな事を言っておきながら、ラストでは説明もなくすべてを捨てるヒロインも
たいがいなもんだ。
他人にはあれこれ言っておいていざとなったらこれかい!
と言うわけでここまで、切り時ですな。
円環少女
魔法の設定や戦闘シーンの描写がワケわかんねー!
おそらく作者の中ではバッチリ形になっているんだろうけど、
正直、読んでてほとんどイメージできませんでした。
お話としては凄く良かったので、続きを買ったもんかどうか
ちょっと悩みどころです。
僕らA.I.
微妙。あまりにもそのまんまな結末にもう一捻り入れるか、もうちょっと
各キャラの心情がわかるような場面が見たかったかな。
たまに富士ミス買うと微妙な話にばっかり当たるわい
土くれのティターニア
同じ作者の「ポストガール」が良かったんでこれも読んでみた。
半分妖怪の女の子と変な妖怪にとりつかれた男の子が2人で妖怪退治をする短編集。
怖い話だけじゃなくちょっと泣ける話があったりユーモラスな話があったりして
相変わらず安定して面白い。
スキップの主題書こうと思ってんだけど、最後の2行が出来ない。
スキップ呼んだことある人、感想お願いします
ここはそう言うスレじゃない。
わたしたちの田村くん
男の子一人と女の子二人の恋の話なんだけど、二人の女の子が直接対決する
シチュエーションが無いから、ひたすら主人公の田村くんがどっちを選ぶか
の選択だけが重視されるという話だった。
個々のエピソードやキャラ描写は面白いと思うんだけど、
あんまり男に都合良すぎる展開がちょっと読んでて居心地悪いな。
絶対少女ディフェンソル
顔は知っているけど話したことが無いやつに、突然妙な勧誘をされれば、
それ何? 何のこと? 何故俺? と疑問がわくのは当然だと思う。
しかし、ヒロインは彼を選んだ理由だけ言わない。他のこともろくに説明せんけどね。
理由は中盤であかされるが、言わなきゃ信頼どころか不信感が残るし
なにより、変な勧誘をする決心があるなら言えることだと思うんだけど?
で、色々あって主人公は外されかけて裁定人が別の候補者をつれてくるけど
実はこいつがワルの小者だったりしたわけ
ひょっとして裁定人って人を見る目が無いんじゃ?
知っててやったとかそんなフォローは一切無いけど、こんなヤツに裁定人とかやらしといて
大丈夫なのか?
いや、おはなしの都合上だってことはわかっているんだけど
A → B → C となる流れだからって途中が雑すぎると全体が変になるなぁ、って。
なんでこんな矛盾がでたのかはあとがきから想像できるけど、それにしてもね
三月、七日。
恋愛モノ。
なかなか切なくて良い話だった。
作者のあとがきがなんかイタめだったけど見なかった事にした。
498 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/22(火) 00:34:13 ID:p1wC066g
哀しみキメラ
偶然エレベーターに乗り合わせた4人の人間が、
そこにいた死にかけの怪物と癒合しちゃって怪物モドキになっちゃって、
それでも人として生きていけたらイイナみたいなそんな感じの話。
最近ボーイミーツガールを全面に押し出したようなの
ばっかり読んでたからこれは新鮮でよかった。
鋼殻のレギオスV
ストッキング大好き
シャドウテイカー
ヒロインはどう落とし前をつけるんだろう、と思っていたが
まさか最後にあんなどんでん返しがあるとはおもわなかった。
ゼロの使い魔 1
最近アニメ化もしたし、友達にも熱心に勧められ、読んでみた。
好きな人には申し訳ないが、正直言ってひどい文章だったと思う。
もうちょっと心理描写とか風景描写とか台詞回しとかを丁寧にやったほうがよかったんじゃないか。
まぁ、ツンデレルイズは可愛かったがな( ´∀`)
SHI-NO アリスの子守唄
小5の女の子を評して「扇情的」って……!
いや、たとえ湯上りだったとしてもね。
「おたくのお嬢さんと一緒にいる大学生、ちょっとヤバいっすよ」
と、ご両親に注意を促したくなった。
SLASH/DOG1
最近出た富士見の本。
初っ端から美少女に助けられて一緒に暮らすなんてお約束な展開だから、ダメかなと思った。
けど後半のネタばらしを読んで一気に引き込まれた。えぐい設定だと思う。
こんな状況にだけは陥りたくない。
仲間と結託していく様子がよかった。
読み終えてから猫と犬を飼いたくなった。
二巻が出たら買うと思う。
総統は女子高生 1
女の子三人のじゃれあいが好きな人には楽しいのかもしれない
家が荒らされていて保護者が行方不明でも必死になったりはしない。
2/3以上がじゃれあいで残りはありきたりな内容
この作者の本は二度と買わない
アクアリウムの夜
おじいちゃんが精一杯若者っぽい言葉で書こうとして失敗しちゃった
ような台詞回しが物凄く痛い。そして三人称で書いたものを
無理矢理一人称に翻訳し直したような地の文が読みづらい。
見世物小屋だのコックリさんだの妙に時代がかった小道具と
主人公がバンドやってるとかヒロインが自分で自分を名前で呼ぶとか
頑張って若者に擦り寄ろうとしたような設定の組み合わせが涙を誘う。
まあ独特の文体に馴れてしまえば話自体は結構面白かった。
神様のパズル
文章に、何となくおかしいと感じる場所がいくつかあった。処女作らしいから仕方ないか。
最終盤の穂瑞の性格の急激な変化には違和感を覚えたし失望した。
あと、盗撮ネタは何となくショックだった。あそこまでやる必要あるのか。
それら以外は、読みやすいし、人物の個性もたってるし、引き込ませる力があって良かった。
量子力学のロジックは全然分からないけど、専門外の人でも十分読めると思う。
SFというよりも、学園ものの青春小説。
はうはう GA文庫
タイトルからはどうしようもない作品を予想していたが意外とまとも
やや散漫で場面転換が急だけどちゃんと話を考えているみたい、後半いい感じ。
顔出しだけの人物やヒロインポジションなのに地味なキャラは次に使うつもりだろうか
売れればシリーズ化する予定ではないかと思う。
続くなら次も買う。
三月、七日。 その後のハナシ
前作でどばーっと散らかったものが
その後どうまとまったのかという、まさにその後の話。
主役が失恋ひきずりっぱなしなんていう景気の悪い
恋愛モノのラノベはあんまりないので、
こっちの方が前作よりユニークで面白かったかな。
護くんに女神の祝福を!
『月の盾』が良かったので、同じ作者の書いたラブコメということで読んでみたが、
こちらも予想外に良く書けていると思った。
ツンデレかと思いきやデレデレだったり、それでも単調にならないように色々と仕掛けを施していたり。
設定もそれなりに特殊であるにもかかわらず、説明的なところがほとんど無い。
文章力についても、自然に入っていける感じで、充分なものだった。
楓の剣
新人にしてはよく書けているとは思うが、どうにも中途半端感が否めない。
剣を題材にした割には、剣を使って活躍するシーンがほとんどなく、実際には陰陽師が裏で解決している。
また、相互ツンデレの関係にある幼馴染みとのやりとりも、素直になりたくてもなれない心情を書きたいのだろうが、
上手く描き切れていないという感じ。
楓の剣3
最新刊。
デビュー当時より随分巧くなっているが、
相変わらず主人公の片割ればっか活躍している。
楓はいらん事ばっかして勝手に危機に陥ってる。
鬼を切る剣も、そっちが持っているし。
タイトル的には「弥比古の剣!」にした方が正しい。
売れないだろうけど。
楓の剣!の剣って弥比古とか若旦那辺りのこと指してるんじゃないの?
とか思ったり。
エクスプローラー3 白黒乱舞
閑話休題というか、右肩上がりにキャラのDQN度が上がってってる。
剣が弥比古で鞘が楓・・・。
えっちなことなんて考えてないんだからね!
スラッシュドッグ
面白いけど、物足りない部分もある。
今後に期待。
ぷいぷい2!
うん、ここには欲しい物が無いとわかっただけでも収穫だったな
イラストも可愛いし設定も面白いと思うよ
サンダーガール3
1の時は正直アレだったけど、巻を重ねるごとにどんどん面白くなっていると感じます。
今回は本編〜幕間への入り方が何かすごくいいというか。
ただ、登場人物の名前はなんとかしてほしかったかなと。
メイ、マナ、ナナミとか言われても、誰が誰だか。
この上達ぶりに絵師もついていってほしいものです…髪と目の大きさでキャラを見分けろと?
可愛い魔獣、飼いませんか?
買ってから「WSW EXODUS」の人とわかり、地雷を踏んでしまったかと思いましたが
今回はそれなりの作品でした。もっとも「この作品ならでは」ってのはありませんが。
「見せてはいけない」ものをぽんぽん見せて、これからどう展開して行くのかなと。
絵師は…まあエロゲ方面でよくあるタイプでしょうか。
二階の妖怪王女
古き良きドタバタコメディって感じ。
過度な萌えもバトル描写も無く、安心して読めた。
文章で「釣り目がち」となってるキャラが挿絵ではタレ目になっていて、
そこがちょっと気になったかな。
明日にでも続きを買ってこよう。
エイナリン物語第二部上下
一部とは全く違った構成なのが面白い。
古代ローマ崩壊後に似た世界設定。良くいや骨太、悪く言や土臭い&くどい
白い巨塔的な魔術師の位置づけとか、彫りは深い。
が、南の島云々は結局オリエンタリズムじゃないかなという気はする
それにしても海外ファンタジーの主人公は大抵ひどい目に遭ってると思う。
続きは読むけど読後感の割に高いので図書館か古本
キノの旅
9巻読んだ後で久々に1巻を読み返してみた。続く事で話が丸くなったというか
1巻の頃は結構とんがった部分があって、キノもなんだか別人みたいだ。
エトセトラ上等。
個人的に好きな作品ですので、評価は甘めということを。
相変わらず安定しています。
ただ、そろそろ「槍ヶ岳の上で全てが動いてる」という展開に飽きてきました。
想定外の動きをするキャラがいて、イニシアチブを取り戻すため
四苦八苦している槍ヶ岳というのを見てみたいと思うのはゼイタクでしょうか。
絵師については特に何もありません。下手じゃないけど、全く成長していないし。
麒麟は一途に恋をする6
ベタ最新刊。ただ月花ほどのベタはもう見ることができません。
いい意味でベタが薄まってきたように思えます。
これはこれで寂しくもありますが。
絵師についてもいい意味で何も言うことはありませんが、今回少し雑に感じました。
イリスの虹
上手い言い方が思いつかないが、綺麗に終わっている。
結局どういう存在なのかって謎は残っているから続けられるだろうし
実際、すでに続編もでてはいるんだが、すぐに続きを読みたいとは思わない
はじめはギャグ風のやりとりだったのに、しっとりと落ち着いた終わり方だった。
どう見てもラブコメな終わり方なんだけどね
クリスマス上等。
女の子を守って戦う男の子が主役のラノベってなんか久々に読んだ。
作者のユーモアのセンスには微妙についていけない部分もあるけど
結構面白かったから続編も読んでみる事にする
SLASH/DOG
最後のネタバレがおもしろい。
1巻で綺麗に終わっているけど、伏線が残っているので2巻がどうなるか気になる。
じゃあ発想を逆転させて、アンディを褒めてみよう。
悠久展望台のカイ
これはヒドイ。
ストーリー自体も胸糞の悪い話だったが、なにより文章がヤヴァい。
区切りもなしに複数人の一人称主観の心理描写が入り乱れてるとかありえない。
読んでる最中ずっとポレナレフな気分だったぜ。
作者はヒトに読ます文ってのを一から勉強し直せ。
文学少女と飢え渇く幽霊
ああ、文学少女は全体的に鬱路線突っ走るつもりなんだなぁ。
と、認識を改めた一冊でした。
いや、題材となるものによってはコメディにもできるか。
十三番目のアリス
う〜ん、ホント、ポレナレフなとこしか見所ないね。
別に突出してどこがどうでつまらないとかじゃないんだが。
なんか古くさいし、数世代昔の普通につまらんラノベってとこかね。
聞けば、元はもっとジェノサイドな内容だったとか。
こんな内容ならそっちの方がよほどマシそうに思えるんだが。
>>526 自分も読んだ。
買ってみたらポルナレフだったというところは、時系列ポルナレフ貼った俺にどうしろとw
元の作品は主役の二人がかなり好戦的な性格をしていた。
その代わりサブキャラは割りと製本に当たってしっかり作られていたけど。
一応続編が出るみたいなので、1巻よりは期待したいなぁ。
隊長は倒れてる 川崎康宏
古本屋で購入、たぶん絶版、剣と魔法の世界の軍隊物
辺境の部隊に配属された眼鏡でちびッこの新任小隊長が主役
ここまでの説明でだいたい内容は予想できるだろう、その予想はたぶん当たっているが
この作者が書くと微妙にずれる。
TVのバラエティで笑い声をかぶせたりするでしょ、ここが笑う所ですよってかんじで
あの笑い声が無くなった状態、「えーっと、ここで笑っていいのかなぁ?」な感じ
この放り出され感は慣れれば楽しいんだけど、はじめは戸惑うんじゃないかとおもう。
まあ、この人の作風でしょうね。
魔王の憂鬱
モチーフはいいと思う。
ただ、書き慣れていないせいか書き上げる力が圧倒的に不足しているんじゃないかと。
途中、まるで作品がかわったように設定が追加される箇所がぽつぽつあって戸惑った。
絵師は悪くはないと思う。ただ、イラストを入れる場所が間違ってる。…編集のせいか?
オオカミさんと七人の仲間たち
いい作品だと思うけど、自分には少しあわなかった。ちょっと読みづらい。
絵師はいい仕事しているのではないかと。
彼女は帰星子女
次で完結らしいからどんなものかと手を出した。
文章がぎこちなくて読みにくい、はじめの十数ページは特に酷くて泣きそうになる
立ち読みしてたら絶対買わなかっただろう
終わる世界、終わらない夏休み
普通に楽しめた。
カンニングで答えがわかったからといって気持ちはすぐにはついていけないような気も
するが、そこは突っ込んじゃいけないんだろうな
SLASH/DOG
色んなところで名前があがっていたから買って読んだ。
2巻がどうなるか気になるね。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする 2
メンヘラー一歩手前のヒネクレ少女の話を楽しみに読んでみたら、
粗暴なやさぐれオコチャマ野郎の話だった。
しかもこのキャラ、作者に愛されてんのか、やってることはかなり
非道いものなのに、作品内での彼への扱いときたら甘い事甘い事。
そんでコイツ、レギュラー定着?
…正直読んでて不愉快な気分にしかならんかったわ。
1巻の出来から結構期待してたんだが、ガッカリだ。
533 :
イラストに騙された名無しさん :2006/09/07(木) 13:19:02 ID:+QS4XEH0
ランディ
ラジオガール〜
内容は結構よかったと思う。
でも言い回しがあんまり上手じゃない印象を受けた。かっこつけたセリフとか…馴染めなかったのかな。
でも作者はまだまだ未来はあると思う。後半は段々のってきたし、成長すると思うってのが正直な感想。
ブログでなんか大変らしいがw次巻が出るなら期待。
ジャストボイルド・オ’クロック
SF探偵話。いい加減なフリをして軽口叩きながらも自分の正義を貫くヒーローっていう、
まあハードボイルドの一種の典型みたいなスタイルの話だった。
探偵モノのお約束を踏襲しつつも結構読めない展開もあったりして、なかなか面白かった。
ただ、描写がちょっと冗長な部分がたまにあった。そこはそんな細かく回りくどく書かなくても良いんじゃねえの?って感じの。
それ以外は良好。
バテン・カイトス 嵐の城
著:愛沢匡
確かにたまに混乱するとこあるけど、面白いんだよなぁ、この人の本。
文章がダイレクトに注ぎ込まれて、画面がなんとなく浮かんでくるというか。
なんでマイナーなまま、フェイドアウトしたんだろ。
え?やめちゃったの?
>>537 俺の調べ方が悪いのか
愛沢さんの最新巻は「ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸(上)」
出たのが2004年12月
……見つからないんだよね、下巻。
All You Need Is Kill
著:桜坂洋
いやぁ、面白かった(という表現は誤解を招くのかもしれないが)。
序盤で軽く、自分の鬱のツボを突き抜けるような話があったけど。
読んで良かった。
コールド・ゲヘナB
著:三雲岳斗
(*´д`)……フロスティが、欲しいです。
二巻の後書きのせいで、てっきり。
ジェットスクランダーが出てくるものと、wktkしてたのは秘密。
アガルタ・フィエスタ3
悪くはないんだけどよくもない。読んだ後頭から消えるのがとても早い。
登場人物にクセのなさすぎるせい…?先が読みやすいせい…?
もう少しこうどろどろとした醜いエゴなんぞあってほしかったなとか。
あと特に断らない場合、イカは10本足ですが、ここはツッこんでいいところなんでしょうか。8本って…?
絵師はかわいいけど、まるでどこぞのスタンプ絵…エロゲですか?
紅 ギロチン
大きすぎる力の前で主人公が躓き、みっともない選択をし、後悔し、(えらく強引だったけど)立ち直る。
自分の大好きな話の流れです。
ただ、どうして女しか出てこないの?
絵師は上手いと思うが、数パターンの描き分けしか出来ないんじゃ…?
コールド・ゲヘナとはな……539の今後に合掌
うらにわのかみさま 1
基本はいつもの作風で軽めの話、今後鬱に走らなければそこそこいけるかもしれない
おもちゃを使うのは戦いを深刻にさせないためだと思う。
だから突っ込んではいけない、いけないんだけどこれだけは一言、
拳銃とトンファーを組み合わせた武器は危険すぎる。
トンファーの柄の部分で攻撃したとき銃口は自分のほうに向くことになる
実弾が入っていて、打てる状態で、おそらくセーフティをかけられないままで
銃口を自分に向けて衝撃をあたえるのは、たぶん、きっと、とてもまずい事じゃないかと
円環少女 煉獄の虚神(上)
キャラクターたちはすごく好み。
ストーリー自体もおもしろいにはおもしろい。
でも、巻末の設定資料集(用語集)を持ってしても、魔法を使うシーンで
何が行われているのかが全くイメージできない……(前巻よりはマシか?)。
そんな自分に、あとがきの「ややこしいところは飛ばして大丈夫」という
言葉がものすごい安心感を与えてくれた。
ややこしいところは遠慮なく飛ばしつつ、下巻も読んでみようと思う。
SHI-NO 天使と悪魔
いつものペド丸出しな視線や心の声はどこへやら。
すっかりお人よし大学生を気取っている主人公にガッカリした。
おまえそんなサワヤカな奴じゃなかったじゃん!
裏切られた!
とは言え、本領を発揮した表紙には大変笑わせてもらったので、
今回は良しとしておく。
次はがんばって欲しい。
コールド・ゲヘナC
著:三雲岳斗
>>541があんなこというから、地雷なのかと思いきや。面白かった。
ただシークマンジュニアとの戦いが、あっさり終わったのは少し不満。
でも設定の使い方は巧いと思った。それだけ作品内設定の懐が広いということなんだろうね。
……で、気づいたんだが。これで、終わりなんだな。
もしかして、打ち切(ry
ただ、この人の本をもう少し読んでみたいと思った。
>>545 シリーズものでは
リべりオン
「だけ」 は完結してるよ。
イーシャの船 著:岩本隆雄
星虫を数年前に読んで世界を共有してる作品があるので買ってみた。
星虫の裏話として楽しめるが新作としては・・凡作
星虫の時にはあった続きを知りたい欲望が沸いてこず、展開も想定内。起承転結のバランスが悪いのでダラダラ
他の作品も買ってあるのでそれに期待したい、星虫に感動をもう一度
コールド・ゲヘナはあんぷらぐども面白かったので続きをずっと待っているわけだが……
他レーベルではランブルフィッシュが第一部完みたいな形で完結している。
そして
>>546のはレベリオンだ。
今日読んだのは狼と香辛料2。
ホロとロレンスの微妙に距離をおいたやり取りには相変らず萌える。
詰んだ状態からの反撃中に、さらに追い討ちをかけてくる展開が緊張感に満ちていてよい。
コールド・ゲヘナあんぷらぐど
著:三雲岳斗
もしかしたら、長編で過去話やる気だったのかな?
そう思わせてくれる短編集でした。
個人的にはうれしいけれど、七本中三本がフロスティメイン。
ツッコミ(アイス)とボケ(フロスティ)の差とでもいうのか……まあいいか。
『涙』はベタな話だけど良かった。
あと、絵が一巻頃に比べて上達が凄まじいと思った。
フルメタル・パニック!踊るベリー・メリー・クリスマス
著:賀東招二
マデューカスさん(・∀・)カッコイイ!
フルメタの中で一番好きかもしれん。
BBBの陣内さんとミミコ辺りもそうだけど、テッサとの疑似親子的信頼関係が萌える。
蟲忍
凄くキレイに着地した打ち切りマンガみたいな話。
キャラも世界観もどっちも魅力的だし、よくまとまってて面白く読めたけど、圧倒的に分量が足りない。
主人公の過去篇とか番外編なんて形では…無理か。
ミナミノミナミノ
終わってねぇ。
これで一年以上放置ってのは無いだろう…。
面白くなりそうな感じはするけどこれだけでは判断出せません。
アスラクライン5
面白くないわけじゃないんだけど、全てが安直すぎ。
長いこと物書きやってるんだから、もう少し「おおっっ!」ってのを見せてほしい。
絵師も安直(?)すぎ。何年かたってるのにちっとも上手くなってないし。
小さな国の救世主2
ベタ。それも悪いベタ。
でも主人公が主人公の力の範囲内で、ご都合展開にも助けられず動いているので、
(細かいツッコミ入れたらきりがないけど)絵柄含めて作品自体は好きです。
なんやかんやで次も楽しみだけど、あんまり広げすぎると収集つかなくなるよ…?
