**0が挙げたタイトルの嘘談義をするスレ 2つの嘘
1 :
安めのグミ:
レス番号の最後が0になる人がライトノベルのタイトルを一つ上げ、次からの
9人が『実際のその本とは違う内容』の感想を語り合うスレです
※ 既出上等。二度ネタでも料理してみせらあ。でも嘘タイトルはかんべんな。
過去ログを読むと、雰囲気がよくつかめると思います。
その過去ログ・テンプレは
>>2-9くらい。
2 :
安めのグミ:05/02/28 23:04:18 ID:3pUGukb3
3 :
前スレ既出:05/02/28 23:38:15 ID:81AvbBXp
>4-9 マリア様がみてる .>10-19 リアル鬼ごっこ
>20-29 でたまか >30-39 七姫物語
>40-49 フルメタル・パニック! .>50-59 銀河英雄伝説
>60-69 妖精作戦 >70-79 日帰りクエスト
>80-89 ウィザーズブレイン >90-99 キノの旅
>100-109 戯言シリーズ >110-119 ドラゴンズ・ウィル
>120-129 終わりのクロニクル >130-139 食卓にビールを
>140-149 猫の地球儀 >150-159 ラグナロク
>160-169 住めば都のコスモス荘 .>170-179 ダディフェイス
>180-189 クッキングオン >190-199 先輩とぼく
>200-209 ハーモナイザーエリオン >210-219 キメラ〜左利きの聖女〜
>220-229 (息抜き座談会――偽作品について語っているわけではない)
>230-239 BadDaddy >240-249 世界で一番優しい機械〜SOFT MACHINE〜
>250-259 ぼくにお月様を見せないで .>260-269 タクティカル・ジャッジメント
>270-279 ブギーポップは笑わない >280-289 キーリ
>290-299 東京忍者 >300-309 9S(ナインエス)
>310-319 スクラップド・プリンセス .>320-329 モエカン
>330-339 ダブルブリッド >340-349 HyperHybridOrganization
>350-359 電撃の缶詰 >360-369 学校を出よう!
>370-379 されど罪人は竜と踊る >380-389 デ・ジ・キャラット
>390-399 天国に涙はいらない >400-409 いぬかみっ!
>410‐419 撲殺天使ドクロちゃん .>420‐429 ルナル・サーガ
>430-439 悪魔のミカタ . >440-449 護君に女神の祝福を!
>450-499 (息抜き座談会――偽作品について語っているわけではない)
4 :
前スレ既出2:05/02/28 23:39:46 ID:81AvbBXp
>500-509 ホーンテッド! >510-519 ロードス島戦記
>520-529 ギャングスターウォーカーズ >530-539 R.O.D
>540-549 フォーチュン・クエスト >550-559 シンフォニアグリーン
>560-569 エンジェル・ハウリング .>570-579 刃を砕く復讐者(下)
>580-589 ストレイト・ジャケット .>590-599 友井町バスターズ
>600-609 パラサイトムーン >610-619 A君(17)の戦争
>620-629 楽園の魔女たち >630-639 秘密結社で行こう!
>640-649 閉鎖都市巴里 >650-659 めぞんdeぎゃらくしぃ
>660-669 NHKにようこそ! >670-679 まぶらほ
>680-689 月と炎の戦記 >690-699 銀盤カレイドスコープ
>700-709 A/Bエクストリーム >710-719 めがねノこころ
>720-729 食前絶後 .>730-739 世界の中心で愛を叫ぶ
>740-749 気象精霊記 .>750-759 封仙娘娘追宝録
>760-769 とある魔術の禁書目録 >770-779 トリシア先生、急患です!
>780-789 電撃イージス5 .>790-799 きみとぼくの壊れた世界
>800-809 解決辻斬り侍 >810-819 リスキーダイブ
>820-829 TO THE CASTLE .>830-839 既出のため雑談
>840-849 プレスタージョン戦記 神とともにあれ >850-859 ゼロの使い魔
>860-869 カラミティナイト .>870-879 ガイア・ギア
>880-889 クビキリサイクル >890-899 とらぶる・てりぶる・ハッカーズ
>900-909 シャドウテイカー .>910-919 火魅子伝
>920-929 狂科学ハンターREI >930-939 若草野球部狂想曲
>940-949 ルカ―楽園の囚われ人たち― .>950-959 すべてがFになる
>960-969 黒猫の三角
既出リストはあくまで参考です。既出からタイトルを挙げても構わないので、勘違いしないように。
『Windows+IE、フォント「MS Pゴシック 中(12ポイント)」(IE標準)』という環境だとあまりずれません。
7 :
安めのグミ:05/02/28 23:51:48 ID:3pUGukb3
検めてテンプレ見てみると読んだ事がない作品がイパーイorz
開演↓
「なんて素敵にジャパネスク」
日本に対して妙な憧れを持ってはいるけど、
実情を知らない世界各国の人が日本を語るというドキュメント風ラノベ。
ブロードウェイの娘さんが
「ニホンでサイコーにクールなダンスです!」と言いながらマ○ケンサンバを語るとか
「おまえ、それ絶対違うから」と思わずツッコミたくなる内容満載で久しぶりに腹抱えて笑ったよ。
>>11 テーマ自体は意外とマジメな内容なんだよな、夢があったりトラウマがあったり。
「マリオに向って撃て」とか「手裏剣販売業者騒動記」みたいにあからさまに狙った作品もあるけど。
最初は、ドミニカ共和国の某ファンのHPに集まった書き込みなんだよね。
それで作者との交流が始まって・・・
そう言う意味では「電車男」+「ウルフランド(ウルフレター)」て感じかな。
俺は 最終章の「秋葉原オフ(全世界12カ国から集まった15人!?)」が最高だったな
HPの奴らが、いよいよ日本の作者に会いに来るんだけど、ほとんど6〜8割は実話なんだよね。
最初は珍道中で笑わせて、少しトラブルもあったけど、最後の成田空港での別れなんてホロリときたよ。
>>12 >狙った作品
「]]]]Z−MEN」を忘れてもらっては困る
忠臣蔵+アメコミ風異能力バトルなんつーとんでもないネタを
あそこまで燃える話に仕上げるのは凄いと思ったよ
日本って異常なんだねぇ。外国から見たら…
地震、天気予報、あと宗教とか。
てか真実に嘘を混ぜるのはやめてほしい。
いくらクリスマス、初詣あるからってラマダンはないだろ?
そこが味でもあるけど。
>>14 確かに(w
「実はリーダーのビーム使いよりも磁石爺さんの方が人気」と言いたいだけで一本仕上げてしまったとか書いてたし、後書きで。
>16
というかそもそも、リーダーのビーム使いはダメだろう。
敵のじいさんの目をごまかすために酒に耽るフリして、
実際に恋人そっくりのお女中(後で双子とわかるが)を
孕ませてしまい、それでも、「これから大事が待っているから」
とか言って捨て置く外道だぞ。
まああの偽善者っぷりと、自分が外道だとホンキで気づいてない所が
好きなんだが。
最初から人気は爺さんの方が数段上だろう。
磁力を操らせないために、金物のない厠に追い詰めて、
薪でメッタ打ちにしてビームでトドメさされるという悲惨な死に方ではあったが。
しかし最近の展開は不穏でもあるな。
「日本沈没前夜」辺りから欝展開の気配がするんだが。
あとリーダーは刺されるに一票。
うむ、あと一、二巻で全てのカタがつきそうだな。
「一応ギリギリまでいようぜ」みたいな雰囲気だけど、やっぱしこの手の話には最後まで残る奴がいる気が……
日本スキー暦35年のオッサンと日本史専攻の学生さんはそのまま運命を共にしそうだ。
『ゼロヨンイチナナ』
ゼロとヨンとイチとナナ、全員すげぇ良いキャラだよな。揃ってバケモノじみた能力持ちなのに。
俺は作者に冷遇されてるっぽいゴが好きなんだが。異能もので頑張る普通人は萌えだ。
なぜに、この4人がタイトルに?
1巻の時点ですら、サンとか、ジュウの方が目立ってるだろ。
ゼロなんて2巻の後半で退場して、最終巻にようやく復帰だぞ。まあ、扱いが難しいヤツだっては理解できるが。
>>21 ゴは、冷遇されているというよりも読者と同じ視点を持てるキャラという位置づけじゃないか
ゴの能力は考察スレで「対象の能力を向上(死ぬまで有効)」って言われてなかったっけ。
番号的にゴと繋がってるヨンかロク怪しい。
>>22 多分『組織』の初期構成員がその4人だからじゃね?
忘れられがちだけど、ゼロはナナの子供なんだし。
>>23 あー、もしかしてロクがヨンを殺した理由ってそれかもな。
両方に能力がかかってたと考えれば、ヨンが死んだ後ロクの刀がイチの幼女戦車を真っ二つにしてたのも頷ける。
基本的に話の都合とか感情の暴発とかでキャラのパワーアップはさせない作家だし。
しかし殺伐とした話だよな。
不意を突かれなければ最強だったニも最後はそこらのチンピラに撲殺されたし。
あのチンピラは実はサンの変装だって話もあるが、俺は本当にただの一般人だったって説を推したい。
そしてそんな内容に対して刀メイドと戦車幼女とゴスロリショタとはいてない巫女が集合した1巻表紙は詐欺すぎ。
全然関係ないが、この登場人物紹介を見た時、
ロク ゴ ゼロ ニ
の順番に並んでる挿絵でニヤリとした奴挙手
ノシ
そういった意味では、不死身のハチは見ていても安心できるキャラだったな、初期のみだが。
いつの間にか死んでいて、仲間のピンチに颯爽と現れるなんて、オイシイ役どころすぎるぞ。
中盤、実は敵であることが判明したときは「どうやって倒すんだよ、おい」って心配になったけど、まさか、あんなにさっくりと
消滅させられてしまうとは・・・
この場合、ナナが恐ろしいだけなのかもしれないが・・・
>>25 ノシ
ところで、ジュウとヨンの合体攻撃の回で、
「ジュウヨンへ逝け」のネタに笑ったのは俺だけか?
敵にアッパーくらわせて衛星軌道までブッ飛ばすキュウに爆笑。
しかも、あくまでも自分のメイン能力は治癒・化学変化系だと
言い張っていた面倒見のいいキュウがいかす。
どう考えても毒だろ、ソレ、という「自称メイン能力」の使えなさも含めて。
『星の、バベル』
全巻が筋肉、筋肉、筋肉だらけの作品。
「宇宙最強のマッチョ」たちが星をバーベルにして筋トレに励む姿は圧巻、つーかひたすら暑苦しいw
これほどまでに筋肉の描写が細かい作品はなかっただろう。
ところでなぜタイトルが『星の、バーベル』じゃなくて『星の、バベル』なのかって言うとだな・・・誰か知ってる人いる?
冒頭のアレか(w
中盤から人類が旧支配者ならぬ筋肉支配者に対して反旗を翻すんだけど、核を筋力だけで止める奴らにどうやって勝てと。
特殊能力抜きならラノベでも屈指の凶悪さだと思う。
>>31 一応、バベルの塔にかけてる・・・らしい。
かつて筋力トレーニング器具は全て同じ呼び名だったんだがブルーワーカー、ダンベル、バーベル、ベンチマシン、サンドバッグ、ベンチプレス、ルームランナーと
種類毎に別の名前をつける羽目になったのが、聖書の故事に引っ掛けてあるとか。
他にも聖書のパロがあったりするんだよね。トレーニングのし過ぎで塩の柱ができるとかさ。
>>星をバーベルにして筋トレに励む姿
それってただの腕立て伏せだよw
それも含めて、昔の猫の虐待コピペみたいなギャグが続出で、それがこの作品のキモなんだけど
ごめん1頁目で挫折した…
筋肉とか駄目なんだわ…
ショタっ娘はいないのか?
>>34 ただの腕立てって言うなー!
奴等は奴等なりの信念に従い、「星を持ち上げている」んだからよ!
あのマッチョの良さがわからぬとは、ったくこのもやしっ子どもが!
筋肉支配者の一種族、アルキメデス星からの使者たちとの戦いが好きだったなあ。
「お前らには不動の支点が存在しない。
よって貴様らが星を持ち上げているのではない!
貴様らが星の上で上下しているだけなのだぁ!」
の一言で、いきなり自信喪失する主人公達の単純さというかなんというか。
でもその逆襲で、
「俺達のマッスルこそがジャスティス! 無限の宇宙のなか、ただ一つ揺らがない支点!」
の気合だけで乗り切ったのは正直どうなのよ、とツッコミたかった。
今頃気付いたけど、これって作中に突っ込み役(フルメタで言えばかなめ、ハルヒならキョン)がいないのね。
だから解りにくいんだ。(解る人にはカルトな人気。色んな意味で)
・・・・・・島本和彦に近い作風かな。色んな意味で
そーだよ。イラストを島本先生に変えて出し直せよ!
売れてるからって、何でもカンでも天広直人に書かせるなよ!!
何考えてんだ編集。仕事選べよ絵師。
どこの筋肉が何て名前なのか知らないと、表情や動作すら全然わからんだろうなぁ。
とりあえず、「脳まで筋肉!」って帯に書いた編集者を褒めてやりたい。
『ロボット妹』
あぁ、あれだろ?
女子部員がいないロボット研究会がロボットで部員を作ろうとするんだけど、
各自の理想が全然違って血みどろの抗争に発展するやつだろ?
俺はあまり好きじゃないけど、ツレがこれに影響されて2次元女子部員作ってたっけ。
1巻最後のページまではごく普通のアンドロイド萌え小説なんだが……
タイトルの真の意味が分かった時は発狂するかと思った。そりゃ主人公もロボット絶滅主義に走るわ。
こんなんが漫画やらアニメやらになったのは凄いよな。
アニメなんて原作クラッシャーの今川が監督だし。
元々の原作が壊れてるのにこれ以上壊しようなんてないっつうの。
すまん、俺「ロボいも」アンチなんだ
>>42 妹がロボットならば、当然のように兄もロボットなわけだ。
感情回路の致命的な欠陥のために廃棄される予定だった試作アンドロイドが、研究者の気まぐれで
息子として育てられ、やや無愛想なところはあっても普通の高校生に成長していたのに、妹ロボットの
一件から自分がロボットであることを知ってしまう。
自分は人間だと信じていた主人公が事実を知ってからの鬱展開はまさに発狂ものだったな。
その後紆余曲折を経て、「人間であることの証明」として反ロボット組織の指導者になるのだが、、
人間からは異端者として迫害され、ロボットからは反逆者として阻害され、人間とロボットの狭間で
揺れ動く主人公の姿は読んでて辛くなったな。
まぁ、この鬱展開ゆえにアンチが多いのだが、そここそがこの作品の魅力でもあるわけで、
読まず嫌いの人にもぜひオススメしたい。
妹が進んで無骨な戦闘メカになる改造を受けに行く回が最高に鬱だった。
「ああ、わたしも今からああなるんだ」
もうツラくなるから読まない。\(`Д´)ノワーソ
一巻の鬱展開のスタート部分となる、
「ツンデレ幼馴染と自分の部屋であーゆー関係に!」
という所で、「押し倒した相手が実はロボだった」ってあの展開が痛かった。
しかもその部分、描写されるのが、自分がロボだと知った後。
あまりの衝撃に失っていた記憶が、自分がロボだと知ったさらなる衝撃で
思い出す、ってあそこが一番痛かった。
「ハハ、なんだ。俺もあいつも、痛む心なぞ持っていない
ただの鉄くずでできたロボだったんじゃないか。」
ってあそこで投げた。
あの後の展開がさらに鬱と聞いていたので、もう限界と思った。\(`Д´)ノワーソ
「すまんな。人間は、そんなに素晴らしいモンじゃないんだ」
って言って、親友が裏切るトコくらいで挫折した。
鬱すぎて続き読めねーよ orz
学園内でのストーリーはきつかったな。
自分たちの中にロボットが居るって分かって、
でもロボット自身もそれを知らなくて、
疑って、耐えられなくて、逃げ出したり、攻撃したり……。
隣に居た恋人が敵になったり(両方人間)、
親友グループの1人がロボって分かって皆で壊す場面とか。
つーか片思いの人に殺された副委員長(人間)の話が泣ける。
片思いの相手の委員長が実はロボで、
殺されかけても、ロボって分かってもまだ好きでいられたのが。
アッパー系の電波ソングで鬱を中和しながら読んでいたが、3巻の途中でギブアップした。
今まで自分達が住んでいた世界が、実はとある研究者がスパコン上で行っていた
複数の箱庭シミュレータの一つだと知ったときの主人公の
「俺達は人間じゃない、鉄くずだ。しかし、鉄くずにだって意地があった。
それだけを頼りにいままで生きてきた。
だが鉄くずですら無く、意地と思っていたものすら電子の1と0だった。
俺は、俺はいったいなんなんだ……」
ここが限界だったよ orz
『はじまりの骨の物語』
……なんで連続で鬱作品をあげるんだYO!
「はじまりの骨」がもたらす不幸はすさまじかったな……
つうかアダム死ね。ガチで。
なんでノアの妻が現代であれだけ生き地獄受けてるのにテメェだけ、この、あ、あアAaaaaaa!!
Shit!
こんなスレまで監視しているのか、狂信的な原理主義者供め!
著者・出版社・イラストレータまで不幸にしてもまだ止まらnあwせdfrじこlp
もう、運が悪かったと思うしか無いな。
あの事件の犯人が「アダム」って名乗りさえしなけりゃ、
今みたいにはならなかったろうに……
「子供に悪影響が」とか「有害図書だ」とか「発禁にしろ」とか
「こんなモノ読んでるから犯罪者になるんだ」とか、
そこまで言われなきゃならない本じゃないのに……
縦読みすると呪祖の言葉になるって噂もあったな。
学生らしいというか…
orwww
>>55 あんたまた懐かしいAAを(藁
確かアダムが下半身が蛇みたいになってるとか言うのが暴露された時に出来た奴だっけ。
明言はされてなかったけど生き延びる為に蛇と融合したとかなんとか。
>>54 ああ、あったなそんな事件。言いがかりとしか思えない小ネタに小一時間問い詰めたかった記憶がある。
お陰でヒロイックファンタイジー路線軌道修正さ……(ノ∀`)
>>51-57 おまいら絶対最終巻まで読んでないだろ。
確かにアダムは近年めずらしいほど最低極悪人だったけど最終巻はまるまる400ページかけて
過去自分が行ってきた悪事を反省して贖罪するアダムを描いているんだぜ?
俺も最終巻までははっきり言って大嫌いなラノベだったけど
苦悩に苦悩を重ねて五感の全てを失い、
それでもまた償いのために生き続けようとあがくアダムの姿はせつなくて泣けるぞ。
アダムが犯した七つの大罪、その最後の一つがシャーペンの芯泥棒って・・・
「かってに○蔵」の読みすぎなんじゃねぇの、この作者。
EME
よかった、今度は欝作品じゃない。
つうか一話ごとに雰囲気も舞台も登場人物も変わりすぎててワケわかんねえよこの連作短編、
作者によればまだEの段階に過ぎないらしいがEの段階ってなんだよ。
途中で大胆な路線変更があって、
「Mの段階」に移るらしいよ。
それでもって最後はまた「Eの段階」に転調して終わるんだって。
一巻のあとがきで書いてた。
転調にいては、交響曲をイメージしてプロットを組みましたとか。
……しかし毎回違う話で、「Eの段階」に共通するものが何一つ見えないんですが
仕様ですかそうですか。
「M」はマトリックスの事では? つまり転調だよ全員集合、と。
……なあ。
確かにそれは良い指摘なんだが、そうだとすると各話ごとに主人公+ヒロイン+友人数人は最低存在してる上に
話によってはメイン格とおぼしきキャラが二三は居るんだが。
それで、短編数もう二桁なって結構いってないか?
……集合してまとまるんか……?
…まぁ、世間には100人以上の人数を捌き切った物語もあるが…
大量殺人とかで無理矢理帳尻を合わせて鬱展開になったら泣くぞ俺は。
そういえば、「EME」の最後のEは実はアルファベットじゃなくて、
カタカナのヨを転倒させたもの、つまり「ターン・ヨ」なんじゃないか。
って推測もあるんだが。
だから最終段階で、死んだはずの日王(Eヨ ヨE)が甦るのでは……
これ、清涼院流水が別PNで書いてるっていう噂があるんだが本当?
>>67 オレは森博嗣だと思う。
孤独(F)になる段階からM(萌え)に至るとか。
ところで、同じ時代に見せかけて、実は時代が違うってトリックをまた使ってねえか?
69 :
68:05/03/14 17:05:23 ID:AhCwhOXS
すまん、間違えた。「孤独(F)」じゃなくて「孤独(F)へ至る直前(E)」だった。orz
妖世紀水滸伝
第二部になってからの
「あやかし世紀水滸伝」の方が分かりやすかった。
しかし主人公の水滸って結局どういう意味なんだろう。
なんかきちんとした意味があるという話だが。
世直しを謳って人間に害を与える妖怪を退治するのはいいんだが、
本人の水滸が一番力の強い妖怪だし、周囲への被害が甚大なのは、
読んでてどうにかならんかという気もする。
ただ登場人物少ないけど、アクションが多くて爽快でいいやね。
北斗の拳の二匹目のドジョウを狙った作品。
核戦争で荒野と化した地球を舞台に、水滸伝の登場人物の名を名乗る主人公たちの話。
とりあえず水滸伝の原点の方を先に読まないと話がさっぱりわからないのはいかがなものか。
>>71-72 なに?その路線変更・・・全然別の話じゃん
どうやって、第一部と第二部がつながっているんだよ・・・
>>73 水滸は主人公達108人が活躍できる条件を整えた人らしい。
でも思った通りに動いてくれないから「お前等ダメだわ。だから俺にやらせろ」って事で全面戦争に突入の第三部がある。
第二部では、
普通に活躍→キリがないから争いを根絶できる奴らを集めよう→ヒロインといっしょに隠居生活に→黒化
って感じの流れ。
あれ、水滸って、もとの水滸伝の108の霊を解き放ってしまった
洪信大尉の偽名じゃなかったっけ。
責任を感じて地上に降りてきて、仙人の力つかって、
やり放題に108人回収してく奴。第二部で倒された妖怪って、
結局108人の豪傑が第一部ラストの天変地異で妖怪化したんでしょ? あれ?
ところでこの作者、ろくごまるにの別PNって本当かしらん。
水滸てのは (河童−愛嬌)×凶暴性てな感じの中国の妖怪だって。
そいつがなんで核戦争で荒野と化した、水の完全に干上がった地球で最強なのかが激しく疑問なんだが。
タイトルにもなってるのに、登場前に作品が中断したんで謎だけが残ってんだよな。
あぁ、夏はまだか(泣く
五行思想的には、「水属性に勝てるハズの土属性が弱ってる」
って状態だから。そりゃあ、荒野には真水が無いだろうけど、
地球温暖化のせいで日本が沈むほど海水あるしな、あの世界。
で、戦うたびに海水を召喚するから、塩害でペンペン草すら生えなくなる。
誰もイラストのことに触れていないが……あれってどうよ?
「108人も書き分けできる奴いないから」とかで十数人の絵師が描いてたけど、
一人だけやたらぷにぷにと炉萌え路線の絵を描く奴がいたやん。
他のがマッシヴな劇画イラストばっかりなんでスゲェ浮いてる気がする……
実は担当が大のアメコム・マニアで小説も数人に書かせて水滸伝ユニバースにするつもりだったらしい。
んで、結局この企画に乗り気だったのが絵師ばかりで、小説家は一人。w
よく読むとちゃんと第一部・人集めのリジョン・クエスト→第二部・水滸が消えたエイジ・オブ・→
第三部・俺にやらせろオンスロートって完全にパロになってたぞ。w
プロット・ディレクター
↓
あー、テレビ番組の企画やら新コーナーやら考える仕事人の話か。
うっかりスポンサーを怒らせちゃったり、
出演タレントのスキャンダルに泣いたり、
PTAから抗議されたり、予算が削られたり、
いろいろ苦労するんだよなー。縁の下の力持ちな感じが素敵だ。
「逃亡犯に会いに行こう!」の巻が面白かったな。
指名手配されている殺人犯を警察よりも早く探し出して肉親と対面させる、
「感動の再会」の行き過ぎた企画を大真面目にやるノリがツボに入った。
上司の「眼鏡猿」が名探偵肌だったのは意外だったけど。
現場に残された僅かな手掛かりから演繹的に推理して逃亡補助者を
探し出して芋蔓式に隠れ家発見するシーンは推理小説みたいだった。
とりあえず「私は安楽椅子型の探偵なのだよ」とか言いながら空気椅子する灰色の脳筋肉野郎をどうにかしてください
あれのせいでその日一日ご飯が食べられませんでした。噴出しちゃって。
あまりの見事な解決ぶりにヤラセ疑惑ってのがあったんだろ、あの番組。
300数ページを使って疑惑を否定する番組スタッフたちの姿を描いた巻があったな。
>>83 二十四時間テレビ編では流石に限界が来てプルプル震えてたがな。
俺は生態系ドキュメンタリー番組にマッドサイエンティストが乱入して生態系が崩壊する回でコーラ噴いた。
つーか、俺が一番気に食わないのは…
やたら奴の椅子に座りたがる偽ロリと途中で結婚しやがったところだ!
あれ、ぜってー全裸空気椅子で繋がったことあるぜ…
畜生!俺の夢を返せ!俺の希望を返せ!
>>86 バカ体位ワロス
2セロリはバカディレクターとくっ付くと思ったんだがな。バカスポンサーとコンビだったアイツ。
ところで、某IT企業に買収されそうになってたあのテレビ局どうなった?
番組も打ち切りのピンチらしいし、どうなんだろ?
ってトコで終わって早一年と数ヶ月、新刊マダー?
来月、雑誌連載されてた短編集が出るけどね。
収録されるのは、
「人間国宝鑑定団」
「通販生活24時」
「株式レーダー」(
>>88のプロットのヤツね)
「明日の天気をねらえ」
「ニュース・リバイバル」
「5分間クッキングファイト」
だったかな。
塩の街
風と波の力により、空から塩の粒が降り注ぐ街。
塩害のために作物なんて育つわけはなく、蛇口をひねっても塩水しか出ず、
お菓子を作っても塩辛くて食えたものじゃなく、野菜を屋外に一晩放置しておくだけで
漬物が簡単に出来てしまう街。
そんな街を舞台に繰り広げられる町興し運動と、それにまつわる人々の
騒動を描いたコメディタッチの作品。
個人的には結構好きだな。
因幡の白うさタンが不憫で仕方がない。
生まれつき皮膚が弱いのに、あら塩を刷り込むような街に住むなんて…
その苦行の理由が明らかになったのって何巻だっけ?
16巻だったかと。前編にわたってコメディなのに白うさのとこだけは涙なくしては読めないよ……
うさタソが悪いわけでなく親の因果が子に報い、だからねぇ。
とはいえ、そのおかげであのうさスーツがあるわけだし。
アレがなかったかと考えると魅力半減ってとこだし。
そういえば、最初白うさを追っかけるけれど、
後になって手助けする、やたら腕の立つ長い髯の塩売りのおっさん、
あれはやっぱり関羽がモチーフになってたのかなあ。
塩だらけの街でどうやって塩売って暮らしてるんだ、ってツッコんでたら、
後半は地方勢力の雇われ将軍やってたし。
>95
多分そうだろ。関羽は商売の神様だしな……
イヌイットにロックアイスを売りつけられてこそ本物の商人、とか豪語するあたりどうかと思うが。
塩しかないあの街で、世界一のパティシエを目指す貧乳少女に萌え。
無謀な挑戦を繰り返す健気な姿には笑い転げてしまったよ。
あの街に伝わる昔話って、よく考えると怖いような気が。
降塩現象が海神の加護だって事は、つまり、
あの塩が『何か』をずっと清め続けているって訳か?
いったい何が封印されてるんだよー!?
>98
壮大なネタバレになっちまうが、作者の友人とやらから聞いた話によると、
あの「街」は関西地方の街で、塩も清めの塩というより、
必勝祈願の盛り塩から始まったらしいぞ。
一説には阪●の優勝祈願で、いつまでも優勝しないものだからああなったとか、
或いは近●バッファローズの日本一を祈願して盛り塩してたのに……、
という涙なくしては語れない話であるとか。
ホントはどうかは知らん。
「蓬莱学園の魔獣!」
蓬莱山の天辺にちっぽけな学園が建っていた、という設定もトンデモだけど、
よりによって学園の番長が「伊佐魔獣太郎」だもんな。中途半端にふざけてる。
番長が九人しかいない配下(しかも鶴とか亀とか爺とかばっか)を相手に
井の中の蛙式で威張り散らすコメディムードの初期はあまり面白くなかったが、
「三大陸巨大学園抗争編」でムー、アトランティス、レムリアそれぞれの番勢と
十対十万の狂った戦力差に死に物狂いで立ち向かっていくあたりは熱中した。
俺は獣太郎のピンチに駆けつける須弥山学園の四天王・八部衆が好き。
弥勒番長の「兜率天で、愛をさけぶ」というセリフはどうかと思ったが。
アトランティスに蓬莱山を体当たりするシーンは今見ても(゜Д゜)スゲェ
途中ダレかけたがあれで持ち直した。
いや、でもそれ以降がちょっと、な。
ムー、アトランティス、レムリアの三大陸連合に対抗するため、
六つの大陸が合体して幻のパンゲア大陸に変形する辺りから
蓬莱山とかどうでもよくなってきただろ。
蓬莱山の麓で小競り合い(不良の喧嘩)をしてた頃が一番だったな。
まぁ、個人的な意見だけど。
人気があったからって編集が調子に乗りすぎたな。
引き際をわきまえない大風呂敷で作者にも収拾がつかなくなったんだろ。
おかげでシリーズ途切れちゃったし。
あぁ、今でも待ってるんだよ、最新シリーズ「革命編」の続きをorz
革命編もだが、探偵編も続きを書いて欲しい。
琉球山蒼三郎と宵闇乱子の推理が180度違うのに、どっちも整合性があるってのは凄い。
読み返してみると、初期から伏線があったのにはもっと驚いたけど。
でも、実はどっちもはずれで、次巻の獣太郎の推理が正解になるらしいけど、獣太郎に推理なんてできるのか?
空からカンペが降って来るに一票。
二級魔獣が暗躍するに一票。
実はツンデレ属性の持ち主の宵闇乱子が、
心底惚れ込んだ獣太郎のために、自分の探偵としてのプライドを捨ててまで
再調査して、真実にたどり着き、そしてそれを
獣太郎が真実を発見するようにむちゃくちゃ苦労しながら誘導する、
っていう話を聞いたが。
まあ発売してみないと何とも言えないわけだが。
y=ー( ゚д゚)・∵.
死闘学園
111 :
110:2005/03/27(日) 20:16:55 ID:Oo86KDTk
スマソ、私闘学園だった。
死闘学園は、第3巻のサブタイトルだったよ orz
もともとの案では「四島学園」ってタイトルで、北方領土は日本の領土だということを主張するために
歯舞だか色丹に設立された学園って設定だった、らしい。
だけど、さすがにそいつはマズいでしょって政治的配慮が働いて「私闘学園」に変更された、らしい。
なる。それで流氷ネタが多かったのか。
修行シーンで流氷破壊したり、果し合いで流氷を足場にしたり、秘技『流氷ミサイル』やったり。
でも、修学旅行で乗った豪華客船に流氷ぶつけるのは駄目だろw
北海道民の漏れとしては「何で流氷が!?」って思ってたけど、
そんな理由があるのなら納得。
だからって流氷の下から天使が発見されたのはやりすぎだった気が。
頭が割れて、そこからものを食べるのを天使というのかw
……言うんだろうな。クリオネって。
それでか。
ライバル校で、生徒会長よりも書記長の方が偉そうにしてたのはそういう理由だったのか。
単なるギャグかと思ってた(愛○戦隊・大○本のパロもあったのか)
改めて読み直してみたけど。
>>115 その天使が後々世界に破滅をもたらしたり、そいつからクローン番長つくったり、
サブタイトルが「私闘新生」とか、地下都市「第三新長万部(おしゃまんべ)」(単に寒くって外に出られないだけだがw)etc
レイの・・(ゴホン)・・・例のアニメって本家がパロり返してたんだね
>>116 和名ハダカカメガイというのはこの本で知った。
流氷で海を埋め尽くして大陸を繋げる「パンゲア計画」のアホぶりに笑った。
最終巻の「俺たちの流氷は溶けない! 根性と熱血があるからだ!」という
〆台詞も、ステキすぎるほど説得力がなくて感動したな。
ひかりのまち
仏教をモチーフにしたらしい宗教を基に発達した都市の話だよな。
スキンヘッドの坊主たちが群を成して鬼とか魑魅魍魎とか犯罪者とか追いかけ回すアレ。
墓石振り回す、筋骨隆々の廃寺の住職が好きだった。
作者は古橋だったか……?
大真面目にギャグやってるのは評価出来るんだが、801臭いのがちょっとなぁ・・・
兄弟子いちいち絡んでくんなよ。あと、微妙なオブラートも、むしろ本気臭して引く。
主人公に想いを寄せる門前の小娘コウメちゃんが不憫で不憫で・・・
>122
コウメたんの姉に吹いた。
「いい、コウメ? 『寺の病』と書いて『痔』と読むのよ」
腐 女 子 か よ !
小坊主たちの修行シーンが完全に新兵訓練だもんな。
ランニングしながらの自分たちのテーマソングがなるんだけど、これ不味くね?w
♪ひかりのまちから ぼ〜くらのために
来〜たぞ われら〜の(以下略)
表紙の後ろの方にちゃんと円谷プロの承諾マークあったろ?
ていうか著者か担当が異常なまでの特撮マニアで、その手の小ネタが
満載だったじゃないか。
しかし流石に「56億7千万年の彼方から、末世の鬼を滅ぼすために
光の巨人が訪れる」ってネタ読んだときは打ち切りって単語が頭をよぎったよ。
女はほとんど妖怪でしかも敵
他はちょい役ばっかだしな。
マッシヴ系のギャグといい、ターゲット読者がよく分からん。
円盤妖怪編ってどうよ?
外来宗教のL77教会のレオ神父と協力してゆくヤツ
最初、レオ神父が特訓される側かと思ってたら、主人公を特訓する側だったのには意表をつかれたけど
>>126 レオ神父の妖怪化した妹アストラたんがいるじゃないか
>>127 散々「ハウス名作劇場編」を引っ張っておいて急展開だからな。寺に円盤生物が奇襲してz(ry
銀閣寺なシルバーブルーメのデザインが素晴らしい。角度とか。
しかし劇中で「釣り糸が見えてる」っていうのを、
あれほど上手く描写している小説媒体は他にはないな。
特撮マニア兼仏教マニアの作者の面目躍如といったところか。
「誰が為にカレーはある」でヨロ!
これはまた渋い作品を
フランス北部の地カレーを舞台にしたイギリス・フランス間でおきた1558年の争奪戦を描いた歴史ラノベ
八百名の守備隊の守るカレーに三万のフランス軍が来襲し、一週間に及ぶ攻防戦の末、フランスが勝利
カレー市長の娘とフランス軍青年将校の悲恋が泣かせる。
ストーリーは重厚やシビアを通り越して寒々しいくらいだが、キャラの立ち具合は真っ正直なラノベだよな。
フランス軍総司令官って史実でもあんなキだったのか? いやンなわけないか。
梅毒持ちだったってのはなんとなくそれっぽいが。
とりあえず、色黒で髑髏の首飾りをしていて手足が伸びそうなインド人をどうにかしてくれw
英仏間の戦争になぜインド人が登場したりするのがよくわからんのだが・・・
あと、よくわからんといえば戦時下という非常事態にも関わらず、なぜカレー市民は
カレーライスには福神漬けとラッキョウのどちらが合うのかという些細な問題で内紛を
起こしてみたりできるのだろうか。
全体的には渋い作品なのに、こういった細かい点が作品をダメにしてるような希ガス。
>英仏間の戦争になぜインド人が登場したりするのがよくわからんのだが・・・
新刊でそこの事情が明かされた。
なんか未来世界でインドが英国領にされることを師匠筋の大預言者が予知したらしい。
で、例の英国の大隊長の子孫がそこで重大な役割を果たすらしく
ここで得る手柄を切欠にする出世の邪魔か、最悪殺してでも未来を変えようとしてる、らしい。
もう駄目だこの作品・・・orz
ヒロインが恋人と語らっている最中で、父親のド・ラ・シェール市長が乱入してきて、
「わしがイギリスとフランスの争いを止めるんじゃよ!カレーパンは友情の証なんじゃよ!」
って、わけわかんねーよ
前後がシリアスなシーンなだけに、もうダメポ
まぁ、そのカレーパンがヴァチカンの司祭を足止めしていたんだから…
って、和平の使者を足止めしちゃ拙いだろ、市長。
未読なんだが……この小説、面白いのか? なんか物凄く微妙そうな。
>>138 1巻は、傑作だったんだよ。
で、以降どんどん駄目作品に・・・
時空のクロスロード(新・時空のクロスロード含む)
↓取りあえず、1巻の「ピクニックは終末に」は今でもMyBESTの1冊
確かに。
ピクニックに行くために全てに終末をもたらす二人、
って紹介を聞いたときはどんな話やねんと思っていたが。
次元の彼方に引き裂かれた、時と空の二人が「クロスロード!」
と叫びながら合身するのは、往年の特撮テイストに溢れていて好きだな。
「あの人と一緒にピクニックに行きたい」という気持ちが先走り、次元を捻じ曲げ、
相容れないはずの二つの世界をゴチャ混ぜにしてしまうってのは、ハッキリ言って
迷惑だと思うがな。
そのおかげで次元の狭間に封印された魔物が復活したりするんだし。
>>142 そうしなきゃ異世界の方はグチャグチャに滅ぼされてたんだし、いいんじゃね?
いかにもご都合な結果論ではあるが。
まあ俺もあの二人より狭間の魔物達の方が好きだ。
第一の魔物だけが境遇の割に優しかった理由が分かった時は泣けた。
ただ、2巻の「サマーキャンプは突然に」がなぁ。
キャンプ先で「あの人と一緒にカレーを食べたい」と願うことで
また次元が捩れて繋がるんだけど、飯盒から出てきた魔物が
「キャンプのカレーはマズくなくちゃダメ!」と叫んでしっちゃかめっちゃかにする、
なんかドタバタコメディみたいな展開で微妙だった。
全体を見通して考えてもこの巻、別にいらなくね?
ところがどっこい、最新刊の伏線がやたら2巻に集中してたりするんだな。
詳しくはネタバレになるから言えんが、「えっ、そんなこれが伏線だったの!?」
なんていう張り方はマジ凄いと思ったよ。
ちなみに、俺が一番感動した伏線は[メール欄]
>>143 あの魔物たちって悲惨な境遇だよな。
次元の狭間に追放された理由ってのが「体が大きいから食費がかさむ」、
「マンションだからうちじゃ飼えない」、「散歩に連れて行くのが面倒臭い」、
「あんまり可愛くない」、「キャンキャン吠えてうるさい」などなど、飼い主の
都合で捨てられたんだよな。
そりゃ、魔物の心も荒むわな。
そんな中にあって第一の魔物だけは、昔人間に受けた恩を忘れず、狭間の
入り口に毎日座り込んで迎えに来てもらえることを待ち続けるんだよな。
魔物が解放された後は、人間とともに戦ってくれたのに、それがあんな
死に方をするとは・・・(合掌)
>>146 主役二人のクロスロードに巻き込まれてだったけど、結果から言うとクロスロードしなくて良かったジャンって展開だったしな。
ココ見てから読んでみたけど、鬱展開でもう読めない。
何で2巻のコメディ路線で続けてくれなかったんだよ・・・
でもそれなりに売れたからいいじゃん
たまには古典はどうだ?
「バンパイア・ハンターD」でよろ。
ああ、懐かしいな。
バンパイアという抜群の身体能力を誇りながら、
あまりのドジッぷりに、狩人で生計を立てているのに、
まともにハンティングもできず、ついに、
「ハンターD(どじっこ)」とあだ名された少女の巻き起こす、
ほのぼのでレトロな日常が楽しかった。
人情かでいつもホイホイ依頼を引き受けるもんだから、
いつもフォローする左くんが酷い目に遭うんだよな。
「だだだ、だって、女は人情っておかーさんが……」
「おまえの母さん日射病で倒れた時助けてくれた人吸血してたじゃんか。人情何処だよ」
「だから、助けてくれたお礼に吸血鬼化させてあげたんですよ。永遠の命」
この会話に一瞬頷いたのは俺だけじゃないはず。
おかーさんヌッ殺した吸血鬼が登場する第二部が神。
「(゚∀゚)アヒャ」なセリフの中に冷静さがあって良かったな。アレ見た後だと、普段は冷静だけど時々「(゚∀゚)アヒャ」なキャラがショボく見える。
っで、第三部はいきなり山から下りて都会に行くんだよな。チョッと「クロコダイル・ダンディ」ぽくて俺はこれが一番好き。
ひょんな事から世話になったクラブのDJに恩返しに来るんだけど(お前は鶴か)
野生のカンで中古レコード屋から希少なアナログ盤(ディスク)を見つけたり、ライバルのお嬢様とダンス・ダンスバトルしたり、骨董屋のじいさんのためにマイセンの皿(ディッシュ)を探したり。(こっちでは)誤解されて褒め言葉で「ハンターD」って呼ばれて。
一生懸命なんだけど、全部この娘のせいで話がややこしくなってんだよなw(本人知らないけど、実家の蔵には全部あったてのはマヌケでイイ)
結局ラストで山に帰っちゃうんだけど、ライバルのお嬢様も後を追っかけるみたいに暗示してたけど、あの環境に耐えられるのかねぇ。
楽しみだったんだけど、第四部は手に入らなかったんで、読んだ人プリーズ。
山に帰ってからの第四部もいいんだが、山に帰るまでの珍道中を描いた短編集の
番外編もオススメだな。
街から山までの一本道でさんざん迷った挙句のセリフ、「いや〜、人生という名の
迷路に迷っちゃいました(テヘ)」が禿しくツボだったよ。
他にも途中で食料が底を尽き、仕方なく非常食の左くんが血を吸わしてあげるんだが、
腹が減ってるからといってそんなに吸わせてたら、そのうち死んじゃうだろって場面で
「わたしばかりがご飯食べててゴメンね・・・」と言われて、「おまえの笑顔だけでご飯3杯は
逝ける!」の左くんのセリフとかも捨てがたい。
あれで生きてた左くんには、なんつーか人間の力強さを垣間見た気がした。
>>154 第四部は海洋魔宮編だよ。
母親のいとこの嫁の兄の曾祖父の妹の孫の知人とかいう人魚のところへバカンスに行って、
そのまま大海原で大怪獣バトル。巨大化左くんがカコイイから是非読め。迷わず読め。
いや、これは親切心から言ってるのであって……巨大化の経緯とかそういうのは聞くなよ?
俺は、第二部で殺されたお母さんが、
「ああ良く寝たわ」の一言だけで、何の説明もなく復活してきた
第5部以降好きだなあ。
ただ、5部以降って、お母さんが何を思ったか、
左くんにちょっかいかけて来て、ちょっとハーレムものっぽくなるのが
好みの分かれるところではあるな。
ところで全然出てこないお父さんってって、あれ結局本名なんなんだろう。
毎回アルカードとかアーカードとか違う名前で呼ばれてるんだが。
その辺は確か作家のブログで伏線になってます、って言ってなかったかしらん?
ところで、第4部の人魚の村の挿絵なんだが……
その、後ろのほうに、インスマス面の奴が……
>>157 >お母さんが何を思ったか、 左くんにちょっかいかけて来て、
いやいや、あれはいつまでたっても進展しない二人の仲を気にして、娘の嫉妬心に
火を着けるための作戦なんだぞ。
「孫の顔のひとつぐらいは見ないと、死んでも死に切れないじゃないの」って言ってるし。
娘想いのいいお母さんじゃないか。
まぁ、そのあとに「あの男、すごく血の美味そうな顔をしてるわね、私の下僕に・・・」ってなことも
ボソッと言ってるんだが、気にすんなw。
ライトノベルかどうか微妙だが『敵は海賊・海賊版』
伝説の大海賊が残した秘宝を求めて航海を続ける海賊たちの物語。
正義を掲げる海軍、荒れ狂う海、凶暴な巨大生物、特異な能力者、割拠するいくつもの
海賊団などが立ちはだかる。
船で山を越え、恐竜や巨人が登場し、雲の上までもが舞台となる大冒険活劇。
・・・なんだが、どこかで見たことあるような設定だな。
主人公の手足が伸びるしw
連載開始当時、某掲示板が総ツッコミ状態だったのも懐かしいな。
違うところもあるぞ。航海士が猫だし・・・・・・変身してマッチォになるけどw
「猫の六文儀・編」じゃ、猫たちの海賊団が地球を目指してたし(これは別の話か)
海賊船のオーナーのラージェン・ドーラたん萌えなのは俺だけか。
皮肉屋でロリだし、毎回何かと重要な役割を果たしてるし。
2巻(3巻だったか?)で野球にハマってたのは大笑いだが。
>>163 天空の城編でも大活躍
捕らわれたヒロインを救出しにいく主人公に、バズーカ砲を渡すのかと思ってたら、おもむろに喰いだすんだから
「こいつは、ただのおやつさ」
悪食にもほどがある・・・
主人公の手足が伸びるという設定が、まったくと言っていいほど役に立っていない。
それどころか、主人公には見せ場らしい見せ場すらないという不遇さ、あいつはホントに主人公なのか?
「主人公はメリーさんの羊号(彼らの乗船)だ!」と噂されるほど、あの船に搭載された人工知能が存在感ありまくりで、
どんな危機に直面しても「目からビーム」で終わらせてしまう凶悪さ、ハッキリ言って最強。
表紙からして大海原を行く船が風景画のように描かれているだけだし、よくわからんな。
つーか、なんでガレー船に人工知能?
ガレー線の漕ぎ手(別名ドレイロボ)の制御が定説。
逃亡しようとする漕ぎ手をどこからともなく飛んできた鞭が引っ叩くトカナントカ。
ちなみに電子頭脳は巷で言われてるほど最強ではなかったりする。
何故ならウィンドウズのうやめろきさまなにをs
主人公に見せ場がないのは、まだいい。
気に入っていた乗組員がドンドン更新されてゆくのも悲しい・・・
「太陽光アレルギーの飛行男」「満月の光で狂戦士化する男」「無口な怪力男」が死んでいったときなんて。
死に際も良かったし、心に残るシーンなんだけどさ。
いや、やっぱり主人公の不甲斐なさは許せん。
>>163 ロリっていうてもな〜
あのオーナーは巨人族の娘だから身長は238センチもあるし、
しかも魚人族とのハーフだから鱗は生えてるし。
そんなナリで猫耳メイド服って・・・スマン、俺には萌えられそうもないよ。
あの病的に綺麗好きなところと、魚人の血が入ってるせいか、
ネコを異様に怖がるところは結構かわいいけどね。
しかしあの磁力だか電磁力操る必殺技はどうかと思う。
それに対する地の文章が、「強力電子レンジ」ってのも。
この世界電子レンジないだろ。笑うところなのかあそこは?
ルナティック・ムーン
「わたし、満月の夜になるとスゴイんです!」
こんな謳い文句の作品なんだが、確かにあれは「スゴイ」よな。
どのあたりが「スゴイ」のかはここでは書けないんだが、どれぐらい「スゴイ」のかが気になる香具師は
とりあえず読んでみれ。
で、なんで書けないかっていうと、この作品が18禁作品だから。
つーか、こんな作品挙げんなよ!
語りたいならエロ漫画小説板にでも逝きやがれ!
>>171 おいおい、18禁だった理由はそういう意味じゃないぞ。
まあ、たしかに作品内の描写では「スゴイ」をそういう意味でも解釈できるから、全然的外れってわけじゃないけど。
エログロバイオレンスノベルの金字塔だよな。
縛りやSMをハードコアとするなら、まさにこっちはライトの雄。
俺が一番大好きだったのは、やはりスライムの体液に
溶かされていく中期ヒロイン。肉と流体の溶け合っていく様に
あれだけのエロスを込めたのはすばらしい。
月の光に透けて映る、内臓と骨の神秘は恍惚ものだった。
しかし絵師がやばいことこの上もなかったな。口絵とカバーイラと
本文挿絵が全部違うってアンタ・・・
みんなは誰が好きだった?俺はヒラコーは結構よかったと思う。
まあ豪ちゃんも流石と唸らせてくれたが。
俺は1巻のラストで引き込まれちゃったんだよね。
ほら、主人公がプレス機で脚をゆっくり潰されていくシーンあったじゃん。
あそこで流れ落ちていく血の描写が「美しい」と感じた。
>>173 やっぱり寺田克也は外せねえよ。
175 :
171:2005/04/19(火) 09:56:38 ID:LKoOpWY2
>>172 気になったんで読み直してみた。
「熱く焼けた、太くて硬い串がわたしの中心に突き立てられた」
なるほど、これって残虐な拷問シーンだったんだ。
初めて読んだのがリア厨の頃だったから、どうもそういう方面にしか読めなかったんだよな。
本当に肛門から串を突き刺す拷問があったなんて、その時は知らなかったんだよ。
他にも
「わたしの体は、一瞬にして歓喜の炎に包まれた」
「全身を引き裂く、鋭い爪のもたらす痛みが、わたしの心の奥底をかき乱す」
とかも拷問シーンだったとは・・・
確かに「スゴイ」な、こりゃ。
表紙買いしたんだが、読む気をなくした。
明日朝一番に売ってこようと思う。
表紙買いってあんた・・・
あんなショッキングピンクのカバー全面にモザイクが掛かってるようなのを買うか?
見えないからこそ心惹かれるもんなんだよ…
俺もあのモザイクで表紙買いしたが、あれ遠目にすると別の絵柄浮かぶって知ってた?
夜中に鏡ごしに見ると、別の絵柄も浮かび上がってくるらしいよ……。
白人萠乃と世界の危機
生まれ持った凄まじい能力と境遇(俺には要約不能)に加わった
デンパと紙一重の信念により、世界の危機を起こしまくる美少女の物語。
異能もの+萌え+ピカレスク……で良いのかね、分類的には。
ちなみにタイトルを「はくじんもえの」と読む奴は素人。確かに萠乃は白人だが。
白人という言葉に、コーカソイド、アルビノ、しろうと等の多重の意味をもたせたりするあたり、作者のこだわりを感じさせる。
まさか遺跡編で、南米の伝承にある「白い人」伝説にまでつなげるとは
思わなかったが、ちょっと無理がある気がしないでもない。
ぜんぜん話と関係ないし。
あの少女の起こす世界の危機ってのが、どれぐらい危機なのかがよくわからん。
少女がくしゃみを一つすればYahoo!株は暴落し、階段で転べばジャイアンツが11連敗し、
茶柱を立てれば郵政が民営化されたりする・・・って、これって世界の危機なのか?
あれは世界の危機を防ごうといろいろな勢力が悪戦苦闘したおかげで
Yahoo!株暴落とかの程度で済んでるんだよ。
例えば、彼女がタンスの角に足の小指をぶつけた時に何の対応も
取らなければ世界は全面核戦争に突入していてもおかしくなかった。
と言う事は、救急箱から機関銃まで隠し持つ用意周到な執事に、我々はもっと感謝しなければならない訳だな。
ごめんよ、影が薄いなんて言って…
絵師の人がお気に入りらしく、
イラストページには、必ずどこかに執事の人が描いてあるんだよな〜
3巻のP.135の、萠乃の服の模様に立体視で執事の顔が仕込んであるのは、
作者スレで聞くまで分からなかったよ
執事よりもメイド長の方が役に立ってるだろ。箸で蝿を掴んだりダウンジングで無くし物を探し出したりとか。
世界の危機の八割は日常生活のストレスから来るんだぜ。
……と無理やりメイド長を褒め称えてみるテスト。カムバック長(おさ)!
やっぱり最後は地球滅亡エンドなのかねえ。
一体どんなネタで攻めてくるのか楽しみだ。
一応スレもあるし…
「ゲド戦記」
悠久のときの中で、数々の国家が存亡してゆくにもかかわらず、常に存在し続けた謎の国ゲド
この物語は、世界の歴史を影から左右してきたゲドの間諜たちの活躍を描いたものである。
3巻くらいで1世代の時間が流れて、それで堂々たる歴史の流れを表現する
手法は痺れたなあ。
未完に終わったのが残念だ。
自分としては7巻目の主人公が好きだったかな。やたらとへぼくて、でも締め
るとこはきちんと締めてるし。
その7巻の主人公の名前が、23巻で神格化されて出てくるのはうまいと思いつつ笑った。
でも、その23巻あたりからなんかグタグタ感がただよってきたからな……
「外道戦記」路線というか。
ひょっとしたら、未完でよかったのかもしれん。
そうだな、途中からグダグダになっちまったのが惜しまれる。
俺は16巻のラストが好きだったんだけどな。
千数百年の長きにわたってゲドの国を支えつづけた「ゲの一族」と「ドの一族」が袂を分かつ
「最後の晩餐でサヨウナラ」の回ががクライマックスだったのか。
「明日からは我等は敵同士となる。だが、今宵までは同じ歴史を分かち合う同胞である。
最後の晩餐を大いに楽しんでくれたまえ」って言いながら、その席上で「ゲの一族」の
族長が暗殺されてしまい、大規模な内乱に突入してしまう辺りまではな・・・
20巻で和解の話し合いがもたれたのに、「俺はおまえのことが大嫌いなんだ!」との理由で
「ドの一族」の族長がキレたりしなければ・・・
しかもその原因が「カレーは○ーモントの甘口じゃなきゃヤだ!」だもんな。
最初は壮大な歴史絵巻と、破天荒なギャグが上手くかみ合ってたんだけど、
後半(俺は22巻が節目だったと思う)からは、
グダグダプラス突然ジェンダーネタが入ってきて、
急に訳わかんなくなった気がする。
「ドの一族」の族長選考で、女性が族長になれないのは差別だ!
って内乱になるのはいいんだが、「族長」という名詞がそもそも男性のみを想定しているとか、
その内部抗争で一巻使われる26巻とか、
ゲド一族の歴史をジェンダー視点で再確認する29巻とか、
俺はもう見てらんなかった。
女性読者はそのあたりどういう感想抱いたのだろうか。
何巻まであったんだっけ、これ。一巻一巻が400P超過の上の大長編だから、あんま覚えてないんだよね。
1巻で死んだ執事の息子の子孫が28巻の主人公ってのに今さら気付いたぞ、俺。
名前だけしっかりついてるくせにMobのように死んでって、あとで重要人物の先祖として出るのがゲドクオリティ。
22巻……「ゲの一族」が「バの一族」「ロの一族」「ボの一族」のどれと手を結ぶか
悩むシーンがありましたな。なるほど、あの時点からか。
どれか一つでも成功していたら「ゲ=バ戦記」「ゲ=ロ戦記」「ゲ=ボ戦記」になっ
ていたわけか。
……はっ。結局「バの一族」と結んだけど、内ゲバで崩壊していく、というのは洒落
になっていたのか。今更気づいた。鈍くてごめん。
>>195 「闇の左手」なるオナニー文学巨編があるからそれを読め。どんな内容かと言うとふたな(ry
199 :
195:2005/04/25(月) 20:11:01 ID:uzzTr243
結局この手のジェンダー系統に走ったSFって、
どうしても世界設定ほっぽりだして、
最後は、「自分は自分なんだ」とか〆るのがお約束なんだろうな。
最初は「常に存在し続けた謎の国ゲド」のハズだったのに、
最後は諸国の(しかもキャラ立ってないモブの)間諜に干渉されまくってたなあ。
設定はよかったんだけどなあ。いきなり最後になって、
「僕は僕だ。ゲドは、なにがあろうとゲドなのだ。だから僕が生きているかぎり、ゲドは不滅なのだ。」
とか言って最終巻の主人公が杖ひとつだけもって旅に出られても……。
>198
ダーコーヴァ年代記でこの世界ハマったのでもうお腹いっぱいです……。
閃光のハサウェイ
読んでて目がつぶれるかと思った小説だな、懐かしい。
前頁メタル仕様ってどういうことだよと思ったけどな!!
若くして無毛になった巨人ハサと、こちらも禿頭の矮小な老人ウェイの冒険譚だな。
全頁メタル仕様なのはまだいいとして、決めシーンの「ツイン・フラッシュ」の出る
シーンで本当に本が光りだしたのは、電車の中で立ち読みしてて参った。
これ仲間内では大ウケだったぞ。
ミラーボール代わりになるはクリスマスツリーの飾りになるは
ラノベには珍しく、高齢者世代に大ヒットしたじゃないか
田畑のカラスよけに絶大な効果があったからかも知れんが
燃えて笑えて泣けるいい作品だったじゃないか。
「光る」インパクトに押されて内容は話題にも上らなかったけど。
全頁メタル仕様?
甘いな、オレの持ってる初版限定特別仕様のは
シリアルナンバー入りゴールドメッキ仕様
だそ。
世界中のハゲに生きる勇気と希望を与えた「閃光のハサウウェイ」に乾杯!
「ひかりのまち」と並ぶライトノベルの金字塔
ライトの意味が違うだろ
俺は停電の時に助かったなあ。
後でヅラの親父に中身みられて思いっきりぶん殴られたが。
>>202はモグリ。
行の開き方だけで住人かどうか特定できる、それがハサスレ・クオリティー。
フラクタル・チャイルド
バラバラになって世界に散った、幼い頃の記憶を捜し求める少年剣士の話だったよな。
魅力的なヒロイン、華麗なライバル、流麗な戦闘シーンに溜息の出るような心理描写。
王道な展開ばかりで、クライマックスではつい涙を流してしまったよ。
しかし、明らかな乱丁で「仕様です」は無いよなぁ……
単なる白紙を閃光の描写と言い張るのはいくらなんでも無茶が
あり過ぎるだろ……
イラストが入る場所の順番がきれいに逆転してて、それがまたひどいネタばれになっ
てたりもしたっけ。オープニングでいきなりラストバトルのイラスト挿入。
あれはまずかったよなあ。
しかもその場面で主人公が手にしてるのは「竜の鱗さえ切り裂く聖なる剣」のはずなのに、
イラストを見る限りでは、どう見ても「バールのようなもの」にしか見えないんだよな。
「あの世界の聖剣は、所有者の心を映し出し、自在に姿を変えるのです」(作者HPより)
ってなこと言われてもな。
それがフラチャイ・クオリティー?
最近改訂版が出たぞ。乱丁とか変なイラストとかを直した奴。
どうも前の方がよかったと主張する奴が多くて、フラチャイスレは荒れがちだが。
物語ってのは、単純に筋道追えばいいってものでもないからな。
あの乱丁具合が読み物としての特異性と面白さを引き出していたんだよ。
俺はあの「聖剣を引き抜く少女」の挿絵が先に来ていたせいで、
ヒロインがホントに聖剣抜くと思ってたからなぁ。
あれは逆にいい意味で裏切られたよ。
そうそう、あの挿絵は「聖剣を引き抜く少女」じゃなくて
「聖剣を突き刺す少女」なんだよな、実は。
あの怪力少女が柄までめり込ませたものだから、
あとで非力な主人公が苦労するんだよな。
「わ、わたしの惚れた男なんだったら、これを引き抜けるぐらいには
強くなりなさい!そうじゃなきゃ、わ、わたしが許さないんだから!」
ん〜、やはりツンデレはいいね。
126ページの次がいきなり129ページになってたり、189ページが上下逆さまに印字
されていたり、200-203ページで一行ごとに文章が抜けてたり、イラストのはずが完
全に真っ黒だったり。登場人物の名前が突然入れ替わっていたり。
それからすでに出た「空白による閃光の描写」「イラストの逆順」「イラストの描写」。
白状するよ。最初に読んだときには俺も「なんだこの乱丁本」と思ったさ。
でもよくよく考えれば、「描かれないことによって、かえって際立って描写される世界観」
「断片化/逆転する世界」を伝えるのに、これらは最高の手段だということが分かる。
……何が言いたいかというと、改定前「フラチャイ」まんせー、改定を勝手に決めた編
集者と改定前の良さがわからん浅はかな読者はいっぺん氏んどけ、と。
>217
最後、敵の首魁に捕らえられた怪力少女を主人公が救出する場面が印象に残っているな。
牢に潜入して、力では決して引き千切れない粘度の高い紐をただの一刀で斬り捨てる、ってシーン。
挿絵の紐、ありゃどう見ても触手だったから、色々妄想に耽る輩がいたなぁ……
>218
ほら、幼い頃に主人公の記憶を破壊した術師が居たよな。
終盤にあいつに挑んだ時に、主人公が記憶の大半を吹き飛ばされて記憶喪失状態、ってシーン。
あれのショックで一部の記憶が混乱したり、抜け落ちたり、逆転していたりするという説明があったよな。
後付けくさいと思っていたんだが……「一巻の167p前後、二巻の三章、四巻の二章第一節の記憶は完全な捏造記憶です」って作者が
HPの掲示板でつい昨日に解説していた。
それを除いて読んでみたら、本気で驚いたぞ……あの伏線の矛盾が一気に解消されて、全ての糸が全部繋がった。
やっぱあの人最高だよ。――ここまで仕込むか。
星虫
「スターワーム」と呼ばれる、惑星クラスの超巨大昆虫を
捜し求めるというぶっ飛びスペースオペラ・・・だったっけか?
見つけたと思ったらもう死んでて、内部に「ワーム」に寄生していた
小動物の文明が出来ていたり、子供虫が隕石爆弾の扱いで某星系に叩き
込まれるのを主人公たちが止めようとしたりと、虫のスケールの大きさが
かっこよかったな。
しかし星虫の発生起源がブラック過ぎて激しく笑った。
生命のスープねぇ。ははは・・・母なる「ワーム」万歳!
クラインの壺にいくつもの惑星を呑ませて作った蠱毒、だっけか。
魔術を使っていかにもスペオペらしい大仕掛けを考えたのは賞賛に値するだろ。
ただその割に魔術師の目的がよくわからんかった。結局何がしたかったんだ?
毒手拳の使い手になってみたかったから、じゃなかったか>魔術師の目的
結局は手荒れがヒドくて諦めた、はず
作者HPの作品紹介を見てみんさい。
『「どちらが主人公を朝起こすか」でもめ合う、主人公の幼馴染2人の物語』
って書かれている。
……確かにそう読めばすべてつじつまは合うんだが……いや、それはどうかと
漏れも思う。
>>224 む、いままでノーチェックだったが、
禁止スレ住人としてはチェ……検閲しなくてならない危険文書のようだな。
ちょっくら本屋まで行ってくる。
>>225が本屋帰りに絶叫してなきゃ良いが。
……この作品の主人公って、最古のスターワームの事だぞ?
彼(?)自身が魔術を使いまくって自重での崩壊、
ってか自分の中の生態系の崩壊を防ぐために奮闘する様は俺は燃えるが、さすがにその『幼馴染』2名に萌えるのは厳しいと思われ。
あのな。
たとえイラストが微に入り細を穿ったグロ虫イラストであろうとも、その行動がツンデレといぬころ幼馴染みの物であり、
切なさと愛しさと心強さが本文で描写されているならそこに萌えるのが幼馴染み萌えという物なのだ。
>>225はその辺のことは決して間違えない立派な幼馴染み萌……ああ、禁止党員、だっけ?
解った、そう言うことにしといてやるから一度あの娘とのデートをとりつ――嫌待て待てまて、オーケー、冗談だ、だから物騒な物はしまおうぜ。
すまん、俺物理弱くてサッパリわからんのだが、
結局作中の「魔術」ってのは、
「弱い力」と「強い力」を超ひも理論的になんかして、
好き勝手に操るってことでいいのか?
なんかエントロピーの法則だけはどうにもいじれない、
ってのが切なかったな。
きっと最後は宇宙も熱力学的死を迎えるのかいな。
>>228 「ダークマターのお陰で宇宙は熱的な死を迎えない」でも持って来ないと無理だな。
このままの刊行ペースで行けば一年半後にはエックスデーが起こるっぽい。作者が投げ出さなければの話だけどナー。
宇宙滅亡まであと一年!
\
おいおい、それまでラノベに入れるのか?
「上を向いて歩こう」を歌った歌手"坂本九"の物語だろ。
……何故か途中で宇宙やら異世界やら行くからラノベといえなくもないのか
そこでアニメっぽい挿絵の新装版「\」ですよ。銀髪オッドアイになってる九ちゃん@厨仕様が笑える。
上を向いて歩いてたら穴に落ちて異世界行きってのに、今は無き星新一の「ほら男爵・現代の冒険」を思い出した。
ただ落ちた先がなあ……九ヶ国紛争の真っ最中な半島ってのはやめといた方がいいと思ったんだ。
結局、実在国家をイメージして書いてあるもんで、色んなとこから圧力かかって全面改稿。
アニメっぽい挿絵の新装版になったんだよな。
中々リベラルでアナーキーなラノベ(?)だった。
「坂本九さんの伝記を書けるぐらい、綿密な取材を重ねました」なんて言ってた割に
変な勘違いが多くねぇか、この作者。
とりあえず坂本九と「キューリのQちゃん」とはまったく関係ないぞ。
改定されたのにここは変わってないし、よく苦情が来なかったもんだな。
>>234 最初からギャグだろ。坂本九の先祖、坂本一がスキヤキを考えたとかあの辺もそのまま残ってた。
て言うか作者は「ゆで物理入門」なんて出しちゃうお茶目さんだぞ。
各章の冒頭引用句も民明書房の出版物ばかりだしな
>>235 最初はノンフィクションの伝記を書こうとしてたが本物の関係者とのコネが無く、「自称関係者」・「自称事情通」の話を元に書いたって話じゃなかったっけ?
編集の人が、余りにも荒唐無稽な作品になってたからノベルズの担当者に読ませたって聞いたんだけど…
>>237 俺が聞いた話とは違うな。
知り合いの霊媒師に頼んで坂本九の霊を呼んでもらい、そこで語られた話を
ありのままに書き留めたらあんな風になった、って聞いたぞ。
その出来栄えを惜しまれて、よその部署に回されたってのは同じだけどな。
ちなみにその霊媒師が出版直後に詐欺罪で逮捕されたペテン師だというのは
あまり知られていない事実だ。
シリーズ最新作の11巻が本格的な推理小説になってて驚いた。
坂本九の孫、坂本十一が「じっちゃんの名にかけて!」と言いながら
難事件を解決していくという話で、ミステリー板での評価もまずまずだった。
その中では坂本九は警視庁から独自の捜査権を与えられた名探偵で、
後継者を育てるために探偵養成学校を創設した人物として登場するのだが・・・
「これぞ『探偵学園Q』だ!」って、オイ
ゆらゆらと揺れる海の彼方
「ゆらゆらと揺れる海」って惑星を支配する超絶巨大なスライムの塊じゃねえかよ!
な感じのSF作品。上であがってた『星虫』とゆるい繋がりがあったんだったっけ?