トキオカシ
びみょ〜、呪われた運命に逆らえない人達のはずなのに
今回のエピソードでは予備を犠牲にすることで運命に逆らえているような
この運命はわりと融通が利くタイプのようだ
ぼくのご主人様!? 2
同性カップルも女の子同士ならそれもいいかもと思えるが
野郎だとどうしても気色悪さが先に立ってしまうのは読み手の限界だろうか?
野郎パートは無くてもよかったのに
今有太夫の内面も想像したくないなぁ、見た目は綺麗だったのかもしれんが
コールド・ゲヘナ3
伏線の意味もわかり全てが収束する話
この作品はここで完結といわれても納得できるんだ
青い髪のミコ
1/4まで読んであきらめた。
文章がとてつもなく下手なのは書く経験が決定的に足りないからだ
自分の書いたものを読み返していれば、もう少しはましになるだろうに
全部読んではいないが駄作だと決め付けておく。
つまらないものを読みたいひと、廃レーベルのコレクター、
文章の添削用素材を探しているひとにおすすめ
じょん平とぼく
マイナーなGA文庫らしく一昔前っぽい作風だけど
世界に地味に魔法が浸透している所とか、世界観が
よくできてた。
登場人物が多いワリに書き分けが出来てて、1エピソード
じゃ勿体無いので続きが出て欲しいところ。
寧先生のイラストに惚れました(゜▽゜)
レジンキャストミルク5
こういう決断のある話は好きですが、もう少し悩んでほしかった。あっさり選びすぎ。
でも相変わらず好ききらいの別れそうな作品だと思います。
絵師が受けつけないって人は少ないとは思いますが。いい仕事してると思います。
レゾナンス
主人公のおかれている状況、ものの考え方、話の動かし方など悪くはないとは思うんだけど、
読み終わった後なぜか忘れたり他の物語とごっちゃになったりする。強烈なキャラが出ないからでしょうか。
絵師もいいと思います。丸くてたぷたぷって感じで。
SLASH/DOG
時間と費用と人間をかけて親をつくるのはいいが、その親の価値が不明
かけたコスト以上の価値があるはずだが何の説明も無い
それだけの手間をかけているはずなのに、三番目の教師が反感を抱かせる
ような説明をするのは変
あれでは仲間にする気があるようには見えない
話としては破綻していると思う
558 :
:イラストに騙された名無しさん :2006/09/19(火) 12:50:17 ID:MHxvTyJ7
いた。
559 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/20(水) 13:19:29 ID:BGdaYXXS
学校をでよう1
ハルヒもそうだったがつまんね。
灼眼のシャナ1と2
読んでて冗長。だるい。全ての面で王道パターンをなぞってるだけなのに解説的な文が無駄に多い。
戦闘シチュエーションの説明文がダラダラと続くだけの戦闘シーンは特に読み飛ばしたくなる。
視覚に訴えるわけでもなく、感情移入を煽るわけでもなく。
話の設定自体は非常に好きだけどお金払ってまで続きを読もうとは思わない。
ネガティブハッピーチェーンソーエッジ
文章も読みやすいし、心理描写もいい
何度でもよめるような良作だとおもった
562 :
イラストに騙された名無しさん:2006/09/20(水) 23:10:59 ID:001BBnPN
>>560と同調するように俺も灼眼のシャナの1,2。
事前によく名を聴いていたのでさぞ名作かと思ったら、全然そうでもなかった。
存在を喰われる、という設定は派生次第でいくらでも味付け出来そうなのに、
ほとんど字でなぞるだけの丸投げ状態というのはあまりにもったいない。
恐らくはメインである戦闘描写には持って回った様な書き方が多く分かりにくい上、
露骨な萌え狙いが透けて見えるあざとい展開がやたらと多く、随所で邪魔な描写が目立つ。
個人的には、この作品が大人気ってのはちょっと解せない。世間の読者連中はそんなに節穴なのか。
大筋でテンポ良く読み進められる作者の文章力自体は好印象ながら、総合点ではやはり今ひとつ。
存在を失ったという点に立脚させて、もっと悠二の葛藤や焦燥に焦点を当ててストーリを展開すれば、
人間くさくて青春ドラマっぽい、深みのある小説になるんじゃないかという思いを拭えない。
悪い意味で典型的なライトノベルだなあという印象を受けた。
推定少女
少年少女の主張やら何やらに少し背中が痒くなってきたところ、
不意打ち気味に突然のトンデモ展開(最初からと言えばそうなのか)。
結局何だったんだこの話は?と思いつつも、最後のくだりには
ジーンときてしまった。
>>562 >存在を失ったという点に立脚させて、もっと悠二の葛藤や焦燥に焦点を当ててストーリを展開すれば、
今後はそういう展開だよ。
電波的な彼女1
現代高校生を使ったミステリー風ラノベ(ミステリーじゃない、なってない)。
2人いるヒロイン候補のどっちかがオチで消費されることを前提に話が進む。進むんだけど伏線がない。
ラストで消費される方のヒロインが唐突に一人語りを開始する。
展開としてはミエミエだったにも関わらず、その一人語りのあまりの脈絡のなさにポカーンとする。
ラストシーンでは個性的な家庭環境を持つ主人公が、そのメンタリティと関係性の見えない
ポジティブさを、これまた突然に発揮して物事の善悪をかき混ぜる。
主人公(ヒーロー)の最大の見せ場のはずなんだろうけどむしろ台無し。作者は何をしたかったんだろう。
でもおもしろかったので続きを買ってきた。作者の気合が伝わってくるので、続きを読みたいと思った。
このデキにはきっと満足してないんじゃないかなと。期待してみたくなった。
3巻しか出てないようなので続きを読んだら別タイトルの購入も検討するかも。
ぷいぷい! 1巻
序盤ギャグシーンが寒すぎて正直踏んじゃったと思ったけど
我慢して読み進めるうちに主人公が若干まともになってきて、
やりとりでも結構笑える箇所が出てきた。くやしいっ…!!
でも…元々絵とツンデレ目当てだったから困らない。
電波的な彼女2と3
読んじゃった。おもしろかった。ちゃんと主人公主観で話を組み立ててた。
主観はブレるからブレで伏線を展開を、という普通のことがちゃんとできてた。
言い替えるとチープだけどでもよかった。でもまだまだな気がする。
作者はもっとイイモノを目指していそう。ファンになったかも。
568 :
562:2006/09/21(木) 22:07:38 ID:8qfhtIzk
>>564 なぬ。
それならば今後もう少し期待が持てるかもな。
もう少し読み進めてみるか。
灼眼のシャナ・・・と書こうと思ったらタイムリーにレスがついてるね。
今日までで1〜4まで読んだけど結構面白かった。
が、俺も戦闘描写が分かりづらいと思った。
かなり詳しく(ややこしく?)説明されるので、余計に混乱する。
文章を噛み砕くのに忙しくなる。
シャナの性格も萌えることは萌えるんだけど、ちょっと狙いすぎじゃね?って感じはする。
一美も「大人しめの真面目なかわいい女の子で、悠二を一途に想っている」と萌え対象としてかなり分かりやすい。
三角関係も、分かりやすい展開なので驚きは無い。
まあ、俺は 「だが、それがいい」 なので気にしない。むしろ歓迎。
今後も買い続ける予定だ。
BBB最新巻
正直敵側が強すぎやしないか?
いぬかみっ!
主人公のクソガキっぷりが癪に障る。
アスラクライン4
なんか全体的に薄味になってきてる気がするが、とりあえず大原杏
お 前 は 鳥 居 江 利 子 か
花守
GAスレでおおまかな流れは把握してから覚悟して読んだが辛かった。
ジャンルでいえば悲恋もの、すぐに逃げるヘタレな人間にはきつい内容だ
ここに書いていいのかわからんが話題のアキハバラ@DEEP
・人類の歴史に残る超画期的なAIが出来るのが簡単すぎ
・メンバーの中に一人だけ見せ場もなくあんま何もしてない奴がいる。たまに喋るだけならイラネ
・何最後の投げやりな終わり方
石田作品は何個か読んだことあるが、個人的にこれは下位の方
暗闇にヤギを探して
一冊かけたプロローグみたいで色々説明が無いところもあるが、
それはそのままで良いと思える作品。
そのへんが人によっては嫌われるかもしれない
脇役の風子がせつない
文学少女と飢え乾く幽霊
ヤギを読んで積んでたのを思い出した。
愛憎入り混じった情熱の嵐、ただ先輩とぼくは部外者だから雰囲気は変わらず
ミステリィ風の構成で謎解きに重要なキャラだけど、ちょっと麻貴さんが邪魔。
先輩の出番が少ないのも残念
ハルヒの溜息
憂鬱と比べてしょぼかった
タイピングハイ!
周りのハイテンションと主人公のローテンションの差が面白かった。
モエ−な絵とは裏腹に内容はAI論が繰り出されておりそこのギャップも楽しめた。
ただ色々詰め込め過ぎと感じた。
文学少女と死にたがりの道化
今更シリーズ一冊目の感想。
ああ軽い文体やキャラはいつもの野村美月か……
ああ悪いと言う事もないけど何かイマイチ消化不良だな……
とか途中思いながら読んでたけど、
あんな引っ繰り返し方をするとは、完全にやられた。
はうはう
表紙にヒロイン位置で座ってるキャラ、主人公に一片の興味も持つことなく終わった……
常人並みの感性を持ってるのが、主人公以外には主人公の妹(登場数ページ)しかいないというのも辛い。
しかもタイトルとは裏腹に結構グロい。
たぶん578とは違う意味で完全にやられた。
GOTH
いわゆる黒乙一は初めてだったので結構衝撃。
ラノベかどうかは微妙だがあとがきで著者がラノベと言ってるのでラノベなんだろう。
物語はドス黒いんだが読後感はなぜかすっきりとしていて流石としか言いようがない。
ただ叙述トリックを使いすぎだとは思った。ここまでやられると裏読みして読んでしまい、
物語を単純に楽しむことができないこともあった。しかし『声』での語り手のトリックに完全にはまった。
もうここまでくるとズルい。悔しい。でも面白い。いやー面白いわ。
結局なにがいいたいかというと、夜かわいいよ夜。
581 :
イラストに騙された名無しさん ::2006/10/01(日) 11:31:26 ID:2BDlCeNu
白い
あそびにいくヨ!9
登場人物を無理矢理出しているので、とても中途半端な作品になっています。
話の流れを考え取捨選択をし、もっと話を掘り下げたほうがいいんじゃないかと。
イラストに関しては手抜きにしかみえません。
ゲノム・シード
導入部といった感じでしょうか。いまいちキャラが立っていないような感じを受けます。
これがあるから番外編が生きているのですが、番外編の方が「読める」ような気がします。
なんとなく本末転倒って言葉を思い出しました。
絵師は悪くはないと思う。でもいいわけじゃないと思う。これからに期待。
とらドラ3!
それぞれのキャラはとてもいい味出してるとは思いますが、
主人公が「動かされてる」感が強いので、「田村くん」ほど好きになれません。
もっともこのキャラの中でさらに主人公まで動きだしたら、収拾つかなくなるんでしょうが。
上手い下手置いといて、絵師はこの作品と相性いいんじゃないかと。
放課後防衛隊
ひどい文章。下書き状態のイラスト。
ふざけてんの?
>>583 下書き状態が流行ってるようです。
うまい人がやってこその味なのに、そこを勘違いした人がいろいろと。
終わる世界終わらない夏休み
上下巻の下のほう、悪くはないけど薄い。
なんかギャルゲ風な展開、トリックスターの女の子まで動員しなくても良かったように思う。
それがこの人の味なのかもしれないが、最後の説得がストレートすぎてちょっと照れくさい
どうせなら下巻はサングラスの兄ちゃん視点のほうが良かったんじゃないかな
終わらない夏休みってもしかしてあのアレかと勘違いした。
あんなもんが一般で出るはずもないか。
戦艦人間ハヤト
タイトルとあらすじから絶対変な話だとおもったらシリアス成分も入っていた。
妙な変身ヒーロー物ということになるのかな
そんなに続けるような話ではないけど、すでに続編が書き上がっているらしい
変ではあったから次も買ってみよう。
ストライクウィッチーズ
所詮ノボルから萌えを取っ払ったらこんなもんか。
まだマレアとかはキャラの面白さでそれなりに読めたが、これはどうしようもないな。
先輩と僕
宇宙人と幽体離脱が受け入れられない人は好きになれない作品かなと思った。
個人的には結構よかったから続巻も買ってみようかなと思う。
暗闇にヤギを探して
なんか清水マリコの嘘シリーズと文学少女を足して2.5ぐらいで割ったら
こんな感じになるんじゃなかろうかと思える内容。
どちらの作品にも劣るが、新人が書いたことを思えばなかなかなのでは。
とにかく上記の作品に通じる独特の世界観みたいなものを演出するのに
長けているようなので、これからもそこら辺を活かしたものを期待したい。
でもこれの続編はノーセンキューな。
591 :
ホットカルピス(;´Д`)ハアハア ◆PDG4DGZXd2 :2006/10/05(木) 15:44:22 ID:HFjzl/0A
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ラジオガール・ウィズ・ジャミング
王道。つまんね。
アフィリエイトが絡む以上、レビューサイトは一部以外当てにならんな・・・。
戦鬼
さすが大賞といったところでしょうか。
新人なのにえらく「読める」作品でした。
というか、誰とは言いませんが、今富士見で書いているプロより書けていると思います。
絵師もいい人を当てたと思います。どこの白泉社かとは思いましたが。
ミスティックMAX
悪くはないとは思うけどありきたり。ありきたりだからイマイチ残らない。
あともう1つが出てれば、いい作品になれたかも。
絵師はもうちょっと空気を読んでほしいかなと。世界観にもうちょっとついてってほしい。
ジャストボイルド オ'クロック
いい作品なんだろうけど、自分には全く合わなかった。
文がつらつらつらつら続いて、読みにくいこと読みにくいこと。ついでにメリハリもあんましないし。
とにかく忙しい作品だったと思う。
絵師のクセも強すぎ。
594 :
593:2006/10/08(日) 02:36:05 ID:/EZ39yyV
ごめん。タイトル打ち間違い。
ミスティックMAX→ミスティックMAD。[M.A.D]だなんてツッコミはナシで
学校を出よう!2
序盤でまさかこうじゃないだろうな・・・と思いつつ読み進め
中盤でおいおいそんなわけないだろ・・・と自分を疑いつつ
最後で結局こういうオチかよと思った。けどサナエが可愛かったからどうでもいいや
欲を言えばもっと線の太い絵が好みだ
せんすいかん その2
くっだらね〜味はあいかわらず、このままの漠伽でいてほしい。
マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵
ゆみすけは何やら悟りを開いたようです。
しまのりの役割押し付け合いの理由にワロタ
ドリル問題は可南子問題みたいに
一気に流しました、って展開にはしないよう、
かつこれ以上はだれないようにお願いしたい。
しにがみのバラッド
やさしい雰囲気の短編。
個人的に、どの話もほのかな感動が味わえて楽しめた。
続刊も買うつもり。
とある魔術の禁書目録
こ れ は 酷 い
気象精霊記ぷらくてぃか5
あれ……面白いのに何で涙が止まらないんだろう……
シリアスレイジ4<上>
主人公を上まわる存在ってのは個人的に好き。
それが一般人ならなお良しだったんだけど。
絵師は下手じゃないけど、「どこのギャルゲ?」になってる。もうちょっと上手くなってほしい
グロリアスドーン1
さすが長いことやってるだけあって、とても無難な作りになっていると思う。
でも無難過ぎて何のわくわくもない。ありきたりの読めるお話。
余計なお世話なんだろうけど、そろそろこっち世界(?)から足を洗ったほうがいいんじゃないかと思ってしまった。
絵師はちゃんとフルメタから離れようとしてるのが好感触。
マテリアルゴースト2
読みやすいと思うし、嫌いじゃないけど、何か物足りない。
でもきっと続刊も買っちゃうんだろうなと。
絵師がもうちょっとなんとかなってくれればいいんだけど…下手なうえにこれ、どこのエロゲですか?
世間の認知的には違うかもしれないけど自分的にこっちだと感じたので。
ペギー・スー 魔法の眼を持つ少女
やっべヒロインがどうしても邪気眼に見えるWWWWW
やってることはかなりえぐいんだけどね、子供を子豚と錯覚してカニバリズムとか。
読み難くはないんだけどいまひとつかなあ。のめりこめない。
世界は悪魔で満ちている?
暴走したヒロインがいい感じです。楽しく読ませていただきました。
絵師はもうちょっと描き分けをお願い。
世界は悪魔で満ちている?2
著者の過剰な悪ノリにより、せっかくのお話がぎとぎとになっています。
文章で笑わせようとしているのが、過剰過ぎて見事に滑ってる感じ。
『空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (12)』
最後までメインの3人の魅力の無さが、全体の足をひっぱていた作品だったな〜
文章のリズムや描写(特に戦闘描写)などに問題がない作者だけに勿体無かった。
とここまで書いて自分の勘違いに気づきました。
この作品は「カボチャの異世界冒険記」でしたので、
脇役の魅力が薄いのは当然でした。すみません。
605 :
イラストに騙された名無しさん :2006/10/13(金) 12:12:06 ID:aH6RalcA
だし
「戦鬼」
普通に読めるんだけど、大賞という程の面白さはなかった。
いまいち盛り上がりに欠けて地味。佳作くらいの印象。
続きが出たら化ける可能性もあるかな?
本文イラストは無いほうが良かったんじゃないかと思ってしまう。
『西の善き魔女』1-5
読んだの今日じゃなくて昨晩だけどまあいいか。
徹底して女性の小説だなと思った。外国の土着文化な小説を読んだような気分。
でも話自体がおもしろいので振り落とされずについてけた。5冊を一晩で読んじゃった。
児童文学が基点ということでフェミニズムな世界観にもうなずけるモノがあった。
ラノベとしてもよかったけど、60-70年代のSFと比較しても非常に秀逸。
身になるものを読めた。大満足。
約束いんぽっしぶる
話の内容と絵のギャップが大きすぎ。編集は何を考えているのかと。
話の内容も、どうもちぐはぐな感じで、「これだ!」ってのが見つからない。
ただのコメディーなら、この絵師でいいのにねぇ…
疾走する思春期のパラベラム
メインターゲット層がとても喜びそうな設定だなと。
でも何気に、見せる設定見せない設定の分け方がうまいなと思った。
…今回の敵は安直だと思うけど
絵師はクセ強いうえに、あんまし上手くないなと。
でぃ・えっち・えい・そのろく
愛ちゃんぬれぬれ
妄想だけでおーがずむ
ぷいぷい!
正直狙いすぎ。狙いが完全にわかっているので目新しい展開はほぼなし。
「その他どうでもいい作品」の分類かと。
化ける可能性があるかもだから、もうちょっと付き合ってみるか迷い中。
絵師はこの作品に合った人をあてられたと思う。いい仕事してます。
れでぃ X ばと!
テンプレ作品なのに、楽しく読めたのがとても悔しいです。
主人公のかっこいいところ情けないところの配分が絶妙なせいか?
気に入ってしまった作品だけに、絵師はもうちょっと頑張ってくれとも思う。
主人公がしっかり描けてるのはいいと思うけど、ヒロインみんな同じじゃん。
9S
どっかでみたような設定がヒロインと主人公それぞれにあったが
好みの話だったのでおもしろかった
ただ、主人公の設定かぶりすぎ
〜の魔眼が何時でてくるかとはらはらした
イチゴ色禁区
炉分補給的に手にとってみたが、大変美味しゅう御座いました。
でも作品としての出来はお世辞にも褒められたもんじゃないんで、
炉属性以外は手を出さぬが吉。
作者も自分の特性を弁え、変な色気など出さずに特化する方向で
精進すれば喰いっぱぐれはないんじゃない?
マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵
もう内容の八割方は引き伸ばし工作なんですね。
この巻読まずに次巻に進んでもほとんど問題無さげ。
薔薇のマリア III
血沸き肉踊る対人集団戦闘戦。結構燃えた
同 IV、V
(非力な)自分に対する不信。
自分の居場所について。
救いの無い世界で足掻く人間。あきらめる人間。堕ちる人間。
IV,Vは「自分は必要とされていないのではないか?」
「時分の居場所なんて無い」
なんて考えがちな俺にはぴったり (゚∀゚) な
いい感じの鬱成分が含まれてた
(IVにはけっこう救いがあるが、それもまた良し)
なんかザンヤルマの剣士を思い出すな(いい意味で)
>>613 最後の行は前の巻だろ。
今回は読まなきゃ次に続かない。
>>615 >他人の感想に対して感想を言うのは厳禁
ですよ。
みんな他人の感想にコメントしたいのを我慢してるんだから
あなたも自重しようね。
バッカーノ1934監獄編
相変わらずのテンポ。
つか二年ぶりだったっけ?と思うほど久しぶり感無し。
いまいちよくわからない結末ながら、そこら辺は次巻の娑婆編で触れられるのだろう。
ミリアかわいいよミリア。
天の獣は清風に舞う
まとまってはいると思うけど、キャラが動いていないような気が。
作者のプロット通りに淡々と演じているだけに見えるのでなんとなく物足りない。
絵師はいいと思う。
リアルバウトハイスクール14
やっと出た最新刊。
お話もきっちりできてるし、読みやすいし面白く感じた。やればできるじゃん。
ただ、絵師…というか、イラストをはさむべき場所がちょっと違ってるような気がする。
がーごいるおるたなてぃぶ
安定ではあるけど、意外性がイマイチ少なく、
読んだ後の「次はどうなるんだろう」がちょっと少ないような気がする。
当然次も買うけど。
絵師については特にありません。話に絵柄がよくマッチしてると思います。
イチゴ色禁区
一言でいえばウザったい、中身も良くないが語り口がひどすぎる。
買う前にどこでもいいから数ページ読むことをお勧めする
それで大丈夫なら、後はお好きにどうぞ。
涼宮ハルヒの憂鬱、溜息
なんかたとえが個性的というか独特というかで面白い。
バイトでウィザード 滅びよ魂、と獅子はほえた
風紀委員長やりすぎwww
つーか、かなりハイテンションだなこのシリーズ
死神とチョコレート・パフェ
ここまでご都合主義につぐご都合主義のオンパレードだとさすがに引く。
いくらラノベでももうちょっと頭使ってストーリー考えようよ。
ところで今度これの2巻が出るらしいが、こんなの続巻していまさら何を描くのやら。
ジャストボイルド オ'クロック
基本的に面白かった。キャラクター、世界設定とかも良いと思う。
しかし、主人公の過去とか今の状況とか、小説の世界設定のような重要事項が明かされるのが
作品の中盤以降ってのは遅すぎる。正直、序盤は作品に入り込めなかった。
逆に、中盤以降のアクションシーンとかは引き込まれた。良作。
…昨日アク禁くらってたので、厳密には今日読んだ本じゃないですが
天空のアルカミレス2
独自設定はまだ生きてないし、話自体もありがちなんだけど
作者の色がしっかり出ているので個人的には好きな作品。
誤植あるけど、すぐ気付くレベルだからどうでもいい。
絵師はもうちょっと動きのあるイラストがほしいかなと。
タバサの冒険
社会経験が圧倒的に不足しているのか、あいかわらずトンデモ日本語をかませてくれます。
「参られました」ってなんだよ、それ。あと誤植1ヶ所。重力加速度がやけに低いようです。
20代なら笑ってすませられるけど、この歳で恥ずかしくないのかと思う。
でも作品自体はよくできているとは思う。本編も読んでるけど、この動かない主人公(タバサ)をよく動かせたなと。
絵師は下手なんだから手を抜かないようにしてほしい。
パラケルススの娘5
急展開。でもちょっと唐突すぎの感が。主人公の能力についてはあと1つちら見せしたほうが
いいように思えました。
絵師の人、実は下半身が苦手ですか?