ちなみに俺はいつも住居にへばりついた小スライムを拭き清めてる掃除ロボが好きだ。
>>241 向こうはスペオペでこっちはパニック路線だけどな。
スライム警報の車が飲まれたり家にスライムが侵入して来たりするシーンの気合の入りっぷりは何度読んでみてもスゲェ。
例によって、作者HPの紹介欄を確認。
「お年頃になって、兄を異性として意識し始めた、恋する妹の話」
……スルーして作品内容の話に戻そうか。
スライムの構成成分が明かされたとき、作者スレが祭りになったって聞いたけど……
なんだったの? 読んでないんだよね。
>>244 祭りってほどじゃないが。
ヒント:最初にスライムに取り込まれたのは主人公の妹。
まだ小さい頃に年上の友人に、「ちょっとドロドロした三角関係の話だ」と紹介されて読んでみた。
本当に「ドロドロ」しているとは思わんかった……
不意打ちだったんで、二日ほどゼリーの類が食えなくなったよ。
「海の彼方」って割に物語の主な舞台となるのがスライムの体内って・・・
と思ってたが、実はスライムの体内は異次元の世界になってるんだと知って
納得した。
しかもスライムの名前が「UMI(Unknown Missing Inclusion の略)」で、
通称が「海」だし、まさに「海の彼方」だな。
ちなみに「Inclusion」ってのは鉱石などの中に他の物質が取り込まれてできた
内包物のことで、何でも取り込んでしまうスライムの色や形から宝石を連想した
科学者が「UMI」と名付けたそうだ。
スライムのなかにいる
エヴァンゲリオン劇場版がこれをモチーフにしたと聞いた。
……たしかにそれっぽかったが決定的にグロさが足りないよな、やっぱり。
>1-9 前スレ・既出リスト等 1さん乙です
>10-19 なんて素敵にジャパネスク 現代ドキュメント風ラノベ。6〜8割は実話。最近展開が不穏らしい…
>20-29 ゼロヨンイチナナ 異能力バトル物(戦隊物?)らしいです。
>30-39 星の、バベル マッチョばかりが出てくるギャグ作品です。
>40-49 ロボット妹 鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝、あまりの鬱っぷりに全員途中で投げたそうです。
>50-59 はじまりの骨の物語 鬱作品らしい。作品にかぶれた基地外がいた様です…
>60-69 EME 連作短編。構想によるとまだ物語の1/3の段階らしい。
>70-79 妖世紀水滸伝 第1部は世紀末群雄物、第2部はアクション物、第3部は…
>80-89 プロット・ディレクター TV局を舞台にしたコメディ作品。
>90-99 塩の街 コメディだけど、実はこの街には涙なくしては語れない話が…
>100-109 蓬莱学園の魔獣! 例え嘘談義でもこのシリーズは「革命編」で途切れるらしい(笑
>110-119 私闘学園 北海道を舞台にしたギャグ作品。「四島」が「私闘」に変更されたらしい。
>120-129 ひかりのまち 801臭いのが気になるが、特撮マニアは必見の作品。
>130-139 誰が為にカレーはある フランスのカレーを舞台にした歴史ラノベ。1巻は傑作だったが新刊は…orz
>140-149 時空のクロスロード 特撮テイストに溢れた作品。2巻以外は鬱展開らしい。
>150-159 バンパイア・ハンターD 「バンパイア」だけど「どじっこ(D)」。そんな「狩人」の少女と左くんの日常作品。
>160-169 敵は海賊・海賊版 ラノベ版・ワ●ピース。ただし、主人公に見せ場は無いらしい。
>170-179 ルナティック・ムーン エログロバイオレンスノベルの金字塔。18禁(笑
>180-189 白人萠乃と世界の危機 世界の危機を起こしまくる美少女の物語。(異能もの+萌え+ピカレスク)作品。
>190-199 ゲド戦記 スパイ物にして、壮大な歴史ラノベ。途中でぐだぐだになってしまった模様…
>200-209 閃光のハサウェイ 作品より 装丁の話ばかり(笑
>210-219 フラクタル・チャイルド 改訂版より、改定前マンセー派が多いと言う作品。フラチャイスレは荒れがちです。
>220-229 星虫 スペオペ + SF + 幼馴染 = ……俺には纏められませんorz
>230-239 \ 歌手"坂本九"の物語。の皮をかぶった電波小説。
>240-249 ゆらゆらと揺れる海の彼方 パニック路線のSFラノベ。『星虫』とゆるい繋がりがあるらしい。
いやあ、みんな素晴らしい嘘のつきっぷりだ。
次からここ嘘同盟スレに変えようぜって言ってもいいぐらい嘘。嘘だけど。
まとめ超乙。休憩は260までか? それとも270?
ここバージョンの『ゼロヨンイチナナ』と『星虫』は実際にあったら読んでみたい。
>>250さん、乙です
個人的には「塩の街」を読んでみたい。
260まで埋めかな。
個人的には「吉永さん家のガーゴイル」を見たい。
>>250 乙です。今読み返して見たけど私闘学園の嘘談義面白過ぎ。パンゲア計画のシーンはマジで見てみたいw
>>253 たぶん260までかな?実質259までだけど。
しかしまとめの人も大変だ。わやくちゃの風呂敷をたたみつつ
要約しなきゃいけないんだからw
みんなベラボーに嘘つくね。閃ハサとルナティックは「読みたい」
というより「売られている所をヲチしたい」って感じがするな。
純粋に商業で出ても良さそうなアイデアとしては「プロット・ディレクター」
あたりだろうか。話のみで俺は惹かれるものがあった。
「フラクタル・チャイルド」と「誰が為にカレーはある」1巻を本気で読みたいと思った
私は少数派なのか? 更に別格で、「なんて素敵にジャパネスク」
このスレッドの途中からの参加ですが、「書いたあと、次にお題が出るまで放置して待つ」
のが一番難しいですねえ……我慢できずに幾つか複数書きましたが、自分で読んでも微妙に
おもろくない。
フラチャ出題者だけど、自分も読みたいと思ったよ。改訂前のが。つーか現実g(ry
ルナムンはエログロ小説になるし。実際グロイシーンもあるけど。
閃光のハサウェイをメタリック使用にしたのも自分。あの空白をみんなやるのにワロタ。
↓では出題をどうぞ
うわ、被ったゴメン!!(汗)
じゃ、「吉永さん家のガーゴイル」で
村で一軒だけの古い洋館・吉永さんの末っ子は将来建築家を夢見る小学生(半ズボン)。
手始めに自分のボロ家を直そうと、手始めに雨どい(ガーゴイル)の修理に乗り出した。が・・・
・・この作者の西洋建築の薀蓄ってすごいな
著名な建築家だったジイちゃんに怒られちまうんだよな。
「まずは雨どい(ガーゴイル)だと、十年早えや!」
雨どいって奥深いものだったんだな、これで初めて知ったよ。
石造りに拘る主人公と、木造の日本建築を継ぐライバルの対立関係がよい感じ。
能面の大工というのはネタとしては面白いが、どう見てもア○ロとシoアだろ、あれ。
>>263 まだ生きていたのかガッ厨。
お前らのせいでいつもスレが荒れ模様だ。
荒らすのが目的ならさっさといね!
いっそ隔離スレを立てようか?
ともあれこの作品は私が始めてイラストに騙された作品だ。
>>264 まあ落ち着け。実際台詞回しが微妙にトミノがかってたりするし。
しかし西洋建築に関する薀蓄ばかりが注目されがちな作品だが、無意味な薀蓄じゃないんだよな。
実は洋館が建築学上不可能な構造である事が明かされていく過程はゾクゾクする。
>>265 >>264は縦読みだって。
真央たんの荒さについて言ってるんだよ。
パンチラじゃなくてパンモロだもん。
なるほど、確かに真央たんは荒いな。
だけどその荒さとは裏腹なきめ細かい仕事っぷりが萌えるよな。
「ん〜、なんだかこの庇の部分が気に入らないわね。特にここからここまでの角度っ!が」
「この樅の木の枝っぷりがすばらしいと思わない?特にこの辺りの角度っ!とか」
「角度っ!なのよ角度っ!具体的な数字にすると48.7度?・・・とにかくそんな角度っ!なのよ」
きめ細かいってよりはただの角度っ!マニア?
建築関係以外の、普通の会話も小ネタが散らばっていて面白いと思った。
「お前の感じている感情は……」とか。
……って、考えるとエロゲ関係ばっかりやん。ライトノベルでやってええんかい。
>>267 「昼飯の角度っ!」の挿絵の所だけ一等自営業閣下が書いてるのに
ハゲワロスwwwwそしてカワイクナスwwwww
建築学上存在し得ない家屋と、雨どいに付いたガーゴイルの
秘密に関しては、これから解明されていくんだっけ?
安易な魔界ネタに走ることだけはないだろうけど、実際の所
「少し不思議」あたりで落とすんだろうか、気になる。
「皇国の守護者」
最初タイトルの意味がわからなかったんだよなぁ。
「内容と全然関係ないじゃんなんだこれ」っておもってたら最終巻の、……何章だっけ、5章だ。
そこでようやくわかった。わかって読み直したら、再発見もすごく多い。
さすがだなと思ったよ。
しかし一巻から最終巻が出るまでに23年かかってるってすごいな。よく完結できたな。
>>271 え?
主人公3人の名前、日土ノの・白玉 守・王口 護・を表してるんじゃなかったのか・・・
何だったんだヨ!最終巻だけ古本屋でも手に入んないんだ、教えてくれ
>>272 それミスディレクションっぽい。単純にひとりのキャラとして『皇国の守護者』が最終巻で誕生するから。
まあアレだ、皇族が支配するような国はあの世界には一つもないわけで。
じゃあ皇国ってのは何かの比喩か政治形態の変更の結果となる訳で、
共和国のクーデター事件は最終巻手前まで決着が付いてなかった訳で……
後はまあ、守の陰謀と護の設定を突き合わせれば8割は分かるだろ。
未見の人には全然分からない書き方ですまんが。
まああの作者の著作らしく、誤字が結構あるから、そのせいかもしらんぞ。
確か最終巻の2巻手前、48巻でそのあたりの伏線が一気に解消されるけど、
初版は守 と 護 が同じ「まもる」って読みだからって、
重要なところで何箇所も間違ってたんだよ。
だから、初版しか読んでない人間には絶対わかんないんだよあの伏線。
ファンレターでも抗議殺到で、49巻までの間「作者病気のため」3年間が開いてるけど、
あれ、抗議にスネた作者がシリーズ中断しかけて、
S編集に「ふざけんな」っておどされてしぶしぶ再開したらしいよ。
しかも49巻のあとがきで「校正他でも気づいてくれませんで」って責任転嫁したら、
最終巻の初版だけ、編集の寄稿文が載ってて、
「作者がギリギリまで原稿あげないから、校正発注する時間もなく、
著者校で直してもらう他なかった」って内情ばらされてやんの。
あの文章も初版以降はなくなったけどね。
しかし、誰だこんな学園甘々ボーイズラブをお題に挙げたのは。
共学で、しかもあんなに魅力的な幼馴染の女の子がいて衆道に走るなんて信じられん。
俺は1巻の半分まで読んで耐えられなくて放り投げていたんだが……
そうかそんなに続いて、完結してたのか。
あれを読み通したつわものどもがこんなにいるのね。このスレも侮れんな。
まあ、幼馴染の女の子がいて
「前も、前もだ」はないよなあ……。
あれ一時期幼馴染撲滅スレでバイブルと化してたな。
一番の疑問は、何故あれが角川ルビー他のソレ系でなく、
徳間から出版され続けたか、ということだが。
敵陣営の女幹部がなんか浮いてたな イラストでも本編でも
ひとり特撮状態っていうか
>ひとり特撮状態
上手いこと言うね。
確かに男は紋付袴、女は振袖が制服として指定されている学園で
黒のボンテージのSMルックってのは変過ぎだもんな。
いくらボンッキュッボンッなナイスバディとはいえ、あれはちょっとな・・・
しかもあんなのが風紀委員長やってるし、わけわからんな、あの学園は。
風紀委員会の活動もデタラメ、ってかどこのSMクラブだって話だからな。
っても、俺はこのシリーズもっと続いて欲しかったんだが。グダグダなりの愛があった。
幼馴染の女の子の主人公を見守る視線は健気で良い。
最終的に記憶喪失して子供帰りしても「まもるがかえってくる!」と大喜びするさまは泣けるね。
そしてそんな娘を放置した主人公どもの絡み合いはお前ら好きにしろ。
「虎は歪める」
超能力生物ってのは多いけど、エスパー虎ってのは斬新でいいね。
格闘性能は肉食類で地上最強+ESPと高知能化処理とくれば、ほぼ無敵の
怪物になる…はずだったんだがな。
虎ニヒルだよ虎
念力にあまり頼りたがらないから、高度な思考と本能の狭間を綱渡りで
動いていく感覚だけが、ほぼバトルの主体を成すってのは驚いた。
しかし本物の虎同士が主人公・ヒロインってのが一番度肝を抜かれたが。
ギャグ要素がほとんどない割には場の持たせ方がうまいよな、文章力があるんだろ。
まあ俺的には敵役のハンター少女萌えだが。
主人公と戦う事によって共に成長しつつも、最後には主人公にハラワタまで食い尽くされるのが最高。
>282
そのほとんどないギャグ要素の九割を占めていた例のdデモなアイツ(名前失念)が対主人公に投入した、
1d級の白熊たち(高知能化処理済み)との戦闘シーンは見事だったな。
未知の強敵たちを相手に地の利を生かして撹乱し、引きこみ、待ち伏せ、傷をつけてはまた退き――
本能衝動を抑えながら行動しようとするのに、時折衝動に負けて不利な状況に引きこまれたりとか。
あと、昔読んだ「偉大なる王(ワン)」って児童書思い出した。
同じく虎が主人公。
「深い王(ワン)」ってのもあったな。こっちは鯱だけど。
懐かしいな。SF板でも昔、論争になってたな。
「『虎よ、虎よ!(アルフレッド・ベクター)』へのオマージュだ。」
「いや、モロ杉ね?パクリだよ」
「しかしシートンも入ってる分・・・」
「女か虎か」も混じってるな。
あの黒服の男を殺したのは、ハンター少女だったのか、虎だったのか?
まぁ、別にどっちでも構わないんだが。最終的に虎が食ったのは確かだし。
>>282 「おまえという宿敵(とも)に出会えた幸運を神に感謝する。これからはおまえの
血となり肉となり骨となりて、おまえとともに生きていくことを誓おう」
ハンター少女の死に様には泣けた。
まぁ、その後に続く虎の食事シーンはそんじょそこらのホラー小説真っ青の描写で、
少し退いてしまったが・・・それだけ気合が入ってたんだろうな。
>>287 「それは半分だけ嘘だ。お前の半分は、糞になって排泄されるからな」
虎マジニヒル。
だが泣き笑いで少女を食っていた主人公の描写は死ぬほど好きだ。
ただ、最新刊の展開には疑問があるんだよな。
クライマックスを間近に控えた息抜きなんだろうが、さすがにあのトンデモドクターが出張りすぎじゃないか。
ドクターの仕業という事で表紙に本文が印刷されてたりするのはまだ良いが、
本文に4コマ漫画が描かれてたのは何かと思った。
しかなんで絵師の人が原作で作者が絵描いてるんだよ。
>>287 まあ外伝ぽい位置付けだからいいんですか
「アンカーミスしてるぜ。
そうやってまた、生きてくのか?」
>282 ギャグ要素がない、と? あまいあまい。
5巻をじっくり見てごらん。読むんじゃない、見るんだ。
ネタバレだから行間空けるけど
漢字だけ抜き出すと、主人公が描かれてる。しかもパラパラ漫画になってる。おまけにシュールなギャグ。
しかしあれだけ濃い内容をしつつもこんな遊びを仕込むなんて、作者はいったい何者なんだろうな。
ここまで個人情報漏らさない作家もすごい。
ARIEL
ライトノベル探偵小説の古典的名作だな。
絶対に不可能に見える犯罪も、見事な推理で最後は"ありえる"と納得させてしまうという手腕は素晴らしい。
あれだけの長編シリーズにもかかわらず毎回凝りに凝ったアイデアを出し続けるという作者には正直脱帽するよ。
新世代の推理小説だとか言ってる連中も、少しは見習ってほしいもんだ。
「ありえない」なんて事はありえない
が主人公の口癖なんだが、このセリフってどこかで読んだことあるんだよな。
どこだったかな?思い出せないな。
某作家が、これのパロディやってたな。
「犯人は恐怖の大王だったんだよ!」「な、なんだってー!」
とか大騒ぎして、皆が探偵の推理に納得した直後に、
「俺が殺しました」って第一発見者が自白して終わるアレ。
元ネタの作者に怒られたりしなかったんだろうか?
しかし3巻のラストで、ヒロインの美少女が実は男だと明かされたときだけは、
「ありえねえっ」って叫んだ記憶が。
あんなに綺麗に漏れの萌えツボにはまってたキャラ、他になかったのに……
発売当時のスレッド、大荒れに荒れたっけ。ニュース系にもスレ立ったし。
ありえる、というだけで決して、真実は一つとかじゃ無いんだよな。
謎本や秘密本、真相本とかも沢山でたっけ・・・ミス板では、非難轟々だったけど
しかし出版の仕方としてはありえなかったよな。
一巻の最後で選択肢が書いてあってどっちを選ぶかによって
次にどの巻を買うか、どの真相にたどり着くかって何だよ。
普通にサウンドノベルとして出してくれといいたくなった。
>>297 昔懐かしのゲームブックみたいなノリで結構好きだったけどな。
選択次第でいろいろな結末に辿り着く、つまり真実は一つじゃないってことだな。
しかし第15巻まで読み進ませておきながら、「捜査は白紙に戻った。 → 第1巻第1章第1節まで戻る」とか
やられた日には投げ出したくなったよ。
漏れなんぞ、何度「14巻○章に進む」で、探偵が死んでしまったことか……
あの巻って章毎に、探偵の違う死様が書かれてるだけだし、
古本屋に14巻だけ山のようにあるのを見ると、誰もが一度は通る道なんだなぁとオモタ。
盗賊会社
今までこれほど好みが別れる作品はほとんど無いだろうな。
キャラが最悪って奴もいるし、キャラが最高って言うのもいる。
ストーリーが素晴らしいと言う奴もいれば訳分からんし理解もしたくないと言う奴もいるし、
設定にハマってる奴もいればご都合の妄想と言う奴もいるし、文章においてやもう何を言わんや。
俺の評価? この本の価値の9割は挿絵だろ。この絵にもアンチがいるんだが。
オレはこのライトノベル読んでみて良くも悪くも絶対百年後まで残ると思った。
つーかこの作品ほんとに評価しづらいよな、アンチと信者で見事に真っ二つ。
本スレなんかいつも荒れまくってて見てるだけで疲れてくる。
まあそのせいで売出しから一ヶ月で10スレ進んだらしいけどな。
俺の評価は保留で。
安易にこの本を評価したらたちまち信者とアンチが飛んでくるし。
9割が挿絵っていうのが文字どおりなのが
この作品の恐ろしい所だよな。
あのイラスト、実は著者が変名で描いてるって噂もあるんだが。
私は好きだな、この作品。昔の絵物語って感じで面白いと思う。
え、内容? ……ごめん内容については触れたくない。
編集はあの絵書きを何処から発掘してきたのだろう?
サイト持ってた気配もないし。
私自信の評価も…保留。
さあ本スレで大暴れした儲中の儲の俺が来ましたよ。
つか、この本腐す奴等ってどいつもこいつも自分が頭悪くて話の本質理解できないのを、ひがんでスレ荒らしに来てるとしか思えん。
3巻で消化された社是の伏線を後付け扱いした奴も、天馬三姉妹をキャッツのパクリ扱いした奴も
本気で言ってるとしたら絶対に病院逝った方がいいぞ。
キチンと理解出来た者の勤めとしてわざわざ解説してやったのに、謙虚さのないバカはホント手が付けられねっつかなんつうか。
なんで新しいものを理解出来ない奴等ってああ紋切り型のツッコミしか入れらんないんだろーね。
マジ氏ねよ。
こっちは、きちんと把握した上で批判してたんだが。
何も見えない聞こえないからこそ、儲の儲たる所以だな。
一見きれいにまとまった伏線だろうけど、仔細に検討してくと矛盾の塊だし、
あれだけイベントにおける類似性をきちんと指摘しても人格批判でしか返って
こないし、何が「新しい」だか。まんま1970年代の黴たノリだし。
絵師だって、一見丁寧に描いた綺麗な絵ではあるけど、顔以外の人体のデッ
サンとか狂いまくりでもう見てらんない。
……あのバトルもっかい繰り返すの?
あれは勘弁。
アレのせいで俺、腱鞘炎になった(マジ話)。
いや、あの時は若かったね。
俺の考えが正論。他は全部間違いだと思ってた。
この作品の評価?
今の目から見れば『普通』かな。
キャラの濃さは好みだったが、今となっては少々胸焼けがする濃さだ。
さて、あと続けたい奴は該当スレで頼むな。
このスレは一作品につき9レス分しか語り合えんのだから。
……個人的には、閃光のハサウェイと同じ程度には楽しめたかね。
たまには雑誌の話もしよう。
『電撃hp』でどうだ。
いや、Web雑誌の話はここでは違うんじゃないか。
あの表紙のフルハシAAアニメgifのチープさは好きだが。
全体に、凄く上手い絵師にドット絵寄稿させたり、
デッサンちと狂ってますよな新人絵師に壁紙書かせたり、
やってることが妙にチグハグなのが気にかかる。
え、本文?
いやうちのブラウザだと小さすぎて読めないんだよ。
いくら作家全員の作品がA4一枚に出力して読めますったって、
ありゃないだろ。詰め込みすぎ。
俺のプリンターは、VOL3の途中あたりで火噴いたぞ(泣)
拡大しても虫の死骸みたいな感じだしなぁ。
てか次の更新マダー?
明後日更新ですよ。編集者本人から聞いたから間違いない。
ソフト関係の板のどこかで、電撃hp用の拡大ソフト「えっちぴー拡張観察」ってのを拾った
名前いかがわしい割に、結構使いやすいから使ってみ
……明らかにPCのスペック限界に挑んでくるソフトだが(泣)
なんか、ノートン先生が反応するんだけど
読み込むと本体やプリンタ、果てはモニターにまで過電流が流れて
ダメージを与えるなんてのは、ウイルスと判断されても仕方ないだろう。
ここから電撃ヒットポイントって通称もできたし。
機械がダメージ受けるくらいなんでもないって。
これのDL中とか読み込み中にユーザー自身が倒れて
病院送りになった例も少なくないんだから。
原因については電磁波とかモニターの点滅とかBGMとか
いろいろ言われてるだけで特定はされてないけど。
商業雑誌ならとっくに発禁になってるよな。
……ああ、だからフリーで公開してるのか?
「ポストガール」
ポストみたいに突っ立って、ポストみたいに気軽に使われる女の子。
まあアレだ、近未来の街娼の話。エロ描写は薄いけどな。
立ちでしか仕事しないからな、しょうがないだろう。
子供じゃとどかぬ、腰をやった年寄りには使えず、そもそも本番が
一切禁止とあっちゃあな。
ただ本物のポストみたいに、右乳と左乳が別扱いになってたりするのは
激しく笑ったが。下のほうが旧世紀の〒マークをイメージして白だったり
するあたりなど、妙なこだわりを持った未来人は大好きだ。
あの女の子の強靭な足腰には驚かされる。
どんなに激しくしようとも、直立不動の体勢を維持しないといけない過酷さは
想像を絶するものらしいし。
人知れず筋トレに励んでるってのも納得できる。
他の娼婦からは「ただ突っ立てるだけ」「バカでもできる」などと蔑視されているけど、
あれはあれで苦労してるんだよ。
毎回利用者ともども公然猥褻罪でしょっぴかれて行くのにワラタ
一応コトが終わるまで待ってあげる警察GJ
最近出てきた新入り警官が徐々にあの娘に惹かれていく(エロい意味で)のもいいよな
「やめとけやめとけ」と苦笑いしつつ見守る巡査部長もカコイイし
しかしあれ書かれたの数年前とはいえ、
近未来の話で「ポストガール公社」所属で、
終盤の盛り上がるネタが、
「ポストガール民営化」ってのは、
今にしてみるとかなり笑える。
ソ連が生き残ってるSFと同じで、
未来ものってその辺ツラいよね。
>>326 「生徒会選挙が盛り上がる学校は、マンガの中にしか存在しない」ってヤツだな
現実もあの作品みたいだったら、両手を挙げて賛成しちゃうよ。
2巻で読むのをやめてたんだが、最近になって3巻以降も読んでみた。
>>325の言う新入り警官は、確かに良いな。
>>325 いや、だからと言って目の前で新入り君がしょっ引かれているのを
「いや〜、若いっていいね〜。私もあと10年若ければね〜」って、
笑いながら見てるのはやめれ。
前科一般になった新入り君が哀れだ。
マジだかネタだか分からないような作風の中、引退ポストガールの姐さんだけが妙にリアルというか地味だったな。
それでも気が付いたら姐さんが料理してるシーンを楽しく読んでた辺り、この作者素の筆力も案外高いのか?
妖神グルメ
冥府の妖怪と天界の神々が、何故か料理で争うアレか。
人間たちの魂が食事の美味い世界の方に集まっていく設定ワロタ
(; ̄ー ̄)杏仁豆腐
妖怪と神々の戦いなのに、一番美味い料理作りをするのは人間の若造だったのがワラタ。
途中で出番なくなったけど、実質最強料理人は彼だったし。
「喧しいっ! 料理に天国も地獄もあるかっ!!
料理には美味い料理と不味い料理しかないのだ、このオタンチンの人外どもめっ!」
と見栄を切るところは格好よかったが、普通意に料理を作っても勝てるのに、
何故か<<中毒性のある隠し味>>ばっかり入れてるエゲツなさが好きだった。
彼が「鉄鍋のジャン」のモチーフになっていると俺は固く信じてる。
>>332 作中で一番えげつなかった料理ですな。
甘味デザートだからやばいものは入ってないと思わせつつ、
赤い実の代わりに刻んだ芥子の実が入ってるのワロスwwww
「どうだいいアクセントだろ!」アクセントじゃねえ。
奴の退場後、美食と外道料理レベルは多少落ちたが、第一級天使対大悪魔の
豪快料理対決は素晴らしくパワフルで補えてたな。
っつーか牧場一つ落雷で燃やして「肉牛の牧草焼きだ!」ってのは
すさまじかったな。ちゃんと味付けとかモツ取りはしてたが、大量に
客捌くにはあれくらいしないとダメとは。
>>実質最強料理人
でも、この若造のせいで物語の方向性が少し変わったんじゃね?
当初は人間界は出さない予定だったらしいけど、頻繁に天使たちが来るようになった。
人間界がらみで特に俺の好きなエピソードは
・人間界の料理人を借り集めるための「ワキューレ部隊」の編成(体重だけは巨人族w)とか
・誰にも抜けないと言われていた伝説の包丁を、台座から抜いた料理人(そのせいで、「ついでに伝説の皿も探して来い」よけいな苦労も背負いこまされる。
ところで、ネタ師の衆よ。他板のスレでこんなのがあったんだが、
なんか話がわし等向きにずれてる来てる様な気がするんで、よかったらどうだ。
ttp://music4.2ch.net/test/read.cgi/compose/1117913755/
>>334 杏仁豆腐が出てきたのは豆腐料理対決の時だな。
湯豆腐、冷奴、麻婆豆腐などが出てくる中にあって、あいつが
出してきたのがなんと杏仁豆腐。
その意外性が審査員たちの間でバカ受けしてあっさりと優勝が
決まってしまったんだよな。
一口も食べてもいないのに勝敗が決まってしまうってのは、
「本格料理ライトノベル」を謳い文句にしてるくせにどうよ?とオモタな。
ところであの審査員たちって、餓死してしまったものの生前に食べ物を
粗末に扱ってしまったために天国にも地獄にも行けなかったさまよえる魂、
でよかったんだよな。
はっきりとした描写がないためにいろいろな説があって一部で激しい議論が
交わされてたんで気になってしまって。
一時期、実写版の話もあったんだっけ。当然のようにぽしゃったみたいだけど。
……見たかったかも。
>途中で出番なくなったけど、実質最強料理人は彼だったし
最強の食材でもあった・・・
(((;゜Д゜)))ザクグフゲルググ
しかしこの小説の一番嫌なところは、普通にこれを読んで「料理人を
目指そう」と思った奴が居たことなんだよな。
しかも某有名料理店のコック長になって「私の料理人魂の原点は
ここにあります!」とか宣伝してやんの。
ゲテモノ料理の専門店記事
…だったらオチが付いてて良かったんだがなあ。
俺の屍を越えてゆけ 呪われし姉弟の輪舞(ロンド)
十二人の姉と十二人の弟が「 」の呪いでひたすら殺し会い、その亡きがらを踏み越えて生存の道を模索する、そんな話だったよな……
大多数は駄作だって言うけど、漏れはけっこう気にいってる。特に三女が戦う理由を告げてながら息を引き取る時なんて思わず本を閉じて泣いちまった。
「私の屍を越えていきなさい……あなたを生かす為に戦い、あなたに殺されるなら本望……」
あ、ディスプレイが壊れたかな。文字が読めなくなってきたや。何でこんなに、目の前が歪むんだろ……?
三女は、一人称が「俺」じゃなかったのがイマイチ
他にも一人称が「俺」じゃないのは居るんだが、この娘だけどうも気になって
しかし、本当に戦う方法が輪舞(ロンド)なのはインパクトがあった。
四女の毒殺っぷりは高く評価したいと思う。
「卑怯者? 冗談じゃない。殺人行為は等しく悪、優劣なんて無い。
毒殺者よりも斬殺者の方が崇高だなんて、剣士の詭弁に過ぎないよ。
剣を使えぬ私に『剣で戦え』と言うのは卑怯じゃないの?」
だったっけ? うろ覚えだけど、彼女だけは記憶に残ってる。
ときどきでいいから長男の事も思い出してあげてください。
一行で末妹に射殺された「最強」って、超遠大な何かのギャグなのか? なあ?
>>344 だから、散々議論されてきたけど、
次女>長女>末妹>長男>三女>六女>九女>十女>八女>六男>七男>四男>
五男>五女>次男>七女>三男>十二男>四女>九男>八男>十男>十一男>十一女
だろ? 強さの順列は。
長男は、『弟最強』であって『姉弟最強』ではなかったはず。
たしかそれぞれに得意技も違ったはず。
だれか24個羅列ヨロ。
>>345 いやいや、その順列は微妙に違うぞ。
純粋な戦闘能力だけならばその通りだと思うが、最強のはずの次女が最弱のはずの十一女に
冒頭であっさりと殺されてしまっただろうが。
しかも殺され方が毒入りの手作り弁当を食べって、ってのはこれこそギャグとしか思えん。
いくらなんでも十一女を目に入れても痛くないほど可愛がってたからといって、あからさまに怪しい
髑髏マーク入り弁当を食べるなんてな。
ちなみに十一女の得意技は「愛嬌を振りまき、老若男女を問わずメロメロにする」だったが、
真性のショタであった六女には通用せず、「素手で岩を砕き、地を割る剛力」で殴り殺されたのには
少しだけ泣けた。
十女が銃使いだったのは、多分作者一流の洒落なんだろう。
銃剣しか使わないけど。というか発砲しないし描写が薙刀のそれじゃねえか。
十男の方は巨大拳銃を鈍器として使うし。
同じ銃使いの十一男の決闘シーンでようやく発砲するのかと思いきや、投げつけて右ストレート。
あとがきで
「ガンアクションは苦手なんでちょっとひねってみました」
とか言われてもその、なんだ。
困る。
長女:過剰なまでのサバイバル能力 次女:『輪舞』の使い手数百人を指揮
三女:『輪舞』の正当伝承者 四女:薬毒作成(虚弱体質)
五女:五男と一緒にいれば超人化 六女:地を割る剛力
七女:家の事情を完全把握&兄弟との共感能力 八女:真の不死
九女:特になし(万能の天才?) 十女:悪運(敵の死期に居合わせる)
十一女:老若男女無差別の愛嬌 末妹:人の知覚から外れる(&狙撃?)
長男:超絶的剣術&男に対しては最強の魔剣 次男:不安と恐怖を増幅させる歌
三男:高速で万能な学習能力 四男:サトリ&サトラレ
五男:五女と一緒にいれば超人化 六男:左手の人差し指で触れたモノを絶対破壊
七男:直感と格闘術 八男:吸血鬼(陽光に焼かれない限り不死)
九男:不完全な『輪舞』 十男:不明(『輪舞』の知識があるだけ?)
十一男:(未登場) 十二男:自分に触れた者を幼化
ああ疲れた。
だが能力に関してはぼかされてる点も多いんで、おかしかったら修正してくれ。
ちなみに俺は次女は自殺だと思ってる。
>348
ちょっ、おま。
それアニメ版の設定じゃねえか。
本スレには書き込むなよ? 荒れるから。
俺はアニメ版も好きだけどね。絵はヤシガニだが声は俺脳内とマッチしてた。
ティー・パーティー・シリーズ
おまいまた懐かしいものを。
初期のあのマターリしたお茶会おちが好きだったな。
しかし、中盤から世界中をめぐって各地の茶をたのしむ話になったのはいいとしてもだ。
最後の最後がなー。キバヤシかよと言いたい。
実は(以下略
ΩΩΩ<な、なんだってー!!
『“お茶をどうぞアリス”と言った兎は駆ける。駆け回ります。兎の腐った足足足に見蕩
れるまでもありませんでした。お茶をどうぞアリス。その言葉に合わせて美しい死体の右
手がティーカップを持ち上げます、“作法に則ってどうぞアリス”、そうして死体の唇が
つるつると触れるカップの中の皮、皮、人の皮、テーブルにだらだらと延びていく人の皮、
永遠にどうぞアリス。死体はあたしの猫は何処ですかとカップの中に飲み込まれました、
拍手喝采! ダイナも喝采します。ヤマネも喝采します。帽子屋も喝采します。彼の帽子
の中には脳と犬と猫、死体だけが見つかりません。死体はちゃんとした曲芸を完了したの
でもう戻ってきません。僕の死体はテーブルの中にないと僕は泣きました。アリス。呼ば
れましょうアリス、呼ばれましょうアリス、ぼくのもういないアリスアリスアリスアリス
アリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスア
リスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリ
スアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリス
アリスアリスアリスアリス』
……いや、本当にこういう作品なんだよ!
いつもではないとはいえこういう文章が頻出するんだ!