デュラララ!三巻
セルティがどんどん可愛くなっていく・・・。
空ノ鐘の響く惑星で 12
最近完結したそうなので先週から読んでた。長いこれ長いよ。
ラスト何十ページかを読むために12巻まで読んだようなもの。
そのために12×600円の出費はどうなんだろうとは思う。
でも面白かった。ご都合展開な感が強いものの、だがそのぬるさがいい。
ぬるい展開な割に話の構成がやたらとうまくて途中でだれなかったのも良かった。
戦闘城塞マスラヲ
ダメ主人公の元に突如現れたヒロイン…な作品なんだけど
ヒロインにただ引っ張られるわけじゃなく、動く所は動き、締めるところはきっちりと閉めているので
ヒロインとのやりとりを含め、いい作品になっていると思われます。
ただ、もうちょっと厚ければ。
絵師は悪くないと思いますが、「大佐」だけ妙に浮いてるんですよねぇ
ラブ★ゆう
ありきたりの佃煮みたいな内容なのに嫌いになれないのは
何故かきちんと作ってあるような気がするからでしょうか。
ほんとに気のせいかもしれませんが
吉永さん家のガーゴイル(11)
最新刊。
久しぶりに読み終えてからもう一度読みたくなる出来だった。
開始当初のほのぼの御町内コメディーで、さらに人間以外の者達の精神的な成長を丁寧に書ききってくれた。
いやはや、この人の本は本当に安心して読めるなぁ…
狼と香辛料
合う本を探すスレでよく見るので気になって購入。
しかしどこ行ってもないなw
行商人のファンタジーとあるので
奇抜な感じかと思えばそうでもなく、
どっしりしっかりとした文章で安心して読めました。
これから2巻探しに行くけど放浪の予感orz
今は近くになければ通販の時代じゃないのか?
超鋼女セーラ
年上の彼女とイチャイチャな作品。
舞台や設定は説明不足に思えたが、ラノベだからって事で納得しとけばいいのかな
一度に大勢出しすぎたせいか周囲の人物がテンプレっぽくてとちょっと減点
次からはトーナメント制のバトルみたいだけど、このままイチャついてればいいと思う。
モノケロスの魔杖は穿つ
結局何をかきたかったのか、全然見えませんでした。
だらだらとページを埋めて行ったような印象。
というか、それぞれの登場人物の性格を間違えているような気がします。
4人が4人とも誰にもからめないというか。
絵師は…どうなんでしょう。これは。何かが足りないような気がするけど…ごめん。わかりません。
『されど罪人は竜と踊る〜まどろむように君と〜』
すべてが手遅れ。もう少し早ければ。が、感じられた作品だった。
ガユスの良かれと思っての行動が全て意味が無いものになるという救いの無いエンド…………だからこそこの作品を買っているんだけどね………。
今回もガユスの一人称が上手かった。
黒ジヴも出てきて久々に満足できた作品でした。
『ある日、爆弾が落ちてきて』
ラノベ板大賞で見つけて購読。やはり選ばれただけの事はあると思った。
とにかく作者の独創性とあっさりさが良い。『タイム・リープ』以来久しぶりに
「時間もの」で楽しませてもらった。
『ザ・サード〜蒼い瞳の刀使い〜』
ストーリーは普通だったが元気な火乃香の姿に励まされたような感じがした。
買い続けること決定。
『フォーソルティアの風』
ラノベとしては普通なファンタジー。印象は『天空の城ラピュタ』に近かった。
デビュー作のせいか展開を急ぎ過ぎな気も。世界設定とか気になる部分はあるので
次に期待。
悠久展望台のカイ
段落どころじゃなく、行単位で視点がころころかわるので読みにくくてたまりません。
また『「』で始まる会話と『(』で始まる会話の法則もないので、
上の視点の件とあわせ、「今の文章は誰の視点で書かれてて、誰が喋っているのか」を
常に注意しながら読まないといけないというトンデモない代物です。伏線の消化位置もイマイチ。
それさえがまんできれば、話自体は個人的には嫌いじゃありません。中盤以降よくなってくるし。
現役高校生らしい話の内容だと。
でもこれは著者というか、これをそのまま通してしまったMF文庫Jの担当Sが悪い。
こんな仕事しかできないのなら、編集をやめるべきかと。
あとこの人の話にこの絵師は合わないと思う。
>>636 「誤植」というか、ただの間違いだけど、
アルカミレスII
236ページ : 突然、火凛は -> 突然、水漣は
タバサの冒険
137ページ : 時速二百メイル落下速度で…
飛行高度は三千メイル。(等速の場合)15時間かけて地面に落下します。
確か1メイルが約1mだっけ?時速0.2km
「二百リーグ」と書きたかったんだろうけど。
ファファード&グレイ・マウザー
はっきり言って第1巻は番外編だ。
番外編としての出来は良好だが、初めてこのシリーズに手を出す人の中には
第1話、2話を読んで挫折する人もいるんじゃないか。
2巻を1巻として刊行して、この1巻を最終巻(もしくはラノベでよくあるように0巻とか)にするべきだったと思う。
この訳者、前回も宙ぶらりんのまま放置してたし、やるきあんのかと問い詰めたい。小一時間、問い詰めたい
うん、つまらないから一巻の途中で投げた。
なんか評判がいいから買ってみたんだけどね
>>641 二巻が合わなければホントに合わないと思う。
後書き読むと、日本サイド(翻訳)の一巻に収録されているのは中期〜後期に発表されたものみたいだし、
作者としても外伝的な意識があったんじゃないかな。
シリーズを全部読んだ後で改めて読み返すと味わい深くて面白いよ。
失踪HOLIDAY
子猫とあとがきは好きだな
失踪はナオのキャラがどうも合わなくて読んでてつらかった
話作るのはうまいんだけど
一人称の場合キャラが合わないとどうも読みにくいんだよね
小さな国の救世主3
潜入してきた敵がすぐに自由になったり、重要人物にほぼマークがなかったりと
大穴だらけではありますが、個人的には好きな作品です。絵もかわいいし。
ただ、「舞」を踏むな。踏むのは「轍」だボケ > 鷹見
シリアスな場面で、こういうバカ日本語が出てくるから、そこで一気に学芸会になってます。
戦艦人間ハヤト
設定がよく、楽しめました。
サブキャラに個性が薄味ですが、最初だしこんなものでしょう。きっと。
ただ、絵がキモい…
>>644 読んでないけど、それ単なる誤植じゃね?
そもそも2巻じゃなかったか?
零崎軋識の人間ノック
策師かわいいよ策師
双識変態だよ双識
人識かっこいいよ人識
玉藻愛でたいよ玉藻
そんなキャラ萌えの中に、色々と今まで明らかになってなかった事、
事件がちりばめられていて(何? 逆?)、非常に面白かったです。
まあ、短編形式を集めた、という感じなので最後がブツ切れな感じなのは許容範囲かな?
お隣の魔法使い 2
前作から気にはなっていたんだが、
舞台はどことも知れない西洋世界なのに登場人物は日本人なのね
思わずボロがでたにしては無頓着すぎるし、わざとだとしたら意味がわからない
あとがきによると色々考えて創ってるそうなんだけど、本当なのかな?
ま、好きで読んでるんだから不満なわけじゃないけれど、読んでるとたまに引っかかる。
ゼロの使い魔 1巻目
評判悪いのは聞いてたけどマジで酷いなw
才人がショタ可愛いとこ以外どこも魅力感じなかった。
山場がこないとか、構成力以前の問題だろ。
ハリーポッターのラノベアレンジっていうアイデアだけでゴリ押ししてみたらこうなりました、みたいなノリか?
引き伸ばした短編みたい。
二巻以降マシになるって話だけど、ねぇ……なんとなく買う気失せる
神様のおきにいり
今日買って帰って、さて読もうと本を開くと見覚えがある
はて?立ち読みでもしていたのかと思いながらパラパラ流し読みしてみると
どこを見ても一度読んだ内容で、結局最後のページまで知っていた
どうやらすでに買って読んでいたようだ
中身はつまらなかったような気がするな、はっきりとは覚えていないけど
中村恵里加『ダブルブリッド』(電撃文庫)
話はいいのだが、作者(地の文)がでしゃばり過ぎて損をしている。
ひとつのシークエンスで視点が固定されず、そこにいる人物の間をとびまくり、深層心理の奥の奥までくどくどと説明されてしまう。
キャラクターというものは、セリフや動作ひとつからでも浮き彫りに出来るものだ。そういう「外側からの描写」が大きく欠けている。
こういう話なら、太一朗に視点を固定し、"妖"への気持ちの変遷を描いていく方がスマートにまとまったはずだ。
いろいろ設定とか説明したいのはわかるが、情報を小出しにすれば(例えば)「高橋の事件って何だ?」と読者を牽引もできるだろう。
だが作者は、高橋の名が出た直後に、何もかも説明してしまう。
全編を通じて、読者に想像させる余地をほとんど残していない。その辺が生硬に感じるし、惜しい。
フェスティバル上等。
好きな作品なので、評価甘めだけど、燃え展開。次もきっと買うと思う。
ただ、主役級以外ほんと影が薄いので、その人がぽっと出てきても誰だか全くわかんない。
既刊全てを読んでおかないとキツいと思う。
「表紙を見て『誰コレ?』と思った方は前巻を読み返しましょう」とあるけど、
どっちがゆーこでどっちがあひるか全くわかんない。
このあたり絵師にはなんとかしてほしかった
いぬかみっ!11
無理矢理話を引き伸ばしているような…
そろそろ話をたたんで新しいシリーズを始めた方がいいんじゃ
話も絵師も安定はしてるけど、物語としての面白味は減ってきたと思います。
付喪堂骨董店
盛り上がりなさすぎ
あと誰の視点の文章かをあえてぼかしているのが裏目に出ているような気がする。
「悠久展望台のカイ」ほどじゃないけど、ちょっとしたポルナレフが味わえた。
絵師は悪くないけど、そのイラストの中で見てほしいものがはっきりしていないような気がする
ゼロの使い魔9
ルイズとアンリエッタを見て
アガサ・クリスティの作品に登場する名言
「男が一人に女が二人。あの二人の友情も長くないわね」
を思い出した
お・り・が・み 全巻
知人に勧められて纏め読み。それなりに楽しめたのだけど、
頭の悪いインフレアクションと聞いてたんでそういう方面に期待してたんだが、
その点については今ひとつ。中盤以降全然インフレしないし。
どうにも後付設定が上手いこといい方向に働いてない感じ……。
登場人物達の心情表現が少なくて、キャラ達の心変わりが今ひとつ唐突に感じられるのもネックか。
神様のおきにいり1・2巻
「神様」と名のつく作品に何故か手を出してしまうのが我ながら不思議。
神様というわりに妖怪の話なので、スケールが小さめな印象だが、
その分まったりとした郷愁を誘う世界観はなかなか悪くない感じ。
新人にしては落ち着いた読みやすい文章と、ほのぼのとしたキャラを
眺めてると、ほっとする。たまにはこういうのもいいかな、と。
ピカレスク・ドライブ 真夜中の無法者
盗賊モノと聞いて読んでみた。
予想以上に面白くてあっという間に読んでしまった。
続編が出ててもおかしくない面白さだったんだけど
作者消えちゃったんかな・・・
終わりのクロニクル1上
分厚い本が好きなので、購入。
設定が難解でキャラがべらぼうに多い事は聞いていたのだが、作者も自覚してるらしく、
わりと作中の説明がその分丁寧な印象。キャラの会話シーンなどを使って、これはこう
いう事だ、そういう世界だ、とくどい程書いてあるので、さほど分かりにくい話とは思わなか
った。ただし、シリーズ1作目でどうしても説明的な展開になっている為か、多少退屈して
くる感じ。怪しい主人公はなかなか魅力的。まあ、これからの盛り上がりに期待しよう。
>>657 最終巻で狂喜乱舞してくれ。分厚いぞ
リアルバウト5冊分
リアルバウトを単位にするなw
5RB(リアルバウト)かw
ネクラ少女は黒魔法で恋をする2
リセットですか…まあしょうがないといえばしょうがないかな。
ああいう体験を経ることで、主人公の行動原理がちょっとだけ今までとずれたのはいいと思う。
でも風呂敷広げすぎ。幽白並みの突飛さかも。
絵師は丸みがあって好き。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする3
いい作品だと思いましたが、肝心の説得部分がやけにあっさりしてて…もう少し踏み込んでほしかった。
全体的に配分を間違えているような気がする。ゴブリン投げていきなりだし。
あとそろそろタイトルが合わなくなっているような気がします。
イラストがもう少しほしかったかな…?
>>659 単位笑った。ナイスなレスw
新ロードス島戦記6
20年続いたシリーズもこれで最終巻・・・だが薄い。薄い本だなコレ。
最終ということで、いままで登場したキャラが広く浅く出てくるんだが、
ページ数の少なさとあいまって、本も薄いが内容も薄まってしまった。
いままでいわくありげに登場した敵キャラの皆さんも、打ち切りが決まった
ジャンプの漫画のごとく数ページで敗退。盛り上げようよ、最後くらいは。
非常に刊行ペースの遅いシリーズだったけれども、20年は作者にも長かった
らしく、元主人公の設定を作者が忘れてたりと、寂しい結末になってしまった。
20年か・・・ま、とりあえず作者乙。12月は、薄く、寒かった・・・。
戦艦人間ハヤト2
正式には違うけど、面倒なので「2」ということに。
話のペースや配分、中身どれもよくできていると自分は思います。
…と思ったらワープロ時代の人だったのね。
でもやはりネックはイラスト。正直、キモいです。下手なわけじゃないと思います。でもキモいです。
>>664 俺、大迫純一って何か文章が気取ってる感じがして受け付けないんだけど、これって変かね?
誰かそういう風に感じる奴、他にいる?
>24時間以内に読みおわった本限定
>新刊じゃなくてもOK、過度のネタバレはなし
>覚えてるうちに感想を書こう
>
>他人の感想に対して感想を言うのは厳禁
うわ。テンプレ忘れてた・・・
ごめん
ヴェアヴォルフ
登場人物の多さに引いていたが勇気を出して読んでみたら
するっと読めて面白かった。
人は多いんだけどどこかしら特徴があってちゃんと覚えていられるのがいい。
終わりのクロニクル1下・2上
上巻の方で、異世界の住人と平和裏に交渉を進めていく話なのか、と思っていた所
基本的に戦闘中心な話なんだね。交渉の練習的な会話シーンがあったんだが・・・。
あと、正直な所、いくつか違和感を感じる部分もあった(読み方の足りない部分もあるのかも)。
死傷者が多数出る戦闘をして、その相手の中心人物が以後普通に学校に来るのは・・・?
その異世界のルールをほぼ戦闘にしか使ってないのも残念。それこそ交渉に使ってほしい。
異端な主人公の行動を追っていくのが楽しいんだが、反面サブキャラの個性が薄く感じてし
まうのはやむをえないのかな。主人公と対照的に素直すぎるヒロイン?には好感が持てる。
余談だが、長くてややこしい話になると見越して、一文の長さをなるべく短くしてわかり易く
テンポ良くしようとする姿勢がいい。登場人物が多いので、巻頭に人物相関図をさりげなく
置いてるのもいい。刊行ペースもトップクラスかな? この読者寄りの姿勢は頼もしいな。
吉永さん家のガーゴイル11
相変わらず安定しています…が、想定対象年齢下げました?
テーマもあるんでしょうが、えらく大袈裟に動いてるなと。
あと、ガーゴイルの成長もまわりの人の成長も…と欲張ってるから
話がピンボケ気味なのが残念。
絵師については言うことありません。
されど罪人は竜と踊る1
かなり深刻に鬱系の話ということらしいが、一巻はそういう展開はない模様。
話はそれなりに刺激的なんだが、いかんせん非常に読みづらい。
作者の造語の羅列が続き、その造語のフォローがあまりないので人名なん
だか地名なんだか戦闘関係の単語だか混乱してくる。日常的な情景から
突然大戦闘に発展する展開に二回くらいあったが、あまりに唐突すぎて、
ついて行きにくい。戦闘シーンが特殊で物理・化学の用語がまたもや羅列
されるが、こちらの方は新鮮な手法な感じ。
敵の強大な黒幕と対決していく、という根っこの部分の話は良質なので、
その部分が次巻以降発展している事に期待。今のところ惜しい作品。
672 :
sage:2006/12/09(土) 20:23:08 ID:Cru3LhMu
されど罪人は竜と踊るシリーズ 4・5巻
とにかく苦しい。こんなに読むのが苦しいと思った小説は無い。
相変わらずのスピーディーな展開に潜む、ひっそりと渦巻く鬱の陰。
ドロドロと渦巻く鬱は次第に激しくなり、やがて目の前に巨大に姿を現す。
一瞬見えた光さえも錯覚だったと掴めずにたたき落とし、読者を底深い鬱に誘い込む。
この作品を一文字で表現するとするなら迷わず「鬱」と言ってしまうほど、救いがない。
駄目だorzさっき読み終えたんだがため息しかでない。
この作品通して言えることだが、何回も読み直したくなる作品だと思う。つーか読み返さないと分からないw
これだけ辛いのに、何故だろう。もう一巻と手を伸ばしたくなるのは見事だ。
すまん。sageミスしちまった・・・。
吊ってくるorz
はにかみトライアングル4
80%はただ場所を変えただけのハーレム話で全く意味がありません。
同じ出版社で出してる春香でも似たようなことをやっているのに、この作品でもやる意味はあるのでしょうか。
で、残りの「中身がある部分」。厚さにして0.5RB(リアルバウト)くらい。所詮こんなものです。
今回、絵師はいい仕事していると思いました。
されど罪人は竜と踊る2
一巻の続きを期待したのだが、わりと別の話で多少肩透かしを食らった感が。
かなり各種設定が濃い上に、さらさら専門用語を書き流してくれるので相変わらず内容の理解
に至るまで時間がかかる。途中、国の上官やら元首やら、いろいろ登場するが、その国につ
いては深い説明が無く、**国の@@といわれても、あまり記憶に残りにくい。その為、話の本筋
を追うのが徐々に疲れてくる感じ。ついてこれる奴だけついてこい、的なノリなのか。
鬱展開については、ちょっと判断が分かれそう。鬱、というより残酷な描写が多い傾向はあるかも。
戦闘シーンが多いが、ジャンプのBASTARD!ぽい感じで、なかなか臨場感がある。
今後、この複雑な話をどうまとめていくのか興味はあるが・・・ちゃんとまとまるのか一抹の不安が。
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs
前々から読もうと思ってたが読めず仕舞いだった作品。デュラララ!!とどっち買おうか迷ったが。
なかなかおもしろかった。キャラ達に躍動感がある。
シリアスなようで割りとそうではないとこが個人的には気に入った。
あと、複数視点なところもよかったと思う。
ただ、なんかキャラの名前が覚えにくかったような気がする。俺の読み方のせいかも知れんが。
とりあえず、買って損は無かった。次巻も買おうと思う。
ウィザーズ・ブレイン6(上)
登場人物がどんどん絡んで行く様は面白いというか…ここまで増えたのにまだ苦痛じゃありません。
ただ、セラとフィアがキャラかぶってるから、たまにわかんなくなることが。
絵は雰囲気を変えてみようとしたのが見事に失敗した感じ。後半みたいに普通に描けばいいと思う。
哀しみキメラIII
謎解きのタイミング、できることできないこと。決断…いい作品だと思います。
次の巻も楽しみにしています。
絵師もがんばろうとしてはいるんだろうけど…前よりクオリティーが下がっているような気がする。
せめて目は描き分けましょうよ。
オオカミさんとおつう先輩の恩返し
無難といえば無難だし、笑えるとこ、読めるとこもちゃんとあるんだけど、何かが弱い。
個人的に合ってないんだろうかなと思う。面白いけど。
絵師も下手じゃないんだけど、どうも個人的にはあわないような。でも次も買います。
679 :
イラストに騙された名無しさん ::2006/12/18(月) 13:16:50 ID:4S1YiCFr
次
麒麟は一途に恋をする7
ベタ最終巻。お疲れ様でした。
最後の最後に月花を髣髴させる(という言い方もヘンだけど)ベタが出て満足しています。
でもまさか最初の巻を引っ張り出すことになるとは思いませんでした。
絵師もとてもいい仕事をしています。気合い入りまくり。ちゃんと「歪んだ表情」とか描ける人、最近少ないから。
リバーシブル2
相変わらず主人公の視点のみで語られるお話。
これはこれでいいと思うんだけど、やはり主人公のまわりのみだと「なぜこうなる」が出る。最後とか。
絵師はもうちょっとがんばってほしい。髪型だけで区別はムリがある。
風の大陸1&2
なんとなく古本屋で購入。スタンダードなファンタジーもので、スラスラ読めちゃう。
変に奇をてらう設定も奇人も出ない話で、現在のライトノベルの傾向からすれば、
かなり淡白な気もする内容だが、その分万人受けするような印象も受ける。
今のところ、黙々と街から街へ旅を続けている展開で、国家の陰謀や敵キャラも
特におらず、少しだけキノの旅を彷彿とさせるが、そろそろ話の展開も変わって
きそうな気がする。まったり落ち着いて楽に読める本ですな。
助けて秋吉くん!