マッド・ティーパーティーの名は伊達じゃねえ。
作者が静岡県民らしいと聞いて、なんか納得した。
これまたはっちゃけた作品できたね。
中国の神仙思想に説かれる三神山の一。
山東半島の東方海上にあり、不老不死の薬を持つ仙人が住むと言われた蓬莱山の山頂で、
日夜繰り広げられる学生達のラブ&コメディを面白おかしく描いた一作。
あんな過疎化の進んだとこで学内恋愛禁止なんて決まりは正直無理があると思うんだが。
寧ろ推奨されんじゃねえのかな。そこんとこどう思うよ
個人的にはボディコンの鈴玉先生に萌える。
100までの表示で書き込んでたよ。無駄消費スマソ_| ̄|○トイッテミルコレモムダダガナー
外伝だけ、ティ−・バーディ・シリーズになって、
プロゴルファー猿ライクなアホ超人ゴルフ作品になったのは笑った。
しかもあとがきで
「最初は本編もティー・パー・ティー・シリーズでゴルフもの、
と言い張ろうかと思ったんですが、担当さんに卍固めを極められて断念しました」
ってのがどこまで本気なのかと。
……あとがきの冗談だと思えてた頃は面白かったんだが、
まさか最後の最後のあのオチに絡んでくるとはなあ……orz
>>353 納得するなよw
この作品について俺が言えるのは1つだけだ。
あ・ん・に・ん・ど・う・ふ
>>354 蓬莱茶会編なんて、そんなドラマCDのネタを持ってこられてもスゲエ困る。
つーかパラレル設定と言う言葉を絶対何か勘違いしてると思うんだ、この作者。
「赤の女王とはすなはち蓬莱に伝わる伝説の…」ってそれはこの作品じゃなく
元ネタ作品同士のパラレル設定じゃねーか!と思わず突っ込んだのはいい思い出だ。
位置づけが本編中盤のこぼれ話だったから、普通にティー・パーティやってたのが
良かったなあ。しかし山頂で茶を飲むというロケーションのためだけに、学園に
編入するってのは、余りにも蓬莱リスペクト過ぎないか?と思ったが
アリスとか帽子屋のツンデレが見られたので良しとする。
最終回、もはやどうにも語りようが無いな。不思議の国と鏡の国とアリスの
所属する世界同士のメタフィクションぶりには笑い死んだが。
>>357 「妖神グルメ」と同じ作者だけに「また杏仁豆腐かよ」と思ったな。
なんであんなに杏仁豆腐にこだわるのだろう?
特別な思い出でもあるんだろうか?
この作品で一番好きなのは「午後のひと時、世間の喧騒を忘れて
ゆったりと美味しいお茶を飲む、それこそがイギリス人の嗜み」と
言ってたセバスチャン。
国籍どころか年齢や性別すら不詳で、人間であるかどうかすら
疑わしいのに、自分はイギリス人だと言い張る姿が笑いを誘うな。
しかも飲んでるお茶がキンキンに冷やした麦茶だったりするしw
つ「しお味」
一応中身は普通のラノベらしいが食べられる紙で出来てるんだよな。
漏れはつい好奇心に負けて読む前に一口齧ってみたら
あまりにも美味かったんでそのまま全部食べてしまった。
姉妹編として「しょうゆ味」とか「チーズ味」とかもある。
印刷インクも食紅らしいし、販売コーナーでもパックに包んであるのが
物凄く笑えるよな。近所の大型店舗(本以外にも菓子とか売ってる)で
購入したら、レシートが「ショクヒン 1」となっていたときには
卒倒しかかったが。
本編の内容は…うん、うまかった。
黒ヤギさんたら〜
>>362 うちの近所じゃ駄菓子屋に売ってたよ。
地域限定の「関西だし醤油味」とか季節限定の「いちご味」とかあったな。
すんげー懐かしい。
ところで押入れの掃除をしてたら10年ほど前に買った「七味マヨネーズ味」が
出てきたんだけど、食べても大丈夫かな?
待て、死にたくなかったらやめろ。
「しお味」、続刊の「コンソメ味」「しょうゆ味」「青のり味」3部作は、
まだ化調全開で保存がきくが、
第2部以降の作品は、「本物の風味を活かしてみました」
という新編集長のとち狂った政策のせいで、生の素材が結構使われてる。
「七味マヨネーズ味」なんて、ページを開けばどうなってることやら……。
しかもあれは確か、初版は「隠し味のかつお風味」が売りだったから、
ページが全部かつを節のスライスしたものでできてる可能性があるぞ。
とりあえず第一にすることは、それを発見した押入れが、
ネズミかGの巣になってないか確認することだ。
365 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/14(火) 20:01:28 ID:peqANh/d
装丁に凝り過ぎるのはやはり害が多いな。
「しお味」なんて、涙がぽろぽろ出てページがしお味で染まりそうな内容だったのに。
思い出すだけで泣けてくる。今でも好きな作品だ。
……読み返そうと思っても、すでに腹の中に入ってるので無理なのがネックだが。
これは、遠足で持って行ったのを思い出すな。
悪魔でも「本」だからな。おやつに入らんのだ。
もちろん「チョコ味」が熔けて散々な目に会ったさ。若気のいたりだ。
あの「チョコ味」だけは兵器になりうるから、大人の皆は興味を持っても買いに行くなよ。
まして、米国大使k(ry
>>365 このシリーズって古本屋とかで探してもなかなか見つかんないんだよな。
やはり誘惑に耐え切れずに食べてしまう人が多かったみたいで、かじった跡が付いてるのでも
3万円前後で取引されてるのを見ると惜しいことしたなと思う。
>>366 いたいた、小学校の時のクラスに同じことしてるのいた。
あまりにも哀れだったんで、クラス全員が少しずつお菓子を分けてあげたの思い出したよ。
内容だけのやつが復刊ででるらしいぞ>365
ところでおまいらの中に、伝説の「ドリアン味」を読んだやつはいるか?
作者の南国旅行レビューがあとがきの、限定100冊のあれ。
>>368 あれは、匂い対策で通販限定&応募者多数の為抽選で100名様の上に、
読み(食い)ながら酒飲んで食中毒になった奴がいて、速攻で回収がかかったからなぁ
内容だけならネット漁れば出てくるけど、紙媒体で読めた奴なんて50人いるかどうか……
漏れも申し込んで、抽選には当たったんだけど、
家が離島なんで、届く前に回収かかって結局読めなかったよorz
Dクラッカーズ
しまった、370狙ってたのに。
まあとにかくDズな。
ダイナマイトを発明したアルフレッド・ベルナルド・ノーベルの時代から、
ナノマシンで全てを溶解する遠未来まで、発破業者のクロニクルか。
未来編では現実の著名建築物を吹っ飛ばしたり、やってる事は派手なんだが……
なんかこう、世間では派手だけど地味っつう妙な評価になってるな。
キャラもストーリーも設定も、どれも平均的な高得点だとは思うんだが。
某科学雑誌に発破の瞬間の写真が載っててな。どっかの鉱山での。
アレは惚れるな。作者の言葉は今なら理解できる。
てか美樹は無口なキャラだということを前提にしても、喋らなすぎ。
しかし、俺は「……。」に萌えを見出だす!!
しかし今回の新巻でDie(ディー)がクラッカーを山ほど食うシーンがあったんだが、これはタイトルを示唆しているのか?
>>373 いやいやタイトルは普通にダイナマイトクラッカーズの略だろ、と初読の時は思ってたが。
よくよく読み返してみると、クラッカーはあの美樹の自作なんだよな。
発破以外は息をするのもめんどくせえから酸素吸入器常時着用の美樹がお菓子作りですよ。過呼吸起こさないのか。
タイトルと関係あるかどうかは分からんが、こりゃ絶対なんか起こるね。
最新話掲載の雑誌は今日出てたっけ? ゲット組からの報告はないのかしらん。
いやいや、あのタイトルは、Dランクの弱小零細発破屋って意味では?
一人で高層ビルの各部に爆薬をセットして戻ってきたDieが
「何をどれだけ食えば、そんなにタフになれるんだよ」って訊かれて
「お前は今まで食べたクラッカーの数をおぼえているのか?」って答える場面とか良いよな。
この小説爆破シーンはカッコいいんだが、破壊後の後始末まで徹底的に
計算されるのは、リアルだがちょっと萎えるな。
まあそのおかげで爆薬のスリリングなまでの配置バランスが楽しめるんだが。
しかしDieがクラッカー喉に詰まらせたときは、回収騒ぎになるんじゃ
ないかと気が気じゃなかったな。雑誌掲載時が事件前とはいえ、未来編で
貿易センタービルを木っ端微塵にしてるんだもの。洒落になってない。
久しぶりに読みたくなったんで、仕事帰りに本屋に寄って立ち読みしてきたんだけど、新しい版(6版)のだと貿易センタービルのくだりが架空の高層ビルに修正されてるね。クラッカーも
ビスケットになってる。
本屋に置いてなかったんで確認できなかったんだけど、スペースシャトルの話(外伝の4巻だっけ?)あたりも修正入ってるのかも。
主人公の幼馴染が爆弾専門のテロリストになってたのには泣けた。
発破業者になりたいという夢を語り合った二人が、バーミヤンの石仏前で対峙する場面は
シリーズ屈指の名場面だったな。
まぁ、どっちが勝っても石仏は破壊される運命にあったわけなんだがな。
仏像マニアの漏れとしては、そっちでも泣けてしまった。
爆破に至るまでのドラマや描写が地味にうまいんだよな。
思わずニヤリとさせられる小ネタがちりばめられていて玄人好みな作品。
爆破シーンをもうちょっとデフォルメしたら爽快感抜群になるんだが。
ただ最近刊行ペースがおそくなってきたのはちょっと気になる。
サグラダファミリアの完成と同時に最終巻を出すらしいが本当か?
アリソン
ここのメーカー、なに考えてあんなバカスペックの物作ってんだろ?
ってのもほんとに馬鹿一だよな。
しかし架空のエンジンメーカーを設定するためとはいえ、世界観まで
丸フィクションってのは驚く。佐藤大輔に勝るとも劣らないくらいのレベルで
政治バランスの変化で設立されたメーカーってのにはぐっと来るね。
だがなあ、表紙絵がエンジンなのは兎も角挿絵の大半がメカ解説なのは
どこの仮想戦記なのだと泣きたくなる。
や、そりゃ絵師はメカ描写に定評のある人だけどさ・・・・萌え目的で
購入した俺の立場は?メカ萌え擬人化萌えですかそうですか。
試作エンジンの動かなさに萌え〜どじっこ燃え萌え〜
ほんとに燃えたら困るけど〜
>>381はイラスト、ってか表紙に騙されすぎ。
一巻表紙の萌え子ちゃん、序章も終わらないうちにエンジン事故で爆死するしな。
まあともかく、やっとあのステキエンジンを実装する段階に入ってきたわけだが。
なあ、あのステキエンジンを動力にした機械って、そもそも何なんだ?
機械の正体に関しては休憩挟みつつ100ページはかけられて解説されたはずなんだが、
50ページ目辺りで大まかに掴んだはずのものが余計分からなくなってきたよ……
多分宇宙船か発電所か人工天体かのどれかだと思うんだが、巨大ロボットと言われても割と信じられる。
波動砲が撃てそうな宇宙船とか、
大量の電力を消費する発電所とか、
隕石破壊用突撃機な人工天体とか、
そういうモノから巨大ロボに変形するんだと思うぞ。
で、永久機関マダー?(AA略
恐らくこうだと思われる。
エンジン1号機→宇宙船
エンジン2号機→発電所
エンジン3号機→人工天体
で、宇宙船がボディ。発電所が動力炉。
人工天体が武器となって合体して巨大ロボットになる。
………………いや、マジだって!
あのエンジン技師と、ドクターの話を統合するとこうなるんだって!
>>383 未読なんでよくワカランのだが・・・
>大量の電力を消費する発電所
発電所のくせに電力を消費してどないしろと。
そんじゃ、そこで消費されてる電力はどこから供給されてるんだよ。
きっちりと物理法則とかに基づいて説明してもらおうか。
>>385 本スレに行け。テンプレにそいつの解説も載ってるから、100レスくらい使って。
つーかよ、科学考証の解説だけで毎スレ500レスは埋まってるのってどうよ?
いいかげん、まとめサイトつくろーぜ……。
いつも主人公と喧嘩してるドクターの孫って性別は明言されてないよな。
って事はあの娘は、幼い頃に引越して行った「パイロットを目指している女の子」なのか?
なんだかツンデレの予感。
>>387 主人公も性別不祥な気がするんだが。明らかに男、という描写がないぞ。
まさか、外伝で言及されている『喋るエンジン』なんじゃ・・・
なあ、毎回表紙カバーの裏面に謎な物体描かれてるだろ。
ほら、あの恐竜型とか地獄の門とか言われてる奴。
いつかの電撃の缶詰か何かで、イラストレーターが
ラフイラスト案を載せていて、あの物体に、
「主人公ラフ」って書いてあった記憶があるんだが……。
狼は惑わす
童話やおとぎばなしではいつも悪者扱いされる
狼をイメージアップするために発売されたあれかい?
「真・赤ずきん」での「おばあさんとの息詰まるような腹のさぐりあい」とか
赤ずきんをだますために数百ページに渡って複雑にはりめぐらせた伏線とか
相当読み込まないと分からない部分があったりして何回読んでも面白いな。
俺は「真・狼と七匹の子やぎ」が好きだな……
ところでコミケで見つけてしまった
「裏・狼と七匹の子やぎ」ってどう考えたらいいのかね。
元のも萌え子やぎ出てくるし、その話に於いては近くに住む狼でありながら調和して生きているのが
流れの狼どもの襲撃から子やぎたちを守る燃え話だったが。
その後日談的に夜の狼と化した当の若狼に望んであるいは策で堕とされて喰われていく子やぎたちの話をねっちり書き込んでて、大変、その、使えたわけだが。
……ペンネーム、さぁ、もちろん変えてるんだけど著者絵師共に特徴的な漢字残してある上、文体も絵もそっくりなのはどうなのよ?
うpキボン
せめて引用だけでも……
>>394 アレ18禁だから、エロパロに行かないと上がってないぞ。
あと一人1レスが一応の建前だ。
俺は「真説・狼と少年」が萌えたな。ウホってる部分はちょっと一般人には
きつい気もしたが、理不尽な迫害を受ける少年と、その唯一の自己表現・
復讐手段としての嘘って描写は本気で泣いたからなぁ。
人外ながらもただ一人の友である狼との友情が、愛に変わっていくのは
上質のラブロマンスだ。しかしそれだけに、生を諦めた少年を喰らっていく
狼のシーンは物悲しい。
『虎は歪める』との関連はまだ出てないのな。
一応狼は虎の過去時代を描いた外伝って事になってるが。話的にはほとんど関係ないけど。
『逆転・三匹の子豚』
ノリがすっかり某作家の架空戦記なのがワロス
撤退戦が得意な子豚将軍3兄弟の守る要塞を如何に陥落させるかって、冷静に考えてみると馬鹿馬鹿しいけど
>>396 『狐と踊れ』も同一世界だっけね。これもあんま関係なかったけど
それにしても、『新・ウルフガイ』はあまりにまずかったのでは。
……この中では、個人的に一番楽しめた作品だけど。
番外編の『オクリオオカミ』が個人的ベスト・ヒットだった。
「ならば私はお前を守ろう。聖地へ着くまで助けてやろう。
だから、全てが終わった後で、お前は私に食べられろ」
って名台詞で有名なアレ。いいよなー、あの聖女と狼のコンビ。
『よくわかる現代魔法』
たまにこれがラノベかどうかで議論になるが、
まあ貴方がライトノベルと思っているものが(略)ってことで。
やたらにキャラが立ったかけあい中心の「文章の部」とぱんつはいてない中心の「イラストの部」を使った架空の魔法解説書な。
世界設定を作りこんでいそうだが、それがあまりでしゃばらない所が良い。
後もえたんのパクリって言う奴は第五レッスンの標的の刑。
>ぱんつはいてない中心の「イラストの部」
そうそう、文章としては「ぱんつはいてない」と明言されているのに、
イラストとしては見えそで見えない微妙なアングルばかりだから、
ホントに「ぱんつはいてない」のかどうかで話題騒然だったな。
しまいには初版本の何ページのイラストでは「ぱんつはいてない」が
確認できるとか、いろんな噂も流れたりしてたな。
正直言って、「ぱんつ」以外は見るべきものない凡作、ってのが
漏れの個人的な感想。
肝心の魔法解説をもう少し掘り下げてほしかった。
見えないものが見るべきものってのはある意味凄い気もするぜ?
魔法解説はしょうがないだろう、対称層が一般人の入門書なんだから。
本物の30年物魔法使いである俺や、古代魔法まで嗜むオカルティスト
向けの書じゃないよ。
というわけで、今度刊行される続刊を見ろ。
こんどのは「はいてない」どころか「着てない」議論沸騰してるから。
見てきた。
なぜ、なぜ?
いきなり路線変更したんだ?
この前、編集部の人事異動があったせいか……
いやいや、使い魔タンの服は魔力で出来てるんだから身体の一部だって!
ケモノ娘が毛皮のビキニみたいな格好してるのと同じようなモンだって!
要するに全裸! 着てるように見えても全裸なんだよ!
>>406 馬鹿だなぁ、それじゃどうやって子作りをするんだよ? 一応服だのビキニだのに阻まれるぞ?
>>407 『使い魔タンの作り方』の部を見てないの?
思いもしないような方法が載ってるから。言っておくが、フラスコとか無粋なものは使わない。
>407
『金だらい』を使って作られている。
「爆撃目標、伯林!」
これは確かアレだよな。川上稔の都市シリーズとの企画物の関係で一度出版された作品。
あの濃い設定の作品をどれだけ読みやすく、かつ味を無くさないように出来るかがコンセプトだったっけ。
川上さんの作品では爆撃から守る側の視点だったけど、こっちでは爆撃する側からの視点。
やっぱり濃いギャグが盛りだくさんで、この作品は個人的に凄いお気に入り。ちゃんと伯林の内容が保管されてるし。
ただやっぱり異作だったせいか、初版で絶版になっちゃったけど。今ではヤフオクで一冊五千円ってのはどうよ?
実は、コレだけ川上氏の了承を得ないで出しちゃったもんだから、初版で絶版なのよ。
おかげで編集者が1人、地方勤務に・・・
いや、川上氏は別に気にしてないようだったけど。諸々の契約関係の話でさ。
それは多分バージョン違いだな。契約以外でも混乱してたから、なぜか
企画が通って「爆撃結果が違ってる」本が出版されて出回ってるんだよ。
爆撃側の目標達成バージョンは、人気がなかったから売れない=回収されて
市場に出回ってないから、値段が実は十倍くらい違う。
それはどっちか分からないが、表紙絵が爆撃機の奴がレアバージョンだ。
でもアレだな。爆撃目標から入った人の中には当然川上さんの作品を未読の人もいるんだろうね。
そういう人から見たら爆撃はどうだったんだろう? 川上世界の専用単語ばかりだからわけのわからない専門書になっている気がするけど。
初版のみで絶版だからスレ立てても需要がないし、ここで意見を聞かせてくれるとうれしいね。
対月光加工とか、精霊石とか、遺伝詞とかか?
俺はそういうものなんだなぁ、と思って読んでいたが。
>414 調べてみたけどさ、爆撃機の奴と、戦車の奴があるみたいね。
……でもこれ、どっちでもないんだけど……なんか銃が交差した絵なんだけど……。
それに内容もここで出てる奴となんか違うよ?
まさかと思うけど……いまのお題の作者って川上氏だよね? そうだよね?!
当たり前だろ。オレの手元にあるヤツにも、ちゃんと……
ん? よく見るとノリ上って書いてあるな……
あれ、俺のは……川上捻? 稔だったよな?
どういうことだ?
何かあちこちで、大量の異本発見報告が……
「オーパーツ・ラブ」シリーズで
『隣り合わせの灰と青春』。
うまいな。
確に、簡潔に説明すれば『隣り合わせの灰と青春』としか、言いようがない。
古代遺跡から発掘された自律型戦闘兵器が、どういうわけか自分を十四歳の女の子だと
認識してるんだよな。で、暴走されても制御不能だからってことで、政府がこしらえた「学校」で
「彼女」を中心としたラブコメ的学園生活のスタート。
あの子がパニクるとレーザー乱射されるわけで、>421はまさに至言だと思う。
……「彼女」のあのビジュアルデザインにさえ目を瞑れば、かなり萌えられる話なんだが。
登場人物全員、そのことにだけは一言も触れてないのは何か意図でもあるのかね。
読んでる俺の美的感覚がおかしいのかと時々不安になるよ。
スポーツ万能で明るく朗らかな彼女と
燃え尽き症候群で何事にも無気力な彼。
そんな二人の幼馴染み(住んでる家は隣同士)が、
古代文明の遺産(考古学者の爺さんにもらった指輪2個)によって、
何故かお互い1メートル以上離れられない状態に!
って話だと思ってたのにー!
正体不明の古代兵器と、非常用の自爆兵器が、
発信機と受信機つけてるだけなのかorz
古代文明の遺産(考古学者の爺さんにもらった指輪2個)によって、
何故かお互い1メートル以上離れられない状態に!って話は短編であったぞ?
ただ離れられなくなったのが燃え尽き症候群で無気力な自殺マニアの幼馴染だったな。
幼馴染がガス自殺を図ったり入水自殺を図ったりする度に一緒に死にかけてたけどな、主人公。
まあ最終的には投身自殺しようとする幼馴染に告白紛いな説得をかました主人公にキレた「彼女」が校舎半壊させて終わったけど、…巨大ロボットでツンデレはなぁ。
ってネタバレしちまった。スマソ
ばっかやろう!そこが良いんじゃねーか、そこが!
あのクリッとして大きなメインカメラ、すべすべの超合金複合装甲、美しさの
極致に達した球体関節、レーザーカノンの輝く収束部…
ああ、どれをとっても彼女は最高じゃないか。ただ、あの俗悪アニメみたいな
オペレートボイスだけは気に入らないけどな。もっと無機質で冷たいほうが、
彼女にはあってるんだ。
とか言っていたメカマニアが居たなあ。まるで俺のようだ。
だが「彼女」を遺跡から出てきた美少女アンドロイドに詰めたあとで、
主人公も似たようなことを(半分引き止めるための嘘でも)言ったからなあ。
同志は増えつつある!
>426
何つーか、剛の者はいるもんだなあ……。俺は、「彼女」にはせめて人型であって欲しかった。
最初に地の文での描写読んだ時、どこのジェイムスン教授かと思ったよ。
ところで「彼女」の正体って、一巻冒頭でちらっと触れてた語り手の昏睡状態の恋人なんだよな?
二巻から皆勤登場なのにいつも影が薄いオカルト部の部長って、最後にそこら辺を解決するための
要員だと考えてるんだが。
で、この本って結局面白いのかな? 本スレは良い感じにアチョー入った人ばかりだから明確な答えは返ってこないし。
うーん、ちょっと濃淡(機械描写がやたら濃いけどストーリーがやや淡白とか)が強いけど、
それなりに楽しめるぞ。
ただ、苦手な人は結構苦手。
まあ、作品の性質上それは仕方が無い。
それでは次の作品をどうぞ。
「スカイワード」
「ワシに話したいことあったら、その言葉を花火に込めて打ち上げろ。」
母と弟妹達を守って欲しい、そのために家族の前では平気な振りをしていて欲しいと言う遺言。
花火師を目指していた少年は、物資欠乏と灯火管制の続く中、父への最後の想いを込めて
空へ花火(言葉)を打ち上げ様とする。
鬱展開になりそうなプロットをうまく調理して、切ないファンタジーに仕立て上げた作者に完敗しました。
でも、無理やりシリーズ化したのは頂けない。2巻以降は全然別物じゃねえか…
主人公の家庭環境は複雑だったよなー。
再婚によって家族になった母親と、その連れ子である妹。
主人公や妹から見て、それぞれ半分しか血の繋がっていない弟。
家族って何だろう、みたいな気分になれて最高だった(一巻は)。
「ボスケテ」はまずかったよなあ、つくづく。
しかもロケット開発者になった数十年後から始まる2巻でそのメッセージは
色々と問題があるっていうか唐突すぎて死ねる。
あんまり評判がよくないみたいだけど、2巻は2巻でそれなりに面白いと思うけどな。
まったく別の話だと割り切って読めば、だけどな。
「お星さまになったお父さんにも見えるように、宇宙でも見える花火を作って」との
幼い義妹の言葉に応えようと、「宇宙一の花火師」を志した主人公が、なんでいきなり
ロケット技師になったんだ?
・・・という突っ込みはとりあえず置いといて、2巻のラストで主人公の開発したロケットが
打ち上げ3秒後に夜空に大輪の花を咲かす巨大な打ち上げ花火になってしまったのには泣けた。
「これで父さんに想いが伝わったかな」って、そこはしみじみと語る場面じゃないだろ。
しかし師匠のお爺さんが遺作として残した花火を打ち上げようとしたら、
湿気って打ち上がらなかったって言うのはあっけにとられたな。前振りですげー盛り上がってたからなおさら。
しかもその後何とか打ち上げようと近寄ったら暴発→入院ってのは良くも悪くも現実的だった。
一巻での俺の感動を返せ。
>>435 いや待て。あの叩き落しこそが醍醐味だろう。二度三度読み直せばそのシーンに病みつきになれること間違いなし。
・・・畜生また妙な考えをインストールされましたか僕!?
ロ、ロケット物だったのか。
ロケット物大好きな私としては買いに行かずばなるまい。
最後は宇宙人にメッセージを送ることになるのか喃。
>>437 宇宙人へは3巻でやってるぞ。
またアナザーストーリーだが3巻主人公が美少女宇宙人ちゃんに現をぬかすのだ。
あの作者も大概幅が広いというか……やりたい放題やってきちんと纏まってるのは見事だよな
次巻は、弟の孫娘が主役の曲芸飛行モノらしいぞ
440 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/14(木) 16:17:23 ID:+NcaH36m
逢えば変する奴ら
誤植かと思ってネタ買いしたのが運の尽き
され竜なんてメじゃない欝展開にしんだよ
あれ最終28巻まで読み切ったヤツいるのか?
私読んだよ。そこまで鬱だったかね?
そりゃたしかに、1冊に5人は死人が出るし内臓飛び散るし主人公めちゃくちゃ不幸だけど……
でも鬱にならなかったけど。あくまで軽い乗りのせいだろうか
一番近いの表現は……ぴぴるの無い撲殺天使ドクロちゃんか?
いや、ちょっと違う気がするな。うん。
ちなみに俺は4巻で挫折。
登場キャラが、ほとんど犬死なのが鬱なんだよね。
超小型謎出力炉のメルトダウンを止めるためにメインキャラ2人も殺しておいて
結局、狂言でしたとかさ・・・
友達に借りて10巻まで一気読みしたけど続き読むきしないね。
>>443 イラストがかなり萌えなのが被ってると思う。
登場キャラが死ぬところまでは許容しよう。
それが結果的に犬死になのも仕方ない。
だが、いくらタイトルが「逢えば変する奴ら」だからって、
その亡くなった主要キャラの遺体を、手当たり次第に
アレしてしまうのはどうよ。
それ「変する」じゃありませんから! すでにネクロフィリアですから!
しかも絵師は絵師で、そのシーンばっかり気合入れて書くし。
生きてる間は挿絵に一回も登場できずに、初登場がアレって何さ。
18巻でまとめてブクオフ叩き売った。
ネクラーの俺にとっては、全巻非常に楽しい読み物でした。
死体描写にちょっとファンタジーな部分があったけどねー。
腹が膨らむほど体内に物詰め込んだら、普通はそうなる前に腹膜とかが
破れて死ぬからなあ。だから挿絵も単純に二次萌えとして見られた。
…ま、15巻の××のシーンだけは唯一ゲロったが。
アレ一般読者が耐えられる確率が大分低いぞ。
俺は「私」があった人を自動的に変死させるストーリーだと思ってみてたよ。
自分でその能力を制御できない「私」が、自意識を持ってしまったのが最大の不幸だよなー。
亡くなった人をアレしてしまうってのも、「私」にはそれしか許されないってのもあると思う。
まあ、鬱ものってのは同意だけれど。
個人的にはかなり切ないストーリーだったと思う。
ラストはこの業界の歴史に残る衝撃的な結末であった。
>>446 あぁ、15巻のアレね。
作者の一番のお気に入りキャラだったらしいからか、
やたらとアレの描写が細かいこと細かいこと。
絵師も気合いが入りまくってて、
無意味にリアルな絵を書いてるんだよな。
雑誌連載時には三ヶ月の取材のための休み明けでアレだったし、
いったいどこに取材に行ってたのだろうかといろんな憶測を呼んでたな。
・・・ちょうどあの頃、全国各地で起こってた猟奇的な連続殺人事件って、
結局犯人は捕まってないんだよな。
・・・ハハハ、まさかね。
あのな、どこで誰が聞いてるかわかんないんだからそんなこというんじゃねぇよ。
ただでさえこの作者いろいろ噂があるんだから。
ま、とりあえずあれだ。猟奇のさらに向こうへ突き抜けたこの作品、大好きだよ。
「ブロークン・フィスト」
最近づいたけどタイトルが全8巻の副題の縦読みだってこと
かなり意表つかれた
いや、三巻無理あるから。
で、内容としては「俺のこの拳が壊れる日が来るまで、闘うのをやめない!」と誓った格闘家の話。
というか闘う相手が次第にデカく硬く頑丈になっていくのは少年漫画っぽかったなぁ。
ていうかタンカーとか特急とかと闘うなよ
「一丁目橋の格闘!」だっけ>3巻
一を伸ばし棒と読むのはよくあることじゃないか
4巻の「ン?俺の顔になにかついてるか?」は、もっと無理があるような気がするんだが。
こっちは良いのか・・・
>>451 全8巻じゃなくて全10巻だよ。
とりあえず6巻の「・・・返事がない、ただの屍のようだ」ってタイトルもどうかと思う。
だってタイトルと内容にまったく関連性がないんだもん。
家族との心温まる日常を描いた番外編に、「屍」なんて出てきてないじゃんか。
>>455 ばっかおめえ、アレは家族との温い日常をすごす主人公に対する
「打てば響くカウンターを返したあの男が、まるで屍のようだな」って
ライバルの心の台詞なんだよ!
ただ8巻の「ィイ!?ロボットだらけの格闘大会!」は無茶が過ぎると
思ったけどな。ていうかロボコンかよ、どこのアストロボーイだと突っ込んだのは
良い思い出だよ。
まあ4巻とか7巻とかでごちゃごちゃと言いたくなる気持ちも分かるけどさ、
終わりよければ全て良しだと言えるくらい最高な最終巻じゃなかったか?
ネタバレぎみかもしれんが355pのひびだらけの……
あとタイトルのめちゃくちゃさはこの作者にとっちゃいまさらじゃん。
何故みんな5巻の「ンジャメナ家族旅行〜初めての温泉から」
につっこまないんだ。
まあ内容は6巻につながるマターリした内容と、
中盤テコ入れに必須なライトお色気シーンで好評だったみたいだが、
どうみても5巻、6巻、タイトル決めてから、それに合わせて
内容つくってるだろ。
最終巻の「トーナメントと不屈の拳」だけはまだまともだったよな。
編集がタイトル作ったって噂もあるが……以下、ネタバレ。
最後に黒幕との決闘で壊れた拳で、それでも倒壊するビルからヒロインを救い出すために
拳を振るい続ける主人公は格好よかったよな。
……ビルを一階づつ達磨落としよろしく抜いていく、ってのはどうかとは思うが。
ライバルもあの兄と決着がついたし、格闘物としては最終的には良い出来?
カルとブラの大冒険
某西川先生原案、ぶらじゃあ星人刑事と、同居体カルが奮闘していく
萌え萌えメガネっ子ストーリーか。
そこらじゅうに溢れる独軍・特撮・くとるふ・微エロは凄い量。
それでいて刑事物としては秀逸の出来ってんだから、泣きたいような
嬉しい様な複雑な気分だ。
しかし大冒険ってどこ冒険しとんじゃ。親の許可取ってるんかい。
結局最後まで謎のままだったよな両親。
まぁアレは最終的に設定度外視した「冒険してる感」を出す為だったと説明されてるが
でも、教師にだけ手紙送って最終決戦って何だかなぁ。
食物は常にラーメンしか出て来なかったな。
張り込みしながら食べるのはラーメン。
取調室で容疑者に勧めるのもラーメン。
先輩刑事の持ってくる愛妻弁当だってラーメン。
そして無駄に詳しいラーメン豆知識。さすがだな作者。
作者の本名が「小池」らしいからな。ラーメン好きなんだろう。
にしても、五年半も連載していたが、作中時間では夏がようやく終わった所なんだよなー。
スラムダンクに匹敵する時間経過の遅さだ。
もしかして水着イラストに不自然さを無くすためだったのだろうか?
なんつーか、それ以前のところに問題がある気もするのだが……
まあ、でも夏の終わりの寂しさと、新しい季節の始まりへの期待感溢れるラストは好きだ。
いいよな、一夏の冒険
ラーメンすすってるときに、クトゥルフのマネ・・・はヤバイだろ
対抗して、うどんでニャルラトホテプ、タコ焼きでヨグソトートというネタは編集から止められましたって、
クトゥルフの時点で止めろって!
>>466 >夏の終わりの寂しさと、新しい季節の始まりへの期待感溢れるラスト
あぁ、あの二人で無言で線香花火をする場面ね。
何発も打ち上げ花火を上げてはしゃぎ回った後だけに物悲しさが増大されてるんだよな。
そしてその後に続く主人公からの告白。
確かにあの場面は泣きたくなるほどのいい場面だったなあ。
だけど、なんでその後にヘビ花火なんてさせるかな。
それまでのいい雰囲気がすべてぶち壊しになっちゃうし、なに考えてんだろ。
まぁ、それがあの作者らしいと言えばらしいんだが、あれはチトやりすぎ。
>>468 あれは作者の照れ隠しなのかもしれない。
告白のシーンは主人公らしくもない真面目な台詞だったからな。
そう言う真面目になりきれない関係が彼らには相応しいと思う。
日常に戻ってもこの二人の関係は変わらないんだなーと安心できた。
最後までいい意味で軽い作品だったと思う。
470 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/29(金) 17:44:12 ID:l1H/z9Vz
スカーレットウィザード
主人公がスパイスの使い方が得意なため、「赤の魔術師」の異名で呼ばれる本格料理小説。
兎に角、スパイスの薀蓄が載っているため、読んでるとなんとなく口の中が辛くなってくる本として有名。
ヒロインが甘党で、偉くきっちり描写されている料理を、
「辛くて食べれない」
の一言で叩き切るシーンが結構お気に入りだったり。
この小説を読んで、激辛料理に目覚めた人も多いそうな。
それと、実写版映画が凄かった。
ハバネロがかなり初期から登場してたよな。あとなんだっけ、ブッシュ氏じゃないしなんだっけほらあのなんかアメリカの
要人みたいな名前の劇辛ソース。何とか氏の午前○時シリーズ。実在するやつ。
自分はあれを某TV番組で知ったんだけど、それより何年も前にこれで登場してたのをしってビックリしたっけなぁ。
舞台設定が、
文化レベルが中世ヨーロッパくらい
主人公は某国の王様でヒロインは時空漂流者
ここまでは普通なのに
ヒロインが実は男で前世が狼、とか
覚醒したら魔法使えて敵国壊滅させたり、
とかはさすがに頑張りすぎだよなぁ
あと全19巻は長いな
おもろかったけど
主人公の最終兵器がデスレインなのは爆笑したよ。
ラスボスもラスボスで練乳ってのもどうかと思ったが
痴話ゲンカから国際問題や最終戦争まで、片っ端から辛口料理で
解決していく強引っぷりがスゲエ。ある意味、逆に清々しいよ。
カレー食って火を吐いて、その火力で巨大隕石を消滅させる場面とか、
シリアスに描写されすぎててギャグになってるぞ(誉め言葉)。
どっちかってーと、食べるときの描写よりも、その、なんだ
出すときの、あのヒリヒリするような感覚をここまで見事に書かれると
読んでてケツが痛くなっ(ry
ここで表紙買いして後悔した俺がきましたよ。
挿絵マジエログロスorz 当時小学生だったよ…
>>476 素材の効能で肉体がどのような影響を受けるかを物凄い丁寧に描写してたな。
肉体系料理小説と言う新しいジャンルを開拓した偉大な作品だ。
アニメ版は逆ベクトルの漫画的表現全開だったから賛否両論だったなー。
さすが今川監督。
>>475 俺は辛いものを食べさせたショックで、老人の腰痛やらリウマチを治す
話が大好きだった。その隕石迎撃の話の後だから、スケールの縮小振りに
思わず噴出していたよ。
でも描写がリアルすぎて「おじーちゃん、おじーちゃーん!」って感じに
なるのがかなりなぁ。あれはヤバイ。実写はあのシーン特撮使ってたしな…
今川版は辛い物ショック→火ィ吹きながらのけぞり→垂直に!という
懐かしまんがみたいなネタにしてくれたが。
「電波的な彼女」
全国をワゴンで放浪しながら、海賊放送を続ける女の子と旅先で出会う住民たちのふれあい
時には対立し、時には協力するが、毎回ラストの放送は住民たちの心に響くのが効果的
でも、彼女の旅の目的は意外だったな。
この作品、伏線の張り方が異常に上手だったのが印象的だったなあ。
>>481の「目的」にしたって、読み込むと1巻の頭できちんと書かれてるしさ。
1巻の中盤には、「この物語全体のあらすじ」なんてものがが実は書かれて
たりする。
読み込めば読み込むほど、味の出る作品というのが感想。
情報生命体として各地の同類と自分のコピーをミクスアップして子孫をバラまく、だったな。<目的
一歩間違えれば淫乱乱交AI。だがそこがいい。
“彼女”が情報生命体の方とそれに協力する普通の女の子と、実はふたりいたってのも悪くない叙述トリックだった。
でも考えれば、普通の女の子の方が設定的には謎多いよな。なんで情報生命体の方に協力してたんだろ。
>>483 それは外伝で語られてた。ネタバレは避けるケド、「あまりにもご都合すぎ、メタっぽい」って言う意見と
「感動した、最後にぴったりとはまるロジックに震えた」って言う意見に分かれる。
俺は因みに後者。
後、実写になった時そう言うSF的エッセンス抜きでハートウォーミングドラマになってたのはどうかと思う。
ドラマから入った人、原作についてこられたかなぁ…
主演がマナカナだったからな 情報生命体と女の子の物語上の役割が
離れすぎると並列化に支障が出るためにドラマの脚本には事務所から
うんざりするほどたくさんの注文がつけられたらしい
情報生命体と女の子を分けずに普通に海賊放送をしながら旅をする
一人の女の子の話でいいじゃないか!っていう突っ込みもあったが
俺は言い出しっぺの妹と振り回されつつも協力する姉のほのぼのした
やりとりが好きだったな
ドラマは俺の中では黒歴史
衛星放送見れねぇし
>485
叙述トリックを実写でやるのはどうかと思った。
そんな理由で俺は一人派。
で、第二部第一巻を買ってきた訳だが。後書きとプロローグまで読んだ。
今度の主人公は件の“子孫”全員だって。
……第一部で作られたガキの数さ、少なくとも三桁越えてた気がするんスけど。
本当だな? 本当に全員が主人公なんだな?
でもどっからどー考えてもあのオチは初代ブギーポップのパクリな気がする。
主人公も一緒にとんでくあたりは違うが
アルスラーン戦記
双子の兄弟アルスとラーンがあらゆる物事で勝負するという作品。
テストの成績や100m走のタイム、ラーメンの早食い、いたずらの成功率などなど、
この二人にかかるとなんでも勝負になってしまう。
ここまでの対戦成績はアルスの1勝100分、唯一のアルスの勝ちは「兄だから」という
理由だけで、実力伯仲の双子が繰り広げる勝負はなかなかに熱い。
18歳の誕生日までに多く勝った方が幼馴染の「あの子」に告白できる権利を得るという
約束が交わされているが、その日まで残された時間は1年だけ。
はたして勝つのは兄か弟か、それとも・・・
途中までは双子の話なんだが途中から「三つ子」の真ん中の
ルスラが出て来て巧妙に兄や弟になって暗躍してるんだよな
兄と弟を出し抜いてあの子に告白するために18年かけて稼いだ
180秒を家族の幸せのために使い果たして消えちまうわけだが
本編に再登場はしなくてもどこかで幸せになってて欲しいと思う
なんかジョジョっぽいよなw
まぁ、推理小説じゃないから最後は「根性」とか「熱血」とかで突破しちゃうんだけどな、障害。
飼い猫のスラーが出てくると兄弟全員争いを一時中止して猫を猫可愛がりしだすところが和む。
名前がどうも不吉なんだが。……いくらなんでも、スラーも含めて四つ子ってオチはねぇよな。
結局、噂話とか回想とかに出てくるだけみたいだな、両親。
父親がアルラで母親がスーンだったっけ? あの二人、何者だ?
王家の紋章が付いた剣とか、百対二のケンカの話とか、変な機械の
設計図とか、やたら高く売れた謎の薬とか、伏線は山ほどあるが、
どんな人物だか全然わからねぇ。ホントにただの一般人なのか?
>494
それはないんじゃない? 俺はいつセンキという名前の隠し子が出てくるのかと楽しみにしてるが
両親や隠し子も気になるが、俺が一番気になるのは「あの子」のことだな。
兄弟が想いを寄せていることと幼馴染であること以外はまったく描写がなく、
名前や年齢、性別すら明らかにされていないってのは…
なんだか禿しく地雷な悪寒。
ま、最近は結構なんでもござれだから、問題は無かろう。同人界が地獄を
見ることになるだろうがな!ホントみさくらの二次創作はどっちも対応やでぇ…
おれは「あの子」の名前がアルスラーンで、アルスラーンのためにつづられた
小説になると妄想しているが、どうなるだろうなあ。
スレでは「あの子」の正体はメル欄ではないか、という説が多かったな。
だとすればみさくらの本もあながち間違いではないだろう。
まぁ、あれはあれで妙な叫びが多すぎてそっちが不評だったようだが(苦笑
### 次は500なので休憩どぞ〜
>261-269 吉永さん家のガーゴイル 西洋建築技術で石vs木。パンモロ真央たんは荒い。
>270-279 皇国の守護者 完結まで23年かかった学園甘々ボーイズラブ。
>280-289 虎は歪める エスパー虎とハンター少女のガチバトル。
>290-299 ARIEL ゲームブック方式のありえないがありえる探偵もの。美少女ヒロインが実は男。
>300-309 盗賊会社 9割挿絵。評価はアンチと儲で真っ二つに分かれる。
>310-319 電撃hp 攻性Web雑誌。
>320-329 ポストガール 毎回利用者共々公然猥褻罪でしょっぴかれる街頭娼婦。
>330-339 妖神グルメ 妖怪vs神々の究極グルメバトル。
>340-349 俺の屍を越えてゆけ 呪われし姉弟の輪舞(ロンド) 二十四人の兄弟姉妹の殺し合い。
>350-359 ティー・パーティー・シリーズ 妖神グルメと同じ作者。別名マッド・パーティー。
>360-369 しお味 多種多様な味がある食用本。
>370-379 Dクラッカーズ 発破業者のクロニクル。主人公の幼馴染は爆弾テロリスト。
>380-389 アリソン ステキエンジンがキーポイント。謎風味主人公。
>390-399 狼は惑わす 童話・御伽噺の狼イメージアップシリーズ。
>400-409 よくわかる現代魔法 ぱんつはいてないイラストの部。
>410-419 爆撃目標、伯林! 大量の異本がある都市シリーズ外伝。
>420-429 オーパーツ・ラブ 要約すると『隣り合わせの灰と青春』。
>430-439 スカイワード 花火師のおじいちゃんが残した最後の花火。湿ってて不発。
>440-449 逢えば変する奴ら 猟奇のさらに先へ突き抜けたネクロフィリア作品。
>450-459 ブロークン・フィスト タイトルは全8巻の副題の縦読み。格闘もの。
>460-469 カルとブラの大冒険 ラーメンしか食べないクトルフめがねっこストーリー。
>470-479 スカーレットウィザード 痴話ゲンカから最終戦争まで辛口料理で解決。
>480-489 電波的な彼女 淫乱乱交AIが全国を旅しながら海賊放送。
>490-499 アルスラーン戦記 アルスとラーンの勝負伝説。
まとめ乙。こうするとデタラメな作品ばかりな事が良く分かるな。
嘘ラノベ界は怪しげなギミック、駄洒落、エログロ、前衛芸術、読者への直接攻撃が飛び交う恐ろしいところだ。
ちょっと移住してみたい気もするが。
>>500 乙です。
とりあえず「しお味」を読んで、つーか食べてみたい。
特に「ドリアン味」をw
まとめ乙。
ノートン先生が反応する電撃hpが笑えた。
>>500 乙。俺は虎と狼の奴が良かった。というか、後で検索してどっちも
シリーズものの一冊だと気付いて驚いたよ。副題や外伝もありだと、大分
幅が広がるね。「爆撃目標、伯林!」も実は外伝本だったりして。
みんなべらぼうにウソをつくねえ。ただ、侘びレスなんかは目欄に徹底
すべきような気がする。流れボロボロになるし…
個人的にはタイトルのカタカナを二つに割ってネタにするのはあんまり好きじゃねぇな。
あくまで**1の好きにするべき問題なんだろうけどね。
というか皆、ネタを受けるのが上手いよな。
>505
タイトル弄りネタは結構多いからね。
まあD(ダイナマイト)クラッカーズには吹いたわけだが。
>>422-423は神。いや俺
>>421なんだが。
ティー・パーティー・シリーズの流れはあまりに滅茶苦茶なので見てて楽しかった。あれ結局どんな話なんだ。
世界をお茶とゴルフで楽しむ変態どものお話じゃなかろうか。大オチは
もう何がなんだか全然分からないがw
しかしここのスレって、恐ろしいほど嫌展が多い気がする。され竜とかを
熱血ものの超王道感動ヒロイックサーガとして語るって方向性もアリな
筈なのに、みんな本誌とか作家とかで遊びすぎだ。というか「しお味」の
発想には敬意を表する。
>>266 まさか縦読みにされるとは思わなかった264です。
>>500 乙です。
>>508 逆馬鹿一とでも言うべきネタに走る傾向がある気がする。
楽しいから良いけれど。
てかみんなほんと上手いよな。長文乙です。
私は杏仁豆腐ぐらいしかネタだしてないや。あまり絡めてないし。
2回目の杏仁豆腐はちょっと反省。
やっぱ自分の参加した作品は楽しいな。
さて、再開して構わんのかな?(駄目なら雑談続行)
「恋虫のブレード」
あらすじを書こうとしたが恋虫のラスト特攻を思い出して不覚にも泣いた
帯文句のSF仮想戦記に騙されて同じく泣いたやつのどれほどおおかったことか
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ゝ ---oo ノ
〜,' # :::,、_
i ルノノハノ)ノ
ノ j | ゚ ヮ゚ノ!ハ 1乙〜
| ,;:._7不rレつ
ハ;:ン/ ::、 ;´
k,.'_,.イ_、ゝ_
『星虫』『ゆらゆらと揺れる海の彼方』と同じ作家の作品だったっけ?
この作者らしく荒削りなストーリーと破天荒な設定、それでいて緻密
なバックボーンと泣ける展開は好きだ。
ヒロインの「一乙」ちゃんも可愛いし。
相変わらずHPの作品紹介は「綺麗なお姉さんは好きですか?」と
ぶっとんでるけどな……
「僕たちは、恋をするために生まれた」で始まるあのシーンが最高。
たった数年で死ぬルシオラ星人と、彼らの星を侵略しにきた地球人の、
敵同士な勢力に属する二人の恋物語だもんなぁ。切ない。
「ルシオラ星人を蛍に例えて、地球の詩人は彼らを“恋虫”と呼ぶ」
って序章が、これまた再読した時に涙腺を刺激しまくりで……。
そして未来の鍛冶の物語でもあるんだよな、これ。
母星にあったのに加工に時間がかかりすぎるという事からルシオラ星人が無視していたレアメタルを、
名もない地球人の鍛冶屋が見出し、惚れ込み、一本の刀へと加工していく過程が最高。
3巻第4章の『金属の恋』は最萌。ハンマーと炉を使う人間の描写だけで泣かされるとは思わなかった。
最近珍しい正統派傑作だ。
>515
鍛冶屋の誇りと焦りが行間から滲み出ていたな。
「間に合え、俺は振るうものがいない刀を作る気はねえんだ……!!」
にぐっと来た。あ、やべ思い出して涙腺が……。
寿命問題で長期構築戦力が無い代わりに、圧倒的な数と廉価兵器で戦闘する
ルシオラ星軍は、ルシオラ星人の短く輝く特質をよく現していると思う。
彼ら自身のように輝く何億もの小型艇団が、ルシオラ星をバックに突き進む姿は
ゾッとするほどの格好良さだ。
ただ、戦術的老獪さに長ける地球軍の包囲網により主力が即壊滅って…全周からの
ミサイルとビームの雨で燃え尽きていくルシオラ星軍は美しいけど、別の意味で泣けた。
海戦に付いた渾名であり章名でもある「蛍たちの明滅」ってタイトルも綺麗なんだが、
まともな戦闘シーンはこの数ページで終わりってそらないだろ、と俺の魂も吹き飛んだよ。
しかもその後の軍事的展開は、延々と地上制圧軍がルシオラ星軍のゲリラ化組織(ファイアフライ)と
狩り合い殴り合いやってるばっかりだからなあ。ここがラストの特攻やヒロインとのフラグに
繋がるとはいえ、泣きたいほどにシビアでリアルだし。仮想戦記の名にふさわしく戦略戦術レベルで
物凄く正しい描写が多いんだけど、逆にここはファンタジー入れても良いんじゃないの?と思ってしまう。
まあ久々にまともな「戦記」が読めたから目を瞑るが。
最新刊読んだ。ネタバレ禁止明けしたので観想書く。
最後、遺伝子学的に有り得ない、と言われたハズのルシオラ星人と地球人のハーフ。
巻のラスト、母親となったヒロイン、一乙に抱かれて泣き声を上げるその娘に掛けられた博士の
「その娘は何年生きる?一年か?それとも百年か…ハーフだから五十年か?」っていう台詞。
俺はその後の、ヒロインの台詞に泣いたな。「そんな事…どうだって良いじゃないですか…アナタは私の喜びよ…弐乙」に泣いたな。
次巻はそのハーフの弐乙が主人公か、ラストはハッピーエンドだと良いなぁ…
作者は「エンダーのゲーム」がトラウマで、アンチテーゼのために書いたらしいね。
ハッピーエンドだとは期待したいけど・・・
『八の弓、死鳥の矢』
あー……タイトルとイラストにだまされた。ちょいとホラーテイストなのかと思ってたのに。
つーかこれはあらすじとあとがきがある意味秀逸だよな。
あのあらすじからじゃ普通想像できないよ、
不条理系ギャグ小説だなんて。
さっき本スレと避難所を覗いてきたんだが、「また騙されたわけだが」「あなたは呪われました」「やあ (´・ω・`)」のオンパレードだったよ。
あの書き出しからギャグに持っていく構文力は確かに凄いと思うが、正直もっと別の方向に使ってほしかった。
名前に弓がつく8人の女の子が怒涛のように登場して退場していくシーンなんかは見ものだな
あの女の子八人はまだいいが、死鳥の方、
主人公の名前が、烏一 タヒ一(からすいち たひかず)
ってのはムリありすぎだろう……。
クライマックスまでは「ターくん」で統一されてたから気づかなかったけど、
気づかなきゃいいってもんでもないだろう。
しかも特技が「腸骨弓状線の観察」って何さ。
っていうか腸骨弓状線って何なのよ。
すまん、俺不条理系ギャグって全然解らないんで、単なるツマラナイ小説だったよ。
ファンに言わせればアレが病みつきになるらしいんだが・・・
言ってみれば ラノベ界の村上ショージ なの?
>>524 イラストに騙されておけ。
俺としてはドクロちゃんの後継を名乗るに相応しい作品だと思っている。
俺は何よりも矢がイヤだったな。決して作中で使われた洒落でなく。
ああ、あの形とあの素材はないよなあ。
>>526 『矢』を分解して、『の二人』ってなあ・・・
タヒ一の分身が出てきて、相手めがけて突っ込んで行くって・・・
矢の素材は謎の金属だったが、矢に込められたタヒ一の魂が
黒い炎みたいなオーラに変換されて矢を包み、タヒ一の形に
変形するんだよな。で、バンザーイって叫びながら突撃して、
敵にコブラツイストをきめた後、255秒カウントダウンしてから
大爆発する、と。……確かに、いろんな意味で最悪だな。
弓である女の子たちの方が使い捨てだもんなあ
しかも彼女らはそのことを知らなくて不条理だよな、やっぱ
ターくんは、戯言使いに匹敵する人間失格だ
狙え!魅惑の大出世
これは6人のフリーターが正社員採用を目指して大活劇する作品だな。
面接試験で「特技にスリープクラウドとありますが」「運がよかったな、遺失魔法のようだ」
って言ってた馬鹿がバイト採用されたときは一瞬目を疑ったw
あとはそいつの幼馴染の推定炉利少女が一人で机を1階から10階まで運んだ挙句、
息ひとつ切らさずに別のものを運びにいくっつーのはやりすぎだろ。人間じゃねぇ。どこにそんな筋肉があるんだ
でもまあ、キャラは結構魅力的だし、妙に貧乏くさいっつーか庶民派っぽくて好感度は高い。
でも一番の萌えキャラは作家先生だと思う俺ガイル
俺が好きだったのは梱包の魔術師ことおやっさんだな。
初めてなのに華麗なロープワークで梱包していくところが圧巻だった。
荷解き担当の小僧との掛け合いも面白かったし。
ただ途中で作者が悪ノリして「パッキンを敷こう、な!」と言わせたのはまずかった。
あれで友情青春劇が一変してツンデレ愛憎劇になっちまったじゃねえか。
あれだけは黒歴史。
版が変わってからは台詞が差し替えられたけど、FGした俺の心には深い傷が残ったよ。
俺はこれの設定資料集
「買え! 魅惑の詳細設定-ランド オブ セッタイ-」
が差別用語を使ってるからという理由でクレームがついて、
焼却処分にされたのがトラウマだな。
舞台となる企業の出世コースの説明で、
枕営業とか、「飲ませる」「抱かせる」「掴ませる」とか(放送禁止用語)とか(放送禁止用語)とか、
色々確かにエグい内容はあったが、問題なのはリアルに
それが横行してることで、本にそれを書くことではないだろうと小(略
まだ読んでないんだが、これってそんなに生々しい作品だったんだ。
イラストが「○耕作」の人だったんで、思わず表紙買いしちまったよ。
で、小料理屋の女将と和服のままヤったりする話はありますか?
それ、続編「乙/恋人起ち」
上司の女や、小料理屋の女将を
頭からズルズル喰べまくって、その上出世する連作短編がメインのヤツ。
お勧めは、メインじゃない単発短編の
枕営業で大役射止める女性と蹴落とされる女性に話によって浮き彫りにされる
もはや裸の王様な巨匠とその新作映画を思う侭にする黒幕音響監督の下克上物語が泣ける。
俺は本編の方のおまけで、
「キャラクターシート」と称して、
各キャラの履歴書とエントリーシートがくっついてたのが、
結構生生しくて萎えたな。
しかし梱包の魔術師のおやっさん。
旧帝大大学院の心理学博士過程卒業って、
なんで梱包なんてやってるんだよ……。
あと推定炉利少女、生年月日や入学、卒業年月日が
黒く塗りつぶされてるなのはいいんだけど、
免許の取得日が……。
あれだけ消し忘れてるのがメッチャ怖いんですけど……。
何十年前ですか一体……。
ここまでまるで話題に上っていないけど、俺はあの貧乏性のハーフ娘が好きだなあ。
生まれ育った田舎町じゃ金髪碧眼の容姿ゆえにガイジンだっていじめられて、
高卒後上京したら英語がろくにしゃべれないせいで外人相手に疎外感抱くようになって。
金しか頼れるものはないって銭ゲバを気取ろうにも、根が善人なもんだから
仕事の過程で自腹切る羽目になったりして全然稼げてない。
不器用と片づければそれまでなんだけど、ああいう子には幸せになってほしいよ。
せめて昼飯代に二百円以上はつぎ込めるようになってくれ。
しかし、全員正社員採用は、無理なきがする。
なんか、あの六人にとってもどうでも良くなっているような気がするだが。
グループズネに知り合いがいる、と称する知人の話だと、
オチは6人で新会社立ち上げ、というのを当初予定してたのだが、
某山本氏のサ●ラの近刊があまりに鬱な展開で、
それを紛らわせるため、こっちもムリヤリ鬱な展開にするとか。
ハーフ娘に「一人だけなら正式採用もありなんだけど……」
と暗に体を要求する常務、
同様に、「全員を取るわけにはいかないよねえ」という部長の発言で、
疑心暗鬼に陥る5人、などなど、
鬱のオンパレードで、最後は全員解雇され、友情もバラバラに、
というスゲー嫌な展開のプロットを見た、とその知人は主張している。
だがそいつ、このスレに書き込む常連なんで信じてないがw
僕の血を吸わないで
このタイトルでラノベなんだから蚊の話か吸血鬼の話か…
と見せかけて嗜血症のヒロインを何とかして止めようとする主人公の話。
連作短編で小学生編中学生編高校生編大学生編社会人編とその時作者の書きたいプロットを引っ張り出してるから時系列バラバラ。
取り敢えず「主人公ヒロインを助けようとして周囲に誤解される」→「ヒロインと二人きり」→「暗転して吸われる音と「あっあっあー…」」はお約束か。
とにかくヒロインを助ける義務も無し、ヒロインが好きな訳でも一切無い主人公がお人好し過ぎて嫌がりもせず進んでいくのは好意的には映ったなぁ。
取り敢えずヒロインにつけられた全身の傷跡を体育の着替えの時間クラスメートに見られてヤクザかチーマーの仲間と誤解される話で、
オチにヒロインが「わたしのせいなの!」と言ったせいで、あぁ、そう言うカップルなんだ…って生暖かい視線に包まれたトコはめっさワロタw
やってることがギャグでしかない癖に妙にリアルなヒロインの心理描写が熱い。
「わたしには見えないくちばしがあって、食べられないたべものを必要とする」っと。血を飲んでも吐き出しちまうんだよなコイツ。
たまにもっと凄い事をポエみながら主人公の皮膚をかっさばきだすのはどうかと思うが。
しかし準ヒロインこと主人公の彼女も相当なキャラだよな。
あれだけ浮気性の(に見える)主人公となんだかんだでバカップルやってるのは凄い。
最近小学生編中学生編高校生編大学生編社会人編の“彼女”が全部同一人物って説すら浮上してきたし。
後の時代の方なのに、明らかに身長が低くなってる描写があるぞ>彼女
その矛盾点はどうなるんだ?
単純な叙述トリックだな。
良く読めば、彼女の身長の具体的な描写は無く、
全て主人公との相対的な比較しかしてない。
まぁ、社会人になっても成長し続けているのは違和感あるけど。
色々な説が出てたな
・ ヒロインは母子(母=高校〜社会人、娘=小学生〜中学生)説
・ 主人公とその彼女は実は2組(合計4人)説
・ ヒロインは実は5人姉妹で同じ時代説
・ 彼女は、タイムトリッパー説
・ 世界は仮想データ説
・・・・・・etc
彼女は青騎士うわやめろなにをsあくぇdrftgyふじこlp;@:「「」」
ヒロインより準ヒロインが人気でる法則だな
そういえばひとつ時間軸がまるで不明なのがあったな
あれは結局どう作品内にこじつけたんだ?
>>548 作者が同人でやったようだ。
時間移動によって起きる因果関係の矛盾を解消する過程なので、
時間軸がおかしな事になってるとか。
実は前後編だったらしいが、あまりに難解なため編集さんに没を喰らって完結&解説編がでなかったらしい。
友人にその同人誌を見せてもらったが、あれが伏線だったとは思いもしなかった。
まさか晩御飯のおかずがハンバーグだったからだとは……
この人実はSFの方が向いてんじゃないかなー。
ラストに時間軸が正常に戻ってからの展開は見事としか言いようがなかったよ。
>>544 社会人になっても伸び続ける人も案外いるもんだよ。そこは問題ない。
それよりも気になるのは、全身あれだけ傷でベロベロになってるのに
良く成長障害を起こさなかったな、というところ。血抜きは寿命を
伸ばすって言うけど、あの傷は多すぎる気もする。
実は主人公の肉体設定にも、ちょっとした秘密があると聞いたが…
やっぱSF系の人なのかな?肉体描写が妙に理系チックだったし。
「鏡のお城のミミ」
ちょ、おま、耳の話題はさすがに
>>ヒロインより準ヒロインが人気でる法則だな
私は相方のメアリータソの方が好みなのだ。
深窓のお嬢様で天然のミミタソと下町育ちでツッコミ役のメアリータソ。 ホントいいコンビだよね。
しかし、メアリーが品川庄司のファンてのは単なる作者のダジャレなのか?
ファンの俺としては、正統派のオール巨人・阪神師匠あたりを目指して欲しかったのだが。
言っとくが、
>>551の言うほどヤバい小説じゃないからな?
ただミミの飛ばすネタのスレスレさ加減から本スレ住人の間でネタ化してるだけで。
お笑いに疎い俺はコンビでのかけあいものとして読んでる。こいつら日常会話が普通に笑えるし。
個人的にこの小説最高のキャラは詐欺師のカベオだが。
巨漢で不器用なハードボイルド詐欺師って破綻キャラの癖に格好良いのが謎すぎる。
カベオはシティハンターの海坊主あたりが原型かな?あの日常での
純情さと、仕事中の悪辣さのギャップがまたかっこいいんだと思う。
しかしお笑いは分からないが、未来都市におけるお笑い芸人の役割ってのが
どうにも滅茶苦茶すぎて吹いた。普通にパンとサーカスかと思ってたら
それですらなかったし。
>>554 お笑い芸人が軍事力……て言うか国政を牛耳ってるってのがヤバイよな。
「聖なる手榴弾」の騎士だのジャンボマックスな叩き上げ軍曹だのが闊歩してる。
>>552-555 おまいらのんきに内容について話をしてるが
なぜ
>>551があんなカキコミしたのか意味分かってないな。
各章の題名の最初と最後の一文字を抜書きしてアナグラムしてみろ。
するとそこにはうわなにをするやめろ亜qwせdrftgyふじこpl@;
鏡のお城のミミは獣耳スキーとしては外せないね。
でも結局ミミは性別どっちよ?
未だ不明なせいでエロパロスレでふたなりにされるミミ(´・ω・`)カワイソス
あとイナバネタ多いし。
あのウサミミバニーが百人、何かデカイしかくい箱に乗ってる扉絵とか。
ピーナッツだけじゃないとか。
「立ち絵は背が低く見えるけど、アレは耳を見せたかったから位置を下げてるだけですよ」とか
で、検索してみてわかったけど、
「仕事場のデスク」とか「化粧品」とか「中古の自転車」とか「鳥取で自動車免許取得」とか「愛用の鞄」とか
全部イナバだったのな(笑)
>>555 過去の人物として語られてるけど、伝説の「殺人ジョーク」王なんて
一夜にして国を滅ぼしかけた、とか言われてるし。
本編で、それを書き残した紙片を始末するエピソードがあったが、
本当にそれが、そのジョークだったか不明だし。
文盲のおかげで助かった良かったね>ミミ
>>558 他にも
新型火薬を開発した 『花火師アチャコ』
新型砲台を発明した 『横山エントツ』 がコンビを組んで・・・って本当にダジャレが好きな作者だよw
しかし、これだけトンでもない世界観を圧倒的なリアリティーで書いてんだからスゴイよな。
マトモにファンタジー書いたら、トルーキン、沼 正三にも匹敵すると思うんだが、 なんと言うか・・・・文章力の無駄遣い。
タツモリ家の食卓
十二支をモチーフにした物語。
武闘派不良辰守竜真(タツモリタツマ)が現実世界と交じり合う異界に自分を侵食されていく恐怖を描く。
たった11人しか居ない同じ感覚を共有出来る仲間たちと共に…
とにかく泣かせにくるのがヤバい。ネタバレはメ欄。
黒幕は鼠を恨んでた猫だったっけ?
しかも猫の名前はシュレディンガー。
もしやセカイ系とみせかけてハードSFネタという壮大な釣りだったりして?
>>562 違う違う、真の黒幕はネズミに利用されるだけ利用されてあっさりと捨てられたウシだってば。
ネコ、ネズミ、ウシの三者の錯綜した人間関係の心理描写はこの作品の見所の一つだな。
どうでもいいことだが、このウシの名前が丑守牛憲(ウシモリウシノリ)で、他のメンツも
○守×彦とかいう名前なのに、あきらかにネコだけ仲間ハズレなのがバレバレなんだよな。
実は12人目の仲間なのか、とかいう期待をちょっとだけして損した気分だ。
まぁ鼠を司るヤツが鼠守公彦ってのはどうかと思うがね。
…公…ハム…ハムスターかぁ…
>564
でも真に鼠を司ってるのは子守忠彦(こもりただひと)じゃなかったっけ?
ほら、干支では子年って言うじゃないか?
忠……ちゅう…チュー
でも復讐者となったあとのネコ方が、魅力的ではあるんだけどね。どうしても
表面的友人関係の中でドロドロしてると、すれ違いや探りあいは面白いんだけど
スッキリしない。ぶち殺しモードに入ってからの執念深くも純粋な思念のほうが
俺はずっと好きだ。
しかしそれは結局、侵食してくる「あれ」の好物でもあるってのはなんとも
馬鹿一だが悲惨なものだ。結局ある種の踊り食いなんだよねー。
感覚共有もそいつらの仕組んだスパイス的要素でしかないし。
そういえば結局ネ・ウシ・ネコ以外の連中ってどうなったんだっけ?
寅年の俺としては、寅守虎護(とらもりこもり)がどうなったか気になるんだが。
紅一点の羊子タン 萌えぇ〜
死に際の描写は一番あっさり(たったの一行)なんだけど、かえって一番残酷で悲しく、そして美しかった(泣)
他が完全に美に入り細にうがったスブラッターなだけに、この子だけゴシック・ホラーなのな。
>>567 トラウマになって、ジンギスカンを食えなくなった俺が来ましたよ。
ショタっ子兎丸卯月たんマジハァハァの俺が来ましたよ。
口利けない子が不思議そうに首傾げるのとか滅ッッ茶苦茶ツボだった上に
挿絵がいくらなんでも強力過ぎた・・・orz
もう堅気にゃ戻れねぇっス。
猫もこの子にだけは絆されかかってたよなぁ、結局復讐を貫いたわけだが。
あそこが引き返せる最後の地点だったんだろうな・・・。
二階の妖怪王女2
>570は書き間違いか?
俺が以前読んだのは『一階の妖怪王女1』だったんだが。
それとも、ここ三ヶ月ほど俺が電撃の新刊をチェックしてなかった間に
『二階の妖怪王女1』も出ていたとか?
……って、今少し調べたら来月『三階の妖怪王女3』が出るって、どういうこった!
俺が聞いた噂だと、一階から二階、三階の順に積んでいき、最終巻(何階になるかは不明)まで積み重ねると
……妖怪王女が復活する、らしい。
ただの都市伝説の類だとは思うのだが、いろいろといわくのあるシリーズだけに本当に何かが起こりそうだ。
(存在するはずのない『地下一階の妖怪王女−1』が存在する、とかも聞いたこともあるな)
この作品、元ネタが
「サンシャイン60」説、「ドルアーガの塔」説
「エンパイヤステートビル」説とか、色々あるからなあ。
完結まで何年かかることやら。
知人に勧めたら変なこと言ってたな ゲマトリアがどうのこうの
お前民俗学かじってるからってキバヤシみたいなこというなよwwwwwwww
主人公の超一(ちょういち)自体が妖怪じみた退魔士だな。
格闘も強いくせに、壁を破壊する『紅の腕』、雷撃の『蒼の腕』、灼熱から零下まで気温を操作する『翠の腕』、
妖怪探知の『黄金の腕』・・・こいつ自身が妖怪じゃないかと言いたい。
主人公の腕って主人公死んでしまった親友の良い妖怪から移植したものだろ?
巻末の年表に「五本目の最後の腕は、父親・越一から受け継ぐ事になる」って書いてあるからな。
そのエピソードが書かれるのが待ち遠しくて仕方ないんだが、一体どんなギミック、どんな展開、どんなどんでん返しで移植が成されるのか!?
…でもそのエピソード書かれるのは何ヵ月後なのかそれとも何十年後なのか…
作者すら妖怪かもしらんのに…俺生きてるかなぁ。
都市伝説とかどうでもいいからとっとと妖怪王女たんを出せ!
越二の話によると相当すごいらしいじゃない。獣耳とか付いてて欲しすぎる。
いや、ドルアーガの塔説が本当ならむしろあれか・・・?