肝心のヒロインが家から動けないせいで淡々としていたり
タイムパラドクスはどーするんだとか、あの世の仕組みが謎だったりとか
つっこみ所はあるが意外と良かった。
待ってて、藤森くん!
ありがちな話をひねりも無く作り上げた凡作。
笑い所は打たれ弱い「ガラスのアゴ」を持つ敵役が、
ボクシングで勝負を挑んでくるところ。
なのにこっそり主人公を呼び出して「負けてくれ」と持ちかける。
意味判らん。
しにがみのバラッド。9
今まで読んだしにバラの中で一番つまらなかった。今回は登場人物が少ないからかな
686 :
イラストに騙された名無しさん :2006/12/27(水) 13:20:22 ID:aywc4Poy
な
王子に捧げる竜退治
カバーのあらすじ読んで(´A')ってなったけど面白かった。でもどんな話?って聞かれたら『ちょーシリーズの簡易バージョン』
タズとイセのアレは唐突で置いてきぼり感があるし、魔王もなんであの夫婦の願い事聞いたのか解らん。…単発だから説明しきれないんだろうケドさ。あとルフはカンタンに惚れ過ぎだろ。まぁアランとかジオとかクラスターとかも(ry
でも相変わらず泣かせてくれるぜ野梨原さん。二章の終わりとか、魔王がドリーに見せたアレとか、スマートと魔王の会話とか。
…スマートと魔王の会話と言えば、あの魔王実に(色んな意味で)都合が良い混ざり方してるな。
挿絵もなぁ…(´A')カバーもアレだけど一番最後の挿絵ヤバ過ぎ。あのティーポットとソーサーはどう見ても宙に浮いてます、本当に(ry
それ以前に、魔王をちゃんと地の文通りに描いてあげて下さい…orz
“文学少女”と繋がれた愚者
ななせさんが最高です。
桜乃きらほの夏色救急箱
小さなエピソードがきっちりと繋がっているようで、個人的にはかなり好みです。
どこぞのその場その場のお話しか書けない五…じゃなく、誰かさんにも見習ってほしいかなと。
絵師もいいとは思いますが、出てくる人数が少ないから破綻してないだけかも。
グロリアスドーン2
ティセだのティオだの似たような名前なうえ、それぞれが2つ名前を持っているもんだから正直わかりにくいです。
いい作品だとは思いますが、前巻を読まなければ確実においてけぼりくらうはずです。
絵師もよくがんばっていると思います。フルメタのキャラと並べても、ちゃんと別の作品だと思えますし。
学校を出よう!2
学校シリーズは一巻はつまらないが二巻は面白いというので読んでみた。
確かに一巻のぐだぐだ感はなく出来の良い展開ではあるのだが、それだけの話だった。
主人公がどのような時間渡航をしたかは、早い段階で予想できたそのまま。
時間におけるニワトリと卵ネタも使い古されたものだし、全体的に新鮮味に欠ける。
陳腐な哲学書から引用したみたいな八つのインターセプタも、見慣れた考え方を改めて披露しているだけ。
読める時間モノではあるが、あくまでそのレベルに過ぎないと思う。
ゼロの使い魔10
プロットはしっかり書きましたが、それをうまくつなげそこねてぐだぐだになりましたって印象。
でも今回はそれよりも、頭と胴体のスケールが完全に違っているうえ、首と胴体が繋がっていない
表紙イラストを堂々と世間に晒すことのできる絵師の正気を疑ってしまいました。
これがボツにならないのが不思議。
古城ホテル フリューリングスハウフのおもちゃ箱
微妙ですた
城の姫君が中途半端に女っぽくてなんか嫌だった
あとがきでくっつける気はないみたいに書いてんだから
もっと完全に子どもっぽければ読めたかも
693 :
:イラストに騙された名無しさん :2007/01/05(金) 13:08:04 ID:5j9kLrs/
もらった
昨日から今朝にかけて
ぼくのご主人様!?2,3
新ロードス島戦記序〜6巻
ねむい
『とらドラ!』
良質のラブコメと聞き、読んでみると正にその通り。
文章も軽くさくっと読めました。
これは次巻を探しに行かなくては。
文学少女と繋がれた愚者
ななせかわいいよななせ。
相変わらず遠子先輩の
食事描写と名作紹介はそそるなあw
それにしても、まさかまさかの展開に、
今から次が楽しみで仕方ない。
しにがみのバラッド。
登場人物は「ただ単に頭が悪いから酷い目に会っている奴」ばっかり。
筆者によって作られた不幸に筆者によって作られた救済。
感動系の娯楽小説としてはまあいいんじゃないでしょうか。
「イリヤの空、UFOの夏」全巻
今更ながら初読み、三巻までは普通にのめり込めて楽しかった。やっぱりメインキャラが立ってるのはいいね、水前寺とか。
反対に4巻中盤からは正直微妙だった、ヘタレな主人公と魅力的でない壊れ方のヒロインの延々続く対話。眠かった、せめて伊里野がもっと派手に壊れてくれれば…
ストーリーは今の時分ではありきたりだがよくできてると思う、だが正直あそこまで専門用語使うなら一度くらいドッグファイトしろやと思った。つーか敵が不明瞭すぎてちょい萎えた、まぁ多分それがこの作品の長所なのだろうが。
とにかくラストはすこし失速したが良かった、HBっぽい表現が所々あったしそれが自分的に好みだったのでこの人のHBor戦闘物がないか調べてみる
敬遠してたのはアニメ?の絵が嫌いなタイプだったからです、文庫の絵師さんは好感触もっと挿し絵欲しかった、てか挿し絵ねーじゃん。
アニメ×=原作×ではないと実感した
今日、じゃなく、この三日間で読んだ本をば
平井骸惚此中ニ有リ 一〜五
一:最後のシーンで、涼嬢と河上くんが婚約するかと思った。
二:何故か記憶にない。だが、富士ミス作品の二巻目はいつもこんなもん
三:騙された、口絵に騙された(いい意味で)。男装――というか河上くんの服着た涼嬢に萌えた。
四:河上くん、姉妹ほうっておきすぎ。
五:まさか「あの人」が死ぬとは思わなかった。
総:姉妹どちらか決めれず、煮えきれないオチよりかは、きちんとプロポーズしたのは良いと思った。
骸惚先生と澄さんのやり取りがどれも良かった。
絵が作品の雰囲気に合っていたように思う。
シナオシ
よく考えた、とは思うが。個人的には好きじゃない。上手いとは思ったが。
ただ、絵が、絵が…………
蟲忍
それぞれ、小説一冊漫画一冊描いた方が楽に思えるのは気のせいか。
ただ、その分面白かったけどね。
骨王
(-人-)ナムナム
ガンパレードマーチ5121小隊決戦前夜
最近になってようやく榊小説を読み始めたが、思いのほか面白い。
「奥深さをある程度カットし、わかりやすさを追求した結果面白くなっている」という寸評に頷ける。
この巻では、短編がいくつか。
最後の一つでは5121小隊整備班の活躍(?)が描かれているが、戦闘描写はなかなか緊張感がある。
速水と舞の出番が少ないのが残念だが、その分個人的お気に入りの壬生屋の出番が多いので相殺。
素直じゃない茜とか、原さんの(色んな意味での)凄さとか、なかなかツボった所も多し。
「奥深さをある程度カット」とはいえ、微妙に無名世界観ネタも混じっていて、
そっち方面の期待にもそれなりに応えてくれていて◎。
続刊分も入手してるんで、どんどん読もうと思う。
マテリアルゴースト 3
すげーこじつけだなw
それはそうとせっかく2巻で少し盛り返したかに見えたんだが、また微妙なレベルに逆戻り。
やっぱり1巻の時点で切っとくべきだった。
みずたまぱにっく
あまりにひどすぎてワロタw
内容はとりあえずおいといて、前振り完了時にページ数見たら200越えてた。
承転なし(200ページ使ったネタを一切使わず)で、結になってない結に。
後書き見たら一年以上前から書きたかったものだそうで。いろんな意味ですごい。終わってる。
連射王上下
川上氏初のハードカバー兼通常小説ということで、期待と不安はあった。
しかし、そんなものは杞憂だった。
これだけは言える。
これは、「本気」の物語だ。
705 :
イラストに騙された名無しさん :2007/01/11(木) 14:07:07 ID:jgBO86Ev
q
ロクメンダイス 中村九郎
何で買っちゃったんだろう……
とりあえずポエムは無理
シリアスレイジ5
あとがきにもちょっとあったけど、設定が1人歩きをはじめて
著者の本来書きたかったものからどんどんはずれて行ってるような印象を受けました。
本編然りお嬢まわり然り。まあ読めるからいいんですが。
絵師は…前回と同じ感想。
れでぃxばと!2
個人的ツボな作品ですが、前回よりはパワーダウンしたような気がする。
主人公ががんばってないから、読み応えがちょっとだけ少ないと思う。
ただ、こういうネタバレはOK
絵師についてはキャラ増えてないから感想なし。
文学少女と繋がれた愚者
今までは読み手おいてけぼりの推理小説やミステリーって感じだったけど
今回はいいなと思った。主人公が苦しむ作品は好きです。あと琴吹さん。
ただ、最後のアレはまるわかりのうえ突飛過ぎるので、もう少し濃いめに伏線はっておいてほしかったかな。
絵師はカラーにあるコノハの逆襲が大好きです。
ある日突然、災難ガール
一言で言えば、「コバルトらしい」かな?
対決の絡む問題を薄味で片づけ、人間関係の方に重点を置くような。
今のままじゃただのお荷物、どう続けるのか楽しみではあります。
絵師は…これもまたコバルトらしいというか。主人公はもう少し存在感出そうよ。
アスラクライン6
毎度おなじみのどたばた劇ですが、某トライアングルのような「また同じか」感は少なめ。
騒ぎが収まるたびに、何か新しいことが起きていたり誰かの一面が明らかになるからでしょうか。
それともただ単に自分が三雲と相性(?)がいいからなのでしょうか。
でも絵に関しては「またか」のレベル。正直世に出すにはあと一歩足りないと思います。
戦嬢の交響曲
悪い意味で予定調和。
ある程度ラノベ読んでいる人には、この伏線はこういう結果…ってのが全てわかるような気がします。
「なぜ主人公が」についてもなんか自分の想像があたりそうで怖いです。
これからも続くようだけど、あっと驚くような流れを希望。
絵師は脇から上と下がなんか別物っぽく見える。
あんでっど★ばにすた!
シリーズものの一巻目として過不足のない出来
意外性には欠ける気もするが、そのへんは資質だろうな
サンダカはどうした! って事さえ気にしなければ悪くないと思う
イラストは塗りがヘタな人なのかなぁ
頑張っているけどこなれていない感じ。
711 :
イラストに騙された名無しさん :2007/01/14(日) 11:33:29 ID:ANwlAwQh
1
ゴルゴ13文庫サイズ 96巻
相変わらず面白い。うん
でも女は要らないな
超人計画
滝本さん、頑張って下さい…。
うぅ…。
きゅーきゅーキュート
今日表紙買いして、今読みおわった
おもしろかったが、これなんて、とある魔術の禁書目録wwwww設定が似すぎだwww
715 :
イラストに騙された名無しさん :2007/01/17(水) 13:33:53 ID:rsO3aoFp
驚くような流れ
ガンパレードオーケストラ 白の章
吉田出番少ないよ吉田。某大絢爛では出番なくして退場してるし、文章媒体では不遇な子だ・・・。
それはともかく、普通に咲良を可愛いと思ってしまう俺はやっぱり騙されてるんだろうか。
717 :
イラストに騙された名無しさん:2007/01/17(水) 18:58:42 ID:uAS+tV4H
イリヤの空、UFOの夏
ライトノベルの中では群を抜いていい。
題材、設定、技術、全てが最高。
ガンパレードオーケストラ 緑の章
なぜか青→白→緑の順番で読んだが、最後。
金城に惚れた。絵師さんサイトで包帯突撃の挿絵見てさらに惚れ直した。
エロスより先にカッコよさを感じた。うむ。実にいい。
何気にひっつめ先生こと河原医師が出てたり、荒波さんが竜造寺を鍛えてたり、
パレシリーズで出てたゲストキャラがきっちり役割持ってるのは、通して読んでると楽しくなってくる。
橋爪君の略奪愛はまだか!(ないです
やっぱり全体的に気の強い女萌え属性らしい。Mか。Mなのか。ああそうだ。だからどうした!
れでぃ×ばと! 2巻
なんかいまいち。もっと化けてくれないと。
あめーじんぐ・はいすくーるII 魔法の授業、始まりですか?
なんかページ稼ぎがあからさますぎて萎えるなぁ。
ヘンな禁則処理で改行しまくりだし、そのせいもあってほとんど白いページばかりだし。
そもそも内容的にどうでもいいような無駄な文が多すぎ。
もうあんま憶えてないけど1巻もこんな感じだったっけ?
よほど化けないかぎり次巻はもういいや。
ガンパレードマーチ もう一つの撤退戦
鈴原(河原)医師のフィアンセ登場!っつー事で、橋爪君の略奪あ(ry
ここら辺の人達、ゲームにも登場して欲しかったな・・・。
こういうストーリー大好きだわ。
さらっと茜の後ろに立ってたりする河合さんカッコヨサスw
式神の城3 ワールドタイムトラベラーズ
先生!ツインビーとグラディウスとダライアスと奇奇怪怪くらいしかわかりません!
とうとう出版社の壁すらジャンプしやがった・・・
伊勢薙乃のシラムラチックなところがもうちょっと見たかったかも。
石神迷路の解はこれから読みますw
太陽戦士サンササン
暑苦しい勇者が大暴れする単純なコメディーと思いきや、なかなか読める作品でした。
この作品はこれで終わりだと思うけど、次回作に期待します。
ただ絵師がねぇ…主人公、ヒロインはいいよ。でもあれはないだろう。
今更ながら狼と香辛料読んだ。
かなり前に大賞の方読んだけどなぜ狼が大賞じゃないのか
マジでわからん。構成や文章力など基本技術は全てこっちのが
上だと思うのだが。審査員の考えることはわからんな。
>>724 その文章力のハナシだけど、実はほんとうにひどかったみたいだよ。
投稿された初稿の段階ではね。
選考評でも、その部分をわざわざ取り上げてマイナス点としてるくらいだし。
続刊でも、校正の段階でびっとりと誤りが指摘されたりしてるらしいから(作者本人がブログで言ってる)、
文章自体は、たしかに『がんばりましょう』なのかもしれない。
それでも、改稿すればよくなるのだから、出版社としては無問題なんだろう。
構成や構文とかは上手いから、実質、文章がネックなんじゃないかと思う。
と、いっても、この手の新人賞って、入選作として選ばれれば、
その優劣って、あってないようなものらしいっていうのも、ありがちだって聞く。
出版社として、売れそうな方(売りたい方)を推すとかね。
おぉ、そんな事情があったのか。
理系にしてはありえない位頑張った文章だなと
感心してたのだがw
発刊に際して「あなたのは日本語がおかしい」と原稿が真っ赤になって帰ってきたらしいからな>狼
3巻の誤植みたいなのがそこらじゅうに鎮座してたんだろう。
728 :
イラストに騙された名無しさん ::2007/01/23(火) 13:06:13 ID:xCetq1By
ろ
イリヤの空 UFOの夏
いや、これ泣くしかないって・・・
イリヤの空 UFOの夏4巻
3日前に1巻から読み始めて読み終わった。
過大評価していたのか非常に残念な気持ちだ。
最後を簡単に予想できるというのは嫌いじゃないのだが
その最後が盛り上がりに欠けるし。
恋愛感情と行動の結びつけが上手くない。
これで惚れるか?とかここでこう言う意味が不明と思ったり。
登場人物の下手な演劇を見ている感じ。
言葉や行動から内に秘めてある感情が伝わってこなかった。
1巻を読んで読むのをやめようかと思った。
まとめて買って損した。
3巻〜4巻の最初の辺りは、まあ普通。
とにかく苦痛だった。
次にラノベ買うのを躊躇するくらい。
いっそのこと微妙な根暗さ、オタくささを抜いて
淡々と話をすすめたら泣けたかもしれない。
学校の階段2
1巻だけ読んで止めてたんだけど、中古で175円で売ってたから購入。
やっぱりこのシリーズは熱い。
登場人物もストーリーも熱くて、読んでるこっちが熱くなる。
問題を勢いで解決しちゃってる部分もあるけど気にしない。
それより、1巻で謎だった過去の話が読めて良かった。
3巻も中古で無いかなぁ…
>>730 イリヤはまぁ電波だしなんとなく好きになったっていうのは
わからなくもないんだが、浅羽はほんと不明
これは間違いなく描写不足。とくに秋山の文章は一人称が
入って人一倍主人公の感情描写には敏感なはずなのに、
肝心なイリヤに対する明確な恋愛感情はまるっきり書けてない
文章力ある人だしわざとかなとも思ったがただ単に作者の脳内で
恋愛が進行してて読者は置いてきぼりってパターンなだけだと思う
>>732 肯定的でも否定的でも、感想への感想はここでは禁止ですよ。
言いたいことがあるなら秋山スレへ来てくださいな。
て言うか秋山瑞厨ウゼエ
>>734 逆ギレしないで
>>1をよく読んでください。
禁止行為をやってる方が厨でしょ?
作品について語り合いたいのであればその作家のスレで…
というのが何か間違っていますか?
737 :
734:2007/01/24(水) 13:56:36 ID:4bqV0Way
>>735 間違ってる点?
「何で俺がお前に文句言ってる事になってんだよ」
>>737 733の尻馬に乗って叩くつもりだったんなら尚更たちが悪いですよ。
さて、変な流れを作ってしまったので責任をとって本の感想書きます。
『星のパイロット』
プラネテスや軌道傭兵シリーズのような民間航空宇宙会社がしのぎを削る時代の話。
登場するキャラに萌えるというより、民間宇宙会社の雰囲気や仕事をこなしていく場面に燃える。
個人的には主人公の羽山美紀が実力をテストするために51-Lというシミュレーションを
やるところがいい。
シミュレーションで次々トラブルが発生するのを見て、メカニック担当のヴィクターが
「屈辱的だ」とつぶやくシーンは、エンジニアとして共感できて笑える。
はにかみトライアングル
なんか・・・ぐだぐだです・・・。
れじみる。
「ぶつ森」笑った。息抜きにいい作品だと思う。
ただ、この作品を「知らない方にも楽しんでいただけるよう書いているので…」というのは無理があると思う。
一般人(?)の説明がまるまる飛んでいるので、イマイチ迷いそうだし、「固定剤」については言葉すら出さない方が
いいんじゃないかと個人的には思う。
絵師は相変わらずとてもいい仕事していると思います。
「おばさん」をちゃんとおばさんに描ける絵師がどれだけいるのかと。
>733の尻馬に乗って叩くつもりだったんなら尚更たちが悪いですよ。
答えになってねぇしw
具体的にkwsk
>>741 (・A・)バカニサワルナヨ バカガウツルゾ
灼眼のシャナ(一巻)
よくもなく悪くもなく。
話の設定はともかく進め方が王道だなーというかんじ。
ちょっと昔の富士見でLDとかになってそうな。
後半の戦い(山場)を目指してコメディありラブあり。シリアスチックな場面あり。
敵キャラもそんな変わったものでもないし
人形使いとか、まあよくある雑魚っぽいかんじ。
不気味な雰囲気の出し方はなんかいまいち。
雰囲気を表すときに〜のようだ とよくつかっているが
その例えが少し陳腐。
戦いの場面の描写は上手いと思う。
それ以外はさして目新しい事もなく、ひきも弱くおなか一杯なかんじだけど。
そんなに偏った個性がないあたりが、誰にでも読みやすいのかな。
三巻まで買ってしまったのでとりあえず読みます。
キャラにもっと個性が欲しいなー
文学少女と死にたがりの道化
他のラノベ、もう買う気になれないくらい面白かった……
ハミ痛かよwって馬鹿にしてた。すげー損してた
砂糖菓子の〜を表紙で躊躇してて、昨日買って面白かった
その流れでこれもかったんだが、ほんとヤバイ。他のラノベ押入れにしまいこんでしまいたい
続きも今から買いに行くぜぃ
マルタ・サギーは探偵ですか?「探偵と怪盗と学校」(野梨原 花南)
怪盗(♀)が変装して探偵(♂)に近づき、彼の気持ちを探る話。
怪盗が盗みをするわけでもなく、探偵が事件捜査をしているわけでもなく、
設定が活かされていないな、という印象。
……と思ったら、シリーズ最新作の販促用の短編だった模様。
キャラ・世界設定・文章力に大きな傷はなかったので、ブックオフで見かけたら
1冊試し買いしてみようと思う。
GOSIKC(桜庭 一樹)
推理物だと思わずに読んでいたので、ちょっと得した気分。
口調はほとんど本家ホームズなのに、外見がロリだとこうも萌えるものなのか。
あと、なぜか「狼煙の如き花畑」という表現がツボにきた。
緋色のルシフェラーゼ(伊藤イツキ)
文章は嫌いじゃない。「蛍光シャドー」も正直笑った。
……が、興奮すると伸びる角、ってのが男性器のメタファーに見えてひいた。
12歳を相手に、体の一部が反応しそうになる16歳って……。
学校の階段
けっこう評判が良さそーだったので購入。
いやなんだろ、久しぶりにどうしようもないラノベを読んだ感じ。
ラノベ的なリズムの良さが微塵も感じられないのが致命傷。
>>731読む限り続刊で少しはまともになるのかなとか思うが・・・
かのこん
おっぱいおっぱい
神様ゲーム5
こんかいはとてもきれいにまとまってると思った。
花の数もおおいのに、駆け足にならず書くべきところはちゃんと押さえているイメージ。
でも1本回収忘れてない?