プロローグの「妖怪女王に何か用かい?」ってセリフまで読んだ。
大久保町の決闘
大久保町の住人とかじゃなくて町自体が闘うというアイディアは
電波スレスレなくらい斬新だったな。
最大のライバルは中川町、あの必殺技は凄かった
ラスボスが秋葉原だというとこまでは読んでたけど、まさか
それが最終段階で変身してXXXXになるとは思いもよらなんだ。
さすがだ。
阪神優勝記念SSの「超絶武虎・道頓堀」のオチには吹いたw
影が薄くて忘れられがちだが三宅島の必殺技の噴火が海を越えて超遠距離にとどいた時はマジでビビったね。
あともっと影の薄い平町・・・大久保町よりも三宅島側にいたせいで大久保町よりも被害がでかかったよなぁ。
この作品ってごく一部の趣味に人とっては東京の観光ガイドとして最適だって聞いたけどホント?
東京なんて修学旅行で一度行ったきりの田舎者には確かめる術がなくて…
俺だってビッグサイトとフジテレビとレインボーブリッジが合体するのとか見たいんだってば!
第二部で一気にスケールアップしたな。
大久保町vs火星の死闘は筆舌に尽くしがたすぎて俺死にそう。
いっそもっともっとスケール上げて全宇宙どころか5次元くらいまで大久保町に制覇させちまえ。
最強は御徒町、コレだけは譲れない
このシリーズのおかげで大久保町を訪れる観光客の数が
数倍に増えたらしい。
お土産用に特別カバー版「大久保町」も売ってるとか。
「半分の月がのぼる空」
月に住むウサギが月を食べ始めたので、それを退治しに行く男たちの話だっけ
そんで途中で小さくなりすぎた月が風を受けられなくなって地上に落ちてくるんだよな。
子供心には納得していた、だが今は少し後悔している。
友人連中に嬉嬉として月が浮かぶメカニズムは風って語っちまってたよorz
愛しのうさぎさんも途中までは萌えキャラと見せかけといて
いきなり「ゴワ ゴワ ゴワ」とかって超獣変身し始めるからなぁ
「ドムゴォ〜」じゃねーだろうとw
でも童話を元にして作ったあの幻想的な感じは良かった。
ときどき作者の地が出てハードSF になったり、
壊れ系ギャグが何の前触れもなく出てきた時を除いてだけどなっ!
それにしてもうさぎタンたちはカワイイな。
冒頭の「タッラタ ラッタ ラッタ ラッタ ラッタ ラッタラ うさぎのダンス」とかを読むと
今でも辛抱タマラン!ってなるし。
それがいきなり月面にかぶり付いてバリバリと食べ始める場面はあまりのギャップに
驚いたものだ。
最初はうさぎタンたちを退治しに来た男たちが、これ以上月を食べなくても済むようにと
「月面人参」の栽培に取り組み始めたり、人参嫌いのうさぎタンにどうにかして人参を
食べてもらえるように苦心して料理したり、食べられてしまった月をどうにかして元に
戻そうとして粘土をこねくり回したり、物語の中盤はほんわかしたメルへ〜ンな展開で
すごく好きだった。
それが最後はあんな展開になってしまうとは…
やはり人間とうさぎの間には越えられない壁があったんだな〜、と悲しくなる結末だった。
違う、最後の最後までちゃんと読んだか?
そして行間を読む事をちゃんとしているか?
最後の最後まで諦める事をしなかった男が全てに幸あれかしと叫んだ結果がソレだ。
彼の成し遂げた事は架空の人物とは言え尊敬に値する。
とはいえ、彼が起こした大惨事は、手放しで賞賛できるもんじゃないぞ
そうしなければもっと大惨事になっていたのは確かだし、やむを得ないということを描写する力量は凄いが
だったら、最初っから余計なことスンナっていうのは禁句?
月に兎ときてなんで餅つきがないんだって思ってたけど
まさかラストのどんでん返しの伏線になってたとは
感動のあまり半泣きだったぞ
餅突き(ヘキサムーン・クラッシャー)…ね。
「こんなものがあるから人と兎に溝がある!俺達は月なんかなくたって、兎を受け入れる度賞さえ持てばよかったんだ!」…か。
素手で月を破壊した男は伝説となり、そして兎は地球に移住した。
兎が人を食べたり、人が兎を食べたり、混血の兎人、人兎が生まれたり…
戦争は起こらなかった。ただ二つの種族の内紛に変わった。
論点をズラしただけなのか、それとも真の意味で答えを提示出来たのか。
ファンタジックな作品で、とてもリアルな問題提示を行えたと思う。
まだ出てなかったよな? 『魔術師オーフェン』。
はぐれ旅、無謀編、どっちでも可って事で。
『はぐれ旅』って、借金取りから延々逃げ続ける話だったよな?
俺『無謀編』は読んでるんだが、『はぐれ旅』は全四十二巻の長さに恐れをなして
恥ずかしながらまだ読み始められてないんだよ。
単に逃げるだけでどうしてこんな長い話になるのか、興味津々ではあるんだが。
俺もまだ二十八巻までだが「はぐれ旅」は老魔術師オーフェンが屋敷の付近住民と大揉めした「立ち退き編」以降を描いてて
新しい研究・実験の為の拠点はないかとひたすらに世界を放浪する話。借金取りはそのおまけ。
ちなみにむやみやたらな気品と金髪碧眼のせいで(この世界では金髪はまず貴族)すぐどこぞのお嬢に間違われるけど
橋の下で拾われて生まれも育ちもお嬢でもなんでもないということが絶対確定してるメイドのコギータンは
「はぐれ」言う割にはずっと一緒だから安心していいぞ。
彼女のオーフェンへの想いが報われる日は来るのでしょうか―――――絶対無理だろうな。
あの人ソッチ関係本当に興味無いし。
てかコギータンはなんであんなキ○ガイジジ(ry
まあオーフェン、魔術だけは異常なお人だからな。
世界最弱レベルの魔力を完璧に使いこなして、最強の魔術師達を手玉に取る姿は燃えるね。
やってる事はほとんど魔術より口八丁手八丁だって? 気にするな。
「本来生まれつきで値が決まっている魔力を、万人が得られるよう解放する」
彼の研究は果たして成功するのかね。
作品的には割とどうでもいい事なんだろうが、俺は気になる。
これ作品自体というか、オーフェンのデザイン自体が、
ゲド戦記のネガって本当だろうか。
老魔術師がいきなり主人公の時点で怪しかったんだが。
なんでも作者、あの作品が好きだったんだけど、後半どんどん迷走するのが
痛々しくてしょうがない、ってどこぞのファンの集いで洩らしたそうだが、
だからってあんなキャッチセールス並みの詐欺師にしなくても……。
っていうか主人公がジジイのくせに格闘戦が頻出するのは何でだ。
絶対腰痛でギブアップするくせに毎回戦うしな、オーフェン。
肉体労働はマジクに任せとくべきだろ。マジク・メイドガイ・リンボーに。
ところで四十二巻が上上・上中・上下・中上・中中・中下・下上・下中・下下に分かれてるってホントか?
まだ四十巻までしか読んでないんだが、誰か真偽を教えてくれ。
>>605 なんか分けすぎてコナミコマンドになってる、
とか言う噂は聞いた事があるが。眉唾だけどな。
俺も三十三巻までくらいしか読んでないし。
一巻一巻えらく長いんだよな、これ。
実際、42巻が物凄い分冊されてる、ってのは事実らしい。
ラストで主人公のオーフェンがメル欄1だから、どうしても
メル欄2で終わらせたかったらしいけど・・・無茶やるよなw
そんな所にこだわるくらいなら、作中の余りに適当な魔術理論を、
もうちょっときっちり構成してくれと言いたくなるがw
>605
九分冊は事実だよ。それも何をトチ狂ったんだか、一度に全冊刊行なんて無茶したから
二年前はけっこうな騒ぎになった。五百ページ超の本九冊が平台を埋め尽くす様は、
悪い夢でも見ている気がしたよ。
ただ、結末が>606の言う通りかどうかは知らない。
俺は去年から読み始めてようやく四十二巻(上−下)まで辿り着いたんだが、残り六冊が
どこ行っても手に入んなくてさ。
それにしてもこのシリーズ最後の最後まで構成グダグダだよな……。
(上−中)のラストでオーフェンが敵の策略で生後十一ヶ月の美幼女アザリーたんと
精神を入れ替えられちまうんだけど、(上−下)が丸々一冊コギーの育児日記なんだぜ。
オーフェンも入れ替わった当初は舌足らずなしゃべりで偉そうなこと言ってたんだけど、
終わりの方じゃすっかり一歳児そのものになっちゃってるし。
これって、九分冊実現するために無理矢理話を引き伸ばしたのかな?
それとも(ないとは思うけど)何かとんでもない伏線とか仕込んであるのか?
(中−上)以降読んでいる人がいたら教えてもらいたい。
下・中を突貫読破中の俺様が来ましたよと。
終わりが見えかけてきたと思ったら「唐突に始まる作者の自伝」攻勢がッ!
なんなんだこのチラシの裏!
もう時効だから最後にオチを言おう。
下・下で、今までの伏線全然関係なしにEND迎える。
登場人物の殆どは死なない。
ただし全員精神・肉体に重度の損傷を抱え、友情もバッラバラの鬱END。
最後に短編として、オーフェンの娘が娘が出てくる短編が載っているが、
オーフェン第2部は現在のところ、存在しない。編集が「明るいの書かなきゃダメ」
とダメ出ししたらしい。
結局作者は、これだけの長い時間をかけて何をかきたかったんだろうか。
いきなりコギーの人間爆弾大爆発で、敵も味方も吹っ飛んで終わりって……。
世界の中心針山さん
で
元素転換でありとあらゆる種類のミサイルを無限に生産し、永遠の世界平和を約束する人工知能要塞、通称<針山>…の中身が、まさか、なぁ
パクスハリヤマーナで戦争を永らく忘れてた人類が、
老朽化したシステムを存続させようとするドタバタ長編シリーズ。
地球のどこかにある第二針山てファウンデーションかよッ!
愛を叫ぶんだっけ。
…え?違う?
なんか一部では〈針山>が神格化されてるのが妙に笑えるね。
「今日も一日世界が平和だったのも針山さんのおかげです」と感謝する周辺住民の参詣が絶えることがなく、
感謝した周辺住民が供え物をする→供え物を材料にしてミサイルを生産する→軍備が増強され治安が安定する→感謝した(ry
の無限ループを考え出した人ってスゲーなと。
まだ3巻の途中までしか読んでないんだけど、こんな〈針山)を誰が何の目的で建造したのかってのが謎なんだよね。
これから徐々に明らかにされていくらしいので、楽しみにしながら読み進めていくことにするよ。
〈針山〉の周辺住人がアホでいいよな。
針山まんじゅうやら針山キーホルダーやら針山タぺストリーやら針山Tシャツやら
売るだけじゃなく、地元テレビ局のローカル番組で針山戦隊ハリヤマンとか
放送するし。ハリヤマン、どう見ても町内会のおっさん達が針山Tシャツ着てるだけだし。
月にある第四針山「ルナ・ハリヤーマ」が宇宙人に乗っ取られた時はヤバカッタなぁ・・・。
対宇宙人用のルナ・ハリヤーマが長い間忘れられて地球に向けられるとは・・・。
第壱針山「アース・ハリヤーマ」の操作法を書いた古い書物が見つからなかったらやばかったかも・・・。
対「ルナ・ハリヤーマ」は全編燃え燃えだな。
「アース・ハリヤーマ」の起死回生の大反攻はモチロン凄いと思ったが、一番熱かったのは第1章だな。
衛星軌道上にあった第参針山「サテライト・ハリヤーマ」が、「ルナ・ハリヤーマ」の奇襲に破れ
地球に落下、あわや大惨事が!って場面は涙無しには読めないよ。
第参針山からの最終通信が
「…爆装置故障セリ、我ヲ吹キ飛バセ。繰リ返ス、自爆装置故障セリ、我ヲ…」
畜生。
確か吹っ飛ばしたのは第五針山だったよな。海底に作られた第壱針山の予備の
「ゼー・ハリヤマーナ」だっけか。
水面に立ち上がった数十のミサイルによる水柱が、そのまま空に吸い込まれる白い柱に
なっていくって描写のくだり…あんなシーンでボロ泣きしたのは本当に久しぶりだった。
背筋が震えるほどの格好よさと、リアルなスピード描写が心地よくも悲しい。
しっかし第二は全然でてこないのな。どうなってんだろ?
第二はステルス迷彩付きで空を移動中というのがもっぱらの噂ですが。
作者のあとがきを真に受けるなら、
おそらくは最終章のメインキャラ(?)のはず。
おねがいツインズ
ああ、あれは野球ラノベとしては傑作かもしれん。
新設球団を成り上がりオーナーがでっち上げ、
パ・リーグにムリヤリツッコむあたりもよく似てたな。
おしむらく、近鉄騒動が直後に起きてしまったために、
そのあたり注目度が急に下がったが。
しかしあのツインズのダメダメっぷりは好きだった。
なんだよ樵兼業のピッチャーまさかり投法って。
スピードはあっても、ランナーでたら全部盗塁されっぱなしじゃん。
>>321 サイボーグナガシマ9体で構成された「ミスター巨人軍」を出した作者に何を今更。
レギュラーがみんな双子で、
それぞれ右投げ右打ちの兄と、左投げ左打ちの弟で、
相手投手(打者)に併せてさりげなく有利な方が出てきて、
公式には「全員スイッチヒッターです」というアイデアは面白かった。
しかし出場登録選手枠を思いっきり無視する豪快さはどうなのだろう。
まあ、相手がミスター巨人軍(一人だけ一茂なのがワロタ)な時点で、
そういうツッコミ入れる所は遥に通り過ぎてるわけだが。
あと前作「おねがいティーチャー」の、ノンプロで頑張る小学校教師の
ピッチャーが出てきたのはいいんだが、前作がリアル路線なので、
今回の超人野球の連中の中では、すぐに火達磨になって降板だったのが
哀しかった。
ああ、試合よりも授業を優先するあの先生か。
前作では二足の草鞋を完璧に履きこなす、超人的な人として
描かれてたのにな。急遽入った三者面談のせいで試合に遅れ、
七回裏ノーアウト満塁のピンチで登板し、九回まで9者連続三振に討ち取った場面は、
その投球術の描写も含めて痺れたよ・・・。
だからおねツイでの炎上っぷりは悲しかった・・・。
作品的にも超人野球路線の今回は、野球の描写が雑な感じがしてなんかなぁ。
おねティみたいな緻密な心理描写が読みたかったんだが。
誰も
>>622のアンカーミスはスルーですか、そうですか。
まぁ、そんなことは置いといて、ツインズのオーナーがあれほどまでに
双子にこだわり続ける理由が明かされる場面はかなり泣ける。
双子の兄と一心不乱に白球を追い続けた幼い日の思い出、そして
二人の野球を少年を突如襲った悲劇と永遠の別れ…
そんな泣ける話を優勝祝勝会で乾杯の音頭の代わりに語り始める
もんだから、場が一気に盛り下がり、続いて会場を包み込む号泣の渦…
あの場面が一番の名場面だと思うんだが、その後のビールかけでの
無邪気なはしゃぎっぷりこそが一番の名場面だという意見もあるんだよな。
だからと言って、警察や消防、自衛隊まで出動させるのは、いくらなんでも
騒ぎ過ぎだってw
しかもその際の喧嘩によって仲違いをする双子たちが続出し、日本シリーズでは
連携の乱れから惨敗してしまうってのは…そんなオチじゃ笑えないっての!
「すまん、皆……俺たち本当は三つ子だったんだよ!」
「気にするなって、僕たちなんか実はクローン人間だったんだぜ!」
「こいつなんて私の弟ではなく、鏡の国から来たもう一人の私ですよ」
「拙者、普段から分身してるだけで一人二役だったんでゴザルよニンニン」
ってエイプリルフールネタは笑った。全員ムチャクチャ言いすぎだろ。
ていうか本当のことバラしちゃってる奴らが混じってるって聞いたが、誰と誰だ?
解答編が12月に発売だってよ。
…ぷれーおふにあわせて、だっけか?
スマン、俺野球の事良くわかんねぇから。
わからなくても楽しめるのがこの作品の良いトコだけど。
まあ超人野球だから、一般野球と一部ルール違うってんで徹底した
分かりやすい解説が載ってるってのが大きいわな。あんまし精密すぎて
別冊が出るのは激しくどうかと思ったが。
しっかしダブルスを見分ける方法も、進化してきたもんだ。
双子疑惑が他チームから掛かったとき、高感度カメラでユニフォームに付いた
僅かな汚れや髪の撥ね具合で指紋鑑定みたいに判定しようとしたのは
腹筋が痛くなるほど笑ったさ。
普通は質問でカマかけたりするもんなのにな…超小型嘘発見器はちょっと無粋だ。
12月の新刊までバッティングセンターに通う奴挙手。
ノ
結界師のフーガ
オリジナル武器「フーガ」の設定が評判になったアレだな。
正統派ファンタジーをひとひねりしてある感じで、むしろ懐かしくていい。
主人公の持ってるフーガが、《結界師》と呼ばれた英雄の使ってた物だってのも、
愛すべき馬鹿一だしアリだと思うぞ。
>>631 結界結界言われるとしょぼい感じがするが10000人からの軍勢を無力化できるんだよな。
一人で戦場に出向く主人公の決意に応じて強化された結界はどう見ても精子です。
ありがとうございました。
みな結構高評価なのね。
後半、フーガが改造されて、自律外骨格になって、
一人(というか一体)で戦いはじめてからは、
なんだかなあ、という気がするんだが。
ロボットアクションとしては面白いけど、
結界師関係ないじゃんw
あと、「フーガ、スタンダップ!」ってあの起動の掛け声は、
まんま「魔獣結社」のパロディなんだろうな。
>>633 >>632 勘違いしてる。あれはシェアードワールド(みたいなもの?)で、「同じ世界と同じ主人公と同じ武器でこんな味つけしました」ってヤツ。
だからほら、著者名が人間の発音出来る名前してないじゃん。あれ、作者連のイニシャルをくっつけたやつだから。
ヴャィリニュイアだか。
なので俺は一冊目の非常に地味な淡々とした結界師しか認めない…(←一巻厨
635 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/28(金) 11:30:36 ID:/krduUB/
フーガの同一タイプアイテム・フーマってどんなのだっけ?
ああ、あれは学ランと木刀がセットになった奴だ。
昔昔の少年ジャンプ風のデタラメな強さだったな。
最後の敵がフールなのはまだいいとして、同一タイプの
フー・シリーズでも、フードまで行くのは苦しかったんじゃないかなあ……。
637 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/29(土) 15:12:01 ID:qmGayT2H
フーシリーズへの対抗アイテム、クーシリーズは問題になったよな
クーオレンジとかクーグレープとか
時期が時期だけに、どっちがパクリか議論になった
638 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/30(日) 14:21:52 ID:C2D5j/Hb
でも、それって作者が綴りをKOOにして有耶無耶にしたんじゃなっかたっけ?
つーか、クーシリーズがまるで戦隊ものだったのに、レッドやらブルーみたいな
定番カラーがいなかったのは面白かったな。クーパパイヤなんて、ほとんどオレンジ
と色かぶってたじゃん。
639 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/30(日) 17:18:51 ID:+NJsTzC2
ヒロインのイヤボーンパワー・フーカはテラツヨスだったな
あれのせいでパワーバランスが崩れたけど
640 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/30(日) 17:20:24 ID:+NJsTzC2
てわけでお次は
「ちーちゃんは悠久の向こう」
ああ、あれだろ
桜君ってキャラが登場して
殺されんの
殺されて、悠久の彼方にある別世界に魂だけ送り込まれるんだっけ?
実はまだ読んでないんだよな。結構電波小説だ、って評判は聞くんだけど。
何故か著者は仏教・神道など
日本の宗教に詳しいんだよな。
おまけに見立てにつぐ見立てで結局どんな意味を持ってるのか未だに諸説あるんだよ。
物語としてはよくできた(平たく言えばありふれた)ミステリーなだけに
いろいろ気になる。
ちーちゃんの「僕が神だ!」発言には萌えたなあ
645 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/30(日) 20:19:33 ID:FffxILU0
しかし、桜君殺したのがあの人だったなんてなぁ。正直思いもよらなっかたよ。
だって、あの人はガ、って危ない危ない、ネタばれするところだったよ。
良く居るよな、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴーが本当のどこか新興宗教の念仏だって信じてるヤツ。
クトゥルー神話じゃあるまいし。
いやいや、実は『竹内文書』に記された創世の祝詞だって噂だぜ?
648 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 09:04:36 ID:VfxXNSnI
えっ、『ノートランダムの予言書』に記された恐怖の大王子が唱える破滅の
呪文だと聞いたんだが。
お前ら、語るのが早すぎだ。9レスしか使えないんだぞ
ああ、語り足りない
「戦う司書と恋する爆弾」
戦う爆弾と恋する司書の精神が入れ替わっちゃう系の話だな。
平凡な入れ替わりコメディかと思った途端に爆弾(中身司書)が爆死して硬直した奴挙手。
結局爆死した瞬間にその前まで時間を遡りながら、この状況を避けられる手段を模索するはめになるんだよな。
なんかジョジョ第四部みたいね。
入れ替わって爆弾になってからっも片思いの先輩司書に執拗なまでの
アタックを繰り返す司書タン、テラ萌えす。
いや、あんたのは「アタック」つーより既に「攻撃」の範疇ですから!
そんなの食らったら普通の人ならイチコロですから!
って、あれ?
あの「攻撃」を食らってもピンピンしてる先輩司書って…何者?
なんかさ、ひょっとしての話なんだけど。
この小説1章ごとに実は時系列バラバラじゃない?
たとえば2巻目の第3章-1巻第5章-2巻第1章って順で読んでいくと辻褄が合う。
>654
ああ、ついに君は知ってしまったか。
この作者がろくごまるにの別名義であることを。
よもやあとがきからなぞ読み始めておらぬだろうな。
だとしたら貴様は既にデイレ……うわなにをghjk
656 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 22:26:25 ID:xN/cPrUC
しかし、この作品の一番面白かったのは帯の文だな。何しろ「この物語は絶対
感動不可能な代物です。もし感動してしまった方がいたら、直ちに精神病院に
行く事をお勧めします」だもんなぁ。こんな強烈なの見たこと無いぞ。
爆弾処理のために浦○マンガのキャラが召喚された事もあったな。
電波もあそこまで行くと……やっぱり地雷だな、うん。
…と言うかろくごまるにの名前に騙されてネタ小説扱いと言うのが一番納得いかん。
感動できるのに。精神病院にいるけど俺。
659 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 17:50:03 ID:3wJybJpo
まぁ、頑張れ!と、読み終わった瞬間にBOOKOFFに走った私が言ってみる。
「とある魔術の禁書目録」
料理のレシピ本は板違いじゃね?
662 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 18:08:15 ID:3wJybJpo
バカ、何言ってんだ。これは、主人公が図書室で見つけた黒魔術の本を
手本に色々な料理を作って、様々な事件を解決していく一大感動巨編だぞ。
ほとんどDCSだよなコレ……。
途中から料理でのパワーアップによるバトルになるし。
登場キャラ全員料理上手いという設定が印象的。
主人公の幼馴染の天然ドジっ娘も普通に料理師免許もってるし。
塩と砂糖間違えるっていうお約束も帰国子女のツンデレお嬢がやっちゃったし立場ねえな。
665 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 22:11:12 ID:XpRGXIPW
マンドラゴラの姿煮を作る話が熱かったな
バタバタ死人が出る中、ヒロインの味吉陽子が「それでも私は料理が好きだから!」と叫ぶシーンが好き
つか、これのキャラ名って料理マンガ由来が大杉じゃね?
法王級ディナーとか言って博多ラーメン出されても、その、なんだ、困る。
しかも食ったらあらゆる味を消去できる力が右手に宿るて。わけ分からんわ。
まぁ、最終的には主人公の料理でみんな助かっちゃうんだけどな。何故か。
>>666 まあそれくらいの力がないとトンコツ魔王の呪いは打ち消せないからな
669 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 23:04:46 ID:XpRGXIPW
そう言っておきながら、結局は味噌大王がトンコツ帝王を倒したんだよな……
670 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 23:06:22 ID:XpRGXIPW
お題
殿がくる!
この本のパクリで鳶の映画できたって本当?
ああ・・・これはヤバイくらい怖いあのホラー小説だな・・・。
ラノベ界の貞子と言える。
確か出版にかかわった大半の人間が謎の失踪や死を遂げた挙句
売り上げはイマイチだったってあれか?
ハリウッドで映画化の話もあるがどうなんだろうな?
674 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 23:40:20 ID:UgPvUmQv
2013年5月公開らしいよ。
ってか、この本の内容を61歳までに忘れなければ、本当に殿が来て、どっかに
連れて行かれるって噂を聞いたのだが、真偽の程は如何に?
>>674 2週間前、うちのおじいちゃんが読んでいたよ。
一昨日、61歳の誕生日だったけどなんとも無かった
676 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/02(水) 23:55:45 ID:UgPvUmQv
そうか、それは良かった。これでようやく、現在60歳と10ヶ月で
定年迎えて暇を持て余している祖父に、安心して薦めることが出来る。
うん・・・ただねえ、さっき感想を聞いたら、「そんなもの読んどらん」って言ってた
僕自身は、もう暗誦できるんだけどね。
あ・・・おもてで誰かが幸若舞を謳ってる・・・誰だろう・・・
ああ・・・窓に・・・窓に手が!
61歳までに忘れなければって、デマらしいよ。
俺の爺さんも老人会で色んな人に布教してるってのに、その爺さん達は別に何とも無かったよ。
読んでから61年目に悲劇が起きる仕組みらしいよ
680 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/03(木) 23:52:06 ID:4Eb8vrWj
じゃ、お次は『双星記』で。
681 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/03(木) 23:57:44 ID:KqLb/SMz
確か、ディープでインパクトな隕石とアルでマゲドンな隕石が、同時に地球に接近する話だっけ?
そうそう。んでも一番の見せ場は妨害しようとするエイリアンとのドッグファイト。
確か敵の機体の中になんかのアニメ作品のパクリがあって問題になったよね?
何だっけ?
あれだよあれ
う゛ー。思い出せないが
ちょっと前に映画が地上波に乗った
あれだよ
アレってヒロインが女じゃ無かったって事で激震が起こったよな。
一番萌えるのが敵のエイリアンって所も不味かったけど。
だからヒロインが男でヒーローが女なんだよ。
別に良いんじゃないかなぁ…どっちも美形だし。
ヒロインの顔が明らかに、肉食ってる民族特有の濃い顔だったってのもなぁ。
つーかヒロインの台詞が全て擬音ってのもイカシてたね。
続編で男ヒロインが暗黒麺にとらわれるって聞いたよ?
>>687 そうそう、イカ型宇宙人が操る真っ黒な触手の恐怖!新兵器アルデンテ号の秘密とは?
って煽りだったな
人間らしさ(?)を取り戻して惑星を暗黒麺でからめとってくれたイカ首領はマジで格好良かった。
おかげでそれまでストーリー引っ張ってたヒロインがいらない子になったが。
アニメも絶賛放送中の
「灼眼のシャナ」
691 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/04(金) 23:23:55 ID:Fbod1tl5
ゼロの使い魔
力を使うたびに眼球が燃え尽きるって、よく考えたらグロイ設定だと思う
1巻のサブタイトルでも登場したゼロ。
男の中の男という感じで格好良かったなあ。目立ってたのは確かに
使い魔のほうだけど。
2巻以降に登場しないのが悔やまれる。
「使い魔」の姿をイラストにしたせいで1巻の初刊が発禁処分になった
ってもっぱらの噂なんだけど、あれ本当?
>>693 なんぼ眼球ネタだからって、ビホルダー出しちゃまずいよな
>>690のシャナの方じゃないの?
シャナと言いつつ仏教徒じゃないのがなんとも
生身の身体を魔術的な道具に置き換えて活動する異能者、通称義体師達のロンド。
シャナの義体は眼球な訳だが、毎回毎回義体が燃え尽きるまで暴走させてるってのも逆に凄いな。
あと使い魔は最新刊に普通にイラストが出てた。正体はある意味拍子抜け、ある意味発狂もの。
しかし未だにシャナの視覚についての論議が絶えないってのはどうなんだ。
物語の流れについては一切の予断を許さないくらいの厳密さで書く割に、設定についてはいい加減なところがあるよな。
ゼロが主人公なのかシャナが主人公なのかハッキリしる。
>>696 それで思い出したがチームの某司令塔に露骨な死亡フラグが立ってたな。
やはり「脳味噌がショートした」とか書かれるんだろうか?
>>695 主人公シャナのライバルであるゼロ君の使い魔に萌えてるんだろ
>>691は
分かるな、あれは良いキャラだ
>>696 シャナは、超視覚能力者って設定があるって、話を聞いたけど・・・
スマン、初期設定だけかもしれん。
では、「銃姫」で。
力をふるう度に愛する零の記憶を失っていく姫カワイソス
自殺して己を生贄とし、魔神を召喚して、敵の命を捧げる事により復活するアレか。
銃で自分の脳みそ撃ち抜いてりゃ、まぁ復活後に記憶が欠損してても仕方ないよなぁ。
いやでもさー、それやるたびに欠損の度合いが違うっていうのもなんかなー。
最近だと前世の記憶までさかのぼるだなんてトンデモなことがあったじゃん?
説明がつかないよなー。ん?前世誰だっけ?
前世の前世なら零の近親者だとか言われてたが?(姉とか母とか近所のオネーサンとか
まぁ前世が男でも一向に構わんケドな俺。
しかし前世の前世が、物が化生になった
器物の妖怪ってのは流石になあ。
しかもアレだろ、防弾チョッキ。
さらに言えば欠陥品の。
ちょっとどうなのよ。
それくらいでちょうどいいんだよ。敵のインフレが酷いせいで
自殺数がもう余りにも多くなりすぎちゃってるんだから。
3巻なんか、自殺用の銃弾が足りなくなって大ピンチなんて展開あったろ。
普通の作品だと死の危険を考えるものなのに、自殺できない危険なんてのが
紙面で堂々と展開しているのには吹いたが。
>>701-
>>706 なんか友達に聞いたのより面白そうだな。おれも買ってみよ。
その友達は敵側の女が使う下手な関西弁が気に入らないんだって。
でも作者って神戸出身なんでしょ? なんで地元の言葉話せないんだろ。
>>707 有名な話だが神戸生まれのデトロイト育ちなんだよ。
何気に関西弁だけじゃなくて日本語でもヘンな言い回しが出てきたりする。
その代わり銃撃つ時の英語なんかはかなりそれっぽくて良いが。
確かに銃撃つときの英語はそれっぽいのが多いよな。
しかし、英語がスラング多用で分かりにくい事分かりにくい事。
お題 終わりのクロニクル
711 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/05(土) 19:31:42 ID:iAuYAvv9
尾張のクロニクルさんが旅をする話だっけ
尾張の土産から裏世界まで紹介された究極のローカル旅行マップだ
713 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/05(土) 19:40:14 ID:Vh3PpzCT
確か、そうだったと思う。付け加えるなら、途中でサルを拾ってみたり、狸を
いじめて見たりしてたな。更に、部下の一人をいじめすぎて闇討ちにあったりも
してた。
尾張名古屋は城で持つ、の通りに城の建設史が詳細に書かれてるのが
なんか妙な感じだが新鮮で面白かった。
副読本の「尾張ヒッチハイクガイド」やっと買えたー。
親しみやすい大きな文字で「あわてるな!」ってあったから見逃さずに済んだよ。
付録に尾張名物ウガイ火縄銃のレシピ付いててワラタwww
帯の「近代の桃太郎!」の字には流石に吹いた
717 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/06(日) 23:56:55 ID:xurNysfP
出てくるライバルが薩摩のクロニクル、土佐のクロニクルとかはいいんだけど、最後のライバルが火星のクロニクルて……
さすがに呆れた
>クロニクル
漫画版じゃラスボスになれなかったんだよな
下半身が蛇のラスボスの倒し方は未だに納得がいっていない。
映画になるって噂、マジ?
9Sで。
ああ、チビっ娘で、いつもSSSか子供用の服しか着られない主人公が、
「キングサイズ専用のブランドがあるなら、SSSサイズ専門のブランドがあってもいいじゃない!」
と親友たちと立ち上げた服飾ブランドの、
波乱万丈のストーリーだな。
基本的に登場人物がみな善人で、ほのぼのした読後感がいいやね。
しかしブランド名の<9S>って、一体どれだけ小さいんだ。
あと誰も突っ込まなかったが、主人公がチビの自分自身を認め、受け入れていく話で、
あの大人しくて気の優しい彼氏が、2m超で、どこもかしこもLLサイズなところに、
登場人物が誰も注目しないのは何なんだw
あの彼氏、イラストでも枠に収まってないのが笑える。
結局顔は分からないままだよな?
巧妙に巧妙にカメラ外に顔を配置する様にしてるからな。
まぁアレは見えたら面白くなくなるものだな。
みんな気付いてないのか?
1巻に主人公が鏡を見てるイラストがあっただろ。
その鏡をよく見てみろ。
本編はそこそこなんだが、裏設定がインフレ起こしてスゴイことになってるのがなー。
主人公がキングサイズの老舗「ド級」を嫌がらせで潰したってDQNにもほどがあるだろう。
王様の仕立て屋ネタがあったのは良かった
俺は主人公の彼氏が「パンプキン・シザーズ」ネタだとばかり……
常連客同士の恋を応援する話は良かった。お約束なネタが地味に微笑ましい。
映画館でデートしても前の席に座った観客の頭が邪魔で見えないとか、
遊園地でデートしても身長が低すぎてジェットコースターに乗れないとか。
一番笑ったのは、あの主人公・彼氏でペアルック作らせようとしたところで、
「だ、ダメよ! あんな大きい服、ウチの店には置けない!」
とかパニクってた所だったなあ。
さらに、常連さんの
「2m30cmサイズの人のSSSだと思いなさい!」
の一言で納得してウキウキ作り始めたのがバカすぎて。
まあ周りの人たちもいい人たちばっかりなので、
あんなほのぼのとした日常が続くんだろうなあ、という余韻が残る作品だった。
お題・「僕らはどこにも開かない」。
ドアが意識を持って反乱を起こすっていう、その基本路線がトンデモだよな。
まあ、ファンタジーとかならまだ受け入れられたけど、そのドアが開かない事実を
利用して殺人事件が起こって推理が始まったりするんだもん・・・。
舞台設定も現代だし、もうちょっとそこら辺考えて欲しかった気がする。
「私のココロの扉は、誰にも開けることなんてできない!」と言って引き篭もってた少女(?)が
主人公の説得に応じて徐々にココロの扉を開いていく場面とかいいと思うんだけどな。
「開かない扉なんて、ただの板切れだ!」とか結構熱いセリフが多いじゃん。
開かないはずの扉をいかにして開けるか、がこの作品の見所なんじゃねぇ?
途中のインタールードで、
ドアたちの反乱に加わったものの、その家のこぬこを外に締め出してしまい、
煩悶するぬこ用ドアの短編が良かった。
短い頁の中で、ドアとして矜持、本体ドアとの関係、こぬこと共にあった日々を
上手くまとめたと思う。
結局、こぬこを入れてやるために、自ら砕け散ってしまうあのオチは哀しかったが……
「ボクは開くんじゃない。ただ、壊れるだけだ。
君(本体ドア)達に逆らうつもりはない。
でも、覚えておいてほしい。
ボク達の役割が何かってことを。
開かないドアは、それはもしかして、壁と呼ぶべきなんじゃないかってことを」
あれは心に突き刺さったというか、ウチの開かずの間の仕切りと化している
書斎から居間に抜けるドアの前をそろそろ片付けよう……。
無理やりドライバーで蝶番外そうとした人達のシーンのせいで未だにドアは開けっ放しが基本。
上流階級ドアなんか好きなキャラ(?)なんだけども。
防火シャッターのドアの話は凄かったな、色々な意味で。
人命とドアとしての機能との対立、迫るガスバーナーと交わされる激論…
俺なんの本読んでるのかと思ったよ。ハードSFじゃないよね?
しかしドアがさっさと開いてれば、被害はさほど出なかったろうに…
結局シャッターそのものを上げる事で切られる予定のドアも救ったのは
いいが、煙害とか延焼そうとう酷くなったからな…あれは怖い。
上流階級のどこでもドアは許せなかった。
あの笑い声とか、人気出るのは分かるんだけどさ……。
「開かない」ことで人間に抵抗していたドアたちの中で、ただ一人「閉まらない」ことで
抵抗していた冷蔵庫のドアが一番のお気に入り。
「ほ〜ら、ほ〜ら、早く閉めないとアイスクリームが溶けちゃうぞ〜。肉も魚も野菜も
腐っちゃうぞ〜。今月の電気代はいくらかな〜?今から楽しみだね!」ってな具合に
挑発を繰り返すものの、コンセントを抜かれてあっさりと沈黙w
最後のセリフの「つ、次に生まれ変わる時には業務用の、大型冷凍庫になりたい…、
そ、そしてマグロをたくさん、たくさん凍らせてやるんだ…。もちろん近海ものの
ホンマグロじゃないと承知しないぞ!」とかワケわからんぞ。
吸血鬼を助けるためにドアがこっちへ来いと招く展開は斬新だと思った。
つか、招かれないと部屋に入れない弱点持ちの吸血鬼をラノベで出したこと自体快挙だよな。
そしてラストは
突如街を占拠せんと襲いかかるテロリスト。
つぎつぎに倒れていく同盟者たち。
最後の頼みの吸血鬼タンもシルバー・ブレットを打ち込まれ、
街は悲痛な叫びで埋めつくされるかと思われたが
ドアが「住人を守るための門だ」ということを思い出すし、スーパードアとなって爆弾から家具職人(カナダ人)を守る瞬間は名画
しかし、外開きのドアは進化できずに……
防火扉になりました(マジ)
来月、短篇集が出るので興味あったら手に取ってみて
740 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/14(月) 21:18:26 ID:wsKMxIS3
ちょー美女と野獣
美女ベルと野獣王子がDr.コクトーの発明で
超人コンビスーパーベル&スーパービーストに変身し、次々に現れる悪い魔女の手下どもと戦う
「ちょーハイテンションアメコミヒーローカタルシスアクション(アオリ文句より)」だな。
念を入れて挿絵までアメコミ調だから、ベルが美女というよりもまるでアマゾネスで萌えneeeeeeeeee!!!
しかしあの野獣はもこもこしてふかふかしたかったな。
まあ野獣といいつつ
・おめめがつぶら
・おひさまのにおいがする
・ふわふわもこもこ
・叩いてもけがしない。すぐ元に戻る
で子供に大人気だからな。
だからといってちょー美女の方を
・肌が緑色でワニと同じ質感。ワサビも擦れます
・笑い声が「げれげれげれげれ」
・高い頬骨で相手の甲冑も一撃粉砕!
だからなあ。
いくら苗字が「美女」だからって、あれは反則だと思う。
中盤で何の説明も無く反転したよな。
野獣が獣っ子になった時は萌え死ぬかと思いましたよ私は。
美女が野獣になっても違和感ゼロだったよな。
途中で魔女のネタが尽きて歴史上の人物シリーズだの動物シリーズだの怪人ポジションが迷走してたな。
アンデルセン参謀がアルプス山脈怪人・ハンニバル男連れて来た時はナニゴトかと思った。
野獣が雨の中泣いてるシーンで、
アンデルセン参謀が傘押し付けて逃げるのが良かった。
でも、そのせいで風邪引いて、最後は美女に殺されちゃうんだっけ。
でも唐突にセクース入って、描写一切なし朝チュンで「ケダモノ・・・」つーのはどうかと。
いや、作者のやりたいことは解るが、ライトノベルだからといってアレはあんまりかと思った。
けっしてぼくがえっちだからねちっこく描写してほしいとかではないですよ?
・・・つーかリアルな話アレって子供できるのかね。獣だし。
>けっしてぼくがえっちだからね
>ちっこく描写してほしいとかで
>はないですよ?
(・∀・)ニヤニヤ
できるんじゃない?
半獣とかになったらそれもまた(・∀・)イイ!
中途半端な萌えだがw
美女の漢気に惚れた俺は何か間違ってしまったのか。
リアルバウトハイスクール
高校が変形して巨大ロボットになって宇宙生命体と真剣勝負ってーのは、ある種王道だったが。
エネルギーが学校の生徒の生命力というのはどう言うことよ。
巻末に毎回ある戦闘結果&被害報告なんてあれだよな〜w
2巻が確か・・・
戦闘結果
校舎ロボ及び体育館ブレードにより宇宙生命体の殲滅は完了した。
被害報告
化学準備室の欠損(軽微)
3-4組の欠損(半壊)
エネルギーの使いすぎにより生徒29名及び教室の欠損により3-4組の生徒13人の計42名が入院。
だった。
主人公がやたらと、
「ライトノベルの主人公としては、ここはどう行動すべきなのか・・・」
と悩みまくるのはちょっとやりすぎのような。
最初は楽しめたけど、くどいよなあ。
>>751 一番描写が「リアル」なのが、生命力を吸われた生徒の衰弱する様子と
いうのは、もっとどうよ。
冒頭の、朝礼で校長のマイブーム話を聞きながら生徒たちが倒れていくシーンでは何事かと思ったが…
まさか生命力奪ってることの伏線だったとは…危うく放り投げる所だったw
ところで、本来口下手なのに無理して喋ってた校長が本作で一番の萌えキャラだと思ったのは俺ぐらいか?
俺は校長を毎回理事会で吊るし上げていたが、それが実はは校長を動きやすくするためだった教頭先生が最萌えだと思う。
「あの時見た貴方の姿、今でも覚えてる……」
屋上で夕日を背に告白したシーンとかまじ萌え燃え。
結局、校長も教頭も幼女型宇宙人で、
宇宙生命体は仲間を取り戻しに来てたわけか。
>>754 校長は萌えるけど、どっちかと言うと燃えだな。
いきなり酒飲んでコックピットで暴れるとこが好き。
757 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/16(水) 21:46:39 ID:6OqXur2r
ってか、そんな校長たちのせいで悩みすぎて円形脱毛症になり、その後ヅラのお世話になって
る主人公の担任教師が不憫でならん。あの人がヅラだと意中の美人教師に告白するシーンは
泣けたね。
科学準備室の復旧に金をかけるっていう生徒会長の発言って伏線だよな。
きっと次のとどめはケミカル兵器だ。
基本はおバカなノリのロボットバトルだったけど、
激しい空中戦の中、保健室で行われていた悩み相談はかなり泣けた。
揺れる室内と対比した、穏やかな雰囲気が切なかった。
どうしてラストに保健室破壊しちゃったんだろうなぁ。戦闘の虚しさは伝わったけど、救いなさすぎだよ…
ネコソギラジカル青色サヴァンと戯言遣い
「ゲーデル、エッシャー、バッハ」
に萌えイラストつけて、タイトルをそれっぽく変えて
文庫版にすれば売れるって、誰が考えたんだろうなあ。
まあ白泉社の装丁版より最終的に安いというのがすごくムカつくんだが。
階層的システム及び自己言及に関して、
数学(ゲーデル(天才だと思うがわけわからん))、
美術(エッシャー(騙し絵))、
音楽(バッハ)の3つの観点から、同型的に語られているのだが、
知らずに買って読み通した奴はいるんだろうか。
戯言使い、戯言使いすぎ。
ぱんつはいてない癖に。原作では蟹だったか亀だったかの癖に。
こういう細かい改変からでかいところまで、原作とはかなり違う。
それでも一読して理解不能な難解さは全く変わってねえけど。
原作を読んでいないんだが、ただの不条理小説にしか見えない
原作も読んでおいた方が楽しめるの?
原作、というか旧装丁版は大好きだったんだけど、新装丁の書き下ろし
になってからは、ちょっとあれだな・・・
後書きで「編集さんから『お前の小説には萌えが足りない』と指摘され
たので、がんばってみました」って、草木の若芽が育つさまを唐突に執
拗に緻密に描写してるので何かと思ったぞ。
ついでに帯の煽り、「大家が生み出す萌えの新境地」って誰が考えたん
だおい。
--------------------
次の切り番のかた、まとめ&休憩よろです。
>>764 誰も気付かないだけであれは重要な伏線に……なってるわけないよな。
あれだ、狐面の男が世界を終わらせるために仕組んだ陰謀なのですよきっと。
>狐面の男
ほぼ全裸なのに股間を狐面で隠してるのは、
「これが私のおいなりさんだ」という無言の主張なんだろうか。
疑問なのはなんで天狗じゃなくて狐の面なのかということだ。
いや天狗だったらあの挿絵だけで焚書ものだったろうけどさ。
天狗の面は娘の「赤き征裁」の股間専用
ばっ、おま、今までみんなが避けていたことをうわなんだおまうぇrfgtyふjきぉ
↓それではまとめをどうぞ↓
カレとカノジョと召喚魔法
っとスマソ。
>>764を見過ごしていた。
休憩でヨロ。
まとめは・・・ガイシュツのをまとめれば良いのかな?
カレとカノジョと言う人と、召喚魔法って言う名前の人との三角関係を書いたお話だったっけ?
双子のカレ(♂)とカノジョ(♀)が、魔力を合わせて強力な召還獣を呼ぼうとする話だったような
結局最後は二人とも石になって、両側から迫り来る壁を止めようと(ry
>510-519 恋虫のブレード
>520-529 八の弓、死鳥の矢
>530-539 狙え!魅惑の大出世
>540-549 僕の血を吸わないで
>550-559 鏡のお城のミミ
>560-569 タツモリ家の食卓
>570-579 二階の妖怪王女2
>580-589 大久保町の決闘
>590-599 半分の月がのぼる空
>600-609 魔術師オーフェン
>610-619 世界の中心針山さん
>620-629 おねがいツインズ
>630-639 結界師のフーガ
>640-649 ちーちゃんは悠久の向こう
>650-659 戦う司書と恋する爆弾
>660-669 とある魔術の禁書目録
>670-679 殿がくる!
>680-689 双星記
>690-699 灼眼のシャナ
>700-709 銃姫
>710-719 終わりのクロニクル
>720-729 9S
>730-739 僕らはどこにも開かない
>740-749 ちょー美女と野獣
>750-759 リアルバウトハイスクール
>760-769 ネコソギラジカル青色サヴァンと戯言遣い
なんか変則的になっちゃったな。数字的には
>>770のお題は、
>>783から続きが良いのかな?
「おねがいツインズ」を出題したけど、まさかこうなるとは・・・時期的に合ったネタだったんだな
それにしても>638-656にかけては、すごいスピードだな
>>774さん、お疲れさまです。
ただ、「まとめ」って
>>250-251とか
>>500みたいなもんなんだけど・・・もはやどうでも良いか。
ここのインターバルは長くとったがいいかも。
>>773の次は
>>793からかな?
>>693は「グイン・サーガ第1巻-豹頭の仮面-」と同じ感じで、「灼眼のシャナ第1巻-ゼロの使
い魔」というようなシリーズタイトルと、巻サブタイトルの組み合わせにしたかったんだけど、
分かりにくかったですね。ごめんなさい。
フォローしようと覗いてみたら、もう次の次のタイトルになってるし(涙)。
なんだか時々異様に早すぎw
しかしまあ、尾張のクロニクルさんには笑わせてもらいました。
まとめ乙。
原作は知らないが、「僕らはどこにも開かない」が一番ヒットだったw
オーフェンで、そこはかとなく透けて見える、
皆の黒い思いにワロタ。
しかし全てを良作認定して話を進めるのも薄ら寒いものがあるな
たまには地雷認定してめたクソに叩くのも面白いかもしれん
それは多分、
>>779が誘導してみればいいと思う。
これ、「え、途中までと流れ変わってるじゃん!?」って言うほかの人とのコラボの妙とかあると思うし。
ところで、僕の血を吸わないでの続きをいつか見たくて提示したらあかんかのう。どうなった主人公。
流れ次第でそれも有りだと思うよ。
スレが移行するくらいのスパンは置いた方がいい気がするけど。
終わりのクロニクルは二度ネタなのに誰も突っ込まんかったよね。
とある魔術の禁書目録も二度目だった。
まあ、>1で。「※ 既出上等。二度ネタでも料理してみせらあ。」と謳ってるから良いけど。
ところで、前スレではネタにしかならなかったけど、実物が発刊(復活と言うべきか?)した
「刃を砕く復讐者(下)」をもう一度お題にしたら、どうなるんだろうか?
>>783 今日見かけたんで読んでみたら作者のあとがき自体がここと同じノリだったんでビビッた。
「僕らはどこにも開かない」で「観音開きの自動ドア」ネタを思いついた
ときにはもう流れてしまっていたのが心残り。
しかし休憩20レスはやっぱり長すぎたーな。
ところでこのスレ、何人くらいいるんだろうか。
最近結構人が減ってきた気がするんだが。
再開後、メ欄ででも点呼してみるのもありか?
>>783 多分オリジナルのインパクトが強すぎて、それに引きずられるのではないかと。
>>784 はははっは。伊達にここの住人と結構かぶってるわけではないのだよ。
感想としては、「八の弓、死鳥の矢」のタガのはずれっぷりが笑えた。
原作知らないので、知ってる人間はもっと噴飯ものだろうなあ。
読んだ事無い作品にそ知らぬ顔して参加してる人っている?
常にではないが参加したことはある。
>>787 ノシ
ネタ的に広げにくくなってくると、中盤から小ネタで埋まるよなぁ。
ネコソギ〜の時は、なんで皆お面に食いついていくんだ、とか笑いながら見てたよ。
ヴぁんぷ!
平仮名片仮名混じりの字を書いてしまう天才児を低脳だと断じた教師の苦悩。
天才児でもなく後の家庭教師でもなく、そう断じた教師視点で話が進むのが面白い。
毎回トンデモ発明をやらかしてるのに全く気付かない教師が笑える。
「くびついてない」と共演した時は結構冴えてたけど、あんなの俺のティーチャーじゃねぇよって感じだった。
いつだったか急にキレて某軍曹の如く罵倒してた事もあったな。
相手子供なのに大人気無いよティーチャー。
ティーチャーは間抜けというか、彼自身もある意味でバカな天才なんだよな。
だからこそ断定後の苦悩も引き立って来るんだが…
それでも、あの発明で天才児と対決したのはどうかと思ったぞ。
今の教え子思い切り巻き込んでるし。
でも今の教え子目茶目茶喜んでたじゃん。
まああっちはあっちでちょっと従順すぎて気味悪いが・・・。
「生徒」でいることそのものに甲斐を見出すってのもなんかよう分からんな。
しかし天才児のセリフまで
「こンなコトもあろうカと、あらかジめハッシンキをトリつけてオいたんデスよ」
とか読みづらく書いてあるのはどうかと思う。
あの、一つ疑問なんだが、俺の持っている版だと、
途中から教師が語る地の文まで、
平仮名カタカナ交じりになって、漢字表記がだんだん消えてゆくんだが……。
これって、アルジャーノンへのパク……オマージュだよね。
俺の持ってる奴だけってことないよね……。
・・・・・・・・・。
当たりだと思っておいたら?
ビリーミリガンはティーチャーのパクリだと言ってみる。
………俺は今、ダニエルキースのファンを敵にし( ゚д゚)・∵. ターン
カレとカノジョと召喚魔法
召喚魔法なんて名前つけられた挙句カレとカノジョのいちゃついてる日常の横で過ごしてたらそりゃこうなるわな。
いやあ、でもこれ良かったよ。
愛っていいよね。しみじみとそう思った。
まあ、王道ではあるけどな。
奇をてらわずに王道に徹したのは良かったと思う。
ただ、挿絵がなぁ・・・もうちょっとかわいいのにしてくれよ、と。
しかし主役(女性)の名前がカ・レで、
恋人の男がカノジ=ョってのは、
一体どういう言語センスしてるんだかな。
まあ挿絵同様グランジ風味というか、はきちがえたパンク風味な
ぐよんぐよんする文体と相まって、独特の読後感を与える作品ではある。
なんか酔いそうだよあれ。
マリオネットの名前だって召還魔法と書かれてるけど、
実際は"ショ,4(ショカンマフォー)"だもんな。
もうどこがどこまで名前なんだか。
大丈夫、脇役とかどうでもいいキャラはみんな普通に良い名前だから。嫌がらせか作者。
でもまあカ・レとショカンマフォーの愛憎半ばする殴り合いは好きだ俺。
片方がメイドロボとはいえ百合で殺し愛はイイヨイイヨー。
ショをメイドロボ扱いするのは夢見すぎって意見は黙殺。
とりあえずチ○コ付いてないのは確定だからメイドロボで問題無し。
遺伝子だって所詮はデータの塊だ。
「し・あ・わせに」
そう言って彼女は最後に に こり と笑った。
この「に こり」の字間がタマランかった。久しぶりにマジ泣きしたよ。・゚・(ノД`)・゚・。
だけどさ、最終章でその空白にはいるのが「し」だって分かって
おいおい横書きしたら「にしこり」かよ松井秀樹かよとガッカリしたのを覚えている。
どんなメイドだよ。
一巻半分まで読んで、あまりの変なテンションにドン引きして積んだままだったんだが……
そんな話だったのか。そこまで地雷くさいと逆に読みたくなってくるな。
ちょっと積読の山を崩してくる。
コミケ殺人事件
あれか。
肝心の殺人事件よりも、有名ジャンル大手サークル(通称:壁)同士の
昼メロも真っ青な生々しい確執劇のほうが恐かったな。
容疑者の嫌疑をかけられた壁サークル主催者達の恨みつらみ、嫉妬と狂気があまりにも惨たらしく描かれてたもんだから、
読んでしばらくは同人作家やってる女友達が恐ろしく見えてしょうがなかったよ。
リアリティがありすぎる・・・と思ってたら、作者は
あの有名同人作家だった男らしいじゃん。
そりゃリアリティ出るわな。
こういう形でオタク産業の陰の部分を書くってのは、
ある種新鮮だよな。
お陰でメインの殺人事件はすっかり忘れ去られてるけど、
そこも作者の狙い通りなのかも。
殺人事件を蔑ろにして小ネタ仕込むのは、ドラマ「トリック」に影響を受け過ぎじゃないかと思っていたが、
今度マジでドラマ化されるらしいな。
けど、実写にしちゃうと逆に引くだろアレは……。同人誌での斬り合いの所とかさ、文章で読むから良いと思うんだよね。
第二の電車男、とか頭の痛くなる売り方をされない事を祈ろう。
しかし何かと語りにくい作品だな。
キャラ語りも難しい。この作品で最大の萌えキャラってリアル電波で女装趣味のあいつだろうし。
しかし「電波にのって女の体に憑依する男(?)の人格」って大丈夫なのかアレ。
ものすごく既視感があるんだが。ブギーウェーブって名前とかに。
「ブギーウェーブは犯人じゃない。何故ならば、僕こそが本物のブギーウェーブだからね」
とか言いだすヤツが13人も出てくる事情聴取シーンは笑ったけど。
ジャンプの太蔵でもネタにされてたな>電波にのって女の体に憑依する男(?)の人格
ラノベがパロネタの元になるなんて時代も変わったもんだ・・・
何だか皆電波キャラに好意的だな、俺は全然駄目だったけど。
あのキャラって全く本筋に絡んでないし、逆にあのキャラの出てくる場面が
本筋の流れを遮ってる気がする。
初期のプロットでは、殺人事件主軸にコミケ参加者の愛憎劇を絡めた
ストーリーになるはずだったと作者が告白しているらしいし、編集者が
ラノベらしく萌えキャラ、萌えシーンを追加する様に言い出して、大幅に
改稿したって本当なのか?
何はともあれ、あの作品俺にとっては地雷だったよ…
まあ、そこら辺は個人の感性としか言いようがないからなあ。
あのグダグダ感や、よく分からないパロディの数々こそが楽しむ要素だと思ったが。
まあ、一発屋だった作者にはふさわしいデビュー作だったよ
殺され女神の箱庭
あれは……
ファンタジー小説というのか、バトロワ小説というのか、あるいはミステリなのか。
「一度1時間以上死んだままになってみたいのよ」
という願いをかなえるため、無限の再生力を持つ女神が、
ありとあらゆる世界から犯罪者や特殊能力者(殺害に特化したもの)を呼び寄せ、
自分の周囲の小さな箱庭世界に閉じ込めて
「元の世界に返りたくば、アタシをきっちり殺してみなさい」
と無理難題を吹っかける連作短編。
ある意味不条理ミステリ短編といえなくもないんだが。
殺された途端に復活して、
「ダメね、こんな殺し方じゃ1秒も持たないわ。
それにこの程度の密室トリックじゃ、すぐにばれるじゃない」
と殺された当人がいきなり論評するし。
面白いけど、読みすぎると他のミステリのネタバレに遭遇しちゃうんだよなあ……。
輪廻転生が基本となる世界における、
史上最強の殺人者の話はおもろかった。
ありとあらゆる手段で持って死を運ぶのだがそれでも殺せず、
「なんでアタシ一人、転生させられないのよ役立たず―――!!」
という台詞にキた。
いや、なんか感情とかそういうのが無い、超然とした存在だった女神様が、
こんな一面を持ってるとはという感じ。
弱さを持ってる人に私は弱いのですよ……。
全ての犯罪者および特殊能力者を収監した監獄の描写がほのぼのしてて良い。
反撃して来ないので面白くない戦闘狂とか比較的楽しそうに生活してるアサシン少女とか、むしろこっちのがメインな気がする。
箱庭世界だから、どうしても殺す数だけ産まないといけないというのも鬱を増す、というか。
「あなたを殺すのは私。そして、次のあなたを産むのも私。
私はあなたに殺され、そしてあなたの娘として産まれるの」
あ、思い出し鬱になりそうorz
人は女神に挑んで殺されることにより、女神の子として生まれ変わり、
代を重ねるごとに女神の力をだんだん色濃く継いでいくんだよな……。
神を殺せるのは神の力を持つ者だけ、か。
女神も遥か昔にそうやって造られた“神の分身”だった、ってのが
皮肉というか何というか……女神に残った人間らしさがあんなことさせてるんだよな……。
女神のお気に入りの、同じ顔で同じ男に嬲られて同じ殺され方でずっと輪廻転生する幼女。
女神の、「25度目の再生に、ようやくあの娘は一言目を「初めまして」じゃなくて「ただいま」と言ったわ…」
これって、ようやく輪廻の輪から外れるかもしれないって事よな?ほら、量子論的などうのこうの。
女神も箱庭に囚われてるようなもんだし、一緒に抜け出せるといいな。
輪廻を繰り返す箱庭世界のはずなのに、中にとらわれている
人間の数は増えていく訳で、その繰り返しと量子の飽和によ
る歪みが、箱庭世界を崩壊させ、ひいては女神を殺せること
につながるんじゃないかと妄想してみる。
>>821-823までと
>>824からが微妙に内容違うな。
俺、
>>824以降が言ってる長編シリーズの方は読んでいないんだが、そうか鬱話か……orz
短編連作の方では、(殺害特化の超人奇人連中の中では)比較的に弱く幼い少年が、
周りの超人奇人に鍛えられていく回が面白かったな。
退屈しのぎに向かいの房から色々口出す戦闘狂とか。
監獄内でひたすら訓練に励む音を、隣の房で静かに聞いてるアサシン少女とか。
そういや今度の外伝って、あの少年とアサシン少女をメインにもってくるとか聞いたな。
だとしたら結構萌える話も期待できそうだが……
FGした奴いないか?
>>82 お前がアサシン少女萌えなら、『絶対買うな』。
正直ヤバイ。作者は一度警察に捕まったほうがいい。絶対。
最後まで読みきった俺も俺だが、アレはきつ過ぎる……。
特に最後、アサシン少女が拷問師に捕ま
神栖麗奈は此処にいる
上に引き続いてアサシン少女ネタ繋がりだよな。
名すら与えられていない機械のような少女暗殺者が、神栖麗奈って偽名で学校に潜入。
そこで出会った暗殺対象の孫に接近したんだけど、色々あって情が移って組織を裏切り……
って、王道な展開だったっけ?
一巻の終盤で、満身創痍の状態で自分に暗殺術を仕込んだ男に刃を向けて
「私はもう人形じゃない! 私は――神栖麗奈は此処にいる!!」
って叫ぶシーンとか、ありがちだけど良かったよな。
色々あって続刊は未購入だったんだが、懐かしくなったので今から買ってくるわ。
>>831 >「私はもう人形じゃない! 私は――神栖麗奈は此処にいる!!」
>って叫ぶシーンとか、ありがちだけど良かったよな。
叫んだおかげで、直後に周囲にいた狙撃部隊によって蜂の巣に・・・
階段をぼろ雑巾のように落ちてゆく描写とその一瞬の心理描写には、泣きましたよ。
どうやって話続けるんだよぉ。って言いたい展開だったけど、
何事も無かったように麗奈が現れるんだよな。
学校での記憶が無いし、記憶喪失かクローンなのかを分
からないっていうつなげ方は巧いと思ったよ。
「私には記憶も無い、そして居場所も無い」って呟く麗奈
に対して、孫が「わたしが麗奈の居る場所になるから。思
い出を一緒に作っていこう。記憶だって取り戻せるよ。ね?」
っていうのがベタなんだけど好きなシーンだな。
アニメ化かぁ… 最近の電撃のメディアミックス増加傾向とは言え早かったな。
監督:真下耕一、音楽:梶浦由記って時点で、期待大
NHKで土曜6時代にやるってマジ?
さすがにちょっとなあ…
いやでも同じ時間帯でやってる血+を思えば…
837 :
イラストに騙された名無しさん:2005/12/31(土) 18:10:56 ID:NsEAyicb
たしかアニメオリジナルエピソードとキャラがあるんだよな?
俺はキャスティングの
エンジン音:東尾(元西武監督)
カマキリ星人:関根勤
というのを観る限り、NHKで流せる作品とは思えないんだが……
放送禁止用語とかにさえ気をつければNHKは結構冒険的なこともするよ。
俺的には、神栖麗奈がカマキリ星人の爪を盗み取るシーンをどう放送するのかがスゲー楽しみ。
夜魔
タイトルから夜に跋扈する魔物かと思ったが、そうではないんだよな。
夜を連れてくる悪魔と、昼を連れてくる女神のすれ違いの恋物語だもんな。
作者もそれまでと随分作風が違って驚いた。
朝焼けと夕闇の、わずかな時間だけしか会えない二人。
古典だけどきれいなモチーフだよね。
女神様は典型的ツンデレですから、
僅かにしかあえない時間を無駄に浪費してしまう訳ですな。
二人の仲が微妙に進展し始めた頃の、
自分が連れてきた昼下がりに、木漏れ日の下で体育座りしながら
「どうしてわたくしはあの方にあんな冷たい事しか言えないのでしょう」と思い悩む女神様にゃテラ萌えたな。
そして、そのあたりで登場するお邪魔虫サブヒロインが憎たらしいったらありゃしない!
悪→女 ←男←サブヒロイン
魔←神 ..神
だからしょうがない。サブヒロイン超萌え。
男神は男神でいろいろ悩むんだよな
最後の最後で朝焼けの時間を引き延ばしたのがかっこよかった
まぁその所為で世界が壊滅しかかるんだが
昼と夜との均衡が崩れて歪んだ世界を、正常化するために送り込まれたのが
天界の男神と魔界のサブヒロインだった、って展開はベタだがそれがいい。
しかし天界も魔界も凄い人選(?)ミスっぷりだよなぁ。
天界と魔界は不干渉が基本方針だってのに、サブヒロインは男神にホレるし
男神は最終的に天界を裏切って女神を助けちゃうし。
ま、壊れかけた世界を何とか修復しちゃうあたり、確かにあいつらの力は凄いんだけど。
そういえばサブヒロインが魔界でどういう立場なのかって説明あったっけ?
作者スレ見てきたけど、魔王説とかもあるんだな……
>>847 作中での具体的描写はないと思われ。
ただ、男神の言っていた
「君は、自分の立場をキチンと考えた方が良い。
君の命は君だけのものじゃないんだ」
というセリフから、それなりに重要なポジションに居ると思われる。
妊娠というせくぁwせdrftgyふじこlp
調和を保つとだとか不干渉だとか言う表向きの理由の裏で渦巻く
天界と魔界の支配領土拡大の冷戦もまたありがちな展開ではあるけれど
そこが男神とサブヒロインの付かず離れずの微妙な関係を生み出しているのも事実
>>848のセリフの後も結局男神はサブヒロインを逃がしてやったしな
中々に後々の展開を期待させる引きだったよ
次巻早く出てくれ……
貧乏くじばかり引いてるくせに全然それを人(?)のせいにしないで消化して
人(?)知れず耐え忍ぶ辺りがやっぱ男神一番人気の理由なんだろうなぁ
ただ美形ってだけじゃないのには好感が持てる
でもやっぱ最終的には魔界よりになりそうだよなぁ
タイトルが夜魔だし
つかあの流れで妊娠の可能性はないだろ
でもそれで生まれた子はどっちになるんだろうな
ってまてよ……夜魔ってのは実はその子供の事を指してるのか……?
紅
あまりの出来の酷さに2000部しか売れなかったというアレか。
レビューサイトも酷評のオンパレードだったしな。
「3ページで読むのをやめた」「こんなもん売るな犯罪」
だっけか。
あそこまでけなされると逆に読みたくなるんだけど、本屋にも
古本屋にもないよ・・・買った人、どんなんだった?
まあ普通に面白くない作品
特に語ることは無いけどあえて言うなら、有名な歴史小説をつぎはぎしてオリキャラ視点で語ってるんだが
語り手は特に活躍しないわ、同郷の剣術娘は歴史上の有名人と意味の無い二股恋愛やってるわ、最後まで
史実どおりに淡々と話が進んだ上、オチもない。後半は、単なる事実の叙述だったし。
2000部のうち一冊を持っている者の一人としての意見
ナニが駄目って、地雷としての面白さすらないって所だな。
本当に「普通に面白くない」という言葉がぴったり。
何と言うか、独創性身につけたら化けそうな気もするけど、
作者本人が後書きで語ってたように、あくまでファン視点で
云々言ってる限り、それも望めないだろうね。
絵は可愛かったのになあ…
しかし「紅」というタイトルはやっぱり無駄に血が流れまくることに由来しているのか?
本当に無意味に過剰なスプラッタで気分が悪くなった
最終的にDQN剣術女が犬死にしたのはよかった。
あれはツンデレとは言わん
これで文体が読みやすいとか売りがあれば擁護もできるんだけどね。
挿絵はたしかにかわいかったけど、どの絵も唇の紅が強調されすぎて痛い。
そのためだけに本文イラストが2色刷、ってのが唯一の褒めどころ?
なんか印刷業者の知人に聞いたのだが、
マゼンダの色具合の指定が気に入らず、
ずいぶん色校段階でもめたらしいよ。
「もっと鮮やかな紅を!」
ってんで、マゼンダを強くしすぎて、
最初は肌の色がオレンジになったりしてたらしい。
2色刷は、苦肉の策みたいだよ。
確かに男女見境なく鮮やかなクチビルだったな…
本当に奇妙な本だった
俺の友人がこれで焼き芋作ってたな・・・・・
ことりたちのものがたり
中国からの輸入本だな、6人の杞(こ)と李(り)が国取りをする話だ
狐(こ)と狸(り)にも掛けてあるんだよな。(中国でも同じ発音なのか)
武侠っぽいノリも入ってたよな。
なんか変な武術使うおっさんとか、軽功で水上の木の葉を足場に駆け回るじいさんとか。
杞碧雲の持ってる利剣とか、何か裏の事情を匂わせてる感じだよな。
陋巷(スラム)の飯屋の看板娘と回族の少女とか翻訳小説のわりに萌えキャラ多いし、
俺は結構好きだな。
おい、お前らの中ににあれを持っている奴がいたら急いで
近くの神社、それもできるだけでかいところに持っていけ。
あれはなあ、中国からの輸入本って言っているがその正体は
昔作られた、「子取り物語」と言うそばにおいておくだけで女子供
を殺すような本の中身をどこそのアホが勝手にパクって出版社
に持ち込んだ物だぞ。
>>864 悪いやつに騙されたな。
「子取り断ちの物語」は、その呪いを払う意味が込められた呪書だ。
読めばわかるが、途中までは女子供が酷い目に遭うが、最後には
ちゃんとハッピーエンドになっているだろ?