それは置いといて、毎回毎回かのうの掌の上で躍らされている感がくどく感じます。読んでてむかつくというか。
そろそろ逆転のシナリオを読みたくあります。
絵師については安定しているので特に何もありませんが、もう少し躍動感あるカットを見てみたいものです
星のファムファタール「ファーストダンスは貴方と」(内藤 渉)
ツンデレ気味のお姉さんと気弱なお兄さんのカップルはよいものです。
展開に意外性はなかったものの、王道展開は安心して読めた。
しずるさんと不死蝶(上遠野 浩平)
ジャンル、安楽椅子探偵。
もうちょっと身近な事件の謎解きだったらよかったな。
七人の武器屋(大楽 てん太)
「糸句」が出てこない、字面は地味なのに常用外なのかな。
中世ファンタジーベースの世界観でギャグ物。
スレイヤーズが好きな人には合うと思う。
カトリーヌたん可愛いよカトリーヌたん。
食卓にビールを(小林めぐみ)
SF……なのかな、これは。
好きとか嫌いとか以前に、楽しみ方が分からないという感想。
とらドラ!4
悪くはないと思う。ただ主人公が受け身な作品は読んでてあまり面白くない。
ヒロイン側に行動派が揃っているのもあるけど、それにまけないような行動力を見せてほしいものです。
田村君くらいの。で、これからどうなるんでしょう
絵師については特に何もありません。
タクティカル・ジャッジメント(師走トオル)
面白かった。
コナンを中心に、推理物に対する突っ込みをまとめたような作品。
毒物などのトリックに無理があったが、そこ以外は楽しめたのでよしとする。
突っ込みを入れながらコナンを見るのが好きな人には楽しめると思う。
エクスプローラー(北山 大詩)
山田さんとか先生方とかAカップの天然ちゃんとかに迷惑かけるよりも、
連帯責任のある彼女の下着写真を売り払うのが先じゃないのか?
どうにも主人公に共感できなかった。
夜刀姫斬鬼行(桐村 葵)
リウイ嫌いなのでイラストでくじけそうになる。
が、文章は面白いかも、と思い直して読み始める。
ヒロインがTバックを腰にあてがって主人公に迫っていた。
限界だと思った。
754 :
勉強になる:2007/01/29(月) 13:17:35 ID:W2G8ryGC
勉強になる
式神の城V ワールドタイム・トラベラーズ
大絢爛が史実扱いで泣けた…orz
ハレルヤ☆バレット(尼野ユタカ)
ごく平凡な高校生がバトルに巻き込まれて異能にめざめる話。
大きな傷はないが、購入に至るほどのインパクトもなし。
おっとりしているけど影のある美形、が萌えどころなのだろう、たぶん。
黄昏の詩使い「あなたに贈る小さな黒歌」(細音 啓)
黒髪ショートの貧乳美少女ktkr!
……って、男かよ。こんなに可愛いのにorz
孤独属性も持ってるのに、男かよ。
がんばりやさん属性も持ってるのに、男かよ。
いいよ、もう。
とりあえずヒロインは、それ以上俺のネイトたんに近づくな。
灼眼のシャナU
王の顕現は定番化しそうな予感。
赤 青 緑 銀 ときたので、黄 紫 橙 金とか黒とか、そういうのの繰り返しかな?
先が気になる!ということはなく読むのに5日もかかってしまった。
(ラノベ程度なら普通最速2時間位)
未だにキャラ同士のがっちりした感情の繋がりや
先が気になるだけの仕掛け、設定の伏線らしきものが感じられない。
さて3巻読むか。これでダメならアウトだ。
フルメタル・パニック 1
シャナUを読む前に息抜きで読んでみた。105円だし。
読み終わる頃に、あれ?これひょっとして昔WOWOWでやってた?
と思い出した。
ヒロインが昔懐かしい典型的なかんじ。才色兼備。
90年代の青年マンガのようなノリ。
ソウスケが想像していたのとちがいオサーンなかんじだった。
1巻だからか何だか展開に滑らかさがない。
戦闘シーンに関しては不自然な部分が多いが、あまり緻密に設定しても
読者も読んでいて疲れるとおもうので、
この程度のつかずはなれずが丁度いいのですかね。
ミスリル側の作戦を敵側がもう少し予測して対応してくれるものとおもったが
けっこうすんなり成功してしまったような気がした。
あとがきにもあったがどの辺に重点をおくかこの時点ではまだ決まってないのでしょうか。
次巻を読むかは未定。
ニライカナイを探して
うん。こーゆー青臭い話は大好きだ。
ただなあ。後半の超展開(超設定)はどーにかならんかったのか。
あそこで一気に我に返ったよ。
できれば最後まで「現実的」な話で落としてほしかった。
とはいえ、この手の青臭くて「夏」を感じさせる話は読んでいて気持ちがいい。
たまたまなんだけど、真心ブラザーズのCD(Dear,summer friend)を
ループしながら聴いていたから、曲と小説がマッチしていてよけいにはまってしまった。
読んでいる途中は挿入歌。
読み終わった後は、スタッロールとともにエンディングが流れた感じだ。
君とキスしたら楽勝で世界は笑うほど変わった♪
ドラゴンクライシス
この作品はベタです。それも悪いベタです。
既存のベタをつなぎ合わせているだけ。ほぼ全てのシーンで、「あ、これは**のシーンに似てる」な感じ。
ありあわせだけにクセはないんだけど、それでもプロかと言いたくなります。
絵師は…ノーコメント。挿絵を入れるシーンが間違ってるような気もします。
>>759 ニライカナイは途中まで俺もかなり好きだったが
最後の展開(設定)は、それじゃ今までの話が意味ないだろうと思ってしまった。
なんでもない一般人だから意味ある話じゃないの……?
>>762 あー…ベクトルは同じかも。
ただ、黒猫ほど売れるかどうかはわかんない。
不運体質の子が黒いのと組めば面白くなりそう
スラムオンライン。
清水マリコ作品が好きだからって理由だけで、トイハチさんの絵につられて買ってしまった。
CDのジャケ買いはしたことあるけど、ラノベじゃ初めてだ。
んで感想なんだが
要するにバーチャルだって現実なんだぜ?って事を言いたかったんだと思うが、
たしかに「現実」からみた「バーチャルな空間」という意味では、それはよく伝わってきたけど
不思議なことに「現実世界」の彼女の存在の方がバーチャルっぽい感じ(非現実)がして
よみながら、おいどっちが現実なんだ?と思った。
それとも、これも作者の意図したテーマだったんだろうか。(それにしてはちょっとあっさり気味のような気がする)
まあでもそこを深めず、あんまり装飾もせず
あくまでも「テツオは戦った。そして勝った」
という事実だけで納めた作風は逆にストイックな感じがして好感が持てたと言えるかも試練。
みずたまぱにっく
余白だらけ。ページ数は普通なんだけど、文字数は1.5RB(リアルバウト)相当です。
1時間もかからずに読み切れるコストパフォーマンスの悪い作品です。
最初のアレは以外でしたが、最初のアレで次に何が起きるかわかってしまうのが残念。
絵師は下手だしあってないし…もう少しなんとかしてください。
4人の個性が全く活きてません。
766 :
765:2007/02/03(土) 02:34:20 ID:+8vgzZyz
×以外
○意外
ガーゴイルおるたなてぃぶ2
安定しています。本編のおまけでなく、こっちもこっちでしっかり地に足がついてると思う。
ただ、これ以上本編のキャラには出てきてほしくないかな。
絵師の方もがっつり安定です。
768 :
イラストに騙された名無しさん :2007/02/04(日) 11:51:25 ID:YNxO9tGe
取りに行
769 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/04(日) 13:36:05 ID:gwLjwpcF
エクスプローラ(富士ミス)
いわゆるサイオニクスなアドベンチャーって奴。
クレアボヤンス担当(主人公)にソナー担当(ヒロイン)にテレパス担当(猫)に情報通(ただの人間)に……
薫(準ヒロイン)は何だ?(いちおう嗅覚が凄い。でも立ち位置はピーチ姫…さらわれ役担当)
まあいいや。
こんな感じで、キャラの立ち位置はわりとしっかりしていて、各人特殊能力を駆使してパーティプレイをする姿は結構おもしろかった。
ただ気になったのは、主人公とヒロインがDQNなのと、準ヒロインである薫がウジウジしすぎなところ。
特に薫は「妹キャラ」「真面目」「健気」で
本来であれば男性諸君のハートをがっちり掴んで離さないヒロインキラーであるはずなのに
書き手の力量不足なのか趣味趣向なのかは知らんけど、
トラブルばっかり起こすし(さらわれたり)ウジウジしていて、
なんかちょっとはなについてそこに萌は発生しなかった。
主人公とヒロインのDQN度も凄い。
まあ生い立ちを考えればしかないところもわかるんだけどさ。
猫を蹴るシーン(主人公もヒロインも!)が頻繁にでてくるのはちょっとなあ……。
イチ猫好きの俺には不快なシーンでしかなかったよ。
>>769 クレアボヤンスが千里眼と同じ意味だなんてこと普通は知らないぞ
おう!そうなのか。
俺はこの言葉をどこで覚えたんだろう……
学校の階段4
凪原問題と親問題が完全に放置されていますが、今回もアツくはありました。
次の巻ではこの問題と女神様まわりの問題をきっちり片づけてくれることを望みます。
絵師はそろそろアラが出てきたような気がする。胴が長すぎたり区別付きにくかったり
イチゴ色禁区 2
この作者、なぜ1巻が局地的に絶賛されてたのか理解してないのか?
そこを取っ払ってしまったらなにも残らないのに…。
ぷいぷい!
新規開拓気分だったので手に取ってみたんだが、微妙だな。
とりあえずムダにキャラ多くない?
あと主人公もヒロインもちょいDQNぎみなせいもあって、イマイチ乗れんかった。
レンタルマギカ
新規開拓2。
え〜と、アディリシアがメインヒロインって認識でいいの?
一見メインっぽい幼馴染のメガネより明らかに優遇されてるし、実際萌えるし。
この娘がこれからもメインで出張り続けるというのなら、続刊は全部買うよ。
774 :
772:2007/02/04(日) 23:17:29 ID:ADH2EJ+L
書き忘れ。
実写化するそうで、これには期待してる。
ただ、役者がまともであることを望む。ムリだろうけど。
感想に感想を言わなきゃ雑談OKという新解釈ですか
vipでも言ってろクソガキが
七姫物語
いくら金賞作品とはいえ年一以下のペースでよく続いてるな
と思ってたけど、それだけの事はある内容で何で今まで買わなかったのか後悔した
どのキャラもしっかりと立っていて
ほのぼのしているようで、裏で表で政戦両争いもやっていて
それでもやっぱりほんわかしてる感じ
作者の人は年三冊目標にしてるけど、ペース上げたら何かが崩れそうで怖い
速く出す事よりもクオリティの維持優先で続けて言って欲しいなぁ
777に七姫の感想を七行か。
>>776 延々読まれてるかどうかも分からない感想だけを書き連ねろと?
俺としては、感想に感想は全然OK。どんどんつけていって構わないと思う。
>>779-780 無視すればいいだけだ。別に相手したければすればいいし。
というわけで、個人的には賛成だな。 < 感想の感想
以前感想に信者が食いついてきたので、あからさまにおかしい場所を指摘してやったら以降だんまり。
なんとなく面白かった。
あと前スレで「この程度なら俺にでも書ける」で本当に書いてきたヤツもいたな。
正直出来は(略 だったけど、言ったことを実行に移せる行動力はまぶしかった。
こういうのも感想の感想があってこそだと思う。
>こういうのも感想の感想があってこそだと思う。
なんかのプラスになってんのか、それ。
このスレでお前の自分語りやワナビの自己顕示欲を見せられても
困るだけなんだがなあ。
>>782 勝手に困ってろ。気に入らなければ無視すればいいだけの話だ。
そもそもこのスレ自体が自分語りのスレってのを忘れてはいないか?
そこに自分語りのレスが1つ2つ重なろうとどういうことはない。
プラスになるかどうかは読むヤツが決めればいいし、マイナスなら読み飛ばせ。
感想以外をひとくくりでマイナスと決めつけてしまうのはただ乱暴なだけ。
>>781 それやってな、潰れたスレをひとつ知ってる。
もうひとつ、禁止されてなかったんだが、レビューにレビューする痛い子がついて、書き手が逃げて過疎って、でテンプレに
◆レビューを読む人にとってレビューのレビューは通常のレビューと紛らわしいので禁止。
◆レビュー以外の長文の投稿はスレのサイズオーバーを招き、本来のレビューの邪魔なので禁止。
◆反応すると削除依頼が通らなくなるので上記に対するレス禁止。(上記と同類にみなされます)
加わって、でそいつが次来たときに削除通って、やっと人が戻って復興したスレの住人でもある。
>>783 苦しい言い訳でしかないな。
だから何がプラスになるの?
>>783 厨房の開き直り詭弁ウザい。
マイナスであると言う理由を、いちいち説明されなきゃ分からないのかお前は。
>>784 それをやらなくてもつぶれなかったスレをいくつも知ってる。
ついでに言うなら、つぶされたらそれだけのスレだったってことだよ。
>>785 読む奴が決めろといっている。たかだか5行、それを読み飛ばしたのか?
困るのなら勝手に困っててくれ。
>>787 だからそうすることの利点は何?
結局説明できないのね。
提唱者本人からして、気に食わん意見を読み飛ばせず
噛みついてくるこのザマ。
何の説得力もない。
――――――――――――――― 糸冬 ―――――――――――――――
ここからこのスレは
生まれ変わります
てか、そもそも問題を勘違いしてる。
無視すればいい、っていうが、感想の感想やって困るのは、その書かれた書き手が反応して、他が困るんだ。
間違いなく荒れて、次のが投下されなくなる。
そもそも、スルーができるなら、まずお前さんをスルーできてる。
その感想の感想の書き手が引いてくれるならいいが、お前さんみたいに煽り口調でやってる奴が主張してる以上、無理だろう
さらにいえば、粘着がつくとだな、こいつに粘着されるぐらいなら、書くのやめるわ、ってことになるんだ。
アスラクライン6
楽しみにしているシリーズなんだが、今回はちょっと微妙
つまらないとかじゃなく、話自体は面白いんだが。
展開にあんまり関係ない短編は、別の形で出した方がいいような
楽しんだ割に「薄い」感じがしたのは本筋が進まないからかも
---
このスレは「チラシの裏」でいいんだがなあ。
この状況見れば感想の感想が如何にスレに有害かよくわかるな。イラネ。
------------------
レンズと悪魔2
まー結構面白いんだが、どうも前作(タマラセ)ほどのインパクトに欠ける。
舞台がファンタジーってこともあってどうにも凡庸。
もちっとタマラセ一、二巻くらいのぶっ飛んだ会話とか増やして貰えないものか。
七姫物語 1
777に触発されて読んでみた。
この戦記物っぽいのにゆるい感じは空鐘を彷彿とさせる。
「おファンタジー」な話ではあるけど、
それを作者なりにしっかりと作り込もうっていう気合が感じられるのもいい。
これ四巻まで出てるのかな?今日二巻を買ってくる。
-------
ある意味でラ板から隔離された感のある、このスレの雰囲気が大好きよ。
感想に感想なんかイラネ。作家スレなり他でやればいい。
空ノ鐘の響く惑星でJ
序盤面白かったので一気買いしたら大失敗。
無用にクドい人物描写に不的確な表現、破綻しかけた文法、似たようなセンテンスの使いまわし。
善人の行動原理はガキ臭く、悪役はあやふやな矜持を振り回し、最終的には改心し、時々死ぬ。
そもそも戦記物の体裁をとっておきながら、人物が殆ど死なないと言うのは如何なものか。
世界の危機と恋愛が並列して語られるのは如何なものかと問いたい。
全十二巻と言う長編で緊張感が無いというのは、構造として間違ってると言わざるをえない。
いまや読むのが苦痛。超苦痛。ページめくる指が動かない。
頑張れ俺。頑張れ俺。
やっと最終巻。
これ読み終わったら、文学少女読むんだ……。
灼眼のシャナV
また読み終わるのに数日を要してしまった。
けっこういらない挿話が多い気がする。
学校生活の会話しているところとか、コメディでもシリアスでもないし。
もう少しそのへんに内容をもたせてほしい。
ゆうじの私生活に感情移入させて
ゆうじが街を離れたくないと思うのに共感させたいのかもしれないが
今の所失敗だとおもう。
でもヒーローのシャナはどんどん好感がもてるかんじになってきたので
また暇があったらWも買うとおもう。
でもいますぐ本屋に買いに走るほどではない。
ゼロの使い魔9
アンリエッタを印象付けたいみたいな巻だった。
いくらなんでもラブコメ&ハーレムしすぎでげんなりした。
あとサイトの存在感が薄い。
最近智恵や勇気を振り絞るというより
ガンダールヴの力に思いあがっているかんじがする。
その内打ちのめされる伏線ならいいけど?
ゼロの使い魔10
執事が行き先をぺらぺら話す件でかなり幻滅した
ご都合主義にしても程がある。
もえ要素も少なくつまらなかった。
このまま東方へ旅立つのかな。
11がトリステインでごたごたしているだけだったら買わないと思う。
動きが出たらまとめて買う。
ルイズが元に戻ったとか言われてるが
自分的にはルイズは今変換期で
サイトの事を一人の男性としてまじめに見ようとしてるのじゃないかと思った。
更に自分自身も成長しようとしているかんじがした。
でもツンデレのままで結ばれて欲しいなあ。(変な意味じゃなく)
バカとテストと召喚獣
話の筋に関係ないギャグがかなり笑える。
系統としてドクロちゃんとか化物語みたいな雰囲気。
ただ、ドクロちゃんほど壊れてないし、化物語みたいに話のつなぎが旨くない。
横道にそれてギャグをやって普通に元の筋に戻る西尾はやっぱうまいなと逆に思ってしまった。
ああ、でもネタ自体はセンスあると思う。章の間のテスト問題はベタだが笑った。オチも最高。
もっと構成がうまくなれば化けるかもしれん。
ギャグが尽きて一発で終わるかもしれんが。
声で魅せてよベイビー
●構成
淡々と展開しているように見えて、実は緻密に練られている印象
いくつかの小ネタが伏線だったりするが、それらもしっかり回収されていて無駄がない
それゆえに先が読めてしまうところもあるけれど、がっかり感はない
●内容
単なる恋愛ドラマに終始してないのがいい
心の弱さやすれ違いの描写がリアル
しかし主人公が直球すぎて結構恥ずかしいな…
終盤の展開が勢いあって特に好き
うまく行き過ぎ感はあるが、まあそこはフィクションということでw
●キャラクター
みんな個性的
ヒロインが腐女子をうたう割には一番個性がなかった気がする
もう少し魅力的にできたらまた違った印象だったかもしれない
個人的には主人公のキャラが秀逸、他に類を見ない感じ
そのぶん、感情移入出来ないと読んでいくのが辛いので、読者を選びそう
●他
作者も技術屋だそうで、専門知識を生かした小ネタや話の運びは流石
また、後書き曰く、ポアロ(ヲタ系音楽ユニット)に影響を受けたとのこと
自分はよく知らなかったんだが、Wiki眺めただけでもニヤリとさせられたので
ポアロが好きな人にはいいかもしれない
●全般
個人的には当たり作品、続きが出たら読みたい
ただ一般ウケするかというとどうだろう…ウケる人とダメな人で極端に二分されそう
中高生よりも大人やヲタがターゲットといったところか
序盤のイベント話が踏み絵だな
また、作者にはラノベの域を超えた作品も今後期待したい
知識生かしたSFやサスペンスなどあったら読みたい
798 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/07(水) 19:15:43 ID:N3Spw1tc
とらドラ 1
とらドラってとらとドラゴンのいみなんだね。
内容は三分の一はヒロイン大河がDQNすぎてひいた。
大河と竜児が同棲しているあたりはほのぼのしていてよかった。
今の所いい部分より悪い部分が凌駕してるんですが
すすめてくれた人が、巻を追うごとに密度を増すといっていたので
とりあえずもう一巻読んでみてから決めようかな。
カエルと殿下と森の魔女
世界観も気に入ったし、キャラが立っててなかなかよかった。
基本的に主人公の一人称主体なんだが、
主観なのか地の文なのか、両方が混ざってよくわからない所があった。あまり気にしなかったけど。
中盤のどんでん返しは面白かったが、いきなり時間が飛ぶ。あまりに突拍子もなくて、手抜きとも取れる。
最後の方は文章を無理矢理削ったんだろうか・・・。やけにあっさりと終わりすぎで物足りない。
シリーズ物かと思い、続刊がないかざっと探してみたが見あたらず。ちょっと残念だ
800 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/09(金) 00:26:00 ID:L4DINGMp
>>799 >カエルと殿下と森の魔女
この作品、私も好きでした。
続きが出なくてかなりガックリしたもんです。
続刊は無理としてこの人の新作出して欲しい。
レスアンカーつけないのがここでのたしなみ。
---
大きな扉 小さな鍵+クリスクロス
引き伸ばし感からなんとなく回避してたが、書店で見たら2冊も出ていたので一気読み。
今回は話がなんとなくまとまった所で切れてたので満足。ストレス皆無。次回もまとめて読もうと思った。
(と言いつつイベントの途中で切れてたりするんだがw)
基本的にこの物語のファンなので読み続けるんだろうが、できれば当初の1冊ごとにまとめるようなスタイルに戻して欲しい
感想を一言でいうなら「瞳子萌え」
(登場時はイライザ=ラガンかよ、と嫌ってたのは内緒だ)
802 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/10(土) 04:55:04 ID:HiiFxxPp
とらドラ!3
大河の気持のかわりようが、ちょっと唐突な気もした。
ながくつきあったカップルが結婚に踏み出せないみたいになってきたトラドラのふたり。
同じパターンをくりかえしすぎてこの程度ではドキドキする新鮮さがなかった。
てかみのりとかあみが相手の方がわくわくするようになってきた。
次巻では大河の新しい一面が見られる事を祈る。
ギャグはおもしろかった!小説で一冊で何回もふいたのは極道以来。
しかし文がおかしい事が多い。同義語を一行で二つ入れたり、
私は、パンを、おいしいといいながら食べた
おいしいと私はいいながら、パンを食べた
おいしいといいながら、私はパンを食べた
この例で言うなら二つ目の文みたいな不自然な文。
作者の話し方のくせなんだろうが気になる。
いや、でも竜児モエ。一巻で読むのやめなくてよかった!