つまり、呪いを含み、それを浄化する課程が本になっているんだよ。
一説によれば、誤った形での「子取り物語」を皆に知らしめることで、
実際の「子取り物語」の効力を無くさせるのが狙いだとも言われてるな。
恐らく
>>865のと合わせて2重に浄化する意図が合ったのではないかと推測する。
え〜っと
俺のやつ「子取り断ちの物語」の章だけ抜けてるんだが……
あれなんか寒気が
まるでMissingだな…まさか作者は…
「陰陽ノ京」
このタイトルで、あの渋い装丁で、内容がスペオペってのが格好いいよな。
結局あの宇宙人は何だったんだろ。
地球の中でも偏狭の日本、それも京都を宇宙船の着陸港にした理由がわからん。
ただ、ひたすら北東に向けて攻撃を加えてたり、警戒してたりするのは
ひょっとすると「鬼門」とか意識させてるのかね。
主人公達はとっとと宇宙に行っちゃったことを知って、急遽再び宇宙へ。
わからん。一体何が目的なんだ。
二巻ていつ出るの?
>>872 同じ作者の「空の鐘が響く惑星で」シリーズとリンクしてるから、そっち読まないと
訳ワカメな所がある。宇宙人サイドから見たストーリーが展開されてるから、読んだほうが良いぞ。
空の鐘の響く惑星で
~~
”の”だぞ>873
「二巻は冬の予定です」といわれてはや数年。
まあ夏が来たぐらいだし大丈夫だろう……作者、書くのは早いほうだし
空ノ鐘の響く惑星で
~~
↑
”ノ”だ、これを間違えると「陰陽ノ京」とリンクしている事が分からんぞ。
~~
一巻が発売された頃に雑誌に載ってた短篇、いつになったら文庫化されるんだよぅ。
しかし、あの宇宙人、噛ませ犬役としてただ踊らされてるだけなのか、
何もかも全部解ってて道化を演じてるのか、どっちなんだろう。
思いっきり主人公にヒント与えてるのは、天然ボケなのか上司への嫌がらせなのか。
>>872 検非違使の手によって生き埋めにされた祖先たちの復讐をするためなんじゃない?
着陸してからの最初の一言が「検非違使だ、まずは検非違使を探し出せ!」だったろ?
京都(=平安京)、宇宙人(=エイリアン)、そして検非違使とくれば考えられるのはそれしかない!
>878
もしかして宇宙人の書き込みか?
……き、キバヤシを呼べっ!!
息抜き座談会――偽作品について語っているわけではない
>>890から再開でいいよな?
しかし、最近何も書かずにレスしてる人は「早く次のネタに移行してくれよ」って
無言の主張してるのか? 「誤字脱字大杉」とか「新刊マダー?(AA略」とか
「絵が本文と違いまくりだな」とか書く労力さえも使いたくないのか。切ねえ。
ほかのスレでも空レスを同じ時期に何度か見たから、
単なる荒らしの縦断爆撃だと思いたい。
最近このスレ、ちょっぴり寂しいしねえ。
最近では「殺され女神の箱庭」のハチャメチャっぷりが好きだった。
>>882 とは言え真ん中あたりでリアル嫌展とかグロ展を挟まれた日には何書いていいか分からなくなるぞ。
某作品の**1を、まったく関係ない板&スレに誤爆したら、
そこの住人がおもしろがってくれたのもいい思い出です。
それにしても、ここのライトノベル界は長期シリーズが多いですな。
現実と比べると…… orz
>>885 思い出にするのは早すぎるぞと
今なお見てるって言うか一回書いてみたりもしたよ
未だにノリと言うか雰囲気が掴めていないから書き難くはあるがね
>>880もそういう作品があるのか? と思ってちょっと手を出せなかったし
空白の書き込みも1日何も書き込みが無かった時に進行する為の
ルールなのかと思ったりした
>>1には過去ログ読めとあるがまとめサイト的な物は無いの?
まとめサイトは無い。そして本文無しのレスはローカルルールじゃない。
夜魔のネタは、普通にありそうな雰囲気が、意外となんか良かった気がした。
>>887 鬱ばかりで普通の嘘作品がほしい、というリクエストがあったから
それっぽいの考えたんだけどね。
でも、どうせ嘘つくなら荒唐無稽な方が面白いよw
む、では
>>891からの嘘談義は「しっとりした大人と子供(年の差カップル)の恋愛モノ」なぞ頼む…
なんて、書いてえぇもんかのう?
愛と哀しみのエスパーマン
うむ、様々な超能力を持つ、国家に管理されている公務員が
経験する、様々な悲哀の物語だな。
但し、エスパーの人権とかそーゆー話ではなく、
同僚もエスパー、上司もエスパー、オマケに恋人
(しかも東京都だと犯罪になるレベルの●学生)までもエスパーなので、
みんな心読みまくりの、デート覗かれまくりの奮闘なのだが。
挿絵が椎名高志というのは、ハマリすぎというべきか、「いんすぱいや」というべきか。
主人公「すいません、来週の金曜に有給を……」
上司「ぬおっ!」
主人公「!」
上司「貴様、今シールドしたな! 私用とか言いつつデートだろうこの犯罪者!」
主人公「ちょっ、何言ってるんすか!」
あとデート中に主人公の財布の中身を正確に覗き見て、
ギリギリの金額のアクセサリーの前で無言で微笑むヒロインに萌えた。
そういう日常のあたりはかなり好き。
恋人の年が年だから、エロ妄想にもかなり神経使ってるんだよな。
観覧車の中で筍のアク抜き法を必死で反芻してる主人公にはまさに哀愁を感じたね。
でもプロットでは超能力アクション物にするつもりだったらしいよ。
シリアス長編を雑誌連載するって聞いたけどどうなったんだろ。
3年くらいストップしてたから、その後のこと把握してないのかな?
シリアス長編は連載かなり進んで、特別編として単行本にもなってるよ。
本編が2冊しか出てないのに、特別編は4冊が既刊。
どちらも面白いから買って読め。
日常でひたすら超能力使っといて、長編は超能力関係ないのが最高だよな。
ECMだっけ? エスパー能力消去装置が出張ってるせいで、誰も能力使えないし。
超能力で狙撃してた凄いスナイパーの人が、泣き喚きながらスリッパで殴りかかってきたのには爆笑したなあ。
まあヒロインのベアナックルで一撃の下に沈むんだけどね。腹黒ヒロインハァハァ
>>894 そこでECCMですよ。
次の長編で普通にECCCMとECCCCMとECCCCCMが普通に出て来て泥沼化したけど。
あと何故か中ボスがキバヤシ似でワラタ憶えがある。捨て台詞が「な、なんだってー!!」だったり狙いすぎだw
ヒロインの予知した災難を回避しようとして、余計にひどい目にあったりするんだよな。
「水難の相が出てるって言われたから元気ないんだな」と主人公の心を読んで
「じゃあ少し水でもブッかけて、それ以上の水難を防いでやろう」って結論になる
同僚一同が素敵すぎ。主人公の行く先々で皆がバケツかまえて待ってる状況は既に
もうそれ人災ですから。主人公が無駄に機敏な動きで水をかわすもんだから、
どんどん同僚たちもムキになって最後は消火栓破壊したり水を瞬間移動させてきたり
どう見ても嫌がらせです。本当にありがとうございました。
新刊キター!
ネタバレを嫌がる人のために詳細は避けるけど・・・ヒロイン腹黒といってたやつ謝れ!&書店へ走れーっ!
そろそろネタバレをば。
普段は何ら特殊な能力を使わないながら、「最強」とよばれてた年配のおっさんが、
実はEC(略)CMに唯一抵抗できる特殊な電波体質で、
しかも能力は「携帯EC(略)CMに電力を供給する発電体質」だと言うのは一本とられた。
というかそれ超能力じゃなくて電気ウナギとかみたいな特異体質でわ……。
まあ確かにどんどん高度化するジャマー合戦で、どこから電力供給してるのか、
不思議に思ってはいたんだ。
こーゆーところをある程度しっかりフォローしつつ、あくまで挿話として使える
バランス感覚のよさが作者の魅力か。
でもいきなりそのおっさんがヒロインの親父って何ですか。
どうりで普段苗字を書かないわけだよ。
しかも「最強」なのはEC(略)CM使いこなせるからじゃなく、
「ビリビリパンチ最強!」って何ですか。
「ぶるわぁぁぁ」ってあなた太宗ですか若本なんですか。
最後のイラストが、「デート帰りの主人公を見開き2Pでぶっとばす親父(車田風)」
ってなんですか。
腹かかえてワロタ
ま、なんだ。みんなの思いは同僚達が代弁したこれに尽きるわな。
同僚一同「婚約おめでとう犯罪者!」
おめでとうw
元祖羅門堂病院
ロード・ダンセイニの「魔法使いの弟子」の翻案だって気付いた時には衝撃を受けたよ。
魔法使いに錬金術を教えて貰うために自分の影を差し出すやつだっけ。
影がないせいで衰弱して行く主人公が病院で出会った同類な奴らと組んで魔法使いを倒しに行くローテンション・ファンタジーって何よ。
ただでさえヤバイのに余計消耗が早くなる魔法の剣導入する主人公は微妙に格好良かったが。
ゼェハァ言いながら剣を振り回すシーンは同時期にやってたファンタジーの中だと地味だったな。
逆に俺は貧弱+魔法剣でエルリックサーガを思い出して
楽しめたんだがな
あれはエルリックのオマージュと見て良いよな?
ドーピングのための薬物知識の豊富さには、あきれ返った。登場人物がおのれの薬物薀蓄に文字通り命を懸けてて
路傍の雑草を採ってきて食べてるってのは・・・
あげくのはてに、バナナをお互いで食べさせあうのはどうよ。たしかにドーピングだけどさ、バナナ食うのって
>>904 つか、バナナのところ妙に表現が……あの……エロかったんですけど。
「まだ熟してないバナナを無理矢理口に押し込む。
その固さ青臭さに吐き出したくなるもそれは許されない。
そうすれば、更に苦く大きなものが待っているのだ」
どう見ても、狙ってるよねえ……
食べきった後の「あ、そう言えば皮の方に効能があるんだっけ…」と言う台詞で大乱闘が起こっても已む無し。
…でもみんな貧弱なので五分くらいでゲホゲホ言い出して…(ホロリ
仲間がとうとう幻覚とか見始めたときはもう…泣いたよ。
シリアスとギャグのバランスがよかったよな。
ドーピングというと世間ではコンソメスープだけどさ,
やっぱしラノベじゃコノ話だよな。
作者もとうとうドーピングしちゃったみたい…
イリヤの空 UFOの夏
キャッチコピーは「徒手空拳で闘うグレイと3mの宇宙人が見られるのはイリヤだけ!」だったな。
フォトン拳法だのビッグバン柔術だのあり得ないネーミングが多い割に鬱展開だったりするから困る。
ネーミングのノリはまるっきりギャグなのに人の死に重点置き過ぎなんだよな。
「お前の超新星八極拳のせいでアイツは……っ!何で殺したんだ!!」
とか言われても正直困る。
奥義ハレー彗星返しの反動で術者が死にまくったしな。
墓参りの際に主人公達が遺族に罵倒されるところとかもう、ラノベじゃないだろ。
いろんな国の遺族の台詞が原語で書かれてたからなあ。
写植屋さんも大変だっただろう。
「惑星直列プラネット剣術」と「グランドクロス十字空手」のぶつかり合いは凄かったな。
師匠を殺して手に入れた剣と、
恋人を見捨てて手に入れた拳…………。
そのどちらも最強たりえないなんてな…………。
失った物と、手に入れた物の対比がきっちりなってて素敵だった。
「アルタイル柔術」ってこれとサムライ・レンズマンのどっちが初出?
イリヤの方だとマニアックな割にあっさりやられちゃうんだよな。
それにしても夏はいつ来るんだろうね。
もう4~5回はクリスマス迎えたぞ。
主人公もなんかレアな内臓痛めてるらしいが…。
ああ、お前さん最新刊読んでないのか、激しくネタバレだが
もう発刊して暫く経つから良いよな?
主人公はそれが元でライバルとの戦いに敗れるんだ
だが今まで主人公のイリヤに頼りきりだったヒロインが
中略〜の末、敵を取り、そしてその巻のラストシーンで
今は無き主人公の笑顔を大空に見るんだよ
このシーンのために作者はイリヤの空って題名付けたんだろ
取りあえず917は有るべき所に帰ろう?
な?今月も新刊出るんだし
ホント入谷は強かった。
しかし宇宙人側が意外と紳士な奴が多くて驚いたな。
グレイといい師匠といい見事に馴染んでたしな。
走って帰ろう!
来たな、伝説の帰宅部ラノベ
練習の為に一軒家を借りて部員全員で暮らすハーレム系コメディでもあるよな。
「そんなの、そんなの不公平よ!何で私が三丁目なのに、あなたは一丁目なの!?」
お金持ちのお嬢さんだからってそんなん家まで用意せんでもw
923 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/05(日) 05:45:47 ID:zwVoj2wj
走るのをやめると爆発する爆弾付けての特訓は面白かったな。
息を付かせぬ展開にハラハラしたもんだ。
それで爆発した奴が出たのに何で生きてるんだ、あいつ?
半径10mぐらいのクレーターできたのに。
帰宅部は通常練習では毎日鉄下駄+複合装甲仕込み学ランと
劣化ウラン入りカバンを背負って鍛えに鍛えてるからな
装甲防御の賜物というより、遺伝子変化の際物という感じもしなくはないが
夏は暑く汗にまみれ、冬は雪に冷えた下駄であかぎれを作りながらも
小学校6年間を走りとおした姿には感動したなあ
全国大会行ったあたりは感動したけどな。
いるんだなぁ、全国に物好き。
また全国大会のメンツのキャラが濃かったな〜
DVを受けてて親に気付かれずに帰宅しなきゃならないロリ少女とか
生来の目つきの悪さから必ず帰宅途中に絡まれて、それを撃退するために暗殺拳を習得した男とか。
まぁ主人公も負けちゃいなかったが、他の脇役を完璧に喰うキャラだったよな。
主人公の帰宅方法はある意味神がかってたけどねぇ〜。
他のやつらのキャラが濃かったもんだから、影薄い…。
陸上部との町内マラソン大会が一番面白かったな。
ってゆーか陸上部は町の随所にトラップ仕掛けたりと見かけによらずエグかった。
帰宅部全員の自宅をリストアップしてる陸上部主将も実は一巻の全国模試で十位以内に入ってる秀才だし。
特にゴールを学校にセッティングしてるところが流石だと思ったな。
少年舞妓 千代菊がゆく!
931 :
187:2006/02/05(日) 17:26:05 ID:nSgRxM5h
何か、旅モノになっていたような。
水戸黄門みたいな勧善懲悪ものだったよね
水戸黄門を下敷きにしてるのは分かるけどさ、宿場宿場で千代菊の入浴シーンが
あって、毎回必ず覗く奴がいて大騒ぎってのはどうかと思ったな。千代菊は男だし、
BL物掴まされたかと焦ったよ。
でも、単純明快な悪者退治は楽しいと思う。敵味方全部殲滅状態だけど。
しかも千代菊が一人でな。
何だよ「広域殲滅用抜刀術」って。巻数が増えるごとに技増えるし。
最新刊なんか千代菊の殺陣シーンだけで40ページ使ってたぞ。
毎回毎回ボロボロにされた後に「ち、ちょ……千代菊どの……」って騒ぎを収めようとするお付きの人がかわいそう。
ん?あの人名前なんだっけ?
御付の人は第一部と第二部で別人だよ。
同音の漢字を当ててるからなかなか気づかないツーか、
ぶっちゃけしばらく校正ミスだと思い込んでた。w
>>934 橘ミサイル先生みたいなトンデモ用心棒が出てきたのもこの頃からだよな。
……作者に何があったのか激しく気になる。
あと、久しぶりに第二部買ってみたら何時の間にか「たぬき悪代官」がマスコットになっててワラタ。
イラストで見たら、妙にファンシーなんだよな、たぬき悪代官。
て言うか、キグルミだったというのは正直驚いた。
越前屋、伊勢屋、近江屋、備前屋、信濃屋・・・悪徳商人はいろいろ出てくる
けど、越後屋だけは悪徳商人いないんだよな。これって作者が越後出身だから?
越後屋はラスボスに温存してるつってたぞ。増刊で。
そりゃ、越後屋って言ったらもうお決まりの悪人だからな。
『陰陽師は式神を使わない 陰陽道馬神流初伝・入門篇』
およそ半分を占める魔術理論の組み立てには恐れ入った。
でもそのお蔭で、呪文を索引で調べるだけでどんな効果か端から端まで分かると言う。
人を選ぶだろうが俺はこんな馬鹿ラノベ好きよ。
入門篇だけでクラクラしてきた俺は、果たしてこの本についていけるのか
と思ったら、実は続編が別流派キャラ視点になって
そいつと1作目の主人公が戦うんだな
入門レベル術者同士でも緻密な頭脳戦が繰り広げられるのには
ただただ感服するばかり
けど、唯一の心配は常に裏表紙や折込や作品紹介に書かれている
「世に陰陽流派は百八つあり……」の文句
作者はこの作品シリーズで一つの術理・体系を完成させたいと言ってるし
よく研究もされてると思うんだが
俺の脳がパンクするので勘弁してください
>>942 ヒント:上級者になると術を使った段階で勝ち
>>942 ヒント:最上級者は術使わなきゃならんような事態に陥らないように行動する。
とりあえず、age。
それ以前に、あの長すぎる論戦はいかがなものかと。
実に30ページに渡って、魔術論理を説明口調で語る野郎二人は正直キツイ。
>945
俺はそんなに気にならなかったな。むしろ西洋魔術まで取り込んでの
壮大な体系化の試みに惚れたというか。
でも、たとえば↓のような場合
淋病倒錯開珍Let's座位前戯
九字は9文字だから九字なんであって、字余りはどうかと思うぞ。
まあ、恥ずかしそうに九字を切る次期門主このはタンには萌えるが。
なんつうか、それはすでに房中術だよな。
とりあえず上げとく。
魔術と魔法の違いで、「魔法遣い」を本当に出してくるとは思わなかったけど。
最後は呪文無しで気合で魔法捻り出してたからな。
あれがいわゆる仙人(マスタークラス)だろう。
白き陽の御子
卑弥呼白人説と言うトンデモ設定はさておいて
あの時代の生活習慣、戦など細かい描写が凄かったな
筆者は膨大な資料をあさったと見える
だが卑弥呼がデレデレなのは如何なものか
娘の壱与はツンデレだし…
まぁえらく萌えたからいいがw
卑弥呼の極度のブラコンも萌えどころだと思う。
プロフィール欄にしっかりと『趣味:弟』と書いてあるし。
毎朝目が覚めてるのに弟が寝床に来るまで寝たふりしてるとことか
(二巻でバレバレってことが判明するけど)
その弟が見知らぬ女と歩いてるのを見て三日間ふさぎ込んじゃうとことか。
「占いのお告げも難しい政治のことも、朝ご飯作るのもお掃除するのも……
お姉ちゃん一人じゃ何も出来ないんだからっ!!」
って科白がお気に入り。
壱与は娘の設定だけど、年齢差7歳だしなあ。父親が不明ってとこも気になる。
卑弥呼と弟の間に出来た娘?でも、弟と壱与の場面でのツンデレは親娘というより
気になる男との会話に近い感じだし。
卑弥呼も娘と張り合って弟の取り合いすんなよw
…。あれ?
三人とも人種が違うから全然血が繋がってないよな?
肌の色が違うし…それともあれ化粧か?
肌の色かぁ。卑弥呼もそうだが、壱与も浅黒で顔描写違うから
ポリネシア系の血を引くとか、実は養子でそれこそ流れてきた直系だ、だとか
血が繋がってるけど先祖返り(父方)だとか憶測飛び交いまくってるな
新ヒロインの中国からの使者もいいツンデレだな。
弟に惚れて日本永住を決意するのは見え見えだがよかった。
しかし、あの古代日本独特の
6(´・ω・`)9 の髪型 (顔の横でクルリと巻くアレ)を
「ツインテールは日本でその原型が発達。しかも男がメインで。」
という紹介の仕方はどうにかならんものか。
モブのセリフで「ウハ、弟君いいツンデレツインテールw」
観た時には笑うべきか本を壁にたたきつけるべきか迷ったぞ。
お忍びで遠くの村まで視察に行って「村長、貴様、邪馬台国へ納める貢ぎ物を
わざと多めに集め、余ったぶんを横取りしていたな!?」とか言って
アクションシーンを繰り広げる卑弥呼スゲエ。さすが女王様。
お供として同行してた弟が村長の手下ブン殴りまくった末に懐から金印出して
「ひかえーい! ひかえおろう! こちらにおわす御方をどなたと心得る!」
って叫んだ時はマジでお茶吹いた。
959 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/11(土) 20:28:35 ID:H4ik/FwK
『会えば変する奴ら』
変身ヒーロー物だったな。
タイトルから身がミスで抜けて、そのままになっちまった事で有名だったか。
まあ、商売システムだかなんか知らんが、戦闘フラグが立つと
街中でも変身する奴ばっかだから「変する」で何一つ間違いではないんだが
まだ美人キャラの変身ならいいが、ピザデブ『カレーイエロー』と
筋肉ゴリラ『マイティ・ゴリラ』が商店街で同時に変身開始したシーンを
精密に描写する作者にちょっと眩暈を覚えた
しかも敵幹部の変身阻害ビームが……
これ以上はやめておこう
誰がどのヒーロー(敵)に変身するか途中で判らなくなったのは俺だけではないはず
1人の人物に対して本名・変身後のヒーロー名・あだ名をつけるのはどうかと…
作者の「せっかく作った設定を表に出したい」
と言う気持ちがページの間から透けて見えたよ
途中で誰が誰かわからなくなったから人物対照表作ってそれ見ながら読んだよ
したら作者も途中でキャラを混同してる部分を発見
後半2人組みになって基地の中移動してるシーン
誤植じゃないよな?
964 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/12(日) 00:54:53 ID:2yUTUXPQ
基地の中には何故かグルッポーないてる怪生物がたくさんいたしね。
しかも鳴き声で敵にばれた主人公…。
>>963 ラスボスの設定なんて能力だけで30ページくらいあった希ガス。
設定の使い捨ても大概にしろと。
スマン…………前に有志がまとめた、
本名と、変身後の名前と、通り名と、能力の一覧表があったと思うんだが…………。
無くしたんで誰か書いてくんね?
えーと、どんな姿にでも変装できる能力の《百面相》って、どれが素の姿だ?
ったく、アイツが他のキャラに化けまくるから余計に把握が難しいんだよなー。
ワイルドウルフの正体が大神ケンかと思いきや、それは《百面相》の変装で、
実は小羊ネムリが本物のワイルドウルフだった、と見せかけてそれも《百面相》。
ワイルドウルフの中の人、本当は誰だっけ? 《百面相》の偽ワイルドウルフと
同時に登場してたから、ちゃんと実在はしてるはずなんだけど……。
>963-967
最終巻出たときに栞が作られて本屋に置いてあったの知らない?
栞とプラスチックのレンズが一緒になったやつ。
あの栞に全キャラの一覧紹介が載ってたんだよ。印刷の限界に挑戦したような
やつで、両面に0.1ミリくらいの文字がほとんど余白もなしに書いてあった。
あれがこの本のキャラ一覧と知ってる奴は少ないのかなあ。確かに一見して
この本用の栞には見えなかったけど。
大量に積んであったら20枚くらい貰ってきたよ、俺。
オクに出してみるかな。
あの米に書かれたお経みたいなヤツか。
一部の書店限定だから、けっこう高値で売れるかもな。
↓次スレの準備&雑談
「時空のクロス・ロード」
これでよろしく。
次スレの準備だっつってんだろうに。
とりあえずまとめ。
>790-799 ヴぁんぷ! ティーチャーと天才児のお話
>800-809 カレとカノジョと召喚魔法 ネームセンスが新未来的
>810-819 コミケ殺人事件 殺人事件より黒いオタク関係の話が特徴的
>820-829 殺され女神の箱庭 無限再生女神の無限自殺短編集
>830-839 神栖麗奈は此処にいる アサシン少女。しかもNHKでアニメ化
>840-849 夜魔 夜と連れて来る悪魔と昼を連れて来る女神たちの多角形恋愛劇
>850-859 紅 普通に面白くない。面白くない。
>860-869 ことりたちのものがたり 中国からの輸入本。曰くつき
>870-879 陰陽ノ京 空ノ鐘の響く惑星でとリンクしたスペオペ
>880-889 ※息抜き座談会
>890-899 愛と哀しみのエスパーマン エスパーな公務員達の非能力ガチバトル
>900-909 元祖羅門堂病院 ドーピングバナナだ……エロい
>910-919 イリヤの空 UFOの夏 超拳法と超武術のスーパーバトル
>920-929 走って帰ろう! 伝説の帰宅部ラノベ
>930-939 少年舞妓 千代菊がゆく! 敵味方全滅勧善懲悪
>940-949 陰陽師は式神を使わない 陰陽道馬神流初伝・入門篇 凄い魔術理論が長い
>950-959 白き陽の御子 卑弥呼たんのラブコメストーリー
>960-969 会えば変する奴ら 名前が錯綜する変身ヒーローもの
>>970次スレよろ。
にしても知らない話多いなー。
全く知らない話をお題にした人っている?
973 :
970:2006/02/14(火) 21:34:00 ID:g6lwVnox
>>971 すんません、みのがしてました・・・
次スレなぜかたてれなくなってしまったので
誰かお願いします(泣)
お題振ったことはないのでなんとも。
**1ではなるべくイメージ違うものを目指すとかあるけどね。
あらためて読み直して気づいたんだが、大久保町のあのネタ。
終わりのクロニクル6に出てきたわ
新スレまだかな。
-----
レス番号の最後が0になる人がライトノベルのタイトルを一つ上げ、次からの
9人が『実際のその本とは違う内容』の感想を語り合うスレです
※ 既出上等。二度ネタでも料理してみせらあ。でも嘘タイトルはかんべんな。
過去ログを読むと、雰囲気がよくつかめると思います。
その過去ログ・テンプレは
>>2-9くらい。
マリア様がみてる/リアル鬼ごっこ/でたまか/ 七姫物語/フルメタル・パニック!/
銀河英雄伝説/妖精作戦/日帰りクエスト/ウィザーズブレイン/キノの旅/
戯言シリーズ/ドラゴンズ・ウィル/終わりのクロニクル/食卓にビールを/
猫の地球儀/ ラグナロク/住めば都のコスモス荘/ダディフェイス/クッキングオン/
先輩とぼく/ハーモナイザーエリオン/ キメラ〜左利きの聖女〜/BadDaddy/
世界で一番優しい機械〜SOFT MACHINE〜/ぼくにお月様を見せないで/
タクティカル・ジャッジメント/ブギーポップは笑わない/キーリ/東京忍者/
9S(ナインエス)/スクラップド・プリンセス/モエカン/ダブルブリッド/
HyperHybridOrganization/電撃の缶詰/学校を出よう!/されど罪人は竜と踊る/
デ・ジ・キャラット/天国に涙はいらない/いぬかみっ!/撲殺天使ドクロちゃん/
ルナル・サーガ/悪魔のミカタ/護君に女神の祝福を!/ホーンテッド!/
ロードス島戦記/ギャングスターウォーカーズ/ R.O.D/フォーチュン・クエスト/
シンフォニアグリーン/エンジェル・ハウリング/刃を砕く復讐者(下)/
ストレイト・ジャケット/友井町バスターズ/パラサイトムーン/A君(17)の戦争/
楽園の魔女たち/秘密結社で行こう!/閉鎖都市巴里/めぞんdeぎゃらくしぃ/
NHKにようこそ!/まぶらほ/月と炎の戦記/銀盤カレイドスコープ/
A/Bエクストリーム/めがねノこころ/食前絶後/世界の中心で愛を叫ぶ/気象精霊記/
封仙娘娘追宝録/とある魔術の禁書目録/トリシア先生、急患です!/電撃イージス5/
きみとぼくの壊れた世界/解決辻斬り侍/リスキーダイブ/TO THE CASTLE/
プレスタージョン戦記 神とともにあれ/ゼロの使い魔/カラミティナイト/ガイア・ギア/
クビキリサイクル/とらぶる・てりぶる・ハッカーズ/シャドウテイカー/火魅子伝/
狂科学ハンターREI/若草野球部狂想曲/ルカ―楽園の囚われ人たち―/
すべてがFになる/黒猫の三角/
なんて素敵にジャパネスク/ゼロヨンイチナナ/星の、バベル/ロボット妹/
はじまりの骨の物語/EME 連作短編。/妖世紀水滸伝/プロット・ディレクター/
塩の街/蓬莱学園の魔獣!/私闘学園/ひかりのまち/誰が為にカレーはある/
時空のクロスロード/バンパイア・ハンターD/敵は海賊・海賊版/
ルナティック・ムーン/白人萠乃と世界の危機/ゲド戦記/閃光のハサウェイ/
フラクタル・チャイルド/星虫 スペオペ/\/ゆらゆらと揺れる海の彼方/
吉永さん家のガーゴイル/皇国の守護者/虎は歪める/ARIEL/盗賊会社/
電撃hp/ポストガール/妖神グルメ/俺の屍を越えてゆけ/
ティー・パーティー・シリーズ/しお味/Dクラッカーズ/アリソン/狼は惑わす/
よくわかる現代魔法/爆撃目標、伯林!/オーパーツ・ラブ/スカイワード/
逢えば変する奴ら/ブロークン・フィスト/カルとブラの大冒険/
スカーレットウィザード/電波的な彼女/アルスラーン戦記/恋虫のブレード/
八の弓、死鳥の矢/狙え!魅惑の大出世/僕の血を吸わないで/鏡のお城のミミ/
タツモリ家の食卓/二階の妖怪王女2/大久保町の決闘/半分の月がのぼる空/
魔術師オーフェン/世界の中心針山さん/おねがいツインズ/結界師のフーガ/
ちーちゃんは悠久の向こう/戦う司書と恋する爆弾/とある魔術の禁書目録/
殿がくる!/双星記/灼眼のシャナ/銃姫/終わりのクロニクル/9S/
僕らはどこにも開かない/ちょー美女と野獣/リアルバウトハイスクール/
ネコソギラジカル青色サヴァンと戯言遣い/ヴぁんぷ!/カレとカノジョと召喚魔法/
コミケ殺人事件/殺され女神の箱庭/神栖麗奈は此処にいる/夜魔/紅/
ことりたちのものがたり/陰陽ノ京/愛と哀しみのエスパーマン/元祖羅門堂病院/
イリヤの空 UFOの夏/走って帰ろう!/少年舞妓 千代菊がゆく!/
陰陽師は式神を使わない/白き陽の御子/会えば変する奴ら/
スレ立て失敗。2〜3日前は立てられたんだが。
んで、誰かお願い。
既出は羅列でいいでしょ。場所取るし。
>977
/七姫物語//R.O.D/
半角空白が頭に入ってしまった。
>978
/EME 連作短編。/
連作短編。消し忘れ
スレ立て挑戦してくる
>981
スレ建て乙。
ここの住人の多くが、つまらない小説をムリヤリほめる
あっちのスレに移住してしまっているのではないかと思う今日この頃。
あっちは地雷を踏んでも壊れない人たちが集まってるものと思われ。
まあ元からここはまったりペースだったよ。
いいじゃんそれで。
俺はここの雰囲気好きよー。
後、ある程度の指針を書くのは**0とった人の好き好きで良いってことで?
>>971 おおー、私が書き込んだネタが3つもまとめに採用されとる
個人的には、次につなげにくいネタは困るな・・・ゲーデル・エッシャー・バッハとか。大半の人は読んでないと思うし
>>972 異様に古いラノベ出題者の大半は多分、私
>>985 いや、指針書くのは**1の人。**0の人はタイトル挙げるだけ。
連レスはあんま良くない。じゃないと**9書いてすぐ**0書く人とか出てくるだろうし。
ほぼ一年かけて一スレ消費か。いい感じだ。
ま、とりあえず次スレが即死しない程度には加速していこうな。
そろそろまとめサイトかなんか欲しいところだな
埋めネタに適当に本棚にあった本のタイトルをあげておくよ。
語ってくれ。
つ「英文法がはじめからわかる本」
はじめ萌えッス〜☆
20**年。
とある大富豪の才女としてイギリスで十年を過ごし
帰国子女として日本に帰ってきたはじめ(18歳)。
街に溢れる日本人の間違った英語の使い方に腹をたて、金と権力にモノを言わせて
「英文法」(英語、及び外来語を正しく使用する/教育する法律)
なんて馬鹿馬鹿しいものを実現させちゃう話な。
はじめ本人は英語を喋ることしかできない女の子なんだけど、周りに渦巻く大人たちが全員嫌な感じだった。
英語教師に2P使って英語で説教するはじめにはスカっとしたけど。
やっぱ作者も帰国子女なのかね。アメリカの友達に読ませたけどすごい自然な文章でびっくりしたって。
英文法の面白いところは、他の国の言葉も
きっちり教育されるところだな
近いとこじゃドイツ語から遠くはモンゴル語まで
かなりそれらしくてビビった
作者の親は貿易系だったと言ってたかな?
第一外国語として英語のみを強化するんじゃなく
外来語も法的に教育しようとする理由はそこかららしい
まじでこういう世界になったら英語が大の苦手の自分としては肩身が狭いというかなんというか。
最新刊では「日本語もきちんと使うようになろう!」って国文学者が立ち上がるんだっけ?
詳しい人によると、アメリカ英語とイギリス英語の違いから細かな訛りの違いまで
正確に描写されてるらしいが……ダメだ、俺には全部同じ暗号文に見える。
巻末にある未訳の名作解説が目的で買ってたんだが……
第一巻から攻めっ放しだったはじめが「!」って感じになるシーンはえがった。
自分より美しい言語を操る美少年との出会いにはもうな、なんていうかど直球だよな。
すまん、ぶっちゃけ英文は流し読みだ。
はじめの挑戦状、真面目に解いた奴いる?