いぬかみっ!12
次で最終巻かと思うと、思った以上に淋しさを感じてる俺がいる。基本は内容薄いバカ話なのにね。
なでしこは黒いけど、ここまで来ると哀れだ。
きゅーきゅーキュート! 3
いままであまりやる気の感じられない淡々とした萌え描写に終始してたこの作品だが、この巻は一体どうしたんだ?
それはともかく、ようやっと周りのキャラにも動きが出てきたりして、素直に次巻が楽しみになってきたわ。
ただ、その分キュートの影が薄くなったな…。
いっその事ルート変更しちゃえば?
闇にヤギを探して 2
1巻読んだときはアレで完結してた方がいいと思ってたけど、これはこれで悪くないな。
まぁ、もうこれは装いも新たにっていうか別物になっちゃってっぽいけど。
修羅場モノ好きなんで、次巻以降にも期待。
しかし、この人これからもブツ切りエンドを芸風にしてくつもりか?w
ミミズクと夜の王
物語は、「人の国」と「魔物の森」の二つの舞台から成っている。
詳しい説明はまったくないので、「ああなんだろう」「こうなんだろう」と自分なりに補足しなくてはならない。
ただ物語がひねりがなくて平凡なので、それだけ想像がし易いし、あえて言えば「どうでもいい」部分なので、
結果的に物語の骨組みを露出したような構成になっている。小説はあくまで骨で、読者が想像で肉を補う状態である。
昨今の「萌え」ブームの様なキャラ設定という外的素因に頼ったものではなく、誰しも内的に持っている想像力に頼った部分が珍しいと言える。
内容は、冒頭から「自分を喰え」「私は家畜だ」とマゾっ気全開で夜の王に迫る主人公「ミミズク」が最終的にドノーマルになって終わる話である。
流し読みした所為もあるが、途中で登場する奴らが「いかにも」な連中で人間味も薄い。
また、作者は女だからなのか「王と騎士」「男と男の友情」というものが好きらしく、王と騎士の掛け合いだけが妙に「現代くさい」ような気がする。
文章は、ブリキ人形にどういった感想を抱くか。というのに似ているかもしれない。
演出法が非常に古くさく、章の分け方が創作法の段階をそのまま踏んでいる。
ライトノベルがインスタントなら、これは収穫した豆を選別しないまま煎るコーヒーと言える。
古いタイプの小説が好きな人にはアタリかもしれないし、ライトノベルしか読んでない人には新鮮かもしれない。
扉の外
もうバレでもないよね。
つま小スレで地雷地雷言われてた気もするのでスルーしかけたけどイラストが白身魚だったので全力購入。
とりあえず最初に強制密室長期生活しかも高校生、という時点で三大欲求のうち性欲はどうなるんだと
思ったけど、そこはあっさりと解決されていたのでちょっと安心。下手にエログロな方向にいかれると困るし。
主人公が自分を取り巻く人間関係とその環境(作中では全体的にサークルとして表現)に
反発を覚えていて、でもそこから抜け出す勇気が持てなくて、という
背景をもとに最後はいわゆる普通に打ち解ける・溶け込むようになるのかなと1組に行ったあたりだと思ってた。
でも最終的には個は個、そして男女1ペアという最小構成に落ち着いて答えが出てるのかなぁ、という気も。
あと読み終わると和泉がすげー可愛いので(次点は天使)俺も海に向かって叫びたい。
みずたまぱにっく。
もうなに、起承転結の転がないわけよ。なにがいいたいんだよ。お金かえしてよ。
バカとテストと召喚獣
目のつけ所はいいと思うし、いくつか笑わせてもらったけど、
練り込みが圧倒的に不足していると思う。後出しのじゃんけんで勝ち続けているだけ。
そのあたりがとても残念に思う。あと雄二が出張りすぎて主役を喰ってるような。
絵師は可もなく不可もなく。SDキャラばかりじゃわかんない。
108年目の初恋。
地味だけどこういう作品は好きです。ただエピローグはいらなかったかな。
これからの作品にも期待しています。
絵師も可愛げで好み。
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まあ自浄作用というべきでしょうか。
スレ住人の総意には従いますが、やっぱレスがないってのはちょっとさみしいですね。
折角の掲示板なのに。
他に感想スレ、残ってましたっけ?
DDD(1)
空の境界に比べて格段に読みやすくなっていて驚く。まぁ境界はもう8年以上前の作品な上に
web小説だったんだから比べる方が酷か。
読みやすくなっているが奈須節は健在で、良い方向にこなれている風に思う。登場キャラも
奈須の既存作品とは違う新しいタイプのキャラが出てきて結構読んでいて楽しい。
しかし相変わらず構成が微妙というか、二連続で○○系ミスリードネタを使うのはどうかと思う。
後、奈須節に欠かせないとは言え、長い解説シーンも相変わらず。これはこれでいーかとも思うが
どうもけれん味というかぶっとび具合が足りない気がしないでもなく、やはり今ひとつか。
二巻は書き下ろしでシリーズ完結らしく、むしろそっちが本編であるらしい。本書ラストで出てきた
妹キャラが大変素敵な感じだったので期待しておく。
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>>808 ラノベ板はそれ自体が感想スレの集まりみたいなもんだから、あんまり総合感想スレ
要らないんだよ。個別アンチスレすらないし。
ここは”他人の反応を気にせずに感想書けるスレ”だからこそ有用ってこと。
ここを読むの楽しみにしてる住人だって居るんだぜ!
×ラノベ板
○ラ板
狼と香辛料
何か評判がいいので手を出してみる。
あー。……地味?
中世の雰囲気がいい具合に感じられるし、商売をメインにした点も面白いが、
ヒロインに萌えられないと楽しむまでには至らないというのが個人的な感想。
メインの数人以外の人物の存在感が希薄なのが残念。
--------------------------------------------------
ここはあくまでチラシの裏。その方がいいと思う。
感想の感想を求めるのなら、新たにスレを建てたほうが無難かと。
ミミズクと夜の王
表紙買い。アニメ調の絵の中に混じってると目立つねこれ。
ストーリーも寓話的なお話なので絵に合ってると思う。
まあ、全体的な内容はラノベの枠から外れない、漫画や
アニメっぽい感じなので、駒都えーじ風の手枷足枷デコ数字少女の
表紙絵だったとしてもそんなに違和感は無かっただろうけど。
主人公以外はどこかで見たようなキャラばっかりだし、
話もどこかで見たようなストーリーなんだけど、
結構引き込まれた。面白かったよ。
描写と構成が上手いのかな
バカとテストと召喚獣
これはめっけもんだったわ。
初めてドクロ読んだときの笑撃的インパクトを彷彿とさせるな。
ホント、ネタ以外のところはすげぇテキトーだったけど。
雄二の作戦戦略戦術とか全然すごくないしw
ま、続編出すにしろ、新作出すにしろ、願わくば最近のドクロのようにならんことを祈るばかり。
れでぃ×ばと! 2
これはこのまま、ちょっとエッチな劣化三十三間堂みたいなスタンスでいくのがいいんじゃね?
もっとキャラ増やして、主人公をめぐるバトルとか修羅場を期待したい。
815 :
g:2007/02/16(金) 13:14:57 ID:v+DYcWsh
tt
キノの旅]
まさかあんなところにあとがきがあるとは思わなかった。あとがき自体は普通。
第七話が異様に長く感じる。他に出回っているラノベより短いはずなのに。
あと陸ってでかいな。
声で魅せてよベイビー
ハッカーと腐女子=電波系かと思いきや、想像以上に真面目な中身だった。
気持ちのすれ違いに悩むとか、感情のぶつけかたがわからないとか、悩みが結構リアル。
専門用語がよくわからんが、テンポの良さで読めた。
主人公の広野がいい。キャラがしっかり立ってる。反面ヒロインの姫野がぼやけてる感じがする。
ヲタカップルネタは好きなので、続きがあるならもっとはっちゃけた中身を期待。
「レジンキャストミルク」
一見晦渋な言辞を使嗾することで読者の眩惑を企図するも、
畢竟自らの語彙の貧弱を露呈するという帰結に堕している。
著者の本懐とは異なる位相にて読者は些少の眩暈を禁じえない。
「テストの難易度と配点、学年全体の学力を計算して
わざと平均点を取り続けてました」
妄想も大概に謙抑してもらいたいものだ。
人物描写はいたって平板で、頻々と発生する視点のザッピングも
独白で心情の説明をしたいという以上の積極的な意味を看取できない。
評価可能な点はヒロインのプリンへの拘泥のみだろう。
西尾維新のエピゴーネンか測りかねるが無論比肩すべくもない。
バカとテストと召喚獣
雰囲気はドクロちゃんと被り気味。
文章は馬鹿な主人公の一人称小説だと考えれば納得出来るかな。
ギャグは普通の逆をやれば面白いだろみたいなネタ多すぎ。
もうちょっと捻って欲しかった。
ってかこれぶっちゃけ劣化(ry
「しにがみのバラッド。」
よく言われるようにページの下半分が本当に真っ白なのに度肝を抜かれました。
とはいえ文章に詩情を表現しようという緊張感は伝わってくる。
必ずしも成功していると言えるかは判じかねるところですが。
内容は最初期(一巻二巻あたり)の幽遊白書みたいな人情譚ですね。
それゆえ目新しさはありませんが
人心の機微に向ける透徹した視線は侮り難い深度をもっていると思います。
あと円広志の歌を引用したあたりは只者ではない才気を感じました。
オノマトペが多いのはご愛嬌。
DV親父が「ぐがぁぁぁぁ」とか叫びながら暴れるのもご愛嬌な。
面白かったのですが、一巻の後半で既に監禁王子みたいな
道具立てに頼るようになっているのが小さくない不安要素です。
『イリヤの空 UFOの夏 その3』『同 その4』
終盤の展開が『最終兵器彼女』そっくりだった
笑いに関しては『最彼』と同等の出来。腹よじって笑った
『最彼』との1番の違いは主人公の描写
あえてキャラ作りをしないことで普通の少年を描こうとしたのかもしれない
それが結果的には描写不足という結果に終わっていると言わざるを得ない
ただ、不完全な主人公であるがゆえに読み手が積極的に考え、解釈するするにはいいかも
『イリヤ〜』は『最彼』ほど上手くまとまっていないが、故に深読みできるので○
822 :
イラストに騙された名無しさん :2007/02/19(月) 13:24:00 ID:8xlqM+47
ホラー
電波的な彼女
絵だけで買った自分を殴りたい。
続編まだ〜?
108年目の初恋。
これは…小学校の図書室とかに置かれるべき本だな。
声で魅せてよベイビー
一芸に秀で、何事にもそれに準じた自分のスタンスを貫き通す、こういう主人公はいいね。
この主人公の内面を表す独特のリズムある文体も読みやすく、悪くない。
惜しむらくはヒロインがあまり魅力的に感じなかったことだが、まぁその分脇の椎名が光ってたか。
とりあえず、ファンタジー成分少な目の青春恋愛モノが好きなら、割とオススメ。
…しかし、これのカラーイラストにはやられたぜ。
825 :
a:2007/02/19(月) 20:39:16 ID:1wXVfbK+
猫の地球儀(電撃文庫)
初めて読書で泣いてしまった。1巻が面白くて
すぐに2巻も読破。名作ですね。これは素晴らしい。
いぬかみっ12
本文も絵師もとても安定はしてると思うけど、ここ最近明らかに引き伸ばしてる感があったので
次が最終巻と聞いてほっとしています。結局天地(以下略 はほったらかしなのかな…?
鳥籠層の今日も眠たい住人たち
内容が眠いというか、とっつきが悪すぎるというか。
中盤あたりなじんできはじめた頃からやっと読める感じで。
内容もイラストもいいと思うけど、別に電撃文庫でなくてもと思った。
-------------------------------------------------------------
>>812 ありがと。レスのなさに寂しくなってきたらこっそりとスレ立ててひっそりとそっちに移ってみようかと思います。
「今日」読んだってのももうすこし緩くしたいし。
ほおむステイ☆でい〜モン!
ウリも意外性も盛り上がりもなく、中途半端な騒動がぽちぽち続いてるような感じ。
それぞれの登場人物の性格づけは(主人公以外)いいと思うのに。
絵師は男と女の落差が大きすぎ。これはひどいでしょう。
暗闇にヤギを探して
「文学少女」という、先に始まり今も続いてる作品があるのに、
何故こんなことをするのか理解に苦しみます。
まずモノを書くにあたり、同一ジャンルを一通りチェックするのは当然だと思っていたのですが。
その行為がおまけならまだいいけど、けっこう重要な要素になってるから尚更です。
まあそれは置いといて、話自体はよくできていると思います。こういう後を想像できるような終わり方はツボ。
絵師は…もうちょっとなんとかしようよ。
さよなら妖精
微妙。出会いと別れの物語なんだろうけど、その出会いも別れも
登場人物がひたすら状況に流されっぱなし、という感じがする。
その辺が良い所でもあるんだけど。
わかりやすく描写するのではなく、ちらりと匂わせて読者に想像させるという
文学的な作風は面白いので、もう一冊ぐらいこの作者の本を読んでみようと思う。
扉の外
あらすじ読んで期待したが、なんか中途半端な感じ
最後はもっと明確にして欲しかった
途中から主人公軽く空気だったし
まぁあとがきが面白かったからよしとしようと思う
EX
いまいち。道具立ては悪くないがノリが良くない
太陽戦士サンササンくらいの勢いがあればもっと良くなったのに
ポリフォニカ インスペクター・ブラック
ポリフォニカに良い印象がないせいで期待していなかったが面白かった
読みながら、この世界でなくてもいいんでは? と思っていたから
最後にひっくり返されたのが心地よかった。
暗闇にヤギを探して2
こういう意味のないハーレム物はもう食傷気味です。
主人公らの殴り合いも「いつの間に始めたの」とそんな感じ。
もう少し説得力のある作品にしてほしいなと思います。
タイトルについてももう暗闇でもないし探してもないし…もしかして無理矢理書かされたのでしょうか。
絵師については、
>>827で。
ときむすび
思いこんでみたり、遠まわりしてみたりで読んでていらついてきます。
まあ高校生らしいといえばそうなんですが。
こういう終わり方は嫌いではないんだけど、もう少し嘆いたり迷ったり足掻いたりすべきではないでしょうか。
「やるしかなかった」で片づけられるほど軽い問題じゃないような…
あとがき読んで気付いたんですが、「戦嬢の交響曲」の人だったんですね。
でもこれに比べえらく劣化してるように感じるのは気のせいでしょうか
…ええ。こうは書きましたが、いい作品だと思っています。
絵師は薄味。もう少し自己主張があってもいいんじゃないかと思う。
モノケロスの魔杖は穿つ 2
一巻がつまんなかったのに、なんで買っちゃったかなぁ
基本的につまんないままなのは変わってねえです。
なんだろ、作者しかルールを知らないゲームに無理矢理つき合わされたような
理不尽というか説明不足というか、ひとりよがり? そんな感じ
マテリアルゴースト4
せっかくここまでゆっくりゆっくり壊したのに、あんな戻し方じゃ全てが台無しです。もったいない。
戻すなら戻すで、もう少し説得力を持たせるか、もうワンアクションほしかったなと思う。
絵師は頭と体のアンバランスさが正直気味悪いです。
E.a.G.
盛り上がりも何もなくただ淡々と朗読しているような感じです。
話は悪くないけど、文章にメリとハリが不足しているからでしょうか。
あと思ったのが、「なぜキアラ」と。別にこういう立ち位置のキャラである必要ないじゃん。
絵師は悪くないと思いますが、枚数が少ないからなかなかキャラと結びつかない…
835 :
名無しさん@公民館でLR変更検討中 :2007/02/28(水) 13:23:37 ID:SPLT/5pX
見ている人
狼と香辛料
なんだこれ絵もボミョウだし商業がテーマとかなめてんのか
こちとら簿記も流通経済も(ry
と思いつつ読み始めたら、なんか新人賞じゃなくて銅賞あたりを貰ってデビューした
コバルト文庫の新人作家みたいな書き方だなとおもった。
筋はしっかりしてるんだけど肉付けがだめ。
商業的な説明文とその他の文が違いすぎる。
どっちかにレベルを合わせてくれないと違和感があってのめりこめない。
とおもった。
うん。まあでも最後の方で商業とか言ってるばあいじゃなくなったあたりのほうがよかった。
本スレでもどんどん商売しにくいような地域につっぱしってるとかいってたので
だんだん面白くなってくる予感。
皇国の守護者1
戦争物。
軍事詳しくないから、分隊とか小隊って何人で構成されてるんだ、とか
砲の口径の説明には興味ないんだよ、とか思いながら読んだけど、面白かった。
文章は硬いし、説明は堅苦しいし、話自体が硬派だしで、かなり読みにくい
でも読み進めさせるだけの魅力はあった。
まだ1巻だし始まったばっかで続きが気になる
>>837 集英社から出てるコミック版も出来が良いので、よかったらそちらもどうぞ
よかったらどうぞって何よ。バカかお前。
魔界都市新宿
古いけど面白い。
昔はさやか系ヒロインが流行ってたんだな…今じゃ小うるさい電波に見える。
メフィストと京也の奇妙な友情が燃える。
エパタイ・ユカラ 〜愚者の恋〜
普通に面白くなかったです。
前半はただ1人の少女を中心とした日常をぽつぽつ書いているだけ
名前も中国語読みでわかりづらいし、登場人物も(何もしないのに)ムダに多い。
途中いつの間にか、この少女の過去を語る人の視点にかわり
ほんのちょっとだけ読めるようになります…が、やはり面白くない。
一応続くようなので、あと一冊は付き合ってみようかと思います。
絵師は、描いたイラストが白黒で印刷されるってことを理解していたのでしょうか。
印刷でこの絵のタッチは見苦しいだけです。
久々に「あとがき」のない本に出会いました
せんすいかん その3
あ〜ね〜 とりあえず捨てるよ
ごみ箱に叩き込むんじゃなくて、こう、ぽとりと落とすかんじで
ラジオガールウィズジャミング
いつの間にか事件が始まってていつの間にか終わってた
ダニエルとレコリスもあんま仲良くないってか他人行儀な気がした。
狼と香辛料みたいな派手さのないほんわかした話でした
844 :
イラストに騙された名無しさん :2007/03/06(火) 13:27:12 ID:xDH9x18E
行ったけど
暗黒童話
非常にすげー
蟲と眼球とテディベア
ストーリーとしては非常に楽しめたが、一段落に詰め込みすぎで読みづらいのが難だった。
847 :
イラストに騙された名無しさん:2007/03/07(水) 22:22:33 ID:lfiKrEkn
砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない
物語自体は読みやすくて、面白かった
いや、面白かったってのはちょっと違うかな
何かやるせない気分になったというか、でも悲しいとかじゃなくて、むなしいというか……
自分が気付かないだけで、本当に日常的に起きてる事なんだろうなって思ったり
あとは自分はいつの間にか大人になったけど、そこまでどんな事があったのか大して覚えてないのが何か無性にむなしかったり
駄目だな、考えも纏まらなければ文章も纏まらん
まぁいい作品だったと思う
849 :
イラストに騙された名無しさん:2007/03/09(金) 04:32:28 ID:nqxfcE55
ロクメンダイス、
文章が変とか読みにくいと評判なので読んでみた。確かに物語を把握しづらい。でも幻想的で良かった。視界がぼやけるような感じ。ただ、ヒロインの存在感が薄く、序盤から中盤にかけては二重人格のお姉さんの方が気に入って思えて来るのが残念
>>845 あのトリックは似たような奴全てを凌駕しているな
つばさ2
前回に比べて随分地味になったなって印象。
新キャラは立ってないし、前回のような安心した後の一騒動もない。
もうちょっとがんばってほしかった。
絵師はうまいのか下手なのかよくわかんない。ただ、肩から腰にかけてが平面に見える。
月の娘2
完結です。お疲れ様でした。
結局何がしたかったのか何故このタイトルなのかがイマイチわかりませんでした。
でもこういう終わり方は割と好きです。
絵師は…なんだ、横向きを練習しようよ。
土くれのティータニア 2
味は別にして量の快感ってものもあるんだと思う
なんか損したような気がするから短編は好きじゃない
そのへんを差し引いても、今ひとつ魅力を感じない
読みやすいとは思うが、良くも悪くも特徴が無い。
イラストは中の人が変わったのかと思った
前作と較べると嫌な方向に変化している
とある魔術の禁書目録1
とりあえず当て字いらない。
あとファッションセンスが90年代風で
意識的に頭から排除しないとちょっと感情移入できない。
安全ピンだらけの修道服とかまさかずっと着てるのだろうか。
1巻だから説明くさいのはしょうがないので
2巻も読んでみる。
日本のオタク文化が海外でも人気で
一部のラノベも翻訳され売られているらしいが
これは欧米で翻訳したら焚書ものでは。
ガンパレードマーチ 山口防衛戦 榊涼介
話の繋がりっぷりが毎回楽しみなのですが、今回は特になし。
その代わり、オケキャラのゲスト出演だったり、オリキャラが遂にイラストになったりと
サービスはいっぱいだったかもw
相変わらず戦場での緊張感やら何やらは、ゲームよりも原作よりも上で、
しっかり楽しませてもらいました。
次巻では果たして鈴原センセのご尊顔が拝めるのか!?
『黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで』 細音 啓
友達に勧められて読んでみた。……素敵でした。
久々に心の底から「読んで良かった」と思える作品に出会った気がする。
伏線とかいくつか未回収ぽいところがあったけど、それは次作に期待。
結論としては、素直に良作です。
『じんとくる物語』とか『神秘的な世界観』を楽しみたい人には是非ともお勧めしたい。
イラストは『文学少女』の人。
イラストの相乗効果も相まって、透きとおるようなみずみずしさがあります。
モノケロスの魔杖は穿つ2
著者自身が設定を消化しきれていないのか、やけに浮ついた感じになっています。
設定をいかせていないというか、地に足がついていないというか。
「まとも」な人が少ないせいで、日常のお話にも持って行けず…根元から見直した方がいいんじゃないでしょうか。
絵師は…少しは背景を描こうよ。
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女
どうも上の「モノケロス…」とごっちゃになります。
が、まだこっちは地に足がついている感じ。ついているといってもつま先だけですが。
著者もわかっているようですが、前回のとこれではじめて1つの話になります。
次はもうちょっとプロット練ってから出してほしいかな。話も散発的に思えたし。
絵師はいい仕事していると思います。ただ、1.3mは1.3mとして描くべきかと。
二四〇九階の彼女 2巻
1巻を読んだのは、完全に書店でのインスピレーション。
何の前情報もなく読み始めたから、すんなり入れたと思う。
キノの劣化版だどうたらって話はよく聞くけど、キノ自体
まだ読んでないから、その辺はわからないけど、けっして嫌いな話ではなかった。
ちょっと途中で会う人々が死にすぎかと思ったけど、そこは意図してやったんだろうし、
それはわかるけど、ラストがちょっとあっさりしすぎかなぁ……。
多分あれで終わりで、続編はないんだろうけど……。
あれは、本当に狙ってやったのかな……、うーむ。
つまらなくは思わんかったけど、奇抜なストーリーでもないし、人に薦めるにはって感じかな。
頂点のレムーリア 芝村裕子
世界の謎的なアレに興味が無ければ激しくオススメできない。
興味があっても、正直オススメはしない。
これ読むくらいだったら、上の方に書いた榊小説を読めと小一時間(ry
ストーリー自体、メインであるヒーローとヒロインの進展が、双方不在の中で進む為、
ラストでの収まり具合がいまいち。これから、という所で終わってしまう感じ。
そして文章が酷い。
小説としての体を為しているかどうか微妙、というライン。
まあ、個人的最強地雷のはみだしバスターズよりは苦無く読めたが・・・、
それよりも、文章構成的には下と言える。フリーのWEB小説でも、これ以上のは山ほどあるだろう。
さらに、挿絵にも地雷が仕掛けられている。
その地雷に見事に引っかかって萌えてしまった俺のような人間は結構いるはず。
というわけで、茨城は可愛いですよ、うん。
○○○(ひらがな)ですが。
酷評しつつも、世界の謎的な情報は結構有り、それを追いかけている人には
そういう方向から楽しめる、という側面はあるかもしれないような気がしないでもないかもしれないし俺は実際興味深かったが・・・。
やっぱりオススメはできないのである。
859 :
イラストに騙された名無しさん :2007/03/15(木) 13:22:27 ID:Wx6YWh4m
である
クビシメロマンチスト
絶賛されてるけどべつに面白くないな…
勝手に他人を生きてるだけの存在とか評価して上から見下ろしてやがるのが気に食わない
けどなにか最後まで読ませる力はある。
嫌いだけど気になるシリーズだ
とらドラ1、2巻
普通に軽い気持ちで、面白くは読めるんだ。
ただ、なんだろう。イラストと小説自体から、二人の主人公の外見や雰囲気が
ちっとも伝わってこないぞ。文体が軽いからとかそういう問題ではなく、
家庭事情や外見の怖さ、性格を記述している場面はあるのに、
それが活きているのは木刀を持って殴りこんだシーンのみ。
あとは、ほのぼのした平凡な学園もの。設定はただのガジェットかよ。
割り切っていて非常によろしい。
戒書封殺記 その本、開くことなかれ
述の弟ラヴっぷりがとても楽しめました。いい作品だと思います。
絵師はもう少し練習すればレベル上がりそうな気がする。
ムシウタ8
なかなかいい仕掛けでした。
楽しく読めはしたけど、登場人物の整理をした方がいいと思う。
ヘンな名前にはもう慣れはしたけど、「耶麻本(やまもと)」ってのは正直だめだと思う。
絵師についてはもう諦めているので感想なしで。
>>862 ストレートに「山本」って書いたら山本君がいじめられるかもしれないからなさそうな当て字をしたデスノート的な配慮なんだよ
多分
読んだことないけど
そういえばすこし昔、ドルゲ君事件なんてものがあったんですね。
フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ
著者も絵師もとてもいい仕事をしています。相変わらずの安定です。
何よりうれしいのが、エピローグのあの人。ずっとずっと待っていました。
小さな国の救世主4
なぜ1人で出国できるのかはまあおいといて。
ご都合展開がかなり多くはありますが、
力を持たない人が登場人物に流されるだけじゃなく、
力がないなりに考えようとする様は好感が持てます。
エレベーターのボタンの伏線はとてもよくできていると思った。
絵師も基本的にいい仕事していると思いますが、布団に隠れているからといって手を抜かないように。
866 :
イラストに騙された名無しさん :2007/03/21(水) 13:22:44 ID:3A7E65li
e34
サイレント・ラヴァーズ
なんか盛り上がり切らずに終わった。
なんか読んでてムズムズする。
レジンキャストミルク6
まあいつもの調子です。
既刊を読んでいないと置いてけぼりくらうのも含めて。
いつもの調子だからある意味安心して買うことはできますが。
ただ、絵師はほんといい仕事していると思います。
ラノベにおいて、子供以外をきっちり描ける人はとても貴重です。えらく悲しいことではありますが。
竜と箒とひかりの彼方
正直なところ、全く面白くない。このお話のウリはなんですか? > 著者
「がんばってるところ」を書くのはいいけど、その結果をものの見事にすっとばし、
いつのまにか当たり前にできるようになってて、なんとなくストレス感じます。
絵師もあわせてイマイチ作品ですが、続くならもう1回はつきあってみようかなと。
869 :
イラストに騙された名無しさん:2007/03/21(水) 22:23:20 ID:qfQI64pm
イリヤの空 1と2
秋山さんのは猫の地球儀読んでもともと好きだったけど、やっぱりいいね!設定の仕方がやっぱり巧いよ!
ちょっと護君に女神を〜のやつに似てたね!主人公の優柔不断さが生きてたね〜
悪魔のミカタ1〜6
文章下手に感じた。どの巻も尻すぼみに感じたが4、5巻はそれなりに楽しめた。でも6巻でまたつまらなくなった。
明日Bookoffもってこう。
灼眼のシャナXIV
ある程度予想できた流れだけど、これからどうするのかがとても楽しみです。
話を動かせるほどの登場人物が育ってるからこそできる続き方でしょうか。
絵師は…タッチか何か、かえました?悪くないと思います。
猫の地球儀 焔の章
だいぶ前から気にはなっていたのだが、ようやく購入。
イラストでだまされたが、あまり萌えるような場面はなく、まじめにストーリーが続く。
満足したし、次の幽の章もぜひ読みたいと思う。
しかし、なんでこう、日本人の書くハードSFもどきは軌道計算が好きなんだ・・・
アルトネリコ
同名ゲームのノベライズ。ゲームのエピローグ付近で実はこんなちょっとした事件があったりしたよ。っていう話。
原作の設定や雰囲気を壊すこともなく無難にまとまってはいたけど、あんまりおもしろくなかった。
本当の後日談はライナーが誰かを選んだ後の話になっちゃうから書くのが難しいんだろうけど
そういうのを期待してたからちょっと肩すかし。どうせならオリカ編ミシャ編シュレリア編とかで3冊パラレルワールドの後日談とか出ないか
ザサード 異界の森のプロメテウス
うーん意味わかんね
読解力が足りないだけかもわからんがプロメテウスの目的がチンプンカンプン
急になんでもできる神様が出てこられても…
もう短編だけでいいかもなー
ヤクザガール・ミサイルハート
ヒロインが無闇矢鱈に殺しまくるクライマックスシーンには興ざめしたが、
物語の展開、そしてガジェットにはおおむね満足。面白かったと言って不足はない。
名前を持つ登場人物が多く、脇役もそれなりの個性を持って書かれている。
特に気に入ったのはイラストだ。今にしては珍しく萌えようがない絵。
女の子に萌える、イラストで萎える、メイド姿を想像して萌える、イラストで萎える。
いいバランスであった。
876 :
イラストに騙された名無しさん :2007/03/30(金) 12:57:13 ID:A6rROVXE
行くです
ラブ★ゆう
せっかくの設定が全くいかされていない。
コマンド、かしこさ、魔法。使えそうなネタはたくさんあったのにもったいない…
内容はよくあるもの。よくありすぎて、感想はない。
絵師は髪型の違う同じキャラ3人並べて何ですか?え?別々の人物?ご冗談を。
戦艦人間ハヤト 3
完結。
全五巻の予定だったけど諸般の事情で打ち切りになったような終わり方だ
結構気に入っていたから残念。
むぅ。
24時間以内に6冊読もうと思って、
私の愛馬は凶悪です
銀月のソルトレージュ2
魂振の練習曲
ぼくと彼女に降る夜
まで読了。しかし、
アリフレロ で強烈ストップした。
その次は かくてアダムの死を禁ず
今日の夜7時までに読めそうにない!
フェイク・フェイク カーム・ブレイカー
「まじしゃんず・あかでみい」と、どこが違うのかというと魔法が出てこないことですね
881 :
イラストに騙された名無しさん :2007/04/05(木) 13:18:23 ID:D7gYr5MC
5
ぼくと彼女に降る雪
最後のオチには満足したけど、全体的に「足りない」。
なぜこのような行動をしたのか、なぜこのような気持ちになったのか、なぜ主人公がこうなのか
全て著者の中だけで完結しているようで、こっちには全く伝わってこない。
絵師は「これどこのエロゲ?」っぽいけど、なかなかいいんじゃないかと思う。
サクラ上等。
相変わらず走っています。個人的に大好きな作品。
大きい壁にぶつかり、救いの手が降ってくるわけでもなく、(ご都合はあるけど)自分の手でなんとかする。
こういう作品って、今これ以外にありましたっけ…?あったら読みたい。
絵師は相変わらず突き抜けないというか…今のままでも悪くないけど、そろそろ上達しようよ。
884 :
あ:2007/04/07(土) 09:04:35 ID:TotauHKl
世界平和は一家団欒のあとに
着想一点突破。
キャラが類型的で弱い。文章も巧くない。ただまあ結構読める。
うまくまとめてるとは思うし。
新人としては及第点をクリアしてると思うので、次回作に期待。
885 :
イラストに騙された名無しさん :2007/04/08(日) 11:48:43 ID:XzG2HdFx
なかった
「桃仙娘々伝」
前半の章ごとの話にまとまりがない気が。
中秋(が主人公なのか?)は男でなくても良かった。
登場人物の正体が、最後まで読まなくても一発で分かる。
文章はまずくないのに。
「イリヤの空 UFOの夏」全巻
評判がどこいってもいいので今更ながら読んでみた。
正直期待はずれって感じ。
どうも展開が冗長で読んでて疲れる。
それに不完全燃焼が多すぎて「ハア?!」と思うところ多数。
(特に文化祭のダンスやラストの水前寺とか)
それがこの作品のよさなのかもしれないけど自分には合わなかった。
でもラストの展開にはグッときたし無銭飲食列伝は笑った。
それだけ。
ヒトクイマジカル
これはひどい
889 :
イラストに騙された名無しさん :2007/04/11(水) 13:14:57 ID:1cpkwlex
見ています
ゲームやった影響でディスガイア2のを4冊一気に読んだ。
電撃版は登場キャラの心境描写が丁寧で原作ゲームより好きかも。
ファミ通版はゲーム内の台詞コピペしてるだけで
「面白い」「つまらん」以前に小説として成り立ってない気がする。
はっきり言ってゴミだと思うのだが評判どうなんだろう。
ファミ通のゲーム小説だけは手を出さないようにしている
よりにもよって神代の作品に手をつけるなんて不運としか言いようがない…
恋する逆恨みボーイ
読んでいて、ああ…コバルトだなあと。
とんがったところもあまりなく、(面白い面白くないは別として)安心して読めます
この作品に関しては…まあまあ面白かったかな?オチは弱いけど。
絵師もちょっと成長したのか、主人公が他のキャラに埋もれなくなっています。
世界の中心、針山さん2
「読める」作品だとは思います。
でもあっさりとぽんぽん人を殺しすぎ。
絵師は…まあなんだ、饅頭屋にいた頃とあまりかわってないね。
ステレオタイプ・パワープレイ
メタ入ってるんで嫌いな人はすごい嫌いであろうタイプの作品だな。
平凡な少年は実は、小学生の時に異世界に召喚され世界を救い、
中学生の時に宇宙人と宇宙海賊を壊滅させ、
高校生の時にアンドロイドと地球を守り、
とハルヒの裏バージョンのような人生を送ってきてて今度は魔物を捕まえてくれとお願いされると。
上記の設定とか、窓から行き来する幼馴染とか、
通学中の曲がり角でぶつかる転校生とか、継母と義理の妹がいて父親は長期海外出張中とか
これでもかとタイトルどおりステレオタイプなシチュエーションを積み重ねる割に
それに冷笑的なスタンスはとっていないというのはちょっと不思議。
ファンタジアの大賞とった戦鬼はオレはそんなに悪いとは思わなかったが
ラ板じゃ評判悪かったね。引っかかりの無い作品だったし。
こっちのほうが引っかかりが多いし、この手のでファンタジアの佳作くらい
もらってたほうがもうちょっと話題にされる人になってたかもね。
895 :
イラストに騙された名無しさん :2007/04/17(火) 13:17:38 ID:iwC+uQXk
なかった。
「刀語4」読んだ。
4まで読むと4000円・・・か。
西尾オタク以外、読むなよ!絶対読むなよ!!
天使のレシピ 1
なんとも電撃らしからぬ作品だった。これは好き嫌いが分かれると思う
話そのものは悪くない。しかし、個人的には感情移入がしにくいところと、文章自体にあまりセンスが無いように感じられたのが残念
たぶん2巻は読まない
899 :
あ:2007/04/18(水) 20:21:58 ID:dYtWF+We
9S
文章的にデビュー作かと思うが違うらしい。
設定は悪くないけど、敵役がショボ過ぎるw
いまいち盛り上がらないまま読み終わってしまった。
決して悪くはないのだが…
魂振の練習曲
エロゲの設定で始めてみたものの、
書き手が無能なせいで結局ゴミにしかならなかったという典型を見た
901 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/20(金) 19:56:48 ID:f5YnPiX+
十三番目のアリス1
迷っていたが買った。つまらなかった。直前に奈須の作品を読んでいたからかもしれないが文章が稚拙に感じた。
そしてそれ以上に設定が稚拙。期待以上に糞。金返せ。三十三間堂以来の大ハズレ。でも三十三間堂は三分の一で止めたが、コレは最後まで読んだ
EX!
前に読んだのがあまりにもひどかったので結構楽しく読めた。何より正義の味方物とかすきだし。
しかし、俺、織田兄弟の作品好きだな〜。
てか、平日の昼間に俺は、なにラノベよんでるんだ・・・orz
平日昼からラノベ
奈須で文章力
age
どうみても厨です。本当に(ry
十三番目のアリスとやらは読んだことないが奈須で文章力w
「アリフレロ キス・神話・Good by」
某スレがあまりにも楽しそうだったのでつい魔が差して
買ってしまった・・・
なんとか読了したがすごすぎるな、これ。予想を遥かに
上回るデキ。ネタバレ不可能の意味がわかりますた。
理解できないものをまとめるのは無理だな、確かに。
つか、こんなものが普通の本屋で売ってていいのかw。
自分は覚悟して買ったからいいけど、イラストに騙された人は
怒るだろーなー。
しかも、この作風で3冊目なのがすごい(黒白、ロクメンは未読)。
カンフーも並列バイオも続かなかったのに。
でも、正直おなかいっぱいです
黙示録の乙女読了。
久々にリプレイなんか読んだけど、けっこう面白かった。
設定もキャラも魅力的。
パラケルススの娘6
前々から思ってたけど、遼太郎いらないじゃん。
いっそのことこのまま主人公から降ろしてみては。
話の出来自体は地味ながらも安定していると思います。絵師も安定です。
ウィザーズブレインVI<中>
これだけの人数で「いらない子」を出してないのはすごいなと思った。
無闇矢鱈と祐一に頼らないのもいいかなと。
…絵師がもうちょっとがんばってくれればねぇ…
学校を出よう 6
まとめ方としては悪くなかったと思う
ただ、展開が1〜4に比べてあっさりしてたような
続きはもうでないんかな?ハルヒよりよっぽどおもしろい
ちなみに茉衣子は俺の嫁
反逆者の月
これはライトノベル、それも出来が良くないやつだと思う
パラ見して買ったのは失敗だったかもしれない
突然授かった大きな力、でもやってる事は小さい、そしてツンデレ
全体を貫く無茶な設定や雑さからもよく知っている匂いがする。
スペオペとか期待して買うとがっかりするからね。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする4
後ろに天使だの悪魔だのあるみたいだけど、ただ日常を書いてるだけ。
でもま、それでもいいんじゃないかと。絵師含めて個人的に好きな作品です。
元気な絵ってのは大好きです。でもやっぱタイトル失敗してるなと思う。
オオカミさんと”傘”地蔵さんの恋
安定。地蔵さんと記憶喪失萌え。そのくらいしか感想が出てきません。
絵師も割と安定。でも今回はちょっと手抜き。
サクラサク上等。
完結です。お疲れ様でした。今まで本当に楽しく読ませていただきました。
次も主人公が自ら動くタイプのお話にしていただけるとうれしいです。
絵師はデフォルメキャラだけはうまくなった感じでした。
ドラゴンクライシス 依頼人は皇女さま
著者は気付いてないんだろうけど、ハトコはただの悪党ですから。
ここ最近見るようになった文化財の盗難とやってることいっしょじゃないかと。
話の中とはいえ、少々悪ふざけが過ぎると思います。
絵師は…無難ではあるんだろうけど。
913 :
イラストに騙された名無しさん :2007/04/26(木) 13:27:58 ID:3E2BiRNf
ささえる
ミミズクと夜の王
何となく、予想できた内容だったけど感動した。久しぶりの良作で満足
シャルロットリーグ3
1巻よんだ時に大風呂敷キタ!と思ったのだが・・・正直その終わり方はないだろ。
暗闇にヤギを探して 3
えーっ、これで終わり?
怒ってるわけじゃない、ないけど、こんな終わりかたなの?
風子は好きだったし幸せになってほしいと思っていたけど、こんなんあり?
各巻、前作の記憶をきっちり消してから読めば楽しめるのかもしれないけど
シリーズとしてみれば駄目なんじゃないのかなぁ
いや嫌いじゃないよ。でも、素直に好きとはいえない
まとめて言うなら「もっと面白くなりそうだった惜しいシリーズ」かな
917 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/29(日) 17:28:32 ID:BWms+z9h
走って帰ろう 加藤聡 ファミ通文庫
親の残した借金の返済のため非合法自転車レースで賞金を稼ぐ話。
設定や登場人物がベタすぎるくらいベタだが、だが、それがいい。
スポ魂てのはベタであればあるほど燃えるんだ。
とはいっても、主人公が結構冷静なんで、この辺が評価の分かれるところか?
登場人物たちがすばらしいね。
自転車レースのことをなにも知らない主人公に「ただの気分転換さ」と悪態をつきながらも
基礎からテクニックを教えてくれる、いぶし銀の名も無き初老のレーサー。
プー太郎でギャンブル漬けで借金を抱える皮肉屋「丘サーファー」。
難病の子供をかかえる「マッチョ」。勝つためには手段を選ばず、過剰なドーピングがたたり帰らぬ人へ。
初めての男にだまされ、借金まで抱えてしまった美人レーサー「委員長」。
「スケートしかやってなかったからさ。あたし、体力しかないから。あたし、ほかのやり方、わかんないよ」
「ねえ。あたしって、バカかなあ?」
いやもうほんとベタだw
夏月の海に囁く呪文
最初は,挿絵のない電撃なんて珍しいな…
程度の感覚で読んでたんだが俺的にはかなりツボだった
夢久島ってとこ限定でそれぞれのキャラの話がクロスするってのも良かった
登場人物達の掛け合いとかもナイスだったぜ
ミミズクと夜の王
帯とネットの高評価に押されて購入。期待しすぎた。
短かったし途中で止まらず一気に読めたのは良かった。
個人的な好みだが、序盤と終盤のミミズクがダメだ。
記憶喪失中のエピソード全般、特にフクロウと王子の触れ合いは好きだった。
作者の次作出ても買わないだろうな。
グロリアスドーン 3
表紙が気色悪い。暗黒神話の弟橘みたいに体のパーツがずれている。
今のところ、一巻一組のペースで登場人物の紹介をしてるわけだけど
それがあと一巻は続きそうで話が全然はじまらない
何巻書くつもりかは知らないがもう買わなくてもいいかな
921 :
名無し:2007/05/02(水) 11:40:59 ID:woaqpVAp
9S(7)
1巻はダメだと思ったが2巻以降から面白くなった。
5巻から7巻のスピード感はいいですな
ジョイン!
続編ありきの投げっぱなしの伏線だらけなのはまだいいとして、
主人公ミュンヒイの行動がたびたびご都合主義的なのが気になった。
ファザコン設定が大して活かされてないのもなんだか。
脇役大杉だけどひとりひとりはいい感じなので、続きが出て個々に
掘り下げされていけば、その辺りはいい感じになると思う。
展開の雑さとか、情景描写多い割に動きのあるシーンではなんだか
適当な描写になるとか、色々ツッコミ所は多いが、作品全体に漂う
ユルい雰囲気は好みなので、続きが出れば買う。出そうにないが……。
ビンヅメ乙女ゴゴロ
異能とかある世界のラブコメ。
相手を異性として意識し始めたころのもどかしさが良い味してます。
当然ながら女の子のほうは自分の気持ちに気づいているわけですが
今までの関係を壊してしまいそうでアプローチできないってあたりが
また、なんとも。
前作には手を出さなかったんだけど、ちょっと立ち読みでもしてみようかな
天空のアルカミレスIV
比較的あっさりとこの問題は解決させちゃって…ちょっともったいない。
でも最後のオチはそう来るかと思えました。次はどうなるのかちょっと楽しみ。
絵師はもうちょっとがんばってほしい。
キャラ差はあるんだけど、下地が同じだからみんな親類に思えてしまう。
あと目のアップ…中央の黒い点がカマキリみたいで…
ゲノムスパイラル
読めばわかると思うけど、なんか興醒め。
イモムシ編の方が読めるのは相変わらずといったところです。
絵師はモノクロの方にいやな「濃さ」があるのがニガテ。
925 :
す:2007/05/06(日) 01:09:37 ID:BYEOhxuX
す
とある魔術の禁書目録1〜5
魔法の戦闘とか大好きだから買ってみた。面白いといえば面白い。
何かおもいっきり型月っぽい
高校生ぐらいにシナリオ書かせたfateって印象
パクってるとは言わないけど似たような文章が多い
ヒロインらしいヒロインがいない。とりあえず違うタイプの女の子を何人か用意しておけばどれかに萌えてくれるだろう的な配置
50点
927 :
イラストに騙された名無しさん :2007/05/12(土) 00:04:43 ID:a/CHfDeQ
カマキリ
吉永さん家のガーゴイル12
話、イラストともに安定です。最近のラノベ作家で三角関係をちゃんと書いた人がどれだけいるのやら。
「二番手」って表現にはぞくっときました。ハーレム物しか書けないどこぞの誰かさんには見習ってほしいです。
はにかみトライアングル5
どこぞの誰かさん。相変わらず中身がありません。
親の件だって、壁を乗り越える努力をするんじゃなく、ただ逃げて問題を先送りにして終わり。
最後に誰かが、「この兆候は…」みたいな発言で締める。そろそろ飽きてきました。
ただ、前回の春香にあった、だらだらと面白くもない比喩を続けるのをなくしたのは評価できるか。
読みやすい文章の邪魔でしかなかったし、こっちのほうがいいと思う。
絵師は目の焦点がおかしくない?
れでぃxばと!3
ただのくだらないハーレムものだけど、主人公がちやほやされるだけでなく
それなりにヒドいメにあってるので、一応メリハリはあるような気がします
それよりもう少しそれぞれのキャラを掘り下げてほしかった。
絵師は目の描き方がみんな同じなのでそろそろなんとかしましょう。
暗闇にヤギを探して3
完結。お疲れ様でした。
ここまでお膳立てをしなければ行動すら出来ない情けない主人公のお話。
なんか攻略本片手にギャルゲしてるような感覚でしょうか。
カラーの「ひつじ」と次のページの先輩がちゃんと別人と思ってくれる人がどれだけいるのか気になります。
バカとテストと召喚獣2
何も戦略を立てていない相手に、基本後出しだけで勝っていくお話ですが
なかなか笑わせていただきました。
絵師はババアがいい顔していますが、あの顔にその胴体は趣味の悪いコラージュにしか見えません
あんでっど★ばにすた2!
そうか、リシェルが主人公だったんだ。
おはなしはハーレム物っぽくなってて、作者はコメディだと主張しているけど
印象に残ったのは暗い情念のあれこれ
いつか一気に真っ暗になりそうな気がしてならない。
神様のメモ帳
序盤のギャルゲっぽいノリに辟易していたんだけど、
読み進めていくうちに「あの頃(序盤)に戻してくれ……」と
思うようになった。
「ほろ苦い」程度だと思っていたら、想像以上に重い話で
ちょっとビックリ。
続編が出るらしいけど、一巻で終わらせておいたほうが
綺麗だったんじゃないだろうか。
おと×まほ
かわいい男の子も魔法少女も好きだから、
かわいい男の子が魔法少女になる作品には甘いです。
書きたいことを全部出すにはページ数が足りなかったような印象の作品
いっそ107P〜153Pは削って、後半をもっと膨らませたほうが良かったのでは?
あと、クライマックスのアクションシーンがわかりづらいのと
たまに言葉の並びが滑らかさに欠けるのがマイナス
新人らしい勢いだと見ればプラス
次があるなら応援しよう。
クリスマス上等 MF文庫
良くも悪くもMF作品
勢いがあり、能動的な主人公は好印象
しかし、ストーリーや設定がいい加減すぎる
武装したテロリストを普通の高校生が倒す理由が
そういう才能があったからの一言で片付けられたのには参った
多分にご都合主義が見られ、論理的なストーリーを
求める人には向かない作品
天使の飼い方・しつけ方
まあ浅沼だなぁ と。
誰かが行動しなければ話が進まないにしてもヒロインがうざったい
イラストとダウナー系悪魔のイデルのために買ったようなもん
ムシウタbug 5
まともな登場人物がどんどん減ってきているような気がします。
人を増やし過ぎたってのもあるのでしょうが、
強烈過ぎる個性でなく、もう少し内面でその人を見せる努力をしてほしいかなと。
絵師についてはもうあきらめているので特になし。本当にプロかね。
フォーソルティアの風
これなんてテンプレ?というかラピュタもどき?
ある程度ラノベを読んだ人であれば、これから何が起きるかが全てわかると思います。
だけどこういうわかりやすい話が読みたいなと思っていたからタイムリーでした。
カラーイラスト部分を見るだけでこの作品がどんな話かわかるということは、
絵師がいい仕事をしているということでしょうか。
天使の飼い方しつけ方
>>934の通りです。
ヒロインが動かないと話が先に行かないくだらない作品です。
あとテンションが「野菜が…」とあまり変わっていないので個人的には「またか」な気分。
絵師は母親を母親として描いてください。
只今読了
煉獄のエスクード
……救われねぇ。むしろ鬱まっしぐら。
続きが気にはなるが……読まない方が良い様な気がしてならない
あとアルフェルムのキモさは凄い。ネタキャラとして見る事すら出来ない。
取り敢えず真澄が
マイフェアSISTER
特筆するような所はないけど良くできたライトノベル
きちんと前向きなところに好感を持った。
単発物だから、あと一冊なにか欲しいときにいいかも
シャナ14巻
え、何最後の急展開
ていうかちょっとぶっ飛びすぎで次のが楽しみっつーか大丈夫かって言う感じ
神栖麗奈は此処にいる
番組改変期にでも見かけそうな、深夜の単発オムニバスドラマ風味。
そう考えると、この後味悪めの投げっぱなし感も(勝手に)納得と
言うもので、「別に続編は読まなくてもいいや」という感じだ。
940 :
イラストに騙された名無しさん::2007/05/21(月) 23:42:36 ID:t0jVUyc7
得
ガンパレード・マーチ episode one
勧められたので、某大型書店にて購入。
周囲の客に目で犯されているような錯覚に陥る。
原作ゲームは全く知らない。
設定、キャラクターは面白いと思った。
著者の「榊涼介」氏が父に酷似していて好感を持つ。
文学少女と穢名の天使
過去と向き合う覚悟を決めた主人公も好感が持てる。
一巻から少しずつ丁寧に書かれてきた主人公の心情の変化(とフラグ)が、
この巻で一気に開花したようで読後感が良かった。次巻に期待。
食卓にビールを
ユル〜い雰囲気と主人公のノリに引っ張られて一気に読んでしまったけれど、
その辺が合わないっていう人も多いと思う。
なんとなく、「気の利いたオチのつかない星新一」という印象。
マテリアルゴースト5
完結です。おつかれさまでした。
時間の流れがとてもわかりにくいです。
あと感想とは違うけど、アンケートハガキが最大のネタバレの場所に挟まってて
本を手に取った時、ばっちり目に入っちゃったよ…
絵師もお疲れさま。次はちゃんとした絵を描けるようになってください。
頭が胴体に比べ異様に大きくて、とても大きな目がやたら下についててみんな額がえらく広くて首が細くてみんな同じ顔。
いぬかみっ!13
正直内容はないと思うんだけど、勢いで読ませてくれます。
14とあわせて読むのがいいのかな…?
絵師は安定。デフォルメでもちゃんと太ももが太ももしてるのはすごいと思う。
いぬかみっ!14
完結です。おつかれさまでした。
なんか終始ばたばたしっぱなしでメリハリに欠けているような気が。
だいぶ引っ張って中弛みしたような気はするけど、いい作品だったとおもいます。
結局、天地うんたら…は放置だったのが寂しくはありますが。
次の作品にも期待しています。
絵師はとてもいい仕事しているとは思いますが、どっから火、出してます?
誤植(というか誤変換)1ヶ所ありました。
バカとテストと召喚獣
内容は阿智太郎をもっとマヌケにした感じだし文章はおかゆまさきを下手にしたような感じだがそれがいい
明日2巻買ってくる
扉の外U
寸止め18禁な感じで妄想を楽しむ作品かも。全般的にドロドロした雰囲気だけど、それを楽しめるなら面白い
まあ話の構築精度はこんなもんでしょ、次第点
シリアスレイジ6
人出し過ぎ。名前もコードネームも出てくるので、読んでいてワケわかんなくなります。
次で完結とのことですが、何か無理矢理たたんでるような気が。
絵師は下手とは思わないけど、どうもイラストと人物が一致しない。
マテリアルゴースト0
…読む順番間違えた…
いろいろおいしいキャラがいて、それが本編に出てこないのがちょっと残念。
絵師は…正直気持ち悪いです。手を伸ばしたらひざ下まで行ってしまいそうな腕の長さとか。
>次第点
及第点じゃね?
さて読みかけの扉の外2読んでくるか
949 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/27(日) 23:42:30 ID:D74w1Era
ゲー
950 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/28(月) 00:44:18 ID:hyzgV64G
とらドラ!
ヒロインの常軌を逸したDQN行為で読む気が失せたが、お金がもったいないから
最後まで読むもやっぱりだめだった。
友達に強く薦められたから期待が大きすぎたのか、あまり楽しくなかった。
評判がいいみたいだから、みんなとずれていて、楽しめない分ちょっと悔しいと思いました。
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これ何て夢小説?
952 :
イラストに騙された名無しさん:2007/05/30(水) 01:52:36 ID:4WcJoWNQ
時の魔法と烏羽玉の夜
あとがきの
>この話を書くにあたって、売れる本を書こう。そう決心し…
もう笑うとかそういうのを通り越して、かわいそうになってきました。
話に筋が通ってないというか、攻略本片手の夢物語。主人公対し理不尽なまでに優しい世界…そんな感じ。
主人公が苦労して乗り越えるから面白さがあるのに、それがわかっていないのでしょうか。
絵師もいろいろなものから逃げています。これも情けないです。手を抜かずにきっちり描きましょう
黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
ドラマガ本誌パラ見してたら、たまたま好きな竹岡美穂の絵が目に入ったので勢いで購入
設定も構成もギクシャクしてたけど(1冊にしたら、ちょっとエピソードが詰め込みすぎだと思う)基本的に文のリズムが良かった。限り無く一人称に近い三人称って文体も好きだし。
でも1/3ぐらい読んでた時に視点が頻繁に変わってたのが凄く気になった。何冊にも渡る長編ならともかく300ページ内でそんなコロコロ変わられたらピントがブレた映像みたいで気持ち悪いよ…
個人的には序章が一番面白いと思ったりw
詠唱の詩とか、モノローグとか、情景描写が繊細で綺麗。作品雰囲気と挿画(特にカラーイラスト)がいい感じにピッタリなので買って良かった。
ただイラストはもう少し描き分けしてくれないかなぁ…。初めてカインツとネイト見た時、文学少女の心葉にしか見えなかったしwつかカインツとネイトの見分けつかn(ry
読んでる途中、『まさかネイトはイヴが夜色詠唱で詠んだんじゃ…』とか思ってたんだが、違ってて良かったw
みずたまぱにっく
じーちゃん・ぢぇっと! しか読んでないから特に何とも思わなかったけど
ファンの人にとっては地雷らしいです。
話は終わってないというか始まってないかんじ
きちんと終わらせるためには、最低でもあと二冊分は必要にみえるけど
つづきを書く気はあるんでしょうか?
今年中に一冊くらいは出てほしい。
うさぎの映画館
正直、絵師買いです。この人、わりと好きだから。
内容はとても地味です。ただ、主人公の日常を山も谷もなく書いているだけ。
この作品で何が書きたかったのかはよくわかりませんが、個人的にはわりといいかなと。
ただ、最後のオチだけはやめてほしかったと思う。
つばさ3
主人公はいらない子。翠子とアイナの接点にしかなっていないような気がします。
もう少し動かしてあげるべきかと。あともう少し苦労させるべきかと。
絵師は体のバランスが悪いような気がする。
モノケロスの魔杖は穿つ
キャラの会話が寒いを通り越して何かキモい。
あと台詞に不自然に「?」を多用してて嫌です。
2巻も出てるらしいけど絶対に買わん。
アスラクライン7
各種投げっぱなしが気になる。松茸の件、奏の件、その他もろもろ。
今回は最後のアレを書きたかったんだろうけど、投げっぱなしはちょっと…
なるべく早く片付けてほしいかな。
絵師は何か切り絵を思い出した。白かベタかトーン。
グロリアスドーン3
相変わらずどれが誰だかよく見失うけど、よくできていると思う。
ただ、そろそろ話を動かしてほしいかなと。
…ここまで露骨なトーン貼り忘れ(のようなもの)を久々に見ました。
イリヤの空その2
前の1もそうだったけど、興味の無い脇役ばかりがしゃしゃり出て
しかも中学生の域を超えている登場人物の思考と行動に気持ち悪さすら覚える
肝心な主人公サイドの描写も少なくて感情移入以前の話、つまらない
古い作品だし、こんなもんなのかなー
灼眼のシャナ14
相変わらず情景描写が雑過ぎて、何処で何かどうなっているのか
理解できなかったし、愛も変わらず顔色一つ、声一つから相手の心を
読み取ってしまうエスパーみたいな全登場人物にウンザリ
ようやく倒した敵が生きてたとか、主人公とヒロイン達の恋模様またもや
先延ばし等、余りに今の時代にそぐわない展開に、ここで挫折してしまう
読者が多い理由が良く判る巻だったと思う
>>960 >ここで挫折してしまう
>読者が多い理由が良く判る巻だったと思う
ここで挫折って、この巻が最新刊で次はまだ発売していないんだが。
>>960 感想に古いとか時代とか入れるから、自身が読書経験少ないのを露呈してる。
>>962 >他人の感想に対して感想を言うのは厳禁
これだから秋山信者は。
君の居た昨日、僕の見る明日5
完結です。お疲れ様でした。
きっちりと広げたものを畳み切ったいい作品だと思います。
ただ、最後はもうちょっと書き込んでほしかったかな。ちょっと中途半端。
次の作品も期待しています。
絵師もお疲れ様でした。次は体のパーツがばらばらにならないようにしてください。
戦嬢の交響曲2
個人的になかなかいい出来じゃないのかと思う。
著者の書きたいことがきっちりと納まっているような感じ。
弱過ぎの主人公にこのヒロインだからバランスとれてるのかな。
ただ、絵師は胸が下にあり過ぎて、正直怖い。
クインテット!
絵とあらすじで購入したらえらい目にあった
1分でいいから立ち読みしてみるべきだった
あそびにいくヨ!10
あまりプロットを練らずに書いたのか、まとまりがない雰囲気。
作者以外ぼんやりとしか覚えていないようなキャラがいきなり出てきてどうこうするから置いてけぼりになります。
最後の締めは決まっていたのかかっちりと収まっていますが、ここだけ。
結局、「わるいこと」はなんだったんでしょうね。
絵師は…やっぱこの人ダメだ。立てたテーブルに接着してあるサンドイッチ。
文学少女と穢名の天使
なんかこの人、書く度にどんどんうまくなってくような気がします。
遠子先輩がおいしいとこ取り過ぎの感がありましたが、とてもおもしろかったです。
次が楽しみ。
絵師は毎回目次のイラストが楽しみ。
ダブルブリッド
面白かった。
が、それ以外の感想が出てこないんだよなぁ…。多分スタンダードと言うか、オーソドックスだからなんだろうな。
にしてもこれホラーか?
あといくら7年前?とはいえ、挿画はもうちょっとどうにかならんかったのかorz
月の盾
本日二冊目
つまり、これは俺たちではなく彼女の――――
色なき天才画家、国崎桜花の物語なのである。
こう書いてあるP28を読んだ時、真っ先に浮かんだのが『死亡フラグktkr』だったんだが。あー…この娘絶対最後らへんで死ぬなってw
あと最後の方で〇〇〇〇に〇を付けたシーンは、二次元と解ってても本気で『普通に犯罪したよこの主人公…』と突っ込んでしまったw
本は厚めだからちょっと抵抗あったけどすんなり読めた。
全体的に綺麗な話なので良かった。でも終始ヒラヒラした感じの綺麗さだから時々胸焼けしたけどw読後感は好き。
久々に無垢な愛してるの言葉を知った。
天空のアルカミレス5
完結です。おつかれさまでした。
にしてもいろんなことがいきなり過ぎませんか?享司のこととか二本の剣のこととか。
今決めた感がありありのような
絵師は悪くはないと思う。でもこの作品のは好みじゃない。幼過ぎ。
付喪堂骨董店2
やりたいことが見えてきたのか、地に足が付いた感じ。
正直なところ、特殊能力いらなかったんじゃないかなと思う。
やはり…咲でしょう。
絵師もなかなかいいと思う。
この2つのどっちかに誤植があったような気が…
リバーシブル 水月昴
電車の中での暇つぶしとして1・2巻を購入した。
中身はご都合主義の設定を積み重ねてるばかりで薄いなあ。
萌えキャラ出しておけばいいって物でもないだろ。
パンツはいてない表紙だけは神
とらドラ スピンオフ!
目を覆いたくなるような青臭さが最高です。とても楽しく読めました。
後に続くような話じゃないけど、正直本編よりいいと思います。
ただ振り回されるだけの竜児とただのワガママな大河より
不幸に向かっていくうふんあはんの方が読んでて面白いし。
あと、兄貴兄貴とくどすぎ。
絵師は上手いわけじゃないけど、この作品によく合っていると思う。
リアルバウトハイスクール15
厚さ2.5RB(リアルバウト)。まるっきり普通のラノベです。
多少厨臭さや「ないない」がありはしますが、テンポもよく一気に読めます。
ただ、今回絵師が手抜き。
グランドマスター!
コバルトです。流石というか…とてもよくまとまっていると思います。
ただ、人物出し過ぎたせいか、それぞれがとっても薄味になってるような。
絵師はたまにバランス崩れるけど、いいと思う。
暗闇にヤギを探して 1,2,3(完)
カッコよく3冊まとめ買いしなきゃ良かったと思った
さーてとっとと売ってくるかー^^
975 :
イラストに騙された名無しさん:2007/06/26(火) 00:34:40 ID:r77IB94I
vcx
マージナル
終盤の展開に俺( ゚д゚)ポカーン
絵柄は好きかな
姫宮さんの中の人
悪くはないと思うが、結衣がただのお荷物になっているような気がする。
あとあっさりしすぎ。姉ぴょんの執着や苦悩をもっと書いていればいいんじゃないかと思う。
そんなことよりもきらほを早く出してくれ。
絵師は手を抜き過ぎ。きらほ読んだ後じゃただの落書きレベル
渚フォルテッシモ
なかなか元気なヒロインだねぇ…主人公はたぶんこっちでしょう。
朱里をこういう立ち位置に持って行ったのはちょっとまずいような。
絵師はひらめ。
されど罪人は竜と踊る (1巻)
鬱話大好きだから買ってみた
鬱度は期待してたほどじゃなかったけど
設定やシナリオ、バトルシーンの熱さは
申し分なし
979 :
イラストに騙された名無しさん:2007/06/29(金) 23:24:17 ID:glwS22IM
見ています
イリヤの空、UFOの夏 4巻(最終巻)
自分の中で最高の作品の一つに数えられますが、欝になりました。
981 :
イラストに騙された名無しさん:2007/06/30(土) 22:10:48 ID:93o6VkeJ
ジョン平と去っていった猫
一巻ほど後味が悪い話でなくて安心した。
三巻も買ってきたのでこれから読書開始。
灼眼のシャナ10
アホそうな発言をするウルリクムミの名将軍ぶりにやられた。
何でそんなとこに注目すんだよ俺…
次スレどうする?
1スレ消費に二年近くか。
ううむこれぞラ板